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東京都 杉並区

平成22年12月 1日文教委員会−12月01日-01号




平成22年12月 1日文教委員会

                 目   次

委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 3
報告聴取
 (1) 区立小学校エアコン設置工事の工期変更について …………………………… 3
 (2) 杉並師範館のあり方検討委員会の報告及び今後の対応について …………… 3
 (3) 学校希望制度の申請状況について ……………………………………………… 5
 (4) 杉並区職員措置請求(温水プールの利用に関する住民監査請求)監査結果について
    ……………………………………………………………………………………… 5
 (5) 杉並区職員措置請求(体育施設の利用料金等に関する住民監査請求)監査結果について
    ……………………………………………………………………………………… 5
 (6) 杉並清掃工場併設施設の改修実施設計及び改修後の運営方法等について … 5
 (7) 平成21年度における児童・生徒の問題行動等の実態について ……………… 8
 (8) 平成22年度杉並区学力調査、意識・実態調査結果 …………………………… 8
 (9) 区立浜田山小学校における教員の不適切な指導について …………………… 8
閉会中の請願・陳情審査及び所管事項調査について …………………………………51



                文教委員会記録

 日   時 平成22年12月1日(水) 午前10時 〜 午後0時37分
 場   所 第3・4委員会室
 出席委員  委 員 長  増 田  裕 一     副委員長  今 井    讓
 (10名) 委  員  けしば  誠 一     委  員  脇 坂  たつや
       委  員  五十嵐  千 代     委  員  原 田  あきら
       委  員  松 浦  芳 子     委  員  関    昌 央
       委  員  横 山  え み     委  員  小 川  宗次郎
 欠席委員  (なし)
 委員外出席 副 議 長  渡 辺  富士雄
 出席説明員 教育長     井 出 隆 安   教育委員会事務局次長
                                 吉 田 順 之
       教育改革担当部長渡 辺   均   庶務課長    北 風   進
       教育委員会事務局副参事       教育人事企画課長佐 藤   浩
       (杉並師範館担当)
       事務取扱教育委員会事務局参事
               田 中   哲
       教育改革推進課長岡 本 勝 実   統括指導主事  白 石 高 士
       学校適正配置担当課長        学務課長    日 暮 修 通
               齊 藤 俊 朗
       教育委員会事務局副参事       社会教育スポーツ課長
       (特命事項担当)                   植 田 敏 郎
               正 田 智枝子
       科学館長    末 木   栄   郷土博物館長  阿出川   潔
       済美教育センター所長        済美教育センター副所長
               玉 山 雅 夫           坂 田   篤
       済美教育センター統括指導主事    中央図書館長  和 田 義 広
               田 中   稔
       中央図書館次長 堀 川 直 美
 事務局職員 事務局長    伊 藤 重 夫   議事係長    依 田 三 男
       担当書記    松 本 智 之



会議に付した事件
 所管事項調査
 1 報告聴取
  (1) 区立小学校エアコン設置工事の工期変更について
  (2) 杉並師範館のあり方検討委員会の報告及び今後の対応について
  (3) 学校希望制度の申請状況について
  (4) 杉並区職員措置請求(温水プールの利用に関する住民監査請求)監査結果について
  (5) 杉並区職員措置請求(体育施設の利用料金等に関する住民監査請求)監査結果について
  (6) 杉並清掃工場併設施設の改修実施設計及び改修後の運営方法等について
  (7) 平成21年度における児童・生徒の問題行動等の実態について
  (8) 平成22年度杉並区学力調査、意識・実態調査結果
  (9) 区立浜田山小学校における教員の不適切な指導について
 閉会中の請願・陳情審査及び所管事項調査について…………継続審査及び継続調査



                            (午前10時    開会)
○増田裕一 委員長  ただいまから文教委員会を開会いたします。

 《委員会記録署名委員の指名》
○増田裕一 委員長  本日の委員会記録署名委員は、私のほか、松浦芳子委員をご指名いたします。よろしくお願いいたします。

 《報告聴取》
○増田裕一 委員長  続きまして、報告事項を聴取いたします。
 本日の報告事項は9件です。
 報告は一括して聴取し、質疑はその後に一括して行います。
 それでは、順次お願いいたします。

  (1) 区立小学校エアコン設置工事の工期変更について
◎庶務課長 私からは、区立小学校へのエアコン設置工事の工期変更についてご報告をいたします。
 資料を用意してございます。ごらんください。
 前回の文教委員会で、普通教室へのエアコン設置につきまして、工期を2期に分けまして、中学校の工期を5月まで、小学校については夏季休業期間終了までとする計画につきましてご報告したところでございます。この間、小学校につきましても、早期の導入についてご要望いただいておりまして、営繕部門に対して工期の見直しを依頼してございました。この間検討を続けてきたところでございますけれども、今回、設計・施工の標準化等によりまして、工期の短縮のめどが立ちましたことから、工事の工期を夏季休業前の6月末までに変更いたしまして、小学校におきましても、来年の夏季における良好な学習環境を確保することといたしました。
 なお、これに伴いまして、当該工事の起工、契約締結を今年度内に行いますため、補正予算(第4号)にて、債務負担行為の追加についてご提案をさせていただいているところでございます。
 私から以上でございます。

  (2) 杉並師範館のあり方検討委員会の報告及び今後の対応について
◎教育委員会事務局副参事(田中) 私からは、杉並師範館のあり方検討委員会の報告及び今後の対応について、4月に設置いたしました同検討委員会の協議・検討結果がまとまりましたので、その概要と、あわせまして、師範館卒塾生に関する採用の取り扱いなど今後の対応についてご報告をいたします。
 まず、1の検討委員会の協議・検討経過につきましては、記載のとおりでございます。
 2の協議・検討結果及び概要につきましては、お手数ですが、別紙概要をごらんください。
 まず、概要のIの検討委員会設置の経緯及び目的でございますけれども、昨年度、事務局の内部検討を踏まえて、本年4月、教育委員会と師範館との間に、師範館の今後のあり方について協議・検討することを目的に、同委員会を設置したものでございます。
 次に、IIの協議・検討事項ですが、記載のとおり3つございます。区費教員のサポート体制の確立について、師範館の今後の運営体制について、中学校教員の独自養成・採用について、以上の3点について、記載のとおり協議・検討を行いました。
 協議・検討結果は、次のIIIの委員会のまとめにまとめてございますので、要約してご説明いたしますが、2点ほどございます。
 1点目が、来春には区費教員は120名ほどとなる見込みで、30人程度学級あるいは理科等の専科の充実など、全小学校で特色ある教育活動の継続的実施体制が整い、師範館は、その設立目的を達成し、区の新しい学校づくりに大きく寄与してきたといった成果を踏まえまして、今期をもって任意団体としての運営を終了し解散するものとする。これが1点目でございます。
 2点目は、師範館が残す最大の財産は区費教員の存在自体であり、師範館の理事・教授陣は、同志・同友の立場から塾生のさらなる飛躍を支え、また区教育委員会は、その参画のもとに設置いたします(仮称)杉並師範館卒塾生人材育成等懇談会からの提言等を踏まえて、区費教員のさらなる育成に努めていく必要があるといったことでまとめてございます。
 本文のほうに戻っていただきまして、3の今後の対応でございますけれども、1点目は、卒塾生の区費教員への採用の終了ということでございまして、平成23年度をもって採用を終了します。これに伴いまして、17年度に締結いたしました記載の2つの協定を廃止するということでございます。
 2点目は、仮称ですけれども、師範館卒塾生人材育成等懇談会の設置でございまして、教職員人事権の移譲問題あるいは卒塾生の育成に関する助言等について懇談を行う場として、師範館の理事・教授陣の参画を得て同懇談会を設置して、さらなる成長につなげていくという点でございます。
 それから3点目、その他といたしまして、中学校の教員養成あるいは卒塾生のサポート体制の確立など、協議・検討結果で提起された課題については、引き続き教育委員会で検討していくということでございます。
 私から以上でございます。

  (3) 学校希望制度の申請状況について
◎学務課長 それでは私のほうから、学校希望制度の申請状況についてご報告いたします。お手元の資料をごらんください。
 まず、この表の見方でございますが、新入学予定者について、10月1日現在の住基人口数と11月1日現在の当該学区から隣接学校へ希望申請を出した数、さらに隣接学区から当該学校へ希望申請を出された数の3項目について、各学校区に3年間にわたり表示したものでございます。
 申請の状況でございますが、平成23年度新入学予定者の申請件数は、小学校で692件、中学校で874件となり、昨年に比較して小学校で59件の増、率で約9%、また中学校では41件の増、率で約5%の増となっております。
 3年間の申請件数の推移を見ますと、小学校では、平成21年度新入学を100とした場合、平成22年度が99、平成23年度が108と微増傾向にあることがうかがえます。また一方、中学校では、同じく平成21年度新入学を100とした場合、平成22年度が118、平成23年度が124と、小学校に比較して高い増加傾向になっているということでございます。
 最後に、杉並区全体の住基人口に占める希望申請者数の割合でございますが、資料右上の希望申請者数の割合の表をごらんください。小学校、中学校いずれにおいても、ここ数年安定してきており、小学校で21から22%台、中学校では25%台となっておるところでございます。
 こうした点から、学校希望制度は、制度として児童生徒及び保護者に十分浸透しており、一定程度の利用が図られているものと認識しております。
 学校希望制度の申請状況についての報告は以上でございます。

  (4) 杉並区職員措置請求(温水プールの利用に関する住民監査請求)監査結果について
  (5) 杉並区職員措置請求(体育施設の利用料金等に関する住民監査請求)監査結果について
  (6) 杉並清掃工場併設施設の改修実施設計及び改修後の運営方法等について
◎社会教育スポーツ課長 私からは、3件についてご報告を申し上げます。
 まず1件目でございますが、杉並区職員措置請求監査結果、温水プールの利用に関するものでございます。資料のほうをごらんください。
 1番目、請求の概要でございます。
 (3)、措置請求の要旨でございます。高井戸温水プール、杉十温水プールの利用方法につきまして、さざんかねっと、機械抽せんによることなく、集合抽せんを長い間続けてきた。それによりまして、区民の公平性、公正性を損ない、区や一般区民に損害を与えてきたという要旨でございます。
 2番目の監査結果と判断、ごらんいただきたいと思います。
 (1)、監査結果。請求人の主張は理由がないものと認め、棄却するということになったものでございます。
 (2)の判断でございますが、下線部分がこちらの請求の具体的な要旨でございます。集合抽せん方式と申しますのは、規定に基づいて行われている。不当ではない。個人利用を不当に阻害しているとは言えない。集合抽せん方式の不当性を前提として区に損害が生じているとした請求人の主張に理由がないことは明らかであるということでございます。
 3番目、監査委員からの意見でございます。
 プールの団体利用に関する規定が非常にわかりにくいということで、規定の整備をいっときも早く着手されることを望みたいというご意見をいただいております。
 2点目に関しましては、規定の整備をする中でさまざまな経過があったということで、それらを十分に尊重しまして、それが生かせる規定整備が必要であり、効果的に活用される管理・運営方法を検討されることを期待したいという意見をいただいたものでございます。
 2点目の監査結果につきましては、体育施設の利用料金等に関する住民請求でございます。
 1番目、請求の概要。
 (3)、措置請求の要旨でございます。体育施設の利用料金等を長い間見直し、改善することなく放置してきた、不合理な登録制度を見直すことなく維持し続けたという、利用料金と登録制度のことでございます。これらが区や一般区民に損害を与えてきたということでございます。
 2番目の監査結果と判断につきまして、(1)、監査結果、請求人の主張は理由がないものと認め、棄却するということになったものでございます。
 (2)の判断につきましては、施設の使用料というものは、おのおのの自治体が政策的な判断に基づき決定すべきものである。また、区におきましては、使用料の見直し等が行われていなかったのではなく、平成21年11月に見直しの検討はしたところである。また、近隣自治体と比べ低額であること、また、長い間使用料改定がなされなかったことをもって違法・不当とする理由とはならないということが1点目でございます。
 2点目の団体登録制度についてでございますけれども、杉並区におきましては、集会施設等と同様に団体の登録制度を設けまして、使用料の減額を図ってきているところでございますが、これらはスポーツ振興という目的を持ちまして利用料金の減額を図ってきたものでございまして、スポーツ振興の手段、方法につきましては、同じく各自治体の政策的判断にゆだねられているということで、監査請求の対象になるものではないということでございます。
 また、団体の登録制度等につきましての利用について、不正行為の周知、また団体の登録、更新の名簿チェック、不正防止に対する指導、警告ということを行ってきているということで、課題は残るものの、直ちに違法・不当と認められないということでございます。
 以上のことから、施設使用料、団体登録制度につきましては、請求人の主張には理由がないということで棄却されたものでございます。
 同じく監査委員のほうから意見ということでいただいております。団体の登録制度、また社会体育団体に対する優遇制度のあり方につきまして、抜本的に見直し等されることを期待するというご意見をいただいております。
 1本目の温水プールの利用、また2本目の利用料金等につきまして、監査委員からいただきました意見につきましては、所管課としては真摯に受けとめまして、改善に努めてまいりたいというふうに考えているところでございます。
 私から、3点目、杉並清掃工場併設施設の改修実施設計及び改修後の運営方法等についてご報告いたします。
 こちらは、高井戸温水プール、またそれに伴うトレーニングルームについて、私どもの所管になるところでございます。
 まず、実施設計のほうにつきまして、1の(1)、耐震補強したということがあります。2点目が壁面・屋上緑化を施したということでございます。
 2の改修後の運営方法等につきまして、所管でありますプールのあたりを中心にご報告させていただきますと、まず、今までいろいろ利用が分かれていた受付を一本化するということとともに、指定管理者制度を一体化したものとして導入する。
 なお、温水プールにつきましては、現在も指定管理者制度を導入しているところでございます。
 ○の4番目でございます。現在地域課が所管しておりますトレーニング室につきましては、プールエリアに移設いたしまして、一体的な利用ということで、プールの附帯施設と位置づけて、所管を私ども社会教育スポーツ課のほうに変更するものでございます。トレーニングルームにつきましては、49平米という非常に狭い広さでございまして、ちなみに、上井草スポーツセンターにおきましては257平米という、約5分の1のスペースでございますので、私どもといたしましても、単独でのトレーニング室での使用というのはなかなか難しい状況を考えております。
 (2)の施設利用方法等の変更でございます。こちらに関しまして、利用時間等は、現在の温水プールの利用時間と変更はございません。
 裏面のほうをごらんください。○の3つ目でございます。下から2行目、プールの附帯施設に位置づけるトレーニング室につきましては、プール料金との共通化を図るとともに、指定管理者の提案に基づく健康づくりのためのサービス向上を図るということを考えているものでございます。
 現在、プール1時間250円でございますので、この券を買いまして、プールを利用するもよし、トレーニングコーナーを利用するのもよしということで、それぞれ利用者の方の意向に沿ってどちらかを利用していただくということとともに、プールの附帯施設でありますトレーニング室のいろいろな有効活用につきましては、指定管理者の創意工夫に基づき、いろいろなサービスの向上が図れるというふうに考えているところでございます。
 3番目の今後のスケジュールは、記載のとおりでございます。

  (7) 平成21年度における児童・生徒の問題行動等の実態について
  (8) 平成22年度杉並区学力調査、意識・実態調査結果
  (9) 区立浜田山小学校における教員の不適切な指導について
◎済美教育センター副所長 私からも3本ご報告を申し上げたいと思います。
 まず、平成21年度の児童生徒の問題行動等、生徒指導上の諸問題に関する調査についてでございます。
 本調査は、暴力行為やいじめ、不登校等、生徒指導上の問題について把握をして、今後の生徒指導施策の推進の参考とする目的で、毎年4月に文部科学省が実施するものでございます。
 初めに、暴力行為でございますけれども、発生件数は、小学校18件、中学校98件となっておりまして、それぞれ前年度比5件、17件の増加となっております。これは後ほどご説明を申し上げますけれども、特別な支援を要する児童の自己肯定感が低下することによる暴力行為が増加している傾向という、この背景があることがございます。
 次に、いじめについてですけれども、認知件数が、小学校が前年度に比べて4件の減少、中学校におきましても16件の減少というふうになっており、各校の取り組みの成果があらわれつつあると考えております。
 不登校でございますが、小中学校とも、対象の児童生徒数は前年度に比べて15人減少という結果でございました。指導の結果、登校できるようになった児童生徒の比率、すなわち解消率でございますけれども、これは小学校では国、東京都の結果を上回っておりますけれども、中学校においては若干下回っておりまして、今後の課題となっております。
 改善に向けた教育委員会の取り組みとしましては、暴力行為については、学校と関係機関とが連携して問題解決を図る学校サポートチーム、これを全校に設置するとともに、スクールカウンセラーによる児童生徒、保護者への支援を一層充実してまいりたいというふうに考えております。
 また、いじめにつきましては、アンケート調査の継続的な実施、SAT職員の学校訪問等による指導などを行って、未然防止と学校の対応力の向上を図ってまいりたいというふうに思っております。
 加えまして、不登校につきましては、済美教育センター内に不登校担当を置きまして、不登校生徒の状況について各校から報告を受けます個別登校支援票を活用しまして、学校訪問を通した指導助言を行う。また、適応指導教室やふれあいフレンドなど、従前の不登校事業の充実をこれまで以上に進めてまいりたいというふうに考えております。
 先ほども述べましたが、現在、ADHDやLD、高機能自閉症など、発達に偏りがある特別な支援を要する児童生徒の増加が、学校教育において大きな課題となっております。これらの児童生徒は、常に周囲からの行動規制や注意を受けることによって、自己肯定感や自己有用感が低下をして、その結果、暴力行為を働いたり、いじめの対象となってしまったり、また不登校状態に陥ってしまったりという二次的被害、二次的障害があらわれる傾向にございます。
 このたびの問題行動調査においても、特別な支援を要する児童生徒が該当する例も多く含まれており、今後、済美教育センターにおける教育SAT、特別支援教育担当係、そして教育相談担当係が一層連携して、組織的な課題解決を図ってまいりたいというふうに考えております。
 加えて、虐待や家庭内の不和など、家庭環境を背景とする問題行動も増加傾向にある。済美教育センターでは、現在4名のスクールソーシャルワーカーを雇用して、これらの事例について、関係機関と連携して、児童生徒を取り巻く環境の調整を行っておりますけれども、今後ともこの機能の充実を図ってまいりたいというふうに思っております。
 続きまして、平成22年度杉並区学力調査、意識・実態調査結果についてご報告を申し上げます。
 まず初めに、資料の訂正をお願いいたします。大変申しわけありません。4の冒頭に記載されております記号でございますが、ア、イ、ウ、エ、クになっておりますが、ア、イ、ウ、エ、オに修正をお願いいたします。お手数をおかけいたします。
 まず、本調査は、記載のとおり、児童生徒が自らの学習成果や課題を把握することや、また教師の指導法の改善に資すること、そして、結果をもとに各校に対する教育委員会の支援を行うことを目的としまして、平成22年5月11日に実施をいたしました。
 実施対象は、小学校3年生から中学校3年生。調査内容は、国語、算数・数学、英語及び学習や生活に関するアンケートとなっております。
 調査結果の概要としましては、記載のとおりでございますが、本区小中学生の基礎学力については、おおむね良好な結果という形になりました。ただし、意識・実態調査については、「自己を受容すること」、また「情報を収集し活用する力」について課題が見られるという結果になりました。
 平成22年度調査においては、多様な手法によって、より発展的な分析を行いました。その結果、学力格差が学年の進行に従って拡大する傾向にある。また、習熟の度合いを5つの段階で分類しますと、習熟が最も高い段階5の児童生徒が最も多いという結果になりました。このことは、日常の各校における教育活動の成果があらわれていると評価をすることができると思います。反面、習熟が十分ではない段階1の児童生徒の割合が、経年で見ても固定化されており、低学年時に定着が不十分である児童生徒は、学年が上がっても十分な定着がなされていない、こういう現状が明らかになりました。
 また、教科別の分析では、特に算数・数学については、前年度の習熟の度合いがその後の学習の習熟に大きく影響すること。英語においては、中学校3年生になると、段階1の生徒の割合が最も多くて、二極化の傾向があらわれること。これらが明らかになりました。
 これらの分析結果を受けまして、教育委員会としましては、4に記載のとおり、経営計画、教育課程編成への各校に対する助言、また課題改善に資する授業モデルの提示、学校司書による読書活動への支援や、独自教材である言葉の教育の教材の活用による言葉への興味・関心の育成、小中一貫教育の取り組みを通じた小学校と中学校のティームティーチングの拡充等、従前から行ってきた取り組みを一層進めてまいります。また、次年度の重点課題の1つである中学校の夏季休業中の補習に対する支援を進め、習熟が不十分な生徒に対する指導の充実を図り、経済状況にかかわりなく、すべての生徒の基礎基本の定着を図ってまいります。
 なお、最後に記載がございますが、現在の学力調査は、学習指導要領における記載全般について、その定着状況を調査し、授業改善に資する内容となっておりますけれども、次年度以降につきましては、これまでの学力調査ではなく、各学年で習熟に課題のある単元、つまずきやすい内容等に焦点化をして、より詳細な分析を行って、その結果をもとに教材や指導法を開発する特定の課題に対する調査研究として、質的に転換してまいりたいというふうに考えております。
 最後になりますが、区立浜田山小学校における教員の不適切な指導についてご報告を申し上げます。
 本件は、平成22年10月19日の第2校時に、区立浜田山小学校におきまして、23歳の初任者教諭が、算数の少人数指導において、人の死を題材としたクイズを口頭で出題したというものでございます。
 本事故につきましては、21日に届けられました校長あての匿名の保護者の投書により発覚をいたしました。校長は、翌22日の午前中に教育委員会に報告するとともに、10月23日に第3学年保護者を対象とする臨時保護者会を開催して、事実関係の説明と謝罪を行いました。
 当該教員に対しては、10月25日から11月15日までの約2週間にわたって、学校現場から離れて、済美教育センターにおいて、教育公務員としての自覚、人権尊重、生命尊重、児童の立場に立った授業の立案と展開等の研修が実施されました。継続して行われた本人との面談によって、当該教員に研修成果が認められ、また保護者、児童からの復帰の要望があったことから、11月16日に担任として復帰をいたしました。
 再発防止のための取り組みとしましては、まず、当該校では、本人が担当する授業は、当面ベテラン教員とのティームティーチングで実施をいたします。また、管理職や指導教授による授業観察を充実して、必要な指導助言、支援を行ってまいります。また、先日の11月26日には、当該校の全教員を対象とする人権研修が実施され、学校全体で再発防止に向けて取り組んでいるところでございます。
 また、教育委員会としましては、任用前に配置校で実践的な体験を行う任用前学校体験という制度があるのですけれども、この制度の活用や、採用後、始業式までの間に新たに実施する集中研修などの機会に、教師としての自覚と使命感、責任感を徹底して指導するとともに、指導教授制の充実により、日常業務を通して若手教員の資質向上を図ってまいりたいというふうに考えております。
 若手教員が激増する中、今回このような事故の再発防止に向けて、教育委員会では学校と共同して全力を尽くしてまいりたいというふうに考えております。
 私から以上でございます。
○増田裕一 委員長  これより質疑に入ります。
 質疑のある方は挙手願います。──それでは、委員会の円滑な運営と公平を期するため、最初の質疑は、答弁を入れてお一人往復15分程度とさせていただき、一巡しました後、必要があれば再度質疑をしていただくということで進めてまいりたいと思います。議事進行にご協力のほど、よろしくお願いいたします。
◆小川宗次郎 委員  私のほうから、まず、学校希望制度の申請状況についてお尋ねをしていきます。
 この表の平成23年度の新入学の申請状況を、先ほど、小学校については減少している、中学校については増加傾向にあるということですけれども、そのほかに例年と違った申請状況の特徴があれば、お聞かせいただきたいと思います。
◎学務課長 今年度に特徴的なものがあらわれているかというところでございますが、先ほどご説明させていただいたように、基本的には例年とそれほど変わらない内容というふうに考えております。ただ、中学校については、先ほどご説明させていただきましたように、3年間を比較しますとやはり高い増加になっているものというところが、あえて言えば、特徴的なところかなというふうに思っております。
◆小川宗次郎 委員  じゃ、その高くなった主な理由がありましたら、お聞かせいただきたいと思います。
◎学務課長 具体的な内容については、今後アンケート調査等をして、ご本人がどういう希望で希望申請したかというところをお聞きしたいと思っておりますが、総じて今までのケースから考えられるところでは、中学校等について特色ある学校づくりが進められる中で、クラブ活動についてもそうですけれども、生徒の希望が学校希望制度の中に反映されているものというふうに考えております。
◆小川宗次郎 委員  続いて、平成14年からこの制度が始まっているかと思います。平成13年でも12年でも11年でもよろしいんですけれども、当時、何かの課題、問題があって、隣接校等に入学される生徒、児童もいたかと思いますけれども、そのパーセンテージがわかればお聞きをしておきたいと思います。
◎学務課長 平成14年度、制度発足当時の希望制度の入学率ということで……
◆小川宗次郎 委員  その前。
◎学務課長 学校希望制度が始まる前の、いわゆる指定校変更の人数でございましょうか。――資料を今、持っていませんで、申しわけございません。
◆小川宗次郎 委員  わかりました。じゃ後で。ちょっとつながる質問があったので。先に行きたいと思います。
 代表質問でも決算特別委員会でも質問させていただきました。確認を込めて、改めて質問をさせていただきます。
 学校希望申請状況というのは学校選択制にリンクしておりますので、関連してお聞きをいたしますけれども、決算のときに――私見ですよ、これは。学校選択制の役割は十分果たし、役割は終わったものと私個人は考えておりますが、検証されるというふうなご答弁でした。そういったことからも、検証に際しては、地域の本音の声を拾い上げていく必要があると、見解をお尋ねしたところでありますが、毎年、先ほども答弁がございましたけれども、アンケートを実施されているということで、ことしの、先ほども簡単な答弁がありましたけれども、もう少し趣向、いわゆる工夫ですね、というものがあるとお聞きしておりますので、具体的なアンケートの内容をお聞かせいただければありがたいと思いますが。
◎学務課長 今その内容については詳細に検討しているところでございますけれども、基本的な方向、考えている方向だけ申しますと、まず、来年の4月に入学するお子様について、学校希望制度をお使いになった方、もしくは通常の学区域に行った方、それぞれについてアンケートを行っていきたい。その内容については、これまでは基本的な内容、つまり、どのような理由かとかいうところだったんですけれども、もう少し踏み込んで、理由と、その理由についてどういうふうに考えているのかとか――ごめんなさい、まだ詳細な内容を決めておりませんが、もう少し詳しい内容をつけたいというのが1つと、それからもう1つ、今度新たにですけれども、去年、学校希望制度で入学なさった方、今入学なさっている子どもについてもあわせて調査をかけて、希望で入って、結果どうだったのかというところについても調査をさせていただきたいなというふうに今思っているところでございます。
 それから、先ほどの指定校変更で入学した件数ですけれども、12年度のときの指定校変更が289件です。それが学校希望制度実施に当たって、指定校変更人数は58件に減ったというところでございます。中学校で見ますと、12年度238件、それが13年度、学校希望制度開始に当たって、指定校変更の人数は90件に減ったというところでございます。
◆小川宗次郎 委員  今ちょっと数字がよくわからなかったんですけれども、平成14年度と、いわゆる学校希望制度が始まる、13年度に調査をするということですね、と12年度の数字を今ご答弁されたかと思うんですけれども、例えばパーセンテージでいくと、この表は、平成23年度が、小学校22%ということですよね。平成12年度になるとそのパーセンテージがどれくらいになるのか。わかればでいいんですけれども、わからなければ結構です。
◎学務課長 平成12年度、入学者数が小学校では約3,000名、そのうち、指定校変更で入ってきましたのが289名ですから、約8から10弱ぐらいの人数かなというふうに思っておりますけれども。
◆小川宗次郎 委員  そうすると、実際この申請数の割合というのは、私は今まで希望制度が始まったことによる割合だと認識をしておったんですが、今のご答弁でいくと、平成12年度がそれだけあるということは、実際は平成23年度と比較すると、11%から15%、いわゆる二百八十何人の方が指定校変更したわけですよね。そうすると、そのときのパーセンテージが十何%か。
◎学務課長 約3000分の289ですから、約10%弱ぐらいですね。
◆小川宗次郎 委員  ということは、当時から、学校希望制度が始まる前から10%はあったという認識でよろしいんですか。
◎学務課長 正確に申し上げますと、指定校変更はそれなりの理由というのを設けておりますので、イコール学校希望制度と同じかというと、そこは少しずれてくるところがあると思いますけれども、確かに、結果として指定校変更という形で、平成12年当時、学区域の学校じゃない学校に行った方が約10%弱いらっしゃったということは事実かなと思ってございます。
◆小川宗次郎 委員  そうですよね。大体そう考えると、この数字というものが、平成19年度から23年度の資料がございますけれども、多少その人数も入っているというふうに解釈、認識を今後していってもよろ