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東京都 杉並区

平成22年第4回定例会−11月30日-25号




平成22年第4回定例会

平成二十二年第四回定例会杉並区議会会議録(第二十五号)

平成二十二年十一月三十日 午後三時開議
出席議員四十七名 欠席議員一名

 一番  け し ば  誠  一
 二番  堀  部  や す し
 三番  松  尾  ゆ  り
 四番  北  島  邦  彦
 五番  横  田  政  直
 六番  田  代  さ と し
 七番  松  浦  芳  子
 八番  す ぐ ろ  奈  緒
 九番  奥  山  た え こ
一〇番  市  橋  綾  子
一一番  小  松  久  子
一二番  中  村  康  弘
一三番  北     明  範
一四番  脇  坂  た つ や
一五番  増  田  裕  一
一六番  五 十 嵐  千  代
一七番  安  斉  あ き ら
一八番  大  熊  昌  巳
一九番  原  田  あ き ら
二〇番  くすやま  美  紀
二一番  吉  田  あ  い
二二番  は な し  俊  郎
二三番  関     昌  央
二四番  川 原 口  宏  之
二五番  大  槻  城  一
二六番  渡  辺  富 士 雄
二七番  藤  本  な お や
二八番  岩  田  い く ま
二九番  山  田  な お こ
三〇番  井  口  か づ 子
三一番  小  野  清  人
三二番  富  本     卓
三三番  小  倉  順  子
三四番  原  口  昭  人
三五番  藤  原  淳  一
三六番  鈴  木  信  男
三七番  大  泉  時  男
三八番  伊  田  としゆき
三九番  斉  藤  常  男
四〇番  島  田  敏  光
四一番  横  山  え  み
四二番  青  木  さ ち え
四三番  小  川  宗 次 郎
四四番  河  津  利 恵 子
四五番  河  野  庄 次 郎
四六番  太  田  哲  二
四七番  小  泉  や す お(欠席)
四八番  今  井     讓

出席説明員
 区長           田 中   良
 副区長          松 沼 信 夫
 副区長          菊 池   律
 政策経営部長       高   和 弘
 政策法務担当部長     牧 島 精 一
 行政管理担当部長     大 藤 健一郎
 区長室長         与 島 正 彦
 危機管理室長新型インフルエンザ対策担当参事
              井 口 順 司
 区民生活部長       佐 藤 博 継
 保健福祉部長       遠 藤 雅 晴
 高齢者担当部長医療政策担当部長
              長 田   斎
 子ども家庭担当部長    森   仁 司
 都市整備部長       上 原 和 義
 まちづくり担当部長    大 塚 敏 之
 土木担当部長       小 町   登
 環境清掃部長       原   隆 寿
 会計管理室長(会計管理者)山 本 宗 之
 政策経営部企画課長事務取扱政策経営部参事
              徳 嵩 淳 一
 区長室総務課長      内 藤 友 行
 教育長          井 出 隆 安
 教育委員会事務局次長   吉 田 順 之
 教育改革担当部長     渡 辺   均
 済美教育センター所長   玉 山 雅 夫
 中央図書館長       和 田 義 広
 選挙管理委員会委員長   小 林 義 明
 代表監査委員       四 居   誠
 監査委員事務局長     武 笠   茂



平成二十二年第四回杉並区議会定例会議事日程第五号
               平成二十二年十一月三十日
                     午後三時開議

第一  議案第七十五号 杉並区長等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例
第二  議案第七十六号 杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第三  議案第七十七号 杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第四  議案第七十八号 杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
第五  議員提出議案第五号 杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例

○副議長(渡辺富士雄議員) 議長の職務を代行いたします。
 これより本日の会議を開きます。
 出席議員の数は定足数に達しております。
 会議録署名議員は、前回の会議と同様であります。
 説明員は、杉並保健所長を除き、前回の会議と同様であります。
 なお、大藏雄之助教育委員会委員長は、本日所用のため欠席する旨の連絡を受けております。
 これより日程に入ります。
───────────────◇────────────────
○副議長(渡辺富士雄議員) 日程第一、議案第七十五号杉並区長等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例、日程第二、議案第七十六号杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上二議案を一括上程いたします。
 総務財政委員会の審査結果の報告を求めます。
 総務財政委員会委員長、三十七番大泉時男議員。
     〔三十七番(大泉時男議員)登壇〕
◆三十七番(大泉時男議員) ただいま上程になりました二議案につきまして、総務財政委員会における審査の経過とその結果をご報告申し上げます。
 初めに、議案第七十五号杉並区長等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例について申し上げます。
 主な質疑といたしましては、区長、副区長の平均年間給与の減少額と率はどれくらいかとの質疑に対し、年間で区長は三十四万四千円、副区長は二十七万六千円、率にしてそれぞれ一・六%の減となるとの答弁を、また、過去において、区長単独で期末手当を下げた例はあるのかという質疑に対し、人事委員会勧告にかかわらず行財政改革の一環として下げた例はあるとの答弁を受けております。
 これらのほかにも、人事委員会勧告の職員の平均年間給与の減少額について、七月に就任した新区長の期末手当の算定の考え方について、杉並区特別職報酬等審議会の答申についての質疑などがあり、それぞれ答弁を受けております。
 その後、意見を求めたところ、原案に反対する意見として、都政を革新する会の委員から、職員の給与切り下げと連動して必ず行われており、職員給与の切り下げを合理化あるいは固定化することにつながり、こういう形での切り下げには反対であるとの意見が、また、原案に賛成する意見として、新しい杉並の委員から、今回の期末手当の改定は、年収の減額割合から見て、職員に対する人事委員会勧告に準じたものであるので、賛成であるとの意見。
 日本共産党杉並区議団の委員から、区長等の期末手当削減は、厳しい状況から見て当然と考える。今後、職員の給与・期末手当の変更に連動することとあわせながら、単独でも多数の意見を聞きながら見直しの検討を行うことを促し、賛成するとの意見。
 区議会生活者ネットワークの委員から、人事委員会勧告、報酬審議会の答申によるまでもなく、社会情勢や区民の生活実態から見て適切な対応と考えるとの意見があり、採決の結果、議案第七十五号を賛成多数によって原案どおり可決すべきものと決定いたしております。
 次に、議案第七十六号杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 主な質疑といたしましては、過去三年間で、職員給与は年収で幾ら下がったのかとの質疑に対し、ことしが平均十万八千円、昨年が平均十八万三千円、一昨年は改定がなかったため、合計で約三十万円弱の減少となるとの答弁を、また、今回の改定に伴う職員の年間給与の減少額の総額は幾らかとの質疑に対し、区全体では約三億八千四百万円の減額になるとの答弁を受けております。
 これらのほかにも、地域手当の支給割合について、特別区人事委員会が行う民間企業調査の対象規模について、職員の生活への影響についての質疑などがあり、それぞれ答弁を受けております。
 その後、意見を求めたところ、原案に反対する意見として、日本共産党杉並区議団の委員から、職員の給与及び期末手当等の引き下げは、この厳しい経済状況の中でデフレスパイラルを加速させ、消費支出をさらに冷え込ませるものである。職員の生活を守る上でも、経済を活性化させる上でも、本議案は容認できないとの意見。
 都政を革新する会の委員から、労働者たちの生活がぎりぎりのところまで来ている中で、公務員の賃金引き下げをとめない限り、民間労働者の賃金も下げられていく現状がある。地域の労働者人民の生活を守る自治体の役割として、賃金切り下げは、人事委員会勧告にかかわらず、やるべきではないとの意見が、また、原案に賛成する意見として、新しい杉並の委員から、今回の改定は、職員には余り喜ばしくない内容と思うが、特別区人事委員会勧告に沿ったものであり、賛成であるとの意見。
 杉並区議会公明党の委員から、多くの区民と接する中で、生活実感として引き下げはやむを得ず、特別区人事委員会勧告、報酬審議会の答申を尊重する。この給与引き下げをきっかけにし、それぞれがさまざまな立場でしっかり物を考えていかなければならないと思う。国民生活の向上のため、みんなの一層の努力を促し、賛成するとの意見。
 区議会生活者ネットワークの委員から、本議案は、長引く経済不振の社会情勢が反映されたものと受けとめており、労使交渉の結果を尊重する。特別区人事委員会の公務員給与の決め方には若干の疑問もあるが、今後の改革を期待する。また、人事制度や勤務環境の整備などは真摯に取り組んでいただきたいとの意見があり、採決の結果、議案第七十六号を賛成多数によって原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 以上が総務財政委員会における審査の経過とその結果であります。本会議におかれましても、当委員会の決定どおりご議決いただきますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○副議長(渡辺富士雄議員) これより意見の開陳を行います。
 発言の通告がありますので、順次これを許可します。
 一番けしば誠一議員。
     〔一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆一番(けしば誠一議員) ただいま提案されました二議案に関して、無所属区民派の意見を述べます。
 まず、議案第七十五号杉並区長等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例についてです。
 区長等特別職の給与に関しては、二人の副区長制と給与の妥当性、教育委員、監査委員など行政委員会のあり方が問題になってきました。
 提案された給与の削減自体には、経済情勢や区民の生活実態から賛成したいところであります。しかしながら、議案第七十五号には、以下の理由で反対いたします。
 第一の理由は、今回この条例改定案が、議案第七十六号の職員の給与削減のための条例改定と同時に提案され、しかも支給割合の比率が職員と全く同じであることです。職員の給与削減を前提に、その正当化と同意を得るために特別職の支給割合を同じ比率にしたのだとすれば、その目的から反対しなければなりません。
 第二には、支給月数と削減割合の問題です。職員の給与の削減は、二年連続して月例給与、期末手当、勤勉手当、一時金ともに引き下げ、平均年間給与の減収は十万八千円に及び、昨年と合わせると二十九万円を超え、暮らしに大きな影響を及ぼすものです。
 一九九九年以降の平均年間給与の減額と合わせると八十六万六千円にもなります。今回の区長等特別職の給与の削減は、その割合において、このような職員の実態とはかけ離れたものと言わなければなりません。支給月数に関しても、形ばかりの削減で、職員の厳しさには及びません。職員の給与削減とは別に、区長等の特別職が職員の削減に対して一層身を切ることで範を垂れようとするならば、支給割合を職員以上に上げてけじめとすべきでした。
 第三に、教育委員や監査委員のあり方、その報酬額には、他の自治体で別な規定を設けています。無所属区民派は、行政委員会の報酬額や支給のあり方の改善を求めています。
 以上の理由から、議案第七十五号に反対いたします。
 次に、議案第七十六号杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例です。
 第一に、ことしの特別区の人事委員会勧告は、人事院勧告を上回る月例給与のマイナス勧告と、昨年に続く大幅な一時金削減となりました。一九九九年以降の年間給与削減額八十六万六千円は、国の七十万九千円減を十五万七千円上回るものです。今回の人事委員会勧告は、特別区職員の利益保護機関としての役割を投げ捨てた、不当きわまりないものです。公務員バッシングに追随し、民間労働者の賃金切り下げの口実をつくることに手をかすものであります。
 第二に、公民較差の比較が正確さを欠き、政治的なプロパガンダとなっていることです。マイナス勧告の主な原因は、公務員総額人件費削減を目的に、比較対象規模を五十人以上に下げた、国、人事院に追随したものです。区の職員の月例給や一時金を正確に比較するのであれば、同等規模の企業と比較するのが原則で、少なくとも従前の百人規模以上の企業と比べるべきです。
 人事委員会制度は、かつて民間より給与が低かった公務員の較差を是正するための制度でした。その後、民間の給与が下がり、しかも非常勤が増えて、低賃金にあえぐ労働者の多い五十人以上の中小企業を含めて比べるのは、制度の趣旨に反するものです。ことしの春闘で賃上げの一定の成果も上げている民間の現実が正確に反映されていません。
 第三に、年収で平均十万八千円の削減となり、昨年の十八万三千円と合わせ三十万円近い削減は、職員と家族の生活を直撃するものです。削減は、生計費の高い首都圏で生活する二十三区職員の生活実態を考慮したものではありません。
 第四に、施行期日等の第三項で、ことし四月からの年間給与について公民給与の実質的均衡が図られるよう、年度末三月支給の期末手当の額について必要な調整措置を講ずるとした規定です。ことし四月から支給された分のうち、公民較差マイナス分を期末手当から減ずるという所要の調整の実施は、遡及することなく実施する、つまり、さかのぼって支給された分までは実施しないと言明したことに反する不利益遡及そのものです。
 国は、マイナス改定を行わない号俸を受け取る者は所要の調整を行わないとしているにもかかわらず、特別区が実施する理由が不明です。
 第五に、地域手当を引き上げ、給料表を引き下げるやり方です。地域手当は、二十三区の実態から必要のないものです。地域手当については、組合は廃止と本給繰り入れを要望してきた経過があります。給料表を引き下げれば、年金や退職金の引き下げをもたらすことになります。
 最後に、組合との交渉で出された労働条件にかかわる重大な課題に区長会が回答していないことです。定年延長を含む高齢職員の雇用問題は、労働者側にとって深刻な問題であります。組合との十分な意見交換がなされていません。超過勤務の縮減についても回答がありません。心の健康を害する職員が増えている現状に、行き過ぎた職員削減や民間委託のあり方への反省がありません。非常勤職員の処遇改善について言及されていませんでした。
 以上の理由から、議案に反対いたします。
○副議長(渡辺富士雄議員) 九番奥山たえこ議員。
     〔九番(奥山たえこ議員)登壇〕
◆九番(奥山たえこ議員) みどりの未来の奥山たえこです。議案第七十五号杉並区長等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例について意見を申し述べます。
 区民の現下の厳しい経済状況を考えたとき、今回の区長等の減額割合がこの程度でよかったのかどうか、もっと引き下げるべきではないかという思いはあります。しかし、減額自体に反対するものではありませんので、七十五号議案には賛成といたします。
 次に、七十六号、杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について意見を申し述べます。
 この議案は、区の職員の給与の減額案ではありますが、既に人事委員会勧告に基づき、また職員組合もそれを受け入れているということですので、議案には賛成といたします。
 なお、第七十六号と同様の理由で、後に報告されます七十七号、七十八号にも賛成といたします。
○副議長(渡辺富士雄議員) 以上で意見の開陳を終了いたします。
 それでは、議案ごとに採決いたします。
 議案第七十五号杉並区長等の給与等に関する条例等の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○副議長(渡辺富士雄議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
 議案第七十六号杉並区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○副議長(渡辺富士雄議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
───────────────◇────────────────
○副議長(渡辺富士雄議員) 日程第三、議案第七十七号杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、日程第四、議案第七十八号杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例、以上二議案を一括上程いたします。
 文教委員会の審査結果の報告を求めます。
 文教委員会委員長、十五番増田裕一議員。
     〔十五番(増田裕一議員)登壇〕
◆十五番(増田裕一議員) ただいま上程になりました二議案につきまして、文教委員会における審査の経過とその結果をご報告申し上げます。
 初めに、議案第七十七号杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 主な質疑といたしましては、今回の改正に至った経緯及び今回の改正による影響額、また、今回二年連続での本給、特別給ともマイナスとなったが、過去同様の引き下げがあったかとの質問に対し、人事委員会勧告後に特区連と四回の交渉を行い、経済状況が低迷していることからも、今回の改正に至った。この引き下げにより、年額平均十万八千円減となり、本給、特別給合わせての引き下げは過去四回あるとの答弁。
 今回の春闘は軒並みベースアップと回答が出ているが、その実態はとの質問に対し、今回の給与改定は、ことしの四月一日現在の給与水準と比較しているものであり、今回の春闘による影響は来年度に出てくるものであるとの答弁。
 これらのほかにも、私立幼稚園との比較はしているのか、人事委員会の調査対象を従業員五十人規模の事業所から百人規模に戻した場合の公民較差は、平成二十三年三月支給の期末手当の額について必要な調整措置を講ずるとは何かなどの質問があり、それぞれ答弁を受けております。
 その後、意見を求めたところ、原案に反対する意見として、日本共産党杉並区議団の委員から、労使の妥結があるといっても、昨年の引き下げを加算すると年収約二十九万円の減額となるのは深刻に受けとめるべきで、今回の引き下げは認められないものであり、反対であるとの意見。
 無所属区民派の委員から、ことしの特別区人事委員会勧告は国の人事院勧告に追随したものであり、正確な公民較差算定によるものではないことに加え、マイナス較差を四月にさかのぼる調整措置は、不利益遡及そのものである。また、地域手当は、給料表をさらに引き下げ、年金や退職金の引き下げをもたらすことからも本給に繰り入れるべきであり、二年で二十九万円を超える引き下げは、生計費の高い二十三区の生活実態を考慮しておらず、反対であるとの意見があり、また、原案に賛成する意見として、杉並区議会公明党の委員から、人事委員会勧告及び労使交渉で妥結していることを尊重し、議案には賛成であるが、より公民較差をとらえるためにも、教育委員会では私立幼稚園に目を向けることを要望するとの意見。
 自由民主党杉並区議団の委員から、公民較差の是正として、この給与改正は妥当であり、一日も早く日本経済が回復し、職員給与が改善されることを願い、賛成であるとの意見があり、採決の結果、議案第七十七号を賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしております。
 次に、議案第七十八号杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。
 主な質疑といたしましては、師範館卒塾生は区独自教員として採用され、労働条件は都費教職員と同様であるが、労働条件の交渉はどこが行っているのかとの質問に対し、区職労が行っているとの答弁。
 区費教員と職員を比べると給与の引き下げ幅が違うが、その実態はとの質問に対し、公民較差が、東京都がマイナス〇・二九、区がマイナス〇・三、期末・勤勉手当は同様である。また、区費教員は都の給料ベースで行っており、都費教員と同一であるとの答弁を受けております。
 その後、意見を求めたところ、特段の意見はなく、採決の結果、議案第七十八号を賛成多数により原案どおり可決すべきものと決定いたしております。
 以上が文教委員会における審査の経過とその結果であります。本会議におかれましても、当委員会の決定どおりご議決いただきますようお願い申し上げまして、報告を終わります。
○副議長(渡辺富士雄議員) それでは、議案ごとに採決いたします。
 議案第七十七号杉並区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○副議長(渡辺富士雄議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
 議案第七十八号杉並区学校教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○副議長(渡辺富士雄議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
───────────────◇────────────────
議員提出議案第五号

   杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例

 右の議案を提出する。
  平成二十二年十一月三十日
       提出者 杉並区議会議員  小 川 宗次郎
           同        横 山 え み
           同        大 泉 時 男
           同        鈴 木 信 男
           同        今 井   讓
           同        小 泉 やすお
           同        太 田 哲 二
           同        河 野 庄次郎
           同        河 津 利恵子
           同        富 本   卓
           同        小 野 清 人
           同        井 口 かづ子
           同        山 田 なおこ
           同        岩 田 いくま
           同        藤 本 なおや
           同        大 熊 昌 巳
           同        安 斉 あきら
           同        五十嵐 千 代
           同        増 田 裕 一
           同        脇 坂 たつや
           同        青 木 さちえ
           同        島 田 敏 光
           同        渡 辺 富士雄
           同        大 槻 城 一
           同        川原口 宏 之
           同        北   明 範
           同        中 村 康 弘
           同        斉 藤 常 男
           同        伊田としゆき
           同        関   昌 央
           同        はなし 俊 郎
           同        吉 田 あ い
           同        藤 原 淳 一
           同        原 口 昭 人
           同        小 倉 順 子
           同        くすやま美紀
           同        原 田 あきら
           同        松 浦 芳 子

 杉並区議会議長  小 泉 や す お 様

○副議長(渡辺富士雄議員) 日程第五、議員提出議案第五号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例を上程いたします。
 提出者の説明を求めます。
 四十三番小川宗次郎議員。
     〔四十三番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆四十三番(小川宗次郎議員) ただいま上程になりました議員提出議案第五号は、新しい杉並十七名、杉並区議会公明党八名、自由民主党杉並区議団六名、日本共産党杉並区議団六名、創新杉並一名の計五会派三十八名により提出するものであります。
 この冬、企業業績の改善に伴い、民間企業で支給されている一人当たりの平均賞与額は、同年同期比二%増と二年ぶりの増加となる見通しであるなど、民間における状況は、この間報道されているところでありますが、その一方、物価の持続的な下落の影響で、雇用、所得環境は引き続き大変厳しい情勢にあり、先行きが不透明で、区民の生活が依然予断を許さない状況であるということは言うまでもありません。
 また、当区においても、十月十二日の特別区人事委員会勧告を受け、特別職及び一般職員の期末手当の支給月数を引き下げるなどの条例改正案が、ただいま可決されたところであります。
 今回の議員提出議案は、期末手当の十二月支給分から〇・三二月分、平成二十三年三月支給分から〇・二月分、それぞれ引き下げる内容であり、合計で期末手当を〇・五二月分引き下げることとなります。
 もとより、特別職や一般職職員の給与は生活給としての性格を有しており、地域手当や退職手当等が支給されている一方、区議会議員はそうした手当が支給されておらず、そもそも支給月額自体も異なるため、区長、副区長等の特別職と全く同一の月数分を削減することについては判断が分かれるところでありますが、本日ここにご提案する条例改正は、議員の年間の期末手当総額に対する削減率を特別職と同一としたものであります。
 住民の代表である私たち区議会議員は、現下の経済動向や社会情勢を総合的に踏まえて、適時適切に対応するため、期末手当を引き下げることをもって区民の声にこたえるべきであると考えております。
 よって、さきに述べさせていただきました五会派三十八名により、本議員提出議案を共同提案するものであります。
 議案の朗読は省略させていただきます。
 以上で説明を終わります。
○副議長(渡辺富士雄議員) お諮りいたします。
 議員提出議案第五号につきましては、委員会付託を省略して異議ありませんか。
     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(渡辺富士雄議員) 異議ないものと認めます。よって、委員会付託を省略することに決定をいたしました。
 質疑はありませんか。
 一番けしば誠一議員。
     〔一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆一番(けしば誠一議員) ただいま提案された条例改正案に、四点ほど簡潔に質問します。
 今回の議員報酬改定の理由は何でしょうか。職員給与の削減が今あったからでしょうか。
 二つ目に、改正の支給月数を合計三・四三カ月に改正する根拠は何か。
 三つ目に、削減額は、その結果どのくらいになるのか。
 最後に、条例改定を条例の中の附則の一部を改正することで今回行った理由をお聞きします。
○副議長(渡辺富士雄議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十三番小川宗次郎議員。
     〔四十三番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆四十三番(小川宗次郎議員) けしば議員の質問に答弁させていただきます。
 まず、今回の議員報酬の改定理由でございますけれども、皆様に配付されているかと思いますけれども、十一月五日の報酬審議会の答申どおり改定するものであります。
 また、同じような質問でしたけれども、改正の支給月数の三・四三カ月を決めた根拠、これも十一月五日の報酬審議会の答申どおりに決めたものであります。
 続いて、削減額。三・四三にすると、約四十五万二千円の削減額になります。
 続いて、条例改定を附則の一部を改正する云々という話でありましたけれども、こういったところは、経済動向や社会情勢を見守りつつ、適時適切に対応していくべきであると考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 一番けしば誠一議員。
     〔一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆一番(けしば誠一議員) ただいまの答弁のうち、報酬審議会からの答申といいますか、答えだということでした。しかし、議員の報酬というのは、その額や、あるいはその削減や、その支給のあり方について、報酬審議会が決めるものなのでしょうか。そこに問い合わせたり、あるいは決めるのは議員本人であります。提案された方たちがなぜ今回議員報酬の改定を行うのかという理由をはっきり明らかにしていただきたい。また、月数その他も、これを決めて審議会に諮っているわけでありますから、決めた理由を聞いているのであります。
 報酬審議会がそれは妥当だと言ったことを答えとするわけにいきませんので、あらかじめ、さっき名前を出しました議員たちが、なぜ、いかなる理由で、いかなる考え方で報酬月数も含めて決めたのか、それを改めてお答えください。
○副議長(渡辺富士雄議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十三番小川宗次郎議員。
     〔四十三番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆四十三番(小川宗次郎議員) けしば議員の再度の質問にお答えいたします。
 まず、私たち共同提案させていただいて、先ほど申し上げましたとおり、十一月五日の報酬審議会の答申どおりで、さまざまな多様な意見は当然あります。その中で、この間いろいろと議論して、それを集約した結果、今回の提案になったものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 二番堀部やすし議員。
     〔二番(堀部やすし議員)登壇〕
◆二番(堀部やすし議員) それでは、質疑をいたします。
 今回の提案は、幹事長会における各会派の合意に基づいて議員提案をされたということなんだろうと思います。削減ということですし、期待はしておりましたので、これには賛成はしますけれども、任期満了も間近に迫ってまいりまして、議会改革に関する諸問題について数多くの懸案が残っていたはずであります。その中で、今回の期末手当の削減ということについては提案があったわけですけれども、ほかに抱えていた問題、例えば新しい杉並さんでいえば、通年議会条例をつくるんだというような提案がありまして──提案というのかな、そういうことを標榜されて会派をつくられていますけれども、そういった問題、議決事項の追加の問題、議員定数削減の問題、いろいろ課題はあったはずですけれども、そういった問題はどうなってしまったのか、少し見解をお聞かせいただきたい。今回、期末手当のみを削減する提案をされたその理由をお聞かせいただきたいということであります。
 第二点目ですが、具体的に案文を確認してみますと、先ほども話題になりましたけれども、今回の削減は、附則で対応するということになっています。要するに単年度対応するということですよね。区長部局は、これは本則で対応しています。去年もそうでした。区議会のほうは、去年も附則で対応し、またことしも附則で対応すると、二年連続附則で対応するというのは、とても格好が悪い状況なんですね。なぜ本則改正ではだめだったのか、この点について説明をしていただきたい。
 三点目ですけれども、先ほど来、〇・五二月分の削減をするんだという説明がありましたが、昨年度と比較して具体的な削減金額や月数はどれぐらいになるのか、この点を説明してもらいたい。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十三番小川宗次郎議員。
     〔四十三番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆四十三番(小川宗次郎議員) 堀部議員の質問にご答弁申し上げます。
 順番が違ってもお許しをいただきたいと思います。
 まず、今回の議員提案、期末手当のみの削減理由ということでありますが、先ほど答弁しましたけれども、十一月五日の報酬審議会の答申どおり、報酬については据え置きで、期末手当のみを削減するものであります。どうかご理解をいただきたいと思います。
 それから、附則で対応した理由ということでございます。本則にしないのはなぜか。同じような質問であったかと思いますけれども、けしば議員のときにもご答弁しましたけれども、今後の経済動向や社会情勢を見守りつつ、適時適切に対応していくべきであると考えております。本則改正の時期は、さまざまな情勢を勘案して総合的に判断するものと考えております。
 削減金額でございますが、昨年は〇・三三の約二十九万円、本年はプラスの一・九削減ですから、約十六万円、合わせて、先ほど答弁申し上げたとおり四十五万二千円の削減となりますので、プラス十六万円削減するものであります。
 最後に、通年議会等の関係の質問が出されたと思いますけれども、大変申しわけないんですけれども、提出議案とは関係ございませんので、答弁は控えさせていただきたいと思います。どうかご理解をいただきたいと思います。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 二番堀部やすし議員。
     〔二番(堀部やすし議員)登壇〕
◆二番(堀部やすし議員) 再質問します。
 附則で対応することにした理由について、繰り返しのご答弁だったと思います。
 じゃ、切り口を変えて、きちんと説明してもらいたいので伺いますが、区長は本則で改正しているわけです。同じ特別職です。区議会議員はなぜ二年連続附則で対応するのか。区長だって区議会議員だって同じように社会情勢を反映して報酬のあり方を考えていくのが本来だと思うんですね。多数会派でこれで合意されていますから、ことしはこれで仕方ありませんけれども、いつまでも附則で毎回変えていくというわけにはいかないと思いますけれども、そのあたりはどういう議論が多数会派の中で行われているのか、示していただきたいと思います。
 それから、通年議会の件は関係ないということでしたが、これも議会改革の一環で出されてきたことだと思いましたので、この機会にお聞かせいただければと思ったわけですが、できればお話をいただければと思います。
○副議長(渡辺富士雄議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十三番小川宗次郎議員。
     〔四十三番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆四十三番(小川宗次郎議員) 堀部議員の再度の質問にお答えいたします。二問、二つあったかと思います。
 まず、区長との関係という、区長は本則にして、何で我々が附則なのかということですけれども、先ほど提案説明で私が説明したとおり、特別職や一般職の給与は生活給としての性格を有しておりという話をさせていただいて、そもそも支給月額自体も異なるため、区長、副区長等の特別職と全く同一の月数分を削減することについては判断が分かれるところであると。三十八名の多様な意見を集約して、本日ここに提案をさせていただいたものでございますので、ご理解をいただきたいと思います。
 通年議会等の議会改革のお話については、まことに申しわけございませんが、答弁を控えさせていただきますので、ご理解を賜りたいと思います。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 五番横田政直議員。
     〔五番(横田政直議員)登壇〕
◆五番(横田政直議員) みんなの党杉並・横田政直、議員提出議案第五号に質問させていただきます。
 本提案は、人事委員会勧告どおり、二年連続附則ということですが、この提案は、幹事長会という密室で議論されたわけです。杉並区民に公開されず、少数会派の議員にも議論の内容は全く知らされずに行われました。昨夜、議案がファクスで流され、提案者になるなら、朝十時までに連絡してほしいという事務局からの連絡でした。
 この議論の経過、最後ぎりぎりの日程までまとまらなかったと聞いておりますが、この議論の経過を杉並区民にわかりやすく示していただきたい。今回の提案に対しては、まとまらなかったというのは、どのような異論があったのでしょうか、教えていただきたいと思います。
 また、他の議員からもお話がありましたが、議会改革をめぐる諸問題があります。杉並区議会最大会派、十七人の新しい杉並は、議会改革推進というものを目指して結成されたはずです。決してポスト欲しさ、役職欲しさ、思惑含みの結成ではなかったはずです。議会改革の問題について、議員定数削減または通年議会についてどのようなお考えをお持ちか、お聞かせ願いたいと思います。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十三番小川宗次郎議員。
     〔四十三番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆四十三番(小川宗次郎議員) 横田政直議員の質問にご答弁申し上げます。二問ありました。
 まず、まとまらなかった理由はという質問ですけれども、先ほども答弁しましたように、まとまったので、本日共同提案をさせていただいて、多様な意見を集約してご提案をさせていただきましたので、ご理解をいただきたいと思います。
 もう一点、新しい杉並のことですけれども、提出議案とは全く関係ございませんので、答弁は差し控えさせていただきます。よろしくお願いいたします。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 五番横田政直議員。
     〔五番(横田政直議員)登壇〕
◆五番(横田政直議員) 再質問させていただきます。
 まとまったから今回提案されたということですけれども、杉並区民から見ても、少数会派から見ても、その議論の経過が全くわからない。これは、民主主義の国家においてこういうことが許されていいのかと疑問に思います。まとまらなかった最大の問題点、何が問題だったのかということを教えていただきたい。
 また、今回の提案とは関係ないとおっしゃいますけれども、議会改革の一つの問題ですので、最大会派十七人、新しい杉並が本当に議会改革推進を目指して結成されたのであれば、議会改革の問題について、その立場を教えていただきたい。結局、今回の提案が、最大会派十七人、新しい杉並の成果ということなんでしょうか。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十三番小川宗次郎議員。
     〔四十三番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆四十三番(小川宗次郎議員) 横田政直議員の質問に再度お答えさせていただきます。また二問あったかと思いますけれども。
 大変申しわけないんですが、一問目、まとまったので、本日、議員提出議案五号として提案をさせていただきました。多様な意見を集約して、本日提案をしたものでありますので、どうかご理解をいただきたいと思います。
 また、二番目の、成果なのかとかいろいろと質問をされましたけれども、そういうことでは全くなく、本日提案をさせていただいたわけでございます。提出議案と関係ないので、細かい部分については答弁を差し控えさせていただきたいと思います。
 どうかご賛同いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
○副議長(渡辺富士雄議員) 九番奥山たえこ議員。
     〔九番(奥山たえこ議員)登壇〕
◆九番(奥山たえこ議員) みどりの未来の奥山たえこです。簡単に、五点質疑いたします。
 一番目です。今回、〇・五二カ月ということなんですが、もっとたくさん減額しようという考えはなかったのかどうか、これが一番目です。
 二番目です。報酬審議会のことが理由に挙げられておりますけれども、報酬審議会は区長の諮問機関であって、議会の諮問機関ではありません。報酬審議会がなければ今回のような減額にならなかったのかどうか。そういう意味で、減額に関して議会の自発性はないのかどうか、これが二番目です。
 三番目です。附則については、ほかの議員からも質疑がありましたけれども、そうすると、次期はまた本則に戻すということでしょうか。恒久的な減額といったことは考えなかったのでしょうか。そういったこともやりとりの中で出なかったのかどうか、教えてください。
 四番目です。杉並区の議員の期末手当には、役職加算といいますか、役職という言葉は条例の中にありませんけれども、四五%加算されております。額面上三・一でも、それに一四五%掛けているわけですね。これの法的根拠をご存じでしたら教えてください。
 そして、このいわゆる役職加算でありますけれども、バブル期、平成二年ごろですね、人事院勧告によって、官民較差が拡大したのでといった理由で設定されたものです。しかし今、官民較差どころではありません。むしろ役人がたくさんもらい過ぎているといった批判がたくさん出ているわけですけれども、この時期となっては、むしろこの役職加算は廃止すべきものと考えます。実際に東京近辺では国分寺市がとうの早くに、それから武蔵村山市も廃止しております。当区においても廃止すべきではないでしょうか。役職加算についてです。法的根拠と廃止すべきと、その二つについてお伺いいたします。
 さて、最後の五番目の質疑です。前回の第三回定例会でも私ども議員提案をしましたけれども、そもそも議員という仕事に期末手当制度はなじまないというふうに考えておりますけれども、なじむとお考えなのでしょうか。廃止すべきだと考えますけれども、いかがお考えでしょうか。
 以上五点です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十三番小川宗次郎議員。
     〔四十三番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆四十三番(小川宗次郎議員) 奥山たえこ議員の質問にご答弁を申し上げます。
 まず最初に、なぜ〇・五二月分の減額なのか、もっとたくさん減額したらどうかということですけれども、繰り返しの答弁で大変恐縮でございますが、十一月五日の報酬審議会の答申に沿って減額したところであります。
 そして、議会の自発性ということですので、これも本日、議員提出議案を出させていただいた皆さんの集約をして、議論の中、本日まとまった提案をさせていただいていますので、ご理解をいただきたいと思います。
 また、今回も附則の改正で、本則に戻す、恒久的な減額を考えて云々ということですけれども、繰り返しになりますけれども、今後も経済動向や社会情勢を見守りつつ、適時適切に対応していくべきであると考えております。本則改正の時期については、さまざまな情勢を勘案して総合的に判断するべきものであると考えておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
 役職加算の法的根拠等ですけれども、法的根拠はないというものであると認識をいたしております。
 昭和五十七年の六月一日から適用された職員の管理職加算分の最大で特別職の二五%と、引き続いて、平成二年四月一日導入の職務段階別加算の最大であります特別職二〇%の合計四五%になっているというふうに伺っております。
 続きまして、最後の、そもそも議員に期末手当がなじむのかどうか、そして廃止するかどうかのご質問でございますが、報酬は生活給としての実態であり、専業も多くいる現状をかんがみますと、必要であると考えておりますので、どうかご理解をいただきたいと思います。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 区長室長。
     〔区長室長(与島正彦)登壇〕
◎区長室長(与島正彦) 奥山議員のご質問にご答弁申し上げます。
 まず、法的根拠でございますが、条例で定めて支給しているところでございます。
 また、その背景につきましては、多くの有権者から選ばれて議員という職につかれている、この職自体が役職というふうにみなして、条例で定めているものでございます。
 また、他自治体、長との均衡の原則もあわせて持っているところでございます。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 九番奥山たえこ議員。
     〔九番(奥山たえこ議員)登壇〕
◆九番(奥山たえこ議員) 二、三点再質問いたします。
 まず、今回の減額はどうやって決めたのかというふうに迫ると、報酬審議会だと言うんですね。じゃ、議会の自律性はどうなのかと言ったら、いや、きょう提案したのがこれが自律性だと言っているんですけれども、でも、報酬審議会に言われたから提案したわけでしょう。そしたら、議会の自律性ないじゃないですか。議会の自律性あるんですか。もう一回、そこのところ教えてください。何かトートロジーに陥っている感じがしますね。
 もう一つです。役職加算でありますけれども、今、区長部局のほうからの答弁で、条例が根拠だと言ったけれども、条例の上には法律があるわけでして、地方自治法の中には、期末手当を支給することができるとは書いてあるけれども、これだって、できる規定ですよ。役職加算が何とかなんてことは書いてないわけですね。しかも、それなのに急に法律じゃなくて条例を持ってこられて、これが根拠だと言われても、条例をつくる立場にある私たちが、ああ、そうでございますか、もらえるものは何でももらっておきましょうというわけにはいかないと思います。区民の手前もそういうことはできないと思います。法的根拠がない役職加算を私たち議員はもらっているわけですけれども、そのことについて何ら曇るところはないとお考えなのかどうか、提案者にお答えを明確に伺いたいと思います。
 以上二点です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 提出者の答弁を求めます。
 四十三番小川宗次郎議員。
     〔四十三番(小川宗次郎議員)登壇〕
◆四十三番(小川宗次郎議員) 二点、再質問がありましたけれども、二番目の質問については、ちょっと私は答えは控えさせていただきまして、一番目の議会の自律性ということでございますが、報酬審はあくまでも当然、我々共同提案するときに参考にさせていただいたことを申し上げておきます。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 区長室長。
     〔区長室長(与島正彦)登壇〕
◎区長室長(与島正彦) 奥山議員の再度のご質問にご答弁申し上げます。
 地方自治法に基づく条例で支給しているものであり、適法というふうに考えてございます。
○副議長(渡辺富士雄議員) ほかに質疑はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(渡辺富士雄議員) 質疑はないものと認めます。
 意見はありませんか。
 一番けしば誠一議員。
     〔一番(けしば誠一議員)登壇〕
◆一番(けしば誠一議員) ただいま提案されております議員提出議案第五号に、無所属区民派の意見を述べます。
 議員報酬の額の妥当性、また、議員がお手盛りで上げたり、自らの判断で下げたりできる議員報酬のあり方には、議員の日ごろのあり方も含めて、区民の厳しい目が注がれています。
 こうした問題は、議会改革の中で十分な議論を必要としています。この間の経済情勢や住民の生活を考えれば、議員報酬の削減を要望する声も少なくありません。しかし、質疑の中で提案理由が明らかになりませんでした。職員の給与を削減する区長に倣って提案したのでしょうか。
 議員提出議案に、以下の理由で反対いたします。
 第一に、この条例改正案が、特別職の給与改定と同じように、職員の給与改定と同時に出されたことです。しかもその率は、今回職員の支給割合に倣った区長等の三・四三カ月に従うものです。これにより職員給与の削減を正当化するものであり、反対します。
 第二に、削減額が、職員のこの十年間の八十六万六千円に比して形ばかりのものだということです。議員の身を削るようなものとはなっていない、パフォーマンスでしかありません。
 第三に、附則の一部改正で済ませ、議員の給与に関しては一時的な対応で済ませようとすることです。職員給与の削減は、年収に響くばかりか、退職金や今後の暮らしのすべてにかかわります。議員報酬のあり方に関しては、今後、議会改革の動きの中で共に検討を重ねることを求め、議案には反対いたします。
○副議長(渡辺富士雄議員) 二番堀部やすし議員。
     〔二番(堀部やすし議員)登壇〕
◆二番(堀部やすし議員) それでは、議員提出議案第五号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について意見を申し上げます。
 さきの定例会に提案された削減案が既に多数会派により否決され、新たな対応が迫られる中、本議案は、その代替案として提出されてきたものであります。他に対案を出せる状況にない中でありますので、賛成はいたします。
 しかし、課題の残る内容であることは、ここでも指摘しておかなければなりません。
 本議案の可決により議員の期末手当が削減されますが、その水準は、人事委員会勧告に準じたものにすぎません。しかもこれは二年連続、附則で一時的に対応しようとするもので、このような玉虫色の対応を繰り返す姿勢には強い疑問が残り、批判を受ける可能性があります。これだけで本当に多くの区民が納得するものでありましょうか。
 杉並区においては、厳しい経済環境や新区長の方針を受け、既に従来の財政計画が事実上頓挫する事態に陥っています。補正予算(第四号)においては、新規区債発行も明らかになりました。
 今後の難局を乗り切っていくためには、まず議会自らが範を垂れる必要があると考えますが、それを実現することができなかったのは、返す返すも残念なことであります。区民がこれで納得するとは到底考えられません。この程度でお茶を濁すというのであれば、やはり議員定数の削減が必要であるということを改めてここで強く主張し、私の意見といたします。
○副議長(渡辺富士雄議員) 五番横田政直議員。
     〔五番(横田政直議員)登壇〕
◆五番(横田政直議員) みんなの党杉並・横田政直、議員提出議案第五号に対して意見を述べます。
 今回の提案、人事委員会勧告どおり、二年連続附則という点に疑問がありますが、杉並区民の立場に立つと、議員報酬等を引き下げないよりは引き下げたほうがよいと思いますので、賛成はいたしますが、ここでの議論、幹事長会という密室で行われた本提案の議論が杉並区民に公開されず、少数会派の議員にも議論の内容は知らされず行われたという点は、大きな問題であると思います。密室で本質的な議論が行われる幹事長会の改善、幹事長会の廃止あるいは公開する等の改善、強く要望します。
 また、今回の提案は、議会改革の諸問題の一つであります。最大会派十七人の新しい杉並が、議会改革を目指して結成された、決して役職、ポスト欲しさの思惑含みでないということであるならば、しっかりとそのお立場をはっきりさせていただきたい。議員定数削減等の議会改革推進のお立場をはっきりさせていただきたいと思います。議員定数削減を望みます。
 以上です。
○副議長(渡辺富士雄議員) 八番すぐろ奈緒議員。
     〔八番(すぐろ奈緒議員)登壇〕
◆八番(すぐろ奈緒議員) みどりの未来の一員として、杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について意見を述べます。
 本条例は、報酬審議会での決定を受けて、議員の期末手当を削減するものと説明がありました。社会情勢や経済状況、区民生活の実態をかんがみれば、議員自ら給与を削減することは当然のことと考えますが、答弁を聞いて、議員の自発性が感じられないこと、本則ではなく、附則で対応したことなどは残念だと感じました。
 期末手当については、そもそも議員という職務にはなじまないと考えます。詳しくは第三回定例会における期末手当の廃止を求める議員提出議案の中で述べましたので省略しますが、今後議会改革を進める中で、期末手当そのものへの議論と抜本的な見直しが必要であることを改めて訴えます。
 また、法的根拠もなく、お手盛りともとれる議員の期末手当の役職加算制度は廃止すべきであるということも申し添えます。
 以上、期末手当自体に疑義はあるものの、本条例における引き下げには賛同するものですので、賛成といたします。
○副議長(渡辺富士雄議員) 十番市橋綾子議員。
     〔十番(市橋綾子議員)登壇〕
◆十番(市橋綾子議員) 区議会生活者ネットワークとして、議員提出議案第五号に意見を申し上げます。
 私ども区議会生活者ネットワークは、賞与に当たる期末手当は、議員の働き方になじまないものと考えております。この考え方に基づきまして、前回の第三回定例会において、議員の期末手当の廃止を求め、みどりの未来の奥山議員、すぐろ議員と合同で議員提出議案を提出いたしましたが、大方の賛同が得られず、否決されました。
 このような経過のもと、今回の議案にある議員の期末手当の減額案では不本意ではありますが、社会情勢や生活者の生活実感から、また、ただいま区長及び特別職、区職員の皆様全員の減額が決定されたことから、本減額案に対し賛成をいたします。
○副議長(渡辺富士雄議員) ほかに意見はありませんか。
     〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○副議長(渡辺富士雄議員) 意見はないものと認めます。
 それでは、採決いたします。
 議員提出議案第五号杉並区議会議員の議員報酬及び費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、原案に賛成の方の起立を求めます。
     〔賛成者起立〕
○副議長(渡辺富士雄議員) 起立多数であります。よって、原案を可決いたしました。
 議事日程第五号はすべて終了いたしました。
 本日はこれにて散会いたします。
                  午後四時〇五分散会