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東京都 杉並区

平成22年決算特別委員会−10月06日-07号




平成22年決算特別委員会

 目   次

委員会記録署名委員の指名 ……………………………………………………………… 5
決算審査
 認定第1号〜認定第5号
  一般会計歳出第5款・第7款に対する質疑応答
  無所属区民派
   けしば誠一委員 …………………………………………………………………… 5
  民主党杉並区議団
   田代さとし委員 ……………………………………………………………………11
  みんなの党杉並
   横田政直委員 ………………………………………………………………………15
  新しい杉並
   脇坂たつや委員 ……………………………………………………………………20
   河野庄次郎委員 ……………………………………………………………………23
   安斉あきら委員 ……………………………………………………………………31
   大熊昌巳委員 ………………………………………………………………………40
   五十嵐千代委員 ……………………………………………………………………47
   増田裕一委員 ………………………………………………………………………52
   小川宗次郎委員 ……………………………………………………………………57
   藤本なおや委員 ……………………………………………………………………62
   富本 卓委員 ………………………………………………………………………65
   岩田いくま委員 ……………………………………………………………………67
  杉並区議会公明党
   北 明範委員 ………………………………………………………………………69
   大槻城一委員 ………………………………………………………………………74
   中村康弘委員 ………………………………………………………………………80
   川原口宏之委員 ……………………………………………………………………84
   横山えみ委員 ………………………………………………………………………89
  自由民主党杉並区議団
   吉田あい委員 ………………………………………………………………………92
   はなし俊郎委員 ……………………………………………………………………95
   松浦芳子委員 ………………………………………………………………………98
   大泉時男委員 ……………………………………………………………………103
   伊田としゆき委員 ………………………………………………………………107



             決算特別委員会記録第7回

 日   時 平成22年10月6日(水) 午前10時 〜 午後5時11分
 場   所 第3・4委員会室
 出席委員  委 員 長  島 田  敏 光     副委員長  山 田  なおこ
 (48名) 委  員  けしば  誠 一     委  員  堀 部  やすし
       委  員  松 尾  ゆ り     委  員  北 島  邦 彦
       委  員  横 田  政 直     委  員  田 代  さとし
       委  員  すぐろ  奈 緒     委  員  奥 山  たえこ
       委  員  市 橋  綾 子     委  員  小 松  久 子
       委  員  中 村  康 弘     委  員  北    明 範
       委  員  川原口  宏 之     委  員  脇 坂  たつや
       委  員  増 田  裕 一     委  員  五十嵐  千 代
       委  員  安 斉  あきら     委  員  大 熊  昌 巳
       委  員  原 田  あきら     委  員  くすやま 美 紀
       委  員  吉 田  あ い     委  員  はなし  俊 郎
       委  員  松 浦  芳 子     委  員  関    昌 央
       委  員  大 槻  城 一     委  員(副議長)
                                渡 辺  富士雄
       委  員  藤 本  なおや     委  員  岩 田  いくま
       委  員  井 口  かづ子     委  員  小 野  清 人
       委  員  富 本    卓     委  員  小 倉  順 子
       委  員  原 口  昭 人     委  員  藤 原  淳 一
       委  員  鈴 木  信 男     委  員  大 泉  時 男
       委  員  伊 田 としゆき     委  員  斉 藤  常 男
       委  員  横 山  え み     委  員  青 木  さちえ
       委  員  小 川  宗次郎     委  員  河 津  利恵子
       委  員  河 野  庄次郎     委  員  太 田  哲 二
       委  員(議 長)           委  員  今 井    讓
             小 泉  やすお
 欠席委員  (なし)
 出席説明員 区長      田 中   良   副区長     松 沼 信 夫
       副区長     菊 池   律   教育長     井 出 隆 安
       代表監査委員  四 居   誠   政策経営部長  高   和 弘
       政策法務担当部長牧 島 精 一   行政管理担当部長大 藤 健一郎
       企画課長事務取扱政策経営部参事   政策経営部副参事(行政改革担当)
               徳 嵩 淳 一           伊 藤 宗 敏
       法務担当課長  中 島 正 晴   財政課長事務取扱政策経営部参事
                                 関 谷   隆
       職員課長事務取扱政策経営部参事   政策経営部副参事(定数・組織担当)
               宇賀神 雅 彦           安 尾 幸 治
       経理課長    森   雅 之   営繕課長事務取扱政策経営部参事
                                 大 竹 直 樹
       区長室長    与 島 正 彦   総務課長    内 藤 友 行
       危機管理室長政策経営部参事     区民生活部長  佐 藤 博 継
       (新型インフルエンザ対策担当)
               井 口 順 司
       区民生活部管理課長         保健福祉部長  遠 藤 雅 晴
       事務取扱区民生活部参事
               黒 瀬 義 雄
       高齢者担当部長保健福祉部      子ども家庭担当部長
       参事(医療政策担当)                 森   仁 司
               長 田   斎
       健康担当部長杉並保健所長      保健福祉部管理課長
               深 澤 啓 治   事務取扱保健福祉部参事
                                 井 山 利 秋
       地域保健課長事務取扱保健      都市整備部長  上 原 和 義
       福祉部参事
               皆 川 武 人
       まちづくり担当部長         土木担当部長  小 町   登
               大 塚 敏 之
       都市計画課長  本 橋 宏 己   調整担当課長  浅 井 文 彦
       鉄道立体担当課長友 金 幸 浩   住宅課長    小 峰   孝
       まちづくり推進課長         拠点整備担当課長佐々木 孝 彦
               齋 木 雅 之
       建築課長事務取扱都市整備部参事   土木管理課長道路区域整備
               横 山   薫   担当課長事務取扱都市整備部参事
                                 山 口 一 好
       建設課長事務取扱都市整備部参事   交通対策課長  大 林 俊 博
               加 藤   真
       みどり公園課長 吉 野   稔   杉並土木事務所長喜多川 和 美
       環境清掃部長  原   隆 寿   環境課長    中 村 一 郎
       会計管理室長  山 本 宗 之   会計課長    高 橋 光 明
       教育委員会委員長職務代理者     教育委員会事務局次長
               宮 坂 公 夫           吉 田 順 之
       教育改革担当部長渡 辺   均   庶務課長    北 風   進
       教育委員会事務局副参事       教育人事企画課長佐 藤   浩
       (杉並師範館担当)
       事務取扱教育委員会事務局参事
               田 中   哲
       教育改革推進課長岡 本 勝 実   統括指導主事  白 石 高 士
       学校適正配置担当課長
               齊 藤 俊 朗   学務課長    日 暮 修 通
       教育委員会事務局副参事       社会教育スポーツ課長
       (特命事項担当)子供園担当課長            植 田 敏 郎
               正 田 智枝子
       科学館長    末 木   栄   郷土博物館長  阿出川   潔
       済美教育センター所長        済美教育センター副所長
               玉 山 雅 夫           坂 田   篤
       済美教育センター統括指導主事    中央図書館長  和 田 義 広
               田 中   稔
       中央図書館次長 堀 川 直 美   監査委員事務局長武 笠   茂
       監査委員事務局次長
               片 山 康 文
 事務局職員 事務局長    伊 藤 重 夫   事務局次長事務取扱区議
                         会事務局参事
                                 佐 野 宗 昭
       議事係長    依 田 三 男   担当書記    小 坂 英 樹
       担当書記    田 嶋 賢 一   担当書記    島 本 有里子
       担当書記    森 田 龍 一   担当書記    小 野 謙 二
       担当書記    松 本 智 之



会議に付した事件
 付託事項審査
  決算審査
   認定第1号 平成21年度杉並区一般会計歳入歳出決算
   認定第2号 平成21年度杉並区国民健康保険事業会計歳入歳出決算
   認定第3号 平成21年度杉並区老人保健医療会計歳入歳出決算
   認定第4号 平成21年度杉並区介護保険事業会計歳入歳出決算
   認定第5号 平成21年度杉並区後期高齢者医療事業会計歳入歳出決算
    一般会計歳出第5款・第7款……………………………………………質疑応答



                            (午前10時    開会)
○島田敏光 委員長  ただいまから決算特別委員会を開会いたします。

 《委員会記録署名委員の指名》
○島田敏光 委員長  初めに、本日の委員会記録署名委員をご指名いたします。川原口宏之委員にお願いいたします。
 傍聴人より委員会の撮影及び録音の申請が提出されましたので、これを許可いたします。
 質疑に先立ち、大藏雄之助教育委員会委員長が欠席のため、宮坂公夫委員長職務代理者が当委員会に出席する旨の連絡を受けておりますので、ご報告申し上げます。

 《決算審査》
  認定第1号 平成21年度杉並区一般会計歳入歳出決算
  認定第2号 平成21年度杉並区国民健康保険事業会計歳入歳出決算
  認定第3号 平成21年度杉並区老人保健医療会計歳入歳出決算
  認定第4号 平成21年度杉並区介護保健事業会計歳入歳出決算
  認定第5号 平成21年度杉並区後期高齢者医療事業会計歳入歳出決算
    一般会計歳出第5款・第7款に対する質疑応答
○島田敏光 委員長  前回に引き続き、一般会計歳出第5款都市整備費、第7款教育費に対する質疑を続行いたします。
 無所属区民派の質疑に入ります。
 それでは、けしば誠一委員、質問項目をお知らせください。
◆けしば誠一 委員  富士見ケ丘駅のバリアフリー化について、京王線連続立体交差事業と9月11日から実施されたオープンハウスについて、教科書採択と教育委員会について、時間が残れば、小中一貫教育と学校適正配置について。
 委員長にちょっとお願いしたいんですが、教科書採択の所管課と在席する特別職に資料の事前配付を許可願います。途中、資料を示しますので、よろしくお願いいたします。
○島田敏光 委員長  どうぞ。
      〔資料配付〕
◆けしば誠一 委員  富士見ケ丘駅の改修工事の現状と竣工の目途は。
◎拠点整備担当課長 今年度中に富士見ケ丘駅の改良工事は終わる予定になっております。現状については、今工事を進めているところでございます。
◆けしば誠一 委員  ホームへの下りエスカレーターの要望はどうなったか。
◎拠点整備担当課長 京王のほうで、地元の要望を受けまして、上下それぞれエレベーターを1基ずつつけるということで、地元にはもう話をしたというふうに聞いております。
◆けしば誠一 委員  方南町駅のバリアフリー化の見通しは。
◎調整担当課長 方南町につきましては、ただいま用地取得手続中と聞いております。エレベーター設置のための用地取得手続でございます。
◆けしば誠一 委員  京王線高架化にかかわるオープンハウスの目的、内容は。
◎鉄道立体担当課長 京王線沿線のまちづくりについて、地域の皆様に理解を深めていただくことを目的に開催したものでございます。
 内容でございますが、沿線まちづくり、それと連続立体交差事業に関するパネル展示、そして都市計画素案説明会用のスライドの上映、さらに、両区発行の各種資料やまちづくり協議会ニュースなどを備えおきまして、職員が補足説明を行い、情報提供に努めたものでございます。
◆けしば誠一 委員  参加人員は。
◎鉄道立体担当課長 場所別の来場者数でございますが、9月11日、下高井戸におきまして約70名、12日、芦花公園駅で約60名、13日、千歳烏山駅で約100名、14日、上北沢駅で約80名、15日、桜上水駅で約30名、16日、明大前駅で約40名、17日、八幡山駅で約30名、21日、代田橋駅で約30名、合計で約440名でございます。
◆けしば誠一 委員  区が主催した会場と住民の声は。
◎鉄道立体担当課長 来場された方のご意見につきましては、ただいま取りまとめ中でございますので、取りまとめ次第ご報告したいと存じます。
◆けしば誠一 委員  区がかかわった会場。
◎鉄道立体担当課長 今回のオープンハウスは世田谷区と杉並区の共催で開催しておりまして、杉並区がかかわりました会場は、下高井戸駅、芦花公園駅、上北沢駅、桜上水駅、八幡山駅の5カ所でございます。
◆けしば誠一 委員  京王線の高架に関する説明に東京都がいないことに不満が出ましたが。
◎鉄道立体担当課長 今回のオープンハウスは、京王線沿線のまちづくりについて理解を深めていただくことを主たる目的としてございまして、杉並区と世田谷区の共催で実施したものでございます。
◆けしば誠一 委員  発表したつけかえ側道、関連側道、まちづくり側道の意味と役割を。
◎鉄道立体担当課長 側道についての違いでございますが、まず関連側道につきましては、鉄道が高架化される場合に、日影など環境保全に資する目的で、高架構造物の北側に沿って設置される幅員6メートル以上の道路でございます。これは連続立体交差事業の中で整備されるもので、事業主体は東京都になりまして、費用も連続立体交差事業費に含まれます。
 次に、つけかえ側道ですが、連続立体交差事業の実施において現在の道路機能が阻害された場合に、機能回復の目的で設置される幅員4メートル以上の道路でございます。これも連続立体交差事業の中で整備され、東京都が事業主体であり、費用も連立事業費に含まれます。
 最後に、まちづくり側道でございますが、地域の生活交通ネットワークの確保などまちづくりの観点から、地元区が判断して設置される道路でございます。事業主体は地元区になり、費用は連立事業費には含まれません。
◆けしば誠一 委員  側道が6メートルに拡幅される計画、住民説明が必要な課題ではないんですか。オープンハウスで説明が果たせたと言えるのでしょうか。
◎鉄道立体担当課長 今回のオープンハウスでも、積極的な情報提供と丁寧な説明に努めてまいりました。関連側道は鉄道の立体化と一体で施行されるものであり、関連側道のみでの説明会等の予定はございませんが、今後の都市計画の手続においても十分な説明に努めてまいりたいと考えてございます。
◆けしば誠一 委員  区にかかわる側道計画も、来週の都市計画案の説明前には住民説明会を開くべきでは。
◎鉄道立体担当課長 先ほどもご答弁したとおり、側道だけの計画ではございませんで、鉄道の連続立体化と一体で施行されるべきものでありますので、側道だけでの説明会の予定はございません。
◆けしば誠一 委員  京王線沿いの住宅街の騒音、振動のデータ、区は把握すべきと思いますが。
◎環境課長 京王線に限らず、杉並区内を通る鉄道に関する騒音につきましては、区の側でデータを把握してございます。
◆けしば誠一 委員  把握しているんですか。
◎環境課長 把握してございます。
◆けしば誠一 委員  区長に、首都高速4号線の高架と京王線の高架に挟まれる地域の環境影響についての見解を求めます。
◎鉄道立体担当課長 下高井戸1丁目の環境悪化の懸念でございますが、これにつきましては、今後の環境影響評価の手続の中で適切に評価、予測されるものと考えてございます。
◆けしば誠一 委員  小学校教科書採択では、久々に現場が使いやすい教科書を教育委員会の合意で採択しました。昨年、強い反対意見を多数決で押し切り、扶桑社を選んだやり方を今回変えた理由は。
◎済美教育センター副所長 昨年も合議で行わせていただいております。
◆けしば誠一 委員  昨年8月の教育委員会記録を示します。12ページ8行目の委員長の発言を読み上げてください。
◎済美教育センター副所長 読み上げます。「10年前とは、扶桑社の教科書は変わっております。教科書の採択がありましたから、学習指導要領が変わりまして、変わりました。だから、それは同じではありません。しかし、いずれにせよ、これはこのようなことを言っていても、きりがありませんので、これは多数決で扶桑社の教科書に決定をいたします。」
◆けしば誠一 委員  昨年は多数決ですね。
◎済美教育センター副所長 昨年度は、各委員が独自に調査研究した結果を、自らの知見をもとに意見表明をそれまでされました。大方の意見が扶桑社を是とするという状態になったことを言いかえたものであるというふうに私どもは解釈しておりまして、教育委員会の規則に記載されている採決行為は行われておりません。ですから、合議で採択をされたというふうに理解しております。
◆けしば誠一 委員  反対を強く議事録の中に明記されています。多数決でなく、委員の合意が原則と考えますが。
◎済美教育センター副所長 繰り返しになりますが、具体的な採決行為は行われておりませんので、合議で採択されたものというふうに理解しております。
◆けしば誠一 委員  来年は中学の教科書採択。教育委員が禁じられている政治活動とは。
◎庶務課長 いわゆる積極的な政治運動というふうに地方行政組織法には書いてございます。
◆けしば誠一 委員  積極的とは、具体的に。
◎庶務課長 例えば、教科書採択に関していいますれば、教科書の出版に従事をしたり編さんに従事をしたということだと思います。
◆けしば誠一 委員  そうした出版や編さんにかかわる運動は。
◎庶務課長 かかわるというのはいろいろなケースがあろうかと存じます。
◆けしば誠一 委員  特定の教科書採択を目指す政治的集会参加とか積極的な発言は。
◎庶務課長 内容にもよりますけれども、集会に参加しただけでは、積極的な政治運動とは解されないと考えてございます。
◆けしば誠一 委員  一般的には好ましいことですか。
◎庶務課長 一般的な判断は私からはコメントできません。
◆けしば誠一 委員  2008年12月8日、前区長の後援会、No.1の会が主催する政治集会が開かれました。宮坂委員にもお聞きします。この集会に参加しませんでしたか。
◎庶務課長 事務局としては把握してございません。
◆けしば誠一 委員  いや、宮坂委員に聞いているんですよ。冗談じゃないですよ。本人じゃなきゃわからないでしょう。事務局の把握じゃないんです。宮坂委員が在席しているんですから。大藏委員にかわって、きょうは宮坂委員が在席しているんでしょう。それは答弁しなかったらおかしいですよ。何のための委員会なんだ。冗談じゃないですよ。認められないよ、そんなの。
◎庶務課長 把握してございません。
◆けしば誠一 委員  宮坂委員が参加したか、本人に質問したわけです。参加してなきゃしてないでいい。
○島田敏光 委員長  教育委員会、どうしますか。
◎庶務課長 把握してございません。
◆けしば誠一 委員  だって、委員長の席に座っている宮坂委員に聞いているんですよ。これは納得できないよ。本人にしかわからない。
教育委員会委員長職務代理者 お答えします。
 参加しております。
◆けしば誠一 委員  集会チケットを政務調査費で購入した議員が住民監査請求と裁判に訴えられ、その裁判資料から、宮坂委員も大藏委員も購入していたことが判明しました。何枚買いましたか。
◎庶務課長 把握してございません。
◆けしば誠一 委員  宮坂委員に事実として確認します。宮坂委員も2枚買っているという記録があります。参加しているのですから当然買ったと思いますが、いかがですか。
教育委員会委員長職務代理者 2枚購入しました。ただし、これは自分の個人的なお金で買ったものであります。
◆けしば誠一 委員  それは当たり前なんですよ。それは聞いているわけじゃないんですよ。
 568席の会場に、当日まで947枚販売しています。政治団体が行うパーティーや集会はカンパの目的が半分です。宮坂委員、そのことはご存じないんですか。
◎庶務課長 存じておりません。
◆けしば誠一 委員  庶務課長じゃないんですよ、宮坂委員ですよ。2枚買ったと言っているから、1枚はカンパに当たるんじゃないんですか。
教育委員会委員長職務代理者 カンパに当たるかどうかは存じておりません。
◆けしば誠一 委員  裁判資料によれば、11月20日に代金を宮坂委員が納入され、5日に大藏委員は真っ先に納入しています。11月初めにチケットは後援会に送られていたので、その後、振り込んだのだと思いますが、26日、宮坂委員も含む任命同意議案が出される直前です。この点は問題ないとお考えですか。
◎庶務課長 特に問題はないと存じます。
◆けしば誠一 委員  宮坂委員にお尋ねします。つまり、政治的な集会に参加したことと、それから2枚買っているということは、1枚はカンパに当たるんだという認識はなかったのかということを聞いているんです。
教育委員会委員長職務代理者 カンパに当たるとは考えておりません。
◆けしば誠一 委員  12月定例会最終日に行われた集会です。山田前区長の発言は極めて政治的なものでした。11月26日、大藏委員の任命議案の審議の際、退場した議員は辞職しろと息巻き、大藏委員は立派な方だと持ち上げました。大藏委員、宮坂委員がチケットを購入した日を考えて、当然、こうした政治的集会への参加は問題ありませんか。
◎庶務課長 特に問題はないと考えてございます。
◆けしば誠一 委員  宮坂委員に聞いているんですよ、ご判断として。
教育委員会委員長職務代理者 問題ないと考えております。
◆けしば誠一 委員  チケットを購入し、後援会に賛同を表明した2人が、26日、山田前区長から教育委員に任命された、これで公正な人事と言えますか。
◎庶務課長 特段問題ないと存じます。
◆けしば誠一 委員  教育委員が首長の後援会の集会に支持を表明したんですよ。資金集めに応ずるようで、教育委員会の独立性、中立性は保障されているんですか。
◎教育委員会事務局次長 区長部局から任命され、区議会の同意を得たものというふうに思っております。
◆けしば誠一 委員  仮に儀礼的なものだとすれば、他の教育委員、参加していますか。
◎庶務課長 把握してございません。
◆けしば誠一 委員  教育長は参加されましたか。
◎教育長 参加しておりません。
◆けしば誠一 委員  当然のことだと思うんですよね。だって、一政治家の政治集会、後援会の集会ですよ。しかも、当時、区長は教科書採択についてぎりぎりに追い詰められていた。このような軽率な行動は教育委員としては問題ないのか、最後に区長と教育長の見解を求めます。
◎庶務課長 特段ないものと考えてございます。
◎区長室長 教育委員の任命につきましては、手続にのっとって進めてきたところでございます。問題ないというふうに考えております。
◆けしば誠一 委員  任命の問題じゃないんですよ。この行動について問題ないのかということであって、任命じゃないんです。
◎区長室長 承知してございません。
○島田敏光 委員長  以上で無所属区民派の質疑は終了いたしました。
 民主党杉並区議団の質疑に入ります。
 それでは、田代さとし委員、質問項目をお知らせください。
◆田代さとし 委員  不登校の生徒について、教育関連の各施設の改築について、学校給食、図書館、健康学園、柔道などの武道、それから撤去自転車です。
 不登校の生徒さんがどうしても増えてきてしまっているんですが、最終的にほとんど学校に来ない場合も多々あると思うんですが、その場合の学力のフォローはどうなっているんでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 学校に来ない不登校の生徒といえども、学校、学級にとっては大切な生徒ですので、まずは学年の体制、あるいは学級担任が中心になって、放課後の自習であったり、あるいは課題を提出することによって、学力の保証まではいきませんが、支援をしているところでございます。
◆田代さとし 委員  それで、補習のほうにも出ないような生徒さんも出てきていますよね。そういう場合はどうするんでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 まず、定期的に家庭のほうに訪問しまして、課題を提出し、そしてそれを受け取って適切に助言をしているところでございます。
◆田代さとし 委員  それで、家庭まで行って、お父さんとかお母さんがそれをフォローしてくれればいいんですが、お父さん、お母さんもほとんど外出しっ放しで生徒さんがほっとかれている場合もあるんですけれども、例えば、そういう課題とか宿題を渡して、それを回収できない場合とかありますよね。そういう場合はどうするんでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 私どもセンターのほうでは2つの支援の体制を整えております。1つは、ふれあいフレンドというような、家庭に向かって出向いていきまして、そのお子さんの様子に応じて学習支援をしていくという方法、あるいは中学校におきましては、適応指導教室のさざんかステップアップ教室をつくっておりますので、そちらでも対応しております。
◆田代さとし 委員  それでも、最終的にふれあいフレンドさんも適応指導教室もなかなかなじめない生徒さんというのもいると思うんですけれども、そういう生徒さんは今何人ぐらいかわかりますでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 正確な人数は把握してございません。
◆田代さとし 委員  例えば感覚で、四、五人で済んでいるのか二、三十人いるのか、その辺はどうでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 ひきこもりのほうの人数を調査しておりますので、今そちらのほうを調べたいと思います。お時間をいただけますでしょうか。――ひきこもりのほうなんですが、小学校のほうにつきましては、ひきこもり状態が11名ということで、平成21年度、調査しております。
◆田代さとし 委員  そのひきこもりというのは、どういう基準を言うんでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 定義でございますけれども、さまざまな要因によりまして社会的な参加の場面が狭まり、就学等の目的以外での生活の場に出ることが困難な状態というふうに認識しております。
◆田代さとし 委員  人数的にはかなり少ないようですので、さらにきめ細かいフォローをお願いしたいと思います。
 次に、教育施設の改築なんですけれども、教育関連ではたくさん候補があるんですけれども、順番に聞いていきます。高井戸二小はどこが課題なんでしょうか。
◎学校適正配置担当課長 高井戸第二小学校に関しましては、この間、耐震診断を行っておりまして、各棟ごとに強度不足のところがあった関係で、このたび改築することになったものでございます。
◆田代さとし 委員  次に、永福小と、和泉の小中の統合校、これは何を改築するんでしょうか。
◎学校適正配置担当課長 永福小学校につきましては、統合時18クラスを必要としてございます。その関係で、既存校舎に普通教室を増やす関係があることと、あと体育館は昭和37年とかなり老朽化しておりますので、体育館とプールとを改築いたしまして、そのあいたスペースに特別教室等を設ける、そういった改築工事をするものでございます。
 あと、和泉の小中一貫に関しましては、このたび新しく施設一体型の小中一貫教育校をつくるということになりましたので、和泉小学校につきましては、大部分のところ、もう52年ぐらいたって老朽改築の時期に来てございますので、和泉中学校に接続する形で小学校部分を全面改築するというものでございます。
◆田代さとし 委員  和泉小中は、小のほうが北で中が真ん中にありますよね。じゃ、真ん中を残してしまうんですか。
◎学校適正配置担当課長 どのような形で配置して小中一貫教育校をつくるかに関しましては、現在、設置協議会というのを設けまして、その配置も含めまして、北側に置くとか、今の和泉小に置くとかという議論をしているところでございます。
◆田代さとし 委員  次に体育館関係なんですけれども、大宮前体育館と妙正寺体育館は建物のどこに問題があるんでしょう。
◎営繕課長 両方とも、大宮前体育館も妙正寺体育館も耐震調査をいたしまして、耐震の改築の必要性があるという結果が出たところでございます。
◆田代さとし 委員  それで、どれも改築が必要な状況なんですけれども、どうしても一般財源が足りなければ施設整備基金からの繰り入れになるんですけれども、その辺の、じゃ、順序はどうやって決めていくんでしょうか、優先度は。
◎企画課長 今ご答弁申し上げた幾つかは、既にそういった方向で進めているわけですけれども、今最後にお話しになった部分を含めて、全体につきましては、過日ご答弁申し上げましたとおり、今後、施設全体をどうしていくかという観点で幅広く検討して、財政計画も含めて考えてまいりたい、こんなふうに思ってございます。
◆田代さとし 委員  今後ということですので、検討をお願いしたいと思います。
 次に、新しい公共ということで質問させていただきます。今後、基本構想の中で新しい公共について議論されるということなので、前もって聞いておきたいんですけれども、例えば学校の給食でも、お父さん、お母さんのグループが、例えば10人ぐらいのグループをつくって給食調理をやりたいというようなグループが出てきたら、そういうのは任せられるんでしょうか。
◎学務課長 学校給食につきましては、文部科学省で学校給食衛生基準というものがありまして、細かく基準が定められております。そのため、今業務については経験豊かな業者に委託しているところでございます。したがいまして、定められた時間の中で学校給食を提供するということと、調理員同士の連携が必要ということを踏まえますと、父母のグループ等の委託にすることはちょっと難しいかなというふうに考えております。
◆田代さとし 委員  例えば父母のグループでも、株式会社でやっている人たちよりも上手な人もいると思うんですよ。何かだめなそういう理由というかハードルはあるんでしょうか。
◎学務課長 今申し上げましたように、当然ですけれども、調理業務としては資格が必要です。具体的には、私ども今定めているのは、調理師資格を有し、4年以上の集団給食経験があり、かつ学校給食業務について2年以上の資格要件というのを定めています。その程度の資格をお持ちになっているということであれば、条件的にはクリアするものと思っております。
◆田代さとし 委員  それで、今委託で下請というか働いている人たちが、私たちはもう力つけたのでやりたいという──今おっしゃるのだと、もう経験もありますね。そういう人たちがグループをつくって、例えばNPOなり、そういうちゃんと組織もつくったら参加できるということでしょうか。
◎学務課長 今申し上げましたのは比較的厳しい基準かなと。私どもも、衛生管理というスタンスで見ますと、4年以上の集団給食の経験とか、それから学校給食業務経験の2年以上の資格要件とか、そういうのを定めておりますので、それを一般の方が、例えばどこかで資格を……
◆田代さとし 委員  一般じゃないですよ、経験している人ですよ、今実際に。
◎学務課長 あと、それに加えて、先ほど申しました学校給食の衛生基準というのがありまして、文科省で定めているんですが、こういう基準に適合した調理業務をしていくということは、今の業者でも結構厳しいものと思っておりますので、今委員のおっしゃるような父母の方がやるのはちょっと厳しいのかなというふうには感じております。
◆田代さとし 委員  その衛生基準のほうがちょっとわからないんですけれども、もうちょっと説明してください。
◎学務課長 衛生基準ですが、食材料の検収、それから調理作業工程の細かな衛生基準なので、具体的なものは持ってないんですが、あと、日常の健康管理などが含まれているものと考えております。
◆田代さとし 委員  何か今質疑していても、できそうな気がするんです。実際に、例えば今は下で働いていて独立したいという場合は、経験は十分ですよね。実際やる人は同じですよね。まあ尽きないので、次に移りますけれども。
 あと、教育関連では図書館ですね。これは司法書士さんたちが結構熱心なので、自分たちはもう独立してやりたいという場合は、図書館はどうなんでしょうか。
◎中央図書館次長 現在、図書館では基本方針を定めておりますけれども、それが、区民や企業、NPOなど、民間の力を活用しながら協働による個性ある図書館づくりをしていこうということです。そういうことで、基本方針に掲げているような運営方針のもとで進めておりますので、プロポーザル方式で選定をしております事業者さん、そういったところでNPOの方も全く排除するものじゃございませんので、どんどん手を挙げていただきたいですし、一緒にやっていただきたいと思っています。過去にも、NPO法人さん1つ、団体が手を挙げられました。
◆田代さとし 委員  前向きな答弁なので、次に移ります。
 時間がないので2つ飛ばして、最後に撤去自転車なんですけれども、これは今収入で1,159万円もあるんですが、これはどこに、単価は幾らで売っているんでしょうか。
◎交通対策課長 海外への売却につきましては、平成19年から実施しております。民間事業者に、21年度の実績で申し上げますと、単価1,111円で1万434台売却してございます。
◆田代さとし 委員  それで、その業者はどの国に売っているかまで把握しているんでしょうか。
◎交通対策課長 主にアジア、アフリカ方面と聞いております。ここのところの実績で申し上げますと、中国、タイ、ベトナムあたりというふうには聞いてございます。
◆田代さとし 委員  その辺の売却先なんですけれども、先方では自転車はすごく役立っていると思うんですね。だから、杉並区として、例えば今後タイと友好を結ぶとか、国はどこでもいんですけれども、それは戦略を持てばいいと思うんですけれども、業者に売り先は任せてしまっているのか、その辺ちょっと確認させてください。
◎交通対策課長 基本的に、海外へ、そしてアジア、アフリカ方面というふうな考え方を示してございますので、最終的な決断は業者のほうが行っているということでございます。
◆田代さとし 委員  今後杉並区も、東南アジアは今韓国以外はないんですけれども、その辺、せっかく1万台も、多分先方は喜んでいるんでしょうから、もっと戦略を持ってやってほしいと思いますが、いかがでしょうか。
◎交通対策課長 委員おっしゃるとおり、今後、再利用の要望等も踏まえまして、実際にこの事業を継続していきたいと考えております。
○島田敏光 委員長  以上で民主党杉並区議団の質疑は終了いたしました。
 みんなの党杉並の質疑に入ります。
 それでは、横田政直委員、質問項目をお願いいたします。
◆横田政直 委員  帰国及び外国人の児童生徒への適応指導、水害対策、バリアフリー、自転車による事故です。
 帰国及び外国人の児童生徒への適応指導というものをしていると思うんですが、その具体的な内容を教えてください。
◎済美教育センター統括指導主事 学校に在籍する帰国・外国人生徒に対して行う日本の学校生活への適応する指導でございます。具体的には、日本語の習得あるいは教科指導にかかわる補充的な要素を持っております。
◆横田政直 委員  どれくらいの人数がいらっしゃったんでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 人数ですが、平成22年度の5月1日現在で、小学校97名、中学校43名でございます。
◆横田政直 委員  どこの国から来られた方が多いですか。
◎済美教育センター統括指導主事 最も多い国が、平成21年度、22年度ともに中国からでございます。
◆横田政直 委員  問題点等を教えてください。
◎済美教育センター統括指導主事 まず、この支援におきましては日本語の指導が中心になりますが、生活言語につきましてはおおよそ少しずつ習得していくんですけれども、学習にかかわる日本語の指導については、大変難しい状況になっております。
◆横田政直 委員  外国人の児童生徒の多い新宿区では、登録ボランティアの制度が充実していると聞いております。杉並区での取り組みを教えてください。
◎済美教育センター統括指導主事 新宿区では、教育センターのほうに通訳派遣制度等がありますけれども、杉並区ではそのような施策的なものはございません。ただ、ケースによりましては、杉並区の交流協会のほうから派遣していただきまして対応することがございます。
◆横田政直 委員  次に、来所教育相談及びスクールカウンセラーの相談というものをされていると思いますが、その内容を教えてください。
◎済美教育センター副所長 来所相談とスクールカウンセラーの制度の違いということでございますけれども、現在、済美教育センターでは、心理職を20名雇用しております。その20名を、兼務体制をしきまして、小学校スクールカウンセラーに週1日、2校ずつ配置をしております。残りの週2日間につきましては来所相談という形で、済美教育センターに勤務をして区民からの相談を受け付けるようなシステムになっております。
◆横田政直 委員  スクールカウンセラーの相談及び済美教育センターでの相談ということですが、子どもに対して、保護者に対して、教職員に対して、それぞれ相談を受け付けていると思うのですが、その内訳を教えてください。
◎済美教育センター副所長 21年度のデータでございますけれども、児童生徒に対する相談が7,179件、保護者に対する相談が2,295件、そして教員の相談が7,414件、そのほか電話等の相談も受けておりますので、総計、小学校の相談が1万7,250回という形になります。中学校につきましては、総計が9,247件という形になっております。
◆横田政直 委員  済美教育センターでのほうは。
◎済美教育センター副所長 失礼しました。来所相談でございますけれども、来所相談につきましては、就学前のご相談が23件、小学校低学年が254件、高学年が207件、中学生が162件、そして高校生が2件、合計が648件というふうになっております。
◆横田政直 委員  今後の課題について教えてください。
◎済美教育センター副所長 スクールカウンセラーにおきます相談も、今お話ししましたように年々増加の傾向になっております。また、来所相談も件数が増加しておりまして、これに対する課題がやはり一番大きいのではないかというふうに思っております。
◆横田政直 委員  いじめの問題、児童虐待の問題、教職員のノイローゼやうつになってしまうといった問題に対しても大きな役割を果たしていると思います。今後とも力を入れていってほしいと思います。
 次に、教育委員会のホームページなのですが、区政経営報告書の541ページで、維持管理費用については150万円かかっていますが、アクセス数が1万4,574、1日にすると約40件だと思いますが、ちょっと確認をしてください。
◎庶務課長 これは公式ホームページから訪れた数ということで掲載をしてございます。
◆横田政直 委員  1日約40件ということでよろしいですか。
◎庶務課長 そのとおりでございます。
◆横田政直 委員  私のホームページのアクセス数よりも断然少ないと思うので、これについては、 150万かけて区の職員ぐらいしか見てないというのでは、ちょっと費用対効果を考えると問題だと思いますので、PR等をしっかりお願いいたします。
 では次に、水害対策のテーマに移ります。
 透水性舗装等の透水施設についての現状を教えてください。
◎建設課長 透水性舗装等の現状でございますけれども、透水性舗装につきましては、区道面積のおおむね1割程度で実施済みでございます。また、浸透ますで2,800カ所余り、浸透地下埋設管で950カ所余りで設置してございます。
◆横田政直 委員  今後の課題について教えてください。
◎建設課長 課題でございますけれども、透水性舗装につきましては、一般の舗装に比べて強度が低く、施工場所が限られるという課題がございます。また、これらの浸透施設は、浸透能力維持のための設置後の維持管理が課題かというふうに考えてございます。
◆横田政直 委員  通常よりもコストとしてはどの程度かかるんでしょうか。
◎建設課長 透水性舗装は、一般の舗装に比べまして2倍程度高くなってございます。また浸透ますについては、一般の雨水ますに比べまして2割程度高くなるという状況でございます。
◆横田政直 委員  先日も水かさが増して危なかったという区民の意見がありました。安全・安心なまちづくりに向けた取り組みに期待をします。
 次に、バリアフリーについてお聞きしたいと思います。
 区民からの要望が強かった荻窪駅西口、エレベーターができるということになり、バリアフリー化が進みますが、この荻窪駅西口のバリアフリーの整備についてお聞かせください。
◎拠点整備担当課長 昨年の12月にJR東日本と設計の協定を結び、本年の9月に施工協定を結びました。今年度中に西口の北側の階段のところにエレベーター1基、あとは、構内の総武線のホームに上下するエレベーターが1基、設置される予定でございます。
◆横田政直 委員  今年度、来年の3月末までに完了予定ということですね。
◎拠点整備担当課長 そのとおりでございます。
◆横田政直 委員  あとは、中央線のホームまでのエレベーターが今後の課題ということだと思います。
 次に、公衆便所のバリアフリーについてお尋ねしたいと思います。
 ここでいうバリアフリーは、まず何でしょうか。
◎みどり公園課長 現在の公衆便所では、車いす対応のトイレを設置している公衆便所がバリアフリーということでございます。
◆横田政直 委員  車いす用のトイレがあるというのがここでのバリアフリーということですが、公衆便所は区内に何カ所あるんでしょうか。
◎みどり公園課長 17カ所ございます。
◆横田政直 委員  そうしますと、区政経営報告書527ページの53%というのは、17カ所のうちの9カ所が車いす用のトイレだということでよろしいでしょうか。
◎みどり公園課長 委員おっしゃるとおりでございます。
◆横田政直 委員  杉並区内にある公園の便所というのは幾つあるんでしょうか。
◎みどり公園課長 ことしの4月現在で公園便所は204カ所ございます。
◆横田政直 委員  今後の取り組みに期待をしたいと思います。
 次に、区が管理する都市計画道路のバリアフリー整備というテーマに移りたいと思います。
 ここでいうバリアフリーとは、具体的に何でしょうか。
◎建設課長 都市計画道路のバリアフリーでございますけれども、歩道の拡幅、歩道の段差や勾配の改良、あわせて無電柱化を図る場合もございます。
◆横田政直 委員  区政経営報告書では43.1%ということですけれども、今後の目標、見通しを教えてください。
◎建設課長 この43.1%でございますけれども、これは区施行が予定される路線に対する割合でございます。同様の考え方で、現在整備中の荻窪駅南側の補助131号線の整備が完了いたしますと、こちらの値が46.6%となる予定でございます。
◆横田政直 委員  では次に、区政経営報告書の519ページの一番上、井荻地下歩道利用者のうち、不便さを感じる割合、これがデータとしてはゼロ%、不便を感じる人がゼロ%と書いてありますが、このヒアリング調査をした人数、分母を教えてください。
◎建設課長 申しわけございません、このヒアリング調査は平成19年度に実施してございます。その際、288名の方にお聞きしてございます。こちらのゼロ%については、21年度計画していることで、21年度実施してございませんのでこういった表記になっておりますけれども、非常にわかりにくい表記で申しわけございませんでした。
◆横田政直 委員  21年度はやってなくてゼロということですか。
◎建設課長 はい。
◆横田政直 委員  昨日、調査に自ら行ってきたんですが、早速区民から、エレベーターがなく、エスカレーターも上りだけ、スロープも長い、お年寄りや障害者に対する配慮がないんじゃないかという意見もありましたので、その意見は受けとめていただきたいと思います。
○島田敏光 委員長  質問ですか。
◆横田政直 委員  はい。
◎建設課長 今は常時は上りエスカレーター、ただ、手動で下りのエスカレーターにもなります。限られた空間で地下歩道をつくってございます。そうしたお声はこれまでも議会のほうからもいろいろご要望をいただいてございます。全体が東京都の財産的なものでございますので、東京都に引き続き要望してまいりたいというふうに考えてございます。
◆横田政直 委員  最後に、自転車による事故の現状、課題についてお聞かせください。
◎交通対策課長 自転車が関与する事故でございますが、内容といたしましては、自動車との事故が約66%と圧倒的に多くなっております。また、自転車と歩行者との事故につきましては約6%となっておりますが、最近、歩行者と自転車による事故で高額の賠償責任を負う例も出ております。
 また、今後の課題ですが、これまで小中学校を中心に交通安全教室を開催してまいりましたが、これに加えて、20代から高齢者まで、いかにして広範囲の方にルールやマナーを身につけていただけるかが今後の課題と考えております。
◆横田政直 委員  高齢者が安心して歩けるまちづくりに向けた対策に取り組んでいただきたいと思います。
 以上です。
◎済美教育センター統括指導主事 先ほどご質問いただきました、帰国・外国人の今現在適応指導を行っている人数につきまして訂正をさせていただきます。
 先ほどお答えしたのは外国人の児童生徒の人数でして、今通う人数は、平成21年度は33人でございます。そして平成22年度は9月現在で20名でございます。
○島田敏光 委員長  以上でみんなの党杉並の質疑は終了いたしました。
 新しい杉並の質疑に入ります。
 それでは、脇坂たつや委員、質問項目をお知らせください。
◆脇坂たつや 委員  成人学習支援。資料ナンバーは320です。
 おはようございます。脇坂です。本日もトップバッターになります。よろしくお願いします。
 早速、成人学習支援について始めます。
 杉並区では、子育て世代には子育て応援券、高齢者の社会進出には長寿応援ポイント事業など、各世代に対してさまざまな支援をしています。成人学習支援は、このような施策と同様、地域とのかかわりが薄い若者や勤労男性などの地域参加を広げる機会をつくっていこうという目的で取り組んでいるものと認識をしておりますが、まず、この内容で間違いありませんか、お示しください。
◎社会教育スポーツ課長 基本的な姿勢としては間違いはございません。ただ、若者層につきましてはなかなか集まらないという現状がございます。
◆脇坂たつや 委員  では、この成人学習支援の若者層、ターゲット、何歳から何歳ぐらいまでお考えか、お示しください。
◎社会教育スポーツ課長 こちらのほう、参加者等を考えますと、30代以上というようなターゲットになりますけれども、成人学習の対象としましては、18歳以上の区民すべてを対象にしているところでございます。
◆脇坂たつや 委員  一その世代の者として、こういった企画を考えていただけるのは非常にありがたいなと感謝申し上げたいと思います。
 いただいた資料では、すぎなみ大人塾や区民企画講座、家庭学級とすぎなみ社会教育セミナーを開催しているということでございますが、家庭学級を除いた講座数、お示しいただけますか。
◎社会教育スポーツ課長 全部で9講座開催しているところでございます。
◆脇坂たつや 委員  では、今年度の参加人数をお示しください。延べ人数ではなくて、定員でお答えいただきたいんですけれども。
◎社会教育スポーツ課長 約280名ほどになります。
◆脇坂たつや 委員  私もターゲット層に入ると思っていますが、正直、この存在を今まで知らなかったところがありました。この取り組みの認知度、どれくらいまで浸透しているとお考えですか。
◎社会教育スポーツ課長 区の広報、ホームページ、また駅の掲示板等に掲示をしているところでございますけれども、十分な周知というか、徹底した区民への周知というのはまだ不足しているというふうには認識しております。
◆脇坂たつや 委員  では、実態の参加者の平均年齢、お示しください。
◎社会教育スポーツ課長 ターゲットとしまして、子育てを終えた主婦の方ですとか、定年後の方々を対象にしているのが主でございますので、平均年齢はおよそ50代後半になろうかと思っております。
◆脇坂たつや 委員  主婦とかという話になってくると、最初の質問と意図がちょっとずれてきてしまうと思っていまして、地域大学をやっていらっしゃると思いますけれども、それは比較的対象年齢が高いというふうに伺っております。成人学習支援は、その差別化を図っているものだというふうに理解をしているんですけれども、そうしますと、若者男性ですとか勤労男性から参加をしてもらいたいという趣旨からは、ずれてくると思いますが、いかがお考えですか。
◎社会教育スポーツ課長 今後の地域づくりを担うという意味でも、若い層の取り込みというのは重要と思いますので、若者層への周知、PRについては力を入れていきたいと思います。
◆脇坂たつや 委員  若者層ということで今ご答弁いただきましたけれども、この講座に関して、私が最初にひっかかったのは講座の開始時間なんですね。土日はまあいいとしましても、平日で夜遅いもののスタートが19時からなんですよね。私も先日までサラリーマンしていましたから思うんですけれども、普通に残業して、7時というのは間に合う時間じゃないというふうに思っておりまして、彼らのライフワークを考えてお決めいただけたのでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 基本的に、夜の講座でございますので、施設のオープン時間等を含めて検討したものでございます。働いている方に関しては、やはり休日、土日ということで開講の設定をしているところでございます。
◆脇坂たつや 委員  施設の都合というのは当然あると思うんですけれども、まずは区民の都合ありきで、その後に施設の都合を考えるべきだというふうに思っております。
 ちょっと質問を変えてみます。では、しっかりと照準を若者層に絞ったとして、若い人ならどのような講座に参加したいのか、何に興味を持っているとお考えですか。
◎社会教育スポーツ課長 以前やりまして、コミュニケーションをテーマにした講座にはかなり参加者がいたというふうに伺っております。やはり人間関係の悩み等に関心が高いというふうに思っております。
◆脇坂たつや 委員  あくまで私の交友関係という狭い範囲の話になってしまいますけれども、少し意見を申し上げます。
 現在の先行きが不透明な状況において、若い世代というのは、やはり将来に対して不安な思いを抱いています。今働いている会社は本当につぶれないで大丈夫なんだろうかとか、このまま勤めていて自分はそれでいいのだろうかとか、おれは出世できるのかなとか、飲み会の愚痴というのはそういうことが多いんですよね。
 ですから、これは1つの案としてご検討いただきたいんですけれども、自己啓発とか、将来を考えようとか、そういう企画を増やすと、じゃ、参加してみようかという気になる方が増えるのかと思っております。いかがでしょう。
◎社会教育スポーツ課長 貴重なご意見として参考にさせていただきたいと思います。
◆脇坂たつや 委員  ありがとうございます。では、今のお話を踏まえていただいて、講座数を増やすご予定はおありですか。
◎社会教育スポーツ課長 講座の数そのものというよりも、内容の見直しということは進めてまいりたいと思います。
◆脇坂たつや 委員  あわせて提案なんですけれども、講座に来てもらって、はい、終わりではちょっともったいないのかなというふうに感じています。というのも、先日感じた出来事をお話しさせていただきたいんですけれども、私は災害対策特別委員会に所属をしておりまして、先日の震災訓練に参加いたしました。そのときは150人くらいの方がいて、訓練自体は皆さん一生懸命で、和やかに進んでいました。
 私はその中で同世代の男性を探してみたんですけれども、何と、だれひとりいなかったんですね。それはいいとして、周りを眺めてみると、そこでは小学生の子どもたちが、自家発電というんですかね、びいっと引っ張って、それをやって非常に楽しくしている。イメージついていただけていますでしょうか。けれども、こういうのはいざというときに全く現実味がないなというふうに思いました。やっぱりこういう場に若い男性がいなきゃだめだなと。この世代へのてこ入れが大事なんだなというふうに思いました。
 ですから、申し上げたいのは、成人学習支援の講座修了後に、積極的に区から若者に対して、例えば、来週は震災訓練があるから、みんな声をかけ合って来てね、よろしくとか、そういう社会への参加をもっと呼びかけていってほしいということです。プラスワンなので、ぜひ言っていただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 教養講座ではないんですけれども、スポーツのプログラム、例えばフットサル等では、1人で参加して、それでチームをつくって仲間づくりをして、地域のほうへかかわっていこうというようなプログラムをやっているというふうに伺っておりますが、こちらのほうも貴重なご意見として承りたいというふうに考えております。
◆脇坂たつや 委員  今、フットサルということでスポーツの話になりました。私もサッカーをやっていましたので、フットサルが今はやっているというのは知っていますし、今お話しいただいたのは、体育館にチームで集めるのではなくて、1人1人、知らない人同士が勝手にというわけじゃないですけれども、区としては箱を用意して、そこに集まってフットサルをやって皆さんで仲よくしましょうと。こういう企画、これこそが、年配者はあると思いますけれども、地域社会への参加の第一歩だなというふうに思います。
 また震災訓練の話に戻りますけれども、では、フットサルの参加者に震災訓練ありますよと告知をして、それで、震災訓練が終わったら校庭でまたみんなでフットサルやりましょうよとか、そういうところまで言っていただけると、じゃ、来てみようかなと。こういう種まきを増やしていただきたいと思います。いかがでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 委員ご指摘のとおり、講座を終わった後の活動というのは非常に重要視しておりますので、こちらも、内容の見直しのほうで含めて考えさせていただきたいと思います。
◆脇坂たつや 委員  最後になります。成人学習支援の企画運営というのは非常に難しいものだなというふうに思います。当然、行政というのは社会的、経済的に大変な方から手を差し伸べていくわけですから、どうしてもこういう若年男性層は後回しになってしまいます。それは重々理解をしております。また逆に、そういった世代はそういった世代で、面倒くさがったり、SNSとか、そういったインターネットの世界に入って、あえて社会と距離を置こうとしてしまう。しかし、だからといって、今のほぼ手つかずの状態でよしとするわけにはいかないと思います。エネルギーを持っているというのがこの世代だと思いますし、また、緊急時に一番頼りになるのも彼らだと思います。
 先ほどご答弁いただいた内容、実現に向けてしっかりと歩を進めていただくという意気込みをいま一度お聞かせいただいて、私の質問を終わりにしたいと思います。
◎社会教育スポーツ課長 若者層の取り込み並びに講座修了後の地域での活動、つながり、そういうものを重視して、講座内容等の見直しを進めていきたいというふうに考えております。
○島田敏光 委員長  それでは、河野庄次郎委員、質問項目をお願いいたします。
◆河野庄次郎 委員  高円寺北幼稚園と師範館についてです。
 初々しいデジタル世代からアナログ世代の質問になりますけれども、よろしくお願いします。
 最初に、高円寺北幼稚園の子供園化についてお尋ねをいたします。
 先日の保健福祉委員会で、私も所属しておりますけれども、子供園についての設置がございました。成田西幼稚園、そして高円寺北幼稚園が来年度子供園化するということでございます。
 改めてお聞きしますけれども、来年度から子供園となるこの2園について、施設、環境の面でどのような対策を講じておられるか、まずお尋ねをいたします。
◎教育委員会事務局副参事(正田) 来年度子供園となります成田西と高円寺北につきましては、長時間保育と一時保育を実施してまいりますので、成田西については、管理人室を午睡部屋に改修いたします。そのほか、2園とも、保育室の環境を整えるという意味から空調設備を刷新いたします。それと、セキュリティー面での対策で、入り口門扉の電子錠の設置でありますとか、おやつ提供のための備品等を整備していく考えでございます。
◆河野庄次郎 委員  次に、子供園は幼稚園としての認可は継続するわけですけれども、当然、その設置基準などを満たした上でそのような対策を講じていくということだと思うんですけれども、園の運営上、十分なものであると考えておられるのかどうか、いかがでしょうか。
◎教育委員会事務局副参事(正田) 子供園におきましても、幼稚園の設置基準、施設の設備でありますとか学級編制の基準等は当然満たしております。ただ、保育環境の改善という観点からは、必要な部分は今後も見直していくところがあるかと思いますので、改善には努めてまいりたいと存じます。
◆河野庄次郎 委員  その中で高円寺北幼稚園は、これまで杉四小学校と幼小連携ということで、大変うまく運営がなされてきたと聞き及んでおりますけれども、子供園になることで、現在の高円寺北が何か影響が出ないのかどうか、その点いかがでしょうか。
◎教育委員会事務局副参事(正田) 高円寺北幼稚園と杉四小では、今、週1回の給食の交流ですとか、あと、4年生と6年生がそれぞれ年長、年少と交流をしていると聞いております。こういった活動は子供園になってからも引き続き行っていく考えですので、特に影響はないと考えております。
◆河野庄次郎 委員  それでは、この問題の最後に、施設面での対応については先ほどお伺いしたわけですけれども、特に高円寺北幼稚園については、私もごく最近、個人的に現場を視察し、またいろいろご意見もお聞きしてきました。杉四の校内に設置するということで、他の子供園とは条件が異なるわけですよね。
 そこでお伺いしますけれども、保健福祉委員会での論議、いろいろありました。そこで、現場を私も見て、今後学校内で何らかの対策が必要ではないかな、工夫の余地があるのではないかなということを感じて帰ってきましたけれども、その点についてのお考えをお聞かせいただきたいと思います。
◎庶務課長 今委員ご指摘のとおり、高円寺北子供園については、学校施設内にあるという特殊性がございます。学校施設全体を使うという視点から、何か工夫の余地がないかどうか、早急に学校側と調整をしてみたいというふうに思います。
◆河野庄次郎 委員  よろしくお願いします。
 それでは、師範館についてお尋ねします。
 これは前区政の山田区政の成果の1つで、教師養成塾杉並師範館ということで、今年度は来期の塾生の募集を見送って、来年度以降のあり方について検討しているところであると聞き及んでおりますけれども、それに関連して何点かお尋ねをいたしたいと思います。
 まず初めに、師範館は、教育は人なりを信条として、熱意あふれる教師を地域で責任を持って養成していくため、平成17年の開設準備、そして平成18年に開設したと記憶しておりますけれども、そもそも師範館の設立のねらい、目的というものはどんなところにあったのか、改めて確認の意味でお尋ねをいたしたいと思います。
◎教育委員会事務局副参事(田中) まさに委員ご質問の中でおっしゃっていただいたとおり、教育は人なりということを信条にして、私ども、杉並師範館を設置したものでございます。これには1つの背景がございまして、区ではかねてより、区立学校でありながら、なかなか教員人事権が、県費負担教職員制度のもと、制約されていたという長い歴史がございました。その中で、法改正あるいは国の動きの規制緩和等があることを先取りしながら、地域で責任を持って区立学校を運営していくということで、まずは小学校からということで、杉並区の新たな学校づくりを進めて教育改革を進めていくために、子どもは当然、あるいは保護者、地域で全力でそういった願いに取り組んでいく先生を育てていきたいということで独自採用を始めていく、そういう目的で開設したものでございます。
◆河野庄次郎 委員  次に、ことし4月の時点では師範館の1期生から4期生がいるわけですけれども、実際に区立小学校に独自採用教員として配置されております。いただいた資料を見ますと、本年9月1日現在、43校に94名の先生が配属されていると示されております。
 そこでお伺いいたします。今期は5期生の養成が進んでいるところだと思いますけれども、5年間にわたる教師養成の成果について、教育委員会としてどのようにとらえているのかなという思いがございますので、その点についてお聞かせください。
◎教育人事企画課長 平成19年度より区費教員を採用してきておりますが、いずれの年度においても、多くの区費教員が自信を持って生き生きと日々の教育活動に取り組むことができております。これは、師範館の養成カリキュラムに基づきまして、1年間かけて体系的に学んできた成果でありまして、子どもへの愛情と情熱、強い使命感を持った教員を養成するという師範館の当初の目的は、十分に達成されたものととらえております。
◆河野庄次郎 委員  私も、かつて卒業式、入学式に出席をさせていただきました。そのとき感じたことは、一言で言うと、塾生の清新な息吹を強く感じたところですけれども、幾つかの区立の小学校の校長先生あるいは地域の方々から、師範館卒塾生の各学校での大変よい評判を耳にしております。その点、我々議員はもっと区立の先生、教員の活躍の実態を知る必要があるのかなという思いもいたしております。
 そこでお伺いしますけれども、教育委員会へ届く区費教員の評価というものはどんなものが多いのか、その点、お示しをいただければありがたいと思います。
◎教育人事企画課長 評価でございますけれども、多くの区費教員につきましては、熱意や積極性、あるいは杉並区の教員としての自覚、礼儀正しさがありまして、また、地域行事にはとにかく積極的に参加し、学校と地域との連携協力の大切さについて一生懸命学ぼうとする姿勢があるというように高く評価していただいているところでございます。
◆河野庄次郎 委員  杉並師範館の取り組みは、一面では、いわゆる教職人事権の地方自治体、基礎自治体への移譲を訴え、先取りした取り組みではなかったかと評価をしております。現に、師範館の開塾は、当時、幾つかのマスコミで報道されたり、あるいはまた他の自治体からの視察も大変多く、他の自治体での教員養成あるいはまた独自養成にも大きな影響を与えたのかなということを感じております。
 そこでお伺いしますけれども、杉並師範館開設後、全国にどのような影響を及ぼしたか、幾つかの事例があればお教えいただきたいと思います。
◎教育委員会事務局副参事(田中) ご指摘のとおり、準備段階あるいは塾の開設という当時、おかげさまで、テレビ、ラジオ、新聞等で多くの報道等されました。
 それから、他の自治体からの視察ということですけれども、幾つか例を出しますと、例えば京都市あるいは三鷹市、横浜市、堺市あるいは相模原市、そのほかに多くの自治体が当時視察にお見えになってございます。また、その多くの自治体が実際に視察に来た後に、それぞれが、それぞれの形ではございますけれども、教師養成を始めているといったような経過がございます。
◆河野庄次郎 委員  その一方で、次のようなことも聞かれております。県費教員と表現させていただきますけれども、県費教員と区費教員の身分上の違いでございます。例えば、県費教員には初任者研修を初め各段階でのいろいろな研修があると聞いておりますが、区費教員には同じような研修が実際行われているのかどうかなという疑問が1つ。
 それからもう1つは、先生になった以上はやはり出世をしていきたいということも、これは人情であると思います。ですから、管理職への任用はどのようになるかということです。このことについてお考えをお聞きいたしたいと思います。
◎済美教育センター副所長 私から、研修についてご回答申し上げます。
 区費教員の研修につきましては、都費、いわゆる県費でございますけれども、と同様に、初任者研修から4年次の研修、若手教員研修を悉皆化して、必修化して受講させております。また、自らの課題に応じて自らが課題を選択するという選択課題研修のコマも設けております。加えまして、年に2回、定期的に杉並区学校教職員連絡会、これは区費の教員を対象としたものでございますけれども、これを開催して、勤務条件や人事異動の方針等について周知徹底を図る、また、区の施策について詳しく学ぶというような場も設定しているところでございます。
◎教育人事企画課長 私からは、管理職への道について回答させていただきたいと思います。
 副校長や主幹教諭、主任教諭の昇任選考につきましては、都費教員と同様に、既に制度設計しております。
 なお、校長につきましては、都の定める定数に基づいて配置される原則があります。こういったことから、区費教員につきましては、都と区の人事交流等により、一度都費教員としての身分を取得させた上で任用できるものとされています。こういったことも踏まえまして、今後も、区費教員の校長への任用の実現に向けて、東京都教育委員会との協議を積極的に進めてまいりたいと考えております。
◆河野庄次郎 委員  なるほど、全国的にも他の自治体に影響を与えた、また人事権やいろいろな面で努力をされていることを改めて確認をさせていただきました。
 そこで、最後にお尋ねさせていただきます。昨日も質問があったと思いますけれども、師範館の今後のあり方について、現在、教育委員会と杉並師範館の間で検討、協議をしているとお聞きしておりますけれども、再確認のためにもう一度、どのような方向で検討結果がまとまりそうなのか、この時点での答弁をいただきたいと思います。
◎教育委員会事務局副参事(田中) 現在、師範館と教育委員会との間で、杉並師範館のあり方検討委員会というものを設置しまして、今後のあり方について協議、検討を行っているところでございます。基本的には、現在5期生の養成を行っておりますが、それが終わると、区費教員が来春には約120名に到達するということでございます。そうした中で、30人程度学級であるとかあるいは専科制、これがかなり充実しておりまして、特色ある教育活動をすべての学校で継続して行う体制が整ってくるといったことを踏まえまして、現在議論をしておりますが、今期をもって杉並師範館による教師養成事業は終了するという方向で協議、検討が進んでいるというところでございます。
◆河野庄次郎 委員  わかりました。
 それでは、最後に区長に2つほど質問させていただきたいと思います。
 その前段でちょっとお話しさせていただきますけれども、今回の9月定例会、決算特別委員会、大きく4つの点で特徴があったのかなということを私なりに整理いたしました。
 1つは、前区長のトップダウン型の区政経営の総括が行われたということ。それから2つ目は、田中区長の今後の区政経営がボトムアップ型であること。ダウンじゃありませんね。それから3つは、行政組織というのは、首長が交代すると政策の変更が当然あるわけですけれども、それに対して組織として柔軟に対応せざるを得ない。これは、かつていろいろ、区長の多選自粛条例でも経験しましたけれども、確認をしたということでございます。それから4つは、首長の交代による政策の変更に対して、一昨日もテレビでやっておりましたけれども、名古屋市などで起きているように、二元代表制の一翼を担う議会のあり方が区民、住民に問われる時代を迎えているということ、これをつくづく感じた次第でございます。
 そこでお伺いしますけれども、区長も平成3年から5年の約2年間、私も一緒に議員活動をさせていただきましたけれども、杉並区議会議員として在籍しておりました。十数年ぶりでこの席へ来られて、9月定例会あるいはまた決算、今の委員会を通じて、当時の議会と比べ、立場は違いますけれども、どのような感慨を持たれたか、ご感想をお聞かせいただければありがたいということ。
 それからまた、平成11年4月の区長選挙で、私は助役出身の当時現職の区長を応援しましたけれども、職員1,000人の削減を掲げた新人の山田さんが当選をし、その公約も10年後には実現をしました。当時、1,000人削減なんかできっこないよということを、選挙期間中、声高々に私も街頭演説をしておりましたけれども、実際にできたということで、今日では非常に苦い思い出となっております。
 この7月の区長選挙においても、山田区政を継承する候補者を私は応援しましたが、新しい杉並の実現を標榜した現田中区長が当選をされました。歴史は繰り返すとすれば、田中区長による来年の第1回定例区議会での施政方針とそれを実現するための本格予算が、今後の田中区政の正念場になるのではないかなということを疑っておりません。そこで、政権交代したわけですから、ますます区民にとって本当に住みよいまち杉並にしていただきたい、その実現を私も願っております。
 そこで、最後に区長にお尋ねいたしますけれども、来年度本格予算編成に臨むに当たって、ご自身の基本的な考え方と、そしてまたその決意をお聞かせいただければありがたいと思います。
◎区長 河野庄次郎委員のご質問にお答え申し上げます。
 私が区議会に初当選させていただいたのは平成3年の4月であります。当時区議会で活躍をされていた、席を同じにさせていただいた先生方というのは、ぱっと見てみると8人ぐらいですかね。河野先生、今井先生、斉藤先生、伊田先生、大泉先生、関先生、鈴木先生、それからけしば先生。漏れはありませんね。(「議長」と呼ぶ者あり)あっ、小泉先生。(笑声)議長、申しわけない。9名でありましたし、吉田先生とか井口先生は、お父さんであったりご主人が私と一緒に区議会で活動させていただいたということでございます。当時から比べますと、大変さま変わりしたなと。若い人がそれだけ増えた。また、個性的な、ユニークな方がたくさんいらっしゃるということで印象を持っております。
 当時のいろいろな課題ということでいえば、例えば、私が印象に強いのは、五日市街道と地下駐輪場とか、自転車問題が何といっても花盛りでありまして、議論が活発に行われておりますし、それを調査研究するということで道路交通対策特別委員会というのがあって、私は委員長を最後にやらせていただいたんですね。それ以来、都議会に行っても私は委員長を実はやったことは一度もないんです。なので、貴重な体験をさせていただいたということでございます。
 今、この決算委員会の議論を通じて、医療とか介護、あるいは虐待問題とか保育というように、そのテーマも今日的な課題に非常に質疑が集中しているというふうに印象を受けております。こういう時代の変化にきちんと的確に対応していくということが重要なことだと思いますし、これだけの人数の方がそれぞれの地域から選出をされているということで、そういった皆さんのいろいろな声を、最終的に相反する区政としてぶつかることもあるかもしれませんが、しかし、それぞれの貴重なご意見をきちっと受けとめて、今後の区政に生かしていきたいというふうに私は思っております。
 それから、こういう時代が変わってきて、地方自治に対する関心とか期待とかいうことも高まっているというのはそうだろうと思います。先ほど議論がありました二元代表制とか、名古屋の例を挙げておりましたけれども、多少僣越ながら申し上げますと、ちょっと私は異常な印象を受けますし、マスコミがああいう状況をはやし立てる、あおるというような状況は、私はちょっとおかしいんじゃないかというふうに思っています。
 例えば、二元代表制といって、首長が議員のリコール運動の先頭に立って、自転車に乗って町なかで署名集めをするなどというのは、これは本来の想定された仕組みを逸脱した行為じゃなかろうか。法的責任は問われないけれども、政治的、道義的責任云々というところで、例えば議員が出処進退を明確にしたいとか、そういったことに市民がおかしいじゃないかと言って、むしろそういうことを想定されているのが直接請求権なんですよね。それが、自分の首長としての意思が通らないから、それじゃリコールだというのは、制度上そういうことが可能かもしれないけれども、二元代表制の本来の制度ではなくて、それは制度の濫用に近いことではないか。それをなぜ学者とかマスコミがきちんと冷静に論評し、正しい──正しいって、何が正しいかという議論があるかもしれませんが、わかりやすく市民に伝えようとしないのかというところに、確かに自治というのは大事なんですけれども、やはり大事に確実にきちんと積み重ねていくということがないと、本当に自主自立、自治というものはなかなか育っていかないんじゃないか。ただ話題があればいい、ただ盛り上がればいいというか、そういうような住民の感情をあおることに主眼が置かれたようなものだけに引っ張られるというのは、やや怖さを感じますし、首長というのは、そういう意味では、人事権とか予算の編成権とか、ある意味では私も小さな権力者の立場に立ったのかもしれませんが、それは自分で自重して向き合うものだというふうに思っておりますし、それは議会の皆さんときちんと、対峙するということも当然制度的にはございますけれども、区民のために、区政の発展のために、車の両輪として健全に政治を行っていくという関係をつくっていく努力をしなければならない。それが私は第一だというふうに思っておりますので、そういう思いでこれからもやっていきたいと思いますので、ご指導、ご鞭撻をお願い申し上げたいと思います。
 それから、来年度の予算に臨む私の基本的な考え方と決意ということでございますけれども、私は、来年1年間をかけて杉並区が目指すビジョンをまとめたいというふうに思っております。そのために審議会を設置していただくということで、今般条例案を出させていただいている。また、区議会の先生方にもご参加をいただき、公式、非公式問わず、緊密に議論をしながらそれをつくっていきたい。
 その中で、1つの方向としては、杉並というのは住宅都市として発展をさせていく、そのために必要なものは何なんだろう。それは、ソフト分野、ハード分野、いろいろあるはずなんで、それを優先順位を明確にしてきちっと整理して、みんなが納得のいく目標をきちっと持って進めてまいりたいというふうに思っております。
 非常に今景気が悪い、経済状況が不透明だということで、いろいろな将来に対する懸念はあるだろうと思いますけれども、攻めるときか守るときか。私は、へぼ将棋ですが、将棋が好きでたまにやりますが、大局観を持てということを、原田泰夫先生から私はそういうことを教えていただいたんですね。勝負の大局観を持て、攻める場面か守る場面か、そこをきちっと把握するということが大変大事なんだということを言われましたけれども、私は、前区政の11年間で財政を健全化させて──個々の問題でいろいろあるでしょう。私もこれはおかしいと思うことは幾つかありますし、それについては見直していくということですけれども、トータルとして財政を健全化させて、今の状態で次の首長である私がそれを引き継いだということ、これはみんなの努力だったというふうに私は思いますし、それは所信でも申し上げましたとおり評価をいたしております。それを引き継いだ私が、今どういう局面かといえば、周りを見ながら考えると、ここは攻める意識をきちっと持って、これまである意味では手をつけてこなかった、先送りしてきた、そういうさまざまな問題があるだろう、そこを積極的に我々は攻めていく。その攻めていくときに、みんなが同じ目標をきちっと共有するに至る十分な議論、意思疎通というものを踏まえて、そういう攻めの区政を展開していくという時期ではなかろうかというふうに私は考えております。そういうふうにうまく進めるように、ぜひ区議会の先生方のご指導、ご鞭撻を心からお願い申し上げたいというふうに思っております。
○島田敏光 委員長  それでは、安斉あきら委員、質問項目をお願いします。
◆安斉あきら 委員  駅前整備について、スポーツ振興について、時間があれば土曜日学校について質問させていただきたいと思います。
 駅前整備についてお伺いをさせていただきたいと思います。
 過去にも質問しておりますが、高円寺駅の駅前広場の改修工事で、荷さばきスペースと障害者など弱者の乗降スペースを要望しましたが、その後の状況はどのようになっているんでしょうか。
◎建設課長 高円寺駅前広場の、まず弱者の乗降スペースでございますけれども、こちらにつきましては、この9月に完了いたしました南口の広場整備の中で設置してございまして、既にご利用いただいているという状況でございます。
 また、荷さばきのスペースでございますけれども、こちらは、現在施工中の高南通りの整備の中で、JRの高架下に6台分確保できるよう、交通管理者と今調整中でございます。ただ、まだ最終的な決定には至ってないという状況でございます。
◆安斉あきら 委員  多くの区内業者や区民からの強い要望ですので、警察へはより強く働きかけをしていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたしたいと思います。
 また、今後の駅前整備に際して、高円寺以外なんですが、荷さばきスペースや障害者などの乗降スペースの整備を他の駅でも実施していく予定でしょうか。その方向性をお聞かせください。
◎建設課長 具体的な計画はまだございませんけれども、駅前は限られた空間でございまして、バスやタクシーなどの乗降場所を確保する必要があることから、なかなか荷さばき等の設置を盛り込むことは困難かと考えてございますけれども、今後、駅周辺の道路を含めまして、交通管理者と協議するなど工夫をしてまいりたいと考えてございます。
◆安斉あきら 委員  可能な限りこういった要望におこたえいただければと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それから、住宅都市の価値を高めたいという区長の思いを、この議会の中の質疑でお伺いしているんですけれども、この10年間、さまざまな意見が飛び交う中でまちづくりを進めてきた所管として、住宅都市の価値を高めるためにどのような点に力を注いでいくべきと考えておるのでしょうか。
◎都市計画課長 住宅都市として、現在の良好な住環境を維持向上させていく取り組みはこれまでどおり続けながらも、都市としての利便性や快適性を一層高めていく必要がございます。その際には、区民の理解を得ていくことが大切であると考えてございます。
◆安斉あきら 委員  区長は所信の中で、杉並のまちが周辺自治体の取り組みに遅れることがないように積極的に取り組んでいく必要があると述べておりますが、周辺自治体の取り組み、例えば世田谷区、練馬区、中野区での特徴的なまちづくりの例を挙げていただければと思います。
◎都市計画課長 他の自治体の例でございますが、世田谷区では、二子玉川、下北沢などを広域生活拠点として位置づけまして、駅前広場やアクセス道路の整備など、重点的に都市基盤整備を進めております。練馬区では、西武池袋線の連続立体化を契機にした都市基盤整備に力を入れ、特に練馬駅周辺は大きく変貌を遂げております。中野区では、中野駅周辺で警察大学校跡地を利用した大規模再開発を行っております。
◆安斉あきら 委員  杉並区全体を見ると、押しなべて住宅都市ということになりますが、これからのまちづくりは、優先順位を明らかにして、限られた財源を特定のことに集中していくことなどが必要ではないかと考えております。その場合、住宅都市の価値を高めるためにポイントとなる地域はどこかということ、行政は答えにくいでしょうけれども、私から言えば、幾つかあるにしても、荻窪は必ずその中に入ってくるのではないかと思うんですが、この辺はいかがでしょうか。
◎拠点整備担当課長 荻窪は、杉並区まちづくり基本方針でも、都市活性化拠点として杉並区のにぎわいの芯として位置づけられております。また、区内最大の乗降客数を擁する交通結節拠点でもありまして、ご指摘のとおり、荻窪はポイントの1つになる地域と考えております。
◆安斉あきら 委員  荻窪駅周辺、とりわけ北口駅前広場の整備内容と課題についてお伺いをしたいと思います。
◎拠点整備担当課長 整備の内容についてでございますけれども、基本的な駅前広場の整備、歩車道の整備、街灯、ガードレールなどについては東京都が行います。区は、連続的なバスのシェルター、植栽工事、中央線側に接して設けられました小広場の工事などを行います。修景工事を行うということでございます。利便性を高めて、利用者の方々ができるだけ雨にぬれないように配慮した計画となっています。
 課題でございますけれども、荻窪駅には駅前広場が北口しかございませんので、面積的な余裕が余りなく、これ以上の公共交通の乗り入れが困難であることなどが課題となっております。
◆安斉あきら 委員  北口駅前のまちづくりはこれで完了したと考えますか。あるいは第1ステップと考えてよろしいんでしょうか。
◎拠点整備担当課長 荻窪駅前広場整備については、今年度完成を目指して進められております。当面の整備が一区切りしますが、荻窪のまちづくりについては、北東の再開発、駅前広場などの都市基盤整備が十分でないということなど、いろいろな課題がまだ残っているというふうに認識しております。こういったことから、第1ステップは完了したと考えております。
◆安斉あきら 委員  荻窪駅周辺のまちづくりが進展することによって、荻窪がより一層にぎわいのあるまちになれば、住宅都市杉並の評価もより高まってくると考えますが、区長に総括的なお考えをお尋ねいたします。
◎区長 安斉あきら委員のご質問にお答えを申し上げます。
 杉並区はみどり豊かな住宅都市として発展してきました。といっても、この二、三十年間で実はみどりは減っているというのが数字上は事実のようでありますけれども、そういう1つスローガンというか、目標を掲げて発展してきた。
 良好な住環境を維持向上させていくということは、大変重要な、大事なことでありますけれども、同時に、利便性とか快適性というものを伴った住宅都市として、常に都市を育てていくということが私は必要だろうというふうに思っております。今ご指摘がございました荻窪駅は、JR、メトロと合わせて1日に24万人の乗降客数を有する区内の最大の交通ターミナルであるということは、皆さんご承知のとおりでございます。駅周辺には、商業施設、また業務機能が一定程度集積をしておりますわけで、そういう意味では、地域の住民の暮らしを支える1つの拠点ということは言えるだろうというふうに思います。
 先ほど所管からご答弁をさせていただきましたけれども、第1段階はとりあえず駅前広場の整備ということで一段落をいたしますが、根本的な問題として、荻窪だけが高架になっていないという中で南北が分断されている、そこをどういうふうにしていくかということは長年議論が続いているわけでありますし、また、広がったとはいえ、駅前広場も、この乗降客数と比較をして果たして広いか、十分かといえば、必ずしも私はそうではないというふうに思っております。現にほかの委員からもご指摘がありましたし、私ももっともだと思いますけれども、青梅街道の側にはバス停が残っているという状態で、そういうものも全部組み込むことができないというところに1つ限界があるというふうにも思いますし、まだまだ改善をするべきところだと私は思っております。そういう根本的な課題が残っているということは私は言えるだろうと思います。
 今後、近隣の自治体のさまざまなまちづくりというものを見たときに、果たして杉並はどうなんだろうかということを考えましたときに、JRという大変基幹的なというか、中心になる中央線が区の真ん中に走っている、しかも地下鉄もあるというような交通アクセスの利便性というか、ほかの地域と比べたアドバンテージというものを潜在的に持ちながら、十分それを生かし切れてないんじゃないかというふうに私は問題意識を持っております。
 そういうことも念頭に置きながら、一方で、区内のさまざまな公共施設というものが、ここ10年、20年でそれを従来型に改築をしていけば大変なコストがかかるという指摘もされておりまして、トータルにそういった行政コストも軽減ができ、かつ住民の皆さんにとっても非常に利便性が高まり、快適性が高まり、かつまちのにぎわいに、活性化につながるような、そういうことを目指して、いろいろと地元の声も聞きながら、専門家の意見も聞きながら、また区議会での議論を通して地域の発展を考えていくべきだろうというふうに私自身は思っております。
◆安斉あきら 委員  ありがとうございました。時間がありませんので、次に移りたいと思います。
 次に、スポーツ振興について伺います。
 平成25年の東京国体で、杉並区はラジオ体操のデモンストレーション競技会場として7月に東京都から公式発表がありました。なぜラジオ体操が選ばれたのでしょうか。その経過、理由についてお伺いいたします。
◎社会教育スポーツ課長 都のほうから、都内の全区市町村、最低1種目開催という強い要請がございまして、杉並区におきましては、全国ラジオ体操というラジオの放送で実績のあるラジオ体操連盟さんのほうに打診いたしましたところ、ご快諾いただいたということでございます。
◆安斉あきら 委員  平成25年の国体に向けて、区としてはラジオ体操の普及に取り組む予定はあるのか、お伺いしたいと思います。
◎社会教育スポーツ課長 国体を契機にいたしまして、先月からラジオ体操連盟の方々と打ち合わせを始めております。今後、平成25年に向けまして、どのように普及させていったらいいかということの検討を始めたところでございます。
◆安斉あきら 委員  ラジオ体操の普及を目的とした事業はどのような計画になるのでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 まず、指導者養成ですとか、地域での振興というようなあたりを検討しているところでございます。
◆安斉あきら 委員  最近はラジオ体操が低調で、中には夏休みの子どもたちを対象にしたラジオ体操がない地域もあると聞きますが、このような状況を区はどのように考えておりますか。
◎社会教育スポーツ課長 委員ご指摘のとおり、所管委員会のほうでもご指摘をいただいております。ことし夏休み前に地域の関係団体のほうに開催を呼びかけたところでございます。ぜひ夏休みのラジオ体操についても普及していくということで考えております。
◆安斉あきら 委員  ラジオ体操の普及はそれなりの意義があると思いますが、東京で国体が開催される平成25年に向けて、東京都は、既にスポーツ振興局を新設するなど、強力にスポーツ振興施策を展開していくと思われますが、これから区としてのスポーツ振興の取り組みなどの状況についてどのように考えているか、お伺いしたいと思います。
◎社会教育スポーツ課長 東京都とも今後十分に連携をとりながら、今後、スポーツ振興局のほうからいろいろ出てくる施策につきまして、杉並の実態に合わせ、また杉並らしいスポーツ振興を進めてまいりたいというふうに考えております。
◆安斉あきら 委員  それでは、区としてスポーツ振興計画のようなものはどのようになっているのでしょうか。また、他の区ではスポーツ振興計画のようなものはあるのでしょうか、お伺いいたします。
◎社会教育スポーツ課長 区として単独の計画はございませんけれども、教育ビジョンに基づきまして推進しているところでございます。
 ほかの区でスポーツ振興計画という似たようなものがあるところは、およそ10区程度というふうに記憶しております。
◆安斉あきら 委員  ぜひ、東京国体に向けて、これをよい機会ととらえ、区民の意見を十分反映させた区のスポーツ振興計画を策定すべきと考えますが、いかがでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 所管としましては、来年度策定されます区の基本構想ですとか総合計画の中で検討される課題かなというふうに考えております。
◆安斉あきら 委員  ぜひ、杉並区スポーツ振興計画の策定を実現させていただきたいと要望いたします。
 そして、この計画の策定においては、地域の特徴を生かした実効性ある内容が重要であると思っております。その担い手の1つである体育指導員について伺います。
 スポーツ振興における体育指導員の位置づけ、そして選任方法、現在の人数についてはどうなっていますか。
◎社会教育スポーツ課長 体育指導員に関しましては、地域でのスポーツ振興ですとか区の体育事業にご協力いただく非常勤職員という位置づけでございます。選任方法につきましては、公募をした上、書類審査、面接におきまして、適任者の方にお願いしているところでございます。現在は22名いるところでございます。
◆安斉あきら 委員  公募ということですが、区内の各地域に体育指導員はいるのでしょうか。また、22名は少ないと思いますが、いかがでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 公募でございますので、地域での偏りは、ご指摘のとおりあるところでございます。また、随時追加募集等行って、体制の増強を図っているところでございます。
◆安斉あきら 委員  体育指導員は具体的にどのような事業を担っているのでしょうか。また、それぞれが得意種目を指導できる方々なのでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 全区的な事業としましては、歩こう会ですとか綱引き大会、ファミリー駅伝等、また地域の事業等も担っていただいているところでございます。
 なお、個別の競技に関しましては、各競技団体の公認指導者が担うべきというふうに考えております。
◆安斉あきら 委員  さまざまな事業を担っているようですが、区民に余り知られてないのではないでしょうか。身近な地域でのスポーツ振興においては、体育指導員の役割は重要と思いますが、より地域に密着した体育指導員の選任方法や、地域単位での活動を考えてはいかがでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 以前は各競技団体ですとか地域から選任していたという話を伺っております。本当に自主的にやる気のある方を集めるということで、公募に変えたところでございます。委員ご指摘のとおり、各地域での体育指導員の活動ということに重きを置くということは非常に重要なことというふうに考えておりますので、今後進めてまいりたいと思います。
◆安斉あきら 委員  体育指導員が地域で子どもたちを指導することはないのでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 子どもの体力向上チームというのを体育指導員の中につくっておりまして、地域のほうで展開しておりますが、人数の問題もありまして、限られた地域ということでございます。
◆安斉あきら 委員  今の答弁からも、区民のスポーツ振興というと、成人を対象にしている施策だと思いますが、小中学校時代に体を動かす喜びやスポーツ競技での仲間との喜びの分かち合いなどを経験することが非常に重要であり、その経験が成人になってから再びスポーツに親しむ原動力になると思いますが、いかがでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 学校教育は、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力を養う大切な場だと考えております。学力同様、高める場が学校だと考えております。
◆安斉あきら 委員  平成25年の東京国体を大きなチャンスととらえ、ぜひ、学力だけでなく子どもたちの体力についても力を入れていただき、スポーツの楽しさを教え、成人期でのスポーツ振興につなげていただきたいと思いますが、小中学校での体力向上の取り組みについてはどのような状況なのでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 小学校におきましては、学校の特色として、運動の日常化を図る活動が盛んに行われております。また、食育等健康教育もあわせて行われております。中学校におきましては、運動会、球技大会など学校行事を通じまして体力向上の取り組み、あるいは部活動等を通して日常的な運動が行われているところでございます。
◆安斉あきら 委員  次に、済美山グラウンドについてお伺いいたします。
 現在の工事の進捗状況はどのようになっておるでしょうか。
◎都市計画課長 本年4月から解体工事に着手いたしまして、既存建物の解体は9月末に完了しております。近々、平成22年度工事の説明会を行う予定であると聞いてございます。
◆安斉あきら 委員  陸上競技場のトラックのレーン数やトラックの仕様、材質はどのようなものになるのでしょうか。また、実施可能なフィールド競技やスタンドの整備はどのようになっておりますか。
◎都市計画課長 競技場の仕様につきましては、全天候舗装で6レーンの400メートルトラックと、サッカーができるフィールドを整備すると聞いております。また、観覧用スタンドは芝生、盛り土等になると聞いております。
◆安斉あきら 委員  フィールドの仕様ですが、天然芝とか人工芝とか、決まっておりますか。
◎都市計画課長 天然芝と聞いてございます。
◆安斉あきら 委員  スポーツ振興の拠点として、この陸上競技場をフルに活用した新たな大会やスポーツ教室の開催などのスポーツ振興プログラムなどを考えているのでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 関係競技団体とも十分話し合いながら、でき上がった競技場の機能を最大限活用した事業の展開を進めることが必要というふうに思っております。
◆安斉あきら 委員  フィールドではサッカーができると聞いておりますが、その他、陸上競技以外の利用ではどのような利用が考えられるのでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 今課題になっています各学校連合の運動会ですとかレクリエーション、ニュースポーツ等々、可能かと思われます。
◆安斉あきら 委員  この陸上競技場は、団体貸し出しの時間以外は、一般区民が自由にトラックなどを使って練習ができる環境にしてほしいと私は思いますが、利用条件などはあるのでしょうか。
◎都市計画課長 基本的には開放公園と位置づけられております。予約による団体貸し出し時間以外は、どなたでも自由にトラックを使用することができるものと考えてございます。
◆安斉あきら 委員  都立施設ですので、都内全域、特に近隣区の練馬区、中野区などから、このような整備された陸上競技場の利用が見込まれますが、地元の杉並区の優先枠などはあるのでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 現在、区内に都立の体育施設がございますけれども、特に区民の優先枠等はございませんので、同様になるのではないかなというふうに思っております。
◆安斉あきら 委員  都立施設ですから、直接区が決定権を持たないことは理解をしますが、区内初の陸上競技場の開設となるわけですから、できる限り区民の意向に沿ったグラウンド利用が可能となるように利用方法などの調整をお願いしたいと思いますが、区の見解をお聞かせください。
◎社会教育スポーツ課長 個別の大会、イベント等、事業ごとに区も入りまして、都との交渉をしてまいりたいというふうに思っております。
◆安斉あきら 委員  平成25年の東京国体の開催、済美山グラウンドの開設、そして子どもの体力向上など、今後の区のスポーツ振興についてはしっかりとした計画の策定が必要と考えますが、教育長のお考えをお聞かせいただきたいと思います。
◎教育長 区のスポーツ振興策についてでございますが、お話の中にも出てきました子どもの体力向上、それから高齢者の介護予防、そういったことから、広く区民の健康増進という観点から考えても、スポーツや運動が日常生活の中で占める役割は非常に大きいというふうに考えております。スポーツ振興計画の策定に当たりましては、区長部局と十分協議、検討を行いまして、今後の基本構想あるいは総合計画の中に十分反映をさせていきたいというふうに考えております。
◆安斉あきら 委員  ぜひスポーツ振興計画の策定のほうをお願いしたいと思います。
 次に、土曜日学校について伺います。資料番号250番を使います。
 区立小学校の多くの学校で土曜日学校が開催されております。私の長男もことしから小学校に通い始め、土曜日学校のプログラムに参加をさせていただいており、毎回楽しく参加をしております。今回いただいた資料を見ると、まだ土曜日学校を開催していない小中学校が見受けられますが、開催に至らない経緯はあるのでしょうか。
◎教育改革推進課長 土曜日学校につきましては、平成14年度から導入している事業でございます。この間、毎年学校のほうで、また学校支援本部、また地域のほうで土曜日学校に関する要望等をお聞きしておりますので、開催されていない学校につきましては、要望がない、ボランティアが集まらなくて開催できないなどの理由があると思います。
◆安斉あきら 委員  最近は、昔と比べて子どもが外に出て遊ぶ機会が減っていると私自身も感じております。また、個人的に習い事などに通わせる家庭もありますが、経済的な負担もあることから、すべての子どもに平等な機会があるとは言いがたい状況にあります。このような環境の中、地域の方が行う土曜日学校のプログラムは、少額の自己負担でだれでも自由に参加ができる習い事の1つであると考えます。今後、未実施の学校に対し土曜日学校の推進をどのように行っていくのか、お聞かせいただきたいと思います。
◎教育改革推進課長 土曜日学校につきましては、放課後子ども教室と同様に、学校及び学校支援本部に、実施について投げかけていくという予定でございます。
◆安斉あきら 委員  土曜日学校の予算執行を見ると、執行率が低い状況にありますが、分担金を含めてさらなる予算の有効活用があるのか、お伺いいたしたいと思います。
◎教育改革推進課長 まず、予算につきましては、過去の実績を見まして、平成22年度につきましては、実績に見合った額としております。
 また、執行の内容につきましては、委員ご指摘のとおり、その活動内容によって執行額に違いがございます。全体調整を図る中で、不足しがちな学校については対応しているところでございます。
◆安斉あきら 委員  最後、意見になりますけれども、せっかく予算をとって執行ができないということで、一定のルールがあってそれぞれの学校にお金を割りつけている、事業数とかそういうのはあると思うんですけれども、ぜひこの辺で有効に予算の執行というものを考えながら対応していただきたい。改めて答弁を求めたいと思います。
◎教育改革推進課長 委員ご指摘の点も踏まえまして、今後も適正な執行に努めてまいります。
○島田敏光 委員長  新しい杉並の質疑の途中ですが、ここで午後1時まで休憩いたします。
                            (午前11時57分 休憩)
                            (午後 1時    開議)
○島田敏光 委員長  休憩前に引き続き委員会を開きます。
 関係者の皆様に申し上げます。テンポよくお願いいたします。
 新しい杉並の質疑を続行いたします。
 大熊昌巳委員、質問項目をお願いします。
◆大熊昌巳 委員  放射5号線、生け垣、それから中学校の部活コーディネーター。資料ナンバーが137、139、140です。
 初めに、放射5号線についてお尋ねいたします。
 放射5号線久我山地区、岩崎橋付近の放射5号線のあり方について、地元住民が取りまとめた意見書を山田前区長が東京都に提出いたしましたが、丸3年を過ぎた今も返答がないと承知をいたしております。現状をお示しください。
◎調整担当課長 放射5号線の事業推進のための検討協議会の報告が出されてから3年以上も経過しておりますけれども、ただいま委員ご指摘のとおり、報告書の検討結果がまだ示されておりません。そう遠くない時期に検討結果が示されると考えておりますが、しかるべき時期に明らかにするよう、引き続き東京都に求めてまいりたいと考えております。
◆大熊昌巳 委員  それでは、それに関連しまして質問を続けます。
 都は、この事業の計画決定をしていると理解をいたしておりますが、その認識でよろしいでしょうか。また、計画地域の買収もあらかた済んでいると理解できるところです。計画決定から先の段階に入ったのか否か、それと用地買収の状況をあわせてお示しください。
◎調整担当課長 放射5号線につきましては、平成17年の12月に都市計画事業の事業認可を取得しております。事業認可を取得して用地買収に入っておりまして、用地買収は、ただいま22年3月末で、必要な面積の81%と聞いております。
◆大熊昌巳 委員  田中区長は、このたびの議会の答弁で、外環道の事業について、事業自体は社会に広く理解されている、地域的に反対の声が上がっていることも理解している、内容も理解していると答弁をされております。外環道の開通については肯定的にとらえられていると理解をいたすところです。放射5号線についても同様のお考えか、お示しください。また、地域住民が都に提出した意見書に盛り込まれたトンネル案についてはどのようにとらえられておるのか、あわせてご所見をお示しください。
◎調整担当課長 地域の皆様には、道路構造については意見の分かれるところもありますし、それから、一部には反対というご意見もあるということは区も承知しております。承知しておりますが、全体としては、道路ができること、放射5号線ができることについてはご理解を得ていると考えております。
 一部トンネル案につきましては検討しているところでございますので、その検討の結果を、区もよく説明を受けてまいりたいと考えております。
◆大熊昌巳 委員  放射5号線の事業は区の主体事業ではなく、区は都と区民との中立的な立場にあると理解をいたしております。都は、この事業において、岩崎橋周辺を平面交差とする事業計画を立てていると推測をいたすところですが、その認識を区は持っていらっしゃるでしょうか、どうでしょうか。
◎調整担当課長 道路構造につきましては、岩崎橋の一部トンネル案というものが協議会のほうから報告されておりますけれども、それについて東京都は、その中で地域の住民の方のご意見を伺ったりということもしながら慎重に検討していると聞いておりますので、今、検討の結果を見守ってまいりたいと考えております。
◆大熊昌巳 委員  放射5号線検討協議会がまとめた提言書に盛り込まれたトンネル案そのものが、地域の皆様には、これが事業そのものであるというような誤解を受けている部分があります。地域では用地買収が進み、計画予定地にフェンスが設置されております。地域では、この時期に認可された事業の主要部分がいまだ示されないのはいかがなものかとの声が上がっております。さきに申し述べました、都に提出した提言書の回答を都は早急に示さなくてはならないと思うところです。
 区はこの間、都へどのように働きかけをしてきたのか、改めてお示しください。
◎調整担当課長 放射5号線についての都区連絡会等を通じまして、機会あるごとに東京都に検討結果を、経過も含めてきちんと示すようにということで、また、区民の方がいろいろとご懸念があるということもお伝えしております。
◆大熊昌巳 委員  しびれを切らしている区民、地域の方がおります。ぜひ強い働きかけを再度よろしくお願い申し上げます。
 次に、久我山では、放射5号線の開通後、その沿道に住まわれる区民のために、土地の用途や放射5号線に接触する一般道の取り扱いなど、まちづくりの協議会が立ち上げられたと認識しております。協議会から区長あてに提言書が提出されたと理解をしております。その内容をお示しください。
◎拠点整備担当課長 この協議会につきましては、平成20年6月に発足しておりまして、2年間にわたり27回の協議を重ねて、7月に区長にまちづくり構想を提出したものです。
 内容については、まずまちづくりの目標、これは、玉川上水の自然環境を生かしてみどり豊かなまちに、放射5号線による環境への影響をできるだけ抑え、健康的に生活できるまちにというような目標になっております。
 まちづくり構想の基本となる考え方でございますけれども、地区計画制度の活用により、まちづくりを実現していきたいというような基本的な考え方を持っています。
 あと、具体的な内容ですけれども、4つございまして、1つは、良好な住環境を基本とし、まちの魅力づくりや安心して快適に住み続けられるまち。あとは、玉川上水のみどりを生かし、地域全体につなげていくようにみどり豊かなまち。3番目ですけれども、日常の安全性の向上を図ることにより、地域の防災性や防犯面の向上につながるまち。4つ目でございますけれども、玉川上水のみどりと調和した魅力あるまちを形成し、歩いて楽しいまち。これらのまちを目指していくというような内容になっております。
◆大熊昌巳 委員  放射5号線の側道に関して、それから、今既存の一般道との接触といいますか、乗り入れとか、その辺を非常に気にされている区民の方が多いので、これからの調整もどうぞよろしくお願いいたします。
 所管では、協議会の活動内容をまちづくりニュースとして地域に周知を図りました。このまちづくりニュースに、放射5号線の事業計画がトンネルありきと誤解されるような文言があると、地域から声が上がりました。区は承知をいたしておりますか。承知しているようであれば、内容をお示しください。
◎拠点整備担当課長 協議会のまちづくり構想の中で、一部トンネル案を前提にまちづくり構想を検討するという文章が記載されております。このことについて言われているのかなと、そういうふうに認識しております。
◆大熊昌巳 委員  大変デリケートなところがあります。どうぞよろしくお願いいたします。
 放射5号線完成後のまちづくりに関しては、この後、沿道に住み続ける方々の土地利用など、大変複雑、デリケートなところがあります。買収まで40年以上の歳月を、公共の工事のためにとの理解の中で、土地利用を制約された方々もおります。放射5号線の実施計画が示されないことは、平面交差、トンネル案と、久我山の地域住民の感情のもつれにつながりかねない、多少その気配がある状況であります。トンネルありきとの疑問の声は、今申し上げた公共の工事のためにとの理由の中で長い年月を過ごしてこられた区民のいら立ちでもあると思いますので、ご理解を賜りたい、そのような思いです。
 放射5号線の実施計画を地域に早急に示すことが求められます。ご所見をお示しいただき、この質問を終わります。
◎調整担当課長 放射5号線については、地域の皆様には、確かに40年以上の長きにわたり、さまざまなご苦労をおかけしてきた。いまだに道路構造が示されてない中で、ご懸念、ご心配が多々あるということは十分承知しております。その中で、東京都のほうにきちんと伝えることは伝えておりますので、近いうちといいますか、東京都から検討結果等々出てきましたら、きちんと区としてよく検証し、また区民の方にも説明をしていくという形でいきたいと考えております。
◆大熊昌巳 委員  ありがとうございます。きょうの答弁を地域の方に伝えたいと思います。
 次の質問に移ります。区が進める事業に生け垣の施策があります。21年度に実施された生け垣づくりはありますか。その長さはいかほどか、お示しください。また、新たな生け垣は、区内のどこに、どのような条件のもとにつくられたのか、お示しください。
◎みどり公園課長 21年度に、生けがき道づくり事業ということで、メーター当たり、撤去、整備費用を含めて5万円の助成をする制度をモデル路線で実施いたしました。21年度は、久我山2丁目15番の場所で、90.9メートルの生けがき道づくり事業を行いました。
◆大熊昌巳 委員  今回の生け垣はちょっと形が違うと思いますが、その辺の説明をお願いいたします。
◎みどり公園課長 ここでは、新たに新築されるマンションの接道沿いについての生け垣の助成を行いました。ここについては、その路線を含めて全体で260メーターをモデル路線に設定いたしまして、その路線沿いで、この3年間で生け垣をしていただけるところに助成をしていきたいというふうに考えてございます。
◆大熊昌巳 委員  従来の生け垣とは大分違うつくりと私は理解をいたしております。従来の生け垣をつくる場所がなくなり、苦肉の策と思われかねないようにも思いますが、そのあたり所管はどのようにお考えか、お示しください。
◎みどり公園課長 従前、生け垣といえば、戸建て住宅の塀のかわりにということが多かったと思います。ただ、昨今、生け垣をブロックにするお宅が多くて、新築時に、私ども、接道部の緑化ということで、緑化計画の中で指導させていただきまして、その中で一定程度の成果はあるんですが、なかなか既存のものを生け垣化していくことは難しいということで、点在する生け垣があるという中で、今回、生けがき道づくりの中では、路線沿いに生け垣が連続するような街なみをつくっていくということで事業を進めているところでございます。
◆大熊昌巳 委員  区とは違いますが、東京都も東京のみどりを倍にする施策を進めていると聞き及んでおります。今回の新しい形の生け垣も、従来の形にとらわれない新しいみどりのつくり方と理解できます。このたびのような生け垣のつくり方を、区は今後も予定しておりますか。予定がありましたらお示しください。
◎みどり公園課長 このたびつくりました生けがき道づくりの事業につきましても、東京都の全額の補助を受けて実際に実施をしてございます。そういった一環の中で、生け垣をつくるだけではなくて、連続して生け垣ができるような道を整備していくということで、今年度、既に高円寺で1カ所、現在指定をして続けてございます。現在、戸建てあるいは改修に合わせてやる部分について、新たなモデル路線の選定を進めているところでございます。
◆大熊昌巳 委員  久我山に新しい形の生け垣ができ上がりました。久我山では、商店街が都の助成を利用し、まちなかみどりの事業を進めております。商店街振興の一環として進める事業ですので、区も当然かかわっていると思われます。生け垣がつくりづらくなる中で、まちなかみどりの事業のように、地域の小さなスペースにみどりを配していかなくてはならないと思います。生け垣の施策の間口を広げ、新しいみどりのつくり方が必要と思います。区のご所見をお示しいただき、生け垣の質問を終わります。
◎みどり公園課長 私どもも、3年前から久我山で東京都が取り組んできた部分に職員を派遣して、実際にその知見あるいはノウハウ等を受けまして、昨年から高円寺のベルトづくりで進める中では、その関係の知見あるいは事業者の協力を得て、昨年は5カ所、ことしもこの日曜日に5カ所、狭いスペースに緑化を進めるようなことをさせていただいております。今後も広げていくつもりでやってまいります。
◆大熊昌巳 委員  ぜひみどりを少しずつでも増やしていただくように、ご努力をお願い申し上げます。
 次に、部活コーディネーターについてお尋ねいたします。
 部活コーディネーターの役割をお示しください。また、現在どのような方が就任されているのか、差し支えなければお示しください。
◎教育改革推進課長 部活コーディネーターですが、その目的は中学校の部活動の活性化にございます。中学校の部活動は、中学校生活を充実させる上で非常に重要な役割を持っておりますので、教育委員会としては、魅力ある中学校づくりの一環として配置をしているところでございます。
 なお、部活コーディネーターは現在2名配置しておりまして、1人の方はオリンピックの金メダリスト、種目はバレーボールです。もう1人の方はバスケットボールを専門とする体育指導員であり、また、平成14年度、学校教育コーディネーターを区で導入したときの初代の学校教育コーディネーターであり、学校のコーディネートをする能力にたけているというふうに考えております。
◆大熊昌巳 委員  今、お二人の活動実績も簡単にお示しいただきました。
 コーディネーターの活動の内容を知りたく、レポートなどがあれば開示していただきたいと申し入れた折に、書面で残されたものはないと所管から返答をいただきました。部活のあり方や練習の組み立て方、スポーツに取り組む心の持ち方、今日までさまざまなアドバイスが所管に寄せられたと思います。残念であり、もったいないような気がいたしているところです。
 コーディネーターに就任している白井さんは、バレーボールを通して世界の頂点に上り詰めた実績を持っております。貴重な体験を積み上げた方です。ご自身のレポートが残されていないことを私は大変残念に思うところですが、所管ではどのようにお考えでしょうか、お示しください。
◎教育改革推進課長 今委員からご指摘がございましたように、レポートという形では残ってございませんが、これまで部活コーディネーターは2人とも、全校の中学校の部活動のヒアリングを顧問や校長に行うなど、その活動内容を充実させるためにさまざまな取り組みを行っております。
 また、この部活コーディネーターだけの実績ではありませんが、ここ数年、杉並の中学校の部活動は全国大会に出る競技数も増えており、こうしたことも実績の1つかなというふうに考えております。こうしたノウハウをこのままにしておくわけにはいきませんので、現在、そのレポートというか、報告書をどう作成していくかについて検討しているところでございます。
◆大熊昌巳 委員  ぜひよろしくお願いいたします。大変貴重な区の財産になると私は思っております。
 それから、これはちょっと意地悪な質問になるかもしれませんが、お二人に支払われる報酬は年間いかほどになりますでしょうか。
◎教育改革推進課長 日額1万5,000円で、それぞれ勤務日数が168日と144日というふうになっております。月何日ということではございませんが、おおむね月平均でいうと14日、そしてもう一方が12日というふうになってございます。
◆大熊昌巳 委員  そうすると、年間にするとどのぐらいでしょうか。
◎教育改革推進課長 年間で168日と144日です。
◆大熊昌巳 委員  その報酬の額を。
◎教育改革推進課長 失礼しました。年間で合わせて468万円です。
◆大熊昌巳 委員  先ほど質問しましたコーディネーターの方々のご自身のレポートを残すことは、今示された報酬額では無理というような、所管の遠慮でもあるのかと邪推をするところですが、部活コーディネーターに所管は今後どのような期待を寄せられているのか、改めてお示しください。
◎教育改革推進課長 部活につきましては、昨年から、合同部活という形で、全中学校の中学生を対象に、幾つかの種目で活性化を図っているところです。こうしたところで今後ご活躍をいただくというほかに、先ほど委員からご指摘のありました報告書の件につきましては、単に報酬の多い少ないではなく、お二人がすべからく書くということでもなく、話を聞き取った中で、教育改革推進課の中で適切な対応をしていきたいというふうに考えております。
◆大熊昌巳 委員  続けます。中学校の部活については、以前から質問を続けてまいりました。部活動の顧問を務められる教員への手当はありますか、それはどのように支払われておりますか。
◎教育人事企画課長 教員に対する手当ですけれども、特殊勤務手当といたしまして、週休日等に4時間以上行った際に、日額3,200円支給しております。
◆大熊昌巳 委員  これは平日は払ってないということですね。
◎教育人事企画課長 そのとおりでございます。
◆大熊昌巳 委員  各中学校に部活がありますが、区は、各部に活動費の支給をしておりますか、また、大会に出場するときの交通費等はどのようになっておりますでしょうか。
◎教育改革推進課長 私から、大会に参加するときの費用についてご答弁申し上げます。
 まず、大会の参加経費といたしましては、公的機関が主催する競技会等に参加する生徒に対して支給をしております。支給する参加費といたしましては、交通費、宿泊費、そして大会参加費となっております。
 なお、この交通費と宿泊費の中で、全国大会及び関東地区大会に参加する場合に限り、交通費と宿泊費を区のほうで負担してございます。
◎済美教育センター副所長 活動助成という形は行っておりません。私費の扱いになっております。
◆大熊昌巳 委員  部員から集める部費で部を運営し、必要な用具は学校にあるものを使用し、顧問の先生の手当も、先ほどの答弁の内容で、生徒たちの一番身近にある大会、区や都の大会に参加する交通費の援助もない。部活の底上げが私は必要だと思います。
 また、そのあたりのことにつきまして部活コーディネーターから提言があったかどうか、その辺も含めまして、今後の区の部活動に対するご所見といいますか、姿勢をお示し願いたいと思います。
◎教育改革推進課長 部活に係る経費といたしましては、当然、保護者や生徒本人からすれば、少しでも負担が少ないというのにこしたことはないと思いますが、自らの意思で参加している部活であることなどを考えますと、一定程度、本人負担があってしかるべきかなというふうに思います。この中で、区では平成20年度から、区及び都、それから都のブロック大会の大会参加費についても、公費負担としているところでございます。
◆大熊昌巳 委員  私が今申し上げたようなことを部活コーディネーターから提言があったかどうかは、どうでしょうか。
◎教育改革推進課長 部活コーディネーターからは、特段聞いてございません。
○島田敏光 委員長  それでは、五十嵐千代委員、質問項目をお知らせください。
◆五十嵐千代 委員  児童虐待防止とスクールカウンセラーについて、継続した障害児支援について、学校ICTと、時間があれば歯磨き推進、伺います。
 ことし1月の江戸川区児童虐待死亡事件や4月の都立高校生虐待事件など、子どもの虐待にかかわる事件は頻発しています。本区の状況はいかがでしょうか。
◎済美教育センター副所長 子ども家庭支援センターからデータをいただいておりますけれども、平成21年度の児童虐待の受理件数は、小学校は60件、中学校が11件というふうになっております。
◆五十嵐千代 委員  学校は日常的に児童生徒を観察できることから、虐待を発見しやすい立場にあると思いますが、学校から子ども家庭支援センターや児童相談所に通告した件数はどの程度あるでしょうか。
◎済美教育センター副所長 71件の受理件数のうち12件となっております。
◆五十嵐千代 委員  学校が虐待の疑いを持った際、どのように対応をとるんでしょうか。
◎済美教育センター副所長 法律に基づいて、児童相談所や子ども家庭支援センター等に必ず報告することになっております。また、ほとんどのケースが済美教育センターにも報告が上がるような形になっております。
◆五十嵐千代 委員  済美教育センターでは、報告を受けた後どのような対応をとっているでしょうか。
◎済美教育センター副所長 現在、センターには4名のスクールソーシャルワーカーがおります。このスクールソーシャルワーカーを核にしまして、関係機関と連携をとりながら解決を図っているところでございます。また、ケースによっては、直接子どもや家庭と連絡を取り合うということもございます。
◆五十嵐千代 委員  資料によると、小学校スクールカウンセラーが児童虐待にかかわる相談を受け付けているとなっていますが、小学校の虐待にかかわる相談件数は134件というふうになっています。スクールカウンセラーは、相談を受けた後どのようにして校内の教員間で共通理解を持つんでしょうか。
◎済美教育センター副所長 この134件という件数はすべて新規ではなくて、継続的な相談も含んでいるということをご理解ください。SCは、虐待にかかわる相談についてはすべて校内で共通理解をするような形で、担任やもしくは管理職に報告するような形になっております。また、管理職はスクールカウンセラーや担任との協議を行って、基本的には、すべてのケースを子ども家庭支援センターに連絡するという形になっております。
◆五十嵐千代 委員  スクールカウンセラーと教員の方が同席して、虐待、それ以外の問題行動などの情報交換あるいは共通理解をするようなシステムはあるんでしょうか。
◎済美教育センター副所長 共通理解するための校内委員会という組織がございます。
◆五十嵐千代 委員  ちょっと他区の例で恐縮なんですけれども、江戸川区の事件の報告書を読んだんですけれども、スクールカウンセラーはこの件にはかかわっていなかったようなんです。それで随所に、受けとめの甘さ、状況把握の甘さ、子どもの心理状況を余り把握していなかったというような記載が目立ちます。そして今後の対応策として、養護教諭、スクールカウンセラー、学校医と連携をして専門家の目でも見るというふうに書かれているんですけれども、私は、この専門家の目というのはとても意味があると思っています。
 子どもたちは虐待されているという過酷な状況の中でも懸命に生きているわけで、本人が虐待を認めないケースも多いというふうに聞いています。虐待されていてもその親をかばっていたり、あるいは人間を信用できずに本当のことが言えなかったりということがあるようですので、また虐待がわかってからも、保護者の方への対応の仕方も含めて、非常に敏感な感覚と繊細なかかわり方が必要とされているなと思っています。
 そういう意味で、心理職の方がかかわるというのはとても意味があることだと思いますし、それがあって的確で迅速な対応が図れると思っています。先ほど来のご答弁で、当区においては、虐待があれば必ずスクールソーシャルワーカーあるいはカウンセラーにも情報が行くようになっているということだと思うんですけれども、日常的なかかわりの中で気楽に話せる、相談したり助言を求めたりということが望ましいかなと思っています。
 学校によっては、スケジュール調整が難しくて校内委員会が開けないという場合もあるというふうに聞いていますので、システムとして、全部の学校でそういったことが行われるようにしていただきたいと思いますが、学校によってどうなのかというのと、システムをつくることができるかという2点、お伺いします。
◎済美教育センター副所長 今委員からご指摘あったように、学校によっては、スクールカウンセラーの配置日が週1回なものですので、校内委員会の設定日と合わないケースがございます。ご指摘あったように、やはり情報の共有というものは不可欠でございますので、今後少しでも多くの学校に校内委員会がスクールカウンセラーの配置日と合わせて開催できるような形でご指導申し上げていきたいというふうに思っております。
◆五十嵐千代 委員  ありがとうございます。ぜひお願いします。
 児童虐待の対応にはさまざまな困難が伴うので、各関係機関の方がそれぞれ努力を重ねていらっしゃるということは、私なりには理解しているつもりですけれども、だからこそ、すべての地域でこうした悲しみに満ちた事件はあってはならないことであると考えます。
 そこで、改めて、虐待の予防、早期発見・早期対応について、教育委員会の見解をお伺いします。
◎済美教育センター副所長 今まで以上に私ども、学校や幼稚園、子供園等で、子どもたちの実態を最も把握しやすい立場にある教員に、児童虐待の早期発見ができるようなスキルと、それから姿勢をはぐくんでいきたいというふうに考えております。また、先ほどご説明しましたソーシャルワーカーを十分に活用して、本区に限らず、二度とこのような事故が起きないような形で、私どもも鋭意努力してまいりたいというふうに思っております。
◆五十嵐千代 委員  スクールカウンセラーについてですけれども、平成21年度の不登校にかかわる相談が1,251件、発達障害に係る相談が2,331件、合計すると1年間で1万7,250件の相談を受け付けています。スクールカウンセラーによる心のケアが必要とされる案件が増えているなと思いますので、現在、各学校に週1回は配置しているということですけれども、週1回で足りるんだろうかと思うんですが、いかがでしょうか。
◎済美教育センター副所長 ご指摘のとおり相談件数が激増しておりまして、スクールカウンセラーもその対応に苦慮しているところもございますが、現在、東京都教育委員会が小学校に対してスクールカウンセラーを派遣していただけるような制度がございます。現在私ども、大規模校4校に都からのスクールカウンセラーの配置をお願いしているところでございますので、今後も東京都と協議をして、スクールカウンセラーの派遣について要望を出してまいりたいというふうに思っております。
◆五十嵐千代 委員  ちょっと矛盾することを言っているように聞こえるかもしれないんですけれども、今、大規模校4校で都からの派遣を受けてということで、その学校は週2回になっていると思うんですけれども、1校に2人のカウンセラーがいるわけですね。区のカウンセラーの方と都からの派遣の方がいらして、そうすると、そこでまた情報の共有であるとかということが必要になってくるので、その部分はちょっと心配なんですけれども、そのあたりどのように対応しているのか、またどういうふうに対応していかれるのか、お伺いします。
◎済美教育センター副所長 スクールカウンセラーにつきましては、必ず対応記録をとるような形になっております。これは詳細な形での記録になっておりますので、これが情報共有のツールになるというふうに、ますますこれは充実させていきたいというふうに考えております。
◆五十嵐千代 委員  よりよい形でできるように、よろしくお願いいたします。今も努力されていると思いますが、お願いします。
 最後に、カウンセラーの方が実際どういう活動をしているのかは余りまだ知られていない部分もあるかと思うので、学校に行かれて実際どういう活動をされているのか、ちょっとここで最後にお伺いします。
◎済美教育センター副所長 先ほどもご説明申し上げましたが、20名のスクールカウンセラーが大体2校から3校受け持ちまして、週1日ずつ各学校に派遣をさせていただいております。このカウンセラーは、保護者、また子ども、そして教員からの心理的な相談を受け付けるような形になっておりますので、従前のような形でカウンセラー室に常駐するわけではなくて、各教室を回りながら子どもたちの実態も把握するというような活動も行っております。ぜひ多くの区民の方々にもご活用いただきたいなというふうに考えているところでございます。
◆五十嵐千代 委員  先日、こども発達センターについて質問させていただきましたが、就学後も継続して指導を受けることができるように、現在も行っている就学先への言語療法士の巡回指導など、こども発達センターと連携を充実させてほしいと思いますが、まず、現在の状況をお伺いします。
◎済美教育センター副所長 特別支援学級に在籍する子どもについては、平成17年度から言語療法士、いわゆるSTというものですけれども、この巡回指導を実施しております。小学校には月2回、中学校には月1回という形で巡回指導を実施しているという現状でございます。
◆五十嵐千代 委員  これは以前同じ会派の河津委員からも指摘があったと思うんですけれども、この巡回に関してどのような指導が行われたか、また指導の内容を生活指導や教科指導にどのように生かしていくのか、あるいは日常の生活の中で子どもに対してどのような働きかけをするとよいのかということを親御さんたちは知りたがっています。
 ただ、保護者の方と先生と言語療法士の方の情報の共有の場をつくるという取り組みに対して、学校によって差があるというふうに聞いております。せっかく専門家の指導を受けているので、月1回ないし2回という貴重な機会をすべての学校で最大限生かせるようにしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎済美教育センター副所長 言語聴覚士と学校との連携というものは十分今図られているところですけれども、家庭との情報共有についてはやはり温度差があるという現状がございます。ただ、幾つかの学校で、言語聴覚士が保護者と直接面談を行うというような取り組みも行われておりますので、我々これも推奨していきたいというふうに考えております。
◆五十嵐千代 委員  ぜひすべての家庭にそういったものが行き渡るようにお願いしたいと思います。
 学校のICT化について、まず目的をお伺いします。
◎庶務課長 目的でございますけれども、教職員の校務処理と言っていますけれども、その効率化とセキュリティーの向上、それから授業内容の充実というものが挙げられると思います。
◆五十嵐千代 委員  杉並区では現在どの程度まで進行しているでしょうか。
◎庶務課長 全校整備ということでは、校務システム、教職員1人1台パソコンを整備してございます。それから、図書館への図書館システムの導入、各教室のインターネット環境の整備、それからコンピューター教室を各校に整備してございます。
◆五十嵐千代 委員  現段階でICTの授業への活用という状況に関しては、学校によってさまざまだと思うんですけれども、先進的な学校がどのような取り組みをしているか、またどんな効果が上がっているか、教えてください。
◎庶務課長 一部の学校でICTを活用して授業をしてございます。こちらの学校では、やはり視覚的効果が高いので、児童の集中力の向上等が図られているというふうに聞いてございます。
◆五十嵐千代 委員  何か具体的にこういう授業というのはありますか。
◎庶務課長 電子教科書というのはまだできてないんですけれども、いわゆる実物投影機というんですけれども、物を直接映して授業を進めるということもやっている学校がございます。
◆五十嵐千代 委員  各学校からICT化に関して要望などは出ているでしょうか。
◎庶務課長 校長会のほうから、授業に関するICT化を求める要望をいただいています。
◆五十嵐千代 委員  他自治体ではかなり先進的な取り組みを行っているところもあるようですが、杉並区では今後どのように進めていくのか、ICT化のビジョンはあるでしょうか。
◎庶務課長 基本構想の改定というものもございますけれども、教育ビジョンについても新たに策定をする予定になってございます。これらの機会を踏まえて十分検討してまいりたいと考えてございます。
◆五十嵐千代 委員  先進的な取り組みをしている学校の授業風景、私も少し見たんですけれども、私たちが経験してきた授業の風景と全く違うものです。生まれたときからパソコンがあり携帯があるという世代は、多様なメディアを使って新しい文化を生み出す一方で、これまでの世代が経験していないリスクにさらされていることも事実です。わずかな期間で大きな変化をもたらしたICTメディアがこの先どんな変化をもたらすかというのを予測することは難しいことですけれども、子どもたちがその世界で生きていくということは確実なわけです。ですから、これから高度情報化社会においてリスクを回避する必要がありますし、また、利用者としてだけではなく、情報を発信し、価値を創造していくための環境が必要であると考えます。子どもたちの成長に寄与するICT環境の整備に区として積極的に取り組んでいただきたいと思っています。
 ただ、その際に、単に設備を整備しました、あとは学校でやってくださいというふうにならないように、それは当然だと思いますけれども、教員の指導力養成であるとかサポート体制とかも整備していただいて、また、区として子どもたちのICTメディアの利用実態を把握して、どのような環境が一番必要なのかということをとらえた上で、計画的かつ組織的に取り組んでいただきたい、そういうことが不可欠であると考えていますが、ご所見をお伺いします。
◎庶務課長 委員がおっしゃるとおり、今後の社会を考えますと、子どもたちのICTの活用力というのは大変重要なものだと思います。当然、授業等でICTを活用する場合には、そのフォローというのも大事だと思っています。ですから、子どものICTのリテラシーを含めて、あと、魅力的な授業を通して子どもたちの学力が向上するように十分検討してまいりたいというふうに思います。
○島田敏光 委員長  それでは、増田裕一委員、質問項目をお願いいたします。
◆増田裕一 委員  まず、駐輪場について、生涯学習振興室、通称ゆうゆうハウスについて、エコスクール以外のヒートアイランド対策について、時間があれば、知る区ロードについて、耐震改修の促進について。使用する資料は、平成22年度杉並区事務事業評価表、534番です。
 まず、駐輪場についてお尋ねしてまいりたいと思います。
 本年第1回定例会予算特別委員会におきまして、東京メトロ丸ノ内線南阿佐ケ谷駅周辺における駐輪場対策の質疑をさせていただきました。当時の担当課長より、民間の適地のみならず、周辺の区施設、区有地につきましても、候補になるようなところがあれば関係課と協議をしていきたいとのご答弁をいただきましたが、その後の対応状況はいかがでしょうか。
◎交通対策課長 さきの2月の議会におきましては、区有地、また民間の土地も活用してということで、私も探しているということでご答弁差し上げましたが、ことしの9月に、成田東5丁目のほうで民間の経営による駐輪場が1カ所オープンしました。区のほうにつきましては、今のところまだ用地の取得がめどが立ってないという状況でございます。
◆増田裕一 委員  私のほうでも、課長から情報をいただきまして、現地を拝見してまいりました。十分な大きさとは言えませんが、駅からも近く、機械式の時間利用制駐輪場ですので、短時間の利用者にとっては大変便利だと思います。迅速なご対応に心より感謝申し上げます。
 9月に設置されたばかりとのことですので、なお一層のアナウンスを図っていただき、駅周辺の放置自転車対策に尽力していただければと思います。また、引き続きの駐輪場整備をよろしくお願いいたします。
 あわせて、バイク駐車場の対応状況はいかがでしょうか。
◎交通対策課長 バイクにつきましても、私ども、助成金等を通して民間活力の活用で設置等も目指しておりますが、今のところ、バイクのほうについては実績がございません。
◆増田裕一 委員  区役所本庁舎前の青梅街道を渡った、パチンコ店と靴屋さんが入居している建物と建物の間の道には、依然としてバイクが放置してあります。早急なご対応をお願いいたします。
 次に、区内商店街における駐輪場対策はいかがでしょうか。今般、私どもの会派で杉並区商店会連合会との意見交換会を実施した際、買い物客のための駐輪場対策をご要望いただきました。駅前における放置自転車対策が一段落し、買い物交通、生活交通の側面からも早急な対策が望まれますが、区の今後の施策の方向性をお尋ねいたします。
◎交通対策課長 買い物客の放置自転車が目立ってきているという状況がございまして、関係団体との調整、また、区のほうといたしましても検討をこれから進めていきたいと考えております。
◆増田裕一 委員  続きまして、生涯学習振興室、通称ゆうゆうハウスについてお尋ねしてまいります。
 生涯学習振興室、通称ゆうゆうハウスに関連する平成21年度の決算額、執行残額及び執行率、個別事務の内訳をお示しください。
◎社会教育スポーツ課長 ゆうゆうハウスの執行額につきましては、まず、運営業務委託が約1,400万、光熱水費が100万、その他、清掃業務委託等で100万でございます。合計いたしますと1,700万ということでございます。また、主な事業につきましては、自習室、また会議室の提供ということで利用をいただいているところでございます。
◆増田裕一 委員  ゆうゆうハウスとはどのような事業でしょうか。実施の経過及びその目的をお尋ねいたします。
◎社会教育スポーツ課長 まず、目的でございますけれども、区民の身近な学習・文化活動の場の提供、また、それに伴いまして学校施設の地域への開放ということでございます。
 開設の経緯につきましては、平成9年に学校施設活用推進委員会というところにおきまして、余裕教室の活用の方法、基準について検討し、また国のほうからも、学校施設の複合化についてということで、生涯学習の場の積極的活用というのが出た経緯がございまして、それをもとに区のほうで検討いたしまして、ゆうゆうハウスの開設に至ったものでございます。
◆増田裕一 委員  ここでいう生涯学習及び社会教育の定義をお示しください。
◎社会教育スポーツ課長 生涯学習につきましては、区民全員が自ら好きなときに学べる場ということでございます。また、学校等の隣接している資源を生かしての学習活動ということでございます。
◆増田裕一 委員  ゆうゆうハウスの利用規定につきまして、その概要をお示しください。
◎社会教育スポーツ課長 利用に関しましては、自習室に関しましては朝9時から夜9時まで、自由に個人で利用できるものでございます。会議室につきましても同じ時間で、団体登録等することを基本に利用できるものでございます。
◆増田裕一 委員  ゆうゆうハウスの年間利用可能日数をお示しください。
◎社会教育スポーツ課長 学校の休業日と年末年始を除いた毎日、及び清掃日といたしまして月2回の月曜日が休館になっております。それ以外は利用できることになっております。
◆増田裕一 委員  個人学習室及び会議室の利用率及び1日当たりの平均利用者数をお示しください。
◎社会教育スポーツ課長 まず、利用率でございますけれども、会議室が21%、個人学習室が65%でございます。また、1日の利用者数に関しましては、西田小が19人、杉九小が30人ということでございます。
◆増田裕一 委員  すみません、会議室もお尋ねしたんですが。
◎社会教育スポーツ課長 失礼しました。会議室のほうが、西田小が年間400回、杉九小が年間664回というふうになっております。すみません、会議室の1日の利用平均のほうは出しておりません。
◆増田裕一 委員  個人学習室及び会議室はどのような方が利用するのでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 個人の学習室につきましては、地域周辺の、特に受験生を中心にして、自宅で学習環境の好ましくない方ですとか、また、家庭の事情等で自習するスペースのない方の利用が多く見られます。また、会議室につきましては、地域の団体の方の活動の場になっているところでございます。
◆増田裕一 委員  受験勉強が生涯学習と言えるのかどうか疑問が残るところではございますし、また、会議室の利用状況を伺っておりますと、私の手元に事務事業評価表で平成12年からのものが細切れでございますが、年々減っている印象を受けます。また、学習室についても年々減っているような傾向がうかがえます。ここら辺の原因についてはどのようにとらえていらっしゃるのか。
◎社会教育スポーツ課長 まず、会議室につきましてですけれども、私どもの数値といたしましては、横ばいというような感じでとらえております。個人学習室につきましても、杉九のほうは横ばいでございますけれども、ゆうゆう西田のほうにつきましては、若干増えているところもあるというふうに思っておりますけれども、いずれにしろ、会議室のほうにつきましては、使用についてのもう少し効率的PR等を考えていく必要があるというふうに考えております。
◆増田裕一 委員  ちなみに、学校開放等で、ほかの学校でも会議室等は貸し出ししていらっしゃるんでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 学校のほうも、学校開放の事業として開放はしているところでございます。
◆増田裕一 委員  では、ちょっと視点を変えます。
 ゆうゆうハウスの運営業務委託先と業務委託内容をお示しください。
◎社会教育スポーツ課長 業務委託といたしましては、シルバーのほうに、運営管理ということで、受付ですとか団体の登録、また簡易な清掃等をお願いしているところでございます。
◆増田裕一 委員  これは契約形態は。
◎社会教育スポーツ課長 委託の契約でございます。
◆増田裕一 委員  なぜ業務委託先がシルバー人材センターとなったのでしょうか。また、学校施設を利用しているという観点では、学校支援本部での運営管理ということではいけないんでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 シルバーにつきましては、地域の方を中心にした高齢者の方の就労ということ、また、地域の方々との接点ということで導入したものでございます。学校支援本部については、今のところゆうゆうハウスの管理運営についての考えはございません。
◆増田裕一 委員  では、これまたちょっと視点を変えまして、ゆうゆうハウスはなぜ西田小と杉九小にだけ設置されているのでしょうか。平成9年から始まったということでございますが、この間、都合13年あるわけでございますが、検証のほうはいかがなんでしょうか。
◎社会教育スポーツ課長 今委員ご指摘のとおり、平成9年の、先ほどご説明いたしましたように、余裕教室の活用ということで、この2校が適切な規模、場所ということで決まったというふうに理解しております。その後、学校施設等の利用についてはいろいろ経緯もございまして、自習室に関しては、この2校でスタートということで始まったものでございます。
◆増田裕一 委員  先ほど来質問しておりますが、ひとえに維持運営面での高コスト体質が他校に展開されない理由かと思います。個人学習室の利用実態からすれば、例えば区長が区長選挙の際に政策として掲げました区立学校における補習授業の実施との組み合わせということも想定されるかと思います。中学・高校生が学び合い、教え合いの場になることも可能なのではないかと思います。できない理由は幾らでもございます。あとはやり方の問題です。本事業につきまして改善を求めたいと思います。
 続きまして、エコスクール以外のヒートアイランド対策についてお尋ねしてまいりたいと思います。
 エコスクールの推進に関連する平成21年度の決算額、執行残額及び執行率、個別事業の内訳をお示しください。──結構です。質問を進めます。後で教えていただければ結構です。
 エコスクールにつきまして、これまでの実績を踏まえて区はどのように総括するのでしょうか。簡単に区のご見解をお尋ねいたします。
◎庶務課長 申しわけございませんでした。エコスクールでございますが、決算額5億6,800万余でございます。
 エコスクールの総括でございますけれども、これまで、今申し上げた決算額等、かなり多額の経費がかかっています。校庭芝生化が一番金額的には大きいんですけれども、費用対効果の点も若干考慮して今後進めていく必要があるなというふうに考えてございます。
◆増田裕一 委員  区立学校施設におきまして、屋上緑化を実施している学校数をお示しください。
◎営繕課長 これまでの実績でございますが、小学校が16校、中学校が3校でございます。
◆増田裕一 委員  それ以外の区立学校施設におきまして、どのようなヒートアイランド対策を実施しているのでしょうか。
◎庶務課長 その他では、ひさしであるとかバルコニーの設置、ナイトパージの設置等を行ってございます。
◆増田裕一 委員  ところで、温度依存性熱変換塗料という塗料をご存じでしょうか。
◎営繕課長 存じてございます。
◆増田裕一 委員  かいつまんで申し上げますと、従来の遮熱塗料とは異なりまして、特殊な放熱材料を用いているため、塗膜に熱を蓄積せず、塗装面を熱源とした輻射熱の発生を抑制することができる、反射熱を抑えることができるということですね。当然ながら、建物内部の室温は、遮熱でございますので低下するということです。また、塗装面に汚れが付着しても効果が持続し、磨耗にも強いとのことです。
 そこでお尋ねいたします。新しい技術ですので、まず実験的に、屋上緑化が困難な、例えば屋内体育館の屋根等で効果を検証してみてはいかがかなというふうに思いますが、区のご見解をお尋ねいたします。
◎営繕課長 これまで学校の体育館につきましては、平成6年ぐらいから順次、屋根のスレートぶきについては保温をしたり、それから屋上の防水をして改修してございます。残ってございますのが、例えば上にプールがあるだとか、RCの屋上があるという体育館が主になってございますが、大分既存の改修も一巡した上は、そういう断熱効果のある塗料等も検討していきたいというふうに考えます。
◆増田裕一 委員  よくよく検証していただければと思います。
 こういった塗料に限りませんが、こうした新技術の調査はこれまでどのように実施してきたのでしょうか。また、こうした新技術の活用につきまして区のご見解をお尋ねいたします。
◎営繕課長 今までクールトレンチだとかナイトパージだとか外断熱、ペアガラス、ひさし、それから日射に通用する配置計画ということで、省エネだとか室内環境の設計を進めてまいりました。今後とも、最新技術、学会等の基準が新しくできた時点で採用を検討していきたいと思ってございます。
◆増田裕一 委員  今般、すべての区立小中学校におけるエアコンの設置が、補正予算が通りましたら決定したということになるわけですが、エアコンは室外機からの放熱がかねてよりの課題でございます。なお一層のヒートアイランド対策を要望いたしまして、私からの質疑とさせていただきます。
○島田敏光 委員長  それでは、小川宗次郎委員、質問項目をお知らせください。
◆小川宗次郎 委員  コミュニティバスについて、住宅、スポーツ表彰、給食、学校選択制。
 まず、住宅について質問いたしたいと思います。
 当該決算額の高齢者向け住宅施策についての決算額をお尋ねしておきます。
◎住宅課長 6億4,194万7,000円でございます。
◆小川宗次郎 委員  それは高齢者住宅だけということでよろしいですよね。それで、高齢者住宅には、みどりの里、高齢者応急一時居室、区営住宅等があるかと思います。この3つでいいのか確認をしておきます。
◎住宅課長 主たる事業としましては、そのとおりでございます。
◆小川宗次郎 委員  みどりの里、応急一時居室の両施策の特徴、また違いをお聞かせください。
◎住宅課長 みどりの里につきましては、公営住宅法に基づく公営住宅でございますので、入居は公募によること、あとサービス面では、緊急通報システムだとか生活協力員のサポート体制を整えております。一方、高齢者応急一時居室は区の独自事業でございますので、その性格も、立ち退きだとか災害などで、従来住んでいた住宅に住めなくなった方に緊急避難的に提供するものでございます。
◆小川宗次郎 委員  こういった状況において、何か問題点があればお尋ねをしておきたいと思います。
◎住宅課長 みどりの里は公営住宅でございますので、公募によります応募倍率が高く、なかなか入居が難しい状況にあるというのが問題点だと思います。
◆小川宗次郎 委員  要は、私が何が言いたいかというのは、みどりの里に入居する方と区営住宅に入居する方と応急一時居室に入居する方、困窮されている方に差があってはいけないというふうに思っています。もちろん、応急一時居室に入居された方は、生活相談員の方がみどりの里に案内することは存じておりますけれども、みどりの里は満室状態、区営住宅も満室状態で入室できないという状況であります。肝要なのは、高齢者等応急一時居室に入居されている方の家賃、環境を整備する必要があると思っておりますが、見解をお伺いしておきます。
◎住宅課長 利用料に関しましては、入居される方が住宅や生活に困窮するという状況にございますので、現在も低く抑えております。それと環境整備では、今委員ご指摘のとおり、高齢者の方には、生活相談員が訪問により安否確認等生活支援活動を行っております。居住条件の劣る住宅については見直しを行いまして、少しでも立地条件だとか環境のよい住宅の開拓を現在進めております。
◆小川宗次郎 委員  今後とも進めていっていただきたいと思います。
 関連で家賃補助についてもお聞きしておきます。
 家賃補助については、理解はするところでありますけれども、こういった家賃補助についても、高齢者住宅と同じように、区営住宅等に入れなかった方との差があってはならないと私は思っております。従前からこういった質問がるるありますけれども、こういう考え方について、公平性をもって行う必要があると思いますが、区の見解をお尋ねしておきます。
◎住宅課長 家賃補助については、繰り返しの答弁になりますが、既存ストックの有効活用と高齢者のアパート入居支援事業などを複合的に実施して、セーフティーネット機能を強化してまいりたいと思っております。
◆小川宗次郎 委員  次に行きます。
 区内事業活性化の観点から、学校給食について区内事業者を使うべきであると思いますが、その定義をお尋ねしておきます。
◎学務課長 学校給食の食材の購入につきましては、品質、価格が同等以上である場合は区内業者から購入すべきだというふうに考えております。そういう趣旨からも、区内で営んでいる拠点があり、地域の一員として活動しているものが区内業者であると考えております。
◆小川宗次郎 委員  No.568でいただいた資料によりますと、平成21年度、当該年度、区内、区外の取引金額の割合は、74対26と区内業者が高くなっておりますが、これは、私が考えるには、そのうち区内業者の実態は、事務所を置くだけの、区内業者とは言えない業者が含まれていると察します。区内業者は本来区内に営業許可証がある業者であるべきと思いますが、教育委員会の見解をお伺いいたします。
◎学務課長 繰り返しとなりますが、今申し上げましたとおり、区内業者とは、区内にしっかりとした拠点があるところというふうに考えております。
◆小川宗次郎 委員  そこで、今後は、区内業者の観点から、基本的には本来の区内業者から食材の購入をするべきであるとさんざん申し上げておりますけれども、見解をお尋ねしておきます。
◎学務課長 給食の食材の購入につきましては、本年3月に「区内業者との取引の推進について」という通知文を各学校のほうに流しました。今後も、この通知の内容に基づき、区内業者との取引の推進を図ってまいりたいと考えております。
◆小川宗次郎 委員  続きまして、学校支援本部についてお尋ねしておきます。
 資料No.517にあるとおり、学校支援本部の取り組みについては、活動内容が同じものが多くあり、特色ある活動はなかったものと思うようなことでありますが、ちょっと割愛しますが、普通教室エアコンの設置についてるる質問がありました。このエアコン設置に合わせて、特に中学校での補習授業の取り組みを行っていくことを私は大いに期待しているわけであります。
 家庭環境によって塾に行けない子をなくすことが最大の目的であり、私たちの時代には周りには多くの学習塾があり、必ずどこかの学習塾に通っていたわけであります。料金も安く、気軽に学習塾に通っていた記憶がありますが、今はこういった学習塾はなくなっているわけであります。塾代が高い大手塾しか選択の余地がないと言っても過言ではありません。そういった昔の学習塾の役割は学校の普通教室で実施していくことを望みます。
 教育委員会は、支援本部にこだわらず、このようなエアコン設置に合わせて、地域の取り組みに惜しむことなく対応していくべきと考えますが、見解をお伺いしておきます。
◎教育改革推進課長 教育への関心の高まりから、学校の支援活動というのはさまざま行われているところでございます。ただ、今現在、いろいろな支援活動を行いたいという地域住民の声もありますので、こうしたものを効果的、効率的に行っていくには、学校支援本部というものを一層活用していきたいというふうに考えてございます。
◆小川宗次郎 委員  続いて、コミュニティバスに行きます。
 平成20年度から東京商工会議所地域委員会が中心となり、井草地域における活性化推進事業の第2弾として、和田堀地域の取り組みがあります。平成21年の4月23日、東京商工会議所和田堀ブロック地域振興会議において、和田堀ブロックの地域振興、まちづくりに関する意見交換会で議論されていたわけです。さまざまな観点から数回の議論を重ね、委員会としての結論は地域で育てるコミュニティバスの運行に達したと聞いております。
 その議論の過程においては、この地域の歴史がコミュニティバスの運行を決定づけたと言われております。区内にはさまざまな歴史があります。この辺には、昭和9年にテイチクの録音スタジオが置かれ、営業譲渡などを経てきておりますが、平成11年度まで録音スタジオがありました。このスタジオには、ご存じのとおり、三波春夫、石原裕次郎等、当時の日本を代表する歌手が録音に堀ノ内に足を運んでおります。テイチクスタジオの裏にはまた有吉佐和子さんの自宅があり、代表作である映画化された「恍惚の人」は、妙法寺縁日が出たり、このかいわいが舞台になっております。女流作家で、林芙美子さんの自宅も、この佐和子さんの家から二、三分のところにあった、妙法寺裏の借家に住んでいた時期もあると言われております。妙法寺は、その昔、行楽地として栄え、多くの参拝客、観光客で大いににぎわっているところでありました。
 こうした歴史がこのかいわいに多くあり、その足取りを探検することの意味もあり、ここにバスを走らせるという歴史の上での価値として、地元経済団体がこの地区にバスを運行する計画に賛同したものでございます。
 ここでお伺いしますが、これまでの東京商工会議所地域振興会議和田堀ブロックのコミュニティバスに関しての経緯をお尋ねしておきます。
◎交通対策課長 東京商工会議所杉並支部の皆さんの動きでございますが、ことしの3月に東京商工会議所の支部の皆さんから、これまでの検討の考え方を区のほうでお伺いしました。その後、地域住民の方との意見交換会をことしの4月と7月に行っております。7月の意見交換会の際には区のほうも出席させていただいているという経緯でございます。
◆小川宗次郎 委員  区内でこうした具体的な要望と取り組みがあれば、お尋ねしておきます。
◎交通対策課長 このような取り組みにつきましては、まだ東京商工会議所杉並支部の取り組みが最初というふうに私は理解してございます。
◆小川宗次郎 委員  このように東商が具体的な路線を、地元町会、団体及び区に提案されているということはすごいことだと私は個人的に思います。区としてこうした取り組みについてどのように思うのか、見解をお尋ねしておきます。
◎交通対策課長 コミュニティバスにつきましては、いろいろな目的がございます。また、コミュニティバスの運行につきましては、地域の皆さんの考えとか思いとかがしっかり反映されないと、しっかりとした運営ができないと考えておりますので、今後、交通不便地域の解消や高齢者や幼児連れの移動支援などの目的とも照らし合わせまして、取り入れるべきものは取り入れていくなど、検討を進めてまいりたいと考えております。
◆小川宗次郎 委員  この項の最後の質問に、今後どのようにかかわっていくか、重複する答弁があるかと思いますがお尋ねしておくのと、今後こうした取り組みを支援していくべきと思いますが、最後に見解をお伺いしておきます。
◎土木担当部長 コミュニティバスの運行の計画につきましては、地元のご意見が欠かせないと思います。今委員ご指摘のように、東商のお力や、ほかのその地域の商店街、また地元住民のお力をかりながら、新しいコミュニティバスの構築に一生懸命努力していきたいというふうに考えてございます。
◆小川宗次郎 委員  よろしくお願いいたします。
 学校選択制についてお伺いしておきます。
 代表質問でも私がるる質問させていただきました。学校選択制は、確認を込めて今回、選択制を実施している目的は十分理解した上、十分な効果があった上での質問をさせていただきたいと思います。
 学校選択制について、今後地域に根差した教育を一層進めていく上で、制度のあり方も含め検証を行っていく必要があるとの答弁でありました。私見ですが、学校選択制の役割は私は十分果たし、また役割は終わったものと考えています。今後は学校が果たす役割に回帰すべきだと考えております。
 そこでお尋ねをしておきますが、今後検証していく上で、建前であるアンケートではなく、保護者、生徒、児童の本音をきちんと把握して情報を収集する必要があると思っております。そういったことからも、検証に際しては地域の本音の声を拾い上げていく必要があると思いますが、見解をお伺いしておきます。
◎学務課長 学校希望制度は、制度開始以来もう9年を迎えております。委員のご指摘も含めて、今後に向けて実効性のある検証を行っていく必要があると考えております。
◆小川宗次郎 委員  よろしくお願いいたします。
 スポーツ表彰について1点お伺いをさせていただきます。
 平成18年夏、甲子園において、高校球史に記憶され、決勝戦は全国を感動、熱狂させた試合が、再試合の末、優勝が決まりました。当時もるる質問させていただきましたけれども、この球史に残る試合で優勝した高校は、区内小中出身選手がいて、ちなみに、私もそのクラブの先輩でありますが、活躍されたことは記憶に新しいところであります。また、同じ大会で、別の高校で選手として出場した、これも同じクラブの後輩でありますが、区内小中出身の選手も活躍をしておりました。
 こうして活躍したアスリートは、次の時代、区内出身アスリートに希望と勇気を与えます。当時は高校野球や高校サッカーで活躍されたアスリートに対する表彰制度はなかったものと認識をいたしております。杉並区表彰規則で定めておりますが、その規定とは別に、杉並区として出身のアスリートたちに何らかの表彰などをするべきであると考えますが、見解をお尋ねしておきます。
◎社会教育スポーツ課長 委員ご指摘のとおり、区内の小中学校を卒業したということに関しましては、その在校生に本当に大きな夢と希望を与えるものというふうに考えております。まず、現行制度の中でどうにか表彰する方法があるのかどうか、そのあたりを検討してまいりたいというふうに思っております。
◆小川宗次郎 委員  ぜひともよろしくお願いします。
 また、関連で、そういった活躍したアスリートの情報を収集する制度を構築というか、システムづくりをするべきと思うんですけれども、それもあわせてお聞きをしておきたいと思います。
◎社会教育スポーツ課長 地域の方の情報、また体育協会等関係団体の情報等、そのようなネットワークで、情報収集に関してはある程度構築はできるのではないかというふうに考えております。
○島田敏光 委員長  それでは、藤本なおや委員、質問項目をお願いします。
◆藤本なおや 委員  私からは、地籍調査事業についてお伺いをいたします。
 私どもの会派の持ち時間はあと10分少々でございます。野球でいうところの8回ツーアウトという感じなんですが、残りのピッチャーがあと2人もおりまして、ここから小刻みな継投で参りますので、よろしくお願いをいたします。
 私のほうからは、地籍調査事業についてお伺いをさせていただきたいと思っております。
 この件につきましては、私は3年前の決算特別委員会におきまして質問させていただいておりまして、また答弁もいただいております。そのまま、その後についての後追いもしておれなかったものですから、きょうは、その後の状況ということについて若干質問させていただきたい、このように思っております。
 初めに、我が国における土地に関する記録、いわゆる登記所に備えつけられている地図の約半分は、明治時代の地租改正によってつくられた地図をもとにしたものでありまして、土地の境界が不明確であったり、測量も不正確であったり、こういう実態があると言われております。そういったことから地籍調査が必要ということになるわけなんですが、地籍調査とはどのようなものなのか、そもそもの確認をさせていただきたい。また、改めて最近の国の動向などについて、確認の意味でお伺いをさせていただきます。
◎土木管理課長 まず、地籍調査でございますが、国土調査法に基づきます国土調査の1つでして、1筆ごとの土地の所有者、面積、地目、地番、境界を明らかにする、土地の最も基本的な調査です。その結果につきましては登記所に送付され、土地登記簿と地図が更新されます。
 また、最近の国の動向ですが、都市部におきます地籍調査の進捗率が約20%と低いため、国は、民民境界の一筆調査は当面行わずに、官民境界の調査を先行させる方法で制度改正を行う予定です。区では、この機をとらえまして、地籍調査に着手したいと考えてございます。
◆藤本なおや 委員  国の動向も、また区の考え方もわかってまいりました。
 そういう中で、23区における着手状況なり検討状況というのがどのようになっているのか、この辺についても確認をさせてください。
◎土木管理課長 23区の実施状況ですが、既に実施している区が17区、検討中4区、検討してない区が1区という状況であり、その他、独自に道路区域線測量を実施している区が1区となってございます。
◆藤本なおや 委員  それでは、杉並区としてこの地籍調査の効果ということについてどのように認識をされているのか、この辺についてももう一度おさらいをさせていただきたい、このように思います。
◎土木管理課長 主な効果といたしまして3点ございます。
 まず1点目につきましては、地籍調査の成果につきましては、日常の建築やまちづくりを行うための基礎資料として利用できます。したがいまして、公共事業や民間事業者等の測量の手間と経費が大幅に削減できることになります。
 2点目としましては、官民境界確認の手続に伴います測量費は、現在、区民の方々の負担により行われております。地籍調査が終了しますと、登記に必要な地図として扱われますので、登記事務の簡素化と区民の方々の負担が大幅に軽減されることになります。
 3点目といたしましては、公共基準点に基づく測量が実施されるため、震災等、万一の災害が発生した場合、境界を正確に復元できるため、区民の財産を守るとともに、復旧活動を迅速に進めることが可能となります。
 以上が主な効果でございます。
◆藤本なおや 委員  丁寧なご説明ありがとうございました。
 地籍調査を行う際は、これも3年前の決算委員会でも質問して確認をさせていただいておるんですが、公共基準点の整備が必要になる、このように言われております。確認をさせていただいておりますが。国が地籍調査のために設置をした街区基準点、これの移管が杉並区は進んでいなかったということもあったんですけれども、それを受けたのかどうか、その現状についても確認をさせていただきたいと思います。
◎土木管理課長 国は、平成16年から18年度にかけまして、全国の都市部における地籍調査を推進するために街区基準点を設置し、順次各自治体へ移管してまいりました。本区には約400点ございますが、平成23年4月1日から国の移管を受けるよう調整しているところでございます。
◆藤本なおや 委員  3年前の質疑の中で、区道の官民境界確定割合がおおむね20%、こういう答弁を受けております。区が所有する道路などはかけがえのない区民の財産でありまして、地籍調査に早急に着手すべきと考えますが、公共基準点の整備も含め、今後どのように進めていくのか、お伺いをさせていただきます。
◎土木管理課長 地籍調査につきましては、国の方針変更を好機ととらえまして、道路台帳の整備や災害復旧の迅速化を図る観点から、一筆調査は当面行わず、官民境界を先行して行う手法によりまして、平成24年度から地籍調査を開始できるよう検討を進めていきたいと考えております。
 また、公共基準点につきましては、国の街区基準点だけでは不足いたしますので、既存の杉並区公共基準点を、国の補助金を活用しまして、平成24年から3カ年で速やかに再整備しまして、公開していきたいと考えてございます。
◆藤本なおや 委員  今後実施に向けて一歩前進していく、こういうことであります。具体的に検討を進めるということでありますので、これは大変に評価をしていきたい、このように思っておりますが、この事業の重要性、確認をさせていただきました。
 さらに、進め方についてなんですが、十分に区民に周知をしていかなくてはいけない、こういうことも肝要であるかなと、このように思っておりますし、さらには、職員の指導、育成ということについても欠かせない、このように思っております。新たな事業で、また事業費も大変多額になるということですから、すごく大変な事業に着手をしていくということでありますので、その辺も十分理解をしておりますけれども、具体的にまた新たになった段階で議会への報告なども求めていきたい、このように思っておりますので、その辺はよろしくお願いいたします。これは意見で結構でございますので、これで質問を終わります。
○島田敏光 委員長  それでは、富本卓委員、質問項目をお願いします。
◆富本卓 委員  西荻駅周辺のまちづくりについて、あと、時間があれば思いつきで。多分時間はないと思います。
 田中新区長は公約の中で、まちづくりということで駅前再開発を取り上げておられて、私の住んでおります西荻駅前についても言及をされておりました。そこで、きょうは西荻の住人の1人としてお伺いをしていきたいと思います。総括的には荻窪の話とかも出ておりましたけれども、よろしくお願いします。
 まず、現状、西荻窪駅前及び周辺のまちのあり方について、区はどのような現状認識をお持ちなのか、どこに問題点があると考えているのか、まずお伺いします。
◎都市計画課長 西荻窪駅の南北には駅前広場と呼べるようなスペースがないこと、また、比較的築年数の古い店舗が連なっておりまして、防災上の課題があることなどを認識してございます。
◆富本卓 委員  ちょっと過去にさかのぼりますと、西荻駅前については、たしかバブルのころに西荻開発という会社があって、北口の駅前の再開発を目指したが、バブルの崩壊などもあって進展をしなかった。また、南口でもそういう話がたびたび出るんですけれども、なかなか頓挫をしてしまう。また、西荻の南口は雑然とした雰囲気が一部住民にも人気もあったりしておる現状もあります。また、都市計画道路であります勤福に延びる北銀座通りについても、区は優先して整備をしたいと話を進めておりますが、簡単に推移してない経過もある。
 そのような西荻窪の風土なのか、よくわかりませんけれども、これまでいろいろと話は出ては消えみたいな状況でありましたけれども、このあたりの歴史的な経過について区はどのように把握をしているのか、またあわせて、都市計画道路の現在の進捗状況と今後の見通しについても伺っておきたい。
◎拠点整備担当課長 かつていろいろな計画があったということは認識しております。
◎建設課長 都市計画道路補助132号線でございますけれども、西荻地域区民センター付近から西荻窪駅を通りまして神明通りまで、この区間を優先整備路線として指定しまして、事業化に向けた検討を行ってございます。これまで沿道地権者への意向調査を行いまして、地元へのご説明をしながら、基本的な道路の測量を実施いたしました。現在、整備方針の検討を行っているところでございます。
 今後、事業化に向けては、地権者並びに地元の皆様に事業の必要性を十分ご説明し、ご意見を伺いながら、事業へのご理解をいただけるよう進めてまいりたいと考えてございます。
◆富本卓 委員  先ほども少し話が出ておりましたけれども、西荻窪駅前は、JR4駅の中で唯一駅前ロータリーもございません。ですから、南口、北口とも手狭感が否めない状況であります。特に南口は古い建物が多くて、北口はカラオケ館もできたんですが、確かに雑然たる魅力があるということで、南口は人気もあります。ただ、いざ災害時になりますと非常に厳しい状況で、火事が起きますと消防車が入れないなんていう事例がありまして、大変苦労している状況であります。また、タクシー乗り場もガードの下にありまして、大変暗いんですね。薄暗い感じ。そういう意味では、私も駅前整備の必要はあるなということはずっと感じております。
 が、さきに述べてきた歴史的な経緯や住民意識もあり、少々厳しいのかなという思いもありまして、私は、まず手狭感の解消のために民間路線バスを小型化すべしということを自分なりには言ってきました。そして区のほうもこれまでは、必要性を感じながらも、積極的な動きが私どもにも感じられなかったな、そんなふうなことでございました。
 ですが、今般、区長の公約にも出ておりましたので、議論はボトムアップとしても、力強いリーダーシップのもと、新たな展開が生まれてくるのかなと思います。
 そこで、田中区長にお伺いしたいんですけれども、この西荻窪駅前の再開発についてどのようなイメージを持たれているのか。まだ当然現実的にいろいろあるでしょうが、それは別としまして、大いなるビジョンでも夢でも結構ですので、お考えをお聞かせいただければと思います。
◎区長 富本卓委員のご質問にお答え申し上げます。
 西荻窪駅周辺につきましては、かねてから、取り組むべき、解決すべき課題があるというふうに私自身としては考えております。区長選挙のときにも公約にたしか掲げさせていただいたと思います。高円寺や荻窪の整備というのが先ほどからもいろいろ言われておりますけれども、そういった意味で、決して富本委員の地元の西荻を忘れているわけではありません。
 ご指摘をいただきましたように、これまでいろいろ整備が言われながら、またまちづくりが言われながら、それが進んでこなかったというのは、それなりの地域事情あるいは経済状況の変化とか、その時々の事情があるんだろうというふうに思います。今後、地元の皆さんのさまざまなご意見をぜひお聞かせいただきながら、また、都市計画の専門家のそういった意見も聞かせていただく、あるいは参考にさせていただくという必要もあろうかと思います。そういう課題にこれから取り組んでいく必要があるというふうに思っておりますので、ぜひいろいろとまたご指導をいただければというふうに思っております。
◆富本卓 委員  新区長が西荻について目を向けていただいていることを地元の人にも報告したいと思います。ありがとうございました。
○島田敏光 委員長  それでは、岩田いくま委員、質問項目をお願いいたします。
◆岩田いくま 委員  1番、地域と学校、2番、生活道路の安全対策。
 まず、教育委員会のほうにお尋ねしたいと思います。
 きょうも午前中から、土曜日学校の話だとか、あと、先ほども学校支援本部についての教育委員会のほうからのコメントもありました。
 ちょっと私ごとですけれども、ここ六、七年ですかね、運動会のゲストティーチャーなんかにも行かせていただいていて、行っていた当初と現在と、六、七年間の違いを考えると、大分地域と学校が、それぞれ学校とか地域の特性はあるんでしょうけれども、なじんできたという言い方がいいのかわからないんですけれども、学校側にも何か普通に受け入れる体制が大分整って、今はもう自然に、ことしは、いつも行っている学校だけじゃなくて新しく行った学校もあるんですけれども、何か普通に行って普通に授業をやってというような形で、非常になじんできたのかなと思っております。
 きょう具体的にお聞きしたいのは、学校支援本部のほうが当該年度で五十数校、今年度で一応全校という中で、従来からやってきた土曜日学校だとか、あと放課後子ども教室、こういったのをやってきている学校があるかと思います。これが、学校支援本部を全校展開するのは非常にいいことだと私自身も思っているんですけれども、それがゆえに、そこに統合されて、例えば放課後子ども教室が従来のようにはできなくなってしまったとかいうことになると余りよくないだろうということで、学校支援本部全校展開後の土曜日学校とか放課後子ども教室が当面どうなっていくのか、特に変わらないのか、その辺の確認をさせてください。
◎教育改革推進課長 放課後子ども教室と土曜日学校につきましては、実行委員会形式で行っております。その実行委員会が実質的に学校支援本部の中に取り込まれている場合と取り込まれていない場合がございますが、これは、教育委員会としては、いずれの形でも財政支援を行っているというところでございまして、現時点で、今後も、その財政支援についても、またその形についても変更の予定はございません。
◆岩田いくま 委員  了解しました。
 次は都市整備のほうへ行きたいと思います。
 生活道路の安全対策ということで、具体的に私自身がわかりやすいところでいくと、富士見ケ丘通りのあそこの渋滞等々については、大分以前からずっと言われていて、区のほうでもいろいろ、ハード面なりソフト面も含めて尽力、対策をやってきていただいているのは重々承知しております。
 ただ、それだけいろいろ安全対策等をしていただいても、朝なんかですと非常に長い車の渋滞の列ができますし、まだ晴れていればいいんですけれども、雨だと、ほとんど傘を差していると歩けない状態なんですね。朝で雨が降っていると、1回1回、特に電柱があるところなんかだと、傘をすぼめて、で、また歩き出すというような状態で、なかなか本当のハード面の最終的な解決というと、セットバックだったり、あとは、それこそ一通化をするというようなことをしないと難しいと思うので、いろいろ尽力いただいている中でも、まだなかなか安心して歩けるという状況にはなっていないという面もございます。
 世の中、ICTが非常に発展してきておりますので、例えばVICSという、リアルタイムで渋滞の情報だとか、あと工事の情報なんかもあるかと思いますけれども、こういったものを車にカーナビを通じて伝えるような仕組みもあります。例えば、安全対策上いろいろ難しい生活道路に、交通量を測定する、トラフィックカウンターというらしいんですけれども、こういったものをつけて安全対策を図っていくというようなことは考えられるのかどうか、区の見解をお聞きいたします。
◎交通対策課長 委員のほうから、VICSということで、先進的な情報システムということでご意見がございました。区のほうといたしまして、今VICSシステムのほうを確認いたしましたところ、VICSにつきましては、委員おっしゃるとおり、渋滞や交通規制の情報をリアルタイムで通信する先進的なシステムでございます。
 そのVICSシステムの内容でございますが、都道府県警察、道路管理者から道路の情報を日本道路情報センターに集めまして、それを処理してカーナビに送信するというシステムになっております。そして、その対象となる道路ですけれども、幅員が5.5メートル以上で片側1車線以上の相互通行が行われる主要生活道路となっており、また、その道路の選定につきましては、各都道府県警察が決めているという状態でございます。そして、その対象道路には、いわゆるセンサーを設置するという工事が必要になってきまして、残念ながら、今富士見ケ丘の南北に走る通りにつきましては、この道路の指定がされていないという状況になっております。
○島田敏光 委員長  以上で新しい杉並の質疑は終了いたしました。
 杉並区議会公明党の質疑に入ります。
 それでは、北明範委員、質問項目をお知らせください。
◆北明範 委員  耐震改修、違反建築、セットバック、公園遊具、水害対策、高齢者住宅。
 杉並区の耐震改修促進計画で、平成27年度までに全建築物の90%以上の耐震化が目標ですけれども、平成18年度は耐震化率71.3%でした。今現在はどれぐらいの耐震化率ですか。
◎建築課長 平成21年度末で75.4%と推計しております。
◆北明範 委員  木造住宅で、たしか誘導分として毎年400棟の耐震化が必要だと。大体50棟前後で推進しておるわけですけれども、この目標は達成できそうですか。
◎建築課長 民間建築物の耐震化につきましては、機運の盛り上がり不足、切迫感の希薄化、経済状況などにより、大変厳しい見通しを持っているところでございます。
◆北明範 委員  耐震改修促進計画で、関連計画の改定、社会経済状況の変化、施策の実施状況を踏まえ、必要な見直しを行うとともに、3年ごとの実績の検証を行うとなっております。来年でちょうど3年を迎えますけれども、目標数値の見直しをしたらいかがでしょうか。
◎建築課長 23年度に見直しを考えておりますが、この目標数値につきましては、広域的な目標ということで、整合性を図ってございまして、目標数値そのものは大変高い数値でございますけれども、自然更新等もございまして、全く無理な数値と考えているわけではございません。
◆北明範 委員  結構厳しいと思いますよ。
 じゃ、話を変えます。耐震シェルター、以前、私、何度か質問しているんですけれども、その研究はどうですか。
◎建築課長 たしか品川シェルターということでお話があった件かと思いますけれども、東京都のほうで、安くて安心できる工法ということで、推奨リストに掲げてございまして、杉並区でもできると考えてございます。相談があれば対応してまいりたいと考えてございますが、木造の骨組みでございますので、外壁で使う場合は防火構造の問題がございまして、そういった点がクリアできるかどうかということがございます。
◆北明範 委員  じゃ、この助成金を使えるということですか。
◎建築課長 耐震性が向上したと確認できれば、使えるものでございます。
◆北明範 委員  ありがとうございます。朗報でございます。
 次に、21年度の予算委員会で、精密診断士が9名では少な過ぎるという質問をさせていただきました。課長から倍増するという旨のご答弁をいただいておりますけれども、進捗状況はいかがか。
◎建築課長 現在、準備、検討中でございます。
◆北明範 委員  耐震改修の精密診断というのは高い能力が必要です。今現在、杉並区で登録している耐震診断士は10名いますけれども、それ以外で、杉並区内でこういう能力のある診断士はどれぐらいいらっしゃるのか。
◎建築課長 東京都のほうで試験を受けて合格し、登録した診断士が、9事務所13名ほどいらっしゃいます。
◆北明範 委員  倍増というと、その診断士も協力していただくということですか。また、メーカー系の診断士なんですか。
◎建築課長 精密診断士を増やすという中には、これまでの杉並区に登録していただいた方々、簡易診断を主にやっていらっしゃる方もございますので、その方々に講習等を行っておりまして、精密診断の技能を上げていただくということが1つあります。それから、東京都に登録されている方を、杉並区の在住在勤の方を杉並区に新たに登録してもらって協力いただこうかなと、そういうふうに考えてございます。
◆北明範 委員  じゃ、今までの耐震改修の流れがありますけれども、新たな流れというのはどんな感じなんですか。
◎建築課長 杉並区でこれまでノウハウを培ってきた流れと、それからもう1つ、東京都の登録診断士に杉並区にも登録してもらってやる。そういう中に、ハウスメーカー等や設計事務所、工務店の方もいらっしゃいますので、そういった方々も、区民の選択肢を広げる意味で、もう1つのルートをつくっていく、そういうふうに考えてございます。
◆北明範 委員  ということは、今までのと新しいのと2通り流れがあるということで理解していいですか。
◎建築課長 そのとおりでございます。
◆北明範 委員  じゃ、例えば区民の皆様が住宅展示場に行きました。展示場に行って、すばらしい家だなと思って、自分の家を改修しようと、そこの住宅メーカーにお願いをしたいと思いました。そこに診断できる精密診断士がいれば、そこから設計し、精密診断をし、耐震改修まで、最終までずっと行けるという理解でいいですか。
◎建築課長 そのとおりでございますけれども、その精密診断士の方には、区のほうに登録してもらう必要がございます。
◆北明範 委員  そうなると、ある程度オープン化されるという形になると思うんです。そうなると、チェック機能、ここはやっぱりきちっとやらなければいけないと思うんですけれども、その辺はどうでしょう。
◎建築課長 今年度から新たに組織化していただいた特定構造担当係長を軸に、評定委員会のような体制をつくって、チェックしていこうと考えてございます。
◆北明範 委員  今、メーカー系が使用している耐震診断のソフトは3つあります。杉並区で採用しているのが1つ。これ、全部対応できるということですか。
◎建築課長 この認定ソフトを現在そろえて習熟して、準備を進めているという状況でございます。
◆北明範 委員  とすると、杉並区内の業者の仕事も拡大することができますし、区民の選択の幅も広がるということで、非常にいいことだと思いますので、ぜひ成功させていただきたいと思います。
 違反建築についてお聞きします。
 新築は、建て替えのときに融資が必要になって、大体融資で皆さんお金を借りて建て替えるわけですけれども、完了検査が通らないと融資がおりないということで、今、違反建築がどんどん少なくなってきていると思います。ただ、増築の場合は安くできるので、自己資金でやられる方もいらっしゃいますよね。そうすると、確認申請を出さないで、そのまま増築、増築という方々もいっぱいいらっしゃると思うんですけれども、そういう方々はなかなか取り締まりというのはできないですよね。ただ、建築基準法上はできると思うんですけれども、完成するとできないというふうに言われているんですが、何でですか。
◎建築課長 違反の程度にもよるわけですが、一般的に言うと、完成すると、壊すことに強く抵抗感が生じてくるということもあろうかと思いますけれども、1つの大きな要素として、建物が完成して使い出すと、強制立入検査権限といいますか、立入検査が法律上承諾が必要になってまいります。勝手に入れないということになりますので、そういった関係が大きな要因としてあるかと思います。
◆北明範 委員  承諾が必要ということは、絶対無理だということですね。この後、私は、例えば増築して発見後1年以内なら取り締まれるよ、みたいなことをやったらどうですかと言おうとしたんですけれども、当然無理ですね、それは。
◎建築課長 承諾が必要になっても、かなり違反が大きい場合には、粘り強く説得したりして5年かかって退去していただいて、最上階を除却した例もございますけれども、時期、タイミングを逃さずにやることが問題解決の道だと考えておりまして、早期発見、早期是正に努めたいと考えてございます。
 今、1年というお話がありましたけれども、一律1年ということは非常に難しいと考えてございます。やはり違反の程度、危険性、悪質性などを見ながら、状況に応じて1件1件厳正に対応してまいりたいと考えてございます。
◆北明範 委員  よろしくお願いいたします。
 次に、セットバックについてお聞きします。
 私道のセットバックをやっているところとやっていないところがあって、道路がでこぼこになっているんですよね。セットバックは強制的にできないんですか。
◎土木管理課長 現在、条例に基づきまして狭あい事業は実施しておりますけれども、前提が区民の方のご理解とご協力によりまして行っておりますので、なかなか強制ということは難しいかと存じます。
◆北明範 委員  例えば、新築で建て替えするときに、セットバックをした部分に、大分昔ですが、黄色いくいを打って、そこまで先行してセットバックしないと着工できませんよみたいな、そんな話もあったんですけれども、今はどうですか。
◎土木管理課長 この制度はだんだん充実しまして、そのくいにつきましては、平成15年ごろに既に、それをなくしても事業者の方、区民の方、ご理解を示していただけるということで、現在はほとんど使わないで行っているというのが現状でございます。
◆北明範 委員  ということは、新築の計画を出して、セットバックをしますという計画を出しますよね。それでそのまま戻して花壇にしている家もたくさんあるわけで、そういうのが今どんどん増えているような気もするんですけれども、どうでしょう。
◎土木管理課長 そのような状況の原因ですけれども、本事業の開始が平成元年から行っておりますので、それ以前の建築確認のものは未対応ということで、そのような状況があらわれております。最近の申請につきましては、非常にご理解をいただいておりまして、一部分はそのようなことで個別指導は行っておりますけれども、順調に推移している、このような状況となっております。
◆北明範 委員  いつまでたっても4メーター道路が実現しない。災害時も非常に問題があるというふうに思いますので、強力に進めていただきたいなと思います。
 次に、公園遊具についてちょっとお聞かせをいただきたいと思います。
 善福寺川緑地公園に健康遊具がありまして、非常にいいなという質問もさせていただきましたが、もうちょっとつくれないんでしょうか。
◎みどり公園課長 新設工事あるいは遊具等の改修の中で、部分的には各公園にそういった施設を配置するようにはしてきてございますが、各公園、新設においても改修においても、区民の方のいろいろなご意見をいただいて遊具等の配置も考えてまいりますので、できるところではやっていきたいというふうに考えてございます。
◆北明範 委員  高齢者の健康増進という観点で、ぜひお願いしたいと思います。
 それと、道路に関連するんですけれども、8メーターぐらいの道路で、歩車分離の手すりがあって、そこにみどりが植わっているようなのがあるんですけれども、それって何か規定があるんですか。
◎土木担当部長 ガードレールのところの小さい植栽の話かと思います。できるだけガードレールだけじゃなくて、ガードレールが設置できるようなところには、そういう植栽をしていきたいなというふうなことで、試みている場所がございます。
◆北明範 委員  何メーター以上とか、そういうのはないんですか。例えば、歩道をつくった場合に道路は何メーター必要だよ、一方通行の場合は何メーター必要、両方通行の場合だったら何メーター、そういう規定はあるんですか。
◎土木担当部長 そういう規定が、一方通行の場合、相互通行の場合、あります。大体車道を5メーターぐらいとりますので、両側にガードレールをつけるためには、8メーター以上ないとつけられません。まず、相互通行の場合、車道を5メーターから5メーター50ぐらいとらないとだめなので、その残りがガードレールがつけられますので、相互通行でガ両側にードレールをつける場合は、8メーターから8メーター50ぐらいないとガードレールはつけられません。
◆北明範 委員  一方通行の場合は。
◎土木担当部長 一方通行の場合でも、車道を4.5メーターぐらいとりますので、一方通行といっても、車がとまっているわきを通らなくちゃいけませんので、やはり6メーター以上にならないと、片側にガードレールはなかなかつきません。
◆北明範 委員  じゃ、相互通行の場合は5メーターと、一方通行の場合は4.5という理解でいいですね。わかりました。
 次に、高齢者住宅についてお伺いいたします。
 これからどんどん高齢社会、もっともっと高齢者の方がどんどん増えてきて、この間も、私の知り合いで1人、孤独死をされた方がいらっしゃいました。高齢者のおひとり暮らしの住宅というのは、喫緊の課題だというふうに思います。みどりの里みたいな、ちょっと通報ができたり見守りがあるという、ああいう緩やかな住宅がどんどん増えるべきだというふうに私は思っています。ただ、公共施設をどんどんどんどんつくっていくというのもなかなか厳しいなというふうにも思うんですが、例えば、今民間のワンルームマンションが結構あいています。そういうところを、企業とタイアップして、何か研究はできないんですかね。
◎住宅課長 高齢者住宅は、委員ご指摘のとおり、今後需要も当然増えてきますので、いろんな角度から検討してまいりたいと思います。
◆北明範 委員  これはぜひやっていただきたいと思います。どんどん増えてきますので、今のストックだけでは絶対だめだと思います。よろしくお願いしたいと思います。
 最後に、水害対策についてお聞きします。
 大雨が降るたびに、自宅を退去してどきどきしております。特に善福寺川の上流域の進捗状況、どういうふうになっているのかご質問して、終わります。
◎建設課長 善福寺川の河川整備の状況でございますが、現在、環状7号線から上流のあたりで整備が行われてございます。
 基本的には、河川は下流から順次整備していくわけでございます。ただ、そうしますと長期の時間を要しますので、東京都では、この事業効果が早期に発現するよう、今後、善福寺川緑地を活用した約3万5,000立方メートル規模の地下調節池をつくっていくという検討を行っているところでございます。そしてまた、今年度はその基本設計を行う予定と聞いてございます。
 そういったことで、事業の効果が早期発現できるように、要するに、上流域の対策が早期に進むように、東京都でも鋭意検討されているということでございますので、区としても引き続き都と連携して取り組んでまいりたいと考えてございます。
◆北明範 委員  ちょっと関連して。それをすることによって、上流域は大分、あふれないんですか。
◎建設課長 この調節池は、基本的には下流部分の負荷を軽減するということでございます。ただ、これをつくることによって、そこから上流に向かっての整備のスピードが上がっていくということですので、結果的に上流域の対策が進んでいくということでございます。
○島田敏光 委員長  杉並区議会公明党の質疑の途中ですが、ここで午後3時10分まで休憩いたします。
                            (午後 2時51分 休憩)
                            (午後 3時13分 開議)
○島田敏光 委員長  休憩前に引き続き委員会を開きます。
 杉並区議会公明党の質疑を続行いたします。
 大槻城一委員、質問項目をお願いします。
◆大槻城一 委員  自転車、踏切、放5とNHKグラウンド、都営を一体化で。あと、学校図書館とできれば楽器。
 まず初めに、昨日、大きな自転車事故が起こったと伺いました。それについての詳細をお願いします。
◎交通対策課長 委員ご指摘のとおり、昨日、交通事故が発生いたしまして、お気の毒ですが、搬送先で死亡された事故でございます。発生日時が昨日、22年10月5日午前10時15分ごろ、発生場所につきましては、高井戸東1丁目17番、正用下橋の交差点でございます。
 事故の概要につきましては、東から交差点に進入しようとして右折しようとした乗用車と、橋を南下してきた自転車が衝突したという内容でございます。
 原因とかにつきましては、今、警察のほうで調べている最中でございます。
◆大槻城一 委員  本当に大変残念なことであります。また、これは杉並区に限ったことではなく、都内でも自転車事故は3倍も増えているという報道もなされています。
 私もこの近所に住んでおりますので、状況がある程度わかりますが、今の現場というのは、環状8号線と鎌倉街道、両方とも南北に抜けられる道ですが、ちょうどその間にある南北に抜けられる道です。ここには、当区のこども発達センターや高井戸地域区民センター、そして高井戸保健センター、また少し歩けば柏の宮公園、塚山公園など、区の重要な施設がたくさんございます。
 高井戸駅でおりて、そこから川沿いに神田川を歩いてこられて、ちょうど今の現場のあたりで随分多くの地域の方が道を聞かれるとも聞いております。要は迷われているわけですね。そういう中で、自動車は、唯一抜けられる道ですから、結構なスピードで入ってくるんです。私は、ここにさらなる注意喚起の看板と、またさまざまな施策が必要ではないかと思いますが、いかがですか。
◎交通対策課長 確かに事故が起きまして、本当に一方では危険かと思いますが、今現在、警察のほうで事故の詳しい状況、原因等も探っておりますので、その情報等も踏まえまして、また現場を確認いたしまして、対応していきたいと考えております。
◆大槻城一 委員  私も以前から何度か地域住民の方からは、よく道を聞かれますと。皆さん、特に高齢者の方はいろいろ迷われて、まさに道路の真ん中で立ち往生している方が何人もいらっしゃると聞いております。ぜひご検討をよろしくお願いします。
 続いて、区内の踏切事故についてお伺いをいたします。
 いただいた資料によりますと、平成18年から3件ほどの踏切の事故が起きておりますが、どのような内容ですか。
◎交通対策課長 3件の内容でございますが、3件中2件が列車と乗用車とか自転車でございまして、ほかは列車と関係ない事故になっております。
 まず1件が平成18年に起きましたもので、乗用車と列車。そして平成19年1月に起きましたのが自転車と列車、19年11月に起きましたのが乗用車と歩行者の事故になっております。いずれも軽傷ということでございます。
◆大槻城一 委員  また、ことしは、6月、7月、8月と京王井の頭線の踏切のトラブルが続きました。これはどのような事故か、何件ほどあったのか、ご報告をお願いします。
◎交通対策課長 警察のほうでは、被害も出ていないので、事故という扱いではございませんが、トラブルという重大な事象とは判断してございます。
 まず、7月27日に起きました踏切のトラブル事故でございますが、電車が通過して停止したところを、後で遮断機の状況を確認しましたら、遮断機が下がっていなかったという状況でございます。8月6日につきましては、電車が通過したにもかかわらず遮断機がおりなかったという状況でございます。
◆大槻城一 委員  杉並区内にはたくさんの路線が走っております。その中で、踏切というのは区内に何カ所あるんですか。
◎鉄道立体担当課長 区内踏切は36カ所ございまして、そのうち区道上で30カ所でございます。
◆大槻城一 委員  このようなトラブルが、事故と言わずトラブルと申し上げますが、トラブルが起きたときに、例えば今回の場合、京王電鉄から杉並区に何かしらの報告はあるんですか。
◎交通対策課長 電鉄の報告につきましては、監督官庁への報告が義務づけられている。それと、区道との交差点で事故が起きた場合については、区道の管理者に報告が義務づけられているというふうに判断します。
◆大槻城一 委員  私も今、自転車審議会とかさまざま入っていますが、さまざまなところで、区内の公共交通の責任者の方とお会いする機会がございます。当然、区の所管の方はお会いする機会があると思いますので、そういう機会に一緒にお話をしていただいて、年に何度か、区内における公共交通に関連するさまざまな問題点を区と共有する場面は設けられているんでしょうか。
◎交通対策課長 定期的に連絡をとっている会でございますが、杉並区バリアフリー等連絡会、そして自転車等駐車対策協議会、また京王電鉄の情報連絡会等がございまして、その場で、必要なときには申し入れ等をしている状況でございます。
◆大槻城一 委員  私が伺った範囲では、このようなさまざまなトラブル、事故が起きたときに、区のどこかの部署がこの情報を積極的に取りに行くという過程は特にないと伺っております。しかし、杉並区は、先ほど申し上げましたとおり、区内にさまざまな公共交通が張りめぐらされておりますので、どこかの部署でしっかりと責任を持ってその情報を取りに行き、ストックをし、その総括をしていく場面が必要だと思いますが、今後の区の展開をお聞かせください。
◎土木担当部長 このような踏切事故で大きな事故につながるようなものについては、やっぱり区民にとってよくないことだと思いますので、土木担当の交通対策課のほうで、今後、積極的に鉄道事業者と連絡を密にして、情報を収集していきたいなというふうに考えてございます。
◆大槻城一 委員  ぜひよろしくお願いいたします。
 また、そのときには、我々区民が声をなかなか上げづらいですから、行政側のほうからそれぞれの鉄道会社にきちんと対処を求めていっていただきたいと思いますが、いかがですか。
◎土木担当部長 きちんとやっていきたいと思います。
◆大槻城一 委員  よろしくお願いをいたします。
 続いて、放5の件ですが、先ほど別の委員からほとんど出てしまいましたので、私のほうからは幾つか。
 今、3年間状況がとまっているというご回答でしたが、区民の方々からは、どういう流れで最終的に放5はわかりやすく完結するのか、この辺をよく聞かれます。この辺、答弁をお願いします。
◎調整担当課長 放射5号線につきましては、先ほども他の委員にご答弁いたしましたけれども、放射第5号線事業推進のための検討協議会の報告を受け、東京都が、今、道路構造の検討をしているところでございます。この検討結果がそう遠くない時期に示されると考えておりますので、それが示されたときに、地域にさまざまな意見があることもよく承知しておりますので、区としても十分に説明を受け、それを区民の方にお伝えしていきたい。そういう形で道路構造が決まってきて、それから事業が進んでいくというふうに考えております。
 現時点では、事業認可の期間は24年度末でございます。
◆大槻城一 委員  区側からも誠実な対応、よろしくお願いを申し上げます。
 これに関連しまして、久我山の都営団地が建て替えが計画されておりますが、この状況というのは、放5との関係性はどうなんですか。
◎拠点整備担当課長 先ほどご説明した放5の協議会のほうでまちづくり構想が出ていると。具体的に、都営久我山アパートについても、そのまちづくり構想のエリアの中にございます。一般的には、区で策定するまちづくり計画の中に久我山アパートも入れて全体で地区計画決定をし、その後建て替えする形が望ましいとは考えておりますけれども、東京都としてもすぐ建て替えたいというお話もございますので、現在、東京都と調整しているところでございます。
◆大槻城一 委員  ここは大変に老朽化しておりまして、老朽化しているということは、高齢化が大変に進んでおります。本当に待ち望んでいる状況ですので、私としては、今ご答弁があったように、放5とは別の次元で、進めるものは進めていただきたいと思っております。よろしくお願いいたします。
 また、放5に関連しまして、NHKグラウンドのスポーツ施設が今後どのような影響を受けるのか。区としては大体年間2,000万円ほどの維持管理費を使っているというふうに決算書には書いていますが、今後どのような状況になりますか。
◎社会教育スポーツ課長 NHKグラウンドにつきましては、テニスコートが7面、軟式野球場が1面ということでございますけれども、今回の工事に関しまして、テニスコートの縮小ということで、休場をしているところでございます。来年3月まで休場の予定でございます。
◆大槻城一 委員  続きまして、学校図書館についてお伺いをします。
 21年度からは、教育の総務費で学校図書館司書の予算がつけられました。大変にありがたいことと考えております。この学校図書館司書については、最終的に幾らの予算が執行され、1人頭幾ら払われているんですか。
◎教育人事企画課長 1人当たりの予算でございますが、月額16万4,000円程度でございます。年間ですと、460万程度になります。
◆大槻城一 委員  この460万というお金に対して、学校図書館司書の……
○島田敏光 委員長  大槻委員、ちょっとお待ちください。訂正があります。
◎教育人事企画課長 訂正させていただきます。1人当たり年間約200万ぐらいになります。すみません。失礼いたしました。
◆大槻城一 委員  それは1年間勤務した場合に、という形ですね。
 そして、その費用対効果について教育委員会はどのように考えておりますか。
◎教育人事企画課長 今年度は22校に配置しておりますけれども、いずれの学校においても、図書館の常時開館、児童生徒の図書館利用の回数や貸出冊数の増加、あるいは図書館の活用による授業の充実等、さまざまな面で着実に成果を上げていると認識しております。
◆大槻城一 委員  学校図書館については、公教育の、もう一度すばらしいものをつくっていくために非常に必要な施策だと考えております。今現在、22校に配置されていますが、早期の全校配置も私は強く希望したいところですが、教育委員会からのお声をお願いします。
◎教育人事企画課長 これまでも全校配置に向けて取り組んできておりますけれども、できる限り早い時期に全校配置が実現できるよう、引き続き努力してまいりたいと思っております。
◆大槻城一 委員  経営報告書にも指摘されておりますように、学校図書館司書については、質、人数ともに適切な人材の確保が課題だと。この辺について、もう少し具体的にお願いします。
◎教育人事企画課長 募集人員が増えれば、増えることによって、応募する数にもよりますけれども、倍率もかなり低くなってくるということが考えられます。それを考えると、最終的には質の低下が見込まれるんじゃないかなということが予想されているところでございます。
◆大槻城一 委員  それについての対処法は。
◎教育人事企画課長 地域大学との連携も今後も進めていくところではございますけれども、そういったいろいろなところでPRしながら、人材確保に向けて取り組んでいきたいと思っております。
◆大槻城一 委員  人材というのが非常に大事だと思います。最初に配置された方の面接等について伺いましたら、非常に優秀な方が来ていただいたと聞いております。今後も、この施策を進めるためには、優秀な人材の確保が大変に必要だと思います。これは区内の人を優先すべきなのか、それとも広く募るべきなのか、この辺についてはいかがですか。
◎教育人事企画課長 今年度は、できるだけ優秀な人材をそろえたいということで、これまで条件としてつけておりました区内在住とすぎなみ地域大学、これを取っ払いまして、条件から外しております。
◆大槻城一 委員  それについての効果はどうですか。
◎教育人事企画課長 今年度、昨年度よりも多くの応募人員がございまして、倍率がことしは10倍近くに上がりました。
◆大槻城一 委員  それは効果があったんだと思います。よろしくお願いします。
 また、各校の蔵書の状況というのを私はいつもお尋ねしているんですが、文科省が求めている標準図書数ですか、この辺は今何%ぐらいの状況ですか。
◎庶務課長 当該年度でございますけれども、小学校につきましては達成率が88.6%、中学校については93.4%でございます。
◆大槻城一 委員  おかげさまで大分進んでいる状況です。よろしくお願いします。
 今、蔵書とマンパワーについてはかなり充足していただいておりますが、最後は、私も学校図書館全国協議会とか会議に参加させていただいて、いつも言っているのは、材料はある、それをいかに運用できるかという最後は教育委員会の腕次第。そこについての課題はいかがですか。
◎済美教育センター統括指導主事 現在設置しております学校図書館サポートデスクのほうで、学校図書館の支援をしております。本年度は、昨年度に比べまして、学校の教員からの直接的な問い合わせが増えております。このことから、教員の、学校図書館を使った活動をやっていきたいという意欲が徐々に高まっていると思います。
◆大槻城一 委員  図書も大事なんですが、ほかに文化的に楽器という問題も、私、非常に興味がございます。いただいた資料によりますと、学校ごとに楽器購入費のばらつきが結構あるなと思うんですが、その辺についてはいかがですか。
◎庶務課長 学校関係は、一応学校運営費標準というものがございまして、各学校で予算を積算するときに標準がございます。それでは、小学校については約42万円、中学校については45万円ほどございますけれども、教育委員会のほうでまとめて購入している例もございますので、学校の楽器の新しい、古いについても、購入額についてのアンバランスが出ているのかなというふうに思っています。
◆大槻城一 委員  区民の声としては、学校にクラブがあって、そのクラブの先生が常勤の先生の場合には、たくさん、きめ細かく予算要望ができる。ところが、週に何度か来るクラブの先生の場合にはそこまで至らない。そこについては、教育委員会はわかっているわけですから、きめ細かい対応をお願いしたいと思いますが、いかがですか。
◎庶務課長 学校現場からの要望等を十分聞いた上で、整備に努めていきたいというふうに思います。
○島田敏光 委員長  それでは、中村康弘委員、質問項目をお知らせください。
◆中村康弘 委員  桃井中央公園について。
 今年度末の完成に向けまして、桃井中央公園の建設工事が進められておりますけれども、完成が待ち遠しい状況でございます。同公園について、広さ、特徴、設置の経緯等について、改めて概要をお示しください。
◎みどり公園課長 桃井中央公園は、平成13年に、現在のUR都市機構と区が協定を結びまして、防災街区整備事業ということで、国の補助を受けて、全体のまちの部分と公園4ヘクタールを整備するというスキームで、これまで進んでまいりました。
 実際の設計については、基本計画を平成18年度に策定して、その後、地元との調整を経て、19年度に実施設計の説明会をして21年度から工事。ことし、第2期工事を、建物工事と公園全体の工事をするということで、来年末に完成でございます。
◆中村康弘 委員  名称は、仮称桃井中央公園なんですかね。その辺に関して、正式名称等はどういう形になっていくんでしょうか。
◎みどり公園課長 仮称名でございます。仮称桃井中央公園でございます。
◆中村康弘 委員  今後、どういう形で正式名称が決まっていくんでしょうか、プロセスは。
◎みどり公園課長 現在、地元町会のほうに名前の候補を挙げていただきまして、その中でふさわしいものということで区のほうで決めさせていただいて、再度、地元に諮って決めていく予定でございます。
◆中村康弘 委員  今現在、工事中ですけれども、北側の広場が暫定的に開放されております。昨日も公園の看板の件で質疑がありましたけれども、暫定開放に伴い、注意事項が書かれておりまして、その中で、バットやゴルフクラブ等、他の利用者に危害が及ぶおそれのあるものは使用できません。これは当然だと思うんですけれども、一方で、ボール遊びはやめましょうとありまして、また別の表示では、グローブとかサッカーボールの絵に大きく赤いバッテンが書かれております。暫定開放ということで、スペースも限られているから、ボール使用に関しては禁止しているんでしょうか。
◎みどり公園課長 工事が始まる前、暫定開放で遊び場として開放していた間、特にそういった要望、苦情はなかったんですが、ことしの4月に開放したところ、小さなお子さんをお持ちになっているお母さんを初め、ちょっと遊びが競合する部分で、ボール遊びは危険であるというような要望を受けまして、実際に私どもも調査したり、巡回パトロールをしている職員の意見を入れて、一応暫定開放区域については、グローブの使用であるとか、かたいボールの使用を含めて、そういった注意喚起をする看板をつけてございます。
◆中村康弘 委員  暫定使用ということなんですけれども、暫定使用とはいえ、ちょっと看板の表現が厳し過ぎるのではないかという地元の人からも声をいただいているんですけれども、それに関してはどうでしょうか。
◎みどり公園課長 これについては、実際に文字だけ書いている看板の中で、一応、やめましょうという形で書いていますので、それとまた違う表記というのも、その段階では、特にそういった表記と同じような形で表記させていただいたことでございます。
◆中村康弘 委員  この公園の近くには大型マンションがありまして、小学生もたくさんおります。何人かの小学生は時々、人けがないのを見て、これまでキャッチボール等を行ってきたそうです。その小学生が、表示が設置された後か前かはちょっと不明ですけれども、現在も管理人が複数交代で常駐しているらしいですけれども、担当の管理人によって注意の仕方が全然違う、レベルが違うと。全く注意されないケースもあれば、グローブを持って公園に入った瞬間に注意されるとか、いろいろあるそうなんですけれども、その辺の対応が異なるということに関してはいかがでしょうか。
◎みどり公園課長 公園の中、利用者が多い場合もございますし、小さなお子さんが走り回っているときもありますので、その状況、状況に合わせて対応するというふうに私どもお願いをしているところで、いきなり、だれもいないところで始めることについて、特に厳しく注意するようにというようなことで指導しているわけではございませんので、実際の状況を確認してみないと、ちょっと何とも言えないかなと思っています。
◆中村康弘 委員  じゃ、来年4月から正式なオープンというふうな形になるときにおいて、公園使用の具体的なルール、具体的に言うとボール遊びをしていいのかどうか、そういったことも含めて、ルール決めというのは、いつごろまでにどのような形で決定されるのでしょうか。
◎みどり公園課長 基本的には、現在暫定開放ということで、全体が開放された段階では、遊び場として使用いただいていた当時と同じような形で看板等は考えてございます。特に遊びが競合するような場所については、球技等ご遠慮いただく場合はあろうかなと思いますが、今度、3ヘクタールの広い部分が開放されますので、そこでは競合しないように、皆さん、遊んでいただければいいかなと思ってございます。
◆中村康弘 委員  子ども、小ちゃい赤ちゃんにボールが当たることは絶対あってはならないですから、そういったことは当然、想定外として、今おっしゃられたとおり、かなり広いスペースが、あの辺の地域では珍しいぐらいの原っぱがありまして、平日の午後、夕方とかになると、散歩の高齢者の方もおらず、小さいお子さんもいないというようなときに、そのスペースの真ん中で子どもたちがキャッチボールするということに関しては、安全性という部分から考えても、それほど危なくないんじゃないかなというのが率直な感想でもあります。地域も、今小学生が多いということも含めて、ぜひそういったことも、さっきご答弁いただきましたけれども、皆さんに快く使っていただけるような公園の使用を決めていただきたい、そういうふうに思います。
 当然ながら、一方で、公園というのは小学生だけが使うものではありません。また、多くの区民の方々も使うべきでありましょう。また、区のほうにもいろいろな苦情、また意見が寄せられていることも私も理解しております。ただ、そういった状況はあるものの、余りぎすぎすした、管理していますというふうな雰囲気を、看板設置も含めて、公園に設けるというのはどうかなと。静かな空間で伸び伸びと子どもたちが遊べるような原っぱ公園、そういった形が理想的だと思うんですけれども、区はどのような考えでしょうか。
◎みどり公園課長 私どもも、できれば利用される皆さんで、迷惑にならない行為をお互いに注意し合いながら利用していただけるのが一番理想であるというふうに考えてございます。ただ、どうしてもさまざまな方が利用しますし、さまざまな利用が今後想定されますので、その中で、今までと違う形で、ほかの公園でも設置されているような看板を設置することも当然想定されるかなと思っていますので、その辺は、開園後の状況を見ながら適切に対応してまいりたいと思います。
◆中村康弘 委員  先ほどの繰り返しになりますけれども、余り上から、これやっちゃいけない、あれやっちゃいけないというよりも、むしろ公園利用に関しては、お互いルールを守って、近隣の方に迷惑にならないように、安全性にも注意を払って、マナーを守りましょうと呼びかけるような、そういった表現がどうかなというふうに思います。
 一方、教育委員会にお聞きしますけれども、区立の小学校、中学生に対しての、マナー、ルール、公共の場でのあり方とか、そういったものに関する教育というのは、今現在どういうふうな取り組みをされているんでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 各学校におきまして、道徳、学級活動の時間の中で適切に行われているところでございます。
◆中村康弘 委員  わかりました。
 あと、今のに関連して、区立公園の球技場の設置に関してなんですけれども、今区内に、私が調べただけで310個の公園の中37カ所に、ネットを張った、野球ボールで遊べる球技場があります。結構地域的にもばらつきがあるのかなというふうに私も思いました。これはスペースの問題や利用頻度等も関係してくると思うんですが、今後、子どもたちが野球、ボール遊びができるような環境ということで、球技場の設置に関してどういう考え方なのか。
 また、先ほど高齢者のための遊具というお話もありましたけれども、そもそも地域によって公園利用のニーズが異なると思うんですが、そういった地域の声をどのようなシステムで吸い上げて、そういった公園の遊具とかさまざまな設備の設置というものに関して、それが具体的に具現化されていくのか。その声を吸い上げて具現化していくまでにはどのようなプロセスがあるのかというのをお示しいただけますでしょうか。
◎みどり公園課長 最初の、球技場の今後の整備の予定ということでございますが、今のところ、新たに球技場を設置する計画はございません。
 現行の球技場は、これまで公園整備を始めてからつくってきた中で、撤去した球技場もございますし、つくった当時と住宅事情が変わって、近隣から迷惑施設と言われている部分もあって、なかなか設置を提案しても受け入れられない場合がどうしても多い施設というふうにご理解をいただきたいなと。現行のものでも、夜は閉めたりとかしているものもございます。
 あと、公園の整備の過程ですが、住民説明会をして、いろいろご意見を聞いて、そこの公園のつくりであるとか遊具等については決めてまいっております。
○島田敏光 委員長  それでは、川原口宏之委員、質問項目をどうぞ。
◆川原口宏之 委員  みどりの里について、自転車対策について、河川整備について。あと資料を掲示させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
○島田敏光 委員長  許可いたします。
◆川原口宏之 委員  それでは、みどりの里について、まずは開設期間についてお尋ねしたいと思います。
 上高井戸のみどりの里以外はすべて期限がついておりまして、一番早いところでは、和田のみどりの里が平成24年の7月までというふうになっているんですけれども、この開設期間、なぜ設けられているのか、改めてご説明をお願いします。
◎住宅課長 賃貸住宅の契約期間ということで、20年ということが一般的でございます。
◆川原口宏之 委員  この開設期間を過ぎたらどうなるんでしょうか。
◎住宅課長 今現在、みどりの里につきましては、要介護者の増加などありますので、ケアつき住宅への転換について、今、検討会を設けて検討しているところでございます。
◆川原口宏之 委員  じゃ、その期限が来ると、みどりの里という名称は変わるということなんでしょうか。
◎住宅課長 名称とかそういう面も含めて、検討会の中で検討してまいります。
◆川原口宏之 委員  一番心配しているのは、今現在住んでいる方々がどうなるのかというところなんですけれども、いかがでしょうか。
◎住宅課長 みどりの里は公営住宅でございますので、公営住宅法の趣旨から、既存入居者の居住の安定化を図るということが求められております。そのため、現在検討中ではございますが、既存入居者の居住の安定化対策につきましては、配慮していかなければならないと考えております。
◆川原口宏之 委員  じゃ、今住んでいる方は安心していいということでしょうか。
◎住宅課長 安心して住めるような、いろいろな形について、今検討している最中でございます。
◆川原口宏之 委員  上高井戸には期限がありませんが、これはどうしてなんでしょうか。
◎住宅課長 上高井戸のみどりの里につきましては、区のほうで買い取ったという経過がございまして、所有権が現在、区にございます。
◆川原口宏之 委員  ということは、上高井戸はずっとみどりの里のままで維持されるということでしょうか。
◎住宅課長 長期的な視点から、さまざま検討してまいりたいと思います。
◆川原口宏之 委員  上高井戸以外の施設については、今後少しずつ形を変えていくということになると思うんですけれども、今までのみどりの里が持っていた機能をどのように補完していくんでしょうか。
◎住宅課長 ケアつき住宅ということで、今までのみどりの里は、いろいろ緊急通報システムとかありますが、それに介護ケアの部分のサービスを追加するというような計画でございます。
◆川原口宏之 委員  今、みどりの里に住んでいる方の中には、ケアを必要としない方もいらっしゃると思うんですけれども、そういう方についても、そこに住み続けることができるというふうに考えてよろしいでしょうか。
◎住宅課長 既存入居者の居住の安定化ということで、今後、慎重に検討してまいりたいと思います。
◆川原口宏之 委員  今、みどりの里に入っていない方の中でも、高齢者で、要するにケアの必要のない元気な高齢者の方もいらっしゃいますので、そういう方が住めるような施設についても、しっかりご検討をお願いできればと思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎住宅課長 さまざまな観点から検討をしてまいりたいと思います。
◆川原口宏之 委員  よろしくお願いします。
 それでは、続きまして、自転車対策についてお伺いいたします。
 平成21年度、放置自転車対策の推進にかかった費用、どのぐらいでしょうか。
◎交通対策課長 放置自転車対策にかかりました費用につきましては、およそ2億でございます。
◆川原口宏之 委員  かなりの人、物、金を使って自転車対策を講じておられるということなんですけれども、成果としてはどのように認識されていますでしょうか。
◎交通対策課長 年々放置自転車が減少しておりまして、撤去ともども、また指導もしているというところで、効果がしっかり出ていると考えております。
◆川原口宏之 委員  ちょっとこれをごらんいただきたいんですけれども、これは阿佐ケ谷駅南口の駅前の歩道ですね。歩道上に自転車が置いてある写真なんですけれども、これは善良な区民の方からいただいた写真です。怒ると怖い善良な区民の方からいただきました。その方、非常に怒っています。
 ここはある一瞬だけをとらえた写真というわけではなくて、いつ見てもここに当たり前のように自転車が置いてあるんですけれども、これはなぜなんでしょうか。
◎交通対策課長 当たり前ということではなくて、区のほうでは、駅のそば、阿佐ケ谷につきましては、放置自転車禁止区域として、放置自転車の撤去を行っております。また、その中で点字ブロックにかかっている場合については、放置防止のシールを張るとともに、歩行の障害にならないようにずらすようなことはしております。そして、その後、撤去することになれば、撤去しているという状況でございます。
◆川原口宏之 委員  でも、直っていないのはなぜなんでしょうか。
◎交通対策課長 確かに、自転車を駐車場に入れるマナーとか、そういったものがまだ身についていない方がいらっしゃるのかなと考えております。
◆川原口宏之 委員  ここ、すぐ近くに交番があるんですけれども、お巡りさんの協力は得られないんでしょうか。
◎交通対策課長 自転車の撤去は区のほうが主体的にやっておりますので、その点につきましては、また警察とも協議はしていきたいと考えております。
◆川原口宏之 委員  今、ご答弁にもありましたけれども、この写真のもう1つの問題点は、点字ブロックの上に置いてあるというところなんですね。これ、本当に困っておられる方がいっぱいいらっしゃいます。せっかく点字ブロックを敷設しても、意味がないような気がします。この点、先ほどもちょっと触れていましたけれども、どのようにお考えでしょうか。
◎土木担当部長 あってはならないようなことなので、きょうでも行ってすぐ現場を見て対応いたします。
◆川原口宏之 委員  ちょっとこの写真を見ていただきたいんですけれども、これです。──ちょっと時間がもったいないのですみません。これは大船駅のバスターミナルのところについている立て看板なんですけれども、ここは「点字ブロックがあります。絶対に駐輪しないでください」という立て看板が置いてありまして、ここは全く自転車がとまっていません。できたらこういう立て看板、本当に自治体の強い意志が感じられるような立て看板を設置できないかなというふうに思うんですけれども、いかがでしょうか。
◎交通対策課長 看板等の文言につきましては、これまでの既製のものではなくて、その場所に合った内容等も検討してまいります。
◆川原口宏之 委員  ぜひやってください。よろしくお願いします。
 それでは、続きまして、河川整備についてお伺いいたします。
 善福寺川の済美公園前のワンドについてお伺いしたいと思うんですけれども、これもちょっと写真を撮ってきました。これはけさの写真です。このように非常にきれいなワンドが完成間近という状況になっております。本当にこの完成を心待ちにしている区民の方も多いんですけれども、その一方で、特に近隣の住民の方で非常に不安を感じておられる方も多いんですね。
 どういうことかというと、これ、先週9月28日に大雨が降ったときの、その雨がやんだ直後の写真なんですけれども、同じ場所です。水がここまで増えてくる。今はまだ工事中なんで、ここに工事用のさくがあるので人が入れないようになっているんですけれども、工事が終わったら人が入れるようになるんですね。そういうところって、多分ほかにないんですよ、人が入れるところというのが。だれかが誤って川に落ちてしまうんじゃないかというリスクができますよね。それに対する安全対策とかというのはどういうふうに考えていらっしゃるんでしょうか。
◎建設課長 今委員ご指摘の場所は、まだ整備の途中でございます。おおむね形ができてございますけれども、実はこれからまだ下流で整備が予定されてございまして、その管理用通路が搬入路として使われていく予定がございます。そうしたことがございまして、安全面を考慮しまして、実はただいま閉鎖管理してございます。ですから、完成形としては、形もできますし、管理用の転落防止さくがきちんとつくようになってございます。今、その部分がバリケードで一時的にございますけれども、最終的な形じゃございません。
 また、安全対策ですけれども、今言いましたように、常時開放ということではなくて、増水時は当然、夜間ですとか、どういった開放を考えていくか、今考えているとともに、これまで行われた都の工事の中で、例えば危険を、増水をお知らせするサイレンですとか、そういった安全装置は一定のものをつけてございますので、これから大雨のときの増水の状況等を考慮しながら、まだしばらく、先ほど申しました下流の工事が続きますので、対策は検討してまいりたいと思っております。そのあけ方、管理のあり方を検討してみたいと思っております。
◆川原口宏之 委員  ぜひきっちりした安全対策、よろしくお願いします。
 それからあと、衛生面なんですけれども、水が引いた後、ここの斜面のところから物すごい悪臭が漂います。これは川の水が臭いから、それが残って悪臭が漂うんですけれども、今三建さんがその都度ジェット噴射機みたいなので洗い流すような作業をやっているみたいなんですけれども、こういった作業は、今後これが完成した後は区が担うことになるんでしょうか。
◎建設課長 今委員ご指摘の清掃も、区のほうで行ってございます。管理は区ということで、既に行っているところでございます。
 確かに、今のお話にあった増水の後、どうしても汚れがそこに残ります。ということで、今後も、天候の状況あるいは汚れの程度等、状況を見ながら、なるべく速やかに清掃は区のほうでしっかりと行ってまいりたいというふうに考えてございます。
◆川原口宏之 委員  清掃すると言われますけれども、近隣の、特にお子さんのいらっしゃる方々の間からは、ここは汚いから子どもは遊ばせたくないと。例えば、じゃ、消毒剤をまくというようなことをもし区がやったとしても、その消毒剤が健康に与える影響も心配だし、どっちにしても子どもは遊ばせられないというような声も上がっているんですけれども、区の見解はいかがでしょうか。
◎建設課長 衛生面も十分注意しながら、また、安全に使っていただけるような管理のあり方を考えていきたいと思っております。
◆川原口宏之 委員  この問題を抜本的に解決するためには、川の水が増水しても汚い水が流れてこないようにするということしかないんですね。そうすると、下水の関係になってくると思います。その下水の方式が、今、合流式というんですか、雨水と汚水がまざる方式になっていますけれども、それを分流式に変えるしかないというふうに思うんです。その点、多分東京都の事業だと思うんですが、何か聞いていますでしょうか。
◎建設課長 下水道が完備されまして、合流式ですけれども、一定の成果で河川の水質が向上したというふうに認識してございます。ただ、今委員ご指摘のとおり、大雨が降りますと、雨水がまじって汚水の一部が薄まった形で川に出てくるということで、汚れが入ってくるということでございます。なかなか分流式という方向は聞いてございませんけれども、合流式の改善策として、東京都の下水道局では、吐き口の対策として、ろ過装置ですとか、あるいは水面制御装置といいますけれども、汚れをなるべく川に流さない、そんな装置をつけた改善策をこれまでも実施されてきたところでございます。
◆川原口宏之 委員  ぜひ区としても、分流式がいいのかどうかも含めて、どういう形がいいのかということも研究していただきたいし、東京都に対して、いろんな提案、要望をしていっていただければというふうに思います。
 いずれにしても、衛生面、安全面、両面について、本当に住民の方の不安を払拭できるような、今後多分、住民説明会とか開かれると思うんですけれども、そういう中で、本当に住民の方が安心できるような対策を今からしっかりと検討していただきたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎建設課長 もちろん、地元の皆様に十分その辺の安全面、衛生面、こういったところをしっかりご説明しながら、管理をしっかり行ってまいりたいというふうに考えてございます。
○島田敏光 委員長  それでは、横山えみ委員、質問項目をお知らせください。
◆横山えみ 委員  自転車の防犯登録証明書について、学校飼育動物について、あとクーラー設置について。
 区民の声を届けます。よろしくお願いします。
 では最初に、自転車の防犯登録証明書についてお伺いします。
 この証明書は現在ないんですけれども、先駆けまして、子どもたちの自転車講習会の参加証明書というのが今発行されて、正しい自転車の乗り方が大変充実しています。自転車事故対策として、大変高く私たちは評価しています。
 自転車に関連しまして、盗難車について伺ってまいります。区内の自転車の盗難車数は把握できているんでしょうか。
◎危機管理室長 たしか約2,000件、犯罪件数であったと思います。
◆横山えみ 委員  先日、私、十二、三人の青年と懇談する機会がありました。そこで8割の方が自転車の運転中に突然お巡りさんに呼びとめられて、この自転車はあなたのものですかって聞かれるんですね。そこで登録ナンバーを調べて、無線で本部と交信して確認するというものなんです。こんなご経験ある方、いらっしゃいますか。──私、この間2グループ行ったんですけれども、本当に多かったのに驚きました。それで、すごい急いでいますから、当然、お巡りさんを振り切るわけにいきませんので、対応します。その後、猛スピードで行くわけです。これって本当に事故のもとなんですね。
 そこで、この時間を短縮するために、私は証明書みたいなのがあればいいなと思ったんです。防犯登録は、今どのような手続を踏んでいるんでしょうか。
◎交通対策課長 防犯登録の手続につきましては、まず警察のほうで行っているというふうに……。
◎危機管理室長 たしか自転車の関係の財団法人がございまして、そこでやっています。警察にはその登録したものの写しが行く、そんな仕組みだと思います。
◆横山えみ 委員  私も自転車を購入したときに、販売店で防犯登録の手続をするんですけれども、この番号が、区の発行する、仮ですけれども、そこに証明書としてあれば、それを携帯していれば、もっと時間が短縮すると思うんですね。これはあなたのですかと言われたときに、そうですよと、ぱっと出せばいいわけですから。何かそういったカードみたいなものが警察との連動でできればいいなと思っているんですけれども、いかがでしょうか。
◎危機管理室長 警察の関係ですので、私からお答えいたしますけれども、自転車に関してはさまざまな課題があるかと思います。今のご提案というのも、その1つとして受けとめさせていただければと思います。
◆横山えみ 委員  よろしくお願いします。
 では、学校飼育動物についてお伺いしていきます。
 平成23年度より、小中学校の新学習指導要領の授業が本格実施となりました。まず、学校飼育動物の指導はどのようになっているでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 これまでどおり、主に生活科のほうで取り上げられていますが、現行の指導要領と違うところが、継続性を持って動物を育てていくというところがつけ加えられているところでございます。
◆横山えみ 委員  区内の小学校で飼育動物のいない学校はありますか。
◎済美教育センター統括指導主事 全校において飼育動物がいる状態でございます。
◆横山えみ 委員  今までの学校飼育の中でどんな効果を得たと評価していますか。
◎済美教育センター統括指導主事 動物と触れることによりまして、生命の尊さを感じたり、あるいは動物に対して親しみをより強くしていったり、あるいは飼育を継続することによって、責任感等が子どもたちにはぐくまれていったと認識しております。
◆横山えみ 委員  昨年、いのちの教育研修があったと思うんですけれども、これはどのように生かされているでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 飼育動物を育てる上での配慮点について、詳しく獣医師会のほうから説明がありましたが、学校のほうでは、それに基づいて適切に、丁寧に指導が行われていると思っております。
◆横山えみ 委員  思われますと言ったところにちょっと心配を感じています。だれがどのように世話をしていくのか、その指導はどのように行われていくのか。動物の生態を知らないで世話することで、動物虐待につながることを危惧する声も届いています。区はどのように認識していますか。
◎済美教育センター統括指導主事 原則、教員と子どもたちによって世話がなされているわけなんですが、若手教員が増えることによりまして、そのスキルについては、多少できるできないというところがあると認識しております。
◆横山えみ 委員  では、その対策はどのようにお考えですか。
◎済美教育センター統括指導主事 現在、いのちの教育月間におきまして、動物との触れ合いを進めるように、こちらのほうから助言しております。
◆横山えみ 委員  この夏は大変暑かったです。この飼育動物に対してはどのような対応をとられたでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 私ども、杉並区の獣医師会のほうと連携しまして、協定を結びまして、こちらのほうを対応しておりますが、本年度9月現在で18校回って、去年より少し速いペースで巡回が行われております。そういう意味では適切に対応されております。
◆横山えみ 委員  長期の夏休みはどのようにしたんでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 詳しくはこちらのほうで確認はしておりませんが、各学校において、水やり等の回数を増やすなどの対応がなされていると思っております。
◆横山えみ 委員  動物をお家に持っていかれたとか、そういうような内容はあったんですか。
◎済美教育センター統括指導主事 そちらのほうは認識しておりません。
◆横山えみ 委員  これが現状かなと思っています。
 資料をいただきました。2年前、ウサギが52羽いたんですけれども、今、何羽いますか。
◎済美教育センター統括指導主事 今現在、40羽ウサギが小学校において飼育されております。
◆横山えみ 委員  少なくなっていますが、これは死んでしまったんでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 こちらのほうで、昨年度、獣医師会から報告されているのは、ウサギとは限りませんけれども、2匹の鶏であったりウサギ等が死んだ埋葬のことにつきまして報告を受けておりますが、それ以外は報告を受けておりません。
◆横山えみ 委員  私、この間ウサギ愛護というグループから、ウサギというのは大変神経質で、私たちが考えている以上に微妙な生態を持っているというのを聞きまして、本当に、正しくそういうのを認識していないといけないなと思いました。
 今、いろいろお話を伺いましても、これからの対応にもっと前向きに考えなくちゃいけないなというのを感じているんですけれども、動物が死んだときの対応、子どもたちの対応、教師の対応はどのようになっていますか。
◎済美教育センター統括指導主事 子どもたちにとって大変悲しい出来事ですので、学校のほうで死んだことを丁寧に扱うとともに、その埋葬につきましても、関係の獣医師会とともに考えているところでございます。
◆横山えみ 委員  命の尊さを学ぶということで、死に対してどのような取り扱いをするかというのは、本当に子どもたちの心を育てていくのにつながっていくと思うので、ここら辺の掌握も教育委員会はしていただきたいなと思っています。
 それで、今、獣医師会との連携のお話があったんですけれども、どのような連携になっているんでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 6点の協定委託内容を持っております。1つは、学校からの相談を受けて助言を行うということ。2つ目は、1回以上の定期訪問を行うということ。3つ目は、診断が必要な場合には診断をすること、あるいは埋葬のこと、そして学校の授業の支援をするというようなことになっております。
◆横山えみ 委員  動物愛護の面でも福祉の面でも、杉並区の飼育ルールというのをつくっていくべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎済美教育センター統括指導主事 新学習指導要領の中で、適切に継続性を持ったという文言がつけ加えられておりますので、今後研究してまいりたいと思います。
◆横山えみ 委員  最後に、小学校のクーラーの工事についてお伺いします。
 私は文教委員会で、島田委員は総務財政委員会で質問させていただきました。総務財政委員会では、副区長より努力するとの答弁をいただきました。多くの区民から、第2期の工事も何とか夏休み前にとの声を多数聞いております。ことしのような猛暑を考えますと、何とか第2期工事の前倒しの努力をお願いしたいと思いますが、区長、いかがでしょうか。
◎区長 横山えみ委員のご質問にお答え申し上げます。
 総務財政委員会、そして文教委員会、そしてまたこの決算特別委員会、大勢の方から、クーラー設置については大変ご理解をいただいておりますが、その設置の時期を少し早められないかというご要望も同時にいただいてまいりました。
 これまでご答弁をさせていただきましたけれども、慎重を期して、夏休みが終わるまでにということでお答えを申し上げてきたところでございます。トップダウンもたまにはあってもいいのではないかというご趣旨のご要請だと存じますので、可能な限り委員のご趣旨に沿えるように努力できないかということで、検討を指示してまいりたいというふうに思います。
 いずれにしても、トップダウンで私がいつまでに設置せよと言っても、物理的にそれが可能かどうか、作業を早められるかどうかというのは、やはり現場の職員が子どもたちのために腕をまくって頑張ろうというふうに燃えて取り組むということが大事だと思いますので、そういうことも含めて、私も努力をいたしますが、どうぞ皆さんからもぜひよろしく励ましていただきますように、心からお願いを申し上げたいというふうに存じます。
◆横山えみ 委員  ありがとうございました。
○島田敏光 委員長  以上で杉並区議会公明党の質疑は終了いたしました。
 自由民主党杉並区議団の質疑に入ります。
 それでは、吉田あい委員、質問項目をお知らせください。
◆吉田あい 委員  仮名文字表記について、あと高円寺駅前整備について少し。
 20分ぐらい押しているそうなので、簡潔に行きます。
 先日、ほかの委員から仮名文字表記についての質疑がありました。もう少し詳しくお聞きしたいので、きょうは教育的な観点からお伺いいたします。
 私が学生だったころ、学校の先生から、授業で習った漢字についてはちゃんと漢字で書きなさいと、そのように教えられ、テストのときなど、習った漢字を平仮名で書くと減点になったという記憶があります。また、私が学生時代、教育実習で国語科の実習に行ったときも、指導教員から、授業で教えた漢字については、ちゃんと子どもたちに漢字で書くように指導してくださいと、このように言われました。
 例えば、「子供」の「供」という字だったら、小学校の何年生で習う漢字でしょうか。
◎済美教育センター副所長 6年生の新出漢字になります。
◆吉田あい 委員  では、その6年生の小学校の子どもが、私がテストのときに「子供」の「供」を平仮名で書いたら、先生から、授業で習ったでしょう、ちゃんと漢字で書きなさいというふうに言われましたと。でも、区のプリントとかお手紙を見たら、「子供」の「供」が平仮名で書いてある。何で区役所のおじさん、おばさんはよくて、私たちはいけないのと、こういうふうに例えば質問をされた場合、どのように答えるでしょうか。例えば私を小学校6年生のかわいい児童だと思って、わかりやすい言葉を使って優しくご説明いただきたいと思います。できれば区長部局と教育と両方いただきたいです。
◎済美教育センター副所長 学校で習った漢字は使って書きましょうというふうに指導します。
◎総務課長 なかなか難しい問題ですけれども、規則というのは守らなくてはいけません。規定のほうに、一応漢字で書くということが原則にございます。でもやっぱり大人の世界になると、例外というようなこともございまして、現実的にはすべてが漢字で表記されるということはないんだよと教えたいと思います。
◆吉田あい 委員  6年生が大人の事情を理解できるのかどうか。
 私はやっぱり、文字とか言葉というのは、その国の文化であったりアイデンティティーであったりするものだと考えます。こう書くのが大人の都合だからとか、イメージがやわらかいとか、そういった理由で安易に変えるものではないんじゃないかなというふうに考えます。また、日本語教育というものを推進する意味でも、学校で習う漢字については、整合性をきちんととって、漢字で書くべきものはしっかりと漢字で表記していただきたいと思います。
 次に、高円寺駅前整備について伺います。
 高円寺駅南北の駅前が整備され、とてもきれいになりました。私も高円寺に住む者の1人として、とても感謝しています。改めて高円寺駅南北の整備の目的と概要、また予算などもお聞かせください。
◎建設課長 まず、目的でございますけれども、老朽化した施設の改修並びにバリアフリー基本構想の重点地区でございます、駅前広場での歩行者等のより安全な通行の確保、こういったことを目的に整備してございます。
 概要ですが、広場の周囲の歩道幅を広くとりまして、北口広場では中央に、催し物等に活用できる広い広場を整備してございます。また、南口は、中央の広場に壁泉を配しまして、利用者がくつろげる空間をゆったりとってございます。また、阿波踊りの発祥の地徳島にちなんだ樹木あるいは施設、こういったものも取り入れてございます。
 整備費でございますが、これまで整備いたしました南北の広場整備に要した費用、合わせて4億280万円余でございます。
◆吉田あい 委員  北口広場が広くて開放的になったことによって、夜、若い人たちが集まって騒ぐとか、空き缶とかたばこの吸い殻が散乱して困る、そういう声が一部ありました。その後、区はどのように対策をとられたのか、また今は解決しているんでしょうか。
◎杉並土木事務所長 まずは北口広場の清掃につきましては、週に3回行っております。このほか、JTによりますたばこの灰皿の清掃、それから地域の防犯パトロール隊や町会の皆様による清掃も行われているところでございます。
 また、広場を快適に使用していただくため、迷惑行為やごみのポイ捨て禁止看板の設置、さらに広場内におけるスケードボードの禁止看板の設置を、警察署と杉並区の連名で行っております。
 さらに、安全対策としましては、安全パトロールの一環として、区立公園及び駅前広場の夜間パトロールを実施しているところでございます。
◆吉田あい 委員  駅前の路上駐車も減ったと思います。この辺、区は何か工夫なさったんでしょうか。
◎建設課長 これは計画づくりの中で、交通管理者とも協議しながら、なるべく路上駐車がしやすい空間をなくしていこうということで計画してございました。
◆吉田あい 委員  高円寺駅周辺の一部のお店なんですけれども、道路にまでテーブルとか商品を並べて営業しているお店があります。自転車なんかに乗っているとひっかけてしまいそうで、あるいはほかの通行人とぶつかってしまいそうで、すごく危ないなと思います。
 まず、区はこの事態を把握していらっしゃるんでしょうか。また、道路にまでテーブルとか商品を出して営業することというのは、法律的にいいんでしょうか。
◎土木管理課長 ご指摘の件につきましては、区では承知しております。
 法律的に見ますと、商品を陳列することにつきましては、道路法、道路交通法に反する行為となります。また、いす等を並べて飲食する行為につきましては、道路法、道路交通法だけではなくて、食品衛生法にも触れるケースがございます。
◆吉田あい 委員  やっぱり何らかのルールとか対策が必要だと思いますが、区の見解は。
◎土木管理課長 これまで区では、所轄警察と合同で是正指導してまいりましたが、今後、関係部門と連携し、引き続き是正指導を行い、解消に向けて取り組みたいと考えておりますが、駅前広場を適正に管理するためには、地域の方々の協力も不可欠というふうに考えておりますので、皆様方の協力をいただきながら、取り組んでいきたいと考えております。
◆吉田あい 委員  よろしくお願いします。
 午前中の田中区長のご答弁の中で、杉並区を住宅都市として発展させていく、そのためにはハード面、ソフト面の充実をする、先送りにしてきた問題を解決するために攻めの区政を行う、このような趣旨をおっしゃったと思います。住宅都市の発展なら、そこに住む人が安心して生活できるように、交通安全対策というものも大切になってくるのじゃないかなというふうに感じました。
 最後に、杉並区におけるこれからの交通安全対策に対する決意とか、そういうものがありましたら、お聞かせください。
◎交通対策課長 区といたしましては、自転車の走行ルールの遵守、マナーの向上を初め、放置自転車の対策、また道路の適正な使用を促進するなどして、全力を挙げて交通安全対策に取り組んでまいります。また、だれもが安心して利用できる道路や駅前広場を、地元の住民の方々と一緒に、協力しながら実現してまいりたいと存じます。
○島田敏光 委員長  それでは、はなし俊郎委員、質問項目をお願いいたします。
◆はなし俊郎 委員  自転車関係で行きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。資料は、いただきました289を使っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まずは、昨日、交通安全施策につきまして表彰されたということをお聞きしました。これはどのような賞なのか、またどのような背景で、だれに授与されたのか、お伺いいたします。
◎交通対策課長 昨日表彰を受けました賞の内容でございますが、平成22年度交通安全功労者交通対策本部長表彰といたしまして、交通安全対策本部長でもあり内閣府特命担当大臣の岡崎トミ子大臣から、杉並区に対して表彰がなされたものでございます。
 この表彰につきましては、全国市区町村の中から、平成21年度において交通安全に対する取り組みや施策などが顕著であって、多大な貢献をしていると認められる個人や団体、また自治体などに授与されるものでございます。
◆はなし俊郎 委員  おめでとうございます。
 どれくらいの個人の方または団体の方が授与されたんでしょうか。また、杉並区がこれを受賞された業績の具体的内容がありましたら、お示しください。
◎交通対策課長 受賞された対象と内容等でございますが、自治体としては全国で5団体でございます。このほか、個人では20名、団体では5団体という対象でございます。
 また、受賞の主な理由といたしましては、杉並区では、高齢者運転免許自主返納制度の導入、関係警察署、関係団体などと連携をとり、高齢者や子どもに対する交通安全教室の積極的な開催、そして自転車安全利用証制度を設け、学科講習、実技講習を実施し、受講者へ利用証を発行していたことなどです。そして、このような取り組みの結果、交通事故を減少することができたという結果で、区が表彰された内容でございます。
◆はなし俊郎 委員  第3回定例会の中で、私の一般質問の中の放置自転車に対しまして、区長の前向きなご答弁をいただきました。この表彰に対しまして、区長のお気持ちを聞かせていただければと思うんですけれども。交通対策課も、また他の職員の気持ちもボトムアップするのではないかと思いますけれども、いかがでしょうか。
◎区長 はなし俊郎委員のご質問にお答え申し上げます。
 表彰を受けたということは、皆さんの交通安全に対する取り組みの評価だというふうに思っております。私は区長になってまだ3カ月なので、私の力でないということははっきりしておりますが、私の名前もそこに登場するというのは、大変名誉なことだというふうに思っております。これを契機に、ますます交通安全に対する皆さんへの啓発啓蒙が高まっていくことをご期待申し上げたいというふうに思っております。
◆はなし俊郎 委員  杉並区として大変名誉なことである、こう思います。引き続き、よりよい、交通事故の少ない杉並区を目指して努力していただければと思います。
 続きまして、今現在、荻窪駅周辺の自転車の駐車場の状況をお聞きしたいと思いますけれども、どのようになっておりますでしょう。
◎交通対策課長 荻窪周辺の自転車駐車場の整備状況でございますが、北口方面に6カ所、南口方面に2カ所で、北側では4,003台、南側では3,819台の収容となっております。
◆はなし俊郎 委員  これの放置状況はどのようになっていますでしょう。
◎交通対策課長 平成21年度におきましては、荻窪駅北口では103台、南口で28台という状況でございます。
◆はなし俊郎 委員  荻窪は、今現在、全店リニューアル中の大規模な店舗を初めとして、多数の商店が実在をしております。買い物客の放置自転車の状況はいかがになっておりますでしょうか、伺います。
◎交通対策課長 荻窪周辺、買い物客の実際の数につきましては把握してございませんが、夕方の買い物客の自転車の状況ですが、買い物客については、店先に放置されている状況があるということは認識してございます。
◆はなし俊郎 委員  そうしますと、自転車の駐車場というものが足りないんじゃないでしょうか。
◎交通対策課長 現在の自転車駐車場の利用の仕方、また放置台数は減ってきておりますが、依然放置があるという状況から判断いたしますと、足りないというふうに考えてございます。
◆はなし俊郎 委員  続きまして、ちょっと定期利用登録者についてお聞きします。
 定期利用登録を待っている方が、特に荻窪の北口でいるというふうにお聞きしておりますけれども、どのような状況を把握されていますでしょうか、伺います。
◎交通対策課長 駐車場の定期利用の登録について、待っているという状況が生じているのを存じております。
◆はなし俊郎 委員  じゃ、待機者の状況というものはどのようになっていますでしょう。
◎交通対策課長 駐車場の定期登録を申し込んだ際に、前に待っている方がいらっしゃるということで、実際にはおよそ1,800人ぐらいが待っているのではないかというふうなことをちょっと調査してございます。
◆はなし俊郎 委員  1,800人いるという答弁ですけれども、定期登録の待機解消のため、これまでどのようなことを行ってきたのでしょうか、伺います。
◎交通対策課長 定期利用者の利用状況を見まして、まだ契約率を上げてもいいのではないかという判断に立ちまして、その登録を増やして、今、待機の解消に努めているところでございます。
◆はなし俊郎 委員  待機者がまだまだいるということなんですけれども、この待機者に区として今後どのように取り組んでいくのかということをお示しください。
◎交通対策課長 定期利用者の方の現在の希望の状況を踏まえ、また、いわゆる待っている方の状況とか公平性の面からも、定期利用登録のあり方について、改めて抜本的に見直しとかも含めまして考えております。また、引き続き場の確保にも努めてまいります。
◆はなし俊郎 委員  駅前の放置自転車が減少する一方で、また新たな課題が出てきているように思うんです。今後しっかりと取り組んでいっていただきたいと考えますけれども、ご所見を伺います。
◎土木担当部長 これまでも荻窪については重点的に取り組んでまいりました。さっきご説明したように、7,000台の駐輪場も確保いたしました。しかし、一方で、にぎわいのあるまちなので、相変わらず自転車がたくさんやってきます。それを何としても今後解決したいと思いますので、いろいろな策を用いて積極的に取り組んでまいりたいと存じます。
○島田敏光 委員長  それでは、松浦芳子委員、質問項目をおっしゃってください。
◆松浦芳子 委員  都市型水害、エレベーター工事、米飯給食、英語活動、時間があれば自転車事故、言葉の教育についてお伺いします。
 他の委員から多く質問がありましたけれども、都市型水害について、まず質問いたします。
 先日、土曜日の夕方から、地元の小学校の体育館にて、町会主催の防災の会が行われました。その会は、防災に関するビデオを見て、防災課長さんのお話をお聞きするという会で、防災課長さんには約1時間お話をしていただき、大変参考になったと町会では好評でございました。
 都市型水害に対することに関して、大雨が降っているときは、ふろ、洗濯などの大量の排水を控えて、少しでも下水道への水量を増やさない心遣いをお願いしますとお話しくださったのですが、大雨のときは家にいるので、つい洗濯をしてしまいますが、なるほど、気をつけなければならないとみんなで納得してしまいました。
 区政経営報告書の47ページには、水害対策について、「区民に対し、水害対策家屋工事助成制度の周知を強化し、区民自ら行う水害対策について認識が高まるよう努め」るとありますが、区民自らできる対策とはどんなことで、周知の強化というのはどのように強化するのでしょうか、お伺いします。
◎建設課長 報告書47ページで申し上げてございます、区民1人1人ができる水害対策の内容でございますけれども、こちらは、住まいを新築、改築される際に、雨水浸透施設の設置、あるいは水害に強い建物づくりとしての高床化や防水板設置を指してございます。
 雨水浸透施設については、建築確認申請時の事前協議の際、敷地面積100平方メートル以上の建築で計画書を提出いただき、設置の指導をさせていただいているところでございます。これらについては、助成制度を設けてございますので、ぜひお一人お一人ご検討いただければと考えてございます。
 周知でございますけれども、わかりやすいパンフレットを作成いたしまして、周知に力を入れているところでございます。
◆松浦芳子 委員  先ほどの大雨が降っているときの心遣いなどは、1人1人ができることだと思いますので、そういうことの周知もぜひよろしくお願いします。
 それから、資料No.97、透水性舗装の資料をいただいたんですが、他の委員への答弁をお聞きしましたけれども、透水性舗装は雨水が土にしみ込むわけですから、都市型水害対策になると思います。改めて効果はいかがでしょうか。
◎建設課長 委員のお話があったように、透水舗装は、雨水流出抑制対策としての雨水浸透施設の1つとして効果がある施設であるというふうに考えてございます。
◆松浦芳子 委員  透水性舗装されている道路に青い色がついている区内の地図を拝見しました。区内で10%ぐらいというふうに答弁されておりましたけれども、今後はどうされるのか、教えてください。
◎建設課長 区ではこれまでも、計画的に透水性舗装を実施してございます。透水性舗装が可能な道路で、区道では年間7,500平方メートルを目標に実施しているところでございます。
◆松浦芳子 委員  次に、エレベーター設置についてでございますが、多くの住民の皆様の要望により、やっと東高円寺駅のエレベーターも今建設中でございます。しかし、一向に進んでいる様子はありません。私は毎日その前を通っておりますが、ちっとも進行しておらず、工事を始めてから随分時間がたっているような気がいたします。迂回道路の看板には、平成22年7月12日から24年4月までの20時から6時と書いてありますし、工事現場には、工事期間23年8月と書いてありました。実際にはいつでき上がるのでしょうか。また、せっかくつくっているのですから、もう少しピッチを上げてほしいと思いますが、いかがでしょうか。
◎調整担当課長 東高円寺につきましては、新宿方面行きホームのエレベーター、それから多機能トイレの設置工事を今行っております。
 工事の看板は、各種土木工事、建築工事の出し方にもよるところでございますけれども、最終的には平成23年度末完成予定と聞いております。
 東京地下鉄もバリアフリー化の重要性はよく認識しておりますので、ただいまの委員のご意見について、東京地下鉄にきちんとまた伝えてまいりたいと考えております。
◆松浦芳子 委員  23年度末ということなので、ぜひもうちょっとピッチを上げてほしいと思います。
 米飯給食についてでございますが、他の委員からも質問がありましたので、多少重複するかもしれませんが、よろしくお願いいたします。
 これまで米飯給食については何度か質問や要望をしてきましたが、杉並区の米飯給食は週4回実施され、21年度は試行的に4.5回するところもあったようです。ことしは飯わんの取り組みが始まったと聞いていたんですけれども、飯わんと聞いて、私は最初何のことかとわからず、ご飯のお茶わんとは思わなかったんですが、もうちょっと違う言い方はないんでしょうか。
◎学務課長 委員ご指摘のように、学校で使用する際については、その名称について、ご飯茶わんなど、今後工夫してまいりたいと思っております。
◆松浦芳子 委員  飯わんではちょっとおやじ的かなと思ったものですから。(笑声)
 食べた栄養の60%が脳で使われるといいますし、米飯給食は、子どもたちの学力はもちろんですけれども、体力、持久力つくりのために大いに貢献していると私は思っておりますが、この点、ご所見はいかがでしょうか。
◎学務課長 委員ご指摘のとおり、適切な栄養の摂取による健康の保持というのが学校給食の目的の1つとなっておりまして、米飯については、必要不可欠な食材であると認識しております。
◆松浦芳子 委員  給食の中で、他の委員からも質問がありましたが、弁当給食、バイキング給食、リザーブ給食など、各学校が工夫しているということなんです。バイキング給食の質問は以前答弁がありましたが、リザーブ給食とは一体どんなものなんでしょうか。
◎学務課長 リザーブ給食ですが、児童生徒が自分の食べる献立を複数の中から選択して、あらかじめ予約しておくというものでございます。
◆松浦芳子 委員  予約すると、それが出てくるわけですか。
◎学務課長 一例を申し上げますと、例えば好きな飲み物を選んでくださいというアンケートを出させて、例えば牛乳、牛乳コーヒー、オレンジジュース、飲みヨーグルトとか、果物についてはスイカとメロンとか、そういうアンケートをとって、その内容で自分で選択して、あらかじめ予約するというものでございます。
◆松浦芳子 委員  楽しく食べるというのも大事なので、またよろしくお願いします。
 次に、小学校の英語活動についてお聞きします。
 英語教育については、国際化時代であるからこそ、毅然とした日本人としての教育をし、きちんと正しい日本語を学ぶことが先だとは思っておりますが、会社の書類も会議も会話もすべて英語しか使えないという会社が最近出てきました。英語の必要性も大きく変わってきましたので、これから英語が必要だと思いますが、中学生から英語を学習し、何年学習しても、書く能力はあっても会話力のない日本人が多いのは、日本語にはない発音が英語にあるせいかもしれません。発音に対しては幼児のころから身につけたほうがよいので、小学生ではまた難しい問題であると私は思っています。
 杉並区の重点取り組みとして小学校英語活動が挙がっていますが、杉並区は先行実施で、杉並プログラムなど区独自で進めており、とてもいい取り組みをしていると小学校の先生からお聞きしました。杉並プログラムについて教えてください。
◎済美教育センター副所長 新しい学習指導要領では、5年生、6年生で英語活動が行われることになっておりますけれども、本区では、言語に関する教育については低年齢期から行うべきであるというような研究成果を受けて、小学校1年生から実施をしております。そうなりますと、文部科学省が配る英語ノートに加えて、小学校1年生から6年間にわたる独自のプログラムを開発して、今実施をしているという状況でございます。
 内容は、音声を中心とした、話す、聞くを中心とした、オーラル中心の内容というふうになっております。
◆松浦芳子 委員  英語ノートは5年生と6年生にあって、1年生にはないんでしょうか。
◎済美教育センター副所長 そのとおりでございます。
◆松浦芳子 委員  充実した教育をしてくださっていると思います。
 ある学校では、先生たちは、長時間英語を指導するための研修を行って、力をつけるように努力しているということをお聞きしましたが、それでもALT(外国人の指導助手)やJET(日本人指導助手)の先生の発音にはかなわないので、外国人の指導助手や日本人指導助手の補助に、担任たちはとても助かっているということで、好評でございます。
 実は、来年度からその指導補助の先生の補助がなくなる可能性が高いとのうわさが飛んでいるようで、先生方は大変不安がっておられますが、実際のところはいかがなんでしょうか。
◎済美教育センター副所長 基本的には、担任の先生がこれをご指導することになります。あくまでも指導助手でございますので。ただ、やはり力量形成を果たさなければなりませんので、それまでの間は、私どもとしましては、JET、ALTの配置については努力をしていきたいというふうに思っております。
◆松浦芳子 委員  小学校は英語の専科の先生はいらっしゃらないので、ぜひ配置をしていただければとお願いします。
 それから、小中一貫教育の取り組みとして、例えば時々中学校の英語の授業を後ろで見学するとか、それでも刺激になると思うんです。それから、中学校の英語の先生が小学校にもいらして、両方教えてくださるような体制というのは考えてはいないんでしょうか。
◎済美教育センター副所長 既に和泉小・中、新泉小学校のほうで、小中一貫教育の先行実施校の中で、中学校の英語の教員が小学校に行って指導するというような事例もございます。小中一貫というような切り口の中から、この取り組みは拡大をしていきたいというふうに思っております。
◆松浦芳子 委員  先ほどお話しした、英語の授業を後ろで見学するだけでもというのはいかがでしょうか。
◎済美教育センター副所長 相互に授業を見合うというようなことも同時に進めていきたいというふうに思っております。
◆松浦芳子 委員  よろしくお願いいたします。
 自転車事故についてでございますが、他の委員から多くの質問がありましたので、これは私自身の体験から1つだけ、要望も含めてお伺いいたします。
 役所から阿佐ケ谷に行く中杉通りの歩道はとても狭く、多分、役所の方もいつも冷やっとしていらっしゃると思いますが、私も冷やっとしながら通っています。先日、私の横を、小さなお子さんを自転車の前に乗せたお母さんがすごいスピードですり抜けていきましたので、危ないと思ってよけましたら、その後から3年生ぐらいのお子さんが全速力で走り抜けていきました。自転車のハンドルが私の手の甲に当たったことに気づいた少年は、一瞬振り向きましたが、お母さんに置いていかれては大変ということで、慌てて行ってしまいました。私の手の甲から血がにじんでおりましたが、何ともできず茫然としてしまいました。
 自転車が関係した事故は区内で844件とのことで、マナーの質問も出ておりましたが、歩道は歩行者優先で、例外的に歩道を通行でき、混雑の場合はおりて自転車を引くのがマナーと思っていますが、歩行者優先を知らない人が多いという気がいたします。
 そしてまた、これは私の勝手な案なんですけれども、歩道には禁煙のマークが今張ってありますが、同じように、歩行者優先と歩道にだーっと書くとか、大きく書いたものを張ってはいかがでしょうか、見解をお伺いします。
◎交通対策課長 これまでも、看板等も設置して、歩行者優先等の周知も図ってまいりましたが、今委員ご指摘の内容も含めまして、改めて警察、また道路管理者とも協議いたしまして、周知を図ってまいりたいと存じます。
◆松浦芳子 委員  特に中杉通りの歩道は、先ほど申しましたように狭いので、ぜひ検討していただけたらと思います。自転車が通っていて、そこに張ってあれば、多分スピードも抑えると思います。
 それから、決算書の471ページ、言葉の教育に関する研究のところで39万とあるんですが、これはどのような教育の研究をされているのか、教えてください。
◎済美教育センター副所長 言葉の教育でございますけれども、日本語の持つ美しさ、またリズム、そういうようなものを子どもたちに体感的に学ばせるために、区で独自に日本の名作、名文を散りばめた資料を作成し、今、研究指定校で研究している段階でございます。
◆松浦芳子 委員  お伺いしたら、それは以前質問した答弁と一緒なんです。言葉の教育に関する研究の39万というのは、西荻北幼稚園による活動だと聞いたんですけれども、違うんでしょうか。
◎教育委員会事務局副参事(正田) 今、済美教育センターの副所長からご答弁した一環としまして、幼稚園の担当部門のところで、西荻北で研究活動を行ったものでございます。言葉の活動として、言葉の教育につながるもので、モデル的に実践した内容でございます。
◆松浦芳子 委員  言葉の教育で39万、ちょっと少な過ぎるなと思ったので質問したんですけれども、西荻北幼稚園では、その活動をされて、39万は多分人件費だと思うんですけれども、どのような効果があったんでしょうか。
◎済美教育センター副所長 子どもたちが言葉に対して物すごく興味、関心を持つというような形で、効果が上がってきたというふうに思っております。
 先ほどのは、人件費という形ではなくて、備品という形で支出をしているというふうにご理解ください。
◆松浦芳子 委員  備品だったら、39万は多過ぎる気がするんですけれども、どうなんでしょうか。
◎教育委員会事務局副参事(正田) こちらは、講師、非常勤の方の報酬と、それから教材、絵本とカードとか教材も購入しましたので、それを合わせた金額でございます。
◆松浦芳子 委員  そうすると、備品というのは教材ということですね。
 就学前教育というのは大変重要ですので、ぜひ今後とも引き続いてお願いしたいと思います。
○島田敏光 委員長  それでは、大泉時男委員、質問項目をどうぞ。
◆大泉時男 委員  都市整備の永福町駅北口商店街通りの無電柱化工事について、科学館について、あとはそのほかちょっと思ったことを。
 最初に、永福町駅北口商店街通りの無電柱化工事についてお伺いしたいと思います。
 この工事は、商店街の定期バス通りで、かつ道幅が8メートルのところに、景観の向上と安全な歩行空間の確保を目的として進められている工事で、杉並区のモデル工事になっていると聞いておりますけれども、この工事の概略と、完成はいつごろを予定しているのか、お伺いいたします。
◎建設課長 永福町駅北口の商店街通り無電柱化工事でございますけれども、今委員お話にあったとおり、幅員が約8メーターということで、区内では初めて歩道のない道路での無電柱化を今実施しているところでございます。
 現在、電線共同溝の本体設置工事を昨年度から行ってございますけれども、2期工事ということで施工中でございます。今後、本体が完成いたしますと、電線類の引き込みあるいは最終的には舗装整備、舗装工事、こういったところへ入ってまいりまして、現時点では、平成24年度の完成を予定しているところでございます。
◆大泉時男 委員  これは地元での説明会が始まったのは、大体平成15年ごろだったのではないかなと思います。当初、この工事は大分かかりますよという話は私も聞いておりましたけれども、まだ表には形が見えてきておりません。地下の仕事をずっとやっているものですから、地元の人はちょっと心配そうでもあります。現在は夜間工事で、道路を掘っては埋め戻しの繰り返しをしているようですが、商店街の人は一日も早くでき上がることを望んでおります。この経済状況が影響して遅れていくのではないかという心配もあるわけですが、この辺はいかがでしょうか。
◎建設課長 この通りは延長約760メーターございます。そうしたことで、今委員のお話にありましたように、夜間工事、バスが通行していない間に地中の工事を行ってございますので、なかなか思うように進まないということがございます。しかし、着実に一歩一歩進めてございます。先ほど申しましたとおり、現在、鋭意進めているところでございます。
◆大泉時男 委員  とにかく順調に進んでいるということで、また、まちの人にもお話をしていきたいと思います。
 それで、この工事の予算総額は、概算で結構ですが、幾らぐらいかかったのか。そして、その場合の国、都、杉並のそれぞれ負担割合といいますか、負担額はどのような状況なんでしょうか。
◎建設課長 電線共同溝の本体の工事といたしましては、1期と2期合わせますと、4億5,600万余というようなところでございます。また、一部補助金も活用しているところでございます。
 ちょっとすみません、今、補助金の額、詳細をちょっと把握してございません。後ほどお示ししたいと思います。
◆大泉時男 委員  じゃ、それはまた後で聞かせてもらいます。
 それで、この工事が完成したとき、今、大変込み合っているような商店街ではあるんですけれども、無電柱化になった場合にどのように変わるのか、その辺のイメージはどうでしょうか。
◎建設課長 施工前、この通りは、街路灯もあれば商店街装飾灯もございました。そうしたものを街路灯に整理いたしまして、照度を保ちながら、まず電柱類の柱の数が減ったということでございます。
 それから、ここはカラー舗装化も予定されてございまして、道路の路側帯といいますか、車道部分、車が通る部分の両側がカラー舗装化、視覚に訴えて安全性を増すというふうに考えてございます。
◆大泉時男 委員  モデル事業でもありますので、ぜひすばらしい道路をつくっていただければありがたいなというふうに思っております。
 それから、1つ、簡単に科学館のことなんですけれども、科学館はこれからどうなるんでしょうか。
◎科学館長 科学館は大分老朽化が進んでございまして、建て替えというようなことの検討もしていくものですが、今回の改定の中で、調査、検討というふうになっております。用地の問題もありまして、しばらく調査、検討させていただきたいと考えてございます。
◎教育委員会事務局次長 ただいま所管の館長が申しましたように、築40年と老朽化が進んでございます。杉並区も、科学教育の振興のためには、こういった施設の目的は必要でございますが、このような大きな施設がこの場所で必要かどうか、今後の施設計画については、企画当局ともよく相談しながら、今後の計画を立てていきたいというふうに考えております。
◆大泉時男 委員  何か危ないという話も聞いているものですから。
 実は、私は田舎が仙台なんですけれども、仙台で中学、高校を過ごしたときに、仙台に仙台天文台という市立の天文台があるんですね。そこの天文クラブに所属しておりまして、そのときにその場で出会った思い出が非常に強いものがあります。それは東北大学の学生がそのころ、夜な夜な、やっぱり天文台ですから、観測に来るんですけれども、我々はその人たちからいろいろなことを教えていただいて、影響を非常に受けました。
 一般的に、私はこちらに来て、文化的なことは東京のほうは非常にすごいです。でも、科学というものは非常に大切にしなければいけないと私は思っております。ですから、そういう面で、科学となじむところというのは、やっぱり科学館があるのではないかなというふうに思いますので、ぜひ科学館の持っているものは、建物なんかなくなっちゃうかもしれないけれども、そういうものをどこかで、子どもたちのために、科学を純粋に愛するような場をつくってもらいたい。
 その場合に、僕らが中学とか高校のころに、大学生、あのときは地球物理の学生さんたちが大分いましたけれども、そういう方にいろいろなことを教わって、たまたま私は流星の観測だとか、あるいはそのときにソビエトが初めてスプートニクを飛ばして、そのスプートニクの場所、どこをいつ通ったか、そういうものを調べるというか、撮影するとか、あるいは望遠鏡をのぞいていて教える。それを全部、東京天文台のほうに送られて、それからアメリカのスミソニアンですか、あそこのほうにデータを送って、軌道計算が本当に正しくできているかどうか、そういう確認をした、そのお手伝いをした思い出があるんですが、そういうことの中で、私は科学というのは大切なんだという気持ちがありますので、ぜひ教育長もひとつよろしく、残るように頑張っていただきたいなというふうに思います。
 それはそういうことでお願いでございますけれども、先日、ちょっと新聞を見ておりましたら、品川の地下にリニアモーターカーの駅ができるということが書いてありました。羽田空港の国際化、あるいは墨田区のスカイツリーなどとあわせて考えれば、この10年で東京の姿が大きくまた変わっていくのではないかと思われます。菊池副区長におきまして、杉並区のこれからをしょって立つ副区長として、そのあたりのことをどのように受けとめ、またどんな思いをめぐらせているのか、お話を聞かせていただきたいと思います。
◎副区長(菊池) 委員が言われるように、東京都内ではさまざまなプロジェクトが動いているという実態がございます。都心のほうへ行くと、マンハッタンと間違えるような、見まがうようなまちになってきている部分もあります。
 当区としては、良好な住環境を保ちながら、都市機能を充実させていかなくちゃいけないというふうに思っております。商業ですとか、産業ですとか、交通ですとか、福祉の施設ですとか、さまざまなことを総合的に勘案して、多様な区民の暮らしにこたえられるようなまちづくりをしていかなくちゃいけないんじゃないかというふうに思っております。
◆大泉時男 委員  すばらしい都市計画を、ぜひこれからもきちっとつくっていただければありがたいと思います。
 それから、杉並区では、今後新たな基本構想を策定していくわけでございますが、このように東京が激しく変化していく中で、これまでのように20年、30年先を見通すことはなかなか難しいことではないかなと、このように思います。その意味で、近未来の10年先を見据えた基本構想を打ち立てていこうとする考えには私ども賛同するものでありますが、そこで、最後に区長にお伺いいたしますけれども、新たな基本構想に対する区長としての抱負を聞かせていただきたいと思います。
◎区長 大泉時男委員のご質問にお答えを申し上げます。
 平成12年に策定をされた現在の基本構想というのは、おおむね四半世紀を展望したものだということでございますけれども、大変時代の変化が激しい今日においては、20年先、30年先を見通すということ、また、その見通しに基づいた計画というものを策定することが果たしてどうかというふうに私も感じるところでございまして、長期になればなるほど、言ってみれば抽象的な、あるいは金太郎あめのように平凡な、どこの自治体へ持っていっても通用するような、そういうものについついなりがちなのではないか。
 そういうことから、私がこれから取り組む新たな基本構想というのは、近未来、10年というのを見据えて、できる限り具体的にその中にビジョンとして盛り込んでいきたいというふうに考えているわけです。そして、みんなが、なるほど、こういうまちを目指しているんだということがより具体的な目標として共有されるということが、私は大事なことだろうというふうに思っております。
 その意味で、新たな基本構想と総合計画を策定して取り組むべきソフト、ハードの施策についてきちんと示して、それを計画的に進めていくことによって、質の高い住宅都市と光輝く杉並を大泉先生とともにつくっていければと、こう思っている次第でございまして、どうぞ今後の区議会の皆さんのご協力をよろしくお願い申し上げたいと思います。
◆大泉時男 委員  どうぞ間違いない杉並を運営していただきますように心からお願いいたしまして、私の質問を終わります。
◎建設課長 先ほどの無電柱化工事国庫補助金額でございますけれども、電線共同溝本体工事部分に関する国庫補助額、予定額でございますが、1億1,150万円でございます。大変失礼いたしました。
○島田敏光 委員長  5時を過ぎようとしておりますが、この際、質疑を続行いたします。ご了承願います。
 それでは、伊田としゆき委員、質問項目をお願いいたします。
◆伊田としゆき 委員  5時を過ぎようとして、連日5時過ぎになりますけれども、私のほうから早目に、今、区長から大泉委員がすばらしい答弁をいただいておりますので、ダブらないようにしっかりとお願い、要望をしてまいりたいと思います。
 質問項目は、区営住宅の建て替え、有料自転車の駐車場の運営について、雨水対策、公園の維持管理、小学校の施設整備につきまして、お伺いしてまいります。
 私、けさの新聞を見ておりましたら、日銀が量的緩和に入ったと。先日、為替で一たん円が持ち直したと思ったら、また下がった。そして、昨日は、0.0または0.1%前後の金利にしたいという形で、これがスタートしたという新聞ニュースが載っておりました。このような政策がとられて、株とか不動産すべて上昇するのが一番望ましいんですけれども、今、税制特例で、例えば株の譲渡にしても、普通20%が今は10%、23年までは実施されておりますね。何をしてもなかなか上向かないのが現状かなと思っておりますけれども、これをしたことによって、区財政にとりまして、来年度、どのような状況、何か変化があるのかをお伺いさせていただきます。
 また、それにつきましてもう1つは、これもけさの新聞に載っておりましたけれども、練馬の区議会で、経済対策として――私、先日、区長にもプレミアム商品券等のお願いをさせていただきましたところ、例年どおり、来年度も実施してまいりたいというようなお答えだったと思うんですけれども、練馬区を見ますと、補正予算で約104億を盛り込んで、その中に、プレミアムつき商品券を直ちに追加で6,000万円実施したい。いろいろ認可保育所、そしてまた生保につきましても、生活保護の世帯の増加に対して、17億円予算を入れると言っているんです。
 このように、厳しいのはわかりますけれども、杉並区も生保に対してこのような金額を入れなくては間に合わないようになっているのか、その辺、ちょっとお聞かせいただきたいと思います。
◎財政課長 日銀がそういう措置をとるということは、私も新聞の記事で承知しています。ゼロ金利といいますか、不胎化とかそういう言葉が踊っております。実質どういう効果があるのか、ちょっと定かでございませんけれども、とり得る手段をとっていくと。景気が年末にかけて二番底に陥るという懸念がある中で、そういう措置をとっているということだと思います。
 いろいろな政府、日銀の対応を見きわめつつ、冷静に、また慎重に財政運営を見ていかなきゃいけないということと、生活保護の件でございますけれども、練馬区の状況はそうだということで、私どものほうは、またその状況を見ながら対応を図っていくということになろうかと思います。
◆伊田としゆき 委員  杉並区も、先日も私、質問させていただいて、増えているということは伺っておりますけれども、できる限り、全体に使っていただけるような予算になるのがいいのかなと思っております。
 あとは、またお伺いさせていただきますと、区営住宅につきましては、家賃の滞納が大変多い。私、出てくると滞納、未収ばかり申し上げておりますけれども、資料をいただいております87番を見ましても、やはり大変と。滞納者の1位は133万1,000円ですか、大変大きな金額になっています。中にはいろいろなご事情があろうかと思いますけれども、これにつきましてもなお一層の努力をしていただきたいと、これは要望にさせていただきます。
 雨水対策につきまして、先ほどいろいろな方、松浦委員からも出ておりましたけれども、数年前に豪雨で、私どもの地域、旧井草川で大きなはんらんがございまして、四、五十軒の床下浸水、床上浸水等がございまして、区内ではあちらこちら工事が進んでいるようでございます。井草川も当然進めていただいていると思いますけれども、その状況も、できたら次の議会等で伺ってまいりたいと思って、これも要望させていただきます。
 そしてあとは、小中学校の設備ですね。昨日も他の委員からトイレの要望が出ておりました。区長は全教室にエアコン、クーラーを設置、すばらしい……(「普通教室」と呼ぶ者あり)普通教室ね。特別教室というのもどこかから出ていたようですけれども、とりあえず普通教室に入れていただける。本当にありがたいと思うんですけれども、近年のお子様方は、恐らく汽車便とか、今ある学校のお便所は、ほとんど使いなれてないように思うんです。だから、小学校1年生に入ると、トイレへ行ったら、前の金隠しに座ってしたくなるような状況だと思うんですね。大変これは衛生的にもよくない。
 何か昨日聞いておりますと、工事費が1校約6,000万とかって伺っています。クーラーも大変でしょうけれども、これも現在、私、資料を見ますと、18校か何かが設置されていますね。すばらしい資料、虫めがねを持ってこなくちゃわからないようにたくさん書いていただいて、(笑声)ありがとうございました。これを見まして計算しましたら、18校がついているように感じました。できたらこれにも予算をとっていただいて、できるだけ衛生面で早目につけていただくように要望をさせていただきます。
 あとは、時間がもうちょっとあると思って、ここに資料をたくさん持ってまいりました。区長が平成3年、4年に決算委員会で質問した書類を全部コピーしてまいりました。そして、何をおっしゃっているか、その当時おっしゃったことが実現したかしないかは、後ほどまた時間の関係で区長にお渡しします。
 最後に1点だけ、先ほどより荻窪駅、西荻駅の話題が出ていましたけれども、井荻駅のエスカレーターについては、区長はこのときにも、井荻駅はどうあるべきかというのを盛んに言っているんです。当時は私と田中区長は同じ地区で、区長は1位で当選、私は28位で当選している。同じ井荻で頑張ったのがこの中に載っているものですから、ぜひ井荻に対しましてもどのようなお考えがあるのかなと、ここでお伺いさせていただいて、私は終わりたいと思います。
 ありがとうございました。
◎区長 伊田としゆき委員のご質問にお答え申し上げます。
 荻窪も西荻も大事でありますが、井荻ももちろん大事でございまして、決して忘れておりません。
 当時を振り返りますと、私が政治活動を始めたときにはまだ環8の踏切があって、あそこで、朝、駅頭演説などをしていると、もう息が本当に苦しくなるというか、顔は真っ黒になる。とてもじゃないけれども、こんなところで演説なんかしたくないなと思うぐらい環境が悪かった。そこを、本当に伊田先生が地元の代表として一生懸命改善にご努力をされていたということは、私も承知をしておりますし、微力ではありましたけれども、私もそれなりに一生懸命やらせていただいたというふうに思っております。
 そのおかげかどうかわかりませんが、今見ますとトンネルになって、この井荻のトンネルというのは、東京都を代表する公共事業の1つということで、都議会でもしばしば取り上げられてまいりました。総工費約600億円かけてこれが実現をしたということでございますけれども、そのことで当然、大きな事業をやれば、予期せぬ地盤沈下だとか、いろんなことがその後も影響が出ました。そういうことも含めて、私も地元の議員としては一生懸命取り組んでまいりました。
 今振り返ってみますと、工事を始めるとき、そこまで決定に至るまで、特に伊田先生の場合は地元をまとめて意見を調整するという役を担っていらっしゃったという、そのご苦労を思うと、大変頭の下がる思いがいたしますし、これをなし遂げたということで、まちのその後の発展と環境の改善ということも、私はあったものだというふうに思います。
 公共事業というのは、特に道路とか橋とかそういうものになりますと、総論賛成で各論反対というのは世の常であります。そのときに、20年後、30年後、子どもたち、孫たちのためにどういうまちをつくるのが本当に正しいのかどうかということ、意見の違う者同士が、本当に真摯な立場に立って徹底的に議論して、賛否の溝はたとえ埋まらなくても、真剣に取り組んでいるということについてのお互いの尊重、信頼というものがつくられていく。そして、どういう意見が現実の政策になったにせよ、結果としてそれを受けて、よりいいまちをつくっていくために、また一緒にやれることは一緒にやっていこうというのが、私は地域のコミュニティのあり方だというふうに思っておりますので、そういう気持ちを忘れずに取り組んでまいりますので、今後とも、伊田先生、ご指導、ご鞭撻をよろしくお願いを申し上げます。
 ありがとうございました。
◆伊田としゆき 委員  どうもありがとうございました。
○島田敏光 委員長  以上で自由民主党杉並区議団の質疑は終了いたしました。
 これをもちまして、一般会計歳出第5款及び第7款に対する質疑はすべて終了いたしました。
 以上で認定第1号平成21年度杉並区一般会計歳入歳出決算ほか4件に対する質疑をすべて終結いたします。
 本日の委員会はこれで閉じ、明日午前10時に委員会を開き、認定第1号ほか4件に対する各会派の意見を聴取いたします。
 なお、明日の委員会は議場で行いますので、資料等はお持ち帰りくださいますようお願い申し上げます。
 本日の委員会を閉じます。
                            (午後 5時11分 閉会)