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東京都 渋谷区

平成17年  6月 定例会(第2回) 06月09日−06号




平成17年  6月 定例会(第2回) − 06月09日−06号










平成17年  6月 定例会(第2回)



           平成十七年 渋谷区議会会議録 第六号

 六月九日(木)

出席議員(三十四名)

  一番  前田和茂      二番  奈良明子

  三番  小林清光      四番  岡本浩一

  五番  沢島英隆      六番  栗谷順彦

  七番  芦沢一明      八番  平田喜章

  九番  金井義忠      十番  薬丸義朗

 十一番  東 敦子     十二番  水原利朗

 十三番  松岡定俊     十四番  丸山高司

 十五番  伊藤毅志     十六番  吉野和子

 十七番  古川斗記男    十八番  伊藤美代子

 十九番  鈴木建邦     二十番  長谷部 健

二十一番  牛尾真己    二十二番  森 治樹

二十三番  新保久美子   二十四番  五十嵐千代子

二十五番  木村正義    二十六番  齋藤一夫

二十七番  染谷賢治    二十八番  座光寺幸男

二十九番  広瀬 誠     三十番  植野 修

三十一番  小林崇央    三十二番  岡野雄太

三十三番  苫 孝二    三十四番  菅野 茂

欠席議員(なし)

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出席説明員

    区長            桑原敏武

    助役            神山隆吉

    収入役           内山卓三

    企画部長          星宮正典

    総務部長          松井 裕

    区民部長          山内一正

    福祉部長          池山世津子

    子ども家庭部長       松崎 守

    保健衛生部長        吉村伸子

    都市整備部長        古川満久

    土木部長          坂井正市

    環境清掃部長        中島豊六

    安全対策本部長       佐戸幸弘

    防災担当部長        柴田春喜

    都市基盤整備調整担当部長  小笠原通永

    教育委員会委員長      青木宣昭

    教育委員会教育長      足立良明

    教育委員会事務局次長    北村奈穂子

    選挙管理委員会委員長    甲斐孝喜

    選挙管理委員会事務局長   田中泰夫

    代表監査委員        倉林倭男

    監査委員事務局長      菊池 淳

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事務局職員

事務局長   石川民雄     次長     小湊信幸

議事係長   倉澤和弘     議事主査   岩橋昭子

議事主査   中山俊幸     議事主査   宮本 勇

議事主査   太田 晃     議事主査   友永伸二

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   平成十七年第二回渋谷区議会定例会議事日程

                     平成十七年六月九日(木)午後一時開議

日程第一       会期決定の件

日程第二       常任委員の所属変更の件

日程第三 同意第二号 渋谷区教育委員会委員の任命の同意について

日程第四 同意第三号 渋谷区教育委員会委員の任命の同意について

日程第五 議案第四十二号 職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例

日程第六 議案第四十三号 渋谷公会堂条例の一部を改正する条例

日程第七 議案第四十四号 渋谷女性センター・アイリス条例の一部を改正する条例

日程第八 議案第四十五号 渋谷区立二の平渋谷荘条例の一部を改正する条例

日程第九 議案第六十二号 渋谷区防災従事者損害補償条例の一部を改正する条例

日程第十 議案第六十号 渋谷区自転車等の放置防止等に関する条例の一部を改正する条例

日程第十一 議案第六十一号 渋谷区リフレッシュ氷川条例の一部を改正する条例

日程第十二 議案第五十五号 渋谷区立保育園条例の一部を改正する条例

日程第十三 議案第五十六号 渋谷区子育て支援センター条例の一部を改正する条例

日程第十四 議案第五十七号 渋谷区立母子生活支援施設条例の一部を改正する条例

日程第十五 議案第五十八号 渋谷区立峰の原青少年山の家条例の一部を改正する条例

日程第十六 議案第五十九号 渋谷区新島青少年センター条例の一部を改正する条例

日程第十七 議案第六十三号 渋谷区立学校施設使用条例の一部を改正する条例

日程第十八 議案第六十四号 渋谷区立校外学園条例の一部を改正する条例

日程第十九 議案第六十五号 渋谷区立図書館条例の一部を改正する条例

日程第二十 議案第六十六号 渋谷区スポーツ施設条例の一部を改正する条例

日程第二十一 議案第六十七号 渋谷区立松濤美術館条例の一部を改正する条例

日程第二十二 議案第四十六号 渋谷区営住宅条例の一部を改正する条例

日程第二十三 議案第四十七号 渋谷区地域福祉人材住宅条例の一部を改正する条例

日程第二十四 議案第四十八号 渋谷区知的障害者援護施設条例の一部を改正する条例

日程第二十五 議案第四十九号 渋谷区高齢者在宅サービスセンター条例の一部を改正する条例

日程第二十六 議案第五十号 渋谷区在宅介護支援センター条例の一部を改正する条例

日程第二十七 議案第五十一号 渋谷区特別養護老人ホーム条例の一部を改正する条例

日程第二十八 議案第五十二号 渋谷区ケアハウス条例の一部を改正する条例

日程第二十九 議案第五十三号 渋谷区シニア・いきいきコミュニティ条例の一部を改正する条例

日程第三十 議案第五十四号 渋谷区ひがし健康プラザ条例の一部を改正する条例

日程第三十一 議案第六十八号 平成十七年度渋谷区一般会計補正予算(第一号)

日程第三十二 議案第六十九号 渋谷公会堂総合改修工事請負契約

日程第三十三 議案第七十号 渋谷区総合庁舎電気設備等改修工事請負契約

日程第三十四 議案第七十一号 渋谷区総合庁舎空調熱源等改修工事請負契約

日程第三十五 議案第七十二号 笹塚二丁目施設(仮称)建設建築工事請負契約

日程第三十六 議案第七十三号 幡ヶ谷高齢者センター(仮称)建設建築工事請負契約

日程第三十七 報告第一号 平成十六年度渋谷区一般会計予算繰越明許費の繰越しの報告について

日程第三十八 報告第二号 株式会社渋谷都市整備公社の経営状況の報告について

日程第三十九 報告第三号 株式会社渋谷サービス公社の経営状況の報告について

日程第四十 報告第四号 渋谷区土地開発公社の経営状況の報告について

日程第四十一 報告第五号 財団法人渋谷区美術振興財団の経営状況の報告について

追加日程第一       議長辞職願の件

追加日程第二       議長選挙の件

追加日程第三       副議長辞職願の件

追加日程第四       副議長選挙の件

追加日程第五 同意第四号 渋谷区監査委員の選任の同意について

追加日程第六       自治権確立特別委員会委員定数変更の件

追加日程第七       自治権確立特別委員四人選任の件

追加日程第八       交通問題特別委員五人選任の件

追加日程第九       議会運営委員六人選任の件

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   開会・開議 午後一時一分

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○議長(丸山高司) ただいまから平成十七年第二回渋谷区議会定例会を開会し、本日の会議を開きます。

 この際、会議規則に基づき、十六番吉野和子議員、二十二番森 治樹議員を本日の会議録署名議員に指名いたします。

 日程に先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。

   〔石川事務局長報告〕

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 本日の会議に欠席、遅刻の届け出の議員はありません。

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 本日の会議に出席を求めた説明員は次のとおりであります。

 桑原区長、神山助役、内山収入役、星宮企画部長、松井総務部長、山内区民部長、池山福祉部長、松崎子ども家庭部長、吉村保健衛生部長、古川都市整備部長、坂井土木部長、中島環境清掃部長、佐戸安全対策本部長、柴田防災担当部長、小笠原都市基盤整備調整担当部長、青木教育委員会委員長、足立教育委員会教育長、北村教育委員会事務局次長、甲斐選挙管理委員会委員長、田中選挙管理委員会事務局長、倉林代表監査委員、菊池監査委員事務局長。

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渋監発第六号

   平成十七年五月三十一日

 渋谷区議会議長殿

               渋谷区監査委員 倉林倭男

               渋谷区監査委員 浅生博介

               渋谷区監査委員 植野 修

   平成十七年四月末日現在における例月出納検査の結果について

 地方自治法第二百三十五条の二の規定により執行した出納検査の結果を下記のとおり報告する。

   〔「記」以下の朗読を省略いたします〕

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渋教庶発第三号

   平成十七年六月七日

 渋谷区議会議長 丸山高司殿

                      渋谷区教育委員会

   教育委員会委員長等の就任について(通知)

 このことについて、下記のとおり就任しましたので、お知らせいたします。

              記



職名
氏名
就任年月日


委員長
青木宣昭
平成十七年六月七日


委員長職務代理者
原 秀子
平成十七年六月七日



     〔以下の朗読を省略いたします〕

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 自治権確立特別委員会委員中、小林清光議員、栗谷順彦議員、芦沢一明議員、伊藤美代子議員、牛尾真己議員から、本日六月九日付をもって、それぞれ自治権確立特別委員辞任願が議長あて提出されました。

 議長は、それぞれ辞任願を六月九日付をもって許可いたしましたことを御報告いたします。

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 交通問題特別委員会委員中、沢島英隆議員、古川斗記男議員、木村正義議員、広瀬 誠議員、苫 孝二議員から、本日六月九日付をもって、それぞれ交通問題特別委員辞任願が議長あて提出されました。

 議長は、それぞれ辞任願を六月九日付をもって許可いたしましたことを御報告いたします。

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 議会運営委員会委員中、松岡定俊議員、古川斗記男議員、森 治樹議員、新保久美子議員、広瀬 誠議員、岡野雄太議員から、本日六月九日付をもって、それぞれ議会運営委員辞任願が議長あて提出されました。

 議長は、それぞれ辞任願を六月九日付をもって許可いたしましたことを御報告いたします。

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○議長(丸山高司) 区長から発言の通告がありますので、これを許可いたします。

 桑原区長。



◎区長(桑原敏武) 本日ここに平成十七年第二回区議会定例会を招集し、議案の御審議をお願いするとともに当面の区政の課題について御説明申し上げ、区議会議員各位及び区民の皆様の御理解と御協力を賜りたいと存じます。

 最初に、震災対策についてであります。

 政府・首都直下地震対策専門調査会は、都心直下地震の発生は切迫性が高いと発表しました。そして、昨年十二月及び本年二月、十八パターンの地震発生態様に対応した人的・物的被害や経済被害及びライフラインの被害を発表しております。そのため、今年も各地区の自主防災会連合会は、本年度早々から自主的かつ自発的に、発災対応型防災訓練に真剣に取り組まれております。

 しかし、地震発生時に本区のどのような範囲でどのような影響が出るのか、より正確に把握するため、ハザードマップ−−災害予測図でございますけれども、これを作成する必要があるという区議会の御提言が第一回区議会定例会時にありました。今回、補正予算に計上する震災対策基礎調査委託は、区内における建物の構造、劣化、老朽度を全棟調査、また、あわせて狭小道路、崖地、ブロック塀、看板等落下物がある建物の実態を附帯して調査を行い、その調査データを電子化し、五十メートルメッシュの区内危険箇所のデジタルマップの作成をし、避難経路のシミュレーションや避難所計画等の検証材料とするものであります。

 国は、本年度中に南関東地域直下地震対策大綱を見直し、首都機能確保のために、数値目標を設定した防災戦略を打ち出すこととしております。しかし、国の被害想定結果を踏まえつつも、区として早期に減災に取り組み、待ったなしの自然災害から地域と家庭を守ることが何より必要です。しかも、建築物の耐震化等、直接的な予防対策は膨大な時間と金が必要であります。ハザードマップを生かして創意と工夫を重ね、自主防災組織とも連携し、地域及び個人の防災力の向上や避難所対策等、二次被害の軽減対策に一つ一つ着実に取り組むことを大切にしたいと存じます。

 次に、高齢者施設等、福祉についてであります。

 旧渋谷小学校跡地に建設中の複合施設は、名称を公募し「美竹の丘しぶや」としましたが、この施設も、区民の声にこたえるため平成十五年七月、地元の皆様の御協力を得て工事に着手し、本年九月に竣工の予定であります。また、その総工費は五十六億六千万円余りであります。

 施設概要は、特養百二十七床、ショートステイ二十八床のほか、ホール併用のコミュニティ施設及び保育園となっております。とりわけ新設の特養の特色は、入所者の尊厳保持及びプライバシーへの配慮のため、トイレは各室に配備し、すべてが個室仕様であります。また、御家庭により近い環境の中で日常生活を送っていただくために、少人数単位で生活支援を行うユニットケアを取り入れた、都内で初めての公設施設であります。また、本施設には、介護予防を実施する施設も併設することとしました。

 本年九月には竣工し、十二月より、ショートステイから順次入所を始める予定であります。

 さらに、保育園については、保育需要の多様化に対応し、延長保育を午後九時三十分までとし、日曜、祝日も利用できるよう予定し、来年四月からの御利用に供したいと考えます。

 次に、介護保険制度の見直しについてであります。

 現在、国において介護保険制度の見直しのため審議中でありますが、その重点は、介護予防重視のシステム転換や地域包括支援センターの設置、並びにホテルコストの導入などであります。この法改正案の中で、「要支援」「要介護一」という介護度の軽い高齢者の認定を見直し、介護保険の給付対象から外されないかといった不安の声があることも聞いております。

 本区においては、国の法改正の成立及びそれに伴う基準等の確定を待って、介護保険事業計画等作成委員会で検討し、負担の公平を図りつつ、利用しやすい制度となるよう努めてまいります。

 次に、放課後クラブ運営についてであります。

 現在、上原、加計塚、鳩森の三小学校において実施しておりますが、これに広尾、常磐松のほか二校を加え、計七校に拡充するため、所要経費を補正予算として計上してあります。

 私は、今回、放課後クラブを子ども家庭部から教育委員会へ事務移管を行い、実施小学校の全児童に対し放課後活動の場を提供するとともに、これと一体的に、保育に欠ける児童については日曜日まで保育し、安全な生活環境のもと、健全な児童の育成に努めたいと考えます。

 次に、今定例会では渋谷公会堂、二の平渋谷荘及び美竹の丘保育園の三施設について、試行的に指定管理者制度を導入することとし、それぞれの条例の規定整備をしております。

 指定管理者制度が市場メカニズムを活用し、区民サービスの向上を図る制度でありますから、市場偏重主義に陥らぬためには社会の上位目的である教育や環境、福祉等の視点から検討が必要であると考えております。

 また、契約議案のうち渋谷公会堂改修工事は、施設の老朽化に対処し、耐震補強やアスベスト除去、外壁補修など危険箇所の改修のほか、トイレ改修、客席改修等、利用者利便の向上等を図ることとしております。また、省エネルギーを実現するため、高効率照明や、便所を自動点滅としております。

 また、総合庁舎電気設備等改修工事は、老朽化に伴い特別高圧受変電設備を取りかえるものであり、また、庁舎空調熱源等改修工事は、老朽化した冷凍機等を撤去しガス吸収式冷温水器とするものであります。改修に当たっては、氷蓄熱方式、機器のインバータ制御など、省エネに配慮して工事を実施するものであります。

 最後に、都区制度改革についてであります。

 都区財調に係る主要五課題は、平成十二年度都区制度改革の積み残し課題であり、基礎的自治体である特別区の行財政基盤を強化するとともに、都区の行政責任の明確化を図ろうとするものであります。

 そのためには、都区の役割分担を踏まえた財源配分のあり方、特別区の財源に反映されていない清掃関連経費、小中学校改築需要急増への対応、都区の計画実施状況に見合った都市計画交付金の配分について、何としても今年度中に決着をつける必要があります。

 しかし、論議が一向に前向きに進んでいないことは残念であります。

 その中で明確にすべきは二点あり、その一つは、都が行う大都市事務の論議については、少なくとも、府県事務であることが明らかな政令指定都市の事務は論議から外すことが必要であります。二点目については、清掃経費、学校改築経費、都市計画交付金の問題について都から全く具体策が示されていない状況であり、早急に具体策を出し合うことであります。

 今後はこの二点を当面の重点目標として論議することが必要であると考え、区議会にも御協力をいただき、最大限の努力をしたいと考えております。

 以上、本定例会には条例案二十六件、補正予算案一件、契約案五件、教育委員の任命同意案二件、報告案件五件を御提案しております。よろしく御審議のほどお願い申し上げます。

 以上をもちまして私の発言といたします。

 ありがとうございました。

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○議長(丸山高司) この際、区政一般に関する質問を許可いたします。

 なお、事前に質問の通告がありましたから、順次指名いたします。

 一番前田和茂議員。



◆一番(前田和茂) 私は、渋谷区議会自由民主党議員団を代表して、桑原区長に質問をいたします。

 質問に入る前に、お許しをいただき、一言申し述べたいと存じます。

 去る四月二十五日、JR福知山線塚口−尼崎間において未曽有の列車脱線事故があり、死者百七名、負傷者五百名以上の大惨事となりました。犠牲者の方の家族や知人、友人、近隣の住民の方など、何千、何万という方が悲しい思いをされたことと思います。亡くなられた方に心より追悼の意を表するとともに、けがをされた方の一日も早い御快癒を心よりお祈り申し上げ、質問に入らせていただきます。

 まず初めに、障害者福祉についてお尋ねいたします。

 昨年度、第二回定例会での我が会派の代表質問で、障害者支援費制度と介護保険制度の統合についての代表質問に対し、「被保険者の範囲拡大及び障害者福祉との統合などについて慎重な議論が必要であり、介護保険法改正の厚生労働省案の動向に注意を払ってまいりたい」との区長答弁をいただきました。

 障害者支援費制度と介護保険制度との統合については、予定されていた本年一月に召集された通常国会での提出は見送られましたが、厚生労働省が提案した今後の障害者保健福祉施策改革のグランドデザイン案を基調に障害者自立支援法案が提案されました。

 提案された障害者自立支援法案の概要は、「障害者の地域生活と就労を進め、自立を支援する観点から、これまで障害種別ごとに異なる法律に基づいて実施されてきた福祉サービス、公費負担医療費等について、共通の制度の下で一元的に提供する仕組みを創設することとし、自立支援給付の対象者、内容、手続等、地域生活支援事業、サービスの整備のための計画の作成、費用の負担等を定めるとともに、精神保健福祉法の関係法律について所要の改正を行う」とあり、大きくは三つの理念と改革の方向性、「障害者福祉の総合化」「自立支援型システムへの転換」「制度の持続可能性の確保」が示されております。

 一つ目の「障害者福祉の総合化」では、これまで身体障害、知的障害、精神障害の三分野に分かれ、国、都道府県、区市町村の役割についても障害種別ごとにまちまちであった障害者福祉の施策体系が一元化され、区市町村が地域の実情に応じて障害者福祉に取り組み、障害がある方が身近なところでサービスが利用できることをねらいとしており、この点については大いに期待するものであります。

 二つ目の「自立支援型システムへの転換」では、政府が六月七日に二〇〇五年度版「障害者白書」を発表し、その中で、国民の五%が何らかの障害を有していると推定し、企業や社会が障害者の自立を後押しする必要を強調しているように、自立を支援する観点から一般就労へ移行することを目的とした事業を創設するなど、働く意欲と能力のある障害のある方が企業などで働ける、福祉側からの支援をし、安定した所得の保障を行うとあります。

 三つ目の「制度の持続可能性の確保」は、障害のある方が福祉サービスなどを利用した場合に、負担上限と減免の仕組みを持った一割の定率負担制度の導入とともに、食費などの実費負担を利用者に求める一方、国の財政責任について、これまで国が補助する仕組みであった在宅サービスも含め、国が義務的に負担する仕組みに改めるとあります。

 しかしながら、一割の定率負担制度、いわゆる応益負担については、低所得の方にとって大変厳しい状況になると思われますので、こうした方に対して、自立支援のための所得保障など配慮が必要になると考えます。

 障害者自立支援法案では、現行の福祉施設を再編し、新たに就労支援を重点とした事業体系を創設するなど、障害者の雇用促進を想定しておりますが、実際に就労の場の確保ができるか懸念されます。今、健常者の方でもハローワークでの仕事探しが難航されることがあるとお聞きしている中で、どれだけの就労の場があるか心配です。

 区内の作業所でも、大口の封入作業の受注がなくなり大変御苦労されたと聞いております。私も微力ながら協力したいと思い、ダイレクトメールを発行している会社を経営する知人に、発注してくれる仕事はないか尋ねてみました。金額の折り合いさえつけばすんなり発注してもらえると思いましたら、今はダイレクトメールでの案内は規模縮小の方向で、費用面や対応の早さから携帯電話でのメールでの案内に切りかえている。また、通信販売関係の知人からは、封書でのカタログ販売よりインターネット通販の方が、これまた費用面や商品の入れ替え、価格設定の対応などメリットが大きく、切り替えの方向にあると言われました。

 景気の問題だけでなく、時代の流れの中で減少している就労の場。その中で、さらに狭き門になる障害のある方の就労の場の確保を区としてどのように考えていくか、区長の御所見をお伺いいたします。

 ところで、一昨年末に勤労福祉会館に開設されました渋谷区障害者就労支援センターは、障害のある方の就労の機会の拡大を図るとともに、安心して働き続けられるよう就労相談、体験実習を行っておりますが、利用者の方から「職員の方が親身になって相談に乗ってくれる。大変ありがたい」との感謝の声を聞いております。障害のある方の合同就職説明会の内容をお聞きしますと、一つの定員枠に六十から七十人の応募があるところもあり、なかなか就職が決まらない。「何度も面接に失敗して落ち込むときに励ましていただき、何度も障害者専門部門のハローワークに同行していただき、やっと就職が決まった。就職が決まった後も、職場での悩みや人間関係などの相談に乗ってもらっている」とお聞きしました。その方にとっては、なくてはならない施設とまで言われました。

 そこで、その就労支援センターの役割をさらに強化するため、ビジネスの最前線にいる経済人や経済人団体にも協力を求め、これまで以上に企業との連携を進めていくべきと考えますが、区長の御所見をお伺いいたします。

 また、自立支援法案の就労支援との関係はどのようになっていくか、お伺いいたします。

 次に、権利擁護センターのさらなる活用についてお伺いいたします。

 先月、マスコミ報道で騒がれましたとおり、埼玉県富士見市の八十歳と七十八歳の姉妹が三年間に計約三千六百万円分のリフォーム工事を繰り返し、代金が払えずに自宅が競売にかけられたという事件が起こりました。

 工事契約に名を連ねた業者は少なくとも十六に上り、姉妹はともに認知症で、内容がよくわからないままに、勧められるがまま契約し続けたと言われております。これらのリフォームについて、専門家は「大半が不必要な工事だ」と指摘しております。

 競売は富士見市の申し立てで中止になりましたが、同市は、だれかが姉妹にかわって契約の取り消しなど業者と交渉を行う必要があると判断しており、成年後見人の選任を埼玉家裁に求める方針と伝えられております。

 この事件は、領収書が架空の会社であったなど悪質極まりない例ですが、個人の商取引の話でありますので、どこまでが正当、どこからが悪質と線引きが難しいところではあります。

 認知症の方だけでなく、高齢者をターゲットにしたセールスの話は身近でも聞くことがあります。成年後見制度を利用すれば、富士見市の事件のような場合も、認知症の方が契約しようとしても成年後見人の同意がなければ契約することはできませんし、もし契約しても、成年後見人の同意を得ていない場合は取り消しができ、安心して生活が送れるお手伝いができます。

 しかし、この成年後見制度を利用するには、本人が十分に判断できない状態にある場合は、配偶者や四親等内の親族等が家庭裁判所に申し立てる必要があります。そして、医師の鑑定や親族への意向照会を行わなければならなく、御本人が認知症などで十分に判断ができない上に親族が遠くに住んでいて連絡がとりにくい、申し立ても簡単ではなく、現実的に申し立てが難しいケースも考えられます。

 そこで、認知症などで御本人の判断能力が将来、低下したときに備え、元気なうちにあらかじめ信頼できる人にお願いする任意後見制度を広く周知していただきたいと思います。

 任意後見制度でも、公証役場で契約を公正証書にし、契約の締結、登記をする必要がありますが、何より御本人の判断で、御本人が手続できることが大きいと考えます。富士見市の事件を見て、自分がもし認知症になった場合、大丈夫だろうかと御心配されている高齢者の方はたくさんいらっしゃると思います。

 渋谷区では、高齢者、身体障害者、知的障害者及び精神障害者が福祉サービスを自ら選択、利用するための相談、援助を通して高齢者などが安心して日常生活を送れるよう支援することを目的とした権利擁護センターを設置されました。この権利擁護センターは、成年後見制度以外にも財産保全・管理サービス事業、地域福祉権利擁護事業などのサービスも行われておりますし、大切な財産の話でございますので、丁寧に広く周知していただきたいと思います。

 例えば、高齢者の方と直接お話しされる機会が多い民生委員の方に周知をお願いするなど、考えてみてはどうでしょうか。渋谷区では、高齢者の方に敬老金を贈呈し、大変喜ばれております。この敬老金の意義の一部である「日ごろの生活状況の把握や各種相談」の中に、もし将来、認知症になってしまった場合の対策の一つとして、任意後見制度のPRを加えていただければと考えますが、区長の御所見をお伺いいたします。

 次に、ふれあい植物センターの活用についてお伺いいたします。

 清掃工場の二番目の還元施設として、地元の熱い要望により、ふれあい植物センターが本年四月、めでたく開館されました。

 この植物センターについては、二年前の第二回定例会での私からの「地元住民を初め多くの区民の皆様が、日常生活の身近なところで自らの緑化活動などに取り組める場としてほしい」との質問に「従来の見て楽しむ植物園という生態的な植物園ではなく、区民が参加し、活用する植物園を目指してまいりたい」との答弁のように、区民の方々が自宅の庭にいるような感覚で植物やビオトープと親しく触れ合い、安らぎや自然環境の大切さを考える拠点となることを大いに期待いたします。

 まだ開館して間もないこともあり、地元住民初め区民の皆様が植物センターを見たり、企画展に参加したりして楽しんでいらっしゃいますが、自らの庭の感覚で植物の手入れをしたり、どう触れ合えばよいか、きっかけがないとの声もありますが、区民参加型の植物園でございます。これからじっくりと、時間をかけてでも区民に愛される植物センターを目指していただきたいと思います。

 植物センターが開館してから初めの一週間、無料開放ということもあったと思いますが、平日でも一日二百人前後の来館者があったとお聞きしております。私が驚いたのは、約二百人の来館者のうち、多い日は約七十人が子どもだったということです。環境教育の場として、子どもたちが自然に触れ合い、緑の大切さや環境への理解を深める場としての植物センターに来てくれたことに大変喜びを感じましたが、実際のところ、私が第三回定例会で公園の現状で申し上げましたように、子どもたちが安全で遊べる場所が少ない、また、都心の住宅事情では友達と三、四人で遊べる場所が少ないとの理由で集まってきたのだと思います。

 区民の皆様のための園芸講習や企画展を行う二階の企画・展示ホール、休憩フロア、園芸実習室の場所や時間をやりくりして、子どもたちが理科の調べ物などや、友達と集まって環境学習をできる空間をつくることはできないか、区長の御所見をお伺いいたします。

 学校の授業の中で環境について考えることも本当に大切だと思いますが、身近に自然がある、自然のことを遊びや日々の生活の中で学んでもらいたい、そういう意味では、この植物センターは最高の場所だと考えます。

 ふれあい植物センターが日々の勉強や遊びの場になるよう考えていただきたいと存じますが、実は、無料開放期間が終わると子どもがぱったりと来なくなりました。ほとんどの子が区規則で定める近隣居住者のため、無料なのですが、生徒手帳や免許証など身分を証明するものを持たない小学生が、住所確認のため身分証明書を提示し、地域住民入園券を作成するということに抵抗があるようでした。近所の小学校で希望者に地域住民入園券を配っていただけないかと打診したところ、枚数に制限があるため、できれば窓口に申し出て手続をしてほしいとのことでしたが、子どもたちが利用しやすくなる方法もあわせて御検討いただきたいのですが、御所見をお伺いいたします。

 次に、緑化モデル地域制定についてお伺いいたします。

 六月は環境月間ということで、環境特集号の区ニュースにもありましたように、「みどりの中に見え隠れするまち渋谷」の実現という目標を定め、緑の保護や各助成制度を説明し、樹木や樹林の緑は個人の所有物であると同時に区民の貴重な共有財産として、渋谷区としては、緑を維持し、増やすために努力し続けるという姿勢に改めて敬意を表するものであります。

 緑は区民の共有財産である以上、一人一人が考えていかなければならないと思います。一つ前の質問での「ふれあい植物センター」が、花と緑の生活環境を考える拠点として植物の手入れの仕方、園芸相談など個人の緑化を学び、各家庭で実施する目的であるならば、緑化を各家庭という、いわゆる点で考えるものを、渋谷全体という面に実行する方法を考えていくべきと思います。

 区の緑は区民の共有財産という考えのもと、区民が一丸となって渋谷区の緑化に取り組むことが理想でありますが、渋谷区全体だと規模が大き過ぎて、一度にすべてのことを同時となると難しいと思われますので、個人という「点」から渋谷全体という「面」の間に、特定地域という「線」で結んでみてはいかがかと考えます。

 ふれあい植物センターなどで学んだ個人の緑化活動を、隣近所と連携、協力しながら街の緑化を考えていく、そんな理想のモデルパターンの街を考えてみていただければと考えます。

 昨年第四回定例会で忠犬特区の例が出ましたが、渋谷区の中の地域を限って先取りの規制緩和や特別助成制度を設け、渋谷区内に緑化モデル特区を検討してみてはいかがかと思いますが、御所見をお伺いいたします。

 次に、区立幼稚園、区立保育園の今後の方向性についてお尋ねいたします。

 二年保育の一年前の三歳より、集団生活の中で遊びを通じて学ばせたいと思う親の要望にこたえるべく、平成十年より、渋谷区立幼稚園適正配置基本計画に基づき検討され続けた区立幼稚園の三年保育の実施が、一歩踏み出した努力を続けるという姿勢のもと、まずは私立幼稚園空白地域の初台地区より実施を検討されますことを、区立幼稚園の三年保育を強く要望し続けました我が自由民主党議員団といたしましては、高く評価をいたします。

 昨年の第四回定例会での我が会派の質問にありましたように、財政難に直面している都内の区や市が公立幼稚園の廃止の方針を打ち出している中で、渋谷区では、区立幼稚園を希望する親のニーズを大切にしたいとの方針ですが、実際に、区立保育園の定数よりも希望者が多いのも現実問題です。

 幼保一元化は、幼稚園教諭と保育士との勤務分担や、幼稚園と保育園の施設の共有化の問題、さらには保育内容など運営上においても解決すべき問題があるとの考えですが、区立幼稚園、区立保育園双方のいいとこどりをした育児支援を御検討いただきたいと考えますが、区長の御所見をお伺いいたします。

 具体的に例を挙げますと、三歳児保育は保育園に準じた保育時間にすることや、三歳児だけでなく三歳以下の保育の検討、幼稚園においての給食の実施など、従来の「幼稚園は教育施設、保育園は福祉施設」という従来の区分を打ち破った施策を検討いただきたいのですが、御所見をお伺いいたします。

 次に、放課後クラブの拡充と方向性についてお尋ねをいたします。

 本定例会に補正予算として、放課後クラブが三校から七校に拡大されている予算が計上されておりますが、放課後クラブの拡充を評価するとともに、一日も早く渋谷区内全校で実施されますことを強く要望いたします。

 前回の質問の公園の現状で申し上げましたように、安全で安心して遊べる場所が少ないことが影響して、放課後対策の要望は多く聞いております。家庭の事情で子どもと一緒に過ごしてあげることができない、また、十分にお菓子が与えられない子どもに対しておやつを出したりするなど、家庭的な雰囲気を味あわせたいという目的でつくられた学童館は、安心して遊べる場所を求め希望する人が多く、本来の目的である、家庭の事情でどうしても学童館に入りたい子どもが入れない状況が起きております。

 放課後の安全で安心して遊べる場の一つとしての放課後クラブの新たな立ち上げには、是非校長や副校長などの学校関係者と協議するとともに、その学校を取り巻く地域特性を十分に配慮し、地域と連携をしながら、各小学校ごとに個性的な事業運営を目指していただきたいと考えます。

 しかしながら、この放課後クラブ事業には、十分な保護者の理解を得て、慎重に対応していただきたいと思います。

 今回の放課後クラブ事業の拡充では、休日の実施も検討されております。家庭の事情で休日も子どもの面倒が見れず、本当に御苦労されている方もいらっしゃいますが、必要以上に行政が手厚く対応すれば、行政や地域任せで、子どもと無理をして時間をつくってまで遊んでくれない保護者が増えないか懸念されます。

 放課後クラブ事業拡充の中で、休日の実施と今後の増設も含めた方向性をどのようにお考えか、区長の御所見をお伺いいたします。

 次に、地域活動と行政との連携についてお伺いいたします。

 渋谷区と、渋谷区で活動する地域団体とが、街の美化や環境保全活動、地域安全活動、福祉活動、教育活動などまちづくりに関する活動でどのように連携、協力し合えるか模索されております。私も幾つかの地域団体に所属をしておりますが、行政と連携、協力できたことにより事業が拡大し、かつ安定できたこともあります。地域活動と行政の理想な関係を検討しつつ実施できる検討機関をお考えいただけないか、御質問いたします。

 地域活動において、どの団体も困っておられるだろうと思われるのが、費用、予算の問題だと思われます。

 例えば、渋谷区で行われていた相撲大会は、青少年の健全育成の一つとして、日本の伝統文化に触れ合い、勝負に負けた子への思いやりや、審判、関係者への感謝の気持ちを教えたいという目的で事業を行っておりましたが、大会運営のための費用を企業などに協賛をお願いしないと成り立ちませんでした。大会の拡大のため、当時の社会体育課と相談をしながら、渋谷区との共同開催という形をとらせていただきました。渋谷区と協力することにより、今まで一番費用がかかっていた会場使用、広報、告知、問い合わせなどの事前受付を区の施設、区の広報が使えることにより、費用が抑えられ、企業から協賛金をいただかずに大会運営ができるようになりました。

 また、似た目的で行われていた渋谷区の別の相撲大会とも、行政の引き合わせで同じ席で話し合いを始め、お互いの大会の目的を明確にしつつ、協力体制をとることができました。結局、この二つの大会は、同じ思いのもと議論に議論を重ね、合流し、より地域に根づいた大会を目指しております。

 行政と地域団体との連携というと、行政が自分たちの活動をかわりにやってほしいとか、行政から助成金が欲しい、また、行政の協力があるので企業からの協力金が集めやすいなど考える団体もあるかもしれませんが、私は、主役はあくまでも区民、地域団体であり、行政はきっかけづくりと、継続と拡大のための後押しをすることが大切だと考え、連携のための協力機関をお考えいただきたいと存じます。

 渋谷区内には、行政と連携することによりさらに拡大や安定運営できる団体や、行政の引き合わせにより地域団体同士、連携・協力すれば活動の幅が広がる団体が数多くあると思われますが、区長の御所見をお伺いいたします。

 最後に、商店街・町会活性化イベントについてお伺いいたします。

 平成十七年度区長の所信表明の中で「街の灯を消さないためにも街イベントにも商店街イベント同様に支援を行う」とし、平成十七年度予算の中にも様々な施策が盛り込まれました。地域において、伝統文化の復活や活性化のためのイベントが検討、実施されるきっかけづくりになったことは高く評価いたします。

 しかし、一つ前の地域団体と行政との連携で申し上げたように、予算ありきで、予算がなくなれば終わりというイベントではなく、各地域が安定的にイベント運営ができるよう、後押しをよろしくお願いしたいと思います。

 また、昨年第三回定例会での私からの質問の観光課設置に対しましては、商工会議所や商店連合会などの商工団体との連携を図りながら、活性化に向けて努力する商工観光課を設置いただいたことに感謝申し上げるとともに、渋谷区内外の方々に渋谷の街自慢を発信できる商工観光課にしていただきたいと考えます。特に、在住者の何倍もの人が訪れる商店街地域におきましても、渋谷の街を大切に思ってもらえるイベントを展開していただければと考えます。

 街の歴史は、大昔のことだけではありません。昭和の時代にも、渋谷は日本を代表する文化、歴史がありました。

 先日、渋谷公会堂でフォークソングのチャリティーコンサートが行われました際に、出演者の方々から「渋谷で起こる青少年関連の事件などには大変胸を痛めている」とおっしゃってられました。自分たちが若かりしころ目指してきた渋谷公会堂がある、大切に思う街、渋谷。渋谷のために何かをしたいと申し出る方もいらっしゃいました。

 この方々だけでなく、渋谷に思い入れがあり、渋谷のために何かをしたいと考えられている方はたくさんいらっしゃると思います。渋谷にお住まいの区民の方だけでなく、区外の方を含めてのイベントを商工観光課で後押しをしていただきたいと考えます。

 現在も、渋谷の街の歴史にゆかりあるイベントは、数多く行われております。

 よく言われる話ですが、町内会、商店街でこれから中心となり、頑張ってもらいたいと言われる四十代、五十代の世代の方々が中心となるイベントも検討いただきたいと思います。例えば、先ほど申し上げましたフォークソングのアーティストの方々にとっての聖地・渋谷公会堂の建て替えに合わせて、フォークソングで育った世代の方々が中心となり、渋谷の街のイメージアップキャンペーンなど商工観光課と協力して行うなど、御検討していただければと考えますが、区長の御所見をお伺いいたします。

 以上、大きく八項目にわたり、区長の御答弁をよろしくお願いをいたします。



○議長(丸山高司) 桑原区長。



◎区長(桑原敏武) 渋谷区議会自由民主党議員団、前田和茂議員の代表質問に順次お答えをしたいと思います。

 まず、障害者福祉に関連し、障害のある人の就労の場を区としてどのように確保していくのかというお尋ねでございますが、前田議員の御指摘のとおり、障害者を取り巻く雇用に関する状況は大変厳しいものがありますが、一方、現在、通常国会において審議されている障害者自立支援法案において、障害のある人が一般就労へ移行するための支援事業を創設することなどが示されており、また、障害者の雇用の促進等に関する法律の改正案では、新たに精神障害者を法定雇用率に含めるなど、雇用促進の動きも出ているわけでございます。

 区では、こうした制度改革の動向に先んじ、障害者就労支援センター「ハートバレーしぶや」を設置し、障害のある人を全対象とし、就労支援を行ってまいりました。その結果、この一年間に二十二名の方の企業への就労を実現することができたわけでございます。

 今後は、こうした支援を続けるとともに、時代に即した企業の雇用ニーズに対応できるよう、就労現場を見学させるなど就労準備講座やパソコン講座の開催、さらには、企業の協力を得て作業実習を行う障害者委託訓練事業の実施など、一人一人の障害特性を踏まえたきめ細かい支援に努めてまいります。

 また、ハローワークなどの関係機関との連携を強め、一般企業への就労の場の確保を図ってまいります。

 なお、一般企業での就労の困難な障害者の雇用に関して、区は、これまで花壇植栽事業の委託や、福祉作業所製品の展示販売の場の提供などにより就労の機会の確保を図ってまいりましたが、今後とも支援拡大に努力してまいりたい、このように考えております。

 次に、就労支援センターの役割をさらに強化するため、これまで以上に企業との連携を図っていくべきではないかという御質問でございます。

 働くことを通じての障害者の社会参加を促進することは大切なことであり、今後ますます企業等との連携を進め、障害のある人の就労に理解を求めていく必要があると考えております。そのため、区では、就労支援センターの職員が企業と障害者の双方から相談を受けながら企業内で継続的に支援を行うジョブコーチ制度を採用するなど、就労準備から就職後の支援まで一貫した対応を行ってまいりました。

 また、平成九年から、企業の協力を得まして障害者雇用促進連絡会を設置し、障害者の就労についての理解と協力を求めるとともに、就労支援センターの職業訓練のため企業から実習の場の提供を受けるなど、企業との連携を進めてまいりました。

 今後とも引き続き、企業の理解が得られるよう、さらに障害者雇用制度についての周知や実習場所の拡大を図りつつ、御提言の趣旨に沿った就労支援センターと企業等との連携を強めてまいりたいと存じます。

 また、障害者自立支援法案と就労支援との関係についてのお尋ねでございますが、法案の中に就労移行支援事業が盛り込まれていますが、具体的な事業の実施内容についてはまだ示されていないため、当面は、国の考え方の推移を注意深く見守ってまいりたいと存じます。

 いずれにせよ、就労支援センターの重要性は今後とも増すものと考えております。

 次に、権利擁護センターのさらなる活用についてのお尋ねでございます。

 前田議員が取り上げられましたリフォーム工事契約に関する事件につきましては、高齢社会の典型的な課題をクローズアップさせたものと存じます。

 御案内のとおり、高齢社会の進行に伴い、福祉サービスの利用においても平成十二年には介護保険制度が、平成十五年には支援費制度が導入され、従来の措置から契約へと大きく変化するなど、自己選択、自己決定が重視されるようになってまいりました。

 それは、利用者自らがサービスを選択できるなどの大きなメリットをもたらす一方で、認知症高齢者や知的障害者など判断能力が不十分な方々にとっては不利益を受ける可能性も出てまいります。このような事態を防止するため、禁治産・準禁治産制度にかわる制度として成年後見制度が設けられるとともに、また、判断能力が十分あるときに将来に備えられるよう、新たに任意後見制度が設けられたわけでありますので、これらの制度の周知、理解を図ってまいりたいと存じます。

 加えて、本区では、権利擁護センターにおいて財産管理・保全サービスを初めとするサービスの提供や相談など、総合的な支援を図るため、御提言の趣旨を踏まえて、民生委員の協力など様々な機会をとらえ、任意後見を含む成年後見制度の啓発、普及に努めてまいりたいと存じます。

 また、現在国会で審議中でありますから、新たに設置される地域包括支援センターとの連携も視野に入れ、さらなる制度の普及促進を図ってまいりたい、このように存じます。

 ふれあい植物センターの活用についてのお尋ねでございます。

 ふれあい植物センターは区民参加型の施設として、緑のみならず昆虫等、自然との触れ合いを大切にするとともに、緑のボランティアの活動拠点としてこのたび開設したものでございます。子どもたちにとりましても、身近に自然と触れ合い、環境について学ぶ場として大変有意義な施設になるであろうと考えているところでございます。

 子どもたちが理科の調べ物や宿題などができる場として、より活用すべきであるとの御指摘は、まことにそのとおりでございまして、学校とも連携し、二階の図書コーナーや植物昆虫デスク、また三階のグリーンホールなどの活用も含め検討してまいりたい、このように思っております。

 また、子どもが利用できるよう、入園手続のあり方に工夫、検討はできないかとのお尋ねでございます。

 子どもたちのみならずシニアの方々、さらには一般区民の方々が一人でも多く来園していただきたいと、このように思っております。そのためには、無料入園手続を簡素化すると同時に、入園無料券の発行についても早急に検討してまいりたい、このように考えております。

 次に、緑を点から線に、さらには面にするために、地域を限り、規制緩和や特別助成制度を設けて緑化モデル特区の制定を検討してはどうかということでございます。

 前田議員が触れられていらっしゃいますように、ふれあい植物センターが、日常生活では見ることのできない花と緑に触れ、自然のすばらしさに感動し、自然をもっともっと大切にしようとか、あるいはそのために花や緑を自分も植え、増やしてみよう、さらには区内を見渡して、あそこにも緑を増やしたらどうか、あるいは花を植えたらどうかと考える、そういう機会にする、さらには、区外施設のある桧原村や新島にも目を向けて、区民ボランティアとして活動する働きかけの場としてのセンターにしてはどうかと私は思っているものでございます。

 そのためには植物センターの機能を十分に発揮させ、啓発のための講習会を開催するとか、あるいは目標のあるボランティア活動とするために広く区民に緑化を呼びかける講演会を開催する、あるいは景観まちづくりの視点から検討を進める等、自然環境の保全やヒートアイランド現象の改善、さらには潤いのあるまちづくりのために、広く区内外の緑化を推進してまいりたい、このように考えているものでございます。

 次に、従来の幼稚園は教育施設、保育園は福祉施設という区分を打ち破った施策の検討についてのお尋ねでございます。

 幼稚園と保育所は、教育と保育の目的に沿った法律上の基準による職員の配置や施設設備によって、現在、運営されているところでございます。前田議員の御発言にございましたように、比較的余裕のある区立幼稚園での三歳児以下の入園や、長時間保育の実施については、現状では法律上の制約がありますが、幼稚園と保育所の長所を組み合わせた施設の御提案であると、このように存じます。

 現在、幼稚園の教育機能と保育所の保育機能をあわせ持つ総合施設のモデル事業が、文部科学省と厚生労働省が連携して実施をしております。こうしたモデル事業の動向を踏まえながらも、他方、区内には私立幼稚園もございますので、これらの関係も視野に入れつつ、区としては、幼保の両機能を備えた育児支援のあり方について検討してまいりたい、このように考えているわけでございます。

 次に、放課後クラブの拡充と方向についてのお尋ねでございます。

 私が放課後クラブを教育委員会にお願いする、その思いは、単に低学年の保育対策に終わらせることなく、全児童を対象とした放課後生活を豊かにしたい、こういう思いからでございます。

 幸い、学校にはグラウンドがあり、音楽室あるいはパソコンルーム、図書室もあります。それを学校が特に力を入れていきたいという教育分野と重ね合わせ、児童の健全育成として結実させたい、こういう思いでございます。

 放課後クラブの運営には校長や学校関係者の協力をいただき、その学校を取り巻く地域特性を十分に配慮しながらも、地域との連携を重視しながらその運営を進めてまいりたい、このように思っております。今回、区長発言の中で補正予算の考え方を説明させていただきましたが、これも二年間を目途として、この全校実施を図ってまいりたい、このように思っているわけでございます。

 日曜日についてのお話がございましたけれども、真に保育に欠ける、そういった児童の安全な環境の中で健全な成長を願うがゆえでの、その制度的な整備をしたいということでございますので、御理解をいただきたい、このように思っております。

 次に、地域活動と行政との連携についてのお尋ねでございます。

 相撲大会を例にとられて、経費負担を抑制し、有効に広報活動を展開していくためには地域が自主的、自発的に事業計画をし、区がこれを支援していく関係こそが大切であるという議員の御主張でございます。

 私は、青少年対策地区委員会の活動も地区体育会の活動も、シニアクラブの活動も、町会そのものの活動としての防犯、防災、環境や美化運動も、すべて地域が自発的に計画し、地域の指導者や人材を活用されて、また、地域がそれまで培ったノウハウを生かして事業を進められている、このように認識しているものでございます。そして、区は所管課が、あるいは社会教育主事等が、それぞれの求めに応じて区の方針を示し、あるいは助言をし、応分の負担をしていく、そのような考え方でこれからも当たってまいりたい、このように思っております。

 したがいまして、これまでの地域の事業の進め方を尊重しつつも、例外的に、地域だけでは取り組みが困難な課題についてはこれからも協力し、助言し、その事業にかかわってまいりたい、このように思っているものでございます。

 最後に、商店街・町会活性化イベントについてのお尋ねでございます。

 渋谷のために何かしたいと考えている人材を活用して、区民のみならず区外の方々の力をかりてイベントを、こういうようなお話でございます。

 東京を代表する渋谷駅周辺や原宿表参道では、既に商店街が町会、商店会とも連携し、さらには区内外の方々の協力を得て「おはら祭り」や「よさこい祭り」がされているところでございまして、これはまさに区内外の力の結集のイベントである、そして、それがすばらしい成果を生んでいると私は思っているものでございます。

 この種のイベントについては、地域の考え方もあろうと思いますけれども、地域が計画し、区はその環境整備に努める、これを支援していく、そういった関係がいいであろう、このように思っているものでございます。

 そのような中で、協力をいただける芸能関係者のみならず様々の能力や技術を持っていらっしゃる方の参加を取り入れていく、そのような姿勢で区としても臨んでまいりたい、このように存じます。

 以上で答弁を終わらせていただきます。



○副議長(金井義忠) 一番前田和茂議員。



◆一番(前田和茂) 御答弁ありがとうございました。

 御答弁いただいた内容をもとに、これからじっくりと話し合いを続けさせていただければと思っております。

 今回、行政と地域団体との連携で申し上げましたように、主役は区民、地域団体であり、自分たちの街を自分たちで考え、自分たちの手で守っていくことが基本だと考えております。残念ながら、行政だけに要求をしたり、予算ありきでないと事業を考えられないという声も一部あります。行政はきっかけをつくり、安定的、拡大した活動ができるよう後押しをお願いしたいと思います。

 これからも私は、一区民として、また、区民の代弁者の議員として、皆様とともに「愛したい街・渋谷、愛されたい街・渋谷」をつくっていくことをお誓い申し上げ、私の質問を終わらせていただきます。

 ありがとうございました。



○副議長(金井義忠) 二十番長谷部 健議員。



◆二十番(長谷部健) 未来の渋谷をつくる会を代表して質問させていただきます。

 世の中の人が、あと一歩でいいから社会に関心を持つようになったら、すごくいい世の中になると思うんですよ。でも「じゃ、みんな関心持ってね」それじゃやっぱりうまくいきません。仮に関心を持つようになったとしても、すぐにいい世の中になるかといえば、それはやっぱり難しいと思います。長い年月をかけて壊れてきたものだから、よくなるには、やっぱり時間がかかるんだと思います。

 でも、そうなれば、ゆっくりと明るい未来が開けてきます。そろそろそういった兆しが見えてきます。

 ここ数年、「エコ」という言葉がはやったり、同様に「スローフード」「スローライフ」なんて言葉も巷であふれています。最近では「ロハス−−ライフスタイルズ・オブ・ヘルス・アンド・サステイナビリティ」というキーワードもはやってきています。愛知で開催されている万博も、「自然の叡知」をテーマに自然との共生をうたっています。

 こういった世の中の動きからも、物に頼った豊かさから、心の豊かさを求める方向に世の中が動いていることがうかがえます。言いかえると、高度経済成長期に経済の豊かさを追い求めた結果、失ってしまったものを取り戻そうという動きです。

 あえてこの場をかりて、僕ら三十代、四十代の団塊ジュニアと言うのはちょっと広過ぎるかもしれませんが、三十代、四十代の世代に一言。

 僕らにできることは、こういった兆しの後押しをし、次の世代へつなげていくことだと思います。今の日本をここまで豊かにするために日々汗をかいて頑張った、いわゆる団塊の世代にすべて押しつけるのはどうかと思います。何かがあれば「おじさんたちが悪い」「おばちゃんたちが悪い」じゃ何も解決しないんです。むしろ、ここまで自己を犠牲に社会の発展のために汗をかいたことに対し、その世代に対してはリスペクトするべきだとも感じます。文句を言うだけじゃなく、ポジティブに発想をし、僕らが時代の担い手になって次の世代にどういう世の中を残していくべきか、考えるだけじゃなくて行動に移していこうよって思います。

 生意気言いますが、これは政治家も行政マンも、区民にも言えることと思います。もちろん僕自身もまだまだではありますが、ここは図々しく「頑張ろうぜ、おれたち世代!」三十代、四十代、頑張りましょう。

 三十代、四十代の世代の奮闘で言えば、昨年のプロ野球の騒動が思い出されます。ずっと覆すことのできなかった七十代の妖怪世代の支配を三十代、四十代の世代が覆した。この手法の是非は置いておいても、これは単なる事象ではないと思います。ビジネスの分野でも、三十代、四十代の世代の台頭が見られます。これからはもう少し、この三十代、四十代が頑張る世の中になるはずです。ならなければいけないと思います。

 そんな中、この仕事が忙しい三十代、四十代の世代がどうやって仕事以外に社会に関心を持つきっかけをつくっていくか、これが課題と思います。

 三十代、四十代の世代の多くは子どもを持つ親です。まずはそこに着目しましょう。子どもを持つと、その子どもの将来に何かを残したいと感じる。自分の子どもの教育に関心を持つようになった。よく聞くことですが、当然のことですよね。自分の子どもにかかわることになると、モチベーションが上がるんです。

 そこで、提案です。今よりもさらに、もっと地域に開かれた学校、コミュニティ・スクールを渋谷区内で実施しませんか。

 コミュニティ・スクールは、地域の学校をこんな学校にしたい、こんな教育をしてもらいたい、それにはこんな先生に来てもらいたいといったことを可能にする仕組みを持っています。コミュニティ・スクールは、地域コミュニティが学校運営に積極的に関与しながら、「みんなでいい学校をつくる」ことを可能にする、これまでにない、新しいタイプの公立学校です。

 コミュニティ・スクールが最初に公式に検討されたのは、二〇〇〇年三月に設置された首相の私的諮問機関である教育改革国民会議でのことです。その後、様々な議論や審議を経て、二〇〇四年の六月に法律が国会を通り、「ひとつ取り組んでみよう」という地域が一定の手続を踏めば、二〇〇五年の四月からスタートできることになっています。

 コミュニティ・スクールについてを、慶應の幼稚舎の元校長で、現在、慶應SFCの金子郁容教授を中心とするVCOMという団体のホームページからの抜粋で、簡単に説明させていただきます。

 従来の公立小中学校は、文部科学省−都道府県教育委員会−地方区市町村教育委員会−学校という、ヒエラルキー型もしくはピラミッド型の巨大な官僚組織の「末端機関」という位置づけにあった。形の上では、日本の学校システムは、かなり分権的になっている。しかし、実際は、さまざまな制約や「上部機関」による裁量によるところが多く、学校や教育行政関係者は、いつも「上」を見ているという状態である。特に、教員人事については、都道府県が区市町村の学校について権限を握っている。特に、教育現場の長である学校長の権限は極めて限定的だ。企業でいえば、校長は係長かせいぜい課長程度の権限しかない。

 「コミュニティ・スクール構想」の目的は、そんなシステムを改めるということだ。学校は、官僚ヒエラルキーの一部ではなく、基本的に学校が存在する地域コミュニティの一部であると考える。学校は学校の「上」にある管理機構によって統率されるのではなく、「隣」にある住民参加の学校運営協議会のチェックや支援を受ける事によって、学校が自主的に運営される仕組みにしようということだ。いわば、学校と協議会が「緊張感のある協力関係」をもって、その地域にふさわしい、よりよい学校を作ろうというのがコミュニティ・スクールの基本発想である。

 以下では、二〇〇四年六月に成立した法改正によって可能になった「学校運営協議会制度」によって誕生する学校、いわゆるコミュニティ・スクールに焦点を当てて述べてゆく。いわゆるコミュニティ・スクールは、わたしたちがかねてから提案してきた「コミュニティ・スクール構想」の一部を反映したものにとどまっている。

 いわゆるコミュニティ・スクールには、地域住民や保護者の代表もメンバーの一部として参加する「学校運営協議会」という組織が作られる。学校運営協議会のメンバーたちは、校長や先生たちと一緒になって、地域の学校の基本的な方針を決めるプロセスに参加することになる。

 たとえば、この学校では、基礎学力を重視しよう、小学校低学年から英語を本格的に教えよう、読解力をつけることに本腰を入れよう、インターネットを活用して不登校児童・生徒の問題に積極的に対応しよう、この地域では小学校と中学校が互いに密接して連携し、九年間で一貫した教育をしよう、などなど。地域の人々や保護者が、日ごろの想いに基づいて、また、雑誌・新聞・ホームページなどから情報を得て勉強した結果を踏まえて、それぞれの意見を出し、学校の大きな方針を決めることに参加することができる。

 そして、ここからが、これまでの学校とまったく違うところであるが、学校の基本的な方針が決まったら、住民や保護者の代表が、その方針にふさわしい得意分野や経験をもった、意欲ある教員をリクルートしたり、採用を推薦したり、採用面接に参加したりすることができる。場合によっては、熱意とビジョンのある校長を広く公募して学校を活性化することを提案することもできる。−−もう少しだけ。

 「与えられた学校」から「みんなで作る学校」へ。これまで、公立学校は「与えられたもの」と思っている人が多かったのではないだろうか。近くにあるから「しかたなく」「みなそうするから」子どもをそこに通わせているという存在だったのではないだろうか。

 コミュニティ・スクールは、「みなで関心をもち、みなで作る学校」である。学校のことは先生や教育委員会に「お任せ」にし、なにかあったら文句を言うだけ。そうではなく、それぞれの地域の知恵と力を最大限活用した、地域にふさわしい、いい学校をみなで作っていこうというものだ。

 もちろん、教育現場の細かいことにいちいち口を出すということではない。単なるおもいつきを言ったり、ただ文句をぶつけたりするのではなく、日常的に関心をもって学校で何が起きているのかを知り、校長や教員とコミュニケーションをとり、お互い「いい学校を作ろう」という気持ちをもって協力するという立場から、必要なら、「もっと授業をきちんとやってくれ」など厳しい指摘もする。そのために、学校評価や授業評価の実施にも、進んで協力する。そういった、実質的なやりとりの中から、学校と住民や保護者の間で、また、保護者や住民同士の間で、相互理解と信頼関係を作っていこうということが肝心だ。さらに、教員人事に住民や保護者がかかわることがその象徴だが、地域の人たちにとっては、学校運営に積極的に参加するということは、教育の責任の一端を引き受けるという厳しい面も引き受けているということでもある。とあります。

 学校が地域の核となり、そこに新しいコミュニティが生まれ、既存の地域コミュニティが集まってくる。そして三十代、四十代のPTAたちも運営に加わり、教育、地域について正面から取り組む機会となります。既存の地域コミュニティと連携することで、町会や商店会の活動を知ることができる。子どもたちが学校を卒業した後、地域コミュニティの重要性を肌で感じた三十代、四十代の中から、さらに地域コミュニティの中で活動する人が出てくるかもしれません。

 でも、これは何も区内の学校をすべてコミュニティ・スクールにしようというものではありません。地域の希望が必要です。ただ、学校選択制のもと、特色を出そうと考え、地域との連携を図りたいと考える学校もあると考えます。是非渋谷区でもこのコミュニティ・スクールの研究を始めませんか。やる、やらないは先の話で、まず、渋谷区もこのコミュニティ・スクールについて検討チームを立ち上げたらいかがと提案します。区長の御所見をお伺いします。

 続いて、僕のライフワークでもある街の美化についてです。

 最初に、ちょっと御報告。

 僕の主催するNPOの活動の本拠地としている表参道で、アダプトプログラムを実施してみました。今まであった灰皿が小さい上、老朽化していたので、今年の四月から渋谷区が原宿駅に喫煙所を設置したのと同時に、表参道の灰皿をリニューアルしました。今までより大きく、目立つものにしました。また、環境にも配慮し、灰皿壁面をペットボトルのリサイクル素材を使用し、中にLEDを仕込み、太陽光エネルギーで夜は自家発光する仕組みです。これにより、表参道のたばこのポイ捨ては大きく減りました。おかげさまで地域の方々からも評判は上々です。

 また、六月から、灰皿の清掃を地元企業と年間契約を結び、「この灰皿はどこどこが掃除しています」と灰皿に表記することで、その企業の地域貢献のアピールと引き替えに日々の清掃、管理を請け負ってもらっています。

 実際にアダプトプログラムを実践してみましたが、商店会の清掃に関するコストの削減にもなり、改めていい仕組みだなと実感しています。表参道にいらっしゃった際は、是非ごらんになってみてください。

 区が設置した渋谷駅喫煙所、恵比寿駅喫煙所でも応用できる仕組みかと思います。また、区内にある公衆トイレでも、こういった仕組みで清掃を行うこともできるかと思います。

 また、日々、街の掃除をしていると、ごみの多くがたばこ、コンビニの袋及びコンビニで販売されている商品、ファストフード系のごみが多く見受けられます。もちろんポイ捨てしていく人にも問題があるのは当然ですが、お店側も、現実にごみとなっていく商品を販売し、利益を上げているわけですから、全く責任がないとは言い切れないと考えます。

 そこで、御提案ですが、繁華街に限り対象エリアを決め、防火責任者のように清掃責任者を置き、お店の周りの清掃を義務化したらさらに街はきれいになっていくと感じます。お店の周りの清掃なんて、実は当然のことのようですが、現実に実施しているところは、なかなかまだ少ないと見受けられますし、「うちではやっているよ」というところも、既にやっているわけですから新たな負担が増えるものではありません。

 ニューヨークの街美化プロジェクトの考え方でもあるブロークン・ウィンドーの法則でも言われるように、きれいな街には犯罪が減るし、きれいな街は気持ちいい。街をきれいにする意識を根づかせることは、あらゆる波及効果がありますし、僕の主催するNPOでは、ボランティアが掃除に参加し、その後、ごみ問題だけではなく地域活動や福祉ボランティア、はたまた富士山を世界遺産にしようなんて活動を始めたりするやつもいます。やはり街をきれいにするという活動から、いろんな広がりが出てくるようです。

 もしかしたら、清掃責任者を導入したお店も、地域活動にかかわっていくきっかけになるかもしれません。そんなことも予想されます。いかがでしょうか、区長の御所見をお伺いいたします。

 また、ブロークン・ウィンドーの法則のように、一つのことが多方面に広がりを見せることが多々あります。これを応用して、今回の質問の最後に、環境意識をはぐくむ施策を一つ提案します。

 昨年度、渋谷区内では表参道と笹塚のスーパーでテスト導入された、ペットボトルのリサイクルマシンがあります。区長も表参道で実際にごらんになられている、あの自動販売機型のマシンです。ペットボトルをそのマシンで粉砕し、収集することで、かさばり運搬効率の悪かった点を解消し、その後のリサイクルもしやすいというすぐれもののマシンです。

 昨年度、環境清掃部がかかわったこのテスト導入のアンケート結果を見ると、「楽しくリサイクルを体験できる」「これを機に家でも分別について子どもから指摘されるようになった」「地球の限られた資源について考えていかなければ」などなど、ただ単なる回収から広がりを見せていることがうかがえます。

 リサイクルについて各所の議論を見ていると、廃プラスチックについては燃やす、燃やさないで議論が分かれているようですが、ペットボトルについては他の廃プラスチックごみより、ごみの中から抽出しやすく、サーマルリサイクルなのか、ペット・ツー・ペットがいいとか、リサイクル先については議論が分かれているところですが、「リサイクルする」という方向には向かっているととらえられます。導入コストについても、十カ所以上の導入をすれば回収コストも効率がいいようです。また、こういった取り組みはニュースになりやすく、パブリシティーの点からも期待が持てます。

 環境意識をはぐくむ、このことにつながるこういったマシンについて、導入の可能性を伺いたいです。区長の御所見をお伺いします。

 どうぞよろしくお願いします。



○副議長(金井義忠) 桑原区長。



◎区長(桑原敏武) 質問の前段で、長谷部議員は、世の中の人があと一歩でいいから社会に関心を持つようになったらいい社会になると思うと言われました。

 人はだれしも自分が一番大切だと思っております。だからこそ、自分のこと以外に関心をなかなか持つことができない、そういう傾向にあります。しかし、自分が大切だからこそ本当は、自分を守ってくれる集団や社会をもっと大切にしなければならないと、このように思っております。

 しかも、日本は長い間、個人より社会を大切にしようという伝統的な考え方が支配的でありました。それが決定的に揺らいだのは、とりわけ第二次世界大戦での敗北であり、社会よりも個人を強調する風潮となり、国家や社会を悪として、未熟な個人が横行し、社会を否定し、身勝手に行動する傾向が増えてきたと、このように思っております。そして、これまで社会が培ってきたすべての常識や倫理を否定し、そのことが戦後、精神的、社会的な混乱を生んだと、「甘えの構造」で世界的に著名な土居健郎は申しております。

 そして、身勝手で自己中心の人間は教育の混乱やしつけのできない子どもをつくり、犯罪増加に結びついていると私は思っております。

 このことは、社会と個人は不即不離の関係にある、こういうことであろうと思っております。このことを忘れて個人ばかり強調していれば、社会は崩壊する以外ありませんでした。社会が個人を育て、個人が社会をつくるのであります。その意味で、社会に関心を持ち、社会倫理を大切にしようと主張される長谷部議員に私は共感を覚えます。

 しかも、二十世紀の社会の「物質的な豊かさが人間の幸せをもたらす」という考え方が間違いであったことに、人々は気づき始めた時代を迎えたと思います。それが長谷部議員の街の美化への取り組みの動機であると思います。今こそ人々が共感し、心に響く価値を生み出すべき二十一世紀を迎えなければならない、このように思っております。

 そのような考え方に立って、以下、渋谷区議会未来の渋谷をつくる会の長谷部 健議員の代表質問にお答えをさせていただきたい、このように思います。

 最初に、教育改革としてのコミュニティ・スクールについてであります。

 このたび、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正によって、いわゆるコミュニティ・スクールの設置が可能となりました。これは、学校運営協議会の委員が、教員人事の意見の申し出や学校運営方針の決定等について関与できる学校運営の仕組みであります。

 そして、長谷部議員の地元小学校でのイベント、神小KIDS表参道MUSEUMは、まさに町会、商店街や多くの地元民が協力し、学校とのかかわりを深めた地域ぐるみの事業であった、このように思います。私にとっては、学校だけではできない、大変魅力のある、活気のあるすばらしい事業であったと、このように思っております。

 しかし、私は、最初に申し上げましたように、今日の子どもに欠けるのは、しつけではありませんか。これは家庭や地域の活動のときのみならず、学校の集団生活で最も教育的配慮をしてほしい、このように思っているわけでございます。靴の脱ぎ方、話を聞く姿勢等々について、もっともっと心配りが要るんではないのか、このように思っているわけでございます。

 また、文化や芸術やスポーツに親しむ機会を増やすことが、心身の健康のみならず意欲的で学習意欲の向上にも結びつく、このように思っております。

 これからのグローバル社会の知的創造の基盤は読解力でもある、このように思い、これを大切にしなければならない、このように思っているものでございます。

 したがいまして、私が申し上げたいことは、学校が情操を養い、基礎、基本の知識を身につける場であるとしても、学校経営にもっともっと戦略があっていい、このように思っているわけでございまして、学校の力をそこに集中してほしい、このように思っております。

 コミュニティ・スクールは学校教育改善の一つの手法であると思いますけれども、それよりも急ぐべき教育課題があるのではないか、このように思ったということでございます。御理解をいただきたい、このように思います。

 次に、親が子どもを大切にするように街の世話をする制度として、アダプトプログラム等についてのお尋ねでございます。

 まず、街の美化について、企業やNPO等のパワーを活用し美化運動を推進される発想と、その実行について敬意を表したい、このように思っております。

 そのために、地元企業と年間契約を結び灰皿をきれいにさせたり、あるいは街を汚す原因をつくるコンビニやファストフード等の企業を清掃責任者として、店周辺の美化に努めさせるということは、すぐれたアイデアであり、かつまた店の社会的責任でもあり、継続的な美化運動の発展のために有効である、このように思っております。

 それぞれ区内にも地域性や特殊性もあるということから、直ちに企業やNPOの協力は得にくいこともあるかもしれませんけれども、御提案の趣旨を心に置いて、それぞれの地域の美化活動の発展につながるよう助言をしてまいりたい、このように存じます。

 最後に、ペットボトルのリサイクルマシン導入についてのお尋ねでございます。

 ペットボトル、空き缶のリサイクルの研究をされ、リサイクル意識を普及する役割をこのマシンが果たしていることをお示しになられ、また、子どもたちのリサイクルへの関心を高める有効な手段であるということをお示しをされた、このように思います。

 区は、過去において空き缶回収機を導入しましたけれども、これを行政改革のために廃止をした経緯がございましたが、ペットボトルのリサイクルの強化をしていく、さらには一方で処分費用を軽減したい、このような考え方を持っているところでございまして、御提案につきましては、現行のリサイクルコストとの比較あるいは設置場所の確保等、御提案を踏まえながらも、所管に総合的かつ詳細に検討させてまいりたい、このように存じますので御理解をいただきたい、このように存じます。

 以上で答弁を終わらせていただきます。



○副議長(金井義忠) 二十番長谷部 健議員。



◆二十番(長谷部健) 毎回、熟慮いただいた御答弁ありがとうございます。

 まずはコミュニティ・スクールについてですが、御答弁いただいたしつけのお話、文化、芸術、スポーツに親しむ機会を増やすお話、読解力を伸ばすことなど、情操を養い、基礎、基本の知識を身につける場として学校を位置づけておられることがうかがえました。

 コミュニティ・スクールは、まさにそういったことを実現していくために、既存の学校以上のネットワークを構築し、学校経営を行っていく可能性を大きく含んだシステムだとも言えます。

 今後も、このコミュニティ・スクールについては僕ももっともっと研究しますので、また機会を見て、もう少しわかりやすく御提案をしたいと思います。

 街の美化について、環境意識をはぐくむ施策についての提案につきまして御理解をいただき、ありがとうございます。

 いきなり区内全域での実施ではなく、区長のおっしゃるとおり地域性をかんがみ、協力の得られるエリアから実践していきましょう。

 今後もどんどんポジティブに提案していきます。よろしくお願いします。

 ありがとうございました。



○副議長(金井義忠) 以上をもって区政一般に関する質問を終了いたします。

 議事進行上、暫時休憩をさせていただきます。

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   休憩 午後二時三十五分

   再開 午後三時

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○議長(丸山高司) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 これから日程に入ります。

 日程第一を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第一 会期決定の件

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○議長(丸山高司) お諮りいたします。

 本定例会の会期は、本日から六月二十一日までの十三日間とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、会期は十三日間と決定いたしました。

 この際、私の一身上にかかわることでお諮りを願いますので、地方自治法第百十七条の規定により、議長の職務を副議長にお願いをし、私は退場します。

   〔退場〕



○副議長(金井義忠) ただいま議長丸山高司議員から議長辞職願が提出をされました。

 お諮りをいたします。

 ただいま提出されました議長辞職願の件を急施事件と認め、日程に追加し、日程の順序を変更の上、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○副議長(金井義忠) 御異議ないと認めます。

 よって、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第一を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第一 議長辞職願の件

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○副議長(金井義忠) 辞表を事務局長に朗読させます。

   〔石川事務局長朗読〕

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          辞職願

               渋谷区議会議長 丸山高司

 私儀、今般一身上の都合により、頭書の職を辞職したいから、御許可願います。

   平成十七年六月九日

                       丸山高司

 渋谷区議会副議長 金井義忠殿

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○副議長(金井義忠) ただいま報告のとおり、議長辞職願の件は許可することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○副議長(金井義忠) 御異議ないと認めます。

 よって、議長辞職願の件は許可することに決定をいたしました。

 十四番丸山高司議員の入場を許可いたします。

   〔入場〕



○副議長(金井義忠) なお、前議長丸山高司議員から発言の通告がありますから、これを許可いたします。

 十四番丸山高司議員。



◆十四番(丸山高司) 議長退任のあいさつが半月ほど遅れました。しかし、皆様の御協力で本日を静ひつな気持ちで迎えることができましたこと、心より感謝申し上げます。

 それでは、議長退任に当たり、一言御礼のごあいさつを申し上げます。

 一昨年の五月就任以来、今日この日を迎えられましたのも、金井副議長の心強いサポート、そして与党会派皆様のお支えのおかげと思っております。また、主義主張は異なりますが、区民、区議会のために真剣に議論を交わしていただいた議員の皆さんのおかげと心から厚く感謝を申し上げる次第であります。

 就任以来、社会事業大学跡地問題、二十三区全体では清掃事業における一部事務組合の抜本改革と共同処理に関する問題、そして昨年、全議員の御賛同をいただき採択されました都区財政調整主要五課題の早期解決を求める意見書に象徴される主要五課題等、鋭意全力で取り組んでまいりましたが、それぞれ最終決着は見ておりませんし、引き続き区民生活を左右する問題として続いてまいるわけであります。

 特に都区間の問題を申し上げますと、先日、都区制度改革促進決起大会に出席した折、石原東京都知事の発言では「要は二十三区はお金が欲しいんでしょう」とか「清掃事業を区に移管したのは失敗だった」、さらには道州制を区に求めるなど不適切で不誠実な発言がありました。残された時間が極めて少ない厳しい状況下を踏まえ、この後、選出されます新議長には、的確な議会のかじ取りをしていただきますようにお願い申し上げます。

 私自身、この二年間の貴重な経験を生かし、議会、そして区政発展のため、一議員としての職責を果たすため精いっぱい努力を重ねてまいる所存でございます。

 最後になりましたが、いつも議会に対し敬意をもって接していただいた桑原区長を初めとする執行機関の皆様、そして何よりも議長部局と心を一つにして汗をかき続けていただいた区議会事務局の皆様に心からの御礼を申し上げまして、甚だ簡単ではございますけれども、退任のあいさつにかえさせていただきます。

 二年間本当にありがとうございました。



○副議長(金井義忠) お諮りいたします。

 ただいま議長が欠員となりました。

 この際、議長選挙の件を急施事件と認め、日程に追加し、日程の順序を変更の上、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○副議長(金井義忠) 御異議ないと認めます。

 よって、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第二を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第二 議長選挙の件

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○副議長(金井義忠) これより議長選挙を行います。

 お諮りいたします。

 選挙の方法については、地方自治法第百十八条第二項の規定に基づき、指名推選によることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○副議長(金井義忠) 御異議ないと認めます。

 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長より指名することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○副議長(金井義忠) 御異議ないと認めます。

 よって、議長より指名することに決定いたしました。

 議長に芦沢一明議員を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま指名いたしました芦沢一明議員を議長選挙の当選人と定めることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○副議長(金井義忠) 御異議ないと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました芦沢一明議員が議長に当選されました。

 会議規則に基づき、芦沢一明議員に対し議長当選の告知をいたします。

 芦沢一明議員を御紹介いたします。

 七番芦沢一明議員。



◆七番(芦沢一明) ただいま満場の皆様の御推挙によりまして六十七代区議会議長に選出をいただきました、芦沢一明でございます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 まず、私は、改選直後からこの二年余りの間、議会運営に尽力をされてこられました丸山前議長の御労苦に対しまして、心より敬意と感謝を申し上げたいと思います。

 この渋谷区議会は、先輩諸氏により受け継がれてきた長きにわたる英知によって、日本一論戦の活発な自治体議会であると言われてきました。このよき伝統を、守るべきものはしっかりと守りつつ時代の変遷に見合った改革はちゅうちょすることなく進めていく、めり張りのきいた緊張感あふれる運営に力を注いでいく所存であります。三十四名の議員の皆様の知恵とお力をお寄せいただき、将来の渋谷区政の方向づけをリードしていく議会活動をつくり出してまいりたいと思います。

 私自身の政治活動に携わる上での信条は、「すべての政治は道義の前に膝をかがめなければならない」と語ったドイツの哲学者イマヌエル・カントの言葉にあります。今後ともこれを片時も忘れることなく、与えられた重責をしっかりと担っていく決意であります。

 何とぞ皆様の御協力を切にお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。

 ありがとうございました。



○副議長(金井義忠) 議長が決定をいたしましたから、交代をいたします。



○議長(芦沢一明) ただいま副議長金井義忠議員から副議長辞職願が提出されました。

 お諮りいたします。

 ただいま提出されました副議長辞職願の件を急施事件と認め、日程に追加し、日程の順序を変更の上、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第三を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第三 副議長辞職願の件

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○議長(芦沢一明) 副議長金井義忠議員は、地方自治法第百十七条の適用がありますから御退場願います。

   〔退場〕



○議長(芦沢一明) 辞表を事務局長に朗読させます。

   〔石川事務局長朗読〕

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          辞職願

              渋谷区議会副議長 金井義忠

 私儀、今般一身上の都合により、頭書の職を辞職したいから、御許可願います。

   平成十七年六月九日

                       金井義忠

 渋谷区議会議長殿

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○議長(芦沢一明) ただいま報告のとおり、副議長辞職願の件は許可することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、副議長辞職願の件は許可することに決定いたしました。

 九番金井義忠議員の入場を許可いたします。

   〔入場〕



○議長(芦沢一明) なお、前副議長金井義忠議員から発言の通告がありますから、これを許可いたします。

 九番金井義忠議員。



◆九番(金井義忠) 先ほど前議長丸山議長からもお話がありましたけれども、平成十五年の五月二十一日、臨時議会で副議長に選任をいただきました。この間、大勢の議員の方に御協力、そして御指導をいただいてまいりましたこと、まずもって御礼をいたします。本当にありがとうございました。

 そして、私自身が大変未熟でありました。「薬も過ぎれば毒になる」そして「過ぎたるは及ばざるがごとし」と言われております。私もまだまだ十分な人間ではありませんので、今後とも、副議長職を去ってから、一議員として皆様と一緒にやってまいりたいと思います。

 そして、桑原区長を初め区の理事者、職員の皆様、とりわけ区議会事務局の皆様には、この二年と二カ月本当にお世話になり、ありがとうございました。

 やはりことわざに「鶏口となるも牛後となるなかれ」そして「九仞の功を一簣に虧く」ということわざがあります。この一カ月近くの間、五月の二十三日の日に退任のごあいさつができなかったこと、自分自身も猛省をしながら今後の活動をしてまいります。

 重ねて議員の皆様、そして区役所の職員、そしてまた区長を初め理事者の皆様に御礼を申し上げまして、退任のあいさつといたします。

 ありがとうございました。



○議長(芦沢一明) お諮りいたします。

 ただいま副議長が欠員となりました。

 この際、副議長選挙の件を急施事件と認め、日程に追加し、日程の順序を変更の上、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第四を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第四 副議長選挙の件

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○議長(芦沢一明) これより副議長選挙を行います。

 お諮りいたします。

 選挙の方法については、地方自治法第百十八条第二項の規定に基づき、指名推選によることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長より指名することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、議長より指名することに決定いたしました。

 副議長に松岡定俊議員を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま指名いたしました松岡定俊議員を副議長選挙の当選人と定めることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました松岡定俊議員が副議長に当選されました。

 会議規則に基づき、松岡定俊議員に対し副議長当選の告知をいたします。

 松岡定俊議員を御紹介いたします。

 十三番松岡定俊議員。



◆十三番(松岡定俊) ただいま副議長に選任していただきました松岡定俊でございます。

 芦沢議長を支え、議長とともにその職責をしっかりと全うしていく所存でございます。

 議員の皆様方を初め執行機関の皆様方、そして区議会事務局の方々にもお世話になると思いますが、衷心より御指導、御協力をお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。

 どうもありがとうございました。



○議長(芦沢一明) お諮りいたします。

 ただいま区長から同意第四号 渋谷区監査委員の選任の同意についてが提出されましたから、これを急施事件と認め、日程に追加し、日程の順序を変更の上、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第五を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第五 同意第四号 渋谷区監査委員の選任の同意について

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○議長(芦沢一明) 本件に関し、二十九番広瀬 誠議員は、地方自治法第百十七条の適用がありますから御退場願います。

   〔退場〕



○議長(芦沢一明) 提案理由の説明を求めます。

 桑原区長。



◎区長(桑原敏武) ただいま議題となりました同意第四号は、区議会議員のうちから選任する監査委員の欠員補充のため提出するものであります。

 よろしく御同意くださいますようお願い申し上げます。



○議長(芦沢一明) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから追加日程第五を採決いたします。

 本件については、区長提案のとおり、広瀬 誠議員を渋谷区監査委員として選任に同意することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、広瀬 誠議員を渋谷区監査委員として選任することに同意と決定いたしました。

 二十九番広瀬 誠議員の入場を許可いたします。

   〔入場〕



○議長(芦沢一明) 議事進行上、暫時休憩いたします。

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   休憩 午後三時二十分

   再開 午後三時二十二分

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○議長(芦沢一明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 植野 修議員より発言の通告がありますから、これを許可いたします。

 三十番植野 修議員。



◆三十番(植野修) 退任に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げたいと思います。

 私も前議長、前副議長と同様、二年と約半月間、皆様方のお力をお支えとして、この監査委員として務めさせていただきました。この間、区長を初め理事者の皆様方には大変にお世話になりました。また、議員各位にも大変にお支えをいただきまして、この場をおかりして御礼を申し上げたいと思います。

 二年と三週間、そうですね、この「三週間」というのが今後、私に与えられた課題としてですね、区民の皆様方には、私が監査を受ける立場として事情聴取にお答えしていかなければいけないな、このように覚悟しておるわけでございますけれども、この三週間余り−−というのは余り強調するとですね、せっかく皆さん方がお忘れになって、残る区民の負託を受けた残余期間でございますけれども、しっかりと区民の皆様方の負託におこたえするために、一議員としての活動をしっかりしてまいりたい、このように決意を新たにしたところでございます。

 私は、この間、二年余にわたりまして、特に地方行政、また東京都、国との間に行われます三位一体改革、そして地方分権、そういった改革の中にありまして、特に補助金行政についてはしっかりと勉強させていただいて、また、真摯な取り組みをさせていただいたつもりでございます。東京都におきましても、この補助金行政をめぐって三十五年ぶりに百条委員会が開催されたりですね、いろんな面で物議を醸し出しておりましたけれども、我が渋谷区におきましても決して、この補助金行政をしっかりと見届けていかなければいけない事件が起きてまいりました。これはひとえに、区民の皆様方に決して御迷惑をおかけしてはいけないという観点から、私は監査委員の一人として取り組んでまいりました。

 そういったところで、厳しい助言または提言を区長に申し上げなければならないこともありましたけれども、区長は率先して助役を筆頭としたプロジェクトチーム、そして補助金を全庁的に見直していく、そういった体制を早期に、速やかに取り組んでいただきました。この感謝というものは、区民に決して一日たりとも迷惑をかけてはいけないという視点、これを私は区長から学んだ思いがしたわけでございます。

 そういった意味からも、今後、都政に向けて私たちの同僚が、今、出発しようとしている方もおりますけれども、地方議会にあって地方行政というものが、都政が区政の上にあるような、そんな都政であってはならない。やはり国と地方の行政の中にあって、都政は区政を助ける、サポートするような都政であっていただきたい、これを声を大にして、私はその方にですね、お贈りしたいなと、こういう言葉を残してまいりたいと思っております。

 今後ともですね、都は区政のためにあっていただきたいなと思いますけれども、私は、退任に当たりまして、皆様方の御努力、そして御支援並びに御協力に深く感謝申し上げるとともにですね、監査委員事務局の皆様方、そして私どもが監査を速やかに行うために理事者の皆様、そして全庁的に区職員の皆様方に大変にお世話になったことを申し上げて、退任のごあいさつとさせていただきたいと思います。

 たった三週間遅れたとはいいながら、区長は私の辞表願を速やかにとっていただきました。そして、私の後任に私よりもすばらしい議員が、今、これからなろうとしておりますので、今後とも皆様方のお力をいただいて、私も一議員として活動の場をいただきたいと思っておりますので、今後とも御指導、御鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

 ありがとうございました。



○議長(芦沢一明) 広瀬 誠議員より発言の通告がありますから、これを許可いたします。

 二十九番広瀬 誠議員。



◆二十九番(広瀬誠) 有能な監査の歴代の皆様の後を受けまして、このたび監査委員への御推挙を多くの議員の皆様からいただき、就任をさせていただくことと相なりました。本当に力はございませんが、全力を挙げて区民のために働かせていただく決意でございます。

 区執行機関の皆様、また、あわせまして監査委員事務局の皆様、どうか御指導をよろしくお願いを申し上げ、一言ごあいさつとさせていただきます。

 謹んでよろしくお願いを申し上げます。



○議長(芦沢一明) 日程第二を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二 常任委員の所属変更の件

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○議長(芦沢一明) 本件については、お手元に御配付のとおり、各常任委員から、それぞれ委員会の所属を変更されたい旨の申し出がありました。

 お諮りいたします。

 本件については、それぞれ申し出のとおり常任委員会の所属を変更することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、それぞれ申し出のとおり常任委員会の所属を変更することに決定いたしました。

 ただいま木村正義議員外一名から、御配付のとおり、自治権確立特別委員会委員定数変更の件について動議が提出されました。

 賛成者がありますので、動議は成立しております。

 お諮りいたします。

 ただいま動議で成立した事件を急施事件と認め、日程に追加することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、日程に追加することに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 ただいま日程に追加した件については、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第六を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第六 自治権確立特別委員会委員定数変更の件

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○議長(芦沢一明) 提案理由の説明を求めます。

 二十五番木村正義議員。



◆二十五番(木村正義) ただいま議題となりました自治権確立特別委員会委員定数変更の件につきまして、提案理由の説明をいたします。

 当自治権確立特別委員会は、付議されました事件二件につきまして、これまでもそれぞれ活動方針等を定め、鋭意調査並びに対策を行ってきたところであります。このたび、今後の委員会活動をより効率的に行うため、自治権確立特別委員会の委員定数を十六人から十五人に変更されますよう、ここに提案する次第であります。

 提出者は、沢島英隆議員と私、木村正義であります。

 何とぞ皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(芦沢一明) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから追加日程第六を採決いたします。

 自治権確立特別委員会の委員定数を十五人と変更することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、自治権確立特別委員会の委員定数を十五人と変更することに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 自治権確立特別委員会の委員定数の変更及び同特別委員辞任許可に伴う欠員補充のため、委員四人の選任をいたしたいと思いますが、これを急施事件と認め、日程に追加することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、日程に追加することに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 ただいま日程に追加した件については、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第七を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第七 自治権確立特別委員四人選任の件

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○議長(芦沢一明) 本件につきましては、議長から指名することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、直ちに指名いたします。

  沢島英隆議員    古川斗記男議員

  木村正義議員    苫 孝二議員

 以上のとおり指名いたしました。

 被指名者をそれぞれ自治権確立特別委員に選任することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、さよう選任することに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 交通問題特別委員辞任許可に伴う欠員補充のため、委員五人の選任をいたしたいと思いますが、これを急施事件と認め、日程に追加することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、日程に追加することに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 ただいま日程に追加した件については、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第八を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第八 交通問題特別委員五人選任の件

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○議長(芦沢一明) 本件につきましては、議長から指名することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、直ちに指名いたします。

  小林清光議員     栗谷順彦議員

  伊藤美代子議員    牛尾真己議員

  植野 修議員

 以上のとおり指名いたしました。

 被指名者をそれぞれ交通問題特別委員に選任することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、さよう選任することに決定いたしました。

 議事進行上、暫時休憩いたします。

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   休憩 午後三時三十五分

   再開 午後三時五十四分

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○議長(芦沢一明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中、各常任委員会及び各特別委員会が開会され、正副委員長の互選並びに交代がありましたから、その氏名を発表いたします。

 総務区民委員会副委員長丸山高司議員。

 都市環境委員会委員長鈴木建邦議員、同副委員長前田和茂議員。

 文教委員会委員長五十嵐千代子議員、同副委員長小林清光議員。

 福祉保健委員会委員長菅野 茂議員、同副委員長小林崇央議員。

 自治権確立特別委員会委員長木村正義議員、同副委員長沢島英隆議員。

 交通問題特別委員会委員長伊藤美代子議員、同副委員長牛尾真己議員。

 以上のとおりであります。

 お諮りいたします。

 議会運営委員辞任許可に伴う欠員補充のため、委員六人の選任をいたしたいと思いますが、これを急施事件と認め、日程に追加することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、日程に追加することに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 ただいま日程に追加した件については、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第九を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第九 議会運営委員六人選任の件

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○議長(芦沢一明) 本件につきましては、議長から指名することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、直ちに指名いたします。

  伊藤美代子議員     鈴木建邦議員

  五十嵐千代子議員    木村正義議員

  植野 修議員      苫 孝二議員

 以上のとおり指名いたしました。

 被指名者をそれぞれ議会運営委員に選任することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、さよう選任することに決定いたしました。

 この際、会議時間の延長をいたしておきます。

 議事進行上、暫時休憩いたします。

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   休憩 午後三時五十六分

   再開 午後四時十六分

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○議長(芦沢一明) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中、議会運営委員会が開会され、正副委員長の互選がありましたから、その氏名を発表いたします。

 議会運営委員会委員長薬丸義朗議員、同副委員長染谷賢治議員。

 以上のとおりであります。

 日程第三を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第三 同意第二号 渋谷区教育委員会委員の任命の同意について

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○議長(芦沢一明) 提案理由の説明を求めます。

 桑原区長。



◎区長(桑原敏武) 本日提出いたしました監査委員の選任につきましては、早速の御同意をいただき、ありがとうございました。

 また、本日の本会議におきまして、議長に芦沢一明議員、副議長に松岡定俊議員がそれぞれ御就任になられましたが、お二方には御栄職におつきになられまして、まことにおめでとうございます。心からお祝いを申し上げるとともに、御健勝で、区民福祉のために改めて御指導と御鞭撻のほどお願い申し上げます。

 なお、議長を御退任されました丸山高司議員、そして副議長を退任されました金井義忠議員のお二方には、御就任以来、区政進展のために大変な御尽力を賜りました。この機会に改めまして厚くお礼を申し上げる次第であります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

 また、植野 修前監査委員におかれましては、常に監査業務の公正、適切な御指導を賜り、感謝にたえません。今後ともよろしくお願いをします。

 本日新たに監査委員に御就任いただきました広瀬 誠議員には、今後、監査行政を通じましてさらなる御指導を賜ることとなりますが、御健勝で、何とぞよろしくお願いいたしたいと存じます。

 また、新たに常任委員会、特別委員会及び議会運営委員会の構成が決定されましたが、委員の方々におかれましては、従来と変わらぬ御指導、御鞭撻をお願いしたいと存じます。

 ただいま議題となりました同意第二号は、教育委員会委員のうち平成十七年六月十四日をもって任期を満了する者の後任者として、椿 滋男氏を任命するため提出するものでございます。

 よろしく御同意をくださいますようお願いします。



○議長(芦沢一明) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第三を採決いたします。

 本件については、区長提案のとおり、椿 滋男氏を渋谷区教育委員会委員として任命に同意することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(芦沢一明) 起立者多数。

 よって、椿 滋男氏を渋谷区教育委員会委員として任命に同意と決定いたしました。

 日程第四を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第四 同意第三号 渋谷区教育委員会委員の任命の同意について

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○議長(芦沢一明) 提案理由の説明を求めます。

 桑原区長。



◎区長(桑原敏武) ただいま議題となりました同意第三号は、教育委員会委員のうち平成十七年六月十四日をもって任期を満了する者の後任者として、原 秀子氏を任命するため提出するものであります。

 よろしく御同意くださいますようお願い申し上げます。



○議長(芦沢一明) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第四を採決いたします。

 本件については、区長提案のとおり、原 秀子氏を渋谷区教育委員会委員として任命に同意することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(芦沢一明) 起立者多数。

 よって、原 秀子氏を渋谷区教育委員会委員として任命に同意と決定いたしました。

 お諮りいたします。

 本日の会議は議事の都合により延会することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(芦沢一明) 御異議ないと認めます。

 よって、本日の会議はこれをもって延会することに決定いたしました。

 次回の会議は明六月十日、午後一時に開議いたします。

 なお、日程は、当日文書により御通知いたします。

 本日の会議はこれをもって延会いたします。

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   延会 午後四時二十二分

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右会議の経過を記載し、その相違ないことを認め署名する。

渋谷区議会議長   丸山高司

渋谷区議会副議長  金井義忠

渋谷区議会議長   芦沢一明

渋谷区議会議員   吉野和子

渋谷区議会議員   森 治樹