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東京都 渋谷区

平成17年  3月 定例会(第1回) 03月31日−04号




平成17年  3月 定例会(第1回) − 03月31日−04号










平成17年  3月 定例会(第1回)



           平成十七年 渋谷区議会会議録 第四号

 三月三十一日(木)

出席議員(三十三名)

  一番  前田和茂         三番  小林清光

  四番  松岡定俊         五番  沢島英隆

  六番  栗谷順彦         七番  芦沢一明

  八番  平田喜章         九番  金井義忠

  十番  薬丸義朗        十一番  東 敦子

 十二番  水原利朗        十三番  丸山高司

 十四番  岡本浩一        十五番  伊藤毅志

 十六番  吉野和子        十七番  古川斗記男

 十八番  伊藤美代子       十九番  鈴木建邦

 二十番  長谷部 健      二十一番  牛尾真己

二十二番  森 治樹       二十三番  新保久美子

二十四番  五十嵐千代子     二十五番  木村正義

二十六番  齋藤一夫       二十七番  染谷賢治

二十八番  座光寺幸男      二十九番  広瀬 誠

 三十番  植野 修       三十一番  小林崇央

三十二番  岡野雄太       三十三番  苫 孝二

三十四番  菅野 茂

欠席議員(一名)

  二番  奈良明子

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出席説明員

    区長            桑原敏武

    助役            神山隆吉

    収入役           内山卓三

    企画部長          星宮正典

    総務部長          山内一正

    区民部長          菊池 淳

    福祉部長          池山世津子

    厚生部長          松崎 守

    保健衛生部長        上間和子

    都市整備部長        古川満久

    土木部長          三浦惟正

    環境清掃部長        田中泰夫

    安全対策本部長       佐戸幸弘

    防災担当部長        柴田春喜

    都市基盤整備調整担当部長  小笠原通永

    教育委員会委員長      原 秀子

    教育委員会教育長      足立良明

    教育委員会事務局次長    北村奈穂子

    選挙管理委員会委員長    石井治子

    選挙管理委員会事務局長   坂井正市

    代表監査委員        倉林倭男

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事務局職員

事務局長  諸岡 博  次長    小湊信幸

議事係長  倉澤和弘  議事主査  松嶋博之

議事主査  岩橋昭子  議事主査  鈴木弘之

議事主査  中山俊幸  議事主査  宮本 勇

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   平成十七年第一回渋谷区議会定例会議事日程

          平成十七年三月三十一日(木)午後一時開議

日程第一           渋谷区選挙管理委員及び同補充員選挙の件

日程第二   議案第四十一号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例

日程第三   議案第一号 渋谷区組織条例の一部を改正する条例

日程第四   議案第二号 渋谷区公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例

日程第五   議案第五号 渋谷区職員定数条例の一部を改正する条例

日程第六   議案第九号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例

日程第七   議案第四号 渋谷区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

日程第八   議案第六号 渋谷区の一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例

日程第九   議案第十八号 渋谷区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

日程第十   議案第二十号 渋谷区立都市公園条例の一部を改正する条例

日程第十一  議案第二十一号 渋谷区浄化槽の清掃業及び保守点検業に関する条例の一部を改正する条例

日程第十二  議案第十九号 渋谷区自転車等の放置防止等に関する条例の一部を改正する条例

日程第十三  議案第十五号 渋谷区児童福祉センター条例の一部を改正する条例

日程第十四  議案第二十二号 渋谷区文化芸術振興基本条例

日程第十五  議案第二十三号 渋谷区郷土博物館・文学館条例

日程第十六  議案第十六号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例

日程第十七  議案第二十六号 渋谷区立峰の原青少年山の家条例の一部を改正する条例

日程第十八  議案第二十七号 渋谷区新島青少年センター条例の一部を改正する条例

日程第十九  議案第二十八号 渋谷区立青年館条例の一部を改正する条例

日程第二十  議員提出議案第一号 渋谷区政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例

日程第二十一 議員提出議案第二号 渋谷区議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例

日程第二十二 議員提出議案第三号 渋谷区長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

日程第二十三 議員提出議案第四号 渋谷区中小企業緊急特別対策資金貸付条例

日程第二十四 議員提出議案第五号 渋谷区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例

日程第二十五 議員提出議案第六号 渋谷区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

日程第二十六 議員提出議案第七号 渋谷区重度要介護高齢者福祉手当条例

日程第二十七 議員提出議案第八号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

日程第二十八 議員提出議案第九号 渋谷区特定疾病患者福祉手当条例等の一部を改正する条例

日程第二十九 議案第三十三号 平成十七年度渋谷区一般会計予算

日程第三十  議案第三十四号 平成十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算

日程第三十一 議案第三十五号 平成十七年度渋谷区老人保健医療事業会計予算

日程第三十二 議案第三十六号 平成十七年度渋谷区介護保険事業会計予算

日程第三十三 議案第三十七号 特別区道路線の認定について

日程第三十四         消費税の増税に反対し、営業と暮らしを守る請願

日程第三十五         渋谷区内の教育施設等に日影を落とす中高層建築物の制限に関する請願

日程第三十六         乳幼児医療費無料制度を子ども医療費無料制度として中学生までの実施を求める請願

日程第三十七         学校給食の区直営方式による安全な給食の実施継続を求める請願

日程第三十八         サービスの利用制限や負担増でなく、国の責任で、安心して受けられる介護保険制度の改善を求める請願

日程第三十九         閉会中の調査事件について

追加日程第一 議案第四十一号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例

追加日程第二 議員提出議案第十号 渋谷区議会委員会条例の一部を改正する条例

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   開議  午後一時七分

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○議長(丸山高司) ただいまから本日の会議を開きます。

 この際、会議規則に基づき、十一番東 敦子議員、二十四番五十嵐千代子議員を本日の会議録署名議員に指名いたします。

 日程に先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。

   〔諸岡事務局長報告〕

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 本日の会議に欠席の届け出の議員を報告します。

 奈良明子議員から欠席の届け出がありました。

 遅刻の届け出の議員はありません。

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 本日の会議に出席を求めた説明員は前回報告のとおりであります。

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渋総総発第九十四号

   平成十七年三月十八日

 渋谷区議会議長殿

                  渋谷区長 桑原敏武

   監査委員の選任について(通知)

 渋谷区監査委員を下記のとおり選任したので、お知らせします。

              記



氏名
住所
選任年月日
備考


浅生博介
東京都渋谷区桜丘町一五番八号
高木ビル三〇七
平成十七年三月十七日
識見を有する者(新任)



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渋監発第五十七号

   平成十七年三月二十五日

 渋谷区議会議長殿

               渋谷区監査委員 倉林倭男

               渋谷区監査委員 浅生博介

               渋谷区監査委員 植野 修

   平成十六年度工事監査の結果に関する報告について

 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第百九十九条第九項の規定に基づき、平成十六年度工事監査の結果に関する報告を次のとおり提出する。

 なお、本件監査には、前監査委員橋口雄平が在任中関与した。

   〔以下の朗読を省略いたします〕

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渋監発第五十八号

   平成十七年三月三十日

 渋谷区議会議長殿

               渋谷区監査委員 倉林倭男

               渋谷区監査委員 浅生博介

               渋谷区監査委員 植野 修

   平成十七年二月末日現在における例月出納検査の結果について(平成十六年度)

 地方自治法第二百三十五条の二の規定により執行した出納検査の結果を下記のとおり報告する。

   〔「記」以下の朗読を省略いたします〕

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○議長(丸山高司) これから日程に入ります。

 日程第一を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第一 渋谷区選挙管理委員及び同補充員選挙の件

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○議長(丸山高司) 本区選挙管理委員は、本年三月三十日をもってその任期が満了し、同補充員もそれに伴い任期が満了いたしました。

 これより本区選挙管理委員及び同補充員の選挙を行います。

 初めに、選挙管理委員の選挙を行います。

 お諮りいたします。

 選挙の方法については、地方自治法第百十八条第二項の規定に基づき、指名推選によることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長より指名することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、議長より指名することに決定いたしました。

 渋谷区選挙管理委員に石井治子氏、和田有司氏、甲斐孝喜氏、三橋勝郎氏を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま指名いたしました方々を渋谷区選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました石井治子氏、和田有司氏、甲斐孝喜氏、三橋勝郎氏が渋谷区選挙管理委員に当選されました。

 次に、選挙管理委員補充員の選挙を行います。

 お諮りいたします。

 選挙の方法については、地方自治法第百十八条第二項の規定に基づき、指名推選によることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 指名の方法については、議長より指名することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、議長より指名することに決定いたしました。

 渋谷区選挙管理委員補充員に、順位第一、吉田茂夫氏、順位第二、山下彰俊氏、順位第三、櫻井悌子氏、順位第四、佐藤 晟氏を指名いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま指名いたしました方々を渋谷区選挙管理委員補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、ただいま指名いたしました順位第一、吉田茂夫氏、順位第二、山下彰俊氏、順位第三、櫻井悌子氏、順位第四、佐藤 晟氏が渋谷区選挙管理委員補充員に当選されました。

 日程第二を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二 議案第四十一号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 提案理由の説明を求めます。

 桑原区長。



◎区長(桑原敏武) ただいま議題となりました議案第四十一号は、地方税法等の一部改正に伴い規定を整備するため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 よろしく御審議を賜りまして、御議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は、所管の総務区民委員会に付託いたします。

 議事進行上、日程第三から日程第六までを一括議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第三 議案第一号 渋谷区組織条例の一部を改正する条例



△日程第四 議案第二号 渋谷区公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例



△日程第五 議案第五号 渋谷区職員定数条例の一部を改正する条例



△日程第六 議案第九号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議案第一号 渋谷区組織条例の一部を改正する条例

議案第二号 渋谷区公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例

議案第五号 渋谷区職員定数条例の一部を改正する条例

議案第九号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              総務区民委員会委員長 座光寺幸男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 総務区民委員長の報告を求めます。

 座光寺委員長。



◆二十八番(座光寺幸男) ただいま一括議題となりました議案第一号 渋谷区組織条例の一部を改正する条例、議案第二号 渋谷区公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例、議案第五号 渋谷区職員定数条例の一部を改正する条例及び議案第九号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例の四議案につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 初めに、議案第一号 渋谷区組織条例の一部を改正する条例について。

 本案は、部の新設及び廃止を行うとともに部の分掌事務を改めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、公共住宅の都市整備部から福祉部への移管は、住宅政策を福祉の枠に縮小するおそれがある。

 賛成の立場から、区民がどの窓口に行けばよいか迷うことのないよう、広く区民に理解されるよう新しい組織の周知徹底を図られたい等の意見がありました。

 次に、議案第二号 渋谷区公の施設における指定管理者の指定の手続等に関する条例について。

 本案は、公の施設の指定管理者の選定に関する手続等を定めるため、条例を制定しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、公の施設は住民福祉の増進を目的としており、その管理を営利目的の民間法人に任せることは行政責任を後退させることになる。

 賛成の立場から、指定管理者については民間事業者、NPO法人、ボランティア団体を含め広く公募し、施設のサービスの向上と行政コスト削減に努められたい。また、事業報告書の公表など、透明性の確保とチェック機能が必要である。制度の周知徹底と適正な執行を図られたい等の意見がありました。

 次に、議案第五号 渋谷区職員定数条例の一部を改正する条例について。

 本案は、職員定数の見直しに伴い規定の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、学校給食の民間委託等、本来充実させるべき職場の人員削減により、子どもたちの安全、教育環境に大きな影響が出てくる等の意見がありました。

 賛成の立場から、引き続き行政改革の推進、定数の見直しをされたい。定数削減を行う一方、委託業務の中の人件費が増大する傾向があるので注意をされたい等の意見がありました。

 次に、議案第九号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例について。

 本案は、手数料の改定等を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、診療所等、個人事業主にかかわる施設の手数料の引き上げが多い。また、建築基準法の改正に伴う建築物の容積率緩和は区民の住環境悪化につながる。手数料条例改正の審査は当委員会が一括して行っているが、審査内容が極めて専門的であり、所管ごとに審査を行うべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第三から日程第六までを一括採決いたします。

 以上四件は、それぞれ原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、一括された議題は、それぞれ原案のとおり可決されました。

 議事進行上、日程第七及び日程第八を一括議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第七 議案第四号 渋谷区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例



△日程第八 議案第六号 渋谷区の一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議案第四号 渋谷区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例

議案第六号 渋谷区の一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              総務区民委員会委員長 座光寺幸男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 総務区民委員長の報告を求めます。

 座光寺委員長。



◆二十八番(座光寺幸男) ただいま一括議題となりました議案第四号 渋谷区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、及び議案第六号 渋谷区の一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例の二議案につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 初めに、議案第四号 渋谷区附属機関の構成員の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。

 本案は、附属機関の新設に伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、新設される渋谷区文化芸術振興推進協議会の委員については、高い見識のある方を選出されたい。また、公募委員を含め、区民の広範な意見が反映される委員構成となるよう努められたい等の意見がありました。

 次に、議案第六号 渋谷区の一般職の任期付職員の採用に関する条例の一部を改正する条例について。

 本案は、地方公共団体の一般職の任期付職員の採用に関する法律の一部改正に伴い規定の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、任期付職員の採用については、適用の拡大を行わないよう配慮されたい等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第七及び日程第八を一括採決いたします。

 以上二件は、それぞれ原案のとおり決定することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、一括された議題は、それぞれ原案のとおり可決されました。

 議事進行上、日程第九から日程第十一までを一括議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第九 議案第十八号 渋谷区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例



△日程第十 議案第二十号 渋谷区立都市公園条例の一部を改正する条例



△日程第十一 議案第二十一号 渋谷区浄化槽の清掃業及び保守点検業に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   都市環境委員会審査報告書

議案第十八号 渋谷区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

議案第二十号 渋谷区立都市公園条例の一部を改正する条例

議案第二十一号 渋谷区浄化槽の清掃業及び保守点検業に関する条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              都市環境委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 都市環境委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま一括議題となりました三議案につきまして、都市環境委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 初めに、議案第十八号 渋谷区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例につきまして御報告いたします。

 本案は、東京都市計画神宮前五・六丁目地区地区整備計画の区域内における建築物の建築の制限についての規定の追加を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、平成十二年に策定された都市計画マスタープランの理念に基づき、協働型まちづくりの形成のため区民の合意を図り、環境と調和のとれた魅力あるまちづくりをさらに進められたい等の意見が出されました。

 次に、議案第二十号 渋谷区立都市公園条例の一部を改正する条例につきまして御報告いたします。

 本案は、都市公園法の一部改正に伴い、規定の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、緑を豊かにし、災害時の避難場所として、また、子どもたちを初め区民の憩いの場所として活用されるよう、公園整備をさらに進められたい等の意見が出されました。

 最後に、議案第二十一号 渋谷区浄化槽の清掃業及び保守点検業に関する条例の一部を改正する条例につきまして御報告いたします。

 本案は、破産法及び浄化槽法の改正に伴い規定の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 本委員会は慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、都市環境委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第九から日程第十一までを一括採決いたします。

 以上三件は、それぞれ原案のとおり決定することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、一括された議題は、それぞれ原案のとおり可決されました。

 日程第十二を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第十二 議案第十九号 渋谷区自転車等の放置防止等に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   都市環境委員会審査報告書

議案第十九号 渋谷区自転車等の放置防止等に関する条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              都市環境委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 都市環境委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま議題となりました議案第十九号 渋谷区自転車等の放置防止等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、都市環境委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 本案は、自転車駐車場の利用促進を図り、放置自転車対策を推進するため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、有料制駐車場の短時間無料制は改善になるが、幡ケ谷高架下登録制自転車駐車場利用者にとっては大幅な料金引き上げとなることから、賛成できない等の意見が出されました。

 賛成の立場から、自転車は区民に密接な乗り物であり、さらなる自転車駐車場の利用促進及び放置自転車対策に努められたい。また、自転車利用者のマナー啓発にも努められたい等の意見が出されました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、都市環境委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第十二を採決いたします。

 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 議事進行上、日程第十三から日程第十五までを一括議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第十三 議案第十五号 渋谷区児童福祉センター条例の一部を改正する条例



△日程第十四 議案第二十二号 渋谷区文化芸術振興基本条例



△日程第十五 議案第二十三号 渋谷区郷土博物館・文学館条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   文教厚生委員会審査報告書

議案第十五号 渋谷区児童福祉センター条例の一部を改正する条例

議案第二十二号 渋谷区文化芸術振興基本条例

議案第二十三号 渋谷区郷土博物館・文学館条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

               文教厚生委員会委員長 森 治樹

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 文教厚生委員長の報告を求めます。

 森委員長。



◆二十二番(森治樹) ただいま一括議題となりました三議案につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 初めに、議案第十五号 渋谷区児童福祉センター条例の一部を改正する条例につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、渋谷区児童福祉センターの事業等を変更するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、学童クラブ事業について明確に位置づけたこと、区立学校の二学期制実施に伴い秋季休業日の配慮や利用時間の拡大が図られたこと、また、小学校就学前の児童のプール利用を拡大したことは区民ニーズにこたえたものであり、高く評価でき、今後の運営が充実されるものと期待する。また、乳幼児のプール利用については、保護者に使用上の注意を徹底させ、安全性の確保にしっかり対応されたい等の意見がありました。

 次に、議案第二十二号 渋谷区文化芸術振興基本条例につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、渋谷区における文化芸術振興について、基本理念、施策の基本方針等を定めるため、条例を制定しようとするものです。

 審査の中で、文化芸術振興の基本理念、方針を決め、協議会を設置するなど画期的な条例である。協議会のメンバーについては若い人の感性や幅広い層の意見が反映できるようにすること。また、伝統文化を継承するだけでなく、創造性のある新しい文化や芸術をも含め推進されたい等の意見がありました。

 最後に、議案第二十三号 渋谷区郷土博物館・文学館条例につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、渋谷区郷土博物館・文学館を設置するため条例を制定しようとするものです。

 審査の中で、施設の目的について、学術の発展に資することを明確にすべきである。また、魅力ある展示に努め、講座や講習会の実施を検討され、利用者の拡大を図られたい。さらに、午後五時までの開館時間については早期に見直し、在勤者等の利便を図るべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、文教厚生委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第十三から日程第十五までを一括採決いたします。

 以上三件は、それぞれ原案のとおり決定することに御異議ございませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、一括された議題は、それぞれ原案のとおり可決されました。

 日程第十六を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第十六 議案第十六号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   文教厚生委員会審査報告書

議案第十六号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

               文教厚生委員会委員長 森 治樹

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 文教厚生委員長の報告を求めます。

 森委員長。



◆二十二番(森治樹) ただいま議題となりました議案第十六号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、保険料率の改定等を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、賛成の立場から、今回の改正は医療費の増大に伴うものとして、二十三区統一保険料統一方式に戻したことはやむを得ない、区民の理解を得るためにも、統一保険料方式の中に財源超過基準を設けたことをわかりやすく周知すべきである。今後も給付と負担の割合について、公平性の確保から議論を続けていただきたい等の意見がありました。

 また、反対の立場から、昨年の据え置きの理由とした区民の経済状況は依然深刻で、何ら改善されていないのに、二十三区統一保険料方式に戻し、実質、保険料を一気に二年分も大幅に値上げするこは賛成できない。渋谷区の基金を取り崩してでも区民の負担を軽減すべきである。そうした対応を区民は切実に望んでいる等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教厚生委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第十六を採決いたします。

 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 議事進行上、日程第十七から日程第十九までを一括議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第十七 議案第二十六号 渋谷区立峰の原青少年山の家条例の一部を改正する条例



△日程第十八 議案第二十七号 渋谷区新島青少年センター条例の一部を改正する条例



△日程第十九 議案第二十八号 渋谷区立青年館条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   文教厚生委員会審査報告書

議案第二十六号 渋谷区立峰の原青少年山の家条例の一部を改正する条例

議案第二十七号 渋谷区新島青少年センター条例の一部を改正する条例

議案第二十八号 渋谷区立青年館条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

               文教厚生委員会委員長 森 治樹

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 文教厚生委員長の報告を求めます。

 森委員長。



◆二十二番(森治樹) ただいま一括議題となりました三議案につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 初めに、議案第二十六号 渋谷区立峰の原青少年山の家条例の一部を改正する条例につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、峰の原青少年山の家に関する事務を区長部局に移管するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、賛成の立場から、組織改正に伴い教育委員会から子ども家庭部に移管されるものであり、教育目的としての施設を移管後も引き継がれるようにされたい等の意見がありました。

 また、反対の立場から、教育委員会から区長部局への移管は、社会教育法に基づいた教育施設としての位置づけがなくなり、運営に教育的配慮が欠けていく等の意見がありました。

 次に、議案第二十七号 渋谷区新島青少年センター条例の一部を改正する条例につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、新島青少年センターに関する事務を区長部局に移管するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、賛成の立場から、組織改正での移管であること、また、青少年の健全育成のための施設として広報活動に努め、利用者の拡大を図られたい等の意見がありました。

 また、反対の立場から、区長部局への移管によって一般の施設になることは、社会教育施設としての大きな役割を変えるもので、危惧する等の意見がありました。

 最後に、議案第二十八号 渋谷区立青年館条例の一部を改正する条例につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、青年館に関する事務を区長部局に移管するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、賛成の立場から、移管後も青少年育成への活用をし、施設の目的が後退することのないように努められたい等の意見がありました。

 また、反対の立場から、施設が区長部局への移管で一般の施設になることは、青年館の位置づけと役割が変わっていく可能性があり、社会教育施設として活用すべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教厚生委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第十七から日程第十九までを一括採決いたします。

 以上三件は、それぞれ原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、一括された議題は、それぞれ原案のとおり可決されました。

 議事進行上、日程第二十及び日程第二十一を一括議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二十 議員提出議案第一号 渋谷区政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例



△日程第二十一 議員提出議案第二号 渋谷区議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議員提出議案第一号 渋谷区政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例

議員提出議案第二号 渋谷区議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              総務区民委員会委員長 座光寺幸男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 総務区民委員長の報告を求めます。

 座光寺委員長。



◆二十八番(座光寺幸男) ただいま一括議題となりました議員提出議案第一号 渋谷区政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例及び議員提出議案第二号 渋谷区議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の二議案につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 初めに、議員提出議案第一号 渋谷区政務調査費の交付に関する条例の一部を改正する条例について。

 本案は、政務調査費の使途の透明性を一層高めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、政務調査費については、しかるべき機関での議論を待つ必要がある等の意見がありました。

 賛成の立場から、区民の税金を政務調査費として支出している以上、その透明性が求められるため、報告書に領収書を添付すべきである等の意見がありました。

 次に、議員提出議案第二号 渋谷区議会議員の報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例について。

 本案は、経費節減のため、議員の費用弁償一日五千円を五百円にするため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、費用弁償については、しかるべき機関で協議を重ねるべきであり、まだ議論が煮詰まっていない等の意見がありました。

 賛成の立場から、区民生活実態から、費用弁償を実費相当額に引き下げるべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、それぞれ原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第二十及び日程第二十一を一括採決いたします。

 なお、以上二件に対する委員長の報告は、それぞれ否決であります。

 以上二件は、それぞれ原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、一括された議題は、それぞれ原案を否決されました。

 日程第二十二を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二十二 議員提出議案第三号 渋谷区長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議員提出議案第三号 渋谷区長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              総務区民委員会委員長 座光寺幸男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 総務区民委員長の報告を求めます。

 座光寺委員長。



◆二十八番(座光寺幸男) ただいま議題となりました議員提出議案第三号 渋谷区長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、区長、助役、収入役及び教育長の退職手当が区民生活の実態から見て高額であるため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、賛成の立場から、区民生活実態から見ても区長、助役などの退職金は高額であり、減額すべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第二十二を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は、否決であります。

 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第二十三を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二十三 議員提出議案第四号 渋谷区中小企業緊急特別対策資金貸付条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議員提出議案第四号 渋谷区中小企業緊急特別対策資金貸付条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              総務区民委員会委員長 座光寺幸男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 総務区民委員長の報告を求めます。

 座光寺委員長。



◆二十八番(座光寺幸男) ただいま議題となりました議員提出議案第四号 渋谷区中小企業緊急特別対策資金貸付条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、厳しい経済情勢の中、資金を必要とする区内中小企業に対して緊急に特別な対策資金を貸し付けるため、条例を制定しようとするものであります。

 審査の中で、賛成の立場から、区内の中小企業の一年間の倒産件数は百六十件を超えている。区が中小業者に直接貸し付け、倒産を防ぎ、区内の中小企業を救済すべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第二十三を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は、否決であります。

 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第二十四を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二十四 議員提出議案第五号 渋谷区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   都市環境委員会審査報告書

議員提出議案第五号 渋谷区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              都市環境委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 都市環境委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま議題となりました議員提出議案第五号 渋谷区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例につきまして、都市環境委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 本案は、道路法施行令で定めた積算に基づき道路占用料の適正な負担を求めるため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、固定資産税の見直しに伴う値上げを昨年したばかりであり、また、都、各区で議論しているところである。その推移を見守るべきである等の意見が出されました。

 賛成の立場から、地方財政の厳しい中、区民のための施策に必要な財源を確保するため、占用料を引き上げることが有用である等の意見が出されました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、都市環境委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第二十四を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は、否決であります。

 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第二十五を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二十五 議員提出議案第六号 渋谷区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   文教厚生委員会審査報告書

議員提出議案第六号 渋谷区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

               文教厚生委員会委員長 森 治樹

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 文教厚生委員長の報告を求めます。

 森委員長。



◆二十二番(森治樹) ただいま議題となりました議員提出議案第六号 渋谷区乳幼児の医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、子どもの医療費の負担軽減の対象の拡大を図るため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、医療費の助成を拡大すれば出生率が上がるということは、社会情勢から、考えられない。また、子育てにかかわる経済的負担の軽減は、様々な角度からの検討が必要であり、一挙に十五歳までの無料は財政のバランスからも問題がある等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、子どもの医療費無料化の拡大は、出生率の低い当区でこそ率先してやるべきである。次世代育成支援アンケートでも拡大を求める声が多くあり、二十三区でも十区が小学生の医療費補助の拡大を実施し、当区においては約二億円で可能であり、そのための予算修正案を提出した等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教厚生委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第二十五を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 議事進行上、日程第二十六及び日程第二十七を一括議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二十六 議員提出議案第七号 渋谷区重度要介護高齢者福祉手当条例



△日程第二十七 議員提出議案第八号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   福祉保健委員会審査報告書

議員提出議案第七号 渋谷区重度要介護高齢者福祉手当条例

議員提出議案第八号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              福祉保健委員会委員長 古川斗記男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 福祉保健委員長の報告を求めます。

 古川委員長。



◆十七番(古川斗記男) ただいま一括議題となりました二議案につきまして、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 初めに、議員提出議案第七号 渋谷区重度要介護高齢者福祉手当条例につきまして、報告をいたします。

 本案は、社会的に支援が必要とされる重度の要介護状態にある高齢者に対し、手当を支給することにより負担の軽減と生活の安定を図るため、条例を制定しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、介護保険制度のスタートで在宅介護サービスが大幅に充実されたことから、施設入所者との格差是正を目的とした高齢者福祉手当による現金支給は、既にその役割を終えたと考える等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、在宅介護の経済的負担が重くなっており、区民が安心して在宅で介護を受けるための支援が緊急に必要である。介護保険ではカバーできない様々な出費があるので、支援すべきである等の意見がありました。

 次に、議員提出議案第八号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例につきまして、報告をいたします。

 本案は、心身障害者福祉手当の対象外とされた人々を救済し、心身障害者の生活の向上を図るため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、平成十二年に都基準に合わせて改正したものであり、改正による新たな財政負担が発生することから、賛成できない等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、障害者が社会の一員として平等に社会参加できるよう支援するために、制限の撤廃は必要である等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、それぞれ原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、福祉保健委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第二十六及び日程第二十七を一括採決いたします。

 なお、以上二件に対する委員長の報告は、それぞれ否決であります。

 以上二件は、それぞれ原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、一括された議題は、それぞれ原案を否決されました。

 日程第二十八を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二十八 議員提出議案第九号 渋谷区特定疾病患者福祉手当条例等の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   福祉保健委員会審査報告書

議員提出議案第九号 渋谷区特定疾病患者福祉手当条例等の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              福祉保健委員会委員長 古川斗記男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 福祉保健委員長の報告を求めます。

 古川委員長。



◆十七番(古川斗記男) ただいま議題となりました議員提出議案第九号 渋谷区特定疾病患者福祉手当条例等の一部を改正する条例につきまして、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、特定疾病患者福祉手当の対象外とされた二疾病を再指定するとともに、支給される手当額を引き上げ生活の向上を図るため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、この二疾病は、希少性がなくなったと専門機関が判断して削除された経緯があり、賛成できない。また、区の支給対象者の範囲は他区より広く、支給額も低いとは言えない等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、慢性肝炎、肝硬変・ヘパトームの二疾病は治癒が困難で苦しむ患者が多数いることから、復活すべきである。また、薬代だけでも多額の費用を必要とすることから、手当額を引き上げるべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、福祉保健委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第二十八を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は、原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 議事進行上、日程第二十九から日程第三十二までを一括議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第二十九 議案第三十三号 平成十七年度渋谷区一般会計予算



△日程第三十 議案第三十四号 平成十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算



△日程第三十一 議案第三十五号 平成十七年度渋谷区老人保健医療事業会計予算



△日程第三十二 議案第三十六号 平成十七年度渋谷区介護保険事業会計予算

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○議長(丸山高司) 予算特別委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   予算特別委員会審査報告書

議案第三十三号 平成十七年度渋谷区一般会計予算

議案第三十四号 平成十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算

議案第三十五号 平成十七年度渋谷区老人保健医療事業会計予算

議案第三十六号 平成十七年度渋谷区介護保険事業会計予算

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月三十日

               予算特別委員会委員長 伊藤毅志

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 予算特別委員長の報告を求めます。

 伊藤毅志委員長。



◆十五番(伊藤毅志) ただいま一括議題になりました議案第三十三号 平成十七年度渋谷区一般会計予算、議案第三十四号 平成十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算、議案第三十五号 平成十七年度渋谷区老人保健医療事業会計予算及び議案第三十六号 平成十七年度渋谷区介護保険事業会計予算につきまして、予算特別委員会の審査経過並びに結果を御報告申し上げます。

 平成十七年度一般会計予算は、歳入歳出の総額がそれぞれ七百六十一億三千五百万円となっており、一時借入金の借入最高額は二十億円、そのほか繰越明許費、債務負担行為、特別区債等があります。

 本案に対しては、五十嵐委員ほか五人の委員から修正案が提出されました。その内容は、歳入歳出総額をそれぞれ七百七十五億二千六百十六万八千円に修正をしようとするものです。

 次に、平成十七年度国民健康保険事業会計予算は、歳入歳出の総額がそれぞれ百九十九億二千百二十二万八千円となっており、一時借入金の借入最高額は十五億円となっております。

 本案に対しても、五十嵐委員ほか五人の委員から修正案が提出されました。その内容は、国民健康保険料、療養給付費等交付金及び繰入金において、それぞれ修正しようとするものです。

 また、平成十七年度老人保健医療事業会計予算は、歳入歳出の総額がそれぞれ百六十五億八千六百四十九万七千円、同じく平成十七年度介護保険事業会計予算は、歳入歳出の総額がそれぞれ百四億三百六十九万二千円となっております。

 本委員会は全三十四人をもって構成され、審査の方法は、総務区民分科会、都市環境分科会、文教厚生分科会並びに福祉保健分科会の四分科会を設け、各所管部門別に慎重に審査を行ってまいりました。

 各分科会での審査結果につきましては、既に昨日の予算特別委員会において御報告のとおりでありますので、省略をさせていただきます。

 また、一般会計予算及び国民健康保険事業会計予算の修正案に賛成し、一般会計予算及び国民健康保険事業会計予算、老人保健医療事業会計予算、介護保険事業会計予算の原案に反対する討論がございました。

 なお、昨日の予算特別委員会におきまして委員の皆様に御聴取いただいたとおりでございますが、一般会計予算では、大企業のための再開発に区が踏み込むことは区財政の悪化を招く。また、国民健康保険事業会計予算では、統一保険料方式に復帰することで二年分の大幅引き上げになる。老人保健医療事業会計予算では、医療費の自己負担増など医療社会保障制度の精神に反する。介護保険事業会計予算では、低所得者への軽減措置が講じられていない等の意見がありました。

 予算特別委員会では慎重に審査した結果、議案第三十三号 平成十七年度渋谷区一般会計予算及び議案第三十四号 平成十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算につきましては、それぞれ修正案を賛成少数で否決し、原案については、可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 次に、議案第三十五号 平成十七年度渋谷区老人保健医療事業会計予算及び議案第三十六号 平成十七年度渋谷区介護保険事業会計予算につきましては、それぞれ原案を可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、予算特別委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論の通告がありますから、発言を許します。

 二十四番五十嵐千代子議員。



◆二十四番(五十嵐千代子) 私は、日本共産党渋谷区議団を代表し、二〇〇五年度渋谷区一般会計、同国民健康保険事業会計、同老人保健医療事業会計、同介護保険事業会計の各予算案に反対の立場から討論いたします。

 今年は戦後六十年、三月十日には東京大空襲で犠牲となった約十万人の人を追悼する集会が開かれました。参加した吉住 弘台東区長は「若い人たちに戦争の悲惨さを伝えていかなければならない」と述べ、多くの参加者からも「二度と悲劇を繰り返さない、戦争をしない国であり続けるために、憲法九条を変えることは許さない」等の声が上げられました。

 渋谷区も、五月二十五日の山の手空襲で多くの方々が犠牲となっています。こうした犠牲の上に、平和の原点として憲法九条がつくられ、今ほどその大切さが求められていることはありません。

 ところが、桑原区長は我が党の代表質問に対し、国際情勢の変化に対応し、憲法九条を含めて改正の検討をしようということについて何ら口を挟む考えはないと述べ、改憲を認めるもので、許せるものではありません。五月二十五日を初めあらゆる機会をとらえて、戦争を起こさない、憲法九条を守ることを呼びかけるべきです。

 次に、むだを削って区民の暮らしと福祉を守る問題について指摘します。

 三月二十三日成立した二〇〇五年度政府予算は、所得税、住民税の定率減税の半減、年金保険料の値上げ、高齢者の住民税非課税限度額の廃止、今年の十月からは介護施設の居住費、食費の自己負担の導入、来年一月からは障害者の支援費制度の自己負担の強化など、家計所得が大幅に減っているもとで国民には大負担増を押しつける一方で、大企業、高額所得者への優遇税制はそのままという逆立ちした内容で、国民生活はますます厳しい状況に追い込まれると厳しい批判の声が上がっています。

 また、石原都政も、超高層ビルと大型幹線道路中心の都市再生など、大型開発事業と臨海副都心開発には二兆円もの予算を注ぎ込みながら、福祉予算は四年間で八百五十六億円も削減した上、さらに〇五年度の予算でも実質削減を押しつけようとしています。

 こうしたときだからこそ、むだや不要不急の事業を見直し、必要な財源を確保し、福祉と暮らしを守ることを最優先にすることが区政に求められています。ところが、区の予算では、森ビル主導の神宮前四丁目再開発には本年度だけで八億七千万円、総額では十九億七千万円も補助金を出しています。さらに、東急中心の渋谷駅周辺再開発の調査費には三千五百六十万円も計上しているのです。

 その一方で、高齢者と障害者の配食サービスの助成額八百九十五万円を切り下げるために、六事業者が値上げし、区民に負担増を求めることが明らかとなっています。

 また、高齢者、障害者にとってかけがえのない交流手段であり、安否確認の媒体となっている福祉電話の通話料補助金七百九十四万円も削減しています。

 また、介護保険でホームヘルパーの六%軽減事業を国が廃止することに追随をし、区の助成も削減をするため、約千人の人が四月からは一割の自己負担を求められることになります。この人たちを含め、第一段階、第二段階の人たちの負担を三%に軽減するために必要な財源は、一億五千四百九十七万円です。区長が削減したこれら三事業をもとに戻し、さらに介護保険利用料を三%に引き下げるのに必要な予算は一億七千百八十六万円で、議員の費用弁償の削減やトルコ共和国への議員や職員派遣、花菖蒲を観る会等のイベント事業、そして住民合意もなく建設され、その上、毎年一億円近くも運営費をかけ、税金の無駄遣いであると区民からも批判のある「ふれあい植物センター」の運営費等を削減すれば、十分賄うことができます。

 次に、子育て支援について指摘します。

 渋谷区が発表した次世代育成支援行動計画では、子育て世代へのアンケートの中で最も多かった子育てにお金がかかるという悩みに対して、経済的支援の軽減として、乳幼児医療費助成制度の充実が挙げられています。しかし、区は制度の普及・啓発に努めるのみで、保護者の要望が強く、他区でも次々と実施に踏み出し始めた小学生、中学生への対象拡大は今後の検討課題として背を向けていることは、許されません。

 また、保育園や学童館の整備、ゼロ歳児保育の充実などがうたわれていますが、新年度予算で実施するのは認証保育所の新設のみで、既設の保育園の定数はゼロ歳から三歳で十三人、全体でも二十一名の増にすぎず、旧渋谷小学校跡地施設の保育園開設だけでは、新年度の保育園の応募状況で示されたゼロ歳児から三歳児で百十三人にも上る待機児解消にはほど遠く、今後、計画的な増設が必要であるにもかかわらず、その方向は認可園はつくらないというもので、認められません。

 学童保育の待機児解消でも、学童館の増設の計画はなく、民間にゆだねられた放課後クラブで対応しようとしていることは、保育に欠ける学童の放課後の豊かな生活保障のため専門職を配置して進められてきた施策を後退するもので、認められません。

 学校教育でも、全国の圧倒的な道府県で実施に踏み出されている三十人学級には背を向ける一方、習熟度別の少人数指導を拡大しようとしています。児童生徒と教員がじっくり向き合う時間をつくる三十人学級の実施にこそ早急に踏み出すべきです。

 次に、職員削減と福祉、教育の区民サービスの削減について指摘をいたします。

 今議会には、組織改正と職員定数削減が提案されました。職員定数の削減は、区長部局で八十人、教育委員会で七十人、合わせて百五十人の削減となっています。

 この間、行財政改善として多くの職員が削減されたことによる区民サービスの低下、とりわけ未来を担う子どもたちの教育、保育の削減が強行されてきたことは重大です。渋谷区は、九六年から二〇〇〇年まで四百五十人の職員削減をするとして、実際は四百人を超える削減を行い、人件費で約四十一億円削減し、この結果、小中学校の統廃合、学校警備の民間委託、富山健康学園の廃校、スクールバスの廃止、新橋作業所、幡ケ谷授産場の民間委託や保育園用務員の削減など行われてきました。さらに、二〇〇〇年以降も四百人を超える削減を行おうとしています。

 改めて職員組合のたたかいの足跡を読み、一人一人の職員が自分の仕事を全うし、より区民サービスを向上させたいとの思いから職場の環境改善や職員削減に反対してきたことが痛感させられました。それに対し区当局のやり方は、職員組合と欠員補充の約束をしておきながら複数の職場で補充をしないということを繰り返してきたことは、許されません。

 本予算にかかわっても、中幡小学校と幡代小学校の給食を民間委託にすることが、議会にも区民にも事前に知らされることなく突然発表されました。このことの発端は、二〇〇〇年に学校給食調理業務の見直しで民間委託が区側から提案され、労使によるあり方検討委員会で協議が重ねられましたが、結論は、理事者側は、退職等不補充を前提に学校給食調理業務の委託化を主張したことに対し、組合側は、直営を前提に、現行の人数配置基準の見直しにより経費節減を図るべきであると主張し、意見の一致を見ることはできなかったのです。その後、組合側は人数配置を都基準に削減することに応じています。

 私が注目したのは、あり方検討委員会のまとめで次のように述べられていることです。組合側が主張したことは「これまでの本区の学校給食調理職員は、学校給食の教育活動の一環としての目的を達成するため、学校栄養士や教員との連携を図りながら、様々な教育課題にこたえるとともに、食を取り巻く環境問題や食中毒、アレルギー対策、O−一五七問題などに的確に対処するなど、学校給食の安全と児童生徒の健康維持に大きな貢献を果たしてきた。この高い水準にある学校給食を維持するとともに、さらなる向上へのたゆまぬ努力が必要であることを確認するものである。そのためには、労働安全衛生の観点から、今後とも施設改善等に努めるとともに、学校栄養士と調理職員及び校長、教員、保護者との連携をさらに進めながら、学校給食内容の充実に向けた取り組みを行っていく必要がある」と述べています。

 これに対し、区側は「学校給食にかかる経費は、極めて大きな財政負担となっている。有効な経費節減を図るためには、自校調理委託方式による調理業務の委託化が必要である」と、経費節減ばかりを言い募っているのです。

 これを読むと、組合と区当局のどちらが区民の願いにこたえ、真に子どもたち一人一人の健康と成長に責任を持とうとしているのかが一目瞭然です。区側は人員削減による経費節減先にありきの主張で、そのため、財源確保のための不要不急の事業の見直しなどは全く行っていません。子どもたちの給食をよりよくしようとする姿勢は全く認められません。

 しかも、今年度の予算では、中幡小学校と幡代小学校の給食の直営に必要な予算は二千九百十六万円であるのに対し、民間委託の経費は直営の二倍以上の六千三百三十万円が計上されています。この直営に必要な財源確保は、区の施設なのに地下駐車場の会議室を賃借料として都市整備公社に支払っている三千九百八十八万円の支出をやめれば、十分に学校給食の直営を継続することができるのです。

 次に、まちづくりについて指摘をいたします。

 今年は阪神・淡路大震災から十年、さらには昨年の新潟中越地震、先日の福岡・玄界島での地震や二度にわたるスマトラ沖地震など、区民は災害に強いまちづくりを強く求めています。

 この間、地震災害の教訓では、被害者の圧倒的多数が建物の下敷きによるものであることが明らかになっており、そのためには、できるだけ住宅が倒壊しない備えを事前に行うことが、被害を最小限に食い止める上で大切なことが明らかとなっています。

 こうした立場から、我が党は、分譲マンションや木造住宅の補強工事のための耐震精密診断と補強工事の助成を行うことを区に求めました。既に静岡市や世田谷区で実施しているもので、当区でも、年間七千万円の予算を計上すれば年次計画で実施し、相当数の住宅の耐震補強を行うことができるのです。中越地震後、コンサルタント派遣件数が当区でも五十一件にも増えたことを見ても、区民要求が高いことは明らかです。

 区は、財政負担を理由に、この制度の実施をしようとしていませんが、森ビル主導の神宮前四丁目開発事業には今年度だけでも八億七千八十万円も予算をつけているのです。これから比べればわずかな額で、実施できないはずはありません。

 まちづくりにかかわってのもう一点は、代々木二丁目の旧職員住宅跡地の売却による、代々木ゼミナールの百三十七メートルもの超高層ビル建築による住環境破壊の問題です。

 もともと代々木ゼミナールの再開発用地は、旧職員住宅を、区議会には「防災住宅に建てかえる」と結果的にはうその報告を行い、売却しました。しかも、教育財産から行政財産に変えたその年の九月には、既に代々木ゼミナールを経営する高宮学園と区は、位置指定道路を廃止し、学校だけでなくその関連施設も建てること、つまり、超高層ビルが建てられることを売却する一年前に既に文書で約束していたのです。区議会も、売却の契約が議会に提出されるまで区民も全く知らされませんでした。そのため区民からは、位置指定道路の確保と周辺環境の悪化を招かないよう区に求める陳情も出され、区はこの陳情の質疑に対して、通路の確保と住民要望を口頭で高宮学園に伝えることを答弁していたのです。

 しかし、今から思えば、総務区民委員会に報告した時点では既に、高宮学園の高層ビル計画ができるよう、位置指定道路を廃止することを区は認めていたのです。これでは区民は、区民の財産を区によって安く勝手に売却されただけではなく、区によって大切な日照を奪われ、住環境が破壊される事態がつくられようとしているのです。こんな区民を愚弄するやり方が許されるのでしょうか。絶対に許されません。

 また、千駄谷小学校の環境を守る問題への区長と教育委員会の対応についても重大な問題です。

 かつて原宿大規模留置場反対運動には区民と共同歩調をとり、今回の日影問題では署名活動に圧力をかけ、妨害をするということは言語道断です。どちらも子どもたちの教育環境を守る問題であり、当然保護者、学校、区が一体となって対策を検討しなければならない重大問題です。

 この二つの問題に共通するのは、大企業の利益を優先し、区民の教育環境や住環境を守らない区政のあり方が改めて浮き彫りになったことです。本来、区民の痛みや暮らしを応援することこそ区の第一義的役割であり、区長や教育委員会の対応は、認められません。

 次に、国民健康保険事業についてです。

 区長は昨年、厳しい経済・社会状況のもとで、区民への負担を考えると保険料の引き上げはできないとして、区独自に保険料を据え置き、多くの区民から歓迎されました。ところが、二〇〇五年度予算案では、区民の置かれた経済状況は、定率減税の半減や年金保険料の値上げなどで昨年以上に厳しくなっているにもかかわらず、二十三区統一保険料に戻し、一気に二年分の負担を押しつけようとしているのです。均等割額で二千七百円値上げし三万二千百円に、所得割額は住民税の二・〇八倍に値上げ。さらに、介護分として基準均等割を三千円値上げし一万二千円に、賦課限度額を一万円引き上げ八万円に値上げするものです。区民一人当たりの平均値上げ額は約五千五百円となり、総額で区民の負担増は約二億八千万円にもなるもので、到底認められるものではありません。

 次に、老人保健医療事業会計についてです。

 政府は、老人保健の対象者を段階的に七十五歳以上に引き上げる改悪を行ったため、今年は七十三歳以上にならなければ対象とならず、千百二人が対象外とされ、三割負担が求められます。また、政府は国民の大反対を押し切り医療費負担増を強行したため、区内の高齢者一人当たりの平均額は、昨年十二月現在で前年度比で一万千六百円増の八万九百円余となっています。二〇〇五年度の予算案ではさらに引き上げられ、一人当たりの平均八万三千六百九十三円もの負担となることが明らかになっています。

 年金生活者の半数以上が月額五万円以下の年金受給しかないことを考えると、余りにも過酷な負担増と言わざるを得ません。高齢者の命と健康を保障すべき医療社会保障制度の精神に反する老人医療事業会計予算で、認められるものではありません。

 最後に、介護保険事業会計について指摘します。

 政府は、五年目の見直しとして制度の大改悪を行おうとしていますが、区民の願いは、だれでも安心して必要な介護が受けられる制度にしてほしいということです。

 しかし、当区では、保険料の滞納が二〇〇四年度分の普通徴収で七千四百四十三件、率にして六五・八%にも上り、とりわけ第二・第三段階が全体の五六%を占めており、低所得者ヘの軽減対策が強く求められています。しかし、予算案では軽減対象者の預貯金制限額を六十万円引き上げただけで、抜本的対策は何ら講じられません。今後の見直しに当たっては、保険料徴収区分を所得に応じた多段階制にし、低所得者への減免制度を拡充すべきです。

 利用実態についても、今年二月末現在、在宅介護サービスの支給限度額に対する利用率は四八・六%にとどまり、高い利用料が負担し切れず、必要な介護サービスが受けられない実態が浮き彫りになっています。必要な在宅介護サービスが受けられるよう、利用料を三%に区独自に制限すべきで、そのために必要な財源は一億五千万円です。

 また、待機者が六百十七人にも上っている特養ホームの待機者を解消するためには、第三特養ホームとグループリビング、グループホームの建設では対応できないことは明らかです。第四、第五の特養ホーム建設に背を向けていることは、認められません。

 さらに、施設入所者の居住費、食費を保険対象外として負担増を求める方針を掲げていることも、認められません。

 我が党は、区民の暮らし、福祉を守る自治体本来の立場から、桑原区長の一般会計予算に対し、修正案を提出しました。その主な内容は、区民福祉の向上として、乳幼児医療費無料化を中学校卒業まで拡大すること、重度要介護高齢者に対する福祉手当の創設、東京都が削減した障害者福祉手当を区独自でもとに戻すこと、小中学校の教員配置を増やし、子どもたちに行き届いた教育を進めること、学校給食の民間委託化をやめ直営方式に戻すこと、また、中小企業支援のための直貸し融資制度の創設や商店街街路灯補助を増額すること、行財政のむだをなくし浪費をなくすものとして、大企業奉仕の神宮前四丁目などの市街地再開発事業や渋谷駅周辺再開発のための調査費の削減、住民合意のないまま進められたふれあい植物センターの運営費の凍結、トルコへの議員、職員の派遣のための海外交流経費や花菖蒲を観る会、教育表彰の中止などです。全体で九十事業を見直し、十三億九千百万円余を増額すれば、多くの区民の願いが実現できることを示しています。

 また、国民健康保険事業会計予算では、約二億八千万円の予算で国保料を据え置くことができることも示しています。これは多くの区民の願いにこたえるものです。

 以上、区長提案の四事業会計予算に反対の討論といたします。



○議長(丸山高司) 一番前田和茂議員。



◆一番(前田和茂) 私は、渋谷区議会自由民主党議員団を代表いたしまして、議案第三十三号 平成十七年度渋谷区一般会計予算、議案第三十四号 平成十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算、議案第三十五号 平成十七年度渋谷区老人保健医療事業会計予算、議案第三十六号 平成十七年度渋谷区介護保険事業会計予算のそれぞれについて、賛成の立場から討論いたします。

 我が国経済は、世界経済の回復基調に伴い、生産や設備投資が増加するなど企業部門の改善を背景に、雇用・所得環境の改善に波及し、引き続き民間需要中心の緩やかな回復が続くと見込まれております。他方、原油価格の動向や大都市圏と地方圏、中小企業の問題等を含め、隅々まで回復の実感を享受できるか依然として不透明の状況ではあります。

 一方、少子・高齢化が急速に進む中で、年金、医療等社会保障制度全体の見直しの課題や環境問題、犯罪防止、雇用問題等の解決のため、これまでの枠組みによる改革だけでなく、これまで経験したことのない構造的改革が求められる時代にあると思うものであります。

 三位一体改革も、その一つであります。

 三位一体改革は、本来、地方分権の理念に基づき、地方自治体が権限と責任を大幅に拡充することにより住民に身近な地域で施策決定し、住民の意向に沿った行財政運営を推進する観点から行うべきものであります。平成十七年度本区予算では、国庫補助金等の削減に伴い創設された所得譲与税は、昨年度比二・一倍の六億九千百六十四万円を計上し、ほぼ削減見込み額に近いものと見込まれております。しかし、国は地方への税源移譲を基幹税によるとし、所得税から個人住民税へ、個人住民税所得割の税率をフラット化の方向で、平成十八年度税制改革にて実施する方針であります。具体的には、十九年度予算から適用される見込みと伺っておりますが、本区にとっては減収が見込まれ、影響は極めて大きいと想定されます。

 区長は、三位一体改革にかかわる区長会での国への要望に、過度な税源偏在対策により税収減となる団体が生じないよう配慮することを盛り込まれました。国は平成五年六月、衆参両議院本会議で決議された地方分権推進に関する決議の精神にのっとり、三位一体改革を推進すべきと思うものであります。

 先ほど述べました構造改革自体にしても、教育、福祉、医療等は住民に身近な地方自治体こそ問題点を把握できるものであります。財源に裏づけされた、地方を主体とした改革の推進が必要であると考えるものであり、地域に密着した政治を司る区政の役割を一層高めていかなければならないと思います。

 さて、平成十七年度の予算案でありますが、一般会計歳入歳出予算額は七百六十一億一千三百五十万円と、前年度より額で九十億九千八百万円、率にして一〇・七%の減となっております。このマイナス幅の理由は、中学校改築を含む施設整備及び減税補てん債の借款額の減によるものであり、昨年度策定された渋谷区実施計画に従い予算化され、計画的、総合的な区政推進に努め、区民福祉の向上にかかわる施策を着実に推進しており、高く評価するものであります。

 加えて、財政調整基金の積み増しを実施し、特定目的金を含め、基金残高見込みは二十三区中上位であり、将来を見据え財政基盤の強化を図られております。

 このようなたゆまぬ努力に対して、改めて敬意を表するものであります。

 以下、区長が所信表明に示された重点施策に沿いまして、述べてまいりたいと存じます。

 最初に、震災等災害対策についてであります。

 昨年は、我が国では猛暑、集中豪雨、台風の連続上陸、新潟県中越地震、海外でも年末のスマトラ沖地震と津波等、地球規模にわたり異常気象や自然災害が多発した年でもありました。渋谷区でも一部で水害に見舞われたところであります。区長は、阪神・淡路大震災の教訓あるいは反省点を五点挙げられましたが、私は、区民一人一人が日ごろからの備えと、「自らの街は自ら守る」という意思と行動が必要だと改めて思う次第であります。

 区長は、このような状況の中で、まずは区民の避難所機能を強化するとの考えのもとに、全小学校の校庭に下水道流下式の仮設トイレを計画的に整備するとともに、避難生活に何が必要かを検討し、防災備品を充実する等、震災対策を強化されました。

 また、集中豪雨等による都市型水害にも対応するため、重点を定めた出水対策工事費を計上するとともに、本村橋架け替え等出水対策を推進されます。区としてできることを瞬時のうちに取り組まれた姿勢に敬意を表するとともに、残された課題につきましても逐次お取り組みいただきたいと存じます。

 次に、少子化対策についてであります。

 国は、少子化対策基本法に基づき、少子化の流れを変えるための施策を強力に推進していくこととし、子ども・子育て応援プランを策定したところであります。その重点課題の中で「仕事と家庭の両立支援と働き方の見直し」とし、男性も子どもに向き合う時間が持てる働き方の見直し等、企業における取り組みの推進について言及し、「子育ての新たな支え合いと連帯」として、「きめ細かい地域子育て支援の展開」に市町村の行動計画の目標実現を掲げております。

 本区は現在、パブリック・コメントも実施するなど、次世代育成支援行動計画を策定中でありますが、是非渋谷ならではの計画を策定していただきたいと存じます。

 本区では、これまで子育て環境整備について様々な施策を推進してまいりました。子育て支援センターを積極的に整備されましたことは他区にもない特筆すべき事例であり、引き続きの整備をお願いする次第であります。

 今回、子育て世代の負担軽減を図るため、中間所得層の保育料自己負担を五〇%または三〇%軽減する英断をされましたことは、高く評価するものであります。また、旧渋谷小学校跡地に整備中であります区立二十四番目の保育園は、多様な保育ニーズにこたえる施設として来年度の開設が待たれるところであります。このほか認証保育園の設置助成、区立保育園における保育園定員の拡大、延長保育やスポット延長保育を十四園から十八園へ拡大するなど、区民の要望に着実にこたえております。

 昨年十月に開設した子ども家庭支援センターでは、児童虐待の早期発見や対応を図るほか、今年度は育児支援、家庭訪問事業を含めた新たに三事業を実施されます。子どもと家庭にかかわる問題解決等、子どもを安心して育成できる環境整備を緊急重要課題ととらえ、取り組んでおりますことを高く評価するものであります。

 次に、学校教育及び生涯教育についてであります。

 区長は所信にて、人をつくることが区政の最重要課題だと表明されました。私も、子どもたちが渋谷、そして日本の新しい時代を切り開く社会の宝であり、区長の御認識と同じくするものであります。

 今年度は子どもたちの自主的な学習意欲を喚起し、あわせてスポーツ、文化にも親しみ、たくましい人間をはぐくむため、区は周辺環境を整備するとの考えのもとで積極的に予算計上されました。他区に見られない学校安全対策の強化を初め、特色ある学校づくり、外国語教育の充実、学校施設整備を初め恵比寿・広尾地区の図書館整備、白根記念郷土博物館・文学館も開設されます。是非有効に活用されますよう期待するものであります。

 教育環境整備とともに、文化・芸術面でも区長は大きな決断をくだされました。旧大和田小学校跡地を活用しての施設整備構想であります。

 区民待望の中小文化ホール、教育センター、数学ワンダーランドを併設した子ども科学センター、プラネタリウム、図書館等の文化施設、健康センター、保育園等区民福祉の向上にかける区長の強い意思と熱意を感じるものであります。

 区長は策定中の基本構想について、区民の意見を聞く機会を設けたいとのお考えでありますので、是非区民各位に高い評価を受けられる施設となるよう、引き続き御努力いただきますようお願いするものであります。

 次に、高齢者福祉及び介護保険制度についてであります。

 本区では、介護保険制度の円滑な実施を図る考えのもとで、介護保険外の様々なサービスの充実を含め、その基盤整備に努めてまいりました。少子・高齢化社会の中で、お年寄りがいつまでもお元気で生き生きとお暮らしになれることを願ってのことであります。本年度も引き続き基盤整備に努めております。

 旧渋谷小学校跡地複合施設にかかわる工事費、開設経費を計上されておりますが、十二月に開所予定の渋谷区第三特別養護老人ホームは、居住者のプライバシーに配慮した全室個室でユニットケア方式であり、きめ細かい配慮の行き届いた介護サービスができるものと期待するものであります。

 次に、認知症高齢者グループホーム等の整備であります。

 これは、認知症高齢者が住みなれた地域で、家庭的な環境の中で暮らせるよう、グループホームに加え介護予防機能、ミニデイ、知的障害者小規模通所授産施設機能をあわせた施設であり、十八年度開所であります。また、介護予防、グループリビング等、地域の福祉機能を高めるため、幡ケ谷地域、富ケ谷地域に高齢者センターを整備されます。

 介護予防機能の充実策は、国の施策を先取りしたものであり、先見性を評価いたすものであり、是非他地域への整備も検討いただきたいと存じます。

 介護保険制度について、国は平成十八年度をめどとして大幅な改革を推進しております。特に、介護予防給付費や地域支援事業など、要介護状態を悪化させないための取り組みが検討されているところであります。今後、小規模多機能施設や地域包括支援センター等、地方が検討すべき課題が出てまいりますが、高齢者の尊厳に配慮した施策が推進されるものと思っております。

 本年度予算では、より利用者に使いやすい身近な制度とするため、第三次介護保険事業計画及び第四次高齢者保健福祉計画の策定経費を計上されました。また、低所得の方でも利用しやすい制度としていくために、これまで区独自で実施してきた利用料軽減制度の対象となる預貯金の上限額を緩和し、さらに使いやすい制度として充実されました。

 次に、障害者福祉であります。

 障害者福祉については、尊厳の保持及び共生社会の実現を基本理念とし、第二次障害者保健福祉計画を策定され、計画的に施策を推進されております。

 本年度は障害者福祉複合施設の実施設計経費を計上しております。この施設は、障害のある方や家族が住みなれた地域で安心して生活ができるよう、障害者入所施設、相談機能やデイサービス等の機能を備えた障害者地域自立生活支援センターとしての役割も持ち合わせており、開設が待たれるところであります。

 次に、地域社会の発展についてであります。

 第一は、まちのイベントについてであります。

 区長は地域発展のために、これまでの商店街イベントに加え、町会イベントにも支援を行うとしております。イベントは、企画から実行段階まで、高齢者から若い方まで多くの方が参加し、触れ合うことで地域活力の源となります。公衆浴場にも、これまでの助成に加え、魅力を高めるための経費を計上されました。このような施策推進により、地域活力の輪が広がっていただければと思います。

 第二は、商店会・中小企業対策についてであります。

 区長は商業のまち・渋谷を支える商店街の置かれている厳しい状況に対応するため、渋谷区新たな商業振興のための条例を提案されました。新たな地域課題への創造的な取り組み、商店街の相互連携による活動、観光や他地域との交流など、商店街の自主的かつ積極的な取り組みを図るとし、区としても必要な支援を行うものとされております。商店街をなお一層活性化させ、商店街の課題に対し会員とともに知恵を出し合い、工夫し、努力を重ねていくことが大切なのではないかと存じます。この条例により、商店街が積極的に行動され、活力基盤が構築されることを期待するものであります。

 第三は、安全対策についてであります。

 区長は一昨年以来、繁華街を中心とする安全対策の強化に御努力されました。渋谷の繁華街での、とりわけ青少年問題の解決のため、東京都にも積極的に提言され、東京都青少年の健全育成に関する条例が改正されることとなり、悪質な客引きについても、特定商取引に関する法律が改正されるとともに東京都迷惑防止条例が改正されたところでございます。脱法ドラッグについても、都は東京都薬物の濫用防止に関する条例案を三月都議会に提案し、規制を強化しようとしております。

 こうした中で、犯罪件数も減少し、繁華街をめぐる規制強化等、状況変化を踏まえ、区による独自対策であるガードマン巡回警備を廃止し、全小学校に警備員を配置するとの新たな安全対策の強化を高く評価するものであります。

 防犯リーダー実践塾の開催については、区民による自主的な取り組みを支援するものであり、今後とも継続されるようお願いをいたします。

 次に、まちづくりについてであります。

 区長は、本区の二十一世紀のまちづくりの基本方針である都市計画マスタープランを実現させ、区、区民及び企業等が相互に連携し、協力して進める協働型まちづくりを確実に展開していくために、渋谷区まちづくり景観条例を制定することを表明されました。また、条例制定にあわせて、景観計画の策定や土地利用等に関する規制及び調整を目的とした制度についても検討していくと表明をされました。本区の都市形成過程を、安全性と利便性の向上はもとより、文化と活力が融合した良好な景観をあわせ持った魅力ある市街地形成を築く段階としてとらえた区長のお考えに賛同するものであります。

 区民、企業等、双方にも魅力あるまちづくりを推進していくことが、本区が活力に満ちあふれ、繁栄する礎になると存じますので、協働型まちづくりを積極的に推進していただきたいと思います。

 次に、環境問題についてであります。

 環境問題については、本区は環境基本計画を策定し、渋谷区実施計画においてみどりの基本計画の推進と、第四次リサイクル推進計画の施策実施を掲げ、計画的に事業推進しているところであります。本年四月には、ごみ発電により電力供給されるふれあい植物センターが開設され、住民参加により植物の展示、企画展、季節に合わせた特別展などが実施されますが、環境教育のかなめの施設として期待するものであります。引き続き区民の皆様に見ていただけるよう、御努力いただきたいと存じます。

 公園整備にも創意工夫が見られます。

 代々木四丁目に昨年度取得した用地に、一時的避難・集合場所等の機能を持つ多目的公園を整備されます。このほか特色ある公園の新設、改良が計画されております。

 以上、平成十七年度一般会計予算は、行財政改革と細部に行き渡った財政運営により財政基盤を強化し、区民福祉の施策を確実に推進されており、高く評価するものであります。

 次に、平成十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算についてであります。

 国民健康保険事業は、失業者、無職者層も加入することとなり、他の市区町村と同様、本区も厳しい財政運営を余儀なくされております。特に平成十四年度の制度改正により、前期高齢者に対します新たな給付負担は医療費の大幅な増加をもたらし、その負担額は平成十六年度で約十二億円、十七年度においてはさらに約七億円の増が見込まれると聞いております。

 平成十七年度渋谷区国民健康保険事業予算は、こうした保険給付の厳しい状況に対して、一般会計繰入金を三億三千万円余増額し、十七億四千万円余とするなど積極的に取り組まれる一方、給付と負担の適切な均衡を維持した予算となっており、評価するものであります。

 今後とも、平成二十年と言われる保険者統合など医療保険制度改革を見据えながら、区民が安心して医療サービスを受けられますよう、効率的で着実な事業運営を期待するものであります。

 次に、平成十七年度渋谷区老人保健医療事業会計についてでありますが、前年度比四・二%の増となっております。これは、平成十四年十月の老人保健法の改正により定率の自己負担が導入され、対象者が七十五歳以上に順次引き上げられているため新たな受給対象者が原則として増加しないものの、加入者全体が高齢化するため一人当たりの医療費の伸びに対応されたことや、高額医療費制度など自己負担分を最小限にとどめる配慮がされていることによるものであります。

 次に、平成十七年度渋谷区介護保険事業会計についてでありますが、前年度比五・六%の増となっております。

 歳出のうち保険給付費は九十八億三千二百十五万五千円と、前年度に比べ金額にして六億一千七百三十一万三千円、率にして六・七%の伸びとなっており、介護保険事業計画も第三期目に入り、制度が確実に浸透しているものと考えます。今後とも安定的な事業運営をお願いするものであります。

 私ども渋谷区議会自由民主党議員団は、一致団結して、区民福祉の進展を図る視点から渋谷区政を継続的、安定的に発展させていくために一層努力することをお誓い申し上げ、議案第三十三号、議案第三十四号、議案第三十五号及び議案第三十六号それぞれの賛成討論といたします。

 ありがとうございました。



○議長(丸山高司) 八番平田喜章議員。



◆八番(平田喜章) 未来の渋谷をつくる会を代表いたしまして、平成十七年度予算、一般会計、国民健康保険事業会計、老人保健医療事業会計、介護保険事業会計について、原案に賛成の立場から討論を行います。

 まず、平成十七年度予算での主だった特色について言及していこうと思います。

 最初に、文教厚生関係所管分であります。

 日本全体が高齢化社会への道を突き進む中、自治体にとって少子化対策、子育て支援は最も重要な課題であります。特に、全国一合計特殊出生率が低い渋谷においては、いかに子どもを産んでもらいやすい環境にするか、いかに子育てがしやすい環境にするか、そして区全体にとっての宝であります子どもにとり、いかに良好な環境にしていくか、これが大きな課題であります。

 平成十七年度予算におきましては、数々の子育て支援策が盛り込まれております。保育園においては、保育料を中間層において三〇から五〇%削減し、経済的負担を軽減したこと、新たな保育園の開設、延長保育の拡大、認証保育所の拡大、また、渋谷区の宝である子どもの安全を確保するために全小学校に警備員を配置したことは、評価されるべきことであります。

 我が会派も、乳幼児医療費の助成拡大を会派として訴えてきましたが、子育て支援については、今後さらなる拡充を図っていくべきであります。

 もう一つは、区民にとっての大事な施設であります図書館についてであります。

 恵比寿・広尾地区図書館(仮称)は、財政的負担を余りかけずに図書館を設置するものとして評価いたします。同時に、全図書館の開館日と開館時間の拡大が行われることは評価いたします。平日は夜まで渋谷の家まで戻れない会社勤めの方々にとって、この施策は大きく喜ばれることでありましょう。

 中央図書館については、無線LAN導入も検討されているようですが、PCの貸し出しを含め草の根ITの推進、区民への情報サービスの拡大として、前向きに導入を望みます。

 図書購入予算のさらなる拡充とともに、図書や出版物以外の情報を図書館が扱うことで、図書館は今までにない情報サービスの拠点となるはずであります。また、これにとどまらず、さらなる開館時間の拡大を望みます。

 続いて、福祉保健関係所管分についてであります。

 福祉社会を支える基盤の整備として、渋谷区第三特別養護老人ホーム(仮称)がいよいよ開設されます。居住者のプライバシーに配慮した全室個室かつユニットケアの区立特別養護老人ホームは、公設では二十三区初のものであり、大きく評価します。入所に当たっては段階的と伺いますが、待機者解消のためには早い受け入れを希望いたします。

 認知症高齢者グループホーム等の整備についても、認知症高齢者が地域で家庭的な環境の中で暮らせるよう公設によるグループホームを整備するとともに、介護予防機能、ミニデイ、知的障害者、小規模通所授産施設機能をあわせた施設は高く評価できます。また、入院高齢者への紙おむつの購入について、新たに現金給付をされ、区長のきめ細やかな配慮が見られ、当事者はきっと大喜びだと思われます。

 障害者福祉サービスの充実についても、「画期的な施設」ともてはやされた心身障害者福祉センターも、時代の流れとともに区民要望を受けとめ、障害者入居施設、障害者地域自立生活支援センター等の機能を備え、複合施設として建て替えられる決断を評価いたします。

 次に、都市環境所管分についてであります。

 十七年度より新規に導入される家賃等債務保証制度についてですが、高齢者等が、保証者が見つからないために入居が困難になっている状況に対しての制度として、大きな期待がされるものです。早急の実施を願うものであります。

 しかし、質疑の中で、制度自体を行政側がしっかり理解していないのではないかという不安が指摘されております。区民にとってわかりやすく、利用しやすい制度にするということを大前提に取り組んでいっていただきたい。

 また、参宮橋公園、十三号通り公園、百軒店児童公園、ともに仮称でありますが、これの新設については、区民の憩いという観点だけでなく防災や緑化、治安の安定にもつながりますし、また、宮下公園のフットサルコート設置については、若者が集まる渋谷という特性を生かした新しい形の施策として評価いたします。単にコートを設置するというだけでなく、渋谷の中心という立地を生かした新しい都市型公園となるよう、今後も様々なアイデアを取り入れ、計画していただきたいと要望します。

 次に、総務区民所管分であります。

 まず、組織改正にかかわることですが、幡ケ谷敬老館の建て替えに伴う所管替え、総務部と企画部にまたがって行われていた事業の企画部への一本化は、事務事業を整理するものとして評価します。

 次に、企画部です。

 喫緊の課題であります情報セキュリティの分野です。

 データセンターヘの委託は、専門性の高い分野を専門家に委託し、最高のセキュリティ環境、すなわち侵入防止、防災、バックアップなどの面ですぐれた環境に、大切な区民のデータを移すことであります。先ごろ示されたセキュリティポリシーとともに、情報セキュリティに対する区の積極的な姿勢を示すものであると考えます。

 また、こちらも重要な課題であります区民の区政参加については、我が会派の提案を取り入れて、寄附による区民参加制度の検討が始まりました。高く評価するとともに、実効性のある取り組みとなることを期待いたします。

 区民部ですが、商工観光課への衣がえ、また、商店街、町会支援の充実は、コミュニティ再生へ必要な政策であります。さらに検討を続け、運用の中でより効果の高い支援策を選択するよう要望いたします。

 防犯・防災対策については、それぞれ防犯リーダー実践塾を事業拡大する、備蓄品の増強を図るなど、充実した取り組みが図られているところであります。引き続いての努力をお願いするとともに、備蓄品については、昼間人口に対応した備蓄レベルまで将来的に引き上げられるよう要望いたします。

 最後に、職員人件費についてですが、正規職員が減っていることは、たゆまぬ行財政改革の成果であると言うことができます。ただし、委託の拡大、特に、委託に占める人件費がかなり増大していることは見過ごせません。委託によってサービスの向上、効率化が図れるところは図っていただく、正規職員に任せる箇所については正規職員のさらなるレベルアップ等により対処していく等、人件費削減への尽力を望みます。

 続いて、国民健康保険についてであります。

 渋谷区では、平成十六年度国保料について、二十三区統一方式を離脱し区民の負担を減らすという英断を下したわけであります。しかしながら、十七年度においては再び二十三区統一方式に戻ってしまうこととなっております。無論、十六年度と同じく独自の国保料を実現できれば理想ではありましたが、特別区という位置づけ、また、医療費はさらに増大することを考慮すると、いたし方ないのかもしれません。

 二十三区の特別区であるがゆえに、財調、国保と渋谷区は不利な立場になっております。この点に関しましては、区長、渋谷区、渋谷区議会、渋谷区民一致団結して、是正を強く求めていくべきであります。同時に、将来に向けて、根本的な自治体としてのあり方を真剣に検討していくべきなのではないでしょうか。

 国保料の問題については、もう一つ根幹的な問題を有しております。少子・高齢化がさらに進む中、毎年国保料が上昇していく問題であります。もちろん、医療を受ける権利を我々は有しているのでありますが、今後は「医療に頼る生活」から「医療を必要としない生活」への転換を考えていくべきであります。

 以上が平成十七年度予算案における会派としての総論であります。

 次に、平成十七年度予算に関する分科会審査を経ての、将来にわたっての課題について言及していきます。

 まずは、文化芸術に関する施策についてであります。

 区は、文化芸術振興基本条例をつくり、文化芸術施策を区政の大きな柱にしていくわけであります。文化芸術の薫り高き渋谷において、文化芸術を推進することは意義あることであると思います。しかしながら、区が想定している文化芸術は伝統文化が特に大きな対象と見られ、特定の階層、年齢層を意識したものとなっております。検討段階から渋谷区民の全階層、全年齢層から幅広い参加を募り、意見に耳を傾けていくこと、また、渋谷を文化芸術活動の拠点とされている方々にも参加を募るべきであります。

 どうも渋谷区の文化芸術施策は、今までも区や行政にかかわってきた人々を強く意識し過ぎているのではないかと心配しております。しかしながら、渋谷区においては区全域であらゆる年齢層の方々が文化芸術活動を行っております。また、民間の文化芸術にかかわる企業や人々も多いのでありますが、こういった人々の意見は軽視されているようにも感じられます。また、余り想定されてもいないように感じます。

 多くの文化芸術にかかわる人々が集まる渋谷でありますが、これらの人々は、余り区や行政に目を向けてはきませんでした。今まで区や行政にかかわりを持とうとしなかった人々に、渋谷区が文化芸術に力を入れていくことを強くアピールし、参加を望む人々はどんどん入ってきてもらい、融和してもらう。こうすれば、渋谷区は文字どおり「日本を代表する文化芸術の街」となるはずであります。

 文化芸術振興基本条例制定と同時に、十七年度予算に設置が予定されている文化芸術振興推進協議会についてでありますが、渋谷で文化芸術にかかわる広いジャンルから、若い人々を含めた広い年齢層から選任するとの答弁が分科会でなされております。文化芸術の誇り高き渋谷にふさわしい人選を期待しております。

 この協議会については、教育委員会との位置づけが不明確な部分があります。また、どうやら、区は折に触れて伝統文化を強調されていますが、分科会では、伝統文化が何を指すのかも不明確でありました。せっかくの文化芸術振興基本条例を制定しての施策でありますから、もっとしっかりしたビジョンとプランをもって臨むべきであります。

 もう一点、文化芸術施策で不安な部分が存在しております。白根郷土博物館・文学館についてであります。

 資料の収集と保存に重点が置かれており、区民参加という観点が不十分であると感じられます。年間六千万円の経費をかけても一日平均二十四名の利用しか望めないそうでありますが、郷土を愛する人が常に集まり、学び、感じ、体験できる場になることを期待いたします。重視することは、人が集まり、そこから新たな有形無形の文化芸術財産を創造することであります。こちらも、区民がいかに利用するかという観点をさらに追求しなければ、単なるコンクリートの建物が増えるだけの結果になり、将来の財政負担のみ増えてしまう結果になってしまうでしょう。同時に、人々が集うことがしやすくなるように、開園時間の延長も強く要望いたします。

 次に、最近マスコミにも取り上げられた、今回の予算にもかかわる二点について言及いたします。

 一番目が、TBSで取り上げられたふれあい植物センターについてであります。

 先ほどの白根郷土博物館・文学館は年間のコストが六千万円ということでありましたが、温室植物園については年間九千万円というコストがかかります。しかしながら、植物園という特性を考えた場合、一体だれがこの施設を望んでいるのかということを感じるのであります。コンクリートを大量に使用する、また、エネルギーを大量に使うこのような施設と、自然を愛でる人々、自然志向の人々、環境問題に興味を抱く人々というのは、親和性が低いのであります。環境にかかわる学習を、エネルギーと経費を大量に使用する施設を新設して行うというのは甚だ滑稽でありますし、京都議定書の精神にも反してしまうのではないでしょうか。

 今後この施設をどう活用していくのか、渋谷区にとっての大きな課題であります。

 二番目は、朝日新聞、フジテレビ、NHKでも取り上げられた、区施設におけるアスベスト使用の問題であります。

 これは、渋谷公会堂に人体にとって大変危険なアスベストが大量に放置されているという問題であります。

 区は、安全であることを繰り返し主張しているのでありますが、どうやらこの「安全」とは、根拠のない「安全であるはずだ」ということのように思えてなりません。アスベスト問題が社会問題になった昭和六十二年以前には、アスベストはすぐれた建材としてごく普通に使用されていたわけでありますし、また、平成七年度以前はアスベストの使用基準は緩かったのでありますから、公会堂以外の区の施設にも利用されていると考えるのは当然であります。

 また、昭和六十二年から平成二年にかけて、除去や封じ込めといった対処もなされていたようですが、前述したように、昭和六十二年や平成二年の段階ではアスベストと認識されていなかった建材で、現時点ではアスベストであり危険であるという建材も追加されておす。また、封じ込めに関しては、劣化によりアスベストが露出している区の施設がある可能性が懸念されます。

 実際、区役所本庁舎の廊下部分の天井はアスベスト封じ込めが行われておりますが、ごらんになればわかるはずですが、封じ込めが劣化し、アスベストが露出している箇所がたくさん存在しているはずであります。恐らく私自身も区役所でアスベストを吸ってしまっているでしょう。これは区施設を利用する多くの区民一人一人にかかわる問題なのであります。特に、毎日アスベストを吸い込む可能性がある職員、そして影響が大きい子どもたちが心配です。

 練馬区が行ったように、渋谷公会堂を初めとした全施設において、再度最新の基準に基づいた調査を行い、除去処理を行うことを強く希望します。特に、子どもが利用する学校や幼稚園、保育園などの施設には、早急の調査と根本的な対処を望みます。

 少々苦言を呈しましたが、渋谷区における希望、これを今回の議会ではかいま見ることができました。

 今議会には、冒頭から最終日まで多くの区民の皆さんが傍聴に訪れました。特に注目すべきだと思うのは、子どもの良好な教育環境を守るために立ち上がったPTAの活躍であります。

 PTAの方々は手弁当で、一万一千五百三十名の署名とともに、渋谷区内の教育施設等に日影を落とす中高層建築物の制限に関する請願を提出されました。この請願は、渋谷区において保育園、幼稚園、小学校、中学校に日影を落とす中高層建築物を制限する条例を制定し、子どもたちから太陽と青空が奪われることのないように教育環境を守ってほしいという請願であります。

 連日、連日、区役所を訪れ、子どもたちのために活動するPTAの方方には、本当に頭が下がる思いであります。一万名以上の署名を集めることは、並大抵のパワーではできないはずであります。これはひとえに子どもを思うお父さん、お母さんたち、そして子どもを思う方々の意思とパワーの総意であると思っております。

 渋谷区においては、行政にかかわる人々は限られた年齢層、ともすれば少数の限定された方々が多かったのではないかと感じますが、PTAには幅広い年齢層と様々な職業の方々が参加されていると思います。これらの方々にはもっともっと区政に参画してもらい、意見を言ってもらいたいと思っております。この力は、きっと渋谷区の行政そのものをよい方向に導くことであろうと、私は強く思っております。

 最後に一言述べさせていただきます。

 今、日本は、長引く不況により活力を失っております。今までは考えられなかった大企業が倒産し、失業者は増え、若者は定職につかず、全く先行きは不透明です。さらに、少子化は深刻さを増していきます。そして、二〇〇七年より団塊の世代が退職を迎えます。日本は国家、地方ともに大量の借金を抱えております。先日の国会での答弁では、国と地方の借金は合わせて一千九十一兆円であるという具体的な数字が出てきました。

 このような現状では、地方自治も変わらなければなりません。

 日本の自治体で行われている地方自治は、利益分配の機関となっております。自治体にまつわる数多くの人々が、自分のために、あるいは自分がかかわる団体のために利益を求め、予算を増大させていく、そして、そのための分配する役割が地方自治の役割であると認識されている現状であります。高度経済成長の時代であれば、それはそれで、よいか悪いかは別として、成り立っていたでしょう。しかし、先ほど挙げた危機的な状況下では、このような地方自治を行っていけば破綻につながります。そして、それぞれの自治体がそれを行うことで国家自体も衰退、破綻につながっていきます。皆が自分や自分にかかわる組織の利益をひたすら追求する政治、行政は終えなければなりません。皆が我慢することが必要であります。また、皆が他者のことを考えることも必要であります。

 もちろん、次世代に向けての負担も軽くすることを優先させるべきであり、それが大人としての義務であると思っております。

 以上のことは、決してどこか遠くの話ではなく、実際に区政に携わる我々一人一人の問題でもあるのです。その立場から、今後とも真剣に区政と向き合っていかなければならないと強く決意すべきであります。

 幸いなことに、渋谷は多くのすぐれた人々が集まり、また、すぐれた資源を有する自治体であります。たゆまぬ行財政改革によって、まだ多少は余裕が残る今こそ区民の英知を結集し、体質を変えていくべき時期だということをここに集まるすべての方々に訴え、討論を終えたいと思います。

 どうもありがとうございました。



○議長(丸山高司) 以上で通告による討論は終わりました。ほかに討論はありませんか。これをもって討論を終結します。

 これから日程第二十九を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立を願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 これから日程第三十を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立を願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 これから日程第三十一を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立を願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 これから日程第三十二を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立を願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 これをもって予算特別委員会は任務を終了いたしましたので、解消いたします。

 委員の方々には、まことに御苦労さまでございました。

 日程第三十三を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第三十三 議案第三十七号 特別区道路線の認定について

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   都市環境委員会審査報告書

議案第三十七号 特別区道路線の認定について

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              都市環境委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 都市環境委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま議題となりました議案第三十七号 特別区道路線の認定についてにつきまして、都市環境委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 本案は、道路法第八条第二項の規定に基づき、特別区道路線を認定しようとするものであります。

 認定しようとする特別区道は第一〇六八号路線で、恵比寿南一丁目一番三十三先から恵比寿南一丁目四番一先までの延長六十六・一一メートル、幅員最大二十九・六五メートル、最小十三・四九メートルの路線であります。

 審査の中で、恵比寿駅前であり、多くの人が利用する場所でもある。都から移管を受けたことに加え、JRとの管理協定を結んだことによって一体管理ができるようになったことでもあり、地元に喜ばれるように整備することを期待する等の意見が出されました。

 本委員会では慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、都市環境委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第三十三を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 この際、会議時間の延長をいたしておきます。

 議事進行上、暫時休憩をいたします。

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   休憩  午後三時二十七分

   再開  午後五時四十一分

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○議長(丸山高司) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 お諮りいたします。

 ただいま総務区民委員会、座光寺委員長から議案第四十一号の委員会報告書が提出されましたから、これを日程に追加することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、日程に追加することに決定いたしました。

 お諮りいたします。

 ただいま日程に追加した件については、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、日程の順序を変更し、直ちに議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第一を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第一 議案第四十一号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議案第四十一号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月三十一日

              総務区民委員会委員長 座光寺幸男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

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○議長(丸山高司) 総務区民委員長の報告を求めます。

 座光寺委員長。



◆二十八番(座光寺幸男) ただいま議題となりました議案第四十一号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、地方税法等の一部改正に伴い規定の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、個人住民税の非課税範囲の見直しにより課税される範囲が広がり、約四千人の方が影響を受ける。さらに、課税されることに伴い国民健康保険料、介護保険料も負担増となるため、賛成できない等の意見がありました。

 賛成の立場から、国の地方税法改正に伴うもので、やむを得ないが、六十五歳以上の方のうち前年度所得額が百二十五万円以下の方が課税されることになるので、今後、高齢者への負担軽減策を検討されたい。また、条例の文言整理に当たっては、条例全体を統一して実施されたい等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告とさせていただきます。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから追加日程第一を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第三十四を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第三十四 消費税の増税に反対し、営業と暮らしを守る請願

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

消費税の増税に反対し、営業と暮らしを守る請願

 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              総務区民委員会委員長 座光寺幸男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

   意見 請願の趣旨に沿い難いため

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○議長(丸山高司) 総務区民委員長の報告を求めます。

 座光寺委員長。



◆二十八番(座光寺幸男) ただいま議題となりました消費税の増税に反対し、営業と暮らしを守る請願について、総務区民委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 本請願は、渋谷区、消費税廃止渋谷各界連絡会、代表者、宇田川好信さん、ほか五十一団体から提出されたものであります。

 本請願の趣旨は、消費税率の引き上げを行わないよう国に意見書の提出を求めるものでございます。

 審査の中で、賛成の立場から、区内中小業者、区民の暮らしを守るため、消費税増税に反対する意見書を提出すべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、本請願を不採択とすべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第三十四を採決いたします。

 なお、委員長の報告は不採択であります。

 本件は採択することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、本件は不採択とされました。

 日程第三十五を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第三十五 渋谷区内の教育施設等に日影を落とす中高層建築物の制限に関する請願

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   都市環境委員会審査報告書

渋谷区内の教育施設等に日影を落とす中高層建築物の制限に関する請願

 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、採択すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              都市環境委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 丸山高司殿

   意見 請願の趣旨に沿うよう善処されたい

   措置 区長に送付すべきもの

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○議長(丸山高司) 都市環境委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま議題となりました渋谷区内の教育施設等に日影を落とす中高層建築物の制限に関する請願につきまして、都市環境委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 本請願は、渋谷区、渋谷区立小学校PTA連合会会長、久保田正尚さん、ほか一万一千五百三十人から提出されているものです。

 本請願の趣旨は、保育園、幼稚園、小学校、中学校に日影を落とす中高層建築物を制限する条例を制定して、子どもたちから太陽と青空が奪われることがないように教育環境を守るよう求めているものです。

 審査の中で、反対の立場から、子どもたちの教育環境を守っていくということは当然なことである。しかし、現在、区では地区計画を初めとする協働型まちづくりを進めているところであり、そのため四月にシンポジウムが行われ、景観条例制定の推移も見ていくことが必要である。規制条例制定には十分な議論を尽くすべきであり、継続審査の必要があり、賛成はできない等の意見が出されました。

 賛成の立場から、地区計画は推進していくべきだが、どうしても時間がかかる。区内の教育施設に日影を落とさないよう環境を守っていくには、迅速な対応が求められる。子どもたちの教育環境を守っていきたいという保護者の願いを受けとめ、教育施設の日照を守るという立場に区が立って、教育施設に日影を落とす中高層建築物を制限する方向で早急に取り組むことが必要である等の意見が出されました。

 本請願については慎重審査の結果、採択すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、都市環境委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。事前に討論の通告がありましたから、順次指名いたします。

 三番小林清光議員。



◆三番(小林清光) 私は、自由民主党議員団を代表して、ただいま議題となりました請願受理番号第十号 渋谷区内の教育施設等に日影を落とす中高層建築物の制限に関する請願について、反対の立場から討論を行います。

 本請願の趣旨は、区内の教育施設等に日影を落とす中高層建築物の高さを制限する条例を制定し、教育環境を守るということであります。

 私ども議員団も、実効性のある規制条例はこれから必要と考えますが、まず、規制のための適正な基準づくりからスタートすべきであり、住民、事業者等の地権者の権利を制限する場合、現状では慎重に取り組むべきだと考えております。

 本定例会では、渋谷区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例が議案として都市環境委員会に付託され、全員一致で可決され、先ほども当本会議で可決されました。この条例中、新たに追加され、本区でも五件目となる神宮前五・六丁目地区地区計画においても、当該地区をABCDの四つのエリアにわけ、それぞれの地域特性を踏まえ、地域住民、事業者、行政が一体となって議論を尽くし、それぞれの意見を集約し、作成されたものです。私たちは、行政主導型のまちづくりではなく、本計画に代表されるような協働型のまちづくりを目指しております。

 本区においては、都市計画法に基づき平成十二年に策定された、区における土地利用や都市計画の基本を定めた「まちづくりの憲法」とも言うべき都市計画マスタープランがあります。この都市マスを絵にかいたもちに終わらせないためにも、その本旨の実現に向け、区民、事業者と区の責務を明確にし、まちづくりに参画していくことが求められていると思います。

 また、我が会派は、代表質問で都市計画マスタープランの理念のもとに景観条例の制定を求めてまいりましたが、昨日可決された平成十七年度一般会計予算において、十七年中に制定予定の景観条例にあわせての景観計画の策定や、新たな地区計画に対して予算計上されていることは御承知のとおりであると存じますが、都市計画マスタープランのもとに、地区計画や景観条例を視野に入れながら協働型のまちづくりを推進すべきと考えます。

 教育環境を守る責任については、区長及び教育委員会、そして我が会派のスタンスも当然のことと考えておりますが、都市計画法、建築基準法に基づき合法的に建築される建築物について、教育施設等に日影を落とすという理由により、条例により一律に建築を制限することは、法令上、許されません。請願で例示されている佐賀市の条例でも、教育施設に日影を落とす建築物の建築を制限するものではなく、あくまでも教育施設等に日影を落とす建築物の建築に当たって配慮すべきことと、教育施設の管理者と協議することを想定しているものであり−−失礼しました、協議することを規定しているものであり、建築自体を規制する内容とはなっておりません。

 さらに、行政主導で絶対高さ制限を設ける新宿区では、同区が行ったパブリック・コメントに「突然過ぎる」「財産権の侵害である」といった内容が多いとも聞いております。

 このように、行政主導で絶対高さ制限を設ける難しさというものは、実はここにあると思います。

 渋谷区において建築行政は、あくまでも都市計画マスタープランの理念に基づいた協働型のまちづくりを基本に、地域住民、事業者と区が一体となって遂行すべきであり、それぞれ合意を形成しながら推進すべきと考えていると承知しております。

 さらに申し上げれば、現行の法律の中でこのような条例が自治体として制定できるのか、大きな疑義を持つものであります。

 以上の理由から、私ども会派は、さらに調査し、誤りのない結果を求めていこうと継続の調査を求めてまいりましたが、委員会で多数により拙速に採択されたのは、まことに遺憾であります。

 以上のことを申し上げ、本請願に反対の立場からの討論といたします。



○議長(丸山高司) 三十二番岡野雄太議員。



◆三十二番(岡野雄太) 私は、未来の渋谷をつくる会を代表し、ただいま議題となりました渋谷区内の教育施設等に日影を落とす中高層建築物の制限に関する請願につきまして、採択に賛成の立場から討論をいたします。

 本請願は、渋谷区、渋谷区立小学校PTA連合会会長、久保田正尚さん、ほか一万一千五百三十名から提出されたものであります。

 請願の内容は、渋谷区において保育園、幼稚園、小学校、中学校に日影を落とす中高層建築物を制限する条例を制定して、子どもたちから太陽と青空が奪われることのないよう教育環境を守っていただきたいというものであります。

 現在、渋谷区内では多くの建築紛争が起こっており、毎回定例会ごとに建築紛争にかかわる陳情や請願が提出されております。また、渋谷区では景観条例を制定した後、土地利用規制条例の計画を予定されているようでありますが、まちづくり課の地域での説明によりますと、時間をかけて内容を詰めていきたいという、何とも悠長なものでありました。

 現在、一万平米を超える建築計画は東京都が所管しているため、法律に準拠する計画について、渋谷区はほとんど何も口出しをしていない状況であるようであります。所管が違うとはいえ、区民生活に悪影響を与える計画については、自治体である区としての考え方を明らかにし、一定の指導力を発揮する必要があるのではないでしょうか。ましてや将来の渋谷区を背負って立つ子どもたちの教育環境に直接かかわる計画については、真剣なる対応がなされるべきと考えます。

 本来であれば、企業側の計画段階において、建築主のモラルによって、最低でも教育施設等に悪影響を与える計画をしないことがあるべき社会の姿だと思うわけでありますが、不況の影響もあってか、企業が一般的モラルに反した強引な計画を進めているのが現状です。

 古来より、欧米の街づくりにあっては、まずその土地の一番よい場所あるいは中心部に学校と教会などを建て、そして、その周りにまちが形成されていくことがまちづくりの姿であり、子どもが集い、学ぶ学校は、その地域の大人たちが守るのは当然の約束事であったはずですし、そのことが次世代を担う子どもたちを健やかに育てることとなるのです。

 しかし、今、渋谷区においては、さきに述べましたように、教育環境に悪影響を及ぼす建物が平然と計画をされ、その地域の大人たち、すなわち渋谷区が何の規制もできず、ただ指をくわえて眺めているといった嘆かわしい状況であります。

 佐賀市や千代田区では、教育環境に影響を与える建築計画について、事前協議など独自の予防と調整及び早期周知の条例を設けております。この条例施行後は抑制効果があらわれ、計画の変更があるなど大きな成果を上げております。

 区長は、今定例会の十七年度予算において、子どもたちを危険から守るという意識のもと学校警備員を全小学校に配置し、全国的に話題となりました。このことにつきましては、我が会派としても敬意を表するものであります。区長は、かつて教育委員会におられたこともあります。教育環境については特に強い思い入れがあるものと信じております。既にお考えをお持ちのようであれば釈迦に説法かと存じますが、是非早急に、具体的に手がけられるべく決断されるべきと思います。

 今回の請願は、主に学校に子どもを通わせている保護者の皆様の切実な思いであります。子どもたちが太陽の光を一身に浴びてすくすくと育つことが、子を持つ親のだれもの願いではないでしょうか。本請願の、困難な状況の中で集められました一万一千五百三十一名もの署名は「議員の皆さん、子どもたちの教育環境を守ってください」との切実なる思いが込められたものであります。

 既に反対討論もありましたが、是非とも本請願の趣旨を御理解いただきまして、全議員の皆様の御賛同をお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。



○議長(丸山高司) 傍聴者、静粛にお願いします。

 三十四番菅野 茂議員。



◆三十四番(菅野茂) 私は、日本共産党渋谷区議団を代表して、ただいま議題となりました渋谷区内の教育施設等に日影を落とす中高層建築物の制限に関する請願を採択することに全面的に賛成する立場から討論を行います。

 本請願は、渋谷区立小学校PTA連合会会長、久保田正尚さん、ほか一万一千五百三十人という、近年にない多数の方々から提出されたものです。私は、この請願に寄せられた一人一人が、子どもたちからかけがえのない太陽と青空が奪われることのないように教育環境を守ってほしいという区民の願いが込められたものとして、しっかりと受けとめたいと思います。

 賛成の第一の理由は、今、千駄谷小学校・幼稚園の教育環境が、高さ百二十七メートル、地上三十四階の超高層マンションの建設によって破壊されようとしているとき、こうしたことを拡大させないため、住民の代表者で構成する区議会が早急に、教育施設等の環境を守るため具体的な対策を講じるよう、行政に求めることが必要と考えるからであります。

 私は、今年一月二十二日、千駄谷小学校のもちつき大会に参加しました。この日は空は真っ青、太陽がさんさんと校庭を照らし、そのもとで子どもたちや教職員、保護者、地域の方々が元気にもちつきをする中で、このすばらしい教育環境を絶対に守らなければならないという声が相次いで寄せられ、それは今でも胸に焼きついております。なぜならば、三十四階の超高層マンションが建設されれば、千駄谷小学校・幼稚園に午前十時から午後二時までの四時間、日影が落ち、これまで先輩、地域住民の皆さんが築き上げてきた良好な教育環境が将来にわたって失われるからです。

 文部科学省の学校施設整備指針では、子どもの学習環境を守るための良好な日照及び空気を得ることの重要性を定めております。このように、子どもたちの成長の場である教育施設への環境保全は、特段の配慮が求められており、日照被害を守る責務は教育委員会と区にあるのです。

 特に近年、区内における高層ビルの建設は、五年間を見ても、高さ五十メートル以上が八件、この一年間では高さ百メートル以上の建物の建設着手または計画中を含め三件と、ますます超高層ビル化し、地域の生活環境、住環境や教育環境が破壊されつつあり、とりわけ区内の教育施設への日影を落とす中高層建築物の建築規制の対応は、迅速に行わなければなりません。

 第二の理由は、請願理由にも挙げられているように、超高層建物などから教育施設等や住宅環境を守るために、子どもと住民の立場でいろいろな形で知恵を結集して取り組んでいる自治体の先進例や教訓を生かし、渋谷区でもそうした対応を行うことが重要だと考えるからであります。

 例えば佐賀市では、中高層建築物の建設に係る紛争の予防と調整に関する条例を二〇〇一年一月、施行しました。建築主等の配慮等として教育施設等の日照について、第八条では、中高層建築物の建築主に対し、保育所、幼稚園、小学校、中学校の敷地に日影を生じさせたときには、日影の影響について配慮した計画を行うよう努めることを規定しています。この条例制定の背景には、教育施設への日照被害に対する紛争が契機になっており、私は担当課長に聞きましたが、担当課長は、施行後二〇〇四年度までの実績は三件あり、いずれも教育環境に影響しない計画となったことや、教育施設等の日照について規定したことが少なからず効果をもたらしたのではないかと語っているわけです。

 当区も同様の条例があるものの、教育施設等の日照にかかわる規定はなく、教育施設等の設置者との協議する義務規定もありません。この点でも生かせるはずではないでしょうか。

 また、千代田区では、千代田区建築計画の早期周知に関する条例を制定し、これは自主制定であります。二〇〇三年十月一日に施行しております。この条例制定の背景には、やはり高層マンション建設による教育施設への環境悪化による紛争が解決困難となったため、行政が研究をし、大規模建築物や、学校等の周辺に建つ建築物について、現行の紛争予防条例に上乗せする形で、紛争予防条例の三十日前の前段として、さらに六十日前に、大規模な建築物を建築する場合や教育的、福祉的観点から特段の配慮を必要とする場合に、建築主が周辺住民や学校関係者に対し建築計画の内容及び生活環境への配慮に関する資料等を早期に掲示し、説明を行う規定を盛り込み、区長の責務として、建築主に対し地域住民や学校関係者の意見を伝えることを定めているのです。特に学校関係者については、学校等の管理者及び学校等に在籍する児童生徒または幼児の保護者としております。

 条例の最大の特徴は、対象建築物の範囲が、高さ二十メートルを超える建築物で延べ面積三千平方メートル以上のものとし、さらに、一万平方メートル以上の東京都の紛争予防条例の対象建築物についても、千代田区の早期周知に関する条例では対象建築物にしているわけです。この規定により、都の条例では三十日前に計画の掲示、説明等を行うというものを、住民には九十日前に掲示、説明を行うことを求めており、同時に、建築主は区長に建築内容や日影への影響等の資料を提出することを定めているわけであります。このことによって、開発事業者が短期間に工事を強行することに対する規制ともなっているわけです。

 当区の紛争予防条例の不十分さを補い、教育施設の環境を守る責務を果たす上からも、区は、これらの取り組みから謙虚に学ぶべきではないでしょうか。

 私は、今、大切なことは、住民の代表である区議会が請願者の願いである「子どもたちから太陽と青空を奪わないで」という立場に立つかどうかが、今、問われていると考えます。

 特に、本請願は、次代を担う渋谷区の子どもたちの健やかな成長を保障したい、その妨げとなる日影を規制してほしいという、すべての区民が求めている方向性を示したものであります。この請願の行方について、一万一千五百三十人の署名をした方々を初め、多くの区民と、区内の九千人の子どもたちも見詰めているのです。その子どもたちに未来に希望があることを示すことができたと胸を張って伝えるためにも、本請願が採択されることを心から訴えて、賛成討論といたします。



○議長(丸山高司) ほかに討論はありませんか。これをもって討論を終結します。

 これから日程第三十五を採決いたします。

 本件は採択することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者多数。

 よって、本件は採択されました。

 日程第三十六を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第三十六 乳幼児医療費無料制度を子ども医療費無料制度として中学生までの実施を求める請願

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   文教厚生委員会審査報告書

乳幼児医療費無料制度を子ども医療費無料制度として中学生までの実施を求める請願

 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

               文教厚生委員会委員長 森 治樹

渋谷区議会議長 丸山高司殿

   意見 請願の趣旨に沿い難いため

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○議長(丸山高司) 文教厚生委員長の報告を求めます。

 森委員長。



◆二十二番(森治樹) ただいま議題となりました乳幼児医療費無料制度を子ども医療費無料制度として中学生までの実施を求める請願につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本請願は、渋谷区、新日本婦人の会渋谷支部、代表者、藤井絹代さん、ほか九百六人から提出されたものです。

 本請願の趣旨は、医療費無料制度を中学生まで実施することを求めるものです。

 審査の中で、反対の立場から、出生率の低下は単に子育ての経済的負担増ではなく、若い人たちのアイデンティティーの変化の傾向でもあり、何でも助成すれば出生率が上がるというものではない。また、中学生までの無料は、財政、効果などあらゆる面から研究が必要である等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、渋谷区は全国一律の調査で合計特殊出生率が一番低く、緊急に少子化対策をとっていく必要がある。結婚した女性の多くが、子どもは二人以上欲しいという声が出されており、子どもを育てたいという願いにこたえる上でも採択すべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教厚生委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第三十六を採決いたします。

 なお、委員長の報告は不採択であります。

 本件は採択することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、本件は不採択とされました。

 日程第三十七を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第三十七 学校給食の区直営方式による安全な給食の実施継続を求める請願

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   文教厚生委員会審査報告書

学校給食の区直営方式による安全な給食の実施継続を求める請願

 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

               文教厚生委員会委員長 森 治樹

渋谷区議会議長 丸山高司殿

   意見 請願の趣旨に沿い難いため

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○議長(丸山高司) 文教厚生委員長の報告を求めます。

 森委員長。



◆二十二番(森治樹) ただいま議題となりました学校給食の区直営方式による安全な給食の実施継続を求める請願につきまして、文教厚生委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本請願は、渋谷区、豊かな子どもの成長を願う渋谷の会(準備会)、事務局長、田中正也さん、ほか百四十三人から提出されたものです。

 本請願の趣旨は、上原中学校、広尾中学校の学校給食を自校直営方式に戻し、中幡小学校、幡代小学校などで新たに学校給食の民間委託を拡大しないことを求めるものです。

 審査の中で、反対の立場から、基本的に食の安全管理が大前提であり、区が責任をもって対応している。学校給食の民間委託は、調理従事者のみの委託であり、献立や食材は学校と栄養士がチェックをしている。直ちに自校直営に戻す理由は見つからない等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、九六年に大阪・堺市で起こったO−一五七による食中毒によって三人の小学生が死亡、五千八百人余りの被害は、民間委託による給食現場での事故である。給食は教育の一環であり、区は、自校直営方式による給食実施でこたえていくべき等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教厚生委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第三十七を採決いたします。

 なお、委員長の報告は不採択であります。

 本件は採択することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、本件は不採択とされました。

 日程第三十八を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第三十八 サービスの利用制限や負担増でなく、国の責任で、安心して受けられる介護保険制度の改善を求める請願

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○議長(丸山高司) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔小湊次長朗読〕

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   福祉保健委員会審査報告書

サービスの利用制限や負担増でなく、国の責任で、安心して受けられる介護保険制度の改善を求める請願

 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成十七年三月二十八日

              福祉保健委員会委員長 古川斗記男

渋谷区議会議長 丸山高司殿

   意見 請願の趣旨に沿い難いため

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○議長(丸山高司) 福祉保健委員長の報告を求めます。

 古川委員長。



◆十七番(古川斗記男) ただいま議題となりました、サービスの利用制限や負担増でなく、国の責任で、安心して受けられる介護保険制度の改善を求める請願につきまして、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本請願は、渋谷区、渋谷社会保障推進協議会会長、福井典子さん、ほか八百六十二人から提出されたものです。

 本請願の趣旨は、二〇〇五年の介護保険制度抜本見直しに際して、国民への負担増ではなく、介護施策に対する国庫負担の引き上げ、保険料、利用料の応能負担の導入と低所得者の免除制度の確立、介護基盤整備への国の財政支援の強化を実現するよう、政府に意見書の提出を求めるものです。

 審査の中で、反対の立場から、保険料、利用料は安定した給付サービスを行うために、また、居住費、食費の徴収は在宅介護との格差をなくすために、それぞれ必要であり、国が財政支援をすることは介護保険の考え方である相互扶助の精神に反する等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、現在、国会で審議されている法案の内容は、結局のところ利用者の負担を増大するものであり、国民が納得できるのは所得に応じた負担である。必要な国庫負担により、だれもが安心して必要な介護を受けられる制度の見直しを行うべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、本請願を不採択すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、福祉保健委員会の報告といたします。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから日程第三十八を採決いたします。

 なお、委員長の報告は不採択であります。

 本件は採択することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(丸山高司) 起立者少数。

 よって、本件は不採択とされました。

 日程第三十九を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△日程第三十九 閉会中の調査事件について

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○議長(丸山高司) お手元に御配付いたしました特定事件継続調査事項表に記載のあります各件については、それぞれ所管の委員長から、さらに調査を要するとの申し出がありましたから、閉会中も調査を続行するよう付託することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、さよう決定されました。

 お諮りいたします。

 ただいま木村正義議員ほか九人から、御配付のとおり、議員提出議案第十号 渋谷区議会委員会条例の一部を改正する条例が提出されましたから、これを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。

 追加日程第二を議題に供します。

   〔小湊次長朗読〕

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△追加日程第二 議員提出議案第十号 渋谷区議会委員会条例の一部を改正する条例

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○議長(丸山高司) 提案理由の説明を求めます。

 二十五番木村正義議員。



◆二十五番(木村正義) ただいま議題となりました議員提出議案第十号 渋谷区議会委員会条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明をいたします。

 本案は、本年四月一日からの渋谷区組織条例の改正に伴い、常任委員会の名称及び所管の変更等を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 提案者は、芦沢一明議員、古川斗記男議員、森 治樹議員、新保久美子議員、染谷賢治議員、座光寺幸男議員、広瀬 誠議員、岡野雄太議員、菅野 茂議員と私、木村正義でございます。

 どうぞ提案どおり御議決いただきますようお願いを申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(丸山高司) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これから討論に入ります。討論はありませんか。討論なしと認めます。

 これから追加日程第二を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(丸山高司) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 区長から発言の通告がありますから、これを許可いたします。

 桑原区長。



◎区長(桑原敏武) このたびの定例会には、平成十七年度当初予算案を初め多くの重要議案につきまして御審議をお願いいたしましたところ、厳しい日程の中で精力的かつ真摯な御審議を賜り、それぞれ原案のとおり御議決を賜りまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げたいと存じます。

 また、別途追加提出いたしました特別区税条例につきましても、早速御審議を賜り、御議決をいただきましたことに関し、重ねてお礼を申し上げる次第でございます。

 審議中にちょうだいいたしました御意見、御要望等につきましては、今後の区政執行に当たり十分尊重してまいりたいと存じます。よろしく御協力のほどお願いを申し上げます。

 ありがとうございました。



○議長(丸山高司) 本日の日程は全部終了いたしました。

 これをもって本日の会議を閉じ、平成十七年第一回渋谷区議会定例会を閉会いたします。

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   閉議・閉会  午後六時二十九分

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右会議の経過を記載し、その相違ないことを認め署名する。

渋谷区議会議長   丸山高司

渋谷区議会議員   東 敦子

渋谷区議会議員   五十嵐千代子