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東京都 渋谷区

平成28年  3月 定例会(第1回) 03月04日−02号




平成28年  3月 定例会(第1回) − 03月04日−02号










平成28年  3月 定例会(第1回)



        平成二十八年 渋谷区議会会議録 第二号

 三月四日(金)

出席議員(三十四名)

  一番  斉藤貴之      二番  藤井敬夫

  三番  一柳直宏      四番  近藤順子

  五番  松山克幸      六番  田中匠身

  七番  伊藤毅志      八番  治田 学

  九番  吉田佳代子     十番  須田 賢

 十一番  笹本由紀子    十二番  堀切稔仁

 十三番  斎藤竜一     十四番  佐藤真理

 十五番  下嶋倫朗     十六番  久永 薫

 十七番  沢島英隆     十八番  岡田麻理

 十九番  小柳政也     二十番  鈴木建邦

二十一番  秋元英之    二十二番  田中正也

二十三番  牛尾真己    二十四番  五十嵐千代子

二十五番  前田和茂    二十六番  丸山高司

二十七番  木村正義    二十八番  染谷賢治

二十九番  栗谷順彦     三十番  古川斗記男

三十一番  薬丸義人    三十二番  芦沢一明

三十三番  苫 孝二    三十四番  菅野 茂

欠席議員(なし)

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出席説明員

    区長            長谷部 健

    副区長           千葉博康

    副区長           澤田 伸

    企画部長          久保田幸雄

    文化・都市交流担当部長   植竹ゆかり

    総務部長          藤本嘉宏

    施設整備担当部長      秋葉英敏

    庁舎総合対策部長      佐藤賢哉

    庁舎建設技術担当部長    秋葉英敏

    危機管理対策部長      柳澤信司

    区民部長          松澤俊郎

    福祉部長          安蔵邦彦

    子ども家庭部長       倉澤和弘

    健康推進部長        広松恭子

    都市整備部長        大澤一雅

    渋谷駅周辺整備担当部長   須藤憲郎

    土木清掃部長        黒柳貴史

    清掃担当部長        星野大作

    教育委員会教育長      森 富子

    教育振興部長        児玉史郎

    生涯学習・スポーツ振興部長 児玉史郎

    選挙管理委員会委員長    伊藤美代子

    選挙管理委員会事務局長   吉田恭子

    代表監査委員        竹田 穰

    監査委員事務局長      船本 徹

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事務局職員

事務局長  斉藤則行    次長    藤田暢宏

議事係長  松嶋博之    議事主査  根岸正宏

議事主査  真下 弘    議事主査  高木利樹

議事主査  武田真司    議事主査  石川研造

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      平成二十八年第一回渋谷区議会定例会議事日程

                平成二十八年三月四日(金)午後一時開議

日程第一 議案第一号 渋谷区組織条例の一部を改正する条例

日程第二 議案第二号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例

日程第三 議案第三号 渋谷区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例

日程第四 議案第四号 職員の分限に関する条例の一部を改正する条例

日程第五 議案第五号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例

日程第六 議案第六号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

日程第七 議案第七号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例

日程第八 議案第八号 渋谷区防災従事者損害補償条例の一部を改正する条例

日程第九 議案第九号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例

日程第十 議案第二十号 渋谷区建築審査会条例の一部を改正する条例

日程第十一 議案第二十一号 渋谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

日程第十二 議案第二十二号 渋谷区清掃及びリサイクルに関する条例の一部を改正する条例

日程第十三 議案第十八号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例

日程第十四 議案第十九号 渋谷区立保育園条例の一部を改正する条例

日程第十五 議案第二十三号 渋谷区立幼稚園条例の一部を改正する条例

日程第十六 議案第二十四号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例

日程第十七 議案第二十五号 幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例及び幼稚園教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例

日程第十八 議案第二十六号 幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

日程第十九 議案第二十七号 渋谷区立松濤美術館条例の一部を改正する条例

日程第二十 議案第二十八号 渋谷区スポーツ施設条例の一部を改正する条例

日程第二十一 議案第十号 渋谷区地域包括支援センター条例

日程第二十二 議案第十一号 渋谷区営住宅条例の一部を改正する条例

日程第二十三 議案第十二号 渋谷区福祉サービス利用者権利保護委員会条例の一部を改正する条例

日程第二十四 議案第十三号 渋谷区借上げ等高齢者住宅条例の一部を改正する条例

日程第二十五 議案第十四号 渋谷区高齢者在宅サービスセンター条例の一部を改正する条例

日程第二十六 議案第十五号 渋谷区グループホームいきいき条例の一部を改正する条例

日程第二十七 議案第十六号 渋谷区介護保険条例の一部を改正する条例

日程第二十八 議案第十七号 渋谷区障害者福祉施設条例の一部を改正する条例

日程第二十九 議員提出議案第一号 渋谷区公契約条例の一部を改正する条例

日程第三十 議員提出議案第二号 渋谷区新庁舎建設に関する検討会条例

日程第三十一 議員提出議案第三号 渋谷区立河津さくらの里しぶや条例を廃止する条例

日程第三十二 議員提出議案第四号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例

日程第三十三 議員提出議案第五号 渋谷区国民健康保険加入者生活支援手当条例

日程第三十四 議員提出議案第六号 渋谷区高齢者の医療費の助成に関する条例

日程第三十五 議員提出議案第七号 渋谷区立宮下公園整備計画に関する検討会条例

日程第三十六 議員提出議案第八号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例

日程第三十七 議員提出議案第九号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例

日程第三十八 議員提出議案第十号 渋谷区児童福祉センター条例

日程第三十九 議員提出議案第十一号 渋谷区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

日程第四十 議員提出議案第十二号 渋谷区立幼稚園条例の一部を改正する条例

日程第四十一 議員提出議案第十三号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例

日程第四十二 議員提出議案第十四号 渋谷区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例

日程第四十三 議員提出議案第十五号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

日程第四十四 議案第二十九号 平成二十七年度渋谷区一般会計補正予算(第三号)

日程第四十五 議案第三十号 平成二十八年度渋谷区一般会計予算

日程第四十六 議案第三十一号 平成二十八年度渋谷区国民健康保険事業会計予算

日程第四十七 議案第三十二号 平成二十八年度渋谷区介護保険事業会計予算

日程第四十八 議案第三十三号 平成二十八年度渋谷区後期高齢者医療事業会計予算

日程第四十九 議案第三十四号 特別区道路線の廃止について

日程第五十 議案第三十五号 特別区道路線の廃止について

日程第五十一 議案第三十六号 特別区道路線の廃止について

日程第五十二 議案第三十七号 特別区道路線の認定について

日程第五十三 議案第三十八号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について

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   開議 午後一時

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○議長(木村正義) ただいまから本日の会議を開きます。

 この際、会議規則に基づき、十三番斎藤竜一議員、二十一番秋元英之議員を本日の会議録署名議員に指名いたします。

 日程に先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。

   〔斉藤事務局長報告〕

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 本日の会議に欠席、遅刻の届け出の議員はありません。

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 本日の会議に出席を求めた説明員は、前回報告のとおりであります。

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○議長(木村正義) この際、区政一般に関する質問を許可いたします。

 なお、事前に質問の通告がありましたから、順次指名いたします。

 十番須田 賢議員。



◆十番(須田賢) 須田です。今回は大きく四点伺います。

 最初に、プログラミング教育について区長並びに教育長に伺います。

 昨年、区長を初め数名の方で情報技術の最先端の地であるシリコンバレーに訪問されましたが、是非とも区政に知見を生かしていただきたいと思います。

 また、以前、「こども食堂」の運営について、企業からの協力を求めるなど企業との協働を進めるという話を区長から伺っております。こうした協働も進めていただきたいと思います。

 さて、近年、情報技術の分野で、フィンテック、人工知能、ビッグデータなど様々な新しい技術が注目されていますが、そのベースとなるのはプログラミングです。渋谷区には多くの情報通信関連企業が集積しておりますが、こうした企業と連携して小中学生向けのプログラミング講座を開設してみてはどうでしょうか。区長の所見を伺います。

 諸外国では、例えばイギリスがプログラミングの必修化を、香港や韓国でも中学校でのプログラミング教育の導入を進めております。日本でも文部科学省は進める方針と聞いていますが、教育の担い手が不足しているのが課題とのことです。

 なかなか渋谷区全体で進めるのも難しいのではないかと思いますが、そこで現在、特色のある学校づくりということで渋谷区内の中学校には英語教育重点校などがありますが、プログラミング教育を含めたIT教育推進校を設けてみてはいかがでしょうか。教育長に伺います。

 次に、庁内の文書について伺います。

 前定例会の私の質問に対し、澤田副区長からすばらしい答弁をいただきました。是非とも答弁の内容を進めていただきたいと思いますが、その中でICT技術の活用というお話がございました。まず、庁議のタブレット利用、ペーパーレス化などを進めてみてはいかがでしょうか。クリアしなければならない課題もあると思いますが、全庁的に進めていくためにトップから始めるというのも一つの方法だと思いますが、区長の見解を伺います。

 また、昨年、マンション耐震偽装問題で多くの社会的な影響がありました。区でも、そうした建物がないか調査したかと思いますが、建物の完成図書が電子的な媒体で保存されていれば効率よく調査できると思います。

 そこで、こうした建物や設備の完成図書の電子ファイルについては、当該設備建物が改修、もしくは取り壊しまで保存するべきだと考えますがいかがでしょうか、区長の見解を伺います。

 次に、生活習慣病の予防について伺います。

 日本の国は世界に名立たる長寿国家でありますが、単に平均寿命ではなく、健康で自立した生活が可能な健康寿命を延ばすことが肝要であると考えております。日本人が患う病気の多くは生活習慣病と言われるもので、早期発見、早期治療によって防げることも少なくありません。今回は、この中でも日本人の十人に一人が患っているか、予備軍と言われる糖尿病の予防について伺います。

 糖尿病の予防について、「糖尿病診断アクセス革命」と呼ばれるプロジェクトで、薬局と地域の医療機関が連携して早期発見を手軽に行うように推進してきたプロジェクトです。技術革新によって可能になった微量血液検査装置を活用して簡易糖尿病スクリーニングを行うもので、足立区などで行われ成果が上がりました。このような先進的な取り組みを渋谷区でも研究し、導入可能なものは取り入れるべきだと考えますが、区長の見解を伺います。

 最後に、「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」について伺います。

 先日、大阪市において、大阪市ヘイトスピーチへの対処に関する条例が可決成立しました。これは特定の人種や民族の社会排除、権利の制限、憎悪や差別意識をあおることのいずれかを目的とし、人を中傷したり身の危険を感じさせる表現活動を、ヘイトスピーチと規定するものであります。また、お隣の新宿区では障害者差別解消支援地域協議会を設置し、地域全体で差別の解消に取り組んでいくと聞いております。

 現在の渋谷区のこの条例では、第四条で「性的少数者の人権の尊重」が挙げられております。しかし、人種差別、障害者差別などの課題についてはまだまだ不十分だと考えております。渋谷区の条例が多様性ということを示しているのであれば、こうした課題についても、この条例の中で取り組んでいくべきだと考えております。今後、この点を踏まえて条例を改正していくという考えがあるかを区長に伺います。

 以上、四点について区長及び教育長に伺います。



○議長(木村正義) 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 無所属、須田 賢議員の一般質問に順次お答えします。

 最初に、プログラミング教育についてのお尋ねがございました。

 二〇一三年に発表された安倍政権の成長戦略素案の中にプログラミング教育が盛り込まれたことは記憶に新しいところです。そこでは産業競争力の源泉となるハイレベルなIT人材の育成、確保を目的とした導入が提言されていましたが、私はプログラミング教育の意義はそれにとどまらないと考えています。

 プログラミング教育はコンピュータを利用した問題解決です。自分の思い描く働きを実現させるために知識を最大限に活用し、個人で考え、友人との協同によって発展させながら試行錯誤して新たな価値をつくり出していく学びです。

 その過程ではITの知識、技能のみならず、論理的な思考力や客観的な判断力、コミュニケーション能力の育成が期待できます。これは新しい発想を得たりすることを目的にIT企業を中心に取り入れられている手法、「ハッカソン」と通ずるものです。したがいまして、プログラミング教育を実践していくにはIT企業との連携が重要と考えています。今後立ち上げる予定である「(仮称)シブヤソーシャル・アクション・パートナー制度」もその重要な手だてとなります。

 三月中旬には、こども科学センター・ハチラボでプログラミングによる仕掛け絵本づくりやロボット操作体験が行われますが、今後もIT企業との協働などを取り入れ、引き続きプログラミング教育の充実を図ってまいります。

 次に、庁内の文書について、いわゆるペーパーレス化の推進についてのお尋ねです。

 昨日の私の所信表明でも申し上げましたとおり、現在区役所の全ての業務にとってICTは必要不可欠な要素であり、ICTを積極的に利活用していくことが行政の生産性を上げ、区民サービスを向上させることにつながっていくものと考えております。

 ICTの活用例として、庁議でタブレット端末を活用し、ペーパーレス化を進めてはいかがとの御提言ですが、ペーパーレス化に取り組むという大きな方向性については私も意見を同じくするものであります。三年後の新庁舎への移転に向けたICT基盤の整備の一環として、次年度よりペーパーレス化のプロジェクトを発足させ計画策定を行っていきます。

 次に、建物や設備の完成図書の電子ファイルについては、当該設備、建物が改修、もしくは取り壊しまで保存すべきとのお尋ねですが、本区では、これまで紙ベースで保存されていた区が所有する施設の図面など完成図書の電子ファイル化を進めており、現在ほぼ全てが完了しております。したがいまして、議員の御提案どおり、この電子媒体化されたデータをその建物が取り壊しになるまで保存し、効率的な改修工事の設計や設備の維持管理に活用しているところであります。

 次に、生活習慣病予防についてのお尋ねですが、専門的な観点からの答弁が必要なので健康推進部長よりお答えさせます。

 次に、「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」について、今後、人種差別や障害者差別等の課題を踏まえた条例改正を行う考えがあるかとのお尋ねです。

 本条例は、その前文でも掲げているとおり、性別、人種、年齢や障害の有無などによる差別のない社会の実現を目指し、男女の別を超えて多様な個人を尊重し合う社会の実現を図ることを目的としたものです。とりわけ性にかかわる問題については、今なお男女の性別による固定的な役割分担意識が根強く残っていることや、性的少数者に対する社会的理解が足りないことなどの課題があることから本条例を定めたものです。

 議員の御指摘の人種差別や障害者差別などの全ての課題について本条例において規定することは、かえってその目的が不明瞭となる可能性があります。そのため条例改正については考えておりませんが、今後とも条例の趣旨に従って人種や障害者などの差別をなくしていくための取り組みを進めてまいりたいと思います。

 以上、答弁といたします。



○議長(木村正義) 広松健康推進部長。



◎健康推進部長(広松恭子) 私からは、生活習慣病予防について答弁いたします。

 議員のおっしゃる「糖尿病診断アクセス革命」とは、測定用の機械機器を利用し、自己採血により行う血液検査に該当いたします。これは臨床検査技師法に基づく告示の改正やガイドラインの策定によりまして、平成二十六年四月より医療機関のほかにも薬局等で設備や感染症対策など適切な基準のもとに実施が可能となりました。また、検査結果に基づく診断、治療等の医療行為は医師が行うものであることから、あくまで結果数値と基準値の提示にとどまるものになります。

 区としては、検査結果を正しく理解し、適切な生活指導を受け、必要な生活改善や治療を受けて初めてその効果や意義が出てくるものであることから、検査結果を正しく理解するために信頼できるかかりつけ医等に相談していただくことが大切だと認識しております。こうしたことを踏まえまして、自己採血検査についてはよい御提案と思いますが、現在のところ区としては慎重に検討する考えでございます。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(木村正義) 森教育長。



◎教育長(森富子) 私には、特色ある学校づくりの一環としてプログラミング教育を含めたIT教育推進校を設けてはいかがかとのお尋ねです。

 現在、中学校技術家庭の技術分野においてプログラムによる計測・制御の学習が必修となっておりますが、今後、義務教育段階での本格的なプログラミング教育が必要になっていくことが想定されております。

 渋谷区におきましては、本年度に猿楽小学校にて総務省のICTドリームスクール実践モデル事業を実施いたしました。六年生の子どもたち全員がタブレット端末を使用してプログラミング教育を体験いたしました。

 子どもたちは自分の理想とする建物などをプログラミングして、それをフルカラーの3Dプリンターで打ち出して組み合わせて自分たちのまちをつくり上げました。こういった取り組みは日本では初めての取り組みであり、現在、猿楽小学校で展示されております。

 教育委員会といたしましては、学校にITを導入することは喫緊の課題であり、全ての学校が取り組むべきであると考えております。プログラミング教育を含めIT教育に取り組もうとしている学校をこれからも支え、特色ある教育活動がさらに充実し、実を結ぶよう支援してまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(木村正義) 須田議員。



◆十番(須田賢) 御丁寧な答弁ありがとうございました。

 所見ですが、IT教育については、やはり渋谷、この地域は非常にいろいろな企業ありますので、是非とも連携を進めていただきたいなと思っております。

 ちょっと残念だったのは、糖尿病の検査の答弁なんですが、いろいろあるかと思うんですけれども、生活習慣病の予防というのは非常に重要な課題だと思っております。是非とも取り組んでいただきたいと思います。

 以上、質問を終了させていただきます。



○議長(木村正義) 三十二番芦沢一明議員。



◆三十二番(芦沢一明) 民主党渋谷区議団から長谷部区長に大きく二つの課題で質問いたします。

 まず、子どもの貧困対策について区長に質問します。

 このテーマでは、昨年九月の代表質問でも学校給食の無償化や学習支援の取り組みについて区の姿勢を伺ったところであります。昨日の吉田議員の代表質問では、区内の子どもの貧困の状況把握、「子ども食堂」の取り組み等について質問いたしました。私からは、改めて経済的な支援と学習面での支援の具体化の必要性を訴え、区長に見解を伺いたいと思います。

 昨今、国民の間に格差が拡大をする中で、昨日も触れられておりましたけれども、国民生活基礎調査において、日本の子どもの貧困率が一六・三%と先進国でもトップクラスにあることが明らかにされ、深刻な状況にあることが認識されるようになってきました。

 二〇一三年の子どもの貧困対策法の制定、一昨年には政府の貧困対策大綱が取りまとめられて、この問題への取り組みの必要性が認識され、政治の分野でも昨年秋には超党派による都内自治体議員による懇談会が発足、先月には国会でも議員連盟が設立されました。こうした中でひとり親家庭に支給される児童扶養手当を二人目、三人目には増額するという動きも出てまいりました。

 経済的困難が要因となって子どもたちの未来選択の幅が狭められることがあってはならない、子どもたちにフェアなスタートラインを用意すべき、これが子どもの貧困対策に向き合う原則であると考えます。

 日本財団の試算では、この問題への対応を放置すると日本全体で約二・九兆円の経済的損失となり、将来の政府の財政支出もそれによって一・一兆円増えると見込まれています。子どもたちを貧困状態から救うこと、貧困状態に追い込まれることを予防すること、貧困の連鎖を断つことを、渋谷区政の課題としても鮮明に打ち出すことを考えるべきです。

 自治体がなぜこの問題に取り組むべきなのか、専門部を立ち上げて現状把握を行い、五カ年の年次別アクションプランを策定した足立区では基本理念として次の三点を掲げています。

 一、全ての子どもたちが生まれ育った環境に左右されることなく、自分の将来に希望を持てる地域社会の実現を目指します。

 二、次代の担い手である子どもたちが、生き抜く力を身につけることで自分の人生を切り開き、貧困の連鎖に陥ることなく社会で自立していくことを目指します。

 三、子どもの貧困を家庭の経済的な困窮だけでなく、地域社会における孤立や健康上の問題など個々の家庭を取り巻く生育環境全般にわたる複合的な課題として捉え、その解決や予防に向けて取り組んでいきます。

 渋谷区とは土地柄の違いはあるでしょうが、格差の拡大や貧困の広がりは共通するものがあると思います。実際に当区でも就学援助世帯の増大は、今年度で小学校において一九・七%、中学校で三三・九%と著しいものがあります。

 区長も昨年九月の本会議における代表質問において、「子どもの貧困に関しては総合的な対策を打ち立てていくことは行政の責務である」と答弁されております。昨日の質疑でも、まず実態把握を行いトータルな対策を打ち立てていく姿勢を示されたところですが、この場では三点提案し、見解をお尋ねするものです。

 まず、奨学金についてです。日本では、国によるこの制度の整備が遅れ、大学生の約半数が奨学金を利用しているにもかかわらず多くが貸与型にとどまっており、卒業時の平均残高は一人当たり三百万円に上っているというデータもあります。社会に出るのと同時に多額の負債を背負ってスタートするという、結婚や出産をためらわざるを得ないほどのこの重圧から若者を解き放つ必要があると思います。

 当区の奨学資金も貸与型であり、高校、高等専門学校、職業学校入学者を対象とするものですが、卒業から一年間据え置いた後、十五年以内を返還義務とするものです。若い世代の未来を応援する見地に立てば経済的なサポートも欠かせないと思います。給付型の奨学資金を区の事業としても導入すべきであると考えますが区長の答弁を求めます。

 次に、児童養護施設にかかわる問題です。

 虐待や経済的な事情などがあって親元を離れた子どもたちが生活する施設が区内にも複数あります。これまでは原則十八歳になれば退所し、自立しなければならないという規定が大きな問題となっていました。退所後の家賃や生活費の工面の負担の重さから進学を諦めたり、転職を繰り返しているうちに生活に困窮するケースがあり継続的な支援が求められるようになってきました。

 このほど厚生労働省が施設で暮らせる期間を二十二歳まで延長する方針を打ち出し、これ自体は朗報でありますが、施設を退所した後に子どもたちが入所する自立を目指す新たな支援施設などがまだまだ数が足りないという問題があります。

 区内の児童養護施設が整備する希望を持っても、用地や建物を確保するのが困難で進まない状況があります。区としても、場所の提供や紹介に是非とも協力することを求めたいと思いますが、区長の御所見を伺います。

 学習面での支援が貧困の世代間連鎖を断ち切っていくために欠かせないものであることは認識されているものと思います。二十八年度当初予算の中に生活困窮者自立支援円滑化事業の一環としての学習支援の取り組みが盛り込まれたのも、そうした考えがあってのことと思います。ただし、新年度はニーズの把握や調査、情報収集にとどまっているようであります。

 体制をできるだけ速やかに整え、前倒ししてでもせっかくの支援策が必要な子どもたちに早く行き届くような対応を求めますが、区長の見解を伺います。

 次に、区内大学との協働、教育連携について区長に伺います。

 新年度当初予算案では、渋谷区の新たなまちづくりの手法として、協働と交流の取り組みを広げる「(仮称)アーバンデザインセンター」の設立に向けた検討が打ち出されています。渋谷区在住、在勤、在学者、企業等、区にかかわりを持つ各界各層のアイデアや力を取り入れながら、地域づくりに生かしていこうという視点は大変期待されるところです。

 具体的に連携を求めていくパートナーとしては、町会、商店会、まちづくり協議会などが、参画を呼びかける相手としては地域住民、企業、来街者のほか、大学、研究機関、学生などが挙げられています。私は、この事業が区内各大学との協働が進む契機となることを願うものです。

 区内の大学との協力関係は、これまで青山学院、國學院、聖心女子大、実践女子大、赤十字看護大学の五大学などの公開講座を後援をしたり、防災面で帰宅困難者の受け入れ要請を行うなどの関係が培われてきたところです。個別の大学との協力関係も國學院大学との基本協定、放送大学との防災協定などがありますが、個々の関係にとどまらず、広く各大学との包括連携協定の締結に踏み出すべきであると考えます。

 大規模な自然災害の頻発、本格的な超高齢社会の到来、社会保障費の増大など今の日本社会が直面する様々な課題への対応は行政にも多様な主体との協働の手法をとることを要請していると思います。大学の持つ高度な研究教育機能にも期待されるところ大であると思います。

 中央教育審議会の二〇〇五年の答申「我が国の高等教育の将来像」では、大学の役割・機能として、「地域の生涯学習の拠点」「社会貢献」が打ち出され、翌年の教育基本法改正でも、大学の教育や研究の成果を広く社会に提供することにより社会の発展に寄与することが明記されました。

 自治体にとって、大学との連携は、大学が集積している知識や情報などを政策目的を達成するために活用でき、学生の参加により地域で不足がちの若い人材や個性豊かな人材の協力が得られるなどのメリットが考えられます。一方で、大学にとっても自治体との連携は研究・教育機会や学生の社会体験の場の拡大、大学の社会的評価の向上に寄与できることから実際ニーズは高いものがあると思いますし、実際に協力関係の強化、協定の締結を要望する声も出されているものと思います。

 渋谷区の状況に照らして考えてみても、区と大学双方の人的、知的、物的資源の交流と活用を進めることで、区民の生涯学習支援、教育、文化、スポーツの振興、人材育成、まちづくり、地域活性化など多方面で新たな可能性が開けてくるものと考えます。

 具体的には、図書館の相互利用、福祉・教育に関してのボランティア人材の確保、帰宅困難者受け入れ体制の強化や備蓄スペースの確保といった利点も多いものと考えるものです。

 民間ではあるけれども、教育機関という公的な役割を持つ大学という一つの資源を渋谷区のこれからに活用していく機会とするためにも、包括連携協定の締結に向けた区長の御所見を伺います。

 以上、答弁を求めます。



○議長(木村正義) 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 民主党渋谷区議団、芦沢一明議員の一般質問に順次お答えいたします。

 最初に、子どもの貧困対策について三点の御提案をいただきました。

 一点目は、給付型の奨学資金を区の事業として導入すべきとの御提案です。

 渋谷区における奨学資金制度は、高等学校、高等専門学校、専修学校に進学を予定している方や既に在学している経済的な理由で進学や就学が困難な生徒本人に対し、高等学校等でかかる費用の一部を貸与し、生徒自身が返還していく渋谷区独自の制度です。

 三年間の貸し付け総額としては、都立校等では最大六十三万二千円、私立高校では百二十四万四千円となっており、この返済月額は返済期間最長の十五年間で試算しますと、都立で三千五百円、私立で七千円弱となっています。奨学資金の返還が月々の生活に極力負担とならないよう貸付金は無利子とし、大学等の上級学校に進学した場合や災害や病気により返還が困難と認められる場合には返還を猶予するなど奨学生の個々の事情に応じた返済計画に基づき返還していただいているところです。

 奨学資金の財源は区民の税金であり、また奨学生の返還金が後輩たちのための大切な資金源となって活用されていることから、給付型の奨学資金の導入につきましては様々な課題があるところです。しかし、貧困対策として考えると、給付型の奨学金制度や一定の成績や社会貢献活動を判断して返還免除を導入するなど貧困の連鎖を断ち切る対策が求められていることも確かです。総合的な貧困対策を検討する中でどのような奨学金制度が実現可能か研究課題としていきます。

 次に、児童養護施設に関して、区として何か協力できないかとのお尋ねです。

 児童養護施設は、虐待や保護者の病気等、何らかの事情により家庭での養育が困難な子どもたちの生活の場として、一歳以上の子どもたちが児童相談所の措置により入所する施設です。施設入所に至る子どもたちの多くは地元から離れた施設に措置され、学齢児はその地域の学校に通います。渋谷区内にも二カ所の施設があり、地域の一員として生活されております。

 養育環境が改善されて家庭復帰する子どももいますが、残念ながら、施設を退所して、そのまま社会に出ていかざるを得ない子どもたちもおります。このような子どもたちの社会的自立と豊かな人間性の形成を支援する施設として自立援助ホームがあります。この施設への入所も児童相談所の措置によります。

 これらの子どもたちが社会に自立していくためには、身近に相談できる人の存在が重要であることは私も認識しています。療育困難な家庭に生まれ、あるいは育ち、様々な経験をして施設入所した子どもたちの自立に向けて、区としてできることは協力したいと思います。都との連携による児童養護施設入所児童や退所後の児童への支援強化等、地域として支援できることを今後も検討してまいりたいと考えております。

 次に、子どもの学習支援事業についてのお尋ねです。

 議員御指摘のとおり、子どもの将来がその生まれ育った家庭事情等に左右され、貧困の世代間連鎖が生じることがないようにすることが重要であると考えています。

 渋谷区内でも、生活困窮世帯で子どもの養育に問題があり、学習環境の整っていない子どもたちがいるものと認識しています。そのため学習環境を整え、生活困窮世帯の子どもと保護者の双方を支援するために平成二十八年度から子ども学習支援員を配置し、まずは生活保護世帯を対象に訪問や面談による実態把握を行いたいと思います。その後、支援の必要な家庭に対し教育委員会や関係機関と連携しながら子どもの養育に必要な社会資源の情報を収集、蓄積し、提供するなどコーディネートすることで個々のケースに合ったきめ細やかな支援を実施してまいります。

 次に、区内大学との協働、教育連携についての御質問です。

 区では、これまでも区内の大学との連携により防災への対応や生涯学習事業などの充実を進めてきており、様々な形で連携や協力を行ってまいりました。

 國學院大学とは連携、協力に関する基本協定を締結しており、区と大学とが包括な連携のもと、文化、教育、地域振興、まちづくり等の分野で相互に協力することとしており、帰宅困難者の受け入れ施設としても御協力をいただいております。

 区では、来年度から「(仮称)シブヤソーシャル・アクション・パートナー制度」をスタートさせ、公民連携によって地域社会の課題を解決するための新たな協働システムを展開していく予定ですが、大学との協働もその方向性は一致しております。大学の専門性を区政全体に生かすことや防災に関する対応の強化、学生の地域参加としてのボランティア人材の確保など、区内の大学との協力関係の中で区の課題の解決に取り組むことは重要と考えています。

 議員の御提案である包括連携協定については、大学との連携の深化に向けたきっかけとして、今後、各大学の考えを伺いながら検討してまいります。

 以上、答弁といたします。



○議長(木村正義) 芦沢議員。



◆三十二番(芦沢一明) ただいま区長から全体として非常に前向きな御答弁もいただいたと思います。

 まず、奨学金について、総合的な貧困対策を検討する中で考えていきたいというお答えをいただきました。非常に意を強くしたわけですけれども、現在のこの奨学資金の制度の役割というものもあると思いますけれども、是非経済的な支援というものが有効に、この対象となる青少年、子どもたちに対して与えられるように、是非具体化を期待をしたいというふうに思っています。

 それから、児童養護施設へのサポートについても、できる支援を考えていくよというお答えもいただいたので、当該の施設の関係者などからも区長御自身もお話をお聞きいただいているかというふうに思いますので、是非これも前に進むよう期待をしたいと思います。

 子どもの学習支援の問題では、私、質問では、今年はどうも情報収集、調査、ニーズの把握ということが前面なんですけれども、できるだけ早く具体的な学習支援の事業が始まるようにということでお聞きをしたんですけれども、この点もう一度お答えをいただきたいというふうに思います。

 できれば前倒しという形で速やかに体制を整えていただきたいということで、もう一度伺いたいというふうに思っております。

 大学との関係についても、区長も共通の御認識をいただいているということでお示しをいただいたと思います。これもお互いのためになる、そして、ひいては区民のためにもなる、渋谷区の新しい力にもなるというふうに思いますので、これも是非前へ進めていただきたいというふうに思っています。

 学習支援の問題について、もう一度お伺いをしたいと思います。



○議長(木村正義) 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 芦沢一明議員の再質問にお答えいたします。

 昨日、吉田佳代子議員にもお答えしましたが、まずは、この実態をなるべく正確に把握するということに努めます。前倒しは、もちろんお約束はできないんですけれども、できる限りスピード感を持って挑みたいというふうに考えております。御理解いただければと思います。



○議長(木村正義) 芦沢議員。



◆三十二番(芦沢一明) 再度のお答えをいただいたわけであります。

 ニーズ、状況を正確に把握をして、かつスピード感を持ってというお話をいただいたわけであります。課題は非常にもはや明らかであるというふうに思います。区の果たすべき役割というものも見えてきているというふうに思いますので、スピード感というお話がありましたので、できるだけ速やかにこの事業が具体化をすることを願っていきたいというふうに思います。ありがとうございました。

 この議会は来週からいよいよ予算案の審議、議案の審議ということになるわけであります。私たち民主党区議団四名は、渋谷区の存在をさらに際立たせていくために何をなすべきなのかという観点から積極的に区側に対しても質問をし、提案もするという立場でこの議会最後まで力を尽くしてまいりたいと思います。

 以上で私の質問といたします。



○議長(木村正義) 十一番笹本由紀子議員。



◆十一番(笹本由紀子) 本日は、大きく五点伺います。

 原発再稼働については、避難対策が十分にとられていない中で進められていくことは近い将来の不安を駆り立てるものだと思っています。福島第一原発の事故から五年たって、今ごろ東京電力から当時の新たな情報がわかることは残念でなりませんし、怒りを禁じ得ません。

 行政が大企業との連携をし行政運営をしていくのなら、行政側が住民を守るという毅然とした態度をとらなくてはなりません。

 まず、区長にお尋ねいたします。

 福島第一原発による対策で費用が発生した場合、東京電力に賠償請求する可能性はあるかお答えください。

 前任の区長は言葉と行動が一致していない場面があったと認識しております。後継の長谷部区長の大企業への賠償請求に関する姿勢を教えてください。

 今後、放射能対策は何を行うかお考えをお聞かせください。

 次に、選挙管理委員会にお尋ねいたします。

 私は、五月にある女性から当選無効の異議申し立てをされ、その申し立ては却下されるという結末になり、その女性は東京都選挙管理委員会にさらなる申し立てをしなかったことでこの問題は終わり、私への供託金返還が行われました。

 この異議申し立ての名義人であったその女性ではなく、書類をかわりに持ってきたという人物がおり、この人物はあくまで代理人ではなく、かわりに持ってきた持参人ということです。書類につけられていた証拠なるものは、それを裏づける合理的根拠のないものだったのです。

 まず、選挙管理委員長にお尋ねいたします。

 伊藤選管委員長は、当時この選挙の選挙長でありますが、元公明党所属の区議会議員であられましたので、政治家として是非お尋ねしたいと思います。

 この当選無効の異議申し立てに、それを裏づける根拠がなかったことをどのようにお考えでしょうか、お答えください。

 次に、選管事務局長に三点お尋ねいたします。

 平成二十七年四月に行われる選挙以前の立候補者説明会で収集された情報が選管作成の文書になり、これを手に入れ周辺にこの文書を見せながら候補者の品定めをしていた人物がいたことは複数回目撃されていると伺いました。今後、どのような情報管理の対策をとるのかお答えください。

 次に、選挙管理委員会が平成二十七年五月十二日付で出した文書をすぐにインターネットに載せた人物がいます。当時は持参人が名義人の名前をかたった犯罪の可能性がありました。この女性が被害者であった可能性もあった当時を考えると非常に問題の多い行動だと思いますが、どのような認識をしているのかお答えください。

 そして、選管は、当初、この持参人の記録をとろうともしませんでした。今後、選挙に際し、選管に接触した人物の記録は必ず残すべきだと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、区長にお尋ねいたします。

 区政功労者と区議会議員待遇者についてお尋ねいたします。

 毎年、区政功労者を決める際の審査委員会では、区議会議員が条例施行規則では八名以下ということで選定にかかわっております。このため元議員を現職議員が選ぶのなら、議員の表彰はお手盛りではという区民感情があります。

 そこでお尋ねいたします。

 これまでの区政功労者表彰で元議員は何名いましたか。また、表彰を辞退した元議員は何名いるでしょうか、お答えください。

 次に、渋谷区議会議員待遇者規定についてお尋ねいたします。

 この規定の項目は終身の待遇者であります。この規定は昭和三十一年に作成されたものであります。区政功労者と区議会議員待遇者の取り消しはあるのか。ある場合は、どのような場合かお答えください。

 次に、政治家との接触記録について教えてください。

 公文書管理については行政機関に意思決定過程を後から検証できるよう記録文書の作成が求められています。職員に対する政治家からの接触記録を残す自治体が増えてまいりましたが、どのように思われますでしょうか。また、渋谷区も残す方針にしてはどうか、教えてください。

 次に、庁舎建替えについてです。

 昨日の御発言でも、区長は区のホームページをリニューアルすると言われましたが、その前に今あるホームページに情報をきちんと書き込んではいかがでしょうか。区のホームページでは庁舎建替えに関するページをつくりましたが、情報は更新されておりません。それはなぜでしょうか。そして、ホームページに今後の説明会の開催予定や配布資料も載せていくかお答えください。



○議長(木村正義) 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 無所属、笹本由紀子議員の一般質問に順次お答えいたします。

 まず、原発事故と放射能対策についてのお尋ねですが、賠償請求につきましては、これまでも該当するものにつきましては適切に対応しております。今後も適切に対応してまいります。

 放射能対策につきましては、現在も給食食材の放射能測定を実施しており、二十八年度も継続する予定です。他の対策につきましては、必要に応じ適宜適切に対応してまいります。

 次に、区政功労者表彰と区議会議員待遇者に関する人数や制度に関する御質問ですが、事実関係の確認でありますので総務部長より答弁させます。

 次に、職員に対する政治家からの接触記録を残す自治体についてのお尋ねです。

 職員に対する政治家からの接触については、いろいろなケースが考えられます。内容によっては記録を残したり、上司に報告することも必要な場合があるので、事案に応じて適切に対処してまいります。

 なお、明らかに不当な要求行為に関してはマニュアルも作成しており、受けた職員が上司に報告するなど組織的な対応をこれからも図ってまいります。

 次に、庁舎建替えに関するホームページについて二点のお尋ねですが、一括してお答えします。

 庁舎建替えに関するページは平成二十六年十一月に立ち上げ、これまでに新庁舎等の整備計画や区の主催する説明会、また仮庁舎への移転情報等を提供してまいりました。最近の更新は平成二十七年十二月の旧庁舎の解体工事に関する情報掲載です。

 今後も適宜、情報発信の場としての活用を検討してまいります。

 なお、事業者主催の説明会に関する区のホームページへの掲載は、事業者と協議した上で検討したいと思っております。



○議長(木村正義) 藤本総務部長。



◎総務部長(藤本嘉宏) 私から区政功労者表彰と区議会議員待遇者についてお答えさせていただきます。

 初めに、区政功労者表彰についてですが、昭和三十四年に条例が制定されて以来、これまでに区政に御貢献され、功績が顕著であった方々に表彰をさせていただいております。表彰については条例規則により区長が候補者を推薦し、表彰審査会の諮問、答申を経て表彰者の決定をしているところでございます。

 非常に年数がたっておりまして、また過去に任期ごとの表彰もありましたので、実数の記録を確実に確認できるものといたしまして過去十年についてお答えさせていただきます。

 区政功労者として表彰をした元議員の人数につきましては、過去十年では十四人になります。

 また、お二人の方が御辞退をされております。

 また、区政功労者を取り消す規定はございません。

 次に、区議会議員待遇者でございますが、昭和三十一年に渋谷区議会待遇者規定を制定し、議員として満八年以上の職にあった方を終身区議会議員待遇者として礼遇するものであります。

 区議会議員待遇者につきましても御功労に対して敬意を表すものであり、取り消しすることは規定されておりません。

 以上でございます。



○議長(木村正義) 伊藤選挙管理委員会委員長。



◎選挙管理委員会委員長(伊藤美代子) 選挙管理委員会委員長の伊藤でございます。

 私には、平成二十七年五月に提起された当選無効の異議申し出に、それを裏づける根拠がなかったことをどのように考えるかというお尋ねでございます。

 異議申出書につきましては、申し入れ人が提起する権限を有する者であるか、異議申出書に所定の事項が記載されているか等の要件が必要でありますが、裏づけする根拠の有無については受理する際の要件となっているものではございません。

 平成二十七年五月に提起された異議の申し出書につきましては、選挙管理委員会として適法であると認め、これを受理し、審査をしたものでございます。法の規定にのっとった適切な処理であることと考えております。

 以上、御答弁とさせていただきます。



○議長(木村正義) 吉田選挙管理委員会事務局長。



◎選挙管理委員会事務局長(吉田恭子) 私には三点の御質問がございました。順次御答弁をさせていただきます。

 まず、平成二十七年四月に行われました選挙の立候補者説明会で収集された情報を作成した文書についてでございます。

 議員御質問の文書は、立候補者予定者説明会出席者一覧であったかと思います。説明会に出席された立候補予定者の氏名、住所、連絡先などを一覧として作成しているものでございます。受け付けの際に報道機関への公表の可否について意向を伺った上で作成しており、作成した文書は要請に応じマスコミ等へ情報提供をしているものでございます。御質問の文書につきましては、同意を得ての公表と認識しておりますので、秘匿するような文書であるとは考えておりません。

 次に、異議申し出に関しまして、持参人が名義人をかたっている犯罪の可能性もあったがどのような認識かというお尋ねでございます。

 異議申し出につきましては、法定の期間内に選管に到達することが必要とされておりますが、その方法については規定をされておりません。申出人御本人が持参する場合もございますが、代理の方が持参する場合や郵送による場合もございます。今回のように持参された方と申出人が異なるからといって犯罪の可能性になるという認識は持っておりません。

 次に、異議申し出を持参した人物の記録をとっていなかったということに関しまして、今後、選挙に際し選挙管理委員会に接触した人物の記録は必ず残すべきだと考えるがいかがかというお尋ねでございます。

 選挙の際には、問い合わせ、御相談、苦情等、区内の有権者に限らず関連業者など電話だけでなく直接窓口に来られる方も多数いらっしゃいます。議員が想定されている接触した人物の範囲がどの程度なのか不明でございますが、記録を必ず残すというのは困難であると考えております。

 以上、御答弁とさせていただきます。



○議長(木村正義) 笹本議員。



◆十一番(笹本由紀子) まず、区政功労者表彰についてです。

 過去のものが十年分しか出てこなくて、その前は今日答えられない。私は通告しておりますので、答えられないというよりも調べる気がなかったとしか思えません。

 といいますのも、区政功労というのは自治体の区のホームページに、これまでの方たちがさかのぼって全てお名前が出ているような自治体もある中でです。区議会議員が誰がいたかというのを昭和三十四年に決められたものが十年分しか出せないというのは余りにも無責任というか、仕事をしていないとしか思いようがありません。これを総務部長に答えさせるのなら、きちんと数字を出すべきだと考えます。もう一度お答えをください。

 そして、取り消しですが、取り消しの規定はございません。では、なぜ、そう取り消しが要らないと思うのか、それについてお答えください。

 次に、政治家からの接触記録については、先ほど事案に応じてという言葉がございました。これについては、どのような、区長の恣意的な判断でそれを記録をとるべきだとか、そうじゃないとかいうべきではありません。きちんしたマニュアルがあるのでしたら、その基準もつくるべきだと思いますが、事案に応じてというのは、きちんとしたマニュアル、先ほど不当ならということがありましたが、事案に応じたの部分のマニュアルがきちんとあるのかどうかを教えてください。

 そして、選管についてです。

 まず、一覧表になった文書は同意を得ていたということですが、立候補者説明会に行かれた方はおわかりだと思いますが、一覧表の中にマスコミに出す可能性があるから、可、否としか書いてない中ですから、当然マスコミに使われるのであれば選挙に出る以上はオープンにしてもしかるべきだと思われる方が多いでしょう。

 しかし、局長も御存じのように、立候補者の中には小さなお子さんをお持ちの女性もおられました。私は小さなお子さんを持って選挙に出ようとする人たちの品定めをしていたことがどうだったのかとお尋ねしたはずです。そのことも含めてきちんとお答えください。

 それは同意を得てではなく、きちんとそこに例えばこれはマスコミに流すのでということをきちんと明記するとか、やり方があると思います。私は、情報管理の対策をとるとおっしゃったので、じゃ、どんな対策をとるのかとお尋ねしたのであります。

 そして、記録を残さなかったこと。選挙に関するものの接触記録は残せないとおっしゃいました、いろいろな人がいるので。じゃ、この持ってきた持参人はなぜ記録をしなかったんですか。

 私はきちんと答えられたら言わない予定でしたけれども、どういう方かわかっていて、信頼できる人だったから記録を残さなかったと局長は残したんです。私はこのような恣意的なことをやるべきではないと思います。

   〔持ち時間終了〕



○議長(木村正義) 笹本議員に申し上げます。

 時間がありません。終わりました。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 笹本議員の再質問にお答えいたします。

 政治家との接触記録を残すということについてですけれども、これについては先ほど申し上げたとおりで、不当な要求行為に対してはマニュアルも作成しており、それを受けた職員が上司に報告するなど組織的な対応を行っており、これはこれからも行ってまいります。

 また、次に、区政功労者、議員待遇者についてですけれども、現在取り消しに関する規定はされてないです。その事実をお答えしたのみです。もし必要ということがあれば、今後これは検討していく必要があるのかなと思いますけれども、現時点ではお答えとしてはここまでです。御理解いただければと思います。



○議長(木村正義) よろしいですね。

 三十三番苫 孝二議員。



◆三十三番(苫孝二) 私は日本共産党渋谷区議会議員団として、区長に四つの柱で質問いたします。

 最初は、保育について質問します。

 二月十日に今年四月からの入園児の発表が行われて以来、私たち区議団のもとに「どこの保育園にも入所できないという通知を受けて目の前が真っ暗になりました。夫は内装業で、私は十八年間事務職としてフルタイムで働いてきました。やめて会社に迷惑をかけるわけにはいかず、家のローンもあり働き続けなければなりません。絶対に保育園に入れてほしい」などの痛切な訴えが寄せられています。

 児童福祉法第二十四条一項で、自治体に対し保育の必要な乳幼児については保育所に入所させて保育をすることを義務づけています。

 区長は昨日、今年四月からの入所希望の申請児数について千七百三十五人と答弁しましたが、私の質問は認可保育園の待機児数についてゼロ歳から歳児ごとの数と、どの保育施設にも入れなかった子どもの数について歳児ごとに明らかにしていただくことです。

 また、これらの子どもたちの対策をどうするのか区長の対応を伺います。

 区は、保育園が不足しているにもかかわらず桜丘保育園の廃止を皮切りに、神宮前、上原、西原保育園を廃止し、その上今年度で本町第二保育園を廃止しようとしていることは許されず、本町第二保育園は存続すべきです。区長の見解を伺います。

 渋谷区では入園希望児が増え続ける中で私立保育園や認定こども園を増設してきましたが、多くはゼロ、一、二歳児を中心とする認証保育園や保育室の増設で待機児の解消を目指してきました。このため三歳児の行き場がなく、ある認証保育園では三人の子どもが幼稚園の預かり保育に入れなければならないという事態も起こっています。

 待機児解消は、ゼロ歳から五歳児まで安定的に保育される認可園の整備によって進められていくべきです。認可保育園では子どもたちが伸び伸びと生活できる園庭があり、専門の保育士や看護師、給食調理員が配置され、子どもがしっかり成長できる体制となっています。認可保育園を増設していくべきです。区長の見解を伺います。

 区立保育園では障害のある子どもを受け入れる体制を整えています。ところが区立保育室では障害児を受け入れるための職員配置を行っていないことは認められるものではありません。直ちに保育室でも障害児が入所できるようにすべきです。区長の見解を伺います。

 区内の民間保育施設ではベテランの正規職員でも月収二十万円程度で、民間や公務員の平均給料と比べ年間百万円以上も低いことなどから保育士の確保が非常に厳しい状況です。子どもたちの安全や成長にとっても安定した保育士の確保が欠かせません。また、区立保育室でも定数を増やそうとしたものの保育士がいないため増員できないという問題も起こっています。

 こうした民間の保育施設の実態などから、国と都は保育士の処遇改善のための保育従事職員宿舎借り上げ事業を始めました。世田谷区の場合、この制度を活用して一人当たり月額八万二千円の補助金を支給し、人材確保、離職防止に尽力しています。今年の一月末現在、三十七施設、延べ六百四十一人に補助金が支給され喜ばれております。民間施設の保育士の劣悪な労働条件改善のために打ち出された国と都の補助制度を活用し、厳しい現場で働く保育士を支援し、施設が安定して運営できるようにすべきです。また、民間施設の保育士の処遇改善のために運営費を増額すべきです。あわせて区長の見解を伺います。

 次に、第二の柱の障害者福祉施策の拡充・強化について質問します。

 心身障害者福祉タクシー券事業は、重度身体障害者の福祉の……

   〔「心身障害者」の声あり〕



◆三十三番(苫孝二) 心身障害者の福祉の増進を図ることを目的に一九七八年から始められたものです。昨年度は延べ二千八百三十一人の障害者に月額四千六百円のタクシー券が支給されました。これを新年度から千百円減らし、月額三千五百円にする予算案が示されました。

 昨日、区長は、「他区より支給額が高いので削減した」という答弁を行いました。四千六百円のタクシー券を削減することは障害者の通院の足を奪い命にかかわる問題でもあります。このタクシー券削減は中止すべきです。区長の見解を伺います。

 区内の精神障害者保健福祉手帳の交付者は千百四十三人、そのうち一級の人は五十四人となっています。当区では、これらの人は心身障害者福祉手当の対象から外されています。このため渋谷区精神障害者連絡会から精神障害者にも心身障害者福祉手当を支給するよう毎年区に対し要望書が提出されています。

 杉並、品川区に続き大田、中野区が精神障害者を心身障害者福祉手当の対象にしようとしています。杉並区では一級の人に月額五千円を支給しており、当区でも同様な制度を実施するのに約三百万円の予算があればできます。直ちに実施すべきです。区長の見解を伺います。

 また、心身障害者福祉手当の年齢制限や所得制限などをやめ対象を拡大すべきです。区長の見解を伺います。

 区は、「障害のある人がその人らしく暮らす共生社会を実現する」ことを障害者保健福祉計画でうたっています。しかし、当区の障害者福祉施策は障害者と家族の要望を満たすものになっておりません。

 はぁとぴあ原宿の家族会からは、利用者が増え続けている現状から第二施設の増設やグループホームの設置など切実な要求が出されています。こうした声に応えて第二施設の設置やグループホームの増設などを促進すべきです。区長の見解を伺います。

 二〇一五年一月、日本政府は、障害に基づく差別は人間固有の尊厳と価値を侵害するものであるとする障害者権利条約を批准しました。こうした流れの中で、この四月から障害者差別解消法が施行されます。この法律は障害のある人への差別をなくすことで障害のある人も、ない人もともに生きる社会を目指すもので、自治体はもとより民間企業、商店などに対し障害を理由とする差別を解消するための措置などをとることを求める重要な法律です。障害者の人権が守られ、生き生きと生活できることを理念とし、施設整備や福祉施策を着実に進めていくため障害者基本条例を定めるべきです。区長の見解を伺います。

 次に、第三の柱である幡ヶ谷二丁目防災公園問題について質問します。

 幡ヶ谷二丁目防災公園計画について初めての説明会が開かれ、近隣住民を初め多くの区民が参加し、質問が出されました。「土壌汚染の土地なのに、子どもたちが生活する保育施設のためになぜ取得したのか。毒物があることがわかった時点で取得するかどうか住民の声を聞くべきではなかったのか」、「土壌汚染があるところを三十二億円で購入したのは納得ができない」、「防災公園、保育所、高齢者施設というが、周辺の道路は狭い。車と車椅子やベビーカーがすれ違うのは無理で、消防車も入れないのに防災公園をつくるのはおかしい」など多くの質問が出されました。

 それに対して区は土地の売り主が土壌汚染対策を行い、土壌の入れかえ後の検査の結果、安全だということを繰り返すだけでした。こうした対応やこれまで一度も説明してこなかった区に対し住民を無視するもので納得いかないという厳しい意見も出されました。なぜ土壌汚染がわかっていながら区民に説明せず、意見も聞かずに土地を取得したのか、まず質問します。

 また、土壌汚染調査の結果や除去後の検査結果も示さず、消防車が入れない土地を購入したのか。住民に明確に説明すべきです。あわせて区長の見解を伺います。

 桑原前区長は、昨年の三月二日の区議会で土壌汚染対策は売り主側の責任と費用負担で行う売買契約としており、区は最終的に土壌の入れかえが行われた後に、その土地を取得すると答弁していました。ところが桑原前区長は、この答弁の三カ月前の十月に血税千二百八十五……

   〔「十二月」の声あり〕



◆三十三番(苫孝二) 十二月に血税千二百八十五万円を使って土壌汚染調査を行い、その上、全く土壌汚染対策がされていないのに、あろうことか答弁の翌日に土地を取得したのです。

 しかも、重大なことは、区が依頼した土地の鑑定について、前提条件として土壌汚染がないこと、六メートル道路に接道しているとの実際と異なる条件をつけ価格が二十九億一千万円と三十億円という評価額を出させたことは異常なやり方であります。その上、二億円も高い三十一億九千六百二十八万円で購入したことは不当であり、区民が到底納得できないものであります。

 通常の土地取引なら売り主が土壌汚染の除去を行い、問題のないことを確認して代金を払うものです。なぜそうした対応をしなかったのか、区長の見解を伺います。

 住民からは、「土地の購入費に汚染除去費用を含めていたのではないか」との声も出されております。除去費用は幾らだったのか明らかにすべきです。区長の見解を伺います。

 こうした土地の購入は問題であり、計画は白紙に戻すべきです。今後のあり方については住民参加で決めていくべきです。区長の見解を伺います。

 最後に、第四の柱である住宅施策について質問します。

 住宅に困っている高齢者にバリアフリーの安全で低家賃の住まいを提供する借り上げ高齢者住宅制度はすぐれた福祉施策であり、高齢者が増え続けている現状から拡大していくべきであります。ところが区は昨年十二月、富ヶ谷一丁目の借り上げ高齢者住宅の住人に対し、「来年六月に契約期限の二十年が来るので、この住宅を廃止する可能性がある」などと説明しました。入居者から「ずっと住み続けられると思っていたのに、どこに行けばよいのか」などの不安の声が出されております。

 二〇一二年に二十年の契約期限が来た本町借り上げ高齢者住宅、昨年六月に契約期限が来た笹塚借り上げ高齢者住宅について貸し主との契約期限を二年としています。区は富ヶ谷の高齢者住宅の居住者にこれらを引っ越し先と示し、また転居することになるかもしれないと言い高齢者に大きな不安を与えています。こうした対応は直ちに中止し、本町、笹塚、富ヶ谷の借り上げ高齢者住宅は継続すべきです。

 さらに、借り上げ高齢者住宅は増設すべきです。区長の見解を伺います。

 昨年七月に募集が行われた高齢者向け空き家待ち登録者に対する応募状況は、単身者用八戸に対し応募者は百七十八人と倍率は二十一・八倍、世帯用は六戸で応募者は三十九人、倍率は六・三倍。九月に行われた単身者用の幡ヶ谷原町住宅の場合は三十七戸の募集に対し応募者は二百二十八人で倍率は六・一六倍。落選した西原一丁目のある女性は「ここに入居できれば一生大丈夫だと思い当選を祈っていました。それだけに落選はショックで三日間寝込んでしまいました」と嘆いていました。

 高齢者に安心して生活できる住まいを提供するのは渋谷区の責務です。こうした立場から国有地、都有地の取得を進め、幡ヶ谷二丁目の社会教育館に隣接する都営住宅跡地や代々木二、三丁目の国有地を早急に取得し、高齢者住宅を含む福祉施設を建設すべきです。また、住宅マスタープランを改定し、区営住宅、高齢者、障害者住宅を着実に整備していくべきです。区長の見解を伺います。



○議長(木村正義) 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 日本共産党渋谷区議会議員団、苫 孝二議員の一般質問に順次お答えいたします。

 初めに、保育について五点の質問です。

 まず、待機児対策についてです。

 四月入所の申請数と認可保育所の歳児別待機児数、保育室に入れなかった歳児別人数の対策についてのお尋ねですが、申請数については昨日、渋谷区議会自由民主党議員団の下嶋倫朗議員の質問にお答えしたとおりです。

 待機児の数などにつきましては、四月一日時点での集計と定められていますので、今後の正式な結果をお待ちいただければと思います。

 次に、本町第二保育園については、通園距離が遠くなる方を除き、全員が「本町そよかぜこども園」に転園することになっており、空き園舎については一歳児からの区立保育室として本年六月に開設する予定になっております。

 次に、保育園の増設については認可保育園に限らず、認定こども園、小規模保育事業所など、あらゆる保育資源を活用し、スピード感を持って施設整備に取り組んでまいります。

 次に、区立保育室の障害児の受け入れについてのお尋ねです。

 お尋ねの件については、昨日、渋谷区議会自由民主党議員団の下嶋倫朗議員にお答えしたとおり、受け入れの準備を進めてまいります。

 次に、保育士の処遇改善について二点のお尋ねです。

 それぞれ平成二十七年の第四回区議会定例会で貴会派の田中正也議員にお答えしたとおりであり、保育従事職員宿舎借り上げ支援事業につきましては、期間限定の事業であるため直ちに実施する考えはありません。

 また、保育士の処遇改善については国及び都で平成二十五年度から補助制度を実施しており、既に本区もこの制度を活用し認可保育園では実施しております。さらに、認証保育所など認可外保育施設で働く職員の処遇改善についても同時期より都の基準にのっとって実施していることから区として新たな支援を行うことは考えておりません。

 次に、障害者福祉施策の拡充強化についてのお尋ねです。

 初めに、福祉タクシー券についてお答えいたします。

 福祉タクシー券は身体障害者及び知的障害者のうち重度の方に月額四千六百円分配付しておりますが、実際に使われている利用率は配付枚数の約八〇%となっている状況です。一方では、区の一般会計が横ばいの中、障害者福祉のための予算は居宅介護等の障害福祉サービスや移動支援事業の拡充のため全体としては増やしています。障害者福祉政策の拡充を図るためには全体の事業を見直し、均衡を図る必要があります。障害者福祉施策全体の拡充強化を図ろうというものですので御理解をいただければと思います。

 次に、心身障害者福祉手当について精神障害者にも支給すべき、また年齢制限や所得制限を改め対象を拡大すべきとのお尋ねに一括してお答えします。

 昨年の第三回定例会で貴会派の五十嵐千代子議員の御質問にお答えしたとおり、心身障害者福祉手当は、もとは都の制度であり、現在でも都の条例は精神障害者を対象としていないため精神障害者に独自の対象拡大をしている区は三区程度です。精神保健福祉手帳が二年ごとに更新となるように、症状に変動がある精神障害者への福祉については、手当という現金支給より、まずは就労支援による所得向上に力を入れていきたいと考えています。

 次に、はぁとぴあ原宿の第二施設やグループホームの増設を促進すべきとのお尋ねです。

 はぁとぴあ原宿の利用者が年々増えていて、施設も手狭になっていることは承知しており、先日も利用者家族会の役員の皆様と現地施設を視察し、懇談してきました。

 まず、来年度は最も利用者の多い児童発達支援の定員拡大を図るため五月から旧代々木小学校に「障害者福祉センター代々木の杜」を開設します。また、八月には旧氷川敬老館跡地に区が建設費を補助している障害者グループホームがオープンする予定です。

 今後もはぁとぴあ原宿の利用状況を見通しながら順次必要となる施設の増設を図っていきたいと考えています。

 次に、障害者基本条例を定めるべきとのお尋ねです。

 国においては昭和四十五年に障害者基本法が定められており、平成二十三年の同法の大改正で障害者への差別の禁止規定が盛り込まれたことは、障害者差別解消法の先駆けとなったものと評価されています。一方、全国の自治体においては国の基本法に相当するような条例は見当たりません。

 ただし、差別解消に関しては、平成十八年に千葉県が「障害のある人もない人も共に暮らしやすい千葉県づくり条例」を制定したことを初めとし、北海道や岩手県、さいたま市等でも同様の条例が制定されていることは承知しています。

 他方、本区におきましては、「渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例」を制定し、障害の有無などにより差別のない社会を実現することを目指しています。先ほど須田議員にもお答えしたとおり、この条例による理念を踏まえ障害のある人もない人もともに暮らしやすいまちづくりに取り組んでいきたいと思っています。

 障害者の差別解消のための心のバリアフリーは条例の有無にかかわらず、まずは実践的な取り組みを進めることで障害者施策を拡大・強化していきます。

 次に、幡ヶ谷二丁目複合施設(仮称)の土地の購入についてのお尋ねです。

 二月二十六日に行われた説明会につきましては、住民の方々から建設的な意見を多数いただいたところでございます。昨日、渋谷区議会公明党、栗谷順彦議員の御質問にお答えしましたとおり、土壌の安全についての説明も行っており、住民を無視するようなやり方はしていません。

 土壌汚染調査の結果を明確にすべきだとの御意見ですが、区が行った土壌調査は仮の数値であり、さらに、この土地は区民の方など複数の地権者の私有地であったことから、この段階での具体的な発表は控えました。その後、土地の権利者が前の持ち主に一本化され、土壌改良工事の前には専門の工事事業者から近隣の方々に説明を行っております。そして、東京都環境局の指導のもと土壌改良工事を行う際に行った確定的な調査結果は、都の区域指定の告示後、速やかに総務委員会で説明したところです。

 また、前の持ち主との契約で、土地は安全できれいな土壌になってから区が使用します。土壌改良工事では検査をして安全なことが確認できた土地に入れかえております。土壌汚染のある土地に施設を建設するのではありません。

 除去後の検査結果につきましては、東京都環境局に対する汚染拡散防止措置完了の届け出が済んでおり、土壌をきれいで安全にする工事は完了しました。そのため改めて除去後の土壌の検査を行う予定はございません。

 今後は規則にのっとり二年間の地下水のモニタリングが義務づけられております。検査結果の数値につきましては、区ホームページ等を通じてお知らせをしてまいります。

 最後に、消防車が入れない土地を購入したとの御発言ですが、説明会でもお答えしましたが、消防車が通れる幅員の道路があり消防車は入れます。

 次に、幡ヶ谷二丁目防災公園の土地の購入の経過についてのお尋ねでございます。

 この土地にはもともと複数の権利関係者がおり、売買交渉を進める中で地権者側の話し合いで前の持ち主に権利を一本化することとなりました。一本化のために権利を移転するための費用を必要としており、また前の持ち主とは幡ヶ谷二丁目防災公園用地を購入するに当たり、契約書の中で「売り主の自己の費用負担と責任において建物の解体と土壌汚染の処理をしなければならない」と明記しております。あわせて土壌にかかわる処理を怠ったときは契約を解除して売買代金相当の返還と違約金を支払うことが記されております。前の持ち主が必ず土壌汚染の処理を行わなければならないことが担保されたために、この土地を購入したものです。

 次に、今後のあり方についてのお尋ねです。

 最初に、売り主の除去費用についてのお尋ねです。

 汚染除去の費用は、売り主が負担をして工事業者と交渉して決める金額です。区は契約にかかわっておりませんので、そのことについて述べる立場にはございません。

 次に、渋谷区議会公明党、栗谷順彦議員の御質問にお答えしたときにも述べましたが、幡ヶ谷、笹塚地区は木造密集地域で防災公園の整備が重要かつ緊急の課題であり、あわせて福祉施設の整備も緊急の課題でした。幡ヶ谷二丁目防災公園の計画を白紙に戻すつもりはありません。

 この幡ヶ谷二丁目については、昨日、今日含めてかなり丁寧に御説明をさせていただいたつもりです。多くの方は御理解いただけたのかと思います。これで御理解いただけるものと確信しております。どうぞよろしくお願いします。

 次に、住宅施策について二点の御質問です。

 まず、借り上げ高齢者住宅についてのお尋ねです。

 借り上げ等高齢者住宅については、高齢者への区の住宅供給施策の一つの手法です。この住宅はオーナーの所有物件であり、契約更新の時期に合わせて区とオーナーとの間で借り上げ継続の条件を協議し、合意することが前提となります。結果として合意に至らない可能性もある旨、入居者の皆様に御説明しておりますが、その場合においても御心配をおかけすることのないよう十分配慮しながら対応してまいりたいと考えております。

 なお、増設については現時点では考えておりません。

 続いて、高齢者住宅整備などについてのお尋ねです。

 都有地や国有地の取得につきましては、関係機関と引き続き協議をしており、活用方法については住宅を含め待機児童対策等の区民ニーズを踏まえながら検討することになるものと考えています。

 また、住宅マスタープランは基本構想を踏まえた計画であり、この改定が予定されているため直ちに見直す考えはありません。

 以上、答弁といたします。

 失礼しました。答弁漏れがございました。

 先ほど心身障害者福祉手当についての部分について答弁漏れがあったので、もう一度最初から、その部分について答弁させていただきます。

 心身障害者福祉手当について精神障害者にも支給すべき、また年齢制限や所得制限を改め対象を拡大すべきとのお尋ねに一括してお答えします。

 昨年、第三回定例会で貴会派の五十嵐千代子議員の御質問にお答えしたとおり、心身障害者福祉手当はもとは都の制度であり、現在でも都の条例は精神障害者を対象としていないため精神障害者に独自の対象拡大をしている区は三区程度です。精神保健福祉手帳が二年ごとに更新となるように、症状に変動がある精神障害者への福祉については、手当という現金支給よりも、まずは就労支援による所得向上に力を入れたいと考えております。

 また、心身障害者福祉手当の支給については難病患者の範囲の拡大に伴う支給者の拡大に対応するため所得の多い方などに一定の制限を行う必要があります。

 なお、この手当は都条例に倣って全ての区において年齢や所得等の制限が設けられております。

 以上です。



○議長(木村正義) 苫議員。



◆三十三番(苫孝二) 長谷部区長から答弁がありましたけれども、納得できないので再質問をいたします。

 まず一点は、保育の緊急事態を捉えて、しかし、区立認可保育園をきちんと整備をしていく、そこが原点だというふうに私は思います。この区立保育園による認可保育園の増設をまず中心に据えるべきだと思いますので、その点について再質問いたします。

 また、障害者に対する差別をなくしていくためにも、きちんと区として、やはり障害者が社会参加できるように手当などはしっかり手厚くするのが筋だというふうに思います。その点について再度お答えください。

 また、幡ヶ谷の防災公園については、住民が納得していない、まだ手が挙がっているのに打ち切って、そして閉会するというような説明責任が十分果たせないまま終わっているじゃないですか。その点についてどう考えているのか再度質問いたします。

 区長も参加すべきではなかったかというふうに思います。何で参加しなかったのかもお答えください。



○議長(木村正義) 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 苫 孝二議員の再質問にお答えいたします。

 まずは、保育園の増設についてですけれども、今本当に足りてないんです。それを一つの保育園の認可保育園だけにこだわるんじゃなくて、スピード感を持って対応していくためには、ありとあらゆる保育資源を活用しながらやっていくことがこのニーズに応えることだというふうに考えております。その考えに変わりはございません。

 また、障害者福祉について補助をもっとすべきじゃないかという話ですけれども、全体としては増えているんです。これからもっともっとパラリンピックも見据えていろいろな取り組みをしていこうと思います。その中でトータルでバランスをとって考えている次第です。その辺については御理解いただければと思います。

 また、幡ヶ谷二丁目については、この議会も通じて丁寧に説明しました。少なくとも汚染された土地に建物を建てるということを喧伝されていますけれども、それはないということはおわかりいただけましたよね。それもわからないんですか。

 それをわからないで、幾ら説明しても、大多数の方は理解していただいたというふうに確信しております。

 以上をもって答弁とさせていただきます。



○議長(木村正義) 苫議員。

 苫議員、五秒ですから。



◆三十三番(苫孝二) 区長から答弁いただきましたけれども、全く納得ができない答弁でありました。今後さらに追求していきたい……

   〔持ち時間終了〕



○議長(木村正義) 苫議員、終わりです。

 議事進行上、暫時休憩いたします。

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   休憩 午後二時三十五分

   再開 午後二時五十分

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○議長(木村正義) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 区政一般に関する質問を続行いたします。

 十二番堀切稔仁議員。



◆十二番(堀切稔仁) 堀切稔仁から、区長、教育長へ質問させていただきます。

 まず初めに、行政運営について二点でございます。

 現在、本区においての通常の職員に関しては、五年の再任用は可能でございますけれども、取り扱いは職員と管理職も同様なのか。

 また、管理職でそのまま役所に再任用されるのと、外郭団体で再雇用される場合は任用の年数や待遇で違いがあるのか。

 また、庁舎及び外郭団体で、ここ五年間何人が採用されたのか年度ごとに区長に御報告を求めます。

 二番目に保育にかかわることについてですが、保育園の情報処理と管理についてでございます。

 現在、保育園には二台のパソコンが配備されておりますが、この数が足りないために私的にパソコンを持ち込んで保育士が対応しております。セキュリティの面からも問題があるので各クラスに一台配備するべきと考えますが、区長の御所見を伺いいたします。

 次に、公園についてですが、区長へ質問させていただきます。

 宮下公園の事業についてですが、この整備事業については委員会等では総事業費や詳細な経費について詳しい数字が示されておりませんが、区長は把握しているのか。それぞれの金額について区民や区議会へ報告をいただきたいと思います。区長から報告いただきたいと思います。

 幡ヶ谷二丁目についてでございますが、幡ヶ谷二丁目防災公園についてですが、二月二十六日にこの幡ヶ谷二丁目複合施設の説明会が行われました。同時に整備する公園や別途地域の要望を聞くためにも、この公園だけの説明会を行う予定はあるのか。

 さらに、施設計画も多くの住民の皆様は汚染や計画についても非常に多くの疑問を持っております。再度説明会を求めており、再説明会をするおつもりはあるのか区長の御所見をお伺いいたします。

 三番目に学校についてですが、教育長へお伺いいたします。

 一番目に学校の内装についてですけれども、区立小中学校のトイレ等については計画的に改修工事を行っております。しかしながら、校舎の廊下や壁、さらに階段にはクラックや舗装のはがれが目立って、かなり汚い印象を受けます。夢を持って渋谷の子どもたちが学ぶ場所として、校舎の内装についても長期的に計画的に整備を行うべきと考えますが、教育長の見解をお伺いいたします。

 二番目に学校の危機管理対策についてですが、二月二十五日に東京都教育委員会へ、翌金曜日三時三十四分に都内の小学校複数箇所へ爆破予告がありました。幸いにして実行はされませんでした。区教育委員会と学校からの保護者への早急のメール等の対応で、また下校連絡により全校混乱もなく、事故もなく済みました。

 しかしながら、追加のメールについては、放課後クラブに向かった子どもたちに関しては「放課後クラブへお問い合わせください」と保護者へ届きました。多くの保護者の皆様は、このメールにちょっと違和感を感じたようです。

 渋谷区の放課後クラブのよさは、校内で行われ運営されています。また、近年では学務課が運営を統括されており、学校と放課後クラブが一元管理できるようになっている状態だからです。

 そこで区教育委員会としては、学校で待機するような危機管理対策、災害対策においては、むしろ学校を窓口として保護者対応すべきと思いますが、教育長の御所見をお伺いいたします。



○議長(木村正義) 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 無所属の堀切稔仁議員の一般質問にお答えいたします。

 初めに、行政運営について人事に関するお尋ねでありますが、このことについては、事実関係の確認でありますので総務部長より答弁をさせます。

 次に、保育園へパソコンの配備についてのお尋ねであります。

 所信表明でも申し上げたとおり、ICT戦略の推進は区政の中での最重要テーマの一つと考えております。今後、新庁舎に向けて区役所全体のICT基盤を刷新していくことを現在計画しております。この基盤整備は今後の区役所のICT戦略を進める上でかなめとなるものであり、堅牢かつ技術革新に柔軟なものでなければ情報セキュリティや最新の技術に適用することはできません。まずは土台となる基盤をしっかりとつくり上げる中で、保育園のパソコン台数についても計画的に考えてまいります。

 次に、宮下公園についてのお尋ねであります。

 新宮下公園整備事業につきましては、昨年十二月、第四回区議会定例会において区と事業者との基本協定の締結について区議会の御議決をいただいたところであり、現在、公園と駐車場の都市計画決定に向け事業者及び関係機関等と調整しているところであります。

 お尋ねの総整備費や詳細な経費でありますが、区が必要な施設である公園や駐車場の整備費相当の金額については、既に区民環境委員会に御説明させていただいております。

 次に、幡ヶ谷二丁目公園について別途説明会を行う予定はあるのかとのお尋ねです。

 堀切議員も御出席しておられましたので御承知かと思いますが、二月二十六日の説明会は公園整備を含めたものであり、施設計画についても個別対応させていただくことで回答させていただいておりますので、改めて説明会を開催する考えはありません。

 以上、答弁といたします。



○議長(木村正義) 藤本総務部長。



◎総務部長(藤本嘉宏) 私から人事関係についてお答えさせていただきます。

 初めに、再任用職員の取り扱いでございますが、雇用と年金の接続の観点から、希望する職員を選考により定年後も引き続き再任用職員として雇用することは、一般職員も管理職員も同様の対応でございます。

 次に、処遇等でございますが、定年退職後、管理職として引き続き再任用される職員については、組織の必要性に応じて配置を行い、処遇は一般職員と同様、法令に基づく任用でございます。

 また、外郭団体で雇用される管理職員は外郭団体の固有職員として採用されますので、この労働条件等につきましては各外郭団体の定めによるものでございます。

 さらに、管理職について庁内及び外郭団体での年数ごとの採用状況ですが、平成二十二年度末退職者については外郭団体で二人の採用、二十三年度末退職者は庁内再任用が一人、外郭団体で採用が二人、二十四年度末退職者は庁内再任用が一人、外郭団体で採用が一人、二十五年度末退職者は庁内再任用が二人、外郭団体で採用が一人、最後に二十六年度末退職者ですが庁内再任用が四人、外郭団体で採用が二人。

 以上でございます。



○議長(木村正義) 森教育長。



◎教育長(森富子) 私に対しましては、学校について二点のお尋ねがございました。

 初めに、学校の内装工事についてのお尋ねでございます。

 学校施設の整備、改修工事につきましては、現在、総務部施設整備課が執行を所管しており、校舎等の状況や学校の現場の要望を踏まえた対応が着実に実施されているところです。私も学校を回っておりますので、これからも子どもたちにとって、よりよい教育環境づくりのために総務部と十分に意思疎通を図り、学校施設の適切かつ計画的な整備に向けて緊密に連絡、協力を進めてまいりたいと存じます。

 次に、放課後クラブの危機管理対策として、学校を窓口として保護者対応をすべきとのお尋ねがありました。

 今回の爆破予告メールに対する危機対応につきましては、学校に問い合わせるべきものと、子どもが居場所としている放課後クラブに問い合わせることなど様々あると想定をしており、副校長と放課後クラブの現場を問い合わせ先として併記して保護者連絡メールに記載をしたところでございます。

 放課後クラブの運営につきましては、教育委員会事業として学務課が所管しており、運営責任は教育委員会が負うところです。したがいまして、学務課が放課後クラブの連絡窓口になるところですが、円滑な運営を行うためには日常的に学校現場と教育委員会並びに受託事業者が緊密に連携し、どこに連絡があっても情報共有を図ることが必要となっております。

 放課後クラブの危機管理に当たりましては、学務課の責任のもと学校現場、教育委員会、受託事業者、三位一体となって緊急対応する体制をしいております。

 以上、答弁といたします。



○議長(木村正義) 堀切議員。



◆十二番(堀切稔仁) 何点か再質問させていただきます。

 特に宮下公園のこの整備事業に関しましては、私も不動産鑑定なんかを情報公開して、もう一度、区の資料と突き合わせて精査いたしました。その中でも例えばホテル計画の三十億円なんかも、その根拠がわかりません。でも、これを議決はされちゃっているわけですね。でも、このように議会にも前提であることも、非常にその数字もあやふやでもありますし、さらには、この事業が店舗も入るということなんかからすると、今後どのように数字的に区民に説得していくかというのは、これは区長の責務だと思うんですね。

 ですから、やはりこの計画において、じゃ、数字を出せるようなことがあれば、いつごろそういうことが出せるのか、そもそも、それとも数字は出す気は全くないのか、それは区長にお答えいただきたいと思っています。

 さらには、この計画は、区長は、さも今までの今回の答弁も聞いていますけれども、大丈夫だみたいなことを言っているんですけれども、その根拠は何ですかね。こういうふうにいろいろなものを突き合わせても、なかなか議員でさえわからないようなことを区民に大丈夫だというのは、非常に遠いと思うんですね。だから、選定においての区長が大丈夫だと言っている、この事業の根拠を教えてください。

 さらには、幡ヶ谷二丁目の防災公園に関しては、土壌汚染が、土は入れかえたから大丈夫みたいなことを説明されていましたけれども、東京都に私も情報公開とりまして、十一月十九日に工事事業者から土壌汚染対策法十二条において形質変更時の要届け出区域の申請がされておりますね。この計画変更の着手は今年の一月十六日です。完了は三十年一月三十日なんですよ。となれば、この水質調査、二年間のことを言っているわけですけれども、これも表に書いてあります。

 区長がおっしゃるように、土壌の部分は大丈夫だというのは、確かに土は入れかえているかもしれない。しかしながら、水質が汚染をされていれば、本当にこのまま大丈夫なのか。雨水が上がってきた場合は結局入れかえた土まで汚染されてしまうわけです。

 東京都に、このような場合で、じゃ、二年間モニタリングをやる前に大丈夫だと言っているけれども、二年後に、じゃ、絶対、これ大丈夫かと聞きますと、東京都は大丈夫かどうかというのは二年たってみなきゃわからないと。そこに保育園や高齢者施設を建てるって、ちょっと違うような気がするんですね。

 ですので、区長に再度こういうことも含めて情報公開と説明をする気があるのか、区長にもう一度再答弁をお願いします。

 放課後クラブの運営に関しては、教育長、是非ともホームページ、放課後クラブはホームページを持っていないですから、学校のホームページなんかも、例えば今、雨水のことでいうと豪雨なんかもありますね、爆弾雨とか。そういう意味では、例えば電話が通じない場合なんていうのもあり得ます。ですから、こういうふうな場合、学校に待機する場合はホームページなんかも活用していただけるかどうかちょっとお伺いしたいと思いますので、再質問をお願いいたします。



○議長(木村正義) 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 堀切稔仁議員の再質問、二点かと思いますがお答えさせていただきます。

 宮下公園について大丈夫だというのは、何が不安で、僕は何に対して大丈夫だと言っているのかが、あの質問ではちょっと理解できませんでした。

 ちょっと推察するに、ちょっとおもんぱかって答えてみると、まずはその事業者からの提案に基づいて、基本協定には定期借地権の評価額として二百三十五億二千百万円を定めており、そのうち前払いの貸付料として四十二億六千五百万円が公園や駐車場の整備に相当し、年払い貸付料が六億三百万円である旨については区議会に報告させていただいております。ですので手順は踏んでいると思います。

 続いて、幡ヶ谷二丁目についてです。

 地下水についての御心配です。地下水については、二年間モニタリングをするんです。ただ、今回土地の汚染については、あそこの上にあった工場から多分汚染がされていたわけですね。だから、それが下に染み込んでいて、地下水というのは流れているんです。動いているんですね。だから、上の土地を変えれば、基本的には下のところは流れているわけですから数値的には出ないんじゃないかというふうに推測されると思います。ただ、それは二年間のモニタリングをしないと確定ということは言えないと思います。

 ただ、どう考えても大丈夫としか考えられないですよね。原因が上の土地にあって、地下水は流れていて、あとあわせて、おっしゃるように、ずっと言っているように防災公園も必要、保育施設も必要、あの地域の課題を考えたときに早急に対応しなきゃいけないわけですね。

 ちなみに、そのリスクがどれだけあるというふうに、どの根拠をもっておっしゃられているのかも逆に示していただければ少し考える余地はあるかもしれませんが、どうなんでしょうか。

 以上、答弁といたします。



○議長(木村正義) 森教育長。



◎教育長(森富子) 再質問についてお答えをしたいと思います。

 ホームページにつきましては、教育委員会と各学校、様々ありますので、一斉に連絡するものにつきましては教育委員会で行いたいというふうに思います。

 また、各学校で例えば運動会、朝やりますとか、やりませんとか、それぞれやっていることもありますので、それぞれの例えば放課後クラブの一斉にできるものは教育委員会で流し、各学校で対応するものについては、各学校のほうに、対応が可能なものについては指導、助言をしてまいりたいと思っております。

 以上、答弁とさせていただきます。



○議長(木村正義) 堀切議員。



◆十二番(堀切稔仁) 区長へ幡ヶ谷防災公園について再再質問させていただきます。

 結局この届け出にもカドミウムやホウ素、セレン、ヒ素と、まだまだ検出しなければいけないために、今、井戸を三つ建設しております。ですので、そういうことが上がってきた場合、保育園や公園に来る人に危険があるわけでございます。そういうことについて、まずお答えください。こういうことは危険なので、これを防止するためだということで……

   〔持ち時間終了〕



○議長(木村正義) 堀切議員、時間が来ました。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) 何を答えればいいんでしょうか。

 何が心配かということがわからないです。さっきも説明したとおり、上に工場があったところから汚染がきっとされていて、この土がかわって下の地下水が流れていて、そこはモニタリングするから相当リスクは少ない、ほぼないというふうに判断しているわけですね。

 そういった上で今緊急の課題として、何度も言いますが、防災公園や保育施設が必要だということを踏まえた上で議会に投げかけさせていただいて、そこにつくるかどうかということを判断を仰いでいるということであります。それ以上のことはお答えしようがありません。



○議長(木村正義) 以上をもって、区政一般に関する質問を終わります。

 これから日程に入ります。

 議事進行上、日程第一から日程第七までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第一 議案第一号 渋谷区組織条例の一部を改正する条例



△日程第二 議案第二号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例



△日程第三 議案第三号 渋谷区人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例



△日程第四 議案第四号 職員の分限に関する条例の一部を改正する条例



△日程第五 議案第五号 職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例



△日程第六 議案第六号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例



△日程第七 議案第七号 職員の特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) ただいま議題となりました議案第一号は部名の変更及び分掌事務を改めるため、議案第二号は手数料の新設等を行うため、議案第三号は地方公務員法の改正に伴い規定の整備を行うため、議案第四号は分限処分における降給制度を導入するため、議案第五号は地方公営企業法の改正に伴い規定の整備を行うため、議案第六号は地方公務員法の改正等に伴い規定の整備を行うため、議案第七号は日額で支給する特定危険業務特別手当の限度額を見直すため、それぞれ条例の一部を改正しようとするものでございます。

 よろしく御審議を賜りまして御議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 以上七件は、所管の総務委員会に付託いたします。

 議事進行上、日程第八から日程第十二までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第八 議案第八号 渋谷区防災従事者損害補償条例の一部を改正する条例



△日程第九 議案第九号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例



△日程第十 議案第二十号 渋谷区建築審査会条例の一部を改正する条例



△日程第十一 議案第二十一号 渋谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例



△日程第十二 議案第二十二号 渋谷区清掃及びリサイクルに関する条例の一部を改正する条例

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) ただいま議題となりました議案第八号は行政不服審査法の改正に伴い規定の整備を行うため、議案第九号は保険料率の改定等を行うため、議案第二十号は建築基準法の改正に伴い規定の整備を行うため、議案第二十一号は公園通り・宇田川周辺地区地区整備計画の決定に伴い適用区域及び建築物の制限の追加を行うため、議案第二十二号は廃棄物の持ち去り行為を禁止するため、それぞれ条例の一部を改正しようとするものでございます。

 よろしく御審議を賜りまして御議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 以上五件は、所管の区民環境委員会に付託いたします。

 議事進行上、日程第十三から日程第二十までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十三 議案第十八号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例



△日程第十四 議案第十九号 渋谷区立保育園条例の一部を改正する条例



△日程第十五 議案第二十三号 渋谷区立幼稚園条例の一部を改正する条例



△日程第十六 議案第二十四号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例



△日程第十七 議案第二十五号 幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例及び幼稚園教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例



△日程第十八 議案第二十六号 幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例



△日程第十九 議案第二十七号 渋谷区立松濤美術館条例の一部を改正する条例



△日程第二十 議案第二十八号 渋谷区スポーツ施設条例の一部を改正する条例

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) ただいま議題となりました議案第十八号は低所得の多子世帯及びひとり親世帯の保育園利用者にかかわる負担軽減についての規定を整備するため、議案第十九号は区立本町第二保育園を廃止するため、議案第二十三号は低所得の多子世帯及びひとり親世帯等の幼稚園利用者にかかわる負担軽減についての規定を整備するため、議案第二十四号は低所得の多子世帯及びひとり親世帯の施設利用者にかかわる負担軽減についての規定を整備するため、議案第二十五号は地方公務員法の改正に伴い規定の整備を行うため、議案第二十六号は地方公務員法の改正に伴い規定の整備を行うため、議案第二十七号は松濤美術館の入館料の額の改定等を行うため、議案第二十八号はスポーツ施設の休業日の変更等を行うため、それぞれ条例の一部を改正しようとするものでございます。

 よろしく御審議を賜りまして御議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 以上八件は、所管の文教委員会に付託いたします。

 議事進行上、日程第二十一から日程第二十八までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二十一 議案第十号 渋谷区地域包括支援センター条例



△日程第二十二 議案第十一号 渋谷区営住宅条例の一部を改正する条例



△日程第二十三 議案第十二号 渋谷区福祉サービス利用者権利保護委員会条例の一部を改正する条例



△日程第二十四 議案第十三号 渋谷区借上げ等高齢者住宅条例の一部を改正する条例



△日程第二十五 議案第十四号 渋谷区高齢者在宅サービスセンター条例の一部を改正する条例



△日程第二十六 議案第十五号 渋谷区グループホームいきいき条例の一部を改正する条例



△日程第二十七 議案第十六号 渋谷区介護保険条例の一部を改正する条例



△日程第二十八 議案第十七号 渋谷区障害者福祉施設条例の一部を改正する条例

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) ただいま議題となりました議案第十号は、介護予防・日常生活支援総合事業の実施に伴い地域包括支援センターにおいて行う事業にかかわる規定の整備を行うため条例を改正するものでございます。

 議案第十一号は区営住宅を新設するため、議案第十二号は行政不服審査法の改正に伴い規定の整備を行うため、議案第十三号は借上げ等高齢者住宅を拡充するため、議案第十四号は介護予防・日常生活支援総合事業の実施に伴い高齢者在宅サービスセンターにおいて行う事業の追加等を行うため、議案第十五号は介護保険法の改正に伴い規定の整備を行うため、議案第十六号は保険料の減免にかかわる申請期限の延長を行うため、議案第十七号は障害者福祉施設の新設を行うため、それぞれ条例の一部を改正しようとするものでございます。

 よろしく御審議賜りまして御議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 以上八件は、所管の福祉保健委員会に付託いたします。

 議事進行上、日程第二十九及び日程第三十を一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二十九 議員提出議案第一号 渋谷区公契約条例の一部を改正する条例



△日程第三十 議員提出議案第二号 渋谷区新庁舎建設に関する検討会条例

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 二十四番五十嵐千代子議員。



◆二十四番(五十嵐千代子) ただいま一括議題となりました議員提出議案第一号 渋谷区公契約条例の一部を改正する条例、議員提出議案第二号 渋谷区新庁舎建設に関する検討会条例につきまして提案理由の説明をさせていただきます。

 議員提出議案第一号は、渋谷区が発注する事業で働く労働者の労働条件を向上させるため条例の一部を改正するものです。

 議員提出議案第二号は、新庁舎建設に当たって事業手法の見直しも含めて、広く区民、関係団体、有識者の意見を聞き、新庁舎建設に反映させ、区民参加を確保するため条例制定するものです。

 よろしく御審議ください。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 以上二件は、所管の総務委員会に付託いたします。

 議事進行上、日程第三十一から日程第三十五までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十一 議員提出議案第三号 渋谷区立河津さくらの里しぶや条例を廃止する条例



△日程第三十二 議員提出議案第四号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例



△日程第三十三 議員提出議案第五号 渋谷区国民健康保険加入者生活支援手当条例



△日程第三十四 議員提出議案第六号 渋谷区高齢者の医療費の助成に関する条例



△日程第三十五 議員提出議案第七号 渋谷区立宮下公園整備計画に関する検討会条例

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 三十三番苫 孝二議員。



◆三十三番(苫孝二) ただいま一括議題となりました議員提出議案第三号 渋谷区立河津さくらの里しぶや条例を廃止する条例、議員提出議案第四号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例、議員提出議案第五号 渋谷区国民健康保険加入者生活支援手当条例、議員提出議案第六号 渋谷区高齢者の医療費の助成に関する条例、議員提出議案第七号 渋谷区立宮下公園整備計画に関する検討会条例の五議案について提案理由を説明させていただきます。

 議員提出議案第三号は、区民の合意がないのに多額の血税を使って改修、運営されている不要な渋谷区立河津さくらの里しぶやを廃止するものです。

 議員提出議案第四号は、前年に比べ収入が大幅に減少した区民に対し区税の減免ができるよう条例の一部を改正するものです。

 議員提出議案第五号は、国民健康保険料の支払いが困難な低所得者に対し負担分を一部支給することにより負担の軽減を図るため条例を制定しようというものです。

 議員提出議案第六号は、七十五歳以上の住民税非課税世帯の高齢者の医療費窓口負担を無料にするために条例を制定しようとするものです。

 議員提出議案第七号は、区立宮下公園整備計画に当たって現在の事業手法の見直しを含めて、広く区民、関係団体、有識者の意見を計画に反映させ、区民参加を保障するための条例です。

 以上、提案理由の説明といたします。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 以上五件は、所管の区民環境委員会に付託いたします。

 議事進行上、日程第三十六から日程第四十二までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十六 議員提出議案第八号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例



△日程第三十七 議員提出議案第九号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例



△日程第三十八 議員提出議案第十号 渋谷区児童福祉センター条例



△日程第三十九 議員提出議案第十一号 渋谷区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例



△日程第四十 議員提出議案第十二号 渋谷区立幼稚園条例の一部を改正する条例



△日程第四十一 議員提出議案第十三号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例



△日程第四十二 議員提出議案第十四号 渋谷区奨学資金に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 二十一番秋元英之議員。



◆二十一番(秋元英之) ただいま一括議題となりました議員提出議案第八号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例、議員提出議案第九号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例、議員提出議案第十号 渋谷区児童福祉センター条例、議員提出議案第十一号 渋谷区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例、議員提出議案第十二号 渋谷区立幼稚園条例の一部を改正する条例、議員提出議案第十三号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例、議員提出議案第十四号 渋谷区奨学金に関する条例の一部を改正する条例につきまして、それぞれ提案理由の説明をさせていただきます。

 議員提出議案第八号は、第三子保育料の無料化を兄弟間の年齢、収入に関係なく行い、子育て世代の経済的負担軽減を図ろうとするものです。

 議員提出議案第九号は、子育ての総合的な支援を行うためひがし健康プラザに設置されていた子育て支援センターを復活させるとともに、スポーツセンター内の子育てひろばを子育て支援センターとして運営するものです。

 議員提出議案第十号は、児童の健全な育成を図るため渋谷区児童青少年センターを児童福祉法に基づく児童福祉施設として運営するため条例を制定しようとするものです。

 議員提出議案第十一号は、現行条例の中学生までの医療費の無料化を十八歳以下、高校生まで拡大し、子育て中の保護者の経済的負担を軽減させようというものです。

 議員提出議案第十二号と議員提出議案第十三号は、議員提出議案第八号と同様、各施設に在籍する全ての第三子以降の保育料等を無料にし、子育て世代の経済的負担の軽減を図ろうとするものです。

 議員提出議案第十四号は、経済的理由によって貸付金の返還が困難な人の負担軽減を図ろうとするものです。

 以上、よろしく御審議いただきますようお願いを申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 以上七件は、所管の文教委員会に付託いたします。

 日程第四十三を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十三 議員提出議案第十五号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 二十三番牛尾真己議員。



◆二十三番(牛尾真己) ただいま議題となりました議員提出議案第十五号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例について提案理由の説明をさせていただきます。

 条例案は心身障害者福祉手当の支給要件から年齢制限と所得制限を撤廃するとともに、精神障害者にも対象を広げ月五千円を支給することによって心身障害者の生活の向上を図るため条例を改正しようとするものです。

 よろしく御審議いただきますようお願いいたします。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は、所管の福祉保健委員会に付託いたします。

 日程第四十四を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十四 議案第二十九号 平成二十七年度渋谷区一般会計補正予算(第三号)

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) ただいま議題となりました議案第二十九号は、平成二十七年度一般会計補正予算(第三号)であります。

 主な内容といたしましては、財政調整基金積立金でございます。補正金額は五十億円であります。これに伴います財源は地方消費税交付金、繰越金、特別区税を充てることとしております。

 これによりまして、本年度一般会計予算総額は、歳入歳出とも九百十八億三千八百五十七万八千円と相なります。

 次に、繰越明許費の補正でございます。これは旧氷川敬老館跡地、障害者グループホーム等施設整備費助成にかかわり二千二百五十万円を繰越明許費として追加を行うものであります。

 よろしく御審議を賜りまして御議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は、所管の総務委員会に付託いたします。

 議事進行上、日程第四十五から日程第四十八までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十五 議案第三十号 平成二十八年度渋谷区一般会計予算



△日程第四十六 議案第三十一号 平成二十八年度渋谷区国民健康保険事業会計予算



△日程第四十七 議案第三十二号 平成二十八年度渋谷区介護保険事業会計予算



△日程第四十八 議案第三十三号 平成二十八年度渋谷区後期高齢者医療事業会計予算

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) ただいま議題となりました議案第三十号から三十三号までの四件につきまして御説明申し上げます。

 四件は、いずれも平成二十八年度当初予算でございます。

 議案第三十号は一般会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ八百四十五億五千二百万円であります。また、法の定めるところによりまして、債務負担行為等、一時借入金及び歳出予算の流用の定めを置いております。

 議案第三十一号は、国民健康保険事業会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ二百九十億三千四百六十七万一千円であります。また、法の定めるところによりまして、一時借入金及び歳出予算の流用の定めを置いております。

 議案第三十二号は、介護保険事業会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ百四十四億一千五百九十五万九千円であります。

 最後に、議案第三十三号は、後期高齢者医療事業会計予算であります。予算総額は、歳入歳出それぞれ五十億七千三百六十五万一千円であります。

 よろしく御審議を賜りまして御議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 お諮りいたします。

 以上四件は特別委員会を設置して、これに付託することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(木村正義) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定されました。

 お諮りいたします。

 本特別委員会の名称は予算特別委員会とし、委員の数は三十四人とすることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(木村正義) 御異議ないと認めます。よって、さよう決定されました。

 予算特別委員三十四人の選任については、本職よりお手元に御配付いたしましたとおり指名することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(木村正義) 御異議ないと認めます。よって、お手元に御配付のとおり指名いたします。

 被指名者を予算特別委員に選任することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(木村正義) 御異議ないと認めます。よって、さよう選任することに決定いたしました。

 予算特別委員の方々は委員会を開会し、正副委員長を互選の上、本職まで御報告願います。

 議事進行上、暫時休憩いたします。

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   休憩 午後四時三十三分

   再開 午後四時四十一分

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○議長(木村正義) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 休憩中、予算特別委員会が開かれ、正副委員長互選の結果について報告がありましたから、その氏名を発表いたします。

 予算特別委員会委員長、伊藤毅志議員、同副委員長、古川斗記男議員、以上のとおりであります。

 ただいま設置されました予算特別委員会に以上四件を付託いたします。

 議事進行上、日程第四十九から日程第五十二までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十九 議案第三十四号 特別区道路線の廃止について



△日程第五十 議案第三十五号 特別区道路線の廃止について



△日程第五十一 議案第三十六号 特別区道路線の廃止について



△日程第五十二 議案第三十七号 特別区道路線の認定について

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) ただいま議題となりました議案第三十四号は、特別区道第九七六号路線を廃止するため、議案第三十五号は、特別区道第一〇〇六号路線を廃止するため、議案第三十六号は、特別区道第一〇一〇号路線を廃止するため、議案第三十七号は、特別区道第一〇七四号路線を認定するため提出するものであります。

 よろしく御審議を賜りまして御議決いただきますようお願い申し上げます。



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 以上四件は、所管の区民環境委員会に付託いたします。

 日程第五十三を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第五十三 議案第三十八号 東京都後期高齢者医療広域連合規約の変更について

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○議長(木村正義) 提案理由の説明を求めます。

 長谷部区長。



◎区長(長谷部健) ただいま議題となりました議案第三十八号は、東京都後期高齢者医療広域連合の経費の支弁の方法を変更するため規約の一部を変更する必要があるので、地方自治法第二百九十一条の十一の規定により提出するものであります。

 よろしく御審議を賜りまして御議決いただきますようお願い申し上げます



○議長(木村正義) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は、所管の区民環境委員会に付託いたします。

 本日の日程は全部終了いたしました。

 次回の会議及び日程は文書により御通知いたします。

 本日の会議はこれをもって散会いたします。

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   散会 午後三時四十四分

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右会議の経過を記載し、その相違ないことを認め署名する。

渋谷区議会議長   木村正義

渋谷区議会議員   斎藤竜一

渋谷区議会議員   秋元英之