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東京都 渋谷区

平成27年  3月 定例会(第1回) 03月31日−05号




平成27年  3月 定例会(第1回) − 03月31日−05号










平成27年  3月 定例会(第1回)



        平成二十七年 渋谷区議会会議録 第五号

 三月三十一日(火)

出席議員(三十二名)

  一番  斎藤竜一      二番  佐藤真理

  三番  下嶋倫朗      四番  久永 薫

  五番  沢島英隆      六番  治田 学

  七番  佐々木弘明     八番  伊藤毅志

  九番  薬丸義人      十番  長谷部 健

 十一番  笹本由紀子    十二番  堀切稔仁

 十三番  前田和茂     十四番  松岡定俊

 十五番  栗谷順彦     十六番  古川斗記男

 十七番  須田 賢     十九番  岡田麻理

 二十番  小?政也    二十一番  田中正也

二十二番  牛尾真己    二十三番  新保久美子

二十四番  五十嵐千代子  二十五番  丸山高司

二十六番  木村正義    二十七番  染谷賢治

二十八番  広瀬 誠     三十番  吉田佳代子

三十一番  鈴木建邦    三十二番  芦沢一明

三十三番  苫 孝二    三十四番  菅野 茂

欠席議員(なし)

欠番    十八番 二十九番

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出席説明員

    区長            桑原敏武

    副区長           千葉博康

    副区長           水村信行

    企画部長          浅川和憲

    文化・都市交流担当部長   植竹ゆかり

    総務部長          斉藤則行

    施設整備担当部長      秋葉英敏

    庁舎総合対策部長      佐藤賢哉

    庁舎建設技術担当部長    秋葉英敏

    危機管理対策部長      柳澤信司

    区民部長          松澤俊郎

    福祉部長          安蔵邦彦

    子ども家庭部長       倉澤和弘

    健康推進部長        広松恭子

    都市整備部長        大澤一雅

    渋谷駅周辺整備担当部長   須藤憲郎

    土木清掃部長        黒柳貴史

    清掃担当部長        星野大作

    教育委員会委員長      小野ヒサ子

    教育委員会教育長      森 富子

    教育振興部長        児玉史郎

    生涯学習・スポーツ振興部長 児玉史郎

    選挙管理委員会委員長    福田昭子

    選挙管理委員会事務局長   吉田恭子

    代表監査委員        竹田 穰

    監査委員事務局長      中島豊六

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事務局職員

事務局長  久保田幸雄   次長    藤田暢宏

議事係長  松嶋博之    議事主査  根岸正宏

議事主査  真下 弘    議事主査  高木利樹

議事主査  武田真司    議事主査  石川研造

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      平成二十七年第一回渋谷区議会定例会議事日程

              平成二十七年三月三十一日(火)午後一時開議

日程第一 議案第三号 渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例

日程第二 議案第六号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例

日程第三 議案第三十六号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例

日程第四 議案第十九号 渋谷区安全・安心なまちづくりのための大規模建築物に関する条例

日程第五 議案第二十号 渋谷区建築審査会条例の一部を改正する条例

日程第六 議案第二十一号 渋谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

日程第七 議員提出議案第六号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例

日程第八 議案第十五号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例

日程第九 議員提出議案第八号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例

日程第十 議案第十六号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例

日程第十一 議案第二十二号 渋谷区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例

日程第十二 議員提出議案第十号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例

日程第十三 議案第二十四号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例

日程第十四 議案第八号 渋谷区シニア・いきいきコミュニティ条例

日程第十五 議案第十一号 渋谷区営住宅条例等の一部を改正する条例

日程第十六 議案第十三号 渋谷区介護保険条例の一部を改正する条例

日程第十七 議員提出議案第一号 渋谷区長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

日程第十八 議員提出議案第二号 渋谷区公契約条例の一部を改正する条例

日程第十九 議員提出議案第三号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例

日程第二十 議員提出議案第四号 渋谷区立河津さくらの里しぶや条例を廃止する条例

日程第二十一 議員提出議案第五号 渋谷区高齢者の医療費の助成に関する条例

日程第二十二 議員提出議案第七号 渋谷区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

日程第二十三 議員提出議案第九号 渋谷区立幼稚園条例の一部を改正する条例

日程第二十四 議員提出議案第十一号 渋谷区ひがし健康プラザ条例の一部を改正する条例

日程第二十五 議員提出議案第十二号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

日程第二十六 議案第二十六号 平成二十七年度渋谷区一般会計予算

日程第二十七 議案第二十七号 平成二十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算

日程第二十八 議案第二十八号 平成二十七年度渋谷区介護保険事業会計予算

日程第二十九 議案第二十九号 平成二十七年度渋谷区後期高齢者医療事業会計予算

日程第三十 議案第三十号 新総合庁舎等整備事業に関する基本協定締結の変更について

日程第三十一 議案第三十一号 定期借地権の設定の変更について

日程第三十二 議案第三十二号 二級河川の指定の変更に関する意見について

日程第三十三 議案第三十三号 渋谷区特別養護老人ホームの指定管理者の指定について

日程第三十四 議案第三十四号 渋谷区高齢者在宅サービスセンターの指定管理者の指定について

日程第三十五 議案第三十五号 渋谷区グループホームの指定管理者の指定について

日程第三十六         消費税の増税中止を求める請願

日程第三十七         保育の必要なすべての子どもたちに良質な保育を保障するために認可保育所の増設を求める請願

日程第三十八         医療・介護総合法、介護保険「改正」法の撤回を求める意見書を国に送付することを求める請願

日程第三十九         介護保険制度の見直しに係る意見書

日程第四十          ヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書

日程第四十一 議員提出議案第十三号 渋谷区議会会議規則の一部を改正する規則

日程第四十二         自治権拡充・地方分権に関する調査並びに対策の件

日程第四十三         清掃工場・清掃事業の地域処理体制に関する調査並びに対策の件

日程第四十四         区内の交通問題に関する調査並びに対策の件

日程第四十五         公有地問題に関する調査並びに対策の件

日程第四十六         庁舎のあり方に関する調査並びに対策の件

日程第四十七         第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会に関する調査並びに対策の件

日程第四十八         閉会中の審査及び調査事件について

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   開議 午後一時

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○議長(前田和茂) ただいまから本日の会議を開きます。

 この際、会議規則に基づき、十六番古川斗記男議員、十九番岡田麻理議員を本日の会議録署名議員に指名いたします。

 日程に先立ち、事務局長に諸般の報告をさせます。

   〔久保田事務局長報告〕

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 本日の会議に欠席、遅刻の届け出の議員はありません。

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 本日の会議に出席を求めた説明員は、前回報告のとおりであります。

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渋監発第四十号

   平成二十七年三月十三日

 渋谷区議会議長殿

                      渋谷区監査委員 竹田 穰

                      渋谷区監査委員 小野浩道

                      渋谷区監査委員 古川斗記男

   平成二十六年度財政援助団体等監査及び随時監査の結果に関する報告について

 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第百九十九条第九項の規定に基づき、平成二十六年度財政援助団体等監査及び随時監査の結果に関する報告を次のとおり提出する。

   〔以下の朗読を省略いたします〕

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渋監発第四十二号

   平成二十七年三月十三日

 渋谷区議会議長殿

                      渋谷区監査委員 竹田 穰

                      渋谷区監査委員 小野浩道

                      渋谷区監査委員 古川斗記男

   平成二十六年度工事監査の結果に関する報告について

 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第百九十九条第九項の規定に基づき、平成二十六年度工事監査の結果に関する報告を次のとおり提出する。

   〔以下の朗読を省略します〕

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渋監発第四十三号

   平成二十七年三月十三日

 渋谷区議会議長殿

                      渋谷区監査委員 竹田 穰

                      渋谷区監査委員 小野浩道

                      渋谷区監査委員 古川斗記男

   平成二十六年度行政監査の結果に関する報告について

 地方自治法(昭和二十二年法律第六十七号)第百九十九条第九項の規定に基づき、平成二十六年度行政監査の結果に関する報告を次のとおり提出する。

   〔以下の朗読を省略いたします〕

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○議長(前田和茂) これから日程に入ります。

 日程第一を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第一 議案第三号 渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議案第三号 渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

 付帯決議

 一、男女平等・多様性社会推進行動計画の策定に当たっては、区民と事業者に対して講演、説明会等を開き、条例の理念を徹底するよう努められたい。

 一、「診断後」、「治療中」である性別変更前の性同一性障害者へは特段の配慮を講じるよう努められたい。

 一、パートナーシップ証明発行の区規則策定に当たっては、運用前に少なくとも二回以上、委員会に報告するよう努められたい。

 一、パートナーシップ証明発行の区規則においては、丁寧に、公平に、かつ厳格に運用されるよう努められたい。

 一、相談及び苦情への対応に当たっての関係者名等の公表は避けるよう努められたい。

 一、男女平等と多様性を尊重する社会を推進するための拠点施設については、渋谷女性センター・アイリスの運営委員会を継続するとともに体制を拡充し、これまでの女性団体等の活動が後退することのないよう努められたい。

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議案第三号 渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、男女平等と多様性を尊重する社会を推進し、多様な個人を尊重し合う社会の実現に向けて条例を制定しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、パートナーシップを同性婚に準ずるものと位置づけようとするもので、認められない。この問題については国民的議論を経て、憲法第九十四条を見据えた上で検討を行う必要があり、現時点では協議が調っておらず、本条例は未完成条例である等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、男女平等と多様性を尊重する社会の推進を目的とする本条例の趣旨を高く評価し、賛成する。性マイノリティーの方々の人権を尊重するもので、世界の人権保障の流れにも合致する。運用に当たっては丁寧な対応に努められたい等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 なお、本条例については厳格な運用が求められる等の意見が出され、付帯決議を付すことと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。

 事前に討論の通告がありますから、順次指名いたします。

 二番佐藤真理議員。



◆二番(佐藤真理) 議案第三号 渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例について、反対の立場から、自由民主党議員団を代表し、討論いたします。

 まず、本条例案の提出に至る経過と手法について申し上げます。

 本来、議会と行政は車の両輪、唇歯輔車の関係だと私は常々考えておりました。そのような中で議会と行政機関の関係が維持されてきましたが、今回はその良好な関係を根底から揺るがすものであります。すなわち、一言で言えば議会軽視も甚だしいものと言わざるを得ません。

 第一として、(仮称)渋谷区多様性社会推進条例検討会が昨年七月に検討を開始して以来、本条例案が今定例会に提出されるまでに、所管である総務区民委員会に一切報告も行われておりません。条例制定という重大な議案に対し、一度や二度の議論ではコンセンサスを得ることはできません。まして渋谷区の平成二十七年度当初予算案がプレス発表された当日、二月十二日に一部報道機関の朝刊で突然報道されたのでした。

 なぜこのようなことが起きたのか説明を求めましたが、区側は謝罪するだけで、明確な答弁はありませんでした。区長は他会派の代表質問においても同様の答弁を繰り返すだけでした。昨年七月から二月十二日のプレス発表まで、七カ月以上の期間があったにもかかわらずです。

 加えて、マスコミの過剰な報道の仕方にも疑問がありますが、この条例が及ぼす社会的な影響は十分想定できたはずであり、その重大性を鑑みるとき、区民に対する説明責任を有する議会に対し重大な問題を残しています。

 第二は、本条例は重要な部分において、規則に委ねるとか、今後検討する項目が多くある中、その規則案も示されておりません。まさに拙速極まりない未完成の条例案と断ぜざるを得ません。

 具体的に申し上げれば、条例案第十条は、主眼の一つであるパートナーシップ証明書についての規定であります。厳格性を担保するため二種類の公正証書の確認を求めています。しかしながら、本会議や委員会での質疑の中で、公正証書、特に任意後見契約の公正証書は作成が難しいとし、それにかわる柔軟な対応が可能であるとして、「区長が特に理由があると認めるとき」とただし書き規定を設けています。これも規則に委ねる中で、その規則案すら示されておらず、議論を経てコンセンサスを得る状況ではありません。

 そもそも本区のプレス発表資料においては、「同性パートナーシップを結婚に相当する関係と認め、その証明を行う」とあり、このことで憲法第二十四条に違反しているのではないかとの指摘も生じており、非常に重要な文言でありながら規則に委ねることであり、議会が責任を持って議論できない状況はまことに由々しきことであります。

 委員会の中で、規則制定に際しては当該委員会へ二回以上の報告をすべきとの発言もありましたが、これだけでは不十分であり、納得できません。

 第三は、条例案第十五号において……

   〔「十五条」の声あり〕



◆二番(佐藤真理) 十五条において、パートナーシップ証明書を認めない事業者がある場合、その名称等を公表することができるという規定を設けていることであります。

 このことは区規則でも定まっておらず、運用や具体的整備等で事業所への混乱は避けられず、各事業者の個人情報の侵害などの問題も惹起されるものです。

 また、条例制定検討会ではLGBT等の関係者を参考人として意見聴取をしていますが、パートナーシップ証明の尊重、協力を求めることとなる事業者である不動産関係や病院関係者などからの意見聴取は一切行われずにその規定が設けられていることも、公平性に欠けており、大きな問題と思うところであります。

 自民党の谷垣幹事長は、渋谷区の条例案について、「家族関係は社会生活の根幹。そのような法がないときに、地方自治体が条例で対応していくことはいろいろな問題を生むのではないか」と発言されています。一方、区長は所管である総務区民委員会において、「制度の枠組みをまずつくり、推進会議をやりながらよりよいものをつくっていきたい」と発言しましたが、このような条例は進行しながら策定するものではありません。

 渋谷が様々な個性を受け入れてきた寛容性の高いまちであることは十分に承知しております。また、セクシュアルマイノリティーの方々の苦悩を考えるとき、一切の差別、偏見など、私ども自民党は微塵も抱いておりません。むしろ性同一性障害で悩んでいる方々に対し、早期にその解決のための法律を立ち上げていくべきであり、法整備がなされないまま条例制定を行うことは地方自治法にも抵触するおそれがあります。まず憲法第九十四条をしっかりと見据え、整えていくことが肝要と考えます。

 さらに、もう一つつけ加えておきますが、女性の活動拠点として女性センター・アイリスがあります。これは、「女性の活動拠点が渋谷区にも欲しい、是非設置してほしい」と多くの女性団体から強い要望を受けて設置されたことは承知のはずにもかかわらず、登録している百三十九の活動団体の皆さんから、今回の条例制定に伴い活動内容の変更、さらに歴史と伝統の渋谷女性センター・アイリスという名称を変更するということについて、活動団体の皆様の意見も聞かないまま条例案が提出されております。各女性団体の皆様にとっては、突然、渋谷男女平等ダイバーシティセンターになるのかと違和感を持たれていることと思います。

 いろいろ申し上げてまいりましたが、本条例案は複雑な要素ばかりが表に出てきています。今後、訴訟の嵐が四方八方から起こることも懸念されます。本条例案は十分時間をかけて議論し、結論を導くことが肝要と思います。

 冒頭申し上げましたとおり、拙速な条例制定は渋谷区民のためにならないことを申し上げ、反対討論といたします。



○議長(前田和茂) 三十一番鈴木建邦議員。



◆三十一番(鈴木建邦) 議案第三号 渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例につきまして、賛成の立場から討論をいたします。

 本条例は、女性団体の作成した条例案をベースに、男女平等と多様性社会推進という二つの理念を統合し、一人一人の個性の違いが受け入れられ、尊重されるまちづくりを行うためのものであります。

 まず、女性センター・アイリスを中心に活発な活動を続けられ、その中で男女平等条例が必要だと自ら立ち上がり、他区市の先進的な取り組みを参考に、区議会議員とも対話を重ねられ、性的少数者への配慮を盛り込んだ先進的な条例試案をおつくりになられた女性団体の皆様方に、本条例の基礎をつくっていただいたと心より敬意を申し上げますとともに、本条例が男女平等社会の進展に寄与することを願うものであります。

 加えて、多様性を尊重する社会の推進という理念も崇高なものであります。特に同性間のパートナーシップ証明書発行は日本国内初の取り組みであり、長年LGBTパレードなどの開催実績がある渋谷区から証明書発行に踏み切るということは、象徴的で大きな一歩でもあります。

 今回の証明書発行は、承認によるアナウンスメント効果が非常に大きいと考えます。共生のメッセージが渋谷から日本中に発信され、地域、職場などでも理解が深まり、受けとめられやすくなることが期待されます。また、差別解消の一つとして区営住宅への入居資格ができたのも、社会生活の基盤となる住宅を保障するという意味で極めて重要であり、性的少数者にとって貴重なセーフティーネットとなっていくでしょう。

 もちろん、同性のカップルだけではなく、多くの性的少数者の方々が差別されないよう取り組むことを定めた条例の理念は、極めてすばらしいものでございます。ある当事者の方からは、「やっと日本で隠れなくても、隠さなくてもよい時代が来た」と、感謝の言葉をいただきました。本条例は、性別等にかかわらず、全ての方が渋谷区民として当たり前に、堂々と生きられる社会の実現に大きく寄与するものになると考えます。

 とはいえ、本条例には課題も多く、付帯決議も付されております。多様性社会推進という理念は意義があるものの、それのみに偏ってしまい男女平等の活動をおろそかにしないこと、事業者等に対し過度な制裁を与えないよう公表は避けること、規則策定に当たっては慎重に、慎重に検討することなど、付帯決議を十分考慮していただくよう強く求めます。

 この意義ある条例が逆効果に終わることのないように、丁寧に、多様な人権のあり方に尊重する、配慮する礎となるように、慎重に守り育てていこうではありませんか。

 今回の条例審議は、国政も巻きこんで多くの方々の注目を浴びることとなりました。憲法や各種法規の読み込み、当事者のヒアリング、賛成、反対、様々寄せられる御意見の検討など、私たちも視野を広く持って取り組むこととなりました。改めて、区議会議員というのは広い視野と高度な専門性をも求められると痛感をさせられました。とともに、区議会議員が、我々一人一人が社会の変革に大きくかかわり、そして責任を持つということに対し、身の引き締まる思いでございます。

 今後も多様性社会推進、そして全ての方々に居場所と出番のある社会をつくり出していくために、私たち民主党区議団は取り組んでいくことをお誓いを申し上げまして、賛成の討論といたします。



○議長(前田和茂) 十一番笹本由紀子議員。



◆十一番(笹本由紀子) 議案第三号 渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例について、反対の立場で討論を行います。

 私たちは、様々な心を持った人々とともに生きています。今回の条例は幾つかの問題を抱えたまま、本日、条例案の決定という日を迎えてしまいました。私は、議論が尽くされたとは思っておりません。それは余りに自分勝手だからです。

 渋谷区には幾つもの女性団体が男女平等を求めて研究を重ね、事例への対応を進めてこられました。女性の選挙権を獲得しようとして普選運動が、渋谷区代々木の地で今もなお、半世紀以上の時を重ね、進められてきました。しかし、いまだ男女の共同参画すらこの渋谷区は達成できていないのです。

 この条例案が審議された渋谷区議会総務区民委員会には、女性の議員はおりません。私の左側は渋谷区における管理職の皆様ですが、女性はお二人しかおられません。

 この条例では、同性によるパートナーシップが注目されておりますが、現在の婚姻制度にも、法律による婚姻と事実婚の間にすらまだ大きな壁が存在しています。女性団体の検討による指摘のとおり、やることはまだ余りにも多いのです。

 今回の条例にある、多様性という言葉そのものの定義が曖昧です。残念ながら、傷ついた人は自分よりももっと弱いものを傷つけることで、自分の存在価値を保とうとする面があります。それが差別の連鎖です。今、私たちが考えるべきは差別の連鎖をとめることです。しかし、今回の条例案はその器ではなく、その理念さえも打ち出してはいません。

 附属機関の構成員の報酬の話には熱心で、男女平等の部分は、区内の女性団体が自分たちで講師を呼んで勉強を重ねてつくり上げたものを横取りしたかのようです。(仮称)渋谷区多様性社会推進条例制定検討会のメンバーと参考人には議員の関係者を入れ、参考人にはさらに別の議員も加わり進めたことは、出し渋った検討会の議事録要旨で発覚いたしました。

 答申をつくるはずだった検討会が、なぜ最後になって、公表が求められる答申ではなく報告書に変わってしまったのか。一月二十日、海老原委員長は最後の仕事として桑原区長に報告書を手渡したとき、彼女はきちんとおっしゃったはずです。女性の貧困や非正規労働の問題をまず実行、有効性が大事、そのような社会にしてほしいと。文字どおり命をかけた委員長の言葉が、この条例案にはない。

 条例案をぎりぎりまで発表せず、十分な審議を尽くさず決めるというのは、これまでの桑原区長の区政運営と同じように非常に乱暴な扱いです。自腹での勉強会を重ねてつくられた区民条例案は、男女共同参画や男女平等について、これまでほかの自治体に誇れることなどなかった渋谷区が恥ずかしくないほどのすばらしいものであり、私の目から見ても完璧と言える条例案でした。それでも彼女たちは、まず、区民案をもとにアンケートをとったり、パブリック・コメント制度を用いて広く意見を聞き、区民の意見が醸成された後で十分な検討を得て、それから渋谷区に条例化してほしいと願っておられました。桑原区長の進め方のように、発表してたった一カ月で施行してほしいなどとは、何年もの労力をかけた彼女たちすら望んでおられませんでした。苦労して区民条例案をつくった方々は御存じだったからです。誰かが強権で条例をつくっても差別はなくならないと。必要なのは、押しつけではなく、人々の深い理解だと。

 なぜこの条例案がたった一カ月と急いで、男女共同参画を進める分野では計画をたなざらしにして実行しなかった、二十三区中一番遅れていると言われていたこの渋谷区なのに、つくろうとするのか。桑原区長が御自分の引退の前に何かを慌てたからのように見えます。

 根本的疑問を積み残したまま、ずれた積み木のままで高さを重ねれば、傷つく人があらわれます。人々の心にかかわるデリケートな問題だからこそ、静かに、そして時間を重ね、最初からつくり直そうではありませんか。

 私たちが未来につなぐ条例は、これまでの性差の漆黒を解き放ち、真に人権を尊重する社会を望むものです。残念ながら本条例案ではないと申し上げ、反対の討論といたします。



○議長(前田和茂) 十番長谷部 健議員。



◆十番(長谷部健) 無所属クラブを代表して、議案第三号 渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例について、賛成の立場から討論をします。

 平成二十四年の六月の定例会でこのパートナーシップ証明書の提案を本会議でしました。そこから三年がたちました。ここまでの道のりはすごい長いものであったと感じています。

 LGBTの方々の人権を守るというポイントと、これから平和国際都市として発展していく渋谷区にはこのパートナーシップ証明書の発行が必要だという、二つの論点で提案しました。この内容については既に述べたことなので、この場では多くは語りません。

 二十三年前に初めてアメリカに行ったとき、ニューヨーク、ワシントンDCの美術館でゲイの男性にナンパされ、大変驚き、サンフランシスコではモヒカン頭の男性とスーツを着た真面目そうな男性が仲よく手をつないで横断歩道を渡っている姿を見て、衝撃というほど驚きました。日本とは違うと正直、感じました。

 でも、帰国後よく周りを見てみると、美容師さんだったり、それっぽい人はいるんだなと、今まで意識していなかったことを意識するようになりました。会社に入ると、広告会社だったせいか、デザイナーやスタイリスト、ヘアメイクといった職種にゲイの方々がいて、しかも仕事ができる方が多く、性的趣向が違うだけという存在に変わってきました。

 NPO活動を始めてからトランスジェンダーの友人ができ、幼少時から悩みに悩み生きてきたこと、カミングアウトの道のり、家族との関係、彼の抱える問題を間近に見続けてきました。そこで感じたのは、この問題は病気でも障害でもなく、周りがそれを普通だと認識することで解決するんだということがわかりました。

 また、ある調査で出ていた、人口の五%ぐらいの人数がLGBTの方々であるという数字にも驚きました。人口の五%というと、日本人の名字のベストフォー、鈴木さん、佐藤さん、田中さん、高橋さん、この名字の合計とほぼ同じ数です。え、そんなにというのが実感だったためです。でも、よく考えてみると、僕が今までそうじゃないかと気づいたりカミングアウトされたりしたのは、ゲイの方ばかり。テレビで見かけるのもゲイの方ばかり。同じようにきっとレズビアンの方もいて、バイセクシュアルもトランスジェンダーも気づかなかっただけでいるんだろうなと考えたら、五%という数字は実感のある数字に変わってきました。

 また、気づかないというのは見た目ではわからないということで、子どものころから悩んだり、家族との関係など相当に内に秘めた葛藤や悩みがあったはずです。鈴木さん、佐藤さん、田中さん、高橋さんと同じぐらいの数の人が、周りの人がそれは普通なことなんだと認識するだけで楽になれるのです。

 パートナーシップ証明書の発行に推進的な立場にある僕も、正直二十年前は違和感を感じました。そんな僕もだんだんと考え、なれてくるだけで、今や超推進派です。今、反対されている方も、なれるだけなのです。

 世界を見渡すと、このトレンドはもっと進んでいきます。七十年前に女性の権利についての議論がされ始めたときに似ていると話す方もいます。当時は、女性が参政権を持つということだけで、かなりの違和感を抱いた方もいたようですが、今現在、そのことに違和感を感じることは少ないです。

 二、三十年たてば、このパートナーシップ証明書も普通のことになります。世界的に見て、この流れはとまることはないでしょう。先進国、先進都市ではもう既に普通のことなのです。

 今日、二〇一五年三月三十一日は、渋谷区が国際平和都市として、来るべき多様性を認め合う社会に向けて大きな一歩を踏み出す、記念すべき日となります。是非とも全会一致でこの条例を可決してほしいと願っています。

 反対の意見では憲法違反ではと指摘がありますが、先日の報道によると、法務省からは違憲にならないとの見解も出ています。多くの弁護士も違憲ではないと声を上げています。渋谷区を世界に誇る都市として、東京を、日本をリードする都市としてより発展させるため、良識ある判断を皆様にお願いしたいです。

 是非とも全会一致で、まだ採決までには時間があります。反対されている方ももう少しだけ考えてみてください。どうぞよろしくお願いします。



○議長(前田和茂) 十九番岡田麻理議員。



◆十九番(岡田麻理) 無所属渋谷を代表しまして、議案第三号 渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例に賛成の立場から討論いたします。

 この条例の制定趣旨は、区、区民及び事業者がそれぞれの責務を果たし、協働して男女の別を超えて多様な個人を尊重し合う社会の実現を図り、もって豊かで安心して生活できる成熟した地域社会をつくることを決意し、この条例を制定するというものです。

 内容について申し上げますと、まず、男女が個人として平等に尊重されること、例として申し上げると、これまで子育てをされている親御さんの中には、子どもを授かり出産し、職場に復帰の予定だったはずが、解雇というつらい経験をされた方もおられました。また、ドメスティックバイオレンスは決してニュース、報道の中のものだけではありません。

 性的マイノリティーについては、行政として、社会として偏見をなくしていくということが明記されており、学校などの教育現場において児童・生徒への配慮についても触れられております。昨年六月に文部科学省が性同一性障害の小中学生六百六人について対応結果を発表したことも記憶に新しいことと思いますが、渋谷区が子どもたちへの配慮についていち早く取り組むというものです。

 さらには、同性パートナーへの証明書の発行。この証明書により、今まで不便を感じていたことの一部が解消される。ほかにも、区営住宅、区民住宅への申し込みも可能になります。また、相談窓口の設置、男女平等・多様性社会を推進するために恒常的に活動される組織が設置されるなど、多岐にわたっている条例です。

 まず、この条例がこうして日の目を見ようとしているのは、渋谷区男女共同参画委員会、アイリスで活動されている皆様の、長年にわたる御努力によるものと言っても過言ではありません。変わり行く日本社会において、男女平等参画の推進に長年にわたり御努力された皆様がいてこそ、平成二十七年、非常に意義のある条例が日本で初めて制定されようとしております。

 この条例は、皆様御存じのとおり、人権尊重の理念を、男女平等とともに性的マイノリティーへも拡大することをうたっている条例です。今回、この条例案が報道されて以来、日本では着実にウエーブが起こりつつあります。大手企業の人事では、同性パートナーの福利厚生適用についての議論が始まったと聞いておりますし、二〇一六年卒業予定の学生の就職活動、いわゆる就活の時期となり、今年はLGBT学生のための金融業界セミナーが開催されたとも聞いております。また、今回の渋谷区の条例の話が背中を押して、勤務先に自分のことを話し、LGBTのカップルが配偶者向けのサポートが受けられたという話も聞いております。全国的に、大学においてもLGBTのサークルが活発に活動しているとのことも聞いております。

 LGBTの人たちは、幼いころから周りの人と違うことに戸惑い、いじめに遭うなどし、不登校になったりする人も多いのが事実です。自分の存在が大好きな親を悲しませることになるかもということから、親にも相談できず、友達もつくりづらく、孤立してしまう状態にあることも多いようです。小さいころ童話で読んだことがあるかもしれませんが、よく耳にする、お姫様と王子様が幸せに暮らしていましたというような幸福が望めそうにないと自覚し、明るい未来の展望が描けない中での孤立というものは、本当につらいことではないでしょうか。

 今まで行政の立場でLGBTの人たちについて理解がされなかった中、今回、渋谷区による条例制定ということで、そうしたつらい思いをされてきた方々にどれだけ希望の光がともったことでしょう。この条例は、今、当事者であるマイノリティーの方たちはもちろん、これから大人になる若い世代のLGBT、また子どもたちのLGBTたちへの大きな希望となります。また、マジョリティーの人たちにとっても意識改革への第一歩になります。

 反対意見が根強いのも理解しております。ただ、この条例は現行の婚姻制度を変えるとか手を加えるとか、そういうものではありません。困っているマイノリティーの方たちの不便を少しでも解消したいという性質のものです。当事者にとっては意義のあるものである一方、この制度に関係のない大多数の人たちにとっては何ら影響のない制度です。

 しかし、事業者側の心配もあろうかと思います。例えば、マイノリティーの人が職場にいたとしたらどうしたらよいのか、どうしてほしいのか。まずは話し合い、理解を深める努力をお願いします。

 男女についても同様です。仕事をしながら出産、子育てと様々な人生のシーンに立つ女性の同僚については、両立しやすいようにワーク・ライフ・バランスについて話し合い、お互いが理解をしていくことが必要です。働きやすい環境の整備は、社員の働くモチベーションにもつながることでしょう。こうして、少しずつのお互いの意識改革から始まることが重要ではないでしょうか。

 区としても、理解形成のために条例の周知と啓発、相談窓口の設置などでバックアップをしていただきたいと思います。今回、桑原区長はマイノリティーの人たちに温かな、そして強力なメッセージを送りました。このメッセージは、苦しい思いをしてきた当事者たちにとって強い希望になっていることでしょう。そして、このメッセージは渋谷区を越え、全国に広がり、日本を動かそうとしています。

 もちろん、前例のない条例ですから、運用が始まり、実情や利便性、また社会の情勢などにより改正もあるかもしれません。ただ、この条例は、これからの渋谷の多様化社会の実現に向けて大きな道しるべとなる条例であることは間違いありません。こういう道しるべを立てていくことこそ、政治にかかわる我々の使命であると考えます。

 この条例は、今まで行政から理解されなかった人たちや、目に見えない差別や偏見に苦しむ人たちに手を差し伸べる、画期的な提案です。この条例をきっかけに、区、区民及び事業者の心のバリアフリーへとつながりますよう心から期待をいたしまして、岡田麻理の賛成討論といたします。



○議長(前田和茂) 以上で通告による討論は終了いたしました。

 これをもって討論を終結します。

 これから日程第一を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第二を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二 議案第六号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議案第六号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議案第六号 渋谷区手数料条例の一部を改正する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、薬事法等の一部改正等に伴う規定の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、今回の改正は薬事法等の法律の一部改正に伴い規定の整備を行うものであり、特に問題はなく、賛成する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第二を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第三を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三 議案第三十六号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議案第三十六号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議案第三十六号 渋谷区国民健康保険条例の一部を改正する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、保険料率の改定等を行うため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、今回の改正は保険料をさらに引き上げ、低所得者にはその収入の一カ月分に当たる負担を強いるものであり、反対する等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、特別区国民健康保険の共通基準の改正に伴うものであり、妥当なものである。中間所得層については賦課限度額が減額され、また、軽減判定所得の見直しも行われており、賛成する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第三を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第四を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四 議案第十九号 渋谷区安全・安心なまちづくりのための大規模建築物に関する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   都市環境委員会審査報告書

議案第十九号 渋谷区安全・安心なまちづくりのための大規模建築物に関する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   都市環境委員会委員長 吉田佳代子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 都市環境委員長の報告を求めます。

 吉田委員長。



◆三十番(吉田佳代子) ただいま議題となりました議案第十九号 渋谷区安全・安心なまちづくりのための大規模建築物に関する条例につきまして、都市環境委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、安全安心なまちづくりの一環として、大規模建築物の事業者の地域貢献について定めるため、条例を制定しようとするものであります。

 審査の中で、渋谷区が今後も魅力あふれる都市として整備される中で、区民や来街者の安全安心を担保し、良好な環境を維持促進するものである。住民の要望が生かされており、賛成する。

 事業者に社会貢献を求めるものであり、十分に周知されたい。区も率先垂範して施策を進める必要がある等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、都市環境委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第四を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第五を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第五 議案第二十号 渋谷区建築審査会条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   都市環境委員会審査報告書

議案第二十号 渋谷区建築審査会条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   都市環境委員会委員長 吉田佳代子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 都市環境委員長の報告を求めます。

 吉田委員長。



◆三十番(吉田佳代子) ただいま議題となりました議案第二十号 渋谷区建築審査会条例の一部を改正する条例につきまして、都市環境委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、渋谷区建築審査会の招集事項等の変更を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、この条例改正はマンションの建替え等の円滑化に関する法律が改正されたことに伴うものである。耐震性不足を名目として、マンションを土地、建物ごとデベロッパーに売却する制度に基づくものであり、反対する等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、建築審査会が関与することにより居住環境の整備改善につながることを期待する。建築審査会には十分な審議を行っていただきたい等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、都市環境委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第五を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第六を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第六 議案第二十一号 渋谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   都市環境委員会審査報告書

議案第二十一号 渋谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   都市環境委員会委員長 吉田佳代子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 都市環境委員長の報告を求めます。

 吉田委員長。



◆三十番(吉田佳代子) ただいま議題となりました議案第二十一号 渋谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例につきまして、都市環境委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、笹塚一丁目東地区地区整備計画の決定に伴い、適用区域及び建築物の制限の追加を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、八十平方メートル未満の敷地の分割を制限することは財産権を侵害するものであり、認められない等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、区域内に建築してはならない建築物が定められるとともに、建物の壁面後退、高さ制限緩和が定められており、地域の特性を生かしたまちづくりが期待できる。十分な周知を図られたい等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、都市環境委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第六を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第七を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第七 議員提出議案第六号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

議員提出議案第六号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました議員提出議案第六号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例につきまして、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、困難を抱えている子育て世帯を支援するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、渋谷区では既に十分な軽減措置が講じられており、さらなる財政負担は避けるべきである等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、第三子以降の保育料を全て無料にすることは子育て世帯の経済的負担の軽減につながり、適切な対応である等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第七を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は、否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第八を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第八 議案第十五号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

議案第十五号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました議案第十五号 渋谷区保育料等徴収条例の一部を改正する条例につきまして、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、子ども・子育て支援制度の実施に伴い、多子世帯の保育料に係る規定等を整備するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、子ども・子育て支援制度の実施に伴う保育料の減免対象の拡大であり、高く評価する。第三子以降の保育料を全て無料にし、さらなる子育て世帯の負担軽減策の拡大を求める等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を可決すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第八を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第九を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第九 議員提出議案第八号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

議員提出議案第八号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました議員提出議案第八号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例につきまして、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、ひがし健康プラザ及びスポーツセンター内に子育て支援センターを設置するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、子育てひろばは、その本来の役割である子どもたちの安全な遊び場、保護者のコミュニケーションの場として十分機能しており、相談業務についても月に一回広場で行われており、さらなる財政負担は避けるべきである等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、子育て支援センターは、恒常的に相談活動や短期緊急保育などを実施する総合的な子育て支援の場であり、復活は保護者の切実な願いである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第九を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第十を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十 議案第十六号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

議案第十六号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました議案第十六号 渋谷区子育て支援施設条例の一部を改正する条例につきまして、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、子育てひろば事業の実施場所を追加するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、渋谷区子育て支援センターの廃止に伴い、中央図書館内に緊急的に設置された子育てひろばを条例上に位置づけるものであり、賛成する。今後も適地を確保し、拡大に努めてほしい等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を可決すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第十を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第十一を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十一 議案第二十二号 渋谷区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

議案第二十二号 渋谷区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました議案第二十二号 渋谷区放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例につきまして、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、児童福祉法の一部改正に伴い、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定めるため、新たに条例を制定しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、本条例で規定する基準では、放課後留守家庭児童が家庭と同じように過ごせる保証はなく、反対である等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、渋谷区は既に全児童対応のクラブ運営を先駆的に行っており、高く評価する。今後も子どもの状況に応じたサポートを継続してほしい等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第十一を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第十二を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十二 議員提出議案第十号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

議員提出議案第十号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました議員提出議案第十号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例につきまして、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、困難を抱える子育て世帯を支援するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、渋谷区では既に十分な減免措置が講じられており、さらなる財政負担は避けるべきである等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、第三子以降の保育料を全て無料にし、子育て世帯の負担軽減を図ることは、保護者のニーズにかなう適切な対応である等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第十二を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第十三を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十三 議案第二十四号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

議案第二十四号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました議案第二十四号 渋谷区幼保一元化施設条例の一部を改正する条例につきまして、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、子ども・子育て支援制度の実施に伴い、多子世帯の保育料に係る規定等を整備するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、渋谷区幼保一元化施設に所属する多子世帯について保育料の負担軽減を図るもので、子育て支援の強化につながり、賛成する。渋谷区は軽減措置が充実しており、今後も様々な援助を期待する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を可決すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第十三を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第十四を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十四 議案第八号 渋谷区シニア・いきいきコミュニティ条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   福祉保健委員会審査報告書

議案第八号 渋谷区シニア・いきいきコミュニティ条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   福祉保健委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 福祉保健委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま議題となりました議案第八号 渋谷区シニア・いきいきコミュニティ条例につきまして、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、高齢者に敬意を表するとともに、住みなれた地域で安心して暮らし続けられることを支援するため、条例を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、子どもからシニアまで地域コミュニティの中で豊かに暮らせる社会の実現を目的としていたものを、高齢者及びシニアクラブの活動支援に限定している。基本方針も、区の事業を行うことが中心となり、使用料無料団体も制限されており、反対する等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、超高齢社会に向けて、長年区に貢献してきた高齢者に敬意を表することや、住みなれた地域で安心して暮らし続けられることなどを目的とした改正であり、賛成する。従来の運用やサービスを継続するとともに、区規則の具体的な整備に取り組まれたい等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、福祉保健委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。

 事前に討論の通告がありますから、指名いたします。

 二十四番五十嵐千代子議員。



◆二十四番(五十嵐千代子) 私は、日本共産党渋谷区議団を代表して、ただいま議題となりました議案第八号 渋谷区シニア・いきいきコミュニティ条例案について、反対の立場から討論いたします。

 反対の理由の第一は、これまでの条例が国際高齢者年の趣旨を踏まえ、地域の交流と連帯のもと、福祉事業や地域の文化・コミュニティ活動支援を総合的に行う地域に親しまれる施設として、渋谷区コミュニティ施設を設置し、子どもからシニア世代に至るまで、生き生きと希望や生きがいを持って地域コミュニティの中で豊かに暮らせる社会の実現を図ることを目的としていたものを、改正案では、これまでの子どもからシニアまで幅広い年代を対象にしていた目的を、高齢者だけに特化する内容に変質させるもので、高齢化社会を支えるためにも、今、求められる幅広い地域コミュニティづくりを後退させるもので、認められません。

 第二に、運営方針も、これまでは高齢者の介護教室やふれあい食事会などとともに、地域と福祉のネットワークづくりを進めること、スポーツ、地域イベント、防災など地域コミュニティの交流と連帯の場を設け、地域の文化・コミュニティ振興を図ること、さらに地域住民によるコミュニティ委員会の設置を促進することもうたわれていました。しかし、改正案では、基本方針も全て高齢者に限定しており、とりわけ住民によるコミュニティ委員会の設置について、既に定着しているからとして削除したことは、地域住民主体の活動と運営を区主導に切り替えるもので、認められません。

 第三に、使用料についても、これまではコミュニティ委員会、地域福祉団体、地区町会、その他これに類する団体とともに、区内に住所を有する者により構成されていた団体も無料としていたものを、改正案では、区内に住所を有する者により構成されていた団体を有料とし、自主的活動を阻害するものであり、認められません。

 以上、反対討論といたします。



○議長(前田和茂) 以上で通告による討論は終了いたしました。

 これをもって討論を終結します。

 これから日程第十四を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第十五を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十五 議案第十一号 渋谷区営住宅条例等の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   福祉保健委員会審査報告書

議案第十一号 渋谷区営住宅条例等の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   福祉保健委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 福祉保健委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま議題となりました議案第十一号 渋谷区営住宅条例等の一部を改正する条例につきまして、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、区営住宅の戸数に関する規定等の整備を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、区営住宅等の種類や戸数について、条例の規定から削除し規則で定めることは、議会の関与をおろそかにする。入居希望が多いにもかかわらず、今でも借り上げ住宅については空き室が利用されない状況が長期間続いており、反対する等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、一般住宅をニーズの多い高齢者住宅に迅速に移行させることが可能となる。また、連帯保証人の確保が困難な場合に法人による保証を認めることにより、今まで以上に多くの区民が利用しやすくなるので賛成する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、福祉保健委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第十五を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第十六を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十六 議案第十三号 渋谷区介護保険条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   福祉保健委員会審査報告書

議案第十三号 渋谷区介護保険条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   福祉保健委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 福祉保健委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま議題となりました議案第十三号 渋谷区介護保険条例の一部を改正する条例につきまして、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、保険料率の改定等を行うため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、保険料の大幅な値上げをすることは、年金支給額が引き下げられる中で高齢者の生活を一層困窮させることとなり、反対する等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、消費税一〇%への引き上げが延期されたことにより、第一段階の減額幅が予定よりも少なくなったものの、保険料段階が増え、手厚い措置となっており、賛成する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、福祉保健委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。

 事前に討論の通告がありますから、指名いたします。

 二十四番五十嵐千代子議員。



◆二十四番(五十嵐千代子) 私は、日本共産党渋谷区議団を代表して、ただいま議題となりました議案第十三号 渋谷区介護保険条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論いたします。

 第一に、保険料の改定についてです。

 介護保険料は、三年ごとの改定のたびに値上げされてきました。今回の改定でも、基準額は五千百五十円から五千六百三十円に値上げされ、年額六万七千五百六十円となり、国民年金受給者にとっては一カ月分の年金がそっくり介護保険料でなくなることになります。さらに、最も所得の少ないこれまでの第一段階の人にとっては年間六千円もの値上げとなるのを初め、これまでの第三段階の人以外は全ての階層が値上げとなるものです。今でさえ保険料を納めることが困難な高齢者を一層窮地に立たせるもので、認められません。

 第二に、国が四月から要支援一、二の人たちのデイサービスと生活支援のヘルパーサービスを新しい総合事業に移し、介護保険から外すことを決めましたが、このことは、保険料だけは四十歳から徴収しながらサービスを受けさせないという、まさに保険あって介護なしを押しつけるもので、断じて認めることはできません。

 渋谷区では、認定者の四割の人たちが要支援の人たちです。また、受け皿の体制がないため移行できないと答えた自治体が多数に上っており、渋谷区も体制整備の期間が必要として、来年三月までの一年間についてはこれまでどおりのサービスを提供するとしていますが、来年四月以降は地域支援事業に移そうとしていることは認められません。

 高齢者が住みなれた地域で自立した生活を続けるためには、専門の職員による生活支援を受けることで、栄養の偏らない食事をとったり、手の届かないところの清掃などの支援を受けることで、衛生面も保たれ、介護度が進まずに在宅生活を送ることができているのです。国に対し、要支援者の介護保険を外すことをやめるよう求めるとともに、渋谷区としても、二年目以降も現行サービスを続けることを強く求めるものです。

 第三に、待機者が六百八十三人に上っている特別養護老人ホームの問題です。

 法改正により、四月から特別養護老人ホームの入所対象者が、要介護一、二の人は対象から外されることになります。年々ひとり暮らしの高齢者や老老介護所帯が増えるとともに、低所得者が住める賃貸住宅が区内から減少している中では、介護度一、二の人でも住まいと介護サービスの確保はますます困難になっています。介護難民を生み出さないためにも国に見直しを求めるとともに、渋谷区独自に、これまでどおりのきめ細かな対応を行うべきです。

 以上、反対討論といたします。



○議長(前田和茂) 以上で通告による討論は終了いたしました。

 これをもって討論を終結します。

 これから日程第十六を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第十七を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十七 議員提出議案第一号 渋谷区長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議員提出議案第一号 渋谷区長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議員提出議案第一号 渋谷区長等の退職手当に関する条例の一部を改正する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、渋谷区長等の退職手当の額が区民生活の実態から見て高額であるため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、退職手当減額の根拠が何ら示されておらず、反対する。渋谷区長等の退職手当の額は、二十三区の中では低い額である等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、区長等の退職金は四年ごとに支給され、区民生活から考えても高額なので、減額すべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第十七を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第十八を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十八 議員提出議案第二号 渋谷区公契約条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議員提出議案第二号 渋谷区公契約条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議員提出議案第二号 渋谷区公契約条例の一部を改正する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、渋谷区が発注する事業で働く労働者の労働条件を向上させるため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、渋谷区公契約条例は昨年にも適用範囲を拡大する改正が行われており、今後の推移を見守るべきである等の意見がありました。

 また、反対の立場から、条例の適用範囲を拡大し……

   〔「賛成」の声あり〕



◆三番(下嶋倫朗) また、賛成の立場から、条例の適用範囲を拡大し、労働者の労働条件をさらに向上させるものであり、賛成する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第十八を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第十九を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第十九 議員提出議案第三号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議員提出議案第三号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議員提出議案第三号 渋谷区特別区税条例の一部を改正する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、区民生活の実態から見て、減免制度の拡充を図り区民生活を支援するため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、区民税の徴収は公平であるべきで、生活困窮者対策は別に行うものである。現行の減免制度を維持すべきである等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、小額所得者に対しても区民税の減免制度が適用となる改正であり、賛成する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第十九を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第二十を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二十 議員提出議案第四号 渋谷区立河津さくらの里しぶや条例を廃止する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議員提出議案第四号 渋谷区立河津さくらの里しぶや条例を廃止する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議員提出議案第四号 渋谷区立河津さくらの里しぶや条例を廃止する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、河津さくらの里しぶやは住民合意がなく不要であるため、条例を廃止しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、既に運営をしている施設であり、廃止はあり得ない。施設の利用者からは再度利用したいという声も届いており、廃止には反対する等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、この施設は購入や運営に多額の費用がかかっており、税金の使われ方としてはふさわしくなく、廃止すべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第二十を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第二十一を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二十一 議員提出議案第五号 渋谷区高齢者の医療費の助成に関する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議員提出議案第五号 渋谷区高齢者の医療費の助成に関する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議員提出議案第五号 渋谷区高齢者の医療費の助成に関する条例につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、高齢者の医療費の負担軽減を図るため条例を制定しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、この施策を維持するための財源が確保されておらず、反対する。健康寿命を延ばすことで高齢者の医療費の削減に努めるべきである等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、誰もが必要な医療を受けられるようにするため、低所得高齢者の医療費を無料にすることは区がとるべき必要な施策である等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第二十一を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 議事進行上、暫時休憩をいたします。

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   休憩 午後二時四十二分

   再開 午後三時

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○議長(前田和茂) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程第二十二を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二十二 議員提出議案第七号 渋谷区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

議員提出議案第七号 渋谷区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました議員提出議案第七号 渋谷区子どもの医療費の助成に関する条例の一部を改正する条例につきまして、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、子育て中の保護者の負担を軽減するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、渋谷区では既に十五歳までの医療費が無料化されており、さらにワクチン予防接種助成等でもトップクラスの助成をしており、さらなる財政負担は避けるべきである等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、子育て世帯が安心して医療にかかれるよう、医療費の助成を高校生までに拡大することは適切な対応である等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第二十二を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 日程第二十三を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二十三 議員提出議案第九号 渋谷区立幼稚園条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

議員提出議案第九号 渋谷区立幼稚園条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました議員提出議案第九号 渋谷区立幼稚園条例の一部を改正する条例につきまして、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、困難を抱えている子育て世帯を支援するため、条例の一部を改正しようとするものです。

 審査の中で、反対の立場から、既に十分な減免措置が講じられており、さらなる財政負担は避けるべきである等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、第三子以降の保育料を全て無料にすることは、子育て世帯の経済的負担の軽減につながり、適切な対応である等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第二十三を採決いたします。

 なお、本件に対する委員長の報告は否決であります。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は原案を否決されました。

 議事進行上、日程第二十四及び日程第二十五を一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二十四 議員提出議案第十一号 渋谷区ひがし健康プラザ条例の一部を改正する条例



△日程第二十五 議員提出議案第十二号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   福祉保健委員会審査報告書

議員提出議案第十一号 渋谷区ひがし健康プラザ条例の一部を改正する条例

議員提出議案第十二号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を否決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   福祉保健委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 福祉保健委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま一括議題となりました二議案につきまして、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 初めに、議員提出議案第十一号 渋谷区ひがし健康プラザ条例の一部を改正する条例につきまして、本案は、ひがし健康プラザ内に子育て支援センターを設置するため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、利用者は子育てひろばと代官山子育て支援センターをすみ分けて利用している現状であり、改正の必要はない等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、子育てひろばの利用者からは、保育士を配置して相談事業等もできる子育て支援施設の復活が求められている等の意見がありました。

 次に、議員提出議案第十二号 渋谷区心身障害者福祉手当条例の一部を改正する条例につきまして、本案は、心身障害者福祉手当の対象外とされた人々を救済し、心身障害者の生活の向上を図るため、条例の一部を改正しようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、支給要件について、二十歳以上とする年齢制限を外すことなどは反対する等の意見がありました。また、賛成の立場から、年齢・所得制限を撤廃し、精神障害者に対しても支給を拡大するものであり、賛成する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、それぞれ原案を否決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、福祉保健委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第二十四及び日程第二十五を一括採決いたします。

 なお、以上二件に対する委員長の報告は、それぞれ否決であります。

 以上二件は、それぞれ原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、一括された議題はそれぞれ原案を否決されました。

 日程第二十六を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二十六 議案第二十六号 平成二十七年度渋谷区一般会計予算

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○議長(前田和茂) 予算特別委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   予算特別委員会審査報告書

議案第二十六号 平成二十七年度渋谷区一般会計予算

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月三十日

                    予算特別委員会委員長 松岡定俊

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 予算特別委員長の報告を求めます。

 松岡委員長。



◆十四番(松岡定俊) ただいま議題となりました議案第二十六号 平成二十七年度渋谷区一般会計予算につきまして、予算特別委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 平成二十七年度一般会計予算は、歳入歳出の総額がそれぞれ八百五十七億六千万円となっており、一時借入金の借り入れ最高額は二十億円、そのほか債務負担行為などであります。

 本案に対しては、五十嵐委員ほか五人の委員から修正案が提出されました。その内容は、歳入歳出予算をそれぞれ五億六千三百四十八万一千円増額し、それぞれ八百六十三億二千三百四十八万一千円に修正しようとするものです。

 本委員会は全議員三十二人をもって構成され、審査の方法は、総務区民分科会、都市環境分科会、文教分科会及び福祉保健分科会の四分科会を設け、各所管部門別に慎重に審査を行ってまいりました。各分科会での審査結果につきましては、既に昨日の予算特別委員会において御報告のとおりでありますので、省略をさせていただきます。

 反対の立場から、新総合庁舎等整備事業や河津区民保養施設は認められない等の意見がありました。

 本特別委員会では慎重審査の結果、議案第二十六号 平成二十七年度渋谷区一般会計予算に対する修正案を賛成少数で否決し、原案を可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、予算特別委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。

 事前に討論の通告がありますから、順次指名いたします。

 二十四番五十嵐千代子議員。



◆二十四番(五十嵐千代子) 私は、日本共産党渋谷区議団を代表して、二〇一五年度渋谷区一般会計予算に反対する立場から討論を行います。

 昨年四月に実施された消費税の八%増税と円安による物価高は、自営業者の売り上げを大きく減少させるとともに、受け取る年金を減らされた高齢者はもとより、サラリーマン世帯の実質賃金も十九カ月連続マイナスになったことに示されたように、区民全体の暮らしを一層困難にしています。その結果、昨年一年間の区内中小企業の倒産件数は百四十四件に上るとともに、十三年度決算では、区立学校に通う生徒の就学援助受給者は、中学生で三七・二%に上っています。

 しかし、安倍内閣は新年度から三年間で、大企業に対しては一兆六千億円の減税を実施する一方で、国民に対しては二年後に消費税を一〇%に引き上げることを明言するとともに、新年度予算では医療、介護、年金、生活保護費などの社会保障費を千七百億円も削減し、国民に大幅な負担増を押しつけようとしています。

 こうした中、渋谷区に求められているのは、区民の暮らしと福祉、教育を守り、中小企業を応援する予算です。

 桑原区長の予算案のうち、緊急対策としての待機児解消のための区立保育室などの増設による四百九十人の定数拡大の実現や、区民からも要望されてきた、六十五歳以上の区民に対するインフルエンザ予防ワクチン接種費用の無料化予算については評価するものです。

 また、憲法に定める個人の尊重及び法のもとの平等の理念に基づき、性別、人種、年齢や障害の有無などにより差別されることなく、誰もが能力を生かして生き生きと生きることができる差別のない社会を実現することは、区民共通の願いであるとして、渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例を制定し、男女平等はもとより、性的少数者に対する差別をなくし、人権尊重の取り組みを進めることは、性的少数者に対する世界の人権尊重の流れに沿う大きな一歩を踏み出すものと評価するものです。同時に、真に差別のない社会を築くためには、上からの強制ではなく、様々な機会を捉えて、区民、事業者、関係者の理解と協力を得る過程を丁寧に行い、実現することを強く求めるものです。

 しかし、区長提案の予算案全体としては、区民の暮らし、福祉、教育を切り捨て、大企業奉仕の逆立ちした予算であり、認めることはできません。

 反対理由の第一に、区民に負担増を求めるとともに、区民の暮らし、福祉、教育を切り捨てている予算です。新年度から区民の負担増となる国民健康保険料は、給与収入の三人世帯の場合で二十六万八千百三十七円で、一カ月の給料分が丸々なくなる金額です。区長が保険料を据え置いた二〇〇四年に比べ、十五万七千九百五円もの値上げとなっています。さらに、介護保険料も、基準額が年間六万七千五百六十円に値上げされ、年金が減らされた中、ほぼ一カ月分の国民年金額が介護保険料でなくなってしまい、区民の方たちからは、これ以上何を削れというのかという強い怒りの声が寄せられています。

 区民に負担を求める一方で、区長は、二〇一二年五月まで行っていた、食事を用意することが困難な高齢者に対して食事を提供し、あわせて安否確認をするなど、重要な高齢者福祉施策として実施してきた配食サービスを廃止し、補助金も大幅に削減した食事券事業に統合しました。配食サービスを実施していた二〇一一年度は、予算額八千五百四十三万円、年間約二十万食を提供していましたが、新年度の食事券事業予算は六千三百四十三万円で、十三万一千食しか見込んでいません。介護が必要な高齢者の実態に合った配食サービスを復活し、補助額も増額すべきです。

 四月から介護報酬が大幅に削減され、特別養護老人ホームは基本報酬六%が削減されます。特養ホームけやきの苑・西原は、介護報酬で千四百五十五万円の削減に加え、指定管理で運営しているため、二〇一二年度には渋谷区から三千五百四十七万円支給されていた指定管理料が、二〇一六年度はゼロに削減されています。今でさえ介護職員の人手不足が大問題になっている中、正規職員の雇用ができなくなれば、一人一人の入所者に対応する手厚い介護サービスは不可能となります。指定管理料の削減をやめるとともに、直営に戻すべきです。また、国に対して介護報酬の削減中止を求めていくべきです。

 新年度から、旧本町東小学校跡地に百床の特養ホームとグループホーム、ショートステイなど複合施設の建設が進められますが、特養ホームの待機者は六百八十三人に上っており、ケアコミュニティ・原宿の丘への地域密着型特養ホーム増設計画を復活するとともに、待機者ゼロを目指し、特養ホームの増設計画を立てるべきです。

 また、旧本町東小学校跡地の複合施設の運営については、指定管理ではなく、また、管理料をゼロとしていますが、直営で運営すべきです。

 障害者福祉について、渋谷区の移動支援事業は余暇活動参加や突発的な通院などに限られており、通所や通学には利用できません。介護する親の高齢化や共働き家庭など、移動支援事業の改善を求める要求は切実です。新宿区や練馬区の移動支援は、通所、通学などにも利用でき、障害者の社会参加を保障するとともに、家族の負担を軽減しています。渋谷区として移動支援事業を通学、通所にも利用できるよう、直ちに改善すべきです。

 また、二〇一四年八月から、特定疾病患者福祉手当を心身障害者福祉手当に統廃合するとともに、年齢制限、所得制限の導入で一千百人を対象外としました。難病で苦しむ人たちの命綱となっていた特定疾病患者福祉手当を復活すべきです。さらに、心身障害者福祉手当の対象外になっている精神障害者にも、福祉手当の支給を行うべきです。

 区民の死因の第一位はがんであり、早期発見、早期治療が求められています。がん検診の啓発活動を行うとともに、受診率を上げるために、区内の医療機関でも大腸がん、胃がんなどの検診をできるよう改善すること、また、二次検診の無料化を復活させ、前立腺がんについても区民検診に加えるべきです。

 未来を担う一人一人の子どもたちの保育、教育予算が切り捨てられています。今年四月の認可保育園入所希望者は一千四百六十四人で、昨年比で百八十六人も増えています。そのうち、ゼロ歳児の入所希望者が五百十五人に対し入所可能数は三百十七人で、百九十八人もの子どもたちが認可保育園に入所できませんでした。全体では、一次募集締め切り時点で六百三十二人の子どもたちが認可保育園に入所できない深刻な事態となり、二十三区でも五番目に待機児の多い区となっています。

 区が実施したニーズ調査でも、五六%の保護者が認可保育園を希望しているように、保護者の願いは認可保育園です。しかし、この間、渋谷区は認可保育園増設の保護者の願いに背を向け、桜丘、西原、神宮前、上原の四つの区立認可保育園を廃園にし、二百人以上の定数を削減したことは許されません。さらに、区立本町第二保育園を今後、廃園にしようとしていることは認められません。保育の必要な全ての子どもに良好な保育を保障するために、国、都有地の活用とともに、東京都の制度も活用し、民有地の借り上げを行うなど、認可保育園の増設で待機児ゼロを目指すべきです。

 子ども医療費助成は、子育て支援の重要施策の一つとして、年間約六千万円で実現できる高校生までの無料化を実施すべきです。

 いじめ、不登校など子どもの困難が広がっている中、教育予算の増額が求められています。教師の多忙化が問題になっている中で、一人一人の子どもたちの学習と生活を一体として寄り添える少人数学級は重要であり、早急に求められています。直ちに区内の小中学校で三十五人学級に踏み出すべきです。

 また、英語教育重点校の松濤中学校に一千九百万円余の予算が、本町学園には一千四百二十五万円の予算がつけられていますが、これは他の中学校一校当たりの十七倍と十三倍の突出した予算額です。全ての学校の子どもたちに公平な教育を実現できる予算にすべきです。

 子どもの貧困や、給食費が払えない家庭が社会問題となる中で、学校給食費は小学校高学年で一人年間五万八百八十円、中学校で五万九千八百九十二円と、家計に重くのしかかっています。本来、公教育無償が原則です。子どもの健康を保持し、食育を支える学校給食費は無料にすべきです。

 予防重視の防災対策のまちづくりについても不十分です。避難所の食料備蓄は三日分を確保したとしていますが、避難所には、依然として帰宅困難者に対する備蓄は一切用意されていません。災害発生時には様々な混乱が予測されるだけに、帰宅困難者の備蓄も進めるべきです。

 また、建築物の耐震促進補助事業費は十一億九千五百三十九万円が計上されていますが、そのうち特定緊急輸送道路沿道建築物に対する助成が十億三千四百九十九万円を占め、木造住宅の耐震改修助成費はわずか四千十万円にすぎません。旧耐震の木造住宅を燃えない、倒れない安全な住まいに改修することは、区民の命を守ることです。遅れている木造住宅の耐震化を促進するために、予算を大幅に増額して補助額を引き上げるとともに、補助対象も拡大するなど、抜本的に改善すべきです。

 反対理由の第二は、庁舎の建替えを初めとして、大企業に多額の税金を投入する大企業優先の予算だからです。

 住民の声を無視して、区民の財産である区役所庁舎の土地を七十年間も三井不動産に差し出し、百二十メートルを超える超高層マンションを建てさせ、その見返りに区役所庁舎と公会堂を建替えさせる計画について、新年度予算では、新総合庁舎等整備事業に二千九百四十万一千円、仮庁舎整備事業に十五億七千六百七十九万円、仮設第二庁舎の借地料として二億三千三百六十九万三千円の十八億三千九百八十八万円が計上されています。

 桑原区長は、初めて開いた昨年の住民説明会でも、多くの区民から出された質問には答えず、反対意見は、見解の相違だと言って切り捨てました。特に、三井不動産の建てるマンションについては、事業者のやることで区は関与しないと、説明を全くしていません。しかし、区の土地、区役所の前に建てるマンションの高さや規模がどういうものか、区民に説明する義務があります。区民の意見を聞くと言いながら、正確な高さも戸数も建設費用も何も知らせず、秘密にすることは許せません。

 また、昨年議決した三井不動産との基本協定の変更と定期借地権の設定を、百五十四億円から二百十一億円に変更することが提案され、三井不動産が多額の利益を上げることができるよう変更しようとしていますが、区民の貴重な財産である区庁舎の敷地を七十年間にわたって三井不動産に差し出し、もうけさせるやり方は、やめるべきです。庁舎の建替えは白紙に戻し、区民参加で練り上げるべきです。

 また、今議会には、区民と来街者の憩いの場である宮下公園を三井不動産に三十年間借地権で貸し出し、二階の公園部分の一万平米に商業施設と十七階建てのホテルを建てさせる計画が突然提案され、都市計画変更業務委託費として五百八十三万二千円の予算が計上されています。しかし、都市計画法では、公園内の建物について地上二階以下と定めていること、借地権の設定額についても、鑑定士の鑑定もせず三井不動産の言うままの額であり、認められません。この計画は、地元住民を初め区議会にも一切の説明がなく、いきなり提案されたもので、区議会には、地元の商店会長連名の陳情、計画に反対の意思表明の要望が出されており、区民の憩いの場であり区民の貴重な土地を三井不動産のもうけのために提供することは、絶対に認められません。

 さらに、新年度予算には、渋谷駅周辺整備事業として、渋谷駅街区北側自由通路整備費や駅中心地区まちづくり調整委託費などの一億九千八百二十一万一千円に加え、東急不動産が主体となる渋谷駅桜丘口地区の再開発に五億七千六百万円の予算が計上されました。渋谷駅南口北側自由通路実施設計は三千七百八十六万二千円の繰越明許で進められていますが、この南口自由通路は、東急電鉄の線路跡地にできる東急ホテルを主体とした高層ビルと桜丘口にできる高層ビルを結ぶ通路で、本来、再開発事業者が行うべき事業です。東急グループ中心の渋谷駅前周辺地区の再開発に莫大な区民の税金投入を認めることはできません。

 反対理由の第三は、不要不急の事業に多額の税金を投入していることと、大企業への便宜供与を行っている問題です。

 河津の区民保養施設は、取得経過も不透明なまま、老朽化した競売物件の旅館を一億一千万円で取得し、昨年秋に改修費と運営費合わせて一億三千万円の税金を投入して開設しました。しかし、開設してわずか一カ月後に、耐震診断の結果、築五十年の東館と大浴場が地震で崩壊する危険が高いと診断され、使用できなくなったにもかかわらず、区長は建替え費用として二億六千万円の補正予算を提案し、一四年度だけでも五億円を超える税金投入を行おうとしています。五月からは大浴場等の建設工事にも着手しようとしています。

 さらに、新年度予算には運営費として一億五千九十二万一千円が計上されています。利用した区民からは、遠くて不便、時間がかかり過ぎるなどの声が出され、新たに大浴場を建替えることについても税金の無駄遣いだという批判が出されています。耐震強度不足で危険な施設を閉鎖せずに、区民の安全を軽視して運営していることは許されず、直ちに廃止すべきです。

 幡ヶ谷二丁目複合施設(仮称)整備事業費で実施設計費として、区工事請負費で四億一千三十三万円が計上され、高齢者向け住宅、保育園を設置するとしています。しかし、この用地は土壌汚染が明らかとなり、建物の解体工事と土壌対策工事が行われることが住民に知らされ、近隣住民からは不安の声が上がっています。しかし、桑原区長は議会に説明も報告もせずに、土地の売買契約を三十二億円近くで二月に行い、三月には渋谷区の土地として登記されていることが明らかになりました。そもそも解体工事も土壌汚染の対策も終わっていない土地を、なぜ急いで買わなければならないのか。区民にも議会にも全く説明もせず取得を強行したことは、絶対に許されるものではありません。

 桑原区政はまた、おやじ日本や神宮前国際交流学級に区の施設や神宮前小学校の一部を無償で使用させ、文化総合センター大和田のインキュベーションオフィスは、一カ月一平米当たり二千八百六十五円と格安の賃料で貸し出しています。また、東急電鉄に対しては、旧桜丘保育園を月四十二万円余、旧代官山防災職員住宅を月二十万円と格安の賃料で、営利目的の施設として貸し出しています。さらに、東急ヒカリエ建設のための区道のつけ替え、住友不動産の鴬谷開発許可などについて便宜を図り、区民からは便宜供与ではないかと批判の声が上がっています。

 一方で、平成二十六年から二十六年度には東急……

   〔「二十四年から二十六年」の声あり〕



◆二十四番(五十嵐千代子) 二〇一二年から一四年度には、東急電鉄から毎年一千万円、住友不動産からは一三年度に三千万円もの寄附を受け、今年度は東急不動産からはスポーツセンターグラウンドの人工芝化で三億六千万円の無償提供を受けるなど、他の自治体にはない大企業からの多額の寄附を恒常化させてきました。東急不動産や住友不動産は、庁舎建替え案の応募事業者として名を連ねている企業です。特定の団体や企業との関係を深めることや営利企業から多額の寄附を受け取ることは、区民の信頼を損ね、区政をゆがめるものであり、やめるべきです。

 以上、一般会計の反対討論といたします。



○議長(前田和茂) 一番斎藤竜一議員。



◆一番(斎藤竜一) 私は、渋谷区議会自由民主党議員団を代表して、議案第二十六号 平成二十七年度渋谷区一般会計予算について賛成の立場から討論を行います。

 平成二十七年度一般会計の歳入歳出予算額は八百五十七億六千万円で、前年度に比較して三十億五千万円、率にして三・七%の増となっております。将来世代への負担軽減を視野に入れ、創意工夫の凝らされた本予算案は、編成過程における艱苦奮闘の成果と受けとめるものであります。

 以下、主要施策について申し上げたいと存じます。

 初めに、防災対策についてです。

 防災対策を充実させていく中で、庁舎建替えは最優先課題の一つです。本庁舎建替え期間中に使用する仮庁舎は、本設仕様と比べても遜色のない耐震性能を有するものと聞いております。来庁者並びに職員等の命の安全を図り、事業継続性を確保するため、仮庁舎の速やかな設置と円滑な移転に努めていただきたいと考えます。

 また、昼夜を問わず人口が集中する本区にとって、帰宅困難者対策の充実は避けて通ることのできない防災上の課題です。帰宅困難者と避難区民の混在による避難所の混乱防止や来街者の安全・安心を確保するためには、官民連携によるハード、ソフト両面にわたる帰宅困難者対策の強化が不可欠です。本予算案には、首都直下地震や南海トラフ地震への備えの強化として、大規模地震が発生した際の滞在者の安全確保に資する都市再生安全確保計画の策定に要する経費が計上されております。

 さらに、災害時に拠点病院等に併設される医療救護所について、現在の十一カ所から十四カ所に拡充することが検討されていくとのことです。昨年を振り返れば、大型台風や火山噴火等、甚大な被害をもたらした自然災害が多数発生いたしました。誰もが安心して暮らすことのできるまちを実現していく上で、改めて災害対策の重要性を認識した次第です。消防、警察、三師会、そして民間事業者等を含む関係各方面との連携強化に、今後とも努めていただきたいと思います。

 次に、子育て支援についてであります。

 本区は子育て支援について、良質な保育、教育を保障するため、幼児教育プログラムの作成などに取り組んできたほか、この数年間、財政資源を重点投入し、産みやすく、育てやすく、預けやすい環境づくりを急ぎ進めてまいりました。来年度は、耐震総合改修を終え定員を拡大した代々木保育園や初台保育園の再開を初め、その他の既存園の定員拡大や、改修中の保育園の代替施設として整備した仮設園舎の活用、認可園の新設等により、四百九十人の待機児対策を実現することとなっております。また、引き続き児童福祉センター複合施設整備工事を着実に進め、平成二十八年四月に認定こども園を開設する予定です。

 さらに、この予算案にはその先の子育てニーズを見据え、笹塚第二保育園の建替え工事費及び渋谷図書館の保育施設との複合化に係る総合改修設計費、幡ヶ谷二丁目複合施設(仮称)整備費等が計上されるなど、恒久的な子育て支援施設整備が図られており、子育て環境がますます向上されることが期待されます。

 さらに、子ども総合支援センターがこれまで区立保育園等を対象として実施してきた子育て支援の専門家等による巡回指導、助言の対象施設を、私立保育園、幼稚園等にも拡大し、巡回体制の強化が図られます。あわせて、改修により複合施設化される旧代々木小学校の中に、配慮を要する就学前の子どもの通所支援施設が整備されるなど、子どもたちの心身の発達状況や家庭環境に応じた子育て支援体制の充実が図られていることを、高く評価いたします。

 このほか、出産時の経済的負担を軽減するハッピーマザー出産助成金制度について、次年度から助成金の限度額を八万円から十万円に引き上げるとしており、本区の子育て世帯の経済的負担軽減に一層配慮した予算となっております。

 次に、高齢者福祉についてであります。

 高齢化の進展に伴い、高齢者のさらなる安心のため、急ぎ対応を進めていかなくてはならないのが認知症対策です。国の推計では、団塊の世代が七十五歳以上となる十年後には認知症の人が約七百万人、実に六十五歳以上の高齢者五人に一人が認知症になると想定されています。高齢者単身世帯、老老世帯、さらには認知症高齢者の増加等は本区も例外ではありません。このため、認知症対策の強化や高齢者人口の増加等に対応していくため、地域包括支援センターの人員体制が拡充されます。

 また、本区では、全ての区民が地域の暮らしの中でその人らしい人生を送ることができるよう、これまで着実に各種福祉サービスを拡充するとともに、施設整備を進めてきています。こうした取り組みの一環として、幡ヶ谷原町住宅跡地における単身高齢者向け区営住宅の整備が進められており、実施設計が完了次第、次年度中に建築工事に着手し、平成二十八年四月には三十七戸の高齢者住宅が開設する予定です。さらに、本町東小学校の跡地については、特別養護老人ホーム百床とショートステイ三十床のほか、グループホーム十八人、さらには認知症相談スペースや認知症カフェ等を備える高齢者の地域拠点施設の整備が、平成三十年五月開設を目指し進められることとなっております。高齢化が進む地域の状況を踏まえた高齢者の生活環境向上の取り組みに、大きな安心感を覚えるものであります。

 次に、区民の健康増進についてです。

 健康は、幸福で豊かな人生を送るために欠かせないものであり、健康の維持・増進を支援していくこともまた、区民に身近な行政である本区の大きな役割の一つであると考えます。そのため、ライフステージに対応した健康課題の解決を支援する健康日本一健康づくり事業が、平成二十七年度も継続実施されます。平成二十五年度に実施した健康づくり区民実態調査の結果を踏まえ、野菜摂取量に注目し……

   〔「野菜」の声あり〕



◆一番(斎藤竜一) 失礼いたしました。野菜摂取量に着目し、一日に必要な野菜摂取量を目で見る、手ではかる等、楽しみながら実体験するイベントの開催等を予定しており、野菜をとることの大切さの啓発に努める予算となっております。

 健康事業を充実させていくことは、健康寿命の延伸により区民の幸福度が増すとともに、医療費の削減にもつながるものと言えます。今後も創意工夫を重ね、事業の充実を図られることを期待いたします。

 また、ワクチンで予防できる病気を確実に予防していく観点から充実されてきた各種予防接種費用の助成については、内容の拡充が図られています。定期予防接種の高齢者インフルエンザワクチンについては、六十五歳から七十五歳未満の一部負担のある対象者につきまして、全額補助に変更するほか、任意予防接種のおたふく風邪、B型肝炎等につきまして、一部補助から全額補助に変更いたします。さらに、ロタウイルスワクチンについては、助成額の拡大を図ります。その他ワクチンにつきましても、平成二十六年度と引き続き同水準で実施されていくこととされており、自治体トップクラスの感染症対策とさきの健康づくり事業とをあわせ、健康日本一の自治体を目指す区の姿勢、取り組みを支持いたします。

 次に、教育の充実についてです。

 就学前の子どもたちが遊びを通して学ぶ幼児教育から、教科、学習が中心の小学校教育へ円滑に移行できるよう、幼稚園、保育園、小学校の連携プログラム、就学前教育活動、就学前オープンスクールについては、本年度のモデルケース四校での実績を踏まえ、実施校を全区立小学校とし、対象を約七百名に拡大いたします。同スクールは、自主自立に関する生活指導と集団生活に適応するための訓練など、教科、学習を始める前の基礎準備を行うもので、意欲あふれる子どもの育成に資するものと考えます。

 また、世界のあらゆるものや人とが分かちがたく結びついている現代にあって、世界に目を向け、グローバルな舞台に積極的に挑戦し、活躍できる人材育成を図る取り組みの重要性が増してきています。児童・生徒を対象とするフィンランド共和国児童等派遣研修の継続とともに、新たにドイツ連邦共和国青少年スポーツ交流派遣事業が実施されますが、いずれも児童・生徒たちが国際社会を生きる力を身につける上で意義ある施策であると考えます。

 そして、子どもの成長にとって体を動かすこと、運動に励むことの重要性に鑑み、中学生の運動系部活動を中心に実施されることとなった新規事業、チームしぶやに係る予算が計上されています。専門家を講師に迎え入れ、複数校合同の練習会を実施するとともに、スポーツ外傷・障害等の予防強化のため、スポーツトレーナーの定期巡回、スポーツセンターを活用した夏季集中トレーニングの実施等の内容となっており、生徒の体力増強、健全な発育、活発な人的交流に資する事業として、そして五輪・パラリンピック開催に向けたスポーツ振興の一環として、今後の展開に大きく期待したいと思います。

 このほか、児童の情操を豊かに育み、健全な育成を図るため、代官山ティーンズクリエイティブにおいて、子どもたちと各分野で活躍するクリエーターとの交流の機会を提供し、将来の職業選択に対して夢と希望を持つきっかけづくりを実施するなど、子どもたちの成長に合わせた切れ目のない教育施策の充実が図られているものと高く評価するものです。

 そして最後に、まちづくりに関して申し上げます。

 本区は今、渋谷駅を中心とする再開発等により、まちづくりのターニングポイントにあります。民間事業者にも、五輪・パラリンピックまでにとの思いがあり、二〇二〇年を一つの目途として再開発が加速していくものと考えられます。

 真に魅力あるまちの実現に必要なことは、単に規制をすることではなく、民間開発を後押ししつつ、そこに民意がしっかりと反映されることであり、区と民間事業者等とがそれぞれの役割と責任を確実に果たしていくことが大切です。

 加えて、これからのまちづくりには、利便性、機能性の向上とともに、環境への配慮や安全性向上が一層求められます。予算案には、街路灯のLED化や橋梁の老朽化対応、道路再生等に係る道路・橋梁整備予算の計上等、環境対策、安全対策向上に資する取り組みが種々計上されており、こうした区の積極的な姿勢はこれからも継続していただきたいと切望するものです。

 今、都内においては大手町、銀座周辺、虎ノ門、六本木、新宿、品川等の都心及び都心周辺部や臨海部等、様々な地域において大規模プロジェクトが稼働し、都市機能の充実・強化が図られています。さらには横浜市等、首都圏各地の都市も競争力を高めることに力を注いでいるところです。本区もまたこうしたまちづくりの潮流に乗り、都市の一つの理想の姿を世界に発信していくものと確信する次第です。

 さて、私たちの渋谷区は八十年を超える歴史を歩んでおりますが、先人のたゆまぬ努力により築き上げられた今日の反映を享受しつつ、これを発展させ、後世に引き継いでいかねばなりません。

 先月、内閣府より発表された平成二十七年二月の月例経済報告においては、景気は緩やかに回復していくことが期待されるものの、海外景気の下振れなど、景気の下押しリスクに留意する必要があることが指摘されています。景気の先行きは不透明であると言わざるを得ず、区内人口の増加に伴う納税義務者数増を背景として、住民税の安定財源化がより進むと見込まれる状況にあってなお、健全財政維持のための努力は引き続き必要であると考えます。今後とも本区が堅実で安定的な財政運営に努められるとともに、区民福祉向上のために、政策を進化させながら諸施策を推進されることを大いに期待するものであります。

 私ども渋谷区議会自由民主党議員団は、渋谷区民が安全・安心に生活できるよう、今後も一致団結して渋谷区政の発展のために一層努力し、活動してまいりますことを申し上げ、議案第二十六号の賛成討論といたします。



○議長(前田和茂) 六番治田 学議員。



◆六番(治田学) 民主党渋谷区議団を代表して、議案第二十六号 平成二十七年度渋谷区一般会計予算について反対の立場から討論いたします。

 まず、予算執行の責任が問われることのない、退任が決定している区長が、八百五十七億六千万円もの大盤振る舞いの本格予算を組まれたこと自体が問題であり、反対する第一の理由であります。

 本予算案には、我々民主党の求めたものも組み込まれておりますが、以下、反対する内容について述べさせていただきます。

 まず、庁舎の建替えについては、この間、私たちが求めてきた区民参加や情報開示について十分とは言えません。特に建築費高騰による影響について、区民に明確に説明するべきです。さらに、民主党としては、前提条件が崩れているのだから、区民参加での見直しを含めた再検討が必要であるのではないかという見解を持っています。仮庁舎に移転することは容認するものの、移転した上で十分な協議を行うべきです。

 次に、河津さくらの里しぶやの関連経費については、揚湯管などの改修経費が計上されていますが、民主党はこれまでもこの施設を、介護予防に資するなど保養所ではない形での利用を提案してきました。この施設については、今後、年平均の有料利用による稼働率が五割を切った場合、速やかに売却や転用を模索し、傷口を広げないようにする必要があると考えます。

 次に、公園について。

 今定例会では、新宮下公園等整備事業に関する二議案が提出をされましたが、委員会で継続審査となりました。渋谷区において公園のあり方について、ここ数年、様々な動きがあります。待機児解消のため、現在四カ所の公園に保育施設が整備され、平成二十七年度には新たに二カ所の公園に整備が予定されています。また、管理上の問題から公園トイレが撤去されたり、小規模公園については遊具の分散化、そして分煙ルールに基づいた喫煙所の設置などが行われております。これらの個別の対策として進めざるを得ないものがあるものの、その手続については慎重に行うべきであると考えます。

 公園は日常の生活の中では憩いの場であり、子どもたちの遊び場、高齢者の方々の活動の場でもあるとともに、一時集合場所や、地域によっては備蓄倉庫が設置されるなど、災害時の拠点ともなり得る場所であります。本来の公園のあり方を踏まえ、新宮下公園の事業も含め、今後、渋谷区がどのような公園整備を目指していくのか、その考え方が問われます。

 次に、子育てについて。

 現場の待機児対策の努力は認めるものの、緊急措置としての保育室は、働きながら子育てする世帯にとっては安定した施設とは言えません。緊急措置を続けるのではなく、その先のビジョンを示すべきだと考えます。

 今回の予算編成を見る上で桑原区政の十二年間を振り返れば、確かに進んだものもありました。しかし、冒頭に述べた区庁舎問題や河津の施設でも問題視され、二年前の情報公開制度を後退させたことにも象徴される情報の不透明性は、非常に問題があったと考えます。また、区長は今定例会で、我が会派の芦沢一明議員の区民参加についての質問に対し、時間がかかる、決められないと、否定的な発言を行いました。確かに区民参加での合意形成は時間がかかります。しかし、私たち民主党は、区政において幅広く区民の意見を取り入れる姿勢が基本であるべきだと考えます。

 これらの点が不十分であると考え、平成二十七年度一般会計予算に反対をいたします。



○議長(前田和茂) 二十番小?政也議員。



◆二十番(小?政也) 私は無所属クラブを代表して、議案第二十六号 平成二十七年度渋谷区一般会計予算について賛成の立場から討論を行います。

 平成二十七年度一般会計の歳入歳出予算額は八百五十七億六千万円で、前年度比三十億五千万円、率にして三・七%の増であります。歳入の約半分近くを占める特別区民税を見てみますと、歳入四百十二億二千二百万円余、前年度に対して二十億三千九百万円余の増となっており、景気回復、賃上げの影響がじわじわと税収増につながっているのかなと感じられます。

 二〇二〇年東京五輪・パラリンピック開催に向けて、東京の中心でもあり競技開催施設を擁する我が渋谷区においては、人、物、お金の動きがさらに活発になり、今後も税収増が期待されるところであります。

 では、各事業について申し述べたいと思います。

 初めに、防災対策とまちづくりです。

 本区はこれまで、災害時に区民と帰宅困難者を分けるため、大規模施設や事業者と連携し、帰宅困難者支援受け入れ施設を確保してきました。渋谷駅周辺再開発に合わせて、現在三十二カ所を帰宅困難者支援受け入れ施設としていますが、さらなる拡充をすることは高く評価いたします。引き続き施設を拡充していってください。

 地域の混乱を防止するため、Wi−Fiアクセスポイントを幹線道路沿いに五カ所設置、民間のアクセスポイントも活用しながら、区の防災ホームページの運用を開始し、帰宅困難者の誘導の実効性を高めることは巨大ターミナル渋谷駅を擁する本区の責務と捉え、さらに積極的に取り組んでいただきたいと思います。

 思えば、防災対策は桑原区政十二年の後半の大きな課題であったと思います。三・一一を教訓に、できることは先送りせず、積極的に取り組み、想定外を想定内にする綿密な震災対策の策定、地域説明会の実施をしました。渋谷ヒカリエ八階に最新の設備を備えた渋谷区防災センターを開設したこと、また、老朽化が進み大地震に耐えられない総合庁舎と渋谷公会堂の建替え、特に総合庁舎は防災の拠点でもあり、多くの職員が働く区のかなめでもありますので、これを民間活力を最大限に引き出し、定期借地権の活用により税負担を行わずに建替えるという、桑原区政の挑戦とスピード感ある取り組みには、改めて感心させられる次第であります。

 震災時に開設する区施設の医療救護所を現在の十一カ所から十四カ所に拡充することについても、拠点病院等の配置バランスや地域に隔たりのない災害医療体制を築くためのきめ細かい取り組みと思います。

 防災対策は、まちづくりの観点から重要であります。本定例会で渋谷区安全・安心なまちづくりのための大規模建築物に関する条例が可決されました。大規模建築物には、規模の経済のメリットを享受するだけでなく、災害時、地域社会に貢献せよとの観点から、帰宅困難者受け入れ態勢整備、非常用電源設備の確保、災害時のトイレ対応、無線LAN等の環境整備等々、さらには公共利用のための自転車駐輪場や喫煙施設の設置について、あらかじめ公共貢献計画を届けて、区と協議することを義務づける。このことは、大企業は地域社会にその利益を還元し、地域とともに発展するべしとの桑原区長の思いが詰まった施策と、私は感じています。

 二十五年と二十六年に地区計画、都市計画決定された渋谷駅地区、駅東地区、渋谷三丁目地区、道玄坂一丁目地区、桜丘地区のそれぞれの開発においても、事業者は公共貢献を忘れずに計画段階において区と協議することになるのですから、桑原区政のまちづくりが地域を置き去りにしないことのあらわれであったと、後年にきっと高く評価されると確信しております。

 次は、子育て支援策についてです。

 渋谷区では、昨年十二月時点で三百五十五人の待機児がおり、四月の新規入園申し込み状況も前年より百人以上増加しています。足元での待機児童解消が急務なことから、子育て日本一の自治体として施策をさらに充実していくとのことです。待機児童の多い地域でゼロ歳児から二歳児に重点を置いた即効性のある緊急対策として、代々木、初台両仮設園舎をそれぞれ活用、西原地区、上原地区にも区立保育室を開設し、二十七年度に四百九十人の定員拡大を図る計画です。二十八年度以降も二百三十九人、五百八十五人と、次々に開設準備を進めるということであります。

 桑原区政では、十六年度に認証保育所助成を開始してから、十七年度に中間所得層の保育料の五〇%から三〇%減額実施、十九年度には放課後クラブ全校実施、二十二年度には区内全保育施設の保育料の負担軽減を実施する等々、今日に至るまでその動きをとめることなく、幼保一元化施設開設を中心とした子育て支援の施策を次々と繰り出して、二十五年度には待機児童数七十三人までとなりました。四月から始まる子ども・子育て支援新制度になっても、区では子育て家庭の経済的負担の軽減を図り、引き続き区独自の保育料の負担軽減を行っていくこと、ハッピーマザー出産助成金の支給額を上限八万円から十万円に引き上げたこと、産みやすく、育てやすく、預けやすいまち渋谷を目指している、桑原区政の子育て環境整備への取り組みに終わりがないという意気込みを強く感じ、高く評価いたします。

 また、配慮を要する子どもたちに対する早期発見、早期支援策の拡充についても評価するものであります。

 二十六年度、試行事業として子ども総合支援センターに複数の専門家による巡回相談チームを立ち上げ、全ての区立保育園と子育て支援センターを訪問しました。その検証を踏まえ、二十七年度は対象施設を区立、私立問わず全ての保育園、幼稚園、認定こども園等に拡大し、体制強化を図ります。また、この取り組みと教育委員会の事業との連携を図り、はぁとぴあキッズ等の未就学児の療育指導が小学校の特別支援教育に連続するように施策拡充を行っていくことは、配慮を要する子どもたちの親御さんにとってもとても心強く、すばらしい取り組みと感じます。

 就学前オープンスクールは、就学前の保育教育事業として、五歳児を対象に全国に先駆けて始めました。これを二十七年度から区立全小学校に拡大実施し、入学を控えた五歳児が就学前に小学校での生活や学習を継続的に体験することにより、小学校での学びの基礎となる力を育み、幼児教育から小学校教育への円滑な接続を図る施策として拡充することは高く評価するものであります。

 中学校部活動強化事業、チームしぶやについて。

 二十七年度、元オリンピック選手などを講師とした夏季集中トレーニングを新たに実施し、中学生の部活動への意欲を高めることと顧問教員の指導力向上、部活に係る課題に対応いたします。二〇二〇年東京五輪・パラリンピックを一つの目標とし、小中学校におけるオリンピック・パラリンピック推進校の取り組みを拡充、スポーツ活動を通じて健康日本一を目指す渋谷の子どもの育成に努める施策であり、我が無所属クラブのスポーツ族議員も絶賛する取り組みであり、大いに期待するものであります。

 健康日本一の自治体を目指すため、区のスポーツ施設の中心である渋谷区スポーツセンターの各種整備工事を行います。大体育室空調設備設置、食堂やトイレの改修が予定されています。可能であれば、銭湯のように広くて深く、熱いお湯と水風呂を新たに整備していただけると評価は百点満点でありますので、御検討いただければと存じます。

 スポーツ振興のための環境整備事業を今後も継続していっていただきたいと思います。

 感染症対策です。

 高齢者インフルエンザワクチンの全額助成対象を七十五歳以上から六十五歳以上へ拡大するほか、おたふく風邪、B型肝炎、麻疹・風疹混合についても全額助成となり、区民の健康管理を経済的に支援する取り組みは評価できます。さらなる接種率の向上を目指し、健康づくり日本一自治体へ大きく前進していただきたいと思います。

 福祉についてです。

 老朽化した氷川敬老館を建替え、障害者グループホームを建設します。地価が高い渋谷区において、敬老館跡地を無償貸与し事業者負担を減らす内容は、一億円上限の建設費用助成金もあわせて、新規の施設での安定した事業運営につながり、よい取り組みと思います。ただ、地域の高齢者で敬老館を愛用していた方々には御迷惑をかけることになるので、事前に十分な事業内容の説明をして、代替施設についても御理解いただくよう努めてください。

 認知症ケア推進施策では、全ての高齢者が住みなれた地域で安心して暮らしていけるよう、旧本町東小学校跡地複合施設、幡ヶ谷二丁目複合施設に認知症カフェ、認知症相談コーナーを設けるとともに、地域包括支援センター、在宅医療相談窓口などを統合し、保健師、看護師、介護福祉士等を一元的に機能させた高齢者のための地域拠点を創設することとあります。私たち無所属クラブも代表質問で述べておりますが、地域が一丸となった医療、介護等の連携による早期の認知症対策は必須であります。そのために、行政としてその推進体制強化を図ったことは、これから迎える高齢化社会へ対応した大きな一歩だと高く評価できます。

 二十五年度、特別養護老人ホーム杜の風・上原開設など、高齢者施策は子育て支援策とともに桑原区政にとっての重点施策でした。高齢者が長年住みなれたまちで安心して暮らせるような取り組みを一貫して続けてこられた桑原区長の思いは、これからもできる限り継承していければと思います。

 最後に、男女平等及び多様性を尊重する社会の推進についてです。

 新規事業としては最もインパクトのある、また、公の機関として全国初の取り組みとなる同性パートナーシップ証明を発行する施策、まさに画期的な事業として高く評価し、桑原区長の取り組んだ数々の施策の中でも区政史に残る、特筆に値するものと高く評価するものであります。

 ソチ五輪では、世界中の多くの国の首脳が開会式をボイコットしました。ロシアで成立した同性愛に対する差別的とも思える法律に抗議したからです。先進八カ国でセクシュアルマイノリティーの権利を保障する法律がないのは二カ国だけです。そう、日本とロシアだけなのです。

 このような状況の中、渋谷区でセクシュアルマイノリティーの人たちをサポートする体制を整えることは、今までどの公の機関でもなし得なかったことでもあります。このことをきっかけに全国的に広がりを見せて、多様性を認め、人権を尊重することを社会が自然と受け入れるきっかけとなると考え、この取り組みに大いに期待するものであります。

 今事業には、区長の附属機関として推進会議が設置されます。様々な議論をしていただき、前向きな考えのもとに運用されますよう期待しています。

 以上、各事業に対してのコメントをさせていただきました。

 桑原区政十二年間の取り組みには、いつも困難な課題、新しい施策へ果敢にチャレンジしたものであり、その成否については様々な御意見もあると思います。しかし、渋谷区の経営者として常に決断を迫られ、課題を先送りせず、スピード感を持って迷うことなく判断をされてきたことは、昨今の決められない政治とは対極をなすものであり、トップとしてふさわしい行動だと私は思います。

 桑原区長は今期で引退されます。長きにわたり渋谷区の区政運営に御尽力いただき、まことにありがとうございました。この場をおかりいたしまして御礼申し上げます。

 来期、新たな渋谷区のトップになられる方には、今までの区政運営を継承しながら、さらに創造力、新たなアイデアを加え、私たちの渋谷を発展させていっていただきたいと期待しています。

 これからも我々無所属クラブは、みんなが笑顔で暮らせるまち渋谷を目指し、常に柔軟な発想で区政運営に施策提言していくことをお誓い申し上げ、平成二十七年度一般会計予算に対する賛成討論を終わります。



○議長(前田和茂) 以上で通告による討論は終了いたしました。

 これをもって討論を終結します。

 これから日程第二十六を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 議事進行上、日程第二十七から日程第二十九までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第二十七 議案第二十七号 平成二十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算



△日程第二十八 議案第二十八号 平成二十七年度渋谷区介護保険事業会計予算



△日程第二十九 議案第二十九号 平成二十七年度渋谷区後期高齢者医療事業会計予算

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○議長(前田和茂) 予算特別委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   予算特別委員会審査報告書

議案第二十七号 平成二十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算

議案第二十八号 平成二十七年度渋谷区介護保険事業会計予算

議案第二十九号 平成二十七年度渋谷区後期高齢者医療事業会計予算

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月三十日

                    予算特別委員会委員長 松岡定俊

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 予算特別委員長の報告を求めます。

 松岡委員長。



◆十四番(松岡定俊) ただいま一括議題となりました議案第二十七号 平成二十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算、議案第二十八号 平成二十七年度渋谷区介護保険事業会計予算及び議案第二十九号 平成二十七年度渋谷区後期高齢者医療事業会計予算につきまして、予算特別委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 平成二十七年度国民健康保険事業会計予算は、歳入歳出の総額がそれぞれ二百八十五億四千四百七十万九千円となっており、一時借入金の借り入れ最高額は十五億円となっております。次に、介護保険事業会計予算は歳入歳出の総額がそれぞれ百三十四億六千四百四十万九千円、同じく後期高齢者医療事業会計予算は歳入歳出の総額がそれぞれ五十一億六百三十七万一千円となっております。

 各会計予算に対する討論につきましては、三会計すべてに反対の立場から、国民健康保険事業会計予算、介護保険事業会計予算及び後期高齢者医療事業会計予算について、保険料などの引き上げは認められない等の意見がありました。

 本特別委員会では慎重審査の結果、議案第二十七号 平成二十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算、議案第二十八号 平成二十七年度渋谷区介護保険事業会計予算及び議案第二十九号 平成二十七年度渋谷区後期高齢者医療事業会計予算につきまして、それぞれ原案を可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、予算特別委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。

 事前に討論の通告がありますから、順次指名いたします。

 二十四番五十嵐千代子議員。



◆二十四番(五十嵐千代子) 私は、日本共産党渋谷区議団を代表いたしまして、二〇一五年度渋谷区国民健康保険事業会計、同介護保険事業会計、同後期高齢者医療事業会計の三予算に反対の立場から討論をいたします。

 最初に、国民健康保険事業会計についてです。

 新年度の国民健康保険料は、一人当たり十二万三百二十八円で、今年度に比べ三千九百七十三円、三・四%の引き上げになります。均等割が千五百円引き上げられるために低所得者の人ほど引き上げ率が高くなり、保険料軽減のために二十三区が独自に行ってきた高額医療費の一部を賄う制度も、今年も縮小され、千八百人が受けていた住民税非課税世帯の所得割軽減の経過措置がなくなったことが保険料の大幅な値上げとなって、加入者に重くのしかかることになります。

 現在も保険料滞納者は約三割に上っており、短期保険証は六百六十三件、資格証明書も五十八件発行されています。高い保険料をさらに引き上げることは滞納者を増やし、区民を医療から遠ざけることにつながります。さらに、七十歳から七十四歳までの医療費の窓口負担も、二割負担となる人が今年度の三百三十人から千三百九十人と大幅に増えます。保険料の引き上げや窓口負担の引き上げは認められません。

 次に、介護保険事業会計予算についてです。

 介護保険制度は三年ごとに見直され、保険料が値上げされてきました。二〇一五年度の保険料基準額は、五千百五十円から五千六百三十円に引き上げられ、第三段階が年額百円だけ引き下げとなる以外は全ての段階が引き上げられます。また、利用料についても、年金額二百八十万円以上の人は現行の一割負担から二割負担に引き上げられ、大幅な負担増となります。これまで一割の利用料でも負担が重く、限度額に対する利用率は六割程度しかなかったのに、利用料が二割に引き上げられればますます介護サービスの利用が抑えられることになります。

 さらに、国の介護保険法の大改悪で、四月からは要支援一、二の人の訪問看護とデイサービスが保険外とされ、さらに特養ホーム入所対象から介護度一、二の人も外されることは認められません。国に対し要支援者、要介護者への介護サービスを継続するよう求めるとともに、渋谷区としても、これまでどおりの事業を継続することを強く求めるものです。

 後期高齢者医療事業会計についてです。

 後期高齢者医療制度は、七十五歳以上の高齢者だけを別の保険制度に囲い込み、二年ごとに保険料が引き上げられ、新年度の平均保険料は十四万七千円となり、高齢者に重い負担を求めるものとなっています。さらに、安倍政権は今国会で均等割の二割軽減、五割軽減を廃止しようとしています。渋谷区ではこの廃止によって千八百七十人の軽減が打ち切られようとしています。大幅な保険料引き上げとなる高齢者いじめの制度は廃止する以外にありません。

 以上、三事業会計予算に反対する討論といたします。



○議長(前田和茂) 一番斎藤竜一議員。



◆一番(斎藤竜一) 私は、渋谷区議会自由民主党議員団を代表して、議案第二十七号、議案第二十八号、議案第二十九号について、それぞれ賛成の立場から討論を行います。

 初めに、議案第二十七号 平成二十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算について討論を行います。

 歳入歳出予算総額は二百八十五億四千四百七十万九千円で、前年度に比べて四十五億七千八百三万一千円、率にして一九・一%の増となっております。その主な要因は、国民健康保険の安定的な財政運営を図るために、保険財政共同安定化事業の規模が拡大されたことに対応することによるものです。

 国民健康保険事業会計予算は、国民健康保険法等の関係法令及び特別区国民健康保険事業の調整に関する共通基準に基づき算定されているものであります。人口構造の変化などを背景として、一人当たりの医療費が毎年増加する中、適正な保険料負担のために、昨年度に引き続き賦課限度額を見直し、中間所得者層の保険料負担を軽減しております。また、物価上昇等も考慮し、保険料の均等割額の軽減判定所得も見直す等、区民の負担に配慮した保険料設定となっています。

 今後とも区民に対するサービスを安定的に提供できるよう、適正な事業運営を期待いたします。

 次に、議案第二十八号 平成二十七年度渋谷区介護保険事業会計予算についてです。

 歳入歳出予算総額は百三十四億六千四百四十万九千円で、前年度に比べて六千七百八十万七千円、率にして〇・五%の増となっております。

 平成二十七年度は、第六期介護保険事業計画の初年度であります。介護保険制度については、持続可能な社会保障制度の確立を図るため、地域包括ケアシステムの構築に向けた改正がなされました。平成二十七年度予算は、策定された計画に基づき、中核となる地域包括支援センターが役割を十分果たすことのできるよう、機能強化を図るための予算措置がなされています。また、保険給付費はサービスの低下のないよう十分な予算が計上されており、評価するものです。

 今後も計画の基本理念である生き生き、安心、支え合いのもと、介護保険制度の円滑な実施に努められることを希望いたします。

 次に、議案第二十九号 平成二十七年度渋谷区後期高齢者医療事業会計についてです。

 歳入歳出予算総額は五十一億六百三十七万一千円で、前年度に比べて六千八百三十四万五千円、率にして一・四%の増となっております。

 保険料の所得割額については、国の軽減策に加えて、東京都後期高齢者医療広域連合独自の軽減策を実施し、できる限り保険料の上昇を抑えております。また、国民健康保険と同様に、保険料の均等割額の軽減判定所得を見直し、七十五歳以上の方が安心して必要な医療を受けることができるように配慮されていると評価するものであります。

 以上、三事業会計について賛成の討論といたします。



○議長(前田和茂) 二十番小?政也議員。



◆二十番(小?政也) 私は無所属クラブを代表して、議案第二十七号 平成二十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算、議案第二十八号 平成二十七年度渋谷区介護保険事業会計予算、議案第二十九号 平成二十七年度渋谷区後期高齢者医療事業会計予算のそれぞれについて、賛成の立場から討論を行います。

 初めに、平成二十七年度渋谷区国民健康保険事業会計予算です。

 歳入歳出予算額は約二百八十五億四千五百万円で、前年比約四十五億七千八百万円、率にして一九・一%の増となっています。増額の主な要因は、保険財政共同安定化事業の予算増額であり、今まで三十万円を超えるものに対して行っていた同事業が、平成二十七年度から対象を全ての医療費に拡大したためであります。

 引き続き区民に対するサービスを安定的に提供できますよう、適正な事業運営を行ってください。

 続いて、平成二十七年度渋谷区介護保険事業会計予算です。

 歳入歳出予算額は約百三十四億六千四百万円で、前年度比六千七百万円、率にして〇・五%の増となっています。二十七年度は、一般会計からの拠出金は約二十一億九千百万円を予定しており、昨年と比べて三千七百万円余の増加であります。

 今後、加速する高齢化社会では、介護への負担は誰もが避けることのできない現実です。増加し続ける要介護者の受け皿として、特別養護老人ホームの整備は引き続き喫緊の課題ですが、介護にならないよう、日常生活での健康寿命を延ばす取り組みなど、引き続き対策を講じていっていただければよいと思います。

 最後に、平成二十七年度渋谷区後期高齢者医療事業会計予算であります。

 歳入歳出予算額は約五十一億六百万円、前年度比六千八百万円、率にして一・四%の増となっています。保険料上昇をできる限り抑え、適正な運営を期待します。

 以上、三特別会計予算の賛成討論といたします。



○議長(前田和茂) 以上で通告による討論は終了いたしました。

 これをもって討論を終結します。

 これから日程第二十七を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 これから日程第二十八を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 これから日程第二十九を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 これをもって予算特別委員会は任務を終了いたしましたので、解消します。

 委員の方々には、委員長、そして副委員長はまことに御苦労さまでございました。

 日程第三十を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十 議案第三十号 新総合庁舎等整備事業に関する基本協定締結の変更について

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議案第三十号 新総合庁舎等整備事業に関する基本協定締結の変更について

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議案第三十号 新総合庁舎等整備事業に関する基本協定締結の変更についてにつきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、新総合庁舎等整備事業に関して、基本協定の一部について変更をしようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、今回の変更は民間事業者の資金計画がハジョウしていることを示すものであり……

   〔「ハタン」の声あり〕



◆三番(下嶋倫朗) 今回の変更は民間事業者の資金計画が破綻していることを示すものであり、反対する。前提条件が崩れており、計画の白紙化も含めた再検討が必要と考える等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、定期借地権の活用により区民の負担なしに新庁舎等を建設するための変更であり、賛成する。解体積立金や更地返還の明示など区にとって有益となる変更であり、今後も慎重に進められたい等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第三十を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第三十一を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十一 議案第三十一号 定期借地権の設定の変更について

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

議案第三十一号 定期借地権の設定の変更について

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました議案第三十一号 定期借地権の設定の変更についてにつきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、新総合庁舎等整備事業に関して、定期借地権の設定の一部について変更をしようとするものであります。

 審査の中で、反対の立場から、民間事業者の利益向上のための変更であり、認められない等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、新総合庁舎等の整備事業遂行のために必要な変更であり、賛成する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第三十一を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 日程第三十二を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十二 議案第三十二号 二級河川の指定の変更に関する意見について

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   都市環境委員会審査報告書

議案第三十二号 二級河川の指定の変更に関する意見について

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   都市環境委員会委員長 吉田佳代子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 都市環境委員長の報告を求めます。

 吉田委員長。



◆三十番(吉田佳代子) ただいま議題となりました議案第三十二号 二級河川の指定の変更に関する意見についてにつきまして、都市環境委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本案は、河川法第五条第五項及び第六項の規定により、この案が提出されたものであります。

 審査の中で、反対の立場から、渋谷駅街区再開発に伴い、渋谷川の一部を廃止し、下水道にするものである。そのような開発のために河川を短縮することは認められない等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、渋谷駅周辺の再開発に伴う渋谷川暗渠部の一部移設、切り替えである。集中豪雨による出水対策が行われ、区民と来街者の安全安心を担保するものである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、都市環境委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第三十二を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 議事進行上、日程第三十三から日程第三十五までを一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十三 議案第三十三号 渋谷区特別養護老人ホームの指定管理者の指定について



△日程第三十四 議案第三十四号 渋谷区高齢者在宅サービスセンターの指定管理者の指定について



△日程第三十五 議案第三十五号 渋谷区グループホームの指定管理者の指定について

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○議長(前田和茂) 福祉保健委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   福祉保健委員会審査報告書

議案第三十三号 渋谷区特別養護老人ホームの指定管理者の指定について

議案第三十四号 渋谷区高齢者在宅サービスセンターの指定管理者の指定について

議案第三十五号 渋谷区グループホームの指定管理者の指定について

 本委員会は、付託を受けた右議案を審査の結果、それぞれ原案を可決すべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   福祉保健委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 福祉保健委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま一括議題となりました三議案につきまして、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 初めに、議案第三十三号は、渋谷区第六特別養護老人ホーム(仮称)の指定管理者として社会福祉法人カメリア会を指定するため、次に、議案第三十四号は、渋谷区第六特別養護老人ホーム高齢者在宅サービスセンター(仮称)の指定管理者として社会福祉法人カメリア会を指定するため、そして議案第三十五号は、渋谷区第六特別養護老人ホーム認知症高齢者グループホーム(仮称)の指定管理者として社会福祉法人カメリア会を指定するため、提出されたものです。

 指定期間は、それぞれ平成三十年五月一日から平成三十五年三月三十一日までとなっております。

 審査の中で、反対の立場から、指定管理者制度による運営そのものに反対する。特別養護老人ホームの介護報酬が大幅に引き下げられ、施設運営は厳しさを増す状況となる中で、五年間の指定管理料は一切支払われないということであり、利用者へのサービス低下が懸念される等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、公募型プロポーザル方式による公募が行われ、選考過程の透明化を図る努力もされている。この法人については、人材確保体制や研修制度がすぐれ、介護予防への地域貢献に実績を持つという評価があり、区民への良質なサービスが提供されることを期待する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、それぞれ原案のとおり可決すべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、福祉保健委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第三十三から日程第三十五までを一括採決いたします。

 以上三件は、それぞれ原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、一括された議題はそれぞれ原案のとおり可決されました。

 この際、会議時間の延長をいたしておきます。

 議事進行上、暫時休憩をいたします。

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   休憩 午後四時四十一分

   再開 午後五時二分

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○議長(前田和茂) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 日程第三十六を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十六 消費税の増税中止を求める請願

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   総務区民委員会審査報告書

消費税の増税中止を求める請願

 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、不採択とすべきものと多数をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                    総務区民委員会委員長 下嶋倫朗

渋谷区議会議長 前田和茂殿

   意見 請願の趣旨に沿い難いため

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○議長(前田和茂) 総務区民委員長の報告を求めます。

 下嶋委員長。



◆三番(下嶋倫朗) ただいま議題となりました消費税の増税中止を求める請願につきまして、総務区民委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本請願は、渋谷区、消費税廃止渋谷各界連絡会代表者、河田光博さん外百二十五団体から提出されたものです。

 本請願の趣旨は、消費税の一〇%への引き上げ中止の意見書を国に提出することを求めるものです。

 審査の中で、反対の立場から、日本の社会保障制度の維持と充実のためには消費税の増税はやむを得ないものである。本請願には社会保障費の増大に対する財源確保の観点が抜けており、賛同できない等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、消費税の八%への増税により区民生活への影響はさらに深刻な状況になっている。増税中止は区民生活の中から出た切実な願いであり、採択すべきである等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、本請願を不採択とすべきものと多数をもって決定いたしました。

 以上、総務区民委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。

 事前に討論の通告がありますから、指名いたします。

 三十三番苫 孝二議員。



◆三十三番(苫孝二) 私は日本共産党渋谷区議団を代表して、ただいま議題となりました消費税の増税中止を求める請願の採択に賛成の立場から討論いたします。

 本請願は、消費税廃止各界連絡会代表者、河田光博さん外百二十五団体から提出されたものであります。

 請願の趣旨は、消費税八%への増税によって中小業者、働く労働者の困難は限界に達し、特に中小企業、小規模事業者の多くは円安による資材高騰に苦しみ、赤字でも身銭を切って納税を続けており、このまま消費税増税の負担がのしかかれば中小業者の税滞納は増加します。今、必要なことは、消費税一〇%への増税ではなく、消費購買力を高め、景気回復することです。そのため、消費税の一〇%への引き上げ中止の意見書を政府に提出してくださいというものであります。

 昨年四月に実施された消費税八%増税は、区民生活と区内業者に深刻な打撃を与えています。私たち区議団が行った暮らしと区政についてのアンケートでは、八七%の圧倒的多数の人が消費税八%増税で負担が重くなったと回答しています。実際、労働者の賃金は十九カ月連続マイナスの上に、物価は急上昇を続けています。最近賃上げのニュースが報道されていますが、上がったのは一部大企業の労働者の賃金であり、中小企業の労働者の賃金は上がらず、ほとんどの国民は、政府の「景気は回復基調にある」という評価に疑問を持っているのです。

 こうした中、安倍政権は二年後に、景気がどうなっていようと消費税を一〇%に引き上げようとしています。消費税一〇%増税を強行すれば、国民の暮らしはもとより、日本経済に深刻な打撃を与え、景気はどん底に落ちていきます。それは、消費税が三%から五%に引き上げられた結果、上向きかけた経済が失速し、デフレ状況が十数年も続いたことでも明らかです。まさに消費税増税には全く大義がないのです。

 政府与党は消費税増税について、社会保障のため、子育て支援などに使うと盛んに宣伝しています。しかし、政府がやっていることは、社会保障の柱である介護や医療制度の大改悪であり、年金や生活保護費のカットです。実際、政府の新年度予算案には、高齢者の医療費の引き上げ、入院給食費の大幅値上げ、介護報酬の削減の強行、年金支給額、生活保護費の削減などが盛り込まれているのです。まさに血も涙もなく社会保障の切り下げを手当たり次第にやろうとしており、これでどうして社会保障のためなどと言えるのでしょうか。

 その一方で、新年度予算は、軍事費は過去最高の約五兆円とし、また、大企業には一兆六千億円の法人税減税を行おうとしているのです。政府自民党や公明党は、消費税増税しか財源をつくる方法はないかのように宣伝しています。しかし、消費税をしなくても社会保障を充実し……

   〔「増税」の声あり〕



◆三十三番(苫孝二) しかし、消費税増税をしなくても社会保障を充実し、財政を立て直すことは十分できます。

 日本共産党は、二つの改革を提案しています。

 一つは、大企業や大資本家に応分の負担を求める税制改革です。所得が一億円程度を超えると税の負担率が中間所得層より下がっていく富裕層への所得税優遇制度を見直すとともに、株式配当譲渡所得への課税強化、中小企業への法人税率が二五%なのに大企業の法人税実質負担率が一四%と不平等なことなどを改めれば、約二十兆円の財源が生まれます。

 もう一つは、国民の所得を増やす経済改革です。

 大企業がため込んだ二百八十五兆円もの内部留保を労働者や社会に還元し、大幅賃上げと安定した雇用の拡大、中小企業に対する下請単価の適正化などを進め、消費購買力を増やせば税収も増えます。こうした改革を進めることこそ、今、政治が優先して取り組むべき本物の改革であります。

 本請願は、区民の置かれている厳しい生活と営業の現状に基づき、この苦境を打開するために提出されたものであります。渋谷区民の代表で構成される当区議会は、住民の切実な本請願を採択し、政府に対して意見書を提出すべきです。そのことを強く訴えて私の討論といたします。



○議長(前田和茂) 以上で通告による討論は終了いたしました。

 これをもって討論を終結します。

 これから日程第三十六を採決いたします。

 なお、委員長の報告は不採択であります。

 本件は採択することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は不採択とされました。

 日程第三十七を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十七 保育の必要なすべての子どもたちに良質な保育を保障するために認可保育所の増設を求める請願

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   文教委員会審査報告書

保育の必要なすべての子どもたちに良質な保育を保障するために認可保育所の増設を求める請願

 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、採択すべきものと委員長裁決をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                      文教委員会委員長 菅野 茂

渋谷区議会議長 前田和茂殿

   意見 請願の趣旨に沿うよう善処されたい

   措置 区長に送付するものとする

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○議長(前田和茂) 文教委員長の報告を求めます。

 菅野委員長。



◆三十四番(菅野茂) ただいま議題となりました、保育の必要なすべての子どもたちに良質な保育を保障するために認可保育所の増設を求める請願について、文教委員会の審査経過並びに結果を報告いたします。

 本請願は、渋谷区、公的保育・福祉を守る渋谷実行委員会事務局長、久保田宏一さん外六百六十一名から提出されたものです。

 本請願の趣旨は、保育の必要な全ての子どもたちに良質な保育を保障するために、認可保育所の増設を求めるものです。

 審査の中で、反対の立場から、優先すべき課題は、認可保育園に限らず、あらゆる保育形態を駆使して待機児童を解消することである。渋谷区は幅広い形で、待機児童解消のために、保育施設の整備または良質な保育を現在も確保している等の意見がありました。

 また、賛成の立場から、待機児童が増え続けている中、区の努力は評価するものの、一方で、良質で安定した施設の確保という意味では認可保育園の増設が求められている。本請願はそういった子育て世帯の声に応える形で提出されたものと受けとめ、賛成する等の意見がありました。

 本委員会は慎重審査の結果、本請願を採択すべきものと委員長裁決をもって決定いたしました。

 以上、文教委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 これから討論に入ります。

 事前に討論の通告がありますから、指名いたします。

 二十一番田中正也議員。



◆二十一番(田中正也) 私は日本共産党渋谷区議団を代表して、ただいま議題となりました保育の必要なすべての子どもたちに良質な保育を保障するために認可保育所の増設を求める請願について、賛成の立場で討論します。

 本請願は、保育の必要な全ての子どもに良質な保育を保障するために、区として認可保育園を増設してほしいとの趣旨で、公的保育・福祉を守る渋谷実行委員会事務局長、久保田宏一さん外六百六十一名の方から提出されたものです。

 賛成の理由は、質のよい保育を保障する認可保育園の増設は保護者や区民の切実な願いであり、区はこれに応える責務を負っているからです。

 認可保育園は児童福祉法に基づいて、子ども一人当たりの保育室の面積や保育従事者の保育資格、保育士の配置数など、保育を必要とする子どもを保育するために国が定めた基準を満たした保育園です。この基準は最低限のものであり、良質な保育を求める保護者や保育関係者の長年の運動で、都や区では国を上回る基準を設定し、保護者の願いに応えてきました。

 認可保育園では、ゼロ歳から五歳まで安定した保育が保障されています。保育士の処遇も保障され、安定して働き続けられることで、経験ある保育士から若い保育士へと経験が蓄積され、良質な保育を継続して保障することができます。また、介護士も配置され、障害児加算もあることから、困難を抱えた子どもも安心して預けることができます。だからこそ、渋谷区の実施した子ども・子育て支援事業計画策定のためのニーズ調査では、保護者の五六%以上が認可保育園での保育を求めているのです。

 実際、認証保育所では、保育士の資格要件も保育従事者の六割と認可基準を下回っており、区立保育室や認証保育所などの認可外保育所の多くが二歳・三歳児までしか受け入れられません。本区では三・四歳児の認可保育園の申し込み数が受け入れ数を上回っており、保護者は子どもが三・四歳になるときに、また保育園探しに走り回らなければならないのが現状です。認証保育所に子どもを預けているある保護者は、「認可保育園の入園を希望しても入れず、四歳になっても園庭もなく、乳児と一緒の部屋で遊ばせるのはかわいそう、何とか認可保育園に入れてほしい」と訴えておられました。

 今、子育て家庭の困難が広がり、子どもの貧困やDV、ネグレクトなどが社会問題となっています。子育て環境が悪化する中で、子どもの健やかな成長を育む区としての責任はますます重要です。児童福祉法第二十四条第一項は、保護者の申し込みがあれば、区は保育を必要とする子どもを保育所で保育する保育実施義務を負うことを明記しています。認可保育園を増設して、区の責任を果たすべきです。

 認可保育園に入れない子どもがあふれている中で、全ての保育を必要とする子どもに良質な保育を保障できる認可保育園を増やしてほしいという保護者の切実な願いに応え、本請願への御賛同をお願いいたしまして賛成討論とします。



○議長(前田和茂) 以上で通告による討論は終了いたしました。

 これをもって討論を終結します。

 これから日程第三十七を採決いたします。

 本件は採択することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者少数。

 よって、本件は不採択となりました。

 日程第三十八を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十八 医療・介護総合法、介護保険「改正」法の撤回を求める意見書を国に送付することを求める請願

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   福祉保健委員会審査報告書

医療・介護総合法、介護保険「改正」法の撤回を求める意見書を国に送付することを求める請願

 本委員会は、付託を受けた右請願を審査の結果、その一部を採択すべきものと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                   福祉保健委員会委員長 新保久美子

渋谷区議会議長 前田和茂殿

   意見 意見書を関係行政庁に送付する

   措置 いずれにも送付しないものとする

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○議長(前田和茂) 福祉保健委員長の報告を求めます。

 新保委員長。



◆二十三番(新保久美子) ただいま議題となりました受理番号第三十三号 医療・介護総合法、介護保険「改正」法の撤回を求める意見書を国に送付することを求める請願について、福祉保健委員会の審査経過並びに結果を御報告いたします。

 本請願は、渋谷区、渋谷社会保障推進協議会代表者、福井典子さん外五十二団体から提出されたものです。

 本請願の項目は、第一項、医療・介護総合法を廃止すること、第二項、要支援者に対する介護予防給付を継続し、充実させること、第三項、介護保険サービスの利用者負担を増やさないこと、第四項、施設入所者の対象から要介護一、二の人を外さないこと、第五項、介護保険財政に対する国の負担を大幅に増やすことであります。

 審査の中で、第一項については、反対の立場から、医療・介護総合法は予定どおり施行し、廃止すべきではない等の意見がありました。また、賛成の立場から、医療・介護総合法はサービスを低下させるものであり、廃止すべきである等の意見がありました。

 次に、第二、第三、第四、第五項については、新しい制度の運用が始まるに当たり、自治体として区民への必要なサービスを保障していくために、国に対して速やかに意見書を提出するべきである等の意見がありました。

 委員会として、第一項と、第二項から第五項を別々に採決を行い、第一項については賛成少数で不採択とし、第二項から第五項の部分は全員一致により採択となりました。

 よって、本委員会は慎重審査の結果、一部採択すべきものと全員一致をもって決定いたしました。

 以上、福祉保健委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第三十八を採決いたします。

 なお、委員長の報告は一部採択であります。

 本件は一部採択することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は一部採択とされました。

 日程第三十九を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第三十九 介護保険制度の見直しに係る意見書

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○議長(前田和茂) 提案理由の説明を求めます。

 二十三番新保久美子議員。



◆二十三番(新保久美子) ただいま議題となりました介護保険制度の見直しに係る意見書の提案理由を説明させていただきます。

 本件は、平成二十七年度からの介護保険制度改正に当たり、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けられるよう、充実した医療・介護提供体制を実現するため意見書を提出しようとするものであります。

 意見書案の朗読をもって提案理由の説明にかえさせていただきます。

 介護保険制度の見直しに係る意見書(案)。

 平成二十七年度の介護保険制度改正で、要支援者に対する訪問介護、通所介護を区市町村の地域支援事業へ移行することや、特別養護老人ホームへの入所者の重点化、介護報酬の見直し等が実施される。

 超高齢化社会を迎える我が国にとって、介護保険制度は、高齢者が地域で安心して生活を維持するために不可欠な制度であり、その役割はますます大きくなっている。住み慣れた地域で最期まで安心して暮らし続けられるよう、国は責任をもって、医療・介護提供体制を実現すべきである。

 よって、渋谷区議会は、国会及び政府に対し、次の事項について適切な措置を講じられるよう強く要望する。

 一、高齢者が地域で安心して暮らせる地域包括ケアシステムを構築するために、地域支援事業の充実や地域包括支援センターの機能拡充等が必要となるが、自治体の財政負担が過重とならないよう、国において、十分な財源措置を行うこと。

 二、特別養護老人ホームへの新規入所は、軽度の要介護者についても、個々の事情や地域の特性に応じ、必要な人が入所できるような制度を継続すること。

 三、介護サービスを適切に提供していくためには、介護従事者等の福祉人材の確保、育成が必須である。このたび介護報酬が九年ぶりに引き下げられることとなったが、このことが地域包括ケアシステム構築を妨げる要因となってはならない。したがって、国においては、慢性的な介護人材不足を解消するとともに、適切な人材の確保やサービスの質の向上に向け、総合的な対策の実施及び財政支援を行うこと。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出する。

 なお、提案者は佐藤真理議員、長谷部 健議員、笹本由紀子議員、栗谷順彦議員、岡田麻理議員、五十嵐千代子議員、芦沢一明議員と私、新保久美子の福祉保健委員会所属の議員であります。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、財務大臣、厚生労働大臣であります。

 何とぞ御賛同いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第三十九を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は原案のとおり決定されました。

 日程第四十を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十 ヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書

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○議長(前田和茂) 提案理由の説明を求めます。

 二十六番木村正義議員。



◆二十六番(木村正義) ただいま議題となりましたヘイトスピーチ対策について法整備を含む強化策を求める意見書の提案理由を説明させていただきます。

 意見書の案文はお手元に御配付してありますので、要点のみ説明し、提案理由にかえさせていただきます。

 近年、一部の国や民族あるいは特定の国籍の外国人を排斥する差別的言動が社会的関心を集めている。昨年、国際連合自由権規約委員会は日本に対し、このような差別的な言動に対処する措置をとるべきとの勧告がなされました。ヘイトスピーチを放置することは、国際社会に対して信頼を失うことにもなりかねません。よって、渋谷区議会は、国会及び政府において、表現の自由に十分配慮しつつもヘイトスピーチ対策について、法整備を含む強化策を速やかに検討し、実施することを強く求めるものです。

 以上、地方自治法第九十九条の規定により意見書を提出するものであります。

 なお、提案者は薬丸義人議員、栗谷順彦議員、五十嵐千代子議員、芦沢一明議員と私、木村正義の五名の議員であります。

 提出先は、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、法務大臣宛であります。

 何とぞ御賛同をいただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第四十を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者総員。

 よって、本件は原案のとおり決定されました。

 日程第四十一を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十一 議員提出議案第十三号 渋谷区議会会議規則の一部を改正する規則

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○議長(前田和茂) 提案理由の説明を求めます。

 二十六番木村正義議員。



◆二十六番(木村正義) ただいま議題となりました議員提出議案第十三号 渋谷区議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由の説明をいたします。

 本案は、議会活動の範囲の明確化を目的に協議または調整を行うための場を規定するため、会議規則の一部を改正しようとするものであります。

 なお、提案者は薬丸義人議員、栗谷順彦議員、五十嵐千代子議員、芦沢一明議員と私、木村正義の五名の議員であります。

 どうぞ提案どおり御議決いただきますようお願い申し上げ、提案理由の説明とさせていただきます。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は委員会付託を省略することに決定いたしました。

 これから討論に入ります。

 事前に討論の通告がありますから、指名いたします。

 十一番笹本由紀子議員。



◆十一番(笹本由紀子) 議員提出議案第十三号 渋谷区議会会議規則の一部を改正する規則に反対の立場で討論を行います。

 この議案は、会議規則の中に、議会活動の範囲の明確化を目的に協議または調整を行うための場を規定しようというもので、この別表には幹事長会と各派代表者会の構成員に無所属議員を含めるというものを、新たに章立てを一つ挿入してまで導入しようとするものです。

 提案者は三人以上の全ての会派の幹事長であり、さらに無所属渋谷の二名、無所属議員一名が賛成したため、本日ここに至ったと伺っております。

 今まで非公式、非公開である幹事長会が、法的根拠がないのになぜか渋谷区議会では大きな権力を持っていたことが、そもそも問題なのです。この議案の問題点を二つ指摘させていただきます。

 まず一つ目です。

 幹事長会規約第一条には、各会派間の連絡調整及び議員全体に関する事項並びに議長が必要とする事項等について協議するため、幹事長会を置くとあります。しかしながら、同じ機能を持たせるのは委員会条例にある議会運営委員会でよく、改正の必要はないと考えます。

 これまでの幹事長会では、事前に知らされていなかった議題が突如話し合われたり、発言を求めても発言の機会が与えられないことも多くありました。エピソードは枚挙にいとまがありませんが、一言で言えば、無所属議員が人間扱いされていない発言も見受けられましたし、議員扱いされていない場面もありました。このようなやり方は法のもとの平等ではない上、今回この規則を多数で可決すれば、まさに法のもとの平等はないということを決定づけるようなものであります。

 討論の制限をしようとするのも幹事長会主導であり、決まったことに必ず従えというのは強要だと言えるでしょう。

 二つ目の指摘は、この議案が平成二十七年五月一日施行であることです。

 来月、四月二十六日の選挙で選ばれた次の議会を拘束するものです。選挙で新しい人が議員になるのですから、新しい人たちに決めさせればよいことです。四年間の集大成として、今この議場で、私ともう一人の無所属議員を除く全ての議員たちが一緒になって手を組んで新たな規則を決めるなど、私たち二人が受けたような有無を言わさぬやり方を振り返れば、決して議会制民主主義の進展に資するものではないでしょう。なぜ残りの任期がたった一カ月の者が次に選ばれる議員をも縛ろうとするのか、ずうずうしいにもほどがあるというものであります。

 よって、本議案に反対といたします。



○議長(前田和茂) 以上で通告による討論は終了いたしました。

 これをもって討論を終結します。

 これから日程第四十一を採決いたします。

 本件は原案のとおり決定することに賛成の方は御起立願います。

   〔賛成者起立〕



○議長(前田和茂) 起立者多数。

 よって、本件は原案のとおり可決されました。

 議事進行上、日程第四十二及び日程第四十三を一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十二 自治権拡充・地方分権に関する調査並びに対策の件



△日程第四十三 清掃工場・清掃事業の地域処理体制に関する調査並びに対策の件

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   自治権確立特別委員会調査報告書

自治権拡充・地方分権に関する調査並びに対策の件

清掃工場・清掃事業の地域処理体制に関する調査並びに対策の件

 本委員会は付託を受けた右の件について、別紙の理由により、それぞれ調査を打ち切ることと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                 自治権確立特別委員会委員長 斎藤竜一

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 自治権確立特別委員長の報告を求めます。

 斎藤委員長。



◆一番(斎藤竜一) ただいま一括議題となりました自治権拡充・地方分権に関する調査並びに対策の件及び清掃工場・清掃事業の地域処理体制に関する調査並びに対策の件につきまして、自治権確立特別委員会の調査経過並びに結果について御報告させていただきます。

 本特別委員会は、平成二十三年第二回定例会において設置され、この二付議事件について鋭意調査を行い、諸課題に取り組んでまいりました。この間の経緯等につきましては、お手元に御配付の報告書のとおりでございますので、省かせていただきます。

 都区制度改革は、いまだ都区の事務配分や都区財政調整制度等の課題が残されたままであり、なお一層の調査、対策が求められていると思料するところであります。さらに、特別区が共同で行っている事業の今後の動向調査や、国のまち・ひと・しごと創生会議で議論されている地方創生などにより新たに生じる課題等についても、調査、対策を行うべきと考えております。

 渋谷清掃工場につきましては、排ガス等の計測結果が全て各種法規制値、自己規制値を下回っており、安定稼働しております。今後も引き続き清掃事業の安全・安定的な運営を目指していく必要があります。

 これらの課題については、なお一層の調査、対策が求められていると考えますが、今議会が議員の任期の満了する最終の定例会となることから、残された課題や新たに生じる課題については引き続き調査、対策を講じられるようここに希求し、これをもって本特別委員会は、付託された事件の調査並びに対策の件をそれぞれ打ち切ることに、全員一致をもって決定いたしました。

 最後に、当委員会活動に積極的に御協力いただきました議員の皆様に深く感謝申し上げまして、自治権確立特別委員会の報告とさせていただきます。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第四十二及び日程第四十三を一括採決いたします。

 以上二件はそれぞれ調査を打ち切ることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、一括された議題は、それぞれ調査を打ち切ることと決定されました。

 これをもって自治権確立特別委員会は任務を終了いたしましたので、解消いたします。

 委員の方々には、長期間まことに御苦労さまでございました。

 議事進行上、日程第四十四及び日程第四十五を一括議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十四 区内の交通問題に関する調査並びに対策の件



△日程第四十五 公有地問題に関する調査並びに対策の件

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   交通・公有地問題特別委員会調査報告書

区内の交通問題に関する調査並びに対策の件

公有地問題に関する調査並びに対策の件

 本委員会は付託を受けた右の件について、別紙の理由により、それぞれ調査を打ち切ることと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

              交通・公有地問題特別委員会委員長 苫 孝二

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 交通・公有地問題特別委員長の報告を求めます。

 苫委員長。



◆三十三番(苫孝二) ただいま一括議題となりました付議事件二件につきまして、交通・公有地問題特別委員会の調査経過並びに結果を御報告いたします。

 本委員会は、平成二十三年の第二回定例会、六月七日の本会議において十六人の構成員で設置され、区内の交通問題に関する調査並びに対策の件、公有地問題に関する調査並びに対策の件が付議されました。途中、正副委員長、委員の交代、委員定数八人の変更もありましたが、継続してこれらの二点の付議事件について調査してきたところであります。

 この間における付議事件についての取り組みの詳細につきましては、既に皆様のお手元に御配付させていただきました別紙交通・公有地問題特別委員会調査報告書をごらんいただきたいと思います。

 付託されました付議事件につきましては多くの課題が残っており、今後とも引き続いて一層の調査並びに対策を要するものと思料いたします。しかし、議員の任期満了に伴い、本交通・公有地問題特別委員会では、付議された事件の調査並びに対策の件を打ち切ることを、全員一致をもって決定いたしました。

 最後に、この間、本委員会の活動に御協力いただきました議員各位と関係者の皆様にお礼を申し上げ、交通・公有地問題特別委員会の報告とさせていただきます。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第四十四及び日程第四十五を一括採決いたします。

 以上二件はそれぞれ調査を打ち切ることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、一括された議題はそれぞれ調査を打ち切ることと決定されました。

 これをもって交通・公有地問題特別委員会は任務を終了いたしましたので、解消いたします。

 委員の方々には、長期間まことに御苦労さまでございました。

 日程第四十六を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十六 庁舎のあり方に関する調査並びに対策の件

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   庁舎問題特別委員会調査報告書

庁舎のあり方に関する調査並びに対策の件

 本委員会は付託を受けた右の件について、別紙の理由により、調査を打ち切ることと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

                  庁舎問題特別委員会委員長 丸山高司

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 庁舎問題特別委員長の報告を求めます。

 丸山委員長。



◆二十五番(丸山高司) ただいま議題となりました庁舎のあり方に関する調査並びに対策の件につきまして、庁舎問題特別委員会の調査経過並びに結果を御報告させていただきます。

 本委員会は、平成二十五年第一回臨時会において設置され、本付議事件について鋭意調査を行い、諸課題に取り組んでまいりました。その間の経緯等につきましては、お手元に御配付の報告書のとおりでございますので、省かせていただきます。

 来るべく大地震に備え、災害時の活動拠点ともなる庁舎について安全性、耐震性を確保することは、喫緊の重要課題であります。庁舎建替えは区政の一大事業でありますが、諸課題を整理しながら迅速に対応していかなければなりません。今後も事業完結に向け、区民に対する説明責任を果たしながら推進していくことが必要であると考えます。

 新総合庁舎等整備事業はまだ道半ばであり、庁舎のあり方についてなお一層の調査、対策を要するものと思料いたします。しかしながら、今議会が議員の任期の満了する最終の定例会となることから、本特別委員会では、付託された事件の調査並びに対策の件について打ち切ることを、全員一致をもって決定いたしました。

 最後に、当委員会活動に積極的に御協力をいただきました議員の皆様に深く感謝を申し上げまして、庁舎問題特別委員会の報告とさせていただきます。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第四十六を採決いたします。

 本件は調査を打ち切ることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は調査を打ち切ることと決定されました。

 これをもって庁舎問題特別委員会は任務を終了いたしましたので、解消いたします。

 委員の方々には、長期間まことに御苦労さまでございました。

 日程第四十七を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十七 第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会に関する調査並びに対策の件

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○議長(前田和茂) 委員会の報告書を事務局次長に朗読させます。

   〔藤田次長朗読〕

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   五輪・パラリンピック対策特別委員会調査報告書

第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会に関する調査並びに対策の件

 本委員会は付託を受けた右の件について、別紙の理由により、調査を打ち切ることと全員一致をもって決定した。

 右報告する。

   平成二十七年三月二十六日

          五輪・パラリンピック対策特別委員会委員長 伊藤毅志

渋谷区議会議長 前田和茂殿

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○議長(前田和茂) 五輪・パラリンピック対策特別委員長の報告を求めます。

 伊藤委員長。



◆八番(伊藤毅志) ただいま議題となりました第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会に関する調査並びに対策の件につきまして、五輪・パラリンピック対策特別委員会の調査経過並びに結果を報告いたします。

 本特別委員会は、平成二十五年九月のIOCでの二〇二〇年東京大会の開催決定を受けて、平成二十六年第一回定例会において設置され、第三十二回オリンピック競技大会及び第十六回パラリンピック競技大会に関する調査並びに対策の件を付議事件として活動を開始しました。

 その後、新国立競技場建設計画について、パラリンピックについて、オリンピック教育についてなどを調査、対策を行う一方、渋谷くみんの広場に委員会のブースを出展して、機運の醸成活動やオリンピアンを招いての講演会活動など、この一年間、積極的、精力的に活動してまいりました。

 しかしながら、二〇二〇年の東京大会を成功に導き、これを機に渋谷区がより一層発展を遂げるためには、いまだ多くの課題が残されており、今後の約五年間、なお一層の調査、対策が求められていると思料するところであります。

 大変遺憾ながら今議会が議員任期の満了する最終の定例会となることから、新しく構成される議会が残された課題について引き続き調査、対策を講じられるよう切に希求し、これをもって本特別委員会は付託された付議事件を打ち切ることと、全員一致をもって決定いたしました。

 最後に、当委員会活動に御理解、御協力を賜りました議員の皆様を初め、その他関係者の皆様に深く感謝を申し上げまして、五輪・パラリンピック対策特別委員会の報告といたします。



○議長(前田和茂) これから質疑に入ります。質疑はありませんか。質疑なしと認めます。

 本件については討論の通告がありませんでした。

 これから日程第四十七を採決いたします。

 本件は調査を打ち切ることに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、本件は調査を打ち切ることと決定されました。

 これをもって五輪・パラリンピック対策特別委員会は任務を終了いたしましたので、解消いたします。

 委員の方々には御苦労さまでございました。

 日程第四十八を議題に供します。

   〔藤田次長朗読〕

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△日程第四十八 閉会中の審査及び調査事件について

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○議長(前田和茂) お手元に御配付いたしました議案継続審査件名表並びに特定事件継続調査事項表に記載のあります各件については、それぞれ所管の委員長から、さらに審査並びに調査を要するとの申し出がありましたから、閉会中も審査並びに調査を続行するよう付託することに御異議ありませんか。

   〔「異議なし」の声あり〕



○議長(前田和茂) 御異議ないと認めます。

 よって、さよう決定されました。

 この際、私ども議員の任期中として最終の会議であります関係上、議員三人の方々より特に発言の通告がありますので、順次これを許可いたします。

 なお、傍聴人に申し上げます。

 本会議場での拍手は禁止されているところでございますが、この三人の挨拶に関しましては、議場の整理権を持つ本職の権限により拍手を許可させていただきます。

 なお、議員各位、理事者の皆様、行政委員の皆様、傍聴人の皆様、分け隔てない拍手をお願いいたします。

 十四番松岡定俊議員。



◆十四番(松岡定俊) お疲れのところ大変貴重なお時間を頂戴いたしまして、ありがとうございます。

 勇退に当たりまして、一言皆様に御挨拶を申し上げます。

 私、平成十一年に議員に初当選いたしまして、入った委員会は福祉保健委員会でございました。ちょうどその当時、ケアコミュニティ・せせらぎが建設中で、そしてまた、翌年にたしか介護保険条例が制定されました。そうした中で、もう右も左もわからぬ中、福祉保健に入って、そうした政策的なもの、一番議員として勉強したのはそのときじゃないのかなと、今から振り返ってみますと思います。

 考えますと、その間、四期の間ですが、特養ホームの整備や、そしてまた保育所の整備、そしてまた様々な、美竹の丘、そしてまた大和田、いろいろな施設整備が行われてまいりました。その都度、喫緊の課題についてしっかりと議論し、そうした政策を進めてきたことを、大変懐かしく思い出す次第でございます。

 今後は私、一区民として区政の進展のためにできるだけの努力をさせていただきながら、また、今後の未来を、皆様の御活動をしっかり見守ってまいりたいと思います。

 まずは桑原区長を初め、理事者の皆様、そして議員の皆様には大変お世話になりました。そして区議会事務局の皆様にも非常に、見識のない私のような者を議長時代、支えていただきました事務局の皆様には感謝を申し上げる次第でございます。

 いよいよ来月、最大の試練でもあります大きなイベントがございます。どうか皆様しっかりと、このまた議場に帰ってきていただきたいと思います。御検討をお祈りいたしまして、私の最後の御挨拶といたします。

 本当にありがとうございました。お世話になりました。



○議長(前田和茂) 二十三番新保久美子議員。



◆二十三番(新保久美子) 本会議の貴重な時間をいただきまして、ありがとうございます。

 今期をもって区議会議員を退任するに当たりまして、御挨拶を申し上げます。

 私は二十年前、区議会議員選挙に当たっての決意は、保育士としての経験を生かし、子どもたちの幸せ、区民に温かい区政をつくりたいという願いでした。一九九五年四月から五期二十年にわたって、区議会議員として務めさせていただきました。この間、御支援いただいた皆さんに心からの感謝を申し上げます。

 この二十年間に、小中学校の統廃合や区立保育園の廃園などがあり、子どもたちの保育、教育環境をめぐって心が痛みました。その一方、お母さんたちの長年にわたる運動が実って、二〇〇六年四月に子どもの医療費無料化が中学三年生まで実現したときは、本当によかったと感慨いっぱいでした。また、私が議員になって二年目から、共産党議員団として予算修正案を提出させていただき、以来十八年間、区民の切実な要望の実現に力を尽くしてきたのも一つの思い出です。

 改めて議員活動を振り返りますと、これまで議員の皆さんに、至らない点も多々ありましたけれど、同僚議員の皆さんの御協力、そして叱咤激励のもと、無事に二十年の議員としての仕事を全うできたことを心から感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

 最後になりましたけれど、議会事務局の職員の皆さん、理事者の皆さんに心からの感謝を申し上げます。

 皆様の御健勝を心からお祈りし、退任に当たっての御挨拶とさせていただきます。本当にありがとうございました。



○議長(前田和茂) 二十八番広瀬 誠議員。



◆二十八番(広瀬誠) 神聖な議場におきまして勇退の挨拶をさせていただく栄誉を、心から感謝をいたします。

 私は平成三年、一九九一年に渋谷区の区議会議員に挑戦をし、初当選をさせていただきました。自来この四月でちょうど二十四年と相なります。

 私は、一番最初に渋谷区議会にお送りいただいたときに、六月の代表質問で、渋谷区の定住人口が減少する状況を憂えまして、家賃補助制度の創設を提案をさせていただいた者の一人でございます。早速その年のうちに、区行政当局は家賃補助制度の導入を御決定をいただきました。大変、渋谷から転出をしてしまう多くの方たちを少しでも踏みとどめたいという思いで提案をさせていただいた者の一人でございます。

 以来、その当時は天野房三区長さんでした。天野房三区長さん、そして小倉 基区長さん、そして現桑原区長さんと、三代の区長とともに仕事をさせていただきました。わけても桑原敏武区長には、三期にわたって私の提案、また私どもの会派の様々な要望にかかわってしっかりと真摯にお受けとめいただき、そして、実現に向けてこれほど御努力をいただいた区長はいらっしゃらないと私は思っております。その感謝の思いを胸に、私は勇退をいたします。

 桑原区長、そして行政当局の副区長、部長、そして課長、全職員の皆様、本当にありがとうございました。また、教育委員会を初めとする教育委員長、そして監査委員事務局、そしてあわせて選挙管理委員会、また議会事務局の皆様には、様々行政視察の折々にお誘いをいただきました。本当に至らない立場でございましたが、私は私なりに自分の信念を貫きました。

 そして、今、私のここには、同期、同僚で昨年の公明党結党五十周年の日に他界をいたしました植野 修議員の写真がございます。この写真は私どもが現職になったばかりのときに、薬害キャンペーンの「ダメ。ゼッタイ。」の車の前で、これを各それぞれの講演やら様々な地域に引っ張り込んで、厚生労働省のこのキャンペーンカーを、是非これをみんなに見ていただこうということでやった記憶がございまして、そのとき二人で写真を撮りました。そのプリクラで撮った写真が、実は私の財布に張ってございます。知勇兼備の植野 修議員と、私は凡愚の立場でしたが、二人でしっかりと友情を確かめ合って今日までやらせていただきました。

 私は、何よりも大事なのは友情であると思っています。そして、良識ある渋谷の議会の一員として名誉を全うさせていただけたことに、同期、同僚の植野 修にかわりまして古川議員、そして栗谷議員、沢島議員、久永議員、そして私の後に続く新人の方たちお二人、引き続きこの四月、大変厳しい厳しい統一地方選挙をお迎えになると思いますが、私も尽力をさせていただきます。是非勝って皆様方の前にまた立っていただきたいと思います。

 私は、植野 修議員の奥さんに今朝ほど電話をいたしました。植野から言われている言葉を皆さんに御紹介していいかどうか。是非御紹介してくださいと植野さんの奥さんから言われました。植野から言われておりました言葉は、「さわやかに、潔く身を引こう」こういうふうに言われました。

 私は引き続き、一区民として皆様方の様々な御意見や御要望、そして皆様方のこれからの働きを監視をさせていただく立場と相なりますが、どうか渋谷区議会の議員の皆様方にあっては、節度ある、そして良識ある対応を皆様方が貫いていただきますことを心から、心からお願いを申し上げまして、退任の挨拶とさせていただきます。

 長きにわたりまして大変にありがとうございました。



○議長(前田和茂) 以上で御勇退されます議員三人の発言を終わらせていただきますが、ただいま広瀬議員の挨拶の中にもありましたように、六期二十四年に五カ月が足りませんでしたが、同じ勇退議員として植野 修議員を含めた四人の皆様方、本当に長い間ありがとうございました。私より感謝を申し上げさせていただきます。

 区長から発言の通告がありますから、これを許可いたします。

 桑原区長。



◎区長(桑原敏武) このたびの定例会には、平成二十七年度当初予算案を初め多くの重要議案につきまして御審議をお願いしましたところ、提案どおり御議決をいただきましてまことにありがとうございました。

 とりわけ、今回御議決をいただきました渋谷区男女平等及び多様性を尊重する社会を推進する条例は、広くマスコミの注目するところとなり、区民のみならず、区の内外からも賛否の意見が寄せられました。また、国政に対しても人権上の課題として一石を投じ、新たに歴史的な一ページを開くものとなりました。

 今、性的少数者の方々は、長く社会から阻害されており、人の目の届かぬところで多くは孤独に生きています。そのため、性的マイノリティーの方々は教育現場や職場、さらに社会において人知れず苦しみ、親にすらあるがままの自己を表現することができない状況にございます。社会の温かい手もなく、異端視、否定、嫌悪の対象とされ、未来に自己の展望を描くこともできず、自殺さえも考えたと、性マイノリティーの方々は発言されています。しかも、この状況は一部の方のみの問題でなく、広く社会に隠された問題でございます。

 渋谷区は法のもとの平等をうたった憲法のもと、人の意識を変え、社会環境の改善が必要です。ここにこの性マイノリティーの問題に対し、勇気を持って重い扉を開くことを試みるものであります。すなわち区民、事業者ともども、性マイノリティーに温かい手を差し伸べ、全ての区民に希望ある人生となるよう肯定的なメッセージを発信する仕組みづくりを行おうとするものであります。

 また、パートナーシップ証明も、少数者を支援する仕組みとして有効に活用し、社会の一員としてひとしく活動し、個性の発揮できる社会とするものでございます。そのため、本区は今後、相談窓口を開設するとともに、講演等、広く啓発活動に努め、あるいはパートナーシップ証明については、区民、事業者の協力を得るために最大限の努力をしてまいる所存でございます。

 なお、本日の会議が、特別の事情のない限りこの議会構成によります区議会の最終日となるところでございまして、この機会をかり、一言申し上げたいと存じます。

 顧みますと、議員各位は平成二十三年、東日本大震災の年に議席を得られて以来、今日まで議会活動に御尽力をされ、数多くの案件審議に御意見を賜り、区政進展に寄与されたところでございます。その中で、区政の最大の懸案は、首都直下地震の切迫する中、区役所庁舎の建替えがあります。現庁舎は建設から五十年が経過し、その間、耐震強化の対応の後も急速に劣化が進んでいます。区政の中枢機能を確保し、災害から住民の生命と財産を確保することは緊急の課題でございます。

 今回、建設に当たっては、敷地の一部に定期借地権を設定するという他の自治体では例がない手法を採用いたしましたが、この事業は同時に定住人口及び税収確保に貢献するという、将来の区政にも意義をあわせ持つ重要な議案であります。今回、議決いただきましたことに心からお礼を申し上げたいと存じます。

 なお、阪神・淡路大震災、東日本大震災を通じて我々の得た教訓は、国の防災会議が指摘するとおり、人と人とのつながりを回復することであり、それが災害対策として大きな役割を果たすという指摘であり、自助、共助のまちの強調でございました。その意味において、本区は自主防災訓練を深め、安全・安心なまちとするため、さらなる自主防災活動の発展を期待してまいりたいと存じます。

 翻って、平成二十四年度に区制施行八十周年を迎えましたが、その歴史をひもとくとき、初代渋谷区長の岸本千秋氏の見識の高さがあります。岸本区長は、「郷土の歴史・変遷を尋ね、人文発達の跡を究めることが愛郷の精神と公共奉仕の心を呼び起こし、渋谷の進歩するところ大なり」と語られており、共感を覚えるところでございます。昭和初期に学童健康相談所や学校栄養職調理師を設けられ、さらに尋常夜学校を小学校に併設されるなど、今日にも通用する区政だと思います。常に中長期的視点に立って区政の推進に努められたと思うものでございます。

 翻って、本区においては高齢者福祉施策として、現在、認知症患者や独居高齢者のためのセーフティーネット、見守りサポート事業の充実を図り、また、旧本町小学校跡地に特別養護老人ホームやグループホーム等の施設の整備を進めているところでございます。

 また、少子化対策につきましては、十年後をピークに人口減少に転ずることが想定され、待機児童の解消は喫緊の課題でございます。保育園やこども園の整備を進め、産みやすく、育てやすく、働きやすい子育て環境の整備が重要でございます。本年は合計特殊出生率が初めて一を超えましたが、さらに国の地方創生事業を活用して出生率の向上を図らねばならないと考えております。

 結びに、話が長くなりましたが、今期をもって御勇退をされます松岡定俊区議会議員、広瀬 誠区議会議員、新保久美子区議会議員には、それぞれ区政を愛され、献身的に情熱を持って区政に取り組まれました。深甚なる敬意と感謝の意を表する次第でございます。御健勝でさらなる御活躍を心からお祈りを申し上げたいと存じます。

 なお、私も渋谷区の区長として三期十二年という期間、職責に全力を傾け、今期をもって退任いたします。これまでの御協力、御支援いただきました区議会議員の皆様、そしてまた区民各位の皆様方に厚くお礼を申し上げたいと存じます。

 常に区民の視点に立って、区民生活の中から施策を発信することでありました。持続可能な施策をつくっていくことでありました。これからも安全・安心なまち、住み続けられる渋谷を承継、発展されることを心から祈願をしたいと存じます。

 他方、統一地方選挙に立候補される区議会議員の皆様方に対しては、必ずやはえある御栄冠を得られるよう心から御祈念申し上げ、挨拶とさせていただきます。

 ありがとうございました。



○議長(前田和茂) 最終の本会議に当たりまして、本職よりも御挨拶を申し上げたいと思います。

 今回が私どもの任期最後の定例会となりました。この四年間、私は議長を務めさせていただき、本日が最後の定例会となりましたこと、少し気持ちの中で安堵しております。

 ただ、まだまだ区政課題の問題、そして議会運営の諸問題、これも残されたものがあります。是非、来期に向かってしっかりと頑張っていきたいと。私、来期の統一地方選挙に臨むに当たり、御心配と御迷惑を大変おかけしましたけれども、選挙にちゃんと出させていただきましてしっかりと勝ち上がり、来期もここで働かせていただきたいと思いますので、是非良識ある議員の皆様も、五月にまたここでお会いして、ともに働かせていただければと思います。

 結びとなりますが、この四年間、私を支えていただきました栗谷順彦元副議長、そして植野 修前副議長、そして現在の沢島副議長には大変お世話になったことを感謝を申し上げます。

 また、四年間、事務局長として全て支えていただきました久保田事務局長を初め、事務局の皆様方に感謝を申し上げ、私の挨拶とさせていただきます。

 どうもありがとうございました。

 本日の日程は全部終了いたしました。

 これをもって本日の会議を閉じ、平成二十七年第一回渋谷区議会定例会を閉会いたします。

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   閉議・閉会 午後六時十八分

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右会議の経過を記載し、その相違ないことを認め署名する。

渋谷区議会議長   前田和茂

渋谷区議会議員   古川斗記男

渋谷区議会議員   岡田麻理