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東京都 世田谷区

平成17年  9月 公共交通機関対策等特別委員会−09月06日-01号




平成17年 9月 公共交通機関対策等特別委員会
世田谷区議会公共交通機関対策等特別委員会会議録第四号
平成十七年九月六日(火曜日)
 場  所 第五委員会室
 出席委員(十二名)
   委員長         長谷川義樹
   副委員長        あべ力也
               石塚一信
               宍戸教男
               菅沼つとむ
               平山八郎
               板井 斎
               佐藤弘人
               竹村津絵
               富永早苗
               岸 武志
               木下泰之
 事務局職員
   議事担当係長      岡本守広
   調査係主任主事     越智則之
 出席説明員
  都市整備部
   部長          株木孝男
   交通企画課長      草野智文
  道路整備部
   部長          板垣正幸
   道路計画課長      青山雅夫
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
 1.報告事項
  (1) エイトライナー促進協議会第十二回総会の開催結果について
  (2) 祖師谷・成城地域循環ミニバスの取り組み経過について
  (3) 東急田園都市線三軒茶屋駅における駅改良計画について
  (4) PI外環沿線会議(第七〜十三回)について
  (5) その他
 2.協議事項
  (1) 次回委員会の開催について
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
    午前九時五十九分開議
○長谷川義樹 委員長 ただいまから公共交通機関対策等特別委員会を開会いたします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○長谷川義樹 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行います。
 それでは、報告事項に入ります。
 まず、(1)エイトライナー促進協議会第十二回総会の開催結果について、理事者側の説明をお願いします。
◎草野 交通企画課長 それでは、エイトライナー促進協議会第十二回総会の開催結果についてご報告をいたします。
 お手元に資料がございます。資料につきましては、A4判の一枚物、それから、別冊になっておりますが、「区部周辺部環状公共交通に関する調査報告」という冊子がございます。以上二つの資料をもちましてご報告させていただきます。
 A4の一枚物をごらんください。エイトライナー促進協議会第十二回総会でございますけれども、標記のとおり開催いたしました。
 開催日時でございますけれども、平成十七年七月二十八日火曜日、午後二時五十分からでございます。
 開催場所につきましては、練馬区役所で行っております。
 主な内容でございますけれども、まず、エイトライナー促進協議会副会長の大田区長よりごあいさつをいただいております。引き続きまして、総会開催区区長、練馬区長よりもごあいさつをいただいております。
 議事の内容でございますけれども、事業計画など五件につきまして議案を提案いたしまして、議決を受けております。この中で例年と違っております内容につきましては、二段目にございますけれども、「中長期活動方針及びスケジュールの検討に着手する」ということで、促進協議会の中長期活動方針につきまして再構築を図るということで、検討に着手する旨を決定しております。
 三点目としまして、調査報告、平成十六年度の区部周辺部環状公共交通に関する調査の報告がされております。これは後ほど別冊でご説明いたします。
 四点目としまして、講演が行われておりまして、東京工業大学の屋井教授によります「大都市における新線建設の構想と今後の展望」という講演をいただいております。
 その他としまして、総会に先立ちまして、理事会が開催されております。
 以上が総会の内容でございます。
 それから、別冊の調査報告についてご説明をさせていただきますので、ごらんください。調査報告につきましては、A4判の両面コピー一一ページほどの内容でございます。
 まず、調査報告でございますけれども、本調査報告は、平成十五年、十六年度の二カ年度にわたりまして、地上系の調査を行ったもののうちの平成十六年度の調査報告でございます。
 一ページおめくりいただきますと、目次がございます。
 報告書の構成でございますけれども、六章構成になっております。調査の概要、それから物理的導入可能性の検討ということで、これは平成十五年度調査の分でございますが、こちらの概要を載せております。それから、第三章から第五章でございますが、これは平成十六年度調査の内容になります。第三章でございますが、地上系交通システムの導入可能性検討、第四章が需要予測、第五章が本調査のまとめという形でございます。最後に第六章、今後の検討についてということでございます。二カ年度にわたりまして調査をしてまいったわけでございますけれども、調査だけではなくて、区部周辺部環状公共交通の全般的な今後の検討についてということで、最後にまとめたものでございます。
 次に、一ページでございます。
 第一章、調査の概要でございます。先ほど申し上げましたように、調査は二カ年度にわたっておりますが、下半分に調査フローがございます。平成十五年度と平成十六年度、大きく分けて表示がございます。平成十五年度につきましては、需要、効果・影響、物理的導入可能性のあらあらの検討をいたしまして、真ん中のところでございますが、地上系システムの諸元の一次評価をしております。
 これを受けまして、平成十六年度におきましては、運政審モデルによります需要推計、実現可能性の検討、そして最後に、地上系交通システムの比較と評価というようなことをしております。
 エイトライナーにつきましては、平成十二年一月の運政審答申第十八号におきまして、いわゆるB路線に位置づけられております。少し前のお話になりますけれども、これを受けて、平成十三年、十四年度に地下鉄方式を検討したわけでございますが、平成十五年度、十六年度は比較ということで地上系の交通システムの導入可能性を検討したということを冒頭述べております。
 二ページ目でございます。第二章の物理的導入可能性の検討でございます。これは平成十五年度調査ということでございますので、簡単にご説明をさせていただきます。
 平成十三年度、十四年度調査におきまして地上系の交通システムの導入可能性を検討したわけでございますけれども、この中で、総事業費のあらあらの検討をしております。二兆四千二百億円ということで、地上系システムについては事実上導入は困難ではないかというようなあらあらの検討をしております。こういった過去の経緯を受けまして、平成十五年度は用地買収を行わないことを前提としまして、可能性の検討を行ったわけでございます。
 このために、真ん中の図にございますように、導入の路線をいろいろな箇所別に分けまして、それぞれこの箇所ごとに関連基準等を絶対的な前提条件としない導入をするためにはどういうことをしたらよいかというようなことをまとめたものが下の表の2の1でございます。例えば一般部につきましては、中央帯の縮小をしたり、それから、駅舎部につきましては千鳥状に駅を配置するとか、そういったことを条件として挙げれば導入の可能性があるのではないかという検討をしております。
 この検討を進めまして、四ページをごらんください。
 こういったことから、四ページの下の表がございますけれども、?から?ということで、大きくこの三つの内容を検討してございます。?全線高架式、?全線地平式、?地平・高架の組み合わせ、デュアルモードというような大きく三つのシステムについて検討しております。この結果は、表の一番下でございますが、一番簡単なところで申し上げますと、?物理的要求事項の地下鉄案との対比というのがございますけれども、過去に検討しました地下鉄案の費用を一とした場合の、今回検討したシステムによります費用の対比でございます。?の全線高架式ですと一・四でございます。〇・七というのは例外ということでございます。?につきましては〇・一、?につきましては〇・二ということで、費用が地下鉄に比べて高いものと安いものがございます。
 それから、二段上に上がっていただきたいんですけれども、物理的な制約としまして、例えば?ですと、地上交通への影響が極めて大きいというような課題があるということがございました。
 こういう検討を重ねまして、上の文章のところへ戻っていただきたいのですけれども、全線にわたりまして高架式の交通システムを導入しますと、地下鉄方式の概算費用と同等以上ということになります。地下鉄と異なりまして、地上系につきましては道路交通への影響が大変大きいということでございますので、建設費が地下鉄以上ですと、地上系交通システムにつきましては有意性が低いという形になります。また、地平式の交通システムにつきましては、これを全線で導入しますと道路上への導入になりますので、車線数が二から四車線減少となりますということで、一般交通に及ぼす影響が大きく、事実上困難ではないかというようなことが言えるということでございます。
 このため、平成十五年度の一次評価としましては、下に黒ポチが三つございますけれども、黒ポチの三つのパターンを以降検討するということでまとめをしております。
 内容につきましては、地平・高架の組み合わせをLRT等で行うというのが一点目。デュアルモードタイプを検討するというのが二点目。三点目としましては、上の二つを区間ごとに組み合わせて検討するということでございます。これを平成十五年度の一次評価の結果としてまとめたところでございます。
 次が五ページ目でございます。
 以降が平成十六年度の調査の内容になります。ただいま申し上げましたように、システムを三つに絞りまして詳細な検討をしていくというのが平成十六年度の内容でございます。図の3の1につきましては、それぞれのケースについて、例えば高架方式を基本とするとか、地平形式を基本とするといった場合の特徴を少し記載したものでございます。一般的に、高架になりますと定時性とか速達性は有利になりますが、費用ですとか都市景観は不利になるというような内容が書いてございます。また、地平式ですと、先ほど十五年度の評価の中でもございましたように、一般道路交通への影響が大きいというようなことが言えるということでございます。
 次に、六ページでございます。
 今の三点の大きな条件につきまして、さらにルートを設定する上で、それぞれの条件を検討しております。図の3の2がございますけれども、基本部、特殊部ということで、(1)から(7)の地点、区間を設定しまして、それぞれ右側にございますような条件を検討しまして、次のルート設定につなげております。
 例えば(1)の軌道敷設位置につきましては、一般交通への影響が大きいというようなこともございますので、道路の中央に軌道の敷設、走路の敷設をしてはどうかというようなことを設定したり、(3)立体交差部につきましては、高さとかに制約がございますので、基本的には地平を走らせるとか、そういった内容を詰めております。
 それぞれ先ほどの1から3につきまして、こういった条件を加味しまして、七ページをごらんいただきたいのですが、七ページにございますように、五つのケースを設定しまして、このケースにつきまして検討を深めていくということにいたしました。
 ケースが五つございますけれども、左上からL1というものでございまして、その下がL2、右側に行ってD1、その下がD2、左の下がそれを組み合わせたものでございますけれども、Lというものにつきましては、LRTを導入するというようなものでございます。
 少し小さくて申しわけないんですけれども、それぞれの図の中に、右下に凡例がございます。地平走行につきましては細い線、高架につきましては太い線というような内容になっています。それから、破線が地下走行という形になっておりますが、まず高架を基本とした場合、高いところにルートを設定するというのを基本にした場合がL1でございます。それから逆に、地平を走るのを基本とした場合、これがL2でございまして、いずれもLRTということでございます。
 それから、右の絵でございますけれども、交通状況を踏まえてデュアルモードを導入するタイプというのがD1ということでございます。例えば、環八につきましては高架、環七につきましては地平というような交通状況を踏まえた設定をしております。それから、それ以上に、例えば放射鉄道駅へのアクセスを考慮するということで、D1以上にアクセス性を考慮したものがD2ということでございます。
 左の一番下でございますけれども、それぞれの特性によりまして、デュアルモードとLRTを組み合わせたのが左下の絵になります。これらを五つのルートとしまして、これをさらに検討を深めてまいりました。
 八ページをごらんください。
 以上の五つのルートにつきまして、需要予測をいたしました。需要予測につきましては、4の1の前提条件がございますけれども、この表の中で、現況路線ですとか工事中の路線、開業が見込まれる路線につきましては前提条件としております。それから、それぞれの高架とか地平とか、道路を走るというところでスピードを設定いたしました。運賃につきましては二百円。運行本数につきましては、一時間に二十本程度の走行を想定しております。
 こういった前提条件をも受けまして需要予測をしたのが下の4の2の分析の結果でございまして、表の形としてまとめさせていただいております。先ほどのケースの名称がございますが、L1、L2、D1、D2、組み合わせがM1ということでございますが、上からそういう順番で並べておりまして、ご注目いただきたいのは、左から四欄目、輸送人員、一番右側の欄の平均乗車キロというところをごらんいただければと思います。輸送人員につきましては、一日最大で約三十一万七千人というところでございます。平均乗車キロにつきましては、三キロ弱から五キロということでございます。
 九ページをごらんください。
 同じように、需要予測の中身なんですけれども、発着地分布というのを検証しております。発地分布というのは、利用者の方が乗られる分布でございます。それから着地分布というのは、利用者の方がおりられる場所をあらわしたものでございます。図の4の1が発地ということで、4の2が逆に着地というところでございます。これはL1のケースについての図でございますけれども、緑色の濃いところは、それぞれご利用の方が多いという数字が上がっているところでございます。4の1図をごらんいただきますと、発地分布の色の濃いところは、主に路線沿線ということです。
 4の2をごらんいただきますと、着地は路線の内側が多いということで、これを組み合わせると、沿線から来て内側におりるというような形のご利用状況が多いというような推計が出てまいりました。
 それから、利用者のトリップ長ということでございますけれども、ご利用の方、先ほど、平均で三から五キロ程度と申し上げたんですけれども、さらに詳しく見てみますと、4の4ということで図がございますが、主に八から十一キロのところで見ていただきますと、おおむね九割程度が包含されるということでございまして、乗車キロにつきましては比較的短いというような路線として推計がされております。
 こういったことをしまして、一〇ページをごらんください。
 調査のまとめとして、一ページつくらせていただいております。まず、表の5の1をごらんください。横にケースが五つ並んでおりまして、それぞれの諸元が入っております。下から三段目でございますが、概算工事費がございます。それぞれのケースにつきまして工事費を算定したものが、ここの表の中にございます。例えばケースのL1ですと、六千五百億円から七千五百億円というようなものでございます。L1、L2はLRTのもので、D1、D2がデュアルモードということでございますが、見ていただきますと、デュアルモードの方が概算工事費は小さいという形になっております。
 それから、その下の採算性の欄でございますけれども、必要無償資金率というのを出しております。三十年、四十年と書いてございますけれども、事業開始から三十年または四十年で累積資金収支を均衡させるために必要な無償資金の割合を出しております。ざっと見ていただきますと、一番小さいのがD1の四十年の場合、六九%無償資金が必要だということでございます。最大につきましては、L2の三十年のケースで九六%必要であるということでございまして、通常の無償資金率よりはかなり高率の無償資金が必要になるという検討でございます。
 こういったことをしまして、上の文章のところをごらんいただきたいんですけれども、地上系の交通システムにしますと、LRTにつきましては高速性、定時性ということで有利でございますので、この点からは需要が多く見込まれるということでございますが、先ほど申し上げたように、相当の建設費、用地費を要するということでございます。
 一方、デュアルモードにつきましては、LRTと比べまして工事費も抑えられますし、需要規模も小さいという内容でございます。しかしながら、先ほど申し上げましたように、相当比率の無償資金の調達が前提となっておりますので、今後、実現化のためには、都市側の事業制度の導入、鉄道事業にかかわります既存制度の改変というものが必要になっております。それとあわせまして、利便性の向上等も考えなければいけないというようなことが言えるということでございます。この調査につきましては概略検討ということでございますので、事業実施に当たっては、さらに検討が必要であるということでございます。
 最後、一一ページをごらんいただきたいんですけれども、こういったことを踏まえまして、今後の検討でございますけれども、三点まとめております。最適な交通システムの探求ということで、地上系、地下鉄両方のシステムの総合的な比較を行って、整備効果、需要拡大が見込めるような快適な交通システムの探求が必要ではないかというのが一点目でございます。
 二点目につきましては、事業成立に向けました方策の検討ということでございます。安定的な需要確保、事業採算性の向上、効率的な導入空間の確保が必要です。今後は公的な助成も含めまして、資金調達方策などの事業採算性の向上を検討していく必要がある。それから、沿線まちづくりと連携しまして、効率的、効果的な整備方策についても検討が必要ではないかということでございます。
 三点目でございますが、運政審答申で当路線はB路線として位置づけられておりますが、この中での課題に対応していく必要があるということでございます。羽田空港方面への扱い、優先着工区間の決定、こちらが課題として提示されてございますので、これについて精査した上で、路線としてのあり方を含めて検討していく必要があるのではないかということでございます。
 以上が調査報告の内容でございます。
○長谷川義樹 委員長 ただいまの説明に対してご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○長谷川義樹 委員長 (2)祖師谷・成城地域循環ミニバスの取り組み経過について、ご説明をお願いします。
◎草野 交通企画課長 祖師谷・成城地域循環ミニバスの取り組み経過についてご報告をさせていただきます。
 お手元にA4、A3の折り込み、カラー用紙を使ったものがございます。こちらの資料でご説明をさせていただきます。
 A4の一枚目をごらんください。
 祖師谷・成城地域循環ミニバスの取り組み経過でございますけれども、このバスの路線の運行につきましては、本年四月十八日に開催されました当委員会で、二件の陳情につきまして継続審査とされておりますので、これについてご報告をいたします。
 なお、六月十六日に開催されました当委員会で途中経過、下の表でございますけれども、2の成城地域個別意見交換会の一回目まであらあらご説明しておりますので、重複する内容があるかもしれませんが、ご容赦ください。
 今までの取り組み経過でございますが、継続審査をいただきました後、地元に入りまして意見交換会を開催しております。意見交換会につきましては、都合四回開催しております。第一回目が五月二十二日でございまして、これは成城、祖師谷両地域の方々、地域全体の方々を対象に行っております。それから、六月九日に成城地域の個別の意見交換会を開催しております。続きまして、七月一日でございますが、成城地域の個別意見交換会の第二回目を開催しております。最後になりますけれども、七月二十七日に、五月二十二日に引き続きまして地域全体を対象にしました意見交換会、第二回ということで開催しております。
 今まで四回開催をしておりまして、その内容につきましては表の中にございますが、簡単にご説明させていただきますと、第一回目につきましては、開催の経過ということで、当委員会での陳情の継続審査ですとか警視庁との協議、その他につきましてご説明をいたしまして、意見交換会の開催に至った経緯をご説明しました。それから、安全対策(案)ということで、当時警視庁から大きく三カ所の地点で安全対策の必要性を指摘されておりましたので、その地点における簡単な、こういう安全対策をとってまいりたいというイメージを口頭で説明させていただいておりまして、その後、意見交換をしたところでございます。
 第一回目の意見交換会につきましては、まとめとしまして三点ございました。次回、計画ルートにおける安全対策を具体的に示すという内容でございます。それから、意見交換会の中でルート変更のご提案もございましたので、ルート変更について区として再度検討した上で、その結果を示すということでございます。三点目としまして、五月二十二日に地域の代表の方を決めさせていただきました。当日参加できないということで日程の都合が合わなかった方もいらっしゃいますので、そういった方も含めて、次回開催日について決めるとともに、調整の方法も決めるというような内容でございました。
 今の三点目の双方の代表の方との話し合いを踏まえまして、成城地域だけで少し事前に調整をした方がいいのではないかということで、六月九日と七月一日の二回、成城地域の個別の意見交換会をさせていただいています。
 内容についてはほぼ同じ内容でございますので、あわせて説明をさせていただきます。このときご参加いただきました方というのは、成城地域の中で反対の陳情を出されて中心になっている方がいらっしゃいまして、そちらの方とルート変更のご要望に対してお話し合いをする。それから、ルートの安全対策についてご説明して、話し合いを進めていくという内容でお集まりいただいたものでございます。
 区からは、ルート変更に対しまして検討した結果をお示ししてございます。基本的には、公共交通不便地域の解消ですとか、実験運行時の利用状況、成城通りへのルート変更というようなご意見をいただいていたんですけれども、それに対して検討した結果、ルート変更が難しいということになりましたので、そのご説明をいたしました。
 それから、ルートの安全対策について、第一回目の意見交換会では、イメージということで口頭のご説明は差し上げたんですけれども、少し絵にした形で、この地区についてはこういった安全対策を考えていますというご説明をしたところでございます。
 まとめということでございますけれども、その中で、ご参加いただいた方たちのご意見等でございますが、成城通りへルート変更できない区の理由が納得できないというようなことで、二回とも最終的なご理解はいただけていない状況がございました。それから、ミニバス計画そのものについては賛成ですということで、バスそのものを反対するということではないということでおっしゃられていたところでございます。
 成城地域ではこういうような話し合いをさせていただいたところですけれども、具体的な安全対策につきまして、五月から二カ月ほどたちますので、七月二十七日、この時点で区の考えている安全対策等のご説明をするということで、意見交換会の第二回目を開催させていただいたところです。
 内容につきましては、意見交換会の経過、第一回目の復習と成城地域の第一回、第二回の内容のご説明、それから、具体的な区の考えている安全対策についてのご説明、意見交換という形で進めさせていただきました。
 最終的に、当日のまとめとしましては、現行ルートで安全対策を行った上で本格運行を実施する。安全対策について、事業者さんとの関係についてご懸念がございましたので、バス事業者と運行協定を結ぶということでございます。運行開始の時期につきましては、今後明らかになり次第お知らせするという内容でございまして、ルート変更については、区としての検討を済ませて現行ルートで行わせていただきたいということでございますので、ルート変更単独のものに関する意見交換会は開催しませんということを申し上げたところでございます。
 そういった内容を踏まえまして、区としての安全対策をまとめております。それが一枚おめくりいただきましたA3の一枚物でございます。かなり字が入っておりますけれども、赤と青で大きく色分けをしておりまして、右下の凡例をごらんいただきたいのですが、ブルーにつきましては、既に整備済み、対応済みの内容でございます。赤につきましては、今後整備をしていきたいということで区が今予定をしている内容でございます。
 まず、青のところを簡単にご説明申し上げますと、右下に祖師ケ谷大蔵の駅がございますけれども、ここから祖師谷通りがございます。一つは、バスベイの設置でございます。それから、祖師谷通りにつきましては、滑りどめのカラー舗装をしております。ずっと上へ上がっていただきまして、左右の東西ルートになっております。そこの左折する部分がございますけれども、その部分の隅切り整備ですとか電柱の移設、道路端の整備をしております。それから、引き続きまして、つりがね池というところへ向かうルートでございますが、外側線の引き直しをしております。
 一番左へ行っていただきまして、左から下へ曲がるところがございますけれども、鞍橋付近でございますが、停留所の路面整備をしております。それから一番下、そのままずっと下がっていただきまして左下でございます。砧総合支所がございますけれども、この南側にバスベイを設置したというのが今までの安全対策等についての内容でございます。
 これに加えまして、今度は赤の部分、今後の予定をご説明いたしますと、まず、祖師ケ谷大蔵駅のところをごらんいただきたいのですが、まず、駅前広場の自転車対策、不法駐輪等についての対策をしていく。それから、祖師谷通りにつきましては、この走行において、誘導員の設置とバスの音声装置をバスに取りつけるというようなことを考えております。
 ずっと上がっていただきまして、上の部分、左折するところからつりがね池付近のところまででございますけれども、滑りどめのカラー舗装を歩道部分にしている。それから、各所で交差点、わき道が出てくるわけでございますが、その交差点がございますけれども、その部分の表示が薄くなっているものについては、改めて引き直すということでございます。それから、ちょうど真ん中の上になりますけれども、交差点内のカラー舗装、少し左へ下がりまして、停止線がございますけれども、その手前にやはりカラー舗装をしたいということでございます。
 それから、左へ行っていただいて、鞍橋でございますが、鞍橋から砧総合支所につきましては特に地元の方のご指摘が多かったルートでございますので重点的に考えております。基本的には、上半分に近いところにつきましては、今、両側に歩道状の線が引いてあるんですけれども、それを進行方向左側、図面でいいますと右側に寄せまして、片側に寄せて幅員を確保する。それから、滑りどめのカラー舗装をしたりですとか、ポストコーンといいまして、少し棒状のものを歩車道の境界に当たります白線の上に立てていくということでございます。それから、小学校がございますので、学童関係の注意看板の設置等をしてまいりたいと思います。
 それと、鞍橋、一番上をごらんいただきたいのですけれども、この入り口のところは、少し車両の制限、スピードを緩めるという意味で、車幅の制限をする柱を路面に立てていきたいと考えております。同時に、電柱が邪魔になりますので、電柱の移設をするということでございます。それから、車幅制限柱につきましては、成城学園の北西側の交差点まで含めまして、途中三カ所、一番上の鞍橋を含めまして四カ所設置してまいりたいと考えております。
 下半分につきましては、歩道部分に滑りどめカラー舗装をするほか、両側の歩道のうち、成城学園の交差点より北については滑りどめのカラー舗装に加えまして、先ほど申し上げた歩道と車道の間の白線のところに車が入りにくくなるようなポストコーンを立ててまいりたいということでございます。
 それから、成城学園のところの交差点でございますけれども、ここの東西方向の道路の通行量が多いということでございますので、自発光鋲、路面に埋め込みをしまして、それが点滅をするという装置があるんですが、こういったものを設置してまいりたいということでございます。
 そのほか、速度規制ですとか信号機の設置等についても公安委員会の方へ要望を出してまいりたいということで、現在取りまとめております内容が、この交通安全対策図(案)の内容でございます。
 こういった案をもちまして、A4の一枚物に戻っていただきたいのですけれども、3ということで、区の今後の取り組み方針でございますが、このバスルートそのものは、公共交通不便地域の解消が大きな事業目的でございますので、当初のルート、現行ルートで先ほどご説明した安全対策等を行いまして、本格運行してまいりたいと考えております。別紙の案につきまして、警視庁との調整が整い次第、工事について沿道住民の方へご説明してまいりたい、工事着手に入っていきたいと考えております。
 それから、?でございますが、この工事に並行しまして、バスの事業者へ運行依頼を行う。このバスの事業といいますのは、バス事業者が一般旅客自動車運送事業といったもので許可申請をしなければなりませんので、この節目としてバス事業者への運行依頼を行いたいと考えております。
 ?としまして、工事の終了、運行許可がおりた時点で、速やかに本格運行を開始してまいりたいという内容で現在は考えるところでございます。
 資料の方でございますが、A3判のとじ込みが、そのほか、緑、ピンク、黄色、ブルーということで四色ございますけれども、意見交換会、四回開催させていただいた旨ご報告しましたが、それぞれ一枚ずつにまとめておりますので、詳細についてはこちらをごらんいただければと思います。
○長谷川義樹 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がございましたら、どうぞ。
◆竹村津絵 委員 一枚目の紙の最後の「区の今後の取り組み方針について」の中でご説明をいただいた「バス事業者が一般旅客自動車運送事業の許可申請をするため」、これは何かバス事業者一般の路線バス運行の許可というのはあるのではないかと思うんですが、特別にこれを申請する理由というのがどういうことなのか、ちょっと基本的なことがわからないので教えていただければと思います。
◎草野 交通企画課長 委員ご指摘の路線バス、一般の路線バスと同じでございまして、路線バスを、新規にこのルートになるわけですけれども、そのための申請手続ということでございます。
◆木下泰之 委員 警察から、商店街のところについては保安要員というか、安全要員を出せとかという要求があったと委員会でも報告があったんですが、その辺については、商店街の取り組みは一体どうなっているんですか。
◎草野 交通企画課長 警視庁の方から、今ご指摘の祖師谷通りの誘導員設置について、つけた方がいいのではないかということをいただいております。この安全対策の中でも誘導員の設置ということでは入れている内容でございますが、最終的にどこがつけるかというのは現在協議中でございます。商店街につきましても協議をさせていただいておりまして、このバス運行に関して、例えばはみ出し商品ですとか、放置自転車の件につきましてもご協力をいただけるということでお話を伺っております。バス誘導員につきましても、誘導員として専任でという形になるかどうかはわかりませんけれども、商店街の方として、少しご検討いただいているというところで、協力する方向でのご検討はいただいているところでございます。
◆木下泰之 委員 ただ、これはそういうものをつけなければかなり危ないという話であったので、基本的な話だったと思うんです。ですから、何かまだ非常にあいまいな形で、ルート変更に関する意見交換会は開催しないなどということを言い切ってしまって、やることを決めて、まだそういう体制も整っていないということで大丈夫なんですか。
◎草野 交通企画課長 商店街とのお話は、そういうことで詰めさせていただいているんですが、一方で、バス事業者に関しても検討は依頼しております。また、私どもの内部としても、できる手だてはないかということで検討していますので、つけないということではなくて、つけるためにどうしていくかという検討を進めさせていただいています。
◆木下泰之 委員 つけるといっても、いろんな程度の問題があると思うんですけれども、やはり安全にするための保安要員、安全要員ということであれば、それなりの人員というか、何時から何時まで、つまり運行している時間帯について、きちっとそれは対応するということになれば人件費としてもかかるわけだし、そういう予算措置まで含めて、それはもう完全にボランティアで商店街でやってもらうという方針なのか、その辺はどうなんですか。
◎草野 交通企画課長 商店街の方へお願いしている内容については、できる範囲でというお願いをしているんですけれども、時間帯その他については、まだ私どもの方も検討している段階でございまして、委員ご指摘のように、例えば朝から夜までというような形が必要なのかどうかというところも、私どもの内部で検討しているところでございます。
◆木下泰之 委員 警察は、その辺について明示していないんですか。ただ単に、保安要員を置くようにというだけの話なんですか。
◎草野 交通企画課長 例えば何時から何時までつけなさい、何名つけなさいというような詳細の内容ではございません。
◆平山八郎 委員 これは安全対策の工事というか、仕事はいつ終わる予定なんですか。
◎草野 交通企画課長 資料の中で、現在のところ、警視庁との協議が調い次第説明します、着手しますということで書いてあるところなんですけれども、着手すれば一、二カ月程度かなというようなことで考えております。
◆平山八郎 委員 そんなに時間がかかるんですか。地元では、物すごく要望して待望久しいんです。最初六月という話だったのが今日まで延びてしまって、土地まで寄附してくれるというような喜びようが無になってしまっているわけだよね。どうして地元でこれほど要望が出ているのに、対応がそんなにずれてしまうのか。第一、事故だ、事故だと言ったって、一般の自動車だって随分事故は起きるでしょう。しかも三十分に一本しか通らない普通の自動車と同じバスが通るからといって、そんなに大騒ぎする筋合いではないではないですか。何でもっと胸を張って堂々とやらないのだろうね。要望の方を無視してしまっているのではないですか。
◎草野 交通企画課長 地元を含めまして、さまざまなご意見を承っております。バスを待っていらっしゃる方もたくさんいるということで、最近も電話をいただいていたりというところで、私どもの方も今やる方向で進めておりますので、一日でも早くということで対応してまいりたいと思います。
◆木下泰之 委員 先ほど、商店街でいろいろお話し合いをしていただいているという話だったんですけれども、商品を引っ込めたりとか、あるいは保安要員を出す、安全要員を出す、そういったことについて、商店街としては完全に協力するとおっしゃっているんですか。それともまだ議論をしている最中なんですか、どうなんですか。
◎草野 交通企画課長 理事長さんとお話をさせていただいておりますけれども、誘導員を一人、二人とか、何時につける、そこまではまだ詰め切っていませんけれども、例えばはみ出し商品ですとか、自転車の放置駐輪の対策については、実験運行の際も一緒にご協力いただいて、実験運行期間中についてはきちっと対応してきたというところがございます。今回も実際の運行へ向けまして、時期が見えてきた段階で具体的な話になると思うんですけれども、現在、協力するということでお話はいただいております。
◆木下泰之 委員 私は、そこに公的なバスを通すということになると、あそこの商店街の性格ががらりと変わってしまうと思うんです。ですから、そういう様態を、きちっと商店街の方々と考えると、これからいろんな不満が出てくると思うんです。私は前からあそこには通すべきではないという意見を持っていますけれども、理事長さんとお話をするのはいいかもしれないけれども、もっと一般の商店街の方々の意見をきちっと聴取しながらやっていく必要があると思います。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○長谷川義樹 委員長 (3)東急田園都市線三軒茶屋駅における駅改良計画について、理事者側の説明をお願いします。
◎草野 交通企画課長 東急田園都市線三軒茶屋駅における駅改良計画につきましてご説明いたします。
 お手元にA4縦型二枚とじの資料がございますので、ごらんください。
 東急田園都市線三軒茶屋駅における駅改良計画でございますけれども、東京急行電鉄株式会社でございますが、標記の駅におきまして、地下鉄火災対策施設整備事業の工事にあわせまして、駅の改良を計画しております。それにつきまして、下記のとおり報告するという内容でございます。
 この駅につきましては、当委員会にもご報告させていただきましたけれども、地下鉄火災対策施設整備事業の対象駅でございまして、まず4をごらんいただきたいんですけれども、発電機の交換ですとか、改札階からホーム階への階段の増設、改札口の増設というのが予定されている内容でございます。これにあわせて改良計画を実施していくということでございまして、上に戻って1をごらんいただきたいんですが、変電所の設置、改札階からホーム階へのエレベーターを設置いたします。それと、世田谷通り口というのがございますけれども、こちらへの通路、二方向からあるんですが、この一方向につきまして閉鎖という内容でございます。
 改良計画の背景でございますけれども、平成十三年に田奈変電所付近への落雷事故がございまして、この結果、田園都市線は約一週間、一部区間において、朝の上りラッシュ時における運行ダイヤを三割減とせざるを得なかったということでございまして、変電設備の増強の検討をしてまいったところと聞いております。この結果、三軒茶屋駅に変電所を設置するということにしたということでございます。
 この変電所の設置によりまして、駅施設の配置上、世田谷通り口への通路を一部閉鎖せざるを得なくなったというところでございます。それともう一点としましては、改札口からホーム階、こちらに階段を設置すると先ほどご説明しましたけれども、これにあわせまして、バリアフリー化促進のためにエレベーターも設置していくということでございます。
 工事の予定でございますけれども、地下鉄火災対策施設整備事業と並行しまして改良工事を実施していくということでございまして、平成十七年十月には工事着手に入り、平成十九年六月に工事の完了を考えているという内容でございます。
 二ページ目、A4の横になっておりますが、ごらんください。
 駅の絵がございまして、左側が渋谷、右側が中央林間という向きでございます。右側の方にハッチがかったところがございますけれども、ここに変電所を設置するということでございます。変電所の左上と左下にちょっと黒くなったところがございますが、ここが地下鉄の火災対策の関係で階段を設置する部分でございまして、これの左側に四角い小さい箱が二つございますけれども、この部分に今回エレベーターを設置していくということでございます。
 ハッチの部分の右下をごらんいただきたいのですけれども、世田谷通り口と書いた部分がございます。そこへ行くしっぽが出ているところもハッチがかかっているところでございますが、ここまで変電所という形で、変電所の室内に入ってしまいますので、この部分、今までですと、この世田谷通り口へ向かいまして、図面の上からもこの階段を使うルートがあったわけです。ここの部分がなくなってしまうということでございまして、工事中の平成十八年一月中旬には閉鎖になるというような内容でございます。
○長谷川義樹 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がございましたら、どうぞ。
◆佐藤弘人 委員 一点確認ですけれども、この変電所を新設しますけれども、既存の電力供給をやめて、ここの変電の場所ですべて賄うのか、それともあくまでも非常時の非常用の変電設備としての補強というか、増設を考えているのか、どちらですか。
◎草野 交通企画課長 東急電鉄の説明によりますと、当駅だけではなくて、ほかの駅にも設けるということのようでして、ここの駅に変電所を設けないと、地下駅部分、渋谷から二子玉川区間の路線が、何かあったときに、ほかの変電所が落ちてしまいますと電車の運行ができなくなるということでございますので、増強ということでございます。
◆木下泰之 委員 変電所の施設の安全性等なんですけれども、まずこれは、どのくらいの規模の変電所なんですか。
◎草野 交通企画課長 申しわけありません。ちょっと変電所の諸元については承知しておりません。
◆木下泰之 委員 やっぱり変電所についてはいろんなことも指摘されているわけです。だから、どのくらいの規模のものができるのかということと、安全対策について東急電鉄がどういう対策をとっているのか、そういったことについても調べて報告していただきたいんです。そうしないと、やはり電磁波障害の問題なんかは諸外国ではかなり問題になってきていますし。ですから、そういうものに対して規制等があるのかどうか。例えばある種のアセスをやる必要があるのかどうかとかという制度的な面も含めて、ちょっと教えていただけませんか。
◎草野 交通企画課長 調べまして、ご報告させていただきます。
◆岸武志 委員 変電所を新設するという予定の場所ですけれども、ここは現在通路になっていると思うんです。やっぱり通れなくなってしまうんでしょうか。
◎草野 交通企画課長 一部閉鎖と申し上げたとおり、今左側に改札がございます。現状ですと、改札から右の方へ真っすぐ歩いてきて、右側に折れると世田谷通り口へ入るというルートがあるんですけれども、このルートが使えなくなるということでございまして、もし今の改札から世田谷通り口をお使いになられる方は、真っすぐ行って三茶パティオ口へ入っていただく、右下へ折れて、世田谷通り口の接続口で左折して使っていただくという形になります。
◆岸武志 委員 そうしますと、ほかに通り抜けられる道はあるわけですけれども、ここ自体は通れなくなるということは間違いないわけですね。それについて一つ。
 もう一つは、たしか公社を通じていると思うんですが、地下駅火災対策整備事業、この事業と変電設備の新設というのは別事業だと思うんですけれども、別事業でないとちょっとおかしくなってしまうと思うんですけれども、その辺についてはどうなっているのか。事業の仕組み、その点について伺います。
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○長谷川義樹 委員長 それでは、(4)PI外環沿線会議(第七〜十三回)について、理事者側の説明をお願いします。
◎青山 道路計画課長 それでは、PI外環沿線会議(第七〜十三回)についてご報告させていただきます。
 本日、資料をつけさせていただいておりますが、第六回から十二回のPI外環沿線会議の資料と、第十三回PI外環沿線会議(概要メモ)、「外環の必要性」というA3の横長のカラー刷りの資料をつけさせていただいております。この資料に基づきましてご報告させていただきます。
 まず、会議の開催でございますが、日時、場所、出席者については記載のとおりでございます。
 主な内容でございますが、外環の必要性についてということで、先ほどお話ししました「外環の必要性」、A3の横長の資料に基づいて、七回から十二回まで討議されております。あと、第十三回につきましては、構想段階の区切りに当たっての各委員からの総括的な意見表明が行われたということでございます。
 一枚資料をめくっていただきたいと思います。
 第六回PI外環沿線会議の資料でございますが、これは前回の委員会でご報告させていただいておりましたが、そのときは事務局作成のメモが用意できていなかったので、今回つけさせていただいたものでございます。
 一枚めくっていただきますと、第七回PI外環沿線会議の資料でございます。このときは、「外環の必要性」の資料に基づいて、主に八ページにございます費用便益分析や環境の改善について討議されております。詳細は資料をごらんいただければと思います。
 続きまして、二枚ほどめくっていただきまして、第八回のPI外環沿線会議でございます。このときも第七回に引き続きまして、外環の必要性についての議論でございますが、主に環境、特に大気だとか地下水への影響についての議論がされております。
 続きまして、第九回のPI外環沿線会議でございますが、同じように、外環の必要性についてという議論でございまして、このときも環境への影響についての討議を中心に議論が行われております。
 一枚めくっていただきまして、第十回のPI外環沿線会議の資料でございます。このときも当初は外環の必要性についてということで環境への影響についての討議がされております。また、二番目に今後の議論の進め方についてということで、このときは練馬区の部長さんの方から、PI会議全体で議論する内容と地域で議論すべき内容は当然違うので、一度整理をして地域の方にフィードバックしてほしい。また、全体で議論した内容を各自治体の長に説明し、自治体側の意見として、今後どうするのか方向づけを出してもらいたいと話しているので、そのあたりの整理をしてほしいというような要望が出ております。
 裏面を見ていただきたいんですが、中ほどの方に、世田谷の秋山委員から、「国と都は、今後の進行と運営に関してどういうふうに考えているのかを聞かせてほしい」というようなご意見も出ました。板垣部長からは、「約三年間の議論に一定の区切りをつけていくような時期ではないか」というようなお話もいたしました。また、他の委員からも、「PI会議という場は、必要性の議論する上で、過去不十分であったデータを示して議論する場と認識しており、皆さんの意見等に基づいて、資料もいろいろ出され、必要性なりの議論が結構されてきている。一定の整理をしてはどうかと思う」というような意見がございました。全体的に、そろそろ区切りの時期だよというようなご意見が多かったと思います。
 それに対しまして、国の委員の方からは、下の方でございますが、「『外環の必要性』の資料で、将来交通量や経済効果など、今の段階で出せる資料は一通り出せたと考えている。議論が足りないことについては、議論すべきと思っている」。また、「構想段階の必要性として、整理をすべき時期に来ていると思っている」「次回、今後の進め方について提案させていただく」というようなお話がございました。
 続きまして、第十一回のPI外環沿線会議でございますが、前回の意見を受けて、前半は、必要性についての資料の全般的な意見を伺っております。後半で、裏面でございますが、「外環の東名以南区間について」ということで資料が載っておりますが、これが突然出てきたわけは、当日、七月二十八日にPI会議が行われたわけでございますが、その日の朝日新聞の朝刊で、東京外環道の世田谷から大田区間について、いわゆる東名以南について、国交省が建設検討へというような記事が出まして、その記事が出たために、この記事のことで議論が行われたというようなことになっております。それで、外環の東名以南区間についてということで、この日は、結構この記事を中心に話し合われました。
 詳細は見ていただきたいんですが、主な意見としては、「東名以南についてはPI会議で議論されるべきであったのに、それ以前に新聞に出すということは、世論を誘導する情報操作ではないのか。東名以南の議論に制約がかかる」というようなお話が出たり、この新聞記事の中では、川崎縦貫の二期工事はほとんど不可能という記事が出たが、記事の内容の中で、川崎縦貫と一本化というような記事が入っていたので、その辺のお話が出ました。
 それに対しまして、国の方の委員からは、「PI会議の区切りをつける際に、改めて東名以南について国がどう考えているのかを伝えようと考えていた。今回、事前にどこかで発表したということはない。PI会議は非常に重要な場だと認識しており、この場で意見を預けたらという心づもりでいた」。また、川崎縦貫との関係では、「多摩川をまたいで一本ずつ高速道路を整備することは厳しいという意見もあり、川崎縦貫との一本化も選択肢の一つとして検討していくことを考えている」、「世田谷区の交通は現状よりは悪化しないと考える。しかし、現状でも厳しい状況であり、抜本的に改善するためにも東名以南の整備が必要と考える」というようなお話がございました。
 引き続いて、世田谷の委員の方からは、「新聞での公表がPI会議より先になったのは、今回で三度目である。外部から新しいニュースが聞こえてくることが残念である」というようなお話もありました。
 それに対しまして、国の方の委員からは、「意図せずして、今朝の記事が掲載された。信頼関係を失わないように努力したい」。また、「東名以南の検討には様々なケースが考えられるが、国が全てを決めるのではなく、自治体や住民の皆さんの意見を聞きながら検討していきたい」、「外環の方向性が出た暁には、東名以南について調整していくと認識している」というようなお話がありました。
 板垣部長の方からは、「世田谷区は東名以南の検討を進めることには歓迎するが、情報の出し方は残念に思う」というようなお話をさせていただきました。
 また、他の住民委員の方からも、「東名以南に関して国の責任ある見解を聞きたい」というような話が出まして、国の方からは、一度持ち帰り、対応させていただきたいという話で当日は終わっております。
 引き続きまして、第十二回のPI外環沿線会議についてご報告申し上げます。この日も前回のPI会議のお話を受けて、外環の東名以南区間についてということからお話が始まっておりまして、国の方の意見としては、「東名以南の考え方を示せるよう、内部調整を進めており、第十一回PI会議に表明したいと考えていた」、「新聞報道の記事の経緯について、国土交通省が発表も情報提供もしていない」、「東名以南の記事が掲載され、委員に不信感を抱かせたことを、国を代表して謝罪し、再発防止に努める」、「東名以南は、川崎縦貫道路との関係は無視し得ないため、一本化も一つの選択肢として検討していく」というような説明がありまして、それに対しまして、住民側の委員からは、「東名以南についてはおおむね理解した。東名以南が必要だという主張は国の意見として受け止める」等の意見が発表されました。
 二つ目の丸でございますが、技術専門委員会のとりまとめ(案)ということで、この日に技術専門委員会、これは外環の計画に関する技術専門委員会ということで、筑波大学の石田教授が委員長になっておりまして、委員長を含めて五名の委員で構成されておりますけれども、この委員会の目的としては、検討の過程で、沿線住民や関係自治体にいろいろな資料を提示していくわけですけれども、その資料に関して、技術的な見地から、その妥当性について審議することを目的に設置されている委員会でございまして、ことし一月から八月まで、計五回ほど開催されておりまして、八月三日にとりまとめ(案)というものが出されました。本文はホームページ等でも、議事録も含め公開されているものでございます。
 主に委員会では、本日お手元にあります「外環の必要性」、このA3の資料について、委員会の先生方が専門的な見地からいろいろ意見を言っていただいているということでございます。とりまとめ(案)について、これは八月四日の日経新聞の方に、やはりこの関係の記事が出まして、この委員長の個人的な見解として、都市計画変更まで進むべきというような文言が入った記事が出まして、その記事について、また住民側の委員の方からは、いろいろ意見を出されたという経過がございました。
 三つ目の丸でございますが、外環の構想段階における議論の区切りということで、国側の委員の方から、「PI協議会の『二年間のとりまとめ』の課題について、かなりの議論を積み重ねてきたと認識しており、構想段階における議論の区切りをつけたい」、「区切りをつけるにあたり、各委員全員から口頭または文書で三年間の議論の総括的な意見表明がほしい」、「国と都は、これまでの意見も含めて、表明を頂いた意見等を最大限尊重し、学識経験者、経済界、そのほか幅広い意見を踏まえながら、構想段階の外環の必要性について結論を出していきたい」、「具体的な計画、周辺への影響等を議論する場合、引き続き広く意見を聞き、次の段階で明らかにしながら検討を進めていきたい」というような意見表明がございました。それに引き続いて、住民側の方からいろいろ意見が出されているというような状況でございました。
 続きまして、第十三回PI外環沿線会議、これは今回最後の会議になりますが、それについて、概要メモに基づいてご報告させていただきます。これはまだ事務局である国土交通省の方から資料が出ておりませんので、道路計画課作成メモということで、今回つけさせていただいております。日時、会場、出席者、傍聴者は記載のとおりでございます。
 この日の概要でございますが、構想段階の区切りに当たって、各委員から総括的な意見表明が行われまして、欠席された委員については書面により提出され、代読されたというような状況でございます。出された意見の要旨ということで、以下に記載させていただいておりますが、住民委員ということと、あと自治体委員ということで分けて書かせていただいております。
 裏面の方を見ていただきますと、黒丸の一番下にひし形がありますが、このひし形の印が世田谷区の委員からの意見ということでございまして、三名いらっしゃいますが、お一人の方からは、「道は皆のものであり、工夫をして周辺への影響を少なくし、人工物と自然との共生、共存を図るべきである。交通公害への集中を避けるために、東名以南の建設はぜひやってほしい。関東一円の道路交通ネットワーク上、外環は必要である」というご意見だとか、また、「外環の計画地域は水と緑に恵まれた東京の大切なグリーンベルトであるので、たとえ地下構造であっても慎重に検討されなければならない」。また、ほかの委員の方は、「都市における自然環境の保全に関する真摯な配慮は将来の重要課題であり、特に、世田谷の国分寺崖線と野川は、自然環境の保全にベストを尽くすべき地域である」等々の意見が述べられております。
 自治体側の委員として、それぞれ練馬区から世田谷区まで各委員が意見を述べておりますが、世田谷の委員として、板垣部長の方から、このひし形の印のところでございますが、「地域の道路整備と外環のような広域的な交通を担う道路の整備をバランスよく整備することが、渋滞緩和、環境改善、地域住民の安全・安心の実現につながる。このため、外環については、地下方式を前提にネットワーク上必要な道路と考えている。次の具体的な検討の段階では?東名JCT周辺への影響を極力小さくするために構造物をできるだけコンパクトにするような工夫、?野川や国分寺崖線周辺の地下水、動植物等や換気塔周辺の環境等、環境への影響についての充分な検証、?東名以南の計画への引き続きの取り組みを要望する。時間管理の観点から今後の議論のスケジュールを明らかにすべき」というような意見を述べました。
 それを受けて、まず、東京都の方からは、「PI会議を通じ、外環の必要性について理解が深まった。今回、構想段階の議論に区切りをつけて次の段階に進む機が熟した。次の段階では皆様の疑問に応えるべく具体的な事項について話し合いたい」。また、「議論を通じて外環の必要性への認識を重ねた。同時に環境等への懸念の意見があることも十分認識した。今後は、外環の構造などを検討し、それに伴う沿道地域の影響評価、またその対策など、計画段階として具体的な検討を進める必要があると考えている。今後も様々な形で話し合い、意見交換を行っていきたい」旨の意見表明がございました。
 また、国の方からは、「外環は東京都市圏の抜本的な交通問題の解決や事業費以上の経済効果が期待できることから改めて必要性を認識している。これまでの構想段階の議論では、地域の生活や環境への影響に対する懸念について具体的に答えていなかった。地域への影響をできるだけ少なくするのは国の責務であるので、具体的な課題に対する検討にはいる場合には、引き続き、広く住民の意見を聞きながら検討を進めていく」。
 最後にまとめとして、「いままでの議論、本日の意見を重く受け止め、最大限尊重するとともに、沿線自治体や経済界、有識者等様々な意見を踏まえ、国土交通省と東京都で構想段階としての外環の必要性についてしっかり検討し、今後その結論を出していきたい。構想段階では具体の懸念に充分に説明できていないものがあったが、今後、構想段階として外環が必要との国の結論に達した場合には、詳細な検討を行う計画段階に進み、具体的なデータを明らかにし、地域の方々の意見を十分に聞き、仮に沿線地域に与える影響が重大と判断した場合には、計画をとめるということもあり得るというとの認識に立ち、検討していく。東名以南についても、関越道〜東名高速の方向が出た段階で、関係自治体との調整会議を設ける等検討のスピードを速め、取り組んでいきたい」というような意見表明がございました。
 以上が十三回までのPI会議のお話でございますが、参考資料として、お手元にあります「外環の必要性」の中で、これは一回、五月三十日にご説明申し上げましたが、専門委員会の指摘を受けて一部変わっているところがございますので、そこの部分だけお話しさせていただきますと、まず、六ページの一番下の部分に、「都市機能の選択的分散と外環の整備による拠点のネットワーク化」というお話がありますが、この部分が追加されております。
 また、八ページの右側の方に「環境の改善」という項目がございますが、この中で、なかなか環境改善の内容がわかりにくいということで、具体的にCO2、NOx、SPMがどの程度削減されるのかというのを、森林の面積だとかトラックの台数等に換算しての資料が示されました。
 また、一〇ページに行きますと、右側の方で「換気所における排出ガスの事例」ということがありますが、この中で、右側の方に「SPM除去装置」というのがございますが、この絵が追加されております。
 最後に、一三ページでございますが、下の段に、「開削ボックス区間の移転棟数」というのがございますが、これが当初は全体の数だけしか表示されておりませんでしたが、今回は各区市別に内訳が書かれたというのと、一部青梅街道の棟数が四百十棟から約二百棟に変更になっておりますのと、目白通りのインターチェンジの場合が三百十棟が三百二十棟、同じように、練馬区内ということで、両方の図に三百二十棟と書いてありますが、これが三百十棟から三百二十棟に変更になっているというところが変更点でございます。
 説明は以上でございます。
○長谷川義樹 委員長 ただいまの説明にご質疑がございましたら、どうぞ。
◆平山八郎 委員 質問というよりも、私はお願いだけれども、東名以南を通すと、千歳台で計算すると、七万日量が五万九千日量になるというんだね。そうすると、二割減なのかな。と同時に、しかしそれは工事完工するのが平成四十二年と書いてあるんだ。気の遠くなるようなことで、どうも私の命はないような感じがするので、こんなすばらしい道路をつくるのなら、せめて私の命のあるときまでにつくってほしいなというお願いをしておきます。
◆木下泰之 委員 国土交通省としては、具体的な日程とか、いつぐらいまでにどうするとかということは一切言っていないんですか。
◎青山 道路計画課長 まだ具体的に日程までは示されておりません。
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○長谷川義樹 委員長 (5)その他ですが、本日は特にないと聞いておりますので、以上で報告事項の聴取を終わります。
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○長谷川義樹 委員長 次に、協議事項になります。次回委員会の開催について協議いたします。次回委員会は、第三回定例会の会期中になりますが、九月二十二日木曜日午前十時から開催するということでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長谷川義樹 委員長 それでは、次回委員会は九月二十二日午前十時から開催することに決定しました。
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○長谷川義樹 委員長 そこで、本日はもう一件協議させていただきたい件がございます。
 以前、正副で、どこか視察はというような話をしておりました。理事者側にも相談しておりましたけれども、ある程度具体的な案をお聞かせいただいたので、その内容についてまずお伺いした上で、皆さんのご同意が得られれば実施に向けての日程調整を進めていきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長谷川義樹 委員長 それでは、理事者側、視察案についてご説明願います。
◎青山 道路計画課長 外環関係で、この委員会でも何回か視察していただいておりますけれども、メンバーも新しくかわられたということで、今一つ考えているのは、外環の本線が大深度地下ということで、地下のトンネルになるという部分があります。実際、シールド工事で工事をやられている現場はどこかなと幾つか探してみましたところ、東京アクアライン、あそこは外環よりも多少直径は少ないんですが、既に供用開始されていて使われているというような実態もございます。最新の安全対策なんかも施されている施設だと伺っておりますし、途中には、海の上ですけれども、人工島をつくって換気塔ができているというような話もお聞きしていますので、もしよろしければ、そういったところをごらんになったらどうかと考えております。
○長谷川義樹 委員長 道路から海へ排ガスが出ているらしいですね。その人工の島も見られるということなので、そんなことで理事者側から提案があったのですが、この視察案についてどうでしょうか。
◆平山八郎 委員 一任申し上げます。
○長谷川義樹 委員長 それでは、ただいまの視察案を前提に日程等の調整を進めることでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○長谷川義樹 委員長 そのように決定します。日程等が調整できましたら、改めて確認させていただきますので、よろしくお願いします。
 以上で協議事項を終わります。
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○長谷川義樹 委員長 そのほか、何かございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○長谷川義樹 委員長 なければ、以上で本日の公共交通機関対策等特別委員会を散会いたします。
    午前十一時十八分散会
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 署名
  公共交通機関対策等特別委員会
   委員長