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東京都 世田谷区

平成17年  9月 都市整備常任委員会−09月05日-01号




平成17年 9月 都市整備常任委員会
世田谷区議会都市整備常任委員会会議録第十二号
平成十七年九月五日(月曜日)
 場  所 第四委員会室
 出席委員(九名)
   委員長         羽田圭二
   副委員長        下山芳男
               小畑敏雄
               鈴木昌二
               市川康憲
               高橋昭彦
               吉田恵子
               木下泰之
               上島よしもり
 事務局職員
   議事担当係長      岡本守広
   調査係主任主事     越智則之
 出席説明員
   助役          平谷憲明
  世田谷総合支所
   街づくり部長      大塚保道
   土木課長        杉本義徳
  北沢総合支所
   総合支所長       真野源吾
   街づくり部長      安水實好
   街づくり課長      吉村靖子
  玉川総合支所
   街づくり部長      春日敏男
   土木課長        安藤武男
  砧総合支所
   街づくり部長      井伊和子
   土木課長        五十嵐慎一
  烏山総合支所
   街づくり部長      伊澤 節
   土木課長        小野田 眞
  都市整備部
   部長          株木孝男
   都市計画課長      中杉和明
   街づくり推進課長    男鹿芳則
   建築調整課長      工藤健一
   住宅課長        板谷雅光
  道路整備部
   部長          板垣正幸
   土木管理課長      吉田 博
   土木調整課長      山口浩三
   道路計画課長      青山雅夫
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
 1.報告事項
  (1) 平成十七年第三回区議会定例会提出予定案件について
  〔議案〕
   ? 世田谷区立公園条例の一部を改正する条例
   ? 世田谷区立多摩川玉堤広場条例の一部を改正する条例
   ? 世田谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例
   ? 世田谷区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例
   ? 特別区道路線の認定 ※玉川総合支所所管分
   ? 特別区道路線の認定 ※烏山総合支所所管分
  〔報告〕
   ? 議会の委任による専決処分の報告(歩行者の負傷事故に係る損害賠償額の決定)
  (2) 桜上水三・四丁目中部地区地区計画の決定及び一団地の住宅施設の変更に伴う都市計画法第十六条の報告と同法第十七条手続きの予告について
  (3) 区立ぽかぽか広場の供用の一部中止について
  (4) 北烏山七丁目緑地保全方針(案)について
  (5) 世田谷区におけるアスベスト対策について
  (6) 木造住宅の耐震改修工事助成等の概要について
  (7) 地域住宅計画について
  (8) 都営上北沢一丁目第二アパート建替計画(案)について
  (9) 住宅まちづくり総合相談の充実について
  (10) 「平成十七年台風十一号」に関する報告について
  (11) コミュニティサイクル社会実験の実施について
  (12) 都市計画道路補助第一五四号線?期及び?期区間の事業認可について
  (13) その他
 2.資料配付
  (1) 安藤忠雄講演会「美しい風景をつくる」
 3.協議事項
  (1) 次回委員会の開催について
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
    午前十時開議
○羽田圭二 委員長 ただいまから都市整備常任委員会を開会いたします。
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○羽田圭二 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行います。
 それでは、報告事項の聴取に入ります。
 まず(1)平成十七年第三回区議会定例会提出予定案件についてですが、議案の?世田谷区立公園条例の一部を改正する条例について、理事者の説明を願います。
◎五十嵐 砧総合支所土木課長 平成十七年第三回区議会定例会提出予定案件でございます。案件名は世田谷区立公園条例の一部を改正する条例です。
 概要です。世田谷区立公園の設置、世田谷区立宇奈根台口公園を設置するので、世田谷区立公園条例別表第1に次のように加える。名称、位置につきましては表記のとおりでございます。
 まことに申しわけございませんが、裏面をごらんいただきたいと思います。面積が一千百七十三・六〇平米でございます。こちらにつきましては、健康遊具、それからトイレ、公園灯等が設置されております。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆市川康憲 委員 名称なんですけれども、台口というのは何かこの地域の由来みたいなものはあるんですか。
◎五十嵐 砧総合支所土木課長 実は地元の方ではもともとは「でぐち」公園という形で言われていまして、今回、その台の字の発音についてなんですけれども、この発音については「だい」もしくは「たい」のみとなっておりますので、残念ながら、条例上は台口公園とすることにしております。
◆市川康憲 委員 要するに条例上の名称というよりも、地域において、そういう「でぐち」だとか台口とかという歴史的な何か由来みたいなものがあるのかないのか、珍しい名前なので、ちょっとお伺いしたかったんですけれども。
◎五十嵐 砧総合支所土木課長 由来につきましては、昔は宇奈根集落の中の「でぐち」という村組だったことからという、そういった由来があるそうでございます。
◆木下泰之 委員 ここに「鉄塔」と書いてあるんですけれども、これはどんな施設なんですか。
◎五十嵐 砧総合支所土木課長 東電の鉄塔が中にあります。
◆木下泰之 委員 これは大体どのくらいのボルト数が流れているんですか。
◎五十嵐 砧総合支所土木課長 ボルト数まではちょっと……。
◆木下泰之 委員 最近、高圧線による電磁波障害なんかについてもいろいろ心配もされていることがあるので、特に公園で、ここにいろんな遊具とかがあるわけでしょう。そうすると、「健康遊具」と書いてあるけれども、健康になるのかどうか心配だという向きもあるので、どんな施設の鉄塔であって、どのぐらいのボルト数が流れていて、例えばそういう電磁波問題なんかについては大丈夫なのかどうか、そういうことについては、条例を審議するに当たってはきちっと用意しておいていただけませんか。
◎五十嵐 砧総合支所土木課長 審議までにその辺のところはちゃんと調べまして用意しておきます。
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○羽田圭二 委員長 ?世田谷区立多摩川玉堤広場条例の一部を改正する条例について、理事者の説明を願います。
◎男鹿 街づくり推進課長 平成十七年第三回区議会定例会提出予定案件についてご説明いたします。件名は世田谷区立多摩川玉堤広場条例の一部を改正する条例でございます。
 条例改正の内容といたしましては、世田谷区立多摩川玉堤広場施設の管理に関し、地方自治法の改正に伴い、施設の管理委託から直営に変更するため、世田谷区立多摩川玉堤広場条例第十四条を削り、第十五条を第十四条とするものであります。
 詳細については次のページをごらんください。現状の十四条の管理委託部分を削除いたします。その分を詰めて、現状の十五条を十四条と変更するものでございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○羽田圭二 委員長 ?世田谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例について、理事者の説明を願います。
◎工藤 建築調整課長 平成十七年第三回区議会定例会提出予定案件についてご説明申し上げます。案件名は、世田谷区地区計画等の区域内における建築物の制限に関する条例の一部を改正する条例でございます。
 改正理由でございますけれども、新たに東京都市計画南烏山二丁目南部地区地区計画の都市計画決定がなされたことに伴いまして、当該地区整備計画の建築物の制限の内容を条例化するとともに、もう一つ、建築基準法等の一部改正に伴う規定の整備を行うものでございます。
 概要でございます。(1)から(4)がございますが、(1)から(3)までが地区計画の制限の改正に伴って整理するものでございます。(4)が法令の改正に伴う整理です。
 (1)から(3)までですが、(1)、条例別表第1に「東京都市計画南烏山二丁目南部地区地区整備計画区域」を加える。
 (2)、条例別表第2に当該地区整備計画に基づく建築物の制限内容を加えるものでございます。
 (3)条例別表第2の「東京都市計画世田谷西部地域上北沢・桜上水・八幡山地区地区整備計画」、条例別表第2の2の「東京都市計画世田谷区役所周辺地区防災街区整備地区整備計画」及び条例別表第4の「東京都市計画芦花公園駅南口地区地区整備計画」の中の法または政令の引用の部分について規定の整備を行うものでございます。
 (4)でございます。これは、建築基準法施行令第百三十六条の二の五第十一項の規定に基づきまして、公共事業の施行による建築物の敷地面積の減少により敷地面積の最低敷地面積に関する制限に適合しなくなる土地につきまして、適用を除外する規定を加えるものでございます。
 施行予定日は公布と同時施行を予定しております。
 資料に基づいてご説明します。
 趣意書でございますが、これは別表第2の中のアからイ、ウ、オ、キの欄で建築制限条例に地区計画の内容を定めるものでございます。
 次の横書きの新旧対照表でございます。下の欄にアンダーラインが引かれている部分、これについて、右の欄が旧条例で、左側が新条例でございます。アンダーラインの部分について、建築基準法の改正に伴いまして整理を行ったものでございます。これに伴いまして、この下の対照表の(1)から(5)の事項によって敷地面積が少なくなってしまうことによって最低敷地面積を割り込んでしまうものにつきましては、既存不適格として建築ができるということに整理されてまいります。
 それから、別表第2の方につきましては、現在まで、前回の七月六日の本都市整備常任委員会にも報告しておりますけれども、その内容を建築制限条例として整理するものでございます。
 説明は以上でございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○羽田圭二 委員長 ?世田谷区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例について、理事者の説明を願います。
◎吉田 土木管理課長 それでは、第三回区議会定例会提出予定案件でございます世田谷区道路占用料等徴収条例の一部を改正する条例につきましてご説明いたします。
 趣旨でございますが、道路占用料の徴収方法につきまして、占用許可後に徴収できるようにする必要が生じたため、条例を改正するものでございまして、区長が指定した情報処理システムを利用し、占用申請を行う企業者に対し、占用料の徴収方法を、納入通知発行後、一定期間内に納入する方法に改正するものでございます。
 改正内容でございますが、新旧対照表をごらんいただきたいと思います。裏面でございまして、裏面の2「前項の規定にかかわらず、法第三十二条に規定する当該占用に係る許可の申請(占用の期間更新の場合を除く。)が、区長が指定する情報処理をシステムを利用して行われた場合においては、当該占用料は、納入通知書の発行の日から一月以内に徴収するものとする」という文言をつけ加えるものでございます。
 3、4につきましては、文言が一部変わっている箇所がございまして、アンダーラインを引いてございます。
 条例の施行予定でございますが、平成十八年の一月一日を予定しております。
 説明は以上でございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆吉田恵子 委員 確認させてください。今までは占用料は当該占用の期間が始まる前に徴収していたものを、電子システムによってできた場合とか、一カ月以内に納めるという猶予がついたという意味ですか。
◎吉田 土木管理課長 現在の条例でございますが、占用料の徴収につきましては、占用期間に係る分を当該占用の期間が始まる前までに納入通知書により徴収するというふうに書かれてございます。しかしながら、道路管理システムを利用しているものにつきましては新規の占用件数が多く、事務の効率化、正確化を図るため、現状では一定期間、現在は半年ごとにまとめて後払いということで道路占用数量を計算しまして占用料の徴収を行っております。これを半年ではなく、一カ月ということで納入するように条例を改正するものでございます。
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○羽田圭二 委員長 ?特別区道路線の認定、玉川総合支所所管分について、理事者の説明を願います。
◎安藤 玉川総合支所土木課長 平成十七年第三回区議会定例会提出予定案件についてご説明申し上げます。案件名は特別区道路線の認定でございます。
 恐れ入ります。裏面の認定予定箇所をごらんいただきたいと思います。場所でございますが、瀬田三丁目七百五十三番三から七百五十三番十九まで、住居表示で申し上げますと、瀬田三丁目七番街区でございます。
 認定案件の概要でございますが、道路延長が約九十四メートル、幅員は四・〇メートル、面積は約三百八十平方メートルでございます。
 現地の形状でございますが、かぎの手になってございます道路で、従前は私道でございます。このほど、持ち主であります個人の方が三名、法人の方が一名による寄附の申し出がございましたので、道路法の道路等を満たす道路でありますので、認定案件とさせていただきます。
 周辺の概要ですが、拡大図をごらんいただきたいと思いますが、かぎの手になりました今回の認定箇所と既存の区道に囲まれました四角の中は個人の住宅でございます。それから、認定する道路を挟みました反対側、南側につきましても個人の住宅です。東側でございますが、これが一たん物納地になってございまして、その後、競売にかかりまして、不動産会社が取得し、分譲住宅として現地は戸建て住宅が建っているところでございます。
 ご説明は以上でございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆木下泰之 委員 この黒くかぎで囲まれたところには何か新しく新築計画とか、そういうのはあるんですか。
◎安藤 玉川総合支所土木課長 これは既に住宅が建ってございまして、一部畑もありますが、今のところはそういう動きはございません。
◆市川康憲 委員 要するに私道から今度区道に格上げをする際に新たな道路整備をするというようなことはあるのかないのかということ。基本的にはもともとが私道の形態ということでしたから、要するに公道の基準できちっと道路が整備されているところばかりではないと思うんですけれども、このケースの場合はどうなんですか。
◎安藤 玉川総合支所土木課長 ご説明が足りませんで大変失礼しました。昨年度に私道助成を適用いたしまして、舗装と道路排水等はすべて整備済みでございます。したがいまして、現状で区道にいたしましても、すぐには整備等いろいろかかる道路ではございません。
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○羽田圭二 委員長 ?特別区道路線の認定、烏山総合支所所管分について、理事者の説明を願います。
◎小野田 烏山総合支所土木課長 平成十七年第三回区議会定例会提出予定案件の説明をさせていただきます。案件名でございますが、特別区道路線の認定でございます。
 場所でございますが、上祖師谷七丁目九百十二番四から九百十三番五の内まででございます。
 裏面をごらんください。この部分は六所神社の南側に当たりまして、現在、主要生活道路の部分に取りつく形になります。このへの字の形をしているところの頂点から左側はこれからつくる新設の道路でございます。それから右側の方ですが、区管理道路になっております。これをあわせて今回認定するものでございます。新たに整備する道路に関しましては、完了後に供用開始する予定でございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○羽田圭二 委員長 次に、報告事項に入ります。
 報告の議会の委任による専決処分の報告(歩行者の負傷事故に係る損害賠償額の決定)について、理事者の説明を願います。
◎杉本 世田谷総合支所土木課長 歩行者の負傷事故に係ります損害賠償額の決定につきまして、議会の委任によります専決処分の報告を申し上げます。
 なお、この事故報告につきましては、平成十六年五月二十八日開催の当委員会にご報告申し上げたところでございますが、このたび示談が成立し、専決処分を行いましたので、ご報告申し上げる次第でございます。
 事故の概要でございますが、平成十六年五月二十五日の午後二時三十分ごろ、世田谷区上馬二丁目在住の方が世田谷区三軒茶屋二丁目二十一番先の路上で、おわん状の道路のへこみに左足をとられまして左足を骨折したものでございます。
 恐れ入ります。裏面をごらんいただきたいと思います。場所でございますが、図の左下が環状七号線の駒留陸橋でございまして、真ん中ほどに三軒茶屋小学校という部分がございますが、そのほぼ北に当たります。
 大変申しわけございません。表面をごらんください。事故の内容につきましては記載のとおりでございますが、けがの程度は左足に全治一カ月半程度の負傷でございます。
 過失の割合でございますが、世田谷区は四割、相手方が六割でございます。なお、過失割合でございますが、天候が晴れの日の日中で、近所の歩行者が事故に遭ったケースということでございまして、保険会社及び保険会社の弁護士の判断などを勘案いたしました過失割合でございます。
 損害賠償額は八万二千九百二十円でございます。これは特別区自治体総合賠償責任保険により全額補てんされるものでございます。
 専決処分日につきましては記載のとおりでございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆吉田恵子 委員 この直径約三十センチ、深さ二十センチというへこみは何でできたかはわかっているんでしょうか。
◎杉本 世田谷総合支所土木課長 ほぼ道路の真ん中よりやや端っこにあったんですが、当時は何かの陥没だろうということで、下を少し探ったんですが、これといった原因がよくわからないというのでございました。それで、再度直したところでございます。
◆吉田恵子 委員 ほかの場所でもこういうことが起こってしまうと困るので、点検の方をしっかりとお願いいたします。
◆市川康憲 委員 ちょっと基本的なことをお伺いしたいんですけれども、要するに、こうした道路上のさまざまな形状の変化だとか、例えば歩道に街路樹の根が張っていて、かなり膨らんできたりしてつまずいて転ぶとか、あとは、よく商店街の路面を通常の舗装じゃなくてれんがを敷いたり、さまざまなものを敷いてきれいにしたりしていますよね。その場合に非常にでこぼこがわかりにくい。特に高齢社会の場合は足を引きずるようにして歩く人たちが多いわけで、そういう場合によく転んでけがをしたとか骨を折ったというお話を聞くんですけれども、どういう場合にこの損害賠償の対象になるのかというその基準があったら教えてくれますか。
◎杉本 世田谷総合支所土木課長 事故が起きますのは、委員がおっしゃるとおり、さまざまなケースがございます。したがいまして、例えば出っ張りがこの程度だとか、へこみはこの程度だという特に基準というのが明確になっているわけではございません。そこで、今回のようにへこみがあるということがございまして、相手方にも過失があるんですが、確かに道路としてはへこんでいたということで、一件一件それを保険会社等とも相談をしながら対応しているというのが実態でございます。
◆市川康憲 委員 そうすると、要するにこれが明らかに道路がへこんでいたということが確認できる場合にのみ損害賠償の対象になるという話。そうすると、例えば尾山台の舗装面なんかもかなりごつごつですよね。それから用賀の商店街のショッピング・プロムナード事業でも、あそこは普通の舗装じゃなくて、タイルみたいなもの、れんがみたいなものを敷いた形になって、下は砂ですね。砂の上に敷くわけだから、要するに商品の納入のトラックがダーっと通ると、パカパカパカパカといってがたがたになるわけですね。そこで足を引っかけて転ぶというケースが多々あるわけで、現実に骨を折った人もいるわけだよね。こういう場合に、ともかくここの場所でこのれんがが飛び出たからという、これが原因で転んで骨を折ったという場合に、これは損害賠償の対象になるんですか、ならないんですか。
◎杉本 世田谷総合支所土木課長 一件一件その状況によるというふうに思うんですが、これは過去の事例、そして保険会社が持っているいろんなデータ、あるいは区としてのデータ、そこらあたり、それからもう一つは、そこが明らかに出ていたということを区が認識していて放置した場合には多少はあるんじゃないかというふうに思うんですが、それも現場でその状況状況だというふうに思います。
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○羽田圭二 委員長 (2)桜上水三・四丁目中部地区地区計画の決定及び一団地の住宅施設の変更に伴う都市計画法第十六条の報告と同法第十七条手続きの予告について、理事者の説明を願います。
◎吉村 北沢総合支所街づくり課長 それでは、本件につきましてご説明申し上げます。
 まず、趣旨でございますけれども、記載のとおりでございます。
 次に、これまでの経緯でございます。昭和三十八年の十月、一団地の住宅施設の決定をしまして、それから以降、記載のとおりでございますけれども、下から四行目でございます。六月十四日、都市整備常任委員会に原案を説明しております。それから十七年の七月、八日と九日でございますけれども、地域住民の説明会を開催しております。それから七月十一日から二十五日でございますけれども、都市計画法第十六条によります地区計画原案の公告及び縦覧をしております。それから、八月一日まで意見書の提出期間を設けております。
 それでは、三番目、地区計画の概要でございますけれども、記載のとおりでございます。
 四、意見書についてでございます。この二週間の縦覧期間の間に一名の縦覧者がございました。
 それから、意見書でございますけれども、三百二十七通、地区内の権利者の方から意見書をいただきました。意見書、十六条の中では、三百二十七通のうち、三百十七通が推進する意見でございました。反対は十通でございました。それから、地区外の方々からもご意見をいただいております。八百四十二通いただきまして、賛成が八百三十三、反対が九でございました。それから、地区計画以外の意見もいただきまして、十通でございました。合わせて千百七十九通の意見書をいただきました。
 それでは、意見書の内容につきまして、次のページを開いていただきたいと思います。
 それでは、抜粋してお伝えしたいと思います。
 まず、地区内の権利者からの意見書の要旨というふうなことで1、2、3とありますけれども、これにつきましては、良好な住環境の整備や住宅団地の再生、それから防災性の向上、近隣の市街地との調和のとれた建てかえを誘導しているというふうなことで、地区計画の原案に賛成して早期の決定を要望するというふうな内容でございます。これにつきましては、意見を尊重いたしまして、適正に手続を進めるというふうなことでございます。
 それから、次の三ページにございます10から12につきまして、建築物の高さの最高限度、容積率に関する要望、それからこの地区計画は、緑の環境を破壊するだけでなく、高層、高密な住環境を招くのではないかというふうなご意見でございます。それにつきましては、社会状況の変化に伴い、周辺の用途地域に比べ既存の制限が大変厳しいものになっているというふうなことでございまして、地区計画を策定して一団地の住宅施設の廃止を行うものです。具体的には、壁面の位置の制限とか斜線制限、高さの最高限度等を定めます。高さの最高限度につきましては、避難上、有効な空地を四割以上、約二万平米でございますけれども、そういったものをとった場合には四十五メートル、それに満たない場合については三十メートル、また、斜線制限や建物の分棟化等により景観や近隣への配慮も入れております。それから、界隈賞を受賞したことにつきましては、可能な限り既存の樹木を保全または復元を図ることを方針としております。
 それから、次のページ、四ページでございまして、権利者以外からのご意見というふうなことでいただいております。それにつきましては五番を見ていただきたいと思います。下の方にございますけれども、地区計画の中に以下の意見を十分取り込んでほしいというふうなことで、日照とか通風、それから風害、プライバシーの問題、電波障害の問題等がご心配だというふうなことでございます。これにつきましては、すべて建築物の具体的な建てかえの計画の中で関係する条例、法令等に基づきまして適切に指導してまいりたいというふうに考えております。
 最後に、九番目、解体工事による諸問題への対応を盛り込んでほしいというふうなことでございます。これにつきましても、具体的な建てかえ計画が決定していく中で、国の法律、関係する条例等に基づきまして事業者、施工者等を指導してまいりたいというふうに考えております。
 それでは、一番前に戻りまして、今後の予定でございます。平成十七年九月二十日から十月四日まで、都市計画法第十七条による地区計画の案の公告、縦覧、それから、平成十七年度中に都市計画決定及び告示をしてまいりたいというふうに考えております。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆木下泰之 委員 三ページで高さについて高層、高密な住環境を招くものであるという意見に対して、「社会経済状況の変化に伴い、一団地の住宅施設の制限が周囲の用途地域に比べ厳しいものになっているため」云々というふうに書いて廃止を行うと書いてあるわけですね。しかし、社会経済状況の変化に伴いというけれども、もっと住環境の問題とか、かいわいにとっての景観の問題とか、そういう問題については区はどのように考えていますか。
◎吉村 北沢総合支所街づくり課長 社会経済状況の変化に伴って、周りの住環境、周辺の用途地域等が昭和三十八年当時に比べましてかなり高くなってきております。そうした中で、新しい住宅団地に建てかえるに当たり、環境へ配慮しつつ、広域避難場所としての地区計画を定めることによりまして住環境、居住環境の整備を図るというふうなことでございます。
◆木下泰之 委員 もともとここに界隈賞を与えたりしたということは、既存の緑の景観とか、高さも含めてなんですけれども、非常に良好な住宅地域としてのモデルケースとしてそういうものを建てたわけですよ。そういうものについて賞も与えていたわけですよね。そうすると、社会経済状況の変化というのは悪いという評価がまずなければいけないと思うんだけれども、それに伴いそういうふうに変わってきてしまったということについては悪いという評価はあるんですか。
◎吉村 北沢総合支所街づくり課長 悪いというふうなことではございません。状況が変わってきたので、またこれからそういったものに対応した中で、緑の環境とか、そういったものをどうやって守っていくのか、新しく住宅団地を再生したり広域避難場所をどうやって整備していくのかというふうなことが重要だというふうに考えております。
◆木下泰之 委員 水かけ論になりますから、意見だけ言っておきますけれども、社会経済状況の変化に伴い云々というのは、やはりそれに対して一つの規制をかけていくのが都市整備というか、都市計画の考え方だと思うんですよ。界隈賞も与えていながら、それの保全ということであれば、何も一団地を廃止しなくてもいろんな方策はあったはずですし、それから、たとえ廃止するにしても、四十五メートルというような高さではなくて、烏山などでは三十メートルにも抑えてというのもあるわけですから、そういった意味では、この社会経済状況の変化に伴い云々という一般論で処していくということについては非常に問題があると、意見として申し上げておきます。
◆小畑敏雄 委員 たしかここの地域の団地の中で建てかえ云々の話が進む中で、反対をする人たちがこの委員会に陳情だか請願だか出してきて審議をした経過があったと思うんだけれども、この団地じゃなかったでしたか。
◎吉村 北沢総合支所街づくり課長 そうでございます。
◆小畑敏雄 委員 こういうふうにその手続を進めていく中でそういう方々への説明は当然してくださっていると思いますし、また、反対の意見書が出ている中にそういう方々の意見も含まれているという理解でよろしいですか。
◎吉村 北沢総合支所街づくり課長 そうでございます。
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○羽田圭二 委員長 (3)区立ぽかぽか広場の供用の一部中止について、理事者の説明を願います。
◎安藤 玉川総合支所土木課長 区立ぽかぽか広場の供用の一部中止についてご報告申し上げます。
 恐れ入ります。裏面のご案内図をごらんいただきながらご説明を続けさせていただきます。
 場所でございますが、世田谷区玉川田園調布一丁目十九番二号、これは東京都の水道局玉川給水所配水池でございます。その上部、人工地盤を世田谷区がお借りいたしまして、平成九年三月に身近な広場として開設したものでございます。全体の面積は約九千二百平方メートルございます。
 ここにつきまして、このほど東京都水道局から、施設の耐震補強工事を行うため、この工事に伴って一部工事区域とさせてもらいたい旨申し出がございました。その期間でございますが、平成十八年一月中旬から平成十九年三月末でございます。
 拡大しました参考図で網かけの部分が工事の区域となりまして、面積約六千五百平方メートル、全体の面積の約七〇%でございます。したがって、網かけのない白い部分のところがその後も使える状態であります。現地は築山のような大きなこんもりした原っぱ状になっているところでございます。
 今後の予定でございますが、本年十月、東京都水道局によりまして工事説明会が開催されます。本年十二月に区立ぽかぽか広場の供用の一部の中止、告示がございまして、平成十八年一月、工事着手になりまして、十九年三月末完成の予定で進められます。
 ご報告は以上でございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○羽田圭二 委員長 (4)北烏山七丁目緑地保全方針(案)について、理事者の説明を願います。
◎小野田 烏山総合支所土木課長 北烏山七丁目緑地保全方針(案)についてご説明させていただきます。
 場所でございますけれども、資料の冊子の方の五ページをごらんください。ここに位置、概況という形で書かせていただいていますけれども、京王線千歳烏山駅と井の頭線久我山駅のほぼ中間に位置しております。距離的にも千歳烏山駅から一キロから一・八キロ、久我山駅から〇・七から一・五キロ、ここの図1の赤い場所が該当の場所でございます。
 趣旨でございますけれども、寺町と岩崎学生寮の周辺を含めました地域にまとまった規模の緑地空間が形成されておりまして、地域緑化を進める緑の拠点として都市整備方針において位置づけられております。岩崎学生寮内の豊かな緑を保全しまして、烏山、寺町とのネットワークを維持するため、北烏山七丁目における緑地保全方針を策定していくということでございます。
 経緯でございますが、十七年四月上旬に岩崎育英奨学会より公拡法に基づく土地買取希望申出書が提出されました。区の方で協議しました結果、一部取得の方向性で確認をいただきました。その後、岩崎育英奨学会の方と交渉したのですが、五月六日に岩崎育英奨学会より区に売却しない旨の通知が届きました。この件につきましては、五月二十七日の当委員会に報告をさせていただいております。
 現在までの動きとしてですが、信託銀行系の計画がございまして、岩崎学生寮本体を除く約三・二ヘクタールを取得し、開発後、各種事業者、学校とか有料老人ホーム、特別養護老人ホーム等というような形での計画を岩崎と交渉中であるというふうに聞いております。他に数社からの相談もあるということでございます。
 保全の方針をつくるということで、概要でございますが、これは別冊の保全方針(案)の一ページ目の目次に沿って書かせていただいております。
 二ページに保全方針の必要性について記載させていただいております。
 四ページに北烏山七丁目周辺の状況という形で航空写真等をつけております。この真ん中の緑のあるところが岩崎学生寮でございまして、右隣が寺町の寺院群でございます。
 七ページにこの付近の上位計画を記載させていただいております。
 一二ページに当該地における公園等の保全方針を記載させていただいております。1)として緑地保全の方針としまして?から?までを書かせていただいております。2)で実現のためにということで三項目として、保全価値の高いところに核となるオープンスペースの確保に努めることと宙水涵養の協力や自然環境を保全するよう誘導する。あと、民間の開発に当たっては、法令等に基づき適切な位置に緑地の確保を図るということです。
 最後に、一三ページの方に模式図、今回のペーパーの後ろにもより詳しく図面等をかかせていただいていますが、冊子の方ではもう少し簡単な模式図とさせていただいております。核となるオープンスペースをもとに公共的空地の配置等を考えております。
 最後に、開発誘導の方針という形で三番目に書かせていただいております。特に保全すべき価値が高く、近隣からも利用しやすいところに基幹的オープンスペースを確保していきたい。それから、宙水涵養のための地下構造物の築造の制限や雨水浸透の拡大を求めていく。あと、主要生活道路の機能が担保できるよう、道路網の整備を誘導するという形で開発誘導方針を定めていきたい。
 裏面でございますけれども、今後のスケジュールでございますが、九月末ごろにこの保全の方針を決定していきたいということでございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆木下泰之 委員 一部売却の方針を立てたけれども、それで交渉が決裂したということなんですけれども、一部売却というのはどの程度買う予定だったのか、何ゆえにそれが決裂したのか、その辺について。
◎小野田 烏山総合支所土木課長 前回の委員会でご報告させていただいたのは約五千平米という形で取得を申し入れたのでございますが、岩崎育英奨学会の方では、切り売りをするということはしたくない、全体を売りたいというのが一つございます。あとは価格の面で折り合いがつかなかったという理由で交渉が決裂いたしました。
◆木下泰之 委員 玉川地域の小佐野邸のあたりについては、早速開発の動きがあったときにはそれを取得するという方針を区は決めて動いたわけですけれども、例えば緑の量とか、そういうことから考えれば、それに匹敵するようなものであると思うんですよ。こういうものについて、その辺のプライオリティーはどういうふうに考えていますか。
◎小野田 烏山総合支所土木課長 非常に重要な場所だということで、今までも岩崎の方とは交渉をいろいろしてきたわけですが、五月六日に文書によって断られてしまったわけです。ですから、岩崎との交渉はもう以後できない状況でございます。あとは、今後、この開発者が今動いているということですので、そちらと相談をしながら進めていきたいと考えております。
◆木下泰之 委員 ですから、一方の方は区の方が買いに入るという姿勢でまず臨んで、それについての財政支出も糸目をつけるかつけないかわからないけれども、一つの買うという意思を示したわけですね。ここについては五千平米しか買わないという方針で臨んだわけですよね。その辺の方針の違いというかな、その辺のプライオリティーのつけ方というのはどういうふうに決めているんですか。特にここは宙水などがあって非常に重要なところだとは思うんですけれども、そういう評価の仕方、それはどういうふうに決めているんですか。助役にお聞きしたいんですが。
◎平谷 助役 委員ご案内のとおり、全体の財政計画というものもございますし、ご指摘いただいておりますような各地域のいわゆる緑の位置づけというような状況もございます。いわゆる野毛の方に関しましては、既に議会でも申し上げておりますように、いわゆる国分寺崖線の個々の緑の連檐性の中であそこの場所が大変重要だという中で、一部開発の動きが、相談等がございましたが、その中で当面企業サイドも売る意思がないという状況の中で、将来に向けては取得をしていきたいと。これは区長の方の考えとして申し上げてきたいきさつがございます。
 一方、岩崎学生寮に関しましては、この間動きは、議会でもご質疑等をいただく中で、節目ごとには本委員会にもご説明、ご報告させてきていただいたということですが、残念ながら、ただいま小野田が申し上げておりますように、岩崎さんの方ではあくまでも一括だということと、価格も、この場では申し上げられませんが、相当の開きがあるというような状況の中で、今後、開発行為等がございました節には、当然大規模な形になりますから、都の条例等の関係も出てまいりますし、そういった中での緑地の確保ということも、条例等に基づきましてそういうことがあるという中で、ただいまご報告しているようなことに相なっております。
◆木下泰之 委員 ただ、予算的な制約と言うけれども、一方でもう財政支出をするぞという構えを出して、ただ、そちらはまだ売らないということで、その財政支出についてはペンディングになっているんですね。こっちは緊急課題になってきているときに、一部しか買わないということで決裂してしまったと。そういったことについていろいろと対応を変えるとか、対応をもっと突っ込んだ形でやるとか、そういうふうには機動的には動けないものなんですか。
◎平谷 助役 ありていになかなかご説明が難しいわけですが、相手方のさまざまな状況もあるわけでありまして、そういう意味で私どもとしては可能な限りの努力をさせていただいたと認識しておりますが、個々相手方の状況も長年にわたる紆余曲折等もございまして今日に至っていると。この点はちょっとご理解をいただきたいと思います。
◆木下泰之 委員 それはお話は聞いておきますけれども、この地域の宙水についての世田谷区としての保全のもっときちっとした方針というものを特別にこれから立てていくおつもりはないんですか。
◎伊澤 烏山総合支所街づくり部長 まず、この岩崎の敷地が、私どもが調べたところでは鴨池の湧水の主たる涵養域になっているということで、ここの敷地の大切さというのは強く認識しているところです。その対応策として、周辺の既存の井戸ですとか観測用の井戸も八カ所ほどつくって、常時その水位の観測をしているところでございます。
 現在のこの岩崎学生寮の敷地の開発については、先ほど助役も申し上げましたけれども、開発行為の話が出てくれば、都市計画法に基づく義務的な提供公園、公開空地、それからさらに都の条例に基づくそういった提供部分を合わせると、かなりの敷地が確保できるということと、それからできるだけ開発の中身についても、こういったきょうお示ししている方針に基づいて、湧水をできるだけ涵養できるようなまちづくりというんですか、こういったものを指導していくためにも、ぜひこの方針が必要だということで本日ご説明しているわけでございます。
◆木下泰之 委員 この地域、大分大規模ないろんな企業が持っている土地とかが放出されていきまして、超高層マンションとか超高層ビルみたいなものの計画もいろいろ散見されるわけですけれども、要するに宙水を守るというようなことを通じてそういったものにも規制をかけていく必要があると思うんですね。いろんな規制の方策は考えてしかるべきだと思いますので、ぜひその辺は抜本的にやっていただきたいとご意見を申し上げておきます。
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○羽田圭二 委員長 (5)世田谷区におけるアスベスト対策について、理事者の説明を願います。
◎中杉 都市計画課長 それでは、世田谷区におけるアスベスト対策についてご報告いたします。なお、この報告につきましては、先週九月二日と本日の五常任委員会でのあわせ報告となっております。
 まず、趣旨でございますが、アスベスト対策については、区はこの間、公共施設に関し適切に対応を図ってきたところでございます。また、民間におきましては、アスベストが含有された建築材料を使用した建築物があるなど、区民の健康に影響を及ぼすおそれのある問題であるということでございまして、区としては、こうしたことから全般的に対応する必要があるということで、今回、庁内の情報共有化を図りまして、区の対応策を協議、検討することを目的に庁内でアスベスト対策連絡会を設置いたしました。また、区立施設における天井等吹きつけ材(アスベスト)調査について、前回報告しておりますが、今回、最終報告をさせていただくものでございます。
 アスベスト対策連絡会の設置でございますが、これについては部長会の構成員をもって組織いたしまして、会長といたしましては環境総合対策室の担任助役が務めるということでございます。また、連絡会は関係省庁等から情報を集約し、庁内の情報共有化を図り、区の対応策を協議、検討するということで、この八月一日に設置しております。
 また、当面のアスベスト対応策でございますが、(1)から裏面の(6)までございまして、一つは、国土交通省からの通知に基づきまして、民間建築物、千平米以上の建築物における吹きつけアスベストに関する調査を実施し、建物所有者に対し適切な維持管理に努めるよう指導するということでございます。
 二つ目が、区内の解体・建設業者、建設設備業者に対しまして、建築物解体時のアスベスト飛散防止対策の徹底について要請する。
 三つ目が、区民のアスベストに対する健康不安の相談窓口など、アスベストに関する情報を「区のおしらせ」、ホームページにより提供し、アスベストに関する不安解消を図るということで、これにつきましては、「区のおしらせ」、また、ホームページにつきましては八月十五日に既に開設しております。
 四つ目といたしまして、都が予定しているアスベスト対策の補助金を活用いたしまして、区内の私立保育園や保育室などにおけるアスベストの使用状況調査を実施するということです。
 五つ目が、既存の住宅相談に加えまして、建築物の吹きつけアスベストに係る専門相談窓口を臨時的に開設いたしまして、アスベストに関する不安解消を図るというものでございます。
 六つ目といたしまして、事業者のアスベスト除去工事等における工事費の融資希望については、既存の中小企業融資あっせん制度により対応するということでございます。
 また、区立施設における天井等吹きつけ材の調査でございますが、これにつきましては二回に分けて調査いたしておりまして、今回、四月以降の調査について分析が終了いたしましたので、報告させていただきます。
 4の(2)の調査結果でございますが、今回、調査結果といたしまして、三百四十三施設を対象として調査した結果、十施設においてアスベストを含有した天井等吹きつけ材を確認したというものでございます。また、これらの施設について、空気中の浮遊石綿濃度測定の結果でございますけれども、基準値以下ということで、現在、施設からの飛散は確認しておりません。
 また、今後の進め方でございますが、四月着手分についてもアスベストの含有が確認されたけれども、浮遊アスベスト濃度測定で施設からの飛散は生じていないということでございます。しかし、今後とも区民が安心して利用できる施設ということで、下の?、?、?というような措置を前回と同様に取り組んでいくということでございます。
 二枚目でございますが、別表の撤去予定施設ということで、今回、第一庁舎から玉川総合支所まで、この十施設においてアスベストが確認されたということでございまして、対応の方向といたしましては記載のとおりでございます。
 なお、三番目の前回の常任委員会で報告した施設の状況でございますが、ちょっと小さい字で書いてございますけれども、既に四施設で対応いたしまして、今後、他の施設についても対応していくということでございます。
 報告は以上でございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆木下泰之 委員 アスベスト対策でこれから大事になると思うのは、もちろん公共施設も大事なんですけれども、民間施設にあるものであるとか、過去、アスベストに暴露しちゃった人たちの対策というのが一番大事だと思うんです。それで、特徴的に中皮腫という形であらわれますので、健康被害に対しての世田谷区としての窓口がどうなっているのかというのが一つ。
 それからもう一つは、ガン吹きにしても何にしても、民間のそういう相談に応じて、そこにある物質が一体何であるのかとか、そういうものについて調べてあげるとか、そういう対応というのはできるのかどうか。
 その二点について。
◎中杉 都市計画課長 相談の窓口ということでございますが、これにつきましては、民間の建物につきましては、今お話しした3の(1)で民間建築物の千平米以上ということでございますけれども、そういったものに関してはそういった施設を抽出いたしまして、区の方から建物にアスベストが含まれているかどうか調査してくださいということでお願いしてございまして、あるものについては適切に指導していきたいということでございます。
 また、住宅につきましては、今回、十月二日から二週間、アスベストに関する不安の解消を図るということで、専門の相談窓口を臨時的に設けて対応していきたいと思っております。
 また、アスベストにつきましては、物質が本当にアスベストかどうかということを詳細に調べなくてはいけないわけですけれども、その件につきましては、ここに書いてございますけれども、私立保育園等につきましてはいろいろ補助金等もございますけれども、個人の場合については特にそういったことも現在ございませんので、個々に対応していただくような形になっております。
◆木下泰之 委員 以前は区にも、例えば消費生活相談室みたいなところで何か工業製品についてのいろんな実験施設とかあったわけですよ。世田谷区として例えば、とりわけ建設マターであるわけですから、そういう相談に応じて専門的に調べていくというような体制をとる必要が私はあると思うんですよ。特に千平米以上のところを抽出してというけれども、何も千平米に限らず、本当に危険なアスベストが天井で露出しているようなところというのは小さな商店とか結構あるわけですよ。実際に文房具屋さんでそういったところで暴露して発病したという人もいるわけですから、むしろ不安を解消するというよりも、不安はあるんですよ。不安はあるわけだから、それについて適切に対処するような方策をやっぱり世田谷区としてもとる必要があると思うんですけれども、その辺いかがですか。
◎中杉 都市計画課長 アスベストでございますけれども、国の方から千平米以上ということで、これにつきましては、今回、昭和三十一年から平成元年までの物件で、店舗併用の住宅、共同住宅、倉庫、駐車場、工場等を対象に調べているということでございまして、これは二回に分けて調査しているわけですけれども、一回目としては抽出は百五十八件ございまして、そのうちの六十一件に実際に建物等がございまして調査を行っているということで、追加につきましては、この二日に郵送したということでございまして、これについては三百十五件の建物について郵送しているということでございます。
 また、相談窓口ですけれども、住宅につきましては、先ほどのような形で臨時に設けていきたいということと、区としては専門業者とか専門の分析業者をそういった方々に紹介するということで対応していきたいと思っております。
◆木下泰之 委員 インターネットなんかも発達しているわけだから、特に危険な青石綿とかもいろいろあるわけですよ。それから状態によって非常に危ない状態というのもあるわけですね。そういうものを非常にわかりやすく提示した上で、区民からの相談があった場合には、特に危ない場合にはすぐ対処するようなことをやっぱり積極的に、国が千平米以上云々と言っていたって、国はもう三十年もおくれているわけですから、実際問題として現にそのときに規制していれば済んだものを、三十年放置したためにひどいことになっているわけですから、世田谷区としてはもっと国の施策を超えて積極対応されることが必要だと思いますよ。いかがですか。
◎中杉 都市計画課長 委員おっしゃいますように、区民の不安解消ということで、いろいろ区の方でも対応を考えているところでございまして、総合的には環境総合対策室の方でやっていくということでございますけれども、そういった意見もあったということを伝えていきたいと思っています。
◆木下泰之 委員 僕は認識が全くおかしいと思うのね。不安解消という言葉はやめた方がいいと思う。不安というか、現にあるんですよ。特にガン吹きなんかやってしまった人、建設労働者なんて大量に吸っているわけですよ。むしろそれは危険が、リスクは負ってしまったんだということをきちっと認識して、不安解消じゃなくて、現にある問題として、その問題を受けてしまった人は相談してくださいという積極的なことをやらないと、問題がどんどん隠ぺいされるだけですから、そういう認識に立ってぜひやっていただきたいと思います。
◆市川康憲 委員 当面のアスベスト対応策での(2)の「区内の解体・建設業者及び建設設備業者等」云々、「アスベスト飛散防止対策の徹底について、要請する」と書いてあるんだけれども、要請でいいのというのが一つあるのね。今もいろいろ議論を聞いていても、要するに民間の建物の解体でよく目にするのは、もうもうと土ぼこりだとかいろんなほこりを立てながら、業者さんが水道の水をジャージャーかけながら重機で壊しているとか、いろんな場面を見るわけですよね。では、この中にアスベスト製品というのは一つもないのかということを思うときがありますよね。
 ここにも撤去予定施設の石綿の有無という、三%、三%、六%、三%、全体の製品の中に含まれているアスベストの含有量はかなり少ない割合であってもこれは撤去する。であれば、これがアスベストです、これが石綿です、そういう形になっていない製品化されたものがあると思うんですね。例えばこういう天井ボードなんかも、こういう材料の中にもある意味ではアスベストが含まれている、そういう製品もあると思うんですね。そうすると、解体業者さんもそうなんだけれども、我々素人においてもなかなかわからないという部分がありますよね。
 そういう場合に、先ほども分析業者を紹介するといういろんなお話がちょっと出ていましたけれども、そういうことを丁寧に、例えば解体業者さんでも、解体すべき対象物の中に不安を抱くような、そういう材料がもしあった場合には、ここに分析をとりあえず頼みなさい、経費については経費の一部を負担しましょうとか――それはわかりませんけれども、何かそういう実効ある取り組みがないと、やっぱり今までと同じようにずるずると流れていっちゃうんじゃないかなという、こんな思いがしてならないんですけれども、その辺はどうなんでしょうね。
◎中杉 都市計画課長 今後、民間建物の解体のときの問題がかなり大きくなっていくんだろうということでございますけれども、解体時の法規制といたしましても、東京都の環境確保条例ですとか大気汚染防止法ですとか、今回できました石綿障害予防規則というのがございまして、かなり厳しくはなっているということでございます。
 都市整備の方としても、そういった業者に、特に解体時については細心の注意を払ってそういった解体を行ってくださいということで、既に文書等で要請もしておりまして、今回、吹きつけタイル以外で、委員おっしゃいますように、二次製品ということでPタイルですとか、角材ですとか、スレート材とか、屋根材とか、結構含まれているものもあるわけですけれども、そういったものについても、割ったり傷つけなければ飛散しないということではございますけれども、解体時に特に丁寧にやっていくとか、そういったことで、かなり事業者に任せる部分も多々あるとは思いますけれども、丁寧に指導していきたいということでございます。
◆小畑敏雄 委員 アスベストの飛散の測定というのは、要するに大気を引っ張ってきて、それを機械にはめて何%あるかというようなはかり方をしているんだと思うんですけれども、今までのアスベストの使われている状況の調べ方というのが、目で見るとか、ちょっとたたいてみるとか、仕様書を見て使われているかどうかとかいうようなことなんだろうと思うんですけれども、本当の意味での大気中のアスベスト飛散というのは、建築年数、それからそのときの室内の温度、湿度、風量というんですか、そういうので随分変化があるというふうに聞いています。ですから、あるとき一回だけぴょこっとはかったから、しかも大気中の測定をしたからそれで安心なんだというわけにはいかないんじゃないかと思うんですね。専門家の人に聞いてみると、現実にアスベストを使っているかどうかの最終判定というのは顕微鏡でやるんだそうですよ。区内には結構その顕微鏡を持っているそういう専門の業者さんも現実にいます。
 ですから、そういう意味からすると、区内におけるアスベストの測定基準みたいなものはある程度一定した基準というのを設けた方がいいのではないかと思うんです。特にここの大きな二番で部長会構成員でそうした検討をこれからしていくんだという連絡会をつくられているのであるならば、そういうところで検討していただいて、何か一つそうした基準を設けていった方がいいのではないかなというふうに思いますもので、検討していただきたいと思います。
 それから、先ほどもちょっと申しましたように、民間にかなりそうした優秀な技術を持っている区内の業者がおるようですから、そういうところにも相談を持ちかけて徹底してやっていかないと、ヒル石仕上げだとか囲い込みだとか、結局最終的には中へ封じ込めてしまうわけで、それは大地震なんかが起きてきたときにどうなるのという部分もあるわけですから、そういうことも視野に入れて対策強化をしていただきたいと思います。
◆木下泰之 委員 抜本的な対策はもう全部除去しなければいけないというのは当然のことなんですけれども、アスベスト被害の問題については、大気汚染の濃度の問題とか、そういう問題はまたいろいろ意見もあるんですけれども、それよりももっとわかり切っている話は、アスベストが肺等に蓄積されて長年たつと、それは中皮腫になるよというのが証明されてしまっているわけです。だから、アスベストにいかに暴露しないかということについて、不安解消ではなくて、その危険性をきちっと伝達して、そういう危ないリスクに遭わないように区民は気をつけようよということを宣伝しなきゃいけないと思うんですよ。
 例えば天井裏をのぞいて、むやみやたらとアスベストがあるのかどうかがりがり削ったりするというのは非常に危ないですよね。そういうリスクについてきちっと区民にわかりやすいような形でまずは伝達して、そういう危ないものがあったら、やっぱりきちっと専門家がそういうものの存在についてアドバイスできるようなシステムをとらないといけないんじゃないかと思うんです。規制値とかそういうので考えちゃうと、それも必要なんですけれども、それで考えてしまうと、現実の防止策とは非常に違ったものが出てきてしまうので、ぜひその辺は小まめに正しい知識を持って、不安解消ではなくて、リスクはあるんだ、リスクはあるけれども、こういうことに気をつければ、それはリスクから遠ざけられるよというような形できちっとやっていただきたいというふうに思います。
◆高橋昭彦 委員 ちょっとお聞きしたいんですけれども、教えていただければと思うんですが、3の(4)のところで「都が計画を予定しているアスベスト対策の補助金を活用して」というふうに書いてあるんですけれども、都が計画を予定しているアスベスト対策というのは、区内の私立保育園とか保育室とか、こういうのを調査するのに補助金として活用できるということなんですか。ほかにも補助金とかいう予定が都として出てきているのか、ちょっと教えていただきたいと思うんですけれども。
◎中杉 都市計画課長 大変申しわけないんですけれども、この補助金については、こういった子どもの施設に使えるというようなことを聞いてございますけれども、ちょっとどこまで使えるかというのは、不勉強で申しわけございません。後ほどまたお答えしたいと思います。
◎平谷 助役 若干補足しますと、今、高橋委員がおっしゃっている補助金は、当面、いわゆる保育園だとか保育室だとか、こういったものを対象にしたものを東京都が考えているということで、そういう意味では、幼稚園はどうだとか、その部分に関しては明らかではありません。この間申し上げておりますように、文科省の動きが若干今の状況の中ではなかなか見えてこないというようなこともありまして、いずれにしても、結論的にはここに書いてある範囲で東京都は計画している、こういうことです。
◆吉田恵子 委員 その除去したアスベストに対して最終処理というか、その後の方は確立されているんでしょうか。
◎中杉 都市計画課長 撤去したアスベスト等については、一般的にはセメントと一緒にかきまぜて固化して最終処分場に処理していくということが通常でございます。
◆吉田恵子 委員 間で担当される事業者の方、あと清掃関係の職員の方がまた浮遊石綿を吸ってしまわないように注意を持って処理をしていただくようにお願いいたします。
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○羽田圭二 委員長 それでは、次に参ります。(6)木造住宅の耐震改修工事助成等の概要について、理事者の説明を願います。
◎工藤 建築調整課長 木造住宅の耐震改修工事助成等の概要についてご報告申し上げます。
 ご承知のように、四月一日より相談体制等を本所で一貫してできるようにいたしまして、七月一日から無料耐震診断助成と資産活用型木造住宅耐震改修工事の融資事務経費の助成をスタートしているところでございます。今回、十月一日より木造住宅の耐震改修工事助成と家具転倒防止器具取付工事助成及び分譲マンション耐震改修アドバイザー派遣事業の三つの耐震促進事業をスタートさせることにしております。この旨をご報告申し上げます。
 これまでの経緯というか、七月一日以降、これまでの申込状況についてご報告申し上げます。
 耐震促進事業の対応状況は以下の通りである。八月十九日現在と書いてございますが、大変申しわけございません。八月三十日現在の誤りでございます。おわびして訂正申し上げます。耐震相談につきましては、四月以降、千三十三件あります。木造住宅無料耐震診断助成につきましては、事前の相談が百五十二件、区職員によります事前の現場調査件数が百十一件、登録診断士の派遣対象となる建築物件数は四十八件ございます。非木造建築物耐震診断助成につきましては、四月一日以降、事前相談が十六件、同じように区の職員が見た件数が十四件、助成対象になる分が十二件ということと、?で資産活用型木造住宅耐震改修工事の融資事務経費の助成につきましては、耐震診断後のお話でございますので、今のところ、まだ申し込み等はゼロ件という状況でございます。
 二番目としましては、木造住宅の耐震改修工事の助成の概要につきましてですが、木造住宅の耐震改修工事助成につきましては、現在、防火地域は、耐火建築物等への建てかえにより全体として安全性を向上すべき地域であるということであるため、また、都市防災不燃化促進事業と防災生活圏促進事業地区内はそれぞれの制度の中で対応ができるために本制度の対象から除くということでございます。それ以外の地域を対象地域としています。
 補助の要件でございますが、区による木造住宅無料耐震診断を受けているということ、それから、診断した結果が一般診断の総合評点、一般診断という確立された方法がございますけれども、その中の総合評点が〇・七未満ということで、意味合いとしては倒壊する可能性が高いと判断されているもの、それから、区長から地震に対して安全な構造にするように勧告を受けていること、こうしたことを要件としまして、補助額としては上限百万円としまして、設計費、工事監理費及び工事費の合計に対して助成をするということで、予算としては五千万円ほど用意しているというところでございます。
 2)家具転倒防止器具取付工事助成でございますが、地震が発生した際、自力で避難することが困難な人、かつ、転倒防止器具を自分では取りつけられない、こういった区民の皆様方を対象としまして二万円を限度として助成を行うということでございます。とりあえず本所と総合支所の街づくり課で案内パンフレット、申請書を配布するとともに、もちろん、九月十五日号の「区のおしらせ」等でもご案内申し上げます。
 それから、取りつけ工事業者は、区民の皆様方の手続を簡素化できて、また信頼のおける業者である必要があることから、世田谷区シルバー人材センターに委託する予定でございまして、予算としましては括弧内に記載している二百万円というところでございます。
 助成対象としまして?から?まで記載してあるとおりでございます。
 3)分譲マンション耐震改修アドバイザー派遣事業ということで、耐震診断を行った結果、耐震改修が必要と診断された分譲マンション(非木造)の管理組合等からの申請に対して、区に登録されたアドバイザーを派遣して、耐震改修工事がスムーズに運ぶように、専門家による技術的支援や合意形成に必要な検討材料の提供等、初期段階における支援を行うということで、一回の派遣は四万二千円として四回を限度とすると。初期段階ということで四回を限度として行っていきたいということで、これらの事業を十月一日にスタートする予定でございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○羽田圭二 委員長 それでは、次に参ります。(7)地域住宅計画について、理事者の説明を願います。
◎板谷 住宅課長 このたび東京都と一体になりました地域住宅計画を策定いたしましたので、ご報告申し上げます。
 経緯でございますが、平成十七年度より公営住宅等整備に対する国庫補助金が一部を除いて廃止されまして、新たに周辺の居住環境整備等も対象とした地域住宅交付金制度が創設されております。新たな交付金を受けるためには地域住宅計画の策定が義務づけられております。
 2の計画の概要でございますが、単独でも地域住宅計画は策定することができますけれども、東京都さんの方から、東京都の住宅マスタープランの推進及び東京都は約二十六万戸という多くの都営住宅を抱えておりますが、今後、都では建てかえ計画が数多く予定されているということで、それに伴いまして周辺の住環境整備の対象となる交付金、こちらは提案事業と呼ぶんですが、そちらの枠も多くとれるということで、東京都から一体となって策定しませんかというお話がございました。これを受けまして、特別区の住宅課長会及び区で検討いたしましたところ、東京都の申し出に乗りまして東京都と一体となった地域住宅計画を策定するといたしました。
 計画の名称でございますが、東京都地域住宅計画、計画期間は平成十七年度からの五年間でございます。計画区域は東京都全域。
 事業の概要でございますが、良質なストック形成、市場の整備、誘導、少子・高齢社会対応というふうになっております。
 交付金でございますけれども、基幹事業、これは公営住宅そのものの建てかえという事業が該当いたします。こちらが国の方の交付金の充当率は最大四五%、提案事業、こちらが周辺の居住環境整備等も対象といたしました付随する事業でございますが、こちらの交付金の充当率が一〇%となっております。
 算定対象事業費は東京都地域住宅計画で記載のとおりとなっております。
 構成自治体としましては、都、世田谷区を含む二十三区、武蔵野市ほか十八市町村、計四十三自治体でございます。
 公表は九月十二日以降、される予定でございます。
 世田谷区に関連するところでございますけれども、世田谷区といたしましては、公営住宅ストック総合改善事業ということで、基幹事業を九億三千万円、提案事業といたしまして、合計で十億三千九百万円予定しております。東京都と一体となりまして地域住宅計画を策定するということで、本来、世田谷区で単独で策定いたしますと、自分のところの基幹事業の一九%、今回でいいますと、一億七千六百万円程度しか該当となりませんけれども、東京都と一体となって策定することによりまして、十億三千九百万円を対象とすることができております。
 今後の予定ですが、十二日以降、交付金の配当予定、公表ということになります。
 裏面でございますけれども、東京都地域住宅計画の概要を添付しております。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○羽田圭二 委員長 (8)都営上北沢一丁目第二アパート建替計画(案)について、理事者の説明を願います。
◎板谷 住宅課長 都営上北沢一丁目第二アパート建替計画(案)についてご報告いたします。なお、本件は、本日開催の福祉保健常任委員会にあわせてご報告となっております。
 都営上北沢一丁目第二アパートは、昭和三十六年度に建設されて以来四十年が経過し、老朽化したため、現在、都の方で建てかえ計画を策定しております。本計画につきまして、東京都都市整備局より情報提供がありましたので、ご報告いたします。
 1、既存団地の概要でございます。案内図をつけてありますので、ごらんいただきたいと思います。都の松沢病院の近く、東側にある地域でございます。所在地、上北沢一丁目七百七十六番ほかでございます。
 敷地面積、計画敷地といたしまして一万八百四十六平米、東側敷地が八千三百六十二平米、西側敷地二千四百八十四平米でございます。これは東側、西側と分けましたのが、今回、東京都の方で情報提供がありました計画で、東側敷地が第一期工事ということで予定されていることで記載しております。
 既存の住宅でございますが、鉄筋コンクリートづくり四階及び五階建て、八棟百六十一戸から成っております。建設年度は昭和三十六年度、住宅改善が昭和六十一年、六十二年度にわたって行われまして、二戸を一戸に変えたりする住宅改善に伴いまして戸数が現在百六十一戸になっております。
 続きまして、建てかえ計画(案)の概要でございますが、案内図の裏面の方に東京都からいただいております配置計画図がございます。
 建物の概要でございますが、都市計画道を挟みまして東側、一期工事ですが、A棟、B棟、C棟の三棟建てから成ります。A棟が四階建て、B棟が八階建て、C棟が八階建てということで計画されております。一期工事といたしまして、建てかわった後、二百戸を予定していると聞いております。二期工事、西側の敷地になりますけれども、こちらの方は、現在、工事の内容、詳細についてはまだということですけれども、六十五戸程度の住宅を確保したいということを聞いております。
 工事予定でございますが、一期工事は平成十七年度末から平成十九年度まで、二期工事は平成二十年度から開始したいというふうになっております。
 (3)といたしまして併設施設とございまして、既存の団地に併設施設といたしまして区立松沢保育園がありますけれども、今回、建てかえに際しまして新たな建物になったときにも保育園は引き続きということで、子ども部の方から都に対して要望しております。
 附属施設といたしましては記載のとおりでございます。
 その他、都市計画道路補助二一五号線が敷地内に予定されております。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○羽田圭二 委員長 (9)住宅まちづくり総合相談の充実について、理事者の説明を願います。
◎板谷 住宅課長 住宅まちづくり総合相談の充実についてご報告いたします。
 本件は、明日開催予定のオウム問題・災害・防犯対策特別委員会とのあわせ報告でございます。
 区では、住宅防犯対策の一環として、住宅防犯相談をまちづくりセンターに委託して実施しております。一方、住宅の新築、改築や購入等に関する相談を五つの地域で住宅まちづくり総合相談として実施しております。今後、より区民のニーズに即した防犯性能も含めた住宅まちづくり総合相談を一体的に行うため、住宅防犯相談を住宅まちづくり総合相談に統合し、防犯性の高い住宅の整備など、安全で安心して暮らせるまちづくりを促進してまいりたいと思います。統合の時期につきましては平成十七年十月一日から、相談の日程は記載のとおりでございます。
 こういった充実をすることによりまして、これまで単独で防犯相談は月二回、三軒茶屋のみで行われておりましたけれども、今回、まちづくり総合相談で中身を入れることによりまして、月十二回、五つの地域で相談を受ける体制となります。
 周知方法につきましては、「区のおしらせ」十月一日号及びホームページにより周知したいと思っております。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆市川康憲 委員 このまちづくりセンターで行っていた今までの月二回の相談というのは実績はどんな状況なんですか。
◎板谷 住宅課長 こちらの方の相談なんですけれども、相談員さんがNPO東京都セキュリティ促進協力会という、かぎ、錠前の方の専門の方から成るNPOで、そういった相談が得意のところでございますけれども、こちらは十五年八月から開始されまして、当初から徐々に相談の件数が落ちまして、十六年度におきましては、こま数に対して一七%程度の利用ということになっております。
◆市川康憲 委員 何件なんですか。それともう一つ、今まで五つの総合支所でやっていた住宅まちづくり総合相談、これも実績はどうだったんですか。
◎板谷 住宅課長 防犯相談に関しましては、平成十六年度は利用件数総合計で四十九件でございます。
 もう一つ、住宅まちづくり総合相談の方なんですが、申しわけありません。今ちょっと資料をお持ちしておりませんので、改めてご報告いたしたいと思います。
◆木下泰之 委員 ちょっとお尋ねしたいんですけれども、これはセキュリティーの関係のNPOというけれども、それが相談の窓口に立つとするでしょう。それは例えば錠前を二重ロックのものがいいとかいろいろアドバイスしたりして、そういう物品のあっせんとかそういうのはやっているんですか。
◎板谷 住宅課長 そういったNPOさんで本来の職業はお持ちですけれども、今回、相談を始めるに当たりましては、区の方が委託する相談事業ということで、そういったようなあっせんの方は控えてほしいというお願いはしてあります。
◆木下泰之 委員 どうもそういう相談で何となく特定の業者がそういうものを売っていくための一つのルートになってしまう可能性もあるので、そういうものについては、そういう業界についてはひとしく参入ができるような形にやっぱり配慮すべきだと思いますよ。意見として申し上げておきます。
◆市川康憲 委員 要するに実質的に区民の人たちにプラスになるものでなければならないと思うんですね。この相談の日程を見ても、要するにウイークデーの一時半から三時半とか、当然土曜日も日曜日も入っていないし、では、その辺はウイークデーに出られない人たちはどこでカバーしているかというと、第一、第三の夜間、六時半から八時半、これも三軒茶屋の分庁舎の四階でしかやっていないしね。
 だから、今までの実績なんかを見ても、各総合支所で住宅まちづくり総合相談というのはどの程度区民の皆さんが相談に行っていたのか、ちょっと今お答えがなかったのでわからないんだけれども、より受けやすい、そしてまた実効性のある相談事業でないといけないなと思いますので、この相談を受ける日程、時間帯についてもやっぱり一工夫必要なんじゃないかと思うので、一言意見として申し述べておきます。
◆木下泰之 委員 それから、これは個別の相談で解決のつくような話じゃないと思うんですね。相談するのはやっぱり錠前の性能とか、そういうことが中心になるんですか。
◎板谷 住宅課長 今まで住宅防犯相談として単独でした場合には、委員おっしゃるように、そういったかぎ、あるいは監視システムというところが中心になったというふうになっております。今回、それがまちづくり総合相談と一緒にすることによりまして、家を建てる場合の防犯に強い建て方、意匠、あるいは窓の位置と、その辺なんかもあわせて受けられるということです。
 また、そういった錠前のことに関しましては、今後ともこれまで受けていたNPOの方に協力をいただけるということで、専門的な相談があった場合には、引き続き電話等の紹介でご案内していただいて結構だというふうなことも伺っております。
◆木下泰之 委員 だから、まちづくりセンターを使ったりいろいろやる以上は、これは何かよくわからない。何か業者へのあっせんサービスをこの機会にやっているんじゃないかというふうに疑うような企画だよね。ちょっと疑問があります。
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○羽田圭二 委員長 それでは、次に参ります。(10)「平成十七年台風十一号」に関する報告について、理事者の説明を願います。
◎吉田 土木管理課長 それでは、平成十七年台風十一号に関しましてご報告いたします。
 この台風につきましては、八月二十六日でございますが、朝方、暴風域を伴って東京湾を過ぎまして千葉市付近に上陸しました。その後、勢力を弱めまして、同日朝、太平洋に抜けたものでございます。
 世田谷区内でございますが、砧観測所地点で最大総雨量百五十二ミリを観測してございます。また、風でございますが、最大瞬間風速二十一メートルの暴風を観測してございます。
 気象庁予報の警報、注意報につきましては記述のとおりでございます。
 二番目に行きまして、多摩川関係でございますが、水防警報状況、それから水位の状況につきましては記述のとおりでございます。
 三番、区の水防態勢でございますが、今回は事前に台風が来るということを把握できておりました関係で、態勢としましては、第一次非常配備態勢Bということで態勢をしいてございます。
 4に職員の配備状況がございまして、総計百四十七名の態勢でございました。
 裏面をごらんいただきたいと思います。降雨の状況でございますが、先ほど申しましたとおり、砧観測地点で百五十二ミリが総雨量でございます。時間当たり最大雨量でございますが、同じく砧管内で四十六ミリ、十分間最大雨量につきましても、同じく砧管内で十分当たり十四ミリということでございます。
 被害状況でございますが、道路冠水が北沢と砧でございました。
 それでは、引き続きまして、昨日の集中豪雨につきまして、口頭でございますが、ご報告させていただきます。
 まず、区の態勢でございますが、非常配備態勢ということで態勢をしいてございます。
 職員の動員状況でございますが、百一名でございました。
 区内の降雨量でございますが、総雨量はまだ出てございません。申しわけございません。最大六十分間の降雨量、烏山地点で百ミリでございました。同じく砧管内で最大六十分降雨が八十九ミリでございました。玉川地区の六十分間最大雨量が四十一ミリでございました。北沢管内、六十分最大雨量六十ミリでございました。世田谷管内、最大六十分雨量六十二ミリでございました。
 区内の被害状況でございますが、午前八時の段階の集計でございますが、床上浸水が二十六棟、床下浸水が二十八棟でございます。
 なお、道路冠水等については現在調査中でございます。
 被害状況をさらに集計いたしまして、早急に文書でご報告させていただきたいというふうに思っております。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆市川康憲 委員 一つだけ教えてください。非常配備態勢というお話がさっきありましたけれども、前回の場合は、台風十一号のときは、ここに書いてあるとおり、Bとおっしゃっていましたね。このAとかBとかCとかといろいろあると思うんですけれども、どういう基準でこのAとかBとかCとかと決めるのか。それから、今回百一名、前回百四十七名、今回おとりになった非常配備態勢の規模についての判断というものはどういうところから出されたのか、教えてください。
◎吉田 土木管理課長 それでは、台風十一号のときにつきましては第一次非常配備態勢Bということで、これにつきましては、水防態勢の判断基準ということで、多摩川に洪水警報が発せられた場合、それから水防警報の出動が発せられた、局地的な水害の発生のおそれがある、あるいは発生したという場合に第一次の非常配備態勢ということで態勢をとってございます。
 今回の集中豪雨につきましては、前回の台風と違いますことは予想がなかなかできにくかったということがございました。しかしながら、非常に大きな被害が出たということでございまして、九月四日の集中豪雨につきましては非常配備態勢ということで、前回よりも強い態勢で臨んだということでございました。ただ、参集人員につきましては昨日の集中豪雨の方が少なかったという状況がございます。
◆市川康憲 委員 もう一つ、十一時過ぎでしたか、十二時前、防災行政無線で随分アナウンスしていましたよね。これは防災行政無線で深夜にああいう形で広報するというのは今回が初めてだと思うんですね。みんなびっくりして、雨の音で聞こえないから戸をあけて、何事かと思ってみんな表に飛び出して見ていましたけれどもね。見ていたというか、聞いていたんですね。今回が初めてだよね。何を言っているかわからない。
 要するに防災行政無線というのはある意味では空襲警報みたいな感じをみんな受けているわけですね。何かあったんじゃないかとか、何か起こるのではないかと。かなり心臓をどきどきさせて、みんなドアをあけて表へ出ていましたよ。これはどういうことから今回この防災行政無線で広報したのか、これからも一定の基準を決めて防災行政無線を使うのかどうかわからないんだけれども、今後の防災行政無線の使用のあり方について、ちょっと教えていただけますか。
◎山口 土木調整課長 昨日、私も出勤しておりまして、防災行政無線についても危機管理室の方と話をした中で防災行政無線が放送されたわけでございますけれども、当時の状況と申しますのは、野川、仙川系の上流域の三鷹、調布で相当量の雨が降っておりました。レーダーを観測していた中で、その雨雲が徐々に東の方向に動いてくるような状況がございました。烏山あたりでの観測地点でも、上祖師谷で一番降ったのが二十二時四十分、その前ぐらいから、二十二時過ぎから十分間十ミリ以上の雨が降っていたというような状況がありまして、また、野川、仙川の水位計の上昇がかなり見られましたものですから、その辺で野川、仙川があふれる可能性が高いという判断の中で、危機管理室が住民の方々に危険性とあふれた場合の安全というものを確保してもらうために放送したというわけでございます。水防関係で防災行政無線が使われたのは今回が初めてでして、今後の運用については、また危機管理室と細かい点で詰めていきたいなと考えております。
◆市川康憲 委員 要するにこちらの判断だけで防災行政無線を使っているのではなくて、危機管理室等といろいろ検討しながらやっているんでしょうけれども、通常の防災行政無線の使い方だと、五時のチャイムだとか、警察情報によるとという、夕方流すとかということで、要するに警察情報でこういうことが注意しなさいということが言われていますという、あれが流れたときだってみんなびっくりしたわけで、今までそういうことがなかったわけだから。しかも、防災行政無線というのは本当に大変だというときに使うべきものだと我々も認識していたわけだしね。
 だから、今回みたいな、要するにこういう深夜に防災行政無線が何度かにわたって鳴ったわけだけれども、本当にみんなびっくりしちゃうわけだから、そういう意味では、こういう場合には防災行政無線で皆さんにお知らせするとかということを、あらかじめきちっと心の準備をしておいてもらわないと、ともかくみんなびっくりしてしまう。そういう意味では、これからもこういう場合にもし防災行政無線を使うのであれば、区の広報紙なりなんなりできちっと皆さんにお知らせしておくということは僕は必要だと思いますので、この辺、ちょっとお願いしておきます。
◆木下泰之 委員 ちょっと基礎知識として教えてもらいたいんですけれども、きのうはどの地域に何回ぐらい、何時と何時ぐらいに流したのかというのを教えていただけませんか。私はちょっと騒がしいところにいたので聞こえなかったものだから。
◎山口 土木調整課長 防災行政無線は区内全域に流しております。非常に雨の強い時期に流した状況もありまして、土木調整課の方に入った電話の中でも、聞き取りにくい、どういうことを放送したのかということを問い合わせる内容の電話も来ていました。相当な雨音の中で流していましたから、窓があいているようなケースだと聞こえたのかもしれませんが、そういうケースもあったのかと思うんですが、深夜二回以上流した、たしか三回だったか……。
◆木下泰之 委員 何時と何時ですか。
◎山口 土木調整課長 時間はちょっと今記憶して……。
◆木下泰之 委員 それは流したというのはわかりましたけれども、そのほかの対応というか、決壊した場合、危ないということを流した、水位が上がっていて危ないというようなことを流したんでしょうけれども、それに対応する人員配置とか、そういうのは何かとったんですか。
◎山口 土木調整課長 先ほど吉田課長の方から口頭でご報告しましたように、当然、人員については緊急に招集しまして、できるだけの人員を確保いたしました。また、こういう場合に水防協定を結んでおります業者さんにもお願いして出ていただきました。何せ短時間での集中豪雨でありまして、区の態勢の確保、あるいはそういう業者さんの確保というのは非常に難しいこともありましたが、できる限りの手を尽くして今回は対応させていただきましたという状況です。
◎板垣 道路整備部長 先ほど市川委員からもお話がありましたように、この防災行政無線を使ったことで、かえっていろいろ危機感をあおるというようなことにもなりかねないというようなご指摘でもありましたので、引き続き今後危機管理室の方ときのうの件を検証いたしまして、どういうふうなあり方がいいのか、また、先ほど市川委員からお話がありましたように、流す場合には何か基準を決めておくとか、そういうようなことで対応したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆木下泰之 委員 とりわけ全域に流すということの必要があるのかどうかというのはあると思うのね。システムとして全域に流れてしまうのかもしれないけれども、例えば決壊したりしたら危ない地域について、特に防災無線では聞き取りにくいというようなことであれば、宣伝カーかなんか使って流すとか、そういう対応だって必要だろうし、割ときめ細かな対応をしないと、やっぱりびっくりしちゃうよね。ということで、今後いろいろ考えてください。
◆小畑敏雄 委員 昨日は寝ないで朝まで現場に張りついておられた課長さん、係長さん、その以下の部下の方々、ご苦労さまだと思いました。私も十二時半に消防団電話網で緊急招集がかかりまして、撤退するまでの四時半まで現場に張りついて排水作業をやったわけですけれども、初めのうちは消防署自体がもう出払っちゃっていて、私の場合は成城五丁目の現場へ消防署が来てくれない。一番最初に駆けつけたのが消防団のポンプ車でございまして、これで必死になってやっても、二時間やっても水位が二十センチおりるかおりないかぐらいの地下駐車場、半地下駐車場、車が二台プカプカ浮いておりまして、えらい騒ぎでございました。そんな中で防災無線の話もありますけれども、流さなきゃ流さないで何をやっていたんだという話になるだろうし、パトロールカーで動いたらどうかといっても、それではやっぱり物すごい人手も要るだろうしというようなことも、今のお話を聞いていると、私は現場にいて思いました。
 私は三十年成城にいますけれども、あの富士見橋通りが川になって流れていたというのは初めての経験で、テレビで百ミリだということを聞いて、先ほど砧は八十九ミリだというけれども、とんでもない。私は九十ミリは経験していますけれども、今まで見たことがないような数字で、恐らくこれは後ほど訂正されるのではないかなというような気はしています。
 そこで思ったのは、各個人のお宅の方に入るところに段差があるところに、よく段差をなくすために車がぼんぼんとならないように置いてあるプラスチック製のものがあるんですが、車が入るから大体三メートルぐらいのつながっているものですよね。きのうはそれが全部流れちゃって、道路の真ん中から人のうちの庭に入り込むものまであって、大変危険だなと思いました。小雨になった四時ごろに車は結構動き始めているんですけれども、道路の真ん中にそういうのがあったりして、そういうのを片づけるのも大変だったという体験をしまして、現場は現場で頑張っているんだなということを委員の方々にはわかっていただきたいというような思いで一言蛇足を言わせていただきました。
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○羽田圭二 委員長 次に参ります。(11)コミュニティサイクル社会実験の実施について、理事者の説明を願います。
◎山口 土木調整課長 それでは、コミュニティサイクル社会実験についてご説明を申し上げます。
 まず、コミュニティサイクルでございますが、その一点鎖線の枠の中に記載されておりますとおりでございますけれども、レンタサイクルポートのどこで借りて、どこで返してもよいレンタサイクルシステムでございます。これを世田谷区では、自転車等の利用に関する総合計画におきまして、現在のレンタサイクルからコミュニティサイクルへ発展させるとしておりまして、このたびこのコミュニティサイクルの社会実験を行いまして、導入へ向けての課題等を明らかにしてまいりたいと考えています。
 次に、社会実験の内容でございますが、恐れ入ります。裏面をご参照いただけますでしょうか。桜上水、三軒茶屋には既存のレンタサイクルポートがございます。そのほかに経堂と区役所、そして下北沢に仮設のポートを設置しまして、合わせて五カ所で社会実験を行います。したがいまして、実験エリアはおおむねこの点線で囲まれたエリアとなります。これをモデル地区と呼んでおります。このモデル地区でどのように利用されるかを実験で検証していきたいと考えております。
 恐れ入ります。表に戻っていただきます。実験はこの枠の中に書いてありますが、まず日常利用としまして、通勤、通学、買い物を中心に十月十七日から十月三十日まで十四日間、モニター三百五十名の方々にご協力していただいて行います。
 次に、非日常利用といたしまして、十月二十二日土曜日に二十名程度の方々のご協力をいただき、モデル走行を行いまして、当日区内で行われているイベントを見る、あるいは商店街で買い物をする、そしてまた電車に乗って、違うコミュニティサイクルポートにまた自転車で帰る、こっちで借りて、あっちで返す、そしてまた借りる、こういうようなコミュニティサイクルの便利さ、あるいは楽しさを体験してもらうイベント的な実験を行います。この日常利用と非日常利用の二通りの実験を行うことで今回の社会実験を行ってまいりたいと思っております。
 恐れ入ります。再び裏面を見ていただきたいと思います。今後の予定でございますが、記載のとおり予定してございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○羽田圭二 委員長 次に参ります。(12)都市計画道路補助第一五四号線?期及び?期区間の事業認可について、理事者の説明を願います。
◎青山 道路計画課長 それでは、都市計画道路補助第一五四号線?期及び?期区間の事業認可についてご報告いたします。
 趣旨でございますが、都市計画道路補助一五四号線は昭和三十六年一月に都市計画決定された都市計画道路でございますが、等々力三丁目、これは目黒通りを起点といたしまして、松原二丁目、甲州街道を終点とする南北方向の路線でございます。
 この補助一五四号線のうち、世田谷三丁目及び四丁目地内の?期及び?期区間、約二百七十五メートルについて、東京都へ都市計画法の規定に基づき事業認可申請を行い、このたび事業認可を取得したので報告するものでございます。
 事業計画の概要でございますが、区間でもございますが、裏面に地図があるので、ちょっとごらんいただければと思いますが、補助五一号と書いてあります。これは世田谷通りから北へ向かいまして、世田谷三丁目の交差点まででございます。延長及び幅員、期間、事業費については記載のとおりでございます。
 標準断面図としまして、車道が八メートル、両わきに三・五メートルずつの歩道をつけて、計画の総幅員としては十五メートルというような計画でございます。
 三番の経緯でございますが、昭和三十六年一月十三日に都市計画決定以来、昭和四十三年四月一日に?期区間の事業に着手してございます。その後、順次事業に着手いたしまして、裏面をごらんいただきたいと思いますが、十七年六月二十三日に?期及び?期区間の事業認可申請を行いまして、八月十六日に事業認可を受けました。
 今後のスケジュールでございますが、九月中旬に都市計画法に基づきまして公告内容の掲示板を現地に設定いたします。また、九月下旬になりましたら、地権者に個別の説明を実施していきたいと考えております。
 説明は以上でございます。
○羽田圭二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○羽田圭二 委員長 次に(13)その他ですが、特にないと聞いておりますが、よろしいでしょうか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○羽田圭二 委員長 以上で報告事項の聴取を終わります。
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○羽田圭二 委員長 次に、資料配付ですが、お手元に安藤忠雄講演会「美しい風景をつくる」、世田谷区民会館ホールで開催されます講演会のご案内が配付されております。特に説明はないようです。
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○羽田圭二 委員長 次に、協議事項に入ります。
 次回委員会の開催についてですが、次回委員会、第三回定例会の会期中になりますが、九月二十一日水曜日の午前十時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○羽田圭二 委員長 それでは、次回委員会は九月二十一日の午前十時から開催することと決定いたします。
 以上で協議事項を終わります。
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○羽田圭二 委員長 その他、何かございますでしょうか。
◆木下泰之 委員 都市計画審議会が明日開かれるんですが、都市計画審議会のインターネットでの通知で追加案件というのが出ていて、それに対してまた傍聴ができるというようなことが出ていたんですよ。ちょっと変則的な形で出ているんですけれども、これはあした下北沢についての何か地区計画の案件をやるということなんですが、これはどういうことなんでしょうか。
◎中杉 都市計画課長 今回、下北沢の地区計画の素案について、三月にも住民の説明会を終えたということで、急遽でございますけれども、都市計画審議会の方に報告させていただくということでございます。
 これについては、ちょっとお知らせが他の物件とおくれてしまって申しわけなかったと思っております。傍聴については、皆さんできるだけできるように入れかえ制をしいてやっていきたいと思っております。
◆木下泰之 委員 この委員会にも非常に関係することなんですけれども、そもそも都市計画審議会に素案の報告というものはあるものですか。前から決まっていて、議案がそのままのっていて、それについての傍聴案件として十五日で一たん締め切っているわけですよね。急遽そういうことが決められたということは、極めて変則的な形で都市計画審議会にこの案件が出たというふうに思うんですけれども、このあたりはそういうものについて、つまり十六条に基づかずにそういう報告案件というのはよくあることなんですか。
◎中杉 都市計画課長 一般的にはそういった報告はしておりません。今回、下北沢の地区計画ということで、内容も複雑ですし、住民の皆さんもかなり関心があるということで、委員の皆様に、一回でなくて二回やることで内容についてご理解いただきたいということでちょっと開かせていただく予定です。
○羽田圭二 委員長 それでは、以上で本日の都市整備常任委員会を散会いたします。
    午後零時四分散会
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 署名
  都市整備常任委員会
   委員長