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東京都 世田谷区

平成17年  6月 オウム問題・災害・防犯対策特別委員会−06月16日-01号




平成17年 6月 オウム問題・災害・防犯対策特別委員会
世田谷区議会オウム問題・災害・防犯対策特別委員会会議録第三号
平成十七年六月十六日(木曜日)
 場  所 第三委員会室
 出席委員(十三名)
   委員長         鈴木昌二
   副委員長        山木きょう子
               川上和彦
               新川勝二
               山内 彰
               山口 拓
               吉田恵子
               市川康憲
               岩本?昌
               田中優子
               里吉ゆみ
               上川あや
               青空こうじ
 事務局職員
   議事主任主事      堂馬孝之
   調査係主任主事     谷澤真一郎
 出席説明員
  世田谷総合支所
   区民部長        石井一義
  烏山総合支所
   総合支所長       佐藤 洋
   区民部長        河合岳夫
  危機管理室
   室長          室星計策
   危機・災害対策課長   齋藤幸夫
   副参事         小林一久
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
 1.報告事項
  (1) オウム真理教(現アーレフ)問題対策について
  (2) 野川、仙川等流域浸水予想区域図の公表について
  (3) 世田谷区洪水ハザードマップ(多摩川版)の作成について
  (4) その他
 2.閉会中の特定事件審査(調査)事項について
 3.協議事項
  (1) 次回委員会の開催について
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
    午前九時五十九分開議
○鈴木昌二 委員長 これからオウム問題・災害・防犯対策特別委員会を始めさせていただきます。
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○鈴木昌二 委員長 1の報告事項から行います。
 (1)オウム真理教(現アーレフ)問題対策について、説明を求めます。
◎小林 危機管理室副参事 報告事項の(1)オウム真理教(現アーレフ)問題対策についてご説明申し上げます。
 現況でございますが、お手元の資料のとおり、オウム真理教(現アーレフ)に関する情報でございますが、平成十七年三月に行われましたオウム真理教の立入検査の実施結果をご報告いたします。
 本年三月の関係機関――関係機関というのは公安調査庁以下です――による立入検査の結果、南烏山施設では、無差別大量殺人行為の準備や計画をうかがわせるような凶器や化学薬品等は発見されなかったということでございます。しかしながら、本施設内では麻原彰晃の唱えるマントラが流されていたほか、同人の著書など教団刊行物、同人自身による説法等が収録されたビデオテープ、CDが多数保管されるなど、教団・信徒が依然として麻原彰晃の説く教えを根本とする教義に従い、同人を崇拝していることが認められております。
 2でございますが、当面の予定でございます。オウム真理教対策関係市町村連絡会の総会が七月の中旬ごろ予定されてございます。オウム真理教対策関係市町村連絡会の昨年の取り組みを簡単にご説明申し上げますと、昨年五月にオウム真理教の代表幹事会、六月にはオウム真理教の総会が実施されまして、昨年の十一月八日に団体規制法の見直しに当たりまして、オウム真理教市町村連絡会は総務大臣、法務大臣、公安調査庁長官、衆参両院議長に区民生活の安全確保と不安感の解消に向けて国の抜本的対策及び団体規制法の継続並びに規制強化を求める要請書を提出しております。また、翌九日には内閣総理大臣に対しまして同様の要請書を提出しております。十二月に国は団体規制法の継続を決定してございます。
 3、参考資料でございますが、お手元の資料の中にこの市町村連絡会のメンバーが入ってございます。現在、三十五自治体でございます。
 また、二枚目の資料に、本日新聞等でご案内のとおりでございますが、オウム真理教の幹部が逮捕されております。職業安定法違反ということで、本日三名、それから既に逮捕されております四名に対しての再逮捕を受けて、計七名が逮捕されているということでございます。名前につきましては、杉浦茂容疑者でございます。これは、オウム真理教の役員となっておりまして、杉浦兄弟ということで、実というのがおります。これが副代表で、その一人でございます。一応五人、上祐、杉浦、村岡、杉浦、野田とおりますけれども、その杉浦茂が検挙されております。新聞では逮捕へということでございますが、本日未明に逮捕されているということで、ご報告させていただきます。
○鈴木昌二 委員長 以上のオウム真理教の問題につきましての説明に対してご質疑がありましたら、どうぞ。
◆市川康憲 委員 過日、住民の皆さん方とデモと要請行動をやりましたよね。基本的に、要請行動した後の反応というんでしょうか、アーレフ側の対応みたいなことはあるんですか。要するに、その要請に対して考え方を住民の側に述べるとか、そういうような対応があるのかないのか。それとも、こちらからいつも言いっぱなしなのか、その辺ちょっと教えてください。
◎河合 烏山総合支所区民部長 その点につきまして、一切反応はございません。
◆川上和彦 委員 質問ではないんですけれども、ちょっと提案をさせてもらいたいなと思っています。
 実は、ことしいっぱいで団体規制法の監察処分が三年の期間を経てまた見直しの時期に来るんです。当然これは継続というか延長ということで、住民協議会を初めそういう動きをしていくと思うんですが、それこそ自治体の中で唯一委員会を持っている世田谷の議会としても、監察処分延長に向けての意見書等々を出すような動きをしていったらどうかなと思うんですが、それを委員長にぜひご考慮いただきたいと思います。
○鈴木昌二 委員長 きょうのところは受けとめさせていただいて、正副で検討させていただいて、後日の委員会で皆さんにお諮りしたいと思います。そういう扱いでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○鈴木昌二 委員長 続きまして、(2)野川、仙川等流域浸水予想区域図の公表について、(3)世田谷区洪水ハザードマップ(多摩川版)の作成について、続けて理事者の説明を求めます。
◎齋藤 危機・災害対策課長 それでは報告させていただきます。野川、仙川等流域浸水予想区域図の公表についてということでございます。
 このたび、都市型水害対策連絡会、これは東京都の建設局河川部が中心になっておりまして、それと対象の河川流域の自治体、世田谷区も入っているわけですが、野川、仙川、矢沢川及び丸子川流域を対象にして大雨が降った場合に、浸水が想定される区域と、それから想定される最大の水深を示した浸水予想区域図が六月八日に公表されましたので、ご報告いたします。
 具体的な図面については、配付資料ということで添付させていただきました。そちらの資料1の方をごらんいただきたいと思います。
 これが、東京都のホームページ上に掲載されている予想区域図でございます。これは、野川、仙川、矢沢川を含め、全流域をあらわした図でございまして、一番上流は国分寺地方から、下流は二子玉川を経由しまして丸子川等も入っていますけれども、そちらの方に流れる、流域全図を示しているものでございます。
 この予想区域図につきましては、想定降水雨量としては、平成十二年九月に発生いたしました東海豪雨、これはこの図の左側の(3)に説明文が書いてございますけれども、要するに、平成十二年九月に発生した東海豪雨がこのエリアの中に降った場合に想定される浸水区域を図で示したものでございます。東海豪雨のときの雨量はどのくらいだったかということでございますが、記書きの2の(4)に対象とした降雨ということで書いてございまして、東海豪雨は二日間で総雨量五百八十九ミリ、時間最大雨量百十四ミリ降ったという本当にすごい降雨だったんですが、そういったものがここに降ったときにどうなるかということをあらわした図面でございます。
 図面の見方のポイントでございますけれども、3に書いてございますが、その雨が降ったときに、時間の経過はいろいろ時間によって降る量は違ったわけですけれども、その場所で、五十メートルメッシュの中で最大の水深となったものをデータ化して載せているものでございます。
 その水深につきましては、右側の凡例がございますとおり、黄色は〇・二から〇・五メートル、順次青色が最大で二メートル以上というふうなものになってございます。この図面がインターネット上で公表されている図面でございます。
 資料2をごらんいただきたいと思います。これは、委員の皆様にわかりやすくするために、世田谷区の拡大版を特別に作成してみたものでございます。前の図面より具体的に、どの辺がどのぐらいの浸水かというのがよりわかりやすくなっているんじゃないかと思います。
 ちなみに、もう一枚資料を添付させていただいております。資料3ということで、これはタイトルが城南地区河川流域浸水予想区域図となってございます。これは、実は昨年の五月二十六日に既に公表されているものでございまして、目黒川、世田谷で言うと北沢川、烏山川、目黒川の上流になりますけれども、そちらの方の浸水予想図が去年公表されておりまして、参考につけさせていただきました。
 一枚目にお戻りいただきたいんですが、これが東京都のホームページで六月八日に公表されてございます。これとあわせまして区民の皆様への公表ということで、私どもの区のホームページの「災害対策・安全安心」というトップページのボタンみたいなものから順次行くと、同図を閲覧できるような形で皆様に見ていただくというふうな形にさせていただいております。
 今後の予定でございますけれども、次に多摩川の洪水ハザードマップの案件も説明させていただきますけれども、今ご説明した野川の分と城南河川区域図と、これで世田谷全部の浸水予想区域図のデータがそろいましたので、それを整理いたしまして、今年度十月ごろをめどに、世田谷区の洪水ハザードマップの全区版的なものを作成いたしまして、浸水が発生した場合により規模が大きいと考えられている多摩川流域の皆様には、全世帯に戸別配布を考えてございます。それ以外に、区役所、総合支所、それから出張所等の窓口で配布する図面を作成する。あわせて区のホームページにも、最終的に作成した図面を掲載するというふうなことを考えてございます。
 それでは、引き続き説明させていただきます。次の件は、世田谷区洪水ハザードマップ(多摩川版)の作成についてという報告でございます。
 多摩川流域の浸水区域図につきましては、国土交通省の京浜河川事務所の方で作成しておりまして、既に区のホームページにも掲載しているところでございます。浸水区域図はホームページに掲載してございますけれども、出水期を迎えまして、改めて世田谷区として区民の皆様に多摩川における水害に対する注意を喚起することと、事前の備えに役立ててもらうことを目的といたしまして、この浸水想定区域図に避難所等の情報を盛り込んだ世田谷区洪水ハザードマップの多摩川版というものを作成して、区のホームページで公表させていただくというご報告でございます。
 具体的には、1の配布資料を次の資料として添付させていただいておりますけれども、こちらの方をごらんいただければと思います。今回は配付資料ということでA3で添付させていただいております。ちょっと見づらいこともあろうかと思いますが、ホームページ上では拡大して見られる形になってございます。これにつきましては、京浜河川事務所の方で公表しております浸水想定、これが多摩川べりに黄色から青の一番濃いものまでということで、浸水想定が書いてございます。それにプラス矢印が書いてあると思いますけれども、ハザードマップですので、こういう浸水があった場合にこちらの方向に避難をお願いしますというふうな意味の矢印でございます。
 上の方の丸印は主に学校でございますが、これは避難所ということで示させていただいております。地震であれば一時避難場所ということでどこの町会ということになっていますが、こういう洪水の場合ですと、そういう指定ではなくて、こちらの方向に逃げてもらって、収容できる避難所にお入りいただくということで想定した図でございます。
 右側には、避難時の心得とか、このハザードマップをつくった経緯とかが書いてございます。
 基本的に浸水想定図をもとにしているわけですけれども、この浸水想定図の前提条件といたしまして、どのぐらいの雨を想定した浸水想定区域図かというところにつきましては、ここにあります「世田谷区洪水ハザードマップ(多摩川版)について」という説明文のところに、小さい文字で書いて大変恐縮でございますが、そこの二行目からになりますけれども、おおむね二百年に一度起こる程度の大雨を想定して浸水区域図をつくっております。その想定雨量はどういうものかというと、多摩川流域の二日間の総雨量が四百五十七ミリ、こういった雨が降った場合にどういうふうになるのかということをシミュレーションしまして、こういう図面をつくっているということでございます。
 多摩川の場合ですと、内陸の河川と違いまして堤防で洪水を防ぐというようなことになっておりまして、このぐらいの雨が降ると、やはりどこかの堤防が決壊ないしは溢水したという想定でこういう図面がつくられているというふうに私どもで情報として把握してございます。
 以上がこの図面の説明でございます。
 かがみの一枚目の方に戻っていただきたいんですが、主な内容として記載したものは、ここに書いてある(1)から(4)までの内容でございます。
 これの区民の皆様への公表の方法と時期でございますけれども、まず、第一弾として区のホームページに掲載させていただくということでございます。これは、先ほどの野川の方と同じように、「災害対策・安全安心」というボタンから入っていただくと見られるという形に設定したいと考えてございます。
 公表の時期でございますけれども、六月三十日ごろを予定して最終的に調整作業を進めているところでございます。今後につきまして、先ほど多摩川の方もあるというふうなお話をしましたのは、先ほどお話ししました野川、仙川の部分と、北沢川、烏山川等の内陸の河川と全部データがそろいましたので、このデータを整理いたしまして、十月を目途に世田谷区洪水ハザードマップの全区版的なものを作成いたしまして、先ほど申し上げたような配布方法等で区民の皆様に周知を図っていくというふうなことを考えております。
○鈴木昌二 委員長 ただいまの(2)と(3)の説明につきましてご質疑がありましたら、どうぞ。
◆上川あや 委員 実際、こういう図を見ると、すごいリアリティーを持って危機感を感じたりはしたんですが、それぞれ浸水予想図が出たということで、被災する可能性のある世帯数などもある程度割り出せるんだろうなと思ったんですが、一方で、避難所等もここには案内があるわけですけれども、避難所として想定されているところの収容可能性のある人数と、あと被災する可能性のある人数とのバランスがちょっと気になるんですね。所管ではどのように考えていらっしゃいますか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 実は、多摩川のこの図面で算定しております被災人口数は約五万人弱でございます。その人数に避難していただくために、こういう小学校等の、大分遠いところまで指定させていただいております。
 実は、この学校等だけでも実際は不足する部分がございます。ですから、実際に災害が発生した場合には、こちらの方にとりあえず避難していただいて、その状況を見まして、二次的に区の方でこれ以外の避難所等の指定を順次して対応していくというふうな考えでございます。
◆上川あや 委員 はっきり言うのは難しいのかもしれないなと思うんですけれども、どれぐらい足りないのかというのは、五万人被災される可能性があるというお話がありましたけれども、ここに指定されているものだけ入れるとどれぐらいの方を収容できそうなイメージなんですか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 四万人弱ぐらいの方については避難していただける。あと、この地域には学校以外に当然地区会館ですとか区民利用施設等もございますので、そういったものをフル活用して対応するというようなことを、今後、今大変急いで対応している部分がございまして、地元の皆様と十分調整できていない部分がございますので、その辺も含めまして、当然総合支所等とも連携を図りまして、万全な対応を図るようにしていきたいと考えています。
◆岩本?昌 委員 これは大変いいのができたなと思うんですけれども、これはおおむね二百年に一度起こる程度の大雨ですよね。多摩川流域の総雨量、ここ二、三十年、近年で一番多かったのはどのぐらいなんですか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 多摩川で、統計がある過去の中で一番多かったのは、昭和二十二年九月十四日、カスリン台風というのをご存じでございますか。そのときに、流域に平均約三百八十ミリメートル降ってございます。その次に多いのが、昭和四十九年九月一日、これはよくご存じの狛江で災害があったときの台風十六号です。そのときの雨量が約三百三十ミリメートルです。ですから、これよりさらに百ミリメートル全流域に多く降った場合にこういう状況になるというふうなことでございます。
◆市川康憲 委員 先ほどの上川委員の質問にあった避難対象地域の方々がきちんと受け入れられるかどうか。これについてはマックス五万人弱ということだから、今後充実を図っていけばいいと思います。
 避難時の心得で1、2、3、4、5とありますけれども、要するに、この流域に住んでいる方々で避難しなければならない、また避難指示等、こういう形の指示命令等があって初めて動くわけですよね。だから、ここまで大きな水害、災害等が発生しない以前でも、千人移動しなきゃいけないとか、一万人移動しなきゃいけないとかというようなことが出てくる。ということは、二番目の情報という部分が非常に大事になってくるということだと思うんです。
 そうすると、ここにはラジオ、テレビで最新の気象情報を云々と書いてあるけれども、じゃ、この流域の方たちに限定した情報という形でラジオ、テレビで流されるわけじゃなくて、主にNHKの首都圏広域情報になってくるんじゃないかなと。
 そうすると、世田谷区においてはエフエム世田谷も持っているし、また、防災行政無線等もあるわけだから、こうしたことに注視してもらう、注意するという、こうした視点もやっぱり非常に大事なのかなと思うんですよね。
 それから、3の避難時には水の流れに注意という部分では、さぐり棒を持ちと書いてあるんだけれども、当然ここに書いてあるように側溝、排水路、マンホールなんかも吹き上げちゃうみたいなこともあるのかどうかわかりませんけれども、穴があいていてそこに落ち込んじゃうということもある。ですから、ある意味では棒でつっつきながら、安全を確かめながら歩いてくださいねということだと思うんだけれども、ここにさぐり棒と書いてあるだけだと、なかなかわからないですよね。こちらのイラストの部分ではさぐり棒を持っていないし。だから、なるべくわかりやすく表現していくということも非常に大事なんじゃないかなと思うんだけれども、この?の正確な情報とさぐり棒とか、わかりやすさというか、この部分についてはもう少し改善の余地があるんじゃないかなという気がするんだけれども、どうなのかしら。
◎齋藤 危機・災害対策課長 この表現につきましては、ご指摘の点も踏まえましてもっとわかりやすい、先ほども申し上げましたように急いでつくっているという部分もございまして、十分でない部分があろうかと思いますので、改善していきたいというふうに思っております。
◆青空こうじ 委員 小中学校を書いてあるんですが、中学校一校が埋まっているところがあるんです。喜多見中学校なんですが、ちょうど喜多見と書いてある矢印の下のところにある、これは喜多見中学校ですか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 実は、この浸水区域図の中に学校が六校ほど浸水、水没というと怒られますけれども、入ってございます。喜多見小中学校、砧南小中学校、二子玉川小学校、それから玉堤小学校、そういった学校が実は水没してしまいますので、避難所としては使えないということで表示してございません。
◆山内彰 委員 このハザードマップを見ると平らで、実際に逃げていく方向の矢印が書かれているけれども、国分寺崖線でしょう。かなり厳しい坂のところもあるので、ハザードマップだけでなく、避難の方法なども、これからきちんと組み立てていく必要があると思うんですけれども、その辺どう考えておりますか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 私どももその点が一番今後の課題であると思っております。やはり避難対策をどうしていくかということを、特に要援護者の方も含めまして、特に坂を登っていっていただくという部分で、大雨が降っている最中にどういう形でやっていくかというふうなことについては、十分な対応を考えていきたいと思っています。
◆岩本?昌 委員 こういうのが発表になりますと土地の値段、地価なんかにも影響があると思うんです。それで、ちょっとわからないので教えていただきたいんですが、これを少しでも軽くしていくためには、行政の努力で、これはどういう方法をとるんですか。土手を高くするとか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 実は、この洪水を防ぐためにということになりますけれども、それについては、やはり基本的には多摩川を管理いたします国土交通省の方で、順次堤防等の整備工事を進めているという状況でございます。それが基本になってくるかと思います。
◆田中優子 委員 先ほど市川委員の方からさぐり棒とかいう話が出たんですけれども、この流域の方たちには、十月には全戸配布しますという報告がありました。それで、事前の備えに役立ててもらうこと等を目的にとあるんですけれども、事前の備えとして一体何が必要かということが区民の方には周知されているのか。そのさぐり棒というものが、区が配布するのか、あるいは区民がどこかで買わなきゃいけないのか、具体的に何を用意してどういう備えが必要かということがどのように周知されるのかということをちょっと伺いたいんですけれども。
◎齋藤 危機・災害対策課長 ご指摘のような点につきましては、これはほかの自治体も出水期前にホームページに載せるというようなご議論がございまして、それに合わせて急遽進めているような状況がございます。先ほど、十月に流域に全戸配布というお話をさせていただきましたけれども、その段階につきましては、やはり事前に町会長さんとかそちらの方にお話をさせていただくとか、いろんなことを含めまして、それと、このマップの内容ももう少し精査いたしまして、わかりやすいものにするというようなことを含めまして、地域の皆様に少しでも理解していただけるものにしていきたいと思っております。
◆田中優子 委員 ですから、避難時の心得はもちろん重要ですし、もっと事細かなラジオとかなんとかということもあると思うんですけれども、備えの部分で日常から何をしておかなきゃいけないということの周知もしっかりやっていただけるように、そういう資料もあった方がいいのかなと思ったので、その辺の配慮をお願いいたします。
◎齋藤 危機・災害対策課長 田中委員のご指摘も踏まえまして、検討したいと思います。
○鈴木昌二 委員長 十月の前に、何かここの委員会に、このようなきょうの皆さんのご意見を参考に、そういう場面の資料が提供されますか。要するに、今町会長さんとかこうだというお話があるんですが、その事前にある程度このような準備が進んでおりますみたいな。
◎齋藤 危機・災害対策課長 これは、ホームページ上ということでつくりましたので、全区版的なものができた段階ではこの委員会でもご報告させていただきます。
◆青空こうじ 委員 神田川とかあっちの川が決壊のときに、東京都内に大きな穴をいっぱいつくってやりますね。世田谷では、こういうのを何カ所かやれば済むんじゃないかと思うんですが、そういう考えはないんでしょうか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 実は、世田谷区内でもそういう対応をやっている場所がございます。具体的に私の把握している範囲で言うと、三宿のところにも大きな貯留槽をつくりまして、池尻の方から駒沢通りの方に大きな幹線を引く、これは下水道局の方で対応をやっています。もう一つは、小泉公園はご存じでございますか。住所でいくと弦巻か上馬になります。小泉公園のところに、今工事中なんですが、大きな貯留槽をつくりまして、そこから下流の環状七号線の方に向けたところが浸水危険地域だということで、あそこに貯留槽をつくって対応するというようなことをやってございます。
 その辺につきましては、下水道局と区の方も、今でいくと道路整備部になりますけれども、そこが連絡会を設けまして、区からも対応の要請をしておりますし、東京都下水道局の方も、それを受けましていろんな対応を図っているところでございます。
◆山口拓 委員 当然に行政の対応として考えてみると、この危機災害ということで最大の状況というものを考えた上でこういうものをつくっていかなければいけないと思うのでこういった対応になると思うんですが、いたずらにあおるようなことがないようにしなくてはいけないということと、要するに、マックスを見てこれぐらいということを考えると、それより少し少なければ大丈夫というふうに思うのが人間の心理であって、その段階というものは、ある程度やっぱりきちんと分けて説明をしなければいけないだろうということが一点。
 あとは、これはあくまで今回世田谷区が示した自助というものに対してしっかり明確に示した一つだと思うんです。地震だとかでも余りないですよね。自分がどうやって何をするか、自助、共助、公助という三つがある中の自助だと思うんですが、このいい参考例だと思うんです。じゃ、みずからが何をするのか、行政は何をしてくれるのか、ともに何をして助け合うのか、この三つをきちんとわかりやすくしていくということが非常に重要なことだと思うんですね。その観点が自助、皆さんはこうしてくださいということはよくわかるんだけれども、最大の状態、ひょっとするとこんなことがあるかもしれません、そのときにはこうしてくださいと言われて、ううんと見ると、確かにあれもこれもにはなってしまうんだけれども、そうでなくたってこういう可能性があるよということを、わかりやすくある程度段階的に示していくことも必要だと思います。
 常にマックスの状態で小学校が何校も埋まっちゃうような話を、余りそれをもって議論するのもどうかと思うところもあるので、そういうところもよく念頭に入れた、自助とは何か、公助とは何か、共助とは何かということをわかりやすく示すということが重要だと思います。それを念頭に入れて、あとは災害のレベルの段階というものをきちんと念頭に入れた示し方というものも検討していただければと思います。要望でいいです。
◆里吉ゆみ 委員 このマップを見ながら、私も去年の水害のときに自治体の動き方でいろいろな問題が起きたのを思い出しました。いろいろテレビなどで見ていて、一つすごくなるほどなと思わされたのが、危ないですから避難しましょうと区の行政の車が回っているんですけれども、耳が聞こえない方にはラジオの情報も入って来ない。それで、ファクスでお知らせを流していたんだけれども、それがうまく届かなかった方がいたとか、いろいろなことが出てきました。
 そういう災害を経験して、台風の災害を体験して、取り残された障害者の方がいたとか、いろんなことが明らかになってきて、その方たちは本当にすごくご苦労されたと思います。万が一に備えていろいろなことを考えるときに、障害をお持ちの方とか、さっき要介護の方をどう避難させるかという話も課長の方から出ましたけれども、震災でも水害でもそういうことを、いろんな団体が結局水害のときには、障害者団体の方が自分たちの会員さんのところに連絡をとるというやり方で救われたところもあったというところも聞きました。そういう団体との協力も含めて、特に避難するのに弱者と言われる方たちの対応というのは、区としても検討されていると思うんですけれども、もしあれば教えていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 その点に関しましては、国の方も昨年の新潟、福井、それから豊中の方の水害なんかで非常に対策を考えなくてはまずいということで、国のガイドラインが示されました。その中で、やっぱり災害時の要援護者の支援対策をきちんとやりなさいというふうな話になっております。
 私どももそれを受けるというか、もともと災害対策総点検というのを現在やっておりまして、これは地震中心なんですが、風水害も含めまして、要援護者の方の避難対策については、保健福祉領域を含めまして支援班というのが今までもございますけれども、それがより実効性のある体制になる、これは行政だけではなかなか十分にできない部分もありますので、委員からご指摘のありました関係団体の皆様とか、そういった皆様のお力をかりるような仕組みをつくりながら、対応を強化していきたいというふうに今検討しているところでございます。
◆市川康憲 委員 学校の問題だけれども、マックスの水没地域にある学校も、きちんと見えるように入れておくべきですね。何百年に一回という想定でこの被害想定をしているわけで、そうじゃない場合だってあるわけだから。しかも、緊急な場合はここにも書いてあるように、雨の降り方や浸水状況により身に危険を感じた場合には、近くの堅牢な三階以上の建物に自主的に避難しましょうと書いてあるんだから、そういう意味では、この砧南中学校というのはグリーンですから一メートルでしょう。一階の床までつかる程度というのかな。だったら、まだまだ上の部分に緊急な場合に逃げられるわけだしね。そういう意味で、きちんとわかるような形で表示をしておいてください。お願いします。
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○鈴木昌二 委員長 (4)その他に入りたいと思いますが、何かありますか。
◎小林 危機管理室副参事 六月二日に青灯をつけた重点パトロール車の出発式を実施いたしました。その際、議会からは議長さん、当委員会からは正副委員長さん、また委員の皆様方にもご出席をいただきまして、無事終了いたしました。ありがとうございました。
○鈴木昌二 委員長 以上で報告事項の聴取を終わります。
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○鈴木昌二 委員長 次に、2閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
1.オウム問題対策について
2.総合的な災害対策計画等について
3.防犯対策について
とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○鈴木昌二 委員長 異議なしと認め、そのように決定させていただきます。
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○鈴木昌二 委員長 次に、3協議事項に入ります。
 次回委員会の開催についてですが、災害対策総点検の結果報告等が予定されておりますので、七月十九日火曜日午前十時から開催したいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○鈴木昌二 委員長 異議ないので、そのように決定させていただきます。
 なお、前回の委員会で、この特別委員会の運営について皆さんにご意見などを伺いました。視察等につきまして、正副で候補地も今探しております。また、九月一日に予定されている防災訓練の対応を含めて、次回の委員会でご相談、ご提案させていただきたいと思いますので、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
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○鈴木昌二 委員長 ほかに何かありますか。
◆市川康憲 委員 この特別委員会も今回から災害等が入ったわけで、やっぱりこういう問題というのは非常に重要な問題だから、委員会の進め方としてもじっくりと議論をする、要するにいろんな意見を引き出すということで委員長にはお願いしたいなと思います。
○鈴木昌二 委員長 そういう意味で、次回正副でもう少し……。
◆市川康憲 委員 要するに、早く終わるのはいいんだけれども、やっぱり大事な問題ですからね。
○鈴木昌二 委員長 いいご意見で承らせていただいて、正副で次の委員会に臨むよう、また相談させていただきますのでよろしくお願いいたします。
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○鈴木昌二 委員長 以上で本日のオウム問題・災害・防犯対策特別委員会を散会いたします。
    午前十時四十三分散会
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 署名
  オウム問題・災害・防犯対策特別委員会
   委員長