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東京都 世田谷区

平成17年  6月 清掃・リサイクル対策特別委員会−06月16日-01号




平成17年 6月 清掃・リサイクル対策特別委員会
世田谷区議会清掃・リサイクル対策特別委員会会議録第三号
平成十七年六月十六日(木曜日)
 場  所 第四委員会室
 出席委員(十二名)
   委員長         稲垣まさよし
   副委員長        谷 逸子
               大場康宣
               下山芳男
               新田勝己
               畠山晋一
               桜井純子
               羽田圭二
               飯塚和道
               増田信之
               大庭正明
               下条忠雄
 事務局職員
   議事担当係長      秋元勝一
   調査係主事       佐々木 崇
 出席説明員
  砧総合支所
   区民部長        溝口 猛
  清掃・リサイクル部
   部長          堀川能男
   管理課長        福田督男
   計画担当課長      松下洋章
   事業課長        金澤眞二
   世田谷清掃事務所長   千葉正人
   玉川清掃事務所長    兎澤幹雄
   砧清掃事務所長     薄根義信
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
 1.報告事項
  (1) 商店街等ごみ減量・リサイクル活動支援事業の実施について
  (2) 平成十六年セーフティドライバー・コンテストの結果について
  (3) 二十三区における今後の清掃事業について(その2)
  (4) その他
 2.資料配付
  (1) 『廃棄物の減量その他その適正な処理に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るための基本的な方針』の改正について
  (2) 平成十六年度区収集各区別ごみ量(速報値)
 3.請願の継続審査について
 4.閉会中の特定事件審査(調査)事項について
 5.協議事項
  (1) 次回委員会の開催について
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
    午前十時開議
○稲垣まさよし 委員長 ただいまから清掃・リサイクル対策特別委員会を開会いたします。
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○稲垣まさよし 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行います。
 それでは、1報告事項に入ります。
 (1)商店街等ごみ減量・リサイクル活動支援事業の実施について、理事者の説明をお願いいたします。
◎金澤 事業課長 それでは、商店街等ごみ減量・リサイクル活動支援事業の実施についてご説明を申し上げたいと思います。
 この支援事業は、平成十三年度から実施しておりまして、ごみの減量及び区民への普及啓発活動につきまして商店街が自主的にお取り組みいただいている活動に対しまして、活動用の物品の提供、機材の貸し付け、それから私ども職員のアドバイス等をさせていただく形で支援を実施しているものでございます。
 それでは、資料をごらんいただきながらご説明を申し上げたいと思います。
 3、具体的な支援内容でございます。(1)商店街や商店主等へのごみ減量・リサイクルに関するアドバイス、(2)としまして大型生ごみ処理機の貸し出しと稼働・運用方法の相談支援、(3)としまして買い物袋の作成、持参等の奨励、レジ袋削減の取り組みへの支援、(4)としまして活動用消耗品の提供、例えば世田谷ロール・ティッシュ等の再生品、PR用ののぼり等の提供、(5)としまして活動用機材の貸し付け、空き缶プレス機、空き缶回収ボックス等の貸し付けを行います。(6)としまして、普及啓発用印刷物の作成としまして、商店街が作成する地図、広報ポスター、ポイントサービス周知等の印刷物の作成の支援をいたしていきたいと存じております。
 予算額ですが、活動用消耗品の購入としまして約四百七十万円。
 対象予定数ですが、重点モデル活動事業としまして五団体程度、それから、ごみ減量・リサイクル活動商店街事業としまして十団体程度を予定しております。
 重点モデル活動事業は、例えばレジ袋の作成等で、削減の取り組みということでオリジナルの買い物袋を作成していただいたりといったような活動でございます。
 ごみ減量・リサイクル活動商店街事業と申しますのは、例えばイベントの開催の中でごみ減量のポスター、のぼり等を掲示してくださったりといった形で区民の方に普及啓発を図ってくださるような事業のことを対象といたしております。
 今年度の予定でございますが、このご報告の後、百四十七の商店街がございますが、各商店街に募集の案内をご送付させていただいて募集をかけていきたいと存じております。
 八月ごろ支援の団体を決定し、具体的な支援を開始していきたいと存じております。
 7に書いてございますが、昨年度の実施状況としましては、実施数十四団体でございました。
○稲垣まさよし 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたらどうぞ。
◆飯塚和道 委員 八月に支援団体を決定ということですけれども、今までのこともあると思いますが、区が選ぶ条件、その辺の判断基準はあるんですか。
◎金澤 事業課長 具体的に実施されている商店街の方からお手を挙げていただいたものについて、どんなような事業内容ですかということをお伺いして、その内容を見せていただいて、ほとんどすべて支援をしていくというような形でございます。
◆飯塚和道 委員 商店街の規模は余り関係ないんですか。
◎金澤 事業課長 百四十七の商店街で自主的に取り組まれている活動に対してご支援申し上げるという形ですので、規模等は特に制限なく、手を挙げてくだされば支援をしていくというような形で行っております。
◆新田勝己 委員 平成十三年度からやっているわけですね。成果というのはどういう形で上がってきているんですか。
◎金澤 事業課長 十五年度末に「商店街発!ごみ減量とリサイクル」という冊子を作成いたしまして、途中での経過のまとめをさせていただきました。この中で、自主的な活動への支援でございますので、こんなような活動をしているということを記録して広くご紹介して、取り組みの参考にしていただきたいということと、昨年の末でしたので、そのときにまたお手を挙げてくださいといったような内容になってございます。
 もう一点は、今取り組んでいるものはどのようなものがありますかといった形と効果について、こちらの方でまとめた形になっております。
◆増田信之 委員 頑張って広げていただきたいと思います。
 表題に「商店街等」とありますけれども、この「等」というのはどういうことですか。
◎金澤 事業課長 具体的な支援は商店街に行いますけれども、商店街で周辺の町会の皆様を巻き込みながら事業されていらっしゃるところもありますので、スタンス的な構えとしては広くとっているという形でございます。
◆増田信之 委員 商店街以外というか、商店街の中に入るんでしょうけれども、レジ袋などを大量に使うのはスーパー等大型店なんです。スーパー等への働きかけの計画は今後ないんですか。
◎金澤 事業課長 十二年のときに、商店街の方から自主的に、ごみ減量であるとか、区民の方への働きかけをするような機運が高まってきたという形で、支援ができないだろうかという形から始まってございますので、今後、商店街、それからおっしゃられたスーパー、大型店といった形での研究、検討を我々も進めていきたいと思いますし、また、商店街の方でも巻き込みながらご研究、ご検討いただければなというふうに思ってございます。
◆増田信之 委員 こういう不景気で物が売れないと、いろいろ工夫をされているわけですけれども、消費者は便利なところへ買いに行ってしまう。商店街が頑張ってこういう事業に取り組んでごみ減量に協力しても、便利なスーパーの方にどんどん流れてしまうということを懸念する商店街も出てくると思うんです。そういう意味で、大型店、そういうスーパー等に協力していただきたいということを区としても取り組むべきだと思いますし、また、協力してくださったお店には、世田谷推奨の店じゃないですけれども、マル適マークじゃないけれども、そういうことも考えて啓発された方がいいと思いますので、これは要望しておきます。
◆羽田圭二 委員 今の増田委員の話とも関連するんですけれども、今後レジ袋を有料化しようという考え方がありますね。一部、スーパーだとか生協では有料化してやっておりますけれども、そういう意味で、それに対抗すると言ったらおかしいですけれども、そういう大型店との関係で言いますと、商店街はいろんな意味で負担になりかねないという問題があると思うんです。そことの関連で言うと、支援の中身がきちんとされていかないとかえって負担になるみたいなこともありますよね。その辺はどうなんですか。厳しいですかね。
◎松下 計画担当課長 ただいまご指摘いただいた点は、現在、容器包装リサイクル法の見直し検討が経済産業省、環境省双方の審議会で行われている中で、レジ袋のような容器包装ごみについて、発生、排出された後の手当てということだけではなくて、実際に発生段階にさかのぼって減量化をしなければいけないという視点からの検討が、特に中央環境審議会で活発に行われていると聞いております。
 当区といたしましても、容器包装リサイクル法の見直しに向けまして、東京都や関係自治体と連携をして、さまざまな政策提言を行っていく中で、今お話をいただいたような事柄も踏まえました政策提案を行ってきた経緯がございます。
 現在のところ、検討の状況は容器包装リサイクル法の改正案という部分まではまだ国の方でも至っておりませんけれども、こういった状況を当方といたしましても十分注視しながら、必要な働きかけ、また状況の把握などに努めてまいりたいと考えております。
◆羽田圭二 委員 もう一つ、十六年度の実施状況の中で、北沢とか烏山の数が少ないというのは、単純に商店街の数が少ないと考えていいんですか。
◎金澤 事業課長 私どもの方も、各商店街にご通知を申し上げて、こういう支援事業がありますので自主的にお取り組みになられていればどうぞという形で、産業振興部とも連携をしながら行っているわけですけれども、委員がおっしゃられた商店街数の関係、お取り組みの関係、そこら辺で上がってくる数というふうに認識しております。
◆下条忠雄 委員 これは百四十七商店街があるけれども、今までの実績は年間どのくらい手を挙げているの。
◎金澤 事業課長 毎年十五から二十程度募集させていただいておりまして、昨年度までですと延べで約七十五商店街。複数年行っていらっしゃる商店街もありますので、実数としては三十一商店街でございます。
◆下条忠雄 委員 手を挙げる商店街が偏っちゃうんじゃないかと思ってね。やらないところは全然やらないで、やるところは毎年手を挙げているんじゃないかという危惧の念を持ったんだけれども、そういうことはないですか。
◎金澤 事業課長 そういう意味も含めまして、先ほどご指摘のありました成果なり、どういう形でやっているかを広めるために、「商店街発!ごみ減量とリサイクル」というような、まとめた冊子をつくりまして、これは全商店街にお配りさせていただきまして、ご参考にしていただいたところです。
 ただ、形としてあらわれていなくても、ごらんいただいて、こういう取り組みがあるのだという形でお知りいただいて、今後また機運が高まってくればなというふうに考えている次第です。
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○稲垣まさよし 委員長 次に、(2)平成十六年セーフティドライバー・コンテストの結果について、理事者の説明を願います。
◎薄根 砧清掃事務所長 昨年度の安全運転対策の一環として取り組みましたセーフティドライバー・コンテストの結果について報告いたします。
 このコンテストは、職場のドライバーがチームを組みまして、期間中の安全運転に努め、無事故無違反の達成を目指すものでございます。半年間、公私にわたる無事故無違反をチームメンバーが連帯して達成するという内容でございまして、一人の違反がありましてもチーム全体が失格となります。
 当事務所では、運転職員五十七名のうち二十五名が五つのチームを編成して参加いたしまして、全チームが目標を達成し、表彰を受けることができました。
 ちなみに前回の結果は、二十五名五チームを出しまして、四チーム達成、一チームはできませんでした。その理由は、一名の職員が公務外ではございますが、バイクのもらい事故がありまして、そのために一チームは達成できなかったということがございました。そのチームは、同じメンバーで今回もう一度エントリーをいたしまして、今度はめでたく目標を達成したというエピソードがございますので、参考に紹介をさせていただきます。
 このコンテストの参加は、職務上の指示や命令ではなく、職員の自発的意思に基づくものでございます。今後も職員の参加を促しまして、安全運転の推進に努めてまいりたいと考えております。
○稲垣まさよし 委員長 ただいまの説明に対し、ご質疑がありましたらどうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○稲垣まさよし 委員長 続きまして、報告事項の(3)に入らせていただくんですが、招集通知には間に合いませんでしたが、委員の皆さんもかわりましたので、二十三区における清掃事業の課題を正副委員長から所管にまとめてもらいました。今後、勉強会や視察なども考えたいと思いますが、参考になればと思いますので、よろしくお願いします。
 それでは、(3)二十三区における今後の清掃事業について、理事者の説明を願います。
◎松下 計画担当課長 本年二月の段階で、二十三区におきます今後の清掃事業に関する諸課題について参考までにお示しをさせていただきました。本日は、それ以降の二十三区におきます検討を経て、今後の方向性がおおむね定まりました部分についてご案内をさせていただきます。
 そのようなことで、本日の資料「二十三区における今後の清掃事業について(その2)」及び、大変分厚いものでございますけれども、課題ごとの検討報告資料を用意させていただいております。
 なお、今回はA3判の資料の方で順次ご説明をさせていただきます。二月時点での資料をA3判の資料の二枚目に「二十三区における今後の清掃事業について」を参考としておつけしてございますので、あわせてご確認を願えればと存じます。
 まず、中間処理における共同処理、東京二十三区清掃一部事務組合との関連事項からご説明をいたします。
 まず、一点目でございます。清掃一組が責任ある事業運営を行う人事上の体制整備でございます。
 清掃事業の区への移管時におきましては、東京都からの派遣職員は、平成十八年三月末に派遣されている清掃工場のある区に身分切りかえされることになっておりましたけれども、当分の間、清掃一組による共同処理を行うこととなったこともございまして、平成二十年度までの三年間を暫定的な期間といたしまして、その間の取り扱いを定めたものでございます。
 内容は大きく三点ございます。
 ?清掃一組の業務に従事している東京都からの派遣職員は、十八年四月に清掃一組に身分を帰属させるということでございます。
 ?清掃一組は、清掃一組経営委員会の検討後、区長会総会の了承を得て、技術系職員の採用ができるということ。
 ?清掃一組への区からの派遣職員については、各区別のごみ量に応じて派遣数を分担するなどの方針により取り扱うというものでございます。
 また、平成二十一年度以降の扱いにつきましては、先ほども二点目のところで触れさせていただきましたが、清掃一組の経営体制を見直しまして、管理者、副管理者、役員区長等で構成いたします経営委員会を設置する中で検討を行い、区長会総会で確認することといたしております。
 二点目、清掃一組分担金の算出方法の検討でございます。現在、清掃一組の分担金は各区が人口に応じて支払っておりますけれども、これを各区のごみ量――ごみ量には、一般廃棄物処理業者、いわゆる許可業者が民間事業者から収集したごみを直接清掃工場に搬入する持ち込みごみを含むものでございますけれども、各区のごみ量に応じた形に改めまして、ごみ減量に努力した区はそれに見合った負担という形に改めようというものでございます。
 その際、区別のごみ量の推計値を指標として用いることになりますので、平成十八年度以降、速やかに新たな制度に移行することを目指しまして、今後、推計値の精度をより高める方策などの検討や準備を進めてまいります。
 続きまして、清掃事業移管に伴いまして各区の事業となる主な事項、具体的には東京二十三区清掃協議会に関連する事項についてご説明をいたします。
 一点目の清掃協議会のあり方についてでございます。
 現在、二十三区内の一般廃棄物処理業、これは六百五十社ほどございますけれども、この一般廃棄物処理業の許可ですとか、二十三区が収集、すなわち区としての行政収集をするごみの収集車両の雇い上げ契約につきましては、清掃協議会が各区長にかわりまして事務を共同して管理執行しております。このように、清掃協議会で処理している事務につきまして、各区が直接処理する方向で関係事業者との協議や事務移行の検討などの諸準備を進めてまいります。連絡調整事務の見直し、整理も含めまして、各区事務への移行が整いました時点で、現行の清掃協議会事務局組織は平成十八年度を目途に廃止することとしております。
 二点目、長期的なごみ量推計の手法の検討でございます。
 現在、二十三区のごみの処理は、各区、清掃一組、東京都で役割分担をしておりますことから、それぞれの一般廃棄物処理基本計画におけるごみ量については整合を図る必要がございます。このため、区と清掃一組が共通の推計手法と算出方法を用いまして長期的なごみ量の推計を行い、発生や排出抑制等の目標値につきましては各区が必要に応じて独自に推計、設定することとしております。二十三区と清掃一組それぞれのごみ量につきまして整合性を担保するために、今後、一般廃棄物処理基本計画の改定時期、ごみ量の推計手法、採用すべきデータ等の検討につきまして、二十三区及び清掃一組等の調整を図ってまいります。
 三点目、廃棄物処理手数料の改定でございます。
 現在、二十三区は事業系ごみ、粗大ごみ、動物死体等について手数料を徴収しております。また、一般廃棄物処理業者、いわゆる許可業者が清掃工場等に持ち込むごみにつきましては、清掃一組が手数料を徴収しております。これらの手数料は、平成六年の東京都時代の体系を現在まで引き継いでおりますが、この間、処理原価が増加している状況にございます。
 廃棄物処理手数料の額の改定を行う場合は、これは区民、事業者等広範囲に影響を及ぼすものであることを踏まえまして、各区は、それぞれの収集、運搬の実情、さらに、当分の間、中間処理を共同処理することなどを総合的に考慮いたしまして判断していくとともに、清掃一組の持ち込み手数料を改定する場合には、各区の手数料改定が連動する仕組みを構築することとしております。
 手数料の改定方法につきましては、適正な料金を維持するために、三年から五年ごとに改定する、処理原価の一定割合に基づき算定をする、処理原価との乖離をできるだけ解消する、二十三区と清掃一組で連携調整を図る等の方向性によることといたしまして、今後具体化に向けた検討を十八年を目途に行うこととしております。
 四点目、二十三区清掃事業の統一ルールの検討でございます。
 清掃事業の移管後、二十三区は、さきに申し上げました清掃協議会における管理執行事務を初め、さまざまな二十三区統一ルールにより協調、連携をしながら事業を行ってまいりました。これらについて、他の清掃事業関連の諸課題の方向性に沿って精査を行いまして、平成十八年度以降も二十三区が統一ルールに基づいて実施すべき主な事項といたしましては、中間処理の共同処理に係る項目といたします。さらに、必要に応じて二十三区または関係区で連携して対応する事項といたしまして、国やメーカー等企業への対応を要する項目とする方向で整理をしております。
 以上に加えまして、資料といたしまして厚い方の資料でございますけれども、清掃一組の施設整備計画、現時点では素案でございますが、添付をさせていただいております。クリップでとめてあると思いますが、分厚い方の資料の一番下にございます資料1「一般廃棄物処理基本計画中間報告『施設整備計画(素案)』」によりご説明をさせていただきたいと思います。
 それではまず、二ページをお開きいただきたいと思います。計画改定の趣旨が1に記載されております。清掃事業の移管時におきましては、清掃一組の施設整備計画は東京都時代の計画を引き継ぐ形で、平成十二年度から二十三年度までを計画期間として定められております。今回の計画改定は、現在の計画について五年ごとに見直しを行うことになっているということ、また、平成二十年度以降、清掃工場の更新の時期が順次到来をすることから、この間の循環型社会形成推進基本法を初めといたします廃棄物・リサイクル関連のさまざまな法整備等を踏まえまして、本年度中に計画を改定しようというものでございます。
 以下、二ページから三ページにかけましてごみ量の推移やごみ処理のシステムの現状について整理をしております。
 四ページでございます。3に、計画の基本的な考え方を掲げております。計画期間は、3の(2)にございますように、平成十八年度から三十二年度までの十五年間でございます。この間のごみの発生量から、資源化などによるごみの抑制量を差し引きましたごみの排出量、ごみ量の予測は、五ページの表とグラフに記載のとおりでございます。
 六ページ以降が具体の施設整備計画でございます。現在、二十三区で廃プラスチックの熱回収、サーマルリサイクルの実施の課題検討が行われております。このことから、この計画におきましては、現行の分別区分による場合とサーマルリサイクルを行う場合の二つの整備計画案を併記する形で示されております。
 なお、世田谷区内の施設整備につきましては、現行の計画どおり、現在建てかえ工事中の世田谷清掃工場につきまして、平成十九年度末までに整備を終了する予定となっております。
 さらに、お手数でございますけれども、一連の資料の一番下にA3の資料3をおつけしてございます。こちらをお開き願えればと存じます。こちらの資料は、事業費等の試算を行ったものでございます。現行の分別区分による場合と、サーマルリサイクルを行う場合の二つの整備計画案それぞれにつきまして事業費等の試算を行いまして、金額的には計画期間中の十五年間の合計で約一千五百億円、単年度平均で約百億円という試算となっております。
 以上ご説明をさせていただきました今後の清掃事業に係る諸課題につきまして、引き続き詳細の検討、関係先との協議等を進めてまいりまして、今後、関係条例等の改正案、二十三区共同処理組織の規約改正案など、具体の内容が固まりました時点で改めてご報告あるいは協議を行ってまいりたいと考えております。それまでの間も、必要に応じて節目ごとの情報提供に心がけてまいりたいと存じます。よろしくお願いを申し上げます。
○稲垣まさよし 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆大庭正明 委員 一組が当分残るということの中で、清掃工場を建てかえていくというようなことが起きてくるわけです。そうなってくると、資金の調達を交付金と組合債で賄っていくということでしょうけれども、当然その償還とかを含めて何十年単位ということになると思うんですけれども、必ずしも一組のままであるということでもないわけですよね。もうちょっと細かいというか、もっと身近なところですべてがわかるような形にしたいというような要望があるとすれば、世田谷区には二つの清掃工場があるわけですから、その分とか、ないところもあるわけです。それは広域でやってもいいんですけれども、それはそれとしても、一組で全部借金なり交付金なりの受け皿になっていたものの、それを分けるときは、組合債の分け方とかは今後議論できるんですか。
 これは分けられません、借金だけは、清掃工場の費用が大体二百億円とか三百億円とか、どんどんかかっていくわけですよね。五つぐらいつくれば一千億円を超えちゃうわけです。そうなってくると、一千億円の借金を一組でやっていますよということだとすると、それを工場ごとに分割するとなると、各区でそれをやりましょう、または各地域の、もうちょっと広域の、一部組合よりは小さいけれども区よりは大きい広域でやりましょうという議論のときに、この借金をどうするの、分けられないじゃないかという話にはなりませんか。その辺はどうなんですか。それとも、それはごみ量の分でまた分割できるんですか。
◎福田 管理課長 非常に難しい問題で、確かに一組自体も一つの地方公共団体といたしまして、組合債として、今、起債残高を持っています。これから先についての公債費で払っていくお金も当然償還分として現在抱えていることも事実でございます。まさに、委員ご指摘のように、一組が解体したときに、債権も含めた形での財産自体をどういうふうな形で各区に帰属させるのか、これは非常に大きな問題だと思います。
 今現在、その発端のところでも議論は進んでいませんけれども、今後こうしたことについても恐らく議論、検討されてくるものと考えてございます。今のところは、そうした状況としては報告できないところでございます。よろしくお願いいたします。
◆大庭正明 委員 工場をこれから建てかえていくのはいいとしても、全部組合債で何の約定もなく、または、ある程度の見通しもなく、どんどん一組の借金がふえて、債権がふえて、その債権を分割するルールが何にもなかった、だから、またずうっと永遠に一組が続くというようなことになるのは、最初の話と全然違ってくる。ほとんど第二清掃局ができるのと同じ形になって、ちっとも地方自治としてはおもしろくないというか、わからないということなので、工場を建てるのはいいけれども、借金の行方とか分割とかをしっかりとやっていかないと、分けるときに分けられなくなっちゃう。今がぎりぎりの限度じゃないかと思うので、意見として言っておきます。
◆新田勝己 委員 今の絡みですが、もともと清掃工場を建設するときは国からの補助も相当額ありますよね。それと同時に、東京都から建設費等、また清掃一部事務組合の運営費等を調整三税の中から本来は払わなければいけない、その額が余りにも少な過ぎるということで、再三再四、清掃一部事務組合の中で私は発言したことがあるんです。その辺は、東京都はまだ逃げようという言葉はいけないのか、当然、都区制度改革の一環として、借金も本来的には二十三区が持たなければいけない部分もあるけれども、東京都がそれは補てんするものとして最初から出発しているはずなんです。最近の東京都の動きはどうなっているんだろう。
◎福田 管理課長 まさに委員ご指摘のところで、今、東京都の十二年度やった中におきましても、清掃事業におけるお金の問題は課題になっております。今現在、償還金の問題、退職金の問題を含めて七百四十五億円の扱いについてどうするかというのは、今こちらではなくして、地方分権だと思うんですけれども、財政当局の方で東京都を含めて検討している最中でございます。
 今こちらの方でお話を聞いている限りにおきましては、先ほどの工場問題を含める中で、今後の清掃事業の展開を含める中で、この整理で今東京都とやり合っている状況と聞いてございます。確かに、七百四十五億円の問題はどこに帰属させるのか、今後どう整理していくかは大きな課題であると聞いてございます。
◆増田信之 委員 時間の流れをもう一回考えながら将来展望していかなければいけないんだけれども、清掃移管のときにかなりもめましたよね。それで、国の方も、二十から二十一と先送りになって、やっと解決したんですけれども、結局、最終的には組合問題だと。それで、組合の方は自区内処理を大上段に構えてきて、その条件をのんで、それでスタートさせたけれども、清掃工場のない区もあるということで、経過期間としてやっていたけれども、最終的には清掃工場を建てられない区も出てくるということ。あるいは、世間一般は、全区に清掃工場を持たせるのはいかがかという社会的な風評を気にして、自区内処理を取り下げて、今度は地域処理という形に置きかえてきた。
 地域処理をやるには、やっぱり一部事務組合みたいな形が必要だということで、組合の延命にこれがつながらないようにしていかなければならないだろうという将来的な展望、青写真を描いて、きちんと一歩一歩取り組まなければならないのではないか。時間だけどんどん経過して、タイムアップになるときに、また次の新しい手が出てくるということのないように頑張っていただきたい。
 我々も、この清掃・リサイクル対策特別委員会の中ではその辺もよく見きわめながら、そういう動きを逐次報告いただきながら考えていきたいと思います。これは質問ではなくて意見です。
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○稲垣まさよし 委員長 それでは、報告事項の(4)その他ですが、何かありますでしょうか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○稲垣まさよし 委員長 以上で報告事項の聴取を終わります。
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○稲垣まさよし 委員長 次に、2資料配付ですが、まず(1)ですが、廃棄物処理法に基づき、環境大臣が定める基本方針が改正されましたので、参考までにお配りしております。
 また、(2)のごみ量の速報値は、前回の委員会で世田谷分のみの報告がありましたが、今回は二十三区分を参考に配付しております。後ほどごらんください。
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○稲垣まさよし 委員長 次に、3請願の継続審査についてお諮りいたします。
 平一七・四号「『廃プラスチックは今後も焼却処理しない』ことを求める陳情」一件を閉会中の継続審査とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○稲垣まさよし 委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
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○稲垣まさよし 委員長 次に、4閉会中の特定事件審査(調査)事項についてお諮りいたします。
1.清掃事業について
2.リサイクル事業について
とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○稲垣まさよし 委員長 ご異議なしと認め、そのように決定いたします。
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○稲垣まさよし 委員長 次に、5協議事項に入らせていただきます。
 (1)次回委員会の開催について協議いたします。
 次回委員会は、年間予定である九月六日火曜日午前十時から開催させていただきたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○稲垣まさよし 委員長 それでは、次回委員会は九月六日火曜日午前十時から開催することにいたしますので、よろしくお願いいたします。
 それと、前回の委員会で委員から最終処分場の視察という提案も出ていましたので、正副委員長で協議をさせていただきながら、第三回定例会前もしくは後ぐらいまでには最終処分場を視察させていただきたいと思っておりますので、また委員の皆さんには日程調整をさせていただきたいと思っております。
 以上で協議事項を終わります。
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○稲垣まさよし 委員長 そのほか、何かございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○稲垣まさよし 委員長 以上で本日の清掃・リサイクル対策特別委員会を散会いたします。
    午前十時三十八分散会
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 署名
  清掃・リサイクル対策特別委員会
   委員長