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東京都 世田谷区

平成17年  5月 オウム問題・災害・防犯対策特別委員会−05月30日-01号




平成17年 5月 オウム問題・災害・防犯対策特別委員会
世田谷区議会オウム問題・災害・防犯対策特別委員会会議録第二号
平成十七年五月三十日(月曜日)
 場  所 第三委員会室
 出席委員(十三名)
   委員長         鈴木昌二
   副委員長        山木きょう子
               川上和彦
               新川勝二
               山内 彰
               山口 拓
               吉田恵子
               市川康憲
               岩本?昌
               田中優子
               里吉ゆみ
               上川あや
               青空こうじ
 事務局職員
   議事主任主事      堂馬孝之
   調査係主任主事     谷澤真一郎
 出席説明員
  世田谷総合支所
   区民部長        石井一義
  烏山総合支所
   総合支所長       佐藤 洋
   区民部長        河合岳夫
  危機管理室
   室長          室星計策
   危機・災害対策課長   齋藤幸夫
   副参事         小林一久
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
 1.報告事項
  (1) 平成十七年度主要事務事業について
  (2) オウム真理教(現アーレフ)問題対策について
  (3) 災害対策総点検の検討状況について
  (4) 起震車「なまず号」の運行再開について
  (5) 「世田谷区安全安心まちづくりカレッジ」の受講生の募集について
  (6) 世田谷区重点パトロール出発式について
  (7) その他
 2.協議事項
  (1) 正副委員長会の申し合わせ事項について
  (2) 次回委員会の開催について
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
    午前十時開議
○鈴木昌二 委員長 ただいまからオウム問題・災害・防犯対策特別委員会を開会いたします。
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○鈴木昌二 委員長 本日の委員会に里吉委員より遅参の届けが出ていますので、ご報告いたします。
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○鈴木昌二 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行いますが、まず、議事に先立ち、理事者のご紹介を自己紹介でお願いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◎石井 世田谷総合支所区民部長 世田谷総合支所区民部長の石井でございます。よろしくお願いいたします。
◎佐藤 烏山総合支所長 烏山総合支所長の佐藤でございます。よろしくお願いします。
◎河合 烏山総合支所区民部長 烏山総合支所の区民部長の河合です。よろしくお願いいたします。
◎室星 危機管理室長 危機管理室長の室星と申します。よろしくお願いいたします。
◎齋藤 危機・災害対策課長 危機・災害対策課長の齋藤でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
◎小林 危機管理室副参事 危機管理室の副参事をやっています小林と申します。よろしくお願いいたします。
○鈴木昌二 委員長 なお、説明理事者のほかに連絡員の方が一人入りますので、ご了承願います。
 次に、担当書記を紹介いたします。
◎堂馬 書記 議事担当の堂馬でございます。よろしくお願いいたします。
◎谷澤 書記 調査係の谷澤と申します。よろしくお願いいたします。
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○鈴木昌二 委員長 それでは、報告事項の聴取に入ります。
 (1)平成十七年度主要事務事業について、理事者の説明を願います。
◎小林 危機管理室副参事 平成十七年度主要事務事業のうち、事務事業の名称はオウム真理教(現アーレフ)問題対策についてご説明申し上げます。
 問題対策の所管は、対策本部事務局は危機管理室、現地対策本部は烏山総合支所でございます。
 十七年度の事業目標は、烏山地域に静かな生活を取り戻す。取り組み方針は三つございます。1住民の不安解消のために、世田谷区は全力を挙げて対応策を講じる。2地域住民の活動支援を積極的に行う。3区民、事業者等との連携を図り、オウム問題への取り組みを進める。
 この予算額は四百二十三万九千円を予定しております。
 事務事業の内容及び手法でございます。六点ございます。
 1が区民への情報の提供ということでございます。二つ入れてございますが、(1)区広報紙、ホームページによる情報提供、(2)地域住民へのきめ細やかな情報提供。
 2入信勧誘への注意喚起。オウム真理教(現アーレフ)は、大学等の新入学時期にサークルを装うなどの狡猾な方法により、新入生を入信勧誘するおそれがあるため、学生に対する注意の呼びかけを掲示物等で実施されるよう、区内各大学及び短期大学に文書で依頼する。
 3区民への啓発。オウム真理教(現アーレフ)問題講演会の開催。
 4各部が連携した事業展開。講演会、その他オウム真理教問題対策事業に世田谷区職員の参加を図る。
 5住民団体活動への支援。二つございます。(1)補助金の交付、(2)が広報紙の配布支援。
 6国・都及び地方自治体との連携強化等。抜本的な対策を講じることや、公安調査庁の観察処分の更新に向け、区民、議会等と連携し、関係省庁等に要請していく。オウム真理教対策関係市町村連絡会と連携した活動も積極的に推進する。観察処分の満了期限は明年の一月末でございます。
 続いて、お手元の資料の五ページをごらんいただきたいと思います。事務事業名は安全安心まちづくりの推進でございます。担当所管は危機・災害対策課でございます。
 事業目標は、安全安心まちづくり条例に基づき、区民が安全で安心して生活することができる地域社会を形成するため、区民、警察、行政が連携し、安全安心まちづくり施策を展開することでございます。
 予算額については五千六百三万円を予定してございます。
 事務事業の内容でございます。五点ございます。
 1が安全安心まちづくり協議会の運営でございます。主旨は、区民生活の安全に関する情報を共有し、施策の実施に関し必要な事項を協議する。構成員は町会・自治会、警察、消防、PTA等の代表でございます。
 2地域安全安心まちづくり区民活動支援。住民によるパトロール等の活動支援。内容といたしましては二点ございます。?がパトロール活動に係る保険料の補助。?が腕章の物品助成。現物支給でございます。
 3安全安心まちづくりカレッジの開講。地域の防犯活動リーダーの養成を実施するために、本年の十月から十二月に開講を予定してございます。
 4重点パトロールの実施でございます。四警察署管内に各一台、二名を乗車させて配置してまいります。世田谷区内のひったくり、空き巣等、犯罪発生地区等のパトロールを実施する予定でございます。実施期間につきましては、本年四月から来年の三月末でございます。ただし、年末年始は除く予定でございます。
 5街頭防犯設備整備の補助。商店街等が設置したいという防犯カメラ等の一部助成をいたしたいと思っております。
◎齋藤 危機・災害対策課長 それでは、私からは災害対策の方の主要事務事業を説明させていただきます。二ページをごらんいただきたいと思います。
 まず災害対策総点検でございます。これは、これまでの災害対策を実践性、具体性、多様性の観点から見直し、より実践性の高い災害対策とするため、組織体制の強化など、災害対策の総点検を全庁的に進めるものでございます。
 内容、手法でございますけれども、検討体制としましては、災害対策総点検推進委員会のもとに、特命プロジェクトチームによる検討を含め、災害対策本部の各部ごとに、重点項目を中心に総点検作業を行っております。これらの総点検の結果は、七月を目途に取りまとめる予定でございます。今後はこれを踏まえまして実効性のある対策や体制の整備を図るとともに、あわせて地域防災計画の修正やマニュアルの整備等を図っていく予定でございます。
 なお、総点検の検討状況については、本日、後ほど詳しくご報告させていただきます。
 続きまして、2の災害時助けあいネットワークの構築でございます。
 1の総合防災訓練でございますが、今年度の総合防災訓練につきましては、先ほどご説明いたしました災害対策総点検の検討結果に基づきまして新たな体制で訓練を実施し、災害対策本部の災害対応力を向上させ、災害時の円滑な応急対応活動の推進を図るとともに、区民の災害対応力の向上を図ることを目標にしております。
 予算としては八百七十八万五千円となっております。
 今年度は特に発災初動期に参集できる可能性の高い職員等を中心に、災害対策本部体制の立ち上げ、それから対策の実行、これらの検証を目的とした実践的な訓練などを行う予定でございます。具体的な内容としては記載のとおりでございます。
 続きまして、2の新たな防災リーダーの養成というところでございます。これにつきましては目標としては、防災に関する知識、技術を持ち、地域で活動する新たな防災リーダーである防災士を養成し、みずからの町はみずからが守るという災害時の助けあいネットワークの強化を目標としているものでございます。
 予算については四百四十二万二千円でございます。
 具体的な手法、内容といたしましては、現在、各地にございます防災区民組織のリーダーを対象に、区が実施する防災士養成講座を受講していただきまして、知識や技術の習得を図るものでございます。受講後につきましては、地域や職場で防災リーダーとして防災活動の中心的役割を担っていただくことを考えてございます。養成講座等の概要につきましては記載のとおりでございます。
 続きまして三ページでございます。ハザードマップの作成事業でございます。この事業は新規事業でございます。これは地震・水害等に関する地域の危険度をあらわす地図を公表いたしまして、日ごろからの注意喚起と防災意識の高揚を図り、災害時の被害を最小限にすることを目的に行うものでございます。
 予算といたしましては八百九十七万八千円となっております。
 事業の内容及び手法でございますけれども、1の地震防災マップにつきましては、昨年度、内閣府のモデル事業として作成いたしました世田谷区の地域の揺れやすさであるとか、地域の危険度をあらわすマップがございます。このマップをもとに、地域の危険度をあらわす地震防災マップを作成いたしまして配布するものでございます。このマップを配布することにより、区民の皆様に大地震が発生した場合における地域の危険度などを認識していただくとともに、日ごろの備えを強化していただこうと考えております。
 次に、2の洪水ハザードマップ等でございます。
 (1)の浸水想定区域図の公表ということでございますが、世田谷区関係では、既に国が公表しております多摩川、それから都が公表しております目黒川流域につきましては、この浸水想定区域図についてはインターネット等で公表しておりますが、新たに都が公表する予定の野川、仙川などを加えまして、区内河川流域の浸水想定区域図をインターネットで公表する予定でございます。公表時期につきましては、今年の六月中旬を予定してございます。
 (2)の洪水ハザードマップでございます。これはただいまご説明いたしました浸水想定区域図をもとにいたしまして、その内容に加えまして避難所や避難の方法など、水害発生時の対応などを追加して表記いたしました洪水ハザードマップを作成いたしまして配布するという事業でございます。
 災害対策については以上でございます。
 続きまして四ページをお開きいただきたいと思います。四ページは国民保護法関連の取り組みでございます。
 国民保護関連法につきましては、ご案内のとおり、昨年九月に施行されておりますが、区市町村は、国の基本指針や都道府県による整備された関連条例、それに、今後作成されます国民保護計画などを踏まえまして、区としての関連条例の整備や国民保護計画の策定に取り組むこととされております。
 区といたしましては、平成十七年度には国民保護法関係の条例の整備を予定しております。具体的な条例につきましては、一番見出しの内容及び手法のところに書いてございます、区の国民保護対策本部の設置に関する内容を定める(仮称)国民保護対策本部条例、それから、区の国民保護協議会の設置に関する内容を定める(仮称)国民保護協議会条例、それに職員の派遣、手当等に関する規定を整備するために行う給与条例の一部改正等を予定してございます。
○鈴木昌二 委員長 ただいまの説明に対しご質疑がありましたら、どうぞ。
◆上川あや 委員 ちょっと細かい質問を差し上げるので恐縮ではあるんですが、幾つか疑問があったので、お答えいただければと思います。
 一つ目に、一ページ目のオウム問題対策のところで、大学の新入生等に対する働きかけがあることを危惧なさっていると。これはごもっともなことだなと思うんですが、この働きかけをしているのは区内の大学だけなんでしょうか。
◎小林 危機管理室副参事 ことしは世田谷区長名で、世田谷区内の大学、短期大学等とあわせて、東京都の大学連合会にも出してございます。世田谷区長でございますので、その辺のところで、一応世田谷区内ということで表記させていただいておりますので、ご了承願いたいと思います。
◆上川あや 委員 お願いしましたというところまでの話はいろんな所管からよく伺ったりするんですが、そこの担保とあわせて、把握の方をお願いしたいと思います。
 あと、三ページ目のハザードマップ関連のところですけれども、疑問がありまして、地震防災マップと洪水ハザードマップと両方あるんですが、地震防災マップの方は、これはインターネットで公開なさらないで、配布だけということなんでしょうか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 このハザードマップにつきましては、地震防災マップ、洪水ハザードマップ、両方ともインターネットでの公表も予定してございます。
◆青空こうじ 委員 今の上川さんに関連して、一ページの大学生というのは、それは以前のことです。この間、GSハイムの総会がございました。実際に住んでいる住民の方の総会に行きまして、そのときに、今、オウムでは、ことしからは子どもたちを対象にしたアニメーションを五本ぐらいつくって、それで子どもたちを一生懸命勧誘しているそうです。大学云々というのは昨年ぐらいで、子どもたちへのアニメーションをつくって、実際に二、三本見ましたけれども、ちょっと変わったアニメーションでした。そうやって、子どもたちはもう幼稚園から小学校にあれするんです。役所の河合さんもこの間一緒に行って見ていたと思うので、ぜひそういう点もちょっと把握しておいてください。よろしくお願いします。
◆上川あや 委員 五ページの住民パトロールについて書かれているところなんですが、せんだってのNHKの「ご近所の底力」という番組をごらんになったかなと思うんですけれども、従前であれば住民パトロールというものをその番組としても推奨していて、確かな効果があるんですよというご案内だったんですが、せんだっての放送では、実際に住民のパトロールというものが各地で行われていても、それが今効果として確実ではないということをおっしゃっていたんですね。というのも、専門家が考えるにはどの時間帯にどのパトロールが回っているのかということの推測がもう成り立っているのではないか。犯罪率は一たん急減したんだけれども、また復活しているというようなお話があったんですね。
 あれを見ながら私が思ったのは、パトロールをしてくださる方々にご協力をお願いすることもそうなんですが、個々のグループがどの地域を回っているかということを相手側、犯罪する側が把握しているのであれば、お願いしているのであれば、区こそが全体の調整をして、どこが空白区域なのかということも把握なさって、カバーしていくみたいなことの調整をなさらないと、ただお金を出してパトロール、労力をお願いしていても効果が上がらないということをちょっと危惧したんですが、その点はいかがでしょうか。
◎小林 危機管理室副参事 難しいご質問とご意見だと思うんですけれども、現在、世田谷区では安全安心カレッジを開講して、今上川委員がおっしゃった、犯罪が何時ごろ発生しているかということを勘案して、例えば何丁目という丁目がありますね。丁目を五つのブロックに分けるとします。そうすると、三、四、五にそのボランティアの活動員が多いというと、大体三、四、五しか回らないですよね。一と二は回らないというその辺が、今上川委員が言われた部分だと思うんです。
 それをあえて自分たちで何時に何番地を回ってきたよというのをコンピューターに入れてやっているところがあります。そこは着実に成果を上げていて、今後、それを点から線なり面に持っていこうと思っております。これはいずれご紹介させていただきたいと思っていますので、今のところ成果の部分を確認してからと思っておりますので、そういう団体もあるということをご紹介申し上げます。
◆上川あや 委員 ありがとうございます。ご報告を楽しみにしています。
◆山口拓 委員 一ページの住民団体活動への支援のところで補助金の交付というのがありまして、種々議論をされているところです。今幾つかに分かれた活動だとか、さまざまな角度からの活動に支援をされているわけですが、そういったところすべてに目を向けて支援をしていくということでよろしいんでしょうか。
◎小林 危機管理室副参事 危機管理室の方から、それを踏まえて実施していく予定でございます。
◆山口拓 委員 さまざまな立場から、さまざまな角度からの活動というものがあるわけで、本当に身近なところで、その最前線でオウムと対峙をされている方がたくさんいらっしゃるわけです。よくご承知だと思いますので、そういった活動にもしっかり目を向けていただいて、また耳を傾けていただいて、狭い範囲での判断ではなくて、しっかり支えられるような補助というか支援をしてあげられるようにお願いしたいと思います。
 それともう一点、今上川委員からもお話があったお話なんですが、地域の活動に限らず、ワンワンパトロールだとか、もう実際に犯人逮捕にまで行き着いているような事例というのがたくさんございますよね、お耳に入っていないかな。実際に不審者情報だとかでも、年間に十人とか十数人の逮捕者を出したりだとか、その団体にひったくられた盗品だとかの情報公開をすることによって、要するに散歩している人たちがみんなで町じゅうを探すわけですから、どこでそれが発見されたとか、物が出てきたりだとかという、そういうすばらしい例がもう事実出てきているんですね。
 そういうものも区が広く情報管理をして、やっぱりさまざまなところに、なるほどそういうことはうちでもできるんだとか、自分たちの可能性や範囲の中、町会だとか限られた範囲の中だけで活動するのではなくて、危険が伴うようなことまで推し進めろと言っているんじゃなくて、自分たちができることや自分たちの治安の中で考えつくことにはおのずと限界があるわけですから、そういうものを情報として提供していくような仕組みというのは、危機管理という点で考えると非常に重要になってくると思うので、地域や所轄を超えて、そういった情報交換というか情報の統一化というものをある程度していくべきだと私も思いますので、あわせてぜひお願いをしたいと思いますけれども、これは意見です。
◆新川勝二 委員 私どもの近くの地域で、世田谷通りに面しているところで連続して事務所荒らしに遭ってしまったというのが、僕が知っている限りでも二件あるんですけれども、最近のものは、一カ月の中で二回もやられちゃったという、本当に信じられないようなあれなんです。そういう対策というのはなかなか難しいところもあるんでしょうけれども、地域に情報を早く流してあげることも本当に大事なことかなというふうに思うんですが、そういう点の対応について。
 それからもう一点、街頭防犯設備整備の補助と書いてございますけれども、防犯カメラ等の一部助成、これは補助の件数とか金額等はどうなっているのか、確認のために再度お聞きしたいんです。
◎小林 危機管理室副参事 一点目の情報の提供の部分でございます。
 現在、世田谷区のホームページに各署の情報が流れてございます。委員の皆さんはよくご存じだと思いますけれども、世田谷では四署ございまして、四署でどんな事案が発生しているかというのを数字なり、それは防犯対策も含めて出してございます。世田谷区のホームページの中に「安全安心まちづくり」という欄がございますので、そこをご確認いただくと割と早く、きょうのあしたというわけにはいきませんけれども、週に三回ぐらいは出ておりますので、ご確認のほどをよろしくお願いしたいと思います。町会等で知らない方がいらっしゃいましたら、皆さん、ぜひご紹介をしていただいて、その辺の情報提供の部分をよろしくお願いしたいと思います。
 二点目でございます。カメラの設置についての助成でございますが、現在までのところ、助成した団体、商店街等はございません。ただし、今ご相談に上がっているところが幾つかございます。これについて検討を進めていくのか、申し込みがまだございませんので、それを受けて検討することになろうかと思ってございます。
◆青空こうじ 委員 ことし、うちの近所でひったくりが二件ございまして、その二件が住民の協力で北沢署に捕まりまして、住民のおかげでこの地域でひったくりが捕まりましたということを皆さんによく見えるように、北沢署が各地域にすぐ張ってくれました。あれはすごくいい効果だと思います。そういういい効果が出たときにそれをやりますと、ひったくりとかそういう方がこの地域は危ないなというので、ああいうふうな看板はなるべく長目に張っておいていただければ、そういうひったくりの人を威嚇するもので、ぜひああいうものをどんどんやっていただくといいと思います。これも要望です。
◆岩本?昌 委員 ちょっと教えてください。二ページですけれども、発災初動時に参集できる可能性の高い職員さんを中心に訓練を実施するとございます。前からちょっと関心があったものですからお伺いするんですけれども、この可能性の高い職員さんはどのぐらいとつかんでやっていらっしゃるのか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 参集できる可能性が高いというのは主に住所要件でございますが、区内及び近隣自治体に在住の職員ということで、今、現在の非常配備態勢で二千五百名ほど配備しております。今回の見直しで、さらに本当に参集できる可能性の高いということで、もっと近くの方を特に指名するようなことを見直しとして考えてございます。
◆市川康憲 委員 オウム問題なんですけれども、私は、今回初めてこの特別委員会に参加させていただくんですが、この前もデモに参加させていただきました。要するに風化させてはならないということは非常に重要なことなんですけれども、やっぱり風化させないだけじゃなくてその先の、6の「国・都及び他自治体との連携強化等」と書いてあるところに「抜本的な対策を投ずることや」云々といろいろありますわね。そうすると、現状のいろんな制約の中で、オウムと闘いを起こしている住民の方々にさまざまな形で支援していくわけだけれども、やっぱり最終目標というのは、解散をさせたいとか、または世田谷区から出ていってもらいたいとか、それがこの目標である「烏山地域に静かな生活を取り戻す」ということになると思うんですよね。
 そういうことを考えたときのネックと見通しですわね。最終的に出ていってほしい、また解散させたい、これが最終目標であるならば、その目標に到達するために何がネックになっているのかということ。それから、現状、我々はこういう支援を進めていくわけだけれども、今後、この先の見通しはどのように考えているのかということを教えてください。
 それからもう一つ、ハザードマップのところで、何かをする場合には必ずプラスマイナスが出てくるんですね。プラス面については、要するに自分たちが生活している地域で何かあった場合にどういう危険があるのかということをあらかじめ知ることができる。だけれども、マイナス要素としては、余計なお世話だという人たちもいるわけで、あなたたちは何でこんな危険なところに住んでいるのみたいな話が出てきたり、ある意味では、そこを売却してほかに移りたいというときにたたかれるんじゃないかとか、こういう話をする人もいますわね。だから、ある意味では、マイナスの部分をどう薄めていくかということもやっぱり必要なことなのかなという気もするんですけれども、その辺はどのようにお考えになっているのか、この二つ。
◎室星 危機管理室長 私の方から、オウム対策の見通しということでお答えをさせていただきたいと思います。
 この事務事業にも書いてございますけれども、地下鉄サリンから十年を経過して、一般的には風化ということが非常に心配されている、こういうことがございますので、私どもとしては、現に南烏山に本部があるということを強く認識して、これを風化させないという取り組みをしている。
 最終的に抜本的な見通しとしてどうなんだというお話でございますけれども、オウムが解散をしてなくなる、消滅する、これが抜本的な解消だろうというふうに思いますが、やはり法律的な手続が当然必要になってまいります。ここにも書いてございますが、オウム真理教は全国いろんなところに拠点を持っておりますので、こういったところと連携をしながら、解散に向けた新しい法律ということで取り組んでいきたいと思っております。
 いずれにしても、法律をつくるということになりますと、一地方自治体、あるいは地方自治体の集まりでもなかなか難しいということがありますので、ここにも書いてありますが、例えば観察処分をさらに継続していただいて、そういった面からの取り組みを強めるということを続ける中で、新法の制定に結びつけていければな、こんなふうに考えております。
◎齋藤 危機・災害対策課長 ハザードマップのマイナス面について配慮ということでございますが、これまでは、どちらかというと、こういうマイナス面を考慮しながら、なるべく危険度等については余り大っぴらにしないという形の考え方でやってきたところがありますが、国等も実際の危険性を住民の方にきちっと理解していただくことが重要であるというような形の流れの中で、こういうハザードマップを作成していこうという形の流れになってきているとしてございます。
 ただし、この辺につきましては、当然マイナス評価みたいなことになるわけでございますので、その危険性の情報等を地元住民の皆様に丁寧に説明していって、その危険度というのはどういうことかということをしっかりご認識いただく。世田谷の場合、ハザードマップをつくると、危険度の違いがある程度わかるようにつくらざるを得ないんですが、基本的にはそんなに大幅なレベル差があるということではございません。
 ただ、水害等は、多摩川の国分寺崖線の下あたりは、現実的にハザードマップで想定するような豪雨になった場合にはやはり浸水してしまうという結果になっておりますけれども、その辺を十分に、こういう二百年に一度の想定に基づくものであるというようなことをきちんとご説明申し上げながらやっていくことによって、しっかり理解していただきながらやっていくことは必要かというふうに考えてございます。
◆田中優子 委員 四ページの国民保護法関連の取り組みなんですが、区としては平成十七年度中に関連条例を整備するということが出ております。これは仮称も含め、具体的に三つの条例の制定が予定されているということなんですけれども、国の方からこういう内容でつくるというようなものが具体的におりてきているんですか、それはいかがでしょうか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 この三つの条例につきましては、モデル条例的なものが示されております。
◆田中優子 委員 具体的なことは今後の議論だと思うんですけれども、モデル条例があるにしても、世田谷独自のというか、世田谷らしいものにつくっていくことは十分可能であると考えてよろしいですか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 この国民保護対策本部条例、それから国民保護協議会条例につきましては組織の設置条例でございますので、要件というのは法律等である程度定まっておりますので、これにつきましては、今はっきり申し上げられませんが、それほど区独自のものにはならないかなと考えております。ただ、この後に国民保護計画等を策定していきますので、そちらの方は、やっぱり地域の特性に応じた内容をしっかりつくっていくことが必要だと思っておりますが、この条例につきましては、モデル条例等に準拠してつくっていくような流れになろうかと思っております。
◆新川勝二 委員 防犯カメラの件でございますけれども、申請の件数というのはそんなに多いとは思わないんですが、道路法の関連とか、あるいはまたプライバシーの問題とか、指摘される部分もあるんだろうと思うんですが、地域の防犯対策は市民活動推進課の方でもやっている部分がございますよね。ただ、この防犯カメラについては、主要な受付機関といいましょうか受付、これは危機管理室でよろしいということでしょうか。
◎小林 危機管理室副参事 四月に組織改正がございまして、市民活動推進課にあった事務分掌を危機管理室に持ってきてございます。今所管は危機管理室でございます。
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○鈴木昌二 委員長 次に、(2)オウム真理教(現アーレフ)問題対策につきまして、理事者の説明を願います。
◎小林 危機管理室副参事 オウム真理教(現アーレフ)問題対策についてということでございます。
 主要な役職員の氏名及び役職ということで、上祐史浩――正大師ですね、以下五名おります。
 構成員数は国内で千二百三十六名、うち、区内で集団居住している者が約百三十名、国外には約五十名がいるということで、公安調査庁の方から話を伺っております。
 施設につきましては、世田谷区内には該当がありませんけれども、活動の用に供されている土地は全国で八百三十九・一四平米ということでございます。団体の活動の用に供されている建物は六棟あって、二千六百・五六平米、うち三棟は区内の南烏山施設でございます。千五百五十八・三七平米ということで、三棟を使ってございます。
 取り組みの経過については以上でございます。
◎河合 烏山総合支所区民部長 最近のオウム真理教(現アーレフ)対策住民協議会の動きをご報告申し上げます。
 資料の一番最後のページ、オウム対策住民協議会ニュースというのがついていると思いますが、五月二十三日の月曜日、烏山区民センターの広場で集合しまして、第一部で抗議デモをやりました。オウムの本部のマンションの前に行きまして、抗議文を読み上げたということでございます。
 第二部としまして学習会ということで、そこに書いてあります滝本太郎弁護士、四年ぐらい前にも第一回で講演をしていただいた先生なんですが、「オウム真理教は今、何を考えているのか?」ということで講演会を行いました。約三百人の方が集まったというふうに聞いております。
 一番最後の裏面でございますが、先ほどから出ております団体規制法上の観察処分の再更新ということで、こういう形で署名活動を始めたというふうに聞いております。
○鈴木昌二 委員長 それでは、ただいまの説明に対しましてご質疑がありましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
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○鈴木昌二 委員長 次に、(3)災害対策総点検の検討状況について、理事者の説明を願います。
◎齋藤 危機・災害対策課長 この件につきましては、本年の二月十五日に開催の企画総務常任委員会の方に、具体的な検討作業に入ることについてご報告をさせていただいております。二月上旬から進めてまいりました検討作業の状況を取りまとめましたので、中間的な報告としてさせていただくものでございます。
 一枚目の趣旨、検討体制等は省略いたしまして、具体的な検討状況をご説明したいと思います。次ページの資料1をごらんいただきたいと存じます。
 この一覧表につきましては、今回の総点検作業において検討しております事項の中から、主な重点事項の検討状況ということで示させていただきました。1)の組織態勢の強化から9)災害時の動物対策までまとめてございます。
 それでは、項目に従って簡単に説明させていただきたいと思います。
 まず1)組織態勢の強化でございます。
 これにつきましては、課題といたしましては初動期の情報収集態勢に関する職員の配置に問題がある。?として、初動期対応を迅速かつ円滑に遂行するため、実践的に対応できる職員の確保に問題がある。?といたしましては、新たな出張所体制に移りましたので、それに伴う拠点隊の職員配置に問題がある。?といたしましては、職員に対する訓練の課題があるという四つの点について、課題として掲げてございます。
 これに対する対応の方向性でございますが、?としましては、限られた人員の機能的活用、それから地域本部職員配置態勢の見直しなど、横断的な態勢を構築していくという方向性を示してございます。?につきましては、中心的な役割を担う職員を指定していくことを方向性としたところでございます。?といたしましては、出張所拠点隊の職員配置の見直し、それから早期参集職員の配置を行っていくという方向性でございます。?につきましては、実際に参集できる可能性の高い職員による実践的な訓練の実施を挙げてございます。
 次に、2)の情報連絡態勢の強化でございます。
 課題としては、初動期における対応態勢の強化の問題、それから初動期の迅速な情報収集と意思決定の問題、二点挙げてございます。
 対応の方向としては、?につきましては、管理職による宿日直体制の実施を挙げております。?につきましては、速やかな情報収集のための人員・体制の整備を挙げてございます。
 次に、3)物資の調達・管理・輸送等の見直しでございます。
 課題といたしましては、集積所の不足に対する確保の問題、協力協定を結んでいる運送業者等との車両等の具体的な運用の問題、?といたしまして、新たな日常生活用品等の物資確保対策の課題を挙げております。
 対応の方向性といたしましては、?につきましては、新たな物資集積場所を選定していくということ、?につきましては、協力団体との調整と運用のマニュアルを整備していくということ、?といたしましては、スーパーマーケット等との新たな物資供給協定の締結を進めていくことを方向性として挙げてございます。
 次に、4)の避難所のし尿処理態勢の整備でございます。
 課題といたしましては、避難所となる学校へのマンホール型トイレの整備がなかなか進んでいないという問題がございます。
 対応の方向性としましては、学校へのマンホール型トイレの早期設置と道路上のマンホールを災害時のトイレとして活用していくなどのことを挙げてございます。
 次に、5)広域避難場所の運営体制の整備でございます。課題といたしましては、避難場所の運営方法や人員・体制の問題を挙げてございます。
 これの方向性といたしましては、広域避難場所の運営マニュアルを整備していく、あるいは職員配置態勢を見直していく。それと、関係区との役割分担を明確化していくことを方向性として掲げてございます。
 次に、6)の災害要援護者の安否確認・避難支援態勢の整備でございます。これにつきましては、課題といたしましては高齢者や障害者など要援護者の安否確認、避難支援態勢の問題、それから?として介護保険事業者等の力を活用した安否確認等の態勢の問題を掲げてございます。
 対応の方向性といたしましては、?につきましては、個人情報に十分配慮した支援態勢の整備を図っていくこと。?といたしましては、介護事業者等との連携を図って、態勢の整備と、マニュアルを作成していくことを方向性として掲げてございます。
 次に、7)の要援護者の避難生活支援態勢の整備でございます。
 課題といたしましては、介護サービス等を受けている要援護者の方の避難生活を支援する体制の整備の問題、それから特別養護老人ホームなどの二次避難場所が不足するであろうという問題でございます。
 対応の方向性といたしましては、?につきましては、介護事業者などとの連携によるサービス供給体制を整備していくこと、それから?につきましては、民間の特別養護老人ホームや障害者施設などを二次避難場所として指定して拡充していく。それと、区内福祉施設のさらなる活用を図っていくということを挙げてございます。
 それから、8)帰宅困難者対策の強化でございます。これにつきましては、課題といたしましてはエイドステーションの設置や情報提供の仕組みなどの問題がある。?としては、帰宅困難者となる可能性のある区民等への対策の周知の問題があるということが挙げられてございます。
 対応の方向性といたしましては、?につきましては、日赤との連携によるエイドステーションの設置、それから情報連絡体制の整備を図ること。?につきましては、区民、事業者、学校などへの帰宅困難者対策の啓発等を進めていくということを挙げてございます。
 最後でございますが、9)の災害時の動物対策でございます。避難所等へのペットの同行避難などへの対応を今後考えていかなきゃならないという問題があるということで掲げてございます。
 対応の方向性といたしましては、避難所におけるペットの飼育の対応の検討等を挙げてございます。
 この表の説明は以上でございます。
 一ページの方に戻っていただきたいのでございますが、4の今後の予定でございます。この予定は、きょうご説明いたしましたけれども、今後の区議会でのご論議などを踏まえまして、引き続き検討を進めてまいりまして、おおむね七月上旬を目途に、総点検の結果として取りまとめていく予定でございます。取りまとめた結果につきましては、改めてこの特別委員会でご報告をさせていただく予定でございます。
 また、総点検の具体的な反映でございますが、取りまとめ後、各担当所管ができる対策等については、速やかに取り組みを始める予定でございます。また、マニュアルの見直しや地域防災計画への反映など、順次進めてまいる予定でございます。
○鈴木昌二 委員長 ただいまの説明に対してご質疑がありましたら、どうぞ。
◆山口拓 委員 非常に大切なことだと思いますし、情勢というのは刻々と変わるわけでありまして、こういうのは、常にそういうチェックをしておかなきゃいけないと思うんです。私も常々言っているんですが、この対策条例と復興条例は、やっぱり自治体にとって欠くことができない条例に今なりつつありますよね。東京も整備をし直し、二〇〇一年に対策条例に切りかえをして、今まさに条例を整備しているんですが、こういった結果を踏まえてきちっと条例化をして、こういったことをきちっと配備していくような計画というのは、今のところまだ立てられていないんですか。
◎室星 危機管理室長 現在、災害対策の総点検につきましては、これは企総でもご報告をさせていただいているんですが、昨今起こっている大きな災害、そこから得られる教訓、それから、昨年、図上演習訓練を行いましたが、この検証、こういうことを踏まえまして、現在、世田谷区地域防災計画が区の防災計画の基本になっているわけですが、今ご説明申し上げましたような、こういったものの見直し、あるいはこの総点検の結果を反映していく、こういうことで今進めているところでございます。現段階では、この総点検に全力を挙げて取り組んでいる、こういう状況でございます。
◆山口拓 委員 もう起こるとわかっていながらにしてその対策の条例がないというのは、やっぱり自治体にとって欠けている部分だと思いますので、一日も早い整備というものをしっかり考えてもらって、真剣に取り組む姿勢や、起こってから、本当にどうなるかわからないものに対する備えというのは非常に重要になってくると思いますので、一日も早い整備を求めます。
 具体的なところで言うと、例えばマンホールトイレ。今、町中への整備ということもお話がありましたし、学校のトイレもふやしていくということがあったんですが、例えば板橋なんかを見ると、アパートやマンションの建て直しのときには七軒に一個のマンホールトイレの設置の義務化というのがもう条例化されているわけですよね。こういうものも先進事例としてきちっと取り入れて、世田谷でできる――そういう対策条例があればできるんだろうけれども――そういうものを一日も早く見直して、今何が必要なのかと。
 阪神から始まって中越と、ずっと過去の例を見て、これは届くだろう、これは必要だろう、これが不足をしているということ。トイレが足りないということはこの十数年ずうっと言われているけれども、やっと今取り組みがスタートして、そういうものもきちっと見直しをするべきだと思うんですが、言ってみれば、要するにほかの所管ですよね。東京都は、ようやく一万平米以上のマンションに今義務化されましたよね。例えば街づくりだとか土木が所轄をするようなところになるのかもしれないけれども、そういうところと連携を図った、所轄を超えた強化というのは考えられないものなんですか。
◎室星 危機管理室長 避難所におけるし尿処理の整備、これは大変重要だということで、今回の総点検の中でも重点項目として取り上げておりまして、ただいまご説明したところですが、現在、避難所となる学校には、今年度の整備も含めて二十一個整備をするということになっております。ただ、一校当たり五基という数の問題もございますので、今後このスピードアップということになりますと、当然予算という問題も絡んでまいりますので、これは私どもも、財政当局、あるいは所管する、例えば学校であれば教育委員会等々と連携を図りながら十分進めていきたいということで、今進めているところです。
 最終的な総点検の結果についてどこまでお示しできるかというのは、ここのところではまだ具体的には申し上げられませんが、その整備計画についても明らかにした、できるだけ実効性のあるものにしていきたい、このように考えております。
◆山口拓 委員 そこはきちんと一貫性を持っていくべきだと思うんですよ。例えば公共施設の耐震化というのは、それは当然だけれども、今、民間の建物に対しても耐震構造を進めて、要するに建物を強くしていこう、災害に強いものにしていこうという取り組みをしていますよね。じゃ、避難所生活、避難所まで行かなくても、在宅にいながら避難生活を送る方というのは、当然これからふえていくわけですよね。避難所にだけ配備をするのではなくて、家にいながら避難をしている方々がどうやって物資を受け取るんだとか、例えばそういったトイレを使うだとか、そういったものも総合的に考えていかなければ、要するに変わりつつあるわけですよね。建物は地震が起こればみんな壊れるから、避難所に逃げろと。もう今は避難所にそろえておけば大丈夫という発想ではないわけですから、要するにその辺がどうもちぐはぐしているように思うんですよね。
 だから、避難所の整備はもちろん大事だけれども、そういった総合的に判断できるような施策というか取り組みというものをきちっと展開しなければいけないと思いますし、やっぱり中越のときもそれが多かったんですよね。公園だとか、どこへ行っても、トイレはもう汚物で山盛り、山のようになってしまっていて、どこのトイレも使えない。避難所に行ったってトイレの数が少なくて、並んでしまっていて、結局、みんな外で用を足さなきゃいけないというんじゃ困ってしまうわけですから、そういったきちっとした取り組みというのを総合的に判断して、必要なものを必要なだけそろえていくような取り組みを条例化しつつ進めていただきたいと思うので、要望でお願いします。
◆上川あや 委員 いただいた資料1の中で、一番初めに災対本部組織及び態勢の強化というところがありまして、人的態勢の確保ということだと思うんですが、これをもって災害対策総点検の人的な内容の確保ということになってしまうと、私はすごく足りないなと思って、全然総点検になっていないと思うんですね。
 といいますのも、以前、私、一、二年前に本会議でも取り上げたんですけれども、ここで言っている人的態勢の確保というのは、どれも区の職員だけが議論の対象になっていますよね。ところが、医師会ですとか、薬剤師会ですとか、歯科医師会ですとか、これは医療関係ですけれども、それ以外にも多くの区内の団体さんと協定を結んでいらっしゃって、そういった方々の力を得てさまざまな隘路を開く、確保を図っていくということの体制は一見できているようなんですが、以前、私が議会でも取り上げたとおり、実際に区と協定を結んでいる団体の構成員の方とかに伺った話では、私の友人は薬剤師会の薬剤師で、区と協定を結んでいて、薬剤師会から委嘱を受けているというんですね。
 その方に聞いた話を議会でも言ったんですが、災害時に自発的に行くのかどうか、あるいは招集が来るのかどうか、あるいは区の担当課がどこなのかすら知らない。あるいは薬剤師として扱う備蓄医薬品の内容を一回も聞いたことがない。あるいは区と医師会との協定があって、その医師の指導に従って私たちが動くんだということすら知らない。数年前に薬剤師会からファクスが来て、お願いしますねと。区内に住んでいないから移動できないんですよと言ったんですけれども、それでもいいと言って、A4の一枚紙がファクスで来ただけでお願いされたということで、一体どこの小学校に行くのかもわからないと言って、私が頼んで何日もかけて探してもらって、やっと行く場所がわかったよという連絡が来たんですね。
 協定を結んでいるからお任せでいいのか、そういうことではないと思うんですよ。協定を結んでいる相手方、その構成員の方が実際にどうやって動いたらいいのかすら全くわからない。これで協定を結んでいるからいいということには全くならなくて、組織態勢の強化とうたっていますけれども、これでは全く総点検になんかなっていないと私は思います。その点はいかがですか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 ここの表に組織態勢の強化というのを載せさせていただいた部分につきましては重点項目ということで、当たり前のことなんですが、区の災害対策本部が初動期に十分に機能を発揮できる態勢を今回強化することが一つのポイントだということで載せさせていただきました。
 それで、上川委員のおっしゃられた区のほかの協力団体との関係についてでございますが、ここには表記いたしませんでしたけれども、総合的にそういう協力団体との協定内容の見直しとか、今度、具体的な連絡の窓口のあり方とか、その辺について課題があるということは十分認識しているところでございまして、この点検をまとめました後に、全庁的に協力団体等との協力内容の見直し、その連絡先の確認、それからもっと具体的な、どういう形で災害時に行動していただくのか、あるいはお互いの協力態勢をどう組むのかといったことにつきまして確認していこうという、全庁的な取り組みをしていくことも視野に入れて考えてございます。
◆上川あや 委員 考えてございますはいいんですが、区の職員のことだけで、その項目が全く一行すらないんですよね。一言もないんですよね。そういったことを考えているのであれば、協定先はたくさんありますし、先方に対しても、この書き方では大変失礼だと私は思うんですね。しっかりと明記されて、その後の結果が担保されることをお願いいたします。
◆市川康憲 委員 僕も、これはずっと説明を聞いていて、上川委員がおっしゃったようなこととか、やっぱり生命と財産を守るということが行政の大きな役割であるとするならば、医療態勢なんていうのは非常に気になる部分で、けがをしたときにどういう形で治療してもらえるんだろうかと。
 ここでは4の災害要援護者等の支援態勢の整備ということで、6)、7)とありますけれども、医療部門という部分が非常に気になるので、そういう部分がどうしてないのかなとか、今おっしゃったような、要するに協定を結んでいる方たちとの連携だって物すごく大事ですよね。そういう方たちの協力なくしては完結し得ない、こういう対策だと思うので、そういう我々が一番気になる部分が何で抜けているのかなと思うんだけれども、この重点項目を選んだ理由とか基準とかというのはあるのかしら。
◎齋藤 危機・災害対策課長 基本的には総点検でございますので、点検の結果、項目を選ぶ際に、その課題として、現状の段階で大きいであろうというものをセレクションしたということでございます。ただし、市川委員の方からご指摘いただいたような医療態勢の問題等につきましても全く視野にないということではございませんで、保健所を踏まえまして、さらに先ほど申し上げましたように医師会等の協力関係ということで、一応仕組みとしてはできておりますので、その内容を深めるというようなことと、現実的なところで対応を図っていくという形で考えてございます。
◆青空こうじ 委員 お医者さんもあれですけれども、災害時は、やっぱり物をどかしたりするということは重機、それから電気溶接とか、そういうふうないろんな技術者がいっぱい必要だと思うんですが、それもやっぱり書いてないですよね。だから、重機関係でも何でも、そういう面もちゃんと明記していただかないと、いかに主要幹線を確保したり、それから災害時にどこかへ移動するときの、そういった面の指導者とか、そういうのもちゃんと明記していないと、町会ばかりに任したって、その町会の一番先頭の方が被害に遭ったらできないんですから、なるべく幅広くそういうものをきちんと添付していただければいいと思いますので、よろしくお願いします。
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○鈴木昌二 委員長 次に、(4)起震車「なまず号」の運行再開について、理事者の説明を求めます。
◎齋藤 危機・災害対策課長 この起震車「なまず号」は、ディーゼル規制のために車両の部分を交換するということで、今運休をしております。この再開の日程が決まりましたので、ご報告させていただくものでございます。
 運行の再開は、今年の九月一日木曜日から運行を再開するということでございます。これにつきましては、六月一日号の「区のおしらせ」、それから区のホームページ等で周知を図ってまいります。
○鈴木昌二 委員長 ただいまの説明に対してご質疑はございますか。
◆上川あや 委員 一点だけ聞かせてください。「なまず号」の存在については、私、以前からも知ってはいるんですが、実際、これが存在していてどれくらい活躍しているのかということが全く見えてきませんので、データとして何かあれば、お示しいただければと思います。
◎齋藤 危機・災害対策課長 なまず号は、昨年度の実績でございますが、百三十九回出動しておりまして、体験された方が一万三千九百五十二名でございます。もう一台、ちょっとかわいいやつなんですけれども、「グラグラくん」というのもございます。
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○鈴木昌二 委員長 次に、(5)「世田谷区安全安心まちづくりカレッジ」の受講生の募集について、理事者の説明を求めます。
◎小林 危機管理室副参事 「世田谷区安全安心まちづくりカレッジ」の受講生の募集についてでございます。
 世田谷区は、区民がみんなで見守り合う、安全で安心なまちづくりを目指している。このたび、子どもたちから女性も含め高齢者まで一致団結して犯罪に立ち向かう環境を醸成するために、地域の防犯リーダーを養成する「安全安心まちづくりカレッジ」の開講に先立ち、下記のとおり受講生を募集いたします。
 対象は、現に地域での防犯活動に参加しており、今後もみずから率先して安全安心まちづくりのリーダーとして活躍する意思のある方。
 カレッジの概要でございます。開講時期は十月中旬から十二月中旬まで、開講時間は土曜ないし日曜の午前中、二時間程度を考えております。
 講座内容については、計五講座を予定してございます。講師等については、各種の大学の教授、または警察からも来ていただいております。
 募集の方法でございますが、一般公募と推薦で、七月二十九日必着で考えてございます。
 周知の方法としては、六月十五日の「区のおしらせ」及び危機・災害対策課ホームページで周知いたしたいと考えております。
○鈴木昌二 委員長 ただいまの説明に対してご質疑がございましたら、どうぞ。
◆川上和彦 委員 これは防犯リーダーを養成するということなので、多分募集の対象というのは個人になるのかなと思うんですけれども、なかなか五講座全部出られないというような場合に、団体で申し込みをして、その団体の人がかわりに行くみたいな、具体的に言うと、例えばおやじの会で申し込みをして、おやじの会のメンバーの何人かが交代で受講をして、そういう防犯リーダーみたいな勉強をしていくとかというような対応は考えられませんか。
◎小林 危機管理室副参事 今の質問の内容を確認させていただきますが、今回の「安全安心まちづくりカレッジ」の中で五講座ありますけれども、それが五人違ったということですか。
◆川上和彦 委員 五人ではないにしても、団体で申し込みをして、例えば二人だとか三人だとかというようなケースは考えられないかという質問です。
◎小林 危機管理室副参事 原則としてはお申し込みされた方を選考してございますので、もし受講されたいということであればオブザーバーということで、事前にご連絡をいただければ検討させていただきたいと思います。一応選考させていただきますので、その点はご承知願いたいと思います。
◆田中優子 委員 これは対象者は、今回何人ぐらいを予定しているんですか。
◎小林 危機管理室副参事 昨年が実績として五十五名でございます。将来的に世田谷区の各町会に最低複数の方を配置したいというのが現在のところでございますので、今回少なければどうのこうのということはありませんので、実際には五十名前後かなと思ってございます。
◆田中優子 委員 つまり、その目標に向かって、できるだけ多くの方が受講して、資格というか、リーダーになっていただきたいという、そういう方向で、できるだけ多い方がいいというところで進めていくということですか。
◎小林 危機管理室副参事 この部分が委員の方々のお考えと若干考え方が違うのかと思うんですが、実際に活動してくれる方、例えば五十名に来ていただいて、五十名が全員いい活動をしてくれるかというと、その点は難しいところですよね。それで、今回は選考という言葉を使わせていただいていますが、必ず何かやっていただけるのではないかというのを各支所にバランスよく配置できればなというふうに考えておりますので、受講生何名という目標は考えてございません。いっぱい来ても(「多ければいいというものじゃないのね」と呼ぶ者あり)ええ、よろしくお願いします。
◆山内彰 委員 これと同じとは言わないけれども、防災士がやっぱり同じ時期に書かれているんですね。これについてのものは今回は出してこなかったみたいだけれども、どうなんですか。
◎齋藤 危機・災害対策課長 防災士の養成につきましては、今年度からの新規事業なものですから、現在、詳細を詰めているところでございまして、今回まだご報告できない段階でございます。九月ぐらいに募集するということで、今準備を進めているところでございますので、ご理解いただきたいと思います。
◆山内彰 委員 さっき聞き損なっちゃったんだけれども、防災士というのはどういう資格なわけですか。区だけのものなの。
◎齋藤 危機・災害対策課長 防災士は、資格としましては日本防災士機構という機構が認定する民間の資格でございます。ただ、内容としまして、非常に専門的で実践的なことを、三十時間ぐらいの講座をやりながらやっていくということです。私も防災士を受けさせていただいておりますけれども、受講しまして、非常に役に立つということを実感いたしまして、今回、実施計画事業の方に載せさせていただいたものでございまして、その講座の内容を受けていただくと。区として実施しますので、防災士という資格を取るか取らないかということは、その受講していただいたご本人にお任せしますが、区として何らかの認定をいたしまして、地域で活動していただけるような形を整えていきたいというふうに考えてございます。
◆市川康憲 委員 今の防犯リーダーの説明の中で選考というお話が出てきたんですね。そうしますと、ある程度の選考基準みたいなものがあって、そのハードルを越えた方と越えない方、それによってリーダーになり得る、なれないという、こういうことになると思うんですよね。
 そうすると、ある意味では防犯リーダーというと、本来であれば警察の方々がやる仕事の一端を担うことにもなるわけで、やっぱりどういう方がこういう防犯リーダーになっていただけるのかというのは非常に気になるところでもあるんですね。ですから、そういう意味では、選考基準というか、どういうハードルを乗り越えた方がこの防犯リーダーになれるのかということをちょっとお伺いしたいんです。
 要するに、講座をしっかりと受講された方が対象になるのか、それとも最終的に試験等を行って、面接等もしっかりと行った上で、総合的に点数か何かで何点以上とかということで決めていくのか。その辺は、より明確にしていただかないとならないのかなという気もするんですけれども、どうでしょうかね。
◎小林 危機管理室副参事 一昨日、教授会を開いて、先生方とちょっとお話ししたんですけれども、去年、五十五名おりまして、町なんかにも出たんですね。町に出て、危ないお宅、それから安全なお宅というのを見たんですけれども、五十五名を世田谷区内の道路に並べたりなんかすると、結構厳しいものがあるんですよね。交通安全の部分も絡んでくるので、それで、もうちょっと人員を絞れないかという話がございまして、実際のところは、半分とは言いませんけれども、少し少なくした方がいいんじゃないかなというご意見があるんです。
 先生がおっしゃっている選考という部分ですけれども、昨年は論文を書いていただいています。全員ではございませんけれども、五十五名のうち七名ほど論文を書かなかった方もいらっしゃいました。じゃ、論文を書けないからだめなのかという、そういう話ではないんですけれども、やっぱり自分のお気持ちを論文の中に出せるような方であれば、将来、世田谷区のために、また、地元地域のために何らかやるのではないかというのが一番の選考の趣旨でございます。人を差別するとか、そういう話ではございませんので、その点、ご了解願いたいと思います。
◎室星 危機管理室長 この募集に関しましては、この対象のところに、現に地域で防犯活動に参加をされておられて、今後も引き続き活動をされる意思のある方、こういうちょっと漠とした言い方ですが、現に町の中で、地域で活動されている方、こういう方を対象にすれば、引き続きこの講座を受けることによって、さらに知識、見聞を広めていただいて、地域の活動をやっていただけるのではないか。我々はこういうふうな期待を持って、こういう対象ということで、ここに書かせていただいております。
 募集の方法としては一般の公募と推薦ということでございます。これは昨年五十五名という方にご参加をいただいたんですが、今回、公募しても足りない場合もあるでしょうし、あるいは地域から、ぜひこの方はという方もいらっしゃると思いますが、選び方については、単純に選考ということで、一定の試験的なものということではなくて、もっと柔軟に募集をさせていただきたい、こんなふうに考えております。
◆山木きょう子 委員 関連なんですけれども、今推薦のことを私も伺いたかったんですが、その推薦というのは、例えば地域の町会とかで活動していらっしゃった方を町会の方が推薦するというような形なんですね。地域の防犯リーダーというのはどういう役割で、どういう位置づけになってどういうことをやっていくのかなというのは、どういうふうにイメージされているのかというのを伺いたいんです。
◎室星 危機管理室長 始まったばかりの事業でございます。具体的に地域でどういうことをやっていただきたい、そういう明確なものはございませんが、やはり地域の安全安心を守るというのは、行政、警察、いろいろあると思いますけれども、よく泥棒とか犯罪が少ない町は、地域の方のコミュニティーがあって、やっぱり隣近所のおつき合いがあるところだ、こういうところは犯罪は少ないというふうに言われています。こういうリーダーになる方たちにつきましては、このカレッジではそういう勉強もすると思いますので、ぜひそういうことを学んでいただいて、やはり地域の中で生かしていただきたい。
 こういう事業、学校を一定期間継続することによって、そういうことが町の中に生まれていって、地域の皆さんのコミュニティーができて犯罪が少なくなってくる、こういうことを現段階でねらいとしているということでございます。
◆山木きょう子 委員 そうすると、ある程度地域でリーダーになっていく方なので、地域を束ねられるというか、そういった関係性があるというか、そういった人材が求められているということですか。
◎室星 危機管理室長 いきなりその地域を束ねるとかということではなくて、やはり現に活動されているわけですから、そういう輪を広げていっていただきたい、こういうことの一つのお手伝いになればいいのかな、こんなふうにも考えているところでございます。いきなり受けたからリーダー、こういうことでは考えていないことはご理解いただきたいと思います。
◆山木きょう子 委員 そうやって地域を引っ張っていくという役割をこれからやるということの把握でよろしいんですね、わかりました。
◆市川康憲 委員 何となくわかったような、わからないような感じなんだけれども、要するに年齢的に条件があるのかないのかとか、男性でも女性でもいいのかとか、それから任期、我々が何かそれなりの委嘱などをされた場合でも、ある程度任期というのはあるよね。こういうことがどうなのかということもちょっと教えてくれますか。
◎室星 危機管理室長 これは任期というものはございません。この十月から十二月中旬の五講座、いわゆるカレッジですね。大学の教授の方、また警視庁の方、大変すばらしい知識、経験、学識をお持ちの先生方でございます。こういうところでふだんの活動に加えて勉強していただいて、そういうものを地域で生かしていただく。これは役所が委嘱をするとかしないとか、あるいは任期があるとかということではなくて、そこで学んだものを地域で生かしていただくということでございます。
 それから、募集するときに男女あるいは年齢というお話でございますけれども、地域で既にいろんな活動をやられている方ということでございますので、年齢的には一定、小学生、中学生は対象にならないということだろうと思いますし、男女は、特に男性何人、女性何人ということは考えておりません。
◆市川康憲 委員 要するに防犯リーダーという名前がつくわけでしょう。だから、委嘱されないにしても、やっぱり地域では防犯リーダーという名称になるわけだから、そうすると、皆さん、町場の人たちは、やっぱりそれなりに見るというのかな、そういう立場になりますわね。そういう方が、例えば年齢は関係なく、二十歳から、高校を卒業した人から、上は八十歳ぐらいまで、意欲を持っている人はいろいろいると思いますよ。そういう人たちも全部含まれるということになるわけで、しかも、任期も何もないというと、ある意味では、私は生きている限り防犯リーダーだという方は、そういう位置づけのもとに生きがいを持って頑張ってほしい、こういうことになるわけですね。
◎室星 危機管理室長 説明がちょっと不足していたかなと思いますが、防犯リーダーというのは固有名詞ではなくて、あるいは、さっきの防災士のような資格ではなくて、地域で防犯活動を率先してやっていただける方を養成していくんだ、こういうふうに理解をしていただきたいと思います。
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○鈴木昌二 委員長 (6)世田谷区重点パトロール出発式について、理事者の説明を求めます。
◎小林 危機管理室副参事 世田谷区重点パトロールの出発式をご紹介いたします。
 区内警察署との連携で、犯罪の発生する時間や発生場所など、最近の犯罪情勢をもとに、地域の特性に応じて弾力的かつ重点的にパトロール活動を行っております。このたびパトロール車に青色回転灯と新しいマグネットプレートを装着して、リニューアルして出発式を実施いたします。
 日時は六月二日木曜日でございます。雨天決行でございます。午前九時から午前九時二十分まで、二十分間で実施する予定でございます。
 場所は区役所の中庭でございます。
 概要につきましては、先ほど申し上げました「世田谷区 重点パトロール」と記載されました青色のマグネットプレートを交付する予定でございます。これは区長からでございます。それから、世田谷警察署長さんから隊員の方に「パトロール実施者証」という警視総監からの委嘱状を交付いたします。そういう式を二十分かけて実施いたします。
○鈴木昌二 委員長 ただいまの説明につきましてご質疑がありましたら、どうぞ。
◆岩本?昌 委員 これは主要事務事業の五ページにありました重点パトロール、四警察管内各一台云々という、これと連携しているお話ですか。
◎小林 危機管理室副参事 さようでございます。
◆田中優子 委員 これは何台出るんですか。
◎小林 危機管理室副参事 一台に二人乗って、四車両です。
◆岩本?昌 委員 そうなりますと、世田谷警察署長より隊員へ「パトロール実施者証」を交付する、これはだれがもらうんですか。
◎小林 危機管理室副参事 当日、隊員は民間の方が八名参ります。その代表の方に実施者証をお渡しする予定でございます。(「警備会社でしょう」と呼ぶ者あり)はい、警備会社でございます。
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○鈴木昌二 委員長 報告事項のその他で何かありますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○鈴木昌二 委員長 ないようですので、以上で報告事項の聴取を終わります。
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○鈴木昌二 委員長 次に、協議事項に入ります。
 (1)正副委員長会の申し合わせ事項についてですが、五月二十五日の正副委員長会で決定された申し合わせ事項に従い、当委員会も運営していきたいと思いますので、ご了承を願います。
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○鈴木昌二 委員長 ここで、今後のこの委員会の運営についてご相談させていただきたいと思うんですが、今回「総合的な災害対策計画等について」が新たに審査(調査)事項に加わりました。
 まず、本日の報告にございました主要事務事業の内容を中心に論議を進めていこうと考えていますが、運営について何かご意見とか、要望とか、きょうはお答えがどこまでできるかわかりませんが、このように進めていきたいとか、こういうテーマを持ちたいとか何かありましたら、各委員からご意見などを伺いたいと思いますが、いかがでしょうか。
◆川上和彦 委員 要望なんですけれども、前二年間はオウム・防犯ということで、成城警察に始まって警視庁までさまざまな視察をさせてもらって、いろいろ勉強させてもらったという中で、今委員長が言われたように、今回、災害という項目が入ったということで、それに対する勉強という意味で、それは消防署がいいのか、備蓄倉庫みたいなところに行って実際に見るとかいうのがいいのか、どこが適当なのかはわからないんですけれども、そのような現場を見て学ぶということを前二年間にいろいろやって、いい勉強になったなというふうに思いますので、その辺はぜひ正副委員長でご検討いただいて、何かメニューを出していただくような形がいいんじゃないかなと思うんですけれども、どうですかね。
○鈴木昌二 委員長 承らせていただきます。
◆青空こうじ 委員 多摩川に危ない場所があると言いましたね。この辺は危ないという、そういう場所も、実際に議員さんがいっぱい行って見る必要があると思います。
◆岩本?昌 委員 私はこの防災というのが今度加わったことによって、議論する中身が随分ふえてきたんじゃないかなとは思うんですけれども、これは企画総務の方でも取り上げますよね。ですから、この委員会でやるべきものをもうちょっとはっきりしていただけたら、もっと中身のあるものになるのかな、そんなことを考えています。
◆田中優子 委員 災害対策として備蓄品の試食みたいなもの、いろんな種類が今出ているんですけれども、私たちもなかなか全部を知らないんです。地域の防災訓練などにも行くんですが、行列でなかなか回ってこなかったりとか、一部しか知らないということがあると思うんですよ。私たちが知ることで、やっぱり普及啓発にもつながるんじゃないかなと思うんですが、知識として、そういう試食会みたいなものができたらいいなと思ったりしています。
◆市川康憲 委員 僕はやっぱり震災対策というのが非常に気になるところで、いつ起きてもおかしくないというときの東京都の考え方とかいろいろ言われて、そういう部分から、国交省も、東京都も危険な場所というところまで踏み込んできているわけだし、そういう意味では、板橋なんかもそうなのかな、東京都を初めとして、随分進んでいる自治体がありますよね。そういうところも何となく見てみたいなという気がするんですね。
 東京都とは非常に身近な関係でなければならないけれども、僕らは防災センターがどうなっているかということも全然知らないし、どういう機能を持っているのかも知らないし、そういう意味では、そういう部分もこの目できちっと見てみたい思いもするので、やっぱり震災という部分をかなり中心的な課題として取り上げるということも一つあるかなという気がしますわね。
◆山木きょう子 委員 災害というのは本当にいつ来るかわからないし、さっきの総点検重点項目、検討状況というのを見ても、まだまだ足りないところがたくさんあると思うんですね。ですから、今市川委員もおっしゃったけれども、いろんな自治体の取り組みとか、近隣でそういうのがあれば、ぜひ見に行って、この中で、みんなでいろんな意見を出し合って、本当にいざというときにしっかり対応できるような実現ができればいいなと思いますので、ぜひどこかへ見に行くとか、そういったことも考えていきたいというふうに思います。
◆新川勝二 委員 災害対策も震災対策という言葉に変えたいぐらいの緊急性があるだろうと思うんですけれども、この災害という大きな緊急性を持った対策、対応というのがやっぱり求められているんだろうと思いますので、当委員会でも、議会でもその辺の情報を密にしながら、きちんと対応させていただきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
○鈴木昌二 委員長 それでは、本日、皆様からいただいたご意見等を参考に、今後委員会を運営していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 いずれにいたしましても、オウム問題と防犯対策も含め現況を見ながら、委員の皆様と適宜相談して、この委員会を運営していきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○鈴木昌二 委員長 次回委員会の開催についてですが、第二回定例会会期中の特別委員会開催日、六月十六日木曜午前十時から開催したいと思いますので、よろしくお願いいたします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○鈴木昌二 委員長 ほかに何かありますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○鈴木昌二 委員長 ないようですので、以上で本日のオウム問題・災害・防犯対策特別委員会を散会いたします。
    午前十一時三十五分散会
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 署名
  オウム問題・災害・防犯対策特別委員会
   委員長