議事ロックス -地方議会議事録検索-


東京都 世田谷区

平成17年  5月 文教常任委員会−05月26日-01号




平成17年 5月 文教常任委員会
世田谷区議会文教常任委員会会議録第五号
平成十七年五月二十六日(木曜日)
 場  所 第五委員会室
 出席委員(十名)
   委員長         新川勝二
   副委員長        富永早苗
               平山八郎
               山内 彰
               稲垣まさよし
               桜井純子
               谷 逸子
               増田信之
               上川あや
               青空こうじ
 事務局職員
   議事担当係長      小池 篤
   調査係主事       星野香子
 出席説明員
   教育長         若井田正文
  教育委員会事務局
   教育次長        庄司 衞
   教育総務課長      梅村恒司
   学務課長        菅井芳彦
   保健給食課長      菊池弘明
  教育改革担当部
   部長          ?山 博
   教育改革・学校適正配置担当課長
               泉谷憲俊
   教育指導課長      小島 茂
   教育相談・特別支援教育担当課長
               齋藤洋子
  生涯学習・地域・学校連携担当部
   部長          水戸都紀子
   生涯学習・スポーツ課長 平井信和
   中央図書館長      市澤廣幸
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
 1.報告事項
  (1) 平成十七年第二回区議会定例会提出予定案件について
  〔議案〕
   ・ 世田谷区立総合運動場条例の一部改正について
   ・ 世田谷区立千歳温水プール条例の一部改正について
   ・ 世田谷区立地域体育館・地区体育室条例の一部改正について
  (2) 平成十七年度主要事務事業概要について
  (3) 平成十七年度学校基本調査の結果について
  (4) ぜん息等に関する健康調査について
  (5) 「21世紀せたがやのうた」について
  (6) 平成十七年度教育指導課要覧について
  (7) 平成十八年度使用世田谷区立中学校教科用図書の採択について
  (8) 平成十七年度教育課程届の受理結果について
  (9) 第十五回小学生海外派遣について
  (10) 世田谷区立学校学校外部評価全校試行について
  (11) 平成十七年度特別支援教育モデル校の設置について
  (12) 世田谷区立総合運動場体育館大規模改修工事について
  (13) (仮称)世田谷区立経堂図書館新築工事について
  (14) その他
 2.資料配付
  (1) 「第四十三回親と子のつどい」の開催結果について
  (2) 平成十七年度「子ども読書の日」記念事業の実施結果について
 3.協議事項
  (1) 正副委員長会の申し合わせ事項について
  (2) 行政視察について
  (3) 次回委員会の開催について
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
    午前九時五十九分開議
○新川勝二 委員長 ただいまより文教常任委員会を開会いたします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 本日は、報告事項の聴取等を行いますけれども、まず議事に先立ちまして、理事者のご紹介をお願いしたいと思います。
◎若井田 教育長 教育委員会は、昨年度教育ビジョンを策定いたしまして、本年度はその実施の一年目でございます。私ども全員で全力を尽くしますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
 初回ですので、文教委員会に出席いたします次長、部長以下課長を紹介させていただきたいと思います。
 昨年度から次長を務めております庄司教育次長でございます。
 昨年度は教育政策担当部長という名称でございましたが、今年度名称が変わりまして、教育改革担当部長の?山部長でございます。
 教育委員会は本年度担当部が一つふえまして、生涯学習・地域・学校連携担当部というのができました。水戸部長でございます。
 課長につきましては、それぞれ次長、部長から紹介させていただきます。
◎庄司 教育次長 私から次長内について紹介させていただきます。
 梅村教育総務課長です。
 中田学校職員課長です。
 霜村施設課長です。
 菅井学務課長です。
 菊池保健給食課長です。
 よろしくお願いいたします。
◎?山 教育改革担当部長 では、教育改革部内のご紹介を申し上げます。
 まず、泉谷教育改革・学校適正配置担当課長でございます。
 後ろですが、小島教育指導課長でございます。
 その隣、齋藤教育相談・特別支援教育担当課長でございます。
 以上でございます。よろしくお願いします。
◎水戸 生涯学習・地域・学校連携担当部長 それでは、紹介させていただきます。
 平井生涯学習・スポーツ課長でございます。
 次に、古閑地域・学校連携課長でございます。
 次に、市澤中央図書館長でございます。
 よろしくお願いいたします。
○新川勝二 委員長 それでは、出席説明員以外の理事者はここでご退席いただいても結構でございます。
 次に、書記の紹介をいたします。
◎小池 書記 小池と申します。よろしくお願いいたします。
◎星野 書記 調査係の星野と申します。よろしくお願いいたします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 それでは、報告事項の聴取に入ります。
 (1)平成十七年第二回区議会定例会提出予定案件について報告をお願いいたします。
◎水戸 生涯学習・地域・学校連携担当部長 それでは、報告させていただきます。まず、世田谷区立総合運動場条例の一部改正でございますが、これは体育施設に指定管理者制度を導入するため、条例の一部を改正するものでございます。
 改正の概要でございますが、2の(1)にございますが、指定管理者の業務の範囲でございます。管理者の業務は施設の使用承認に関する業務、また、施設設備の維持管理に関する業務でございます。
 2)使用承認につきましても、権限を付与いたします。
 3)利用料金につきましては、指定管理者の収入といたします。
 次に、(2)指定管理者の指定の手続でございますが、1)選定方法は特別な事情がない限り、公募が原則となります。
 次に、2)選定基準でございますが、?にございますように、スポーツ・レクリエーション振興に関する事業を十分に行う能力、実績を有していることがまず第一番目となりまして、?、?は施設に関しての基本的な事項でございまして、ごらんいただきたいと思います。
 次に、3)でございますが、今回の条例改正では経過措置を設けまして、現在の管理受託者から申請があったときに、所定の手続を経て審査を行い、現在の管理受託者を指定管理者として選定することができるといたしました。
 次に、裏面をごらんいただきたいと思います。今後の予定でございますが、六月の第二回定例会に提案の後、七月に選定方法のご報告、十月候補者の選定、十一月に選定のご報告、また、管理者指定のご提案を第四回の定例会でさせていただきまして、来年の四月から指定管理者による管理を開始する予定でございます。
 続きまして、二番目の千歳温水プール条例の一部改正につきましては、今ご説明いたしました総合運動場の内容と同じでございますので、ご確認をお願いいたします。
 続きまして、三番目の地域体育館・地区体育室条例の一部改正でございます。趣旨につきましては同様でございまして、2の改正の概要(1)の指定管理者の業務の範囲につきまして、業務の?の部分が先ほどの運動場ルールと異なりまして、施設をスポーツ活動の場を提供する業務に関して教育委員会が指定する事務ということにしております。
 また、先ほどの二件と異なりまして、使用承認の権限の付与、利用料金については、今回改正は行いません。
 続きまして、指定の手続でございますが、これにつきまして選定方法、公募に関しては同じでございますが、選定基準2)の?の部分が先ほどの二件と異なりまして、業務を十分に行う能力及び実績を有していることとしております。
 3)経過措置、今後の予定につきましては、先ほどの二件と同じでございます。
○新川勝二 委員長 三件、同時にご説明いただきましたけれども、説明に対しましてのご質疑をいただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
◆稲垣まさよし 委員 地域体育館等とありますけれども、どのくらいあるのかということと、もし幾つかあるのであれば、その一つ一つごとが指定管理者、ここに書いてある地域体育館・地区体育室全部一括して指定管理者になるのか、個別なのか、それを教えてください。
◎水戸 生涯学習・地域・学校連携担当部長 地域体育館につきまして条例で定めておりますものは、尾山台地域体育館の一カ所でございます。また、地域体育室につきましては、上馬、北烏山の二カ所でございます。管理を受託しているところがそれぞれ異なりますので、運営につきましてもそれぞれ個別にということになります。
◆増田信之 委員 文教所管では、この指定管理者制度に基づく改正というのは今回初めてですか。
◎水戸 生涯学習・地域・学校連携担当部長 今回の体育施設が初めてでございます。
◆増田信之 委員 この第二回定例会で三件が出てくるんですけれども、今後、文教所管ではほかにどんなものが考えられるんですか。
◎水戸 生涯学習・地域・学校連携担当部長 教育委員会事務局が所管しております施設につきまして予定しておりますのは、今回のご提案のみでございます。
◆増田信之 委員 教育委員会としては指定管理をする施設は一切ないということですか。
◎庄司 教育次長 教育委員会が所管しております例えば民家園であるとか、そういうものについてはどうかという議論があろうかと思っておりますが、今回は直営でそれを行うという判断のことでございますので、今後、委員会内部でも十分議論していきたいと考えております。
◆増田信之 委員 選定委員についてはどのような構想をお持ちですか。
◎水戸 生涯学習・地域・学校連携担当部長 委員につきましては、外部委員の方を入れるということを前提としておりまして、法的な専門家などを想定しております。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 (2)平成十七年度主要事務事業概要につきまして、ご説明をお願いいたします。
◎庄司 教育次長 それでは、主要事務事業の概要について説明をさせていただきます。一ページをお開きいただきたいと思います。中学生の評議委員会の開催についてでございまして、今年度も二回を予定させていただきたいと思っております。
 二ページをお開きいただきたいと思います。事故防止の徹底等安全の確保でございまして、二ページ以降四ページまで書いてございますが、まず右の方に、(1)学校安全対策マニュアルの活用等以下書いてございまして、今般、議会の中でご議論いただきましたのが(3)区立小学校の昼間警備及び中学校の通学経路パトロールの実施については、半日単位で休業日を除く全日配置すると変更したところでございます。
 中学校の登下校時の警備員巡回についても、休業日を除く全日実施するというものでございます。
 (4)学校施設の整備につきましても、カメラつきのインターホンを設置し、不審者については水際でチェックをするということでございます。
 三ページ以降についても、昨年来に引き続いて充実を図ってまいりたいと思っております。
 続きまして、五ページをお開きいただきたいと思います。学校改築の推進でございますが、十七年度解体、改築あるいは増改築について申し上げますと、船橋小学校の体育館解体工事、あるいは改築工事(二期)、あと、駒沢小学校については改築工事、この所定の期間内で履行したいと考えております。給田小学校につきましては実施設計、松沢小学校については基本設計、塚戸小学校については給食室、普通教室の増築工事を行います。赤堤小学校につきましては給食調理室、普通教室等の一部改築工事について地元と打ち合わせ等を行ってございます。
 続きまして、六ページでございます。学校施設の改築につきましては、大規模改修、給食室、トイレ改修等がございます。
 七ページの区立幼稚園の運営につきましては、昨年区立羽根木幼稚園については用途転換をしまして、総合施設について現在検討組織により基本構想をまとめ、施設の改修等の設計を行う予定でございます。
 (2)でございますが、幼児期にふさわしい教育の推進に向けた検討等を行ってまいります。
 次に、八ページをお開きいただきたいと思います。心身障害学級の運営及び就学相談の充実につきまして、心身障害の学級の設置状況、あるいは就学相談の状況等、今後、特別支援教育と十分連携を図りながら充実を図ってまいりたいと思っております。
 九ページの学校給食の充実でございますが、大きくは学校給食調理業務についての民間委託を今後も図っていきたいということと、二番目には、中学校給食についても自校調理方式を推進していくということでございます。
◎?山 教育改革担当部長 それでは、一〇ページをお開きいただきたいと存じます。冒頭、教育長からお話がございましたように、教育ビジョンが本年度スタートでございますので、教育ビジョンの推進というのが最初にございます。教育ビジョンの推進につきましては計画をつくった後が一番重要でございますので、進行管理ということで教育ビジョンの推進委員会を設置いたしまして、具体的に進行管理を進めていくということで考えてございます。
 また、右側の欄に出前懇談会と書いてございますが、小中すべての学校に教育委員会管理職等が出向きまして、保護者、地域の方に教育ビジョンの説明、あるいは具体的な教育に対する要望ということで、今年度実施をしていこうと考えてございます。
 次に、学校経営塾の創設とございます。学校経営塾につきましては、教育ビジョンにも掲げてございますが、校長、副校長を対象にしまして、学校経営という経営の視点から効率化、活性化に向けた改善ということで設置をいたします。塾長に文化財団理事長の三重野様をお迎えしまして、区内外の産業人、あるいは民間の活力ということで塾の運営を進めていこうという形で試行を始めたいと考えてございます。
 一一ページに学校適正配置の推進とございます。学校適正配置の推進につきましては、新たな学校施設の整備計画の策定という今年度目標がございますが、その前に通学区域の見直し、こういったものを考えながら、学校施設整備計画を考えていこうということで、私どもとしましては、環状八号線から外側に人口増、児童生徒がふえてございますが、一方、都心に近い方では小規模校が目立つというようなバランスもございますので、全体としましては通学区域の見直し、それから学校施設整備計画を考える、そして適正配置というような形の三つを一緒に考えながら、教育環境等の検討を進めていくことで委員会を設置して検討を進めてまいりたいと考えております。
 一二ページをお開きいただきたいと存じます。情報教育の推進と出てございます。情報教育につきましては、今年度情報教育推進の計画の全面的な見直しを考えてございます。従来ございますハード面の教室等へのパソコンの配置等の問題よりは、むしろ使い方の問題がまだまだ十分ではないということで、本年度ソフトといいますか、情報教育の中身につきましての具体的な検討、あるいは中身を詰めていきたいと考えてございます。
 また、(4)にございますが、情報モラルということで、昨年度も幾つか問題が起きましたが、情報モラルにつきましては、このIT環境の中で子どもたちの情報モラルをどうしていくかということについて、引き続き検討を進めていきたいと考えてございます。
 一三ページに世田谷「日本語」特区の実践というふうにございます。ごらんのとおり、教育ビジョンの中で非常に大きい柱として掲げました日本語教育特区につきましては、本年度具体的なカリキュラム、中身について詰めていくということで進めてまいりたいと考えてございます。
 (3)にございますように、小学校、中学校にパイロット校というのを設けまして、年内には具体的な事業を進めていくというふうに考えてございます。また、全校につきましても教育過程の中の言語環境の整備ということで、広く考え方を進めていきたいと考えてございます。
 一四ページをお開きいただきたいと存じます。一四ページにはもう一つの施策でございます道義教育の推進と掲げてございます。道義教育につきましては、従来の道徳教育から一歩進んだ事柄ということで、やはり検討委員会を設置いたしまして、具体的な中身を詰めていきたいと考えてございますし、地域地区的な、モデル的な事業のことも考えて進めていきたいというふうにも考えてございます。
 一五ページからは、豊かな人間性と知力の育成を図る学校教育の推進ということで、項目が出てございます。
 まず一五ページには、やはり教育は人でございますので、教職員の研修と掲げてございます。初任者、十年、主幹研修等々研修を本年度も実施してまいりますが、(5)にせたがや教員塾と出てございます。経験の少ない若手教員に対しまして、ベテラン教員等を指導者といたしまして、授業の進め方、教材研究について、また新たに機会を設けて研修を進めていく体制を今年度試行してまいりたいと考えてございます。
 一六ページからは教育研究校の運営ということで、研究奨励校・課題校のことがございますが、これは後ほどまた指導課長から説明がございますので、よろしくお願いいたします。
 一七ページからは数値目標の設定、年間指導計画、授業の公開等がございます。数値目標につきましては、本年度も具体的に保護者、地域の方を含めてわかりやすい数値目標を掲げるということで全校、地域、保護者に対して出すということをしてございます。
 また、学校公開ということが重要でございますので、五月までにこういった教育の年間指導計画等を保護者等に十分説明をして、各学期、学校公開を進めていくということを今年度も進めてまいります。
 一八ページには(4)に五十二分制について出てございます。本年度も引き続き区立中学校の五十二分制については進めていく考えで指導をしてございます。
 一九ページには、少人数教育の推進と出てございます。少人数教育の推進につきましては、区教育委員会としましては、重点事業ということでチームティーチング、あるいは「はばたけ!小学一年生」ということで充実を図ってございます。特に「はばたけ!小学一年生」につきましては、十七年度十校いたしますが、小学校一年生がクラス三十五人以上の学校を対象に講師等を派遣して、いわゆる小学校一年生問題に対しての従前の対応をとっていくということを考えてございます。
 二〇ページには、国際理解教育の推進ということで以下二一ページまでつながってございますが、日本語特区のこともございますが、私ども英語等に関しましても十分な教育の充実を図っていくということで、本年度も外国人英語教育指導補助員の派遣――これは全中学校に派遣してございますが、英語の教員のチームティーチングという形での充実、あるいは小学校へも外国人の指導補助員の派遣をする予定でございます。
 また、(3)にございますように、本年度も姉妹都市二カ所へおのおの十六名、三十二名の小学五年生を派遣する予定もしてございます。
 二一ページ以下にはその他国際理解教育への事柄が出てございます。
 二二ページをごらんいただきたいと存じます。環境教育の推進と出てございます。環境教育に推進につきましては、環境総合対策室の環境基本計画ができましたので、区教育委員会といたしましても環境学習プログラムといったものに協力をしながら、小中全校での環境教育の強化をしていきたいと考えております指定校等の設置につきまして、具体的な取り組みを進めていきたいと考えてございます。
 二三ページにはキャリア教育の推進という形で出ております。教育ビジョンの中でも大きく掲げてございますが、子どもたちの働く意義、あるいは将来社会人、職業人としての自立を考えて、本年度は小学校にもキャリア教育担当教諭を配置するなど、小中一貫のキャリア教育の推進を充実していきたいと考えておりますし、区内在住の商業、工業、農業の関係者の協力を得るための体制づくりも考えていきたいと考えてございます。
 二四ページからは特色のある教育活動の推進ということで何項目か挙げてございます。
 まず最初に学校間連携活動の推進ということで、従来から取り組んでおりました幼小間、小中間、あるいは高校との連携ということで、連携活動の充実に引き続き努めてまいります。特に都立学校につきましては、千歳中学校のように中高一貫の訪問授業、あるいは連携という形で進めてまいりますし、区内大学との協定等が進んでございますので、区内大学との連携につきましても充実をしていくと考えてございます。
 また、その下の特色のある学校づくりの推進につきましては、制度等の見直しをしながら、より各学校が作成します特色のある学校づくりにうまく適合するような形の事業展開を本年度も考えてございます。
 二五ページには学校協議会活動の推進という形で出てございます。学校協議会につきましては、本年度、地域運営学校は五校スタートいたしましたので、残り九十校につきましては従来の学校協議会の一層の充実というのが地域と学校をつなぐ大きな柱と考えてございますので、この学校協議会の活動につきましては、引き続き地域でのフォーラム等の開催等充実を図っていきたいと考えてございます。
 二六ページ、学校外部評価制度の推進と出てございます。本件につきましては後ほどまた具体的な報告を指導課長がいたしますので、割愛をさせていただきます。
 二七ページには特別支援教育の推進と出てございます。十九年度から実施をいたします特別支援教育、後ほどモデル校の説明をいたしますが、本年度は十校のモデル校で実施をいたしまして、それをもとに十八年度からは試行、十九年度は全面実施ということでございますので、本年度は検討委員会が三月に中間報告を出しましたが、夏には最終報告という形で、特別支援教育につきましては新しい組織をつくりましたが、引き続き充実した形で体制を組んでいきたいと考えてございます。
 二八ページには教育相談ということで、子ども・家庭の支援と掲げさせていただいております。
 教育相談につきましては、教育相談室の運営、スクールカウンセラーの配置、教育相談専門指導員を本年度から置いておりますが、こういった形で各事業を展開してございます。教育相談室につきましては十六年四月から烏山中に烏山分室ができましたので、世田谷、玉川、砧、四分室の体制が完成いたしましたので、本年度は相談員の体制を特別支援等のこともございますので、引き続き連携、維持をする形での充実を考えてございます。
 スクールカウンセラーにつきましては、小学校、中学校全校の配置が完了してございますので、相談室等と連携を進めながら、小中一貫としたスクールカウンセラーの充実に努めていきたいと考えてございますし、先ほど申しました二九ページ(3)にございますが、本年度から教育相談専門指導員も配置をいたしましたので、こういった方と連携をいたしまして、学校との連携の強化を努めていきたいと考えてございますし、メンタルフレンドの派遣、ほっとスクール城山、尾山台の運営等、本年度も教育相談を通しまして、子ども・家庭・学校への支援を強化していきたいと考えてございます。
 三〇ページでございます。平和事業の推進と出てございます。平和事業につきましては、政策経営部との連携で区全体での取り組みをしてございますが、教育委員会としましては、本年度は戦後六十年、世田谷の平和都市宣言二十周年、世田谷の平和資料室開設十周年という節目でございますので、特別展という形で教育センターで行います展示、八月の一カ月間行いますが、東京大空襲の連作画の展示等を充実いたしまして実施をしていきたい。また、地域巡回展、あるいは中学校巡回も本年度秋から二月にかけまして、一、二ブロックの中学校に対しまして巡回をしていくという予定でございます。
 また、後ほど最後の方に担当の所管が出てまいりますので、一たんここで終わらせていただきます。
◎水戸 生涯学習・地域・学校連携担当部長 それでは、三一ページをごらんいただきたいと思います。生涯学習の推進でございます。区民の方が希望する場合に身近なところで気軽に学べる場をつくるということが基本でございます。現在、区内の大学と協力して多様な学習要望にこたえるということに努めていきたいと考えております。
 三二ページでございますが、基本的に団体支援、PTA活動支援等を進めてまいります。
 続きまして、三三ページでございます。文化財の保護でございます。区内の重要な文化財の保存と活用を図るということでございますが、今年度は(3)の一番下の行にございますが、桜木中の近くの桜木遺跡、これは区内では珍しい広大な遺跡ということで、現在発掘調査中でございます。
 続きまして、三四ページをお開きいただきたいと思います。生涯スポーツの振興でございます。生涯スポーツ振興につきましては、世田谷区スポーツ振興財団と連携いたしまして、世田谷区スポーツ振興計画を推進してまいります。今年度は総合運動場体育館の大規模改修工事がございまして、これは後ほどご報告させていただきます。
 三五ページでございますが、これは新規で地域教育基盤事業の推進でございます。地域で学校運営に参加するという具体的な仕組みづくりを今年度は進めてまいります。(2)にございますように、学校支援コーディネーターを育成するということに今年度取り組んでまいります。
 三六ページに移らせていただきます。放課後の遊び場対策でございます。本年四月に記載の二つの小学校に新BOPが導入されまして、小学校全校に新BOPが入りました。児童の安全に配慮しながら運営を検討してまいりたいと考えております。
 三七ページ、体験学習等の推進でございます。これは区立中学校の生徒を対象に第一線で活躍する外部講師による体験学習を提供するものでございます。
 また、部活動に関しても検討委員会を行っておりまして、部活動の活性化に向けて報告をまとめる予定でございます。
 続きまして、三八ページに移らせていただきます。地域運営学校への支援でございます。これも新規の事業でございます。
 平成十七年度には、右下の方に記載の小学校三校、中学校二校、計五校を地域運営学校に指定しております。これらの学校と連絡会を行うなどしながら、学校運営委員会が充実して開催されるように支援してまいりたいと考えております。
 続きまして、三九ページでございます。これも新規でございますが、区内大学との連携事業の推進でございます。区内の大学と基本協定を結びまして、大学生を学校に派遣していただくなど、大学と小学校、中学校それぞれの事情に合わせたさまざまな事業を実施してまいります。本年は青葉短期大学に四年制の東京医療福祉大学が設置されましたので、現在新しい大学と協定を結ぶ準備をしております。
 四〇ページに移らせていただきます。地域のニーズに合った図書館づくりでございます。本年、世田谷区子ども読書活動推進計画を検討中でございまして、来年三月までに策定をしたいと考えております。
 また、四一ページの上の段にございますように、(仮称)経堂図書館の建設をいたします。これにつきましては後ほど報告させていただきます。
 とりあえず四一ページで私の説明は終わらせていただきます。
◎?山 教育改革担当部長 では、四二ページをお開きいただきたいと存じます。開かれた教育委員会の推進という形で教育ビジョンにも大きく掲げている項目でございます。本事業につきましては、本年度も世田谷の教育を語る会ということで(1)にございますが、教育委員、あるいは教育委員会事務局幹部と小中学校長が地域の方、あるいは区内産業団体の方等々さまざまな分野の方と懇談をするという形で考えてございます。来月にまた教育委員の方と地域の方の会合を予定してございます。
 (2)には出前懇談会という形で書いてございますが、先ほど申しましたように、全小中学校への説明という形での説明会を考えてございます。
 (3)にございますように、人事制度、あるいは三十人学級、三十五人学級等、国との教育改革の動きが大きうございますので、全体としましては開かれた教育委員会の推進ということで、教育委員会全体で取り組んでいきたいと考えてございます。
 四三ページには実施計画の推進がございます。実施計画につきましては、教育領域の主な実施計画につきまして進行管理を進めていくという形で、次代を担う人づくり、あるいは世田谷の文化・個性を活かしたまちづくりという主要テーマにつきまして進行管理をしていくという形で考えてございます。
 四四ページには行政経営改革の推進ということで、教育領域の十一項目ございますが、行政経営改革について十一項目につきまして進行管理をしていくという形で考えてございます。
○新川勝二 委員長 ただいま平成十七年度主要事務事業概要についてご説明いただきましたが、これにつきましてのご質疑がございましたら、お願いいたします。
◆上川あや 委員 一カ所お聞かせいただきたいんです。三〇ページのところで平和事業の推進ということで挙げていらっしゃるんですけれども、教育ビジョンの中で平和という言葉がないということを私は予算委員会でも申し上げたところで、トピックとして改めて挙げていただくということはいいことだと思って拝見はしたんですが、今年度なさることの要約を拝見すると、従来に比べて何が充実しているのかというのが私には判然としないんです。巡回展も従前にやっていることですし、特別展も夏の期間はやっていることです。
 政策経営部と連携するということではあるんですが、どういう点で連携してやる意味があるのかというのが、この中ではよくわかりませんで、従前のものとの差と、政策経営部との連携ということの意味と、あともう一点、六十周年ということで、今回だけこういうふうに銘打ってやるのか、それともこういった姿勢を今後ともずっと保持していくという姿勢なのかどうかを伺いたい。
◎?山 教育改革担当部長 平和事業につきましては、先ほど申しましたように、区といたしましては平和都市宣言二十周年ということで位置づけを考えてございますので、政策経営部が区としての所管部の一方でございますが、連携をいたしますので、北沢タウンホールでの企画とか、政策経営部で準備を進めているようでございます。区としましては、今年度は中学校の巡回展がふえますので、こういったことで今年度取り組みとして多くなるのでございますが、平和事業につきまして、私ども継続して事業をしていくということが一番重要だと考えてございますので、節目ということで何かイベント的に大きくするよりは、子どもたちに戦争の悲惨さとかを伝えていくということを継続していくということを教育委員会としては考えていくとご理解いただければと思います。
◆上川あや 委員 よろしくお願いします。
◆増田信之 委員 お尋ねしたいことはいっぱいあるんですけれども、これから一年、二年やっていく中でいろいろ質問していきたいと思います。
 ただ、聞きたいことは二点だけあるんですが、五ページに学校改築の話が出ました。当初の計画から大幅におくれて学校改築がスローダウンしているのは残念なんですけれども、これはしようがないと思うんです。世田谷区全体で力を入れている耐震補強について、九十五校について耐震診断が全部終わっているのかどうか。それから、補強をした方がいい学校というのはまだ何校か残っているのか。具体名を挙げると大変に影響があると思うんですけれども、そういう一覧みたいなのはできているんですか。
◎庄司 教育次長 耐震基準につきましては、新しい基準で今後診断を行っていかなければいけないというものが現在三十一校ほどございまして、十七年度、十八年度でこれを実施していこうと思っております。この耐震診断に基づいて、改築等、補強等を行っていかなければいけないというのがこの後出てくると思っておりますが、工事を実施していくものは、早急に財政等調整をとりながら今後考えていきたいと考えております。
◆増田信之 委員 その三十一校については、我々にそういう資料というのは提供できるんですか。影響力が大きいかなとは思うんですけれども。
◎庄司 教育次長 これは学校等の説明をする中でも、危ないんですよという言い方も大変言いにくいわけでございますが、こういう学校が今後予定しなければいけないというのは、資料としてお出しするのはできると思っております。ただ、取り扱いについては十分注意しなければいけないと考えております。
◆増田信之 委員 資料は要望しておきます。
 もう一点は、情報問題について一二ページに載っているんですが、先日、全国のアンケート調査で子どもたちに見せたくないテレビ番組とか、ワーストテンとかやっていました。私が考えていたようなものをやはり父兄の方も心配しているんだなということを感じました。
 ただ、日本の社会では何か報道の自由とか表現の自由とか、自由ばかりを主張しているので、これを規制すると弾圧だみたいなことを言われるので、こういうメディア規制みたいのは大変難しいと思うんです。であるならば、メディアに触れた子どもの影響力をやわらげるために世界各国でやっている、いわゆるメディアリテラシー教育を私どもは再三要望してきたわけです。一二ページのインターネットもそうなんですよ。ここで受ける影響力というのは大きいと思うんです。見ますと、技術的なものとか送り手側の配慮するとか、そういうことは書いてあるんですが、情報を受けたときにどうあるべきかという教育もきちんととらえてほしいなと。
 昔いた教育長が、ぜひ世田谷では取り組んでみたいというようなご答弁を数年前にいただいたことがあるんです。ただ、そういうのを余りやったという経過が見られないので、今回カナダに行かれる方は、カナダでメディアリテラシー教育をやっているというので、しっかり検証してきていただきたいと思います。オーストラリアのメディアリテラシー教育もしっかりしていると聞いていますし、そういうのを参考にしながら、ぜひとも世田谷で先駆的に取り組んでいただきたいと思っているわけです。
 今回の事業に入っていないということは、そういうのはまだ早いという考えなんですか。それともやる意思があるということなんですか。それをお答えいただきたい。
◎?山 教育改革担当部長 情報リテラシーの問題は、都教委としても非常に重要な問題と認識してございますので、ストレートなところではないのでございますが、今年度、情報モラルにつきまして、ご案内かと思うんですが、検討委員会の報告書を出しまして、三月の議会でも本会議で答弁をしてございます。私どもは今、子どもたちを取り巻く環境の中で、子どもたちに対する影響をどういうふうに対応できるのかということを重点的に考えてございますので、今お話がございましたようなこと、主要事業の項目で挙げてございますので、具体的な情報教育の推進の中で挙げるかどうかは別でございますが、全体的に非常に大切なことだと考えてございます。今のご提案につきましては、引き続きまして本年度の各教育の指導計画の中で具体的に検討を進めていくように部内に指示をいたしますので、よろしくお願いいたします。
◆平山八郎 委員 増田委員からそうした今話が出たもので、あるいは(7)の教科書採択についての項目でお話ができるかなと思っておったんですが、私の方からも、マスコミということではなくて、うちの教育委員会ではこうした授業はしていないと思うけれども、これは横浜の公立岩崎小学校の三年生の教材なんです。性教育その他はどんな形でうちの教育委員会は対応しているのかなと思って。
 これはすごいですよ。僕は本当に驚きました。私も知らないような性教育を、現実に小学校三年生にしているんです。見せましょうか。女性上位のセックスのスタイルです。ワギナにペニスを入れて裁断した正式の図面ですよ。横浜の小学校ではこんなものを教材として使っている。うちはどうなんですか。こんなことはないでしょうね。増田委員の言うような生やさしい問題ではない。これを見て僕は本当に驚きましたよ。こういうことを小学校三年生で教える必要があるのか。
 これだってそうです。見せるのが申しわけないようなのばかりですよ。こういうのを教えると、生徒はまともになるんだろうか。現実に使われている教材ですよ。まさか、うちの教育委員会でこんなの採用しないだろうね。
◎小島 教育指導課長 性教育につきましては区の教育委員会としても注目し、各区市の教育委員会に通知等を前によこしたことはあります。世田谷区の教育委員会につきましては、小学校、中学校について学習指導要領にのっとり、その発達段階に応じて必要な性教育をするということで、そのような教材は一切採用しておりません。
◆平山八郎 委員 もう一つは、二七ページの米印の特別支援教育の中で、LDとかADHDとあるんだけれども、日本語で学習障害とか注意欠陥――これは注意散漫という意味だろうと思うんだけれども、あるいは後のページにリカレント学習なんて出てくる。こういう横文字の専門用語を書かれるのは逆だと思うんですよね。学習障害が出て括弧でLDと書いたらいいじゃないですか。日本語の教育を大事にしていこうという教育委員会が、年間授業計画やその他の文書に、LDを先に書いて括弧で日本語にするというのは逆でしょう。使うなとは言わないから、せめて前後を理解して、何が主で何が従なのかということぐらいは考えてくださいよ。
 一〇〇%表現しなくたっていいんだから。では、ADHDで一〇〇%表現できているのかといったら、そんなことはないでしょう。注意散漫、あるいは多動性障害とかいう内容、その後にちゃんと高機能自閉症と書いてあるんだもの。これだって横文字の略字があるわけですから。そんなとんちんかんなことを書かないこと。いかがですか。
◎?山 教育改革担当部長 いつも平山委員にはご指摘をいただいているところでございますので、改めまして全体の表現につきましては注意をして書いていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
◆増田信之 委員 私も関係した者の一人として、ラーニングディサビリティーというLDの言葉を翻訳したのは上野先生なんですが、その上野先生自身がこの表現の仕方、訳し方は間違いだったかなといまだに言っていらっしゃるんです。要するに、障害というと一つのイメージが出てきてしまうんですが、学習遅滞と訳すべきだったのかなとか。アメリカなんかは元LDと言われた人が社会第一線でばりばり、スポーツ選手で金メダルをとったり、トム・クルーズみたいに映画で主役をやったりして、堂々と私はLDでしたということを言っているんですが、学習障害というとちょっといろいろ弊害があるのかと。これは非常に難しい問題だと思います。
 せっかく世田谷では全国初めて広場学級をつくったり、これは旧厚生省の横やりを押して、おもては違う表現ですけれども、中身はすべてLDの子を受け入れたというような先駆的に取り組んできたところでもあります。あるいは教育相談室に中川先生という、LDについては非常に権威を持った人がずっと世田谷で指揮をとっていらっしゃったということもありますし、職員の中にも上野教室の教え子がたくさん入っていらっしゃるというのを聞いています。ぜひこの辺は慎重にというか、積極的に取り組んでいただきたいということを意見として申し上げさせていただきます。
◆平山八郎 委員 私も意見として言っておくけれども、障害という表現が非常に残酷だという考え方、そういう考え方を持つ人もいるでしょうけれども、それはおかしいですよ。決して避けて通れないなら堂々と表現されたらいい。LDと表現したらそれで許されるという、そんなちんけな話はないと思う。自信を持って日本語で表現して理解できるように。字引を引きながら読まざるを得ないようなものは一般受けはしませんということを意見として申し上げておきます。
◆谷逸子 委員 幾つかお聞きしたいことがあるんですけれども、ちょっと絞ります。学校の耐震診断はあと三十一校とここにうたってあります。トイレ改修なんですけれども、山崎小学校がモデルで、新聞等にいろいろ載せていただきました。トイレ改修は全校九十五校終わっているのかどうか、教えてください。
 それから、道義教育なんですけれども、この内容を教えていただきたいと思います。
◎庄司 教育次長 トイレ改修につきましては、九十五校のうち、水の系統がありますので、一系統については終わっている。今、山崎の話がありましたように、今後、力を入れていきたいと思っています。ただ、全体の工事量、あるいは全体の財政の中でやるには、まだまだ時間がかかりますので、新しい手法等を検討しながら、研究して、具体に早目に進めていきたいと考えております。
◎小島 教育指導課長 道義教育について申し上げます。道徳教育の中に含まれるわけですけれども、道義教育の推進委員会をつくりまして、まだはっきりしていないその内容について明らかにしながら順次進めていくということで、現段階ではまだはっきりこれをやるということは出せる状況ではないので、明らかになりつつある段階で皆さん方にお示ししていきたいと考えております。
◆谷逸子 委員 トイレは一系統は終わって、二系統目に入っていると理解してよろしいですか。
◎庄司 教育次長 そのようにお考えいただいてよろしいかと思います。全校二系統完全実施できるように鋭意努力していきたい。いろんな手法等もありますので、区がやる方法がいいのか、あるいは民間活力もいいのかということも十分検討しながら考えてございます。
◆谷逸子 委員 この道義教育に中に、たばこ、喫煙問題だとかドラッグだとかエイズの問題、さっき平山委員がおっしゃったようなことも含まれるのかどうか。もちろん保健体育の教科書に載っております。だけれども、この時期というのはさらっといくのでは足りないのかなと。専科を見せていただいて、教職員の方々の熱意が非常に大事かと思うんですけれども、この辺はどうでしょうか。
◎小島 教育指導課長 今おっしゃられたように、健康保健の問題もありますけれども、正しいこと、間違っていること、責任ということをはっきりさせていくということがこの中に含まれますので、その内容がはっきりしていくに従って、今おっしゃった内容が含まれてくると考えております。
◆谷逸子 委員 もう一つ、二九ページのSSN受託事業、これはカウンセラーの問題だと思うんですけれども、非常に難しくて、スクーリング・サポート・ネットワーク。今、小学校で不登校児で一年学校に行けないお子さんがいらっしゃいます。中学生で非常に暴れて、隣近所にいろいろ迷惑をかけているお子さんもいらっしゃるということで、地域で本当に気の毒だなという、これは親御さんのための受託事業なんでしょうか。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 このSSNというのは、平山委員のご指摘もありまして、言葉の使い方がどうかというのがあるんですが、文部科学省からこういう名前で来ております。意味は不登校児を持っている親の集いということで、不登校の子どもさんをお持ちの保護者の方で非常に悩まれている方がいらっしゃいますので、その方たちが集まっていただいて、お互いに不安を話し合ったり、交流を深めることによって、少しでも負担を軽減するためにということで開催しております。
 平成十五年、十六年と行いましたけれども、ことしも開催する予定で、第一回目は七月中旬に実施する予定で、既に私どもの所管で周知の文面をつくったところでございます。昨日、前回参加された保護者の方一名から、ことしはいつからやるんですかということで、お電話をいただきました。ことしは七月から、今の予定では月二回ずつ開始する予定で、ことしもつなげていきたいと考えております。こうした取り組みによって少しでも保護者の方の負担を軽減して、保護者間の交流を深めていきたいと考えております。
◆谷逸子 委員 これは何名ぐらい集まられているのか。どこでなさっているのか。それから、親の姿勢というのはとても大事なんです。親が変わることによって子どもさんが本当に伸び伸びできたという話もよく聞きますけれども、少し教えてください。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 申しわけございません。前回実施したときの何名参加という数字は今持ち合わせていないので、後ほど調べてご報告申し上げます。どこでというのは、世田谷区内の、例えばほっとスクール尾山台という不登校が通う学校等もございますので、集まる場所は恐らくそういう場所を利用するか、あとは教育センターとか、集まりやすい区内の区立施設を使って集まる予定で今考えております。
◆谷逸子 委員 周知はどのようにされていますか。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 まず「区のおしらせ」があります。それから、「区のおしらせ」だけではなく、教育委員会のホームページでまなビジョンがございますので、そちらでも周知していきたいと考えています。それから、ほっとスクール尾山台ですとか、そういうところでも、もしできればチラシみたいなものをつくって配付していきたいと考えております。
 また、十五年度、二年前になってしまうんですけれども、親の実績の人数がわかりました。参加者の延べ人数は四十八名ということになっております。
◆青空こうじ 委員 谷委員と同じ、六ページのトイレの問題なんですが、先週の土曜日、小学校の運動会がありました。そのときに父兄から聞いたのは、子どもたちが学校でトイレをしないで、慌てて家に帰ってきてすぐトイレに駆け込む。世田谷区は随分前に、日本で一番初めにトイレサミットをやった区なんです。その区でありながら、改修が遅過ぎると思うんです。よその中学、都中Pなんかに行って話をすると、世田谷区のトイレはみんなどこでもきれいと思っているんですが、どうしてトイレ改修が遅くなるのでしょうか。その辺をちょっと聞きたいんです。
◎庄司 教育次長 大体平均しますと一校当たり三千万円ぐらいかかるかと考えてございまして、これに係る国庫補助等についても、三分の一というものを活用しながらやっていこうと考えてございます。
 先ほど谷委員にもお話し申し上げましたように、全校実施するということになりますと、相当の財源等が必要になりますので、区のやり方ではなくて、もう少し民間活力を活用することによって、可能、あるいは促進を早めることができるかどうか、これも庁内で十分検討を行いながらやっております。
 そういった全体の学校改修等の工事に係る中でも、トイレについては何とか早急にと考えてございますが、耐震等も含めてその調整等でおくれているというのが現状でございます。
◆青空こうじ 委員 今、どこの家庭も和式のトイレがなく、大体が洋式なのに、和式がまだあるのは学校ぐらいなものなんですよ。改修の際には、やはり便器が温かかったり洗浄ができるとか、そういうものをつけて、ぜひ洋式のトイレにしていただきたいという要望なんですが、いかがでしょうか。
◎庄司 教育次長 多くの議員さんのご要望等もあります。教育委員会としても、できるだけそのような形で取り組んでいきたいと考えております。
◆上川あや 委員 私からは、谷委員からご質問があったものの関連で、二カ所についてお伺いしたいと思います。
 一つは一四ページの道義教育のところです。推進委員会の設置ということがあるんですけれども、どのような方向で物事がなされていくのかということを見通す上では、どういった方がこの推進委員会の委員となって物事が策定されていくのかということが一つの大きなかぎになるんだと思うんですが、どのように選任するご予定なのかというのが一つ。
 もう一つ、二九ページのSSN受託事業についてです。二つ思ったんですけれども、親としての当事者の方々が不安になっているところを分かち合いをするということはすごく意味があることだなということはわかるんです。ただ、その方々の不安ということを考えたときに、一つはどう対処していけばいいのかという不安があるだろうなと思うんです。そのときに、例えば専門的な立場からのアドバイスなり提案があるのかどうかということと、現在不登校のお子さんがいるということですと、年限がすごく区切られるわけですけれども、親御さんからすると、先の見通しを持てない、この後どうなるんだろうという不安があるんだと思うんです。そう考えると、今在籍している子どもの親ということで区切るだけではなくて、かつて不登校だったけれども、今はこういうふうに過ごしているみたいな例示があると、先が見通せない不安に対しての対処ができるのではないかということを思ったんです。もちろん分かち合いは必要だと思うんですけれども、この辺の不安に対する、先の見通せる、あるいは対処の方法を考えられるといった、何がしかのヒントがあるのかどうかということが気になりますので、この点を質問させてください。
◎小島 教育指導課長 道義教育につきましては、その内容に示してありますように、道義教育推進委員会の項目で示させていただきますが、道徳教育については既に学校に研究を依頼してスタートしております。
 今ご質問にありました道義教育の推進委員会ですけれども、道義教育の方向性の枠を教育指導課で今イメージづくりを進めている最中であります。それがある程度固まってきた段階で、教育関係者や地域の方、あるいは学識経験者等から、その任にふさわしい方を選んで委嘱していく予定でおりまして、まだ具体的な名前等は上がってはおりませんが、順次進めていきたいと考えております。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 SSN事業、不登校の親の集いの不安にどう対処するのかというご質問なんですけれども、もちろん現在不登校をお持ちの保護者の方もそうなんですが、それ以外に、かつてご自身の子どもさんが不登校でこういう悩みを持たれた、でも、こういうふうに解決したという経験のある方。先輩という言葉が当たるのかどうか、そういう経験者の方を専門に呼んでアドバイスをしていただいたり、それから、今年度、私どもの所管で教育相談専門指導員というのがつきました。そういう者が都にもおりまして、カウンセリングの技術も非常にすぐれたものを持っている指導的な立場の者を今回配置いたしましたので、こういう機会にそういう者がアドバイザーなり相談相手として親の集いに行って、いろいろ指導的立場でアドバイスできればいいのではないかと考えております。
◆上川あや 委員 ご説明ありがとうございます。道義教育の推進委員会の委員の選任の前に、指導課で基本的な案づくりをなさるようなお話だったと思うんですけれども、その結果についてはしっかりと委員会でご報告いただけるものと考えてよろしいですか。
◎小島 教育指導課長 進行状況につきましては報告をさせていただく予定であります。
◆山内彰 委員 二六ページの外部評価のことに関しては、私は大変すばらしいとは思っているんですが、評価の内容によって一層信頼される学校ということが逆な意味になってしまうこともあり得ると思うんです。また、学校としてのランクづけ、安易に父兄がそういうランクづけをしてしまうようなことにならないようにしていかなければならないので、よほど公表方法というのは慎重を期すべきだと思うんです。その辺のことを今から心配なさっていると思うんですが、どのように考えているか、お聞かせください。
◎?山 教育改革担当部長 これは後ほどまた指導課長の方から具体的な説明をいたしますが、今お話しのように、私どもは決して外部評価は学校のランクづけといったことではなく、むしろ、学校選択制をとっていない当区にとりましては、小中学校全校が学校改善をして、よくなっていくための外部評価と位置づけてございます。今委員ご指摘の公表につきましては、学校をよくするためにどういうふうにしていく、こういう指摘があったけれども、こういう評価だったけれどもというようなことを重点的に公表のポイントに置いてございますので、よろしくお願いいたします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 続きまして、(3)平成十七年度学校基本調査の結果について、報告をお願いいたします。
◎菅井 学務課長 それでは、資料に基づきまして、平成十七年度学校基本調査の結果についてご報告いたします。
 これは、例年五月一日現在の学校の状況について、文科省が実施している調査でございます。今回もその時期になりましたので、ご報告をいたします。
 1の園児・児童・生徒数及び学級数でございます。まず(1)小学校六十四校について、平成十七年度は一番下に書いてございますが、合計で九百八十四学級、二万九千八百三十七名ということで、二十五学級、五百四十六名の増となっております。
 中学校でございますが、分類を普通学級、夜間学級、身障学級と分けてございます。十七年度を見ていただきますと、三百十九学級、九千七百六十六名となっております。学級数は九学級ふえてございますが、生徒数につきましてはマイナス四十一ということで減ってございます。
 次ページを開いていただきまして、(3)の幼稚園でございます。現在十一園ございますが、十七年度四歳児、五歳児を含めまして四十四学級、千二百五十四名となってございます。前年度比園児数がマイナス二七となってございます。
 次に、2、学校別学級数・児童数一覧でございます。こちらは小学校、中学校とも普通学級を対象とした表になってございます。
 小学校の部でございますが、先ほど申し上げたとおりの合計数字になってございます。前年度と比較して二十三学級五百四十七名増になってございます。
 ここで学校別のクラス数、児童数の増減に関してでございますけれども、ごらんいただきますとわかりますが、クラス数の減少している学校は三校、増加校二十三校ということになってございます。また、児童数につきましては減少校が二十一校、増加校が四十三校ということになってございます。一校当たりの平均学級数、平均人数、一学級平均人数につきましては記載のとおりでございます。
 続きまして、中学校でございます。中学校につきましても先ほどご説明を申し上げたとおりの数字で、前年比四学級増のマイナス五十三人の減ということになってございます。
 学校別のクラス、生徒数の増減でございますけれども、クラス減になっている学校が三校、クラス増になっている学校が七校、生徒数の減が十八校、生徒数の増が十三校になってございます。
 なお、先ほど申しました一校の平均学級数、一学級の平均人数、一校の平均人数につきましては記載のとおりでございます。
 次に、3の区立小中学校の卒業生進路状況についてでございます。
 まず、小学校の卒業生進路状況でございます。分類といたしましては、都内公立、都内国立、都内私立、都外校、その他に分類してございまして、それぞれごとの人数とパーセントを示してございます。十七年度についてはお示しした数字のとおりでございます。
 十七年度の特徴でございますけれども、パーセント的に見ますと、都内公立につきましては前年度と比較して〇・三ポイント下がってございますが、都内国立の人数が五十二人ということで、前年度比較十三名が増になっておりまして、ポイント数も〇・三ポイント増になっているという状況がございます。
 続きまして、中学校卒業生の進路状況でございます。高等学校、専修学校、就職等々その他の分類になってございます。
 十七年度につきましては、高等学校への進学につきましては、前年度と比較をしまして〇・一五ポイントふえておりまして、年々高等学校等への進学率が上がっているという状況がございます。
 続きまして、4の園別学級数・園児数の一覧でございます。
 園別の四歳、五歳の構成と人数についてお示ししてございますが、先ほど申し上げましたとおり、合計のところでは、前年度比較、三角の二十七名減という形になってございます。学級数については従前どおりという形になっております。
○新川勝二 委員長 ただいまご説明いただきましたが、ご質疑がありましたら、どうぞ。
◆平山八郎 委員 児童数は年々ふえてきているのに、中学の生徒数が逆に減ってきているんですね。この傾向はどんなところから来ているんですか。見てみると、世田谷本庁の方は人口がふえないで減っていっているけれども、多摩川地区とか砧地区、烏山地区がふえているということの地域差が出ているのかなと思うけれども、解せないのは、小学校がふえてきて、同じように中学校がふえなければいけないのに減っていること。世田谷区立の公立中学校が悪いからよそに行ってしまっているのかななんてひがんで見ているんですが、その辺はどうなんですか。
◎菅井 学務課長 小学校につきましては一年生から六年生まであり、中学校は三年生ということで、その辺の年度的なずれというところが影響しているのかなと思います。ただ、世田谷区における東京都における人口推計を見ますと、小学校、中学校においてもそれぞれ増傾向にあるというような状況になってございます。
◆稲垣まさよし 委員 小学校なんですけれども、児童数がふえているのはわかるんですけれども、逆に本当に子どもが少ない学校というのもかなりありまして、こういったものに対して、見直すとか、検討とか、今後どういうふうにしていくのかというのも必要だと思うんですが、その辺を教えてください。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 確かに委員ご指摘のように、小規模の学校もこの中には見られます。先ほど主要施策の中でご報告申し上げましたように、今年度、教育環境等検討委員会を全庁的な組織として立ち上げまして、通学区域の見直し等も含めて検討をして、これらの課題については対応していこうと考えております。
◆青空こうじ 委員 確かに稲垣委員が言われたように、小学校でも随分減っているところがあります。地域で代沢と守山はすぐ近いし、東大原もあるんですが、東大原はちょっとふえています。中学校も昨年三十二校から三十一校になったんですが、小学校でも統廃合というのはこれから考えていくんでしょうか。その点を聞きたいんです。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 平成十年の学校適正配置の答申を教育ビジョンの中でも再掲をしているところでございますが、学校の小規模の基準に満たないところについては、まず通学区域の見直し、小規模校間の学校の連携など、小規模校としての授業のよさ、学校の取り組みのよさというところも含めて検討して、それでもだめだったら次の考え方として今のようなお話もあろうかというところでございますけれども、現実的には十年間、これからどういうふうに人口が推計していくのかということもきちっと見きわめてからでないと、早々判断は難しいのかなと理解してございます。
◆青空こうじ 委員 十年間見ないと無理でしょうか。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 スパンということも考えますと、例えば小学校に入る前から、その学校が適正配置の対象になるとかならないとかいうようなうわさが最初に出てしまうというのも、学校の存続そのものも危ない話になってきますので、人口の動態、それから通学区域の状況などを十分見きわめて、総合的に判断していく必要があろうかと思っています。
◆青空こうじ 委員 ちなみに、守山小学校は昨年も減っているんです。その前も減っています。代沢小学校も減っているんです。そのすぐ近くにある東大原小学校は三十三名ふえているんですが、こういうのはどういうかげんでなるのか、そういうのも十年間見ないとわからないんでしょうか。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 例えば児童数がどのように動いていくかということについては、指定校変更のいろんな状態ということもあるでしょうし、地域でのいろんな子どもたちの動きというのもあると思います。昨年度から教育委員会では、このような小規模校の保護者の方々とのネットワークをつくって意見交換を進めているところでございますので、実際保護者の方々がどのように考えていらっしゃるのかということも含めて、意見交換をしつつ、現在の状態を把握していきたいと考えています。
◆稲垣まさよし 委員 今の答弁の中で保護者というのがあるんですけれども、小学校は子どもたちの環境というのがあるじゃないですか。例えば運動会にしても何にしても、今シーズンですけれども、子どもたちが育っていく環境についても、やはり調査というか答弁として欲しかったという意見です。
◆増田信之 委員 最終的には法的な規制がどうなっているのかということも聞きたいわけですけれども、統廃合の問題、世田谷区で私が今まで聞いているのは、中学校については教科別学習で先生がたくさん必要になってしまうので、統廃合はやむを得ないだろうということで進めてきた。小学校の場合には、一人の先生がすべて教えられるということで、少人数、小規模になっても学級は運営できるだろうと。それから、子どもは小学校の低学年が通える距離、こう考えるので、統廃合については考えない。これは当分の間かどうかはわかりませんが、こういうふうに聞いて、ずっとそう認識してきているんです。
 ただ問題は、今言われたように、学校は生徒数のアンバランスが出てきて、今言われたように、その都度学区域を変える、十年スパンで見直す。これは熊本区長が、要するに学区域は自分の選挙公約と違うけれども、これは見直さない、温存すると明言しているわけです。その理由の一つが、地域に愛される、地域特性を学校と地域との連携、そういう地域を愛する心を育てるためには、学区域が必要なんだというのが大義名分なはずなんです。
 ところが、生徒の数によって年がら年じゅう学区域を変えるとなると、これはその問題とは矛盾してくるんです。極端に言うと、私は子供が三人いますけれども、三人とも全部違う中学校なんです。一人は私立に行ったのはしようがないですけれども、二人は区立なんだけれども、別々なんです。
 そういうことを考えると、同窓会とかいろんなことを考えていくと、親子で、あるいはおじいちゃんとばらばらの学校になってしまうという体制はどうなんだろうという心配があるんです。だから、やたらと学区域は、子どもの数がバランスが悪くなったからここからこっちにしようとか、そういうのはなるべく避けた方がいいと思うんです。
 そこで、それを避けるためのいい方法はないのかということで、日本じゅうだれも考えていないんだけれども、私立の附属の中学校なんか見ると、何々大学附属何とか中学校、何々中学校何々校と、地域によって同じ学校なんだけれども、校舎が違うという仕組みがあるでしょう。だから、例えば五、六校で一つの学校名、世田谷小学校として、三宿校舎とか、池尻校舎とか、そういうふうにすれば、これは学校の地域を愛そうという線引きではなくて、その中で調整できるよというふうにできるのではないかと。これは法的な制約を考えるとどうなんですか。特区をとらない限りはできないということなんですか。
◎?山 教育改革担当部長 なかなかユニークなご提案をいただきました。今、法的な問題を含めて、今週の政府の規制改革緩和委員会でも学区域の問題を今年度の教育改革ということで、国も規制緩和の中でとらえているようなところもあるようでございます。
 その前に、先ほどの小学校、中学校の統廃合の問題でございます。私どもは今までの答弁といたしましては、特に小学校につきましては地域のコミュニティー、さまざまな意味での核ということで、答申がありましたし、基準もございますが、十分に地域の状況を見定めて、軽々しくは動かないという答弁を重ねて申し上げています。中学校につきましては、先ほど稲垣委員からお話がありましたけれども、規模の問題がございますし、集団教育のこともございますので、三宿中をつくりましたが、やはり今後も考えていくべきことが多かろうと思っております。
 学区域の問題につきましては、今答弁いたしましたが、かなりマンション等の開発が進んでおりますし、急増地域と小規模校が隣接しているところもございますので、ここはやはり地域の事情も十分考えていくべき時期も近いのかなと思っております。ただ、学区域は地域のいろんな事柄の大きな影響を受けます。十分そのあたりの状況、あるいは地域のご意見、一番大きいのは子どもたちの小学校から中学校、就学前のこともございますが、友達と一緒に学校に行きたいということもございますので、こういった子どもたちの要望を十分聞きながら考えていきたいと思っております。
 ただ、学校改築も非常に大きな課題、防災面からいっても重要でございますので、学校改築の問題も考えていかなければいけないということもございます。先ほどご答弁申し上げましたように、学区域、改築、耐震もございますが、適正配置をどうするかということで、区全体で考えなければいけないことだと考えてございますし、学校選択制をとらないと宣言申し上げている以上は、責任を持って保護者の、あるいは子どもたちの満足いくような形の学校のあり方について答えを出していきたいと考えてございますので、よろしくお願いいたします。
 ですから、提案は、世田谷の小学校で五校分校方式みたいな、世田谷第一分校とか、校長先生が一人とか、あり得ないことはないかもしれません。ちょっと研究をさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 次に、(4)ぜん息等に関する健康調査について報告をお願いいたします。
◎菊池 保健給食課長 それでは、ぜん息等に関する健康調査についてご報告いたします。本件につきましては、今年度大規模な調査が二件あることから報告するものでございます。
 まず一件目でございますが、東京都教育庁からの調査依頼でして、小中学生の気管支ぜん息、QOL調査というものです。もとは厚生労働省の補助事業でございます。これにつきまして、東京都内の小中学生のぜん息等の有症率等の調査、あるいはそれが生活の質にどれほど影響を及ぼしているかというような趣旨の調査でございます。
 国際的に認められている調査用紙を使った初の全国調査ということで、注目もされておりますが、調査対象としまして、世田谷区につきましては全児童生徒、小中学生全員が対象となっております。これにつきましては、調査主体が国立成育医療センターの医師のチームであるために、地元世田谷については全件調査をさせていただいて、必要なデータを提供させてもらいたい、また、その後のフォローもさせてもらいたいという申し出があったことから、全校受けたものでございます。
 調査時期につきましては、現在学校等に配布している最中でございます。
 二件目は、環境省からの調査協力依頼でございます。これにつきましては、自動車排気ガス等大気汚染とぜん息との関係を明らかにするための調査でございまして、学校が特定されております。全国で約一万六千名、五年間の追跡調査という大がかりなものでございます。
 概要としましては、(2)にありますとおり児童への質問票、血液検査、環境調査等が中心となっております。
 裏面をごらんいただきたいと思いますが、血液検査等の負担を伴うことから、環境省が直接保護者に説明し、同意が得られた児童のみを対象とする予定でございます。
 時期は二学期、九月から十二月にかけて実施する予定でございます。
 調査対象の小学校でございますが、幹線というのは国道二四六号線、環状八号、七号、これらの沿道の小学校十一校と、比較するために特に離れた、数値の最も低い学校、千歳小学校一校、合計十二校が対象になっております。
 いずれにしましても、今後の児童生徒の健康管理に役立つものであり、区にとって大切な基礎データとなるために、教育委員会としては全面的に協力していきたいと考えておりますし、今後の保健指導に反映していきたいと考えております。
○新川勝二 委員長 ただいまの説明に対しましてご質疑がございましたら、どうぞお願いいたします。
◆平山八郎 委員 1の(2)の中で「世田谷区は悉皆」と書いてあるんだけれども、これは何と読むんですか。
◎菊池 保健給食課長 「しっかい」と読みます。
◆増田信之 委員 結果を見たいと思います。ただ、これと直接関係はないんですけれども、この間気がついたのは、学校の余裕教室をおかりして会議や同窓会とかいろいろ使わせてもらうんですが、先日小学校をお借りしてやっていて、余りテーブルが汚いので全部ぞうきんでふかせていただいて、一時間半の会議が終わるころにはもうざらざらなんだよね。風が強くて校庭の砂ぼこりがすごい。ふだん、こういう中で勉強しているのかななんてみんな大騒ぎしていたんです。だから、校庭のあり方とか、芝生化なんていうのは今回モデルで一つやりましたから、全部張るのは大変ですけれども、何か考えなければいけないのではないか。そういう現場というのは教育委員会の皆さんは見ていらっしゃるのか、あるいはそういう情報というのは入っているのか。これはどうなんですか。
◎庄司 教育次長 従来、校庭についてはダスト舗装ということでやっておりますが、これについての風じん、砂の被害というのは、近隣のご家庭からやはり上がっております。
 現在、改築を進めております駒沢小学校におきましても、これがやはり大きな議論となっておりまして、人口芝、あるいは芝も含めて、それも一つの議論になっているようでございます。あと、どのような舗装がいいのかどうか、これは駒沢を例にとりながら、今後のあり方については十分研究を行っていきたいと思っております。
◆増田信之 委員 舗装したために、真夏にやけどしてしまった生徒がいたとか、難しい問題であることはわかっていますけれども、よろしくお願いします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 先に進みます。(5)「21世紀せたがやのうた」についてでございます。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 本件につきましては、前回の委員会にて口頭でご説明申し上げたものです。本日は区民生活領域とあわせ報告という形でご報告申し上げるものです。
 「21世紀せたがやのうた」についてでございますけれども、せたがや文化財団において制作に取り組んでまいりました本件でございますが、小中学生から一〇七点の応募がございまして、それにつきまして先月審査委員会が開かれ、2にありますように、優秀作等が選ばれたという件でございます。
 優秀作につきましては、山崎小六年生の山花梨恵さんの作品の「おーい せたがや」でございますが、裏面に記載してございますので、ごらんいただきたいと思います。
 今後でございますけれども、この歌詞に基づきまして、作曲家井上鑑先生に作曲をご依頼し、完成後、ふるさと区民まつりなどで発表し、区民の方々にさまざまに活用していただこうと考えているところでございます。
○新川勝二 委員長 ただいまの説明につきましてご質疑がございましたら、どうぞ。
◆平山八郎 委員 せっかくだから、佳作の歌詞も後で読んでみたいね。逆に文教委員会としてこれがよかったと推薦できるかもしれない。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 佳作につきましてもご用意させていただきたいと思います。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 (6)平成十七年度教育指導課要覧についてと(7)平成十八年度使用世田谷区立中学校教科用図書の採択について、あわせてご報告いただきます。
◎小島 教育指導課長 では、指導課要覧をお開きいただきたいと思います。一枚開きますと、世田谷区教育委員会の教育目標と、同じく教育方針が載せてありますけれども、もう一枚めくっていただきますと、教育委員会の事務局の組織が記載されています。もう一枚めくっていただきますと、幼稚園、小学校、中学校の一覧表ですが、その後、一番真ん中の見開きのページを見ていただけますでしょうか。ここに平成十七年度教育ビジョン推進研究開発校・推進研究指定校、平成十六年、十七年にかけての研究奨励校、課題校、文科省関連の研究校、東京都関連の研究校、世田谷区の指定した研究開発に係る部分について載せてあります。
 特に一番初めの部分にあります教科「日本語」(世田谷「日本語」教育特区パイロット校)ということで、今、日本語教育特区で取り組んでいるわけでありますけれども、松沢小学校と駒留中学校がこの日本語教育特区に係る教育ビジョン推進研究開発校として研究を進めているということをご報告したいと思います。数が大変多いので、細かい説明は省略させていただきます。
 続きまして、(7)に移らせていただきます。平成十八年度使用世田谷区立中学校教科用図書の採択について、これにつきまして三点ほど報告させていただきます。
 まず一点目が平成十八年度使用世田谷区立中学校教科用図書採択要綱、二つ目が平成十八年度使用世田谷区立中学校教科用図書採択までの予定、三つ目が中学校用教科書展示会の開催についてです。
 一枚めくっていただきますと、別紙として平成十八年度使用世田谷区立中学校教科用図書採択要綱があります。これは、昨年度採択された小学校用図書とほとんど一緒ですが、年度、小学校と中学校の違い、昨年度は教頭と表記されていたところが副校長となっているところが違いまして、あとは基本的にほとんど同じ内容になっております。
 二枚目の別紙2をごらんください。これは現在から採択をするまでの流れですけれども、これも昨年の小学校用図書の採択とほぼ同じような日程で調査研究委員会を立ち上げ、検討委員会を立ち上げ、教育委員会において採択していただくという流れを示してあります。
 その裏になりますが、これはもうちょっと大きな枠でくくった文部科学大臣からの流れを示した図であります。
 別紙3をごらんいただきます。これについては、特にご要望があった点ですので、少し時間をとらせていただきます。
 教科書の展示について、もっとたくさんの区民が見ていただけるようにするようにというお話をいただきまして、今年度変えた部分について説明差し上げます。
 まず、1の法定展示ですが、これは文部科学省の告示にするもので、そのとおりに六月十七から十四日間ということで設定しております。同じく特別展示は法定展示の前十日間ということで都が指定したものですが、これも昨年度と同じように指定しております。一日八時間、場所は教科書センター、センターにおきましては教育センターの中の二階にありまして、これは中学校用図書だけではなくて、小学校や高校など現在使われている教科書もあわせて展示するというふうになっています。
 真ん中からが今年度変わったところで、特に中学校用図書は今年度採択がえを行うため、教育関係者及び区民の皆様への展示機会の拡大を図るために世田谷区教育委員会独自の展示については下のように設定しました。六月七日から六月三十日までということで、昨年度は二十日間だったものを一日延ばして、二つの会場のうち一つなんですが、二十一日間と一日延ばしてあります。
 展示時間は午前九時から午後五時。会場が梅丘図書館と尾山台図書館。展示の周知の仕方は「区のおしらせ せたがや」、区の教育委員会のホームページまなビジョンなどで周知を徹底してまいりたい。
 6をごらんください。昨年度と違う点です。昨年度は小学校の空き教室等を利用したために、月曜日から金曜日までの平日のみでしたが、図書館を会場とすることによって、土曜、日曜が閲覧できるようになったというところが大きく違います。
 それからもう一つ、昨年は二会場とも二十日間だったんですが、休館日の関係で一会場だけしかできませんが、二十一日間と一日ふやしております。
 展示時間ですが、昨年度は九時から十六時までで昼休み一時間をとっていた関係で、一日六時間しかできなかったんですが、今年度はおしまいも一時間ずらすとともに、昼の時間も展示を継続して、一日二時間ほど展示時間を延長することとしました。そして、駅から近い図書館を会場とすることによって、より多くの皆さんが見やすい場所の選定も気をつけて努力したということを申し上げたいと思います。
○新川勝二 委員長 (6)平成十七年度教育指導課要覧につきまして、何かご質問はございますでしょうか。
◆桜井純子 委員 この要覧の中の教育目標の中の一番初めのところに「人権尊重の精神を基調とした教育」と書いてあって、基本方針2のところにも「人権教育、道義教育、情操教育などを推進する」と繰り返し書いてあるんです。先ほどの主要事務事業の中でなかなかそこら辺のところが読み取れなかったということで気になっていたんですけれども、具体的にはどのようなことを考えていらっしゃるのかということを教えていただけますか。
◎小島 教育指導課長 道義教育については先ほどご質問があって、今準備して進めていると申し上げましたが、人権教育につきましては、校長、副校長への人権教育に対する研修等も行いまして、先日、都の研修のほかに区でも独自に研修をしておりますが、まず教職員の人権教育に対する理解、啓発を進めております。
 それから、各学校におきまして、道徳の時間のみならず、全教育活動の中で領域、それから学級活動も含めてお互いを思いやるという人権の基礎について、各年齢層に応じて必ずこれを実行する。各学校において人権教育のための総合計画というものを立てさせまして、それに沿ってやっていくということを今進めております。
 情操教育については、従来から行ったものでありますけれども、教育ビジョンにおいて、よりはっきりと進めていこうということで、これも今年度は三年計画の初年ですので、今準備を進めて、より明確に推進するということで進めております。
◆桜井純子 委員 人権教育の中のお互いを思いやるということを実行していくというところで、余り具体的ではなくてわからないんですが、例えばどんなことなんですか。
◎小島 教育指導課長 人権教育につきましては、特定の教科や特定の領域ではなくて、教育活動全体を通して子どもたちに人権感覚を育てていくというふうになっております。ですから、その中で教科学習はもとより、道徳や特別活動、もう少し具体的に申し上げますと、子どもたちの学級での係活動とか話し合いとか、子ども同士のけんかとか思い違いでトラブルが起きたときも含めて、お互いに自分の人権も相手の人権も大事にしながら生活をしていくということを教育活動のさまざまな場面で実践していく。実際には、小学校であれば担任が指導する場面が多いんですけれども、小中とも生活指導主任が全校、児童生徒の前で話をしたり、あるいは校長がそれについて触れて話をしたりとか、生活指導の全体計画という中にそういうものも盛り込みまして、月目標等に設定したり、あるいは行事等に設定したり、その学校の創意工夫によって進めているところであります。
◆桜井純子 委員 一年半ぐらい前に、どこの小学校だったか忘れてしまったんですけれども、命の教育というのをしていたところがありました。そこでは、どうやって自分たちが生まれてきたのか、生まれてきて命を持って、どのように尊重されなくてはいけないのか、だから人を尊重しなくてはいけないということを勉強していたと思うんですけれども、人権の教育というのは、お互いを尊重するとおっしゃったように、そこの部分が大事だと思います。どのようにして命がはぐくまれたのかというような、例えば性教育とか、それにまつわる自分自身の健康を大事にする、相手の健康を大事にする、そこには命がある。そこにまつわることを年齢によって学習していくということだと思うんですけれども、教育長も人権教育をすごく大事にしているということは教育ビジョンの中からも感じますので、もう一歩も二歩も、世田谷独自の人権教育というものを、ぜひこの一年でつくり上げていっていただきたいと思います。これは意見です。
◎若井田 教育長 人権教育につきましては、世田谷区教育委員会といたしましても、すべての教育活動の基盤に置いて進めたいと考えておりまして、教育ビジョンでも一ページを割いて人権教育について基盤として進めるということをお話ししているところでございます。
 今指導課長からご説明をさせましたけれども、管理職、教員への研修が一つございます。それから人権教育を各学校で推進するための教員を各学校一人決めておりまして、その者たちが集まって、人権教育について各学校でどう進めていったらいいかということを中心に話し合ったりする研修がございます。
 それから、すべての教員に人権教育プログラムという指導事例集、東京都作成のものでございますけれども、これを配ってありまして、同和問題、外国人の指導の問題、HIV患者の問題など十幾つの人権課題について、各学校の教科領域の中でどういうふうに対応していくか、どういうふうに子どもたちに指導していくかというような、人権課題ごとの指導についても各学校で計画をつくるということになっております。
 そのほかに思いやりとか基本的な相手を思いやる心につきましては、道義教育なり道徳教育なり情操教育なりで進めていきたいと思っておりますが、ビジョンの中では、生と死を考えて、生命を大切にするということをあえて取り上げて、世田谷独自のものをつくっていきたいと思っておりまして、これも今年度から検討を始めていきたいと思っております。
◆上川あや 委員 今桜井委員からのお話があったので、ちょっと関連なんですけれども、従前、文教の所管に質問を投げかけた際に、個別具体の人権課題について姿勢を問うようなことをしますと、よく出てくる回答の一つは、それぞれどの課題も重要であるので、一つに特化して学ぶ、先ほども各校一人、担当者を決めるようなお話もありましたけれども、そういった会議においても何かに特化してやることはというところから具体的でなくなってくるんですね。
 私は常々思っているのは、やっぱり人の心に巣くっている人権意識なり自分の中に巣くっている偏見を変えていくという上で、総花的に、冊子があるから配りましたと。十幾つの項目がありますみたいなことでやったところで、本当に巣くっている偏見が変わるだろうかと思うんです。恐らく、巣くっている偏見が変わるためには、自分の既成の概念を打ち砕かれるような、ある意味物理的ではなく精神的な面でですけれども、頭をたたかれるような感覚が鮮烈になければ、変わるものではないと私は思っているんです。
 人権の学習のために集まりを持っていただくような機会が間々あるようでありますけれども、それぞれ大切だということはすごくわかります。ただ、一つのことをとらえて、その中でなぜ人はそうやって心がとらわれてしまうのかというヒントを発見することはしっかりできるはずだと思うんです。ですので、総花的に薄く広くやるのではなくて、ポイント、ポイントでしっかりと巣くっているものが打ち砕かれて、自分の思い込みを打破するような研修機会をしっかり設けていただきたいと思います。これは強く要望しておきます。
○新川勝二 委員長 それでは、(7)の教科用図書の採択についてご指摘がありましたら、どうぞ。
◆稲垣まさよし 委員 言うまでもなく、中学校の教科書の採択についてはいろいろな部分がありますけれども、本当に慎重で公正なことはまず要望しておきます。
 展示のことなんですけれども、今回、日にちも多くなった、時間も多くしたということなんですけれども、実際、昨年までどのくらいの方々が来られていたのかということと、その中でいろいろ参考にされているんだと思いますけれども、そういった来られた方々の意見というのはどういうふうに取り入れているのか、お聞かせください。
◎小島 教育指導課長 今手元に資料がないんですけれども、昨年度、展示のときに来ていただいたのは三百数十という数字を覚えていますが、一けたまでは資料を当たらないとお答えは申し上げられません。
 それから、来ていただいた方には、そこにアンケート用紙を用意しまして、ご意見のある方については全部アンケートを出していただいて、それを全部見させていただくという形で意見聴取をしております。
◆稲垣まさよし 委員 そういうのは委員会等で報告というのはあるんですか。僕は文教委員会は初めてなので教えてください。
◎小島 教育指導課長 求められれば、わかっていることについてはご報告できるので、申し上げたいと思います。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 それでは、(8)平成十七年度教育課程届の受理結果について及び(9)第十五回小学生海外派遣について、(10)世田谷区立学校学校外部評価全校試行について、あわせて報告をお願いいたします。
◎小島 教育指導課長 ご報告申し上げます。まず、(8)平成十七年度教育課程届の受理結果について申し上げます。一ページ目をごらんください。
 内容は、1平成十七年度教育課程の傾向、幼稚園、小学校、中学校、2番目に総合的な学習の時間の取り組み、小学校、中学校、三番目に特色ある教育活動一覧、幼稚園、小学校、中学校、そして数値目標、幼稚園、小学校、中学校というふうに載せてありますが、これはすべての幼稚園、小学校、中学校が出てきますので、その内容を載せることは膨大な量になりますので、ごく一部分、特徴的なものだけ報告させていただいております。
 その表紙の右側ですが、これは参考として載せましたが、教育課程の届け出についてどういうものを各学校から求めているかということで、教育目標、指導の重点と、ここの表にあるようなものを各学校で定めて、教育委員会に届けて受理しているというものであります。
 下に米印がありますが、幼稚園は指導の重点が教育課程編成、実施にかかわる指導の重点となっている、環境の構成、特色ある教育活動、数値目標となっているなど、幼稚園については若干様式が違っています。四角の中は小中学校でございます。
 一枚めくっていただきまして、平成十七年度教育課程の傾向ということで、幼稚園から載せていますが、教育目標についてこういう言葉が大変よく見られるという、言葉の多いものについて学校数とパーセンテージを載せているものであります。
 それぞれの学校でそれぞれの言葉で書いてありますので、意味が近くてもこの言葉という形で選定していますので、その言葉がないからその内容をやっていないかというと、そういうわけではない。
 ちょっと小学校の例で申し上げますと、二ページの右側ですが、小学校教育目標の三番目に学力の向上というのがありますが、これは四十三校六七・二とあります。では、六十四校中四十三校しか学力をやっていないのかということになりますと、そうではなくて、すぐ下の(2)の一番最初に基礎的・基本的な学力の定着、これは六十一校九五・三とありますが、学力向上についてはすべての学校でやりますが、どこの項目で書いてくるかというのは、その学校による表記の場所や特徴がありますし、言葉としてどう表記してといるのかというのがあるものですから、ちょっと数字にずれがあることを申し上げたいと思います。
 そのまま先に行かせていただきまして、五ページ目を開いてください。これについては、他の区市に余りないものですので、特徴的だということで載せさせていただきました。
 小学校の学校協議会はどのようなことをしているか、それから真ん中に学校間連携でどういうことをしているか、その他ということで、これも各学校が取り組んでいる内容、特に学校協議会等はよその区市に余りないものですから、こういうものを載せさせていただきます。
 またちょっと先に行かせていただきまして、八ページから先が各学校で立てた数値目標の一覧であります。
 幼稚園、小学校、中学校、各学校がどのような数値目標を立てているかについて、参考のために全校分ここに載せさせていただきました。
 量が多いので、説明は以上にさせていただきます。
 続けて、次の内容に行かせていただきます。(9)第十五回小学生海外派遣についてというA4一枚のプリントをごらんください。
 目的は、世田谷区立小学校に通う小学生を海外に派遣し、訪問国の文化や伝統に直接触れる機会を得るとともに、現地の小学生と交流する体験を通して国際的視野を広め、国際社会に対応できる能力の基礎を養うということで、これは従来から実施しているものですが、今年度は平成十七年十月十五日から二十二日までの予定であります。
 派遣先はオーストリアのウイーン市ドゥブリング区、第二班がオーストラリアのバンバリーで、いずれも世田谷区と姉妹都市関係にあるということで行き先が選定されております。
 人数は三十二名で、十六名ずつ二つの地区に行く。そして、募集資格についてはそこに記載されているとおりであります。派遣決定につきましては、派遣決定通知書交付式を七月十六日土曜日午後二時からということで現在準備を進めているところであります。以上でこの項目を終わらせていただきます。
 (10)世田谷区立学校学校外部評価全校試行について、このプリントをお出しください。先ほど、主要事務事業のことでもご質問がありましたが、外部評価についてということで、今年度、小中全校九十五校を対象に外部評価の試行ということで、3の進行スケジュールとありますが、このスケジュールに沿って外部評価の実施をしていきたいと考えております。
 きょうご説明申し上げましたら、この後、区立の小中学校に配布し、六月には外部評価を担う外部評価委員の選定を各校でして、教育委員会から委嘱するという形になります。
 大まかな予定では、十月から十一月ぐらいにかけて各用紙を配付して外部評価をお願いし、十一月から十二月にかけて集計し、来年度平成十八年度の学校をどのように運営していくかという教育課程の中に反映できるように進めたいと考えております。
 一枚めくりますと、世田谷区立学校(案)学校外部評価システムという表紙があります。一枚めくっていただきますと、外部評価をなぜ目指すかということから入っておりまして、先ほどありましたが、学校はややもするとどうしても敷居が高いとか、学校の内部だけで反省をしていて、なかなか外部の声が通りにくいではないかというような声がありましたので、それにこたえて、学校が地域や保護者の方、児童生徒に本当に好かれ、あるいは信頼されるものにしていくために、この外部評価をしたいというようなことが説明として書かれております。
 五ページをお開きください。外部評価委員。これは外部評価のアンケートをとった後、外部評価委員会において分析をしていただきまして、学校にこういう点を改善した方がいいですよというようなことを提言していただく組織が外部評価委員会であります。
 四角の中にどういう方を委嘱するかというのが入っております。まず保護者、そして元保護者で児童生徒が卒業三年以内の保護者、卒業生、学校協議会委員の中からどなたか、直接学校と関係のない第三者、例として大学教授や弁護士、あるいは他校の学校評議員などという構成で、五名以上八名以下の委嘱をするということで、六月に準備を進めさせていただきます。
 九ページをお開きください。これが学校と外部評価委員との関係をあらわした図でありますけれども、ちょっと複雑でありますが、簡単に申し上げますと、学校から外部評価委員をお願いする。そして、校長は学校をこういうふうに経営していきますという方針を評価委員の方に説明する。評価委員の方はそれを聞いて調査用紙を受け取って分析し、場合によっては授業を見たり、校長、副校長等に話を聞いたりしながら分析を進め、評価をまとめて報告を学校長に出す。学校長はその報告を受けて、自校の改善のために方向を定めていくということになっております。
 少し先に行かせていただきまして、一六ページをごらんください。どういう内容について外部評価をいただくかということが、まず一五ページに出ております。例えて申し上げますと、1の学習指導については、保護者や児童生徒に聞く。児童生徒とありますが、児童は小学校五、六年生、生徒は中学生全体を考えております。
 それから生活指導については保護者も地域の方も児童生徒も聞く。地域の方については、生活指導は伺いますが、学習指導については日ごろ目にする機会が余りないだろうということで省いているという形で内容を考えております。
 続きまして、一六ページをお願いいたします。これが各学校に示す項目でして、1学習指導について、(1)子どもにとってわかりやすい授業をしている。「とても思う」、「思う」、「あまり思わない」、「思わない」、「分からない」。(2)通知表で評価されたことは納得できる。これは保護者用とありますが、こういう形で一つの項目、三つに絞って示します。これは全学校共通項目になりますので、各学校でこれに加えて自分の学校の特徴的な活動について聞きたいとかいう場合には各学校でこれに項目を追加して外部評価をするということで、共通項目は全校同じ内容でありますが、学校の独自項目はこれから学校で考えていただいて、その両方を外部評価いただくと考えております。
 二二ページをお願いいたします。先ほど申し上げました世田谷区学校外部評価委員会の設置要綱ということで、外部評価をお願いする方についての要綱を最後に載せてあります。
 量の多いものを大変短い説明で申しわけありませんが、一応三点についてご説明を終わらせていただきます。
○新川勝二 委員長 (8)の平成十七年度教育課程届の受理結果につきましては、お読みいただくということでよろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○新川勝二 委員長 では、そのようにさせていただきます。
 (9)第十五回小学生海外派遣について、(10)世田谷区立学校学校外部評価全校試行につきましてご質問がございましたら、どうぞ。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 (11)に移ります。平成十七年度特別支援教育モデル校の設置につきまして、ご説明をお願いいたします。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 それではご説明申し上げます。資料をごらんください。
 特別支援教育モデル校の設置についてでございますが、趣旨でございます。平成十九年に予定されております特別支援教育の移行に向けまして、国、都の動きも視野に置きながら課題を整理し、学校体制の整備を図っていくため、今年度十校モデル校を選定いたしまして、来年度に向かいまして課題を整理していきたいと考えております。
 2のモデル校十校の内訳でございますけれども、まず固定学級の設置校四校、知的障害ということなんですけれども、まず、固定学級、通級指導学級という言葉が出てきますので、ちょっと言葉の説明をさせていただきたいと思います。固定の学級ということは、まず障害のある児童生徒のために固定的に学校に配置された教室でございます。そこでは専門の教員が週の相当数指導を行っている教室、これを固定の学級と申し上げております。そこの学校から小学校、中学校合わせまして、明正小学校、祖師谷小学校、八幡中学校、砧中学校の四校が選ばれております。
 主な研究の内容といたしましては、生徒さん一人一人の教育的ニーズに合った指導の充実ということでございます。
 次に、通級指導学級設置校三校、この通級指導という意味は、普通学級に在籍しております支援を要する児童が、必要な時間数のみ専門的な指導を受けるために通う学級という形になりますので、平素は普通学級に在籍している障害児のことを指します。
 この通級指導の学級から三校が選ばれております。船橋小学校、烏山北小学校、桜木中学校という形になります。
 主な内容につきましては、教師の巡回による指導ですとか、通常の学級への助言、指導のあり方についていろいろと研究していただくという形になっております。
 最後に、そういう心身障害学級を設置していない未設置校から三校選ばせていただいております。芦花小学校、松沢小学校、船橋中学校の三校です。松沢小学校に関しましては、固定の身障学級も通常指導の学級もあるんですけれども、ここでは通常の学級を対象としているという形で選ばせていただいております。
 主な研究内容に関しましては、配慮を要する児童生徒への支援の充実ということで、学校内のいろいろな支援のあり方ということで、このような形で載せさせていただいております。
 3今後の予定でございます。既にモデル校十校による取り組みはもう始まっておりますけれども、今後、ことしの夏、七月を目途に特別支援教育のあり方という冊子、この最終報告を事務局の方でまとめます。それから、今年度いっぱいかけまして十校によるモデル校の取り組みの結果を理解啓発資料という形でまとめまして、現場の先生方、保護者の方々に配付し、啓発をしていきたいと考えております。
 それから、十八年度が全区立小中学校における特別支援教育の試行、十九年度が本格稼働というふうに考えております。
 4その他でございますけれども、この事業は文部科学省より平成十七年度特別支援教育体制推進事業の委嘱を受けております。まだ正式ではないんですけれども、現在、都教委を通じまして非公式の電話をいただいております。なお、上記のモデル校には定期的に連絡会を設けさせていただきまして、現場の先生と話し合いを通じまして、進捗状況ですとか問題点を洗い出すことで、それぞれの学校に見合った仕組みを考えていきたいと考えております。
○新川勝二 委員長 ただいまのご説明に対してご質問がございましたら、どうぞ。
◆平山八郎 委員 僕は国や都からおりてきたからといって、そのまま使うというようなこと、例えばさっきの悉皆にしたって、全校という言葉で済むわけですよ。世田谷区の教育委員会という見識を持ってもらいたいなと思う。
 例えば2の特別支援教育モデル校だってそうでしょう。主な研究内容、一人一人の教育的ニーズに応じた指導。教育的というのはないんですよ。「的」という言葉は白か黒かの真ん中で、あるいは判別しないようなために「的」を使うんですから、教育委員会としては「的」を使ってはいけないと思う。どうしても使いたいというなら、「的」を取って「教育ニーズ」にすれば意味がよくわかってくるかなと。ぼやかすために「的」を入れるので、一番よくない。最近特に若い者の言葉の使い方でも、みんな「的」というのを平気で使っている。
 どうしてもこれを使うというんだったら、ニーズではなくて「教育的必要」とするんですよ。必要ならわかるけれども。余り「的」と入れると責任がなくなってしまうから、使わない方がいいと思うということを申し上げておきます。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 言葉の使い方については注意してまいりたいと思っております。
◆谷逸子 委員 一つだけ教えてください。心身障害者学級未設置校の松沢小学校は固定学級、通級指導学級がありますよね。なぜ通常の学級を対象としたのかがわからないので教えてください。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 松沢小学校は、先ほどご説明いたしましたように通級、固定両方設置しておりますけれども、普通学級の中にも配慮を要する児童がかなりの数おりますので、そういう観点から校長先生と話を詰めまして、普通学級という形で未設置校ということで入っていただいたということでございます。
◆増田信之 委員 普通学級、固定学級、通級指導学級、そういう呼び方で何種類ぐらいあるんですか。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 私も教育委員会に異動しまして勉強いたしました。普通学級というのは通常の学級、健全児もおりますし、中には障害のある方もいらっしゃいますけれども、普通の学級で担任がついている学級を我々は普通学級と申し上げております。
 それから固定学級というのは、障害のある児童のために、普通学級とは違って、既に固定的に設置された教室でありまして、専門の教員が週の相当数その子たちに合った専門の指導を行っている教室です。内容といたしましては、世田谷区では知的障害と肢体不自由、この二つの種類に関しまして固定学級を設けております。人数は八名という形になっております。
 通級の学級というのは、同じ児童の指導なんですけれども、通級学級に通っているお子さんは普通の学級に席を置いているお子さんで、障害のあるお子さんが通常は普通の学級で普通の授業を受けているんですけれども、特定の時間数のみ専門的な先生からの指導を受けるために通う学級なんです。種類としましては、弱視、難聴、言語障害、情緒障害、こういう種類がございます。それから、弱視、難聴、言語障害に関しましてはクラスの人数としては上限二十名を設けております。情緒障害に関しましては今のところ十名を上限ということで学級をしております。ですから、例えばの例ですけれども、小学生で、普通に授業は受けられるんですけれども、言語障害、うまく発音ができない子どもさんがいるとします。そうすると、発音練習とか言葉の練習をするために、週に一時間なり二時間なり通級の指導をしている学校へ通って指導を受けるというような形になります。
◆増田信之 委員 今、通級学級という呼び方をしているけれども、ここには通級指導学級とある。どちらが正しいんですか。要するに、普通学級、固定学級、通級学級と言ったんだけれども、ここには通級指導学級と書いてある。どっちの呼び方で呼んだらいいんですか。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 間違ったことを申し上げるといけませんので、きちっと調べて後ほどご報告いたします。
 それから、先ほど私は普通学級という言い方をいたしましたが、通常学級が正確です。申しわけありませんでした。
◎若井田 教育長 言葉がいろいろ出てまいりまして申しわけございません。四十人の学級定数が決められております学級が通常の学級と言われておりまして、そのほかに知的障害ですとか肢体不自由のお子さんが入る学級がございます。その学級につきましては東京都が特別に八人で一人の先生をつけるという手当てをしておりまして、一人の先生が専門に日常的に、学校のある日はその子どもたちを担任するということになっております。それがここでは固定学級と書いてありますけれども、いわゆる固定学級と通級指導学級を合わせて心身障害学級と言っておりますけれども、それを説明するために、固定と通級指導という言葉を使っております。
 通級指導学級につきましては、ふだんは子どもたちは通常の学級で授業を受けているわけですが、例えば週に二日とか、そういう特定の曜日に通級指導学級が置いてある学校に行きまして、特に言語の指導ですとか、情緒的な問題に関する指導ですとか、そういう指導を受ける。二日間なり三日間違う学校に通う、そういう学級が置いてある学校を通級指導学級と呼んでおりますけれども、一般的に固定と通級を合わせまして心身障害学級と呼んでおります。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 それでは、(12)世田谷区立総合運動場体育館大規模改修工事について、説明をお願いいたします。
◎平井 生涯学習・スポーツ課長 それでは、世田谷区立総合運動場体育館大規模改修工事についてご報告いたします。本件につきましては、昨年六月の当委員会におきまして、工事予定の概要ということで一度報告をさせていただいておりますが、今月十二日に入札が行われまして、工事請負者及び落札金額が決定しましたので、改めてご報告いたします。
 なお、本件契約につきましては、第二回区議会定例会提出予定案件といたしまして、本日の企画総務常任委員会に別途ご報告させていただいております。
 それでは、お手元の資料をごらんください。契約件名、所在地、敷地面積、建物面積、構造・階数は資料記載のとおりでございますので、ごらんください。
 3の工事概要の(4)工事内容につきまして、主なところをご説明申し上げます。資料を一枚おめくりいただきまして、A3のB一階平面図をごらんください。
 まず、工事内容として耐震補強がございます。この図面の中で六カ所、長方形で黒く塗っている部分が競技場の周りを取り囲んでいるかと思いますが、これが体育館を支えている柱でございます。これを補強して耐震性を高めます。また、今申し上げました真ん中の競技場の部分の床を張りかえます。また、この競技場には必要に応じまして畳を敷いて、結構要望がございましたので、この場所で武道の大会を行えるようにいたします。
 また、図面の上の方をごらんください。トレーニングルームというのが一番上のところにあるかと思います。これを新たに設置いたします。また、そのトレーニングルームの少し左側になりますが、点々で網かけをしている部分でございます。会議室兼軽運動室がございます。また、競技場を間に挟んで下側に倉庫がございます。この二つが今回の工事で増築行う部分でございます。なお、この下の部分の倉庫につきましては、先ほど申し上げました畳などを保管するためのものでございます。
 今回の改修の大きな目的の一つに、バリアフリー化というのがございます。今の競技場の右側に四角で囲んでおりますが、エレベーターを新たに設置いたします。
 また、次の一階平面図をお開きください。先ほど申し上げました競技場の上下の部分が観覧席になっておりますが、その観覧席の一番右側の部分、ちょっとわかりづらいかと思うんですけれども、上下とも四つ、四角で囲んでいる部分がございます。その一番右の上下ですけれども、そこに車いす用の観覧席を上下四席ずつ、合計八席分設置いたします。あと、本契約とは別契約になりますが、空調設備の設置、音響設備の改善なども実施いたします。
 以上が簡単でございますが工事の概要でございます。
 続きまして、最初の資料にお戻りください。4の工事請負者及び落札金額につきましては記載のとおりで、請負者は白井建設株式会社、ちなみに区内業者でございます。契約金額は三億九万円。工期は契約の日より来年平成十八年三月二十七日までとなっております。
 5今後のスケジュールでございますが、冒頭に申し上げましたとおり、本日の企画総務常任委員会にご報告をさせていただいております。また、来月六月の第二回区議会定例会に契約議案として上程いたしまして、議決をいただいた後契約を締結する予定でございます。
 また、6の工事に伴う閉館期間でございますが、本年九月五日から来年平成十八年五月三十一日まででございます。なお、このことにつきましては、「区のおしらせ」六月一日号、けやきネット、ホームページ、ポスター等で区民の皆様にお知らせする予定でございます。
○新川勝二 委員長 ただいまの説明につきましてご質疑がございましたら、どうぞ。
◆平山八郎 委員 猟友会やライフル射撃協会から陳情を強くいただいて、お話し申し上げたエアライフル場の問題で陳情したんですが、平井課長の方でその後、事が進んでいるのかどうか、全然返事がないもので。というのは、ごらんのとおり、今、ライフル射撃はほとんど二十二口径、いわゆる五・五ミリの径なんですよ。ここは四・五ミリの空気銃しか射撃できないような施設になっていますが、実情は――公式の場でしゃべっていいかどうかわかりませんが、五・五の二十二口径がほとんどなんですよ。公安委員会にきちっと申請をして、せっかく改修するなら、各区で十一の総合施設がある中で、ライフル射撃場を持っているのは四カ所なんです。その中で五・五ミリ、二十二口径を申請許可されているわけです。ライフルと言うと何ですけれども、実際は空気銃なんですよ。空気銃射撃。ということをお願いしておいたんですが、その後どうなっていますか。
◎平井 生涯学習・スポーツ課長 報告が遅くなりましたけれども、今回の改修に伴いまして、変更の申請をする予定で今作業を進めております。
◆平山八郎 委員 許可は東京都公安委員会ですから、早急にひとつよろしく。競技大会の練習がここだけしかないので、ぜひとも二十二口径、五・五ミリの空気銃が使えるようにしてください。
◆増田信之 委員 工期が三月二十七日で、閉館は五月三十一日。でき上がってから二カ月間閉館になっているんですけれども、これは何か理由があるんですか。
◎平井 生涯学習・スポーツ課長 工期はあくまで建物の改修そのもので、あと設備面等がございますので、それに伴う期間で二カ月ほど準備をいただいております。
◆上川あや 委員 以前、本会議でも障害者スポーツのことを取り上げさせていただいたりしたので、今回エレベーターが設置されるということ、以前の委員会だと判然としていなかったんですけれども、はっきり入っているのでうれしいなと思いました。
 一点、地下一階の平面図のところでだれでもトイレというのがあるんですけれども、さきの予算委員会でも、松陰神社商店街のバリアフリー化のお話の中で、だれでもトイレをつくるというお話があって、ただ、委員会の中で質問をすると、用地取得の関係がまだわからないのでオストメイトの使用が入るかどうかわからないというんです。入るかどうかわからなくて、だれでもトイレという名前はおかしいという話をしたんですけれども、今回のこのだれでもトイレは、オストメイトの方も使えるトイレなのでしょうか。
◎平井 生涯学習・スポーツ課長 申しわけございません。オストメイトの件については確認しておりません。
◎庄司 教育次長 後でお話を申し上げたいと思っております経堂図書館の件とこちらについても、だれでもトイレという言葉がいいかどうかわかりませんが、障害者の方にも優しいトイレという形で、オストメイトは経堂の方は確認しておりますが、こちらがもし入っていないのであれば、入れるような形で調整はつけたいと思っております。
◆上川あや 委員 ぜひしっかりお願いします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 次に進みます。(13)(仮称)世田谷区立経堂図書館新築工事について、報告をお願いいたします。
◎市澤 中央図書館長 それでは、(仮称)世田谷区立経堂図書館新築工事につきまして、資料に沿ってご説明させていただきます。
 経堂図書館の建設につきましては、昨年度基本設計の完了時に本委員会においてご報告させていただいたところでございますが、その後、三月に建築実施設計が終わりまして、今年度は建築工事に入る予定となっております。このたび、建築の請負契約のための入札が行われまして、工事請負者及び落札金額が決定いたしましたので、この旨報告するものでございます。
 契約件名でございますが、(仮称)世田谷区立経堂図書館新築工事請負契約でございます。所在地でございます。世田谷区宮坂三―一、これにつきましては、次ページの図をごらんいただきたいと思いますが、真ん中に斜めに太線で二本線が入っております。この部分が小田急の高架相当部分でございます。右方面が梅丘でございます。真ん中に経堂駅がございますが、経堂駅のすぐ右側です。計画地は網かけになっております位置になります。経堂駅東側隣接地高架下ということでございます。
 資料にお戻りください。工事の概要でございます。敷地面積、延べ床面積、構造・階数等、施設内容等につきましてはごらんのとおりでございます。基本設計の内容とほぼ同様でございます。
 先ほどの位置図の裏面の図をごらんください。方向は左側が小田急改札側になります。右方向が梅丘方面でございます。網かけの部分が先ほどの建物の測地部分に相当しまして、建築面積が六六二・四一平方メートルという図でございます。それから、右側につけております建物内の平面図でございます。方向は先ほどと同様でございます。これにつきまして、住民説明会やその後の実施設計を経まして、変更した主な点について簡単にご説明させていただきます。
 まず、建物の左上の横長の事務室作業スペースがございますが、その下にサービスデスクということで三つ机が並んでおります。さらにその右でございますが、一ついすと机がございます。これを新たに設置いたしまして、それを相談専用のカウンターとさせていただきたいと考えております。それから、そのカウンターから右をごらんいただきたいと思います。対面朗読室を挟みまして、インターネット閲覧端末コーナーというのがございます。当初、三台ということでご説明させていただいていますが、三台から五台に増設いたします。
 それから、そのすぐ右でございますが、縦に書架が並んでおります。例えば左から二番目の書架につきまして、一番下の端に書架の幅で四角い部分がございます。それから、二つ飛んで右側にも一番右にもございます。これにつきましては、書見台ということで、簡易なテーブルを用意させていただきます。
 今ごらんいただきました書架のすぐ下方向でございます。X十四、X十五という座標がございますが、その部分は柱にくっつきまして、閲覧用のいすをここに設置させていただきます。
 それから、そのすぐ左に子どもコーナーという部分がございます。これにつきましては、書架が一般書架スペースと同じように縦に並んでおりましたが、子どもの安全性を配慮いたしまして、横に並べまして、特にカウンター、サービスデスクの方角からおはなしの部屋、大半がガラス張りでございます。見通しのきくような配置にさせていただいているところでございます。図面は以上でございます。資料にお戻りいただきたいと思います。
 4の工事請負者及び落札金額等でございます。指名競争入札によりまして、契約金額で二億九千百九十万円、相手方が小田急建設株式会社となります。工期でございますが、契約の日から平成十八年五月十五日までということになります。
 今後のスケジュールでございます。本日、提出予定案件としまして企画総務常任委員会に報告されております。それから、来月六月の第二回区議会定例会に契約議案として上程させていただきまして、議決後、契約を締結するという運びになります。
 6その他でございます。当然のことでございますが、開設に当たりましては、単に今までの同じ運営の地域図書館が一つふえるということではなく、(1)、(2)に記載させていただきましたように、特色ある図書館づくりを進めていきたいと考えております。
○新川勝二 委員長 ただいまの説明に対してご質疑がございましたら、どうぞ。
◆谷逸子 委員 経堂図書館は地域の方々がとても楽しみにされております。おはなしの部屋は、中央図書館のような夢のあるお部屋になるのでしょうか。
◎市澤 中央図書館長 ここにつきましては、特にお話しする場所だけでなく、通常、お母さん、お父さん、お子さんが自由に利用していただける空間として設置させていただいております。
◆谷逸子 委員 読み聞かせができる場所ですね。
◎市澤 中央図書館長 読み聞かせを主とした部屋と考えております。
◆増田信之 委員 変な話ですけれども、蔵書数がわからないんですが、これだけの規模だと、この周辺何キロ以内とか何メートル以内にパチンコ屋を含めた風俗が出せなくなるとか、こういう規定があるために、今まで図書館というのは駅になかなかつくれなかったんですけれども、その辺のトラブルというのは大丈夫ですか。
◎市澤 中央図書館長 先ほどの風俗営業等の関係になると思いますが、一応まちづくり協議会の中で関係者等含めましてご説明をさせていただいたところでございます。これができまして、直ちに営業ができなくなるということではございません。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 (14)のその他は何かございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○新川勝二 委員長 以上で報告事項の聴取を終わります。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 2資料配付でございますが、「第四十三回親と子のつどい」の開催結果について、平成十七年度「子ども読書の日」記念事業の実施結果についてと配付してございますので、お目通しをしていただきたいと思います。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 次に、3協議事項に入ります。
 (1)正副委員長会の申し合わせ事項というのをお手元に配付させていただいておりますけれども、当委員会につきましてもこのように運営していきたいと思いますので、ご了承いただきたいと思います。
 次に、(2)行政視察についてでございますけれども、日程についてご協議いただきたいと存じます。
 七月十一日から十三日の間に教育委員会が入っているそうでございますので、申しわけございませんが、七月十三日から十五日ということでご予定いただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 また、視察先につきましてはご意見がございますでしょうか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○新川勝二 委員長 なければ、正副委員長に一任いただければと存じます。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 それでは、(3)次回委員会の開催についてでございますけれども、第二回定例会会期中の開催日六月十三日月曜日午前十時から開催予定としたいと思いますが、よろしいでしょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○新川勝二 委員長 それでは、そのように決定いたします。
 以上で協議事項を終わります。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 その他、何かございますか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○新川勝二 委員長 なければ、本日の文教常任委員会を散会いたします。
    午後零時三十三分散会
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 署名
  文教常任委員会
   委員長