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東京都 世田谷区

平成17年  4月 文教常任委員会−04月21日-01号




平成17年 4月 文教常任委員会
世田谷区議会文教常任委員会会議録第三号
平成十七年四月二十一日(木曜日)
 場  所 第五委員会室
 出席委員(十名)
   委員長       平山八郎
   副委員長      田中優子
             石塚一信
             新田勝己
             すがややすこ
             吉田恵子
             岩本?昌
             栗林のり子
             上川あや
             青空こうじ
 事務局職員
   議事担当係長    小池 篤
   調査係主事     星野香子
 出席説明員
   教育長       若井田正文
  教育委員会事務局
   教育次長      庄司 衞
   教育総務課長    梅村恒司
   施設課長      霜村 亮
   学務課長      菅井芳彦
  教育改革担当部
   部長        ?山 博
   教育改革・学校適正配置担当課長
             泉谷憲俊
   教育指導課長    小島 茂
   教育相談・特別支援教育担当課長
             齋藤洋子
  生涯学習・地域・学校連携担当部
   部長        水戸都紀子
   生涯学習・スポーツ課長
             平井信和
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
 1.請願の審査
  ・ 平一七・二号 中学校用教科書採択に関する陳情
  ・ 平一七・九号 教師の意向が尊重される教科書採択制度を求める請願
 2.報告事項
  (1) 学校の不審者侵入対策について
  (2) 世田谷区立船橋小学校改築工事(二期)工事について
  (3) 世田谷区立塚戸小学校増築工事について
  (4) 世田谷区立松沢小学校改築基本構想について
  (5) 幼稚園と保育園の機能を一体化した「新しい形の総合施設」構想案について
  (6) 平成十七年度私立認可保育園分園の整備について
  (7) 教育会館の臨時休館について
  (8) 文化財記録映画にかかる契約不履行事故について(結果報告)
  (9) その他
 3.資料配付
  (1) 平成十七年度 学校(園)周年行事日程表
  (2) 「第四十三回親と子のつどい」の開催について
  (3) 平成十七年度「子ども読書の日」記念事業の実施について
  ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
    午前九時五十九分開議
○平山八郎 委員長 ただいまより文教常任委員会を開会いたします。
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○平山八郎 委員長 理事者の方から、組織改正に伴う人事異動がございましたので、ご紹介をそれぞれにお願いいたします。
◎若井田 教育長 四月から新しい年度を迎えまして、教育委員会も組織がえ、また人事異動で新しい部課長を迎えました。どうぞ本年度もよろしくお願い申し上げます。
 私の方から、次長、それから部長を紹介いたしまして、それぞれ次長、部長から各課長を紹介させていただきたいと思います。次長制をとるという点は、昨年度と引き続きでございます。庄司教育次長です。
 昨年度の教育政策担当部長、高山でございますが、改正に伴いまして教育改革担当部長と名称を改めました高山部長でございます。
 本年度、生涯学習・地域・学校連携担当部というものを置くことになりました。水戸部長でございます。
 次長、二部長でこの教育委員会を取りまとめていきたいと思っております。どうぞよろしくお願い申し上げます。
◎庄司 教育次長 私からは、次長内について紹介させていただきます。
 教育総務課長でございます梅村でございます。
 学校職員課長の中田です。
 施設課長の霜村でございます。
 学務課長の菅井です。
 保健給食課長の菊池でございます。
 あと、副参事として幼稚園担当の子ども部副参事の中村哲也がおりますが、今回、所用のため欠席させていただいております。よろしくお願いいたします。
◎?山 教育改革担当部長 それでは、教育改革担当部からご紹介します。
 まず、私の隣におりますのが泉谷教育改革・学校適正配置担当課長でございます。
 後ろに移りまして、小島教育指導課長でございます。
 それから、齋藤教育相談・特別支援教育担当課長でございます。
◎水戸 生涯学習・地域・学校連携担当部長 それでは、課長を紹介させていただきます。
 生涯学習・スポーツ課長、平井でございます。
 地域・学校連携課長、古閑でございます。
 中央図書館長、市澤でございます。
○平山八郎 委員長 なお、事務局サイドも入れかわりましたので、自己紹介します。
◎小池 書記 小池と申します。よろしくお願いいたします。
○平山八郎 委員長 それでは、説明委員以外の理事者の方はご退席いただいて結構です。はい、どうもありがとう。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○平山八郎 委員長 本日は、請願の審査等を行います。欠席、遅参がございませんので、早速本題に入りたいと思います。
 なお、陳情者の趣旨説明をいただくために休憩に入りますので、よろしくお願いいたします。
    午前十時四分休憩
   ――――――――――――――――――――――
    午前十時三十分開議
○平山八郎 委員長 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
 それでは、改めて本日の議題であります平一七・二号、平一七・九号をあわせて審議してまいりたいと存じますが、よろしゅうございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○平山八郎 委員長 異議なしと認め、さよう決定いたします。
 理事者の方から趣旨説明をお願いいたします。
◎小島 教育指導課長 では、理事者としての考えを申し上げます。
 まず、平一七・二号「中学校用教科書採択に関する陳情」について申し上げます。
 教科書の採択は、採択の権限を有する教育委員会の責任において適正かつ公正に行われる必要があります。世田谷区教育委員会は、教科書の採択に当たり、採択要綱を定めております。しかしながら、今回の中学校の教科書の採択に関しては、文部科学省の告示及び都教育庁からの通知がまだ出ておりませんので、今年度の採択要綱はまだ定めておりません。そこで、今年度に関して正確なことは申せませんが、昨年度の採択要綱、平成十七年度使用世田谷区立小学校教科用図書採択要綱を参考に申し上げます。採択要綱の中に「学習指導要領に示された各教科の目標や内容に即しており」という文言を明記しまして、学習指導要領に即した教科書を採択することとしております。
 教科書の調査研究は、専門性の高い作業を必要としておりますので、世田谷区教育委員会は採択要綱におきまして熟達した世田谷区立小学校の校長、副校長、教諭を校種別、教科別に委嘱して、教科書の調査研究をしております。今回の中学校で言えば、中学校の校長、副校長、教諭になります。その調査研究委員会において、教科書の詳細な研究をしていただいています。
 続きまして、教科書の選定につきましてですが、これは文部科学省の官報の告示によって定められます。これを法定展示と言っております。まだ今回については告示が出ておりませんが、平成十七年六月十七日から十四日間ということで告示をする予定であるという内々の連絡が参っております。なお、この期間以外にも展示期間を設けることができるという規定があります。昨年の例で言いますと、東京都教育委員会が法定展示の前、十日間を特別展示として行うようにという通知を出しました。世田谷区におきましても、特別展示としまして法定展示の前の十日間に展示をいたしました。
 世田谷区教育委員会は、その定められた法定展示及び特別展示に加えて、区教育委員会として、より多くの区民の皆様に見本本を見ていただける機会を設定しました。昨年度では、小学校教科書採択でしたが、上北沢小学校と二子玉川小学校におきまして六月七日から七月二日にかけて、土曜日、日曜日を除いて二十日間、教科書見本本の区独自の展示を行いました。今回の中学校教科書見本本の展示におきましても、より多くの展示の機会を設定したいと考えております。
 続きまして、平一七・九号「教師の意向が尊重される教科書採択制度を求める請願」について、理事者としての考えを申し上げます。
 先ほども申し上げましたが、教科書の採択は、採択の権限を有する教育委員会の責任において適正かつ公正に行われる必要があります。
 平成十三年二月八日付の東京都教育委員会教育長からの通知によれば、事実上、教職員の投票によって採択教科書が決定されると、採択権者の責任が不明確になる恐れのある規定があるときは、速やかにその規定を改正し、採択手続の適正化を図ることとされています。また、同じ文書の中で、教育委員会の下部組織が採択すべき教科書の候補を一種または数種に限定する、いわゆる絞り込みの規定があるときは、速やかにその規定を廃止し、採択手続の適正化を図ることとされています。それを受けまして、世田谷区教育委員会は、いわゆる絞り込み等のことは一切行っておりません。
 先ほどと同じく、昨年度の採択のあった小学校教科用図書の採択要綱をもとに続けて説明させていただきます。教科書調査研究委員会は、高い専門性を必要としていますので、熟達した校長、副校長、教諭から、校種別、教科別に教科書の調査研究を委嘱してやっているところです。その調査研究資料をもとに、保護者、学校協議会委員、社会教育主事を含む教科書検討委員会において検討をしていただいております。その検討結果を踏まえて、教育委員会の責任と権限において教科書の採択をしております。
 教科書の展示についてもう一度申し上げます。文部科学省の官報の告示がまだ来ていませんので正確なことを申し上げられない、世田谷区教育委員会は法定展示、特別展示に加えて、区教育委員会として区民の皆様に見本を見ていただける機会を独自に設定しているというのは先ほどと同じです。同じく、今年度もより多くの機会を設定したいと考えております。
 また、教科書の展示に当たっては、アンケート用紙を用意しまして、区民の皆様のご意見をいただいております。
 教科書の採択にかかる情報公開ですが、採択にかかる教育委員会の会議を公開にしております。また、採択の終了後には速やかに採択結果、調査研究資料、調査報告書、会議の議事録、採択にかかわった委員及び調査員の氏名を公表して、採択事務の透明性を確保しております。
○平山八郎 委員長 ご苦労さま。
 申しおくれましたけれども、平一七・二号について、一名の追加で計二名となりました。それから、平一七・九号が十名の追加で計二百五十三名の署名ということでございますので、皆さんの方は訂正しておいてください。
 早速二件について審議に入ります。質疑等ございましたら、どうぞ。
◆新田勝己 委員 平一七・二号について、ちょっと教育委員会にお伺いしますが、陳情書にありますけれども、今回の検定の中でも、やっぱりそれぞれ教科書の間違えて書かれているというものも現実にはあったんですか、あるんですか。確認をさせてください。
◎小島 教育指導課長 報道によりますと、また実際にそういう間違いがあったというふうに聞いております。
◆新田勝己 委員 それは複数といいますか、これだけ書いてあるんだけれども、「雪国はつらつ条例」が「雪国は つらいよ条例」と、こういう間違えたものというのは、例えば検定の最中に見つかったとか、報道ではあったという形ですけれども、教育委員会の中で発見するということもあるんですか。
◎小島 教育指導課長 数は多くありませんが、そういうことは絶無ではありませんと私は認識しております。
◆岩本?昌 委員 関連なんですけれども、教育委員会で発見するとかという以前に、こういうものというのは印刷会社であるとか制作する段階でもってかなり責任があるんじゃないかと思うんですけれども、そのあたりは追及されているんですか。
◎小島 教育指導課長 文部科学省の検定の中でも、随分たくさんのやりとりがあるというふうに聞いております。それから、やはり見本本を出された段階で各種、多くの方が見ますので、そこで指摘されている。最終的に子どもたちが使う教科書の間にさまざまなチェックが入って直っているというふうに伺っております。
◆栗林のり子 委員 二点目の方で二つ確認、お尋ねしたいんですけれども。
○平山八郎 委員長 九号の方ですか。二号の方ですか。
◆栗林のり子 委員 失礼いたしました。一七・二号の方です。その二番目です。その中の、「多くの区民によるチェックが可能となる」という、ここは本当に大事だと思うんですけれども、そこで二つお伺いしたいんです。
 やはりこの機会を、今まで法定展示、特別展示にプラスして、区独自として二つの小学校で移動展示をされていたと思うんですが、そこにいらっしゃっていた来場数はどのぐらいだったか。また、そういう展示をふやすことによって、増加傾向にあるのかどうかということ。
 あともう一点は、私は展示場を設けても、やはりまだまだ保護者の意識といいますか関心度が低いかなという、ちょっと残念な結果なんですけれども、そうすることは増設しても、展示をするだけではなく、保護者にもっともっと関心を持っていただきたいという意識啓発、その点はどうお考えになっていらっしゃるか。
 その二つをちょっとお聞きしたいんです。
◎小島 教育指導課長 大変申しわけありませんが、実際、会場に足を運ばれた保護者の数がどれくらいかという実数をつかんでおりません。ただし、かなり関心が高まっているというのは聞いております。
 二点目ですが、保護者の皆様に関しては、学校を通じて、こういう教科書展示がありますというような通知を出しております。
◆青空こうじ 委員 私自身もPTAをやっているときに、教育センターの方で、以前、中学の教科書、社会科から何から全部展示していましたよね。各役員さんが行ったときに必ずあそこで見ていたんですが、そのときに世田谷区の教育委員会では、不適切だなとか、間違っている点とかいうのは発見されたことはあるんでしょうか。
◎小島 教育指導課長 今ご指摘のように、教科書センターは教育センターの中にありますが、そこでは常設展示をしておりまして、現在使われている教科書の他社の教科書、すべての教科書、採択となったものを展示して、見ていただいております。そこの展示のときに、今ご指摘のあったような発見した例があったというふうに聞いております。
◆すがややすこ 委員 さっきの栗林委員の質問にちょっと関連なんですけれども、区民への周知というところで、保護者には学校を通して通知というふうにおっしゃっていましたけれども、より多くの区民という意味では、かかわる保護者であるとか、あと地域の方というふうな形で周知が考えられると思うんですけれども、それについてはどういうふうに行っているのかということが一点。
 あと、平一七・九号の方で、採択の結果を議事録なんかも公開しているというふうにさっき聞きましたけれども、それについても同じような周知の方法なのかということを確認したいのが一点。
 二点伺いたい。
◎小島 教育指導課長 先ほどのことで、ちょっと一点つけ加えさせていただいて、今の質問に答えたいと思います。平成十三年の採択のときに、教科書会社に訂正を申し入れたという事実がございます。教科書の間違いの発見であります。
 続けて、今の質問ですが、先ほどは保護者への通知について申し上げましたけれども、世田谷区の区報、それからインターネット等を通じて区民一般に、どうぞ関心を持ってくださいというようにお伝えしております。それから、採択の結果についても速やかに公開しておりますが、「区のおしらせ」及びインターネット等、広く区民に周知するように努力しております。
◆田中優子 委員 今の採択の結果についての公開ということなんですが、この平一七・九号の二つ目の「採択の経過や結果の情報を全面公開してください」という請願なんですけれども、それについて教育委員会の側としては、これはもう満たされているとお考えかどうか。いかがですか。
◎小島 教育指導課長 全面的にという言葉はちょっと不明確ですが、先ほども申し上げました、教師、校長、副校長、教諭による調査研究委員会については、その結果について調査報告書等は報告しておりますが、教育委員会のようにその場を公開しているわけではございません。
◆田中優子 委員 まず教科書のミスについてなんですけれども、これは本来は、検定される段階で見つかって、直されていなければおかしな話であって、各自治体におりてきたときにこんな間違いがあるなんていうのは文部科学省の責任なんじゃないのというふうに私は思うんです。そうだとすれば、例えば世田谷区教育委員会から文部科学省に対して申し入れをするなりなんなり、そういうことをされたことがあるかどうか、まず伺いたいと思います。
◎小島 教育指導課長 おっしゃる趣旨のとおりだと思いますが、教育委員会として申し入れ等をしたことはないというふうに伺っております。
◆田中優子 委員 であれば、ぜひそういうことを言っていかなきゃいけないんじゃないですか。まず、検定の段階でそんなものが通ってくるのがおかしい、それ以前の問題じゃないかということが私どもの会派では議論になりましたので、そこを要望したいと思います。
 それから、学習指導要領の目標、目的というものがあるわけですが、検定を通っている教科書というのはすべて学習指導要領の目標にかなっていると考えてよろしいかどうか、確認したいと思います。
◎小島 教育指導課長 検定制度は、民間や、あるいは筆者の知恵や工夫を引き込むために行われた制度でありまして、学習指導要領の目標に合致していること、極端に偏りがないこと、あるいは子どもたちの発達段階に合わせてわかりやすいこと等で、すべてが検定を通過しております。ただし、その教科書がそういうふうに一定の個性があるのは事実です。
◆田中優子 委員 それからもう一点なんですが、小学校における検定の展示をしているときにアンケートを置いていると思うんですけれども、アンケートの回収状況とか内容、結果など、その辺はいかがでしたか。
◎小島 教育指導課長 さまざまなご意見をいただいておりますので、一概にこういう傾向があるというふうにはちょっと申し上げにくいんですが。
◆田中優子 委員 数の点についてはいかがでしょうか。
◎小島 教育指導課長 大変申しわけございません。今、ここで実数をすぐに申し上げられるだけの材料をつかんでおりません。
◆田中優子 委員 先ほどほかの委員からもあったと思うんですが、いろいろ展示の期間をふやしたり、場所をふやしたり、保護者に通知を出したりもしていると思うんですけれども、なかなか普通の一般の保護者たちが、じゃ、どれだけ興味を持って出かけるかというと、効果のほどはいかがなのかなというのが実態だと思うんです。ですから、だからやらなくていいということではないんです。せっかくやるのであれば、もっと積極的に保護者等、地域の方々も含め、呼びかけないといけないと思うんです。お手紙をちょっと配った程度では、どれだけ興味を持ってもらえるのかなというのが一点あります。ですから、それはどういう工夫をされようと、ことしに関してお考えか、ちょっと伺いたいんです。
◎小島 教育指導課長 教育問題については、区民の皆様、保護者の皆様、大変興味関心が高まっているというふうに思います。それで、教科書展示を行っているということが十分伝わりませんと、やはり足を運んでいただけることは難しいということで、各学校、校長を通してそのようなことがあると伝えるようなことも、これから努力してまいりたいと思います。
◎?山 教育改革担当部長 補足いたします。各委員お話しのように、教科書展示につきましてはやはりより多くの方の目に触れられるようにということがありますし、教科書採択の流れもございますので、今後、区報とか、それから保護者等へのお知らせの際も、どういうふうに教科書採択がされていくのかとか、どういう形で展示があるのかということを含めまして、少し工夫をしながら、各委員のお話のように、より多くの区民の方に関心が受けられますような形を考えていきたい、こういうふうに検討してまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
◆上川あや 委員 二点お伺いします。
 一点目が、先ほどから議論があります情報の公開に関してなんですが、区として特別展示をなさっているところが、昨年度で言えば上北沢と二子玉川小学校で、土日を除く二十日間とお聞きしたと思いますけれども、これだけを見ると、保護者の方は、両方とも働いていらっしゃったら土日じゃなければ見られないので、関心があっても見られるかどうかという問題があるなと思ったんです。もう一つ翻って考えて、法定展示は土日とかも見られるような機会となっているのかどうかを確認したいというのが一点です。
 あともう一点です。先ほど、教科書がどのように決定されるのかという仕組みの方はご説明いただいたので、校長、副校長、教員の方が入っていらっしゃる調査研究委員会で細かく検討した上で、それを踏まえて検討委員会の方で決めていくということなんですが、よく下部の組織をつくって、その意見はあるけれども、意見が反映されるかは別問題になっているようなことが行政の中でゼロではないと思うんです。
 ここで請願者の方が、平一七・九号の一番に言っているのは、尊重されているのかどうかということを問われている部分だと思うんですけれども、教育委員会としては、そういう調査研究委員会をつくっている以上、そこから出されてくる意見については十分尊重している、尊重した上で考えて結論を出しているんだというご認識なのかどうか、確認させてください。
◎小島 教育指導課長 まず、一点目の情報公開についてですが、法定展示については教科書センターというのが、今、教育センターの中に置いてあります。ですから、週一日、月曜日がお休みで、それ以外は土曜日も公開できています。それから、昨年度の小学校のときは、確かに小学校の会場ということで、確かに土曜、日曜は公開できていなかったというのが出ておりまして、その辺についてもう少し公開できるかどうかを調査中ということであります。
 二点目ですが、調査研究委員会、これは各学年とか発達段階、地域性とかも含めて、日々、子どもたちに接する熟達した教師が丁寧に各項目について、各教科ごとに出してきていただいております。それを尊重して、検討委員会、教育委員会で採択をしております。
◆上川あや 委員 今のご答弁いただいたことに関してなんですが、法定展示の方は土曜日は公開していて、日曜日は公開していないということなので、法定展示はたしか十四日間、二週間ということだと思うので、これで考えると、働いていらっしゃる方は二回しか機会がないんですよね。二回の、うまくご自身のそのときのタイミングが合えばということだと思うんですけれども、やはり働いていらっしゃる方が多数、大半だと思うんですけれども、その中でこの二回しかチャンスがないというのは、期間だけはある程度あるように見えても、本人の機会としてはやっぱり少ないなと思うので、ぜひ今後、より開かれた機会をつくるような検討をお願いしたいと思います。これは要望です。
◆青空こうじ 委員 場所がやっぱり便利な場所じゃないと、一般の方は見に行けないんですよね。だから、できれば駅の近くの三軒茶屋だったらしゃれなあど、その他キャロットとか、なるべく駅に近いところ、みんなが行きやすい場所に展示してくれないと、何の意味もないと思うんです。遠く離れた小学校でやったんじゃ、バスで乗り継いでいくのも大変だし、なるべく駅に近い便利な場所で展示していただければいいと思うので、これは要望です。
◆岩本?昌 委員 先ほどお返事があったのかもしれませんけれども、ちょっと聞きたいんですけれども、教科書の採択なんていうのは大変専門性の高い作業なわけで、熟達した校長、副校長さんたちが選択していると。それを尊重して教育委員会がまた責任を持って決めていくとお話がありましたけれども、この校長、副校長たちが一般の教員の方々の意見を聞くシステムみたいなものはあるんでしょうか。どんなふうにその意見を集約しているのか。そこのところを教えてください。
◎小島 教育指導課長 校長、副校長、教諭も委員の中に入っておりまして、この教諭も区内のさまざまな研究に携わって、その意見集約をしている、中心的に活動している教諭を選定しておりますので、そういう機会がとれているというふうにお考えになって結構だと思います。
◆新田勝己 委員 平成十三年に同じような陳情請願が出ているんだけれども、その中でやりとりをちょっと見させてもらうと、検討委員会は開催回数をふやしてという答弁の文言があるわけですが、そういう平成十三年のころのとき、回数をふやしたりなんかはして、校長、副校長、教諭、そういう人たちの意見を、回数をふやせば、当然そういう意見が取り入れられるとは思うんだけれども、そういう形の中で、平成十三年のときはやってきた、それである程度成果というのか、教科書を選定するときに十分な形ができたと前のときは感じ取られているのかなと、教育委員会はどう、前回のことで何か問題があったかないか。それとも、回数をふやして、うまくやってきた、公平公正にやってきたと、その自負があるかどうか、その辺をちょっとお伺いしたいなと思うんです。
◎若井田 教育長 前回の採択にかかわった者としてお答えしたいと思います。
 先ほど来、私どもの方から説明をさせていただいておりますが、調査研究につきましては、その教科について専門性の高い校長、副校長、それから教員が教科書をよく読みまして、例えば世田谷の地域性にかなっているかとか、そういう視点をまとめていくものでございます。
 その学校の校長、副校長、教員の調査研究資料を検討委員会に提出しまして、検討委員会では、より一般的な視点を持った保護者の方ですとか、社会教育主事の方ですとか、学校関係者というよりは一般的な視点で、その調査研究をもう一度見直すということをしていただいております。
 その検討委員会の資料を教育委員会に提出して、教育委員会に検討委員会から報告をさせまして、それを受けて教育委員会が責任を持って採択をするというふうにしているわけでございます。
 前回は、検討委員会等の回数につきましてもできる限り、それぞれお忙しい方がお見えになっているわけでございますが、ご意見をいただけるようにいたしまして、かなりの成果が上がったというふうに考えております。
◆すがややすこ 委員 九号の方でもう一点確認させていただきたいんですが、二個目の項目で「教科書展示の機会をふやして」ということで、先ほど上川委員からも土日とかということで要望等ありましたけれども、昨年はその上北沢と二子玉川小学校でやられていて、実際にその場所は、空き教室とか、そういう場所はどこでやったのかということです。それを例えば、ほかの小学校とか中学校で今後開催していくとなると、実際に場所の機会をふやすことは可能なのかということを確認させてください。
◎小島 教育指導課長 場所は、ほぼ一教室分に近いスペースが必要になりますので、空いている教室を使うという形になっております。
 それからあと、展示場に二セット、採択用に五セットで、合計七セットという制限がありますので、その制限の中でできるだけ多くの機会をつくっていきたいというふうに考えています。
○平山八郎 委員長 ほかに質疑がないようでしたら、質疑を終わりまして、ご意見と態度表明をいただきたいと存じます。なお、採決に当たっては個々に採決させていただきたいと思いますので、意見、態度表明は両案件についてお願いしたいと存じます。
◆新田勝己 委員 平一七・二号、要旨で言いますと、「「学習指導要領」に示された各教科・分野の『目標』等を最もよく踏まえている教科書を選定するよう」、要するに、間違いや誤記のあるような教科書を選ばないでほしいというような趣旨だと思うんですね。理由も、その形が書いてあります。教科書の完成度の高いものを選んでほしいというような形であります。
 二番目が、多くの区民によるチェックが可能となるような。教育委員会では、展示会等をふやす。会場も考えている。ただし、本のあれが全国で一万部というような限定らしいので、数多くは一遍に開けない。ただ、多くの区民の皆さん方にチェックができるようなシステムというか、広報媒体を通じてやっていくというような教育委員会の考えもありますので、これは採択でよろしいのではないかなと、そういう意見を持っております。
 それから、平一七・九号、「教師の意向が実質的に尊重される方法を採用してください」。現実的には、校長、副校長、教諭の皆さん、また多くの区民の皆さん方の意見も取り入れるようなシステムになっているというような形であります。ですから、これはもうそういう形であろうと。「また、教科書展示の機会をふやして区民の意見」、これはもう同じような形なんですが、実質的にそういう形の中でやられているということでありますので、これは何といいますか、ただ請願の理由の中に「教師の固有の権利として」とかなんとかと、こういう余り芳しくない言葉が入ってきているので、この辺は継続でも、前回も継続になっているようなものですけれども、継続で様子を見ながらいきましょうというような形なのかなと、そういう判断をしているところであります。
◆吉田恵子 委員 区民連としては、二号について、一番に書かれている教科書の選定、より十分に研究を行ってくださいということは、今本当に世を騒がせている問題がありまして、国を挙げて検討して頑張っているところだと思います。
 二番の見本本の展示ということはやっぱり徹底していくということは大事です。ただ、最後に出てきました展示用に二セット、採択用五セットの七セットしか世田谷区に来ないということで、機会をふやすことは難しいので、周知徹底をして、ぜひ関心をたくさん持ってほしいというところは説明者とほとんど一緒の思いです。これについては継続とさせていただきたいと思います。
 九号については、中でありました説明で、教科書を使っていく現場の教師の声、また、子どもたちの生の声、反応を見た教師が選ぶ場面に言葉を出していけるということはとても大事だと思います。現場を大事にしていくという意味で、子どもたちにはね返ってくると思いますので、これは採択でいきたいと思います。
◆岩本?昌 委員 一七・二号につきまして、十分な教科書研究を行ってくださいというようなこともありますし、それから会場の増設、展示期間の延長などを検討してくださいとありました。区の方でもしっかり取り組んでいるようですね。周知もしていくということでございます。ひとつぜひ、気持ちもよくわかります。
 先ほど甲斐さんという方ですか、アメリカから帰国された方。日本という国を自信を持って、国土と民俗と文化に誇りを持って育つようにというようなご意見もおっしゃっていましたけれども、私どもはこれによって態度を決めるしかない。書面によって見るわけですけれども、おっしゃっていることはよくわかりますが、区もしっかり取り組んでおられるようですので、ぜひ区に取り組んでいただきたいと思います。態度としては、これは継続でお願いします。
 それから一七・九号、これもご意見は、おっしゃっていることもよくわかりますけれども、教員の方々の意見を聞くシステムというのも、もう機能しているようでございます。いろいろ意見も公開しているということでございますので、どうぞ区の方はしっかり取り組んでいただきたいと思います。これもやはり継続とさせていただきます。
◆上川あや 委員 まず、平一七・二号なんですけれども、理事者からのご説明をいただいたところですが、学習指導要領に中身が基本的に沿っているものであって、それぞれ個性はあるということのご回答でしたので、基本的に請願者の趣旨に沿ったものというのはある一定、確保されているんだろうなというふうに私は理解しました。この要旨の二番のところで区民に周知徹底して会場の増設、期間の延長などを検討してくださいということは、私も先ほど意見を申し上げたとおりですので、この辺はすごくわかると思っております。結論としましては、こちらは継続でお願いしたいと思います。
 平一七・九号なんですけれども、吉田委員からもお話がありましたとおり、私もやはり現場でじかに接していらっしゃる教師の方々からの意見がきちんと伝わっていくということはとても重要なことで、やはり現場での温度差があってはならないということですので、これは趣旨採択ということでお願いしたいと思います。
◆青空こうじ 委員 私自身も、確かに五年間、教育センターの方へ行ったときに教科書を見る機会が多かったんですけれども、何しろ、行ってわかるとおり、先ほども言ったとおり、教室一クラスぐらい本当に本があります。そこで担当者の方がいつも三人いて、来た方のお名前とかを書くんですけれども、社会科でも何でも、国語でも、読み切れないほど種類があります。なかなかその中から教科書を選ぶというのは大変だと思います。二十三区の東京都内全部が、その区によって、その中から教科書を選ぶんですが、その中でもまた教科書の中で間違いがあるということもちょっとおかしいなという面もありますが、余り自分たちが見に行くと、そういうことがまだわからないほどいっぱいあるもので、なかなかあの中から選ぶということも大変だと思います。
 期間で二十日間というと、到底ちょっと無理だと思うんですね。そんな短い期間で教科書なんかを選ぶということは、一般の方でも土日に来てさっと読むということはできないぐらいです。大変なことです。だから、教科書を選ぶのも大変だと思うんですが、平一七・二号は私は採択にしたいと思います。
 九号は私は継続にしたいと思います。
◆田中優子 委員 政策会議の意見を申し上げます。
 このところの教科書問題というのは、海外にまで波及して大騒ぎが実際起こっているという非常に懸念しているところなんですけれども、イデオロギー論的なものに入ってしまうと、非常にこれは難しくなってしまうと思います。先ほど質疑で確認させていただきましたけれども、検定に通っている教科書というものは、個性はある。確かに個性はあります。けれども、どれもすべてが検定、学習指導要領の目標にかなっているということだと思うんです。その大きなところに立って言えば、そのどれが選ばれてもおかしくないはずであるというふうに考えます。
 その中で、じゃ、教師が実際教えるにはどれが使いやすいとか、自分のやり方に合っていると、言い出せばそれは必ずあるんですよね。こちらを選べば、この教師は使いやすい。でも、こちらが選ばれたら、それは違う教師には使いにくいかもしれない。それもまた、すべての先生方が満足できるという結果にはなかなかならないのかもしれません。ですから、あとはもう教える現場の中での工夫が求められてくると思うんですけれども、そうした意味におきましては、選ぶ段階で先生の意見をできるだけ取り入れるようにするということは、絶対やっていただきたいと思います。
 それで、アンケート用紙なども用意しているので、ぜひとも、先生だって一般の立場でアンケートに書くことであっても可能ですし、何も学校のある組織を通してしか意見が言えないということではないと思うんですよ。そういうことは教育委員会の方でもぜひ積極的に伝えていただきたいと思いますし、先生方も利用してもらえればいいんじゃないかと。
 ただ、その平一七・九号に関して、実質的に先生の意見が尊重されるという中には、どうしてもその学校票みたいな制度ですか。前の制度というものがどうも内容に含まれているのかなという気がいたしまして、現在の教育委員会がすべて最終的に責任を持って選ぶという制度、この制度を超えるということはなかなか難しいのではないかというふうに考えたりもしています。
 政策会議といたしましては、これは中学校の教科書採択に関する陳情と請願であって、時期が決まっているものだと思います。ですから、継続というのはなかなか、継続と言われても、じゃ、いつこれを継続にして審査すればいいのかといったら、間に合う問題ではないので、これはきちんと判断しなければいけないということを検討してまいりました。
 結論を申し上げますと、平一七・二号に関しましては、趣旨説明の中ではちょっとイデオロギー的な考えも含まれていたのかなというふうにも感じましたけれども、文面で判断させていただきますということで、きちんと目標に踏まえている教科書を選定してください、ミスのないような完成度の高いものを選んでください、それから会場の増設、展示期間の延長などを検討してくださいということで、こちらは採択で考えております。
 それから、もう一つの平一七・九号です。先ほども申し上げましたけれども、今の制度を超えてしまうようなことを要求するのはなかなか難しいであろうと。ただし、この制度の中で、この請願者がおっしゃっているようなことが生かされるような工夫は必ずやっていただきたいということを申し添えておきまして、こちらの請願に関しては不採択ということでお願いいたします。
○平山八郎 委員長 どうもありがとうございました。
 これは二件に分けて採決する必要があるだろうかと今考えておりまして、どんなものでしょう。一括採決でよろしゅうございますか。別々だと、最初に申し上げたけれども、どうも採決するに当たって、採択だ、継続だ、それから趣旨採択なんていうのも出てきたり、不採択もあったりして、入り組んでいるので、二件一括して継続という形でお諮りしたいのですが、よろしゅうございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○平山八郎 委員長 それでは、大変恐縮ですが、一括して採決させていただきます。
 平一七・二号並びに九号に関しての二件は、継続とすることにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○平山八郎 委員長 ご異議なしと認め、さよう決定いたしました。どうもありがとうございます。
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○平山八郎 委員長 続いて報告事項に入ります。
 2報告事項、(1)の学校の不審者侵入対策について。
◎梅村 教育総務課長 それでは、学校の不審者侵入対策についてご説明いたします。
 趣旨ですが、大阪府の寝屋川市の教員殺傷事件や昨今の学校への不審者侵入事件を踏まえまして、児童生徒及び教職員の安全を図るために緊急対策を実施するものでございます。
 実施する対策ですが、まず、区立幼稚園、小学校の民間の警備会社の警備員の配置を昨年十月より週二回実施しておりますが、十七年度は週五日、五回といたします。また、中学校につきましては、通学路のパトロールを小学校に合わせて週五回、五日、登下校時に巡回ということにいたします。
 (2)番目として、ハード面ですが、小学校の通用門にカメラつきインターホンを設置します。なお、先月の予算特別委員会で答弁いたしましたセンサー等につきましては、国の方針が三月三十一日、原則施錠ということが出されましたので、その方針を踏まえまして、さらに検討を加えていきたいというふうに考えております。
 その他の対策といたしましては、防犯スプレーの購入、小学校三本、幼稚園、中学校、二本、各警察署へ学校周辺のパトロールの強化を依頼、これは三月十日に四警察署へ依頼して了承を得ております。また、門扉に特別警戒実施中、これも各警察署の名前を入れましてプレートを設置。小中学校は三枚、幼稚園は二枚を予定しております。
 スケジュールですが、警備員の配置につきましては平成十七年四月六日、小学校の入学式から実施しております。カメラつきインターホンの設置につきましては早期に設計に入りまして、順次工事に着手していきたいと思います。
 なお、裏面につきましては十六年度までの取り組みの状況でございます。後ほどごらんいただければと思います。
 以上で説明を終わります。
○平山八郎 委員長 お尋ねすることはございますか。
◆岩本?昌 委員 大変前向きに取り組んでおられて、すばらしいと思います。一度私どもの党で各小学校の安全についてインタビューというか、お伺いして、各校長さんや何かのご意見を伺ったことがございますけれども、このカメラつきインターホンについては、すばらしいんだけれども、だれが見ているのかというようなことをよく言われることがありました。常に見ていなかったら役に立つのかしらと、ぜひやってほしいんだけれどもというのがありましたけれども、教育委員会の方ではどんなふうに考えていますか。機能してほしいと思って発言しているんです。
◎梅村 教育総務課長 これを決定するに当たりましては、校長会役員等と十分話し合いまして、学校内でそういう体制、見ている体制がとれるというふうな回答を得ましたので、これを設置する方向で決定いたしました。
◎若井田 教育長 ちょっと補足をさせていただきますが、つけておいて見ていなければならないという問題になっておりますのは、カメラモニターだと思うんです。これはカメラつきのインターホンでございますので、一応かぎは閉めていなくても門が閉まっているときに入ろうとする人がピンポンと押す。その押したときに、だれが来たのかなという確認をする、そういうものでございます。なお、センサーとか電気錠等につきましては、またさらに検討させていただきます。
◆新田勝己 委員 やることは大賛成なんですが、こういう話を昨年だったか何か質問をしたときには、お金がないで一蹴されたことがあるんだよね。こういう事件が起きてからというのは、何か余りにも、質問した人間にとってはつらい思いですなと。前向きに進んだのが、あのときの答弁では一切そういうのはできませんという、こういうのがあってということも、たしかお話ししたような気がするので、嫌みだけ言っておきます。
◆田中優子 委員 今お金の話が出ましたけれども、これを実施する対策、それぞれの予算あるいはもう購入済みのものもあるかもしれませんが、それについて全部教えてください。
◎梅村 教育総務課長 それでは、一番目の民間の警備委託ですが、これは予算額としては一億四千五百余万円を予定しております。当初予算には七千万円計上しておりますので、不足分については補正対応をしたいというふうに考えております。
 カメラつきインターホンにつきましては大体五千万から六千万円の間だろうというふうに、これから設計に入ってみないと細かくはわかりませんが、大体そのくらいを見込んでおります。
 防犯スプレーにつきましては二百四十万円、特別警戒のプレートにつきましては三十一万円でございます。
◆すがややすこ 委員 その他の対策のところで、各警察署へパトロール強化依頼ということで、この三月、四月で私も小学校の卒業式とか入学式に行ったんですけれども、学校によって、警察官が来ている学校と来ていない学校があったんです。ことしは私は二カ所の小学校へ行かせていただいたんですが、一つはやっぱり毎回警察官の方が来ているところだったんですけれども、もう一つは今まで警察の人が来たことは一度もないというふうにその学校は言っていたんです。その警察官の方に聞いてみたら、やっぱり警察官の方の意識、自分が、じゃ、行こうかなというふうに思って行くらしいんですね。警察の方では特にそういうふうに全部の小学校とかに行った方がいいとか、そういう話ではないらしいんです。
 だけれども、やっぱり卒業式とか入学式に警察官の方が一人いらっしゃるだけで、地域というか、この学校は警察官がいる学校だとか、子どもたちからも警察官の人を身近に感じられてすごく安心感もあると思うので、警察の方にパトロール強化依頼をされるときは、そういうことも含めて、小学校を守ってくださいという意味で、ただ回るだけじゃなくて、地域に密着した警察官の方の意識の要請も含めて、警察の方には要望していただきたいなというふうに要望しておきます。
◆上川あや 委員 今、すがや委員からも警察への依頼のお話があったんですけれども、ここでもその他の対策でパトロール強化依頼というのがありまして、呼びかけることはぜひしていただきたいと思うんですが、反応としてどうなのかというのが気になるんですね。言ったはいいが、反応は変わらずということでは困りますので、何なりにでも感触を得ているのかどうかということをちょっとお伺いしたいんです。
◎梅村 教育総務課長 四署とも、パトロール強化を従来よりも実際にやってくれるという回答を得ています。また、今、前段でご要望があった内容ですが、近隣に駐在所があるところは駐在所の警察官が行く状況をつくれるんですが、個々の警察署が入学式とか卒業式に学校の中へ行くというのは非常に難しい状況もあるので、ご理解願いたいという回答をいただいています。
◆栗林のり子 委員 二つ確認させていただきたいんですけれども、携帯用の防犯ブザーの貸与を皆さんすごく喜んでいらっしゃるんですが、貸与はしてもらったんだけれども、やはり余り携帯していないお子さんもかなり見受けられるということで、常に携帯をしましょうという促進と、あともう一点は、本当にこの安全対策をここまで講じていただいて、子どもたちの命を守るという対策は非常に早急に手を打っていただいてありがたいと思うんですけれども、ハード的な面がどんどん強固になっていって、ソフト面です。
 卒業生が、自分がちょっと在学中は先生にいろいろ迷惑をかけちゃったので、更正もして報告に行きたいと行ったところ、怪しい人だということで学校には近づけなくてという声もちょっと聞いたものですから、ハード面を強固にしていただくのは本当にうれしいんですが、ソフト面でのマニュアル化、そこで名前を聞いて、卒業生、何年でどの先生に会いに来たのかとか、そういうソフト面の対策というか、そういうものもあわせて取り組んでいただきたいと思うんですが、その辺、二点、どのようにお考えか。
◎梅村 教育総務課長 まず、携帯用の防犯ブザーですが、これは毎年、小学校の新一年生に配るようにしています。委員のご質問にありましたように、最近つけていない上級生とか中学生がいるんじゃないかという区民の方からの問い合わせもありますので、小学校、中学校の校長会等、機会をとらえて、特に保護者の方にそういう意識を伝えていただきたい、つけるようにしていただきたいと。保護者からの指導が非常に重要ですから、そういうのを含めて教育委員会の方から校長会等に要望していきたいと思います。
 二点目の関係ですけれども、非常に難しい部分があるんですが、委員の言われたような趣旨も踏まえて検討もしていきたい、そんなふうに考えています。
◆新田勝己 委員 すがや委員が聞いていただけないものですから、ちょっと私が聞きますけれども、防犯ブザーは貸与になっていますよね。毎年一年生には貸与をする。卒業なされた方には戻してもらっているんですか。
◎梅村 教育総務課長 中学校の三年で卒業した場合は、原則、学校に返してもらうというふうにしています。ただ、耐用期間を三年間というふうに定めていますので、三年過ぎたら機能はなくなったと、そのように解釈して処理しております。
◆上川あや 委員 細かいことなんですけれども、一点ちょっと気になったので質問させてください。ブザーは貸与して、三年間使っていただくということで、非常時がなければボタンを押さないということで、電池が消耗していないかどうかなんて確認するということはなかなかないかもしれないなと思ったんですけれども、三年間貸与したままで、何年かして、いざ使ってみたときに消耗したりしないかどうかみたいなことの確認はあるんですか。
◎梅村 教育総務課長 電池については、いわゆる配るときに、必ず保護者の方が入れかえてもらうという条件で貸与しています。
◆上川あや 委員 一回入れれば三年間もつものなんでしょうか。
◎梅村 教育総務課長 基本的には一年から二年ぐらいというふうに聞いています。
◆上川あや 委員 それはご案内されているんですか。
◎梅村 教育総務課長 そういう説明で配っております。
◆石塚一信 委員 防犯ブザーの持って歩くやつですけれども、学校では子どもさんが危険なときにということはもちろん、それを主に教えているんでしょうけれども、災害のときに、例えば地震とかそういうのが起きた場合、それを使って自分がここにいるとか、そういうようなことを教えているんですか。
◎梅村 教育総務課長 災害時に使うというふうなことを含めての説明はちょっとしていませんが、自分の身の危険な状況ということは当然災害も含んでいるというふうに理解していますが、小学校低学年や何かにその辺も含めて理解させていかなきゃいけないなと、そんなふうに認識しておりますので、今後対応していきたいと考えています。
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○平山八郎 委員長 (2)世田谷区立船橋小学校改築工事(二期)工事について並びに(3)世田谷区立塚戸小学校増築工事についてを一括して報告いただきます。
◎霜村 施設課長 それでは、資料に基づきまして船橋小学校並びに塚戸小学校の工事につきましてご報告をさせていただきます。
 まず、船橋小学校でございますが、現在、改築を進めているところでございます。校舎棟の方は、おかげさまで完成をいたしまして、既に使っております。今回、第二期工事といたしまして体育館棟の改築に着手をいたします。去る四月六日に入札を行いまして、工事請負者及び金額が決定いたしましたのでご報告いたします。
 件名、所在地、工事の概要等は記載のとおりでございます。
 5請負業者及び落札金額をごらんください。契約金額は、消費税を含みまして記載のとおり、四億九千五百六十万円でございます。相手方は、東光・羽田野建設共同企業体でございます。
 今後のスケジュールにつきましては、6に記載のととり、本日、企画総務常任委員会で同様の報告をさせていただいております。その後、五月の第一回区議会臨時会に契約案件といたしまして上程させていただきます。議決後、契約を締結し、工事に着手してまいりたいと存じます。
 続きまして、塚戸小学校に進ませていただきます。塚戸小学校は、隣接します青山学院大学の跡地に大規模な宅地開発が行われていること等に伴いまして、児童数が増加するということで増築をすることといたしました。船橋小と同様に、四月六日に入札を行いまして、請負業者及び金額を決定いたしました。
 5をごらんください。契約金額は、二億七千九十万円、相手方は折原建設でございます。
 船橋小学校と同じ日程で第一回区議会臨時会に契約議案として上程して、議決後に契約を締結し、工事を進めてまいりたいと考えております。
○平山八郎 委員長 二件について、質疑はございますか。
◆石塚一信 委員 今、不審者の侵入対策のところで小学校にカメラのインターホンをつけるとかご説明がありましたけれども、ここももちろんやるんでしょうね。どうなんですか。
◎霜村 施設課長 当然設置してまいります。
◆石塚一信 委員 これは図面には何も書いていませんけれども、どの辺につくんですか。
◎霜村 施設課長 ただいま具体的な設置場所については、校長会と協議を進めている最中でございますが、基本的には通用門の周りにつけたらいかがかという腹案を持っております。
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○平山八郎 委員長 (4)世田谷区立松沢小学校改築基本構想についてに入ります。
◎霜村 施設課長 松沢小学校につきましては、十一番目の改築校ということで、足かけ二年にわたりまして地域の皆様方も含めた検討委員会を設置させていただき、改築の基本的な考え方について検討を重ねてまいりました。このたび、その構想案がまとまりましたので、ご報告させていただくというものでございます。
 2以下に、まず(1)として基本的な考え方を五つ記載してございます。本校での環境を生かした多様な教育活動にこたえ得るような学校をつくっていこうということで、?に掲げました「気持ちのよい学習空間」以下、五つの基本的考えを整理いたしました。特に?、?に記載してございますが、本校は駅に近い商店街の真ん中に立地するという特徴を持っております。そこで、商店街との関係性を重視した考え方で取りまとめてきたところでございます。
 一枚おめくりいただきたいと思います。
 (2)に計画の条件を記載してございます。?が教室数でございますが、昨年この構想をまとめている時点においては二十二クラスでございましたが、学区域内にございます桜上水団地の建てかえ計画がございます。また、周辺でもマンション等がふえているという状況でございまして、平成二十一年度には二十四クラスになるというふうに予想しております。この二十四クラスを確保する計画といたしたいというふうに考えております。また、?に延床面積が書いてございますが、ただいまご説明させていただいた二十四クラスに必要な部屋、また地域貢献のための開放スペース等を勘案いたしまして、現在に比べて約一・三倍、およそ九千五百平米程度の建物にしたいというふうに考えております。
 (3)に計画の特色を整理させていただきました。まず、配置の計画ですが、申しわけありません。一ページめくっていただきますと、平面図を記載してございますので、こちらとあわせながらごらんいただきたいと思います。
 配置の計画をご説明する前に、もう一点、本校の特徴をご説明させていただきたいと存じます。本来であれば、当然左上の一階平面図というのが一番基礎の一階になるんですが、実はこの一階平面図、図面上側に日大通りと書いてあるところが駅前の商店街の通りでございますが、その右側にちょっとかすれているんですが、これはマイナスではなくてプラス三・三二と書いてあります。一方、左下の西南の角にプラスマイナスゼロと書いてございますが、校地が一番高いところ、低いところで三メートル以上の差がある傾斜地になっているということが校地の特徴でございます。そこで、通常、現在も正門があります日大通り側から見ると、その図面左ページの下の方、二階平面図と書いてあるところが外から見たときに一階に見えるという学校でございます。
 そこで、その斜めになった中で、どのように校舎を配置するのかということをいろいろな複数の案を考えまして、例えば南側にまとめてはどうか、あるいは現状は西側、北側、それからさらに、二階平面図のところに右側、東側のところに点線で四角い囲みがあるかと思うんですが、これが現在の体育館棟でございます。つまり、現在の校舎はコの字型に配置されているというものでございますが、こうしたもので、例えばグラウンドの形状であるとか、周辺への環境であるとか、工事のしやすさであるとか、そういった要素をさまざま比較検討した結果、本日お示ししたような西側と北側に校舎を配置し、東南の方向というんでしょうか、南側にほぼ四角いグラウンドを確保する。こうした配置計画を考えたところでございます。
 それから、?ゾーニングというふうに書いてありますが、つまり各部屋をどのように配置していくのかということでございます。やはり先ほど言いましたように、二十四教室の普通教室をどこに配置し、また、各特別教室などをどのように配置するかということですが、基本的には、今ごらんいただいている二階平面図をごらんいただきたいと思います。一番南に面して、普通教室が四部屋とってあります。南面で日当たりのいいところに普通教室を置き、廊下を挟んで北側に多目的室、あるいは低学年教室と書いてありますが、いわゆるオープンスペース型の部屋を配置して、多様な教育活動に柔軟に対応できる教室配置とするということを基本に考えたところでございます。
 それから、?には動線計画がございます。先ほどもありましたとおり、学校の出入りにつきましては安全第一でございます。それで、入り口に関しては、ちょっと見にくくて申しわけありませんが、やはり二階平面図で西側の真ん中、ちょっと上ぐらいのところに「児童」ということで矢印が出ておりますけれども、ここが新しい児童の出入り口の一つにいたします。一方、日大通り側は現在の正門に近い位置ですけれども、やはり「児童」ということで、出入り口の印が書いてありますけれども、緊急車両とあわせて、環境空地を横切って子どもたちが出入りするという形にしております。一方では、今見ていただいています日大通りの西側の方に「(地域開放)一般」というふうに書いてございますが、一般の来校者の方々はこちらから出入りしていただく。すぐそばに事務室を置いて、出入りのチェックができるようにしてございます。要するに、これは来校者の方を想定した出入り口でございます。もう一方、駅に近い、図面で言いますと右側の東側の方には「地域開放」という出入り口を設けてあります。体育館、トレーニングルーム等を地域開放していく際の出入り口をこちらに設けたところでございます。来校者の方、児童、それから開放施設を利用される方々、出入り口を明確に分け、それぞれ人の目が届くような配置として安全性を確保した配置としてまいりたいというふうに考えたところでございます。
 それから?外構計画でございますが、先ほど商店街の真ん中にあるということをご説明させていただきましたが、日大通りに面しては大きな環境空地、斜めの線で書いてございますが、環境空地を設けまして、商店街のにぎわいを保ったくつろぎの場となるような考えで環境空地を配置したところでございます。あわせて、校地を取り巻いて薄い色でずっと塗りつぶしてありますが、歩道上の空地を整備いたしまして、児童の安全を確保してまいりたいというふうに考えております。
 それからもう一点ですが、実は現在のグラウンドは校舎から少し段差がございます。これを解消いたしまして、グラウンドまでバリアフリーでだれもが利用しやすいグラウンドに変えていきたいというふうに考えております。
 続きまして、図面ではなくて文章の方の(4)計画の概要、右側のページは記載のとおりでございます。
 概算の工事費を3に記載させていただきました。本校舎のみで約二十五億円強を見込んでおるところでございます。
 4に工事行程を記載してございます。本委員会でご報告の後、今後のスケジュールの5にも記載してございますけれども、ご近隣の皆様等に説明をさせていただき、その上で基本設計に入ってまいりたいと思っております。十八年度には実施設計、あるいは仮校舎の建設を行いまして、十九、二十の二年間をかけて工事をし、二十一年度には新しい校舎を利用してまいりたいというふうに考えております。
 なお、この仮校舎でございますけれども、恐縮です。また図面の方に戻っていただきまして、二階平面図で今「グランド」と記載してある、今もグラウンドがここにあるわけですけれども、ここの場所を使って仮校舎を建設してまいります。その間の児童の運動でございますが、図面に表示していないんですけれども、この「2階平面図」という文字の少し南側のところに第二グラウンドがございます。この第二グラウンドを使って体育の授業等は行っていくというふうに考えております。
 済みません、また戻っていただきまして、5今後のスケジュールでございます。来月の中旬、十五日前後に近隣の方を含めまして説明会を開催し、その後、基本設計、あるいは測量や土壌の調査等に入ってまいりたいというふうに考えております。
 簡単ですが、以上でございます。
○平山八郎 委員長 ご質疑はございますか。
◆新田勝己 委員 前の改築のやつのは聞いておけばよかったんですが、この松沢小学校の基本構想の中に空調関係、それから環境に優しいつくりとか、また、太陽光発電だとか、風力は音が出るからやめておいた方がいいけれども、そういうものの記載が一切ない。配置のところは石塚委員が言うだろうから、その辺はどうなっているんでしょうか。
◎霜村 施設課長 まず、空調につきましては改築を行った学校は基本的に空調設備を入れていきたいというふうに考えております。
 それから、環境への配慮、太陽光発電あるいは屋上緑化等、さまざまな配慮要素がございますけれども、これから基本設計を進める中で具体的に考えてまいりたいと思っております。ただ、今の基本構想のレベルで申しますと、西南の角のところにビオトープを設けるといったような形、あるいは現在でも学校のシンボルとなっておりますが、クスノキの大木がございます。図面で言いますと、グラウンドのすぐ北側の出入り口のところにありますが、こうした樹木をできる限り残していくとか、こういったことを考えております。繰り返しになりますが、具体的には基本設計の中で検討し、ご報告をしてまいりたいと考えております。
◆新田勝己 委員 要望を言わせていただきます。中学校に入れたヒートポンプ式の空調はやめていただきたい。熱風を外へ出してしまいます。ガスを一回燃やしてCO2も出ます。そういう形はやめてほしい。そういう環境に悪そうなものの使い方は学校の施設としては芳しくない。ですから、違うもの、環境に優しい空調機器を選定してほしい。それが一点。
 それから、もう一つは、やっぱりそういう考え方があるんだよというんだったら、報告書のどこかに書いておいてほしい。これが二点目の要望。以上。
◆すがややすこ 委員 改築承諾料の件はどうなっているのかというか、あれは多分、今三分の一でしたか何か払わなきゃいけないようになっていると思うんですけれども、去年のいろいろな質問の中でそれは今後国に働きかけていくというようなご答弁がありましたけれども、それの状況をご説明いただきたい。
 あと、学校のつくりに関して、有名な設計の方とかがきっと、まあ有名かどうかはわからないですけれども、設計士の方がやっていただいているので、私がどうこう口出しすることじゃないと思うんですが、よく新しい学校とかに視察に行くと、やっぱりおしゃれなデザインとかになっていて、風通しが悪くて臭かったりするんです。例えば、南北に窓が抜けていないと風通しが悪いとか、南側だけ窓があいていても風は通らないから空気がこもっちゃうんです。だから、そういうところも含めて設計はしていただきたいなという感じはするかなという気がします。
◎霜村 施設課長 まず、改築承諾料についてお答え申し上げます。恐れ入ります。また資料の見開きの(4)計画の概要のところをごらんください。?に敷地概要と記載してございますが、その敷地面積のところに区有地が二千百六十一平米、国有地借地が八千百四十平米と記載してございますが、八割程度が国有地ということで国からの借地になっております。ということで、当然、国は改築承諾料を求めてくるというふうに考えております。現在で幾らになるかは今後測量等をしないとはっきりは言えませんが、相当な金額になるだろうというふうに見積もっております。
 これまで駒沢の小学校のときに大変大きな問題になりましたけれども、引き続き国には働きかけを行って、もちろん全部免除していただければ――を目指していくわけですけれども、それが無理であれば、少しでも減額できるように粘り強く交渉したいというふうに考えております。
 それから、二番目の風通しが悪い、臭いというお話がございましたけれども、まず一点目、においにつきましては当然シックハウスの問題等が生じてまいりますし、材質的には安全性の高いものを選んでいくというのは当然のことかなというふうに考えております。
 もう一点、風通しでございますが、最近、新聞報道もありましたけれども、改築する学校というのは規模が大変大きくなっております。本校もそうですけれども、かつては片側廊下で教室があって、廊下に出てすぐ反対側に窓があるという校舎が普通の学校だったわけですが、今は中廊下で、先ほど説明させていただきましたが、廊下を真ん中に挟んで普通教室とその他の多目的室やランチルームが向かい合うというつくり方をするのが一般的でございます。これは当然教育活動が多様化してきて、そのような建物が教育上望ましいということでそういう形に変わってきているわけですが、一方では、当然、窓から窓が遠くなりますので、風通しが悪くなるというのはやむを得ない面があります。
 本校では、ごらんいただきますと、これまで構想をつくってきたものに比べて、実は真ん中の廊下の幅をかなり小さくしてあります。また、普通教室をすべて南側に配置して、窓をあければ風通しも、もちろん先ほどは採光のことを申し上げましたけれども明るくて、風もよく通るようなことを少しでもできるようにという配慮をし、建物全体の厚みも、これまでの改築校よりは薄いというんでしょうか、奥行きが少しでも小さくなっておりますので、若干改善はしているのかなというふうに考えて、このような配置をいたしました。
◆石塚一信 委員 松沢小学校というと私の地元ですから一言だけ申し上げておきますが、私の地元ですから私がすべて熟知をしていて、いろんな情報を持っているかというようなお考えがあったりする方がいらっしゃるといけないので、あわせて質問させていただきます。
 ここまで来て初めて私もいろいろなことを知ったわけですけれども、全部が全部初めてではありませんが、何点か質問というかお伺いしておきたいのは、こういうものを建てますと百年間近くはこのままにあるということですね。ですから、百年先、少なくとも五、六十年、百年先のこの地域のことをよくよくお考えになってお建てかえになるということとか、こういうことは決断を下していらっしゃると思うんです。これで生活環境が決まってくるわけですから、よほどの覚悟を持ってやっていただきたいというのが一つ。
 それから、出張所がまちづくり出張所や何やらかんやら、いろんな夢がある楽しい話になりましたけれども、こういうものができるといささかそういうことにも影響があるかなという懸念もありますので、よくお考えになった方がよろしいかなと思います。
 それと、今日までの間に私のところへも随分いろいろな方から心配な点とか、どうだろう、こうだろうとお話があるんですが、情報がありませんのでお答えのしようが余りなかったんですが、例えばここにBOPの出入り口のことが書いてありますけれども、BOPのことについては、こういう設計をする方は将来どのぐらいの子どもが来てとか、いろんなことを熟知した上で設計されているのだろうと私は信頼していますが、その辺はどうなんですか。
◎霜村 施設課長 まず、百年のまちづくりの計というお話をいただきまして、たしか本委員会で改築校としてご報告をさせていただいた際にもこのような商店街の真ん中に小学校があるということ自体をどのように考えるのかというご質問があったと記憶しております。また、地域の中で説明会等をする際にも、むしろ学校は移転して改築した方がいいのではないかというご意見をおっしゃられた方もいたと聞いております。一方では、この松沢小学校自体がこの場所でと聞いておりますけれども、百二十年近い歴史を持って、町のある意味での一つのシンボル的な施設として教育活動を営んできたという歴史もある中で、今回につきましては現在の校地を使った建てかえ案を考えてみたという経過でございます。ただ、さまざまな町の中での商店街との連携であるとか、駅前に近いという環境をどう考えるかといったようなことは、できる限り設計の中で配慮をして、あるいは学校の教育活動そのものの中で配慮をしてまいりたいなというふうに考えているところでございます。
 それから、BOPの件でございますけれども、保護者会、あるいは昨年の十二月でございましたけれども、BOPの事務局長を含め、皆様に説明を行いまして、基本的に賛成をいただいているところです。もちろんまだBOP室そのものの大きさ、あるいはBOPの将来の子どもの数といったものを、現段階では正確に予測をして割り出したわけではございませんけれども、今の計画では、現状のBOP室、BOPの事務室あるいは備蓄倉庫といったものが三百二十平米ほどでございますけれども、これを二百五十平米ほどふやしまして、五百七十平米程度のスペースに拡大はしたいというふうに考えております。ただ、繰り返しになりますが、BOP室自体をどうするか、事務室をどうするかといった細かい話は、BOPの皆さん、あるいはBOPは本来どうあるべきかということを改めて教育委員会で議論をいたしまして、今後決めてまいりたいと考えております。
◆石塚一信 委員 今のご答弁の中に説明会というような話がありましたけれども、従来、説明会はしていませんよね。従来はその構想委員会みたいなものをやっているということで、説明会という名前ではなかったような気がするんですが、その辺は訂正した方がいいと思います。
 それと、今、BOPの話もさせていただきましたけれども、赤堤の小学校が改築のことで揺れた時期がありましたね。今は落ちついたかもわかりませんけれども。そのときもそうなんですが、これから説明会を開きますというように、基本構想住民説明会となっておりますけれども、説得会にならないようにした方がいいね。とかくこういうことが始まると、説得会になっちゃって、説明をして、なるほどなというようなことを取り入れないところがあるやに感じるときがあるんですね。
 というのは、今、新田委員が申し上げましたけれども、カメラのインターホンのことで、予算がないからだめですよというような答弁をするということ自体がそういう一つのあらわれであって、やはりこういう委員会でそういうことが出たら、もっと大事に、それは予算がないのはよくわかります。当時、予算がないということはわかりますよ。それから、話題にもなっていないということはわかりますけれども、やはりそういうことを先見性というか、こちらの方も百年先のことを考えてやっていらっしゃるんでしょうから、やっぱり先見性を持った対応でやっていかないと、こういう大きな問題は非常に難しいかなというように私は心配します。
 私は反対しているわけではありませんけれども、十分に配慮をして、説得会やら、どんどん進んでいっちゃって周りの方がわからなくなっちゃうようなことだけは注意してやってください。
◆青空こうじ 委員 世田谷区内で六十四校中、身障関係で一番重度のお子さんがいるのがこの学校なんです。それで、普通のクラスで二十四クラスとふやすんだけれども、身障者のお子さんも必然的にふえていくと思うんですが、そういう対策はしているんでしょうか。
 それと、明るい南側の方ばっかりとって、通路、廊下とか、災害時にその通路が狭くて困るということがあるので、そういう配慮もしているのかどうか。
 その二点をお聞きしたいと思います。
◎霜村 施設課長 ご質問のとおり、本校には二クラスの身障学級が設置されてございます。お話のとおり、全児童数がふえれば、予測といたしましては当然障害のある児童も増加傾向にあるのではないかというふうに考えております。ただ、教室数をふやさなければならないほどには増加しないというふうに考えておりますので、普通教室と同じように、校庭のよく見える南面のところに身障学級のスペースを設けまして、この二教室で障害のある子どもたちの教育をしっかりやってまいりたい。また、一方では、当然のことながら現在検討が進んでおります特別支援教育の動向も見据えまして、柔軟に対応してまいりたいというふうに考えております。
 それから、災害時といいますか、避難路等でございますけれども、これは当然のことながら、子どもたちが安全に避難できるような避難動線スペースを確保した設計としてございます。
◆田中優子 委員 松沢小学校は私の子どもも卒業した学校なので非常に愛着があるんですけれども、最初に一つ伺いたいのは、先ほどから百年の計、百年建築みたいな話が出ているんですが、スケルトンインフィルという新しい技術を、多分学校改築としては初めて入れたのではないかと理解しているんですけれども、それはそれでよろしいですか。
◎霜村 施設課長 工法まではまだ検討中でございまして、やはり基本設計の中で具体的に定めてまいりたいと存じます。
◆田中優子 委員 じゃ、ぜひともそれは考えていただきたい。たしか区のホームページでその言葉がきちんと載っていたように思うんですけれども、これからの建築といったらスケルトンインフィルの考え方というのはまず基本だと思いますので、ぜひそれをよろしくお願いします。
 それからもう一点、ちょっと石塚委員がおっしゃっていたこととの関連なんですが、やはり何度か改築ニュースみたいなものが保護者や地域に配られ、その中にはご意見をくださいというものが、たしかそういう用紙があったと思うんです。いろいろ意見を言ったんだけれども、全くそれが取り入れられない結果になっているだとか、いろんな話が私のところにも入ってきています。大事なことは、なぜこういう提案をしたのに、それではなくてこういう結果になったのかという説明責任みたいなものが求められているような気がするんです。
 どうしてそれが取り入れられなかったのかというのが、提案した方というのはそれが一番気になるところだったと思うんです。ですから、いろいろ検討した結果、こうなりましたというのはわかるんですけれども、必要な場合に応じては、やはり個別にでも対応して、いただいた意見に関してはこうですということをぜひ丁寧にやっていただきたいということなんですが、その辺の配慮というか、やり方はどうなっているでしょうか。
◎霜村 施設課長 地域の方、あるいは本校では、子どもたちが総合学習で建てかえをテーマとしてずっと教育活動を繰り広げるなど、大変盛んな多様な意見聴取を行ってまいりました。一方では、逆に言いますと、大変たくさんのご意見、あるいは子どもの夢といったようなものをいただいてきております。確かにこれまでのところは、先ほどご説明させていただきました配置計画のような大きなポイントについては改築だより等でこんな比較検討をしていますとかいったことをお答えしてきておりますが、確かに一件一件にすべてはお答えできておりません。そうした中で、かなり具体的ないろんな提案をいただいた方からは、言いっ放しになっているのではないかといった声もいただいております。これはある意味で当然のことですので、今後、説明会あるいは個別の対応を通じまして、できる限り丁寧にご理解をいただくように進めてまいりたいと思います。
◆田中優子 委員 せっかく百年という大きなものを考えてつくるので、いいものにしていただきたいんですが、感情的なところで、最初の段階で受け入れがたいみたいなものになると、非常に残念なので、今後の対応についてはぜひ検討してください。よろしくお願いいたします。
◆吉田恵子 委員 細かいことなんですけれども、二階の相談室というところがあります。その手前に更衣室とあるんですが、この更衣室はだれの更衣室でしょうか。
◎霜村 施設課長 教職員の更衣室を配置しています。
◆吉田恵子 委員 相談室というのは、スクールカウンセラーの先生がいらっしゃって、子どもたちの悩み事も聞いてくれる場所だと思うんですけれども、これを見る限りだと、大人のための部屋の中の一番奥にあるんですね。私たちの会派の中では、ずうっと、子どもたちが入りやすいところへ設置をしてほしいということを言っております。何校か見せていただいた中で、保健室の近くというのはとてもいいなと思うんです。できれば、何か並べられるような格好に変えられないかということも、ちょっと考えていただきたいと思います。
◎霜村 施設課長 基本設計を進める中で検討させていただきます。
◆石塚一信 委員 生徒数のところですけれども、人口の動態を考えておやりになっていて、塚戸小学校のように次に買収しなくても済むというと、非常にいいと思うんです。こういう方法は僕はすごくいいかと思うんですが、これをよくよく見てみると、一クラス平均三十五人ぐらいでいくということですよね。計算すると、百四十人ふえて二つの教室がふえるということは、全部を平均で割ると三十五人ぐらいになるんですね。そうすると、これから先々、この建物を考えていくと、ほかの学校ではもしかするとそうじゃないかもわからないね。三十五人ということじゃないかもわからないね。いろいろあるでしょうけれども、よくよくそういうことも考えて、いろんな時代の流れというのがあって、三十人学級にしてくれとか、いろいろ陳情も請願もあります。国会の方で答弁していただいているような内容もよくよく見て、この数字でいけば三十五人になるわけですから、よくお考えになってやってください。
◎霜村 施設課長 現状では、全小学校の一クラスの平均は三十二名弱ぐらいでございます。ですから、確かにご指摘のような将来の変化というのも考えられますので、柔軟に対応できるような施設にしてまいりたいと考えます。
○平山八郎 委員長 次に(5)ですが、これも構想案なので時間がかかるような感じがするので、休憩をとりたいと思いますが、よろしゅうございますか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○平山八郎 委員長 それでは、十二時二十分まで休憩いたします。
    午後零時五分休憩
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    午後零時二十分開議
○平山八郎 委員長 それでは、引き続き会を開かせていただきます。
 (5)幼稚園と保育園の機能を一体化した「新しい形の総合施設」構想案について。
◎菅井 学務課長 幼稚園と保育園の機能を一体化した「新しい形の総合施設」構想案についてご説明申し上げます。
 区立幼稚園の旭、羽根木の二園につきましては、これまで幼稚園と保育園の機能を一体化した新しい形の総合施設へ転換することとして、この間検討を進めてまいりました。この施設の構想につきましては、国の検討内容を視野に入れつつ、学識経験者や私立、区立の幼稚園長、区立の保育園長等による意見交換、それと議会でのこれまでのご意見等を踏まえまして、今回、構想案としてまとめたものでございます。
 資料にも記載してございますけれども、意見交換会は昨年の十二月以降、三回にわたって実施してまいりまして、さまざまなご意見をいただき、構想案に取り入れさせていただきました。今回のスケジュールでございますけれども、今年七月を目途に二つの施設ごとに基本構想のまとめに向けた検討を進めていきたいというふうに考えております。今後とも意見交換につきましては、これまでと同様に学識経験者等による実施を考えておりますけれども、課題であります保護者の参加につきましては、本日、区の幼稚園関係者とお会いしまして参加をお願いする予定になってございます。
 今後も参加要請を行いながら、何とかユーザーの視点でのご意見をちょうだいしてまいりたいというふうに考えております。
 また、十八年度中に施設運営事業者の選定を行い、夏休み期間、それと春休み期間を改修工事と考えております。十九年の四月以降の早い時期に総合施設開設に向けて進めてまいりたいというふうに考えております。
 構想案につきましては、別添のとおりおつけしておりますが、概要版と冊子にまとめさせていただきました。今後は二つの園の近隣町会、自治会等に回覧板をお願いするとともに、区立幼稚園の保護者に対しても周知する予定でございます。
 なお、参考といたしまして、当区の就学前教育のあり方についての冊子をお手元にお配りしておりますけれども、後ほどごらんいただければというふうに思います。
○平山八郎 委員長 ご質疑はございますか。
◆新田勝己 委員 保護者は、出席要請をずっと続けてきている。先般のこの教育委員会の中でも、保護者の意見を何とか聴取しろ、出席させろという委員もいらっしゃった。だけれども、保護者の反対する会と言った方がいいのか、どう言った方がいいのか、その圧力がかかって出させないような形をとっているという姿が見えているわけですね。ホームページにもちゃんと書いてありますよ。そういう形というのは本来の姿じゃないし、各委員さんもそれは認識しておかなきゃいけない。せっかく呼びかけても、区立幼稚園の存続を願う会の方たちが区立幼稚園、PTA連合会にも圧力をかけているような形になっている。
 それで、まだ要請はずっとしていく。していっても、結果的には出てきてくれない。こういう現象をどう解消するのか。もう無視するのか。ちょっとひど過ぎるんじゃないか。せっかくいいものをつくっていこうという形の中に、呼びかけても出てこない。それは総合施設というのが嫌だから出てこないという理由らしいんだけれども、ほかに出ていただけるような人というのは探せないものなんですか。
◎庄司 教育次長 区立幼稚園の存続を願う会、今委員がおっしゃった団体名でございます。二つの園について、これを廃止して総合施設にするということについては保護者の皆さんからはいろいろな意見をいただきまして、そのPTAとはまた別に、保護者会の中で、その該当する二園については、出席については控えさせていただくというような動きがあったことも事実でございます。
 私どもは、広く保護者の方のご出席をということで要請は続けてまいりました。少しずつ総合施設についてのご理解等もいただいているところでございますので、PTAあるいは保護者の皆様の方には引き続きご出席を要請いたしまして、今後も生の声を聞いていきたい、このように考えております。
◆すがややすこ 委員 施設の事前改修なんですけれども、どの部分の改修が必要になるのかということと、あと建てかえとかの――これは築三十年ぐらいですかね。多分建てかえとかが今後出てくると思うんですが、その辺のところをどういうふうに考えているのか教えてください。
◎庄司 教育次長 個々の建築物については、耐震診断等も行いながら、改修等が必要であれば行っていこうと思っております。特に保育といった中からは、給食の施設をどうするかといった問題と、あと受け入れる年齢層によっては部屋を間仕切りしたりしなきゃいけないのかどうか、あるいはふやさなきゃいけないのかどうか、今後十分、この運営を定めながら、施設についてのあり様、それを設計の方に反映していきたいというふうに考えております。
◆新田勝己 委員 確認だけ。今、国の動きはどうなっているのか。これには国における検討を視野に入れたというような形だけしか書いていないんだけれども。
◎庄司 教育次長 国は、厚労省と文科省の方の二つの部会が一体的に検討して、一つの方向性を出したわけでございまして、十七年度、この総合施設についてはモデル事業として三十六施設を公表したわけでございます。これをどのように国としては展開をして法律等についても改正を行っていくという作業が十七年度中に行う予定でございますので、まだ大きな動きは出ておりませんが、ここを十分視野に入れながら、区としても残る課題について解決していきたいというふうに考えております。
◆田中優子 委員 スケジュールなんですが、平成十九年四月以降、先ほどの説明ですと、できるだけ早い時期に開園したいということでしたけれども、やはりこれも存続を願う父母の会のホームページには、何か大変おくれるというような書き込みがあったように記憶しているんですね。四月にはとても開園できないし、もっとかなりおくれるような書き方だったような気がするんですが、四月以降は、一カ月後でも、半年後でも、どこでも以降なわけですね。ですから、その辺の見通しというのはいかがなんですか。
◎庄司 教育次長 工事については、子どもたちというか、乳幼児がいるわけでございますので、ふだんの日は行うことは難しいと思っております。夏休み工事であるとか、冬休み工事、それから春休み工事等を利用しながら、できる限り早くということでございます。当然、これからここに入れたいと願う保護者の方等もありますので、大幅におくらせるという考え方は今のところございません。
◆田中優子 委員 やはりそういう情報が一体どこからどのように伝わって、ああいう書き込みになるのかわからないんですけれども、いかにも区が言っているスケジュールも何も全く信用できないんじゃないかというような雰囲気になってしまうのは、非常に私は好ましくないことだなと思うんです。ですから、できるだけ信頼を得られるような形で、スケジュールはしっかり管理して進めていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
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○平山八郎 委員長 次に参ります。(6)平成十七年度私立認可保育園分園の整備について。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 それでは、資料に基づきましてご報告させていただきます。
 本件につきましては、明日の保健福祉常任委員会とあわせ報告でございます。世田谷区教育委員会では、この間、順次中学校の自校方式の調理場整備を進めてまいりまして、十八校目として瀬田中学校が今年度予算対応ができまして、整備の段取りとなっております。
 大変恐縮ですが、裏面をごらんいただきたいんですけれども、裏面の下のところに地図として、この瀬田中学校で給食調理場をつけられる場所として、今、テニスコートとなっておりますが、そこが考えられるという段取りになりました。また、背景といたしまして、また表面を見ていただきたいんですけれども、子ども計画もあわせまして待機児ゼロに持っていくために何とか保育サービスの施設の受け入れ枠を考えていかなければならないという中で、子ども部と情報提供している中で、今回は保育施設、学校施設の整備ということでは三例目という形になるわけなんですけれども、中学校の敷地を活用した認可保育園の分園を設置することができることになったということでございます。
 整備内容としましては、2に記載してあるとおりでございますが、定員としては(4)の施設内容の定員のところに二十九名ということで、一歳児十四名、二歳児十五名、こちらで受け入れをしようと。
 また、その運営主体につきましては、3にありますように、認可保育園であります私立身延山保育園が運営主体となり、分園の運営を行っていきたい。この結果、一、二歳児がこちらに来ることによって、三、四歳児が本園の方である程度賄える形になっていこうかということでございます。
 裏面のところにその他として、駒留中学校と砧南中学校のこれまでの事例を記載してございますが、それぞれ校長先生にお話をお聞きしますと、中学生たちにとっても、小さな子どもたちとの触れ合いが非常に生まれて教育的な効果はあるというふうにお話を受けておりますので、先々もいろいろ考えていきたいと思っております。
 簡単ですが、以上でございます。
○平山八郎 委員長 ご質疑はございますか。
◆栗林のり子 委員 一点だけ確認させてください。本当にこれはうれしい展開です。本当に高く評価をさせていただくんですけれども、特にこの地域、待機児が多いところですし、また、今、分園が計画されているところは特に入園希望者も多くて、ずっと入園を待っているという方も多いところなので、地域との非常に密接な信頼関係も築いているところでもありますので、ぜひこういった形で分園制度を進めていっていただきたい。今、積極的に考えていくというふうにおっしゃっていましたが、大体一年に一園ずつとか、そういう具体的な展望はあるんでしょうか。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 まだそこまで具体的には検討する土台はないわけですけれども、学校施設の有効活用という視点で、余裕教室などを勘案しながら、また全体の公共施設整備方針で施設整備を進めていく中でも勘案して、全体で検討していきたいと思っております。
◆すがややすこ 委員 私立保育園の分園とか、そういう形で中学校の中に保育園が併設されるというのが、世田谷区内では全部で三校できることになると思うんですけれども、どうして全部中学校なんですか。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 これまで施設の有効活用する視点の中で、例えば子どもたちが入る場所というのは一階でないとなかなか難しい。施設が例えば二階、三階に少し余裕があるスペースがあったとしても、なかなかそれは難しいという全体の状況を勘案していく中で、現実的に中学校になっているということでございます。
◆すがややすこ 委員 今、先ほどちょっとおっしゃっていましたけれども、中学生にとっても小さいお子さんと一緒に過ごすことが非常によいということで、そういう連携みたいな部分でもすごくいいのかなというふうに思うんですけれども、例えば小学校でこういう取り組みをやって、三歳児、四歳児、五歳児とかを入れていくような形にして、今言われている幼小連携の保育園バージョンというのを私は結構やってほしいなというふうに個人的には思っているんですが、その辺も含めて、今後、スペースだけじゃなくて、小学校に入る前の子どもたちの教育という観点からも、今は中学生から赤ちゃんにという上からの一方通行だけじゃないですか。だけれども、そうじゃなくて、小さい三歳、四歳、五歳の子どもから上というふうな見方も視野に入れて検討していただきたいなというふうに要望します。
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○平山八郎 委員長 次に参ります。(7)教育会館の臨時休館について。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 教育会館の臨時休館についてご説明いたします。
 臨時休館とする日でございますが、五月九日月曜日を予定しております。対象施設は、中央図書館を含みます世田谷区教育会館全館でございます。
 臨時休館とする理由でございますけれども、年一回の建物全体の電気設備の点検及び清掃が目的でございまして、区立図書館システムの稼働停止によります地域図書館への影響を勘案いたしまして、地域図書館の休館日に合わせて実施することといたします。
 利用者への周知の方法でございますが、五月一日号「区のおしらせ」に掲載するほか、四月下旬より教育会館内にお知らせを掲示いたしまして、利用者に周知を図ってまいりたいと思います。また、これに加えまして、図書館のホームページ、それから区のホームページがございますが、そのトップページ、表紙のページに「Topics」という欄が出てきます。そちらの方にも記事を乗せまして、一般区民にお間違えのないよう、迷惑がかからないよう周知する予定でございます。
○平山八郎 委員長 お尋ねはございますか。
◆石塚一信 委員 これは臨時となっていますが、こういう施設設備の点検というのは、臨時じゃなくて、あらかじめスタンスを決めてということはやらないんですか。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 年一回、公立の施設ということで世田谷区におきまして建築物等の保全規定がございますので、それにのっとりまして適切な日を設置いたしましてやっていくというふうになっております。
◆石塚一信 委員 ちょっと臨時なのか、いつもきちんと時を見てやっているのかということをお聞きしたかったのがどうしてかというと、全館休みというのは月曜日でしょう。そうすると、五月二日の月曜日も全館休みですか。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 月曜日に当たりますので、図書館は休館となる予定でございます。
◆石塚一信 委員 五月二日も閉館ですよね。
◎齋藤 教育相談・特別支援教育担当課長 ただいまの発言を訂正させていただきますが、地域の図書館は休館でございますけれども、中央図書館は五月二日はあいております。
◆石塚一信 委員 そういうのじゃなくて、ちょっと僕の聞き方が悪いんですが、要するに、連休が続くので連休明けの日をねらったのか。それとも、連休中はいろいろと図書館を使う人が多いから五月二日はやめて、比較的必要のないときを選んだのか。要するに、区民に配慮しているんですかということを聞きたかった。
◎庄司 教育次長 石塚委員のおっしゃるとおりでございまして、連休中はお客さんも多い。あと、職員も交代で出てくる。したがいまして、そこを十分配慮した上で九日の月曜日に一斉に休館をさせて、保守点検という形でさせていただいたという事情でございます。
◆石塚一信 委員 そういうことは言った方がいいですよ。やっぱり区民の方たちは、そういうことを言わないと、気持ちをわかってもらえないところがあるので、自分たちのことを言うのは照れくさいとは思うんですが、やっぱり本当に区民のことを考えて、職員はみんなで動いていますよというときには、素直にこういうぐあいに配慮して、こういうふうに一応しましたというのも、僕はこれから大事かなという気がします。
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○平山八郎 委員長 次に参ります。(8)文化財記録映画にかかる契約不履行事故について、その結果報告をお願いします。
◎平井 生涯学習・スポーツ課長 文化財・記録映画にかかる契約不履行事故についてご報告いたします。お手元の資料をごらんください。
 本件につきましては、昨年九月の当委員会におきましておわびを申し上げるとともに、経緯を報告させていただいておりますが、まず改めて事故の概要について簡単に申し上げます。
 本件は、平成五年度から九年度にかけて、次大夫堀公園民家園内に移築、復元しました旧安藤家住宅を題材に、記録映画制作を世田谷を記録する会に委託したものでございます。ところが、成果品が納品されないにもかかわらず適切な事務手続を怠り、平成十年五月十四日に委託金額を全額支払い、その後も適切な処理をしないままであったことが昨年三月の財務事務の適正執行にかかる各部総点検によって発覚したものでございます。
 以上は昨年九月に既にご報告申し上げている事故の概要でございますが、次に、その後の事故の処理について報告させていただきます。
 まず、本年三月十八日でございますが、当時の関係者等から文化財記録映画「名主の家」が納品されました。また、成果品の納品後でございますが、履行遅延を招きました世田谷を記録する会の代表者である浅野辰夫氏及び関係職員に対しまして、履行遅延に伴って発生しました損害額百十七万二千五百二十円を請求し、先日全額が区に支払われたところでございます。また、本件事故に関与した職員及び管理監督者に対しましては、四月八日付で厳正な処分が実施されました。
 以上、改めておわび申し上げるとともに、その後の事故処理についてのご報告とさせていただきます。
○平山八郎 委員長 ご質疑はございますか。
◆岩本?昌 委員 この浅野さんと関係職員、百十七万二千五百二十円損害額が支払われた。関係職員というのはどのぐらいの割合で払われたのかというのが一点。
 それから、職員及び管理監督者が厳正に処分された。どういう処分を受けられたのか、教えてください。
◎庄司 教育次長 まず、処分の方から申し上げたいと思います。これはあくまでも懲戒処分ということでございまして、管理職あるいは係長級の職員等も関係者の中にはおりました。このだれがどういう処分を受けたのかということについては、所管であります私の方には一切そこは聞いておりません。
 あともう一つ、次に不適正なことになった遅延賠償金についての百十七万二千五百二十円の関係者でございますが、これは監督及び関係職員で、監督のほかに八人というふうに伺っております。
◆岩本?昌 委員 伺いたかったのは、この浅野さんというのが幾らぐらい損害を納入したのかと、そのあたりも伺おうと思ったんですが。
◎庄司 教育次長 この責任の問題と損害金の考え方について若干ご説明しないと、よくご理解いただけないかと思っております。自治法でこの規定がございまして、やはり納品を十分確認した上で検査行為を行って、それで支払うということについては自治法上の違反行為でございますので、この検査または権限を有するといった職員については、個人的にその損害金の賠償責任があるということでございます。ただ、このことにつきましては、事実の発生があった日から三年を経過したときについては、この賠償を命ずることはできないというふうに自治法上書いてございますので、こちらの方による賠償請求についてはできないということでございます。
 しかしながら、世田谷を記録する会の代表者、浅野さんなりが与えた損害賠償について区としてはどう考えたかといいますと、本来、九年度の支出でございますので、十年の三月三十一日までに納品されなかったこと、これが十七年の三月十八日まで約七年間、この間、納品されなかったということについてのやはり民法上の不法行為があるのではないかということでございますので、第一義的には納品を怠った世田谷を記録する会の監督があるという形になります。
 先ほど自治法上の損害賠償についてお話し申し上げましたが、とはいいましても、やはりこの違法状態を招いた職員側にも責任があるというふうに考えます。それで、現在、浅野さんの方からは損害補てんということについての能力等の問題もあります。あと、一方、先ほど申し上げました職員の責任といった中で、これは不真正連帯責務という中で支払う義務が自分たちにもあるということもありますので、浅野さん及び関係職員が全体的にこの損害賠償金について両方でお支払いするという形になりますので、監督に幾ら、職員に幾らということについての明確な定めはございません。
◆岩本?昌 委員 明確にあれがない。そうですか。私が伺いたかったのは、ただ単純にこういう問題に対して関係職員の責任があって、結果として浅野さんと職員八名ですか、百十七万円を区に納入されたんだと。どのぐらい関係職員の人が責任をとられたのか、浅野さんの方はどうなのかと単純な話だけだったんですよ。どうしても言いにくかったら結構ですけれどもね。
◎庄司 教育次長 現在、これは浅野さんの方ともいろいろ交渉させていただいた中で、やはり今すぐにお支払いについては全額は難しいということでもございましたので、それは今後関係職員との間で補償等についてのお話はさせていただきたいというふうに考えております。
◆上川あや 委員 一点聞かせてください。しばらく納品するべきものが納品されなかったということで、その原因には代表者の方のご事情があったということは以前にもお聞きしたんですけれども、保存されている素材がきちんと渡されないと物をつくることが難しいみたいなご説明を以前いただいていて、それは渡してもらって、物をつくって、納品されたというところまではわかったんですが、代表者が実質的に不在のような状態になって、しばらく置いてあったものが、今ここに来て納品されたと言われても、実際に相当額を払ってつくっているものに対するきちんとした質が担保されているのかどうかがまた気になるんです。確かにフィルムを渡されて、にわかに、九月に報告があって、もうできましたと言われても、本当にそれだけいい質のものができたのかどうかということをちょっと気になるので、一言お願いしたいんです。
◎庄司 教育次長 ここの理由にも書いてありますが、平成五年から解体をして、それから復元をしていったと。その記録については各年度でそのラッシュフィルムを上げていただきまして、最終的に平成九年度にそれをシナリオに合わせて編集するという作業でございました。
 先ほど若干説明の中で、正しく申し上げますと、平成十年の支払いというのは、全体が五百四十九万九千九百円だったわけでございまして、前払い金の百八十一万一千五百円を除いた三百六十八万八千四百円についてという形でございますので、全額という委託金額ではございませんで、残額についてというふうに訂正させていただきたいと思っております。
 このフィルム自体が、昨年の四月、五月の現在ではどこにあったのかどうかということについても皆目検討がつかなかった。いろいろ関係者の中から探し当てて、浅野監督とおつき合いのあったある方のところに保管されているということがわかったわけでございますので、そことのフィルムの回収についての折衝が何回か続いて、それから、ラッシュフィルムですから結構な数になります。それを全部回収したもの、これが正しいかどうか、あるいはシナリオについても本当にいいかどうかということを、今度は世田谷を記録する会の関係者及び民家園を中心とする職員が一個一個丹念に調べ上げながら、シナリオを完成させながら、そのフィルムをつくり上げていったということでございまして、あとテロップ、あるいはナレーター等も職員の方で補ってつくったという形でございました。
 完成したものについて、私の方も見せていただきました。これは余分がございますのでご希望があれば委員の皆様の方にもお配り申し上げたいと思っておりますが、そういった意味では、私どもはどうしても素人でございますので、素人でつくり上げた中では、それなりにいいものができたんじゃないか、記録映画として残せるものができたんじゃないか、このように考えておりますので、その点は十分とは言えないんですが、その点は十分ごしんしゃくいただきながら、今回の事件についてはおわび申し上げ方々、これで一応の決着がついたのかなというふうに考えております。
◎霜村 施設課長 委員長、済みません。施設課長ですが、昨年度の担当者として一言だけ述べさせていただけますか。でき上がった作品を世田谷を記録する会とも関係のあったドキュメンタリー映画の監督の方に見ていただきました。その結果、大変よくできているというご評価をいただきましたので、今、次長がお答えしたとおり、質についても一定程度評価していただいてもいいものかなというふうに考えております。
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○平山八郎 委員長 それでは、(9)その他は何かございますか。
◎泉谷 教育改革・学校適正配置担当課長 口頭で大変申しわけございませんが、一点ご報告申し上げます。
 昨年の十二月の当委員会におきまして実施することをご報告申し上げました「二十一世紀せたがやのうた」についてでございます。せたがや文化財団におきまして鋭意取り組んでまいりましたが、先ごろ区内在住在学の小中学生から公募した歌詞、百七点ございました。その百七点の審査会が行われまして、優秀作品が一点、佳作六点が選ばれたという一報がございました。そこで、とりあえず速報としてお伝え申し上げます。
 これから先ですけれども、作曲を専門家にご依頼申し上げ、夏ごろまでには発表を目指すとともに、優秀作品などを表彰していきたいというふうに聞いております。
 なお、詳細につきましては改めて当委員会でご報告申し上げます。
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○平山八郎 委員長 ほかにございますか。
◆石塚一信 委員 先般、学校の教員がいろいろな不祥事があったりして、指導課長が答弁なさったときに、私がいい先生がたくさんいらっしゃるんじゃないかというお話をここでさせていただいたんですね。新しく教育指導課長がおかわりになったこともありますが、私は自分で発言した以上は、自分も心が痛かったものですから、いろいろな学校でちょっとお話を聞きました。時間がありませんので細かくは後で書類をお渡ししますけれども、要するに自分のお子さんを育てた本当に苦労の経験を生かして、登校拒否だとか、いろいろ複雑な家庭のお子さんを一年間の間に見違えるようにされた先生とか、サークル活動というのは授業の外でやらなきゃならないので土曜、日曜出てきたり、それから夜遅くまでいろいろと研究されたり、すばらしい先生がいっぱいいましたよ。
 ですから、指導課長は新しくなられましたけれども、ぜひいろんなすばらしい先生がいらっしゃいましたら、自信を持って答弁に当たっていただきたいと。私もこれで文教常任委員会がきょうで終わりなので、そういう発言をする機会がないものですから、あえて、委員長に申しわけないんですが、蛇足みたいな意見で申しわけないんですけれども、すばらしい先生がたくさんいらっしゃいます。ぜひそういう先生の話を発掘されて、探し求めていってほしいと思います。
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○平山八郎 委員長 資料が三点ほどございますが、これは説明は要りませんね。委員の皆さん、読んでみてください。
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○平山八郎 委員長 以上、本日の案件は終わったわけですが、今ちょっと石塚委員からも最後のあいさつみたいなあいさつがあったので、委員長としても一言ごあいさつ申し上げます。
 高齢な委員長を田中副委員長を初め各委員、また理事者におかれましては温かくご支援賜りまして、つつがなく終了しそうでございますので、改めて厚く御礼申し上げる次第でございます。今後ともよろしくお願いいたします。
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○平山八郎 委員長 それでは、以上をもちまして散会いたします。ありがとうございました。
    午後零時五十七分散会
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 署名
  文教常任委員会
   委員長