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東京都 世田谷区

平成17年  4月 公共交通機関対策等特別委員会−04月18日-01号




平成17年 4月 公共交通機関対策等特別委員会
世田谷区議会公共交通機関対策等特別委員会会議録第三号
平成十七年四月十八日(月曜日)
 場  所 第五委員会室
 出席委員(十二名)
   委員長       諸星養一
   副委員長      岸 武志
             石塚一信
             小畑敏雄
             原田正幸
             平山八郎
             関口太一
             吉田恵子
             高橋昭彦
             増田信之
             田中優子
             木下泰之
 事務局職員
   議事担当係長    岡本守広
   調査係主任主事   越智則之
 出席説明員
  都市整備部
   部長        株木孝男
   交通企画課長    草野智文
  道路整備部
   部長        板垣正幸
   道路計画課長    青山雅夫
    ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
本日の会議に付した事件
 1.請願の審査
  ・ 平一七・三号 祖師谷・成城地域循環ミニバス反対に関する陳情
  ・ 平一七・一三号 祖師谷・成城地域を循環するミニバスの早期促進を求める陳情
 1.報告事項
  (1) 三軒茶屋駅周辺地域における交通バリアフリー基本構想の策定について
  (2) 第三回PI外環沿線会議について
  (3) その他
 3.協議事項
  (1) 次回委員会の開催について
    ◇ 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◇
    午前十時開議
○諸星養一 委員長 それでは、定刻になりましたので、公共交通機関対策等特別委員会を開会いたします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○諸星養一 委員長 本日は、請願審査等を行いますけれども、その議事に先立ちまして、四月一日付で人事異動がございましたので、まず理事者の方から自己紹介をお願いしたいと思います。
◎板垣 道路整備部長 この四月の人事異動で道路整備部長に着任いたしました板垣でございます。よろしくお願いいたします。
◎草野 交通企画課長 同様に、四月一日付で交通企画課長に就任いたしました草野でございます。よろしくお願いいたします。
○諸星養一 委員長 それから、担当書記もかわられましたので、自己紹介をさせていただきます。
◎岡本 書記 議事担当の岡本です。よろしくお願いいたします。
◎越智 書記 調査係の越智と申します。よろしくお願いいたします。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○諸星養一 委員長 それでは、1の請願審査に入りたいと思います。
 平一七・三号「祖師谷・成城地域循環ミニバス反対に関する陳情」並びに平一七・一三号「祖師谷・成城地域を循環するミニバスの早期促進を求める陳情」、この二件が当委員会に付託をされております。
 この内容についてでございますが、いずれも祖師谷、成城地域におけるミニバスに関する陳情でございますので、一括して議題とし、最終的な取り扱いについてはそれぞれ個別に行っていくということにさせていただきたいと考えておりますが、これにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○諸星養一 委員長 ご異議なしと認めますので、平一七・三号及び平一七・一三号の二件については一括して議題とさせていただきます。
 なお、平成一七・三号「祖師谷・成城地域循環ミニバス反対に関する陳情」につきましては、三百七十三名分の署名の追加がございます。したがって、代表者を含めて総計で八百二十二名、また、平一七・一三号「祖師谷・成城地域を循環するミニバスの早期促進を求める陳情」につきましては二百七十七名分の署名の追加がございました。代表者を含め、総計で四千三百九十六名となりましたことをここにご報告申し上げます。
 ここでお諮りをさせていただきます。本二件について、それぞれの陳情者から趣旨説明をしたいとの申し出がございます。これを許可することにご異議ございませんか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○諸星養一 委員長 それでは、ご異議なしと認めます。趣旨説明を許可することに決定いたしました。
 趣旨説明を聴取するために、しばらく休憩といたします。
    午前十時三分休憩
   ――――――――――――――――――――――
    午前十時五十八分開議
○諸星養一 委員長 休憩前に引き続き、会議を開きます。
 本二件について、理事者の説明を求めます。
◎草野 交通企画課長 それでは、祖師谷・成城地域の循環バスについて改めまして私の方からご説明申し上げて、陳情の趣旨についてご説明申し上げます。
 本バス路線につきましては、世田谷区で平成十四年九月に策定いたしました交通まちづくり基本計画の中で、交通不便地域を中心に新規バス路線の導入促進を掲げておりまして、公共交通不便地域の解消に向けて施策を展開している一環でございます。当循環バス運行も、こうした公共交通不便地域の解消を主な目的としているものでございます。
 この路線につきましては、昨年、実験運行を行ってございます。この実験運行に際しましては、昨年の六月に説明会を実施しまして、十一月の一カ月間、実験運行をいたしました。さらに、本年二月に実験運行に関します報告等の説明会を実施しております。この実験運行におきましては一万一千人強の方がご利用になられました。実験運行中におきましては、区の出張所及びバス車内に意見要望シートを設置いたしまして、ご利用者各者のご意見を承っております。約五百通の投函がございまして、そのうち約七割の賛成のご意見をいただいております。
 それから、実施してまいりました説明会での意見、要望等や警視庁との協議を踏まえまして、歩行者の安全確保のために隅切り整備や電柱の移設を行っております。それから、客待ちタクシーの減につきまして、タクシー協会への働きかけを行っております。それと、道路への商品はみ出し等につきましては、商店街の方への協力要請を行ってきております。また、ドライバーへの注意喚起のためには歩道に滑りどめのカラー舗装を実施してきております。それから、交通渋滞防止のため、砧総合支所南側及び祖師ケ谷大蔵駅前でのバスベイ等、これらを確保するなどを行ってきておりまして、バスの安全運行確保の条件整備に努めてまいったところでございます。
 その後も七月の運行開始に向けまして関係機関等と最終的な調整を進めてきたところでございますが、この中で、今回、警視庁から追加の指摘事項を受けまして、その結果を踏まえて対処していくような状況にございます。このことから、七月の運行開始が難しい状況になってまいったことをご報告申し上げます。今後は、当委員会のご意見も踏まえ、できるだけ早い時期に運行開始ができるように対応してまいりたいと思います。
 次に、平一七・三号につきまして、先ほど趣旨説明がございましたけれども、改めて説明させていただきます。
 バスの運行ルートの鞍橋から成城大学間につきましては一車線と狭い。それから、成城大学から砧総合支所間につきましては狭く、歩行者が安全に通行できない上、慢性的に渋滞しているという状況があり、この間をバスが走行することによりまして、歩行者、特に通学路を利用します子どもや生徒が安心して歩行できない。それから、バス運行によりまして交通渋滞がさらに悪化し、これが近隣の病院や塾の利用者へも影響する。同様に、交通渋滞によりまして緊急車両の通行に支障を来す。また、排気ガス、騒音などの環境悪化をもたらすということなどから、住宅地であります成城地域に住民が安心して住めなくなるということで、循環バスの運行に反対をされているものでございます。
 私どもといたしましては、歩行者の安全につきましては、バスの運行に際して、歩行者、自転車を優先させ、極力低速で運行し、交通安全には最大限の配慮をしてまいりますとともに、小学校へ実験運行前から路線計画等を説明してございます。それから、ルート上の通学路の一部につきましては、滑りどめカラー舗装を実施して対策をとってきたところでございます。
 次に、交通渋滞の影響でございますけれども、バスには三十数名の乗車が可能でございまして、従前、自家用車、タクシー等をご利用していた方がバスへ振りかえをすることが考えられます。このため、時間当たり二台のバスの増加がございますけれども、全体では交通量の抑制に一定の効果が期待できるのではないかと考えております。実際、実験運行の際の調査では、砧総合支所前の通りの渋滞回数につきましては減少が見られたところでございます。このため、緊急車両の通行に際しましても、バス運行の影響というのは少ないのではないか、余り考えられないのではないかと考えております。
 それから、環境の影響についてでございますけれども、今回、導入を予定しております車両につきましては、東京都環境確保条例の排出ガス規制基準値の性能を持っております低公害車でございます。それから、騒音につきましては、実験運行中、当初、坂の途中にバス停がございましたけれども、こういったものを移設しまして坂道発進によるエンジン音、これらの発生をさせないよう配慮しているところでございます。
 次に、平一七・一三号につきましてご説明申し上げます。
 地域内に駅までの公共交通機関が整備されていないため、不便である。それから、高齢者が多い地域でありまして、自家用車もなく、特に雨の日はタクシーもつかまらないなど外出の手段がない。それから、バス運行によりまして自家用車、自転車からバスへの利用転換が想定されるため、駅前の混雑緩和や放置自転車の減少が期待できる。それから、子どもや女性が夜間の外出をする際、防犯上、安全性の向上が見込まれることなどによりまして、早期のバス運行を求められているものでございます。
○諸星養一 委員長 以上の説明に対しご質疑がございましたら、どうぞ。
◆関口太一 委員 今の説明の中で、警視庁の方から追加で何か指摘があったということですが、その中身を教えてもらえますか。
◎草野 交通企画課長 今回、警視庁から追加であった指摘事項でございますけれども、大きく三カ所でございます。一カ所目は祖師谷通りの商店街の通りでございますけれども、こちらにつきましては、皆様ご承知のとおり、商品はみ出し、それから駐輪等がございまして、通行に支障があるのではないかということで、例えば交通誘導員をつけるなど、こういったことをしてはどうかというのが一点目でございます。
 二点目でございますけれども、鞍橋の付近でございまして、こちらにつきましては電柱の移設等が必要ではないかというような指摘でございます。やはりここにつきましても狭いということからの指摘でございます。
 三点目でございますけれども、成城学園の北東側のところでございますが、道路舗装の点検補修について検討しろというような内容、それから、注意喚起のカラー舗装についてということで、大きく三カ所で指摘をいただいております。
◆関口太一 委員 その中で一つ、祖師谷の商店街通りの駐輪だとか陳列等のはみ出しの指摘があったということなんですが、それはこの計画をいわゆる導入するか否かという議論になっている際にも、議会から、いろいろ我々の方からも指摘をしていたと思うんですけれども、それはこの間どういうふうな対応を役所としてはされてきたのか、お聞かせください。
◎草野 交通企画課長 先ほどご説明で申し上げたところもあるんですが、商店街の方は商品陳列その他について抑制をお願いするとか、パトロール等をしてまいったところでございます。
◆関口太一 委員 警視庁から指摘をされたということは、それがまだ役所側がイメージをしていたところまで達していないというふうに受け取っていいんですか。
◎草野 交通企画課長 警視庁の方としては、さらにということで申しておりますので、警視庁のレベルにはまだ達していないのかなというような印象は持っております。
◆関口太一 委員 そのあたりは、今後、いろいろな関係の方々と話し合いをしなくてはいけないと思うんですけれども、その課題は何とか解決できそうだということは思っているんですか。
◎草野 交通企画課長 今後協議ということは当然続けていくわけでございますけれども、商店街の方のご理解は今いただいているところでございますので、さらに協議を進めまして、何とか運行に支障のないといいますか、安全がより一層向上するような形でというような調整を考えております。
◆関口太一 委員 一つ警視庁の方から交通の誘導員みたいなものを設置すればどうかと具体的に提案をされているようですけれども、それは先ほど趣旨説明の中でもあったような、商店街の方々のウルトラマン商店街警備隊というようなことにつながってくるんですか。また別物なんでしょうか。
◎草野 交通企画課長 まだ具体的に協議をさせていただいておりませんので、結果としてどうなるかというところはちょっと申し上げられないんですけれども、今のところ、それと、私どもの言っている交通誘導員というような指摘を受けている内容について、必ずしも合致するかどうかというのはまだ不明でございます。
◆田中優子 委員 警視庁からの追加指摘事項のことなんですけれども、これは警視庁がそれによって許可をするかしないかという、そういう問題なんですか。
◎草野 交通企画課長 警視庁は、バス事業者が国土交通省へ申請したものに対して、国土交通省から照会が参りますので、その折に同意するかどうかという形でのかかわり方をいたします。それに対する材料ということで警視庁の方からは言われております。
◆田中優子 委員 もう一つ確認させていただきたいんですけれども、その警視庁の同意というのは、許可とかそういうことなんですか。その辺がちょっとよくわからないんですけれども。同意の意味、重さはどうなんですか。
◎草野 交通企画課長 国土交通省が許可をする上においては、必ず警視庁、所轄の警察といいますか、所轄署ではないんですけれども、所管の警察で協議いたします。それがないと、基本的には許可をしないというふうに聞いております。
◆田中優子 委員 ということは、国土交通省が許可をするための必要条件として警視庁の同意があるということですよね。ですから、今回この指摘されたことというのは非常に重いというか、改善に向けての努力というか、それがしっかり認められないと難しいということになるわけですか。
◎草野 交通企画課長 委員ご指摘のとおりでございます。
◆小畑敏雄 委員 祖師谷通り商店街、あれはおおむね一キロぐらいあるのかな。今、交通誘導員の話があるんですけれども、イメージがわかないんですよ。その交通誘導員というのが、おおむね一キロとして何メートル置きに置くとかいうような話なのか、それじゃ、そのバスの前を自転車か何かに乗っかって、はい、来ますよなんてやるのか、ちょっとイメージがわかないんだけれども、区はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
◎草野 交通企画課長 交通誘導員につきましては、警視庁の方から例えばというようなことで示唆をいただいた内容でございます。方法につきましては、最終的に安全に走行するために必要な措置をとれということでございますので、一つの例として交通誘導員という提示を受けております。委員ご指摘のように、交通誘導員を置くのであれば、何メートル間隔であるのかとか、そういったことは詰めなければいけない内容でございます。そのほかの方法があるのかどうか、これらも含めて検討しているところでございます。
◆増田信之 委員 一つは、この商店街の問題で先ほど理事長の方からも説明があったので、かなり議論もして、努力もするという動きになっているようですが、私もいろんな商店街を知っていますけれども、商店街だけで解決できる問題ではなかなかないんですね。今、警視庁から言われた指摘の中のはみ出し、駐輪の問題ですが、特に駐輪の問題については、我々、通勤通学の放置自転車が今まで議論されてきて、困り事のベストスリーにいつも入っているんですが、同時にやっぱり買い物用の駐輪というのが、烏山を見てもわかるように、かなりひどくなっているんです。これを改善するのは区も知恵を絞っていただきたい。何十年たってもこういう同じ質問が出てきたりしているというのは、やっぱり努力が足りないんじゃないか。
 これは役所の方ですべてできるわけではないと思います。私がよく言うように、デパートを考えてみれば、デパートの売り場を全部足すと三キロぐらいになるんですが、売り場に自転車を横づけにする人はいないんですよね。必ず表に自転車を置いて、中に入っていくわけですよね。中に入って、スーパーのように押し車を使ったり何かする場合はありますけれどもね。そういう意味で、商店街の中に買い物専用の駐輪場を設ける。それを商店街が管理する。こういうシステムができれば、一つの商店街がデパートあるいはスーパーと同じような役割が果たせるんじゃないか。
 そういうことについて、商店街と区では積極的に話し合いをし、協力できるものはしてあげる。こういう姿勢が欲しいと思うんですけれども、これは所管が交通企画の所管じゃないと思うんですけれども、これはどうですか、そういう考え方というのは、今後起きますか。
◎板垣 道路整備部長 商店街でもある一定規模以上になりますと、その商店街の中にも、その商店に対しても、自転車駐輪場を置くような、附置義務を設けるような制度にはなっているんですが、個別の本当に小さい個店においてはそういうことがなかなか難しいということで、自転車の便利さというのはその前に来て、とめて、買っていく。荷台に積んだりとか、そういうことが一番便利だということで、現実にはなかなか買い物の人たちも、店の前まで来てというような状況が続いているんだと思っております。
 今おっしゃいました、商店街でうまくそういうスペースを確保していただくようなこと、これは自転車だけではなくて、例えば荷さばきのスペース等も、いろんな駐停車をすることによって交通の阻害を催すようなこともございますので、そういう荷おろしのスペースの問題とか、今おっしゃった自転車の問題等も、商店街の方とうまくそういうスペースを活用していただくようなことがあれば、私どもも支援することができるようなことがあれば支援したいなというふうには思っているところでございますが、なかなかモデル的にそういうことが現実に起きたところは今のところございませんので、また今後研究させていただきたいと思っております。
◆増田信之 委員 今度は別の質問になるんですけれども、私たちが運転していても、一日に一回ぐらいヒヤリハットがあるというんですけれども、一カ月間モデル運行をして、ドライバー、運転された方のヒヤリハットというのは報告の中には一回もなかったんですか。どうですか。
◎草野 交通企画課長 ヒヤリハットの確認まではしていないんですけれども、接触等の事故につきましてはないという結果でございますので、その手前はあったのかもしれませんがというところでございます。
◆木下泰之 委員 今、警視庁からの待ったがかかったわけですね。これは平一七・三号の住民の陳情と全く同じような趣旨で、つまり危険だからとにかく待てと、そういうのが来たと思うんです。準備するに当たって、今まで警視庁と協議をしてきたとおっしゃっていましたね。何を協議してきたんですか。
◎草野 交通企画課長 警視庁とは、当然、実験運行もございましたので、その前の段階からやっているわけでございまして、先ほどご説明申し上げた、例えば隅切り整備とか電柱の移設とか、そういったものについては、警視庁の協議の結果も踏まえまして行ってきたところでございますので。
◆木下泰之 委員 でも、なおかつ警視庁が足りないと、そう言うわけでしょう。それから、商店街は危険であると、そう言うわけでしょう。そのそごはどこから来るんですか。
◎草野 交通企画課長 今回、実験運行ではなくて本格運行に際して、最終的な調整という形でご説明申し上げたんですけれども、その中で出てきた内容でございます。
◆木下泰之 委員 私は、商店街の人たちに対して、ある意味ですごく不親切なやり方を区はしてきたと思うんです。バスを運行させると、そういう規制がかかってくるんですよ。それで、今まではあそこの商店街は買い物客が自由に歩けるような形になって、車道ではあるけれども、歩行者が占拠するような状況で自由な買い物ができたわけですよ。それで、車が遠慮していた。そういう状況の中で、ただ、バスを通すというのはどういう意味があるか。
 私は前から言っていましたよ。バスを通すということは、そこについてかなりの規制がかかって、例えば商店街についてもセットバックとかの要求をされたり、そういうことになるのではないかということも言ってきたわけだけれども、まさに後から、後出しで、要するにバスを通すことによって商店街に対してかなりの規制をかけていく。そうすると、駅前商店街というのは、やはりああいう自由な雰囲気で買い物ができるというのが、商店街にとっては非常にいいと思うんです。それが非常に阻害されてくることになると思うんです。
 そういうのは事前協議をやりながら、つまり、バスを通すとそういうことになりますよと、そういう話はやっぱりきちっとしておくべきだったと思うんです。だって、そういうことはわかっていたんじゃないですか。いかがですか。
◎板垣 道路整備部長 当然、安全対策というのが一番重要な点ですから、そういったものを事前に実験運行のときも、警視庁の方に実際を知っていただいたということで、そのときに全部言っていただければよかったんですけれども、そのときはこの程度までというようなお話で、私どもはそれに基づいて措置をしてきたわけでございますが、やはり最終的な本格実施ということで、警視庁の方も、より慎重に実際されたということ結果だというふう地考えております。
◆木下泰之 委員 そうだとしたら、判断が非常に甘いね。
 それから、このことについては、実はある会派から説明に来たと聞いたんだよね。新交通企画課長が新任のあいさつと一緒に説明に来たと言ったんです。説明して回ったんですか。
◎草野 交通企画課長 状況報告という形でやらせていただいております。
◆木下泰之 委員 私は、交通の委員ですよ。私のところには一言もなかったですよ。つまり、大きい会派にはそういう説明はされて、きょうの審議があるということをわかっていながら、なぜ説明しないんですか。冗談じゃないですよ。なぜですか。答えてください。
◎板垣 道路整備部長 最近の状況変化ということでご説明を少しさせていただきましたけれども、木下委員の方にはちょっと連絡が漏れていたということなんです。
◆木下泰之 委員 つまり、きょうの委員会があるということで説明されたんでしょう。私は委員ですよ。一人といえども会派を名乗っているんだよ。それについて説明がないとはどういうことだ。ちゃんと謝罪してください。
○諸星養一 委員長 今のはご意見として。
◆田中優子 委員 先ほど警視庁の追加指摘事項が、これがきちんとできなければ同意できないということになるというふうに、ちょっと確認させていただきましたが、言いかえれば、この条件を克服すれば運行の同意が得られ、国交省の許可も得られることになるのかと思うんですけれども、区としては、やはり陳情者の中にはとても危険だとか、不安だとかおっしゃって反対している方たちもいる中で、こうした具体的な指摘があって、それをクリアしなきゃいけないという現状況の中で、クリアできるとお考えなのかどうか、その辺はいかがですか。
◎草野 交通企画課長 運行へ向けて、私ども進めて参りました。何とか安全な運行を確保して進めていきたいと思っておりますので、何らかの形で必ず対策をとってまいりたいというふうに考えております。
◆田中優子 委員 それはぜひとも努力していただきたいと思うんですけれども、じゃ、具体的にどのぐらいの期間をもってして、何とかこの条件をクリアしようというふうに考えていらっしゃるか。それはいかがですか。
◎草野 交通企画課長 この点につきましては、まだ検討を始めた部分もございますので、ちょっと目途をお示しするのは難しいところなんですけれども、できるだけ早く本格運行できますように検討してまいりたいと思います。
◆小畑敏雄 委員 三号の方の陳情についてですけれども、三号の方々がおっしゃっているのは、特に鞍橋を左折したところから四メートルない道路がかなり続いて、それから成城学園のところから広くなる。そこの線の狭いところが非常に危険だよというご指摘なわけで、私もそこのところは一週間に二、三回通るし、成城学園の前から砧総合支所にかけては毎日のように通っているからよく知っているんですけれども、確かにあそこの狭いところは、自分で車を走っていても、どこからか飛び出しがあるんじゃないかと思ってゆっくり走る場所です。
 そんな中で驚いたのは、先ほどの一三号の方の陳情者の方々からの説明で、そこの町会がほとんどが賛成したということで、逆に驚いているんですけれども、そういう点からすれば、三号の方の方々が言っている問題で残された問題は、成城学園の正門から砧総合支所へかけてが大変混雑していると、私自身もそう思います。
 そんな中で、緊急自動車が影響ないというふうに先ほど課長は言われたけれども、私はやっぱり、三十分に一本しか通らないバスであろうとも、その時間帯は多少の影響はあるんじゃないかなという危惧はしています。特にそこの区間については交通混雑、それから歩行者の安全、そういう意味からすれば、何か対策をした方がいいのではないか。できることはやった方がいいのではないか。
 絶対物理的に無理だということであるならば、これはやむを得ないですけれども、特にその区間においては、砧総合支所が十五メートルか二十メートルありますよね。それから、伺うところによれば、そこから今度は成城学園の正門へかけては、成城学園が今度改築をなさる。それに合わせてセットバックをする予定だと。それが二年後であるというふうに伺っているわけですけれども、そういう意味からすれば、その二年後を前倒しにして、あそこは主要生活道路ですか、拡幅の計画があるということもあわせれば、できるだけ早い時期に前倒しでその道路の拡幅、もしくは歩行者道の確保みたいなものを優先的にやったらどうか。
 加えて、砧総合支所の区間においては、あそこに受水槽があると思いますけれども、それ以外の部分では、自転車が置かれないように、俗に言ういじわる棒というんですか。スペースを確保するための棒があってということも前倒しにして整備をして、あの区間だけでも広げてあげれば、少しでも交通安全につながるし、それが陳情者の方々の考え方にもつながっていくのではなかろうかと思われますが、そういうことに関しての努力はなさるおつもりはございますか。
◎草野 交通企画課長 委員ご指摘の、例えば成城大学ですとか砧総合支所につきまして、少しでも早く拡幅等の措置をして、安全確保するというようなご指摘でございましたけれども、これにつきましては、委員ご指摘の内容を含めまして検討してまいりたいと思います。
◆岸武志 委員 私もその点では、バス路線をバスが走る、走らない以前の問題として、当該区間は確かに交通量は時間帯によって非常に多いわけです。そこの安全対策については同じように要望したいと思います。
 一つ、ちょっとこちらの昨年度の実験運行についてなんですけれども、利用者の四割ぐらいがシルバーパスを使っている。これは交通まちづくり基本計画が出発点になっているというご説明でしたが、交通不便地域の祖師谷の方にとっては高齢者の足の確保になるのではないかなということは間違いないと思うんですけれども、その点についてのご認識はいかがでしょうか。
◎草野 交通企画課長 交通不便地域の解消という形での効果と目的で、委員ご指摘のとおりだと思います。
◆岸武志 委員 それから、問題が指摘されているところで、電柱の移設が必要なのではないかというところがありましたけれども、これについてどうされるおつもりなのか。ちょっとまだお答えがないようですので、それについて伺いたいと思います。
◎草野 交通企画課長 電柱の移設につきましては、指摘を受けてございますので取り組んでいく方向でございます。
◆木下泰之 委員 平一七・一三号ですけれども、先ほどの説明者によりますと、この署名は出張所の吉岡所長がある意味ではお手伝いされて、コピーも区の施設のコピー機を使っておやりになったと。補佐するのは当然だというようなこともおっしゃっていましたけれども、これは行政がかんで、商店街や町会に加担して署名を集めるというのは非常に問題じゃないですか。その辺について、どうお考え、どういうふうに……。
○諸星養一 委員長 今の審査に直接関係のないことですので、意見として伺っておきます。
◆木下泰之 委員 委員長、一番大事な問題じゃないですか。
○諸星養一 委員長 意見としてお伺いをしておきます。
◆木下泰之 委員 これは陳情の処理の問題だから、陳情の出し方がどうなのかを聞いているんですよ。いかがですか。
○諸星養一 委員長 委員長として、意見として伺っておきます。
◆木下泰之 委員 委員長、それは不当だ。委員長、なぜこの基本的な問題について審議しない。
○諸星養一 委員長 意見としてと、私が決定しているんです。
◆木下泰之 委員 何を言っているんだ。これは大事な問題じゃないか。
○諸星養一 委員長 先ほども議論があったでしょう。それで……。
◆木下泰之 委員 なぜ、このことについて無視するんだ。
○諸星養一 委員長 無視ではありません。意見としてお伺いしておきます。
◆木下泰之 委員 それは言論弾圧じゃないいか。ちゃんと審議しなさい。担当者は把握しているでしょう。
○諸星養一 委員長 陳情そのものに対する問題ではないと私は認識しております。
◆木下泰之 委員 それは問題ですよ。
◆関口太一 委員 先ほど反対に関する陳情の説明の中で、鞍橋、公園入口、成城七丁目、成城大学の方のルートをいわゆるバス路線の方に変更可能かどうかという求めが以前役所側にあったそうですけれども、それに対して、そちら側は交通渋滞が激しいから無理なんだというふうに役所側から言われたという説明があったんですが、それに対して、なぜそれが無理なのか、改めて我々に説明していただけますか。
◎草野 交通企画課長 迂回のルートが成城のバス通りという形でのご提案だったかと思うんですけれども、こちらにつきましては既にかなりの本数の路線バスが入っております。ということで、これ以上そのルートへバスを流すことは交通渋滞をさらに助長するということもございますし、もう一つは、実験運行の際にも、こちらの成城地域をご利用の方もかなりの数がございましたので、こういった方の利便性を含めまして、このルートがよろしいのではないかということでございます。
◆関口太一 委員 その運行ルートに関しては、ずうっと今懸念をされている安全性等をもう一度よく勘案をしながら、比較をしながら進めていくべきだと思うんです。
 もう一点ですが、今回の運行は小田急ですよね。事業者の小田急は、今こういうふうな不安が上がっている中でもやるというふうに言っているんですか。
◎草野 交通企画課長 小田急バスさんにつきましては、運行の意向を持っていらっしゃいます。
◆関口太一 委員 もし、仮に運行中に何か事故等があった際には、これは小田急の全責任になるんですか。
◎草野 交通企画課長 万が一事故が起こった際には、当然、バスの運行者の責任になります。
◆関口太一 委員 では、小田急としては、いわゆる民間事業者ですから、そういうリスクを勘案してでもやっても構わないというふうに言っていると理解していいんですか。
◎草野 交通企画課長 委員ご指摘のとおりです。
◆平山八郎 委員 ちょっと長くなって恐縮ですが、今のお話もそうですが、それは交通事故は相対ですよ。小田急ばかりではございませんよ。状況によっては、被害者といいますか、加害者といいますか、立場はそれぞれにあるわけですから、一方的に小田急と決めるのはおかしいですよ。課長、そうでしょう。
 それから、先ほど陳情者の陳情案件の中に、かつてはバスが通っていたよというお話がございましたので、私は地元議員としてお話し申し上げるんですが、昭和三十一年七月から、私は祖師谷でお世話になっています。当時はボンネットバスが双方向で走っていたんです。人口も、当時はもう二万から超しておりました。こういう状況の中で、よくあの大きなバスが対面交通できたなと思って、今しみじみと思いを新たにしているんですが、数年前からここは、ごらんのとおり、公共交通機関のチベットと言っては失礼ですが、空白地帯ですよね。でありますから、何とかしてこの辺を工夫できないかなという思いをいたしておりました。
 昨年三月の本会議で、私は、何とか交通できないかというお話をバスの件で申し上げた。そうしたら、まあ、何とかやりますよというお答え。それに対して、ある議員は、何だ、役所となれ合いの出来レースじゃないかという無礼な、予想でそういうことを言っているんですね。これはなかなかにして、議員としての見識を疑いますよね。そういう中で、このバス問題はスタートしてきているわけです。
 申し上げるまでもなく、それぞれに三号、一三号、陳情をいただきましたけれども、通学路だからといってバスを通してはいかぬという方式はないし、いわんや、成城学園の正門から総合支所に至るまでは通学路ではないんですよ。大学の方も、イチョウ並木が通学路として指定されて、こっち側の方は通らないようにと大学の方でも学生に通告しているんですよ。確かにあそこは混雑してひどいところです。鞍橋の問題もありますけれども、あそこは特にひどい。
 ですから、そういう問題もあるけれども、二年後には二メートル幅を広げると大学の方も約束しているんですから、しかも、東側、南通路に関しても広げるということでございまして、せっかくそれだけの状況が進んでいる中で、先ほども陳述者から出ましたけれども、二軒のおうちが何十メートルにわたって、それじゃ、セットバックしてあげましょう、せっかくバスを通してくれるなら協力しますと。地元でですよ。今、坪幾らすると思うの。そういう強力な意思を出してきているということは、どれほど不便を感じ、苦労しているか。
 いわんや、身障者や高齢者があのバスによってどれほど助かるか。三十分に一本通すのが、排気ガスがどうの、騒音がどうの。同じ隣人同士じゃないですか。同じ日本人じゃないですか。譲り合い、そういう気持ちを持たないから、ぎすぎすしちゃうんだよ。今の日本みたいな、環境社会としては、一番嫌いな状況になってくるんだよ。身勝手過ぎるよ。どうぞ、お互いに温かい気持ちで譲り合いましょうや。
◆小畑敏雄 委員 理事者に伺いますけれども、今、成城学園の正門から、今度は北に向かっての話、鞍橋の方に向かってのところは、かなり成城学園に沿っては広く整備されたところなんですけれども、一番問題は、あそこのところに、日によって、時間によってタクシーがずらずらっと並ぶときがあるんですよね。それはイチョウ並木の方からずらっと来たものであるわけです。それから、昔はあそこのところに大型のオートバイがずらっと並んだんです。最近は、ちらちらと見かけるぐらいでございます。
 そんな中で、実は成城学園前駅の西口側もオープンして、スタートしているんですけれども、現在、歩行者だけで、真ん中の空間はがらがらでもって何も使っていない状況があるんだけれども、あそこのタクシーをそこに入れるだけでも、一つ、今これから考えようとしている交通の安全ということに関しては大きな貢献をすると私は思うんだけれども、部長さん、どうですか。
◎株木 都市整備部長 成城学園のあの広場の利用については、いろいろ計画がこれまでありますが、そういった整合等もございますけれども、委員ご指摘の点も含めて、タクシー対策をどういうふうにできるか検討してまいりたいと思います。
◆小畑敏雄 委員 お願いします。
◆吉田恵子 委員 小田急の独自事業になると思うんですが、将来的に赤字になった場合でも続けていただけるんでしょうか。これだけの整備を区の方でしていきますが、それから二年後のセットバックをやっぱり前倒しでお願いしたりとか、安全対策の確保を早急に進めていく一方で、そうやって通していくということを前向きに考えていくというのがあると思うんですけれども、見切り発車だけはしてほしくないという思いがあるので、どこまで整備をして、判断をしていくか。
◎草野 交通企画課長 今、警視庁の指摘内容、先ほど説明した大きく三カ所ということで申し上げたんですけれども、この辺の当然前向きに対応していく内容と……。
◆吉田恵子 委員 二つあると思うんですけれども、小田急の赤字の方。
◎草野 交通企画課長 では、赤字の件を先に申し上げます。
 小田急の赤字につきましては、区の答申としまして赤字補てんというような考え方を持っておりませんので、あくまでも自主運行のルートというスタンスでございます。
 それから二点目でございますけれども、整備はどこまで進めていくのかということでございますが、先ほど申し上げかけましたとおり、警視庁の大きく三カ所のところがございますので、まずこれをクリアさせることによって、何とか運行開始にこぎつけていきたいというところでございます。
◆吉田恵子 委員 その後でも、成城学園よりももっと北、鞍橋までの住宅街のところの道を広げていく、セットバックをお願いしていくようなことを継続的にやっていくんでしょうか。
◎草野 交通企画課長 具体的に運行が開始になりまして、いろんな問題等も仮に出てきました場合は、それについては対応していくような検討をしてまいりたいと思います。
◆岸武志 委員 伺っておきたいことがあと二つあります。一つは、バス会社の方が陸運局や何かの方に申請を出されているのかどうかです。もう一つは、千歳烏山と成城学園を結ぶ路線バスが既にありますけれども、そこを並行して同じ道路、路線を走るということは絶対にできないのかどうか、その二点についてだけ伺っておきます。
◎草野 交通企画課長 一点目でございますが、小田急バスの運行に伴います許可申請でございますが、こちらはまだ出されておりません。
 先ほど申し上げた、成城バス通りの件というふうにとらえてよろしゅうございますか。それにつきましては、別ルートということで、現在のルートでやっていきたいというふうに考えております。
◆木下泰之 委員 警視庁からクレームがついて、特に商店街のところなどについていろいろと整理要員なんかの要求もあるようなんですけれども、あそこをバスが通りやすくなるということは、一般の車も通りやすくなるわけですよ。そうなりますと、結局は、今まで買い物が、ほとんど歩く方で占拠されるような形であそこは買い物客がいたわけですけれども、そうすると、かなり車の通りが、バスを通すことによって激しくなると思うんです。
 ですから、簡単に商店街の方々は、バスを通せば便利になって、また客も来るだろうと思うかもしれないけれども、逆を言ったら、あれは車がどんどん入ってくるという条件になってしまうわけだから、その辺についての対応というのはどう考えていますか。
◎株木 都市整備部長 一応、バスの方は超低速で走りますから、逆にほかの車の減速効果というのもございますので、一時間に二本通るだけで、そんなに通れなくなるといったことにはならないと思います。
◆木下泰之 委員 今の説明はおかしな話で、つまり、バスが通れるように、商品も全部はみ出さないようにしたり、いろいろ整理していけば、それは早くバスが通れるようにするということじゃないですか。そうすると、一般の車だって、そこにどんどん入ってくるということになるわけですよ。
 だから、そういうことについて考慮しないで、バスが通りやすい商店街ということになれば、それは車が頻繁に通る商店街になるということでしょう。そういうことでしょう。だから、そういうことについても総合的に考えないと、ああいうところにバスを通すということをいいのかどうなのかという問題があるわけですよ。
 逆に言ったら、つまり、ゆっくり低速で気をつけて走った方が、まだ安全だということがあるわけですよ。その辺はどう考えていますか。
○諸星養一 委員長 ちょっと、意見ですね。
◆木下泰之 委員 意見じゃない。どう考えているか、聞いているんだよ。
○諸星養一 委員長 それでは、十分に議論も尽くしてきたと思いますので、本二件の取り扱いについて確認をさせていただきたいと思います。
 まず、平一七・三号、平一七・一三号それぞれにつきまして、その取り扱いについて意見並びにその態度、取り扱いをそれぞれの会派よりご説明いただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
◆小畑敏雄 委員 それぞれが正反対の陳情であります。それで、国交省からの意見とか警視庁の方からの指摘があるというようなことで、これからいろいろとその対策をするだろうし、国交省の方からも判断をするであろうというふうに思われます。
 この二つの陳情を、どちらかを採択にし、どちらかを不採択にせざるを得ないわけですね。どちらかを採択にすれば、どちらかを不採択にせざるを得ないというような状況の中で、この問題は、国交省のこれからの判断等に影響を与えるということが一番危惧されるわけで、当委員会としては、そうしたことの経過を見ながら物事を判断していくのが議会としては一番正しい選択なのではなかろうかなというふうに思われます。それぞれの思いはあるとは思いますけれども、この際は両方を継続ということで、成り行きを見守っていきたいというふうに思います。
◆関口太一 委員 この問題をいろいろ伺っておりますと、地域の実情によっても意見が少し異なっているのかなと。一番してはいけないのは、その地域間で紛争――紛争まではいきませんけれども、いわゆる意見が異なってぎくしゃくするということだけは絶対避けなくてはいけないので、そういう観点を持った上で、何よりもまず最低限必要なのは安全確保。利便性と安全確保のバランスでも、安全確保があっての利便性だということを考えなくてはいけないと我々は思います。
 この二つの、賛成推進と、いわゆる反対の陳情に関しましては、まずは役所としての役割としてぎくしゃくしないように、双方からの意見をよく聞きながら、安全確保に必ず努めながら、警視庁所管の指摘もしっかりと踏まえながら、これはいろんなご意見があるのをまとめる、すごく能力が求められておりますけれども、それを最大限発揮していただきたいということは当然ですが、今後の行く末を、まず安全対策がしっかりなされるのだろうか、そういうのを引き続きチェックしていきたい。そんな思いで、この二つの案件は継続してこの委員会で審議をしていくべきだというふうに思います。
◆高橋昭彦 委員 我が党としては、実験運行のときにも乗せていただいて、状況を自分の目で見て私どもは判断しなければいけないというところから提案もさせていただいたわけですけれども、やはり安全対策をしっかりととるべきということをそのときにもずっと言っておりました。その商店街のはみ出しの件、自転車の件、そしてまたバイクなどの件も言いながら、また、電柱ぎりぎりを走るというような細い道も走る。ちょうど雨の日でしたから、傘を差しながら歩いている方との距離とか、そういったことも考えると、やっぱりもうちょっと安全対策をしっかりととらなきゃいけないですねということは、前々から申し上げていたとおりであります。
 しかしながら、乗せていただいたときに、乗ってこられた高齢者の方々の喜びの声というのも、やはり見逃してはいけないものだというふうにも思います。通るようになったらいいねと言った、あのおばあちゃんの顔はやっぱり忘れられないと思いますし、やはり不便地域解消のことも区としては重要な施策だとも思います。その上での安全対策も図っていくべきというふうに申し上げながら、やはり両方ともこれからの成り行きをしっかり見守りながら、区としても最大の努力を行っていただきたいということを申し添えて、両方とも継続という形をお願いしたいと思います。
◆田中優子 委員 政策会議なんですけれども、きょう、この委員会の前に会派会議でこの陳情の審査をどうするかということを話し合ってきたわけです。その段階では、こういう警視庁の追加の指摘があり、それが必須条件であるというような状況ではなかったので、そういうことを知らない段階でしたので、私どもの会派としては交通不便地域の解消、これは区として重要な課題だと認識しているというところに立って、もちろん安全確保に最大限努力するという意味で、最初は平一七・三号については、お気持ちはわかりますけれども、区は本格実施に関して安全対策は最大限やるということを表明していたので、こちらはいたし方なく不採択なのかなという判断をしておりました。
 そして、自動的にと申しますか、平一七・一三号に関しては、交通不便地域解消と、やはり保健福祉センターがあるような場所でもあり、高齢者の方、身体の不自由な方に必要なことではないかということで、こちらは採択という話し合いをしてきたんですけれども、もう一つ、私どもの会派は当初から主張させていただいてきたのは、継続というのは地方自治法上はやはりない。そういう判断はないというところにおきまして、できるだけどちらかの判断をしていこう、みずからもそうやっていこうということでずっとやってきたんですけれども、今回、この件に関しましては、きょうこの委員会でこういう状況だということが報告されて、現在、国土交通省がバス事業者に許可を出す、その条件が満たされていない。そういう追加の指摘を区が克服できるかどうかによってであるということで、わからない。そこで、議会が、こちらが採択だの不採択だのという判断をするということは、越権というか、それはできないのかなというところにいるという判断を私もいたしまして、どちらも本当の意味で、この状況を判断できない状況であるという意味で、継続とさせていただきたいと思います。
◆木下泰之 委員 今回の二つの陳情があるわけですけれども、警視庁の方も現状では認められないということを言ってきているわけですね。何か、すべて警視庁も認めたかのように今まで説明を受けてきたわけですよ。協議もしてきたというふうにおっしゃっていた。だけれども、そうではないという話になってきた。
 ただ、警視庁のやり方も非常に問題で、例えば梅ケ丘の駅前広場の件に関しても、当初は、それは当然警視庁との協議は進めてきたんでしょうけれども、最後になって、つまり危険だからという言い方で、北口に集約した際にレイアウトを変えろ、ケヤキを伐採しろという話になってきたわけですね。
 今回のも、初めは協力するような形にしておきながら、土壇場になって、これは待ったをかけたと。通すことを前提にして、待ったをかけながら進めていく。これは非常に巧妙なんですよね。どうしてかというと、つまり、通すことによって、例えば道路の拡幅をする。あるいは、商店街のところについては商品をはみ出さないようにさせて、車の通りをもっとよくする。そういうことを条件にしてバスを通す。つまり、バスを通すことによって、そういう拡幅であるとか、商店街のあり方について根本的な改変を警察の側から迫ってくる。そういう状況があるわけですね。そういうのを見ますと、私は非常に、警察も一緒になって、つまりこれは将来的には通すことを含めて、いろんな操作をやっている、そういうふうに考えざるを得ないわけですね。
 そういう観点から、私、この審査をするに当たって、まずは現状、区の方はもう通していいんだということを盛んに言ってきたわけですけれども、そうじゃないということが警視庁の方からも言われたわけです。そうなると、私は、平一七・三号の方が正当性がある、今まさに危ないからやめろというふうに言っているわけですから、これは通すべきだというふうに思います。
 それから、平一七・一三号については、どんどんやってしまえという促進の陳情なわけですけれども、どうもこれに区が加担しているということが、陳情者の先ほどの説明でもわかった。吉岡さんという出張所長がまさに自治会や町会に連絡までして、会議も招集している。それから、コピーも結局出張所の方でとったと。行政の方が、まさに町会や商店街の事務局として働いて、それで促進するために動いていく、こういうことはあってはならぬと思うんですよ。
 また、委員会審議でも、本来はまさにどういう形で陳情がされてきたのか、そういったことについては前提条件になるものだから、その辺については徹底審議しなければいけない。それを委員長は抑圧した。そういう非常に問題のある審議でもあると思います。
 私は結論から言いますと、平成一七・三号については採択をすべきだと思いますし、平成一七・一三号につきましては不採択にすべきだと思います。
 まさに警視庁の方が、現時点で言っていることについては通すべきでないというふうにも言っているわけです。しかし、警視庁と協議していったというところが、促進の方に加担までしている。極めてきな臭さを感ぜざるを得ないです。
 今回の祖師谷の循環バスについて、これにウルトラマンのマークか何かをつけるという話も出ているそうですけれども、先ほど陳情者の方からそういう説明もありました。これは商店街の活性化のためにそうするといっても、それは一商店街については非常に便宜を供与するというような形にならざるを得ない。公共交通としていかがなものかというふうにも思います。
 そういったことで企画されているものについては、白紙に戻して、ルートまで含めて選定をし直すべきである。連続立交の中で踏切があいたということで、ルートは新たに幾らでもつくれると思うんです。また、あそこの商店街は歩いて買い物ができるということで栄えているわけですから、そのよさを最大限生かさないと、商店街だって危うくなりますよ。そういった意味で、ルートの変更も含めて再検討すべきであるということでございます。
◆岸武志 委員 そもそもこの循環バスの今度の件ですが、世田谷で最大の交通不便地域の解消ということが出発点になっている。この解消自体は非常に必要なことだと考えております。具体的に示されたバス路線の案について、ここで通してしまうと危険だという指摘がされているということは、これはしっかりと重く受けとめなければならないことだと思います。
 特に成城学園の支所の前から成城大学の前の場所ですけれども、この南北の通路ですが、ここはもともと、とにかく何らかの対策が必要だったのではないかと思います。この点では、緊急な対策を強く要望したいと思います。
 昨年来、区の社会実験が行われたわけです。実際にマイクロバスを走らせてみて、区の方でデータでまとめられた結果はあるでしょうけれども、きょうこの議会に寄せられたご意見が社会実験の結果だと思うんです。走ることについて、それぞれの地域の皆さんがどういうふうにお考えか、具体的にどこが危険か、どういう要望があるのかということがいろいろはっきりしてきたと思うんです。
 私、この件で一番大事だと思うのは、地域住民の皆さんの安全性はまず第一の問題で、そして地域住民の皆さんの合意が必要だと思うんです。それは祖師谷の町の中でも必要だし、成城にお住まいの皆さんの間でも必要だし、祖師谷と成城の両方の住民の皆さんの合意も必要だと思うんです。それだけの条件を当然クリアしていかないと、後々いろいろな問題を引きずる問題だと思います。
 かつて希望が丘、千歳船橋だったと思いますが、公団の団地から京王線までのバス路線をつくってほしいという要望が出されたことがありました。そのときは当初予定されていた路線が非常に狭いということが問題になって、結局のところは、それぞれの町の皆さんから公募委員を募って、そこで徹底的ないろんな意見交換や調整をした上で、結果としてはそこは通ることにはなったわけですけれども、通す、通さないということも含めて、一番大事にするべきは住民の皆さんの声だと思います。
 議会としてどうするかということですが、行政側がいろんな動きで住民の方の声を踏まえないで動いてしまうということに、まさにチェック機能を果たすというのが議会の仕事でありますから、今それが求められているんだと思います。強く要望したいのが、それぞれの皆さんがきちんと話し合える場を世田谷区の責任でしっかりつくっていただきたいと思うんです。そのことをなくして、これ以降の議論というのは、ちょっとなかなかできないのではないかと考えます。
 こちらの陳情に対する意見ですけれども、両陳情とも、議会の扱いは今回は継続審査とするべきだと考えます。
○諸星養一 委員長 以上で各会派のご意見、また、態度が決定されました。この内容を見てみますと、やはり今後の行政側の推移をしっかり見守るという意味合いで、両案件とも継続という形でお取り計らいさせていただきたいと思います。本二件につきまして継続審査とすることでいかがでございましょうか。
   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○諸星養一 委員長 ご異議なしと認め、平一七・三号及び平一七・一三号の二件は継続審査とすることに決定をいたしました。
 以上で請願審査を終了させていただきます。
 十二時十分まで休憩をさせていただきます。
    午後零時三分休憩
   ――――――――――――――――――――――
    午後零時十分開議
○諸星養一 委員長 一応、休憩時間、定刻になりましたので、2の報告事項の聴取に入ります。
 (1)三軒茶屋駅周辺地域における交通バリアフリー基本構想の策定について説明を求めます。
◎草野 交通企画課長 それでは、三軒茶屋周辺地域におけます交通バリアフリー基本構想の策定についてご報告いたします。
 まず、交通バリアフリー基本構想でございますけれども、当委員会に昨年十二月三日、世田谷区交通バリアフリー基本構想の策定についてということで、平成十七年度中を目途に基本構想を策定いたしますという旨の報告を差し上げていたものでございます。今回は、三軒茶屋駅周辺地区において具体的に定める旨のご報告でございます。資料に基づきご説明いたします。
 まず、目的でございますけれども、地域の実情に応じまして、旅客施設と周辺道路、駅前広場、信号機等について整合性をとりつつ、重点的かつ一体的にバリアフリー化を進めるために、高齢者、身体障害者等の公共交通機関を利用した移動の円滑化の促進に関する法律、通称交通バリアフリー法でございますけれども、この第六条に基づきまして、平成十七年度中を目途に三軒茶屋駅周辺地域において基本構想を策定するものでございます。
 基本構想の内容でございますが、これは昨年のご報告と重複いたしますけれども、四点ございます。(1)重点整備地域におけます移動円滑化に関する基本的な方針、(2)としまして、重点整備地域の位置及び区域でございます。(3)、交通施設と一体に利用する公共用施設等の移動円滑化のために実施すべき特定事業等に関する事項でございます。(4)としまして、(3)にあわせて実施する事業に関して、移動円滑化のために考慮すべき事項等を定めるという内容でございます。
 庁内の検討体制といたしましては、各総合支所の街づくり課及び保健福祉部、在宅サービス部、道路整備部、それと都市整備部の部長級、担当課長級、及び関係課職員ということで、三層の検討体制をとっております。
 それから、策定フロー及びスケジュールでございますが、これは後ほど次ページでご説明いたします。
 それと、今回重点整備地区として三軒茶屋駅周辺地区ということでご報告を申し上げるわけでございますが、この地区を選びました選定の内容につきましては、下の四角く囲みました部分の選定基準に沿って検討して抽出したものでございます。
 選定基準としましては、1、2と大きく二つございますけれども、1は法令によります必要条件ということで一から四という項目がございます。まず、一日当たり五千人以上の利用のある駅施設等があることでございます。二として、駅等から徒歩圏内に不特定多数の方が利用する公共施設、福祉施設等があること。三に、構想――基本構想の策定におきまして高齢者及び障害者の参画が見込めること。四としまして、法の目標年次でございます二〇一〇年までに成果があらわれることというような大きな要件を設定いたしました。
 2に、さらにということで大きく四つ条件をつけております。駅施設利用者数、バス利用者数、それから施設利用者数などを見まして、事業効果が見込まれることということでございます。二としまして、区の計画等で位置づけがあり、区民参加の仕組みなどは重点整備地域の整備を進める上で相乗効果が見込まれること。三としましては、その地区の整備に当たりまして、多くの特定事業者の参加が見込まれ、基本構想に沿いました事業計画の作成が予定できること。四としましては、改善の方向性がわかりやすく、目標を明確に示せること。また、その考え方や整備手法に独自性や新しい発想が組み込まれていること。以上の四点でございます。
 ページをおめくりください。策定フロー及びスケジュールがございます。
 下の方の破線で年度の区分がございます。白抜きの四角が作業項目ということで右側にございますが、その下の方へ矢印に沿ってお進みいただきますと、基本構想策定というところがございますが、これを平成十七年度中に予定してございます。左側に協議会がございます。協議会につきましては、四角の中のメンバーを予定し、この協議会を数度開催することによりまして、皆様の意見を聴取していく。それから、先ほど申し上げた庁内の検討会につきましては並行して行ってまいります。それと、一番右側でございますが、住民参加ということで、代表の方につきましては、先ほどの協議会にございますけれども、ご意見を伺える場を設定しております。それから、ワークショップということで何度か開催しまして、一般の住民の方の意見も聴取してまいりたいというような形を考えております。
 策定フロー及びスケジュールについては以上でございます。
 報告は以上でございます。
○諸星養一 委員長 以上につきましてご質疑がございましたら、どうぞ。
◆木下泰之 委員 選定基準の項を挙げられていて、基本構想の内容というのが必ずしもこれにまだこたえるような形にはなっていないと思うんですけれども、これはどういうふうに定めていくつもりなんですか。
◎草野 交通企画課長 基本構想の内容を大きく四つ定めると申し上げまして、下のものと選定基準と必ずしも合致していないというお話でございますけれども、地区を選ぶに当たりまして、効果的及び実効的な事業効果というものをやはり求めなければいけないだろう。それから、ほかの地区へも波及効果があるものが期待できるものがいいんじゃないかということで、こういった選定基準をつくったわけでございますが、上との整合性といいますか、基本構想の内容との整合性については明確にリンクしているというものではございません。
◆木下泰之 委員 これは構想を策定すると、つまりどういうメリットというか、どういう補助がつくとか、そういうことについては一切書いていないんだけれども、これはどうなんですか。
◎草野 交通企画課長 この基本構想を策定しますと、各事業者がいるんですけれども、事業者の方がこれに即した形での事業計画を策定するような手順になってまいります。ですので、次の段階と言っては変ですが、実際の整備をするに当たって、事業者を交えた形でこの基本構想を策定することによりまして、実効性のある計画ができ上がる、そういう仕組みでございます。
◆木下泰之 委員 今度提案するときは、これをやると、例えばどういう補助金が来てどうなるのかとか、そういうことについて明確にやはり示すべきなんじゃないですか。
◎草野 交通企画課長 その点、資料の作成についてはそのような視点が欠けておりましたので、申しわけございませんでした。
 ただ、前回、昨年の十二月の段階で先ほど申し上げた交通バリアフリー基本構想の策定についてということでご説明申し上げておりましたので、その際の添付資料については重複を避ける上で資料の提示を省かせていただいております。
◆木下泰之 委員 いろんな国の制度を使って、補助金を受けたりいろいろするわけだから、それがどういう仕組みになっていて、どうなっているんだと。実際にはどのくらいの補助金が来るのかとか、そういうこともやっぱり明示すべきですよ。そういうことをきちっとやっておかないと、それに乗っていいのかどうかという問題だってあるし、そういうことをやるべきだと思うんですけれども、いかがですか。
○諸星養一 委員長 概略的な説明は十二月にもう説明してあるんでしょう。そうではないの。
◎草野 交通企画課長 前回、法の趣旨とかその後の仕組み、流れについては簡単にご説明する資料をつけてございましたので、今回、先ほど申したとおり省かせていただいたところでございます。
○諸星養一 委員長 条件については今後の問題ということでよろしいんですか。
◎草野 交通企画課長 はい。
◆増田信之 委員 世田谷ではこういうのは初めてですか。
◎草野 交通企画課長 はい、初めてでございます。
◆増田信之 委員 駅周辺地域というのは、大体どのぐらいのエリアなのか。これによって集まっていただく方の、PTAだとか商店会とかありますよね。このエリアがまた変わってくると思うんですが、どのぐらいを構想しているんですか。
◎草野 交通企画課長 資料の一枚目をごらんいただきたいんですけれども、ちょっとこれだけでは明確に読めないんですが、選定基準の1の二ということで、駅等から徒歩圏内、五百メートル程度に云々かんぬんという記載がございます。おおむね徒歩で歩ける圏内の地域を対象としますので、直径で一キロ内外程度の範囲になるかと思います。
◆増田信之 委員 五百メートルというと、かなり広範囲になるんですが、そうなってくると、ここの協議会等で出てきた意見によって事業が多岐にわたるということも考えられるんですね。
◎草野 交通企画課長 資料の二枚目をごらんいただけますでしょうか。左方に協議会という欄がございまして、字が小さくて見にくくて恐縮でございますけれども、五行目に重点整備地区を運行している鉄道事業者、その下がバス事業者、その下が警察をちょっと飛ばしまして国道工事事務所、それから東京都の第二建設事務所、区の総合支所というような書き方をしているんですけれども、交通機関の事業者ですとか道路等の管理者、こういった方に入っていただきまして、これらの施設の中で必要な計画を立てていくという形でございます。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○諸星養一 委員長 続きまして、(2)第三回PI外環沿線会議について説明を求めます。
◎青山 道路計画課長 第三回PI外環沿線会議についてご報告させていただきます。
 資料を一枚めくっていただきますと、第三回PI外環沿線会議(概要メモ)というのがついておりますので、これに基づいてご報告させていただきます。
 日時、会場、出席者については記載のとおりでございますが、当日は区議会開催中でございましたので、今回につきましては部長の代理ということで、担当係長が出席させていただいております。傍聴者は三十七名でございました。
 概要でございますが、当初予定されておりました議題が「オープンハウス・意見を聴く会の運営について」と「効果と影響について」というお話でございましたが、「オープンハウス・意見を聴く会の運営について」の議論が集中的になされたため、当日予定していた「効果と影響について」の議論には入れませんでした。
 どのような意見があったかということでございますと、当初、冒頭で国交省の方から、一月から二月にかけて開催したオープンハウス・意見を聴く会について、住民側の委員の方から次のような指摘があったということで、二つほどございました。一つは国、都が主催して区市は協力という立場でありました。PI外環沿線会議の住民側意見が主催者に入っていないのはおかしい。当日も一般住民と同じ扱いであった。PI委員を無視しているのではないかというようなご指摘と、案内チラシの文言が、つくることを前提としていると誤解される表現であったと。これもPI外環沿線会議を軽視しているのではないかというようなご指摘がありました。
 それに対しまして、国としてはそのような意図は全くありませんと。当日は、次の三点について地域住民に説明をして、必要性の議論に資するための意見を伺ったということで、PI外環沿線協議会の二年間の取りまとめと、その後のPI外環沿線会議設置の報告と現地の環境調査、四季分の実施の報告と、地域ごとに違う課題について意見を交換し、必要性の議論に反映させていると。これにつきましては、当委員会でもご報告させていただいております。
 また、これらの説明に対しまして、住民側の意見からは、地域に対してはPI委員が責任を持って報告するものだと。今回は、PI外環沿線会議が設立するまでのすき間にどさくさに紛れて行われたと。幾つか指摘がございますが、国、都は、PI外環沿線会議と地域のオープンハウスとでは特に違いがある地域では絶対に外環をやるというような意思が丸見えだったというようなご意見がありました。また、これらの意見に対して、他の住民側の委員からは、地域に誤解を与えたことについては反省してほしいけれども、PI外環沿線会議は貴重な場なのだから、この機会をつぶさないで、必要性の議論に戻ろう等の意見もございました。
 これらの意見に対しまして、国、都からは、地域のオープンハウス・意見を聴く会では純粋にまじめに質問に答え、意見を聞いたつもりであります。ジャンクションやインターチェンジの有無により、効果と影響が違うので、具体的なわかりやすい資料を提示して、意見を伺ったものでございます。原点に戻って議論をする立場は不変である。PI外環沿線会議での議論は大切に受けとめているが、PI外環沿線会議と地域の意見を聴く会と、複線で話し合うことが必要と考えているとの答弁がございました。
 これらの議論を踏まえて、次回は国、都で調整の上、開催されることというふうになりまして、今月の二十六日に第四回のPI外環沿線会議が開催される予定でございます。
 参考に、本日、第一回と第二回のPI外環沿線会議の議事録というか、意見要旨を事務局の方でまとめたものが手に入りましたので、つけさせていただいております。
 説明は以上でございます。
○諸星養一 委員長 この件につきまして。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○諸星養一 委員長 それでは、(3)その他は特に理事者の方では。
◆原田正幸 委員 その他、意見を申し上げます。
 まちづくり出張所がスタートいたしまして、本格的に稼働いたしました十一日以後、まちづくり出張所と、それから従来の出張所との間で区民の方の人数と申しますか、それが大分はっきりと差が出てきたようでありまして、それに連れて従前の出張所であったものが、まちづくり出張所になったがために数少なくなった出張所へ行く区民の数が出てまいりまして、まちづくり出張所になった町といたしますと、やはり従前の機能を持っている出張所に至る交通機能、殊に電車の乗りかえをしなければならないという不便地域がかなり出てきたようでありまして、それらを補完するために、バスの路線、そういう交通アクセスをご担当としてご検討いただきたいと願うものであります。
 その一つといたしまして、奥沢地区でありますが、ここから等々力出張所に至るには電車の乗りかえがある。したがって、今申し上げましたようなことを、例えば多摩堤バスを伸ばして双方向にするということで、多摩川管内のそういう区民の願いにこたえるような検討を始めていただきたい。
 以上、陳情、お願いであります。終わりです。
○諸星養一 委員長 ご要望ということでよろしいですか。
◆原田正幸 委員 はい、そうです。
○諸星養一 委員長 報告事項の聴取を終わります。
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○諸星養一 委員長 続きまして、協議事項でございます。
 (1)次回委員会の開催の件は、必要に応じて正副委員長で調整をさせていただくことにいたします。よろしくお願いいたします。
 そのほか、ございませんか。
   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○諸星養一 委員長 それでは、以上で本日の公共交通機関対策等特別委員会を散会いたします。
    午後零時二十九分散会
   ━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 署名
  公共交通機関対策等特別委員会
   委員長