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東京都 大田区

平成19年 9月  開発対策特別委員会−09月27日-01号




平成19年 9月  開発対策特別委員会

平成19年9月27日
               午後1時30分開会
○伊藤 委員長 これより、開発対策特別委員会を開会いたします。
 新規に付託されました陳情の審査をまず行います。
 19第74号 仮称大森北一丁目開発の施設に入居する入新井図書館を低層階への設置と大森北地域に仮設図書館の設置を求める陳情を議題とします。
 原本を回覧いたします。
 書記に朗読させます。
 (書記朗読)
○伊藤 委員長 理事者の方で、何かご見解はございますか。
◎杉村 都市開発課長 趣旨の1番目について入新井図書館を低層階へ設置してくださいというご要望についてでございます。もっと低層階にというご要望ですが、この施設は商店街にあるということから、夜間は店舗などの明かりが道路に漏れた方がいいだろうという地元からの強い要望があったということで、店舗を中心とした施設を低層階に置きこんでおります。一方、図書館については静かな環境を必要とするため上層階の方に配置をしました。ただ、上層階にいくことによってですが、エレベーター等を設置し、子どもから高齢者の方が利用しやすい図書館となるように、当然これは配慮していきたいと考えております。
◎鈴木 大田図書館長 私の方からは、趣旨2について見解を申し上げます。仮設図書館の設置を求めるものでございます。このことについて、私どもの考えを申し上げます。平成17年7月の入新井図書館の閉館にあたっては、区民の皆様に対し、仮設の図書館はつくらず、休館中は大森西図書館や大田文化の森図書館など近隣の図書館をご利用いただくようお願いしてまいりました。しかし、このたび休館の期間が延長される見通しになりましたので、依頼地区の皆様のご不便を少しでも解消できればと受けとめているところでございます。
 私どもといたしましては、先日の当委員会でも申し上げましたが、来年4月からのインターネットによる蔵書の検索予約システムの稼動にあわせて、この機能を活用して予約していただいた資料を依頼地区の施設で受け取ることができるように検討してまいりたいと考えております。
 また、現在、鷲神社境内で運営されている鷲図書館がございます。この図書館は入新井図書館の閉館に伴い、地域の有志の方々のご協力で開設されたもので、地域の皆さんのご尽力で運営されております。したがいまして、私どもといたしましては、こうした地域の取り組みにも十分配慮し、そのことを踏まえた上でインターネットの活用を検討してまいりますので、仮設図書館の設置は考えておりません。
○伊藤 委員長 それでは、委員の皆様ご質疑をお願いいたします。
◆佐藤 委員 私もこの間の一般質問でこの図書館の問題を取り上げたところではあるのですが、今、課長の方からも説明がありましたが、趣旨の第1点目の低層階にできない理由ということで、明かりの問題と、それと音の問題があると聞いていますが、明かりの問題では地元から図書館を入れると明かりがとれないからということなのか、そういう話はどういうところで出たのでしょうか。
◎杉村 都市開発課長 図書館がということではなくて、にぎわい施設が商店街のアーケードと花壇のあるところ、そこについては、にぎわいが必要だと。にぎわいというのは、夜も電気がついているということを意味しますので、そういう地域の商店街等複合施設からの要望で、そういうことが出ております。
◆佐藤 委員 もう一つ、図書館については静かな環境を必要とするということで、わざわざ4階に持っていくというのが先ほどの答弁の趣旨だと思うのですが、4階にある図書館というのは、この間の委員会でも説明というか答弁がありましたけれども、区内でも本当に数館しかない。しかも3階、4階とかそういう図書館があるのみで、図書館単独で建物の中に4階にあるというところはないと思うんです。
 それで音の問題、上に行けば静かになるというのが音の問題の意味だと思うのですが、これはいろいろ防音施設なども活用すれば別に3階でも2階でも音というのは、静かな環境というのは確保できると思うのですが、いかがでしょうか。
◎杉村 都市開発課長 単純に音が響くという問題だけではなく、例えば低層階にあったときにその下と上ににぎわいがあると。そこのフロア構成の中で、共用部分がざわざわしていると、当然人が通るというようなこともあると、図書館というのはある程度まとまった空間として別個の形であった方が、単純に音だけではなくて人通りも含めて下の1、2、3のにぎわい、低層階は低層階としてのまとまり、図書館としての位置関係ということから判断させていただいております。
◆佐藤 委員 そうしますと、音だけで図書館を4階以上に持っていったということにはあたらないということに今、聞こえたのですが、全体的な流れの中で4階に位置づけると、そういうことなのでしょうか。
◎杉村 都市開発課長 音も理由の一つではありますけれども、音だけではないということではないと思いますが、全体的なところもあるし、ある程度の施設配置のまとまりという点からも判断させていただいております。
◆佐藤 委員 繰り返しになるかもしれませんが、こういう高層階にある図書館というのは、区内はもちろん、ほかの自治体なんかではいかがでしょうか。
◎鈴木 大田図書館長 きちんとした調査はしておりませんが、今年開館した千代田区の図書館はかなり高層階にあったと伺っております。その他については手元に資料がございませんので、階数までは、申しわけございません。
◆高橋 委員 趣旨の1番についてはエレベーターやエスカレーターが設置してありますので、ご要望の件は設置でクリアしているのかなと思っています。
 また、2番目についても今、鷲神社に仮設図書館があるということで、この陳情者の陳情は陳情するまでもなく、要望が満たされているのではないかと私は考えます。
◆奈須 委員 佐藤委員にちょっとお伺いしたいのですけれども、佐藤委員の主張は多分、低層階に設置するべきだと思われているんですよね。
◆佐藤 委員 いえ、そういう陳情なので。
○伊藤 委員長 陳情者に対する質問を佐藤委員にしてもだめだけれども、佐藤委員の意見に対する質問は構わないと思いますよ。
◆奈須 委員 佐藤委員ご自身が低層階にすることのメリット、図書館が低層階であるべきというのは、どういう理由なのかが、私は確かに高齢者や障害者とかお子さんが低層階というのもあると思いますけれども、どういう趣旨で低層階の方がいいと思っているのか聞きたいなと思ったのですが。
◆佐藤 委員 やはり、利用しやすくなるということが第一点なのですね。今、奈須委員からの話にありましたように、高齢者や、また障害者の方も含めましてエレベーターがあるからいい、エスカレーターがあるから行き来がしやすいとはならないと思うのです。大体今、千代田区に高層階にあるというところの話がありましたけれども、そういう高層階にあるというのは特別な場所であって、ここがそういう特別な場所になり得るかということは、私はあると思います。大体、ここは区が保有している土地につくる施設ですから、やはりこういう今回出されている陳情の内容も含めまして、もっと地元の方、また入新井図書館を利用されていた方の声を聞いて、利用しやすい図書館をつくっていくというのが大事ではないかと私は考えます。
◆荒川 委員 区長の方に要望を出されたということで、保育園、また児童館、幼児保育室、ゆうゆうくらぶ、大中小の集会室、それから警察、消防の駐在屯所、そういうものを設置してもらいたいという要請がこの陳情書の中に書かれております。これを素直に受け取って、この委員会でこの陳情を採択した場合に、今まで我々がいろいろ論議をしてきて、理事者からいわゆる募集要項も提出して、まだ完成はしていないけれども、今日までの話は全部御破算になってしまうでしょう。これどういうわけでスペースをとるの、全部入れ込んでいったら。4階の図書館をどこに置くか知らないけれども。全部を置き込んでいったら、どうなってしまいますか。
◎杉村 都市開発課長 もともと例えば保育園、児童館、ゆうゆうくらぶなどをつくる、つくらないという問題が一つあります。これについては、確かこの前の議会でもご答弁をしたと思いますけれども、多分これをつくるとにぎわい施設はかなりの部分がなくなると。これを仮につくったといたしますと、民間利用部分のかなりの面積がとられるというふうに思います。
◆荒川 委員 かなりの面積ではなくて、具体的にどのくらい、一般論でいいから、これはどのくらいのスペースがどうなりますよという話をして、とてもいい話のように聞こえるわけだ、この陳情というのは。それを採用したら本来の趣旨からいくと全く違った方向で。図書館ということでこの方々は言われているけれども、実際にこれを採用した場合には、大田区が民間活用して商店街の活性化のために、地域のためにという本来の趣旨からいくと、かなり違った方向へ行きはせぬかということを私は心配しているわけです。その辺のかい離が出てきてしまうのではないかと思うのです。ほとんど民間に募集をかけても、この陳情を採用していってしまうと、民間にお手伝いしていただく要素は全くなくなってきてしまう、というふうになりませんか。
◎杉村 都市開発課長 委員おっしゃるとおりだと思います。我々の趣旨からは、かなり外れていくと思います。
◆森 委員 確かに区の土地に建てるのですから、区民の声をというのは大変よくわかりますし、この陳情の中にある施設なども本当に、にぎわいの施設に今までにない形でうまく組み合わせることができたらば、にぎわいの民の力を活かしたショッピングセンターですとか、そういったものに行った際に子どもを預けやすくなるですとか、お年よりもちょっと楽しむ場所があるという程度でしたらいいんですけれども、やはり今回のにぎわいというコンセプトの中では、より民の知恵やノウハウでフレキシブルに対応するべきという、今までのこの委員会の趣旨の中では全てをくみ取っていくのは難しいのではないかという意見を持っております。
 また、川崎の駅前にある図書館ですと、ちょうどオフィスビルですとかレストランなどの4、5階に川崎市立の図書館が入っているのですけれども、1、2階にある図書館でも数段の階段の差があるよりは、本当にバリアフリーですとかスロープなどの徹底されたビルの中層階にある図書館というのは、確かに静かで利用はしやすかったので、一概に1、2階にないから使いにくいというのではなく、十分にスロープやエレベーター、バリアフリー化を徹底した中であれば、私は4階にあっても決して不便な図書館にはならないと考えます。
 あと、もう一つお聞きしたいのが、駅前につくる図書館というので、今まで住宅街にあったような図書館とはまたコンセプトも少し違うのかと思うので、利用時間をぜひ、千代田区でしたら10時までですとか、他区はもっと長い時間まで開館している図書館もありますので、会社帰りにも寄れるような形で、駅前にあるというメリットを活かした時間の開館時間などがあればいいと思いますが、それについてはどのようにお考えでしょうか。
◎鈴木 図書館長 図書館につきましては、おおむね自分の居住している地域から15分程度で行けるところに1カ所ということで、サービスにつきましても均質なサービスをということで、開館時間等につきましても、9時から夜7時までということで合わせて実施してまいりましたけれども、このたび、にぎわいを創出する大森北一丁目開発の中に設置される図書館については、新しいそういった試みなども検討してまいりたいなとは考えております。
◆森 委員 ぜひ、本当に会社帰りの人も、大学帰りの方なども十分に利用できるような時間、今まで大田区になかった、あってよかったと言われるような図書館になるように、ぜひご考慮いただきたいと要望させていただきます。
◆佐藤 委員 もともとありました入新井図書館は、もともとお子さんの読み聞かせ教室、そういう読み聞かせの部屋があったりだとか、地域でも小さなお子さんから高齢者の方まで利用するという、そういう施設でした。ですから、やはりそういう需要があるのがこの図書館だと思うのです。また、今、議論にもありましたように、駅前にあるということですから、大森駅を利用される方なども利用しやすい。ここにこの駅前の入新井図書館のメリットがあると思うのです。
 もちろん、バリアフリーを設備の面でそれをちゃんとやっていくということは、これは大事なことですし、当たり前のことではあるのですが、そういう小さなお子さんを連れた方、また高齢者の方が利用する、地域からそういう需要があるということがあれば、やはり私は低層階に図書館をつくるべきだと考えます。
 また、先ほど議論の中で種々こういうものをつくってほしいというのが、この陳情書の中に出ているから、これを採択した場合にこれからの計画を縛るのではないかという話がありましたが、私はこの陳情書を読みますと、そういうふうには読めないのです。これは検討をお願いしますという文書であって、趣旨はこの図書館を低層階につくってほしいということと、仮設図書館を設置してほしいということを言っていますから、これは十分に地元の声といいますか、利用者の声と私は受け取り、これは早急に採択をしていただきたいなと思います。
 それで、ちょっとここで聞きたいのですが、先ほどの図書館長のお話で、鷲図書館を地元の方がやっているという話がありました。確かに私も地元ですから鷲図書館がありますし、あそこに設置されているというのは存じております。ここの鷲図書館というのは大体どれくらいの本が置いてありまして、営業時間はどれくらいあって、また、利用されている方がどれくらいいるかということを大田区の方では、その数字は把握しているでしょうか。
◎鈴木 大田図書館長 こちらは、あくまでも地元の方々の自発的な取り組みということですので、その運営について事細かくこちらの方では把握しておりません。蔵書数等もこちらの方で把握しておりませんが、大体、私もどんな図書館なのかということで拝見させていただいております。貸出時間が午後2時から午後4時というとで設定されているようでございます。広さとして、約10平米くらいの広さということで伺っているところでございます。
◆佐藤 委員 私がそれを聞いたのは、最初の図書館長のお話の中で、鷲図書館があるから仮設図書館をつくらなくても十分なんだというお話があったものですから、こういうことを聞かせてもらっているんです。やはり、区で仮設図書館をつくらない理由の一つに挙げられるのでしたら、それだけの施設なのかどうかということをやはり考えた方がいいですし、もちろん地元の方が善意でこういうことをやられているということは大変評価ができることだと思います。だったらそこにもっと公設として、大田区でどういうふうに援助をしていけるか、さらに地元の方がもっと利用しやすいようなものにできるかということを検討すべきだと考えますが、いかがでしょうか。
◎鈴木 大田図書館長 先ほどの話に戻りますけれども、平成17年7月に閉館するにあたっては、仮設図書館をつくらないということで区民の皆様方にお話ししてきた経過がございますので、そういう中でこの地域の方々が運営される図書館が出てきたものと考えております。したがいまして、そういう民間の方が現状で一生懸命取り組まれる中で、ここで改めて公立図書館という形で運営するのはいかがなものかということを考えております。
◆佐藤 委員 この陳情を読みますと、図書館の休館時間、休館の時期というのがかなり延長されるということなのですよね。ですから、仮設を考えてほしいということですから、当初の仮設をつくらなかった計画からまた変わっているわけですよ。だから、そこはもう一度区としても考え直す必要があるのではないかと思います。
 私は前にも言いましたけれども、大田区内でこういう建て替えだとか移転によって図書館が休館したというところを見ますと、洗足池図書館が平成6年4月から平成8年7月まで約2年3カ月閉館したのが最長なわけです。当初の計画から、もう既に入新井図書館は3年8カ月以上休館すると。これ自体が大田区の中でこれだけ休館するという、そういう時期で、地元の方、この入新井地域の方、大森北地域の方にはそれだけ最初の説明でも周りの図書館に行って、または大田文化の森の図書施設を利用して、図書館を利用してほしいということで、がまんしてくれということを言っていたわけですから、それが今度はこういうふうに変わるという。インターネットの検索ができるようなものを置くということですけれども、やはり、いろいろな区の施設この周りにもありますから、そこだけにとどめないで、仮設も含めた検討をしていくことが今、区に求められていると思いますが、いかがでしょうか。
◎鈴木 大田図書館長 今、委員からお話がありましたように、当初予定よりも休館期間が延長される見通しとなりましたので、私どもといたしましても入新井地区の皆さんのご不便を少しでも解消できればということで、インターネットを活用して、そういうご不便を解消していきたいと考えているところでございます。
◆田中 委員 今お話が出ておりますので、仮設図書館を設置してほしいという話ですが、これは現に遅れていることは確かで、地域の皆さんにそういう意味では申しわけないなと思っておりますが、いずれにしても、この大森北一開発が現実に進んでいくことはわかりきっているわけで、ようやく完成の時期等も見えてきているわけですから、鷲図書館、特にインターネット等で例えば本の貸出、あるいは返す、そういう部分もそこで受け渡しも可能であると考えていますし、あるいは近隣の図書館もありますし。
 そういう意味で、ちょっとご苦労だけれども、この大森北地域の皆さんについては、鷲神社等をさらに内容を充実させていただくことによって、恐縮ですが建設までご理解をいただくことしかないのかなと。仮設図書館といいますと、かなり金もかかるということになってきますし、そういう意味で我々いつもオール大田ということを考えていますが、気持ちはわからないことはないですが、そういう現況の対応、大田区側の対応を考えていただければご理解をいただけるのではないか。特に委員長なんかが17年の入新井図書館の閉館以来、何とか鷲図書館あるいは自分の事務所も近くにあるので、そういう部分で何とか不便をなるだけ少なくするようにということで、現実に委員長だけではないと思いますが、地域の他党の議員もいろいろお考えだと思いますが、そういう対応をしているので。
 いずれにしても、仮設図書館を設置しようというのは、金のむだ遣いでしょうとは言いませんが、現実にはお金のかかる割にちょっとご苦労いただければ解消できる問題であると思っていますので、ぜひ陳情者の皆さんにはご理解いただきたいなと思っております。
 なお、図書館の低層階という部分ですが、ここは中心核、大森のある意味のメインストリートの商店街に面しているビルでありますので、そういうことを考えると、やはり大森地域の発展、にぎわい、そういう部分の確保という視点、当初の視点も大事に、それがベースなのですから、そういう意味で言えば、別にエレベーター等があるわけで、4階であっても何ら差し支えないと考えております。したがって、そういう議論からすれば、この陳情の取扱いというのは一定の方向が見えてくるのかなと考えます。
○伊藤 委員長 取扱いを含めたご意見ということでお願いいたします。先ほど佐藤委員からも取扱いの話も出ていますので、取扱いを含めたご意見を。なければ順番にいきましょうか。
◆奈須 委員 とりあえず、意見を言わせていただきたいのですけれども、低層階の部分というのは確かに障害者、高齢者、お子さんというところでの使いやすいというところも理解できますけれども、今回の場合には図書館をつくるというよりは、この建物をどういうふうに活用していくかという全体の流れの中で考えるべきことだと思いますので、そうした中での4階というのは理解できるのかなと。ただ一点、私は今後、計画を進めていくにあたっては、多分エスカレーターとかエレベーターとか、さまざまな機器によって解消できる部分と、多分、安全対策とか防災対策というところがキーになってくるのかなと思うのです。例えば地震があってエレベーターがとまってしまった場合にどういうふうにベビーカーだったり、車いすだったりが外に非難できるのかというようなことは、多分これまでの低層階の図書館の場合とちょっと考え方が違ってくると思いますので、ぜひそのあたりはきちんと考えていただいた上で計画を進めていくのであれば、私はいいのかなと考えます。
 この仮設図書館については、やはりほかの委員もおっしゃっているように、コストの問題とご不自由をかけているこの地域の方との問題はありますけれども、答弁にもあったように貸し借りの部分で、うまくインターネットの活用をするというようなお話もありましたし、返却ポストみたいなものを増設するということをすることによって、多分通勤とか通学の途上に上手に活用できるということもできると思います。期間も長くなるわけではなくて、一定の期間ということがありますから、その期間、やはり区民が協力をしながら図書館を利用できる仕組みをどういうふうに補充していくかというのか、補完していくかということを考えていけば十分にいけるのかなと考えますので、私はちょっとこの陳情については、難しいのではないかなと感じています。
◆金子 委員 特別出張所が1階にあるわけですけれども、なぜ1階なのでしょうか。
○伊藤 委員長 金子委員、陳情に対する質問だから。それはわかっていますね。
◆金子 委員 ですから、低層階に関連しての質問ですから。
◎杉村 都市開発課長 特別出張所、区民が住民票であるとか、そういうものを利用される、また、町会長の方々も来たりすると。地元の方からも1階という要望は出ておりますので、私どもも身近な施設と考えまして、特別出張所については、やはり1階が妥当かなと考えております。
◆金子 委員 出張所については1階ということから考えますと、図書館が2階、もともと3階の計画でしたから、2階か3階でもいいわけではないのかというのが、区民が来るのに利便性ということであれば、この特別出張所がほかの場所に、上の方に仮にある計画だったら図書館が上にあっても仕方がないかなとなると思うのですが、これは出張所はちゃんと下にあるわけですから、区の施設としてのつながりということから考えますと、低層階でも構わないと思うのですけれども、出張所と図書館が離れたことによって区民の利便性はちょっとまた違ってくるのではないかと考えますが、そこについてはどのようにお考えですか。
◎杉村 都市開発課長 本来、出張所と図書館というのは利用目的が違うと考えてございます。そういう意味と、それから、先ほど申し上げたにぎわい施設の配置の問題、いろいろ総合的に考えますと、この配置でどうかなと考えております。
○伊藤 委員長 それでは、取扱いのご意見をお伺いしたいと思います。
 大会派順にお願いいたします。
 自民。
◆田中 委員 19第74号については不採択でよろしいです。
○伊藤 委員長 それでは公明。
◆荒川 委員 公明党も不採択で結構です。
○伊藤 委員長 共産党。
◆佐藤 委員 日本共産党大田区議団は、これは地元の声だと考えますので、採択を要望します。
○伊藤 委員長 民主党。
◆山崎 委員 区議会民主党は、今回の開発コンセプトをこれまで積み上げてここまで来たわけですけれども、それを達成するという意味において実現をしていくことを考えたときに、必ずしも低層階の図書館というものがプラスになるのかというところが、やはり明確ではないと思っております。また、従前この中でも発言をしておりますように、開発の内容については、できる限り民間の事業者に対して縛りをかけない、その中にあって公の目的を達成していく、そういった考え方を基本としておりますので、この陳情については、こういったご意見もあることは十分に理解をしながらも採択はできないということで、不採択でお願いしたいと思います。
○伊藤 委員長 続いて、ネ無自。
◆奈須 委員 低層階ではないということでの満たされない部分について、機器であったり仕組みというところで、十分に補完をしていただけるということを条件にしまして、不採択ということでお願いします。
○伊藤 委員長 それでは、意見が分かれておりますので、挙手によって採決をしたいと思います。
 本件を採択することに賛成の方は挙手をお願いいたします。
 (賛成者挙手)
○伊藤 委員長 賛成者少数であります。よって、不採択と決定いたしました。
 不採択の理由は願意にそいがたいでよろしいですか。
 (「はい」と呼ぶ者あり)
○伊藤 委員長 それでは、そのようにさせていただきます。
 続きまして、調査事件に入りたいと思います。調査事件を一括して議題といたします。
 まず、仮称大田区総合体育館計画についてを議題といたします。
 理事者の方、何かご報告はございますか。
 (「なし」)
○伊藤 委員長 順調に進んでいるということでよろしいでしょうか。
 それでは、続きまして、仮称大田区北一丁目開発計画についてを議題といたします。
 理事者に報告を求めます。
◎杉村 都市開発課長 お手元に大森北一丁目開発事業者募集要項(案)概要と27日付のものを、改めてご提出させていただいております。前回までの議論を踏まえまして若干修正をさせていただいたところのご報告でございます。
 細かい字句はあるのですけれども、ご指摘に基づいて変えたところ、2ページでございます。下線の波線で表示させていただいているところでございます。一番下の条件書の建築計画、建築計画については基本プラン案を参考としますと。区活用部分の面積、階の変更は認められません。この後です。配置については区活用部分以外のレイアウトに応じて変更することが可能ですと。若干、余裕といいますか、民間活用部分のレイアウトによっては、少し位置もずらすことが可能ですよという表現をわかりやすく改めて書かせていただきました。
 それから、3ページの一番上、各階床面積基本プランを参考としますというところでございます。
 それから、5ページ、開発内容について。Bの建築計画のところでございます。区活用部分の特別出張所機能、図書館機能、集会室機能、自転車駐車場機能については面積及び階の変更は認められません。配置については区活用部分以外のレイアウトに応じて変更が可能ですと、以上を踏まえて、次の項目について提案してください。これは前回の、先ほどご説明したところと関連した記述になっております。
 それから、(2)多目的フロアのところについて、なるべく縛らない表現の方がいいというご指摘もいただいておりましたので、多目的フロアについては特に、にぎわい施設という視点での導入施設等を平面プランとともに提案をしてください。ルーフガーデンについても積極的な提案を期待しますというふうに、提案を改めてお願いをしております。
 あと、環境についてのご配慮等のご意見もいただきましたので、ここの5ページのところは指針書ということで積極的な提案を求めるというところですので、ここにも改めて省資源・省エネルギー対策など環境負荷の低減にかかる提案をしてくださいというところで、改めてここに追加をして記入をさせていただきました。
 それと、ちょっと戻っていただきまして、4ページの下から3行目、これは(2)定期借地権あるいはその持分を譲渡しようとするとき、これは大田区の承諾を要する事項というところで、私どもの方で書き加えをさせていただきました。
○伊藤 委員長 それでは、委員の皆様、質疑をお願いいたします。
◆田中 委員 過去何度か多目的フロア、いわゆる貸し館的な事業というのは非常に収益が上がらないので、例えば駅ビル等もそういう部分をやめて、通常の飲食店等に変えてきたということだと思うのですが、やはり中心核大森でそれなりの人が入る集会施設の確保というのは、非常に大事なことだと思っておりまして。そういう意味で、例えば文化振興協会になるのか、産業振興協会になるのか、それは事業者が決まって、その内容を含めてこれからの話だというふうに思いますが、あるいは大田区でとか、いろいろなことを含めて対応していただいて、きっちり確保をしていただきたいと思います。
 それから、ここに環境云々、もちろん委員会で提案をさせていただいている部分ですが、例えば最上階ににぎわいを確保するためにイベント会場等をイメージしながら、産業振興協会がそこに貸し館的に入る。あるいは、省エネルギーで例えば太陽光発電というようなことで大田区の子どもたちが、例えば最上階の上の部分を太陽光発電の機械が設置できたとすれば、最上階の一部を東京電力のそういう太陽光発電や風力発電等の仕組み等がわかるような、子どもたちの環境教育につながるようなそんなことも、これからどういう事業者、あるいは東京電力が手を挙げるのかわかりませんが、あるいは大田区でもそういう部分でどうなってくるのかわかりませんが、そういうことも当然あっていいのかなと思いますので、そういうことも視野に入れて。これは事業者の方の問題かもしれないけれども、大田区としても。特に多目的フロア、多くの人が集まれるようなところというのは大森で東急インとか、せいぜい200人くらいしか入らない、そのくらいのキャパしかないので、ぜひ必要だと思っていますので、よろしくお願いします。
◆金子 委員 建築計画について、B開発内容の建築計画について、区活用部分の特別出張所機能、図書館機能、集会室機能、自転車駐車場機能については面積及び階の変更は認められませんということなんですけれども、その後の配置については、区活用部分以外のレイアウトに応じて変更が可能ですというのは、どういうふうに読み取ればいいのでしょうか。民間活用部分の中で、例えば図書館は下の方がよかろうとなったときも、それはできないということなのですか。
◎杉村 都市開発課長 区としましての考え方というのは、先ほど陳情のところでも述べさせていただきました。ただ、1階の特別出張所等は建物全体の配置とかで若干、位置がずれる場合も想定されます、提案の内容によっては。そういう意味で、例えば今、基本プランということでこういう図面も出させていただいておりますが、それの提案によっては建物の形状も若干変わってくる場合もあります。そういうことを想定して、変更が可能ですという形での表現ということにさせていただいております。
◆金子 委員 この変更が可能というところが、階の変更は認められませんという部分については、このままですよということですか。このままですかとお聞きしていますので、うなずいてもらっても。
◎杉村 都市開発課長 階の変更については、このままと考えております。
◆金子 委員 面積もですね。
◎杉村 都市開発課長 面積もそのとおりでございます。
◆奈須 委員 民間活用部分のところなのですけれども、よく最近デパートなんかでも自分で運営するよりもテナントを入れて運営するような感じになっていますよね。いろいろなブランドを入れて。その方が収益が上がるということで、収益が悪くなると契約を切ってしまって、どんどん。何が事業のポイントになるかというと、箱の美しさであったり、魅力ということがとても重要になると思うのです。この中に私読み落としていたら申しわけないのですけれども、いわゆる改修であったり改装であったり、中身についてのリニューアルとかそういう部分がありますか。ないかな、ちょっとわからなかったのですけれども。やらなくてはいけないわけですよね。それは一体どのタイミングでだれが考えてやっていくのですか。それは全部建ててしまったら、その事業者がやってくださることで、区としては関与しないということになるのでしょうか。
◎杉村 都市開発課長 例えば、建物の外装であるとか中の変更であるとかということになろうかと思いますけれども、基本的に財産を所有するのは事業者だと考えておりますので、基本的にはその事業者の方が考えられることだと思います。
 ただし、区は地主としての立場、そこに入居しているテナントとしての立場もありますので、そこの中では事業者とお話し合いをすることは可能と考えております。それから、地元の皆さんとも何かの組織をつくって、ここの運営についても協議する場をということも答弁させていただいておりますけれども、そういう中でいろいろ意見を交換することは可能と考えております。
◆奈須 委員 そうすると、区の部分が、区で使用している部分についてはどうなるのかというのを一つお答えいただきたいのと、あと、ここの中で出張所と図書館とかいろいろあるのですけれども、図書館が一つ気になるのが、少し時々委員の方からも声が出ていたりするのですが、図書館といってもいろいろあると思うのです。
 例えば、中目黒の駅の近くにある目黒区の図書館は割とビジネス関係の方、駅にも近いこともあるので、そういうのを対象にしている。こういっていいのかどうかわからないですけれども、ビジネス図書館であったりとか、大田区でも一応各図書館でコンセプトがあって、ものづくりの関係の資料が多い図書館であったりとか、なかなか特色が生かし切れてないところがあると思うのですが、私はいい機会なので、さっき森委員などもちょっと言っていましたけれども、こういう駅の近くであればそういうお仕事の行き帰りの方も使うことを想定するような図書館というものに挑戦するというと変な言い方ですけれども、いいのかなと思うのですが。
 そうした場合に、ただスケルトンの部分ではなくて、それにあったようなつくりってあるのではないかと思うのです。例えば、ビジネスセンターみたいなものがちょっとコーナーにあったりとか、わかりませんがパソコンも一緒に使えてとか。そういうことの提案というのが、ここの中からは見えてこないのかなと。場所だけ借りて、それは指定管理者にするのか、区が運営するのかわかりませんけれども、後から区で考えようと思っても中身の部分について変更ができなくなってしまうこともあるとするならば、まずはこの図書館をどういうふうにするかということが明確になっている方がいいのかなと思うのですが。ビジネス図書館の提案も含めて、あるいはお買い物帰りの方がお子さんと一緒にくつろげる空間なんていうのもあったりとか、そこら辺も含めて、やはりもうちょっと具体的な中身がないと提案者としても、提案者というか建物を建てるということと関わってくる部分ができたときにどうなのかなと思うのですが、そこら辺はどうするのですか。
◎杉村 都市開発課長 基本的に区が占用する部分の内装をスケルトンで借りまして、区が内装をするという考えに立っています。だから、そこの仕切りとかというのは事業者が考えるのではなくて、私どもが設計を基本的には考えると。それから、建物全体の共用部分との仕切りとかというのも当然出てくると思います。そのときには、事業者が当然、実施設計をする中で、区の考えというのとすり合わせは十分可能だと考えております。
 あと、図書館の内容については、いろいろ所管の方で考えられるのかなと思います。
◎鈴木 大田図書館長 基本的に、二つ考えなければいけないのかなと思っております。一つは15館構想で今まであった入新井図書館、その基本的な機能は引き継ぐというようなことを前提に話してまいりました。また、そういう要望もございましたので、それは踏まえなければいけないということ。あともう一つは、新しいにぎわいの創出というのですか、そういう場所にあった新しいものというのですか、新しいサービスというのですか、そういったものも取り入れていかなければいけないかなと、その二本立てで今考えております。
 いずれにいたしましても、スペースが限られていますので、あれもこれもというわけにはちょっといかないので、図書館の方でもビジネスを対象にした方が利用されるであろうかとか、そういうような話は中でちょっとさせていただいておりますけれども、従来にないような形のものができればいいかなと今のところ考えているところです。
◆奈須 委員 これからなのかなと今、私は理解したので、ぜひそういうところもこの委員会の場でみんなでもうちょっと中身について議論ができるような場ができる、ぜひそれを活かしていただけたらなと思います。幸いにも、来年4月からインターネットが図書館でつながるということなので、あまり蔵書の数にこだわるというよりは空間をどのように活かしていくかということに重点を置いたプランの方が私は人が集まるにぎわいになっていくのかなという気もしますので、そのあたりはまた今後ということでお願いしたいと思います。
◆佐藤 委員 図書館の話が今出たので一言言っておきますが、旧入新井図書館、児童書が2万1,000冊以上あった図書館でお話し会だとか、子ども会なんかも開かれて、本当に地域の方が、子どもさんなんかが本当によく利用する、そういう図書館だったので、ここは引き続き、今、図書館長もお話しされましたけれども、旧入新井図書館のところを引き継いだ形で続けていただきたいなと思います。
 それと、10月1日付の区報を見させていただいたのですが、大森北一丁目開発ということで出ているのですけれども、北地域行政センターが移転しませんというのが小さな書き込み記事で。当初よりも計画が遅くなっていると思うのですが、全く区報からは読み取れないんですよね、どうして遅れているかというところが。ここはやはり区民への説明責任のところから、ちゃんと説明された方がいいと思います。あと、大森北一丁目開発複合施設協議会やわがまち推進委員会などでも、そういう説明をされていると思うのですが、全くこの区報と同じようなことを説明されているのか。また、遅れたということも含めて質問なんかがあったりして、そういう話をされているのか。また、その説明の中で何か地元から声が出ているのか、ありましたら教えてください。
○伊藤 委員長 佐藤委員、区報はまだみんな持っていないから、そのことについての質問は今日は早いのではないですか。10月1日付でしょう。今日持ってきていないし、みんな。それを言われてもほかの委員は意味がわからないから。共通の資料ではないので、それについての質問をされても困ります。1日付はあくまで1日公開だから。
◆佐藤 委員 1日以降でないとこれを使って話してはいけない。
○伊藤 委員長 もし使うなら事前にみんなに回すなり、私の方に言っておいてもらって、今日それについて質問をするからという、そういう話があれば別なのだけれども、突然独自の資料について。
◆佐藤 委員 独自というか。
○伊藤 委員長 区がつくろうが、持ってきているのは独自ですよ。
◆佐藤 委員 町会なんかではもう配られているので。
○伊藤 委員長 配られていないでしょう。
◆佐藤 委員 うちに入っていましたよ。
○伊藤 委員長 1日付を先に配ってしまっただけではないの。
◆佐藤 委員 だから、入っていたので、もういいと思って私は話をしているのです。
○伊藤 委員長 だけど、だめです。委員長権限でそれは認めません。
◆佐藤 委員 では、区報の話は別として、北一丁目開発複合施設協議会やわがまち推進委員会で既に説明されていれば、その説明の内容と、あと、地元から声が出ていれば、その声を教えてください。
◎杉村 都市開発課長 ご指摘のように複合施設協議会、それから入新井のわがまち推進委員会、そういう場でも当然ご説明をさせていただいております。主な声としましては、とにかく早く開発を実現させてほしいと。ずっと待ちくたびれているということから叱咤激励を受けております。
◆佐藤 委員 私は地元の方に聞いたんですが、もう少し公共の場所、スペースを増やしてほしい、会議室や集会室をつくってほしい、これが結構大きな声で、大きな声というのは何人かの方から要望として出されていると聞いていますが、その辺はそちらの方ではつかんでいないでしょうか。
◎杉村 都市開発課長 入新井のわがまちでこの前あったのですが、町会長たちが会議をなさる場ということで、特に複合施設協議会と町会長の中の話でも、それは既にちょっと増やして配置をさせていただいておりますし、この前から説明をさせていただいておりますが、4階には旧入新井出張所のところにあった集会室がありますと。それから、出張所系で、利用するスペースというのも4階の図面の中で細長い部分になりますけれども、そういうところでも十分確保させていただいているということで、お話はさせていただいております。
◆佐藤 委員 この最新の案は、その意見に基づいてつくったということですか。それとも、これを見せたときに私はそういう声が出たと聞いていますが、いかがでしょうか。
◎杉村 都市開発課長 当初、1階の出張所の部分、若干去年の8月よりも若干、増えておりますし、そのご説明もさせていただきました。またそのときにも意見はいただいておりますが、一応、今の図面でお願いをしたいという話を、私どもはさせていただいております。
◆佐藤 委員 そういう声が出ているということですから、私は今回出されました募集要項の中で、先ほども話がありましたように、公共の部分、図書館、集会室、自転車駐車場については面積及び階の変更は認められないということを書き込むことはどうかと思います。もう少し、その辺は地元の方とも話を詰めていただいてつくるべきだと思いますが、いかがでしょうか。
◎杉村 都市開発課長 出張所系の会議室というご要望は承っておりますけれども、そのときに区のいろいろな施設、今回の先ほどの陳情の要望にあったようなお話というのは、入新井のところでは、つい先日では出ておりませんでした。
○伊藤 委員長 多分、そういうことを言っているのではないと思うので、なぜほかの部分がここに固定されなければいけないのだという話でしょう。なぜ、図書館や集会室や自転車駐輪場の場所を決めなければいけないんだという、単純に言えばそういう話ですよね、佐藤委員。
◆佐藤 委員 それもそうですし、要望が出ている中でここにまだ固定しなくてもいいのではないかと思うのです。だから、ちょっと書き方がこうなってしまいますと、これで募集してしまうわけですから、もうどうも地元の声が入れようがなくなってしまうと思うのです。だから、ちょっとその辺はもう少し知恵を出した方がいいと思うのです。
◎杉村 都市開発課長 今のところ区としての考えは、こういう考えでやりたいというご説明をさせていただいたところです。
○伊藤 委員長 その説明がわからないから聞いているのですよ。なぜそういう形になるのですかという。私は全く佐藤委員と同じ疑問です。なぜ図書館は4階でなくてはいけないのか、集会室も4階でなくてはいけないのか、自転車駐輪場は地下1階でなくてはいけないのか、明確な区の理由が。出張所についてはわかるのですよ。ほかのものについてはわからない。明確な説明をお願いできますか。
◎杉村 都市開発課長 出張所については、いろいろな絡みがあると。駐輪場については地下1階であれだけの広いスペースを取りたいということ。それから、4階の図書館については、先ほどからお話ししたような内容でございますけれども。ただ、例えば今後、募集をしていくわけですよね。そのときに事業者の提案というものが当然出てくると。そのときに、そこまで縛る必要はないのではないかというお話であるとするならば、その辺というのは、区としての考えはありますけれども、提案自体は少し柔軟に対応した方がいいのかなというふうには、今ご議論をいただく中で修正することは可能だと思います。
○伊藤 委員長 今回直したという説明が最初にありましたけれども、斜線の部分。でも、実際ほとんど変わっていないのですよ。文言がちょっと変わっているだけで、内容は全然変わっていないのですよ。だから、これもまだこれから修正するつもりなのであれば、その修正をきちんとして、この委員皆さんに理解してもらわないと募集かけられなくなってしまいますよ。それでよろしいですか。
◎杉村 都市開発課長 それであるならば、今回この場でそこの部分は、提案については受け入れていくと。区の考えはありますけれども、提案については少し自由な発想を取り入れるということにしたいと思います。
◆荒川 委員 提案については自由な発想で取り入れていただけるのかどうかというのは非常に、今までの当委員会のあれからいって、文書化されたものからすると非常に疑問なんですけれども。言った意見もあまり採用されていないようだし、波線も引いてあるのと引いていないのがあって、3ページのイの民間活用部分、物品販売業、飲食業、サービス業(文化系・健康増進系)、サービス業系の業種で、その後、新しいものは地元商業施設及び公共施設と競合しない業態であること。できるだけ地域にない業態とすることと言っていたのが、こういうふうに変わった理由は、具体的に何を言っているのかさっぱりわからないのだけれども、教えていただけますか。
◎杉村 都市開発課長 若干ここは変えさせていただきました。表現についての変更ということと、それから、多目的フロアについて競合しないということを、できるだけというのを取りまして、競合しないような業態であるというふうに変えさせていただきました。また、5階部分についてはというのは、多目的フロアについてはということで、場所の特定、表現を変えさせていただきました。
◆荒川 委員 だから、言ったことが、こうやって余計なことを書かれてしまうと、ますますわからなくなってしまうわけ。物事を考える思考方法に演繹法と機能法があるのだけれども、役所の方でこうですよという部分は特別出張所、それから図書館機能、自転車、そういう行政の持分は絶対に必要だけれども、ほかのことについては余計なことを書き過ぎる。物品販売業だとか、こういうことをしてしまったら業種が絞られてしまって、何か最初からお考えがあって、それを求めている募集要項になっているのではないかという気がするわけ、これ。どういう業態を考えていらっしゃるのと言いたくなってしまうほど、余計なことを書き過ぎている。
 そうではなくて、フランクにしていただかないと、こういうプロポーザルというのは民間の知恵を借りると言っているのだから、是が非でもオープンマインドにしないと来ませんよ。ますます心配になってしまう、余計なことを書き過ぎて。ふたを開けてみたらだれも応募者がいなかった。だから、地域の皆さんだって心配してしまうわけですよ。図書館4階よりも低い階の方がいいのではないかって当たり前の話なんだ。入新井の図書館だって私は行ったことがあるよ。地元の六郷図書館は一度も行ったことがないよ。どうしてかというと、階段で上りづらいから行かないんだよ。私の家から遠いから行かないのだよ、六郷図書館は。入新井図書館は大森の駅から近いから今まで行ったことがあるのですよ。1階で便利だから行っていたんです。そういうことというのがあるわけ。地域の要望というのはあるわけです。保育園をつくってもらいたい、老人憩いの家、ゆうゆうくらぶがあった方がいい、これは地域課題ですよ。地域課題をそこへ全部押し込まれちゃうと、それだけの建物になりはしないかというのが私のさっきの心配なわけです。
 だから、地域の皆さんがこういう経過の中でやはり文句も言いたくなり、行政が何を考えているのかわけがわからないことを、逆にこうせいああせいということを言い過ぎるから、地域だって心配してこうやって陳情を出してくるわけです。もし、この陳情が通ってしまったらできなくなってしまうのだよ、皆さんのプランが。何もできなくなる。
 だから、逆にあまり余計な縛りをつけて、募集要項をがちがちにしてしまって、これではだめだ、あれではだめだ、あれでなければだめだと募集をやったのでは来てくれませんよというのです。もうちょっと、毎回毎回の委員会での私の趣旨というのはそういうところにあるんだけれども、どんどん言葉が増えていってしまって、ますますわからなくなってしまって、これ募集しない方がいいという感じになっています。この状況で募集していったのでは、募集する方も混乱してしまうもの。おもしろくもなんともない、どんどん狭まってしまって。条件が狭まってしまっていると前回も言ったでしょう。民間活用、民間が知恵を出すフロアというか、部分が少ないのではないですか、全体の比率から言ったって。
 だから、本当は、これは最低ほしい、フロアはここのフロアでほしい、それはわかるよ。わかるけれども、そこも含めて民間に知恵を貸してもらったら私はいかがなのかということを、何も駐輪場が地下になくたっていいわけですよ。一台あたりの費用といったら大変な土地代になりますよ、地下にものをつくるというのは、そういうことでしょう。そういうことを今まで言ってきたんだもの。何も地下に限定して、役所の方で地下ですと言う必要はないのだよ。パッケージのものだってあるのですから、そういうものを横に据えつけて、便利にカードだけで行ってくれる駐輪場だってあるわけでしょう。そういうのも含めて民間の知恵を借りて全体的に考えていただいて、最低限譲れない部分はここの部分とここの部分だと。だから、一つの段階においては、図書館は狭過ぎますよということになれば、それはもうちょっと広げてくれという、それはアイデア、採用されたところと打ち合ったっていいわけです。佐藤委員の言われるように、やはり図書館も子育て支援のためにそういうもともと入新井の図書館の特徴があったんだから、そういう特徴が活かされていない感じが途中ですれば、こういう意見もあったから活かしてくださいよというのが途中で入ったっていいわけですよ。はなからこうでなければいけないということではなくて。そういうフランクな形で募集をかけて、その中でいいプランがあれば採用していく。
 だから、できればプレゼンテーションというか、プロポーザルの審査員に皆さん方出ないでもらいたい。こっちでやらせてくださいよ。どうもとんでもないのができ上がりそうで信用できない、はっきり言って。おもしろくないもん、ちっとも、こんなの。文章ばかりわけわからなくて。本当に役所の文書にどんどんなっていってしまって。それだったら、今まで我々意見を言う必要がないという感じ。だから、もっと私はすっきりした募集要項に改めてつくり直していただきたいと思います。それを要望します。
○伊藤 委員長 いいですか、その要望は。まさに同じ要望を私からもしたいですけれども、部長、どうですか、その要望で。
◎石田 まちづくり推進部長 この表現では確かに不足だろうと思います。
○伊藤 委員長 不足ではなくて多いのですよ。
◎石田 まちづくり推進部長 多いというのは条件が多いということで、要綱としては枠を外したいという、これまでのご要望は十分あったわけですけれども、表現として非常に稚拙な表現になってしまったということは、まずおわびさせていただきます。
 基本計画については、参考という形で出したいという思いで書いてありますが、それ以外の区施設部分も含めて民間の提案も考えたらどうかというお話がありましたので、その辺につきまして、修正をかけさせていただきたいと思います。区活用部分の面積、面積はちょっと変えられると困りますので。
○伊藤 委員長 面積も最低面積とかにしたらどうですか。
◎石田 まちづくり推進部長 そうですね。最低それ以上確保する、そういう書き方をさせていただく。それから、出張所の位置はこの道路に面する部分と1階はどうしてもお願いしたいと思っております。それ以外については、区施設部分も含めて提案をいただいた方がいいのではないかと思いますので、そういう表現に改めさせていただきまして、また見ていただきたいと思います。先ほどの駐輪場のお話もありましたので、駐輪場ももちろん提案の内容として含めて募集をかけたいと思います。あとは民間活用部分で、店舗とかいろいろ業種を縛っているので、これは地元となるべく競合をしないような形の業種という程度の書き込みでいかがなのかなと、今のところは考えております。
○伊藤 委員長 荒川委員、そういう形でよろしいでしょうか。
◆荒川 委員 時間的に迫っていらっしゃるのはよくわかるのですけれども、やはりきちんと。ふたを開けてみたらゼロであったという結果になりますと、我々のこのための委員会をつくった意味も、存在理由もなくなってしまうということになりますと、区民に対しての申しわけも立たないような状況になってしまうということを懸念いたしますので、改めて募集要項案を私の能力でも理解できるような文章、簡易な文章にしていただいて、ぜひ次回また委員長、各委員のお計らいによって委員会で次回また、そのときにご提示願えたらと思います。
○伊藤 委員長 ほかの委員の皆さんも。
◆森 委員 もちろん本当に民間の力を得て、まちの中心核のにぎわいづくりということで、本当にフレキシブルな対応が求められたと思います。ただ、区の土地であるということから、今までの住民の皆さんとの協議会で得られた意見などは、ここに盛り込まれているのでしょうか。それとも、これはこれとしてシンプルな概要を提出して、別に地域の意見書などは提示をされるのでしょうか。
◎杉村 都市開発課長 複合施設協議会等でいただいているご要望について、その場でいろいろご回答を申し上げている部分があります。それについては、例えば民間活用部分についていろいろなご要望があるので、そこは事業者と十分協議をしていただく場を設けたいと、そういう形で地元と事業者とのすりあわせを考えていきたいというご答弁をさせていただいております、地元には。
◆森 委員 それでしたら、今回はこの陳情の全てを盛り込むということは、やはり全く新しいプロジェクトとして立ち上げる中では難しいということで、今回採択にはなりませんでしたが、そういった地元の皆さんとこれから建てる業者との意見の交換という面で、ぜひ今回の陳情をなさった方たちにも声をかけて十分納得いただける。本当にどういった、住民の、地域の人の意見をくみ取るというのも、商店街が住民なのか、それとも何なのかというのが、いつも本当に地域の代表であるのかというのにもより開かれた意見交換の場があればいいと思うのですが、要望とさせていただきます。
◆高橋 委員 4ページの2の、50年の借地、持分の譲渡を縛ることですけれども、50年というのは本当に長い年月で、都営住宅を区が移管しても20年、埋立地も20年、その2.5倍の期間なのですけれども、どういう経営形態が倒産もせず、この定期借地権を維持できるという想定はどういう想定ですか。
◎杉村 都市開発課長 当然どういう経営形態がというところは、ご心配になられるところがあろうかと思います。そこで、1ページ目の応募者の資格の基本的な条件というところで、例えば1ページ目の経営等に関する知識が豊富であるとか、社会的信用があるだとかということ等をここにまず盛り込んであるのと、それから、不動産開発業務の遂行能力がありとか、同等の施設管理業務を行った実績があるとか、つまり現在、建物を所有して運用している会社等があるわけでございますので、そういうような事業者にお任せをするというところから、基本的な条件を書かせていただいております。つまり、保有して長い間やれる能力と実績があるというところを、基本的な条件として考えております。
◆高橋 委員 持分とありますけれども、これは一括ではなくて分割もあるということですか。
◎杉村 都市開発課長 当然、想定としては事業者が一括で持つということを考えておりますが、場合によっては分割もあるのかなと思っております。なかなかそこの点というところをいろいろな条件が変化してくる場合もありますので、今のところは広く考えたいということでございます。
◆金子 委員 この区報のことなのですけれども、10月1日付の区報でこの地域行政センターが入らないということについてお知らせをするという委員会の答弁がありましたよね。それで、これがもうそろそろ出るはずだというので、私たちは広報広聴課からもらってきたわけですけれども、北の方のあれに入っていて、それでこれは都市開発課が実際に記事を書くわけですよね。広報広聴課が材料を与えられて書くわけではないでしょう。それだったら、やはりこの委員会にこれも一緒に提案していただくということが必要だったと思います。今後こういうことがあったときには、そうしてもらいたいと思いますが、それについてはどうですか。
◎杉村 都市開発課長 今後そのような場合があったら、速やかに提出をしたいと思います。
◆山崎 委員 先ほどの開発の募集要項の見直し、部長のご答弁がありましたけれども、基本的にその方向でぜひ進めていってもらいたいと私も考えます。基本的にこの認めませんといったような禁止の文言ではなくて、やはり原則論としてこういったものを考えていってもらいたいと思います。
 ただ一方で、もちろん区の方のやはり公の目的をしっかり達成する意味において、自分たちの意見もしっかり出していかなければいけないのだと思っております。その辺は恐らく、例えば商業の規制についてもこれまで住民の意見、あるいはこの委員会の意見を盛り込んだ結果、全部盛り込むとこういったような形になっていったのだと思いますけれども、それはそれとして主張は主張として進めていくということは、ぜひお願いしたいと思いますし、何より建物の構造も含めてしっかりしてもらわなければいけないこと、やはりその基本の部分だけはちゃんと押さえていただきたいと要望しておきます。
○伊藤 委員長 それでは、委員の皆様にはまことに申しわけありませんが、話の流れがそういうふうになりまして、再度この募集要項(案)を確認させていただく必要があるという方向になりましたので、もう一度この案を確認するというための委員会を開かせていただきたいと思います。よろしいでしょうか。
 (「はい」と呼ぶ者あり)
○伊藤 委員長 それでは日にちですけれども、4日の決特終了直後ということで、まことに申しわけありませんが、皆さんよろしくお願いいたします。資料はできれば前日にいただければ、事務局の方にお届けいただければと思います。時間は決特終了後だから、5時ですね。
 以上で、開発対策特別委員会を閉会いたします。
               午後2時56分閉会