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東京都 目黒区

平成18年第2回定例会(第4日 6月30日)




平成18年第2回定例会(第4日 6月30日)





 





   平成十八年第二回定例会


            目黒区議会会議録


  〇 第 四 日





一 日時 平成十八年六月三十日 午後一時





一 場所 目黒区議会議場





一 出席議員(三十四名)


          一  番  戸  沢  二  郎


          二  番  工  藤  はる代


          三  番  栗  山  よしじ


          四  番  いその   弘  三


          五  番  坂  本  史  子


          六  番  佐久間   やす子


          七  番  須  藤  甚一郎


          八  番  増  田  宜  男


          九  番  石  川  恭  子


          十  番  橋  本  欣  一


          十一 番  伊  藤  よしあき


          十二 番  今  井  れい子


          十三 番  安  久  美与子


          十五 番  中  島  ようじ


          十六 番  川  崎  えり子


          十七 番  岩  崎  ふみひろ


          十八 番  森     美  彦


          十九 番  高  品  吉  伸


          二十 番  雨  宮  正  弘


          二十一番  つちや   克  彦


          二十二番  鴨志田   リ  エ


          二十三番  寺  島  よしお


          二十四番  小  林  くにお


          二十五番  沢  井  正  代


          二十六番  野  沢  まり子


          二十八番  石  山  京  秀


          二十九番  青  木  早  苗


          三十 番  つづき   秀  行


          三十一番  俵     一  郎


          三十二番  島  崎  たかよし


          三十三番  宮  沢  信  男


          三十四番  二ノ宮   啓  吉


          三十五番  木  村  洋  子


          三十六番  下  岡  こうじ





一 出席説明員


       区      長      青  木  英  二


       助      役      佐々木   一  男


       収入役           安  田  直  史


       企画経営部長        粟  田     彰


       区長室長          武  藤  仙  令


       財政部長          齋  藤     薫


       総務部長          横  田  俊  文


       区民生活部長        伊  藤  良  一


       産業経済部長        渋  谷  幸  男


       健康福祉部長        加  藤  芳  照


       健康推進部長(保健所長)  伊  藤  史  子


       子育て支援部長       武  藤  幸  子


       都市整備部長        鈴  木     勝


       街づくり推進部長      岡  田     博


       環境清掃部長        宮  本  次  男


       総務課長          大  平     勝


        ────────────────


       教育長           大  塩  晃  雄


       教育次長・生涯学習推進担当 小笠原   行  伸


        ────────────────


       選挙管理委員会事務局長   安  井     修


        ────────────────


       常勤監査委員        大  竹     勲


       監査事務局長        清  野  久  利





一 区議会事務局


       局     長       浅  沼  裕  行


       次     長       千  葉     登


       議事・調査係長       星  野  俊  子


       議事・調査係長       南  沢  新  二


       議事・調査係長       田  渕  明  美


       議事・調査係長       星  野     正


       議事・調査係長       坂  爪  孝  行


       主     査       齊  藤  和  子





 第二回目黒区議会定例会議事日程 第四号


        平成十八年六月三十日 午後一時開議





日程第 一 議案第 五十五号 目黒区手数料条例の一部を改正する条例


日程第 二 議案第 五十六号 目黒区立高齢者福祉住宅条例の一部を改正する条例


日程第 三 議案第 五十七号 目黒区営住宅条例の一部を改正する条例


日程第 四 議案第 五十八号 目黒区立区民住宅条例の一部を改正する条例


日程第 五 議案第 五十九号 目黒区立碑小学校校舎改築等工事の請負契約


日程第 六 議案第  六十号 目黒区立碑小学校校舎改築等に伴う電気設備工事の請負


               契約


日程第 七 議案第 六十一号 目黒区立碑小学校校舎改築等に伴う空気調和設備工事の


               請負契約


日程第 八 議案第 六十五号 目黒区立碑小学校校舎改築等に伴う給排水衛生設備工事


               の請負契約


日程第 九 議案第 六十二号 包括外部監査契約の締結について


日程第 十 議案第 六十三号 特別区道路線の認定について


日程第十一 議案第 六十四号 目黒区有通路路線の一部廃止について


日程第十二 陳情十 八第八号 目黒区特別養護老人ホームに関する陳情


日程第十三 陳情十 八第一号 都市計画決定に基づく絶対高さ制限の導入に関する陳情


日程第十四 陳情十 八第三号 住友不動産の青葉台三丁目計画を改善する陳情


日程第十五 陳情十 八第四号 株式会社ゴールドクレスト社による大規模ワンルームマ


               ンション(仮称)目黒区南三丁目計画に関する陳情


日程第十六 陳情十八第十二号 ?ゴールドクレストの大規模ワンルームマンション内の


               立体駐車場に関する陳情


日程第十七 陳情十八第 六号 不燃ごみとして出されるプラスチックを目黒清掃工場で


               焼却することについての陳情


日程第十八 陳情十八第十一号 「廃プラスチックの焼却による熱回収について」の陳情





   〇午後一時開議





○宮沢信男議長  これより本日の会議を開きます。





  ◎会議録署名議員の指名





○宮沢信男議長  まず会議録署名議員を定めます。


  一  番 戸 沢 二 郎 議員


  三十六番 下 岡 こうじ 議員


にお願いいたします。





  ◎諸般の報告





○宮沢信男議長  次に諸般の報告を申し上げます。


 特別区議会議長会の概要について文書をもって報告いたしました。


 以上で報告を終わります。


 これより日程に入ります。


 日程第一、議案第五十五号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第五十五号 目黒区手数料条例の一部を改正する条例





○宮沢信男議長  本案に関し企画総務委員長の報告を求めます。二十四番小林くにお委員長。





   〔小林くにお委員長登壇〕





○二十四番(小林くにお委員長)  ただいま議題になりました日程第一、議案第五十五号、目黒区手数料条例の一部を改正する条例につきましては、去る二十六日の企画総務委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本案は、戸籍の証明に係る手数料について無料扱いとする範囲を拡大するため提出されたものであります。


 理事者から補足説明を受けた後、質疑、意見・要望は特になく、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する企画総務委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第五十五号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に日程第二、議案第五十六号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第五十六号 目黒区立高齢者福祉住宅条例の一部を改正する条例





○宮沢信男議長  本案に関し生活福祉委員長の報告を求めます。二十番雨宮正弘委員長。





   〔雨宮正弘委員長登壇〕





○二十番(雨宮正弘委員長)  ただいま議題になりました日程第二、議案第五十六号、目黒区立高齢者福祉住宅条例の一部を改正する条例につきましては、去る二十六日の生活福祉委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本案は、民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律の施行に伴い、規定の整備を行うため提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、規定の整備ということだが、利用者にとって影響はないのか。また、高齢者福祉住宅の空き室待ち登録者二十名のうち、現時点で何名まで入居できているのか、との質疑があったのに対しまして、利用者への影響については、引用している法律の条項番号の繰り下げであるので、特段ないものと考えている。また入居状況としては、この四月に社会福祉事業団から移管された住宅への入居が進んでいるとこともあり、七月一日時点では六番目の方まで入居できる状況である、との答弁がありました。


 次に、どういう状況になると高齢者福祉住宅にあきが出るのか。また民間に対する依頼の仕方や積極的な協議等、整備に向けて取り組む方法はないのか、との質疑があったのに対しまして、高齢者福祉住宅には各種介護制度を利用しながらも居宅生活のできる方が入居しているが、状態が悪くなり亡くなられる、あるいは特養ホームや老健施設への入所、医療機関への長期入院等が主な退去理由である。昨年度における退去者は十六名であり、そのうち特養ホームや老健施設への入所者が八名、医療機関への長期入院が四名、亡くなられた方が四名という状況である。また、高齢者福祉住宅の整備に関しては、空き地情報の入手や資産活用の紹介等、さまざまなルートを使いながら住宅の確保に努めているところであるが、居室の面積やバリアフリーへの要請、資金の問題等制約があり、なかなか進展が見られない状況にある、との答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、民間事業者のために規制緩和をする都市再生特別措置法には反対したが、本条例は法律改正に伴う規定の整備を行うためのものであるので、本条例に賛成する、との意見・要望がありました。


 以上の後、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する生活福祉委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第五十六号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に日程第三、議案第五十七号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第五十七号 目黒区営住宅条例の一部を改正する条例





○宮沢信男議長  本案に関し都市環境委員長の報告を求めます。十八番森美彦委員長。





   〔森美彦委員長登壇〕





○十八番(森美彦委員長)  ただいま議題になりました日程第三、議案第五十七号、目黒区営住宅条例の一部を改正する条例につきましては、去る二十六日の都市環境委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本案は、公営住宅法施行令の一部を改正する政令の施行に伴い、区営住宅を単身で使用することができる者の範囲等を改めるとともに、規定の整備を行うため提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず収入超過者は五年たったら近傍同種家賃になるということであるが、段階的な運用はされるのか、との質疑があったのに対しまして、従前は収入の超過の度合いに応じて七分の一、四分の一、二分の一を加算した家賃、さらに近傍同種家賃という段階に分かれていたが、一番安い七分の一負担の方は五年かけて、四分の一負担の方は四年かけて近傍同種家賃にするということである。中町一丁目の例であると、七分の一加算になっている所得区分五の方は現在の家賃が五万五千四百円であるが、今後五年にわたり年三千四百円ずつ加算されて最終的に近傍同種家賃である七万二千六百円となると、の答弁がありました。


 次に、今回は公営住宅法施行令の改正に伴うものであるが、区として独自の措置はできないか、との質疑があったのに対しまして、収入超過者はもともと住宅を明け渡すよう努める対象となっており、今回の法改正は、公営住宅を求めている方が多くいる中で、収入超過者が引き続き入居していることはどうかという趣旨からの改正となっているので、目黒区独自で基準を緩和するのは難しい、との答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、本案は、まず単身入居者の入居対象について、新たに精神障害者や知的障害者、配偶者からの暴力の被害者、いわゆるDV被害者を対象に加えるとともに、公営住宅法施行令が一部改正されたことによって、世帯構成等のミスマッチを解消するための住宅変更を可能にするため、公募の例外を拡大したこと、入居可能収入の上限の緩和が小学校就学前の子どものいる世帯に範囲を拡大したことについては評価できるが、以下の理由によって我が党は反対する。


 第一は、単身入居者の対象年齢を五十歳から六十歳に引き上げることについて、、当初、公営住宅法によって対象年齢を五十歳と決めた理由は、単身女性の一般入居が困難な状況の中で女性の入居要件を五十歳以上として、その後、男性についてもリストラなどによる生活困難な状況が広がる中で引き下げられたものである。こうした経過から見ても、六十歳に引き上げるべきではないと考える。第二は、収入超過者となると、遅くとも五年後の家賃が近傍同種家賃に引き上げられるとしているが、機械的な導入は実質的な家賃の引き上げにつながり、ひいては居住者の追い出しにもつながるもので、公営住宅法の趣旨にも反すると考える。第三は、そもそも知的、精神などの障害者に対象を拡大したとしても、現在の公営住宅の数では切実な住民要求に対応できないことは明らかであり、自治体が公共住宅の建設を後景に追いやっていることについては問題であると考えている、との意見・要望がありました。


 以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する都市環境委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第五十七号につきましては、委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。





   〔賛成者起立〕





○宮沢信男議長  起立多数と認めます。御着席願います。


 本案は委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に日程第四、議案第五十八号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第五十八号 目黒区立区民住宅条例の一部を改正する条例





○宮沢信男議長  本案に関し都市環境委員長の報告を求めます。十八番森美彦委員長。





      〔森美彦委員長登壇〕





○十八番(森美彦委員長)  ただいま議題になりました日程第四、議案第五十八号、目黒区立区民住宅条例の一部を改正する条例につきましては、去る二十六日の都市環境委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本案は、民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律の施行等に伴い、規定の整備を行うため提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から、今回の改正については、民間事業者の能力を活用した市街地の整備を推進するための都市再生特別措置法等の一部を改正する法律によって入ってくる条項部分があるが、区の改正条例に全く影響がないと考えてよいか、との質疑があったのに対しまして、御指摘のとおりである、との答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 意見・要望は特になく、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する都市環境委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第五十八号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に日程第五、議案第五十九号、日程第六、議案第六十号、日程第七、議案第六十一号及び日程第八、議案第六十五号の四件を一括議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第五十九号 目黒区立碑小学校校舎改築等工事の請負契約


  議案第 六十号 目黒区立碑小学校校舎改築等に伴う電気設備工事の請負契約


  議案第六十一号 目黒区立碑小学校校舎改築等に伴う空気調和設備工事の請負契約


  議案第六十五号 目黒区立碑小学校校舎改築等に伴う給排水衛生設備工事の請負契約





○宮沢信男議長  本案に関し企画総務委員長の報告を求めます。二十四番小林くにお委員長。





   〔小林くにお委員長登壇〕





○二十四番(小林くにお委員長)  ただいま一括議題になりました日程第五、議案第五十九号、目黒区立碑小学校校舎改築等工事の請負契約、日程第六、議案第六十号、目黒区立碑小学校校舎改築等に伴う電気設備工事の請負契約、日程第七、議案第六十一号、目黒区立碑小学校校舎改築等に伴う空気調和設備工事の請負契約及び日程第八、議案第六十五号、目黒区立碑小学校校舎改築等に伴う給排水衛生設備工事の請負契約の四議案につきましては、去る二十六日の企画総務委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本四議案は、目黒区議会の議決に付すべき契約および財産の取得または処分に関する条例第二条の規定に基づき提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、今回の一般競争入札には参加条件をつけなかったのか、また区内業者に限定する発注方法はとらなかったのか、との質疑があったのに対しまして、本件については、大規模工事となることから、区の内規により建設工事については三社、電気設備工事、空気調和設備工事及び給排水衛生設備工事については二社構成による建設共同企業体に発注することとし、いずれも条件つき一般競争入札とした。基本的な条件としては、本件が小学校、プール、地区サービス事務所、保健福祉サービス事務所及び防災倉庫等、地域の拠点となる施設を併設していることから、その施設の重要性にかんがみ、建設共同企業体の代表構成員には高い履行能力を求め、業者格付基準としては、東京電子自治体共同運営の資格審査受付サービスによる共同格付を採用し、「Aランクの百位以内」を原則とした。競争性、透明性、公正性を勘案し、区の基準を踏まえて、区外業者も含めて入札参加者を募集したものである。なお、区内業者の育成の観点から、建設共同企業体の構成には必ず区内業者を一社含むことを条件とした。区内業者の受注機会の確保を図りつつ、高い履行能力を保つ業者との組み合わせによって施工能力の向上を期待するものである、との答弁がありました。


 次に、今回のような大規模工事においては、工事途中での事故・トラブルが懸念されるが、安全対策等について建設共同企業体を構成する業者間の連携は十分に図られているのか、また近隣住民への対応はどのようになっているのか、との質疑があったのに対しまして、入札参加条件の中には安全確保対策も含まれており、入札参加申請をした段階で区が提示した告示上の条件を満たしているかどうかについて審査を行っている。今回は高い履行能力と品質を求めて条件を付していることから、業者間の連携は十分に図られるものと考えている。なお、近隣住民に対しては、今後、工事に関しての住民説明会を開催する予定であり、建築資材の搬入路及び作業時間等について十分な説明を行い、理解を得ながら工事を進めていく、との答弁がありました。


 次に、建築工事以外の各種設備工事については、競争原理を働かせるだけではなく、区内業者同士にJVを組ませる等の政策的な配慮はできなかったのか、との質疑があったのに対しまして、昨年の八月に定めた契約事務改善実施策の中で、七千万円以上の工事については区外業者も含めることとしており、今回についてはこの実施策の基本方針を適切に運用していくことが妥当であると判断したものである。七千万円以上という金額については、区内業者の育成という観点を踏まえつつも、これまでの契約発注実績及び他区の状況等を総合的に勘案すると、現時点では妥当なラインと考えているところである。なお、改善実施策については、契約事務のマネジメントサイクルの中で、より向上させていく方向でさまざまな観点から検討を行っているところである、との答弁がありました。


 次に、給排水衛生設備工事については、業者格付条件が緩和されたが、他の工事においても同様の措置がとれなかったのか、との質疑があったのに対しまして、これについては第一回目、第二回目の告示に対する応札者がいずれも一企業体のみで、告示上の二グループ以上の参加という条件を満たさなかったため、第三回目にやむを得ず変更したものである。当初設定した「百位以内」という条件にこだわったのは、履行能力の高い者及び工事の品質の確保という前提を崩すことはできないという全体の枠組みの考え方によるものである、との答弁がありました。


 次に、建設共同企業体の代表構成員の「Aランクの百位以内」という条件が高い履行能力の確保につながるのか、との質疑があったのに対しまして、Aランクをつけるに当たっては、完成工事高などの実績等も勘案されており、非常にすぐれた経営能力、履行能力が評価されたものと言える。ランクAの業者においては高い履行能力が一定程度確保できると考えている、との答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に意見・要望を求めましたところ、自由民主党目黒区議団の委員から、この四議案について賛成する。区内業者優先という立場から、極力、契約事務改善実施策における区内業者限定の金額の範囲を上げるとともに、区内業者が参加できるようJVの組み方等についても検討するよう要望する。


 次に、目黒区民会議の委員から、本四議案について賛成する。JVを組む際に区内業者を必ず一社入れるという感覚は、スキルアップや受注機会の増加という点で役立つものであることから、今後も考えていってほしい。また最終的に辞退によって一社となった場合、その業者が落札することは当然であるが、見せかけだけの参加ということが起きる可能性もあるので、これに関しても今後検討することを要望する。


 次に、公明党目黒区議団の委員から、議案第五十九号、第六十号、第六十一号、第六十五号の四議案について賛成する。碑小学校は創立百二十八年の歴史を持つ、区内でも伝統ある小学校である。今回の改築等工事計画は、碑小学校のみならず、南部地区サービス事務所、南部保健福祉サービス事務所、さらには待望の温水地区プールの建設まで含まれている。学校関係者並びに南部地区の人たちが長年待ちに待った改善計画であり、完成に向けて無事故で終えることができるように細心の注意を払って安全対策に努めることを要望する。


 次に、日本共産党目黒区議団の委員から、四議案に賛成する。なお、区内業者の育成を位置づけている区の施策の観点から、区内業者が納得し、より参加できる入札制度の執行を求める。


 次に、無所属・目黒独歩の会の委員から、この四議案に賛成する。しかし、条件つき一般競争入札においてJVの構成について条件をつけているが、今回行われたようなものが最良のものであるかどうか、今後類似の入札を行う場合には改めて検討する必要がある。契約事務改善実施策では、一定金額を超える案件、つまり七千万円以上のものについては区内以外の区外業者が入札に参加することが定められている。今後、この金額を上げるなり、しゃくし定規にどの契約案件にも適用するのではなく、事案によっては積極的に区内業者を優遇すべきである。原則は原則として生かしながら、もっと柔軟に運用したらどうかという意見を添えて賛成する、との意見・要望がありました。


 以上の後、本四議案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本四議案に対する企画総務委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第五十九号、議案第六十号、議案第六十一号及び議案第六十五号の四議案につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本四議案は委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に日程第九、議案第六十二号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第六十二号 包括外部監査契約の締結について





○宮沢信男議長  本案に関し企画総務委員長の報告を求めます。二十四番小林くにお委員長。





   〔小林くにお委員長登壇〕





○二十四番(小林くにお委員長)  ただいま議題になりました日程第九、議案第六十二号、包括外部監査契約の締結につきましては、去る二十六日の企画総務委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本案は、地方自治法第二百五十二条の三十六第一項の規定に基づき提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、包括外部監査を導入している自治体の外部監査人の約九割が公認会計士である現状の中で、今回、弁護士から選定する理由は何か、前監査人が区にとって厳しい指摘あるいは都合の悪い結果を出したことが影響しているのではないか、との質疑があったのに対しまして、前監査人との再度契約については、区の外部監査人候補者選定委員会において、前年度の監査結果報告書をもとに可否を検討した。その結果、明確な根拠を示して結論に至る過程についての検討が不十分と言わざるを得ない箇所がある。例として、市区町村交付金等について、区及び国とかなり異なった見解が示されている。また、所管課とのヒアリングにおいて、区からは事務事業を進めるに当たっての理由等を説明したが、記述の際に区の意見が十分に考慮されていないため、区民等に誤解を生じかねないおそれもあることなどから、再度契約することは適切でないと総合的に判断したものである。弁護士との契約については地方自治法の規定の中で選定できるものとして挙げられており、今後、自治体は財務管理のみならず経営管理及び行政運営に関して法的適合性ということが重要となり、徐々に弁護士も選定されていくのではないかと考えている。ちなみに横浜市では平成十八年度から弁護士に変更され選定されたと聞いていると、の答弁がありました。


 次に、契約金額は他の自治体と比較して適正なレベルか、との質疑があったのに対しまして、各自治体の人口及び財政規模あるいは監査の実施方法により契約金額は異なっている。特別区の契約金額の平均はおおむね七百万円であるが、基本的には契約行為であるので双方の合意の上での契約となる。基本費用は旧自治省が定めた標準算定額により、区として可能な範囲で金額を定めており、本区の規模及び実施内容から妥当な金額であると考えている、との答弁がありました。


 次に、行政法の専門家ではなく企業の更生管財人の経歴を持つ弁護士をあえて包括外部監査人に選定した理由は何か、との質疑があったのに対しまして、この弁護士は日弁連の包括外部監査にかかわる検討小委員会の委員長を平成十年度から十六年度まで務めた経歴がある。東京第一弁護士会から、地方公共団体の制度にも明るく財務にも精通している等との理由による推薦があり、また選定委員会でのヒアリングにおいても、自治体における財務監査及び経営管理等に関して十分な知識を持って臨めるとの認識を得たところである。法令に則した事務事業の執行、経済性、有効性の観点から、適正に包括外部監査が行われるものと考えている、との答弁がありました。


 次に、平成十七年度の包括外部監査結果報告書の内容について、区民に対して区としての見解及び考え方を説明する責任があるのではないか、との質疑があったのに対しまして、監査結果の報告を受けた後、改善意見等のあった所管に対して措置状況及び取り組み状況について調査を行っているところであり、その結果については監査委員に報告を行うとともに、区のホームページ等での公表について検討している、との答弁がありました。


 次に、包括外部監査人である弁護士が区の事務事業執行に対して法的な判断を行った場合、前年度のように、さらに法的な判断を仰ぐことはないと理解してよいのか、との質疑があったのに対しまして、選定委員会でのヒアリングにおいて監査を実施した内容について結論に至る根拠をわかりやすく明確に示してほしい旨を伝えてある。誤解が生じないように必要な事項については資料を提示し、区の考え方についてはできるだけ説明をしていきたい、との答弁がありました。


 次に、今後の包括外部監査のあり方について、区の事務事業の中には関係自治体との相互協力により進められている事業もあり、経費の支出に当たっては歴史の流れや取り巻く環境等を考慮して判断していかなければならない場合もある。包括外部監査人に対して、区としても情報提供をしていく必要があると思うがどうか、との質疑があったのに対しまして、事務事業の必要性についてはきめ細かく説明し、理解を得るよう努めていきたい、との答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に、意見・要望を求めましたところ、無所属・目黒独歩の会の委員から、議案第六十二号、包括外部監査契約の締結については反対である。包括外部監査は無論必要であるけれども、今回の包括外部監査の契約人の選定に当たっては非常に不透明なことが多い。まず大前提として、三月の予算特別委員会では平成十七年度包括外部監査結果報告書が提出された後、区は、包括外部監査のテーマは四年間行ってきていて大きなものがなくなってきた、これからは個別監査にしたい、あるいは個別監査にする旨の答弁を繰り返した。ところが、再度包括外部監査にするということで、この三カ月の間に非常にぶれているということがまず一点。また、契約期間の空白が四月から六月まで生じたということ。区は前任者を継続して契約しなかった理由として、前監査人が区にとって都合の悪い監査結果を出したためではない、監査結果の内容ではないという。しかし、前監査人が監査を実施するに当たってヒアリングを行った際に区側が説明したことが報告書に十分盛り込まれていない、議論を尽くさず結論を述べていることなどを挙げている。けれど、総額三十三億円余にも上る未利用地等のむだ遣いが指摘されており、都合の悪い監査結果ではないと否定はするが、それと無関係ではないと考えられる。公認会計士が四年間、監査人を務めてきたが、今回は弁護士にすると選定委員会が選定したが、その選定経過もまことに不透明である。一つはこの選定委員会で選ばれた弁護士は、会社法の専門家である。著書も会社法に関するものがほとんどであり、破産企業の更生管財人も務めた専門家である。そして、地方公共団体の包括外部監査人はもちろんのこと、監査人の経験もない。全国の自治体で弁護士を包括外部監査人にしているところは公認会計士の十分の一にも満たないが、あえて弁護士を起用した理由が明確ではない。さらに、弁護士と契約をする理由として、事務事業の執行の適法性について監査をするということを区側は説明しているが、監査人の監査の内容を定めた地方自治法第二百五十二条の三十七には、事務事業の適法性について監査するという規定は存在しない。監査するテーマについて区と監査人が協議して決める旨の答弁があったが、これは、このとおり行われるのであれば違法である。なぜならば、テーマは監査人が選定すべきものであって、区と事前に協議して決めるものではない。協議などをすれば、そもそも包括外部監査人と契約をして包括外部監査を実施する意味そのものが失われてしまう。契約書の内容にテーマを盛り込むことは、それだけで無効である。事前にテーマについて協議するという答弁があったことなどから、この契約に当たっては幾つもの重大な欠陥がある。よって、到底この包括外部監査契約の締結に賛成することはできず、本案に反対する。


 次に、自由民主党目黒区議団の委員から、今回の包括外部監査の契約については、地方自治法第二百五十二条の二十八の規定では、公認会計士や弁護士とも契約ができると掲げられており、行政運営が法令に基づき適法に処理されているという観点から監査をすること、また角度を広げて包括外部監査が行われることについては理解する。特に、日弁連で包括外部監査小委員会の委員長を務めた経歴もあるので、この方の活躍を期待し、本案に賛成する。


 次に、日本共産党目黒区議団の委員から、本議案に賛成する。今回、弁護士を選んだという特徴を十分に生かし、財務管理や事務事業だけではなく、公正な行政運営が十分になされているかということも観点に入れた外部監査を望む、との意見・要望がありました。


 以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する企画総務委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し御質疑はございませんか。





   〔「七番、須藤」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  須藤議員。





○七番(須藤甚一郎議員)  いや、今の委員長報告で、委員長が自分で書いたのか、事務局でまとめたのか知りませんけど、それを読んでいて、その矛盾に気づかないんでしょうかね。私の反対する理由をそこで朗読してましたけれども、その中に、その事務事業執行の適法性を包括外部監査人が監査をするというのは、地方自治法の規定にないんですね。そのやりとりが企画総務委員会で私はしているんですけれども、そこに何も入っていない。それから、また、包括外部監査のテーマについて、委員会で総務部長は、テーマは事前に監査人と区側が協議するという趣旨の発言をしているんですけれども、包括外部監査の監査対象、つまりテーマを事前に協議したならば、外部監査の意味そのものがなくなるわけですね。そこの質疑もしているのに、今の報告の中にはないんです。ですから私の反対する理由、意見として読み上げた中には、その二つがかなめになって入っていて、そういう答弁があったんだということを言っているんだけれども、そこの主な質疑に入っていない、これは一体どういうことなんだというので、まあ、あれを読めば、議事録を後々になって必要ある人が読めば、私の述べた意見の中にそのことは出てくるんだけれども、その中にね。だから一番問題なのは、適法性ということをするために、監査してもらうために、今まで四年間、公認会計士をやっていたのを弁護士に変えたという最大の理由でしょう。その質疑が入ってないというのは一体これはどういうことなんだというのが一点。それから監査人が執権において監査のテーマを決めるというふうになっているのを、区がこれをやってくださいよ、このテーマで、わかりましたなんていうんなら監査の意味がないでしょう。そういうことを問題にしているのであって、そこがなぜ入っていないんだと、今の報告の主な質疑の中にね。それを聞いておきましょう。





○二十四番(小林くにお委員長)  須藤委員、企画総務委員で質疑した本人でありますので、まず申し上げておきたいのですけれども、一つ目はたしか委員長報告、須藤委員の質疑は大変多岐にわたり長かったので、一度、目を通してくださいねと。まとめるのに大変苦労しますので一度、目を通してくださいと。





   〔「委員長報告なんか目を通してない。意見だけだよ」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  黙って、静かに。





○二十四番(小林くにお委員長)  あらかじめお願いしておきましたけれども、それに加えて今のような質疑があるということはちょっと驚きなんですけども、せっかく御質問でありましたので、お答えいたします。


 弁護士に変えた理由など重要な質疑の内容が入っていないではないかという御指摘でありますけれども、全体といたしまして須藤議員のあのときの質問は結構前置きが長くて、非常にまとめるのに苦労した部分でございます。また、須藤議員の意見等、考え方については、確かに意見・要望を述べた時点で入れたつもりでございます。また、類似した質問が多かったので、これを一つにまとめて委員長報告とさせていただいたという経緯でございます。


 以上です。





○宮沢信男議長  須藤議員に申し上げますけれども、須藤議員、上着着ておりますか。きょう持ってきていますか。





   〔「ネクタイ締めればいい」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  上着。バッジがついてませんけれど。





   〔「それは上着につけるんでしょう」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  そんなことありませんよ。上着持ってきてるんですかと。上着持ってきてるんですかと今、聞いているの。





   〔「上着持ってるよ」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  持って、そこにあるんですか。





   〔「質疑の途中だよ」「関係ない」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  これは再三言っておりますよ。議員は必ずバッジを着用のこと。発言は認めませんよ。発言は認めません。


 暫時休憩いたします。





   〇午後一時四十四分休憩





   〇午後二時 五分 開議





○宮沢信男議長  休憩前に引き続き会議を開きます。


 ただいま理事会を開きまして、議員バッジの着用について改めてお話をさせていただきました。もう御存じのとおり、何回も申し上げていますように、議員バッジ着用については申し合わせ事項によって平成十六年三月一日付で文書になっております。そのことを私は守っていただくために申し上げていたのでありますので、それを守っていただかなければ私は再開をいたしません。


 それも、しかもつける位置も決められておりますので、ちゃんとつけていただきたいというふうに思います。よろしいですか。つけてくださいね。つけてくださいね。これから、きょうは。いいですか。


 それでは。





   〔「議長、七番」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  七番、須藤議員。





○七番(須藤甚一郎議員)  今、委員長の答弁でね、委員長報告を事前に見せたなんてとんでもないこと言ってるけど、それは意見を述べて、その意見をまとめたものを、テープから活字に起こしたやつをね、反訳を、てにをはを直しただけであって、委員長報告なんて見てるわけないでしょうが。私の言っていることを全然答えてないというのは、弁護士を選定してね、そして議会で選任の同意を得て契約するわけでしょう。そのときに質疑をした問題点としては、地方自治法の二百五十二条に監査人の、包括外部監査人の監査の内容について細かく決めてある。それは地方自治法の二条の十四項、十五項と連動している。それは質疑の、委員会で審議するときの、そこの条文まで読み上げて言いましたよ。その中に、区が言うところの、弁護士に適法性の監査をしてもらう。弁護士だから適法性の、事務事業執行の適法性と言っているけれども、そこの中にないでしょうという質疑をしているのに、そのかけらも出てこない。だから、延々とかけてなんて、長かったって言うけど、持ち時間の三十分の限度内でやって何が悪いんだ。


 それと、あと事前に協議をすると言ったけれども、これは監査のそもそもの意義そのものがぶち壊れる。重ねて言うが、そういう質疑をあのときに繰り返ししているのに、そのかけらも入ってない。だから、これもぐだぐだ書く必要はなく、そういうことについての質疑があったと書けばいいことであって、それをこっちの意見を読まなければ、そういう質疑の内容がわからないというような委員長報告があっていいものかどうか。それから。





   〔「反対の理由を述べたわけだから」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  静かにしてください。





○七番(須藤甚一郎議員)  そう、反対の理由としてそういうのが出てくるわけだから、委員会の質疑で全文書けなどとはちっとも言ってない。これこれに関しての質疑があったとすればいいことであって、それを載せてないというのは、適正な、正確な委員長報告とは言えないというのが私の趣旨であって、以上のような委員長報告は断じて認めるわけにはいかない。で、じゃ、なぜそんな委員長報告を委員長がしたのかという一点だけを聞いておきましょう。





○宮沢信男議長  委員長、答弁しますか。答弁できますか。小林委員長。





○二十四番(小林くにお委員長)  委員長報告は質疑の内容の要点であります。先ほど弁護士に選定する理由云々と言いましたけれども、委員長報告の中でも今回、弁護士から選定する理由は何か、その前段の意見、それから御自身のお考え等は、申しわけありません、要点ですので割愛させていただきました。


 以上であります。





○宮沢信男議長  ほかに御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。議案第六十二号につきましては、委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。





   〔賛成者起立〕





○宮沢信男議長  起立多数と認めます。御着席願います。


 本案は委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に日程第十、議案第六十三号及び日程第十一、議案第六十四号の二件を一括議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第六十三号 特別区道路線の認定について


  議案第六十四号 目黒区有通路路線の一部廃止について





○宮沢信男議長  本案に関し、都市環境委員長の報告を求めます。十八番森美彦委員長。





   〔森美彦委員長登壇〕





○十八番(森美彦委員長)  ただいま一括議題になりました日程第十、議案第六十三号、特別区道路線の認定について及び日程第十一、議案第六十四号、目黒区有通路路線の一部廃止についての二議案につきましては、去る二十六日の都市環境委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 議案第六十三号につきましては、一部廃止する目黒区有通路路線に係る区有地の一部及びこれに隣接する区有地を特別区道路線として認定する必要があるため、道路法第八条第二項の規定に基づき、また、議案第六十四号につきましては、特別区道及び目黒区立公園の整備に伴い、目黒区有通路路線の一部を廃止する必要があるため、目黒区有通路条例第四条第四項の規定に基づき提出されたものであります


 本二議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず木造住宅密集地域整備事業で用地を購入ということになっているが、木造住宅密集地域であれば、どのような用地でも全部補助金が出ると考えてよいのか、区の負担分はどれくらいか、との質疑があったのに対しまして、駒場地区では、公園等が不足している地域を想定し、かつ、用地の状況を見て、事業計画として一千平方メートルの整備を予定していたが、この事業量の範囲内で十七年度までに三カ所、約八百三十平方メートルの公園用地を取得している。本該当用地については道路がクランク状になっていて、防災上も優先度が高いため、今回、取得を行ったものであり、用地取得については国・都の補助及び財調によるため、区の負担はない、との答弁がありました。


 次に、当地区についてはセットバックされていない家が幾つかあるが、その家の了解が得られなければ法律との関係で道路整備は進まないのか、との質疑があったのに対しまして、狭あい道路の整備については、狭隘道路の拡幅整備に関する条例に基づいて個別に家屋を建てかえるときに拡幅をしていくこととなるが、その際、寄附や無償使用承諾が得られれば、区道として整備することも可能である。また、私道については、区の整備委託の中でL型を整備していくようにしていきたい、との答弁がありました。


 次に、七、八年ぐらい前に駒場の大火で家が全焼したが、該当道路がクランク状になっているために消防車が入れなかったことがあった。そこで、近隣の要望もあり、今回の整備になったと聞いているがどうか、との質疑があったのに対しまして、確かに地域の方々からクランク状の道路を整備してほしいという要望があった。区としても十七年度は木造住宅密集地域整備事業の最終年度でもあり、重要な課題として防災上寄与していこうとしたものであると、の答弁がありました。


 次に、住民への説明についてはどう対応したか、との質疑があったのに対しまして、近隣への説明については、昨年度、町会役員会への説明や木造住宅密集地域整備事業で設置している住民協議会への説明、道路沿いの方への個別説明を行うとともに、街づくりニュースを利用して区域への周知等を行った。その結果、地域住民の要望もあり、了解が得られたものである、との答弁がありました。


 次に、防災面から今後の公園用地の整備計画はどう考えているか、との質疑があったのに対しまして、現在、整備案に基づき検討を進めているが、今のところ十二月から来年三月ごろまでを予定している、との答弁がありました。


 以上が本二議案に関する質疑の主な内容であります。


 意見・要望は特になく、本二議案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本二議案に対する都市環境委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第六十三号及び議案第六十四号の二議案につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。本二議案は委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に。





   〔「議長、五番、議事進行」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  坂本議員。





○五番(坂本史子議員)  議案第五十七号、五十八号、それから今の六十三号、六十四号については、最初に簡易採決を求めるのは不適当です。なぜならば、私たちは事前に、この議案に対する賛否を表明をしておりません。本会議において委員長報告を聞いた後、賛否を決めると。本会議の中で委員長報告に対して疑義がないかどうかということで賛否を決めるというのが原則だとは思いますが、現状、議会運営委員会のそういう事前の通告というか、そういう表明するという形になってますので、今まではそうでしたが、今回は私どもはそれを表明をしておりませんので、最初に簡易採決を求めるのは、議長の議事進行については不適当です。議会会議規則の七十九条、起立表決は表決方法の原則である。ただし、反対がないと思われる場合は簡易表決を諮る方法がとられているという形になっています。あくまで起立表決を求めるのがこの場合、適当なのであって、議長のこの表決方法については不適当であるということが言えると思います。その後、陳情についてもそういう場合がありますので、これについては起立採決をしていかなくてはならないというふうに思いますが、議長の意見を聞きます。





○宮沢信男議長  今、坂本議員の議事進行に対しまして、各委員長報告がございました。その委員長報告に対して御質疑はございませんかというふうに私が問いかけて、御質疑なしというふうに私は判断いたしましたので、簡易採決というふうに進めさせていただいたんです。そういうことで私の議事進行については、議長判断といいますか、その進め方は適切であったというふうに私は判断しております。


 以上です。





   〔「議長、五番」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  じゃ、特別。坂本議員、特別。





○五番(坂本史子議員)  最初に簡易採決を求めるのは適当ではないんですね。今、七十九条に起立表決が表決方法の原則であるということとともに、八十五条には、この問題について異議がないと、ほとんどないと認められるときはという形になっているんですけれども、私たちは前もってこの議案に対して、今回は態度を表明しておりません。で、この場で委員長報告を聞いて、その内容で賛否を表明するわけですから、これは明らかにこの三十六人のうちの例えば四人とか、そういうものが反対であるか賛成であるかというのがわからない場合ですよね。そのときは起立採決が原則なんですよ。原則なんですよ。それは、この規則のとおりです。ですから、最初に簡易採決をとるのではなくて起立採決を求めるというのが原則ですよということを言っているんです。異議があるかないかを聞いたからいいということを言っているんではないんです。わかりますか。





   〔「同じ内容だから、いいですよ、答えは」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  いや、答えは全く同じなんですよ。私はね、議長としての諮り方を、議長としての諮り方をして、あなたが今おっしゃったように三十六名の議員の先生方のね、ちょっと聞いてください。先生方のそれぞれ委員長報告に対して、対してですよ、三十六名の方々の顔を見て。





   〔「三十六名なんかいないよ」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  失礼、三十四、その議員の顔を見て、あなたは反対ですか、賛成ですかという私は判断はしにくいですよ。ですから、御異議ございませんかという言葉に対して御異議あるということになって、手を挙手すれば。





   〔「それが反対なんですよ」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  いや、違うんです。そういうふうに挙手していただければ、起立採決ということに私も原稿にもなっているんですが、御異議ございませんかというふうに、いいですか、御異議ありますと言えば私は起立採決をとっております。





   〔「起立採決が原則なんです」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  そういうことをね、今までかつて、この本会議場でそういう議論したことないですよ。ないです。





   〔「いやいや、それはだから知らなかったということじゃないんですか」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  以上です。よろしいですね。議事進行終わり。


 次に日程第十二から日程第十八名での七件につきましては、生活福祉委員会、都市環境委員会及び行財政改革・自治権拡充調査特別委員会の各委員長から閉会中の継続審査の申し出がありました。





 ――――――――〇――――――――





 ◎陳情十八第 八号 目黒区特別養護老人ホームに関する陳情


  陳情十八第 一号 都市計画決定に基づく絶対高さ制限の導入に関する陳情


  陳情十八第 三号 住友不動産の青葉台三丁目計画を改善する陳情


  陳情十八第 四号 株式会社ゴールドクレスト社による大規模ワンルームマンション


           (仮称)目黒区南三丁目計画に関する陳情


  陳情十八第十二号 ?ゴールドクレストの大規模ワンルームマンション内の立体駐車場に関する陳情


  陳情十八第 六号 不燃ごみとして出されるプラスチックを目黒清掃工場で焼却することについての陳情


  陳情十八第十一号 「廃プラスチックの焼却による熱回収について」の陳情





○宮沢信男議長  お諮りいたします。


 日程第十二から日程第十八までの七件につきましては、閉会中の継続審査に付することに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本件は閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。


 以上で全日程を議了いたしました。会議を閉じます。


 これをもって平成十八年第二回目黒区議会定例会を閉会いたします。





   〇午後二時二十三分閉会