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東京都 目黒区

平成17年第3回定例会(第4日 9月30日)




平成17年第3回定例会(第4日 9月30日)





 





   平成十七年第三回定例会


             目黒区議会会議録





  〇 第 四 日





一 日時 平成十七年九月三十日 午後一時





一 場所 目黒区議会議場





一 出席議員(三十四名)


          一  番  戸  沢  二  郎


          二  番  工  藤  はる代


          三  番  栗  山  よしじ


          四  番  いその   弘  三


          五  番  坂  本  史  子


          六  番  佐久間   やす子


          七  番  須  藤  甚一郎


          八  番  増  田  宜  男


          九  番  石  川  恭  子


          十  番  橋  本  欣  一


          十一 番  伊  藤  よしあき


          十二 番  今  井  れい子


          十三 番  安  久  美与子


          十五 番  中  島  ようじ


          十六 番  川  崎  えり子


          十七 番  岩  崎  ふみひろ


          十八 番  森     美  彦


          十九 番  高  品  吉  伸


          二十 番  雨  宮  正  弘


          二十一番  つちや   克  彦


          二十二番  鴨志田   リ  エ


          二十三番  寺  島  よしお


          二十四番  小  林  くにお


          二十五番  沢  井  正  代


          二十六番  野  沢  まり子


          二十八番  石  山  京  秀


          二十九番  青  木  早  苗


          三十 番  つづき   秀  行


          三十一番  俵     一  郎


          三十二番  島  崎  たかよし


          三十三番  宮  沢  信  男


          三十四番  二ノ宮   啓  吉


          三十五番  木  村  洋  子


          三十六番  下  岡  こうじ





一 出席説明員


       区      長      青  木  英  二


       助      役      佐々木   一  男


       収入役           安  田  直  史


       企画経営部長        粟  田     彰


       区長室長          武  藤  仙  令


       財政部長          齋  藤     薫


       総務部長          横  田  俊  文


       区民生活部長        伊  藤  良  一


       産業経済部長        渋  谷  幸  男


       健康福祉部長        加  藤  芳  照


       健康推進部長(保健所長)  伊  藤  史  子


       子育て支援部長       清  野  久  利


       都市整備部長        鈴  木     勝


       街づくり推進部長      宮  本  次  男


       環境清掃部長        荒  井  英  雄


       総務課長          大  平     勝


        ────────────────


       教育長           大  塩  晃  雄


       教育次長・生涯学習推進担当 小笠原   行  伸


        ────────────────


       選挙管理委員会事務局長   安  井     修


        ────────────────


       常勤監査委員        大  竹     勲


       監査事務局長        市  川  力  也





一 区議会事務局


       局     長       浅  沼  裕  行


       次     長       千  葉     登


       議事・調査係長       荒  井  孝  男


       議事・調査係長       星  野  俊  子


       議事・調査係長       南  沢  新  二


       議事・調査係長       田  中  祐  子


       議事・調査係長       星  野     正


       主     査       齊  藤  和  子





 第三回目黒区議会定例会議事日程 第四号


        平成十七年九月三十日 午後一時開議





日程第一   議案第 七十一号 目黒区手数料条例の一部を改正する条例


日程第二   議案第 七十二号 水防または応急措置の業務に従事した者の損害補償に


                関する条例の一部を改正する条例


日程第三   議案第 七十三号 目黒区消費生活基本条例


日程第四   議案第 七十四号 目黒区立特別養護老人ホーム条例等の一部を改正する


                条例


日程第五   議案第 七十五号 目黒区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例


日程第六   議案第 七十六号 目黒区立公園条例の一部を改正する条例


日程第七   議案第 七十七号 目黒区廃棄物の発生抑制、再利用の促進及び適正処理


                に関する条例の一部を改正する条例


日程第八   議案第 七十八号 目黒区立幼稚園条例の一部を改正する条例


日程第九   議案第 七十九号 平成十七年度目黒区一般会計補正予算(第一号)


日程第十   議案第  八十号 平成十七年度目黒区国民健康保険特別会計補正予算(


                第一号)


日程第十一  議案第 八十一号 平成十七年度目黒区老人保健医療特別会計補正予算(


                第一号)


日程第十二  議案第 八十二号 平成十七年度目黒区介護保険特別会計補正予算(第一


                号)


日程第十三  議案第 八十八号 目黒区有通路路線の認定について


日程第十四  陳情十七第十一号 目黒清掃工場操業協定に関する陳情


日程第十五  陳情十七第十八号 職員互助会に対する公費助成廃止を求めることに関す


                る陳情





 第三回目黒区議会定例会議事日程 第四号 追加の一


        平成十七年九月三十日





追加日程第一 議案第 八十九号 東が丘一丁目障害福祉施設等(仮称)新築工事の請負


                契約


追加日程第二 議案第  九十号 目黒区教育委員会委員の任命の同意について


追加日程第三 議案第 九十一号 目黒区監査委員の選任の同意について





   〇午後一時開議





○宮沢信男議長  これより本日の会議を開きます。





  ◎会議録署名議員の指名





○宮沢信男議長  まず、会議録署名議員を定めます。


  一  番  戸 沢 二 郎 議員


  二十三番  寺 島 よしお 議員


にお願いいたします。


 これより日程に入ります。


 日程第一、議案第七十一号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第七十一号 目黒区手数料条例の一部を改正する条例(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、企画総務委員長の報告を求めます。三十五番木村洋子委員長。





   〔木村洋子委員長登壇〕





○三十五番(木村洋子委員長)  ただいま議題になりました日程第一、議案第七十一号、目黒区手数料条例の一部を改正する条例につきましては、去る十六日の企画総務委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本案は、東京都屋外広告物条例の一部を改正する条例が施行されることに伴い、広告旗の設置に係る許可手数料を追加するとともに、規定の整備を行うため、提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、広告物の許可については期限があるのか、また、私有地内にのぼり旗を設置する場合は適用となるか、さらに、区民等への周知方法はどうするのかとの質疑があったのに対しまして、許可期間については一カ月で、その後は更新となる。また、私有地内でののぼり旗の設置等については地域よって差があるが、商業系の地域であれば、自己の営業目的で旗の面積が十平米以上ならば適用される。さらに、区民や商業者への周知については、区報等で周知を図るほか、関係団体へも説明会等を行っていくとの答弁がありました。


 次に、小さなのぼり旗を何本もつけ、トータルで十平米を超えた場合は適用になるか、また、一日、二日の売り出しなど短期間の場合は許可申請が必要なのか、さらに、過料・罰金は幾らかとの質疑があったのに対しまして、小さなのぼり旗については、合わせて十平米を超えると適用になる。また、一日、二日の短期間の場合についても一カ月以内として適用する。さらに、過料については、自治体が科することのできる五万円の限度額以内で、このたびの過料額は五千円程度を予定しているとの答弁がありました。


 次に、商店などが店の前のガードレールに、朝のぼり旗をつけて夕方撤去する場合に簡易除却の対象にならないのは、きちんと許可申請を出して手数料を払っている商店と比べると不公平ではないか、また、今回の改正で、区民あるいは事業者へ影響はどうか、さらに、一カ月の許可期間内で旗のデザインを変更した場合の対応はどうかとの質疑があったのに対しまして、ガードレールにのぼり旗をつけることは違反行為であり、是正指導に従わず繰り返し行われる場合には除却していく、また、区民あるいは事業者への影響については、公共・公益目的、地域、大きさなどの要件により適用除外が決められるため、今回の改正によって相当なダメージを及ぼすことはない。さらに、デザインについては、一カ月以内で同じ大きさであれば可能と考えるとの答弁がありました。


 次に、今まで区内に屋外広告物の違反はどれくらいあったか、また、まちの景観を守るため、許可申請しない者への対応はどうするのか。さらに、過料はどのような手続で科して、収入はどこに入るのかとの質疑があったのに対しまして、区内の張り紙、張り札等のいわゆる捨て看板と言われている違法広告物については、年間約七万枚ある。今後とも日常パトロールを強めるとともに、区民の協力による屋外広告物協力員制度等で対応をしていく。また、区民や業者に条例改正の趣旨をよく周知し、申請手続が適正に行われるようにしていく。さらに、過料については、必要な手続を経て、区が科して区の収入になるとの答弁がありました。


 次に、許可手数料が適用除外になる場合はどのような場合で、障害者団体等が広告物を出した場合や、地域での祭りごとは適用除外になるか、また、選挙用の政党名や団体の出す屋外広告物については対象となるか、さらに、一本四百五十円は高過ぎるのではないかとの質疑があったのに対しまして、まず、適用除外については、第一に、国または公共団体が公共目的をもって表示するもの、第二に、公益を目的とした集会、行事、催し物に対するもの、第三に、自己の氏名、名称、店名等を表示するもの。第四に、冠婚葬祭、祭礼等に対するもの等が対象となる。障害者団体や地域の祭り等については、区が支援していることなども考慮し、その目的や活動が適用除外規定に該当するかどうかで判断する。また、選挙用広告物については、国や東京都からの通達もあり、選挙管理委員会と連携を図り、公職選挙法等で対応していくこととなる。さらに、単価については、事務手数料から算出した結果であり、東京都の考え方とあまり差がないこと、二十三区との統一性を保つ必要があることから妥当なものと考えるとの答弁がありました。


 次に、歳末大売出しののぼり旗やフラッグを商店街の街路灯につけた場合は違反なのか、手数料を払えればよいのかとの質疑があったのに対しまして、自己の営業目的のフラッグ類については街路灯に表示はできないが、商店街名灯で短期的につけるフラッグ類については適用除外となるとの答弁がありました。


 次に、のぼり旗一本なら十平米を超えないが、合わせて十平米を超える場合には手数料はどのようになるのかとの質疑があったのに対しまして、合わせて十平米を超えた場合は、すべてののぼり旗が対象となるとの答弁がありました。


 以上が質疑の内容であります。


 最後に、意見・要望を求めましたところ、自由民主党目黒区議団の委員から、違反広告物に対しては取り締まってもらってよいが、本条例の施行に当たっては、特に広告旗についての適用除外等をよく区民に周知し、公共団体や商店街の活動に資するものについては特段の配慮をしてほしいということを要望して、本案に賛成する。


 次に、目黒区民会議の委員から、景観をきれいにしていくということを目的とし行っていくということであるので、本案に賛成する。ただし、いろいろ具体的にはまだ不明なところがあるため、実施に当たってはそういうものを明確にし、よく周知していくということを要望する。また、申請した者だけでなく、実施する以上は、できるだけ該当する方々にきちっと手数料を払っていただいた上で許可を出すよう努力してほしい。


 次に、公明党目黒区議団の委員から、広告旗の設置に係る許可手数料の対象については、適用除外になる場合は、国等の公共団体が行う行事とか、公共性の強い催し物とか、祭礼を含めた地域の催し物であり、社会的弱者と言われている方々の団体の催しについてもつまびらかにすることが大切であるが、そういう適用除外の対象ということも念頭に置いて、この改正条例を進めてほしいということを要望して、本案に賛成する。


 次に、日本共産党目黒区議団の委員から、本案に賛成するが、運用については、事業者などに不公平感を生まないよう配慮することを要望する。


 次に、無所属・目黒独歩の会の委員から、今回、条例を改正したことにより、広告旗一本につき四百五十円で、十平米を超える場合には適用されることとなり、一本でなく合わせて十平米を超えても一本につき四百五十円とした。しかし、適用除外もあり、広告旗の出し方を工夫すれば、手数料を払わないで済むという盲点もあるが、こういう条例改正をして行うからには、徹底してチェックをして、取るべきものはきちんと取る。違反をした者については、条例で定める過料の額もしっかり取るということを強く要求し、本案に賛成するとの意見・要望がありました。


 以上の後、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する企画総務委員会における審議の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第七十一号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第二、議案第七十二号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第七十二号 水防または応急措置の業務に従事した者の損害補償に関する条例の一部を改正する条例(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、企画総務委員長の報告求めます。三十五番木村洋子委員長。





   〔木村洋子委員長登壇〕





○三十五番(木村洋子委員長)  ただいま議題になりました日程第二、議案第七十二号、水防または応急措置の業務に従事した者の損害補償に関する条例の一部を改正する条例につきましては、去る十六日の企画総務委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告を申し上げます。


 本案は、水防法及び土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴い、規定の整備を行うため、提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、区内で過去に亡くなって適用された例はどのくらいあるのか、また、亡くなった場合と長期治療を要する場合の補償額はどのくらいかとの質疑があったのに対しまして、過去の適用事例については、この二十年ぐらいの間では、ない。補償の水準については、非常勤消防団員等の損害補償に準じたもので、病気の治療代等であればその実費額であり、休業補償等については基礎額が一日九千円であるが、所得の状況によって一万四千二百円までの範囲内で基礎額を定めて、休業日数を掛けて補償することとなる。障害の年金等については、障害の程度に応じて基礎額の約二百倍、三百倍などの補償となるとの答弁がありました。


 以上が質疑の内容であります。


 意見・要望は特になく、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する企画総務委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決に入ります。


 議案第七十二号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第三、議案第七十三号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第七十三号 目黒区消費生活基本条例(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、生活福祉委員長の報告を求めます。二十六番野沢まり子委員長。





   〔野沢まり子委員長登壇〕





○二十六番( 野沢まり子委員長)  ただいま議題になりました日程第三、議案第七十三号、目黒区消費生活基本条例につきましては、去る十六日の生活福祉委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。


 本案は、区民等と協働して安全で安心な消費生活環境の実現を図るため、提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、消費者相談の件数は年々増加しており、その内容も多種多様なものとなっていることから、相談員にはなお一層の専門的知識が必要となると思うが、これにどう対処していくのかとの質疑があったのに対しまして、現在、消費生活センターには消費生活にかかわる国の資格などを有する六名の相談員がいるが、個人情報保護法施行後における対応等も含め、消費者問題の内容が複雑・多様化していることから、相談員のスキルアップのため、国民生活センターなどが主催する各種研修等に派遣しているとの答弁がありました。


 次に、区の責務として、第三条第一項で「消費生活に関する総合的かつ計画的な施策を策定する」とあるが、具体的な計画はどのように策定するのかとの質疑があったのに対しまして、区が推進する施策については第八条に例示列挙しているが、今後、区民を含めた検討体制を構築し、そこでの議論の中で、地域消費者行政として具体的な施策を策定していきたいとの答弁がありました。


 次に、悪質リフォーム業者に関する報道等を見るに、成年後見制度の不備を感じる。区の責務としての総合的な施策の策定・実施の一環として、成年後見制度をもっと利用しやすいものとする体制を組めないものかとの質疑があったのに対しまして、成年後見制度そのものは権利擁護センター所管事項であるが、現状、この制度が利用しづらいものであるため、より利用しやすい仕組みに変えていく予定であると聞いているとの答弁がありました。


 次に、第四条第一項で、区民の責務として「必要な情報を収集し、的確に判断するものとする」と規定しているが、そのためには、区としても必要な情報を区民に提供できる体制をとらなければならないと思う。その点、どう考えているのかとの質疑があったのに対しまして、この条例の基本的なスタンスは、消費者としての自立であるが、その背景には、消費者被害の未然防止、拡大防止を目指すということがある。そのため、国や区が有する情報のうち、速やかに区民に知らせる必要があるものについては、ホームヘルパーやケアマネジャーなどを通じ、区民に知らせ、被害の未然防止、拡大防止を図るという体制を、現在、構築しつつある。また、詐欺まがいの行為もあることから、警察とも緊密な連絡体制をとっているとの答弁がありました。


 次に、商店街連合会や各種団体については触れられていないが、これらについても条例に規定すべきではないかとの質疑があったのに対しまして、それらの団体には、地域における消費者行政を進める担い手としての役割があることについて、これまで互いに議論をし、また、その旨の理解も得られているところである。確かに直接的な規定はないが、「協働して取り組む」という概念の中には、それらの団体も含まれるものであるとの答弁がありました。


 次に、第九条第一項に規定する「事業者に対する調査等」についてはどのような意味合いを持つのか。また、同条第二項に「関係機関と連携して」とあるが、ここで言う関係機関とは具体的にはどこなのかとの質疑があったのに対しまして、区の基本計画に定める実効性のある消費者対策実現のため、例えば、特定商取引法違反等の不適正行為について、東京都には通告したが、処理に至らないケースがあった場合、区内における被害拡大防止のため、事業者に対し資料の提出を求め、または調査を行うというものである。また、関係機関については、例えば東京都生活文化局の取引指導課等であり、犯罪の未然防止という意味では、警察もこれに含まれるものと考えているとの答弁がありました。


 次に、相談員が専門的知識を有していないと、実際に被害を受けたのか、そうではないのか、判断できないケースもあると思う。この点も含め、区における相談体制の整備についてどう考えているのかとの質疑があったのに対しまして、数年前と比較して、相談件数は格段に増えており、その内容も難しくなっている。相談体制の充実は、区の施策の重要なポイントの一つであるので、相談員の人数や質の問題に加え、相談スペース等についても改善できるよう十分検討していくとの答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に、意見・要望を求めましたところ、自由民主党目黒区議団の委員から、区民、事業者等にこの条例をきちんと浸透させ、より多くの消費者被害を防げるよう努力することを要望し、本条例に賛成する。


 次に、目黒区民会議の委員から、多くの区民とかかわりを持つ消費者団体等に条例の趣旨を浸透させることにより、区民への情報ネットワークを広げることを要望し、賛成する。


 次に、公明党目黒区議団の委員から、本条例に賛成する。なお、第三条で、区の責務について「消費生活に関する総合的かつ計画的な施策を策定し、及び実施するものとする」と規定していることから、成年後見制度をより利用しやすくするよう努力すること、また、相談処理能力をさらに強化することを要望する。


 次に、日本共産党目黒区議団の委員から、近年、消費者被害は増え続ける一方で、その被害は多方面にわたり、深刻である。被害内容も、詐欺まがいの不公正取引や、金融・保険等に関する被害など、複雑な案件になっている。また、雪印の食中毒事件、三菱自動車リコール隠しなど、生命や健康にかかわる多種多様で重大な被害が起こっている。


 そうした中で、消費者の権利を守り、安全で安心な消費生活環境をつくることは重要である。本条例の制定を機に、縮小した消費者センターの機能を拡大していくことを初め、消費者の権利の保障と保護の体制整備などの施策への取り組みが充実することを要望し、本条例に賛成する。


 次に、無所属・目黒独歩の会の委員から、さまざまな消費者相談や消費者被害に迅速かつ的確に対処できるよう消費生活センターの機能を充実させ、相談員を拡充すること。また、専門的事例に対応できるよう相談員の研修を強化すること。消費生活グループ・消費者団体の実質的活動を側面から支援・育成すること。学校教育において消費者教育を位置づけ、実践すること。消費者被害未然防止のための啓蒙活動を区民へ行き渡らせるとともに、未然防止策についても工夫すること。以上を要望し、本案に賛成するとの意見・要望がありました。


 以上の後、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する生活福祉委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第七十三号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第四、議案第七十四号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第七十四号 目黒区立特別養護老人ホーム条例等の一部を改正する条例(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、生活福祉委員長の報告を求めます。二十六番 野沢まり子委員長。





   〔野沢まり子委員長登壇〕





○二十六番(野沢まり子委員長)  ただいま議題になりました日程第四、議案第七十四号、目黒区立特別養護老人ホーム条例等の一部を改正する条例につきましては、去る十六日の生活福祉委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。


 本案は、介護保険法施行法の一部を改正する法律及び介護保険法等の一部を改正する法律の施行に伴い、介護保険制度導入前に措置により入所した者に対する費用負担の軽減措置を延長するとともに、使用料の額に関する規定の整備を行うため、提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、このたびの改正により、今回新たに負担をお願いする人と、旧措置入所者との間で負担の格差が広がるということについてどのように認識しているのかとの質疑があったのに対しまして、確かに格差が生じることにはなるが、旧措置入所者は行政処分により入所されている方々であり、その後に制度改正はあっても、以前と同様に入所を続けていただくためには、一定程度、行政上の責任で特例の保護をしていくという側面はあろうかと考えているとの答弁がありました。


 次に、所得税における老年者控除廃止、公的年金等控除縮小により、これまでの非課税から課税となり、利用者負担第四段階となる人も出る。こうした方々に対し、区として何らかの対応は考えないのかとの質疑があったのに対しまして、現在、国において対策が検討されていることから、その状況を見極めながら、区として研究していく必要があると考えているとの答弁がありました。


 次に、今回の改正では、介護老人保健施設等における費用負担との整合性は図られているのかとの質疑があったのに対しまして、多床室を例にとれば、特養ホーム、介護老人保健施設ともに、現在、居住費の負担はないが、このたびの改正により、いずれの施設においても新たに居住費負担が生じるなど、今回の改正により、費用負担に関しては一定の整理がされているものと考えているとの答弁がありました。


 次に、今回の改正により、入所に影響が出ることはないのかとの質疑があったのに対しまして、今回の改正は、利用者に居住費、食費の自己負担を求めるというものであり、入所に関して特段の影響を与えるものではないとの答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に、意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、本案は介護保険法の改定に伴う条例改定である。介護保険の改定は、国の財政支出を抑制するために、一、介護予防重視のもとで、要支援、要介護一などの軽度者から、ホームヘルパーなどの介護サービスを切り捨てる。二、特養ホームなどの施設利用にホテルコストを新設し、食費の全額負担を求めるというものである。これに伴い、本条例により、特養ホームなどの介護保険施設、ショートステイについて、居住費と食費の全額を徴収し、デイサービスや通所リハビリテーションでは食費を引き上げるというものである。


 また、特養ホームなどの利用料について、非課税世帯は軽減制度によって負担額が少なくなるとしているが、特養ホームの多床室に入所している利用料負担第四段階の方の場合、負担額が月額二万五千円程度も引き上げられる。しかも、老年者控除の廃止、公的年金控除の縮小で、非課税から課税になるケースが生まれるが、その人たちに負担増が押しつけられることへの対応は全くなされていない。利用料の負担増は、施設からの追い出しや、サービスを受けることのできない人を生み出すことになる。よって、本条例に反対する。


 次に、自由民主党目黒区議団の委員から、弱者に対する区の福祉サービスが今後とも低下することのないよう要望し、賛成する。


 次に、無所属・目黒独歩の会の委員から、介護施設利用者の居住費や食費が本年十月から自己負担となり、課税世帯においては月額二万六千円の負担増となってしまう。最も影響を受ける年収八十万円の層の人については、負担が所得を上回る逆転現象が生まれてしまうので、当初からこれを是正せざるを得ないなど、この制度に大きな矛盾がある。負担軽減には申請が必要で、手続がないと第四段階の高い負担額になることから、施設が代理で提出し、自治体が所得に応じて段階を決めることとなるのであろうが、この肝心の日程も非常にタイトであり、その中で説明をし、利用者の不安を取り除き、負担軽減申請をして再契約するには、あまりに余裕がなさ過ぎる。これから自分の負担がどれくらいになるのか、家族にも大きな不安が広がることが懸念されるが、利用者も自治体も振り回されているというのが実態である。国は財政負担軽減と言っているが、自治体介護保険財政にとってメリットがあるのかどうかも全く検証されていない。千代田区、荒川区では、独自の負担軽減措置をとることが報道されている。荒川区では、デイサービス利用者の食費自己負担について低所得者への軽減策がないとして、来年三月まで計六百五十万円を予備費で賄う方針である。デイサービスの利用者が減ることを懸念した措置であると聞いているが、目黒区での実施を強く求める。


 また、要支援、要介護一などの軽度の要介護者は、新予防給付に置きかわってしまう。特に、筋力向上トレーニングについては、その効果のほどがはなはだ疑問のままで介護保険の制度内に入れられ、利用料を徴収された上、保険財政を圧迫していく。


 また政府が、措置時代からの入所者に限り、今回も特例的に負担額を据え置くのは、措置制度によって一たん行政措置として入所させた対象者について、これを途中で利用者の選択による事業者との契約であるという建前に一方的に変更することに無理が生じるので、その混乱を回避するためである。


 にもかかわらず、介護保険以降の入所者は、政府の介護給付費抑制を目途とした一方的な法改正によって、今回も年度途中の急激な負担増に選択の余地なく応じなければならないのは、公平性の観点からも問題があり、制度の矛盾であると指摘せざるを得ない。


 以上のように、年金所得ぎりぎりの負担額設定など、利用者にとって過酷でひずみの大きい改定であると言わざるを得ない。今回の法制度の変更は、改悪と言えるものであるが、軽減措置を定めた本条例には賛成するとの意見・要望がありました。


 以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する生活福祉委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第七十四号につきましては、委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。





   〔賛成者起立〕





○宮沢信男議長  着席願います。


 起立多数と認めます。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第五、議案第七十五号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第七十五号 目黒区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、文教・子ども委員長の報告を求めます。十二番今井れい子委員長。





   〔今井れい子委員長登壇〕





○十二番(今井れい子委員長)  ただいま議題になりました日程第五、議案第七十五号、目黒区女性福祉資金貸付条例の一部を改正する条例につきましては、去る十六日の文教・子ども委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本案は、技能習得資金の据置期間を延長するとともに、貸付金の限度額を引き上げ、あわせて規定の整備を行うため、提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者からの補足説明は特になく、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、今、父子家庭が多くなってきていると思うが、区としてはどのように考えているのか。また、父子家庭は本貸付制度を利用することができるのか。さらに、本貸付制度の実績はどの程度かとの質疑があったのに対しまして、父子家庭も含めて、ひとり親家庭が増えている状況である。今後、父子家庭に対しても、現状の貸付制度よりもさらに踏み込んだ形で一定程度の充実が必要であると考えている。なお、本貸付制度では、父子家庭に対する貸し付けは対象外であり、他の制度を利用することとなる。また、十六年度の貸付実績は、制度利用者十二名に対して、貸付金額は七百万円余であるとの答弁がありました。


 次に、貸付実績は、ここ数年、十件前後で変化がない。母子家庭が増えるとともに、生活状況が厳しくなっている状況の中で、実績が伸びない理由は何か。周知方法などに問題はないのか。また、男女の生活格差をなくしていく意味からも、本制度の改善が必要ではないかとの質疑があったのに対しまして、制度及び制度改正については、区報並びに関係機関の相談窓口でチラシを配布するなど、積極的に周知徹底に努めている。さらに、個別相談においては、生活実態に合った形で、かつ返済可能な範囲での貸し付けを行うなど、きめ細かな対応を図っているところである。なお、資金の貸し付けに当たっては、東京都母子福祉資金貸付制度を優先していることから、これまでの貸付件数に変化が少ないものと考えている。今後、現行制度の中で推移を見守っていきたいとの答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に、意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、日本では女性の平均賃金は男性の五割であるが、欧米諸国では八割まで縮小している。男女平等の総合的な比較では、サミット参加国の中でいまだに最低である。このような中で、女性の経済的自立と生活意欲の助長を図るために、女性福祉資金の貸し付けは重要な役割を果たしている。今回の改正は、技能習得資金の据置期間を延長するとともに、貸付金の限度額を引き上げるものである。非正規雇用の拡大と生活困難の広がりのもと、さらに実態に見合った制度や額にするとともに、男女が平等に共同参画する社会づくり条例を生かす立場から、制度の拡充を図ることを要望し、本条例に賛成する。


 次に、無会派の工藤委員から、今回の条例改正については、貸付金の限度額の引き上げであり、本条例に賛成する。子育てに最も負担の重い高校就学以降の教育費の支援は、母子家庭に対する支援として重要である。今後は父子家庭への支援も充実することを要望するとの意見・要望がありました。


 以上の後、本案につきましては原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する文教・子ども委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第七十五号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第六、議案第七十六号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第七十六号 目黒区立公園条例の一部を改正する条例(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、都市環境委員長の報告を求めます。十九番高品吉伸委員長。





   〔高品吉伸委員長登壇〕





○十九番(高品吉伸委員長)  ただいま議題になりました日程第六、議案第七十六号、目黒区立公園条例の一部を改正する条例につきましては、去る十六日の都市環境委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告を申し上げます。


 本案は、駒場三丁目もちの木公園の設置に伴い、その利用時間を定めるため、提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、利用時間の制限は近隣住民からの要望とのことだが、本来、公園は二十四時間オープンが原則であり、現地を見ると見通しもよく、防災上からも閉鎖しない方がいいと思うが、閉鎖を前提に進めてきたのかとの質疑があったのに対しまして、区としてはいつでも利用できるように提案した。それに対し、延べ六十名ほどの方が参加した検討会では、不特定多数の人が集まることへの不安や夜間の騒音等への危惧があり、周辺の生活環境を守ってほしいという声が圧倒的で、区としては地域住民の声を尊重し、最終的には利用時間の制限を導入したとの答弁がありました。


 次に、この地域は木造住宅密集地域であるが、空地もあり、整備も進んでいて、避難路の整備等、防災上の課題は一定解消していると見えるが、現時点での課題はどうなのかとの質疑があったのに対しまして、ある程度空間がある住環境ができたが、駒場三丁目付近にはまだ密集している地域があるとの答弁がありました。


 次に、環境改善が最大の目的としてつくられる公園を、つくることで環境が悪化するかのような印象を地元が持っているように感じられるが、公園の設置目的への理解が十分得られていなかったのではないかとの質疑があったのに対しまして、区としては、当初、樹木が密集していたので、樹木の整備と、緑を守り、安らぎを感じられる雰囲気の公園をつくりたいと説明したが、夜間時の閉鎖の意向が強かったとの答弁がありました。


 次に、夜間は騒音等による安眠への影響で問題になるかもしれないが、閉鎖時間が七時では早いのではないかとの質疑がったのに対しまして、夕食後の利用もあるので、もっと遅い時間も提案したが、通勤や通学、帰宅時間を考えると、七時以降の利用は少ないのではないかという声があり、また、ボール遊びができる規模ではなく、むしろ緑を楽しんで一休みするという雰囲気の公園なので、七時閉鎖で地元と合意したとの答弁がありました。


 次に、門の開け閉めは、当分の間、駒場の公園と同じシルバーに委託をするとのことだが、そのための委託料も発生する。公園によって近隣住民は公共のサービスを享受するので、門の開閉や公園の管理は住民参加で地元が関与するという方向にはならなかったのかとの質疑があったのに対しまして、地域の協力は、今後、ボランティアや協力団体の立ち上げが期待できるのでお願いしていくとの答弁がありました。


 次に、多くの人が憩える区のパブリックスペースに時間制限という先例をつくってしまうのはどうなのか。区として意見や姿勢は強く出すべきで、閉鎖時間については今後検討すべきではないのかとの質疑があったのに対しまして、今までは完成前の議論だったが、区としては時間制限については将来にわたって変わらないとは思っていない。状況の変化や地元との意見交換を進めながら、地域参加型で公園を守り、育てていく方策を考えていきたいとの答弁がありました。


 次に、区内には同じぐらいの広さの街かど公園があるが、近隣からの時間制限の要望が出た場合、整合性がとれるか。今回の措置が前例となって、将来的に時間制限が定着してしまうおそれはないのかとの質疑があったのに対しまして、現に、既設公園の中にも深夜の騒音や花火など、苦情が出ている公園はある。時期に限って閉鎖しようという意見もあるが、掲示板を立てたり、パトロールで指導したり、区としても閉鎖にならないよう努力はしている。この夜間閉鎖が前例にならないように、区民と協力しながら環境改善を進めていくとの答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に、意見・要望を求めましたところ、公明党目黒区議団の委員から、今回の敷地の条件が住宅地に大変近接し、夜間の騒音、不審者の侵入等の心配を近隣の方がもたれることについてはいたし方ない部分があり、この時間の指定をスタートの段階では受け入れざるを得ないと考える。ただ、今後とも近隣の方々と連携を図り、よりよい公園の環境になっていき、将来的には二十四時間開放できるような公園になることを要望し、賛成する。


 次に、日本共産党目黒区議団の委員から、今回のこの公園については、住民の要求で利用時間を決めるということになったが、本来、公園は二十四時間オープンをすることが原則だと思う。今後、利用の状況を見ながら、利用時間の延長や二十四時間開放できるように、住民とよく話し合いを進めていくように要望し、本条例に賛成する。


 次に、無会派の委員から、公立の公園の管理が後退しない形で条例が運用されることを望む。このことについて、今後、近隣住民の方の理解を深めていく努力を要望し、賛成するとの意見・要望がありました。


 以上の後、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本議案に対する都市環境委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「議長、十三番」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  十三番安久美与子議員。





○十三番(安久美与子議員)  (四十八字消除)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


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○宮沢信男議長  これより採決に入ります。


 議案第七十六号につきましては……。





   〔「議事進行」の声あり〕





○宮沢信男議長  二十番雨宮正弘議員。





○二十番(雨宮正弘議員)  (九十九字消除)


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・・・・・・・・・・・私は議事録から削除願います。





○宮沢信男議長  ただいまの雨宮議員の議事進行に対しまして、後ほど議会運営委員会にお諮りいたしたいと思います。


 これより採決を行います。


 議案第七十六号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第七、議案第七十七号を議題といたします。





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 ◎議案第七十七号 目黒区廃棄物の発生抑制、再利用の促進及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、都市環境委員長の報告を求めます。十九番高品吉伸委員長。





   〔高品吉伸委員長登壇〕





○十九番(高品吉伸委員長)  ただいま議題になりました日程第七、議案第七十七号、目黒区廃棄物の発生抑制、再利用の促進及び適正処理に関する条例の一部を改正する条例につきましては、去る十六日の都市環境委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。


 本案は、廃棄物の処理及び清掃に関する法律等の一部を改正する法律が施行されることに伴い、所要の規定の整備を行うため、提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者からの補足説明は特になく、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、国の法改正との関連があるのだろうが、不正の手段により許可を得るか、また許可の更新をしたものは許可を取り消すことになるという当然のことを、なぜ今回新たに加えなければならなかったのか。これまで不正の手段によって許可されたものは取り消されなかったということなのかとの質疑があったのに対しまして、不正の手段、虚偽の申請をした場合、当然、取り消しの理由になるが、行政法的には取り消しにすぐには結びつかず、訴訟や手続を踏まなければ取り消しにならなかった。今回については、裁量の余地がなく、取り消すとより厳しくなるとの答弁がありました。


 法により対処できるようにするということだが、例えば目黒区に関係しているところで、今回の新たな条文にかかわるような事件や業者はあったのかとの質疑があったのに対しまして、今回の法改正の一番の眼目は、昨年、岐阜県で大量の不法投棄があったことや、中国にペットボトルが輸出されているという国際的な輸出の問題があり、今回の条例改正につながった近隣の具体的な事例については聞いていないとの答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 意見・要望は特になく、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本議案に対する都市環境委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第七十七号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第八、議案第七十八号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第七十八号 目黒区立幼稚園条例の一部を改正する条例(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、文教・子ども委員長の報告を求めます。十二番今井れい子委員長。





   〔今井れい子委員長登壇〕





○十二番(今井れい子委員長)  ただいま議題になりました日程第八、議案第七十八号、目黒区立幼稚園条例の一部を改正する条例につきましては、去る十六日の文教・子ども委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。


 本案は、新たに預かり保育を実施するに当たり、預かり保育料を定めるとともに、所要の規定の整備を行うため、提出されたものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、第八条の保育料等の不還付において、特別の理由があるときは還付するとあるが、これはどのような場合か。また、みどりがおか幼稚園のように、小学校長が園長を兼任している園では、新しい事業の展開は、現場の副園長にゆだねられる部分が大きくなってくる。このような体制の中で事業は円滑に進められるのかとの質疑があったのに対しまして、還付する場合の特別な理由とは、まず、保育料等の全納者が中途退園をしたとき、次に、保育料等の減免承認を受けたとき、三点目として、教育委員会が特に必要と認める事由があるときである。また、事業の実施内容については、園長・副園長会で検討を重ねてきているため、園長と副園長が置かれている園にあっても、事業の導入について支障はないとの答弁がありました。


 次に、第六条の見出しを「保育料等」に改めるとあるが、「等」というあいまいな文言はできるだけ避けるべきではないか。個々に性格の異なる文言であることから、「入園料、保育料及び預かり保育料」と表記したほうがわかりやすいのではないかとの質疑があったのに対しまして、今回の場合は、長い表記になってしまうことから、条項の目的のうち、代表的な「保育料」を掲げて文言の整理をしたものであるとの答弁がありました。


 次に、預かり保育を実施する際の職員体制のうち、非常勤職員及び臨時職員の採用基準は何か、また、この体制で保育の質を確保できるのか、さらに、保護者への説明はどのような方法でなされたのかとの質疑があったのに対しまして、非常勤職員は幼稚園教諭の有資格者を優先し、臨時職員については、資格は問わないが、保育について一定の知識、経験のある者を採用していく予定である。また、事業内容については、園長・副園長会で現場の教諭の意見を聞きながら検討を進めてきており、非常勤職員などを配置することによって円滑な運営を行えるものと考えている。さらに、教育委員会では預かり保育の実施について平成十六年度から取り組み、教育施策説明会等で説明を行ってきた。みどりがおか幼稚園を初め、区立幼稚園の保護者に対しては、各園の保護者会等において、検討状況に応じて、適宜、情報提供を行うとともに、個別の質問についても対応してきた。条例改正後には改めて説明会を開催する予定であるとの答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に、意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、本条例は、みどりがおか幼稚園で預かり保育を実施するめの改正案であるが、預かり保育実施の理由を、利用者の要求としてではなく、幼保一元化の第一段階としている。そもそも幼保一元化は、幼稚園や保育園の利用者の要求や、子どもの立場からスタートしたものではなく、公立保育園の民営化、企業参入で、公的責任を後退させながら、幼保一元化を利用して公立保育園の運営経費を安上がりな幼稚園のレベルまで引き下げ、保育予算を大幅に削減することがねらいである。保育要求の増大を背景とした保育園の待機児問題の解消は、認可保育園の増設を基本とすべきである。既に預かり保育を実施している他の自治体の例を見ると、早朝や夕方の時間延長を行い、なし崩し的に保育園に合わせるやり方に進んでいるが、子どもの成長、発達にとって、どのような条件整備がベストなのかという視点で論議を深める必要がある。みどりがおか幼稚園で預かり保育を実施する具体的な問題点は、次のとおりである。


 一、預かり保育の政策決定過程での住民参加がほとんどなく、細かなことは何一つ保護者には伝えられていないため、保護者は意見表明の機会もないまま、区教委が一方的に実施しようとしてきたこと。


 二、預かり保育の要求があることは事実だが、保護者の強い要求となっている、ショートサポートや緊急時などのスポット的な保育要求には応えていないこと。


 三、職員体制は、正規職員がしっかり置かれず、責任の所在がはっきりしていない。また、非常勤職員及び臨時職員が有資格者かどうかも不明確なまま実施しようとしていること。


 四、現場の幼稚園教諭は、今でさえ残業が常態化している。預かり保育の実施は過重な負担となり、正規教諭が現場がどうなっているのか、放っておくことはできないなど、職員の善意にゆだねている点で問題がある。日常の幼児教育に支障を起こしかねないこと。


 五、みどりがおか幼稚園を初め、区立の教育内容の特徴は、親と子どもでともにする活動、親も子も楽しい幼稚園という、子どもを中心にしたよさであり、教育課程にかかわる教育時間帯以外にもこの活動を行ってきた。このよさが失われかねないこと。


 以上の理由によって、本条例に反対する。


 次に、無会派の工藤委員から、本条例案には減免措置もあり、有料により預かり保育を行うことには賛成する。しかし、すべての子育て家庭への支援という視点では、今回は職業を持つ保護者に対する支援に偏り、不十分である。保護者の社会活動や働き方が多様になる中、今後の公立幼稚園に求められるものは、時間が短くても、回数が限られても、緩やかな預かり保育ができること。そして、未就園児家庭への支援、相談事業、親同士の交流の場としても公立幼稚園は求められている。公立幼稚園のあり方として、すべての子育て家庭の支援として充実されるよう要望するとの意見・要望がありました。


 以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本案に対する文教・子ども委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第七十八号につきましては、委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。





   〔賛成者起立〕





○宮沢信男議長  起立多数と認めます。着席願います。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第九、議案第七十九号から日程第十二、議案第八十二号までの四件を一括議題といたします。





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 ◎議案第七十九号 平成十七年度目黒区一般会計補正予算(第一号)


  議案第 八十号 平成十七年度目黒区国民健康保険特別会計補正予算(第一号)


  議案第八十一号 平成十七年度目黒区老人保健医療特別会計補正予算(第一号)


  議案第八十二号 平成十七年度目黒区介護保険特別会計補正予算(第一号)(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、企画総務委員長の報告を求めます。三十五番木村洋子委員長。





   〔木村洋子委員長登壇〕





○三十五番(木村洋子委員長)  ただいま一括議題になりました四議案につきましては、去る二十一日の企画総務委員会において審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。


 まず、日程第九、議案七十九号、平成十七年度目黒区一般会計補正予算(第一号)について申し上げます。


 本補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ六億八千百四万四千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ八百八十億三千八百四十万九千円とするものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 初めに、総括質疑について申し上げます。


 まず、今回の補正予算の編成に当たって区長としての考え方はどうかとの質疑があったのに対しまして、第一は、アスベスト対策など緊急かつ早急に対応する事務事業費の計上であり、第二は、介護保険法の改正など法令等の改正に伴う所要の金額等の補正である。また、第三に、今後の財政運営のため、可能な限り財源を確保するということであるとの答弁がありました。


 次に、信頼と改革のという中で人件費は減っているが、一般区民から見ると人数は減っていないように見える。もっと区民にわかりやすく説明したほうがよいのではないかとの質疑があったのに対しまして、区としては、二〇〇七年問題なども抱えているため、改革全体を区民にきちんと示していけるよう検討していくとの答弁がありました。


 次に、少子化対策としての取り組みはどのようになっているか、待機児対策についてはどうかとの質疑があったのに対しまして、少子化対策については、国を挙げての対策・対応が必要であるが、区は、基礎自治体として次世代育成支援行動計画に基づき、一時保育、病後児保育などを進め、子育て環境を十分に整えていく。また、待機児対策については、今後、定員の増加や認証保育の充実・支援に努めていくとの答弁がありました。


 次に、浸水被害対策について、地下室や半地下式の駐車場などへの指導はどうなっているのかとの質疑があったのに対しまして、通常は、建築確認を行う際に、窓口で浸水対策について啓発を図っているが、今後、防災面からさらに指導していくとの答弁がありました。


 次に、今回の補正では、東が丘一丁目障害福祉施設等の関係がところどころにあるが、国庫補助金の見込み違いにより入札の中断等が行われたことについて、その原因をどう考えるかとの質疑があったのに対しまして、国庫補助金が受けられなくなったことについては反省をしているが、施設建設については緊急課題として位置づけ、事業債を区市町村振興基金に振りかえたり、都の補助金も予算化するなどの措置を行ったとの答弁がありました。


 次に、区税収入の増収等が見込まれる中で、中小企業や低所得者、中堅サラリーマンなどに対する暮らし支援については考えなかったのかとの質疑があったのに対しまして、今回は緊急または早急に対応すべき経費については計上しており、その上で財源確保を行ったとの答弁がありました。


 次に、耐震診断の助成が若干措置されているが、抜本的な防災対策について早急に対応することは考えなかったのかとの質疑があたのに対しまして、今回の補正では、耐震診断の助成のほか、緊急時にも対応できる地域の安全パトロールの充実なども行っているが、建物改築等抜本的な対策については今後検討していくとの答弁がありました。


 次に、都区制度における主要五課題の協議についてはどのような見通しを持っているのか、話し合いがまとまらなかったらどうなるのかとの質疑があったのに対しまして、区長会の下部機関で決定した結果、都区双方の主張の違いが明らかとなったため、それを受けて都区財政調整協議会を十月末までに五回開き、結論を出す予定である。現在、二回終了し、大都市事務について議論したが、自治法の解釈について意見の対立がある。最終的に解決がつかなければ、国の判断を仰ぐことも考えられるが、まず双方で努力しようということで、現在協議しているとの答弁がありました。


 次に、歳入の質疑について申し上げます。


 まず、目黒本町六丁目、原町地域の木造住宅密集地域整備事業について、今回、まちづくり交付金を減らしたが、まちづくり協議会でチラシの配布などの活動をしているので、今後、建てかえなどを促進するため、交付金は必要ではないかとの質疑があったのに対しまして、交付金については、国が年間一千万円未満の事業について支給しないとしたもので、まちづくり協議会の活動支援などは今後職員が対応することとなるため、まちづくり自体が遅れるものではないとの答弁がありました。


 次に、税収が増えたり、景気動向が変動している中、来年度予算編成に向けて財源確保に取り組むべきではないかとの質疑があったのに対しまして、景気動向等を見極めながら、財源確保を図り、施策を有効に展開できるようにしていくが、一方では歳入欠陥は避けなければならないとの答弁がありました。


 次に、東が丘一丁目にある特別区人事・厚生事務組合の施設の解体工事について契約解約の違約金が発生したが、保険で対応ができたか、また、旧保健所用地が第三者に再譲渡されたときは違約金が発生しないのはなぜかとの質疑があったのに対しまして、違約金については保険会社から支払われたものである。また、旧保健所用地の件については契約条項の例外規定に基づくものであり、違約金の発生には当たらないとの答弁がありました。


 次に、歳出の質疑について申し上げます。


 まず、議長、副議長のパソコンは必要か、また、ポリオワクチンの期限切れワクチン接種事故について抗体検査をするための予算を補正しなかったのはなぜかとの質疑があったのに対しまして、議長、副議長のパソコンについては、IT化の進展などもあり、議会側の要求を踏まえて対応したものである。ポリオワクチンの事故については、大変真摯に受けとめ、これまで受診者には意向に沿った対応をしてきている。抗体検査については、ワクチン接種は有効であったとの判断であり、抗体の保有については個人差があるため、検査を実施することで混乱を招くとの判断により実施しなかったものであるとの答弁がありました。


 次に、区民斎場を利用する際の寒さや雨に対する対策の状況はどうかとの質疑があったのに対しまして、区民斎場は、もともと自宅で葬儀をされる延長線上で設けたもので、大規模な葬儀を想定したつくりになっていない。抜本的な対策は、建ぺい率等の建築基準法の問題で難しいとの答弁がありました。


 次に、マルチペイメントについて、現在、電子申請も利用が少ないことを見ても、費用対効果という点で見合っていないのではないかとの質疑があったのに対しまして、現在、電子申請の実績については、住民票の写しや交付や税の証明など十九件であるが、支払い・収納機能が一体となっていないことやサービスメニューが少ないことから、利用が伸びていない。今後、職員採用や講座の募集等サービスメニューを拡充していくことなどを通して、利用率が高まるようにしていく。電子申請に係る共同運営システムの経費は、電子申請だけでなく電子調達や電子入札に係る経費も含まれており、都内の自治体が共同で運用するため、コストが抑えられるとの答弁がありました。


 次に、三田地区店舗対策については、今後の訴訟に向けてどのような努力をしていくのか、以前の訴訟はとうなったのかとの質疑があったのに対しまして、地下店舗のうちの二店舗については、平成十四年半ばから賃料等の滞納が生じている。返済計画にも応じず、支払う姿勢が見られないことから、十月初めに法的措置を明記して明け渡し等を求める文書を送付する予定である。以前、区が勝訴した件については別の店舗であるが、財産に複数の抵当権が設定されていることなどにより、いまだ未払い分が残っているとの答弁がありました。


 次に、目黒中央中学校の標準服に一千万以上の予算を使うのはどうかとの質疑があったのに対しまして、標準服については、保護者や学校関係者の強い声があり、子どもたちのために必要と考えるとの答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 最後に、意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、本案に反対する。


 反対の理由の第一は、今回の補正予算案の最大の特徴が、区税収入、特別区交付金、繰越金などで二十八億円の収入増となっているにもかかわらず、減債基金二十億円、施設整備基金七億円の取り崩しをやめて、庁舎移転や大型開発で取り崩してきた基金の穴埋めを優先し、増収分を区民の暮らしを支援するため積極的に活用しなかったことである。


 緊急時に対策が必要なアスベスト対策の予算が組まれたことは評価するが、高齢者は老年者控除の廃止、公的年金控除の縮小で生活の負担感が増し、さらに十月から介護保険制度の利用者負担も始まるにもかかわらず、高齢者や低所得者層に対する抜本的な支援策は見当たらない。青木区長は小泉政権の増税路線を「不公平感をなくすため」と言って理解を示しているが、区民への影響もよく調査し、必要な施策を打ち出すべきであった。


 第二には、区民の不安や関心が高い防災対策への積極的な取り組みがなかった点である。


 第三は、前区政のもとで策定された再開発を拡大する実施計画を推進する一方、行革推進プランによる職員削減、効率化を優先させ、区民サービスの切り下げと区民負担を増すなど、前区政を継承し、厳しい財政状況のツケを相変わらず区民に押しつけていることである。


 再開発優先の区政のあり方を抜本的に見直し、自治体本来の責務である区民の暮らし、福祉増進を図ることに全力を尽くすことを求める。


 次に、自由民主党目黒区議団の委員から、本案について賛成する。


 今回の補正は、緊急性、法令改正、財源の確保という編成方針に基づき提案されたものである。多くの区民は、安全で安心して暮らせるまちづくりを望んでいるところであり、都市型災害等への緊急な対策を講ずるべきであった。特に、ひとり暮らし高齢者見守りネットワークの充実、耐震改修助成等の安全・安心の生活環境の整備を要望する。また、区税収入の見積り方法の検討や歳計余剰金の有効活用についても要望する。基金に繰り入れるなど財源確保に寄与したことは評価する。さらに、二十三区都区制度改革における主要五課題についても、区長会等で二十三区の自治権拡充に向け、なお一層努力することを要望して、本案に賛成する。


 次に、目黒区民会議の委員から、本案に賛成する。


 第一に、財政収入の的確な把握をして来年度予算に見通しをつけてほしい。


 第二に、都区財政調整制度の主要五課題は、二十三区自治体の最大の課題であり、本年度中に結論を出さなければならないため、区長を先頭に、行政も頑張ってほしい。


 第三に、安全対策について、大型の集中豪雨で杉並区、中野区のあたりは大変であったが、今までの想像を絶する大雨が降る気候となっている。これは日本だけではなくアメリカでもそうであるが、温暖化が原因ではないかと言われている。今、目黒川等は五十ミリ対応というように聞いていて、貯水池もつくっているが、百ミリ、二百ミリを超えた場合は目黒区はどうなるのかということで、区や都でも対応に限界があるため、区民が自主防衛できるよう、近隣の方々へのPRとか、緊急に対策を行っていくことが問われている。地震対策とあわせて行ってほしい。


 第四に、アスベストの問題について、現在、行政側の施設調査を行っているが、民間の家はどうなのか。昭和五十年以前の建物などは、今ちょうど解体の時期に入っている。まちを歩き、解体を見ていると、シートをかぶせないで行っているところもあり、そこが対象になっていないか疑問を持つことがある。広報を見ても、民間の家の調査については相談窓口の電話が書いてあるだけなので、もっと徹底して民間建物等のアスベスト対策を考えてほしい。


 第五に、三田地区の店舗の問題についても、官が民に場所を貸したりなどすることは、今までも問題が多かった。今後、十分な対応をして、なるべく解決に向けて努力するよう要望する。


 次に、公明党目黒区議団の委員から、本区を取り巻く経済状況は、最近まで景気減速の傾向が強く見られ、先行きは不透明な状況であった。しかし、我が国経済は、平成十六年度末ごろから景気の回復の兆しが見え、踊り場的な状況で、あと一息、二息といった段階になってきた。九月二十日に東証株価が一万三千円を超えたことは朗報として受けとめるべきである。このような中にあって、区は直面する課題の解決を着実に進めるため、簡素で効率的な行政運営に徹し、限られた財源を重点的、効率的に配分してほしい。この視点に立って次のことを要望する。


 一、少子高齢化問題については、合計特殊出生率対策、仕事と子育ての両立支援、待機児ゼロ作戦、高齢者の独居対策等に取り組むこと。


 二、今後予想される局地的な集中豪雨対策に取り組むとともに、風雨に弱い体質を持った都市への対策を進めること。


 三、「静かな時限爆弾」と言われるアスベストの健康被害が相次いでいる。行政の対応の遅れを指摘されないよう、区民等を守るためのアスベスト対策に努めること。


 四、学校の授業中に発災した場合、児童・生徒をどう守るのか、安全対策について行政は再点検に取り組むこと。


 五、残された重要課題である都区財政調整主要五課題に対し、さらに気迫を持って取り組むこと。


 最後に、基礎自治体である目黒区には区民の生活や生命、財産の保護という大切な役割がある。そのため特に、小さな政府がよいか、大きな政府がよいかの議論を耳にするが、要は、単なる財政規模の話ではないと思う。自治体・目黒の役割は何か、どんな仕事をすべきか、そこから始めるべきである。以上の意見・要望を行い、我が会派は本案に作成するとの意見・要望がありました。


 以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 次に、日程第十、議案第八十号、平成十七年度目黒区国民健康保険特別会計補正予算(第一号)について申し上げます。


 本補正予算は、歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ一億九千七百七十二万九千円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ二百十七億三千八百六十九万円とするものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑は特になく、最後に意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、本特別会計については当初予算では反対したが、今回の補正予算案は、平成十六年度決算に伴う整理などにとどまっているので賛成するとの意見がありました。


 以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべきものと、議決いたした次第であります。


 次に、日程第十一、議案第八十一号、平成十七年度目黒区老人保健医療特別会計補正予算(第一号)について申し上げます。


 本補正予算は、歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ七千六百七十万六千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ百九十三億三千六百十一万九千円とするものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑は特になく、最後に意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、本特別会計については当初予算では反対したが、今回の補正予算案は平成十六年度決算に伴う整理などにとどまっているので賛成するとの意見がありました。


 以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により原案どおり可決すべものと、議決いたした次第であります。


 次に、日程第十二、議案第八十二号、平成十七年度目黒区介護保険特別会計補正予算(第一号)について申し上げます。


 本補正予算は、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ二億八千三百三十五万六千円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ百三十七億八千六百九十五万円とするものであります。


 議案審査に先立ち、理事者から補足説明を受けた後、質疑は特になく、最後に意見・要望を求めましたところ、日本共産党目黒区議団の委員から、本特別会計補正予算案に反対する。


 理由は、十月からの国の介護保険制度改悪により、国庫支出金、都支出金が減額され、特養老人ホーム入居者などに新たに居住費、食費などの自己負担が導入され、多数の区民に影響が出ることになったためである。また、住民税が新たに課税となる世帯など、幅広い意味での低所得者への区の独自支援策も未確立である。区として介護保険制度の充実を国に働きかけ、独自の支援策もとるよう強く要望するとの意見がありました。


 次に、無所属・目黒独歩の会の委員から、本案に反対する。


 その理由は、介護保険法改定に伴い、十月から光熱費、食費の自己負担が導入され、利用料金の大幅な値上げが行われる。給付総額の削減を急ぐあまりに、利用者、施設、自治体にとって性急過ぎる改変をいやおうなく押しつける結果となった。我が会派は当初より国への意見提出や区による激変緩和措置を求めてきた。千代田区では今年度中の独自補助制度による激変緩和を図っているが、目黒区は無策のままである。区民生活防衛の自立的施策への志向を欠いては、自治体の存在意義が問われる。社会の格差拡大や負担増による生活基盤の圧迫に対し、青木区長は区民・利用者への共感を欠くものである。以上の理由により、本案に反対するとの意見・要望がありました。


 以上の後、採決を行いましたところ、本案につきましては、賛成多数により、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本四議案に対する企画総務委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 議案第七十九号につきましては、討論の通告がありますので、発言を許します。


 七番須藤甚一郎議員。





   〔須藤甚一郎議員登壇〕





○七番(須藤甚一郎議員)  無所属・目黒独歩の会は、平成十七年度目黒区一般会計補正予算第一号に反対します。


 反対する理由を、以下、簡単に延べます。


 区長は、補正予算について、緊急かつ早急に対応する必要があるもの、ほかに法令及び制度の改正によるものという趣旨のことを言った。しかし、果たしてそうだろうか。まず、例えば議長、副議長用のパソコンの問題がある。これが補正予算に組まれているわけですけれども、緊急かつ早急どころか、そもそも必要なのかどうか。今、急に。議会運営委員会で、議長、副議長用のパソコンを補正予算に要求するかどうかという議論をした。そのときに、緊急で、しかも絶対に必要だというような議論の流れではなかったですよね。議事録を調べますと、不幸にもそこのところには休憩中で話をしているんですね。


 ところが、再開したときに委員長が、今の休憩中の議論を事務局長が伝えてほしいと。それで所管に判断してもらおうということで、それが正確に伝わっていたならば、緊急に必要である。金が欲しい。買ってくれ。買う金が必要で、買ってくれということにはならなかったはずなんですね。


 そもそも議会事務局というのはなぜあるのかと言えば、議長を初め議員の議会活動をサポートするためにある。そこにもちろんパソコンもある。それから、自分がやってもらいたければ、議長なんですから、これを頼めばできるわけ。それから、あと、どうしても自分でパソコンがやりたい。議長の議運での発言によれば、「他区へ行っても議長室にはどこだってパソコンが入っているよ」。全部見たのかどうか知りませんけれども、ということを言っていた。


 どうしても欲しいのであれば、議長の場合には報酬に割増金がつく。ですから、それで買える。それから、政務調査費の申し合わせでも、パソコンは二年でしたっけ、三年でしたっけ、三年に一回ならいいというふうになっているわけですから、それでも買えるという購入方法があるわけなんですから、パソコンに関して言えば、財政難なのだから、たとえ議会が要求し、それが議長、副議長用のパソコンであったとしても、これを補正に組む、組まないというのは、そんなこと一切関係ないわけですよ。そこで、区長の姿勢が問われるということになるわけですけれども、これは不幸にして議長、副議長用のパソコンの購入費用が補正に組まれてしまったという例ですね。


 それから、先ほどの委員長報告にも出てきた東が丘障害者施設にかかわる補正が幾つかあったわけですね。これは、国の補助金をあてにして、いわば見切り発車をしたところ、国の補助金が出ないということになって、事もあろうに入札の作業を中断するという、これは契約課長によれば「初めてのことである」というふうに所管の委員会で答弁していましたけれども、という事態が発生した。


 ところが、都が増額をするということなどがあったりして、入札作業が再開され、落札者が決まったということで、これが議決されれば正式契約になるということになるわけですけれども、工期の問題があったとはいえ、これははなから二、三割しか国の補助金というのは期待できないという、はなはだ確率の低いものであったわけですね。ですから、今回、入札作業を中断して再開しても、予定どおりの工期には間に合うということですから、あわてて見切り発車をしなければ、ということはつまり、今回はつじつまが合ったらいいじゃないかというようなだけではなくて、区政執行、運営に当たって、こういう見切り発車ということをしてしまったために、今回の補正でこれが出てきているということが言えるわけですね。


 それから、あと、これじゃ踏んだりけったりじゃないかというのが、期限切れのポリオワクチンの接種事故ですね。これは御存じのように、期限切れのポリオワクチンを接種してしまったというのが接種後にわかったという医療事故であるわけですね。


 ところが、この間のこの補正予算を審議したときに、担当部長が「医療事件だ」というふうに、もっと大変なものだという表現をしていましたけれども、これを有効であったとして、これは抗体検査、効いたかどうか検査したいと保護者が申し出ても、区はお金を、自費でやってくれということで、出すことはしなかったわけですね。ですから、期限切れの接種を受け、本当に効いたのかどうかというのは、有効であるとは言っても、希望者には再接種したわけですから、これが一〇〇%効いているということならば、再接種は必要ないわけですから、ということがあって、踏んだりけったりと。


 これは、そんなに費用はないんですね。数人の方が我が子に抗体検査をしたいんだという問い合わせがあったと言っていますから、ほんの少々の費用でカバーできたわけですね。これはしゃくし定規に解釈するととよく言いますけれども、これはしゃくし定規じゃないんですね。逆なんです。しゃくし定規で判断するならば、実際に事故を直接犯したのは、目黒区医師会の医師と、それを一緒に接種をした医療従事者なんですけれども、最終的な責任は区にあるわけですから、区が医療事故を起こして、責任があるわけですから、しゃくし定規に判断をすれば、区が当然払うべきものであったというのが補正予算に出てこないのは変だなということで質疑をしたらば、これは払っていない、自己負担だということであったら、これはおかしいじゃないかというのが私どもの見方でございます。


 それから、最後に違約金の問題。これは解体費用、これは障害者福祉施設の一回受注した業者が、関連取引業者が民事再生法、会社がおかしくなっちゃったよ。最後までできるかどうかわかりません。私のところはおりますと言ってきた。さあ、どうなったか。履行保険というのに入っていたんだそうですね。工事が履行できなければ、保険会社に掛け金を掛けてあるから、じゃ、そこで払ってくれるというので、二番札のところですからちょっとあれですけれども、区は随分もうかっちゃったわけですよ。一割。四百七十七万円ですか、入ってきちゃったわけですから。


 ところが、似たようなのが、これが目黒保健所跡、これを、よくテレビのスポットに入っているダイナシティという会社が買った。ところが、六月の末日に、二十八日かな、社長が覚醒剤を打って現行犯でつかまっちゃった。それで社長がかわったわけですね。それで、これは予定していた融資が入ってこない。これは転売しなきゃ困るんですよと。だけれども、五年間転売しちゃいけないという特約事項があった。これを区が突っ張って、あるじゃないかと言えば違約金を取れたのが、事前に協議をして、これはマンションの場合の平米数などの規制があるので、それを転売した場合に守ってもらおうということで先に外しちゃったんですね。転売の特約を。ですから、違約金を一割なり何割なり取って、それから特約を外して、どうぞと言えば、一石二鳥ということで、これは違約金に関しても公平に見れば、特約を外したから違法じゃないというので不公平感があるというような以上の理由などがありまして、あと六秒ですが、以上をもって反対討論といたします。(拍手)





○宮沢信男議長  須藤甚一郎議員の討論を終わります。


 これより採決を行います。


 まず、議案第七十九号につきましては、委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。





   〔賛成者起立〕





○宮沢信男議長  起立多数と認めます。ご着席願います。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、議案第八十号及び議案第八十一号の二件につきましては、委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。





   〔賛成議員起立〕





○宮沢信男議長  起立多数と認めます。ご着席願います。


 本二議案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、議案第八十二号につきましては、委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。





   〔賛成者起立〕





○宮沢信男議長  起立多数と認めます。ご着席願います。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第十三、議案第八十八号を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第八十八号 目黒区有通路路線の認定について(委員長報告)





○宮沢信男議長  本案に関し、都市環境委員長の報告を求めます。十九番高品吉伸委員長。





   〔高品吉伸委員長登壇〕





○十九番(高品吉伸委員長)  ただいま議題になりました日程第十三、議案第八十八号、目黒区有通路路線の認定につきましては、去る十六日の都市環境委員会におきまして審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。


 本案は、土地所有者から寄付の申し出があった私道を目黒区有通路路線として認定するため、目黒区有通路条例第四条第四項の規定に基づき提出されたものであります。


 議案に先立ち、理事者からの補足説明は特になく、質疑に入り、委員から次の諸点について質疑がありました。


 まず、区に寄贈した場合、所有者と区のメリット・デメリットはどのようなものがあるか。また、私道を持っている方々に、区の方に寄付するよう周知しているのかとの質疑があったのに対しましては、私道所有者にとっては税金が免除される点が大きく、また、私道内にある下水道排水措置が区の管理となるので、維持管理の負担がなくなる。区としては、公の道路空間が適正に管理され、公共空間が確保されていくというメリットがある。制度については日常的な相談等で周知しているが、土地所有者全員の寄付の承諾がなければならないので、なかなか合意されず、年一、二本程度が実態であるとの答弁がありました。


 次に、寄付の申し出があった区有通路の下水道設備が老朽化し、寄付後、区に費用負担が発生する場合があると思うが、敷設物の状態にかかわらず、区は寄付の申し出があれば無条件で受け入れなければならないのか、また、下水道の耐用年数の状態はきちんと現場で調査しているのかとの質疑があったのに対しましては、区有通路の認定基準として、幅員二・五メートル以上であること、寄付を受ける道路はそれぞれ公道に面していなければならないこと、行きどまりの通路でないこと、境界確認が明確になっていること、排水の下水道の流末が公道の下水道に接続していることというような基準があり、改めて下水道等の改修費がかかるものについては、受け取るのが難しい。また、私道内の埋設物については、下水道局が立ち会いの上で調査しているので状況は把握しているとの答弁がありました。


 次に、例えば家を建てて水道を引くときや、上水道の口径を太くする場合、公道からの改修は利用者の負担になっているが、区有通路になれば水道局の負担になるのかとの質疑があったのに対しまして、区有通路となっても、本管からの引き込み管については利用者の負担で、本管工事の費用は水道局の負担であるとの答弁がありました。


 次に、二項道路の場合に建物のセットバックが既にされている部分とされていない部分があるが、道路の側溝の整備は建物がセットバックする都度工事をするのか、まとめてするのかとの質疑があったのに対しましては、個々の申請により狭隘道路の拡幅整備事業で整備しているとの答弁がありました。


 次に、今回の寄付のあった区有通路の場合、拡幅整備は具体的にどうなるのかとの質疑があったのに対しまして、セットバックをしていない建物は、建てかえのとき、建築確認を申請する際、狭隘道路整備で申請者と協議をして下がっていただくことになるとの答弁がありました。


 以上が質疑の主な内容であります。


 意見・要望は特になく、本案につきましては、原案どおり可決すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本議案に対する都市環境委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 議案第八十八号につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は、委員長報告のとおり可決いたしました。


 次に、日程第十四を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎陳情十七第十一号 目黒清掃工場操業協定に関する陳情(委員長報告)





○宮沢信男議長  本件に関し、行財政改革・自治権拡充調査特別委員長の報告を求めます。二十四番小林くにお委員長。





   〔小林くにお委員長登壇〕





○二十四番(小林くにお委員長)  ただいま議題になりました日程第十四、陳情十七第十一号、目黒清掃工場操業協定に関する陳情につきましては、本年六月の第二回定例会におきまして継続審査の議決をいただいたものでありますが、去る二十二日の行財政改革・自治権拡充調査特別委員会におきまして審査し、結論を得ましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本陳情の趣旨は、目黒清掃工場の操業協定では平成十九年度までのごみ焼却量等について定められているが、その後の協定見直しに当たっては、清掃工場建設に至るまでの交渉経過とその精神を尊重するとともに、運営協議会において地元住民を含めた徹底的な話し合いがなされることを求めるというものであります。


 本委員会といたしまして、本陳情について慎重に審査いたしました結果、その趣旨を了とし、採択の上、執行機関に送付すべきものと議決いたした次第であります。


 以上が、本陳情に対する行財政改革・自治権拡充調査特別委員会における審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 日程第十四につきましては、委員長報告のとおり決するに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本件は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 次に、日程第十五を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎陳情十七第十八号 職員互助会に対する公費助成廃止を求めることに関する陳情(委員長報告)





○宮沢信男議長  本件に関し、企画総務委員長の報告を求めます。三十五番木村洋子委員長。





   〔木村洋子委員長登壇〕





○三十五番(木村洋子委員長)  ただいま議題になりました日程第十五、陳情十七第十八号、職員互助会に対する公費助成廃止を求めることに関する陳情につきましては、去る二十日の企画総務委員会におきまして審査し、結論を得ましたので、その経過並びに結果について御報告申し上げます。


 本陳情の趣旨は、区が財政難を理由に住民に対してサービスカットなど負担を押しつける一方で、職員互助会へ公費助成をすることは納得できない。住民に負担を求めるのであれば、職員互助会に対する公費助成を廃止すべきであるというものであります。


 本委員会といたしましては、本陳情について慎重に審査をした後、採決を行いましたところ、採択することについて、賛成少数により不採択にすべきものと議決いたした次第であります。


 以上が本陳情に対する企画総務委員会の審査の経過並びに結果であります。


 報告を終わります。(拍手)





○宮沢信男議長  ただいまの委員長報告に対し、御質疑はございませんか。





   〔「議長、八番」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  八番増田宜男議員。





○八番(増田宜男議員)  今の委員長報告なんですが、審査をした結果、いきなり採択、不採択を諮ったというような報告だったんですが、その前に私どもは継続を主張して、継続審査について賛否を問うたはずなんですが、その辺の報告が全く欠落しているんですよ。この辺はぜひ議事録に残しておいていただきたいのですが、いかがでしょう。





○宮沢信男議長  ただいまの御質疑に対して、木村委員長、答弁願います。





○三十五番(木村洋子委員長)  増田議員も本委員会の委員でございましたし、そこが抜けていたことを認めさせていただいて、後で精査して、残しておきたいと思います。御指摘ありがとうございました。





○宮沢信男議長  休憩をさせていただきます。暫時休憩いたします。


 答弁は休憩後にさせていただきたいと思います。





   〇午後二時四十六分休憩





   〇午後三時三分開議





○宮沢信男議長  休憩前に引き続き会議を開きます。


 休憩前に引き続き、質疑に対しての木村委員長の答弁をお願いします。





○三十五番(木村洋子委員長)  先ほど増田議員からの御指摘をいただきました件について、事務局とも確認を取らせていただきました。おっしゃるとおりの議論は、委員会の中では議事録として残りますし、行われましたことも事実でありますけれども、この本会議上の委員長報告については、結論部分を記載されますというとおりの従来の方法で委員長報告とさせていただきますので、御了承いただきたいと思います。





○宮沢信男議長  ほかにございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 これより採決を行います。


 日程第十五につきましては、委員長報告のとおり決するに御賛成の議員の起立を求めます。





   〔賛成者起立〕





○宮沢信男議長  起立多数と認めます。御着席願います。


 本件は、委員長報告のとおり決定いたしました。


 お諮りいたします。


 この際、追加日程三件を上程いたしたいと思います。


 これに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 追加日程三件を上程することに決定いたしました。


 追加日程第一を議題といたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第八十九号 東が丘一丁目障害福祉施設等(仮称)新築工事の請負契約





   〔事務局長朗読〕





○宮沢信男議長  助役から提案理由の説明をを求めます。





   〔佐々木一男助役登壇〕





○佐々木一男助役  ただいま上程になりました追加日程第一、議案第八十九号、東が丘一丁目障害福祉施設等(仮称)新築工事の請負契約について御説明申し上げます。


 本議案の予算につきましては、平成十七年度当初予算に計上し、あわせて平成十八年度の債務負担行為の議決をいただいているものでございます。


 なお、契約につきましては、議会の議決をいただいた上で契約を締結するものでございます。


 本件は、目黒区立東が丘福祉工房及び特別区人事・厚生事務組合東が丘荘の老朽化に伴い、東が丘一丁目障害福祉施設等(仮称)を新築するものでございます。


 この施設は、鉄筋コンクリート造、地上五階建て、延べ五千五百二十三・六六平方メートルでありまして、工事の概要につきましては別添補足資料のとおりでございますので、この点につきましては説明を省略させていただきます。


 本件の契約方法といたしましては、条件つき一般競争入札に付しましたところ、十二建設共同企業体から入札参加申請があり、第一回の入札で若築・青木建設共同企業体が六億九千四百五十万円で落札し、この金額に五%を上乗せした金額七億二千九百二十二万五千円を契約金額として契約するものでございます。これは、建物全体の延べ床面積における一平方メートル当たり十三万二千十八円強となるものでございます。


 入札の状況につきましては、議案添付資料のとおりでございます。


 工期は、契約確定の日から平成十九年一月三十一日まででございます。


 なお、別途本件に関連する契約といたしまして、電気工事、給排水衛生工事、空調工事、エレベーター工事及び工事管理業務委託がございます。


 以上で説明を終わります。


 よろしく御審議の上、議決くださいますようお願い申し上げます。





○宮沢信男議長  本案について総括質疑はございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 本案は、企画総務委員会に付託いたします。


 次に、追加日程第二を上程いたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第九十号 目黒区教育委員会委員の任命の同意について





   〔事務局長朗読〕





○宮沢信男議長  助役から提案理由の説明を求めます。





   〔佐々木一男助役登壇〕





○佐々木一男助役  ただいま上程になりました追加日程第二、議案第九十号、目黒区教育委員会委員の任命の同意について御説明申し上げます。


 当区教育委員会委員、土生一俊氏には、平成十二年十二月一日、委員に就任以来、当区の教育行政に尽力され、その功績は極めて顕著でありますが、本日をもちましてその任期が満了となります。


 つきましては、その後任者につき、種々検討いたしました結果、教育に関し、豊富な経験とすぐれた識見を有する同氏を再任いたしたいと存じますので、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第四条第一項の規定に基づき、議会の同意をいただいた上で、引き続き教育委員会委員に任命いたしたく、本案を提出いたした次第でございます。


 なお、土生一俊氏の略歴は、議案添付資料のとおりでございますので、御了承いただきたいと存じます。


 以上で説明を終わります。


 よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願い申し上げます。





○宮沢信男議長  本案について御質疑はございませんか。





   〔「議長、六番」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  六番佐久間やす子議員。





○六番(佐久間やす子議員)  今回、最終的に反対するものではありませんが、二点について伺わせてください。


 第一点は、現在、教育委員五名の構成の中で、女性が一名という状況が続いております。それで、いろいろ区民の方からも、女性委員の選任ということが求められているような状況もありまして、特に教育委員会については、この方はPTAの御貢献者ではありますので、保護者の立場に立たれるものとは認識はしておりますけれども、圧倒的に多数の保護者で実際にPTA活動を担っているのは女性であるということからしても、やはりここでぜひ、五名中たった一名が女性委員であるということは、今回、何としても是正を図らなければならなかったのではないかというふうに思うんですが、昨年の統合新校の協議体制の問題でも、女性委員が足りないということについて、オンブズにまで意見が出されたのに対しても、教育委員会は対応しようとしなかったと。この男女平等共同参画条例というものは、目黒の中で施策推進の一つの原則であると考えておりますが、それについて教育委員会としてどういう姿勢、認識をお持ちであるかということについて、第一点伺います。


 第二点目です。


 この候補の方というのは、小学校と中学校の卒業アルバムの受託というのを四校請け負っておられますね。そのことについて、これは保護者の負担ということに今はなっております。補助金がなくなりましたので。ただ、この卒業アルバム等々についての保護者負担というのは、一つの教育委員会の課題ではありますので、その辺について教育委員会の中ではどういうふうに検討されたのか、どういう線引きを考えておられるのか、それについて伺います。





○青木英二区長  一点目につきましては、私が提案者でございますから、私からお話し申し上げたいと思いますが、佐久間議員御指摘のことは、極めて重要な課題だというふうに私は認識をいたしております。当然、今回の人選については、そういったことも踏まえて、私は多面的に判断をし、今、助役から提案をさせていただいた土生氏を再任をさせていただきたい、そういう経緯でございます。


 以上でございます。





○大塩晃雄教育長  教育委員の任命同意の議案で、どうして卒業アルバムの保護者負担が出るのかよくわかりませんけれども、卒業アルバムにつきましては、これは保護者負担、父母負担という形で現在行っておりますが、ただ、卒業生の数によりまして、学校の規模によりまして、アルバム代が相当多額になる。子どもの数が少ないと、ある程度の一定の金額がかかりますので、高くなりますので、一定の限度額を超えた場合には公費を負担する、そういう制度をつくって、現在、卒業アルバムにつきましては、父母負担のもとで行われているというのが現状でございます。





○六番(佐久間やす子議員)  今、二点についてあまりちゃんとしたお答えが返ってこないのでもう一度。


 女性委員を五名の中できちんと共同参画の趣旨に沿った選任を行うということについて、多面的ということではなくて、多面の中の一つの問題であるのかどうか、それについて再度質問させてください。


 それから、第二点については、私が言っているのは、土生さんの写真館が四校の卒業アルバムの受託業者であるということで、このことについて教育委員会としてはどういう見解をお持ちなのかということです。これは区の予算にかかわりませんから表面化はしていませんけれども、十四年度に私が、一覧というものをあえて調査をしていただいたところ、今回の選任候補者が四校を請け負っていると。中には、辞職した元区議会議員の身内業者もこの請負をしているところがあると。それから、圧倒的にたくさんの受注をしているところもあるわけですけれども、やはり区の予算ではないとしても、卒業アルバムとか、そういう保護者負担の問題というのも一つの教育委員会の課題ではあるときに、卒業アルバムの受託をビジネスとしてしているということについて、教育委員会の方では検討された上で選任を行われたのかどうかということについて伺っているんです。その辺について、教育委員会の方で、そういうところは線引きとか、適正をどういうふうに判断をされる基準とかいうものがあるのか、それは確認をしておきたいということで伺っています。





○青木英二区長  ただいまの佐久間議員の一点目の御質疑でございますが、どれが優先かということでございます。人事について、私の判断は、一番、二番、三番と、別段そういうことはございません。今お話のように、男女平等というのも極めて重要な課題でございます。そういうことを総合的に判断することが多面的な判断ということでございます。


 以上でございます。





○大塩晃雄教育長  卒業アルバムにつきましては、これは各学校、あるいは卒業生の父母会が業者と契約をしてつくっているものだろうと思いますので、教育委員会といたしましては、特に卒業アルバムにつきまして直接的に関連しているものではございません。また、教育委員が職業としてそういうことをやっていることにつきまして、教育委員の選任とは直接的にはかかわりございません。





○六番(佐久間やす子議員)  今の二番目の方の質問ですけれども、例えばこの一覧を出しましたときに、二十一校を受け持っている業者があるわけですね。例えば、今回の選任の方が二十何校というものを請け負っているとしたら、これはちょっと選任の適正というものが問題になってもいいところではないかと思うんです。


 そうすると、例えば何校請け負っているというようなことは判断のあれにならないのか。あるいは、全校請け負っていたとしても、それは問題ないということなのか、そこのところを確認させてください。


 それから、確かに今、保護者負担という形で卒業アルバムは区の予算にはかかわってはいません。だけれども、これを学校との契約という形で保護者が負担をしている事実はあるわけですね。


 例えば標準服で言えば、これが一人中学入学のときに六、七万かかると。これがほとんど寡占的な中で、非常に値段も高いし、大きな金額になると。じゃ、標準服の会社であったら、それはどうなのかと。例えばそういうところの企業の方であったらどうなのかというようなことについては、もう少し厳密にきちんと区が把握して、そこのところについて判断を明確に示すべきだろうと、そういうことです。


 ですから、そこのところについて、教育委員会は、例えば三十万以下の契約については学校長の判断であると。それについてはどういう契約が個人の企業として請け負われていたとしても、それは関与することではなく、選任には全くかかわりないということなのか、あるいは公費が出ていないということであれば、全くそれはどういう形であっても構わないということなのか、そこのところははっきりさせておくべきだろうというふうに思いますが、いかがでしょうか。そこについて検討されているのか、見解が出ているのか、それについてもう一度確認をさせてください。


 それから、行政委員会における女性の比率というものは、条例に定められたものです。条例は区の法律です。それをきちんとクリアするというのは、多面的な中の一つの要素にすぎないというのが区の見解かどうか、もう一度最後に伺います。





○青木英二区長  すべてが重要な要素でございます。その中身を見て私が最終的に判断をし、きょう皆様方に同意のお願いをしていると、そういうことでございます。


 以上でございます。





○大塩晃雄教育長  教育委員会といいますより、教育長といたしましては、教育委員にどういう方がふさわしいのかというのは、それはやはり目黒区の教育をさらに振興していく、そういう立場で教育について識見を有して、いろいろと意見を出していく、あるいは行動していくという方を選んでいただくのが一番よろしいわけでございますので、その方と、仮に今話が出ておりますような卒業アルバムの作成にかかわる人と云々ということにつきましては、全く議論もしておりませんし、そういうことを議論する必要もない、かかわりない、そのように考えております。





○宮沢信男議長  ほかに御質疑ございませんか。





   〔「二番」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  二番工藤はる代議員。





○二番(工藤はる代議員)  ちょっと関連で二点ほどお伺いしたいと思います。簡単にお伺いしますのでお願いいたします。


 確認になりますが、今後の委員の選定に当たっては、やはり条例をもとにして、目標として、女性の教育委員を実現させていく方向でお考えになっているということでよろしいんでしょうか。それを一つ確認します。


 あと、任期のことなんですが、任期は四年ということで、再任は妨げないというふうにしてありましたが、再任の回数なんですけれども、これまではどんな状況でしたでしょうか。もし委員の退任については、本人の申し入れというか、申し出というか、そういうことでこれまで退任されてきたのが多かったのか、あるいは区の方で何らか、そろそろというか、そういう制限といいますか、そういった部分のお考えというのはあったんでしょうか、なかったんでしょうか。


 以上です。





○青木英二区長  まず一点目からでございますが、これは、私は極めて重要な課題だというふうに受けとめてございます。


 それから、二点目について、任期でございますが、これは、今お話があったように、申し入れなのか、それから区側のこと、これは全くケース・バイ・ケースだと思います。


 以上でございます。





○宮沢信男議長  よろしいですか。





   〔「議長」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  十三番安久美与子議員。


 安久議員、バッジつけておりますか。





○十三番(安久美与子議員)  ついています。





○宮沢信男議長  バッジついています……。





   〔「隠れています」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  見えなかったので失礼しました。





○十三番(安久美与子議員)  今、男女平等参画推進条例が多角的な一部分ではないということを、ここで区長は再確認していただきたい。条例が優先するということを重く受けとめていただきたい、そう思います。


 今度、教育委員以外でも、いろんな区の推薦によって人選されるわけですけれども、これは一般的にはなりますけれども、機会をとらえて申し上げたいのは、目黒区というのは、物すごい人材豊富なところですね。ですから、再任される方も、それこそ人格高潔で、大変な実績をお持ちの方というふうに私も認識しております。ただし、やはり新風を吹き込むという点では、豊富な人材の中から、再任という形ではない方法でも人材を登用できるというふうな観点から言いますと、それでもなお、たくさんの人材の中でも、なおかつ今回、土生さんが再任にふさわしいというふうに自信を持って推薦されたのかどうか、その辺についてお伺いいたします。





○青木英二区長  一点目でございますが、再三再四、御質疑をいただいてございますが、私は極めて重要な課題だというふうに受けとめているところでございます。


 それから、土生氏についてでございますが、人材豊富でほかにもということでございますが、土生氏も豊富な人材のお一人だというふうに私は思ってございます。自信を持って提案をさせていただいております。


 以上でございます。





○宮沢信男議長  ほかにございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本案は、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 これより議案第九十号を採決いたします。


 本案は、原案に同意することに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 本案は、原案に同意いたしました。


 次に、追加日程第三を上程いたします。





 ――――――――〇――――――――





 ◎議案第九十一号 目黒区監査委員の選任の同意について





   〔事務局長朗読〕





○宮沢信男議長  助役から提案理由の説明を求めます。





   〔佐々木一男助役登壇〕





○佐々木一男助役  ただいま上程になりました追加日程第三、議案第九十一号、目黒区監査委員の選任の同意についてご説明申し上げます。


 当区監査委員に選任されております大竹勲氏には、平成十三年十月一日、監査委員に就任以来、当区財務会計の適正な運営のための指導助言を賜り、その功績はまことに顕著でありますが、本日をもちまして、その任期が満了となります。


 つきましては、その後任者につき、種々検討いたしました結果、人格が高潔で、かつ財務管理及び行政運営等に関し、すぐれた識見を有する同氏を再任いたしたいと存じますので、地方自治法第百九十六条第一項の規定に基づき、議会の同意をいただいた上で、引き続き監査委員に選任いたしたく本案を提出いたした次第でございます。


 なお、大竹勲氏の略歴は、議案添付資料のとおりでありますので、御了承いただきたいと存じます。


 以上で説明を終わります。


 よろしく御審議の上、御同意くださいますようお願い申し上げます。





○宮沢信男議長  本案について御質疑はございませんか。


 七番須藤甚一郎議員。





○七番(須藤甚一郎議員)  じゃ、簡単に。


 区長、ほかに、大竹氏以外にいなかったんでしょうかね。大竹氏は代表監査委員としてやってきたわけですけれども、政務調査費の定期監査の実施において、直接利害のある議員選出議員の二名の監査委員を除斥、これはつまり職務執行の停止のことですけれども、せずに行った。これは、地方自治法で定める監査のやり方に違反した行為なんですね。これは、定期監査であったとしても、どこの自治体でも議員選出の議員は除斥して政務調査費は監査すると。それじゃなきゃ、自分もその対象になっちゃうわけですからね。あるいは、同じ会派の仲間について、じゃ、どうするのかと。いろいろ利害関係が発するので、除斥せよというふうに定めてあるわけです。


 それから、もう一つ、地方自治法で、代表監査委員は監査事務局長を任命するというふうに決めているわけですね。ところが、政務調査費の監査の実施において監査委員が行うべきものを、監査事務局長から議会の事務局長あてに通知をしたということがあった。そのことについては予算特別委員会での質疑もやった。それから、あと、一般質問も僕は行いました。で、このことに関して、代表監査委員は、事務局長に下命したんだ。命じたんだから問題はないということであったわけですけれども、予算委員会において、監査事務局長から議会事務局長あての通知、これは決裁したのは、最初は代表監査委員一人であったと。一人でも二人でも、このときには、議員選出議員の二人は除斥してあったわけですね。残りの二人の監査委員が、大竹氏ともう一人の監査委員が決裁したんだから、一人で決定欄に判こをついてあっても有効だというのを、四回にもわたって、これでいいんだ、これでいいんだと言っていた。


 ところが、委員会が終わっちゃったら、「訂正します」というふうに僕と増田議員に言ってきたから、「いや、訂正しないでいいよ」と。「そうふうに答弁したんでしょう」と言ったら、「いや」ということで、御存じのように、答弁を全部間違いであった。実は、決裁したは二人の監査委員であったんだ。それを一人というのは、ほかの書類を見間違えちゃったんだという、これは事務局長、事務局長という、そういう書類ではないんですね。全く違う衆議院議員の後援会のものであるとか、それからあとは印刷会社の発行した領収証の件に関することであるとかという、考えられないような、前代未聞の答弁全般を訂正するということが起きたわけです。


 ですから、代表監査委員の大竹氏が起こしたわけではないですけれども、その任命権者として、また、監査事務全般を統括する、特に、特認制ですからみんな同じ権限を持っているんですけれども、事務局を統括するのは代表監査委員ですから、それが、事務局がそういうことを起こしたわけですね。こういうことが現に起きていながら、あえて再任ということで出してきたのはどういうことなんでしょうかね。そこを伺います。





○青木英二区長  それでは、私から答弁させていただきたいと思いますが、監査委員の権限というのは、私がお話をするまでもなく、地方公共団体の財務に関する事務の執行及び経営に係る事務の管理の監査ということでございます。そういう点で言えば、今、提案理由の説明の中で助役が申し上げましたように、財務管理、そして行政運営に非常に卓越した能力を大竹氏が持っているということで、私は引き続き、その優秀な見識を、さらに目黒区政に大いに、これは監査委員という立場からお願いができればということでお願いをしたと、そういう経緯でございます。


 以上でございます。





○七番(須藤甚一郎議員)  僕の今の質問の内容をお聞きになっていたんでしょうかね。現に利害関係のある議員選出の二名の監査委員を除斥しないで政務調査費に関する監査の実施を行った。それから、区長もいる目の前で訂正が行われたんですから、覚えているでしょう。それは、監査事務局を統括する大竹氏が代表監査委員として、なおかつ任命権者として責任があるわけですわね。そういう前代未聞の答弁訂正と。


 だから、そういうことが起きたにもかかわらず、今、区長が言っているのは、資料にも出ている、条文に出ている、人格が高潔で、識見のあると。なおかつ財務管理、政策運営に卓越したと。このミスを度外視して、ミスどころじゃないですよ。一点目は、これは違法ですよ。大竹監査委員は、いや、定期監査はそれでいいんだと言っていますけれども、そんな事例はどこにもないという、そういうことがあったにもかかわらず、なぜあえて再任として大竹氏にお願いしなければならないというふうに判断したのか、そこを聞いているわけであって、それが一点。あえてもう一回聞きますよ。


 それから、もう一つ、大竹氏以外にいろいろ探したところ、いずれも適任ではない。これは大竹さんにもう一度やってもらうしかないんだということで大竹氏を選んだのか、あるいは初めから、さっき区長が答弁したように、財務管理及び財政運営に卓越した能力を持っているとすれば、初めから大竹氏ありきで、また大竹さんやってくださいよということでお願いするのか、どっちなのか、この二問です。





○青木英二区長  皆様方に選任同意をお願いしている私の基本的な立場でございますが、私どもは執行機関でございます。そして、今、お願いをしている監査委員につきましては、私が言うまでもなく、行政委員ということでございますので、今、るるいろいろお話がございました。大竹氏の発言等を含めてお話がございましたが、私自身、執行機関の長でございますので、行政委員の大竹氏の発言も含めた監査内容については、コメントを差し控えさせていただきたいと思います。


 それから、どういうふうに選んできたかということでございますが、人事というのは、そのプロセスをここでお話しすることは控えさせていただき、私は責任を持って大竹氏を選任同意をお願いしたということでございます。


 以上でございます。





○七番(須藤甚一郎議員)  おかしいじゃないの。監査内容について執行機関と監査委員で、私は執行機関の長だから、監査の内容の発言については控えたい。そうじゃなくて、もう一回繰り返しますよ。こういう違法と思われるようなことをやったと僕は言っているわけです。それで、明らかに二点目の答弁をして、答弁全般を、一回じゃないんですよ。四回、それでもいいんだと。決定者が一名であっても違法ではない、適切だと言っていながら、全部これをひっくり返して、実は状況類を見間違えたんだと。初めからそういう書類がほかにもう一点あったのかもしれないけれども、出てきたのは全く関係のない書類であった。だから、簡単に言えば、答弁の訂正をあれだけ大々的に行うというのの統括をしていたのが大竹氏なんですよ。かんで含めるように言いますけれども。


 そういうことがあったのに、あえて大竹氏にお願いしますというのはどういうことかと。そういうことがあったけれども、別に僕は答弁のやり方を教えているわけじゃないけれども、財務管理、あるいは財政運営に卓越した能力を持っているので、差し引きして、まだまだやってもらいたいと。そういうことなのかどうなのか。あるいは全く違うかもしれないけれども。


 だから、区長の今の答弁を聞いていると、僕が二回も三回も言っている、明らかに普通では考えられないことが二つも起きたのに、そういうことは全く再任するときの評価基準にはなっていないんですか。言いかえればそういうことですよ。





○青木英二区長  私自身、このたび判断する中で、当然これは大竹勲氏の四年間の任期でどういう活動をしていただいたか。私自身は一年六カ月は大竹氏ととともに議場にもおりましたので存じております。その前は私は存じておりません。区議会議員時代は存じておりました。したがって、私は、定期監査、例月、出納検査の結果等も精査をさせていただきました。そういうことも踏まえまして、文字通り総合的に判断をし、きょう、皆様方に同意のお願いをさせていただいた、そういうことでございます。


 以上でございます。





○宮沢信男議長  ほかにございませんか。





   〔「なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御質疑なしと認めます。


 お諮りいたします。


 本案は、直ちに採決に入りたいと思います。


 これに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 これより議案第九十一号を採決いたします。


 本案は、原案に同意することに御賛成の議員の起立を求めます。





   〔賛成者起立〕





○宮沢信男議長  起立多数と認めます。御着席願います。


 本案は、原案に同意いたしました。


 ここで、任命及び選任に同意いたしました方々から順次ごあいさつをいただきます。


 まず、目黒区教育委員会の任命に同意いたしました土生一俊さんからごあいさつをいただきます。





   〔土生一俊教育委員登壇〕





○土生一俊教育委員  ただいま、私の三期目の教育委員会委員の任命に対します同意の議決をいただきまして、まことにありがとうございました。


 一期目の前任者の残任期間十カ月を含め、この四年十カ月の間、学校教育クラブの作成、あるいは中学校の適正配置の問題、小中学校の教科書採択など、大変重要な問題にかかわらせていただきました。教育委員の重責を再認識しながら、私なりに目黒区の教育の発展のために全力で取り組んでまいりました。


 さて、これから三期目に入りますが、これまでの経験を踏まえまして、魅力と活力にあふれ、信頼される学校を目指して、引き続き学校教育の改革に取り組むとともに、目黒区の生涯教育、文化、スポーツ発展のために努力していきたいと思っております。皆様方には今後とも御協力のほど、よろしくお願いしたいと思います。


 はなはだ簡単でございますが、お礼のあいさつとさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。(拍手)





○宮沢信男議長  次に、目黒区監査委員の選任に同意いたしました大竹勲さんからごあいさつをいただきます。





   〔大竹勲監査委員登壇〕





○大竹勲監査委員  ただいま選任の同意をくださいまして、まことにありがとうございます。


 この四年の間、区政にとって、本庁舎移転、区長の交代、汚職事件など、大きな出来事がありましたが、私にとっては、区の行財政の効率性、公正性を担保するための仕事に従事できたことに感謝しております。


 四年の任期の間に、私は、定例の監査、検査、審査以外に、旧庁舎跡地売却、西原樹林会、政務調査費などに関する住民監査請求、さらにまた、収入未済対策や公金管理に関する行政監査にかかわってまいりました。


 これらの監査結果は、恐らくどの会派にとっても、また区長サイドにとっても、必ずしも十分に満足のいくものではなかったことと思われます。しかし、それは全体として公正に監査を実施したあかしだと考えております。


 最近は、監査に関心を向けられることが多くなりましたが、監査内容の充実でそれに応えていくことが最も重要なことだと思っております。新しい任期を迎えるに当たり、さらに充実した監査が行えるよう努力していきたいと考えております。


 本日はまことにありがとうございました。(拍手)





○宮沢信男議長  以上で本日の日程は終了いたしました。


 お諮りいたします。


 委員会審査のため、十月一日から六日まで休会いたしたいと思います。これに御異議ございませんか。





   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕





○宮沢信男議長  御異議なしと認めます。


 よって、十月一日から六日まで休会することに決定いたしました。


 次の本会議は、十月七日、午後一時から開きます。


 本日はこれをもって散会いたします。





   〇午後三時四十六分散会