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東京都 品川区

厚生委員会_01/21 本文




2008.01.21 : 厚生委員会_01/21 本文


                  ○午後1時03分開会
◯松澤委員長
 ただいまから、厚生委員会を開会いたします。
 本日の予定は、お手元の審査・調査予定表のとおり、報告事項3件を聴取いたしまして、行政視察の報告書について、その他と進めてまいります。
 本日も効率的な委員会運営にご協力をよろしくお願いいたします。
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1 報告事項
 (1) 荏原西地区小中一貫校に関わる幼保一体施設の計画変更について


◯松澤委員長
 それでは、予定表1、報告事項を議題に供します。
 初めに、(1)荏原西地区小中一貫校に関わる幼保一体施設の計画変更について、理事者より説明願います。


◯高橋幼保一元担当課長
 それでは、私から荏原西地区小中一貫校に関わる幼保一体施設の計画変更について、ご報告いたします。
 荏原西地区小中一貫校につきましては、幼保一体施設を併設することで計画を進めてまいりましたが、実施設計を進める中で、小中一貫校としての機能を優先する必要性や建設費の影響から、幼保一体施設の併設計画を変更し、併設を中止することになりました。
 主な理由といたしまして、基本設計時に、平塚中学校は従前から地域のスポーツ拠点であり、同規模の校庭面積を確保するために近隣の日影の影響等に配慮しまして、体育館、給食調理室等を地下に持っていくという、地下の大幅な活用をせざるを得ない状況が出てきました。しかし、その後、実施設計を進める中で、これらの配置等が小中一貫校の施設機能として課題になり、地下の建設部分の大幅な費用増を考えると、小中一貫校の施設機能の保持を優先するということで、今回幼保一体施設の併設を見送るという計画変更がありましたので、ご報告いたしたいと思います。


◯松澤委員長
 説明が終わりました。
 本件に関しまして、ご質疑等がございましたら、ご発言願います。


◯鈴木(ひ)委員
 今の報告を聞いて驚いたのですけれども、何の資料もいただきませんでしたし、事前にお話をお伺いしたいと思って連絡をさせていただいたのですけれども、連絡がつかないままこの委員会になったわけです。
 そういうことであれば、計画の設計図が全然できていない状況で今日出せないということなのでしょうか、そこが1点。
 それから、併設が中止ということであれば、0歳児から3歳児までの認可保育園が新たにプラスされるということで、区民の親御さんたちから大きな期待があったわけですけれども、これが一体どうなっていくのかということについても教えていただきたいと思います。


◯高橋幼保一元担当課長
 今回の資料の件ですけれども、図面等の変更についてもまだ確定していないという状況です。基本設計の部分から変更になったことを、まずはこの委員会で報告しなければならないということで、中止になったという報告でございます。
 それから、荏原西地区において0歳児から3歳児の枠が増えるということで、地域の中で期待されていたところが、今回中止になったということでございますが、この地域については原小学校跡施設の部分、五反田地域にできる私立保育園等も考えますと、幼保一体施設を予定していた部分の代替は可能ではないかと考えているところでございます。


◯鈴木(ひ)委員
 今の説明がよくわからなかったのですけれども、今まで荏原西地区小中一貫校に併設して幼保一体施設をつくると言っていたものがなくなるということであれば、その代わりのものがどこかにできるのか、できないのか。また、今、平塚幼稚園があるわけですから、それはどうなるのか、具体的にどうなっていくのか教えていただきたいと思います。
 それから、突然という思いをしているわけです。当然、今までも計画のところで検討されて文教委員会にも厚生委員会にも報告があって、区民の皆さんからも期待されているところまでいっているにも関わらず、今回突然変更になったという理由が、校庭面積を取らなければいけない、地下ではコストがかかるということでは、なかなか理解し難いところがあります。校庭面積というのは地域からもずっと前から出ていたと思うんですけれども、それがなぜ今なのか。これがどこで、いつ決まったことなのかという、基本的なところをもう1回教えていただきたいと思います。


◯古川児童保健事業部長
 担当課長から申し上げましたが、私のほうから繰り返しになりますけれども、本日このような形で当委員会に中止やむなきに至ったというご報告をすること自体、大変申し訳ないと思ってございますし、私も幼保一体施設を推進する立場として、大変残念な結果を招いたと考えております。まず、このことについては申し訳ないと思っております。
 そもそも品川区のさまざまな施策の中に、学校教育の改革の中では小中一貫教育あるいは小中一貫校の建設という大きなテーマがございます。
 もう一方では、保育園、幼稚園、それぞれの複合化、私どもは幼保一体施設と呼んでございますけれども、その中で就学前教育を充実し、なおかつ保育園における待機児の解消という観点から、できるだけ既存の公立幼稚園を活用した幼保一体施設、その中には当然新しく保育園が併設されるという、それぞれの施策を、教育委員会、児童保健事業部でそれぞれ組み立ててまいりました。
 ご案内のとおり、荏原西地区において平塚中学校の敷地を活用し、そこに平塚小学校、平塚中学校、そして荏原第二中学校と、こういう考え方が先にあったわけです。私どもは平塚小学校に併設しております平塚幼稚園が現にあるわけですから、そこを核として幼保一体施設を何とかその地区につくっていきたいと。これは教育委員会も一定の考え方があり、区として小中一貫校と幼保一体施設の併設をこの間進めてまいりました。
 8月27日の当委員会におきましても、一定の基本設計がまとまりましたとのご報告をいたしました。私どもはこの基本設計というのは当然実施設計に高めていって、間もなく予算の編成の時期でございますので、この予算の中で具体的に今後2カ年の建設経費を計上しながら、2年後には小中一貫校と幼保一体施設が荏原西地区に完成することを、当然私どもも考えてございましたし、責任を持って当委員会にもご説明申し上げました。もちろん、地域の方々にもそのようなご説明をしてまいりました。
 今日、詳細をつまびらかにできない部分と言いますのは、一つには、あと2週間後に、最終的には品川区の予算原案をお出しする中で、なかなか数字的なものをお出しできない部分があります。
 もう1点は、実施設計そのものがまだ完成しているわけではございません。幼保一体施設を今回見送った場合にどのような形になるかということも、実は今日は文教委員会でも教育委員会が同じようなご説明の機会を設けてございますけれども、まだそういったものがないということで、大変申し訳なかったのですけれども、まずは予算の公表、発表を2週間後に控えて、少なくとも小中一貫校と併設する予定であった幼保一体施設が今回やむなく中止という形で本日は先にご報告させていただきたい。
 今後の問題が当然鈴木ひろ子委員から出ました。私どもは中止というより、先ほど申し上げましたように幼稚園・保育園をどのように周辺の環境の中にうまくすり合わせていくかと。今回、私は荏原西地区の小中一貫校が幼保一体施設の建設には適していると判断はしていたのですが、最終的にはさまざまな設計上の問題をクリアしていく上で、建設のコストが地下部分での構造物による増という要因もございましたけれども、そもそも小中一貫校が基本で始まった計画でございますので、今回は小中一貫校を中心にした最初の計画に戻ったと、私はそのように考えてございます。
 したがいまして、今後、平塚幼稚園は当然残るわけでありますけれども、この荏原西地区には残念ながら入って行けない、今度の予算にもそういった意味では建設経費の予算をお願いすることはなくなったわけですが、私の立場としては、あるいは区といたしましても、早期に幼保一体施設を推進する観点から、平塚幼稚園を母体とした幼保一体施設を、これからのさまざまな状況をとらえながら、周辺における学校の改築あるいは跡地の問題、これから状況も変わってくるかと思ってございますので、その中で当初の方針は貫いていきたいと思ってございますが、いかんせん今それではどうするのかということについては、ここで軽々に申し上げることは、かえって無責任な発言になりますので、私の思いといたしましては、引き続き平塚幼稚園を母体にした幼保一体施設を今後とも何らかの形で実現のために努力していきたいと、このように思ってございます。


◯鈴木(ひ)委員
 そうしますと、今回の併設中止という大きな理由としては、荏原西地区の小中一貫校の基本設計を実施設計にするため詳細に検討していった結果、校庭面積を今までどおり確保するため、体育館等を地下に設計することで検討していたけれども、それをするにはあまりにもコストが高過ぎるという、そういうスペース上の問題で幼保一体施設は併設が困難ということで、今回中止になったと。そういうことでしたら、それはそれであるのかなと思うんですけれども、とにかく認可保育園に対しては地域の中で高い要望がありまして、今回保育園の入園申し込みの方が去年よりまた増えているということを窓口でお聞きしたんですけれども、そういう点では認可保育園の増設は区民から待ち望まれておりますので、ぜひ荏原西地区小中一貫校に併設というのはなくなったとしても、部長が言われたように、地域で増設していただくように要望したいと思います。


◯須藤委員
 部長に最初に申し訳ないということを言われてしまったのですけれども、大体基本設計をやるときに、地域の声を聞いたり、どうだということを承知していて、8月27日の資料を持ってきているけれども、それがきちんと出されてきている。その前に今のような校庭がどうだということを考えて基本設計に入らなければ、それ自体がむだになる。極端に言えば違った話になってきてしまう。そのあたりはしっかり行政としても政策的なものを練ってから基本設計にあたるべきであって、これができてから費用が高いから、あるいはグラウンドが狭いからやめましたというのは、あまりにも行政のやり方としては足らないところがあると意識しています。そのことをまずお話ししておきたいと思います。議会としても、やはり一言言っておかなければいけない。
 やはり平塚中学校というのはいろいろなスポーツに使ったり、消防団の訓練に使ったりということで、校庭のある程度のスペースはどうしても必要だという地域の声は当然出ようかと思います。そういう声をきちんと聞いておけば、基本設計云々となっても、そのことを頭に入れながら絵になってきたと思うので、そのあたりを承知しておいてください。一言だけ。申し訳ないということであるから、わかっていますので、それ以上言いませんけれども、やはり一つ一つきちんとした対応をしてこないと、まちの人たちに対して我々が説明しておいて、また違ったというのは、まちの人に、こういう事情で、という話を我々がしていかなければいけないわけです。皆さん方はなかなか直接区民にぶつかる機会がないけれども、我々は今日もこれからいろいろなところへ顔を出していったときに、何でですかという話になる。今、お話しのような、費用が高くなるからできませんというのは、我々は言えないわけです。やはり、区民の方から校庭のスペースがいろいろな各団体でというお話を前面に出していかなければいけない。ですから、そういったことが、後でまちに誤った変な話が出てこないようにお願いしておきたいと思います。


◯堺委員
 今回の計画変更の理由につきましては、今、ご説明いただきましたので理解できましたが、今、須藤委員がおっしゃっておられたように、私も全く同感でございます。全くそのとおりだなと思います。
 日野学園、伊藤学園等については、それぞれあのような形で完成を見ましたので、できる限り私としては、区の描いておられる小中一貫校6校構想については、ぜひ成功させていただきたいという思いがありますので、今回このことにつきましては、今後のいい教訓として、これからの荏原東地区、品川小学校と城南中学校、八潮についてはそれほど問題はないかと思いますが、それについてもいつどこで何があるかわかりませんから、そういう意味で、事前にきちんと対応しておいていただきたいなと。要するに、計画変更をしなくてもすむような形で、成功に向けて推進していっていただきたいと思います。
 それからもう一つは、平塚幼稚園については、部長からご説明いただきましたように、現時点では中止になったけれども、平塚幼稚園を母体とした形で、周辺の学校改築とかいろいろな形での環境の変化に伴って推進していくのだというお話がございましたので、全くなくなったわけではないということから、区民への説明は可能かなと思います。
 そこで、でき得る限り早く実現するように取り組んでいただきたいと、このことを申し上げておきたいと思います。


◯本間委員
 見通しについての誤りにつきましては部長からお話しをお聞きしましたが、平成22年度中に開設という部分の、平成20年度から2年間の分をどうしていくのかということでございまして、これは問題がどうかなということでございます。
 先ほど、学校教育についての小中一貫校の件はわかりましたが、幼保一元化の中身としては就学前教育、待機児解消が含まれているという部分です。そして、先ほども既にお話が出たような、待機児解消の部分の目測あるいは予定しているという部分を、どのような形で穴埋めしていくのかという話の中に、原小学校跡施設の部分があるのではないか、五反田のほうでも一部私立で対応できるのではないかという部分がありましたけれども、それはそれとして大きな形の中で考えられているものかもしれませんが、やはり荏原西地区の部分において、全体のトータルの数が合えばいいということでは必ずしもない。やはり、それぞれバランス良く、地域地域にできるだけ身近なところに置いていくという部分は、先ほどもお話がありましたように、今後ともそのような方向で取り組みを進めていきたいという部分で真剣に考えていると思いますが、そこは不安が残るという部分でございますので、今、この段階で具体的にどうのこうのということはなかなか言うことができませんけれども、どうか幼保一元化の教育は大事なことでございますが、待機児解消のための部分でもう少し地域的な足の置きどころの部分を真剣に、そして早期な対応方を着々と進めていただきたい。意見のようになってしまいましたけれども、よろしくお願いします。


◯宮崎副委員長
 今の報告を聞いて非常に残念だなと思います。
 何点か聞きたいのですけれども、学校の施設、特に校庭の面積を確保するというお話があったのですけれども、今の説明の中で学校そのもののスポーツの位置づけといいますか、そこのところが今回の変更に大きな影響があったのかなと思うんです。所管が違うのかもしれませんけれども、荏原西地区の学校のイメージをどのように描いていたのか。最初の計画のところでも、当然そういうことは検討されていたのではないかと思うんですけれども、スポーツなどの位置づけがどうだったのか、それに変更があったのかどうか、その辺のところの説明をお願いしたいと思います。


◯古川児童保健事業部長
 今、副委員長からご質問がございました、今回の幼保一体施設を変更する中でのグラウンドの関係、特にスポーツということでございますが、確かに、所管は教育委員会でございますので、私のほうでストレートにお答えするわけにはまいりません。
 しかしながら、先ほどご説明した中で一端を申し上げましたのは、平塚中学校の施設環境という中で、あれだけの広大なグラウンドが既にあったわけでして、当然そこでは中学生が日々スポーツをし、あるいは地域の方々もさまざまにご利用をなさっていたという実態がありました。
 今回、基本設計を煮詰めていく中では、少なくとも従前と同程度、同規模のグラウンドを確保することが大前提であったということでありまして、もちろん、スポーツ振興は学校においても大きな目標でございますが、そういう地域の環境としてあそこにグラウンドの一定規模が必要だと、これが幾つかある大きな柱の中の一つでございましたので、基本設計をつくる段階ではさまざまな工夫をいたしました。地下2階に体育館をおろす、あるいは給食調理室を地下に設けるとか、いろいろな工夫をして、先ほど来いろいろ各委員の皆様方からお叱りとこれからの課題についてご指摘をいただきましたが、そういう中で私ども基本設計については一定の見通しを立てていたわけですが、その後、当然それをもっと具体的な学校教育におけるさまざまな動線、動きだとかを検討していく中で、幾つかの困難なケースと申しましょうか、それを進めていき、なおかつ幼保一体施設をつくることによっての全体の問題が大きくなってきた中で、冒頭申し上げましたように、小中一貫校を荏原西地区につくるという大きな観点から、幼保一体施設については、次の機会を何とか考えていきたいということでございますので、スポーツというよりもグラウンドの一定規模を確保したいということでございます。


◯宮崎副委員長
 そうしますと、当初の設計のところで従前と同規模のグラウンドだということで、当然それは確保しての絵だったと思うんです。そうすると今度の変更にあたっては、グラウンドそのものは広くなっていくのか、そこのところはどうなのか。当初教育委員会との調整がどうだったのか。もしかしたら、教育委員会からいろいろ計画が変更になって、もっと広げていきたいという中での今回の話なのか、その辺のところをもう少しお伺いしたいと思います。例えば、グラウンドが広くなったということであれば、どのくらいだったのがどのくらいなのか、その辺もお伺いしたいと思います。


◯古川児童保健事業部長
 今回の設計を一部変更している中では、グラウンドそのものについては変えないという基本原則の中に立って、例えば幼保一体施設は8月の資料の中でも中原街道沿い、26号線の北西の位置に、地上2階、地下1階で考えてございましたけれども、この部分を今回中止した。地下1階に予定しておりました給食調理室を地上階の平屋のほうにといった、ちょっと具体的な全体像が見えないのですが、そういった中で当初の前提条件については当然クリアすることを今回最優先で計画変更し、実施設計の中では基本設計を若干変更せざるを得なかったということで、私どもは承知しております。


◯宮崎副委員長
 当初の計画が変更せざるを得ないというのは、私としては当初の検討を十分やっていなかったのかというのは、非常に残念な思いです。結局、保育園のほうが割を食わなければいけないということになったわけです。その点は非常に残念です。
 幼保一体施設をこの学校の中につくることは難しいということですけれども、今回は小中一貫校をつくる中で、3校を一つにしていくわけですから、逆にほかの学校施設を活用できるのではないかと思うんです。先ほど、いろいろそういうことも含めて検討したいということのようなので、ぜひそういう方向で検討していただきたいと思います。
 それから、今、地下化では非常にコストがかかるというお話があったのですけれども、当初の計画を変更する場合、ある意味では地下化するとこれだけコストがかかるということも含めて、議会に相談する内容ではないかと思うんです。方針を変更しましたということではなくて、いろいろ実施設計をやっていく中で、予想していなかった費用がかかるようになったということであれば、それそのものを議会に相談するようにしていただきたかったなと思います。
 それから、先ほどの話ですけれども、保育園は望まれていますので、ほかの空きがある学校を活用しながらぜひ増やすということで頑張っていただきたい。要望になりますけれども、よろしくお願いいたします。


◯松澤委員長
 ほかになければ、これで本件を終了いたします。
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 (2) (仮称)品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画の骨子(案)について


◯松澤委員長
 続きまして、(2)(仮称)品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画の骨子(案)について、理事者より説明願います。


◯上山介護保険担当課長
 それでは、(仮称)品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画の骨子(案)について、ご説明いたします。資料につきましては、A3版の骨子(案)のあらましと、別冊の骨子(案)の二つをお配りしております。最初の改定経過の説明の部分で別冊を活用いたしまして、その後は主にあらましでご説明いたします。
 区では、平成9年3月に「品川区高齢者や障害者にやさしいまちづくり推進計画」を策定いたしまして、その具体化に努めてまいりました。その進捗状況等につきましては、別冊の17ページをお開きいただきいただきたいと思います。
 下の図の囲みの二つ目にあります品川区やさしいまちづくり推進協議会、これは、住民団体、福祉団体、品川区社会福祉協議会、鉄道・バス事業者、道路管理者等で構成しておりますが、この協議会におきまして、その進捗状況等を報告いたし、ご意見をいただいてきているところでございます。
 今回の改定につきましては、お戻りいただきまして1ページの「はじめに」をお開きいただきたいと思います。
 平成9年に「品川区高齢者や障害者にやさしいまちづくり推進計画」を策定して以降、約10年が経過いたしまして、その間の福祉のまちづくりに関する社会情勢が変化してきております。例えば、高齢化が進展し、まちづくりにつきましては、真ん中にありますように、平成17年には、「どこでも、だれでも、自由に、使いやすく」という考え方を踏まえました社会環境の実現に向けた「ユニバーサルデザイン政策大綱」が策定され、平成18年には高齢者や障害者等の日常生活および社会生活における移動上の利便性と安全性の向上を図るため、それまでの交通バリアフリー法とハートビル法を統合・拡充いたしました「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」、いわゆるバリアフリー新法が制定されるなどの変化がございました。
 そこで、先ほどの17ページにお戻りいただきまして、下の図にあります「品川区やさしいまちづくり推進協議会」を中心といたしまして、学識経験者も加わり「品川区高齢者や障害者にやさしいまちづくり推進計画改定委員会」を設置し、計画改定の検討を行ってきているところでございます。
 推進計画改定委員会に関しましては、43ページ以降に資料として掲載しております。
 推進計画改定委員会のメンバーといたしましては、44ページに記載のとおり学識経験者と品川区やさしいまちづくり推進協議会の代表の方々によりまして構成され、住民団体、福祉団体、交通関係等々となっております。こういった方々での推進計画改定委員会を左側のページにありますように、これまで3回開催し、庁内の検討委員会を1回、これは45ページに名簿がございますが、特に関連が深い組織との検討を行い、さらにここには書いてございませんが、障害者7団体との意見を伺う懇談会を8月に実施し、本日の提示となったものでございます。
 今後につきましては、2月1日から20日までパブリックコメントにかけまして、広く区民の皆様からの意見をいただきながら、3月の推進計画改定委員会で調整をいたしまして、3月末にはまとめていきたいと考えているものでございます。
 申し訳ございませんが、別冊の訂正をお願いいたします。35ページをお願いいたします。
 数字等の訂正になりますが、一番上に網かけがしてあります「公共施設等におけるユニバーサルデザインの推進」とございますが、冒頭に数字の「3」をつけ加えてください。したがいまして、その下の「現状と課題」でございますが、「2−4」となっておりますが「3−1」になります。その下の「取組の方針」が「2−5」となっておりますが、「3−2」になります。
 続きまして、36ページの「2−6 取組の内容」を「3−3」とご訂正をお願いいたします。
 40ページの一番上の網かけのところでございますが、「事業者に対するユニバーサルデザイン推進の支援」の数字は「3」となっておりますが、「4」とご訂正ください。その下の数字につきましても、「3−1 現状と課題」を「4−1」に、「3−2 取組の方針」を「4−2」に、「3−3 取組の内容」を「4−3」にご訂正を願いたいと思います。
 それでは、あらましにつきましてはA3版の資料でご説明いたします。「(仮称)品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画骨子(案)のあらまし」になります。
 まず、表題でございますが、計画の名称として仮称でございますが、「品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画」としております。これまでも高齢者や障害者にとってやさしいまちは、すべての人々にとってやさしいまちという考え方で進めてまいりましたが、それをより明確にしたものとし、またバリアフリー新法によって高齢者や障害者などを含めたあらゆる人を対象とするという考え方により、このような仮称としております。
 1の現行計画に基づく取組みでございますが、現行の計画は重点地区における取組みを重点とし、推進に向けての体制づくりについて計画されておりまして、その実績につきましては、冒頭に説明いたしました品川区やさしいまちづくり推進協議会の継続的運営や、ここの枠で囲まれております中延複合施設周辺地区の整備、駅エレベーター、エスカレーター整備助成、都南病院跡地周辺地区やさしいまちづくりプラン策定などとなっております。ふれあいサポート活動などのソフト面も実績としてございますが、全体といたしましては先ほどの実績に加え、段差解消などを含めましてハードを主眼としたやさしいまちづくりを推進してきたということでございます。
 こういった取組みの実績を前提といたしまして、3の改定の視点でございますが、これまでのハード面への取組みをより一層推進しつつ、ソフト面に力を注ぎ、ハードとソフトの連携、ユニバーサルデザインの推進を主眼といたしました取組みへと発展させていきたいと考えております。
 ここでユニバーサルデザインについて説明をいたしますと、4ページに用語の解説がございます。
 2番目になりますけれども、人々がもつさまざまな特性や違いを認め合い、はじめから、すべての人ができるだけ利用しやすいように配慮した環境、建築、施設、製品等のデザインをしていこうという考え方でございます。
 これまでのバリアフリーとどのように異なるのかということになりますが、関連して1を見ていただきますと、高齢者や障害者が社会へかかわりを持とうとするときに、社会の側でそれを妨げる障壁(バリア)があるとの認識のもと、バリアをなくすことで社会にかかわりやすくする環境を整えようとする考え方ということで、バリアフリーは今ある障壁をなくすということ、ユニバーサルデザインは初めからすべての人ができる限り利用可能なようにという考え方で、バリアフリーを包含し発展させたものですが、実際には学説も分かれており、必ずしも明確に使い分けされていないのが現状です。
 1ページにお戻りいただきまして、改定の視点でございますが、ハードとソフトの連携、今申し上げましたユニバーサルデザイン、どこでもだれでも自由に使いやすいように初めから都市や生活環境をデザインするという考え方を主眼とした取組みを推進していきたいと考えております。
 なお、このユニバーサルデザインにつきましては、現行の計画におきましても、今後の検討課題の一つとして既に掲げられておりまして、本改定においてその課題への対応をなすものでございます。
 改定にあたっての視点は、こうした経過から、具体的に記述がありますように3点ほどありまして、すべての区民にとって暮らしやすいまちづくり、ハード施策とソフト施策との連携の推進、公共施設におけるユニバーサルデザインの環境整備となります。
 計画の目的といたしましては、4にございますようにすべての人ができる限り快適で安全・安心に過ごせ、まちを自由に行動できるようやさしいまちづくりを推進するために必要なハード・ソフト施策や事業を総合的、体系的に示して、区民・事業者・区の協働のもとに推進するということを目的としております。
 計画の位置づけでございますが、5にお示ししているとおりで、ソフト施策をより充実した快適なまちづくりの総合的な指針として、上位計画であります品川区基本構想や長期基本計画に基づき、他の関連計画と整合を図り策定するものでございます。
 計画期間といたしましては、6にございますように、平成20年度から平成30年度までの概ね10年間といたします。
 7の計画の基本的な考え方でございますけれども、まず基本理念として、だれもがふつうに暮らせるまちづくりということで、だれもが平等で安全・安心に過ごし、またおたがいさまの意識が行き渡ったまち、だれもがふつうに暮らせるまちづくりを目指します。
 その理念を達成していくための基本方針としては三つございまして、一つ目がだれもが快適なユニバーサルデザインのまちづくりを目指すというもので、高齢者、障害者、子ども、子ども連れ、妊婦、外国人などを含みます、すべての人にとってやさしいまちを目指し、区民の方の声を反映させながら、事業者とともに継続的に改善する取組みを進めていくというものでございます。
 今、継続的に改善するとご説明いたしましたが、別冊の9ページをお開きください。
 ユニバーサルデザインはすべての人ができる限り利用可能なようにということですが、このデザインの形とか形状は完成するのではなくて、こういったものですという形ではなく、常に改善していくという継続的な取組みが必要でございまして、下の図に示されておりますように、計画・設計、実施、評価、反映という取組みを、いろいろな方のご意見を聞きながら続けていくというものでございます。
 A3の資料にお戻りいただきまして、基本方針の二つ目になります。
 二つ目といたしましては、もの・心・しくみのバリアをなくすまちづくりを目指すというもので、バリアと言われておりますのは、まち中における物理的なものです。それから、人々による差別、偏見のバリア、心、すべての人に平等と言えない制度のバリア、しくみを解消し、障害のある方が安心して生活できるように努めるというものでございます。
 三つ目といたしましては、ソフトとハードが相乗効果を生むまちづくりを目指すというもので、まちづくりにおけるバリアフリー空間の整備だけに終わらせるものではなく、区民の協力による助け合い、マナーの向上、ソフトの施策を組み合わせることによって、より一層の相乗効果を生み出せるようにしていくというものでございます。
 こうしたまちづくりを実現するために、施策の体系といたしましては、(2)にございますように四つの柱立てをし、それぞれの柱立てに対して項目立てを行っておりますけれども、これはこの次にあわせてご説明いたします。
 右下でございますけれども、計画の推進方策といたしましては、1)から5)までをまとめますと、区が率先して取組むとともに、区民・事業者・区が協働して推進し、地域福祉活動との連携も図りながら、計画の実施状況の把握をし、評価・改善のしくみをつくり、計画の実効性を高めながら推進していきたいと考えているものでございます。
 施策の体系でございますが、2ページと3ページになります。
 まず2ページでございます。施策の体系といたしましては四つございまして、一つ目としてユニバーサルデザインの普及啓発でございます。これはユニバーサルデザインに関する理解を深めるとともに、福祉活動にかかわる人材の育成に努め、また地域でともに支え合う参画と協働のしくみづくりやまちづくりに関する幅広い情報提供を進めるというものでございます。
 二つ目の柱といたしましては、だれもが安心して外出できるしくみづくりで、だれもが安全・快適に外出できるよう、支援や案内・誘導などのしくみづくりを推進し、また災害や事故、犯罪を防止したり、その被害を軽減するためのしくみを強化していくというものでございます。
 おめくりいただきまして、3ページが三つ目の柱でございまして、公共施設等におけるユニバーサルデザインの推進となります。公共建築物、道路、公園など、公共施設のバリアフリー化やユニバーサルデザインを区において率先して進め、その際には公共施設内の案内、移動介助、コミュニケーション支援などの取組みもあわせて推進するというものでございます。
 四つ目の柱といたしまして、事業者に対するユニバーサルデザイン推進の支援でございます。多くの人々が身近に利用する郵便局、病院、福祉施設などの公益施設や商業施設等の事業者に対し意識啓発を進め、ユニバーサルデザインの考え方に基づく施設整備を推進するよう働きかけていきます。
 また、施設整備のために必要な支援を行うとともに、事業者の取組みに対する評価や認定を行うしくみの導入について検討したいと考えております。
 2ページにお戻りいただきまして、これらの柱立てにそれぞれ課題を四つに整理いたしまして、その課題についての具体的な取組みを示しております。広範囲にわたりますので、主なものについてご説明いたします。
 1−1の意識づくりとして、4)の「おたがいさま運動」の推進です。
 これは吹き出しのような形で書かれていますように、今、83運動や席譲りなどの運動が個別に地域で行われていますが、これらをより大きな運動へと展開していくために、「困ったときはおたがいさま」という意識啓発の活動につなげ、区の職員が率先して取組むとともに、区民、関係組織、事業者などと協働して推進していこうというものでございます。
 また、1−3の支え合いのしくみづくりといたしまして、4)の身近なサービスによる高齢者、障害者等の見守り支援の拡大を図っていきたいと考えております。例えば、認知症の方が住み慣れた地域で安心して買い物や散歩に出かけていくためには、身近な地域で認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族を支える支援の輪を広げる必要がございます。そのために認知症サポーター養成事業を推進し、13の日常生活圏域すべてで実施するよう拡充していきたいと考えております。
 次に、2−4にあります、非日常時の安全確保といたしまして、安心して出かけられるためには、工事中の歩行者のためのユニバーサルデザインのルールづくりが必要となってまいります。これは工事中の道路等においても、だれもが安全で安心して歩ける空間を確保するため、通路の幅員、段差、視覚障害者誘導用ブロックの設置、工事情報の提供等に関する品川区独自のガイドラインを作成いたしまして、これに基づいた取組みを促進しようというものでございます。
 おめくりいただきまして、3−1の面的なまちづくりでございます。1)の拠点施設周辺における福祉のまちづくり重点地区の設置でございますが、これまでの重点地区のバリアフリー化に加え、ユニバーサルデザインを率先して進めるため、地域住民、高齢者、障害者等の参加を得ながら、調査、検討を行い、プランを作成し、必要な整備を行っていくというものでございます。
 次の、4−4の評価・改善のしくみづくりでございますが、事業者のユニバーサルデザインへの取組みを推進、支援するために、2)ユニバーサルデザインを点検する区独自の指標とプログラムを作成し、さらに3)区独自の認定制度の検討をしようとするものでございます。これはユニバーサルデザインの達成度合いを示す指標や評価改善につなげるプログラムを策定いたしまして、一定程度の取組みを行っていると見なされる実践事業者の認定制度を設けることによって、ユニバーサルデザインの考え方を広く浸透させ、実践を促進したいと考えております。
 最後になりますが、これらの計画の推進体制につきましては、品川区やさしいまちづくり推進協議会におきまして、定期的に進捗状況を確認し、事業の見直し、改善につなげていきたいと考えているところでございます。
 以上で、(仮称)品川区すべての人にやさしいまちづくり推進計画骨子(案)についての説明を終わります。


◯松澤委員長
 説明が終わりました。
 本件に関しまして、ご質疑等がございましたら、ご発言を願います。


◯鈴木(ひ)委員
 今回、初めてこういうご報告を受けて、こういう検討をしてきていたのかと知ったわけですけれども、できればこういう検討をしているということも、この委員会でご報告をいただけたらと思いました。
 それからもう一つ、こういう計画というのは、本当にすばらしい計画だと思いますし、これから本当に充実させていっていただきたいと思います。
 すべての人にやさしいまちづくり推進計画というのは、今の説明の中でも国のさまざまな法律とか、ガイドラインが出されていますけれども、そういう中でこういう計画をつくるようにという国からの方針というか、義務づけというか、そういうものが出されたところで、こういう計画が出されているということなのでしょうか。福祉のまちづくり計画策定のガイドラインも出ていますね。そういうところで、ほかの自治体でも出ているものであって、品川区でも出ているのか、それとも品川区独自のものなのか、そのことについてもお聞かせいただきたいと思います。


◯上山介護保険担当課長
 特に、法において義務づけ等があるわけではないです。品川区の場合には、平成9年に既に今申し上げています推進計画を策定しておりますので、その後の社会状況の変化に応じて計画をこの時点で改定したということでございます。


◯鈴木(ひ)委員
 他の自治体の計画の状況というのがわかったら、一つ教えていただきたいと思います。
 それから、やはりこういう計画というのは、本当にすばらしいと思うんですけれども、これをいかに実効性のあるものにして、しかも本当にすべての人にとっていいものにしていくのかということが課題だなと思うんです。そういうところでは、区民の声を反映させながら、継続的にどんどん改善をさせていくというご説明をいただきましたけれども、区民の声を反映させるしくみがどういうしくみになっているのかお聞かせいただきたいと思います。
 それから、推進協議会ができているということで、今までに何回か協議されたということで、これからも協議会は継続されていくと思うんですけれども、それ以外のところで区民の声をどういうふうに反映させていくのか。
 そして、推進計画改定委員会というのは、例えば介護保険では品川区介護保険制度推進委員会がありまして、継続的に報告をされて意見をいただいて論議するような場面があって、区民が傍聴できることにもなっていますけれども、こちらの推進計画改定委員会は傍聴できることになっているのかお聞かせいただきたいと思います。


◯蓼沼高齢福祉課長
 他区の策定状況についてでございますけれども、具体的に私どものほうで把握しておりませんけれども、さまざまな法律ですとか、あるいは条例、指針等がございますので、各区あるいは都内に限らずそれぞれの自治体で一定程度の計画ないしは指針等を策定して、福祉のまちづくりに取り組んでいるものと認識しております。
 それから、区民の声等の反映ということでございますけれども、今回もこの計画につきましては高齢者、障害者の方ですとか、地域の方も参加していただいて、計画を策定してきました。これの上位にあります組織として推進協議会がございまして、これも同様に区民の方も含めたさまざまな関係者で形成される協議会でございまして、そこでこれまでも縷々進捗について報告等を受けて確認をして、意見を伺いながら事業を進めてきた経緯がございます。今回、これについて2月にパブリックコメントを実施して、骨子案の全ページをホームページに掲載する予定でございますので、こういった形でご意見を伺って、今後推進協議会を母体にして、今後ともさまざまな区民の声を聞いていく予定でございます。この計画の中にうたわれておりますさまざまな取組みについては、今後具体化を進めていくということになります。


◯上山介護保険担当課長
 今の答弁と若干重複するところがありますけれども、実効性を高めるための意見等を反映するしくみでございますけれども、何点かこの中に盛り込まれているかと思います。例えば、工事中の歩行者のためのユニバーサルデザインのルールづくりをすることによって、意見を反映する場もございますし、実効性を高めていくことにもなります。また、面的なまちづくりにつきましても、重点施設周辺におきます設置・整備につきましては、住民や高齢者、障害者等の参加を得ながら実施していきますので、この時点での意見の反映あるいは実効性を高めていくための工夫はできるかと思います。
 加えまして、今回事業者等の取組みにつきましては、ユニバーサルデザインにつきましては認定制度とかあるいは区の指標等を策定したいと計画しておりますので、具体的にはこういった中で意見が反映され、かつ実質的な反映ができてくると思います。
 最終的には、すべてのことにつきまして、やさしいまちづくり推進協議会にご報告をし、いろいろな協議、ご意見等をいただきながら、さらに進めていくことになりますので、個々の施策の部分とトータルの部分と両面を合わせながら進めていくことになるかと思います。


◯鈴木(ひ)委員
 こういうものは高齢者にとっても障害者にとっても、本当に待たれていることだと思いますし、喜ばれることだと思うんです。実際に日々の生活をしている中で、そういう方々は、こういうところがこうなればという意見をたくさん持っていますので、例えば、トイレにしても、実際に障害者のためのトイレをつくったのに、障害者が使いにくいということがあって改善をしていただいたということもありますけれども、そういうことがスムーズに行くためにも、障害者や高齢者の声を十分聞いていただいて進めていただきたいと思います。
 一つ、パブリックコメントを2月1日から20日まで行うことは評価するところですけれども、あわせてこういう問題というのは本当に待たれていたことですので、区民の方への説明会を持っていただいて、意見を聞く場をぜひ持っていただけたら、パブリックコメントでも、よりたくさんの実際に生かせるような声が聞けるのではないかと思いますので、ぜひ区民への説明会をやっていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか、それが1点。
 もう一つは、今回はいろいろソフト面とハード面ということで、もちろん両方とも必要だと思うんですけれども、ハード面でもまだまだという部分があると思うんです。この計画をするにあたって、改めて予算はこういうふうに増やしていくという、ハード・ソフト面を両方合わせてですけれども、そういう部分があったらお聞かせいただきたいと思います。


◯上山介護保険担当課長
 まず、1点目、区民への説明会ということでございますけれども、パブリックコメントがその趣旨に沿った形での対応かなと考えております。この計画自体につきましても、先ほど申し上げましたように、区民の方をはじめ障害者団体の方等を含めて計画を策定させていただいていますし、途中でご報告させていただきました、障害者7団体等の懇談会も開催しておりますので、そういった形での説明はこれまでしてきていると理解しているところでございます。
 2点目の予算を増やしていくということでございますけれども、これは今後10年間の品川区がすべての人にやさしいまちづくりを推進していくための大きな計画でございます。予算面につきましては、個々年度に応じまして決めていくことになるかと思いますので、この時点では特に考えているものではございません。


◯鈴木(ひ)委員
 品川区は区民への説明会を開くことが少ないのですけれども、他区ではいろいろなところで説明会をやっていまして、例えば障害福祉計画についても多くの区が説明会をやって、区民からの意見を聞いています。私は、そういうところに参加される区民というのは、大変関心の高い方が多いので、いい意見をたくさん聞けると思うんです。そういう点では、ぜひ区民への説明会をご検討いただきたいと思います。
 もう一つ、パブリックコメントを終わって、これは骨子案ですので、改めて推進計画の本番ができると思うんですけれども、それができたところではぜひこの委員会にもご報告をしていただきたいと思いますので、障害福祉計画のときは骨子案だけが説明されて、本当にできたときにこの委員会に説明がなかったので、ぜひ計画ができ上がった段階で、委員会の中で説明をしていただきたいと思いますが、そのことだけお聞かせいただきたいと思います。


◯上山介護保険担当課長
 先ほど、区民説明会ということでございましたので、説明という観点でご説明いたしましたけれども、今回の施策の体系で述べています、例えば意識づくりのところにつきましては、区民の方への広がりを非常に大事にする部分でございますので、こういった進め方の中で具体的にどのようにしていくのかということも含めて検討していきたいと考えております。
 今後、パブリックコメント等を実施いたしまして、計画に大幅な変更が出るようであるならば、こちらのほうに改めてご報告をさせていただきたいと考えております。


◯鈴木(ひ)委員
 私は、大幅な変更が出なくても、例えばパブリックコメントでこういう意見があったということもあわせて、ぜひ最終段階での説明をしていただきたいと思いますが、お答えいただけますか。


◯上山介護保険担当課長
 パブリックコメントの締め切りが2月20日ですので、こちらの委員会のスケジュール等を考え合わせながら、意見等を含めたご報告をさせていただきたいと考えております。


◯堺委員
 今の質疑と若干重複するかもしれませんが、骨子(案)の冊子の17ページの中ほどに、「障害者7団体懇談会」の開催、「パブリックコメント」の実施等を通じ、広く区民からご意見をいただき、今後の計画内容の検討に反映していく、というふうに記載されておりますけれども、パブリックコメントの件については、今具体的に2月1日から2月20日までやるというご説明をいただきました。今回のすべての人にやさしいまちづくりは、特に改定と書いてあるように高齢者や障害者にやさしいということですから、一番、対象になると申し上げていいのかどうかわかりませんが、それはいわゆるここで言う品川区の障害者7団体の方々かと思うんですけれども、こういう方々との懇談会を開催されるということですけれども、いつ頃、どういうふうにされる予定なんですか。
 というのは、パブリックコメントは2月1日から2月20日で、3月までにはまとめて、平成19年度完成、暦でいくと平成20年4月1日、要するに平成20年度から10年間の計画ということですから、関係者の方への通知が行って、それも骨子案として行って、1カ月も経たないうちに決定して実施されるということですから、場合によってはそういう方々からのご意見、ご要望等を十分吸い上げることがちょっと少ないのかなという気がしてならないのです。いろいろな準備作業等もあって、こういうような形になってしまうのもやむを得ないのかなという気がするのとあわせて、できる限りこういう大事なことについては、関係者の方々から十分意見を酌み取れるような日数も確保してあげていただきたいと思うんです。その辺も絡めて、お聞かせいただけますか。


◯高橋障害者福祉課長
 まず、最初の障害者7団体懇談会につきましては、改定の検討中に8月の段階で集まっていただきまして、具体的な状況について方向づけも含めまして説明し、ご意見をちょうだいしたところです。
 また、2月に、改めまして報告書も含めて障害者団体に説明をさせていただきたく、検討を進めています。
 また、推進計画改定委員会につきましては、障害者7団体懇談会の副会長であります団体から、改定の検討委員に出ていただいておりますので、随時その辺の連携に対しては進めさせていただいている状況でございます。


◯堺委員
 確かに、44ページの推進計画改定委員会の名簿に、福祉団体から1人が代表という形で入っておられます。これは委員の人数枠もあるのかもしれませんし、これも物の考え方の一つなのだろうなとは思いますが、私は委員の枠をもう少し広げられるのであれば、障害者7団体の方々それぞれが何らかの形で参画して、その場で意見が言えると。代表者に意見を言ってもらうのではなくて。というのは、障害もそれぞれすべて違うわけです。そういう面からいきますと、先ほど申し上げましたように、代表の方が出てご意見を述べるというのも一つの考え方かもしれません、否定するものではありませんが、こういう場合については、できる限り多くのご意見と同時に、障害はみんな違うわけですから、そういう面からいきますと、そういう方々から直接ご意見を伺っていったほうが、よりいい形のものができ上がるのではないかという気がするので、その辺のところをお聞かせいただけますか。


◯上山介護保険担当課長
 まだこの冊子が不十分な点がありまして、申し訳ございませんけれども、推進計画改定委員会のメンバーに障害者団体の代表の方が一人お入りいただいております。加えまして、障害者7団体との懇談会は、それぞれの障害者の団体の方々と別個に懇談会を設け、かつ2月に改めてご説明させていただきたいと考えているものでございます。
 なお、ご参考までにですが、今回の非日常時の対応として工事中の歩行者のためのユニバーサルデザインのルールづくりというところは、障害者の方々のご意見を反映させたものとなっております。例えば、目の不自由な方がふだん通い慣れているところが、急に工事が始まって、どのように歩いて行っていいかわからないというような、現実的な声をいただきながら、こういったルールづくりを盛り込ませていただいたものでございます。
 こういったご報告も含めながら、こういった計画でいいのかどうかについては、改めて2月の懇談会等で改定委員会とは別個の、7団体それぞれご出席いただいた場で、事前に資料を配付させていただきながら意見交換をしていきたいと考えております。


◯堺委員
 よろしくお願いいたします。重ねて申し上げて恐縮でございますが、やはり直接関係者からご意見を伺うということは、非常に大事な要素かなと思いますので申し上げました。
 それから、日本語の表現の仕方と言っていいのでしょうか、特にこだわっているわけではないですけれども、例えば「(仮称)品川区すべての人にやさしいまちづくり」と、ここでは「すべての人」という表現になっています。ところが、あらましのほうでは、7番目の計画の基本的な考え方の中に基本理念として、「だれもがふつうに暮らせるまちづくり」。「すべて」という表現ではなくて、「だれもが」という表現です。基本方針では「だれもが快適な」、あるいは施策の体系の中でも、2番に「だれもが安心して」とか、具体的なところになってまいりますと、「すべての人」という表現ではなくて、「だれもが」という表現になっているのです。そのほうがわかりやすいのかなという気もするんですけれども。例えば、もう一つは、2ページ目の施策の体系で、2番目が「だれもが安心して外出できるしくみづくり」です。それから、3ページ目の公共施設について、3−3の道路・公園・駐車場の3)で「だれもが安心して利用できる安全な公園づくり」というふうになっています。要するに、ここでは「すべての人」という表現を使って、ほかのところでは「だれもが」という表現です。「すべての人」も「だれもが」も同じ意味ではないかと言われればそのとおりですけれども、何か変えなければいけない意図があるのですか。こだわっているわけではないですよ、余分なことかもしれませんが、何かお考えがあれば教えていただけますか。


◯上山介護保険担当課長
 特に大きな意味はないのですが、表現的には最初のタイトルのところが「すべての人」という表現にしておりまして、個々の表現については「だれもが」という表現をしております。
 また、考えていく過程の中で、「あらゆる人に」とかいろいろ表現を模索していることは事実でございますので、最終的にどういった表現がいいのかを含めまして検討してまいりたいと思います。


◯堺委員
 誤解されるといけないので、変えなさいと言っているのではないのです。これはこれでいいだろうと思うんです。何か意味があるのかと思って、教えていただければという意味で申し上げただけですから、そんなに深い意味ではありません。


◯高橋委員
 コンサルティング会社が入っていると思うんですが、特にこのコンサルティング会社は福祉関係に強いのかどうか、また、どれぐらいの費用で契約されているのかわかれば教えていただければと思います。


◯上山介護保険担当課長
 今回業者を選定するにあたりましては、ハード・ソフトを含めましてまちづくりについて豊富な経験を必要とするという前提がございますので、プロポーザルで実施させていただきました。
 経費につきましては、700万円でございます。プロポーザルの中で、この業者がバリアフリー新法への対応の仕方も含めまして、考え方がしっかりしているということと、それ相応の実績があるということで、今回この業者に決めたものでございます。


◯宮崎副委員長
 この計画がいいものになるように期待したいと思います。
 その中で1点、具体的な話ですけれども、公共交通施設のところで、一定の考え方が出ているんですけれども、これまでの駅エレベーター、エスカレーター整備はそこそこ進んできたと思うんですけれども、進捗状況と、まだできていないところはどういう対応になっているのかということが一つ。
 もう一つ、鉄道の場合、私はいつも思っているんですけれども、ホームドアは新しい駅にはついているんですけれども、既存の駅につくるのが非常に遅いなという気がしているんですけれども、それは今回のユニバーサルデザインのところには位置づけられるのかどうか、そこのところを伺いたいと思います。


◯蓼沼高齢福祉課長
 まず、エレベーター、エスカレーター等の進捗状況でございますけれども、区では鉄道駅舎がJR、その他を含めて35駅ありまして、ワンルート確保と言っておりますけれども、出入口からプラットホームまで車いす等の方が円滑に異動できるようなルートを一つは確保するということで、今のところ35駅のうち34駅は済んでおります。下神明駅が残っていますけれども、これについては鉄道事業者に問い合わせいたしましたところ、現在検討中であるということでございます。
 それから、2点目のホーム側のドアについては、今回のバリアフリー新法等では、そこまでは法で求めていないかと思います。ちょっとこれは確認いたしますけれども。鉄道ではエレベーター、エスカレーターの関係のほかに、鉄道車両そのものでは、連結機の間の空間をなくして、そこから落ちないようにというのはバリアフリー新法でうたっております。ホームのドアは目にしたところ、なかったように記憶しております。


◯宮崎副委員長
 下神明駅は検討中だということで、前からずっと同じ答弁なんですけれども、法律がそろそろ期限になってくるのではないかと思うんです。そこのところは住民の方の要望もありますが、法律との関係もありますので、やはりプッシュしていただきたいと思います。
 それから、ホームドアは法制化されていないという説明だったんですけれども、法制化されているかどうかということと別に、品川区は品川区で計画をつくっていくということですから、そういう立場で課題に乗せていくことが必要ではないかと思うんです。とりわけ地下鉄に乗っていますと、都営線の新しくできた大江戸線は大体全部できていますし、例えば三田駅は新しく設置されておりますけれども、区内の駅が進んでいないという感じがして仕方ないです。地下鉄の戸越駅、中延駅、五反田駅もされていないし、東急線、JR線は基本的にされておりませんので、やはり課題に入れていただきたい。そういう意味では、メンバーの中に鉄道事業者もいるわけですから、そういう検討もぜひ俎上に乗せていただきたいと思うんですけれども、その辺の区側の認識をお伺いしたいと思います。


◯蓼沼高齢福祉課長
 ただいまのご指摘につきましては、確かにホームの安全確保は、とりわけ障害のある方等においては非常に重要性が高いと思います。これについてはまちづくり推進協議会に鉄道事業者が出ておりますので、現実問題、どういうような状況なのか、この問題については区のほうも具体的な把握をしてございませんので、関心を持って事業者に問題を投げかけていきたいと思ってございます。


◯宮崎副委員長
 ぜひ、お願いしたいと思います。
 それから、ノンステップバスのことが出ておりますが、バス停のいすや屋根がばらばらなんですね。そういうところも気をつけていただきたいと思います。


◯松澤委員長
 ほかにご発言がないようですので、本件を終了いたします。
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 (3) 「団塊世代の社会参加に関するアンケート調査」結果報告書(概要版)について


◯松澤委員長
 次に、(3)の「団塊世代の社会参加に関するアンケート調査」結果報告書(概要版)について、理事者より説明願います。


◯冨岡高齢事業課長
 私から、団塊世代の社会参加に関するアンケート調査の結果がこのたびまとまりましたので、お手元の資料の概要版によりまして、ご報告を申し上げます。
 概要版をおめくりいただきまして、3ページの調査概要をお開きいただきたいと存じます。
 本調査の目的でございますが、品川区に暮らしておいでになります団塊世代のニーズや意識を把握し、就労や地域活動などに関する施策に反映するために実施したものでございます。
 調査の内容でございますけれども、調査対象といたしましては、品川区在住で昭和22年から昭和24年までに生まれた方全員に対して調査をいたしております。対象者数は1万7,710人でございます。調査期間につきましては、平成19年6月から7月の間に調査をいたしております。調査方法につきましては、戸別配布ということで、郵送回収もしくはホームページからの回答をいただきまして、結果のまとめをいたしております。
 3番目の調査項目でございますが、この資料の中ほどに間紙を挟みまして、その後ろに調査票および集計結果というところで、それぞれの部分が出ておりますが、まとめたものを調査項目として記載してございます。
 まず、回答者についてということで、回答者の属性についてご質問をしておりまして、その次に60歳からの暮らしの考え方についてというご質問をし、地域活動への考え方について、就労に関する考え方について、品川区の取り組みについてお伺いするという全21問、最後の22問について自由なご意見をいただくという形での調査を実施しております。
 調査結果でございますが、回収数が4,857票ということで、うち郵送によりますのが4,659票、ホームページに回答をいただいたものが198票でございます。回収率は全体の28.3%でございました。
 回答結果の概要でございますが、次のページをおめくりいただきたいと思います。
 団塊世代像(総括)ということで、まとめさせていただいております。
 まず、団塊の世代のイメージでは括れない多面性というものがあったということでございまして、団塊の世代と申しますと、例えば金持ち、知恵持ち、時間持ちといったイメージでひとくくりに捉えられている側面がありますが、今回のアンケートの結果を見ますと、60歳以降の人生観あるいは就労への志向など価値観は多様でございまして、また、それぞれ個々の方の置かれている状況が様々ということもあり、あるいは自由意見の中でも、団塊の世代と呼ばれること、あるいは一つのイメージで捉えられることへの抵抗感という形で記入いただいているケースがあり、このようなことから今回のアンケート結果を団塊の世代のイメージにとらわれず、60歳を目前に控えた世代の方の意識として捉えながら、志向・ニーズに応じた支援策を講じていくことが望ましいと考えているところでございます。
 これからの人生において、どういうことをやっていきたいか、という問いかけをしますと、「働きたい」ということが圧倒的に多く、その目的も健康維持、生活のための収入確保あるいは生きがいとなっております。
 次に、優先されておりますのは趣味とか習い事、勉強・自己啓発ということでありまして、ボランティアやNPOを上位に挙げた方は1割に満たない結果でございます。
 地域の活動に参加しない理由といたしましては、仕事などが忙しい方が半数近くを占めまして、その仕事につきましては、さらに半数以上の方から65歳までは働きたいという回答をいただいております。
 今回の回収率でございますが、先ほど申し上げましたように、28.3%ということでかなり低い数字となっておりますが、これはほかのアンケートと比べましても、単純な比較はできませんけれども、回答率自体が団塊世代の方の特徴と言うことができるかと考えております。
 当面の間、働きたいということが圧倒的に多いということを考えますと、この世代の多くの方が積極的に地域の活動に参加していただけるのは、もう少し先になるという受けとめ方をしております。
 今回のアンケート調査では、地域活動等への参加意向を伺う質問に、「誘われたらしてみたい」という選択肢を入れて調査しておりますが、3割前後が「誘われたら地域活動をやってみたい」という選択をされ、参加意向を示す選択肢などで一番高い割合でございました。
 地域活動に対してはとても受動的な反面、3割前後が誘われたら参加する可能性があると言えます。この世代の方は、仲間・友人との交流を大切にされており、地域活動においても誘う人の育成・確保、誘う場の創設等によりまして、幅広い交流を促進していくことが重要と言えます。
 特に、この調査によりまして、区でより詳しい調査を行うこととなった場合、調査協力していただけますかということで、その場合には氏名、住所、電話番号をご記入いただきまして、調査票とともにお返しいただきたいとお願いしましたところ、約1割の1,700名の方から調査に協力してもいいということでご回答をいただきましたので、これからの地域活動を考えていく場合の貴重な区民の方ということで期待できることから、継続的な働きかけをしてまいる必要があると受けとめているところでございます。
 女性の団塊世代像につきまして、特に就労において男性と大きな違いが見られ、6割の方が現在会社や組織で働いておいでになりますが、正社員、正職員の方は3割にとどまりまして、多くがパート、アルバイトということでございます。当面の活動目的としては、男性と違った目的で、心身の健康の維持・増進とか自分の生きがいを持つ等々になっております。
 地域活動におきまして、福祉・保健分野に興味を持っておられる方が多く、女性がスキルに自信を持っている子育て、介護、料理・栄養といった部分で地域での活躍が期待できるということで、全体のまとめをさせていただきました。
 個々につきまして、簡単に触れさせていただきます。
 まず、回答者の属性につきましては、6ページに性別以下、それぞれ表示で出ているところでございます。今回は男性よりも女性のほうが回答者が多かったということでございます。
 60歳からの暮らしへの考え方ということで、どのようにお感じになっているかということですが、「まあまあ楽しみにしている」という方が41.6%で一番多く、次いで「楽しみよりも不安のほうが大きい」という方が33.9%ということでございます。
 現在、余暇の時間で行っている活動につきましては、「仲間・友人との交流」が53.3%で一番多く、次に「運動・スポーツ」、「趣味・習い事」という順番になっております。
 これからやってみたい、続けたい、興味のあることとしましては、「趣味・習い事」が59.5%で一番多いということで、あとは「仲間・友人との交流」、「運動・スポーツ」ということでございます。
 8ページには、男性は「運動やスポーツ」、女性は「料理・栄養」に自信があるという結果が出ております。
 9ページでございますが、当面の活動の優先順位につきましてお伺いしたところ、1位の割合が最も多かったのが「働く」ということで61.1%、最も少なかった活動は「町会・自治会への参加」ということで0.7%となっております。
 今後5年間、当面の活動で重視することは、男性は「生活するための収入を得る」が73%でございまして、女性では「心身の健康を維持・増進する」が77%でございました。
 10ページでございますが、これからの暮らしで気がかりなことをお伺いしましたところ、「健康」が78.9%で一番多く、次に「年金」、「介護」という順番でございました。
 これからの住まい方につきましてお伺いしましたら、「今の住まい、又は品川区内で暮らしたい」という方が64.7%で一番多く、次いで「品川区と地方を行き来しながら暮らしたい」という順番になっております。
 次に、地域活動への考え方についてお伺いしました。町会・自治会の加入状況を伺いましたら、全体では「加入している」という方が64.6%、「加入していない」という方が31.9%でございました。地区別に見ますと、一番高いのが八潮地区、一番低いのが大崎地区でございました。
 12ページでございます。地域活動への参加の状況を伺いました。9ページのところで町会に対する当面の活動の優先順位が極めて低い状況でございましたが、現況の参加状況では「町会や自治会活動」が8.4%と最も高くなっております。また、一番低いのが「子ども・青少年の育成、学校教育」ということで2.4%でございます。
 今後の地域活動への参加意向について伺いましたら、参加したい活動では「ボランティア・NPO」が22.7%、「町会・自治会活動」が16.1%でございます。また、先ほど申し上げました「誘われたらやってみたい」が35.3%、「参加しない」という方が36.6%でございます。
 関心のある分野につきましては、男性では「スポーツ・レクリエーション」が一番多く、女性では「福祉・保健」が一番多いという順番でございました。
 地域活動に参加しない方には、参加しない理由を伺いますと、「仕事などが忙しい」というのが46%で、「自分のことを優先したい」、「他人と関わるのが面倒」という方もおいでになります。
 次に、就労についてお考えを伺いましたところ、会社や組織での就労の部分については、「働いている」という割合は全体で72.6%、男性では84.4%、女性では62.8%でございました。
 就業形態につきましては、男性では「正社員・正職員」が52.5%、次に「会社経営・自営業」、「契約社員・嘱託」という順番になっております。女性では「パート・アルバイト」が40.3%で一番多く、次に「正社員・正職員」、「会社経営・自営業」という順番でございます。
 60歳以降の就労につきましては、男性では「フルタイムで働く」という方が51.8%で一番多く、女性では「勤務日数・勤務時間を選んで働く」という割合が一番高くて48.3%でございます。
 何歳まで働きたいかというところでは、「65歳まで」の割合が53.3%、「66歳から70歳まで」、「76歳以上」という順でございます。
 次に、コミュニティビジネスということで、質問事項の6ページに、コミュニティビジネスとは、「地域住民が主体となって地域問題をビジネスの手法で解決し、社会環境や生活レベルを向上させる活動」という説明を加えた上でご質問をしたわけでございますが、「よくわからない」という割合の方が35.7%、「誘われたら、働いてもよい」、「関心はない」の順番でございます。
 コミュニティビジネスで働きたい分野を伺ったところ、自ら起業して働きたい人では「福祉」、「環境」、「まちづくり」の順番でございました。無回答も半数近くございました。
 また、職員として働きたい人は「環境」の割合が一番高く、「福祉」、「まちづくり」の順番でございました。
 最後に、品川区の取り組みについて伺いました。スキルや知識を地域や社会に役立てたいと思ったときにあるとよい取り組みについて伺ったところ、「NPOやボランティア活動に関する情報提供や講習会」の割合が35.9%、その他も3割前後の回答となっております。
 公的な無料職業紹介機関で、あるとよいサービス・支援についてお伺いしたところ、「就業や生活設計の情報提供・相談窓口」の割合が55%で一番高く、次に「転職や再就職を支援する研修・訓練」ということでございました。
 区のイベントについてどういうところから情報を得ているかを伺いましたら、「広報しながわ」の割合が80.4%と一番高く、「町会、自治会の回覧板」が28.6%、「町内の掲示板から」という順番でございました。
 区の事業の利用状況につきまして伺ったところ、「利用したことがある」の割合が最も多いのは「品川区シルバー人材センター」で9.4%、「知らない」の割合が最も多い事業は「いきいきガイドホームページ」ということでございます。
 それから、区の事業の利用の意向について聞きましたところ、「利用したい」の割合が最も多いのは「シルバー大学」で28.5%、「利用しないと思う」の割合が最も多い事業は「無料職業紹介所サポしながわ」で30.4%でございました。
 以上のような結果でまとまった状況でございますが、この結果につきましては、この後2月11日の「広報しながわ」で報告させていただきたいと思っております。
 また、先ほどの追加のアンケートについてご協力をいただける方につきましては、2月半ば過ぎに追加アンケートをお願いしたいと思っております。
 あわせまして、年度内に一度、地域へのデビューというテーマで講演会とパネルディスカッション等を含めたイベントを、3月末ぐらいを予定しておりますが、開催したいと思っております。
 以上のアンケートは、区の大事な資料として、今後は関連各課でさらに分析を深めまして、これからのさまざまな事業に連携しながら生かしていきたいと思っているところでございます。


◯松澤委員長
 説明が終わりました。
 本件に関しまして、ご質疑等がございましたら、ご発言を願います。


◯山元委員
 私自身、今、町会とか青少年の地区委員をやらせていただいて、現場はこのとおり、54歳の山元は若手と言われるぐらいです。
 このデータを見ても、まさしくそのとおりだなと思うんですが、例えば町会の人たちが、自分のところだけではないですが、団塊の世代の方たちに対してどういう動きをしているかというと、愚痴はおっしゃっているけれども、なかなかそれが、次の手に、ああしよう、こうしようと言うけれども、行動が伴っていないというところです。そうすると、やはり、区のほうで何か手立てをしていかないと、この前に、すべての人にやさしいまちづくり云々というお話がありましたが、これをやること自体、応援する側自体がどんどんお年寄りになってしまって、後が続かないのではないかと思うんです。
 そういう意味で、まだまだ意識が高い方がいらっしゃるわけですので、ぜひ区として何か対策といいますか、手立てを考えていただければと。次の時期は私たちがお世話になると思いますので、何か手立てを考えていただければというお願いをしたいと思います。何かお考えがあれば、ぜひ教えていただければと思います。


◯冨岡高齢事業課長
 やはり、再度の調査に協力していただける方は1,700名ぐらいいらっしゃるということで、この方たちに向けまして、例えば先ほど申し上げましたけれども、まず地域のこういう活動があるということでご案内をしたいと考えております。そして、その中からさらに体験をしていただこうということで、これは来年度以降になると思いますけれども、そういう形でさらに事業を展開していきたい。それも高齢事業課だけのものではなくて、他の地域活動とかさまざまなセクションと連携を取りながら、少しでも地域に向けて一緒にやっていただけることを、これから私どももしなければいけないことですが、誘われたらやってみたいという方も3割ぐらいいらっしゃるということで、こういうものを大事にしたいと思っておりまして、そういう人たち、今度誘う側の人にどのように育っていっていただけるかという部分と、それから展開していただく場をどのように設定していくのかということで、今後の課題になっていくかと受けとめているところでございます。


◯松澤委員長
 ほかにございますか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯松澤委員長
 ほかにご発言がないようですので、本件を終了いたします。
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2 行政視察の報告書について


◯松澤委員長
 それでは、予定表2、行政視察の報告書についてを議題に供します。
 先に配付いたしました報告書に、資料を添えて議長に提出したいと思いますが、よろしいでしょうか。
                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯松澤委員長
 ありがとうございます。そのようにさせていただきます。
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3 その他


◯松澤委員長
 次に、予定表3、その他を議題に供します。
 その他で何かございますか。


◯小林保育課長
 それでは、口頭のご報告になりますが、3月1日予定で開設する認証保育所の件につきまして、あらかじめご報告をいたします。
 開設予定は3月1日、事業者名はTKチルドレンズファームが1月15日付で東京都に認証保育所の申請をいたしました。順調にまいりますと、2月末までに認証取得されるものと思われます。
 場所ですが、東大井三丁目18番、京浜急行立会川駅から徒歩4分ぐらい、第一京浜国道沿いの立地でございます。
 今のところ定員等につきましては、東京都と一部折衝していると聞いておりますけれども、0歳から5歳まで、とりわけ0歳から3歳までの定数を中心に45名程度という情報でございます。
 2月中にはパンフレット等も含めまして、認証の取得等、事務が進むと思いますので、詳細がわかりましたらまた当委員会にご報告をさせていただこうと思っております。
 なお、開設に向けまして、事業者よりあらかじめできるだけPRをしたいというご希望がございましたので、開設予定につきましては,1月11日の広報に園児募集の予告という形で出させていただきました。


◯冨岡高齢事業課長
 口頭でのご報告になりますが、南大井三丁目にございます区の複合施設、これは昨年7月から改修工事中でございますが、2月で工事が終了いたしまして、3月1日からリニューアルオープンいたします。児童センター、シルバーセンター、所管外ではございますが、図書館につきましても再開する予定でございます。
 なお、同じ施設内の保育園につきましては、2月中旬より南大井の施設内で保育を再開する予定でございます。このことにつきましては、2月1日の広報でご案内をさせていただきます。


◯松澤委員長
 ただいまのご説明について、質疑がございますか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯松澤委員長
 ないようですので、その他を終了いたします。
 以上で本日の予定はすべて終了いたしました。
 これをもちまして、厚生委員会を閉会いたします。
                  ○午後2時56分閉会