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東京都 品川区

厚生委員会_03/28 本文




2006.03.28 : 厚生委員会_03/28 本文


                  ○午後2時44分開会
◯石田委員長
 ただいまから、厚生委員会を開会いたします。
 本日の予定は、お手元の審査・調査予定表のとおり、議案審査、その他と進めてまいりますので、よろしくお願いを申し上げます。
 なお、本日は関係理事者のみの出席とし、その他の理事者は自席待機とさせていただいております。どうぞよろしくお願いを申し上げます。
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1 議案審査
 (1) 第44号議案 保健所および衛生試験所の使用料等に関する条例の一部を改正する条例


◯石田委員長
 それでは、予定表の1、議案審査を議題に供します。
 (1)第44号議案、保健所および衛生試験所の使用料等に関する条例の一部を改正する条例について、理事者の説明をお願いいたします。


◯谷田部健康課長
 それでは、第44号議案、保健所および衛生試験所の使用料等に関する条例の改正案につきまして、ご説明申し上げます。お手元に4枚ほどの資料をお配りさせていただいてございます。
 保健所および衛生試験所の使用料の関係でございますが、保健所、保健センター等で行っております健康相談ですとか、検査業務ですとか、受託健康診断等の業務に際しまして、区民の方々にご負担いただく使用料、手数料ということで、条例で決めさせていただいているものでございます。
 条例改正の理由でございます。使用料につきましては、平成6年厚生省告示第54号で「健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法により算定した額の8割の範囲内で規則で定める」という条例上の規定がございます。この告示は当時の厚生大臣が定めたものでございまして、今回、3月6日に、従来の第54号の告示が3月31日をもって廃止され、4月1日から厚生労働省告示第92号により診療報酬の算定をするということが示されまして、使用料を決定する根拠となります告示が廃止されましたので、今回所要の改正を行うものでございます。
 従来、診療報酬につきましては2年に1回見直しが行われまして、当然、その際、平成6年の告示第54号につきましても、一部改正という手続で来た関係がございまして、第54号そのものは12年間根拠としてあったということでございます。
 1番の条例改正の内容ということで、先ほど引用しております厚生労働省告示第92号、それから「健康保険算定方法」という文言が「算定方法」ということで、規定を整理する内容です。
 3点目の改正による使用料額への影響ということでございますが、1枚おめくりいただきまして、横長の資料1でございます。保健所および衛生試験所の使用料額改訂概要ということで、左から種別、項目区分、額改訂項目等ということで、表に整理してございます。
 まず、種別の試験検査料でございますけれども、尿検査から始まりまして水質試験まで11区分ございます。尿検査の中で5項目中、主なもので1項目ビリルビン検査でございますけれども、120円を110円に改訂ということで、従来診療報酬で16点で算定してございました。この8割相当になりますから128円になります。端数整理をして、従来120円と決めさせていただきましたが、今回診療報酬が14点ということになりましたので、140円の8割ということで112円、端数整理して110円になったということで、それぞれ影響するところにつきましては引き下げ等を行っているものでございます。
 それから、エックス線診断料でございます。四つ切り型のフィルムの場合、1,270円を1,260円に改訂するということで、10円の引き下げになってございますけれども、この診断料の中には撮影料、フィルムの材料代も含めまして1,270円と決めさせていただいてございます。従来、診断料、撮影料、フィルム料ということで159点、1,272円になりますので1,270円でございました。今回、フィルムの材料費が9円ほど下がりました影響で今回1,260円、10円引き下げるという改正でございます。
 それから、一番下の歯科処置料でございます。今回の診療報酬の改訂のねらいの一つといたしまして、小児診療も充実させていくという内容がございまして、歯科処置料でございますけれども、5歳未満の子どもの歯石除去で720円で私ども決めさせていいただきましたが、今回診療報酬の評価の見直しということで、引き上げが行われましたので、この部分が40円高くなるということで、760円に改訂するというものでございます。
 全120項目規則で定めてございますが、そのうち改訂が70項目、削除になったものが12項目、改訂ないものが38項目という内容になってございます。
 それから、1枚おめくりいただきまして新旧対照表でございます。
 左側に新条例、右側に旧条例ということで、ちょうど真ん中辺にございますけれども、第2条でアンダーラインを引いてあるところでございますけれども、旧条例でいきますと「健康保険法の規定による療養に要する費用の額の算定方法(平成6年厚生省告示第54号)により算定した額の8割の額」ということで、アンダーラインの部分が新たに「診療報酬の算定方法(平成18年厚生労働省告示第92号)により算定した額の8割」ということで、告示が変更になったということでございます。
 それから、第2項で従来の「健康保険算定方法」を「算定方法」ということで、文言の整理をするということでございます。
 1枚めくっていただきまして、施行は平成18年4月1日からということでございます。
 ちなみに、今回の改訂によりまして、全体の使用料の減額は大体5%から6%ぐらいになるだろうということで、私どもは見込んでございます。


◯石田委員長
 説明が終わりました。
 (1)第44号議案、保健所および衛生試験所の使用料等に関する条例の一部を改正する条例に関しまして、ご質疑等がございましたら、態度等を含めましてご発言を願います。


◯飯沼委員
 今のご説明で、告示のところで、今までは一部改正だったのが、今回は全面的な改訂であるという、なぜ今回全面的な改訂なのかというところ。
 あと、国の診療報酬が変わったというところがあるんですが、なぜ今回改訂が行われているのか、背景などわかる範囲で教えていただけたらと思います。


◯谷田部健康課長
 診療報酬の改訂というのは、2年に一度見直しをされるわけでございます。今回、昨年の11月25日、社会保障審議会医療部会におきまして、平成18年度診療報酬改訂の基本方針が取りまとめられました。その中で、平成18年度の国の予算案の編成過程におきまして、「賃金・物価の動向等の昨今の経済動向、医療経済実態調査の結果、さらに保険財政の状況等を踏まえ、診療報酬本体の改訂でマイナス1.36%、薬価等の改訂でマイナス1.8%、合計マイナス3.16%の改訂とすることが決定された」ということでございます。
 これらを受けまして、平成18年1月11日に厚生労働大臣より中央社会保険医療協議会に対して、先ほど申し上げました改訂率を前提として、基本方針に沿って診療報酬点数の改訂案を作成するよう諮問がなされたということでございます。
 中央社会保険医療協議会におきましては、昨年10月から診療報酬調査専門組織の調査結果等を踏まえつつ議論をしてきたということで、広聴会等を経て2月15日に中央社会保険医療協議会が厚生労働大臣に対して診療報酬点数の改訂案について答申を行ったということで、厚生労働大臣は答申を踏まえ、3月6日に4月1日以降の診療報酬等の告示を行ったということでございます。
 私のほうも官報等を取り寄せて見ましたけれども、先ほど申し上げました区で定めている検査業務全体の120項目の中で、区の関係だけでもあれだけの数の変更があるということは、全面改正という形で、今回告示を新たに整理して告示をされたと思ってございます。
 診療報酬改訂の概要でございますが、それ以前に厚生労働大臣から中央社会保険医療協議会において諮問した中身でございますけれども、今回特に私どもは検査業務に関しての影響が大きいのは、これまでの医療の内容等々の充実というのは別といたしまして、医薬品ですとか医療材料、検査等の金額については、市場実勢価格等を踏まえた適正な評価を進めるべきであるというのが、諮問の中にされております。その辺で、大幅な診療報酬単価の見直しがされたと、私どもは認識してございます。


◯飯沼委員
 保健所と衛生試験所にかかわる部分というのは、資料1に載っているものがすべてでしょうか、その辺をお伺いしたい。
 その8割の額を上限とすると書いてあるので、8割の根拠があったら教えていただきたいと思います。
 それから、区民への影響も大ざっぱなところで教えていただきたいと思います。


◯谷田部健康課長
 まず、全体の項目は数が多いので代表的なものを整理しておりますけれども、使用料額改訂概要の項目の中に、例えば尿検査であれは5項目中1項目をこのように改訂して、4項目は改訂なしという書き方をしてございます。全部で120項目ありまして、規則の中で規定をさせていただいてございます。
 それから、検査でございますから、必要なものの検査ということで、人によっていろいろ検査がありますので、例えば一人の検診でこれだけの影響を受けるというのはなかなか難しいんですが、トータルで考えると、先ほど言いましたように5%から6%ぐらい、過去の実績を見ますと、そのぐらいの歳入減になると。区にとって歳入減ということは、区民にとっての負担減につながるということで見ております。
 それから、8割でございますけれども、保健所が区に移管された後も、この条例で23区、東京都下の保健所も横並びでやっていたということがありまして、8割相当額の根拠というのは、その辺については明確にお答えできないということでございます。


◯飯沼委員
 資料1のところで、ツベルクリン反応検査と、エックス線診断料のところで、間接撮影装置によるもの等が削除になっているので、なぜなのか教えてください。


◯鶴見品川区保健所保健サービス課長
 ツベルクリン反応につきましては、定期接種で乳児にツベルクリン反応検査を行ってからBCGを行うことになっておりましたが、ツベルクリン反応検査を行わないでBCGを行う形になったこと、それから間接撮影装置によるもの等の削除につきましては、現在間接撮影につきましては被爆が多いということがございまして、直接撮影で行うことが中心になってございます。


◯飯沼委員
 ちゃんと聞き取れなかったので、ツベルクリン反応検査のところをもう1回お願いします。


◯鶴見品川区保健所保健サービス課長
 平成16年度まではツベルクリン反応検査を行って、陰性の方にBCGを行っておりましたが、平成17年度から結核予防法の改正がございまして、現在はツベルクリン反応検査の結果を見ないでBCGを乳児に行っているという状況でございます。


◯山路委員
 ほとんど区民にとっては負担が少なくなるということと、検査料が下がるということで了という判断をしたいと思います。


◯須藤委員
 態度的には賛成です。
 保健所と衛生試験所でいろいろな検査をやるけれども、どのぐらいの利用件数があるのかということをお知らせいただきたい。
 それから、歯科処置料で、5歳未満で歯石除去をやるんだけれども、この場合は5歳未満だと医療費無料化と関連してくるけれども、そのあたりはどのようになるのか。


◯谷田部健康課長
 まず、健康相談でございますけれども、年間件数といたしましては2万7,230件、性病相談では20件ほど、使用料をいただく件数になってございます。
 それから、受託結核健康診断ということで2,020件、これは平成18年度予算で組んでいるものでございます。
 それから、歯科衛生相談では2,200件ぐらいということでございます。
 それから、2点目の医療費無料化の問題でございますけれども、これはあくまで検診・検査で診療ではございませんので、無料化とは直接結びつかないという関係でございます。


◯川西委員
 条例には賛成です。
 ちょっと聞いておきたいんですが、中央社会保険医療協議会の設置根拠、どんな法律に基づいてだれが設置をして、ここでこのような変更が決められるということを教えてください。


◯谷田部健康課長
 今、手元に正確なものがないのですけれども、当然諮問機関でございますから、厚生労働省の設置法か何かの中に、その旨附属機関を設置するというような法律があると思います。正確ではなくて申し訳ないんですが、あくまでも大臣の諮問に応じて答申をするという附属機関ということでございます。


◯川西委員
 このような機会に初めて接したので、ありがとうございました。
 そうしますと、厚生労働大臣が2年に一遍改訂とか先ほど説明がありましたが、必要に応じて、必要な時期を見計らって、中央社会保険医療協議会に依頼するということでしょうね、どうですか。


◯谷田部健康課長
 諮問の関係でございますけれども、平成16年4月現在の診療報酬の本によりますと、平成6年3月に今までの告示が定められた後、同じ6年8月に厚生労働省の告示があり、2年後の平成8年に2回ほど告示の一部改正をされております。平成9年にも一部改正があって、平成10年には2回、ですからその都度、必要に応じて厚生労働大臣から諮問されて、中央社会保険医療協議会のほうでいろいろ答申をまとめられるというふうに思ってございます。


◯本多委員
 第44号議案に賛成です。


◯飯沼委員
 第44号議案に賛成をします。


◯石田委員長
 これで質疑を終了いたします。
 これより、本議案についての採決を行います。
 (1)第44号議案、保健所および衛生試験所の使用料等に関する条例の一部を改正する条例について、採決いたします。
 お諮りいたします。
 本案は、原案のとおり決定することにご異議ありませんか。
                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯石田委員長
 ご異議なしと認めます。
 よって、第44号議案、保健所および衛生試験所の使用料等に関する条例の一部を改正する条例については、全会一致で原案のとおり可決決定いたしました。
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2 その他
 (1) 委員長報告について


◯石田委員長
 それでは、次に予定表の2、その他を議題に供します。
 (1)、委員長報告についてでございます。
 本日の議案審査の結果報告については、正副委員長にご一任いただけますでしょうか。
                〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕


◯石田委員長
 ありがとうございます。それでは、正副でまとめさせていただきます。
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 (2) その他


◯石田委員長
 次に、(2)、その他を行います。
 その他で何かございますか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯石田委員長
 ないようですので、その他を終了いたします。
 以上で、本日の予定はすべて終了いたしました。これをもちまして、厚生委員会を閉会いたします。
                  ○午後3時07分閉会