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東京都 品川区

区民委員会_09/25 本文




2012.09.25 : 区民委員会_09/25 本文


                 ○午前10時00分開会
◯西本委員長
 ただいまから、区民委員会を開会いたします。
 本日は、お手元に配付してございます審査・調査予定表のとおり、報告事項、所管事務調査、観光行政について、行政視察についておよびその他を予定しております。
 本日も効率的な委員会運営にご協力をよろしくお願いいたします。
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1 報告事項
 (1) 伊藤学園プール温水運用および地域一般開放の取り止めについて


◯西本委員長
 それでは予定表の1、報告事項を聴取いたします。
 初めに、(1)の伊藤学園プール温水運用および地域一般開放の取り止めについてを議題に供します。
 本件につきまして、理事者よりご説明願います。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 では、私より、伊藤学園のプール温水運用および地域一般開放の取り止めについて、ご報告をさせていただきます。
 まず1番として、伊藤学園プール温水運用の取り止めについてです。
 1)番、当初全天候型の屋上、加温プールとして予定していたため、水温、室温維持が大変であり、特に電気により加温しているため電気消費量が多大であります。現在、伊藤学園の全体の電気使用料の4割を占めているところでございます。
 また、上記にあわせ、苦情の絶えない冬寒く夏暑いという構造上の課題を解決するためには、追加工事や加温・空調設備等の抜本的なやり直しが必要となるところでございます。
 3)番として、温水を中止しても、学校としては5月から10月まで占用できれば、従来学校でのプールの利用は充足できますということになってございます。
 2番として、地域開放のことでございますが、地域開放の取り止めについてです。
 1)番として、温水プールの地域一般開放利用者については、温水プールが荏原文化センター、戸越台中学校、日野学園(総合体育館)、この3カ所で平成18年度にありました。その利用者総数は、延べ約25万3,000人でございました。そして、伊藤学園が増えました平成20年にかけて少し増加し、延べ約29万5,000人となりました。その後、八潮学園、品川学園と増え、平成23年度には、温水プールが倍の6カ所となったところです。そして、個人、団体を合わせ、現在、平成23年度の利用者総数は、延べ約28万4,000人とほぼ横ばいでございます。伊藤学園の利用者総数は、平成23年度延べ約4万7,000人でございます。
 2つ目として、豊葉の杜学園温水プール、平成25年度をもって開始予定でございますが、区立の温水プールは7カ所目となるところでございます。区内には民間スポーツクラブ等のプールが12カ所あるところでございます。
 3)番として、豊葉の杜学園温水プールは、下神明駅からも至近距離にありまして、大井地区からもそう離れてはおらず、伊藤学園プール利用者の代替施設になり得るというものでございます。団体利用についても、伊藤学園で実施している事業を豊葉の杜学園温水プールに移行することで対応できるということでございます。
 3番としまして、節電等の効果についてでございます。
 伊藤学園プールの温水運用、また地域一般開放の取り止めにより、電気使用料は42万7,000キロワット以上の節電が可能となるところでございます。
 なお、光熱水費、プール開放業務委託料を合わせまして、年間約3,370万円余の経費削減も可能となるところでございます。
 4番として、取り止めの期日および周知でございますが、豊葉の杜学園温水プールの一般開放開始にあわせて、平成25年5月の連休で伊藤学園プールの一般開放を取り止める予定でございます。団体の利用者および一般利用者に対しては、本委員会報告後、速やかに周知を図るものでございます。
 なお、本日、文教委員会においても同じ議題をご報告させていただくものでございます。
 なお、本件に関しましては、学校、教育委員会のほうから、ぜひ中止をさせていただきたいという依頼がございまして、地域開放について、文化スポーツ振興課としてもいろいろ協議を重ねてまいりました。そんな中で判断をしたものでございます。
 そして、今回のこの報告をさせていただくのは、団体の貸し切りの方々、水泳連盟だとか、大きな団体等につきましては、来年度の予定をもう既に立て始めているところでございますので、そんな中で早く区民の方に周知していただくということで、今日この場で区民委員会の皆さんにもご報告をさせていただいたということでございます。


◯西本委員長
 説明が終わりました。
 本件に関しまして、ご質疑等がございましたらご発言願います。


◯武内委員
 幾つかお聞きしたいんですが、一つは、この電気消費量が多大で全電気使用料の4割を占めているとありますけれども、この4割というのは、年間の伊藤学園の使用料の4割なのか、それとも温水プールを使っている期間の4割なのかというのをまず教えていただきたいのと、それから、この2番のところで、平成23年度には6カ所でいわゆる温水プールが使用できるということで、総合体育館のことかもしれないけれども、ほかの学校について、温水プールの電気使用料というのは、これと比較したときにどの程度なのかということを教えていただきたい。
 それから、3番のところで、これをやめることで光熱費とプールの開放、両方の委託料を合わせて3,370万円の経費削減だということなんですが、その内訳、光熱水費が幾らで、委託料が幾ら、まずそこを教えていただきたい。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 お手元の資料の2枚目についてございます、これが温水プールの6カ所の年間の利用人数一覧表になってございます。そしてまた、その裏面をご覧いただきたいと思いますが、これが温水プールの区内の配置図でございます。色的にブルーのものが、学校の温水プールではなくて、荏原文化センターの温水プールということで、ピンク、紫のものについては、学校の開放としての温水プールのものでございます。ちょっとそれを先にご説明させていただきました。
 そして、まず1点目の4割の使用料というのは年間かどうか、これは学校全体の年間の使用料の4割でございます。
 そして、平成23年度6カ所、温水プール、過去の比較でございますが、報告させていただきますと、例えば、日野学園との比較をさせていただいたところ、伊藤学園は4割ということでございますが、日野学園については26%、2割6分、伊藤学園が40%に対して日野学園は26%ということでございます。
 そしてあと、やめることで経費の削減ということですけれども、内訳として、3,370万円余が出ていますが、3番のところに、「なお、光熱水費、プール開放業務委託料併せて年3,370万円」、光熱水費合わせてなってございます。
 そして、管理の委託料を計算しますと、光熱水費につきましては1,139万円余でございます。そして、委託料が、監視業務だとかそういうものがございますが2,230万円余でございます。


◯武内委員
 はい、わかりました。
 6カ所で、日野学園だけ教えていただいたのですが、ここからあともう二つぐらいできれば教えてください。
 それと、あわせて聞きますけれども、そうすると、伊藤学園でプールを地域開放してもう5年ぐらいになりますか。4年になるのか。当初、つくるときに、これだけの電気を使うんだよということは予測されていたのだろうかということが一つです。
 それから、温水プールの利用の中止とか、一般開放の理由が幾つか出ているんですが、このうちの主に何が一番の要因として今回そういう考えに至ったのかということです。
 それとあと、ここ最近ではないのでしょうけれども、できた二、三年目ぐらいのときは、いわゆる地域開放、どこもあるので地域開放していくと、学校の子どもたちが夏休みになかなか入れないよと、何かそんなような、お金を払えば入れるのでしょうけれども、そういうやりとりがあったんですけれども、それはここには出ていないんですか。
 あと、最後のところで、学校側からの強い要請だったということなんですけれども、そうすると、その辺のところの兼ね合いとか、また、学校として、もうちょっと具体的に、なぜ中止したいんだと、それは学校ということは、PTAの意見だとか、そういう保護者の意見なんかも踏まえた上での学校の意見と受けとっていいのか、その辺はどうですか。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 まず、この学校プールの開放につきましては、教育委員会のほうですべて予算立てをしているところでございます。そして、学校のプールの光熱水費等もそこで測量して比較しているところでございます。そんな中で、うちとして、学校のほうから資料提供がありましたのが、今、伊藤学園と日野学園でございましたので、ご報告をさせていただいたということです。
 それと、当初ですけれども、これだけの光熱水費がかかるということが予想されていたかというお話しですが、資料の1番にも書いてありますが、当初、まず平成19年にここがオープンしてございます。伊藤学園は平成19年5月のオープンです。その段階で、当初、全天候型の屋上加温プールとして予定していたということでございます。ですから、日野学園等の温水プールとしては予定していなかったと。ですから、加温ですので、少し夏場の暖かい時期の前後、そういう前後に利用ができるようなプールを予定していたというようなお話です。そんな中で、温水プールではなかったような機能ですので、機能を温水プールに変えていったところから、夏場、冬場の保温の問題、室温の問題、それから夏には、伊藤学園は屋上にあります。そんな中での温室効果といいますか、室温が上がるための冷やすというような形、そういうものも一切当初は予定していなかったということでございます。
 それから、中止の理由の一番の理由でございますが、学校サイドが言うには、学校の全電気使用料の4割をこの温水プールが占めているということで、それが最大の理由だと聞いてございます。
 それから、地域開放で子どもの利用ができない等ありますが、各学校とも夏場については、一般開放ということで学校との協議のもとに、なるべく夏場の暑い時期は配慮してほしいということを我々も学校サイドに申し合わせております。そんな中で学校の協力を得られたところで、地域に一般開放と、学校の貸し切り枠というものをなくして、それでお子さん方は一般開放の中で泳いでいただいたりとか、そのような工夫をさせていただいているところです。
 それから最後、学校としての中止の最大の理由というものは、先ほど言いましたように、電気料の消費量ということで、最大の理由がそこにあるということでございます。


◯武内委員
 わかりました。
 できて、当初しばらくしてから、いろいろな屋上の紫外線がどうだとか、いろいろなお声を私自身もいただいて、その都度、所管のほうにお話しするたびに、今はできたばかりなのでできないけれども、いわゆる何年かたったときに、大規模に改修をやりますからというようなことで承って、それを区民の利用者に伝えていた経緯がある。今、私自身が、その方たちがこれを聞いたときにどう思うかというのはちょっと予測できないんですけれども、おそらく使った方からすれば、判断というか、利便性が損なわれたわけですから、これからしっかり説明されるということなので、本当にきめ細かくやっていっていただいた上で納得していただけるようなことをやっていただかなければいけないのかなと思っていて、一たんそこで要望として。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 失礼いたしました。平成19年度に開放して、それから、今指摘されていましたように、まず保温の問題では、その後、保温のために電気パネル、それを30枚つけたり、また、床暖房を設置したりだとか、いろいろ工夫をして改修するところも改修をしてきたところでございます。
 しかし、なおかつ、区民の皆さんからは、夏になると非常に、先ほども言いましたけれども、水温、室温とも非常に高温となってしまうということが言われたり、また、紫外線の問題、半透明で、つくった当初から50%の紫外線は遮断できるという格好でございましたけれども、なお区民の皆さんからは、それをしてほしいだとか、いろいろな要望がございました。しかし、それをするのにも構造上非常に難問がございまして、そのようなところで現在に至っているところでございます。
 なお、区民の皆さん、貸し切りの団体の皆さんには、丁寧にご説明させていただきたいと思っています。


◯武内委員
 そうすると、今度、豊葉の杜で同じような温水をやるので、あそこは屋上ではないとは思うんですけれども、やっぱり電気の問題が一番今回の原因になったというんだけれども、その辺はちゃんと相談されてやるとは思うんですけれども、また同じようになって、開放したはいいけれども、また何年かしたらだめだったというようになったのでは、やっぱりいけないので、その辺は所管がもしかしたら違うのかもしれませんけれども、ぜひここで取り上げていただいているので、所管のほうにしっかりお伝えいただきたいと思います。要望です。


◯石田(ち)委員
 周知の仕方についてですけれども、丁寧なというところでは、やっぱりこの地域の方、本当に残念に思うと思うので、説明会なんかを開いていただけたらなと思うんですけれども。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 まず、利用については、一般の開放と、それから貸し切り、教室等でやっております。一般開放については、一般の方で個人の利用の方々がいますので、そちらの方々については、教育委員会と協力しまして、掲示を貼ったり、それからまた広報を通じてPRをしていきたいと思っています。
 それからまた、貸し切りの団体の方も何団体かいますので、その方々には、各団体にご説明をして説明会を開催していきたいというふうに思っています。


◯本多委員
 本当に最初に計画を立てたときに、もうちょっとしっかり先まで考えて計画をされればよかったのになと、まず感想で思うんですけれども、それで、1番の2)で、この抜本的にやり直すには構造的に難しいという課長の答弁、説明をいただいていたんですけれども、これを抜本的にやる考えは全くないということなんですか。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 大変恐縮ですけれども、学校のプールということで、学校サイドとしては、その考えは今のところないというふうに聞いています。


◯本多委員
 あとそれと、3番目の光熱水費で先ほどの答弁で、1,139万円余ということなんですけれども、実際この中でもほとんどが電気代だと思うんですけれども、水道代というのはこのうちどのくらい占めるんですか。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 電気使用料がそのうちの777万円余です。水道の使用料が242万8,000円余、ガスの使用料が119万4,000円余で、合計1,139万2,000円余という計算がされてございます。


◯本多委員
 この委員会が終わったら周知をされるということで、おそらく地域の方たちからは、すごい反響があるんだろうなと思っていたんですけれども、特にこの伊藤学園の施設利用については、なかなか地域の皆さんが納得していない部分がほかにもあると思うので、その辺はすごく心配だなと思うんですけれども、うまく、本当にその辺はよく配慮して決めていただきたいと思います。


◯山内委員
 まず伺いたいのは、2枚目の一般開放で人数が書いてありますけれども、これは重複する方もいるという考え方でいいんですね。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 はい。


◯山内委員
 そうですね、わかりました。
 まずそれが1点で、考え方なんですが、当初、温水プールにする予定はなく、結局やるということでいろいろ整備をした。今回やめるという決断をしたということは、ある意味、これは二重投資になっている部分があると思うんです。そこでやめるということは、これは非常にマイナスが大きいと思いますし、なんと言っても、利用者からのいろいろな意見があると思うんです。ただ単に光熱費等々費用がかかるからやめますよと言っても、納得しない方は多分大半の方だと思うんです。
 そこで、これは考え方で、もう決めちゃったというからしようがないんですが、利用料を上げて、それでこれまでのように継続をしていくといった考えは教育委員会にはなかったのか。そして、そういう提案を地域振興事業部から提案をするとか、そういったことはなかったのかということをお伺いします。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 まず、ここの表でございますけれども、人数は延べということで計算させていただきます。
 そして2番目の利用料を含め、うちのほうから教育委員会サイドに提案といいますか、そういうものがあったかなかったということでございますけれども、まず、この表を見ていただきたいと思います。我々もこの表を見て検討してまいりました。そんな中で、平成18年度、先ほどご説明しましたように、3カ所で25万3,000人、最後、下の合計のところです。3カ所で25万3,000人です。それで、平成20年度が29万5,000人、これがとりあえずピークになっています。このときに4校。それで、平成23年度、これが28万3,000人、ここでちょっとご報告させていただきたいのは、平成23年度、4月の1カ月間、震災の影響でクローズさせていただいています。そんな中で数字で予想ですけれども、仮に4月が入った場合ということで計算しますと、30万7,000人、うちの計算では30万7,000人ぐらい入ったでしょうということになります。
 そうやって考えてみますと、平成23年度6カ所、平成18年度3カ所に比して、約200%、3カ所が6カ所になりました。それで、平成18年度が利用人数が25万3,000人。それで、平成23年度が約30万人ということです。伸び率にしてみますと、21%の伸びなんです。そんな中で平成18年度から品川区は、この資料にございますように、学校の温水プールをつくりまして、どんどん伸びてでき上がってきているわけです。そんな中で利用者の総数もこうやって比較していきますと、場所が増えてコストがかさむわりに利用人口もそんなに伸びていないような検証をさせていただきました。そんな中で今回の教育委員会からの話、それと、ここのところずっと伊藤学園については、当初からそういう加温プールということで進めてまいりましたので、非常にいろいろコスト、いろいろ改修はしてきましたが、まだいまだにクレームだとかそういうものが非常に多うございます。そんな中で我々としても、いろいろな観点から考えまして、教育委員会が強行というか、教育委員会がぜひこれを中止したいという考え方もございましたので、それに同調して協力してやっていこうというふうに考えたところでございます。
 それが常日ごろですけれども、利用者からの苦情、要望等については、大半が学校の先生方のほうに行きます。そんな中でそういうものはすぐ学校のほうからも我々のほうに来て処理をしたり、情報の共有化をしたりだとか、そういうことで学校とは常に、教育委員会とも常に連携を密にしているところでございます。


◯山内委員
 確認なんですが、この温水プールは、今、6カ所あって、料金は基本一律同じ金額でやっているということでよろしいのでしょうか。幾らでやっているのかちょっと教えてください。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 今現在、学校温水プールを含めて6カ所ございますけれども、すべて個人料金が350円、貸切料金も一緒でやってございます。


◯山内委員
 今こういう考え方なんですが、例えば350円で伊藤学園を使えている。なくなってしまうと、地域の人たちは、多分、自転車なり、いわゆる公共の交通機関を使ってどこかまで行かなければいけないよといったときに、やっぱりその金額はかさむんですよね。例えば、遠くまで行くというのは、そういう金額はかからないかもしれないけれども、利便性が失われてしまうとか、そういうことも考えて、これはもう中止ということ、やめるということだから、これはしようがないんですが、やっぱりいろいろなことを考えると、多少の料金を上げて使ってもらったといったところで、電気代とか、そういったものをそこで充足するとか、そういうことも考えて、例えばそれを地域の人に説明をするということであれば、こういう理由があるので少し値段を上げさせてもらいたいんですがということもちょっとありなのかなとは思うんですが、そういう考えもないということなら別にいいんですけれども、ちょっとだけそういうことを考えてはと思ったものですから、今この場で意見として言わせていただいているんですけれども、やっぱりいろいろな意味で、今、ほかの委員から意見がありましたけれども、やっぱりちょっと先を読み間違えたのかなというところがあるし、これはある意味、むだですよね。むだになるんですよ。ですから、そういったところもしっかりと今後施設をつくっていく中で、ちゃんと先読みをするというか、そういったところをしっかりとやっていただきたいなという思いがします。これは最後、要望です。


◯武内委員
 さっき、3校が6校になっても利用者の数はあんまり伸びないということでございますが、結果としてはそうなんですが、これを見ると、八潮と品川学園がほかに比べると利用者の数は非常に少ないわけですね。八潮というのは位置的な問題なんでしょう。また、品川学園がなぜ問題なのかちょっとわからないですけれども、近くに健康センターがあるからとかあるのかわからないですけれども、そういう中で、例えば1人当たりの電気使用料という考え方で行くと、そうすると、この八潮とか品川学園なんていうのも、もしかすると全体の使用料は40%に行っていなくても、1人当たりというような考え方をすると、逆に伊藤学園と同じか、もっとそれ以上になるんじゃないかなと、ちょっとパッと見で思うんですけれども、例えばそういうところまで考えたときに、じゃあ、今後、この八潮とか品川学園なんかもどうするか、そことの整合性なんかもちゃんと考えているのかどうかというのはどうなんですか。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 私ども、地域開放を進めるセクションとしましては、学校が温水プールをつくって地域に開放しましょうというようなところで、我々も地域に開放させていただいているところでございます。そんな中で、八潮は立地的にも、今やっと2万人になっていますけれども、品川学園については、この平成23年5月にオープンいたしました。そんな中で、今後、場所的にもそんなに悪いところではないと思うので、徐々に品川学園のほうは伸びていくと思います。そして、1人当たりの電気使用料ということでございますけれども、費用対効果を考えて、我々も今後進めていけたらというふうに考えています。今現在では、学校のほうから、全体の学校としての使用料の問題を、今、提案されまして、そこで今回の取り止めになったというような形で報告をさせていただいたところでございます。


◯武内委員
 やっぱり今後は、そういう1人当たりのということも含めて整合性を持っていかないと、ご説明いただいても、人によっては学校を見て、うちは高いけどほかと比べてどうなんだろうということで、その辺はしっかりそれも含めて丁寧なご説明をいただきたい。


◯井上副委員長
 とりやめる予定であるということが前提の報告だけになっているので、先ほど、もうちょっとシミュレーションがあって、そのことについて民意を、利用している人たちに意見を聞いたのかということが今のお話には見えてこないんですけれども、当初ここにプールをつくったときに、一貫校だから、プールをぜひ開放してほしいということで、地域ニーズがあっての判断だというふうに思うんですけれども、そういう協議の中で、戻って申しわけないんですが、そこら辺の、場所的にこの辺はないんですよね。やっとできたというような地域の方の評価だと思うので、そこについて、区はやろうとしてやったのか、すごいニーズがあって、それに押されてやっぱりやりましょうという判断をしたのか、その辺の一番最初はどうだったんですか。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 これは学校の温水プールの開放につきましては、ご案内のとおり、小中一貫校ができていきますと、小学校、中学校と一緒に使いますものですから、非常に授業等も長く使うということで、それも含めて温水化をしていくというふうに聞いてございます。そんな中で、あわせて地域開放ができるというふうにしていますので、初めから地域開放ありきで建設されたものではないというふうに理解してございます。


◯井上副委員長
 ここでは、温水を中止しても、子どもたちでは5月、10月でオーケーだということで、教育委員会の判断があったと思うんですけれども、今言われた光熱水費で電気代の部分で考えればいいというふうに思うんですけれども、水道代はどこのプールも一緒だし、ガスがちょっとどういうことなのかよくわからないですが、単純に電気代でいくと777万円余ということで、そうすると、先ほどの利用料金の部分もそうだと思うんですけれども、民間プールの12カ所というのは、大体どのぐらいの料金でされているのかというのは情報を持っていますか。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 まず先に、ここのプールですけれども、水道は水ということで、ガスについては、床暖房だとか、シャワー系のものです。それで、電気については、プール本体の沸かしを伊藤学園では電気を使っている。それから、照明、暖房、床暖房、それから先ほど言ったパネルヒーター、電熱器といった空調を動かすものがすべて電気ということでございます。
 そして、民間のプールでございますけれども、民間のプールについても、品川区では12カ所ございますけれども、やっぱりこの民間のプールは、アスレチッククラブだとか、専門的なスポーツ団体の中にあって、会費制というんですか、そんな形で年間会費だとか、月会費だとか、いろいろプログラムがありまして、一律にプールだけの使用料というのは定めていないような感じです。


◯井上副委員長
 そうすると、ここに民間スポーツクラブ等のプールが12カ所ありますという表記は、あんまり関係ないということですよね。プール自体、区民の方が利用しているところで、これもあるからまあいいんじゃないでしょうかねみたいな表記では、もしそういうことであるならば、民間に比べてこのぐらいの料金で料金設定をというような視野になるために書かれているのかなと思ったんですけれども、そういうことではないということですね。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 これは水泳の人口と申しましょうか、水泳を愛好する方々が、水泳を健康のために始めるところで、そういう活動の場所が品川区で幾つあるかということを示させていただきました。そんなことで12カ所ありますということを示しています。


◯井上副委員長
 私は、基本的には、今まで教育委員会のほうで学校の電気使用料の見直しというような視点がどの程度ここに反映されているのかが、ここは所管が違うのでわからないんですけれども、その電気、温水にするためのものについて、使用料の見直しをもし考えたとすれば、例えばここの伊藤学園だけでペイするためであれば、どのぐらいの料金にすればこのまま利用していただけるのかということと、さらには、区全体のプール運営費ということで考えたら、どのくらいにしたら回るのかということを数字で出していただきたいなというふうに思っているんですが、その辺のシミュレーションは当然されている前提で、はなから教育委員会の強い要望があったからということでは説明責任にはなりませんので、そういうことで説明をしていくということが必要で、それでもプールで泳ぐだけではなくて、健康に歩行とかいろいろな方で使っているというのもあるので、そこがどうなのかということと、あと、貸し切りで使っている部分というのは、多分、スポーツ協会とか水泳協会のほうで教室をやっているものなのかなというふうに思うんですけれども、ああいうものにもう少し利用料を、私は広報でずっとよく見ていて、そういう教室ということだから、何回も、10回とか16回コースという、乳幼児から高齢の方たちすべて、そこの使用料が本当に適切なのかというようなことも含めて検討すれば、やり切れるところもあるんじゃないかというふうに思うんです。
 だから、やめる予定にしました、これは学校施設なので、いくらこっちで言ってもだめなんですよと文化スポーツ振興課が諦めるのか、そこはちゃんとシミュレーションしていって、こういうこともできますよというふうにお考えになるのか、できればそっちの方向で調整をして、でも、だめなんだというのがちゃんとあらわせないと、これでは説明ができないかなと思うんですけれども。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 1点目の考え方と貸し切りも含むものについて、費用対効果と申しますか、光熱水費と、また使用料の考え方だというように理解しました。
 そんな中で、品川区では、資料に示したとおり6カ所のプールがございます。それぞれに条件が違って、ある場所にエリア的な条件も違ったりだとか、そんな形になっています。一律に伊藤学園の温水プールが、学校全体の経費がかさむということで、今回このような形にさせていただきました。それで、貸し切りだとか、そういう使用料については、一応、学校施設使用条例の中に含まれているものでございます。ですから、今後、学校施設使用条例を持っている学校のほうと、使用料の考え方についても全庁的なことになると思いますので、それは研究をさせていただきたいというように思います。


◯井上副委員長
 条例については、また後の問題なので、条例改正は考えればいいことだから、それは答弁がちょっと違うと思うので、多分シミュレーションされていると思うんです。777万円をどのぐらい上げたらできるのかとか、1回350円ではなくて、大体1回1,000円ぐらいにならないとできないということであれば、そういうことを区民の方に投げたとしても、気持ち的には1,000円でも続けますというような声があったとしても、結果、あけてみたら全然利用がなかったとかというのはよくありがちなことなんですけれども、でも、どのぐらいになるんでしょうか。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 今のお尋ねでございますけれども、先ほどもちょっとお話ししましたけれども、伊藤学園は先ほど言ったような電気の使用料として、電気でプールを温水化している。いろいろな各学校ではガスでもってやっている。冒頭言いましたが、伊藤学園では全体の40%、日野学園では全体の26%、それぞれに電気のかかる使用料等が違うわけです。ですから、そういう形でもって一律に使用料金をアップするだとか、そういうものは今現在は私どもは持っていません。しかし、全体の使用料の考え方としては、今後、温水プールの施設を運営していく上で、貸し切り料金も含めて研究させていただきたいと思います。


◯中川原地域振興事業部長
 課長がるる言っていますが、品川学園と八潮学園は利用者が少ないので、今後、全体のこういった学校プールの一般開放を考えていくという問題と、伊藤学園の今回のプールの大きな違いは、構造上の違いなんです。屋上にプールがあるというのは、一般開放を想定していませんでしたので、物理的に限界がありまして、それで先ほどから二重投資とか、そういう問題が出ていますが、これ以上続けるというのは、やはりそういった使用料金とかで割り返してやっていくようなレベルの問題ではないということをご理解いただきたいんです。
 それで、節電につきましても、3・11があってから、区としても大きなテーマとして区民の皆さんにも呼びかけてやっているところでございますし、平成19年に伊藤学園がオープンするときの状況とも大きく変わっておりまして、そういった意味で学校のプールを子どもたちのために一貫校のプールとしてよりよく使ってもらう。そして、それを一般の方にも使っていただけたら、さらに地域のスポーツの振興に役立てられるだろうということでやってまいりましたが、伊藤学園につきましては、もうこれまでも、先ほど来、二重投資と言われながら、電気パネルとか床暖房もやってきましたけれども、これでもまだだめなんです。夏は暑いし、冬は寒いという苦情がおさまらないんです。4割ももちろんあるんですが、もう一つそういった区民の方に冬でも夏でも快適に使っていただける環境を今のままでは抜本的に工事し直さなければやれないという状況は、ほかの小中一貫校とは全然違うんです。品川学園も八潮学園も屋上にはプールはありません。ですから、今後そちらの学校につきましては、利用者増と、それから、もしこのまま少ないのだったら、皆様方からご提案いただいたように、使用料を全体の一般開放の中で工夫したりとか、そういったこととして工夫はできるんですけれども、こと伊藤学園につきましては、そういうことの対応だけではできなく、施設経営の観点から、これ以上続けるのは非常に難しいという判断に至ったわけです。
 先ほど、民間の12のプールというのもありましたが、今使っている方がそこに行くということではありません。ただし、区の中で水泳を愛好する方がすべて区立のプールを好まれるということではなく、選択肢としてこういういろいろな資源がこの町にはあるということを参考までに課長のほうからご報告させていただいたということでございます。


◯井上副委員長
 部長のおっしゃることはわかるんですけれども、使用料全体に見直しというところに今ちょっと方向が行ってしまっているので、私はそういうこと言っているわけではなくて、伊藤学園について、単純に26万8,000人の方が全員お金を払っているとか、そうではないのでわからないですけれども、これで1人10円上げれば268万円というふうに考えれば、そういう感じでこれ掛ける料金ではないので乱暴だとは思いますけれども、そういうことをちゃんとやった上で、存続するためにどういうアイデアがあるかということを、どういうふうに検討していただけたんですかということが、今ここにあらわしていただきたいんです。そして、先々、先ほど言った保温とか床暖房、これも聞いておきますけれども、今まで追加で投資をされた金額というのがどのぐらい、今、部長もこれから先々多分そういうこともまださらにあるだろうということを前提におっしゃっているので、二つ質問なんですが、ここも一緒に聞いておきます。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 2点目のこれまでにここにどのような投資を幾らということなんですけれども、大変申しわけないんですけれども、これも学校のほうの予算でやってございますので、そちらのほうのものについてはこちらは理解していません。この温水プールに関しては、私どもとしては、監視員の委託料だとか、そういう一般開放をする上での委託料は計上させていただきますけれども、施設の改修等については教育委員会のほうで持っていますので、私どもではわかりかねます。
 1点目の考え方のいろいろシミュレーションしたかというお話でございますけれども、今回も初めのとっかかりが、部長がご説明したように、伊藤学園の光熱費が高いというところから入ってきました。そんな中で我々は、そこを切り口として6カ所を見たときに、利用者の数をまたここで豊葉の杜が増えるわけです。そんな中で豊葉の杜に移行ができたりだとか、バランスを考えた、そういうシミュレーションはさせていただきました。


◯井上副委員長
 文教委員会の議論もあるかと思いますけれども、ここで取りやめる予定であるということではなくて、こういうことを検討して、やめることありきでスタートしているなという、こういうふうに考えて、電気料の問題は初めからわかっていたことじゃないですか。全天候型で屋内プールでない温水プールを始めようといったときには、構造上かかるということはわかっていた。わかっていてやりましょうと判断をして進められたことだと思うので、そこの部分については、地域バランスで見ても評価ができると思うんですね。だから、やめますという決定ではなくて、もう少し検討をすべきだということで、説明責任をこれでは果たせないと思いますので、もう少し検討すべきということで、私はほこをおさめたいと思います。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 今回、恐縮ではございますけれども、とりあえず区として伊藤学園の温水プールの温水はもう取りやめということで、一般開放の取りやめについてということで決定をさせていただきました。
 それで、つけ加えさせていただきますと、ご案内のとおり、学校の生徒も温水はすべて中止にするということでございます。


◯西本委員長
 委員長からよろしいでしょうか。
 2点ほどお聞きしますけれども、光熱費の予算というのが、教育費のところからということなんですが、それはこの所管の予算からということができているのか、条例上違うというとはそれまでなんですけれども、ただ、一般開放でというのであれば、そこの費用は当然なく、その担当のところが出すということは当然であって、そういう方法だって考えられる、それができなかったのかということと、それから、この伊藤学園は一貫校は2校目なんです。ここに一貫校をつくるときに相当もめているんですよ。その経緯は皆さんご存じだと思うんですけれども、その際に、本来であれば一般開放するつもりではない状況でつくった、その経緯もわかっています。それを、反対運動いろいろなことがあって、地域の要望があって一般開放しましょうということで苦肉の策だったということがあるんですね。そういう経緯を踏まえた中で、これを説明会をしていかないと、かなりの誤解を生んでいくだろうというように思うんです。その後、次からできたものについては、温水プールという形につくり上げたということがありますけれども、伊藤学園は初期の中の一つなので、簡単に光熱費がかかるからだめよと言うには、ちょっと説明が不足している部分があると思うんです。副委員長が言ったように、ちゃんとシミュレーションが必要だと思いますし、見立て違いということも言われていらっしゃるし、経緯を考えると、もう少し考えてやっていくべきではなかったのかという部分はあると思うので、ここの説明をこれだけではちょっと地域に入っていくときには納得できない部分が出てくるだろうと思っていますので、そこの考え方をお聞きしたい。


◯安藤文化スポーツ振興課長
 予算の件でございますけれども、私ども、今、所管している学校の体育館、学校の校庭、すべてが教育委員会の所管、夜間の校庭につきましても、使用だとか使用料につきましては、みんな学校のほうで面倒を見ている。また、公園についても、公園運動施設については、すべての管理業務は公園課が持っている。文化スポーツ振興課が皆さんのスポーツの窓口になっているというところで、本当に区民のスポーツの活動場所というのが、学校の補完施設であったり、天王洲球場であったり、そういうような形になっている。そんな形で区としてはそれぞれの所管がすべての施設の維持管理経費だとか、そういうものを持っているところが現状でございます。
 2点目の地域の要望があってこれまでやってきたというお話でございますけれども、それを受けて、この中止に当たっては、きめ細かく地域の方々、また団体の方々にご説明をさせていただきたいというふうに思っています。


◯西本委員長
 そのほかにご質疑ございますでしょうか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 ご発言がないようですので、これで本件を終了いたします。
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 (2) プレミアム商品券発行事業への助成について


◯西本委員長
 次に、(2)のプレミアム商品券発行事業への助成についてを議題に供します。
 本件につきまして、理事者よりご説明願います。


◯米田商業・観光課長
 それでは、お手元の1枚の紙になりますが、プレミアム付区内共通商品券発行事業への助成について、ご報告をさせていただきます。
 春にも年間の予定ということで説明させていただきましたが、秋口になりまして、秋分の区内共通商品券、緊急経済対策の一環といたしまして、地元商店街に対しての購買意欲の向上、あるいは区内共通商品券のさらなる流通の拡大、または地域商店の活性化ということで、区内の景気対策、商店街振興を図るために実施いたします。
 春半分、秋半分ということでやっておりますので、秋口につきましては、プレミアム分3,000万円を含めた合計発行額3億3,000万円の発行ということで、プレミアム率10%、発売の開始ですが、11月5日月曜日を予定してございます。
 使用期間におきましては、翌年の2月28日までということで、約4カ月間、歳末商戦を踏まえまして4カ月間の使用期間ということになってございます。
 販売単位ですが、1冊1万円で、500円券が22枚つづり、1万1,000円分ということで販売をいたしまして、販売制限といたしましては、1人5口までということになっております。
 販売場所につきましては、これまでと同様に、区内郵便局各所42カ所ということと、商店街事務所主立ったところの6カ所、それから商店街連合会の事務局というようなことで販売をさせていただきます。
 経費のほうですけれども、流通促進のプレミアム分ということで3,000万円、プラス流通促進事業特別助成分ということで、商品券の印刷ですとか、PRのためのポスター、あるいは取り扱い店の一覧表の印刷等の関係で924万円ということで、合計3,924万円の助成を区商連に対し実施するものでございます。
 区民の方へのお知らせにつきましては、10月21日号の広報紙で、11月5日から販売しますということでお知らせをさせていただく予定でおります。時間の関係がございまして、まだパンフレット等はでき上がっておりませんので、この1枚の紙でのご説明となりますが、どうぞよろしくお願いいたします。


◯西本委員長
 説明が終わりました。
 本件に関しまして、ご質疑等ございましたらご発言願います。


◯武内委員
 プレミアムについては、私ども、非常にいい取り組みだと思っているんですけれども、正直これで景気がどこまで対策として効果、それがなかなか具体的なものとしては、ちょっと私どもつかみ切れないところが正直あるんですけれども、ただ、非常に関係者からの、また区民の方からの要望があるので、やっていただいているというのは非常にいいなと思っているんですけれども、ただ、実際、これを何回かやってみて、その効果、区としてはどういう形で検証というんですか、やられているのか、もしわかれば。


◯米田商業・観光課長
 検証といたしましては、委員もおっしゃいましたように、なかなか難しい問題もございます。一つは、区民の方がやはりこの発売について待ち望んでいらっしゃって、ある種、発売から一定期間の間で売り切れてしまう。それから、こちらの流通拡大につきまして、各商店街商店主の方々も非常に自分たちのところに買い物のお客様がいらっしゃるということで、しかも一定期間で区内の商店街に対してというようなことで、こちらについては継続していただければというようなお話が多々ございます。そういった意味では、いわゆる一定の金額が区内の商店街のほうに必ずお金が動くというようなことでの検証ということになろうかと思いますけれども、これまでもいろいろ関係者の方々のご要望等踏まえまして、現在も経済状況は厳しい状況でございますので、今回も当初予算から予算を組みまして、この秋口も実施してまいりたい、このように考えているところでございます。


◯武内委員
 関係者の声はやっぱり直接利益に供するところなので好評なのは当然なんだろうなと思うんです。その一方で、ずっとこの何年か続けてきているので、それなりに金額をかなりやっていますので、例えば、商品券がどこで使われたのかという調査というんですか、それは結構手間がかかるとは思うんですけれども、その分、費用がかかってくると思うんですけれども、そういうことも今後の、それによって何が具体的にできるのかというのをまた検討しなければいけないんですけれども、全くただ何となくイメージで、いいことだから、いいことだからと続けてきていますけれども、じゃあ、本当にいつまで続けるのと、もろろんずっと続けてもらえるなら商店の方とか区民もうれしいことなんですけれども、実際にそれだけ投資してきて、これだけのデータがありますよ、そこからこういうことが考えられますよということも、区としてはやっていなければいけないのではないかと思うんです。それで、そういう部分では、そういう実態調査みたいなことで、どこの商店街で、例えばどこの店でどれだけ使われたんだと、そういうあんまり変なところ、お店の比較になってはいけないんですけれども、区の中ではそういうデータを持った上で、それを今度どういうふうにしていくのかということも考えなければいけないのかなと。
 それで、ある商店の方なんかは、こんなことを言うから、それはないだろうと思うんですけれども、商店の方が自分で買って、変な話ですけれども、後で換金すればわからないわけですね、極端なことを言えば。それはその方がそういうことを言って、実際どうなのかわかりませんけれども、そこは実態調査をやってもつかめない部分かもしれませんけれども、いずれにしても何かそういうことをやらないと、区内の景気対策、商店街振興ということで続けてきて、我々も賛成しているので、それは責任の一端を共有しているんですけれども、できれば区としてもそういう裏付けとなるようなものもやっぱりつかんでもらう努力はしていただかなければいけないのかなと思うんですけれども、どうでしょうか。


◯米田商業・観光課長
 まず、区内の商品券取り扱いの商店主の方については、この商品券を購入できないという縛りということで、約束事で運営をされております。確かに完全にその辺のところを調べることは難しいかと思いますが、それをやられてしまうと、この商品券の事業自体が破綻してしまいますので、その辺のところは厳に各商店主の方に慎んでいただくというか、その辺は適正に対処していただけるのだろうというふうに考えているところでございます。
 それから、これまでも入り口の調査につきましては、商店街連合会のほうで何度かやっておったところですが、出口の調査につきましても、この間、区議会からいろいろなご意見もいただきまして、平成23年度の秋口の商品券の回収状況ということで、ある程度、全部追跡することが、その換金の仕方ということもありますので、全部ということは難しいのですけれども、使われ方を見ておりますと、やはり規模の大きいところ、例えば、青物横丁ですとか、戸越銀座、あるいは武蔵小山、そういうところでの使用といいますか、結局、最終的に商品券を受け取った店舗ということになりますけれども、そういうエリアが多いというふうには一応確認をとっております。
 ただ、区内全域を見ておりまして、このエリアで全く使われていないよというようなことは、ある程度パーセンテージの上がり下がりというのはあるんですけれども、あまりそういうあるエリアで全く使われていないというようなことはないのだろうというふうに、そのデータからは見てとれるところでございます。
 それからあと、業態に関しては、主にいろいろものを扱う、ミニスーパーというか、いわゆる個店でやられている生鮮も扱ったり、物販も扱ったりというところでの使われが比較的多いのかなと。次いで食料品関係、あるいは本や眼鏡等の文化用品についてもある種使われている。これも、ある種、比率的には多い少ないというのがあるんですけれども、ほかの分野の業態であっても使われているというようなところは思っております。
 ただ、1点だけちょっと私のほうでやっぱり気になるのは、そのものの単価が安いところについては、やはり500円という単位でお金を支払って、基本的にはおつりのないようにということでやっておりますので、一つ当たりの物の単価が安いところでは、なかなか使われ方としては難しい状況であるのかなというようなところで、例えば、パンとかお菓子とか、業態もちょっと狭めた業態になっているんですけれども、そういうところでは、全く使われていないわけではないんですけれども、全体的に見ると、比率的には小さいかなというようなことを結果として得られております。
 この辺は商店街連合会や区のほうも共同で出口の調査というのを行っておりまして、この辺、データを商店街連合会とも共有しまして、今後どういったことに反映させていけるかということについては、また改めて考えてまいりたいと思ってございます。


◯武内委員
 そういうふうにやられていただいているというので非常に安心したので、今度、私たち、何かの形でそういう個店の各名前がわかってしまうとあれなので、そうではなくて、今おっしゃっていただいたようなデータをまた教えていただいて、我々も一緒に商店街振興、それをもとに何ができるかというようなことをきちんとやらなければいけないんですけれども、その上でちょっと1点、中延のアーケード街、商店街が、このプレミアムに5%上乗せして独自で商店街でたしか上乗せしてやっていたと思うんです。例えば今、青物横丁とか、戸越銀座とか、武蔵小山とか出ましたけれども、その中延で平成23年のときにやったかどうかちょっと定かではないんですが、そういうそこでの使われ方みたいなものとか、そういう特徴があれば教えてください。
 それとあと、今、ミニスーパーとおっしゃいましたけれども、スーパーの名前忘れた、名前はちょっと忘れちゃったけれども、まいばすけっとですか、そこもこれは使えるんでしたか。


◯米田商業・観光課長
 ご存じのように、中延のほうも比較的規模の大きな商店街ですし、商品券の販売自体を商店街事務所で行っている関係もあります。それから、やはりその辺のところはプレミアム商品券の機会を生かした商店街独自の商売の仕方というようなことでは、中延のほうも比較的パーセンテージは高いものというふうに考えてございます。
 それからあと、ミニスーパーという表現がちょっとよくなかったかもしれませんけれども、いわゆる大規模の資本の入っているまいばすけっと等ではこちらの商品券は使えませんので、いわゆる個人商店で幅広く生鮮食品ですとか、お菓子ですとか、あるいはお惣菜、そういう食べ物関係を幅広く扱っているところでの利用が比較的多かったなというような結果になってございます。


◯石田(ち)委員
 この間、取り扱っていますという商店に入ったら、「取り扱いやめちゃったの」と言われてびっくりしたという話を聞いて、当初の加盟店舗と今の状況というのは、増えているのか減っているのかを教えてください。


◯米田商業・観光課長
 おっしゃるように、例えば換金する手間が、これはもう商店主の方のお考えにもよるかと思うんですけれども、そういうことが非常に面倒だということですと取り扱いをやめるというケースもありますが、逆にお宅のところは商品券を扱っていないのというようなことを言われて、じゃあ、ぜひ扱いたいので商店街に加盟するとか、あるいは個人的に商店街連合会に手続きをするというようなことでの流れはございます。
 そういった意味で、最近、2,200店舗で使えるというようなことですし、この辺のところはほぼ横ばい、ただ、若干やりたいというところが少しずつ増えているというようなことは商店街連合会のほうから聞いてございます。


◯石田(ち)委員
 そういった商店が増えていかないことには、このプレミアム商品券の意味がないなというふうに思うんですけれども、そういった増加させようとしたり、実質的な効果を上げるために改善してきたことは今まであるのでしょうか。


◯米田商業・観光課長
 これもなかなか難しい話ですけれども、我々、プレミアム商品券というものを使い始めて、その辺のところでやっていく中で、いろいろ商店街の方のお声とかを聞いているところです。そういった中で、先ほどもありましたけれども、これは区商連のほうの努力にもよるんですけれども、基本的に区商連に加盟している商店街ということでの取り扱いであったところを、個人でも、一定の手数料はかかりますけれども、商店街連合会に加盟していない店舗でも、一定の手数料を払えば商品券を取り扱えるというようなことでの便宜を図っておったり、あとは、一応、取り扱いの期限というものがあるんですけれども、その辺のところを若干大目に見たりというような、いわゆる換金です、大目に見たりというようなことの配慮はしているというふうに聞いてございます。


◯井上副委員長
 先ほど、特別助成分というところで、印刷費系の内容があったんですけれども、販売場所への何か取り扱い謝礼ではないですけれども、そういうものがこの中に入っているのか、いないのか、いるとしたら、どのぐらいの経費が使われているのかということと、先ほど、加盟店で換金手続が商店主さんの考え方で大変かもしれないということと、手数料の登録のことが、商店街に入っていなくても手数料を払えば加盟店になれるんだという説明があったんですけれども、ちょっとそこの仕組みが私は理解できないので、説明をいただけますか。


◯米田商業・観光課長
 まず、1点目のほうですけれども、主に郵便局等で売り出しを行う関係、それから、商店街事務所でも売り出しを行いますが、そちらに関しては、1冊当たり80円の手数料ということでお支払いしてございます。こちらは全部売れたときの額ですが、総額で240万円ということになってございます。
 それから、あともう一つのほうですけれども、基本的に商品券事業というのは商店街連合会がやっているものでございますが、商店街連合会に全部の商店街が加盟しているかといいますと、実際のところ、区内に108ある商店街のうち、加盟しているのは70程度ということになっています。そうすると、基本的に残りの商店街の商店主さんについては取り扱いができないということにはなるんですが、個人的に一つの商店として商品券を取り扱いたいということになりましたときには、商店街連合会のほうに通常は加盟していないものですから、その商品券の取り扱いのための年間手数料を若干支払った上で取り扱いができる、このようなシステムを構築しているということで聞いてございます。


◯井上副委員長
 では、その1冊80円は、今、売れたらということの答弁だったみたいなので、預かりではなくて、売れたときに金額ということで、ほとんど完売ということだったので、そこは前もって預けるという仕組みなのかわからないですけれども、その辺は全部が売れているということになっていますか。


◯米田商業・観光課長
 こちらの商品券ですが、通常、かなり早期に完売しております。そうすると、その実績に基づいて、その各所で何冊売れたか、それで1冊当たり80円の販売手数料をそちらの取扱事業者にお渡しするということの内容になってございます。


◯井上副委員長
 1冊80円のその手数料というのは妥当なんですか。何かどうかなと思うんですけれども、その辺はどういう算出根拠でされているんですか。


◯米田商業・観光課長
 妥当かどうかということになると、比較的安い手数料なのではないかというふうに思っております。一般的に郵便局で物事を仲介するときには、郵便局は、いわゆる率にすると0.8%の率なんですけれども、そういう0.8%の率での取り扱いは基本的に郵便局はしないというような流れになっているようですが、品川区の郵便局が一体となって品川区の各商店街、商店と連携しながら、地域経済を含め盛り上げていこうという中で、この取扱手数料でやっていくということになっております。


◯西本委員長
 ほかにご質疑ございますでしょうか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 ご発言がないようですので、これで本件を終了いたします。
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 (3) 高齢者の消費者被害防止に向けた地域での見守りについて


◯西本委員長
 次に、(3)の高齢者の消費者被害防止に向けた地域での見守りについてを議題に供します。
 本件につきまして、理事者よりご説明願います。


◯米田商業・観光課長
 それでは、お手元に何枚かお配りしておりますが、1枚目の白い紙、高齢者の消費者被害防止に向けた地域での見守りについてということで、ご説明をさせていただきます。
 高齢者の方ですが、今もはびこりますさまざまな悪質商法により、消費者被害がとどまるところをなかなか知らないということもございまして、その被害の未然防止を図るとともに、周りの方の早期発見により被害額などを最小限にとめるというようなことを目的にいたしまして、緑色の紙になりますが、毎年高齢者被害防止の共同キャンペーンということでリーフレットをそれぞれ作成してございます。こちらのリーフレット、あと、説明の青い紙、それから黄色い紙あわせて、これを年に1回ですけれども、リーフレットの作成時期にあわせまして、地区の民生委員協議会におきまして、最近の高齢者の方々の消費者被害について、各地区の民生委員協議会に出向きまして、消費者センター職員が説明を行いまして、通常回られます地域内でのひとり暮らしの高齢者の方々の異変あるいは見守りについてお願いするとともに、もし変化が見られた場合は、消費者センターへのご連絡、ご相談をお願いするというようなことで、今年度でもう3回目というようなことになってございます。
 私のほうで今週末に民生委員協議会の会長会のほうで全体の会長さんのほうにはご案内をさせていただきまして、その後、各地区のほうへ消費者センター職員が民生委員協議会の開催、10月ということで回らせていただくということになってございます。
 資料ですけれども、後ろについている3枚の資料で、それぞれの民生委員の方にお願いをするということになります。
 青い紙ですけれども、高齢者の消費者被害を防ぐために、地域での見守りにご協力をお願いしますということで、最近の傾向ですが、消費者相談全体で2,530件ですが、70歳以上の高齢者の方、あるいはご家族の方からの相談は366件で全体の14.5%というようなことでございます。こういうことを説明してまいります。全体の傾向といたしましては、ここ数年1%ずつ上がってきていて、10%、11%というような傾向だったんですが、昨年約15%ということだったかと思いますが、パーセンテージからするとほぼ横ばいになっているというようなことですが、依然として被害は減っていないというようなことでございます。
 相談内容の内訳上位といたしましては、1位、2位、3位ということで、金融・保険サービスが一番多く、それから、この辺は内容がよくわからないということもあるのでしょうが、運輸・通信サービスの関係、それから健康食品等の相談の関係というような内容での相談が多くなってございます。お金や健康などの不安要素をついた勧誘が多く見られるというような結果が出てございます。この辺が、当然、ご家族の方ですとか、あるいは訪問介護のヘルパーさんとかがお宅にお邪魔していれば、そういう方々もそうですし、あるいは町会の方々等もそうなんですけれども、周りの方々が見守りをしていただく中で、おかしいなということがあれば被害を未然に防ぐというようなことをしていただく。民生委員の方々がこの辺のところは一番よくご存じでいらっしゃいますので、この辺のところは当然もうよくおわかりになっていることだとは思いますけれども、高齢者の方々は自分が被害を受けているという認識すらも薄く、それから、悪質業者も次々と、これが商機ということになりますと、次々と勧誘をかけてくるということで、資金、結構お金もたくさんお持ちの方も多いですから、そういうものを短期間で失ってしまうというようなことがございますので、下にあるような、見なれない人がたびたび出入りしているですとか、常に新しい商品があってお金が何となくなくなってきている、困っている様子があるとか、宅配などの荷物が頻繁に届くとか、日がわりで日用品が安く買えるといそいそと毎日出かけていくとか、あるいは何かふさぎ込んでいる、お金に困っているというようなことがありましたら、状況を確認するなり、あるいは消費者センターのほうに連絡をするなりということで、早期の発見につなげていきたいということでのお願いをさせていただくものでございます。
 黄色い紙のほうに、70歳以上に多い相談事例ということで各種載せさせていただいておりますのと同時に、こちらの関東甲信越ブロックの高齢者被害防止共同キャンペーンという緑色のリーフレットは、どんな事例があるのかということをイラストも含めてわかりやすく掲載をしておりますので、この辺のところの情報提供をさせていただきまして、高齢者の方の被害防止というようなことでの取り組みを消費者センターとして行っていくというようなことでございます。
 説明としては以上でございますが、町会長等に対しては、区政協力委員会でのお願い、あるいは訪問介護事業者等につきましては、高齢者福祉課や在宅介護支援センターのほうへの出前講座等で同様のお願い等をさせていただいているものでございます。


◯西本委員長
 説明が終わりました。
 本件に関しまして、ご質疑等がございましたらご発言願います。


◯藤原委員
 消費者センターがどこまで区民のためにやってくれるかというような趣旨で質問したいんですけれども、黄色い紙のところに、金融商品の1)の相談例がありますよね。「銀行に預けていた200万円の定期預金が」というところから、「銀行を信用していたのに生命保険の証券が送られてきてびっくりした」という相談例だったと思うんですが、一つだけでいいので、こういう相談を受けて、消費者センターはどういう解決に向かって動いたのか、どういう結果になったか教えていただけますか。


◯米田商業・観光課長
 介入、うまくいくケースと、やはりうまくいかないケースがございます。このケースについて言えば、長年銀行の営業担当者とは、その高齢者の方はかなり長いつき合いがあって、それまではずっと預貯金の更新、更新というようなことで来ておったところが、今度、生命保険はいかがですかというようなことで、どちらかというと、その方を信頼していたというようなこともありまして、こちらについて承諾してしまったと。その辺のところは、完全に相手を信頼していたので、いわゆるリスクを伴う商品を勧められるとは思わなかったというような趣旨なんですけれども、これについては当該の銀行に消費者センターが入りまして、ご本人はそういうふうにおっしゃっているので説明をしてくれないかというようなことで消費者センターの相談員も入った上で、消費者センターに来所していただきました。銀行の方も、営業の方と、それからその上司の方、数人でいらっしゃって、きちんと説明して、書式も整ってやったはずなんだけれども、そういうふうに考えられているとすれば非常に不本意だというようなことではありましたが、一応契約としてはきちんとしていたというようなことになっておりまして、その辺については、判断能力も鈍ってきているかもしれませんから、今後こういうリスクを伴う商品はご本人の意思とは反する契約になってしまうこともあるので、そういうものはこの方には勧めないようによろしくお願いしますということを家族の方も入っていただきながら、銀行の方とお話し合いをして、すぐにまた別の契約に乗りかえたということになっておりますが、一応おつき合いがあるので、その営業の方をやはり信頼していたというようなこともありますので、このケースにつきましては、今もその方とのおつき合いは続いているというようなケースだということで聞いてございます。


◯藤原委員
 この方のご親戚でも、よくだれだかわからないんですけれども、改めてよかったですね。消費者センターが入って、そういうふうに契約が誤解を受けないようにやり直してくれたということなので、今後も消費者センターにはいろいろな例が来ると思うんですけれども、やっぱり消費者センターを強化して、その辺も法律に基づいて、法律を担保にどんどんやれることはやっていっていただきたいと思うんですけれども、その辺に関して、担当の課長として消費者センターをどういうふうに今後考え、どういう形でこういう方たち、高齢者等においても契約問題はいろいろ出てくると思うんですけれども、その辺については、大きな、どういうふうに考えていらっしゃるのかお尋ねします。


◯米田商業・観光課長
 本当になかなか全部が全部解決に向かうようなものではなく、調整に入ってもうまくいかないというものもある中では、最近の傾向といたしましては、この高齢者もそうなんですけれども、1件当たりのいわゆる対応時間が非常に長くなっているということがあります。そういった意味では、消費生活相談員の負担というものも、1件当たりについて言うと、時間も長く拘束されてというようなことで負担も増えつつあるのかと。件数的にはそんなに変わらないんですけれども、多分時間的に直すとある程度かかっているというような中では、今年度、消費生活相談員の勤務日数、相談員の了解をとった上で1日増やして相談体制の充実を図る。あわせて、その充実を図った中で、なかなか研修等に出る時間もないというようなこともあったんですけれども、悪質商法というのは手を変え品を変えで常に変わってまいりますので、その辺の情報を鈍らせてはいけないということで、研修会のほうにも積極的に参加していただいて、こういうような事例を少しでも減らし、また、払ってしまったものについては、可能な限り被害を取り戻してあげられる、限界はありますが、そういうようなことでのお役に立っていきたいというようなことを私どもも考えてございます。


◯山内委員
 1点要望させていただきたいんですが、これは品川ではないんですが、よく廃品回収で無料にて引き取りをしますという業者がありますよね。無料で引き取りますよと家に上がり込んで、特に高齢者のところが多いというんですけれども、じゃあ、これも持っていきます、あれも持っていきますと言って、言いなりになってしまって、それで、これを1個持っていくよりも、普通では考えられない金額を要求されて、結局もう家に上がり込んでしまっているから、年寄りなんかは結局抵抗もできずに、持っていってくださいと。出された金額を請求があったら結構な金額だったという、そういった悪質の業者がありますというようなことを、正当にやっているいわゆる廃品回収の業者の方から言われたんですよね。やはりこの品川でもそういった相談があるかちょっとわからないんですけれども、そういったことがあるという例を伺ったので、そういった意味で、こういう高齢者を守るといった意味で、やはり区のほうからそういった周知もちょっとしていただきたいなという要望があるんですけれども、もし何かあったら。


◯米田商業・観光課長
 消費者相談に関しては、基本的に東京都なり全国なりと情報のほうはある程度共有しながらやっているところで、廃品回収業の方でもきちんとやっておられる方がいる反面、そういうようなことで、ある種、だまし討ちみたいな形、あるいは訪問して押し買いをするというようなことも事例は多々あろうかと思います。そういうものについては、消費生活相談員が出前講座というものもあって、地域の方々のご要請がありましたら、こんなことに気をつけてくださいというようなことで、こんな事例がありますのでよく注意してくださいというようなことを申し上げることもできます。そういう機会だったり、あるいは、今、区のホームページにもありますが、品川区の職員を名乗るうその電話がかかっておりまして、それで高額医療費の払い戻しがある等を言って、結局ATMを操作させて、その金額を振り込ませるというような手口もありますので、そういうことについてはいろいろな資料も使って、高齢者の方々が被害に遭わないような形でのお知らせをしてまいりたいと、このように考えてございます。


◯武内委員
 第二庁舎の3階の奥のほうに、前、環境情報活動センターがあって、今はあそこは消費者関係の部屋になっていると思うんですけれども、あそこは位置づけとしては消費者センターとはまた別なんでしょうけれども、例えば相談とか、啓発が主だと思うんですけれども、あそこの位置づけというのはどうなっているかということと、活動内容とか、また消費者センターとの連携、その辺を。


◯米田商業・観光課長
 位置づけですが、消費者センターの組織の中の啓発展示室という位置づけになっておりまして、主に消費者団体の方が自主的な活動、会議ですとか、あるいは来訪者の方々に向けた自分たちの取り組みについての啓発というようなことで会場が使われているものでございます。
 その他、あと最近、私どものほうでも、先ほども申し上げました、いわゆる話を掲載していくというだけではなく、実際にそこで消費生活の教室を開くというようなことも行っておりますので、その辺のところ、消費者センターの啓発展示室で実施して、広くそういうことを知っていただくというようなことにも活用してございます。


◯武内委員
 わかりました。
 消費者センター自体は4階なので、あんまり目立たないので、こういう啓発をしていただいて、またいろいろな方をつないでもらえば、連絡をとってもらってできるんですけれども、なかなかそういうのが行き届かない方は、区役所に来たときにあそこにそういう啓発のものがあると、そこに行けば、そこからつないでもらうとか、そこでいろいろな啓発を見て、ああ、気をつけなければとなると思うので、もうちょっと活発にやっていただければいいなと要望しておきます。


◯石田(ち)委員
 この周知というか、周りの意識の高まりもすごく大事だなと思うんですけれども、私の近所でもだまされちゃったという方がいて、本当に気をつけようねということを言ったのに、やっぱり次もまただまされたという。いくら言ってもだめなのかなと思ったりしたんですけれども、やっぱり周りが、先ほど、町会のほうにも言っているというのもあって、民生委員の方にも、出前講座もやられているということもあったので、それでも被害がまだまだ減らないということなのであれば、もっともっと強化をしていく必要があるんじゃないかなと思うんです。
 やっぱり町会とも、それと民生委員さんとも、なかなか交流のない高齢者もたくさんいると思うので、やはり区としてこういったことを本当に防いでいくというところでは、もうちょっときめ細かな対応が必要だろうなと思うんですけれども、いかがでしょうか。


◯米田商業・観光課長
 私どももきめ細かな周知を目指して取り組んでいるところではございますが、なかなかこういったものが減っていかないということは確かにございます。そういうことをまた考えながら、消費者センターとして悪質商法にだまされないためにどのような手段が適切なのかということは考えてまいりたいと思いますが、やはり高齢者の方々の周りにいる方々が、ひとりぼっちにさせないで、やはりかかわりを持って気づいてあげられるような環境をつくるということも一つ重要なことだろうと思っておりますので、そちらについても改めて各方面のほうにお願いをしていきたいというふうに考えてございます。


◯石田(ち)委員
 ありがとうございます。
 出前講座というのは、結構すぐに来てもらえる、簡単にというか、気軽なものなんでしょうか。


◯米田商業・観光課長
 一応10人から20人ぐらいの集まりになった段階で、消費生活相談員が日時をあらかじめお約束させていただいて伺わせていただきます。それについては特に費用はかかりませんということで行っておりますが、原則としては、ある程度日程調整も必要ですので、一応1カ月前にお申し出いただければというようなことでやっておりますが、その辺はある意味、柔軟な対応もとることはできると思ってございます。


◯西本委員長
 ほかにご質疑ございますでしょうか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 ご発言がないようですので、これで本件を終了いたします。
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2 所管事務調査
 観光行政について


◯西本委員長
 次に、予定表の2、所管事務調査、観光行政についてを行います。
 本日は、前回行った商店街支援のあり方と同様に、まずは、これまでに区が行ってきた観光に関する各種事業および関連してしながわ観光協会の実施事業全般についての資料をご用意していただきましたので、これについてご説明いただき、委員会として、観光行政に関しての問題意識などを共有していきたいと思います。
 その上で、さらに掘り下げて調査・研究すべき事業・項目があれば、今後は、それを調査項目として所管事務調査を行っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、まず、本件について、理事者からご説明願います。


◯米田商業・観光課長
 前回の商店街に引き続くような形になりますが、まずは観光事業の全般、これですべてかといいますと、細々としたところはまだあるとは思いますけれども、観光事業の主立ったものについて、ご説明をさせていただければというふうにございます。
 1枚目が品川区のほうの事業ということで、2枚目がしながわ観光協会の自主的な取り組みということになってございますが、品川区の事業のそのほとんどが、しながわ観光協会に実際、作業をお願いしているというような内容になってございます。こちらもあわせましてご説明をさせていただければと思います。
 まず、観光事業の本旨、目的でございますけれども、品川区内は東京の中では東京一、二を争う極めて目立つというような観光スポットというのは、正直なところあまりないのだろうというふうには思っておりますが、各地域に歴史ある神社仏閣、あるいは東側についてはウォーターフロントということで、魅力ある水辺の空間、あるいは商店街が活発というようなことで、魅力ある商店街の取り組みというような、それぞれのエリアにおきまして、それぞれ磨けばきらりと光る観光、人々が訪れたいと思うような資源があると思います。そういうようなものを品川区も、観光協会も、あるいは地元の皆様と一体となりまして発信していくことにより、いわゆる外部から、あるいは区内の他のエリアからお客様をお呼びして、にぎわいを図ると同時に、ある種観光に関係している事業者の方の産業振興につながるようなこと、あるいは、そういう取り組みを通して、品川区にお住まいの方々、あるいは品川区にいらっしゃった方々に、品川というそれぞれの町を非常に好きになっていただく、あるいは何度も訪れていただくというようなことを主眼として観光事業に取り組んでいるものでございます。
 品川区の事業としては、1枚目にございますように、大きな分け方といたしましては、区内の観光情報の発信ということがございまして、まずこれについては、品川の観光マップの作成、その年度年度でどのようなものがいいかということを観光協会のほうでいろいろ検討いたしまして、区との調整の上、観光マップというものを作成してございます。こちらについては、大きなカラー刷りのものもあれば、単色刷りのものもあり、あるいは外国語表記のものもありというようなことで、その時々に応じて、今年はこれで行きましょうというようなことでつくっているものでございます。平成23年度につきましては、品川区全体の桜の名所がわかるような観光のマップということでつくってございます。
 それから、二つ目がホームページ、しながわ観光協会で作成しております「しながわ観光百科」ということで、こちらの区内の観光資源をそれぞれのジャンルごとに分けまして、データのほうを記載していただき、あるいは更新、追加、削除というようなことのメンテナンスをしていただいているものでございます。こちらについては、現在のところ、756件のデータがございます。
 それからもう一つは、実際におもてなしをしていただくいわゆるゲートウェイといいますか、ウェルカムゲートといいますか、そういった意味では、旧東海道のほかに品川宿の交流館、こちらは旧東海道品川宿周辺まちづくり協議会のほうで運営をしていただいていますが、そちらの運営を一定程度補助するということと、しながわ観光協会の事務局の運営を補助させていただきまして、そちらについての情報発信を各方面に対して行っていただく、あるいはいらした方へのおもてなしをしていただくというようなことでの取り組みの支援をさせていただいているということでございます。
 それから2番目の段に行きますと、観光まち歩きということで、これは品川区の隠れた観光資源、魅力を区内の方にも再発見していただくというような意味合いを含めて、これは区内外問わないんですけれども、観光のまち歩きというようなことで、歴史館の事業とも絡めたりしながら、2回程度持っているものでございます。
 それから、ここ数年やっておりますものでは、商店街のお宝発見・つまみ食いウォークということで、こちらについては申し込みが数日ですぐ満杯になってしまうほど人気がありまして、これは主に区外の方が大勢品川区に訪れるというようなまち歩きの事業になっております。基本的に品川区の観光事業というのは、まち歩き、まちを歩いて楽しんでいただく、新たな発見をしていただくということを主眼にしておりまして、こういうようなまち歩きにつきましては、過去においてからずっと継続して続けてきているものでございます。
 それから、三つ目に行きますが、荏原地区なんですけれども、こちらはどちらかというと住宅街が多く、それから商店街としては活性化しているところが多いんですけれども、東海道筋に比べるとなかなか観光というものの資源を見つけにくいということもありますので、平成21年から荏原プロジェクトということで実施してございます。武蔵小山、西小山の周辺ですとか、あるいは荏原町、旗の台の周辺、それから戸越銀座、戸越公園の周辺というようなことで、3カ年、エリアを変えつつ行ってきているものでございます。この中で昨年は、バルというチケットで飲み歩きをできるというようなことでの取り組みを行って、この辺は商店街事業として比較的定着したというところがございます。その前の年は、スポーツごみ拾い等もやっておりまして、そういうようなことも商店街事業で一部定着しているというようなことがございます。
 それから、羽田空港国際化対応事業のほうですけれども、こちらについては、羽田空港国際化ということで、外国の方のお客様もいらっしゃるということで、それと、大田区側の羽田空港から、あるいは品川区のほうは新幹線の品川駅というようなことで、広くお客様が動くようになりますので、その辺を水辺も活かした事業という中では、羽田沖のクルーズというようなことで、年に1回程度、数日に分けて行っておったり、あるいは外国の方々に情報発信というようなことでは、ある特定の航空会社になるんですけれども、機内で品川のガイドブックを日本の紹介の記事の中に入れて、品川のガイドブックとしてお渡しすることにより、それを見た方が品川にいらっしゃるというような取り組みも進めているものでございます。
 それから次の段が、被災地観光促進支援事業ということで、被災地応援ツアー、これは昨年から始めたものですが、今年度、商業・観光課のほうに所管を変えまして、観光協会にこの辺の事務を担っていただいているものでございます。
 それから、品川区内に限らず、広域的な観光のまちづくりの連携という意味では、東京都の補助事業がきっかけになるんですけれども、品川・大田地域観光まちづくり推進協議会を立ち上げまして、こちらについても品川区が一定の金額を大田区とともに負担させていただいて運営をまちづくり協議会に担っていただいているということがございます。こちらについては、品川区、大田区の両広域のマップを作成したり、あるいは両方の観光協会等が連携しながら事業を実施したりというようなことで共同での取り組みを進め、あるいはお互いの取り組みについて情報交換を行ったり、自分の区の取り組みに活かしていこうというようなことで行っているものでございます。
 品川区の事業といたしましては、こういうものが主な取り組みということになってございます。
 それから、2枚目に移りまして、しながわ観光協会の独自事業でございますが、区内の観光情報発信という意味では、先ほどもありましたが、昨年の7月20日にオープンいたしましたしなかんPLAZAにつきまして、観光情報の発信ということで、広くお客様にいらしていただいたり、観光の案内をするというようなことでの取り組みを進めていただいているところでございます。
 あわせて、土日のほうですけれども、これも旧東海道筋になりますが、あぶりや連というところで観光案内所を土・日・祝日の日中に設けまして、旧東海道のまち歩きを楽しむ方の利便性向上、楽しむためにガイドさんが常駐して名所等を案内しているというようなこともございます。
 それから、観光協会設立当初から行っておりますのが、こだわりグッズの販売ということで、サンリオの提携商品や品川の関連食品の販売により、品川を広く認知していただくというようなことでの取り組みもずっと続けているというようなことになります。
 それから、もう一つのジャンルが観光の自主事業ということですが、これも観光協会発足の当時からずっと続けておりますのは、風流屋形船ライブということで、やはり水辺を活かした取り組みを進めていこう、その中に江戸の粋を入れていこうということで、幇間の方ですとか、手妻という江戸の手品ですとか、そういうような方々に船に乗りながら景色を楽しむと同時に、そういう江戸の文化にも触れていただくというようなことで、こちらについてはずっと観光協会設立当時から行っている事業で、毎年3月ぐらいに行っております。
 それから、品川の味と焼酎をコラボさせてというようなことで、主に飲食店の方々が中心になっておりますが、焼酎とともに品川の味を楽しんでいただく機会ということを年に2回程度やってございます。こちらについては平成15年からですが、今年度からしながわ観光協会は後援に回り、事業者方の自主的な運営に委ねるということで、観光協会から若干離れて自立した事業というようなことになるかと思います。
 それから、品川宿遊覧inしながわ宿場まつりでございますが、これは旧東海道などありましたが、しながわ宿場まつりにあわせて、江戸情緒あふれる屋形船に乗船しまして、宿場まつりと同時に品川の水辺を広く楽しんでいただくというようなことで毎年実施しているものでございます。
 それから、あわせまして、夏休み子ども水辺探検隊ということでは、今年度から実施しておるところですけれども、子どもたちに水辺をめぐるクルージングというもの、なかなか参加する機会がないんですけれども、親子を対象にということでクルージングに参加してもらって、ゲートブリッジやスカイツリーまで足を伸ばしつつ、品川の風景についても楽しんでもらうというようなことを取り組んでおるというような事業を行ってございます。
 一部の説明ということになってしまいましたが、このようなものとあわせまして、さまざまな取り組みを進めながら、品川区の観光事業の推進を今後とも図ってまいりたい、このように考えているところでございます。


◯西本委員長
 説明が終わりました。
 本件に関しまして、ご意見、ご質疑等ございましたらご発言願います。


◯本多委員
 まず、2枚目のしなかんPLAZAなんですけれども、平成23年度の実績で、来館者が2,511人、あまり数字が伸びていないと思うんですけれども、大体1日何人ぐらいでしょうか。


◯米田商業・観光課長
 全体の数字で行くと2,500人ということなんですけれども、実際のところ、1日にならしますと10人から20人の間ということで推移してございます。この辺のところは、なかなか数字の伸びとしては見られないというようなことが開所当初から続いてございます。


◯本多委員
 さらに人が訪れるような工夫をしていただければと思います。
 あと、その次なんですが、こだわりグッズで、平成9年から始めているサンリオ関係ですけれども、事業を始めた当初はすごく周知が広まって売り上げも伸びたと思うんですが、最近この売り上げが非常に低迷しているなと思うんですけれども、いろいろな事業を見ていると、始めたもので一番長いもので平成9年とか、平成10年ですけれども、工夫というか、新たに肉づけをしていかなければいけない、何か工夫とかとあると思うんですけれども、その辺の課題みたいなところをわかる範囲で教えていただきたいんですけれども。


◯米田商業・観光課長
 まず、サンリオのほうなんですけれども、大分サンリオの考え方もございまして、結構開発するのに経費がかかってきているというようなことは正直あると伺ってございます。
 そういった中では、ほかにも品川の海苔ですとか、あるいは品川巻きですとか、あるいはおそばですとか、たくあんですとかということで、しながわ観光協会のブランドとして展開しているところではございますが、それとあわせて、品川の名物を、これは食べ物に限らないと思いますが、広く見つけてきてPRしていく、こういうようなことで、何も観光協会の物品に限らず広くPRしていく、それを観光協会でまた取り扱うかどうかというのはいろいろな事情もあると思いますが、そういうところでの新たな取り組みというものを模索し始めているというようなことで伺っておりますし、区といたしましても、その辺のところを支援してまいりたいと思ってございます。


◯本多委員
 この全体を通して、いろいろ観光協会とか、品川区や港区のホテルが相当連携されているのは承知しているんですけれども、旅行会社とのタイアップとか連携というのは、どのぐらいまで進んでいるものなのか。


◯米田商業・観光課長
 旅行会社のほうも、品川区あるいは観光協会に対していろいろ連携をしましょうということでのお話はいただいてございます。旅行会社持ち込みの企画でしながわ観光協会が事業を起こそうというようなことでの検討もしているというようなことも伺っておりますし、特に品川・大田の連携事業の中では、大田区のほうが比較的旅行会社と連携した取り組みを進めているということもありまして、連携事業の中で、その旅行会社の企画のもと、品川・大田の宣伝を広くしていくというようなことを行うことによりまして、品川単体でも旅行会社とのつき合いというようなことをある程度進めていけるかなというふうなことでは考えてございます。
 あわせまして、しながわ観光協会ですが、この6月かと思いますが、旅行業を取得いたしました。これは、以前、旅行業務の取り扱いをされていた方が事務局に入ってきたというようなこともございまして、これによりまして、品川区内の着地型旅行商品を事前に予約して金銭のやりとりを含めて承るというようなこともありますので、その辺と旅行会社の企画とを連携させれば、しながわ観光協会でも将来的にそういう企画商品を取り扱って人にいらしていただく機会もできるというようなことでは、一つ前進があったというふうには考えているところでございます。


◯武内委員
 一つは確認です。観光課ができましたので、それで観光協会があって、観光課ができて三、四年ぐらい。それで、これまでの総括というか、観光課ができたことで、観光行政がどう進んだか、観光協会との連携など、今もそうなんだけれども、そこの総括みたいなところの中で、よかった点、また課題があれば教えてもらいたい。
 それから、一緒に聞きますけれども、しながわ水族館です、これの観光事業における位置づけ、所管が違うところだと思うんですが、観光事業の中で、しながわ水族館は品川区にとって一つの観光資源だと思うんです。それをどう位置づけているのか教えてください。


◯米田商業・観光課長
 まず、観光という名前がついていることについては、観光協会のほうが大先輩でございまして、今年度でもう15期を迎えるということでございます。片や品川区のほうは、もと産業振興課でございましたが、そこでも観光行政について取り扱いはしておりましたが、名称といたしまして、観光課とついたのは、平成21年度からということで、まだ4年目ということでございます。
 区といたしましては、観光と名のつくものの第一義的な受付窓口というものは、このところなんですよということを明らかにするとともに、いわゆる観光振興に関しては、ハードの整備等も欠かせない関係もありまして、区内の各部門等との連携あるいは東京都等の補助をいただく場合もこれまでありましたが、そういうようなときも行政を介在してというような条件があったりしますので、そういうようなところの観光協会の意向も踏まえつつ、窓口に立ってやってきておるところでございます。
 課題といいますか、まだまだいろいろやっていかなければならない、特に情報発信を含めて、まだまだいろいろ出ていかなければいけない場面が多々あろうかと思います。その辺は観光協会の取り組みとあわせまして、基本的には後方支援というような形では考えておりますが、また前面に出ていくときには前面に出ていきつつ、今後とも品川区の商業・観光課としての役割を果たしてまいりたいと考えているところでございます。
 しながわ水族館に関して言えば、水辺に非常に近いところに立地してございます。それで、もともとそこには区の管理している桟橋もございますので、例えば今年度やっております夏休み子ども水辺探検隊等のしながわ水族館のところの桟橋を離発着して、戻ってきたらしながわ水族館のチケットもあわせてお渡しして、水族館のほうを楽しんでくださいというようなことでやってございます。そういった意味では、水辺を使った事業については、しながわ水族館の桟橋を使うことも非常に多うございますので、そのときにしながわ水族館との連携が図れないかというようなことでは、観光協会も、あちらの運営主体者といろいろ調整をしているところでございます。


◯武内委員
 わかりました。
 観光課としてはまだ4年目ということで、これからだと思いますので。そういった面では、今回こういうのがあるので、今、質問できる。なかなかふだんあまり自分たちで調査できないんですけれども、観光課ができて、今までよりもやっぱりこういう点とこういう点とこういう点が重点的、今まではなかったということよりも、前進したんだよというものが多分あると思うので、またそれはぜひつかんでおいていただきたいのと、あと、そういう面では、例えばいわゆる区内の観光の表示みたいなもので、いろいろな看板があって、例えばどうしても行政上必要最低限の情報だけ載せるというわかりやすさという部分でのものがあれば、観光のもの、興味を引くような看板があれば、いろいろなものがまた混在している中で、それをわかりやすく整理していったりするというのは、おそらく観光協会さんだけではなかなかできないと思うので、そういったものをやっぱり観光行政のほうの力として、一緒に調べに行くとか、そういうことも教えていただきたい。
 あと、しながわ水族館については、もちろん所管が違うのであれなのかもしれないけれども、観光、ここに出てくる事業の中でも、今教えてもらったので、夏休みの子どものことに絡んでいるよということなんですけれども、しながわ水族館をもうちょっと観光に活用するという視点があってもいいのかなと思います。
 例えば、今度10月から沖縄の座間味村でしたか、あそこはクジラがすごいらしいんですね。ホエールウォッチングが一番すごいところらしいんですけれども、そこの村の村長さんが来て、そこのクジラのいろいろなあれをしながわ水族館の中で展示したりとか、実際にビデオを見ていただくということをやられるわけですけれども、例えば、品川区の資源というのはどうしても限られていますので、そういう交流の中で、逆にそういう地方のそういうものを取り入れて、それをまた一つの資源として活用する、いわゆる交流も今後続けていくということも含めて、そういう活用の仕方も例えばしながら観光というものをもっと膨らませていかないと、なかなか限られた品川の中で、正直資源があるのかなというと、なかなかない、その中で一つの例としては、しながわ水族館というのも大きなものなので、おそらくいろいろやってはいるとは思うんですけれども、その部分で、ちょっと所管が違うので、そこはぜひ連携について、観光の中にしながわ水族館をどう位置づけていくかということもやっていただくといいのかなと思って、何か感想があれば。


◯米田商業・観光課長
 なかなか見えてこない部分はあって、本当に私どもの情報発信の不足ということもあって大変申しわけないなというふうには思っているところでございます。
 羽田空港国際化対応事業の「エンジョイ!しな水〜羽田沖クルーズ」に見られますように、しながわ水族館と連携して、あるいはまちづくり事業部の所管になりますが、そういういわゆるおまつりのときと連携して観光事業を行っているというようなこともありますが、ご指摘のとおり、まだまだなんだろうと思います。この時期にいわゆる宮古の物産を水族館で取り扱っていただいたりというようなことも実際あったんですけれども、本当に情報の発信がまだまだなんだろうと思います。そういうものをご指摘を踏まえまして、よりよい情報発信の方法、事業の組み方、しながわ水族館との連携、この辺のところをまた考えてまいりたいと思います。


◯井上副委員長
 1)のほうで、こちらの観光資源、補助金なんかを利用するときは、区を通してというお話しだったんですけれども、これは、単費なのか、補助金が入った事業なのかというのを、平成23年度で結構なので、どういう割合になっているのか教えてください。


◯米田商業・観光課長
 補助金と申しましたのは、平成21年、平成22年に東京都のほうから、品川・大田を連携した、いわゆる広域連携ということで補助事業を使いませんかというようなことがございましたので、そちらのほうで平成22年度については使ってございます。その中で、つまみ食いウォークなんかは品川・大田で連携しておりますので、品川区の負担ということでは平成22年度のほうに上げさせていただいていますけれども、こちらのほうに一部東京都の負担が入っているということにはなってございます。
 平成23年度につきましては、特に補助事業等がございませんでしたので、基本的に区の単費でやっているというふうにお考えいただければと思います。


◯井上副委員長
 はい、わかりました。
 2枚目のほうで、しながわ観光協会の事業ということなんだけれども、この辺にも、運営費の900万円の中に入っているのかよくわからないんですけれども、この辺の事業というのは、観光協会の予算というのがあると思うんですけれども、それですべてやっているということなのか、ここに品川区として事業助成ということで単品で入るのか、それとも全体運営費という形で入って補助金という形になっているのか、そのお金の部分というのはどういうふうになっているのでしょうか。


◯米田商業・観光課長
 1枚目のほうが品川区の事業と言いながら観光協会が主として行っているものが多いものということで、区のお金が入っているものについては1枚目ということになります。
 1点だけ、機内ガイドブック記事掲載パンフレット作成というものが下から6番目になりますけれども、こちらは区の単独で、協会とは一応連携はしているんですが、区の単独でやっておりますが、それ以外のものについては、協会なり、まちづくり協議会なりとの連携ということをやっているもので、一部経費が入っているというようなことでございます。
 2)番のほうにつきましては、区の経費が入っているというものはございません。


◯井上副委員長
 それで、平成21年から観光課ができたということで、1枚目の後半が、それ以降の事業ということ、荏原プロジェクト以降なんですけれども、開始年度がそういうふうになっていて、この事業に対して品川区と観光協会がどういうふうな役割分担をして、連携することがいい部分と、連携では本当に何がどうやっているのかわからなくなってきて、本来観光協会が独自で独立をしてもっと進めていくべき事業と、区がお願いしてやっていただくという事業が増えていくことはあまり好ましくないというふうに私は思っているんですね。どういうふうにここを分けているのか、事業提案が、観光協会があって、その事業に対しての補助をするという関係なのか、区がここの事業を企画をして、じゃあ、担い手として観光協会やってくださいねというふうに、そういうふうなことが増えていくと、観光協会の独立性というか、自前でやっていくというようなことがどんどん減っていく、区に頼り過ぎてしまうというのは、区としてもよくないというふうに思うんですけれども、その辺の線引き、役割づけはどういうふうに考えてこれを進めていこうと、これからの方針も含めてで結構ですが、教えてください。


◯米田商業・観光課長
 確かに事業については、品川区の事業と言いつつ、観光協会に入っていただいているものが多々ございます。これについては、やはり実際にいきなり観光協会が単独、自分たちの自前のお金でやってうまくいかない、いわゆる実験的な部分というものもあろうかと思います。そういうものについては、やっぱり区のほうでも支援いたしまして、それで例えば、参加料等も区の支援が入るということになりますと、あまり高くは設定できなかった、実費程度ということになってしまいますが、果たしてそれがいいのかということはございます。実際これでやってうまくいったねというようなことがあれば、例えば今年度やっております夏休み子ども水辺探検隊のように、もうすべて観光協会でやりましょう、そうすると、あまりもうけるわけにもいきませんけれども、採算がとれるものについては自分たちの企画でやっていったほうがいいだろうというふうに考えてございますので、そういった線引きで、ある種、区がやっているものにつきましては、品川区の資源を磨いていただく、あるいは情報発信をしていただくということについては継続してお願いしてまいりたいと思いますが、個々の事業については、その状況を見極めつつ、観光協会の実施事業に切りかえていければいいものについては、実施事業に切りかえていけばいいと思いますし、先ほども申し上げましたが、観光協会の実施事業であっても、またそれが別の事業者が単独でできれば、それを観光協会が取り持つ必要もないわけでして、そういった意味で、できるだけ事業の実施主体ということで今やっておりますけれどもコーディネーター的な役割に移行できる、そのためにはある種財政基盤というものも必要ですが、そういうようなことでの移行を目指していくというようなものでございます。


◯井上副委員長
 ありがとうございます。ぜひそのような視点でお願いしたと思うんですが、今答弁のあった中で、区の助成が入ると、参加料なんかを抑えなければいけないとか、それは結構デメリットなのかなという、無料でやらなければいけなくなってしまうということは、やっぱりこの商店の人たちなんかの食べ歩きの中で、無料で提供しなければいけないというようなやり方になってしまうのは、あまり商店側としてもリピーターを増やしていくというような活性化につながらない、ただだから行くんだみたいになってしまうところがあるので、やっぱり補助金の投入の仕方、あったとしても、当然の受益者負担のような参加料を見込んで回していって、将来、離していく。ただのものでずっと続けたら、次、有料になったら絶対参加しづらくなるので、そういうところはお金を入れるだけではなく、その先の拡大につながるような視点を持ってやっていくべきだというふうに思うんですけれども、その辺はどうでしょうか。


◯米田商業・観光課長
 私が申し上げたのは、端的に言ってしまうと、補助が入るとあまりもうけられません、収益が出せませんよという、それは当然補助が入っているので当たり前のことだと思うんですけれども、例えば、つまみ食いウォークなんかですと、現状は、今、商店街の方々に丸々手弁当でやっていただくわけにいきませんので、ある一定のつまみ食いのための経費をお出しして、それで取り組んでいただいているところでございます。
 そういった取り組みが、いわゆる区の経費の見込みがなく進めば、それはそれで望ましいとは思いますが、その辺のところの兼ね合いは、いろいろな事業、事業によって変わってまいりますので、見極めつつ判断してまいりたいと思ってございます。


◯西本委員長
 そのほかにご質疑等ございますでしょうか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 ご発言がないようですので、以上で本件を終了いたします。
 12時を過ぎております。この後の予定としては、その他を先にしまして、行政視察の勉強会となりますけれども、その他だけやってしまってよろしいですか。
               〔「その他まで」と呼ぶ者あり〕
               〔「行政視察まで」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 行政視察は一応討議があると思うので、多少時間がかかろうかと思いますので、その他まで引き続きよろしいでしょうか。
               〔「やりましょうよ」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 わかりました。全部やってしまいます。では、少々お時間超過してしまいますが、よろしくお願いします。
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4 その他
 (1) 議会閉会中継続審査調査事項について


◯西本委員長
 次に、予定表では3の行政視察についてですが、本件につきましては、地域振興事業部長のみをお残りいただく予定でございますので、先に予定表4のその他を議題に供します。
 初めに、(1)の議会閉会中継続審査調査事項についてでございますが、お手元の申出書(案)のとおりでよろしいでしょうか。
                 〔「はい」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 ありがとうございます。
 それでは、この案のとおり申し出をいたします。
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 (2) 委員長報告について


◯西本委員長
 次に、(2)の委員長報告についてでございます。
 議案審査の結果報告については、正副委員長にご一任いただけますでしょうか。
                 〔「はい」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 ありがとうございます。
 それでは、正副でまとめさせていただきます。
 ────────────────────────────────────────────
 (3) その他


◯西本委員長
 次に、(3)のその他でございます。その他で何かございますでしょうか。


◯井浦戸籍住民課長
 その他の(3)その他でございます。資料を添付して用意してございます。システム保守に伴う日曜開庁の休業についてでございます。
 休業日は9月30日でございます。
 休業いたします理由は、月末が日曜日に当たる場合、システム上、月末処理として移動データの更新を行うため、閉庁を余儀なくされるものであります。
 2番の周知方法につきましては、広報紙、ホームページ等々で周知いたしました。
 3、今後の予定ですが、来年の3月末、3月31日が同様にシステム保守のため休業予定でございます。
 なお、日曜開庁は品川区の目玉事業であることを踏まえまして、来年度からは、システム保守をしても日曜開庁ができるよう、システム改修の予定でございます。


◯西本委員長
 説明が終わりました。
 本件に関しまして、ご質疑ございますでしょうか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 それでは、そのほかに何かございますでしょうか。
                 〔「なし」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 ないようですので、以上でその他を終了いたします。
 ────────────────────────────────────────────
3 行政視察について


◯西本委員長
 次に、予定表の3、行政視察についてを行いますが、地域振興事業部長のみお残りいただき、その他の理事者の方は退席していただいて結構でございます。どうもありがとうございました。
                   〔理事者退席〕


◯西本委員長
 それでは、行政視察についてを議題に供します。
 本日は、お手元の行政視察についての資料をもとに、視察先の概要について、理事者より簡単に情報提供していただき、その後、視察先における調査事項など、ご意見があればお願いしたいと思います。
 それでは、初めに視察先の概要について、簡単にご説明をお願いいたします。


◯中川原地域振興事業部長
 もうお時間も過ぎていますので、お手元にある資料のとおりでございますが、まず1日目、10月23日は、鹿児島県鹿児島市を視察ということでございます。
 ここでは、その資料を見ていただきますと、鹿児島市は60万5,120人、世帯数が28万1,991世帯、面積が547.06平方キロメートルということで、人口と世帯数は品川区の1.5倍ほどですが、面積が24倍という地方都市でございますので、こちらで観光施策と地域密着型商店街づくりについて視察ということでございますので、そういうことを一応念頭に置いた上で視察ということでお願いいたします。
 まず、鹿児島市の観光の特色としましては、平成24年3月に第2期観光未来戦略を策定しておりまして、観光を産業の重要な柱と位置づけまして、これをこの市の主たる産業といいますか、雇用創出の機会にしようということで取り組んでいるものでございます。官民一体となった観光施策を展開するということでこの戦略を策定して進めているそうです。
 特に平成23年3月に九州新幹線が全線開業しておりまして、この鹿児島というところは県内や南九州の玄関口として、そしてまた世界に向けては日本の南の玄関口としてこの観光施策に取り組んでいこうという強い姿勢で臨んでいるということでございます。
 また、ここには世界に誇れる観光資源として、桜島、錦江湾、また歴史、食材などがあるということでございます。
 また、ウォーターフロントとしても、国立公園がございまして、南北46キロにわたるそういった沿岸の水辺がある、そこもある意味、港が漁港であったり、貿易港であったり、客船が寄れる港、そういうふうにしたいというような取り組みをしているということでございます。
 また、中国にも香港事務所、上海事務所も置きまして、そういった施策について取り組んでいこう、そういったところでございます。
 特に品川区との共通点といいますか、交流人口を増加させて、お客さんが宿泊する方だけではなくて、交流人口、こういった県内や南九州の玄関口として、日本の南の玄関口として、この町に来る人口を増加させることによって地域のにぎわいの創出と活性化を図ろうということで、さまざま取り組んでいることだと思います。
 観光の資源としても、先ほどもお話がありましたように、これほど世界に向けての観光資源を持っているところと、またこういう立地のところと品川区の観光がどういう共通点があるかというのは難しいところなんですが、行ってみて学んできたいというふうに思っております。
 それから、2番目の地域密着型商店街でございますが、これは宇宿商店街振興組合というところなんですが、量販店に負けない戦いができる、量販店に負けずに生き延びようということで、さまざまチャレンジしているということでございます。これは「新・がんばる商店街77選」という国のところに選ばれているんですが、品川区も新の前のがんばる商店街で中延商店街とか武蔵小山商店街が選ばれているところですが、そういった商店街としていろいろなことをやろうとしている動きがあります。
 特に全国商店街連携物産展とか、市電沿線商店街連携ツアーとか、空き店舗を活用した2坪チャレンジショップとか、S1グルメグランプリ大会とか、品川区内でも似たような取り組みをしているんですが、やはりこの土地ならではの反響とかやり方があるのではないかと思いますので、こういったところはとても興味深いところでございます。
 鹿児島につきましては、そういうところが概要でございます。
 次に、北九州市は、資料にございますように、人口が98万6,112人、世帯数が47万487世帯、面積が488.78平方キロメートルということで、人口は品川区の2.7倍、世帯数が2.3倍、面積が21.5倍ということで、そういった規模でございます。
 リバーウォーク北九州というところを視察するということで、これは多分、水辺の活用と再開発によるまちづくりというところがポイントになろうかと思いますが、ここも昔は小倉が栄えていたところが、やはり時代の中で廃れて、町の再生ということで再開発に取り組みました。その再開発の中で、紫川、小倉城、勝山公園など、緑豊かな自然と歴史と、そういったロケーションを生かして、文化芸術、情報発信、商業などの高度な機能を持った複合空間として再生させたというところです。それが商業施設とか、劇場、美術館とか、業務施設などを機能的に配置していて、それが周りの道路の拡幅とか、自然を生かした中の統一的な都市空間として、非常に歩いて楽しい、そこに行ってみて、憩いの時間も過ごせるような空間として再生しているということです。こういった一たん都市として役割が終わったというか、ちょっと地盤沈下してしまったところが再開発によってどう自然と商業、文化芸術、業務などをまた集約する形で生き返ったのかというようなところが見られるといいかなというふうに思っております。
 二つ目のハローワークとの連携による一体的な就労支援ですが、これは二つポイントがありまして、若者の就労支援としての取り組み、それが市と国の取り組みが今まで別々だったんですが、それを一体的に北九州若者ジョブステーションとして、平成24年1月から稼働しているということで、若者についての就労の取り組み。
 それからもう一つは、北九州市ふるさとハローワーク事業ということで、全体の就労支援を国と市がまた一体的にやるということで、488平方キロメートルもありますので、広い市の中で、ワンストップというのは、品川区の場合はワンストップですごく近いからいいんですけれども、広い土地でワンストップというのは、利用する方にとってみても、なかなかいいようで、遠い方にしてみると非常に不便な面もありますので、そういうところをどう工夫して利便性を高めているかというところがあると思います。国の就業支援事業も、このごろ自治体のほうにどんどんブランチを置いて展開しようということになってきまして、品川区としましても中小企業センターのところにワンストップのものを構えまして、狭いながらも高齢者のサポしながわとも連携してやっているということで、今非常に頑張っているところですが、そういったワンストップでどんなことを取り組んでいるかというところを勉強させていただけたらと思っています。
 ただ、若者につきましては、品川区もこれから考えていくんですが、北九州市の場合は、対象がそこに住んでいる若者なんです。品川区の場合は、若者というと、就職するくらいの若者は、区民というと非常に、就職をしてもらう側とする側が、北九州の場合は市民ということで、市内の産業ということでわりとマッチングがここで完結する場合が多分あろうかと思うんですが、品川区の場合は22平方キロメートルほどですので、就職する側というのはもうちょっと広域から来ますので、区内の産業に若者をどうつなげるかというのは、ちょっと北九州とは違う難しさというんですか、税金を使って若者の就労支援というのは、就労をする側と、若者に就労してほしい側の支援というのは、このエリアだけでは品川区の場合完結しないところがありますので、そこら辺はちょっと考えどころで、今いろいろ政策として組み立てているところであります。
 以上、違うところと似ているところがあるので、そこはよく事前に、私ももう少し勉強しながら、吸収できるところはしっかり吸収してこられたらというふうに考えているところでございます。


◯西本委員長
 説明が終わりました。
 具体的な事業の内容等については、それぞれ現地にて質問し、ご確認いただきたいと思いますが、視察先で特に調査したい事項等ございましたら、ご発言願います。


◯武内委員
 特にというか、この中からしか読みとれてはいないんですけれども、鹿児島の第2期観光未来戦略云々とあります。当然第1期があるわけですけれども、その第1期の総括をされた上で第2期がつくられた。その辺のところは当然教えてもらえると思うんですけれども、そのあたりをお聞きできればと思います。
 あと、この中に出てきていますが、外国人の、南の玄関口と言うぐらいですから、外国人、特にアジア地域、韓国とかに近い立地条件の中で、外国人を、たしか年間10万人という目標を立てて、10万人を鹿児島に呼びこもうという中で、結果として5万人ぐらい、その辺のほかの数は比較的達成されている、だけど、外国人をあれするのが結果として半分ぐらいの数字になっていたので、その辺の難しさというか、品川も今度、羽田空港を品川も国際化ということを含めて、考え方もあるわけですから、その辺のところで少し、大変だった原因とか、その辺のお話をいただければなと。
 それから、商店街については、ここの宇宿商店街というのは、おそらく品川で言うところの小規模商店街に当たるわけですね。39。50名以下。比較的小さいながらも本当にいろいろなことをやっているということで、それがいわゆる補助も含めた市の支援というのがどれくらいあるのかなというのを、こちらが今までずっと商店街を見てきた、どっちかというと公の援助なしに、ほとんどなくても自分たちのいろいろなモチベーションとか、やる気の中でやってきているイメージが強いものですから、こちらもそうなのかもしれませんけれども、市がどういうバックアップをしているのか、この辺も見ていきたいなと思います。
 あと、北九州のほうは、若者については、今、部長のほうからあったとおり、広域的な部分で品川のところとどうリンクするかというのはなかなかわからないですけれども、ただ、そういう意味ではノウハウといいましょうが、お聞かせいただく中で、あとはこちらでちょっと、品川区でできるかどうかというのは、それを受けてまた。特に北九州のほうはないんですけれども、鹿児島のほうの2点、こちらからも質問したいと思いますけれども。


◯西本委員長
 ありがとうございます。
 ほかにございますでしょうか。
 よろしいでしょうか。
                 〔「はい」と呼ぶ者あり〕


◯西本委員長
 お気づきがあったら、その都度言っていただければと思います。
 それでは、ほかになければ、ただいまのご意見につきましては、相手先の都合もありますが、十分、参考とさせていただきたいと思います。ありがとうございます。
 なお、行政視察の報告書につきましては、例年どおり、視察後に開催する委員会終了後に、委員各自から感想を出し合っていただき、その議事録をもって報告書にしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。


◯中川原地域振興事業部長
 委員長、済みません。1点だけいいですか。


◯西本委員長
 はい。


◯中川原地域振興事業部長
 事務局のほうからもちょっとご案内をさせていただいているところなんですが、北九州市のそばに東長寺というところがありまして、鳥山玲さんという区内の画家の方ですが、東長寺というお寺の五重の塔をつくるときに、日本で初めてこういった形で絵をかかせていただいて、これをもしお時間のある方がありましたら、日常見られないんですけれども、ご住職様が特別に見せてくださるということで、鳥山玲先生を通じてお願いいたしました。このお寺は、非常に由緒のあるお寺で、国宝も大日如来像があったり、日本で木造の大仏、屋内にある木造の座像では日本一の座像を持っているとか、そういったお寺でございまして、一般公開をしていないお寺なんだそうです。ここの北九州市から電車であまり時間がかからないところにあるということですので、もしよろしければ帰りにせっかくですのでご覧いただければありがたいということで、鳥山玲先生のほうからも申しつかりましたので、お忙しい方はしようがないんですが、もしお時間があれば、よろしくお願いしますということでしたので、以上、ご報告だけさせていただきます。


◯西本委員長
 ご希望のある方はぜひお伺いしていただければと思います。ありがとうございます。
 以上で本日の予定はすべて終了いたしました。
 これをもちまして区民委員会を閉会いたします。
                 ○午後 0時32分閉会