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東京都 墨田区

平成17年  区民文教委員会 12月09日−01号




平成17年  区民文教委員会 − 12月09日−01号







平成17年  区民文教委員会



          区民文教委員会記録

1 開会、閉会について

  平成17年12月9日午後1時31分、第1委員会室において開会し、同日午後1時46分閉会した。

2 出席委員氏名

   小池武二君    樋口敏郎君    木村たけつか君

   江木義昭君    木内 清君    片倉 洋君

   瀧澤良仁君    薗田隆明君

3 出席理事者職氏名

   区長       助役       収入役

   山崎 昇君    田中 進君    小嶋眞一郎君

   教育長      企画経営室長   総務部長

   久保孝之君    岡田 貢君    深野紀幸君

   区民部長     教育委員会事務局次長

   今牧 茂君    横山信雄君

4 特別出席者職氏名

   議長

   沖山 仁君

5 議事

(1)付託議案の審査

  ア 議案第117号 幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

    原案どおり可決することに、異議なく決定した。

  イ 議案第114号 平成17年度墨田区国民健康保険特別会計補正予算

    原案どおり可決することに、異議なく決定した。

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     会議の概要は、次のとおりである。

     午後1時31分開会



○委員長(小池武二君) 

 ただいまから区民文教委員会を開会する。

 早速議事に入る。

 付託議案の審査を行う。

 議案第117号 幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例を議題に供する。

 本案について理事者から説明を聴取する。



◎教育委員会事務局次長(横山信雄君) 

 条例案の概要と新旧対照表を用意しているので、参照いただきたい。

 本案は特別区人事委員会の勧告等に伴い、幼稚園教育職員の給与の改定等を行うものである。

 それでは、主な内容について説明する。

 第1に、給料表の改定である。これは給料の額を平均で0.81%、金額にして3,521円引き下げるものである。この引下げに諸手当の引下げ及び調整手当等のはね返り分を含めると、1人当たり平均で0.97%、月額4,191円の引き下げとなる。

 第2に、扶養手当の改定である。これは配偶者及び配偶者がいない場合の子1人に係るものの額を現行の月額1万5,700円から1万4,700円に引き下げるものである。

 第3に、勤勉手当についてである。これは6月及び12月の支給月数をそれぞれ0.025月引き上げるものである。なお、本年6月及び12月の支給分に係る引上げ分については、特例措置として平成18年3月に一括して支給することとしている。また、平成18年3月に支給する期末手当の額については、本年4月からの公民較差相当分の解消が図られるよう、所要の調整措置を講じることとしている。改正条例の施行日は平成18年1月1日としている。

 以上で説明を終わる。よろしく審議のほど願う。



○委員長(小池武二君) 

 ただいまの説明について、何か質疑、意見はあるか。



◆委員(片倉洋君) 

 今、人事委員会の勧告に基づく労使合意がされているということなので、結論的には賛成するが、背景というか、一言意見を述べておきたい。先月の国の経済諮問会議は公務員の総人件費削減と打ち出している。この基本方針は例の小泉構造改革のもとで、小さな政府というのをスローガンにして、この公務員の総人件費の削減と、もう一つの柱は能力、実績主義という流れの中で出されてきた問題で、公務員労働者の賃金の引下げというのは、今、不況にあえぐ中小業者や地域の労働者の実態、地域経済に悪影響を与えるという面や、自治体の市長からも地域経済の回復にブレーキをかけるものだという発言も聞かれるし、先月の東京新聞やマスコミも初めに数字ありきの色が濃いという声も上がっている。私は、幼稚園職員は直接子供や父母に責任を負う、そういう教職員労働者の労働の内容という点からも、給与の制度・体系というのは本来守られていかなければならないという意見だけ申し述べておきたい。



◆委員(瀧澤良仁君) 

 今すぐにどうのということではないが、区長にお願いである。もともと勤勉手当というネーミングが区民感情の中でなかなか理解しにくいということは、前々から議論があるところである。今回勤勉手当については逆にアップする。これは上がることについては反対するものではないが、区民が納得するようなネーミングに直らないものかというのは、前々から言っているので、区民の目線から見て分かりやすいような賃金体系にすることこそ、むしろ公務員を守ることにも結果的になるのではないかと言っているが、どうもこの勤勉手当とは、一生懸命働いても一生懸命働かなくても同じようにもらえる印象を受けてしようがない。民間で言う皆勤手当とはまた違う。その辺が民間の人たちにはやはりよく分からないのだ。こういうものはいつまでも続けていいのか。必ずしもいいとは言えないので、区長に言わせれば23区のどうのこうのということになるだろうが、やはりゆくゆくは区民の人たちが分かりやすい賃金体系にしていくのが身近な行政機関としては大事なことで、それについて区長の意見をいただきたい。



◎区長(山崎昇君) 

 従来、期末・勤勉手当という形で支給してきた。しかし、近年ボーナスに業績、能力主義という成績というものをもっと反映すべきではないかということが言われてきており、現在の勤勉手当は、管理職は業績によって差が付いている。したがって、そういう意味では勤勉手当というよりもどちらかというと業績に応じた業績手当という性格の方がより強くなってきている。今後のことだが、一般職員にも勤勉手当に業績主義を導入しようではないかという動きになっているので、今後は勤勉というよりもどちらかというと業績に応じた手当というふうに変えていく必要があるので、一つの検討課題とさせていただきたい。



○委員長(小池武二君) 

 ほかにあるか。

     〔発言する者なし〕



○委員長(小池武二君) 

 それでは、これより表決を行う。

 議案第117号は、原案どおり可決すべきものと決定して異議あるか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○委員長(小池武二君) 

 異議がないので、そのように決定する。

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○委員長(小池武二君) 

 議案第114号 平成17年度墨田区国民健康保険特別会計補正予算を議題に供する。

 本案について理事者から説明を聴取する。



◎区民部長(今牧茂君) 

 43ページを開いていただきたい。

 平成17年度墨田区国民健康保険特別会計補正予算は、次に定めるところによる。

 歳入歳出予算補正。第1条 歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ210万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ254億102万1,000円とする。

 2、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。

 歳出から説明するので50ページを開いていただきたい。

 款1総務費、項1総務管理費、目1一般管理費、補正額210万円。職員の給与改定差額及び所要見込額調整分について、その経費を計上している。

 次に、歳入の説明をする。48ページを開いていただきたい。

 款8繰入金、項1一般会計繰入金、目1一般会計繰入金、補正額210万円。職員給与費等繰入金の追加である。

 以上で、説明を終わる。よろしく審議のほど願う。



○委員長(小池武二君) 

 ただいまの説明について、何か質疑、意見はあるか。



◆委員(瀧澤良仁君) 

 常任委員会のときに言えばよかったのだが、区民文教委員としてお願いがある。国民健康保険の流れをずっと見ていると、組合保険だとか政府管掌保険、国民健康保険の3保険が皆保険になっている。これはまだよく分かるが、国民健康保険が財政的逼迫に至っていると同時に老人医療が高騰してきたということで、老人保険ができた。今度は老人保険が行き詰まってくると、みんなで年寄りや体の悪い人を支えようと介護保険ができてきた。今度は75歳以上からは都道府県単位だというが、新たな保険制度をつくろうとしている。そうすると、国民健康保険というのは一体何だったのだということにならないか。財政が逼迫するたびに新たな保険をどんどんつくっていく、これが皆保険なのかと疑問である。特に今回の場合は、都道府県単位だというが、東京都と23区の場合は特別な兼ね合いがあるから、東京都のしわ寄せは23区に必ず来る。都道府県単位で行われるから安心だとはとてもならない。一番危機感を持っているのは東京都と23区の間柄である。ほかの市町村とはまたちょっと違う部分がある。そういう意味では、区長会とか議長会とか、そういう団体でうのみにしないで、やはり声を張り上げるべきところは張り上げておかないと、東京都も牽制する必要もあるだろうし、制度そのものについても異議ある分については発言しておくということが大事なことではないか。そうしないと老人保険にしても、介護保険にしても、今度の75歳以上にしても、もとを正せば全部国民健康保険から出ているようなものである。本来ならば、この保険で全部賄える。賄え切れないから別個にしているわけである。そのたび地方自治体が全部しわ寄せを食っているわけである。だから老人保健でも、介護保険でも当初予算を見てもどんどん上がっている。当初50億円が今は100億円を越しているであろう。当初の国民健康保険が、かなり前だが100億円か130億円ぐらいであろう。それが今、老人医療だとか介護でそれを超している。同じことがまたあるのではないか。幾ら行政改革の一環でネーミングは地方の時代だ何だと格好のいいことを言われているが、実際的には決めることは法律、制度で決めて、下ではどうにもならない。せめてできる前に一言、言いたいことを言っておくことが必要であるが、区長はこの辺をどのように感じているか。



◎区長(山崎昇君) 

 今、指摘のとおり、我が国の保険医療制度というのは今、非常に大きな転換期にきている。したがって、これまでは何とか制度を堅持するための、私に言わせれば継ぎはぎのような対応でその場をしのいできた。しかし、これからの高齢社会を考えた場合に、なかなか今までのような継ぎはぎではいかないということで、現在国で平成20年度を目途として、我が国の医療保険制度について全般的な見直しをする。その中で国民健康保険についても抜本的な見直しをしようということで、今、国で論議をしている。それを単に見ているだけでいいのかという懸念だと思うが、それも過日、区長会の中でこの医療保険制度についての検討をした際に、じっと手をこまねいて見ているだけでなく、やはり特別区の側から国に対して建議することも必要ではないかということで、そういう影響も含めて、少し調査・研究していこうではないかという話もあった。区長会でもそのとおりだと、単に手をこまねいているだけでなく、特別区側からも国に対しいろんな意見を申し述べていこうではないかと取りまとめたので、事務的に検討した上で、必要に応じ国に対して要請をしていきたい。



○委員長(小池武二君) 

 ほかにあるか。

 それでは、これより表決を行う。

 議案第114号は、原案どおり可決すべきものと決定して異議あるか。

     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○委員長(小池武二君) 

 異議がないので、そのように決定する。

 以上で付託議案の審査を終わる。

 以上で区民文教委員会を閉会する。

     午後1時46分閉会