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東京都 台東区

平成23年第1回定例会−03月16日-03号




平成23年第1回定例会

平成23年第1回定例会 東京都台東区議会会議録(第3号第1回定例会)

●3月16日(水)                     (以下敬称略)
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出席議員(31名)
     1番  石 川 義 弘          2番  ? 森 喜美子
     3番  石 塚   猛          4番  成 澤   敬
     5番  君 塚 裕 史          6番  小 坂 義 久
     7番  東   久仁子          8番  堀 越 秀 生
     9番  秋 間   洋         10番  和 泉 浩 司
    11番  太 田 雅 久         12番  鈴 木   茂
    13番  水 島 道 徳         14番  河 野 純之佐
    15番  小 菅 千保子         16番  池 田 清 江
    17番  田 中 伸 宏         18番  橋 詰 高 志
    20番  高 柳 良 夫         21番  実 川 利 隆
    22番  青 柳 雅 之         23番  木 下 悦 希
    24番  清 水 恒一郎         25番  杉 山 全 良
    26番  杉 山 光 男         27番  茂 木 孝 孔
    28番  寺 井 康 芳         29番  田 口 治 喜
    30番  伊 藤 萬太郎         31番  藤 平 一 雄
    32番  木 村   肇
欠席議員 な し
欠  員(1名)
    19番
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出席説明員
 区長         吉 住   弘    副区長        神 子 雅 行
 教育長        野田沢 忠 治    企画財政部長     新 井 幸 久
 総務部長       岩 ? 政 行    区民部長       柳   寛 次
 文化産業観光部長   生 沼 正 篤    福祉部長       五所尾 武 司
 健康部長       荒 川 聡一郎    環境清掃部長     西 島 久 雄
 都市づくり部長    高 木 満 夫    教育委員会事務局次長 和 田 人 志
 監査事務局長     笹 田   繁    企画課長       石 野 壽 一
 財政課長       ? ? 正 治    区長・広報室長    内 田 健 一
 総務課長       神 部 忠 夫

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区議会事務局
 事務局長       矢 下   薫    事務局次長      木 村 隆 明
 議事調査係長     行 田 俊 男    議会担当係長     曲 山 裕 通
 議事調査係主査    吉 本 由 紀    書記         中 村 壽 秀
 書記         田 中 美世子    書記         松 浦 和 子
 書記         浅 見   晃
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議事日程
日程第 1 第 5号議案 平成23年度東京都台東区一般会計予算
日程第 2 第 6号議案 平成23年度東京都台東区国民健康保険事業会計予算
日程第 3 第 7号議案 平成23年度東京都台東区後期高齢者医療会計予算
日程第 4 第 8号議案 平成23年度東京都台東区介護保険会計予算
日程第 5 第 9号議案 平成23年度東京都台東区老人保健施設会計予算
日程第 6 第10号議案 平成23年度東京都台東区病院施設会計予算
日程第 7 第11号議案 平成23年度東京都台東区用地会計予算
日程第 8 第23号議案 東京都台東区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
日程第 9 第24号議案 東京都台東区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
日程第10 第25号議案 東京都台東区幼稚園教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例
日程第11 第27号議案 東京都台東区国民健康保険条例の一部を改正する条例
日程第12 第28号議案 東京都台東区介護保険の保険給付に係る資金貸付条例を廃止する条例
日程第13 第14号議案 東京都台東区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例
日程第14 第26号議案 東京都台東区こどもクラブ条例の一部を改正する条例
日程第15 第 1号議案 平成22年度東京都台東区一般会計補正予算(第4回)
日程第16 第 2号議案 平成22年度東京都台東区国民健康保険事業会計補正予算(第1回)
日程第17 第 3号議案 平成22年度東京都台東区後期高齢者医療会計補正予算(第1回)
日程第18 第 4号議案 平成22年度東京都台東区老人保健医療会計補正予算(第1回)
日程第19 第15号議案 公益的法人等への東京都台東区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
日程第20 第16号議案 外国の地方公共団体の機関等に派遣される東京都台東区職員の処遇等に関する条例の一部を改正する条例
日程第21 第17号議案 東京都台東区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
日程第22 第18号議案 東京都台東区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例
日程第23 第19号議案 東京都台東区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
日程第24 第20号議案 東京都台東区一般財団法人に対する助成等に関する条例の一部を改正する条例
日程第25 第30号議案 和解及び損害賠償の額の決定について
日程第26 第31号議案 訴訟の提起について
日程第27 第22号議案 東京都台東区教育振興基金条例の一部を改正する条例
日程第28 第21号議案 東京都台東区社会福祉基金条例の一部を改正する条例
日程第29 第12号議案 東京都台東区従前居住者用住宅条例
日程第30 第13号議案 東京都台東区船着場条例
日程第31 第29号議案 東京都台東区景観まちづくり条例の一部を改正する条例
日程第32 子育て環境について
日程第33 環境及び安全安心について
日程第34 文化政策及び観光について
日程第35 自治権拡充及び地方分権について
追加議事日程
追加日程第 1 台東区副区長の選任に伴う区議会の同意方について
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          午後 2時03分 開議
○議長(鈴木茂 さん) ただいまから、本日の会議を開きます。
 あらかじめ会議時間の延長をいたしておきます。
 会議録署名議員の指名を行います。
 会議録署名議員については、会議規則第128条の規定により、
    4 番 成 澤   敬 さん    5 番 君 塚 裕 史 さん
をご指名申し上げます。
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○議長(鈴木茂 さん) 去る3月11日、東北地方太平洋沖地震が発生いたしました。報道される被災地の悲惨な光景を見るたびに、胸がつぶれる思いであります。この未曾有の災害により多くの方が犠牲となり、今なお行方のわからない方も数多くいると聞いております。
 本議会といたしましては、被災地域の支援に尽力させていただくとともに、災害に強いまちづくりを一層推進していくことを決意するものであります。
 これより、この震災により被災された皆様方にお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた多くの犠牲者のみたまに哀悼の意を表し、ご冥福をお祈りするため、1分間の黙祷をささげたいと思います。
 ご起立願います。
         (総員起立)
          黙 祷。
○議長(鈴木茂 さん) 黙祷を終わります。
 ご着席願います。
         (総員着席)
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○議長(鈴木茂 さん) 事務局長に諸般の報告をさせます。
 なお、報告については、既に書類をもって送付しておりますので、内容等の朗読は省略いたします。
         (矢下事務局長報告)
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△日程第1から
△第7までを一括

○議長(鈴木茂 さん) これより、日程に入ります。日程第1から第7までを一括して議題といたします。
 なお、日程朗読のうち、委員会報告書の委員長名及び議長名の朗読は省略いたします。
         (矢下事務局長朗読)
日程第1〜第4 予算特別委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  なお、茂木委員は、橋詰委員の賛成を得て少数意見を留保しました。
  第5号議案 平成23年度東京都台東区一般会計予算
  第6号議案 平成23年度東京都台東区国民健康保険事業会計予算
  第7号議案 平成23年度東京都台東区後期高齢者医療会計予算
  第8号議案 平成23年度東京都台東区介護保険会計予算
 平成23年3月9日
                      予算特別委員会委員長  太 田 雅 久
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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日程第5〜第7 予算特別委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第9号議案 平成23年度東京都台東区老人保健施設会計予算
  第10号議案 平成23年度東京都台東区病院施設会計予算
  第11号議案 平成23年度東京都台東区用地会計予算
 平成23年3月9日
                      予算特別委員会委員長  太 田 雅 久
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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○議長(鈴木茂 さん) 本件について、委員長の報告を求めます。
 11番太田雅久さん。
         (11番太田雅久さん登壇)
◎11番(太田雅久 さん) ただいま上程されました第5号議案、平成23年度東京都台東区一般会計予算、第6号議案、平成23年度東京都台東区国民健康保険事業会計予算、第7号議案、平成23年度東京都台東区後期高齢者医療会計予算、第8号議案、平成23年度東京都台東区介護保険会計予算、第9号議案、平成23年度東京都台東区老人保健施設会計予算、第10号議案、平成23年度東京都台東区病院施設会計予算、第11号議案、平成23年度東京都台東区用地会計予算について、予算特別委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。
 本案は、2月4日開会の第1回定例会において設置された16名の委員をもって構成する本委員会に審査が付託されました。
 本委員会は、直ちに正副委員長互選を行い、私が委員長に、副委員長には木下悦希さんが選任されました。
 本委員会は、主要な財源である特別区交付金や特別区税が大幅に減少する一方、生活保護費などの扶助費の増加や少子高齢化への対応など、増大するさまざまな財政需要を抱える中、平成23年度の各予算が新たな行政計画の着実な推進や区民生活を支える施策のために、いかに効果的、効率的に編成されたのかなどについて、各項目にわたり幅広い視点から活発に審議いたしました。
 以下、2月10日からの6日間にわたる本委員会の審査の主なものについて、一般会計予算から順次報告いたします。
 初めに、予算全般について申し上げます。
 初めに、行政の守備範囲について、政策や事業の実施における官と民の役割について考え方を示していく必要があると考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、本来行政が担うべき業務は引き続き区が実施すべきであるが、民間ならではの創意工夫等によりサービス向上が図られるものもある。行政と民間の役割の基本的な考え方を整理し、効率的、効果的な区政運営に努めていくとの答弁がありました。
 次に、補助金について、平成23年度に、交付に係る指針の作成を予定しているとのことだが、補助金に関する情報を公表し、透明性の向上を図るべきではないかとの質問がありました。
 これに対しては、補助金に関する情報については、従来、行政評価の結果等を通じて公表してきたが、新たに作成する指針も同様に公表し、区の考え方を明確にするとともに、補助金執行の透明性の向上を図っていくとの答弁がありました。
 次に、平成23年度予算について、健全で持続可能な財政運営をどのように推進していくのかとの質問がありました。
 これに対しては、これまでも施策や事務事業の見直し等に取り組むとともに、中・長期的な視点に立った財政運営による強固で弾力的な財政基盤の構築に努めてきた。今後も全事業にわたって必要性などを十分に検証し、徹底した事務事業の見直しとともに、行政計画期間の収支推計に沿った財政運営に努めていくとの答弁がありました。
 次に、骨格予算について、改選後の区長が裁量を十分に発揮できるよう、財源を確保すべきではないかとの質問がありました。
 これに対しては、原則として新規事業や政策的な事業については当初予算への計上を見送ったが、緊急性や継続性が求められる事業については必要な経費を計上した。補正予算に必要な財源については、基金や平成22年度の歳計剰余金等の活用で対応できるものと考えているとの答弁がありました。
 次に、歳入について申し上げます。
 初めに、区民税について、滞納繰越分の収入額向上のため、どのような対策をとっていくのかとの質問がありました。
 これに対しては、新たな滞納繰越を生じさせないよう、電話催告や休日窓口開庁等により、現年未納分の徴収強化に努めている。また滞納繰越分については、財産調査や預貯金債権の差し押さえ等の滞納処分を行うとともに、インターネット公売等により全力で収入確保に取り組んでいくとの答弁がありました。
 次に、高齢化社会が進展することにより、歳入は不安定さが増していくと考える。区は今後どのような財政運営を行っていくのかとの質問がありました。
 これに対しては、歳入と歳出のバランスを図り、健全な財政運営を維持しつつ、区民サービスの向上を図ることが重要である。新たな財源確保に取り組む一方、予算配分の重点化・効率化を進め、基金・起債の活用額を設定した予算編成等にも取り組み、限られた財源のより一層の有効活用を図っていくとの答弁がありました。
 次に、歳出における主な項目について申し上げます。
 総務費においては、旧東京北部小包集中局跡地について、今後、活用を検討するに当たり、検討状況を議会に報告し、さまざまな意見を聞くべきである。また、5年後の暫定活用終了後は、すぐに着工すべきではないかとの質問がありました。
 これに対しては、北部地域のみならず区全体の発展につながるような活用に向け、議会や地域の方の意見を伺いながら検討を進めていく。また、財政状況等を考慮しながら、可能な限り早期に着工したいと考えているとの答弁がありました。
 次に、都市交流について、国内の姉妹・友好都市からの誘客のため、パンダの来園を記念して、各都市に上野動物園の入場券を配布したり、スカイツリーをテーマとした区の交流事業を実施してはどうかとの質問がありました。
 これに対しては、各都市との交流の機会に本区の魅力をPRしている。今後は、パンダの来園やスカイツリー開業もPRに加え、姉妹・友好都市からの誘客に努めていく。上野動物園の入場券配布については、今後検討していくとの答弁がありました。
 次に、町会運営への支援について、役員の担い手がいないなど、組織の存続・継承が課題になっている。町会組織が盤石でないと区政への影響も考えられることから、適切な支援が必要と考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、町会の重要性をPRし、町会運営についての助言や運営助成などの支援を行ってきた。今後もさまざまな課題について、きめ細やかな対応をすることにより、一層の支援をしていくとの答弁がありました。
 次に、指定管理者制度について、指定管理者がサービスを提供するに当たり、さまざまな制約がある。指定管理者自身の判断の自由度をどのように高めていくのかとの質問がありました。
 これに対しては、民間のノウハウを活用し、指定管理者の創意工夫を十分に発揮してもらうとの観点から、施設の設置目的に従い、区民満足度の向上が期待できる提案については、実現に向け積極的に支援していくとの答弁がありました。
 次に、谷中コミュニティ施設の整備について、コミュニティセンターが果たしてきた役割、成果等を総括するとともに、住民の声を聞いて進めるべきと考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、基本計画においてセンターは谷中地域のコミュニティ活動の拠点施設となり、住民参加による効率的な運営を行っていることなど、役割、成果を評価している。引き続き計画の周知に努め、よりよい施設にしていくとの答弁がありました。
 民生費においては、社会福祉事業団について、効率的で自律可能な団体になることにより、独自の高齢者介護システムを構築していくべきである。事業団の将来像をどのように考えているのかとの質問がありました。
 これに対しては、社会福祉事業団は地域福祉の担い手として、区民のニーズにこたえるサービスを提供するとともに、経営改善にも努めてきた。今後とも民間の介護サービス提供事業者の模範となるよう支援していくとの答弁がありました。
 次に、高齢者の住宅対策について、バリアフリー化支援はトイレ改修や手すりの設置など水平移動の負担軽減が主体であるが、垂直移動を手助けするための階段昇降機の設置助成やレンタル等の方法も必要と考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、高齢者実態調査では、2階以上のフロアで生活している方から階段の昇降が大変であるとの回答を得ている。建物の構造等の課題もあるが、住宅改修事業を充実していく中で検討するとの答弁がありました。
 次に、介護ヘルパー等の重要性について、介護の仕事は従事者の能力・質が大変重要であるため、従事者の質の向上を目的とする区の取り組みをさらに充実すべきであると考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、これまでも介護サービスの質の向上を図るため、介護従事者に対する資格取得支援や研修事業等を実施している。今後は、研修内容に従事者の業務管理方法などの習得を加える等、新たな取り組みも進めていくとの答弁がありました。
 次に、特別養護老人ホームについて、待機者数は約350人であり、その解消は区民の切実な思いである。学校跡地などの活用も視野に入れ、実現可能なものから早急に着手すべきであると考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、特別養護老人ホーム浅草ほうらいの誘致や、本年4月の特別養護老人ホーム千束の開設など、需要の増加に対応している。今後の整備については、第5期高齢者保健福祉計画の中で検討していくとの答弁がありました。
 次に、子育て支援施策について、どのように社会全体で子育てしていくかの論議が必要である。長期的視野に立った施策を検討すべきであると考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、次世代育成支援地域行動計画に基づき、総合的な子育て支援策を着実に進めている。今後、区民の信任を得られれば、保育の充実や教育の一層の振興を図り、計画の基本理念の実現に向け全力で取り組むとの答弁がありました。
 次に、生活保護費について、扶助費が大幅に増加し、一般会計の約23%を占めるという状況になったが、生活保護の経費は、事務費や人件費を含め全額国が負担することが当然であり、国に対して働きかけていくべきである。また、不正受給に対しては厳正に取り組んでもらいたいとの意見がありました。
 衛生費においては、休日診療について、台東病院と永寿総合病院の2カ所に固定して実施すべきであると提案してきたが、検討は進んでいるのか。また、実施できない場合は何が障壁になっているのかとの質問がありました。
 これに対しては、診療体制の確保などの課題について、委託先の地区医師会に対してアンケート調査を実施し、現在取りまとめを行っている。実現の可能性について前向きに検討をしているとの答弁がありました。
 次に、環境施策の推進について、温室効果ガスを削減するためには、さまざまな施策を計画的に進めるとともに、全庁的な取り組みを行っていく必要があると考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、昨年策定した台東区環境基本計画に基づき、新エネルギー・省エネルギー機器の導入助成などの施策を推進している。今後も各施策を通じ、温室効果ガスの削減を計画的に推進していくとの答弁がありました。
 次に、ごみの減量について、今後、観光客の増加が期待される中、ごみを減らしていく方策を考え、清潔できれいなまちをつくり、心和む区を創出することが行政の責務であると考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、本区の地域特性を踏まえた清掃リサイクル事業の推進に向け、一般廃棄物処理基本計画の改定に取り組んでいる。ごみの発生抑制、分別排出の徹底等により、清潔で美しいまちづくりを推進していくとの答弁がありました。
 文化観光費においては、浅草の観光問題について、台東区民会館等に観光バス乗客用の待合場所を設置し、乗客が集合した時点でバスを回送させるなど、観光バスの長時間駐車の抑制と乗降場所の分散化を図るべきだと考えているがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、誘導員を配置し、長時間駐車しないよう指導するとともに、駐車場の案内を行い、安全確保と駐車対策に努めている。台東区民会館への待合場所の設置は、今後、設置の可能性について研究していくとの答弁がありました。
 産業経済費においては、商店街の振興対策について、近隣型商店街ではみずから事業を企画提案していくことが困難な状況であるため、区が積極的に商店街からの相談に応じ、提案をすべきと考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、区では商店街事業について指導助言を行うとともに、東京都中小企業振興公社と連携を図り、勉強会を実施している。今後もあらゆる支援事業を活用し、商店街の活性化に向け積極的に支援していくとの答弁がありました。
 土木費においては、防災船着場の新設について、災害発生時に柳橋・浅草橋地域の船宿が所有する屋形船を活用するため、屋形船東京都協同組合と協力してはどうか。また、隅田川の神田川河口付近に防災船着場を設置するよう都に要望すべきであると考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、帰宅困難者対策として屋形船の利用は有効であると考えており、屋形船東京都協同組合の意向を踏まえ今後検討していく。新たな防災船着場の設置については、都とも協議しながら調査・研究していくとの答弁がありました。
 次に、隅田公園の整備について、スカイツリーの開業に向けた整備と開業後の整備についてどのように考えているのか。また、隅田公園の将来像について区長の所見はどうかとの質問がありました。
 これに対しては、スカイツリーの開業に向けて東参道二天門口周辺の整備とともに、東京藝術大学・墨田区と連携したアート作品の設置などを行っていく。開業後は、新たなビューポイントとして築山周辺を整備するなど、緑と水辺を生かした公園づくりを推進していくとの答弁がありました。
 次に、住宅政策の現状と今後の課題について、シルバーピア事業の課題である施設供給、入居者管理、ワーデン等を解決するための住宅施策と福祉施策の連携強化等、今後の取り組みについてはどうかとの質問がありました。
 これに対しては、ワーデンや生活援助員の必要性や委託方法の見直しなどを多面的に検討していく。また、住宅施策と福祉施策の連携強化については、庁内検討組織において検討していくとの答弁がありました。
 次に、まちづくりについて、浅草六区地区の地区計画では、浅草寺の意見を十分聞かずに条例案を提出してしまったが、地域のまちづくりは地元住民と地権者が話し合い、合意のもとで進めていくべきと考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、地区計画の作成に当たっては、地区内関係者はもとより、周辺地域も含めた合意形成に最大限努めた。今後、運用基盤・ガイドラインの策定・適用等に当たっては、関係者と十分に話し合い、調整を図っていくとの答弁がありました。
 次に、浅草文化観光センターについて、景観行政団体への移行に向けて、浅草周辺地域の景観形成をどのように進めていくのかとの質問がありました。
 これに対しては、従来の景観基本計画では、浅草地域全体の一体性を念頭に置き、景観形成を進めてきた。現在、検討している新たな計画では、従来の考え方を踏襲しつつ、区民や事業者の意見を聞きながら、浅草六区地区や雷門通り、伝法院通りなど地域特性に合った景観形成を進めていくとの答弁がありました。
 教育費においては、学校教育における長幼の序の指導について、子ども同士の交流が希薄になり、遊びなどを通して基本的な社会のルールを身につける機会がなくなっているが、異年齢の子ども同士が接する機会があるのかとの質問がありました。
 これに対しては、異年齢集団で交流することは大切なことであり、小中学校では委員会活動や部活等を通して、異年齢の子どもたちが触れ合う機会を設けている。今後も、子どもたちが社会性を身につけられる機会の充実を検討していくとの答弁がありました。
 次に、教育について、教育委員会では既に「こころざし教育」に取り組んでいるが、一層の普及発展のためにどのように取り組んでいこうと考えているのかとの質問がありました。
 これに対しては、来年度、一部の中学校では将来の夢や目標などの「こころざし」を保護者等の前で提案する(仮称)立志式を検討している。今後も積極的な取り組みを支援し、子どもたちの心に「こころざし」を育んでいくとの答弁がありました。
 次に、教育委員会と学校の権限について、教育委員会が決めた施策や方針を、各校・園に周知しても、校園長の裁量によって実施内容に差があり、均一化されていない。教育委員会の権限のあり方についてどう考えるかとの質問がありました。
 これに対しては、各校・園での教育内容は指導課を中心に監督・指導している。教育活動の方法については、子どもたちの実態に合わせた指導法や、保護者や地域の要望を考慮することが有効であるが、必要な場合には教育委員会として指導していくとの答弁がありました。
 次に、国際学力到達度テストの結果について、明らかになった課題からは、ゆとり教育の影響が懸念されるが、平成23年度から小学校で施行される脱ゆとり教育の新学習指導要領に対する取り組み状況はどうかとの質問がありました。
 これに対しては、新学習指導要領の改訂の趣旨を踏まえた資料の作成や、小学校英語活動研修の実施などとともに、理科や体育備品等の計画的な充当などを進めてきた。今後も、基礎基本の定着と活用する力の育成に努めていくとの答弁がありました。
 次に、格差社会と教育について、家庭の経済状況が子どもたちの教育を受ける機会の均等を奪い、中学校卒業後の進路に影響を与えていると考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、進路も重要な課題であるが、教育委員会としては義務教育の基礎基本を身につけさせることや、小中学校におけるキャリア教育を推進することにより、すべての子どもたちに将来を切り開く力を身につけさせていきたいとの答弁がありました。
 次に、保育園とこども園の検証について、本区における公的保育は、これまでどのような役割を果たしてきたのか。また、今後の具体的な取り組みや方向性をどのように考えているのかとの質問がありました。
 これに対しては、子どもの健やかな育成や仕事と子育ての両立を支援するなど重要な役割を担ってきた。今後は、就学前教育の一層の充実を図るため、台東区幼児教育共通カリキュラムの実践や認証保育所、家庭福祉員と公立保育園の連携の充実など、これまで以上に質の高い教育・保育を推進していくとの答弁がありました。
 次に、特別会計について申し上げます。
 国民健康保険事業会計においては、保険料について賦課方式の変更により低所得の世帯等の保険料が値上がりになる。保険料滞納者の生活状況や健康状況を把握し、必要な医療を受けられるよう、資格証明書の発行をやめるべきと考えるがどうかとの質問がありました。
 これに対しては、資格証明書は保険料負担における公平性確保の観点から適切に発行・運用しており、状況に応じて短期被保険者証を発行するなどの対応をしているとの答弁がありました。
 本委員会は、ここに審議を終了し、一般会計予算、各特別会計予算のいずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。
 なお、7議案のうち一般会計予算、国民健康保険事業会計予算、後期高齢者医療会計予算、介護保険会計予算の4議案については、茂木孝孔委員は所定の賛成を得て、少数意見を留保いたしましたことをここにご報告申し上げます。
 議員各位におかれましては、本委員会の意のあるところをご賢察いただき、委員会報告書どおりご決定賜りますようお願い申し上げます。
 また、理事者におかれましては、本委員会の席上、各委員からの意見や要望のありました事項に十分に配慮をいただき、区民福祉増進と本区繁栄のため、一層の努力を要望いたします。
 最後に、連日、長時間にわたりご審議をいただきました委員各位、また、答弁いただきました理事者の方々に心から感謝を申し上げ、委員長報告といたします。
 ありがとうございました。
○議長(鈴木茂 さん) 以上で、委員長報告は終了いたしました。
 次に、日程第1から第4までについて、少数意見の報告がありますので、これを許可いたします。
 27番茂木孝孔さん。
         (27番茂木孝孔さん登壇)(拍手)
◆27番(茂木孝孔 さん) 私は、第5号議案、一般会計予算を初め第6号から第8号議案の4議案に反対の立場から留保した少数意見を行います。
 討論を始める前に、今回の史上空前の東日本大地震によって痛ましい犠牲となった方々に対し、謹んで哀悼の意を表するとともに、被災者の皆さんに心からのお見舞いを申し上げます。また、日夜ご奮闘されております区職員の皆さんのご努力にも敬意を表します。本当にお疲れさまでございます。また、今後も一致協力して被災者の皆さんの救助や支援はもちろんのこと、区民の皆さんの生命・財産を守るために、どうぞご努力をお願い申し上げます。我が党区議団も一致協力して全力を尽くす決意を表明し、少数意見を行います。
 今、不況と雇用不安、福祉の切り捨て等によって区民生活は一層深刻になっております。こうしたときこそ、私どもは住民の安全、健康、福祉の保持に努めるという地方自治体の役割と責任が一層重要となっていると考えています。この立場から、区民の暮らし優先を貫き、区民の切実な要求や願いを区政に届け、よいものは積極的に前に進め、悪いものについてはきっぱりと反対する姿勢で予算審議に臨みました。以下、反対の理由を簡略に述べたいと思います。
 まず、来年度予算案を提案した吉住区長の政治姿勢についてであります。
 吉住区長は、自民党を離党して区長選に出馬を決意したわけでありますから、この間のしがらみを払拭し、文字通り区民本位の区政に立ち返って、国や都の悪政から区民生活を守る防波堤としての役割を果たす姿勢を明確にすべきでありました。にもかかわらず、国の消費税増税の動きに対する態度や、この間の石原都政のもとでの福祉を初めとした住民サービス切り捨てに対して、相変わらず様子見で、変えようとしない姿勢は甚だ遺憾であります。
 次に、一般会計予算案について、審議を通じて明らかになった特徴点を述べたいと思います。
 予算編成の基本的な考え方については、相変わらず国が示した経済情勢の動向、それと台東区の行財政運営の大変さを強調するだけで、各種の調査でも明らかになっている肝心の区民生活の実態には全く触れておりません。だれのための予算なのか、だれのために自治体があるのかを見失った考え方の予算であり、容認できません。
 吉住区長は、在任中貯金、積立金でありますが、積立金をふやしたと成果として誇っています。確かに115億円も積み増しを行いました。しかし、その間、区民生活は一体どうなったでしょうか。所得の減収による区民税収の落ち込み、国保の滞納者・滞納額の増大、就学援助や生活保護受給者の増大、これらにあらわれているように、区民生活は底を打っているのであります。このようなだれのための区政かを見失った姿勢は、断じて許されないのであります。
 来年度の予算編成方針も同様であります。副区長の依命通達に基づいて、財政課は昨年度の決算ベースで算出するよう各課に指示を流したようであります。昨年度決算は、ご承知のとおり区民に対する事業をできるだけ抑えて執行を行いました。その結果、42億5,000万円の純剰余金の決算になっているわけであります。こうした方針のもと、「暫定かと言われれば暫定予算です」と答弁するような中途半端な本予算案は、余りにも区民生活の実態を見ていない予算と言わざるを得ないのであります。
 区民サービスについては財政効率を強調して、昨年度の決算額を基本にした予算編成を指示しておきながら、区長みずからの給料や交際費、退職金は聖域にし、そして従来どおりの予算を計上している点は本末転倒であり、容認できません。
 具体的な問題で、何点か指摘をしたいと思います。
 入所率が10倍以上と、ますます必要性が高まっている高齢者住宅の建設は待ったなしという状態にもかかわらず、シルバーピアの建設は、昨年度も今年度も予算には計上したものの全く建設されませんでした。本予算案も計画は1棟だけであります。本当に建設する気があるのかも甚だ疑問であります。
 高齢者見守りネットワークについても、昨年の第3回定例会でその充実を吉住区長は表明したわけであります。にもかかわらず、本予算案では、今年度並みしか計上されていないのであります。
 また、一般会計予算に占める割合が全国一の生活保護扶助費は、憲法第25条に基づくものであり、本来国が財政的にも責任を負うべきものであります。また、国の無策によって受給者が増大している背景からも、国の責任は免れないものであります。人件費も含め、国が財源措置をという声は、議会でも行政側も今一致しているものであります。これまでのようなおざなりの対応ではなく、台東区が全国の自治体に呼びかけて共同して行動するなど、積極的な取り組みが求められているのであります。待ったなしのケースワーカーの抜本的な人員増も同様であります。残念ながら、こうした点でも吉住区長の積極的な姿勢は見られず、容認できません。
 次は、まちづくりについてであります。
 先ほど理事者退任のあいさつの中で、台東区のまちづくりは新たにつくるのではなくて歴史と伝統のまちとしてその基盤があり、まちづくろいではという言葉がありました。私もごもっともだなということを感じました。そのまちづくりについてであります。
 吉住区長のもとで策定された都市計画マスタープランが日々のまちづくり業務の中で全く生かされていない実態が審議を通じて明らかになりました。特に浅草文化観光センターの建設問題、そして浅草六区の地区計画の強行決定、上野桜木のマンション建設計画への対応などに、その特徴点があらわれました。幾ら「住民との合意、住民との声を大切に」、こういっても浅草寺との話し合いも中途半端にして建設を強行している浅草文化観光センターのやり方は、吉住区長みずからが都市計画マスタープランの立場を無視した対応と言わざるを得ないのであります。また、浅草六区の地区計画も同様であります。計画地域の6割の土地を有する浅草寺からは高さに対する意見が出され、合意もされていないのに今議会に提案するやり方は、地区計画のそもそも論から見ても、都市計画マスタープランの行政の役割からも逸脱したものと言わざるを得ず、甚だ遺憾であり容認できません。
 上野桜木に計画されているワンルームを含む7階建てのマンション建設についての対応も、区長は住宅や寺社が多く良好な住環境だ、こう認めているにもかかわらず、所管の建築課や紛争調整を担当する住宅課は、都市計画マスタープランで示された地域特性や区の考え方など、説明も助言も一切行っていないことが明らかになったのであります。まちづくりの担当者からは、将来像だからと答弁がありましたが、一日一日の対応の積み重ねで将来のまちはつくられるのであります。このような対応では、台東区の将来のまちは一体どうなってしまうのでしょうか。重大であると言わざるを得ないのであります。
 次は、防災谷中コミュニティセンターの整備についてであります。
 1,000名を超える地元住民の声には耳を傾けず、代表者から要望がないからと、これまでの考えを変えない姿勢は断じて許せません。このたび東日本大地震が起きたばかりでありますが、今後復旧作業が進むもとで、住宅や入浴施設などが大きな課題になることは間違いないでしょう。災害対策の点からも入浴施設は絶対に必要であることを強調しておきます。
 なお、災害対策については、これまでの対応策では全く通用しない机上の空論であることが、今回の大地震と大津波で明らかになりました。今回の大地震を教訓として、早急に地域防災のあり方を抜本的に見直すべきであります。また、計画停電や安全神話が崩れた原発など、東京電力からの情報把握や区民への周知、防災行政無線のあり方、地区センターの役割、被災者からの相談窓口の設置などなど、早急に対応すべきことは山積いたしております。これらについては直ちに改善し、対応すべきことを提案しておきます。
 次は、教育費についてであります。
 区立台東幼稚園を廃園し、認定こども園をつくる問題では、公立幼稚園の存続を求める2,000名を超える署名が提出されておりますが、教育委員会の対応は、議会の審議も不十分なまま認定こども園ありきで事を進めようとするこの姿勢は、これまでの学校統廃合問題同様で容認できません。待機児童解消を言うのなら、まず公立の認可保育園の建設を急ぐべきことを指摘しておきたいと思います。
 また、校長会から要望されている体育館へのエアコン設置についてであります。理事者からは大規模改修で整備していくと、先延ばしをする答弁がありました。また、予算特別委員会では、ある委員からはみずからの何十年前の経験を述べ、暑いときには汗を流して運動するべきなのだ、こんな意見もありましたが、既に整備されている学校もあるのです。意見を言った同じ会派の議員からは、設置すべきとの意見も出されているのであります。運動するだけが体育館ではありません。いざ災害があれば、避難所となるのも学校の体育館であります。今回の大地震の避難者の実態がテレビに映し出され、寒さに震え必死に耐えている姿をどのように感じ取っているのでしょうか。早急に設置すべきことを指摘しておきます。こうした区民や住民の、また現場の声に真摯に耳を傾け、住民参加で区政を運営する民主的な区政運営に転換すべきことを重ねて強調するものであります。
 次は、特別会計について、ごく簡略に述べます。
 まず、国民健康保険事業会計についてであります。
 国保料は毎年値上げされ、滞納者数も滞納額もふえる一方であります。これ以上の負担は耐えられない事態になっている加入者が増大しています。審議でも明らかなように、来年度は保険料の算定方式の変更により、低く見ても加入者の4割以上の世帯が値上げとなります。特に、低所得者や障害者、家族の多い世帯での保険料値上げは、まさに深刻となるわけであります。一般会計からの繰り入れを前年度より1億7,000万円も減額しておりますが、保険料値上げを抑えるためには、むしろ増額をすべきであります。今後さらなる値上げがされたら、保険料が払えず医療にかかれない区民がますますふえることになるでしょう。こうした事態は、皆保険制度という立場からも住民の安全・健康・福祉の保持という地方自治体の責務からも逆行したものであり、容認できません。
 後期高齢者医療会計については、世界にも例のないお年寄りの差別医療であり、直ちに廃止をとの声が今、圧倒的多数になっているのであります。もともと無料だった高齢者医療を有料化し、所得がふえるはずのない高齢者に負担をふやす制度は廃止しかなく、容認できません。
 最後は、介護保険会計についてであります。
 保険料を払うのが精いっぱいで、利用料が払えず、必要なサービスが受けられない人がふえ続けるなど、介護保険制度のあり方そのものが問われております。そして、必要な介護サービスを提供するためにも国庫補助を当面30%に引き上げる、こうしたことを国に対して強く要求すべきであります。全くこれも様子見できました。容認できません。
 以上で少数意見を終わりますが、最後に一言述べさせていただきたいと思います。
 東日本大地震による人的・物的被害は、極めて甚大で広範囲であり、原発の爆発事故や石油化学コンビナート火災など、複合的被害の形で広がっています。今は全国民、全自治体が救援と復旧に党派を超えて力を集中すべきときではないでしょうか。また、60カ国以上から国際的支援が寄せられているときに、こういうときに選挙を行えば、世界から日本の姿勢が問われるのではないでしょうか。間近に迫った統一地方選挙は、全国規模で延期することが多くの国民の気持ちにも沿った当たり前のことではないでしょうか。このことは、もちろん国会で決めることであります。一自治体で決められるものではないことは承知していますが、計画停電や原発等の影響は免れない事態であります。落ちついた時点で堂々と政策論戦をして選挙戦を行うべきであります。我が党は、統一地方選挙は全国規模で延期することを国政レベルでも提案しておりますが、この場でも各党、各会派の皆さんにこのことを呼びかけて、私の討論を終わります。(拍手)
○議長(鈴木茂 さん) 以上で、少数意見の報告は終了いたしました。
 日程第1から第4までについては、起立により採決いたします。
 おはかりいたします。
 本件については、いずれも委員会報告書どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
         (賛成者起立)
○議長(鈴木茂 さん) 起立多数であります。よって、本件については、いずれも委員会報告書どおり決定いたしました。
 おはかりいたします。
 日程第5から第7までについては、いずれも委員会報告書どおり決定いたしたいと思います。ご異議ありませんか。
         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木茂 さん) ご異議ないと認めます。よって、本件については、いずれも委員会報告書どおり決定いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) 日程第8を議題といたします。
          (矢下事務局長朗読)
△日程第8 区民文教委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第23号議案 東京都台東区幼稚園教育職員の通勤時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例
 平成23年2月23日
                      区民文教委員会委員長  高 柳 良 夫
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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○議長(鈴木茂 さん) 本件については、起立により採決いたします。
 おはかりいたします。
 本件については、委員長報告を省略することとし、委員会報告書どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
         (賛成者起立)
○議長(鈴木茂 さん) 起立多数であります。よって、本件については、委員会報告書どおり決定いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) 日程第9を議題といたします。
         (矢下事務局長朗読)
△日程第9 区民文教委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第24号議案 東京都台東区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 平成23年2月23日
                      区民文教委員会委員長  高 柳 良 夫
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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○議長(鈴木茂 さん) 本件については、起立により採決いたします。
 おはかりいたします。
 本件については、委員長報告を省略することとし、委員会報告書どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
         (賛成者起立)
○議長(鈴木茂 さん) 起立多数であります。よって、本件については、委員会報告書どおり決定いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) 日程第10を議題といたします。
         (矢下事務局長朗読)
△日程第10 区民文教委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第25号議案 東京都台東区幼稚園教育職員の給与等に関する特別措置に関する条例の一部を改正する条例
 平成23年2月23日
                      区民文教委員会委員長  高 柳 良 夫
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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○議長(鈴木茂 さん) 本件については、起立により採決いたします。
 おはかりいたします。
 本件については、委員長報告を省略することとし、委員会報告書どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
         (賛成者起立)
○議長(鈴木茂 さん) 起立多数であります。よって、本件については、委員会報告書どおり決定いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) 日程第11を議題といたします。
         (矢下事務局長朗読)
△日程第11 保健福祉委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第27号議案 東京都台東区国民健康保険条例の一部を改正する条例
 平成23年2月22日
                      保健福祉委員会委員長  水 島 道 徳
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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○議長(鈴木茂 さん) 本件については、起立により採決いたします。
 おはかりいたします。
 本件については、委員長報告を省略することとし、委員会報告書どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
         (賛成者起立)
○議長(鈴木茂 さん) 起立多数であります。よって、本件については、委員会報告書どおり決定いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) 日程第12を議題といたします。
         (矢下事務局長朗読)
△日程第12 保健福祉委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第28号議案 東京都台東区介護保険の保険給付に係る資金貸付条例を廃止する条例
 平成23年2月22日
                      保健福祉委員会委員長  水 島 道 徳
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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○議長(鈴木茂 さん) 本件については、起立により採決いたします。
 おはかりいたします。
 本件については、委員長報告を省略することとし、委員会報告書どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
        (賛成者起立)
○議長(鈴木茂 さん) 起立多数であります。よって、本件については、委員会報告書どおり決定いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) 日程第13を議題といたします。
         (矢下事務局長朗読)
△日程第13 産業建設委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第14号議案 東京都台東区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例
 平成23年2月21日
                      産業建設委員会委員長  木 村   肇
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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○議長(鈴木茂 さん) 本件については、起立により採決いたします。
 おはかりいたします。
 本件については、委員長報告を省略することとし、委員会報告書どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
         (賛成者起立)
○議長(鈴木茂 さん) 起立多数であります。よって、本件については、委員会報告書どおり決定いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) 日程第14を議題といたします。
         (矢下事務局長朗読)
△日程第14 子育て支援特別委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第26号議案 東京都台東区こどもクラブ条例の一部を改正する条例
 平成23年2月15日
                   子育て支援特別委員会委員長  寺 井 康 芳
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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○議長(鈴木茂 さん) 本件については、起立により採決いたします。
 おはかりいたします。
 本件については、委員長報告を省略することとし、委員会報告書どおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
         (賛成者起立)
○議長(鈴木茂 さん) 起立多数であります。よって、本件については、委員会報告書どおり決定いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) 日程第15から第35までを一括して議題といたします。
  なお、委員会報告書については、朗読を省略いたします。
△日程第15〜第18 企画総務委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第1号議案 平成22年度東京都台東区一般会計補正予算(第4回)
  第2号議案 平成22年度東京都台東区国民健康保険事業会計補正予算(第1回)
  第3号議案 平成22年度東京都台東区後期高齢者医療会計補正予算(第1回)
  第4号議案 平成22年度東京都台東区老人保健医療会計補正予算(第1回)
 平成23年2月24日
                      企画総務委員会委員長  田 口 治 喜
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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△日程第19 企画総務委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第15号議案 公益的法人等への東京都台東区職員の派遣等に関する条例の一部を改正する条例
 平成23年2月24日
                      企画総務委員会委員長  田 口 治 喜
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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△日程第20 企画総務委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第16号議案 外国の地方公共団体の機関等に派遣される東京都台東区職員の処遇等に関す
        る条例の一部を改正する条例
 平成23年2月24日
                      企画総務委員会委員長  田 口 治 喜
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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△日程第21 企画総務委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第17号議案 東京都台東区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例
 平成23年2月24日
                      企画総務委員会委員長  田 口 治 喜
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第22 企画総務委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第18号議案 東京都台東区職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例
 平成23年2月24日
                      企画総務委員会委員長  田 口 治 喜
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第23 企画総務委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第19号議案 東京都台東区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例
 平成23年2月24日
                      企画総務委員会委員長  田 口 治 喜
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第24 企画総務委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第20号議案 東京都台東区一般財団法人に対する助成等に関する条例の一部を改正する条
        例
 平成23年2月24日
                      企画総務委員会委員長  田 口 治 喜
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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△日程第25・第26 企画総務委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第30号議案 和解及び損害賠償の額の決定について
  第31号議案 訴訟の提起について
 平成23年2月24日
                      企画総務委員会委員長  田 口 治 喜
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
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△日程第27 区民文教委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第22号議案 東京都台東区教育振興基金条例の一部を改正する条例
 平成23年2月23日
                      区民文教委員会委員長  高 柳 良 夫
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第28 保健福祉委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第21号議案 東京都台東区社会福祉基金条例の一部を改正する条例
 平成23年2月22日
                      保健福祉委員会委員長  水 島 道 徳
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第29 産業建設委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第12号議案 東京都台東区従前居住者用住宅条例
 平成23年2月21日
                      産業建設委員会委員長  木 村   肇
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第30 産業建設委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第13号議案 東京都台東区船着場条例
 平成23年2月21日
                      産業建設委員会委員長  木 村   肇
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第31 産業建設委員会議案審査報告書
  本委員会に付託された次の議案は、慎重審査の結果、原案を可決すべきものと決定しました。
  第29号議案 東京都台東区景観まちづくり条例の一部を改正する条例
 平成23年2月21日
                      産業建設委員会委員長  木 村   肇
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第32 子育て支援特別委員会調査報告書
  本委員会は、平成19年5月15日付託された次のことについて、鋭意調査中であるが、引き続き調査を必要とするので閉会中も調査できることに決定しました。
  子育て環境について
 平成23年2月15日
                   子育て支援特別委員会委員長  寺 井 康 芳
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第33 環境・安全安心特別委員会調査報告書
  本委員会は、平成21年5月15日付託された次のことについて、鋭意調査中であるが、引き続き調査を必要とするので閉会中も調査できることに決定しました。
  環境及び安全安心について
 平成23年2月16日
                 環境・安全安心特別委員会委員長  青 柳 雅 之
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第34 文化・観光特別委員会調査報告書
  本委員会は、平成19年5月15日付託された次のことについて、鋭意調査中であるが、引き続き調査を必要とするので閉会中も調査できることに決定しました。
  文化政策及び観光について
 平成23年2月17日
                   文化・観光特別委員会委員長  藤 平 一 雄
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
△日程第35 自治制度・地方分権特別委員会調査報告書
  本委員会は、平成21年5月15日付託された次のことについて、鋭意調査中であるが、引き続き調査を必要とするので閉会中も調査できることに決定しました。
  自治権拡充及び地方分権について
 平成23年2月18日
               自治制度・地方分権特別委員会委員長  杉 山 全 良
 台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
 ──────────────────────────────────────────
○議長(鈴木茂 さん) おはかりいたします。
 本件については、いずれも委員長報告を省略することとし、委員会報告書どおり決定いたしたいと思います。ご異議ありませんか。
         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木茂 さん) ご異議ないと認めます。よって、本件については、いずれも委員会報告書どおり決定いたしました。
 ──────────────────────────────────────────
○議長(鈴木茂 さん) 次に、各委員会付託の陳情の継続審査について、閉会中の継続審査の申し出があります。
 本件については、お手元に配付いたしました各委員会から申し出の「陳情継続審査件名表」のとおり、閉会中の継続審査に付したいと思います。ご異議ありませんか。
         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木茂 さん) ご異議ないと認めます。よって、本件については、閉会中の継続審査に付することに決定いたしました。
          陳情継続審査件名表(平成23年第1回定例会)
企画総務委員会
 陳情22−10 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の提出を求めることについての陳情
 陳情22−13 選択的夫婦別姓制度の法制化に反対する意見書の提出についての陳情
 陳情22−14 人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出についての陳情
 陳情22−15 永住外国人への地方参政権付与の法制化に反対する意見書の提出についての陳情
区民文教委員会
 陳情23−2 谷中コミュニティセンターの改築にあたって、入浴施設及びトレーニング室、専門的な茶室の設置を求める陳情
保健福祉委員会
 陳情22−19 生活保護制度の改善についての陳情
 陳情22−28 無料低額宿泊所等の改善についての陳情
 陳情22−29 緊急宿泊施設の改善についての陳情
 陳情22−37 B型肝炎訴訟の早期全面解決を求める意見書の提出を求める陳情
子育て支援特別委員会
 陳情22−16 子ども手当の廃止を求める意見書の提出についての陳情
 陳情23−3 台東幼稚園の認定こども園公設民営化反対についての陳情
文化・観光特別委員会
 陳情22−12 「浅草文化観光センター」改築計画設計変更を求めることについての陳情
自治制度・地方分権特別委員会
 陳情22−21 安心・安全な国民生活実現のため、国土交通省の地方出先機関の存続を求めることについての陳情
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○議長(鈴木茂 さん) 次に、常任委員会及び議会運営委員会の特定事件について、閉会中の継続調査の申し出があります。
 本件については、お手元に配付の「特定事件継続調査事項表」のとおり、閉会中の継続調査に付したいと思います。ご異議ありませんか。
         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木茂 さん) ご異議ないと認めます。よって、本件については、閉会中の継続調査に付することに決定いたしました。
         特定事件継続調査事項表(平成23年第1回定例会)
企画総務委員会
 1 区政一般の企画及び調整について
 2 財政について
 3 情報システムの管理運営について
 4 統計について
 5 広報及び広聴について
 6 公有財産及び契約について
 7 営繕について
 8 危機管理について
 9 人権及び男女共同参画について
 10 選挙管理について
 11 区政運営について
区民文教委員会
 1 区民事務所及び区民施設について
 2 コミュニティの育成について
 3 国民年金について
 4 区民相談及び消費生活について
 5 特別区税及び税外収入について
 6 国民健康保険料、後期高齢者医療保険料及び介護保険料の滞納整理について
 7 戸籍及び住民の記録について
 8 国際化施策及び都市交流について
 9 教育行政の企画及び調整について
 10 教育施設について
 11 義務教育及び幼児教育について
 12 生涯学習について
 13 青少年及び女性施策について
 14 社会教育事業及び社会体育事業について
 15 図書館について
保健福祉委員会
 1 社会福祉について
 2 高齢者及び障害者の福祉について
 3 介護保険について
 4 福祉事務所について
 5 保健衛生について
 6 健康及び地域医療について
 7 国民健康保険について
 8 後期高齢者医療について
 9 保健所について
 10 清掃事業について
 11 外郭団体の経営状況について
産業建設委員会
 1 産業について
 2 都市づくりについて
 3 道路及び河川について
 4 交通について
 5 公園について
 6 建築について
 7 住宅について
 8 外郭団体の経営状況について
議会運営委員会
 1 議会運営について
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○議長(鈴木茂 さん) おはかりいたします。
  「台東区副区長の選任に伴う区議会の同意方について」を本日の追加日程第1として追加し、議題といたしたいと思います。ご異議ありませんか。
         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木茂 さん) ご異議ないと認めます。よって、本件については、本日の追加日程第1として追加し、議題とすることに決定いたしました。追加日程第1を議題といたします。
         (矢下事務局長朗読)
△追加日程第1
 22台総総第845号
                                  平成23年3月16日
東京都台東区議会議長  鈴 木   茂  殿
                           東京都台東区長 吉 住   弘
      東京都台東区副区長の選任に伴う区議会の同意方について(依頼)
 東京都台東区副区長として下記の者を選任いたしたく、地方自治法(昭和22年法律第67号)第162条の規定に基づき、貴議会の同意を得る必要があるので、よろしくお取り計らいくださるようお願いいたします。
                    記
  埼玉県上尾市柏座            神 子 雅 行
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○議長(鈴木茂 さん) 本件について、提案理由の説明を求めます。
 区長。
         (区長吉住 弘さん登壇)
◎区長(吉住弘 さん) ただいま上程されました台東区副区長の選任に伴う区議会の同意方につきまして、提案理由のご説明を申し上げます。
 本区副区長、神子雅行君の任期は、来る3月31日をもって満了いたしますが、このたびの東北地方太平洋沖地震の発生による事態をかんがみ、災害対策を初めとする台東区政が停滞することのないよう、引き続き同君に副区長の要職を担当していただきたく、地方自治法第162条の規定に基づき提案した次第でございます。
 本案につきましては、何とぞご同意を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(鈴木茂 さん) 以上で、提案理由の説明は終了いたしました。
 おはかりいたします。
 本件については、提案どおり同意することに決定いたしたいと思います。ご異議ありませんか。
         〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(鈴木茂 さん) ご異議ないと認めます。よって、本件については、提案どおり同意することに決定いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) ここで、副区長の選任について同意いたしました神子雅行さんからあいさつがあります。
 副区長。
         (副区長神子雅行さん登壇)
◎副区長(神子雅行 さん) ただいま副区長職の選任につきまして、吉住区長からご推挽をいただき、区議会のご同意を賜りまして、まことにありがとうございました。
 3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震につきましては、いまだ被害の全容が明らかになっていない状況でございます。区長が任期を迎えますことに伴い、3月18日以降は区長職務代理者を務めさせていただきますが、今後の動向について予断を許さない中、引き続き台東区職員の総力を結集し、万全の体制を整えながら対応に当たってまいる所存でございます。
 微力ではございますが、全力を尽くしてまいりますので、よろしくお願い申し上げます。
 また、多くのご功績を残されました第16期区議会議員の皆様の任期も近づきつつあるところでございます。来る区議会議員選挙に引き続き立候補されます皆様方全員のご当選と、今期を最後にご勇退されます皆様のますますのご健勝・ご活躍を心よりお祈り申し上げます。
 以上をもちまして、私のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。
○議長(鈴木茂 さん) 以上で、あいさつは終了いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) これより、今期最後の定例会の閉会に当たり、あいさつがあります。
 初めに、今期をもって勇退される議員からあいさつがあります。
 29番田口治喜さん。
         (29番田口治喜さん登壇)(拍手)
◆29番(田口治喜 さん) 台東区議会自民党の田口治喜でございます。
 1973年、昭和58年4月の台東区議会議員選挙で初当選をさせていただきました。自来、7期28年もの長い間、ご指導、ご支援を賜りましたが、4月執行の台東区議会議員選挙に立候補せず、今期限りで議員活動から引退をする決意をいたしました。
 日本文化文明の世界に向けた情報発信基地上野の山、江戸文化文明、下町文化文明の母なる川隅田川、そこに広がる歴史・文化・伝統に培われたまち我が台東区、このまちに生まれ育ち、台東区議会議員として私たちの子どもや孫に安心して手渡せる社会をつくりたい、もっともっといいまちをつくりたい。そして、安全・安心なまち、心豊かなまち、元気なまちをつくりたいと、心から念じて活動してまいりました。そして、数々の成果を積み上げることができたのも、多くの方々の温かいご理解、ご後援のおかげと幾重にも感謝を申し上げる次第でございます。
 もちろん、私はこれからもここ、ふるさと台東区で生きてまいります。大好きなまち台東区のますますの発展を心から願い、ごあいさつといたします。長い間、ありがとうございました。(拍手)
○議長(鈴木茂 さん) 次に、21番実川利隆さん。
         (21番実川利隆さん登壇)(拍手)
◆21番(実川利隆 さん) 自由民主党の実川利隆です。
 今、田口先輩からもいろいろお話がありました。私は田口議員と違って、皆様ご案内のとおり、四国の片田舎で生まれ育った人間であります。前にも申し上げたかもわかりません。私が物心ついたときから、私の家は市議会議員候補の選挙事務所であり、町内から出ていた方であります。そういうものを私は見聞きしながら、少年時代、そして青年時代と郷里で過ごしてまいりました。28歳のときに、縁あって田舎で市議会議員を1期4年間務めさせていただきました。以来、ご縁があってこの台東区で24年間お世話になったわけでありますが、この台東区は私にとってはもちろんの第二のふるさとであり、歴史と文化に培われてきたこの台東区、そして特に私は今住まわせていただいている谷中の町が大好きであります。平成19年3月2日には、美しい日本の歴史的風土100選にも選ばれた土地柄であります。このことをしっかりと私はこれからも認識をしながら、今までは区議会議員として区民福祉の充実、教育文化の振興、そして住民の環境整備、この3つが私の区議会議員としての基本でございました。これからは一区民として区政をしっかりと冷静に見ながら、協力できることはさせていただきたいと考えております。
 区長初め、理事者の皆さん、本当に長い間お世話になりました。内山区政の最後の4年間、私は3代の区長さんとともに台東区の発展のために歩んでまいりました。本当にお世話になり、ありがとうございました。(拍手)
○議長(鈴木茂 さん) 次に、25番杉山全良さん。
         (25番杉山全良さん登壇)(拍手)
◆25番(杉山全良 さん) 台東区議会公明党の杉山でございます。
 私が議員になったということは、昭和62年でございまして、思えば同志8名、同期のメンバーがおりました。今はだんだん少なくなって、非常に寂しい思いをしておりますけれども、その中の一人となって、勇退する議員の中で一番若輩者でございまして、そういった意味では非常に悔いが残るということはありません。これからは私、1人1人が区民の目線に立って、しっかりと別の立場で見ていきたいと思っております。
 私が議員になったときには、ほとんどの皆さんが、理事者の皆さんもそうでしたし、議員の皆さんも全部先輩でございました。したがって、1人1人の方からいろいろ教えをいただきました。特に、ここにいらっしゃる木村議員には、私が当選して以来、叱咤激励をいただき、ありがとうございました。そしてまた、理事者のお顔を見ると、残っている方がほとんどいらっしゃらなくて、自分が若輩で入ったときにあんなにいた先輩はどこへ行ってしまったのだろうかと、私自身が今その立場に立って非常に考えるものがあります。
 いずれにせよ、こういう立場にならせていただいた区民の皆さんに温かく、厚く御礼を申し上げますとともに、今後は、先ほど実川議員が言ったとおり、私も一区民の立場として、しっかり区政を見てまいりたいと思っております。今後とも、これからの区政の発展と、それから議員の皆様には選挙がありますので、しっかり当選をしてきていただいて、新たな区政進展のために頑張っていただきたいことを心からお願いを申し上げまして、一言御礼を申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(鈴木茂 さん) 次に、20番高柳良夫さん。
         (20番高柳良夫さん登壇)(拍手)
◆20番(高柳良夫 さん) 台東区議会自由民主党の高柳良夫でございます。
 私は、ちょうど20年前、地元区議の急逝により突如地元から立候補いたし、当選して今日に至った次第でございます。当時の初めての立候補演説会のときに、当時私の恩師であり、深夜番組で非常に人気のあった「トゥナイト」という番組がございまして、そこのキャスターが私の恩師でございました利根川裕さんという方で、その方が本番前に小学校の会場に駆けつけてくださいまして、応援演説ですか、ごあいさつをいただいたのが非常に印象に残っておりますので、今後、これから区政に参画して一生懸命台東区のために頑張っていただく新しい立候補者の方のために、いささかご参考になればと思いまして、その文章を読ませていただきたいと思います。
 我が教え子、高柳良夫君。早いものでもう30年もの歳月がたちましたが、かつて私は、上野公園のすぐそばの都立上野高等学校の教師をしておりました。そのときの生徒が高柳良夫君です。教え子も数が多いので、長い年月のうちには、おのずから疎遠になっていく者もありますが、高柳君たちの学年とはその後も大変親しい関係が今に至るまで続いております。それというのも、高柳君が一貫して深い信義と愛情で私や同期生に接してくれ、しかも骨身を惜しまず同期生の取りまとめに奔走してくれるからであります。そういう高柳良夫君が、このたび多くの方々に推されて台東区のために役立ちたいとの決意を固めました。そのことを聞き、私は諸手を挙げ賛同し、大いに励まし、大いに後押しをする気持ちになっております。高柳君の温かい人柄、細かい心遣い、そして進んで人のために尽くそうとする善意、だれからも頼りにされる行動力、そういうものが広く台東区の皆さんに役立つであろうことを、私は信じて疑いません。今回の高柳君の出馬は、まことに天が与えられた使命であります。
 少し褒め過ぎではあると思うのですが、こういう言葉をいただきまして、改めて私が74年間の人生を振り返りますときに、すばらしい尊敬する恩師がいらしたこと、そしてよき友、よき仲間、そして信頼してくれる家族に恵まれたことが大変うれしく、心から感謝している次第でございます。
 結びに、20年間にわたりまして親しくしていただいた区議の皆様、そして吉住区長を初め理事者の皆さん、そして職員の皆様、本当に長い間ありがとうございました。改めて感謝申し上げ、あわせて台東区のますますの発展を祈念して、私のお別れのあいさつといたします。きょうは、まことにありがとうございました。(拍手)
○議長(鈴木茂 さん) 次に、16番池田清江さん。
         (16番池田清江さん登壇)(拍手)
◆16番(池田清江 さん) 台東区議会公明党の池田清江でございます。
 私は、3期12年間務めさせていただきまして、区民の皆様から随分短いのではないかと言われるのですけれども、私は何か12年間どころか30年間以上やったようなつもりでおります。会派の皆様、そしてまたここにいる30名の議員の皆様、さらにまた後ろに座っていらっしゃる理事者の皆様、また職員の皆様、本当にお世話になりありがとうございました。
 思い起こせば、一番印象に残ったのは、谷中コミュニティセンターの建てかえでございました。この建てかえについて、元参議院議員の保坂先生、そして中村さん、そして服部さん両都議会議員、さらにまたあの実川さん、そしてあの茂木さん、いつも反対なされる茂木さんは、このことについては大変積極的で、私たちこの5人のメンバーと早朝より毎回毎回協議をいたしました。早朝ですので、さぞかしすばらしい朝食が出るのかと思ってはせ参じていきますと、あんパン、牛乳どころかお茶、そういった形で何度も協議をいたしました。大変思い出に残ることでございます。そして、もちろん何人かの先生から一般質問もございまして、吉住区長の大英断で念願の谷中コミュニティセンターの建てかえが実現する運びとなったわけですけれども、私もその一員に加わらせていただいて本当によかったなと、こういうふうに思っております。あのときのあんパンの味は、一生忘れないと思います。
 そして私は、この12年間一貫して叫び続けたことは、学力向上問題でございます。2000年ごろからの移行期間を経て、文部省はゆとり教育路線に切りかわり、学習内容、学習時間が3割削減されました。競争原理にのっとり、少しでもいい点をとり学力を向上させることより、総合学習のような学習以外の学校教育を先行されることに、私は大変危機感を感じました。もちろん私は、教育は学力向上だけでなく道徳とか、あいさつとか、他人を思いやる心とか、体力とか、そういった総合学習のようなものがグローバル的に大切だと思います。しかし、私たちの子どもの時代は、戦後の厳しい高度経済成長の時代に、親や大人の姿を見て世の中に出て役に立っていくには勉強しかないと、だれに教えていただくわけでもなく一生懸命勉強したものでした。今のような深刻ないじめもないし、そして不登校もほとんどございませんでした。
 私は1年生議員になって、2回目の一般質問で初めてゆとり教育から来る学力低下の問題を提議させていただきました。当時の教育長は私の質問に、本区は学力低下はありませんと答弁をいたしました。でも、当然だと思いました。教育委員会はゆとり教育真っ最中に私が学力低下を質問したことに、学力を向上させる施策、つまり学力向上のための調査研究を行ったり、学力向上推進ティーチャーを配置したり、また土曜授業や土曜スクールを実施することなどの取り組みがない教育方針でしたから、学力低下していることの認識がなかったためだと思います。そこで、次の日の区民文教委員会で、鈴木茂議長にもう一度学力問題をただしていただきました。台東区の教育委員会は学力低下がないと本当に認識しているのでしょうかと。
 微分積分という数学の定理がございます。この言葉は、本区の小学校の学校経営計画に載せてある言葉ですが、微分とは1日1日こつこつとしっかり勉強して計算ができるようになったとか、漢字が書けるようになったとか、読書を1冊読破したとか、理科の実験で科学が好きになったとか、学習を積み重ねていくことだと思います。微分とは、その積み重ねていった学習は一体何のためという目標を持っていって、成果を発揮してできる教育だと思っております。
 やはり小中学校の公教育の大切な役割は、学力をしっかりとつけることだと私は思います。学力という利権をもって高校進学、大学進学、そして優秀な人材として社会に出る、このことが区民として私は絶対に大事なことだと思っております。教育するなら台東区と全国に名をはせられるように、議会と教育委員会が連携を密にしていただけることを念願して、私の最後のあいさつとさせていただきます。本当にありがとうございました。(拍手)
○議長(鈴木茂 さん) 次に、区長からあいさつがあります。
 区長。
         (区長吉住 弘さん登壇)
◎区長(吉住弘 さん) 第16期区議会最後の定例会に当たり、議員の皆様方への御礼を兼ねまして、一言ごあいさつを申し上げます。
 今議会に提出いたしました議案につきましては、連日にわたる慎重なご審議の上、すべて可決決定を賜り、厚く御礼申し上げます。
 初めに、3月11日に発生いたしました東北地方太平洋沖地震により被災されました多くの皆様方に、心よりお見舞いを申し上げますとともに、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し、深くお悔やみを申し上げたいと存じます。本区におきましても、直後に災害対策本部を設置し、被害状況の把握と対応、帰宅困難者対策、姉妹都市からの要請に基づく救援物資の輸送など、区民の皆様や区内滞留者の方々の安全・安心を確保するとともに、被災地の支援に努めてまいりました。いまだ予断を許さない中ではありますが、被災地の一日も早い復旧を心からお祈り申し上げる次第でございます。
 さて、時の流れはまことに早く、瞬く間に4年の月日がたとうとしております。私は、本区の将来を見据え、より豊かな地域づくりに向けて全力を注いでまいりました。区政推進に当たり、区議会の皆様方のご理解とご協力に心から感謝申し上げるとともに、台東区の発展のため情熱をもってご尽力をいただきましたことに深く敬意を表する次第でございます。
 承りますれば、多くの皆様が引き続き区議会議員選挙に立候補されるとのことでございます。ご出馬されます皆様方のご当選を心よりお祈り申し上げます。また、長年区民生活の向上のために力を尽くされ、今期を最後にご勇退されると伺っております田口治喜議員、実川利隆議員、杉山全良議員、高柳良夫議員、池田清江議員、そして鈴木茂議長、本当に長い間ご苦労さまでした。どうぞ健康に留意され、さまざまな方面でご活躍をいただきますとともに、今後とも区政へのご指導、お力添えを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
 それでは皆様、来る選挙ではお互いに全力を尽くし、再びこの議場でお目にかかれますようご祈念申し上げまして、私からのごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○議長(鈴木茂 さん) 以上で、あいさつは終了いたしました。
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○議長(鈴木茂 さん) 議事の都合により、議長席を副議長と交代いたします。
         (鈴木議長退席、君塚副議長着席)
○副議長(君塚裕史 さん) これより、議長からあいさつがあります。
 12番鈴木茂さん。
         (12番鈴木 茂さん登壇)(拍手)
◆12番(鈴木茂 さん) 鈴木茂でございます。
 4期16年、そして議長2年の終了に当たり、あいさつの機会をいただきましたことを心から感謝申し上げます。感激で胸がいっぱいでございます。本当に皆様方にはいろいろとお世話になりまして、16年過ごしてまいりました。
 そして、私は今、議員を去るに当たりまして、フランスの詩人のポール・ヴァレリーという人の詩を思い出しております。「湖に浮かべたボートを漕ぐように人は後ろ向きに未来に入っていく、目に映るのは過去の風景ばかり、あすの風景はだれも知らない」と。過去の風景の中で一番私が目指してきたもの、できはしなかったけれども目指してきたものは、民主主義社会に合った議会制民主主義でありまして、議会の信頼を得るということでありました。
 皆さんが尊敬している司馬遼太郎が地方議員をどういうふうに見ているかということを、「燃えよ剣」という小説がありまして、その中で司馬遼太郎が語っている地方議員の見方にショックを受けました。何と言っているか。議員の資質というものは、必要条件は哲学を持つこと、もう一つは世界史的動向の中で物事を判断できる感覚を持つこと、この2つが必須条件だと。
 そして幕末の煮詰まったころ、薩長の志士の巨頭たちの大久保とか西郷とか、その人たちはその条件を満たしていた、持っていたと、ここが言いたいんです。次に、近藤勇にはそれがないと。近藤の政治感覚なんかは、現代で言えば田舎の市会議員程度のものであると、こういう言い方をして、皆さんの尊敬している司馬遼太郎がこういうことを言っていると、私はショックに思ったわけです。田舎の市会議員だから、区会議員ではないだろうと思ったわけですが、こんなとき、なお一層私が36年間、教員生活をする中で、地方自治は民主主義の学校ということを常に言い続けてきました。その中で議会の信頼というものを議会がどうあるかということを常々心がけた、それを目指してきたものであります。
 そういう司馬遼太郎の言葉の後で、平成16年3月、私と木村議長、私が副議長のとき、町会連合会から議員定数の削減の問題が上がりました。そして、議長とともに町会連合会の幹部と対峙したわけであります。そのときに言われた言葉が何と言ったか、今でも忘れられません。屈辱的なものでありました。議員なんて、ろくなのはいない、能力のあるやつなんて少ないのだ、だから定員を減らしたほうがいいのだと。これが議員定数の提案理由かと、木村さんも私も体を張って対抗しました。
 では、あなた方が言っているように36万人のとき36人だった。今18万人なのだから、半分でいいだろうと。では、もし10分の1だったら10分の1でもいいのかと言った、そうだと。議員定数とは、比例定数と思っているわけ、比例数と思っているわけよ。冗談ではないだろうと、青ヶ島村は200人だって8人いるのだと、完膚なきまでにぶったたきましたけれども、そのとき、この程度にしか議会を見てないかというとき本当に屈辱的で、今まで自分の人生で、おまえらはばかだと言われたことは初めてであります。何としても議会の信頼をということを心に誓ったわけであります。
 今、皆様方の予算特別委員会等を初め、質問の内容、また回答を見ておりました。決してほかから批判されるようなものではありません。非常に高いレベルの議会であります。幸い今、特別区議会議長会の会長をしておりまして、うちの議会ぐらいレベルが高いところはありません。観光問題に対しての質問なんて、ほかの議会では信じられません。教育問題なんていうのは、うちでやったことを都議会でやっています。そういうとき、うちの議会のレベルの高さに誇りを持つ次第であります。
 ただ、そのときもっと屈辱的だったのは、私どもの政調会長がちゃんと自由民主党の新聞をつくりまして、議会の活動を語ったわけです。そしたらその後ろのある議員が、私は議員削減に賛成だったと3日後にまいた。これは驚天動地。皆さんが、特に役員の方々が、幹事長を初め命をかけて闘って守り抜いたものを3日後に、私はあれは賛成だったとビラをまいた。そのときの政調会長が怒っておりまして、ふざけるなと。みんな政調会長がつくったのです、そのとき。後ろに、自分のスペースに、私は町会の言うとおりだと。こういうことをやっていたのでは議会の信頼を得られない。幸い、以後そういうことはなくて、うちの議会に誇りを持っているということを、本当に私もうれしく思っていることであります。これからは、やはり議会がどれだけ信用されていくか、区民から信頼されていくことが、民主主義を守り育て、発展させていくのではないかと思う次第であります。
 そして、最後になりますが、もう一つ今、危険だと思う兆候があります。これは都議会の民主党の議員から聞いてきた。議長が何と言ったか。鹿児島の阿久根市、それから名古屋市の問題、議員定数を減らせとか、給料を半分にしろ、そして税金を減らせというのは、これはすごく受けるわけですよね。何か言うと、ヨーロッパのまちの議会というのはボランティアで来ている。ボランティアでなった議会、15万人から20万人の議会でボランティアでできるような議会ではないわけです。専門性を必要とするわけです。友好都市のデンマークから来た議員さんたちとお会いしました。申しわけありませんけれども、極めて程度が低い。どんなことか。例えば、幼児教育とか、そして子どもたちの教育というのは、議会の共通のテーマであると。PISAの試験はどうですかと、全然わかっていない。国際学力テスト、そんなの念頭にない。やはり専門性を持ったこの議会制、本当に大切だと思う。
 そういう中で、これから我が区がどう生きていくか。こういう迎合主義というのは、常に歴史の中で出てくるわけですよ。1950年代に、フランスにピエール・プジャードという人がいまして、反税同盟というのをつくったのです。税金を払わないように運動をする。そうしますと、1956年の選挙では、何とフランスの議会で52席を占めた反税同盟をつくりました。それが58年の総選挙のときは、うたかたのように消えていきましたけれども、これは片山総務大臣が、はやり病みたいなものだと言っておりましたけれども議会が迎合主義に陥らず、民主主義の原点を貫いていただくことを心から念願するものであります。
 特に必要なのは、東京都との連携であります。都議会議員にもっと働いてもらってというのは、ほとんど何か事業をやるには都の予算でやるわけですから、都議会に出ている先生方に、区議会と一緒になって区の仕事をしていただく。
 公明党は大したものですよね。我が自民党もやっておりますけれども、常にすり合せをやっているわけです。質問を、都議会の質問とそれから区議会の質問とすり合せまして都に持っていく、残念ながら公明党の人数は足りませんから、自民党も民主党も今後、今お2人出ている方々にもっともっと活躍してもらうことが必要ではないか、それが命運をかけるのではないかと思う。ある区の場合には、区長さんが自分の区を牛耳って、息子を都議会に出していました。これはすごい連携でございまして、ちょっとひどいものではないかと思うくらいの活躍をしているところでございまして、もっともっと都議会との連携をつけていただき、同時に、だれかがおっしゃっておりましたけれども、他の議会または他の自治体との連携をもとに、徒党を組んでと言ってはおかしいですね。都に圧力をかけていく、都と連携していく、そういうことが必要ではないかなと思っているところでございます。
 そして、先ほど申し上げましたように、我が区の議会のレベルの高さを、ほかの議会にもぜひ反映させていければと思うところであります。本当に皆様方のご努力と勉強の質の高さを尊敬しているところでございまして、心からお礼申し上げるところでございます。
 最後になりますが、深谷先生は最後にこんなことを言っておりました。中曽根さんの句を引用しまして「暮れてなお命の限り蝉しぐれ」、おれは死ぬまでやるんだという表明ですね。私はそういうことはさらさらございませんので、そういう元気が必要なのでございましょうけれども、私は、そのときの深谷さんと一緒にいた中曽根さんの内閣のときの故藤波孝生官房長官、これは句の名人でございまして、私はそちらのほうに引かれまして、「控えめに生くる幸せ根深汁」というのを、それをちょっと心に入れておきたいと思っております。
 最後に俵万智の一首、「まだ何も書かれていない予定表なんでも書けるこれから書ける」という一首をごあいさつの最後に加えさせていただきまして、私の最後のあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)
○副議長(君塚裕史 さん) 以上で、あいさつは終了いたしました。
 議長と議長席を交代いたします。
         (君塚副議長退席、鈴木議長着席)
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○議長(鈴木茂 さん) 以上をもって、日程全部を終了いたしました。
  これをもって本日の会議を閉じ、平成23年第1回台東区議会定例会を閉会いたします。
         午後 3時42分 閉会

           議長    鈴  木     茂
           議員    成  澤     敬
           議員    君  塚  裕  史