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東京都 台東区

平成23年 2月産業建設委員会−02月21日-01号




平成23年 2月産業建設委員会

産業建設委員会会議録
(閲覧用)

1 開会年月日   平成23年2月21日(月)
2 開会場所    議会第1会議室
3 出 席 者   委員長    木 村   肇    副委員長 ? 森 喜美子
  (7人)    委員(議長) 鈴 木   茂    委員   河 野 純之佐
          委員     田 中 伸 宏    委員   清 水 恒一郎
          委員     茂 木 孝 孔

4 欠 席 者
  (0人)

5 委員外議員
  (0人)

6 出席理事者   区長                    吉 住   弘
          副区長                   神 子 雅 行
          文化産業観光部長              生 沼 正 篤
          にぎわい担当部長              齊 藤   充
          にぎわい計画課長      (にぎわい担当部長 事務取扱)
          文化振興課長                飯 塚 さち子
          産業振興課長                橋 本 晃 仁
          観光課長                  三 田   昭
          文化産業観光部副参事            前 田 幹 生
          都市づくり部長               高 木 満 夫
          まちづくり推進担当部長           川 合 紀 子
          都市計画課長                神 谷 健 次
          浅草地域まちづくりビジョン担当課長     柴 崎 眞 一
          まちづくり推進課長             伴   宣 久
          地区整備課長                望 月   昇
          建築課長                  小野田 尋 司
          住宅課長                  菅 谷 健 治
          土木担当部長                田 邉 英 一
          道路交通課長                藤 目 裕 久
          土木課長                  久 保 一 郎
          公園課長                  足 立 孝 洋
          都市づくり部副参事             柳 川 清 一
          文化産業観光部参事(芸術文化財団)
                          (文化産業観光部長 兼務)
          文化産業観光部副参事(芸術文化財団・経営課長)
                                飯 田 俊 行

7 議会事務局   事務局長      矢 下   薫
          事務局次長     木 村 隆 明
          議事調査係長    行 田 俊 男
          議事調査係主査   吉 本 由 紀
          書記        松 浦 和 子

8 案件 特定事件について
 ◎審議調査事項
  案件第 1 第12号議案 東京都台東区従前居住者用住宅条例
  案件第 2 第13号議案 東京都台東区船着場条例
  案件第 3 第14号議案 東京都台東区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例
  案件第 4 第29号議案 東京都台東区景観まちづくり条例の一部を改正する条例
  案件第 5 特定案件の継続調査について

 ◎理事者報告事項
【文化産業観光部】
  1.補正予算について………………………………………………資料1 にぎわい計画課長
  2.平成23年度予算について……………………………………資料2 にぎわい計画課長
  3.「芸術文化・産業連携モデル」研究発表展の開催について
                     ……………………………資料3 産業振興課長
  4.第83回「東京レザーフェア」の開催結果について
                     ……………………………資料4 産業振興課長
  5.東京スカイツリー開業台東区記念事業について
                     …………………資料5 文化産業観光部副参事

【都市づくり部】
  1.補正予算について……………………………………………………資料6 都市計画課長
  2.平成23年度予算について…………………………………………資料7 都市計画課長
  3.御徒町駅周辺地区地区計画の進捗状況について
                     ……………………資料8 まちづくり推進課長
  4.浅草六区地区地区計画の進捗状況について
                     …………………資料15 まちづくり推進課長
  5.景観行政団体への移行手続きについて
                     ……………………資料9 まちづくり推進課長
  6.JR上野駅入谷口のエスカレーター設置について
                     …………………………資料10 地区整備課長
  7.東上野二丁目特定街区の状況について
                     …………………………資料11 地区整備課長
  8.地区計画の区域内における建築物の制限について
                     …………………………………資料* 建築課長
  9.緊急輸送道路沿道建築物等の耐震化助成制度の策定について
                     …………………………………資料* 建築課長
 10.東京都台東区従前居住者用住宅について
                     ………………………………資料12 住宅課長
 11.シルバーピア事業の状況について…………………………資料*・資料13 住宅課長

【土木担当】
  1.電線類地中化モデル事業の実施について
                     ………………………………資料14 土木課長
                           (*の資料については送付済み)

          午前10時02分開会
○委員長(木村肇) ただいまから、産業建設委員会を開会したいと思います。
 特にきょうの委員会は、4年間の任期の中で、多分最後の委員会として、皆さんが活発な意見を吐いていただいて、思い残すことのない、そんなつもりで語り抜いていただきたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 最初に区長からごあいさつがございます。区長もしっかりあいさつをお願いします。
◎吉住弘 区長 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言を願います。
 また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
 本日提出される傍聴願いについては、許可したいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、そのように取り計らいたいと思います。
 それでは、議事に入らせていただきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 初めに、案件第1、第12号議案 東京都台東区従前居住者用住宅条例を議題といたします。
 本案は、理事者報告事項、都市づくり部の10番、東京都台東区従前居住者用住宅についてが関連しておりますので、説明と一括して報告を聴取し、審議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、そのように取り計らっていきたいと思います。
 それでは、第12号議案及び報告について、理事者の説明を願います。
 住宅課長、どうぞ。
◎菅谷健治 住宅課長 おはようございます。
 第12号議案 東京都台東区従前居住者用住宅条例をご審議いただく前に、従前居住者用住宅についてのご説明を申し上げます。
 本件は、地区整備課長から前回1月12日の本委員会にご報告いたしました管理業務に関する役割分担に基づきまして、入居者の使用手続や住宅の管理及び運営等に規定する従前居住者用住宅を住宅課から上程させていただくものでございます。
 恐れ入りますが、資料12をごらんいただきたいと存じます。
 まず、従前居住者用住宅とは、密集住宅市街地整備促進事業の施行に伴い、住宅を失うことで住宅に困窮することとなる者に対する生活再建方策の一つとして、独立行政法人都市再生機構――URでございますが、建設し、管理を行う住宅を区が借り上げて提供する受け皿住宅でございます。したがいまして、入居者は一般公募によらず、密集住宅市街地整備促進事業を促進するために限定されるということが、他の公的住宅と異なる点でございます。
 従前居住者用住宅の管理運営等に必要な事項は条例・規則で定めることとなりますが、その骨格をなす事項について、これからご説明するものでございます。
 なお、使用許可、使用手続、使用料の減免または徴収猶予、使用料の督促、禁止行為、住宅の返還、明渡し請求、住宅の検査などの管理上の手続につきましては、高齢者住宅条例等、住宅課で所管している条例がございますが、それに準拠し定めております。
 では、まず項番1の従前居住者用住宅の設置目的につきましてでございます。設置目的につきましては、先ほどご説明したとおりでございます。
 次に、項番2の使用者の資格につきましては、?密集住宅市街地整備促進事業の施行に伴い、建てかえまたは除却となる住宅に引き続き2年以上居住していること。
 ?密集住宅市街地整備促進事業の施行に伴い、住宅に困窮していること。
 ?収入が、公営住宅法施行令第6条第5項第1号に規定する金額を超えないこと。
 ?独立して日常生活を営むことができること。
 ?暴力団員でないことといたしました。
 特に、他の住宅条例と異なる内容は、建てかえまたは除却となる住宅に引き続き2年以上居住していることでございます。
 次に、項番3の使用期間、使用料等についてでございます。
 まず、使用期間は、区がURから借り上げる期間を限度といたします。なお、建てかえのために仮住居を必要とする場合は、使用期間は2年間を限度といたします。また、使用料は、入居を予定する方の収入状況や現在の民間賃貸住宅家賃等を勘案いたしまして、公営住宅法並び同施行令に準拠いたしまして、入居者の収入に基づく区分に応じまして、かつ住宅の広さ別に算出した額といたします。
 恐れ入りますが、2ページ、裏面をお開きください。
 敷金は使用料の3カ月分とし、区が徴収いたします。なお、区がURから借り上げるために必要な敷金は発生いたしません。建物の日常定期清掃、受水槽清掃、エレベーターの保守、共用部分の光熱水費、電球交換などに係る経費相当額を共益費として区が使用者から徴収いたします。
 次に、項番4の同居許可、使用権の承継等についてでございます。
 まず、使用許可をする条件は、原則として使用者の配偶者であることといたします。ただし、介護等が必要となった場合など、特別の事情があるときにも同居を許可いたします。また、同居の人数の増減が生じた場合は、使用する従前居住者用住宅を変更することができることといたします。
 使用権の承継は、使用者の配偶者であることといたします。ただし、都営住宅基準に準拠いたしまして、心身障害者や高齢者等の場合は、使用権の承継を許可することができるといたしました。
 最後に項番5の区、所有者(UR)、使用者の役割分担につきましてご説明いたします。
 建物の計画修繕や保守・点検をはじめ、賃貸住宅の入退去時における原状回復等に係る経費負担につきましては、国土交通省が定めます賃貸住宅標準契約書並びに東京都が施行いたしました東京における住宅の賃貸借に係る紛争の防止に関する条例に準拠いたしまして、区、所有者、使用者の役割分担を明確にいたしました。
 まず、所有者であるURは、建物本体、内部設備、法定点検、計画修繕に対する経費でございまして、特に内部設備につきましては、修繕・取りかえ周期を定め、自然劣化・経年変化及び通常の使用による損耗等に係る部分の経費を負担いたします。
 次に、区は、借上げ住宅の転貸者でございますので、入居者の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような損耗・棄損以外の原状回復経費を負担させていただきます。
 最後に、使用者でございますが、入居中でございますが、畳みの表がえ、障子の張りかえ、網戸の張りかえ、かぎ、スイッチ、電灯・電球の取りかえ、水道栓、その他住宅内部の小修繕、住宅内部の清掃、入居者の故意・過失による棄損・修繕に係る経費を負担いたします。加えまして、先ほど説明したとおりの共益費の負担が使用者の負担となります。
 報告事項の説明は以上でございます。
 続きまして、第12号議案 東京都台東区従前居住者用住宅条例についてご説明申し上げます。
 住宅の骨格をなす事項は報告いたしましたので、全体の構成を中心に説明させていただきます。条例の構成は、設置、第1条から委任まで29条で構成しております。
 まず、第1条は本条例の設置、第2条は用語の定義、特に密集住宅市街地整備促進事業の説明、並びに収入とは公営住宅法施行令に規定する収入といたしますという内容を整理いたしました。
 第3条の名称、位置及び戸数について、特に戸数全体では34戸整備されるうち、当初借り上げ戸数は29戸を予定してございます。
 第4条は使用者の資格、これは報告した内容でございます。
 第5条の使用許可から第8条までは手続の内容を明記し、第9条の使用期間は報告した内容のとおりでございます。
 第10条の使用料の決定から第13条の使用料の督促までは、使用料の徴収等に関する事項を、第14条の敷金、第15条の使用者の費用負担、第16条の共益費については、先ほど報告したとおりでございます。
 第17条の使用者の保管義務から第19条の許可事項並びに届出事項については、住宅の使用に関する事項について、第20条の使用権の承継は、先ほど報告したとおりでございます。
 第21条の収入の申告から第24条の収入超過者に対する使用料までは、使用者の収入状況に応じた対応について、第25条の従前居住者用住宅の返還から第27条の住宅の検査等までは、住宅管理上に発生する事項について明記いたしました。
 最後に、第28条の罰則として、地方自治法第228条第3項の規定に基づく規定を、第29条に委任事項として、規則に定めるという規定を明記いたしました。
 また、本条例の付則におきまして、従前居住者用住宅の使用の申込み、その他使用のために必要な準備行為は、この条例の施行日は建物竣工時――本年7月末日を予定してございますが、その施行日前においても、入居者の選定や使用の承認などの準備行為を行うことができるという規定を明記いたしました。
 なお、本条例は、従前居住者用住宅の管理運営等に必要な事項につきまして定めたものでございますが、本区における高齢者住宅条例並びに特定優良賃貸住宅条例などを下敷きにいたしまして内容は構成したものでございます。
 条例の説明は以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますよう、お願い申し上げます。
 説明は以上でございます。
○委員長 ただいまの説明について、質問がございましたらどうぞ。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これで34戸のうち29戸を借り上げるということですが、現状をちょっと教えていただきたいんですが、これで借家人というのは何人ぐらいいるんですか。それと、借地人はどのぐらいいるんですか。それから、今までの中で、転居する人はいないんですか。それから、建てかえのために仮住居を必要とする人がどのぐらいいるんですか。それを教えてください。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 お答え申し上げます。
 29戸の内訳でございますけれども、現在のところ根岸の今の借家人の方々の世帯が20世帯ございます。それから、仮住居で……、失礼しました。根岸の仮住居の方が5世帯、それから谷中の仮住居の方が3世帯です。それから、予備に1戸を予定して29戸の借り上げというふうに考えております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 根岸の20世帯というのは借家人ね。根岸の5世帯と谷中の3世帯というのは、自分で土地を所有している人ですね。そう理解していいのか、それともこの谷中の3世帯の中には借家人の人がいるんですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 仮住居の方々は、土地を持っていらっしゃる方々でございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 谷中のほうで、1つはわかっていますが、ほかの2世帯というのは、これももう具体的には話が進んでいる内容なんですか。
○委員長 ちょっと待って。もうちょっと質問してみて。結構絡んでやってきたわけだけれども、言っていることがわからないから。もうちょっと言ってみて。
◆茂木孝孔 委員 いや、谷中3世帯となっているでしょう。1世帯は、コミュニティのほうへ入る入り口の方がその対象になっていると思います。あと2世帯というのは、どこのどういう身分というか、借りている人なのか、土地を持っている人なのかどうなのかというのは、どういうふうになっていますか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 大変申しわけございません。ちょっと数の訂正をさせていただきたいと思います。先ほど根岸の仮住居が5世帯と申し上げましたけれども、根岸が6世帯でございます。谷中が3世帯と申し上げたのは、谷中は2世帯でございます。
○委員長 ちょっと待って。今やっている最中で、簡単に変わるなよ。
◎望月昇 地区整備課長 申しわけございません。私の数え間違いでございます。
○委員長 数え間違いの原因は何なのか。
◎望月昇 地区整備課長 申しわけございません。単純に数え間違いでございます。
○委員長 単純でいいのか。
◎望月昇 地区整備課長 はい。申しわけございません。
○委員長 はい、どうぞ。
◎望月昇 地区整備課長 その谷中の2世帯のうちの1つはということでございますが、2世帯とも、委員ご存じの方のための仮住居としてございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 ここで問題なのは、その方がほかに住居を移すわけですね。その移したときのあいている間はここに仮住居を持ってくるわけです。それがきちんとしていない中では、これは、実際は空き住宅になっているわけですよね。そうでしょう。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 委員おっしゃるとおり、仮住居の場合は、移り先が決定してから仮住居ということになりますので、まだ移転先が決定しておりませんので、まだ、いつ仮住居の方が入るかということは決まっておりません。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これは今のアパートを壊して、今度ここへ仮入居するという方の中で、転居する人はいないんですか。ここへみんな入るということで約束されているんですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 共同住宅にお住まいの方ですので、仮住居ではなくて一般の住居としてお使いいただくことになりますけれども、今のところ、いろいろ具体的に相談させていただきまして、ほぼ全員の方々が従前居住者用住宅に入るというような状況でございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 私が心配しているのは、今「ほぼ全員」と言ったんだよね。全員なのか、それとも、まだそういう話が煮詰まっていない人もいるのか。それとも、これができたことによって、そこには行きたくないけれども、ほかにも行きたいけれども、行くところもまだ見つからないのか。路頭に迷うようなことがあってはならないと思うので、その辺は、「ほぼ」というのはどういうことなのか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 まだ個別相談をしておりまして、入居のお申し込みが固まらなければ全員という確定のお話は申し上げられないということで、基本的には、入るという中でのお話をさせていただいているところです。そのおおよそという意味で、まだ数が確定していないということで、「ほぼ」という表現をさせていただきました。
◆茂木孝孔 委員 そうすると、いつまでにこれは、そういうのは決定していくのか。いつまでに。話し合い。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 入居の手続が5月ぐらいを予定してございますので、それまでには確定させていくものでございます。
○委員長 課長、あなたが言っていることはさっぱり理解できないところがあるんだよね。というのは、はっきり言うべきではないのか。この事業にかかわる対象者については50世帯ありますよと。そのうち10世帯については、この事業で住むのではなくてほかに行きます。その残った対象者はこうなっているけれども、今手続をとっているのは何名、確定しているのは何名ということをきっちり言えば、こんな細かい質問出てこないと思うよ。何でそれを言えないのか。
 どうぞ。
◎望月昇 地区整備課長 対象としては、今共同住宅にお住まいの方々20世帯とお話をさせていただいていますので、今ところ、お話し合いの内容としては従前居住者用の住宅に入るという前提で、20世帯の方々とお話をしているところでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 5月からこれに入居ということになっていますから、それまでの間に詰めていくんでしょう、結局。まだあいまいな方もいるということですから、その点では、そこを路頭に迷わせないようにやるというのは行政としては必要なことですから、きちんとやっていただきたい。
 それと、もう一点は、密集住宅市街地整備促進に協力した人です。協力して区の申し出に賛同してやった人が損をするようなというのは、外部から見て、本当にそんなことがあってはならないと思うんです、協力しているんだから。それは、きちんと補償はされているんですね。その話し合いもこれからですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 補償費のお話につきましては、具体的な話の中でこれからまたしていくところですけれども、現在お話しさせていただいております。委員おっしゃるように、土地の補償ですとか、引っ越しのための移転の補償ですとか、それから仮住居の場合についてはその間のお住まいの補償ですとか、それぞれ補償は分かれておりますけれども、委員おっしゃるとおり、協力してくださる方々の負担になるようなことはないような形で補償はされるものでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 最後に要望しておきますが、せっかく協力して、話し合いをして、新しい土地と交換してそこに家を建てると。それが今度、かなりの費用がかかってしまうというようなことを余儀なくされた場合に、そこまでは区のほうは出せませんというようなことになっていきますと、結局は最終的に、そこまで協力しようと思っていた人が、では私はよしますというようなことになっていくと、この密集住宅市街地整備促進の方向とは逆行してしまうわけですから、逆行しないような形できちんと交渉していただきたいということだけ要望して、オーライ。
○委員長 そのほか、ないですか。
 河野委員。
◆河野純之佐 委員 この従前居住者用住宅をつくることで、今回29戸が入るということですよね。総戸数が三十数戸と言ったと思うんですけれども、まだこれは空きが何戸か出ますよね。その空きについての今後の考え方、その辺についてちょっとお伺いしたいんですけれども。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 先月の本委員会でご報告させていただいておりますけれども、借り上げ以外の部分については、URが賃貸住宅として使うものでございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 先ほど茂木委員がおっしゃった最後のところで、補償の問題なんですが、区としては何か具体的に完璧にやっていく。だけれども、例えばそれ以上こういうものが来た場合は、区は負担できないとかいうようなことは何かあるんですか。これ以上はできないという。その辺のところだけ、ちょっと明確にしておいていただきたい。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 この部分ができないというのは、ちょっと今明確にはお話しできる資料はございませんけれども、ただ、補償算定に当たりましては、一定の基準に基づいて算定しておりますので、その中での補償というやり方になります。
○委員長 はい、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 ということは、しっかり話し合って、双方が納得できる形をとると、こういう理解でいいですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 委員のおっしゃるとおりでございます。
○委員長 それでは、いいですね。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 これより採決いたします。
 本案については原案どおり決定することにしたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 異議がありませんので、原案のとおり決定いたしました。
 なお、報告事項についてもご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第2、第13号議案 東京都台東区船着場条例を議題といたします。
 本案について理事者の説明を求めます。
 道路交通課長、どうぞ。
◎藤目裕久 道路交通課長 おはようございます。
 それでは、第13号議案 東京都台東区船着場条例につきましてご説明を申し上げます。
 本議案は、防災船着場の利活用、平常時利用における必要な事項を定めるため提出するものでございます。本件につきましては、さきの本委員会でご説明申し上げてまいりましたが、本議案の提案に当たりまして、主な内容につきまして改めてご説明申し上げます。
 ページをおめくりいただきたいと思います。
 まず、第1条、目的についてでございます。本条例は、船着場の設置、管理及び使用に関し必要な事項を定めることによりまして、船舶の安全かつ円滑な運航を図り、区民の利便に資することを目的としております。
 次に、第2条、名称及び位置でございます。最終ページをお開き願いたいと思います。別表第1に記載のとおり、名称を東京都台東区浅草東参道二天門防災船着場、位置は東京都台東区花川戸二丁目1番地先といたします。
 ページをお戻しいただきたいと思います。
 次に、第3条、使用できる船舶についてでございます。別途、区の規則で定めてまいりますが、現在予定しております船舶は、災害その他事故対策のために使用する船舶及び一般旅客定期航路事業で使用する船舶でございます。現時点におきましては、東京都公園協会の水上バスの運航を予定しております。その他、区長が特に認めた船舶でございます。具体的には、観光、商工イベントなどの一過性の一般利用などを想定しております。なお、使用に当たりましては、船着場の使用状況や水上バス等の運航の状況、さらに安全面に特に配慮した計画であるかどうか、そういうあらゆる面を検討いたしまして、イベントの目的や内容等を十分に検討して決定してまいりたいと思っております。
 船着場の利用時間は、今後、一般旅客定期航路の時刻表によりまして決定してまいりたいと思っておりますが、現時点におきましては東京都の公園協会が関東運輸局に対しまして運航認可の許可申請中であります。今後、認可状況を踏まえまして、規則で利用時間を定めてまいります。なお、現在、東京都公園協会の水上バスは朝9時台から夕方5時台まで運航しておりますので、利用時間につきましては、おおむね午前9時から午後6時になると想定しております。
 ページをおめくりください。
 第6条でございます。使用料についてでございます。使用料につきましても、さきの本委員会でご報告いたしておりますが、防災船着場の本来の目的であります災害や事故対応の使用につきましては、当然のことながら無料でございます。それ以外の目的外使用に関しましては、受益者負担の観点から使用料をしっかりと徴収してまいります。使用料につきましては、区の行政財産使用料条例及び近傍同施設の使用料を考慮いたしまして、議案最終ページの別表2を見ていただきたいと思いますが、記載のとおりとしたいと思います。なお、使用料の算定につきましては、区の行政財産使用料条例に基づく原価計算を行うとともに、入場料があるときは使用料の4倍を課すという区民館条例の例を準用いたしまして、先ほど申し上げました別表2のとおりといたしました。
 主な内容につきましては以上のとおりでございますが、その他の規定といたしましては、利用の手続、利用の不承認、設備の変更禁止など、第4条から第15条に定めております。
 以上をもちまして、簡単ではございますが、東京都台東区船着場条例につきましてのご説明を終わらせていただきます。よろしくご審議の上、原案のとおり可決賜りますようお願い申し上げます。
 以上でございます。
○委員長 ただいまの件について、質問がございましたらどうぞ。
 田中委員。
◆田中伸宏 委員 今、東京都の汽船、決まっているでしょう。大体そういうふうになるということで、例えば、自分で船を持っていて、臨時にそこにちょっと乗りおりで使いたいといった場合は、そういうときはどうなのか。許可もらうのか。
○委員長 道路交通課長。
◎藤目裕久 道路交通課長 恐れ入ります、もう一度、ご質問のほうを確認させてください。
◆田中伸宏 委員 臨時に、例えば急にそこの船着場を使いたいといったときには、どういうふうになるのか。できるのかできないのか、民間で。
○委員長 道路交通課長。
◎藤目裕久 道路交通課長 先ほどご報告申し上げましたとおりでございますけれども、基本的には、この船着場というのは防災船着場の目的がございます。ただ、一方では、やはり一般利用に資するというような国の考え方もございます。そういう中で決めていきたいと思いますが、今お話がありました、臨時にというか、その内容によりまして決定していきたいと思っておりますけれども、基本的には今提案させていただきます条例をいただきました後には、その条例に準用して、間違いないものであるならば認めていくということで考えております。
○委員長 それでいいですか。
 どうぞ。
◆田中伸宏 委員 まだ、詳しくは何となく決まっていないんだなという感じがしています。だから、いろいろなケース・バイ・ケースがあって、道路交通課長のおっしゃるのはケース・バイ・ケースがあって、そのケースが適当だと思われれば使ってもいいというような感じの答弁だったと、こういうふうに理解しますけれども。
○委員長 はい。
◎藤目裕久 道路交通課長 おっしゃるとおりでございます。
○委員長 それでいいですか。
◆田中伸宏 委員 はい。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 今回の条例については、今話があったように、大枠の骨子をこの条例で定めるというような報告ですね。そんな中で、今田中委員が質問したように、私もやはりここの船着場というのは、災害時、緊急時、それがまず第一になくてはいけないわけですよね。それが目的であってここに設置したし、恐らく――ポンツーンというんですか、その船着場の施設なんかもそういう対応になっていると思うんです。
 先ほど理事者からの説明の中に、行事で使う、イベントで使う場合だとか、そういうもろもろの場合を今度の規則で決めるというような形になるんですが、その規則は、大体今の予定では、いつぐらいに考えて発表する予定なんですか。
○委員長 道路交通課長。
◎藤目裕久 道路交通課長 さきの委員会でもお答え申し上げましておりますけれども、現在のところ、東京都公園協会の水上バス、これを、来年度いっぱいをもちまして使用させていくということで考えております。といいますのも、まず優先的には、先ほど申し上げております防災機能が基本であるということが1つ、それから平常時利用、これを利用させることによりまして、災害時に舟運業者に協力を仰ぐということがありまして、なるべく使わせているような考え方も、国にもあるということがございまして、我々もそういうような形で考えております。
 それから、今現在、東京都公園協会、先ほど申しますとおり、許認可の申請を上げているところでございまして、大体7月をめどに運航していきたいというふうなお話は聞いております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 やはり優先順位というものは、私はあると思うんですよね。一番初めからやみくもにフリーの方が、何かちょっとトラブルがあったからといって――よく民間の方たちが今東京湾のあたりで水上スキーだとか、そういうマリンスポーツみたいなもので遊んで、それで隅田川のあたりを走っている姿を私もよく見かけるんですけれども、例えばそういうプライベートとのときにけがをしたとか体調を壊しただとか、そういう人たちが緊急時に使おうとする場合だって考えられると思うんです。果たしてそういうときにどうするかとか、今後規則の中で、優先順位をぴちっとつけて、余り私は一般にというか、初めから平常時の活用の間口を広げるような形にはしないほうがいいのではないかというふうに思うんですけれども、その辺についての考えはどうなんですか。
○委員長 道路交通課長。
◎藤目裕久 道路交通課長 お答え申し上げます。
 おっしゃるとおりでございまして、私どものほうでも今後、規則で縛っていくという中で、今おっしゃられた船着場の使用の優先順位、これはやはり大事だろうというように認識しております。河川管理上の支障のない範囲で目的外使用をさせるということが適当であるというようなお話がございますけれども、それを前提に考えまして、当然のことながら、防災でございますので、防災は別におきましても、優先順位としましては定期的な航路事業とか、次に不定期航路というように順番に、基本的な考え方をもとにしまして、規則を定めていきたい。今、委員がおっしゃるとおりの考え方で進めていきたいと思っております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 今、答弁があったように、やはりこれの一番の目的を見失ってはいけないと思うんです。これから水上交通がどれだけ発達するのかわからないわけです。ですから、確かに今までの陸上交通から、スカイツリーができて、隅田川ルネッサンスだとかという形で、より隅田川の水辺の活用というのが期待はできるものの、その辺はやはり、しっかり初めからある程度きちんと、安全でそういうものを期した規則にぜひしていただきたいと要望して、この議案については、私は了承します。
          (「関連」と呼ぶ者あり)
○委員長 関連、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 確認だけします。第5条の使用の不承認とありますね。区長は、各号のいずれかに該当するときは、船着場の使用の承認をしないと。この辺のところは、かなり規則はこれからつくっていきますけれども、非常に厳守してやっていくという、こういうとらえ方でいいですか。そうすれば、今河野委員がおっしゃったようなところもかなり緩和されるのではないかと私は思うんですけれども、いかがですか。
○委員長 ちょっと、そこをここできちんと答弁できるんですか。できるなら言ってください。抽象論ではなくて、こういう想定をしているけれども、この部分については適用外、この部分については適用内というようなことを、言えるなら言ってください。
 どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 私は今課長にそこまでは答弁を求めていないんですけれども、これから、いろいろなことが想定される中で規則を定めるわけだから、ここをかなりしっかりしてやれば、先ほどの質問のほうもぴしっとなるのかなと、こういう感じで今質問したので、そういう形で答弁してもらって構わないです。
○委員長 どうぞ。
◎藤目裕久 道路交通課長 ご意見、ごもっともだと思っておりますし、また我々もそういうふうな考え方で進めていきたいと思っておりますので、よろしくお願いします。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 先ほどの河野委員の質問で優先順位という、それは別にいいんです。ただ、今の優先順位というと、東京都観光汽船の水上バス、入ってきますよね。その入ってくるのは、ずっとのべたら使っているわけではないですよね、空き時間があるわけでね、それは何分ぐらいあるだろうか。
 それで、これから船着場を考えられるのは、例えば屋形船の組合だとか、東京都観光汽船で隣にあるからもう一つ出したいとかと言ったときに、そういうことは考えられますよね。それから、そのほかにも、私も全部は頭に入っていないんですけれども、ただ、私とすれば台東区の産業に資するというか、いろいろなお客さんが来たり、いろいろなことをする。屋形船でもそうですし、そういうふうになれば、その船着場の貢献度合いというのは非常にあるのではないかと思うから――もちろん安全が第一ですよ。でも、その辺をどういうふうにやるかということは極めて大事なことなので、使っていないというのは、それにしか使っていないという印象になると、今度は非常にまずいところがあるので、その辺はぜひ考えていただきたい。いろいろな想定のもとで、東京都の水上バスだけではなくて、こだわらないでやってもらいたいと、こういうふうに思います。
○委員長 要望ね。
◆田中伸宏 委員 はい、要望しておきます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 ちょっとお伺いしたかったのは、今聞いていて思ったんですけれども、こういう規則をつくって、その規則のとおりでやってくれる人ばかりではないと思うんです。中には、勝手にとめて勝手に利用して、それで知らん顔するような人も出てこないとは限らない。例えば、いろいろな船の問題に関しては、不法係留をして、それでそれを撤去するのにえらく困ったりしている地域もありますよね。要するにこれは新たにつくる船着場ですから、当然何か、こういう決まりを守らずに利用するような人がいた場合の、例えば罰則であるとか、そういうことについてはどのようにお考えなんでしょうか。
○委員長 道路交通課長。
◎藤目裕久 道路交通課長 現状におきます不法係留につきましては、東京都観光汽船も含めまして、あの場所についてはまだそういうような情報等はいただいておりませんけれども、ただ、今副委員長のお話のとおり、今後そういうことが想定されるということも十分理解できますので、今後、東京都も含めまして――第六建設事務所ですけれども、状況も踏まえながら、どういう方法が可能かどうかということも今後検討の中に入れて進めていきたいと思っております。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 この条例の中には、そうした不法な場合の人に対応する規則というのはどこにもないですよね。でも、決まりをつくる以上は、その決まりというルールを守らない人、この人たちが出てこないということはあり得ないという状況の中で、やはりそれはきちんと、守らなかった場合にはこうなるんですよという何かが必要なのではないかというふうに思うんですが、そういう考え方そのものはどうなっているんでしょうか。
○委員長 道路交通課長、答弁に当たって、決して船着場はここだけではないんですよ。過去に経験があるわけだから、その経験の中でどういうものがあったかというようなことも語りながら答弁してください。
 はい、どうぞ。
◎藤目裕久 道路交通課長 言葉が足りませんで、大変申しわけございません。
 基本的に、この船着場が設置されるに当たりましての大前提が防災船着場であるという縛りがございまして、その縛りの中で河川法がその上の法律としてございます。その河川法の中で、そういう罰則規定が定まっているというようなことでございます。
○委員長 今のは答弁になっていないです。
 打ち合わせしている人、手を挙げて応援してください。どうぞ。
 ちょっと待ってね。
 道路交通課長。
◎藤目裕久 道路交通課長 私どももしっかりとひもときまして、河川法の考え方をもう一度見直しながら、それから、東京都と連携をとりながら、今後も先ほど申し上げましたとおり規則の中でできるものは縛っていきたいというふうに思っております。
○委員長 ちょっと、課長、桜橋のところに防災船着場があるでしょう、台東区の中にあるやつだよ。あれが今まで、どういう形で不法に使われたことがあるかないかというような経験則を語りながら、今度の船着場についてはどう対応しようかというようなことはきちんとさらってくれなければ。そうではないのか。今のは答弁になっていないから。
 どうぞ。
◎藤目裕久 道路交通課長 短い経験の中では、桜橋周辺の不法係留については聞いておりません。ですので、先ほどから非常に答弁が不穏当で申しわけございませんけれども、今後そういうふうな違法な係留というふうなことも想定に入れながら、必要なところはしっかりと見据えて、規則のほうで定めてまいりたいというふうに思っています。お願いいたします。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 やはりこういう新たな試み、これから先を考えると、隅田川の利用ということで、当然すばらしいいい面というのがある反面で、法を守らない、決まりを守らない自分勝手な人間というのは必ずいるわけですから、そこのところに対しては、河川法でどういうふうに決まっているか私はよくわかりませんが、常識的に考えてそういう想定というのは、私はしておかなければいけないだろうと思うんです。だから、何らかの形で台東区として、こういう公的な場所、しかも災害のためにつくった。いつ起きるかわからない災害である。それから、また定期航路も入ってくる。そういうところに勝手にとめて、浅草あたりをふらふら見て、それでまたその船に乗って自分勝手に帰っていってしまうような人だってあり得るわけですよね。
 ですから、そういう場合に、駐車違反だって罰則規定があって、そういうことがきちんとあるわけですから、交通の一つの手段としてのそうした船のあり方、そういうことに対しての違反者に対する何かというのはどうなのかというのは、やはりもう少しはっきり答弁してもらえるレベルかと思っていたんだけれども、ちょっとどうなのか教えてください。
○委員長 道路交通課長。
◎藤目裕久 道路交通課長 十分な答弁にはならないかもしれませんが、報告はもう事前にいたしましたけれども、管理上、やはり施錠しながら、それを使えないような、そういうような管理のやり方をしていくという前提の中でのご提案でございまして、ちょっとご説明がままならなくて大変申しわけございませんけれども、そういうふうな形でしっかりとした管理のほうは前もってやっていきたいというふうに思っています。
○委員長 何を言っているかわからない。
 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 施錠しておいてという話だけれども、ちょっとその辺は難しいのではないかと思うので、ちょっと答弁がいまいち……、区全体として、もう少しこの辺はしっかりやってください。結局、不法者に当たり前に使われてしまって、それで知らん顔というのでは、まともな人たちは嫌な思いがするんです、そういうのは。ですから、そういうことが許されない、そういうことがあった場合にはきちんと罰則規定があって、こうなっていますということを、やはり区としてやるべきではないか。その辺のところは、どうなんですか。考え方としてどうなのかだけでもいいですから、ちょっと。定まっているんですか。定まっているなら定まっているでいいです。
○委員長 別に、今までの答弁だったら仕方がないけれども、ちょっと打ち合わせしてよ、どうするか。
 ちょっと待ってください。
 土木担当部長。
◎田邉英一 土木担当部長 ご答弁になるかどうかわかりませんけれども、私のほうから今までのご議論を踏まえましてお答え申し上げたいと思いますが、区にとりましては区立の防災船着場をつくるというのが初めてでございます。もちろん、担当としましては、さまざまなことをよく調べた上でご提案はしてはございますけれども、不法係留の今の副委員長のご質問につきましては、桜橋についても、東京都の施設でございますけれども、従前そのようなことはなかったということではありますが、これからは副委員長ご指摘のようにあるかもしれないということでございますので、我々としても、その辺が遺漏なきよう万全の対策をとって、河川法もよく調べ、東京都とも連携し、しっかり規則の中でその辺が万全の態勢になるように、区民の皆様のご理解がしっかり得られるように備えてまいりたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 今、いろいろな答弁があったんだけれども、この条例をつくっているのは土木担当のほうでやっているんだね。当初、提案したりいろいろやっていたのは都市づくり部のほうなんだな。その辺の連携がきちんとしないからこういう問題が起きてくる。そこはきちんと連携をとって、今後やっていただきたい。
 特に、今いろいろ出た重要な問題、罰則の問題だとかそんなものは、条例の中に普通は入れてある問題です。ですから、その点では規則できちんと定めるというような、今部長から答弁がありましたから、それで納得したいと思います。
 ただ、私がびっくりしたのは、質問にはしませんが、台東区船着場条例なんだな。これは、台東区防災船着場条例ではないんだね。だから、本来それは基本に防災のことを据えてやっていきますというのが、今課長のほうから答弁があった。これを進めるときに、結局は、防災は名目だと。これは東京都公園協会の水上バスをとにかくあそこにとめるために、新たにつくろうというのがありありではないかというのは、私はこの間質問をしてきた。だけれども、これは防災が基本なんです。本来なら、目的のところには、そういう防災をきちんと位置づけた、そういう条例にするべきだろうというふうには思って見ていたんですが、これは、台東区船着場条例だから、防災条例ではないんだよ。だからこうやってなるんだね。やはり、こういう問題もきちんとしておかないと、後々問題になるだろう。
 ですから、これも規則では――当たり前のことなんだけれども、こういうことはきちんと入れておかないといかん問題だと思います。優先する問題は。それが付録になってしまっているの、この条例は。それではいかんだろうなというふうにも私は感じてはいます。ただ、基本的にはそういう基本があるんだよということはみんな答弁で言っていますから、その辺はしっかりとしていただきたい。
 それから、この料金の関係。これは、行政財産使用料条例を基本にしてやったと言ってはいますが、これは初めてなんです。水上バスの使用料というのは。東京都公園協会に貸すんですから、東京都といろいろ相談しながらやっているんでしょう。だから、そういう点では、これが適切なのかどうかというのは、今の時点で私も勉強不足といえば勉強不足なんですが、これでいいんだろうかという結論は出ていません。率直に言って、東京都やそういったところと相談しながらやっているんでしょう。ですから、これで一応はスタートせざるを得ないのかな。特に規則で、今きょうだけだっていっぱい出たわけですから、こういう点が不明確にならないように、明確にしていだたきたいと要望しておきます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 ちょっと確認しておきたいんですけれども、船着場以外に、この間いつか、私はステージでも使えるようにしたらどうだということをここで申し上げた。イベントだとか何だとか。ここの中の条例では、区長が特に必要と認めたときはしますと書いてあるので、別にそれは、そういった場合はできるのかと思っているんですが、そういう認識でよろしいでしょうか。
○委員長 道路交通課長。
◎藤目裕久 道路交通課長 先ほどもご答弁申し上げましたが、イベント等一過性のものに使う場合につきましては、まず第一は安全面がどうかということをしっかりと見据えて、それで決めていきたいというふうに思っております。
○委員長 いいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、採決をいたします。
 ただいまの条例案についてご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 異議ないと認めますので、そのようにしたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第3、第14号議案 東京都台東区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を議題といたします。
 本案は、理事者報告事項、都市づくり部の4番、浅草六区地区地区計画の進捗状況について及び都市づくり部の8番、地区計画の区域内における建築物の制限についてが関連いたしますので、説明と一括して報告を聴取し、審議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 異議ございませんので、そのように決定いたします。
 それでは、第14号議案及び報告事項について理事者の説明を求めます。
 まちづくり推進課長、報告を願います。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 それでは、資料15の浅草六区地区地区計画の進捗状況についてご報告申し上げます。
 項番1が、これまでの経緯でございます。これまでの経緯につきましては、9月の当委員会に報告したところがございますので、10月以降のところをご説明いたしますが、10月に東京都知事の協議を始めてございます。また、案についての住民説明会を開催いたしました。11月には、東京都の知事同意をいただきまして、その後、都市計画法第17条によります地区計画案の公告・縦覧、意見書の聴取を行いました。12月には、都市計画審議会を行ってございます。
 項番2の都市計画審議会でございます。昨年の12月21日の午前10時に、議会第3会議室で開催いたしました。諮問事項につきましては、浅草六区地区地区計画についてでございます。答申については、本件については適当であるというところでございます。
 付帯事項が3つついてございます。まず、1.ガイドライン、運用基準の策定に当たっては、関係住民等と十分協議すること。2.ガイドライン、運用基準の適用に当たっては、関係住民等に十分配慮すること。3.事業実施に当たっては、関係住民等と十分協議、調整を行うこと。以上、3点の付帯事項でございます。
 浅草六区地区地区計画の進捗状況については、以上でございます。
○委員長 建築課長、どうぞ。
◎小野田尋司 建築課長 それでは、私のほうから地区計画の区域内における建築物の制限についてご説明させていただきます。
 資料をごらんください。
 ただいまご報告のありました台東区都市計画審議会の答申を受けまして、東京都台東区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例を定めるものでございます。
 項番1の本条例の目的をごらんください。
 本条例は、地区計画の区域内におきまして、地区計画の内容として定められたものを、建築基準法に基づき、条例で制限として定めることにより、都市計画の内容を担保するというものでございます。この条例は地区計画ごとに定めるものではなく、台東区内のすべての地区計画を対象としております。今後、他の地区計画において建築制限条例を定める場合には、この条例に追加していくものでございます。
 項番2の「浅草六区地区地区計画」に関する主な制限の概要をごらんください。
 次の(1)から(4)までの4点の制限につきまして、建築確認の審査事項といたします。1点目は用途の制限、2点目は敷地面積の最低限度、3点目は壁面の位置の制限、4点目は高さの最高限度でございます。
 続きまして、裏面の項番3「浅草六区地区地区計画」に関する道路斜線制限等の緩和についてをごらんください。
 本地区計画は街並み誘導型地区計画であり、壁面の位置を制限し、適切な幅員の道路などを確保することにより、良好な市街地環境の形成を図るものでございます。地区計画の内容に適合し、区が安全上、防火上など支障がないと認めるものにつきまして、道路斜線・隣地斜線制限を適用しないというものでございます。
 項番4の地区計画区域内における建築等の届け出から工事着手までの流れの概要をごらんください。
 地区計画区域内の行為の届け出の事前相談をまちづくり推進課にて行います。その後、届け出、審査の後、地区計画の内容に適合している場合に適合通知書が交付されます。その後、建築確認を建築課または指定確認検査機関に申請し、条例の規定を審査いたします。道路斜線制限等の緩和を受ける場合は、確認申請前に建築課へ、または延べ面積1万平米を超えるものは東京都へ認定の申請をしていただきます。そして、建築確認済証交付の後、工事着手という流れになっております。
 最後に、項番5の今後のスケジュールでございます。
 3月の第1回定例会本会議におきまして議決を賜りました後、公布、施行を予定しております。また、条例施行に合わせまして、浅草六区地区地区計画を告示する予定でございます。
 報告は以上でございます。
 続きまして、東京都台東区地区計画の区域内における建築物の制限に関する条例につきましてご説明させていただきます。
 概要につきましてはご説明させていただきましたので、条例の構成を中心にご説明させていただきます。
 第14号議案をごらんください。
 この案は、建築基準法第68条の2第1項の規定に基づき、地区計画の区域内における建築物の制限に関し、必要な事項を定めるものでございます。第1条から第16条まで及び付則、別表第1、第2で構成されております。
 第1条は目的、第2条は適用区域、第3条は地区の区分でございます。第4条から第7条までは、先ほどご説明させていただきました具体的な制限の内容でございます。第4条は建築物の用途の制限、第5条は建築物の敷地面積の最低限度、第6条は建築物の壁面の位置の制限、第7条は建築物の高さの最高限度でございます。第8条から第14条までは、さまざまな場合の取り扱いについてでございます。第8条は建築物の敷地が計画区域の内外にわたる場合等の措置、第9条は複数建築物について、第10条は既存建築物について、第11条は用途変更について、第12条は特例による許可、第13条は建築審査会の同意、第14条は委任についてでございます。第15条、第16条につきましては、罰則の規定でございます。
 条例の説明につきましては、以上でございます。よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。
○委員長 ただいまの案件について、ご質問がございましたらどうぞ。
 田中委員。
◆田中伸宏 委員 こういう条例をつくるときに、この浅草の地区ですよね、条例でつくるわけですから、この地域の方々、地権者の方々が、話し合うというのは極めて重要だと思うんですね。ここでこういうふうに出てきて、話し合いが十分行われていなくて、こういうものを私どもで決めてしまったときに、また地域の人たちが、あら、こんなになったかというようなことが間々起きるので、その辺はどの程度、地域の方々と相談というか話を理解しているのかということなんですが、その辺はどうでしょうか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 今回の条例の中身自体は、都市計画で浅草六区の地区計画を定めたものそのものになりまして、その内容については、戸別訪問ですとか、あとは全体の説明会、そういったことを機会あるごとに行ってございます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 これこそ、日ごろ区長が区民との協働ということを言っているので、物すごく重要な部分があると思うので、ぜひその辺は考えてやらなくてはいけないかと思うんです。
 それと、ちょっと単純に聞きますけれども、建築物の用途の制限の第4条で、風営法に規定する性風俗関係の特殊営業の建築物は、これはだめだということになっているんですが、今浅草ロック座がありますね。浅草ロック座を建てかえたいといったときに、今、既得権とかいろいろあるだろうけれども、その浅草ロック座はどうなるのか。認められるのか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 浅草ロック座の建てかえについては、建てかえられません。これについては、現行の風俗営業法の規定に該当して建てかえられないというところで、取り扱い官庁の浅草警察署のほうにもお尋ねしましたが、その内容については、浅草ロック座さんについても承知しているということでございました。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 そうすると、あそこの営業はどういうふうになるかわからないけれども、ずっとそのままの形というか、将来に、そういうこともつながると思うんだけれども、その辺は非常に整合性……、まちづくりのあれにだんだんなっていかないのではないかというような、ちょっと懸念があるんだよね。それはそれで、今そういう答弁ですから仕方ないのかと思いますけれども、その辺もあわせて考えなくてはいけないのかなというふうな感じがいたしております、課題として。
 要するに、そこを建てかえて同じ営業ができないとなると、ずっとそのままの状態が続くのではないかという懸念、そういうものを感じるということです。
○委員長 感じてもしようがないんだから、どうしたらいいんだ。
◆田中伸宏 委員 私個人はそういう……、だって警察がだめだとかいろいろ言っているわけでしょう。だから、ここのところの問題ではないわけでしょう、現実的には。警察の問題とかそういうのが出てくるわけでしょう。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 風俗営業の関係につきましては、地区計画がないところにおいても建てかえられないというところで、オーナーさんも承知していらっしゃいます。
○委員長 わかりましたか。
◆田中伸宏 委員 わかりました。
○委員長 そのほか。
 河野委員。
◆河野純之佐 委員 この地区計画については、長年、地元の要望が非常に大きい中で始まったという話を聞いておりまして、私も都市計画審議会のメンバーとして出させていただいて、事務方のほうも、先ほど戸別訪問されて一軒一軒いろいろとお話、説明した結果が今に来ているのではないかというふうに思うんです。その中で、きょう説明がここに出ている、2ページ目の4番、届け出から工事着手までの流れの部分なんですが、これは都市計画審議会のところで出ていたかどうかはちょっとわからないんですけれども、延べ面積が1万平米を超える場合は東京都の扱いとする。それは建物だと思うんですけれども、そういう大きい建物についても、地区計画で定める外壁の問題だとかいろいろとありましたよね。そういうようなものもまず、台東区の地区計画という東京都に関連するぐらいの大きい建物についても、しっかりと縛りがつくかどうか、どういう形で扱われるのかというのを聞きたいんです。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 1万平米を超えます東京都の案件につきましても、台東区に出された場合と同様の規制がかかりますので、同様の内容で地区計画は守られることになります。
○委員長 ちょっといいですか。この問題を議論してもらうのは、清水委員と田中委員とそれから河野委員と茂木委員は、都市計画審議会の委員として、審議の中で皆さんかかわっているはずなんです。そして、中林都市計画審議会会長は、3点項目を集約せざるを得ないような議論の結果、この中林会長がこういう集約をしたというふうに私は聞いております。策定に当たっての基本的態度、基準の適用についての基本的態度、それから実施に当たって態度、これは、都市計画審議会でわざわざ会長がこの意見集約で付帯条件をつけるのは珍しいことなんです。だから、風俗の関係とかそういうことも大事だけれども、せっかく4人もいるんですから、そこのところを議論を深めてもらいたい。よろしくお願いします。
 清水委員、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 今委員長からお話がありました4人、私たちも都市計画審議会のメンバーでございます。本当にこの資料15のとおり、これまでの経緯、5月からずっとこういう形をやってきました。参加させていただきました。それで、諮問事項の浅草六区の地区計画で答申ということで、付帯事項がこれはついています。これからよく検討して、地域の方により理解を深めていただこう、こういう形で都市計画審議会のほうは集約したと、私もそういうふうに認識しています。
 そういった中で、今回の地区計画の区域内における建物の制限についての報告がこういう形で要約されてこられました。私は、委員として、こういう流れの中で来たということは確認していますし、そのとおりだと、こう思っています。
 今回この条例を出すに当たって、もしこの条例でこの地区計画をずっと進めてきた中で縛りをかけなければ、もしこの状況で例えば浅草寺さんの問題だとか、また地区の人たちの要望だとか、そういったものを本当に、何とか浅草をこういう形でやっていきたいという、こういう思いからこの地区計画は始まったと、私はそういう認識しているんです。都市計画審議会のほうもかなり審議されました。それで付帯事項もこういう形でつきましたけれども、台東区の中でこの浅草の地域の活性化、また地域の要望、全部踏まえた中で区のほうも推進してきて、地域の人も合意してきたと、こういう流れの中では、この条例を定めることによって、例えばこの条例がなければ、建物の制限とかそういったものをしていかなければ、今後の方向性としてはかなりいろいろなものが出てくるのではないかと私は思うんだけれども、この条例の設置に当たって、今までこれだけ協議してきた中、それでこういうものがネックになって、これをクリアすればということは改めて答弁だけお願いしたい。私は、この条例は絶対必要だと、こういうふうに思っていますので、その辺のところだけ確認をしておきたい。
○委員長 鈴木委員、どうぞ。
          (「関連ですか」と呼ぶ者あり)
◆鈴木茂 委員 関連ではない。
          (「答弁」と呼ぶ者あり)
◆鈴木茂 委員 いいよ、あなたの関連で、その中に答弁を入れてもらおうと思うんだけれども。
○委員長 わかりました。
 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 こういう条例をつくらないとやむにやまれぬでつくっていると、もっとわかりやすく理由を言ってください。今のままでほうっておくと、例えば確認申請が出てきたとき、その縛りがないものだから、それを区としては認めざるを得ないという状況に追い込まれてしまっているんだとか、だからこれが必要なんだとか、それをちょっともっと具体的に説明していただきたいんです、まちづくりの中で。
 そして、地元との合意のバランスの問題ですよね。それを具体的に説明してください。これがないとこうなってしまう、だけれども地元というのはこういう課題があるんだけれども、それはまあ、この辺までいっているとか、ちょっとわかりやすく。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 今回のこの条例、地区計画につきましては、地元の皆様の要望で、興行街の再生というところが大きな要望の一つになっております。その中で、建築物の用途の制限等を入れて、その建物の高さについても制限を入れております。この地域はもともと再開発促進区でございまして、一般確認でも、かつ商業地域ですから、高さ制限がありませんので、100メートル級の建物が敷地によっては建ってくる可能性がございます。この条例が定まらないということになれば、現行の形で許容されて大きな建物が建ちますので、それは地域の皆様が望んでいるような用途以外のものも入ってくる可能性がありますので、地域の皆様の要望と、かつ浅草寺さんのおっしゃっている高さについても、さらに大きなものが建ってくるということになるというふうに考えておりますので、ぜひここのところで決めなければいけないという状況がございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 今、課長の答弁の中で、こちらの高さ制限の部分で53メートルですか、それ以上ということでいろいろ議論にもなりましたけれども、この条例はやはり施行してきちんとやらなければ、そういう高さ制限以上のものが建ってしまうし、また、そういったものは地域の人は望んでいないし、今までやってきた中ではこういう条例で縛りをかけて、浅草のこの地区の整備をぜひやっていただきたい。こういう地域の方の要望が強い。そういう意味では、私はこの条例には賛成をしたい。こういうふうに思います。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 この間、都市計画審議会で何度も話をしてきました。それで、いろいろな意見も専門委員の方からも出されてきました。今、高さが無制限に建てられてしまうとかいろいろな話がありますが、この間まちづくり協議会で真剣に協議して、それで地区計画を何とかつくってほしいという住民の方々、こういう方々の意見と同時に、その都市計画に対する意見がほかからも出されています。この意見は、浅草寺さんと反対意見が2つ。これは16条に基づいて、17条に基づいては反対意見が4個出ていますね。
 とにかく、地区計画とは何ぞやということなんです。そのまちづくり協議会で一生懸命話し合ってきている。その中で、反対意見を持っている浅草寺さんは、地権者としては4割ですか、の地権者。そこが反対している。こういうのが本当に地区計画として妥当なんですか。私はそうではないと思っているんです。地区計画というのは、本当に住民の皆さん、地権者の皆さん、権利者の皆さんとよく話し合って、最後の最後まで話し合っていくということが本来の地区計画だろうというふうに思っています。この間、松坂屋の地区計画みたいに――松坂屋の地区計画と私はいみじくも言ったけれども、あの御徒町の地区計画は、残念ながらみんなと合意できなくて、松坂屋さんだけの地区計画になっています。進められています。
 こういう点を考えていきますと、本当に地権者の方々の意見をどうそこで調整していくのか、これこそまちづくりだと思っているんです、私は。そういう点、今、何でここでつくらなくてはいけないのか。今、ここのところで100メートル、それ以上のものが建つおそれがあるんですか。私はそうではなくて、本当に今まちづくり協議会が一生懸命話し合って、52.5メートルですか、そういうところまで落とそうというような話も出てきて、こういうのを詰めていかなければ、本当に地区計画としてこういうのが成り立っていくのかと、私自身不思議でどうしようもないんです。その点は、理事者はどういうふうに考えていますか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 お答えします。
 この地区計画については、地元のご要望をいただいて、平成19年から入っているところでございます。この高さにつきましても、当初の要望にも具体的な高さは入ってきておりますが、高さの設定で、東京都の協議とか地元の地権者さんの意見の中でもいろいろな部分がありまして、その段階から実際事業を予定しているところが今3者ほどございまして、その事業の中で調整してきてこの数字、53メートルというところでやってきたところでございます。
○委員長 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 茂木委員が言っているのもわかるんだけれども、先ほどの説明だと、それがないと、今それ以上のものが計画で出された場合には区で認めざるを得ないわけで、縛りがないわけでしょう。だから、これをもう少し待って、待ってと言って1年、2年延ばしていった場合には、これは大変困ることになるのではないかと思うんだけれども、今進めている都市計画審議会がオーケーしたのはそういう点なんでしょうか。ちょっと河野委員、説明して。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 今の議論なんですが、都市計画審議会の中でもその話はすごく議論が伯仲しました。浅草が今のままで――特に六区ですね。浅草六区のこの中心街をどうするか。台東区にとってみたら、浅草のまちはやはり守っていくべきところは守らなくてはいけない。それと、昔からのあそこの文化、あと落語だとか演劇だとか、そういうものをこれからも継承していかなくてはいけない。そんな中で、先ほど話が出たように、もう既に3者か4者ぐらい民間の大手の事業者が建設する時期にもう来ている。ここで、それぞれがばらばらに計画を出されて、また建物だとか用途だとか、そういうものがそれぞれの個性を持ったものを仮につくられてしまうと、せっかく、先ほど話があったように18年ぐらいから地元の人たちが――19年ですか、浅草はここで一つになってまとまって、ここの地域だけはこういう形でやっていこうという思いが崩れてしまうので、これはやはり早急にある一定の地区計画を定めてやることがこれからの浅草、そして台東区全体の復興といったら、さらなる活性化というんですか、そういうものになるというような議論が都市計画審議会の中でも起きました。
 そういうところで、ほとんどの委員の人たちが賛同を得て、あるならば、やはりこれについては早急に答申し、それで条例化しようという話になったことは事実なので、そういう意味においては、私も今回、こういう形で内容的にはなかなかいい形でなされたのではないかというふうに思いますので、今回のこの条例については賛成いたします。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 そういう意見もありました。
 ただ、問題は、まちづくり協議会でいろいろ話をする中で、高さもそういったところで抑えたほうがいいのではないかとか、いろいろまちづくりではやっているんです。ですから、今そんなに高い建物を私のところは勝手に建てるんだなんていう状況ではないわけです。私が言っているのは何かといったら、やはり浅草寺を抜きにして、あのまちのまちづくりをどう考えるのか。
 私は、都市計画マスタープラン策定の委員としてかかわってきましたから、その点では、浅草のまちづくりという中に浅草寺の位置づけというのはきちんと位置づけられています。そこが地権者の4割を持っている、土地の権利を持っているそこが、今まだ問題ありというふうに言っているときに、本当に地区計画としてどんどん進めてしまっていいのか。私は、あの浅草文化観光センターの件でも、やはりその前に、前段にきちんと話し合いが必要なんだと。それがなくて、現実にどんどん意見も出されなかったから進めてきたということで今来ているのが現状ではないですか。
 そうしたら、浅草寺とまちづくり協議会と台東区と、きちんと入って、その中で了解を得ながら進めていくというのが、あの浅草のまちづくりで一番大切なところではないですか。そこをきちんとやっていかなければ、またまた同じような問題になる。また火に油を注ぐようなことにもなっていく。これではまずいだろうということで、私は都市計画審議会の中ではそういう、本来都市計画の地区計画というのはそういう位置づけだろう。全体のみんなで合意しながら進めていくものだろう。そこがまだ合意されていないで、また1件、2件が合意されていないだけではない。4割の地権、権利を持っている浅草寺が合意していない中に、何でそこをもっと早く進めようなんていうことで、そこにますます紛争の輪を大きくするようなことはよせということで、私は今、浅草文化観光センターの話し合いも四者会談をやった。しかし、話を聞く耳も持たない。そういう状況をこのまま固定化していいのかというのも、台東区としてはきちんと考えていくべきだろうということで、私は反対しました、これは。
 そうしたら、これは専門委員の方でも、こういうのは強引な進め方で押し切って進めるのはいかがなものかということで意見を言った専門委員もいます。東大教授の方です。そういう点では、やはりきちんとそういう点はよく話し合って進めていくべきだ、私は今でもそう思っていますから、この議案については反対いたします。
○委員長 関連、はい、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 今、茂木委員は茂木委員のそういう形で委員会の発言はされました。それはもう間違いありません。都市計画審議会のほうでは、最終的には集約されて、今日に来たという流れで、今回この資料15が出されてきました。都市計画審議会ではこれを了と。
 1点だけ確認しておきますけれども、先ほど茂木委員は、4割の地権者、確かに浅草寺さんありますね。この浅草寺さんがおっしゃっている高さの部分、これが一番大きなネックだと、私はそういうふうに認識をしているんです。これ以上だめですよという中で、この縛りを地域の商店街の、また地域の人たちから地区計画を進めてくださいという流れの中で、浅草寺さんは、あくまでも高さの部分にこだわっていると、こういうように私は聞いているんです。その高さとか云々を制限しなければ、もしこのまま縛りをかけて条例を定めなければ、確かにこれは何社かありますし、いつこういう建物を建てたいと、53メートル以上に、80メートルとか90メートルとかなった場合、これはもう完全に縛りがききませんし、それで区としては、浅草寺さんともかなり話し合いをしてきていると、そういう報告を受けているんですけれども、あくまで浅草寺さんのこだわりは高さ制限の部分が一番大きいのか、ほとんどそれが私は9割ぐらいだと思うんですけれども、それを話し合っていても、いまだにだめだ。もしこのまま条例を施行しなければ、間違いなく浅草寺さんが思っている以上のものが建つ、こういう可能性はあるという、そういう認識で私はこの条例は早急にやるべきだということで言ったんですが、その辺の確認だけもう一回させてください。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 この地区計画の内容については、浅草寺さんともお話をさせていただいておりまして、浅草寺さんが、地域の方々がまとめてくる地区計画についてはいいことだというような発言をいただいておりますが、やはりご自分が所有していない楽天地さんとJRAさんの土地になりますけれども、これの高さについては高いのではないかというご意見があります。ただ、これも、当初は直接権利を持っていないからというような言い方をされておりまして、その高さが気になる点というのが、お話し合いを続けていく中で、二天門の眺望点から気になるというお話で、二天門の眺望点から見たときにどういうふうに見えるかというシミュレーションを一度地元説明会で皆さんにお示しして、皆さんの意見を聴取したこともございました。ただ、そのときも浅草寺さんのご意見に賛同される方というのはいらっしゃらなかったというような状況でございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 今、そういう形で浅草寺さんともお話をして進めてきた。高さの部分を浅草寺さんは非常に気にしているんだなと。だけれども、この条例を制定して進めていかなければ、地域の要望も達成できないし、また、高さにこだわっている浅草寺さんに対しても、もしこれ以上延ばしていけばもっと高いものができる。かえって浅草寺さんに対して、私はもっとマイナスの部分が出てくるのかなと、このような懸念をしています。そういった意味では、ここで条例を施行して縛りをかけて、地域の方の要望を吸い上げながら進めていくのが、私はベターではないかというふうに思います。
○委員長 ちょっと待って。田中さんは発言していないね。
 はい、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 茂木委員のおっしゃっていることはよくわかるんです、物すごく大事だということは。ただ、今は時期的に、何か計画を立てようとしているところがあるやに聞いていますので、こういうのは早急につくる必要があるというふうにも感じるんです。したがって、私はここ賛成なんですけれども、ただ、都市計画審議会の席でも最初のときに申し上げたとおり、地元の人が都市計画審議会に入っていなくていいのか。地元というのは浅草寺さんのことを言っていたんですけれども、そこに加わって都市計画審議会もやったほうがいいのではないかという提案も一番最初にさせていただきましたけれども。
 ただ、そういうことはできなくて、一番大事なのは、浅草寺さんは高さばかりにこだわっているようなんだけれども、私が一番思うのは眺望の感じだと思うんだよね。眺望というか見た感じ。浅草寺のイメージを壊さない、いい眺望というのはどういうことかというような、高さが高くてもそういうものを維持できるのではないか。そういうデザインを示してやるというか、浅草寺さんと一緒にまちのデザイン、眺望に対するデザインというのを考えるべきだと思うんです。つまり、高さを低くするのではなくて、その高さを維持して、どうですかというようなことの景観の問題に触れてやっていくべきだと思うんです。
 この今の第14号議案の地区計画は、その眺望については触れていないので、早急にその辺も含めて、今後考える必要があろうかと思うんですが、その点についていかがでしょうか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 現在、都市計画審議会の付帯意見のところでも出ておりますデザインガイドラインとか運用指針をつくっているところでございます。今月の末に地元でその説明会をやる予定です。
 デザインのガイドラインにつきましても、六区ブロードウエイに面したところからのいろいろな方向性と、少し離れたところからの方向性と幾つかございます。ただ、具体的な眺望点というところについてはまだ設定しておりませんので、そういった話は、事前にも浅草寺さんのほうにご説明に行っておりますので、今後とも意見を聞きたいと思っています。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 私の言っているのはこういうことなんです。眺望に対してのことは議論が多少されていて、アールデコにしようとか何だとかとやっていましたけれども、ただ、そこのところに浅草寺さんにも加わっていただいて、一緒に考えることが必要なのではないですかと言っているわけです、私の申し上げていることは。自分たちだけでつくるのではなくて、浅草寺の言う眺望というのはどういう眺望を望んでいるのかというプランを出してくださいと、それ十分考えたいからと、一緒に入っていただいて、そこで協議してつくるべきではないんですかということを申し上げている。あの9人の中にはいらっしゃらないから、その辺がちょっと気になりますよということ。
 そうすると、茂木委員の言っているようなことも、入れられるんです。今、非常に重要なことを言っていらっしゃるんです。ただ、重要なことを言っていて、だから反対だと言っているけれども、私は、その部分が一番極めて肝心なところなので、これから浅草寺さんを入れて、眺望のデザインというのは――眺望、眺望と浅草寺さんはいつも眺望のことを言っているわけですから、その辺は加えて一緒にやってくださいと、一緒に考えましょうということで、あの中に一緒に入っていただく。それはどうですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 この地区計画の原案を出してきた浅草地区観光推進まちづくり協議会のメンバーには浅草寺さんも入っているというふうに記憶しております。要所要所、協議会のほうでも説明会を設定していただきましたが、そのところにも浅草寺さんは来ていただいて意見も言っていただいています。2月に行う予定の説明会についても浅草寺さんに来ていただくようにお話をしておりますので、機会をとらえてそういった形で、皆さんの場に来ていただいて、意見をお伺いしたいというふうに考えております。
○委員長 ちょっと待って。そういう議論の方向にいくと、この条例の問題が、何か抽象的になるから。4人も委員がいるんだよな。ちょっと聞いてくれ。今言った、眺望とか高さとか、そういうものを含めて浅草寺に入ってもらうとか。
          (発言する者あり)
○委員長 都市計画審議会に入っていないの。おたくのほうは太田議員が入っているの。そういうようなことを議論し、調整し、公表して初めて条例として出てくればこういう議論にならないわけです。
 権利の4割を持っている浅草寺さん、例の浅草文化観光センターと同じようなことをやりたくないんです。そこを私は大事にしたいから、これが決定すると、今度は議会が決めた、議会が決めたと、こういう論理にすりかえられていく。だから、4人も参加しているんだから考えてもらいたいのは、わざわざ都市計画審議会の会長が3点項目集約して、付帯決議を出しているんですよ。問題は、この条例の実施につながって、その3点の条件をどういうふうに条例の中に生かしていくかという議論を何でできないんですか。そこが最大のポイントなんだ。そして、具体的になったときに、眺望の問題や高さの問題も、この付帯条件の3点の中で合致するかどうかの議論が出てくるわけではないですか。私は、そういう点で、この中林会長が3点集約されたこれをどう生かしていくかということは、これは行政側も区長も議会も、真剣に考えなければいけない問題ではないですか。
 皆さんも知っているように、あの浅草文化観光センター、ランドマークというのがずっと入っている。それはおかしいと言っている、みんなそう思った。だけれども、いまだにあのランドマークって消えていないではないですか。役所のほうも、一遍議会で決めたから消さないではないですか。そういうことをしたくないから、だからその点はどうするんですかという議論をしてもらいたい。だから私は、わざわざ4人が出ているんではないですかという、こんな委員長発言するのはおかしいけれども、あえて言っているんです。ということを前提に考えてもらいたい。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 確かにあの都市計画審議会の中でも、本当にかんかんがくがく、その浅草寺さんの問題とか出てきました。それで、今委員長がおっしゃったように最終的に都市計画審議会の会長が、3つの意見、付帯意見をつけると。では、それについて今度どうするんだという話になりまして、たしかそのときに、これから取扱要綱ですか、取扱要綱とかガイドラインとか、そういうもので十分に地元の皆さんと協議、話をして、それでそこで反映していくというような理事者答弁があったというふうに私は今でも記憶しているんですが、その辺の決意というのはどうなんでしょうか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 12月21日の都市計画審議会の後、具体的にガイドラインですとか運用指針について文書化しまして、説明会については2月28日、全体でやる予定でございますが、1月5日から大きな地権者さんを先行して、説明に歩いているところでございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 だから、今やっている途中だということなんですけれども、今後、これから条例が決まってからどういうふうに進捗するのかわからないですけれども、あのときは地元でいろいろと出ている問題について、何とか皆さんの事務局というか行政側でしっかりと話をして、それでそういう要綱などの中に組み入れるというふうに言っていたと私は理解しているんですけれども、ですから、そういうことを丁寧に根気強く、地元の皆さんが納得していただけるというような方向になるというふうに私は期待しているんですけれども、その辺の見通しというか、今の状況でもいいんですけれども、ただ説明しているというだけではなくて、今どういうような状況になっているかというのを、話を出していただきたいんですけれども。
○委員長 ちょっと待って。
 河野委員、もう一歩進めていかなければ同じ議論になるから、それならこの条例を実施するに当たって、この付帯決議をどういうふうに生かすかという話は、あなた自身がやりながら、具体的な問題としてはどうするんですかという、そういう詰め方をしなければ、前に進まないではないですか。
◆河野純之佐 委員 そうではなくて、ですから、都市計画審議会のときには、先ほど言ったように、今後、要綱とかそういうところにしっかり――たしかあれは部長か何かが答弁したのではないかというふうに私は思うんですけれども、要綱の中で組み入れていく、考えていくというような責任ある答弁があったからというふうに私は理解しているんですけれども、それはどうなんだということです。
○委員長 都市計画審議会で答弁した人はどなた。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 地域の方々の意見をお聞きするというふうに聞いておりますので、今やっているところでございますし、見込みとして条例施行までには何とかまとめたいというふうに考えております。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 何かちょっと、この都市計画審議会で住民と十分に協議しなさいという、こういう付帯決議がついていること自体が異例だと思うんです。しかし、この地区計画を都市計画審議会に上げるまでには、当然当事者の方々、そういう方々といろいろとお話し合いをしてきたと思うんです。そして、その都市計画審議会に上げる、あるいはそれを受けて条例化する、そういう手続はこれまでも報告がいろいろあって、話し合いをしているんだなということは、そういうふうに認識していたんですが、これまでの経過、この中で今まですんなりといってきたというふうに思っていたんだけれども、どんな状況だったのか、ちょっとその辺は説明していただけますか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 この都市計画の案のまとめに対しまして、戸別訪問ですとか近隣の周知説明をしたというようなお話をしましたけれども、具体的には、中小規模の地権者に対しては――10名ほどいらっしゃいましたが、16回対応しております。大規模の地権者、具体的には敷地面積300平米以上というところでございますが、11団体に対して39回対応してございます。それから、もちろん地権者だけではなくて地元の商店街、町会、これは延べ42回、近隣の住民についても120軒にわたりまして説明会のご案内ですとか、そのときにお会いできた方については、案についてご説明を実施しております。また、地域の観光地区まちづくり推進協議会においても、3度ほど総会でご説明しております。
 このガイドライン、運用基準についても、文書としてつくったのはことしが始めてでございますが、内容についてはこういう形でいきますということは、説明の中でさせていただいたところでございます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 だから、その説明をそれだけしてきた中で、順調に話が進んで、大体こういうような計画でいきますということの最終的なところを、都市計画審議会なりこの条例なりでまとめ上げてきているということなので、そのまとめ上げる段階までに、十分にそうやってきていれば、そこでまだ住民との話し合いをどうのこうのという部分が指摘されるというのはちょっと異例だということを申し上げているのであって、それまでいろいろ意見が出たはずだと思うんです。出なかったんですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 ガイドライン、運用基準についてはいろいろ意見が出ておりまして、その内容も修正を加えながら文書にまとめてきたものでございます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 やはり、こういう一定の地域の中を新たにこういう方向で整備していこうというふうに決めるときには、当然いろいろな権利のぶつかり合いというのが通常あるわけでありまして、例えば先ほどのお話のように、この地区計画なしでいれば、それこそ30階建て、40階建ての建物を建てて、それで一つの大きな集客能力のあるような、そうしたものにしたいとか、それは開発するほうは、大きなお金を投じてそこで仕事をしようとするわけでありますから、当然、そうしたそろばんをはじくわけです。そういう中で、ここの地域の方たちがいろいろと話し合った結果として、この地域にふさわしいのはこのぐらいの高さだろうということで、そうした進出されるような業者の方々もその点を納得され、こういういわば一定のレベルというか、53メートルというのは大体11階建てぐらいだというふうに聞きましたけれども、そのぐらいのレベルがいいのではないかということでずっと協議されてきた。我々のこの委員会にも、そういう点は何度もご報告いただいておりますから、それはそうだなというふうに、ここでも皆さん認識は共有してきたのではないかというふうに感じているところです。
 今回、このことを地域の方々が十分に納得し、またそうした直接利害関係にある方たちも一定の理解をされているというふうに認識しているんですが、役所のほうの認識はどのようになっているのか、ちょっとその点だけお伺いしておきます。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 地域に対しての説明会をしてきておりまして、その集約した形が今できつつあります。ただ、一点納得いただいていないのは、浅草寺さんの53メートルという地区計画の部分だけ、というふうに理解しております。
○委員長 どうぞ。
◆?森喜美子 副委員長 ちょっともう一回。
 だけれども、この都市計画審議会の中には、いろいろとこの地区計画を練る中で、浅草寺さんだっていらしたんでしょう。そこだけちょっと確認。その中で、そういう審議、いろいろ具体的な話をしている中でも、そういう高さは、11階建てぐらいはしようがないよねというぐらいの話で落ちついていたんではないんですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 それでは、少し細かくご説明いたします。
 平成19年から浅草寺さんと私は接触しておりますが、その段階で、借地人に対しては建物の高さは20メートルに規制している。地域の特性に十分配慮して決定してほしいというところが、まず最初でございます。
 20年1月でございます。説明に行ったところ、基本的には高い建物は好まない。しかし、地元の強い要望であれば仕方がないというようなお話がありました。この間に、実際は最も事業が進んでいるところが、事業の採算性から何メートルぐらいにできるのかという調整をいたしまして、2度ほどその事業者からですが、浅草寺さんとはある程度高さについて納得いただいているという報告を受けました。それが一番……
○委員長 浅草寺から聞いたのか。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 浅草寺からは聞いておりません。
 ただ、そういった経過を踏まえて、当初の高さの3,000平米以上の6%の空地に対して53.25メートルという数字を持って、第1回目の説明会が、平成20年8月でございます。6、7日と2回やったものでございます。この段階で、もちろんご案内はしておりますが、浅草寺さんはその段階でお見えになりませんでした。その後、しばらく、その説明会のときに地権者さんからいろいろな意見が出まして、説明に歩いて合意形成ですとか案の修正等を図って、21年5月に次の説明会を行ったわけでございますが、そのときに浅草寺さんはお見えになりまして、基本的な計画は結構だが、この高さの部分については何とか改善してほしいというのが要望ですというようなお話をいただきました。その後、6月ですが、20年のときには、伝法院からの景観というところが論点になっておりましたが、21年6月には、二天門本堂、五重塔が見えるビューポイントを考えているというところで、初めてそのお話がありまして、それ以降は、そこからの見え方が一つの、その53メートルが高いという根拠になっておりまして、その後何度か説明しておりますが、高いというような状況が続いているところでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 結論は私、先ほど言いましたが、やはりだれもが今、浅草寺を中心にしたあの六区、そこを――まちづくり協議会の人たちがいいとか悪いとかではないんです。浅草寺が正しいとか正しくないという問題ではないです。私が心配しているのは、そういう中で、ここでどんどん都市計画審議会が決まって、ここでもう決めていかなければもっとひどい建物になってしまうのではないか、こんなことを危惧して、今の段階でこの地区計画のこういう条例をまとめていいのか。
 私は、委員長が仕切ったように、この間ずっと都市計画審議会に出ておりますが、この問題での2回の都市計画審議会の議論というのは、本当に真剣に皆さんやりました。これは各会派出ているわけですから、各会派の委員に聞けばその状況はよくわかるわけですから、それを一々私は言おうと思っていません。この中で、出されている意見を見てみますと、近隣や土地所有者の合意を形成した上でつくられたものではない。また、近隣の浅草寺五重塔の高さに配慮し建物の高さの最高限度を定めると言いながら、浅草寺五重塔の背景に同じ高さの連続した壁面が建つこととなり、これをもって配慮したということではない。塔と同じ高さを指定して配慮したというのは詭弁であると、区の総合設計や天空率を用いて建築の更新を行えばもっと高くなるという説明もあったけれども、区総合設計や天空率を利用したような建物の形態を当該地区計画の範囲内では全く認めない、こういうことにもしていってほしいとか、こういうのは、みんな反対意見の中に書いてあるわけです。
 確かに、区のほうは職員を先頭に頑張っていると思います。何度も話し合って行っていると思います。しかし、その浅草寺が、いまだかつてこれにはやはり問題ありと、今、私が言った以外にまだいっぱいあるんですが、問題ありというふうに言っている時点で決めるのはいかがなものか。私自身は、なぜそれを言うかといえば、委員長も言ったけれども、本当は浅草文化観光センターの例があるわけです。それをあえてまたその敵になってしまえば問題なんです、まちづくりというのは。そういうふうにはならないことを願っていますが、しかし、そういうのと同じような状況を区がつくってしまっていいのか。
 私は、それは都市計画審議会の中では専門家の意見やいろいろな意見でこうなっています。ただ、ここで出された関係住民と十分に協議することという1点が出されたということは、まだ不十分だよということを暗に言っているんです、これは。だけれども努力しているわけ。その努力を私は、全く否定はしません。しかし今、この時点でもっと、本当に浅草寺も入れたものにしていかないと、地区計画本来のあり方からいったら、やはり逸脱するのではないかと私は思うんです。その辺は、この議会ですから、当然議会ではこの間のいろいろな状況も踏まえた上でいろいろここでは議論をしていくべきだろうというふうに私は思っているので、私の意見を披瀝しているんです。
 だから、これは、今すぐにというのが、それはまちづくり協議会の人たちがそう言っている。では、それが浅草寺さんとどうなのか、この辺をきちんと本当に関係住民と十分協議した上でやってもいいではないですか。
 御徒町のまちづくりは10年も15年もかかったんです、あの地区計画は。これは19年からですから、相当今議論していい方向にいっているんでしょう。そうだったら、もっとそこのところでもう一歩努力していただきたい。その上で提出していただきたい。
 だから私は今これを議論して審議していけば、私はこれは、今は好ましくないという方向でいます。以上、もう言いません。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 私は賛成の立場で先ほど話しました。それは変わりません。それは、都市計画審議会で確かにいろいろな議論が出ます。今、茂木委員がおっしゃった反対の意見もありました。賛成もあります。進めてください。結論的に、この3個の付帯決議をつくりました。これでやってくださいという形で都市計画審議会は一応終了して議会に諮るということで、私はこういう段取りだと思っています。
 今回の議会の中で理事者が努力したことも、また浅草寺さんが懸念されていることも、話し合った経過も、また地域の人も本当にこれからの浅草のまちづくり、また観光をどうするのかということで、高さの制限、浅草寺さんもある、いろいろなことがあるけれども、この浅草地区の整備を早急にやるべきだという結論だというふうな形で私は思っています。
 そういうことであれば、これを何にもやらなかったということでなくて、これだけ努力してきている。また、先がこれから見えていく中で、何社かがそういう建物の構成を考えている。設計を考えているとなれば、浅草寺さんにとってかえって、よりもっと高いものができるような可能性もあるわけです。そういう考えでいくと、ここで縛りをかけていったほうが、浅草の地域の地区計画の推進と、浅草寺さんを守るという部分では、私はそれは妥当だというふうに思いますので、これは進めていくべきだ。この条例を可決にすべきだと、私はそういうふうに思います。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 先ほどのご説明でも、平成20年から、このことについては浅草寺さんももちろんお入りになって、地域の方々、町会から商店会からまた地権者の方々から、みんなが話し合いをし、そしてまた役所も、この計画についての説明を十分に行って今日まで来ている。その中で、若干高さについて意見が違う部分もあるということは、今茂木委員のお話でわかりました。
 しかし、浅草のまち全体を東京都全体の中から見て、やはり魅力ある地域にしていくということは極めて重要な課題でありますし、また、これだけ景気が低迷している中で、それぞれそこの事業者の方々もご苦労があろうかと思います、はっきり言って。そういう中で、これだけ時間をかけ、そして進捗してきたわけですから、この高さそのものが、もっともっと高い建物が建ってしまうような可能性がある方向にいくのではなくて、このぐらいの高さの中でまちが整備され、そして浅草全体が、東京都の中で見ても変わったねと、浅草もきれいになった、よくなってきたねと、ほかの地域の方々からも評価していただけるようにつくることについて、それはやはり最終的にはまちのためにもなり、またご参拝の方もふえ、活力につながっていくんだろうというふうに私は思います。
 そういう点で、今回出されたこの条例については賛成ですし、そうした整備について積極的に進めていきたいというふうに思います。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 私の考えは、先ほどすべて申し上げました。
 最後にもう一回、私も最終確認したいのは、きょう出されている報告の資料15の裏に、吉住区長あてに答申が出ているんですよね。3つの特に問題、ガイドライン、運用基準の策定に当たっては、関係住民と十分協議すること。ガイドライン、運用基準の適用に当たっては、関係住民等に十分配慮すること。事業実施に当たっては、関係住民等と十分協議、そして調整を行うこと。こういうものが都市計画審議会の会長から区長あてに出ているわけです。ですから、これについて行政側がどういうふうに受けて、どういうような責任あるこれからの行動をやっていくかという、その辺の部分をぜひ示していただきたい。
          (発言する者あり)
◆河野純之佐 委員 だから、それはその説明会だけではなくてね。それがあれば、今皆さんが思っているようなことがすべて解決できるのではないかと私は思うんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長 ちょっといいですか。
 最終の段階に来ていますから、なかなかうまくいっているか、いや、浅草寺が反対しているからだめだとか、いろいろな議論はあるでしょう。いろいろな努力をした結果、こういう条例が出てきた。ここまではいいんです。
 委員長としては、もう異例の3項目、策定、適用、実施、これに当たっての都市計画審議会会長、中林先生がわざわざこれを言われている。これを、条例を制定するに当たってどういうふうに生かしていくかということを、今河野委員が言ったような形で、どう生かすんですか。条例に付帯決議をつけるんですか。あるいは、区長見解でいいですか。当初は、この資料15なんて私のほうから要求しない限り出てこなかったんですから。そういう中で、この条例だけがぱっと出てきているにすぎなかった中で、たまたま委員が4人もいる。
 だから、改めて、全体としてはこの条例は前に進めていこうという、よくわかりました。しかし、条例を制定して実行していくに当たっては、この会長3項目をどう生かしていくのか、この議論がまだ委員の皆さんから出ていないですよ。?森副委員長からも出ていないし、清水委員からも出ていないし、だから、そこを考えてくれませんかと最初に提案したときから言っているのに、全然それは理解しようとしてくれない。
 どうぞ。
◆田中伸宏 委員 伴課長、十分浅草寺と話をしていると言っていますけれども、それは話をしているんだと思うんです。ただ、浅草寺自体が納得していないわけですよね。――――――――というか、何て言ったらいいかな、そんな感じなんだね。
○委員長 ちょっと、今の取り消して。
◆田中伸宏 委員 ちょっと待ってください。まあいいや。
 要するに、例えばこれは都市計画審議会のところでやっているのは、浅草寺の土地、自分たちの土地のところで、その中で他人が勝手にああでもないこうでもないと言っているように聞こえるんです。浅草寺さんからすれば、浅草寺の大多数の土地のあるところで、自分の土地のあるところで、赤の他人が都市計画審議会とそういうふうに話をしていると。その土地のことでああでもないこうでもないというふうに聞こえるんだよ。だから、普通だったら自分の土地だったら、自分の土地のことで話し合うんだったら、当然入ってもらうことが大事なんです。そういう配慮をしないとそういったことがなかなかスムーズにいかないということが現実だと思うんです。
 だから、私はここのところで今この条例について、第14号議案について、これはここのところで決めないといろいろなところがぼこぼこ建ったり、いろいろなことになってしまうから早急に決める必要がある。ただし、それはこれで認めましょう。ところが、これからの手順として、やり方は浅草寺さんと――今茂木委員が言ったところに物すごく重要な意味合いがありますので、それはここからは、きちんとそういったことに神経を使ってやっていく必要がある。浅草寺さんと話し合いのプロセス、やり方、方法、そういったものをよく吟味してというか協議してやっていく必要がある。それは、これからの景観の問題になってくるでしょうということを申し上げている。景観については、十分話し合いのプロセスを浅草寺さんとよく協議されたほうがいいのではないですか、そういったことでやっていきましょうということです。
 だから、私どもはこの条例は賛成します。ただ、これからの経緯については、そういった十分な配慮、浅草寺さんとの配慮が必要なので、それはきちんとやっていきましょうと、こういうことです。よろしいですね。まだ……
○委員長 いやいや、何を言っているかよくわからない。
◆田中伸宏 委員 これからは景観のことや何かあるから、そういうことなんだ。
○委員長 はい。
◎高木満夫 都市づくり部長 それでは、付帯意見に対する区の考え方あるいはこれまでの経緯等につきまして、少しお時間をちょうだいしまして、私のほうから説明させていただきたいと存じます。
 2005年に開業しましたつくばエクスプレス浅草駅や、来春4月に予定されております東京スカイツリーのオープンに伴いまして、現在浅草あるいはその地域での都市基盤整備が大きな課題になってきております。これにつきましては、区でも地域の環境整備等に対しまして直接間接を問わず整備を進めてまいりましたけれども、浅草地域のにぎわい、あるいは回遊性の向上ということが大きな課題ということになるかとは思っております。
 浅草寺さんの西側地域におきましても、つくばエクスプレス浅草駅の開業に伴いまして、最近大変多くお客さんが訪れておりますけれども、まだまだ仲見世通りを中心とした浅草寺南東部に集中しているという、そんな状況がございます。数年前に結成されました浅草観光まちづくり協議会から、浅草の歴史、文化、芸能、伝統に培われた興行街にふさわしい街並みの形成、安全で快適な歩行者空間の確保、浅草の魅力とにぎわい、こういった興行街の再生を目指すということで浅草六区地区地区計画が提案されてまいりました。区では、東京スカイツリー効果などにより、訪れる多くの観光客を一点に集中させることなく、浅草地域あるいはその周辺に回遊していただくためのまちづくりを進めて、多くの関係者と何度も話し合いを進めてきたところでございます。
 最後まで残された課題というものが、先ほどからいろいろ議論をいただいております建物の高さでございます。建物を計画して運用していく事業者側からは、もっと高く建てさせろと、53メートルと言わずに60、80メートルぐらいまでいいだろうというようなお話もありました。また一方、近隣の方々、浅草寺さんからは、もっと低くということ、そういったせめぎ合い、高く、低くというせめぎ合いの中で、やっと折り合いのついたものが現在の計画でございます。
 浅草寺さんについては、地区計画に定めている建築物の制限、壁面後退、敷地の最低限度等につきましてはご理解いただいておりますし、また、建築物の高さの規制を行うという方向性については、浅草寺さんと全く考え方が同じでございます。違いがございましたのは、敷地面積3,000平方メートル以上で、敷地面積の6%を公共の用に供する空地として設ける場合の建築物の最高限度を53メートルとすると、この点を浅草寺さんは、3,000平方であろうと何百平米であろうと、36メートルを最高限度一律に決めてくださいと、そういったご意見の主張でございました。区でも、お寺さん周辺の景観の重要性につきまして、十分私どもも認識しているところでございます。そういうことで、これまで長い時間をかけて説明してまいりました。またご理解をお願いしてまいりました。
 先ほどから申し上げておりますように、現在、浅草六区地区内で幾つかの建築計画、これは企業戦略がありますので具体に申し上げませんけれども、幾つかの建築計画が進められておりまして、今ここで地区計画を定めなければ、さらに高い建物を建てる可能性がある、建てられる可能性があるといいましょうか、表現がうまくないですが、高い建物が建ってしまう、そういった可能性もありますので、それからもう一つ、建物の高さだけでなくて、この地区計画には建築物の用途の制限という大きなものが入っております。ここで地区計画を決めないと、浅草六区の再生が困難になるというふうに私は考えてございます。
 そうなれは、関係住民と平成16年ぐらいから協議会を立ち上げていろいろ話をしてきましたこの五、六年ということになりますでしょうか、長い年月、地域住民の方々が努力してきたその思いといいましょうか、努力、それが水泡に帰すということで、私どもでは、ここで地区計画を定めていただきたいということでございます。
 都市計画に定められたものをここで条例化することによって初めて適正な都市環境、それから適正な都市機能を実現することが可能となります。そういうことで今回、ここで条例を提案させていただいたということでございます。
 先ほど来、委員の各位から、大変ご心配をおかけしております件につきましては、今後、都市計画審議会からいただいた付帯意見、これにつきましては、ガイドラインや運用基準の策定、また適用、そして実施に当たっては浅草寺さんを初め関係者と十分協議などを行うよう配慮してまいりますし、この件につきましては、当初から答申をいただいた時点から、区長からも強く言われております。十分浅草寺さんと協議をして進めるようにということで、区長からも強く言われているところでございます。
 また、私どもとしましては、先般設置しました台東区浅草寺連絡協議会において十分話し合い、理解を深めることによって、さらに浅草寺さんと友好な関係を築いてまいりたい、こういうふうに考えてございます。
 最後になりますけれども、この条例は、地域の方々が目指す魅力的で快適な市街地の形成、興行街の再生に寄与すると確信いたしておりますので、どうか委員各位におかれましては、この条例をご可決いただきますよう、よろしくお願い申し上げる次第でございます。
 ありがとうございます。
○委員長 区長、高木部長の答弁をいただいて、一言、言ってください。
 吉住区長。
◎吉住弘 区長 今、部長からいろいろ話がございました。この浅草六区地区というのは、私が申すまでもなく、本当に昔から日本一のいわば興行街でございました。映画産業がさびれて本当に閑古鳥が鳴くような道路になってしまったわけでございますが、その間、地域の皆様方から何とかしてほしいという要望もございました。私ども当然、浅草の魅力のまちづくりの一つとして、それこそ今いろいろな建築計画がなされているやに聞いております。
 やはりここで無秩序な建築計画というものを制限する必要があるということで、今回この条例を提案させていただいたわけでございます。当然、都市計画審議会の付帯意見、これは尊重するように十分踏まえてやるようにということは、職員に強く要望いたしております。浅草地域全体の魅力がさらなる向上を図れるものと私は確信いたしております。
 どうか、この条例案につきまして、皆様方のご理解と、ご可決いただくことをお願いいたす次第でございます。
○委員長 という区長答弁をいただいた上で、この件について採決したいと思います。
 原案どおり可決していくことに賛成の方はどうぞ。
 いいですか。
          (「賛成」「異議なし」「異議あり」と呼ぶ者あり)
○委員長 挙手要らないよ。
          (「挙手」と呼ぶ者あり)
○委員長 挙手。
 それでは、賛成の方、手を挙げてください。
          (賛成者挙手)
○委員長 挙手多数でございますので、可決をいたしました。
 なお、報告についてもご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 昼食時になりましたので、休憩いたします。
 1時15分に開会したいと思います。
          午後 0時18分休憩
          午後 1時16分再開
○委員長 ただいまから、産業建設委員会を再開します。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第4、第29号議案 東京都台東区景観まちづくり条例の一部を改正する条例を議題といたします。
 本案は、理事者報告事項、都市づくり部の5番、景観行政団体への移行手続きについてが関連しておりますので、説明と一括して報告を聴取し審議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのようにさせていただきます。
 それでは、第29号議案及び報告事項について理事者の説明を求めます。
 まちづくり推進課長、どうぞ。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 それでは、まず景観行政団体への移行手続きについてご説明いたします。
 お手元の資料9をごらんください。
 昨年6月の本委員会に、台東区景観計画策定の進捗状況についてで、これまでの経緯や景観計画素案について、8月の本委員会では区民周知の状況や関係機関との調整状況について、さらに本年1月の本委員会に8月以降の景観計画策定の進捗状況について報告してまいりました。
 現在は、東京都と景観法による景観行政団体移行に向けた協議を行っております。今後、東京都の同意がいただけましたら、景観法による公告を行い、台東区は、東京都にかわり景観行政団体となります。この移行手続を踏むために、景観行政団体になるため、同時に台東区景観まちづくり条例を改正する必要がございます。そのため、今定例会で台東区景観まちづくり条例改正をお願いするものでございます。
 資料9、2ページ目のA3の資料をごらんください。景観まちづくり条例骨子でございます。
 図の左側には改正前、右側に改正後の条例を記載しております。今回の改正は、従来の自主規定に、景観法に定められている法委任規定を追加したものでございます。追加した条文は、黒いゴシックで表現しております。
 大変恐縮でございますが、もとの資料の1ページ目にお戻りください。
 今後のスケジュールでございます。資料下段をごらんください。
 先ほどご説明したとおり、景観行政団体移行への東京都の同意手続を行っております。その後、景観法に基づいた公告を行い、6月に景観行政団体となる予定でございます。その後、景観法に定められた手続を踏みながら、10月に景観計画の全面施行を行う予定でございます。
 引き続きまして、第29号議案 東京都台東区景観まちづくり条例の一部を改正する条例についてご説明いたします。
 新旧対照表をごらんください。
 この条例は、繰り返しになりますが、景観法の規定に基づく景観計画の策定、行為の規制等について、必要な事項を定めるために改正を行うものでございます。
 主な変更点についてご説明いたします。1ページをごらんください。
 題名ですが、東京都台東区景観まちづくり条例から、東京都台東区景観条例に改めております。景観法で記載されている景観の形成を、従前の条例では景観まちづくりと記載しておりました。今回、景観法を受けた条例の一部改正に伴い、景観法と条例の一元化を図るため、従来の条例で表現した景観まちづくりを景観の形成と改め、この変更に伴い、条例の名前を、内容を踏まえた条例名とするために変更いたします。
 6ページをごらんください。
 第2章、景観計画の策定等でございます。この章は、景観の形成を推進するために景観法に規定する景観計画の策定手続等を新たに定めるものでございます。
 9ページをごらんください。
 第14条、第15条でございます。この条例は、旧条例の第10条、第12条で記載していたものをこちらに移したものでございます。第16条、勧告の手続等でございます。この条項は、景観法に基づく勧告を行う場合の手続を定めるものでございます。
 10ページ中段をごらんください。
 第17条、変更命令等の手続でございます。この条項は、景観法に基づく変更命令等を行う場合の手続を定めるものでございます。これまでの条例でも、第16条の勧告についてはございましたが、第17条の変更命令等についてはございませんでした。この条項が新たに加わったことにより、今後策定します台東区景観計画が、より実効性が高まるものと考えております。
 13ページ、下段をごらんください。
 第4章、景観重要建造物等でございます。この章は、景観法に基づく景観重要建造物や景観重要樹木の指定方法や管理方法について定めるものでございます。これまでの条例で定めていた景観資源や景観風情を一歩踏み込んだ形で景観施策に取り込めるものと考えております。
 以上で、主な改正についてご説明を終わらせていただきます。
 よろしくご審議の上、可決賜りますようお願い申し上げます。
○委員長 それでは、ご質問、どうぞ。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 るるご丁寧な説明は受けたんですが、何が変わるのか。
○委員長 何が変わるか。
 どうぞ。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 景観法に基づく景観計画を現在つくっておりますが、それを実施する団体が景観行政団体でございます。何が変わるかというと、今まで自主条例でやっていたことが、根拠がすべて景観法になりますので、一定の拘束力が出てくるというところでございます。それ以外にも、例えば国の助成等が期待できる部分です。例えば景観重要建造物、景観重要樹木の指定についてそういう期待がございます。あと、景観協定につきましても、条例から景観法を根拠にすることによりまして、現在はなかった持ち主がかわったときの継承項、そういったものも発生してまいります。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 それで、荒川区や文京区やそういったところも、もうこれで進んでいるわけですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 周辺区では、墨田区が、平成21年10月に景観計画を策定しております。現在、荒川区については、東京都との協議を進めているというふうに聞いております。
◆茂木孝孔 委員 文京区は。
○委員長 どうぞ。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 文京区については、特段の動きというのは聞いておりません。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 東京都はありますよね。やっていますね。それで、ではやって、何が現実的に、具体的に変化が生じたんだろうかというのをよく考えてみましても、特に変わっていないだろうと見てしまうんです。なぜかというと、景観は、これはただ単に台東区だけの問題ではないでしょう。例えば、谷中霊園から荒川区を見たときの、あのにょきっと飛び出た3つの超高層ビル、それとか、あと富士見坂というのが荒川区にありますが、そこから見える富士山、これが文京区のビルによって半欠けで見えるという状況。ああいうところにどんどん建っていったら、結局富士見坂も富士も見れない富士見坂というふうになるでしょう。東京都はもうつくっているわけなんですよね。それなのに、そういうものがどんどん次々消えていってしまうというのはまずいからこういう計画法ができるんでしょう、本来。違うのか。そういうのがきちんと担保されるのかというのを見ると、ただ単にこの条例をもてあそぶようなあれになってしまったら終わりだろうというふうには思うんですが、今度新たにこれができていけば、そういう危惧は心配要らないということなんですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 今、委員がおっしゃったような具体的な開発については、一つはガイドラインとして都市計画があって、各区、東京都を含め都市マスタープランというものに沿ってやってございます。
 今回、景観法に基づく景観計画を進めるということは、もちろん景観について、よりよい景観形成を図るというところに一つの目的がありますが、その開発との関係では、景観計画はあくまでも都市計画法に抵触するような内容であってはいけないというのが法律の骨子の中に書いてございます。さらに、委員がご指摘するような区をまたいだような問題については、例えば景観地区でございますとか、先ほどご審議いただいた地区計画、そういったものの都市計画的な枠組みをはめていく必要がありますが、それについては、やはり地域の住民の合意が必要だというふうに考えておりますので、まずは景観計画を定めて、そのスタートラインに立ったというふうに思っております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 そうすると、具体的な問題が出てきたときに、こういうものは有効になるというふうに考えていいんですか。これからスタートなんだから。
○委員長 まちづくり担当課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 事前協議の中で、まず景観法で指導なり誘導、勧告、場合によっては是正命令ということもやるということが一つありますが、さらにそれに足りない部分については、やはり皆様の合意をとりながら、より強制力が出てくる都市計画的な手法を図ることが必要だというふうに考えております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 先ほど樹木の関係も言いましたね。そうすると、台東区では保護樹木というのは決まっていますね。例えば具体的に言いますが、上野桜木にタブの木があるんですよ。あと、上野公園内にも何本かあるんです。これは貴重な樹木なんです。相当な古い年月を経過しているんです。だけれども、開発をすると、そこの隣にビルが建つと。それが邪魔になるから切りますと、こういう場合は、何か具体的にあるんですか、指導する点は。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 景観法に基づく指定というところで景観重要樹木という指定がございます。こういう指定を受ければ当然、切ることですとか形態を変えるということは一定の制限が出てくるというふうに考えておりますが、この指定に際しては、もちろん所有者の同意というものがございますので、今委員ご指摘の樹木については、まだちょっと把握しておりませんが、今後、考えていきたいというふうに考えおります。
○委員長 いいですか。
 ほかに。
          (発言する者なし)
○委員長 これより採決いたします。
 本案については原案どおり決定することにしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。
 なお、報告事項についてもご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第5、特定事件の継続調査についてを議題といたします。
 おはかりします。
 本委員会の特定事件については、議長に閉会中の継続調査の申し出をしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、本委員会の特定事件の継続調査については、そのように決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、本委員会の行政視察の報告書について申し上げます。
 昨年11月に実施しました山口県下関市、福岡県北九州市及び大野城市の行政視察については、このたび正副委員長にて報告書を作製し、お手元に配付させていただきました。この案文についてご意見がありましたら正副委員長までお知らせください。調整後、議長に報告いたします。
 いつまでにしましょうか。今議会中にお願いします。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 その後、議長がすべての委員会報告書を取りまとめ、台東区議会委員会行政視察報告書として、全議員及び理事者に配付いたしますので、よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 以上で、案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。
 なお、年月日、委員長名、議長名の朗読については省略いたします。
          (木村議会事務局次長朗読)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。なお、同じ所管からの報告につきましては、一括して聴取いたします。
 また、補正予算及び平成23年度予算については、報告を聴取するのみで質疑は行いませんので、よろしくお願いいたします。
 初めに、文化産業観光部の補正予算について及び平成23年度予算について、にぎわい計画課長、報告願います。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 それでは、最初に平成22年度第4回補正予算の概要につきましてご報告させていただきます。
 資料1をごらんください。
 まず歳入でございます。補正前の額38億8,971万2,000円、補正の額7,864万1,000円の減、補正後の額38億1,107万1,000円でございます。産業振興課、7,864万1,000円の減でございます。
 内訳でございますが、下の表にございます。入谷小売市場店舗及び倉庫等使用料1,221万9,000円の減、新元気を出せ商店街事業に対する補助金6,642万2,000円の減、いずれも実績見合いでございます。
 裏面をごらんください。
 歳出でございます。補正前の額69億2,684万5,000円、補正の額4億707万4,000円の減、補正後の額65億1,977万1,000円。にぎわい計画課8,701万4,000円の減、産業振興課3億2,006万円の減でございます。内訳でございますが、にぎわい計画課は財団法人台東区芸術文化財団運営8,701万4,000円の減、公益法人化に伴う運用でございます。産業振興課、街並み環境整備、街並み景観整備、イベント・サービス向上支援、中小企業融資、合計しまして3億2,006万円の減でございます。実績見合いでございます。
 なお、観光課の繰越明許費としまして、浅草文化観光センターの整備5,850万円を計上するものでございます。
 補正予算に係るご報告は以上でございます。
 続きまして、平成23年度文化産業観光部の予算につきましてご報告させていただきます。
 資料2をごらんください。
 最初に歳入でございます。総額39億1,816万1,000円、前年度当初予算額38億8,119万2,000円、増減額3,696万9,000円でございます。課別の内訳は、下表のとおりでございます。
 次のページをごらんください。1、課別予算概要でございますが、こちらのページは各課、款項目別に示してございます。
 次のページをごらんください。2、事業別予算概要でございます。増減の主なもののみをご報告させていただきます。一番下の表でございますが、(3)産業振興課、1、小売市場の店舗、倉庫使用料、小売市場費でございますが1,629万1,000円の減。こちらは使用料の減額措置に伴うものでございます。
 次のページをごらんください。3、中小商業活力向上施設整備事業に対する補助金2,675万円、こちらは東京都の補助金でございます。
 下の表(4)観光課、1、浅草文化観光センター駐車場使用料1,997万9,000円の増、清川駐車場等の増などでございます。
 次のページをごらんください。
 続きまして、歳出でございます。総額69億3,785万6,000円、前年度当初予算額68億7,330万1,000円、増減額6,455万5,000円でございます。各課別の内訳は、下表をごらんください。
 次のページをごらんください。1、科目別予算概要。款項目別の内訳でございます。
 次のページをごらんください。2、課別予算概要、各課別に款項目別に示してございます。
 次のページをごらんください。3、事業別予算概要でございます。増減の主なもののみご報告させていただきます。
 (1)にぎわい計画課、上から2つ目の表、1、台東区芸術文化財団運営2億1,156万2,000円の減、人件費の組み替え等でございます。それから、一番下の表、3、旧福井中学校跡地活用1億2,780万1,000円の減、解体工事費等の減でございます。
 続きまして、11ページをごらんください。産業振興課でございますが、6、中小企業融資(2)、利子及び信用保証料補助2億2,506万6,000円の減。貸し付け件数の見込み減でございます。
 続きまして、14ページをごらんください。
 観光課でございますが、一番下の表でございます。浅草文化観光センターの整備7億1,284万9,000円、工事費用でございます。
 簡単でございますが、ご報告は以上でございます。
          (委員長退席、副委員長着席)
○副委員長(?森喜美子) ただいまの報告については、聴取のみとさせていただきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○副委員長 次に、「芸術文化・産業連携モデル」研究発表展の開催について及び第83回「東京レザーフェア」の開催結果について、産業振興課長、報告願います。
◎橋本晃仁 産業振興課長 それでは、資料3をごらんいただきたいと思います。
 「芸術文化・産業連携モデル」研究発表展の開催についてでございます。
 1、「芸術文化・産業連携モデル」事業についてでございますが、台東区は、靴、かばんなどの皮革製品、伝統工芸品などさまざまなものがつくり出されてきました。また、区内には東京藝術大学が立地し、これまでも区と東京藝術大学とではさまざまな芸術文化事業を連携し、実施してきたところでございます。
 本事業は、東京藝術大学が持つ芸術文化資源と区内産業が連携し、付加価値新製品を開発、新たな市場開拓を目指すものでございます。
 2、実施方法でございます。研究委託といたしましては、今回は皮革関連産業を取り上げ、一番身近なアイテムである財布をテーマに、新しい「saif」のあり方の研究を行ってまいりました。
 委託内容でございますが、皮革素材、加工技術の調査、「saif」試作品の制作及び研究発表、報告書まとめでございます。
 研究担当でございますが、美術学部、染織、彫金、機能、空間の各先生方でございます。
 (3)研究発表展についてでございます。東京藝術大学の「藝大アートプラザ」にて行います。開催につきましては、3月23日より開催してまいります。
 研究発表及び販売ですが、現在、研究発表といたしまして10品目程度が予定されてございます。また、その作品を販売用として1点ずつ製作をさせていただいてございます。
 製作に係りましての協力事業者といたしましては、株式会社革包司博庵、有限会社野村製作所でございます。
 以上をもちまして、「芸術文化・産業連携モデル」研究発表展の開催についての報告を終わらせていただきます。
 続きまして、資料4でございます。第83回「東京レザーフェア」の開催結果についてでございます。
 本事業につきましては、台東区地場産業見本市等助成金要綱に基づき、地場産業団体等が実施する見本市に対し、その経費の一部を補助することで、区内産業の育成、振興を図り、活性化を促進するということでございます。
 開催に際しまして、事前にお知らせをしなかったことにつきましては、申しわけございませんでした。開催結果になってしまいますが、ご報告させていただきます。
 レザーフェアの目的ですが、新たな素材の提案とトレンド情報を発信することで、デザイナーやクリエーターに刺激を与え、創作意欲の向上、皮革の需要拡大、業界の発展を図ることを目的に開催されたものでございます。
 開催日ですが、平成23年1月27、28の両日で行われました。
 会場につきましては、東京都立産業貿易センター台東館及び台東区民会館で行われてございます。
 出展者数ですが、58社・7団体でございます。
 主催につきましては、協同組合資材連、共催といたしまして東京都、後援ですが、経済産業省、台東区、日本皮革産業連合会、協賛といたしまして、リネアペッレ見本市協会――これはイタリアで開催される世界最大の国際皮革見本市でございます。
 続きまして、内容でございますが、(1)といたしまして皮革の展示でございます。天然皮革あるいは人工皮革を含めまして、約10万点が出品されてございます。
 トレンドセミナーも実施されてございます。リネアペッレのトレンド・セレクション総責任者、アントネッラ・ベルタニン氏が2011−12年の秋冬のファッション傾向を解説いたしてございます。
 (3)といたしまして、レザーファッションショーを開催してございます。業界の各メーカーのデザイナーが15名、専門学校生が13名でレザーファッションを発表し、台東区民会館9階の特設会場において、各作品をファッションショーにて紹介を行ってございます。
 また、台東区の「浅草ものづくり工房」の入居者の作品も展示させていただきました。さらに、情報発信コーナーでは、出展各社の特技を生かしてつくり上げた「極めのいち素材」や皮革の持つ本来の美しさ、よさを伝える「プチ・ミュージアム」、トレンドテーマに沿った素材を厳選した「トレンドセレクション」等を情報発信として行ってまいりました。
 来場者数ですが、5,701名でございます。内訳いたしましては、靴・履物業界の関係の方々初め、記載のとおりでございます。
 補助金でございますが、区の補助金といたしまして85万円、その他、区民会館の使用料を免除してございます。
 以上をもちまして、第83回「東京レザーフェア」の開催結果の報告でございます。
 よろしくお願いいたします。
          (委員長着席、副委員長退席)
○委員長 初めに「芸術文化・産業連携モデル」事業について、質問がございましたらどうぞ。
 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 すばらしいご提案であるし、画期的な研究ということで、東京藝術大学、ここしかありませんから、また地元の産業、結構なことだと。
 でも、ちょっと問題は、製品開発とか売るほうのことを……。よく産業というのは、製品開発と売るほうだよね。売るほうの研究というのは何か、ここには連携はなかったのか。情報発信というところで出ていますけれども、売るほうの研究は何か。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 我々も今回、このようなモデル事業を生かして、製品を売るような形をうまく考えていきたいというふうに今考えてございます。
 現在、知的所有権につきましては東京藝術大学がお持ちですが、今後その製品につきまして、販売できるような仕組みづくりをこれから考えていきたいと思っています。東京藝術大学といろいろ、今現在協議させていただいておりますが、東京藝術大学といたしましてもこのような取り組みは今回初めてだということでして、今回このモデル事業を通じて、今後区と一緒に検討していきたいということでございました。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木茂 委員 東京藝術大学に売ることを考えさせても無理なんではないですか。ですから、今私が申し上げているのは、課題の中に、製品開発といいものをつくるという部分については、これはもうそのとおりだと思うんです。だから、売るほうの研究は、会社と連携することによって、そういう発表とか何かは情報発信のほかにないのかと聞いているんです。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 東京藝術大学でものをなかなか売るということは、非常に難しいです。ですから、今東京藝術大学持っているデザイン、そのデザインをうまく使いながら、業界の方々がそのデザインを使って販売をなさるという、そこに必ずロイヤルティというか、その他もろもろいろいろ発生してきます。その考え方もまたこれから整理していきたいということです。
 我々も今後一、二年かけてこのロイヤルティのあり方も考えていきたいというふうに考えてございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 私も、最終的にはいいものをつくっても消費者の方たちに認められなくては残念な結果になってしまうわけですよね。そういう意味では、販路というんですか、そういうところをやはり研究していっていただきたいというふうに思います。
 ただ、もう既に、今まで台東区の産業としたら、アルティベリーを台東区ブランドでずっとやってきたわけなので、そのときに、今鈴木委員が言ったような――ああいうような、物は別ですよ、物は別だけれども、販路の開拓だとか売れる仕組みづくりというのは、もうきちんとレクチャーというか勉強されているのではないかというふうに思うんですけれども、その辺の状況もうまく使えば、より発展されるのではないかと思うんですけれども、その辺のことについて。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 売れる仕組みとかその他もろもろについては、先ほどおっしゃられているようにアルティベリーも含めてですが、ファッションザッカフェアだとか何かを通して、いろいろな業界の方々と交渉するというんですか、販売のことで交渉する場がいろいろできています。
 今回につきましては、改めて東京藝術大学と、あと産業界の初めてのかかわり合いを持たせるという機会を我々つくってきたわけです。ですから、先ほど言ったように、これから東京藝術大学は東京藝術大学に知的所有権があります。また、製品を販売するあるいは製作する製造業者の方々もございます。ですから、そういう中で、まずは先ほどお話ししたロイヤルティの考え方を整理します。それから、今後はその販路につきましても、いろいろな販売ルート、業界の販売ルートもまた使いながら販売に努めていきたいというふうに考えています。
 また、今回このような事業を実施したということで、日本経済新聞あるいはNHKのほうからも取材等、いろいろと問い合わせが来ているような現状でございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 確かに今回は、東京藝術大学とのコラボレーションという形での商品づくり、だからといって、それのための販路だとか売る仕組みづくりばかりにとらわれないで、オールマイティーに使えるような、そういうような切り口でもぜひ考えていってほしいと思います。このことに関してだけやったら、もう次回、例えば来年、再来年、また何か新しい切り口のものをやろうとしたときにも全然転用がしないのでは余り意味がないと思いますので、当然主眼はここかもわからないですけれども、どういう展開のときでも使えるような形をぜひ研究していっていただきたいというふうに要望だけいたします。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木茂 委員 先ほどちょっと、NHKとかメディアからの問い合わせがあったというけれども、これは結構露出したんですか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 NHK等につきましては、まだ作品ができていなかったものですから、これから改めて作品ができた段階で、またNHKのほうといろいろとお話をさせていただくような形になります。
◆鈴木茂 委員 わかりました。
 いろは会商店街で「あしたのジョー」祭をやったとき、ほとんど金をかけないで何億円の宣伝効果があったと聞いておりますので、先ほどNHKからとありましたけれども、ぜひマスメディアへもこれからの注目を引くようにしていただくと相当違うのではないかと思います。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 今のそういうメディアに乗せるとか、そういうことも非常に大事だと思うんですが、例えばこれから、東京藝術大学のいろいろな芸術的なアイデアを製品の中に織り込み、そしてそれをいわゆる台東区ブランドでも藝大ブランドでもいいですけれども、一定の何か、あそこに行けば藝大のそういうセンスのいいにおいのするいろいろなグッズがあると、あるいは製品があるよというようなことであるとか、あるいは浅草ものづくり工房などで新たにこういう優秀なものがあるよとか、それは台東区でしかできないものなので、そこはもう少し大事にして、売れる、いわゆるショールーム的な、何かアピールできる一定の場所、それはこれから考えていく必要があるのではないかと思うんですが、そういう考えというのはないんですか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 一定のものが売れる場所だとか何かということにつきましては、これから産業振興プランがあります、これからその中で台東区の産業をどう生かしていこうかというような中で、またいろいろ考えさせていただきたいというふうに思います。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 これからそれがすごく重要なことになっていくんだろうと思うんです。つまり、観光客の方にも、そうした藝大のにおいのするものを買っていっていただくとか、あるいは非常に技術力の高い靴なども、台東区へ行ったらいいものを見つけたんだというふうに買っていってもらえる。そういうことが、観光と産業と両方がマッチした形で台東区を活性化していくということにつながるんだろうと思うんです。だから、これはこれ、あれはあれではなくて、トータルとして産業全体を振興していくような形をお考えいただきたいとお願いしておきます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 本事業が、東京藝術大学の芸術文化資源と区内産業の連携の付加価値を高めていくということで、今、ひさご通りにもいろいろ展示がありますね。浅草公会堂にもありますね。橋場のほうにも、いわゆるものづくりという形の職人さん云々で、その辺の今後の、こういった東京藝術大学と区との、地場産業だけではないんですが、芸術文化という産業、また連携モデルという中では、そういう今現在ある台東区のそういったものとの関連性みたいなものは今後どういうような形で進めていこうとされているんですか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 台東区には、先ほどのお話の中でいきますと、伝統工芸だとかいろいろございます。昨年ですが、UTM(上野タウンアートミュージアム)で東京藝術大学と伝統工芸というような形の結びつきでいろいろな製品を開発してきたというようなこともございます。今回は、産業はメーンに置いて、新たなモデル事業として今回はやってまいりました。
 今後ですけれども、できるだけそういうものをうまく活用しながら、今まで培ってきたものをうまく活用しながら、いろいろなところで発表できるような場、先ほど言った浅草公会堂でもそうですけれども、いろいろなところで発表できる場をどんどんつくり上げていきたい。要するに、区の産業あるいは伝統工芸をPRしていきたいというふうに今考えてございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 あと都立産業貿易センターもありますね。そういった中で、点と点がかなりいろいろなもので地場産業だとか観光だとか芸術だとかいう形で、台東区はかなりそういう部分では広がりがあり、点と点がいっぱいありますよね。それを結んで線とか面とか、構造変化とかいう言葉はありますけれども、そういう素地がやはり台東区にはありますので、そういうものを生かしていく、最大限有効活用していく、そういう方向性も、もう少し東京藝術大学と産業との関連の中で研究というか考えていっていただきたい。その辺だけは要望しておきます。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木茂 委員 私と木村委員長が優秀技能者顕彰式に出ておりまして、ほとんど産業建設委員会の人たちで、あそこでびっくりしてしまったのは、今、清水委員が言ったような意見だろうと思ったわけです。優秀な技能を産業に発展させて台東区の産業の振興にと。そうしますと、つくっている方たちの中には、これはなりわいとするものであってと、あれは驚天動地だったんです。その点、ちょっとどうお考えなんですか。あれ、つくっている人たちが産業化する、大量生産する必要はないというような見解を堂々と言う。私たちのこれはなりわいなんだということで、あれはもう全くびっくりしたんですけれども、その点、どうお考えになっていますか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 そのお話し合いの中で多分、伝統工芸ということで、皆さんがその技術を大事にしていきたいというようなことで多分お話をされたんだと思いますけれども、我々といたしましては、この伝統芸術、芸能、そういう技術は、我々も非常にこれから今後、大事な技術だと思っていますし、そういう技術を皆さん方に広めていくというのも我々の役目かなんて非常に思っております。
 ですから、一つなりわいという表現はございますが、我々といたしましては、今後とも伝統工芸を含めて台東区産業をどんどん広めていきたいというふうに考えてございます。
◆鈴木茂 委員 ちょっとそのお答えの中で、広げていくというところに、今産業という視点とか商品という視点とか、台東区から売り出していくという視点が見えなかったんですけれども、ちょっと説明をお願いできませんか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 我々もとにかく台東区ということで、先ほどおっしゃられましたように伝統工芸は、台東区として今後大事にしていかなければならない産業の一つでございます。また、地場産業もいろいろございます。そういうものを、我々といたしましては、ほかに負けないような形で、いろいろな面でアピールしてPRしていって、台東区を皆さん方に知っていただきたい。台東区の産業を知っていただきたいというふうに思っております。
○委員長 ぼちぼち頭を切りかえていこうではないかというのは、区のほうで伝統工芸の顕彰をしたり、今回の東京藝術大学との絡みも含めて、結構いいことをやっているんです。吉住区政になってからも、中小企業対策をばっちりやっているところがあるんです。
 しかし、問題は、顕彰してもその製品が個人にとって売れて、お金に変わっていかなければ。大量生産というのは、私なんかは余り考えないけれども、やはりきちんと生計が立つだけのあるいは技術を継承するだけの魅力あるものにする中で、商売も成り立っていく、こういうことが非常に大事なわけ。その点では、区役所のほうは商いのほうは余り考えていないんだな。最近、国のほうで原子力とか新幹線とか売り込みに行っているけれども、あれは国の政治家、大臣が、セールスマンのトップになってやらざるを得ないのは、ものづくりは日本人はうまいけれども、実は商売は下手だという世界のレッテルを何とか克服していこうではないかという、そういう中での動きですから、そういう点で台東区の行政も商売も同時に考えていくような、そういうことも大事ではないかというのが、正直言って私たちの気持ちです。その点、どう考えていますか。
◎橋本晃仁 産業振興課長 委員長おっしゃるとおり、我々も商売ということにつきましては非常に大事だと思っています。やはり物が売れなければ何もできないという。また、いいものをつくっていかなければ皆さん方に認めていただけないということもございます。ですから、我々もいいものをつくって、できるだけ売れるような、いろいろなことをこれから考えていきたいというふうに思います。
○委員長 ちょっと違うな。
◆鈴木茂 委員 課長にその売り方を研究しろと言っているのではなくて、そういうような仕組みをどうつくっていくかという、その辺、展望をちょっと語ってもらわないと、あなたに優秀な製品できるはずないよね。その辺の展望がちょっと。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 その売り方について確かに我々ができるわけではないので、企業の方々に一生懸命頑張っていただかなければならないということです。
 そういう中で、我々もこれから、今産業振興プランをつくりますけれども、そういう中で物を売っていかなければいけないということも重々踏まえていろいろ協議し、またその中で、その仕組みづくりもこれからつくっていかなければいけないというふうに我々も今考えております。そういう中で、実効ある産業振興プランとして、また商売に結びつけられるような実行プランとしてつくっていきたいというふうに思っています。
○委員長 そういうことでご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、レザーフェアについて、どうぞ。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これは、台東区は後援ですね。主催が協同組合資材連ですが、これは終わった後の報告なので、こういう点では、これをやって補助金を出して、どういう成果があって問題点は何があって、今後どういう計画をしていこうとしているのか。こういう点がないと、終わって、はい、何人参加しましたということで終わってしまったら、これはまずいんですよね。そういう点で、この業者の主催者側はこんな成果があった、問題点はこうだった、台東区のかかわりはどうなのか、こんな点をきちんと総括するべきだと思うんです。そうでないと次に進んでいかないから。その点は若干でも検討はして整理はされているんですか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 このような事業については、区のほうでも補助金を出しています。その中で、実績報告というものが必ず上がってくるわけですけれども、その実績報告の中でも、今回みたいなレザーフェアにつきましては、日本で最大級のレザーフェアにしていきたいとか、あとは学生さん方を集めたファッションショーをやってみたり創作展をやってみたりということで、皮革にかかわるところでの底上げをいろいろ皆さん努めているわけです。ですから、我々もそういうところで、側面的になりますが、いろいろ応援をしながらやっていきたいということで今考えてございます。
○委員長 ちょっと待って。
 私のほうから課長説明の補足をしておくけれども、このぺらだけで語れないことがいっぱいあるわけではないか。というのは、資材連の主催でやってきて41年目なんです。年2回だから、今回は81回か82回目なんですよね、83回ですか。今まで40年間やってきたことについても報告がなかったわけです。
 今回の報告というのは、この資材連が5年前、経済産業省のほうから2,700万円の補助金を受けて、ファッションショーを始めてお客さんも大変多くなっていく中で学生さんとかいろいろなのが来るようになって、活況化する中で、経済産業省はいつも5年で事業を見直しするので、今回で打ち切りなんていうような話もあった。しかし、この5年間のファッションショーのことだって、区のほうは一切議会に報告がないではないですか。何にもやっていないのではなくて、会場を貸している、補助金は出している、行政の皆さんも視察に行っておられる。こういう状況はきちんと語っていかなければ、そこが抜けていますよということは率直に認めなければいかんですよ。
 このファッションショーについては、私は中山政務官のほうから聞いていますけれども、経済産業省のほうは、5年以後ももう5年やってみようということを決定したということを聞いております。そういうところと――少なくともその話も聞いているはずだから、そことやはりどう連携していくのかとかということが、何でできないんでしょうね。今、このぺら1枚では何にもわからないです。ただ、あなたたちの報告はしなかったのは申しわけないという反省だけではしようがないではないですかということを踏まえて、質問を受けます。
◆茂木孝孔 委員 委員長のほうから言ったからあれなんだけれども、やはりこういうときは、この間にやってきた成果と問題点とか、今後それがどういうふうに発展していくのかとか、こういう問題は、きちんと総括した上で区がかかわっていくということが非常に大切ですから、ぜひ今後はその辺も報告していただければというふうに思っています。
 あと、これは、台東区は後援なんだけれども、使用料免除というのは後援でも使用料免除はできるんですね、共催でなくてもできるんですね。それだけ、できるのだったら、いろいろほかでも後援でやっているところだって使用料免除はできるはずですから、その点では、全体に生かしていく必要があるというふうに思っています。わかりました。
○委員長 河野委員、どうぞ。
◆河野純之佐 委員 私も、これ初めて見に行かせてもらいました。それの報告というわけではないですけれども、改めて行って、本当に大勢の方たちが来ていて、靴とか台東区の地場産業に直接かかわらないというか、アパレル系とか、広い全部のいろいろな産業の関係者が来ているんだなという形で、改めて驚きと評価が得られたと思います。
 ここに最後、区の補助金が85万円と出ているではないですか。これなんかは、ここ5年間というのは、補助金の金額については、どういう経緯になっているんですか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 これは補助金の要綱がございまして、ここの場合ですと、出展者数がありますが、出展するときに一応こまをいろいろつくっているんです。一こま一こま、いろいろつくっているわけですが、その一こま一こまのこま数に応じて補助金の額が変わってきます。ですから、今回約65から69のこまができたというところで、その中でいきますと85万円の補助というような形になってございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 ということは、今言ったこま数がふえればまた補助金がふえると、そういうような仕組みになっているという理解でいいわけですよね。補助金というのは、そういうようなやり方もあるし、この全体のレザーフェアというものが与える効果というんですか、そういうようなものがあることによって、補助金の適正な評価というものもできると思うんです。ただ単にブースが幾つだから幾らだとか、そういうあれだったらだれでもできてしまうわけで、補助金の策定だとか査定だとか。ですから、この金額が多いか少ないかというのはちょっと私わからないですけれども、今後は、こうやって補助金が出ているようなイベントというかそういうものは、やはり小まめにこうやって委員会でぜひ報告していただきたい。そうすれば、私たちも本当にこの補助金が適正な形で出ているのかどうかということも再度、やはり考えられるいい機会にもなると思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 この際言っておきますけれども、これから経済産業省のほうは5年以後も続けていこうと、今の体制をね。その中で非常に重要視しているのは、皮革産業、靴産業も含めて底が割れつつあるようなこういう中で産業としてどう発展させていくか。特に、世界市場にどう打っていくかということが大きなテーマとして経済産業省のほうは考えているようです。
 台東区も、台東ファッションザッカフェアとか結構大きな金を出しているんですね。皮革産業全体の動向をどうやっていくか、これは経済産業省や東京都、そして台東区、三者がきちんとした意思統一しながら、特に皮革関係でいえば日本の中では兵庫のほうもあるようですから、そういう点ではそういうところと連携しながら、皮革産業全体をどうやっていくかというようなことを、あなたたちがやはり議論をやっていかなければ。特に台東区は、その中心的な指導を発揮していかなければいけないと思っているんですね。そういう点で、きょうは答弁要りませんけれども、方向だけは考えておいていただきたいと、こう思います。
 いいですか。
          (「了承」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、東京スカイツリー開業台東区記念事業について、文化産業観光部副参事、報告願います。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 それでは、東京スカイツリー開業台東区記念事業についてご報告いたします。
 お手元の資料5をごらんください。
 まず、項番1の目的でございます。
 平成24年春の東京スカイツリー開業は、本区にとりましても産業振興、観光振興の一大好機であり、地元でも大きな盛り上がりを見せております。本区としても、区内全域で祝賀ムードを盛り上げ、開業記念事業を効果的に実施するため、実行委員会を設置し、広く台東区をPRするとともに、区全体の活性化につなげてまいりたいと考えております。
 次に、項番2の事業イメージでございます。
 (1)事業の範囲は、区内全域を対象といたします。
 (2)実施体制でございます。想定案でございますが、(仮称)東京スカイツリー開業 台東区記念事業実行委員会を設置してまいります。実行委員会は、産業、観光、商店街等の各種団体、町会関係、各官公署等から構成し、開業記念事業計画の策定や主催イベントの実施、関連事業の指定や総合PRを行ってまいります。
 (3)事業期間でございますが、平成24年1月から12月までの1年間を基本といたします。
 資料の裏面をごらんください。
 (4)主な事業イメージでございます。区はこれまでも、浅草地域まちづくり総合ビジョンや新観光ビジョンにおいて事業を位置づけ、各種事業を推進してまいりましたが、それらの事業も踏まえまして、にぎわいの創出、回遊性の向上、地域連携などの観点から事業計画にまとめまして効果的に推進してまいりたいというふうに考えております。
 次に、項番3の区の予算(案)でございます。
 平成23年度当初予算には、実行委員会の運営経費100万円の計上をお願いしております。事業の本体予算につきましては、23年度補正及び24年度当初予算で対応していく予定でございます。
 次に、項番4の庁内検討会でございます。
 1月26日に、庁内の連絡調整を初め、関連事業との連携や記念事業等を検討するため、全庁を挙げた課長級の庁内検討会を設置いたしております。
 次に、項番5の今後のスケジュール(案)でございます。
 本日、産業建設委員会にご報告の後、5月には実行委員会を設置し、9月に事業計画を策定していく予定でございます。事業は、来年1月から3月のプレイベント、ツリー開業後、4月から12月に記念事業を実施していくことで考えております。今後の事業の詳細につきましては、庁内検討会を初め実行委員会において検討を進めてまいりますが、当委員会にも逐次ご報告申し上げる次第でございます。
 東京スカイツリー開業台東区記念事業についての報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 いいですか。それでは、ただいまの報告について、質問がございましたらどうぞ。
 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 これは台東区記念事業ですから進めていってください。このスケジュールを見ますと、2月から、来年の4月から12月までずっとやっていくということで、ちょっとこれは関係ないかもしれませんけれども、この台東区がやっていただいて、それと同時に、墨田区とか近隣区との、その辺の関連といいますか共同イベントみたいなものは、これは台東区独自でやるんですけれども、そういう関連区とのいわゆるイベントみたいものだとか、またそういったものは話が出てきているのか。また、台東区としてそういうかかわりをどういう形で今後持っていこうとしているのか、その辺の考え方を教えてもらえますか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 近隣区、特にスカイツリーのございます墨田区につきましては、23年度、24年度に地元の観光協会を中心とした観光誘客キャンペーンということで、「“国際観光都市すみだ”のまちびらき前夜」ですとか「国際観光都市すみだ」の「まちびらき」といったイベントを計画しているようでございます。既に墨田区の担当とは、このスカイツリーの開業記念事業の実施の検討に当たりまして、相乗効果の発揮できるものについては、ぜひ協力していきましょうということで、現在話を進めている状況でございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 当然、台東区、墨田区という、こういう関係はわかるんですけれども、荒川区だとか江東区だとか文京区だとか、その辺のところは全然考えてはいないんですか。
○委員長 川沿いにね。
 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 現時点では、今委員ご指摘のような自治体とのお話を進めてはおりませんが、ただいまのご指摘を踏まえまして、台東区とのいろいろな連携の方策につきましては、今後検討してまいりたいというふうに考えております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 では、要望しておきます。
 確かに立ち上がれば、全国いろいろな地域から来るわけですよ。今でもかなり来ている状況ですけれども、そうやって考えると、台東区、文京区、あと近隣区というものもあるんだけれども、総合的にそういう、水辺ラインだとか交通網だとかいろいろなこと、JRの部分、上野・浅草の活性化全体のことなんだけれども、このいい機会に、そういうほかの区との産業の連携だとか観光の連携だとか、そういったものも台東区には台東区しかないよさがありますよね。ほかはほかの区はあると思うんですよね。その辺を研究というかよく調べて、台東区はこのことによっていろいろなものが吸収できるような、新しいものが何かできるような、そういうものをちょっと考えていただきたい。私、ちょっとよくわからないんですけれども、その辺の考え方を持っていただきたい。それだけ要望しておきます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 台東区記念事業実行委員会が立ち上がるということで、その実行委員会が立ち上がって、その中でいろいろなアイデアが出てきたのを委員会に報告すると、こういうことですよね。
 ただ、申し上げておきたいのは、この委員会で報告、そのプロセスというかいろいろなアイデアが出てきますよね。それを全部出していただきたい。こういうことのアイデアがある、こういうことのアイデアがある、こういうことのアイデアがある。その中からピックアップ――全部はできないでしょうし、ピックアップして、これがおもしろそうだなと、これがいい演出ができそうだなとかというものを拾い上げて、ここのところでやっていこうと、こういうことだと思うんです。それは、いろいろ斬新的なアイデアを持っている方がたくさんいらっしゃるから、そういう方を多く集めるようにして、いろいろなアイデアを、それはそこだけではなくて、あとほかにも使えるようなこともありますから、ですからそういったことを全部まとめてこうやって、その中から報告していただきたい。全部報告していただきたい。
○委員長 そういうことをやらそうとするためにこれを立ち上げるんですか。その辺も含めてお願いします。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 今後検討するに当たりまして、やはり実行委員会のほうに、地元の方、商店街の方ですとかいろいろ入っていただきまして、いろいろなアイデアを出していただきたいというふうには考えております。そのアイデアをもとに実施計画といいますか、基本計画をまとめていきたいというふうに考えております。
 ただ、そのいろいろなアイデア、検討の経過につきましても、逐次報告していきたいというふうに考えております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 ちょっと私、これまだ本当に事業イメージが全然自分でわかないんですよね。確かに、まずやることはいい。台東区全域を対象にして盛り上げるということはいい。今度、その中にいろいろとこれ商店街の人たちも入っている。観光、産業、多種多彩な人たちが委員会に入ってくると、先ほど田中委員が言ったようにいろいろなアイデアが出てきて、その中からチョイスするのかわからないですけれども、そうなってきたら、これ今回運営補助金100万円出しますね。いろいろなアイテムが出てきて、では、どこどこ商店街でスカイツリー記念何とかセールとかといって、そのイベント費のお金を出すのかというような形になると、予算はどれぐらいを考えるのか。それがこの1年間で――記念事業というのは恐らく1年間だけですね。なのか、それがあと3年、5年続いてやっていこうとしているのか、ちょっとその辺のもうちょっと具体的なイメージがわかるようなことは何かないですか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 具体的な事業の形につきましては、本日ご報告させていただいておりますのは、事業イメージということでご報告させていただいております。今後、具体的な検討を進めるに当たりまして、どのような形にしていくのが一番いいのか、地元がやっている事業に対して、区がこの実行委員会でどのような形で連携をとるのがいいのか、そういった部分も含めて実行委員会あるいは区の庁内の検討会のほうで検討を進めていきたいというふうに考えております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 そうですね、先ほど言ったように、台東区全体を盛り上げるというのは本当に必要なことだと思うんですよね。ただ、やはり、ここにいろいろな団体の方たちがかかわってくるわけで、例えば商店街ばかり手厚くするわけにもいかないし、地場産業だけとかそういう部分にもなってくると、非常に不公平感が出るとちょっとまずいというふうに思うので、本当に余りいろいろなものではなくて、私は本当に幾つか限られたものをみんなでそれを集中してベクトルを合わせて、それで台東区全体が盛り上がるような形にぜひ持っていっていただきたい、そういう要望だけしておきます。難しいと思うんですけれども。
○委員長 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 もしかしたら質問に合わないのかもしれないけれども、案外都が冷たくて、墨田区があれだけ世界に発信しているのに、東京都から何ら余り支援体制がないという話を聞いているんだけれども、台東区にはもちろん東京都からありませんよね。国からも余りないでしょう。そうすると、やはりその辺、連携して東京都が都議会議員、何やっているのかと。私がやった、私がやったでは困るのであって。その辺ちょっと、わかっているだけ教えて。都議会で話題になっていないんだよね。東京都から、墨田区にもお金は行っていないはずだと思うんですよ。それから、台東区にももちろん、これに対して都からお金は来ていませんよね。普通はこれだけの国家的な事業ですよね。そうすると、国も東京都も相当……、その辺ちょっとわからないんだけれども、わかるだけ教えてください。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 本日ご報告させていただいている、このスカイツリー開業の事業に限ってのお答え……
◆鈴木茂 委員 そうではなくて、全体で。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 全体ででございますか。
 全体につきましては、ちょっと私のほうでは把握しかねておりまして、今後スカイツリーの実行委員会を立ち上げるに当たっては、東京都等とも連携が図れないかどうかについては検討していきたいというふうには思っております。
◆鈴木茂 委員 ちょっとほかで。都がどれだけね……
○委員長 ちょっと話がかみ合っていないのは、田中委員や河野委員のほうからは、いろいろな団体が集まっていますよ。いろいろなアイデアが出てきます。それをどんどんやっていきましょうと、こう言っているわけだ。検討してみましょうとかね、具体的な事業については別建てでどうやるかと。そうではなくて、この実行委員会はたった1年間の期間なんです。そのたった1年間の事業で何をやるのか。いろいろなアイデアがあったら全部やっていきますなんていう、そういう答弁がおかしいので、もしもそうだったら、こんな1年間の事業ではなくて、やはりきちんと別建てしないといけないと思うんだけれども、1年間で何をやるかということがはっきりしていないわけ。だから、そこだけはっきりさせた上で、いいアイデアがあれば、それは拾っていけばいいのではないですか。
 どうぞ。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 申しわけございませんでした。
 本事業につきましては、基本的な目的としまして、このスカイツリーの開業を控えまして、スカイツリーによる区のほうに訪れていただく観光客ですとかそういった方に台東区をPRして、台東区の魅力をよく知っていただいて、それを産業振興あるいは観光振興のほうにつなげていくようなことを目的としております。
 今後、具体的な事業、こちらの資料でも掲げておりますとおり、実行委員会で主催する事業のほか、地元ですとか区がこれまで進めてきた事業をどのように関連づけていくかということも含めまして、実行委員会あるいは庁内検討委員会の中で検討を進めていきたい。今後、こういった実行委員会の中で出されるであろうさまざまなアイデアについても、こういった、まず今回ご説明している区のこの事業の目的に合致するようなものなのかどうかというところから、いろいろ検討を進めていきたいというふうに考えております。
○委員長 田中委員。ちょっと待って。
◆鈴木茂 委員 先ほど聞いたやつ。東京都や国は、大きな、それにどう絡んでいるのか。予算……、
○委員長 その話はわからないわけね。
◆鈴木茂 委員 副参事ではなくて、ほかから聞かないとだめだ。
○委員長 ほかの人、わかりますか。
 にぎわい担当部長。
◎齊藤充 にぎわい担当部長 かねてより台東区で進めております浅草地域まちづくり総合ビジョン、そしてまたその関連事業、それらにつきましては台東区と墨田区、広域的な地域の部分のスカイツリーをある程度視野に入れました総合的な振興策ということで国にも認めていただいて、まちづくり交付金と。事業は限られます。例えば浅草文化観光センターですとか、そういったもろもろの事業につきましては約4割の補助金をいただいておりますし、その中で、台東区、墨田区、両方の連携の中でいろいろこれまで事業を進めていると、そういった経緯がございます。
○委員長 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 そうすると、このスカイツリーに関する予算は、都や国から相当出ているということですね。
○委員長 にぎわい担当部長。
◎齊藤充 にぎわい担当部長 事業は限られます。すべてではないんですが……、
◆鈴木茂 委員 先ほどまちづくりと……、
◎齊藤充 にぎわい担当部長 平成19年6月に浅草地域まちづくり総合ビジョンも決定いたしましたし、その後、浅草文化観光センターですとか船着場ですとか、そういった事業を進めている中におきまして、まちづくり交付金ということで国からも補助をいただいている、そういうことでございます。
○委員長 はい。
◆鈴木茂 委員 今のはまちづくり交付金で、船着場だとか浅草文化観光センターであって、スカイツリーの関連のあれではないでしょう、全然。だから、これ聞いているのは、スカイツリーのあれだけのプロジェクトで、それに関するものが墨田区にも出ているのか。関連して台東区にも波及しているのか。
○委員長 にぎわい担当部長。
◎齊藤充 にぎわい担当部長 すみません。そちらのほうにつきましては、私も十分な情報を持っておりませんが、スカイツリーを例えばイベントでという形につきまして補助金が出ているという話は、まだ耳にはしてございません。
◆鈴木茂 委員 してないよね。
○委員長 だから、齊藤部長、スカイツリーの関係で浅草文化観光センターを建てたわけではないではないか。それをあなたは無理しているから、そういう金が出ているなんて言い方をするから議論が混乱してくるんです。何でそんなこと言うのか。そういうふうに何でもいいから答弁すればいいと思っていたら、手を挙げてはだめです、やはり。そこは分けてもらいたいんだ。
 もう一度、どうぞ。
◎齊藤充 にぎわい担当部長 失礼しました。
 これまでの一連の事業につきましては、台東区をめぐっております観光の諸状況、スカイツリーの建設、そういったものを視野に入れてやってきたということでご答弁させていただいたということでございます。
○委員長 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 また実行委員会のことなんですが、実行委員会のメンバーの選択、産業観光、これは別に構わないんですよ。だめだということではないんだけれども、ただ、こういうふうにするといつも同じ顔ぶれというか、そういう感じが多いんですよね。
 そうではなくて、まちの中で、アイデア結構おもしろそうな人がたくさんいるんですよ。例えば具体的に言えば、花やしきの社長だとか、いろいろなそういう専門家で持っている、この人なんてというおもしろいユニークなアイデアをお持ちの方はたくさんいらっしゃる。ハドソンの会長もそうだし、そういう中で、まちの中を見ていくといろいろな人たちが、おもしろそうだなという、そういういいアイデアを出しそうだなという人たちがいるから、そういう人たちを、推薦だとか、だれだれの推薦ならいいですよとか、そういうふうな多種多様な中で持っている人たちを工夫してメンバーを集めてもらいたい。その中で、いろいろなアイデアの中からこれだといったのをピックアップして、本格的に検討に乗り出すんだろうと思うんですよね。だから、その辺は、いろいろなさまざまなアイデアの中で、ピックアップするのは何をピックアップするかわかりませんけれども、私もいろいろ提案持っていますから。大道芸をやったらどうだとか、世界の屋台まつりをやったらどうだとかと言っていますからね。その中で一部に加えていただいて、そういったこといろいろなの、その中で皆さんで、そこで、ではこれにしようと決めていくんだ。だから、その出す人たちがユニークな人たちでないとだめだから、それだけ一つ言っておきます。
○委員長 今の黙っているということは、みんなは受け入れたということですからね。
 はい、文化産業観光部副参事、どうぞ。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 お答え申し上げます。
 やはりスカイツリー開業の台東区の記念事業でございますので、さまざまなアイデアを集めたいというふうに担当としては思っておりますので、今委員ご指摘のそういった方々をどのような形で実行委員会の中に加えるか、その構成もどうするかというそういうところも含めて、今後検討してまいりたいと考えております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 今、田中委員がおっしゃったように、田中委員は特に議会の中でも非常にユニークというか、いい発想を持っているので、ぜひこのメンバーに入ったらどうですか。これ、ここには書いていないんですけれども、議員がこの実行委員会に入っていない理由とか何か特別にあるんですか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 こちらの資料のほうに議員さんを記載していないのは特に他意はございませんので、今後、今ご答弁申し上げましたとおり、この実行委員会をよりよいものにするために、この委員の構成につきまして、今後検討していきたいというふうに思っております。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 ちょっと私、この記念事業は、実行委員会のメンバーは、いわば台東区内の各団体を網羅した形で委員会を設置されているんですよね。これを発信する相手方というのは、区内の人なのか、区外のより東京近県から、さらに全国から、あるいは全世界から、どこへ向かってこの記念事業の発信先、どなたに受け取ってもらいたいのか、その辺はどんなイメージなんですか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 やはり、台東区の魅力を広くPRするというのが本事業の大きな目的の一つになってございますので、そのきっかけの一つとしてスカイツリーに訪れる観光客の方にまず台東区のほうに来ていただいて、いろいろ回遊していただく、こういうのが一義的な形になると思います。そこでいろいろ台東区の魅力を知っていただいて、例えば台東区の産業に何かつながるようなアイデアをお持ちの方が今後、今回のをきっかけにして来ていただけるような形にできればいいというふうに今のところは考えているところでございます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 そうすると、開業して、結局スカイツリーに既に来ている、そこに来ているお客さんにこちらに来てよねというような発想なんだなと、今のお話を聞いて思ったんですね。そういうもので一体いいんだろうか。そういう発想でこの記念事業はやっていいんだろうかと、まず思ってしまうわけです。むしろ、このスカイツリーという、いわば世界一の電波塔というものに対するイメージと、そこを売りにしてそして発想するということが重要であって、例えばそういうためには、統一マークだとかグッズだとか書いてあるけれども、こういうような統一された、イメージ化された何かシンボリックなものをばーんと打ち上げることによって、そういうものがあるんだったら行ってみようというぐらいの、要するにそこに来ている人ではなくて、むしろもっと広く多くの方にその魅力というか、何かそういうものをPRして、そのためには台東区に行ったほうがいいと、スカイツリーに行ったならば、一緒に隣の浅草に行ってみよう、台東区のどこどこに行ってみようぐらい発想というのがないと、そこへ来たお客さんに対してアピールだけしていこうというのでは、ちょっと狭過ぎるのではないかという感じがするんですよね。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 私のご説明がちょっと不十分で申しわけございませんでした。
 確かに副委員長がおっしゃるとおり、スカイツリーを目当てにいらっしゃるお客様をただ区のほうへ引きつければいいということではなくて、このスカイツリーが開業することによって、それをきっかけにして、区のほうもさまざまな事業を展開することで区の魅力を上げていく。それを発信していく。それによって誘客を図るあるいは回遊性につなげる、そういった考え方のもとに進めてまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 そうしたら、まずはそのスカイツリーをやっている東武鉄道、そこがどういうイメージ戦略を持っていて、どのような発信の仕方をしようとしているのかということを知らなければいけないし、そういうところの人がここに入ってきていないということは、何だろうなということになってしまいますよね。
 それから、スカイツリーと浅草が近いんだということを、私たちはだれでも知っているけれども、ちょっと離れたところの人は、そんなこと知らないんです、はっきり言うと。東武線で来ると一駅で、しかも東武電車というのがあって、そしてそれに乗ってくれば浅草に来るとか、そういうことは東武鉄道がどう考えているかということも必要なんです。ましてや、あそこ松屋があいてしまっているわけですよね。松屋がこれをビジネスチャンスとしてどう考えているんだということだって必要なんです。そういう総合的な本家本元の東武鉄道だとか、東京スカイツリー株式会社だとか、それからそこのすぐそばにあるデパートだとか、そういうところがやはり一緒になってこういう事業展開の中でお互いに相乗効果でいいものを出していこうとするならば、そのぐらいの発想が必要ではないですか。いわゆる町会だとか、商店会だとかという方々も結構ですけれども、それはかなり物の見方の範囲として狭いと思うんですよね。その辺のところの、この実行委員会のあり方そのものが問われるのではないですか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 副委員長ご指摘のとおり、やはり中心はスカイツリーを建てている東武鉄道というところが、どのように誘客なりを考えているのかというところも重要ですし、あるいは区内でいえば、上野・浅草を結んでいるメトロがどういうことを考えていらっしゃるのかという部分でいえば、鉄道事業者等を実行委員会に加えるというのは非常に有意義であろうというふうに思っておりますので、その辺も含めて構成については検討していきますけれども、やはりこの機会をどうとらえて、どう区とそういう民間事業者が連携してできるか、相乗効果を発揮できるか、そういうところをこの実行委員会では、あるいは庁内の検討会でも検討していかなければいけないというふうに思っておりますので、そういった部分も含めて委員の構成については検討していきたいというふうに思っております。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 心配していることは、庁内の課長級の検討会があるでしょう。検討会と実行委員会ができる。そういうのが別になっていますよね。そうすると、そこのところでどちらがアイデアの主体になってくるかという、その辺の整合性がわからないんです、実際のところ。
 私は、発想が物すごくユニークで採用できないものもあるんです。例えば一つ言うと、採用は絶対できないですよ、これは。450メートルのスカイツリーから浅草まで滑り台でおろすとか。滑り台、そんなのはできない、できないのはわかっていますよ。そういう発想なんですよ。発想のユニークさというのはあるわけ。だから、私は一番最高におもしろいのは、滑り台でおろすのはおもしろいなと、できればだよ。できっこないんだけれども、いろいろなそういうことがあるので、だから課長級の検討会とそこの出てきた検討会とどういうふうになってくるのかということはまだ見えてこないんです。だから、その辺が、いずれにしてもきちんと最高のものをやればいいんだから、その辺はそういうことで、もっとあれと整合性だとか、いろいろなことを考えてやってください。まだきょうは報告だけだからね。
○委員長 それで。
◆田中伸宏 委員 だから今考え、それの整合性が問題だから、まだ恐らくきちんとできていないでしょう。その辺をどういうふうに考えているのかです。まだメンバーさえ決まっていないんだから。
○委員長 文化産業観光部副参事、どうぞ。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 実行委員会の形もまだ完全に決まっておりません。庁内の検討会を立ち上げて、今現在は区でやっている事業の、あるいは区のほうで把握している地元の事業、そういったものにどういったものがあるか、関連団体にどのような団体があるかということについて、今調査を進めている段階でございます。
 今後、先ほどからご指摘いただいている委員の構成ですとかも含めまして、それから庁内検討会との関係につきましても、今後整理して検討してまいりたいと思っております。
○委員長 いろいろな意見がありますけれども、それを踏まえて十分検討してください。
 ただいまの報告については、ご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、都市づくり部の補正予算について及び平成23年度予算について、都市計画課長、報告願います。
◎神谷健次 都市計画課長 それでは、平成22年度第4回補正予算についてご報告申し上げます。
 資料6をごらんください。
 最初に1ページ、歳入についてでございます。
 補正前の額、41億4,780万7,000円、補正額は1億97万円の減です。補正後の額40億4,683万7,000円でございます。増減の主なものといたしまして、都市計画課の都市整備基金繰入金1億1,900万円の減、地区整備課の社会資本整備総合交付金2,087万7,000円の増などによります。
 次に、3ページ、歳出についてでございます。
 補正前の額、49億9,071万円です。補正額は2億9,877万円の減です。補正後の額、46億9,194万円でございます。増減の主なものといたしまして、まちづくり推進課、建築課、住宅課、道路交通課、土木課、公園課がいずれも減額となります。これは実績による減や契約差金等によります。地区整備課につきましては、事業進捗によりまして、密集住宅市街地整備促進が増となります。
 次に、6ページ、土木課でございます。
 電線類地中化モデル実施事業、1,002万5,000円の繰越明許をお願いするものでございます。
 ご報告は以上でございます。
 続きまして、平成23年度各会計予算概要についてご報告いたします。
 資料7をごらんください。
 最初に1ページ、歳入についてでございます。
 総額31億8,180万6,000円、前年度当初予算額41億2,368万3,000円、増減額9億4,187万7,000円の減でございます。
 科目別の増減の主なものでございます。国庫補助金、土木費補助金2億8,049万4,000円の増、都市整備基金繰入金6億9,423万2,000円の減、定住基金繰入金5億5,992万6,000円の減などによります。
 続きまして、8ページ、歳出についてでございます。
 総額46億9,982万4,000円でございます。前年度当初予算額47億8,655万1,000円でございます。前年度予算との増減額は、8,672万7,000円の減でございます。
 9ページ、課別内訳といたしまして、都市計画課は1億4,324万2,000円の減でございます。事業別では、新防災船着場整備の完了に伴う減などによります。まちづくり推進課7,563万5,000円の減、事業別では水辺の散策ルート整備の減などによります。
 10ページ、地区整備課、1億2,154万2,000円の増、事業別では新規事業である凌雲橋エレベーター等整備の増、密集住宅市街地整備促進の増、鉄道駅エレベーター等整備事業助成の減などによります。続きまして、建築課でございます。507万7,000円の減、事業別では狭あい道路拡幅整備の減などによります。
 11ページ、住宅課でございます。2,816万3,000円の増、事業別では住まいの共同化と安心建替え支援の増、新規事業である従前居住者用住宅の増などによります。
 12ページ、道路交通課は824万8,000円の減、事業別では地籍調査の増、整備の完了に伴う(仮称)浅草橋一丁目自転車駐車場等整備の減、隅田公園自転車駐車場等改修の減などによります。
 13ページ、土木課は9,904万8,000円の減、事業別では道路改良の減、私道舗装助成の増、明るいまち整備の減などによります。
 14ページ、公園課は9,481万8,000円の増、事業別では公園・児童遊園管理の増、緑と水辺を活かす隅田公園づくりは桜橋整備及び園地整備の増、特色ある公園の整備の減などによります。
 ご報告は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告については、聴取のみとさせていただきます。
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○委員長 次に、御徒町駅周辺地区地区計画の進捗状況について、まちづくり推進課長、報告願います。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 それでは、御徒町駅周辺地区地区計画の進捗状況についてご報告いたします。
 資料8をごらんください。
 まず、項番1の変電所工事の進捗状況でございます。資料の2ページもあわせてごらんいただきたいと思います。
 1月19日に、B1階の下の床のコンクリート工事を完了して、現在は地下2階に向け掘削工事中でございます。工程どおりに工事が順調に進んでございます。
 3ページをごらんください。工事状況の概念図と工事写真でございます。ご参考にごらんください。
 続きまして、項番2番の地区計画の見直しの進捗状況でございます。昨年12月の当委員会にご報告いたしましたとおり、地区計画区域内を対象にまちづくりに関する説明会を実施いたしました。昨年のアンケートの集計結果、交通量調査の結果、まちづくりの考え方、今後のスケジュール、質問、質疑応答を行ってございます。主要な質疑、意見については、記載のとおりでございます。
 恐縮でございます。4ページをごらんください。
 前回、本委員会にお示しした、現在検討中のまちづくりの考え方でございます。基本的な考え方を、来街者の回遊性を招き、良好でにぎわいのあるまちなみ形成の誘導と、安全で快適な歩行者ネットワークの形成を図るとし、歩行者ネットワークを基本に整理したものでございます。この考え方の実現には、地区計画の検討はもとより、道路の時間制限の拡大、荷さばき、来街者の駐車場の動線処理、地域の皆様のご意見、警視庁との協議などをまとめていくための課題が幾つかございます。
 恐縮です。2ページをごらんください。
 項番3、今後の予定でございます。個別の意見聴取、地元説明会、交通管理者、東京都と協議を進め、地区計画の変更の素案を今後まとめてまいります。
 御徒町駅周辺地区地区計画の進捗については以上でございます。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がございましたらどうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 いいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、JR上野駅入谷口のエスカレーター設置について及び東上野二丁目特定街区の状況について、地区整備課長、報告願います。
◎望月昇 地区整備課長 JR上野駅入谷口のエスカレーター設置についてご報告させていただきます。
 資料10をごらんください。
 昨年12月の本委員会におきまして、設置する方向ということで報告させていただきましたが、若干のスケジュールが定まってまいりましたので、改めて説明させていただきます。
 項番1の設置位置でございます。入谷改札から入谷口に至る経路で、図に示してございますように、既存の2基の上りエスカレーターと併設する位置となります。
 項番2の設置スケジュールでございます。平成23年度の初めに詳細設計に着手することが決まっております。また、これはあくまでも予定でございますが、23年度末に着工したいということでございます。
 JR上野駅入谷口のエスカレーター設置についてのご報告は以上でございます。
 続きまして、東上野二丁目特定街区に関する状況につきまして報告させていただきます。
 資料11をごらんください。
 項番1、株式会社リサ・パートナーズの状況でございます。昨年12月22日のNECキャピタルソリューション株式会社による株式等の公開買いつけの成立によりまして、NECキャピタルソリューション株式会社の子会社となったものでございます。その結果、公開買いつけに関する賛同意見表明の段階で明らかにされておりましたが、不動産投資関連事業からの撤退を決定したというところでございます。
 項番2の特定街区に関する動向でございます。現在、株式会社リサ・パートナーズは、当該用地の売却に向けて、都市計画決定された特定街区の実現を目指しまして、街区内の有効空地もしくは公共公益施設等の整備、または管理の継承を前提として、購入希望者との協議を行っている状況と聞いているところでございます。
 区といたしましては、売却協議の具体的な進展に合わせまして協議に加わっていき、新たな事業者によりまして地域の貢献が期待できるような特定街区事業を求めてまいりたいと考えているところでございます。
 ご報告は以上でございます。
○委員長 まず、入谷口のエスカレーターについて、ご質問がございましたらどうぞ。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これだけで23年度初めに詳細設計、23年度末着工と、これは、JRから今示された具体的なスケジュールですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 おっしゃるとおりでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 ここだけが問題ではなくて、このエスカレーターの関係だとかバリアフリーの関係、鴬谷駅や日暮里駅やそういったところも同じところでやるわけですから、これは。やはり、そういうのが並行して進んでいかないといかんだろう。この努力をしてここまで来たというのは大いに評価します。同時に、鴬谷駅や日暮里駅のエスカレーターやエレベーターの関係も含めて、どういうふうになっているのか。今、どういう話し合いをしていますか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 委員おっしゃいますように、まだまだ課題がある駅はございます。それぞれ課題の内容が違いますけれども、鴬谷駅にしましても構造的な問題とか、日暮里駅につきましては駅の整備との関係等々ございますけれども、そういったところを踏まえて、バリアフリー化を進めていくように協議が継続してございます。
○委員長 どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 協議を継続しているのはわかるんだよ。ここは下りのエスカレーターもやっていきましょうというのでこういうスケジュールが出たでしょう。日暮里駅のほうは。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 日暮里駅の北口のエスカレーター設置についてのご質問だと思うんですけれども、日暮里駅につきましては駅整備との関係がございますので、それとあわせての工事というふうに聞いておりますが、まだ具体的な内容については示されておりません。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 関連してちょっと、せっかくJR東日本と話もしていくわけですから、それで可動式のホームのさく、これを今鋭意進めているんですよ。JRのほうは、目黒駅、恵比寿駅をやって今度は池袋駅、それから大塚駅、駒込駅、大崎駅とやるんですよ、4つね。だけれども、台東区に関した上野駅だとか御徒町駅だとか、鴬谷駅だとか日暮里駅というのは、すぐにはできる状況ではないということで、もう後の後に行かされてしまっているんです。だけれども、全体を整備するように今JRはやっているわけですから、こういうのも自治体からきちんと、早くそういう点ではやれという声も上げていかないと、ただ黙って見ていたら台東区は順番最後です。
 だからそういう点も含めて、せっかくここまで入谷口のエスカレーター設置がこうやって日の目を見てきたわけですから、ぜひこれとあわせたJRに対する要望も含めて、積極的にやっていただきたい。
 要望だけしておきます。
○委員長 説明が何か平成23年度末なんていうと、平成24年3月31日までになってしまうんですか。幅が物すごく広いんだ。今、2月のきょうは21日だね、もうちょっといいヒントないんですか。なければないでいいですよ。
 どうぞ。
◎望月昇 地区整備課長 申しわけございません。
 JRのほうから聞いておる内容は、あくまでも着工については予定ということで、23年度末というお話しかできないというふうに伺っております。
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、東上野の関係、はい、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 もう一回確認させてください。この株式会社リサ・パートナーズの状況を、今NECキャピタルソリューション株式会社の子会社となった。それで、公開買いつけに関する賛同意見表明の段階で明らかにされていた不動産投資関連事業からの撤退を決定したわけですね。
 今後の動向なんですけれども、これは言えるか言えないかわからないけれども、購入希望者との協議を行っているということなんですが、その辺はまだ公開はできないわけですね。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 資料に示してございますように、協議を行っているということは聞いておりますけれども、その具体的な内容についてはまだ申し上げる段階ではないというふうに聞いておるところでございます。
○委員長 いいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、緊急輸送道路沿道建築物等の耐震化助成制度の策定について、建築課長、報告願います。
◎小野田尋司 建築課長 それでは、緊急輸送道路沿道建築物等の耐震化助成制度の策定につきましてご説明させていただきます。
 資料をごらんください。
 項番1の助成制度策定への経緯をごらんください。平成20年3月に、台東区耐震改修促進計画を策定し、これまで住宅やマンションの耐震化助成等を行い、区内建築物の耐震化を進めてまいりました。このたび、耐震化をさらに推し進めるため、緊急輸送道路沿道建築物及び多数の者が利用する特定建築物への助成制度を策定するものでございます。
 項番2の助成制度の目的をごらんください。緊急輸送道路沿道の建物は、災害時における避難、救急・消防活動、緊急物資の輸送を確保する上で、耐震化が急務となっております。また、特定建築物は多数の人々が利用することから、災害時の安全のため耐震化が重要でございます。建物の維持管理は建物所有者が行うことが基本でございますが、耐震化を促進するため、耐震化に要する費用の一部を助成するものでございます。
 項番3の助成制度の概要をごらんください。(1)緊急輸送道路沿道建築物への助成制度でございます。
 1枚おめくりいただきまして、折り畳んでありますA3の横長の用紙をごらんください。
 東京都緊急輸送道路ネットワーク計画図でございます。この図の中で、色づけされております道が緊急輸送道路でございます。主に国道と都道でございます。助成の対象となりますのは、この青色、黄緑色、オレンジ色、赤色もそうでございます。この緊急輸送道路に面している建物で、昭和56年以前に建てられ、もし倒壊した場合には道路を半分以上ふさいでしまう建物でございます。また、青色の道が第一次緊急輸送道路で、防災上特に重要な道路と位置づけられ、区内では昭和通り、蔵前橋通り、江戸通りの3路線と尾久橋通りの一部が指定されております。
 助成の内容は、戻っていただきまして、表の紙の裏面の表のとおりでございます。
 耐震診断、補強設計、耐震改修工事や建てかえ除却につきまして、費用の一部を助成いたします。また、第一次緊急輸送道路の沿道建物につきまして助成を手厚くしております。
 (2)特定建築物への助成制度をごらんください。昭和56年以前に建てられた物販店舗や飲食店、ホテルなどで、助成内容は表のとおりでございます。
 項番4の普及啓発事業等をごらんください。区民の耐震化に対する意識の向上を図るため、耐震化の重要性や区の支援内容につきまして、広報「たいとう」やホームページへ掲載するほか、耐震改修工法展示会や区民意向調査など、普及啓発を行うとともに、無料建築相談室等を通じまして区民の方々の相談に応じてまいります。
 本制度の施行は、本年4月1日を予定しております。
 報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告について、質問がございましたらどうぞ。
 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 ちなみに、台東区の該当する家屋の軒数なんていうのは、今掌握はしているんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 把握しております棟数でございますが、耐震化が必要な緊急輸送道路沿道の建築物は――これはデータがちょっと古いので申しわけありませんが、平成18年時点で1,422棟ということでございます。また、特定建築物につきましては166棟の耐震化が必要というふうになっております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 これで警察云々やっていくんですが、これは全部やると、そのような決意でやっているんですか。それとも、申し込みをしてきたところで、それで終わってしまうと。何が何でも緊急時、災害時には大変だと。だからこれはやるんだと、そういう考え方。どちらですか。
○委員長 どうぞ、建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 耐震改修促進計画の中で、平成27年度までに緊急輸送道路については100%、特定建築物につきましては90%を耐震化することを目標とされております。区としましては、耐震化助成を通じまして、その年度までには目標を達成できるように、周知等を通しまして助成制度も含めまして耐震化を図ってまいりたいと考えております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 最後に、例えば対象になっているけれども申請しなかった。こちらからこういう制度がありますという形の呼びかけとか、そういうものはあるんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 この緊急輸送道路につきまして、第一次の路線ですが、これは昨年、東京都の担当者と一緒に戸別の訪問をしておりまして、耐震化の重要性等につきましてご説明して、あとアンケート調査などもしております。約300棟程度は回っております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 ということは、これは非常に重要なことだと、東京都も区もそういう考え方の中で、該当するところには徹底してやっていく、こういう姿勢だということを理解しておけばいいですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 清水委員のおっしゃるとおりでございます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 1,420棟ですか、56年以降の対象もあるということだよね。その中で、例えば、それ全部どうのこうのというのは大変なことだし、その中で解決することはできっこないと思うんですね。ただ、その中で、専門家が外見を見て、これは危なそうな建物だなというのがあると思うんだけれども、その辺のことは把握しているんですか。これは明らかにこの建物はちょっと危ないなというような感じのものをその1,420何棟の中の、これは明らかにこうだというのは、そういう建物は把握しているんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 先ほどの棟数は、築年数や建物の大きさなどから割り出したものでございまして、実際に危ないかどうかにつきましては、申しわけありませんが、耐震診断等をしてみなければはっきりはわからないということです。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 それは、耐震診断しないとわからないのはわかるんです。しっかり調べないと。ただ、見た目に、中で専門家が見れば、これはちょっとあそこのところはコンクリートにひびが入っているから危ないとか、外見でちょっと感じるようなことはないのか。調べなくてはわからないのはわかります。明らかにこれは危なそうだなという建物は……
○委員長 それがあった場合、どうすればいいんだよ。そこまで言ってあげなければ。
◆田中伸宏 委員 いいよ、だから、そういう建物はないのか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 具体的にどの建物が特に危ないかというところまでは、きちんと把握はしておりません。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 そういうことを把握することが大事だと思うんです。見ていて、明らかにその中で、建築のことですからね、莫大な資金がかかるからなかなかやりたくてもそれ……、私のうちだってそうだよ。木造でかわらの柔らかいのが乗っていて、床がぐじゃぐじゃなんだから、直さないと私は地震が来たら死んでしまうと自分で思っているんだから。うちもそのぐらいひどいんですから。ところが建て直すに建て直せないんです。―――――――――――――――――。だから、そういうものがあるはずだから……、
○委員長 ちょっと待って。そういう例はやめたほうがいい。取り消してください。
◆田中伸宏 委員 すみません。今の議事録は取り消し。
 そういうものはあるはずだから、きちんとその中で、それを把握するということはこれから大事なことだと思うんだよね、そういう建物を。そこのところが、1軒がだめになったら道路がだめになってしまうんだから、それで対応することを検討していくことは大事ではないですか。どう思いますか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 来年度からも、再度戸別訪問も考えておりますので、その調査の中で危ないところにつきましては、そういうような方向性で指導していくようにしていきたいと考えております。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 ちょっとお伺いしたいんですが、これは新たにこういう制度を設けて助成するということですよね。だけれども、これは東京都と国が補助金を出すということなので、この制度そのものは最近始まったんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 国・都の助成制度につきましては、おととしぐらいからありました。ただ、台東区のほうで昨年検討会を設けまして協議しまして、この都度まとまったということですので、区の制度を来年度から始めたいということでございます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 そういうふうに聞きましたのは、これ、23、24、25、26、27年のおおむね5年間ぐらいでこの助成制度があるから、なるべくその期間内に耐震診断なりなんなりをやって、それできちんとしたものにしてほしいというのがきっと趣旨だろうと思うんですが、この5年ぐらいでこれがすべてできるというふうにはなかなか思えないんですけれども、この制度そのものはどういう仕組みというかやり方になっているんでしょうか。5年間でやってほしいという、それだけなんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 耐震改修促進計画を平成20年3月に策定いたしました。その中で、平成27年度までに耐震化するということで、これまでも耐震化の重要性につきましては周知しておりましたが、このたび助成制度を設けて耐震化を促進したいということでございまして、これは所有者さんに耐震診断をまずしていただいて、もし危ないということでありましたら補強設計、改修工事と進めていただきまして、27年度までには何とか改修を終わらせていただきたいと考えております。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 でも、結局それぞれ皆さん事情があったり、経済的なことだって大変なので、やはりこういうのというのは時間がかかると思うんですよね。実際にきちんと耐震化され、この沿道が不燃化されたりあるいは耐震化されるというのには。この5年間だけというふうに区切って、ここの中でやってくださいというには、よっぽどインセンティブがあるとか、あるいはよっぽどやらなければと思う何かがないと、なかなか無理だろうと私はちょっと感じたんですが、その辺は、ただこういうのをつくれば大丈夫だろうと思っていらっしゃるんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 昨年、第一次緊急輸送道路を回りまして所有者さん等にアンケート調査を行いましたところ、まず問題となっているのは工事の費用が高いこと。それと、助成制度等のことを知らなかったというご意見もありまして、もしそういうものがあれば検討してみたいとおっしゃられる方が数軒いらっしゃいますので、そういう方を中心に進めていきたいと考えております。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 5年間で区切られてしまうんだけれども、その5年間の中では無理だけれども、先に行って、こうこうこうだからそのときにはやりたいとか、それぞれ事情があるので、できれば5年間ですべてというのではなくて、もう少しその先のこともやりながらで結構ですから、ぜひご検討ください。よろしくお願いします。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これは国と東京都だよね、金を出しています。ただ、この耐震診断のほうは、都は何でなしなのか。都は出さないのか。先ほど東京都と一緒に調査していろいろアンケートをとってどうのこうのと言っていたけれども、これは都の負担はないのか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 すみません、資料の2ページ、裏面をごらんいただきまして、耐震診断の一番右ですが、都が30分の7ということでございまして……
◆茂木孝孔 委員 違う、その下だよ。特定建築物だよ。
◎小野田尋司 建築課長 特定建築物につきましては、今のところございません。
◆茂木孝孔 委員 何で。
○委員長 何でという話なんだから。
 どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 ないからないのか。
◎小野田尋司 建築課長 ちょっと今のところ、都では助成がないということでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 こういうのは、なければ黙っているというのが区のスタンスだというのはわかりました。いいです。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 ちょっとこれ参考までに、やはり過去3年間ぐらい、この制度ではなくても周知とかいろいろとやってきたと思うんですけれども、実際にどれぐらいあったんですか、耐震診断というのは。過去3年でもいいから5年でもいいですけれども、年間に。
○委員長 この道路か。
◆河野純之佐 委員 そうそう、この道路ですね。
○委員長 建築課長。
 どうぞ。
◎小野田尋司 建築課長 大変申しわけありませんが、緊急輸送道路の耐震化につきまして、今のところまだ把握はしておりません。
◆河野純之佐 委員 全くやってないのか。前からやっていたと言ったではないか。
○委員長 前からやっていると、あなたが知っているなら具体的に言ってあげてください。
◆河野純之佐 委員 過去、例えば蔵前橋通りも緊急輸送道路だから、あそこについても耐震化を進めるということで――これと同じではないかもわからないですけれども、ある程度の一定の大きさの建物については耐震化を図ろうというような事業があったと私は思うんですけれども、その辺は確認されていませんか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 蔵前橋通りにつきましては、東京都のほうで進めるというお話を聞いておりますが、区でやっておりますのは、住宅の耐震についてでございます。
◆河野純之佐 委員 それで幾つぐらいなんですか。
◎小野田尋司 建築課長 昨年度が、耐震診断が38件、耐震補強工事が18件でございます。ことしにつきましては、現在ですが耐震診断が――すみません。
○委員長 ちょっと、座って。座って言ってください。
          (「後でいいよ。そういうのは聞かれるんだからね。ちゃんと調査してわかるようにしておきなよ。」と呼ぶ者あり)
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 本年2月で耐震診断が20件、耐震補強工事が10件というペースでございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 各委員がみんな言っているように、耐震診断、そして補強をやらなくてはいけないとみんな思っているんですけれども、やはり先ほど言った166棟とか1,422棟をこれから4年間、5年間ぐらいの中でやっていこうというのは、これはだれが考えてみても今の実績を踏まえた中で不可能だと私は思うんですよね。その中で、やはりこの啓発事業だとか、総花的にわっとやるとかそういうのではなくて、区としてもう少しきめ細かに対象のところに対してアプローチをかけるとか、それで本当に緊急的にやらなくてはいけないのであれば、それこそインセンティブというような問題とか、補助金の問題とかもうちょっと、私はやりようがあるのではないかというふうに思うので、きょうの時点ではこれ了承かもわからないですけれども、ぜひきめ細かな対応をやっていっていただきたいというふうに思います。ただやるんです、やりましたみたいに終わるのではなくて、必ずこの実績が伴うような形で実行していただきたいというふうに思います。
○委員長 という要望です。
 いいですね。
          (発言する者なし)
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、シルバーピア事業の状況について、住宅課長、報告願います。
◎菅谷健治 住宅課長 それでは、資料13に基づき、シルバーピア事業の状況について、概要でご報告申し上げます。なお、事前送付いたしましたシルバーピア事業の状況については、全16ページのうち6ページまでがまとめた内容でございます。7ページから12ページまでが、参考資料として、高齢者の住まいの状況、シルバーピアの設置比率、入居者、退去者の実態、ワーデンの実態と課題、応募状況の推移についてまとめ、13ページから16ページまでは各種データを資料編として添付いたしましたので、あわせましてご確認いただければと存じます。
 本日の概要の構成は、特に中心的な内容である本編の4ページの項番6の課題解決に向けた今後の取り組みの方向についてでございますので、その部分に重きを置きながら作成いたしましたので、よろしくお願いいたします。
 それでは、概要の1ページ、項番1、シルバーピア事業の経緯からご説明いたします。
 昭和50年に入り、我が国では高齢化社会への対応が重要な課題として指摘され、高齢者の心身の状況や生活能力を考慮した住宅の確保・整備が求められる状況が生じました。その後、昭和62年、東京都の「社会福祉審議会」において「新しい型の高齢者住宅」――これがシルバーピアでございます、の開発促進が提言されました。本区は、平成3年5月に第1号の借り上げを開始し、現在までに16棟・255戸のシルバーピアを供給しております。平成18年度に介護保険制度の見直しが行われ、平成19年6月に厚生労働省は「地域ケア体制の整備に関する基本指針」を策定いたしました。
 次に、項番2のシルバーピア事業の現状について。高齢者人口に占めるシルバーピアの設置比率で見ますと、本区は高齢者人口100人当たり0.63戸でございます。23区平均0.37戸を超え、これは千代田区、港区に続く第3位の設置比率となってございます。
 次に、項番3のシルバーピア事業の果たしている役割とその評価といたしましては、シルバーピアは、低所得者向けの借り上げ型公営住宅として、住宅セーフティネットとしての重要な役割を担っております。また、区営住宅のない本区にとっては唯一の公営住宅でございまして、その役割と責任は大きいものと評価しております。また、長期総合計画後期計画に示されたシルバーピアの供給戸数を維持し、目標とする275戸を達成するためには、現在の区と建物所有者との間で締結しております賃貸借契約、これを更新し、借り上げ期間を延長していく必要がございます。
 次に、項番4のシルバーピア事業の課題として、施設供給などハード面での課題、入居者管理などソフト面での課題、財政面からの課題、シルバーピアのワーデンの課題、4項目についてまとめさせていただきました。
 都営住宅の供給戸数が少ないなどから、公営借家等に居住する高齢者世帯の住宅数は、23区平均よりも少ないということ。死亡による退去者が全体の約6割を占めており、ますます緊急時への迅速な対応が求められていることから、その役割を担うワーデン並びに緊急通報システムの重要性が高まっていること、実質的な区財政負担額は約2億円を占めていること、ワーデン業務は、平成12年に介護保険導入以降、増加傾向にございます。今後、ますます介護保険や福祉全般の要素にこたえた対応が求められることから、他区の状況などを踏まえ、高齢者の日常生活の支援を行う生活援助員(LSA)――ライフサポートアドバイザーと申しますが、の必要性の検討や委託方法の見直しなどが必要であることなどの課題について整理させていただきました。
 2ページ、裏面をお開きください。
 次に、項番5では、シルバーピアという限定した概念よりもう一つ大きくとらえた高齢者の住まいという観点から課題を整理させていただきました。
 持ち家のバリアフリー対策の強化促進が求められること、孤立死の問題、高齢者が加齢により医療や介護が必要になっても、住みなれた地域で自分の生活スタイルに合わせて多様な住まい方や必要なサービスを選択できるようにすることがますます求められていることなどの課題について整理させていただきました。
 最後に、項番6の課題解決に向けた今後の取り組みの方向について。国や東京都の動向を踏まえまして、特に身近な課題といたしまして、ワーデン・生活援助員の検討を行うとともに、中期的な課題といたしまして、住宅施策と福祉施策の連携強化についてまとめさせていただきました。
 国・東京都の動きといたしましては、国では高齢者の居住安定確保に関する法律、これは別名で高齢者住まい法といっておりますが、を改正・施行いたしまして、新たな住宅施策として、厚生年金受給世帯などの中堅所得者向けの高齢者向けケアつき賃貸住宅の供給などの取り組みも開始いたしました。さらに、国の新たな動きとして、平成23年には高齢者住まい法を改正しまして、サービスつき高齢者住宅を新たに制度化することが、現在検討されております。
 東京都におきましても、高齢者の居住安定確保のための計画として、都市整備局と福祉保健局が共同して、東京都高齢者の居住安定確保プランを平成22年9月に策定いたしました。
 このような状況を踏まえまして、本区における今後の取り組みの方向といたしまして、身近な課題として、ワーデン・生活援助員(LSA)の検討では、ワーデンのスキル向上を図るための研修会の参加を促すための支援を制度化いたしました。しかし、対策としては十分でないことなどから、さらに他区の状況なども踏まえつつ、高齢者の日常生活の支援を行う生活援助員の必要性の検討や委託方法の見直しなどにつきまして、多面的に検討していくことといたしました。
 また、中期的な課題として、住宅施策と福祉施策の連携強化の重要性を認識した上で、高齢者が住みなれた地域で安心して居住できるようにするためには、シルバーピア事業の見直しや新たなサービスつき高齢者住宅の供給に向けた検討を初め、住宅のバリアフリー化の促進や特別養護老人ホーム等の施設整備など、従来にも増して連携強化をしていく必要がございます。
 そのため、住宅施策と福祉施策の連携のもとに、高齢者の居住安定を確保していくための検討を開始し、今後平成23年度末に策定予定の第5期台東区高齢者保健福祉計画におきまして国や東京都の高齢者の住まいに対する方向性も視野に入れた検討を行うとともに、必要に応じまして台東区住宅マスタープラン改定の前倒しなどにも取り組んでまいりたいと考えております。
 また、国や東京都に対して、特別区長会などを通じて、高齢者が住みなれた地域で安心して生活を続けていけるよう、住宅施策と福祉施策の連携により、介護が必要な高齢者が住みなれた地域で生活を送りながら安心して介護サービスが受けられるような住環境整備を一層推進するよう、引き続き要望していくこととして締めくくりました。
 今回のシルバーピア事業の状況についてまとめる過程において、区内の高齢者世帯、単身世帯や夫婦のみ世帯の住まいの状況は、シルバーピアに入居する人と、民間賃貸住宅や持ち家に住む人との間には、行政サービスや財政負担に大きな格差が生じていることなど、これからの高齢者の住まい全体に対するさまざまな課題に対しまして、シルバーピアだけでは解決することができないということを確認させていただきました。加えまして、高齢者の住まいに対する国や東京都の動きも活発になっておりますので、その動向も踏まえながら、バランスのとれた対策が必要であると考えております。
 したがいまして、今後は高齢者の住まいという観点から、今回設置いたしました庁内PTにおいて、これから本格的に協議・検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます
 説明は以上でございます。
○委員長 よくまとめて、深みのある説明だったね。
 質問ございましたらどうぞ。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 総括してきちんと今後の対策をということで、今回こういうふうに出されました。今の報告がありました。
 台東区の特徴ですね、この資料編のほうにもあるんですが、やはり高齢者の方々の公営借家というのは非常に少ないです、台東区は。当然、都営住宅も少ないし、こういうことですから、東京都は都営住宅も今後つくらないわけですから、なおさらこれが問題になります。民間の借家率というのが高いんですね、やはり。これ全体で24.39%あります。この民間の借家率が非常に高いということになりますと、結局、建てかえだとかいろいろなところで、家賃が高くなったり、また、出ていってほしいということになるわけです。結局は、そういう人がまたシルバーピアに応募するわけです。
 こういう点を考えてみますと、本当に民間の借家の人の、先ほど最後にまとめて東京都も動きが出てきたという話をしていましたが、これをどうかしないと、先ほど言ったように、公的負担の中での差別的なあれが出てきてしまうんですよ。シルバーピアに入った人はいい。ところが、そこには入れない。それで、こういう格差が激しくなってくる、そういう中で平等に区の援助というのができるのかどうか、ここのところがやはり問題です。
 先日、今都議会でやっただれの質問なのかわかりませんが、都の福祉局長かだれかが答弁していたのをちょっとテレビで見たら、民間の家賃補助をやっている自治体に対する助成を強めていきますということを答弁で言っていました。残念ながら台東区は、この民間の今まで転居した差額の分だとか、そういうものが一切なくなってしまいました。この点は、やはり復活させていかないとまずい状況がこの調査でも明らかだと思うんですが、そういう方向性については今後も検討するんでしょうから、それについてはどういう認識を持っているでしょうか。まず、それを答弁してください。
○委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 住宅課長といたしましても、民間の賃貸住宅に居住している方、居住水準の環境整備ということも含めまして、重要な課題であるというふうに認識しております。
 23区の中では、高齢者の住まいに対する家賃補助を行っている区も複数ございます。本区としても、そういったことも踏まえて、必要があれば検討していかなければならない大きな課題であるいう認識のもと、今後ではございますけれども、検討してまいりたいというふうに思っております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 他区でもやって、それで台東区でもかつてはやっていたんですからね。これがなくなってしまいましたので、相当困って、それまで頑張って生活していた人が、とうとう自分で稼いだ金、貯金を全部はたいて年金暮らしになって、その家賃が払えない。それで転居せざるを得ない。結局は生活保護申請。こんなところへ行ってしまうわけです、現実には。だから、これは必要があればではないんです、今必要があるんです。ぜひそういう認識に立って今後検討していただきたい。これは強く要望しておきます。
 それと、今度のこのシルバーピア事業の状況の大きなものは、多分、これでシルバーピア借り上げ期限、これからこれが切れる時期にどんどんなっていきます。そうなってきたときにどういう対応を区がするかということも、今後の課題の中に入れておかないと、これはいかんだろう。
 例えばちょうど期限が切れました。そうしたらこれは何とかもっと安くできないか、こういう交渉をします。いや、安くできない。では、これにはもう補助は出せません。もしこんな、区が相当強腰に言った場合には、何もこのシルバーピアと契約しなくて済む人もいるわけです。そんなうるさいことを言うんだったら私はもう要りません、こう言ったときに、区はそれを拒否できないわけなんです。なぜかといったら、そこに入っている人はどうするんだという、ここが困るわけです。そういうときにはやはり、オーナーが協力して初めて成り立っていく事業なんです、これは。そういうところまできちんと踏み込んでいかないと、このシルバーピアは今後ずっと契約がどんどん新しくなりますからね。その場、その場でいつも違うやり方でやっていったりいろいろなことをしたら、今後うまく成立していかない。こんなことは、もうこの間で皆さんは経験していると思うので、それは絶対にそういうことはないように、オーナーとの協議をきちんとして、それで協力を仰いで、そして今入っている人が路頭に迷わないようにはきちんとしていかなくてはならないのが区の責任だと思いますが、その点はどうお考えですか。
          (委員長退席、副委員長着席)
○副委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 昨年の第3回定例会に、シルバーピアきよかわの借り上げ期間延長のご報告をさせていただいた経緯がございまして、そのときに弁護士等でいろいろと今まで詰めてきた内容がやっとまとまったのでということで、ご報告を申し上げたところでございます。
 今後も、平成25年以降、近いのでは2月、3月あたりから借り上げ期間満了する物件がございます。基本的な考え方は、たった今ご報告申し上げ、また第3回定例会のときにもご報告申し上げたとおりでございますが、現在の賃貸借契約を更新することを前提に、オーナーと詰めてまいりたいというふうに考えております。
 ただ、使用料等については、財産価格審議会等の答申額等を踏まえた上で、適正な価格を借り上げるということもやはり必要な観点であるというふうに認識しておりますので、その辺も踏まえて延長する方向で検討してまいりたいというふうに思っております。
◆茂木孝孔 委員 予算特別委員会でやろう。
          (委員長着席、副委員長退席)
○委員長 いいですか。
◆茂木孝孔 委員 はい。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 今回総括ということで、今後の方針というか考え方はこれからやっていこうという流れだとは思うんですが、これは本当に国でも東京都でも、当然ここにも書いてあるように、かなり深刻というか必要な施策だと私も思うんです。
 それで、2ページの6番、今後の取り組みの方向ということなんですが、国は、中堅所得者向けの住宅をふやしていこうというような方向性がありますよね。でも今台東区のシルバーピアの実態は、要介護認定状況なんかを見ると、33%が介護5とかかなり厳しい方が結構多いわけですよね。今後も――これはこれから出てくるんですけれども、検討されるとは思うんですけれども、台東区としてもやはり、低所得者向けの住宅にしていくのか、それとも国と同じように中堅所得、いわゆる元気な高齢者が住めるような施策を打っていくのか、それはどちらの方向なんですか、今の時点でもしわかれば。
○委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 高齢者の住まいという大きな観点の中で、持ち家の対策も重要になってまいります。7割以上が持ち家にお住まいになっていらっしゃる方、まさにバリアフリー対策を進めていかなくてはならない。そういうことも必要になってくるかというふうに思います。
 また、国の中堅所得層向けの住宅、ケアつき住宅、賃貸住宅の供給という観点は、厚生年金等を受給されている、そういった意味では比較的安定した収入が確保されている方向けの住宅の供給という視点が重要であるというようなまとめ方をしているかというふうに認識しております。
 本区としては、このシルバーピアの見直しももちろん重要でございます。また、全体の高齢者の住まいという観点から、中堅所得層向けの高齢者の賃貸住宅もこれから検討してまいりたいというふうに思っております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 きょうは私の意見なんですが、シルバーピアにお住まいなんだけれども、本当に場合によったら特別養護老人ホームとか施設のほうにもう行かれたほうが、よりシルバーピアの中のあれが、活性化といったらおかしいんですけれども、特養なら特養とかそういう施設のほうが適切な人のほうが多いのではないかという感じもちょっとするので、その辺については、今後どちらの方向、国と同じようにするのか、住宅施策と福祉政策が相まって連携してやっていこうというような方向で今考えていらっしゃるとは思うんですけれども、私は今までのシルバーピアよりも少しまた内容を変えた形の、元気な高齢者が住めるような住宅施策というものも必要ではないかなというふうに思います。これは意見だから。
          (「自立できなかったらだめじゃない」と呼ぶ者あり)
○委員長 いや、住宅課長、松ヶ谷のケアハウスがあるではないか。ああいうものをどう活用していくかというように答弁してあげて。
          (「だけどあれ、高くて入れない」と呼ぶ者あり)
○委員長 だから、それもそういう経験もあるんだから。
 どうぞ。
◎菅谷健治 住宅課長 高齢者の住まいという観点で、国の大きな動きは、ケアつき高齢者賃貸住宅の供給という、その枠の中では、軽費有料老人ホーム等も含めて、大きな意味での賃貸住宅に住まれている高齢者という概念でまとめて整理しているという状況もございます。
 今後は、先ほど説明させていただきました住宅施策と福祉施策の連携強化、庁内PTを設置いたしました。それには都市づくり部長、それから福祉部長も正副会長として入ってございます。関係部課長で構成するその組織の中で、十分に検討してまいりたいというふうに思います。
○委員長 いいですね。
 清水委員、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 今、課長の中で、これはシルバーピアですよね。15ページの台東区の公共賃貸住宅の実態の中で、区民住宅の借り上げ型が2戸ありますよね。メナージュと金井ビルと。この辺も、あと二、三年でなると先ほどの答弁ありましたよね。そうしますと、これからシルバーピアきよかわが平成3年で、第1号で、20年で去年報告があった。これは、先ほど茂木委員が言ったように順次切りかえになってきます。この辺もあわせて進めていかないと間に合わないと思うんですが、その辺はいかがですか。
○委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 清水委員のおっしゃるとおりでございます。それぞれ同様に平成25年の5月、それから12月に期間満了を20年迎えます。基本的には期間満了をもって契約終了ということなんですが、その後の区としての方針についてはまだはっきりした方針を定めておりません。そういった意味では、なるべく早い時期に、これもやはり庁内でそういった部分で連携・調整する検討組織を至急立ち上げまして検討してまいりたいというふうに思っております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 先ほど茂木委員がおっしゃったのと同じなんですけれども、供給する側、貸す側ですね、あと入っている方、この両方の立場がありますね。それで区が絡んでいるわけですから、かなりこれからそういうことが詰まってどんどん出てくると、どうなるんだと。最初の契約、20年前と今度変わってしまうと、住んでいる人も不安だし、その間に大分変わっていると思うんです。区民住宅にしても、またシルバーピアも、いろいろな状況、健康状況であいたり。だから空き交渉をやってみたりすることをしても、区としてもいろいろな施策を通じながら高齢者対策を進めている、これはよくわかっています。
 したがって、これからの進め方というものを、早目早目にやってあげなければ、1年ぐらい前にこうなったというのでは、入っているほうも貸しているほうも非常に心配だと思うんです。ということで、これからもずっと続いていきますから、担当課としては、本当に早目に手を打ちながら協議を進めて、こういう方向性でいきますということを進めていっていただきたい。これだけ要望しておきます。
○委員長 いいですね。
          (発言する者なし)
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、電線類地中化モデル事業の実施について、土木課長、報告願います。
◎久保一郎 土木課長 それでは、電線類地中化モデル事業の実施についてご報告いたします。
 お配りした資料14にてご説明します。資料左の事業箇所を示した地図をごらんください。
 平成21年度から、かっぱ橋本通りのうち赤く色づけしております国際通りからかっぱ橋道具街通りまでの区間?ですが、かっぱ橋本通り公西会におきまして整備手法その他を検討・検証するため、新規事業として電線類地中化モデル事業に着手いたしました。今年度から、馬道通りの赤く色づけしております江戸通りから言問通りまでの区間?において、同じく電線類地中化モデル事業に着手いたしました。
 それでは、それぞれの路線について、現在の進捗状況をご説明したいと思います。
 かっぱ橋本通りでは、平成22年度は工事着手に向け、設計・協議、試験掘り調査を実施いたしました。
 資料中央の2枚の写真をごらんください。
 これは試験掘り調査を実施時のものでございます。ごらんのとおり、狭い空間に多数の埋設管路がふくそうしている状況がおわかりいただけるかと思います。また、不明管と呼ばれます所有者不明の埋設管路も多数ございました。このような現場状況でありましたので、設計や不明管の調査に時間を要することとなりました。このため、電線共同溝の建設に先立ち実施する埋設物移設工事に対する補償を来年度に繰り越して実施いたしたく、今議会に付議しております補正予算に繰越明許費として計上させていただきました。
 続きまして、馬道通りの実施状況でございます。
 同じく資料の右側の写真ですけれども、2枚ございますが、上段の写真、これが馬道通りの施工前の写真でございます。この施工前の写真から電線類が道路上に張りめぐらされている状況がおわかりいただけると思います。完成しますと、下にイメージ図でございますが、このようなすっきりした状況になります。馬道通りでは、電線類地中化モデル事業の実施と同時に歩道の拡幅を予定しており、現在、交通管理者である警視庁と協議をしているところでございます。
 次に、23年度以降の事業工程についてご説明します。資料の下段にあります予定事業工程というところをごらんください。
 まず、かっぱ橋本通りですが、来年度引き続き調査・設計・協議を行うとともに、埋設管の移設に着手する予定でございます。これは、電線共同溝を設置するため、既存の地下埋設管をあらかじめ移動するものでございます。24年度以降は、引き続き埋設管の移設や電線共同溝の本体工事など地中化に関する工事を実施して、26年度には歩車道工事を行って、事業を完了する予定となっております。
 続きまして、馬道通りについてご説明いたします。
 こちらにつきましても、来年度、道路の東側における調査・設計・協議を行ってまいります。24年度以降引き続き、残る西側の調査・設計・協議を行うとともに、順次、埋設管の移設や電線共同溝の本体工事など、地中化に関する工事を実施し、平成27年度には、歩車道工事を行って、事業を完了する予定となっております。
 電線類地中化事業は、工事が長期間に及ぶことについて、ご理解、ご協力や地上機器の設置場所について、地先の皆様の合意が必要となります。今後、地域の皆様方と十分に調整を図りながら事業を進めてまいりたいと考えております。
 最後に、今後のモデル事業の展開について1つご説明します。
 かっぱ橋本通りは、浅草地域まちづくり総合ビジョンにおいて、浅草と上野を結ぶプロムナード整備として位置づけられております。23年度以降は、かっぱ橋本通りの西側区間について、これは、先ほどの事業箇所の図面の?と書いてあるところの西側でございますが、この区間につきまして、事業化に向けた調査・協議を開始していく予定でございます。
 報告のほうは以上でございます。
○委員長 ただいまの報告について、質問がございましたらどうぞ。
 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 例えばかっぱ橋本通り公西会、これから調査・設計・協議をやって、24年度、25年度、26年度ということは、全部できるまで、これ5年ぐらいかかるわけですね。そうすると、馬道通りは別にしても、あの商店街、これに対して例えば工事の期間中、かなり影響が出るのではないかと思うんですけれども、その辺は地元と商店街と、かっぱ橋本通り公西会といろいろな打ち合わせをするんでしょうけれども、区切って区切ってやっていくと思うんですが、その辺のところの事業のやり方と、ご商売をやっている方の商店街の打ち合わせというか協議の方法、仕方をやって、こういうふうに――迷惑がかからないというのはおかしいんですけれども、きれいになるわけですから、その辺のところ、今まで地中化をやって何か問題点だとか、これからこういうことが想定されるだとか、ちょっと難しい面というのは今の時点では考えられますか。
○委員長 土木課長。
◎久保一郎 土木課長 今、いろいろ調整しているところでございますが、いろいろな話がございますけれども、例えば地上機器の位置一つにしましても、家の前にある場合に、ちょうど商店の出入りの邪魔になってしまうからちょっとずらさなければいけないだとか、そういった個別の調整もございます。それとあと、全体のデザインとかにつきましても、これは今警察とも協議しておりますが、そういう地元の要望とかも聞きながら警察のほうとも当たっているところでございます。
 ですので、全体を決めるという調整、これは今やっております。個々の地上機器の場所ですとかそういったところについては、まだ細かい話なのでいっておりませんけれども、いずれこういった話もしていかなければいけないと考えております。
○委員長 清水委員、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 馬道通りは若干ずれますけれども、商店街としてもそんなに込んで密集しているわけではないので、確かにこのかっぱ橋本通りはかなり密集した中で、商店街の中で工事を進めていくわけですから、地元の意見をよく聞いていただいて、変な話、トラブルが起こらないように、スムーズに工事を進めていっていただければ、本当にすっきりしたすばらしい地中化になるわけですから、その辺は努力を重ねていただきたいと要望だけしておきます。
○委員長 いいですね。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
 理事者からの報告は以上であります。
 以上で、本日予定されたものはすべて終了いたしました。
 その他、発言がありましたらどうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
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○委員長 では、私のほうからお願いがありますが、文化産業観光部長が経済産業省とともにイタリアの靴業界視察をしたというふうに聞いておりますが、正式な文書等についてはまた後ほどだと思いますが、きょうは一応、口頭報告を願いたいと思いますが、いいでしょうか。
 どうぞ。
◎生沼正篤 文化産業観光部長 かねてより経済産業省は、靴産業の活性化に向けまして、東都製靴工業協同組合等との意見交換を進めておりました。そういう中で、経済産業省として、イタリアの靴産業について現地調査を実施することになりました。経済産業省の製造産業局でございます。その際に、地元自治体職員の同行の依頼がございまして、私が参加させていただきました。
 視察の目的でございますけれども、イタリアも日本と同様に、中国を初めとする安価な靴等の輸入増加等により、この15年で生産足数は半数以下に減少しています。しかしながら、高品質化へのシフトによりまして、同期間の生産金額のほうは11%増加している。高級化、高価格化実現の要因であるとか、海外市場への販路拡大について、また人材育成について等の調査の目的でまいりました。
 1月16日から23日にかけてまいりました。視察市は、ミラノ、フィレンツェを中心に靴学校、それから靴工業組合、それから靴の製造会社や工場等を4カ所回ってまいりました。
 視察を終えて感じた点でございますけれども、やはり高級化、高品質化のほうにシフトするということが、すごく効果がある。低価格化に走った会社は皆廃業しているという状況でございました。それから、新しいものへの取り組みが非常に早い、デザインであるとか素材であるとか、とにかくそういうものにアプローチしていくということでございます。
 それから、販路拡大では、アンテナショップであるとか、商談の場、それを会社みずからが持っているとか、それから見本市への力の入れ方が全く違います。そういう点、それから人材育成などにおいても、生産地域で組合が学校をつくる、そのようなこともあります。
 いずれも、国、地方自治体に頼らないで、みずからが積極的に行動を起こしているというのが現状でございました。
 イタリアの方に日本の靴に対する見方をお聞きすると、やはり日本ブランド、メイド・イン・ジャパンの信頼性は物すごいものがございました。高品質、信頼性はイタリアに全く劣らない。それから、日本のデザイナーはよく来ているけれども優秀だ。それから、日本の縫製技術等はイタリアと全く変わらない職人芸だ、何でメイド・イン・ジャパンをもっと売り出していかないのかというような声も現地の方からございました。
 これは、視察を終えまして、国は今後も、3月に見本市があるんですけれども、そこにもまた行きまして、海外のアンテナショップやそれから商談の場の設定、それから海外の靴学校の講師を日本に招聘すると、そんなことも検討していると聞いております。
 私どもとしましても、見本市等への出展の補助であるとか、創業支援等の応援を引き続きやってまいりたいと思います。対策は、おのずと国と地方でそれぞれ役割分担が違いますけれども、靴産業の活性化というのは、その国と区の垣根を超えて連携を強めていかなければならないということを痛感いたしました。
 今回の研修を生かしながら、国との連携、パイプもできたことですし、靴産業の活性化にまた一層努力してまいりたいと思います。
 簡単ではございますが、報告とさせていただきます。
○委員長 聴取だけでございます。いいですね。
 ご苦労さまでした。
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○委員長 以上をもちまして、産業建設委員会を終わります。
          午後 3時56分閉会