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東京都 台東区

平成23年 2月環境・安全安心特別委員会−02月16日-01号




平成23年 2月環境・安全安心特別委員会

環境・安全安心特別委員会会議録

1 開会年月日   平成23年2月16日(水)
2 開会場所    議会第3会議室
3 出 席 者   委員長 青 柳 雅 之    副委員長 東   久仁子
  (13人)   委員  ? 森 喜美子    委員   成 澤   敬
          委員  君 塚 裕 史    委員   太 田 雅 久
          委員  小 菅 千保子    委員   実 川 利 隆
          委員  清 水 恒一郎    委員   杉 山 光 男
          委員  寺 井 康 芳    委員   伊 藤 萬太郎
          議長  鈴 木   茂

4 欠 席 者
  (0人)

5 委員外議員
  (0人)

6 出席理事者   区長                    吉 住   弘
          副区長                   神 子 雅 行
          危機管理室長                須 賀   裕
          危機・災害対策課長             中 瀬 恒 徳
          生活安全推進課長              古 郷 氏 郎
          環境清掃部長                西 島 久 雄
          環境課長                  飯 島 守 人
          清掃リサイクル課長             加 藤 敏 明
          台東清掃事務所長              中 島 克 己
          建築課長                  小野田 尋 司
          公園課長                  足 立 孝 洋
          教育委員会事務局庶務課長          中 沢 陽 一
          教育委員会事務局指導課長          岩 永   章

7 議会事務局   事務局長      矢 下   薫
          事務局次長     木 村 隆 明
          議事調査係長    行 田 俊 男
          書記        中 村 壽 秀
          書記        田 中 美世子

8 案件第 1 環境及び安全安心について

 ◎理事者報告事項
【危機管理室】
  1.地域防災スクールモデル事業について……………………資料1 危機・災害対策課長
  2.暴力団組事務所排除運動について……………………………資料2 生活安全推進課長
  3.平成22年の台東区内における犯罪発生状況について……資料3 生活安全推進課長
  4.たいとう安全・安心パトロール協力隊について………………………生活安全推進課長

【環境清掃部】
  1.緑の実態調査報告書(案)の概要について……………………………資料4 環境課長
  2.台東区緑の基本計画の策定について……………………………………資料5 環境課長
  3.インクカートリッジの回収について………………………資料6 清掃リサイクル課長

          午前10時01分開会
○委員長(青柳雅之) ただいまから、環境・安全安心特別委員会を開会いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 初めに、区長からあいさつがあります。
◎吉住弘 区長 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 本日は卓上マイクのスイッチを押してからご発言願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
 本日提出される傍聴願については許可いたしたいと思いますが、いかがですか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 それでは、審議に入らせていただきます。
 案件第1、環境及び安全安心についてを議題といたします。
 本件については理事者から報告がありますので、ご聴取願います。
 初めに、地域防災スクールモデル事業について、危機・災害対策課長、報告願います。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 地域防災スクールモデル事業について、ご報告をさせていただきたいと思います。
 資料1をごらんいただきたいと思います。
 項番1の事業目的でございますが、地域防災スクールとは、区市町村が消防職員、消防団員等を指導者として、小学校の区域内の児童、保護者、防災団等の地域住民に対して、防災活動や消防についての理解促進のための知識・技術を伝えることを通して、将来の地域防災を担う人材を育成することを目的とした地域の防災力の向上に資するモデル事業で、第2回定例会において事業の開始報告をさせていただきました。
 項番2、モデル事業の実施期間でございますが、平成22年4月から平成23年3月末までとなってございます。
 項番3の実施小学校区及び実施団体でございますが、忍岡小学校区の上野地区町会連合会と大正小学校区の入谷地区町会連合会と児童等のPTAでございます。
 項番4の地域防災スクールモデル事業の総括でございます。初めに実施状況でございますが、小学校における児童につきましては、毎月定例的に行われております避難訓練や総合的な学習の時間、特別活動などの時間に、おおむね10から12の防災訓練の項目を、ほぼ毎月、消防署及び消防団による指導のもと、町会、PTA等のご協力を得て実施しております。
 次に、実施上の特色についてでございますが、地域防災スクールモデル事業を実施するに当たりまして、通常の防災訓練に大まかに3つの工夫を凝らしました。
 1つ目といたしまして、災害時における身の安全の確保要領に加え、初期消火や救出、救護等の実技を中心に、災害時の具体的な行動力や、子どもたちが自ら危険を予測し回避する能力が習得できるよう心がけました。
 2つ目といたしまして、学校公開日に保護者を対象とした防災訓練を実施いたしまして、本事業についてのご理解とともに、家庭内から防災意識の高揚を図ることをねらい、計画をいたしたところでございます。
 3つ目といたしまして、子どもたちに達成感を味わわせ、防災活動への取り組みを継続させるために、習得した知識、技術を地域の方々に発表し、実感させる機会を設けました。具体的には、PTA主催行事や避難所単位の防災訓練のときでございます。
 3番といたしまして、本事業を実施しての効果でございますが、1つ目としては、子どもたちへの防災訓練や各種防災関連行事の参加をきっかけといたしまして、若い世代の保護者が地域の防災訓練や地域行事に積極的に参加する取り組みが推進でき、希薄になりがちな地域連携の活性化に寄与できたのではないかと感じております。
 2つ目といたしまして、本事業を実施するに当たりまして、学校、区、消防署、消防団及び町会との関連機関が定期的に集まって議論する場が持たれるようになり、防災力の向上、連携のきっかけづくりとなったと感じております。
 3つ目といたしましては、地域の子どもたち等が事業を通じて習得した知識、技術の練度を高めていくことによりまして、将来、ほかの方々や地域社会の安全・安心に貢献する防災の担い手として成長していくことが期待できると感じております。
 次に、4番といたしまして、事業の実施において浮かび上がった課題でございます。
 1つ目といたしましては、児童数の多い小学校区と少ない小学校区では、1人当たりが体験できた実技訓練の時間等に違いが生じました。
 具体的には、児童数が少ない小学校区では、訓練参加者が少ない分、実技体験時間が長く、かつ多くの訓練を体験できましたが、その一方で児童数の多い小学校区では、前の少ない学校に比べまして実技体験時間が短く、体験できた訓練種目が少ない傾向となってございます。
 2つ目といたしましては、実技を中心とした訓練内容のため、体力、体格などの要因により、年齢層によりまして訓練の習熟度に差が出ているのかなというふうに感じております。
 3つ目といたしまして、身につけた防災意識や防災行動力を維持するために、継続かつ定期的な訓練を実施していかなければならないわけでございますが、モデル事業といたしましては単年度で終了してしまうということでございます。
 項番5の、今後の事業展開でございますが、今年度2つの小学校区における地域防災スクールの取り組みで浮かび上がった課題を踏まえ、2つの小学校区を継続し実施していくとともに、新たに2つの小学校区を加え、地域の防災教育活動に積極的かつ効果的に取り組んでまいります。将来的には台東区全域において本取り組みを展開し、地域が連携して自主的に防災にかかわる課題を解決する力、地域防災力を高めてまいりたいと考えております。
 ご報告は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
 成澤委員。
◆成澤敬 委員 課題の1番ですが、実施した小学校区の児童数の問題。これはこの事業に限らず、私たちも、本当に何をやってもこの児童数の多い少ないで1人1人の経験が違ってきてしまうなと言うんですけれども、今回、また課題として出て、今後の事業展開の中で何か解決の糸口はありますか。
○委員長 危機・災害対策課長
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 この間、この1年の訓練の内容を通しまして、その浮かび上がった課題に対して、指導しております消防署、あるいは消防団、学校と、これまでの経過の中から今後どうしていったらいいかということを、新たに加える学校について、あるいは継続する学校について相談しながら、より充実した内容にしてまいりたいというふうに考えています。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 今回はモデル事業ということで2つの学校が始まりました。
 先ほど、最後のほうで、これから全体に広げていきたいというお話でしたけれども、例えばこれは全学年で参加しているんですか。それともある程度学年を絞って進めていらっしゃるのか、その辺いかがでしょうか。
○委員長 危機・災害対策課長
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 毎月のように避難訓練等を実施しております。それは全校児童でございます。
 それから、授業の中では3年生が防災関係のカリキュラムがございまして、そういったことを使ったり、学校によってその取り組みが変わっておりますけれども、場面によっては全体、あるいは学年というふうに取り組んでいます。学年としては3年生が中心になります。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 そうすると、この2つの学校については3年生を中心にその折々の防災訓練ですとか、その訓練のやり方によって変えているということですね。
 せっかくこのすばらしい防災力を向上していくためのものですので、今後、中学生まで広げていただくことを考えていらっしゃるのか、その辺についていかがですか。
○委員長 危機・災害対策課長
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 現状では避難所単位、それから小学校区、小さいときからまずやっていこうということなので、これが全校に広がっていく中で、また課題等も出てくるかと思うんです。そういう中では将来的にはあるかなというふうには思いますけれども、現状はまず小学校区を進めていきたいという考えでございます。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 中学校の場合にはいろいろ地域を超えて来ているお子さんもたくさんいらっしゃいますのでなかなか難しいかとは思いますけれども、やはりその中で、日中はそこにいるわけですから、そういう、防災力の意識を高めるという意味ではぜひ将来的には中学校も含めて、また、子どもたちの力というのも、いざというときには本当に我が身を守りながら地域の人と一緒に活躍していただくという力ではやはり大切な力になってくると思いますので、ぜひよろしくお願いしたいと思います。要望です。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 教育委員会のほうの見解も承りたいんですが、項番4の(1)の通常、定期的に実施されている避難訓練というのがどのぐらいあるのか。それから総合的な学習の時間というのをこのモデル事業にどのぐらい当てたのか。これまでのいろいろなカリキュラムとのいろいろな矛盾が出ているんじゃないかと思うんですが、ここのところをどう考えているのか、お願いします。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 お答え申し上げます。
 避難訓練の実施回数等につきましては、毎月1回の実施が定められておりますので、これは全校において毎月1回ずつ実施しております。
 それから、総合的な学習の時間につきましては、各学年によりまして指導内容が定められておりますので、各校の実態に応じた中での実施ということになります。
 また、通常の教育活動の実施の妨げにならないかということに関しましては、通常実施する避難訓練におきましては、こちらのほうに地元の消防団の方々にご協力いただくという点に関しまして、学校としては大変実践的な体験ができるというふうに受けとめております。
 また、ほかの教育内容とのかかわりでございますが、指導内容の中に安全に関する内容の指導も含まれておりますので、それとうまく絡み合わせながら通常の教育活動の妨げにならない範囲で実施しているという結果が出ております。
 以上でございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 そうしますと、今、月1回の避難訓練はずっとやっているわけですよね。今までもやっていた。それを消防署員とか消防団員等に参加をしていただくということに改善をしたというのが1つと、それから総合的な学習の時間というのは、先ほどの防災のほうの関係で、ご報告では3年生だけというお話でしたけれども、そういうことなんですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 ちょうど3年生の学習内容の中で、安全に関する指導の中で、校内の安全体制づくりの内容がございます。
 そこで、今回の事例といたしまして、校内の防災マップづくりという取り扱いをいたしました。校内における消火設備の位置とか扱い方などにつきまして、専門の方からご指導いただく。それを発表形式にまとめまして、全体で発表しながらより深めていくという題材でございます。その内容につきましては、特に3年生が有効ということで設定させていただいております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 そうしますと、モデル事業ということにはなっていますが、今までずっとやってきた避難訓練だとか防災の時間を充実させたというふうに理解すればよろしいですか。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 今、指導課長からもご答弁がありましたけれども、避難訓練についても、通常、各学校がやっておりまして、その中に消防職員、あるいは消防団の方々が入りながら、中身についてより具体的に充実させていただいたという内容でございます。
○委員長 ?森委員。
◆?森喜美子 委員 今の両課長のお話の中で、これは学校の教育の中でやる避難訓練も、それから消防団員やこのモデル事業を行う方々がやる訓練、その両方が子どもたちにとってはこうした防災関係の体験とか授業になるわけですよね。
 そうなると、この授業そのものがどういう考え方で、トータルな防災だとか、危機管理だとか、自分の命を守るとか、それがどういうふうに社会とつながっているかという総合的な、いわば学習の一環としてきっちり位置づけられて、プログラミングとしてそのようになっているのかどうか、その点はどうでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 安全にかかわる指導内容につきましては、安全指導の計画がございますので、それに沿って実施しているところでございます。
 これまではその学校独自の、学校だけによるそういった安全指導を実施してまいりました。そこに地元の方々、消防団の方々、あるいは消防署の方々のご協力をいただくことによってその学習内容がより実践的に、また教員だけではどうしても知識等が不十分なところもございますので、防災の視点の定着というんですか、そういったものが子どもたちにとっては非常に実践的に学べる機会となりました。そういった方々の協力も含めた上での安全指導のあり方というのを、これからより一層研究していくところになってきていると思います。
 非常に内容のある、子どもたちにとってはプラスになる授業であったことをご報告させていただきます。
○委員長 ?森委員。
◆?森喜美子 委員 いわゆる、防災とか、それから命を守るということは、万が一、いつ来るかわからない緊急事態に対する対応なので、これははっきりいって大人でも正確な判断ができるかとか、それからそのときに慌てないで行動ができるかということになりますと、かなり不安な部分が多いわけですね。そういうところですから、日常的にどういうことに気をつけて、どういうふうに自分自身をコントロールするかというところは非常に、むしろ重大な課題だと思うんです。そういう意味では、技能とか、それから訓練の具体的な指導とかというのはいわば枝葉末節な話であって、根本はそこだろうというふうに考えるわけです。そのときに、子どもですから、そこのところを逆転して考えるようなことがあってはならない。ですから、今聞いたのは、そうした基本的なことをどのように指導した上でこうした問題に取り組んでいるのかというところのプログラミングをきちんとした中で、そしてこういうことをやっていくというふうでなければならないと考えますが、その点はいかがでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 もちろん、プログラミングは大変重要なことでございますし、一応の安全指導計画を活用させて指導しているところでございます。
 私ども、現場にいるときは、毎月避難訓練を実施しておりました。そうしますと、どうしても子どもたちにとっては、毎月行いますので形骸化しがちでございます。例えば理科室から火が出た、給食室から火が出た。では、この階段を通ってこう避難すればいいのだろうと、どうしても形骸化しがちで、臨場感等がなかなか身につかなかったところでございます。そこに専門家の方々からアドバイスをいただくことによって、より身近な問題としてとらえられる。その子どもたちの意識の変化が極めて大事な視点というふうに受けとめております。
○委員長 ?森委員。
◆?森喜美子 委員 そういう臨場感や何かは確かにそうやっていけばあるんでしょうけれども、例えば、それがその場でそのようなことが、体験をしたことが、では自分の生きていく中で基本的なそういう防災の意識とどうつながっていくかということがむしろ大事であって、そのことによって万が一のときに自分自身を守ることができたり、あるいは慌てふためかないで済んだりするようなことにつながるというふうに思うんですね。そこを、子どもですからやはりしっかりと教えていく必要があると思うんです。例えば、今、戦災だとか震災だとかに遭った人というのは実際もう本当に少なくなって、そういう本当に緊急の場面に、例えば阪神・淡路大震災だとか、そういう体験者だとか、そういう方々はいらっしゃるかとは思いますが、東京都においてはそういう場面が本当にここ数年来ないわけで、そういう経験者というのは親や祖父母などにもいないわけで、そういう意味では我々1人1人がそういう場面に遭遇していない、体験がないために、極めて簡単に、概念的に考え過ぎるんじゃないかという嫌いがあるわけです。
 そこで、例えば、そういう経験を積んできた私の祖母などが常に心がけていて慌ててはいけないということでやっていたことは何かというと、つまり本当にささいなことなんです。例えば、寝るときに必ずやかんに水をいっぱい入れて寝るとか、すぐに履物を、慌てて履かないでもいいようにきちっと玄関には履物をそろえておくとか、つまり日常生活の中ではそんなに物すごく大変なことをやっているわけじゃないんだけれども、それがいざというときには非常に重要なことになるというような、要するにそこまで話がつながってくると、これは非常に実践的なんですよ、むしろ。やはりそこのところの認識というのがあるかないかで大違いなんですよね。だから私はそこのところをしっかりと、大人も子どもも自分のことなんですから、履物をそろえておくとか、そんなのなんてできることなので、今だったらペットボトルの水があるからいいやという話になってしまうのかもしれませんが、その辺の基本的なことにつながっていくようなプログラミングをぜひやっていただきたいとお願いしておきます。
○委員長 実川委員。
◆実川利隆 委員 この資料1を拝見させていただいてつくづく思うんですけれども、例えば私が住んでいる地域が忍岡小学校に近いものですから、忍岡小学校のことに関して言わせていただければ、忍岡小学校はご案内のとおり、上野地区町会連合会の傘下、傘下というか上野地区町会連合会二十三、四の町会のうち、この中に書かれている町会としては4つの町会。池之端1、2、3、4丁目なんですけれども、これは特に窓口である危機・災害対策課長のほうにお願いしたいんですけれども、質問というのではなくてお願いなんですけれども、機会あるたびに、これから必要だと思うんですけれども、ここに書かれている実施効果の、学校、区、消防関係と町会との連携というのが強化されたというふうに書かれているんですけれども、多少はそうあるかなと私も思うんですが、私どもの消防団の仲間の方からもこれに参加したというのが三、四人おりますので、ずっと前から聞いてはいたんですけれども、現実に忍岡小学校というのは、住所で言えば池之端2丁目なんですが、池之端2丁目の町会というのは消防団員ゼロなんですよ。ゼロ、全く。私の知る範囲で。池之端1丁目はおりません。池之端1丁目というのは小さいけれども会社関係があるので、その辺のところを町会を通して区の担当窓口として、危機・災害対策課長からやはり消防団をまず確保していただきたいということを強く、これから特にお願いしていただきたいと思うんです。
 今、3人の方から質問がありました。内容的にもすばらしい質問だと思うんです。やはりそういう面を考える上において、消防団員が地元にいないということはとんでもないことだと、上野消防団に280名の定数がありますけれども、やはりその地域で、小学校の足元で消防団員がゼロということは、これはもう許されるべきことではないというふうに、私はいつも消防団の会合でも申し上げてはいるんですけれども、やはり役所のほうの立場で、今申し上げたようにぜひ機会あるたびに、何かの会合がありますから、ぜひ町会長なり町会の幹部の方に勧めていただきたいんですけれども、これはひとつお願いしたいと思います。
 以上です。
○委員長 消防団の空白町会について、ご答弁もらえますか。
◆実川利隆 委員 答弁はいいですよ。答弁はいいです。
○委員長 いや、いい質問ですから。
          (「それが義務づけがあるのかどうか、役所に。消防署なのか、役所なのか」と呼ぶ者あり)
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 私どものほうではあらゆる機会をとらえまして、勧誘については努めてまいりたいということはございます。
 ただ、私どものほうで必ず義務づけるという方向にはないという状況にございます。できる限り、各町会お一人ぐらいは出てほしいというふうなことで、お願いはあらゆる機会をとらえてしているところでございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 地域防災スクールモデル事業、本当にご苦労さまです。大変大事なことだと思います。
 まず最初に、23区でいろいろな形をとって、こういう防火、防災の体制を小学校を対象にして取り組んでいる地域はあると思うんですね、23区でも。ひとつ、その辺の状況、他区はどういう形でやっているところがあるのか、またないのか。あればこういうところがいいとか、その辺がわかればそれを1点お聞かせください。
 それと、今後の事業展開で、今年度2つの小学校に加えてまた2つを追加してやっていく、これで4校になるわけですね、来年度は。そういう中で、当然、別個としての見学会だとかそういたものが学校のそういう震災だとか地震とか、いろいろなそういう災害に対しての、墨田区に見に行ったりとか、いろいろな施設がありますよね。その辺のところはこれを踏まえてどのように今後生かしていくのか、その辺の連携のところはどうなっているのか、2点だけお聞かせください。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 他区の状況ということでございますが、このモデル事業につきましては、各区が全部やっているわけではなくて、要望して昨年、その中で台東区の中の2校が指定を受けたという状況にございます。23区の中でも数区あるというふうに伺っています。取り組み状況は私どもと同様な形で実施をしているものと思います。
 今後の展開の中の4校という流れでは、実はこれはモデル事業ということで補助金をいただいた事業でございます。その辺の方向性がまだ国等、見えなかったという状況もございます。しかしながら、私どもといたしましては大切な事業であるので、このまま継続をしていきたいということでございまして、それでふやしていくという方向にございます。
 それから、各校のいろいろ施設の見学等につきましては、それぞれ計画をされ見学等あると思うんですけれども、その辺について私どものほうにご相談、ご要望があれば、私どものほうでお手伝いをさせていただくというふうに考えているところでございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 見学会に関しては、要望があればということですが、それは年間を通してどこの小学校だとか中学校だとかということでカリキュラムを組んでやっているわけじゃないわけね。わかりました。
 それと、この予算なんですけれども、これは今度2校から4校になるんですけれども、どれぐらいの規模でやる予定ですか。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 このモデル事業につきましては、昨年度230万円ほどの補助をいただいて実施をしております。次年度につきましては、つい最近わかったんですけれども、補助は受けられないというふうな状況にございます。ただ、この費用負担につきましては初期消火力の向上とか総合防災力の向上という事業項目がありますので、その中、やりくりをしながら今年度の分を維持する。2校から4校になるわけですからその分倍になりますけれども、その分、倍とは言わないんですけれども、資機材等は既に2校については配置していますので、新たな2校についてはそういう総合防災力の向上の枠の中で、大きなものとしてD級ポンプというポンプがあります。そういったものは行政計画でも配置をすることになってございますので、そういったものをうまく活用しながら進めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 何で補助金、今度おりなくなったんですか。それを聞かせてください。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 1点伺っているのは、モデル事業ということで1年経過をしたので、新たにモデル事業を開始するところにやる。ですから1年やったところについては対象にならないというふうなことで今伺っているところでございます。
○委員長 成澤委員。
◆成澤敬 委員 私は、?森委員にちょっとお言葉を挟んでしまうような部分もあるんですが、けんかはしませんけれども。
 この事業に関して、私、阪神・淡路大震災とか中越沖地震で大分我々の意識も子どもたちの意識も、例えば浴槽に水をためておくとか、それこそ寝床の周辺に履物を置いておくとか、そういう意識は大分高まったと思うんですよ。だから、そこに収束していってしまうとちょっとこの事業の意義というのがずれてしまうかなと私は思うんです。やはりこの事業は生徒や若い保護者の皆さんに防災意識を、まず自分の身を守るというのが第一優先というのは大賛成なんですけれども、そこから進んでいって、地域の消防団のお兄さんたちがすてきだなとか、自分も大きくなったら、そういうすてきなお兄さんたちを見て僕もああいうふうになりたいな、僕も地域を守りたいなという意識や、保護者の皆さんが、あっ、こういうことを知らないところでやってくださっているんだなという意識の向上の、だからテクニカルタームよりも、どちらかといえばそういう地域のきずなの再確認であるとか、町で今まで陰にひなたにやっていてくださった人がはっきりとここで表舞台に出てということのほうに重きを置いていただきたいと私は思うので、ぜひ消防団の皆さんにスポットを当てて花形にしていただいたほうがいいような気がするんですが、その辺はどうでしょうか。両方必要だとは思うんですけれども。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 この資料の「実施上の特色」の中でも触れさせていただいているんですが、?の身の安全の確保等について、これがまず自助というふうに私どもはとらえております。?、?の部分についてが共助。そういった部分をまずねらいといたしております。そのことを踏まえて、消防署、消防団員、それから学校に、具体的にそれを学校においてどういったカリキュラムをつくるかということはゆだねておりますので、事細かに私どものほうでがっちり決めるのではなくて、この事業を運営するに当たってどういうふうなカリキュラムを組んでいくかというのは、その中でやっていただくというふうに考えているところでございます。
○委員長 成澤委員。
◆成澤敬 委員 わかりました。
 ですから、まず自助から、そこからスタートということで私はお願いしたいと思います。
○委員長 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 こういう訓練とかという、この人の、児童生徒、教員、消防署員、消防団の人たちの、これは活動、行動の報告だよね。そうすると、こういうものは皆さんが、お互いが自分の頭にそういう活動ぶりを想定しながら質問したり答弁したりしている。こういうのを報告するときは実際に現場のビデオを見せてもらったほうがわかりやすいんだよね。例えば、消防団員をクローズアップしてくれとか、みんな今、概念でしゃべっているから。
 だから、実際にこういう報告のときにはビデオを見せてほしい。もう委員会は来期で変わってしまうからしようがないんだけれども。そのほうが質問しやすいし答弁もしやすいと思うんだよね。そういうのは、別にこういう事例だけではなくて、ほかのときも、イベントや何かというときはぜひ、百聞は一見にしかずで、みんな想定しながらしゃべっているだけだから、具体的なことをしゃべれないのよ。だから、その辺はお願いしておきます。そうするともっと時間早く、これ終わったよ。
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、暴力団組事務所排除運動について、生活安全推進課長、報告願います。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 暴力団組事務所排除運動についてご報告いたします。
 本件につきましては、平成22年第4回定例会で報告いたしました、指定暴力団山口組弘道会小松組の組事務所に関する委員会報告の排除運動の状況についてご報告するものでございます。
 資料2をごらんください。
 項番1の、12月以降の主な地域の動きについてでございます。
 まず(1)の「暴力団事務所使用禁止等の仮処分」の申し立てについてでございます。
 資料にあるとおり、区議会閉会中の昨年12月21日に、弁護団から東京地方裁判所に対して、組事務所使用禁止等についての仮処分の申し立てが行われました。各委員の皆様には同日付で仮処分申し立ての概要について生活安全推進課からファクスで資料を送付させていただきましたが、その後、弁護団からの説明などにより判明した申し立て内容について、あわせてご報告いたします。
 まず、申立人については、組事務所の周辺、半径500メートルの範囲内において居住する住民168人が申立人となっております。
 次に、申し立ての内容の要旨についてでございます。
 申し立て内容の要旨につきましては、暴力団6代目山口組の下部組織である2代目弘道会小松組の組長、小松数男こと椎名数男は、竜泉1丁目所在の本件土地及び建物を小松組の組事務所として使用してはならない。また、土地及び建物に立ち入ってはならない。本物件の所有者である株式会社ケープロジェクトは、本物件が小松組の組事務所として使用されること、またはその他の暴力団の事務所として使用されることを容認してはならないという内容のものでございます。
 その後、(2)のとおり、弁護団から台東区金杉・入谷地区暴力団追放住民の会の役員に対し、申し立ての内容等について、12月24日と1月13日の2回にわたり報告がございました。
 弁護団から申し立ての要旨等の報告に加えまして、仮処分の手続の今後について、今回は地域の反対運動が大規模に実施されていることや、組事務所周辺の学校、保育園等の子どもたちの安全が脅かされていること等から、人格権の著しい侵害を主張でき、組事務所の使用禁止に加え、組長の土地及び建物への立ち入り禁止を求める申し立てとした。また、今回は土地、建物を購入し、既に転入しているので、今後、審尋の経緯を見ながら申立人と協議し、できる限り早い解決をできるよう進めてまいりたいという報告がございました。
 なお、小松組の動向でございますが、新聞等によりますと、去る1月29日に小松組組長が出資法違反、恐喝未遂などで逮捕されております。また、下谷警察署にお伺いしたところ、組事務所の活発な動き、退居等大きな変化はなく、排除運動に対する抗議措置等もございません。現在は表立った変化がないという状況でございます。
 続いて、項番2の当面の主な動きについてでございます。
 台東区金杉・入谷地区暴力団追放住民の会による暴追パレードの実施については、住民の会が中心となりましてさらなる暴力団事務所の排除活動として、第2回目の暴力団追放パレードを3月5日土曜日午後に予定しております。コースにつきましては前回と同じく旧竜泉中学校を出発しまして、組事務所周辺を経由して弁天院公園までの間を行う予定と聞いております。議員の皆様方にも詳細が決まり次第、開催についてのお知らせをさせていただきたいと存じます。
 最後に、項番3の区としての対応についてでございます。
 今後も組事務所の排除に向けて、下谷警察署や住民の会等との連携を強めながら情報収集を行うとともに、排除運動の支援に取り組んでまいります。
 報告は以上でございます。
          (委員長退席、副委員長着席)
○副委員長(東久仁子) ただいまの報告につきましてご質問がありましたら、どうぞ。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 暴力団組事務所の排除について、警察が積極的に動いているということについてはいいことだと思います。
 それで、こうした同じような動きというのは現在進行中のものは全国にあるんでしょうか。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 現在、全国では数例あるというふうに聞いておりますが、進行中かどうかというのは私のほうでは確認しておりません。
 なお、東京都内については、この民事訴訟については2例目ということで把握しております。
○副委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 法的根拠というのもなかなか難しい訴訟だと思うんですよね。そういう点では、やはり全国的に同じような事例があるのでしたら、ちょっと連携をとるというようなこともしていかないと、法的な不備な点を改めるというようなことも含めて必要だと思いますので、この点は求めておきたいと思います。
 それから、関連してですが、委員会でも何遍か申し上げたことがありますが、台東区には事務所が大変多くて、この間の委員会でも幾つというのは報告がありましたけれども、抗争があったときに、そのほとんどの事務所らしきところに警察車両が公然と配備されて、赤色灯がずっと点滅するという異常な事態がありました。
 その際、委員会で、教育委員会等に、学校の通学路等の安全等の関係で大丈夫なのかという質問をしたんですが、教育委員会が警察に問い合わせると、それはもう職務上の秘密だというので、どこに事務所があるかというのが明らかにしてもらえないというような大変情けない答弁があったんですね。そういうのに比べると、今回の事態というのは警察が積極的に動いている。住民とともにということで大変いいと思うんですが、今後もやはりこの事務所だけではなくて、抗争ということが起こり得るわけですよね。そういう点、やはり区役所、教育委員会等と、密接に連絡をして、やはり子どもの安全を守るというのは非常に大事だと思いますが、その点についてはどんなふうでしょうか。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 まず、抗争等があった場合には、当然捜査を優先させていただいて、その終結に努めるのが警察の仕事でございますので、そのほうに入らせていただきたいと思います。
 なお、子どもの安全につきましても、並行して実際に通学路の確保等、教育委員会と協力しながらやっていく次第でございますが、あらかじめ暴力団事務所がどこにあるかというのは捜査上の支障があるということで、今のところ公表しておりませんので、その点はご理解をいただきたいというふうに考えております。
 以上です。
○副委員長 ほかにございませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○副委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○副委員長 次に、平成22年の台東区内における犯罪発生状況について、生活安全推進課長、報告をお願いします。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 平成22年の台東区内における犯罪発生状況についてご報告いたします。
 資料3をごらんください。
 台東区内の平成22年中の刑法犯の認知件数は、資料の太枠部分に記載されているとおり、4,701件で前年と比較して655件減少しております。
 台東区内において発生した刑法犯の特徴を見ますと、窃盗が3,459件で、全刑法犯の約73.6%を占めており、そのうち空き巣、出店荒らし、事務所荒らしなどの侵入窃盗が163件、窃盗のうちの約4.7%を占め、自転車盗や万引きなどの非侵入窃盗が3,296件、約95.3%を占めております。この非侵入窃盗のうち、約38.7%の1,274件が自転車盗などの乗り物窃盗となっております。
 また、警視庁では地域の皆様の身近で発生する犯罪のうち、8大種を指定重点犯罪と位置づけておりまして、重点的な検挙、防犯対策を推進しておりますが、台東区内におけるこの指定重点犯罪の認知件数については386件、前年と比較して68件減少しているということでございます。
 しかし、そのうちのひったくり、自動車盗、振り込め詐欺等の犯罪については増加傾向にあることから、警察、地域、区が連携をしてこれらの犯罪の防圧対策を強力に進めているところでございます。特に、振り込め詐欺につきましては、一昨年、減少傾向にありましたが、昨年は増加に転じ、ことしに入っても被害が続いております。警視庁の報告では、主に都内の被害が増加しており、全国的に見ると被害は東京都に一極集中していると聞いております。
 台東区内の振り込め詐欺は、昨年41件発生し、前年比18件の増加で、約6,000万円の被害がございました。被害者は女性が35名で8割を超えており、年齢は65歳以上のお年寄りが7割を超えている状況にあります。つまり、圧倒的に65歳以上の女性が被害に遭っているということが言えます。
 警視庁では、2月を振り込め詐欺撲滅月間としており、区内4警察署で発生を1件でも減らすよう、各種施策を展開しているとのことでございます。本区におきましても、たいとう安全・安心電子飛脚便や、注意喚起のマグネットをつけた子どもの安全巡回パトロール車両による区内ATMの巡回、注意喚起放送等、警察署と連携をしながら防犯対策を実施しております。
 また、ひったくりにつきましては、平成22年中、都内において減少傾向にありましたが、台東区内においては39件発生し、前年比7件増加しております。
 平成22年中の警視庁の統計によりますと、ひったくりの被害者の特徴は、被害者の約92%が女性、被害時の状況は徒歩での被害が62%、自転車の被害が38%。徒歩で被害に遭った方のうち、約65%がバッグを車道側に所持していた。自転車利用で被害に遭った方の約91%がバッグ等を前かごに入れていた。犯行の手口は約87%が被害者の後ろから近づき、追い越しざまにバッグをひったくっている。被害の時間帯は21時台が最も多く、午前6時から7時台の発生が前年に比べて急増しているとなっております。
 そこで、バッグの持ち方の工夫、自転車の利用、ひったくり防犯ネットカバーの装着等の対策を、たいとう安全・安心電子飛脚便やかわら版等で注意喚起しているところでございます。今後も適時適切な情報提供や防犯啓発を行うことにより、被害防止を図るとともに、区、警察署、地域が引き続き連携、協力して各種事業を推進してまいりたいと考えております。
 報告は以上でございます。
○副委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 まず1つお伺いしたいのは、この犯罪状況の中に放火が入っていないんですけれども、放火がどれくらい区内であるのか、もしわかったらそれを1つ教えていただきたいと思います。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 放火については、消防署等からの報告によりまして、たしか昨年中34件放火があったと把握しております。
 以上でございます。
○副委員長 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 いろいろな犯罪が起こって、ここに数字等々出ているんですけれども、犯罪被害者支援といって、要するに犯罪の被害に遭った人たちの支援で、この再犯防止というのはやはり一番大きな問題になってくると思うんです。一応、この中で、先ほども報告の中であったように、やはり強盗だとか、要するに金品目的の財産犯ですか、その前科がある人たちの、服役して出てきた人の46.8%は金銭目当てでまた再犯を起こしているというのが2010年の白書に出ているんです。
 この辺のところというのは、もちろんこれだけじゃなくて、もう1つ、犯罪では性犯罪も再犯率が非常に高いということもデータの中に出ているんですけれども、この再犯の部分で、やはりこういうふうに出てきた人たちは金銭目当てですぐ再犯を起こすということに対して、これは非常に難しい問題で、更生が難しいというのは事実なんですけれども、この辺についての区としてのそういう再犯防止関係のところについてどういうふうに思っているか、ちょっとその辺の考え方を教えていただければありがたいんですけれども。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 委員のご指摘のとおり、再犯については大変警察でも苦慮しているところでございます。
 警察では捜査上、再犯者のピックアップ等をしまして重点的な捜査を進めているところでございますが、区としましてはその犯罪者に関しては把握がなかなか難しい点がございます。ですから、一般的に被害者を中心として再度犯罪に遭わないような広報啓発活動を通じて推進をしているところでございます。
 以上でございます。
○副委員長 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 ぜひこの被害者の支援の、警視庁のほうでも被害者支援をやっていますので、その辺の連携をとりながら再犯防止に努めてもらうように連携を図っていただいて啓発をしてもらうようにお願いいたします。
○副委員長 要望で。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 振り込め詐欺についてですが、これだけ件数がふえて金額もちょっとびっくりするぐらいの金額です。それで、きょう高齢福祉課長も消費生活担当の課長も来ていないよね。やはりこれはある意味高齢者の多い台東区としては全庁挙げて、この詐欺に遭わないようないろいろな対策あるいは高齢者に対する啓発といいますか、機会を持って全部やらなければいけないと思うんです。そういう点だと、きょう来ていらっしゃらないということだとそういう体制ができていないのかというふうに思いますけれども、この点についてはどうでしょうか。どなたか部長か、副区長か、お答えいただいたほうがいいような感じもしますけれども。
○副委員長 危機管理室長。
◎須賀裕 危機管理室長 全庁挙げて、例えば健康課ですとか、それから高齢福祉課、これがいろいろな場面で会合を持っております。そういった場での講習会に警察をお呼びして、振り込め詐欺についての注意を喚起するとか、あるいはまたくらしの相談課におきましては、機関紙の中で振り込め詐欺についての注意を喚起する。また税務課の中では、区役所を名乗って振り込め詐欺をかたるような犯罪が発生しておりますから、その窓口において注意を喚起するようなパンフレットを置く。そういったような形で全庁的に取り組んでいるところでございます。
○副委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 実は、私も橋場のほうで、下谷警察署のだれだれですと名前を名乗ってかかってきた方からご相談を受けたことがあるんですが、ちょっとしっかりした人だから、大体浅草にいるのに何で下谷警察署から電話がかかってくるんだというので、それで被害に遭わなかったんですけれども、今お話にあったように、だんだん巧妙になってきているわけです。そういう事例というのが、必ずしも、では、住民の皆さんに新しい事例がどんどん知らされているかというと、議員だってそんなに全部新しい事例を知っているわけではありませんし、例えば委員会、私は引退をしますけれども、委員会が少なくとも――この委員会が次に残るかどうかわかりませんけれども――少なくともこの委員会が年4回あるわけですから、そのたびに今度はこういう新しい事例が出ましたとか、そういうようなことで、もうちょっと全庁挙げてやっているとおっしゃるのでしたら、そういう事例も含めて、議会も含めてきちっとご報告をいただくとか、議会も一緒になって、議員の皆さんは一番住民には接しているわけですから、そういう事例というのが住民の中にしみわたるような、いろいろな形をやはり考えられたほうがいいと思います。
 こういうふうに6,000万円というと本当に胸が痛むような気持ちがいたしますから、全庁的に取り組んでおられるという形をもうちょっと力を入れて実効のあるものにしていただきたいというふうに思います。
          (「関連」と呼ぶ者あり)
○副委員長 では、太田委員。
◆太田雅久 委員 以前、私が副議長の時代に、振り込め詐欺撲滅月間運動というのがありまして、各4署署長と、それから各銀行の人たちが集まって、いろいろ協議をしたことがあって、今そういうのはやっていないんですか。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 ことしに入っては実施はしていないところでございますが、各警察署ごとにそういう取り組みを行っておりまして、それに私どもが出席させていただいている経緯がございます。
 以上です。
○副委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 そこで出た話で、要するに振り込め詐欺は、必ずATMの前では電話を持ってやっているんですよね。そうしたら簡単じゃないかと。電話を持っていたら注意をして、そこでやれば絶対歯どめがかかるだろうという話をそのときしたら、その場の協議の中で、銀行側が最初は、それはちょっと営業のあれにかかわるからできませんという話だったんだけれども、協議の中で、ではそれは徹底してやりましょうと。いっとき、ATMの前に警察官が制服で立ったときがあったと思うのね。あったでしょう。あれをまた引き続きやればいいと思うんだよね。これだけ6,000万円も出ているという、18件だけれども6,000万円も出ているということであれば。そういうのは区からもどんどん発信すべきだと思うんですが、どうでしょうか。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 委員ご指摘のとおり、前回のときはATMの前に警察官を配置したり、または銀行職員がアドバイザーとなりまして、ご老人が振り込みをするときには必ず声をかけて、チェックシートというのをつくって、防圧を全庁的に進めた経緯があります。
 現在、先ほどもお話がありましたとおり、警察官をかたって犯罪でキャッシュカードが使われているから、そのキャッシュカードを銀行協会の者が預かりに行くとか、手口がころころ変わっておりまして、手交という形の手口が今はやっている状況です。
 確かに、今までどおりオレオレ詐欺の典型的な、息子、孫をかたったものも実際ございます。そういった点で、手口が変わっていることに対していろいろな対策を立てているのが現状でございます。
○副委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 こういうのは名前も変えたほうがいいですね。振り込め詐欺じゃないものね、そうするとね。だからこれは名前を変えて認識を新たにしておかないと、振り込めはなくなったけれども、バイク便だとか、そういったものが出てくるわけだから、そういった新しい命名をしておかなければいけないですね。しっかり押さえる。それも要望しておきます。
○副委員長 関連ですか。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 今の新しい手口というのはぱっと起きたらぱっと役所へ来るようになっているんですか。問題はそこなんだよね。それからいろいろ数がたくさんふえてきて、マスコミなどが取り上げるようになってから初めて知るとかいうのじゃまずいので、本当に新しい手口が来たらぱっと高齢福祉課に来るなり、庁内でぱっとそれが広がって、議員のほうにも報告をいただいたりとか、老人クラブなり町会などにもというような、そういうことが大事だと思うんだけれども、そういう体制ができていないんじゃないかという感じがするんです。いかがでしょうか。もしできていなかったらきちっとやってほしいと思います。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 警察で発生した新たな手口につきましては、生活安全対策会議だとか、あと毎月私のほうでも情報を把握しております。その情報を把握した結果を現在、生活安全ニュースだとか、あと発生がふえたところには青パトを利用して広報を実施したりして、犯罪を減らすように努力しているところでございます。まためぐりんのバスの中にも振り込め詐欺の対策のポスター等を掲示して、できるだけ多くの区民の皆様に見ていただくように努力をしているところでございます。
 以上でございます。
○副委員長 関連。
 ?森委員。
◆?森喜美子 委員 今の振り込め詐欺なんですけれども、この犯罪が起こるようになってからかなり久しいわけです。結構な、いろいろ対策もやっているし、でも相変わらずこれだけの金額とこれだけの人がだまされてお金を取られてしまっている。これは台東区だけですけれども、東京都全体で言ったらすごい数ですよね。金額もかなり何十億円という話、前は何百億円という話を聞いたんだけれども。
 やはりこういう犯罪からまず身を守るということも一つは大事ですけれども、犯人を逮捕するというところに住民の方々の協力が必要だと思うんですよね。だまされないようにしようとびくびくしているだけじゃなくて、そんな変な電話がかかってきたらこうやってつかまえてやろうというぐらいの情報提供をしたらどうですか。つまり、こういうふうに電話がかかってきたら、すぐにつかまえますからこういうふうにしてくださいと具体的な提案をしておいて、いわばそういういろいろなみんなに、今度は私のところにかかってきてみろ、つかまえてやるぞ、こうすればいいんだなというぐらいのことがわかるような、そのぐらいのいわば啓発というんですか。ただびくびくして携帯電話でATMのところに行かないでくださいとか、そういう消極策じゃなくて、この際、そういうぐらいのことは考えたほうがいいと思うんだけれども、そういうことはどうなんですか。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 警察のほうでも検挙にまさる防犯はなしということで、検挙対策をかなり進めております。振り込め詐欺につきましては110番通報、それから相談のあった時点で秘匿捜査班がその住宅に入りまして、だまされたふり作戦というのをやっていただいております。被害者のほうにはだまされたふりを継続していただいて、そこに手交で来た者等を犯人検挙、それから捜査情報の収集等をやって犯人の検挙につなげているところでございます。
○副委員長 ?森委員。
◆?森喜美子 委員 そういうふうに、そういう情報が意外と少ないんですよ。だまされないでください、ああしないでください、こうしないでくださいというような話はよく聞くんだけれども、こうやって検挙するから皆さん協力してくださいという情報をむしろ流せば、やるほうだって、変なことをやっちゃうとつかまっちゃうなということになるので、やはりその辺をもう少し研究して、相手を困らせるようなことを考えましょうよ、みんなで。
○副委員長 要望でいいですか。
 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 我々が思いつくようなことはみんなやっているのよ、プロなんだから。先ほどの杉山委員の言われたことでも、町会や老人会やいろいろなあらゆる地域へ警察の方々が来て、もうビデオや何かをやりながらやってくれたりと、やっているの。
 それでも、例えば16万8,000人のうちの65歳が何人いる。4万人でしょう。4分の1いるんだよ。その中で18件でしょう。そのぐらいはね、世に盗人のということで、これほかの犯罪だって起きているのは、人口比率から見たらというのを、警察はもう一生懸命やっているの。だから、それはさらに一生懸命やっていただきたいとは思うんだけれども、これ18件……。
          (「41件」と呼ぶ者あり)
◆寺井康芳 委員 41件。すると4万人のうちの何パーセント。これは、ほかの犯罪だって、一生懸命警察はやっているんだよ、我々が思うよりも。
          (「そうだそうだ」と呼ぶ者あり)
◆寺井康芳 委員 だからそれはね、それも言ってあげないと。町会や老人会などというのに出ていれば、どれだけ警察の人が一生懸命やってくれているかというのはわかるんだよ。だから、それを、私が言いたいのも、さらに頑張ってくださいとしか言いようがないよ。これは責められない。
○副委員長 いいですか。
 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 生活安全安心メールでよく送っていただいています。表現が違うかもしれませんが。
 私も実はすぐそれを知り合いのところ転送しています。この前、先ほど生活安全推進課長がおっしゃった事件もまさに私の知り合いで起こった事案で、3人の中の1人だったという方がいまして、その方もすぐ電話をくれまして、実はおかしいと思って問い合わせをしたらやはり引っかかっていたということで。でも、今、銀行のほうの預金者保護法がありますので、お金もおかげさまで返ってきましたというご報告もいただきましたが、私たちが情報をもらっただけじゃなくて、まだ登録していない方もたくさんいらっしゃるので、やはり流していくということが一番タイムリーな情報の発信じゃないかというふうに私も思っていますので、私たちができることはやりながら、またさらに、結構最近、高齢者の方とお話ししていると、いや実は電話があったんだけれどもこうだったのよねという話を、結構皆さん井戸端会議でやってくださっていますので、そういうのをもっともっと広げていけるといいなというふうに思っておりますので、さらに町会の方や、それから老人会の方を通して、またいろいろな介護事業所ですとか、そういうところでもぜひまたPRをしていただければありがたいなというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。
○副委員長 要望で。
 太田委員。
◆太田雅久 委員 わかる範囲で教えていただきたいんですが、今、これだけ犯罪が少なくなっているんですけれども、さらに一生懸命ということで、夜中にパトロールをしているんです。地域にないですか、こういう黄色いメモ用紙がすっと入っているということはないですか。ありますね。夜中に回っているんですよ。
 私も家へ帰ってきて、そういう時間に帰ってくること自体が問題なんだけれども、職務質問寸前までいって、あっ、ご苦労さまですという話になったんですが、何で最近こう回っているんですかと言ったら、その人はたまたま言ったんだけれども、振り込め詐欺が多くてと言うから、それは違うだろうと思うんですが。とにかくすごく熱心なのは大変結構ですが、あれはああいうふうに回りますよという事前の連絡とかを、私はちょっと記憶にないんですけれども、やったんですかね。というのは、周りの人が――宿直の警らじゃないんじゃないかと思うんですけれども、パトロールで回っているんです。それはご存じですか。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 現在、先ほど申しました撲滅月間等の施策として、各警察官が受け持ち区の住宅を回りまして、広報啓発をするんですが、不在等の場合にはメモ等を入れて、パトロールメールとか、そういう形で入れて注意喚起、それから広報をするように努力しているところでございます。
○副委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 それは夜中なんですよ。夜中、1時とか2時。要するに、非常にありがたい反面、ちょっと気持ち悪いという人も中にはいるんです。何でこんなことをやっているんだろう、何かあるのかなと、逆に余計なことを考えて不審がる人がいるんですよ。だから、こういうことで回っていますよというようなことを、役所がやっているわけじゃないですから、警察のほうから事前に報告、連絡があったのかなというのがあるんだけれども、そういうのはつかんでいないですか、情報を。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 警察のほうが広報した上でそういうことを回っているかというのは、ちょっと私のほうでは把握しておりませんが。
          (「判こ押したりするんでしょう」と呼ぶ者あり)
◆太田雅久 委員 そうそう、ちゃんと押してあるんですよ。押しているんだけれども、初めてのことだからみんながちょっとわからないという状況なんです。何でそうやって回っているのか、熱心にやっているから。できれば区としてもちょっと入れてもらって、警らの回る、こういうことで回っていますというようなことを、地域でちょっとビラ1枚でもいいから回してもらうとすごくいいのかなと、どうせやってもらうのならそういう認知をしてもらって回ったほうが効果的かなというふうに思ったんです。
○副委員長 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 今の太田委員の話なんですけれども、町会の防犯部にちゃんと警視庁のほうから来てやっていますから。その町会が出していないだけです。各町会にはもう全部行っていますから。防犯部のほうに来て、夜こういう夜間活動をしますよと警視庁のほうから来ていますから。防犯部の人が聞いていないんじゃないですか、多分。
○副委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 先ほど出ました振り込め詐欺とか、あるいは自動車盗などについては、背後に組織がある、暴力団があるというふうに考えるのが常識だというように私は思うんですが、そういう点で、先ほどの前件の暴力団事務所排除という運動というか、その件について、やはり根本を絶つという意味で振り込め詐欺だとか自動車盗だとかというのに、犯罪を減らすというのは非常に大事だという、金づるを断つという意味で非常に大切だと思うんです。それに関連すると、売春、買春というのがやはり台東区では当然指定重点犯罪になってもいいと思うんですが、先日、上野7丁目ですか、マンションの相当な部屋がそういう犯罪に使われていたというのがマスコミで非常に大きく出ましたよね。それで、台東区が観光立区ということでいろいろ打ち出されているという点では、もう大変なイメージダウンだというふうに思ってあの記事を見たんですけれども、そういう意味では、この売春、買春というものについての犯罪件数だとか検挙数だとか、こういう点についてはどんなふうに危機管理室全体では考えているんでしょうか。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 売春、買春等につきましては、犯罪、情報を得ましたら捜査して検挙していくのは当然でございます。
 その数について、今手元に資料がございませんので、ここでご報告することはできませんが、特に上野周辺の風俗営業だとか、そういう点の取り締まりは重点的な取り締まりを各警察署で実施しているところでございます。
○副委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 上野の件については、風俗営業という観点でとらえるのかどうかという以前に、マンション住民からも随分苦情が、一般の方もお住まいなわけですから、そういう苦情があったというふうに聞いておりますが、その点は、例えば台東区の住宅相談だとか、あるいは消費者相談だとか、何か相談が事前にあったんでしょうか。
○副委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 生活安全推進課ではその情報が他の課にあったかどうかというのは把握はしておりません。
 ただ、くらしの相談課とか、そういうところにいろいろな相談が参ります。そういう相談については私のほうにもお知らせいただきまして、警察に情報を流すものについては私のほうからも警察にお願いしたことはございます。
 以上でございます。
○副委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 今のお話ですと、先ほど不規則発言もありましたけれども、吉原をどうするのかという根本的な問題も台東区には存在するわけです。7丁目の問題についても、住民からの相談というのは、先ほどの答弁では全然危機管理室には来ていないという状況のようですから、やはりここで重点犯罪ということでこれだけにとどめていますけれども、暴力団を本当に排除しよう、あるいは排除するだけじゃなくてその組織活動の息の根をとめようと思ったら、この売春、買春とか、自動車盗とか、あるいは振り込め詐欺とか、そういう背後に組織がなければできないような、そういうものをどう撲滅していくか、それに対する対策をどう強化していくかという抜本的な問題が必要ですから、そこはちょっと強調しておきたいと思います。
 答弁は要りません。答弁はできないでしょう。
○副委員長 要望で。
 ただいまの報告についてはご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○副委員長 次に、たいとう安全・安心パトロール協力隊について、生活安全推進課長、報告願います。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 たいとう安全・安心パトロール協力隊についてご報告をいたします。
 本件につきましては、事業者よりパトロール中の消火活動についての報告がございましたので、口頭でご報告をさせていただきます。
 本区は、区内の事業者と防犯活動に関する協定を結び、たいとう安全・安心パトロール協力隊として、犯罪の未然防止、犯罪抑止を目的に、通常業務で区内を巡回している事業者と警察、区が連携をして防犯パトロールを実施しております。
 現在、区内の新聞販売店で組織しております、東京都台東区新聞販売同業組合と、区内の郵政グループと協定を締結し、地域のパトロール事業を行っております。自転車や原動機つき自転車の車両に区で配付するパトロールプレートやステッカーを貼付し、配達業務に際して不審者、不審物等を発見した場合に110番通報をしていただくものでございます。
 今回の消火活動につきましては、東京新聞、浅草竜泉寺専売所からの報告があり、清川、東浅草地区を担当する53歳の男性販売員が、1月27日、午前4時50分ごろ、清川1丁目19番付近を自転車で新聞配達中、2階建ての住宅の1階の窓にかかっておりますすだれが燃えているのを発見。付近の住民に知らせるとともに当該住宅に火災を知らせまして、家人の63歳の男性とともに消火に当たったものでございます。結果的に窓ガラス2枚が割れただけでけが人もなく、無事住宅への延焼を防いだものでございます。
 なお、出火の原因につきましては、新聞報道によりますと不審火として、現在、浅草警察署で捜査中とのことでございます。
 生活安全推進課では協定に基づいた地域の安全に寄与した事例でございますので、現在、お礼等について検討をしております。今後も地域はもとより、区で活動します事業者の皆さんとともに一体となって安全・安心に向けた取り組みを推進してまいりたいと思います。
 以上でございます。
          (副委員長退席、委員長着席)
○委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 これとは直接つながらないんだけれども、青パトについてお聞きをしてよろしいでしょうか、と委員長にお伺いをしてから。
○委員長 はい、喜んで。どうぞ。
◆寺井康芳 委員 よろしいですか。
 青パトの、これは警備会社あるいはそういう会社に頼んでいるわけですよね。その運転手、それから助手の方の年齢層が非常に高い。警備会社のほうは、台東区の予算でやるわけですから、利益を出すようにやっているとは思うんですけれども、給与面でも非常に待遇が悪いというようなお話を聞いたことがあるんです。
 これは、例えば犯罪取り締り逮捕権なんていうのはもちろんないわけですから、それにしても乗っている方々の年齢を見ると、犯罪発見時の行動や連絡というのがおくれるような気がするんですけれども、こういう警備会社の体制ということについて何か思うことというのは、私が思ったようなことを感じたことはないですか。
 どなたが答えてくれるのかわからないけれども。
○委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 子どもの安全・安心パトロールにつきましては、委託業務でございますので、委託業者にお任せというところが若干ございますが、それでも適宜いろいろな取り扱いについての報告は毎日いただいておりますし、指示も毎日警察署、それから生活安全推進課のほうでも指示をしているところでございます。また、研修もやっておりまして、パトロール隊員の向上につなげているところでございます。
 実際、パトロール隊員がそういう現状に遭遇した場合には、やはり110番通報というのを優先してやっていただいています。すぐに警察官が駆けつける間の見守り等をやっていただくというのが主なものでございますが、現行犯逮捕という意味では、やはりだれでも常人として逮捕する権利がございますので、もしその目の前で犯罪が発生すれば当然取り押さえるというふうになってくるかと思います。その点でもより安全にそういう処置ができるような研修を今後も進めていきたいというふうに考えております。
○委員長 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 職員の人は一生懸命やってくれている。やはり防犯効果、犯罪抑止というのはあると思うんですけれども、その待遇面で、何か時給が800円とか850円とかと聞いたような気がするんだけれども、その辺は調査したことはありますか。
○委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 先ほど申しましたように委託事業でございますので、その給与面については私のほうでは現在把握はしておりません。
○委員長 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 やはり、実際に大変重要な仕事をしていただいているわけです。だからその辺は、この職務遂行上の意欲をわかせるということに関しては、私はそういう面も調査をして、より子どもたちの安全・安心を守るというのは、これは警備会社に任せるだけではなくて、この制度をつくったのは区に責任があるわけですから、その辺もよく調べて、やはりやる気を持ってもらうというような、意欲をかき立てるということに関しての努力というのは、区もその給与、待遇面でするべきだというふうに、これ、では、委託で任せているからそれだけでいいですよという話では私はないと思う。その辺はどうですか、意識的に。それをちょっと危管理室長にも答えてもらいたい。
○委員長 生活安全推進課長。
◎古郷氏郎 生活安全推進課長 委員ご指摘のとおり、今後把握をしてまいりたいと思っております。また、そういう面でも事業者とお話ができればというふうに考えております。
 以上です。
○委員長 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 これは区の責任でやっているわけですからね。警備会社に任せているから、それだけで済むという話ではない。ちょっと危機管理室長、答えて。
○委員長 危機管理室長。
◎須賀裕 危機管理室長 先ほど生活安全推進課長が申し上げたとおり委託事業でございますので、なかなか給与面についてこうしてくれというような具体的な指示はしにくいところでございます。
 しかしながら、寺井委員おっしゃったように、重大な仕事でございますから、そういった面での、配慮をしてくれという形での事業者への申し入れということは今後していきたいと存じます。
○委員長 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 これは、私は警察業務も兼ねた民間の仕事だと思っています。それはこの事業にかかわらず、では、安く入札した企業に頼む。頼んだらもちろん研修なんかやっても頼みっ放しということでは、常にどのような職務上の遂行を経営者が職員にやらせているかということは、これは単に請け負いました、では料金をいただけばいいという、年間の予算でね、という話ではないと、あらゆる事業に対してもそういうふうに、委託したから任せるということではなくて、やはり常にどのような仕事をしているかというのは役所側が調査をしながらやっていかないと、民間企業ですから、これね。事業者にもよるんでしょうけれども手を抜くという、あるいは利益を上げる、これが最優先になっていく場合というのが往々にしてあると思うから、その辺は申し上げておきます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 今の寺井委員、特に自民党の重鎮だと私は思っておりますので、その重鎮のご質問を天まで持ち上げたいつもりで聞いておりました。
 お話がありましたように、とにかく台東区が公の仕事として発注する、そこで働いている人たちがどういう条件で、どういうスキルアップの機会を持って働いているのかということを、発注する台東区自身がつかむというお話でしたし、その答弁もまた大変すばらしかったと思いますし、私どもが常々主張しております公契約条約というのは、そのものですからね。まさにそのものでありますので、ひとつ大いに……私も最後に言うのは、これが最後だから、お願いをしたいと思います。
○委員長 公契約の問題は重要ですからね。
 太田委員。
◆太田雅久 委員 私は、答弁は要らないんですが、毎回言っていることなんです。これ、協力隊もそうですし、パトロールもそうだけれども、要は、今回たまたま火災が発生して未然に防いだということ、これは非常に大事なことだよね。表彰ものだと思いますが、未然に防ぐ、犯罪が起きる手前で発見をして未然に防ぐというのはこの協力隊もそう、パトロールも大きな仕事だと思うんですね。そういったことをぜひ報告してほしいんです。こういうふうにやっていました、こういうときこうでしたよと、連れ去りを未然に防いだという話を前ちょっと聞いたことがありましたけれども、そういう話をぜひここで出していただきたい。こういうことがあってまたパトロールをやっているということで、何でも、学校の周りでも通学のときに来てくれると本当に心強い限りなんです。そういったことをぜひ、まず報告してもらう。現場から報告してもらって、この委員会でしっかりお披瀝をいただきたいと、それを要望しておきますのでお願いします。
○委員長 ほかに、安心・安全、言い残したことはないですか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、ただいまの報告についてはご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、緑の実態調査報告書(案)の概要について、環境課長、報告願います。
◎飯島守人 環境課長 それでは、緑の実態調査報告書(案)の概要についてご報告をさせていただきます。
 資料4をごらんいただきたいと存じます。
 緑の実態調査は、台東区の緑につきまして、緑被等の水平面の現状、及び、保護樹木、壁面緑化等、垂直面の緑の現状、さらに区の緑化施策の実績等を把握することにより、今後の緑化施策を進めていくための基礎資料を得るために行いました。
 本件につきましては、資料の右側のボックス、現地調査について、昨年12月6日開催の本委員会に中間報告をさせていただいたところでございます。今回は左側の太線で囲まれました部分、緑被等の調査につきまして、主な内容をご報告させていただきます。
 主な内容でございますが、一番下のボックスに太線で記載されておりますとおり、台東区の緑被率は12.3%で、前回の平成12年調査に比べ3.9ポイント上昇いたしました。その結果、23区の順番の中では第20番目ということになりました。
 ページをおめくりいただきまして、2ページでございます。
 一番上のボックス、緑被等の面積をお示ししてございます。緑被地、これは樹木や草花、屋上緑化など、上空から見たときに緑で覆われた部分の面積でございますが、これは前回に比べ、約39ヘクタール増加いたしました。
 増加の要因でございますが、第1に樹木の自然成長による面積の増加、第2に建物の新築等の場合に緑化を義務づける緑化計画書制度によります民有地等の緑の増加、第3に、区の公共施設の緑化など、区の施策が効果的に緑地面積の増加に結びついたこと、また、そのほか、測定単位面積がこれまでより小さくなったため、比較的小さな草地等を捕捉できるようになったことなどが挙げられます。
 次の項目、樹林調査から街路樹等までの調査は、それぞれ緑の現況を把握する上で主要な要素でございまして、いずれの項目も前回に比べて増加いたしました。
 ページをおめくりいただきまして、4ページから5ページにかけては、これまでの区の緑化施策と実績等をお示しをさせていただいております。4ページには区の管理する施設などの緑化について記載しております。主に区立公園などの整備や小・中学校、庁舎などの施設の緑化でございます。屋上緑化、壁面緑化等により、1.5ヘクタール程度が緑化されました。
 5ページは民有地の開発などの際に区が規制誘導する緑化政策などについて記載をしております。緑化計画書制度や緑化助成等により、約16.1ヘクタールが緑化されました。
 一番下の(6)に、区民の皆様に緑についての意識を高めていただくための講習会ですとか、地域の皆様に精力的に活動していただいておりますグリーン・リーダーの活動などを記載させていただいております。
 ページをおめくりいただきまして、6ページから7ページにかけましては、平成13年策定の緑の基本計画で設定した各目標に対する達成度をお示ししてございます。区全体の緑被率の目標10%に対しまして、今回は12.3%となるなど、目標はおおむね達成したということになります。
 最後に5のまとめでございますが、緑被等の調査では、緑被率が上昇したこと、現地調査では幹回り90センチ以上の大径木が約3,800本以上増加するなど、着実に樹木の成長が見られること、区の緑化施策では民有地の緑化の規制誘導策や区の施策の緑化推進などが効果的に緑被の増加に結びついているというふうに考えられます。
 実態調査の報告については以上でございます。
○委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 資料5との関係もあるんですけれども、例えば前回の委員会でしたか、保護樹木が減っているみたいな報告があって、そういうことも含めてということになると、この台東区の基本計画の策定についてということで、その中でこの計画も保護樹木の問題も生かされるということで理解はよろしいんですか。
○委員長 環境課長。
◎飯島守人 環境課長 この実態調査を基礎に、今後保護樹木も含めましてどうしていくかということを考えていくということになります。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 それから、9章の8ページにあります、平成12年度からの公開空地の問題ですが、これはページがないんだよね。9章の8ページ。ここに平成12年からの公開空地の概要というふうに書いてありますが、この平成12年以前の公開空地が実際にどうなっているのかというのはつかむ必要があると思うんです。この点はどうですか。
○委員長 環境課長。
◎飯島守人 環境課長 今回の調査は、前回平成13年に策定をさせていただいた緑の基本計画、これに基づいて、この基本計画の進捗状況ですとか、それと区の施策も含めまして、緑がどのように増加したか、もしくは減ったのか、それを確認していこうという作業をしたものですから、平成12年以降のもの、この計画期間に行われたさまざまな開発等をお示しをさせていただいているというところでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 言いたいことは、例えば浅草の某ホテルもこうした制度で、正確にこの制度かどうか認知していませんけれども、公開空地をつくったんですよ。ところが、陸橋そのものも外してしまったでしょう。今全く死んじゃっているわけだ。今、全く死んじゃっていますよ。あそこは当初、私も現職だったから、区長も覚えておられるかもしれませんけれども、あそこをお祭り広場にするとか何とかいういろいろなことで、あの陸橋ももうちょっと整備してというような話になったんだけれども、結局その後全然指導しないわけですよ。協議もしないという話で、今の流れの中で横断歩道橋をとっちゃうという形になって、では企業はもっと、今度あそこはすごいビューポイントになるんですよ。東京スカイツリーの絶好のビューポイントになるんだけれども、ただこういうものがいろいろなものでかかっているわけですよ、網が。網がかかっていて、逆に、では、その網のとおりになっているかというとそうでもないというようなことで、この古いものについても、緑化という観点からも、また、まちづくりという観点からも、もっと積極的にやらないと、こういう表に挙げているだけではまずいわけですから、ひとつこの表に挙げているものも、一度許可したらそれまでということじゃなくて、現状はどうなっているのかとか、過去にさかのぼってどういうふうに、またいろいろな網をかけたとしても、現在の緑化とかいうことも含めてどう活用していくかという、そういう見方、あるいは接触の仕方というのがまちづくりでは非常に大事だというように思うんですが、この点、いかがでしょうか、といっても、答弁できる人はいないな。
 意見だけ言っておきます。
○委員長 ご意見だけということで。
 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 今回のこれは台東区のみどりの条例をもとにして、要するにこの緑の実態調査報告書をつくったということでいいんですよね。それでいいですよね。
 そうすると、その中にもう1つ、自然環境調査というのが入っていると思うんですけれども、そちらのほうの調査はどうなっているのか、教えてもらいたいんですけれども。
○委員長 環境課長。
◎飯島守人 環境課長 みどりの条例には、自然環境調査という項目といいますか、課題も記載されております。
 その中で、区民の皆さんが自然の環境に触れていただく機会を持ったり、またその自然環境に対する意識を高めるということは非常に大きな重要な課題だというふうに私どもも考えております。そのために、例えば区民自然観察という形で、これは環境学習の一環として行っている事業でございますけれども、区内の身近な自然を調査いたしまして報告していただく。そのために、例えば専門員の方による講座を設けて、上野公園ですとか浅草寺などをつぶさに歩いていただいて、自然を観察していただく、観察の仕方等を習っていただくというようなこともやっております。そういったものを通じまして、写真ですとかスケッチなどをホームページに掲載をして、意識啓発に努めているところでございます。
 例えば平成22年、今年度まだ途中でございますけれども、登録者数が31名、延べ66名の方に参加をしていただいたということでございます。
 そのほか、ハゼ釣り大会ということで、隅田川の水質の向上も肌で実感していただこうということで、こちらのほうも11月28日、参加者が605名、釣果は141、ハゼとかスズキ、カニなどがとれました。
 そのほか、大気汚染の状況、例えば光化学オキシダントですとか、浮遊性粒子状物質(SPM)などの調査も行っている。こういったものをとらえて区民の皆様にお知らせをして、自然環境の意識啓発につなげていきたいというふうに考えております。
○委員長 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 この調査の、こちらのほうは何年に1回とかと決まっているんですか。何十年に1回とかという、その報告書みたいなものを出すのかどうか、教えてもらいたいんですが。
○委員長 環境課長。
◎飯島守人 環境課長 自然環境調査のほうでございますか。
◆君塚裕史 委員 そうです。
◎飯島守人 環境課長 こちらのほうは、特に何年に1回という大きなものというものは決められてはおりません。
○委員長 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 わかりました。
 もう1つ。それと、保護樹木が先ほどちょっと出ていたんですけれども、この保護樹木、台東区内で助成していると思うんです。そういう施行規則の中で助成するというふうに書いてあったので。その助成は、今大体どれぐらいしていて、そういう木が何本ぐらいあるんですか。
○委員長 環境課長。
◎飯島守人 環境課長 保護樹木は全体で293本、87カ所でございます。助成は1本につき1万円で、2本目からは5,000円ということになっております。
 平成21年度の決算では、保護樹木と保護樹林を合わせまして157万1,000円でございます。
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、台東区緑の基本計画の策定について、環境課長、報告願います。
◎飯島守人 環境課長 それでは、資料5をごらんいただきたいと存じます。
 緑の基本計画は、都市緑地法第4条及び台東区みどりの条例に基づき、台東区が緑地の適正な保全や緑化推進を総合的、計画的に進めるため、目標と政策等を内容とする計画でございます。
 区では平成13年度、緑の基本計画を策定し、緑被目標の達成など大きな成果を上げてまいりました。
 一方、地球温暖化やヒートアイランド現象の顕在化など、環境問題に対する区民の皆様の意識の高まりや、緑に関する諸制度、今回の実態調査の結果など、緑をめぐる状況の変化を踏まえ、身近な緑の保全と創出を図る必要がございます。
 このため、新たな台東区緑の基本計画の策定を行うものでございます。
 項番2でございます。計画期間は10年。台東区基本構想を最上位に置きまして、これに基づく各計画及び国、都との計画等と整合を図ってまいります。
 ページをおめくりいただきまして、項番3でございます。
 計画の主な内容でございます。緑被目標や緑に関する施策の方針等は必ず定めることとされている事項でございます。
 項番4でございますが、緑の基本計画策定の進め方について記載をしてございます。
 区民の皆様を初め、ごらんの方々によりまして構成される審議会を設け、審議をしていただきながら進めてまいります。
 項番5はスケジュールでございます。審議会の開催に合わせ、進捗の節目節目で区議会にご報告をさせていただきながら策定を進めてまいります。持続可能な社会の実現に向け、低炭素施策、循環型施策を進めるとともに、この緑の基本計画策定によりまして、身近な自然環境である緑の保全と創出に努めてまいりますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、インクカートリッジの回収について、清掃リサイクル課長、報告願います。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 それでは、資料6によりましてインクカートリッジの回収についてご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
 項番1、目的についてです。
 家庭で使用しております家庭用プリンター、パソコンにつないでおりますけれども、この使用済みのインクカートリッジは現在家電量販店等でも回収されておりますが、メーカーの試算では回収率10%以下となっており、多くが燃やすごみとして処理されております。
 そこで、メーカーによります回収と再資源化の仕組みでありますインクカートリッジ里帰りプロジェクトに協力し、区施設で回収することにより、循環型社会の推進とごみ減量につなげることを目的として実施するものでございます。
 項番2、里帰りプロジェクトについてでございます。
 プリンター6社が2008年4月より、日本郵政グループと協力し、販売企業の社会的責任として共同回収しているもので、一括して回収されたカートリッジはメーカーごとに分別された後、各メーカーでリユースやリサイクルされるものでございます。
 (1)自社製品の再生利用の推進や適正処理を目的に、広域的な処理を行うものとして、廃棄物の処理及び清掃に関する法律により、環境大臣の広域認定を受けた事業で、公共性の高い施設に回収箱を設置することを基本とするものでございます。
 (2)社会貢献事業としての側面についてです。
 ?障害者の雇用支援でございます。
 一括して集められたインクカートリッジをメーカーごとに分別する作業等において、障害者の雇用を促進しております。
 ?国際連合環境計画への寄附。
 国連の補助機関であります国際連合環境計画の支援として、1個につき3円の寄附をし、環境保護活動に活用されております。
 (3)現在のところの参加自治体は、申請中を含み80自治体となっております。
 項番3、自治体の役割についてでございます。
 区は回収箱の設置並びに資源として回収する旨の広報啓発を行います。また、(3)として、この回収物の運搬・処理及び回収箱にかかる経費については費用負担はございません。プロジェクトの費用負担となります。
 項番4、回収場所についてです。
 台東区役所、環境ふれあい館ひまわり、台東清掃事務所、同北上野分室で回収箱を設置する予定でございます。なお、既に上野郵便局、浅草郵便局でも回収をしております。
 項番5、今後の予定についてです。
 2月中に協定を締結し、3月に上記施設に回収箱を設置するとともに、広報たいとうやホームページ等で周知を図ってまいります。
 恐れ入りますが裏面をごらんください。
 ただいま報告させていただきました内容の回収のイメージ図でございます。
 報告は以上です。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
 成澤委員。
◆成澤敬 委員 私、これはすばらしいシステムになったなと思っています。というのは、私、6年前にPTA会長をやっていたときに、私が会長をやっていた学校だけで、これに取り組んだことがあるんです。ただ、当時、たしかキャノンとエプソンのある特定のカートリッジだけというのと、あと、その後のシステムがちょっと面倒だというので、今非常に小さくなっちゃったんですけれども、各学校が、今、空き缶、紙パックの回収もやっていますので、それに合わせて、これ1個3円はものすごく高額だと思うんですよね、空き缶や紙パックに比べても。回収箱にかかる経費や運搬はちょっと多くなってしまうと思うんですが、これは例えば、各公立小・中学校に回収箱を設置して、空き缶、紙パックの回収に合わせてPTAに呼びかけてということは難しいですか。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 今、委員からお話のあった、メーカー6社の中で、メーカーによってはそれぞれ回収に向けた独自の取り組みを行っております。そういった中で、今お名前が出た2社につきましては、従来からベルマークとして回収をさせていただいているということで、それはそれとして、また使われる資源が、いわゆるベルマークとして回収した学校にその部分が行くというような形で、そういう趣旨で回収はされているということですので、このプロジェクトもその6社のうち2社が入っているわけですけれども、従来からやっている部分につきましては、それを優先させていただきたいというお願いが来ております。ですから、万が一置く場合は、その辺のところを十分に配慮してほしいということですので、こちらとしては現在のところ、今4カ所を設定しておりますけれども、今後の量とかそういったものの推移を見ながら、必要なのかどうかはこれから判断をさせていただきたいと思っております。
○委員長 成澤委員。
◆成澤敬 委員 そういうことで、今までのは今までので、引き続き継続しているということで。
 4カ所なんですけれども、これ生涯学習センターは入れないんですか。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 今、お話しさせていただきましたが、現在、4カ所ということで提案させていただいております。これはいわゆるどのくらい量が集まるのかというところも全然未知数ですので、現在、こういう形で区の施設4カ所プラス郵便局2カ所、区内計6カ所で集めさせていただいて、全体的な動きを見ながら順次そういったほかの施設についても検討はさせていただきたいと思っております。
◆成澤敬 委員 わかりました。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 今、出先も含めて台東区で使っているインクジェットのプリンターというのは何台ぐらいあって、今までこれはどうしていたんですか。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 すみません、区でというのは。
◆杉山光男 委員 区役所だとか、出張所だとか、学校だとか。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 基本的に、いわゆる事業系のごみにつきましては、事業者としてそれを適正に処理するという形になっておりますので。
○委員長 清掃リサイクル課長、それも踏まえた上で、区の持っているのは大体どれぐらいなんですかということなので、わからなかったらわからないと答えてください。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 申しわけございません。台数については把握しておりません。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 台数も把握していないんだから、このインクカートリッジがどうなっていたかというと、今のお話ですとやはり一緒に捨ててしまっていたのかというふうに思いますけれども。
 電池については、ISプロジェクト参画企業6社というのがありますけれども、こういう電池をどうしていくかというようなメーカーさんの組織はあるんですか。台東区が1階に置いていますけれども、あれはこの流れから言うとどこが違うんでしょうか。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 電池につきましては、このような企業としての取り組みはございません。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 そうしますと、この下に集めたのはどこかに、その処理も全然わからないということなんですか。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 区が委託している業者に処理をお願いしております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 いや、だからその処理がどういうような流れになっているのか。これは少なくとも、とにかくメーカーごとに仕分けをしてということで、各処理拠点に持っていく。これはこれから先がよくわかりませんけれども、あるいはリサイクルしてもう一度安いものとして売り出すというようなことが一番望ましいんでしょうけれども、あるいはどこかで無害にして埋めちゃうとか。電池については集めているけれども、行き先は全然わからないんですか。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 電池につきましては、区で回収をしております。回収したものは処理工場に運ばれて、水銀等に分解された後、水銀をとりまして、あとはいわゆる蛍光管のガラス部分はまた別途リサイクルされております。その辺のところは確認をしております。
          (「蛍光灯、電池じゃないの」「蛍光管だよ」「まあいいよ」と呼ぶ者あり)
○委員長 ?森委員。
◆?森喜美子 委員 このインクカートリッジの回収は、これから区も参加しながら進めていこうということでございますが、今まで現状ではメーカーによる回収率が10%以下だったということは、まず一点は、やはりユーザーにこれを回収しているんだという認識がないということだと思うんです。そこはやはりもう少し、回収をする以上はしっかりユーザーに認識していただけるように、区ももちろん取り組むんでしょうけれども、このメーカー各社も取り組む必要があるんじゃないか。買った人たち、私たち議員も使っていますけれども、これが回収されているという認識がまずありませんでした。それは、買った品物にそういうことも記載をされていないし、これがリサイクルされるという認識が、やはりちょっとみんな薄いんじゃないか。みんな知っていましたか。
          (「あるある」と呼ぶ者あり)
◆?森喜美子 委員 ありましたか、記載されていましたか。それは失礼いたしました。私が認識不足でございました。
 私はよく知らなかったんですけれども、そのことについてはぜひ私みたいな人も多いと思いますので、啓発のほうをよろしくお願いしたい。
 もう1点は、せっかくこうやってリサイクルをするので、この各社処理拠点というその後ですよね。結局リユースなのかリサイクルなのか、これはよくわからない。この辺は各社、うちはこういうふうにやっていますというようなことがわかれば、その辺もしっかり啓発していくことの一助になると思いますのでお願いをしたいんですが、そこはどのようなふうになっているのか、わかっていたら教えてください。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 現在のところ、いわゆる回収されたもの、それについては各社のリサイクル、リユースのシステムによって対応されているという形で、現在事務局からも個々のメーカーの、いわゆるリユース率、リサイクル率については発表がされておりません。ただ今後、地方公共団体の、こういった形で協力をするということになりますと、そういう点も公表することによって区民に広く啓発をしていく上で大きなアピール力になると思いますので、その辺のところは事務局に、今後申し入れをさせていただきたいと思っております。
 現在のところ、年間24トンの収集がありまして、そのうち再生が19トン、約20トンぐらい再生されているというような報告が上がってきております。
 あと、さきほど杉山委員からのご質問の中でちょっと報告が足らなかった分でございますが、ちなみに区を初め、オフィスの複写機同様、プリンターのものについて、業務用についてはインクカートリッジを回収する、取りかえ時に各メーカーの販売店とか、それから販売代理店が直接納品しているケースが大半ということで、家庭用インクカートリッジよりも高い回収率になっていると、そういう現状でございます。
○委員長 ?森委員。
◆?森喜美子 委員 やはり、こういうプリンターだとかそういうのを使っている事業所ですよね。そういうところはこういうことについての認識というのは持っていらっしゃるのでしょうか。各企業、事業所。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 委員おっしゃるとおり、そういう認識はお持ちだと思います。そういう形で、今お話しさせていただいたような形で、システムで、そういった回収等にご協力をいただいているものと思っております。
◆?森喜美子 委員 了解。
○委員長 よろしいですか。
 なお、各会派等から出たインクカートリッジは事業系ですから、ポストには入れられないということもあわせてご報告申し上げておきます。
 ただいまの報告についてはご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 理事者からの報告は以上であります。
 案件第1、環境及び安全安心について、その他ご発言がありましたら、どうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 おはかりいたします。
 案件第1、環境及び安全安心については重要な案件でありますので、引き続き調査をすることに決定いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。
          (「意義なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご意義ありませんので、そのように決定いたします。
 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。
          (木村議会事務局次長朗読)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 これをもちまして、環境・安全安心特別委員会を閉会いたします。
          午前11時51分閉会