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東京都 台東区

平成23年 1月区民文教委員会−01月25日-01号




平成23年 1月区民文教委員会

区民文教委員会会議録

1 開会年月日   平成23年1月25日(火)
2 開会場所    議会第3会議室
3 出 席 者   委員長 高 柳 良 夫    副委員長 小 坂 義 久
  (9人)    委員  太 田 雅 久    委員   小 菅 千保子
          委員  実 川 利 隆    委員   杉 山 光 男
          委員  伊 藤 萬太郎    委員   藤 平 一 雄
          議長  鈴 木   茂

4 欠 席 者
  (0人)

5 委員外議員
  (0人)

6 出席理事者   教育長                   野田沢 忠 治
          区民部長                  柳   寛 次
          区民部参事                 太 田 清 明
          区民課長              (区民部参事 事務取扱)
          くらしの相談課長              中 道 好 一
          税務課長                  吹 澤 孝 行
          収納課長                  吉 田 美 生
          戸籍住民サービス課長            箱 ? 正 夫
          子育て支援課長               河 井 卓 治
          交流促進課長                渡 邉 俊 二
          教育委員会事務局次長            和 田 人 志
          教育委員会事務局庶務課長          中 沢 陽 一
          教育委員会事務局学務課長          佐 藤 徳 久
          教育委員会事務局児童保育課長        秋 山 欣 也
          教育委員会事務局指導課長          岩 永   章
          教育委員会事務局教育改革担当課長      浦 山 裕 志
          教育支援館長           (教育改革担当課長 兼務)
          教育委員会事務局生涯学習推進担当部長    大 江   勉
          教育委員会事務局生涯学習課長        赤 塚 洋 一
          教育委員会事務局青少年・スポーツ課長    柴 崎 次 郎
          中央図書館長                鈴 木 東 一
          福祉部副参事(社会福祉事業団・児童課長)  堀   文 恵

7 議会事務局   事務局次長     木 村 隆 明
          議事調査係長    行 田 俊 男
          書記        中 村 壽 秀
          書記        浅 見   晃

8 案件 特定事件について
 ◎理事者報告事項
【区民部】
  1.住民基本台帳カードの交付等における本人確認の徹底について
                    ……………………資料1 戸籍住民サービス課長
【教育委員会】
  1.平成22年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果の概要について
                    ……………………………………資料2 指導課長
          午前10時01分開会
○委員長(高柳良夫) おはようございます。
 ただいまから、区民文教委員会を開会いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
 本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
 それでは、審議に入らせていただきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 案件、特定事件についてを議題といたします。
 本件については、理事者から報告がありますのでご聴取願います。
 初めに、住民基本台帳カードの交付等における本人確認の徹底について、戸籍住民サービス課長、報告願います。
◎箱?正夫 戸籍住民サービス課長 それでは、住民基本台帳カードの交付等における本人確認の徹底についてご報告いたします。
 資料1をごらん願います。
 まず、項番1の背景でございます。昨年から偽変造された住基カードの不正使用が増加しており、また、偽造運転免許証を本人確認書類としたなりすましによる住基カードの不正取得事件が東京都を初め各地で相次いでおります。このような状況を踏まえ、住基カードの交付等における本人確認の徹底を図るため、国の総務省では住民基本台帳事務処理要領を改正いたしました。台東区におきましても、事件の発生を未然に防ぐため、住基カードの交付等の際の本人確認方法を変更するものでございます。
 次に項番2の本人確認方法の変更点でございます。主に2点ございます。
 1つはICチップの入った運転免許証が本人確認書類として提示された場合、券面表示ソフトウェアを使用して偽造や変造の有無を確認することといたします。具体的には運転免許証に設定しました4けたの2つの暗証番号を住基カードをお渡しするときにお客様に入力していただきます。運転免許証に記載されている内容とICチップに記録された情報が一致するかどうかを端末の画面上で確認することといたします。
 2つ目は、提示された本人確認書類については、すべてコピーをとり、交付申請書類とともに保存することといたします。
 続きまして、項番3の不正取得等を確認した場合の対応でございます。住基カードの不正取得や運転免許証の偽造等を確認した場合は、直ちに捜査機関に通報いたします。また、住基カードの不正取得等を確認した場合は、あわせて電気通信事業者協会や株式会社ゆうちょ銀行に情報提供を行うものといたします。
 次に項番4の実施日でございます。今回の本人確認の見直しにつきましては、来月1日から実施してまいります。
 最後に項番5の周知方法でございます。区のホームページや広報たいとう1月20日号に掲載のほか、窓口などでも新制度の周知を図ってまいります。
 報告は以上でございます。
○委員長 それでは、ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 不正使用というのはどのような事例があったのでしょうか。また、台東区ではどうでしょうか。
○委員長 戸籍住民サービス課長。
◎箱?正夫 戸籍住民サービス課長 特別区では、昨年の6月以降から夏にかけて23区内のうち12区で未遂事件も含めまして大体30件発生してございます。主に携帯電話ですとか、クレジットカードの契約に利用されている、振り込め詐欺などの犯罪に悪用される可能性が指摘されてございます。
 具体的には23区内ですと、世田谷区、江戸川区で各5件、墨田区で3件、大田区、中野区、板橋区、練馬区で各2件、中央区、新宿区、品川区、杉並区で各1件、そのほか未遂事件が世田谷区、江戸川区、練馬区、大田区、渋谷区で各1件、全部で12区で事件が発生してございます。
 台東区につきましては、幸い事件は発生してございません。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 今、本人確認方法は、運転免許証だけですか。
○委員長 戸籍住民サービス課長。
◎箱?正夫 戸籍住民サービス課長 本人確認の書類といたしましては、運転免許証のほかにパスポートですとか、あとは障害者手帳ですとか、公的な機関で発行された写真つきの身分証明書などが主になっております。ただ、ほとんどが運転免許証で本人確認される方が多いということでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 私が聞きたいのは、運転免許証はこういうICチップとか暗証番号が入っているからいいですけれども、それ以外のものについては、偽造されたことを確認しようがないのではないですか。それはどうですか。
○委員長 戸籍住民サービス課長。
◎箱?正夫 戸籍住民サービス課長 一応、これまでは運転免許証についても目視の確認でございました。そのほかの本人確認書類についても目視で確認するということで、ただ、今回運転免許証のほうがIC型の運転免許証に切りかわってきたということで、こういう事件が頻発したことを受けてICチップが入っている運転免許証につきましては、そういうソフトを利用して偽造や変造を確認する、その上で住基カードを発行するという取り扱いに変わったものでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 聞いているのは、運転免許証では確認ができるけれども、他の方法でも確認をするということで、先ほどもお話があったように、幾つか、他の方法があるわけでしょう。それについてはICチップを埋めてないんだから、これでもし仮に運転免許証の方が確実だということになったとしても、ほかの書類を持ってきたら、それはまた同じことになるでしょう。
○委員長 戸籍住民サービス課長。
◎箱?正夫 戸籍住民サービス課長 現状では委員おっしゃいましたとおり、例えば運転免許証以外のパスポートなどで本人確認をする場合は、目視確認をするだけということでやっております。国のほうは主に住基カードの本人確認書類として運転免許証で確認するケースが多いということで、今回こういう措置に変わったものでございます。
○委員長 今、お年寄りも振り込みとかのときに、必ず身分証明書みたいなものを示せと言われるんですよね。お年寄りというのは写真がついたものを、ほとんどが持っていないんだよね。だから、逆に言うと下からも普及してほしいというのは、この住基カードがしっかりしたものであれば、それを大いに普及して、お年寄りがどこに行っても――運転免許証なんか持っていないんだから、それを何とかこれを普及していくという運動も合わせて、この不正防止も大事なことだけれども、これを早く普及していくということのほうに力を入れていくべきではないかと思いますが、その辺どうですか。
○委員長 戸籍住民サービス課長。
◎箱?正夫 戸籍住民サービス課長 もちろん、偽変造とは別の問題で住基カードの普及につきましては、国からも普及に力を入れていくと、区としても取り組んでいるわけでございます。その中で、平成21年の5月からは65歳以上の方については、写真撮影のサービスをこちらのほうでやらせていただいているということで、発行率につきましては、まだ1割に満ちてないんですけれども、それでも23区の中では、一応今一番の発行率を示しておりますので、今後もそちらのほうはまた努力してまいりたいと考えております。
○委員長 ほかによろしいですか。
 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、平成22年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査の結果の概要について、指導課長、報告願います。
◎岩永章 指導課長 平成22年度1学期に実施いたしました全国体力・運動能力、運動習慣等状況調査の結果が出ましたので、その概要をお伝えさせていただきます。
 昨年度の調査では、ほぼ全校で実施いたしましたが、今年度は抽出校調査となりました。したがいまして、本資料のデータは抽出校の平均と全国平均との比較となっております。調査対象は小学校5年生及び中学校2年生となっております。
 まず項番1、体力・運動能力の調査結果を説明申し上げます。
 1ページ目をごらんください。
 表中の各学年の上から9段目に記載されております体力点合計に着目ください。小学校5年生男子では、全国及び東京都のポイントを上回ることができました。種目別に見ると小学校では男女ともに握力、長座体前屈、ソフトボール投げが全国、東京都の平均を上回っております。中学校では男子の長座体前屈、女子の50メートル走が全国、東京都の平均を上回っておりますが、他の種目は全国、東京都の平均を下回っており、課題として受けとめております。
 続きまして、体格の調査結果についてお伝え申し上げます。各学年の身長、体重、座高の欄をごらんください。身長、体重、座高におきましては、小学校は全国及び東京都の平均を若干上回っております。中学校は若干下回っているという結果となりました。また、肥満傾向の出現率は中学校女子では非常によいバランスとなっておりますが、他の学年等ではやや肥満傾向が見られました。
 続いて2ページ目をごらんください。
 運動習慣等の調査結果についてご説明申し上げます。こちらのデータは子どもたちの運動に関する生活習慣の調査結果がまとめられております。調査項目別に見ると、朝食の摂取状況、テレビの視聴時間、スポーツへの関心や興味、運動習慣確立に向けた保護者や地域との連携についての割合が全国及び東京都に比べて望ましくない状況にあることが本区の課題として上げられます。
 続きまして3ページ目をごらんください。
 項番3、上段部分の運動習慣等の調査〜全国平均・東京都平均との比較において〜の表は、全国や東京都の比較において顕著な調査項目をまとめております。小学校5年生男子と中学校2年生女子のデータが全国平均を上回る項目が多く、先ほどご説明申し上げました体力・運動能力の調査結果とほぼ一致しております。このことから、体力・運動能力の向上のためには、運動習慣が影響することが明らかとなってまいりました。中段の体力・運動能力調査〜昨年度平均との比較において〜の表をごらんいただくと、多くの調査項目で改善が見られていることがわかります。小学校5年生男子では6項目、女子では4項目、中学校2年生男子では2項目、女子では7項目が向上しております。これは、各校において体育の授業の質的向上や体育的行事の工夫などの取り組みが具体的に始まったことが背景にあると考えております。今後も児童・生徒が学校生活において、運動に親しむ機会を意図的に取り入れ、運動することの楽しさを体感させるとともに保護者との連携を深め、食生活の改善や家庭での運動に親しむ機会をふやすなどの啓発を行ってまいりたいと考えております。現在、教育委員会では1校1取り組みを各校に呼びかけ、より具体的に体力向上に取り組み始めたところでございます。今後は、各校の実践例などを紹介するなどして、効果的な実践を各校で共有し、児童・生徒の体力向上を含めた健全育成に取り組む所存であります。教育委員会では、体力向上は運動習慣と密接な関係があり、運動習慣を含めた基本的生活習慣の確かな定着は学習を支える心身の健康や学習に対する意欲につながると考え、知、徳、体、バランスのとれた指導を展開するよう各校を指導してまいりたいと思います。
 以上で報告は終わります。
○委員長 それでは、ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
 太田委員。
◆太田雅久 委員 平成22年の4月から7月までにかけての実施ということですが、ここにポイントが出ていますけれども、このときの東京都平均ですね、全国平均で東京都は何番目というのは出ていますか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 お答え申し上げます。
 東京都は47都道府県のうち小学校男子が34位、女子が32位、中学校男子が46位、中学校女子が41位でございました。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 そうすると台東区の平均が出ていますが、これは23区中で何位というのは、これは出ますか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 各区市町村の平均数値は公表されておりませんので、区市ごとの比較はできない状況となっております。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 例年そうですよね。でも、これ調べればわかるんでしょうけれども、余りいいほうではないというような傾向があるとお聞きはしております。
 そこで、教育長も含めてですけれども、体力向上の推進協議会みたいなものを立ち上げましたよね。これから立ち上げるんですか、立ち上げたんですかね。東京都とも連携をとりながら、いろいろ取り組みをしているようですが、特に区市町村対応の体力向上推進委員会というのができるという話を聞いたんですが、そことの情報のやりとりはしているんでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 区市町村別の体力向上委員会につきましては、そういった組織自体は設置していない状況でございますが、本区におきましては校長会と連携をとらせていただきまして、校長会の研修テーマにも体力向上を上げてもらいまして、全校で取り組む体制を整えております。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 東京都はまだこれはやっていないのですか。やるというような、3年後に体力を向上させようという計画で体力向上推進部会というのを何かつくるという話を聞いているんだけれども、それはないですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 東京都としてはそういった組織を立ち上げて、国体も近いところでございますので、そういった取り組みはしているところでございます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 具体的にそれはその一般の子どもたちの体力向上というのとはまた別の分野ですか。そういうことだね、わかりました。
 それで、今1校1取り組みということで推進しているということですが、今現在、具体的にそういうことをやっている学校というのはどのぐらいあって、どういうことをやっているのでしょうか。細かく教えていただければ。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 現在、全校で実施しておりますが、例えば縄跳び、長縄チャレンジ、それから体力づくり朝会、それから体力検定などを取り入れて、級などを設定いたしまして鉄棒や縄跳びの技能向上、体力向上に努めている。それから、体育の授業の改善では、授業の開始時に補助運動を取り入れまして、バランスのいい筋力の育成などをしている実践もございます。この実践につきましては、各校の体育の授業でも取り入れるようにということで、台東区教育研究会の体育部などで啓発を図っているところでございます。その他、各校独特の取り組みがなされておりますので、数年後には体力向上が期待できるというふうに考えております。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 補助運動というのはどういう運動のことですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 いわゆる手押し車とか、カエル跳びみたいにぴょんぴょんと手と足でバランスよく行くとか、往復のダッシュとか、そういったことを定常的に進めながら瞬発力、敏捷性などをつけるというトレーニングのことでございます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 そういうのはマニュアル化して、今広めているんですか。マニュアル化はしていないんですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 この種目につきましては、教育課程研究委員会の体育部の研究におきまして、リーフレットにまとめまして全教員に配付しているところでございます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 いろいろな取り組みをするのは本当に大事だし、私もこれについていろいろと自分なりに考えながら、ずっと質問等もやってきているから、その推移を見ているんですが、ずっと見ているとやはり思うのは、そういったカリキュラムをマニュアル化して、いろいろやるんだけれども、現場でやる先生の、何て言うのかな……質というと本当に申しわけないんだけれども、非常に大きく左右されるんです。
 ですから、例えばこの子どもがどのぐらいできるのかとかを見きわめて、要するに負荷をもっと与えるとか、これ以上与えるとけがをしてしまうとかという見きわめが今なかなか現場でできる先生が少ないのではないかと思うんです。そのいい傾向が運動会の近くになると手に包帯巻いたり、足を引きずっていたり、松葉づえついて歩いて学校に行くような子どもがだんだんふえていくんです。これは、まさに現場でその判断ができないんだなと痛切に見ていて、すごくわかるんです。そういった話というのは聞いたことありますか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 運動会前には運動に触れる機会がふだんより多くなることが確かですので、けがをする割合は通常の教育活動よりふえることは想定できると思います。また、今の子どもたちの実態を考えますと、私たちが子どもだったころには転んでもうまくかわすような技能が自然に身についておりましたけれども、今の子どもたちは体をかわすということがなかなか身についていないケースもございますので、そういった部分でのけがというのは確かにふえていることは事実でございます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 それも含めてなんですよ。結局、それも含めて理解して、判断してあげないとだめなんだ。昔の子どもはけがしたってどうってことなかったんだけれども、今のそれもそうだけれども、そこで1つ問題は小学校の現場で今体育の研究会がいろいろありますけれども、やはりその中のメンバーの人は決して自分で運動をずっとやってきた人でない方もいらっしゃる。ですから、もうこれは率直に言わせていただくと、各学校に1人、中学校は専科の人がいらっしゃいますけれども、特に小学校で、体育をしっかり教えられる先生を確保するということは、大きなテーマになってくるんではないかなというふうに思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 以前、学校には体育専科と言いまして、体育専門の先生が一手に引き受けてという制度がございました。今東京都ではそれは取り入れていない状況でございます。また、文部科学省のほうでも将来的には取り入れる考えはないというような話も漏れ聞こえてまいります。体育を取り巻く指導の環境でございますが、実は小学校、学校現場の中では体育というのは非常に重視をしている教科の1つであります。ほかの教科ももちろん重視しているんですが、多くの先生方は体育の指導に興味を持って取り組んでくださっているという実態がございます。それをとりまとめたのが、台東区では台教研と省略しますが、台東区教育研究会の体育部でございます。こちらの教育活動は大変活発でございまして、交流も盛んに情報交換などもしているところでございます。
 昨日ですが、台東育英小学校で東京都の体育の指導法の研究をしている研究員制度というのがございまして、その研究発表会が行われました。その中では、マットの指導法の研究をしておったのですが、小さなステップを踏みながらどう指導していったら子どもが技能を身につけるか。その細かな指導法を非常に工夫した指導案をつくっておりました。マニュアル化されておりまして、指導にふなれな先生方でも授業に取り入れられるような指導案という指導案づくりを今テーマとしてやっております。そういった取り組みの普及によりまして、台東区内全体の体育の授業の質的向上が大いに期待できるというふうに考えておりますし、その普及に関しましては、私ども教育委員会も精力的に動いてまいりたいというふうに思っております。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 教育長は、今つくっていますよ。もう一度ちょっとよく確認してもらいたいのは、その体育教師を増員ということで今多分仕掛けてきていると思います。今指導課長がおっしゃったことも事実ですが、それは一辺倒のマニュアル化です。やはり、指導者というのは、もちろんそれは一律、昔の学校の体育というのはみんなレベルを上げるというのが1つ大事なことだけれども、なおかつそこで、この子にはこういうこともできるだろうと、昔の教員はそうでしたよね。例えば、みんな見ていろと見本を見させるぐらいの、要するにこの子ならできるという判断をそこでしながら伸ばしていくという指導法をやっていましたよ。そういうことをやりながら、なおかつ、その子に近づけということで、みんなであおって、全体的なレベルを上げていたというような指導法を昔はやっていたと思います。
 だから、体育専科の教員の確保というのをぜひやっていただきたい。それが、体力向上に一番の早道だと思います。いかがでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 直接、体育専科の配置にはつながらないんですけれども、現在東京都ではスポーツ教育推進校という指定校制度がございまして、その制度の中で体育の講師を配置できるという人的補てんの制度がございます。本区ではそういった制度も活用しながら、体育の全体的な質的向上を今進めているところでございます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 急には難しいかと思いますけれども、例えば中学校で今外部指導員なども活躍してくれていますけれども、ああいうシステムを継続的にというんではなくても、小学校でもやろうと思えばできると思うんです。例えば、授業でサッカーをやるといったときには、地元のサッカーの得意な人を呼んできてその時間やってもらうとか、そういうこともできると思うので、うまくそういう外部の人も活用しながら、ぜひ体力アップのためにいろいろ工夫をしていただきたいというふうに要望しておきます。
○委員長 ほかによろしいですか。
 藤平委員。
◆藤平一雄 委員 ちょっとお聞きしたいんですが、食事の問題がこれに出ていますよね。これを見るとすごく台東区がすばらしい――「早寝、早起き、朝ごはん」という標語がそのうちに出ていますけれども、非常にすばらしいことをやっているんですが、この数字だけ見ると何か、この数字で本当にこれでいいのかなという数字、どういう調査をしたかわかりませんけれども、こと台東区だけで言えば朝食の有無については、小学校5年生男子のほうは100%。それで、女子のほうは100%にならないんだ。それから、中学生になると男子のほうが全く食べないというのが2%いる、女子ではゼロ。これは、ほかの全国平均とか都と平均してもこういう数字が出ているわけですけれども、これ今の社会通念上いろいろ言われている共稼ぎで、この食事は何の食事を1つの基準として100%となっているのか。学校給食のカウントなのか、家庭の食事なのか、これは、どちらですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 こちらは朝食でございますので、家庭で食事をとって登校しているかどうかということの調査でございます。
○委員長 藤平委員。
◆藤平一雄 委員 家庭でとなるとよく台東区の中でも議論になって、食べて来ないのがいるとか、いろいろそういう報告を聞いているんですけれども、今この共稼ぎの家庭がふえていて、そういう問題をいろいろ聞くんですけれども、このところはこういう数字で見ると学校のほうに責任を転嫁しているように読めるんですよね。家庭教育というか、食事は家庭教育の一環でしょうけれども、家庭のほうが今どちらかというと他力本願的な考えを持っている父兄が非常に多いように思うので、この数字が果たしてそういう数字に合致してくるのかなという、こういう思いがあるんですけれども、あくまでもデータだからこれを信じますけれども、ちょっと何かこのデータが今の社会情勢とつり合わないような数字ではないかなという感じがするんです。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 今回の調査につきましては、抽出校調査でございますので、たまたま抽出に当たった学校の子どもの朝食の摂取状況がこうであった。区全体を眺めますと、台東区の総合学力調査でも同じような調査しておりますので、朝食摂取率は90%前後というような状況であることはそちらの数字のほうが確かだというふうに考えております。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 これは、スポーツ推進校ということでいいんですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 いえ、こちらのほうはランダムに抽出した学校でございますので。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 中学校1校、小学校1校ですね、どことどこですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 抽出校につきましては、申し上げられないことになっております。申しわけございません。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 何でそんなのが秘密なのか。別に言ったって構わないではないか。何でですか。
○委員長 指導課長、それはいいんだけれども、ただ、今藤平委員が重要なことを言ったんだけれども、例えば共働きなのか、商店なのか、一人どちらかが働いているのか、そういうところのあれというのはわからないですか。
 指導課長。
◎岩永章 指導課長 本調査ではそこまでは追跡して調査してございません。申しわけございません。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 また、まるっきり別ですけれども、体力に関して言うと、この間、忍岡中学校に文部科学副大臣が来られたという話もありました。その辺の報告とそれからあと、もう1つ、柏葉中学校でしたか、駅伝の全国都道府県対抗大会でしたか、その辺の報告もちょっとあわせてできますか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 体力向上の取り組みの一環でございますが、忍岡中学校は毎年冬のこの時期に耐寒訓練というものを実施しております。先週の月曜日から金曜日まで、そして今週の月曜日にその成果発表会というような取り組みで朝7時から8時までの時間帯を使いまして、柔道、剣道、そしてランニングという3つの種目を生徒が選択いたしまして、3年間継続して体力向上や気持ちを引き締めるといった形の指導を展開しております。こちらの授業につきましては今回で49回目ということで、非常に伝統のある行事でございます。学校の特色の1つともなっております。そういった活動を通しまして、運動に対する興味とか心身の鍛錬を目指した授業でございまして、先般20日でしたか、木曜日の日に文部科学副大臣、鈴木寛副大臣が視察にお見えになりまして、励ましのお言葉をちょうだいしたところでございます。
 あわせて、体力、運動関係で活躍している区内の子どもの様子でございますが、23日、日曜日でございます、都道府県対抗駅伝が行われました。広島県で行われたところでございますが、そちらの大会は中学生、高校生、大学生、社会人の都道府県の代表選手が駅伝で競うという形になっております。その中で、柏葉中学校の青山君、2年生でございますが、東京都代表に選ばれまして2区を走りました。3キロという距離でございますが、3キロを8分58秒だったと思いますが、立派な記録で走破した。ちょうど29位でたすきを受け取って、29位で受け渡したというところでございました。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 時を得た情報だと思うので、ぜひそういうことは必ず報告をしていただきたいなというふうに思います。特に、忍岡中学校の取り組みは東京都内でも唯一だという話でありまして、そういう特色ある、逆にああいうことをほかの学校に広めるということも1つ、方法ではないかなと思っていますので、月曜日の結果なども、もしわかったら後で教えていただければなというふうに思っております。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 青山君の記録でございますが、失礼しました、8分57秒でございました。中学生の中でちょうど同じ走順で20位の記録ということでございます。
○委員長 47人中の20位だ。発奮したということです。
 ほかにご質問ありますか。
 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 この体力総合点を見ただけでも、小学校5年生から中学校2年生になったときに、男子も女子も、いずれも体力が落ちていますよね。例えば、こういうところはどのように分析なさっていますか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 こちらの調査結果からもわかるように、体力につきましては運動習慣が極めて大きな要素となっているというふうに分析しております。したがいまして、小学校から中学生になるにしたがって、運動に触れる機会が若干減っているのかなというふうな分析をしているところでございます。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 2面のところのスポーツ部の所属というところでも、女子もそうですけれども、やはり中学生になるとがくんと減りますよね。この辺である程度、現場の先生方も部活を見ていただくと先生方にも非常にご負担になるということはわかるんですけれども、まずはこの辺の取り組みを強化していただくというのも1つ大事な点ではないかなというふうに思っています。
 それから、せっかくこの運動習慣の調査も出していただきましたけれども、この辺の食事や睡眠時間、それからテレビの視聴時間と、この辺の内容については保護者の方にもこういう数字的なものというのはお示しするチャンスはあるんですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 まず、運動クラブの件でございますが、体力向上だけを考えた場合には、全生徒に運動部活に入ってもらうということが一番近道かと思いますが、本区では文化系も含めてクラブ活動の充実を図っているところでございますので、子どもたちの興味とか、そういったものに応じた選択をできるようにということで、非常にこの辺の判断が難しいところになっております。いずれにせよ、子どもたちが学校生活を充実して送れるということ、そして、意欲を持って学習に臨めるということを中心に学校では対応しているところでございます。
 2点目のこちらのデータの保護者への周知といいますか、お知らせですけれども、こちらのほうは各学校の学校便り等を通じて、体力向上も重要な施策でございますので何らかの形でうまく学校で活用してもらっているというふうに考えております。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 確かに文化部も大事な活動です。ただ、現実にこういう体力が落ちているという中で、例えば土曜スクール、今度土曜授業が始まっていますけれども、そういう中で少し体力を向上できるような運動の面にも時間をとっていただくということも、これからは現実的に必要になってきているのかなというふうに思います。
 先ほど、太田委員もお話した、専門家の指導というのは子どもたちにも魅力があるんです。本当にスポーツの楽しさというのを、また体を動かすことの爽快感というんですかね、そういうものを味わえるチャンスをより多くしてあげるというのも、現場や、こちらの教育者側の役割ではないかなというふうに思いますので、その辺も含めてぜひまたご検討をお願いしたいと思いますけれども、いかがでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 例えば外部講師、地域の方々の協力を得るというような授業はいろいろ展開されておりますので、その一環として運動関係にもということで働きかけてまいりたいというふうに思います。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 ぜひよろしくお願いいたします。
○委員長 いいですか。
 ほかによろしいですか。
 ちょっと1つだけ、指導課長に伺いたいんですが、例えば音楽に関してですと、その学校にすぐれた先生がいると、ばーっとこう学校そのものが音楽を好きになったりとか、いろいろないい結果を出しますよね。体育の場合はそういったことはできないんですか。それとも今のいった中で平均しなければならないからやれないとかって、その辺のところはちょっと本当に素朴な疑問ですけれども、体育に関しても同じようなことができないのかどうか。それは学校によって、モデルでもいいですけれども。差別になってしまうのかな、そんなことないですよね。
 指導課長。
◎岩永章 指導課長 体育の指導につきましては、それぞれの学校で特色ある放課後の使い方などをしております。例えば、青少年スポーツ課でやってくれています駅伝大会とか、ビーチボールバレーでしたかね、ビーチボールバレーの大会とか、サッカーとか、そういったものを企画してくれておりますので、そういった機会をとらえながら、保護者の方にもご協力いただいて各校では指導をしているところでございます。そうした交流試合などを行って興味を高める、そういった取り組みもなされているところでございますので、そういったものをうまく取り入れながら各区でやっていくということが現状では一番いい取り組み方かなというふうに考えております。
 また、体育の指導におきましても、各校には専門的な研究をしている先生方が大体散らばっている状況でございます。また、体育主任という位置づけもございますので、そういった主任の先生方を中心に体育のよりよい指導を各校で研究しているところでございますので、また、秋には連合運動会がございますが、そういった行事を通して各校の励みになるようにということで、体育的行事を盛り上げているところでございます。そういったものを通して、委員のおっしゃるような方向で進めていきたいというふうに考えております。
○委員長 確かに平均してレベルが上がっていくということは大事かもわからないんですけれども、先ほどの青山君でしたか、やはり1人出ることによっていろいろな刺激を受けるところも出て来ると思うんです。別にスターをつくる必要はないんだけれども、その中で指導によっては、例えば音楽の場合だと、ある学校が全国大会に出れば、それに負けじとまた頑張ってほかもやる。全体的にレベルアップしていきますよね。今、中学校の男子も女子も非常に体力的にも落ちてきているというのはすごく台東区として寂しい気がするので、別に今それが悪いということではないんですけれども、ちょっとカリスマ的な先生でも出て、スターでも仮に成績が埋もれた才能を見出してあげるだけでも、ほかの刺激になるような気がするんですけれども。
 指導課長。
◎岩永章 指導課長 以前、台東区でも全国大会に出た部活動もありますし、今でも全国的に活躍している子どもたちも現在たくさんおります。そういった部活動などを通して、トップレベルを目指すというのも1つの手でございます。そのために、私どもは部活指導の時間数というんですか、外部指導員の時間数をふやしたりというような取り組みをしているところでございますので、そういった取り組みを通して、きっと成果につながるものというふうに考えております。
 また、本日の資料の3ページ目に出ているように、体力に関しましては1つの授業を取り上げただけでは、なかなか成果につながらない。やはり、積み重ねが必要な内容のものでございます。中段にございます昨年度から改善が見られているという種目数がふえておりますので、昨年度からの取り組みが少しずつこうした成果につながっているというふうに私ども考えておりますので、来年、再来年とさらに向上が期待できるものというふうに楽しみにしているところでございます。
○委員長 ありがとうございます。いろいろと努力していただいていることは評価をしておりますので、さらにご努力をお願いしたいと思います。
 ほかにご質問はありませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
 理事者からの報告は、以上であります。
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○委員長 以上で本日予定されたものは、すべて終了いたしました。
 その他、ご発言がありましたらどうぞ。
 太田委員。
◆太田雅久 委員 今、全国的に問題になっているということでお聞きをしているんですが、例えば学校現場で教員が産休あるいは病欠で現場を離れるといったときに、穴のあいた部分をいろいろカバーしようと思うんだけれども、そのカバーをする教員がなかなか少ないというふうに聞いて、現場はてんてこ舞いしているというようなことが、我が区というよりはよそでそういう話を、ニュースで聞いておりますけれども、以前台東区も私が知っている範囲では、中学校で2校ばかり教員がお休みしているという話を聞いたこともあるんですが、そういったときのフォローはどうだったのか、あるいは、現状今はどうなのかということをちょっと教えていただけますでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 産休、育休に関してから、まずご説明させていただきます。産休、育休に関しましては、出産予定日の8週間前から産休代替教員を配置することができます。こちらのほうは、産休の登録者名簿がございますので、その名簿の中から順番に当たってふさわしい方を採用するということで対応しております。それから、病気休業等に入った教員の後補充でございますが、1カ月以上の長期にわたる場合には東京都のほうでも講師をつけることができるという規定がございますので、診断書に基づいて、診断書が出た段階ですぐに講師の手配を行うというところでございます。基本的には講師名簿という講師組合の登録者名簿がありますので、そちらの名簿の中から採用するという形になっております。その名簿登載者の中で教科等、条件の合う方を採用するという形式で今やっているところでございます。現在は、現場では講師が見つからず授業に穴があくというような状況は発生していないというところで、うまく対応できているところでございます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 以前、お休みしているところありましたよね。あの辺のときはどうだったのでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 実は、中学校のほうで教科によって講師の先生方の数が足りない教科がございます。そちらの場合には、本当に四方八方連絡をして講師を探すという状況です。最悪の場合には、各大学まで電話をして、大学院生とか、そういった方を紹介してほしいというような連絡をして講師をお願いしているところです。それでも見つからないというケースがございますので、東京都に見つかりませんという報告をしますと、特任講師という扱いがございまして、名簿に載っていない方からでも採用してもいいという許可がおります。その段階で、今度は一般の方も含めて、教員免許をお持ちのいろいろな方に順番に当たることができるというシステムになっております。過去においては、講師がなかなか見つからない状況、特に中学校の技術家庭の先生の層が非常に薄くて、毎年講師で困るところです。特に、そういった先生方の場合には職を退かれて、60歳を超えた方でもお願いするというケースも何例かございました。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 だから、そのときはうまくいったのでしょうか。まあ、それはいいです。産休の場合はそうやって時間のタイムラグがあるから探せることもあるでしょうけれども、実際に急にぽっと休みになったときの対応というのは聞くところによると、なかなか見つからないというのが現状だということで、それは現場の対応で副校長先生が入ったり、いろいろやっているようですけれども、そういうところもいつも言うけれども、要するに子どもに迷惑かけないことが一番大事なことでありますから、そのときのために、例えば台東区に在籍したような先生で引退したような方々をとりあえず名簿登載させていただいて、あらかじめこういったときには、ぜひお手伝い願いたいというような話をしておいて、そういったときに少しでも出てもらえるような、そういったシステム化をしたほうが――こういうパターンが、これからどんどんふえてくると思うんです。ですから、そうしていったほうがいいのではないかと思うんですがどうでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 教育委員会指導課といたしましても、やはり授業に穴をあけるわけにはまいりませんので、そういった臨時の場合、どうしても配置ができなかった場合につきましては、指導課としてもリストを持っておく必要があろうかというふうに考えております。退職された先生方なども含めて、そういったご協力いただける先生方のリスト作成については、前向きに考えてまいりたいというふうに思います。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 時間的なこともあるので、東京都ともいろいろその辺のやりとりをして、できるだけ速やかに配置できるようにしてもらいたいことと、例えば今話しましたが、技術家庭だとか理科だとか音楽だとかという専科の先生というのは、それこそまた非常に難しいだろうというふうに考えていますが、例えば以前、リクルートにいた人で校長先生になった人、何て言いましたかね。彼は授業というふうには言わないで講演会と言うんですか、何となく講演みたいな形で授業時間にして、子どもたちの前でいろいろお話をするということで、民間の校長先生になりましたけれども、例えば現場でそういった技術的なことにたけている人というのはいますよね。そういう人たちにも授業ということではなくて、そういう形でその単位に入ってもらうということはできないんですか。授業ではない、そういうことは。いかがでしょう。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 委員のおっしゃることは、例えば技術家庭の授業の中でお手伝いいただくというような形でいらっしゃいますか。それは外部指導者ということで、チームティーチングの形でやることは可能でございます。
 ただ、丸々授業をその方が責任持って行うということは、制度上ちょっと無理がございますので、その指導者の2人目ということで、外部講師ということでご協力いただくことは可能でございます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 そうですね。教員免許を持っていないから授業ではないんだよね。だけれども、そういった形でその時間を有効に使うことはできると思いますよね。そういったことも視野に入れて、そういったことのシステム化を、ぜひともしていただきたいというふうに要望しておきたいと思います。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 今、お話がありました、病欠とか産休の補充に入る方々の待遇というのはどうなっているんですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 講師の先生方、産休代替の先生方の待遇につきましては、給与表はきちっと定められておりますので、その給与表にのっとった教員と同じような待遇をきちっとされております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 給与水準が同じだという、今答弁だというふうに受けましたが、同時に例えば勤務期間、これはどんなふうになっているんですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 先ほどの給与水準ですが、講師の先生方の給与表がきちっと定められているということで、ご理解いただければと思います。それから、採用期間でございますが、例えば産休の場合には、出産予定日から前後8週の期間が採用期間ということになっております。ただ、その後続けて育児休暇を取ることができますので、その育児休暇につきましては、3年を上限として本人の申し出た、申請した期間、採用することができるという制度でございます。
 また、病気休養につきましては、病気休職が認められている期間の採用という扱いになります。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 先ほど、給与体系は決まっていると言ったけれども、いいかげんに払えるわけがないんですから、それは確かに決まっているのは当たり前だと思うんだけれども。それは幾らですか、正規教員とどのぐらい差があるんですか。
○委員長 ちょっと待って。
 杉山委員、その他発言を求められていなかったんだよね、終わってから。太田委員は……
◆杉山光男 委員 関連はだめなんですか。
○委員長 だから、関連というのは、もしあれだったら、そういったあれだから一応……
◆杉山光男 委員 いいです、いいです。ではまとめて。
○委員長 指導課長、せっかく……
◆杉山光男 委員 問題は、前は代替の教員が教育委員会で待機しているという事例を私は記憶しているんですけれども、今もあるのかなというふうに思って、問題はやはり代替の教員という極めて不安定な身分、報酬、そういう形で何とかしようということがずっと続くとすると、私はますます不安定になると思いますから。
 あるいはまた、そういうのを何年か続けたら正教員の道が開けるとか、そういうことをきちっとしておかないと、今社会全体でそれぞれの人がスキルアップできないような極めて不安定な雇用関係にあることが、今社会全体をゆがめているわけですから、そういうものがやはり教育現場でもっとどんどんひどくなるということになりますと、教育そのものに支障が出てくるというふうに思いますので。ですから、私は今身分の問題だとか、あるいは待遇の問題だとか、あるいは正規教員への道の問題だとか、そういう形にしないと、今就職が氷河期だとか、いろいろなことを言われているのに、そのことと現場で人がいないということと、結びついていい方向に解決していかないとというふうに思いますから、申し上げましたので、ちょっともし答弁があるのだったら、それで終わりますけれども。
○委員長 いいですか。
          (「それで、代替教員の給与は東京都が持つのか、台東区が持つのか」と呼ぶ者あり)
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 東京都が持っております。そして、給与水準は経験年数によって単価が違っておりますので、年数を積むごとに1時間単価が上がっていくというシステムで給与が払われます。
○委員長 よろしいですか。
 すみません。杉山委員、そういうことで、その他の発言がなかったので、ちょっと関連であれしましたけれども、次回からは発言を事前に言っていただければ発言できますので、よろしくお願いいたします。
 それで、最後ですが、実は、子どもたちのインフルエンザ、ちょっと気になっていたんですけれども、学校の現状はどうですか。
○委員長 学務課長。
◎佐藤徳久 学務課長 きょう、1校インフルエンザで学級閉鎖があって、ことしになってまだ2校目ということです。ただ、東京都のほうも徐々にインフルエンザがふえている状況なので、各学校には手洗い、うがいの励行を引き続きしてもらうような指導をしていきたいというふうに思っています。
○委員長 大人のほうはああやって、子どものほうはインフルエンザの予防注射やっているから、軽くて済んでいるらしいんですけれども、一般でやっていない人がすごく今蔓延してきたという、新聞などでも先々週からしたら5倍ぐらいお医者さんにかかる人が多いというので、それで非常に心配ですから、またそういう報告があったら、後で委員の皆さんに知らせてあげてください。風邪については非常に怖いですから、その点を1つご心配、皆さんでしていきたいと思っています。
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○委員長 それでは、これをもちまして案件、特定事件についての審議を終了し、区民文教委員会を閉会いたします。
          午前11時01分閉会