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東京都 台東区

平成22年12月産業建設委員会−12月09日-01号




平成22年12月産業建設委員会

産業建設委員会会議録


1 開会年月日   平成22年12月9日(木)
2 開会場所    議会第1会議室
3 出 席 者   委員長   木 村   肇    副委員長 ? 森 喜美子
  (7人)    委員(議長)鈴 木   茂    委員   河 野 純之佐
          委員    田 中 伸 宏    委員   清 水 恒一郎
          委員    茂 木 孝 孔

4 欠 席 者
  (0人)

5 委員外議員
  (0人)

6 出席理事者   区長                    吉 住   弘
          副区長                   神 子 雅 行
          経営改革担当課長              嶋 田 邦 彦
          経理課長                  川 崎 裕 明
          文化産業観光部長              生 沼 正 篤
          にぎわい担当部長              齊 藤   充
          にぎわい計画課長       (にぎわい担当部長 事務取扱)
          文化振興課長                飯 塚 さち子
          産業振興課長                橋 本 晃 仁
          観光課長                  三 田   昭
          文化産業観光部副参事            前 田 幹 生
          都市づくり部長               高 木 満 夫
          まちづくり推進担当部長           川 合 紀 子
          都市計画課長                神 谷 健 次
          浅草地域まちづくりビジョン担当課長     柴 崎 眞 一
          まちづくり推進課長             伴   宣 久
          地区整備課長                望 月   昇
          建築課長                  小野田 尋 司
          住宅課長                  菅 谷 健 治
          土木担当部長                田 邉 英 一
          道路交通課長                藤 目 裕 久
          土木課長                  久 保 一 郎
          公園課長                  足 立 孝 洋
          都市づくり部副参事             柳 川 清 一
          文化産業観光部参事(芸術文化財団)(文化産業観光部長 兼務)
          文化産業観光部副参事(芸術文化財団・経営課長)
                                飯 田 俊 行

7 議会事務局   事務局長      矢 下   薫
          事務局次長     木 村 隆 明
          議事調査係長    行 田 俊 男
          議事調査係主査   吉 本 由 紀
          書記        松 浦 和 子

8 案件 特定事件について
 ◎審議調査事項
  案件第1 第65号議案 東京都台東区立産業研修センターの指定管理者の指定について
  案件第2 特定事件の継続調査について
 ◎理事者報告事項
【文化産業観光部】
  1.補正予算について         ………………………資料1 にぎわい計画課長
  2.(仮称)台東区産業振興プラン策定のための実態調査結果及び策定委員会の設置につ
    いて               ………………………資料2 にぎわい計画課長
  3.東京都台東区立産業研修センターの指定管理者候補者の選定結果について
                     ……………………………資料3 産業振興課長
  4.浅草ものづくり工房のモノステージ(第2回)の実施結果について
                     ……………………………資料4 産業振興課長
  5.旧福井中学校跡地活用事業の進捗状況について
                     …………………資料5 文化産業観光部副参事
【都市づくり部】
  1.補正予算について         ……………………………資料6 都市計画課長
  2.交通システム整備について     ……………………………資料7 都市計画課長
  3.東京スカイツリー工事の進捗状況について
                  ………資料8 浅草地域まちづくりビジョン担当課長
  4.御徒町駅周辺地区地区計画について ……………………資料9 まちづくり推進課長
  5.密集住宅市街地整備促進事業(谷中・根岸)に係る事業計画について
                     …………………………資料10 地区整備課長
  6.凌雲橋のエレベーター設置について …………………………資料11 地区整備課長
  7.JR上野駅入谷口のエスカレーター設置について
                     …………………………資料12 地区整備課長
  8.東上野二丁目特定街区の状況について
                     …………………………資料13 地区整備課長
  9.シルバーピア今戸の緊急通報システムの更新について
                     ………………………………資料14 住宅課長
【土木担当】
  1.隅田公園の整備について      ………………………………資料15 公園課長
  2.平成22年度「浅草・隅田公園梅まつり」の中止について
                     ………………………………資料16 公園課長
          午前10時02分開会
○委員長(木村 肇) おはようございます。
 ただいまから、産業建設委員会を始めたいと思います。
 初めに、私から一言お礼を申し上げます。
 過日実施いたしました行政視察におきましては、各委員並びに理事者のご協力により、無事所期の目的を達成することができました。まことにありがとうございました。
 区長からのごあいさつをお願いします。
◎吉住弘 区長 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず入れて発言してください。
 理事者のほうも、発言席を設けますので、よろしくお願いします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴につきましておはかりいたします
 本日提出される傍聴願いについては、許可したいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 そのようにいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 それでは、審議に入らせていただきます。
 初めに、案件第1、第65号議案 東京都台東区立産業研修センターの指定管理者の指定についてを議題といたします。
 本案は、理事者報告事項、文化産業観光部の3番、東京都台東区立産業研修センターの指定管理者候補者の選定結果についてが関連していますので、すべて一括して報告願い、審議を行いたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議がありませんので、そのようにいたします。
 それでは、第65号議案及び報告事項について、理事者の説明を求めます。
 産業振興課長、説明願います。
◎橋本晃仁 産業振興課長 それでは、報告させていただきます。
 まず、報告事項の資料3をごらんいただきたいと思います。
 東京都台東区立産業研修センターの指定管理者候補者の選定結果についてでございます。
 本件につきましては、9月28日開催の当委員会で、今年度末で指定管理期間が満了する産業研修センターの来年度以降の指定管理者の選定について、台東区指定管理者制度運用指針に基づき、現指定管理者である財団法人台東区産業振興事業団を、公募によらず指定管理者候補者として再選定したい旨の報告をいたしました。
 このたび、11月9日に再選定審査会を実施し、審査結果をもとに、財団法人台東区産業振興事業団を、下記のとおり指定管理者候補者とするものでございます。
 1.対象施設の名称につきましては、ごらんのとおりでございます。
 2.指定管理者候補者につきましては、財団法人台東区産業振興事業団でございます。
 3.指定期間でございますが、平成23年4月1日から平成28年3月31日までの5年間といたします。
 4.選定経過についてでございますが、ごらんのとおりとなってございます。
 5.選定方法及び6.再選定審査会構成員についてでございます。
 指定管理者の選定に当たっては、下記6、再選定審査会構成員で示すとおり、外部有識者と区職員による選定審査会を11月9日に開催し、法人から提出された事業計画書等を審査し、指定管理者候補者としての選定をいたしてまいりました。
 7.審査基準でございます。
 添付資料1をごらんになっていただきたいと思います。
 審査項目がございますが、基本項目として6つの項目を設定し、さらにそれを細目に分け審査を行ってまいりました。項目については、資料1のとおりでございます。
 資料のほうにお戻りいただきたいと思います。
 8.指定管理者候補者の主な提案内容でございます。
 (1)浅草ものづくり工房についてでございますが、?入居者の自立支援及び起業のためのスキルアップ。?地場産業との連携・交流、販路開拓。?情報の発信などを行ってまいります。
 (2)貸出施設の利用率とサービスの向上に努めてまいります。
 (3)自主事業の充実を図ってまいります。
 (4)緊急時対策・防災対策。
 以上の4点が提案されてございます。
 9.審査結果でございます。
 審査基準及び前項の8.提案内容を踏まえまして、審査を行ってまいりました。
 添付資料の2をごらんいただきたいと思います。
 審査項目に対する審査点ですが、400点満点中345点の得点をいただきました。得点率にいたしますと、86.3%と高い評価を得てまいりました。
 また、資料のほうにお戻りいただきたいと思います。
 (2)再選定審査会における主なご意見でございますが、?浅草ものづくり工房は、年間を通して使用できる施設となっている。安全対策には万全を期してほしい。?集会施設等の空室状況をホームページで確認できるように検討してはどうか、などの意見をいただいてございます。
 (3)区における主な選定理由といたしましては、提案内容をもとに、?今後とも関係団体と連携強化を図り、地場産業の活性化に努める。?貸出施設の利用拡大を図るため、積極的にPR活動を行う。?自主事業の実施については、関係団体や利用者の意見を伺いながら充実を図る。?浅草ものづくり工房では、ものづくり分野での人材育成、また地域産業の活性化に向けた入居者への支援プログラムの充実を図る。
 以上、4つの取り組みを踏まえ、再選定審査会の審査結果で十分な能力を有していると認められたことから、財団法人台東区産業振興事業団を指定管理者候補者として選定をさせていただきました。
 10.今後のスケジュールでございますが、平成23年4月に、指定管理者と協定を締結してまいりたいと思っております。
 それでは、引き続きまして、議案についてでございます。
 案件第1、第65号議案 東京都台東区立産業研修センターの指定管理者の指定についてでございます。
 本議案につきましては、ただいま選定結果をご説明させていただきました内容を受け、産業研修センターの指定管理者について、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、財団法人台東区産業振興事業団を指定しようとするものでございます。よろしくご審議の上、可決賜りたく、よろしくお願い申し上げます。
 以上でございます。
○委員長 それでは、審議に入ります。
 ご質問ございましたらどうぞ。ないですか。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これは、この間のやってきたものに対する審査なんです。そのもとで、区としては、どういう援助、それからさらにはこの事業団そのものの努力、こういうものは、この結果から、今後どのようにしようとしているのか。その辺は、この審査の中の議論にはならなかったのではないかと思うんですが、この審査の結果を受けて、どのように考えているか、ちょっと。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 産業研修センターのいろいろな総括的なものでいきますと、産業研修センター自体、今回、施設を改修いたしまして、ものづくり工房などを設置してきました。それにつきましては、新たなものづくり分野の人材育成ということで、関係団体との協力のもと、いろいろな事業を進めています。さらに、地元の関係者、関係団体と、また協議の中で、産業研修センターで実施している講座、CADを初め、いろいろなステップ講座をやっております。そういうものの充実も図ってまいりました。また、そういうものにつきましても、今後、さらに関係団体の方々の皆様のお話を伺いながら、またアンケートを含めて見直しをどんどん進めていこうというようなことで、今考えております。
 また、集会室等につきましても、利用拡大のために、今後、区の区民館施設等との同等の形で、いろいろなPR活動をやっていきたいということで、さらなる今後の努力を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これから報告がある産業振興プラン策定、さらにはやはり皮革関連の地場産業をどう育成するか、ここのところで言われている提案内容で、こういうものを、きちっと期待にこたえるようにやるとすれば、区の援助というのは非常に大きいわけです。この団体だけに任せておいても、なかなか限度があるということもあると思いますので、ぜひ産業振興プランに基づいて、地場産業に対する援助、支援、これは本当に真剣にプランを立てていただきたいというふうに思いますので、その要望だけしておきます。
○委員長 あとにございませんか。
 私のほうから1つだけ。
 技術力がなくなった産業というのは崩壊をしていくんです。やはりそのことが非常に産業を見る場合に大事だということを私は思っております。技術力が高齢化し、あるいはなくなりつつある産業というのは幾つか目につきます。特に台東区の地場産業と言われている皮革、特に靴の関係というのは、生産拠点を労働集約型を求めて、安い賃金を求めて海外へ出ていく。職人さんは高齢化していく、新たな技術を持った人たちの参入はないという中で、崩壊をしていくのではないかと大変危惧しております。
 にもかかわらず、その産業が台東区の大きな地場産業という位置づけなんです。そういう点では、販路等についてはいろいろあるけれども、技術力を残していくために何をするのか。産業振興センターで、どの分野を担当するか。全部担当させるのは無理ですから、どの分野をきちっとやっていくのかという、そういうような明確はものがなければ、単なる点数がこうだったとか、皆さんがつくった外郭団体だからこれでいいではないかと、いろいろな見方はありますけれども、やはり今後はそういう分野というのはきちっと見直していく必要があると思うんで、その点はどのように考えているんですか。
◎橋本晃仁 産業振興課長 ただいま委員長からのお話があるとおり、確かに技術力の伝承というんですか、今後これをどのように伝えるかということでは、確かにいろいろ使い方、我々も産業研修センターを上手く活用しながらやっていきたいというふうに考えております。
 また、ものづくり工房の中にも、靴の職人さんが大変多くおられます。そういう方々に対しても、研修等を含めながら、順次そういう匠の技といいますか、そういう技をどんどん伝えるような方向で事業を運営していきたいというふうに考えてございます。
○委員長 指摘だけしておきますが、靴学校等を1年で基礎知識を覚えて卒業しても、現場では全く使えない。本当の技術力を持っている職人として自立できるには3年かかるといいます、3年。3年の間、どう現場で技術力をつけるための保証をしていくかということが非常に大事ですから、単なる好き嫌いでかかわっているような問題ではなくて、技術をつけるのは本当に大変だという現実がありますから、そういう点では、その辺をよく考えて、今後の事業展開をしてもらいたいと要望しておきます。
 あと、ございませんか。
 これより採決いたします。
 本案については、原案どおり決定することにしたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、原案どおり決定いたしました。
 なお、報告事項についても了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第2、特定事件の継続審査についてを議題とします。
 おはかりします。
 本委員会の特定事件については、議長に閉会中の継続調査の申し出をしたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 異議ございませんので、そのようにいたしたいと思います。
 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。
 なお、年月日、委員長名、議長名の朗読については、省略いたします。
          (木村隆明事務局次長朗読)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。
 なお、同じ所管からの報告につきまして、一括して聴取いたします。また、補正予算については、報告を聴取するのみで質疑は行いませんので、よろしくお願いします。
 初めに、文化産業観光部の補正予算について、及び(仮称)台東区産業振興プラン策定のための実態調査結果及び策定委員会の設置について、にぎわい計画課長、報告願います。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 それでは、最初に平成22年度第3回補正予算概要、文化産業観光部の分につきましてご説明させていただきます。
 資料1をごらんください。
 まず、歳入でございます。
 補正前の額、38億8,455万2,000円、補正の額、516万円、補正後の額、38億8,971万2,000円でございます。
 下の表をごらんください。内容は、観光課でございます。東京都補助金、水辺空間を活用した賑わいの創出事業に対する補助金510万円、雑入6万円、なおこの雑入は隅田公園オープンカフェモデル出店料でございます。
 続きまして、裏面をごらんください。
 歳出でございます。
 補正前の額、69億1,658万5,000円、補正の額1,026万円、補正後の額69億2,684万5,000円。
 下の表をごらんください。観光課の事業でございます。内容は、隅田公園オープンカフェモデルの事業費、1,026万円でございます。
 補正予算の報告につきましては、以上でございます。
 続きまして、(仮称)台東区産業振興プラン策定のための実態調査結果及び策定委員会の設置について、ご報告をさせていただきます。
 資料2をごらんください。
 まず、1.(仮称)台東区産業振興プラン策定のための実態調査結果でございます。
 (1)目的でございます。本区産業全般における実態を把握するとともに、課題を整理し、今後策定を予定させていただいております(仮称)台東区産業振興プランの検討資料とするために実態調査を実施させていただきました。
 (2)調査内容でございます。台東区産業において大きな比重を占めます製造業、卸売業、小売業、飲食業、宿泊業、サービス業を対象としまして、産業の現状と課題、今後の事業展開と必要な取り組み、支援施策ニーズ等を把握するために、アンケートとヒアリングによる実態調査を実施させていただきました。調査結果概要は、別紙1でございますので、別紙1をごらんください。
 (仮称)台東区産業振興プラン策定のための実態調査報告書の概要版でございます。
 おあけください。1ページ目でございます。
 下段に表がございます。アンケート調査の対象数と回答状況でございます。
 合計の欄をごらんください。
 事業所数、2万659件、調査票発送数、4,000件、有効回答数、1,948件、有効回答数に対する発送数の割合、回答率でございますが、48.7%でございました。
 続けて、2ページをおあけください。
 ?.台東区産業の現状でございます。
 一番下のグラフをごらんください。2006年の事業所数、従業者数でございます。事業所数のグラフをごらんください。多いものをごらんいただきますと、上から製造業、卸売業、小売業、飲食店、宿泊業、サービス業となっております。こちらの業種につきまして、今回調査をさせていただいたものでございます。
 続きまして、3ページをごらんください。
 真ん中にグラフがございます。事業所数等の推移、全国・都区部との比較でございます。
 事業所数の推移のグラフをごらんください。1996年――平成8年でございますが、これを100といたしまして、2001年――平成13年、2006年――平成18年を比較をしたものでございます。台東区につきましては、平成18年――2006年につきましては80.3となっております。全国・都区部に比べまして、減少数が大きいという結果になってございます。
 もう一ページおあけください。4ページでございます。
 こちらは、人口動態、全国・都区部との比較でございます。
 一番上に総人口がございますが、台東区のグラフをごらんいただきますと、平成7年で底を打ちまして、以後、増加をしている状況でございますが、全国・都区部に比べまして減少の割合が大きいということでございます。
 続きまして、5ページ、ここからは、アンケート調査の結果でございます。
 まず、製造業でございますが、概略をご説明させていただきます。
 まず、円グラフが3つ並んでおります左上、売上高でございますが、5年前に比較いたしまして、売り上げはどうかというものでございますが、10%以上減少とやや減少を合わせまして、82.7%の事業所が減少しているということでございます。その下、リーマンショック後の経営状況につきましては、業績が落ち込み今もなお回復していないが70.2%でございます。
 続きまして、(2)取り巻く外部環境でございます。
 価格競争の激化が、外部環境の変化として影響が大きいと、これは70.2%で一番多い状況でございます。
 ページをおあけください。6ページでございます。
 (3)経営上の課題でございます。
 こちらにつきましては、売り上げの停滞・減少が82.5%で最も経営上の課題として大きいという結果でございます。
 続きまして、(4)主な強み・弱みでございます。
 グラフをごらんください。主な強みとしましては、生産品の品質、75.3%、一番高くなっております。また、その右側、主な弱みにつきましては、真ん中でございますが、新規取引先の開拓力、55.7%が最も高くなっております。
 続きまして、(5)今後の事業展開意向でございます。
 最も多いのは、真ん中、現状を維持したい、44.4%でございますが、事業を拡大したい、及び新事業の開発をしたい、こちらを合わせますと38.4%の事業所が意欲的な意向を示しているところでございます。
 続きまして、7ページでございます。
 (6)行政への期待でございます。
 複数回答でございまして、グラフをごらんください。区融資制度の充実が43.6%になっております。続きまして、区内の産業集積の維持・強化、19.9%、また上のほうにございます商品の企画・開発に対する支援、18.8%が多くなっております。
 以後の業種につきましては、恐れ入りますが、別紙1−2をごらんください。A3、1枚の表になってございます。
 こちらの表面、製造業からサービス業までの6業種、裏面には商店街の実態調査結果の概要が示されてございますが、概略をご説明させていただきます。
 まず一番左側、経営状況でございますが、製造業と同様に、約7割から8割の事業所が卸売業、小売業等、5年前に比して売り上げ減少しておりまして、リーマンショックを回復していないというところは、6割から7割でございます。
 続きまして、その右側、外部環境でございますが、こちらのほうにつきましては、製造業、卸売業、こちらのほうは価格競争の激化が影響が大きい。また、小売業、飲食業につきましては、消費購買意欲の減退の影響が大きいという結果が出ております。
 続きまして、その右側、経営上の課題でございます。全般的に、8割程度の事業所が売り上げの停滞・減少が経営上の課題であるというご回答でございます。
 続きまして、その右側、強み・弱みでございます。全般的に申し上げますと、製造業、卸売業あるいは小売業、ご自分たちでやられております生産品の品質、あるいは信用力、あるいは商品・提供サービスの質、そしてまた固定客といったところは、非常に台東区の事業者の強みであると同時に、弱みとしましては、新規取引先の開拓力、あるいは商品の企画・開発力、あるいは情報発信、宣伝・PR、そういったところが弱みであるといったご回答をいただいております。
 続きまして、その右側、事業展開でございます。こちらは、ほぼ全般的に、4割から5割の事業所は現状維持ということでございますが、3割から4割の事業所は、事業拡大、新事業開発をしていきたいというご回答をいただいているところでございます。
 そして、その右側、行政への期待でございますが、押しなべて4割程度の事業所が、区融資制度の充実という回答と、続きましては、商品の企画・開発に対する支援、あるいは情報発信、宣伝・PRへの支援、こういったことを行政に期待するというご回答を多くいただいているところでございます。
 それでは、裏面をごらんください。
 商店街でございます。
 まず、経営状況でございますが、5年前に比して約6割は売り上げ減少、店舗数は6割が横ばい、来街者は5割弱が減少という結果でございます。
 商店街の課題としましては、人材の発掘育成、街並み環境整備等を望む声が多いということでございます。
 空き店舗対策でございます。約6割の商店街は、空き店舗数は横ばい、課題といたしましては、オーナーが貸したがらない、これが3割ということでございます。
 続きまして、少子高齢化に必要な取り組みでございます。約6割が高齢者向けコミュニティスペースの設置が必要ということでございます。
 続きまして、右側、観光客に対する取り組みでございます。約5割が、イベント・サービスの充実・開発に取り組んでいるということでございます。
 最後に、行政への期待でございますが、52.5%の商店街が、町並み環境整備などへの支援を望んでいるところでございます。
 恐れ入りますが、また1枚目にお戻りください。
 続きまして、2.(仮称)台東区産業振興プラン策定委員会の設置についてでございます。
 (1)目的でございます。
 実態調査による実態把握、課題整理を踏まえた上で、(仮称)台東区産業振興プラン策定委員会を設置させていただくものでございます。
 (2)構成につきましては、別紙2をごらんください。
 (仮称)台東区産業振興プラン策定委員会の委員の名簿でございます。全部で13名でございます。ご説明をさせていただきます。
 まず、委員長として予定させていただいておりますのは、懸田豊、青山学院大学教授でございます。産業マーケティング論がご専門でございます。
 続きまして、副委員長につきましては、岡本義行、法政大学教授を予定しております。各国の中小企業論、これがご専門でございます。
 続きまして、学識経験者(文化・観光)部門、垣内恵美子、政策研究大学院大学教授でございます。文化政策懇談会委員でございまして、文化・観光全般をごらんいただきたいと思っております。
 続きまして、業界全体につきましては、小田切満寿雄、東京商工会議所台東支部会長をお願いしたいと考えてございます。業界団体につきまして見ていただく予定でございます。
 続きまして、製造業分野では、大澤重見、社団法人日本皮革産業連合会会長をお願いしたいと考えてございます。皮革関連を初め、製造業全般をごらんいただきたいと考えてございます。
 続きまして、商業・商店街につきましては、石山和幸、台東区商店街連合会会長をお願いしたいと考えてございます。
 続きまして、伝統工芸分野につきましては、田中義弘、台東区伝統工芸振興会会長にお願いしたいと考えてございます。
 また、続きまして、金融全般につきましては、小林一雄、台東区しんきん協議会会長をお願いしたいと考えてございます。
 続きまして、有識者でございます。二条彪、株式会社日本トップマネジメント研究所代表取締役でございますが、こちらの方につきましては、台東区の主催の若手経営セミナー等講師をかねてよりお願いしているところでございます。
 続きまして、経済産業省及び東京都につきましては、現在調整中でございます。
 あとは、企画財政部長及び文化産業観光部長、合計13名を予定させていただいているところでございます。
 では、恐れ入ります。また、1枚目にお戻りください。
 最後に、3.スケジュールの案でございます。
 ご報告させていただきました委員会につきましては、来年1月に設置をさせていただきまして、6月にプランの中間報告を行い、9月にプランの策定、ご報告をさせていただきたいという予定でございます。
 なお、これまでのご報告につきましては、アンケート調査が中心になってございますが、ヒアリング調査につきましては、概要版及び本編に載せさせていただいてございます。数字でまとめることは難しいので、後ほど、本編ともどもごらんいただければと存じます。
 ご報告は以上でございます。
○委員長 それでは、ただいまの報告についての質問がございましたらどうぞ。ないですか。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 この調査は、やはり悉皆調査が大切だということを私はずっと言ってまいりました。できれば、文化産業観光部にかかわる人たちだけではなくて、区の施策展開としても、あらゆる部課の人が、原課の人が参加をするというのが非常に大切だということを言ってきました。一応、ヒアリング調査をやってきたわけですが、これはどういう業種で、どういうところへ行って、何人ぐらいでヒアリング調査をやったのか、具体的にちょっと教えてください。
○委員長 にぎわい計画課長。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 それでは、ヒアリング調査の内容につきましてご報告させていただきます。
 業界団体及び個別企業に対しましてヒアリング調査を実施してございます。業界団体といたしましては、東都製靴工業協同組合、あるいは東日本ハンドバッグ工業組合等、合計17団体にヒアリング調査を実施させていただいております。また、商店街につきましては、3商店街にヒアリング調査を実施させていただいております。そして、個別企業につきましては、7企業に対しましてヒアリング調査を実施させていただいております。私どもの職員及びコンサルタントで、会社、団体に直接お伺いさせていただきまして、事務の関係の方、あるいは団体の代表の方等にお話を聞かせていただいたところでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 回答率が約半分ということです。業界だとか、商店街、個別企業、こういう点では、団体の代表との話だと思うんです。それから商店街も3商店街だけで聞いてきている。個別は7企業だけということです。こういう調査の中で、本当に底辺で働いて苦労して頑張っている、そういうところの頑張りぐあい、それから逆に要望、そういうのをきちっとした調査を――せっかくこれだけの大々的な調査をして、これから台東区の柱にしていこうという産業振興プランをつくるわけですから、その辺での調査というのはまだまだこれでは不十分だというのを感じるんです。今後もずっと、そういう団体や、いろいろなところで底辺で頑張っている人たちの、そういう調査というのはしていくおつもりですか。そういうのは、もう一切終わって、あとは審査会に任せるというふうになるんですか。
○委員長 にぎわい計画課長。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 今回、産業振興プラン策定ということで、アンケート及びヒアリング調査をやらせていただいたわけでございます。また、これまでいろいろな業界の方、事業者の方、幅広くいろいろお話をお伺いしてきたところでございます。いろいろな業界、あるいは個別の事業者の方につきましては、今後もいろいろ幅広くお話を聞いていきたいと思いますとともに、こちらのアンケート調査、ヒアリング調査に基づきましてデータをまとめ、作業を進めてまいりたいというふうに考えてございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 ちょっと提起しておきたいんですが、先ほど委員長のほうから技術力が衰退した産業は崩壊していくという話もあって、やはり今、相当危機感を感じた皮革関連の地場で働く人たちの気持ちというのは、相当強いわけですよ。今度、皆さんもご承知のとおり、TPPのこの問題も、地場産業にとっては、またかつての輸入自由化問題からこういう状況になった再現がされるだろうという危機感も非常に多いわけです。やはりそういう中で、一つ一つの大きな会社、業界団体、そういう下請、孫請、こういう受けている人たちの――例えば靴関係でも、サンダル関係でも、そういう団体があるわけです。やはり、そういう底辺で働いている人たちの実体、率直な気持ち、そういうものも反映させていかないと、なかなかこれが有効なプランに生きていかないのではないかと私は思っていますので、そういう面では、本当に努力して話を聞いて、それでこれに生かしていただきたいというのを強く感じているんです。
 私も、北部地域のほうで活動している人間ではありませんから、なかなか実態はよくわからないというのもありますが、でも一番底辺で働いている人たちの意見や、団体との交流で、いろいろ話を聞いています。それで議会でも質問をしたりいろいろしているわけです。そういうのを、行政の方々が、やはり生の声というのは、大いに聞いていくべきだと思うんです。そういうものこそ生きた施策につながっていくだろうというふうに思っていますので、ぜひそれは今後も要請があれば対応するのか、それとも要請があるかどうかは別にして、積極的に区のほうとすればそういうところとの懇談もして、ヒアリングしていく、そういうのは気持ちがあるのか、どうでしょうか。
○委員長 にぎわい計画課長。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 今回、産業振興プランということで、台東区の主要業種を中心にアンケート調査、ヒアリング調査をやらせていただきましたし、またこれまで各種団体やいろいろな仕事につかれている方のお話も、いろいろな機会にお話を聞かせてきていただいたところでございます。その姿勢は、今後も変わらないということでございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 別紙1−2で概要をまとめていただきました。この中で、経営状況、外部環境、経営上の課題、強み・弱み、事業展開、行政への期待、今後の課題と、こういうふうにまとめていただいて、詳細にはこちらの分厚い冊子にあるんですけれども、区として今までいろいろな調査もヒアリングもやってきて、現状に来て、新しく今回、1月から9月ぐらいに向けてやっていこうと、これはかなり長いスパンであると、それだけおくれますから、スケジュールを見ると、かなりの検討をして、詰めて今後はやるという中で、行政ができる範囲です。確かに、ここに強み・弱みと、あと行政への期待と、今後の課題と出ています。これは全部はなかなか難しくて、全庁的にいろいろな、例えば融資の問題だとか、先ほど茂木委員がおっしゃった現場の声だとか、そういったものが非常にこれからどう進めていくのかという中で、どういうふうに全庁的に取り組みをやっていくのか、これが一つ。
 それと、あと一点、私、何人かの方は存じ上げているんですけれども、策定委員会の委員13名いらっしゃいます。特に今回この策定委員会の委員になっていただいて、どういうところを、全体的に台東区のこのプランを策定するに当たって、絞り込んでといいますか、大体大まかに全体像が見えてきているわけですから、取り組んでいくのか、この辺の強調するところは何を考えているのか、その2点ちょっとお聞かせください。
○委員長 にぎわい計画課長。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 まず、第一点の行政としての取り組みの姿勢でございますが、私どもは台東区としまして、文化産業観光部としまして、これまで産業振興のためにさまざまな施策をやらせてきていただいております。そこは、当然ながらやらせていただくとともに、現下の状況、経済産業状況を踏まえまして、対応するべく産業振興プランを、文化産業観光部が中心になりますが、全庁を挙げてやらせていただきたいと考えてございます。
 それで、取り組みの姿勢としましては、確かに行政のできること、範囲というものはあるというふうに思っておりますが、今回のアンケート調査の中でも、商品の企画開発力の強化、あるいは商品の展示販売の機会の増加といった部分の、各業界によって異なりますが、いろいろなご要望が出てきている。その辺が、これまでの施策に加えまして、どういった効果的な対応ができるのか、この辺をぜひ頑張っていきたいというふうに考えているところでございます。
 また、策定委員会のほうにつきましては、今回13名の委員ということでございますが、今回のアンケート、ヒアリングで出てまいりました課題、あるいは事業者さんが思っております強みと弱み、強みを生かしまして弱みは対策を講じていくと、こういったことにおきまして、幅広い見地で、なおかつ事業者の方が自主的な頑張りといいますか、より一層やっていく、今後の事業展開につきましても、約4割の事業者の方が拡大していきたい、あるいは新事業をやっていきたいというご回答もいただいたところでございまして、そういった意欲を、いかに実際の経営に、あるいは事業につなげていくかと、この辺につきまして、この委員の方々に集中的にご審議をいただければというふうに考えているところでございます。
○委員長 どうぞ、清水委員。
◆清水恒一郎 委員 わかりましたけれども、台東区の今までの支えていただいた地場産業、これが先ほど委員長がおっしゃったように、非常に停滞してきている。地場産業だけではなくて、全体的な文化観光ですから、これからスカイツリー云々という、そういうこと、23年、24年、考えたときにも、非常に大事なことだと思うんです。全体的には、先ほど聞いたように、区でできることをどうサポートしていくのか。確かに、台東デザイナーズビレッジだとか、また御徒町に新しいものづくりをやっていくことは、非常に台東区がやってきたお手伝いをして、住民が育って、また若い人にそういう場所をセッティングしながらやってきた、これは非常に評価しているんですけれども、具体的にこういう形で産業振興プランをやっていく、恐らく今までの総括をしながら来たと思うんです。ずっとやってきているわけですから、その中でこういうものが本当に浮き彫りになってきて、こうやるんだという姿勢ですから、課長が全庁的にいろいろな角度から検討しながらやっていくと、これはやっていってもらいたいんですけれども、新しいものの考え方の視点といいますか、その辺も――私もまだ勉強不足でよくわからないんですけれども、物事はどんどん変化していますから、それに対応する浅草、上野、台東区のものづくりの伝統のよさを生かしながら、新しいものにチャレンジしていく方向を、ある程度今までは投げかけてきているんですけれども、当然、その業界団体の方の努力なんでしょうけれども、そのところも密に連携をとりながらやっていっていただきたい、これだけ要望しておきます。
○委員長 河野委員、どうぞ。
◆河野純之佐 委員 今までこういう台東区全体の産業の実態というんですか、そういうデータがなかなかなかったので、そういう意味においては、本当にもう一回新たな気持ちで、今の現状を把握されたということでいいと思うんです。その中で、一つお伺いしたいのは、商店街のところで聞いているんですが、共通商品券を以前販売したときに、それで買われたところが、かなりの率で大型店が言われましたよね。そういう点において、台東区の中の大型店の状況というのは、今回この調査の中では調べられていたのかどうかというのを、ちょっとお伺いしたいんですけれども。
○委員長 にぎわい計画課長。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 今回、地場の業種の方ということで、アンケート調査票を送っておりまして、その中にはいろいろな業種、業態が含まれておりますので、当然ながら小売業、あるいは卸売業に大手も入ってはございますけれども、大手だけを対象として集計ということでは、現時点においてはそれはやっていないということでございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 今回、やっていないということなんですけれども、私としてみたら当然、もちろん地場産業があって、零細中小企業があって、それとこれからも台東区だけではなくて、日本全体の中でも、小売の部分においては、いわゆる大きなというか、大型店の動きなり動向というのは把握しておくべきではないかというふうに思っておりますので、もし機会があればお願いしたいというふうに思います。
 それと、今回これは分野別にいろいろと、製造業、卸売業、小売業云々ということで、それぞれの経営上の課題だとか、行政への期待だとか、そういう形で今報告があったんですけれども、先ほどから話が出ているように、分野別での状況はわかったんですけれども、一番肝心な台東区の今までの構成されている地場産業の、例えば皮革関連事業者とか、例えば浅草通りにある仏壇関係のああいう業界だとか、それからあとは、かっぱ橋道具街にあるああいうような、今まで台東区を支えてきた地場産業というような、そちらのほうの状況というものは、今回はとれなかったんでしょうか。
○委員長 にぎわい計画課長。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 今回、6業種ということで、製造業あるいは卸売業、小売業ということで、まず全般的なことをとらえさせていただくとともに、今ご指摘にありました靴業界につきましては、東都製靴工業協同組合、あるいは東京都靴卸協同組合に直接行きまして、状況等をヒアリングをさせていただいて、とらえてございまして、今後、策定委員会におきまして、そういった実態を踏まえましてご議論いただきたいということでございます。
 また、商店街につきましては、かっぱ橋商店街に対しましてはヒアリングをやらせていただいておりまして、またなおかつ、全体的に各、例えば浅草通り沿いですとか、そういったことにつきましては、今回、ヒアリングは直接やっておりませんけれども、ただ文化産業観光部のほうでの商店街対策の中で、多くの情報を得ておりますので、そういったことにつきましても取りまとめいたしまして、今後の策定委員会に生かしていきたいというふうに考えてございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 分野別ですと、かなり大くくりの形になってしまうので、ぜひ、より細部にわたって、現状がどうなのかという部分の分析も必要ではないかというふうに私は思うんです。まさしくそこが、今までの台東区を支えてきた業態というんですか、業界なので、その辺については、靴だとか皮革だけではなくて、それ以外にも、浅草橋、蔵前とかあちらのほうであるならば、人形だとか、おもちゃの業界だとか、そういうふうにあるわけで、では実際、その辺の業界が、今どうなっているとかいうところを、やはり把握して、対応するべきところは対応するし、また新しい分野というものも、やはり私は分析をしていかなくてはいけないかなというふうに思いますので、その辺については、今後の策定委員会の中でも議論があるかもわからないので、状況を見守りたいというふうに思います。
 それとあと、もう一つは、今まで文化産業観光部でいろいろと事業者への支援をメニューとしてやってきましたよね。当然、融資の部分だとか、後継者の育成の問題だとか、そういうような、台東区が今まで数多くの事業を提案していたことに対する認知度だとか、事業の評価、そういうものは、今後どういうようなところではかる予定があるのかというのを、ちょっとお伺いしたいんですけれども。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 これまで、文化産業観光部、産業振興課を中心といたしまして、後継者問題、あるいは各事業所に対する支援、さまざまな施策を実施をさせてきていただいたところでございます。その評価、あるいは認知につきましては、各事業の実施の中で、いろいろな情報をとらえておりまして、そちらを中心に、我々のほうでもいろいろ検討しながら進めているというところでございます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 この産業振興プランができ上がって、台東区の産業がよくなっていくということは、非常に考えづらいんです。そういうことを言っている。ただ、一番大事なことは、ここが大事だと思うんです、この産業振興プランをつくるプロセスの中で、何か区としてこういうことをやるんだという心から感じるものがあれば、物すごい成果だと思うんです。ここのところに書かれている中では、行政への期待というのは、融資制度がありますよね。融資がずっと第一に並んでいるわけですよ。融資制度の中で、融資する過程の中で、その業者の中身を徹底的に調べていくと見えてくるのではないかと思うんです。要するに、融資のあり方というか、融資制度の融資するときの話の中で、物すごく重要な位置かなと思うんです。そうすると、本当の心の中、何をすればいいかということが読めてくるのではないかという感じがするんです。
 だから、ここのプロセスを物すごくやれば、物すごくいいものが生まれてくるような気がするので、一応それはお考えいただきたい、こういうふうに思うんです。一番大事なのは、ここのところのプロセスの中で、何か感じとるものがどうかと。これを一体的にやったら非常に難しいですよ。ただできたという話にならないように、何とかそれを生かす方法を考えていただきたいということなんですが、いかがですか。
○委員長 にぎわい計画課長。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 私ども、産業振興課のほうで、融資あるいは各種支援をやらせていただいております。また、窓口で相談、あるいは実際の申し込み、そしてまた融資の過程、またあるいは、中小企業診断士による経営相談、さまざまなチャンネルでいろいろな事業者の方の声をいろいろ聞かせていただいているところでございます。
○委員長 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 私の申し上げたいことは、この産業振興プランをつくるのに、いろいろアンケート調査をしている、それはいいんです。ただ、産業振興課の中でやっている融資制度の方々と、じっくりその辺の何を聞かなくてはいけないか、どういうことかというリレーションが区の中で行われているか、行われていないかというのは非常にウエイトがあるということを指摘しているんです。それは、恐らく実態的にはきちっとやっていないのではないかと想像しているんだけれども、わかりませんよ、やっていれば立派なものだと思うけれども。
○委員長 にぎわい計画課長、どうぞ。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 まさに、台東区、文化産業観光部全体、さらに言えば台東区全体挙げまして、産業振興プランの策定に取り組んでまいります。今回、アンケート調査、ヒアリング調査がまとまったということで、これも当然ながらもう全庁的に流してございますが、庁内の検討委員会はもちろん持ってございますけれども、さらにいわゆる実際に事業を担当している職員、そして策定をする。常に情報交換を行いながらプランを策定してまいりたいと存じます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 最後に一言だけ申し上げておきますけれども、経営者の腹の中を知ると、働いている人の本当の腹の中を知るということが、心を知るということが物すごく大事なので、その辺をやはりつかむようなのは、具体的に細かいところまで踏み込んでいかないと、なかなかつかむことはできないから、それはひとつそういうふうに。
○委員長 ちょっと待って。いいですか。改めて皆さんに聞いてもらいたいのは、先ほどこういうことを初めて調査しましたなんて言っていましたが、この程度の調査はしょっちゅうやっているんです、しょっちゅう。しょっちゅうやっているけれども、ほとんど今まで分析をした結果が物の見通しも立たず、自然淘汰で勝手にやらせていた。象徴的に、印刷業界などはガリ版の時代があったけれども、そういう時代。そういう時代にも、やはり調査している。だけど、印刷業界は消えてなくなって、一番先になくなってしまった。
 そういう点では、今まで産業振興ビジョンなんて前回は言っていたけれども、今回はプランになっている、産業振興プランに。どう違うのかということを、あなたはひとつも語っていないんだよ。はっきり言って、名前だけ変えましたと言えばそれでもいい。わざわざプランにしたのはなぜかと、ここをきちっと語っていかなければ。でなければ、今までのようなものかという受けとめ方をされます。部長、あなたの気持ちはそうではないでしょう。それを語らなければ。お願いします。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 これまでも、いろいろな業種、業態に対する調査をやらせていただいております。しかし、今回こういった形で産業振興プラン策定のための調査をやらせていただいたことは、産業振興プランをより具体的で内容のあるものにしていきたいということからでございます。当然ながら、文化産業観光部、そして産業施策全体につきましては、行政計画あるいは長期総合計画でいろいろやらせていただいているわけでございますが、現下の経済状況、あるいは産業状況を踏まえまして、より具体的でより効果の高い部分につきまして、このプランでぜひ実行していきたいというふうに強く思っているところでございます。
○委員長 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 今、委員長が言ったように、私も持ってきているんです。
          (中小企業状況調査報告書を掲げる)
◆茂木孝孔 委員 これは去年の2月に出された中小企業状況調査報告書です。これは、おととしやったのが、ようやくことしの2月に出た。こういう調査は本当に何回もやって、この調査の分析と今回の分析、そんなに変わらないわけです。やはり、それはそうですよ。商店は大変なんですから。それで、また地場産業も大変。こういう中で、実態的には、こういういろいろな調査をしてきたけれども、今までは効率、効果的な施策がなかなかできなかった。そういう中で、今回は台東区の目玉、吉住区長の目玉の施策ですよね。この産業振興プランを策定するんだという意気込みが出たわけですから。その点では、かなり思い切ったプラン策定というのが出てくるだろうと、私は期待をしています。
 絵にかいたもちにならないようにするためには、先ほど田中委員が言ったように、本当にその人の心を知ること、やはり悉皆調査、またその調査もよく現場の人たちの声をまさに聞いて、その心の中には何があるのかというのを、そういうところがこのプロセスの中で本当に大切なんです。だから、この調査をするのに、今までのように委託しました、こういう調査で出ました、では出たらどうするんだ、これは全くそういう今までと同じような状況。今度、また調査をした、それで結局、その調査の過程の中で、何を感じて、何をやればいいのかというのを、ここのところが大切なところ。
 だから、ぜひ23年6月に中間報告が出るわけですから、議会では来年度第2回定例会で、この点が論議されるんでしょう。第1回は顔合わせ程度ですから、そんな詳しい話は出ないでしょう。そうすると、来年度予算には、そう簡単に出るようなものは、もうないわけですから、そうなってきますと、6月の議会、ここがプランの中間報告、ここの委員会でも大いに議論されるんでしょう。
 そういう点では、私は目玉とした産業振興プラン策定を、この際、本当に実のあるものにしないとだめだと。委員長が言っているように、調査は本当に何回もやっています。それで同じような状況が出ています。これだってそうでしょう、今回だって、区の融資制度といっても、制度融資、あれだけあるやつ、それが使い切れなかったり、やはりそれが現実に合わなかったり、こういうのがあれば、そういうのも改善していくことも大切です。だから、私はいつも言っているのは、直貸しをやるとか、そういう思い切ったものがないと、やはりこういう要望は出てきます。
 ただ、あと問題的には、台東区の一自治体が幾ら考えても、大変な問題があるんです。それは今、消費購買力が低下されて、所得がこれだけ少なくなってくれば、当然売り上げは少なくなっていくという社会的な、国の対策も当然必要でしょう。やはり、国や都に対して物をきっぱり言っていくことも大切です。そういうのを地方からぐっと中央にきちっと言っていく、そういう行為も必要でしょう。
 やはり、この産業振興プランの策定をしていくのであるならば、そういった全体を見ると同時に、私はただ単に産業振興プランにとどまってはいけないというふうに思うんです。この中には、医療、福祉、教育施策も、こういう方々はみんな商売をやっていると同時に生活しているんですから。となれば、そういう分野にも、この調査によっていろいろな実態がわかってくるはずなんです。そうしたら、台東区とすればどうすればいいのかという戦略を、そういう全体の中で持っていかないと。そして、同時に産業振興をどう発展させるのかという方向に行くのが、私はこの調査をした結果のプラン策定に生きていかないといけないだろうというのが、私の気持ちなんです。
 ほかでも、いろいろ意見がある人もいると思います。だけど実際はそういう点で、この調査というのは非常にその過程が大切だし、それを区政にどう生かしていくかというのは、ただ単に産業だけの問題ではない、こう私は思っていますので、ぜひ全体的な――来年度予算には反映されない、こういう状況になるかもしれません。しかし、6月の委員会では具体的にあらわれてくると思いますので、そのときに大いに議論をしていきたいというふうに思っています。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 今、何でもかんでも行政が一生懸命やれというようなご意見もございましたけれども、今回出されているのは、産業振興プラン策定のための実態調査ということでございますが、これはこのアンケート調査の対象数と回答状況というところを見てみますと、製造業、卸売業、小売業、飲食業、それから宿泊業、サービス業、これらの合計、これの有効回答数は48.7%、半分にいっていないという状況です。このことを、どのようにとらえているかというのは、一つお答えいただきたいんですが、まずその点についてどうですか。
○委員長 にぎわい計画課長。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 今回、産業振興プランを策定する基礎資料としましてアンケート調査をやらせていただいたわけでございます。各業界に対しまして発送した数、そしてまた回答された数、こちらのほうは確かに48.7%でございます。一つには、これでどういった結果が得られるかということでございますが、統計上の考え方としましては、ほぼ有意であるということと同時に、この内容自体につきましては、アンケートとヒアリングをあわせまして、より実態をとらえるということが目的でございますので、これを生かさせていただきたいということでございます。
 なお、至らなかった理由としまして考えられますことは、この事業所に対して郵送発送をさせていただいたわけでございますが、まことに恐縮ながら、使わせていただきましたデータといいますか、対象として選びます事業所のピックアップは、平成18年のデータをどうしても使わざるを得なかったという部分があります。結局、事業所統計調査は5年に1回ということでございますので、その間に変化をしたところが、なかなか至らなかったというのもありますけれども、ただこちらのほうにつきましては、48.7%いただければ、実態をとらえることにつきましては、私ども問題はないと思っておりますし、さらに言えば、アンケート調査とヒアリング調査をあわせまして、実態をより立体的に、具体的にとらえていく、これが実は今回の調査の大きな目的でございますので、さらにこういったことを踏まえまして、策定委員会のほうで議論をしていきたいと思ってございます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 今のお話は、数的には48.7%という数字は、実態をとらえるいわばアンケートの調査の対象数から実際に回答を得たその中身としては問題がないんだと、これは統計学上、結局そういう数字でも問題はないという、そういう判断だというふうに理解してよろしいんですか。
○委員長 どうぞ。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 各業種別に見ますと、実際としては飲食業、こちらのほうが42.3%と低くなっておりますのは、やはり我々が発送しました郵送調査票につきまして、店のほうが変わっておりまして、タイムラグがあるので、戻ってきたということで、こちらにつきましては、有効回答数がやや足りないということはございますが、ほかの業種につきましては、押しなべて調査統計上の有意な内容にはなっているかと思っております。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 宿泊業は39.7%なんですよね。ところが、商店街に関しては81.7%なんです。課長の今おっしゃったのは、18年度で実際にもうやめてしまったところにもひょっとしたら発送していたり何かして、いわばパーセンテージが低くなったんだというようなご答弁でしたが、私は、ここの数字から読み取れるのは、このアンケート用紙をもらった各企業さんの行政に対する期待度、それが高ければ、やはりどんなに忙しくても、これは回答しておいたほうがいいよということで、返送してくれるだろうと思うんです。それは、商店街の場合が高いというのは、いろいろな形で行政がいかに商店街に対してお金を出しているかということですよ。東京都も、元気出せ商店街事業がありますし、国も都も、それから区も、商店街については、いろいろと支援をしている。それが厚いものがありますから、商店街は区に対する期待度が高いんですよ。それで81.7%になっているんだろうと、私はこの数字を見たときに、そういうふうに感じたわけです。
 おっしゃるような理由はあろうかと思いますが、アンケートを返送する立場から考えると、そういう心理的なものがあるのではないかということは、一つ頭の中に入れておいていただきたい。
 そこで、私が各いろいろな企業さんなどにお話を伺いますと、行政のやっていることで、これはありがたいなと思ったことの第一は、やはり融資なんです。ところが、融資というのは、ここ平成の初めのバブルが崩壊した後から、かなり手厚い融資制度をやってきたんですが、返済もできずに倒産した会社もこれまでにたくさんあるわけです。そういう意味では、一時しのぎの運転資金として借りたお金、それについては、急場をしのぐためにありがたかったというところは確かにあるんですが、今の状況は、そういうところも経過をしてきて、もう立ち行かなくなってしまったところは既に廃業したりやめたりしてしまっているんです。
 そういう中で、今回のさらなる産業振興プランということですよね。私は、行政のできる産業振興とは一体なんぞやと思うわけですよ。産業そのものは、各それぞれの企業が、自分の利益追求のために創意工夫をし、そしてみずからの利潤の追求のために頑張っているわけです。それを、後押しする行政なわけですよね。それは、とりもなおさず区民のそうした経済的な裕福につながる部分は確かにあるんですが、どんなに部長や課長が優秀でも、まさか部長や課長がセールスマンになって販路を拡大するその先頭に立つわけにはいかないわけですから、そうしたら逆に売れなくなってしまうかもしれないという懸念もあるぐらいですから、そういうことはあり得ないわけで、では何なのかといったならば、やはりそれぞれの企業さんが必要とする、こういうことが自分ではできないんだけれども、これを何とかしたいんだというところの部分を、ちょっと後押ししてあげる、そういう施策を用意し、それを皆さんが利用することによって、自分の企業がよくなるというようなことが重要なのではないだろうかというふうに私は思うんです。
 ですから、例えば、そうしたニーズ、どういうことを具体的に応援してもらいたいと思っているのか。例えば、この中で出てくることでしたらば、商品の企画・開発に対する支援をやってくれとか、宣伝だとかPRをやってくれだとか、それからITに弱いからITのところについては何とか応援してくれだとか、いろいろあろうかと思うんです。そういう意味では、本来ならば、それぞれの企業さんが自分自身の弱点をきっちりと認識して、その弱点をいかに克服していくかということを、それぞれの企業が気がついて、それを回復していく、そういうことが必要なんだろうと思うんです。そういう部分を、行政として応援する、そういう仕組みづくりということが何よりも大事だし、まずは自分の弱点に気がつくことが重要だろうと思うんです。
 そういう意味では、自分の会社のことは意外と気がついていない方が多いので、各いろいろな団体があると思うんですが、そういうところにでも呼びかけるとか、そこで研修をやってもらうとか、自分のそれぞれの企業の中身について、より客観視する機会を持ってもらうとか、そういうことも必要ではないかと思うんです。
 そういう意味で、行政の役割と、それからそうした各業界団体などに対するそうした啓発、そういうことについて、行政としてどんなことを考えているのか、具体的にあればお聞かせいただきたいと思います。
○委員長 にぎわい計画課長。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 産業振興をいかなる形で行政がかかわっていくかというご質問の趣旨に対しましては、確かに企業の皆様方がご自分の業として企業経営をなさっていて、いろいろな事業をされているということがございますので、そういったところで、いかに区が効果的に支援を行うことによって、みずからの企業としての強みを生かしていくかという部分が非常に重要なことかと。また、今ご指摘がありましたように、各企業の弱み、それを効果的にフォローしていくことも重要でございます。
 今回の実態調査につきましては、これまでもそれに近いことは聞いてきたわけではございますが、はっきりと強みは何か、つまりどう認識しているか、弱みは何か、どう認識しているか。今後の事業展開とどう関係してくるのか、その辺を聞いたわけでございます。まだまだ、各企業の皆様方が、いろいろ認識されていることにつきまして、我々もこれからも十分分析はしていきたいと思っておりますけれども、複数回答の中では、まさに今ご指摘のありました商品開発、あるいは販路開拓、情報発信、そういったことにつきまして弱いと、弱みであるというふうにご回答いただいたところも、事業所も多いと。これは、もちろんそれを区がかわってやるということではなくて、そういったことを実際に企業の方、あるいは団体の方がやっていく場合に、いかに効果的にやっていくかということにつきまして、区から情報を提供する、あるいはセミナー等を行って――現に若手のセミナーにおきましては、さまざまな若手の方の意欲的なご見解、あるいは考えているものが出てきております。そういったところで、区としてできることを、より効果的に実施をしてきたいと、それをプランで考えたいということでございます。
○委員長 いいですか。こういうことが最近あります、上海の伊勢丹で年間3,000万円を購入する中国人の数が7,400人というふうに発表されている。これは、私など個人的には驚異的な数字、日本では考えられない数字なんです。そういう実態がある。事実かどうか確認したら、やはり事実だったんです。伊勢丹という百貨店一つですよ。同時にネットが――日本の場合はグーグルかヤフーなんだけれども、中国の場合はバイドゥ。バイドゥはどうなのかと、中国人だけで3億人、世界全体で6億人になって、いまやグーグルの次にネットワークをもっているわけです。
 そういうことを考えると、例えば中国人が日本に旅行に来るときに、ほとんどがバイドゥを使って情報収集する。そういうものに対して、では売り上げとかいろいろなことを言っていますけれども、それは一企業ではなかなかできない問題で、行政はどうやっていくかというようなところが課題になってくるだろう、そういう分析は、この中から何もない。同時に、例えばうちの地場産業で言えば靴やかばん、あるいは宝石、伝統工芸品とか、そういうのを台東ネットとして、どう掘り出していくかという、そういうところの分析も今回やっていないんです、実際問題。そういうところは、やはり大事にしていかなければいけないのではないか、これが一つ。
 2つ目に、先ほど田中委員が非常にいい指摘をしていましたけれども、融資の問題。台東区の融資制度は、23区で一番なんです。自信を持っていい。その融資制度がうまいこと機能していないのか、そうではなくて借金どぶ漬けになって、もう返すことができないけれども、真水のお金が欲しいということで融資を期待しているのか、やはりその融資の分析もきちっとしなければ、ただ行政に期待しますなんていうのは、どういう融資なのかということも、突っ込みがないから分析からは全然見えてこない。そういう点では、田中委員が言われたようなことは非常に大事にしなければいけない問題です。そういうところをどうしていくかということを考えてくれなければ。それはどうですか。
 どうぞ。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 まず、IT、インターネットの関係でございます。
 今回、各業種、業態に対しまして、強み・弱みということで聞いた中に、ITの活用あるいは情報発信という部分を入れておりますが、今回の中で、ITの活用は確かに弱みであるというところが出てきてはおります。また私どものほうで、情報関係あるいは電子市場、こういったことにつきましては、本編のほうには若干記述はさせていただいておりますが、今回の調査結果を踏まえまして、中国あるいはネット社会の状況、これは私どものほうでは……
○委員長 私が言っているのは、そういうところの分析や調査をあぶり出していないのではないですかと言っているのよ。やっているならやっているでいいんです。やっていないではないですか。言葉も出てこないではないですか。だから、そこは今度何か専門家も入れてやられるから、そういうところも大事にしてねという問題提起をしているんだ。あなたは理屈ばかり言っているではないか。理屈では前へ進まないんだよ。やっているのか、本当に。
◎齊藤充 にぎわい計画課長 今回の実態調査内容には、記述が十分でないと思っております。と同時に、私どもの内部では、情報収集に努めておりまして、今後の策定委員会の中で、十分にその辺を踏まえまして、調査・研究等も進めてまいりたいというふうに考えます。
 それからあと、融資の関係でございますけれども、これまでも産業振興課のほうでいろいろと融資をやらせていただいております。また、その中で、融資のさまざまな目的――融資の内容もいろいろ分かれてございますけれども、そういったことを情報としてとらえておりますので、今後の検討に生かしてまいりたいと思っております。
○委員長 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 今、融資のことを言っていたので、私の言っているのはこういうことだと思うんです。申し上げているのは、融資の対応の仕方というのは、例えば融資の中で、求めてくる人は、本当にお金に困って、生活で困っている人とか、あるいは事業の拡張をするのに、どうしても金が足りないとか、いろいろな融資の性格があるわけでしょう。それを、あるいは虚実行為でやっている方もいるかもわからない。いろいろな性格があるので、そこを例えば、庁内から飛び出して、そこの事業所へ直接これから行きますよと言って、見させてもらうとか、あるいは家族にその中で会うとか、従業員の方に会って話をするとか、そういうふうな調査内容とかを変えただけでも、相当見えてくるものはあるのではないですかと言っているわけです。
 だから、そういうところから、いろいろな中で工夫すると、今こういうふうに調べているのと、実態調査をやっているのと、そこの調査のときに突き合わせたり、いろいろなことをすると、かなりいろいろなハートや何かの部分がわかってくる、実態がわかってくる部分があるのではないか。だから、その工夫をしたほうがいいのではないですかと言っているわけです。そういうことです。今みたいな、庁舎から出ていくということだから、それで一生懸命相談してその人の本当の意味でのあれをやると、心をつかんでいくと、つかめるのではないですかと言っているわけ、言っていることはそういうことです。そういう研究をされたほうがいいのではないですかと、そういうふうに理解してください。いいです、研究してみますなら、研究してみますでいいから。
○委員長 どうぞ。
◎橋本晃仁 産業振興課長 融資にかかわるところでは、毎年いろいろデータとしてはとってあります。それで、運転資金だとか、あるいは設備資金だとか、皆さんいろいろ要望がありまして、それなりに我々も内容、事情を聞きながら、もしその内容によっては、商工相談に回したり、我々もその現場、現場でいろいろな対応をしております。今、委員のご指摘の内容につきましても、きめ細かな対応という中での一つとして理解しながら対応していきたいというふうに考えてございます。
○委員長 いいですか。
 それでは、ただいまの報告については、ご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、浅草ものづくり工房のモノステージ(第2回)の実施結果について、産業振興課長、報告願います。
◎橋本晃仁 産業振興課長 それでは、ご報告を申し上げます。
 浅草ものづくり工房モノステージ(第2回)の実施結果ということでございます。
 開催日時は、22年9月30日から10月3日の4日間で実施をしてまいりました。会場については、隅田公園リバーサイドギャラリー。今回、出展者ですが、33事業所、ものづくり工房については9事業所が参加してございます。出展品目ですが、記載のとおりとなってございます。
 今回、新たにイベントといたしまして、足の計測、靴の修理実演など、ものづくりのまちならではのイベントも実施をしてまいりました。
 周知方法ですが、一応、ごらんのとおりとなってございます。
 今回、実施してきた結果といたしまして、入場者数が4日間で1,160人おられました。
 それから、第1回のモノステージのご報告を差し上げたときに、商品の販売をしたらどうだというようなご提案もございました。今回、その提案の中で、販売もしてまいりました。最高で、売り上げがあったのが、約12万円、最低が約1万5,000円というような形の売り上げがございました。
 以上でございます。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問どうぞ。ないですか。
 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 この第1回目が終わって反省会もやったり、第2回目が終わってまた反省会もやって、次に生かしていこう、こういうことで、かなりいろいろな意見が出されたと思うんです。そういう意見を大切にしながら、次には区とすれば何をどうするか、産業振興事業団とすればどうしていくのか、やはりこの辺が次のステップにつながっていかないとまずいだろう。ここの人たちが一生懸命創意工夫で頑張っていることは、私も現場を見て、本当によく理解、また見てきました。そういう点では、今回やってどんな意見が出されているのか、この辺はきちんとつかんでいるんでしょうか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 今回第2回が終わってから、やはり反省会をやらせていただいてございます。その反省会の中でいろいろなご意見がございました。今回開催に当たりまして、自分たちの作品を見ていただいて、バイヤーや消費者の方々の話が直接聞けたということで、このことにつきましては、今後の商品開発に向けて大変参考になった、有意義であったというような意見もございました。また先ほどの商品の販売ということですが、商品の販売ということにつきましても、やはりいろいろな難しさ、あるいは商品に対する価値観の違いなど、いろいろございました。またその中で、出品された商品のレベルだとか、品ぞろえあるいは来客の対応などいろいろな課題も残ってございます。このような経験を次回のモノステージに生かしていきたいというような意見でございました。
○委員長 どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 今回行って、あそこの工事をちょうどしていたんです。それで、かなり工事をしていましたから、動線なども大変なところで、一生懸命外へ出て宣伝はしていましたが、やはりあそこへ来た人が、あの下の通路でこういうのをやっているんだなというのが、ぱっと一目でわかるような、そういう入口の案内板をきちっとつくるとか、それはぜひ産業振興事業団に――事業団職員は努力もしていましたよ。だけど、それは幾らでもないことだろうし、しかし産業振興事業団とすればかなりの支出になるのかなというふうには思うし、そういった点は、やはり側面からの援助という点では、ぜひ区のほうも前向きに見ていただきたいというのは感じたので、一言だけ言っておきます。
○委員長 ないですか。皆さん見にいったんでしょう。私のほうからあるんですが、これ4日間やって、土日の数がふえておりますけれども、初日と2日目、これが実はあそこの業者さんの、お客さんがどれだけ来るかというバロメーターになるんです。そういう点では、一般的に宣伝して、土日暇だから何かやっているようだから行こうかというのを相手にするのも大事だけれども、それ以上に、雨が降ろうが、雪が降ろうが、やりが降ろうが、やはりあいつが出しているんだから行ってやろうという、そういう関係の人が少なくとも初日、2日目は来ているはずなんです。それを私は期待して行ったんだけれども、ほとんどいない。午前中、ひどかったから。だけど、そういう熱意が感じられない。というところは問題があるのではないかと私は思っている。
 確かに、一般的には土日の物見客というか、それはやはり入ってくるのもいいけれども、それに対して、歩道に案内を書いて張ってありました。ただそれが橋の前だけだったから、もっと工夫したほうがいいと思うけれども、初日、2日目が彼らにとって勝負が勝負になっていない。何でですか。それは反省会で出たはずです。どうなんでしょうか。
◎橋本晃仁 産業振興課長 今回開催するに当たりまして、出展者たちがいろいろDMを使って案内を発送したり、また主催者側といたしましても、小売店やバイヤーさん方にいろいろとDMの発送はしてきました。ただ今回出展されている方々も、年齢的にもまだ32、33歳の若い方々が改めてこれから自分で企業を創業しようという方たちなものですから、まだ顧客をお持ちになっていないというのが、これが現実でございます。
 ですから、そういうようなことで、今回このような見本市をどんどん開催しながら、顧客獲得をして、さらに見本市を盛り上げていきたい、展示会を盛り上げていきたいという、そういう今後の意気込みもございます。
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、旧福井中学校跡地活用事業の進捗状況について、文化産業観光部副参事、報告願います。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 それでは、旧福井中学校跡地活用事業の進捗状況につきましてご報告いたします。
 本事業につきましては、10月7日から着手いたしました埋蔵文化財調査と並行して、10月25日から旧校舎等の解体工事に着手をしております。
 お手元の資料5をごらんください。
 まず、項番1の既存建築物等解体・撤去工事説明会でございます。
 説明会は、10月5日に15名の参加をいただきまして開催をいたしました。参加者からは、騒音、振動対策、アスベスト対策についての質問、要望が中心に出ておりました。これに対しまして、事業者からは、騒音、振動については、極力配慮しながら工事を進めること、アスベスト除去につきましては、周囲に工事スケジュール等の周知を図りながら進めると回答をいたしております。
 次に、項番2の新築工事説明会についてでございます。
 この説明会は、本施設の基本設計に基づく、区や都、関係諸官庁との協議が調いましたので、都条例等の規定に基づき開催したものでございます。説明会は、11月7日の日曜日と8日の月曜日に、同じ説明会を2回開催してございます。参加者は、第1回が19名、第2回が23名でございました。当日の状況をご説明する前に、ご参考として添付させていただいておりますA3判横長の説明会当日の資料のほうをごらんください。
 まず、表紙をおめくりいただきまして、ページは右下、左下に振っておりますが、1ページの右側でございます。
 建物概要でございます。
 建物は、鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造で、地下2階、地上12階、塔屋が2階で、高さが54.6メートル、最高高さは64.8メートルとなっております。
 1枚おめくりいただきたいと思います。
 左側ページが1階平面図でございます。図下側がJR浅草橋駅となります。1階は、店舗のほか、区内産業観光情報コーナー、法政大学の地域研究センターを配置する予定でございます。
 次の3ページをごらんください。
 各階平面図でございます。まず、2階は多目的ホール、3階は多目的ルームとなっております。区の備蓄倉庫も3階に用意させていただいております。4階から12階はオフィスとなっております。
 次のページをごらんください。4ページでございます。
 地下の平面図でございます。地下は駐車場、駐輪場、レンタサイクルとなっております。提案時からの変更点につきましては、自動車の駐車場につきましては、当初、エレベーターパーキングを予定しておりましたが、地下機械式に変更しております。なお、募集の際に示しました区指定施設の条件等につきましては、いずれも満たしていると確認をしております。
 説明会では、このほか、日影、風害、電波障害、工事計画等について、資料に基づき説明をしております。
 A4判1枚の資料のほうにお戻りください。
 説明会における出席者からの意見・要望につきましては、時間や休日など、工事に関する近隣との約束をしっかり守ってほしいといったもの、騒音・振動に関する配慮を求めるもののほか、埋蔵文化財調査の出土品を展示してほしいといったものもございました。そのほか、資料にはございませんが、施設内容や定期借地の期間、電波障害、風害対策についての質問があり、適宜、事業者から回答して、説明を終了しております。
 説明会の中では、計画に対する反対意見等はございませんでした。
 次に、項番3の今後のスケジュールでございます。
 来月18日には、埋蔵文化財調査の現地見学会を予定しております。現在行われております埋蔵文化財調査におきましては、江戸期のものと思われる茶わんのかけらや、貝殻などの生活ごみ等が出土しております。これらの出土品につきましては、地元から展示の要望をいただいており、また教育委員会からも、現地見学会実施の要請を受けておりますので、事業者とも調整し、展示会を開催するものでございます。
 その後のスケジュールについては、変更はございませんが、来年7月に事業者に土地を貸し出す定期借地権設定契約を締結する予定でございます。この契約時の賃料につきましては、改めて来年1月に開かれる予定の財産価格審議会にはかった上で決定してまいりたいと考えております。
 以降、平成25年2月の施設オープン予定は変更ございません。
 長くなりましたが、旧福井中学校跡地活用事業の進捗状況についての報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
          (委員長退席、副委員長着席)
○副委員長(?森喜美子) ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
 河野委員。
◆河野純之佐 委員 説明会をやって、意見・要望が出ましたということで、今後ここに書いてあるようにスケジュールを示してほしいとか、大きな音が出る場合は知らせてほしいというような要望なんですけれども、この辺の情報はどこら辺の範囲の人に知らせるんですか。
○副委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 近隣といいますと、基本的には敷地周囲に接している方々と、あとそれから、ご要望をいただいている方々に対して、事業者のほうから周知を図っているところでございます。
          (委員長着席、副委員長退席)
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 その辺は今言ったように、言われた方とか、あと近隣と言われたんですけれども、建築をする条件として、最低1Hとか2Hとかよく言いますね。そういう人たちに対して、そういう情報を適宜流すだとか、そういう周知の方法の条件というのはあるんですか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 説明会の開催につきましては、建物の高さの2H、半径で言いますと約109メートルの範囲の方々に個別に通知をして周知を図りましたが、その後の工事の状況等につきましては、基本的には近隣の方々と、それからご要望のあった方々に対して周知をするというような形をとっておりますが、その辺、もし比較的距離の離れた方々からのご要望があれば、そういった方々にも周知を図っていくような方法を検討していきたいというふうに思っております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 これから工事に入るわけなので、その辺の近隣に対する情報ですか、なかなか申し出者に対して、その人になかなか一々言うのもあれですから、その辺はトラブルがないような形での情報の共有、それはしていただきたいというふうに思っております。
 それとあと、ちょっと今回設計図の中で、屋上にヘリコプターか何かがとまれるようなスペースが出ているんですけれども、これについてのもう少し詳しい説明があれば、教えていただきたいんですけれども。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 ご参考でつけさせていただいています資料の3ページ、屋上の平面図がございますので、ごらんいただきたいと思いますが、こちらは、ホバリングスペースとなっておりまして、ヘリコプターは着陸はできません。緊急時、災害時等に、救助等で使用する際に、この上でヘリコプターがホバリングするという形のもので、平常時は使わないというものでございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 緊急時ですから――そういうことが起きなければいいんですけれども、その辺の騒音の問題だとか、そういうことがありますよというのは、説明会のときには周知はしてあるんですか。
○委員長 どうぞ、文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 説明会でも、やはり同じようにヘリコプターがとまるのか、しょっちゅう使うのかといったご質問等もございまして、あくまで緊急時、災害時等に救助等で使用するためのホバリングスペースですので、日常は使わないというご説明をさせていただいております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 あともう一点。今回、解体して工事に入っている中で、今まで旧福井中学校の中で機能としてあった、いわゆる自転車の保管所だとか、そういうものがもう今なくて、新たにつくったわけですよね。それで、私のところにもちょっと連絡が入っているんですけれども、そういうふうに駐輪のスペースなどをつくっていながらも、あの周辺の道路に、自転車が放置されているものがかなり多いというような話をちょっと聞いているんですが、その辺の現状とかというのは、どういう状況なのか。またそれに対してどんな対応をしているのか、その辺をちょっとお伺いしたいんですけれども。
○委員長 道路交通課長。
◎藤目裕久 道路交通課長 ご質問にお答えを申し上げます。
 ただいま、河野委員のご指摘のとおり、この計画が持ち上がった段階から、既に地元の方々から、そういうような懸念があるというような情報もいただきまして、現在のところ、今もいろいろなお話をいただいております。その場、その場で対応しながらも、あとローテーションを組みながら、常に放置がある場所につきましては強化して、今やっているところでございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 ぜひ、浅草橋の駅の前にこういうすばらしいものが建てられるということは、地域の人とか、かなりの人たちが知ることによって、今まで空き店舗になっていたところも随分新しいお店が入ってきたということで、浅草橋駅の周辺の活性化が、今少しずつなされているというような状況もありますので、人がやはり集まってくるということに対して自転車の問題、その辺についてもタイムリーにやっていただきたいと、それだけ要望いたします。
○委員長 では、田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 この近隣説明会の資料を見てちょっと奇異に思うのは、ご存じのとおり、スカイツリーができて電波状況が変わるわけですよね。にもかかわらず、これは東京タワーからの電波の状況の説明をしているような感じがするんだけれども、その辺、説明会の中ではそういうあれはなかったのか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 お答えいたします。
 確かにこちらの資料にお示ししているのは、東京タワーからの電波障害のことで、実際にアナログ放送が終了いたします平成23年7月24日の予定なんですけれども、それ以降に建物が立ち上がりますので、東京タワーからの電波についての電波障害のほうは実質発生しないという説明と、今後スカイツリーのほうから出るデジタル放送の電波につきましては、まだスペック等が明らかにされていないということですので、その点については、今後建物が建ちまして、スカイツリーからの電波障害が発生するようであれば、適宜事業者のほうで対応するという説明を説明会の場ではさせていただいております。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 今度はスカイツリーができたときの電波障害があれば、事業者が対応するということでしょう。それはそれでいいんです。私たちが心配していることは、現在、いろいろなビルがあるわけだよね。そのビル自体が今度は電波状況がこちらから、こちらにできるから、どの程度なりづらいというのがわかるんだけれども、どの程度あるかと、そのときにだれがどういうふうになるのか、区としてどういうことを思っているのかというふうに、すごく気になるわけです。
 ここのところで、そういうふうに説明してしまうと、今度はほかのところ新たなところ――例えばビューホテルでもいろいろなところがあるわけだから、その辺もあそこでやっているのではないかとか、ここでやっているのではないかという、いろいろな影響力が考えられると思うんです。その辺はどういうふうになっているのか。ここはいいんです、そういう説明したらしたでいいんだけれども、そうするとほかの影響力というのを、区としてどういうふうに……。これからいろいろなところから問題が出てきます。やはり区に相談を持ちかけて、こうなるということが将来予想されるということです。それに対して、こういういいかげんな対応というか、きちんとした考え方のもとで、ここの新しいビルもやっていかないとだめだと思うんです。その点は、ということがあってやっているのか、そのビルだけでそういうふうに今、業者がやっているから説明しているんですか。その辺はどちらですか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 本事業につきましては、基本的にはこのビルがもたらす影響について、今回ご説明を差し上げているということでございまして、区全体として、今後こういった新しいビルが建つことで、スカイツリーからの電波障害等についてのご説明等はちょっとさせていただいてはおりません。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 要するに、だからそれは――ちょっと区長、大事なところなので、そこは今後の問題、課題として、庁内でよくきちっと、整合性のある問題が出てくるような可能性がありますので、旧のビルにはこういうふうにするべきだとか、新しいビルは新しいこうだとか、いろいろな整理をされて、今から用意されたほうがいいと思うので、ぜひその点だけはちょっと申し上げておきます。以上です。
○委員長 言っていることがよくわからないんだけれども。
 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 住宅課で、建築紛争予防条例を持っておりまして、そういった電波障害等の苦情等の対応もさせていただいております。電波障害につきましては、総務省の見解、ホームページ等で書いてございますけれども、事業者側の都合によって、スカイツリーのほうに移動したということで、スカイツリーのほうに移動する以前の状態については、電波事業者の責任において対応すると、このようになっております。それ以降の建物が更新をして、電波障害がスカイツリーから影響があるといった場合につきましては、その後建てた建設事業者が対応すると、こういう見解であるというふうに聞いてございます。
◆田中伸宏 委員 では、現在建っているところは――この庁舎でもいい、今こちらから受けているよね、現在はそこに電波障害があったと、今度スカイツリーが仮にできて、向こうから電波が来たとき、こちらにできたと、そうするとこちらにできた費用負担だとか、そういうのは具体的にどうなるのか。
◎菅谷健治 住宅課長 生じないということになっております。
◆田中伸宏 委員 全部生じないということ。
◎菅谷健治 住宅課長 放送事業者の都合でスカイツリーに移動したということで、放送事業者のほうですべて対応をするというように総務省のほうは指導していると、このように聞いております。
◆田中伸宏 委員 では、スカイツリーがそれを対応するということか。
○委員長 ちょっと待って、田中委員手を挙げて。落ちついてやろうよ。
 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 そうすると、放送事業者というのはスカイツリーだから、スカイツリーが対応するということか。
○委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 スカイツリーに移動した放送事業者が対応するということでございます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 そうすると、ここの関係が、ここの今の中で、新しく建って電波状況が違うでしょう。説明会の中で、そのときはうちで対応しますよというと、それと整合性が合わなくなってしまうのではないか、こういう心配があるわけ。それを心配しているわけ、感じているわけ。
○委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 旧福井中学校跡地の竣工予定時が、スカイツリーの放送事業をスタートした以降に竣工する場合、その旧福井中学校跡地に建設をする事業者が、その責任において対応すると、このようになるかと思います。
○委員長 わかりましたね。
 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 今、田中委員が言ったようなことは、素朴な疑問として区民の皆さんが持っているんです。地デジ対応で今までのテレビでどうなのかとか、いろいろな点は、私らもテレビを持ってずっといくと、台東区では全部見られるんですよね。室内アンテナぐらいでも全部平気なんです。だけれども、そうはいかないところもあるということがあって、この問題については、本当に区民の疑問にこたえていくと、それでやはり心配はありませんとか、こういう問題があったときはここへ来なさいとか、そういうのを国任せではなくて区もきちんと対応していくという方向性を持っていますから、その点は区民への不安を取り除くように、ぜひこれはやっていっていただきたいというふうに思います。
 それと、私はこの問題では、例えばそこの、今立ち上がりましたビルがありますよね。
          (TIXTOWER UENOビルを指し示す)
◆茂木孝孔 委員 そこは事業所ビルですね、いっぱい空いています。立地条件が悪いのか、どうなのか知りませんが、高いのか何だか。上野駅の真ん前ですから、そばですから。今度これができます。ああやって入ってこないと会社自体は大変です。こういうのは、旧福井中学校跡地活用の関係はヒューリックさんに任せたんだから、あとは入ろうが入るまいが、それは区には影響なしとそういうふうに考えるのか。あと、これから報告がある東上野二丁目特定街区の状況だって、あれだけの会社が結局吸収される、こういう状況も生まれます。
 だから、今こういう時期の中ではこの会社は絶対大丈夫とか、そういうのが言えなくなってき出しているというのも事実だと思うんです、それは。そういうときに、これは全部事業所ですから、いいのが建つということで喜んでいたら、とんでもないことになったというふうな状況が起きたときに、区のほうはどういう対応をするんですか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 お答えいたします。
 確かにおっしゃるとおり、オフィスビルでございますので、当然テナントが入らなければ収益を上げられないということでございますので、まず基本的にはヒューリック株式会社、事業者が持っている事業計画のとおりに進むことを期待しているというところでございます。今後土地を貸し出します定期借地権の設定契約というのを来年の7月に予定をしております。その中で賃料等も定めていく予定でございますので、その契約の中で、詳細については事業者と協議しながら今後詰めていきたいというふうに考えております。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 これから解体工事が始まるということで、説明会をされたわけですが、私は、始まるといろいろなことが現実的には起こってくると、想定外のことも起こる可能性もなきにしもあらずだというのが、解体工事だと思うんです。そこが、建築していくのと解体して壊していくのと大分違うところだというふうに思っているんです。
 その中で、近隣の住民の方に、やはりご迷惑もかけるし、我慢してもらわなければならないことも現実的に出てくるかと思います。振動だとか、騒音だとか、ほこりだとか。それを、やはり皆さんがしようがない、壊しているんだから我慢してやろうというふうに思っていただけるのか、あるいはとんでもないやり方だといって怒られるのか、それは現場の対応一つだというふうな感じはするんです。
 そういう意味では、しっかりと現場に現場監督を置いて、住民の方々にやはり迷惑をかけていることを前提に、即、物事に対応していただけるような、つまり現場の状況を共有して、認識をしながら、いかにするべきかをきちっと上に上げるなり、何なりできるような体制、それが重要だと思うんです。そういう意味では、現場のそこで見ていて、そこの現場を差配する方の力量が問われるというふうに感じるんですが、そういう点では、区のほうはそうした指導をしっかりしていただきたいと思うんですが、その点はどういう体制でやるんでしょうか。
○委員長 文化産業観光部副参事。
◎前田幹生 文化産業観光部副参事 私のご説明がちょっと不十分で申しわけございません。解体工事につきましては、既に10月25日から始めておりまして、来年の6月いっぱいまで工事をする予定でございます。11月末現在でございますが、既に騒音等につきまして7件の苦情をいただいておりまして、現場のほうで適宜、その都度対応いたしまして、ご理解をいただいているというような状況になっております。現場事務所につきましては、現在、旧校舎の1階――玄関部分のところに現場事務所を構えておりまして、その後、来年の1月ごろには仮設の現場事務所を建てまして、そちらに施工者である竹中工務店のほうが常駐いたして、そちらと区との連絡体制については十分とっているというところでございます。
○委員長 いいですか。ただいまの報告については、ご了承願いたいと思います。
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○委員長 昼食時になりましたので、昼食時間にしたいと思います。
 午後は、1時に開会いたします。
午前11時59分休憩
午後 1時03分再開
○委員長 ただいまから再開したいと思います。
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○委員長 次に、都市づくり部の補正予算について、及び交通システム整備について、都市計画課長、報告願います。
◎神谷健次 都市計画課長 それでは、資料6をごらんください。
 平成22年度第3回補正予算についてご報告いたします。
 補正額は、歳出650万円でございます。
 課別内訳としまして、住宅課、台東区高齢者住宅の緊急通報システム更新工事として650万円を計上してございます。
 次に、地区整備課でございますが、凌運橋エレベーター等整備の基本・詳細設計に伴う経費1,218万円の債務負担行為をお願いするものでございます。
 ご報告は以上でございます。
 続きまして、資料7をごらんください。
 交通システム整備について、ご報告申し上げます。
 東京スカイツリーと上野・浅草地域を結ぶ交通システムの整備については、9月の本委員会で、東武バスセントラル株式会社から観光回遊バス事業を行いたいとの申し出があったとのご報告を申し上げたところでございます。バスの運行ルートや停留所の位置など、詳細は関係機関や地元への調整を始めたところでございますが、東武バスセントラル株式会社が現時点で予定している運行内容についてご報告を申し上げます。
 運行ルートは上野・浅草・東京スカイツリーを回遊するバスルートで、運行間隔は15分間隔を予定してございます。運行時間帯としては朝の9時から20時までの12時間、運行の距離は約8キロで、中型の車両を予定してございます。
 バスの運行に際してのサービスとして、運行路線や時刻がわかりやすいパンフレットの作成、観光施設や飲食店などの情報を日本語、英語などで案内すること。また、地域の商店などと連携して共通の割引サービスなどを検討してございます。本区も、この観光回遊バス事業の実現化に向けて関係機関との各種協議に関する支援を行うとともに、地域の意見を事業者に伝えるなど、新たな事業の創出につながるよう努めてまいります。
 今後、詳細が決まり次第、本委員会でもご報告してまいります。どうぞよろしくお願いします。
○委員長 それでは、ただいまの報告について、ご質疑ございましたらどうぞ。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 ことしの3月に出された交通システム検討調査報告書、これは平成21年度に調査したものなんですが、これを見ますと2つのルートがありましたね。この浅草寺の周りを回るルート、これはもう考えていないということで、あとは上野と浅草とスカイツリーという、この1本に絞ったということなんですか。どうなんですか。
○委員長 はい。
◎神谷健次 都市計画課長 本年の6月に議会にもご報告申し上げまして、調査の結果、ルートとしては上野・浅草・スカイツリーを結ぶ1つの線に集約する、そういうことで区の調査でも報告を申し上げたところでございます。いずれにしても上野・浅草・スカイツリーを結ぶシャトル便ということで、本区でも調査をしてございますので、今回、事業者もその趣旨で今検討を進めているということでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 平成24年3月の開業を目指していきますと、これからどういうスケジュールになっていくんですか。バス停だとかいろいろ今後決めていくんだろうし、交通関係者との話し合いもあるだろうし、あとは住民の中で、どういうふうになっていくかというのもあるし、バス会社との関係もあるし、ということになると、このスケジュール的には、どういうふうに今後具体的にはなっていくんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 本格営業は平成24年3月のスカイツリーの開業を目途としてございます。委員ご指摘のように、今現在バス停ですとか、この辺の調整を今始めた時点、始めたところであるということでございます。これは、私ども区でも調査を進めてきたという経緯もございますので、バス事業者だけを行かせるのではなくて、区でも関係団体ですとか、そういう調整の役割を担っているというところでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 スケジュール、これからどうなるか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 具体には、今後、主体はバス事業者がやるわけでございますが、まずバス停を決めてルートを定めていく、その後、同時に運輸局への申請を行うということでございます。したがって運輸局の認可がおりるのにやはり1年ぐらいかかるのかなというところでございますので、いずれにしても動きがございましたら、またご報告を申し上げていきたいというふうに考えてございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 あとこれは墨田区との関係はスムーズにいっているんですか。このバス会社のほうが墨田区との関係というのをいろいろ話し合っているんですか。その状況がわかったら教えてください。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 墨田区とは、墨田台東連絡会ということで、これまでも循環バスの検討という――墨田区でやられているんですが、その検討も含めて、台東区も入って情報共有もしてきたところでございます。当然この東武バスセントラル株式会社も、墨田区との連携ということで調整にも入っているということでございますので、今後も墨田区、台東区が連携しながら、このバス事業については、実現化に向けて頑張っていきたいというふうに考えております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 バスの形態だとか、そういうのは、今後、区のほうとバス会社のほうでいろいろ考えていくんですか。レトロ調のバスにするとか、こういうときはいろいろなものが出てくるわけですが、そういう問題などはこの1年間でいろいろやっていくんでしょうけれども、そういうことも含めて考えていくということなんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 ご指摘のとおり、ここに書いてありますサービスも含めまして、バスの街道をどのようにするかということは事業者も考えているようでございますので、またその辺も、区でもいいものにしてほしいということでありますので、要望はしていきたいというふうに思っております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 1点だけ確認させてください。
 この東武バスセントラル株式会社が行うわけですから、区はいろいろな形で要望だとか、ここにつくれとかということは言えると思うんですけれども、それ以上のことは、ちょっと厳しいかなと思います。その辺のかかわり方が1点。これは当然補助金は出ませんよね、2点目は。ルートとスケジュールは、今、茂木委員が聞かれましたのでいいんですけれども、地元のほうの話が、例えばこういうふうにやってもらいたいとかルートになれば、それは今の段階では、もうこれが上野・浅草・スカイツリーという1本なので、ルートはこれに限定して進めていくということで受け取っていいんですか。その3点です。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 まず1点目のかかわり方でございますが、先ほども申し上げましたが、区でも調査を行って、この調査結果に基づいて事業者が参入したという経緯がございます。したがいまして、私どもも――先ほども申しました、例えば道路管理者であるとか、そういう各機関との調整については我々も一緒に入って調整してございます。したがいまして、事業者も区の意向というのは、多少やはり尊重はしていただいておりますので、区民の方のさまざまな意見については申し上げていきたいというふうに考えてございます。
 2点目の補助金とか、金銭的援助は一切ございません。
 ルートにつきましては、この趣旨が、とにかく上野・浅草・スカイツリーを結ぶシャトル便ということでございますので、なるべく早く上野から浅草を通りスカイツリーへ行きたいというルートで事業者も考えてございますので、ただいろいろなルートの地元の方の要望はございますが趣旨はそういうことでございます。もう一つは、やはり事業者の採算性をもとにしてやっていくということでございますので、その辺の兼ね合いもございますので、我々も調整に入っていきたいというふうに考えてございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 となると、この車両は何ですか。中型車両で特殊車両を含むということなんで、めぐりんがあって、普通の都バスがあって、大きさ的には中型はどれぐらいの感じの大きさになるんですか。めぐりんより大きいんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 中型車両、つまりめぐりんより若干大きいというふうには聞いてございます。どの程度改造するかということも含めて、今検討しているという段階でございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 東武バスセントラル株式会社さんが民間としてやるわけなので、そういう意味では、確かに余り細かいというか、事業者サイドの問題もあるので難しいとは思うんですけれども、やはり私は、今回この新しい交通システムをスカイツリーができることによってつくるわけですから、再三うちの会派として言っているのは、スカイツリーの影響なり、これのいい効果が台東区内のやはり広範囲の部分にもたらされるようにというようなことも発言しております。今、確かに上野と浅草とスカイツリー。ポイントは浅草になると思うんですけれども、浅草もいわゆる雷門側と観音裏があるわけなので、できれば少しでも大きいルートでつくっていただきたい。ですから、例えば上野から始発がもし出るのであれば、イメージ的には、行きは雷門のほうを通って帰りは言問通りを通るとか、その逆とか、そういうような形で、ぜひ広い範囲でのルートにできればしていただきたいという要望だけちょっと言わせていただきたい。
          (「可能性あるのか」と呼ぶ者あり)
◆河野純之佐 委員 その辺のことについては、どうでしょうか。
○委員長 それから、上野・浅草・スカイツリーとなっていますが、どうして錦糸町等に行かなくなったのか。墨田区との調整の結果――前回聞いたかな、ちょっと私も忘れた。
 改めてお願いします。どうぞ。
◎神谷健次 都市計画課長 これまで、3カ年の調査報告をご報告した中で、ルートとしては、今までの上野・浅草・スカイツリーということで、ルートとしてはご報告申し上げたところでございます。
○委員長 何で錦糸町まで行かないんですか、それがよくわからない。
◎神谷健次 都市計画課長 先ほどもたびたび申し上げますけれども、趣旨が上野からとにかくスカイツリーに早くこのバスを行かせようと。つまり上野駅からのお客様がスカイツリーに行きたいという要望が非常にございました。したがって、当初からこの回遊性のバスのシステムの目的としましては、とにかく上野、浅草を通って、スカイツリーへ行くということで、行きはそういう考えでやっております。その後、いろいろ採算性ですとか、私どもで調査した中で、なるべく回遊を簡単にしたほうが、非常に採算性もいいだろうという検討結果としてございます。その結果を見て、事業者もこのルート、同じようなルートでいきたい。ただ、先ほども申し上げましたけれども、ルートについてはまだ確定はしてございません。
 もう一点、河野委員のご質問でございますが、広範囲というご質問、確かにこのバスルートを使って、非常に活性化に結びつけたいというのは、もっともなご意見だと思うんですが、ただいずれにしても、めぐりんと連携をどうするかということは、非常に課題になってございまして、このルート、例えばバス停を使って連携をするとか、近くにとめるとかというようなことで、おりたお客様はぜひめぐりんに乗っていただきたい、またはこのバスの中でめぐりんの観光案内をするとか、そういう連携も考えているところでございます。
○委員長 どうぞ。
◆河野純之佐 委員 もう一回確認したいんですけれども、だから行きも帰りも基本的には同じルートにするのか、行きと帰りが少し違うような形になるのかどうかということで、私は浅草の広範囲の地域にやはりこの効果をもたらすべきだなということなので、行きと帰りは基本的には違うルートにぜひしていただきたいというようなことなんですけれども、その辺の可能性というか。
○委員長 はい。
◎神谷健次 都市計画課長 繰り返しますけれども、いずれにしても、事業者がこれから調整をしていかないと、バス停も含めて、そのルートというのは決まらないわけでございます。したがって今現在、例えば同じルートを通る可能性があるかとか、ないか、これはちょっと今のところはまだわからないというのが正直でございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 原則というか、確かに先ほどから言っているように、民間がやるわけなので、効率性だとか採算性だとかという言い分もあるとは思うんですが、ぜひこういう意見があったということは、ぜひ東武バスセントラル株式会社のほうに伝えていただきたいということと、あともう一つは、今、東京都がたしかバスを出していますよね。菊屋橋にとまって両国に行くんですか。あの辺の、例えばあのバスのルートが変更になるとか、そういうような情報は入っていますか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 現在は聞いてございません。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 今後、あのバスもスカイツリーのほうに行く可能性があるというふうに、私は仄聞もしていますので、ぜひその辺の東京都の動きも、もし入ったらタイムリーに報告していただきたいというふうに思います。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 これはシャトルバスというネーミングなんですが、そのシャトルバスというものの性格を言うと、やはり一つの地点から一つの地点までお客様を効率的に運ぶというだけの役割という感じがするんですが、それで本区としてはいいんだろうかと考えるわけです。やはり上野と、それからスカイツリーの、そこの間にある台東区に回遊性の一環として、お客様が、台東区にはこんないいところもあったのね、ここも見ていきたいわというふうに来ていただけることが実は大切なんであって、シャトルバスで行って、ただ往復しているだけだったら、何のメリットも出てこないわけですよね。それが、いわば観光に結びつける戦略性ではないかと私は思うんですが、その辺の考え方というのはどうなんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 まず上野駅をおりたお客様が、とにかく浅草を通ってスカイツリーに早く結ぶと、これは非常に人気が出る、そういう路線だと思います。委員のおっしゃる観光へどう結びつけるか、これは非常に重要な視点でございますので、まさしくサービスのところで商業との連携ですとか、ソフト的な対策は非常にその辺がまさしく主要な地点で、もちろんこのバスは観光回遊と銘打ってございますので、もちろんその点は重要な視点で、これからも考えていくということでございます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 例えば、上野の文化ゾーンだとか浅草の観音様というのは、これは宣伝をしなくてもだれもがご存じなんです。しかし、一葉記念館だとか、朝倉彫塑館だとか、すばらしい場所も台東区内にはあるわけで、そういうことも念頭に入れれば、そういうところにもお客様が足を運ぶ一つのチャンスになるという点は、私は非常に大事なのではないかと思いますので、その辺はひとつこれから検討していただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 1つだけ確認ね。先ほど答弁があったんだけれども、墨田区側は上野・浅草・スカイツリーというシャトルバスで結構ですと、墨田区側は心から応援しているんですか。私は、そう聞こえていないんです、全然。台東区側はこう言っています、こういう調査をしてそういう方向です。だけど、墨田区のほうはスカイツリーに行ったお客さんを錦糸町、両国等々、墨田区内に回したいというのが強過ぎて、今のところ墨田区のここでめぐりん的なバスをどうやるかということで検討しているようだけれども、本当にこの上野・浅草・スカイツリーで墨田区は了解しているんですか。私は全然聞こえないんですよ。この案を、墨田区がそういう形で本当に了解しているならいいなと思いつつも、それを一遍確認したいなと思ったわけ。それはどうなのか。
◎神谷健次 都市計画課長 先ほども申し上げましたけれども、この件については、ずっと情報連絡会をやって、墨田区側とずっと協議はしてございます。趣旨は、とにかく上野に来たお客様をとにかくスカイツリーへ行っていただくということは、これは墨田区側もお客様が来るわけですから、そこから先は、先ほど委員長がおっしゃったように、墨田区でもバスを検討しているというようなこともございますので、とにかく連携をして墨田区とはやっていきたいということで、お話は進めてございます。先日もお話をしたところでございます。
○委員長 議会のほうでずっと言っているのは、スカイツリーを中心にした、いろいろな区との連携の中で、大きく膨れ上がった観光客をどういうふうに受け入れていくかという、そういう調整視点が大事ですよと一貫して議会で言っておりますので、都市計画課長が言うように、本当にそれでいいというふうに、私はなかなか理解できないんだけれども、墨田区との調整は絶対にお互い傷つけるようなことがないようにしてもらいたいということだけ要望しておきます。
 いいですか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、東京スカイツリー工事の進捗状況について、浅草地域まちづくりビジョン担当課長、報告願います。
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 それでは、東京スカイツリー工事の進捗状況についてご報告させていただきます。
 東京スカイツリーの建設工事につきましては、順調に工事が進められ、現在、高さも500メートルを超してまいりました。また、来年の12月のスカイツリー竣工まで、あと1年となってまいりましたので、スカイツリーの工事の進捗状況についてご報告させていただく次第でございます。
 資料8をごらんだくさい。
 項番1.現在までのスカイツリー工事の進捗の経過でございますが、タワー鉄骨工事の進捗イメージの絵を掲載してございます。左から順にタワーが成長していく様子でございます。?平成21年4月、タワーの鉄骨工事が着工いたしました。?平成21年11月に高さ200メートルに達し、?平成22年3月29日には、東京タワーの高さ333メートルも超えております。そして、?平成22年7月、第1展望台の屋根部分375メートルまでの骨組みが完成しております。また、?平成22年10月13日には、スカイツリーの照明に使用する照明器具等を検証するための点灯実験等も試験的に行われています。そして、?平成22年10月23日、タワー本体部の頂上である高さ497メートルまで到達いたしました。その後、?平成22年10月下旬から11月にかけて、第2展望台の工事に着手しております。
 次に、項番2.現在のスカイツリーの工事の状況でございます。?6月からタワーの内部で空洞部分においてゲイン塔――これはタワーの最上部のアンテナ用の鉄柱でございますが、その組み立て工事が着工されておりました。現在、組み立てたゲイン塔をタワー本体の頂上部分まで順次引き上げていく作業が行われています。また、並行しまして、第2展望台等も実施され、現在はタワーの頂部に制振装置がございますが、それが仮設置されております。そして、12月1日にその制振装置がゲイン塔と接続され、現在高さ511メートルに達した次第でございます。
 裏面をごらんください。
 最後に、項番3.今後のスカイツリーの工事でございます。?ゲイン塔が約140メートルございますが、このゲイン塔を徐々に引き上げていきまして、最終的に634メートルまで引き上げていきます。その作業に合わせまして、ゲイン塔にアンテナを順次取りつけていきます。そして、?平成23年春には634メートルに達する予定でございます。それに並行してタワーの内部では、?第1展望台の内装工事、照明等の設備工事、そして、?タワーの中心部では心柱と言われます設置工事が行われています。これは、タワーの揺れを抑える制振装置にもなるものでございます。第1展望台まで心柱が貫いてございます。そして最後、?エレベーターの設置工事、第2展望台、空中回廊の外装・内装工事などが順次進められ、予定どおり平成23年12月にタワーの竣工となります。
 そして平成24年春には、商業施設も含めまして、資料の下のタワー全体の街区のイメージ図のように、東京スカイツリーのまち開きとなる予定でございます。
 以上、簡単でございますが、スカイツリーの工事についてご報告させていただきました。以上でございます。
○委員長 それでは、質問をどうぞ。ないですか。
 河野委員。
◆河野純之佐 委員 基本的にはこれで特段問題ないんですけれども、ちょっと仄聞したことがあるんですが、東武の業平橋の駅の駅名を変えるのではないかというようなことを仄聞したんですけれども、そんなような情報は入っていないですか。
○委員長 浅草地域まちづくりビジョン担当課長。
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 お答えいたします。
 直近でも東武鉄道の方とお話をしてございますが、東武の業平橋駅につきましては、そのような駅名を変えるということは聞いておりませんし、今も業平橋駅は東武と浅草を結ぶ大切な路線でございますので、そういったようなお話はまだ聞いておりません。
◆河野純之佐 委員 聞いていなければあれですけれども、またそういう情報もあれば教えてください。
 それと、あともう一つ、私も代表質問か何かで聞いたんですけれども、ここに入る商業施設が、台東区の商業にも影響してしまうとまずいなというふうに思っているんですが、これの商業施設の状況というのは、いつごろある程度明らかになるのかわかりますか。
○委員長 浅草地域まちづくりビジョン担当課長。
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 商業施設でございますが、今商業施設につきましては、本年2月にテナントの入居説明会が行われております。台東区、墨田区、それから一般向けに行われています。そのとき、商業施設は300店舗入る予定でございますが、事業者のほうからのご報告ですと、1,000店舗、今申し込みがあるそうです。それで一部内定した店舗もあるそうなんですが、まだタワー竣工まで大分1年以上もある中で、それぞれ商業施設につきましては、いろいろな物販飲食、ファッションとかゾーン別のプラン計画があるそうで、その中のプランに沿いまして、今募集してきたテナントと、ビーシングといいまして、いろいろヒアリングとか、出店計画の調整を行っているそうです。まだまだそれについては発表できる段階にはないということでございますので、少なくともタワーの竣工する来年の12月の期間までの近い時間帯には、十分余裕を持って発表できるようにはしたいということでございました。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 台東区の老舗のお店なども出るとか出ないといかという、そういういろいろなうわさがあるので、ぜひまたその辺についても情報が入りましたら、その都度報告していただきたいと思うんですけれどもいかがでしょうか。
○委員長 浅草地域まちづくりビジョン担当課長
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 スカイツリー株式会社、あるいは東武鉄道とは、いろいろと順次接触がございますので、そういった情報が入り次第、当委員会等いろいろと随時またご報告させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 清水委員、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 ちょっと確認させてください。
 平成23年12月にタワーが竣工しますね、電波というのは、いつごろから発するんですか。
○委員長 浅草地域まちづくりビジョン担当課長
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 先ほどご説明しましたように、今、ゲイン塔が順次引き上げられて634メートルになります。その間、地デジ放送用のアンテナが順次取りつけられていきます。タワーの竣工は平成23年12月でございますが、それで平成24年の春にまち開きとなります。その地デジ放送の電波が、今、東京タワーのほうから地デジの電波が出ていますけれども、これをいつの段階でスカイツリーのほうに移すかといいますと、まち開きと同時にはなかなか難しいだろう。といいますのはゲイン塔へのアンテナ設置が終わりまして、試験電波を発したり、それからアンテナ装置の点検とか、そういった電波状況等を見まして、総務省とか、それから放送事業者、それからスカイツリーの事業者が、その間相談して電波を移すことになりますので、まだそれについては決まっていないそうです。まだまだこれからそういった試験的な電波を出して、そういった状況を見ながら決めていくということで、今現在は、いつスカイツリーから地デジの電波が出るかというのは、まだ決まっていない状況でございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 そうすると、平成23年7月24日にアナログが終了しますよね。その間、スカイツリーから出る間、地デジに交換していろいろやるんでしょうけれども、結構ブランクがありますよね。その辺の、例えば――ちょっとよくわからないので聞いているんですけれども、台東区で地デジをやりながら、平成23年7月に交換でしょう。タワーから出る、その空間の間、いろいろな電波障害だとか何か起きるとかというのは、台東区内で想定はされるんですか。その辺はどうなんでしょうか。
○委員長 浅草地域まちづくりビジョン担当課長。
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 アナログの電波は来年の7月に停止されます。アナログが出なくなります。ですから日本国じゅうどこでもアナログが見られなくなります。そして相変わらず地デジの電波は東京タワーから出し続けています。ですから地デジはずっと見られます。では電波がどこから出るかという問題になりますけれども、東京タワーから発信している間、いろいろと試験的なスカイツリーからの電波状況、試験的に電波を発信して、それでいつ移るかということですので、その間では電波がなくなるということはございません。ただ東京タワーからスカイツリーに、いつの段階で電波が切りかわるのかというのがまだ未定ということでございます。
○委員長 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 どこの議会の、墨田区議会と間違われるような質問がいっぱい出ていて、皮肉で言っているのではなくて、大変結構なことだと思いまして、これで細かいことはやっていますが、墨田区と我が区との連携のことについて、協調関係というのは、議員同士でやると近親憎悪みたいなものです。どうせ私たちは浅草に持っていかれてしまうんだとか、これは正式な発言ではありませんけれども、その中で、ああいう発言を聞いていると、うちと一体となって取り組むというようなものが感じられないんですけれども、本当に連携をきちっとやって、方向ができているのか。私は近親憎悪が向こうからよく聞こえてくる。
 それからもう一つ、大きな問題として、国との問題がありますよね。観光エリアですか、経済ゾーンとか観光ゾーンとして考えたとき、1区対象の地域だけでは、国の補助の対象にもならないし、支援の対象にならない。これは当然これだけの大きな世界じゅうに発信しているところですから、国との協調の関係とか連携とかというのは今まで報告ないんだけれども、その辺は。
 だから1点は、墨田区との連携が本当に今おっしゃっているようにうまくいっているのか、そして具体的にはどんなことをやっているのか。もう一点は、我が区、または墨田区独自での観光政策というのは、今現在の観光庁とか国の方針の中で、1区だけで云々というのはあり得ないわけ。そうすると当然、国とか都とか、それとの関係はどうなっているのか、ちょっと教えてください。
○委員長 浅草地域まちづくりビジョン担当課長。
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 墨田区の連携でございますが、ご承知のとおり押上業平地区の開発につきましては、墨田区、台東区、それから事業者が誘致連絡会とつくりまして、浅草地区、それから押上業平地区ということで誘致してきたわけです。ですから、当然、台東区、墨田区、事業者と連携をとってやってございます。先ほどもございましたけれども、以来、台東墨田行政連絡会を通じまして、いろいろな事業の連携についても密に話し合いながら――先ほどのシャトルバスの件もそうですけれども、いろいろと話し合いをしているところでございます。
 墨田区のほうでは、当然、墨田区内に開発の地区がございますから、いろいろと北十間川の整備とか、それからコミュニティバスの整備とか、それから道路の整備、いろいろとやってございます。その中では、やはり道路整備につきましては、台東区との境目になるところも連携して整備をしていこうということで、サイン整備など、そのような事業についても検討しているところでございます。
 そしてまた当然、国、都との関係でございますけれども、都もスカイツリーができるということで国道の自動車の状況とか、それから橋の整備とかがございますので、墨田区、台東区、それから国とでいろいろなそういった相談の連絡会も設けてございます。そういった意味で、国と墨田区ともいろいろと連携をして今事業を進めているところでございます。
◆鈴木茂 委員 密にスムーズにいっているというあれで、それはそのまま受けとめていいわけですね。
 もう一点お聞きしますけれども、墨田区の議員の情報でいうと、どうも東武鉄道と墨田区との利害関係が相反するものもあると、なかなかうまくいかないというようなことも言うわけですよね。そういう点が1点。
 それから、本当に国・都のほうで支援体制ができているんですか。
○委員長 浅草地域まちづくりビジョン担当課長。
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 国・都の支援体制ということでございますけれども、当然あそこでスカイツリーの開発が行われていますので、その開発については、墨田区と国の国土交通省になるかと思いますが、いろいろと連絡をとり、またいろいろな事業の展開についても、いろいろ指導や助言を仰ぎながらやっていることと思います。
 それから……
○委員長 どうぞ。
◆鈴木茂 委員 思いますだけれども、密接な連携をとってやっているという先ほどの言葉から考えれば、思いますでは済まないのではないのか。方向がきちんと見えてないとまずいのではないのか。思いますではないだろう、やはり。
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 私も、墨田区、それから国土交通省、私ども台東区のことではないので、思いますとか言えませんですけれども、そういったことでやっているふうには聞いておりますので、よろしくお願いしたいと思います。
◆鈴木茂 委員 違うんだよ。
○委員長 台東区と墨田区の関係について、一つ一つ事業などをきちっと意思統一して本当に前へ進んでいるんですか。あなたたちはそう言うんだけれども、議会サイドの――私もそうですが、そう全く聞こえないんですよ。
 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 墨田区と国とやるのではないんですよ。だから、エリアなんだから、ゾーンなんだから、うちも含んで国との関連がないとまずいわけでしょう。先ほどは密接な連携のもとに今進めていると言うんだから、その辺は当然計画の中にあるわけでしょう。ちょっと議員たちは、本当に密接かとはだれも思っていないんですよ。だから、あなたの言葉で密接だと言ったから、それは大したものだと、改めて敬意を表するところですが、本当だったら。
 それから、東武鉄道のほうとどうも――墨田区のほうの議員の情報ですよ、東武鉄道は自分の――民間ですから当たり前ですけれども、東武鉄道株式会社の利益が優先になるから、どうも墨田区と相反するところもあるというような、不協和音もあると聞いているんです。当然、東武鉄道と墨田区との不協和音があるんだったら、うちにも影響するのではないか。密接な連携をとっているんだったら、その辺ちょっとわかるのではないかと思うんですけれども、それは単なるうわさなのかどうか、ちょっとお聞きしたい。
○委員長 浅草地域まちづくりビジョン担当課長。
◎柴崎眞一 浅草地域まちづくりビジョン担当課長 今、鈴木委員の言われたことでございますが、東武鉄道の関係と墨田区の関係なんですが、うまくいっているかどうかというのは、私ども当事者ではございませんので定かにはわからないということでございます。
 それから、少なくとも台東区と墨田区の間におきましては、今密接にやっているということでございましたけれども、国までを入れると、確かにちょっと私、密接ということはちょっとそこまで言えるのかどうかは、申しわけなかったんですけれども、確かに台東区と墨田区におきましては、今現在GTS観光アートプロジェクトとか、それから観光マップの作成とか、いろいろと連携をとってやっておりますので、台東区、墨田区に関して言えば、行政連絡会等を通じて、いろいろな情報交換を行いながら適切にやってございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 まちづくり推進担当部長、どうぞ。
◎川合紀子 まちづくり推進担当部長 今、墨田区ですとか関係機関との連携状況、事業の進め方につきましては、いろいろご説明してまいりましたけれども、特に国という観点から申し上げますと、このタワーの誘致が国からの支援も含めて決定されたということからスタートしまして、まず体制としましては浅草地域まちづくり総合ビジョンの推進協議会にも、国の参加を得ながら進めております。また、浅草地域という意味で申し上げれば、都市再生整備計画を区としてつくりまして、そこに対してまちづくり交付金という形で国の支援を得ながら進めております。また、そもそも個別の事業につきましても、現在、観光政策としましては、広域の都市間で広く観光圏という考え方で、観光政策を連携して進めていこうという考え方がございますので、その理念も取り入れまして、スカイツリーと浅草、それから広い浅草圏、そういったところで、広くそのタワー誘致の効果が得られるような視点を踏まえながら、個別の事業、観光ビジョンなどに基づいて進めているというところでございます。
○委員長 どうぞ。
◆鈴木茂 委員 そこを聞きたかったんです。墨田区とのGTSか、そんな川辺に、おもちゃではなくて、何かを並べるというようなことではなくて、今部長から答えがあったように、将来、観光ゾーン、経済圏、広域圏ですか、観光圏、その発想がうちにとっては必要だし、そこにまっしぐらに進んでもらいたいと思うわけ。その進捗状況を聞いているわけ。だから、バスが回るとか何かではなくて、そういうことが、どういうふうに支援されるかということはまだ決まっていませんよね。その支援に向けての連携がどうなるかということを聞きたいわけ。その辺、今後のあり方、どの辺にねらいがあって、どれだけ効果があるのかとか、具体的にどういうふうにやっていくのか、ちょっと部長、ビジョンを説明してください。やはり我が区にとってはその辺が一番大切なんです。バスがどう回ろうと、そう関係ないんですよ。どうぞ。
○委員長 まちづくり推進担当部長。
◎川合紀子 まちづくり推進担当部長 観光圏という考え方を、まず理念として共有しているということは間違いございません。そういった考え方の中で、観光ビジョン、またまちづくり総合ビジョンなどをつくりまして、個別の事業はそこから発生した考え方に基づいて進めているということでございますので、おっしゃったように例えばバスの事業でございましても、あるいは観光のサイン整備の事業でございましても、申し上げましたとおり、スカイツリーによる誘客効果、これを広くその地域全体で共有できるようにということで、配慮をしながら進めていくということで、その場合には国のメンバーも参加を得ながら、協議会等で意見交換をしていくということと、進捗状況につきましては、今後、連携状況も含めまして、議会でご報告していくことができると思います。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木茂 委員 大変品のない話だけれども、それが実っていった場合には、台東区にどのくらいの支援が得られるのか、簡単に言えば、予算がつけられるわけですか。難しいでしょうけれども、我が区としてはそれがねらいなんですから。
○委員長 まちづくり推進担当部長。
◎川合紀子 まちづくり推進担当部長 ご承知おきのことかとは思いますけれども、個別の事業を具体化した段階で、具体的な金銭的な支援につきましては決定されていくということでございますので、現時点では、幾らということは申し上げにくいところでございますけれども、例えばまちづくり交付金などにつきましては、事業を計画どおり進めた段階で10分の4という割合で支援を受けながら進めているという状況でございます。
◆鈴木茂 委員 ということで、担当の方、細かいGTSとかそういうことももちろん結構ですけれども、少し将来的にはこうなるんだという、どうも、両区が連携して国に働きかけているという方向がちょっと見えないです。だから、次のときには密接な連携と言っているんだから、当然、国に対して、両者が密接な連携のもとにやっていると思っていたんですけれども、どうも見えないし、それから、仄聞する墨田区の議員からでは、東武鉄道はやはり社の益を中心とするから、どうも区全体に配分したくないというか、あそこに囲い込みたいというような、あるというようなことも聞いているわけです。そうしたとき、そういう対策等も連携の中にあるのかどうか。
 今、区同士は密接に連携しているというけれども、どうも小手先と言ってはおかしいけれども、当面の個別的なことにしては連携しているかもしれないけれども、一つの大きな目標に向かっての連携が見えないんだけれども、今、部長からの答えがあったので大体わかりましたけれども、その辺、次のときにはもっとわかりやすく言ってください。要望しておきます。以上です。
○委員長 そのほかございませんか。
 ただいまの報告については、ご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、御徒町駅周辺地区地区計画について、まちづくり推進課長、報告願います。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 それでは、御徒町駅周辺地区地区計画についてご報告いたします。
 資料9をごらんください。
 まず、項番1の変電所工事の進捗状況でございます。2ページに工程表と工事写真がございますので、あわせてごらんください。
 11月10日に地下1階の床コンクリート工事を完了しております。現在は、地下2階に向け、掘削工事中でございます。工事は工程どおりに進んでおります。
 続きまして、項番2の地区計画の見直しの進捗状況でございます。8月の当委員会にご報告いたしましたように、地区計画区域内を整備計画の有無、開発の進捗状況により、3区域に分けアンケートを実施しております。さらに、駅前広場周辺道路の回遊性向上の基礎となる歩行者、車の交通量調査を実施しております。また、11月12日には、東京都と今後の地区計画の見直しについての事前相談を行っております。
 恐縮ですが、3ページをごらんください。
 アンケート調査の概要版でございます。アンケートは、吉池のある27・28番街区、御徒町駅西側区域、同じく駅東側区域の3区域に分けて行っております。アンケート項目の「全体」から「まちづくりの検討機会」については、3地区共通の課題というところでございます。西側の街区内の特定道路につきまして意見を求めたところ、まちのイメージについては、関係ある街区のみでの調査になっております。特徴的な意見としましては――網かけをしてございますが、地区により、開発動向ですとか、実際の開発についてのしやすさ、歩行者中心のまちづくりへの移行、現在ある地区計画の認知度等にばらつきがございます。
 6ページをごらんください。
 地区内の現状の交通規制の状況と、御徒町駅北口の歩行者滞留状況の写真でございます。北口の歩行者駅前広場の必要性については、資料の最後におつけしておりますパンフレットにも記載されておりますが、現在の地区計画の中でも、整備方針のみが示されておりまして、現在は整備計画はございません。
 7ページからは、自動車交通量の調査でございます。
 朝の7時から、19時までの12時間の平日と休日の累積の交通量でございます。松坂屋の駐車場周辺の車の交通量が大変多くなってございます。
 8ページは、歩行者交通量の平日、休日で、同じ時間帯での調査結果でございます。
 図の中の四角のボックスの中に数字が2段で入ってございますが、上段につきましては、調査をした12時間の累積の歩行者の数、下段のほうは、15分単位で最大の歩行者量を記載しております。御徒町駅北口の吉池のわきのたまりについては、網かけボックスの中に記載しております。この数字の見方でございますが、歩行者の渋滞度という部分は、歩行者空間の単位面積当たりの歩行者の数で評価をするという手法をとりますと、この数字の中から言えることは、御徒町駅北口の西側、吉池の付近です。春日通り、JRのガード沿いの渋滞が、他の場所に比べてひどいことがわかっております。ちなみに、御徒町駅北口の15分あたりのたまりの最大値でございますが、280でございます。ここの部分につきましては、春日通りを渡る交差点がスクランブルになっておりまして、2分に1回、全方向で歩行者が動くような状況になっておりますので、信号の1サイクル当たり40人程度が滞留しているところでございます。
 9ページをごらんください。
 このアンケート、交通量調査の結果を受け、西側地区のまちづくりの基本的な考え方を「来街者の回遊を招き高める、良好で賑わいの在るまちなみ形成の誘導と安全で快適な歩行者ネットワークの形成を図る」とし、歩行者ネットワークを中心に整理をしたものでございます。
 秋葉原、アメ横との結節を考えて、線路側の南北には歩行者の幹線、春日通り、駅南口の区道を東西の歩行者幹線におきまして、幹線より道路幅員のやや狭い道路については、補助幹線という位置づけで案を考えてございます。地区計画の見直しの視点としましては、現在、整備計画がない東側の領域と、吉池のある27・28番街区の部分を含めた、安全で快適な歩行者空間を設け、もともとの全体の歩行者ネットワークの効果的な連動を図っていきたいというふうに考えております。
 今後でございますが、この歩行者ネットワークにつきまして、警察の意見でございますとか、地元の地権者の意見を聞いていくことが大事な視点になってございます。
 1ページにお戻りください。
 項番3.今後の予定ですが、本日ご報告いたしましたアンケート調査ですとか、交通量調査、また西側まちづくりの考え方を、交通管理者でございますとか、地元に説明しながら、ご意見を伺いながら、地区計画の変更案についても検討を開始してまいります。
 御徒町駅周辺地区地区計画の進捗状況については、以上でございます。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がございましたらどうぞ。ないですか。
 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 このアンケートの実施状況というところで、やはり回収率が気になるんです。私はかなり低いという感じはするんだけれども、これは皆さんのほうから見るとどうなんですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 回収率につきましては、まず27・28番街区が27件に対して13件というところで、数としては5割弱でございますけれども、この中のかなりの大きな地権者さんについては回答をいただいている状態でございます。また、西側区域の48件についての10件というのは、数字上は非常に少なく見えますが、実際的には、この街区の下のほうの小さいうちがちょっと込み入っているところの回収率が若干低かったんですが、その他はほとんど松坂屋さんが1件で持っておりますので、この数字ほど全体の意向を把握していないということはないと思います。ただ、残念ながら、東側区域の139件に対して38件ということで、道路の名前をつけるとか、そういうまちづくりの動きがあるんですけれども、もう少しやはり直接地元に入って意見を聞いていきたいというふうに考えております。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 結構、ここのこの地区計画というのは従前からあって、それがなかなか進んでいかない。結局、今一生懸命進捗させようとして力を入れているわけなんですが、松坂屋さんがああやって駅前広場をつくることに協力していただいて、実際、進んできている。それを受けて、地元の方々の意識も変わってきていることは確かなんです。そういう意味では、こういうチャンスにきっちりと進めていく区の姿勢というのは重要なので、単にこうしたアンケートを送って回収するということだけでなくて、やはり個別にきちんと訪問をして、それでどういう状況なのか把握しておくということは重要だろうと思います。特に東側地域については、やはり松坂屋側と比べて、そういう意識がかなり低いと言わざるを得ないと思うんです。そこをもう少し認識を深めてもらうために、これからどうやっていくかというのが一つの課題だと思いますので、その点についてはどういうお考えなのでしょうか、お聞かせください。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 このアンケートについて、地区ごとに分けたのは、まさに実際の状況が少しずつ違っているからというところがございます。東側区域については意識が若干低いというご指摘もございまして、アンケートの結果もそういう部分を示唆していると思っておりますが、私ども、まず街区ごとにこの結果を説明するとともに、その街区で何が求められているのか、現在私どもが持っているまちづくりの支援のさまざまな制度を使いながら、ここの部分の意識向上ですとか、実際の開発が進むように努めていきたいというふうに考えております。
○委員長 いいですか。茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 この御徒町駅周辺地区地区計画は、もうこれが決定してから19年たっているんです。それで結局、この27・28番街区を含めた西側地区の全体が、まず先にやっていかなくてはだめだということで、この地区計画が出されて、ようやく駅前広場のところが今工事が着工されて、整備が進んできた。19年たっているわけです。私も、この地区計画が決定されるときに、ここでの最大の問題は吉池さんの周りのこの地域がどう変わっていくのか、そのためには地権者の方々はもちろん、そこに借りている人も含めて、本当にこういう人の意見を聞きながら進めていったほうがいいですよ、松坂屋のための地区計画にならないように、きちっとやっていったほうがいいですよというのを、何度もずっと言ってきました。
 ようやく、27・28番街区でこれからやっていくためのアンケートをとって、ようやくこれが緒についたというところに今来ているのではないかというふうに思います。ここが、やはりきちっと地区計画としての役割を果たしていかないと、この全体の平成3年11月にやった地区計画決定が、やはりそれはもう全然目的を達しないで終わるだろうというふうに思うんです。その辺では、台東区とすれば今後どうやってこの27・28番街区をこれから、いつごろまでにどういうふうにしていこうとしているのか、その辺は担当者はどう考えているんですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 27・28番街区の開発については、平成3年当時は、再開発をするような方向で地元の協議会も立ち上がっておりましたが、10年ほどやりまして、少しその活動ができなかったというところで聞いております。やはり、このアンケートの前段で地域の地権者を調べて、みんなにお声がけをしておりますが、やはり再開発というのは少し難しいようでございます。この街区の中でどれだけできるだけ細分化されているところを共同化していくとか、A路線とかB路線の扱いですとか、ここの地域の課題がございます。そういう部分を地区計画の中で改善するような形で考えていきたいというふうに思っております。
◆茂木孝孔 委員 いつごろまでにどうやってやっていこうとしているのか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 まずはもう少し地域に入っていかないと、具体の事業の展開がわかりませんので、やはりただ一つ広場ができ上がるのが平成24年というのがございますので、平成24年というのを一つの目標として、それ前後にいろいろなところを動かしていきたいというふうには所管としては思っております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 この27・28番街区――台東区もいろいろ、入谷のところだとか、ここだとか、再開発計画をいっぱいつくってきました。全然できないで、ずっと構想だけで来ました。ただ、この地区計画については、一定にここのところを何とかしようということで始めて、広場からということでやっていますが、この27・28番街区だって、今まで相当いろいろ話し合ってきたんです。だけれども、ここのところは物別れになってしまっているんです。それで駅前広場だけでやっていく以外にないなということで、松坂屋さんの協力を得て、そこだけまずはやろうということになってきた経過がありますよね。
 そうなってくると、やはり27・28番街区を地区計画で進めていくとなれば、今までのやってきたことを反省しながら、どう住民の皆さんの、また地権者の皆さんを初め、あそこで商売をやられている方々の意見を、本当に真剣に酌み上げないと、ただまた計画倒れにならざるを得なくなってしまうのではないかというふうには私は危惧しているんです、実際。そういう心配はありませんね。そういうのはもうクリアしています、これから27・28番街区は一路進んでいける状況があるんですというような気持ちでいるんですか、どうなんですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 地域の方々とお話し合いをするという場を持つような形で、努力しておりまして、過半のところは、お話をしてございます。ただ、やはり現実的に、まだご自分の開発が直近にないとか、そういう部分はなかなかお話に入っていただけないという状況がありますけれども、できるだけ情報を提供して、目に見える形で変わってくると、では自分もという考えになってくださる方もいらっしゃると思いますので、なるべくそういう部分で働きかけていきたいというふうに思っております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 ちょっと確認なんですが、基本的な考え方で、歩行者ネットワークの形成を図るということで、いわゆる車両を規制して、歩く人を優先した地域をつくるということですよね。その考え方は非常に私も大賛成なんです。やはり、繁華街の中にやみくもに車がどんどん入ってきってしまってというよりも、やはり京都などでも人を優先としたまちが栄えていきますし、そういう意味では私もこれは賛成なんですが、これは自転車の規制というのはどのぐらいかける方向があるんですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 本委員会にも若干ご報告をさせていただいていますけれども、駅前広場のところに、部分的に自転車がたまっているという状況もありまして、それについても地域と一緒に、私どもの所管とも対応をしているところでございますけれども、今後一般地域と同じように対応をしていくというのが一つ。
 それから、ここにつきましては大規模の店舗がございますけれども、現行の大店法の駐輪台数ほど整備できていないというような実態もございます。こういう部分についても、事業者さんの整備に合わせて、効果的な駐輪場の整備をやっていただこうというふうに考えております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 駅前広場の地下にも駐輪場をつくるわけですよね。ですから、私がちょっと危惧しているのは、そこにお金もかけて駐輪場をつくったんだけれども、今後この地域一体を自転車は入ってはだめだというようになったら、何かやっていることがちぐはぐだなという感じがちょっとするので、その辺の状況がどうなのかというふうに思ったんですけれども、その辺なんです。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 歩行者ネットワークの考え方ですけれども、完全に車を排除するというのは物理的にできませんので、時間で車を締め出すところ、それからしっかりした歩道があるのであれば、そこは車を通してもいいと思います。ということは、自転者についても完全に排除するということではなくて、必要に応じて入れていくということでございます。
○委員長 そのほかございませんね。
 ただいまの報告については、ご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、密集住宅市街地整備促進事業(谷中・根岸)に係る事業計画について、及び凌雲橋のエレベーター設置について、地区整備課長、報告願います。
◎望月昇 地区整備課長 密集住宅市街地整備促進事業に係る事業計画について、報告させていただきます。
 資料10をごらんください。
 密集住宅市街地整備促進事業に係る事業計画は、平成23年度までを事業期間とし、現在、谷中・根岸の両地区ともに、主要防災道路等の整備に向け、地権者等の関係権利者と用地交渉、または合意形成などの話し合いを進めているところでございます。
 今後、本事業をさらに推進していくための計画期間の延伸、及び谷中地区の主要防災道路A路線の用地取得について報告をさせていただきます。
 まず、現在の状況から説明させていただきます。
 別紙1をごらんください。
 A3の横広の図面でございます。これまで、そこに記載してございますように、谷中地区、根岸地区ともに、緑で記してございます防災広場を整備し、また根岸防災広場の北側の道路を整備してきたところでございます。現在は、根岸地区に青色で示してございます防災区画道路B路線の南側、及びC路線の一部の整備を進めているところでございます。
 さらに、オレンジ色で示してございますが、谷中主要防災道路のA路線、並びに根岸防災区画道路B路線の北側、及びC路線の東側の整備に向けて、関係権利者と交渉、または合意形成等の話し合いを進めているところでございます。
 恐れ入ります。資料1枚目の表にお戻りいただきたいと思います。
 項番1の密集住宅市街地整備促進事業の期間延伸についてでございます。
 谷中・根岸の密集地域の防災性向上のためには、道路の拡幅や老朽木造住宅の建てかえ促進等を24年度以降も事業を推進していく必要があるものと考えてございます。具体的には、国の交付金事業の区切りでございます平成26年度まで、現在取り組んでおります整備に向けて、事業計画の期間延伸をしていく予定でございます。
 現在取り組んでおります事業でございますが、恐れ入ります、別紙2をごらんください。
 先ほど説明いたしました部分を大きくしたものですけれども、点線の部分を含めまして、谷中主要防災道路A路線としておりますが、その北側の道路拡張整備を今後進めてまいりたいと考えてございます。
 恐れ入ります、もう一枚おめくりいただきまして、別紙3をごらんください。
 根岸防災区画道路B・C路線の、現在整備中の区間を延長しての道路拡張整備で、B路線の北側――上になりますけれども、北側、それからC路線の南側、東側に伸ばして、下に少しおろした形で、区道に接続したいというふうに考えております。繰り返しになりますが、これらの路線整備に向けて、事業期間の延伸でございます。
 申しわけございません。再び1枚目の資料にお戻りいただきたいと思います。
 続きまして、項番2の谷中主要防災道路A路線道路用地の取得についてでございます。
 初めに、取得予定区域でございます。谷中地区の主要防災道路A路線の北側の地権者の方から、事業に協力して、土地を提供していただく旨の申し出がございまして、これまで話し合いを重ねた結果、道路を地権者側に幅員6メートルに拡幅することとして、そのための道路用地、それから沿道ポケットパークに供するための用地を取得するものでございます。
 別紙4をごらんいただきたいと思います。
 今ご説明させていただきました内容です。赤い線で囲まれた網かけの部分と、塗りつぶした部分につきまして、用地取得について、関係権利者の地権者の方とお話をさせていただくものでございます。また、赤く塗りつぶされている部分につきましては、既に関係権利者からの合意が得られている区域でございまして、ほかの網かけの部分に先駆けまして、早急に道路の拡幅を行い、また消防活動困難区域を減少させていくために、ほかの部分に先行して22年度中に取得したいと考えているものでございます。この先行取得によりまして、今後、用地全体を確実に取得していくための礎とするとともに、周辺への波及効果をねらっていくと考えているものでございます。
 密集住宅市街地整備促進事業につきましては、地域の方々のご理解とご協力に基づいて進めていく事業でございますので、今後とも関係権利者の方々との合意形成に努めてまいりたいと考えております。
 密集住宅市街地整備促進事業に係る事業計画についての説明は以上でございます。
 続きまして、凌雲橋のエレベーター設置について、報告させていただきます。
 資料11をごらんください。
 凌雲橋のエレベーターの設置につきましては、前回の本委員会におきまして、設置可能な方法の調査結果を報告させていただきました。今後この方法によって、できるだけ早い供用を目指すために、今年度から設計に着手することについて報告をさせていただきます。
 項番1の設置方法でございます。
 恐れ入ります、裏面をごらんください。前回にお示しした図と同じものでございますが、このような構造で、11人乗りのエレベーターと階段を設置しまして、凌雲橋の歩道部分に接続させるものでございます。
 恐れ入ります、表にお戻りください。
 項番2の費用でございます。
 早期の供用を目指しまして、設計期間の短縮を図るため、基本設計と詳細設計をあわせて行うものといたしまして、その費用は1,218万円と見積もっているものでございます。なお、この設計費につきましては、先ほどの補正予算の説明にございましたように、23年度にかけての債務負担行為として、今回の補正予算で設定させていただいているものでございます。
 説明は以上でございます。
○委員長 それでは、まず密集住宅市街地整備促進事業(谷中・根岸)に係る事業計画についての質問、ありましたらどうぞ。ないですか。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これは具体的に谷中の密集住宅地の道路の拡幅が出されました。これは平成26年度までは国の交付金事業がある。それ以降はどういうふうになるんですか。一切なくなるんですか。
○委員長 地区計画課長。
◎望月昇 地区計画課長 今、国の交付金事業が3年ないし5年という期間で設定されております。平成26年度まで、まずはこの期間でやって、国としては、その後についても続けていくという意向で、今は話を聞いているところでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 谷中地区まちづくり協議会や、そういったところで、この話はどうやってなっているんですか。この拡幅の関係は。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 沿道の方々にはお話しさせていただいていますけれども、具体的に谷中地区まちづくり協議会のほうにお話しさせていただくのは、この議会でお話をさせていただく以降に説明させていただきたいと考えております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 実際、まちづくり協議会の中で、防災広場の関係を含めて、交通部会だとかそういうのもあるわけですよ。全体のやつの集まりは今は休止していると思いますが、そういう中できちっと意見を聞いたり、議論をしたり、そういうことをやっていかないといけないのではないかというのが一つ。
 それと、これで確かにこうなってきたときに、北側の地権者から土地の提供の申し出があった。これは一部ですよね、北側は。この線が入っているのは全部長明寺さんの北側の土地ですか。あとは、借地人とか借家人がいるという状況ですか。
○委員長 どうぞ。
◎望月昇 地区整備課長 そこで示しています部分については、地権者の方の土地の一部でございます。道路の下側の細い部分は道路の拡幅部分の取得になります。上の部分の少し広くなってございますところは、ポケットパークというふうに今考えているところでございますけれども、その部分は借地人、借家人がおりますので、今後合意形成に努めていくところでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 率直に言って、これは沿道にそれぞれみんな住居があるわけです。土地を持っているのはお寺さん、その借地でアパート経営をしたり、自分のうちを建てたりといううちがここにずっと並んでいるわけですね、実際。先ほど言ったように、これは都市計画決定されているものではないし、この地区計画みたいのだって、19年もかけたってこういう状況ですから、そうするとできるところから始まっていくということになると、今、地権者も住んでいない、そういうところはできますよね。ところが建ててまだ1年、2年で、建て終わった人もいますよね。実際この建物の中にはあるんです。
 そうなってきたときに、ではこれがでこぼこのままでいいのかというふうになったときに、平成26年でこれは区切りだと、次もまたやりますと言っても、その保証がない限りは幾らこういう計画を立ててもこの整備は進捗しないでしょう。だとすれば、やはりまちづくりや、そういう地域のそういう中で、あの交通がどうなっているかとか、そういう側面を本当によく議論していかないと、こういう方向にそう簡単に行かないのではないですか。私は、すごくこれは困難な計画だというふうにしか思えないんです。本当に。ではここを広くすれば防災広場はうまくいくのかといったら、ほかにもまだいっぱいあるわけです。ここだけやってもだめなんです。
 今回出されているところだけやったからといって、決して改善はしません。そうすると、結局荒川区と台東区の境である、あの坂がありますね、台東区と荒川区の境目ね。ああいうところだって、結局もっと広げていかなくてはならないだろうし、また途中までは広くなる、一部は広くなっているけれども、あとは全然そういうふうになっていないとなれば、本当に防災のときの役に立つんだろうか。そうすると、またこれも何年もたつ計画だなというふうに思うんです。
 こういう計画は都市計画決定と違うんだから、もっと住民の本当に理解を得ながら、まち全体のまちづくりの関係から、ここはこうあるべきだというのが出ていかないと、うまくいかないのではないかと私は思っているんですが、地権者と話をすればそれで済むとお思いですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 A路線の拡幅につきましては、今度再整備を行う(仮称)谷中防災コミュニティ施設の整備に合わせまして、やはりそこに接続する道路は広くなければならないという検討会からの、委員会からの報告もいただいているところであります。それを進めるために、まちづくり協議会のほうでも防災部会ですとか、委員おっしゃるように、交通部会等々でいろいろ研究も、社会実験等もされておりますので、そういう結果も踏まえて、道をどうしてくるかというのは、これまで考えてきたところでございます。
 そこの関係権利者の方々の動向で、確かにでこぼこになるという可能性は今後考えられるんですけれども、まずは今回できるところから取得させていただくということが一つと、それから、今図面で示しております赤い網かけの部分につきましても、委員おっしゃるように、比較的新しいアパート等もございますけれども、そういったところにいろいろお話をさせていただいて、合意を得ながら今後進めていく考えでございます。
○委員長 いいですか。どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 この地権者が今住んでいないところなどは、ポケットパーク的にやるというのは、非常に有効かなというのは感じます。それと、やはり荒川区との問題だとか、そういうのも、また今後話し合っていかないと、ここまではいいですよ、確かに。その先だとか、日暮里駅に行くほうだとか、そういうところが両側通行だし、一方通行にしなくてはならないとか、いろいろな交通問題が出てきているわけです。そうすると、他区との調整なども含めてやっていかなくてはならないだろうし、そうなってきますと、平成26年度までで、幾ら頑張ってもそう簡単にはいかないというのも現実的には生まれてくるわけです。そうすると、それ以降も、きちっと継続していく保証があるのかどうかというのも含めて、もう平成26年度で国の交付金事業は区切りだからといって、そこでストップされてしまったら、もう本当に中途半端なものにならざるを得ない。
 こういう点も含めて、やはり今後、まちづくり協議会やそういうのも含めて、よく話し合いながら進めていっていただきたい。ただ、これは、ここの沿道の人だけの問題ではないですから。この広場全体の関係からどうなのかというのが、今区のほうが提起している問題ですから。この全体を、やはり考えていかないとまずいだろうということを指摘だけしておきます。
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。
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○委員長 凌雲橋のエレベーター設置について。いいですか。
          (「了承」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、JR上野駅入谷口のエスカレーター設置について、及び東上野二丁目特定街区の状況について、地区整備課長、報告願います。
◎望月昇 地区整備課長 では、JR上野駅入谷口のエスカレーター設置につきまして報告させていただきます。
 資料12をごらんください。
 JR上野駅入谷口につきまして、JRではこれまでバリアフリー整備について検討を進めてまいりましたたが、今般、下りエスカレーターを設置する方向であることを明らかにいたしました。資料の右上の駅構内図にありますように、入谷改札から入谷口にかけて、現在、上りエスカレーターが2基設置されている場所に、それぞれ下りエスカレーターを設置するという内容でございます。左側の写真は、入谷改札に近いほうの、短いほうのエスカレーターでございます。右側の写真は、入谷口から直接上る長いほうのエスカレーターで、それぞれ既存の上りエスカレーターと並んで設置されるような案となっているものでございます。
 設置に向けたスケジュール等はまだ明らかになっているものではございませんが、引き続きJRに早期の着工を求めながら、今後の情報を収集してまいります。
 簡単ではございますが、JR上野駅入谷口のエスカレーター設置についての報告は以上でございます。
 続きまして、東上野二丁目特定街区の状況について報告させていただきます。
 資料13をごらんください。
 特定街区の事実上の土地所有者であります株式会社リサ・パートナーズの状況でございますが、本年10月29日に、株式会社リサ・パートナーズから発表されました内容について報告させていただきます。
 第一に、それまでの代表取締役が退任しまして、専務取締役が代表取締役に就任いたしました。第二に、特別損失の発生、それから通期業績予想と配当予想の下方修正を発表いたしました。3つ目に、NECキャピタルソリューション株式会社によりますリサ・パートナーズ社株券等に関する公開買い付けが発表されまして、株式会社リサ・パートナーズはこれに賛同する表明をしたというものでございます。
 ここで、NECキャピタルソリューション株式会社につきまして、少し触れさせていただきます。
 NEC――日本電気株式会社の関連会社といたしまして、NECの顧客基盤であります観光庁、自治体、大企業から中小企業までの幅広い顧客層に対して、リース・割賦や企業融資を中心に、企業を取り巻くさまざまな企業ニーズに対してサービスを提供してきたとされておりまして、株式会社リサ・パートナーズに対しましては、昨年2月と本年3月の2回にわたって資金拠出をしている会社でございます。
 項番2でございますが、今回の一連の発表におけます東上野二丁目特定街区に係る動向でございます。
 公開買い付けに関する賛同意見の表明の資料によりますと、まず1点目でございますけれども、経営改善のための抜本的な諸施策の一つとして、不動産関連資産への投資事業からの完全撤退という文言が記述されております。さらに、2点目といたしまして、同じ資料の中で、NECキャピタルソリューション株式会社と株式会社リサ・パートナーズで締結した合意書におきまして、株式会社リサ・パートナーズは株式会社リサ・パートナーズとその子会社が保有する不動産関連資産でNECキャピタルソリューション株式会社が指定するものについて、完全売却するというふうにも記述されているものでございます。
 現在、12月14日を期限といたしまして、公開買い付けの募集を行っている段階でございまして、株式会社リサ・パートナーズといたしましても、身動きがとれない状況であります。したがいまして、特定街区の行方は現在未定とされておりますが、今ご説明させていただきました資料に記載された内容から、今後、当該特定街区が売却されるという可能性が高いものというふうに想定しなければいけないと考えているものでございます。
 区といたしましては、今後たとえ所有者がかわる場合でございましても、都市計画決定された特定街区の事業を実現させるために、事業の継承に積極的に関与してまいりまして、関係者との協議を重ねてまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。
○委員長 それでは、まずJR上野駅入谷口のエスカレーター設置について、質問。
 どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 これはJRからの資料なんですか。
○委員長 どうぞ。
◎望月昇 地区整備課長 さようでございます。
○委員長 あと、ないですか。
 ただいまの報告については、ご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、東上野二丁目特定街区の状況について、どうぞ。
 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 これは株式会社リサ・パートナーズが青写真まで示して計画を発表して、その方向で進むんだなと、都市計画決定までしたわけですよね。そういうふうに思って、地元の方たちも歓迎をしていたわけなんですが、今回こういう形でもってあそこの土地の所有者がかわってしまったということで、今度はその所有者は、結局売却したいという意向であるという報告を受けたわけなんですが、私たちとしては、都市計画決定までした場所でありますし、今までずっとここの活用というのは地元の大きな期待もあったわけでございますので、区としては、そうした事業を継承していただけるように、どんな会社がここの場所を取得をしても、しっかりとその意向を受けていただきたいと思うんですが、このことについて法的にはどういうふうなことになるのか、ご説明いただけますでしょうか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 今ご指摘の件につきましては、特定街区の都市計画決定そのものは、土地所有者がかわってもその効力に変更は特にないものでございます。法的な関係でございますけれども、都市計画決定された高さ、それから壁面線の位置、容積率につきましては、建築基準法で担保されておりますので、それに違反した建築には着手できないという内容でございます。事業内容につきましては、その履行、それから用地を売却した場合の継承につきまして、区と株式会社リサ・パートナーズと、それから実際に土地を所有しています東上野開発株式会社の三者で協定を交わしてございますので、これに基づきまして、今後区民――副委員長おっしゃいました地域にとって十分にメリットのある計画を今後実現するよう、強く求めていきたいというふうに考えているところでございます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 企業は生き物で、それぞれいろいろと事情があって、こういうことになったのかもしれないんですけれども、やはり土地も公的な意味のある、そういう資産でありますので、やはり企業といえども社会的責任は大きいわけでありますから、その点をしっかり役所としても指導していただきまして、都市計画決定という法的手続にのっとって、しっかりとした開発がされるように、やっていただきたい。それはお願いしておきます。
○委員長 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 今、株式会社リサ・パートナーズと東上野開発株式会社というのがあって、協定書を結んでいると。実際に、株式会社リサ・パートナーズがこういうふうに、なくなってしまうというか、合併されたり何かするわけでしょう。そうすると、その協定書というのは、どういうふうになるのかということ。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 今三者の協定ということでお話しさせていただいたんですけれども、その協定の内容について、売却先についても、協定を交わした株式会社リサ・パートナーズ、また東上野開発株式会社が、売却先にその協定の内容を説明して、内容については継承するようにということが協定書に記載しておりますので、まず第三者に土地が売却された場合には、それに基づいて説明を求めて、それから新しい売却先も含めて、そういった旨については報告を区のほうにするようにも協定では記してございますので、それに従って進めていきたいと考えています。
○委員長 ちょっと待って、この委員会で何回も言われているけれども、ということを守ってもらいたいということをお願いするんですか、それは法的にもきちっと守るようになっているんですかということを言っているんだけれども、なっていないでしょう。なってるはずないですよ。
 どうぞ。
◎望月昇 地区整備課長 都市計画決定で決められた内容以外につきましては、法的な拘束力はございませんが、あくまでも三者協定という中でお願いというか、協定で定められたことについて履行していくという、そういった考え方でございます。
○委員長 どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 結局、精神的な協定なんだよ。都市計画決定の部分については、それはきちっと効力はある。だけど、その他の問題については、やはり協定だから、お互いの紳士協定なんだ、これは。だから結局は効力はないんです。今副委員長も言ったように、この会社はもう大丈夫ですといってずっとやってきて、2回目で何とか大丈夫かなというふうにやってきたのが、企業ですから。当然、幾らすごい企業だなと思っていても、こういう状況になるというのは、もう社会の常なんです。こういうのは、最近ならなおさらだよね。
 このホテル施設と事業所施設をつくろうということで、実際、当初は違ったんです。ホテルだったんですから。それを、大部分を今度は事業所にしようということで変更したんです。区道の廃止までして、特定街区で結んで、それでどうぞ建ててください、どうぞいいものをつくってください、こうやってきたんです。都市計画審議会で都市計画決定をしたわけだ。それでそのときも――私も都市計画審議会の委員だったから、もうこういう問題はまた違うところに売り買いされたりしないでしょうねという話をしたばかりなんだ。そうしたら、またこうなってしまった。それは、企業だから、現実は、そういう場合はあり得るんですよ。
 これで、今度は都市計画決定したって、街区の問題や高さの問題や、それは拘束力ある。だけれども、あの都市計画審議会で話し合っていろいろ出てきたのは、ホテル部門がこれでいいだろうかとか、商業施設がこうなっていくべきだとか、裏の商店街との関連はどうなるんだろうとか、樹木はどうやってやっていくんだとか、そこまでみんな考えたんです。それで議論もしたんです。ところが現実はこうなってしまった。
 だから、そうなっていったときに、これだけは生きている、特定街区にしてやるだけは生きている。しかし、今後どういうふうに何がつくられるかというのは、全く今の段階ではわからないというのが、区のほうもそうだと思うんです。そのときに都市計画審議会などをもう一度やらなくていいんだろうかとか、あれだけいろいろな方々から、専門家からもいろいろ出されて、意見も出されてきたのが、現実的には身売りをせざるを得ないような事態になったときに――それは確かに高さは生きています、街区の下げるのは生きていますと幾ら言っても、内容が変わったら、やはり大きな問題なんですよ、結局は。
 それは、内容までは担保できないでしょう。協定であるだけですよね。そうすると、その協定を無視した場合は違約金が取れますとかとなっていませんよね、実際。そうですね。だとすれば、本当にこれは区のほうが自信を持って2回目の変更をやったわけですから、今度は3回目なんですから。ここは今後どんなことがあっても、きちっとしたものができるような協定といっても、これは協定ではなくて、違約も含めた、きちっとしたものをつくらなかったら、これはどうなるかわかりませんよ。実際、その辺は考えているんでしょう。どうなんですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 今のお話の中で、都市計画決定された部分と、それから都市計画審議会でいろいろ審議された内容の中で、緑地ですとか空間の部分ですとかがあります。そういったものは申し入れに基づいていろいろ審査したり、都知事の同意を得たりしながら進めておりますが、そういった数値もある程度の基準の縛りがございますので、有効空地、それから緑地という部分については、ある程度のそういった基準による縛りはございます。
 それから、外は先ほど申しましたように、都市計画決定で決められた内容でございますが、中身の問題につきましても、特定街区で容積率の割り増しのために、文化交流施設の設置というものが必要とされております。今回の計画では、具体的に一定以上の規模のホテルを設置ということで協定にも定めてございますけれども、そういった形でやったところでございますけれども、今後、売却された場合というふうに、仮定になりますが、事業者との協議におきまして、いろいろご議論いただいた都市計画決定の範囲内で、今後区として十分メリットが考えられる文化交流施設というところも踏まえながら設置を求めていきたいというふうに考えているところでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 先ほどもここの例を出したんだけれども、同じような、こちらよりは向こうのほうが条件がいいよといえばそれまでだけれども、事業所が向こうだって今までの関係では7割が事業所にしようとなってきた。そうですよね、ホテル部門が多かったのを、ホテル部門を少なくして事業所を多くした。ここの事業所なんて、
          (TIXTOWER UENOビルを指し示す)
◆茂木孝孔 委員 全く入っていないんだけれども、そういうのも実際は出てくるわけだよ。周りからすれば、事業所をつくったらお客もふえて、社員もふえて、周りの店も繁栄してなんて思っていたのが、こういう状況になったらどうしようもないわけだよ。
 だから結局は協定書がどう担保されるかなんです。だけれども、それは協定書は結んだよ、だけど、紳士協定でそれは前の会社との協定です、新しいところがそれをどう受けとめるかどうかでしょう。やはりそこのところは確固とした姿勢をもって臨まないと、これだけの企業だから大丈夫だというふうに思っていたら、こうやってなるわけですから、その辺はしっかりと――何回同じこと言ったかわからないんだけれども、3回目なんだけれども、しっかりとやるべきだということだけ言っておきます。
○委員長 清水委員、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 今、茂木委員がおっしゃったことは、私もよくわかるんです。確かに、これは3回目ということで、けさからずっとそこの施設を、
          (TIXTOWER UENOビルを指し示す)
◆清水恒一郎 委員 1カ所だけ入っているのかな、何か聞いてみると。これは、どういう状況でどうなっているか、それは私はわかりませんけれども、実例として改めて挙げられたと思うんです。本当に整っている跡地に、この問題に関してはずっと審議してきて、確かに先ほど茂木委員が言ったように、私も都市計画審議会にいましたから、いろいろな形で諸先輩があの周りの台東区の、本当に上野駅の動線も、公園からもいろいろな部分で、裏側の商店街、焼肉関係のところ、踏まえてこういうふうにやっていこうということで、空地だとか、緑だとか、いろいろなことでやってくれました。これは本当に大事な時間を使って、また区もそうですし、審議をしてきた結果が出ているわけですから、これは大事にしてもらいたい。
 先ほどからおっしゃっている法的な部分と協定書の拘束といいますか、縛りの範囲というのは非常に難しいと思うんですけれども、区としては、その協定を結んで、売却されて、それを前のものをこういう形だからこういうふうに守ってくださいというわけですよね。前の協定を結んだ部分でこういうふうに台東区としてはやっていきます――今度、新しく売却するところがどこになるか我々はわかりませんけれども、なったとすれば、こういうふうに台東区は決めて進めてきたんですけれども、このように近づけてやってもらえませんかと、こういう感じでしか言えないんですか。縛りみたいな形で――例えば課長が相手に今度言うとすれば。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 おっしゃいますように、法的拘束力以外の部分につきましては、新しい――売却先というふうに言わせていただければ、そこに引き継いでいかなければいけないんですけれども、ただお願いといいますか、やはり区も地権を持っていた道路の区画整理をして大きな街区をつくりましたので、もともと通っていたところの貫通通路で通行を確保するですとか、大きな街区にしたことによって、大きな集会施設ができるとかということについては、もう新しい価値でございますので、それはお願いというか、こういうふうに――表現はなかなかどういうふうに申し上げるか難しいものでございますけれども、立場としては、お願いというか、やはりその辺はもともと地権者として区画整理にも加わった立場でございますので、対等の立場で交渉というか、協議というか、そういった形で今後もお話をさせていただきたいと思います。
 いずれにいたしましても、都市計画決定の範囲内という縛りがございますので、そういった中で、区として十分なメリット――それは都市計画審議会の中でも、地域貢献ということを、かなりいろいろな形でお話がありましたし、附帯事項という形でもご意見をいただきましたので、それを常に頭の中に入れながら、どのような企業に対してでも協議を進めていきたいというふうに考えているところでございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 では課長、言うべきことはしっかりと言っていただいて、台東区で今までやってきたことも、当然相手も、新しいところは話をしないとわからないわけですから、その辺の経過はしっかりと踏まえて、説得する場合もあるでしょうし、納得してもらう場合もあるでしょうし、しっかりと協議を重ね、誠実に対応すれば相手だってわかると思うので、その辺は要望しておきます。
○委員長 今のところで非常に大事にしてもらいたいのは、つけかえた道路の底地権を区が持っていれば、それは業者側が区のほうの言うことを聞かなければならないわけです。うちは底地権を放棄してしまって、つけかえたばかりということですから、そういう点では、相手が守るかどうかは、こちらも言うけれども、無視されても法的には手続とれません、だから道路等をかえた場合は底地権をきちっと持って、中央方式でいこうではないかといって、高木部長が今後はそうやっていきたいという話になっているんですが、その絡みも含めてしっかり答弁してください。
 何か、地区整備課長の言うことだと、何でもできそうな雰囲気なんだよね。そういうものではないから道路をつけかえたときの底地権については、以後、担保をとっておきましょうと、こういう答弁をわざわざしているわけではないか。だから、その辺のところは、やはり総体的な答弁は私は納得いかない。改めてそこだけお願いします。
 高木部長でもいいですよ。どうぞ。
◎高木満夫 都市づくり部長 それでは、また改めまして、私のほうからご説明を申し上げます。
 まず、現計画が実行されずに土地が転売されるような、こういった事態になったことは、大変まことに、まことに私としては残念であります。また、各委員にも、大変ご心配やらご迷惑やらをおかけいたしましたことに対しまして、部長として責任を感じているところでございます。
 ただ、現時点では、TOBが成立するのか否かも明確ではございませんので、ただいま言えることは、担当の課長からもお答えしましたように、たとえ土地の所有者がかわりましても、都市計画によって定められた事項、これは建物の容積率、それから高さ、高さの最高限度、こういった法定事項については、当然これは守っていただくということは当たり前だと思います。違反することはできません。今、委員長が申し上げましたように、道路を廃止した際の条件である広い面積を持つ集会施設、この設置につきましては、私が今申し上げましたように都市計画の内容に含まれております。建物の容積率のただし書きとして、10分の7.2、つまり72%については集会施設とするということは、都市計画に盛り込まれておりますので、この道路を廃止した、その反対利益といいましょうか、その利益については、ここで明確に10分の7.2は集会施設ということが盛り込まれておりますので、これについても、当然この建築計画の中で実行していただくということになるかと存じます。
 それから、先ほども――また戻りますけれども、現時点で明確にTOBの方針も定かでありませんし、結果も定かではありませんし、本当に売却するのかも明確でございませんので、現在の状況では、なかなか明確なことを申し上げにくい段階でございますので、また状況に変化がございましたら、当委員会、議会に対してご報告をし、ただいまいろいろなご質問をいただきました、これらについても十分その時点でご相談させていただくことかなと、そういうことでご理解をいただくことになるかというふうに思います。
 それから、今、都市計画審議会の開催ということもございましたけれども、そのしかるべき時期を見て、今まだ正式に土地の所有権もかわっておりませんので、ここで都市計画審議会を開くことがいいのかどうかも含めて、改めて都市計画審議会を開く時期につきましては、しかるべきということで判断をしてまいりたいと存じます。
 そういったことで、きょうは先ほど担当の課長からお話ししましたように、今こうした状況にあるということ、ぜひともご理解いただき、ご了解をいただければと存じますので、ひとつよろしくどうぞお願いいたします。
○委員長 いいですか。
 それでは、ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、シルバーピア今戸の緊急通報システムの更新について、住宅課長。どうぞ。
◎菅谷健治 住宅課長 それでは、シルバーピア今戸の緊急通報システムの更新についてご報告申し上げます。
 恐れ入りますが、資料14をごらんください。
 まず、項番1の更新工事理由についてでございます。
 シルバーピア今戸は、平成5年2月から平成25年2月までの20年間、所有者から借り上げて、高齢者住宅として供給しております。今回、更新する理由は、平成22年9月に発生いたしました緊急通報システムの不具合に対応するため、既に耐用年数を経過し、故障による部品調達が難しいことから、システムを入れかえる必要が生じたことによる対応でございます。現在は、業者が保管する古い部品で応急復旧していると、こういう状況になっております。
 次に、項番2の更新時期、及び項番3の補正予算額についてでございます。
 今回の第3回補正予算をご承認いただき次第、明年2月末日までにシルバーピア今戸の緊急通報システムの更新工事を終了する予定で取り組んでまいりたいと考えております。補正予算額につきましては、650万円を計上させていただいております。
 次に、項番4の今までの対応状況についてでございます。
 シルバーピアの緊急通報システムは、入居者の安全を確保することを目的に、区が保守・点検及び更新している設備でございますので、平成21年度には、シルバーピアきよかわを、平成22年度には――今月末を工事完了予定でございますが、シルバーピアしたやにつきまして、いずれも当初予算に計上させていただき、更新工事を実施してまいります。
 次に、項番5の緊急通報システムの稼働状況についてでございます。
 平成21年度の稼働状況として、発報後の対応件数は750件で、その内訳は、?の相談・連絡が378件、50.4%で最も多く、続いて?の誤報が218件、29.1%、?の救急車搬送が15件、2%などとなってございます。なお、緊急通報システムには、居間、トイレ、浴室にコールボタンを配置し、入居者が体調不良等の場合、ボタンを押すことでワーデン室と区が委託をする安全センターに発報するという機能、それからトイレ出入り口付近にセンサーを配置し、入居者に12時間以上動きがなかった場合など、生活リズムに異常ということを判断をして、自動的に発報する機能の2つございます。緊急通報システムの更新は、この2つの設備を入れかえるものでございます。
 住宅課といたしましては、システムの不具合により発報せずに安否確認がおくれたり、12時間以上居室での動きがない場合の感知ができなかったりした場合には、入居者の身体状況の確認事項を怠ることにもなりますので、システムの更新を行うこととさせていただきました。今後シルバーピア事業の総括として、中間のまとめにつきましては、明年第1回定例会の本委員会までには、庁内をオーソライズした上でご報告させていただきたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
 報告は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告について。
 清水委員、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 シルバーピアきよかわが平成21年、それからシルバーピアしたやが平成22年予定ということで、シルバーピアきよかわが一番最初、平成3年にできましたよね。それで、来年で約20年たつ、そういう中で、シルバーピア今戸だけが今こういうことが起きたのか、今の十幾つある中の残りの状況で、ここはやらなくてはいけないなというところは見えているところは、シルバーピアでありますか、予定としては。
○委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 まず、シルバーピアのこういった緊急通報システムの異常につきましては、今までも若干ございました。ただ、その都度新しい部品に更新をして復旧をしているという状況でございました。しかしながら、ご報告にもさせていただきましたけれども、耐用年数が過ぎているということで、今、計画的に更新工事に入っていると、こういうことでございます。シルバーピア今戸につきましては、当初ですと平成23年度の当初予算に計上しようと思っておりましたが、それ以前にこういう状況になってしまいましたので、補正予算で対応させていただく。その後、シルバーピア千束、これも平成5年6月に借り上げた物件でございます。シルバーピアみのわもございます。こういったところを平成24年以降、順次、計画的に更新工事を当初予算に計上しながら対応してまいりたいと、このように考えております。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 これはこれで了承しますけれども、きのうかおとといだかにテレビでやっていた、白老町で――皆さん見たかたもいらっしゃるかもしれないけれども、携帯電話をお年寄りに持たせて、その携帯電話というのは万歩計がついていて、お年寄りが歩くと、それが全部逐次、きょうは何日、役所に報告されるわけ。そうすると、役所はそこの全然歩いていないというお年寄りは何があったんだろうと役所が見にいくわけ、そのお年寄りのところへ。だから、私が申し上げたいことは、今すごくドッグイヤーで、すごい勢いでこういうものが発達しているというか、方法にしてもいろいろなものが出てきて、携帯電話でも機能が何でも出てきている、そういう時代になってきているから、今後これを、かたくなにやろうとするんではなく、いろいろな方面から、そういったものを――何が一番安くて一番効率的なものというのは、これから出てきそうな感じがするので、余り固執しないでやっていただきたい。これはこれで今進めていることですから、了承はします。ただ、世の中そういう時代ですよ、ですから、安くてもっとうまい方法もあるかもわかりませんよ、皆さんちょっと、この機会にその辺は大いにいろいろな多方面から研究されたほうがいいですよ、ということを申し上げておきますので、よろしくお願いします。
○委員長 委員の皆さん、今、田中委員の大事な提案ですから、委員会として理事者のほうに要望するということでいいですか。何か文句ありますか。
◆?森喜美子 副委員長 今の話は一つの例だとは思うんです。ただ、携帯電話の場合だと、どこかにずっと置いてしまっていて、必ずしも身につけない、いろいろあるので、要するに今イノベーションの時代なので、いわゆる新しい技術革新の中で適当なものを選んでいくと、これにこだわらないで、どういうものを選ぶか、今後のことについては研究してくださいということでよろしいのではないですか。
◆田中伸宏 委員 これがすべてベターということではないです。たまたま、二、三日前にやっていたテレビで、いいな、おもしろいと。それは、今おっしゃったとおりに、それなりに問題点があるわけ。全然歩いていない人が使っていなかったという例があるわけ。そこからまたいろいろな、違った展開が出てきたり、いろいろなふうにしているので、いろいろな方面でそういうものは出てきているから、これから、これにこだわらずにやっていただきたい、そういうこと。
○委員長 どうぞ。
◎菅谷健治 住宅課長 今いただきましたご意見を踏まえまして、現在も住宅施策と福祉施策の連携ということで、庁内にプロジェクトチームを設置したところでございます。そういうところでも、十分福祉との連携も含めまして、検討してまいりたいというふうに思っております。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、隅田公園の整備について、及び平成22年度「浅草・隅田公園梅まつり」の中止について、公園課長、報告願います。
◎足立孝洋 公園課長 それでは、隅田公園の整備につきまして、ご報告いたします。
 本日ご報告いたしますのは、隅田公園の東武鉄橋から言問橋の間のBゾーンにおける二天門口周辺の整備についてでございます。二天門口周辺の整備につきましては、ことし2月に開催された本委員会においてご報告し、ご了承いただいているところでございます。今年度は23年度工事に向けて実施設計を行っているところでございますが、この間、地域の方々と意見交換をいたしましたので、その内容と整備計画案についてご報告するものでございます。
 それでは、資料15をごらんください。
 項番の1.(1)Bゾーン整備の基本的考え方でございます。
 平成24年春の東京スカイツリーの開業に合わせて、二天門などからの来街者の動線を円滑かつ強化するとともに、ビュースポットとして、にぎわいのある空間を確保するよう整備するものでございます。
 (2)二天門口周辺整備計画案及びスケジュールについてでございます。
 恐れ入りますが、次のページの整備計画案をごらんください。整備計画のイメージ図でございます。また、3ページ目は現況図でございますので、あわせてごらんいただければと存じます。
 まず、公園入口の部分でございます。図面の下のほうに、二天門口と書いてございますが、この上のほうが公園の入口部分でございます。整備計画案では、この入口部分を拡幅して、一定の面積を確保するとともに、広場的なご利用も可能となるものでございます。
 次に、展望・多目的ゾーンでございますが、図面の中央部分でございます。このゾーンはスカイツリーを臨むエリアでございます。先ほどの入口部分からは、階段を上っていただいて、現在のマラソンコースと同じ高さになるものでございます。
 次に、オープンカフェの検討でございます。図面のオープンカフェ(検討)となっている部分でございます。今後、この位置において、具体的な検討をしてまいりたいというふうに考えてございます。なお、12月7日開催の文化・観光特別委員会において、Cゾーンにおけるオープンカフェのモデル事業についてご報告をし、ご了承をいただいております。参考といたしまして、委員会資料を添付させていただきましたので、ごらんいただければと存じます。
 次に、照明設備でございます。新防災船着場周辺の親水テラスへの照明や、公園内の照明につきまして、今後、実施計画を行う中で具体化してまいりたいと考えてございます。
 次に、さわやか公園トイレについてでございます。言問橋南側のトイレが、建築後、約30年を経過しておりますので、平成24年度の工事として建てかえる必要があると考えてございます。新しいトイレの位置や規模などにつきましては、現在検討中でございますが、次の項目でご説明をいたしますが、地域の住民の方々からもご意見をいただいているところでございます。区といたしましても、今後、多くの来街者が見込まれることから、これらの意見も参考として検討してまいります。
 恐れ入ります、資料の1ページ目にお戻りください。
 次に、項番の2.隅田公園整備に関する意見交換についてでございます。
 資料に記載のとおり、これまで花川戸一丁目町会役員会及び地域意見交換会に参加をさせていただき、公園整備についてご意見をいただいたところでございます。公園整備に関する主なご意見でございますが、公園内では自転車の通行が多いので安全に配慮してほしい、トイレの数をふやしたほうがよいと思うが設置場所や規模については配慮してほしい、避難場所でもあるので防災用のマンホールトイレを設置したらどうか、園路の幅は広くしたほうがよい、階段の下に防災用の資材を入れる倉庫はできないか、などでございました。
 区といたしましては、先ほどご説明した整備内容につきまして、細かな点は実施設計の中で多少変更はあるかと存じますが、このような形を基本といたしまして、またいただいたご意見も参考にしながら実施設計を進めてまいります。なお、実施設計案がまとまりましたら、改めて本委員会にその内容をご報告する予定でございます。
 隅田公園の整備についての報告は以上でございます。
 続きまして、平成22年度「浅草・隅田公園梅まつり」の中止について、ご報告いたします。
 資料16をごらんください。
 梅まつりにつきましては、平成17年2月から、隅田公園の梅園周辺で実施しておりますが、来年2月の事業につきましては、中止をさせていただきます。
 その理由でございますが、既に本委員会においてご報告していますとおり、来年1月から3月にかけて少年野球場のフェンス解体工事を実施するほか、図面にお示ししております箇所について、梅園を整備する予定でございます。工事期間中は安全を確保するため、少年野球場と梅園に仮囲いを設置いたします。この期間は梅園がごらんいただけない状況でございますので、来年の事業につきましては中止をさせていただくものでございます。なお、今後の事業につきましては、常に見直しを図るという観点から、本事業につきましても事業内容や実施方法など、必要な見直しを行う方向で検討してまいりたいと考えてございます。
 報告は以上でございます。
○委員長 それでは最初に隅田公園の整備について。
 河野委員。
◆河野純之佐 委員 ちょっと質問に入る前に、隅田公園Bゾーンと書いてありますよね。隅田公園Bゾーンというのは、このイメージ図でBゾーンはどこのことを指すんですか。
○委員長 どうぞ。
◎足立孝洋 公園課長 申しわけございません、ご説明不足でございます。
 隅田公園につきましては、いわゆるAゾーン、Bゾーン、Cゾーンというふうにゾーニングしてございます。Bゾーンにつきましては、東武鉄橋から言問橋までの間を言ってございます。東武鉄橋から言問橋の間のうち、ただいまご説明しました二天門口周辺の整備を実施するというものでございます。
○委員長 どうぞ。
◆河野純之佐 委員 このイメージ図のAというのは何なのですか。よくわからないんですよ、これは。
○委員長 どうぞ。
◎足立孝洋 公園課長 申しわけございません。ご説明不足です。
○委員長 東武鉄橋から言問橋なら、Aと書いてある、これに。
◎足立孝洋 公園課長 申しわけございません。これは、図面上のことでございまして、Aと書いてございまして、断面図を示してございます。この右上に断面図がございますが、AとAの部分を切った場合という意味でございますので、Aゾーン、Bゾーンという意味ではございません。申しわけございません。よろしくお願いいたします。
○委員長 理解できましたか。
 どうぞ、田中委員。
◆田中伸宏 委員 今議会で一般質問させていただいたと思うんですけれども、そのときに隅田川の提案というか、戦略というか、そういうもので、防災船着場の件も触れさせていただきました。そのときに申し上げたことは、ポンツーン、いわゆる浮き桟橋です。浮き桟橋をイベントや何かのときの舞台に使えないかと、こういうふうに……、防災でふだんは使わないことが多いんだから、夜や何かは船や何かも走らせのるかどうかわかりませんけれども、イベントとして舞台になるのではないか。そのためには、例えばこの図面を見ると、展望・多目的ゾーンと書いてありますよね。舞台として仮に使うとすると、もう少し新防災船着場の位置を、もうちょっとずらしていただくと、この中でいいものに使えるかなと思うんです。これが第1点。
 それから、あともう一つは、一般的な船を利用させるということなんで、そのときに指摘したのは、いわゆる待合室、トイレ、準備室だとか、荷物、いろいろ、そういうものは必ず必要になってくる。そうしないと民間の有効的な活用ができないということを指摘させていただきました。その辺も検討に入れる必要があるのではないか。要は、一番大事なことは、船着場に人がいつでも集まってきて、新タワーから見たときの環境、そういったものは非常に大事だと思うので、その辺はどうお考えになるか、これから検討していこうと思うのかどうなのか、その辺をちょっと。まだ実施設計はやっていないということなので。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 新防災船着場の件でご質問でしたので、お答えをさせていただきます。
 設置の位置でございますが、これは、すみません、以前にもご報告はしてあるんですが、階段等、つまり護岸等の階段との取り合いですとか、そういうことからこの位置が決まってございます。したがって、この位置を変更するというのは、今からはちょっと困難な状況でございます。
 もう一点でございます。委員おっしゃっている船着場をイベントの舞台にというご提案でございますけれども、船着場そのものは船の発着ということで、目的が特化されてございますので、ちょっとそれは困難かなというふうに考えてございます。
○委員長 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 もちろん船着場というのはそういうことなんです。もちろんそうなんです。それは知っているんだけれども、揺れるわけだから、多少そういうのもあるだろうし、安全面だとか、いろいろなものがあると思うんです。それはやる気があれば対策で安全の装置というか、そういったものはできるはずだし、船の中で事実演奏していたり何かするわけだから、舞台照明だとか、いろいろなそういうものをやっていることによって、あそこのタワーから見る、見た目のいわゆる誘導効果というのは非常に強いものがあると思うんです。
 だから、それは、私たちは台東区に人を、多くのお客さんを呼んで、来ていただいて、大いにお金を落としてもらうというのは、最大のあれなんで、そのためには、やはりどうあるべきかといったときは、あそこは物すごく――墨田区側は余り見えないけれども、すべて物すごくよく見えるロケーションにあるわけです。そうすると、そういうものが何だろうというように感じさせるということは、非常に重要な要諦だと思う。
 だから、それはそういった大きな目的があるから、今からでも、ぜひその辺の検討というのはしていただきたいと思うんです。要は、やる気があるか、ないかの問題だと思うだよ。だから照明だとかいろいろなものがあると思うんだよ。それはぜひ入れておいてください。
○委員長 田中委員の質問に対して答弁はゼロ回答だ。改めて、答弁。
◎神谷健次 都市計画課長 防災船着場は、今回、今年度設置をするわけでございます。1点目は当然、防災の用途ということでやっております。ただ、委員のおっしゃるように、タワーが見えるということ、平常時の活用をどうしようかというようなことは非常に重要な議題になってございます。まずは定期航路の就航について今協議を進めている、こういう状況でございますので、今後もどんな使い方をするかを含めて、事態の推移を見守りながらやっていきたいというふうに考えてございます。よろしくお願いします。
○委員長 あと、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 それは今だからできることだから、ぜひ考えてくださいよ。防災船着場の機能というのは大事だと、防災というのは過去何年間にどういうことを想定……、質問の中にもあったけれども、使うことなんていうのは10年に一度か、20年に一度か、30年に一度になるかもわからない。私がいる間のときに使う状況というのが生まれるかどうかというのは自分でも疑問なんです。そうすると平素の使い方が、防災船着場とすると、やると、そういうものができるという、いわゆる台東区の戦略として、すごいなと、そういうものがあるなということを考えていたら、それはぜひちょっと、禍根を残すから、これからやることに対して、よくそれは考えていただきたい。よろしくお願いします。
○委員長 どうぞ。
◎神谷健次 都市計画課長 先ほども申し上げましたように、平常時の活用、これは回遊性の強化のためには非常に重要である、これは委員のご指摘のとおりだと思います。今回、公園課長が報告しましたように、公園の中でもオープンカフェですとか、展望ゾーンですとか、新防災船着場とリンクして回遊性の強化に努めていけるように頑張っていきたいというふうに思っております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 これはこれで進めてください。大事なことだと思いますが、Aゾーン、Bゾーン、Cゾーンで、これは隅田公園再整備特別委員会が平成3年にできて、非常に、平成3年ぐらいからバブルがはじけて、ずっと計画的にはかなり、A、B、Cゾーンまでやるということで来ましたよね。BとC、Cゾーンは多少いじって、今度はBゾーン、Aゾーンの桜橋からリバーサイドスポーツセンターあたりのところまでになるのか、それに関しては、確かにBゾーンの中の新防災船着場と、このオープンカフェ、これができる。総合的な隅田公園の再開発の中でスカイツリーもできるけれども、それも踏まえてAゾーンに対する区の整備の考え方というのは、今どういう考え方を持っているんですか。
○委員長 公園課長、どうぞ。
◎足立孝洋 公園課長 お答え申し上げます。
 Aゾーンの整備につきましてでございますが、Aゾーンにつきましては、これまで山谷堀広場の植え込みですとか、あるいは花の名所づくりで梅園も整備させていただきました。今後の考え方でございますが、やはりスカイツリー、ますます注目されてございますので、今後議会のほうともご相談させていただきながら、一つには築山の整備というものを考えてございます。少年野球場の整備の次に築山を実施させていただきながら、あのあたりを、公園として憩い、あるいは楽しみ、そういったエリアにしていきたいというふうに考えてございます。またあわせまして梅園の今回整備をさせていただく部分もございますけれども、そういった中で、以前、清水委員のほうからご質問いただいた日本庭園ですとか、そういったこともなかなか研究してまいらなければいけないというふうに考えてございますが、築山の整備、あるいはそういったものを考えながら、お客様にいかに公園で憩い楽しんでいただけるかという観点から進めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 よくわかりました。課長もかなり勉強して、ずっと保健福祉委員会から公園課に来て答弁も非常にうまくなったし、すごいなと私は感心しているんですけれども、それは別の話なんですが、今回こういう形で部分的といいますか、そういう整備を図っていく中で、全体的に一回とらえて、もう一度、隅田公園全体をどういう方向でいこうかということを――課長は頭の中、公園のことで頭はいっぱいだろうと思いますけれども、新しい方向性だとか、いろいろなところも、限られた面積の中であれをやれ、これをやれと言っても無理なのはわかっているんですけれども、本当に24年のスカイツリー、またきょう報告があったように、上野・浅草・スカイツリーのバスとか、いろいろなものが整備をされていく、水辺ラインも整備されていく、そういう中で新しい隅田公園のあり方というものをもう一度――今も考えているんでしょうけれども、よく検討していただいて、よりよい公園づくりに努力をしていただきたい、これは要望しておきます。
○委員長 いいですか。
 田中委員。
◆田中伸宏 委員 ちょっと委員長に申し上げたいんですけれども、私先ほど隅田川の提案をさせていただきましたけれども、理事者の方々というのはなかなかここまで来ると、今までずっと準備しているから変えることは非常に難しいんです。だけど、やはり議員の皆さんが本当に熱心に言っていることが、悪かったら悪いでいいんですよ。私の申し上げたことに対して、もうちょっと議論を、どう考えていくか深めていただきたい。そうしないと変わらないと思うんです。私のがだめならだめでいいんです、それは。もうちょっと真剣に今の中で、委員の皆様方の意見というのを、もっと深めてやっていただきたいと思うんです。それは、ちょっとね。それで終わってしまうでしょう。終わってしまうと私の言っていることは違うんだということになる……
○委員長 田中委員、委員長としては相当助けたつもりです。ゼロ回答ではないですかと、田中委員から改めて質問があったけれども、どうなんですかと言ったら、議論も含めていろいろ、あいているときは活用を検討していきたいと、その次のアイデアを出してください。
 皆さん、田中委員は、ああいう気持ちでいますから、補助して、質問があったら言ってやってください。私は、やったつもりです。どうですか。
 河野委員。応援してやってください。
◆河野純之佐 委員 私も、あいたときの活用云々というのは、やはり一方は必要かなと思うんですけれども、やはり東京都の管理地域でもあるわけではないですか。その辺の部分もありますので、うちのほうの気持ちとともに東京都とか国の動きも見ていくべきではないかというふうに、今の段階では、私はそうやって思います。
○委員長 反論なの。
 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 それは、もちろんあるの。だけど、台東区の気持ちとして、台東区でどうあるべきかというものは、大いに区は主張していかなくては、我々が主張していかなくてはならないと、こういうふうに思うんです。その主張を、我々は今、これから誘客や何かそういうものを図りたいわけでしょう。そうすると、それに対していろいろな法律の縛りとかいろいろなことがあるのは当然の話なんです。だけど、それはきちっと言うべきものは言って、どういうふうに改善されるかということが重要な要諦だと思うんで、それは遠慮ばかりして、こうだから、決めたことが、人間が決めたことなんだから、それは大いにやるべきだと思う、台東区の主張はするべきだと思います。
○委員長 田中委員ね、この隅田川の関係をどうするかという中で、東京都が隅田川ルネッサンスを展開していきたいということの方向性を出しています。それに向けて具体的な作業はまだ入っていない。その先に入り出したときに、田中委員の言うような提案も含めてやっていかざるを得ないだろうと私は思ったから、ゼロ回答ではだめではないですかと、こういうふうに振っているわけですから、それは理解してください。
 清水委員、どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 私は反論するんではないんですけれども、この委員会で、例えばこの防災船着場、これもきょう初めてではないわけです。何回もずっと積み重ねてきて、こういう状況ですよと、ここに設置ということで、これは了承しているわけだから、その部分を今知恵を出して何とかして変えろというのは、これは私は無理だと思う。これは言っておきます。
 それと、先ほど課長答弁があった中で、やはり毎日使っているわけではないから、これから状況を見た中で、もっといい方向で使えるものがあるのではないか、こうやったほうがいいのではないかということは想定されると思うんです。そういったときに検討して、また委員会でももんで、またこういったところでこういうことをやっているよ、参考にしたらどうかという意見だったら、私は賛成できるんですが、いまさら防災船着場の位置を変更しろと、これはいい知恵を出そうが出すまいが、委員会で決定してきたことだし、それで進めていることだから、それは私は納得はいかない、このことだけ言っておきます。
○委員長 位置については決定した、位置については無理ですよというふうに答弁があって、そのほかについては改めて検討することも大事ですよと、こうなっているわけですから、別に田中委員を応援しているわけです。位置については了解してくださいよ、田中委員。
◆清水恒一郎 委員 私は、なぜ言ったかというのは、先ほど田中委員が位置も変更しろという話だったから、検討したらどうか、工夫してくれと言うから、その話が残っていたから、というふうに理解したんで、今そういう話し方をしたんです。
○委員長 どうぞ。
◆田中伸宏 委員 変更とは言ってるけれども、大幅なすごい変更ではないわけ、ちょっとずらすだけの話だから、まだ聞けるのではないかと思っただけの話であって、それではそれだけ変更しないぐらいなら、そんな重要な問題なのかということは、甚だ余り感じないんだよね。ちょっと位置をずらすだけで、何をそれがそんなに重要なんだ、という感じがするんです。それはその辺を含めて、いろいろ検討していただきたい、こういうことです。
○委員長 ?森副委員長、どうぞ。
◆?森喜美子 副委員長 この二天門口周辺整備計画案ということで、ここの今の現況から、このように変えていきますと、この目的というのは、にぎわいを創出していこうということですよね。ここに書いてある、例えばオープンカフェゾーンの基盤整備、これは平成23年度、それから展望・多目的ゾーンの整備も平成23年度ですね。こういうものを整備したときに、やはりトイレの整備というのは当然必要になってくるだろうと思うんですが、平成24年度整備がさわやか公園トイレの整備となっていますよね。さわやか公園トイレは、一定の基準があって、それにのっとって整備をするような話を聞いていますけれども、問題は、さわやか公園トイレにこだわらずに、要するにここの地域に大勢の人がにぎわうことを想定するならば、やはりトイレの整備というのは、ある程度あわせてやっていくべきだろう、そういうふうに思うんですが、この計画の中で、その点はどのようにお考えなのか、ちょっと教えていただきたいんですけれども。
○委員長 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 お答え申し上げます。
 トイレの問題につきましては、公園課といたしましては平成24年度、言問橋の南側のトイレにつきまして改修をしていきたい。ただ場所ですとか規模、委員おっしゃいましたように、さわやか公園トイレにこだわらずに、いろいろな選択肢があると思います。ただ、大きさですとか数の問題もいろいろ考えていかなければいけないというふうに思っております。ここのエリアにつきましては、先ほどもお話し申し上げましたとおり、たくさんのお客様が見えられます。新防災船着場の平常時利用につきましても、お客様がおりられてご利用いただけるということもございますので、検討については、こちらのほうでは一応平成23年度検討で、平成24年度というふうには考えてございますが、それにつきまして、平成24年春のスカイツリーの開業に合わせて、なるべく早く取り組んでまいりたいというところで、今考えてございます。
 桜の咲く時期で、お花見等もございまして、この周辺につきましては、実は仮設トイレも設置する考えもございます。そういったこともちょっと考えあわせて、よりよいものを、地域の方等のいろいろな意見もございますので、そういった方の意見もお伺いしながら、きちんとした形で整備させていただきたいというふうに考えてございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 それは、今の話は平成23年度の話なんですか。
○委員長 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 公園のトイレの設置につきましては、平成24年度工事を考えてございます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 だから、平成23年度にオープンカフェなどができているのに、トイレだけは平成24年度ですというのは、ちょっと私は、それでいいのかなという感じがするんです。
○委員長 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 オープンカフェにつきましては、展望ゾーンができ上がった後に、設置を考えてございます。整備をしていかなければいけませんので……、
◆?森喜美子 副委員長 できるのはいつ。
◎足立孝洋 公園課長 これは平成23年度工事で、23年度いっぱいの工期が必要というふうに考えてございます。ですので、その後にオープンカフェということでございますので、設置が平成24年度になってございます。
○委員長 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 オープンカフェや何かをつくるところの下水道の工事や何かはやるんでしょう。水道とかいろいろなものは当然そういうふうになるでしょう。そのときに、?森副委員長が言った、トイレのそういう設備や何かはつくるものだというふうな意識の中で、そういうことは大事ではないのかということだと思うんです。私もそう思うんです。だから、防災船着場のところに、トイレや何か必要だよと言っているんだから、そういったことを含めて、オープンカフェがあるんだから、そのときの工事や何か、いろいろな、またやるとなると、またお金がたくさんかかることになるから、その辺は、もうちょっと先々の展望をやって、中身をやることではないのか。?森副委員長もそういうふうに言っているんだから。私も心強くなってくる。
○委員長 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 委員おっしゃるとおり、オープンカフェの基盤整備、ただいま考えてございますのは、当然のことながらインフラの上下水道と、あと電気というふうに考えてございますが、それらの配管、配線を考えた中で、確かにオープンカフェのご利用の方々のトイレということも、中にはやはり考えていかなければいけないというふうに思いますので、総合的に設計、あるいは――まだ検討はこれからでございますので、先ほど申し上げました平成24年度ということもございますので、あわせて検討していきたいと思っています。
◆田中伸宏 委員 防災船着場のところのトイレとオープンカフェのトイレと併用して、そこのところにつければいいんです。私が先ほど言った待合室だとか何だとか必要になってくるんだから、そういうことを検討すればいいんです。
○委員長 公園課長、もう一つきちっと加えておかなければいけないのは、タワーの関係で800万人から1,000万人観光客がふえそうだという、そういう状況の中で、ビューポイントの隅田公園は、そういう人たちが大回遊する可能性があるということを予測しながら、どういうようなトイレ配置を進めるかというのは、これは真剣に考えなければいけない大きな課題なんです。そういう点で、その前提のところが抜けていますから、今までの隅田公園を利用していた人たちだけを前提にしたトイレの設置ではなくて、そういう大きな視点に立って考えていかなければいけないものですから、私は本当に23年、24年で本当に真剣に考えなければいけない問題だし、その辺のところが抜けている。だから、言問橋のところに1カ所何とかさわやかトイレやりますよなんていう次元ではないと思っているんです。このことは委員会でも結構出しているはずなんです。しかし取り入れられていない。ただし金がかかることは事実ですから、トイレなんていうのは結構かかる、さわやかトイレは1,000万円ぐらいというのもあるし、といって、観光客が来て、何だこの汚いトイレと、そんな思い出をつくらせてはいけないしということを含めて、きっちりやはりやらなければいけないと思うんです。そういう前提で答弁していないですよ。どうですか。
 土木担当部長。
◎田邉英一 土木担当部長 今回、ご報告を申し上げましたのは、展望・多目的ゾーン並びにオープンカフェ、ここのBゾーンと言われているところの一部分の話のご報告でございます。本委員会できょうご意見もいただき、また委員長おっしゃるように、過去の委員会においてもご指摘をいただいておりますが、トイレの整備については、今後の隅田公園の利用、観光客の増加ということもございます。そういうことも踏まえて、全体の配置計画もよく考えて――もちろん財政状況もございます。ただ、タワーに合わせる、間に合わせるという大きな目的もございますので、そういう状況をよく踏まえて、視野に入れて、ここの部分にどういうふうにトイレを整備していくか、しっかり進めて、実施をしてまいりたいというふうに思っております。よろしくお願いいたします。
○委員長 河野委員、どうぞ。
◆河野純之佐 委員 確認なんですが、このように展望・多目的ゾーンで、将来的にはオープンカフェもここでやりたいということで、人が集まるわけですよね。二天門口のところから、展望・多目的ゾーンまで行くに当たって、いわゆるバリアフリーはきちんとできるような形になっているんですか。
○委員長 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 お答え申し上げます。
 バリアフリーの件に関しましては、二天門口あるいは東武鉄橋のほうから、あるいは言問橋からという、いろいろな動線が考えられますが、この案につきましては、茶色でお示ししているスロープと書いてございます部分、こちらのほうが、通常の勾配よりも緩くとった形の勾配をさせていただいて、バリアフリーに対応していきたいというふうに考えてございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 せっかくこれは二天門口のところの入口を改造するわけですから、この二天門口からの入る入口として、そこから車いすの方が最終的にこのスロープを上がって、多目的ゾーン、もしくはオープンカフェの検討というか、その辺まで行ってもらうべきではないでしょうか。私はそう思うんですけれども、それは不可能でしょうか。
○委員長 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 不可能かと申し上げれば、エレベーターですとか、そういった機器を使えば可能かと存じますけれども……、
          (「エレベーター」と呼ぶ者あり)
◎足立孝洋 公園課長 二天門口から入っていただいたお客様につきまして、先ほども申し上げましたとおり、茶色の部分、スロープと書いてございます部分が……
◆河野純之佐 委員 お客さんが今度、ここ、この出入り口をきれいにするわけですよね。ですからここからの動線があるわけだから、ここから車いすで来られる方が、スロープまできちんと行けるように整備するべきではないですかと言っている、なっていればいいんです。
◎足立孝洋 公園課長 もちろん、二天門口の部分も、改修させていただきますので、段差を解消、なくすような形でさせていただきますし、そちらのほうから入っていただくお客様につきましては、こちらのほうのスロープ、こちらのほうが東武鉄橋の側から上がっていただくような形のスロープを考えてございますので、そちらのご利用をしていただければというふうに存じますので、よろしくお願いします。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 率直に言って、これはイメージ図がこうやって出されているだけなんだよね。イメージが。だから当委員会には、来年の第1回定例会には、このような図面でいきたいとか、そういうのは出てくるんですか。それとも平成24年になって、平成24年第2回定例会とか、そういうふうになるんですか。これはまだイメージだから、よくわからない。今言ったような段差が若干あるではないかとか、それは全部改修しますよとか、わからないんだよ。だから、イメージよりもきちんとした設計図を出してくるんでしょう。そのときにまた議論しましょうよ。そうでなかったら、わからないもの。みんないろいろなイメージを持ってる。
○委員長 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 これはイメージ図でございますが、先ほどご報告の中で申し上げましたとおり、細かな部分につきましては今後実施設計で変わってくる部分があるとは存じますが……、
◆茂木孝孔 委員 だからその実施設計はいつなんですか。
◎足立孝洋 公園課長 基本的にはこの形で設計を進めてまいります。
 設計を進めてまいりますのは、平成22年度でございますので、第1回定例会の本委員会において報告をさせていただきたいというふうに考えてございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 だから、それで1点言うと、田中委員が言っているのは、そうすると次に実施設計が出ますよといったら、もう決まっているんですというふうになってしまうから、その前に可能な限り、ここはこういうふうにトイレをつくりますとか、ここにはこうやって共用のトイレにしますとか、いろいろなものが出てこなかったら、それは実施設計でもう決まりました、はい了承、というのかどうか知りませんが、イメージ図だけで、これであとは実施設計ですよと言われてもそうはいかないと先ほどからなっているんだ。だから第1回定例会では、この委員会で、このような方向で基本的な構想は持っていますというのをきちっと出して。では、これが基本構想なんだ。
○委員長 先ほどトイレの関係も含めて部長答弁もありましたね。それで今度の第1回定例会で出せるんですか。ほとんど時間ないですよ。出せないのに実施設計というと、あなたたちが言っている答弁は、やはり委員会の委員の発言は聞きませんと言っているような感じを受けますよ。今、部長等を含めて検討してください。先ほど部長答弁もあったんだから。
 どうぞ。
◎足立孝洋 公園課長 この形は基本的な形ということでご説明申し上げてございます。その中で、いろいろこれから考えていかなければいけないのは、照明施設ですとか、先ほどご説明申し上げました整備の内容でございます。それに基づいて、今後実施設計に入ってまいりますので、第1回定例会において、整備の計画案につきましてご報告をさせていただきたいというふうに思います。
○委員長 先ほど実施設計と言ったから、私もあえて言っているんだよ。計画ですか。計画案でいいですね。
 土木担当部長。
◎田邉英一 土木担当部長 皆様のご意見を踏まえた上での区としての考え方の整備案を、しっかり出したいということでございます。ただそこが、皆さんがイメージするような厳密な意味の詳細設計ということになるかどうかというのは、またその段階でご相談をしてまいりたいというふうに思います。よろしくお願いいたします。
○委員長 実施設計ではないですね。計画案ですね。それでいいですか。
          (「了解」「いいよ」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告について、ご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、22年度「浅草・隅田公園梅まつり」の中止について、いいですか。
          (「了承」と呼ぶ者あり)
○委員長 了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、案件表にはございませんが、産業振興課長から報告がありますので、ご聴取願います。
◎橋本晃仁 産業振興課長 それでは1点、ご報告、ご案内を申し上げたいと思います。
 御徒町から秋葉原の高架下、株式会社ジェイアール東日本都市開発が準備を進めておりました、ものづくりのまち「2k540 AKI−OKA ARTISAN」が、12月10日――明日ですが、第1期オープンをいたします。先般ですが、郵送で内覧会のご案内を差し上げてございます。内覧会は10時から11時半の間となっております。ぜひ委員の皆様方にもごらんになっていただきたいというふうに思ってございます。
 以上でございます。
○委員長 以上で理事者からの報告は全部終わりました。
 その他、発言がございましたら、どうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ないですね。
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○委員長 それでは、産業建設委員会をこれで終了いたします。
          午後 3時40分閉会