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東京都 台東区

平成22年 9月区民文教委員会−09月30日-01号




平成22年 9月区民文教委員会

区民文教委員会会議録

1 開会年月日   平成22年9月30日(木)
2 開会場所    議会第1会議室
3 出 席 者   委員長    高 柳 良 夫    副委員長 小 坂 義 久
  (9人)    委員     太 田 雅 久    委員   小 菅 千保子
          委員     実 川 利 隆    委員   杉 山 光 男
          委員     伊 藤 萬太郎    委員   藤 平 一 雄
          議長     鈴 木   茂

4 欠 席 者
  (0人)

5 委員外議員
  (0人)

6 出席理事者   区長                    吉 住   弘
          副区長                   神 子 雅 行
          教育長                   野田沢 忠 治
          施設課長                  松 本 浩 一
          危機・災害対策課長             中 瀬 恒 徳
          区民部長                  柳   寛 次
          区民部参事                 太 田 清 明
          区民課長             (区民部参事 事務取扱)
          くらしの相談課長              中 道 好 一
          税務課長                  吹 澤 孝 行
          収納課長                  吉 田 美 生
          戸籍住民サービス課長            箱 ? 正 夫
          子育て支援課長               河 井 卓 治
          交流促進課長                渡 邉 俊 二
          高齢福祉課長                平 野   穣
          地区整備課長                望 月   昇
          教育委員会事務局次長            和 田 人 志
          教育委員会事務局庶務課長          中 沢 陽 一
          教育委員会事務局学務課長          佐 藤 徳 久
          教育委員会事務局児童保育課長        秋 山 欣 也
          教育委員会事務局指導課長          岩 永   章
          教育委員会事務局教育改革担当課長      浦 山 裕 志
          教育支援館長          (教育改革担当課長 兼務)
          教育委員会事務局生涯学習推進担当部長    大 江   勉
          教育委員会事務局生涯学習課長        赤 塚 洋 一
          教育委員会事務局青少年・スポーツ課長    柴 崎 次 郎
          中央図書館長                鈴 木 東 一
          福祉部副参事(社会福祉事業団・児童課長)  堀   文 恵

7 議会事務局   事務局長      矢 下   薫
          事務局次長     木 村 隆 明
          議事調査係長    行 田 俊 男
          書記        中 村 壽 秀
          書記        浅 見   晃

8 案件
 ◎審議調査事項
  案件第1 陳情22−23、24 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続について意見書の提出を求めることについての陳情(2件)(新付託)
  案件第2 特定事件の継続調査について
 ◎行政視察について
 ◎理事者報告事項
【区民部】
  1.補正予算について         …………………………………資料1 区民課長
  2.(仮称)谷中防災・コミュニティ施設整備の検討「中間のまとめ」について
                     …………………………………資料* 区民課長
【教育委員会】
  1.補正予算について         …………………………………資料2 庶務課長
  2.平成22年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書について
                     …………………………………資料* 庶務課長
  3.平成23年度区立幼稚園園児募集について
                     …………………………………資料3 学務課長
  4.平成22年度台東区総合学力調査結果について
                     …………………………………資料4 指導課長
  5.平成22年度全国学力・学習状況調査 台東区の調査結果の概要について
                     …………………………………資料5 指導課長
  6.平成22年度 児童・生徒の活躍について
                     …………………………………資料6 指導課長
  7.台東区映像アーカイブの開設について
                     ……………………………資料7 生涯学習課長
  8.区立図書館の臨時休館について
                     ……………………………資料8 中央図書館長
                               (*の資料は送付済み)
          午前10時01分開会
○委員長(高柳良夫) それでは、ただいまから、区民文教委員会を開会いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 初めに、区長からあいさつがあります。
◎吉住弘 区長 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 本日は、卓上のマイクのスイッチを必ず押してから、ご発言願います。
 また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
 本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
 それでは、審議に入らせていただきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 初めに、案件第1、陳情22−23、24 固定資産税及び都市計画税の軽減措置の継続について意見書の提出を求めることについての陳情(2件)を議題といたします。
 本件は新たに付託されたものであります。
 事務局次長に陳情の主旨を報告させます。
          (木村議会事務局次長朗読)
○委員長 それでは、本件について、ご審議願います。
 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 これは毎年出されているわけですけれども、もう何十年という本当に長期にわたって出されている。これは毎年、固定した23区にだけかな、条例とか税法で、何かこう恒常的な、陳情に、意思に沿ったような措置というのはできないんですか。その辺はどうなんでしょうか。毎年、毎年……
○委員長 税務課長。
◎吹澤孝行 税務課長 お答え申し上げます。
 この減免制度につきましては、地方税法の範囲の中で、条例で減免しているということでございますが、社会経済状況をかんがみて毎年更新しているということでございますので、恒常的にできないかという議論も当然あろうかと思いますが、一方で税収の面から言いますと、固定資産税が非常に基幹税目でございますので、納税者の負担が減るということは税収も減るということになりますので、その辺のバランスもあろうかと思いますし、またこの景気の動向ですとか考えて、東京都のほうで適切な判断を毎年しているということだと思います。
 また、東京都の税制調査会の中でも、固定資産税についての議論もあるようでございますので、今後制度の改正等も議論されていくのかとも存じますが、現在のところは毎年継続という形できているという現状でございます。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 これはあくまでも区で決めているというものではないわけですからね。本来は、市町村税なんでしょうけれども。東京都だけでこんなに毎回、毎回、恐らく23区全部で出ているんだと思いますし、ほかの都市部って、やはり横浜とか大阪とか、そういうところでも同じような減免措置の陳情というのは出ていて、それでいろいろとやっているんですか。
◎吹澤孝行 税務課長 ほかの市町村で東京都と同じ、全く同じような制度になっているかというのは、ちょっと申しわけございませんが把握していないところでございますけれども、例えば負担率でいきますと70%までというのが法定の基準になっていますので、一定の激変緩和のような措置はどこの市町村でもされているというふうに思いますが、東京都についてはそれを65%まで下げているということだと思います。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 これが「今の減免措置が廃止されるとなると」なんていう文言がありますけれども、そんな動きは全くないわけでしょう。
○委員長 税務課長。
◎吹澤孝行 税務課長 東京都のほうではまだ、来年度以降については検討中ということしか言っておりませんが、これに関して何か変化を及ぼすような特別な要因というのは、今のところ聞いておりません。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 これは地方税法などで法律改正はやるんですか。それとも東京都とか、都市部の市町村や、あるいは東京であれば東京都の税に関する条例か何かで決めることなんですか。
○委員長 税務課長。
◎吹澤孝行 税務課長 減免制度につきましては、一応条例で決めている。それと条例に基づいて東京都が要綱をつくって減免しているという部分でございます。法律の枠の範囲で、条例で減免ができるということです。
◆伊藤萬太郎 委員 ですから国の税法で何とかするということになれば、やはり日本全体に係るわけではないですか。そうすると、それがやはり最後の、法律の細則で決めることができるだろう。東京都の場合は、特に23区の場合とか、あるいは価格が一定の高い場合はそれに当てはめるというような、そんな細則みたいなことをつくって、国の税法で変えることができるんですか、細則を。
○委員長 税務課長。
◎吹澤孝行 税務課長 技術的に申したらよいのでしょうか。理論的には法律のほうで、細かく規定することは可能だと思います。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 可能であれば、たまたま中山義活先生ですね。経済産業省のホームページを見ますと、中小企業・新エネルギー担当の大臣政務官というのになりましたので、特に中小零細企業の窓口でございますので、その辺をちょっとまたお願いもしてみたいと思っておりますので、そういうことが可能であればね。そういうふうに一応提案としてしながら、この陳情に関してはそういう動きはないし、できれば本当は恒常的な固定した東京都の条例みたいなものをつくってもらいたいという希望もありますし、毎年、毎年、本当にご苦労さまでございますという意味で、採択ということでお願いします。
○委員長 実川委員。
◆実川利隆 委員 伊藤委員のほうからいろいろお話ししていただいたので、余り多くを語る必要はないかと思うんですが、実は一昨日久しぶりに都議会の代表質問を傍聴させていただいて、私ども自民党の三宅幹事長が、何点か質問させていただいた中のその中の第1、トップがその財政関係にありまして、今伊藤委員からもお話がありましたように――結果論ですけれどもね、結果論というか結論ですけれども、国においても一括交付金の見直しというか、一括交付金の検討が今進められようとしている時期ですので、基本的にはやはり従来どおり、これはきっかりと採択していくべきだと我が会派も思っておりますので、よろしくお願いいたします。採択です。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 やはりここにもうたってありますように、今雇用の問題だとか景気の問題だとか本当に多難な時期でありますので、例年どおり採択ということでいきたいと思います。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 採択で結構ですがちょっと参考に、固定資産税・都市計画税の本区の税額というのは、最新の数字をつかんでおられたらお願いします。あわせて減免措置を受けている件数といいますか、それはどのくらいありますか。何か数字ありますか。
○委員長 税務課長。
◎吹澤孝行 税務課長 減免の対象の件数等でございますが、これは東京都のほうが公表していないということですので、ちょっとこの場でお答えすることができないんですが、固定資産税自体の税収につきましては、平成20年度の決算の数字でございますが23区全体で1兆244億円で、台東都税事務所分が、およそでございますけれども約245億円ということでございます。都市計画税につきましては、台東都税事務所分が約42億円というのが20年度の収入額となっています。
○委員長 それでは、これより採決いたします。
 本件については、採択の意見が多数でありますので、採択することにいたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第2、特定事件の継続調査についてを議題といたします。
 おはかりいたします。
 本委員会の特定事件については、議長に閉会中の継続調査の申し出をいたしたいと思います。
 これにご異議ありませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、本委員会の特定事件の継続調査については、そのように決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、本委員会の行政視察について申し上げます。
 視察都市及び視察テーマにつきましては、すでにご決定いただいておりますが、視察行程表(案)及びお尋ねしたい事項につきましては、お手元の資料のとおりですので、よろしくお願いいたします。
 以上で案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。
 なお、年月日、委員長名、議長名、及び陳情者の住所、氏名の朗読については省略いたします。
          (木村議会事務局次長朗読)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 それでは、次に、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。
 なお、同じ所管からの報告については、一括して聴取いたします。
 また、補正予算については報告を聴取するのみで質疑は行いませんので、よろしくお願いいたします。
 初めに、区民部の補正予算について、及び(仮称)谷中防災・コミュニティ施設整備の検討「中間のまとめ」について、区民課長、報告願います。
◎太田清明 区民課長 それでは、区民部の平成22年度一般会計第2回補正予算につきまして、ご報告いたします。
 今回の補正は、子ども手当に関するものでございます。本区では22年度子ども手当につきまして、区の負担が伴う児童手当事業と区の負担で行う子ども手当事業の2事業から支出しております。今回の補正は、当初の見込みより児童手当の被用者、非被用者の人数が増加したことにより、子ども手当費から児童手当費に組み替えを行うものでございます。
 それでは、資料1をごらんください。
 まず、歳入予算についてでございます。
 子育て支援課において、国庫支出金の被用者児童手当費を6,478万1,000円、非被用者児童手当費を1,829万1,000円増額し、子ども手当費を9,797万5,000円減額するものです。また、都支出金の被用者児童手当費を2,873万1,000円、非被用者児童手当費を1,829万1,000円増額し、歳入総額を209億5,965万8,000円といたしました。
 裏面2ページをごらんください。
 次に、歳出予算についてでございます。
 子育て支援課において、児童手当、児童育成手当を9,797万5,000円増額し、子ども手当を9,797万5,000円減額しましたので、歳出総額は当初予算額と同額の56億3,064万7,000円でございます。
 以上で、区民部の平成22年度第2回補正予算についての説明を終わらせていただきます。
 続きまして、(仮称)谷中防災・コミュニティ施設整備検討委員会におきまして、中間のまとめがまとまりましたのでご報告いたします。
 こちらの資料でございます。
 初めに、項番1、これまでの検討の経緯でございます。
 これまで委員会は3回開催しております。また、委員会のもとで、地元の皆様を中心とした検討部会を設置し、6回開催いたしました。この部会の中で、谷中防災・コミュニティ施設整備の基本的な考え、防災施設の位置づけ、機能、コミュニティ施設の機能、建設位置、ゾーニングのイメージ案等を検討し、その部会の検討結果を委員会に報告いたしまして審議をいただき、中間のまとめとしてまとまったものでございます。
 それでは、項番2、中間のまとめの内容でございます。
 こちらの白い本のほうをごらんいただきたいと思います。こちらの冊子のほうでございます。
 それでは、恐れ入ります、1ページをごらんください。
 1ページ、1.(仮称)谷中防災・コミュニティ施設整備の経緯と目的でございます。
 防災力の強化が課題である谷中地域では密集住宅市街地整備促進事業に取り組み、防災広場「初音の森」の整備を機に、平成19年12月谷中地域の皆様から、谷中コミュニティセンターと防災広場を一体的に活用した多機能な防災コミュニティセンターへの建てかえの要請がございました。このようなことを受けまして、区といたしましては台東区及び谷中地域の防災力の強化と地域コミュニティの向上を図るため、防災機能とコミュニティ施設の機能を備えた(仮称)谷中防災・コミュニティ施設を整備することとしたものでございます。
 3ページをごらんください。
 3.(1)台東区及び谷中地域における防災力の現状でございますが、荒川のはんらんで平坦地はほぼ全域が浸水被害をこうむると予想されております。また、谷中地域の震災の危険度は大変高いことなどが指摘されております。
 4ページをごらんください。
 このため、(2)防災施設整備の基本方向といたしまして、?上野台に立地する優位性を踏まえた災害対策本部機能を設置すること、?西部区民事務所谷中分室の移設による災害対策地区本部機能を設置すること、それから?防災活動拠点としてのコミュニティ施設を活用すること、?防災広場「初音の森」との一体的な活用をすることの4つを示しております。
 6ページをごらんください。
 こうしたことから、(3)防災力の向上に必要な機能でございますが、?台東区全体の防災力の向上に必要な機能といたしまして、1)本庁舎の災害時情報通信設備のバックアップ機能、2)拠点備蓄庫の設置、3)災害ボランティアの活動拠点の3つの機能、それから?谷中地域の防災力の向上に必要な機能といたしまして、1)災害対策地区本部としての総合調整機能、2)防災展示コーナーの設置の2つの機能を示しております。また、(4)防災活動拠点としてのコミュニティ施設の活用といたしましては、日常的な地域防災活動の拠点施設とすること、洋室や和室などコミュニティ施設を災害時に活用すること、避難所と連携し医療活動の場所になることなど、二次避難所機能を確保することなどを示しております。
 8ページをごらんください。
 ここからは4.コミュニティ施設整備の考え方を示しております。
 そのページについては現状でございます。続きまして10ページをごらんください。
 (2)コミュニティ機能の現状と課題でございますが、谷中コミュニティセンターは築後31年が経過し、施設の老朽化、バリアフリー機能の不足、活発な地域ニーズにこたえる諸室の数、それから規模の不足等さまざまな課題が生じております。
 こういうことを受けまして、11ページから15ページにつきましては、社会教育館機能、老人福祉館機能、谷中こどもクラブそれから児童館機能、図書館機能の5つにつきまして、それぞれの現状と課題を示しております。
 16ページをごらんください。
 (3)新たな施設のコミュニティ機能でございますが、利用状況等を踏まえ、社会教育、老人福祉、児童館、図書館の各機能及びこどもクラブの一層の充実を図ることとしております。
 17ページの5.施設整備計画の検討の(1)視点でございます。
 こうしたことを受けまして、この視点でございますが、?防災広場との一体的整備、?主要防災道路の扱い、?北側市街地への日影の配慮などの視点から検討しております。
 19ページの折りたたんでいる表でございます。
 こちらは、敷地・配置計画の3つの案を比較した表でございます。3つの案を検討いたしました。
 案1は、現在の敷地を活用する案でございます。案2は、コミュニティセンター前の4メートルの道路を敷地として活用する主要防災道路を変更する案でございます。案3は、コミュニティセンター前の4メートルの道路と、それから歩道2メートルの部分あります。合計6メートルの道路部分でございますが、その部分を、主要防災道路を北側につけかえる案でございます。結論から言いますと、日影規制それから広場状空き地、駐車場の設置義務等を考慮しますと、案2の主要防災道路を変更する案が最も広く、有効に活用することが可能という結論を得ましたので、この案2が最も適当と考えております。
 21ページ、理由でございます。次のページに理由が書いてあります。
 この中で主なものを挙げますと、案2をとりますと、各種の防災機能の充実が図れ、台東区及び谷中地域の防災力の強化に直接つながる防災施設の整備が可能になること。また同時に、コミュニティ機能の充実が図れること。それから、防災広場との一体的活用が可能になることなどの理由から、計画案2が最も適当と考えたところでございます。
 そして、その案に基づきまして、22ページからは施設整備計画といたしまして、現在の敷地計画図、それから配置計画図、日影図です。3つ示しております。
 25ページ以降でございます。
 25ページからは、ゾーニングの基本的な考え、イメージ案について示しております。ここが、部会の中で最も活発に議論されたところでございます。
 その中で、27ページのイメージ図をごらんください。
 図の関係位置図を言いますと、図に向かいまして左側、六阿弥陀通り、向かって右側が階段、坂のほうになります。それから手前が防災広場という位置のイメージ案でございます。
 防災機能は、1階に集約して配置しております。道路入り口の直近に災害対策地区本部(西部区民事務所谷中分室)が入ります。そして災害対策支援室、災害時用の情報通信設備など6つの防災機能を集約的に配置してまいります。また、客だまりのところには、谷中は観光客の皆様が多いところでございますので、お休みのところなども機能を考えていく必要があると、委員会の中で指摘されております。
 続きまして、1階及び2階の区民館、それから児童館機能等は、災害時の救護施設となります。その上で、社会教育館、老人福祉館機能、多目的ホール等につきましては、1階及び2階の区民館として配置いたします。また、2階の右の部分、ここには集約的に子ども関係で、児童館機能、それからこどもクラブを配置いたします。そして、3階には図書館機能を配置する、そういう内容になっております。
 また、今後でございますが、詳細につきましては、今後さらに検討委員会、部会のほうで検討していくことになっております。
 中間のまとめの内容は、以上でございます。
 恐れ入りますが、最初のこちらのペーパーにもどっていただければと思います。
 項番3、今後の日程でございます。
 中間のまとめを本日ご了承いただきましたら、10月から11月にかけまして、地域の皆様に順次説明会を行ってまいりたいと思っております。また、10月以降も残された課題につきましては、委員会、検討部会で引き続き検討を行ってまいります。そうしたことになりまして、来年の1月に最終報告をまとめ、2月の本委員会で最終報告という形で報告させていただきたいと思っております。
 私からの報告は以上でございます。
○委員長 非常にわかりやすい説明、ありがとうございました。
 それでは、(仮称)谷中防災・コミュニティ施設整備の検討「中間のまとめ」について、ご質問がありましたらどうぞ。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 では、私から1点だけですね。よくまとまった検討委員会からいただいた資料で、わかりやすいんですけれども、できた暁に、防災、防災と盛んに言っておりますが、谷中コミュニティセンターがあって、区民事務所谷中分室が移動すると、センターへ入る。分室が移動するということになりますね。そこでやはり、職員の関係なんですけれども、防災関係の職員とそこにいるコミュニティセンターやあるいは区民事務所の職員との分け方といいましょうか、兼任するのか。かなり防災というと専門性が必要になってくるのではないかな。職員などの配置はどのように――今は考えてなければいいんですが、今後どのような考え方でしょうか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 職員配置については今後の検討課題になっております。ただ基本的には、今の分室の職員が地区本部の職員という形で、その地域の防災活動の中心になっております。同時に、今コミュニティセンターに、職員とコミュニティ関係もあります。そういうことを踏まえまして、可能な限り職員はその中で配置していくと、単純にふやすとかそういう話ではなく、いろいろ工夫していくということが、今これから考えていく上で重要な課題でございますので、引き続きこの課題、防災に対するその辺は十分考慮しながらも、人のことについてもふやすという意味ではなく十分配慮していきたい、検討していきたいと思っております。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 ふやすなということを言っているのではなくて、やはり区役所庁舎10階にきちっとした防災対策本部の事務局があるわけでしょう。そことの連携を常にできるような状況で、両方の機能を擁した職員といいましょうか、そういう形にしていかないと、いざ災害時に本部からただ連絡が行っただけで、どうしたらいいかというような対応ができないと困りますから、だからそういう意味においてはやはり地域の皆さんと密着したコミュニティ施設の事務所で、兼、本部とも直接連携がとれた、そういう常に庁舎10階と谷中分室、あるいはコミュニティセンターとの連携とか、そういうもののやはりきちっとした訓練といいましょうか、打ち合わせとかそういうような連携をとれるようなプロジェクトみたいな形でやってほしいなということを思っています。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 その点につきましては、今度本部機能も担うわけでございますので、その中で当然危機・災害対策課が入っておりまして、十分連携をとるというか、いざとなったときはそこが本部になる形でこれからやっていく。そういうことは十分配慮する、考えていかなければならない課題だと認識しております。
○委員長 実川委員。
◆実川利隆 委員 今の伊藤委員にも多少関連はするんですが、質問というのではなくてお願いしておきたいんですけれども、最も基本的なことなんですが、今後来月から2カ月かけて地域住民の説明会ということですけれども、この冊子ですね、今説明いただいた中間のまとめの中にももちろん大きく出ているんですけれども、この施設は台東区谷中という台東区全体から見れば北西部に位置しておりますけれども、この施設そのものが基本的には今伊藤委員が言われたように防災機能ということで、やはり住民の説明会においても、その辺のところを十分に地域の町会の皆さんにも理解していただくような形で、これは谷中にできるけれども谷中だけではなくて、台東区の1つの大きなモデルケースとしての防災センターだというふうに私自身は当初から認識しておりまして、この足かけ9年間ですか、地域の皆さんそれから議会の皆さんとか理事者の皆さんにもご協力いただいて、区長の英断でこういう流れになりましたんで、その辺のところはしっかりと地域住民にもまず認識していただくような説明会であってほしいなということを希望しておきます。
 以上です。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 防災とコミュニティ、2点についてお尋ねをいたします。
 まず、災害対策本部の補完機能を置くというのは、私も必要だというふうに思っています。実際に1つ発電施設などの問題が位置づけられておりますが、面積的には災害対策本部機能の必要とする、あるいは今度計画されている面積的には、現在の面積との比較というのはどんなふうになるんですか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 今具体的な数字、持ち合わせておりませんが、少なくとも十分な面積をとる形でこの中に位置づけていきたいとは思っております。シミュレーション的なものはちょっとやっているんですけれども、少なくとも十分な面積をとるということは、危機・災害対策課でしっかりコンセプトを持ってこの案をつくったということです。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 そこが大事だと思うんですがね、今とほぼ同じような機能を持つんだということがどこかで明確になっているんですか。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 お答えいたします。
 この資料の中のゾーニング案にもございますが、災害時用の情報通信設備、これは現在区役所庁舎10階にございます災害対策本部支援室にある機能、それを移設といいますか同じようなもので、現在のコミュニティセンターにも防災無線等は入っております。必要なものを設置するというのは、現在庁舎4階と10階から例えば防災無線を発することができるんです。その発するオペレーションの機械、そういったものを新しい施設の中に取り込んでいきたいというふうに考えているところでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 防災拠点として活動するという観点になりますと、当然谷中だけではなくてどこの区民館だってそういう位置づけがなければいけないと思うんです。これまでは余りこういう論議がされてこなかったと思うんです。例えば何かのときにこの部屋は何に使うのかとか、この集会室は何に使うのかとか、あるいは炊き出しに使えるのかどうかということも含めて、そういう論議が余りされてこなかったというふうに思いますので、今回はそういう論議がされながら設計案が検討されているようですから、それはそれでいいことだというふうに思いますが、ただ一体どれだけの設備をとるのか、どれだけの機能を備えつけておくのかというのは大事な観点だと思う。今お話があったのでは、ほぼここと同じ機能は持つんだということでいいんですね。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 そのように現在考えているところでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 もう1つ、そうしますと職員、そういう関連の当然専門的な知識も要りますでしょうし、そういう訓練も日常的にしておかなければいけないんですが、日常的に関連の職員を常駐させるということですか。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 まだその辺については進めておりませんが、このバックアップ機能と申しますのは区の庁舎が機能しなくなった場合、そういった場合には危機・災害対策課の職員が谷中のほうに参ります。したがいまして、谷中のほうに危機・災害対策課の職員が常駐をする形になります。通常であれば各施設もそうですが、毎月1回定期交信等で訓練をしているところでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 今のお話ですと、どうも職員は特別にそのために配置をさせるというようなことではないのかなというふうに思いますが、それはそれで例えば特に洪水等を意識しておられるようですから、洪水等については不意に来るものではありませんから、一定に準備ができるものなので、それはそれでいいかなというふうに思います。
 それからもう1つ、拠点備蓄倉庫という言葉が使われていますよね。拠点備蓄倉庫というのは、確かに水害のときのレベルが高いという、置かれている場所がですね。それはそれでわかりますけれども、これは拠点備蓄倉庫というのは備蓄品が多いという意味なんでしょうか。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 現在、拠点備蓄倉庫を区内8カ所設置してございます。そのうちいわゆる上野台、高いところにあるのは1カ所でございます。中身でございますが、通常避難所等については食糧品あるいは水、そういったものもあるわけですが、それを調整する意味で7カ所、足らないところへ急遽持っていけるような形のものが拠点備蓄倉庫、さらに資機材等が設置されているという内容でございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 そうしますと、今までの設置されている拠点備蓄倉庫に比べて相当面積的にも広いところをとると、こういうふうに考えられるんですが、そういうことになるんですか。あるいは先ほどちょっと聞きまして、備蓄されている品物の数についても相当多い、規模が大きいという意味でこの拠点備蓄倉庫という言葉を使っているんですか。そこがちょっと、この文書で全然読めないんですが。
○委員長 危機・災害対策課長。
◎中瀬恒徳 危機・災害対策課長 申しわけございません。避難所につきましては、想定する避難民の数の食糧、水等を置いてあるわけでございますが、当然それは想定の数なので、減ったりふえたりする可能性がある。そこへ持っていける余裕のものが拠点備蓄倉庫に置いてある。まず、食糧品だけはそういった形になる。それ以外の資機材等を置いてございますので、それはまだ、どの程度のスペースをとるかについては、これからの検討課題だというふうに考えております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 拠点という言葉を使うと、当然ほかのところを補完するような相当中心的な役割の備蓄倉庫になる、ならざるを得ないんですよね。だから、ちょっとこういう言葉が簡単に使われているのではないかなというふうに思うんです。ここのバックアップ機能がどういう機能を持つのかとか、拠点という備蓄倉庫を置くという話になると、相当ボリュームを持たせなければいけないんですよ、これは。だから、そうなるとこの言葉だけで簡単に使われているから、一体どういう意味があるのかというのを、ちょっとこれからも十分論議していただきたいというふうに思います。当然災害ボランティアの活動拠点だとか、いろいろな云々とか後で展開された問題は、どこの区民館でも区民事務所でも、とにかく台東区の施設がどう使われるのかというのは当然今後検討されなければいけないので、ここはそのことも含めてですけれども、もう少し詰める必要があるのではないかというふうに思います。
 次に、コミュニティ問題についてお聞きしたいんですが、谷中防災・コミュニティ施設という言葉が使われていますけれども、この名称というのは今後どういうふうに生かされていかれるおつもりなのか。どうもハード面ばかりで、谷中コミュニティセンターは内山区長時代にコミュニティ活動の拠点として位置づけられたというので、ほかの施設と比べてちょっと特異なんですよね。東京芸術大学も絡んでいただいて、ある意味ちょっとコミュニティ施設としては全国的にも大変珍しい、評価できる活動をしていると思うんです。そのコミュニティをどうするのかというソフト面での検討がどうもされていないのではないか。そのことがきちっと位置づけられて、コミュニティ活動をどうやって発展させるのかという点で、どうも整備検討がされている点が、これを読んだところでは余り拝見できない。あるいは検討する部署の議事録も読ませていただきましたけれども、ちょっと見えてこないんです。その点は、コミュニティは今後どうするのか。あるいはここをモデルにしてほかでも――たしか松葉から始まったんでしたよね。ほかのコミュニティもどうも見ていると学校を使う人たちの調整の機関だけということで、谷中みたいな発展が全然見えてこないということなんですが、改めてここを、中心的な設備をまとめるという点で、コミュニティについてちょっと考え方を伺っておきたいと思います。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 おっしゃるとおりで、まだそこの部分は引き続き今後の課題という形で、今残しております。引き続き今後、10月以降も部会を開きますよというのは、幾つかの課題がありますが、今のコミュニティ関係のところを、こういう建物をつくったときにこのままでいいのかどうか、運営部分とか、それから残りの課題を今後検討していきましょうというふうになって、今回の中間のまとめではそこの部分は余り触れておりません。ですから10月以降の中で、その中でいろいろ考えていきたいと思っております。ただ、もともと昭和54年にコミュニティセンターができまして、その谷中地域のコミュニティ活動の拠点として谷中コミュニティ委員会、そのコミュニティ委員会の中は町会連合会の皆さん、それから高齢者の皆さん、それからPTAの皆さん、そういうトータルで谷中地域のコミュニティ活動を支えてきたという、そういう経緯がございますので、そこは十分今後ともこの新しい谷中防災・コミュニティ施設になったとしても、その部分は十分反映していくような形でやっていきたいというのは、部会及び委員会の皆様の強い意見でございますので、引き続き、新しい施設でもそこを担っていくという、そういう考え方でございます。
 それから名前につきましては、防災というところを生かせという部分が非常にございます。それからコミュニティセンターという名前を残してほしいという意見が、部会でもかなり出ております。ですから、今後含めてそういう部分はまた地元の皆さんと引き続き検討していく。名前についてもいろいろ案をいただくという形になっていくかと思っております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 私は、ちょっと論議の進め方が逆だったのではないかと思うんですよ。コミュニティがどうあるのかという点で、やはり谷中を十分分析してみて、いい点をほかのコミュニティにも生かしていくというような、そういうような論議が先行されて、その中でどういう建物にしていくのかと、こういうプロセスでいくべきだったのではないかなと、どうも建物ばかりが先行してしまってですね……
          (「防災」と呼ぶ者あり)
◆杉山光男 委員 今ちょっと防災施設というご意見ありましたからね、私はその位置づけはいいと思うから、だから防災の点でも聞いているんだけれども、どうもまだはっきりしない。拠点備蓄倉庫なんていうのは、そんな言い方がいいのかどうなのかという、どういうふうに防災ということで考えたら、区民館だってどう使うのかと、社会教育館だってどうやって使うのか。生涯学習センターだってどうやって使うのかという、そういう論議も含めて、やはり施設をどう生かしていくかという、そういうことが必要だというふうに思います。その点でちょっと――特にここは防災関係を扱う委員会ではありませんから余り言いませんけれども、コミュニティについてはこの所管ですからね。コミュニティをどうやって分析して生かしていくのかという、そういう論議をやはり今ここまで進んでいるわけですから、これを一応踏まえながら進めていただきたいというふうに、要望はしておきたいと思います。
 もう1つ、これまであった機能をどうやって生かしていくかという点ではいろいろ意見があるかと思うんですよ、新しいものを入れるわけですから。そんなに面積がうんと広くなるわけではないですから。例えばおふろなんていうのは、大変大きな役割を果たしていたと思うんですが、これも所管はどこになるのかな、保健福祉委員会になるのかなという感じはするんだけれども、今戸老人福祉館にもなくなってしまったでしょう。それから、今度は谷中コミュニティセンターにもなくなるというような計画のようですけれども、この点は一応区民課長でいいですけれども、お答えいただけますか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 部会の中でも大いに論議をされたところでございますが、平成19年12月の中で皆様の要望を踏まえて、それで今回部会の皆様と地元の要望という形でお聞きした中で、とにかく防災というものを前面に出しましょう。その中で優先順位をつけていきましょう。そういう中で、1階の部分については防災広場と一体的に活用していかないといけない。そういうことを踏まえますと、そういう防災活動の拠点、それから活動拠点、いろいろな仕分けをしたり、いざというときには1階でいろいろなことをやらなければいけない。そういうことを踏まえますと、会議室のようなものといいますか、そういう作業場のようなものといいますか、そういうものを中心にしますと、なかなかおふろについては今回は地元から要望もなかったということも踏まえまして、それから部会の中でも優先順位は低かったということで、非常に区民課の立場としては断腸の思いでございましたが、今回は施設的にはおふろの点は、今予定はしておりません。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 もうそろそろ終わりますから、すみません。
 断腸の思いだったという話は初めて聞きましたが、それはそれでいいですけれども、ただ防災の観点からも、おふろは必要なのではないかなというふうな感じはしております。
 それから最後に日程ですが、来年の第1回定例会で最終報告のまとめを報告するというような話ですけれども、その後の基本設計、実施設計、あるいは着工、完成、どんなふうになりますか。考えられますか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 とにかくここまで急いできたといいますのは、来年基本設計をやるということを前提にしておりますので。その上で来年はとにかく基本設計。基本設計につきましても、皆様の意見等を聞きながらやっていく。その上で平成24年に実施設計、ですからそのようにいきますと平成25年、26年が工事とかそういう話になっていくかと思いますが、ここは来年もう1回詳しくやるところでございますが、単純にいけば平成27年ぐらいがオープンかなというふうに思っております。ただ、とにかく急げる部分は急げということもありますので、その辺はできる限り早くやっていければというのが担当としての思いでございます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 今、杉山委員の話で、谷中コミュニティ防災施設という名前、命名ではないと。やはり防災施設ありきの施設だということを大前提においておきたいというふうに、対外的にもそういうことだと思います。それで、この方々たちが検討部会ということで入っていれば、委員をばっと見ても、コミュニティのことは心配ないですよ。これからじっくり話せば。ねじれると大変でしょうけれども、それは太田課長の技量でうまくまとめて今までやっていらっしゃる。ぜひ立派なものにしていっていただきたいと要望しておきます。
 以上です。
○委員長 藤平委員。
◆藤平一雄 委員 大変、今の説明を聞いて、非常に頼もしく思えるんですが、実はこのコミュニティというのは、かつて昭和54年のときに仕切りが非常に問題になって、理事者のほうの説明は何とか的に何とか的ということで逃げて、まあ一応説得できたんだけれども、今度の場合は特に建てかえが、31年目ということで老朽というのがメーンですが、この資金が問題なんですよね。要するにこれを調達するには、防災ということを使わないと補助金がなかなか出てこないというところが大変だから、苦労して防災ということをあえて強調しているんだろうと、まあ時代に合っているし。ところがね……
          (「暴露しちゃったよ。黙ってたのに」と呼ぶ者あり)
◆藤平一雄 委員 いやいや、これははっきりしておかないといけないのは、浅草文化観光センターも同じような仕組みで来ているから、このメンバーを見ますと〈仮称〉谷中防災・コミュニティ施設整備検討委員会、これに関しては議会が入っていないんだよね。そうすると、これは報告できてね、来ているんだけど、谷中地区のほうでもそういう関係する人たちがかなりいるはずなんだけれども、検討委員会で了承されたということで、これが今までの経過で、言いわけのためにこういうのができているとすれば、禍根を残すもとになるんで――これはいろいろな経験でそう言っているんですよ。ですから、やはり資金的な問題、コミュニティという生い立ち、これ大変もう苦労したはずですよ。今度の場合には、防災ということとコミュニティとは所管も違うし、いろいろ壁がある話ですから、十分説明をしておかないと、その辺のところが取り違えをする人も結構出てくるので、十分そこを配慮して、この中間、これの予定でいくと10月ですか、そういうような形で取りまとめるわけで、検討委員会というのが何かすべてを担っているようなメンバーになっていますけれども、これはこれでいいわけですけれども、やはりこういう検討委員会というものを信頼してもらうためにも、町会長初めほかの方も入っていますので、地域の人たちにやはりよく説明をするように、整備検討委員会に入っている人たちは議論をしていただくようにしていただきたい。
 それからもう1点は、これは意見としてね、防災ということで言っているのならば、飲料水も含めていろいろ手だてをしているかもしれないけれども、あそこに池をつけるべきだと私は思うわけ。池をつくれば、もし大きなそういう災害のときには、今浄水もできやすいし、池の水をかなり、そういうような形で池をつくっておけば、あそこは自然な森がありますから、蛍も飛ぶし、いろいろな面で、これは1つの意見としてね、そういう意見もあったということだけは――予算の問題が入ってくるから、予算の出し方が防災のほうで出てくれればいいけれども、出なければこれはしようがないんだけれども、その辺一応意見だけ、池を簡単につくれと言っているのではなくて、いざというときの水となるので、これは1つ意見として言っておきます。
○委員長 ありがとうございました。まあ、いけないことではない。
 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 本当にすばらしいのをつくっていただいて大変だったと思います。ここでメンバーの方々もしっかりと入っていただいておりますけれども、先ほどもおふろの問題が出ましたけれども、やはりなかなか現実に、利用者がいるということが、そこをご理解いただくのが非常にこれから大変だなというふうに思っています。その辺のことをしっかりと周知をして、よくご理解をしていただくという、ご苦労があるかと思いますけれども、そこは踏まえていただいて、だめ押しであれですけれども、粛々と進めていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
○委員長 まだあるの。さっき終わりと言ったではないか。
◆杉山光男 委員 いや、そうではない、終わりなんだよ。
 全体的なことでちょっとご検討いただきたいんですが、実は出張所を整備統合しようというので案を出したけれども、住民の皆さん、特に町会からだと思いますけれども、いろいろ意見が出て、分室というのをあちこちに残しましたよね、まあ、あちこちでもないけれども。清川分室が建て直されて、それで今度ここも谷中分室と一緒になるというような話になると、いつまで分室というのを残しておくのか。
 それで、もう一つは例えば金杉区民館下谷分館がありますよね。ああいう分館という言い方というのはものすごくわかりにくいと思うんですよ。いろいろ条例上か、職員配置の問題でわざわざ残さざるを得ないのかというようなことだとしたら、それは区民から言えば何かばからしい話ですから、この際特に清川と谷中についてはきちっとした名前に。清川でもいいではないですか、もうあそこはなくすわけにはいかないんだから、きちんとつくったんだから、というふうに1つ強く要望しておきます。
○委員長 いいですね。
 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、教育委員会の補正予算について、及び平成22年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書について、庶務課長、報告願います。
◎中沢陽一 庶務課長 初めに、補正予算についてご報告いたします。
 資料2をごらんいただきたいと思います。
 今定例会に提出しております平成22年度一般会計補正予算第2回の中で教育委員会関係の補正でございます。
 1ページ目は歳入でございます。
 今回8,971万円を増額補正するものでございます。表は課別の内訳でございますが、今回の補正は児童保育課のみとなっております。
 2ページをごらんください。
 補正の内訳でございますけれども、いずれも私立保育所の開設にかかわる補正でございます。分担金及び負担金では、保育所の個人負担金分を、国庫支出金と都支出金の負担金では、私立保育所の保育委託に対する国と東京都の負担金を、都補助金では私立保育所の開設にかかわるごらんの2つの補助金を計上させていただきました。
 つづいて3ページをごらんください。
 歳出です。1億4,649万円を増額補正するものでございます。表は課別の内訳で、こちらも児童保育課のみとなっております。
 最後4ページ、ごらんいただきたいと思います。
 児童保育費において、台東4丁目にこの11月に開設する(仮称)ゆらりん竹町保育園の整備に要する経費を計上いたしました。
 教育委員会の補正予算について、説明は以上でございます。
 続きまして、平成22年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書についてご報告します。
 資料は事前に送付をさせていただきました。概要版と本編がございますが、概要版のほうでご説明させていただきます。
 改正されました地方教育行政の組織及び運営に関する法律に基づき、一昨年から点検評価を実施しておりますが、今年度の報告書を作成いたしましたので、ご報告させていただくものでございます。
 まず1は、点検及び評価の方法でございます。
 (1)実施方法、こちらは区の行政評価を活用していること、アクションプランの施策について実施していることなど、昨年と同様でございます。
 (2)対象施策です。こちらはアクションプランで示している8つの体系の中から、一昨年、昨年と対象にしなかったごらんの?と?の2つの体系を選んで、施策と事務事業について点検評価を行いました。
 (3)学識経験を有する者の知見の活用です。一昨年から引き続いて、教育懇話会のメンバーであります3人の方々からご意見をいただきました。なお、学識経験者のお名前でございますが、報告書の本編の3ページに記載してありますので、後ほどごらんいただきたいと思います。
 続いて、2の表でございますが、点検及び評価の結果の概要でございます。
 まず、?の人権尊重の意識・態度の育成については、施策の総合評価でございますけれども、台東区としての取り組みのほか、学校教育においても、人権教育を全教育活動を通して推進していることなどから、順調であるとしてA評価としております。隣の学識経験者からの主な意見では、恒常的・安定的な実施状況が見られるとのご意見や、インターネットによる人権侵害に関する施策の充実などのご意見をいただいたところでございます。
 ?は、情操教育の充実です。施策の総合評価では、学校教育における農業体験などの取り組み、社会教育における台東区ジュニアオーケストラなどの教育活動の取り組みから、A評価とさせていただきました。学識経験者からの主な意見では、環境に恵まれた台東区ならではの授業が適切に行われているとのご意見や、あわ野山荘の利用率の減少傾向等について、その要因を精査するようにとのご意見などをいただいております。
 今年度の点検評価の結果や学識経験者のご意見を踏まえ、今後の教育行政に反映してまいりたいと考えております。
 庶務課からの報告は以上でございます。
○委員長 それでは、平成22年度教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検及び評価報告書について、ご質問がありましたらどうぞ。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 この中でちょっと教えていただきたいんですけれども、ジュニア合唱団の出席率ということでご意見いただいているようですが、今大体団員は何人ぐらいいて、大体その出席率はどうなのか。それから、要因についてはどういうふうに分析されているか、その点ちょっと教えてください。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 まず、現在の団員数でございますが、今年度の団員数が35名でございます。内訳としますと、小学生が25名、中学生が5名、高校生が5名でございます。ここでの出席率ということなんですけれども、平成20年度までは80%を少々維持していたんですけれども、21年度につきましては約6ポイント下がりまして74%でございました。その要因としましては、中学生、高校生になってまいりますと、学校の行事、クラブ活動それから進学の準備などがございまして、合唱団の練習というのが週2回の定期練習それから夏休み、冬休み等の強化練習ということで年間約8日、それから霧が峰での合宿ということで4日ほどございます。それから定期演奏会ですとか招待されての出演ということで、それが年間五、六日ございますので、それらを全部足し込みますと年間120日近くになりますので、どうしても中学生・高校生になってまいりますと、先ほど言ったような要因で、その辺の出席率というのがどうしても下がってくる傾向にある。特に昨年度については、そういうような生徒さんがちょっと多かったということで、出席率のほうに響いたかなということでございます。基本的には練習のほうは全員合同でやっているんですけれども、この辺の出席率を改善するということでは、今後指導者の方とも相談した上で、中学生・高校生の練習、曜日、時間、方法などを検討して、出席率の向上、それからモチベーションが下がらないような形で日ごろの練習の改善を図っていきたいというふうに考えております。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 わかりました。その辺については、今次の方法、手法も考えていらっしゃるということですので、進めていただきたいと思います。この前のジュニアオーケストラでも、非常にすばらしい30周年の演奏会もありましたので、またしっかりと頑張っていただきたいと思います。
 それで、例えば今回経験者の中からさまざまな意見をいただいておりますけれども、今ジュニア合唱団についてはこういう形で対策を、対応していくということでご意見いただきました。今後そのほかにいただいているインターネットの問題ですとかありますが、具体的にこういう重要な御意見をいただいていますので、その他にもこの中を読ませていただきますと、一部課題などもあるということで指摘されている事項もありますが、その辺については今後どういうふうに対策を立てていかれるのか、ちょっと教えてください。
○委員長 庶務課長。
◎中沢陽一 庶務課長 お答えいたします。
 今回教育委員会の中でこの件についてはご議論いただいて、報告書という結果にまとめさせていただきました。この結果については、教育委員会の事務局だけではなくて、学校現場のほうにも点検・評価の結果については学識経験者のご意見も含めてお知らせしてまいります。それぞれの所管で、まずこういうようなご意見をどういうふうな形で改善を図っていくのか考えながら、教育委員会全体としてもどうしていくのかということを、これから検討していきたいと考えております。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 非常に大事な点で、やはり、皆が思うところが同じ内容で指摘していただいておりますので、ぜひ力を入れていっていただきたいと思います。
 以上です。
○委員長 実川委員。
◆実川利隆 委員 ちょっと1点教えていただきたいんですが、この報告書9ページの真ん中の5.執行状況の評価ということで、?事務事業の執行体制上(組織・人員)の課題はないかというところでBという評価で、上2つはAなんですが、この中で障害のある児童・生徒が増加傾向にある特別支援教育について云々ということで、さらなる充実が必要であるということなんですが、たしか東京都のほうでも特別支援教育推進の計画というのですか、第3次計画骨子案が7月8日に何点か公表されましたよね。実は一昨日の各会派の代表質問の中にもこれが出てまいりまして、我が党の三宅幹事長のほうからもこの問題に触れさせていただいて、都の教育長も答弁されているんですが、私は素人ですから余り、ほとんどよくわからないんですが、都区間の役割分担が必要だなというふうに基本的に思うんですけれども、その辺の台東区としての、区の教育委員会としての考え方というのはどうなんでしょうか。ちょっとそれだけ教えていただきたいんですが。支援体制がより必要だということはわかるんですけれども。
○委員長 学務課長。
◎佐藤徳久 学務課長 特別支援教育については、東京都が全体を包括しておりますが、結果的には各市町村で行っていくという状況でございます。特に今回この教育の課題に出ている支援員等の充実につきましては、小学校、幼稚園、中学校について、昨年度、ことしから、非常勤についてもアルバイトから非常勤対応ということで支援員の充実を図っているところでございます。
○委員長 ほかにご質問はございますか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、平成23年度区立幼稚園園児募集について、学務課長、報告願います。
◎佐藤徳久 学務課長 それでは、平成23年度区立幼稚園園児募集について、ご報告いたします。
 資料3をごらんください。
 まず、項番1、募集概要でございます。
 今年度の11月1日月曜日から入園申込書を配布いたしまして、ごらんの日程で募集を行ってまいります。例年ご報告している日程とほぼ同じ内容でございます。
 (2)申込書の受け付けにつきましては、昨年度は暦の関係で11月12日木曜日、13日金曜日と前倒しして実施いたしましたものを、今年度は例年どおり11月15日月曜日、16日火曜日に戻して実施いたします。
 次に、項番2、募集見込み数をごらんください。
 表は、左側が幼稚園、右側が参考として石浜橋場こども園、ことぶきこども園の短時間保育を記載しております。人数につきましては、3歳から5歳児まで、それぞれ上から定員、前の年齢からの持ち上がり、優先するきょうだい関係の人数、そして一番下の行が募集見込み数となっております。例えば募集見込み数では、幼稚園11園の3歳児が206名、こども園2園の短時間保育の3歳児が36名であり、合計で3歳児としては242名ということになります。3歳から5歳全体の募集見込み数は、表の右下のところに書いてございますが444名となっております。また、表の下に書いてありますとおり、きょうだい関係の優先の場合は、3歳児の定員を23名までふやすなどの取り扱いにつきましては、これまでと同様でございます。また、台東幼稚園につきましては、(仮称)台東こども園に移行するため、11月の園児の募集に関しましては、入園を希望される保護者の皆様に対して、その旨をあわせて今回お知らせしてまいりたいと思います。
 資料の裏面をごらんください。
 参考に募集の流れを載せております。10月5日の広報たいとうやホームページでの募集案内、また入園決定の通知までを記載しております。昨年と同様に、幼稚園とこども園の短時間保育は、募集日程を合わせて実施してまいりたいと存じますので、よろしくお願いいたします。平成23年度区立幼稚園園児募集については以上でございます。
○委員長 それでは、ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 よろしいですか。
 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、平成22年度台東区総合学力調査結果について、平成22年度全国学力・学習状況調査 台東区の調査結果の概要について、及び平成22年度 児童・生徒の活躍について、指導課長、報告願います。
◎岩永章 指導課長 それでは、平成22年度台東区総合学力調査の結果につきましては、7月の本委員会にて速報値として報告させていただきました。その折には、あくまで目安の数値として報告させていただきましたが、このたび最終集計が終わり、報告書がまとまりましたので、ご説明させていただきます。
 冊子をごらんいただけますでしょうか。
 1ページ目は調査概要でございます。
 2ページ目から小学校4年生、5年生、中学校1年生、2年生の順で、児童・生徒の学力調査の結果が掲載されております。各学年の平均ポイントやその経年推移、全国との比較、得点分布状況を表したグラフ、領域別、観点別及び基礎・活用別正答率の分布が表記されております。また、課題の見られた小問が抜き出され、児童・生徒の弱点をつかめるようになっております。学習アンケートと学力調査結果の相関関係を、得点層別にグラフ化をしております。7月の速報値として報告させていただいた数値と、本報告書に記載されている数値との相違がございます。
 恐れ入りますが、配付資料のほうをごらんいただけますでしょうか。
 資料の上部には、7月に報告させていただいた速報値のデータを掲載させていただきました。下部には、このたびの最終集計のデータを掲載いたしました。7月のデータでは、未実施の地区がございましたので、全国平均は未確定でございました。また、採点方法も若干異なり、昨年度実施した同種の問題のみの得点を比較しておりました。今回の報告書は、すべての問題を採点対象とし、全国における実施校との比較をした数値となっております。全国と比較という点では正確な数値となっておりますので、ご確認いただきますようお願い申し上げます。小学校では、速報値と同様に最終集計でも、各学年、各教科とも全国平均を上回っております。経年で比較してみましても、国語の学力が向上していることがわかります。昨年度教科によっては得点分布のグラフに3極化の傾向が見られた学校もありました。今年度も同様の傾向が見られる面もございますが、昨年度の4年生と今年度の5年生で比較すると、分布の状況がよくなり3極化の減少が見られております。中学校では、昨年度に引き続き、国語、数学、英語で全国平均を上回る正答率となりました。社会と理科においては全国平均を下回っておりますが、中学校2年生では全国との差が縮まっております。経年で比較すると、国語と数学において若干の低下はあるものの、昨年度の学力を維持できていると分析しております。
 報告書のほうの説明に戻らせていただきます。冊子のほうをごらんいただけますでしょうか。
 冊子の28ページからでございます。
 冊子の28ページからは、児童・生徒の生活実態調査がまとめてあります。日常の生活や自分自身の意識、学習に対する取り組みなど経年比較や階層別比較が行われており、学力との相関関係を確認することができます。特色のあらわれた項目について、触れさせていただきます。
 報告書の34ページをごらんいただけますでしょうか。
 児童・生徒の家庭生活では、テレビゲームなどのゲームの存在が大きいことがわかります。平成20年度以降、テレビゲームなどを毎日やる、週3回から4回はやるという児童が、小学校4年生では50%以上、中学校2年生では40%を超えるデータとなっております。特に小学校では、D層の児童ほどテレビゲームなどに時間を多く割いていることが明らかとなっております。
 続きまして37ページをごらんください。
 中学生のほうでございます。中学生ではパソコンやインターネットに触れる機会が年々増加していることがわかります。学力との関係には、緩やかな相関関係が見られました。
 続きまして40ページをごらんください。
 本や新聞などの活字に親しむ機会が、年々増加していることがわかりました。本や新聞を読む習慣と学力との間には、はっきりとした相関関係が見られ、上位層の児童・生徒ほど活字に親しむ機会が多くなっております。また、読書については、89ページにも掲載しております。
 89ページの数値を比較しますと、昨年度との比較でございますが、全く読書をしない児童・生徒が減少し、1カ月の読書量は小・中学校とも増加しております。特に小学校4年生では、1カ月の読書量のピークが9冊から10冊にあらわれていることは、指導の成果と考えております。
 少しページを戻っていただきます。59ページ以降でございます。
 59ページ以降には、学習に関する調査結果がまとまっております。
 熱心に授業を受けている、必要なものをきちんとそろえてから学習を始めている、黒板に書かれていなくても大事なことはノートに書きとめているなど、学習に対する取り組み姿勢が、経年比較で着実に改善していることがわかりました。
 続きまして、74ページ以降でございます。
 そちらのほうには、保護者の意識調査結果がまとまっております。早寝早起きなど規則正しい生活習慣をさせている、朝食は毎日しっかり食べさせるようにさせている、あいさつをしっかりさせているなどの基本的生活習慣の指導では、高い水準で各ご家庭で指導されていることがわかります。このたびの調査結果から、児童・生徒の生活状況と学力の間にはさまざまな相関関係が見られ、学力向上には規則正しい生活リズムが欠かせない要素であることがわかります。多くの保護者の方々も、基本的な生活習慣の大切さに目を向けるようになりつつあると思います。こうした状況に加え、各校の各教員が授業改善等を進め、学校が一体となって学力向上を目指す体制を、より整備してまいりたいと考えております。今後、教育委員会といたしまして、この調査結果を活用し、学校や保護者、地域が協力して、児童・生徒の基本的生活習慣や学習習慣、確かな学力の定着・向上を図るよう、学校を指導してまいりたいと存じます。
 以上で、台東区総合学力調査の報告を終わらせていただきます。
 続きまして、全国学力・学習状況調査の結果について、ご報告させていただきます。
 資料5をごらんください。
 4月20日火曜日に実施されました平成22年度全国学力・学習状況調査の本区の調査結果について、ご報告申し上げます。
 この調査は、今年度から全国の公立学校の小学校6年生と中学校3年生の児童・生徒のうち、文部科学省による抽出校を対象に実施されました。また、抽出校にならなかった学校のために、調査問題のみを利用する希望利用という制度が設けられておりました。本区ではこれまで継続的に学力調査結果を分析し、授業改善に役立ててきておりましたので、今年度も全小・中学校で調査を実施することといたしました。小学校19校999名、中学校7校748名が調査を受けたところでございます。調査結果は、区独自で採点・分析を行い、抽出校を基にした全国のデータとの比較を行っております。調査教科は、国語と算数・数学で、それぞれ主として知識に関する問題、国語A、算数・数学Aと、主として活用に関する問題、国語B、算数・数学Bの4種類の調査がございます。また、児童・生徒の生活習慣や学習環境に関する質問紙調査も実施されました。
 まず、教科に関する調査の結果について、ご報告申し上げます。
 小学校におきましては、国語A・B、算数A・Bすべての調査において、全国の公立学校の平均正答率を超えております。また、国語B、算数Bにつきましては、全国の平均ポイントを上回っているものの、全国の傾向と同様に平均正答率が、Aの基礎の調査よりも低くなっております。本区でも、知識技能を活用する力を育てていく必要がございます。
 中学校におきましては、国語A、国語Bの調査はどちらも全国を上回り、昨年度より大きく改善されました。数学A、Bの調査において、全国の平均正答率をやや下回っておりますが、昨年度より改善されております。
 続きまして、裏面の児童・生徒の質問紙調査の結果についてご報告申し上げます。
 調査の中で、特徴があらわれたものについて報告させていただきます。
 まず、授業の取り組みに関してでございます。国語を「好き」「授業内容がわかる」と肯定的に回答する児童・生徒の割合は、小・中学校ともに全国より高くなっております。
 学習習慣につきましては、「家で学校の授業の復習をしていますか」という問いに対する回答では、中学生の割合が全国より低く、4割を切っております。平日や休日の1日当たりの学習時間は、小学生では全国と比較して2から3時間の割合が高く、中学生ではゼロから60分未満の割合が高くなっております。中学校におきまして、全く勉強しない生徒の割合が全国より高い点には課題がございます。この点につきましては、各校と連携し早急に改善をする必要があると考えておりますので、学校とともに改善をしてまいりたいと思います。
 読書につきましては、読書に当てる時間が小・中学校ともに全国より長くなっております。これは、先ほど報告させていただいた台東区の総合学力調査と同じ結果となっております。読書環境の整備や読書指導の取り組みが、成果となって表れたものと受けとめております。
 家庭生活につきましては、テレビを視聴する時間やテレビゲームやインターネットをする時間は、小・中学生ともに全国程度であり、経年で見るとやや改善しております。携帯電話の通話やメールは、小学生は「ほぼ毎日」「時々」している児童・生徒は約4割で、全国より17.6ポイント上回っております。中学生においては、約7割の生徒が通話やメールをしております。これは、全国より21.7ポイント上回っております。
 地域社会につきましては、「今住んでいる地域の行事に参加している」という児童・生徒の割合は全国より高く、本区ならではの地域で子どもを育てるという特性を、さらに高めていけるよう働きかけたいと考えております。
 規範意識につきましては、「人が困っているときには進んで助ける」という割合は、小・中学生ともに全国より高く、「学校の決まりを守っている」「いじめはどんな理由があってもいけない」「友達との約束を守っている」と回答する割合は、小・中学生とも全国とほぼ同じ程度でございます。昨年度は「いじめはいけない」「約束を守る」と回答した生徒の割合が、小・中学生とも全国より低い傾向がございました。規範意識に関する質問では、多くの項目で昨年より改善されております。
 質問紙による意識調査と学力の相関関係が顕著なものについて申し上げます。
 「物事を最後までやり遂げてうれしかったことはありますか」という達成感に関すること、「読書は好きですか」「新聞やニュースなどに関心がありますか」など活字や社会事象に触れる機会が多いこと、「近所の人に会ったときあいさつをしますか」「困っている人がいるときは進んで助けますか」など社会とのかかわりをきちんと保てることなどに、学力との相関関係が見られました。今後は、指導課といたしまして、本区の結果分析と学校別の分析結果をもとに、各学校に対し授業力の改善、生活指導の充実等に向けた指導助言を行うとともに、各学校の取り組みを支援するための各事業を一層推進してまいります。
 以上で、全国学力・学習状況調査の結果について、報告を終わらせていただきます。
 最後に、現在までの児童・生徒の活躍について、ご報告申し上げます。
 現在までの全国大会に該当する児童・生徒の活躍について、ご報告をさせていただきます。
 小学校関係で2件、中学校関係で5件、計7件でございます。
 小学校のほうは、台東育英小学校が平成19年度から21年度までの3年連続で「全日本小学校バンドフェスティバル」に出場した功績に対し、全日本吹奏楽連盟から表彰されました。
 また、8月29日日曜日に行われました東京都吹奏楽連盟主催における「小学校バンドフェスティバル東京都大会」におきまして、富士小学校のブラスバンドが出場し、金賞を受賞いたしました。その結果、11月20日大阪城ホールにて行われる全国大会への出場が決定いたしました。
 中学校でございます。柏葉中学校3年生の織田さんが、鳥取県で開催されました全日本中学校陸上競技選手権で男子800メートルに出場し、準決勝に進出しております。
 また、桜橋中学校1年生の新倉さんが、広島県で開催されました全国中学校水泳競技大会で女子自由形の2種目に出場し、400メートルでは決勝第4位、800メートル自由形では決勝第2位ということでございます。
 浅草中学校3年生の森藤さんでございますが、8月7日から8日に行われましたNHK杯全国放送コンテストに参加し、予選を突破、8月20日に行われた決勝大会に進み、朗読部門で入選しております。
 柏葉中学校3年生の豊田さんでございます。11月22日から24日の日程で行われるジュニアオリンピックに出場することが決定いたしました。
 駒形中学校の松山さんですが、7月25日に行われました全国少年フェンシング大会に出場し、男子フルーレで見事優勝しております。
 全国大会レベルの児童・生徒の活躍につきましては、随時ご報告させていただきます。
 以上でございます。
○委員長 どうもご苦労さまでした。
 初めに、平成22年度台東区総合学力調査結果について、ご質問がありましたらどうぞ。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 立派な調査結果並びにアンケート調査をしていただきまして、私これを見たの……これは毎回やっているんですか。
          (「やってます」と呼ぶ者あり)
◆太田雅久 委員 やっているんですね。私、これをじっくり見たのは初めてだったんで。特に調査結果に関してはいろいろ報告を受けていますので、特に中学校の社会、理科ですね。今後しっかり対策を練っていただくということ。ただし、大幅にというか全面的にレベルが上がってきたということに対しては、非常にうれしい結果だとは思います。それから、アンケート調査に関してですが、例えば子どもと保護者のアンケート調査、これ、回収率というのはどのくらいなんですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 子どものほうは全員でございます。保護者のほうは、ちょっと今手元にデータがございませんので、後ほど調べてすぐにご報告させていただきます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 何%とかというのは非常に、特にアンケートを出さない親の意見というのは余計に聞きたいというのは、これ本音だと思うんです。以前から話ししましたけれども、秋田県あるいは福井県で非常に学力が高い要因の1つが生活習慣ということで、これを皆さんでぜひ台東区でもっていう話をずっと言ってきた結果がこういうことで、生活習慣がよくなったことで、一連のアンケートの流れではできてはいると思うんですが、1つちょっと細かい話ですが、課長がすっと飛ばしたんでそこの話をしたいと思うんですが、台東区がいち早くやりました土曜スクール、これは国の文教委員なども見学に来て、写真撮られて非常に興味を持っておられたんですが、実際には現場でどうかといったら余りいい状況ではない。なかなか行きづらい、行きたくないという話も出てきている。このアンケートの中には、土曜スクールに参加した理由ということで、参加した子どもたちにはいろいろ聞いているようですけれども、参加したくない、特に中学校になればなるほど、学年が高くなると何か下がってくる傾向があるということがありますが、参加したくない人たちのアンケートというのはとらないんですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 こちらのアンケートは、児童・生徒のほうは全員とっておりますので、ここに出ている数値のとおりとなっております。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 要するに参加した子はアンケートをとっていますよね。こうこうこうだから参加したいと、学習が楽しそうだから、あるいは親に言われて参加しましたというふうに書いているけれども、参加しなかった理由というのは書いていないでしょう。どこにあるんですか。これに書いてあるか。これが1つ。
          (「したいけど出られないっているからね」と呼ぶ者あり)
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 わかりました。こういう意見があるということでありますので、今後、やはりせっかく台東区独自の土曜授業も始まっているわけなんで、こういった人たちに対しての対応策というのはこれから考えていかなければいけないと思うんですが、その点についてはどうですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 土曜スクールの導入から現在に至るまででございますが、委員ご指摘のとおりなかなか出席率が伸びないという状況がございました。そこで各校は子どもたちの実態を踏まえて、本当に勉強させたい子どもたちをいかに勉強させるかという視点で土曜授業と、土曜学校公開授業ということで展開しております。現在土曜学校公開のほうに切りかえる学校がふえてきておりますので、そういった形で基礎的な学力、基本的な学力をつけていくという方向に今動きつつございます。
          (「全員参加」と呼ぶ者あり)
◎岩永章 指導課長 はい、全員参加という形をとるように。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 それをその気概でやってもらいたい。まだこのアンケートの中には土曜スクールに参加して有意義であるということに関していくと、やはり評価も低いようであるということであります。ですから、これがアンケートを出さない人たちの話を全部含めたら、かなり低くなってしまうのではないかというような気がしますので、ぜひその気概でがんばっていただきたいというふうに思っています。とりあえず1回終わります。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 早寝早起き、朝規則正しい生活をしたり、あるいは体力がよかったり、もう1つは読書というと、結果的にはそれによって学業が向上するということが目に見えてわかった。マイナスの要件としては、テレビやテレビゲーム等々に没頭していると学業が低下する。さまざまな要因を挙げているわけですが、1つ調査の結果でちょっと疑問なのは、携帯電話の通話やメールをやっていることに対して、これはどういう影響があるんでしょうか。私は決して悪いことではないと思うんですが、このことを挙げているということは、携帯電話での通話やメールをやっている人たちがいかにも悪いことを、学力低下に結びついているというような印象があるんですが、私はそうではないような気がするんですが。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 委員ご指摘のとおり、もちろん携帯電話を活用することは決して悪いことではございませんが、子どもたちの実態を見ますと、携帯のメールをやりながら10時、11時あるいは1時、2時までそちらに没頭してしまう子どもたちも必ずでてきている実態がございます。そうしますと朝起きられない、なかなか学習に集中できないという傾向がございます。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 それで、あと規範意識とか総合的に見て、何かどうも最近台東区の小・中学生が、すごく品行方正、学力がどんどん向上しているというような今の調査結果で大変喜ばしいんですが、1つ読書がね、読書が多くなったということは、人間というのは机に向かって本を読むということは非常に心が安定しますし、やはりすべての面にわたって、精神面などにものすごくいいので、これがこの前もちょっと報告がありましたけれども、もう一回、読書に対する子どもたちの姿勢を指導している、そんな実態はどんな形で先生たちがやって、指導課長がどういう指導をしているのか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 読書量を向上させるというのは、そんなに簡単なことではございません。幾つか要素がございまして、まず子どもたちが読んでみたいなと思うような環境設定が不可欠でございます。その観点から言いますと、一昨年度より庶務課のほうで図書費、予算を随分つけてくださいまして、蔵書数がふえております。また、今年度から図書館司書を全校に巡回の形で配置をさせていただきました。そのおかげで、子どもたちが行ってみたいと思うような学校図書館になっております。そういった環境整備、また各学級等における読書指導の充実によりまして、子どもたちが読むことの大切さ、また保護者の方々のボランティアもたくさんご協力いただいていますので、そういったボランティア活動を通して、読書の環境整備とか各ご家庭での話題設定などに非常に有効に役立っていると、そういう総合的な取り組みを通して現在があるというふうに考えております。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 だから学力が向上してきたという1つの大きな要因になっているということでいいんですが、もう2つ、土曜スクール、土曜授業をやったおかげで学力が向上したという点が見られるかどうか。それともう1つは、2番目の報告ですが、金管バンド、ブラスバンドをやっていた場合――さまざまなクラブ活動に熱中をしている児童・生徒がいますよね。、そういう子どもたちには学力はどういうふうに影響していくか。それだけの意識を持っている人たちだから、プラスになっている方も当然いると思いますが、その辺がマイナスに、学力低下に結びついている例が見られるかどうか。それに対する補完をどういうふうにやっているか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 土曜スクール、土曜授業の具体的な成果につきましてということで、直接データをとっているわけではございません。土曜スクール、土曜授業の実施によりまして、各学校では指導時間に余裕がたくさんできております。そのおかげで、各授業の中で練習問題をやったりとか、より丁寧に説明をしたり、実験や体験学習を取り入れたりということが行われるような体制が整っております。そんなことで、学習の成果につながっているというふうに考えております。2点目の部活動と学力の相関関係ですが、明らかな相関関係は見られておりません。これは、個々の取り組み姿勢の問題が大きいかというふうに受けとめております。また、各部で活動だけやっていればいいという指導はどこもしておりませんし、活動を一生懸命やるからには勉強もがんばれというような指導をどこもしているはずでございますので、これは一般の生徒と同じ体制というふうに考えていいと思います。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 指導課長が来てから大分台東区の子どもたちがよくなってきたというふうな印象を受けますので、さらに一層の頑張りをお願いします。前の課長がいるかもしれませんけれども。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 このアンケートがすばらしく、いろいろな観点からまとめていただいているので、本当に活用の仕方だなというふうに思っています。これを拝見して、いつも日ごろ議長がおっしゃっている経済力と教育力というのが、何か1つ、浮き彫りになったなというのをやはり今回も感じました。ただその反面、学習面ですごく高い面と、それからあと逆にスポーツ面が得意でそちらに力を入れているというような、逆と言ったらいいのか、そういう面も見えてきていますので、そうなると学習だけではなくて、その子の個性、特性を伸ばす教育というのが大事なのかなというふうにも感じました。その中で、71ページですか、先ほど土曜スクールの話が出ましたけれども、全体的に参加率が低い。もともと土曜スクールというのは希望者を募って行っていたと思うんですが、例えば希望者の中での出席率が、この数字になってきているわけなんですよね。そういうふうに読んでいいんですかね。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 こちらのほうは、土曜スクールの出席率、参加率でございますので、土曜学校公開のほうに移行しておりますので、その分必然的に実施している学校が少なくなっております。土曜スクール実施自体が少なくなっておりまして、全員参加型のほうに切りかえています。実際の土曜スクール申込者の中での平均出席率は、大体60%ぐらいとなっております。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 それで、この土曜スクールも比較的地域の方に講師になっていただいたり、学校によっては興味が持てるような内容もありますし、本の読み聞かせですとか、いろいろな形でやっていただいていますので、減少はしているけれども今後この辺についてはどういうふうに方向性を考えていらっしゃるんでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 土曜スクールの方向性でございますが、これは非常に難しい要素がございます。土曜学校公開ということで、全員参加型に切りかえることも1つの選択肢としてございますが、そのためにはやはり地域保護者の皆様方のご理解が必要だと思います。また、それぞれ学校の実態がございまして、土曜の家庭の時間を大切にしたいという保護者の皆様方が多くいらっしゃる学校もありますので、その辺それぞれ各学校の状況に合わせて教育課程を組んでいくということになろうと思います。現在、土曜スクール、学校公開、並列の状況でやっておりますが、地域保護者のご理解を踏まえながら方向性が定まっていくというふうに考えております。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 先ほども申し上げましたけれども、課題は、全体としては上がってきている。ただ、その中で浮き彫りになっているのは、先ほどお話のあった自宅学習が全くないお子さんですとか、それから教育の面でもまだまだ厳しい部分のお子さんも多数いらっしゃると思うんです。そういう中で、60ページのところで、「わからないことをそのままにせず、わかるまで努力している」という数が、中学生になってくると大分減ってきている、下降線をたどっている。それから、次の61ページのところでも「テストで間違えた問題についてはもう一度やり直しているという」ところも、中学生になってくると50%台、40%台に減ってきているというところで、この辺で家庭学習のできる方法を現場で、何か工夫をしていっていただく必要があるのかなというふうに思うんですけれども、この辺についてはいかがでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 こちらのグラフ、学年進行、上級学年になればなるほど学習の意欲が低下していく、これは本区に限らない全体的な傾向でございます。特に中学校に入ってまいりますと、学習内容が非常に高度になっておりまして、保護者の方々でももう教えられないという方もいらっしゃいます。そういったことを踏まえますと、まず1つは家庭での学習習慣、必ず予習や復習をする、宿題や課題をやるという学習習慣をつけなければいけない。これが1つございます。また、学習をしやすい教材の提供等々、またわからない部分については個別に指導をできる体制などを組んでいこうということで、現在各校で取り組んでいるところでございます。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 その成果については、また来年どういう形で出てくるか楽しみにしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。生活実態など見せていただきますと、今幼稚園、保育園の先生方とも連絡協議会を設けてやっていただいていると思うんですけれども、例えば科学、理科ですとか社会で非常に課題が多くあるのかなと思いますけれども、小さいうちから台東区は非常にいろいろな資源に恵まれているところですから、国立科学博物館ですとかああいうところに触れていく機会を、家庭でも小さいときに多く持っていただけるような環境づくりというのも、PRをどんどんしていっていただきたいなというふうに思います。子どもたちというのは触れたものというのは書物で勉強するよりも目に見て触って体感するということで、非常に興味・関心というのは蓄積されていくものだと思うんです。それを小さいときからそういう絵本図書館を含めてそうですけれども、いろいろな形であるわけですから、ぜひそこはもう家庭教育になってきてしまうんですけれども、そういう連絡協議会の中でも特に幼稚園、保育園の先生方に、そういうところを使っていただくようなアピールをふやしていっていただきたいなというふうに思います。そういう中で、体感していく中でそういうものが培われていき、理科・社会に対しても興味、関心が高まっていくのではないかなというふうに思っていますので、この点は要望です。よろしくお願いいたします。
○委員長 議長。
◆鈴木茂 議長 今土曜授業とまた土曜スクールについて、議長会と文部科学省との交渉もあったので、その中で文部科学副大臣の話を含めて、ちょっと説明させていただきます。
 土曜授業、ゆとりの時間といって家庭に任せて、土曜日を休みにしたということは、そしていいこと言っていましたね、国立科学博物館に連れて行ったり、本当に理想論ですよね。豊かな家庭で、家庭環境が整っていればそのとおりなんです。そういうふうにいかないのが現状で、ゆとり教育が崩壊したわけです。台東区の調べでは、3割は土曜日に何もしないでいると、だからあなたの言うように、きちんと家庭が国立科学博物館、あれだけ立派なものに連れていける、そして一緒に本を読んで――そういう理想のゆとり教育、理想なんです。それができないところに原因があったので、台東区が土曜授業を提案した。そうしたら、学校週5日制という前提の中でだめだということ、そしていろいろ工夫していく中で土曜授業をやった。そして今度は、生徒が一斉に学校に来るということについては、なおおかしいということで、都はだめだったんです。そしたら文部科学副大臣、官僚だけど珍しく頭のいい人がいまして、鈴木寛というんです、覚えておいてください。この人が東京都に土曜授業はいいではないか、名目は公開にしたらどうだろうということで、実態に応じた授業で、やり方としてきわめて妥当だろうという見解を述べてくれたので、教育長の中にはせっかく学校週5日制が定着したんだから、何もそんなことやる必要ないではないか、今さら何だというような教育長さんもいたわけですけれども、その台東区が土曜授業今やっていますよ、あの一斉授業をね。そういうふうにして、うちが提案していったことが都を動かして、都だけでは決定できませんから、たまたま文部科学省にね、あの文部科学副大臣でなかったらだめですね。そこが決まりまして、こういうふうに進んできたということ、大変望ましい方向にいっているのではないか。簡単に言えば、各自治体がどう努力したかにかかってくる時代になってきているのではないかと思っているところでございます。だから、あきらめずにがんばれば1つの方向が出てくるのではないか。それからもう1つついでで、先ほど特別支援学級のことがありましたね。あれは台東区からも議長会の要望として出していたんです。そうしたら、それを各都議会の――話変わりますけれども、きのう民主党のほうでいいことを言ったんです。都議会議員、出ていくときには東京都から必ず金を持ってくるとか、そして皆さんのお役に立ちますなんて言ったんだけれども、本当に役に立っているか。それは、区長会でもそういう意見があるわけです。私どももそう言うんだったら、では、どういう活躍をしているか、議長会、動員しまして、東京都議会の本会議を傍聴してまいりました。そうしたら、たまたま特別支援学級について質問しておりました。その質問の中で、今度は区にはお金がかかるわけですよ。あとで詳しい説明があったと思いますけれども、多動症みたいな子、発達障害など各学校の先生や相談員が相手をするということになりますから、そうすると各自治体にお金がかかります。それがきのうの代表質問の中で、自治体と連携をとって、都が面倒を見るよという予算措置をするような方向で答えておりました。それから教員の増員に対しても、東京都が責任を持ってやるというような答えを出しておりました。ですから、今後議長会、区長会、どうせ出してもだめだと思わずに、これから要望を出していく。そして私ども区議会と都議会がどんな活躍をしているか、我々の要望にどうやって対応していただいているか、連携を強めまして、そして協働しましてやっていくという方向が、国会ともそれができれば一番いいわけですけれども、とりあえず都議会のほうでそういうような答えが出ておりましたので、今後も私どもの台東区、または23区が全体として要望していることを、各会派で都議会会派でも取り組んでいただいて予算措置をしてもらうように。ただ問題は、多摩地域と23区と随分乖離があるんですよ。ですから、例えば自民党なら自民党としての意見が言えないんです。具体的な例が、教員人事権委譲なんていうのは、23区はみんなしてほしい、多摩地域は反対だと、すぐまとまらないと、そんなことがありましたけれども、一応報告させていただきます。
 以上であります。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 1つは、こういう調査、そのあとの全国学力・学習状況調査もありますけれども、いろいろな調査をやられて、その数字が一人歩きしていろいろな弊害が出るという事例もありましたし、その辺についてはどんなふうにお考えになっているかをまずお聞きしたいと思います。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 委員ご指摘のとおり、数字のひとり歩きということが一番私どもも危惧している点でございます。ただ、子どもたちの実態把握、これは必要でございますので、この出た結果につきましては、授業改善、個々の子どもたちへの指導への活用という視点でやっています。したがいまして、ひとり歩きを避けるために、できるだけ数値的なものは抑えて出したいということで、今対応しているところでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 お話がありましたが、総合的に学力というのをつかむ、あるいは子どもの状況をつかむというのは、大変大事なことだというふうに思いますけれども、こういうアンケートだけで出てくるかというと、そうもいかない、もっと深いものがあるはずなんで、この点はしっかりと押さえていただきたいとお願いをいたします。同時に個々の項目については、いろいろ興味深いものがあります。ただ、いつも太田委員が言われる体力との関係だとか、そういうもののもう少し突っ込みがどうなのかなというような感じはいたしております。これは、いつも大体どのくらい刷って、どういうふうにこれを配るとか、あるいは特に父母のアンケートの回収率についていろいろ質問ありましたけれども、父母にはどんな形で返されているんですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 先ほどの太田委員のご質問の中のアンケート回収率でございますが、90%近く回収しております。それから杉山委員のほうへのこの冊子の活用についてでございますが、各学校のほうに配布させていただいている、それから庁内では委員の先生方、それから指導課のほうで手持ちということでございます。保護者への情報提供につきましては、各学校において保護者会あるいは学校便り等々、必要な活用できる部分について提供させていただいているというところでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 先ほどのひとり歩きということとあわせて、やはり適切に返していくというのが、家庭でどうするのかという点では大事かと思いますので、ちょっと両立しないような話ではありますけれども両立させて、ひとつやっていただきたいと思います。
 それからもう1つ、先ほど議長会が政府のほうに行かれたというようなお話がありましたけれども、政府のほうで学級定数の問題での新聞報道がありましたけれども、その点については何か報告することがあるのか。それとこれと関連して、1クラスの定員と学力の関係というのは何か調査をしたことがあるんでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 まず、学級数と得点の関係ですが、具体的な調査はしてございません。それから定数35人学級の実施についてでございますが、私どももちょうど気をもんでいるところでございます。これから行う人事異動にもかかわってまいるところでございます。都のほうにも現在問い合わせておるところでございますが、国のほうの予算が確定し、それが12月末になると思いますけれども、それを受けて都のほうで予算化をし、その後正式に各区市に異動作業等を進めていくという連絡を受けているところでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 ちょっと関連するので質問したんですけれども、今のお話ですと来年4月からというお話で理解していってよろしいんですか、その流れということで。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 それは、国のほうで判断することでございます。私どもが今持っている情報では、先ほど申し上げたところだけでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 今ちょっとお話があったように、教室がどうなのかとかいろいろあるし、準備をきちっとやらないと間に合わないということが、いろいろなコーナーをつぶさなければいけないとかいうようなことで心配しているんです……ということです。何か議長が情報をお持ちでしたら、お聞かせいただきたいと思います。
○委員長 議長。
◆鈴木茂 議長 例えば、国が小学校1年生を35人学級としたとき、38人学級でも1クラスにしておいて、先生だけは柔軟な対応をするというのは、この間、文部科学副大臣はそれが可能だと言っていたんだけれども、その点はどうなのか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 そういう情報もございますが、そこに関してのコメントはまだ現場のほうには下りてきてございません。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 とにかく重要なことなんで、ちょっと委員会としても十分関心を持って、やはり報告をしていただいて、また議長会としても最近大変アクティブになってこられて感心をしているんですが、そういうところからプッシュしていただける面があるんでしたら、ぜひ進めていただきたいと要望しておきます。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 理想論ということでお話がありましたけれども、先ほどの話に、ちょっと戻って恐縮ですが、今、若いお母さんたちがすごく子育てにいろいろな意味でまじめに取り組むもうという意識が高いお母さんも、反面児童虐待の問題もありますけれども、意識の高いお母さんもふえてきている。そういう中でまたそういう意識の高いお母さんを育てていく環境づくりというのもやはり大事かなというふうに思っています。そういう中で幼稚園とか保育園というのは、親も子どもも社会に出ていく第一歩なんですね、一年生なんです。だからそういう意味でいろいろな機会を通じて、情報を発信していってあげる。そのことによって、またお母さんたちの意識を大きく変えていけるチャンスもはらんでいるということを含めて申し上げたつもりでしたので、ぜひその辺を生かしていっていただければなというふうに思っています。
○委員長 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、平成22年度全国学力学習状況調査 台東区の調査結果の概要について、ご質問がありましたらどうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 では、ただいまの報告については、ご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に平成22年度 児童・生徒の活躍について、ご質問がありましたらどうぞ。
 太田委員。
◆太田雅久 委員 これは今年度というか、こうやって出したのはこれが初めてですよね。違いますか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 昨年度も全国レベルでは、台東育英小学校のときに報告させていただきました。
◆太田雅久 委員 これだけ多くなったから、すごく目立って、だからいいんですけれども、私は大変いいことだと思います。特に、一番下にありますが全国少年フェンシング大会、これはクラブチームの大会なんですか。全国中学校体育大会ということはないですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 フェンシングのほうは競技人口が少なくなっておりますので、中学校の全国大会は設定されておりません。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 簡略に言いますが、元アスリートとして非常にうれしいことで、どこまでどういうレベルにするかわかりませんが、彼らは多分このまま今度の国体にも間に合う、お兄さんもいると思うんで、お兄さんも東京国体に間に合うだろうし、育成、オリンピックの候補選手になる可能性を秘めているんです。こういった選手はぜひ区に呼んで、こういったときに栄誉をたたえるとか、そういったことをぜひやってもらいたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 教育委員会でも活躍した児童・生徒の表彰規定がございますので、それにのっとって進めてまいりたいと思います。
◆太田雅久 委員 今回は、これは、対象にならないか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 ちょっと調べてみたいと思います。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 今議長から話していましたけれども、今度国体ではフェンシング大会は台東リバーサイドスポーツセンターでやることになって、大改修をして、彼も優勝したのはリバーサイドでの大会で優勝したんです。ですから、この分野はこれから非常に伸びるところですから、ぜひ表彰してあげてください。これからも活躍すると思いますので、お願いをして終わります。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 関連して、ご報告があった児童・生徒ということですけれども、パラリンピック関係でもいろいろ活躍をしておられる方がいると聞いているんですが、どうも所管がはっきりしないんだけれども、そこはどういうふうにしていますか。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 パラリンピックの関係ですけれども、佐藤真海さんがパラリンピックオリンピックに出たように、現在区のほうでは障害福祉課のほうを通じて、いろいろな情報をいただいているというのが主でございまして、スポーツ担当にダイレクトに情報が入ってくるというのは、現在のところはきわめてまれでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 今、通じてというのは、大体入ってこないという言いかえだと思うんだけれども、やはりパラリンピックなどは、きちっと教育委員会関係でつかんだほうがいいのではないかと思うんですよね。障害福祉課だとちょっと性質が違うのではないかというふうに思いますので、これからちょっと検討してください。それで、今でも現実に活躍しておられる方が、今のお名前が出た方以外でもいるように聞いていますし、車椅子マラソンをやっている人もいますし、その辺の活躍をして、どうもパラリンピック全体の派遣費がないから枠に入らないというような、そういうようなすれすれの人もいるように私は知っているので、ぜひちょっと全体で検討していただいて、しっかり把握していただいて、なかなか回ってこないなんていうことではなくて、ひとつお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 ただいま杉山委員のおっしゃるような状況がございますので、青少年・スポーツ課としてもそういう情報の把握と対応の強化を図っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、台東区映像アーカイブの開設について、生涯学習課長、報告願います。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 それでは、台東区映像アーカイブの開設につきまして、ご報告申し上げます。
 資料7をごらんいただきます。
 まず、項番1及び2、事業概要及び事業計画でございます。
 本区におきましては、歴史の中で形成されてきた街並み、各地で行われる四季折々の伝統行事が町のにぎわいを演出してまいりました。そして、区民や来街者の皆さんが撮影したそのような街並みや伝統行事に係る8ミリフィルム、16ミリフィルムなどの貴重な映像記録につきまして、そのままでは劣化、散逸してしまうおそれが多いことから、区において広く発掘・保存・活用を進めていこうということが本事業の目的でございます。平成20年度に調査、研究からスタートいたしまして、平成21年度、平成22年度と8ミリフィルム、16ミリフィルムの収集、分類整理を進めてまいりましたが、このたび来る10月22日より、本日2巻をお持ちいたしましたが、このような形で貴重な映像記録をDVDの形で公開するということになりました。台東区映像アーカイブを開設する運びとなったものでございます。
 項番3でございます。
 映像アーカイブの開設場所でございます。生涯学習センター2階の中央図書館オーディオビジュアルコーナーに映像アーカイブコーナーを開設いたします。図書館の図書、ビデオ、CD等と同じく、映像アーカイブのDVDにつきましても一般貸し出しをいたします。映像アーカイブとして公開する映像DVDの本数でございます。開設時は20作品を予定してございます。また、整理が整い次第、順次本数をふやしていく予定でございます。さらに、映像アーカイブの主な題材でございます。当初は、本日お持ちしたようなお祭りですとか伝統技芸、さらに都電、史跡・風景・行事及び戦中戦後の台東区の5つの分野を想定してございますが、今後その5つの分野以外にも新たな題材をふやしていきたいなということでございます。
 恐れ入ります、資料裏面でございます。
 10月22日のアーカイブ開設に向けての広報でございます。10月5日号の広報たいとう、区ホームページ、台東ケーブルテレビそして教育委員会の広報紙でございます「大輪」等広く活用し、お知らせを図ってまいります。
 項番4、今後の予定でございます。
 映像アーカイブの開設後は、生涯学習センター1階アトリウムでの上映会の実施、ケーブルテレビ台東区民チャンネルでの放映、さらに映像DVDゆかりの区内小・中学校への貸し出し等を予定しているところでございます。また、次年度以降でございますが、区のホームページのアーカイブ映像の公開、生涯学習センター内での常設の視聴コーナーの設置等、多様な方法を検討しているところでございます。区民の皆様が撮影しました貴重な映像記録でございます。次世代に引き継ぎ、区民の皆様が台東区に一層愛着をもっていただけるよう今後とも台東区映像アーカイブ事業の充実に努めてまいります。
 報告は以上でございます。
○委員長 では、ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 これまで何人くらいの方にご協力いただいて、どのくらいの長さの映像が集まっているんですか。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 現在までに、フィルムといたしましては500本ほど集まってございまして、ただいまごらんいただいていますが、1巻につきまして4名から5名の区民の方の映像を納めているところでございます。ご協力いただいた人数でございますが、延べで150名ほどの区民の方からご協力をいただいています。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 どれくらいの予算がかかっているんですか。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 平成21年度の決算見込みでございますが、人件費等も含めましての数字は530万円、この実際の作製料といたしましては140万円前後というふうになってございます。
○委員長 藤平委員。
◆藤平一雄 委員 このフィルムはいいけれども、多分8ミリ持っている人はいると思うんです。いるんだけれども、多分一回確認するために8ミリの映写機を区が貸し出しをしているのか。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 映写機の貸し出しということは、ちょっと実施してございませんが、区民の方、来街者の方からフィルムをお借りいたしまして、こちらで保存状況を確認の上、修復をしているというやり方をとってございます。
◆藤平一雄 委員 そこまではいいんだよ。そうではなくて、多分8ミリ映写機って言えば、話がわかれば相当持っていますよ。今は8ミリ映写機ではなくてビデオカメラになっているけれども、当初は8ミリでみんな……多分家庭にかなり寝ているはずですよ。まして、こういう画像が編集されて保存されるとなれば、結構提供者いると思うんだよね。だけれども、自分のところに映像があった場合に、確認をして持っていくという人のほうが多いのではないかと思うんです。例えば、家にありますよと生涯学習センターへ持っていく人は多分自信のある人ですよ。やはり、相当自信がなかったら――大概あの当時の8ミリ映写機は、白くなったりいろいろフィルムそのものに非常に欠陥があるんですよ。だから、8ミリ映写機の貸し出しができればいいな。今ないんですよ。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 映写機につきましては、区のほうで持っているケースもございますので、委員がおっしゃられた視点もちょっと検討させていただいて、さらに広く題材を集めたいと存じます。
○委員長 藤平委員。
◆藤平一雄 委員 それからもう1点、今の8ミリ映写機なんだけれども、16ミリ映写機は今でも貸し出ししていますか。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 現在も実施してございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 1つは、これは最近うるさい肖像権等についてはどのようにクリアされているんでしょうか。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 区民の方等からお借りする際に協議をいたしまして、区において貸与の形で公開する分にはクリアされるということで進めてございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 それは著作権だよね。ではなくて、写っている人の話というのはいろいろうるさいんですよ、最近。だからちょっと心配をするところだけれども、まあいい、答えはいいや。これは販売をするものではないんですよね。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 原則貸し出しという形を考えてございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 それから、先ほどのご協力いただいた方が150名というお話ですけれども、私も藤平委員と同じようにまだあるのではないかなというふうには思います。それから、例えば台東区の伝統技芸ですけれども、地場産業などの、伝統技芸というのは、何まで言っているのかなというのはよくわからないんですけれども、いわゆるたくみの世界のものなのかというのと、それから技が入っていますからそれだけではないんだろうなと思いますけれども。それとあと地場産業などの職人さんのいろいろな記録というのは、東京都立足立技術専門学校台東分校などにもあるんですよね。ああいうものもぜひちょっといろいろご提供いただいて、そういう分野もぜひまとめていただきたいと思いますので、どうでしょうか。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 8ミリ、16ミリフィルムのままでは劣化が進んでしまうということがございますので、広く現在もPR等で集めているところでございます。さらに広く集めたい。またほかの機関でそういうものをお持ちの例も伺いましたので、働きかけを強化してまいりたいと存じます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 学校は――大体撮っているんですが、学校のほうはどうなっていますか。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 区の所有ということで、学校にも働きかけをしているところでございます。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 例えば貸し出しをしてくださった方に対しては、逆にDVDもつけてお返ししていらっしゃるんですか。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 区民の方等でお借りした場合は、修復した形で、DVDの形でお返しをしてございます。
○委員長 小菅委員。
◆小菅千保子 委員 要望ですけれども、例えばせっかくのものですので、昔で言えば台東ケーブルテレビですけれどもJ:COMの下町YOU−Iチャンネルみたいなところで放映する機会があってもいいかなというふうに思います。
○委員長 生涯学習課長。
◎赤塚洋一 生涯学習課長 いろいろな課題はあると思うんですが、1つ1つクリアして広く広めたいと考えています。どうもありがとうございます。
○委員長 よろしいですね。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、区立図書館の臨時休館について、中央図書館長、報告願います。
◎鈴木東一 中央図書館長 区立図書館の臨時休館につきまして報告させていただきます。
 図書館のいろいろなサービスにつきましては、図書館情報システムを使って運営されておりますが、このたびこのシステムが年数を経過いたしまして、端末機器を修理しながら使用しているというような状況もございまして、システムのリース期間が終了する時期に合わせて、新しいものに入れかえるものでございます。図書館情報システムは、図書館資料に関する情報や利用者に関する情報、資料の検索、利用の予約・貸し出しや返却の情報など、図書館を運営していくに当たりまして欠くことのできない、図書館の運営を支えている非常に重要なシステムでございますが、これを新しいものに入れかえまして、図書館サービスをさらに利用していただけるようにしていこうというものでございます。
 項番2でございますけれども、休館する期間でございますが、本年12月20日から年末年始のお休みを含めまして1月2日までを考えてございます。休館期間につきましては、データの抽出や新しいサーバーへのデータの移しかえなどの作業につきまして、昼間だけではなく夜間も作業いたしまして、できるだけ期間を短縮したいということで考えて、業者と詰めてきたものでございます。再開は、1月3日から通常開館をしたいということで進めております。また、図書館情報システムがとまりますので、パソコンや携帯電話による資料の検索・予約・利用照会などについても、停止することになります。
 休館いたしますのは項番の3にありますように、各図書館が停止するというものでございます。また、図書館情報システムにつながっている谷中コミュニティセンター図書室あるいは男女平等推進プラザ情報コーナーにつきましても、システムがとまりますので貸し出しや予約はできなくなる状況になります。
 項番の4でございますけれども、休館する期間に行う作業といたしましては、現在使用しているサーバーや端末機の撤去、新しい機器の設置、現在使用しているサーバーからのデータの抽出、新しいサーバーへの移しかえ、システムでつながっている各施設とのネットワーク接続などの作業がございます。また、新しくなるシステム、機器類を戸惑うことなく十分に、確実に利用、活用できるように、また貸し出しカウンターでスムーズに対応できるように、担当者の研修につきましても、十分に時間をかけて行っていきたいというふうに考えているところでございます。また、資料に記載してございませんが、この入れかえ作業の休館の期間を利用いたしまして、日ごろできない作業、例えばレイアウトの変更ですとか書棚の位置の変更、蔵書の位置の変更などの作業をしたいと思っております。また、ICタグの張りつけ作業につきましては、間もなく始める予定で進めているところでございますが、この休館の期間に集中的に効率よく進めていきたいということで、これらの作業についてもあわせて進めていきたいというふうに考えているところでございます。
 項番の5でございます。周知でございますが、11月になりましたら広報たいとうに掲載するほか、ホームページ、図書館での端末への掲載あるいはポスター掲示等行いまして、十分な周知時間をとりまして周知を図っていきたいというふうに考えているところでございます。図書館を利用していただいている皆様には大変ご迷惑、ご不便をおかけすることとなりますけれども、貸し出し資料の返却期限を延長するなどの取り扱いもしていきたいというふうに考えているところでございます。また今後、さらに作業手順など詰めていく中で、図書館利用の方に影響ができるだけ少なくなるよう、さらに工夫できないかについても引き続き考えていきたいというふうに思っているところでございます。
 報告は以上でございます。
○委員長 では、ただいまの報告について、ご質問がありましたらどうぞ。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 14日間というのはちょっと長すぎるのではないかなというのが、1つ率直な感想としてあります。ただ、余り急ぎすぎて動き出したらまたシャットダウンしてしまったなんていうことが、あってはならないわけですから、それはそれで慎重にやっていただきたいと思いますが、これからもまだ詰めるところもあるようですから、ひとつ、1日でも2日でも短くできるようにご努力をいただきたいと要望します。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 切り詰めてこの期間になったということで、私も理解しました。ただ、この年末年始に関しては普段の一般のときに来るお客さん、利用者とは違う人が年末年始は来られる可能性も大いにあるということで、それに周知をもちろんしっかりしてもらうのと、考えられるクレームに対して全部対応するような方法をもう最初からつくっておいて対応していただきたい。それだけ要望しておきます。
 以上。
○委員長 ほかに、よろしゅうございますか。
          (発言する者なし)
○委員長 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 理事者からの報告は以上であります。
 以上で本日予定されたものはすべて終了いたしました。
 その他発言がありましたらどうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
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○委員長 それでは、これをもちまして、区民文教委員会を閉会いたします。
          午後 0時24分閉会