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東京都 台東区

平成22年 7月保健福祉委員会−07月23日-01号




平成22年 7月保健福祉委員会

保健福祉委員会会議録

1 開会年月日   平成22年7月23日(金)
2 開会場所    議会第1会議室
3 出 席 者   委員長 水 島 道 徳    副委員長 石 川 義 弘
  (8人)    委員  君 塚 裕 史    委員   東   久仁子
          委員  秋 間   洋    委員   池 田 清 江
          委員  青 柳 雅 之    委員   寺 井 康 芳

4 欠 席 者
  (0人)

5 委員外議員
  (0人)

6 出席理事者   副 区 長                  神 子 雅 行
          福祉部長                  五所尾 武 司
          福祉課長                  上 野 俊 一
          高齢福祉課長                平 野   穣
          介護保険課長                原 嶋 伸 夫
          障害福祉課長                田 中   充
          保護課長                  岡 田 和 平
          生活援護課長                村 田 和 正
          福祉部副参事                雨 宮 真一郎
          福祉部副参事                内 田   円
          健康部長                  荒 川 聡一郎
          健康部参事(台東保健所長)         中 村 清 純
          健康課長                  本 間 千 晴
          健康医療課長                高 木 明 子
          国民健康保険課長              姫 野   薫
          生活衛生課長                秋 山 眞 理
          保健サービス課長              渡 部 裕 之
          健康部副参事                黒 田 治 子
          環境清掃部長                西 島 久 雄
          環境課長                  飯 島 守 人
          清掃リサイクル課長             加 藤 敏 明
          台東清掃事務所長              中 島 克 己
          教育委員会事務局児童保育課長        秋 山 欣 也
          福祉部参事(社会福祉事業団・事務局長)   近 藤 幸 彦
          福祉部副参事(社会福祉事業団・総務課長)  石 井 健 夫
          福祉部副参事(社会福祉事業団・児童課長)  堀   文 恵
          福祉部副参事(社会福祉事業団・特養谷中施設長)
                                大 ? 和 明

7 議会事務局   事務局長      矢 下   薫
          議会担当係長    曲 山 裕 通
          書  記      中 村 壽 秀
          書  記      田 中 美世子

8 案件 特定事件について
 ◎理事者報告事項
【健康部】
  1.区立台東病院における医療事故について
                      ………………………………資料1 健康課長
【環境清掃部】
  1.水銀混入ごみによる清掃工場焼却炉の停止について
                      ……………………………清掃リサイクル課長
【外郭団体】
  1.台東区社会福祉事業団の経営状況報告について
                      …………………………資料* 福祉部副参事
                             (社会福祉事業団総務課長)
 ◎行政視察について
                               (*の資料は送付済み)

          午後 2時01分開会
○委員長(水島道徳) ただいまから、保健福祉委員会を開会いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してから、ご発言願います。
 また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
 本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 それでは、審議に入らせていただきます。
 案件、特定事件についてを議題といたします。
 本件については、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。
 初めに、区立台東病院における医療事故について、健康課長、報告願います。
◎本間千晴 健康課長 それでは、区立台東病院における医療事故につきまして、資料1に基づきご報告申し上げます。
 本事項につきましては、前回の本委員会で第一報をご報告したところでございますが、その後、区から台東病院に対しまして、二度とこのような事故が発生しないよう事故原因の究明と再発防止に向け取り組みを行うよう、申し入れを行っておりました。
 それに対しまして、先週別添のとおり、区長が病院長から報告を受けたところでございます。
 以下がその概要でございます。
 最初に1.事故の経過とその対応です。まず、事故の経過のところでございますが、6月16日午後に手術を実施、翌17日午後、レントゲン撮影を行ったところ、腹腔内に手術機材残存を発見したため、同夜、再手術をして異物を除去したというものでございます。その後、患者は順調に回復をいたしまして、7月8日に退院いたしました。
 次に、対応です。まず、18日に病院の監督官庁であります東京都にも報告をいたしまして、東京都の指導助言を受けながら、院内に設けられております各種委員会等を開催いたしまして、事故原因の究明と再発防止に向けた取り組みを行ったというものでございます。
 次に、事故の発生原因でございます。固定化したスタッフで手術が行われたため、手なれたものとの認識があり、規定の人数で手術器具のカウントをしなかった上、チェックシートへの記入をしないなど、経験的に処理してしまったために、腹腔内の見えない部分に回り込んでしまった手術機材の残置を見逃してしまったというものでございます。
 次に、3の再発防止の取り組みでございます。(1)といたしまして、今回、直接事故の発生した手術室における取り組みと、また(2)といたしましては、今回の事故を契機といたしまして、病院全体としての取り組みということでそれぞれ行いまして、体制を整えると同時に、今後も引き続き研修会などにより、再発防止の取り組みを行っていくということでございます。
 以上、概要につきましてご報告させていただきましたが、詳細につきましては後ほど添付しました病院からの報告書をごらんいただきたいと存じます。
 なお、前回の委員会で、手術直後にレントゲン撮影を行うべきところを行わなかった旨の報告をいたしましたが、その後の調査で、今回のヘルニア手術のような場合、一般的には必ずしも手術直後に撮影を行わなければならないものではなく、病院のマニュアルにも規定がありませんでした。
 しかし、今回の事故を契機といたしまして、このような同様の手術の場合には、必ず手術直後にレントゲン撮影を行うように、マニュアルのほうに規定したということでございます。
 また、開設以来、今回のような開腹を伴う手術は約20件ほど行われているところでございますが、それらにつきましては、事故等がないことが確認されているということでございます。
 区といたしましても、このようなことが二度と生じないよう、再発防止と信頼回復に向けて、指定管理者である地域医療振興協会と、ともども努力してまいります。
 報告は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
 池田委員。
◆池田清江 委員 事故発生原因ということで、固定化したスタッフで手術が行われているために、手なれたものとの認識があって、そして経験的な処理をしてしまったということが発生の原因というふうに資料に書かれているんですけれども、要するに、私たち一般区民から見て、患者という立場にしてみますと、固定化したスタッフで行われているから逆に安心である。あるいは経験をたくさん積んだスタッフに手術をしていただくというのが逆に安心であるという、全く経験のない方々が手術を行ってしまったら逆に心配であるというふうな認識をするんですけれども、どうもこの発生原因は、逆に手なれたがゆえにこういうミスが起こってしまった。それで経験的にぱっぱっぱっと処理をしてしまったためにこういうミスがあったというんですけれども、本当にこの認識というか、手術をしていくという緊張感というか、そういうものがあれば防げたものが、逆に手なれた人だからこそ、きちっとこういった基準を守るんであって、発生原因の表現の仕方が何かこうしっくりいかないのですけれども、その辺どうでしょうか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 これは、当然病院のほうからの報告の内容がこういうことになっているということを要約したのが、この1枚目の紙でございますけれども、病院のほうからそこにつきまして話を聞いたところによりますと、今回の事故というのは、手術そのもののことというよりは、その後の器械カウントですとかそういうマニュアルや手順というのがあります。その手順につきまして、しっかりと、例えば電車なんかで指差してこうやるというようなことがベテランになってくるとだんだんそういうものが抜けてきてしまったりとか、そのようなたぐいのものだというふうな認識で、病院のほうから受けたところでございます。ですから、どんなベテランさんでもやるべきことはきちっとやっていかなければいけないというのがあるというような中での手なれたものという、そのようなことであるというふうに聞いております。
○委員長 池田委員。
◆池田清江 委員 ほかの病院の手術場の看護婦さんを経験されている方にちょっと聞いてみたんですけれども、要するに経験を積んだ執刀医、そしてその周りにいるスタッフが本当にきちっと連係プレイをして、固定化してそういう手術を一日何例も何例もやっているというのが現状であって、その固定化をしないで、この手術にはまた違う人、この手術には違う人というようなことをやると、逆に連係というのができなくなって、逆にマイナスというかミスが起こってくるのではないでしょうかという意見の方もいらしたんですよね。そういった意味で、固定化しないように手術の担当を変更するというようなことが病院側から言われていることについて、逆に私たち患者としての立場で台東病院に行った場合、担当の方とかスタッフの方が余りにも次々に変わるようなそういう手術であったら、逆に不安になるのではないかなと思うんですけれども、その辺はいかがですか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 まず、医師につきましては、これはもう固定化するもしないも、いつも決まった人数しかいない中でやっていることでございまして、特にこの固定化という言葉につきましては、看護師のことだというふうに今聞いておりまして、台東病院は、現在固定化したその2名のスタッフが常にその手術をやっているということだそうですが、それ以外には、外来のほうに回っている看護師さんでも、ベテランで手術経験の豊富な方はいっぱいいらっしゃるということで、そういう方を例えば1名なり何なり追加で入れまして、そういう方たちの目もまたしっかりと通すと、そういうような意味合いであるというふうに聞いているところでございます。
○委員長 池田委員。
◆池田清江 委員 最後にしますけれども、開設しましてから本当にまだ月日がたっていない。1年もたっていない中でのこの事故であるということで、逆に新しい病院としてスタートしたならば、普通は医師を初めスタッフあるいは病院のいろいろな業務に携わる人たちが襟を正して仕事をしているのが、普通開設されたばかりの病院ではないか。病院だけではなく、どんな事業でもそうだと思うんですよ。そういったところについて、手なれたからちょっとしたミスが起きたんだということが平然とうたわれていることに、何か愕然とするんですよね。これがそれこそ本当に長い間行ってきている病院であれば、そういったミスもあるかもしれないという、そういうことも考えられるんですけれども、まだ開設して本当にわずかである。しかも区を挙げてこの病院を盛り上げていこうというような、この委員会で毎回出ているこのような状況の中で、こういう報告が委員会の資料の中に載っているということ自体、ちょっと私は、愕然とするわけなんですよ。
 どうか、そういうことで、もうちょっと襟を正してきちっと台東病院を本当に台東区の中でこの病院あってこその健康管理があるんだというような、そういうことが言われるような病院にしていくという方向に、行政としては持っていっていただきたいと思います。
 以上です。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 今この文書を見ても、何かそのカウントをしなかったことが原因みたいなことになっているんですけれども、根本的には執刀医の人が置き忘れたのが原因でしょう。こういうことはよくあるんですか。今裏側に回っちゃって見えなかったから、逆に看護師さんがカウントして1本足りませんよという状況になって、それからまたお腹の中を探していくということがよくある話なんですか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 もちろん私のほうでなかなか把握できるところではございませんが、台東病院だけの話でいきますと、今回開設以来、このような開腹手術というのは20例ぐらいしかないということでございました。
 確かに先ほど私の申し上げた中で、手術は完璧でみたいなことを、自分で言ってちょっとおかしいなと思ったところがあるんですけれども、そもそも手術機材を置き忘れた、こういう大きなミスがあっての話でございますので、それはすみません、訂正させていただきます。
 それがしょっちゅうあるかどうかというのは、ちょっとすみません、私のほうでは何とも……あってはいけないことだというふうに思います。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 結局、手術そのもののミスではないというふうにさっきおっしゃいましたし、これを見てもその部分は触れられていないんですよ。何か、周りのカウントとかをしなかったことが今回の一番大きなミスだということですけれども、一番大きなミスは、お医者さんが器具をですよ、それも十何センチのものでしたか、それがどこか裏側に入っちゃったんでしょう。その辺なんじゃないんですか。何かお答え……専門家が、私たち素人同士で話をしてもしょうがないですから。
○委員長 健康医療課長。
◎高木明子 健康医療課長 医療的な内容ということで私からお答えをさせていただきますが、そもそも根本的な原因としては、確かに手術医が置き忘れたということではございますけれども、東京都の指導にもございましたけれども、人間はミスをするものだと、する可能性があると、そういう前提に立って手順の漏れがないように、必ず見落としのないようにマニュアルを整備し、何重にもチェックをして見落としのない体制をつくるべきだということもございましたので、確かに最初の原因は置き忘れにあるとは思いますが、万が一そういうことがあっても、必ず発見できる体制を病院としては再発防止ということで整える。あわせて医師・看護師等の研修も行うということでの報告というふうに理解してございます。
○委員長 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 だれが何と言おうと、置き忘れというのは最大の原因ですよ。看護師のチェックとかそれよりも。これね、医師に、例えば処分をして謹慎をさせるとかそういうふうになると、また医師不足になってしまうんだろうけれども、こういうものに処分というのはあるんですか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 お答えの前に、すみません、今の置き忘れの話につきましては、区のほうでつくったサマリーの中には触れられていません。きちっと報告書の中にはいの一番に書いてあるということでございますので、そういう意味で言えば、ちょっとまとめ方がまずかったのかなということで、病院のほうとしっかり、当然いの一番に置き忘れと――資料の「区立台東病院における医療事故について」という病院からの報告書の2ページの2番の(ア)ということで、事故の発生原因の1番目にそれは記載されているところでございます。申しわけありませんでした。
 今、寺井委員のほうからご質問のあった件につきましては、当然病院の院長のほうから、手術した直後につきましては担当した職員に厳重注意をするとともに、全職員を集めて院長からまた事故の説明を行って、職員全員にも注意喚起をしたということでございますし、また、ついこの間なんですけれども、この病院を運営している地域医療振興協会の本部の理事会のほうに、今回のことを病院のほうから挙げたということでございますし、今後理事会の検討の中で、今寺井委員のおっしゃったような件につきましては何らかの形が出てくる可能性はあるというふうには聞いているところでございます。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 私もそんなに医療のことは詳しくないですし、恐らく課長さんもこういう細かい話になってくると、向こう側の説明をここでこうお話しすることになるので、余り細かいことをこの委員会で我々の中でやっても、今回みたいにまたいろいろ変わってくるわけですよね。前回は何しろ直後にレントゲン撮影というのが基本だ、みたいな話があった。ところが実際は今お話があったとおり、この程度の手術では直後にレントゲンを撮るほどのものじゃないということです。ですから、前回の委員会では、手術の直後にするという一つの流れ自体が崩れているということは、相当大きなシステムの問題があるんじゃないかということを指摘したわけですけれども、実際はそうじゃなかったというふうになってくると、またこれは話が違ってしまうんですよね。
 さらに言うと、今回のミスをきっかけに、直後にレントゲン撮影をするように変えたということですよね。今回の件は、翌日にレントゲン撮影をしていますよね。今までは翌日にレントゲン撮影をしなければいけなかったものを当日に変えたということですよね。その違いは何なんですか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 手術をした後には経過観察ということで、必ず翌日ぐらいまでの間にはレントゲンを全部撮っているというふうに聞いているところでございます。それは今回の、例えば残存物云々の確認という意味のレントゲンということではなくて、もっと一般的に、その手術した経過がどうなのかというようなことで、1日後ぐらいのときにレントゲンを必ず撮っているというふうに聞いているところでございます。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 では、本来だったら、この程度の手術であれば翌日あたりにレントゲンを1回撮ればいいものを、直後に撮って2日目にもう1回レントゲンを撮るというように変わったということですか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 申しわけありません。直後に撮った後に、もう1回2日後に撮るべきかどうかということに関しましては、私のほうで情報を確認できませんでした。すみませんでした。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 だから、この辺、また専門家の方の意見も聞きたいんですけれども。要するに、それは普通だったら、お医者さんとかあるいはカウントの仕組みがしっかりできていれば、そんなその直後にレントゲンを撮ったりとか、もしかしたら患者さんにもそれなりに負担がかかるし、費用もかかる話ですよね。ですから、本来だったら、そのシステムの中でカバーできるものを、今回のミスをきっかけに、こういう何か、普通だったら直後に撮らなくてもいいものを撮らなければいけなくなるというのは、やはりこれは仕組みとしておかしいんじゃないかと思うんです。
 本来カウントですとかマニュアルがしっかりしていれば、こんなことしなくていい程度の手術という説明があったじゃないですか。それなのに、わざわざ直後に撮らなければいけないというのは、いろいろな意味で、もしかしたら金銭的にもそうですし、あるいはその患者さんの体に与える何かストレスみたいなものもあるかもしれないですし。だから、そこはちょっと方向的に違うんじゃないかと思うんですけれども。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 今の件につきましては、先ほども高木課長のほうからも話がありましたとおり、やはり人間はミスをするものであるという、そういう意識のもとでチェック強化をするというために、レントゲンを直後に撮るというようなことで聞いているところでございます。
 ですから、手術につきましても程度問題で、もう必ずやはり直後に撮る手術ももちろんあるというふうには聞いております。
 今回の手術が、その直後にレントゲンを撮るべき手術のほうの範疇に入れるか入れないかという、そういう認識の中で、今回を契機にしまして万全を期すために手術直後に撮るほうに入れるという、そういうようなことと聞いているところでございます。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 ですから、先ほど担当課長からも話があります何重ものチェックをするという中で、例えばカウントとかがきっちりできていれば、わざわざレントゲンを撮らなくてもいいわけじゃないですか。今までどおり翌日、ある程度安定してからレントゲンを撮って、これは別に金属が残っているかどうかをやるためにレントゲンを撮るんじゃないですよね。手術がうまくいっているかどうかということを含めて、経過も含めてレントゲンを撮るわけじゃないですか。その辺、やはりどうもおかしいと思うんで……
○委員長 副委員長。
◆石川義弘 副委員長 保険治療上、今回みたいに忘れたものを探すためにレントゲンを撮るということはあり得ないです。これはあくまでも術後の経過がいいか悪いかというために撮るのがレントゲンですから、それが術後にすぐ撮ったほうがいいのか、1日たった後撮ったほうがいいのか、これはドクターの考え方次第で撮るべきものであって、探すためにレントゲンを撮るというものはあり得ません。
 だから、そういう意味では、課長が言ったみたいに数を数えるという操作をするべきものをしていなかったというところに、現実の問題点はあるんだと思う。だからそれは忘れないようにしなければいけない。それは何重にもチェックをかけるというところにやらなかったというところに問題があって、レントゲンを撮ってわざわざ探すということが本来の考え方ではないと思いますんで、直前に、撮るということを完全に決めてしまうというのも、やはり問題があるんだと思います。というのは、保険処理上、きっと術後レントゲンというのは通常1回しか撮れないんだと思うんですよ。だから、これは2回撮ると、2回目はもしかするとこれは自費扱いになっていっちゃうという可能性があるんで、これをそういうふうに決めていくこと自体、非常に問題があるのかもしれない。だから、そこまではドクターの範疇なんで、ここまでのことを、逆に言うとしっかり決めてしまうということ自体はかえっていいのかどうかわからない。
 この辺はこういう世界で話し合う余地のものではないと思いますんで、あくまでも忘れたということに関して、そのマニュアルどおりやっているかやってないか。やらなかったことに問題があって、正直に私ももっと悪い言い方をすると、本当にマニュアルがあったのかどうか。と言うところを疑うのであれば、マニュアルをしっかりつくってもらって、以後そういうことがないようにしっかり見ていただかなければいけないかなというふうに思いますんで。よろしいでしょうか。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 石川副委員長からもありましたけれども、やはり今回の医療ミスをきっかけにその直後にレントゲンを撮るように仕組みを変えましたという対応は、今の話にもあったとおり、どこかおかしいと思いますよ。その辺は、ここで課長と話しても始まらない話ですから。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 もしかして誤解を生んでいるかどうかということもありまして確認させていただきますけれども、今回すべての手術において直後にレントゲンを撮るということを病院のほうで言っているわけではなくて、今回と同様のヘルニア手術につきましては、レントゲンを直後に撮りますという、そういう形での報告が来ているということでございます。その辺がもし誤解がありましたらと思って、念のため申し上げます。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 だから、本来だったら、経過観察という意味で翌日レントゲンを撮るのが一番パターンなわけでしょう。だって、さっき話し合ったじゃないですか。前回の説明では、手術の直後にレントゲンを撮るべきものを、翌日になっちゃったから発見がこうなったという話で説明があったわけですよ。きょうの説明は、ヘルニア程度の手術だったら、一般的に、直後に別に撮らなくてもいいという説明じゃないですか。それをわざわざ直後に撮るようにしたということじゃないですか。では、何でその直後に――医療ミスをきっかけにそういうふうになったんでしょう。
○委員長 健康課長、この文章がね、健康部のつくった資料と病院側が出した資料、こちらでは細かくヘルニアの手術終了後に必ず行うことに規定したと、こういうようにいろいろ細かいことも書いてあるんで、本来はもっとこう委員会で説明したほうがよかったのかな。この文書に書いてあることもありますけれども。
 それともう一つ、なかなかヘルニアの手術がどういう手術かということが我々はわかりませんので、ヘルニアの手術だからこそ、本当に器具が隠れて見えなくなってしまう手術だから規定をしたのかという、その辺はもう少ししっかりお話を、書いてあるとおりそうですと言い切ってもらうか、今、青柳委員とのやりとりを聞いていても、その答えがここに書いてあることとはっきりしない部分が多々あるものですから、そうすると、どうしても話の行き違いが起きちゃっているのかなという感じがするんですよ。
 だから、その辺は正確な、台東病院のほうが出してきた資料の部分と照らし合わせながらの答弁を構築していただきたいなというふうに思うんですね。今の情報では完全にかみ合っていないので、そういう点を含めて、もし青柳委員、ありましたら……
◆青柳雅之 委員 だから、いずれにしろさっきの説明の中でも、再発防止のために直後にレントゲンを撮るようにしたということじゃないですか。
 だから、そうなってくると、さきほど石川副委員長が言ったとおり、直後にするということは、これは残留器具がないかどうかをチェックするためのレントゲンなんですか。
 そういうふうになってしまうじゃないですか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 申しわけありません。少なくとも病院からの報告の中にも、これは3ページの3の(1)の(イ)の中の?の話でございますが、こちらのほうにヘルニア手術の終了時にレントゲン撮影を行うことを規定したというふうに書いておりまして、では、その理由はということになりますと、ここに書いてある文字以外のことは何も情報がありませんので。
 ただ、今まで私のほうで言うと、話を聞いてきた中のことで話をしましたけれども、いろいろと今ご意見をいただいた中で、やはりその辺のところの理解の仕方も、もしかしたら違っているところもあるのかもしれませんので、その辺はまたよく病院のほうに確認をとってみたいというふうに思っております。
○委員長 東委員。
◆東久仁子 委員 皆さんが手術というものに対してイメージがわかないわけですよ。こう、ドラマで見ているような部分でしか、普通の人というのは一般的な意識というのはないわけで、このコッヘルにしても、例えば部分によって5種類、6種類とか形状があったり、大きさがあったり、手術器具でも大体普通の手術で100本近い器具が出てくるわけですよ。大きい手術になれば、もっともっとになってくるわけですね。
 私も、余分な話ですけれども、スーパードクターの福島先生の手術についたときには、物すごい量の手術器具が要るわけですよ。それを一つ一つカウントしていくというのは、いかに大変なことか。幾らスペシャリストだと言われている看護師でも、やはりそれはさっき健康課長が言われたように、ヒューマンエラーといって、人間ってミスをするわけですよ。自分もいっぱいいっぱいだし、先生方もいっぱいいっぱいだというような中で、では、どういうふうにやってマニュアルをつくっていくんだということが大事なわけで、やはり小さな手術しか台東病院はやらないから、そういうふうなことは起こらないよ、大丈夫、このくらいの手術みたいな漫然な気持ちがいけないよと。どんな手術でも、その人にとっては一生の命をかけた手術であって、何かが起こってしまったときには本当に、信頼だけではなくて、命をかけているんだということを、やはりマニュアル化して徹底していくということというのは――今立ち上げ早々に起こってしまったことは大変ショックですけれども、これを本当にいい糧として、いい病院としていくためにはどういうふうにしていくかということを真剣に議論していただくような場にしていただかないといけないなというのと、あと、この報告書の中で、今回ちょっと残念なことを起こしてしまった患者様の反応とか、ご家族の反応について、一切これが触れられていないんですね。例えばそういう方々に対しての説明を一回されて、何にもクレームが来なかったのか。順調に回復したのはもちろんですよ、順調に回復しなかったら困るわけですから。その中で、では、患者さん側からのキーワードとして、台東病院を信頼していたのにという言葉があったとか、この先生にここでやってもらうことがよかったと思ってこの病院を選んだのにというような、残念なキーワードの言葉が出てこなかったのかとか、そういうようなことと、あと、やはりこういうことを起こしてしまったから、手術を控えざるを得なかった。もしかしたら予定で2週間、3週間の手術スケジュールの中に患者さんがいたかもしれないけれども、こういうことを起こしてしまったので、申しわけないんですが延期しましたとか、そういうような部分の被害とか、あとは、予約をしていたけれども、この病院、やはり怖いからやめましたとかいうような人たちがいなかったのか。いなかったらいなかったでちゃんとそういうような報告をしていただきたいと思うんですけれども、そういうような動向はいかがですか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 まず、患者さんのほうのお話ですけれども、患者さんにつきましては、当然私どもは病院からの情報ということ以外にないんですけれども、患者さんとの関係は大変良好で、病院が言ったとおりのことを申し上げますと、そういうことがあってということで、中に残っていましたということで、病院のほうからおわびをしたところ、非常に快く受けていただいたということで、その後も、例えば補償問題ということも含めて、そういうことは一切なく退院していただいたというようなことで聞いているところでございます。今も通院しているということでございます。
 また、今回の事故以降、手術の延期ですとか予約の関係につきましては、すみません、把握しておりませんが、今回病院のほうで1週間ほどホームページと、あと、区のほうのホームページにももちろん載せましたけれども、あとは病院の入り口にも、こういうことがありましたということのおわびの文書を掲げたところでございました。それに対しまして、どちらの意味を含めても反応はなかったということと、あともう一つ、外来のほうの数につきましては、それもちょっとまだそれから何日もたっていない、1カ月ぐらいというところで、そういうものの影響が出てくるのかということはわかりませんけれども、とりあえず今の段階で外来の数字などを見ているところ、今のところ、もともとスタートからまだ上り調子のところという中で、例えば減ったとかというような顕著な形のものは今のところは全く見えていないという、そういうところまでは把握させていただいております。
○委員長 東委員。
◆東久仁子 委員 私は本当にいつも思うんですけれども、やはり台東区立とうたっているだけのことをしていかなければいけない。病院で何か医療ミスが起こったり、いろいろなことをするのは、やってもやってもなかなか根絶できないことなのかもしれません。だけれども、台東区立といったときに、台東区がいかに誠意を持って、そしてこれから本当に皆さんのためにやっていこうとするという姿勢をその時々できちんと示していかないと、一番いけないんだと思っているので、病院側に立った報告書ではなくて、区民の側に立って、こういうような反応がありました、こういうようなホームページを開設してこういう書き込みがありましたかという、区民の反応を中心とした報告書が欲しいなというのを要望しておきます。
○委員長 よろしいですか。ちょっと私からも言いたいんですけれども、先ほどの話だと、マニュアルで全部撮影をしなければいけないのか、こちらには細かくヘルニア終了後にはする規定をしたというふうに載っているわけですから、その辺は報告をするときにはきっちりと報告していただきたかったなというのと、我々も非常に全体のマニュアル像というのがわからないという部分もありますので、その点、改めて区立病院としての今後の行政との規定の考え方とかそういうものをしっかり持ちながら、特にこういう医療事故とかは命にかかわる話ですので、特に専門家の方が保健福祉委員会の部局にも行政側にもいますので、しっかりと連携しながら話を進めていただきたいというふうにお願いしたいと思います。
 ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、水銀混入ごみによる清掃工場焼却炉の停止について、清掃リサイクル課長、報告願います。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 それでは、水銀混入ごみによります清掃工場焼却炉の停止についてご報告させていただきます。まことに申しわけありません。資料はございません。
 清掃工場への水銀混入ごみの不適正搬入が原因で、6月11日、足立工場、7月1日、板橋工場、7月8日、練馬光が丘工場、7月18日、世田谷千歳工場と相次ぎ、焼却炉の排ガス中水銀濃度が上昇し、事故規制値0.05ミリグラム立方ニュートンを超えたため、操作手順に従い焼却炉を停止したものでございます。
 7月17日に板橋工場は復旧したものの、現在3工場の焼却炉の稼働を停止しているところでございます。
 現在、ごみの焼却は一部事務組合及び23区の協力で他の稼働している工場にごみを分散して搬入するなどの対応により、ごみ処理の停滞などの影響は出ておりません。
 なお、本区におきましては、計画どおり搬入をしており影響は出ておりません。
 また、排ガス中の水銀濃度が一時的に自己規制値を超えることがあっても、周辺地域に環境汚染や健康被害が生じることはございません。
 現在、原因の追及と工場の復旧に向け、清掃一部事務組合と23区で連携をとり、対応を進めているところでございます。
 とりあえずの再発防止策といたしまして、水銀を含む廃棄物をごみとして排出しない旨をホームページへ掲載いたしました。今後、広報やエコガイド等により、さらに周知の徹底を図ってまいります。一部事務組合においては、清掃工場への搬入車両に対し、水銀を含む廃棄物搬入禁止のチラシを配布するとともに、さらに23区では許可業者への聞き取り調査を行い、排出者の特定につながる情報の取得や、不適正搬入の防止を呼びかけ、抑止力効果と啓発を図っております。
 今後とも、清掃一部事務組合及び23区が緊密に連携をとり、円滑で安全な清掃事業の推進を心がけ、事業を実施してまいります。
 報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 相次いで順番に起こっていったというところが非常に怖いんですよね。たまたま1カ所の工場でそれが起きたというんだったら、もう不適正排出をしたのが個人か何かがいたということで終わるんですけれども、日を追って、しかも点々と分散された工場で同じようなことが起きたというのは、これはかなり故意的に、テロというのはちょっと大げさかもしれないですけれども、それぐらい何か意図を持った人がやったんじゃないかなというような心配もしてしまうんですけれども、そのぐらいのことを考えながら、原因追及をやっているんですか。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 確かに、短期間に4工場が同じ水銀で操業停止に追い込まれたという状況が発生しております。その原因について報告をさせていただきましたが、まだ内容ははっきりしたものはつかめておりません。ただ、23区がそれぞれ協力いたしまして、搬入業者、そういったところに今現在調査にお伺いして、状況を調査しているところでございます。そういったことにより特定できればということで、一組事務組合と協力をして解明に向けて努力をしているところでございます。
○委員長 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 今、プラスチックで不燃ごみだったものが燃えるごみになったよね。そうすると、今だと不燃ごみって金属とかそういうものにかなり限られてきているよね。すると、その分別っていうのが、大枠になってしまって、逆にそういうものが混入―集積場にごみを捨てる人たちが、個別の箇所ならまだわかりやすいんだろうけれども、なかなかわかりにくい部分というのはあるよね。それで、多分清掃工場内で燃えないと、水銀が排出されたかどうかというのはわからないよね。そうすると、燃やす前に調査をするというのは不可能だ。車から倉庫へ捨てられちゃうからね。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 今までも定期的にそういう車が持ってきた内容を点検するという仕組みはとっておりました。ただ、それは常時行っているということではなく、計画的に日にちを決めて、1日工場に入る台数が多いものですから、そのうちの何台というような形で、ピックアップする形で調査はしてまいりました。ただ、こういうようなこともありまして、今後そういった徹底した調査も必要だろうということで、一部事務組合のほうでそういう対応は今考えているところでございます。
○委員長 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 例えばこういうものは一般ごみに捨てないでくださいというのは、従前からやっているよね。例えば、水銀使用の物質、電池とか、さまざまなものがある。そういうのはこれからもちろんPRはしていくよね。それはどう。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 今回も早速ホームページへ載せさせていただきましたし、また広報でもお知らせしてまいりますが、体温計とか血圧計、そういったものは購入したお店に相談してお戻しください、いわゆるごみとしては出せませんというお知らせを今後もしてまいります。
○委員長 寺井委員。
◆寺井康芳 委員 これは青柳委員と重なるんだけれども、本当にこれを意図的にやる可能性もなくはない部分というのを、性善説ではないほうで、やはりその部分も含めて調査はやってください。要望しておきます。
○委員長 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 この今の水銀の投棄なんですけれども、水銀が使われているものというと、今単純に考えられるのは体温計だとか、それから電池ですよね。これだけ出ているというのは、そのほかには血圧計とかがあるけれども、そういうのは普通の人は使わないですよね。そうすると、大体出てくるものの特徴性というと、やはりどこかで捨てた部分の、そういうものが考えられるという……そういうの、何か考えられるということは調べてはいるんですか。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 委員のご発言のとおり、水銀は使われるところが限られております。また、一般の方がそんなに多く持つものではございませんので、医療関係の機関というようなことで想定はしているみたいですけれども。ただ、それは実際に調べてみないとわかりませんので、今後の結果になると思います。
○委員長 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 もう一つ、これは水銀を焼却するときに炉につくとその炉が使えなくなってしまうような話を聞いたことがあるんですけれども、その辺の処理というのは今後どういうふうにするんですか。
○委員長 清掃リサイクル課長。
◎加藤敏明 清掃リサイクル課長 復旧しました板橋の場合は、内容的にそれ程ひどい感染ではなかったということで、煙突内とかそういう除去機の中を掃除することによって回復したということでございます。
○委員長 君塚委員。
◆君塚裕史 委員 わかりました。いずれにしても、水銀はかなり危険なものというふうに我々は認識しているんで、やはり今言ったような形のもので人体に影響が出てきたりした場合は本当に危ないんで、ぜひ原因究明を頑張っていただいて、大変でしょうけれどもしっかりやってもらえるように要望しておきます。
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、外郭団体の経営状況について、報告を聴取したいと思います。
 台東区社会福祉事業団の経営状況報告について、福祉部副参事、報告願います。
◎石井健夫 福祉部副参事 それでは台東区社会福祉事業団の経営状況についてご報告いたします。
 お手元にお配りしております社会福祉法人台東区社会福祉事業団経営状況報告書、A4、3枚とじの資料に基づいて説明をさせていただきます。
 まず、1の受託施設数ですが、21年度は18施設となっております。これは老人福祉施設千束が機能移転したことにより、前年度と比べまして1施設少なくなっております。次に、職員数でございますが、職員数は平成22年3月31日現在で228名となっておりまして、対前年と比べまして13名少なくなっております。
 次に、2の事務局でございますが、理事会、評議員会をともに2回開催いたしております。
 次に、3の児童館・こどもクラブについてでございます。児童館の年間利用者数は資料にもありますように20万5,022名でございます。また、その下にあります児童館で親子を対象に午前中に実施しております幼児タイム、これは育児とか母子健康相談、栄養指導、それから母親の交流などをやっている事業ですが、こちらについては参加していただいた方が1万9,360名でございます。また、月曜日から金曜日の午後6時から7時に今戸児童館など2館で実施しております中高生タイムの利用者数は3,150名でございます。(2)の児童館の行事につきましては、資料にありますように参加していただいた方が9万604名の方でございます。次にこどもクラブにつきましては、クラブ数は前年と同様の13クラブでございますが、定員が35名ふえまして535名となっております。また、こどもクラブの保育時間の延長の登録をしている方は4クラブで55名となっております。
 次に、4の特別養護老人ホームについてでございます。各施設で入所者お1人お1人の意思と人権を尊重し、利用者本位の援助に努めてまいりました。退居者は合計で58名でございます。また、家族面会者、ボランティア活動につきましては、前年とほぼ同様の実績がございました。
 次に、5の短期入所生活介護につきましては、1,147名の方、延べ8,263日ご利用いただいております。
 次に、2ページをごらんいただきたいと存じます。
 6の高齢者在宅サービスセンターにつきましては、利用される方の立場に立ったサービスの提供に努めてまいりました。利用された方は合計で5万3,907名でございます。
 次に、7のホームヘルプステーションの利用者数は2万3,571件でございます。
 次に、8の地域包括支援センターにつきましては、相談件数が前年と比べましてふえまして、3万844件となっております。
 次に、9の在宅介護支援センターでのケアプラン作成件数は2,821件となっております。
 次に、10の老人福祉センター及び老人福祉館についてでございますが、介護予防のための健康づくりあるいはレクリエーションの事業を実施してまいりました。老人福祉センター及び老人福祉館3館で、延べ10万5,334名の方にご利用をいただいております。
 次に、11の福祉人材育成事業についてでございます。ホームヘルパー2級の研修とそれから視覚障害者移動支援従業者養成研修を実施してまいりました。それぞれの研修において受講された方は、途中で何らかの理由があって受けられなかった方、途中で辞退した方はいなくて、全員修了となっております。
 また、12の施設介護ボランティア育成事業についてでございますが、この事業は東京都のモデル事業として区から委託を受けまして実施しているものでございます。演習、それから講義等を行いまして実施してまいりました。
 最後に、13の指定市町村事務受託事業でございますが、これは平成21年度、この年度より指定市町村受託法人としての指定を受けまして、新規の認定調査を受けております。この年度の実績は658件でございました。
 以上、事業概要をご説明申し上げましたが、詳しくは緑色の「平成21年度事業及び決算報告書」を後ほどごらんいただきたいと存じます。
 次に、3ページ以降の決算についてご説明させていただきます。恐れ入ります、3ページをごらんいただきたいと存じます。
 社会福祉事業会計の収入決算合計額は、表のB欄の一番下、これが収入になりますが、25億5,748万7,339円でございます。前年度の決算額が同じ段のD欄の一番下にあります24億5,470万5,943円でございますので、前年と比べますと1億278万1,396円、約4.2%の増となっております。増の主な要因といたしましては、介護報酬の単価改正があったものとか、あと、先ほどの短期入所の空き床の利用等が増になった原因だというふうに考えております。
 恐れ入ります、裏面、4ページをごらんいただきたいと存じます。
 こちらは支出についてでございます。こちらも先ほどと同じように、表のB欄の一番下の合計欄をごらんいただきたいと存じます。支出の合計は25億5,388万4,652円でございます。前年と比べまして、前年がD欄の一番下にあります24億3,318万998円でございますので、1億2,070万3,654円の増となっております。
 以上、決算の概要をご説明申し上げましたが、詳しくは先ほどの緑色の平成21年度事業及び決算報告書の49ページから70ページをごらんいただきたいと存じます。
 次に、5ページをごらんいただきたいと思います。これは、社会福祉事業団の会計が区の方と違いまして社会福祉法人会計に基づいてやっておりますので、若干わかりづらいところがあるということで、参考資料としてつけさせていただきました。
 上と下にそれぞれ2本ずつグラフが載っておりますが、上が予算の部、下が決算になっております。予算では収入金額と支出を比べますと、支出のほうが5,302万880円少なくなっているんですが、社会福祉事業団の会計は区と違いまして、前期から繰り越す分、それから次の期に繰り越す分等がありまして、足らないということがあるのですが、前期からの繰り越し分がありますので、それを入れますと同じ金額の収入ということになります。ですから、支出と収入が同じというふうになります。
 また、決算のほうも、収入と支出、こちらの場合は逆に収入より支出が360万円ほど多かった関係で、前期から繰り越す分よりも次に繰り越す分のほうが多いということになっております。
 以上、21年度の事業報告及び決算の概要をご説明申し上げましたが、この事業報告及び決算報告につきましては、5月28日に開催いたしました社会福祉事業団の理事会、評議員会において了承を受けているということでございます。
 報告については以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
 秋間委員。
◆秋間洋 委員 この年度は社会福祉事業団にとっては幾つかの大きな変化があったというふうに思います。老人保健施設千束が手から離れたということが一番大きいのかなとは思うんですけれども、全体として経営にかかわるところで大きかったのは、収入の増の大きな原因になっている介護報酬の引き上げということで、平均3%ぐらい引き上げがあったということなんです。これがこの年度からですから、この介護報酬の引き上げが社会福祉事業団の経営にとってどういうふうな影響をもたらしたのかということ。これは収入の増だけではなくて、逆に利用者にしてみれば、報酬単価が上がることで利用料がケアプランの作成も含めて変化することもあるわけですから、全体としてどういうふうな影響を与えたのかというのを社会福祉事業団としてはどう見ているのか、ここを教えていただきたい。
○委員長 福祉部副参事。
◎石井健夫 福祉部副参事 全体としてなかなか難しい部分もあるのかなというふうに思いますけれども、収入についてまずこちらのほうではどういうふうに考えているかと申しますと、今、委員からありましたように、今年度介護報酬の改定がありまして、その関係で介護報酬、前年と比べまして約1億円ほどふえております。そういう意味で収入の上では安定してきたのかなと思います。当然、安定した収入に基づき安定したサービスを行ったというふうにできたのではないかというふうには考えております。
○委員長 秋間委員。
◆秋間洋 委員 安定したサービスの基本は、人の確保と教育、人材の、社会福祉事業団の一番の――この間も石井副参事が3つの、事業団がほかの、社会福祉事業団の特徴というか、特に専門性だとか政策的な先見性だとか、そういうようなものを幾つか、3つぐらい言っていたよね。ああいうところの一番基本になるものが人だというところで、今度の介護報酬の引き上げというのは大きな世論を背景に、やはり介護に携わる人たちの労働ですね、ここのところが余りにもひどいじゃないか。ひどいというか、考えてもらわないと介護は未来がないぞというのがあったわけで、そういう点ではこの介護報酬改定で社会福祉事業団が安定した経営に踏み出すことができたというのはわかるんだけれども、これから先もこのぐらいの報酬の改定で安定した人材、あるいは社会福祉事業団の掲げている目標というのを安定的に推進していくことができると考えているのかどうか、そこのところを教えてください。
○委員長 福祉部副参事。
◎石井健夫 福祉部副参事 なかなか難しい点が当然あると思います。1つは社会福祉事業団は、まだ区からの補助金をもらっている立場です。全部が全部自前の、例えば収入でまかなっているわけではありませんので、そういう意味で難しい点はあると思いますけれども、ただ、今委員からあったように、人材は大切なものでありますので、いろいろな介護報酬とかほかの収入をあわせて人材育成に努めながら、それによってよりよいサービスを引き続き提供していくというようなことはしなくてはいけないと思います。
○委員長 ほか、よろしいですか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告については、ご了承願います。
 理事者からの報告は、以上であります。
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○委員長 次に、本委員会の行政視察について申し上げます。
 来る7月28日から30日までの日程で実施いたします行政視察の開会通知については、お手元に配付のとおりとなっております。
 「視察行程表」及び「お尋ねしたい事項」につきましては、別添の資料のとおりですので、よろしくお願いいたします。
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○委員長 以上で、本日予定されたものはすべて終了いたしました。
 その他、ご発言がありましたら、どうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
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○委員長 これをもちまして、案件、特定事件についての審議を終了し、保健福祉委員会を閉会いたします。
          午後 2時58分閉会