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東京都 台東区

平成22年 7月区民文教委員会−07月23日-01号




平成22年 7月区民文教委員会

区民文教委員会会議録

1 開会年月日   平成22年7月23日(金)
2 開会場所    議会第3会議室
3 出 席 者   委員長 高 柳 良 夫    副委員長 小 坂 義 久
  (9人)    委員  太 田 雅 久    委員   小 菅 千保子
          委員  実 川 利 隆    委員   杉 山 光 男
          委員  伊 藤 萬太郎    委員   藤 平 一 雄
          議長  鈴 木   茂

4 欠 席 者
  (0人)

5 委員外議員
  (0人)

6 出席理事者   教育長                   野田沢 忠 治
          区民部長                  柳   寛 次
          区民部参事                 太 田 清 明
          区民課長             (区民部参事 事務取扱)
          くらしの相談課長              中 道 好 一
          税務課長                  吹 澤 孝 行
          収納課長                  吉 田 美 生
          戸籍住民サービス課長            箱 ? 正 夫
          子育て支援課長               河 井 卓 治
          交流促進課長                渡 邉 俊 二
          公園課長                  足 立 孝 洋
          教育委員会事務局次長            和 田 人 志
          教育委員会事務局庶務課長          中 沢 陽 一
          教育委員会事務局学務課長          佐 藤 徳 久
          教育委員会事務局児童保育課長        秋 山 欣 也
          教育委員会事務局指導課長          岩 永   章
          教育委員会事務局教育改革担当課長      浦 山 裕 志
          教育支援館長          (教育改革担当課長 兼務)
          教育委員会事務局生涯学習推進担当部長    大 江   勉
          教育委員会事務局生涯学習課長        赤 塚 洋 一
          教育委員会事務局青少年・スポーツ課長    柴 崎 次 郎
          中央図書館長                鈴 木 東 一
          福祉部副参事(社会福祉事業団・児童課長)  堀   文 恵

7 議会事務局   事務局次長     木 村 隆 明
          議事調査係長    行 田 俊 男
          書記        中 村 壽 秀
          書記        浅 見   晃

8 案件 特定事件について
 ◎理事者報告事項
【区民部】
  1.国民年金免除申請及び異動届の未処理について
                     …………………………………資料1 区民課長

【教育委員会】
  1.平成22年度台東区総合学力調査の結果(速報値)について
                     …………………………………資料* 指導課長
  2.台東リバーサイドスポーツセンター少年野球場のフェンス改修及びグラウンド拡張整
   備について
                     …………………資料2 青少年・スポーツ課長
  3.台東区子ども読書活動推進計画(第二期)について
                     ……………………………資料3 中央図書館長

(*の資料は送付済み)


          午前10時02分開会
○委員長(高柳良夫) おはようございます。大変な猛暑で皆苦労しているようですけれども、もうちょっと我慢していただければ涼しくなると思いますので。
 それでは、ただいまから、区民文教委員会を開会いたします。
 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言願います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
 本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
 それでは、審議に入らせていただきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 案件、特定事件についてを議題といたします。
 本件については、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。
 初めに、国民年金免除申請及び異動届の未処理について、報告願います。
 区民部長。
◎柳寛次 区民部長 このたびは国民年金事務に関しまして、申請等があったにもかかわらず一部が未処理のままになっているものがあることが判明いたしました。このことは区政に対しまして非常に信頼を損なうものであり、まことに申しわけございません。深くおわび申し上げます。対象者の方々には、引き続き日本年金機構と協議をして対応について説明してまいります。また、今後は再発防止に全力で取り組んでまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長 それでは、区民課長、報告願います。
◎太田清明 区民課長 初めに、このたびの国民年金免除申請及び異動届の未処理につきましては、年金事務及び台東区政の信頼性を損ない、大勢の皆様にご迷惑をおかけしましたことを心からおわび申し上げます。また、今回の委員会資料の提出がおくれましてご迷惑をおかけしましたことをおわび申し上げます。
 それでは、ご報告申し上げます。初めに、項番1、概要でございます。平成15年度から20年度の期間に受け付けた国民年金の免除申請及び異動届でございますが、その一部について、提出されながら処理を怠り未処理のままのものがありました。この間に、2年間の時効を迎え、保険料を納付できない事態となったものでございます。
 項番2、件数でございます。免除申請につきましては、15年度から20年度にかけまして554件、人員にいたしまして471名の方の申請書が未処理となっておりました。また、異動届につきましては、15年度から19年度にかけまして20名の方の届け出につきまして未処理となっていたものでございます。なお、免除申請で20年度は3人ございますが、この3人につきましては、本来ですとまだ処理できるものでございますが、この3人の方は18年度、19年度に申請している方でございまして、18、19年度の部分が処理できないものでございますので、20年度の申請についても処理を保留するようにとの年金事務所からの指導がございまして、ここに残しているという状況でございます。
 次に、項番の3、区民の皆様への対応でございます。まず、(1)日本年金機構との対応でございますが、2年間の時効になった年金保険料の取り扱いにつきましては、区単独では処理することは不可能でございます。このため、7月15日に副区長を初め私どもが日本年金機構を訪れまして、区長からの要請文を提出しお願いしてきたところでございます。引き続き、日本年金機構と協議してまいります。今後ご迷惑をかけた方々におわびをするとともに、これからの対応についてご説明してまいりたいと思っております。そして、昨日の夜でございますが、日本年金機構から今後の対応についての内容につきまして、考え方ということでファクスが届きましたので、読み上げさせていただきます。
 台東区案件に係る厚生労働省及び日本年金機構の考え方。1、今回の件については、台東区における申請書等の未送付が原因であることから、保険料免除、納付猶予申請書等提出いただいた方については、個々の状況をよく分析した上で、対象者の方々になるべく不利な結果をもたらすこととならない方向で検討したいと考えている。2、ただし、被保険者資格取得届を提出いただいた方については、現行法においては時効となった保険料を納付することはできない。これについては現在継続審議中である年金確保支援法案が成立すれば、過去10年にさかのぼって納付することは可能となることから、早期成立をお願いしてまいりたいということでございました。
 こちらのほうから確認した内容でございますが、できる限り免除につきましては全員免除する方向で今考えていますという、そういうような内容を別にちょっといただいたところです。ただ、異動届につきましては、ちょっと今は難しいということで、もうちょっと法案のほうの成立を待っていただきたいと、そういうことでございました。
 次に、(2)区民の皆様への対応です。まず、おわびの手紙でございますが、今回の区民文教委員会終了後にすぐに発送させていただきたいと、今準備しております。また、専用電話を設けまして、年金係職員3人が免除申請者などからの問い合わせに対応してまいります。また、国民年金係の窓口を、今2カ所でございますが、4カ所にふやしまして国民年金係が対応してまいります。これは月曜日からでございます。また、7月26日から8月末日まで、3人の年金係員経験者に兼務命令を行いまして、通常業務に支障を来さないような形で対応してまいりたいと考えております。また、報道及びおわびの手紙などによりまして問い合わせが予測されますので、7月24日、25日は出勤して対応してまいりたいと思います。
 裏ページでございます。次に項番4、原因でございます。まず、(1)進行管理ですが、免除担当者は、社会保険事務所に進達する手続と、進達後に書類不備等で戻ってきた申請書及び社会保険事務所受け付けの申請書を――することとなっていましたが、件数が増加し手続が複雑化する中で仕事の適切な進行管理ができなかったため、数多くの未処理が発生したものでございます。
 次に、(2)事務処理手順でございます。免除事務のマニュアルの内容が十分でなく、職員間で処理手順が統一されておりませんでした。また、文書の保管、管理が十分でなかったものでございます。
 次に、(3)免除事務制度の多様化、複雑化でございます。平成17年、18年度に新たな免除制度が創設されております。また、さかのぼって免除ができる特例措置が認められました。このため、手続の複雑化と申請件数がふえております。さらに書類不備の申請書も増加いたしました。また、19年度は消えた年金問題の発覚後、特に年金相談がふえまして、一日じゅう大量に事務全般が滞った状態もあったことも要因と考えております。
 次に、項番5の再発防止対策でございます。まず、コンプライアンスの徹底を図ってまいります。職員間のコミュニケーションを密にしながら、常時OJT研修を行うなど、国民年金事務の重要性について再確認してまいります。また、年金事務の迅速かつ適正な処理を徹底するために、事務処理マニュアルの見直しや、仕事の進行管理と文書管理の厳格化によって、コンプライアンスの徹底を図ってまいりたいと考えております。
 次に、台東区業務適正推進プロジェクトチームの設置でございます。台東区におきましては、これまでも適正な事務の処理と執行の徹底に努めたところでございます。しかしながら、このたびの年金事務の未処理問題を受けまして、改めて窓口業務での申請、処分及び業務の執行状況を把握し、適正な進行管理を推進するために、台東区業務適正推進プロジェクトチームを設置して対応してまいります。
 最後に、区民課といたしましては、二度とこのようなことを起こさないよう、全職員が一丸となって真摯に年金事務に取り組んでまいる所存でございます。改めておわび申し上げるとともに、今後このようなことを二度と起こさないつもりでおります。
 私からの報告は以上でございます。

          (「2行目、言い直して」と呼ぶ者あり)
◎太田清明 区民課長 すみません。項番4、原因の(1)の進行管理、2行目ですけれども、社会保険事務所の申請書を――するということを言ってしまいましたが、処理することという形で訂正します。
○委員長 それでは、ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 これは23区を含めてほかの自治体では、同じような事例がありますか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 そういう事例はあるとは聞いておりません。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 となると、どこの役所でも順調で、今の原因が3点ほど挙げられましたけれども、大変苦労であったけれども、どこの区役所でも普通の処理が行われてきたということになりますと、当台東区役所というものに対しての、どこにそういう原因があったのか。こういう難しい言葉が書いてありますけれども、簡単に言えば、やはり監督責任というのが大きく考えられる。常に上司あるいは管理職であるならば、常に職員のチェックというのが当たり前のことであって、それが滞ったというふうに考える。台東区役所のそれが全般に、この課のみならずほかの課やそういった体制化そのものが、もしかしたらそういう状況になっているのであるというふうに考えれば、大変大きな問題だ。これがプレス発表とかそういうことになって世間にマスコミ等で知られることになりますと、台東区役所の全体のイメージが非常に低下してくるということになりますが、まず、1点は、マスコミはこれを取り上げるんですか。プレスのほうは。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 プレス発表につきましては、本日の5時に行いたいと思っております。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 国民年金機構のほうも、四、五日前に配偶者の何か切りかえミスみたいな形で46万件等々の未処理がまだ出てきたと、また問題が大きく発覚したわけで、大変複雑な背景の中で区役所の皆さんもご苦労されてきたんですけれども、結果的にはそういうことになった。まず1点は、この職員のみならず、監督責任があったその上司等に関しての何か処分といいましょうか、そういうものは考えておりますか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 職員に関する処分につきましては、今担当の人事課のほうで検討しているというふうに聞いております。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 その担当職員のみならず、上に関しても全てそういう判断でいいですか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 処分の内容については、私ちょっとまだ申し上げられませんので。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 では、その人事は人事課でそういうような対応をしているということですので、それは待ちたいと思っておりますが、今再発防止対策に対しての2個の提案がありましたけれども、対策が報告はされたのですが、このシステムそのものを、やはり再発を――きちんとできないというものに関してのこういう対応なのでしょうけれども、これに対して防止対策の報告といいましょうか、こういうことでやりたいというようなことでプロジェクトチームを設置して、では、今後どのような仕組みをつくって再発防止に努めるかというような報告はいただけますか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 区民課のほうでは、既に対応について今後検討するということで、今準備できるものは、もう既に対応しております。ですから、その報告については、また改めて検討させてもらいたいと思います。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 もう1点。台東区役所全体の緊張感といいましょうか、そういうものに関しては、何か考えを改めることがありますか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 私としては、まず区民課としては、年金担当事務としてのこれまでの対応というのが不十分だったというふうに思っております。ただ、台東区全体ということでいいますと、台東区はこれまで不祥事というのは、こういうことをやったというのは、はっきり言って前代未聞の話でございまして、区全体のイメージとしては本当に心苦しく思っております。今回年金担当である区民課としては、全力を挙げてそういうイメージ、年金事務の信頼性の向上、それから、区政に対する向上ということで一生懸命対応してまいります。また、台東区に対する信頼性をなくしたということは、今回本当に私としては不本意きわまりない話でございますが、台東区自体はこういうことをやっているということは思っておりません。ただ、今回、今度危機管理室のほうで、それから人事課とか、プロジェクトチームを立ち上げて全点検をもう一回していくという話でございますので、その中で年金担当事務としましては、今回の反省を受けまして、その中でできる限りのことはやっていきたいと思っております。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 ですから、イメージの低下というより、むしろ本当に区民のためのサービスにどこかで欠陥があるのではないかという危惧を我々区民の立場の議員としてはやはり考えるわけだから、その辺の決意を区全体として区長か副区長か、きょうは副区長いないか。後で部長のほうから区長なり副区長なりにきちんと言って、そういうことに対して襟を正すようにぜひ私から申し上げておきます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 まず、けさファクスがあったというご報告がありまして、実際の区民が受ける被害というのがどうもない方向で検討が進んでいるというのは大変いいことだと思いますから、それは別に差し支えなかったら資料を配っていただいたほうが一番肝心な点だと思うんですよ。それを指摘しておきますが、ちょっと事実関係でよくわからないところがあるんですが、免除申請で未処理のものが合計554件あったということですが、これはその年度それぞれ免除申請そのものがどれだけあって、どれだけのものが未処理になったのかというのは極めて重要な点かと思うんですが、この点はいかがですか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 まず、受け付け件数は下に書いておりますが、細かいのは恐縮でございますが、数字的にはこれまで16年から20年までですが、約3万件ございました。その中で今回未処理であったのが554件という形でございます。そして、これは行政資料集に載っておりますけれども、例えば平成20年度の免除トータル件数でいいますと、これはその年度末の件数でございますが、20年度は例えば5,276件。これが免除件数になっております。それから、19年度が5,157件、18年度が5,622件、17年度が6,012件でございます。
          (「15年度、16年度は」と呼ぶ者あり)
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 問題は何件来て、それで何件が処理できなかったのかと、こういうことは極めて重要な問題でしょう、どういう体制だって。だから、聞いているんですが、例えば先ほどの数字とあわせてお聞かせいただきたいのは、6,000件とか5,000件とかありましたけれども、これは累計でしょう。累計で、そのとき新規に来たのが処理できなかったということですか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 累計といいますか、例えば平成20年度でいいますと、こちらで全部受け付けた件数、申請をもらった件数は5,279件でございます。それを処理いたしまして免除として処理したもの、それから、却下といいますか、所得オーバーとしてお返ししたもの、その件数をすべて処理したのが5,279件でございます。そのうち、先ほど言いましたように、5,276件とかのそういうものが残っているわけで、これはそのときの20年度でいいますと件数でございます。それから、社保受け付けというのがございまして、社会保険事務所からの受け付け分もございますので、そういうものをトータルで処理していたという形でございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 そうしますと、大体5,000件から6,000件、その処理を全部これは適切、これは適切ではない、書類が不備ということで処理をして、当然不適切なものについては区民にお返しするとかそういう流れになっていて、だけれども、お返ししっ放しになったのか、ここがよくわかんないんですけれども、そういう流れですよね。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 本来ですと、書類不備というのは結構ありまして、所得申告してなかったとか、もしくは所得証明書がついてないとか、もしくは離職証がついてないとか。そういうものが結構あります。それについてはある程度期間を設けて、整わなかったものはその方にお返しするとか、社会保険事務所にお返しするとか、そういう処理をしております。ところが、今回一番大きかった原因は、これは職員のヒアリングから聞いた内容ですけれども、そのときは申請者のために期間を設けて、何とかそれを処理したいということで持ってしまったと、返さなかった。返さないで自分のほうで何とかしてあげたいということで、電話したり督促したりいろいろなことを手紙でもやったんですけれども、それを返さないで自分で抱え込んでしまったというのが本当は一番の原因でございまして、ほかの区がこういうことが起きなった一番の大きな原因は、そういう書類の申請が不備だったものは申請者にお返しするとか、そういう手順をきちんとしっかり守っていたというのが一番の原因でございましたが、今回は何とかその申請者のためにやってあげたいという、そういう意識もございまして結局抱え込んで、それが処理できなくなってしまったというのが、内容の一番大きい原因でございました。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 5,000件、6,000件あるということは、今、区民の経済状況が大変だという一つのあらわれだと思います。その中で今のような気持ちがあったというのは、それはそれで気持ちとしてはいいけれども、実際に事務処理ではあってはならないことですよね。それでこういう状況があるにもかかわらず処理ができなかった。しかも、今度は何人か人をふやしていますよね。ふやして緊急的にやろうと。これは日常的には今までの人のつけ方、配置の仕方というのは適切だったんですか。それは、本人のそういう今優しい気持ちという区民のためを思う気持ちが悪い方向に転がってしまったというふうにおっしゃっていますが、単にそういうものなのか。一体処理に必要な適切な人員は配置していたのかどうかという点での考え方はどうですか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 そのときの増減ございますので、その対応についてのものが、人数的なものというのはなかなか言えないところでありますが、例えば事務処理手順でそのような基準をつくって3カ月やったらそれをお返しするとか、そういう判断をしながらやっていけば十分対応はできたのではないかというふうには思っております。ほかの区でも規模によりますけれども、人数的にはそんなに十数名いるというところでは、ほぼそんなに台東区がだめだという状況ではなかったと思っておりますけれども。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 5,000件、6,000件という数字が毎年ありますけれども、この中で今のように不備で返ってくる。不備で返ってきていろいろこれが足りませんよということで区民にお返しして事情を聞いてという流れになるというふうに理解をしていますが、この119件、124件、225件というこの年度、平成16年度、17年度、18年度というのは、今のように処理をしなければいけないのがこの年になって急にふえたとかいう事情はないんですか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 急激といいますか、件数がふえておりますのは、やはり平成17年、18年はふえております。といいますのは、17年に免除制度がふえております。それから、もう一つは、さかのぼりといいますか、本来免除はその年しか受け付けないんですけれども、17年度は16年度まで、18年度は17年度、16年度までとさかのぼりの免除を特例という形で認めております。ですから、件数的にはふえたことは事実でございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 そうしますと、ふえた実情をきちんと上司がつかんで、これじゃできないなと、あるいは問題あるなというふうに適切に判断をすれば、それなりに人をふやすとか、そういうようなことが必要ではなかったのかというふうに思いますけれども、その辺はどんなふうに分析されていますか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 17年度にその分がやはりふえていますので、その対応についてはそのときの人数的には11人という形で変わっておりませんでした。ただ、そのときにどう対応するかというのが重要だったとは思いますけれども、それが1年を通してふえていることでございますので、そのときにどう対応するかと考えるのは必要だったとは思っておりますが、その11人の体制で本当にできなかったのかというと、それはちょっとわからないところでございますが、必要であれば、そのときに人員増もしくはアルバイトとかを使うことは必要ではなかったかとは思っております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 国との関係での質問に移りますが、この事務は、法律で台東区がやらなければいけないと、こういうふうになっているのでしょうか。それと、やらなければいけないという話になれば、人件費や事務費等についてはきちんと手当てをされているのでしょうか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 法定受託事務という形になっております。ですから、当然こちらのほうで受けなければいけない事務だというふうに考えております。それから、予算的にはちょっと今確認しておりませんけれども、必要な部分はある程度来ているとは思っているんですが、ちょっとそれは確認させていただきます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 そうしますと、資料に「免除事務のマニュアルの内容が十分でなく」というのがありますが、これは当然国からの委託事務ということでしたら、国から示されているものなのか、あるいは先ほど他区では全然こういうことがないということですと、他区で示されているマニュアルと我が区のマニュアルというのが何か違うところがあるのか。うちのほうは何か不備があるんですか。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 これは施行令ですけれども、そういう内容で決められているのは書類として提出しなければならない項目とか様式とか、そういうものは示されておりますが、具体的にああしろこうしろとか手順的なものはないものですから、各区のところでこれまで培ってきたそういう手順がございますので、そういうことに従ってやっているというのが現状だと思います。ですから、区としてもこれまで年金課がずっとあったわけですので、その手順を踏まえながらやってきたということはたしかだと思うんですけれども、ただ、これをこちらのほうがその当時のマニュアルを見ますと、統一したもの、はっきりしたものをつくっておりませんでした。その辺がやはりしっかり皆で手順を踏んでいつまでに何やるとか、そういうものを決めていなかったのはやはり大きな要因だったと思っています。ですから、今改めてそういうことがないように―課内で昨年からですけれども―21年度からちょっと検討しております。今はその作成途中でありますが、手順的にはしっかりと二度とないような形で対応しております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 最後にしますけれども、先ほど伊藤委員が発言されたように、同じような事務ミス、手続ミスがあってはならないわけですけれども、それを繰り返されないということで、台東区業務適正推進プロジェクトチームというのができるということで理解していいですか。
 それで、かといってマニュアルだけをつくればいいというような観点だったら、これは非常にまずい。やはり、よく職員を減らしたことをさも自慢のように報告をされますし、また、議会からもそういうような発言がありますけれども、やはり区民サービスのために必要な事務には必要な人員が要るんですよ。そこが一番重要な点として押さえなければいけないのと、それから、もう一つ、「職員間のコミュニケーションを密にし」というのが資料にありますが、こんなことは当たり前のことです。だけれども、なぜこれがコミュニケーションを密にしというようなことを言わなければならないような、コミュニケーションが不十分な点があったんだと思うんです。それは、やはり今のいろいろな人事管理、これまで言われてきた――私どもは厳しく批判してきましたけれども、成績主義というのが一体どんなふうに職員間のコミュニケーションを阻害しているのかとか、あるいはそういう点をきちんと総括しないと、事務手続のマニュアルだけで終わったらやはり同じようなことはあり得るし、また、私はいつも気にしているんですが、職員の皆さんの中に心の病がふえているという点、学校現場も含めて報告を受けていますけれども、それはどこかに人事制度の欠陥があるのではないか。そこまできちんと見て問題の解決に当たらないと、あるいは引き続きこんなことがないような職員の皆さんの努力、そこが必要だというふうに思います。
○委員長 ほかにはよろしいですか。
 藤平委員。
◆藤平一雄 委員 いろいろそういう事情もあったんでしょうけれども、この未処理の指摘が一番重要なポイントではないかと思うんですが、先ほどの説明では3件ですよね。平成19年度に異動が3件ありますよね。
○委員長 異動届がね。
◆藤平一雄 委員 これが、ある面では他区でこれを指摘されたのか。未納の手続の未処理の部分を他区に申請を出したときに他区から指摘をされたのか。あるいはマスコミあるいはその他のほうから内部告発か何かで発覚したのか。この辺のところの原因の中心は何なのか。これが重要だと思うんですよ。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 発覚といいますか、未処理の関係でおくれているというふうに区として認識したのは、平成20年ぐらいになってからなんですけれども、最終的にこれを全件的にどう把握していくかというのを、区民課の内部から当然そのおくれが恒常的にあるということと、社会保険事務所のほうからもおくれがありますよというご指摘を受けていた。それをとにかく全員で処理しながらどう対応していくかということをずっとやってきたわけですが、今回、日本年金機構といいますか、年金事務所といいますか、そちらのほうと先月の5月27日になりますけれども、この全件を未処理の部分を把握して、それで徹底的に一気に処理して区民の皆様の不利益にならない形で処理していきましょうと、そういう形で今回こちらのほうで処理していこうという話になったということで、マスコミから指摘があったとか、ほかから指摘があったということではございませんので、あくまでも区のほうから徹底的に処理して早く区民の皆様の不利益にならない形でやりたいということで動いたものでございます。
○委員長 藤平委員。
◆藤平一雄 委員 多分いろいろなそういう途中経過があってこういうことが積み上がってしまったんだと思うんだけれども、やはり何でこういうふうなことになったかというのを十分精査しないと、起こり得る問題なわけですよ。とにかく時効の問題との微妙なところが出てきているんで、この辺の何が決定的な原因というところを、ただ職員の怠慢でこうなってしまったというならそれでいいんだけれども、そうではなくて、いろいろな事務手続の……法律がかなり変わりますので、その辺のところの事務的なそういう精査の問題が大なのか、あるいは監督の部分が大なのか、はっきりと根本原因をつかまないと、こういう問題はいつまでたっても出てくると思うんですよ。この辺のところ、今度初めてこういうふうなことが起こったということですので、今現在までに命令系統というか社会保険事務所その他との連絡が悪かったのか、その辺のところの検証がまだできているかどうかわかりませんけれども、感想だけでもいいですから、ちょっと。
○委員長 区民課長。
◎太田清明 区民課長 幾つかの要因がございまして、先ほどご説明しましたように、一つは事務処理手順、そういうものがはっきりしていなくて、係として統一されていなかったというのが大きな要因です。それから、今回の大きな要因は、やはり人為的な問題というのも大きな問題でございまして、免除担当者の職員のそういう中心となっていた職員のほうが一所懸命やろうとする余り抱え込んでしまったというところもございますが、それを管理・監督する係長、課長のほうがきちんとやっていればこういうことはなかったんだろうと私は思っております。ですから、やはり係としてもそういうふうなことが必要だったと思っています。それは当然のことで、周りの職員のほうも、きちんと通常からそういう状況を把握して一緒に解決していくという姿勢をとらなければいけなかったんだろうと思っていますので、やはり人為的な話を含めて係として一体どうだったのかという、そういう問題はあったんだろうと認識しております。
 まだ、そのほかにも、先ほど申しましたように、ちょうど台東区だけではなくて平成17年、18年、その年度はちょうど免除のといいますか、年金制度のほうの大きな変わり目がございました。そういうこともございまして、免除制度がどんどんふえてきたということもございまして、そういう申請件数、それから、手続も複雑化してきた。それから、ちょうど折悪しく平成19年に消えた年金問題ということもございまして、窓口業務が混雑して日常的な業務に追われてしまったという状況もございます。そういうところでなかなか処理が進まなかったというところが複合的に絡んで、こんなような事態が起こったんだろうというふうに思っております。
○委員長 藤平委員。
◆藤平一雄 委員 大体そういう説明でよく理解できるんですが、私はまじめに払っている人の立場からしますと、経済的な事情でそういう延滞というか免除申請を出して、その間の支払いを猶予してもらうという、そういうことはわかるんですけれども、最近のいろいろな報道や何か見ますと、信頼関係が全然ないので、払ってもらえるかどうかわからないというふうな不安を持った人がかなりふえているわけですよ。ですから、よく言われるように、どうしても役所の職員の方が非常に責められてしまうような傾向があるんだけれども、この辺のところ、これからの年金のあり方については、払う人にもやはり将来はこうだということが自信を持って説明できるような形でPRしなかったら、ますます払わない人が――こういう問題は将来ずっと続くような気がしますので、この辺のところの厚生労働省あるいは社会保険事務所、国会議員か、その辺のところの法律をきちんと整備をして、そういう不祥事が起きにくいような形を、年金をかけるほうにも一つ宣伝してもらわないと職員の方の怠慢にどうしても結びついてしまう可能性があるように思われますので、これは払わないほうがいいというような風潮が今現在報道や何かでかなり流れています。もらえるかどうかわからないということで若い人は払わないと、こんなような状況になってくると、ますますこの数字はもっとふえてくるということが予想されますので、その辺のところも十分検討して、ひとつしかるべき機関に物を申していくような形をとってもらえればと思っております。
 以上です。
○委員長 よろしいですか。
 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、平成22年度台東区総合学力調査の結果(速報値)について、指導課長、報告願います。
◎岩永章 指導課長 去る4月20日に実施いたしました台東区総合学力調査の集計結果が出ましたので、ご報告させていただきます。
 平成22年度台東区総合学力調査結果(速報値)についての資料をごらんください。
 まず初めに、今回報告させていただく結果の集計方法についてご説明申し上げます。
 各教科とも、今年度実施した問題の中に昨年度と同じ問題が出題されています。その同一の問題の正答率のみを集計し、昨年度の全国平均と比較したものが本日の数値でございます。したがいまして、本日報告させていただく結果は、今年度の児童・生徒の傾向をあらわすものとご理解いただければと存じます。正式集計の結果は9月以降にまとまる予定になっておりますので、後ほどまたご報告させていただきます。
 それでは、調査結果の対象及び内容についてご説明申し上げます。小学校は4年生、5年生の国語、算数の2教科。中学校は1年生では国語、社会、数学、理科の4教科、2年生ではその4教科に英語を加えた5教科となっております。出題範囲はすべて前学年までの内容となっております。また、この調査では生活アンケートも実施しており、生活実態と学力調査結果のクロス集計も出されるようになっております。正式集計が出された段階でご報告できることとなっております。
 また、同日には、小学校6年生、中学校3年生で文部科学省の全国学力学習状況調査を区内全校で実施いたしました。小学校6年生と中学校3年生の調査結果については、本調査と同じ処理を行い、経年で比較分析ができるように準備を進めております。こちらの調査結果も集計がまとまり次第ご報告させていただきます。
 それでは内容についてご説明申し上げます。まず、小学校の結果でございます。小学校の正答率は昨年度と同様に、すべて全国平均を上回っております。しかし、今年度は小学校5年生の算数以外、昨年度の全国平均との差が若干縮まっているところでございます。中学校では1年生・2年生ともに国語、数学、そして、英語につきましては全国の平均と同等、もしくは平均を上回りました。昨年度は2年生の英語以外は全国平均を下回っており、今年度に向けて大きく改善されたことがわかります。社会・理科については全国平均との差が縮まっており、改善が見られるものの、全国平均との差がまだあり、今後の改善が必要であると考えております。
 指導課といたしまして、次のような方策をもって学校とともに改善を進めてまいります。
 まず第1に、各学校への指導でございます。各学校には学校ごとの集計結果を送付し、次の3点の視点から対応するように指導しております。
 1点目が、個々の課題を明らかにし、定着が不十分な内容については個別指導等を行い、基礎学力の定着を図る。
 2点目は、分析結果をもとに事業改善推進プランを訂正し、日々の授業改善に努める。
 3点目は、指導課とともに学校ごとの分析を進め、各校の分析結果と照らし合わせ学校長とともに検討を行い、各校の課題の共有化を図る。
 以上の3点でございます。
 また、指導課といたしましても、次のような動きを進めてまいります。
 1点目が、現状把握、個別指導の支援といたしまして、平均点で傾向をとらえるだけでなく、得点分布を分析し、特に得点の低かった児童・生徒の支援のあり方について学校とともに考えてまいります。また、児童の正答率の結果が改善された学校の取り組み状況について調査を行い、その指導法や学校体制等をすべての学校に周知してまいります。
 2点目は、これまで実施してきた学習環境の整備や人的支援の充実などの施策を評価し、より効果的な活用方法を検討してまいります。また、放課後の補充学習や土曜スクール、土曜学校公開授業の効果的な実施について一層の研究を進め、児童・生徒の個々の課題に応じた学習が展開できるよう、各校を支援してまいります。
 3点目に、学力向上は授業力の向上によるところが大変大きいことから、教員間の授業力向上について、各学校への指導課訪問や若手教員の指導訪問、転任教員について管理職への聞き取り調査。そして、各研修会や教育支援館との連携による各学校への指導訪問の機会を利用して教員の指導をしてまいります。また、台東区教育研究会と協力し研究活動を活発にし、教員みずからが資質向上を目指す体制づくりの支援を行ってまいります。
 4点目に、学習を受ける児童・生徒の基盤づくりとして、食育、子どもの体力向上、規範意識の醸成、家庭学習の充実等につきましては、昨年度行いました教育課題研究委員会の研究成果をもとに各学校へ働きかけ、台東区のどの学級でも行われるべき指導の基礎を明確にし、授業を受ける児童・生徒の基盤を確かなものにしてまいりたいと考えております。
 これまで学力調査の結果を踏まえ、各校では児童・生徒の実態の把握に努め、指導のあり方について検討してまいりました。そして、授業改善推進プランを訂正し、学力向上・授業改善を図ってまいりました。今回は十分とはいえませんが、中学校において多くの調査項目で改善が見られました。今後も、学校と一体感を持って児童・生徒の学力向上に努めてまいりたいと考えております。
 以上で報告を終わります。
○委員長 それでは、ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 小学校は全国平均より大分よくなっていると見られますが、中学校の社会と理科には歴史と伝統と文化のまち台東区の子どもたちが、何でも歴史を含める社会に対してこんなに学力が低いということは非常に懸念されるところで、今回もまた台東区の歴史と文化のテキストをつくって、より一層子どもたちの学力を向上させてほしいということで意見だけを申し上げて、ちょっと簡単な質問をいたしますが、全問題のうち、前年度と同一問題のみ比較というこの意味ですが、これは要するに小学校4年生・5年生と中学校1年生・2年生に、たくさんの問題を出して、その中から抽出された昨年と同じ問題という意味なのか、前年度と全く同じ問題をやってもらったのか。どちらでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 たくさん数ある問題の中で関数から6割程度、前年度と同じ問題が出題されています。そこの同じ問題の比較をすることによりまして、より客観的な比較ができるということで、こちらの速報値が出されております。全問題の集計につきましては、もう少々時間をいただくとともに、全国各校でやっている調査結果が出ませんと全国平均との比較ができませんので、それはもう少々時間がかかるというところでございます。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 要するに、同一問題、全く同じ問題が昨年と同様で出れば、兄弟がいる子どもなんか―そういうことは告知しないんだろうけれども―ちょっとそういう懸念がありました。それなら結構です。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 全国の採点結果と比べるというのはいいのかどうなのかというのは、私どもはかねてから疑問を持っておりますが、台東区のいろいろな特殊な事情もあると思うんです。例えば私立に行く子が多いとか、あるいはこれは台東区だけではないのかもしれませんけれども、日本語がわからない子どもがふえているというのも予算特別委員会でありましたし、今年度どうなのか。そういう事情もある中で、単純に比べるのがいいのか、そのことに神経や予算を使うのが本当にいいのかということには疑問を持っているわけです。その点はどうでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 私どもがこの調査を実施している大きなねらいの一つに、児童・生徒の学習状況の定着度の変化を一番把握するために、この調査をやっております。特に重視しているのが、経年表比較でございます。昨年度の小学校4年生がことし5年生になったときに、どこまで学力が定着しているかというところを学校長とともに分析をしながら、このクラスのこの授業はちょっと十分ではないのではないかとか、あるいは教科の中でも、例えば計算は強いけれども図形は弱いとか、そういった特性があらわれますので、そういった特性を把握するために、この調査を活用してまいりたい。そちらの活用も大変重要視しておりますので、そういった意味での活用のための調査というふうに考えております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 先ほどちょっと言いました、言葉がいろいろ理解できない、授業についていけない。会話ぐらいならいいのでしょうけれども、そういうような子どもたちをどうするのかというのは、これは日本全国的な課題だと思うんですよ。そういう点で、例えば文部科学省からそういう子どもたちの実情がどうなのか、あるいはそういう子どもたちにどういう特別なカリキュラムを提供して、早くなじんでもらう、早く学力をつけてもらうというようなことというのは、例えば文部科学省から話があったとか、あるいは台東区から話を上げたとか、あるいはどこかへ実情を視察に行ったとかいうのはないのでしょうか。
○委員長 どうぞ。太田委員。
◆太田雅久 委員 その中で以前、日本語教育の徹底ということで今までやっていた枠を外して、日本語のできない子どもたちへの指導を潤沢に、ふやしましたよね。その辺も絡めて状況を教えていただきたい。
○委員長 教育支援館長。
◎浦山裕志 教育支援館長 お答えいたします。
 日本語初期指導につきましては、昨年度、指導課と教育支援館のほうで2つの予算取りをして事業がばらばらになっていたのをまとめまして、今年度から教育支援館のほうで一本化をして進めているところです。現在進めております、年間に一人当たりの児童・生徒について50時間程度はできるような形で、もう一学期は進めております。現在も各小・中学校のほうから要望が上がってきていますが、十分に今年度予測している人数の中で対応できております。現在おおむね20から30ぐらいの児童・生徒、また、今後、年度の後半に外国から編入してくるということも予想されますので、最終的には50人から60人程度の活用ということになっていこうかというふうに思っております。また、文部科学省のほうからですが、JSLカリキュラムという日本語の指導のための教材ですとか、そういうものが東京都教育委員会を通じて、必要のある学校のほうに配布をされております。これにつきましても、各学校のほうのニーズを取りまとめまして東京都教育委員会のほうから提供を受けるということ、これも継続して続けていきたいというふうに考えております。
 以上でございます。
○委員長 よろしいですか。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 従来の、今取り組んでおられることの報告がありましたけれども、それでいいのかというのが、それで学力検査の結果がどうこうというような話になると、これまたちょっと差しさわりがある話かと思いますけれども、例えば介護福祉士を随分受け入れるとかのいろいろな話で、実際には受け入れたんだけれども、日本語は難解でやはり相当な部分が帰国してしまってほんのわずかな人しか合格しないというような現状も大人の世界ではあるわけです。だから、子どもはもっと柔軟ですからもっと適切にやればいいわけですけれども、かといって、台東区が独自のための予算だけを多目にとって体制がとれるということでもないと思いますけれども、ただ重要な課題であるという点は認識をしておられると思いますし、今後の文部科学省等も含めてこの辺できちんとやっておかないと、数字だけで全国とのレベルがどうかという話だけで終わってしまうとまずいというふうに思いますので、一言だけ言っておきました。
○委員長 わかりました。
 太田委員。
◆太田雅久 委員 私、前にもこの話をしたと思うんですけれども、今課長が今後の対策としていろいろ述べられましたが、資料はいつもないんですよ。ぜひ見たいということ。それで、今回これは傾向ということで速報値ですからあれですけれども、今度実際に本当に数値がしっかりと出た時点での台東区としての今後の対策というのを、しっかりとした資料としてぜひ出してもらいたいというふうに、まずそれを要望しておきます。
 それと、中で一つ、学校間でいろいろ分析をするという、これは非常に大事なことだと思うんですが、大体想像もつくんですが、ここの学校は学力が低いとかというような学校に対して、さっきの年金のあれではないですけれども、職場環境もそうですけれども、やはりマンパワーが必要だと思うんです、絶対的に。そういうところの対策というのはどうでしょうか。考えていらっしゃいますか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 まず、今回のデータの活用につきましては、やはり文法を非常に重視しております。比較的得点のポイントの高い学校につきましては、80ポイント以上とっている子どもの割合が多いんです。比較的学力の平均ポイントの低い学校はちょうど五、六十点のあたりに人が多く集まってしまうという傾向がございますので、その傾向をもとに学習のどこに力を入れたらいいかという分析をしております。また、私ども区の立場、教育委員会の立場で学校ごとの子どもたちの様子をつかんでおりますので、その実態に応じて、特に学力向上推進ティーチャーの傾斜配分等のデータの一つとして活用させていただいております。そういった総合的な方策をもとに、ぜひ得点ポイントの余り上がらない学校につきましては重点的な支援をしていくという体制を整えておるところでございます。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 加配教諭ということに関していえば、ある程度規定があってなかなか難しいところもあるんですが、いろいろなところで補助教諭という形では出せると思うんですよ。ぜひそういうところのカバーをしっかりできるようにしていっていただきたいというふうに思うのと、それと、私、予算特別委員会でも話をしたんですが、こういった学力調査と比例して体力の調査の話を以前も話したんです。秋田県の例を出して。その点で課長を含めて教育委員会は一定の相関関係があるというようなお話もいただいております。今回こういうことで学力調査が出たんですが、体力調査については現状ではどうでしょうか。数字的にとらえているのかどうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 体力調査は昨年度全校において実施したんですけれども、今年度は全校実施ではなくて抽出校の実施という状況でございました。都のほうでも方向性が変わりまして、秋以降に希望する学校は体力調査を実施できる状況になりましたので、これからの動きといたしまして、今年度の体力状況の調査をできるだけ多くの学校で実施したいということで、今準備を進めているところでございます。9月、10月あたりにはそちらの調査を実施できる見通しとなりますので、そちらの集計結果も活用できる体制をつくりたいというふうに考えております。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 今現状では、そういった数値はつかんでいない状況ですか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 はい。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 でも、我々の時代もあったけれども、ふっと考えると、例えば連合陸上の時期がありますね。あのときだって一斉に運動する体制になっているわけだから、ああいうときに一斉にちょっとした時間でもできるわけだから、体力調査をして台東区はどの程度なのか。東京都もそうですけれども、今までの数字を見ると決してよくはないです。中でも、台東区もその中でも余りよろしくないという数字を私は聞いておりますので、だから、こうやって学力の数字が少しずつよくなっているということに関して、では、体力はどうなっているのかと、非常に興味があるところです。だったら、もう少し体力増進にかけても力を入れるべきだと、方針も方向性も出てくると思うんで、ぜひやっていただきたい。そのタイミングをとらえて抽出校で希望をしている学校だけということではなくて、データとして全部の学校が出したデータでしっかり調べてもらいたいというふうに、これは強く要望させていただきます。
 以上です。
○委員長 よろしいですか。
◆太田雅久 委員 はい。
○委員長 藤平委員。
◆藤平一雄 委員 この総合学力調査というのは、ある意味で目安として非常にいいと思うんですよ。しかも、全国との比較で、台東区の教員の方々はまたいろいろ熱心に指導しているんで、これある面では非常に目安になっていいと思うんですが、ちょっと基本的なことでお聞きしたいのは、かつて我々が大尊敬をしていた文部大臣がゆとり教育というのを提唱して、それにあわせてずっとゆとり教育で来ているわけですよ。ところが、どこかから変更になって、台東区でもいろいろな工夫をしながら土曜学級をやったり、いろいろ工夫をしてきているわけですよ。この辺のところは、今現在はゆとり教育というのはもう消えているのか、あるいは昔は土曜日は半ドンでやっていたんですが、今はもうそれは復活しているのかどうか。みんな工夫してやっているわけでしょう。土曜スクールとかそういう……。それから、先ほども伊藤委員からも出たけれども、台東区はこれから歴史・文化の本もできて非常にいいことをやっているわけですよ。ですから、そういうふうな形での台東区独自でのそういう全国に合わせた国語と算数ではなくて、中学校だと社会も理科も入ってまいりますけれども、そういうふうな形で、台東区独自のこういう統一的なことをやっているのか。道徳も含めてやっているのかどうか。その辺のところを今現在ゆとり教育についてちょっとお知らせしていただきたい。
 もう1点は、文部科学省のほうの方針、これがもとですけれども、よく東京都の指導とかいうのがあるんですけれども、文部科学省と東京都のずれが多少見受けられるところあるんです。この辺のところで、教育の面ではどちらを主体的にやっているのか。台東区がそういう都とか文部科学省の方針以外で、そういう一つの指針に沿わないで独自に今学力調査なんかもできるのかどうか、その辺のところをちょっと教えてもらえればと思います。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 教育の歴史的な流れをずっと振り返ってみますと、いろいろな流れがありまして学力を大事にしたり、また、ゆとりを大事にしたりという、そういう流れでより戻しが起こっている状況が現在の状況かというふうに受けとめております。現在ではやはり基礎、基本の確かな定着ということが今教育の中では大切だろうということを問われておりますので、これは文部科学省も東京都も同じスタンスでございますので、台東区といたしましても基礎、基本の確かな定着、そして、子どもたちが将来にわたってたくましく生きる力の育成ということで、基礎的な知識だけではなくて、学んだ知識を活用できる力を育てるというところを大事にしながら、各校で指導を進めているところでございます。東京都と文部科学省の食い違いということですが、大筋では両方とも同じ方向を向いております。そこに台東区としての地域性とか子どもたちの実態に合わせた教育政策を打っているところでございますし、そのために子どもたちの実態を把握するという意味では、本区の独自の総合学力調査などを有効に活用したいということで、可能な範囲で台東区としての教育行政のやれることをうまく組み合わせながら進めてまいりたいというふうに考えております。
○委員長 ほかによろしいですか。
 では、一つ、私のほうからお伺いしたいんですけれども、昨年の中学校の平均がよくなってきているということは非常に好ましいことだと思うんですが―今いろいろ委員のほうから意見が出たんですが―やはり社会、理科がいま一つさえないというのが残念ですけれども、例えばテレビなんか見ていて、理科の実験のようなところを子どもたちが目を輝かして飛びついて見ている、喜んでいるシーンがよくあるんです。バラエティー的なこともあるんですが。やはり指導者のあれによって随分変わってくるのではないかと思うんですけれども、指導課長には言いにくいと思うんですけれども、例えば理科の先生でそういった子どもたちに興味を持たせているような理科の授業をしている学校で理科で成績がいいところはありますか。どこと言わなくていいんですけれども、その差は……。
 指導課長。
◎岩永章 指導課長 非常に難しい質問でございますが、委員長のご指摘のとおり、子どもたちは興味を持つということが一番の原点でございます。私も理科が専門でございましたけれども、色が変わったりとか、顕微鏡を見て本物を確認して感動したりと、そういった体験を積ませることで興味、関心が高まると、それは大変大事なことでございます。小学校の理科になりますと、担任が理科を教える。理科の専門の教員というのは全部の教員が専門ではございませんので、そういった指導のできる教員を育てたいということで今取り組みを始めているところでございます。具体的には理科支援員というのを配置したり、また、区独自にも、理科の実験の進め方をアドバイスしてくれるアドバイザーを配置したりというような形で、やはり実験は授業をしていて準備とか片づけとか大変でございます。そういったものをいつでもどの学校でもできるような体制をとりたいということで、そういった支援体制を組んでおります。すばらしい実践を積んでいる先生方のいらっしゃる学校の成績がどうかといいますと、基本的には高くなるはずでございますが、必ずしもそうではない場面もありますので、これはもうちょっとデータをきちんと積んでいく必要があろうかというふうに考えております。
○委員長 大変苦しいお答えをありがとうございます。
◆藤平一雄 委員 委員長がせっかくそういう指摘をしていたんで、この表を見ますと、まさに今委員長の言ったようなことが当てはまるのではないかと思われるんですよ。小学校4年生と5年生の子には国語と算数があるわけです。これは努力で全国平均から比べたら台東区はよくなっているわけですけれども、単純に見ますと、全く逆転してしまっているわけですよ。同じようにすごくよくなっているんだけれども、小学校4年生の国語は1.4上がっていると、これだけ見れば確かにそうだけれども、今度逆に、国語と算数が上がっているんだけれども比率がかなり大きいわけ。そうすると、やはり指導者の観点から見ていくと相当すばらしい先生がこっちのほうに入ってしまって、上がる率が少なくて、上がったのはいいんだけれども、片一方はもっとどんと上がってしまったというふうな形になると、今委員長が言ったようなことがあるのかなという勘ぐりができてしまうんですが、この辺のところはどういうふうに分析なさっていますか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 これはまず一つ、目安としてごらんいただくということを申し上げましたけれども、もう一つの観点で申し上げますと、単純に配付した資料の4年生と5年生の数値のみを比較しても、これは一つの目安だけとなります。大事なことは、4年生も5年生も集団が違うわけですから、例えば今の5年生が昨年度4年生のときどうだったか。この一年間にどこまで力をつけたかという見方を私たちはしております。例えば、今年度5年生、昨年度4年生の子どもたちの国語ですが、昨年度4年生のときにはプラス2.9でございました。今年度5年生の国語になりますと、プラス4.5になっておりますので、この1年間に大分国語の力がついてきたなという見方をすることができます。そういった形で、各学校において経年比較を私たちは重視してまいりたいというふうに思っております。
○委員長 そうですね。そういう話を聞いていくと、なるほどと思うんですけれども、これからもいろいろと指導のほうも頑張っていただいて、社会科のテキストができたという話もありましたから、向上できるように頑張っていただきたい。
 それでは、ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、台東リバーサイドスポーツセンター少年野球場のフェンス改修及びグラウンド拡張整備について、青少年・スポーツ課長、報告願います。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 それでは、台東リバーサイドスポーツセンター少年野球場のフェンス改修及びグラウンド拡張整備について報告させていただきます。
 資料2をごらんください。まず、項番1の経緯でございます。現在の少年野球場はレフト63メートル、センター59メートル、ライト60メートルという狭いものでございます。このため、以前から少年軟式野球連盟などからグラウンド拡張の要望がございまして、隅田公園整備計画の中で少年野球場に隣接する河川保全区域や公園管理施設用地などを有効活用して拡張することを検討してまいりました。このたび、河川保全区域の使用につきまして東京都の許可が得られるめどが立ちました。また、公園管理施設用地につきましても、築山周辺を東京スカイツリーのビュースポットとして整備していく方向性を踏まえまして活用できる見込みが立ちましたので、老朽化したフェンスの改修とあわせてグラウンド拡張を行わせていただくものでございます。
 次に、項番2の拡張内容についてでございます。
 拡張の基本的な考え方でございますが、1点目が、センターが一番短いという状況の改善でございます。野球場は通常、センターが一番長くなっておりますが、リバーサイドスポーツセンターの少年野球場はセンターが一番短い形でございますので、これを改善いたします。
 2点目が、学校少年野球場の公式サイズである両翼70メートル、センター85メートルにできるだけ近づけ、プレイをする学童たちにとってよりよい野球環境を整えます。この考え方と公園用地とのバランスを勘案いたしまして、両翼70メートル、センター70メートルにグラウンドを拡張いたします。主な拡張部分ですが、3塁側フェンス後方の河川保全区域、レフトフェンス後方の公園管理事務所用地の一部、センターからライトフェンス後方の公園用地の一部でございます。拡張前と比較いたしますと、センターが11メートル、レフトが7メートル、ライトが10メートル広がります。面積では現行約3,600平米が、拡張後には約4,800平米に広がります。ご参考に拡張のイメージを資料の裏面に載せておりますのでご参照ください。
 グラウンド拡張の効果でございますが、現在少年軟式野球連盟が主催しておる大会は、少年野球場が手狭なため、リバーサイドスポーツセンターの大人の野球場などを使用しておりますが、このくらいの広さがあれば大会にも使用できるとの見解を、少年軟式野球連盟からはいただいております。また、外野が全体に深くなることで、外野手の守備、外野手と内野手の中継プレイ、走者のベースランニングなどについて向上が図れるとの見解も、同連盟からいただいております。
 ちなみに、他区の少年野球場との比較でございますが、本区の少年野球場のようにフェンスで囲まれ独立した一面の少年野球場が青少年・スポーツ課で把握しております範囲でございますが、他区に15ほどございます。フェアグラウンドの大きさで見ますと、1番大きいのが、大田区の萩中公園少年野球場でレフト約71メートル、ライト約66メートル、センター約85メートルでございます。2番目が葛飾区の東金町運動場少年野球場で、両翼約68メートル、センターが約82メートルございます。本区の少年野球場が拡張されますと、3番目に大きな少年野球場になります。
 次に、項番3の今後の工事予定でございます。工期をできるだけ短縮し、利用者にできるだけご迷惑をおかけしないようにするという観点から、グラウンド拡張及びフェンス新設工事に関する設計委託につきまして、本年度の9月から始めさせていただきたいと考えております。平成23年1月から3月にかけて既存フェンスの解体撤去、平成23年6月から10月にかけてグラウンド拡張とフェンス新設工事、平成23年11月にリニューアルオープンと、このように進捗させていく予定でございます。工事に関する経費でございますが、主管課としての概算ではございますが、設計委託が約500万円、既存フェンスの解体、撤去が約2,000万円、グラウンド拡張及びフェンスの新設が約1億2,000万円、合計で約1億4,500万円程度を主管課としては見込んでおります。また、予算措置につきましては、現在財政課と協議して検討中でございます。
 報告は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたら、どうぞ。
 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 3番目でございます。大変すばらしい少年野球場が、2番ではだめなんですか。それで、これでよくなって結果的に利用するチームがいろいろとふえてくると思うんです。そこで、できるだけ台東区の子どもたちに使ってもらいたいなというふうに思っておりますが、その辺の制限というのはあるのかどうかと、今までの利用率というのかな、稼働率とかいろいろあるんだけれども、その辺は総合的にどういう場合に利用率というのか、どういう場合に稼働率というのか、それをちょっと教えてもらいたいことと、今までの利用率、それから、今後たくさんの需要が見込まれるのではないかと思いますが、その辺の見通し。それから、借りられなくなる人たちへの対応、その辺がちょっと知りたいと思います。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 現在の少年野球場の稼働率でございますけれども、今現在は、主に少年軟式野球連盟さんに使っていただいているのが主でございます。特に毎週土曜日、日曜日、それから、祝日については少年野球連盟さんに優先して使っていただいております。それから、あと平日の使っていない小枠ところでは、ゲートボールの方々に使っていただいておりまして、稼働率につきましては、すみません、今ちょっと手元に詳しい数字がございませんので、後で報告させていただきたいと思います。当然のことながら拡張して使い勝手をよくいたしますので、少年軟式野球連盟さんのほうでも、大体今現在年間で12から15くらいの主催の大会を行っているんですけれども、これらの大会で、台東区だけでなくよその地域からも少年野球のチームをお招きして大会等開催しておりますので、そういう意味では、今以上によその地区からもいろいろなチームに来ていただいて、台東区の少年野球がますます盛んになるということを期待しております。
 それと、工事期間が約10カ月になりますので、当然そのあたり使えない期間が出てまいりますので、その辺につきましては、リバーサイドスポーツセンターの大人用の球場ですとか、あるいは少し遠くなりますが、荒川の河川敷運動公園運動場などの使用について少し配慮をしていきたいというふうに考えております。それから、東京都のグラウンドですとか他区のグラウンドの使用についても便宜を図っていただけるように、青少年・スポーツ課としても、そういう自治体に働きかけをしていきたいというふうに考えております。
○委員長 伊藤委員。
◆伊藤萬太郎 委員 今までは59メートル、63メートル、60メートルということで、学童公式サイズには本当に及ばなかった。しかしながら、センター以外は公式サイズになって、こうなってきますと、ある程度今までリバーサイドスポーツセンターの野球場を使っていたことも、ある程度公式な部分に関してはこれは使用可能だというようなことをお聞きしたんですけれども、今までリバーサイドスポーツセンターの野球場を使っていたものが相当こちらに入ってくると思うんです。公式的なものもある程度できるようになってくるとお聞きしたんですが、どの辺まで公式になるんですか、公式の試合。
          (「公式は公式じゃない」と呼ぶ者あり)
◆伊藤萬太郎 委員 いやいや、公式的というのが……。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 お答えいたします。
 今学童のいろいろな大会がございますけれども、球場についてどのくらいの広さがないといけないというような基準を設けている大会というのは、それほど多くはございません。先ほど公式のサイズということで両翼70メートル、センター85メートルというふうに申し上げたんですけれども、大体そういった試合を開催するときには、大人の球場に線引きをして使っているというところが主ですので、ただ、やはり条件的には一面のグラウンドで、なおかつ相当の広さがあってフェンスで囲まれているというグラウンドの状況は、野球をする側にとっては非常にいい環境でございますので、そういった意味では、グラウンドが広がったことによって、委員おっしゃるとおり、今後の一般的な利用率も上がってくるというふうに想像しております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 まず、事実関係からお伺いしたいんですが、図面ですが、ホームベースの位置が旧球場で引いてありますよね。新しい図面でいけば、当然隅田川側にホームベースが移動するというふうに考えてよろしいですか。
○委員長 青少年・スポーツ課長 
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 委員おっしゃるとおりでございます。フェアグラウンドの大きさとしては両翼70メートル、センター85メートルにいたしますが、インフィールドの広さをできるだけとりたいという考えでございますので、ホームベースからバックネットまでの距離については現行と同じ6.2メートルということで考えております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 ですから、ホームベースが若干隅田川の側に移るということでよろしいですよね。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 はい。そのとおりでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 先ほど公的公式サイズというお話がありましたけれども、先ほどお話があった数字だけだと、大田区だけが公式サイズですか。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 大田区も85メートルまではいっておりませんので、そういう意味では、公式のサイズには届いておりません。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 そうしますと、私は公式サイズにこだわるんですよ。
          (「できないよ」と呼ぶ者あり)
◆杉山光男 委員 いやいや、できるかできないかちょっと話を聞いて。当初の予算というのは幾らでしたか。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 当初予算というのは、今年度に計上されている予算のフェンス改修経費でございましょうか。
◆杉山光男 委員 最初の計画です。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 設計委託費で約150万円、フェンスの全面改修工事費で約6,100万円でございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 6,100万円を1億4,500万円かけるという……
          (「いいえ」「そうそう」と呼ぶ者あり)
◆杉山光男 委員 そうでしょう。2倍以上かけるという話になると、これだけのお金をかけるんだったら、改めて私は公式サイズにすべきだというふうに思います。それで、物理的にできるのかどうなのかという話で、どうとるのかというんで、それで私はホームベースがどこの位置になるかということを確認したんですが、少なくとも私が――この寸法ありますよね、ここに。縮尺の物差しがありますでしょう。物差しがあるものでホームベースを移動させて測ってみると、梅園は半分残る。何か道路まで行ってしまうとか、はみ出してしまうとかいう話がありましたけれども、そんなことはない。両翼70メートルは動かさなくていいわけでしょう。センターだけ動かせばいいわけだから。そういう図面を自民党さんも委員長も見ていらっしゃるんですか。書いてみたのですか。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 センター85メートルにいたしますと、一つの想定として、そういう図面も公園課に協力をいただいてつくってございます。
 今お手元にある資料はイメージ図でございますので、必ずしもスケールがちょっと正確でないところがございますので、あと仮にこういう図に基づきましてセンター85メートルにいたしますと、センター後方の梅園ですとか、ライト後方の植え込み、それに園路の大部分がグラウンドとしてとられてしまいます。梅園につきましては、隅田公園花の名所づくりとして桜、アジサイとともに三本柱の一つということで梅園も区民の方々に親しまれてきております。また、今後の隅田公園の整備方針の中でも、梅園はより充実させていくというふうに聞いておりますので、このようなことを勘案させていただいて、センターは70メートルとさせていただきました。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 書いた図面と私の想定しているのと、そんなに変わりませんけれども、大体それは例えばセンターとレフトの間とかライトの間をすごく本当に理想的に膨らませているようですが、そんなに膨らませなくてもいいわけだし、というのは、例えばこの展望ゾーンを整備するわけでしょう。そうしたら、ここのいじりようによっては、ここに観客席ができるんですよ。それから、堤防。堤防をどうもいろいろと東京都と交渉したらしいけれども、例えばのり面に西武球場みたいな芝生の観客席ができる可能性があるというようなことを考えたときに、しかも85メートルというのを全然とれないという全く不可能ではないという、そういうことも考えたときに、やはり公的球場をつくっておいたほうがいい。6,500万円を1億4,500万円まで膨らませたわけですから、もうちょっと膨らませばいいんだから。
 それから、梅園が確かに大事だというのはわかります。だったら、梅園をどこかほかにつくればいいではないですか、移転させれば。というところまで私はやるべきだというふうに思います。
          (「すごいね」と呼ぶ者あり)
◆杉山光男 委員 だから、ここでこういう中途半端な拡張で終わらせるべきでないというふうに思うんです。いなくなってしまったけれども、大体予算特別委員会のときの自民党の某政調会長の勢いは、こんなものではなかったんだから。私どころではないですよ。この予算には反対だと。それから、修正案を出すとか大騒ぎだったわけです。改めて議事録も見ましたけれども、よくこんな問題を了承するなというふうに思いますし、私は本当にもう一度考えて公的球場にしたほうがいい。それは日本一のほうがいいんですよ。
          (「代弁」「了承」と呼ぶ者あり)
◆杉山光男 委員 了承。自民党が了承したのではしようがないよ。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 いや、いいです。70メートルでオーバーフェンスすると85メートルを超えるんですよ。そうすると、正式に近いということ。
          (「そうなると、もっと小さくなるじゃない。
          こんなだっていいじゃない」と呼ぶ者あり)
 だからいいんです。そのほかに70メートルまでいくとレフトのオーバーホームランができないなんて悲しんでいる人もいますけれども、いずれにしても、台東区の野球部の元スタープレイヤーが課長になったおかげで話がどんどん進んでいきまして、本当に嬉しい限りだと思うんですが、ところで、この全体、要するに拡張整備は実際どこがやる予定なのか。予定で結構ですが、職種、会社、整備をする業者さんについてちょっとお教えていただけますか。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 今後の工事予定のところでも申し上げましたが、これから設計委託に入りまして、そこで詳細な図面を書いて詳細な積算を行いまして、工事内容ですとか工事費用とかを算出しまして、それを区の経理課の契約係のほうに出して、そちらのほうで適当な業種の業者さんの幾つかで競争入札というようなことになってくると思うんですけれども、そういうプロセスで決まってくると思います。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 では、いいです。要するに工事をやるのが、球場製作会社ではないわけだから、ガーデナーとかそういったたぐいの人です。課長はよくご存じだと思うんだけれども、やはりこういうこと……つくることに関しては素人。野球を知っている人がやればいいんだけれども、素人ですよ。荒川河川敷運動公園運動場に行ってもらえばわかると思うけれども、正面から見るとちょっと曲がっていたりとか、あるいは外野のフェンスがやっとできたけれども、盛り土してそのままだからボールがどんどん落っこちてしまったりとか、今までそういうことがいろいろとあったんです。だから、せっかくやるんですから、特に使う少年野球連盟の人たちの意に沿うように―意見を聞いたらもう切りがないと思うんですが―できるだけそういう要望に近いものにしてもらいたいということ。それは課長も野球をやっていらっしゃるから、それはよくわかると思うんですが、そういうことを一つ。
 一つ、今現状である、そのフェンスの一番端にコンクリートの側溝のふたみたいなのがずっと置いてあるんですよ。あれは何ですか。
○委員長 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 初めに、施工業者の件でございますけれども、委員ご指摘の工程を踏まえまして、これから公園課ですとか経理課のほうにもそういう趣旨を伝えて考えていきたいと思っております。
 それから、今委員ご指摘の側溝というのは、恐らく外野フェンスの周りにあるL字型溝みたいなものだと思うんですけれども、あれはもともと排水溝というふうに聞いておりますが、長い間にそこにグラウンドの土が流れ込んで、今結構かなり詰まっている状態でございますので、水はけも余りよくないという状況があるのは承知しておりますので、今後、グラウンドの拡張整備に当たっては、そういう点も気をつけて設計の中で考えていきたいというふうに思っております。
○委員長 太田委員。
◆太田雅久 委員 いいんです、どこの会社にやってもらってもいいんですけれども、今言ったように、野球をやる子どもたち、あるいはそういった協会がしっかりとできるような、要望に沿ったことでやってもらいたいのと、側溝はなぜかというのは、今までないですけれども、非常にそぐわないですよ。プレイするときにここにコンクリがあるというのは。だから、やはりその辺をカバーして、それより大きく外に出るわけですから、何らかの形であそこをしっかりとグラウンドとしてグラウンドの中に入るわけですから、余りそういったものを出さないような方法。
 あと、一番気になるのは球場の中の砂。リバーサイドスポーツセンターのグラウンドもやはり砂になっていまだにちょっとあれですけれども、友好都市であります村山市なんて行くと、物すごくいいグラウンドを持っているんです。あの土をちょっと見てもらって、ああいうものを入れてもらうと非常にいいのではないか。経費との兼ね合いですけれども、望めば切りがありませんが、できるだけ意に沿うようにやりっ放し、やらせっ放しではなくて、ぜひかかわっていただいて、もう少しこうしてくれということを途中途中でアドバイスできるような体制をとっていただきたいと、要望しておきます。お願いします。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 予算特別委員会のところの勢いをしぼませてしまう論戦には全然なっていなかったと思うんだけれども、例えば将来、少なくとも堤防のところを使おうとか。それから、展望ゾーンの整備をするんだったら、そこを観客席にしようとか、そういう夢がないのですか。予算特別委員会で自民党さんは、その夢を語ったと思ったんだ。何でこんな何カ月かでしぼませてしまうんだ。
○委員長 いいですか。今杉山委員が観客席、例えば一塁側なんかもきちんと見えるようになるんですか。それを含めてちょっと。
 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 展望ゾーンの整備ですとか堤防のほうの関係ということで公園課のほうで所管しておりますので、公園課のほうでお答えさせていただきます。
 それにつきましては、まず、展望ゾーンに観客の部分というのは、前に教育委員会からも聞いております。どのように整備しようかということは、展望ゾーンの整備につきましては、所管が産業建設委員会ですので、そちらのほうにもご意見をお伺いしながら進めていきたいというふうに考えてございます。河川区域の堤防の部分については、やはり今回第六建設事務所、東京都の河川部のほうで特に折衝いたしまして、このような形で見積もりが立ったということでございまして、さらに、堤防のいわゆるのり面の部分についてどのように活用できるかはなかなか難しい問題がございますので、これにつきましても、またさらに私どものほうでも検討を進めてまいりますし、展望ゾーンを観客席にするというとかというのはなかなか難しい問題があるかなというふうには考えてございます。あと、一塁側のほうでございますけれども、なるべく可能な限りグラウンドの観客席というか、簡単なベンチのほうも設計の中で考えていきたいというふうには考えてございますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 いやいや、それは公園課長が答えればその程度ですよ。だけれども、議会はそうはいかないから、せっかく予算を2倍かけるんだから。
          (「もっとかかっちゃうよ。これ以上」と呼ぶ者あり)
◆杉山光男 委員 いいのまず。この計画は2倍かけているわけだから、もうちょっと考えて、それはせっかくどこにも公式な球場がないというんだったら、なおさら台東区で隅田の緑も十分生かした少年野球場をつくろうではないですかと言っているんですよ。
          (「3番目じゃいけないんですか」と呼ぶ者あり)
◆杉山光男 委員 それは3番目ではだめです。せっかくつくるんだったら1番目。自民党は3月の予算特別委員会では大体このぐらいの勢いがあったはずでしょう。その予算特別委員会が、選挙が終わったからといって、何だって、そうでもないか、選挙はその前だ。
          (「関係ない」と呼ぶ者あり)
◆杉山光男 委員 関係ない。だけれども、本当にあれだけの勢いは捨てるべきではないですよ。委員長。
○委員長 また、私が答える。今予算のことを言ったんですけれども、2倍かけたと言うけれども、これを85メートルにしたら、そのまた倍かかりますよ。
◆杉山光男 委員 85メートル。
○委員長 もし延ばすとしたら。
◆杉山光男 委員 それはわかんないけれども。
○委員長 そういうことを承知で言っているんですね。
◆杉山光男 委員 そうそう。
○委員長 何倍かけてもいいということ。
◆杉山光男 委員 何倍かけてもとは言わないけれども、だけれども……。
○委員長 予算のことを今言われたから。
◆杉山光男 委員 すみません。それは梅園を移すという話になれば……。
○委員長 もっとかかります。
◆杉山光男 委員 それはかかる。だけれども、展望ゾーンだとかいろいろなものに大体これから幾らかけるというのか。そういうものを考えたときに、これから東京スカイツリーのいよいよビューポイントとして全体的な整備していくわけでしょう。相当な予算を投下しなければいけないから、全体的に整備をするわけ。そういうような大きな展望に立ったときに、ここでとどめるなと、こんな中途半端なところで、というのが共産党の考え方ですよ。自民党さんもそういう勢いがあったはずなんだから、ぜひ。
○委員長 生涯学習推進担当部長。
◎大江勉 生涯学習推進担当部長 すみません。いろいろご意見いただきましたけれども、今回の整備計画につきましては、ご案内のとおり隅田公園の中に存する球場で、隅田公園の全体計画と調整をとりながらこういう計画でまとめてきたということでございます。先ほどの85メートルの案も検討しましたけれども、ちょっとごらんいただいたように、85メートルにしますと、この園路も全部ふさいでしまうと公園としても大変使い勝手悪くなるという中で、この計画に落ち着いてきたということもございますし、また、少年野球連盟さんのほうとも、いろいろご意見を伺いながらこの計画に落ち着いたということもございますので、この計画にぜひご理解いただきたいと考えております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 委員長、そういうふうに言われていますけれども、とにかく園路がつぶれることはないですよ。ここは、70メートルだから。だから、私が先ほど言いましたような全体的な計画、しかも、東京スカイツリーとの関係もあってやっておいたほうがいいと思う。絶対に。そうすれば、堤防の活路についてもいろいろ努力もされて、都議会議員の皆さんにもご努力をいただいて、やはり本当にいいものをつくったほうがいい。だから、私はこの計画は、中途半端だと思いますから了承はできません。
○委員長 わかりました。
 青少年・スポーツ課長。
◎柴崎次郎 青少年・スポーツ課長 先ほど、少年野球場の稼働率についてちょっと答弁を保留にさせていただきましたので、稼働率につきましては平成21年度が68.1%、その前年の平成20年度が66.0%でございます。
○委員長 ちょっと減ったということね、わかりました。それでよろしいですか。
 それでは、杉山委員を除いて、ただいまの報告については、ご了承願います。
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○委員長 次に、台東区子ども読書活動推進計画(第二期)について、中央図書館長、報告願います。
◎鈴木東一 中央図書館長 それでは、台東区子ども読書活動推進計画(第二期)についてご報告させていただきます。
 資料の3でございます。資料といたしましては、計画の冊子と、それからホチキスどめの資料をお手元に配付させていただいております。本計画につきましては、5月25日の本委員会で素案をご説明させていただきました。その際に委員の方々からご意見をいただきました。子ども読書活動の推進に関する法律ができて大分時間がたっているが、書物の電子化等も進んでいる状況の中で、図書館の利用については影響が出ているのではないかというご意見。また、読書感想文を書くということは大切であるので、それについて考えてほしいというご意見。また、障害のある子どもへの取り組みについてしっかりやってほしいというようなご意見など、ご意見をいただいたところでございます。また、その後、パブリックコメントの募集を行いました。本日はこれらの意見を踏まえまして計画案をまとめてきたところでございますのでご報告をするものでございます。ホチキスどめの資料のほうでご説明させていただきたいと思います。
 まず、計画の記述の追加事項は2点ございます。(1)と(2)の2点ございます。説明のほうは、恐れ入ります、2枚目の新旧対照表をごらんいただきたいと思います。左側のほうが今回の計画案でございます。下線を引いてあるところが追加記述をしたところでございます。まず、真ん中のあたりに下線を引いてございますけれども、近年の書物の電子化の動きについてでございます。電子書籍の量的拡大、ネットワーク配信の進展など、読書を取り巻く社会環境は急速に変化してきている状況でございますけれども、その動向に注視しつつ計画を推進していく、読書活動を推進していくということで、計画の策定の背景のところで、そのような動きも十分に認識しているということを書き加えさせていただいているところでございます。
 本編のほうでは、目次の次のページの1ページということになります。現在国のレベルでは、図書館による電子書籍の貸し出しに関するルールづくりや著作権者の権利の関係などについて検討がされ始めたという状況でございますが、まだ結論を出すまでには至っていないという状況がございます。また、子どもに電子書籍をどのように提供していったらいいのかについても、慎重に取り扱っていく必要があるというようなことがございます。いろいろな課題をこれから整備していく、整備されていくという状況にございます。そのような状況の中で、今回の計画の中では計画事業としては載せてございませんが、今後の動きの中で対応していくという考えで整理させていただいているところでございます。
 次に、2つ目でございます。新旧対照表の裏面になります。同じく左側の真ん中のあたりに下線を引いているところがございます。学校における読書活動の推進の中の取り組みの一つといたしまして、読書感想文の取り組みの充実をつけ加えるものでございます。新たな計画事業の一つとして明記させていただいたところでございます。(3)ということで、読書感想文への取り組みの充実というタイトルで書かせていただきました。各学校からの優秀作品の感想文集をつくったり、あるいはその文集を図書館などに置いて多くの方に見ていただいたりというようないろいろな取り組みをしながら、読書感想文の取り組みの充実を図っていくということでございまして、各学校ともよく相談しながらこの取り組みを進めていきたいというものでございます。計画の冊子のほうでは27ページが該当するところでございます。
 恐れ入ります、最初の資料の1枚目にお戻りください。次に、パブリックコメントについてでございます。5月の区民文教委員会の翌日、5月26日からパブリックコメントの募集を行いました。区のホームページや図書館、各区民事務所等に冊子等を置きまして募集したものでございます。3人の方からご意見をちょうだいいたしました。意見の件数といたしましては(5)でございますが9件でございます。学校図書館に関することが6件、区立図書館に関することが3件という内容でございます。ご意見の内容につきましては、この資料の裏面に整理させていただいておりますのでごらんください。
 まず、学校図書館の充実に関することでございますが、蔵書状況全体を把握し、授業・学習に役立つ図書を購入してほしいなど3件ございました。真ん中の段でございますが、学校図書館の運営に関すること、こちらも3件ございました。読書活動の充実に向け専門性のある教員等の育成が必要と思われるがどうかなどの3件でございます。次に、一番下、区立図書館に関しましては、学校の団体貸し出し等の図書について、より現場のニーズに合ったものになることに期待する。また、そのために長期にわたって子ども読書にかかわる職員を配置してほしいなど、3件をいただいたところでございます。いずれの意見につきましても、貴重なご意見としてこの計画を進める中で生かしてまいりたいと考えておりますが、内容といたしましては既に計画の中にその内容、方向性が折り込まれていると考えておりますので、計画の本文を変更するまでのご意見はなかったというふうに判断しているところでございます。パブリックコメントについては以上でございます。
 今後、台東区の子どもたちが自主的に読書する習慣を身につけまして、本に親しむことにより人生をより深く生きる力を身につけることができるように、関係所管、力を合わせて本計画の推進を図ってまいりたいというふうに考えているところでございます。
 ご報告については以上でございます。
○委員長 それでは、ただいまの報告について、ご質問がありましたら、どうぞ。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 障害のある人たちへの配慮というのはパブリックコメントではなかったんですか。
○委員長 中央図書館長。
◎鈴木東一 中央図書館長 パブリックコメントの中ではございませんで、5月の区民文教委員会の委員の方からちょうだいしたご意見でございます。そのときには、SPコードというQRコードと似ているものでございますけれども、そういったものもあるので、そういったものを含めていろいろ対応してほしいというご意見をいただいたところでございます。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 一つは、これ46ページに点字器の貸し出し、点字本の貸し出しというのがありますけれども、最近さわる本というのがあるんですよ。これは単に点字本というふうに言うものとはちょっと違うと思いますので、ちょっと位置づけていただきたいというふうに思いますが、どんなものでしょうか。
○委員長 中央図書館長。
◎鈴木東一 中央図書館長 24ページのところでしょうか。区立図書館の取り組みの(6)のことをおっしゃっているのかと思いますが。
○委員長 ああ、これね、さわる絵本ですね。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 もう一つ、聴力障害の問題で予算特別委員会で随分いろいろとお聞きしたんですけれども、最近、子どもさんが生まれてすぐ聴力障害というのがだんだんわかるようになってきて、早目に人工内耳というのを入れるという傾向がだんだん強くなってきたんです。そういう子どもたちも含めて、あるいは高齢者等の聴力障害というときに、もちろん読む、見るというのはできるわけですけれども、聞くあるいはテレビ、DVD等を見るというメディアもだんだんこういうところで位置づけられてくるわけですから、そういう点の配慮といいますか、手当てというのも一つ考えていただきたいというふうに要望しますが、いかがでしょう。
○委員長 中央図書館長。
◎鈴木東一 中央図書館長 視覚障害の方につきましては、音声で聞けるようにということでデイジー化ということでCDによる音声を吹き込んだものを用意してございます。今までカセットテープでやっていたところでございますが、デイジー化をすることによりまして、非常に容易に再生ができるということで非常に便利な形になっております。そういう機器につきましても大分昨年度図書館でそろえまして、ご利用いただいているという状況がございます。その他の障害の方につきましても、障害者専用の座席を用意したり、あるいは障害者の方に読んでさしあげるような部屋、ブースを用意したりということで、図書館のほうで充実を図っていきたいというふうに考えております。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 お話が正確に伝わっていないようですけれども、聴覚障害の人たちためのいろいろな設備も考慮していただきたい。
○委員長 意見と要望ですね。
◆杉山光男 委員 はい。
○委員長 ほかに。よろしいですか。
 それでは、ただいまの報告についてはご了承願います。
 区民課長。
◎太田清明 区民課長 先ほどの杉山委員からありました、年金の特定財源でございます。22年度予算ベースでいいますと、5,110万3,000円計上しているところでございます。
○委員長 よろしいですか。
          (「5,000万円来ているということですね」と呼ぶ者あり)
○委員長 5,000万です。
 理事者からの報告は以上であります。
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○委員長 以上で、本日予定されたものはすべて終了いたしました。
 その他、ご発言ありましたら、どうぞ。
 杉山委員。
◆杉山光男 委員 2点お願いしたいんですが、これは学校関係でいいんですが、実は異常気象が非常に激しい。全く考えられないことが起きている。山崩れでも、今まで5メートル、10メートルだったのが60メートルぐらいの深さで崩れてしまうし、そういう事例が出ていますし、雨もとにかく1時間100ミリぐらいというようなとんでもない話が出ている。実はいろいろあちこち聞いているんですけれども、どうもこれに対する危機意識が全くないというふうに思ってちょっと心配していまして、一番この委員会で聞きたいのは、学校の特に夏休みから暑い時期に、クラブ活動やいろいろなこと、プールもありますし、そういう点での熱中症対策というのが今までの延長ではなくて、新しいこの異常気象の中でどういう対策をとっているか、あるいはとらなければいけないかというのをお聞かせいただきたいと思います。きのう所管課に、台東区の最高気温は今まで何度だと、きのうは何度だったんだと聞いたんだけれども、ぱっと出てくるような状況ではなかったんだけれども、38度ちょっとというのが最高気温であるらしいんですよ。
          (「何度ですか」と呼ぶ者あり)
◆杉山光男 委員 38度ちょっと。きのうは36度ちょっとだという話で、それが一般的な夏なのが、ことしは暑いのかよくわかりませんけれども、そういう状況の中なので、光化学スモッグもありますし、どういう対策をとられるか、あるいはこれまでと違うということでぜひきちんと対応していただきたいと思うんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長 指導課長。
◎岩永章 指導課長 熱中症の予防につきましては大変重要な事案というふうに受けとめております。これは私どもだけでなく、東京都や文部科学省もそういった見解でございます。今年度の6月30日の段階で、熱中症予防のリーフレットが発出されました。こちらを使いまして各校、園のほうでご指導いただくとともに、教員の理解と同時に児童・生徒の理解も極めて大事な視点だということで、指導を要請しております。あわせて、こちらの熱中症の予防は、事故が起こってからでは大変、事故を起こしてはならないという視点で対応しておりまして、7月の連合校園長会の折に、夏季休業を迎えるに当たってという項目の中の熱中症を私が取り上げまして、全校園長のほうに直接協力要請を行ったところでございます。また、昨日でございますが、ここ数日間の高温状況を受けまして、指導課の判断で、これは危ないという判断に基づきまして、熱中症予防に対する注意喚起を行う文書を朝一番で発出をさせていただきました。今後につきましては、天候状況等も十分把握しながら、児童・生徒の危険が察知されるような場合には、活動の自粛要請等も随時行っていく予定でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 杉山委員。
◆杉山光男 委員 素早い対応をされておられるようですから安心しましたけれども、きょうの朝のテレビで、またプールの排水口に吸い込まれた事故があったというふうに聞きました。先日教育委員会のほうでも状況がどうなっているかと聞いたんですけれども、天窓から落っこちてという事故がまたあったんだよ。あれだけ大騒ぎになって、あれだけ文部科学省のほうからも通達が出て、またそういうところが放置されていたというのは、それはやはりいろいろあり得ると思うんですよ。だから、一つ最後に言われていた行事を思い切って中止するという勇気も必要な場合もありますから、ぜひ絶対に事故はないようにお願いをしたいと思っております。1点目です。
 2点目に、予算特別委員会でお聞きした区史のことで、その後お聞きしてみますと、やはり確認したところ、古い区史、浅草区史、下谷区史、図書館に1冊ずつ、広報課に1冊ずつ、それから、議会事務局に浅草区史だけという状況のようで、これは引き続いてぜひさらに入手できるものだったら入手して、必要な部数はきちんと持っていないとまずいと思うんですよ。それが一つ。
 それから、その中で見つけて私がいろいろ皆さんにお話をしていましたけれども、上野公園にある100年前の日露戦争で亡くなった台東区民の名前が記されている碑が、もう全然忘れられているという状況というのは全然変化がないし、この間立派な本をつくられたけれども、そこにも何も書いていなかったというのもあって、大変寂しい思いもしているんですけれども、どなたか見に行きましたか。行っていますか。ぜひ今度区民文教委員会も何かいろいろ台東区にゆかりのあるところに視察に行こうというように委員長もおっしゃっているようですけれども、要望だけしておきますけれども、きちんと台東区の中の文書に残すとか、本当は恐らくその方のご親戚なんかがまだ台東区に残っていらっしゃるのではないかというような思いもあるんですよ。ぜひあの碑そのものは忠魂碑という、私どもから言わせていただくと侵略戦争に国民をもっと駆り出していく意味の碑ですけれども、ただ愛国心はありますから、私は愛国心があるから日本共産党に入っているんですけれども、そういう意味で、ああいうものは大事にしたいというふうに思いますよ。裏へ行って名前を見てごらんなさい。いや、この人が台東区民で戦争で死んだのかと思ったら、本当に胸が締めつけられるような思いもしますから、ああいうものはもうちょっと大事にしていただきたいと思います。
◆鈴木茂 議長 文化振興課で見に行きまして、私のほうにも報告がありましたので、役所としては対応しています。
◆杉山光男 委員 以上です。
○委員長 以上ですか。よろしいですか。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 それでは、これをもちまして案件、特定事件についての審議を終了し、区民文教委員会を閉会いたします。
          午後 0時03分閉会