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東京都 台東区

平成22年 6月産業建設委員会−06月17日-01号




平成22年 6月産業建設委員会

産業建設委員会会議録

1 開会年月日   平成22年6月17日(木)
2 開会場所    議会第1会議室
3 出 席 者   委員長   木 村   肇    副委員長 ? 森 喜美子
  (7人)    委員(議長)鈴 木   茂    委員   河 野 純之佐
          委員    田 中 伸 宏    委員   清 水 恒一郎
          委員    茂 木 孝 孔

4 欠 席 者
  (0人)

5 委員外議員
  (0人)

6 出席理事者   区長                    吉 住   弘
          副区長                   神 子 雅 行
          文化産業観光部長              生 沼 正 篤
          にぎわい担当部長              齊 藤   充
          にぎわい計画課長              石 野 壽 一
          文化振興課長                飯 塚 さち子
          産業振興課長                橋 本 晃 仁
          観光課長                  三 田   昭
          文化産業観光部副参事            前 田 幹 生
          都市づくり部長               高 木 満 夫
          まちづくり推進担当部長           川 合 紀 子
          都市計画課長                神 谷 健 次
          浅草地域まちづくりビジョン担当課長     柴 崎 眞 一
          まちづくり推進課長             伴   宣 久
          地区整備課長                望 月   昇
          建築課長                  小野田 尋 司
          住宅課長                  菅 谷 健 治
          土木担当部長                田 邉 英 一
          道路交通課長                藤 目 裕 久
          土木課長                  久 保 一 郎
          公園課長                  足 立 孝 洋
          都市づくり部副参事             柳 川 清 一
          教育委員会事務局庶務課長          中 沢 陽 一
          文化産業観光部参事(芸術文化財団)(文化産業観光部長 兼務)
          文化産業観光部副参事(芸術文化財団・経営課長)
                                飯 田 俊 行

7 議会事務局   事務局長      矢 下   薫
          事務局次長     木 村 隆 明
          議事調査係長    行 田 俊 男
          議事調査係主査   吉 本 由 紀
          書記        松 浦 和 子

8 案件 特定事件について
 ◎審議調査事項
   案件第1 陳情20−27 凌雲橋へのエレベータの設置についての陳情
   案件第2 陳情20−28 鶯谷駅交差点の改善についての陳情(5月19日取り下げ願い提出)
   案件第3 陳情21− 3 山谷堀公園水辺せせらぎ修理再開についての陳情
   案件第4 陳情22− 6 JR上野駅入谷口の下りエスカレーター設置の早期実現を求めることについての陳情
   案件第5 特定事件の継続調査について
 ◎理事者報告事項
【文化産業観光部】
  1.補正予算について………………………………………………資料1 にぎわい計画課長
  2.台東デザイナーズビレッジの施設公開及び浅草ものづくり工房のモノステージの実施
    結果について…………………………………………………………資料2 産業振興課長
  3.台東区の伝統工芸職人展等の開催について………………………資料3 産業振興課長
【都市づくり部】
  1.補正予算について……………………………………………………資料4 都市計画課長
  2.平成21年度交通システム(回遊性)検討調査について………資料5 都市計画課長
  3.新防災船着場と水上バス乗場の進捗状況について………………資料6 都市計画課長
  4.第18回まちづくり大学「下町塾」の開校について……………資料7 都市計画課長
  5.台東区景観計画素案策定の進捗状況について
                     …………資料*・資料8 まちづくり推進課長
  6.密集住宅市街地整備促進事業における従前居住者用賃貸住宅について
                     ……………………………資料9 地区整備課長
  7.建築確認の現状と最近の動きについて………………………………資料10 建築課長
  8.マンション耐震化促進に対する助成制度の拡充について
              …………………………………………………資料11 住宅課長
【土木担当】
  1.電線類地中化モデル事業(馬車通り)の実施について……………資料12 土木課長
  2.日本堤公園の再開について…………………………………………………………公園課長
  3.台東区循環バス「めぐりん」の路線について…………資料13 都市づくり部副参事
  4.平成21年度台東区循環バス「めぐりん」の利用実績について
                     …………………資料14 都市づくり部副参事
  5.平成21年度雷門・上野中央通り地下駐車場の利用実績について
                     …………………資料15 都市づくり部副参事
                            (*の資料については送付済み)
          午前10時00分開会
○委員長(木村肇) おはようございます。ただいまから産業建設委員会を開会いたします。
 区長、ごあいさつをお願いします。
◎吉住弘 区長 おはようございます。どうぞよろしくお願いいたします。
○委員長 本日は、田中委員が少しおくれますので、ご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してから、発言願いたいと思います。
 また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
 本日提出される傍聴願については、許可したいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、そのようにしたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 それでは、審議に入ります。
 初めに、案件第1、陳情20−27 凌雲橋へのエレベータの設置についての陳情を議題といたします。
 本件は、前回の委員会で継続審査となったものであります。それでは、本件についてご審議願います。
 どうぞ、茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 その後、どんなところまで区のほうでは調査し、実現の可能性が見えてきたのか、その辺報告してください。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 お答え申し上げます。
 凌雲橋のエレベータの設置の可能性について、詳細な調査を委託するために、今業者選定の作業に入っているところでございます。調査業務の内容でございますけれども、昨年度実施いたしました埋設物等の調査結果をもとにいたしまして、設置に必要な工事の規模、方式、それから作業導線などの設置条件を整理いたしまして、送電線、電話線などを移設しないことを前提としたエレベータの設置、それから階段の取り回しの構造などを検討するものでございます。設置が可能という調査結果が報告された場合、報告書はそのまま今後進めていく上での基本計画というふうになるものを想定しているものでございます。
 スケジュールといたしましては、8月中に今申し上げた調査結果が出される予定でございますので、結果に基づきまして、以降の対応を検討していきたいと考えているところでございます。
 以上でございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 それは委託しないと、そういうのは調査できないのか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 専門的な内容でございますので、委託して調査をいたしたいと考えてございます。
○委員長 何が専門的かと言わなければわからないですよ。
◎望月昇 地区整備課長 先ほど申し上げた工事に必要な規模、方式、作業導線等をかなり具体的に、設置が可能というところまで調査をするものでございますので、そういった専門性の高いところを委託先として選定するための作業に今入っているところでございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これで基本計画、実施計画、本工事という方向性が見えたと思うんですね。規模、方式、作業導線、こういうところの詳細を今検討、うちが調査を委託するということでいきますと、区のほうとすれば、当然これは陳情者が言っているように検討、実施されるよう陳情いたしますというふうに言って、その検討を区のほうは一応行ったと、可能な状況が生まれてきたと、そこで調査委託をするという段階に今来ているわけですね、実際。そういう理解を私はいたしますが、そうなってきますと、やはりこの陳情者の陳情の趣旨、項目、そういう問題では、一定にそれは受け入れられる内容だというのは行政側も理解していると思うんです。議会とすれば、それがどういう状況になるか見守っていきますけれども、この際ですから、この陳情については採択をしたらいかがかというふうに私は思っています。
○委員長 そのほか。
 それでは、河野委員。
◆河野純之佐 委員 今、理事者のほうから、調査をこれから開始し、8月中旬を目途に詳細な調査結果が出てくるというような話がありました。今までこれはエレベータ設置についての陳情ということで、まちづくり協議会の皆様のいろいろな努力があって、提案もあって、ここまでこぎつけてきているわけなので、最後の今の詰めの段階で、詳細な調査を行うという段階なので、私は今回は採択云々というよりも、継続して結果を見守って、しかるべきときに最終的な判断をしたいというふうに思っております。そういう意味においては、きょうのこの委員会においては、継続という形で進めていきたいというふうに思います。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 茂木委員の意見も私はわかりますし、河野委員の意見もわかります。私は最終的にはこの協議会の人たちが地元の安全・安心という部分で、いろいろな部分で検討しながらやってこられて、それに対して区としてもいろいろな手法を考えながら予算を計上してここまで来ていると。ただ、この状況の中で調査の結果として、設置できる方向で努力しているんですけれども、何が出てくるかまだわからないという、どういう状況になるかわからない、形としては設置に向けてできる状況が一番いいんですけれども、そういう一つの調査の中で、もう少し見守っていったほうがいいのかなと、どういう状況になるのかなという方向に持っていっていただければ一番いいんですけれども、今の状況でもし耐震の問題、埋設の問題、いろいろな状況でエレベータ設置に当たっての困難なことがまだ若干あるのかなと。そういう意味では、少し今回は継続して状況を見ながら、この次の委員会の――8月に調査結果が出るということですので、そんなことを見守っていきたいなという観点から、継続でお願いしたいと思います。
○委員長 どうぞ、茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 お二人さんが継続ということで、多分継続が多数になるんだろうというふうには思いますが、今調査を委託しているのは何かといったら、つくらないための調査ではないんです、つくれないための調査でもないです。規模をどうするか、また工事をするときの導線はどうするか、こういう点では今後どうなるかわからないかもしれないというのは、それは当然かもしれないけれども、行うための、これはつくるための調査なんですよ。そういう点では、議会は行政側がいろいろ調査をし、それでこれだったらということで委託もして、詳細な問題をやろうとしているわけですから、議会はもっときちっと先行して、住民の皆さんの立場を――これが不可能なんだったら別ですが、可能だし、可能だからこそ詳細な調査を今させているわけですから、そういう点では議会が議会らしく、こういうのは継続、継続でずっと行くのではなくて、きちっと議会の態度を明確にするべき時期がもう来ているのではないかというふうに思いますので、ぜひ。あとお二人いるからわかりませんが。あと一人は休んでいるから。
○委員長 では、自民党さん、どうぞ。
◆?森喜美子 副委員長 このエレベータの設置については、議会としても当然設置できるものであれば、当然設置をしていくべきだという、住民の要望をかなえたいという基本的な考え方は各会派とも、これは共産党さんだけではなくて、全会派とも一定のコンセンサスはあると思うんです。ただ、これが実際問題として技術的な問題がかなりウエートを占めているわけですから、その技術的な問題、あるいは土地の問題、そうしたところがクリアできなければ、なかなか先に進むことができないということで、これまで継続をしながら、理事者の側にはなるべくできる方向で何とかならないんでしょうかねということでお願いをしてきたんだろうというふうに私は認識しております。そういう意味で、大変にご努力をいただいて、ここまで進んできたわけで、しかも今回そうした具体的なやる方向での取り組みを進めるというお話でありますので、あと1回ここで継続をしても事態は変わりませんし、より正確な答えを模索している最中ですから、そこの推移を見守っていくということで私はいいのではないかと思いますので、継続を主張いたします。
○委員長 どちらにしろ、鋭い対立はないようでございます。ここでの委員会での議論が理事者の腰を押し上げ、同時に調査予算までつけてこれからやると。8月ごろにはこのはっきりしたものが出ますけれども、そのときにもまた改めて議論ができるようにしていくためにも、今回は継続にしたいと思います。いいでしょうか。
          (「了承」と呼ぶ者あり)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 それでは次に、案件第2、陳情20−28 鶯谷駅交差点の改善についての陳情を議題といたします。
 本件は前回の委員会で継続審査となったものでありますが、5月19日、陳情者から取り下げ願いが提出されましたので、事務局次長に朗読させます。
          (木村議会事務局次長朗読)
○委員長 この件については、スクランブル化ができないということが理論的にはっきりしたことをまちづくり協議会の人たちが理解をされて、あえて取り下げたということでございますので、ただ次の可能性があるやつについては陳情を出したいということを私は聞いておりますので、またそのときに議論したいと思います。
 本件については、取り下げを許可したいと思います。いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、本件については取り下げを許可し、審査打ち切りとすることに決定しました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第3、陳情21−3 山谷堀公園水辺せせらぎ修理再開についての陳情を議題といたします。
 本件は、前回の委員会で継続審査となったものであります。それでは、本件についてご審議願います。手を挙げなくては困るな。
 どうぞ、清水委員。
◆清水恒一郎 委員 最初に、予算的なことをもう一回確認しておきたいと思います。前回、平成21年10月、ことしの2月にも理事者のほうから話がありましたけれども、もしこれをやるとすれば7,800万円ぐらいかかると、こういう話がありました。これは予算的には変わらないのか、これが1点。それと、スカイツリーが398メートル――今2つ目の展望台でとまっていますけれども、398メートルの中で、やはりビューポイントにもなりますよね、ここはね。そういう面では、状況は変わったというのはおかしいんですけれども、そういうものも生かしながら、またこれからの、予算はかかりますけれども、やった段階では路上生活の対応とかいろいろなことが考えられるんですけれども、この陳情に関しては、私は奥浅草まちづくり協議会の方とは個人的には一致していませんけれども、私自身は何とかやっていただきたいという、そういう状況の陳情だと思いますけれども、今回は私はこれはすぐにどうというわけにはちょっといかないと思いますので、そういった面では継続という意見を言わせていただきますけれども、最初に言った予算的な部分は変わらないんですか。
○委員長 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 お答え申し上げます。
 前回、委員ご指摘のとおり、ご報告申し上げまして、約7,800万円ほど修理等に要するというご回答をさせていただいています。その後、改めて積算したという状況ではございませんが、現在の状況ではこのくらいの予算はかかるというふうに認識してございます。
◆清水恒一郎 委員 わかりました。金額的には当然話は進まないので、大枠でこれだけかかるということをきょうの時点でもう一回確認をしておきます。そういった意味でも、あとはこれからの進みぐあいで、委員長がどういう形で、奥浅草まちづくり協議会の側と接していかなければわかりませんけれども、きょうの段階では継続という形で私は意見を述べておきます。
○委員長 公園課長、質問は2つあったんだよ、予算のことと、もう一つはスカイツリーを見るビューポイントとしてはあの公園は非常に大切なところなんだけれども、それの整備については何かあるんですかという質問をしているんですよ。
 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 申しわけございませんでした。山谷堀公園につきましては、確かにタワーがちょうど正面に見えるようなビューポイントでございますので、今後の整備については考えていかなければいけないと、検討してまいりたいというふうに考えてございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 ちょっと委員会の進め方であれなんですが、前回の委員会のときに取り下げを前提にして継続というのが前回の仕切りだったと思うんですが、その辺は委員長、どういうふうな見解なんですか。
○委員長 そういう話もあったけれども、改めてタワーのビューポイントの整備をどうやっていったらいいんだろうかなというようなことが、やはり議論としてはしていく必要があるだろうし、そういうことについての陳情者の関係者がどう考えているかということは、改めて聴取することも大事かなと思いつつ、この方策を練っていこうかなというのが、抽象的な言い方だけれども、そういうふうになると思います。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 前回、私は取り下げ前提の継続ではなくて、やはりこの山谷堀公園の水辺せせらぎ修理再開というのは、やはり多くの方々の声だと。まして、また今後スカイツリー、新タワーのビューポイントということでの、その存在がますます重要になってきているというふうに私も思っています。審議をずっとする中で、この陳情者も地域住民の方々の同意書を添えて提出がされているわけで、この陳情書にも書いてあるわけですから、そういう点ではこれは前向きに、皆さんで採択といかなくても、継続してきちっとやっていけばいいのかなというふうにも思っています。
 ただ、この間の審議の中で、昨年公園課のほうで、では近隣の方々の考えは何だと、今現状はどういう考えなんだという質問に対して、せせらぎはオーライ、しかし管理をする上ではいろいろ問題があるとかというのが公園課の担当から答弁があって、何か問題があるかのようなことが答弁されたんですよ。そういうのがずっとその後、では取り下げを前提にという形になってしまう状況があったと思うんですね。しかし、これはやはりせせらぎの修理再開というのは、だれもが思っているという内容だと思うんですよ。だけれども、いろいろ問題もありますよという、そういう考えが多数だと思うんですよ。だとしたら、この陳情というのは極めて私は当然のことかなというふうにも思っている一人なんですよ。この陳情が出される出されないの前に、私はやはりあそこの山谷堀公園の現状があれでいいとは思っていません、いない一人です。ですから、何とかあれが今度はスカイツリーのビューポイントともなるというところで、この人が言っている回遊性の問題だとか、そういう問題では非常に重要な問題のところに来ているだろうと。
 そのときに台東区では――この間、議論の中で私は言ってきましたが、隅田川という大きな川はあるけれども、やはり水という点では、それ以外はないわけです。不忍池と、あの隅田川というだけなんです。そうすると、まちづくりの中で水辺ラインというのはかなり町の中には必要なところがあるわけです。そういう問題も言って、ぜひそういう修理、再開をやるべきではないかなと。その内容についてはいろいろありますよ。今、全国でいろいろな水辺のそういう子供の遊び場なんかできていますからね。それは研究していけばいいんですね。管理の問題にしたって、やれるということになれば、当然地元の方々の協力を得なければこれはできない問題だということで投げかけていけばいいわけですから。
 私はこの点では、あの柳川市の掘割の再生というのが、1つの大きな教訓とするべきだろうと。本来なら、あれは暗渠に全部なってしまっていたわけですから、そういうことも含めて、私はあの部分の、山谷堀公園の修理回復というのは必要だなというふうに思っていますので、できれば採択したっていいんだけれども、そうはいかないということになれば、継続で結構です。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 前回のこの委員会でも私がずっと言ってきたのは、以前せせらぎをつくって、それでいろいろな経緯があって中止をして、またこういうような陳情が出たときに、地元の皆さんの熱意なり、あとは最終的にはやはり管理体制がどういうふうになるかというのが一番大きいポイントだったと思うんです。前回のこの委員会以降、陳情者を含めて、あとは地元の皆さんからのご意見だとか、その管理体制についての前向きな動きだとか、そういうものは何かあったんですか。
○委員長 公園課長。
◎足立孝洋 公園課長 ちょっと確認ですが、前回と申しますのは、前回の第1回定例会以降ということでございますか。
◆河野純之佐 委員 そうです。
◎足立孝洋 公園課長 前回のご質問以降につきましては、特に私どものほうから働きかけたり、お伺いするということはございません。
◆河野純之佐 委員 向こうからは。
◎足立孝洋 公園課長 特にその点についてはございません。
          (「関連」と呼ぶ者あり)
○委員長 どうぞ、茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 前回以降といったら、前回は取り下げを前提にして継続なんだから、それ以降の調査なんかは公園課がやるはずないんだよ、こんなのは。だから、前回以降どう変わったのかとかそんなのは、なってないはずなんですよ、これは。そういう仕切りをここはしたんだから、現実は。
○委員長 意見ね。
 河野委員、どうぞ。
◆河野純之佐 委員 今私が聞いたのは、ですから、先方、いわゆる陳情者からの何か動きがあったら教えてほしいということで言ったので、私の言い方が悪かったのであれば訂正はさせてもらいます。
 そういうことであれば、やはりこの山谷堀公園については、最終的にこのせせらぎの修理再開をするという部分においては、そういう管理体制だとか、地元の機運というものを私はもっともっと注視しなくてはいけないなと、盛り上がりを期待することを一番優先したいなというふうには思っているんです。
 あと一方、やはりタワーがこれだけ建ち上がってきて、当初からも考えられている以上に、この山谷堀公園のエリアというのがまさしくビューポイントであるという形に今なってきておりますので、ここのせせらぎの再開も含めて、このビューポイントとなる山谷堀公園をどう生かしていくかということは、新たな台東区の観光のエリアをつくる意味でも、非常に私は重要ではないかなというふうに思っております。そういう意味において、今までも私も地元の皆さんの意見も聞いてきました。奥浅草まちづくり協議会の皆さんとも今後深く、このせせらぎの再開だけではなくて、違った視点での再開発というんですか、そういうものも視野に入れながら意見を聞いていきたいというふうに思っておりますので、今回の委員会においては、さらに議論を、向こうとのキャッチボールを深める意味において、継続で進めていきたいというふうに思っております。
○委員長 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 私も結論は同じなんですけれども、河野委員は大変いいことを言っている、地元の盛り上がりがどれだけあるかということ。というのは、多くの陳情とか、それからまちづくり協議会とかの話を聞いていますと、全部行政にやってくれというんではなくて、地元としてもこれだけ負担すると、だから行政もお願いしたいという熱意は、合羽橋のところも、それから茂木委員がよく言っている谷中のほうでも、地元でもこれだけの熱意があると、費用の面でもこれだけ分担したい、だから行政も手伝ってくれというような陳情の仕方、それが盛り上がりではないかと思うので、そういう視点をこれからも、今ビューポイントの点で陳情が出されたときと大分状況が変化していることを踏まえたときに、もう一度その点の陳情者のほうの盛り上がり――あなたいいことを言った、どれだけ盛り上がりがあるか確かめてみたいということで、継続にしたい。
○委員長 大体意見が出たと思います。この件については継続の意見で一致しておりますので、継続したいと思いますが、いかかでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 それでは、そのように決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第4、陳情22―6 JR上野駅入谷口の下りエスカレーター設置の早期実現を求めることについての陳情を議題といたします。
 本件は、前回の委員会で継続審査となったものであります。本件についてどうぞご審議願いたいと思います。だれか手を挙げてください。
 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 この陳情、JR上野駅入谷口の下りエスカレーター設置、これに関して、状況をちょっと教えてもらえますか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 お答え申し上げます。
 現在、JRでは、入谷口におけるバリアフリー設備設置の調査を行っているということで、調査の結果が出次第、具体的な提案を行う予定との報告を受けているところでございます。これまでJRの検討内容について具体的な話をいただいておりませんでしたので、今回の報告はこれまでと比べて前向きな見解が示されたものというふうに認識しているものでございます。
 区といたしましても、引き続き早期の実現をJRに求めまして、情報収集を進めていきたいと考えているところでございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 前回はこういうふうに記憶しているんです。区としては今後どうするんだろうかということで前回聞いたときに、区長が3回JRに要望をしてきていると。区がJRに対してはどう思っているのかといった質問の中では、区はJRが設置に向けて検討中だと、こういう話も聞きました。それで区の負担はないと、こういうことなんですが、今新しくJRは調査していると、この調査の結果がいつごろ出るのかということと、いつごろまでを目安として出すのか。それと、区として前向きな調査をして、JRが前に比べて前向きになってきていると。それを受けて区としてはかなり期待をしながら、全面的に応援していくと、こういうような答弁を聞いたんだけれども、課長それでいいのかな。区は応援するというような形で今初めて聞いたんだけれども。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 お答え申し上げます。
 今のいつごろ調査結果が出るかというお話でございますけれども、まだいつごろというところまではJRのほうも話が出ておりませんで、時期については未定でございます。それから、区がどうとらえているか、今後どうするかというご質問だと思いますが、今までは具体的にどうしているという話がなかったので、設置に向けた調査を行っているという、そういう具体的な話をもって前向きに動き出したというふうにとらえております。
 これに対しまして、まだ時期も――先ほど申し上げたように決まっておりませんので、具体的にどう支援するということはまだ定まってございませんけれども、引き続き早期の実現に向けた情報収集等を進めてまいりたいと考えているところでございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 わかりました。
 かなりいい方向で、調査がいつごろまでで大体完了して、区としても前向きにとらえていて、何とかしていかなければいけないなという状況であれば、私はこれはもう採択していいなとは思っていたんですけれども、まだ調査している、またその調査の結果がまだわからない、そういう未知数であれば、私はこれちょっと今回継続していただいて、この次の、次の次ぐらいになるかちょっとわかりませんけれども、区長もJRには3回も、とにかく頑張ってくれと要請しているわけですから、出来るだけ行政としても推進していくようにお願いをして継続を主張します。
○委員長 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 先ほどの一番最初の陳情、あれは継続と、もう実現が目の前に来て、その実施をするための調査まで来ていて、調査費まで出ていて、区議会は継続だからね。これでもしこれを趣旨採択なんていうんだったら、本当に議員の資質が問われるよ。そういうふうになると思うんです。
 私はだから一番目のやつも採択していいのではないか、これも採択していいのではないか、こう思うんですよ。だって切実な願いであり、区長もJRに申し入れに行って、そこまでやって、前向きな姿勢を感じてきて、そうしたら早くやれということで、早くやらせればいいことなので、台東区がやるわけではないんだから、JRにやらせればいいわけだから、そういう点では議会がきちんと後押ししていかないとまずい。これはきちっと採択をしてやっていけば、理事者や区長がJRに行ったときに、議会もこれでみんな一致協力、団結しているんだというのも見せるためにも、こういうのは必要なんですよ。採択して、そんなに慎重に慎重になんてやっていなくたっていいんですよ、これは。そういうのが、どうも台東区議会というのは、何を言っているのかなというのを私自身忸怩たる思いをしているんだよね。
 実は、JRに区長が申し入れに行った、それで前向きな姿勢を感じとってきた、そうしたら事務方はどうあるべきなのか。今JRは山手線を初め、工事の優先順位をいろいろ決めてやっているんですよ。そうしたら、それを最優先の課題に取り上げてもらいたいということで、最優先の課題になっているのかどうか、こういうのをきちんとJRとやってこなければいかんと思うんですよ。私はJRの田端駅にいろいろ申し入れに行ったり、いろいろして来ました。そういう点では、今JRはバリアフリーの問題、それからあとは駅のホームのホームドアを順次やっていこうとか、相当な費用をかけてやろうとしています。ここには国土交通省からも来ている部長さんもいますから、前は副区長も来ていたんですから、そういう点ではきちんと優先順位を上げていくとか、そういう事務方の姿勢というのが必要なんですよ。ただ、やってくださいよというだけではだめだと思うんです。そういう点では、今後の交渉をきちっと科学的に、今どこまで来て、どういうところに行っているのかというのをきちんとやっていただきたい、これは強く要望しておきます。
 そのやっていく上でも、議会が陳情を採択していれば、非常に言いやすいんですよ。だから、そういう役割を、議会と行政が車の両輪だというんだったら、やったらどうかというふうに思いますので、私は採択してもいいんだろうと。しかし、皆さんはそうはできません。なぜかといったら、案件第1は、これは継続にしてしまっていますから、残念ながら。だから、非常にこういうのは残念なんだね。やはり全体を見て議論していきましょうよ。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木茂 委員 共産党の委員以外は議員の資質に欠けるような発言をされましたね。これは茂木委員、やはり慎んでもらいたい。あなたと相当意見が一致するところはあるし、やってきている中で、そういう発言はしないでください。やはり継続には意味があるわけでして、決してここで急いであなたの言うとおりの意見にならないと、議員の資質というようには言わないでほしいと思うんだよね。ここで延ばしているということは、反対で延ばしているわけではないわけですよ。多くの人が継続することによって――前に、へ理屈を言って、継続は力なりと言ったんだけれども、継続することによって多くの……、簡単に趣旨採択でやってしまえば、一番最初のときにやってしまえばそこで終わって、これは余り話題にならないわけですよ。こういうふうに延ばしているというか、慎重にやっていることによって多くの理解を得られるだろうということが、我々の考え方であって、そういう否定的な意見を言わないでほしい。あなたとはせっかく目的で一致するところもあるんだから、そんなふうに解釈していただきたい。
 それから理事者も、言われっ放しではなくて、何かほとんどやっていないというような印象があるんだけれども、ちょっと答弁してください。信じられないですよ、ああいう言い方をされて黙っているのは。黙っていないで言ってくださいよ。
          (「資質がないって言ってるんじゃない」と呼ぶ者あり)
◆鈴木茂 委員 聞こえたよ、そういうふうなニュアンスがあった。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 先ほど茂木委員から事業の優先性ということでご意見がございました。第1回定例会のときに河野委員から、そういったバリアフリーの設置基準、やはり優先性ということでどうなっているかというご質問がありましたので、あわせてお答えさせていただきたいと思います。
 バリアフリーの設置基準というのは、JRのほうで交通バリアフリー法に基づく基本方針の趣旨に従いまして、乗車人員5,000人以上で高齢者、身障者の利用の多い駅において整備を進めていくということで、台東区内の鉄道の駅は全部5,000人以上ですので、当然対象になるんですけれども、そういったことで通常未整備の駅にまず1経路の確保を優先して進めていくというのが、JRとしてもそういうスタンスです。乗車人員何名以上というような回答は得られませんでした。
 今回のような場合ですけれども、複数ルートのバリアフリー経路を確保する場合につきましては、利用客の多い駅を中心として、JRのほうとしてもサービス向上の観点から検討を進めていくというような話をいただいておりますので、そういったところも含めまして、区としてはぜひ入谷口の下りエスカレーターの設置を進めていただきたいというように、今後も要望して進めていきたいと考えております。
 それから、申しわけありません、もう一つ質問いただいた内容で、入谷口改札の乗車人員はどうなっているかというようなご質問がありましたので、あわせてお答えさせていただきたいんですけれども、JRでは改札口ごとの乗車人員というのは公表してございませんので、それは申し上げられないというような回答でした。前回もお話しさせていただいたと思うんですけれども、上野駅の全体の乗車人員は平成18年から20年までは増加しているということで、その傾向と連動して入谷口についてもわずかに今ふえているという状況、そういったお話だけはいただいております。
 以上でございます。
○委員長 課長、そういう言い方をするからおかしくなってしまうんだよ。というのは、上野駅はやはりふえているんですよ。入谷口なんかだれが見たって大幅にふえているんですよ。それを調査しないとかいうようなこと、JR任せにしているところに問題があるんですかというふうに指摘されているわけ。それをどういうふうにやっていくのかという答弁をしてくれなきゃ。
 それからもう一つ、今バリアフリーのおかげでホームドアの設置がモデルケースで始まったよね。そうすると、うちのJRの3つの駅はどうやっていくかというようなことについては、やはりJRから話を聞いて、こういうところに報告をしながら、いい方向に向かっていくのが私は基本だと、そこがちょっと足らないのではないか。もう一遍答弁してください。
◎望月昇 地区整備課長 駅のバリアフリーの設備につきましては、今委員長おっしゃいましたように、ホームドアのバリアフリー設備がございますので、台東区の設置についてどういう考えを持っているかについては、今後JRのほうとも話を聞いていきたいと考えております。
 入谷口の乗車人員でございますけれども、改札口の通過人員の公表はできないというふうにJRから回答をいただいておりますが、その設置についてどういうふうに調査をしていくかというのは、ちょっとそれは今後区のほうで研究させていただきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。
○委員長 いいですか。
 河野委員、どうぞ。
◆河野純之佐 委員 私は前回の委員会で基準だとかそういうことを聞きました。私もこの入谷口の乗降者数というのがJRのほうから出ていないとは言いつつも、自分の主観になるかもわからないんですけれども、確実に乗降客はふえているのではないかというふうに判断をしております。今、JRのほうでも前向きな姿勢に向けて調査も開始しているということなんですけれども、今後費用負担の話なんかについて、今どういうようなJRの見解があるのかというのをまず知りたいんですけれども、どうでしょうか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 第1回定例会のときもお話しさせていただきましたが、下りエスカレーターをつけることにつきましては、JRの負担で設置をお願いしたいと考えているところです。ただし、今バリアフリーの設置調査ということでJRが調査を行っているということですので、バリアフリー経路に当たる設備をつくるということになりますと、今鉄道駅、バリアフリーの設備の設置の補助というものを地区整備課が所管としてやってございますので、そういったものに該当すれば、一定の補助金の対象となるというものでございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 一定の補助金ということで、概算とかそこら辺もなかなか試算はできないんですかね。おおよそのあれは、もし見積もりというか、そういうものがあれば教えていただきたいんですけれども。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 補助の基準でございますが、補助率が対象経費の3分の1以内、具体的な金額ですが、限度額で1駅7,000万円です。エレベータ等を3基以上設備をするという場合においては、1駅1億円が上限になっています。そういった基準でございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 わかりました。
 そういう今後の調査の結果、及びまた費用負担の交渉など、課題が私はあるというふうに今思っております。そんな中で、やはり今回のきょうの時点では、さらに区のほうからも積極的にJRに働きをしてほしい、それとともに詳細な調査も進めてほしいということで、きょうの段階では継続という方向で進めていただきたいと思います。
○委員長 いいですね。
 継続が多数でございますので、継続したいと思いますが、いかがでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 そのように決定いたしました。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、案件第5、特定事件の継続調査についてを議題といたします。
 おはかりいたします。本委員会の特定事件については議長に閉会中の継続調査の申し出をしたいと思います。これにご異議ございませんか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、本委員会の特定事件の継続調査についてはそのように決定いたしました。
 以上で、案件の審議を終了いたしましたので、事務局次長に委員会報告書を朗読させます。なお、年月日、委員長名、議長名及び陳情書の住所、氏名の朗読については省略いたします。
          (木村議会事務局次長朗読)
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          (委員長退席、副委員長着席)
○副委員長(?森喜美子) 次に、理事者から報告がありますのでご聴取願います。なお、同じ所管からの報告につきましては、一括して聴取いたします。また補正予算については報告を聴取するのみで質疑は行いませんので、よろしくお願いいたします。
 初めに、文化産業観光部の補正予算について、にぎわい計画課長、報告願います。
◎石野壽一 にぎわい計画課長 それでは、資料1をごらんください。
 平成22年度第1回補正予算のうち、文化産業観光部関係の予算を説明させていただきます。
 歳出の部でございます。補正前の額68億7,330万1,000円、補正の額2,875万3,000円、補正後の額69億205万4,000円です。
 補正額の課別事業別予算概要でございますが、観光課が行います浅草文化観光センターの整備に係る経費について976万2,000円、及び旧東京北部小包集中局跡地活用、観光バス駐車場整備に1,899万1,000円を計上いたしました。なお、浅草文化観光センターの整備につきましては、債務負担行為がございます。資料の裏面をごらんいただきたいと存じます。平成23年度に1億14万8,000円でございます。
 簡単ではございますが、以上で文化産業観光部関係の予算の説明を終わらせていただきます。
          (委員長着席、副委員長退席)
○委員長 ただいまの報告については、聴取のみとさせていただきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、台東デザイナーズビレッジの施設公開及び浅草ものづくり工房のモノステージの実施結果について、及び台東区の伝統工芸職人展等の開催について、産業振興課長、報告願います。
◎橋本晃仁 産業振興課長 それでは、ご報告をする前に、各施設のイベント、事業等のご案内を申し上げる際に不手際があったことについておわびを申し上げます。今後はできるだけ早くご案内を差し上げるよう努めてまいります。
 それでは、台東デザイナーズビレッジの施設公開及び浅草ものづくり工房のモノステージの実施結果について、ご報告させていただきます。
 初めに、台東デザイナーズビレッジ施設公開の実施結果についてでございます。
 (1)目的でございます。地域に根ざした施設を目指し、地元の方々や関係者との交流を深めるため施設を一般公開し、入居デザイナーの商品や活動等を紹介するものでございます。
 (2)開催日でございますが、5月21日、22日の2日間で実施をいたしました。
 (3)周知方法につきましては、広報たいとうを初め、記載のとおりでございます。また、「東京ウォーカー」でも施設公開が紹介されてございます。お手元の資料に添付させていただいておりますが、最後に織り込みカラーで、デザイナーズビレッジ施設公開、御徒町、蔵前のクリエーターに会うというような形で、これは「東京ウォーカー」のほうにこのような形で紹介をされてございます。
 (4)実施内容でございます。入居者のアトリエ公開、卒業生を中心とする商品の販売、区民向けワークショップなどを実施しております。
 今回は?以下で新たな取り組みをしてまいりました。?でございますが、カフェを設置いたしました。このカフェのカップ、お皿等につきましては、デザイナーズビレッジの入居者がプロデュースしたものでございます。
 ?でございます。ファッション雑貨を取り扱う地元メーカーにも声をかけたところ、靴、かばん、帽子、革小物など計10社の方々が参加をしていただけました。
 ?でございます。浅草ものづくり工房の入居者についても商品の販売を行ってございます。
 ?でございます。下町ものづくりめぐりと銘打ちまして、区内にアトリエ兼ショップを構えるデザイナー、卒業生、7店舗と連携いたしまして、スタンプラリーを実施してございます。このスタンプラリーですが、3カ所をめぐっていただいた方には刺しゅうワッペンをプレゼントというような形で実施させていただきました。
 (5)来場者数でございますが、ごらんのとおり年々伸びております。今年度は2日間で1,784人と非常に盛況の中で終了させていただきました。
 裏面をごらんいただきたいと思います。
 項番2といたしまして、ここで簡単でございますが、デザイナーズビレッジの入居者及び卒業生の状況についてご報告させていただきたいと思います。
 (1)入居者についてでございます。平成22年4月現在ですが、入居者19社、現在空き室はございません。1年目の方が11社、2年目の方が5社、3年目の方が3社今入居されてございます。入居者の業種については表のとおりでございます。
 (2)卒業者についてでございます。卒業者数全部で35社ございます。そのうち17社が区内に事業所を開設してございます。年度別で申しますと、18年度15社が卒業、そのうち7社が、19年度につきましては4社が卒業し、そのうち4社、20年度については5社が卒業し、そのうち1社、21年度つきましては11社が卒業いたしまして、そのうち5社が区内で事業所を開設しているものでございます。
 参考までにですが、先ほどご説明いたしました「東京ウォーカー」の記載記事、また新聞のコピーになりますが、「浅草橋周辺 若者の街」というような形で、最近は浅草橋周辺につきましても若者の街であるというような形でだんだん紹介をされているような状況でございます。
 以上が台東デザイナーズビレッジ施設公開でございます。
 続きまして、浅草ものづくり工房のことについてでございます。
 項番3になります、浅草ものづくり工房モノステージの実施結果についてのご報告でございます。
 (1)目的といたしまして、浅草ものづくり工房の入居者を中心とする若手職人・クリエーターに、ビジネスチャンスを広げるための展示会を隅田公園のリバーサイドギャラリーで実施いたしました。なお、この本事業につきましては、浅草ものづくり工房の入居者の自主事業といたしまして、工房のスタッフを中心としたモノステージ実行委員会が中心となって実施したものでございます。
 (2)実施概要でございます。開催につきましては、6月2日から6日までの5日間で実施させていただきました。出展者でございますが、30事業所が出展しております。そのうちものづくり工房が9事業所でございます。取り扱い商品につきましては、かばん、バッグ、アクセサリー等ごらんのとおりになってございます。?といたしまして、周知方法ということでございますが、広報たいとうといたしまして、以下のとおりの形で周知をさせていただきました。
 (3)実施結果でございます。入場者数は5日間で1,910人の方々がお見えになり、盛況のうちに終了することができました。出展者の中にはバイヤーとの意見交換ができたということで、大変喜んでいるということでございます。また、商談につきましては、まだ現在調査中でございます。
 申しわけございません、以上をもちまして、台東デザイナーズビレッジの施設公開及び浅草ものづくり工房のモノステージの実施結果について報告をさせていただきました。
 続きまして、台東区の伝統工芸職人展等の開催についてでございます。
 項番1、第7回台東区の伝統工芸職人展でございます。
 (1)概要でございますが、東京国立博物館において台東区の伝統工芸職人の製作実演を実施することにより、台東区の伝統工芸の技術を紹介するというものでございます。
 この催しにつきましては、東京国立博物館に共催いただきまして、平成16年度から実施し、今回で7回目になるものでございます。
 開催日時でございますが、7月27日火曜日から8月1日の6日間でございます。
 場所につきましては、東京国立博物館の平成館ラウンジであります。主催は台東区、共催といたしまして東京国立博物館でございます。実演出展者でございますが、別紙にリーフレットをつけさせていただいてございます。その裏面に当日の参加者等が記載をされてございます。後でごらんになっていただければと思います。
 (7)平成21年度の入館者数ということでございます。これは昨年につきましては、7月28日から8月2日までの6日間で実施させていただいてございます。この期間なんですが、東京国立博物館の入館者数が延べ約2万1,539人ございました。そのうちの約半分の方々が伝統工芸職人展を見ていただいているのではないかというふうに思ってございます。
 2.台東区優秀技能者作品展でございます。区内の産業を支えている優れた技術を持った方々に、昭和51年度から毎年台東区優秀技能者として表彰させていただいてございます。今回は、平成21年度優秀技能者8名の方の作品を台東区立江戸下町伝統工芸館1階にて展示・紹介するものでございます。
 開催日時でございますが、7月2日から7月12日までの11日間で実施させていただきます。
 実演出展者等につきましては、やはり別紙リーフレットの裏面等に記載させていただいてございます。後でごらんになっていただければと思います。
 平成21年度の入館者でございますが、21年度につきましては、7月3日から13日のやはり11日間で実施させていただきました。延べで4.397人の方がごらんになっていただいたというふうに思っております。
 以上をもちまして、報告を終わらせていただきます。
○委員長 初めに、台東デザイナーズビレッジの施設公開及び浅草ものづくり工房のモノステージの実施結果について、ご質問ございましたら、どうぞ。
 河野委員。
◆河野純之佐 委員 私もご案内をいただきまして、両方とも見てきました。感想というか、やはりデザイナーズビレッジについては今回の目的である地元の人々との交流、そして関係者との交流を深める、あと活動を紹介するという意味では、私が行ったときも地元の方たちがかなり来て、買い物をされておりましたし、関係者というんですか、若いクリエーターと思われるような人たちが結構おりまして、デザイナーズビレッジが順調に――今できてから6年、7年ぐらいですか、育っているなというふうに非常にこれは評価できます。
 きょう紹介のあったこの雑誌にも出ていますけれども、たまたま私の町会、蔵前なんですけれども、蔵前の私の町会のところにも実はこの雑誌で出ている2件ほどお店が出ているような状況で、確かに自分ちの近所の状況を見ても、こういうものができることによって町の雰囲気が変わってきたと、確実にそれは自分でも感じますし、どういうふうに変わったかというと、若い男性、女性、そういう人たちが随分見受けられるということで、これはまた新たな地域の活性化になっているのではないかということで、評価はしたいなと思っています。
 そこで、1つ自分なりにちょっと非常に関心があるのは、ここまでデザイナーズビレッジが成長してきた中には、当然所管の職員の皆さんの努力もあるとは思います。それプラス、やはり村長さんの存在ではないかなと思うんですけれども、村長さんのいわゆる役割を改めてちょっとお伺いしたいんですけれども、どういうことを主にあそこでやられているのかというのをお伺いしたいんですけれども。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 基本的には、デザイナーズビレッジ等に入ってこられる方々は、創業してまだ間もない方でございます。ですから、企業としてどのような形で今後活動していけばいいかということは、なかなかまだつかめていない状況がございます。そういう中で、村長の力は非常に重大でして、いろいろこれから起業にかかわるところでの指導ですか、それから小物等につきましても、浅草橋周辺にいろいろ業者がございます。そういう業者とのつき合い方とか、いろいろな形でフォローしていると、フォローしていかなければいけないというような形で鈴木村長のほうもいろいろ頑張っていただいているというところでございます。
○委員長 村長さんの役割について今話をしたか。答弁してください。どうぞ。
◎橋本晃仁 産業振興課長 村長といたしましては、今お話しさせていただいたとおり、若いクリエーターの方々をいかに育てていくかというような役割がございます。そういう中で、先ほどご説明させていただきましたが、これから起業する上での準備段階ですとか、そういう起業に向けての方法、それからあといろいろな小物を仕入れたり、あるいは品物を売ったりとするような形の中で、いろいろな指導をしているというところでございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 私も若手のクリエーターの人たちは、やはり職人さんとかデザイナーとかという中で、なかなかまずは自分の持ち分、技術、そういうものをつくったり、発表したり、そこがせいぜい精いっぱいの範囲だと思うんですよね。それ以外のいろいろ業界とのコラボレーションだとか、いわゆる材料だとかそういうもの、あとはこういう雑誌関係の多方面の業界との調整役というんですか、いわゆるコーディネーター的な役割が十分今発揮されているのではないかというふうに思うんですね。今後この村長さんが、私はいつまでどういうような契約で今されているのかわからないんですけれども、非常に今貴重な存在だなというふうに私は思っているんですけれども、今後区として村長さんとの契約というんですか、そういうものはどういうふうに考えているのか。また、新たな第2の村長さんをつくっていくだとか、そういうような考えがあるのかないのか、そこら辺をちょっとお伺いしたいんですけれども。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 村長さんにつきましては、毎年契約をさせていただいてございます。ただ、村長さんの考え方もいろいろございますけれども、区としても6年間、平成16年からずっと約6年間今の村長さんがおられます。そういう中で、今後村長さん、今の村長さんでいいのかどうかということを含めまして、またいろいろ協議を検討しているところでございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 そうすると、当然いろいろな面での検討をしていきながら、それ以上にやはり区の文化産業観光部として、やはり村長さんを通じた情報だとかそういうものを蓄積しておかなければいけないと思うんですよね。部として当然それは村長さんが今後どういうふうになろうと、また新たな村長さんにかわろうと、やはり部としての情報なりノウハウ、そういうものをしっかり蓄積していっていただきたいというふうに思います。そういうところを見習いながら、浅草ものづくり工房、やはりこっちのほうの順調に育つというような形にもつなげていっていただきたいというふうに要望だけいたします。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 私もこのデザイナーズビレッジの関係では、やはり村長の役割は極めて大きいなというふうには感じています。ここで重要なのは、やはりこういうモノステージを実施しましたということで、これをどう今後商店街振興や産業振興ビジョン、こういうものに生かしていくかというのが大変大切だというふうに思うんです。こういうのをやりました、実態はこうでしただけではなくて、台東区の文化産業観光部としては、これをやったことによって今後どういう産業振興ビジョンを築き上げていくかという、1つの大きな教訓にしていかなければならんというふうには思うんです。そういう点でのコメント、台東区としてはこのことをやったことによって、こういうことがよくなったということをきちんと明確に出していただきたい。きょう、これですぐに出せといっても出ないでしょうから、きちんとそういうのは次の年度に生かすようにやってもらいたい。
 特に、ここでも書いてあるように、卒業者が17社区内で営業をやり出しているわけですよ。これは本当に大切な点だと思うんですよ。台東区の下町で仕事をしたいという、今入っている人だって言っている人も私は何人か聞きました。ですから、非常にこういうのは重要なんです。それで、マスコミにもこうやって出されるわけですから、若者のまちにということで。これを生かしていかない手はないだろうというふうに思います。
 その点では1点だけ言っておきますと、アトリエ化支援事業だとか、それから商店街創業支援モデル事業だとか、これが今度の予算には3件、2件、合計で5件の予算が計上されています。私はこの人たちだけの、卒業生だけだって、実際この21年度は5社が区内に行っているわけですから、そうするとこういうのをもっと東京都と話をして、予算を獲得してくるというようなことをやはりやっていくべきであろう。わずかアトリエ化支援事業で420万円、3件。それで商店街創業支援モデルで2件、440万円。こういうだけではなくて、もっと前進させていけば、本当に若者がこの浅草橋周辺に集まって、前進する芽というのはそこからできてくると思うんですよ。そういうのを生かしていかなかったらいかんだろう。
 特にあそこのJRとの関係、先ほど議論していましたが、JRは高架下のところへ店をつくろうということで、まだできていませんが、あれがまたできれば、それはまた大きな導線になっていくでしょう、インパクトにもなるでしょう。やはりそういうものに、次々と展開をさせていく、こういうことが大切だと思いますが、今の時点ではそんな認識はお持ちでしょうか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 お答えいたします。今本当に台東区、若者のクリエーター、非常にふえてきております。我々もこのクリエーターがふえたということで、これからまたそういう方がまちづくり、産業づくりの中でどうやって生かしていくかというのも大変重要だというふうに認識しております。今後とも若いクリエーターの生かし方というのを我々もこれから一緒に考えていきたいなというふうに思っております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 あと、ものづくりのほうでいいですか。
○委員長 ちょっと待って。答弁の中でここだけ補強してくれんかね。何で卒業者の中の17社も台東区内に店を構えたい、その背景を、こういうところでは17社、調査していると思うから、こういうときに発表してくれないかね。家賃が安いからとか、交通の便がいいとか、いろいろ理由があるでしょう。どうぞ。
◎橋本晃仁 産業振興課長 区内の定着ということで、35社が卒業して、うち17社が定着してございます。そのような中で話を聞きますと、やはり道具や材料を手に入れるのが非常にやりやすいと、近いところにある、気軽に買い物に行けるんだというところで、そういう魅力もあるということでざいます。あと、先ほど言った、本区にはやはり若い方々が最近非常に多くなってきたというところで、そういう方々と一緒になってコラボを組みたいというような話もいろいろ受けています。そういう意味で、区内の定着ということもこれからまたふえていくのではないのかなと。また逆に言えば、区内のほうに若手クリエーターがふえてくるのではないかというふうに考えております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これにも家賃が安いからと書いてあるんだよね。ということは、先ほど言ったように、私はアトリエ化支援事業だとか、商店街創業支援モデル事業だとか、こういうのを援助していく台東区の姿勢、これがやはり今求められているのではないかというふうに思っていますから、その点では充実をさせるようにしてください。こうやって自分たちで努力して、自分たちが台東区内に残って仕事をしたいと言っている人は宝ですよ、そういう面では。若者を中心にそれが起きているわけですから、その宝をやはりもっと充実させていくというのが台東区の文化産業観光部の私は産業振興の1つの大切な点だと思いますので、よろしくお願いします。
 あと、ものづくり工房の関係で。
○委員長 ちょっと待って。
 どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 今茂木委員がおっしゃったことは非常に私は大事だと思うんですね。ちょうどこの新聞等にも、またこっちのパンフレットを見させてもらいますと、6年たって築き上げてきた、それが80数年前にできた小島小学校の跡地を理事者の方も本当に、その当時の学校跡地をどうするかということで検討する中の1つがこの産業観光という部分の小島小学校を選んだ。それで6年たった、育ててきました。ここから卒業35社のうち約50%、17社が台東区に住んでくれているという。すぐにどうやるというのは、先ほど茂木委員もおっしゃいませんでしたけれども、いわゆるある面で言えば点みたいなものができたと。これから点と線をつなげば、線とか面とか、面的構造とかそういう形になっていくんでしょうけれども、現段階でこういう状況を踏まえた中で、いわゆる観光、またそういう若者を育てるということをどういう形で展開していくんだという、もうそろそろその辺の考え方を私は持つべきだと、そういうふうに思うんですけれども、それはどうですか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 卒業生が1つ点々というような形でたしかにふえています。実際、卒業生がどの程度のところにどう店舗を構えているかという話になりますと、やはり浅草通りから蔵前通りの間が非常に今多くなってきて、その面の中でいろいろこれからまた展開ができるのではないかなというふうに考えてございます。先ほどからお話しさせていただきますが、若者たちが本当にふえてきておりますので、これからそういう方々をどうやって育てていくかというのが、我々文化産業観光部の役割かなというふうにも考えてございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 若者を本当に集めるというのは、いろいろなことがあると思うんです。1つは大学、学校をつくることですよ。駅の中でも、大きな規模はできないにしても、何とか学校という形で若者を集まります。台東区でこれだけのものを育て上げて、若者が本当に興味を持ち、何とかやっていこうという、そういう今状況になりつつあるわけですから、当然エリア的には今課長が言ったこのエリアかもしれませんけれども、これは台東区全区的な形の、いわゆるそういう未来図みたいなものを描きながら、台東区としてはこのことをどう展開していくんだということを理事者にこれから真剣にそういう部分では考えてもらって、台東区ができたと、台東区は本当にこんなこともできたという、できると思うんですよ、やる気になれば、方法はいろいろあると思いますけれども、そんなことも視点に入れながら、これから推進していっていただきたい、これだけ要望しておきます。
○委員長 課長、私のほうから1つだけ。こういう形で若者が集まってきて、また浅草橋周辺という言い方をしていますけれども、これからはやはり秋葉原、御徒町のあのガード下を使った導線をどう充実させていくかによって、この秋葉原に来ている流れを台東区側にぐんと引き寄せていくような方策を考えて、ここからそういうことがないかなというのが見えてきているんだけれども、どうですか。
◎橋本晃仁 産業振興課長 今回、JRが高架下に若いクリエーターを集めたそういう支援施設をつくろうということを今やられています。確かにJR、JRばかりでなく我々も、新たなああいう場所ができるということで、逆に言えばまちづくりを含めて、今後考えていかなければいけないのかなというふうに考えてございます。
○委員長 いいですか。
 それでは、その次、浅草ものづくり工房の関係。
 どうぞ、茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 先ほどのデザイナーズビレッジの点は要望もありましたから、ぜひお願いしたいし、文化産業観光部として胸を張ってこの間やってきたところは、今まで何がマイナスで、どういうところに今後力を入れればいいかという点では、胸を張ってこういうのはやってくださいよ。その点についても旧福井中学校は残念だなというふうに思わざるを得ないんだよね。それは今言ってもしようがないからよしますが、この浅草ものづくり工房の関係も初めて今年やったと。委員長も3回も足を運んだそうで、やはり私も3回行ったんだけれども、地下道の中で出した雰囲気というのは非常にいいものがあったと思うんです。総括もしていると思うんですね。ただ、これは文化産業観光部が中心ではないんだよね。産業振興事業団が所管というか、そこでやっていることなんだね。そことやはりよく力を合わせながら頑張ってやってもらいたいんです。これは浅草の靴を中心にしたものづくり、その芽をこれからずっと発展させる大きなきっかけになっていくものかなというふうにも思っています。
 ただ、皆さんもあそこに行ったでしょう。入り口がとにかく何をやっているかわからないわけですよ。ポスターを2枚か3枚張ってあるだけなんですね。普通ああいうのをやったときには、アーケード方式のやつで、きちんとやるものなんだけれども、自主事業でやっていますから、そんなみんなにやってもらおうなんて思っていない人たちが頑張ったわけなので、それはそれだけれども、しかしちょっと次回はきちんとしたものがいいのではないかと。少しぐらいは産業振興事業団が出すお金もあるのではないかというふうにも思いますから、その産業振興事業団に出しているお金が少ないんだったら、それは多く予算に組み入れればいいわけですから、表が工事していましたから、ちょっとね。いろいろあれが終わった後、皆さん会合を開いて、反省会を開きながら、次回はどういうふうにしていこうとやっていましたから、私は細かい点は言いません。一般質問でも取り上げまして、あそこで小物なんかを販売できるようにと言ったら、区長は柔軟性を持って対応していきたいという前向きな答弁をいただきましたし、そういう1つ1つをやはりあの浅草ものづくり工房の方々の要望をどう取り入れていくか、また逆にこっちから注文をどうしていくか、こういうことも含めてタイアップしながらやっていっていただきたいなというふうに思いますが、ご決意はいかがでしょうか。
◎橋本晃仁 産業振興課長 今回の浅草ものづくり工房、モノステージですが、確かに反省会をやりました。その中で我々もその話を聞いて、出展者同士の交流が生まれて非常に役立ったと、あるいは情報収集ができて非常によかったというふうな話は聞いています。その反面、やはり今委員がおっしゃったとおり、会場までの誘導とか、またディスプレイの問題だとか、本当に自分たちはもっと責任を持ってやらなければいけないなというような話も受けています。我々もそういうことを受けながら、今後改めて一緒になって支援できるものは支援をしていきたいというふうに考えてございます。
○委員長 了承ではなくて、やはり見に行ってみてよ。
 どうぞ。
◆?森喜美子 副委員長 1点だけ確認なんですが、これは産業振興事業団に委託して実施しましたよね。その産業振興事業団は具体的にどういう部分の役割を果たしたのか、その点だけ教えていただけますか。
○委員長 産業振興課長。
◎橋本晃仁 産業振興課長 基本的にこのモノステージにつきましては、産業振興事業団が一応中心になって、中で実行委員会をつくっています。その実行委員会と産業振興事業団が一緒になってこの企画をしながらいろいろやってきております。ですから、やはり産業振興事業団、これは非常に役割が大きくて、ものづくり工房は初めてですので、どういうふうにやったらいいのかとか、いろいろ指導して、今回できてきたということでございます。ですから、次回やるときも産業振興事業団も入りながら一緒にやっていこうというような今考え方でございます。
◆?森喜美子 副委員長 わかりました。これはやはりアピールする力、それがちょっと足りなかったのではないかという感じはするんですね。中で実行委員会を設置してやるほうの人たちは、それはそれで一生懸命やったんだろうけれども、来街者から見ると何をやっているのかよくわからない。そういう点のアピール力という点では、もう少し研究していただきまして実施していただきたい。そのアピール力があれば、あの地域はもっと大勢の人が来る地域だから、入場者数もまたもう少し変わったのではないかなという気がしますので、その点だけは言っておきます、お願いしておきます。
○委員長 そのほかどうですか、いいですか。
 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、台東区の伝統工芸職人展等の開催について、質問ございましたらどうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 どちらにしろ、これはセレモニー等は議長さんが全部こなしてくれればいいけれども、案内があったやつは見なければ発言できませんからね、そういう点では必ず案内を出すことと、それから出されたら産業建設委員会のメンバーは全員見に行くということが非常に大事だと思います。見たらやはり感想を述べるということも大事ですから、そういうことが事業を発展させていく基本ですから、よろしくお願いしたいと思います。
 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、都市づくり部の補正予算及び平成21年度交通システム(回遊性)検討調査について、都市計画課長、どうぞ。
◎神谷健次 都市計画課長 それでは、都市づくり部の補正予算についてご報告申し上げます。
 資料4をお開きください。
 一般会計補正前の額41億2,368万3,000円でございます。補正額1,806万円でございます。補正後の額41億4,174万3,000円でございます。歳入の課内訳といたしまして、都市計画課、社会資本整備総合交付金でございます。補正額542万9,000円でございます。補正後の額1億3,125万4,000円でございます。隅田公園整備・浅草文化観光センターの整備に対する交付金でございます。
 続きまして、裏面をお開きください。
 住宅課でございます。社会資本整備総合交付金、補正額8万9,000円でございます。補正後の額108万9,000円、耐震アドバイザー派遣に対する交付金でございます。
 続きまして、マンション耐震助成事業費でございます。補正額4万4,000円、補正後の額54万4,000円でございます。集合住宅耐震改修工事等助成に対する補助金でございます。
 引き続きまして、道路交通課、補正額1,249万8,000円でございます。補正後の額2億3,389万8,000円です。掘削道路復旧費の収入でございます。
 続きまして、歳出の案でございます。
 一般会計補正前の額、47億8,655万1,000円でございます。補正額、1億6,644万8,000円です。補正後の額、49億5,299万9,000円でございます。
 課の内訳でございます。まず、まちづくり推進課、御徒町駅周辺地区整備として補正額483万円でございます。補正後の額は766万5,000円、地区計画変更素案の作成に要する経費を計上いたしました。
 続きまして、裏面をお開きください。
 住宅課でございます。マンション施策の推進といたしまして、補正額26万8,000円、補正後の額576万8,000円、耐震アドバイザー派遣に要する経費を計上いたしました。道路交通課、旧東京北部小包集中局跡地活用に要する経費を計上しております。9,223万2,000円でございます。
 続きまして、土木課、掘さく道路復旧、補正額2,555万6,000円、補正後の額1億7,555万6,000円でございます。道路復旧工事に要する費用でございます。
 公園課、緑と水辺を活かす隅田公園づくりといたしまして4,356万2,000円、補正後の額5,639万8,000円。隅田公園再整備工事に要する経費を計上いたしました。以上、ご報告いたします。
 続きまして、平成21年度交通システム検討調査について、資料5に基づきましてご報告いたします。
 まず1ページをごらんください。
 本調査は平成19年度及び20年度調査の成果を受け、新タワーと浅草地域及び上野地域を結ぶ交通システムとしての観光回遊バスの整備効果及びルート案の事業採算性の検証を行い、事業化に向けての検討を行ったものであります。
 19年度調査では、さまざまな交通システムを比較検討した結果、日ごろの交通機関の補完、新タワー開業に合わせた導入、事業性の視点等から判断し、バスがふさわしいという結果となってございます。また、仮の3ルート――資料の下のほうの図をごらんください、を設定し収支計算を行ったところ、浅草循環ルートが収支が均衡がするという結論を得ております。また、タワーに行った後に立ち寄りたい場所という質問では、複数回答でございますが、約75%が浅草に立ち寄りたいという結果となってございます。
 続きまして、2ページをごらんください。
 20年度調査では区民アンケート調査を行い、上野・新タワー間の交通アクセスの改善が必要という結果となってございます。19年度で示しました3ルートを、観光行動の誘発、区民ニーズ等の視点から見直した結果――資料の下のほうの図をごらんいただきたいと思いますが、浅草循環ルートと浅草・上野循環ルートの2ルートに絞り込みました。
 続きまして、3ページをごらんください。
 21年度調査で、交通システム整備が浅草地域、上野地域の個別でのにぎわいの創出に寄与するだけでなく、両地域の回遊性を向上させて、地域全体の活性化につながるような施策連携を検討いたしてございます。ハード面では快適な歩行者空間整備、案内サイン整備等の連携、またソフト面では観光商業等のサービスとの連携を検討いたしました。車内、バス停などの観光商業、情報発信や交通システム利用観光施設、商業施設などの割引サービスが区民アンケートでも必要性が高い結果となってございます。類似例も多くあることから、さらに具体的な検討を行う必要があると考えてございます。
 申しわけございません、5ページをごらんいただきたいと思います。
 次に、運行に当たって具体的な事業化検討を行いました。当交通システムは(1)観光回遊バス事業の位置づけとして主に区外からの来街者への利便提供を行い、地域活性化に資するものであり、区内の交通不便地域と公共施設などを結び、主に区民の生活利便に資するコミュニティバス「めぐりん」とは性格が異なるということや、観光商業サービスとの連携を継続して行うには、民間の柔軟な発想と効率的な経営が不可欠であるというような考えから、民間が主体となって実現するバス事業と位置づけ、区は実現に向けての各種調整等に関する支援を行う立場であるというふうに考えてございます。
 続きまして、6ページをごらんください。
 次に、交通システムの事業推計を最新のデータで再考を行い、事業収支の考察を行いました。浅草循環ルートは若干の黒字、浅草・上野循環ルートは大幅な黒字という結果になってございます。
 続きまして、7ページをごらんください。
 そこで計画の一部を見直しまして、新タワーと浅草地域、新タワーと浅草上野地域、双方のアクセスが成り立つ範囲で、営業経費がかさまないようなルートを検討いたしました。その結果といたしまして、2ルート案を統合し、基本的に浅草・上野循環ルートをベースに、観光客のニーズを考慮した雷門通りを通る1ルートに変更するといたしました。統合ルートとすることで、新しい船着場ですとか、つくばエクスプレス浅草駅とのアクセスが若干悪くなりますが、新タワーから浅草方面へ最短ルートでアクセスできる点、浅草地域と上野、御徒町地域との相互アクセス性がすぐれるということになります。
 続きまして、8ページをごらんください。
 土日は10分間隔、平日は15分間隔での運行を想定した変更ルート案による事業採算性の検討を再度行ってみますと、年間収支では黒字が予想されます。初期投資額も2ルート案と比較すると小さくなるということから、変更案は事業採算性が高いという判断ができます。
 続きまして、9ページでございます。
 最後に今後の課題といたしまして、新タワー開業時に運行されるよう、バス事業者の情報収集を行うとともに、積極的な働きかけを行う必要があるというふうに考えてございます。
 また、交通システム整備による地域振興策として観光、商業情報の発信等が考えられます。これには地域の観光商業団体との連携は不可欠でございます。区が仲介して、協力体制を構築していく必要もあるというふうに考えてございます。
 ご報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 それでは、交通システムの関係についての質疑がございましたら、どうぞ。これだけでも2時間ぐらいかかるな。
 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 当初はモノレール化だとか、新交通システムだとか、さまざまな案が出されていましたね。最終的にはバスにということで、これで終わったわけですか。この間の調査をして、そういうことですか。
○委員長 都市計画課長、どうぞ。
◎神谷健次 都市計画課長 確かに、19、20、21年度と調査を行ってきたわけでございます。当初は、やはり新交通システムですとか、LRT、さまざまな交通についても検討したという経緯がございます。しかしながら、タワー開業に間に合わせるというようなことでバスが一番早いという、こういう結論になって、観光回遊バスについての路線について検討してきたと、こういう経緯でございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 こういう関係で行く検討案が出されたわけですけれども、これは台東区だけで考えたわけだよね、そうですよね。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 もちろん観光回遊バスということで、新タワー、もちろん墨田区にも行くということで、これまでも行政の中では、お互いに情報の共有というのはやってございます。その中で、今回こういう観光回遊バス――特にこれは墨田区と台東区の連携が必要だということで、とにかく上野からタワーへ回遊するんだというバス路線をまず我々は提案をしたということで、このバス路線を利用して、墨田区と台東区とお互いに活性化を図っていこうということで、お話はしていきたいなというふうに思っております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 このルートは墨田区には行っているのか、これは。
○委員長 どうぞ。
◎神谷健次 都市計画課長 先ほども申し上げましたように、19年度の調査の内容も含めて、これまでも墨田区さんとは情報の共有には努めております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 情報の共有を深めながら、お互いによくなるようにやっていこうという努力はしてきたんだろうと思いますが、この今回発表された案で墨田区さんは、うんと言うと思いますか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 いずれにしても、我々は民間がやった場合に事業採算性が成り立つルートはどうだという、今回そういう調査をいたしました。したがって、これを――先ほども繰り返しますけれども、墨田区と台東区を結ぶ、タワーを結んで両地区が活性化をしていこうということの目的もございますので、そういう働きかけはしていきたいというか、情報の共有化と、お互いにこれを活用しての施策の連携は進めていきたいなというふうに思っています。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 墨田区のほうは、どういう交通システム、回遊性を検討しているんですか。○  委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 墨田区はタワーを基点として、広報によりますと、循環バスを3ルート設定しているというふうに聞いてございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 あと錦糸町のほうの関係だとか、重視していますよね。それはお互いに情報を共有しながらやっていこうと言っているわけですから、ところが墨田区は墨田区で、循環バスを初めとして考えますよね。それは当然だよね、墨田区とすれば。台東区は台東区でこれを発表しましたと。お互いにすり合わせはいつどうやってやって、これは実現可能なんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 すり合わせと申しますか――先ほどの繰り返しになりますけれども、これまでもこういう情報をすべて墨田区さんにもお渡しをして、お互いに話し合いは続けてきた、そういう経緯はございます。
 それと、実現性でございますけれども、まさしく民間がやる場合に事業の採算性が成り立つルートはどうだということでこれまでも検討してまいりましたので、今回の検討案でいけば、これは事業採算性が十分に成り立つのかなというふうに思ってございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 今度の議会の一般質問でも、橋の上に駅をつくったらどうかとか、いろいろな質問も出されましたよね。台東区は台東区でこの交通システムを検討してきた。これは全部で調査費は幾らかかったんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 19年から3カ年で、合わせて約1,500万円。3カ年で、1年約500万円ぐらいの予算でございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 それで、墨田区がどう思おうが、一応このルートがいいんではないかといってきょう検討調査の結果が出された。これから墨田区とは話していく。しかし、墨田区は墨田区で交通システムを考えている。そこでこの1,500万円の調査をやって、本当にこういう方向でいくとお考えですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 墨田区は墨田区――もちろん墨田区さんは循環ルートをお考えになっている、これはそういうことだと思うんです。このバスの目的は、とにかく上野地区、浅草地区、あと新タワー――これは墨田区内ですけれども、それを結ぶ観光の回遊バスを検討しようと、そういう目的ですので、区内だけの循環ではなくて、それこそ両区を結ぶバスルートについて、採算性について、これまでも検討してきたということでございます。
 事業性については、もう相当に検討してございまして、恐らく民間事業者の参入、これまでもいろいろな場面で働きかけはしてございましたので、当然参入してくる業者はいるものだというふうに思っております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これだけの報告書が出されて、当委員会で了承して、ではこれで行きますよという状況というのは、本当にもっと慎重に審議、これは長くしていかないと、本当に簡単に行かないだろうと私は思っているんです。墨田区と台東区が姉妹都市を結んでいるわけですから、お互いに協力、協同しながら、お互いにいい方向にどうして行けばいいかというのが前提になければ、台東区は台東区でこれをつくって、墨田区は墨田区でつくって、それで両方とも合わないからというので実現できないというふうになったときにどうなってしまうんだろうかという心配を私はするんですよ、本当に。だって、今情報の共有をお互いにやろうと言っていたって、そういう中できちんとお互いの交流がなければ、やはりまずいと思うんですよ、これは。本当に担当者が調査を委託して、そしてこういう結果が出ましたといって、議会がはい、わかりましたと言って、そういうものなのかなというふうに思わざるを得ないんだよ、実際。台東区は勝手にこんなのつくって何ですかと言われるのではないかと、当然。もっとそれ以前に話がきちんと墨田区とお互いにこの交通システムで、調査もお互いに一緒に検討しようということで調査費用を出して委託しているんだったら話は別、そうではないんだから、これは台東区だけだから。だから、そういうのがちょっと、台東区だけでこういうふうにつくったってむなしくなってしまうのではないかと思わざるを得ないので、ここのところは。
○委員長 だから、その辺のことについて、事実関係を言ってください。委員長、副委員長の事前の打ち合わせで、墨田区との関係はどうなっていますかと、順調にいっていますなんて言っていたけれども、普通は錦糸町までは巡回しましょうとか、そんな話が出てくるのは当たり前なんですよ。それが全く出てこなくて、順調に行っていますと言っていましたから、そういうところはやはりきちんと報告してください。
◎神谷健次 都市計画課長 これは台東区だけが勝手にやったと、そういうことではなくて、19年の時点から、当然――先ほども申しましたように、調査報告書は常に墨田区にお渡しし、お互いに議論もしてきたという経緯がございます。19年の時点の調査でも区民のアンケートというのをやってございます。その中で、上野地区ではやはり新タワーへ行きたいという、そういうニーズもございました。先に繰り返しますけれども、上野地区の駅を降りた人が例えば新タワーに行きたいということになれば、これは台東区だけのルートではなくて、つまり墨田区へ行くルートを、墨田区と台東区を回遊するルートは何だということでずっと検討してきたという経緯がございますので、これは台東区だけのルートではございません。したがって――まして今回民間参入を基本とするというご報告にしてございますので、まさしくこのルートを使って、台東区と墨田区、それぞれの観光、商業ですとか、そういうのの連携をそれぞれが考えていくというのがこれからの施策になろうかというふうに思っています。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 墨田区民のアンケートはどういう結果が出ているんですか。やっているんですか。そういうのも含めてやらなかったら、それは勝手にとなってしまうんですよ。情報の共有をしていないということになるんですよ。それはやはりそういうところからきちんとして、今後姉妹都市を結んでいる区ですから、両区が発展するためにということで、前向きにこれを活用しながら生かしていくということでやっていかないと、私は勝手に台東区がこういうルートをつくったと言われてしまうのではないかと心配しているんですよ、実際。本当にそういうことにつながっていってしまうのではないかというふうに思って、そのことがかえって両区の発展を阻害してしまうということになっていったら、マイナスになってしまうんですから、せっかく1,500万円出して、これだけの調査をして、最終的にはバスルートでこれで決めましょうと言っているときに、逆行するような状況にならないようにやってください。そこだけ言っておきます。
○委員長 この関係についてありますか。
 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 すみません、おくれて来まして。最初におわびしておきます。
 私はこれでいいと思っているんです。ということは、お金を余りかけないでこういうふうにやることが今一番大事だと思っているんです。それで、そのうちツリーに関していろいろなものが出てきますから、それを見た上で、本当にどうあるべきかというものを考えるほうが、むしろないときに考えるよりかいいのではないかと。その部分、最初から整備にものすごい巨大なお金を使ってしまうと。例えばモノレールをつくるだとか、いろいろな話がありましたけれども、使ってしまうと、そういうことが非常に後で利かなくなってしまいますので。
 だから、むしろ浅草とのルートというのは、東武が今走っていますし、それからバスとそのぐらいでやっていて、それからじっくりやはり考えて、ただその中である程度傾向が出てきたときには、今度はきちっとしたものをつくり上げていくことが極めて大事かなと、そう感じております。
 ただ、その中で今墨田区との連携というのは、墨田区は墨田区で自分のところの、例えばあそこの錦糸町からずっと直線で見える道路を整備しようとか、いろいろなことをそれぞれ考えていますので、だからその辺のいろいろな傾向が出てくるので、それはやはり今――実際には連携、連携といったって、もちろん両区の発展の仕方には切磋琢磨して発展するということもあるわけですから、その辺は協調してやるというのももちろん大事かもわからないけれども、その辺はきちっと精査して、これからの本区の対応をしていくことが極めて重要だと。だから、私はむしろこれで余りお金をかけないで、当面の間、バスか何かでやっていて、それから後で傾向が見えてきたときにしっかりとしたことをやると。
 ちなみに、私が言ったゴンドラコースは最初でないと無理なので、最初にこういう計画を立てなければとても無理な話なので申し上げたと。あれが俎上にも出てこないというのは、大変さびしい思いをしておりますけれども、その辺もひとつ考えられたら考えていただきたい。よろしくお願いいたします。
○委員長 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 今、それぞれの自治体が協力しているというけれども、私共に入ってくる情報は、墨田区は墨田区で囲い込みたいというニュアンスが強く、国のほうの方針とか方向とか、ちょっと国はこれに対してどう思っているのか、どうすればいいのか。新政権で私が聞いているところは、どうも墨田は墨田、台東は台東でやるのであった場合には、国のほうでは余り協力できないと、お金も出せないと、広域で考えているというようなお話を聞いているんですけれども、国の動向、国土交通省ですか、観光庁とか、ちょっと動向は。それに対してうちはどうかかわっていくのか。何か勝手にやっているようでは、これはまずいのではないかと思うので。
○委員長 部長さん、いきますか。部長さん、答弁しますか。
 どうぞ、川合部長。
◎川合紀子 まちづくり推進担当部長 私自身が国のほうで今回の件をつきまして議論してきたという経過は正直ございませんけれども、聞いております限りで申し上げますと、墨田区の今の地区にタワーが誘致されるということが決定した際に、資金面ですとか、いろいろ課題がある中で、国からの支援も入っておりますところ、それにつきましてはタワー会社なり、墨田区側への要件として、台東区浅草地域との連携をきちんと進めるということは入っているということでございます。それに基づきまして、墨田区との間で、台東区、墨田区連携するための打ち合わせをするための場をきちんと持っておりまして、それについては今後ともお客様の目線といいますか、両区の観光産業の振興ですとか、両区にとってタワーがどれだけいいものとして今後使っていけるかという観点から、協議を進めていくということになろうかと思います。
○委員長 鈴木委員、どうぞ。
◆鈴木茂 委員 総論はわかったんですけれども、要するにあれだけわかったんですよ、はっきりしたことは、それぞれの区が独自にではなくて、両方協力して一致してということですよね。今聞いていますと、そういうふうに余り見えないんですけれども、うちの区としてはその方針に従って今どう進んでいるか、進み具合をちょっと聞きたいんですけれども。
○委員長 まちづくり推進担当部長。
◎川合紀子 まちづくり推進担当部長 まず前提としましては、台東区のスタンスとしまして、両区で連携して進めていくということ、これは間違いない方針だということで、そこは皆さんで共有させていただいているものと思っております。今のバスの話に関して特に申し上げれば、このバスは台東区にとって需要があるというものではございますけれども、台東区で観光したお客様をスカイツリーに連れて行くという機能も持っているものですし、もちろんスカイツリーからのお客様が浅草に来るという、そういう面もございます。そこは両区にとって、観光の市場を最大化するというか、そういう観点はお互いにとってのメリットでもあるということ。これは台東区としても墨田区に対してきちんと主張していくということは、これからますます進めていかなければいけないことだと思っております。
○委員長 鈴木委員。
◆鈴木茂 委員 それに対しては、両区が自主的に、国からのアドバイスとか指導というのもあるんですか。
○委員長 まちづくり推進担当部長。
◎川合紀子 まちづくり推進担当部長 基本的には、国の方でも、例えば国が管理しております周辺の施設ですとか、そういうことも連携が必要な場合などもありまして、実際に協議会ですとかいろいろな場面に、国としての参加も求めているということはございます。ただし、やはりこの地区のまちづくりということ、押上地区、それから浅草地区、上野地区、それぞれのまちづくりというのは、基本的にはやはり一番地元に近い立場で考えていくべき問題も多いと思いますので、基本的には地元できっちり協議をして進めていくというものではないかと考えます。
○委員長 河野委員、どうぞ。
◆河野純之佐 委員 初めてのデビューということで川合部長の答弁を聞いたんですけれども、今回いろいろと調査をした結果、新しい交通システムはバスですよと。それで運行ルートも幾つか出てきたんですけれども、統合ルート案ということでこのように示されたということですよね。私も代表質問のときにタワーとの問題について質問させていただいて、まさしく今回のタワーというのは、台東・墨田エリアというようなそもそもの位置づけだったので、台東区と墨田区がやはり良好な関係の中で、どんな事業を進めるにしてもお互いがより地域の活性化とか、観光客の誘客でお互いが潤っていかなくてはならないという視点は、しっかり進めていかなくてはいけないというふうにも思っております。
 そんな中で、今回私は台東区だけのことを例えば考えた場合、このスカイツリーができることによって確実に世界からお客さんが来ます。それで台東区において上野、浅草というのはもう紛れもないすばらしい観光地であるし、必ず観光客が訪れてくるわけで、せっかくのこのタワーができる機会に、代表質問のときにも話したように、より広域的な地域の活性化が必要ではないかというふうに思っているんですね。そんな中で、きょうのこのルート案を見ると、上野、結局タワー、浅草、これは最低限押さえなくてはいけないと思うんですけれども、この雷門通りを通っていることがちょっと、なぜここの通りを通しているのかなと。浅草通りを通すことによって――私が先ほどから言っているように、より広範囲の地域の活性化になるのではないかなというふうに思うんですよね。今でさえ、この雷門通りというのは人も多いですし、これからタワーができることによって車が多く往来する、そういうような視点で考えると、このバスを、さらにこの雷門通りを通すことによって、渋滞が起きるのではないかなというふうに心配するんですけれども、そこら辺のことについてはどういうような見解がありますか。
○委員長 都市計画課長。渋滞につながるかつながらないか簡単に言ってください。
◎神谷健次 都市計画課長 現在もかなりバス停は多うございます。したがいまして、それらのバス停も含めて、バスのルートと調整しながら、渋滞のないようにということで検討しておりまして、大丈夫だと思います。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 あと、やはり浅草はお祭りとかイベントとかあるわけで、当然年間何回か雷門通りというのは通行止めしますよね。そういうようなことも考えると、私は上野から田原町を抜けて、そのまま浅草通りをまっすぐ来て、駒形橋を渡ってスカイツリーの、そっちのほうのルートのほうが、先ほど言ったように、より地域の活性化が広範囲につながるとともに、スムーズな運行ができるのではないかなというふうに思っているんですけれども、いかがでしょうか。
○委員長 ちょっと待って、いかがなものではなくて、最終的な結論を出すときにそういう意見も言ってたなということを頭に入れながら、最終決定してください。それでいいでしょう、ここで聞いたってしようがないでしょう。答弁できないと思うよ、私は。できますか。そういうふうにやりますと言えますか。
◎神谷健次 都市計画課長 今回の前提として、事業の試算するルートを検討する際の仮想のルートということでございます。まだ、決定しているということではございません。ただ、アンケートから言えば、一番浅草地区に立ち寄りたいというニーズがありますので、それでこのルートにしたということです。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 これは区が区の観光の事業に資するように、こういう交通システムについての検討調査を3年間にわたってやってきた。実際にこれは実施するのは民間事業者ですよね。そうすると、民間事業者は民間事業者でやはりそろばんを弾くと思うんですよ。実際にやったらどのくらいの収益が上がるのか、上がらないのか。そういう民間の試算と、今回こういうふうに区が3年間にわたってやってきたその調査の中身と、これはどういうふうに整合というか、考えるときにはおもんぱかるんですか。
○委員長 都市づくり部長。
◎高木満夫 都市づくり部長 全体の経過、それからこれから方針を少しまとめて私のほうからご説明をさせていただきたいと存じます。
 まず、墨田区との連携はどうなのか、その調査結果を何に生かしていくのか、実現性、そのことについて少し整理をしてお話をさせていただきます。
 まず、墨田区との連携でございますけれども、台東、墨田、両区間の課題につきまして、平成18年5月に両区で連絡会を立ち上げてございます。その当初から私どもとしては区とツリーの間にコミュニティバス等を導入していきたいという、そういう提案を行ってまいりましたけれども、当時墨田区はまだコミュニティバスの導入についてやっと議論が始められたところということで、そのときのお話では、まず議会、あるいは庁内での議論を踏まえた後に台東区と協議をしたいと、そんなことでございました。
 その後、昨年の秋から暮れでしょうか。墨田区内の3路線、15分間隔での3路線の運行という計画が発表されてまいりました。タワーの足元にできます大きな商業施設等にできるロータリー、この管理はタワー会社、東武鉄道が行います。それからタワーが建っている街区の東側にできる交通広場、大きなロータリーにつきましては、これは区が管理するという計画になってございます。私どものバスを入れるとなると、当然コミュニティバスというのは台東区の中だけですから、墨田区に入れるとなると、当然相手の自治体のご理解、ご了解、あるいは東武鉄道の施設に入れるとなると、そういった管理する会社のご理解、ご了解ということが必要になってまいります。こうしたこと、あるいは運行経費等を総合的に勘案しますと、まず第一義的には、バスを運行している会社に実施していただくべきだろうということで、昨年の資料の結果といいましょうか、調査の結果をもちまして、各バス運行会社に私どもでプレゼンをしております。調査結果はこうだった、この路線だったら若干の赤字になる、こっちだったら黒字が見込めるというふうなことで、その調査結果をバス会社何社かにプレゼンをして、ぜひ運行してほしいということでお話をしてございます。
 きょうご説明しましたこの結果につきましてもご了解いただければ、さらにこの資料を持って、昨年の結果はこうだったということで、バス会社のほうにさらにこの資料をプレゼン用の資料として使わせていただきたいということでございます。
 私の思いとしては、ぜひやはりこれだけのお金もいただいて、調査もしていますので、まず台東区とツリーとの間にバスを運行してもらう、どこの会社であろうと――言い方は悪いですけれども、どこの会社であろうといいですから、まず運行してもらう。区内とツリーの間をバスを走らせていただく、それを実現していただくことが私どもの役割かなと思っていますので、またこの資料を持って、各バス会社に強くプレゼンをして、ぜひとも私の思いとしては実現していきたいということでございますので、きょうはこの報告につきましてはご了解を賜れればと思います。よろしくお願いいたします。
◆?森喜美子 副委員長 今のご説明で区の考えている基本的な中身はよくわかりました。ただ、この試算の中でも要するに初期投資の部分のバス停と、それから2億円ほどかかる、その部分のことを考えると、あとからそれを回収するにはかなりの年月がかかるだろうというような予測が立てられていますよね。区のスタンスとしては、民間にお願いをするときに、そういった採算性の問題があるので、区として一定の補助をするようなことまで含めて考えているのかどうか、その点はどうなんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 お答えいたします。
 一義的にはバス事業者が負担をするということで、区の補助としては一切考えてございません。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 それはわかりました。それで、もう一つここに書いてある仮想のバス停の案なんですが、これはメトロの駅との結束点が全く考慮されていないのかなという感じがいたします。例えば、JRは2カ所あるにもかかわらず、メトロの上野駅、あるいはメトロの入谷駅のところに全くバス停が考えられていない。そういう点なども利用者にとっては、ただ通過するだけだったら、バスなんてないのと同じなわけですよね。そういう点では、このバス停のあり方などは、採算性にも大きく影響するのではないかと思うので、もう少し考える必要があろうかと思いますが、その点はいかがですか。この箇所しかもう、9カ所なら9カ所しか、この9カ所以上は考えないのか、9カ所でどうなんだという、その辺の箇所づけはかなり費用にも影響する話だと思うので、その点はどうなんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 お答えいたします。
 事業採算性を検討する際に、バス停ですとかルート、これは仮定で一応私どもが決めたということ、民間事業者が参入する際には、バス停も含めて再度判断になるというふうに思っております。
○委員長 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 今の部長の意気込みが、やっていこうという意気込み、このバスのデザインが物すごく重要だと思うので、その辺を考慮に入れてください。乗りたいようなデザイン性というのは、通常のバスではないので、きちんと特徴のある、いろいろなアイデアが考えられると思うんですけれども、それは重要な要諦だと思いますので、ぜひお考えいただきたい。私は私なりにいろいろなデザインを持っていますよ。これを言ってもしょうがないから。それだけ言っておきます。
○委員長 私が1つだけずっと疑問に思っているのは、東武鉄道は、結果的には東武バスになるんだろうと思っているんだけれども、こういう調査なんかを報告しながら想定していますか、教えてください、そこだけ。そんなことは今は言えないといえば、それでもいいんだけれども。東武バスになっていくんだろうと想定できるわけですよね。東武バスとの関係では何か話は進んでいるんですか。そんなことは今言えないと言えば、言えないでいいんだけれども。
◎神谷健次 都市計画課長 東武バスに限らず、京成、都営、すべてのバス事業者にこれまでもプレゼンはしてございます。したがって、すべての事業者にはお知らせをしているということでございます。
○委員長 ただいまのご報告については、ご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 休息したいと思います。午後1時10分に再開いたします。
          午後 0時10分休憩
          午後 1時10分再開
○委員長 午後の会議を開会いたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、新防災船着場と水上バス乗場の進捗状況について、及び第18回まちづくり大学「下町塾」の開校について、都市計画課長、報告願います。
◎神谷健次 都市計画課長 それでは、資料6に基づきまして、新防災船着場と水上バス乗場の進捗状況についてご報告いたします。
 設置の目的は、防災性の向上及び平常時利用による水辺の活性化、回遊性の強化のため新防災船着場の整備を行うものでございます。
 船着場の構造、形態につきましては、災害時、平常時の船舶が、安全、円滑に発着できるよう、浮き桟橋形式の構造といたします。
 次のページの図をごらんください。船着場の位置、形状はごらんのように、東参道二天門通りから隅田公園に入りまして、その突き当たりの親水テラスに浮き桟橋を連絡橋によって接続する形式を計画してございます。浮き桟橋の大きさは30メートル掛ける5メートルで、浮き桟橋を支えるために長さ19.5メートルの係留ぐいを4本打ち込みますが、台風などで計画水位を超えた場合は自沈する構造となってございます。親水テラスからは出入り口の門扉から中間橋台、連絡橋を渡って、浮き桟橋への乗船となります。連絡橋の長さは約13メートル、幅員は2メートルでございます。新防災船着場のイメージ図は右上図のとおりでございます。
 最初のペーパーに戻っていただいて、スケジュールといたしまして、今年度後半の10月に工事着工し、3月までに整備を完了する予定でございます。なお、東京都観光汽船の水上バス乗り場につきましては、建物は完成し、現在は夏の開業に向けて図面右下写真のブルーのシートがかぶせてある箇所のスロープ工事と、くいの方向に矢印で示してあります場所に水上バスの浮き桟橋工事を行ってございます。
 また、東京都が行います浸水対策工事につきましては、吾妻橋上流は9月末に完成予定となっております。吾妻橋、駒形橋間につきましては、ことしの秋に工事着工し、平成24年度末に完成予定でございます。
 なお、東京都観光汽船の水上バス乗り場の見学会を7月2日、午後1時30分より予定してございます。後日、ご案内を申し上げますので、委員の皆様方にはご参加いただきますよう、お願いを申し上げます。
 以上でご報告を終わります。
 続きまして、資料7に基づきまして、第18回まちづくり大学「下町塾」の開校について、ご報告いたします。
 目的でございます。まちづくりに対する関心を高め、積極的なまちづくりの参加を募り、地域でのまちづくり推進の核となっていただくため、区内在住、在勤の方を対象に、第18回のまちづくり大学を開校いたします。
 募集は区内在住、在勤の方、60名の予定でございます。台東区役所10階ほかの会場で、9月1日より12月15日までの間の予定で、首都大学教授、中林先生ほかの方を講師としまして、台東区のまちづくりの全般につきまして講義を行うものでございます。
 当まちづくり大学を終了された方々には、まちづくり協力員として各地域でのまちづくりに際しての推進役となっていただくことはもちろん、区における各種の計画、都市計画マスタープラン策定委員会や区民憲章策定区民会議などに参加され、積極的なまちづくり活動をいただいているところでございます。周知につきましては、広報たいとうの7月20日号を初め、町会への回覧など、広く周知してまいります。
 ご報告は以上でございます。
○委員長 それでは、新防災船着場と水上バス乗場の進捗状況について、質問がありましたら、どうぞ。
 田中委員。
◆田中伸宏 委員 これと全く関係ないというか、関係はあるんですけれども、防災船着場と水上バス、それはわかるんですね。ただ、気になるのは屋形船のあれを壊しているんですよね。その報告が何もないんだけれども、どうなっているのかなと思って、前の報告では2隻の屋形船、何隻かつくるということを聞いているんだけれども、それからあとその屋形船の待合室だとかトイレだとかというのはどうなっているのかというのを全然何も聞いていないので、そのうちなくす工事が始まっているけれども、その辺どうなっているんですか。物すごく大事なところだと思うんだけれども。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 その件につきましては、東京都の工事ということで、特に区のほうで詳細に情報交換をしているわけではございませんが、ただ最近聞きましたのは、大分工事のほうは順調に都のほうでやっているというふうなことは――詳細は聞いておりませんが、そういうふうには聞いてございます。
◆田中伸宏 委員 東京都でやっているのはわかった、河川管理者は東京都なんだから。ただ、台東区の観光事業だとかそういったものに対して、屋形船の存在というのはどうあるべきなのか、あったほうがいいのか、ないほうがいいのか、その辺もきちっと、そうすれば台東区があるべき姿、これをこうしようとかああしようと言ってくるのは当然の話であって、それはこの委員会でも議論されてしかるべき話なんですよ。それを全然そういうことがないということが不思議でしようがないんだよ。
 ただ、私自体は――皆さんの意見は違うかもわからない、いろいろな方の意見があるでしょうけれども、人力車が何年前から来ていますよね。ああいう風情というのは、やはり浅草にとって大事だと思うんです、私は個人的には。いつかNHKでも「こころ」だかをやったときに、あそこが舞台になっているわけです、現実的に。いつもテレビに映っていた場所なんです。それがなくなって、それでどういうものに変わるのかということが全然見えてないのに、東京都でやっているから知りませんでは、全然それはおかしな話だと思うんです。どういうふうになっているのか、ちょっと今度調べて、この次にでも報告していただきたいと思うんです。どうですか。
○委員長 だれか、議論としてはあったはずだよ。そこで打ち合わせないで、言っている人が答弁してください、いいですか。
 齊藤部長、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 齊藤部長が答弁したほうがいいよ。
◎齊藤充 にぎわい担当部長 区が耳にしている情報ということでお伝えをさせていただきます。
 現在、吾妻橋から駒形橋間の親水テラス工事に入るために、そこで営業しておりました船宿、事業者が取り壊しておりますけれども、営業につきましては、駒形橋と厩橋間に移動いたします。そこで――私が聞いておった段階では、4隻程度係留をして、うち1隻を待合いとして使ってやるということで、地域の方と東京都、当然台東区もかかわるわけでございますけれども、合意はとれているということでございます。それで工事を進めて、24年度にまた吾妻橋のほうに戻ってくると、こういった段取りになっているというふうに聞いているところでございます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 その当事者で合意がとれている、とれていないという話ではなくて、区としての、あそこの吾妻橋にあったところの雰囲気をやはりつくり出しているわけでしょう。あそこのところは地下鉄の出入り口もああいう朱色の建物になって、交番もそうなって、そういうところがあって、それが今の話だと駒形橋のほうに移るということが、果たしてどうなのかというところが、全然どういうふうになって……。
 この間の前にもらった絵のときには、今の現在のところにあって、小さな待合室みたいなものをつくるような絵がかいてあったものあるでしょう、あなたも覚えているでしょう。前にもらった資料の中に、都観光汽船をつくるときの資料のときには。そういうのもあったんですよ。何隻か書いてあって、前の資料。そういうふうになっていくのかなと思っていたけれども。
○委員長 同時に、今、白髭橋から上流のほうに係留する場所が6隻ぐらい係留しているんだけれども、あれの絡みも全部あるわけでしょう、と思っているんだけれども、それはわかりますか、知っている範囲で答えてください。
◎神谷健次 都市計画課長 ちょっと詳細な東京都の計画について承知してございませんので、後日調べまして、ご報告申し上げたいと思います。
◆田中伸宏 委員 わかりました。一言だけ言っておきます。屋形船の存在のというのは、水辺環境というのは、これからスカイツリーができたり何かして、我が区にとって物すごく大事な要諦なんです。そうすると、東京都がどうのこうのという話ではなくて、台東区は大いにそういった景観をどういうふうにするのかというのは物すごく大事なところなんです。それが、東京都とその当事者とやっているからなんていう話ではない。皆さんとここのところで議論をきちっと、水辺の中で屋形船も含めて船舶のほうを、この防災堤防のあれも、全部それを一緒くたにしてどうあるべきかというのを、きちっと計画とって考えていかないと、どうしようもない問題だと思いますよ。東京都で決まって、ああそうですかと、私たちからすればそれでいいのかという話ですよ。言っていって、それで何も聞いていないで、そういうことですから、よく調べて、それをきちんと後で、区の考え方、それからみんな答弁ください。それでいいです。きちんと報告してください。
○委員長 いいですね。
 あと、ありませんか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、第18回まちづくり大学「下町塾」の開校について、ご質問がありましたら、どうぞ。
 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 1点だけ確認をさせてください。
 第18回になりました。当然、毎回毎回入学をして、講義を受けて、終了式を迎えて、18回期だ。その中でかなりの方がまちづくりの協力員になったり、またまちづくりの策定委員になったりして貢献されていると思うんですけれども、その辺の実態で話せるだけでいいんですけれども、どのぐらいの方が協力してくれて、どういうポジションで、どれぐらいの方がまちづくりに台東区に貢献されているのか、その辺をわかる範囲で教えてもらえますか。
○委員長 都市計画課長、どうぞ。
◎神谷健次 都市計画課長 これまでまちづくり大学ということで、受講生の方は850人いらっしゃいます。修了された方は573人ということでございます。その後の活動の経緯でございますが、先ほども申し上げましたけれども、いろいろな自主的な団体、例えばまちづくり協力員会ですとか、そのような団体もつくっていただいて、積極的にまちづくりの活動についてはやっていただいているというところでございます。卒業生の方は特に先ほど申した都市計画マスタープランですとか、景観の調査ですとか、そういうものにも積極的にかかわっていただいて、活動していただいているというような状況はございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 となると、そういった策定委員会、まちづくりの関係に従事して貢献していただいていると。これはわかりました。こういう方が、定期的にというのはおかしいんですけれども、修了された方が集まって議論するとか、そういう協議会みたいなものはあるんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 特にまちづくり協力員会という会をつくってございまして、その方は毎月のように会合をやっていただいているというような状況はございます。我々も折に触れて、例えば講演会ですとか、そういうようなご協力はしているところでございます。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 それは区が一緒に、担当課の人は入って、いろいろな形で協議を進めながら、こういうものがいいというものとか、そういうものを取り入れて何か実行されているんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 基本的には自主的な団体ということで、特に自主的な活動をなさってございます。その中で、例えば我々も呼ばれて、いろいろな会に入ってほしいというようなときには一緒にお話を聞いたり、また我々にこういうことをやってほしいというようなことがありますと、向こうも協議に乗りたいというようなお話もございますので、景観の調査のときには特にまちづくり協力員会のほうにご協力をいただいて、実際の調査をしていただいたというような経緯もございます。
○委員長 どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 細かいところは聞きたくないんですけれども、そういう調査だとかいろいろと形になるときに、いろいろな費用とかそういったものは区のほうで提供しているんですか。
○委員長 都市計画課長。
◎神谷健次 都市計画課長 区も直接的な費用の補助ですとか、そういうのはございません。ただ、側面的にさまざまな資料の提供ですとか、先ほども申し上げましたが、我々で済む場合は特に講演をしたり、そういうようなことの協力はしているところでございます。
◆清水恒一郎 委員 では、要望しておきます。
○委員長 どうぞ。
◆清水恒一郎 委員 573人の方が修了されて、いろいろな形で区のまちづくりに貢献されているということですので、年度年度でいろいろまちづくりも変わってくるでしょうし、建築の関係のほうも変わってくるでしょうし、そういう方のいろいろな英知みたいなものを吸い上げて、よりよいまちづくりに貢献できるような、そういう方法をさらに進めていっていただければ、これだけ。
○委員長 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 まちづくりに貢献できる対案をちょっと申し上げます。
 これは恐らくこういうふうなやり方だと形にはならないと思います。今、例えばまちづくりの形としては出てこないと思う。意識としては何年か広がりがあるかもわからない。形としては絶対このままだったら出てこないと私はそう思っています。形になるためには、形のエリアを決めて、その地権者の方々に徹底的にやってもらうことだと思うんです。わかりますか。そういう地権者の方々に勉強していただくように理解を、なるべくそういうふうに締めていかないと、そこの地域のところに形としてあらわれてこないと思う。そういうふうに感じています。ですから、それをぜひ検討してください。
 これは入り口の初歩のスタートですよ。それから、中級、上級ではないけれども、その次の段階、その次の段階と、そういうことまで用意して、そういう組み方をしなければ、形にはならないと思うんですよ。ぜひその辺はよくお考えいただいてやっていただきたいと、こういうふうに思います。
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。いいでしょうか。
          (「はい」と呼ぶ者あり)
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○委員長 次に、台東区景観計画素案策定の進捗状況について、まちづくり推進課長、ご報告願います。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 それでは、昨年12月に中間報告いたしました台東区景観計画策定の進捗状況について、ご説明いたします。
 事前に送付した資料と資料8をごらんください。
 景観法を根拠とする景観計画の策定については、平成20年度より庁内検討委員会、景観審議会、東京都、議会、区民ワークショップ等のご意見を伺いながら検討を進めてまいりました。本日は平成22年度中の景観行政団体移行のための東京都との本格協議に先立ち、協議に必要な景観計画素案を中心にご説明いたします。
 まず、机上配付いたしました資料8をごらんください。
 項番1、これまでの経緯でございます。
 台東区は平成14年に景観まちづくり条例、翌年景観基本計画を策定し、先導的な景観行政を行ってまいりました。平成17年に景観法が施行され、台東区の区域においては東京都が法に基づく景観計画を施行しております。区が景観法を根拠とする行政を行うために、平成20年度に基礎調査、翌年度には景観計画素案の策定に着手しており、昨年の第4回定例会では計画案の中間報告をいたしました。
 項番2でございます。景観計画を策定することによって変わることでございます。
 第1は、従来一律であった区内全域の景観誘導を今後は地域の景観特性に合わせて行います。
 第2に、従来指導に従っていただけない場合の勧告が、より強制力のある勧告・変更命令を行うことができます。
 第3に、景観上重要である建造物や樹木の周辺整備に国等の補助金が活用できます。
 第4に、景観協定について、土地、建物の所有者がかわった場合の効力の継承が担保されます。
 3ページをごらんください。
 景観法と景観まちづくり条例の関係を模式図にお示しいたしました。
 下の段にボックスの色、枠の違いを凡例で記載しております。
 台東区の景観行政は、区民、事業者、区との連携で進めてまいります。従来の景観まちづくり条例を根拠とする取り組みは赤色のボックスの上の部分でございます。建築物等の事前協議、景観まちづくり資源の選定、景観協定を三本の柱に景観行政を進めてまいりました。さらに、景観まちづくり団体、景観づくり表彰制度、専門家派遣制度、その中で区民、事業者の景観に対する意識啓発に努めてまいりました。今回の景観法を根拠にする景観計画での取り組みを赤い点線の枠内に記載しております。この際、基本的には従来の条例の3本の柱の取り組みをさらに進めることを基本にしつつ、従来区内一律で行っていた景観行政を地域特性に合わせて行うとともに、道路、公園、河川といった公共空間からの景観づくりを管理者の責任として明確にいたしました。
 景観行政の進め方は、従来の景観まちづくり条例を根拠にした施策と、景観法による新たな施策を合わせて展開し、特に地域の区民、事業者の意識の高いところにつきましては、緑の枠内――下の段でございます、景観地区、地区計画等を活用し、地域の景観計画をさらに進めてまいります。
 恐縮です、2ページにお戻りください。
 景観施策については、景観法のみでなく、都市計画法を根拠とする景観地区、地区計画等があります。2ページにはその違いを一覧表にしてございます。それぞれ根拠法、都市計画決定、建築基準法との関連、制限される内容を示しました。景観計画は都市計画決定が必要ないかわりに、高さ以下の項目について誘導することができます。景観地区、地区計画は、都市計画決定を伴いますので、行為の制限には強制力がございます。簡単に申しますと、景観地区、地区計画区域内では、すべての確認申請が必要なものは、指導に従わなければ建築確認が下りません。言い方を変えれば、景観地区、地区計画区域内では私権の制限がされますので、都市計画決定がされるわけでございます。
 それでは、少しお時間をいただきまして、景観計画の素案についてご説明させていただきます。本編のほうの第1部をごらんください。本編の1部でちょっと厚いものになります。
 1ページをおめくりください。目次で台東区景観計画(素案)の体系を示してございます。
 台東区景観計画は2部構成にしてございます。第1部は景観特性、形成方針、景観形成の展開など、従来の景観基本計画を見直しております。第2部は景観誘導の仕組み、景観資源の保全・活用の仕組みづくり、景観協定の仕組みづくり、公共からの景観づくりなど、景観法で定めなければならない事項の実践的な取り組みなどを記載してございます。
 1部の1ページをごらんください。
 はじめに、景観の概念を記載しております。中段2)台東区が考える良い景観とはをごらんください。最後の行の4行目の後半でございます。台東区が考える良い景観とは、住み続けたくなる、行ってみたくなる、住みたくなるなど、その地域への愛着や文化を醸成する原動力となったり、活気をもたらしたりする、住民の誇りにつながっていく、台東区にとって大切な財産であると考えております。
 1−3ページをごらんください。台東区の景観特性でございます。
 初めに、台東区の景観構造について記載いたしました。山と水を重視し、地形を生かしてつくられたまちとしまして、4ページ、台東区の地形、5ページ、水網分布について、6ページに現存する川や池、江戸期に浮世絵に描かれている堀の状況を記載しております。7ページには、古代から地域に根付いていた主要神社としまして、主要神社のみこしルートを記載しました。この図につきましては、現在も引き続き調査中でございます。
 8ページをごらんください。現代に生きる江戸期の都市構造・町割りによる個性、台東らしさを生み出した職住近接のまちとしての形成について記載してございます。
 次に、11ページをごらんください。台東区らしい景観の背景となってきた文化的特性でございます。江戸期から続く日本を代表する数々の名所と賑わいの交流の場でございます。11ページの位置図は、12から13ページに掲載しました台東区を舞台に描かれた浮世絵を地図上にプロットしたものでございます。
 14ページ、お祭りと市で一年中にぎわうまち。
 16ページ、旧いものを大切にしつつ斬新なものを生み出してきたまちについても掲載をしております。
 21ページをごらんください。台東区のまち並みの現状について、22ページには建築物用途の現況、23ページは建物の高さ、25ページは緑地の分布について掲載しております。
 28ページをごらんください。ただいまご説明いたしました台東区のまち並みの現状から、景観上まとまりのある住居系の北西部地域、住居と商業が混在しました言問通りから北側の北部地域、商業系の南部地域の3つの地域について、景観特性と課題を掲載しております。
 30ページをごらんください。景観上重要な拠点的な地域としまして、上野地域、浅草地域、谷中地域の3地域について掲載しております。
 41ページをごらんください。その他、今後の景観を変化させる動きでございます。今後の景観を変化させる動きとしましては、東京スカイツリーに触れております。現在でも台東区のいろいろな場所から東京スカイツリーを見ることができます。台東区の景観に大きく影響するものとして本計画にも取り込みます。
 43ページをごらんください。景観形成方針でございます。
 初めに目標像でございます。「思い出を守り、思い出を生み出す」は、従来の景観基本計画で掲げておりました目標像をそのまま引き継ぐものでございます。従来の目標像をよりわかりやすいものとするために、「台東区の優れた景観を守ります」、「台東区らしい新たな景観を創出します」、「新旧調和のとれた景観を育みます」の3つの副題を掲げております。
 44ページをごらんください。基本理念、基本方針でございます。
 基本理念は、台東区都市計画マスタープランの都市景観整備方針に基づいて、44ページに基本理念の1、下町の生活を表現する景観づくり、46ページに基本理念の2、祭り等の賑わいを活かした景観づくり、50ページに基本理念の4、特徴的な通りの景観整備、52ページに基本理念の5としまして、景観まちづくりの推進に今回新たに環境面の配慮をした視点といたしまして、48ページに基本理念の3を加えまして、地形、緑・水を守り、まちづくりに取り込む景観づくりを定めております。また、各基本理念を実現するために各基本方針を定めております。
 53ページをごらんください。A3の見開きになっております、景観形成方針イメージ図でございます。各基本理念及び各基本方針を記号化し、その記号を台東区の地図にプロットしたものでございます。このイメージ図をもとに、第2部の実践的な取り組みを位置づけております。
 67ページをごらんください。区民・事業者・区との協働による景観づくりの進め方でございます。景観法では、区民・事業者・区の役割を明確にし、誘導を図ることとしております。この図は台東区内で景観づくりの進め方を明示したものでございます。景観は意識啓発から始まり、少人数での身近な景観の取り組み、最終的には景観地区、地区計画等の地域の景観特性を生かしたルールづくりを目指します。
 続きまして、冊子の第2部についてご説明いたします。2部をごらんください。
 初めに、景観計画策定の目的についてご説明いたします。
 4ページをごらんください。
 台東区が新たに景観計画を策定する目的でございます。景観制度手法移行のイメージをごらんください。
 上段に現行の手法を記載してございます。横軸には規制誘導の強弱をあらわしております。現行の制度では、景観まちづくり条例の景観協定・事前協議等や建築基準法の建築協定の規制誘導の弱いものと都市計画法の地区計画等の規制誘導の強いものがございますが、中間の制度についてはございません。
 下段の景観計画施行後をごらんください。現行制度に景観法での制度を組み入れたものでございます。景観法は規制誘導の強い景観地区とそれ以外をカバーする景観計画を活用し、全体的にバランスよく景観誘導が図れる制度でございます。
 6ページをごらんください。
 景観誘導の仕組みでございます。先ほど第1部でご説明いたしました景観形成方針イメージ図や台東区都市計画マスタープランをもとに、重点的な地区を定めております。
 7ページをごらんください。
 事前協議の届け出対象でございます。現在では、主に延べ床面積2,000平米以上の建物を対象に行っているため、年平均50件程度の建物の事前協議を行っております。景観計画施行後は高さ15メートル、または延べ床面積1,000平米以上としますので、約200件程度の建物が対象となる予定です。台東区の確認件数は民間を含めて年間約500件程度でございますので、その4割が景観の事前協議の対象となります。参考までに、これ以外に年平均100件程度の工作物や看板の事前協議を行ってまいります。
 8ページをごらんください。
 協議・届け出の手続の流れでございます。従来行っていた事前相談、景観まちづくり条例に基づく事前協議に新たに景観法に基づく届け出を加えてまいります。もし景観形成基準に不適合が生じた場合は、景観法第17条による変更命令を行うことができます。
 11ページをごらんください。
 景観の骨格を特徴づける道路や河川等の都市構造を景観軸と位置づけ、隅田川、神田川、浅草通り、中央通り、雷門通り、合羽橋本通りの景観誘導を図ります。また、景観上重要な地区を景観形成特別地区と位置づけ、旧岩崎邸庭園、上野恩賜公園、隅田公園、浅草寺周辺、浅草六区地区の景観誘導を図ります。また、他の自治体にない新たな取り組みとして、地域住民とともに良好な景観をはぐくむ地域を景観育成地区と位置づけ、谷中地域の景観誘導を図ります。その他の地域を下町景観形成地区と位置づけ、根岸・入谷地域を北西部地域、言問通りの北側の北部地域、言問通りより南側の南部地域と定め、景観の誘導を図ってまいります。それぞれの景観特性、景観形成の目標、景観形成方針、景観形成基準の詳しい内容については、14ページ以降をごらんください。
 103ページをごらんください。
 景観資源の保全・活用の仕組みづくりでございます。台東区には数多くの景観資源がございます。初めに、景観まちづくり条例により景観まちづくり資源の選定制度を活用し、所有者、管理者の意向を確認しながら保全活用を進めます。指定対象は103ページ下段に記載しております。景観まちづくり資源にリストアップしたものから、所有者の同意が得られ、特に良好な景観形成に重要な役割を果たしているものを景観法の景観重要建造物、景観重要樹木に指定してまいります。指定方針は104ページに記載しております。
 続きまして、景観協定の仕組みづくりでございます。
 106ページをごらんください。
 現在、台東区では6カ所の景観協定を条例により認定しております。これらの協定は大変よい協定であると台東区としても自負しております。ただし、現在の協定では所有者が売却して、かわった場合の効力の継承がないため、将来的には若干の不安が残ります。景観法の第86条に効力の継承を明記しいているため、景観法による景観協定の仕組みを活用することでその不安を解消してまいります。
 最後に、公共空間からの景観づくりでございます。
 109ページをごらんください。
 道路、河川、公園など公共施設は景観を構成している重要な要素です。公共施設が景観に配慮した整備や管理をおのおのの管理者が一定のルールで進めることは、台東区の良好な景観形成に大きく寄与するものです。
 初めに、景観重要公共施設に指定するものとして、現在東京都景観計画に定めがある景観重要都市公園として、上野恩賜公園、旧岩崎邸庭園、景観重要河川として隅田川、神田川を指定します。今後の指定候補としまして、109ページに記載している公共施設を考えております。
 最後に、今後の進め方ですが――恐縮ですが、机上配付の資料8の1ページをごらんください。
 本日ご説明しました景観計画素案につきまして、これで最終版というわけではございません。今後パブリックコメント、東京都の協議により、素案の内容も変わってまいります。時期を見まして、当委員会にご報告いたしたいと考えております。
 台東区景観計画策定の進捗状況については以上でございます。
○委員長 それでは、ただいまの説明に質問がございましたら、どうぞ。いやいや、これは本当にこんな短時間でできるものではないけれども。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 丁寧な説明をしていただいたんですが、これはちょっとできれば勉強会でもしていきたいなというぐらいなんですね。それはなぜか。都市マスタープランとかいろいろなのをやっていますよね。関係者は真剣に議論して決めるんですよ。こういうのでもきちっと漏れのないように決まっていくわけです。ところが、住民のほうは、いざ自分のうちを活用しようとしたらこういう制約が出た、こういう制約が出たといって、いつだれがどこで決めたんだというふうに必ず言われるわけです。そうすると、議会で報告して了承を得たからとなるわけです。だけど、肝心かなめの住民の中でこういう問題がわからないまま、自分の町が景観形成の法律のもとに入っていっているというのであるならば、やはりそれはちょっと主人公を見失ったやり方かなというふうに思わざるを得ない。では、みんな区民がわかるようにできるかと言ったら、またそれも大変。だから、その辺は、建築基準法もそうなんだけれども、都市計画法もそうなんだけれども、いざというときに一体だれがどこでどういうふうに決めたんだというのが必ず出てくる問題なので、この辺はどうやって区民の皆さんに周知徹底をしていくのかなと、その辺の努力はどうしていくのか、それをまずお伺いします。
 それと、今度谷中地域が景観育成地区にこれで指定をされていくと。谷中では谷中地区まちづくり協議会とかいろいろあります。ここに書いてあるとおりの特性を持っているわけです。できればこういう育成地区をきちんとつくって、美しい日本の歴史的風土百選にふさわしい、そういう町に何とか住民に皆さんと一緒に、そういうまちづくりというのを醸成しながらやっていきたいなというふうに私なんかも思っているんですよ。
 だけど、この地域だけやれば済むのかという問題があるんですよ。谷中にいたら、あの日暮里駅のところに3つのでかい駅ビルがにょきっと建っているわけでしょう、駅の前の再開発ビルが。これは何だと、景観条例がある区なのかというふうになるわけです。不忍池の周りだってそうですよ、結局。それであと今度は文京区側にはNTTが機械だけのサーバーのでかいビルをつくるわけですよ。そんなのが景観育成地区の中に必要なのか。一方では、こうやってきちんとやっておきながら、一方はそういう――ざる法とは言わないけれども、もう全然それができないでいってしまうと。そうすると、あそこの浅草寺にしたって、結局浅草文化観光センターの建物のデザインにしたって同様のことが出てくるわけです。そうすると、景観条例をつくりながら、そういうそれぞれの町のよさがきちっと担保できるのかというのが、私はいつも町を歩いていて非常に危惧しているところなんです。そういう隣接区との関係、それから重点のそういう、こういうことは守っていこうと言っているときに、違うようなデザインがぽんと出てくる、それに対する規制、こういうのは一体どうなるんですか。その3点、ちょっと。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 まず、3点のうちの最初に、住民の周知をどのように今後行っていくかというところでございます。この計画の素案をつくります前段でも、先ほど若干ご説明しましたが、ワークショップを平成20年、21年にわたって開催をしまして、さまざまな住民の方の意見をお聞きいたしました。そのワークショップの結果もパネル展の中で一般の区民の方々からまた意見を聴取したところでございます。
 その前段でも、ことしに入りまして、主要な地区ですとか、業界団体にも意見を聞きまして進めてきたところでございます。今後パブリックコメントですとか、広報ですとか、あらゆる機会ですとか手段を使いまして、そういう内容について周知を図っていきたいというふうに考えてございます。
 それから、2点目はこういう景観育成地区の中にNTTのそういう建物があっていいかどうかというお話でございますが、景観法の景観計画というものは先ほどの資料の2ページでご説明しておりますが、あくまでも都市計画法を犯すようなものであってはならないというところがまず1つございます。もし、地域の住民の方々の意識が高まっていって、そういうデザインですとか高さの問題、そういったものを規制しようという考えになれば、景観法の景観計画ではございませんが、いわゆる都市計画法に定められている景観地区ですとか、地区計画の規制をして、その中で建築確認を規制していくという形になると思います。
 先般の産業建設委員会でご説明いたしました浅草六区の地区計画につきましては、地域の方々のご意見を集約しながら、あそこについては高さの制限がないんですけれども、実際高さの制限をしたと。それと、意匠についても六区ブロードウェイの通りについて、意匠のガイドラインを決めて、それに沿っていこうという形にしておりますので、文京区の部分についてはまだそういうものができていないというところで、意識が高まればそういったことをやっていくような形になると思います。
 最後に、周辺区との関係でございますが、これまでもこの計画の素案の内容については、東京都のほうにお話をしつつ、東京都を中心に調整を図ってきたところでございますが、現在荒川区ですとか文京区、景観計画を策定している途中ということを聞いております。墨田区につきましてはもう景観計画を策定して、景観行政団体に移っております。お互い区境については、今後調整を図っていって、案の中に反映したいというふうに考えております。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 こういうのは本当に意識が高まったときには、結局もう景観を崩されたりというのはあるんですよ、実際。ここで景観特性をきちっと位置づけているわけですが、その特性を本当に生かしたまちづくりにするためにということで、こういうのを今つくっているわけです、実際。これは本当に一部のワークショップをやったと、まちづくりの部会で代表者がそういうワークショップの中でやったということだけではいけない問題なんです。だから、これが今後パブリックコメントや、それから広報で広げていきたいとは言っても、もっと谷中だったら谷中のイメージを住民と一緒に、具体的にはこういうところを本当に景観としては守っていかないといけないところだとか、具体的にいろいろなことをやらないと、ここで今説明を受けましたけれども、ああそうか、いいなと言ってわかる人がいるかといったら、そういないと思います。だから、議会でそういう状況なんだから、その辺は住民の中に、組織に入って、その具体的な問題でいろいろな点がわかるようにやる努力が必要だと思うんです。そのときに、区の職員だけでは大変だと思うんですね。どういう方法でどういうふうにやるのがいいのか、その辺も含めて今後大いに検討しながら進めていただければというふうに思っています。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 景観というのは主観だから、いろいろな景観、江戸時代の建物と人にそれぞれ問うたときに、あるいろいろな建物、違う建物をその人たちは想像するわけだから、だから、これほど難しいものは現実的にはないんですよ。
 ただ、ここで私一番気になるのは、高さのことを言っているわけですね。高さは今度制限もできますよと。その高さ制限は、地区でそういうふうにしようと決まるならそれはいいんですよ。地区でみんなで住人が話し合って、こういうふうにしようというのなら構わないんだけれども、そこのところが一番気になる。今、通りが狭いから、例えば私の家の前の通りなんか景観で一生懸命――うちも改築やっているけれども、もっと景観をきちんと、ああいう緑の多いまちづくりにしようと思うと、私有地まで入り込んで景観をつくっていかないと、植えたり何かするのに、そうすると、どうしてもその分とられる分高さが必要になってくるんですよ。そういうことが現実的にある。例えば共同化してやろうとして、民有地をあけて、ここのところに灯篭なんか置いたりしようとか、つくばいを置いたりしようとか、いろいろなことを考えたときに、そのときには、民有地をあけて景観をつくるしかないんですよ。
 その場合は、その分民有地になった分をどうしても高さでカバーしなければなかなか立ち行かない問題があるわけですよ、現実として。だから、この中で高さ制限というのは――それは高さ制限、みんなで高さをやろうとすると民有地はあけられなくなってくるわけだから、そういう問題も絡んでいるということで、十分、いろいろな難しい問題をはらんでいる。これ私読んでいないからわかりませんけれども、ただ端的に高さを低くしてこうだという話ではないから、非常に難しい問題ですからね。
 一番大事なのは、先ほど茂木委員が言ったように住民ですよ。その形成している住民のコンセンサスというか、十分な理解がなければ絶対意味がないし、あとで、それこそ何でこうなっているんだ、勝手にやってというような話に必ずなりますから、その辺は一段階、住民の方々と踏み込んでやらないとなかなかこれは難しい問題だということは、その中でどういうふうにやっていったら……、先ほどワークショップをやって周知していくとか言っているけれども、そういう問題ではないよ、多分。それだけで解決できる問題ではないと思う。もっと住民意識の高揚、こういう景観だとか、要するに建物に対しての住民意識の知識の高揚というのをやはり徹底して図らないと。
 だから、必ず住民の方々は建築紛争があったときに必ずそういうふうになってくるんですよ。ところが、建築紛争になったときにそういうふうに言っても、それではこうだといって自分のところには平素は容積率を上げてくれと。建築紛争があったら、そんな高さはだめだよなんてやっているんだから。その辺が非常に難しさがありますので、ぜひひとつご検討願って、その辺もよく研究してやっていただきたい。お願いします。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 谷中地区を今度景観育成地区ということで指定をしてやっていこうというのは非常にいいことだと私自身も思っています。特に、美しい日本の歴史的風土百選の町・谷中というのは、多くの人にこの谷中の住環境の今の景観形成を大切に思っている方が非常に多くおりますし、その谷中に店を出したり、いろいろ転居してきたりという、谷中のよさを知った上で来ている方というのは非常に多くいらっしゃいますので、そういう点では、住民の合意形成やそういうのは非常にチャンスだなというふうにも思っています。
 ただ、これにちょっと外れて、どんどんこれが進んでいってしまうということになってくると、逆にまたいろいろな問題が出てきますから、その辺は非常に重視しながら進めていっていただきたいなというふうには思っています。
○委員長 実は、課長、金杉通りは――区長の家の近くの通りなんですが、結構いい建物があったんですよ。そういうのを保存し切れれば本当はこのまちづくりの雰囲気も出てくるんだけれども、現実問題、そこで商売できないとか、建てかえるときに、店ができなくて駐車場にするとか、いろいろな形で壊されていった経過があってね。そういう経過を踏まえて、今からそういう手当てをどうしていくのかというのが、実はこの中、私も読んだんだけれども、全然出てこないんですよ。言葉的には誘導となっていますけれども、その辺どうするんだろうと。もう今、金杉通りの旧のいい雰囲気のやつは、この20年、30年でほとんど壊れてしまった、実際問題ね。だけれども、あれはまた一つの景観としては非常に味がある。
 ただ、当面の間には、不動産は下がるけれども、だけれども、足並みがそろうとがっと価値が上がっていくという、この矛盾をどういうふうにしていくんだろうなというのが最大の課題ではないだろうかと思ったりしているんだけれども、そんなことも含めて答弁ありましたらお願いします。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 資料8の3ページをごらんください。
 3ページの右側に区の取り組みというところで、現在区がやっていることと、これから検討するところということが若干書いてあります。
 現在、区も、景観アドバイザーという専門家がございますので、そういった人をまちづくり協議会に派遣をして、例えば今根岸ではまちづくりルールの基本ができましたので、これから住民の間に周知をしていって、だんだんそれをこういう景観計画の中に取り込んでいきたいというふうに考えております。
 茂木委員ご指摘の谷中についても景観育成地域にしてございますが、その理由の一つに、現在谷中のまちづくり協議会の中で谷中のまちづくりルールをつくろうと。谷中については都市計画道路ですとか、密集市街地の整備の課題もございまして、その中でまちをどういうふうにつくろうかという地域の協議が行われているところですので、その内容も反映するという意味も含めまして今回は景観育成地区ということで位置づけております。
 それから、委員長ご指摘の景観の建物ですとか、そういったものですが、平成7年に景観資源の調査というところで、建物ですとか樹木、祭りですとか、そういうものを調査してございます。それを今回19年から、この景観計画をつくるに当たって、もう一度――先ほどまちづくり協力員との連携もあったんですけれども、もう一回全部調べ直してございます。現在は、今後――今、素案をつくっている最中でございますが、いわゆる景観資源、それは建物ですとか樹木とかございます。一部建物については文化財の関係の助成が期待できるものがありますし、そうでないものもあります。そうでないものについては何らかの形も考えていかなければいけないという、今後の検討事項というところで検討していきたいと思っております。
○委員長 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 これは、東京都との関係はどうなるんですか。東京都も景観条例をきちんと策定しながらやっているわけですよね。今度、23区がこういうのでだんだん名乗りを上げていきますよね。そのときに、東京都というのはどういうスタンスなんですか。それが、東京都がきちんとしないと、隣接区との関係もうまくいかないですよ。だって、谷中から見える富士見坂なんてありますよね。富士山が見えなくなってしまっているんだから。まだ、少し今見えますよ。富士見坂と名前のついたところで見えるところは、今あそこぐらいしかないんですから。ところが、ビルで見えなくなってしまうわけだ。そうすると、そのビルは文京区でつくっているわけだ。だから、これは東京都が本当にその気でやっているんだったら、そういう問題は起きてこないだろうと思うんだけど、東京都のかかわりというのはどうなのか。その辺1点教えてください。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 景観法が施行になりまして、都道府県、政令指定都市、中核市は自動的に景観行政団体になっております。そういう意味では、台東区の区域においては、東京都が景観法に基づく景観行政団体を行っているのが現状でございます。
 それとあわせて、私どもの景観まちづくり条例で区は景観行政をやっているというスタンスがありますが、今後、景観行政団体に移行したときは、台東区の区域においては、東京都は景観行政団体としての効能というか、権力がなくなって、区が独自にやっていくという形になります。
 周辺区の調整は……
          (「そうしたら調整できるじゃん」と呼ぶ者あり)
◎伴宣久 まちづくり推進課長 はい。現在も東京都に相談しながら進めているところです。というのは、本来、例えば周辺の県の市区町村が景観行政団体になるときは名乗りを上げて、計画を出せば終わりというところでございますが、東京都の場合はちょっと特殊なんですけれども、景観行政団体になったあかつきには、こういう景観計画を立てるというものを事前につくって――それがこれなんですけれども、それで協議を進めましょうということになっておりますので、この中で周辺の扱いも東京都が主体となり――もちろん私たちもやりますけれども、調整してくることになると思います。
○委員長 河野委員、どうぞ。
◆河野純之佐 委員 非常にこれも難しい、ただし、台東区として見たらやはり景観を守っていく意味では必要なものかなというふうに思っているんです。
 それで、ちょっとこれ、私まだよく理解できていないんですが、この対象区域は非常にファジーですよね。境界からおおむね100メートルから300メートル以内の範囲だとか。図に落としても、地図に落としても、本当に、細かい部分でこれが最終的に決まるときには、では自分ちはどうなるんだというような各論になってくる場合があるのではないかなと思うんですけれども、この辺の対象区域はやはりここに表記されたようなこういうファジーな状況になるのはなぜか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 この計画をつくるに当たって、景観特性はかなり綿密にやったつもりでございます。区域を指定したのは、やはり景観特性ががらっと変わるというところはなかなか見られないところがございますけれども、道路ですとか街区を単位にこういう数字というのは考えてきたところでございます。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 あと、量的な規制、いわゆる高さの問題だとか、そういうもの以外に量、数値であらわせるような何か規制をするようなものというのはあるんですか。
○委員長 まちづくり推進課長。
◎伴宣久 まちづくり推進課長 高さも含めて、数値的に規制するというのは景観計画の中では少し難しくなっております。今回の中でも、何メートルにしなさいとか、一切ございません。唯一数字があるとしましたら、色彩ガイドラインのところでマンセル値で数字を出しているだけでございます。
 今後、数字の話になる――例えば高さを規制しようという話になれば、ベースの都市計画がありますので、地区計画ですとか、景観地区とか、そういう合意形成を伴う手続をやる、都市計画決定をするような手法に移っていくというふうに考えております。
○委員長 河野委員。
◆河野純之佐 委員 私もこういうものができることはいいことなので、ぜひこれをやはり多くの区民に知っていただいて、意識の啓発というんですか、それをすることが重要ではないかなと思いますので、そこら辺の工夫をよくやっていただきたいというふうに思います。
 以上です。
○委員長 ほかないですか。
 これで了承してくださいと言ったら皆さん異議なしと言うのかな。
          (「まだ変わる可能性もあるわけでしょう。よく見てさ、それからだよ。
           ここで了承なんか全部できない」と呼ぶ者あり)
○委員長 一応了承しておいてください。
          (「それが後で了承、了承とやったじゃないかと言われちゃうんだよ
           な」と呼ぶ者あり)
○委員長 そういうふうに言う人は何かいい知恵を出してください。どれがいい。
          (「だから言ったじゃない。読んでからきちんと、これから」と呼ぶ者
           あり)
○委員長 読んでもらうために事前配付してあるはずなんですよ。
          (「今もらったんだよ」「随分前にもらったよ」「読んだって簡単に了
           承できないよ」と呼ぶ者あり)
○委員長 いやいやそんなことない。事前配付してあるんですよ。読んでもわからない部分、私なんか9割方わからなかった。具体的には自分の地元の例を見ながらどうかなという、現実はそういうものなんですよ。そういう問題提起がありましたことを了解していただきたいと思います。そういうふうにアイデア出してくれよ、頼むよ。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、密集住宅市街地整備促進事業における従前居住者用賃貸住宅について、地区整備課長、どうぞ。
◎望月昇 地区整備課長 密集住宅市街地整備促進事業における従前居住者用賃貸住宅についてご報告いたします。
 恐れ入りますが、資料9の2枚目におつけしてございます別紙の図面をごらんください。
 根岸三丁目で実施しております密集住宅市街地整備促進事業では、上の図の行きどまり道路の沿道、こちらでピンクの部分にお住まいの方々に立ち退きをお願いしまして、下の図にありますように道路の整備をしていくものでございます。
 こちらの立ち退きをお願いする従前居住者の方々の生活再建のため、下の図の黄色に塗ってございます部分に、区の要請に基づきまして、独立行政法人都市再生機構が従前居住者用賃貸住宅を建設いたしまして、区が必要数借り上げ、従前居住者の方々にお住まいを提供する予定でございます。このことにつきましては、これまで本委員会においてご報告させていただいているところでございます。
 今般、従前居住者の方々に向けまして、家賃に相当する費用など、個別具体的にお話をさせていただく必要がございます。そのために、現時点で説明予定の内容をここでご報告させていただくものでございます。
 資料9の1ページをごらんください。
 項番1の借上げ方法ですが――先ほど申し上げたように、区の要請によりUR都市機構が建設した共同住宅から区が必要戸数を借り上げて従前居住者の方々へ区が定める使用料で提供するものでございます。
 なお、借上げの対象外となった部屋についてはURが期限をつけて賃貸いたします。
 次に、項番2のURからの借上げ料でございます。
 部屋の面積に応じまして、国の要領に基づいた額を乗じて算出いたします。ここで金額が暫定とございますのは、建築費等のまだ正確な経費が反映されてございませんので、そのように暫定としてございます。
 部屋のタイプは4種類で、単身者用のいわゆる1Kが20室、世帯用の1Kで若干広さが異なるものが5室ずつ、またキッチンの構造の違いから、広さは大体同じなんですけれども、1DKとなる世帯用が4室でございます。
 次に、項番3の使用料でございます。
 公営住宅法の算出方法を準用いたしまして、入居者の収入または所得に基づく区分に応じまして、部屋タイプ別に表にございますように算出したところでございます。
 資料の裏面、2ページをごらんくださいませ。
 項番4の共益費でございます。
 廊下、自転車置き場等の管理など、使用者共通の利益に対応するため、これも暫定値でございますが、月6,600円を徴収する予定でございます。
 次に、項番5の敷金でございます。
 使用開始時に使用料の3カ月分を徴収いたしまして、一般に言われる敷金と同様に、住宅返還の際に必要な経費を控除の上還付するものでございます。
 項番6の住宅の管理でございます。
 区は、資料に記載してございますように、借り上げた部分につきまして、?から?までの管理業務を行いまして、URが住宅の全体部分及び共用部分の管理を行うものでございます。
 項番7にございますように、区とURとで住宅の借上げ及び入居者の管理等について協定を結びまして、借上げの賃貸借契約を締結してまいる予定でございます。
 項番8の条例の制定でございますが、これまでご説明いたしました内容のほか、入居対象者の条件、また使用権の継承などを規定いたします条例を平成23年第1回定例会に上程させていただく予定でございます。
 項番9、事業スケジュールの予定でございます。
 従前居住者の方々に対しましては、本委員会のご了承をいただきましてから、年内にかけて個別にご説明をさせていただき、来年7月ごろから入居の手続を経て入居開始となるものでございます。
 一方、工事関係は、今月から住宅の工事に着手いたしまして、来年夏の完成後、従前居住者の方々の移転を待って、既存の建物を解体し、24年3月の道路整備完了を目指すものでございます。
 密集住宅市街地整備促進事業における従前居住者用賃貸住宅についてのご説明は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告について、ご質問ございましたらどうぞ。
 どうぞ。
◆?森喜美子 副委員長 借上げ料と使用料の関係なんですけれども、借上げ料は、これはいわば都市再生住宅等管理要領に基づいたと書いてあるんですが、いわゆるこれはURが定めている要領なんですか。
○委員長 どうぞ。
◎望月昇 地区整備課長 この要領自体は国の要領でございます。この平米1,600円の値につきましては、この要領に基づきましてURのほうで定めた額でございます。
○委員長 どうぞ、?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 使用料のほうは、これは公営住宅法に準じと書いてありますけれども、いわゆる都営住宅などをイメージすればいいんですか。
○委員長 地区整備課長、どうぞ。
◎望月昇 地区整備課長 おっしゃるとおりでございます。
◆?森喜美子 副委員長 ここに、8番目のところになると、25万9,000円を超えると借上げ料とするというふうになっていますが、ここのレベルになると、いわばURの使用料に準じることになるんですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 おっしゃるとおり、項番2の借上げ料にある、その表に記してございます価格になるものでございます。
◆?森喜美子 副委員長 わかりました。
○委員長 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 これで、従前の居住者は何世帯なんですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 現在の調査では、この事業におけます従前居住者の世帯数で28世帯でございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 あと6部屋余ると、6戸。これ、全部で34戸ですよね。34の戸数で28世帯だから6部屋余る。これについては、この密集住宅市街地整備の関係で、一応部屋として残しておくんですか。谷中なんかでそういうところで協力した人なんかはここへ優先的に入れるんですか。どうやってやるんですか。
○委員長 地区整備課長。
◎望月昇 地区整備課長 こちらの従前居住者用賃貸住宅の34戸という戸数がもともと根岸・谷中を含めまして、全体の事業の中で算定をしている数でございます。ですから、現在の根岸の需要で28世帯がマックスでございますけれども、住宅の数としては6掛けくらいで算出してございます。
 そのほかに、今後の根岸の道路の延長した部分で発生する従前居住者の方ですとか、谷中で今後事業展開をしたときに発生する生活再建の方々、また仮住居で使う方々、そういったものを含めまして最低の数で34戸という数を出しておりますので、委員おっしゃったとおり、今後の事業の中で発生した方々に入っていただくという予定でございます。
○委員長 ただいまの報告についてご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、建築確認の現状と最近の動きについて、建築課長、報告願います。
◎小野田尋司 建築課長 それでは、建築確認の現状と最近の動きにつきましてご報告させていただきます。
 資料10をごらんください。
 本年6月1日から「建築確認手続き等の運用改善」が全国的に開始されました。これは、建築基準法に基づく規則や告示の改正などにより行われるものでございます。
 そこで、建築確認申請件数等の最近の推移と運用改善に至る経緯及び内容につきましてご報告いたします。
 項番1の建築確認申請件数等の推移をごらんください。
 平成17年度から平成21年度までの過去5年間の建築確認申請及び構造計算適合性判定件数を表にあらわしております。
 区確認と民間確認の合計を見ますと、平成18年度は前年度より増加しておりますが、平成19年度に大きく減少しております。平成20年度になりますと少し増加いたしますが、平成21年度にはまた減少しております。こういう状況になっております。
 項番2の運用改善に至る経緯をごらんください。
 平成17年度に耐震偽装事件が発生し、これを受けまして、平成19年度に建築基準法の改正により、構造計算適合性判定――ピアチェックと呼ばれますが、この制度が導入されました。
 これは、構造計算のチェックを建築主事とは別の専門の機関に行わせるというものでございます。これにより建築確認の審査日数が長くなり、社会経済状況の悪化と重なりまして、建築着工件数の激減を招くこととなりました。このため、このたび制度運用の迅速化を求める動きとなりました。
 項番3の運用改善の内容をごらんください。
 目的は、建築確認の審査日数の短縮、書類作成労力の軽減、違反建築物の発生の防止を目指すというものでございます。
 (1)確認審査の迅速化につきましては、国は、現在の確認審査にかかる日数の平均値およそ70日の半減を目指して取り組むとしております。このため、主な改善としまして、?確認審査と構造計算適合性判定の平行審査を可能とするとしております。これは、今まで確認審査後に構造計算適合性判定を行っていたものを平行して審査できるというもので、その分期間を短縮できるというものです。平行審査に際しましては、構造計算のやり直しが起きないよう、事前に構造計算に影響する問題がないことや、図面の不整合がないことを確認いたします。
 (2)申請図書の簡素化につきましては、主な改善としまして、?建築材料・防火設備等に係る大臣認定書の省略を行うこととしております。
 (3)厳罰化につきましては、中間完了検査の徹底、違反建築物対策の推進、国や都、警察、消防等関係機関との連携体制の確保などを盛り込みました建築行政マネジメント計画を策定し、建築物の安全性の向上を図っていくというものでございます。
 今後とも、建築確認の審査・検査の適正かつ円滑な遂行に力を尽くしてまいります。
 本件につきましての報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 ただいまの報告についてご質問ございましたらどうぞ。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 これでいきますと、結局、建築確認申請の民間確認がこれだと4分の3、あとは区が4分の1ということで、それを今度はさらに申請の簡素化だとか迅速化ということで、また今度は建築主事が今までは責任を負っていたものが、民間でも可能というふうになってしまうんですね、これは。そういう理解でいいんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 民間の建築主事が確認審査をしていますのは、従前と変更はございません。今回の変更は、適合性判定につきまして平行審査ができるというものでございますので、審査の内容につきましては以前と同様です。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 民間で確認申請を出したやつは、最終的には台東区、課長が建築主事としてそれを認めるわけですね。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 民間の建築主事が確認をしたものは、それ自体で確認がおりたものとみなされております。最終的に区の建築主事がおろすというものではありません。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 区は責任はなしということでいいんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 民間の検査機関に対する監督・指導権限は区にございますので、もし民間が誤って確認をおろした場合、それを監督すべきである行政庁にも責任はかかってきます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 建築基準法に合った建物が建つわけだけど、結局そのときにいろいろな社会的な周りの状況、環境や、そういう中でいろいろ問題が発生した場合に話し合いを持ちますよね。そのときには、台東区はそういうときの責任というのは全く関係ないんですか。
 例えば、具体的に言いますと、NTTのビルが今度田原小学校のところにできますと。これは建築基準法に合っていますということで民間の確認申請が出されましたと。これはもうそこのところは学校に朝9時から12時までの日陰ができてしまうから何とかしてくれないかという話し合いをもし持とうとしたときは、区のほうはそれは民間で確認しているんだから関係ありませんという態度をとれるのか。それとも、区とすれば、建築紛争の調整をする機関があるからそっちへいってくださいというだけで済んでしまうのか、その辺はどういうスタンスなんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 確認の審査に際しましては、建築基準法に適合しているかどうかを審査するものでございますので、その範囲内での紛争につきましては建築主事としては考慮することはできないものです。
○委員長 答弁として、住宅課長、どうぞ。
◎菅谷健治 住宅課長 お答えいたします。
 住宅課で建築紛争予防条例を所管してございます。
 今のご指摘の点、住宅のこういった紛争の条例に基づきまして、具体的には、区として――区は建築課であろうと、住宅課であろうと一本でございますので、対応は区として対応するということでございますが、4つの段階を踏んで調整してくるという状況の流れになっております。
 一つは、これはあくまでも民間の建物でございますから、民間同士で当事者間、説明会等を行った上で話し合いによってうまい調整をしていただきたいと、こういったような内容で進めているというのが第一段階でございます。
 区としても、この第一段階が非常に重要であるというふうに思っております。そういった意味では、その第一段階の調整に当たっては、区としてもさまざまな面で助言なりあるいは指導等を行っていく、また行っている、こういう状況でございます。
 それから、第二段階ということになってまいりますと、これは今度あっせんという作業になってくるということでございます。なかなか話し合いもスムーズにいかないと、こういう状況下の中にはさまざまな状況がございます。
 例えば景観上の大きな問題があるからとか、あるいは日照の問題、風害、または最近ですと、総合設計制度等で容積の割増をいただいた建物に対するそういった相談もふえてきていると、こういう実態はございます。
 そういう中で、第二段階としては、あっせんということで、これは区の調停委員が5名登録してございます。その5名のうち2名は弁護士資格を持っていらっしゃる方、また3名は学識経験者という立場で、今度は当事者と、それから苦情というか、申し立てをしていらっしゃる方との調停という作業になって……失礼しました。
 先ほどのあっせんにつきましては区の職員があっせんをするという状況でございます。
 第三段階には調停という作業に入ってくると。その調停という作業につきましては、今申し上げた調停委員の5名の方による具体的な妥協点をそれぞれ見つけ合いながら調整をしていくと、こういうことになってくるわけです。
 さらには、第四段階、これは最終的な段階になってくるということでございますが、これはある意味では裁判、司法にゆだねるという状況になるわけでございます。そういった意味では、民事調停ということで司法解決に向けて進んでいくと、こういう流れが今の区の建築紛争に対する取り組みの相談内容ということでございます。
 以上でございます。
○委員長 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 では、この民間確認の300件のうち21年度は第一段階で助言・指導したのは何件ぐらいあるんですか。
 それから、第二段階のあっせんをしたのはどのぐらいですか。
 それから、第三段階の調停までいったやつはどのぐらいあるんですか。
 それと、調停にいった場合で、もしか変更されたものはあるんですか。
○委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 お答えいたします。
 平成21年度の情報でお答えさせていただきたいというふうに思います。
 まず、第一段階の話し合いということで、苦情なり相談をいただいたという件数につきましては332件でございます。
 それで、21年度については、あっせん及び調停の件数はございません。ただ、いろいろと確認申請事務上、1万平米を超えるものについてはそういう所管が違ってまいりますので、区の所管する内容の建築確認については今言ったような状況であっせん、調停もない、必然的に民事調停に移ったものもございません。
 以上でございます。
○委員長 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 これちょっと間違ってるのではないか。332件も助言・指導したのがあるというのは。400件しかないのに、332件が問題があるなんていうのはちょっと。
◎菅谷健治 住宅課長 お答えいたします。
 これは、統計上の延べ相談日数ということでございます。
○委員長 どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 そうなると、件数はもっとごく相当少なくなるんだろうというふうに思いますが、かつて、私が議員になったころから比べると、本当に変わったなというのを感じていますよ。議会にも陳情が出されたり、それから、区の建築課が住民と建て主の間に入って助言・指導をしたり、そういうのが非常に多くありました。だんだんこれでスピード化だとか、簡素化、迅速化、こういう点で民間に、民間にということで、みんな民間に行く。それで、最終的には、区のほうは、建築課は、建築主事としては、建築基準法に合っていれば一切何も言えない、こういう状況。今、住宅課がそういう紛争の調停に入るという状況になって、全く前とは変わってきましたね。
 こういうことでいきますと、では建築基準法に合っていれば何でもいいんだよという形に形上はなってしまうんですね。学校だとかそういうところの日陰の問題だとか、そういう問題は助言・指導して終わりなんです。あとはもっと必要だったら調停をやってくださいと。ところが、調停にいったのは一件もないという状況。
 なぜないか。調停にいったって、それを変更して、それは建て主にここまでにしなさいとかいう結論は一切出たことがないから、この調停までいきっこないんですよ、実際は。区はどういうふうな、その周りの人たちの状況や立て主の状況を見た上で、やはりどこまで入っていけるのかというと、入っていく余地がないというのが今、民間へ、民間へみんないったことによってこれが今なくなっているというところが私は極めてこれは住民にとっては大変なことだなと。
 一方ではこういう景観計画を立てて、これには高さも、意匠もいろいろやりますよと書いてあるけれども、こういうことをやりながら、一方で行政は、そういうところにタッチしなくなってきているんです。タッチする人がいないといえば正確なのかもしれませんが、こういう現状なんで、私はいつもこれはおかしいなと思わざるを得ないんですよ。本当にずっと、これは私の30年間の中でえらい変わってしまったなと。台東区はやはり――台東区だけではないんですね、これは。建てる人のための行政だなというふうにしか見えない。これは非常に私は残念で仕方ない。これが景観にもあらわれてくるということで、意見だけ言っておきます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 平成17年に耐震偽装事件が発生してから、建築確認のあり方というのがいろいろと変わって、それで、スムーズにいかなかった時期もあったわけですが、それにしても、あのときに私たちが驚いたのは、こうした事件を起こしながら、その本人の罪というのは非常に軽くて、あれだけ迷惑かけたのにもかかわらず、大した罪にも問われないような感じがしたわけですよね。
 それで、今回、こうした建築というのは、やはり安全性だとか、それからしっかりとした法に基づいた建築物を建てるというのは当然のことなんですが、違反建築物の対策とそれの推進を盛り込んだ建築行政マネジメント計画をつくるんだということが最後のほうに書いてあるんですが、実際に違反建築物というのはどのぐらいあって、それで、それに対する対応はこれまでとこの後とでどう変わるのか、その辺について教えてもらえますか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 お答えいたします。
 違反建築物の取り扱い件数でございますが、平成21年度は11件、20年度は4件、19年度は6件ということでございます。
 内容としましては、無届の増築や用途変更で防火地域内の規定に合わないということなどでございます。これにつきましては、きちんと建築基準法に適合するように是正計画書を出していただきまして、それをきちんと履行することを確認して指導しております。
 今回、建築行政マネジメント計画をつくりまして、それをさらに徹底いたしますので、その詳細につきましては今後検討して今年度中に策定してまいりますが、さらに徹底していこうという考えでございます。
○委員長 ?森副委員長。
◆?森喜美子 副委員長 この国の建築行政マネジメント計画策定指針というのは、つまりはどういうことが求められているんですか。
○委員長 建築課長。
◎小野田尋司 建築課長 一言で言いますと、建築確認件数が、着工件数が減っているという社会情勢の関係もありますが、確認申請制度自体の問題もあったかもしれないということで、それを今改善するということですが、円滑な経済活動の確保を前提としながら建築物の安全性を確保すると、そういう方針でございます。
◆?森喜美子 副委員長 それに向かって台東区もその指針の内容に沿った形で具体的なこうした計画をつくりますという、そういうことですね。
◎小野田尋司 建築課長 ?森副委員長のおっしゃるとおりでございます。
○委員長 いいですか。ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、マンション耐震化促進に対する助成制度の拡充について、住宅課長、報告願います。
◎菅谷健治 住宅課長 それでは、マンション耐震化促進に対する助成制度の拡充についてご報告申し上げます。
 資料11をごらんいただきたいと存じます。
 本区では、平成21年4月1日に台東区集合住宅耐震改修工事等助成制度を発足して、昭和56年5月31日以前に建築基準法に基づく確認を受けて建設されたマンション、いわゆる旧耐震基準により建設された耐震性の低いと考えられるマンションを対象に、耐震診断から耐震改修工事までに要する費用の一部を助成して、マンションの耐震化促進に取り組んでいる、こういうところでございます。
 それでは、項番1の拡充する理由についてご説明させていただきます。
 まず第1点目は、現制度につきましては、耐震診断実施設計、耐震改修工事という手順を踏んだ上でそれぞれの助成を行う内容となっているため、既に耐震診断を終えた場合の実施設計や耐震改修工事からの助成を認めてございませんでした。これを実施設計等からでも利用できるように改めるものでございます。
 続いて、2点目でございます。
 マンションの耐震化促進は、耐震診断を行うことからスタートするわけでございますが、分譲マンションの場合は、所有者が複数いることによる合意形成の難しさや、診断結果によっては建物の資産価値を下げ、売却や賃貸が難しくなること、さらには、区分所有者の高齢化に伴う管理組合の担い手不足など、複合する要因が重なり進んでいないというのが現状でございます。
 そこで、このたび、耐震化の必要性や合意形成などの相談に応じるため、新たに耐震アドバイザー派遣の費用に対する助成を追加し、制度の拡充を図るものでございます。
 次に、項番2の拡充する方法とその内容についてでございます。
 まず、今回の制度拡充については、現在の台東区集合住宅耐震改修工事等助成要綱を東京都の要綱名に合わせるとともに、文言の整理を含めまして、耐震アドバイザー派遣支援を加え、台東区マンション耐震改修工事等助成要綱に改正をしまして、事業内容の拡充を図ってまいります。
 また、拡充の内容については、恐れ入りますが4ページ別紙をごらんいただきたいと存じます。
 まず、新たに耐震アドバイザー派遣に対する支援を追加いたしまして、耐震診断の実施につなげてまいりたいと考えてございます。
 また、耐震診断――先ほど説明しましたが、実施設計、耐震改修工事のそれぞれのみでも助成ができるように改正をいたしまして、そのための担保といたしまして――このページの別紙の下段の四角に囲ってございます左下でございますが、耐震基準を満たすための工事であることを確認するため、建築確認申請を必要とした場合は、この確認済証の写し、そうでない場合については、第三者機関の評定の評定書の写しを求め、工事の妥当性を確認することといたしました。
 なお、耐震診断以降の助成についての変更はございません。
 もう一度、恐れ入ります、1ページにお戻りください。
 次に、項番3の平成22年度第1回補正予算についてでございます。
 予算額といたしましては26万8,000円を計上させていただきたいと考えております。
 これは、合意形成に係るアドバイザー派遣回数は5回を限度にして、設計図書等の資料による簡易な耐震診断に係るアドバイザー派遣の回数は1回とさせていただいた上で、それぞれ記載のとおりの単価と件数をもって予算計上させていただいてございます。
 なお、国及び東京都の補助金につきましては、国が補助対象事業費の3分の1かつ区が補助する額の2分の1以内。都も同様に6分の1かつ4分の1以内となり、他の補助金と同様でございます。このたび、歳入予算の補正につきましても計上させていただいているところでございます。
 続いて、2ページをお開きください。
 次に、項番4の他区の状況につきまして、まず耐震アドバイザー派遣の支援実施区でございますが、全部で8区という状況でございます。
 また、本区における耐震化に向けた問い合わせ件数、相談件数でございますが、昨年の制度発足以来、今日まで18件ほどいろいろな相談を受けてきているわけでございます。
 助成金の交付実績は今のところはございません。
 その主な理由といたしましては――先ほどの繰り返しとなりますけれども、合意形成の難しさや診断結果によっては資産価値を下げ売却なり賃貸が難しくなる、そういった複合する要因が重なったためというふうに分析しているわけでございます。
 今後、新たな耐震アドバイザー派遣の支援を含めまして、制度の積極的なPRを行ってまいりたいと、このように考えております。
 次に、項番5の助成金についてでございます。
 耐震アドバイザー派遣に係る助成金を追加した以外には――先ほどの繰り返しになりますが、診断あるいは実施設計、耐震改修工事に係る助成金の変更はございません。
 耐震アドバイザー派遣に係る助成金につきましては、項番3の補正予算額で説明したとおりでございます。
 本区としては、財団法人東京都防災・建築まちづくりセンターが実施をいたします耐震アドバイザー派遣制度による派遣単価を限度額としまして、補助率100%として補助してまいりたいと考えております。
 最後に、3ページの参考資料について簡単にご説明させていただきます。
 このデータは、平成20年3月にまとめました台東区耐震改修促進計画策定業務報告書によりますが、まず耐震改修が必要となるマンションの棟数、耐震化率の現状と推定については、共同住宅の非木造の網かけをした部分をごらんいただきたいと存じます。
 平成18年度時点で耐震化が必要な棟数は741棟、その10年後となる平成27年度時点では自然更新――これは建てかえ等でございますが、を想定いたしまして、耐震化が必要な棟数が544棟となると試算してございます。
 次に、目標耐震化率90%を達成するために施策として必要な耐震化棟数については、同様に網かけした共同住宅の非木造部分に示すとおり、備考欄に記載させていただきましたが、平成27年度においては、耐震化率90%を達成するためには、自然更新されるであろう棟数の275棟だけでは耐震化率が81.5%であるため、さらに施策で耐震化すべき棟数249棟の耐震化に取り組み、耐震化率90%を目指していく必要があるという試算となってございます。
 本区といたしましては、国における法整備や支援メニュー並びに都における建設費補助など、制度を最大限に活用しながら、各種セミナーの充実を初め、新たに耐震アドバイザー派遣に対する支援を追加いたしまして、制度のPRを積極的に行いながら、老朽マンション等の耐震化促進に取り組んでまいりたいと考えております。
 説明は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告についてご質問ございましたらどうぞ。
 田中委員。
◆田中伸宏 委員 建築のときの確認申請だとか、いろいろずっと区が、例えば台東区の中の建物の情報を持っているから、このくらいあるのではないかという想定がついているわけでしょう。それは区が情報を持っているんだから、自然更新を待つのではなくて、そういう対象物件のところを訪ねていって、どうですかというようなことはしないのか。そういうふうにしていったほうがかえっていいのではないか。それはできないのか。当たり前に考えるとそういうふうに、専門家が見ればこのビルは危なそうだなというのはわかるではないか。そういうことはしないの、できないのか。
○委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 お答えいたします。
 建物の構造は、かなり目に見えない状況の中で建物が建っているというのが実態でございますので、具体的には、耐震診断もやはり建物を、一部穴をあけて、鉄筋の状況であったりとか、コンクリートの状況であったりとか、そういったものを確認しないと具体的な耐震の状況というのはわからないということでございますので、委員ご指摘の区の職員がそうであろうと思われるようなところに事前に行って確認したらどうかという部分については、今現状としては取り組んでいないという状況でございます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 要するに行政とすれば、台東区民の安全安心でしょう、一番大事なのは。そのためにどういうふうな行政展開をすべきかということだと思うんですよね。そうすると、本当に危なそうな建物があったら、やはりその中でも限度というのがあるわけだから、そういうものがあったら指摘して、そこのうちの人ならいいんだよね。ではなくて、ほかに迷惑がかかる。それは前にも指摘したけれど、吉原がそうなんですよ。あれ、質問したら、警察のほうだから建てかえも建て直しも物すごいやりづらい環境なんだよ。ぐらぐらっと来たら手につかないわけだよ。それが地震対策、補助金が出るのかといったら、そんなの出ないでしょう。それからあと、警察が許可しないからだめだと、それで分かれているわけよ。だけど、台東区の見地からすれば、物すごく重要で、あそここそ耐震強化というのは物すごく大事な、求められているところ。非常にそういう矛盾を私たちは感じるんですよ。
 そうすると、そういうことをやると、いろいろまた違ったものだとか、かなり言いづらい話になってくるんだけれども、それは、耐震の問題に対して突き詰めていくと、区民の安全安心を守るということが一番大事なことなんであって、そのためにどうするかといったら、うんと危なそうなところは積極的にいくべきだと思うし、それはこのくらいならこうだというのは、その辺の基準というか、このぐらいはいこうよというふうな、いかなかったら、いつまでも来なければそうだという話の問題ではないということを感じますので、ぜひ、その辺はそういうような、全体的な本当の目的は何かということを入れて行政展開はやっていただきたいと、こういうふうに思います。
 要するに、区は一番情報を持っているんですから、建築確認をとっていろいろなものを持っている、築何年、何年とあるわけですから、それは区が一番できる立場ですから、その辺は上手にやっていただきたい。それは要望しておきます。そういうふうに言っておきます。
          (「関連」と呼ぶ者あり)
○委員長 関連ですか、清水委員。
◆清水恒一郎 委員 今、田中委員がおっしゃったこと、私大事だと思うんですね。区のほうでは249棟、これが該当すると。これは数字的に、目標的に出ている。区では大体何年度に何棟とか、全部わかるわけでしょう、台東区の中で古いの、大体ね。古いのは大体わかる、それで数字が出たとなると、この耐震アドバイザーを何でつくったかと、この辺にも難しさがうたわれていますけれども、これを解消するために派遣を行う、助成すると。
 では、この周知方法を徹底していく、区は大まかな目標を持っていますけれども、これをどう促進するために区はこれからその辺の該当するところにアプローチしていくのか、これは大事ではないかと思うんですよ。
 広報だとか、いろいろなものでやっても、なかなかこの辺の3つぐらいクリアするというのは難しいからアドバイザーをやるわけでしょう。その上で積極的にこれを進めるためのかかわり方というのは、この辺は課長、どうとらえていますか。
○委員長 住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 お答えいたします。
 今、私が説明させていただいた中に、相談件数が18件あるということでお話申し上げましたが、その中で特に耐震診断を行った物件が2件ほどございます。また、そういうところについては、実施設計からでも補助ができるということを、この制度をご了承いただいた段階から進めてまいりたいと考えています。
 また、専門家をぜひ派遣してほしいと。どうしても管理組合、高齢者が多くなってきているという状況が一方でございますので、なかなか取り組もうと思ってもいい調整力が発揮できないといったような場合で専門家はいないんでしょうかという問い合わせも3件ほど来てございます。まずはそういうところから、事前にいただいておりますので、積極的にこの制度をPRして、意識の啓発を図るとともに、耐震性の必要性なり、今後の耐震改修工事等に対する区の取り組み姿勢等を示しながら取り組んでまいりたいと、このように考えております。
○委員長 清水委員。
◆清水恒一郎 委員 そういうことを示していきたいというのは、どういう形で示すのかという。広報たいとうだとか、そういうホームページだとか、いろいろなものがあるけれども、具体的にどう進めていくのか。新しくできたからこういう方法で進めていくというのは、その辺はないんですかと聞いているの。
○委員長 どうぞ、住宅課長。
◎菅谷健治 住宅課長 お答えいたします。
 耐震アドバイザーの制度を発足いたしましたので、委員おっしゃったとおり、広報なりでPRする以外に具体的な方法は何かというご指摘、ご質問だろうというふうに思いますけれども、今思いつくところは、マンション耐震化のためのセミナー等も実際に実施してございます。そういったセミナー等を活用しながらこの制度をPRして必要性を訴えてまいりたいと思っております。
○委員長 それでは、ただいまの報告についてはご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 3時10分まで休憩したいと思います。
          午後 2時57分休憩
          午後 3時10分再開
○委員長 それでは、再開したいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、電線類地中化モデル事業(馬道通り)の実施について、土木課長、報告願います。
◎久保一郎 土木課長 それでは、資料に従って説明させてもらいます。
 資料12をごらんください。
 台東区無電柱化基本方針では、安全で快適な歩行空間の確保、都市景観の向上、都市災害の防止など、多様な面から都市機能の向上を図るため無電柱化を推進することとしております。
 また、その整備手法その他を検討するためモデル事業を実施することとしております。
 資料の裏面をごらんください。位置図でございます。
 平成22年度は、浅草地域まちづくり総合ビジョンにおいて、電線類地中化を実施することとされている馬道通り、江戸通りから言問通りまでの道路延長約500メートルの区間でございますが、そこにつきまして、歩道の拡幅に合わせた整備を進めるため、現地調査予備設計を行ってまいります。
 恐れ入りますが、表にお戻しください。
 今後のスケジュールですけれども、平成23年度はNTTや東京電力など、電線管理者及び交通管理者との協議を引き続き実施するとともに、歩道拡幅と地中化に関する詳細設計及び試験堀り調査を行ってまいります。
 これらの調査設計、協議が完了した後、平成23年度後半から26年度にかけて地中化工事を実施してまいります。
 そして、最後に27年度の歩道及び車道の工事をもって完成の予定となっております。
 工事が長期間に及ぶことや地上機器の設置場所について、沿道の方々の合意が必要なことから、今後十分に調整を図りながら事業を進めてまいりたいと思っております。
 報告は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告についてはいいでしょうか。
          (「了解」と呼ぶ者あり)
○委員長 了承願いたいと思います。
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○委員長 次に、日本堤公園の再開について、公園課長、報告願います。
◎足立孝洋 公園課長 それでは、日本堤公園の再開につきまして、ご報告を申し上げます。
 恐れ入りますが、資料はございませんので、よろしくお願いいたします。
 日本堤公園の再開につきましては、前回の本委員会において、自主管理公園として区と地元町会並びに東浅草小学校が話し合いを行っているところであり、公園の再開は6月上旬の予定であるとご報告いたしました。
 このたび、この話し合いがまとまりましたので、6月11日から公園を再開いたしました。
 次に、日本堤公園の主な自主管理の内容でございますが、まず、公園のかぎの開閉がございます。公園の不適切利用への対応から、公園の出入口にかぎを設置してございます。このかぎの管理を平日は学校が行い、土日や祝日などは地元町会が行うものでございます。
 その他の自主管理の内容といたしましては、不適切な利用などがあった場合の連絡がございます。
 区といたしましても、24時間巡回警備を実施しておりますので、日本堤公園につきましても不適切な利用者に対応してまいりたいと考えてございます。
 次に、日本堤公園では、地域や小学校等の行事など多目的に利用できるよう多目的広場を整備いたしました。この多目的広場と校庭との間のフェンスにつきましては、教育委員会がことしの夏休みに改修工事を予定しているとのことでございます。
 改修後のフェンスは、開口部を2カ所設置する予定でございますが、これにより、小学校では運動会など、広場と校庭を一体的に利用することが可能となる予定でございます。
 報告は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告について質問ございましたら。
          (「なし」「了承」と呼ぶ者あり)
○委員長 いいですか。それでは、ご了承願いたいと思います。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、台東区循環バス「めぐりん」の路線について、平成21年度台東区循環バス「めぐりん」の利用実績について及び平成21年度雷門・上野中央通り地下駐車場の利用実績について、都市づくり部副参事、報告願います。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 それでは、台東区循環バス「めぐりん」の路線について、ご説明させていただきます。
 本年2月の本産業建設委員会で、「めぐりん」の現行路線を基本に、一部路線変更を行う案につきましてご報告させていただきました。
 今回は、ご報告いたしました一部路線変更案について、関係町会等への説明及びバス停位置、地先様のご了承、警察との調整等がおおむね整いましたので、変更に伴うバス停の設置場所、バス停名称及び若干の路線変更につきましてご報告させていただきます。
 それでは、お手元の資料13をごらんください。
 一部路線変更でございます。A3の別紙2をごらんください。路線変更案の全体図をお示ししてございます。
 図の中のアルファベットは、別紙1の一覧表に対応しております。
 安全運行維持のため、「東西めぐりん」で1カ所追加の微調整を行いました。
 調整いたしました場所は、地図上の変更案と表記した場所でございます。
 現行ルートは、上野公園口から浅草方面へ向かうとき両大師橋を通過後右折し、点線でお示しした路線を運行しておりますが、一部道路幅員が狭く、さらに上野駅入谷口方面からの進入車両との合流もあり、混雑等、運転に若干不都合を来す場合もございます。
 そのため、これを回避し、さらなる安全運行を確保するため、両大師橋通過後左折し、国道4号線に至るルートに変更いたします。
 次に、バス停の設置場所及び名称についてでございます。
 恐縮ですが、別紙1とあわせてごらんください。新設を中心にご説明させていただきます。
 初めに、別紙1、項番2、東西めぐりんの2番、上野駅入谷口をB地点の上野公園(東京文化会館前)へ移設いたします。この移設に伴い、2番、上野公園(東京文化会館前)の名称を上野駅・上野公園といたします。
 項番3、3番、東京国立博物館は、前回の案でお示ししてございませんでしたが、奏楽堂の前付近にバス停を新設するため、バス停間の距離が短くなるため、現在地から国立科学博物館側へ約80メートルほど移動させるものでございます。
 項番4、地図のD地点、奏楽堂の前付近にバス停を新設し、バス停名称を4番、旧東京音楽学校奏楽堂といたします。これから先、一時的に既存路線と寛永寺経由に分かれますので、路線が再び合流するまで、バス停番号は枝番を付番し、既存の東京芸術大学バス停番号は5の1番といたします。
 項番5、図E地点でございます。東京芸術大学音楽学部附属高等学校の前にバス停を新設し、バス停名称は5の2番、寛永寺といたします。
 続きまして、項番6、図のF地点でございます。上野桜木会館前交差点を通過し、現行路線に合流後まもなくの地点にバス停を新設し、バス停名称を6番、上野桜木会館といたします。
 項番7、図のG地点でございます。前回は庁舎西口上野側とご報告、ご説明させていただきましたが、道路幅員、区役所駐車場からの出庫車両の通行等を勘案し、現在共有している区役所正面の既存バス停へと変更し、23番、台東区役所といたします。
 項番9、図のI地点でございます。
 バス停名称は35番、三筋二丁目(台東デザイナーズビレッジ)といたします。
 項番10、図のJ地点でございます。小島社会教育館の反対側にバス停を新設し、バス停名称は、36番、小島社会教育館といたします。
 その他、詳細な地先住所等は、恐縮ですが、一覧表をごらんください。
 バス停の設置場所及び名称につきましては以上でございます。
 次に、今後のスケジュールでございます。
 本委員会後から8月にかけ、運輸局への路線変更申請及び運行の事前準備を行ってまいります。その後、11月から12月にかけてバス停の設置工事や利用者の方々に混乱のないよう広報たいとうやCATV、ホームページを活用し、路線変更の周知を行ってまいります。
 最後となりますが、新路線の運行開始を平成23年1月初旬とし、それに向け今後も着実に準備を進めてまいります。
 報告は以上でございます。
 続きまして、台東区循環バス「めぐりん」の21年度の利用実績について、ご報告申し上げます。お手元の資料14をごらんください。
 台東区循環バス「めぐりん」は、「北めぐりん」の運行を平成13年6月に開始後、「南めぐりん」「東西めぐりん」と順次運行を開始し、区民や来街者の足として9年を経過いたしました。皆様から相変わらずご好評をいただき、年間138万人もの乗客を数える状況にございます。
 年度別利用状況表の21年度をごらんください。
 「北めぐりん」「南めぐりん」「東西めぐりん」と一覧表にしてございます。合計で138万9,729人、前年比で5万9,608人の増加、率で4.5%の増となってございます。1日利用状況表で合計3,805人と前年より4.4%の増加になってございます。
 「北めぐりん」「南めぐりん」の利用者はある程度安定してきたものと見受けられますが、21年度に「北めぐりん」につきましては皆様の利便性を向上させるため、平成21年4月から一部路線を変更し、区立台東病院の開設に伴いルートを変更して、さらに利用者がふえたものと考えてございます。
 また、路線乗りかえ人数につきましてもある程度定着してきているものと考えております。
 今後もさらに多くの方々に安全かつ安心してご利用いただけますよう努めてまいります。
 ご報告は以上でございます。
 続きまして、平成21年度雷門・上野中央通り地下駐車場の利用実績について、ご報告申し上げます。お手元の資料15をごらんください。
 項番1、雷門地下駐車場の利用実績でございます。
 四輪の利用実績につきましては、全利用台数は19万1,589台、修正回転率5.54、稼働率35%でございました。
 平日の1日の平均駐車台数417台、平均駐車時間は1時間59分でございました。土曜、日曜、休日の1日の平均駐車台数は745台、平均駐車時間は2時間11分となってございます。昨年度と比較いたしますと、若干の減となってございます。
 利用実績の減の主な原因を特定することは非常に難しい状況でございますが、昨今の社会情勢や浅草周辺にコインパーキングがかなりできてきたというようなこともございまして、利用台数が減ったのではないかと考えてございます。
 次に、二輪車の利用実績については、全利用台数は4,422台、修正回転率5.25、稼働率33%でございました。二輪車につきましては、駐車台数は増傾向となってございます。
 今後も二輪車の利用促進に努めてまいります。
 続きまして、項番2、上野中央通り地下駐車場の利用実績でございます。
 全駐車台数は10万8,583台、修正回転率2.11、稼働率9%でございました。平日の1日の平均駐車台数206台、平均駐車時間は2時間4分でございました。土曜、日曜、休日の1日の平均駐車台数は483台、平均駐車時間は2時間11分となっております。平均駐車時間が増傾向を示しております。
 区議会の皆様や区民の方々のご支援やこれまでのPR並びに地域商店街との連携、さらに昨年10月よりサービスの拡充策として実施いたしました上限割引の設定の効果があらわれてきたものと考えてございます。
 引き続き、今後も、パンダが帰ってくる上野動物園や世界遺産登録を目指す国立西洋美術館など、上野の山文化ゾーンや地域商店街との連携や周知活動に努め、より多くの方々に安全かつ安心してご利用いただけますよう努めてまいります。
 特に、中央通りや春日通りを浅草方面からいらっしゃるお客様の入庫方法については、引き続き警察などと協議をしてまいりたいと考えてございます。
 報告は以上でございます。よろしくお願いいたします。
○委員長 まず、「めぐりん」の路線について質問がございましたらどうぞ。
 茂木委員。
◆茂木孝孔 委員 「めぐりん」については、本当に関係者の皆さんがご努力をしていただいてきょう報告があったようなところまでこぎつけたと。心から敬意を表します。本当にありがとうございます。
○委員長 「めぐりん」の路線については本当によくやったと思います。これでいろいろな要望がほとんど入っていると思いますので、当面また見ていきたいと思います。
 以上です。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 それから、「めぐりん」の利用実績、これについて質問ございませんか。
          (「了承」「いいです」と呼ぶ者あり)
○委員長 ないですか。それも了承してください。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、地下駐車場の関係について質問があったらどうぞ。
 田中委員、どうぞ。
◆田中伸宏 委員 稼働率が少ないと思っているんですよ。ということは、これ、上野も浅草も、一番利用者の思いというか、気持ちがわかっているのは、地元の商店の人たちが毎日のように会っているわけですよ。どういう利用形態がいい、どういうふうにしたらいいというのを一番知っているのは、恐らく自分たちの周りの商店の人たちのためにもあるわけですから、それをその人たちの本当に聞き入れることが物すごく大事だと思うんですよ。それを真剣に議論して、こうだ、ああだと、そこの場所で地元の人たちの手によって利用形態やなんかを考えてもらう。それは、何時間ぐらいいるのが浅草の人たちにとって一番……、今2時間ぐらいと平均出ていますよね。そうすると、その料金体系というのはどうなのかと。3時間駐車場との料金体系とバランスとすればどうかというと、食事と回遊して2時間だと、浅草でも上野でも若干少ないような気がするんです。もっと3時間とか4時間ぐらい遊べる場所だと思うんですよ、いられる場所。そういったいろいろなことが、地元の人たちのノウハウとか、毎日のようにそういう人たちと接触しているわけだから。商店で物を売ったり、あるいは何で来たんですかと聞いて、電車で来たとか、情報を持っているわけですから、その中に組み立てでやるのが一番ベターだと思う。我々がここで議論……、そういう結果をもって、いろいろなところの選択肢で、それで区のほうでこれがいいのではないかと、いろいろな意見はまちまちですよ。だけど、そのあれを聞いて、集約してつくり上げるのがいいと思うんですよ。
 それは余りしていないようなので、ぜひそういう場をつくって、彼らが真剣に議論するようにしてやってくださいよ。それにはある程度のことをお任せするからぐらいのことを言わないと、なかなか自分たちでそういう議論になっていかない。そのことだけお願いします。それを一度でも、ここを見ていただきたいと思うんですが、いかがでしょうか。
○委員長 都市づくり部副参事。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 お答え申し上げます。
 田中委員おっしゃるとおりだと私も考えてございます。私も上野の地域のまちづくり協議会ですとか、そういうところに行って、直接お話を伺ったり、いろいろなことをさせていただく中である程度のことは考えさせていただいております。ただ、制約もございますので、その辺はまた委員おっしゃるとおりさらにお話の内容を深めながら今後も検討させていただきたいと思ってございます。
○委員長 田中委員。
◆田中伸宏 委員 お話を伺うというのではなかなか進まないんだよね。任せると言ったほうが乗ってくるんだよ。だけど、任せると言えないでしょう。任せるというぐらいの気持ちできちんと肝心なところは手綱を持っている、それがあなたの仕事なんだよ。わかるか。それをやらなくては、承ってというのはなかなか乗ってこないんだよ。任せるから頼むよと、肝心なところ、まずいなというところは手綱を持つのが、そこが優秀なお役人なんだよ。どうですか。それやってくださいよ。任せるというあれを使わなければだめなの。当たり前にとってはだめなんだよ。
○委員長 都市づくり部副参事。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 委員のお話は十分わかりました。私もご趣旨を踏まえながら今後も柔軟に対応してまいりたいと思います。よろしくお願いいたします。
○委員長 いいですね。
 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 ちょうど1年がたちました。その報告がきょうこの資料として出されております。当初、この地下駐車場の売上高は幾らで予算を組んで、現状は1億3,541万円と。これは幾ら予算を組んでいたか。それから、委託費がありますが、この委託費は幾らで委託しているのか。この点をきちんと教えてください。
 それから、当初の修正回転率は幾つで計算をしていましたか。
 それから、稼働率については何%でこれは計算していたものですか。それが1年たってこういう現状という、もとの数字を教えていただきたい。どうぞ。
○委員長 都市づくり部副参事。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 お答え申し上げます。
 当初予算の額でございます。予算計上額は2億2,905万1,420円でございます。今回まだ正式ではございませんが、決済をいたした収入額はここにご報告させていただいてございます1億3,541万2,300円という結果になってございます。差し引きで9,363万8,700円の減、約60%の収納率ということでございます。
 続きまして、委託費でございます。すみません、今手元に委託費ではなくて全体的な経常経費は、年間の支出としまして1億3,729万8,000円ほどでございます。今現在の額でございます。
 それから、修正回転率でございます。修正回転率は20年度の第2回定例会のときにお示ししてございます数字は、修正回転率、平日が3.0、それから休日が4.2という状況でございます。
◆茂木孝孔 委員 平均は。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 平均はご報告してございません。
 稼働率につきましても、当初出してございません。このときの報告で出してございません。
◆茂木孝孔 委員 その前は。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 その前も私が聞いている限りでは出していない。修正回転率でご報告を申し上げているということでございます。
○委員長 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 今の数字で、当初の見込みと大幅に変わったということだけは明確に出されたと思うんです。この修正回転率という、ちょっと計算するのが難しいんですよ。だから、みんなこれで惑わされるんですが、実際のところ、ここの駐車場の利用というのは、24時間営業していて、2時間8分、297台が入っていたというのが平均だよね。300台の地下駐車場でわずか2時間8分が満杯になっていたというのがこの数字です、実際ね。そうすると、24時間分の2になると、22時間はとにかく1台も入っていなかったのと同じなんですよ、これは。これが今つくられた地下駐車場の現状なんですね。
 かつて、私はこれは大きな問題になっていましたから、メンテナンスの費用だとか、修正回転率だとか、そういうのをずっと聞いてきたことがあるんですよ。メンテナンスは1台当たり45万円というメンテナンスの料金を、これは始めるときですから、平成10年のとき、そういう計算をしていたんですよ。実際、私が持っている資料では。これは駐車料金を600円にした場合というので300台の場合と200台の場合を計算してやっていたわけです。これでいけば、収支はとんとんになって、とんとんどころかどんどん建設費まで入っていって、単年度、20年目には黒字転換。累積損失解消は41年目に解消できますというのがこの始まったときの実態だったわけです。
 これはもうそれから相当たっていますから、課長なんかはその当時のことは覚えていらっしゃらないというふうには思いますし、当初は、飯村区長のときですから、それでこういうのが始まって、みんなそれだったら損しないし、やったほうがいいではないかとやってきた。ところが、現実はこういうことで1年がたった。
 私はこの1年たって、数字だけ出すのではなくて、台東区としてこれだけの財政支出をしたんですから、環境面ではどうなったのか、それから財政面ではどうだったのか、それから、まちの活性化についてはどういう貢献をして、どれだけプラスになっているのか。それから、違法駐車をこれはなくすということが理由だったので、その違法駐車の状況は今どうなっているのか。こういうのを総括するべきだと思うんですよ。それをしないで、いいわ、いいわで、頑張ります、頑張ります、いっぱい入れるように努力します、努力しますでいたって、本当にこれは今後の大型の公共事業のあり方というのの一つは教訓にしていかなければならない問題だと私は思っています。
 ですから、今言った財政面、環境面、それから、まちの活性化、地元のためと言ってきたんですから。それと、違法駐車の減少、こういうのが一体どうなったんだというのをきちんと総括をして出していただきたいと思いますが、それはよろしいでしょうか。
○委員長 ちょっと待って。今の問題提起は当たり前の話で、それは当然そうすべきなわけです。時期的にいつごろまでにやるかはちょっと私もわかりませんけれども、事務方のほうでどのぐらいかかるかわかりませんけれども、今言われたのは当たり前の話なんです。
 そういう点で、いつごろまでにどうしたいという話があればどうぞ。
○委員長 都市づくり部副参事。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 お答え申し上げます。
 今ご指摘いただきました点、かなり難しいところもございますが、なるべく早い時期にご報告できるように努めてまいりたいと思っております。
◆茂木孝孔 委員 いつ、なるべく早くというのは。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 ちょっと時期はまたある程度準備ができた時点で……
○委員長 副参事、できるだけ早いことでいいんだけれども、それは5年のうちとか、10年のうちとか、少なくともこの半年ぐらいの間にはやはり方向をきちんと出してもらいたいので、それはいいでしょう。当然だと思うよ。
◆茂木孝孔 委員 決算までには出るだろう、そのぐらいは最低でもね。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 決算特別委員会のときにはご準備をしてお答え申し上げます。
 あともう一点、先ほどちょっと私のほうで答えが漏れてしまったんですが、単年度で、今年度は高熱水費の負担金が入ってございますので、上野中央通り地下駐車場につきましては単年度で1,400万円ほどの黒字になるという予定でございます。先ほど漏らしてしまいましたので、ご報告申し上げます。
○委員長 茂木委員、どうぞ。
◆茂木孝孔 委員 東京都の分担している部分が、それは電気代とか、そういうのは入ってくるわけでしょう。それを入れれば単年度でやればプラスになるんですということを今言いましたが、それはプラスとは言いませんよ。メンテナンスの20年間であの機械一式はかえなくてはいけないんですよ、20年間たてば。それは1年ごとに積み立てていくなり、いろいろなことをやっていかなければ、その財源というのは生まれてこないんです。それはやるけども、そういうことで理解しないとだめですよ。いいです。
○委員長 ?森副委員長、どうぞ。
◆?森喜美子 副委員長 1年間ということでございますけれども、やはり上野中央通り地下駐車場というのは東京全体、あるいは東京の近隣の他県からも来る方々に利用していただいて、それで、上野の全体の活性化に資するというような大きな意味でのニーズが私はあろうかと思います。
 そういう意味では、台東区の人には、上野中央通り地下駐車場のことはそこそこ浸透はしてきているんだろうけれども、やはりそうした東京近県のところから来ていただく方々にそうした上野中央通り地下駐車場のことが浸透していくにはまだまだ時間がかかるだろうというふうに感じております。
 なるべくいろいろな手段を講じて、こうした駐車場が上野にはありますよと。お車でいらっしゃっても、あるいはお体のご不自由な方々のそうした車も入れるんですよと。それからまた、小さなお子様を連れていらっしゃっても、バギーなども積んでもこられますと、そういうことで、上野の山へいらっしゃる方々、あるいはお買い物や何かでいらっしゃる方々にもう少し浸透していって、この利用が大きくなっていくということを私は期待しますし、それのために努力をしていただきたいなというふうに思っているんですが、そういう点では、今まで「P」という大きなシールみたいなものをエレベーターのところに張って、目立つようにしたり、努力はしていると思うんですけれども、何かアイデアとかはあるんでしょうか。
◎柳川清一 都市づくり部副参事 「P」を張らせていただいたり、商店街でセールのときにチラシをまいたり、ティッシュペーパーをつくって配っております。ことしは区の施設をちょっと使って、区の施設のところに上野地下中央通りに駐車場ができていますというような掲示、それから入り方を、近い施設にはこちらにありますというような矢印をつけたものをわかりやすくしてお入りいただけるように頑張ってまいります。
◆?森喜美子 副委員長 頑張ってください。
○委員長 それでは、ただいまの報告について、ご了承願いたいと思います。
 理事者からの報告はすべて終わりましたけれども、そのほか何か発言ありますか。理事者のほうからも発言ないですね。
 委員の皆さんどうですか。いいですか。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
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○委員長 以上をもちまして産業建設委員会を閉会いたします。
          午後 3時42分閉会