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東京都 台東区

平成22年 5月保健福祉委員会−05月25日-01号




平成22年 5月保健福祉委員会

保健福祉委員会会議録

1 開会年月日   平成22年5月25日(火)
2 開会場所    議会第1会議室
3 出 席 者   委員長 水 島 道 徳    副委員長 石 川 義 弘
  (8人)    委員  君 塚 裕 史    委員   東   久仁子
          委員  秋 間   洋    委員   池 田 清 江
          委員  青 柳 雅 之    委員   寺 井 康 芳

4 欠 席 者
  (0人)

5 委員外議員
  (0人)

6 出席理事者   副 区 長                  神 子 雅 行
          福祉部長                  五所尾 武 司
          福祉課長                  上 野 俊 一
          高齢福祉課長                平 野   穣
          介護保険課長                原 嶋 伸 夫
          障害福祉課長                田 中   充
          保護課長                  岡 田 和 平
          生活援護課長                村 田 和 正
          福祉部副参事                雨 宮 真一郎
          福祉部副参事                内 田   円
          健康部長                  荒 川 聡一郎
          健康部参事(台東区保健所長)        中 村 清 純
          健康課長                  本 間 千 晴
          健康医療課長                高 木 明 子
          国民健康保険課長              姫 野   薫
          生活衛生課長                秋 山 眞 理
          保健サービス課長              渡 部 裕 之
          健康部副参事                黒 田 治 子
          福祉部参事(社会福祉事業団・事務局長)   近 藤 幸 彦
          福祉部副参事(社会福祉事業団・総務課長)  石 井 健 夫
          福祉部副参事(社会福祉事業団・特養谷中施設長)
                                大 ? 和 明

7 議会事務局   事務局長      矢 下   薫
          議事担当係長    曲 山 裕 通
          書  記      中 村 壽 秀
          書  記      田 中 美世子

8 案件 特定事件について
 ◎理事者報告事項
【福祉部】
  1.介護サービス評価の結果について………………………資料*・資料1 介護保険課長
【健康部】
  1.平成21年度区立台東病院及び老人保健施設千束の利用実績について
                     …………………………………資料* 健康課長
  2.中核病院運営協議会報告について………………………………………資料* 健康課長
  3.日本脳炎の定期の予防接種について…………………………資料2 保健サービス課長
                               (*の資料は送付済み)
          午後 2時01分開会
○委員長(水島道徳) ただいまから、保健福祉委員会を開会いたします。
 本日は、卓上マイクのスイッチを必ず押してからご発言願います。
 また、理事者発言席を設けましたので、よろしくお願いいたします。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 次に、傍聴についておはかりいたします。
 本日提出される傍聴願については、許可いたしたいと思いますが、いかがでしょうか。
         (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 ご異議ありませんので、そのように決定いたしました。
 それでは、審議に入らせていただきます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
○委員長 案件、特定事件についてを議題といたします。
 本件については、理事者から報告がありますので、ご聴取願います。
 なお、同じ所管からの報告については、一括して聴取いたしたいと思います。
 初めに、介護サービス評価の結果について、介護保険課長、報告願います。
◎原嶋伸夫 介護保険課長 それでは、平成21年に実施いたしました介護サービス評価の結果についてご報告をさせていただきます。
 資料1をごらんください。
 1の目的でございます。この調査は、従来から実施しておりますが、事業者によるサービス提供の状況や利用者の満足度などを把握するものでございます。また、取りまとめ結果や事業者別の評価結果を事業者に提供して、よりよいサービスの提供に向けた事業者による自主的な取り組みのきっかけづくりとすることも目的でございます。
 2の調査でございますが、2種類実施しております。1つが、(1)の利用者評価で隔年実施、もう一つが(2)の事業者による自己評価でございます。これは毎年実施しております。
 3の調査対象でございます。
 1つ目の利用者評価は、資料記載の11種類のサービスを提供する事業者のうち、区内、区外を問わず4人以上の台東区民の皆様にサービスを提供する事業者で、また利用者評価は、21年8月にサービスを利用した区民の皆様から抽出しております。
 2つ目の事業者自己評価は、同じく資料記載の13種類のサービスで、区内ではすべての事業者、区外は4人以上の区民の皆様にサービス提供している事業者をそれぞれ対象にしております。
 4、5、裏面の6は、資料記載のとおりでございます。
 7の対象数と回収率でございますが、(1)の利用者評価は、表の1行目の全体欄で、調査対象者延べ4,682人で、有効回収件数が2,162、回収率46.2%でございます。
 (2)の事業者自己評価は、同じく全体欄で事業者数241、回収240件、回収率は99.6%でございます。
 それでは、評価結果の内容でございます。恐れ入りますが、白いA4判の介護サービス評価実施報告書(概要版)の12ページをお開きください。
 このページは通所介護につきまして、上の?が利用者の評価結果、次の?が事業者の自己評価結果を示しております。
 右端の列をごらんください。この欄は項目ごとに「よい」と「ふつう」を合わせた評価の割合ですが、おおむね8割から9割台の数値であり、肯定的な評価が得られていることを示しております。ただし、中には少ない項目も幾つか見られます。
 また、13ページでございますが、左のページの?と?を評価項目ごとに比較してグラフ化したものでございます。
 なお、グラフの数値は評価結果を係数化したもので、「よい」を3点、「ふつう」を2点、「やや不満」を1点、「不満」「わからない」を0点で換算し、平均化したものでございます。おのおののサービスにつきましても同様に整理してございます。
 なお、課題としましては、例えば訪問系のサービスにつきましては訪問時間の遵守、通所系では事故発生時の対応など、入所施設系ではレクリエーションの工夫の利用者評価で「やや不満」などの評価が得られているところでございます。
 次に、黄色の介護サービス評価実施報告書本編の11ページをお開きください。
 今回は新たな取り組みとしまして、前回調査との比較も行いました。一つの事例として、これは訪問介護の利用者評価の結果でございますが、グラフの上段が今回結果を、下段が19年度の前回結果を並べて表示してあります。年度間比較によって各事業者は評価年度ごとの変化や前回の評価結果に基づく改善の取り組みが利用者にどのように評価されているかを知るきっかけになるものと考えております。
 なお、利用者評価においては、全体的な満足度ではごく一部のサービスを除いて、前回よりも向上しております。また、事業者評価は前回と比較して、より慎重に評価している傾向が伺えます。
 それでは、資料1にお戻りください。
 8の調査結果でございますけれども、集計結果は区のホームページに掲載し、区民の皆様に情報提供してまいります。また、報告書本編、それから、事業者ごとの調査結果を各事業者に送付するとともに、事業者指導を行う際に評価結果を活用してまいります。
 今後とも区民の皆様に、よりよい介護サービスが提供されるように事業者の取り組みを促してまいります。
 報告は以上でございます。
○委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたらどうぞ。
 池田委員。
◆池田清江 委員 大変詳しく調査されている内容だと思いますけれども、特に利用者さんの調査結果ですが、対象になっている方々、これは例えば訪問介護だとか入浴とか、いろいろ看護とかリハビリとかがありますが、全体の数からすると大変な数があると思うんですけれども、これはあえて、例えば介護は1,298名と、入浴の場合は139名というふうになりますけれども、この抽出された方々は、例えば地域的に抽出したのか、どういった方法でやったのでしょうか。
○委員長 介護保険課長。
◎原嶋伸夫 介護保険課長 この数字につきましては、平成21年の8月にサービスを利用された方、その中から抽出をいたしております。したがいまして、地域別に抽出したとか、そういったようなことではございません。
○委員長 池田委員。
◆池田清江 委員 わかりました。
 業者さんとの調査結果もパーセントも出ていますけれども、これをざっと見た感じですね、利用者さんの満足度というか、特に満足度の前に、回収率が利用者さんよりも業者さんのほうが圧倒的に多い感じがするんですけれども、その回収率が多いという、利用者さんに対する、この認識度が大変違ってきているのではないか。この辺についてはいかがでしょうか。
○委員長 介護保険課長。
◎原嶋伸夫 介護保険課長 今回の回収率につきましては、先ほど報告の中でも申し上げましたけれども、利用者評価のほうが46.2%、件数といたしましては4,162件ということで、ある程度の数が回収できたわけでございますけれども、ややちょっと回収率が低うございました。一方、自己評価につきましては、数的には240件という数で、ほぼ100%、実は1事業者だけがちょっと出てこなかったということで恐縮なんですが、100%にはいかなった。そういった意味でいいますと、事業者の意識も介護保険サービスがやはりこれだけ世の中に普遍的に出てまいりますと、やはり事業者としてサービス提供するときの意識づけが少しずつ変わってきている。それは介護保険制度ができて以来だんだんと変化してきたということは言えるのではなかろうかと存じます。
○委員長 池田委員。
◆池田清江 委員 それとちょっと関連するかもわからないのですけれども、この概要版の21ページにあるようなところでありますけれども、21ページに限らず、各ページに書いてある棒グラフですが、職員の教育状況とか全体的な満足度というのが利用者さんのほうは非常に高めで、業者さんのほうが低いということになると、利用者さんは大変評価が高くなっているような感じ、逆に事業者さんは自己反省ではないけれども、ご自分でもうちょっと厳しく反省しているような感じの調査のあらわれではないかと思うのですけれども、その辺はいかがでしょうか。
○委員長 介護保険課長。
◎原嶋伸夫 介護保険課長 事業者の意識ということで、先ほどもちょっとお話を申し上げましたけれども、今回年度による比較ということで新たな取り組みということでやっておりますけれども、今まで「十分にやってきた」とか、「よい」とかということで事業者のほうは評価していたものが、少し変化をしておりまして、「大体は」というような評価に少し下がっているような、そういった意味で申しますと、先ほども申し上げました介護サービスそのものがやはりさまざまなよいサービスを提供しようとか、それから、多様なサービスを求める利用者さんのほうの側の意識の変化、そういったものに対応しようとして、少し、よいサービスは提供しているとは考えておりますけれども、謙虚に自らを見ているというような傾向が出てまいったのではなかろうかというふうには考えております。
○委員長 池田委員。
◆池田清江 委員 事業者さんの考え方というのが、当初介護保険の制度が始まったときから比べると、大変前向きなというか、本当に利用者を思っていく上での事業者さんの考え方、対応というのがこの調査の結果によって感じられるんですね。それによって、これから事業者さんは質を向上させるというふうな方向にいくと思うんですけれども、その辺のつなげ、この調査によって将来の介護保険のサービスのつなげというのはどういうふうになっていますでしょうか。
○委員長 介護保険課長。
◎原嶋伸夫 介護保険課長 今回の評価活用につきましては、さまざまな、評価の低いもの、それから、年度比較で評価が下がってしまっているようなもの、それから、利用者と事業者の間で乖離が生じているようなもの、これにつきましては大きな課題があるのであろうというふうには考えております。そういったことから事業者への指導というのを私どもは従来から取り組んでおりますけれども、そういったところで個別の事業者にはきちんと指導を行いながら、また集団指導と申しまして、事業者を一堂に会して指導を行う、そういう場もございます。そういったところでもこの資料を活用して、サービスの向上に向けて取り組みを促していこうというふうに考えております。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 この調査は、いわゆる利用者の満足度とサービスの質の向上をつなげるための非常に有効な調査かなというふうに考えております。私はちょっと勘違いしたのは、これは介護保険の制度ができた上での何か義務的な調査なのかなと思ったら、実はそれは区の、独自に近い形でこういったものをやっていると聞きまして、これはますます台東区内のいろいろな介護関係の者にとっては、非常にまた有効に活用できる調査かなと思いますので、これからもますます充実してこの調査ですとか、あとは活用を、ぜひしていっていただきたいなというふうに思っております。
 先ほど回収率の話が出ましたね。特に利用者さんのほうは40数%ということで、ぱっと見、低いかなと思うんですが、ほかのいろいろなアンケートから比べると結構高いんですよね。ですから、逆に要介護の方々が、あるいはその家族の方々がいろいろな思いを込めて、このアンケートにお答えいただけているのかなということで非常に頭が下がる思いかなというふうに思いますし、逆にそのアンケートを回収できなかった方々が、もしかしたら要介護度が高くて、ご自分では書けない、しかも、介護しているご家族の方もいっぱいいっぱいでそういう余裕がないというような傾向がもしあるとすると、ちょっと一部の部分の意向がごそっと抜けちゃっているという、そういう部分をちょっと心配しているので、回収率を何が何でも上げろとかいう意味ではなくて、もし何かそういう傾向みたいなのがあったら、ちょっとこれから考えなくてはいけないかなというところだけ感想として申し上げておきます。
○委員長 秋間委員。
◆秋間洋 委員 私は、まず青柳委員と同じで、この調査は非常に重要な調査だなというふうに思っております。それだけに、今後の施策に反映させる課題、先ほど言った利用者と事業者の乖離の大きい部分がなぜ起きるのか、これが政策的な課題になるんだという部分については、評価と課題について、この辺をまずざっくりとお答えいただきたい。
○委員長 介護保険課長。
◎原嶋伸夫 介護保険課長 今回調査をしてわかったことと申しますと、先ほどの説明の中でも申し上げましたけれども、利用者評価としては全般的にはおおむね肯定的な評価がいただけたろうというふうには思っております。ただ、利用者評価、それから、事業者評価、両方ともどうしても評価が低い項目がやはり出てきております。そういったところが当然のことながら課題がある。ただ、その課題については、その内容は、まことに申しわけございません、恐縮なんですが、実はそこまで掘り下げてはおりませんので、今後そういったことについては例えば高齢者の実態調査等を行いますので、そういった中で必要に応じてやってまいるということにしたいと存じております。
○委員長 秋間委員。
◆秋間洋 委員 2006年の介護保険の第3期事業のときに、非常に介護保険の大改悪がありましたね。高齢者施策の大半を占めていた、例えば介護予防事業が、これがほとんど3%しか充てられない、上限を決められた介護保険の中に包括的に入れられてしまったとか、そういう問題点があります。ですから、今、課長がおっしゃったように、ことし1年かけて第5期事業に向けた高齢者実態調査をやるわけで、そういう点では課題は高齢者施策全体の中でということと、あと介護保険制度の中という2つの角度でぜひお願いしたいというのが、まず1点、要望です。
 あともう一つ、私がちょっと非常に感じて、これはちょっと私はびっくりしたんですけれども、前回の評価との推移なんですね。これは黄色の冊子、特に事業者の自己評価で、前回の調査と比べ訪問系の介護でそれが顕著に出ているというふうに、私は見ました。
 その前にちょっと1個聞かせていただきたいんですが、これは隔年調査と毎年調査ですよね。ということは、事業者については20年調査と今回のを比べるわけですね。利用者については19年と今回のを比べているわけで、そういう点ではこれ一緒に最後にグラフが出て、満足度、これは21年だからいいけれども、この黄色の冊子を順番に見ていくと、19年との比較の部分と20年との比較の部分が混在している。まずそれは、そういうことでいいんですか。
○委員長 介護保険課長。
◎原嶋伸夫 介護保険課長 委員ご指摘のとおりでございます。
○委員長 秋間委員。
◆秋間洋 委員 ですから、私はその辺は、注意してこの資料は見なくてはいけないなというのが1点、まず思います。無意味だとは言いません。非常に有効な材料だと思うので、質問いたします。
 例えば、この黄色い冊子の20ページの1、2、3、4を見ますと、サービス提供事業者の自己評価で、訪問系です、訪問介護ですよね。例えばこの重要事項説明、これが90.9%から55.6%と「十分納得されている」という自己評価が激減しているんですね。これは介護保険対象サービス外も80.3%から50.0%と、心身状況等の把握についても70%から47%と、希望の取り入れというのも85%から58%と、ことごとく訪問系のサービスについての事業評価が「十分できている」というのが激減している。これは訪問入浴でも、41ページの心身状況の把握、46ページの感染症予防マニュアルの作成、47ページの苦情等への処理、48ページの教育状況など、激しく減っている。こういう部分があるんですね。訪問介護でも、62ページの重要事項説明や63ページの希望の取り入れ。これは先ほど課長は、事業者の評価が落ち着いてきたと表現されたか、冷静になってきたと言ったのかあれでしたけれども、それでは、私は1年前の調査とこれだけ変わるというのは違う原因があると見るべきだと思うんですけれども、その辺についてはどういうふうに思われますか。先ほどの評価が落ち着いたというだけで済まされていいのかと私は思うのだけれども。
○委員長 介護保険課長。
◎原嶋伸夫 介護保険課長 先ほどもご答弁させていただきましたけれども、確かにご指摘のとおりで、「十分納得されている」、これは確かに減っている。「十分」という表現のものが減っている。一方で、「大体」とか「ほぼ」とか、そういった表現のものがふえているというのは事実でございます。これは先ほど答弁したとおりでございまして、私どもの認識としては、より慎重な評価をしている。それはやはり事業者が利用者さんの意識の変化に伴って、自分たちのサービス、それから、他社のサービス、そういったものとの比較の中で、より慎重に自分たちのサービスを見詰め直す、そういった姿勢があるのではないか、そういうふうに私どもは考えております。
○委員長 秋間委員。
◆秋間洋 委員 私はそれだけでは現実に接近していないというふうに思います。これは見解の相違といえばそうかもしれない。ただ、特に人絡みの部分で多いんですよ。つまり重要事項説明、あるいは苦情処理、職員教育、こういうところで前回と比べて大きく減っているというのは、やはりなかなか事業所が――今回介護報酬が3%上がりましたけれども、当時の自民党政権は介護職員の月給を2万円上げるんだと言いましたけれども、とてもとてもそんな状態になっていません。これはもうだれもが知っていることですけれども、しかし、介護事業所そのものがやはりそういう余裕が、例えば職員研修だとか、あるいは介護従事者への十分な教育、指導、こういうようなものがなかなかいかないというところに、私はやはりきちっと、第4期事業を挟んでのこの調査結果のあれですから、私はそこのところをきちっと見る必要があると思うんだけれども、その辺については全くそう考えていないのか、それとも多少は考えているのか、その辺はどうですか。
○委員長 介護保険課長。
◎原嶋伸夫 介護保険課長 まず委員ご指摘の従事者の処遇の面でございますけれども、委員がまさにおっしゃったとおりで、介護報酬の改定がございました。また、従事者の交付金、処遇改善のための交付金もまた事業者から直接、私ども区は通しておりませんけれども、交付の手続が進んでいる、そういった取り組みもなされております。また、私ども区においてもホームヘルパーさんの資格取得支援をするであるとか、それから、求人情報の区ホームページとの連携による一つの支援と申しましょうか、そういったようなこともいろいろと取り組んでおります。そういった中で申しますと、人材確保、それから、処遇の改善については一定の効果が出ていることは事実であろうと思います。したがいまして、そればかりがこの評価につながったというふうに私どもは考えておりません。
 また、さまざまな教育の面において、いわゆる立ちおくれている面があるというのは、この評価の結果の中でも出ております。私どもといたしましても、従来から取り組んではおりますけれども、ヘルパーさんへの研修ですとか、そういったことで私どものほうも対応は既に行っているということでございます。
○委員長 秋間委員。
◆秋間洋 委員 最後にします。今度社会福祉事業団も2級のヘルパーのあれを今度の予算では2回にふやすというふうになったし、区が努力していないとは、全く私も言わないですよ。ただ、その問題は、やはり事態の深刻は介護事業所や介護従事者の労働条件、労働環境、これについては一向によくはなっていないという事実、あと、これをよくしていくために区が介護保険の中だけではなくて、高齢者施策全体の中で介護職の方たちの社会的、経済的な地位の向上のために施策を打っていくという、やはりこれは重要だということを認識していただきたいということを要望して、終わります。
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。
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○委員長 次に、平成21年度区立台東病院及び老人保健施設千束の利用実績について、及び中核病院運営協議会報告について、健康課長、報告を願います。
◎本間千晴 健康課長 それでは、平成21年度区立台東病院及び老人保健施設千束の利用実績につきまして、事前にお送りしております資料に基づきご報告申し上げます。
 (1)が台東病院、(2)が老人保健施設千束の利用実績となっており、表の右から2番目の合計が平成21年度の1年間の利用実績となっております。
 なお、その隣の一番右側の当初想定数は、開設前の平成20年度に策定した予測値でございます。
 まず、(1)台東病院の利用実績でございます。入院につきましては、病棟のオープンが一部おくれたものの1年間の病床利用率につきましては、一般病床が66.9%、療養病床が63.4%、回復期リハビリテーション病棟が54.5%となっており、いずれも当初予想を超えております。合計といたしましては、1日平均の利用者が73.9人、病床利用率が61.6%となっております。また、3月の利用状況でございますが、1日平均利用者が104.5人、病床利用率が87.1%となっております。1月以降は9割近い利用率を維持しておりまして、当初の想定を大きく上回り、ほぼ満床という状態が続いております。
 次に、外来でございます。1年間の実績としましては、1日平均患者数が94.2人となっており、当初想定数を下回っております。3月の利用状況におきましても、1日平均で120.7人となっており、当初の予想には及ばないものの、少しずつ増加をしているところではございます。
 今後とも指定管理者と協力しながら、広報活動などを実施いたしまして、外来患者の確保に努めていきたいというふうに考えております。
 次に、(2)の老人保健施設千束の利用実績でございます。入所につきましては、短期入所を含めまして1年間の入所利用率は63.0%となっており、当初想定数を下回っております。また、3月の利用状況ですが、1日平均利用者が132.1人、入所利用率が88.1%となっており、12月以降は当初の想定を上回る利用率となっております。
 通所の利用者につきましては、1年間の実績といたしまして、1日平均利用者が21.9人となっており、当初想定数を下回っております。ただし、3月には1日平均で29人の利用があり、増加傾向にあるということでございます。
 なお、今回は利用実績のご報告とさせていただきましたが、現在の施設開設後、最初の決算に向けました作業を進めております。また、並行いたしまして病院等の運営状況の評価などについて台東病院等運営協議会を中心に検討を進めているところでございます。決算内容につきましては第3回定例会の時期に、また病院等の運営状況の評価等につきましては年内をめどに、それぞれ本委員会でご報告させていただく予定でございます。
 本件につきましては以上でございます。
 続きまして、中核病院運営協議会報告について、これも事前にお送りしております資料に基づきましてご報告させていただきます。
 この運営協議会ですが、永寿総合病院がその機能及び役割を適切に果たしていることを評価・検証することにより、病院運営の透明性及び区民に対する説明責任を確保するために、学識経験者、保健・医療関係団体、区議会、区民の皆様に行政を含めた構成によりまして、平成14年から設置されております。
 今回ご報告させていただくものは、主に20年度の運営状況につきまして、小委員会と運営協議会をそれぞれ1回開催して、評価・検証を行った結果ということで、それが区長に報告されたものでございます。
 2枚目以降にあります台東区中核病院事業運営評価表のほうをごらんください。A3、5ページから成っているものでございます。
 1、2ページには、評価のもととなるデータ、3、4ページには評価の内容、5ページには改善方針が記載されております。
 また、参考資料1としまして、20年度及び21年度の診療科目別の外来入院患者数、また参考資料2としまして、分娩件数と小児入院患者数の目標値と実績を添付しております。
 評価表の1ページ目のほうから概略をご説明させていただきます。
 1の事業の概要につきましては、中核病院の整備理念、また区が要請した医療機能・役割等を記載したものです。
 2の事業を取り巻く環境の変化につきましては、状況変化に対応した運営を行うという視点から、病院自体が認識した内容が記載されているということでございます。
 3の事業概況の推移ですが、1ページ目のほうにつきましては、病院全体の事業収支が記載されております。こちらのページの一番下のほうに書いてありますとおり、20年度につきましては経営改善等を行った成果もあり、黒字転換をすることができたとしておりますが、21年度につきましては設備投資等の影響もあり、再び赤字になる見込みであるというふうに聞いております。
 2ページ目のほうをごらんください。
 こちらにつきましては、区が永寿総合病院に要請している政策的医療に関するデータでございます。20年度から22年度までの3年間につきましては、産科と小児科の充実支援ということで、区から運営費の補助をしておりますが、それ以外の部分も永寿総合病院に対する建設費等の補助を行った関係で、引き続き掲載しております。産科・小児科の実績につきましては、後ほど資料2のところでも触れさせていただきますが、両部門の収支は、こちらの表の20年度(実績)という欄の一番下のほうに記載されているとおり、1億1,000万円ほどの赤字であるとのことでございます。
 ここまでの1、2ページのデータ、また資料1、2をもとに次ページ以降で事業の評価をしたものが記載されてございます。
 3ページ目の4、事業の評価をごらんください。こちらにつきましては、永寿総合病院が中核病院整備の理念に基づいた運営がなされているかということで、8項目に分けて評価しております。また、区分の欄にあるように、まず病院が自己評価を行いまして、小委員会での評価、全体協議会での評価の順番で実施しているところでございます。最終的に、こちらの一番右の端のほうでA評価となりました項目は、医療資源と施設整備コストの2項目でございます。それ以外の項目につきましては改善の余地があるということでB評価というふうになってございます。
 次の4ページ目は、総合評価ということでございます。こちらは必要性、有効性、効率性、経済性、公平性、優先性、適正性という7つの視点からそれぞれ評価がなされております。
 このうち主な項目につきましてご説明申し上げますと、まず1番目の必要性の中で、分娩件数や小児科入院件数、救急車の受け入れ数の増加などが評価されているところでございます。
 一方で、2番目の有効性、4番目の経済性のところでは、区内の診療所との医療連携、機能分担をより一層心がける必要があるというふうにされております。
 また、6番目の優先性のところでは、産科が区内で出産できる唯一の病院でもあることから、政策的医療の中で優先的に実施すべきものというふうにされております。
 次に、5ページ目の5の改善方針のほうをごらんください。ここでは4点の改善方針が示されております。
 1点目は、医療連携の取り組みの強化でございます。中核病院として、地域の診療所と連携を一層強化していくことを求められております。
 2点目は、病院の機能、中核病院の役割等を区民や診療所に対してわかりやすく情報発信していくということでございます。ちなみに現在、永寿総合病院をかかりつけ医というような意識をなさっている区民の方が大変多いということで、それに対しまして情報発信をしていくという必要があるというようなことでございます。
 3点目は、持続可能な中核病院の運営ということで、働く職員や利用者の満足度を高める努力をしていくということでございます。
 4点目では、病床利用率の向上や外来診療単価の適正化を図ることなどによりまして、収益の確保が求められているということでございます。
 最後に、一番最後の資料2をごらんいただきたいと思います。
 こちらで産科・小児科についてご報告申し上げます。
 20年度から22年度までの3年間につきまして、産科・小児科の充実支援として年間1億円を限度とした補助を行っているところでございます。資料の上のほうが補助金交付の条件として定められた年度目標、下のほうがその実績でございます。産科医療につきましては、分娩件数が20年度、499件、21年度、461件と、目標としてはそれぞれ400件と450件をクリアしております。また、小児科医療につきましても小児専用入院病床を5床確保という目標に対しまして8床確保しているというところから、実績としてはクリアしておりまして、また小児科の入院患者数も年々増加しているという内容となっております。
 以上で報告を終わらせていただきます。
○委員長 初めに、平成21年度区立台東病院及び老人保健施設千束の利用実績についてご質問がありましたらどうぞ。
 池田委員。
◆池田清江 委員 1点だけ、台東病院の当初の想定数との比較が書いてあるんですけれども、特に外来が想定数よりも大変低い数字になっているんですけれども、前々回、前回でしたか、外来が大変少ないという理由では、台東病院の場合は高齢者の病院であるというイメージが大変強くて、一般の人の外来が少ないというふうな答弁をいただいたことがあるんですけれども、それについて改善策というか、どのような手を打ってきたのか、その辺。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 これにつきましては、前回ご答弁させていただいたとおりでございます。それに加えまして、特に高齢者の方につきましては、かかりつけ医を持っているというところから、なかなかこちらのほうへの外来の利用が伸び悩んでいるというようなことにもつながってくるのかなというふうに思っております。それに対しまして、いわゆる広域的な広報活動ということで、台東区の地域だけではなくて、例えば具体的な話でいきますと、国際通りを走る都バスの停留所の案内で台東病院のアナウンスをしたりとか、あとは周辺区の広報に広告を掲載したりというようなことがございます。また、案内誘導板をそれぞれ4カ所、周辺につけた。なかなかわかりにくいというような話もございます。それと同時に、そのわかりにくいという面につきましては、これはやはり議会でご指摘いただいたということでございますけれども、台東病院の正面と裏側の窓のところに、7月ごろになりますけれども、看板を取りつける予定で、そのような形で広報のほうにも力を入れていきたいというふうに思っているところでございます。
○委員長 池田委員。
◆池田清江 委員 ですから、高齢者の場合にはかかりつけ医とか、あるいは地域医療とかというところのリンクによって、なかなか台東病院のほうには少なくなってくるということですけれども、そうではなくて高齢者以外の方にもどんどん来ていただくというような広報活動をしていくべきできないかというふうなお話をしたと思うんですよね。それに対して、単なる広報活動というよりも、もうちょっと1つ、一ひねりというか、何か違ったイメージを、高齢者だけではないよと、一般の総合病院なんですよ、一般の総合病院もあるんですよというような内容の広報活動というか、その辺はどういうふうに考えているのかなと思って聞いているんですよ。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 現在それに対して的確にお答えできるようなものを私は持っておりませんけれども、ただ、今現在、台東病院につきましても運営協議会というのを開きまして、種々この病院をどうしていったらいいかということで検討しているということで、先ほど申し上げました、この評価をどうしていくか、そのようなこともこれからしていくという中で、今、委員からお話のあったようなことも含めまして十分に検討してまいりたいというふうに思っているところでございます。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 まずこの台東病院のお話からなんですけれども、こういったご報告を健康課長のほうから報告を受ければ受けるほどやはり、区立病院ですけれども、先日ちょうど多摩地区の市立病院を持っているエリアの議員さんと懇談してきたんですが、やはり院長さんが部長級、そして事務長が課長級で、そういう立場にある方が所管の委員会に出てきて、いろいろご説明をしたり、逆にその問題点ですとか、予算要求的な話を直接議員の委員会に訴えたりというようなことのやりとりがされているようでございまして、ですから、何か健康課長という、ちょうど間に挟まれた形の方がこういう報告をするのは、やはりちょっと無理があるのかなと思いますので、以前から申し上げているとおり、参考人という形でぜひ委員会に出てきて、参考人という形しか多分できないんですけれども、そういう形でやっている、この間ちょうど清峰会ですか、オープンがありましたけれども、あれも水上市でしたか、参考人としていろいろ呼んで、委員会でいろいろ議論しているという話を、副市長さんですか、ちょうどおっしゃっていましたので、ですから、そういう形は結構とれると思いますので、直接いろいろな現場にいる方がこちらに来て説明する方法を、もちろん委員会として招集すればできるんですが、逆に今の健康課の、あるいは健康部の皆様のほうもそういった問題意識を持っていただければというふうに申し上げておきます。
 それで、今回ちょうどこの両方の資料が一緒にあるものですから、やはりなぜ台東病院のほうは同じ資料なのに、こんなにアバウトなのか。外来のことがずっと問題になっているわけですよね。永寿総合病院のほうは何科が何人、これだけの科目があって、もちろん少ない多いがあるんですが、こういった資料で議論をしてくださいよという資料が出ています。一方で、台東病院はざっくりとこの外来一まとめになっていて、では、どこの外来が多くて、どこが弱いのかとか、今、池田委員がおっしゃったような老人にかかわる部分は目標値をクリアしていて、ほかの眼科ですとか何ですとか、そういうところが弱いのかとか、そういう議論さえもできないんですよ、これでは。ですから、もう少し委員会に対して、その永寿総合病院や何かと同じように情報開示をしていただかないと、もう議論にすらならないので、今、申し上げた2点を一応私、要望として申し上げさせていただきまして、台東病院に関してはまだ1年足らずですから、今後何とか当初の想定数に近づくような、そして、いわゆる区の負担分も想定内におさまるような方向でぜひ頑張っていただきたいということだけ要望しておきます。
○委員長 秋間委員。
◆秋間洋 委員 質問するつもりはあまりなかったんですが、先ほどの答えでちょっとこれでいいのかなと思ったので1点だけ聞きます。
 外来の利用者をふやすという点で私たちは2点提案をずっとしてきました。まず、公衆衛生上の、区民公衆衛生の拠点としての役割を果たす、その役割を果たせていない。これは特定健診等の受け入れが1日5人という貧困、もうそれ以上とらないんだから、台東病院は。これで患者がふえるわけないじゃないか、ということで私たちは指摘してきました。そうしたら、あそこの地域医療振興協会が協会健保の健診を受けたい、とりたいと、中小企業のまち台東区で協会健保を。それはいいことだ。そうすると、健診を受けるというふうになれば、これはいろいろ利用者もそれを入り口にしてふえるだろうというふうなことで私は1回ぐらい質問したことがあるんだよね。これについてはレイアウトを大幅に変えなくてはいけない、その内装も含めてどうなんですかといったら、よく検討して必要があれば応援していきたいということが前の健康課長の答弁だったんですが、まずその辺の問題は具体的な問題なので、あれだけの大幅なのは、指定管理上は区が設備投資しなくてはいけない、お金は区が出さなくてはいけない役割になっているので、その辺についてはどうだったんですか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 区がお金を出すかどうかということに関しましては、今のところそれに関しては出していないということでございまして、その辺の情報につきましてはちょっとすみません、まだ私のほうで定かに持っておりませんので、よくよくその辺のところは調べていきたいと思いますので、すみません、そういうことでよろしくお願いします。
○委員長 秋間委員。
◆秋間洋 委員 これは多分、地域医療振興協会もそういう問題意識を持っているはずですから、ぜひその辺は進めていただきたいなというふうに要望して終わります。
○委員長 今、幾つか要望が出たんですけれども、やはり今回初めて病院経営というものに行政、議会も直面したわけで、いろいろと皆さんから意見が出て、どのように審議をしたいとか、どのように進めていくのか、また経営状況なんかも、どうしても企業会計の部分で遅くなってしまったりとか、その議会のリズムと合わなかったりする部分もありますので、ぜひともこれはちょっと行政側ともよく委員長、副委員長も含めて委員の皆様とご相談しながら、審議の方法も含めて、今、決めていかないともう来年、再来年、どんどん先へ進んでしまう話だと思いますので、早急に今年度中にいろいろな考え方をまとめていきたいと思いますので、よろしいでしょうか。
          (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○委員長 では、そのようにしていきたいと思います。
 ただいまの報告についてはご了承願います。
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○委員長 次に、中核病院運営協議会報告についてご質問がありましたらどうぞ。
 池田委員。
◆池田清江 委員 永寿総合病院の開設から数年がたっていますけれども、開設当初と現在との比較ということで、ここに書いてありますけれども、私も実感としてわかるのは、高齢化に伴って慢性疾患とか、あるいは長期になってきている患者さんが多いのではないかと思うんですよね。それについて医療、介護と連携して総合的なケアが必要となってきているというので、ここに書いてありますけれども、そういった慢性化とか長期化の患者さんに対して、どのような対応をしていらっしゃるのか、その辺をちょっと詳しく教えていただきたいんですけれども。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 病院のほうで具体的にどういうふうにやっているかとか、十分把握していないところでございますので、すみません、ちょっとお答えができません。申しわけございません。
○委員長 池田委員。
◆池田清江 委員 これは一番、区民の方々からの要望も大変多くて、やはり長期化になってくる患者さんでもやはり3カ月、あるいは2カ月で出なくてはならないとなると、次の病院を探さなくてはならないというような要望も実は大変多いんですよね。ということになりますので、次の委員会にはちょっとその辺を調べておいていただければありがたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。
 それと、最近、永寿総合病院に私もちょっとかかって感じたことなんですけれども、大変システムが変わったらしいんですよね。それで大変混乱していたりとか、あるいは電子カルテ等の導入によって、お医者さんとか看護師さんたちが何かあくせくしているというような状況、それから、患者さんもどうしていいかわからないような、このシステムがですね、というような状況が何かあったんですよね。その辺、システムが変わったというような情報があるのかどうか。
○委員長 健康課長。
◎本間千晴 健康課長 今、委員おっしゃるとおり電子カルテが導入されたということは聞いております。ただ、電子カルテが入ることによりまして、これは病院内、あくまでも想像の話ですけれども、やはり新しいシステムが入りますと、なかなか当初は混乱するということはあるかと思いますが、ただ、例えば現状こちらのほうの資料をつくるためにカルテを全部、レセプトを全部数えて手作業でやらなくてはいけないようなものであったり、またはちょっとここにも出し切れないようものがありますが、それが電子カルテ、22年度から入ったということでございますが、それが入ることによりまして、こういう資料がもっと充実することができるということも聞いておりますので、それは先ほど申し上げましたけれども、導入当初の混乱ということなのかなという、これはあくまでも推測ですけれども、そういうふうに考えております。
○委員長 池田委員。
◆池田清江 委員 やはりお年寄りの患者さんも大変多くて、余りにもこのやり方がわからなくてまごまごしているという実態をちょっと目の当たりにしたんですよね。そういうことによって、また外来が少なくなってくるというような状況につながってくるとまずいと思うので、その辺ちょっともう1回病院のほうできちっとシステムに対応をしていただけるようにお伝え願えればと思いますので、よろしくお願いします。
○委員長 よろしいですか。
 ただいまの報告についてはご了承願います。
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○委員長 次に、日本脳炎の定期予防接種について、保健サービス課長、報告を願います。
◎渡部裕之 保健サービス課長 それでは、日本脳炎の定期の予防接種につきまして、資料2をごらんください。
 日本脳炎の予防接種につきましては、平成17年、5年前に当時のワクチン製剤によると考えられる重篤な健康被害が国内で発生したことから、国は区市町村に対しまして積極的な勧奨を差し控えるようにという勧告をしてございます。具体的には、従来、対象年齢となるお子さん全員に個別に予防接種票をお送りしていたものを中止いたしまして、特に希望する方にのみ接種する機会を確保していたものでございます。
 今回新たな製造法によるワクチンにつきまして供給実績と副反応報告の状況から、平成22年度、今年度においては3歳に対する初回接種の積極的勧奨を行うよう国から通知があったため、接種票の発送を再開するものでございます。
 なお、日本脳炎の予防接種は3歳ごろに1期初回、接種2回、そのおおむね1年後に1回、さらに9歳ごろに1回の計4回接種いたしますけれども、今回は3歳に対する初回接種2回について勧奨を再開いたします。その他の対象年齢につきましては、引き続き勧奨を差し控えますけれども、国は今後のワクチンの供給状況等を勘案して、これまでに接種機会を逃したお子さんへの対応を検討することとしてございます。
 勧奨対象者数は、現在3歳のお子さんと今年度3歳になるお子さん、合わせて約2,400名に対して、項番3にございますように、個別に接種票を発送して、区内のほか特別区の協力医療機関で2回の接種を進めてまいります。
 項番4の接種期間については通年となっておりますけれども、日本脳炎の発生時期を踏まえますと、夏前の早い時期に、5月下旬より接種を開始したいと考えております。
 項番5の接種費用でございますが、法定接種のため無料でございまして、必要となる経費は全額区の負担となります。
 また、項番6の周知方法につきましても、対象者に対して5月下旬から個別に接種を開始したいと考えております。今年度においては3歳児のお子さんに対する初回接種に対してのみ積極的な勧奨を行うこととなっておりますので、ホームページや広報たいとうなどにおいて混乱のないように正確な情報提供に努めてまいります。
 具体的なスケジュールにつきましては、本委員会においてご承認いただいた後、速やかに予防接種票の発送を開始したいと考えております。
 項番7の経費につきましては、本事業費といたしまして約3,500万円、内容の主なものは接種委託料でございます。現行の予防接種事業費に不足を生じるおそれがございますので、第2回定例会におきまして補正予算をお願いしたいと考えております。
 報告は以上です。
○委員長 ただいまの報告についてご質問がありましたらどうぞ。
 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 伺いますけれども、平成17年以前は計4回をすべて公費で接種していたんですか。
○委員長 保健サービス課長。
◎渡部裕之 保健サービス課長 そのとおりでございます。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 それで、その後積極的な勧奨を差し控えていた時期は、希望者は公費で接種していたんですか。
○委員長 保健サービス課長。
◎渡部裕之 保健サービス課長 そのとおりでございます。
◆青柳雅之 委員 そのとおりですか。わかりました。
 そうすると、今度再開されるのが該当の年度の3歳児ということですよね。そうすると、間が抜けてしまった方は国がその後考えるということはわかったんですけれども、いきなり接種票が送られてきたご家庭で、ご兄弟がいて、上の子のときにはこんなのなかったよとか、非常にそういう混乱が生じて、そのときの文章に「積極的な接種は控えていた」とか「積極的な勧奨を行う」といったような、今、課長がご説明されたような文言ですと理解できないと思うんですよ。ですから、何か今の仕組みをわかりやすくお伝えをしないと非常に混乱が生じるのではないかなと思うんですが、そういったことの工夫はもう想定されているんでしょうか。
○委員長 保健サービス課長。
◎渡部裕之 保健サービス課長 区民に混乱のないようにホームページ、それから、広報たいとう、あるいはその個別接種票の中で、よりわかりやすい説明文を加えて周知していきたいと思います。
○委員長 青柳委員。
◆青柳雅之 委員 というのは、私がすごく気になったのは、我々は何度か、最近、この予防接種の関係でいろいろ陳情が出たりしているので、こういった積極的な勧奨ですとか法定接種ですとか、そういういわゆる専門用語を何となく理解できる立場にいるんですけれども、普通の方はなかなかなじみのない言葉なので、では、お兄ちゃんはやってないのにどうするのとか、お姉ちゃんのときはこんなのなかったよということを、さらに日本脳炎自体はまだ絶滅していないわけで、ごくまれにですけれども、発症されてしまう方がいまだにいらっしゃる。外国で、はやってしまったりとかしているというのもあるので、何か今ご答弁の中で当然対応しますということですけれども、どんな対応をしようと思っているんですか。
○委員長 保健サービス課長。
◎渡部裕之 保健サービス課長 積極的な勧奨の差し控えという言葉自体が区民にはなかなかわかりづらいと思いますので、この間、個別に接種票の送付を中止していた理由、それから、今回新たな製剤によって再開が始まったわけですけれども、その経過についてわかりやすい、区民が理解しやすい言葉で説明したいと思います。
○委員長 ただいまの報告についてはご了承願います。
 理事者からの報告は以上であります。
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○委員長 次に、本委員会の行政視察について申し上げます。
 時期につきましては、第2回定例会終了後、第3回定例会までの間に実施をしていきたいと思います。視察都市及び視察テーマにつきましては、正副委員長にて案を作成し、委員会にておはかりいたしますので、よろしくお願いいたします。
 なお、ご意見等がございましたら正副委員長までお寄せください。
 行政視察については以上であります。
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○委員長 以上で本日予定されたものはすべて終了いたしました。
 その他ご発言がありましたらどうぞ。
          (「なし」と呼ぶ者あり)
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○委員長 これをもちまして、案件、特定事件についての審議を終了し、保健福祉委員会を閉会いたします。
          午後 2時57分閉会