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東京都 新宿区

平成14年 12月 定例会(第4回) 12月06日−13号




平成14年 12月 定例会(第4回) − 12月06日−13号







平成14年 12月 定例会(第4回)



      平成14年第4回定例会会議録(第1日)第13号

平成14年12月6日(金曜日)

出席議員(44名)

  1番   くまがい澄子     2番   赤羽つや子

  3番   鈴木幸枝       4番   小松政子

  5番   麻生輝久       6番   のづたけし

  7番   松川きみひろ     8番   上 秀夫

  9番   えのき秀隆     10番   佐原たけし

 11番   志田雄一郎     12番   かわで昭彦

 13番   小畑通夫      14番   とよしま正雄

 15番   そめたに正明    16番   山添 巖

 17番   宮坂俊文      18番   やはぎ秀雄

 19番   権並 勇      20番   かわの達男

 21番   山田敏行      22番   猪爪まさみ

 23番   小野きみ子     24番   久保合介

 25番   羽深真二      26番   桑原公平

 27番   中村よしひこ    28番   野口ふみあき

 29番   小沢弘太郎     30番   長森孝吉

 31番   小倉喜文      32番   内田幸次

 33番   あざみ民栄     34番   阿部早苗

 35番   近藤なつ子     36番   沢田あゆみ

 37番   秋田ひろし     38番   下村得治

 39番   新井康文      40番   田中のりひで

 41番   笠井つや子     42番   雨宮武彦

 43番   佐藤文則      44番   松ヶ谷まさお

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欠席議員(なし)

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説明のため出席した者の職氏名

 区長      中山弘子     助役      高橋和雄

 収入役     永木秀人     企画部長    佐田俊彦

 総務部長    石村勲由     区民部長    武井幹雄

 福祉部長    愛宕昌和     衛生部長    渡邉紀明

 環境土木部長  荒木 繁     都市計画部長  戸田敬里

 企画課長    鹿島一雄     予算課長    野口則行

                  教育委員会

 総務課長    酒井敏男             山崎輝雄

                  教育長

 教育委員会            選挙管理

         石崎洋子     委員会     佐藤三男

 事務局次長            事務局長

 常勤監査委員  山田外彦     監査事務局長  須磨洋次郎

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職務のため出席した議会事務局職員

 局長      根岸紘一     次長      渡部優子

 議事係長    大川芳久     議事主査    谷部とき子

 議事主査    大岡 博     議事主査    西村 茂

 議事主査    松本謙治     議事主査    熊澤 武

 調査管理係

         太田誠司     書記      喜多裕之

 主査

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 速記士     八木下厚子

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12月6日   議事日程

 日程第1 第63号議案 新宿区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 日程第2 第64号議案 新宿区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

 日程第3 第65号議案 新宿区住民基本台帳基本条例

 日程第4 第66号議案 新宿区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 日程第5 第67号議案 新宿区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

 日程第6 第68号議案 特別区競馬組合規約の一部を変更する規約

 日程第7 第61号議案 平成14年度新宿区一般会計補正予算(第4号)

 日程第8 第62号議案 平成14年度新宿区国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

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△開会・開議 午後2時02分



○議長(野口ふみあき) ただいまから、平成14年第4回新宿区議会定例会を開会します。

 本日の会議を開きます。

 会議録署名議員は、

  14番 とよしま正雄議員  38番 下村得治議員

を指名します。

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○議長(野口ふみあき) 諸般の報告がありますので、次長に朗読させます。

             〔次長朗読〕

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                            14新総総第1435号

                            平成14年11月29日

新宿区議会議長  野口ふみあき殿

                            新宿区長  中山弘子

         平成14年第4回新宿区議会定例会の招集について

 このことについて、本日別紙写しのとおり告示したので通知します。

 (別紙)(写)

新宿区告示第308号

 平成14年第4回新宿区議会定例会を12月6日に招集する。

  平成14年11月29日

                            新宿区長  中山弘子

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                            14新総総第1436号

                             平成14年12月2日

新宿区議会議長  野口ふみあき殿

                            新宿区長  中山弘子

                議案の送付について

 平成14年第4回新宿区議会定例会に提出のため、下記議案を送付いたします。

                    記

 1 第61号議案 平成14年度新宿区一般会計補正予算(第4号)

 2 第62号議案 平成14年度新宿区国民健康保険特別会計補正予算(第2号)

 3 第63号議案 新宿区職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 4 第64号議案 新宿区職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

 5 第65号議案 新宿区住民基本台帳基本条例

 6 第66号議案 新宿区幼稚園教育職員の給与に関する条例の一部を改正する条例

 7 第67号議案 新宿区幼稚園教育職員の勤務時間、休日、休暇等に関する条例の一部を改正する条例

 8 第68号議案 特別区競馬組合規約の一部を変更する規約

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                            14新総総第1207号

                            平成14年10月17日

新宿区議会議長  野口ふみあき殿

                     新宿区長職務代理者助役  高橋和雄

  平成14年中における新宿区議会に説明のため出席させる者の変更について(通知)

 このことについて、下記のとおり変更いたしましたので通知いたします。

           〔以下職名及び氏名の朗読は省略〕〔巻末諸報告の部参照〕

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                             14新教庶第723号

                             平成14年11月1日

新宿区議会議長  野口ふみあき殿

                     新宿区教育委員会委員長  内藤頼誼

  平成14年中における新宿区議会に説明のため出席させる者の変更について(通知)

 平成14年11月1日付け人事異動に伴い、地方自治法第121条に基づく議会への出席者の一部を下記のとおり変更したので通知します。

           〔以下職名及び氏名の朗読は省略〕〔巻末諸報告の部参照〕

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                              14新監第450号

                            平成14年10月25日

新宿区議会議長  野口ふみあき殿

                       新宿区監査委員  二宮 忠

                          同     山田外彦

                          同     下村得治

                          同     そめたに正明

     平成14年度新宿区歳入歳出例月出納検査の結果について(9月分)

 このことについて、地方自治法第235条の2第3項により下記のとおり報告します。

             〔以下の朗読は省略〕〔巻末諸報告の部参照〕

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                              14新監第497号

                            平成14年11月25日

新宿区議会議長  野口ふみあき殿

                       新宿区監査委員  二宮 忠

                          同     山田外彦

                          同     下村得治

                          同     そめたに正明

    平成14年度新宿区歳入歳出例月出納検査の結果について(10月分)

 このことについて、地方自治法第235条の2第3項により下記のとおり報告します。

             〔以下の朗読は省略〕〔巻末諸報告の部参照〕

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                              14新選第580号

                            平成14年10月21日

新宿区議会議長  野口ふみあき殿

                  新宿区選挙管理委員会委員長  大友芳三郎

         新宿区選挙管理委員及び補充員の任期満了について

 平成10年12月27日選任された選挙管理委員及び補充員について、平成14年12月26日をもって任期満了とになりますので、地方自治法第182条第8項の規定に基づき通知いたします。

             〔以下の朗読は省略〕〔巻末諸報告の部参照〕

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                            14新総総第1444号

                             平成14年12月6日

新宿区議会議長  野口ふみあき殿

                            新宿区長  中山弘子

               専決処分の報告について

 このことについて、地方自治法(昭和22年法律第67号)第180条第2項の規定に基づき、別紙のとおり報告いたします。

             〔別紙の朗読は省略〕

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○議長(野口ふみあき) 会期についてお諮りします。

 本定例会の会期は、本日から12月20日までの15日間にしたいと思います。御異議ございませんか。

             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野口ふみあき) 異議なしと認めます。

 会期は、本日から12月20日までの15日間と決定いたしました。

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○議長(野口ふみあき) ここで、区長から、区長就任に当たっての所信について発言の申し出がありますので、発言を許します。

             〔区長 中山弘子さん登壇、拍手〕



◎区長(中山弘子) 本日、第4回定例区議会の開会に当たり、議会並びに区民の皆様にごあいさつ申し上げます。

 私は、去る11月24日の区長選挙におきまして、多くの区民の皆様の温かい御支持を得て、私が長年親しみを抱いてまいりました新宿区の新しい区長に選出され、向こう4年間、区政を担うことになりました。

 ここに、議会並びに区民の皆様に、区政に対する私の基本姿勢と、区政運営の基本目標についての所信の一端を申し上げます。

 このたびの選挙を通して、私は多くの区民の皆様方からの区政に対するさまざまな御要望に接しました。

 とりわけ、区政に起きました一連の不祥事に対する区民の皆様の厳しい批判と区政刷新を求める声に対しまして、清潔で透明性の高い区政への刷新を強力に進めなければと決意を新たにいたしました。

 また、区民の信託を得て区政を担当する者として、行政の透明性を高め、生活者の視点から区政改革を行う責任を重く受けとめました。

 私は、こうした痛切な思いを職員と共有し、着実な改革を進めることによりまして、一日も早い区政の信頼回復を図る決意でございます。

 そのために、「部長会決議」を改革への第一歩としながら、区民の視点を組織の中に確保し、風通しのよい組織とするための具体策を早急に打ち出してまいります。

 速やかな信頼回復のために、職員の理解と協力のもと、全庁一丸となって職員の意識改革を進め、公務員としての高度な倫理観を身につけた、政策形成能力や実行力豊かな熱意ある人材を育成し、清新な組織文化づくりに全力を挙げてまいります。

 私の区政に対する基本姿勢について申し上げます。

 地方自治体における経営におきましては、生活者の視点を持つことが重要でございます。

 すなわち、行政サービスは、区民の皆様の心や暮らしの中にある現実のニーズにマッチすることが何よりも求められます。

 一方、行政サービスは、そのサービスの需要が小さくなっても、予算を執行し事業を実施したことで、一応仕事をしたことになる側面や既得権の主張もあり、事業の適切な見直しが迅速に行われない傾向がございます。

 今後、事業に係るコストを明確にするため、行政コスト計算書への取り組みを検討し、区民の皆様が施策の選択ができるよう、施策の必要性や費用対効果などの情報を積極的に提供していく中で、区政の透明性を高めてまいります。

 こうした具体的な取り組みや区民の皆様方の参加を通して、説明責任を果たしながら、今後、集中と選択に向けた施策の再構築を進めてまいります。

 また、私は、生活者の視点の確保とともに、区民の皆様方の暮らしの実情をよく知るためにも、職員の先頭に立って積極的に地域に出かけてまいります。

 そして、区民の皆様に区政の現状もお示しする中で、貴重な税金等の資源の効果的な使い方を図り、区民の皆様とともに効率的・効果的な区政改革を着実に進めてまいります。

 今まで公共サービスの多くは、行政が直接担うものと受けとめられてまいりました。

 一方、環境や福祉等の分野に見られますように、行政の力だけでは解決が難しい領域が広がっており、さまざまなボランテイア・NPO等団体との協働による問題解決や公共サービスが行われるようになりました。

 行政の役割も、直接的なサービス提供を中心としたこれまでのあり方から、地域の中でのあらゆる資源を活用して、地域に必要なサービスを提供していくために、総合的なコーディネーターとしての役割を重視してまいります。

 したがいまして、区民初めボランテイア・NPO団体や企業等も含む多様な資源の活用を重視し、協働と連帯による区民サービスの向上を図ってまいります。

 そのために、積極的な情報の提供や働きかけを通して、具体的な協働の仕組みづくりに努めてまいります。

 ここで、新宿区基本構想の継承について申し上げます。

 前区政が目指してまいりました、多様な人々が共生し協働する地域社会づくり、区民に開かれた効率的な区政の実現につきましては、私といたしましても、考え方を同じくするものでございます。

 したがいまして、区政の基本目標としては、平成9年3月に議会並びに区民の皆様方の協力を得て策定いたしました、21世紀初頭を目指した「ともに生き、集うまち」「ともに考え、創るまち」の新宿区基本構想を継承してまいります。

 新宿区後期基本計画及び第三次実施計画、行財政改革計画につきましては、策定作業を続けてまいりますが、区長選挙の中で約束いたしました施策の具体化と、財政健全化への取り組みにつきましては、この3計画を策定する中で検討してまいります。

 このたびの区長選挙を通じて、区民の皆様方に約束いたしました主な施策について述べさせていただきます。

 まず初めに、安全で安心して生活できるまち、にぎわいと魅力あふれるまちづくりについて申し上げます。

 地震等の自然災害への備えにつきましては、地域の防災力を高めることが必要でございます。

 地域防災力の向上には、何よりも地域住民や事業所等、警察や消防等関係機関とが連携した日ごろからの訓練や、お年寄りや障害のある人などの避難・救出方法についての地域での仕組みなど、地域が一体となった取り組みを強化し、防災コミュニティづくりを進めてまいります。

 災害・事件・事故等への未然防止や発生後の的確な対応により、区民の皆様がより安全で安心して暮らせるまちとするために、私としても制定が必要と考えております、安全・安心の確保のための条例を、早期に区民の皆様にもお示ししてまいります。

 にぎわいと魅力あふれるまちづくりにつきましては、商店街の振興や地域経済の活性化支援に向けまして、産業会館の機能を駆使した施策展開を行ってまいりますとともに、地域を元気にする多様な取り組みを検討してまいります。

 また、暮らしやすさとともに、にぎわいと魅力あふれるまちにするためには、都市基盤の整備も不可欠でございます。

 したがいまして、都市再生緊急整備地域や木造住宅密集地域などでの再開発等の面的整備や、河川を生かした水辺景観の整備を進めるとともに、地区計画など住民主体のまちづくり支援について積極的に進めてまいります。

 次に、多様な保育サービスを充実させるとともに、地域ぐるみで子どもたちを育てる環境の整備について申し上げます。

 少子化が進展し、将来の社会経済への影響が懸念されています。

 安心して子どもを産み育てられるよう、それぞれの家庭の生活と就労形態を踏まえて、多様な保育需要に対応していく必要があります。

 そのために、延長保育の拡充を初め、認証保育所の設置の誘導・支援を含む多様な取り組みを進めてまいります。

 核家族化の進展や人間関係の希薄化等に伴う、地域社会の教育力の低下等により、子育てに必要なアドバイス等を十分に得られず、育児に悩む若いお母さんやお父さんがふえています。

 安心して子育てできるためには、いつでも相談ができる相談体制のほか、地域社会の中での区民相互の支援体制も大変重要です。

 したがいまして、民間の力や区民との連携も重視して、地域社会全体で支え合う子育て支援のネットワークの充実に努めてまいります。

 次に、元気高齢者のワーク対策を初めとする高齢者福祉と障害者福祉について申し上げます。

 高齢社会の進展は急速度でございます。新宿区では、平成14年10月現在の65歳以上人口は、18.9%と高齢化が進んでいます。

 高齢化の進展に伴い、寝たきりや痴呆の高齢者も急速に増加し、介護を必要とする状況が多くなってまいりますが、高齢者にとりましては、できる限り住みなれた地域で、健康で生き生きとした生活を送り続けられることが何よりも大切です。そのために、健康づくりへの取り組みとともに、介護予防施策の充実を図ってまいります。

 高齢社会では元気な高齢者も増加いたします。

 今まで、高齢者を「サービスの受け手」としてとらえる傾向がありましたが、これからの福祉を考えたとき、高齢者が保有する知識や経験を地域の中で生かしていくことは、高齢者の生きがいにつながるだけではなく、地域内での共助による福祉サービス提供のためにも重要でございます。

 したがいまして、高齢者ができる限り地域社会に積極的に参加ができるように、高齢者の就労を含む活動の場づくりや情報提供に努めてまいります。

 介護サービスの基盤整備につきましては、居宅サービスを中心としながら、入所施設の整備も進めてまいります。

 障害者への施策につきましては、ノーマライゼーションの理念の定着に努めるとともに、障害者の自己決定を尊重し、利用者本位のサービスの提供を基本とする支援費制度への円滑な移行を図ってまいります。

 次に、環境にやさしい暮らしの推進について申し上げます。

 21世紀は環境の世紀と言われています。

 持続可能な資源循環型社会を目指した温暖化ガス排出削減や、ごみ減量・資源リサイクルなど環境対策につきましては、さらに取り組みを強化してまいります。

 また、区民の皆様方が「地球規模で考え、地域で行動する」ことができるよう、情報提供を初めさまざまな啓発活動を進めて、各家庭での地道で具体的な環境行動につなげてまいります。

 さらに、さまざまな地域清掃団体や環境・リサイクル活動団体、事業所等との幅広い連携と協力の仕組みにより、使用エネルギーやごみや減らし、環境にやさしい暮らしの実現に努めてまいります。

 また、屋上緑化等を初めとする緑化の推進や、生き物が生息できる環境づくりも進めてまいります。

 こうした問題への対応におきましても、区民初めさまざまな団体の皆様方との協働と連帯を重視してまいります。

 次に、あらゆる分野における男女共同参画社会の実現を目指した取り組みについて申し上げます。

 女性と男性が対等なパートナーとして社会のあらゆる分野に参画し、喜びも責任も分かち合う男女共同参画の実現は、区としても重要課題でございます。

 今、私たちに求められているのは、男女にかかわらず一人ひとりがその持てる能力を発揮して、生きていける社会を築いていくことでございます。

 男女平等の実現のためには、それぞれの家庭や地域、学校、職場などでの取り組みとともに、性別役割意識の払拭など、区民一人ひとりの意識改革が何よりも重要でございます。

 こうした区民の努力を支援するための仕組みづくりに向けた、区の姿勢と責務を明らかにするために、男女共同参画社会の実現を目指した、仮称「新宿区男女平等推進条例」を制定してまいります。

 次に、地域文化と子どもの生きる力の育成について申し上げます。

 成熟社会を迎え、ゆとりや心の豊かさなど、生活の質の向上を求める傾向が強くなってまいりました。文化は人々の生活の質を向上させ、生活にゆとりを持つ上で極めて重要な要素でございます。

 個人の価値観も多様化する中で、音楽や絵画・文学等芸術・文化の享受だけではなく、地域の中で自ら創造活動に参加したいという欲求が高まっております。

 一方、地域の伝統的な祭りや地域おこしのための多様なイベント活動も、暮らしに潤いをもたらす地域文化でございます。

 もとより、地域文化の担い手は区民の皆様方でございますが、区といたしましては、地域文化を育成するために、活動の場や情報の提供など、できる限りの支援をしてまいります。

 また、歴史、民俗を初めとする各種の文化資源の保全と活用につきましては、新宿歴史博物館が区民の皆様の御期待にこたえていけるよう、努めてまいります。

 子どもの生きる力の育成につきましては、教育委員会の意思を尊重しながら、子どもたちが自ら学び、判断し、行動できる能力や資質を培えるよう、家庭・学校・地域社会との連携による地域の教育力の強化や、教育基盤の整備に向けて全力で支援してまいります。

 終わりに、区民とともに進める効率的な区政について申し上げます。

 区政の基本は、時代の変化の中、生活者である区民の皆様の切実な御要望に対して、多くの区民の方々の納得のもと、最善な施策を選択することにより応えていくことでございます。

 したがいまして、「最少の経費で、最大の効果」という地方自治の本旨を踏まえて、コストを意識した効率的な事業展開をするためには、どう工夫していけばよいかを、生活者である区民の皆様とともに考え、むだのない地に足が着いた区政運営を進めていくためにも、職員の先頭に立って積極的に地域に出かけてまいります。

 地方自治の原点は、「自分たちの地域を自分たちの責任で治めていく」ことでございますが、地方分権時代を迎え、区政運営には今まで以上に自己決定、自己責任能力が求められております。

 多様な活動主体が、地域の自治に積極的に参加する時代でございます。

 私は、自治の主人公は区民であるという当然のことを基本に、区と区民の皆様との連携を強めながら、区民の皆様も自ら考え行動する、多様な区民・団体等との協働と連帯による自治の実現に、全力を尽くしてまいります。

 新宿は進取の気象に富むまち、創造力あふれるまちであり、今日の繁栄は、区民初め多くの人々のたゆまぬ努力によるものでございます。

 私は、一日も早い区政の信頼回復に努めてまいりますとともに、先人が築かれた確固たる礎に立ち、新宿区の優位性や先進性を常に意識した、知恵とアイデアの都市間競争による活力あるまちづくりに心を尽くしながら、安全で安心なまち・にぎわいと魅力あふれるまち、「新宿新時代」を築いていく覚悟でございます。

 以上、私が向こう4年間、区長として区政を担当するに当たっての基本姿勢等所信の一端を申し上げました。

 何とぞ、議会並びに区民の皆様の御理解と御支援とともに、御鞭撻を心からお願い申し上げます。(拍手)



○議長(野口ふみあき) 区長の発言は終わりました。

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○議長(野口ふみあき) 本日の会議は、議事進行の都合によりこれで延会したいと思います。御異議ございませんか。

             〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕



○議長(野口ふみあき) 異議なしと認めます。

 本日の会議はこれで延会することに決定しました。

 次の会議は12月11日午後2時に開きます。ここに御出席の皆様には改めて通知しませんので、御了承願います。

 本日はこれで延会します。



△延会 午後2時27分

                  議長    野口ふみあき

                  議員    とよしま正雄

                  議員    下村得治