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東京都 港区

平成17年総務常任委員会 本文




2005.11.16 : 平成17年総務常任委員会 本文


                午後 1時30分 開会
◯委員長(菅野弘一君)  ただいまから総務常任委員会を開会いたします。
 本日の署名委員をご指名いたします。林田委員、沖島委員にお願いいたします。なお、横山委員は、本日、欠席届が出ておりますので、ご報告いたします。
 また、五嶋施設課長は、本日、欠席させていただきたいとの申し出を受けておりますので、ご報告いたします。
 次に、前回から委員会構成が変わったことから、当委員会の説明員についてご紹介させていただきましたが、その際、花角監査事務局長が公務のため欠席されていたため、本日、改めてご紹介いただきたいと思います。


◯監査事務局長(花角正英君)  監査事務局長の花角でございます。どうぞよろしくお願いいたします。


◯委員長(菅野弘一君)  よろしくお願いいたします。
 次に、前回の委員会で報告の途中となっておりました港区土地活用方針検討委員会の中間のまとめについての報告ですが、本日のところは、次回の委員会で報告を受ける予定といたしたいと思います。
 なお、資料につきましては、調製でき次第、控え室にご配付させていただきますので、よろしくお願いいたします。
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◯委員長(菅野弘一君)  それでは、報告事項に入ります。
 まず、報告事項(1)の「国民保護計画の策定について」理事者の説明を求めます。


◯総務課長(鈴木修一君)  それでは、11月9日付の資料No.1によりまして、国民保護計画について、これまでの状況と今後の予定をご説明いたします。
 まず、1ページ目をごらんください。関係法律等についてでございます。根拠となる法律は、平成16年9月に施行されました「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」、いわゆる「国民保護法」でございます。その第35条におきまして、「市町村長は、都道府県の国民の保護に関する計画に基づき、国民の保護に関する計画を作成しなければならない」と規定されております。
 本年の3月には、「国民の保護に関する基本方針」が閣議決定されまして、国、地方公共団体等が国民の避難・救援などを行うための基本的な方針が提示されました。
 東京都におきましては、本年8月に「東京都国民保護計画(素案)」を公表いたしまして、都民の意見を求めるとともに、東京都国民保護協議会に諮問し、現在、同協議会で審議されております。今後、国との協議を経て、17年度中に決定する予定となってございます。
 次のページをお開きください。国民保護計画の概要でございます。
 外国からの武力攻撃や大規模テロ等に際して、住民の避難や救援、被害の最小化を図るため、あらかじめ策定するものでございます。計画には国民保護の実施体制、避難や救援に関する事項、平素から備えておくべき事項などを盛り込むこととされております。
 区では、先ほどご説明申し上げました国民の保護に関する基本指針及び東京都国民保護計画に基づきまして、平成18年度中に策定することとなっております。下の図は、これらの流れを図解したものでございます。
 次のページをお開きください。今後の予定についてでございます。
 国民保護法では、国民保護計画を審議するための機関として国民保護協議会を条例で設置することとされております。また、国民保護の実施体制として、国民保護対策本部条例を整備することとされております。さらに、職員に武力攻撃災害等派遣手当が支給できるよう条例を整備することが求められております。そのため、まず、国民保護協議会条例及び国民保護対策本部条例の制定並びに給与条例の一部改正が必要となります。
 次に、保護計画作成のためのモデル計画が平成17年度中に国から示されることとなっておりますので、それを下敷きにいたしまして、東京都の保護計画と整合性をとりながら、港区の特性を取り込んだ原案を作成してまいります。これを港区国民保護協議会に諮問いたしまして審議の上、計画案を策定し、東京都との協議を経て計画を決定いたします。平成18年度中に区議会へのご報告、公表という段取りで考えてございます。また、当然ながら、この間には区民の意見を聞き、節目ごとに区議会へご報告することが必要だと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 区といたしましては、今後これらの事務を進めてまいることになるわけでございますが、国民保護計画策定に関する事務につきましては、現在、組織規則・規定上、事務分掌の定めがございません。したがいまして、今後、事務を進める上で、危機管理部防災課の分掌事務として規則・規定の改正を行いたいと考えておりますので、よろしくご理解のほどお願いいたします。
 説明は以上でございます。


◯委員長(菅野弘一君)  説明は終わりました。
 これより質疑に入りたいと思います。ご質問等ございましたら、順次ご発言をお願いしたいと思います。


◯委員(沖島えみ子君)  内容についての説明などから、どんなものをつくるのかということはよくわかるのですが、国民保護に関する基本指針並びに東京都が現在、国民保護計画をつくるために都民の意見を聞いているということですが、それらについての資料があったら出していただきたいと思います。お願いします。


◯委員長(菅野弘一君)  今、資料の要望がございました。説明の中に関連することですので。そのことについての準備はいかがでしょうか。


◯総務課長(鈴木修一君)  現在、ちょっと手元にはご用意しておりませんので、調製いたしたいというふうに思っております。


◯委員(北村利明君)  あわせて出していただきたいのは、東京都国民保護協議会、これのメンバー、並びに諮問したわけだろうからね、協議会に。その諮問内容、それもあわせて。


◯委員長(菅野弘一君)  今の協議会のメンバーと諮問内容についての資料はそろえられますか。


◯総務課長(鈴木修一君)  調製いたします。


◯委員長(菅野弘一君)  時間はどれぐらいかかりますか、今の資料をつくるのに。


◯総務課長(鈴木修一君)  基本指針及び東京都の国民保護計画の内容につきまして、概要ということでしたら、それほど時間がかからずに調製できると思いますが、そういうことでよろしければ……。


◯委員(北村利明君)  本文があるんじゃないの。概要と両方出してよ。


◯総務課長(鈴木修一君)  全文ですか。


◯委員(北村利明君)  それがなかったら、ちょっと読み取れない。常にあいまいもことした部分があるからね。


◯総務課長(鈴木修一君)  はい。全文ということになりますと、ちょっとお時間が多少……。


◯委員長(菅野弘一君)  ボリューム的にはかなりのものなのですか。


◯総務課長(鈴木修一君)  ええ。かなりございますので、こちらに一部は持っておるんですが、これをコピーするという形になりますので、1時間程度だと思いますが。


◯委員長(菅野弘一君)  1時間程度、わかりました。では、今のことに直接触れない程度の、先ほどの中での同じような要望等がございましたら。


◯委員(北村利明君)  日程変更をして、資料調製している間に次の報告を受けていたらどうですか。


◯委員長(菅野弘一君)  今、北村委員の方から、とりあえず、今、資料を調製する時間もかかるだろうということで、日程を変更したらどうかというお話がございましたが、いかがでしょうか。
                (「賛成」と呼ぶ者あり)


◯委員長(菅野弘一君)  よろしいですか。それでは、国民保護計画の策定についての報告は資料が整うまで一たん保留にしておきまして、ここで日程の変更をさせていただきたいと思います。
 本日の2番目、借地権の購入についての報告を受けたいと思います。
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◯委員長(菅野弘一君)  それでは、報告事項(2)「借地権の購入について(元麻布三丁目)」、理事者の説明を求めます。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  借地権の購入につきまして、資料に従いましてご報告させていただきます。
 本日付けの総務常任委員会資料No.1をごらんください。全部で4ページございます。
 1ページは購入予定物件の概要と財源、2ページは案内、3ページは公図の写し、4ページは購入予定地の詳細図でございます。
 それでは、資料の1ページをごらんください。
 本件は、元麻布三丁目にございます港区の貸付地のうち、その一部の借地権を購入するものでございます。換言いたしますと、本借地権の購入は、底地の所有者であり地主である港区が借地人から当該借地権を買い取るものでございます。
 本件借地権の所在は、港区元麻布三丁目238番1の貸付地の一部で、地目は宅地でございます。
 今回購入する部分は、地積701.97平方メートルのうち、100.16平方メートルでございます。借地権価格の算定基礎といたしましては、本件の土地の更地価格は、1平方メートル当たり単価72万1,800円、総額では約7,229万5,500円でございます。今回の購入に係る借地権割合は65%でございます。この借地権割合65%に、先ほど申し上げました本件土地の更地価格を掛けた数字が、今回の借地権の購入価格となります。借地権価格といたしましては、1平方メートル当たり46万9,170円、総額で4,699万2,100円でございます。
 契約の相手方は、現在の借地人で今回の購入予定地にお住まいの方でございます。住居表示で申し上げますと、港区元麻布三丁目6番19号にお住まいの方でございます。借地権購入の財源といたしましては、公共用地買収基金を予定しております。
 続きまして、資料の2ページをごらんください。購入予定地の案内図でございます。真ん中の黒で塗りつぶした部分が購入予定地でございます。
 次に、資料の3ページをごらんください。公図の写しでございます。購入予定地は、地番で申し上げますと、238番1でございます。この238番1のうち斜線部分が今回の購入予定地でございます。
 次に、資料の4ページをごらんください。貸付地全体の配置図でございます。図面の真ん中に道路がございます。この道路を挟んで右側は4つの区画に区分されております。今回購入する物件は、この中の一番南側、図面で申しますと一番下の区画でございます。図面中央の道路を挟んで左側の部分は、現在、区がビオトープとして利用しております。
 現在、この土地には、今回購入予定部分を含め、貸付戸数4戸がございます。以前、この貸付地の貸付戸数は7戸でございました。平成元年3月に2区画、平成2年5月に1区画を買収いたしております。今回購入いたしますと貸付戸数は残り3戸となります。
 以上、甚だ簡単ではございますが、借地権購入についてのご報告を終わらせていただきます。


◯委員長(菅野弘一君)  説明は終わりました。それでは、質疑に入りたいと思います。ご質問等ありましたら。


◯委員(沖島えみ子君)  購入価格を決定する際の基本になるもの、財産価格審議会にかける際の基本となるものが近傍において、どの程度になっているのか教えていただきたいと思います。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  基本となりますのは標準画地でございます。標準画地をこの地域内に設定いたしまして、それから基本的に借地権等についての算定をさせていただきました。標準画地の価格については、1平米当たり85万9,300円というふうに算定いたしてございます。


◯委員(沖島えみ子君)  もう一回、基準となる標準何がしかというものについて、標準価格値というんですか。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  標準画地でございます。絵画の「画」という字に地面の「地」という字を書きまして、「標準画地」というふうに申します。こちらにつきましては、土地の評価をする場合に、標準となる整形された土地を想定いたしまして、その土地を基準に買い取りする土地についての算定をする。つまり、今回買い取りいたします土地は整形の土地ではございませんので、その比較した中で、本件の土地についての減価しなければならない部分についての比較するための対象となる土地を基準地として設定するものでございます。


◯委員(沖島えみ子君)  標準画地を算定するための基準というものは、例えば公に出されている公示価格とか、基準地価格とか、そういうものは参考にして決めないんですか。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  当然のことながら、今、沖島委員からご指摘いただきましたとおり、標準画地を設定する場合には公示価格等も参考にさせていただいてございます。また、近隣の取引価格、取引事例地の取引価格等も参考にいたしまして、総合的に判断した上で標準画地の価格設定をさせていただいているということでございます。


◯委員(北村利明君)  委員長は専門家でいわゆる有資格者を目の前に本当に素人っぽい質問になろうかと思うんだけれども、標準画地、これは、今回、どの辺にポイントを置きましたか。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  これは、本件の土地の評価の中に立ち入るお話になるわけでございますけれども、今回の標準画地として設定いたしましたものは、現在4軒家が並んでございますけれども、本件の買い取りをするお宅の、そのお隣の家を中心といたしまして、100平方メートルの正方形の土地を設定いたしまして標準画地といたしました。100メートル平方の正方形をつくりますと、今回の対象地が、ちょっとでこぼこした形になりますけれども、それと対比評価ができるということでの設定でございます。


◯委員(北村利明君)  標準画地というのは勝手につくれるの。最近の、これは42条の2項道路とビオトープと、4軒ならんでいる間に入っていると思うんです。それで、これはほぼ道路の中心線で今回の買取地を切っていると思うんですね。そうすると、ここに100メートル四方のものをつくって、その標準画地をつくったということですね。額を決めるときに近傍の最近の土地の取引事例、それも参考にしているわけだ。それで、そのときの、隣接しているものとか、接道しているとか、そういうものをちょっと参考までに教えてくれませんか。やはり大きな地図を委員会室に置いておく必要があるのかもしれないね。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  財産価格審議会が非公開ということにつきましては、取引事例等の数字を挙げさせていただいている関係から、財価審については、個人の方のプライバシーに関係することから、非公開という形にさせていただいてございます。
 詳しいことはちょっと申し上げられないんですけれども、私どもの方で参考とさせていただきました取引事例地につきましては、港区六本木七丁目と港区南青山三丁目の土地を参考にさせていただいて、それと公示地、公示価格との比較等から標準画地の金額設定をさせていただいたということでございます。


◯委員(北村利明君)  港区の公示価格、それと基準地価格、これが公示の方は1月1日、基準地が7月1日でこういう地図に落として区の窓口で今配付されているのだけれども、これでいくと何ポイントぐらいのところになるんですか、これ。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  公示地につきましては、港14というところでございます。公示地については1ポイント、それから、取引事例地については2ポイントを参考にさせていただいてございます。


◯委員(北村利明君)  地図で示せないかなあ。


◯委員長(菅野弘一君)  地図で場所を示すようなものはないですか。


◯委員(北村利明君)  グリーンの14ですね、最初言った14というのは。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  すみません。住所で申しますと港区元麻布三丁目242番の32でございます。住居表示にいたしますと港区元麻布三の6の3でございます。表通りをちょっと上に上がっていったところの上側に近い部分でございます。


◯委員長(菅野弘一君)  ただ、道路付けがある程度あるのではないのですか、やはり。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  ええ。ちょっと場所的には、今回私どもが所有してございます港区の土地よりも、位置的にはよろしいかなという場所でございます。


◯委員(北村利明君)  大体この公示価格と実勢価格は、その時代時代によっても随分開きがあると思いますけれども、大体今回の場合、どのくらい開きを考えられましたか。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  取引価格で申し上げますと、1平米当たり、やはり100万円を超えてございます。100万円台から110万円台の取引価格で成立してございます。


◯委員(北村利明君)  取付道路か。全然条件が違うからさ。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  両方とも道路に面している土地でございます。


◯委員(北村利明君)  その道路が、何メーター道路に面しているのかで全然違うんですよ。最も簡単なのは、取付道路によって容積が変わる、いわゆる平米当たりの容積率が何%になるのかで随分、価格の差が出ますよね。都市計画で600%もあったって、実質的にはない。


◯委員長(菅野弘一君)  その辺の補正とかいろいろ加えているんでしょうけれども、その辺の根拠というか、それが多分……。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  申しわけございません。手元に詳しい資料がないんですけれども、私どもが今回ご報告させていただいております土地だけが42条の2項道路に面してございます。あとは、みんな区道に面している土地でございます。


◯委員(北村利明君)  参考にした価格のところは全部区道に面しているけれども、これで今回のところ以外は区道に面していると。ただ、道路幅員はわからないということだね、今の段階ではね。それで、ちょっとこれ、こういう買い方があるのかなと思っているんだけれども、借地権の買い取りなんだけれども、借地権はどの範囲に設定されていましたか。その資料は出せますね。図面に落として。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  大変失礼いたしました。ただいまの取引事例のAとBについての道路の幅員でございますけれども、1つは六本木の方が、幅員が3.6メートルでございます。それから、あと南麻布の方が、道路の幅員は5.5メートルでございます。
 それから、借地権はどの部分に設定されているのかというご質問でございますけれども、借地権につきましては、セットバックされて使えない部分がございますけれども、配置図の太線で囲ってある部分、こちらが借地権を設定している100.16平方メートルの部分でございます。


◯委員(北村利明君)  3.6メートルの区道ってあるの。昔の2間道路ですね。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  私の手元に、今、平成17年1月1日現在の公示価格の一覧表を持ってございますけれども、区道でも、4メートルの区道、例えば南青山二丁目71番10は南東4メートルの区道でございます。それから、六本木三丁目28番1の部分は、南3メートルの区道というような形で、それから、赤坂七丁目189番外、こちらは南東3.6メートルの区道というような形で、4メートル以下の区道も相当ございます。


◯委員(北村利明君)  そういう道路もあるというのはね。区道認定されているのか、区道と称されているのか、その辺については私も少し勉強したいと思います。区有通路なのか、区道というふうに言い切れる道路なのかどうか、ちょっとまだ疑問があるのでね。区有通路だったらわかる。
 そこで、先ほどの質問に戻りますけれども、借地権は、そうすると、いわゆる建築基準法42条の2項道路の宅地提供部分も含めて借地権が設定されていたということになりますね。したがって、借地権の図面を出してもらいたい。全部コピーして出せということではなく見させてもらえればということ。


◯委員長(菅野弘一君)  手元にありますか、その資料は。借地権の部分の。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  借地権が設定されているその図面というのは、今、委員に委員会資料として配付してある、この配置図でお示している部分しかございません。


◯委員(北村利明君)  これはつくられたものでしょう。この公図の写し、238−1、この一部を今回、借地権の買い戻しをするということ。これ、右下の角が欠けているんだよな、今回の図では。ところが配置図の238−1、これは欠けてないんだ。これ、大ざっぱに見て欠けている部分が公道、私道部分に当てはまるぐらいの面積に感じ取れるんだ。この欠けている部分はどこの土地ですか。したがって、この238−1の登記簿上の所有者、並びに借地権の設定がされているところが何平米の借地権が設定されているのか。大体図面が合っていないのはおかしいんだよ。せいぜい建物登記でさ、土地の所有権なり借地権なんていうものは、戦後のどさくさの中でね。建物登記でね。それで、建物の所有者イコール借地権者というふうになっているんですね。今回、ここの対象地の100.16というのは、もともとここにあったうちではないのですよね。ここに移ってきたんでしょう。移ってきたときにね、縄張りはきちんとしていると思いますよ。縄張りって、やくざの縄張りではないのですよ。それで、ここの部分しかありませんと言ったらさ、この公図との違いはどこなんですか、これ。これ、財価審でも問題になると思うな。


◯委員(湯原信一君)  時間がかかるようだったら、時間をとって整理させた方がいいんではないですかね。慌ててさ、ああ、違ったと言われるよりは、ゆっくりやってもらった方がいいよ。


◯委員長(菅野弘一君)  もしあれでしたら、少し資料調製の時間をとりますが。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  申しわけございません。今、北村委員からご指摘いただきました点につきまして、少々時間をいただきまして整理させていただきたいと思います。


◯委員長(菅野弘一君)  わかりました。それでは、ちょっと資料が整うまで、休憩したいと思います。
                午後 2時04分 休憩

                午後 4時10分 再開


◯委員長(菅野弘一君)  それでは、休憩前に引き続きまして、委員会を再開いたします。
 大変お待たせいたしました。まず、先ほどの借地権の購入についての資料がそろいましたので、説明をお願いいたします。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  冒頭、大変長い時間をいただきまして、まことに貴重な時間をいただきまして、深くおわび申し上げます。
 委員のお手元に参考資料といたしまして、元麻布貸付地現況図というものをお届けいたしました。私どもでお出しいたしましたこの図面と、それから公図とが一致しないというご指摘をお受けしまして、今回、参考資料として、元麻布貸付地現況図をお出ししたものでございます。
 お手元にお届けいたしましたこの参考資料でございますけれども、本資料につきましては、平成2年4月23日に境界承諾の際、隣地所有者から要求がございまして、境界承諾書を交付したときの起案の参考資料でございます。これで隣地との境界が確定してございます。その関係から見ますと、公図の方が、どうも一部分間違っているというような状況でございます。私どもでお出ししました配置図の方が正しいということでご報告させていただきます。大変失礼いたしました。


◯委員(北村利明君)  1つは、今回の借地権を買い取る。この上には今、建物が建っていますね。今回の買い取りは、その建物を解体した後、更地状態で買い取るというふうになっているのか、建物込みで買い取って、それで区の方で解体するのか、その辺をちょっとお聞かせいただきたい。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  私どもでは建物込みで借地権の買い取りをしたいというふうに考えてございます。ただし、建物の代金については借地権の買い取り分には計上してございませんで、私どもとしては、別途その補償料という形で借地権者の方に支払いをするということで考えております。


◯委員(北村利明君)  それはおかしいですよ。するとね、更地渡しの価格なんだよ。本来だったら、向こうで解体して更地の状態にして返すことが普通なんだ。それを、上まで無償でもらって、逆に物件補償もするなんていうことだとね、これはちょっと了承するわけにはいかなくなってしまったな。本当にそうなんですか。いつから区はそういう状況になってしまったの。道路用地を買ってね、それでそこにあったものを買い取ると、補償するというのとは違うんだもの。ちょっと違うんではないか。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  借地権つき建物を区が買収いたしまして、建物滅失の後に区の方で登記をするという形で手続を進めさせていただくということでございます。


◯委員(北村利明君)  全く同じことなんだよ、さっきの答弁と。滅失登記をすると。解体費は区が払うんだろう。先ほどの補償というのは、いわゆる考えてもいないことを、こういう公な場で発言するわけないんだから。これ、ちょっと保留。全体。ちょっと危ないですよ。後から区民からさ、請求でも出たらどうなるの。


◯委員長(菅野弘一君)  建物の補償をする前提というか、経緯というか、そういう何かあるんですか。


◯委員(北村利明君)  こっちがどうしても欲しいということなら別だよ。相手からあった話なのでしょう。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  建物につきましては、東京都の事業の施行に伴う損失補償基準に基づき、私どもの方では約455万円を計上したということでございます。


◯委員(北村利明君)  いわゆる事業用地としての指定があるの、ここ。これについては、どうなんだよ。交渉担当はどこだったんだ。ちょっとね、世間の常識からかけ離れたところでそういうことをもし約束しているとしたらね、これ、頭さげてでもさ。もしね、いろいろな請求、開示請求となったら、おかしくなりますよ、これ。


◯委員長(菅野弘一君)  ちょっとその内容について、やや明らかでないというか、明確でない部分があるような感じがするので、その辺の説明はできますか。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  今、北村委員の方から、利用計画があってその用地を購入したのかというご質問をお受けしたわけですけれども、私どもの方では、今回の土地の借地権を買収することによって、残りは3区画ということになります。現在、ビオトープというような形で利用しておりますけれども、将来的には全部の借地を回収できた段階で各部署に意見照会をして、利用計画を定めていきたい、有効活用を図っていきたいというふうに考えてございます。基本的には、貸付地という形よりも、交渉を進める中で、土地を区の手元に引き戻すというようなことを進めていきたいというふうに考えております。1つの事業として、お考えいただければと思います。


◯委員(北村利明君)  委員長ね、将来、ここを公有地にして、ビオトープにするのだから、それをやるんだと、そんな理屈だったらね、どこでも通ってしまいますよ、それ。私は、やはり議会がもし承認したということになると、議会の責任が問われますので、これについては、当委員会の皆さんの意見をお聞きしたい。今の瞬間では、もう少し借地権を買い取る条件整備を、いわゆる今の借地権を持っている方と、もう少し調整した上で報告していただいた方がいいのではないかと思うんです。


◯委員(湯原信一君)  議案ではなくて、第4回定例会にかかわる議案の委員会が開かれるわけでしょう、1週間ぐらい前に。そのときまでに少しまとめてもらえば。


◯委員長(菅野弘一君)  今、北村委員のお話にもありましたけれども、金額はある程度のところで、先ほどまでの資料等も含めた中で、おおむね委員の方たちもあれかもしれませんが、それプラス、建物の補償という点で、その根拠になる部分がややちょっと説明不足かな。必要に迫られて港区が事業化とか、そういうことでの目的でやるのとはまた違い、ちょっとその辺のニュアンスとかが伝わってこないので、その辺の説明できるのかどうか。
 それから、今、委員の方からも話があったように、今回のところは、これで報告は一たん保留にして、次回までにその辺の説明ができるように、その辺どなたかお答えいただけますか。


◯委員(北村利明君)  世間の笑いものになってしまうよ。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  今回、区民の生活再建ということもございまして、私どもでは財産価格審議会には、借地権付き建物の買い取りということで付議させていただきました。それで、財産価格審議会の方では、今回の案件については妥当であるというご判断をいただいたわけでございます。
 確かに今回の買い取りにつきましては、借地人からの申し出によって私どもが買い取ることになったわけでございますけれども、この借地人も区内に転居して、区内に住み続けるということで生活再建のために借地権を売却したいというお申し出をいただいたわけで、そこら辺のことも踏まえまして、私どもの方では今回のご報告をさせていただいたということでございます。


◯委員長(菅野弘一君)  いずれにしても、では……。


◯委員(北村利明君)  ちょっとね、今の説明だって、私はね、では、財価審の記録を、非公開でいいですから、委員会に出してください。何言っているんだよ。


◯委員(湯原信一君)  港区の中に住むから、おまけしてやったみたいに聞こえたけれどな。


◯委員(北村利明君)  それこそ港区で子どもを5人も抱えている人は強制執行で路頭に迷わせるようなことをしておいてさ。子どもが学校から帰ってきたら、自分の部屋がもう封鎖されてしまって入れなかったと。子どもたちが品川駅前でわんわん泣きながら、親が帰ってくるのを待っていると。そういう冷たい仕打ちを片一方でやっているんだ、同じ行政が。


◯委員長(菅野弘一君)  いずれにしても、一回ちょっとこの件については、こちらの方でも調整させてください。今の財価審のそういった審議経過は、非公開ですけれども、ある程度こちらに見せてもらう、開示することは可能なんでしょうか。資料として配るということに限りませんけれども。


◯委員(北村利明君)  資料として配らなくても、この場でね。それで非公開という扱いを委員長の方でしていただいて。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  財産価格審議会につきましては、一応非公開ということで進めさせていただいてございます。その関係もございまして、財産価格審議会の会長の方と、資料の扱いにつきまして協議させていただいて、また委員長の方にご相談させていただきたいと思います。


◯委員長(菅野弘一君)  わかりました。では、次回までにその辺の調整をお願いしたいと思います。またそのことについては、こちらの方で皆様の方にお諮りして進めたいと思います。
 では、きょうのところは……。


◯委員(北村利明君)  きょうのところはこれだけにして、関連して次回までにしっかり調べていただきたい内容があるので。


◯委員長(菅野弘一君)  はい。ではどうぞ。


◯委員(北村利明君)  1つは、今回の委員会資料のうちの3ページ目ですけれども、公図の写がありますね。先ほどの公図の間違いは理解しました。
 そこで、今回、238−1、この一部の部分だと思うんですね。これを238−1のうち、まだ借地権が設定されている土地の面積はトータル何平米なのか。これは答えられると思うんですね。これは財産管理の問題ですから。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  残り3戸につきましても同面積でございますので、ちょっと計算させていただきます。300.48平方メートルでございます。


◯委員(北村利明君)  元麻布三丁目には、他の貸付地がありますか。


◯契約管財課長(矢澤慶一君)  元麻布三丁目には、他に貸付地はございません。


◯委員(北村利明君)  収入役は来ていますね。収入役が調製した財産台帳の中の元麻布三丁目の貸付地、504平米強になっていますけれども、数字が合わない。財産管理はどうなっているんですか。収入役に聞いていますよ。もしなかったら、これ、お貸ししますから。


◯収入役(渋川典昭君)  今ご指摘のとおり数字が異なっておりますので、この経過については、私の方で調べさせていただいた上でご報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯委員長(菅野弘一君)  では、これについても調べていただくようお願いします。
 一応本件につきましては、きょうのところは保留にさせていただきます。
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◯委員長(菅野弘一君)  それでは、日程を戻しまして、先ほど国民保護計画の策定に関する資料要求がありました。その資料について皆様のお手元に配付してございます。この資料についての説明を受けたいと思います。


◯総務課長(鈴木修一君)  資料作成に大変手間取りまして、お約束の時間を大幅に超過いたしましたことをおわび申し上げます。
 それでは、資料のご説明をさせていただきます。お手元に4点の資料を配付させていただいてございます。
 まず第1点目でございますが、東京都国民保護協議会委員名簿、A4の横刷りのものでございます。会長、東京都知事石原慎太郎以下69人の委員の名簿でございます。
 次に、東京都国民保護計画素案に対する意見(総括表)というタイトルのものがございます。これは東京都の方がまとめました資料でございます。意見の募集期間が平成17年8月29日から9月30日まで、この間に意見を徴しました内容でございまして、1枚目の資料はその内訳でございます。それから、裏でございますが、2ページ以降に主な意見につきまして個別にその意見の内容、それから、その意見に該当する部分の計画素案の内容、それと意見に対する考え方ということでまとめた資料でございます。全部で6ページのものでございます。
 それから、次に、国民保護に関する基本指針、平成17年3月の閣議決定の全文をお配りしてございます。全部で6章立てになってございます。国民保護計画を作成する上での基本的な指針がこの中に書かれているということでございます。
 最後の76ページ裏側でございます。第6章、国民の保護に関する計画等の作成手続のところをごらんいただきたいと思います。2番目のところでございますが、「地方公共団体は、その国民保護計画の作成又は変更に当たっては、その国民保護協議会の意見を尊重するとともに、関係する指定行政機関、地方公共団体並びに指定公共機関及び指定地方公共機関の意見を聴くなど広く関係者の意見を求めるよう努めるものとする」となってございます。
 次の資料でございますが、東京都国民保護計画(素案)でございます。平成17年8月29日付でございます。かなり枚数のあるものでございますが、全部で9章立てとなってございます。このうち241ページ、第9章をお開きいただきたいと思います。最後の9章の部分で、「区市町村計画・指定地方公共機関業務計画の作成基準」とございます。この9章につきまして、主に区で計画を作成する場合の基準となるという部分でございます。区はここの部分を中心といたしまして、区についての保護計画を作成するということになってございます。
 説明は以上でございます。


◯委員長(菅野弘一君)  資料は、今ご説明いただいたとおりでございます。先ほど資料要求をして、これだけそろえたんですが、今初めて目にされる方もいらっしゃるかと思います。これだけ膨大な量ですから、この中身について、例えば何か聞きたいということがあっても、今の段階ではなかなか難しいのかなというふうにも思いますので、きょうのところは、一たんこの資料をお持ち帰りいただきまして、委員の皆様にはお目通しをいただいた上で、次回以降、またこの報告を続けていきたいと思いますので、その際はよろしくお願いしたいと思いますが、いかがでしょうか。
                (「はい」と呼ぶ者あり)


◯委員長(菅野弘一君)  それでは、本日のところは、この件についても保留とさせていただきます。
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◯委員長(菅野弘一君)  それでは、続いて審議事項に入ります。
 まず、審議事項(1)から(7)までの「請願7件」につきましては、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「はい」と呼ぶ者あり)


◯委員長(菅野弘一君)  それでは、本日継続と決定いたしました。


◯委員(沖島えみ子君)  多分、請願については、これから今後、質疑もあるかと思うんですが、委員の改選もあったので、請願文の写をいただきたいと思います。


◯委員長(菅野弘一君)  わかりました。それでは、これについては、特に今回、メンバーがかわりましたから、今までの請願文の写がお手元にない方も多いと思います。調製した上で皆様のところに配付させていただきたいと思います。それでよろしいでしょうか。
               (「異議なし」と呼ぶ者あり)
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◯委員長(菅野弘一君)  最後に、審議事項(8)の「発案15第9号地方行政制度と財政問題の調査について」ですが、前回の委員会で皆様にご相談させていただきました本発案に係る重点調査項目についてですが、その後特にご意見等はございませんでした。この場で何かございますか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(菅野弘一君)  では、また引き続き皆様のところで、その辺はよくご検討いただきたいと思います。また皆様とご相談の上、私なりの考えも述べさせていただきたいと思います。
 それでは、皆様のご意見を踏まえた上で、次回以降の委員会に提出したいと思います。よろしくお願いいたします。
 そのほか、本発案について、ご発言ございませんでしょうか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(菅野弘一君)  それでは、本発案については、本日継続といたしたいと思いますが、よろしいでしょうか。
                (「はい」と呼ぶ者あり)


◯委員長(菅野弘一君)  それでは、本日継続と決定いたしました。
 次回の日程でございますが、ほかの常任委員会も入る予定だということですが、11月25日金曜日、1時半ということでよろしくお願いしたいと思います。
 そのほか何かございますでしょうか。
                (「なし」と呼ぶ者あり)


◯委員長(菅野弘一君)  それでは、本日の総務常任委員会を閉会いたします。
                午後 4時34分 閉会