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千葉県 長生村

平成20年第1回臨時会(第1日) 本文




2008.06.25 : 平成20年第1回臨時会(第1日) 本文


◯議長【中村秀美君】 皆様、御苦労さまでございます。
 ただいまの出席議員数は15名であります。定足数に達しておりますので、これから平成20年第1回長生村議会臨時会を開会します。直ちに本日の会議を開きます。
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◯議長【中村秀美君】 本臨時会の議事日程及び議案等説明のため出席を求めた職員等は、お手元に配付の印刷物のとおりでありますので御了承願います。
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◯議長【中村秀美君】 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。
 12番関君、13番東間君の両名を指名します。
 なお、両名には、会期中の会議録署名議員をお願いいたします。
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◯議長【中村秀美君】 日程第2、会期の決定を議題とします。
 本臨時会の会期は本日1日といたしたいと存じますが、これに御異議ございませんか。
             (「異議なし」と呼ぶ者あり)


◯議長【中村秀美君】 御異議なしと認めます。よって会期は本日1日と決定しました。
 ここで村長より発言の許可を求められておりますので、発言を許します。村長。
             [村長 石井俊雄君 登壇]


◯村長【石井俊雄君】 皆さん、こんにちは。議長のお許しをいただきましたので、平成20年第1回臨時議会が開かれるに当たりまして、一言御あいさつを申し上げます。
 梅雨のうっとうしい日々が続いておりましたが、議員の皆様方におかれましては公私とも大変お忙しい中御出席をいただき、まことにありがたく、御礼を申し上げます。
 さて、去る6月22日に執行されました長生村長の選挙に当たりましては、双方の候補者が村の将来に向かって真剣に戦ったものであり、村の歴史に残ることでありました。特に6月15日に開催をされました茂原JCと村商工会青年部による村長予定候補者の討論会は村始まって以来の経験でありました。双方の候補者が村民の前に正々堂々と今後4年間の村づくりを発表したのであります。選挙の結果、私への信任が多かったものの、阿井候補に投票された方々の意見も尊重しながら、全村民が今後幸せになれることを念頭に、村政を担ってまいります。今後も議会の皆様からの御指導と御協力をいただき、4年間村長の仕事を務めてまいりたいと思っていますので、よろしくお願い申し上げます。
 本臨時議会におきましては、長生村国民保険税条例の一部を改正することについての税条例案が1件、これに附帯する補正予算案が1件、合わせまして2件の御審議をお願い申し上げるものでございます。議案の内容につきましては、担当課長より説明をさせていただきたいと存じます。何とぞよろしく御審議くださいまして原案を御可決賜りますようお願い申し上げます。
 甚だ簡単でありますが、私の御あいさつといたします。


◯議長【中村秀美君】 御苦労さまでした。
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◯議長【中村秀美君】 日程第3、議案第1号 長生村国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、日程第4、議案第2号 平成20年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)を一括議題といたします。
 議案第1号 長生村国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、提案理由の説明を求めます。税務課長。
            [税務課長 田邉 渡君 登壇]


◯税務課長【田邉 渡君】 御苦労さまでございます。それでは、第1号議案につきまして御説明申し上げます。最初に、議案の朗読をいたします。
議案第1号
長生村国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について
 長生村国民健康保険税条例の一部を改正する条例を次のように制定する。
 平成20年6月25日提出
長生村長 石井俊雄
 提案理由を申し上げます。
 本村の国民健康保険事業につきましては、医療給付費の増加は年々進み、大変厳しい状況下にございます。伸び続ける医療費等を勘案しつつ、また、後期高齢者医療制度が4月から実施されたことに伴い、後期高齢者医療支援金分等の税率を定め、併せて基礎分、介護納付金分の税率の改正をお願いするものでございます。
 国民健康保険税の税率等設定に当たりましては、基本的には医療制度改革により、後期高齢者医療制度の創設や特定健診等の実施などの大きな制度改正がある中で、村民の皆様への影響、混乱が生じないよう配慮いたし、算出保険税は最小限の変更にとどめた内容にいたしたものというふうに考えております。
 それでは、長生村国民健康保険税条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。
 第3条第1項中、医療分の所得割でございますが、「100分の8」を「100分の7.65」に改め、第4条中、医療分の均等割額「2万円」を「1万8,000円」に改め、第5条、医療分の世帯別平等割額でございますが、第1号中の特定世帯以外の世帯「2万4,000円」を「1万8,000円」に、同条第2号中の特定世帯「1万2,000円」を「9,000円」に改めるものでございます。
 特定世帯は医療分と後期高齢者支援金分についての世帯平等割額が2分の1に軽減されます。なお、特定世帯とは国民健康保険に加入している世帯で、75歳以上の方が後期高齢者医療制度に移行し、65歳以上74歳までの方が引き続き国民健康保険に加入する場合、被保険者1人となる世帯をいいます。
 次に、第6条中、後期高齢者支援金分の所得割額の税率を「100分の3.2」に改め、第7条中、後期高齢者支援金分の均等割額「7,500円」に改め、第7条の2、後期高齢者支援金分の世帯別平等割額ですが、同条に次の2号を加えまして、
(1)特定世帯以外の世帯が9,000円
(2)特定世帯 4,500円
 次に、第8条中、介護納付金分の所得割額「100分の1.5」を「100分の2.6」に改め、第9条中、介護納付金の均等割額「8,000円」を「9,000円」に改め、第9条の2中、介護納付金分の世帯別平等割額「5,000円」を「6,000円」に改めるものでございます。
 次に、第21条につきましては、医療分、後期高齢者支援金分、介護納付金分についての均等割額と世帯平等割額の軽減措置を施すための改正でございます。
 第21条第1号につきましては、6割軽減でございまして、同号ア中、医療分の均等割額「1万2,000円」を「1万800円」に改め、同号イ(ア)中、医療分の世帯割平等割額の特定世帯以外の世帯「1万4,400円」を「1万800円」に改め、同号イ(イ)中、特定世帯「7,200円」を「5,400円」に改め、同号ウ中、後期高齢者支援金分の均等割額を「4,500円」に改め、同号エを次のように改める。
 エとして、国民健康保険の被保険者に係る後期高齢者支援金等課税額の世帯別平等割額 次に掲げる世帯区分に応じ、それぞれに定める額といたしまして、
(ア)特定世帯以外の世帯 5,400円
(イ)特定世帯 2,700円
 第21条第1号オ中、介護納付金分の均等割額「4,800円」を「5,400円」に改め、同号カ中、世帯別平等割額「3,000円」を「3,600円」に改めるものでございます。
 同条第2号につきましては、4割軽減でございまして、今申し上げましたそれぞれの軽減規定の基礎額でございます。
 次に、附則でございますが、
(施行期日)
第1条 この条例は、公布の日から施行する。
(適用区分)
第2条 改正後の長生村国民健康保険税条例の規定は、平成20年度以後の年度分の国民健康保険税について適用し、平成19年度分までの国民健康保険税については、なお従前の例による。
 以上、大変雑駁な説明でございますが、慎重御審議の上御可決賜りますようお願い申し上げまして、説明を終わります。


◯議長【中村秀美君】 御苦労さまでした。議案第2号 平成20年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)について、提案理由の説明を求めます。住民課長。
            [住民課長 小高周一郎君 登壇]


◯住民課長【小高周一郎君】 ただいま議題となりました議案第2号について御説明させていただきます。
 最初に議案を朗読させていただきます。
議案第2号
平成20年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
 平成20年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)は次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
 平成20年6月25日提出
長生村長 石井俊雄
 次に、提案理由を御説明させていただきます。
 今回の補正につきましては、議案第1号について御説明いたしました保険税条例の一部の改正によります保険税の値上げ幅を抑えるために財源構成をするもので、3月定例会におきまして前期高齢者交付金が不透明であり、最低限の金額を計上させていただいておりましたが、このたび、診療報酬支払金基金から金額が示されましたので、この金額を修正し、当初見込めなかった前年度繰越額も7,300万円ほど見込めることとなりましたので、これらの自主財源を運用し、保険税の引き上げ率を抑えるために9,219万1,000円を保険税予算額に充当しようとするものでございます。
 それでは、内容について御説明させていただきます。
 歳入でございます。3ページをお願いいたします。
 1款1項国民健康保険税に9,219万1,000円を減額いたしまして、保険税の総額を5億1,425万6,000円としようとするもので、これにより19年度予算額から比較いたしますと、2.7%の減としようとするものでございます。
 1目の一般被保険者国民健康保険税から8,837万9,000円を減額いたしまして、4億8,307万7,000円としようとするものでございます。
 内訳といたしましては、1節の保険医療給付費分現年課税分に5,387万8,000円を減額いたしまして、2億9,117万3,000円にしようとするものでございます。
 それから、2節の介護納付金現年課税分から211万5,000円を減額いたしまして、4,761万3,000円に。5節の後期高齢者支援金分現年課税分から3,238万6,000円を減額いたしまして、1億1,590万2,000円といたしまして、2目の退職被保険者等国民健康保険税から381万2,000円を減額いたしまして、3,117万9,000円とするものでございまして、内訳といたしまして、1節医療給付費分現年課税分から138万6,000円を減額いたしまして、1,767万1,000円に、2節の介護納付金分課税分から241万6,000円を減額いたしまして、679万1,000円にしようとするものでございます。
 これらを併せまして、国民健康保険税から9,219万1,000円を減額するということでございます。
 それから、それに伴います4款でございますけれども、4款の1目、療養給付費等交付金でございます。これに1億5,021万1,000円を減額いたしまして、6,543万8,000円としようとするもので、60歳から64歳までの退職被保険者に係る診療報酬支払金から示された金額としようとするものでございます。
 それから、5款の1目、前期高齢者交付金に1億9,940万3,000円を追加いたしまして、2億2,719万3,000円としようとするものでございまして、これにつきましては、65歳から74歳までの被保険者に係る支払金からの交付金を追加するものでございます。
 それから、10款でございます。1目の繰越金4,299万9,000円を追加いたしまして、4,300万円としようとするものでございまして、当初予算において見込むことのできなかった前年度繰越金でございます。
 次に、歳出でございますけれども、歳出につきましては、2款の保険給付費の2目退職被保険者等療養給付費でございます。これにつきましては財源の内訳を修正するものでございまして、その他財源を一般財源に切りかえるという形のもので、予算の変動にはございません。
 以上、簡単な説明で恐縮でございますけれども、御慎重審議いただきまして、よろしく御可決賜りますようお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 御苦労さまでした。提案理由の説明が終わりました。
 議案第1号 長生村国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、議案第2号 平成20年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)の一括質疑、討論を行います。
 初めに、質疑を行います。14番柴崎君。


◯14番【柴崎正臣君】 国民健康保険税の件ですけれども、当初の3月定例会において、我々が村長から提案をされた国民保険税が、前年度に対して14.7%を値上げしないとやっていけないというお願いをされた中で、我々予算を承認したと。まして、この予算については、我々議員とすれば、認めた予算が適性かつ公平に執行されているかというのが、我々の使命のチェック機関でございます。そういう中で、この間いろいろ説明もなしに、いきなり6月の定例議会に健康保険税は値上げはしませんというのを打ち出し、またさらに今日、よくよく内容を聞くと、よくわからないんですけれども、この14.7%を上げて認めた時点の予算から今回の提案でなされた補正予算で何%上がっているのか、その辺をきちんと答えていただきたいというふうに思います。よろしくお願いします。


◯議長【中村秀美君】 14番柴崎君の御質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 今回の上げ幅でいきますと、7%の上げ幅に変更になるということになります。


◯議長【中村秀美君】 14番柴崎君。


◯14番【柴崎正臣君】 ちょっと私は合点がいかないんですけれども。3月の原予算のときには、約2億円の増税をしなきゃいけないというようなお話でございました。今回いろいろ金額のやりくりを見ると、1億円ぐらいの増税をしなきゃいけないということで、それで7.何%ですか。その辺をちょっときちんと答えてください。


◯議長【中村秀美君】 14番柴崎君の再質疑に対する当局の答弁を求めます。


◯住民課長【小高周一郎君】 当初1億9,700万余りを値上げしなければ足りないということでございましたのですけれども、今回、自己財源を9,000万余り投入して、その分を減額するということで、14.7%から7%に引き下げるものでございます。


◯議長【中村秀美君】 14番柴崎君。


◯14番【柴崎正臣君】 3回目になりますので、村長にお聞きします。
 村長は常日ごろ、公約、公約ということで、私の公約だから守らなきゃいけない、守らなきゃいけないというふうに言っていましたけれども、今回の提案を見ると、はっきり言って、3日前に行われた選挙の結果を見て値上げをするというのは、何でしょうね。その辺をはっきりと、村長、答えてください。


◯議長【中村秀美君】 14番柴崎君の再々質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 6月の議会の中では、急激に被保険者の負担が上がることを避ける意味。そういう意味で一般会計の方からの繰り入れも含めて、19年度と比べて値上げをしないと、そういうことでやるべきだと、そういう考え方を提案いたしました。その理由は、国保に入っている方々というのは所得が160万円ぐらいが平均でありますから、比較的、経済的に力の弱い方々でありますので、一般会計全体の中から財政支援をして値上げをしないということをした方がいいだろうと、そういう考え方で、ここにいる議会の皆さんに提案をしたわけであります。
 しかし、現実は3名の議員さんはその考え方に賛成をいただきましたけど、あとの、そのときに出席をされた議員さんは、一般会計からの繰り入れは好ましくないということで否決をいただきました。その後、皆さんからいただいた考え方や態度はやはり厳粛に受けとめまして、国保運営審議会の中にも今日出されている案を出しまして、いろいろ検討した結果、私としては、当初の3月の段階で値上げ案に対して、当初の3月の議会で出した当初の値上げ案から見て約2分の1、半減する値上げ幅に抑えての今回の提案になっております。
 したがって、ころころ変わるとかそういうことじゃなくて、本来であれば3月、6月の議会の中でここにいる議会の皆さんから御承認をいただければそれで済んだわけですけれども、6月の5日の議会の採決のときには、その値上げをしないという議案を皆さん方が否決されたわけですから、それも1つの非常に大事な考え方、あるいは真摯に受けとめたと、そういう意味での今日の2分の1に下げた値上げ案の条例案だということで、税条例ということでありますことを御理解いただきたいと思います。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 他にございますか。12番関君。


◯12番【関 克也君】 4項目について、まずお聞きいたします。
 1点目は、現実には国保の家庭にどの程度の増税になる税率改正であるのかということについてですけれども、例えば、今回の税率改正ですと、前年度と比べた場合に所得割だけ見ただけでも、前年度は医療・介護両方含みますけれども9.5%の所得割だったわけですが、今回の改正案ですと13.45%に上がっています。トータル、合計ですと、医療、後期高齢者、介護と。つまり、3.95%引き上げになっています。所得割の合計で。4%程度の所得割は上げになっているということであります。旧税率で、つまり19年度の国保の税率で、資産割も含みますけれども、旧税率で課税した場合、国保税の総額が一体幾らになるか。それと比較して新しい税率で課税をした場合、20年度課税をした場合、国保税の総額が幾らになるか。その比較した場合に増税の規模は総額で幾らになるかということについて、答弁いただきたいと思います。
 増税の規模がわかれば、今回平均的な被保険者1人当たりの増税が何円で、何%の値上げになるか。また、世帯当たりで見ると、平均で何%の引き上げで、世帯当たり平均何円の値上げになるかということについて答弁をいただきたいと、これが1つ。
 つまり、旧税率で課税したときと新しい税率で課税した場合、どれだけ引き上げになるのかということを答えてほしいと思います。これは、世帯、新しい年度の国保税の世帯が課税された場合にということです。数字的に答弁していただきたいというのが1点。
 次に、村が試算をしていると思うんですけれども、例えば、国保の所得で、200万円の所得の家庭で、例えばの例ですけれども、そういう家庭で、3人家族で実際に旧税率で課税した場合と新しい税率で課税すると幾らになるのか。それぞれが旧税率だと幾らで、新しい税率だと幾らで、何%程度の増税になるのか、何円の増税になるのか。村が考えているモデル世帯でいいですから、その増税の規模について、一定の所得の具体的な家庭の場合、幾らの増税になるのかということについて、村の試算で答弁してほしいと思います。
 次、3点目ですが、今回の税率改正で応益割、応能割、これがどうやって変化するかということについて答弁いただきたいと思います。つまり、応益割ということは、平等割とか世帯割とかいう部分、所得に関係なく課税される部分の割合。応能割ということは、所得割などの能力に応じて課税する分。この割合がどう変わるかということについて答弁していただきたいです。
 もう1点は、今回提案された条例案が万が一否決をされた場合は国保税の課税がどのようになっていくのかについても答弁いただきたい。
 以上の4点について、答弁をよろしくお願いします。


◯議長【中村秀美君】 12番関君の御質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 私の方からお答えいたしますけれども、それこそ、新税と19年度の比較という形のものでございますので、今回予算説明でもさせていただきましたように、前年度だと予算で税額は税率を定めてございますので、前年と比較すると1,723万3,000円の減と、前年度と比較すると2.7%の減ですよということで先ほど御説明したとおりでございます。平均で1人当たりの額で上げ幅といいますと23%で1万7,865円という形になります。それから世帯当たりでございますと、23.6%4万9,965円という形のものでございまして、これは150万円の世帯という形のもので資産割が8万円。2人世帯40歳以上のものというとらえ方で算定させていただいてございます。
 それから、モデル世帯でのというとらえ方でございますけれども、今150万円につきましては御説明したとおりでございます。100万円で2人世帯という場合におきましては、17.2%、2万8,215円の増額という形のものになるということの試算でございます。
 それから、応益、応能割合。これにつきましては、私どもはそれこそ低所得者を考慮して、6対4という数字は変えるつもりはなく、今回もそのような形のもので税率を定めさせていただいてございます。ですから、応能というとらえ方が6という形のもので、応益というものは4だということでございます。
 それから、最後に、条例案が否決された場合というとらえ方でございますけれども、私ども、逆に今回否決されることは甚だ大変なことだと思って考えておりますので、ぜひとも可決していただきたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、今回否決されることによって、一般会計への影響はかなり甚大なものになってくるだろうと。ですから、当初申し上げている不足額1億9,700万円程度が不足するというような形のものは想定できるのではなかろうかと考えております。


◯議長【中村秀美君】 よろしいですか。12番関君。


◯12番【関 克也君】 資産割の関係がありますから旧税率と新しい税率を比較した場合の数字というのは、なかなか難しいということでストレートな答弁はなかったと思うんですけれども、被保険者1人当たり、前年度の予算ですと23%の今回税率ですと増税になる。1人当たりで平均でいくと1万7,865円の増税になるということの答弁だったと思います。さっきちょっと聞きそびれたことがあるんですけれども、正確に聞けなかった所得が100万円と言ったんでしたか、増税の幅が、2人世帯なのでしょうか、3人世帯なんでしょうか、確認です。増税の幅が2万8,000円。増税の割合が17.2%ということだったんですが、どういう世帯構成なのか、もう1回答弁してほしいと思います。
 それと、モデル世帯で、一応、先ほどの答弁ですと、例えば、150万円の所得の世帯ですと、やはり、これも平均的な世帯なんだろうと思うんですが、23.6%の増税になってしまうということなんですけれども、では長生郡市内で比較をした場合に、こういうモデル世帯で長生村の国保税の税額の程度といいますか、どの位置にあるのかということについても一応答弁いただきたいと思います。
 もう1点、一応確認なんですけれども、否決をした場合ということなんですが、一応これ確認ですけれども、資産割の税率が決めてあって、今回それは条例上課税できないということになるわけです。そうすると資産割の課税ができない、そして旧税率で課税ということになる。それが1年間このままいくと続くということになるというわけですね。このままいけばですね。そうするとその1億9,700万不足するということなんですけれども、これについては、例えば、増税をしないと仮定した場合、6月定例議会のときに増税をしない場合、国保税の総額は4億ちょっとだったと思うんです。この4億ちょっとの国保税の収入が、今回否決された場合にどのくらい減ってしまうのか。増税しない場合と比べてどのくらい減ってしまうのかについて答弁いただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 12番関君の再質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 まず最初に、私の方の試算につきましては、100万円につきましては2人家族だということでございます。郡内でのというとらえ方でありますけれども、郡内につきましては、150万円での所得のモデル事業でありますと、4番目、上から4番目という形になろうかと思います。それから100万円になりますと7番目になる見込だというお答えにさせていただきます。全部が議会が終わっているかどうかわかりませんので、見込みということでお願いしたいと思います。
 それから、資産割が云々という話がございましたけれども、資産割につきましては3月の定例会において、もう既に廃止されてございますので、今回賦課をする場合には、その資産割分が当然なくなると。その資産割分につきましては、今現在賦課している19年度分の資産でいきまして、4,400万円程度ということでございます。その分は減るということになります。そのようなことでよろしゅうございましょうか。


◯議長【中村秀美君】 よろしいですか。他にございますか。9番田島君。


◯9番【田島弘雄君】 大分関さんの方も細かく質問されたので、私の方は大分減ったわけですけれども、まず村長が公約で保険税を値上げしないということを当選したら値上げを提案してきた。これ、非常に村民が迷って選んだのに、どうしてということになると思うので、これをはっきりと答弁、値上げを提案した理由を答弁していただきたい。それから、今年は7.65の値上げですけれども、来年、再来年のシミュレーションはどうなっているのか、どういう計算の上に基づいているのか、その辺を1つお願いしたいと思います。
 それから、予備費が3,000万、毎年7,000万からの予備費を上げているんですけれども、この3,000万で当初行くということでしょうけれども、この12月、または来年3月になって、そのときに多額なマイナスが出た場合にどういう処置をとる、例えば、前年度並みの補正を組むような形が今年に出たときに、どのような形でそれを補っていくのか、その辺を答弁願いたいと思います。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 9番田島君の御質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 先ほどの柴崎議員さんからと同じような質問かと思っています。多分同じような答弁になっちゃうんですけれども。私は6月議会に出させた議案、つまり19年度の保険税の負担と同じにすべきだと、したいと。そういうことでいろいろ皆さん方にも御説明をいたしました。一般会計から繰り入れてもいいじゃないかと。先ほども言いましたけれども、国保に入っている方々というのは平均所得が160万円ぐらいですから、比較的低所得者の人達が多いわけです。そういった意味で、長生村の過去の歴史を見ても、一度も一般会計から入れて、値上げ幅を抑えるというか、そういうことはしたことないわけですから、今回、後期高齢者の医療制度の導入に伴いまして、急激大幅な値上げを避けたいと、そう意味で6月の議案に提案したわけです。そのときに皆さんから猛烈に一般会計の繰り入れをすべきではないということで、いろいろ真剣な御提言、御意見をいただいて、3人の議員さんは値上げをすべきではないということについて賛同いただきましたけれども、他の議員さんについては全員が反対だということで否決を受けたわけです。その否決を受けた後で、また同じ原案を、今日上程することもあるかと思いますけれども、国保運営委員会の審議もくぐっておりますし、皆さん方が現実に一般会計から繰り入れて値上げを抑えるということについてはだめだよということを、6月の4、5議会の中でおっしゃったわけですから、そのことも事実でありましたし、そのことも厳粛に受けとめて、私としては、本来であれば、また原案を出したいわけだったんですけれども、ここでまた通らなければどうしようかということで、考えまして、苦渋の選択として、当初の3月の議会で提案した上げ幅の2分の1程度に下げまして、これならば本日6月5日の日に否決をした態度をとった議員さんからも御承認をもらえるんじゃないかということで、執行部でいろいろと議論をして、苦渋の選択でありましたけれども、本日2分の1の値上げ幅に抑えた形での税条例の提案になっておりますことを御理解いただきたいと思います。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 それこそ来年、再来年の財政シミュレーションという形のものでお聞きになっているかと思いますけれども、現段階のところでは6月の定例会においては、保険税の負担額を据え置くという形のものでありましたので、大幅なアップという形の説明をさせていただきましたけれども、今回は保険税率を上げさせていただくという形のものでございますので、概ね保険税予算額に対して10%程度の上乗せで賄えていけるだろうということで考えております。それから、その後につきましては、医療費の動向に応じた形のものになっていくだろうと。いずれにいたしましても医療費でございますので、そくさまこの金額でどうかという形ものは名言できかねるところでございますので、何分御理解いただきたいと思います。
 それから、一般会計からの問題でございますけれども、今、繰越金が3,000万しか残っていないと。多額な医療費が出たときにどうするんだという形のものでございますけれども、19年度においても、そのような形の中で、国・県等の補助金の中でやりくりした中で対応できたと。しかし、それが余りにも多額になってくるという形になってきますと、最終的には一般会計からの繰り入れも視野に入れなければならないのかということでは考えております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 9番田島君。


◯9番【田島弘雄君】 村長は常々、受益者負担ということで、窓口料金もかなり上げてきたわけですよね、今まで。それは村に金がないからといえばそれまででしょうけれども、6月の定例会におきましても、一般会計から繰り入れるということに対して、一般の社会保険者に対してどういう説明をするのか。その辺も全然明らかにされていませんので、私どもも反対したわけでございますけれども、一般会計、一般会計って、そんなに余裕があるわけでもないし、それでいて社会保険者に対しては何の運転もない。それで基本的にいえば、受益者負担を貫く中の村長の気持ちが非常に選挙前のあのチラシを見ますと、議会が反対したのがまるきり悪いんだというようなチラシ、どこか共産党のチラシだったか何だかありましたけれども、その受益者負担というとらえ方、村長はどういうふうに思っているのか。それから一般会計からもし拠出した場合、社会保険者の方々にどのように言いわけをするのか、この2点をちょっとお願いします。


◯議長【中村秀美君】 9番田島君の再質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 受益者負担の原則はあるかと思います。基本的には受益者負担の原則はあると思います。しかし、先ほどもずっと一貫して答弁をしておりますけれども、国保に入っている方々とは、別人、人ごとではないと思うんです、私。社会保険に入っている方々も企業を退職すれば国保に回っていくわけです。それが1つありますね。全く最後まで社会保険でいけるわけないわけですから。やがては社会保険に入ってる方も国保に入っていく。そういった意味では間接的には社会保険の方々も国保との関連性が出てくる。そして説明の問題がありますけれども、これも先ほど言いましたけれども、国保に入っている方々の所得の平均が160万ですか、そういう平均所得を見ますと、やはり力のある社会保険の方を含めた一般会計全体で福祉という考え方、福祉という考え方で支援をしていってもいいじゃないかと。私はそういう考え方を持っているわけです。
 客観的に言えば、全国的にも各自治体が法定内の繰り入れと同額ぐらいの法定外の繰り入れをやっているようでありますし、千葉県内の自治体56で見ますと、55%の自治体が既に一般会計から法定外の繰り入れをやっているようであります。そして、長生郡内の7つの自治体の中を見ても、私の知る限りでは2つの自治体が法定外の繰り入れをやっています。そういった意味で、どうかひとつ私達全体の、一般会計の全体の中から、経済的に力の弱い方々、やがては我々もそこに入っていくんだと、そういった意味でいえば、説明を直接したわけではありませんけれども、この議会で答弁していることは、全村民に私が説明していることと同じでありますので、ぜひ議員さんからも村民の方にそのことを広げていただいて、伝えていただければありがたいなと思います。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 9番田島君。


◯9番【田島弘雄君】 最後ですので、簡単に聞きたいと思います。社会保険者に対して、福祉という考えで一体となっていただきたいという概要の答弁だと思いますけれども。
 社会保険者がそんなに力があるのか。そんなに力のある人にというように感じますけれども。失業者も大分増えてきておりますし、それから、転任者におきましても、まだ、ローンだとか、住宅ローンだとかいろいろ抱えていて、家庭の生活費にそんなに余裕があるとは私は思っていません。それを、その社会保険者に対しては力があるんだから、福祉を総括して面倒見てもらうんだという考え、これは本当に村民を冒涜したような、横暴な考えだと私は思うんですけれども、この辺が村長のふだん言っていることと、全然、村民の目線というか、ずれているんじゃないかというふうに思うんですけれども、これについてもう一度答弁をお願いします。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 9番田島君の再々質疑に対する当局の答弁を求めます。


◯村長【石井俊雄君】 社会保険の方々に対する冒涜ではないかと、そういう話でありますけど、私も田島さんも一定の団体、企業に働いてきた者であります。そういうところの方々というのは、ある意味では所得が500万だとか400万だとか一定の年齢に行けばあるわけです。今、いろんな企業、中小企業だとか零細企業などを見ていますと、企業主が社会保険をやめちゃって、国民健康保険に入らざるを得ない状況を結構つくっているんですよね。そういう状況を見ますと、フリーターだとかパートだとか、そういう方々は必ずしも社会保険に入っていない状況だと私は見ています。だからそこを見ますと、きちっとした力のある企業に社会保険で入っている方々とか学校の先生だとか、こういう役場の職員だとかそういうところは、私、調べたわけじゃないですけど、今、即興で言われたから答えられませんけれども、確実に社会保険、共済保険等に入っている方々の所得は、国民健康保険の所得よりも高いんじゃないかと、そういうふうに思っています。正確なデータは今持っていませんから言えませんけれども、私はそういうふうに思っています。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 他にございますか。11番小高君。


◯11番【小高陽一君】 既に大分質疑も数出ましたし、私も他に思ったところもあったんですが、1点だけお聞きしたいと思います。
 先ほど、担当課長のお話の中で、今回の長生村のこの額は郡内で何番目ですかという質問がありまして、郡内の町村だと思いますが、ただ、茂原市も相当高いというようなことを聞いておりますので、茂原市も含めた7ヶ市町村の中だと思いますが、所得150万世帯で長生村は上から4番目ということは、下から3番目で安い。それから所得100万に限っては、もう1番安い、7番目で1番安い。これは非常に村長とすれば自慢の額だと思いますし、決して無理をしなければいいことなんですが、実際に先般の片岡議員による一般質問の中で、長生村は人口が増えている唯一の行政地域ですけれども、就労人口は減っているんだという指摘がございました。安過ぎると、私はこれは退職者あるいは俗に言う力の弱い方が、安い長生村に移り住む。ということは福祉費用が必要となり、さらにこの国保の負担を招くということに順繰りになりかねないんじゃないかなと危惧する1人であります。ですから、私は、バランスのよい税額の設定も必要かなと思いますが、その辺村長のお考えはいかがでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 11番小高君の御質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 バランスのいい設定を、今回、だから議会の皆さんとの御意見も十分ちょうだいしながら、それこそバランスのいい、中をとってということで提案しているつもりでありますので、御理解いただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 よろしいですか。他にございますか。13番東間君。


◯13番【東間永次君】 さきの定例議会では、繰越金は支払準備金であり、運用資金として常に7,000万程度は確保しておかなければ成り立たないという担当課長の答弁がございましたが、なぜここに来て3,000万になったのか、その根拠を教えてください。


◯議長【中村秀美君】 13番東間君の御質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 それこそ、私、6月の定例会において、補正財源として7,000万必要だというような答弁をさせていただいてございます。それは、逆に私の方の言葉足らずというところもあったのかなということで、その辺はまことに申しわけなかったと思いますけれども。本来繰越金というとらえ方で、私ども予算を組み立てるときに当初に保険税の軽減分という形のもので投入させていただいていると。そういった金額も含めて7,000万というとらえ方をさせていただきましたので、その金額を申し上げたところでございます。今回3,000万円を残して、どうなるんだというとらえ方でございますけれども、今回の3,000万円につきましては、国・県、謝礼金等への19年度の超過交付分を返済するための額として残してあるものでございます。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 13番東間君。


◯13番【東間永次君】 それこそ、そのときは苦情の答弁と申しますか、大変苦しんだ中の答弁であったかと、そう思われるわけでございます。
 もう1点お伺いいたしますけれども、3月定例議会でもこの質問はさせていただきました。その延長上になるかと思いますが、それこそ3月定例議会の前に3回ほど協議会を開き、この立派な予算書ができたということは前回も聞いたわけでございます。そしてその中で14.7%の値上げを、率を上げなくちゃならないということであったわけで、4月1日から予算が執行されたわけでございます。
 そして、5月の半ばに、今日はちょっと持ってきておりませんけれども、新聞折込の中に石井村長、保険税を上げない、値上げをしないということを議会を通さずに、勝手にと申しますか、文書に紙上に載っていたわけでございますけれども。その中で、選挙間近になって、そのように値上げをしない。そしてまた、今回は選挙戦が終わって、確かに5,721というすばらしい成績で御当選をしたわけでございますけれども、もうここで、それこそ値上げをしないと言った者が、7%の値上げをしなくちゃならない、値上げをするんだということは、この5,721人に対して、この中にも大変支援者もいるでしょうけれども、ある意味では公約違反ではないでしょうか。村長にお伺いいたします。


◯議長【中村秀美君】 13番東間君の再質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 励ます会のニュースですかね、それは、多分ね、新聞に入ったのは。そして、5月の18日の福島県の矢祭町の高信教育長さんを招いたときに、私も来賓としてお話をさせてもらった。そのときに国民健康保険税を値上げをしません、したくないということをはっきりと申し上げました。その考え方に基づいて、6月の4日の議会に値上げをしない税条例を提案したのでございます。非常に皆さんとも何回も何回も質疑を繰り返しいたしました。そして、私の考え方を理解していただいて、皆さん方に御承認をいただきたかったわけであります。しかし、3名の議員さんを除いた、ここに御出席をいただいた議員さん全員が反対であると。東間さんみずから反対だと、だめだよということをいただきましたので、国保運営審議会の中でも議論をいただきながら、そして、私としては、また6月4日の原案を出したい気持ちはありましたけれども、やはり議会の皆様の6月5日の11名の議員さんのだめだよという形の否決の態度を勉強しましたので、そういう中で、今回苦渋の選択として当初の値上げ案の2分の1に抑えた形での提案になっています。決して公約違反だとかそういうことでは私はないと、本来であれば、6月5日の議会のときに11名の皆さんが賛成をしてくだされば、それはできたんです。できなかったので今回、それこそ小高議員さんじゃありませんけれども、バランス的なものを考えまして、当初の値上げ案を2分の1に下げて提案をしている。そういうことであります。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 13番東間君。


◯13番【東間永次君】 3回目ですので、これで終わりにさせていただきますけれども、先ほど否決されたのを、村長の答弁に、否決した議員は11人と、そして賛成した議員が3人ということでございますけれども、この7%のアップに対しまして、値上げに対しまして、その3人の中から今回は否決が出る可能性があるわけです。そのとき公約違反じゃないんですか。再度お伺いいたします。


◯議長【中村秀美君】 13番東間君の再々質疑に対する当局の答弁を求めます。


◯村長【石井俊雄君】 それは慎重審議の中で、皆さんそれぞれお考えをいただいた中で今、ここで今日、議案を通させていただけなければ、とにかくあした、あしたまでに議会で通させていただけなければ、課税がちょっと間に合わなくなりますので、どうしてもこの場所で皆さんに、我々が提案している案を御承認いただきたいという気持ちでいっぱいであります。


◯議長【中村秀美君】 ここで暫時休憩いたします。なお、会議の再開は4時40分といたします。
              午後 4時28分 休憩

              午後 4時39分 再開


◯議長【中村秀美君】 休憩前に引き続き会議を開きます。4番緑川君。


◯4番【緑川千里君】 先ほどの休憩以前の東間議員の質問に関係するかもしれませんけれども、6月の定例議会、6月5日に私は、この国保の問題で、地方自治法222条議案の提出について、法律に抵触するんじゃないかという質問をさせていただきました。この内容については、予算の十分に伴わないものについては、議会に上程するべきでないと。こういう自治法の222条の定めでございます。この条例に基づいて抵触はしないという考え方は示されたところでございますけれども、先ほど来、村長は3名以外の議員から猛烈に反対云々と、または今回の提案については値上げは苦渋の選択だという話を、答弁を先ほど来聞いておるところでございますけれども、当初そもそも6月定例議会で提案された内容を思い起こしていただきたいと思います。この内容は交付税から5,000万円入れます。特会の繰越金から7,000万入れます。一般会計から7,800万入れます。特会の懐を完全にゼロにしてしまいます。こういう無謀な提案であったものですから、我々はあえて反対しました。これは苦渋の選択以前の問題です。
 3月の議会にさかのぼれば、これは14.7%が応益、受益の負担すべき金額で、これは適当である。我々議会としても常識的な見解で、この値上げについては、住民には負担はかけるけれどもやむを得ない措置だということで、議案を通過したわけでございますけれども、この222条の法の精神、余りにもこの予算の措置が適当な、いいかげんな予算の内容であったもので、今回のように、この歳入歳出の計画が6月の定例議会で提案されておれば、我々もあえて、値下げについて財布の空っぽの繰越金をゼロにしてまで云々と、そういう提案、横暴な提案がなければ我々も真摯に討議する余地はあったんですけれども、ここで皆様方に再度思い起こしていただきたいことは、そういうふうに無謀な資金計画の中で、法の精神に抵触するような考え方が提案されたものですから、我々とすればあえてこの提案は選挙目当てじゃないかという認識が働いたわけでございまして、6月定例議会の提案は一般会計から繰り入れるということで、これは再度、今回の質問で以前の質問者がたびたび聞いておりますけれども、この一般会計の繰入金が今回は繰り入れられないという考え方は苦渋の選択であるということで先ほど答弁されていたようですけれども、この一般会計からの繰入金を今回やめたということは、これは6月の定例議会、4、5、この2日間の議会の提案は間違いであったのかどうか。その辺をお聞きしたいと思います。
 また、特別会計の繰越金、財布の中身をゼロにしてしまう、空っぽにしてしまいます。こういう問題は余りにも無謀な計画であったものですから、私としても質問の中で、特会の繰越金の適正な額は幾らぐらいですか、先ほど来の質問の中で7,000万という話がたびたび出ておりましたけれども、そういう数字が私も常識的には国保の特会の繰越予備額としては適正な額じゃないかということで、賛同はしたところですけれども、今回苦渋の選択で繰越額は3,000万円ぐらいは残して、14.7%、当初予算に対して14.7%が今回7.7%アップぐらいで何とかおさめたい。そういう提案がなされているわけですけれども、これらの繰越金の額、これについては、私は、今回の提案は、戻れば3月の議会の提案に近づいた常識的な金額なのかなとは思いますけれども、果たしてこの3,000万、特会の概ね3,000万の繰越額が適正なのか。4,000万がいいのか、5,000万がいいのか、その辺の代案があるのかないのか。今、7.7%の御負担を、予算的にアップを見込んでおりますけれども、これについて、当局として、私どもとしては、何も値上げをしようという魂胆じゃないんです。適正な村の予算を確保したいという議員の願いなんです。適正な予算を執行するのが執行者の立場でございますので、その辺が7.7%だ、8%だ、14%だと、そういう問題じゃないんです。村の予算というのは、ないものはないんです。その辺を7.7%でおさめようという案が示されておりますけれども、私としては、当初の3月の14.7%、これは高いか安いか、議論は別としてもこれに少しでも近づいたなという認識は持っているんですけれども、これに対する当局の、例えば、9%にしようか、10%にしようかそういう対案は持ったのか持たないのか、その辺の計画について1点を伺いたいと思います。
 それと村長にお伺いします。ただいま自治法の中で抵触するような当初の無謀な予算が出されたものですから、私達とすれば、私達というよりも私とすれば、反対をしたわけですけれども、これは選挙の争点としてまさに活用しようとしたのではないかという考え方が私には見え隠れするんですけれども、その辺について、どのような考え方で3月から6月、この時期的な問題は何度も先ほど来答えているようでございますけれども、私とすれば、突然の6月の提案、国保を値下げすると、しかもそれは全部一般会計からも繰り入れします、特会の繰越金の財布の中身もゼロにします。こういう耳ざわりのよい答弁をして、選挙を目当てに戦ったのじゃないかと私は推測しますけれども、無論答弁としてはそんなことはありませんよというふうな答えになるかもしれませんけれども、いま一度この辺を確認させていただきたいと思います。
 以上2点、よろしくお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 4番緑川君の御質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 それこそ、今回の税率案について、私どもとしては運営協議会にそういった形のものを、今回皆さんに提案した条例案でございますけれども、その前に私どもが考えたものにつきましては、前回の6月定例会において、皆様方から御指摘を受けた、繰越金を使わずにというとらえ方も踏まえて検討したところでございます。ただ、それでいきますと単純に1人当たりが10万4,000円というような数字になってしまうというような形で、余りにも昨年度よりも大きくなってしまうという形の中で、もう少し落とせるというとらえ方を考えた中で、どうしても必要な額を確保した場合に3,000万を残した形のものを投入するという形のものに切りかえたところでございます。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 副村長。


◯副村長【鵜澤 誠君】 お答えします。一般会計の考え方でございますが、私ども、国保会計は独立採算制でございます。これは国保は国費と保険税で賄っていくのが基本原則でございます。これは十分わきまえております。安易に保険税の値下げのために一般会計を繰り入れるということはまず、最初には考えておりません。しかし、国民皆保険で、皆さん生身の体でございますから、急激な保険料等々が発生することもあります。高齢者の方も多いと、そういうときには一般会計の繰り入れで、国保会計の健全化を図っていくというような考えでございますので、御理解をお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 選挙目当てではなかったかという御質問でありますけれども、選挙目当てではありません。もちろん選挙目当てではありません。私は常日ごろ、国保の税についてはできるだけ値上げを抑えたいと、抑えてやりたいと、そういう考え方を基本的に持っていました。今回、特に後期高齢者の医療制度の導入に伴いまして、概略、私自身もいろいろ住民課長などと勉強して、研究していろいろ調べてみましたところ、この後期高齢者医療制度の導入に伴って、五、六千万苦しくなっているんです。正確にはちょっと言えませんけど、私の概略の計算なんですけれども、五、六千万苦しくなっているんです。そして、この導入に伴って急激な税の引き上げ、50%も引き上げるということはいかがなものかというふうに当初から考えていたんですけれども、その後、交付金が5,000万、繰越金が7,000万出てきましたし、そしてさらには、国会の審議の中でこの高齢者の医療制度を廃案の法案も参議院で通りました。そして、政府与党さんもいろいろ今、見直しに向かって、いろんな議論がされております。そういう期待感も持っていますし、とにかく今年度は国保税を引き上げないでやってやりたいという考え方に基づいて、議会の皆様に提案をして、御理解をいただきたかった。そういうのが真意であります。決して選挙の目当てで国保税を値上げしないということを考えたわけでもないし、言ったわけでもないということについて、御理解をいただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 4番緑川君。


◯4番【緑川千里君】 先ほど来、何度も言っていますように、私達が猛烈に反対したという言葉を使ったんです、現実に。猛烈に反対したわけじゃないんです。猛烈に劣悪な案だったんです。その辺の認識はありますか。まずそれを1点お聞きします。
 苦渋の選択、確かにそうでしょう。選挙前は国保を値下げします。これは非常に耳ざわりのいい言葉です。これを逆に今日になって上げますということですから、村長にとっては苦渋の選択です。
 実際そうじゃなくて、先ほど来も言ったように、余りにも国保の特別会計の財布を空っぽにしてしまうと、来年度の計画は20%アップになります。その次も20%アップになります。さらにまだ高くなります。それらの現実をこういうふうにきちっと数字であらわせないから、我々も別に猛烈に反対したわけじゃないんです。我々も苦渋の選択で住民にそれなりの負担はしていただかなくちゃならないだろうという、そういう苦渋の判断があったわけです。それをいかにも自分が、自分が、村長個人が苦渋の選択をしたような、また、議会が猛烈に反対したようなそういう表現をなさるから、こういうふうに対立軸になっちゃうんです。そうじゃなくて、お互いにどっか中間点がないのかなと、そういう探る精神があれば、もうちょっとお互い協調の精神があれば、話し合えばわかるんですから、その辺の考えがなかったのかどうか、再度お尋ねします。
 それと、先ほど副村長の方から、一般会計はできるだけ充当しないのが適当なんだ。ただ、将来的に、課長じゃありませんけれども、何かあった場合は3,000万の繰り越しじゃ足らないかもしれない、そのときが一般会計から考えざるを得ない、それは副村長がおっしゃったようによくわかるんですけれども、それならば、最初からもうちょっと計画的に、繰越金が3,000万、今のところ予定されていますけれども、3,000万じゃなくて、もうちょっと住民に御負担をいただいて、10万という金額を1つの一線として、1人当たり10万という数字が示されましたけれども、昨年が11万ぐらいなんですか、その辺お尋ねしますけれども、昨年との対比をして、まあ、昨年並みとは言いませんけれども、それよりもちょっと下げた金額で、そうすると繰越金なり予備費が上澄みになるような考え方はお持ちでないのか、その辺再度お聞きいたします。よろしくお願いします。


◯議長【中村秀美君】 4番緑川君の再質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 妥協的な考え方は持てなかったのかということでありますけれども、だからこそ、今回、国保運営委員会の審議もいただきながら、そして、3月の当初の案から見れば半分の値上げ幅に抑えた形で妥協案としていかがなものでしょうかと、そういうことで慎重審議をした結果、議会の皆さんに提案しているわけであります。したがって、中をとって妥協案を指し示しましたので、できることであれば御可決御承認をいただければありがたいなと思います。


◯議長【中村秀美君】 ここで皆様方に申し上げます。本日の会議時間は議事の都合により、あらかじめこれを延長いたします。住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 まず1点目の3,000万円で云々というとらえ方でございますけれども、当初予算の編成時に、医療費の伸びというものは見込んでございますので、大幅な変動というとらえ方がなければ、通常の医療費の伸びであれば、繰越金を使わずに運用できるということで考えています。ただ、前年度の医療費に関係して、国・県への返還金が生じたときのための予備という形のもので、今回残させていただいたものでございます。
 それから、これは、先ほど20年度の関係で交付金だけを導入した場合に10万4,000円というような形のものになるということでございます。19年度につきましては、被保険者数の問題がございまして、後期高齢者に移行してしまう形のものもございますので、かなり低くて7万7,673円だったということになります。そうしますと概ね3万円ほど上がってしまうというようなとらえ方であると、やっぱり本人負担になっても大きいと、逆にそれだけ上げてしまうと収納率も低下して、結果的に上がってくる金額が同じになってしまうのかなということで、私どもとしてもできるだけ引き下げた形の中で、収納率を確保できるような形のもので、今回税率を設定させてもらったものでございます。


◯議長【中村秀美君】 4番緑川君。


◯4番【緑川千里君】 最後に村長に要望というか、御答弁はいかようなものかと思いますけれども、話の成り行きで答弁はお考えいただければよろしいと思いますけれども。
 ただいまの第2質問で、本日妥協案を出してるんですよと。確かにそれには理解は私も示すことはできます。妥協案らしいものはあるんですけれども、ただ、タイミングが悪い。我々がこれを要望したのは、6月5日に議会が終わってすぐにその場で、もっと早く出しなさいよと、妥協案を出しなさいよということでお願いしていたところを、少なくとも我々は選挙の前に、住民の皆さんが御判断、選挙、首長をどちら、たまたまお二人出ましたけれども、御判断いただく前に争点にならないように、住民の正しい理解をいただくために早目に出してください、妥協案を。そういうふうにお願いしたつもりで早目早目に議会としては手を打たせていただいたつもりなんです。ところが選挙にかまけて、選挙にひっかけてと申しますか、時期が今日になってしまった。これは今我々がどう議論しても、住民の方々は議会が悪い、誰それが悪い、こういう判断が一部でき上がってしまうんです。そうじゃなくて、議会というのは先ほど私は地方自治法222条を出しましたけれども、正しい適切な予算というのがありますので、そういう妥協案をもっと早目に出していただきたかったということもありまして、村長せっかくめでたく当選したんですから、これからまた議会対策いろいろ大変でしょうけれども、お互い対立軸じゃないんです。我々はあくまでも執行部側を、何と言うんですか、監視する立場ですから、立場上申し上げているだけであって、別に村長を攻めようとか、攻撃しようとか、全部案を廃案にしてしまおうとかそういう考え方じゃないんです。我々はあくまでも執行部側をチェックする議員ですので、その辺、もうちょっと今後の議会対策として妥協案、議会と歩み寄る姿勢を持っていただけるのかどうか、これは最後の質問になりますけれども、そのようなお考えを今後持っていただいて、議会との妥協点を早目早目にお互いに話し合って探っていく用意があるのか。その辺を今日、当選後の所信表明じゃございませんが、お聞きしておきたいと思います。よろしくお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 4番緑川君の再々質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 いろいろと御指導ありがとうございました。執行部と議会の皆さんは車でいえば両輪だというふうに私は考えております。そして1つは、20年度予算編成のときに、いろいろ提案をいたしました。私もいろいろ花いっぱい運動だとか、それから、いろんなことを提案したんですけれども、皆さんからいろんな御意見をいただく中で、自分なりに、ここはこういうふうに変更して20年度予算をすべきだと、そういう意味では私は、緑川議員さんがおっしゃるように、妥協点というか歩み寄りというか、そういうものは今までしてきたつもりでありますし、これからも議会の皆さんの御意見を勉強しながら、歩み寄り点を見つけながら村政を担っていきたいと、そのように考えておりますので、以上であります。


◯議長【中村秀美君】 他にございますか。3番片岡君。


◯3番【片岡啓治君】 まず総括的な質問を1点と、それから細かい点も1点あります。
 まず、本年度3月の定例議会において、先ほどもおっしゃってましたけれども、予算が提案されました。その際に、村長は国保に関することで一般会計からの繰り入れは私は考えておりませんというふうにはっきりと答弁なさいました。それと当時に、その際に14.7%のアップの案が上程されました。議会の方では3回の議員全員協議会を開きました。議員全員は国保税を上げるということは皆さんしたくなかったんです。ですけれども、実際にそういうふうな形で上げざるを得ないという提案でございましたので、3回の議会全員協議会において、これはもうしようがないだろうと、受益者負担の原則にのっとってとか、そういったいろんな議論をしまして、それこそ議会全員で苦渋の選択をした上で3月の定例議会の条例改正を承認したわけです。ですから、先ほど村長の答弁の中には、3月の議会のことが余り出てきませんでした。そのときに、どれだけ苦慮をした上での予算提案だったのか。顧みれば苦渋した状況が見えないんです。なぜかというと、3月の定例議会で提案したにもかかわらず、5月の17日の紙面の情報で、先ほども東間議員でしたか、議会の承認も得ないまま値上げはいたしませんと、こういうふうに勝手に紙面に載せていること。どうしても、その14.7%をアップせざるを得ないというふうな、熟慮した点が全く今になっては見えないんです。そういう安易な状態で14.7%のアップの提案をしてくる。1自治体の首長として申しわけないんですが、素養に欠けると思います。ですから、その14.7%のアップを上程してくるに対して、苦慮が足らなかったのか、十分苦慮して提案してきたのか、その辺、訂正あるいは謝罪の言葉があったらいただきたいと思います。
 あともう1点。6月の定例議会で我々が反対させていただきました、私も。ただ、その間に臨時議会が開かれるまでに、10日間期日があったわけです。それにもかかわらず、まあ、いろんなことがあったと思います。だらだらした答弁は結構です。こうだからできなかったんだ。1点だけで結構です、答弁は。しかも、先ほどの言葉で、今日どうしても決定していただかないと、採決をしていただかないと、あしたからの住民に対しての施行ができないと、こういうせっぱ詰まった状態にしたのは村長本人じゃないですか。6月5日の定例議会の後で10日間もあったわけです。住民のことを、いつも住民本位、本位って村長おっしゃっていますけれども、住民本位のことを考えたら、すぐやるべきだったんじゃないでしょうか。
 以上、2点お願いします。


◯議長【中村秀美君】 3番片岡君の御質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 当初予算については、十分いろいろ考えながら作成をしたつもりであります。そしてその時点では、19年度の繰越金の問題と交付金の金額が見えなかったんです。それで、その後5月上旬ごろだったかな、繰越金が見えてきて、そして交付金の5,000万が見えてきた。そういうことと併せて、高齢者医療制度の導入に伴って大幅な負担増はいかがなものか。そういった意味で今年度については一般会計も入れて、値上げをしないと、そういうことで私なりに考え方を5月18日の集会で述べたと、そういうことでありました。
 あと、もうちょっと補足の部分については副長が答弁しますので、よろしくお願いします。


◯議長【中村秀美君】 副村長。


◯副村長【鵜澤 誠君】 今日の25日の臨時議会の開催についてということでございますが、前案上提案につきましても、国保運営協議会でお諮りしました。そして今回の上提案についても国保運営協議会にお諮りをしなければなりません。それと、17日から首長選が始まりました。そのようなことで今日になりましたことを御理解願います。


◯議長【中村秀美君】 3番片岡君。


◯3番【片岡啓治君】 当初の1回目の質問なんですけれども、10日間あったわけです。10日間も。ごめんなさい。それは第2の質問です。じゃあ、まずそっちからいきます。
 10日間あるのに何のアクションも起こさなかったのは、何かの裏の真意があったからじゃないでしょうか。そのようにとられてもしようがないと思います。
 それと、第1の質問の方なんですけれども、まだ交付金等、それから還付金等、それの金額が決まっていなかった。単なる言いわけにしか聞こえません。今までの前例があると思うんです。過去の、1年前、2年前、3年前。そうすると、確かに後期高齢者医療の関係も出てきていると思います。ですけど、ある程度見通しを計算するから、3年後、4年後、5年後と計画を立てられるんじゃないですか。それがごく通常の考え方だと思うんですけれども、そういうことは全くなかったんでしょうか。お願いします。


◯議長【中村秀美君】 3番片岡君の再質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 それこそ、20年度当初予算の編成につきましては、それこそ私ども、3月定例会においても補正予算で19年度は全て繰越金を使ってしまったというような補正を出したところでございます。その前にいずれにしてもこれは使わなきゃいけない、3月の補正前には私どもは一般会計から繰り入れないと対応できないのかなというような想定をしておりました。たまたまそれは対応ができたというとらえ方でありますけれども、そういった形の中で繰越金はもう発生しないというふうな想定のもとに20年度の予算編成をさせていただいたものでございますので、そういった形の中で今回はどうしても従来当初予算に計上している前年度の繰越額を投入できないという形の中で、引下げもできない。そうするとどうしようもないもので、その時点では14.7%の引き上げをさせてもらおうということで決定づけたものでございます。
 見通しでございますけれども、見通しにつきましては、今回そのような形の中で、保険税を、税率を上げさせていただければ、いずれという形よりも、上げていけば十二分に自然増というとらえ方で対応できるというような形のものは考えておりましたけれども、ただ、繰り越しが発生するだけの税率を近年は賦課をしていないというようなところで、悪く言えば自転車操業みたいな形になるかもしれませんけれども、毎年値上げをさせていただいて医療費を賄っていくような予算措置になろうかと思っています。


◯議長【中村秀美君】 3番片岡君。


◯3番【片岡啓治君】 村長、ちょっと答えがあいまいだったんですけれども、これ以上の答えは返ってこないでしょうから、結構です。
 最後に1点。3回目になります。例で長生郡市でも2兆ですか、一般会計から繰り入れているというふうな話もあったんです。よそはよそです。村長と私は違うんです、例えば。全くそれは論外です、私から言わせれば。人一人ずつ違うんです。行政も違うんです。
 例えば、先日、その前の国保運営協議会でしたか、村長はいすみ市で2億一般会計から繰り入れていると、それだけの単純な説明でしかなかったです。後で調べてみたら、いすみ市は3市町が合併しましたので、当然現在の保険料が違うわけです。その調整を図るために、3年間に限って、一般会計からの繰り入れをしているということなんです。そういうことをお話しするんであれば、そのときに、一般の方から出ている国保運営協議会の委員の人達にそこまで話すべきだったんではないかと思いました。ただ他でもやっているからという単純なそういう情報はあえて思考の判断のミスを誘う言葉と思いますので、最後にこれは要望としておきます。そういった情報を提供する場合には、細部にわたる提供をこれからしていただきたいと思います。よろしくお願いします。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 他にございますか。6番鈴木君。


◯6番【鈴木征男君】 3点ばかりですが、済みません。今回の国保の問題を含めまして、全国的に各議会でも国保問題は大変な問題ですけれども、75歳以上の方が後期高齢者にいって、その保険料が全然村に入らなくなったということと、後期高齢者の支援金をゼロ歳から74歳の方が出すということになるわけですから、大変な問題だと思います。
 国保問題を考える上で一番大きな問題は、僕は国の責任、国庫負担金の問題、これをやっぱり考えないとだめだと思います。例えば、最近の国の政治の中で、自分のことは自分で行えという自己責任論とか、サービスを受けるならその対価は自分で払えということが医療とか福祉の関係で、暮らしに直結する分野に、構造改革という形で導入された。これは小泉さんがやったことなんですけれども。この政治を進めたのは自民党、公明党の政治がこういう形を、この6年間徹底的に国民をいじめてきて、この中から国民皆保険の、いわゆる国保問題がだんだん形骸化していく、大変な空洞化していくということが、全国の自治体で今困っているという、こういう状況だと思います。国保の問題の根本は社会保障及び国民保険の向上に寄与するということが明記されたのが国民健康保険法の理念なんですから、これを生かすという点では、我々は常にそういう立場から国保問題を考えていくというふうに思います。
 今回の制度、大変な状況で、23%の引き上げということが出ていますけれども、こういうふうに国保の問題が全国で問題になる背景には、国の国庫負担のだんだんだんだん減してきた、この問題が根本にあると思います。データで幾つか、ここに村の当局の方に私は渡していますけれども、年間国民保険料の国庫負担率の推移、これが減ってきてるんじゃないか。このことについてお聞きをしたいと思います。第1点です。
 2つ目です。国保の市町村別の財政状況という点で、先ほど議員から出ましたけれども、いわゆる法定分と法定外分の問題。これも調べてみたんです。データを送っていますけれども。例えば、国民健康保険の市町村の財務状況2005年度。全国の集計です。ここで、一般会計から法定内として繰り入れた金額は4,124万、いわゆる収入総額の3.6%が法定分。法定外の金額が3,858億円で3.4%。ほとんど金額的には違わない金額が法定外として全国の市町村が繰り入れているわけですから、法定外から繰り入れるのは普通のことなんです。その点もはっきり僕はこのデータからできるんではないかと。そのことについてどう、この点ではやはりそういう認識でいいのではないかということについて考えをお聞きします。
 3つ目の問題ですけれども、今回の税率改正条例というのは、私は大幅な保険料の引き上げになっていると思います。試算をすれば、Aさんという人の試算なんですけれども、それで見ますと、年間で12万くらいの引き上げ、32%の引き上げになる。所得がある程度あるということなんですけれども。そういう点で見たら、19%から23%、さらに30%までの引き上げが今回あるんではないかと、そういうことを私は見ているわけです。そういう面で、ここでお聞きをしますけれども、今年度の見通し、この税率でいけば、年度末に法定外の繰り入れをしなくても黒字決算になるのではないかという、そういう認識でこの案が出たんではないかということが私の疑問なんです。村の見解をお聞きします。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 6番鈴木君の御質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 確かに、議員のおっしゃるとおり国庫負担金につきましては制度当初から見ると、徐々に減ってきているというようなとらえ方はできると思います。ただ、国庫負担金というとらえ方だけであって、それが権限移譲だとかという形のもので県の方に移ったりという形のものはありまして、公費で負担するものについては、概ね50%は維持しているということで、私どもの方ではとらえておりますけれども、医療費に対する部分については若干減ってきているのかなというとらえ方はしております。
 それから、法定外で、全国でかなりあるというとらえ方でございますけれども、この入れ方につきましては、私も従来言っているように、突然の医療費の高騰によって入れているのか、当初から入れているのかというのはちょっと想定がつかないので、何とも言えないところでございますけれども、私どもとしては、当初からの形のものはどう考えても今のところ考えられるものではないということで考えてございます。いずれにしても応分の負担はしていただかなきゃいけない。独立採算制に基づきました形のものでやっていって、それこそ、突然の医療事故というものが起きたときに、不足した場合に一般会計から法定外という形のものが想定されるのではないかなと私どもの方では見通しを立てているところでございます。
 今年度、この税率でいくと黒字になるのではというとらえ方でございますけれども、あくまでも、私どもは医療費を見通した中でこれだけ費用がかかるというとらえ方をしております。ですから、その支出に合った収入を得るための税率でございますので、黒字を想定できるというとらえ方はしておりません。
 以上でしょうと思います。


◯議長【中村秀美君】 答弁漏れはございませんか。よろしいですか。6番鈴木君。


◯6番【鈴木征男君】 それで、公費負担50%とおっしゃいましたけれども、現在、新聞報道でも国保の国庫負担43%という記事がありますけれども、この三位一体改革で一部の都道府県で調整交付金となって現在国が43%で、都道府県が7%の合計で公費の50%負担という説明だと思います。しかし、別の角度で見れば、例えば、2005年度で見れば、国保財政の総収入に占める国庫負担、これは30%台ですよ。30とか31%を前後しているんです。それだけ減ってきています。例えば、1984年度の場合の国保支出金の割合は約50%。それが現在、私達、30.6%まで減っているという、そういう見方をしているわけです。だから、この問題を解決しなければ国保の問題は解決しないと思います。
 村長にお聞きしますけれども、こういう形で国の国保問題の根本には、例えば、小泉構造改革が掲げたこの6年間、社会保障の自然増分を2,200億減すという路線があるわけです。これには自民党内にも批判が出てきているわけですけれども、こういうことに対して、もう、どこも限界だと、国保財政は。全国の自治体が悲鳴を上げているわけですから、国に対してどのように村長として働きかけるのか、このあたりの見解ははっきりお聞きしたいと思います。当面この国保問題を打開するには、国保に対して抜本的な、いわゆる国庫負担金を入れて思い切って国保をよくするということがなければ、全国の自治体は困るんです。この問題を、党派を超えて、力を併せてやっていく。もちろん共産党も働きかけは一生懸命やっていきますけれども、他の議員の皆さんの力もかりて、これを解決していかなければ、住民課長なんかがいつもここで苦しい答弁をしなきゃならないということになるわけですので、その根本的な問題についてです。
 それともう1点の法定分、法定外繰りの問題、それは事情はあると思います。しかし国の全体として、11兆3,500、11兆円以上の国民健康保険の総収入の中で、先ほど言ったとおり法定内、法定外の金額が違わないんです。それだけ各自治体は苦慮して出しているわけだから、いわゆる法定外繰り入れは悪だと、悪だとは言いませんけれども、これはまず手をつけないよということでなしに、必要なかったらお互いに協議して、この中から必要な分は出していくという、そういう形で前進をしなければならないんじゃないかと思います。これは私の考えですが、村でも法定外の繰り入れを行うというのは、村長一応公約で出していますけれども、その点の見解を一応お聞きしたいと思います。
 最後になりますが、黒字決算になるのではないかと私は出したんです。そうはならないという。例えば、医療費の7%増ということを言ってますので、今回の税率改正が、例えば、医療費の伸びの7%くらいでおさめておれば、私もやむないという形の問題も出てくる可能性の数字なんです。これが23%ともなると、とてもじゃないがということになるんですが、そういう点で見て、7%の医療費の増ということを見ていきながら、この23%の増で、尚且つ黒字の見込みもならないという。もしならなかったら、12月の補正でも一般会計から繰り入れるという、そういう形でも財政を補強しなきゃならないわけですが、そのことについて見解をお聞きします。


◯議長【中村秀美君】 6番鈴木君の再質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 この後期高齢者医療制度の導入に伴って、大変各自治体が苦しい状況に陥っているということについては、個人的に近隣の首長との会話の中では共通の認識になってきています。そういった意味で、郡の町村会を通じて県の町村会に、そして県の町村会を通じて全国の町村会などに要望を上げていって、各自治体が今の苦しみから脱皮できるような形に運動をしていこうじゃないかと、そういう個人的な有志の組長との会話は始まっています。したがって、それを今後組織的に要望活動を行っていきたい。これが1点目であります。
 2点目についてでありますけれども、先ほど住民課長が答弁しました。当初から一般会計を入れるということはまだ考えておりませんけれども、年間を通じて国保の値上げ幅をできるだけ抑えるという意味合いで、年間を通じての、必要なときには一般会計からも繰り入れをしていくと、そういう考え方を持っています。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 それこそ、今村長からもお話があったように、急激な伸びを示された場合には私ども想定外のものでございますので、いずれにしても一般会計等に依存しなければならなくなってしまうのかなとは考えてございますけれども、今の段階では例年、過去の実績から見て7%の医療は伸びている。これが変動するかどうかというのは、そのときの景気というか、インフルエンザの発生だとかそういったものがない限りは、平均的なものだろうと。逆に黒字が発生するというとらえ方でいくとすれば、要は被保険者が健康になったのかなと。医療にかからなくなったところで、医療費を支払わずに済むという形になれば、その分は当然余ってくるというような考え方で私どもは推測しております。


◯議長【中村秀美君】 よろしいですか。6番鈴木君。


◯6番【鈴木征男君】 最後に1点お願いします。答弁を聞く限りでは、納得できない問題が幾つかありますけれども、今回、村長はいろいろな公約を出しているわけです。選挙の結果は御承知のとおり71%の投票率で村民の関心が高い選挙だったわけです。事実上今回の有効投票者数を見ましても、約1,112名ぐらい増えて、投票者が増えているわけです。前回の選挙の結果は、村長が55.7%の得票率で相手の候補者が44.2%だったわけですが、今回は村長が66.1%で相手の候補者が33.9%。こういう形で村長が打って出た公約に対する支持はあったわけです。それは、そういう中でこういうふうに、公約での法定外繰り入れの問題とか、国保税の値上げを抑えるという問題が、実際、今回破られたということは残念に思います。同時に、別の視点で言えば、公約というのは4年間を通じての公約という側面もありますので、今後これからの国保の運営について、例えば、全国とか長生郡市とか千葉県の中で、どのような国保の動向を、国保の制度を村民の暮らしを守るという点で、どういうふうな形の考えを持っているか、それを最後に伺って、私の質疑を終わります。


◯議長【中村秀美君】 6番鈴木君の再々質疑に対する当局の答弁を求めます。村長。


◯村長【石井俊雄君】 先ほども申し上げましたけれども、長生村として、村長の名前で要望活動が1つはできます。もう1つは県の町村会の定期大会なり、あるいは、郡の町村会の定期大会なり、そういう定期的な会合の中で、きちっと意見を述べて、組織として改善ができるように、組織として上層部に、上部に要望していこうと、運動していこうと、そういうことはできるわけでありますから、そういうことを4年の任期の中で一生懸命、自分としてはただそこに行って座っているだけの構成メンバーじゃなくて、ぴしっと意見提起をしていく。そういう努力をしていって、公約をきちっと忘れないで、公約にできるだけ近づけていけるように頑張っていきたいと思っています。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 他にございますか。1番酒井君。


◯1番【酒井洋樹君】 上げたり下げたり、そしてまた今日また上げたりと。まさに私に言わせれば、選挙対策のための変節行政、それの真の犠牲者は住民であったと私は今感じております。今回のこの上程されました国保予算についてでありますけれども、当初3月議会のときには14.7%の値上げをしなければやっていけないということでありました。選挙が間近に迫った6月議会、突如値上げはしないと、これは先ほど鈴木議員の方からもおっしゃって、裏切られたような発言もありましたけれども、まさに選挙のためであったなと私は今感じております。
 それがまた今回、この臨時議会において7%程度の値上げで提案されてきたということですが、これはまさに本来であれば14.7、15%にならんとする値上げをしなければやっていけなかった国保予算、これを6月の議会において0%の値上げにする。むしろ値下げをしたいという村長からの提案を賛成した3名の議員、これに対して、我々否決をした13名の議員のおかげをもって、14.7%が最終的に7%に落ち着いた。まさに我々13名、6月議会で否決をした13名の議員の努力のたまものであったというふうに私は自負しております。
 今回の7%について、1点だけ質問があるんですけれども、先ほど田島議員の質問だったと思いますが、来年度以降はどれぐらいの上昇率で見込んでいるのかということで、概ね10%程度の値上げを考えていると、まさにこれ、もし値上げをしていなかったら、来年度以降25%値上がってしまったという事実が6月の議会で証明されているわけですから、この点から言っても、我々の否決はまさに正しかったというふうに自信を持って考えておりますが、この10%が何年かにわたっておそらく続くのであろうというふうに今想像しているんですが、そうなった場合、鈴木議員の方からはこれで黒字になるんじゃないかと、かなり楽観的な部分の見方をしていたわけですが、私は逆にこれは、むしろ過少見積りじゃないかと考えています。
 なぜかといいますと、19年度の国保予算においても補正を確か3回組んでいます。億単位のお金がそのとき補正としてつぎ込まれているはずです。そういった過去の事例を考えますと、10%の値上げで、尚且つ繰越金、今回の予算を使うと残りが3,000万程度でしたっけ。要するに運転資金が3,000万円で値上げを10%しかしませんということであって、じゃあ、21年度、22年度に国保がきちっと運営できるのかということは、私は非常に疑問を感じております。そうなった場合、先ほど住民課長の方からも、どなたかの議員の答弁でありましたが、最終的には国保が立ち行かなくなっては困るので、一般会計から入れざるを得ないだろうという見解がありました。私もその点に関して、正直本当にどうしてもだめであれば、一般会計からの繰り入れだって選択肢として考えなければいけないというふうに思います。ただし、そうなった場合には、一般会計からお金を入れるということがどうなるか、ここにいらっしゃる議員の方なら当然御存じですけれども、本来一般会計でやるはずであった事業を凍結、もしくは中止して、国保のためにお金をつぎ込むわけですから、一般会計の事業の方に何らかの欠損が生じるはずです。全部のパイは同じ大きさしかないわけですから。そうなった場合に、1年、2年何とかみんなで痛みを分かち合おうということで我慢をする。それはまあできるかもしれません。だけどそれが5年、10年と続くようであれば、最終的には私一番恐れているのは、住民税の値上げに行くんじゃないかというふうに考えています。
 国民健康保険加入者というごく一部の、ごくというと語弊がありますね。大体半分程度と見てもいいでしょう。半分程度の方々のために一般会計から予算をつぎ込み、尚且つ、今度は国保の一般会計に税金として支払っている社会保険加入者、そういった方達の税金でつくられた一般会計をつぎ込みながら、尚且つ、社会保険加入者の住民税まで上がるのではないかというふうに私は恐れているんですけれども、将来的にシミュレーションできていないとは思います。ただ、そういった可能性の問題としてあり得るんじゃないかなと考えているわけですが。これははっきり言って、村長の答弁は必要ありません。聞いてもしようがないので。住民課長と税務課長と企画財政課長、それぞれその可能性について、あり得るのか、そんなことは絶対にあり得ないのかということをちょっと答弁いただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 1番酒井君の御質疑に対する当局の答弁を求めます。住民課長。


◯住民課長【小高周一郎君】 それこそ、私ども、万が一のときには一般会計というとらえ方は想定しているところでございますけれども、即に一般会計云々というとらえ方ではないということを御理解いただきたいと思います。
 それは、予算書にも計上させていただいてございます借入金3,000万というとらえ方もございますので、一般会計の財政に支障が出ない範囲のものについてはそちらの方にお願いする。支障が出る範囲につきましては、借入金を対応させていただくというとらえ方で、私どもは考えてございます。


◯議長【中村秀美君】 税務課長。


◯税務課長【田邉 渡君】 税務課の方ですと住民税関係でございますが、住民税関係については地方税法で定められておりますので、その改正がない限りは現状のままということです。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 先ほど住民課長の方から一般会計からの繰り入れについての考え方が示されてあります。ですから、当然我々の方としても全体事業の執行に支障のない範囲での協議というふうにならざるを得ないというふうに考えております。


◯議長【中村秀美君】 よろしいですか。1番酒井君。


◯1番【酒井洋樹君】 要は、業務執行に支障のない範囲での予算措置を行っていくというふうに解釈したんですけれども、まず、済みません。質問の前にそれだけ確認させてください。それでよろしいですか。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 全体事業計画、いわゆる総体10年間、5年間、3年間というふうに分かれておりますけれども、その事業に際してのお考え方というふうに理解していただければよろしいかと思います。


◯議長【中村秀美君】 1番酒井君。


◯1番【酒井洋樹君】 そうしますと、支障が出ないようにやっていこうという努力をするというふうな解釈なんですけれども、結局それ、何を意味しているかというと、最終的には一般財源で行うはずである村の事業の縮小を意味していると思うんです、私は。最終的に、パイは同じしかないわけですから、そうせざるを得ないはずなんです、どう考えても。算数の問題ですから、これは。高度な数学ではありません。小学生の算数の問題ですから。ですから、先ほどから申し上げているように、今回のゼロベースの値上げ、値下げの話は非常に大きな危険性を含んでいたというわけです。これは正直、今回の私の今の質問の中で証明されたというふうに私は解釈しておりますので、以上、質問を終わりたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 他にございますか。
              (「なし」と呼ぶ者あり)


◯議長【中村秀美君】 なければ、以上で質疑を終了いたします。
 討論に入ります。12番関君。


◯12番【関 克也君】 これは2つの議案両方についてということでよろしいんですね。


◯議長【中村秀美君】 はい。


◯12番【関 克也君】 反対の立場から討論をさせていただきます。
 まず、国民健康保険の問題は、これはもう今、国政問題となってしまっております。根本的な解決をするには、住民の立場で解決をするには、国の政治を変えることによってしか解決できないという状況であります。
 例えば、国民健康保険、市町村の国保の収入に着目したときに、収入の中に占める国庫補助金の割合というのは、昭和59年が49.8%ありました。半分が国の補助金でありました。ところが、平成17年で見ますと30.6%に下がりました。つまり約20%も削減されております。これが国保税の増税の原因となっています。国の政治が変わらないと国保税の引き上げが毎年続くというのが現実であります。この間、村は国に対して国保補助金、国保支出金の増額を要求するとしてきましたし、先ほども村長の答弁の中で、あらゆる機会で要求していくとありました。私どもも国の政治を転換させるという点について力を尽くす決意であります。
 2点目。今回の増税は国の政治がいろんな、住民税増税とかさまざまな面で増税、負担増を国民にかけております。社会保障の改悪もあります。この国政における負担増に追い討ちをかける、村民の暮らしの破壊につながるような増税であると考えます。先ほどの答弁ですと、平均的な国保の所得、160万円3人家族の場合で、国保税が約30万円の税になります。これは低所得の方の家庭で3人家族で年間30万円にもなる大変な金額であります。昨年と比べると、私の試算では5万7,000円の増税になります。これが24%の税の引き上げという状況であります。低所得の家庭、残念ながら国保の場合は、実際会社勤めでない人が、また、退職をされたり、あるいはリストラに遭ったりされた方がどんどん流入してきておりますから、低所得の、所得のない家庭に、先ほどの160万の所得で6万円近い増税になるという大変な中身であります。
 そして第3番目。地方自治体の役割を十分果たしていないと指摘せざるを得ません。これについては先ほど幾つか論議がありましたけれども、本来地方自治体というのは、その目的として国民の健康・安全・福祉を保持する。これが目的であります。営利企業ではありませんから、健康や福祉を守るというのが根本的な市町村の目的であります。このまま国保税の値上げが繰り返されれば、短期保険証や資格証明書の発行が増加をし、医者にかかれない村民が増加してしまいます。
 今、実際市町村で、例えば、平成18年度ですと、県内で過半数の55%の市町村が法定外繰入金を実施して、値上げを抑えるということを現実に行っています。本来国が憲法25条に基づき、国の補助を増額すべきですが、逆に削ってきたことが一番の問題であり、国が憲法に背くのであれば、最後のとりでである市町村が法定外繰入金も含め、努力をすることが村民の暮らしを守ることになり、市町村の最も大事なそれが役割となっているわけであります。ところが今回、条例改正案の裏づけとして法定外繰入金の実施がありません。
 そして第4点目。最後ですが、今回の税率改正案というのは明白な公約違反であると私は思います。村長公約として一般会計からの法定外繰入金を実施し、国保税の値上げを抑えます。こう掲げて多数の村民の支持を得ました。今回の増税は住民から見れば、値上げを抑えたということにはなりません。村長を信頼して支援してきた村民に対し、背を向けたことになる。
 先ほどの答弁の中では、郡内の国保と比べると低い方だという話もありましたけれども、現実は郡内全てが高くなったという状況であります。言い方を変えれば、茂原に近いような高い国保税の仲間入りとしたというのが今回の税率改正の現実であります。私は今後の4年間で村長公約が実施できるような村政になるように、全力を尽くす決意を表明し、今回の提案の国保税条例改正案、そして補正予算、両方について反対の立場で討論といたします。
 以上であります。


◯議長【中村秀美君】 他に討論はございますか。
              (「なし」と呼ぶ者あり)


◯議長【中村秀美君】 他になければ、討論を終結いたします。採決をします。
 議案第1号 長生村国民健康保険税条例の一部を改正する条例制定について、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
                (賛成者挙手)


◯議長【中村秀美君】 挙手多数。よって議案第1号は原案のとおり可決されました。
 議案第2号 平成20年度長生村国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、原案のとおり賛成の方は挙手を願います。
                (賛成者挙手)


◯議長【中村秀美君】 挙手多数。よって議案第2号は原案のとおり可決されました。
     ─────────────────────────────


◯議長【中村秀美君】 本臨時会の会議に付された案件の審議は全て終了しました。
 なお、会議録の作成に際し、会議規則第45条によって字句、数字等の整理については議長に委任されたく御了承願います。
     ─────────────────────────────


◯議長【中村秀美君】 以上をもちまして会議を閉じます。これにて平成20年第1回長生村議会臨時会を閉会といたします。御苦労さまでした。
              午後 5時45分 閉会


   地方自治法123条2項の規定により署名する。

議 会 議 長

署 名 議 員

署 名 議 員