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千葉県 長生村

平成22年第2回定例会12月会議(第2日) 本文




2010.12.08 : 平成22年第2回定例会12月会議(第2日) 本文


◯議長【中村秀美君】 おはようございます。御苦労さまです。
 ただいまの出席議員数は16名であります。定足数に達しておりますので、これより会議を開きます。
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◯議長【中村秀美君】 日程第1、一般質問を行います。
 一般質問は、通告順に発言を許します。8番山口君。
             [8番 山口裕之君 登壇]


◯8番【山口裕之君】 議席番号8番、山口裕之です。ただいま議長のお許しが出ましたので、通告に従いまして一般質問をさせていただきます。
 まず初めに、故企画財政課長の市東秀行氏におかれましては、突然の御不幸に際しまして心から御冥福をお祈りいたします。長生中学校の新築におかれましても、完成を心待ちにされていた1人ではなかったかと残念でなりません。
 さて、中学校建てかえも順調に進んでいるようであります。新しい教育長を初めとする教育委員の方々には一致協力して村の教育環境の充実に一層の努力を、お力を注いでいただきたいと思います。子供達が安心して学業に励み、義務教育の9年間をこの長生村でよき思い出をつくれる学校としての生活環境と、また犯罪のない安心して住みよい村がこれからも継続できることを切望し、次の2点について質問をいたします。
 まず、第1点であります。学校教育法の改正を受けて本村における学校教育に係る課題と幼児教育の重要性について伺います。
 コンプライアンスという言葉を皆さん一度は聞いたことがあるかと思います。日本では一般的に法律や規則に従う法令遵守の意味で使われております。企業不祥事の発覚によって信用を失墜し、破綻に至る経緯を私達は多く見てきました。まさに信用を失う行為があってはならないし、それによって人は離れていくものです。
 では、行政はどうかというと、まさに信用で成り立っているところであります。私は、その1つである教育問題を取ったときに、本村の教育現場や村の教育環境の実態や学校が抱えている課題をオープンにし、風通しのよい教育環境をつくり、さらなる教育内容の充実や環境整備に力を注いでいただきたいと思っております。
 そこで、以下の3点について伺います。
 まず、1点目でありますが、新教育課程が実施され、学力重視が取り上げられておりますが、本村の小中学校における生徒の学力について、村は今日までどのような評価をし、また学力向上に向けての努力をされてきたのか伺います。
 2点目としまして、いじめや不登校など、教育現場が現在抱えている問題点について、村はどのような認識をお持ちなのか伺います。
 3点目としまして、村でも保護者の教育に対する考え方が変わりつつ、私立の幼稚園に通わせる方達が増えてきているようであります。入学前の幼児期における教育について、村はどのようなお考えなのか伺います。
 質問事項の2点目であります。
 第4次総合計画に基づく安全で安心なまちづくりにおいて村が取り組んできた防犯対策について伺います。
 行政を取り巻く環境は、凶悪な犯罪が多発している現状から、監視カメラが至るところに設置されるなど、危険な社会環境の中で日々生活をしています。村は幸いにしてこれまで凶悪な犯罪などの事件が起こらなかったという経緯があったかと思われますが、今後、いついかなるときに凶悪な事件に巻き込まれるかわからないほど、今の社会状況は悪化していることは誰もが認識しているかと思います。村としても防犯対策にこれまでさまざまな観点から取り組みをされてきたと思います。私も、10月14日に八積学童保育所で実施された、さすまたを使った防犯訓練をさせていただくことができました。
 そこで感じたことは、行政が所管する公共施設においても、防犯対策はしっかりとられているのかという不安を感じました。住民の多くが出入りする施設の安全確保は村民の生命を守るのみならず、そこで従事する職員や臨時職員、またボランティアの方達みずからの命をも守るために、しっかりとした防犯に対する知識と訓練は欠かすことのできない重要性を抱えています。
 私は、こういう観点から村の危機管理に対する認識をお聞きするとともに、今一度防犯に対する重要性を考えていただきたい。
 また、課題があるとすれば、早急な検討と対策を講じてほしいという観点から次の質問をいたします。
 1点目、本村は公共施設において防犯対策に力を入れ、これまで万全を期しているようですが、これまで村は防犯対策をどのような観点で取り組み、またどのような対策をとられてきたのか具体的に伺います。
 2点目としまして、本村の防犯対策で課題があるとすれば、それは何であると認識し、またどのような安全対策を今後計画されているのか伺います。
 以上、学校教育などの問題と防犯対策の2点について伺います。執行部の答弁を求めますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君の御質問に対する当局の答弁を求めます。村長。
             [村長 石井俊雄君 登壇]


◯村長【石井俊雄君】 皆さん、おはようございます。一般質問の答弁者ということで、これから行いたいと思います。私から、8番山口議員の御質問のうち、質問事項2について先にお答えをいたします。
 質問事項の2、第4次総合計画に基づく安全で安心なまちづくりにおいて村が取り組んできた防犯対策についての1点目、公共施設においてこれまでの防犯対策にどのような観点で取り組み、どのような対策をとられてきたのか具体的にとの御質問であります。
 公共施設につきましては、常に住民の利用しやすいよう開かれた状態にしているところでありますが、近年ではさまざまな事件、事故が発生していることも事実であります。幸いにして本村では大きな事故も発生しておりませんが、利用者の安全・安心対策には万全を期することが必要であります。
 文化会館などの社会教育施設は常に誰でもが利用できるようになっており、施錠などはできませんので、警察に巡回をお願いしております。
 また、庁舎、保健センター、福祉センター、コミュニティセンターなどは不特定多数の方々が出入りをするので、他の施設と同様に警察による巡回をお願いしております。ただし、庁舎以外は警備会社に委託し、建物への侵入等は監視を行っております。
 保育所、学童保育所が特に注意しなければならない施設でありますので、通用門は保育時間帯は閉めておりますが、万一不審者があった場合は入所児を安全な場所へ誘導し、施錠するとともに警察に通報するなど、常に職員が注意深く対応しておりますし、防犯訓練も年2回実施をしております。
 次に、学校でございますが、村内各小中学校におきましては対応はほぼ同じでありますので、お答えをいたします。
 学校敷地ではフェンスで囲ってあり、出入り口は門扉を設置し、常に閉めた状態であります。万が一不審者が校内に入ってきた場合、暗号を使って校内放送で教職員に知らせ、全てが落ちついた行動がとれるよう心がけをしております。また、学校には不審者対応マニュアルがあり、組織系統図もしっかりとできております。これをもとに、各学校とも年1回以上は訓練を実施しており、特に八積小学校は警察官に不審者になっていただき訓練を実施、終了後、講話を聞くといったことを行っております。
 また、長生中におきましては過去の事件を踏まえまして防犯カメラを設置してあり、職員室のモニターを使って監視ができるようになっています。
 さらに、各学校とも、夜間、休日はアラームシステムを警備保障会社に委託をしております。
 2点目であります。防犯対策の課題があるとすれば何であるのか、今後計画をされている安全対策はあるのかという御質問であります。いつでも誰でも利用できる文化会館などは日常の安全対策上の管理は大変難しいところでありますが、避難路の確保、防犯訓練などを実施していきたいと考えております。
 以上で私から山口議員の御質問に対する答弁とさせていただきますが、質問事項1につきましては教育委員からの答弁になりますので、よろしくお願いをいたします。


◯議長【中村秀美君】 教育長。
             [教育長 鈴木 博君 登壇]


◯教育長【鈴木 博君】 おはようございます。それでは、8番山口議員の御質問に対して所管事項についてお答えをいたします。
 質問事項1、学校教育法の改正を受けて本村における学校教育に係る課題と幼児教育の重要性についての1点目、小中学校における生徒の学力について村はどのような評価をし努力されてきたかとの御質問でございますが、小学校に入学してから中学校を卒業するまでの9年間は義務教育として位置づけられております。この間、子供達の成長を発達段階においてその年齢に応じた基礎的な学力を身につけることは、その後の高等教育、成人に達してからの社会生活を送る上で非常に大事なことであると認識しております。
 そこで村内児童・生徒の学力でございますが、学力テストの結果から分析いたしますと、子供達の学習内容の理解度は全国並びに千葉県とほぼ同じ程度であるというふうに認識しております。
 課題といたしましては、小中学校間の連携を深めるとともに、中学校入学当初から基礎基本の指導を充実させる必要がございます。また、日常生活との関連から、教科内容の活用を意識させ、学習意欲の向上を図ることが必要です。
 そこで、村教育委員会といたしましては、毎年1年間の教育の基本指針を定め、その1項目めに学力の充実、向上と個性を生かす教育の推進を掲げ、学校現場に指導徹底を図っているところでございます。
 続きまして2点目、教育現場が抱えている問題点についてどのような認識をお持ちかとの御質問でございますが、この義務教育の9年間は子供達の成長発達の過程において自分の周囲のことが気になったり、周囲のことに感化されやすいといった非常にデリケートな年ごろでございます。子供達の心にも葛藤があるでしょうし、精神的にも不安定となり、これがいじめにつながったり不登校になるケースも出てまいります。いじめはどの学校にでも、どの子にも起こり得ることを認識し、日ごろからいじめを許さない学校づくりに努めるとともに、いじめの兆候をいち早く把握して迅速に対応し、またいじめの問題が生じたときはその問題を隠さず、学校が家庭、地域と連携して適切に対処するよう学校に指導しております。
 3点目、入学前の幼児期における教育について村はどのような考えかとの御質問でございますが、幼児教育は幼児の自立を育成し、義務教育前に集団生活になじんでいくという観点から大切なことであると認識をしております。幼児の教育といいますと幼稚園での教育が考えられますが、現在、村内には3つの村立保育所がございます。今後とも、この保育所での保育の内容の充実につきまして所管課と協議をしてまいりたいというふうに考えております。
 以上で、山口議員の御質問に対する答弁とさせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 それでは、答弁の方が逆に答えていただきましたが、通告制ということなので私の質問は一問一答は通告順にさせていただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
 まず、1点目の学校教育法の関係ですが、ただいま、子供達の成長、発達段階に基礎的学力を身につけさせるには教科書を基本とした授業がされていると思います。本村の先生方の授業は教科書を使っておられると思われますが、そのように指導されているのか、まず1点目伺いたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。
           [学校教育課長 麻生祥一郎君 登壇]


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 学校教育法の第34条、これは小学校、学校教育法の第39条、これは中学校の教科書のことを書いてございますけども、これに沿って小中学校とも教科書並びに副読本を使って授業を教えております。また、教育委員会としてもそのように指導はしております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 この質問は、大阪のある学校で教科書を使わない授業が行われた結果、これは法的な処分が下されたという結論が出たために、本村ではそういったことは今まではないかと思いますが、そういう観点で質問させていただきました。
 続いて、小学校は、課題として小学校の連携を深め、基礎基本の指導を充実させる必要があるとのことですけども、このことに関しましてはよく言われる小1ギャップだとか中1ギャップのことを言っているのか、またそうであれば、この小1ギャップ、中1ギャップの実情にどう取り組んでおられるのか伺いたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 小1ギャップ、中1ギャップは、環境の変化についていけず不適応を起こしてしまうという状況を言います。これは、基礎基本の指導の充実とは直接は関係はございません。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 関係ないということでそれは安心したところでありますけども、学習意欲の向上ということは、これは私は勉強そのものを好きになるということだというふうに思っております。ふだんの授業や日常生活、いわゆる家庭との連携や指導についてどのようなことがされているのか、伺いたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 学習意欲の向上と勉強好きとは直接は必ずしも一致するものではございません。各学校ともわかりやすい授業ということで展開しております。わかりやすい授業といいますと楽しい授業ということで、各学校ともそれを目標に授業展開しているというところでございます。
 家庭との関係ですけども、家庭との連携といたしましては、1学期に1回、父兄の授業参観の機会を設けたり、あるいは定期的に三者面談を実施して家庭学習の習慣づけを定着させております。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 それじゃ、次に移ります。
 教育現場が抱えている問題点についてでありますけども、子供達の成長の過程において周囲が気になったり感化されやすく、精神的に不安定となり、いじめや不登校になるケースがあるという御答弁でしたけども、現在、本村でのいじめや不登校の実態がるのかどうか、この辺についてお聞きしたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 いじめについては、ささいなことでも本人がいじめられていると思えばいじめでございます。どこの学校にもこういうことはあるものでございます。長生村の場合、一例ですけども、男子から「キモい」という言葉で言われたとか、人間関係について相談事はありますが、今のところ深刻ないじめというものはございません。
 また、不登校の児童・生徒ですけども、最近の学校の報告によりますと、4校合わせて10名おります。これは、不登校の理由はさまざまでございますけれども、先生が家庭訪問をしたり、常に保護者とは連絡を取り合っております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 詳しい内容をもう少しお聞かせ願えればと思うんですが、大体おおよそのことはわかりましたのでいいと思いますが、あと、今度は先生方に関してのことなんですけども、生徒だけでなく先生の休職状況や、村長の御意見箱にこれは毎月のように投函されている特定の先生のことが書いてある例があるんですけども、こういった執務状況なりについての実態、それらについて適切な措置を検討し、改善が行われているのか、その辺についてお聞かせねがいたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 現在、休職している先生は小中4校合わせて1名現在おります。この先生は、家族の介護をするということで現在休職中でございます。
 それと、御指摘の御意見箱等の関係で執務の状況ですけども、対象となる先生は現在講師の先生で、県の本採用の先生ではございません。この先生が1名ちょっといますけども、この対象となる先生の授業については、他の先輩の先生が同じ教室に出向いて、先生が一緒に入って授業を展開しております。後に、校長先生と一緒に個別に指導しております。これは私どもの方でも承知しておりますし、教育委員会でもこのように学校を中心として指導するようにお話はしております。それ以上のことは今のところ指導しておりますけども、本人の教師力の問題もありますので、なかなか解決というまでには至ってはおりません。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 言えない事情があるということなので深くは聞きませんが、新教育課程により学校全体が忙しいのは事実のようであります。また、先生方、特に若い先生、これは大変忙しい毎日を送っているようですが、これは研修がかなり多いということを伺っております。本来の授業執行に当たりこういった形での問題が生じていないのか、その辺の実情をお聞かせ願いたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 それこそ新教育課程が始まりますので、若い先生だけではなくて学校全体が忙しいということを聞いております。新教育課程の研修につきましては、授業に支障がないように夏休みに研修を受けたり、あるいはまた授業に支障がないように残業により業務をこなしているということでございます。
 また、若い職員の対応ですけども、小学校ですけども、ベテランの教員と若手の教員が同じ学年になりまして、担当して、ベテランの教員が若手の教員を指導支援しているということでございます。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 先生方に関することはおおよそわかりました。
 それでは、幼児教育についての質問に移らせていただきますが、保育所の保育内容の充実を図るとのことです。そういった答弁が先ほど出されましたが、現在実施している保育内容はどのようなものか、また、今後どういった保育内容の充実を検討されているのか伺います。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。
            [福祉課長 野口和男君 登壇]


◯福祉課長【野口和男君】 保育所では、保育に欠ける乳幼児を保護者が安心して預けられる施設を第一に考えています。なお、本村には幼稚園がないため、保育を通して集団生活への適応や基本的なしけつなどを学ばせるとともに、ブロックや粘土遊びを通して指先の発達を促し想像力を豊かにしたり、制作を通しまして素材の質、扱い方を知り創造させたり、正しいはさみなどの使い方を教えたりしています。
 また、運動会や学習発表会では、友達と協力して最後までやり遂げることを学ばせています。また、年長児になりますと、小学校入学前に向けまして文字や数字を学ばせたりもしています。これらの内容を年齢ごとに細かく計画して実施しております。
 幼稚園で教えています内容と大きな差はないと思っていますが、今後さらに保育所の内容の充実を図るため、現在保育所内において検討しているところでございますので、御理解をいただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 最近の保育所のそういった充実ぶりというのはよくわかりました。しかし、村内でも近年、私立の幼稚園に通うお子さんが増えてきている状況がございます。村はこの状況をどのように見ているのか伺います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 近隣の茂原市に現在私立の幼稚園が5つございます。こちらに現在、長生村から31名の幼児が通っております。これは以前と比べますとそれこそ増えているのは事実でございます。
 これは、幼児期より専門的教育を受けさせたいとか、また個々の特性を見出したいなど保護者の教育に対する関心度が進んでいまして、意識変化とともに多様化しているのは事実でございます。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 幼児期から専門的教育を受けさせたいだとか、また個々の特性を見出したい、こういったところで私立の幼稚園に通わされているお母さん達も確かにおります。
 ただ、私がそういった方達とお話をした中では、半分はこういった形で教育を進めたい、でも、半分はやはり自分の子供だから手元で教育をさせたい、そういうお母さん達が実際いるのも事実です。村の場合はその点保育所しかありませんので、選択肢ということができないわけであります。こういった形でこの状況をどのように村が今後取り組んでいくのか、そういったお考えがあるのであればお聞かせ願いたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 保護者の幼児教育に対する考え方はさまざまでございます。したがって、村といたしましては、先ほど答弁いたしましたように、保育所における保育内容の充実と併せまして、村民の代表であります議会の御意思を尊重し、またなおかつ国の動向、現在、幼児教育に対する国の動向というのは定まっておりません。したがいまして、この動向を注意しながら進めてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 時間の経過もありますので、そろそろまとめたいと思います。ちょっと長くなりますが、御辛抱いただきたいと思います。
 これまでさまざまな角度から質問してきましたが、教育現場の実情が少しわかってきたかと思います。ですので、最後にこれでまとめたいと思います。
 学習意欲の向上についての質問で、勉強が好きであることは必ずしも一致しないとありました。授業についていけない児童がどこでも今現在2割ほどいるということを伺っております。児童に問題があるのではなく、先生方の教え方、要するに今で言われる教師力の問題、また与えられた習得課題をこなすという今の現在の学校教育そのものにも問題があるように思います。授業がさらにというよりも授業がおもしろくない、ペースが早くてついていけない、こういった子供達個々の対応というものが今全て満点という状況ではないという、そこに問題があるのではないかなと私は思っております。必然的に学習内容が充実すれば学習意欲もわくし、おのずと学力の底上げは可能であると私は考えております。補助教員などを活用し、大分そういった部分で補いがあるようでございますけども、まだまだ十分とは言えないということを感じています。
 また、教職員の問題では校長の個別指導などを受けている教師がいるとのことですが、その理由が明らかにできないという状況である中で、この件に関してもこういった先生が子供達に授業を施している、これが果たして本当に子供達に与える影響がよい環境なのか、そういったことも踏まえながら早急な対策も検討すべきではないかなと思っております。
 また、若い教職員は先ほど夏休みや残業での業務をこなすという、私が聞いたところでは毎週一度は必ず研修を受けて、さらにそのレポートの提出も迫られている、こういう劣悪な労働環境にも問題があるというふうに認識しております。本来、教師という職の本懐である学習指導や健全な成長過程に力を注ぐ場であるというふうに私は認識しておりますが、事務的な作業の負担の多さ、十分な教育に力を注げていないということ、また、これは本村ではまだ余り多く言われていないかもしれませんが、モンスターペアレントやモンスターチルドレンの出現が学校現場に多大なる影響を及ぼしている実態ということも、多少なりとも耳に入っているところであります。
 こういった諸問題をやはりオープンにして、学校や家庭や地域が一体となり協議することで子供達や先生が安心して学習できる環境づくりこそ、私はこれから教育委員会の皆様方がすべきことではないかと強く感じているところであります。
 今後の私のこれらの見解についての教育委員会の見解と、今後の村の学校教育の方向性をさらに再度お聞きする中で、この質問を終わりにしたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 議員おっしゃるとおり、それこそ教師の忙しい、負担が大きいというのは学校現場の方から聞いております。義務教育につきましては、国の方針あるいは県の方針に沿ってこれは進めなきゃいけないというものもあります。その中で村としてできるもの、これはこれからもやっていくつもりですし、例えば忙しいということであれば人的支援、村の予算を使って今は学習指導支援員、これは小学校に1名ずつ、将来は中学校に1名置きたいと、各学校に1名置きたいという考えは持っております。
 それと、今年度から介助支援員を各学校に1名ずつ配置しました。それと、外国語の指導助手、ALTも2名ほど今採用して設置しております。これは全て村の予算で行っているものでございます。
 また、国の方の方針としましても、少人数学級をこれから進めるという考えでございますけども、村の今回つくる長生中学校におきましても少人数学級、教室ができるように、施設の整備を図っているところでございます。
 いずれにいたしましても、村でできるものは国・県の指導方針に沿いながら積極的に進めてまいりたいと、こういう考えでおります。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 よろしいですか。教育長。


◯教育長【鈴木 博君】 私の方から、若干課長の方の答弁と重複するかもしれませんけれども、お答えをさせていただきたいと思います。
 特に義務教育につきましては、基礎的学力を身につけるという教育の根幹でありまして、大変重要な時期ととらえております。議員おっしゃるとおり、教育環境の整備を図り、未来を担う子供達の健全な育成に努めていかなければならないというふうな認識で業務を進めたいというふうに考えております。
 また、教育といたしましては、よく人であるとおっしゃるとおり、学校教育における教師の存在は児童・生徒の将来に大きな影響を与えるものでございます。したがいまして、教師としての自信と誇りと責任感を持って教壇に立っていただけるよう、教育委員会といたしましてもその支援をしていく、また、先生方も自己研鑽を積んでいただきたいたいというふうな指導も行っていきたいというふうに考えておりますし、また、近年におきましては社会全体のモラルが低下しているように思われます。それが児童・生徒の豊かな心の成長に影響を及ぼすことがちょっと懸念されているように考えておりますので、今後はそういう部分、道徳教育並びに軌範意識の向上というものについても手をつけていきたいというか、その辺の向上に向けて教育の中で推進をしていきたいというふうに考えております。
 以上の答弁でよろしいでしょうか。失礼しました。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 それでは、後半に関しての質問に移らせていただきます。
 防犯対策とは、対応マニュアルづくりや講習会、実施訓練などの繰り返し習練で培われるものであります。ふだん、防犯に対する意識が保たれているような工夫がされているのか伺います。例えば、防犯ブザーの一斉点検などは確実に実施されているのかお答えください。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 学校関係についてお答えいたします。
 防犯意識の高揚ということでございますけども、集団下校を実施したり、また、学校によっては実際にあった事例をもとに話をして注意を喚起しているということもございます。また、学校だより等を配付して啓発もしております。また、下校時には先生方による村内のパトロールも実施しております。防犯ブザーの点検につきましては毎月1回実施しているということでございます。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 学校では、1次答弁の中で、警察官による訓練や講話が行われているという答弁がございました。それ以外に家庭や地域との連携というものは図られているのか、また、そうであれば、どのような連携体制がとられているのか伺います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 各学校ともPTA役員による登校指導や下校時の安全パトロールを実施しております。また、子供達の見守り隊という地域の方々、登校・下校時の様子を見守っていてくれます。また、学区の危険箇所についてまとめる安全マップづくりにもたくさんの保護者の方に御協力をいただいております。
 また、教育委員会としては、平日の午後2時、防災無線で子供達の健やかな成長をという出だしで啓発も行っているところでございます。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 子供達の安全を第一線で守らなければならない先生方に関して、これは緊急事態に備えての対策等の協議や訓練、こういったものは実際行われているのかどうか、詳しくお答えいただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 学校には学校安全マニュアルというものをつくってありまして、全職員で共通理解を持つということでございます。これは、地震を想定した避難訓練、火災を想定した避難訓練、不審者を想定した避難訓練を実施して、常に児童・生徒の安全確保を最優先にした行動がとれるように対応しております。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 8番山口君。


◯8番【山口裕之君】 さまざまな質問をしてまいりましたけども、防犯に関しては少しこれでまとめていきたいというふうに思います。
 危機管理において私が感じたことは、やはりさらに十分な対策や訓練が必要であるということです。学校では、過去に児童殺傷事件などの犯罪が起きているため、おのずと危機管理に関しての意識や対策が検討されているのは改めて言うまでもありません。しかし、他の公共施設においての防犯に対する意識はまだまだ不十分であると感じました。そこは、職員みずから安全を守る立場にあるという意識の薄さや、また防犯に対する支援体制をやはり警察や警備会社に頼っているという実情、この実態がある限り、本当の意味での防犯に対する職員が意識が持てるはずはありません。住民の安全と生命を不審者などから守る立場である職員の意識に危機感を感じることは、私はこれまでの答弁から感じ取ることはできませんでした。
 そして、不測の事態が生じたときに真っ先に対処しなければならないのは誰か。それは皆さん方である職員なんです。こういった意識をしっかりと持っていただいた中で、やはり不測の事態に対応することは警察が来る時間、いかに自分達が最善の努力ができるのか、これは訓練なしではあり得ないことだと思っています。
 ここで、ちょっと防犯とは関係ありませんが、1つの市東課長の身近な例を出して申しわけないと思いますが、一番身近なところで、職場で倒れてしまうという不測が起きました。そこにいた職員の皆様が的確な判断のもとに対処できたかといえば、私は恐らく混乱した状況ではなかったかと思います。これは皆さん方を責める意味で言っているわけではありません。本当に不測の事態が生じたときに、果たして迅速に適当な対応がとれた体制があったのかどうか、そこに問題がある。
 つまり、これは机上の物語ではありません。ふだん自分達が考え、訓練を受けて、初めてそのときに対処できる姿が不測の事態にとられるのです。こういうことをよく考えていただいて、やっぱり今後の防犯体制についての意識を高めていただきたい。必要とあればKYT、危険予知トレーニングというものもあります。また、こういったものを定期的に実施する、そして防犯対応マニュアルの作成、これはただつくるのではない、それぞれの施設に合った状況に応じた対応マニュアルをつくる。また、警察やセキュリティ会社などの専門家を呼んで講習会を開き、意識の向上を図る、こういった防犯訓練と実質的な、実務的な防犯訓練等を実施しながら問題を提起し、私はこういったことをこれからの村の防犯対策に生かしていただきたいという観点から改めて伺いますが、今後の村が検討課題として取り組んでいただけるのか、またそれらのことに関しての見解を伺いながら今回の私の質問を終わりにしたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 総務課長。
            [総務課長 田中孝次君 登壇]


◯総務課長【田中孝次君】 まず最初に、最後の御質問にお答えしますが、先般の市東課長が倒れたときも適切な措置ではなかったというような御指摘だったかと思いますが、決してそういうことはございませんで、いた職員、また資格を持つ看護師、保健師が即立会いまして適切な処理をしましたし、また救急車の手配もし、病院の手配もしたということで、時間の問題での御指摘かもしれませんが、時間帯も朝8時ちょっと過ぎだということで受け入れ体制ができなかった。これは消防署にも今後対応していかなくてはならないと思いますし、救急医療施設の拡充も皆さん方の力をかりながらやっていかなければならない問題だとは思っておりますけれども、今回の問題については村職員こぞっての対応はできたというふうに考えております。
 それと、全体的な防犯意識でございますが、それは確かに議員御指摘のとおりでございます。しかしながら幾つかの施設がございます。当初、村長の方から申し上げましたように、社会教育施設等につきましては常にいろいろな方々が出入りをして、昼夜に限らず出入りをしております。また、庁舎ですとか福祉センターですとかというのは、ある一定の8時半から5時半ぐらいまでを対処して、ここもある面では不特定多数の者が出入りしているということがございますし、コミュニティセンターに至りましては、駅を利用する者、またコミュニティセンター自体を利用する者と、それぞれの利用勝手というものは違います。したがいまして、今後は警察等々の関係機関と相談をしながら、それぞれの施設に即応した対応マニュアル、またそれに合った訓練、職員、また臨時の職員を含めて訓練をしていくようなことが必要であるというふうに思いますので、今後はそういうふうな形で対応していきたいというふうに考えております。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 よろしいですか。
 以上で、8番山口君の一般質問を終了します。
 ここで暫時休憩します。なお、会議の再開は10時30分といたします。
              午前10時20分 休憩

              午前10時29分 再開


◯議長【中村秀美君】 休憩前に引き続き会議を再開します。
 9番阿井君。
             [9番 阿井市郎君 登壇]


◯9番【阿井市郎君】 おはようございます。議席番号9番の阿井市郎でございます。
 私は、多くの村民の思いや願い、行政に対する不信などを踏まえて、さきに通告してあります諸問題について一般質問をいたします。
 今年も残すところ20日余りとなりました。今年1年を振り返ってみますと、国内外において明るいニュースや、暗く不信や不満、そして恐怖を抱かせる事件が多い年でありました。特に、隣の北朝鮮は韓国に攻撃で挑発を行いました。これは私ども、対岸の火事とは思えず、いつ我が国にその矛先が向けられるか不安と恐怖を覚えるものであります。一日も早い朝鮮半島の正常化と安定を望むものであります。
 一方、国内においては政治と金の問題、地検特捜部の証拠品改ざんや犯人隠避事件、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件の対応の不始末などは、政治不信とともに怒りと失望を感じるものであります。
 また、反面、明るく夢と感動のニュースも多くありました。本県に本拠地を置く千葉ロッテマリーンズが日本一に輝いたり、37年ぶりに本県で開催されたゆめ半島千葉国体では千葉県勢が天皇杯、皇后杯の両方を獲得するなど、完全優勝を果たされるなどして我々県民に大きな夢と勇気を与えていただきました。
 その中でも特に、本村においては大変名誉であり、歴史に残ることがありました。9月26日には第65回国民体育大会、併せて地方事情を御視察のために天皇・皇后両陛下の行幸啓をいただき、多くの村民は心から奉迎をされ、夢と希望、感動をいただきました。
 そこで、まず1点目の質問に入ります。
 ふだんから天皇制イデオロギーであり、社会主義社会の実現を理想とする石井村長には、村民の代表者として天皇・皇后両陛下を奉迎されたと思いますが、どのような気持ちで奉迎をされたのか、またその奉迎において失礼な言動等はなかったのか、お伺いをいたします。
 次に、城之内開発地域内の宗教法人が所有する土地について何点かお伺いいたします。
 この問題については、さきの9月議会で井下田議員の質問と重複するところもあろうと思いますが、納得のいかない点が多々ございますので、改めて私なりに質問をさせていただきます。
 円高やデフレ、そして世界経済の悪化等で長引く景気低迷で村税収入は大きく落ち込み、財源不足に陥っております。平成21年度決済を見ても村税収入だけでも4,900万円、滞納繰越分を合わせると何と2億747万円ほどが減収となっております。このように税収が大幅に減収し、大きな財源不足に陥っているのにもかかわらず、宗教法人が教育施設、老人福祉施設、医療施設、宗教施設等に利用する目的で城之内開発地域内に所有する31万2,000平米の土地の固定資産税を非課税とし、課税通知さえ出しておらない。何ゆえに課税通知を発行していないのか。また、その法的根拠はどこにあるのか、併せてお伺いをいたします。
 また、城之内開発地域は昭和61年に総合保有地整備法に基づきリゾート重点整備地区指定を受け、リゾート開発を目的に地権者の皆様から貴重な財産を提供いただき築造された、いわゆる村民共有の貴重な土地であります。したがって、造成後何度か所有者は変わりましたが、当初の目的は引き継がれておりました。
 しかし、リゾート重点整備地区指定の計画が変更されておりますけども、いつそのような変更にされたのか、また、目的以外の使用ができることになったのか、併せてお伺いをいたします。
 次に、税の滞納処分問題についてお伺いをいたします。
 今年1月、ひとり暮らしの高齢者が年金の振り込まれた銀行口座を村に差し押さえられ、生活困窮の末に孤独死した問題で、議会はこのような悲惨な事故を二度と起こさないよう調査特別委員会を設けて、事実関係や手続等の原因究明、そして滞納整理実務マニュアルの改善や徴収方法等の見直しを行い、再発防止に向けた対策と調査を実施いたしました。
 その結果、生活実態の把握を怠り、二度に渡り銀行口座を差し押さえて換金したことは誤りであることが判明をいたしました。原因の究明や今後の対策については明確になりましたが、不幸な事態を招いた結果説明と説明責任がまだ村民にはされておりませんが、誰がどのような形で説明責任を果たされるのかお伺いをいたします。
 次に、公共施設の有効的な活用についてお伺いをいたします。
 村には先人の努力により、総合運動公園を初め、野球場やテニス場、国内体育館、格技場、そして弓道場等のスポーツ施設が整備され、各種のスポーツ活動とイベント等が開催をされております。しかし、サッカースポーツを楽しんだり、練習や大会をする公共のサッカー場施設だけが唯一整備をされておりません。
 そこで、現在、尼ヶ台総合運動公園内で陸上競技場として使用していた場所をサッカースポーツのできる施設に整備し、世代間の交流や連帯感の強化、そして健康増進と体力向上の図れるスポーツ施設等に整備をして有効活用を図るべきと考えますが、いかがでしょうか。
 また、運動公園管理事務所の会議室を地域の集会施設やコミュニティ活動の場に開放するなどして有効的に活用を図るべきと思いますが、当局のお考えをお聞きし、1回目の質問といたします。
 質問の趣旨を御理解いただき、簡潔で明快な御答弁をお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君の御質問に対する当局の答弁を求めます。村長。
             [村長 石井俊雄君 登壇]


◯村長【石井俊雄君】 9番阿井議員の御質問にお答えをいたします。
 質問事項1つ、村政運営についての1点目であります。天皇・皇后両陛下の行幸啓を村長はどのような姿勢で奉迎されたのか、また、奉迎に際して失礼はなかったのかとの御質問であります。
 両陛下が地方事情御視察の当日は天候にも恵まれ、沿道を含めた大変多くの住民の方々の奉迎がありました。歴史に残る行幸啓でございましたので、私も心から御奉迎を申し上げ、1時間30分余りの時間ではありましたが、両陛下からいろいろとお言葉をいただくなど、大変有意義な時を御一緒させていただきました。御同席をさせていただいた当日は誠心誠意を持って当たらせていただきましたので、失礼は全くなかったものと考えております。
 2点目であります。城之内開発地内の宗教法人が所有する土地に課税をしない法的根拠はどこにあるのかとの御質問であります。
 御質問の土地の固定資産税の取り扱いにつきましては、当該宗教法人から平成20年10月30日付で、宗教法人が専らその本来の用に供する宗教法人法第3条に規定する境内地に当たるとの理由で、固定資産税の非課税申告書が提出をされました。村はこれまでの使用実態について観察及び確認をしてきたところでありますが、部分的なものも含み、課税について内部検討及び当該宗教法人と幾度となく協議を重ねてまいりました。
 御指摘の法的根拠でございますが、非課税適用の規定は地方税法第348条第2項第3号の、宗教法人が専らその本来の用に供する宗教法人法第3条に規定する境内建物及び境内地に該当し、宗教法人法第2条に規定する目的のために使用されている事実が認められる状況でありましたので、非課税といたしました。
 村といたしましても、固定資産税の課税について地方税の上級官庁であります県市町村課、あるいは村の顧問弁護士、町村会の紹介によります弁護士に教授を仰ぎ、非課税が妥当であるという所見をいただいております。
 3点目、城之内開発地はリゾート重点整備地区指定がされているが、いつ計画の変更がされたのかとの御質問であります。
 千葉県は、総合的なリゾート地域の整備を進めるため、総合保養地域整備法に基づく基本構想、房総リゾート整備構想を策定し、平成元年4月に国の同意を受けております。この構想の中で、城之内開発地は一宮・睦沢・長生・白子地区「海浜波乗りリゾート」として重点整備地区の指定を受け、プロジェクト名「九十九里ウェルネスビレッジ」として、日本ビラ株式会社がスポーツ・レクリエーション施設等を特定民間施設として事業展開する計画で進められておりました。
 しかし、経済状況の悪化によりましてその後、数社が資産承継したものの事業実施には至らず、宗教法人幸福の科学が土地を取得するに至っております。
 これを受け、事業者の変更及び特定施設の構想に変更が生じたことについては、平成21年8月に県に報告しておりますが、千葉県は房総リゾート整備構想の見直しをしておりませんので重点整備地区の指定そのものは変更されていません。
 4点目であります。税の滞納処分で不幸な事態を招いた結果説明と、説明責任を果たすべきであるという御指摘、御質問であります。
 このことにつきましては特別委員会におきましても御教授をいただいてきたところでありますが、今回の件につきましてはまことに残念なこととなってしまいましたが、このことを忘れることもなく、教訓といたしまして、滞納処分における生活状況の一層の確認の徹底と弱者擁護の観点から業務手順に所要の整備を行いまして、滞納解消に向け誠意努力してまいる所存であります。
 法的には問題がなかったと認識をしておりますが、不幸にしてお亡くなりになられた方がいらっしゃったことについては大変重く受けとめております。住民への結果説明については考えておりませんので、御理解をお願いいたします。
 質問事項2、公共施設の有効活用についての1点目であります。尼ヶ台総合運動場にサッカー場を整備し、サッカースポーツの振興と健全育成をとの御質問であります。
 尼ヶ台総合公園の運動広場は、昭和62年に地域住民の健康保持増進と交流の場所として開設をされ、その目的に沿って利用されております。サッカー場の整備につきまして考えますと、旧長生高等技術専門校の跡地利用計画の中で一部多目的グラウンドとして活用を計画しております。
 また、村の施設として藪塚球技場もありますので、これらの施設を活用する方法も含めた中で検討していきたいと考えております。
 2点目であります。尼ヶ台総合運動公園管理事務所の会議室を地域の集会施設や地域のコミュニケーションの場に有効活用すべきであると思うが、村の考えはとの御質問であります。
 尼ヶ台総合公園管理事務所の会議室につきましては、公園施設の利用者の打ち合わせ室や倉庫として設置したものでありまして、特に利用規定もなく一般利用はされておりませんでした。今後、一般利用に供する場合の必要条件等を調査検討していきたいと考えております。
 以上で、阿井議員の御質問に対する1回目の答弁とさせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 ありがとうございました。
 それでは、再質問について何点かお伺いをさせていただきます。
 まず、天皇・皇后両陛下の行幸啓についてでございますが、今、村長の答弁は両陛下からお言葉をいただいて大変有意義だったということでありますが、天皇制反対、反国旗、反国家を唱えている思想をお持ちの方が、国の象徴である天皇陛下、皇后陛下に、たとえ村民の代表であれ奉迎するのは大変矛盾したことだという声が多く出ておるわけでございます。
 そこで再度お聞きしますが、率直にどんな気持ち、姿勢というよりも気持ちで陛下にお会いし、奉迎をされたのかお聞きをいたします。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 日本の国の歴史的な現在の天皇・皇后両陛下様が長生村にお越しくださるということは、長生村の全村民の多くの方々のお喜びと、そういう気持ちの中でお越しくださると、私はまずそういう認識をいたしました。
 したがって、村民のそういう方々の気持ちを含めて失礼のないように職員に指示をし、打ち合わせを十分やってくださいということの中から、慎重な対応、接遇を十二分に考えて失礼のないようにやり切ったつもりであります。
 以上であります。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 私は、職員にどういうふうに指示したとかそういうじゃなくて、村長の率直な気持ちをお伺いしたかったわけですけども、それについて答弁がございません。それにはそれで結構です。
 次に、確認ですけども、村長は村長の立場を利用して個人欲や興味本位でお会いしたのではなかったのか。そうであれば私は大変非礼の極みと思いますが、そんなことはなかったのかどうか、その点1点確認をいたします。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 個人欲と今言われましたけども、ちょっと想像がつきませんね。もし、阿井議員さんの方から私自身が個人欲として見受けられたことがもしあったとすれば、そう見たのであれば、この場所で教えていただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 私どもから見ると、あるいは村民から見ると、天皇・皇后両陛下をお迎えしたのは村であったから、長生村が県内唯一の村であったから来てくれたんだとか、あるいは、さも村長が運動されて天皇・皇后両陛下がお見えになったと、そういうことをいろいろな会議の席で発言をされているというようなことを耳にしておるわけでございます。
 そういうことから、それではやはり公共的なものよりも個人的なそういうことでお話をされているんじゃないか、そういう気持ちがあったのかどうか、それだけお聞きしたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 ある会議の中でそういうことを私が述べたということを今お聞きいたしました。私としては、全くその記憶、身に覚えがありません。むしろ、私は事務方の職員になぜ長生村を選んでお越しくださったのか教えてほしいということを聞きました。その中で幾つかの具体的な長生村を選んだ理由については聞いております。
 だから、私自身がお越しくださいとか、県で1つになった村だからお越しくださいとか、そういうことを考えたこともないし、言ったこともないし、大変私としては、今、阿井議員のおっしゃったことに対して事実無根であるということについて申し上げたいと思います。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 そういうことであるならば結構です。私は私なりに聞いたり、村長の行動からそういうことをお聞きしたわけでございます。
 それでは、次に、天皇・皇后両陛下に直接お会いして、日本の象徴である天皇陛下に尊敬の念を抱かれましたか。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 私は、天皇・皇后両陛下様の品格のあるお姿、品格のあるお言葉、そういうことを目の前で、横で実感をいたしました。そういった意味でいえば、天皇・皇后両陛下様らしく大変立派な方だと思いました。
 以上であります。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 ちょっと私の質問について的確な答弁ではないと思いますけども、それはそういう答弁しかできないということであろうかと思いますので、次に移ります。
 そういう天皇・皇后両陛下にお会いして、非礼がなければよいと多くの村民は心配していたわけでございますけども、私も直接聞いたわけじゃないですけども、ある市町村のそれなりの要職にある方からお聞きしたわけでございますけども、天皇・皇后両陛下に何か長生村の村長さんはさんづけで呼ばれたんだそうですねということをお聞きしたんですけども、天皇陛下さん、皇后陛下さんと呼ばれたそうでございますけど、これは私は非礼の極みであって、そういうことを言動に出されるということは村民の品位といいますか、品格を大きく欠いて大変印象を悪くされたんじゃないかと思っておりますけども、この点についてはいかがでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 私が御一緒させた時間は45分であります。そのときに私自身がどういうふうに言ったのか、もう一度、阿井さん、教えていただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 いわゆる陛下を呼ばれる場合、誰々さん、誰々君ということは大変な失礼なことで、大変非礼な極みなんです。ですから、天皇陛下、あるいは皇后陛下と陛下をつけて呼ばれるのは、これが当たり前というか、その方に対する尊敬をして呼ばれるわけですけども、それに天皇陛下さんづけということは、ただ平民に言うことなわけですよね。だから、そういうさんづけで呼ばれたということは非常に非礼だということを言われていますので、そういうことだと、せっかくお会いしても長生村の村民はその程度しか、結局良識もないし、村民全体がそういうことで評価をされて印象を悪くされたということですけども、そういうことがあったのかどうかです。もしあったのであれば、今後それは気をつけていただかないと長生村の品位が大変損なわれるということでございます。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 私が記憶をしている45分間の中では、同席をされた方がほとんど天皇陛下、皇后陛下に顔を向け、目を合わせて会話をしておりました。したがって、その場所で誰々さんとか、そういう言葉を出した形での食事をしながらの懇談、お会食の状況ではなかったというふうに私は記憶しております。
 したがって、阿井議員がそういうことを誰から聞いたか知りませんけども、私の記憶した限りでは、両陛下の顔を見て、目を見て、私でいえば皇后陛下様がいましたけども、正面の右に天皇陛下がいたんですけども、お互いに、だから私に対しても村長どうのこうのじゃないんですよ。長生村は介護保険はどうなっていますかとか、そういうことを私に言ってくるわけですよ。村長と言ってきませんよ、天皇・皇后両陛下は。だから、お互いにその場所ではほとんど隣合わせですから、お互いの顔を見て、目を見て、和やかな、お互いに失礼のないような会話をしたという認識の記憶があるんです。
 だから、今、阿井議員がおっしゃったようなことは全くなかったという記憶、認識であります。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 この問題については村長と私の見解が大分違いますけども、最後になりますけども、天皇陛下、皇后陛下にさんづけで呼ばれたということはないということですか。天皇陛下さん、皇后陛下さんと呼んでしまったということですか。それだけ1点。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 先ほど申し上げましたけども、そこに同席をされた方々のほとんどはお互いに顔を見て、目を見て会話をしていたと、そういう状況でありました。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 はい、わかりました。これは何回言っても堂々めぐりですので次に移ります。
 次の2点目の城之内開発関係について再質問をいたします。
 まず1点目ですけども、宗教法人が専らその本来の用に供することが宗教法人方第3条に規定する境内地に当たるということで、そうした場合は非課税ということもあろうかと思いますけど、これについて平成20年10月30日付で非課税申告が出されているんです。ですから、税金は非課税申告が出されてから課税するんですか。税の公平性からいって課税が先じゃないかなと思うんですけど、この点、まず1点お伺いして次に移ります。


◯議長【中村秀美君】 税務課長。
            [税務課長 内山義博君 登壇]


◯税務課長【内山義博君】 ただいまの質問に対してお答えいたします。
 固定資産税の賦課基準というのが当該年度の1月1日ですので、その前に、固定資産税の非課税の適用を受けようとする者がすべき申告として固定資産税非課税申告書を村長に提出しなければならないと規定していますので、申告書が提出されたわけでございます。
 その中で、村長も答弁しましたけども、利用状況等内容を精査した結果、地方税法第348条第2項第3号の非課税適用に該当すると判断して非課税といたしました。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 21年度課税は21年の1月1日現在での課税対象ですよね。それが何で先に10月にそれを非課税申告が出てきたやつを受け取ったのかということが、私どもは非常に不審なんです。ですから、21年度の分の課税を、もう最初から所有者から異議の申し立てや非課税申告があって初めて検討協議するのであればいいんですけど、最初から非課税が当然だと、非課税ありきで課税申告を受けちゃっている。だからそこがそもそも、私は最初の出発点が間違っていたと思うんですけど、この点はどうですか。


◯議長【中村秀美君】 税務課長。


◯税務課長【内山義博君】 21年度課税に向けて当該法人が境内用地として使用するということで、非課税に適用してくださいということで申告されたわけですけども、それについては1月1日現在前にもう修行用地として使用していますので、1月1日現在の利用状況等、そういうものを考えますと、当然、境内地として利用しているということであります。だから、その前に申告書が提出されたということです。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 それは、非課税申告が出てから現地を確認したということで、そこがたまたま宗教法人に言わせると何か布教活動のために必要とか、瞑想や何かをするときに使っているからということを言われたというんですけど、私は、非課税は申告が出てからその調査をするということが、課税をしてから初めてそれをすべきじゃなかったかと思うんです。ですけども、最初からそういうことでやってしまったということですから、それは事実であるわけですね。
 それから、じゃ、その非課税にしなくてはいけないと、そんな思いからいろいろな関係機関とか上級官庁、それからいろんなところへ弁護士さんとかに相談をして、課税しないで済むのであれば課税しない方が穏便に済むからという、そういう思いがあったのではないかと思うんですが、その辺はいかがですか。


◯議長【中村秀美君】 税務課長。


◯税務課長【内山義博君】 決して村は、あれが出たから非課税にするという前提で中を調査しておりません。まず、その中身について調査して課税できないかということを前提に考えながら、いろいろ上位機関とか弁護士等に相談したわけです。その結果、非課税と判断いたしました。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 非課税にするには何点か要件があるわけですよね。紹介された弁護士さんからの見解も見てもあるんですけど、その中に、32万2,000平米の土地全てが宗教目的のために必要な土地であるから非課税だということが、まず条件があるわけです。今回、幸福の科学が取得した目的は、国土法の届け出もきちんと書いてありますけども、教育施設や老人福祉施設、医療施設、宗教施設等に多目的に利用するということが国土法の届け出で明記されているんです。したがって、この土地全てが宗教目的のための土地ではないと、そのように思うんですけども、その辺の見解は村はどういうふうに思っているんですか。


◯議長【中村秀美君】 税務課長。


◯税務課長【内山義博君】 届け出は確かに議員がおっしゃるとおりの届け出になっておりますけども、宗教法人の方の説明を受けたところ、学校等にそういう建設には諸官庁をするには時間がかかると、期間が。その間は信者の修行の場として利用するということで非課税申告書が提出されました。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 それは目的外使用ということになってしまうと思うんですよ。ですから、全ての土地が宗教目的のための、いわゆる31万2,000平米が宗教目的の土地であるならば、じゃ、国土利用法に基づく届け出は何だったのか。国土利用法違反にはならないんですか。こういう目的外に勝手に使用して、片方では法律に基づいてそういう届け出を出しなさい、それには多目的にこうこうこう使いますよと言っておきながら、今度いざ買ってしまったら、それは全部宗教目的に使うんだと。それなら法律も規則も何も要らないと思うんです。その法律に基づく届け出に偽りがあったということになるんですけど、その辺はいかがですか。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。
           [企画財政課長 田中孝次君 登壇]


◯企画財政課長【田中孝次君】 まず、国土法の届け出と利用と相違点というんでしょうか、それについては、まず国土法については長生村であれば、5,000平米以上を取得した場合には2週間以内に届け出しなければならない。国土法の中では利用目的等が記載されますけれども、その後どういうふうに利用しているかということについての、例えば今おっしゃっておられたように学校ですとか他の施設に使いますよと言って、一時の間もしくはその後、他の目的で使われているからといって国土法の届け出自体が無効になるということはございませんので、国土法上の問題としては今のところはないというふうに考えております。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 それならば、国土法の届け出によって教育施設、老人医療施設、そういうことで届けられているわけですから、このようなことから思えば宗教部分だけには、何平米になるかわかりませんけども、その分だけについては非課税ということで、部分的な課税というものは両者で宗教法人の方と協議をされて、部分課税をするなどということを考えたことはないんでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 税務課長。


◯税務課長【内山義博君】 宗教法人の方からの協議の中では、部分課税も含めた中でいろいろ協議してまいりました。その中で、宗教法人は千葉正心館の建物を中心に一体として修行用地として利用しているということであります。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 これについては、時間がもう押してきていますので、もっともっと私はいろんな観点から御質問したいんですけど、ちょっと飛ばさせていただきまして、次の質問に入ります。
 宗教法人幸福の科学が取得したと初めて知ったのは20年の4月3日と聞いておりますけど、これは間違いないですね。確認しておきます。もうこれは前の議事録で知っていますので確認をさせていただきます。
 それで、19年の10月21日にコージートラストという、これは有限会社ですよね、これが取得したと。その後、プロパストと共同事業でリゾート開発をすると計画書が提出されて、我々にもこんな立派な計画書が出されているわけです。御存じかと思うんですけど。これは執行部の方もよく説明を受けているわけです。我々議員も受けたんです。この中にこと細かく計画が盛り込まれているんです。工程説明もあるんです。これからいくと、その年の10月末には開発申請が出される。そして、明くる年の20年2月には確認申請も出す。5月には着工するよと、あるいは温泉の掘削申請がしてある、許可次第掘削する、そして21年7月にオープンするということまでされているわけです。
 ですから、この計画が示されて、この計画がどのように進行していったのか、常に関係行政機関に確認して、あるいは業者と接触をして、その次の結局進行状況とかなんかを全て観察して、あるいは調査しておかなくちゃいけなかったと思うんです。このことはしていたでしょうかということを。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 その事業種目ごとにきめ細やかな確認というものはしておりませんけれども、プロパストとは何回か電話でのやりとりではございますけれども、進捗状況等については話をしてございました。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 ちょっと中間の質問を省略させていただきます。そうしないと時間がなくなるので、そうさせていただきます。
 それから、大きな土地を売買するときには公拡法、いわゆる公共用地拡大利用法という法律の適用を受けるわけですね。これは執行部は十分承知していると思います。そういう中で、コージートラストが1年以内にこの土地を動かすには公拡法の適用を受けないでできることも行政の執行部の方は承知していたと思うんです。それなのに、19年6月にコージートラストが買われてから1年間、コージートラストだとかプロパストの動きを観察していなかったというのは、私はこれは大変大きな問題があるんじゃないかなと。この計画を追跡調査しなかったということですね。
 ですから、村が城之内開発の目的を十分理解して問題意識をきちんと持っていなかったところが大きいかなとあるんです。ですから、関係行政機関やプロパストに接触したり、経過あるいは進捗状況を調査しなかったと。それを村長は、20年4月3日に売買契約が出てきて初めて届け出が出た、そして宗教法人が取得したんだということで、前回、井下田議員の答弁にもありましたけども、そういうことは大変お粗末であって、職務怠慢ではないでしょうか。その結果、法の網をくぐられて宗教法人に転売されてしまったわけです。こんなお粗末なことをしていてこういう結果となってきたので、これは大変こういうことが大きな行政不信を招いているわけです。
 ですから、村の財源確保や発展のために貴重な土地を提供していただいた旧地権者の皆様の気持ちを踏みにじったことになってしまいます。ですから、そういうことから考えても、この貴重な土地を提供していただいた地権者の皆さんの気持ちを思えば、ここで非課税にするというのは、大変こういう方々の気持ちを裏切ってしまっているということなんです。
 もしこれが固定資産税を課税しなかったり払ってもらえなかったりしたら大変村民に大きな損害を与えたことになって、村長はこれについてどのように認識をしておられるのか、村長の答弁をいただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 ずっと御意見、御質問を聞いていますと、課税すべきですよと、そういう主張と御質問をずっといただいてきました。村としては、県の、あるいは総務省も含めて弁護士を含めて現況調査をしながら、課税できる法的な根拠はないと、そういう判断をこの間してきたわけでありますけども、真剣な阿井議員の御意見でございますのでできれば教えてほしいんですけども、じゃ、逆に課税できる法的な法律上の根拠を教えていただければ大変ありがたいなと思います。
 もう1つは、それで私に対する問題意識を聞かれたわけでありますけども、私としてはいろいろ検討してきた結果、宗教目的に利用しているという判断をしておりますので、私に対する課税しないということに対する私自身の責任はないと、そういうふうに問題意識を持っております。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 何か答弁が私の質問と大分かみ合わないんです。皆さん聞いていておわかりと思うんですけど。こういう答弁で開き直った答弁しかしないんですよ。じゃ、その根拠はどこにあるか教えてくれと。そうじゃなくて、私が聞いているのは、地権者の気持ちを思うとこういう問題について村長はどういうふうに、地権者の皆さんの気持ちを踏みにじったことになるんですけども、そしてこの課税がされて税金が入ってこないということは、村民には大変大きな損害を与えたんじゃないですかと、そういうことを聞いているわけですよ。それに対して、いや、私はそんなことはありませんと、前の人がやったことですからという質問なのか、私も事務的にそれを継承しているんだから、私としても大きな責任はありますと、そういうことが答弁になるんじゃないかと。こっちから答弁を教えてやるようなもんですけどね。いかがでしょうか。それだけ聞いて次に入ります。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 村民の皆さんが所持していた土地でありますから、有効に村に税が入るような形での進み方が一番いいかと思いますし、できることであれば本当に課税ができればというふうにそれは思います。
 しかし、日本の法律の現行の法律の中で解釈していったときに、やはり法を守らなきゃいけないという考え、私達は仕事をしておりますから、そういう意味で専門家の皆さんといろいろ協議をして御指導をいただいた中での、そこは非課税のところですよという所見が出てきておりましたので、村としては非常に残念でありますけれども、課税ができるところではないと、そういうことの思いを持っております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 また私の質問内容について外れておりますから、ここでこれを堂々めぐりでやっても先に進みませんので、またの機会にこれは先送りさせていただきます。
 もう1点、リゾート重点整備地区の指定を受けて開発したわけですけど、この指定を受けたときにどんな優遇措置があったのか。そして、リゾート重点整備地区指定を受けているのにリゾート目的以外の目的で利用しても差し支えがないのか、その辺をちょっと確認させていただきます。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 まず、幸福の科学が取得したに至ってのメリットというのは、現在に至ってはないというふうに思っております。
 あと、国土法等の届け出の中身のずれについては、これは県の方で、先ほど村長の答弁にもありましたけれども、県自体のリゾート構想を変更するという計画が今のところないということを確認させていただいております。
 今後、幸福の科学がどういう形で利用目的のとおりに上がってくるというのは我々も信じておりますが、その実行された時点で県ではどのようにするか判断はしたいというようなことを伺っております。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 それじゃ、次に税の滞納処分問題で不幸な結果を招いたということであるわけですけど、それについて再質問をさせていただきます。
 村長は特別委員会で、今回の事故は法的には問題ないと、村の責任者としては重く認識をしているということであります。しかし、生活実態を十分把握していなくて、二度にわたって年金の振り込まれた口座を金額を差し押さえてしまったことが今回の事故を起こした大きな要因であるということで、大変間違っておったということを認められているわけです。それはそれということでありますけど、このことを村長はきちんと村民に説明すべきだと私は思うんです。ですから、そういう結果説明が全然果たされていないんです。これについてはいかがでしょうか。私はそういうことはしないと言っておられましたけども、私はそうじゃなくて、やっぱり結果説明をすべきじゃないかと思います。いかがでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 第1質問に対する答弁で基本的なことは答弁しておりますけども、法的には村は問題なかったと、そういうふうに認識しております。
 不幸にして亡くなられた方については、本当に村の最高責任者として重く受けとめておりますので、今後の改善、対策については議会の皆さんに改善策についてはお示しをしたつもりであります。二度とこういうことが起こらないように万全を期していきたいと思っております。
 なお、村民に対する説明のことを今御質問いただいたんですけども、私はいつもそうなんですけども、議会の皆様にいろいろと質問をいただいたことを答弁させていただいておりますけども、この答弁を通じて全村民の方に御説明、あるいは私の考え方を述べさせてもらったと、そういう認識も持っています。
 したがいまして、決定的な過ち、決定的に法律を違反したと、そういう大変大きな問題であれば、私は当然住民の皆さんに、村民の皆さんに説明すべきだと思いますけど、今回については法律的には問題がなかったわけでありますから、議会の皆さんを通じてお伝えいただければ大変ありがたいというふうに思っています。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 私はそれは違うんじゃないかと思うんですよ。法的には問題なかったということであるわけですから、それはそれとして、法的に、それでは違反をしていなければよいということじゃないと思うんですよ。結果はどうあれ、人1人が間接的に亡くなられている。ですから、遺族や村民に対して道義的責任が非常にあるわけですよね。だからそれをきちんと果たしてくださいよと、これは逃れることはできないと思うんですよ。ですから、議会で説明したから、答弁したから、それは議員じゃなくて、いろいろ方法はあると思うんですよ。広報でやるとか、こういう事件についてはこうこうこういうふうにしてこういうふうになりましたよとか、そういうことをして責任を果たすべきじゃないかと、そういうことをされないということですから、私はそれはもう答弁は求めません。それはそれでいいです。
 次に、公共施設の有効活用についての再質問でありますが、先ほどの1回目の質問は、質問の趣旨を全く理解した答弁じゃないんです。私の聞いているのは、尼ヶ台公園の陸上競技場跡の広場をサッカー場に整備して有効的に活用すべきでしょうと。したがって、旧技専跡地を利用とか藪塚に球技場があるとか、そんな問題を聞いているんじゃないんです。
 ですから、現在ある公共施設を、ぺんぺん草を生やかして、ふだんあんまり使っていない。それならばこういうサッカー場だとか、関連しますけども、管理事務所の会議室も年間数回しか使っていないわけですよね。それを工夫をして地域の方々に開放して友好的に使ったらどうですかと。そうすれば年間の維持費が少しでもまかなえるでしょう。そういう観点から質問をしているんですけど。ですから、これについて最後になりますけども、有効活用をするのかしないのか、はっきり、昔の陸上競技場跡ですね、トラックの跡、ここへ網を張るとかすればすぐサッカー場とかになるわけですよ。そういうことをきめ細かな行政をやるのであれば、そういうこともやっぱりやっていくべきじゃないか。遊ばせておいたって一銭にもならないんですよ。そういう質問についての答弁を伺って最後にいたします。


◯議長【中村秀美君】 生涯学習課長。
           [生涯学習課長 高山 茂君 登壇]


◯生涯学習課長【高山 茂君】 ただいまの御質問についてお答えをさせていただきます。
 御質問は、尼ヶ台総合公園の運動広場の有効活用をということでございます。これにつきましては、皆様のより利用しやすい施設にするにはどうしたらいいかという整備の面と、またその広場を利用してどのような楽しい見方ができるか、軽スポーツの普及等々を、その辺のハード面、ソフト面、両面から関係者の御協力を得ながら有効活用策を検討して実施してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 9番阿井君。


◯9番【阿井市郎君】 よく理解しないところもありますけども、これで終わりにします。


◯議長【中村秀美君】 以上で、9番阿井君の一般質問を終了いたします。
 ここで暫時休憩いたします。なお、会議の再開は11時40分といたします。
              午前11時26分 休憩

              午前11時38分 再開


◯議長【中村秀美君】 休憩前に引き続き会議を再開します。
 3番増子君。
             [3番 増子勇男君 登壇]


◯3番【増子勇男君】 おはようございます。もう昼に近いですけども、議席番号3番、増子勇男です。
 まず初めに、私、新人の7名の中で私が一番最後になってしまいました。村民の皆さんから負託を受けまして議員になりましたけども、村民のためにこれから働かせていただきます。
 じゃ、一般質問の通告に沿って進めていきます。
 外出支援サービスの活動状況とボランティア状況についてですけども、質問の要旨、平成19年4月に施行されました外出支援サービス事業も4年目に入りました。発足当時のボランティアの登録者数は20名、利用登録者数は78名です。これは私が外出支援サービスをやり始めたときに一応記憶された人数です。20年、21年、22年、この間の外出支援サービスの活動状況を伺います。
 2点目として、発足当時の20名のボランティアで運用が開始されましたが、ボランティアの高齢化が今後出てくるかと思います。安全面を考えて村としてこの点についてどのように考えているのか、お伺いさせていただきます。
 以上、第1の質問とさせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 3番増子君の御質問に対する当局の答弁を求めます。村長。
             [村長 石井俊雄君 登壇]


◯村長【石井俊雄君】 3番増子議員の御質問にお答えをいたします。
 外出支援サービスの活動状況とボランティア加入状況についての1点目、外出支援サービスの活動状況を伺うとの御質問であります。
 ボランティアの登録者数は平成19年度20名で、20年度は23名、21年度が25名、今年度22年度が24名と推移しております。
 また、利用登録者数と利用回数の推移でありますが、平成19年度は78名、655回、20年度は115人、1,018回、21年度は168人で1,126回でございます。
 2つ目といたしまして、ボランティアの高齢化が今後出てくるかと思います。村としてこの点についてどのように考えているのかとの御質問であります。
 現在のボランティアの年齢構成は40歳代が2人、50代が2人、60代が15人、70代が5人となっております。新規のボランティアの加入がない場合は現在の主要なボランティアの方々が高齢となり、事業に支障を来すことが考えられますので、今後は村の広報紙においてボランティアを募集する等の方法により、新規登録の拡充を進めてまいりたいと考えております。
 以上で、増子議員からの第1回目の御質問に対する1回目の答弁とさせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 3番増子君。


◯3番【増子勇男君】 ありがとうございます。
 発足当時、ボランティア20名、利用登録者が78名で延べ人数655人となっておりますけども、今現在というか、21年度はその倍になっております。それこそ当初、車2台で運用を開始されたと聞いておりますけども、今現在では送迎時間、重複するとか、場所のばらつきによって車が間に合わない、そういうのがあると思いますけども、そういう場合は代車とかどういう車を使用するのか、その点お願いします。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。
            [福祉課長 野口和男君 登壇]


◯福祉課長【野口和男君】 外出支援サービスにつきましては、発足当時は1台で使用していました。それで、今年につきまして、送迎の専用車、軽でございますけども、1台購入しまして、現在2台で運行しております。
 それで、今のところそういう支障を来すことはございませんけども、万が一支障を来す場合のときにつきましては、村の公用車を利用して運行したいと思います。


◯議長【中村秀美君】 3番増子君。


◯3番【増子勇男君】 今、公用車を使用するということなんですけども、その公用車というのはどういう車両、安全面を考えてシートベルトとか、そういうものはちゃんとついているのか、シートベルトがあっても使用できるかできないのか、あるけども完全なものでないのか、そういう車両を点検して相手に借り出す、それを経てから社協の方に貸し出す、そういう点検などはちゃんとやっているんですか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。


◯福祉課長【野口和男君】 運行する前には始業点検等は毎回するようにしております。なお、車いす対応の場合には車いす専用の車もあるし、そういう状況に応じて対応しています。
 また、今現在シートベルト等がぐあいが悪いとか、そういうのは今の車にはございません。


◯議長【中村秀美君】 3番増子君。


◯3番【増子勇男君】 わかりました。やはり、安全に運行させるためにはそういう点検をして貸し出しが必要だと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。
 2点目の方ですけども、ボランティアが当初は20名で、そのままずっと同じ人が登録のまま移行していると私は感じておるんですけども、その点、緊急時でボランティアの人達が対応できなかった場合なんかはどういう対応なんかをするんでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。


◯福祉課長【野口和男君】 ボランティアの方が緊急的に対応できなくなった場合につきましては、基本的には社協の職員、また社協の職員が手配できない場合には役場の福祉課の職員が対応しております。


◯議長【中村秀美君】 3番増子君。


◯3番【増子勇男君】 その対応ですけども、全員いなくなるような、そういう場合は想定があった場合に、最低でも1人でもその事務所なんかに配置しておく、そういうものはありますか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。


◯福祉課長【野口和男君】 電話の応対につきましては社会福祉協議会でやっておりますが、社会福祉協議会につきましてはそれ以外の仕事の関係もございまして、事務所には必ず1名いるようになっております。


◯議長【中村秀美君】 3番増子君。


◯3番【増子勇男君】 ボランティアの数が4年目になっておりますけども、余り増えていないんですけども、このボランティアの数をやはり増やしていかないと、今後この事業も少し思わしくいかなくなるのではないかと思うんです。
 やはり、車運転手1人、介助者1人、2人体制でやっていくんですけども、減少した場合には広報紙などで募っておるそうですけども、その他に何かボランティアの加入を推進されているようなそういう方策、何かありますでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。


◯福祉課長【野口和男君】 今現在までに今年の村の広報紙の2月号、また12月号におきまして外出支援センターのボランティアについて募集しているところでございますけども、なかなかやっていただける方が出てこないということで、それ以外にポスターとか、また防災無線とか、そのようなことをやっていこうということで、これから社会福祉協議会とまた協議してまいりたいと考えております。


◯議長【中村秀美君】 3番増子君。


◯3番【増子勇男君】 ボランティアの当初の年齢構成を見ますと、最高70代の人が5人となっておりますけども、4年たちますとこれが75歳の場合なんかはもう79歳になります。そうすると、その人がまた自分では健康であるというふうに認識しても、余りにも高齢な場合なんかは、これは一応ボランティア、その本人のやるやらないはボランティアの人ですけども、社協の方で、じゃ、お願いしますと言った場合に、ある程度体の面というか、もう1年大丈夫ですよというか、継続できるようなそういう体制、継続のようなものをつくっていけばどうなのかなと私は思うんですけども、その点はどうでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。


◯福祉課長【野口和男君】 先ほど申し上げましたけども、60歳代の方が主流ですけども、その方もだんだん年齢を重ねていくということで、70歳以上につきましては、今は皆さんお元気ですけども、70歳を過ぎましたら1年に1回確認ですか、そういう体調面の確認をして再登録するとか、そういう方法も今後考えていきたいと思っております。


◯議長【中村秀美君】 3番増子君。


◯3番【増子勇男君】 やはり安全が一番大事ですので、再登録、そういうものを検討していただきたいと思います。
 あと、この4年間の中でボランティアの人達とか利用者の人達の声を聞く、そういう場があると思うんですけども、その中で多く出された御意見がもし一、二点ありましたらば、それを聞いて私の討論を終わりにさせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。


◯福祉課長【野口和男君】 年に1回、ボランティアをやっていただいている方と社協の職員、また役場の福祉課の職員が同席しまして反省会みたいなものをやっております。その中では、ボランティアの方から郵便局とか農協の外出支援で利用できるようにしていただきたいという、利用者から要望が出ているという話を聞いております。
 またそれと、ボランティアの方も昼食時につきましては12時から1時まで休憩という形になっているんですけども、その時間帯についても操業をやってくれというような要望があるということで、ボランティアの皆さんの厚意によりまして、昼食時でもそういうことがあればやっていこうではないかというようなことを今年決めたりしております。


◯議長【中村秀美君】 よろしいですか。


◯3番【増子勇男君】 はい。


◯議長【中村秀美君】 以上で、3番増子君の一般質問を終了いたします。
 ここで暫時休憩いたします。なお、会議の再開は午後1時ちょうどといたします。
              午前11時53分 休憩

              午後 1時00分 再開


◯議長【中村秀美君】 休憩前に引き続き会議を再開します。
 11番鈴木君。
             [11番 鈴木征男君 登壇]


◯11番【鈴木征男君】 日本共産党の鈴木征男です。議長の発言許可がありましたので、村民の暮らしを守る立場から一般質問を2つのテーマで行います。
 民主党政権になっても暮らしはよくなってきません。村でも職員給与一時金の引き下げで見られるように、国政でも大企業が利益を一人占めしまして賃金を抑える、非正規労働者の不安定労働が継続をする、大学卒、高校卒の採用を控えるなど、暮らしはどこを見ても深刻であります。景気回復のかなめである雇用を増やし、国民の購買力をよくして内需拡大による経済の立て直しが急務であり、国民の切実な要求でそれであります。
 村民の暮らしを守る立場2つの点について村の考えをお聞きいたします。
 さて、1点目ですけれども、地域経済活性化のために住宅リフォーム助成制度の創設を求める質問であります。
 住宅リフォーム制度は、地域住民が住宅の改築やリフォーム工事を行いまして、地元に本店を置く建設業者が施工する場合に、工事を行いましたそれぞれの方に工事費の一定額を助成するという制度であります。この制度の問題を提起いたしましたのは、この住宅リフォーム制度というのはリフォーム工事で生み出すこと、リフォーム工事が大変増えてくるということですね。長引く不況のもとで自宅を修理、改築したくても我慢をしていた住民が住宅改善要求にこたえて、また併せて大工さん、左官さんなどの地域建設業者が就労機会をつくり出す、不況を克服する有効な制度でありまして、補助金の呼び水に地域での仕入れや消費を図ることを通じて地域活性化と雇用の創出を目指すもの、これが全国的な今実行しているところの教訓であります。
 全国の自治体では、報道によりますと175自治体で実施をされているわけであります。県内ではいすみ市で今年4月から実施となっています。いすみ市の住宅リフォーム助成制度の趣旨を見ますと、市内の活性化及び雇用の創出を図るためとしております。全国の住宅リフォーム助成制度の実施の状況を見ますと、仕事が増える、雇用が増える、地域が活性化するなどの事例が多く報道されています。特に経済波及効果が大きいと言われています。この住宅リフォーム制度は自治体が補助金を出して地元の業者が仕事をすることで、例えば悪徳商法業者の被害を防ぐことなどにつながりまして、まさに住民にとっては安心・安全なリフォームそのものであります。
 そこで伺います。
 1点目、村は住宅リフォーム助成制度について調査をしているのか。実施しているいすみ市の場合、どのような助成制度なのか、村の考えを伺います。
 2点目、村では住宅リフォーム助成制度を創設できないか、村の考えを伺います。
 次に、介護者、ケアラーという呼び方があるようですけども、介護者を孤立から救うことのために何ができるのか、こういう立場で質問をいたします。
 家族を自宅で介護している人を社会全体で支えていく仕組みを広げようと、初めて全国組織のケアラー連盟ということが今年つくられました。今年6月ですけども、NHKのスタジオパークの解説員の後藤さんという方がおいでますけれども、この方が全国組織ケアラー連盟に質問し、その記事が出ています。インターネットで見られるわけですけれども、それによりますと、ケアということは介護のことで、ケアラーというのはイギリス英語で介護者のことです。家族介護をする介護者のことをケアラーと呼んでいるようです。
 この中で、後藤解説員が幾つか質問をしています。介護する人達の現状、どのぐらい厳しいでしょうかと連盟に質問をしているわけです。こう言っています。ここに深刻な現状を示す数字があります。介護が原因で自殺した人の数、過去1年間で285人、平成21年度警視庁まとめです。介護している人の4人に1人がうつ状態になっているという調査もあります。一方、介護している家族が高齢者を虐待した件数は1年間で1万5,000件を超えています。平成20年度厚生労働省の調査であります。介護や看護疲れが動機となった殺人事件は、1年間で48件、これは平成20年度警察庁のまとめであります。
 このように虐待や殺人までに至ったりするのは、実は介護で心身ともに疲れ果て、ぎりぎりのところまで追い詰められた結果ということが少なくないのです。もちろん、全てではありませんが、介護疲れが極限まで達したとき、家族への愛情が一瞬にして憎しみに変ることがあると指摘する専門家もいます。これらの数字は、この日本社会の介護制度や介護者への支援制度がいかに脆弱であるかを示していると思われます。
 現状についてケアラー連盟はこのようにインタビューに答えています。村内でも、両親の介護で慢性疲労、うつ病になりそうなどの介護の厳しさを訴える方がいます。悲惨な事件になる前に、孤立した介護者の悩みと問題の所在を社会的に問題視して、身体的、精神的、経済的な支援が十分に行われる政策が検討されることが急がれると思います。介護を必要とする高齢者、障害を持つ人や、病気で療養している方などの介護を無償でする介護者、家族だから仕方がないと心身とともに疲れ、経済的にも精神的にも追い詰められる厳しい現実があります。孤立した介護者を放置はできません。
 そこで伺います。
 1点目、家族介護、老々介護などで苦労している方の実態についてどのように把握しているか、村の考えを伺います。
 2点目、介護者の負担を軽減する施策について、村の考えを伺います。
 以上で第1回の質問といたします。よろしく答弁をお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君の御質問に対する当局の答弁を求めます。村長。
             [村長 石井俊雄君 登壇]


◯村長【石井俊雄君】 11番鈴木議員の御質問にお答えをいたします。
 質問事項1つ、地域経済活性化のため住宅リフォーム助成制度を求めることについての1点目、村は住宅リフォーム助成制度について調査しているのか、実施しているのか、いすみ市の場合はどのような制度なのかとの御質問であります。
 いすみ市の場合でありますが、住民の生活環境の向上及び定住促進に資するとともに、緊急地域経済対策として市内産業の活性化及び雇用の創出を図るため、市内施工業者により住宅のリフォーム工事を行った者に対し、予算の範囲内で補助をするものであります。補助金は1つの住宅につきまして1回限りで、工事金額が20万円以上のリフォーム工事に要した金額の100分の10に相当する額で20万円が限度であり、平成22年4月1日から施行し、平成25年3月31日限りでその効力を失うということになっております。
 なお、対象とする工事は、住宅の修繕、改築、増築、模様がえまたは住宅の機能向上のために行う補修、改造もしくは設備改善のための工事と住宅の敷地の外構物、門、門扉、塀、さく、生け垣等、及び敷地の舗装整備または修繕の工事となっております。
 2点目といたしまして、村で住宅リフォーム助成制度を創設できないのかとの御質問であります。
 住民の生活環境の向上及び村内の小規模登録工事業者の活性化対策にもなるかと思いますので、他の自治体の状況を勘案し、今後検討してまいりたいと思っております。
 質問事項2、介護者を孤立から救うために問うことについての1点目。家族介護、老々介護などで苦労されている方の実態について、どのように把握をしているのかという御質問であります。
 住宅サービスを利用している世帯につきましては担当のケアマネジャーが把握することができますが、介護サービスを利用していない世帯につきましては把握ができていないのが現状であります。
 2点目といたしまして、介護者の負担を軽減する施策について村の考えはとの御質問であります。
 介護保険を利用している世帯につきましては、担当のケアマネジャーと相談によって、介護サービスによりますデイサービス、ショートステイサービス等の活用により、介護者の一時的な休息が図れるものと考えます。また、介護保険を利用されていない世帯や介護保険を利用したい世帯につきましては、包括支援センターで相談に応じております。
 以上で、鈴木議員からの1回目の御質問に対する1回目の答弁とさせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 それでは、答弁をいただきましたので、一問一答で質問させていただきます。
 先ほどのいすみ市の制度について説明がありましたけれども、答弁では補助金は工事金額が20万以上のリフォーム工事に要した金額の100分の10ですから10%に相当する金額で、限度額が20万までだということで、今年4月から3年間の期限つきで施行するということですね。対象工事は住宅の修繕、改築、増築、模様がえとか、敷地の外構えというか、門や塀、敷地の舗装なども含めて市内施工業者であることが条件で行うという、これがいすみ市の制度だという答弁でありますが、この私の繰り返したことでよろしいですか。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。
            [建設課長 田辺善治君 登壇]


◯建設課長【田辺善治君】 いすみ市の住宅リフォーム助成制度の補助金対象工事及び市内施工業者については、先ほどの村長答弁のとおりでございます。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 再度確認をしたところです。
 それでは、次に行きます。
 いすみ市は県下に初めて最初の試みですから、今、全国でも注目をされていますけれども、4月以降この11月までに市が助成した件数とか直接工事費の総額とか、こういういすみ市の現状について把握をしているか、お聞きをします。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 いすみ市の助成状況でございますが、4月以降11月までの助成の件数、これが215件でございます。また、直接工事費の総額、これは3億7,263万1,977円でございます。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 この11月までの間に215件で3億7,000万円の工事ベースということですから、かなりの件数が集中しているということがわかりますが、それではこのような結果、いすみ市の施策の経済波及効果についての検討資料があると思いますけれども、これについてはどうでしょうか、お聞きをします。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 いすみ市の場合ですけれども、11月までの住宅リフォーム助成制度によりまして、約14倍の波及効果が生じております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 14倍ということになりますと、これは例えば私達が調査の中でもいすみ市も14.1倍と聞いたんですけど、今14倍、ほとんど同じだと思いますけれども、投資した14倍の効果があるということですね。例えば別のところのデータですけれども、山形県の庄内町というのは人口約2万ですけれども、ここで行われた結果を見ますと、受付件数が164件で、ここは工事費の5%、上限が50万という制度ですけれども、経済効果というのをこの町では33倍というふうに見ているわけです。約2万の町で7億円の事業効果があったわけですから、地元の経済循環をもたらして、わずかの税金を使うことによって地域経済の活性化と雇用の創出に直接的で大きな効果をもたらしているという、こういうデータが出ています。
 ちなみに、ここではこのことによって約300万円の固定資産税が増えるという試算も出されています。
 このように、いすみ市の結果を見ましても経済波及効果、投資に対して大変効果があるという、そういうことなんですけれども、これはどういうことかと申しますと、例えば単純に計算しますと補助金の15万円の補助金で1,000件の申し込みがある場合、例えばいすみ市の場合は214件で20万という補助なんですけども、そういう形でもし仮定すれば1億5,000万の工事になるわけで、建主の方が実質1億3,500万の金額、これが地元を経由して地域に回ると。だから、10%のいわゆる補助金、今言いましたとおり1件15万ですけれども、でもそれが10倍の需要ということで地域に広がっていくという、こういうデータが全国的に出ているわけです。だから、こういう点ではこの制度の導入は本当に私は必要であるというふうに考えています。
 それで、経済波及効果という点で見れば、今14倍という形で言われましたけれども、これはどういう形で経済波及効果が及ぶとかいう、そういうことは何か研究されたことがあるでしょうか。波及効果というのはどういう点で波及していくのか、これを一応聞かないと、ただ数字だけ言ってもいけませんので、もしありましたらお願いします。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 いすみ市の場合は、ただいま申し上げたように14倍の波及効果ということで出ております。これにつきましては、市内に本店を置く施工業者によりまして、20万円以上の住宅修繕、改築、増築及び住宅の機能向上のための補修、改造、設備改善などの補助を行う制度ということでございますので、この制度を活用し、地元業者の育成というか、活性化を図るということで大変いい制度の活用と思っております。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 じゃ、次へ進みます。
 私は今回いすみ市に伺いまして、担当課の方とお話を伺ったんですけれども、今回の住宅リフォーム助成制度の中で1つの特徴的なことというか、これは、国交省の方から県を通じて地域住宅交付金のような制度を使って申請したらどうかということで、これを使ったようですね。これで3月の当初予算、6月補正で合わせまして助成金の金額は1,880万の予算を組んだわけですけれども、これに対する国の助成率が45%だという話で、これを使えるというふうに言っています。
 国交省を通じて行われるこの制度というのは一体どういうものなのか、村が利用できるものかどうなのか、お聞きをいたします。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 地域住宅交付金ということでございます。これは今年度から社会資本整備総合交付金ということに統合された事業でございます。これは地方の自主性と創意工夫を最大限尊重し、地域のニーズに応じた住宅政策の総合的な推進を支援することを趣旨としております。
 地域における多様な需要に応じた公的賃貸住宅等の整備にかかわる事業がメニュー化されており、必要な事業を地方公共団体みずから選択して実施することができ、また補助対象外の事業も提案事業として交付対象とすることができるとなっております。補助率につきましては、先ほど鈴木議員さんがおっしゃったとおり、概ね45%ということになっております。いすみ市はこの事業を活用しております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 23年度の申し込みはもう済んだというふうに聞いていますから、まだ村は制度ができていないこともありますが、この中身はどういうことか、企画の方か知りませんけれども、社会資本整備総合交付金という制度にまちづくり交付金から変ったわけですね、今年から。その中身の中で国交省の資料を見ますと、住宅社会資本の整備の中に地域住宅支援というのがあります。その中には住宅環境整備という項目があるわけで、これで村がこれからもし住宅リフォーム制度をつくって、そういうふうな形で支援で国に出す、それで認められれば45%の支援でリフォーム、あらゆることができるという制度のようですので、この問題については企画の方ではちょっと検討、まだこれからなのか、そのあたりの状況についてお願いします。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 ただいまの地域住宅交付金、これは社会主義総合整備交付金に変ったわけでございますけれども、これにつきましては、この事業が活用できるかどうかにつきましてはまた検討協議してまいりたいと思います。いすみ市で活用されておりますので、それについてもまた検討協議してまいりたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 それはぜひ進めてください。国が45%ということで見るならば、村がこれを投資した場合も大きな、またそういう点では財政的な支援を国から得ることができるわけですから。ただ23年度ははっきりしない、もうだめなので、どっちにしても来年度検討して、再来年度からの運用になるけれども、これを使えば有効な形で使えていくという、一応そのことを申し上げたいと思います。
 それで、次に入っていきますけれども、先ほどの答弁の中でもありましたけれども、他の自治体の状況を勘案して検討していくという答弁が村長からありましたけれども、村の地元業者からは、住宅リフォーム制度の創設の要請というか、こういう点は来ていないんでしょうか、どうかお聞きをいたします。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 この件につきまして、地元業者から村へ10月の中旬ですが、住宅リフォーム助成制度の創設についてということで要望書の提出がございました。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 地元の要望があったということを聞いたわけですけれども、この全県総連というリフォーム関係のパンフレットを見ますと、特に多くの方がリフォームの依頼先は地元の建設業者を望んでいるという、そういう記事が出ています。これはどういうことかといいますと、例えば高齢者の場合でも、知らない方が何度も何度も来て、リフォームしませんか、床下に入ってあれを直しました。一度直すと次の業者が来るという形で被害が出た問題もあるし、そういう面で見ますと、一番リフォームで地元の工務店とか業者を望んでいる理由を見ますと、やはり知り合い、近所であるということが一番多くて、その次に信頼、安心できる、それから3点目が相談しやすいという、これが圧倒的なデータになっているわけです。だから、知らない方にリフォームを頼むと、やっぱり設計とかを含めて大変なことになるんだし、もしそれにだまされちゃうと村の助成も無駄になるわけですから、そういう点では僕は、地元の業者がそういう形で要請したことをしっかりと受けとめて、この要請にこたえてほしいと思いますけれども、この対応のときにはそういう趣旨で対応していただいたかどうか、もしありましたらお願いします。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 この件につきましても、またそういう制度創設に当たりましては検討していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 じゃ、この問題では最後の問題になりますけれども、この住宅リフォーム制度というのは、先ほどもちょっと言いましたけれども、地元の地域に密着して行われる仕事、当然地元の建設業者も地域のために一生懸命仕事をしたい、そう思っているわけですし、地域にとっても定住者を誘致するとか消費を喚起する、雇用を創出する、財政強化といろいろな効果があるわけです。こういう形で事業が発展すれば、当然税収という、雇用という形で生きていくわけで、お金が生きて地元に循環するという、こういう制度なんです。
 ちなみに、千葉県議会で日本共産党の小松議員がこの問題で質問を、この今の議会でやったんですけれども、黒澤まちづくり担当部長が言うには、県内で全部これをリフォームが約1年間に8万件あるようです、8万件のリフォームが。それで、1件当たり多分20万円を助成すると、県の持ち出しが160億円かかるので、厳しい財政状況の中で可能かどうか総合的に検討したい、これが県の考え方ですね。
 一番進んでいる秋田県の場合を見ますと、この間の10月29日までの秋田県の状況ですけれども、これで秋田県全体の申し込みの件数が1万1,697件、工事費が252億2,752万ということで、県が投資した金額が21億円、その経済波及効果は512億という計算を明らかにしているわけで、物すごい経済効果が高いという、こういうことになります。
 そういう面で、この制度は地域、村の活性化のためにも大変すぐれた制度でありますので、ぜひこの住宅リフォーム制度導入について、最後に石井村長のお考えをお聞きいたしたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 第1答弁を含めて建設課長からいろいろ答弁をしてきたわけでありますけども、この住宅リフォーム助成制度の活用をした場合に、住民の皆様の生活環境の向上や村内の小規模登録工事業者の経済の活性化対策などにもなると思い、1つの有効な制度と考えております。
 そういう意味で、第1答弁でも申し上げましたように、今後、制度の創設に向けて前向きに検討してまいりたいと思っております。
 以上であります。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 ありがとうございました。
 それで、これは答弁をもらわなくて、私の意見ですけれども、いすみ市が4月の市の広報でリフォームの問題を伝えたけれども、4月はほとんど申し込みがなかったんです。10件ぐらいかな。こういうリーフレットを一緒につけて5月の広報にやれば、5月に60件という形で急激に増えたということがありますので、この制度の問題は1つはそういう周知徹底をして一気に多く伸ばしていくという。
 なぜかといいますと、長生村でやらなかったら、隣の町がやれば、村に住んでいる仕事の職人さんもあっちへ行っちゃうということもあるので、早い者勝ちという言葉はよくないんですけれども、創設が早いということは効果が大きいというふうに私は考えています。
 そういうことで、もう1点ですが、今後検討される中では耐震診断でなかなか申し込みが来ないと。耐震補強したいというときに耐震補強とこの住宅リフォーム制度をセットに考えていけば、さらに効果が上がるんじゃないかということも今後検討していただきたいということを意見として述べておきます。
 それでは、次の質問に移っていいですか。それでは、介護者の問題についてであります。
 答弁では、介護サービスを利用していない世帯については把握できないとのことですが、サービスを利用しなくても何か調査ができていないのか。もちろん、介護保険は申請主義であって難しい面もありますけれども、実態をつかむ資料がないのか、これからどうするのかを含めて答弁をお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。
           [健康推進課長 小高周一郎君 登壇]


◯健康推進課長【小高周一郎君】 介護保険を利用されていない方々につきましては、今回補正予算でも提案させていただいておるところの日常生活圏域ニーズ調査、その中である程度の状況をつかむことは可能ということでございます。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 アンケートの中では家族構成とか、実際は自宅で老々介護ないしは息子が高齢の親を介護しているとか、そういうふうなことも記入できるようなアンケートになるんでしょうか。その調査の中身、もうちょっと言ってください。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 一応、今回の補正予算に出してあるアンケートの用紙につきましては、それこそ家族の生活状態だとか、運動、閉じこもりだとか、転倒予防だとか社会参加、日常生活の状況だとか、今の健康状態だとかという形のもので、個人及び家族に対しての状況をある程度掌握するアンケートになってございます。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 一松で62歳の女性の方のお話を聞いたんですけれども、93歳の御両親が、お父さんの方は認知症でお母さんも少しそれがあるということを1人で見ていて、その方のお話を聞きますと、ひざがやられますと、ひざに一番先に来るというお話です。それから全身疲労、不眠で睡眠傷害が出てきて、うつになっています。明るさが失われますということで、本人も薬をたくさん飲むんだから何か倦怠感とか無気力になるという、こういうことを私に話をされたんです。
 この方の場合は有料の老人ホームに経済的にちょっと余裕があって入れたんですけども、それも1ヶ月2人入れて、千葉ですけど月の支払いが50万で、最初の一時金を払うのが275万と言っていましたけども、それはどういう形かといいますと、ショートステイではなしにロングショートステイという5ヶ月間毎日入れてもらう、ショートの繰り返しというか、そういう形でやっているということです。
 だから、僕は今回の調査の中で、できるだけリアルに各家庭の状況をつかんでほしいということ、これをこの調査でお願いをいたします。
 次に行きますけども、高齢者の虐待の問題、これは厚生労働省の09年度、去年の調査ですけれども、高齢者の虐待というのは年間1万5,700、先ほど冒頭で言いましたけれども、その中で32名の方が亡くなられているという、こういう調査です。
 先ほどケアラー連盟の話で言いましたけれども、肉親であっても愛情が一変して、親であっても憎しみに愛情が変るということもありますが、例えば村ではこういう虐待とかいう件数の報告とか対処、あったのかないのか、その点をお伺いをいたします。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 そういった虐待の関係につきましては、包括支援センターでも数件かかわったことがございます。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 私の一松ですけれども、85歳の女性の方が村のそういうふれあいなども過去使っていましたけども、その後、全然音信不通というか、息子さんが40代後半ですが、2人暮らしなんです。ただ、近所ともつき合いがないし、中身がわからないということで近所の方は心配をしているんです、どうなっているかという。ほとんど買い物にも行かないしということなので、そういうふうなことでつかめないんです。ただ、虐待とか悲惨なことになってはならないわけですから、こういうふうに、例えば65歳の方の実態調査なんかを熱心にやってデータをつかんでいますけれども、結局そういう調査に回答しないとか漏れるとか、つかみ切れないとか、その家庭に踏み込めないとかいろいろ例はあると思いますけれども、そういうふうに孤立して心配と思われる問題、民生委員とかいろいろ情報が来ると思うんだけども、こういう場合は今、対策としてはどんなことができるんでしょうか、お聞きをいたします。
 これはやっぱり健康推進課、福祉、どちらになりますか。そういうつかみ切れないデータが出ていないのか、調査の用紙は来ない、行っても会ってくれないとか、そういうことで悲惨な状態になる前に打つべき手を打たないと大変なことになるわけですから、そういうふうな心配と思われるケースが出た場合はどういう対処、方法があるか。意味はわかりますでしょうか。もしありましたらお願いします。今やっていることで、例えば民生委員とか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。
            [福祉課長 野口和男君 登壇]


◯福祉課長【野口和男君】 高齢者の虐待につきましては、地域に精通しています民生委員さん、また御近所から福祉課、また包括支援センターの方に、今、鈴木議員がおっしゃられたように何か虐待がありそうだよとか、そういう情報が来ることはたまにございます。実際、村からそういう虐待があるかないかという、そういう調査というのはしていなくて、今はそういう民生委員さんとか地域の皆さんの情報が頼りということになります。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 これは、家族が高齢者を例えば1人で見るという中では、全国的に大変なそういう例になっておりますので、村でもそういうことに対してはアンテナを高くしていてほしいと思います。
 それで、次に入ります。時間がありませんので。
 先ほどの回答の中で、介護保険を利用している世帯の場合はデイサービスとかショートステイサービスの活用で介護者が一時的に休養できるようなことが図られているということの答弁ですけれども、デイサービスとかショートステイサービスというのは、必要なんかあったら要望にこたえられるという施設の体制というのはできているんでしょうか。例えば長生郡市を含めましてお願いします。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 現在のデイサービス、ショートステイサービスというとらえ方につきましては、皆様方、それこそ介護保険のケアマネジャーがつくっている計画に基づいて、全て対応できているという状況でございます。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 対応できているというお話がそれでいいかどうかという問題はちょっと気になるんですけれども、例えば、じゃ、次お聞きしますけれども、施設サービスについて、長生管内の介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護療養型医療施設という3つに区分されるわけですけれども、それぞれの施設数は管内にどれぐらいあるんですか、お聞きをします。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 管内の数字からいいますと、特別養護老人ホーム13ヶ所、老人保健施設5ヶ所、療養型病床群がこの12月1日現在で1ヶ所でございます。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 じゃ、療養型の介護施設を使いたいということになったら、1ヶ所ということはどこの施設なんですか。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 これは長柄にございます聖光会病院でございます。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 2ヶ所が1ヶ所になったということは、その1ヶ所はどうなったんですか。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 長生八積医院がこの11月1日をもちまして廃止したところでございます。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 介護療養型の施設は長生管内、郡市でも1ヶ所、長柄の聖光会病院だけということで、長生八積医院は11月末で撤退をしたということですね。
 これのもとになる問題は、私は、1つは政府が、今言いました医療型の施設を2012年、ですから来年、再来年の3月いっぱいで全廃をするという方針を決めた、このことが大きな問題ではないかと思うんです。これはこの介護療養型の施設には全国で12万床あったんです。再来年の3月末までに12万床を全廃するという、これが政府の方針ですね。その流れに基づいて八積医院も廃止をしていったということの理解でよろしいですか。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 長生八積医院から具体的な内容は伺っておりませんけれども、私の推測ではそのようだと思います。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 この八積医院で療養していた方が結局退院を余儀なくされて、別の病院、先ほど言いました病院に移ったわけですけれども、これもいろいろ所得の問題とかいろいろありまして、当初の八積と比べまして大変な高額な形で入ることしかやむを得なかったんですよ。選択の余地がなかったということですね。
 だから、今後、管内で1病院ではとてもこういう療養型の医療の方を振り分けることはできないので、私は、こういうふうな形でやめていくという、この問題についてはやっぱりそういうことをしては、廃止をすべきではない、そういうことをすると住民が困難を来すというふうに考えますけれども、村の考えはいかがでしょう。こういう形で廃止の方向が流れていけば、全く八積がなくなって、もう1ヶ所しかない病院がなくなったらどうするんですか。そういうことがありますので、村の考えを。難しい判断ですけれども、見解をお聞かせください。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 確かに、これは私どもとしてどうこうできる状況ではないのではなかろうかと考えております。これは国の方針に基づきまして、こういう療養型病床群については全廃するというような考え方を示したところであります。
 ただ、この全廃という形のものにつきましても、現段階ではまだ流動的な形のものも示されておるところでございます。今現在議論しておりまして、全廃についても今検討を加えさせていただいているようなことを伺っておりますので、今後の動向を見据えた中でまたそのような対処をしていきたいと思っております。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 じゃ、もう最後になりますけれども、今の答弁では住民の介護医療の願いにこたえるということにはなかなかなりづらい方向なんですから、やっぱり村長を先頭としまして介護医療の現場の立場からそういうふうな形で、行く先がないということになると介護保険料は集めるけれども、保険があって介護なし、もしくは医療費を集めたけど医療を受ける施設がないということはやっぱりだめなことなんですから、声を上げていってください。これはそれ以上答弁できないということですので、声を上げていってほしいということにします。
 最後になりましたけれども、本来、私の出した問題は家族介護、いわゆるケアラーという呼び方がまだ普及していないですけれども、支援が急がれるというふうに思うわけです。介護のために離職・停職した方、先ほどの午前中の山口議員の答弁の中でも、先生の方ですか、今休職で家族介護に当たっているという例が出たように、皆さん誰がいつ相手が倒れるかわからなくなれば、介護の問題は必然的にその日から起きるわけです。離職・転職した人が全国14万人を超えると言われるぐらい深刻な問題なわけです。その中で不幸にも虐待に及ぶ事例も出てくるし、介護している人が置かれている現状を何とかしなければならないという、このように私は考えています。
 その権利を保障し、支援する法律の制定を目指す市民の運動も今やっと起こり始めたところです。それは先ほど言いました介護者、ケアラーをつなぐ全国組織、ケアラー連盟が最近発足したこともありますし、欧米諸国では介護支援に早くから取り組んでいる模様であります。
 だから、そういう面では、介護者に対する支援、何からできるのかという村の見解、難しいですけれども、もう一度最後に、介護者を支援するにはどういうことができるかと思われましたら御意見をお聞きして、私の討論を終わりたいと思います。課長、お願いします。


◯議長【中村秀美君】 健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 中断をお願いできますでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 ここで暫時休憩します。なお、会議の再開は2時5分といたします。
               午後1時51分 休憩

               午後2時05分 再開


◯議長【中村秀美君】 休憩前に引き続き会議を再開します。
 さきに答弁を留保いたしました11番鈴木君の御質問に対する当局の答弁を求めます。健康推進課長。


◯健康推進課長【小高周一郎君】 大変失礼しました。
 それこそ先ほども申したように、ニーズ調査に基づきましてそういった家庭の者を拾い出す、洗い出すというとらえ方で対応するとともに、包括支援センターの機能を拡張いたしまして、そういった方々の対応につきましても相談に応じていきたいと思っております。よろしくお願いしたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 11番鈴木君。


◯11番【鈴木征男君】 それでは、答弁がありましたので、私はそれでよろしいですが、包括支援センター等の窓口での相談をさらに強化をしていただきまして、こういう介護者の追い詰められた状況の中から少しでも光が見える、そういう行政であってほしいということを申し述べて質問を終わります。


◯議長【中村秀美君】 以上で、11番鈴木君の一般質問を終了いたします。
 次に、2番石川君。
             [2番 石川吉一君 登壇]


◯2番【石川吉一君】 議席番号2番、石川吉一です。ただいま議長のお許しが出ましたので、一般質問、通告に従って1次質問をさせていただきます。
 まず初めに、懸案でありました教育長、鈴木博氏に決定しました。鈴木氏は、船橋市役所において公民館業務等、あるいは教育委員会、そちらの方の事務局ということで、公民館業務に対してはすばらしい力があると思います。当長生村にも文化会館というすばらしい施設があります。これらの活用並びに教育行政に関しての立派な活躍ができることと期待しております。
 さて、小学校、保育所における夏対策についてということで1問目の質問をいたします。
 皆さん承知のとおり、今年の夏は例年になく猛暑であり、9月の議会でも山口議員の質問もありましたけども、非常に多くの熱中症患者等が出ています。当長生郡市でもあるいは長生村でも、救急車で搬送された方が出ているという状況です。
 そういう流れ、世界的に異常気象の中、千葉県内で成田市、浦安市、市川市、この3市においては市立小中学校に全ての教室にエアコンが設置されている。船橋市においては2012年度中に全船橋市立の小中高あるいは特別支援学校、その辺にエアコンを設置する準備が進められているということです。当長生村でもただいま長生中学校の建てかえ工事、その中で全室エアコンという工事が進んでいるところでありますが、各小学校や保育所、この辺を見ますと、子供達への健康を考えると各小学校、保育所等にエアコンの設置が求められています。これは、各小学校の教員あるいは父兄、保護者の方、それと保育所の職員等からの意見が多数寄せられているところです。
 それで1点目、3小学校でのランチルームにエアコンの設置が必要かと思いますが、村の考え方をお伺いします。
 次に、保育所の調理室にも衛生上エアコンの設置が必要と思います。保育所においては夏場調理室において網戸をあけた状態で調理をしているということで、非常に暑い中、網戸をあけているということで、砂ぼこり等が入ります。あるいは食材においても衛生上大変危険ではないかと懸念されるところであります。ということで、保育所の調理室にもエアコンの設置が必要かと思います。まずこの2点、お伺いします。
 次に2番目、環境問題について。これは住民からの意見をもとに取り上げさせていただきました。これは6月の議会で鈴木議員のごみ問題とかち合うところがあるかもしれませんが、その辺は御了承ください。
 長生村は長生郡市から見ると非常にごみが少なくてきれいだという声が聞かれています。これは不法投棄監視員、あるいは村民の力のおかげできれいになっている、そう思われるわけですが、しかしながら、各家庭でのごみの焼却で臭気を伴い、あるいは灰が飛んでくる等々で健康にも環境的にもよくないので改善してほしいと、そういう声が上がっています。
 そこで、ごみの全般についてもお聞きします。
 1番目、村を含め、7市町村のごみの搬出量の現状と最近のごみの量と増減の変化についてお聞きします。
 2番目、各家庭でのごみの焼却が可能なものとだめなものは何か、住民への周知はどうされているのかお伺いします。
 3番目、道路の路肩の確保についてですが、除草剤の繰り返しで路肩が壊れ、舗装が破損されている場所が見受けられます。自転車、車あるいは歩行者が危険にさらされている、中には歩行中に足をとられて捻挫をした、転倒した、そういう声も聞こえてきます。村の対策をお伺いします。
 次に、大きな3番目として、花いっぱい運動の強化についてお伺いします。
 私も花が大好きな1人であります。そこで、今回、村内にももっと花を増やしたいという見地からこの質問を取り上げさせていただきました。
 まず1番目、村内を見ますと、七井土の鵜沼堰とか大関周辺、あるいは一松のカンナ、大根の桜、宮成地区での菜の花、また菜の花に関しては今年度各地でかなりの種まき、個人団体を問わず実施されたと聞いております。そして、中学校周辺のコスモス、村民の努力が見られます。そして、役場においても職員による庁舎内カウンターの花の飾りつけ、そういうものもみんなの力で推進しているところであります。
 そこで、今年になって花いっぱい推進協議会が発足されました。推進協議会の活用についてお伺いします。
 次に2番目、次年度に向けた推進協議会の活動強化や目標があればお伺いします。
 以上です。当局の御答弁をよろしくお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君の御質問に対する当局の答弁を求めます。村長。
             [村長 石井俊雄君 登壇]


◯村長【石井俊雄君】 2番石川議員の御質問にお答えをいたします。
 質問事項1つ、小学校、保育所における夏の対策についての1点目、3小学校でのランチルームにエアコンの設置が必要かと思いますが、村の考えはとの御質問であります。
 今年の夏は世界的にも全国的にも異常なほど高温の猛暑が続きました。私もフィンランド、スウェーデンに行きましたけども、そちらの方でも1ヶ月夏が延びたと、そういう話も聞きました。
 本村におきましても、特に2学期の9月に入っても連続して30度を超える日が続きました。村内各小学校のランチルームでも昼食の時間は35度前後になるほどだったという報告が来ております。このランチルームは1年を通じまして全校児童が集い給食を食べており、食習慣形成のための重要な施設であります。
 そこで、来年以降も夏の猛暑が続きますと、児童の健康面においても支障が出てまいりますので、何らかの対策が必要であると考えております。今後、御質問のエアコン設置も含めまして、児童が快適に食事ができるよう検討してまいりたいと思います。
 2点目であります。保育所の調理室にも衛生上エアコンの設置が必要かと思うとの御質問であります。
 議員御指摘のとおり、調理室内の高温化につきましては、食材や料理の品質低下や雑菌の繁殖を招き、衛生上、非常に好ましくないものでございます。また、調理室内で調理に従事している職員の健康管理上においても問題があるかと思われます。そのため、村といたしましては財政状況を勘案しながら空調設備の設置を検討してまいりたいと思います。
 質問事項2、環境の問題についての1点目であります。7市町村のごみ搬出量の現状と最近のごみの量と増減の変化についてとの御質問であります。
 長生郡市広域市町村圏組合の資料に基づき平成21年度の実績を申し上げますと、可燃ごみ4万2,730トン、不燃ごみ4,317トン、資源ごみ8,094トンとなっております。ごみの量の増減につきましては平成17年度をピークに毎年減少しております。
 2点目であります。各家庭でのごみの焼却が可能なものとだめなものは何か、住民への周知はどうされているのかという御質問であります。
 廃棄物の処理及び清掃に関する法律の規定により、野外等での焼却は原則禁止となっております。ただし、政令で焼却禁止の例外が定められており、農業を営むためにやむを得ないもの、たき火、その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なもの等は、生活環境に支障のない範囲で必要最小限の焼却が認められております。住民に対しての周知でありますが、自治会の回覧や村の広報紙等で周知し、御理解と御協力をお願いしているところであります。
 3点目です。村道路において除草剤の繰り返しで路肩が崩れ、舗装が破損されている場所が見受けられるけども、村の対策はという御質問であります。
 長生村の村道は約328キロメートルに及び、村は道路補修等の維持管理を行っております。路肩が崩れ舗装が破損した場合については、早急に土のうを積むなどして修繕を行っております。
 なお、大規模な修繕につきましては、安全対策を施し、業者委託をしております。道路の除草につきましては、村が全て機械除草を行うことは物理的に、経費的にも対応できない状況でございますので、自治会の皆さんや隣接の耕作者の協力をいただきながら道路の維持管理をしているところであります。
 そこで、御質問の除草剤使用による路肩の崩れについてでございますが、除草剤の散布は環境面にもよくありませんので、村では農家組合長会議において、路肩への除草剤散布をしないよう、組合員に周知をお願いしております。また、村の広報紙でも路肩の現状を訴えながら、除草剤の散布をしないよう周知をしているところであります。
 今後も、地域の環境は地域で守っていただく観点から、地域住民の協力をお願いしてまいりたいと思っております。
 質問事項は3つですね。花いっぱい推進運動の強化についての1点目であります。今年、花いっぱい推進協議会が発足をされました。推進協議会の活動がどうなっているかという御質問であります。
 平成2年4月、村民参加のもと、花と緑に包まれた美しい長生村をつくることを目的として、長生村花いっぱい運動推進協議会が設立されました。公募により自宅等で花づくりを行っている11名の方々が、自宅だけでなく公共用地等にも花でいっぱいの村にしたいということで会員になっていただきました。また、団体として宮成地域環境保全会を初めとする11の団体がこの運動のサポーターとして参加をしてくださっております。
 本年度の会の活動状況でありますが、長生村を花いっぱいの村にするためにはどうしたらいいのか会員の皆様と協議した結果、公民館、駐車場の花壇、県道飯岡一宮線、一松海岸入り口、役場北側の畑において、花の植えつけや草取りなどの花づくりの活動を毎月1回程度行ってくださっております。たくさんの住民の皆様に見ていただけたと思っております。
 また、役場玄関前の花壇なども、年間を通じまして厚生保護女性会や多くのボランティアの方々などの御協力をいただいております。
 2点目に入ります。次に、次年度に向けた推進協議会の活動強化や目標があればとの御質問であります。
 来年度は自治会の皆さんを初め、たくさんの住民の方に協力を願い、花いっぱい運動推進協議会が目指す村民参加のもと、花と緑に包まれた美しい長生村の実現のため、活動を積極的に行うことを目的としております。村といたしましても積極的に協力をしていきたいと考えております。
 以上で、石川議員の1回目の質問に対する1回目の答弁とさせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 ありがとうございました。
 それでは、順に従って一問一答で行わせていただきます。
 まず、質問事項1、小学校、保育所における夏対策の件で、小学校、こちらは先ほど1回目の質問で県内各他の市のエアコンの設置ということでお話ししましたけども、当長生村内の各小学校においてはまだまだ緑が非常に多いということで、一松小学校の校長先生、長島校長とちょっと会談したんですけども、小学校のうちは体力づくりの時期、要するにこれからまだまだ成長する段階ということで、1時間目、2時間目、3時間目、それぞれの行間に休み時間があります。その休み時間、これはぜひともやはり外に出て体を動かしてほしい、体力をつくってほしい、それは校長先生と意見が一致しました。
 しかし、その午前中の授業が終わった後、給食の時間、これにおいては午前中目いっぱい勉強し、遊んだ後、給食の時間に涼しいところでゆっくり休ませて給食を食べさせてやりたい、そういう思いでランチルームにエアコンの設置が欲しい、そういう考えであります。
 ということで再度お伺いします。このことに関して、ランチルームにエアコンを設置することに関して当局はどう考えているか、再度ちょっとお伺いします。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。
           [学校教育課長 麻生祥一郎君 登壇]


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 先ほど村長からの答弁で、エアコン等も含めて検討すると答弁いたしました。そういうことで、ランチルームのエアコンといいますと、夏の冷房、期間が正味数えて35日程度、それも2時間ということで短い時間ですので、確かにエアコンがあればよろしいんでしょうけども、その他、他の方法がないかどうか。例えば日の入って来る南側によしずを設けるとか、あるいはニガウリといった、ああいったものを植えて日よけをつくるとか、いろんな方法もありますので、今後もちろんエアコンの設置も含めていろんな角度から検討してまいりたいと、このように考えております。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 今、学校教育課長からちょっと私が次質問しようとしたことを一部言われたんですけども、今、学校教育課長の方から話があったとおり、確かに給食室、ランチルーム等の窓際に今盛んに夏対策ということで特にゴーヤですね、こちらが窓際に使われています。これによって室温が二、三度下がるというような例もあります。
 今後検討してまいりますということですけども、もし23年度の予算に組み込めないようでしたら、こういう夏対策用、窓際の緑をつけるとか、そういう対策をぜひ進めてもらいたい。行く行くはエアコンの設置という方向で進んでいきたいと思います。
 ということでいかがでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 学校教育課長。


◯学校教育課長【麻生祥一郎君】 お答えいたします。
 エアコンの設置につきましては、建設コンサルタントに見積もりを依頼しましたところ、設計管理、工事費含めまして八積小学校で1,100万円程度、高根小学校で740万、一松小学校で740万と、工事費、設計管理等を合わせまして3小学校で2,500万円程度かかります。それで、文科省の補助金、ランチルームに対する冷暖房の補助金というのは今のところありません。ということで全額村単費ということになりますし、冬の暖房となりますと子供達の熱気でランチルームに暖房は要らないということで、冷房のみとなりますと、そういうことをいろいろ勘案しますと、もうちょっといろんな方法があるのかなということで、いろんな角度から検討してまいりたいというふうに考えております。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 小学校のランチルームに関してはこれで終わりにします。ちょっと質問の順序が入れかわってしまったので、大体結論まで行ってしまったということで終わりにします。
 次に、保育所ですけども、まず保育所の調理室、こちらに長生郡市内で他の市町でエアコンを設置している場所はありますか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。
            [福祉課長 野口和男君 登壇]


◯福祉課長【野口和男君】 長生郡市内で調理室等にエアコンを設置してある市町につきましては、長柄町、睦沢町、長南町、それと茂原市の私立の保育所の1ヶ所で設置してございます。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 仮に長生村の3ヶ所の保育所に設置するとして、その費用はどれぐらいになりますか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。


◯福祉課長【野口和男君】 概算になりますけども、3保育所で事業費として500万程度と見込んでおります。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 こちら、保育所に関しては国あるいは県からの補助はありますか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。


◯福祉課長【野口和男君】 県の担当課の方に問い合わせしましたが、調理室だけで補助の対象という事業はないということでございました。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 それでは、まず現場の声ということで一松保育所の保母さんの方に伺ったんですけども、やはり現在、保育所の調理室はエアーのダクト、これによりダウンフローにより調理師さんは暑さをしのいでいる、そういう状況です。お聞きのとおり、非常に夏場になると暑い、あるいは食材の方も心配だという意見を聞いてきました。
 そこで、調理師の健康面、あるいは食材の劣化、雑菌の繁殖、そういうもの対しての保健所からの要望とか指導、そういうものはあるんでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 福祉課長。


◯福祉課長【野口和男君】 毎年、保健所の立ち入り調査がございます。その中で、保健所からは調理室については窓を閉めた中で調理するのが原則ということで、夏場の暑い時期になりますと、それこそ窓を開けて網戸の状態で調理していますので、その点について保健所の方からは改善するようにというような指導は受けてございます。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 そこで、保育所の調理室に関しては早急なエアコンの設置が必要かと思いますけども、再度村長にお伺いします。どう考えておりますか。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 いろいろと実情をさらに調査して検討してまいりたい、そのように思います。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 じゃ、これでこの件は。
 次の環境問題に移ります。
 まず1点目、7市町村のごみの搬出量の現状と最近のとみの減量、増減の変化についてということで、平成17年度以降、ごみが毎年減少しておるということですけども、このことについて村はどうして減少したか考えておりますか。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。
           [下水環境課長 芝崎和弘君 登壇]


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 ごみの減少の原因という御質問でございますが、6月の議会で鈴木議員からも御質問があったかと思いますが、各住民の皆様型のごみの減量化への意識の浸透と、昨今の景気の低迷がごみの量を少なくさせている要因ではなかろうかと推測しております。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 それでは、ごみの出ている種別の中で、特に減少しているようなごみ、わかりますか。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 特筆にこのごみが減っているというようなものはございませんが、17年度と21年度を比較した数字を申し上げたいと存じます。可燃ごみにつきましては、17年度が4万8,265トンから21年度が4万2,730トン、不燃ごみが17年度が5,765トンから21年度が4,317トン、資源ごみが17年度が1万283トンから21年度が8,094トンと、広域全体でのごみの総量といたしましては17年度が6万4,314トン、21年度が5万5,142トンということで、先ほど申し上げましたように減少しております。比率にいあしますと約14%の減量となっております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 それでは、次の2点目、各家庭でのごみの焼却の可能なものとだめなもの、こちらについて具体的にできるもの、できないもの、品名で挙げてください。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 廃棄物処理法の解説等によりますと、農業を営むためにやむを得ないものとして行われる廃棄物の焼却といたしましては、農業者が行う麦わら等の焼却、たき火、その他日常生活を営む上で通常行われる廃棄物の焼却であって軽微なものとして、たき火、キャンプファイアー等を行う際の木くず等の焼却というふうに書かれております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 家庭で燃やしてはいけないもの、それはプラスチックとか廃プラ、あるいはスーパーの袋、そういうものと考えてよろしいですか。


◯議長【中村秀美君】 下水道環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 先ほどちょっと私、言葉が足りなかったんですけども、原則的には家庭では基本的には燃やしてはいけないというのが原則でございまして、先ほど申し上げたのは原則以外に例外的に燃やせるものというふうに申し上げたものでして、今議員がおっしゃったように、ビニール等についてはだめというふうにお願いしたいと存じます。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 それでは、家庭から出るごみ、これがやはり最近引っ越してきた人等で、生活環境保全条例が設定されてから年数経過とともに各家庭で燃やしている事例があると思いますが、その辺どうでしょう、わかりますか。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 家庭でのごみの焼却等は広報等によって不適性な焼却はしないようにと周知しているところでございますが、近隣住民の方からの通報等によりごみを燃しているというような場合につきましては、私どもが現場を確認し、個別に指導しているというのが現状でございます。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 それでは、家庭内で燃やしていい簡単な落ち葉とかそういうものですけども、それは小枝あるいは剪定した枝、そういうものが燃やせると思うんですが、これはどれぐらいの量までいいと考えていますか。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 どれぐらいの量までと申し上げることはなかなかできないと思っております。
 まず基本には、先ほど例外規定で燃してもいいものがあるんですが、そこの前提には他人に迷惑をかけないという条件がついております。ですので、その範囲の中で燃やせる量というふうに御理解いただければと思います。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 済みません、今のちょっと再確認させていただきました。
 というのは、最近、長生村も、人口8,000ぐらいのときから今約1万5,000、住宅が非常に多くなっています。それに加え、昔からのお宅、家に関しては、農家等を含め、非常に庭が広くなっています。そこで出た植木の刈り込んだ枝、その他もろもろ大量に発生していると思います。その枝を、あるいは残渣、燃やすことによって近隣にどうしても灰が飛んだり臭いが飛んでいったりということで洗濯物が干せない、あるいは車のボンネットが灰だらけ、網戸が詰まってしまったという相談が寄せられています。
 ということで、この残渣ですね、これを燃やすことによって公害にもなり、近所にも迷惑をかけるということで、これから堆肥化等のリサイクル、こういう方向に進んでいければなと思っておりますけども、どうでしょう。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 現在、長生郡市内では民間企業によりまして木の枝、落ち葉等のリサイクル事業が行われているところでございます。村によって小枝や落ち葉等のリサイクルの仕組みづくりにつきましては、実施主体を含めた調査をして検討してまいりたいと考えております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 リサイクル、これからもますます煙等を出さない方向、きれいな村を残すためにぜひ進めていただきたいと思います。
 そこで、このごみの件に関して最後になりますけども、9月でしたか、ごみの件に関して回覧板で啓発、回りました。12月の長生村の広報にもごみの問題を取り上げていただいたんですけども、非常に文章だけでわかりづらいのではないかと思います。平成13年ごろ、たしか生活環境保護条例が制定されたと思うんですけども、その後、家庭のごみ、野焼きが、焼却が禁止されたということで、各自治体、それぞれの啓発のパンフレット、こういうものをつくったと思います。
 ということで、再度こういう絵で見てわかるようなパンフレットで住民に周知、あるいは自治会の中での周知、そういう方向で進んでいただけたらと思います。いかがでしょう。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 確かに議員のおっしゃったとおり、私どもの方では野焼き等の問題につきまして9月には自治会の中に回覧をお願いしたところでございます。また、村の広報でも今年においては8月号、12月号で掲載したところでございます。
 内容につきまして、確かに文字だけということでわかりづらいということであれば、今後は絵とか写真とかを入れてわかりやすい、訴えやすいようなものを掲載し、積極的に周知啓発活動を続けていきたいと思っております。
 なお、個別の案件につきましては、現地を確認して、今後とも従前どおり指導していきたいというふうに考えております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 ありがとうございました。
 では、次の問題に移ります。
 3点目、村の道路についてですけども、村でも、農家組合あるいは自治会を通して、道路の路肩の崩れを防止するために除草剤の使用は控えてください、そういうPRをしているんですけども、また道路のパトロール等をしているところであります。
 そこで、今、村内で何ヶ所ぐらいの道路の破損箇所を把握しているか、今年度分だけでもいいです。お願いします。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。
            [建設課長 田辺善治君 登壇]


◯建設課長【田辺善治君】 ただいまの道路の補修箇所ということでございます。これにつきましては今年度4月から11月までに道路の補修をした箇所ということでございますので、まず路肩の砂除去、これが35ヶ所、これは海岸の道路の砂の除去等も含まれております。それから、砂利道の砕石敷きならしや整地が約20ヶ所、それから路肩の補修ということで、これが17ヶ所でございます。あと、舗装の穴埋め等の点々舗装ということで、これが19ヶ所となっております。
 あと、ちょっと大規模なものになりましては、舗装修繕として直営でオーバーレイなどの舗装を3ヶ所行っております。
 以上でございます。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 それでは、村道の中で非常に狭いところ、路肩等の崩れた場所、こういうところでやはり自転車の車輪をとられたり車が脱輪して動けなくなった、あるいはつまずいて転んだ、捻挫した、そういう意見が多く来ています。
 中には非常に狭いところ、通りすがりができなくて、ある中学生が100メートル以上先で待っていてくれて、広いところで、ある老人の運転する車を通してくれた、そういう意見も来ていますので、非常に喜んでいたところなんですけども、そこで再度、これから村民とともに村内、協働村づくりということで非常に協力していただかなきゃいけないんですけども、除草剤の使用、これに関して村としてはいつごろ、除草剤の散布が非常に多く行われているかと思いますが。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 ただいまの御質問は、路肩への除草剤の散布ということでございます。これにつきましては、除草剤は主に田植え前、それから稲刈り後ということで、稲があるときは除草剤は控えておりますので、その後に多く使われているという状況でございます。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 それで、これからの村内、これ自治会を通して農家組合だけでなく自治会に入っていないお宅もあります。田んぼだけじゃなく道路の脇、あるいは極端に言うと道路よりも宅地、あるいは隣接した土地の方が低い、そういうところがあって、非常にそういうところでも崩れているという現状で、農家だけではなく自治会も、それから自治会に入っていないお宅も含めてこれからどのように周知し、村民の協力を得ようとしていますか。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 路肩のこれからの保護ということでございます。まず、路肩につきましては道路の一部ということで、これは道路の余裕幅として交通の安全性及び快適性を寄与するもので、維持管理の行き届いた路肩は道路の美観を高めるものであります。
 村道にあっては狭隘な道路が大半を占めてございます。車道確保を優先するため、十分な路肩の確保がなされていない道路も多く、道路の維持管理の不備が、先ほど石川議員おっしゃるとおり、直接事故につながるおそれもございます。交通安全の観点からも、沿道に住まいや土地を所有している方々にも路肩の重要性を認識していただき、村の広報等により周知し、また先ほど言いましたように自治会長会議や農家組合長会議などを通して、住民共有の財産であります道路を次世代まで利用する意識を高めていただくよう、住民協働作業での維持管理に御協力をいただきたいと思っております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 ありがとうございました。
 次の質問の答弁に移ります。
 次に、花いっぱい推進運動についてですけれども、私も花が好きで、非常にこれからまたぜひとも参加してやっていきたいところなんですけれども、今、花いっぱい運動に11団体がサポーターとして参加していただいているということですけども、この他にもあじさいの会とか、そういう団体、加入していない団体があると思いますが、その辺を把握していますか。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 11団体は申し込みのあった団体ですので、活動をなさっているんだけども登録のない団体というのはあるやもしれませんが、私どもは登録された団体のみ把握しておるのが現状でございます。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 それでは、これからもぜひともこういう会があるということで、個人、団体を問わずいろんな方に入っていただきたいと思います。
 次に2点目、次年度に向けた推進協議会の活動強化、あるいは目標がということで、これ、自治会の皆様を初めたくさんの住民に協力を願い、花いっぱい運動推進協議会が目指すということですけども、とにかく村民の参加、これを大勢参加してもらって花いっぱいになることによって村内がきれいになれば、前段で質問したごみの問題、ごみのポイ捨て等も非常に少なくなると思います。
 それで、これから村民に個人、団体を問わずぜひ入っていただきたいということで、ぜひともPRをお願いしたいんですけども、その辺、どういう形でPRできるか考えておいででしょうか。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 まず、どういった形でやるかということは、推進協議会の皆様方にお話をいただいているところでございます。11月には、花いっぱい運動推進協議会よりも活動に対して補助金をいただきたいという申請が出されたところでございます。村としましては、花いっぱい運動推進協議会に対して補助金について十分検討し、活動の支援をしていきたいとは考えております。
 また、併せて、多くの住民の参加を求めて、花いっぱい運動が活発に活動できるような支援をしていきたいと思っております。併せて、広報活動も含めて参加者を募っていきたいというふうに考えております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 それに伴って、今後の活動の中で村の補助、推進、そういうものを含めて今後、花のコンクール等、各団体ごと、個人でもいいです、開くような計画していただけませんでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 下水環境課長。


◯下水環境課長【芝崎和弘君】 現在の花いっぱい運動協議会は、まだ活動が始まったばかりでございます。現在、活動の和を広げているところでございますので、今後、花いっぱい運動を進めていく中でコンクール等については推進協議会の中で検討していきたいというふうに考えております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 2番石川君。


◯2番【石川吉一君】 ありがとうございました。ぜひとも計画をお願いします。
 最後に、私の意見として、鵜沼堰の西側に新しい信号機がつきました。その角に立派な花壇も今できたばっかりなんですけども、そういう花壇ができています。ここにちょっと写真を持ってきたんですけども、これ、福島県川俣町国道118号線、その一角です。ちょうど同じような感じだったので、ちょっと写真を合わせて持ってきたんですが、福島県では県を挙げて花のコンクールを実施しているそうです。この川俣町においては町からの補助で苗から土、養土あるいは花の種、そういうものを支給して、各自治会ごとあるいは団体ごとにそういう活動をしてもらっている。かなり盛んな活動をしているそうです。6月1日、町内一斉に苗木の植えつけ、そういう活動をしているところです。
 ぜひとも長生村もそういう形で将来持っていければすばらしい、花のいっぱいな村になるかと思います。最後に私の意見として、これで終わりにします。ありがとうございました。


◯議長【中村秀美君】 以上で、2番石川君の一般質問を終了します。
 ここで暫時休憩とします。なお、会議の再開は15時5分といたします。
               午後2時53分 休憩

               午後3時04分 再開


◯議長【中村秀美君】 休憩前に引き続き会議を再開します。
 7番小倉君。
             [7番 小倉利一君 登壇]


◯7番【小倉利一君】 議席7番、小倉でございます。議長のお許しをいただきましたので、通告に従い質問を行わせていただきます。
 最初に、村政の執行に当たり努力されていることに感謝申し上げます。ありがとうございます。
 前2回の一般質問でも特産品の青のりや農産物加工場について取り上げましたが、長生村の産業の推移、諸観光はいまだ活路が見出せない状況が続いていると判断されます。総合開発審議会委員を努めておりまして、その中でも討論の主たるものは産業活性化を重点目標ととらえた施策を講じる要望でしたが、総合計画自体が玉虫色の抽象的な表現に終わっております。突き詰めた話になりますと、それは実施計画でということになり、我々の意見というものがやはり重要視されないといいますか、検討するという段階でとどまってしまいます。反映されないのが現況ではないでしょうか。
 それゆえ、来年度の予算編成時期に当たり、要望の多い財源の確保や雇用の促進につながる産業活性化について具体的な施策を考えているか、石井村長にお伺いいたします。よろしくお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 7番小倉君の御質問に対する当局の答弁を求めます。村長。
             [村長 石井俊雄君 登壇]


◯村長【石井俊雄君】 7番小倉議員の御質問にお答えをいたします。
 質問事項1、長生村の産業活性化についての1点目、来年度の予算編成時期に当たり、要望の多い産業活性化について具体的な施策を考えているのか、村長にお伺いしますとのことであります。
 私が村長に就任をしてからのことでありますけども、観光に関する村づくりに関するあらゆる課題について、総合的に企画、検討、調整を行い、観光資源や特産品の開発などを研究することを目的に村観光協会、商工会、JA長生、その他趣旨に賛同する方を構成員として平成17年3月15日に観光村づくり研究会を設立し、長生き農業体験ツアー、落花生オーナー制度などを実施してまいりました。
 来年度の事業につきましては、現在予算編成中でありますので具体的な事業については御答弁できませんが、これらの活動結果をもとに農業、商業が連携し、地域が活性化できるような施策を実施してまいりたいと考えております。
 以上で、小倉議員の第1回目の質問に対する1回目の答弁とさせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 7番小倉君。


◯7番【小倉利一君】 御答弁ありがとうございました。しかしながら、私の求めている内容とは大きくかけ離れているように思います。内容は6月の質問時の内容と大した変わりはなく非常に残念でならないのですが、私が質問したことは雇用の促進や財源の確保につながる施策についてということで、これはまだお答えできないということでございます。
 そこで、今、国においてTPPの推進、農業法人による生産性の向上を目指し推奨しております。TPPに対してJAを初め農業団体関係者はこぞって反対をしているが、TPP農業法人が参入した場合、本村農業を初め産業に対する影響をどのように考えておられるか、村長に伺います。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 具体的な数値は今手元に資料がありませんので、何千万、何億円などの打撃ということにはすぐお答えできませんけども、国全体ではたしか大変な数字が出ておりますし、千葉県全体でも1,400億円の打撃があるということで、本村における打撃も産業課長を通じて県との協議の中で一定の数字はもらっております。
 したがって、TPPについては非常に長生郡内の6人の町長、私を含めて好ましくないということで、民主党の県本部の方に、反対であるということで意思表示を伝えてきているのが現状であります。


◯議長【中村秀美君】 7番小倉君。


◯7番【小倉利一君】 ありがとうございます。TPP問題につきましては日本の農業従事者を無視しているような政策に思えてなりませんし、断固反対する1人としまして、これからの農家を初め各産業の活性化を大きくとらえて検討を実施する時期だと考えます。
 確かに、産業活性化の取り組みは企業、事業主や事業主体がベースとなってやらなければならないということはわかりますが、テレビ等を見ていますと、行政が先頭に立って成功した例が目につきます。この不景気を打破し、村が真に豊かになるための収入源の確保や雇用の促進が図れる事業や施策を期待しております。
 先ほど説明もありました村長直属の観光村づくり協議会をさらに発展させるか、別の専門分野で協議会等を早急に立ち上げてこれらを実行すべきと考えますが、村長はどう考えておられますか。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 観光村づくり研究会の発足をしてから数年がたつわけでありますけども、現在、各団体の長、例えば商工会の会長さんだとか、いろいろ各団体の長の方がお集まりをし、協議をしております。私は先ほども答弁申し上げましたけども、個人の方、つまり小倉議員でも結構でございます。もっと真剣に村の産業や活性化を、特産品の開発を含めて考えてくださる方にもっともっと観光村づくり研究会の中に入っていただいて、一緒に議論、研究、調査、そういうものを深めていければ非常にいいんじゃないかなというふうに1つ思います。
 もう1つ、別の諮問機関の設置について考えていないのかということでありますけども、今、商工会の皆さんの方から何回か私のところにお越し下さっているんですけれども、道の駅の設置についていろいろと商工会の中でも補助金をいただきながら、講師を入れた形での調査研究を始めています。
 道の駅の設置について、村と連携をとって検討委員会なるものをつくったらどうかということで、今、協議を始めているんです。だから、双方で条件が整えばその設置に向けての検討委員会が発足することになるかと思います。
 今、それが1つ具体的な、商工会の皆さんが一生懸命に考えてくださっている具体的な村に対するアクションとして1つそういうことがありますので、お知らせをしておきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 7番小倉君。


◯7番【小倉利一君】 確かに私ども議員全員に、1月20日、そういった意味合いの懇談会の案内をいただいております。その中で発展的な意見あるいは活動ができればとは思っておりますけども、それにつけても村当局の応援は欠かせないものと考えますし、TPPを今の現民主党は推進しておると判断しております。完全にそれこそ日本の農業を切り捨てるというような政策ではないか。あるニュースによりますと、日本の産業、電気、電子、あるいはそれらのもののためにTPPに参加というような、自動車、電気、電子ですね、こういう強い産業だけを残すと、それを助けるために考えられているような兆候も見られますし、TPPを採用することによってGDPが上がるとか、数値で予想しているところもありますけれども、それこそ今やTPPにもし参加したならば、農業分野においても特殊なもの、ブランド化したもの、あるいは特産品をそれに便乗して輸出していくような、そのぐらい大きな目でとらえた政策が必要ではないかと考えますので、それにつきましてはそれこそ村当局の協力をいただきながら産業化、雇用の促進までできるような大型なものを要望して終わりたいと思います。ありがとうございます。


◯議長【中村秀美君】 以上で、7番小倉君の一般質問を終了いたします。
 次に、15番関君。
             [15番 関 克也君 登壇]


◯15番【関 克也君】 ただいま議長から許可がありましたので、この場所から一般質問をさせていただきます。
 私、日本共産党の関でございます。いつも住民が主人公という立場から質問をさせていただきます。
 今日は、1つ目に村長の政治姿勢について、2つ目には国民健康保険について、3つ目には国道128号線沿いの信号機設置等についてということで、3点にわたって質問させていただきます。
 1点目は、村長の政治姿勢についてというところで、1つに、先ほど小倉議員もお話がされておりましたけども、TPPの問題についてであります。
 これについては、村を挙げて反対の表明をする必要があろうと私は思っております。環太平洋戦略的経済連携協定、これを略してTPPと言うようでありますけれども、これが進んだ場合の長生村の農業生産や産業、環境への影響について、村が今とらえているその影響、ある程度わかっていることについて答弁をいただきたいと思います。
 長生農協さんがこのTPPについては反対の立場からの請願を長生村議会に出すという動きが今ございます。環太平洋戦略的経済連携協定、この問題で、中には1次産業の割合は日本で1.5%だけだと、これを守るために98%の産業を犠牲にするのかと、そういう触れ込みで参加促進を言う人がおりますが、これは間違いであります。このTPPの恩恵を受けるのは国民ではなく、ほんの一部の大企業であります。
 実は、政府、内閣府の試算によっても、日本全体でこのTPPが進んで関税が撤廃されるということが全面的に行われると、GDPと言われる国内総生産の全体の増加はわずか0.48%から0.65%程度であるというふうに試算もされております。実は、伸びる産業もあれば、逆に破壊されてしまう産業もあるからであります。農林水産省の試算では、この関税の全面的な撤廃で農林水産業全体では4兆5,700億円が失われるという試算であります。
 それだけではありません。実は、農業にかかわる関連産業が広くありますから、雇用は350万9,000人も失われるとしております。
 また、日本は実は、輸入の産物の平均関税率でいいますと、日本の関税率の平均が11.7%、12%程度だということであります。これがその表でありますけれども、先進国の中でも日本よりも平均関税率が低いところはアメリカぐらい。日本で12%程度で、隣の韓国では50%を超える平均関税率ということであります。世界の中でも最も農産物の平均関税率は低い、これが日本の現状の状態であります。だから、農産物の輸入という点では、その規模で世界一大きい準輸入大国というのが今の日本の状態で、この低関税の状態を進めてきたために国内の農業がどんどん衰退してきたと、これが歴史的な経過であります。
 国民の安全・安心な食料を確保する、このことを進めるには、今極端に低下した食料受給率、約40%、カロリー自給率でありますけども、これを引き上げることこそ今必要であります。関税などの国境措置を維持強化して食料主権を保障する貿易ルールの確立が日本では特に求められています。
 ところが、このTPPに参加を進めた場合は食料自給率がとんでもなく下がる、13%程度に低下をすると、これは国が見込んでおります。日本の独立を食料の分野から放棄する間違った政策がTPPの参加ということになると言わなければなりません。
 ここでは、まずTPPという連携協定に日本が参加した場合、村の農業生産や産業環境への影響がどの程度あるのか、見込まれるのか、村の答弁をよろしくお願いします。
 次に、住民が主人公の立場での村政運営について、政治姿勢ということで伺います。
 今、長生村で、各種審議会で住民の意見をどのように反映させるのか、こういう問題は最近、昔と比べれば進んで来ていると思います。特に公募の委員の導入のあり方について、村の考えをここではお聞きしておきたいと思います。
 近年の例では、総合開発審議会に村民の代表者3名という枠の中に広く村民から公募をして村民代表を選ぶ、3人ということで公募を導入した経過があります。総合計画の策定に当たりましては、住民策定会議のメンバーを公募で選ぶというやり方がこの間行われました。公募の委員の導入というのは、住民の声を直接取り入れるすぐれた側面を持っていると思います。その意見が筋が通っているならば、厳しい意見であっても聞く耳を持つ姿勢、取り入れる姿勢が求められています。公募の委員の問題で村の考え方をここでお聞きします。
 次に、国民健康保険についてであります。
 これ、前回も質問いたしましたが、国民健康保険の広域化、県段階で統合するという方向について反対してほしいという立場でここではお聞きをいたします。
 前回の質問で、国が国民健康保険料を均一にするため、市町村の一般会計繰り入れをゼロにして、保険料の値上げに転嫁せよというような通達を国が出していることを紹介いたしました。最近で、毎日新聞の11月18日付で、この国保の広域化、都道府県の運営に切りかえるということですが、これについて新聞のアンケートで県レベルでの県知事さんへのアンケートですが、29都道県が反対であるというアンケート結果が出ました。
 反対理由の多くは、国民健康保険への国庫負担を引き上げることなど、国が財源確保に責任を持つべきだということが挙げられています。このアンケートでは、賛成は47都道府県のうち4県だけでありました。
 国民健康保険の広域化を進めるというねらいは、市町村の一般会計繰入金を廃止し、医療費が増加をすれば、あるいは国保税の収納率が低下をすればストレートに保険料の値上げにつながる仕組みをつくることであります。これは住民の願いに反する方向ですから、広域化について村長の見解を改めてお聞きいたします。
 もう1点、国民健康保険で国民健康保険法の44条、医療費の一部負担金減免制度の実施についてお聞きをいたします。
 今年の9月13日付の厚生労働省の通知では、大ざっぱですけれども、被保険者世帯の収入が生活保護基準以下になる場合とか、預貯金が生活保護基準の3ヶ月分以下になる、そういう場合について基準というのをつくって、医療費の一部負担金の減免ができる制度を実施するんだと、そういう統一基準を国が示したと言われています。村は、国の基準が示されれば一部負担金、医療費の窓口負担、今は3割負担ということでありますが、これを免除したり猶予したりできる制度を村が基準をつくって実施をするとしていましたので、村の方針を、現在の考えをここでは答弁をいただきたいと思います。
 最後に、国道128号線沿いの信号機の設置の問題等であります。
 国道128号線のベイシアとしまむらのところの、ぱっと見たところT字路でございます。村道と国道が交わるところでありますが、この信号機の設置と周辺の補導等の設置整備について、横断歩道も含めてですが、村の見解をここで伺います。最近では一宮の宮原交差点の信号機の改善が行われましたが、この信号機と連動する方法で今言いましたベイシア、しまむらのところの国道交差点の信号機設置が求められると考えますが、その可能性も含めて村の見解をここでは伺います。
 今回質問している交差点は、地元からも以前から要望が出ているところであります。ここから茂原方面に国道を向かいますとベイシアやコメリやオートアールズやガソリンスタンドなどが国道沿いに並んでおりまして、国道沿いの歩道も設置されておりますが、ところが国道に横断歩道が1つもありません。村民が徒歩や自転車で買い物に来た場合に横断しづらい箇所であります。
 また、信友から車で国道に出る場合、国道が混雑していれば右折ができないところでもあり、どうしても改善が必要であります。この改善について、村の取り組みと改善策について見解をここではお聞きいたします。
 以上、第1質問とさせていただきます。よろしく答弁をお願いいたします。


◯議長【中村秀美君】 15番関君の御質問に対する当局の答弁を求めます。村長。
             [村長 石井俊雄君 登壇]


◯村長【石井俊雄君】 15番関議員の御質問にお答えをいたします。
 質問事項1つ、村長の政治姿勢についての1点目、TPPが進んだ場合の長生村の農業生産や産業、環境への影響についてとの御質問であります。
 環太平洋戦略的経済連携協定TPPは、関税撤廃の例外を認めない完全な貿易自由化を目指したものであり、締結すれば、国内農業はもちろん、本村の農業も壊滅的な打撃と受けるものと懸念しております。千葉県の試算をもとに本村の主な品文句の影響額を算出しますと、米では7億7,000万円、畜産では3億5,000万円の影響額があるものと推測をいたします。先ほどちょっと記憶違いの数値を言ってしまいまして申しわけございませんでした。
 このようなことから、長生郡町村会において各首長連名で、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)への参加反対に関する要望書を平成22年11月24日付で民主党千葉県総支部連合会代表あてに要望したところであります。
 2点目であります。
 各種審議会等で住民の意見をどのように反映させる考えか、特に公募委員の導入のあり方についてとの御質問であります。
 住民の皆様野意見を取り入れるための方法といたしましては、住民の意向調査の結果もとに各種審議会等で審議していただく方法と、各種審議会等の委員に住民の代表者をお願いし、直接御意見をいただき審議していただく方法がございますが、いずれの方法にいたしましても政策形成過程から御意見を伺い、村政運営に反映をいたしております。
 また、公募委員の導入のあり方でありますが、現在策定を進めております第5次総合計画で申し上げますと、政策形成過程の初期の段階では、住民策定会議の委員を公募により実施したところであります。政策形成過程の周期であります現時点では、総合開発審議会で審議をお願いしているところでありますが、総合開発審議会における住民の代表者は子育て支援の村を実現するため、各小学校のPTAから女性会員の推薦をいただき、子育て世代の御意見を伺っているところであります。
 このように、政策形成過程の熟度によりまして異なりますが、村といたしましてはできる限り公募による住民の登用に努めているところであります。
 質問事項2、国民健康保険についての1点目であります。
 国民健康保険の広域化が保険税の値上げにつながる仕組みづくりで、住民の願いに反する方向であり、そのことへの村長の見解はとの御質問であります。
 現在の市町村国保の現状は、小規模保険者が多く財政が不安定となり、安いことや、被保険者の年齢構成や所得分布の差異が大きいこと、医療保険の偏在によって医療給付金の格差が生じていることなどの構造的な問題を抱えております。被保険者から見れば、保険給付は全国共通であるものの、保険税は市町村より大きく異なることは不公平感があり、何らかの改善が必要と考えております。
 また、御質問の医療費の増加や国保税収納率の低下が直接保険税の値上げにつながる仕組みづくりであるとの御意見でありますが、これ以上、国が負担を減らし、市町村被保険者の負担が増えるということはあってはいけないことだと考えております。
 いずれにしても、国政問題でありますので、今後の推移を見守っていきたいと思っています。
 2点目、国保法44条の医療費の一部負担金減免制度実施について、村の方針はとの御質問であります。
 この件につきましては、御質問のとおり9月13日付の厚生労働省からの通知で統一基準が示されましたので、村としても基準に準拠した要綱を平成23年4月施行に向け、現在作成中でございます。
 質問事項3、国道128号線の信号機設置等についての1点目、ベイシア、しまむらのところの信号機の設置と周辺の歩道等の設置整備について村の見解はとの御質問であります。
 金田地先の国道128号線周辺にはベイシアを初め大型店舗が建ち並び、これらを利用する方を含め、国道128号線の交通量が増加し、朝夕大変混雑をしており、渋滞もたびたび発生し、時には八積小学校付近まで達することもあり、地元の皆さんには大変御迷惑をおかけしております。
 特に、信友方面から国道に出るしまむら前交差点の信号機設置については、行政区域が一宮町でありますが、長生村の住民が多く利用しておりますので、長生村から平成15年、19年の2回、茂原警察署に信号機設置の要望書を提出しております。
 しかし、宮原の交差点に接近し、信号機を設置した場合、さらなる渋滞を起こすことも予測され、またこの交差点はベイシア電器への進入道路もあり、変形交差点となり、交差点の改良も必要となりますので、信号機設置についてもなかなか進まないのが現状であります。
 なお、ベイシアに対しまして、利用者の安全確保のため、混雑時の交通整理のため、交通誘導員を配置するよう要望しております。
 今後も、村では、ベイシア周辺の交通安全対策として信号機の早期設置や横断歩道の設置について、茂原警察署並びに国道管理者の千葉県などの関係機関に強く働きかけをしてまいります。併せまして、周辺の各企業にも交通安全対策に協力していただけるよう要望してまいりたいと思います。
 次に、周辺道路の歩道等の整備についてでございますが、現在、村道1の5号線、通称高根7メートル道路でありますが、新地交差点まで片側歩道で整備されております。この村道1の5号線信友地先の歩道整備につきましては、長生村道路整備計画に基づき、第5次総合計画で位置づけし、歩道整備を進め、交通安全対策を図ってまいりたいと考えております。
 以上で、関議員の第1回目の御質問に対する1回目の答弁とさせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 それでは、一問一答で質問させていただきます。
 最初に、村長の政治姿勢についてのところで、先ほどの連携協定、TPPに反対を表明することについてから入らせていただきます。
 先ほどの答弁ですと、長生村で米で7億7,000万円程度の減産になる、畜産では3億5,000万円の減産、産出量が減るというふうな答弁でありました。それだけ打撃を受ける根拠とその内訳について、もう少し詳しく答弁をいただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 産業課長。
            [産業課長 小倉健壽君 登壇]


◯産業課長【小倉健壽君】 まず、算出の根拠でございますけども、こちらにつきましては、千葉県で発行しております千葉県生産農業所得統計の平成18年度の数値でございます。統計数値としてはこれが最新のものでございます。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 今の根拠の県の農業所得の統計、18年度ということでありました。これが一番新しいということであります。村全体の県の統計による総額の算出額及び影響を受ける分野の算出額で、それぞれ全体では何%の減額になる見込みという試算になるのか、あるいは、部分的に米ではどの程度の減額になるのか、畜産ではどうなのか、その辺のところをもう少し答弁いただけますか。


◯議長【中村秀美君】 産業課長。


◯産業課長【小倉健壽君】 算出の影響額でございますけれども、米では7億7,000万円ということで、全体の94%でございます。それから、落花生につきましては2,000万円ということで、39%の影響額でございます。畜産につきましては3億5,000万円ということで、こちらにつきましては100%の影響ということでございます。全体では11億4,000万円の影響額ということで、長生村の算出額の54%が減少するものということで見込まれるものでございます。こちらの算出につきましては、農林水産省が公表しております試算をもとに算出しているものでございます。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 今の答弁のとおりで、これは農水省の方が一定の算出基準に基づいて、関税が全面撤廃された場合にどれだけの全国的な影響を受けるのかというのを試算した、それをもとに千葉県でも試算して、それと同じ考え方で長生村でも試算した内容が今言われた米で、これは94%減ですからほとんどであるというような状況があろうかと思います。
 これは、この中身がなかなか大変で、農水省の試算ですと細かい、これはホームページからとったんですけども、どういう影響を受けるのかというのを産品ごとに、米、小麦、大麦とかという形で影響額を試算しています。その中で農水省の補足資料というのがあります。この中にもうちょっと詳しく計算した根拠が書かれていまして、例えば米ですと外米がどういう値段で入ってくるかといいますと、1俵3,000円台ということであります。農水省の試算ですともうちょっと細かくて、外米が入ってくるのはキロ当たり57円、1俵で3,400円台という、これが簡単に言ったら日本の国民の食味に合った、例えばコシヒカリとかという形で入ってくるということだと思われます。この値段だけいったらとんでもない差額の金額で、4分の1以下といいますか、そういう価格で入ってくるという試算であります。
 しかも、有機米等の差別化された国産米しか残りませんという試算で、残った有機米等の米でも1俵1万円台に値段が低下するという考え方が示されています。主食の米が国内で生産できないという状態に落ち込むわけであります。力のある専業農家ほど農家をやめていくということになりかねないんじゃないかと。こういう流れでもし進んだ場合、食料自給率が13%ですから、国内でどういう状態が起こるかというのは、農業が関連する組織がなくなっていくということになる可能性があります。秋にその米が並ぶという状態はなくなって、水田の緑がなくなるということが十分考えられます。
 もしそういう状態が進んだ場合に、農業は気候に大きく左右されますからなかなか大変で、凶作も起こります。最近の気候変動を見ますと世界的な凶作が起これば、日本の場合、国内で生産できないとなれば、農産物が安い値段で入ってくると思ったのが全く入ってこない。食料不足と価格の高騰に見舞われて被害を受けるのは国民ではないかというふうに考えるべきだと思います。
 この問題は、国民の食料を、安全・安心できる食料をできるだけ国内で身近なところで生産をしていく、そういう国づくりの問題ですから、特に農村地域で米を中心にやっている長生村の場合、村を挙げて反対できるし、反対すべき課題だと思いますけれども、村長の見解をここでは改めてお聞きして、今後もし一定の行動をされる考えがあるとすれば、そういうことも含めて答弁をいただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 このTPPの問題は本当に大変な問題だと思っています。特に、ねらいは小倉議員が御指摘をしましたけども、日本の工業製品をできるだけ輸出し、そして農業を結果的につぶしていく、そういうことになるのではないかということで本当に心配をしております。
 また、海外から食料が入ってきますと、赤道直下の高温のところを通ってくる中での燻蒸だとか、そういった意味で食料に対する安全性が非常に心配される、そういう意味も含めて、総合的な考え方を持ってTPPについては村を挙げて反対していけるようになればいいなと私は思っております。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 ここは今村長が言われたとおりだと思いますので、私も、村民へのお知らせも含めていろんな立場でこの問題については思想信条の違いを超えて反対していくべきだろうと、そのことがこれから必要だろうなというふうに改めて感じております。
 次に、住民が主人公の立場での村政運営ということで公募委員の問題であります。まず、今、村が直面している総合計画の策定に当たっての問題でお聞きします。
 総合計画に住民の意見を反映するという流れで来たと思います。私は、住民策定会議などで住民の意見が出されて記録に残った場合に、できるだけその内容を公開、公表すべきだと思います。住民策定会議の報告書というのが議員には配られました。策定住民会議におけるまちづくり提案書という冊子であります。
 これ、ざっと読みましたけれども、参加された委員は非常に有意義な会議であったというふうに書いてあるのが多いです。全体のまとめもきちっとまとめてはいると思います。ただ、これが総合計画にどれだけ反映されていくか、具体的に反映していくかというのはまた今パブリックコメントで住民に意見を求めていますから、もう少しこれからの課題もあろうかと思います。
 それで、この総合計画の策定に当たっては総合開発審議会での論議もありますから、総合開発審議会の会議録の公表も含めて、住民策定会議の公表も含めて、できるだけ情報公開をしてほしいと私は思いますけれども、村の考えをこの点でお聞きします。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。
           [企画財政課長 田中孝次君 登壇]


◯企画財政課長【田中孝次君】 村の方では情報公開条例がございますので、公開できるものは極力公開をしていきたいというふうに考えております。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 そこで、今、12月1日から28日まで住民に意見を求めるパブリックコメントという手続をやっております。これにはぜひ、例えばですけれども、ホームページにこういう住民策定会議で出された報告書の中身だとか、あるいは総合開発審議会の途中までの経過だとか、そういうものをホームページに載せるとか、あるいは積極的に村から住民に公表するとか、そういう手段はとれないでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 今日、議員の皆さん方の方へお手元に配られました住民策定会議の御意見、これは準備次第ホームページの方にも載せたいとは思いますが、あと総合開発審議会の議事録等については、これはホームページに載せるべきじゃないと思っておりますので、これは窓口に来ていただければ公開できるものについては全て公開する、先ほど申し上げたとおりでございます。そのような形で住民の方々に広く公開はしていきたいというふうに考えております。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 住民策定会議の提案書についてはホームページ等で公表するということですので、ぜひそれはよろしくお願いします。
 やはり、公表して住民に村のやってきたこと、あるいは総合計画ができる経過というものをお知らせしながら意見を聞くということが、住民からも村がそういうふうに情報公開するという積極的な姿勢を見せることで意見も細かく上がってくるというふうに私は思います。
 次に、総合開発審議会の公募委員の経過について、ちょっとここでお聞きします。
 総合開発審議会で公募委員を3人選ぶということが行われましたが、残念ながら今は公募委員はありません。この公募委員を3人選んだその経過と理由について、村の見解をここではお聞きします。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 まず、総合開発審議会の中には村民代表者3名という構成の項目がございます。そこで、平成19年度に、年度でいえば18年度ですね、19年度にたまたま改選がございました。そこで村民の皆さん、いわゆる住民の方々の、従来は村民の代表と、その3名については村の方から村長名で指名したという経過がございますが、19年度の改選時ではその3名のところに広く村民の声を受けましょう、聞き取りましょう、それで自主的な村民の参加という意味合いを含めて公募をしたという経緯はございます。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 公募委員が3名、応募があって選ばれて正式の総合開発審議会の会議が行われたと思いますが、公募委員が参加された審議会は何回、2年間が任期ですから何回行われましたでしょう。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 公募委員が参加された会議は、おっしゃったとおり2ヶ年の任期でございますが、たしか1回だったというふうに思います。といいますのは、総合開発審議会は村の、皆さん条例あるかと思いますが、重要な案件ですとか大きな土地利用等々についての審議をするところでございますので、その案件がないとやらないということもございますので、御質問に対してはここについは1回だったというふうに認識しております。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 公募委員にせっかく選ばれて、たった1回で会議が終了してその後なかったということだと思うんですが、問題はその後2年経過して、その次の公募が行われない、推薦で選ぶということになったようでありますけども、公募をやった理由をもう1回答弁いただきたいのと、やめてしまった理由を答弁いただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 まず、公募の最初の趣旨は先ほど申し上げたとおり、この構成委員の中の住民代表者3名という項目の中で、従来村の方で指名という形で選出させていただいておりましたけれども、住民の自主的な参加と幅広い意見を求めたいということで公募による選出をしたという経緯がございます。今先ほど申し上げたとおりでございます。


◯15番【関 克也君】 やめた理由。


◯企画財政課長【田中孝次君】 失礼しました。やめた理由といいますのは、特に意見を広く聞かないという意味合いではなくて、今回たまたま第5次総合計画、先ほど村長の答弁の中にあったと思いますが、第5次総合計画を作成するに当たりまして、子育ての方々、子育て中と言った方が正しいと思いますが、そういう方々の意見を積極的に取り入れたい、生の声をできるだけ直に聞きたいというような意味合いを持ちまして各PTAの方から選出いただいたというんでしょうか、そういう方々に住民代表の3名の中に参加をしていただくというようなことがために、やめたというのではなくてそういう理由から公募ではなくそういう形をとりましたよということでございます。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 今、実際公募をやめたということではないけれども、子育て支援中の方の、多分女性だと思うんですけども、女性の方の意見を取り入れるという意味でPTAの方からの推薦をいただくということで3名というふうにしたという経過でよろしいんですね、考え方。よろしいんですね、そういう考え方で。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 そのとおりでございます。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 ここで、先ほど言われたとおり、住民の幅広い意見を聞こうということで公募による委員を住民から積極的に応募をいただいて、広く意見を求めるという制度にして始まったものが、残念ながら今度は推薦に変えられてしまったということで私は非常に残念に思っているんですけども、たった1回公募の委員が参加された総合開発審議会で、例の駅北側周辺整備の本当の最初のころの計画が固まっていない時期ですけれども、意見として公募委員が発言をしているのを議事録で見させていただきました。
 これ、なかなかいろんなことを言っていまして、傍聴を保障するべきじゃないかとか、これもある意味では積極的な意見です。駅の北側と南側を一体的に考えるべきじゃないかとか、都市計画道路は見直すべきじゃないか、こういう意見がきちっと出ておりました。その意見を出して2年間そのまま放置されたというのが、実は公募委員の方の声であります。
 しかも、もっと問題なのは、一方的に解任の通知が届いたといいます。本来であれば、解任するというのではなくて再任を妨げないという要綱になっていますから、再任してもよろしいという要綱になっていますから、委員の方の意見をちゃんと聞いて、次にこういう考え方で公募をやめて推薦いただくということに一度変えたいと思っているんですけども、継続するのを大変申しわけないんだけどやめていただいて、今回は辞退していただけますかという声かけが行われていればいいんですけども、一片の文書で解任通知が送られてきたというのが事実のようであります。この点は事実ですか。


◯議長【中村秀美君】 企画財政課長。


◯企画財政課長【田中孝次君】 それぞれのとらえ方だとは思いますが、村の方からあなたは解任ですというような通知は出していないつもりでございます。2年間、総合開発審議会の委員として参加いただきましてまことにありがとうございましたというような礼状を出したつもりであります。
 ですから、引き続きやっていただく、やっていただかないという文面は当然入っておりませんけれども、それがうちの方から礼状というつもりで出したものが解任だというふうにとられたとすれば、今後は次の礼状を出すときには十分注意して、その辺の気持ちを察しながら礼状は出していかなくちゃならないのかなというようなことは考えますが、ただ、誤解をいただいているとすれば、解任通知を出したということは一切ございませんので、その辺は誤解のないようにしていただきたいというふうに思っております。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 お礼状という形で送られたとしても、2年間ありがとうございました、1回しか会議やらなかったけれどもありがとうございましたということで、じゃ、次はどうしますかと、声が全くかからなかったということだろうと思います。これを事実上の解任通知だと委員が受け取るのは、いわば当然ではないかと私は思います。こういうことがもしまた行われた場合に、公募委員の方々が積極的に応募するということがなくなっていくと思うんです。公募をした委員の方が気持ちよく会議にいろんな意見を出していただくという村の側の配慮を強く私は求めたいと思うんです。
 それで、今後の村づくりでこれからも公募委員の制度をいろいろやっていくと思うんですけども、特に総合開発審議会についてはまた公募委員を募集してほしいと思うんです。そのことも含めて今後の村づくりで公募委員の制度を発展させてほしいと思いますけども、特に村長のこの点についての考えはどうですか。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 基本的には幅広く村民の声を聞いて大切に生かしていくという考え方を持っていますので、今後の公募委員の募集については検討してまいりたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 検討でなくて、次は公募制度を活用していくというふうにしてほしいと思います。
 次に、国民健康保険についてであります。
 先ほどの村長答弁で、国の負担を減らして被保険者あるいは市町村保険者の負担が増えていくということでは、これはあってはならないというような答弁がございました。私はそのとおりだと思います。これについては千葉県の態度というのは、実は先ほどの新聞のアンケートですと、どちらとも言えないという態度でありました。千葉県は広域化支援方針案というのをつくっておりますけども、公表されておりますけれども、そこには市町村国保は無職や高齢者の被保険者が多く、税負担能力が低い一方で医療費が高い傾向にある構造的な問題がある、こう指摘しています。しかも、これは県の文書ですけど、国民皆保険制度の最後のとりでだと書いております。皆、最後のとりで、重要だというふうに書いています。ところが、国が進める広域化の方針というのは、その最後のとりでにおける国の公的責任を放棄して、市町村や被保険者の負担増で乗り切ろうとするものであります。
 改めて村長にお聞きしますが、国の負担を減らすのが広域化の目的であります。このような国のやり方に対して厳しく批判をしてほしいと思いますが、これは見解を伺います。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 9月の議会の中で関議員の方から、国の動き、つまり国保の広域化についてのねらいは一般会計からの繰り入れをなくし、国保税を引き上げていくという国の考え方があるということについて、私もその後いろいろと調べてまいりました。私自身の認識もほぼ、国がそういう形でねらいをしているなというふうに認識しております。
 したがいまして、大事なことはこの間言ってきておりますけども、国庫支出金をこの間減らされているわけでありますけども、大事なことは国庫支出金を増やしていってもらわなきゃいけないこと。そして、私も、1期目の最後のところだったかもしれません。2期目になってからやりましたけど、一般会計からの繰り入れを少しさせていただきました。
 そういった意味で、全体に経済力のない本当に所得の低い弱い方々が多く加入している国保でありますから、やはり場合によっては一般会計からの繰り入れが可能であるやり方、そういうのが必要だなというふうに思っています。
 いずれにしても、先ほども答弁しましたけど、国の動向を見ながら村民が涙を出すようなやり方が決定的になるのであれば、私としては反対をしなきゃいけないと、そういうふうに考えております。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 今の村長の答弁で私は納得をいたしました。一般会計繰り入れということが住民負担を軽減するために、そういうことが可能なやり方で運営していってほしい、そのことは広域化と完全に相反することですので、厳しく批判をしていってほしいというのが私の考え方ですけれども、村長の考え方も基本的に同じだろうと思います。
 次に、国民健康保険法第44条の医療費の一部負担金減免制度であります。これは先ほどの答弁で、23年4月施行に向けて要綱の作成中であるということがわかりました。ぜひ十分なといいますか、中身のいい要綱をつくって一部負担金の減免ができるようにしていってほしいと思うんですけども、国の統一基準と同等、あるいはそれを上回る基準で村の要綱をつくるつもりでおりますか。村の要綱作成の基本的な考えについて、ちょっと時間がなくなってきましたので答弁いただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 住民課主幹。
           [住民課主幹 長谷川浩一君 登壇]


◯住民課主幹【長谷川浩一君】 現在、国の基準をベースに策定作業を進めておりますが、村独自の基準といいますか、御質問の内容につきましては現在検討中でありますので、いましばらくお待ちいただきたいと思います。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 ここでは次の新年度、23年4月からの要綱実施ということになると思いますけれども、一部負担金の減免が実施された場合に、国が国庫負担で手当をする割合というのはどの程度と予想されるのか。また、村の持ち出しが一般財源の支出が生じる可能性があるのかについて、ちょっと答弁いただきたいと思います。


◯議長【中村秀美君】 住民課主幹。


◯住民課主幹【長谷川浩一君】 国からの補助金につきましては、国から調整交付金という名目で補助金が補助されることになっておりますが、まだ負担額等についてははっきりしておりません。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 最後にこれは村長の考えをちょっとお聞きしたいんですけども、これは国民健康保険法の条文に基づいて医療費の3割負担の部分が、所得が本当にない人について減免できる、非常に有効な低所得者についての制度だと思います。国が統一基準の底上げをするとか、あるいは市町村負担が生じないように国に要求してほしいと思うんですけども、見解はどうでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 村長。


◯村長【石井俊雄君】 我々、郡の町村会がありますので、できるだけいろんなことがあったときには相談をしてほしいと、そういうことも相互に話し合ってきました。したがって、郡の町村会の中で協議をしていきながら態度を決めていきたいと思っております。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 積極的な態度表明をしていってほしいと思います。
 次に移ります。最後の問題です。
 128号線の信号機設置等についてでありますが、しまむらのT字路のところ、信号機設置の要望は、これは村のこれまでの総合計画の中で長生村のメーン道路、通称7メーター道路、総合計画では広域幹線道路としてあったと思います。この幹線道路が国道に出る時点であり、交差点の安全を確保するということは横断歩道の設置を併せて村の重要な課題だと思います。早急な信号機と横断歩道の設置を根拠を持って県に要求してほしいと思います。
 先ほど答弁のありました、県警へのこの間の信号設置の要望書の内容、中身について、担当課長、答弁いただけますか。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。
            [建設課長 田辺善治君 登壇]


◯建設課長【田辺善治君】 信号機設置の要望の関係でございますけれども、これにつきましては平成15年に信友自治会より信号機設置の要望を受けまして、茂原警察署に信号機の設置要望をいたしました。
 その後、19年にベイシアを初め大型店舗が進出いたしましたので、交通量が増え、信友方面からの右折車両や横断者の安全確保のため、信号機設置を早急に設置するよう再度茂原警察署に要望書を提出いたしました。
 しかし、先ほどの答弁にありましたように、宮原交差点近く一部交差点の改良が必要であり、なかなか進まない状況でございます。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 これについては若干、すぐここに設置してくれという要望を出せない状態があろうと思うんです。私、茂原の警察署と、あと千葉県の出先の整備センターにお伺いをしましたら、この信号機の設置箇所については、1つは大型店、スーパーベイシアの入り口がよいのではないかという声と、これはオートアールのところということも含めてあります。その入り口がいいのではないかという話と、しまむらT字路のところに先ほど答弁のありました変則十字路を改良して、きちっとした十字路に改良をして信号機の設置をするのがよろしいのではないかと、その2つが考え方があるようであります。これについては、どれが一番効果的なのか、住民の利用にとって、また交通安全にとって有効な設置であるのか、県警も含めて千葉県と協議して相談をして判断をしてほしいと、まず協議をしてほしいと思うんですが、それで積極的に進めてほしいと思うんですが、担当課長、どうでしょうか。


◯議長【中村秀美君】 建設課長。


◯建設課長【田辺善治君】 ただいまの御質問でございますけれども、村といたしましてはしまむらの交差点を第一と考えまして、茂原警察あるいは千葉県などと関係機関と協議し、早急に設置されるよう働きかけてまいります。
 以上です。


◯議長【中村秀美君】 15番関君。


◯15番【関 克也君】 今言われた千葉県等と協議をしというところが非常に大事だと思います。これは第一がしまむらのところということで、これをやるには道路の改良、交差点の改良が必要だということがあると思いますし、そこの時点から車が国道に出たときに右折しやすいという状況にするには、宮原の交差点と八積駅入り口のあそこの交差点と、その間にもう1ヶ所信号機の設置がある必要があるとう御意見も、これは県に相談したときに、どこに設置とは言いませんでしたけれども、そういう話をしておりました。
 ですから、どれが一番交通の流れをうまくして交差点として良好なものにするか、併せて横断歩道ということもありますから、どれが一番いいのかについては協議して進めてほしいと。先ほど協議をしてという話もありましたので、ぜひ積極的にこれは進めてほしいと思います。そのことが、地元の方々の願いにかなう一番早い方向ではないかというふうに思います。
 最後に、これは要望して質問を終わりにしたいと思うんですが、信友から国道128線に出る、先ほどの通称7メーター道路のメーンの通りでありますけれども、途中まで片側歩道が宮成新地のところまである。ここのメーン道路については、やはり村の道路の中でも広域幹線道路として重視しているところですから、道路の拡幅及び歩道の整備をぜひできるだけ早く進めて利便性を確保してほしいということを要望しまして、私の質問を終わらせていただきます。


◯議長【中村秀美君】 以上で、15番関君の一般質問を終了します。
 本日はこれにて会議を散会とします。
 明日9日は午前9時30分より会議を開きます。御苦労さまでした。
               午後4時14分 散会