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千葉県 栄町

平成23年第1回定例会(第2号 3月 9日)




平成23年第1回定例会(第2号 3月 9日)





             平成23年第1回栄町議会定例会





 



                    平成23年3月9日(水曜日)午前10時開議





日程第1 一般質問


(1)11番  野 田 泰 博 君


(2)12番  高 萩 初 枝 君


(3) 5番  岩 井 泰 憲 君





出席議員(15名)


  議 長  大 澤 義 和 君      副議長  染 谷 茂 樹 君


   1番  河 野 通 俊 君       2番  大 野 徹 夫 君


   3番  大 野 信 正 君       4番  橋 本   浩 君


   5番  岩 井 泰 憲 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  藤 村   勉 君       8番  金 島 秀 夫 君


   9番  大 野   博 君      10番  秋 山   誠 君


  11番  野 田 泰 博 君      12番  高 萩 初 枝 君


  13番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席説明員


  町    長    岡 田 正 市 君


  教育長       澤 村 保 夫 君





  総務課長      鈴 木   薫 君


  財政課長      浅 野 一 夫 君


  企画政策課長    長 ? 光 男 君


  住民活動推進課長  岩 ? 正 行 君


  税務課長      川 田 淳 一 君


  健康保険課長    新 村 政 美 君


  福祉課長      藤 代   斉 君


  住民課長      鈴 木   隆 君


  環境課長      山 ?   茂 君


  建設課長      小 出 善 章 君


  下水道課長     真 仲 高 行 君


  産業課長      池 田   誠 君





  会計管理者     浅 野 正 治 君





  教育総務課長    米 井 一 充 君


  学校教育課長    並 木   進 君


  生涯学習課長    小 島   満 君





  消防長       大 澤 幸 男 君


  消防防災課長    奥 野 三 男 君


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席事務局職員


  事務局長      麻 生 文 雄 君


  書記        西 城   猛 君








                           午前10時00分 開議


◎開  議





○議長(大澤義和君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎一般質問





○議長(大澤義和君) 日程第1、一般質問を行います。


 通告順に従い、質問を許します。


 初めに、野田泰博君の発言を許します。野田君、質問者席へ移動願います。


 〔11番 野田泰博君登壇〕


○11番(野田泰博君) 11番議員、野田泰博です。私の質問は、町長はどのような施策で栄町の人口減少の歯どめを行うかという題目で、詳細に言いますと、昨年、町長になられて、今年は町長独自の施策を実施できると思いますが、栄町の最大懸案事項である人口減少歯どめへの施策をお聞かせ願いたい、短期的、中期的、長期的にはどのような施策をしようとしているのか、また、施策によって目標の人口はどのくらいにしようとお考えかという質問です。


 また、次の質問としては、教育関連で、小・中学校の規模の適正化について、町民の考え方を回覧で質問しているが、教育長はどのようにお考えかという題目です。詳細に言いますと、本年2月に自治会回覧で小・中学校の適正規模の町民意識意見募集をしているが、意見を募集する前に、栄町の現状及び今後の人口推移を町民に伝えて、初めて意見を期待できると思うが、教育長は町民からどのようなことについて意見を集めたいのか、ご自分はどのようにお考えか、教育委員会では既に話し合ったのか、各学校のPTA組織と話し合ったのか、その結果は町民に知らせたのかというものです。まずは事前に通告した質問についてお答え願いたいと思います。


○議長(大澤義和君) 長?企画政策課長。


○企画政策課長(長?光男君) それでは、私の方から1点目の町の人口減少歯どめ策についてということでお答えを申し上げます。


 町の人口につきましては、現在策定中であります第4次総合計画の中で地区別懇談会ですとか、全員協議会において説明をさせていただいたところでございますが、町の人口は、平成9年、10年ころをピークに減少傾向に向かいまして、近年では年間300人〜400人の方々が転出しているという状況でございます。また、今後の人口につきましても、現状から推計いたしますと大変厳しい状況でございまして、10年後の平成32年には2万人台に、20年後の平成42年には1万7,000人台になるものと想定しております。


 こうしたことから、人口を増やします定住促進施策につきましては、最優先課題と認識しておりまして、現在、策定中の第4次総合計画でも重点的に検討をしているところでございます。


 したがいまして、ご質問の「人口の歯どめ策に関する具体的な施策」につきましては、現在、検討中のため確定はしてございませんが、例えば、何の不安もなく子育てができる環境整備ですとか、町に住まいを購入した方や宅地あるいは遊休地の活用促進施策などの住環境施策、あるいはまた、高齢になっても元気に生きがいを持って暮らしていけるような施策などについて検討してまいりたいと考えております。


 次に、目標でございますが、当町は、かつて5万人の都市を目指し、まちづくりを進めてまいりました。そうしたことや、現在の現実的な判断から、当時の半分程度の3万人ぐらいを目指したいと思っておりますが、現状としてはやはり2万5,000人程度になろうかと思っております。


 私の方からは以上でございます。


○議長(大澤義和君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) それでは、私の方から小・中学校の規模の適正化についてお答え申し上げます。


 教育委員会では、栄町の小・中学校の適正規模、適正配置に関する必要な事項を検討するため、栄町学校規模適正化検討委員会を設置いたしまして、平成22年度、23年度の2カ年にわたって検討をすることとしております。平成22年度は、学校の適正規模の考え方について検討してまいりました。4回の検討委員会を経まして、栄町の望ましい学校規模に関する案がまとまりましたので、その趣旨、内容等を教育委員会のホームページ、自治組織別回覧等を通して公表し、広く町民の皆様からご意見を募集するため、2月10日から1カ月間、パブリックコメントを実施しているところでございます。


 このたび公開しました栄町の望ましい学校規模に関する基本方針では、町の人口の移り変わりと児童・生徒数の推移、今後の児童・生徒数の推計、栄町の小・中学校の状況等を説明し、これからの望ましい学校教育のあり方、栄町の教育の方向性を示し、栄町の望ましい学校規模を提案したものでございます。


 今回の公表を通して、栄町の学校の適正規模の考え方を町民の皆様に広くお知らせし、栄町が目指す「生きる力をはぐくむ学校」「地域と連携して歩む学校」「時代の要請にこたえる学校」といった望ましい学校像と、これらを実現するための望ましい学校規模を、小・中学校とも12学級から18学級を目安とするとした提案につきまして、広く町民の皆様からご意見をちょうだいしたいというふうに考えております。


 また、検討委員会のメンバーには各小・中学校のPTAの代表者にも参加していただいておりますし、検討委員会の報告はその都度、教育委員会議で行っており、その結果等につきましては行政資料室で公開するとともに、教育委員会のホームページに公表しているところでございます。


 なお、今回のパブリックコメントでいただいたご意見につきましては、検討委員会において十分考慮させていただくとともに、今後の検討の参考としたいと考えておりますので、町民の皆様方の具体的なご意見をお願いしたいというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) それでは、最初の質問から町長にいろいろと一問一答でお答え願いたいと思います。


 栄町の過去30年の人口増減経歴を振り返りますと、30年前の1980年、昭和55年になりますが、9,650人、20年後の1999年には人口のピークを迎えて2万6,182人、以降10年間は下がりっ放しで、今は2万2,904人です。30年前から20年間は上り坂、そして、10年間、今は下り坂、これが栄町なのですね。この20年間にかけて1万7,000人を増やして、10年間で3,000人が減っていると。しかも、この人口減は高齢化とともに増加していきますので、先日、実を言うと、町からいただいたこういう資料、議員にはいただいていますけれども、この資料ですね、二つあるのですが、これなんかを見ますと、大体人口減が一律に計算されておりますので、今から10年後の平成33年ごろには、平成元年ころの人口2万人程度になるようです。町の資料では人口減が、私が見るよりも滑らかになっているのではないかと、これは高齢者の自然減を少々甘く見ているからではないかなと思っております。私はこの栄町は高齢化とともに、急激に人口減となり、町がつくった資料よりも早い時期の、7年後の平成30年には2万人を割ることになるのではないかなと思います。


 町の資料では、たしかそれは平成33年以降のことですが。町の資料でも10年後の平成32年には2万838人、20年後には1万800人を割り込む。そのときは65歳以上の高齢者は――そのときはですよ――20年後には46%に達していると。これは限界集落、限界集落というのは65歳以上の人口が半数を占めることを意味しております。具体的に言うと、今から20年後には酒直小学校地区と竜角寺台小学校地区がもう既に限界集落になっております。ここが一番早いのです、栄町で。その後、安食台小学校地区が限界集落になっていきますから、順々に数年置いて酒直台、竜角寺台、そして、安食台と、これが限界集落の状態になります。限界集落になると、当然のことながら、町のサービスとか福祉というのは今のような状態にはなりません。多分、そのころ、私がもし生きていたら80歳を越えております。多分そのときは生きているのがやっとと。町長、笑っていても、町長と同じ年なのですよ、私。町長だって80歳になっている、私が80歳になるころは。ぜひ、町長、私たちは今何をすべきなのか、私たちの団塊の世代というのはちょうどある仕事も終わったし、油の乗り切った一番うまい時期で、これから私たちの人生を少しでも世の中にお返ししていくという時代になっているのですよね。つまり、歌舞伎で言えば、大見えを切るところですよ、ぱっと、こう。そういう年なのですよ。その人たちが、この栄町にはたくさんいるのです。仕事が終わって、まだまだ余力を持っている。というのは、能力的にも体力的にも、そういう方が非常に多いのですね。そういう方たちを、いかに我々が一緒になってこのまちづくりをやっていくかということが必要なので、栄町の人口減に対してお考えをぜひ聞きたいと思っております。


 先に言っておきますけれども、これは町長の問題というよりも、ここに住む我々人間全部の問題なのですね。だから、町長に責任があるのではないかというのではなくて、町長がその責任ある体制の指揮官となっておりますので、町長が未来を演出する最大の力を発揮できる方なのですよ。ですから、こういう質問をしております。町長だけに考えさせようというのでなく、町民がみんなで将来の栄町を演出するために、町長はぜひ陣頭指揮をとってもらいたいと思っております。


 限界集落になろうが、なるまいが、私はこの町が、私自身は大変住みやすく、少なくとも自分の手の届く範囲、周りだけは絶対に住みやすくしていきたいという考えであります。ですから、自分が住みやすくなければ人なんか絶対集まってこないし、だから、私はこの町を、ぜひ自分の周りだけでも住みやすくするという考えです。


 いろいろな考えはありますが、まずは町長に同じ団塊の世代、あと20年たったら80代になっている町長の考えを、どのような、先ほど企画政策課長が言われましたね、今、策定中だという、策定中の細かいことはいいです。町長はこういうふうにしたいのだという考え方をぜひお聞かせ願いたいと思います。これは昔、川?さんが町長をやられていたときも、川?さんの夢というのは何ですかという、質問になるような雑談になったような、そんな記憶があるのですけれども、ぜひ町長、おれはこんな町にしたいのだというところをぜひこの場をかりて、町長、話してみてください。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 今日はかなり野田議員とそういった部分が増えるのかなと思ってどきどきしておりますけれども、私、正直申しまして、去年の5月に町長になったときは国勢調査の前でしたので、これほど人口減、将来的にどうなるのか、非常にまだそういった部分は危機感は抱いておりませんでした。町長になりまして何カ月かしたときに、こういった話が方々から出てきたときに、20年後には1万7,000人になるというような話を聞いたときに、このままではいけないでしょうと思いまして、そういった中で、いろいろどういったら、何もしなければ当然そういった部分になるわけですから、そういう1万7,000人にならないように、では、何をすべきかということをいろいろ職員とも話しながら、そういった中で総合計画に入れていこうと、みんなで考えていこうということで、総合計画をここ1年でつくるということになったわけです。その中でも、まだ総合計画に当然今後は入れていくのですけれども、特に課題といいましょうか、どういったことをしたら若い人たちが住んでくれるかといったことを真剣に、今さら真剣なんていう言葉を使うとなかなか恥ずかしいのですけれども、それなりにかなり考えております。これは本当に危機感を持って、職員もそうですけれども、かなり危機感を持って今いろいろな対策も練っております。


 そういった中で、まず一番は、若い人たちをどういったらつなぎとめるか、町に住んでもらえるか、そういったことが一番の課題だろうと。今さら工業団地をつくって新しい工場をつくって、雇用人口を増やそうというものも当町の財政状況の中では難しいわけでございまして、また、それも特効薬にはなり得ないと思っております。


 そういった中で、先ほど課長が申しましたとおり、若い人たちが、当町から育っていった人たちが町に戻ってきてくれる、あるいは新しい人たちが戻ってきてくれる、では、そのためにはどうするか。まず第一点目は、先ほど課長が申しましたとおり、確定というか、まだ具体的にどの程度どういったことということは決まってございませんけれども、とにかく例えば固定資産税を私たちは何年間免除をしよう、例えば、栄町に子供を、子育て、教育といった部分を、よそより特徴ある教育、子育て支援、そういったものができないか、具体的にどうこうしようということより、まず、当町に住んでいる子供たちは、栄町に住んだおかげでちょっと学力が上がったよと。また、栄町に住めば、保育園の待機児童がなくなったよと、そういった心配は栄町にはないのだよといったところがまず第一点の特効薬になり得るのかなと思っております。


 また、長期的に見れば、町内の施設あるいは設備、そういったものも人口に合わせた施設にすべく努力をしてまいりたいと。また、確かに野田議員のどこかにございましたけれども、町有地なり、例えばこの施設、ふれあいプラザ、そういったものをいかに活用して町民に開放できるか、そういったものまで次の総合計画に反映させながら、必ずや20年後、1万7,000人には絶対ならないと、2万人は絶対死守するのだというような気持ちで職員も私どもも何とかそういった部分もやっていきたいと思っております。


 ちょっとまとまりませんけれども、個々にちょっと後でまた聞いていただければ、まあ、そういったところです。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) この議会が始まる前、町長に言ったのは、今日の私の質問は、こんなことを言ったら悪いのですけれども、ある意味で雑談的になる可能性は非常にありますよと。というのは、細かい、こうやっているのがこうなっていないではないか、ああではないかと細かい、私に言わせれば、卓上で聞けることを私は聞いているのではなくて、実際にこれは答えがすごく出にくいのだと思いながら、私も質問しているのですよ。だから、どうするかと言われても、私、では、反問権を使われて、では、野田議員、あなたはどうするのかと言われると、私も実を言うとわからないのです。わからないことを何で質問するかというと、この議会というのは、やはり開かれている町というのは、議会において町長の話、議員の話というものをオープンにして、町民が考える一つのきっかけになるというつもりで私は今やっているのですね。


 企画政策課長の先ほどの説明と、それから、町長の話ですと、この20年後というのは人口は5,000人ぐらい減るのですね。これは今の人口の23%減ですけれども、これを生産年齢というので見ますと、何と怖いことに、これは町のくれた資料ですよ、生産年齢を見ると47%減なのです。生産年齢というのは、結局税金を払える、所得税を払える人口の65歳までの人たちが、人口は23%減だけれども、生産年齢は47%減なのですよ。つまり、納税者の数が今の人口減よりも倍ぐらい増えてしまうという、それで、単純にその計算でいくと、納税額が25億円、町税がですね、それが半分近く13億円ぐらいになってしまう。そうしたら、この町は今のようなサービスというものができないのですよ。しかも、それにプラスアルファ、60歳以上の人間が1.6倍に増えるのですよ、5,000人が8,200人になってしまう。これはあくまでも町の資料をベースにしていますけれども。要するに高齢者が60%になる。そうすると、ただでさえ収入が少なくなって、支出する高齢者が増えてしまう、今、言われたように、町長、子供たちをというか、若い人をどうやってやっていくか、たしか今どき工業団地をつくって、ここへ職場をつくって、人を集めるなんていう考え方は今どこにもないですね。


 私たちがまずここに来たときは、何でかというのを工業団地があるから来たわけではないのです。ここが物すごく田園都市で、なおかつ、1時間で都心に行ける、そして、ここで子育てができる、その喜びでここに来たわけですよ。私たちが持っている喜びはまだここにあるのです。これを何とか、この特徴をもっと生かしたような形で、ぜひ、総合計画に入れて、この町の特徴というのは、意外と昔から住んでいる人には見えているのだけれども、見えなくなっているものが多いのですよ。その点、新しくこの20何年の間に移ってきた人たちというのは、私はたくさんの人を知っています。ここに住んでいて、親も呼んできてしまった、そのうち出ていった子供も呼んできたという人が、今、呼んできたのが全部中古の家を買って、そこに住まわせて、結局そこで親と一緒に暮らす、親が弱くなったら親の介護もしていく、そういう人たちがたくさんいるのですよ。そうすると、そういう人たちが親の介護をすることによって、町の介護の費用も若干は少なくなる可能性もあると。


 総合的にこの町の人口を今よりも減らさないようにするには、まずは私たちの、自分たちの身内を呼んでくるという方法が、もう、最高にいいことなのですよ。全然知らない人に「ここに住めよ」と言っても無理なのですよ。ですから、そういう意味では、町長がその人たちが入ってきたら固定資産税を安くしようかとか、特徴ある子育てを支援していこうとか、保育園の待機児童がいない町にしようとか、今、町長が言われた中で一番大切な施設とか設備、5万人構想でつくったものをもう一度ちょっと見直して、それこそ半分の2万5,000人の町にするためにつくり変えなければいけないのです。壊してつくるというのではないのです。今あるものをどう、すごい極端な例で言うと、この議場、これだけ必要ですかねと。この議場、こんな立派なところが。例えば下に庁議室もありますよね。あそこだって議場に十分なるのです。庁議室だって毎回、毎回使っているわけではないのです。これだけのスペースがはっきり言って町民に使えるわけですよ。それで、今、職員がゆったりとして使っているところをもう少し、2万5,000人ぐらいの町にするための職員にするためには、半分ぐらいは町民に使わせる、それこそ福祉会館にしていく、私が川?さんのときに一度質問して、それをすぐ実行されてつくってくれたのは、この役場を普通の人たちにも貸し出せるような条例にしてくれましたよね。あれを生かして、はっきり言ってこの役場をもっと町民が使いやすいようにしていく、町民に貸していく、それで、スカイツリーが見えるレストランなんてあそこでやる人がいたら、あそこの一番のポジションがスカイツリーが十分見えて、富士山とスカイツリーが見えて、こっちに筑波山が見える、こんなロケーションというのは余りないのですよ。だから、そういうスカイツリーの見えるレストランとか、例えば、だから、とにかくこの役場を、5万人構想のためにつくった役場を半分ぐらいの構想にして、町民に使いやすくしていくということをぜひ考えていただきたい。町民にこの施設を使いやすくするというのも町長の今度の総合計画には入っているのですか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 確かにこの役場も大き過ぎるし、ふれあいプラザも大き過ぎる、そういった部分は5万人構想でいろいろな施設をつくってきたわけでございますけれども、確かにこの庁舎内、例えばまだふれあいプラザ前の駐車場なんかは保健センターを建てようという当時の構想がありましたけれども、もう、ああいったところも今の状況ではそういったものはできませんので、どうしても町民の方、いろいろな今後まだまだ高齢者が増えて、子育ての場所がないとかといったときに、当然役場内のどこかの階を開放して、保健センターなりなんなりをつくっていきたいとは思っております。その中で、例えば先ほど言った町有地の問題でも、あれも処分をしていきたいし、そういったサービスの面に向けていければなと思っております。


 頭の痛いことばっかりでなかなか具体的なものが当然うちの財政状況の中では出てこないわけでございますけれども、当然、今後はそういった部分にも投資はある程度しなければならないのかなと。今の92億円の借金がございますけれども、その中で毎年利子を含めますと10億円ほど返していくわけでございますけれども、そういった中で地区別懇談会ではうちの企画政策課長がよく説明しておりましたとおり、10億円を返しながら、10億円以上の借金はしないようにして、ある程度の2〜3億円の借金をちょこちょこして、借金が総体的には減ると。90億円から、もう今年度は80億円ぐらいになるのかな、80億円代になると。幾らかでも返していきながら、今までどおり行財政改革の中で、今までも借金はしないのだと言ってきましたけれども、人口増のためには、維持するためにはそれなりのある程度の投資はやむを得ないと。やむを得ないというより、ぜひやらなければいけないだろうと思っております。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) かなり余り触れられないようなところまで触れて、町長お答えになってくれてありがたいと思うのですけれども、別にこれが言ってくれたからといって、あと5年後、あのとき町長、こう言ったでしょうなんては私は言いませんので。


 つまり、今、これは初めて知ったのですけれども、今年中に借金が80億円台になるというのは、これは非常に画期的なことで、私は何も栄町の借金が身の丈に合ったものであるならば全然問題ないと。これはある意味で負の遺産になってしまったのですね。過去のまちづくりの。過去の5万人構想は決して悪いと言っているのではないのですよ。あのころは、非常におもしろいあれがあったのです、たまたま私、昔の、平成10年の企画調整課長、企画政策課長の立場みたいなような方が平成10年度では、人口が約2万6,000人、平成11年度は2万7,000人、平成12年度は2万8,000人と、毎年1,000人ぐらいずつ増えていくようなこれを議会で答弁されているのですよね。あのころは、しようがないのです。というのは、世の中の経済状況も右肩上がりに全部行ってたし、それがあるときがくっと落ちるときがあるのですよ。それで、そのときつくっていた計画も見直さなくてはいけないのですが、そのとき、一挙に藤江さんの時代ですけれども、5万人構想を一度質問したときに、そんな3万人構想に、あっという間に藤江さんは、また3万人構想に戻したのですよね。それで、ただ、全部が5万人構想でできていて、そして、それを我々今の町民すべてがその借金を背負っているわけですよ。それを過去の町長たちはみんな苦労して返してきたのですけれども、ようやくここで少し本当に下がり始めていると。ただ、だからといって借金してはだめだというのではないのですね。ある程度、今言われたように、借金もしなくてはいけないのですよ。それから、投資をしなければいけないのですよ。これはもうぜひ、町長、返す以上に借金してしまったらこれは問題ありますが、ある程度のそれはやむなしと、これは何も、何か消えてなくなるようなものではなくて、そういう人口が増えて、町民税が多くなって、なおかつこの町が住みやすくなるというためのものであるならば、それは僕はもう全然問題ないと。


 ただ、町長、一つ忘れていることがあるのですよ。この中に、今町長がやっている中で、物すごく大事な財産づくりをしているのを。私だって政治家の端くれなのですよね。この社会現象、日本全国が今ダウンしているのです。これはもう社会現象なのです。これに立ち向かうためには、まず、我々の責任として何をやるかというと、町長が地区懇談会で言っていた館山の方を呼んできて話しましたよね。まちづくりのための協働。協働なのですよ。すべての町民の協働意識をまず根っこから掘り起こして、新しい協働意識を植えつけなければだめなのです。5万人構想で買ってしまった土地だとか施設、これを再検討されるということですから、ぜひ、それを協働意識というものを同時に町民の協働意識を掘り起こして、みんなに協働意識を持たせて、この町はおれたちがつくらなければだめなのだと、役場の職員を見ても、ここを見ても栄町に住んでいる人というのは半分ぐらいしかいないのでしょう、多分ね。だから、栄町に住んでいる我々がとにかくこの町を盛り返すのだということで、もっと協働意識を植えつける政策を、これは考え方だけですから、ぜひ、これは進めてもらいたい。ただ、一過性の地区懇談会をやって、町長と話しましたよというのではなくて、協働意識をお互いに植えつけていくという、これをやってもらいたいと思います。そういうような施策も今度の総合計画の中に入ってくるのですか、協働意識という。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 当然その辺は入ってまいりますけれども、野田議員おっしゃられるように、協働の意識というのは、栄町はよそに引けをとらないと思っているのですよ、町民の方々の考え方、実際の動き方を見ますと。例えば竜角寺台にもございますし、南ヶ丘、それぞれの団体がそれぞれの活動をしていただいております。これをもうちょっと幅広く広げていければいいかなと。


 例えば、去年から教育委員会で始めた「わくわくドラム」学習道場なんていうのは、みんなボランティアの方々が出てきていただいて学力向上のために尽くしていただいております。また、竜角寺台の「たんぽぽ」というような団体もございます。そういった中で、やはり地域のお年寄りの活動をすると。例えばある団体はミュージカルをもって町おこしをしようと。また、ある団体はボートを買って河川をきれいにしようとか、観光資源につなげていこうと。そういった各種団体が、私ども協働を今回総合計画の方に入れてまいりますけれども、そういった以前からもう既に町民の方々は動いていただいている、そういう意識を栄町はかなりほかよりもあるのではないかと、そういった部分は、今後そういった施策も打ちながら、そういったものを育てていければいいかなと思っております。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) この前、町から配られたこの数字を見ますと、最終年度が平成42年になっていますよね。これ、人口は1万8,000人になっているのです。ずばり、これを目標値とするかしないか、先ほど町長は2万人を切ってはいけない、2万人切ったらやはり私たちの町の先達に申し訳ないですよ。だから、2万人はぜひ切らないような、総合計画でもこのまま黙っていたら1万8,000人になるかもしれないけれども、これは何とかして施策を2万人を切らないようなまちづくりにする、目標は2万5,000人にするのだとか、例えばそういうような前向きの姿勢を出さないと、やはり町はよくならない。そのためには、先ほど、今、町長も言われたような協働の、一人ひとりが、これは役場の方たちがみんなすばらしくて、何でもやってくれる町というのは、そういう意識が育たないのですよ。反対に、そういうふうにやってくれないから協働の意識が育つという考え方もあるのですよ。


 ご存じですか、今、その方は郵便局の前のあそこの自動車道路と緑道との間の高くなっているところのフェンスの横を一生懸命根っこから取っているのですよ、あれ、全部。あの方は全部安食台の緑道の東西に走る緑道、全部きれいにして根っこから取ってくれたのです。その人に声を掛けると、「いや、これ、私の健康づくりだからです」と。もう、それ以上のことを一切言わないで黙々とやっているのですよ。だから、そういう意味では、そういう自分でこの町を、ここ汚かったら恥ずかしいではない、子供たちが学校に通うのに、ここをあけてきれいにしてあげようよという気持ちだけなのです、あの方は。私もついほだされて、その方、僕はあんなことはできないから、電動草刈り機を一つ購入してやり始めてしまいましたよ。


 実際、やはり協働意識というのはそういうところにどんどん生まれてくるので、その人を別に表彰するとかなんとかではない、その人の自分から出ている気持ちですから、やはりそういう意識を町はもっともっと育てていっていただきたいと思います。


 町長に一つ、これはもう町長ご存じかもしれません、私が実際安食台に住んでいるのですが、この安食台とか、例えば竜角寺台もそうでしょう、酒直台もそうではないですか、新しい団地には地区計画というのがあるのですね。この地区計画というのは、過去から、団地ができたときからの紳士協定を町が責任を持って計画化したものなのです。これは地区計画という紳士協定があるからこそ景観は保たれているのですよ。それで、非常にいい町になっているのですね。ただ、ここに一つ問題があるのですよ。地区計画があるために一つの建物に、まあ小さな、町長のああいう古村の昔からの人たちから比べたらわずか50坪前後の小さなところに玄関二つつくってはいけないというのがあるのですね。これは何かというと、アパート化しないようにするためなのです。それはそれでいいのですが、やはり今、そういう若い人たちが一緒になって住もうかといったときに、もうそろそろ30年ぐらいたちますから建てかえる人も出てきているのですけれども、この地区計画の玄関を二つつくってはいけないとか、何かを見直さない限り、二世帯住宅というのは建ちにくいのですよ。だから、そういうものも含めて、ぜひ、地区計画も含めて見直していかないといけない。これは自治会とかなんとかと一緒に話していかなければいけない。やることはたくさんあるのですね。例えば二世帯住宅にして住めるようになったら、先ほど言った固定資産税を何とかしてあげようとか、そういうことを考えていただきたいと思います。この地区計画とかなんとかいうことも見直すとかなんとかいうのは、町長の頭の中に入っていますか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) そのことに関してはもう既に企画政策課、建設課などともそういった部分を話しあっておりまして、そういった部分が障害になって二世帯住宅が建たないということになれば、これは問題でありますので、当初の2万人を維持する、死守する、2万5,000人にするということに反しますので、そういったものが早急にできればいいなと思っております。また、やってもらうようにします。そういった部分はつくれるとか、何か皆様方と当然話し合う機会を持ちながらやってまいりたいと思っております。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) ぜひ地区計画をなるべく早目に前広に町民の方にも見せられるようにご努力をお願いいたします。


 続きまして、教育問題に関してちょっとお聞きしたいと思います。正直言って、教育長、それから、学校教育課長には申し上げたのですが、最初にこれが自治会で回覧が回ってきたときにびっくりしたのですね。なぜかというと、これはまちづくりが、町長の今まで聞いていたまちづくりみたいなものがあって、それに基づいて学校をどうしようか、適正化はどうするかということが出てくるのではないかと。ところが、先ほどの説明では教育委員会で検討委員会を設置して2年かけてそれで結果を得たので、また、インターネットとかなんとかでオープンにしながら皆さんのパブリックコメントですか、アンケート調査と言ったら教育長は「違いますよ、これはパブリックコメントです」と。パブリックコメントとアンケート調査はどう違うんだと言いたくなるのですが、パブリックコメントというのはみんなから意見を寄せるということだと思うのですが、そういうことでみんなの意見を集めたと。でも、集めた先、自治会で回ってきて、例えばもう子育てからもう20年、30年離れているじっちゃん、ばあちゃんに小学校とか中学校の適正化をどうしますかと言われたって答えなんて出てきませんよ。それを堂々と自治会関連回覧してやるというのは、どういう神経なんだと私は腹が立ったのですよ。それだったらば、もう少し教育というのは細かい配慮が必要なところなのに、何でこんなものを出したのだと。だから、すぐ文句を言いに行ったのですが、そこら辺の私の文句はもうご存じでしょうけれども、そこら辺に対してのコメントというのはありますか。


○議長(大澤義和君) 並木学校教育課長。


○学校教育課長(並木 進君) 野田議員のご質問にお答え申し上げます。教育委員会では児童・生徒数の減少に伴いまして、これからの栄町の学校教育はどうあるべきかということをこの4月から検討委員会を設置して考えてまいりました。間もなく1年を過ぎようとしますので、これまでの検討委員会での検討をした結果、それをまとめたものを今回2月10日から各地区の回覧ということでお回しをしているところでございます。その中では、今後の児童・生徒数の推計、推移だとか、それから、あるべき栄町が考える学校教育のあり方だとか、そういったところを踏まえまして、よりよい環境で子供たちを育てていくために適正な学級規模が必要なのではないかというようなことをまとめたことを回覧という形で町民の方にお知らせしたところでございます。


 そういった意図はあってのことではございましたけれども、この回覧の仕方だとか、それから、事前の住民への説明の足りなさだとか、そういったことをただいまご指摘いただいたかと思っております。そういったことは十分、ご指摘いただいたことは今後の勉強とさせていただきまして、よりよい町民の皆様方とのコンタクトがとれるような、そういった形でやり方等も検討をさせていただきたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) 課長の立場ですと、そういうような返事しか多分できないと思います。それ以上、私は言いたくはないですが、教育というのは、私が思っている教育は、もっと非常に配慮の細かい、もちろん子供たちにしてもそう、それから、親に対してもそう、それは同じような配慮をやはりパブリックコメントの中にも感じさせるようなものにしていただきたかったなと、これは思っております。もし、それが少しでも反省する材料であるならば、まずはあのパブリックコメントを出す前に、教育委員会で話し合いましたよという、各学校でPTAみんなに集まってもらって、まず話すべきで、その人たちはみんな子育てをしている人たちですから。現場にいる先生たちですから、その人たちとの話し合いの結果をみんなに出すならばいいです。ですけれども、あれは僕は配慮が足りなかったと私は感じています。


 それともう一つ、今、町長がこれだけまちづくりのことに関していろいろやろうとしている最中に、まちづくりがどうあるかということを抜きにして学校はどうあるかというようなことを出したというのは私はどうも解せなかったという。それは答えなくてもいいです。私の感想なので。もう少し配慮をしてください。だから、これは私が、これ、ごめんなさい、言葉は強いかもしれないですけれども、教育委員会、あと、教育のことに携わっている方の学校を縮小していく、今ある三つの学校を三つにしていこうと、例えば二つの中学校を一つにしていこうという、何かアリバイづくりをまず最初からやっているのではないかというふうに考えてしまったのですよ。これは私の感想ですからね、だから、何も答えなくていいですよ。でも、やはりそういうようなことを感じている人がかなり多くいたということも事実ですので、これからはそういうものの配慮を、本当にきちんとしていただきたいと。中期計画に沿って子供たちが人数が何人になるから、今度こんな学校はどのくらいにしようかとかということをぜひ住民にデータを与えていただきたいというのが私の希望なのですが、この議会で初めて言ったのではなくて、もう以前にも話していますので、学校教育課長、どうですか、そういうような私の話に関して、もし、これから学校関係でパブリックコメントをするならば、やはり町のいろいろな基本データと照合させた形で出していただけますか。


○議長(大澤義和君) 並木学校教育課長。


○学校教育課長(並木 進君) 本検討委員会におきまして、その構成メンバーとしまして各学校の保護者の代表の方、それから、校長会を初め教員の代表の方、こういった方も構成メンバーには入ってございます。そういった中で、それらの関係の方々からもご意見をいただきまして、今回の基本方針をまとめたわけではございます。ただ、議員おっしゃるとおり、直接各学校のPTAの方とひざを交えたお話だとか、教員から直接意見を聴取するというようなことはありませんでした。代表の意見ということでまとめたわけではございます。


 ただ、今後、町の中・長期的な構想、これらと私どもが進めていく適正規模、適正配置、これは大変リンクしておる重要な問題でございますので、今、ご指摘があったようなことも十分参考にさせていただきながら、町部局とも連携をとりながら慎重に進めてまいりたいと、このように思っております。よろしくお願いします。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) わかりました。では、よろしくお願いします。銀座のど真ん中に泰明小学校というのがあるのをご存じだと思います。あそこの学校なんかは歴史の本当に古い、日本でも一番最初ぐらいにできたような小学校ではないかなと思うのですが、その学校ですら過疎化によって東京の都内の真ん中でももう閉鎖してしまっているのですよ。だから、例えば、私、仕事で日本橋とかそういうところへ行っていましたから、そういうところに行くと、例えば日本橋に今川小学校というのがあるのですけれども、立派な小学校なのですよね。それなんか、もう、本当に閉じてしまって、そこは今地域の文化活動の拠点みたいになってしまっているとか、それから、市川にある学校は、例えば4階建てで、3階建てか、それで、一番上を高齢者のそんなにひどくない、でも、家ではケアができないというのを、中学校にそういうものをつくっているのですよ。1部屋ずつにして。そういう改造をしてしまった。だから、子供たちの声が聞こえる場所にそういうものをつくっているとか、いろいろな学校の利用の仕方というのは日本全国でいろいろつくられていると思います。やはりそういうものをきちんと調べ上げた上で、やはりこの栄町のこれからある意味で児童数が減っていく、これだけの立派な施設がある、これをどうするかというのは、先ほど町長の言われた総合計画の中にきちんと盛り込んだ形にしていただきたいのですね。それは学校はどうあるべきか、必ず総合計画とリンクしたもので、これからのまちづくりと教育の仕方というものを考えていただきたいと思いますが、教育長、今まで私何回かちょっと厳しいことを言って、こんなのアリバイづくりではないかという非常に強い言葉まで、これは二度目ですけれども、言うのは。二度目というのは、この前、これが出たときに最初に言いに行ったときに言った言葉そのまま今繰り返しているのですけれども、教育長、今までの話を聞いていて、教育長自身はこういうアンケートをするときに関して、それから、これからの学校づくりというのは、教育長はどういうふうに考えておられますか。


○議長(大澤義和君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) 今回の学校の適正規模、これにつきましては非常に重要な案件であると、さまざまなご意見を聞きながら検討していかなければいけない案件であるということで、検討委員会を設置しまして、教育委員会としては諮問を検討委員会にしたところでございます。それに基づいて今年度分の中間のまとめがある程度できたものですから、広く町民の皆様方にご意見をいただくためにパブリックコメントを実施させていただいたというところでございます。


 また、来年度はこの中間まとめに基づいて最終答申をいただくために学校の適正配置について検討をする予定ですけれども、そのときにも再度パブリックコメントを実施していきたいというふうに思っています。また、その折には議員がおっしゃられたように、少しきめ細かな配慮をさせていただいて、事前に説明する機会等も検討していきたいなというふうに思いますし、また、来年の適正配置につきましては先ほどから議員がおっしゃっているように、町の全体計画、これとの関連性、整合性がより一層求められる大切な案件であるというふうに考えておりますので、今後はより一層町長、町部局と連絡を密にして進めていきたいというふうに考えております。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) 教育長の方から今後はもっと密にして、そういうようなパブリックコメントを出すときには神経をもう少し細かく配慮してやっていくということをお聞きしましてありがとうございます。これは絶対栄町では今避けて通れない道なのですよね、子供の数と学校、これをどうするかというのは。ですので、慎重な上にも慎重な方策をとって、皆さんにこれからどうするか。というのは、学校を例えば簡単に増やすということはないと思います、減らすということで行きますと、そのさや当てはみんな教育長というよりはむしろ町長の方に来るわけですよ、まちづくりというものに関連して。ですので、ぜひ、教育委員会の方でも教育委員会の独自性というのは確かに必要ですが、その予算というのは町の方から、それから、国の方から来るもので税金で賄われているところなので、そこら辺はぜひ細かい配慮をしてください。


 それから、教育課長に一つだけお伝えしますが、学校から代表が出てきたからといっても、その代表がすべてのみんなの代表の意見を集めてきたわけではないので、これからはPTAなんかも非常に少ない、小規模になっていますから、みんなに一堂に集まってもらって話し合いをするというようなことをぜひ試みてください。そうすれば、きっといろいろな人がいろいろな意見を言って、いい前向きな意見が出てくると思いますので、ぜひ、そこら辺は頑張って、一番大変なときですけれども、ぜひ、よろしくお願いいたします。


 最後になりましたが、学校の過疎化ということで文部科学省から何か通達か、過疎化とか統合とかというので何か具体的にはありましたか。


○議長(大澤義和君) 並木学校教育課長。


○学校教育課長(並木 進君) ただいまのご質問でございますけれども、文部科学省では学校施設が学校として使われなくなった後も地域の実情あるいは需要に応じて積極的に活用していくことが望ましいと、こういった文書等は来ております。活用状況の実態調査を行ったり、活用の事例集やパンフレットを文部科学省が作成して教育委員会の現場に配付しておるところでございます。私どもそういった例もしっかりと勉強させていただきまして、この点も慎重に考えていきたいなと、このように思っているところでございます。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) どうもありがとうございました。以上で私の質問は終わりにします。


○議長(大澤義和君) これで野田泰博君の一般質問を終わります。野田君、自席にお戻りください。


 ここで、10分間の休憩といたします。11時5分から再開したいと思います。


                               午前10時55分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


                               午前11時05分 再開


○議長(大澤義和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


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○議長(大澤義和君) 高萩初枝君の発言を許します。高萩君、質問者席へ移動願います。


 〔12番 高萩初枝君登壇〕


○12番(高萩初枝君) 12番、高萩初枝でございます。私は、栄町の望ましい学校規模に関する基本方針について、さらに、高齢者対策について、2項目にわたり質問を行います。


 栄町は、昭和57年からの大規模な住宅開発に伴い、人口が急激に増加し、2万6,182人をピークに、現在は2万2,944人という状況です。これに伴い、児童・生徒数も平成5年の4,253名をピークに、現在は1,456名とピーク時の34.2%という状況の中で、学校にも深刻な状況が出ております。このような中、栄町の望ましい学校規模に関する基本方針において、望ましい学校教育のあり方の方針が示されております。この方針と学校規模との関連性についてお伺いをします。


 2項目めには、高齢者対策です。高齢者の所在不明が昨年の夏に大きな社会問題となり、当町においても高齢化社会の進行に伴い、高齢者世帯や独居高齢者世帯への見守り体制の整備が必要と考え、昨年の9月議会で質問しましたら、岡田町長から「やらないとは言っていない、2カ月から3カ月待ってくれ、それでもやらなかったら、再度言ってほしい」と、こういう答弁がありました。しかし……。


                〔発言する者あり〕


○12番(高萩初枝君) 言いました。議事録に載っております。しかし、昨年の12月議会でも質問をしましたが、何ら進展は見られませんでした。高齢化社会が進行する中で、町と地域が連携して、高齢者が安心して暮らせる町をつくることが今求められております。そういう中で、現在、消防署で高齢者宅への火災警報器の設置も進んでいるようですので、12月議会以降の進捗状況と今後の取り組みについてお伺いをいたします。


○議長(大澤義和君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) それでは、1点目の栄町の望ましい学校規模に関する基本方針について、お答えいたします。


 「生きる力」をより一層はぐくむという新しい学習指導要領の方針を受けるとともに、栄町では学校と地域の関係が密であり、地域に支えられていることを大切にしながら、子供たちが自分で課題を見つけ、考え、行動し、課題をよりよく解決する力をより一層伸ばすことが重要であるというふうに考えまして、「みんなで支え、ともに伸びる教育」を望ましい学校教育のあり方と考えたところでございます。この望ましい学校教育を実現するためには、四つの教育環境が整っていることが大切であるというふうに考えております。


 一つは、学習指導、生活指導、キャリア教育の充実、学校行事や部活動の活性化など、元気あふれ、夢にチャレンジする子供を育成できる教育環境。二つ目としましては、教員の指導体制の確立、研修の充実、指導力の向上、仕事や事務分掌の負担軽減など、教員が子供たちと向き合える時間の確保など学校運営の円滑化に対応できる適正な教員数を配置できる教育環境。三つ目としまして、クラスがえ、切磋琢磨、学び合い、豊かな感性、子育て世帯の定住につながる魅力ある学校づくりなど、保護者の要望に対応できる教育環境。四つ目としまして、子供たちと地域の人々との豊かな交流活動、地域の人々による幅広い学校支援、地域人材を活用した学校運営など、学校と地域との豊かな関係を実現できる教育環境の四つでございます。


 これらの教育環境を整え、望ましい学校教育をよりよく実現するためには、ある程度の望ましい児童・生徒数、多様な地域の人材の確保、適正な教員数の配置が必要であり、これらは望ましい学級数を確保することにより可能となると考えまして、栄町学校規模適正化検討委員会では、小・中学校とも12学級から18学級を望ましい学校規模の目安とするという基本な考え方を提案しているところでございます。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) それでは、2項目めの高齢者対策の進捗状況について、ご答弁をさせていただきます。


 基本的な事業の進め方につきましては、これまでの一般質問の中でお答えさせていただきましたとおり、見守り体制の確立の中核を担っていくことが期待される活動団体の状況把握として、各地区で展開されている高齢者サロンの訪問、防犯活動団体の代表者との意見交換を行うとともに、ひとり暮らしの高齢者を中心に、接点を持つことが多いコミュニティ組織である老人クラブ、自治組織への趣旨説明を行ってまいりました。また、個別支援を含めて継続したかかわりを持っていただいている民生・児童委員の方々に対しても同様の趣旨説明を行ってまいったところでございます。


 これにあわせまして、他地域での取り組みの参考事例を確認しつつ、本町における取り組みの基本方針等を内部で確認しながら、町行政として、本年度中のスタートを設定したモデル地区の関係団体の皆さんへの個別説明を行ってまいりました。


 現在、第4回定例会でお答えいたしましたとおり、地域ぐるみの活動として、見守り活動を展開する土壌が整っていると考えております安食台地区と竜角寺台地区における意見交換会について、3月下旬に開催することとなっております。


 今後も、当該地区の活動を地域団体との協働で推進しながら、その状況を検証・改善し、順次、他の地区にも拡大をしていきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) それでは、再質問に移ります。学校規模です。先日、教育民生常任委員会で北辺田小学校を訪問させていただきまして、全クラスの授業を見せていただきました。この中で北辺田小学校は、小規模校での利点を最大限生かした学校としての取り組みや、学習面でのきめ細かやかな対応、さらに地域の方々やPTAの皆さんの学校への支援など、学校教育推進に向けて頑張っている様子を見ることができました。


 そこで質問をいたします。学校規模に関する基本方針では、学校規模を小・中学校ともに12学級から18学級としていますが、学級数の小規模化、要するに小学校では6から11学級、中学校は3から11学級、この小規模化に伴う問題点としては、どのようなことが考えられるのか、お伺いいたします。


○議長(大澤義和君) 並木学校教育課長。


○学校教育課長(並木 進君) ただいまの議員のご質問にお答え申し上げます。学校が小規模化することに伴いまして、児童・生徒の教育環境や学校運営において幾つかの課題が生じてくるのではないかと、このように考えております。例えばクラスがえができない学年が生じてくる。子供の関係がそのことによって固定化してしまったり、マンネリ化しやすくなる、こんな懸念が考えられると思います。また、授業におきましては、例えば体育での集団の競技、スポーツ、また、音楽での合唱などの集団活動、こういったものが成立しにくくなる場合も考えられると思っております。特に、中学校におきましては、教科担任制でございますので、教員数は学級数によって決定されるため、教員が免許外の教科を教えたり、1人の教科担任が全学年を指導したりするといった問題が生じてくると考えられます。教員の絶対数が少ないというようなことから、習熟度別学習などに対応した指導体制、これを組むことができなくなったり、あるいは教員が出張や研修などで学校を離れる場合に自習時間が多くなってしまうということも考えられると思っております。このほかにも、学校規模の大小にかかわらない校務分掌というものがあるために、1人の教員の負担が大きくなり、学校運営に支障が生ずることがあると考えられます。さらに、複式学級、これが発生しますと、1人の教員が複数の学年の授業を同時に実施することになり、教育効果が十分発揮できない可能性、こういったものも出てくるのではないかと考えております。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) ということは、やはり子供たちの教育環境にとっては悪い影響が出てくるおそれがあるということですね。ちょっとお伺いしたいのですが、今現在、中学校ですね、小規模化になってきておりますが、今、現在、生じているやはり問題点というのはあるのでしょうか。


○議長(大澤義和君) 並木学校教育課長。


○学校教育課長(並木 進君) 現在、本町の中学校で議員ご指摘ようなことで問題となっていることは、一つは教科指導の面でございます。例えば中学校の家庭科の教員がいない、それから、女子の体育の教員がいない、美術の教員がいない、こういった問題が発生しております。これは学級数によって教員が配当される数が決まっておりますので、学級数が小さくなりますと国語から英語、家庭科まですべての教員を配置することができなくなってまいります。そういった中で、県の方では時間講師を中学校に配置しております。家庭科だけ週5時間授業を実施しております。家庭科の授業は滞りなく進むわけでございますが、学校は教科だけではございません。部活動の指導、生徒指導で諸問題が発生した場合、時間を惜しまず対応する、こういったことも出てまいります。また、PTAの活動に積極的に参加して地域との和を広める、こういった活動も教員には要請されているところでございますが、そういったところが5時間で帰ってしまいますので、また、その先生はほかの学校に行って家庭科を教える、3校ほどかけ持ちをする、こういうような状況でございますので、学校運営を支えていく1人としてはなかなかカウントしにくいところが出ている状況でございます。


 また、美術等々におきましては、免許は持っておりませんが、非常に美術教育に造詣が深くて、技術も達者である、こういったことを学校長が認めまして、免許外の教科を教えることができるという免許外教科申請制度というのがございまして、これは県の教育委員会が1年間に限って認めておるところでございますけれども、そういった形で、免許がないけれども指導できると認定した場合にはそういった臨時の免許状、許可証を発行して、期間限定で指導をしているというような状況でございます。そういった学習面での専門性はもちろん、それはやっていただいておりますけれども、それ以外での学校運営での支障というものが大きな問題となっております。


 また、もう一つは、本町は大変部活動が盛んな中学校でございます。そんな中で、教員数の配置が減っておりますので、部活動も減少している、そんな中で町教育委員会は外部指導者の派遣だとか、学校と協力して部活動の削減に歯どめをかけようとは努力しておりますけれども、絶対数が少なくなっているのも現状でございます。


 以上のようなところが学級数の減少によって起こっておる中学校の問題というふうに把握しておるところでございます。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) もう既にやはり当町でもいろいろな影響が出ているということが確認できました。ありがとうございます。


 それでは、また、ちょっと移りたいのですが、今回、町民の皆さんに回覧している栄町の望ましい学校規模に関する基本方針では、「望ましい学校教育を実現するためには、地域を支え、地域に支えられる、地域と連携して歩む学校の実現が必要です」と言っています。このことは岡田町長が公約に掲げられました「未来を支える子供たちが元気な町を支える地域の人たちが持つ知識や教養などを子供たちの教育に積極的に活用します」を受けての政策と思われ、私は大変評価するものでございます。


 そこで、具体的に、この施策についての説明を教育長に求めたいと思います。


○議長(大澤義和君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) それでは、お答えいたします。教育委員会では、地域と連携して歩む学校を、これから望ましい学校の一つというふうに考えまして、このような学校を実現するために、来年度から「栄っ子、夢、元気プロジェクト」を推進していきたいというふうに考えております。


 この事業は、現在、学校・家庭・地域の固定的な役割分担を示すことが難しくなっているという状況の中で、学校・家庭・地域が連携、協力しながら社会全体で子供たちを見守り、育てることが求められていることによるものでございます。


 栄町におきましては、こうした取り組みとして、既に小学校区を単位としたふれあい交流事業と、竜角寺台小学校で実施しております学校支援地域本部事業とがございます。この二つの事業は子供たちの成長、学校教育の充実にとって重要な役割を果たしており、いずれも欠かせない事業であるというふうに考えております。来年度はこの二つの事業を新しい事業名、一つの事業名の中で一本化していきたいというふうに考えておりますが、当面は地域の実情もあろうかと思いますので、二つの事業が共存することになるというふうに思いますが、将来的には一つの組織の中でふれあい交流も学校支援も行われるようになればというふうに考えているところでございます。


 と申しますのも、既に地域の中には学校支援という意識はなくても、読書活動とか体験活動などの支援、あるいは職住、登下校の見守りなど、学校支援にご協力いただいている方々が大勢いるわけでございます。今後はこうした個々に行われている活動とふれあい推進員の活動を結びつけることで学校支援の組織化を図りながら、ふれあい交流事業と学校支援事業の相互交流、相互補完、相乗効果が図られるようになればというふうに考えております。


 なお、こうした取り組みはそれぞれの地域の実情に応じて行われているところでございますので、当面は地域の特色を生かしたさまざまな形態で始めていただければというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) このことなのですが、今後、学校支援地域本部事業に取り組もうとしている学校は町内ではあるのでしょうか。


○議長(大澤義和君) 小島生涯学習課長。


○生涯学習課長(小島 満君) それでは、私の方からお答えをいたします。現在の段階ではまだはっきりとは確定しておりませんが、竜角寺台小学校が平成21、22年度、文部科学省から指定を受けて取り組んできた学校支援地域本部事業を、町内のほかの幾つかの学校で、来年度新たに取り組みを始めようとするところは幾つかございます。なお、地域の実情もあろうかと思いますので、できることから、できる範囲で始めていただきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 早速、町内の幾つかの学校で来年度から取り組まれる方向だと伺い、この施策が時代の今の流れにマッチしたものだということが私も再度確信を持てました。よろしくお願いします。


 また、次なのですが、平成23年度の学校規模適正化委員会の進め方、さっき野田議員からもちょっとありましたが、これはどのように考えているのか、お伺いをしたいと思います。


○議長(大澤義和君) 並木学校教育課長。


○学校教育課長(並木 進君) それでは、お答え申し上げます。教育委員会では平成23年3月下旬を目途に学校規模適正化検討委員会により学校の適正規模の基本的な考え方について、中間の答申を受けることになっております。このことを踏まえまして、来年度、平成23年度の検討委員会での主な検討事項としましては、学校の適正配置の進め方、このことが中心の議題となってまいります。栄町の望ましい学校教育の実現を目指しまして、学校の適正配置の基本的な考え方、適正配置の全体計画等について検討し、基本方針を定めていきたいと考えております。


 この基本方針の策定に当たりましては、あらゆる可能性、こういったものを検討し、児童・生徒数の将来推計に基づき、全町的視野、長期的展望に立った本町における望ましい学校の適正配置の考え方を進めてまいります。望ましい学校の適正配置の考え方についても、再度パブリックコメントを募集し、地域の皆様方と十分な協議を持ちながら、平成24年2月を目途に学校規模適正化検討委員会より栄町立小・中学校の学校規模の適正化について、この答申を受ける予定でございます。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 現在、パブリックコメントを募集していると思うのですが、その募集状況についてお伺いしたいと思います。


○議長(大澤義和君) 並木学校教育課長。


○学校教育課長(並木 進君) お答え申し上げます。現在、パブリックコメントを募集しておるところでございますが、この募集期間は平成23年2月10日から3月9日まで、本日でございますけれども、1カ月間ということでございます。提出された意見などにつきましては、速やかに集計し、学校規模適正化検討委員会で検討をし、教育委員会のホームページで公表をする予定でございます。今回実施しておりますパブリックコメントの応募状況でございますが、3月8日、昨日現在でございますが、6件のパブリックコメントをちょうだいしておるところでございます。その内訳につきましては、基本方針全般に関する意見が1件、学校の適正規模に関する意見が3件、さらに学校の適正配置に関する意見が2件、このような現状でございます。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) ご回答ありがとうございました。未来を担う子供たちは町の宝です。歴代のやはり首長、町長たちがこのことをこの議会で何回も発言されていたのが耳にこびりついております。この大事な子供たちの教育環境をしっかり整えるのは町の責務です。子供たちを真ん中に置いて、保護者の皆さんや地域の皆さんに十分説明し、意見を聞いて、進めていっていただきたいと思います。この項目の質問をこれで終わります。


 2項目めに移ります。さきの答弁の中で防犯活動団体の代表者との意見交換や老人クラブ、自治組織、民生委員に趣旨説明をされたとのことですが、その中でどのような意見が出されたのか、お伺いします。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 多くの団体については町の今後の高齢化、それから、地域との接点を持たない方を中心にさらなる活動の活性化あるいは各団体等、行政も含めてですが、連携をしていくということの重要性をかなり認識をしていただいております。


 その上で、一部では、やはり各団体、非常に活動を活発にしております。ある意味では活動がこれ以上増えることによって何かかなり負担になるのかなというようなご不安をお持ちの方もいらっしゃったというふうに認識をしております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 各団体等の方とやはり説明されて、もっと具体的などんな意見が出されたのか伺いたいのですが。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 具体的に申し上げても、我々が今第一段階でやろうとしていることは、まず、気づいてもらうことを地域住民の方に、これまで以上に多くの方に考えて行動していただきたい。それから、その情報を適切にというのですか、気づいた情報を早目に我々行政に集約をしていきたい、その流れを多くの住民の皆さんと協働でやっていきたい、これがまず第一ステップだというふうに考えております。ですから、この趣旨については特に大きな違和感というのでしょうか、質問的なものはなく、理解をしていただいております。ですから、具体的に申し上げますと、理解していただいている団体については、既にそれぞれの団体で今以上に事業を、では、とりあえず拡充してみようというようなことで既に取り組んでいただいておる状況でございますので、特に個別にこういうことをどうしたらいいのだというような疑問については受けていない状況でございます。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) それから、他の地域での取り組みの参考事例を確認しながら、町の基本方針のもとにモデル地区の関係団体への個別説明をされた、こういうことですが、この町の基本方針について説明をお聞かせを願いたいと思います。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) これはうちの課として、高齢者対策を所掌する課として内部で決めているということでご了解いただきたいと思いますが、我々は高齢化に伴う対策というのは、行政ももちろんですが、町民の皆さん全体の課題であるということをまず共有していくということが第一でございます。それから、そのためには特に多くの地域の皆さんの力をいただいて、目的を共有した中で協働で事業を進めていただくということの基本的な考え方で進めております。


 それから、先ほど申し上げましたような、第一段階として気づきを町民全体の方に協力をしていただいて広めながら、情報を上げていただく体制を整えていくというのが第一義的な基本要件として進めている内容でございます。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) そうですか。これが基本方針かと思って何なのかなと、後で言います。


 もう一つ、この地域では、このところでは町の基本方針と内部で確認しながらとおっしゃっていましたけれども、この内部というのは、私の認識では福祉課と消防署とか、健康保険課とか住民課とか、住民活動推進課と、そういう内部で連携をしながら進めるというふうに私は思うのですが、その辺の連携をされてこれを進めているのですよね。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 当然、議員おっしゃられるように、そういう課と進めなければいけないという認識はございますが、現段階で各地域へ出向く段階では、我々が高齢者対策の推進の部局として考えた内容でございます。一部、住民活動推進課等については防犯や自治組織の関係もありますので、このような動きをする、その上でまた再度いろいろな協議に乗らせてもらうというようなことで説明をしてございます。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) では、3項目めに消防本部にお伺いします。平成22年度に町長の公約であります75歳以上の高齢者世帯に対して火災警報器の取りつけを今実施していると思いますが、対象者とか希望者とか、設置者数などについて、実施の状況についてお聞かせ願いたいのですが。


○議長(大澤義和君) 大澤消防長。


○消防長(大澤幸男君) それでは、高齢者への住宅火災警報器の設置の状況でございますけれども、自治会の役員の皆様や自主防災組織の皆様、それから、また、消防団員の方にお願いしまして、75歳以上の方のみで構成されております世帯を訪問していただきまして、火災警報器の設置の希望の有無、これを確認していただきました。まだ調査を終了していない地区もございますが、現在のところ151件の設置希望がございまして、現在設置を行っているところでございます。


 現在までのところ、安食台地区、田中地区、酒直台地区の設置が終わっております。本日も伺っておりますけれども、現在は竜角寺台地区を設置中ということでございまして、現在までのところ、大体約90戸程度の設置が今週中にはできるだろうということで思っております。


 それから、設置方法としましては、電話で設置日の確認を行いまして、当日は自治会の役員の方や、また、民生・児童委員の方と一緒に消防職員が伺いまして設置をしております。また、電話にもなかなか出ていただけないケースとか、お伺いしてもすぐ信用していただけないケースがあるようでございまして、消防の活動服、ちょっと派手で目立つものですから、それと身分証明書で信用してやっと家の中へ入れてもらっているような状況だそうでございます。


 また、消防団のある地区につきましては、地元のことでございますので、顔のわかる地元の消防団の方にお願いしまして、設置に立ち会っていただき、設置を進めていこうということで考えております。今回、設置した中で、つくづく感じましたのは、高齢者の方と接触することそのものがいかに難しいのかというのを感じておりますので、やはり地元の方、顔見知りの方が見守りをするようなシステム、こういうシステムの構築が必要ではないかと、そうすると、高齢者の方も安心して戸をあけていただけるのではないかというような感想でございます。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) ありがとうございます。福祉課長にお伺いをしたいと思います。ただいま消防長より実施状況について、また、ちょっと課題面とか説明がありましたが、今回消防本部で実施したことにより把握できた情報、例えば151基と、あと、一定、設置には至らなかったけれども、こういう状況だという情報があると思いますけれども、この把握できた情報を福祉課ではどのように活用する考えがあるのか、お伺いします。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 概要については当然情報をいただいておりましたが、個別具体的な支援だとか、どういうような状況だというのはまだ確認を現実的にしておりません。ですが、当然、安全・安心という意味では、消防の持っている力ですとか、今回やった事業について再度確認をしつつ、この全体像の中で早目に位置づけをして活用をしていきたいと思います。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) ただいま4項目について質問させていただきました。その感想は、例えば火災警報器ですけれども、岡田町長は火災警報器をただつけるだけではなくて、やはり見守りまでつなげていって、高齢者の安心・安全を図っていきたいと、こういうことがもうやはり6月の段階からこういう表明があったと思います。


 しかしながら、現在、答弁を聞いておりましたら、まだこの消防署は現在つけて、具体的に情報が把握できているわけですけれども、この情報をどう活用するかも含めて、まだやっていないということはどういうことなのでしょうか。何か私は、福祉課が余り町と地域が連携してやはり高齢者の皆さんの安全・安心のために見守り活動を一生懸命やっていこうという、そういう姿勢ではないように感じます。


 こういう中で、私の方からちょっとあれなのですけれども、地域の独居の方、車いすの方です、この方からつい先日、何かあったときに親族に連絡を入れてもらうための緊急の連絡先などについて、どこに頼んでいいかもわからない。せめて町から呼びかけをしてくれるといいのだけれどもな、こういう声が寄せられました。町が本気で高齢者の見守り施策を実施していく姿勢なら、私はまず最初に町として、高齢者の見守りを町としてしっかりやっていきますと、この内容を町の広報やホームページなどで町民の皆さんにアピールすることがまず大事ではないかと思います。まず、最初にやるべきことではないかと思います。このことが、町の姿勢を町民の皆さんに訴えることが大事ではないかと思います。これで、やはりアピールすることで多くの方に協力していただくことも可能ですし、何よりも高齢者の方も安心するのではないかと考えますが、福祉課、いかがでしょうか。まず、地域の方たちを集めてこうやるのもあれなのですけれども、まず、町としてやるのは、町として本気に高齢者の皆さんの見守りをやっていきますよと、その姿勢を出すこと、これが大事ではないかと思いますが、いかがですか。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 議員のおっしゃることは十分わかりますし、我々もその旨で事業は進めたいと思います。私ども考えておりましたのは、後先の問題はあるのだとは思うのですが、間近にモデル的な事業の中で話し合いをするということも含めて、町民の方々にはぜひ積極的なPRをしていきたいと思います。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) それから、まず最初にこれを、きちんと町の姿勢を町民に出してください。お願いしますね。それとあわせて、役場庁舎内の行政内部の連携です。福祉課内だけではなくて、消防署も情報を持っています。健康保険課もあると思います。あと、住民活動推進課もあると思います。住民課にもあると思いますので、庁舎の中の連携、会議をきちんとされて、その上で地域に踏み出していただきたいと思います。


 また、地域で見守りを進めるためには、集まってもらって、ただ、気づきをお願いしたいということではなくて、見守りを始めるのはきちんと行政としてやってくださる方に対して研修をしてから踏み出した方がいいと思うのですが、この辺はどうお考えでしょうか。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 確かに全国の例を見ても、しっかりとした見守り員の制度としてやっているところがあります。そこは自主的にやっている場合もありますし、今、議員がおっしゃられたような学習も含めてやっているところもあるというふうに認識をしております。町とすれば、その方向性をどう持っていくかというのはいろいろな方法はあると思いますので、地域の皆さんとその辺のやり方も協議をしながら進めていきたいと思います。現時点ではこれだという方向性はまだ確認をできておりません。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) このままだらだらやっていても結局同じだと思いますので、もう質問はしません。これで終わりですが、やはり私が思うのには、町としてこの基本方針ですね、進め方ではなくて、基本方針をしっかりと確認しながらやはり打って出ることが大事だと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 これで終わります。


○議長(大澤義和君) これで高萩初枝君の一般質問を終わります。高萩君、自席にお戻りください。


 ここで、昼食のため、午後1時まで休憩といたします。


                               午前11時47分 休憩


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                               午後 1時00分 再開


○議長(大澤義和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


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○議長(大澤義和君) 岩井泰憲君の発言を許します。岩井君、質問者席へ移動願います。


 〔5番 岩井泰憲君登壇〕


○5番(岩井泰憲君) 5番議員、岩井でございます。本日は事前の通告に従いまして、犬のふん放置対策について、それから、龍角寺・竜角寺台地区への土砂埋め立て事業について質問をさせていただきたいと思います。


 まず、1点目、犬のふん放置対策についてです。愛犬家の方がもちろんこの議場の中にもたくさんいらっしゃると思います。「犬」というと、何かちょっと物扱いされるような嫌な感じがするということで、常日ごろは「ワンちゃん」と私も気をつけて申し上げているところなのですけれども、質問の中ですので、一応「犬」とさせていただきます。


 近年は大変なペットブームだと言われております。犬、猫の飼育総数は年々増加傾向で、調べた中では、犬の登録頭数が1990年、約389万頭だったのが、2005年には648万頭に増加したとのことです。今、もっと増えているのではないかなと思いますが。少子高齢化や単身世帯の増加、それから、社会的ストレスの増大などを背景にして、ペットをこんなふうに言うのですね、コンパニオンアニマル、伴侶動物として家族と同様に本当に扱って、ペットにいやしを求める傾向が強まってきていることなどが背景として指摘されております。


 しかし、最近はこうした動物の飼い主が注意義務を怠って逃げ出す事件もしばしば発生し、ニュースとなって報道されていることがあるというのはご承知のとおりだと思います。動物を飼うには法的な責任や義務が生じて、動物が嫌いな方への心配りや、地域社会に対してマナーを守るのは飼い主として当然のことだと思いますが、一部にこうした義務や責任を果たすことへの自覚のない方々に対して何らかの対応が必要であるということは言うまでもないと思います。


 さて、そのような一部の心ない飼い主による迷惑行為でしばしば問題となっているのが犬のふん害です。つまり、道路や公園、家の植え込みなどで排せつされた犬のふんを飼い主が後始末しないことから起こる、生活環境問題と言ってもよいのかもしれません。私は昨年、地元の竜角寺台自治会で広報の仕事を仰せつかってきたのですけれども、朝起きると門扉の前にふんがしてあるのだと。しかも、毎朝のようにです。毎日のように緑道にふんが放置されていて、それから、リードを放して散歩させている、いわゆる無責任な飼い主が目立つなど、そういう「ワンちゃん」、犬についての苦情を本当に毎月のようにいただいて、何とか龍翔という自治会の広報紙に載せてもらえないかというお話を、苦情をいただいてきました。


 近隣の公園などでは、季節のいい日、休日なんかにそれこそ芝生の上で子供たちが駆け回っているその傍らで、やはり犬のふんとおぼしき黒い物体があると。決して笑って済まされるような問題とは言えないのではないでしょうか。犬のふんは、その習性から毎回同じ場所で排せつされてしまうだけに、後始末をさせられる関係のない善意のある住民の苦痛というのは本当に想像以上のものがあり、一方で、行政の方でもされているとは思うのですが、訴えてきても一向になかなか改善しない現状に住民からは半ばあきらめの声さえ聞かれるのも、これも現状だと思います。


 そこで、犬のふんが放置されることによる迷惑に対し、これまで町はどのような対策を講じてきたのか、そして、これから、今後どのような対策が考えられるのか、ご答弁をいただきたい、これが1点目でございます。


 さらに2点目ですが、龍角寺・竜角寺台地区の土砂埋め立て事業に関してです。昨年、栄町龍角寺地区にて始まった大規模な土砂の埋め立て事業は、既に1期事業、工事の大方が終了して、今後2期工事の申請、事業の申請が行われるのではないかという憶測が飛んでおります。これまで現地に不法な産業廃棄物が持ち込まれるなどの極めて悪質と言われるような法令違反はないようですが、操業日や操業時間の約束が守られなかったなどの軽微な違反は多数散見され、また、業者が住民と約束していたはずの、いわゆる田中重機の産業廃棄物の無償の撤去、これは一向に着手されていないなど、その点について不信感を募らせる住民も決して少なくないと思います。


 そのような中で、昨年9月には残土条例の必要性やその内容についての意識を集めるアンケートを実施し、大半の方が条例の規制強化の必要性を意識しているというような結果を得られたものと思いますが、それを踏まえ、残土条例の整備に向けたさらなる進展があるのではないかと思います。


 そこで、町独自の残土条例整備に向けた調査や研究は、現在どのような状況にあるのか、それから、また、栄町における残土条例はどのような内容になるのが望ましいか、対象範囲とか、罰則の有無、その他内容について、その方向性のご答弁をいただければと思います。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) それでは、1点目の犬のふん放置対策について、ご答弁したいと思います。


 まず、前段に、千葉県犬取締条例第4条(遵守事項)第1項では、「飼い犬が公の場所又は他人の敷地内を汚物その他により汚染することのないように管理すること」とされていることから、基本的には飼い主が管理することとなっております。


 さて、この問題については、個人・自治会から年間数件の連絡・相談を受けております。それに対して、町の対応としましては、広報紙・区長回覧・狂犬病予防注射時にチラシを配布するなどし、飼い主が責任を持ってふんを処理(持ち帰る)するよう呼びかけています。また、動物の習性で、散歩時に、毎回、同じような場所にふんをする場合には、その場所に啓発看板を設置して、飼い主に対して注意を促しております。さらに、ふんを放置する犬等の飼い主が判明した場合には、職員が飼い主のお宅に訪問し、直接、飼い主に対して注意をしております。


 次に、「今後、どのような対策が考えられるか」についてお答えします。


 町としましては、今後も犬の飼い主に対し、啓発活動に努めるとともに、千葉県動物愛護センターが主催する「犬のしつけ方教室」への参加の呼びかけをし、犬の習性を学ぶ場の提供をしていきたいと考えています。犬の飼い主は、法律や条例を守ることは当然ですが、義務づけられていない義務として、地域住民や通行人に迷惑のかからない配慮しなければなりません。また、飼い主は、飼っている犬の本能や習性をよく理解した上で、大切な家族の一員として面倒を見る責任があります。責任を負わない飼い主が生まれないよう、今後も町として広報等を通じ、飼い主に対して、「飼い主としての責任・モラル」について指導の徹底を図っていきたいと思います。


 次に、2点目の龍角寺・竜角寺台地区への土砂埋め立て事業について、お答えをいたします。


 条例の制定に関しましては、前回の定例会の中で回答しましたとおり、埋め立て事業に対する規制強化を図ることと、また、事業面積に応じて町の条例と県の条例が併存しており、規制内容の統一化を図る必要があることから、現行の「栄町小規模埋立て等による土壌の汚染及び災害の発生の防止に関する条例」について全部改正を行う方針を定め、現在、策定に向けて各種検討を行っているところでございます。


 主な改正案としましては、3,000平方メートル以上の事業に適用していた県の残土条例を適用除外し、500平方メートル以上すべての事業に対し町の残土条例を適用することにより、町独自の視点から自主的な施策が講じられ、県よりも厳しい条件にすることで、埋め立て事業者に対する一定の抑止効果が得られるものと思慮します。その一つが事前協議制の導入であり、事業者に対し、許可申請前に埋め立てに関する関係法令について関係機関と協議することを義務づけることとします。また、住民との合意形成を重視し、地元説明会の開催及び許可申請に当たっては、事業地隣接土地所有者全員と周辺に居住する世帯の承諾書の添付を義務づけ、住民の判断を許可条件に盛り込むこととします。ただし、周辺世帯の範囲及び承諾書の賛同率等につきましては、今後、検討してまいります。


 また、条例の実効性を担保するため、罰則を設けることとなりますが、罰則の定めのある条例を改廃する際には、法益侵害の程度、他の法令等において同種ないし類似の違反行為に対して科している刑罰の程度、社会一般の法感情等を考慮し、罪形の均衡を失することのないようにしなければならないため、検察庁と事前協議を行い、詳細について詰めてまいります。


 その他、施行上の技術的基準等については現行の町の小規模残土条例をベースとしますが、現在栄町と同様に県条例を適用除外し、市町独自に条例を定めた自治体は14市町あり、これらの条例を参考とし、比較検討しながら素案作成に当たってまいります。


 条例の制定に伴い、これを運用する場合、当然のことながら現行の町残土条例施行規則のような細則が必要となります。事業者に義務づけることとなる地質分析や地質の検査項目及び測定方法等を規制するに当たり、専門的な知識が求められるが、これらを条例の公布日から施行日までの間に行わなければなりません。したがって、条例の立案は、条例施行規則の案も含めた上で総合的に行う必要があります。また、今まで県の許可であった3,000平方メートル以上の特定事業については、条例改正後、すべて町が許可権者としてその指導・監督に当たることになるため、役場内の執行体制についても今以上に専門的な知識が求められ、そうした職員を今後も継続し、育成維持していく必要があります。また、場合によっては専門職の配置等についても考えなければなりません。


 次に、制定までのスケジュールについてでございますけれども、県廃棄物指導課及び庁内関係課との協議を経て、ある程度の素案が作成された段階で、栄町環境基本条例の規定に基づき設置する「栄町環境審議会」に諮問します。その後、地方検察庁との事前協議及び環境審議会の答申を受け、条例の骨子が固まった段階で町議会に上程し、議決後、県知事に対し県残土条例の適用除外を求める旨、申出を行い、告示の手続となります。


 条例の施行については、公布日より一定の期間をおいて施行するのが原則であり、本件に関しても私人の権利・自由を制限し義務を課す内容を有する条例であるため、一定の周知期間が必要となります。これら一連の手続、周知期間を考慮し、新条例の施行期日は平成24年4月ごろを目途に行っていきたいと考えております。


 以上が、現状における条例改正に伴う町の取り組み方針であります。本件事案はさきにも申し述べたように、条例の網がかかることにより、すべての私人の権利・自由を制限し、義務・罰則を課すことになるため、素案作成の段階では公的事業等における適用除外項目の検討、関係法令との調整及び関係機関との協議等については慎重に進めていく必要があると思っておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


 以上、答弁とさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 丁寧な答弁をいただきまして本当にありがとうございます。


 では、まず、1点目の犬のふん放置対策の方から再質問をしていきたいと思うのですが、再質問の1点目としては、いわゆる人間への感染がやはり懸念されないかという衛生面でのことなのですけれども、犬から人間への感染が懸念されるものとして、狂犬病は非常に有名なのですけれども、そのほかにも犬・ネズミ等の尿から人間の皮膚、粘膜を通して感染すると言われている、例えばレプトスピラ症とか、あと、犬の下痢便の中からやはり感染する懸念があるカンピロバクターというものがあったり、これは人間の発熱、頭痛、筋肉痛、寒気等から、場合によっては人間が死亡に至るケースも、いわゆる犬のふんからあるのではないかということを、ちょっと調べた限りの中で私の方では一応感じたのですけれども、犬のふんが放置されることによる、このような衛生面の懸念ですね、そういうことについてはどうですか、やはりあるというふうに考えていいわけですか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) 犬の人に感染する病気ということで、今、議員がおっしゃられたとおり、狂犬病、レプトスピラ症、カンピロバクターという、そのほかにもあるのですけれども、そういった感染があることは懸念されますけれども、町、ほかの全国的に見てもそういった感染が余り見られていない。特に狂犬病については、ここ日本ではここ起こっていないというようなことは聞いております。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) なるほど。多分そういう懸念は、狂犬病は別として、カンピロバクターなんかについても一応可能性としては全くなくはないけれども、現実の問題としてそんなに、非常に緊急性を持って対応する必要は今のところないとかと、多分そんなような感じだと思うのですけれども、ただ、今のはわかりました。


 それで、住民へのマナーの向上とか啓発活動について、先ほどの答弁の中で、広報紙、それから、チラシの配布、それから、啓発の看板とかを行ってきたというふうにありますけれども、多分僕の印象からすると、十分な改善の傾向はどうなのかなという感じなのですけれども、今後、マナーの向上、それから、モラルの改善、啓発活動において改善、もっと工夫できる余地とかというのは、また、今後考えていないのですか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) あくまでもモラルの問題として、啓発事業として広報等については環境課としては今後も引き続き年数回は啓発、広報を載せたいと思っておりますし、あと、また、区長回覧等についても、去年ですけれども、2回程度行っておりますので、その辺も継続していきたいなと思っております。あと、また、周知看板ですけれども、今までにつきましては文字だけの看板が多かったのですけれども、今後はカラー等、それから、絵を配して視覚に訴えたような看板をつくっていきたいなと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 看板ももうちょっと改善するというか、工夫を凝らす方向であるということですね。多分物はまだできていないのでしょうけれども、わかりました。ぜひ、その点の改善をお願いしたいと思います。


 それで、他の市町村の状況についても、もちろん、私、今回質問するに当たって、調べたつもりであるのですけれども、他の市町村では犬ふんに関するいわゆる迷惑防止条例と言ったらいいですか、制定しているところもあると思われますけれども、その点について町の方で把握していたり、または、今後参考にしたりというところはないのですか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) 犬のふん害を特定した、そういった条例制定については余りないのですけれども、一時はやったポイ捨て禁止条例、その中に犬のふん害を取り入れた項目があるということで、県内54市町あるのですけれども、その中でポイ捨て条例を制定しているところが45自治体等ありまして、特に郡内、ポイ捨て条例をしてあるところが栄町と酒々井町を抜かしてほかのところはあるのですけれども、その中でもやはり四街道市、八街市、白井市、都市部について言えば、そういった犬のふん害についての条例を制定して町民の方々に注意を促していると、これにつきましても罰則規定もあるということでございます。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 町で調べられた方が多分新しいあれだと思うのですけれども、県のホームページ、ちょっといろいろ探していたら、やはり今みたいな情報が出てきました。最近になると市川市が、これは過料2,000円を設けていたりだとか、あと、ポイ捨ての防止条例と一緒になって、しかも、ポイ捨てと同じ罰則が適用となるので、2万円とか3万円の罰金を設けているような市町村とかもあるのですよね。大体見てくると、こういうポイ捨ての条例だとか犬ふんの迷惑防止条例を制定するのは都市部の市町村、自治体の方がやはり進んでいる傾向は見受けられます。市川市とか松戸市だとか、浦安市だとか、今、言われた四街道市なんかもそうですし、この近隣で言うと印西市、白井市なんていうのも、いわゆる犬ふんも含めたようなポイ捨て禁止条例を整備しているのですけれども、先ほど、今日1人目の野田議員の質問の中でも、人口が減少している中で魅力あるまちづくりをしていかなければいけないと、町長もそれはもちろん同じ気持ちだと思うのですけれども、かといって観光収入も増大も見込んでのまちづくりをしたいながらも、お金はなかなかかけられないのですよね。調べた中で、御宿町なんかもやはり設けているのですね。これ、御宿町のポイ捨て条例で、犬ふんの禁止条例というのは、きれいな海浜環境を守るという視点から実は制定されている「御宿町のきれいな海浜環境を守る条例」という中に盛り込まれています。そういう観点からすると、栄町もそんなにお金をかけることなく、そして、まずはきれいな町を、もちろん房総のむらを中心として、それだけでもなく、全体的に行っていけば栄町におけるまちづくりに寄与できる部分もあると思うのですが、どうですか、この点については町長に伺えたらと思うのですけれども、どうでしょうか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 岩井議員おっしゃられるように、そういった町の美化に関しましては、やはり住みやすい町というところで必要な部分もあろうかと思いますけれども、余り厳しくいたしましてこういった在といいましょうか、田舎において、栄町へ行ったら自由に犬飼えるのだぞ、そういうものまで規制というか、その辺のバランスというのが今後は課題になるのかなと思っております。いずれにいたしましても、他自治体を見ながら、本当はその地区、地区でそれぞれの住民同士で話し合いをして、その地区に捨てられたふんはその地区で皆さんで話し合いながらふんをかたしていくと、本当はそういったものが一番望ましいのだろうと思いますけれども、どうしてもそういったものが守れない、できないということであるならば、当然、法的なもの、条例的なものも考えざるを得ないのかなと思っております。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) このポイ捨てとか、それから犬のふんという問題は、もちろん住民のまずもってモラルとかマナーという問題であるし、それを裏返すとそれらが守られてこなくなってきたというのは、住民による地域とか、それから町への愛着の度合いがひょっとしたら薄れてしまっているのではないかなとも、そういう点では本当に深刻に考えなければならないと思います。


 先ほどもちらっとポイ捨て条例に関して言うと、当時、これは平成20年、21年ぐらいの資料でちょっと古いのですけれども、56市町村当時あって、制定されているのが45ですね、先ほどもありましたね。つまり、残っているのは11町村だけなのです。市に関して言うと、千葉県内ではすべての市がこのようなポイ捨てであるとか、また、もっと踏み込んで先ほどの犬ふん禁止条例なんていうのを制定整備してきておりますので、そういう点で言うと、理解されるようなもはや時期に、こういうような条例整備についても、特段物すごく変わったことをやるわけではなく、むしろその点については遅れているとも言えると思いますので、そういう点でもまずは検討というか、条例の必要性について、今までそんなに深く追求、また、研究してきたわけではないとは思いますので、その点についてまずは検討をいただくということでよろしいのですか、いただけますか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) こういった条例につきましては、はやりみたいなことがあったのですけれども、実際、施行されて運用状況を確認しますと、やはりその制定した当時は結構皆さん気をつけていただくということなのですけれども、時が過ぎるとなかなかそういったものまで運用状況が余り芳しくないというのを聞いておりますので、その辺は状況をかんがみながら今後どういうふうにやっていくか、検討はしていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) そうですね、まあ、ここだけの話ではなく、もちろん住民の意識の問題でもありますし、どのような考えを持っているのか等も含めながら、私自身も研究していきながらぜひ町に助言というか、できるところをしていきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。


 続きまして、2点目の土砂埋め立て事業に関してです。先ほどの答弁の中でスケジュール等をいただきました。今後、詰めていかなければならないスケジュールも多々あって、先日募集をしていた環境審議会の答申等もあってということだったと思いますけれども、環境審議会募集は2月の中ごろに多分打ち切られているかと思いますけれども、そちらの方はどうなのでしょうか、もう確定したというか、という感じでよろしいのでしょうか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) 環境審議会の方の委員につきましては、5名公募いたしまして、今日現在で6名程度応募がございました。その中に残念ながら女性の方が含まれておりませんでしたので、今後、あと5名、10名審議会委員を選定するわけですけれども、今後、学識経験者等々を踏まえながら10名に設定するわけですけれども、今のところちょっと、今まで学識経験者があった中で、近隣のあれを見てみますと、やはりいろいろな方々からご意見を聴取するということで、審議会委員の学識経験者の依頼する箇所も今後検討していきたいなと思っておりまして、できれば今年度中に、4月1日任命ということでありますので、3月中にはどうにか選定していきたいと思っております。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) スケジュールとしては平成24年4月というと来年の4月に実際にできれば運用できるようにということを目途として、そうすると、先ほど具体的にはお話はされませんでしたけれども、年内ぐらいをもしできれば上程できるようにと、そういうような感じと受け取ってよろしいわけでしょうか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) 去年の12月議会にも申しましたように、今年の12月議会には上程していきたいというように思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 課長もリタイアがそろそろでしたね。ぜひ、みずからの手でお願いしたいところですけれども。


 中でも先ほどの説明の中で、目玉と言えるような内容は事前協議制の導入ですね、これは他の市町村でも独自の残土条例を制定しているところでもそんなにないというか、先進的な、これがあることによって住民の意見を反映した上で、要望とかを反映した上での事業の着手というか、計画、申請というふうになると思うのですが、事前協議の対象の広さというのもちょっと気になるところですけれども、そこら辺については何かイメージというのはあるのでしょうか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) 事前協議につきましては、同意書をもらう範囲等々になろうかと思いますので、300メートルとか、そういった地域になろうかと思います。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 大変に先進的で、この事前協議制というのがあることによって、事前に近隣の住民がその事業を知ることができて、そのことに考えて、それで承諾するかどうかというところにつながっていくと思いますので、ぜひ、それが実現できればよいのではないかなと思っております。


 それと、今度2期工事が、今度は条例ではなくて、今行われている土砂の埋め立て事業ですが、今の1期工事も終了間近にあると私は認識しているのですけれども、2期工事を進めるための、例えば通路が設けられていたりだとか、今後2期工事は申請があるのではないかなと思っておりますけれども、その点について町の方で把握していることはありますでしょうか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) 2期工事につきましては、今、1期工事がまだ終了してございませんので、その辺、終了してから何らかのアクションがあると思いますので、2期工事につきましてはまだちょっと把握はしておりません。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) あるという前提でちょっとお話をさせていただくと、1期工事のときには住民に対しての説明は一応行われているのですが、結構どたばた感があるというか、住民説明会の開催においても昨年の1月31日にたしか行われたと思うのですが、そのときもぎりぎりに自治会を通して周知活動を行ったものの、時間もないし、という感じだったのですね。着工直前、今年の、また、その後に5月ですか、6月ですか、行ったときも非常にもう、一部しか知られていない、本当に20人、30人ぐらいしか集まらないような中で住民説明会が行われていたりしたのですね。それから、また、先ほども申し上げたように、業者サイドの方の軽微といえるかもしれないけれども、違反が見受けられたりして、その点で改善されるように町の方からの働きかけとかというのはどうでしょうか、できないのでしょうか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) それにつきましては、今回の1期工事の轍は踏まないというようなことで、県の方に強く要望していきたいと思っております。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 一応、現状と、それから、いわゆる独自条例の方も非常に形が見えてきて、具体的に今後パブリックコメントであるとか、または周知期間を設けたりだとか等、いろいろクリアしなければいけない問題ももちろん多々あるとは思いますけれども、具体的に12月の上程、それから、来年の4月ぐらいに施行されるようにという形で、私自身としては本当にほっとしているというとちょっと違うかもしれないですけれども、本当にありがたいと思っております。


 引き続き、卓上等で質問することがあると思いますけれども、ひとまず本日の一般質問は終了にします。どうもありがとうございました。


○議長(大澤義和君) これで岩井泰憲君の一般質問を終わります。岩井君、自席にお戻りください。


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◎散  会





○議長(大澤義和君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。


 次は、3月10日午前10時より開会することとし、本日はこれをもって散会といたします。


                               午後 1時37分 散会


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