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千葉県 栄町

平成22年第2回定例会(第2号 6月17日)




平成22年第2回定例会(第2号 6月17日)





             平成22年第2回栄町議会定例会





 



                   平成22年6月17日(木曜日)午前10時開議





日程第1 一般質問


(1)11番  野 田 泰 博 君


(2) 5番  岩 井 泰 憲 君


(3)12番  高 萩 初 枝 君


(4)13番  戸 田 榮 子 君





出席議員(15名)


  議 長  大 澤 義 和 君      副議長  染 谷 茂 樹 君


   1番  河 野 通 俊 君       2番  大 野 徹 夫 君


   3番  大 野 信 正 君       4番  橋 本   浩 君


   5番  岩 井 泰 憲 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  藤 村   勉 君       8番  金 島 秀 夫 君


   9番  大 野   博 君      10番  秋 山   誠 君


  11番  野 田 泰 博 君      12番  高 萩 初 枝 君


  13番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席説明員


  町    長    岡 田 正 市 君


  教育長       澤 村 保 夫 君





  総務課長      鈴 木   薫 君


  財政課長      浅 野 一 夫 君


  企画政策課長    長 ? 光 男 君


  住民活動推進課長  岩 ? 正 行 君


  税務課長      川 田 淳 一 君


  健康保険課長    新 村 政 美 君


  福祉課長      藤 代   斉 君


  住民課長      鈴 木   隆 君


  環境課長      山 ?   茂 君


  建設課長      小 出 善 章 君


  下水道課長     真 仲 高 行 君


  産業課長      池 田   誠 君





  会計管理者     浅 野 正 治 君





  教育総務課長    米 井 一 充 君


  学校教育課長    並 木   進 君


  生涯学習課長    小 島   満 君





  消防長       大 澤 幸 男 君


  消防防災課長    奥 野 三 男 君


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席事務局職員


  事務局長      麻 生 文 雄 君


  書記        西 城   猛 君








                           午前10時00分 開議





◎開  議





○議長(大澤義和君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


 次に、町長から追加議案の送付があり、これを受理いたしましたのでご報告をいたします。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎一般質問





○議長(大澤義和君) 日程第1、一般質問を行います。


 通告順に従い、質問を許します。


 初めに、野田泰博君の発言を許します。野田君、質問者席へ移動願います。


 〔11番 野田泰博君登壇〕


○11番(野田泰博君) 11番議員、野田泰博です。つい先日まで岡田議長と呼んでいた方が町長になられて、最初の質問をさせていただくことになり、私も大変緊張しております。岡田さんなどと呼んでしまうこともあるかもしれませんけれども、ぜひ、許してください。


 私の質問通告は、町長が町長選挙のときのキャッチフレーズ、「町を元気にしよう」という言葉について事前通告をしました。町長に就任されて約3週間は、これもたっていないので、住民に約束した内容についてまだまだ具体策はつくられていないかとも思いますが、この「元気にしよう」という言葉は、町長が議員として経験した年月、そして、議長として感じたことがベースになっていると思いますが、町が元気になる、町を元気にするというのは感覚的には非常にわかるのですが、少し考えると、町の元気とは一体何なのか、町長が町民に訴えたいことは一体何か、このお考えになっていることをお聞かせ願いたく存じます。もしも、既に元気になる具体策があるならば、当然のことながらお聞かせ願いたく存じますし、また、急に町長になってまだ3週間で、まだまだ練れていないと、発表するにはもう少し待ってほしいというのならば、具体策でなくて、町長のお気持ちだけでもぜひ紹介していただきたいと思っております。


 実を言いますと、私も町を活性化させるような具体策、案というのがありますが、もし、それが町長の具体策と同じようなものであるならば、後に紹介させていただき、それについて町長のお考えをお聞きしたく思っております。まずは通告内容である二つの質問にお答え願いたく存じます。


 一つは、町長がお考えになっている「町の元気」とはどのような状態なのか。過去栄町が元気であったときはいつだったのか。そのころの状態にしようというのですか。それとも、それまでの元気とは違った元気をつくり出そうとお考えなのか。町長になられたばかりでお聞きするのは少々酷な質問でございますが、今、お考えのことを町民にお伝え願いたく存じます。


 2番目として、栄町が元気であるためには町長や町民が元気でなければなりません。皆が元気というのは、政策として健康を守るということを第一に挙げねばならないと思いますが、今後どのような健康を守る政策をとるつもりでしょうか、お答え願いたく存じます。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 野田議員が上がっている以上に、私も町長になって初めての一般質問でありますので、非常に緊張しております、野田議員の顔がいい男に見えてしまって。


 それでは、質問の中からお答えをいたしたいと思います。まずは、最初の1点目といたしまして、私が考えている「町の元気」についてでありますけれども、一口で申しますと、「町がにぎわい、地域に活力あふれ、人々が生き生き自信を持って暮らしている」状態だと。非常に抽象的なことでありますけれども。


 栄町の現状は、決して明るいものではありませんが、手を加えれば、まだまだ活性化に結びつく「元気の素」は存在していると思っております。それは、基本的に、所信表明でも申しましたが、「地域で暮らす人々のそのつながり」であり、また「地場産物や観光」であったり、「町の魅力につながる暮らしやすさ」などであると思っております。


 今回、選挙を通じまして、「七つのビジョン」やさきに策定した「地域活性化計画」への取り組みなどを進めていくことが、元気な町を目指してまいりたいと考えております。


 最初に、野田議員からご質問があった、いつのころからということがちょっと抜けておりましたけれども、私は、一番元気だったころと申しますと、昭和の終わりから平成にかけて、8,000人の町が開発をして、町民が、だんだん人口が増えてきて、このままで行ったら3万人、5万人はわけないのかなというような思いをしたときでございます。町民も、また、新しく入ってこられた方々も、あのときは非常に輝いて見えたのではないかと思っております。また、その後、野田議員がそのときに戻すのかというお話がございましたけれども、到底社会情勢を考えたり、また、町の財政を考えたりしているときには、昔のあのような元気さはないのではないか、取り戻せないのではないかと思っております。ですから、昔の元気さとは違った元気さを求めております。


 社会構造上、少子高齢化が進んでいるわけでございますけれども、その少ない子供たち、当時頑張ってこられた、今、団塊の世代の方々、その人たちが昔と、中身はちょっと違いますけれども、その人たちと一生懸命コミュニケーションを図りながら、町を元気にしていきたいと、それぞれの地域でそれぞれの立場で考えていければいいのではないかと。具体的な話の中に、では、公約の中にどうするのかという話がございましたけれども、公約の中で申し上げましたとおり、まず、七つのビジョンの中で、決してできないことは公約というか、中には入れていなかったと思います。頑張れば、必ずなし遂げられるもの7点を挙げたわけでございますけれども、まず、その中で、一部はもう既に課長たちに指示している部分もございますけれども、その中身につきましては、また、再質問がございましたなら、担当課長の方から説明させていただきますけれども、1点目はそのくらいにさせていただきますけれども。


 2点目の健康施策についてでございますけれども、健康を守る施策についてご質問にお答えいたしたいと思っております。


 野田議員もご存じのとおり、平成19年12月1日に制定しました「健康創造都市さかえ」の宣言では、健康はすべての人々の願いであり、生涯を通じて自分らしく、生き生きと伸び伸びと暮らすためには欠くことのできない源であると思っております。町民の健康を守るためには、町の中での健康ニーズや国及び社会的動向を踏まえ、町民全体に対する普及啓発を主とし、健康づくり活動の推進をするとともに、地域の特性を踏まえ、地域資源を活用した持続性の高い効果的な事業を推進してまいりたいと考えております。これもちょっと抽象的でございますけれども、1回目としてはお許し願いたいと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) そうですね、私の質問もかなり抽象的ですので、答える方もかなり抽象的にしか言えないのではないかということはあります。その中で、町長が皆さんに、町長になる前にこんなことをしたいのだという七つのパワーというか、ビジョンというか、この「元気」というのが、私が、栄町が元気というのはどういうことなのだろうかということの、本当に人がどんどん増えてくる、確かに岡田町長が言われるように、私も昭和の終わりにこの町に住みついた人間なのですね。もう26年たちます。あのころはたしか人口増加率日本一ということになったときでもありますね。子供たちが安食台小学校に3年生、4年生に入ったのですけれども、あっという間に、あそこは1,200人ぐらいの学校になってしまって、プレハブとかなんとかもつくってというようなときがありました。確かにあのころは町長が言われるように、非常に私も輝いて、まだ若くて、今とは違う輝きを見せていたと思います。


 そういう意味では、あのころの元気ではないかなとは想像はしていたのですけれども、今、町長が言われるように、あのころとはちょっとまた違った元気、その中で1点だけちょっと、非常に私が知りたかったことを町長が言われたのですけれども、団塊の世代の人たちとのコミュニケーションを図る、それはまた違った意味での元気になるのだというところを、町長の想像の中で、例えば町長の中には、ありましたよね、5番目に地域の元気を町の活力にということで、小学校区ごとにまちづくり協議会を立ち上げ、地域を元気にします、地域コミュニティの創出を目指しますということがあったと思うのですが、こういうことはたしか昔も、川?さんのときも言われていたことなのですね。例えば自治会単位で何かやっていたように記憶するのですけれども、町長の場合はそれとは違った形で、小学校区ごと、全体の自治会ということではなくて、何か違った意味での協議会をつくってみたいなという、これはまだ具体的に進んでいなかったら進んでいない、ただ、思いだけでも、ちょっと頭の中にある思いだけでも聞かせていただければと思います。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 確かに、今、野田議員がおっしゃられるとおり、自治会という部分においては、自治会というものはやはりその地域だけしか見ていなくて、その代表であるわけですよね。だけれども、地域ごとということは、自治会とは離れた中で、特性のある人たちがいるわけですよね、当然、もう我々の年代、それぞれの分野で活躍してきてくれた人たち。でも、自治会ですと、その地域だけ、その地区しか見えてこない部分があるので、まず第1点目としては地域の自治を守ることが自治会の場合は本来の使命であって、ちょっと考えているのは、それとはかけ離れて、当然地域の自治会の方々にも協力願わなければならない部分はかなりあろうかとは思いますけれども、自治会会長とか、そういう方たちですと、そこに縛られるというような、ちょっと表現がいいか悪いかわかりませんけれども、自治会単位ということではちょっと違うのではないかと思っております。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) つまり、私は前のときに自治会を中心としてやられている会にも出たことがあるのですが、最近では自治会で、私たち新住民というか、昭和の終わりごろにばっと集まってきて形成した自治会の中には自治会をやめていく方が物すごく多いのですよ。それは何かというと、高齢化したり、何かして、自治会の役員もやりたくないというのも一つの理由かもしれませんけれども、ですから、自治会を中心としてしまうと、そういうやめていった方がちょっと置き去りにされてしまうなという懸念があったので、今、聞いてちょっと安心したのですが、要するに小学校区を対象として、そこに住む住民たちの自治会ということではなくて、力をもう少し引き出すようなことを考えているというふうにして理解してよろしいのですか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) そういう考えでおります。ですから、地域の自治会を離れれば、自治会ではない、得意分野というのが必ず皆さん、例えば野球だったり、いろいろな部分で得意分野があると思うのですよ、必ず。そういう方たちの、まず組織づくりみたいなもので地域を、例えば布鎌だったら布鎌の中でそういう人はそういう人たちのボランティア的に地域の力を発揮していくというのか、その中で全部が全部得意分野があるわけでもないし、そういう方が集まって地域の力にしていけばいいのではないかと思っております。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) やはりそういう方たちが今非常にたくさん増えていますし、反対に、例えばここには今シルバーの方で人材銀行とか、それから、そういう人たちを登録すれば何か仕事があるというような形で、そういう人たちの仕事を利用している人たちが、お互いに需要の方も供給の方も利用している考え方があるのですね。


 東京のある市をちょっと訪ねてみたときに、例えばこれは秘密保持の問題も出てくるのですが、例えば戸籍謄本とか、住民票とか、そういう発行するところ、今、大体パソコンと、もう機械形式になっていて、そういうところまで職員でなくて、そういう人材派遣の人たちを使っている役場というのが今は大分増えているらしいのですよ。だから、確かにこの何年間か非常に町の経済も、それから、税収入も、それから、新しい人たちを採るということもできなくなっている今、やはりまだまだ体が元気で、私たちみんな働けるのだというような人たちのパートとして、そういう方たちも役場の内部のそういう仕事に、もしできるのだったら考えていったり何かするということがこれから必要だと思っております。


 ですから、そういう意味ではぜひそういうパワーも使っていこうということをぜひこれからも検討して、それも町で検討するというよりも、住民たちとの、先ほど言われたコミュニケーションをとって、上がってきた中から町長の方がそういうことをどんどん引き出していくということをやられると私は非常にこの町の、違う意味での元気になるのではないかなと、こう思っております。


 それから、健康施策なのですが、「健康創造都市さかえ」というのが平成19年の12月ですか、こういうものが出てきて、もう健康でなくてはいけないと。前の町長も2期目で2年目にしてああいう形で健康を害して亡くなられてしまったのですが、町長自身も体の方をぜひ気をつけて、酒の方もほどほどにして、健康を、あと何十年かはやはり町に奉仕するのだという意味で頑張ってやってもらわないと、町長が病気になってもらったら困るのは住民でございますので、ぜひ、そこら辺を気をつけてやってください。


 それから、あと、今、言われた「健康創造都市」の、余りちょっとありきたりの言葉でずっと読まれて、言われただけなのですけれども、何か健康に関して、町民と町とこういう取り組みだという新しい形で、もし、担当課長でもいいですから、こういうことをやりたいのだということがあったらお聞かせ願いたいのですけれども。


○議長(大澤義和君) 新村健康保険課長。


○健康保険課長(新村政美君) それでは、私の方からご説明をさせていただきますが、平成22年度の健康づくりという部分では新しい事業を実施しております。1点目は、野田議員の方もご存じのように、県の方の自殺対策基金をいただいた形での、要は栄町の自殺率が高いという部分がございますので、それらを何とか少なくすることができないかということで、一つは、やはり住民の方々のそういううつだとか、そういう方々が要は気軽にできるような相談体制をとれないかということで、これは7月から新たにふれあいプラザの方のOAルームを使って毎週火曜日、午前10時から午後2時でございますが、専門の相談員の方を配置してやっていくというような考え方でおります。


 それと、もう一つは、福祉課と一緒にタイアップしまして、乳幼児の関係でございますが、「こんにちは赤ちゃん事業」ということで、乳幼児あるいは新生児のいる方、生後4カ月までの新生児のいる方の家庭をすべて訪問いたしまして、子供たちの体調、また、母親、保護者のメンタルヘルスの部分についてもいろいろやっていこうというふうに思っております。


 それともう一つは、巡回相談ということで、これについては3歳までは法的な健診の場所はあるのですが、3歳以降から就学前までについて、今までなかなか保護者の方からいろいろお聞きするという部分がございませんでしたので、各保育園、幼稚園の方に専門職が訪問しまして、いろいろな形で保護者との面接によりまして、適切な指導方法のアドバイスをしていきたいというような形で考えております。


 そのほかは、食育が非常に今現在叫ばれている時代でございますので、その辺の食育の関係についても事業を順次していきたいというふうに思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) いや、きょう、役場の下を通ってきたら、あれも食育の一環ですか、ガラスの中に、あれ、レストラン始めたのかなと思って、値段が書いていないから何だろうかと思ってみたら、カロリーだったのですね。あれも食育の一環というふうに考えてよろしいのですね。


 それで、今、三つの相談体制というか、うつだとかそういうものに対しての相談体制とか、乳幼児の対策、それから、3歳から就学時前までの巡回相談という三つの相談体制があったのですけれども、相談よりも金だという人たちも多いのではないかと。それよりもむしろ病院に入ったときにケアしてちょうだいよと、例えば、これからの栄町というのは、今、子供が残念ながら非常に少なくなっているわけですよね。ですからこそ、子供たちに対する手当てとかなんとかいうのを出さなければいけないし、反対に私たちみたいな、もう60歳以上の人たちが今度は非常に増えて、そこの費用も物すごくかかるわけですよね。そこら辺の考え方というのは、我々にかかる分、それから、乳幼児にも、それから、子供にもかけなければいけない部分というのをどのような、具体的にもしあるのだったら教えてもらいたいのですけれども、どのような配分というか、何かそういう具体的な考え方としての、ありますか。こちらを大切にすれば金がないからこっちができないとか、そういうのではなくて、両方大切にしなければいけない。近隣市町村を見ていると、やはり子供に対する手当てというのが非常に多くなっているのですよね。これは来年からできますよとか、再来年からできますよというのは、僕は難しいと思うのです。そのための金がなければいけないし、そういうのを今度例えば町長が今なられて4年間の間にこういうことを考えてみたいなというのがもしあるのでしたらお聞かせください。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 今のご質問の中で、確かにもう既に、まだ確定ではございませんけれども、公約の中にいろいろ入っておりますけれども、それは既に今、協議に入っている部分が2〜3点あるわけでございますけれども、確かに野田議員がおっしゃられるように、子供たち、お年寄りたちの手当てと申しましょうか、その部分においてはやはりバランスよくやらないと、子供も大事ですけれども、当然お年寄りも大事なわけですから、栄町の町民ですから、その辺のバランスはきちっととりながら、考えながら指示してまいりたいと思っております。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) 町長、口をすべらせて公約と言ってしまいましたけれども、公約ではなくて、これは思いを述べたと前に言っておられましたよね。それでも公約に近いものですから、別にそこら辺はいいのですが。


 そこで、ちょっと私は先ほど冒頭に、実を言うと、こういう考え方もあっていいのではないかという、私にもそういう考え、案があるけれども、それは町長、町全体としてはどういうふうに考えていくのかというのをちょっと披露させてもらいたいのですけれども。


 先ほど町長にお伝えした、町が活性化する一つの具体策があると、実を言いますと、私が兼任しております印西地区環境整備事業組合議会というのがございまして、栄町から私と藤村議員がそこに派遣されております。この2年間、そこで議員として務めてまいりました。これからまた2年間もまたそこでやれと議員の方から言われて、私たちは行うのですが、実を言うと、『日刊建設タイムズ』というのが、6月8日の記事がありまして、それを見ましたら、印西市の山?市長は、次期中間処理施設整備委員会、つまり新しいごみ処理施設の建設について、委員会を来月7月に開いて、ごみ処理基本システム、施設規模、リサイクルプラザ機能などを提案して――7月に提案ですよ――それから、9月の委員会で決定したいと言っておられるわけです。


 私の言いたいのはそこではなくて、栄町をこれでもう少し元気にできるのではないかというところに行きますので。


 また、9月にPFI、PFIというのは初めて聞いて何だろうかと言っている傍聴の方もいらっしゃると思いますが、要するに行政の仕事の民営化です。これの導入の可能性を9月にも諮ると。民間資金を導入する可能性を探ると、9月にね。それから、11月の委員会では事業方式・事業者選定方式の検討をすると。その結果を報告して、その後、来年の1月に修正して、予定を発表していくというようなことを『日刊建設タイムズ』に山?市長はこう述べておられるのです。


 かように委員会では、印西・白井・栄の、この三つの地区のごみ処理は熱回収施設、これは今の方法と同じなのですけれども、焼却施設とか、これにプラス最終のバイオマス化施設というのを整備して、エネルギー再利用を検討していくという案を出しております。これはどちらかというと、大きなコンセプトで言うと昔の、30年前につくったコンセプトと、これから30年後に起こるコンセプトというのは一緒なのですね。新しい施設をつくるには広い土地が必要になるということで、昨年からずっと委員会の方でも探していたのです。大体新しい土地が必要で、これに3ヘクタールの土地が必要だということで、栄町にも、実を言うと打診がありました。栄町の場合は、そういういろいろな規則に縛られていない3ヘクタールの土地がないということを当時の川?町長はお断りしているのですが、よくよく考えてみると、少し入り組んだものを融通をすれば、栄町にも3ヘクタールの土地ができそうだという話を聞きまして、これは現在使用されていない、以前火葬場があったところ、あの水と緑の運動広場の横の土地なのですけれども、印西地区環境整備事業組合では既に土地の選択というのは、委員会の方で結論を出してきて、まだこの栄町とか、印西市議会とか、白井市議会で結論は出していないのです、委員会の方が結論を出したということです。


 もし、栄町にこのごみ処理用のクリーンセンターというのをもし設置するような案を再提出できるなら、先ほど言った、日程的に見ると今しかないのですよね。その点、これが私は、もしそういうものが数年後にできるとするならば、栄町の町としての元気の一番源になるのではないかと。なぜならば、熱回収利用施設をつくるということは、近くに矢口の工業団地もあって、そこに熱供給もできるし、また、あそこに、今ある印西と同じように温水プールも体育館もつくれるようになる可能性もあると。それから、地域に少しそういう熱供給をすることによって、電気を供給することによって地域の人たちも助かっていく。これは私は専門ではないから知らないのですけれども、あそこら辺の田んぼも、考えようによっては改修したり、何かして、ハウスものがとれるようになるとか、栄町の基本的な今の流れが大きく、それ一つを導入することによって変わっていくのではないか。私はそれを実際藤村議員からお聞きしたときに、どきどき、わくわくして、あ、そういうことも考えられるのかという、私どもにはちょっと見当がつかなかったようなことを聞かされて、こういう施設を導入するということも町として考えていくべきなのではないかなというのが、気持ちなのですね。


 岡田町長の、もし、例えば、これができるかどうかなんていうことを今問おうとは思いませんが、印西の方ではもう進んでいって、それが2カ所の選定まで終わって、そこに栄町が割り込んでいくというのは非常に難しいかもしれません。しかし、この地域に住む17万人の人たちがそれを栄町に持ってくることによって210億円の――210億円ですよ――予算が30億円、土地だけでも30億円ぐらい安くなる可能性は非常にあるのです。それから、煙突が130メートルの煙突をつくろうとしているのが、今までどおり65メートルであるのならば、これだって数億円は安くなる可能性があるのです。全体にとって、そこでもしできるとしたら、かなり17万人の人たちが恩恵を受けるような施設になる可能性があると私はちょっと見て、それには近隣の人たちの、土地を持っている人たちの交渉だとかなんとかといって物すごく複雑なことがあると思いますが、そういうことをちょっと踏まえて考えていくと、ちょっと夢みたいな、元気みたいな絵が書けるのではないかなと。そこら辺は岡田町長としてはもし何かちょっと案とか気持ちがあったらお聞かせ願いたいと思います。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 今、確かに野田議員がおっしゃられたように、それが可能ならば私は非常に喜ばしいことだろうと思っております。しかしながら、先ほど野田議員もこれまでの経緯を述べられておりましたけれども、確かに今、選定委員会、まず、その前に、栄町がなぜ推薦されなかったというようなお話まで今、5ヘクタール以下3ヘクタールという推薦条件と申しましょうか、栄町にはその辺の該当する地区がなかったというのが大きな理由だろうと思っております。


 しかしながら、野田議員がさっきおっしゃられたとおり、選定委員会が既に終盤に迎えて、候補地が二つに絞られたという中で、印西地区環境整備事業組合議会が今まで培ってきた、もう20年、30年になる、30年近くこの印西地区で一致協力してきて印西地区環境整備事業組合議会なりの今までのつき合いを考えたときに、まだ私も今回まだ3週間ですけれども、既に執行部、いわゆる管理者が印西市長、副管理者が栄町、白井とあるわけでございまして、今の流れを静観するしかないというより、当然私も執行部ですので、ここで正式にこれを申し込むということは、先ほど野田議員もおっしゃられたとおり、できないわけでございます。しかしながら、今後の成り行きを見ながら、万が一印西地区でその場が選定されて、その地域でいろいろな問題が起きて、また白紙に戻ったということになれば、それは当然、気持ちの中では手を挙げております。気持ちの中だけですよ、とりあえずは。確かにいろいろな条件があろうかと思います。栄町もまだ具体的な話といいますか、その辺のところを執行部でもまだ全然話し合っておりませんし、まだ、そういう段階ではないのではないかと。でも、一部の情報によりますと、今、手を挙げろというようにおっしゃる方もおりますけれども、変な話が執行部で決めた部分に対して、また、執行部が覆すというような部分は長年の印西地区環境整備事業組合の協力関係の中で今はできないのではないかと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) わかります。向こうの執行部側に入ったら、やはりそう言わざるを得ないですけれども、せっかく栄町の町民の長になられたのですから、それはそれとして栄町としては元気にするためにはこういうことをやるのだという、積極姿勢をぜひ見せていただきたいのですよ。これは栄町町民のもう、岡田町長がずたずたに切り裂かれようが何しようが、町民のためだと言って、ぜひそこら辺は執行部に食い下がるような積極性を見せていただきたい。サッカーだってそうではないですか。ぱっと相手のところに入っていって、うまいアシストがあったらすっと決めるという、きのうの1点だってそうですよね、この前のね。あれと同じように、むしろ鮮やかに、まあ、ちょっと難しいとは、サッカーと行政は違うと思いますけれども、そこら辺は岡田町長にぜひ期待して、これは私たちだけがここで話すのではなくて、でも、最初に案がなければ先に進まないわけで、もちろん印西地区環境整備事業組合の管理者側にも話さなければいけない、また、本当にやるのだったら、ここら辺の町民とかなんとかに話さなければいけない、いろいろな二重、三重、四重の苦しみはあると思いますけれども、ただ、一つだけちょっとお伝えしておくのですけれども、千葉県内には都市計画が済んだところの地にごみ処理施設というのが全部で48カ所あるのですよ。そのうちの15カ所が3ヘクタール以上なのです。要するに48カ所のうちの3分の1なのですね、3ヘクタール以上というのは。33カ所が3ヘクタール以下のところなのですよ。この3ヘクタール以上の敷地の15カ所で1日に平均371トンの処理能力が――平均ですよ――あるのですね。ということは、今、印西市が考えているのが、新施設の240トンの処理能力なのです。計画で210億円、交付金が60数億円、起債が130億円、一般財源が20億円、まあ、一般財源の20億円というのが起債と一般財源が2市1町合わせて150億円ほどになるのですが、栄町の一般財源の負担では5億円以上になるのではないかなというような気がしているのです。ただ、こういうものの施設を一つこっちに持ってくることによって、違う意味での活性化が図れるとしたら、しかも、これは平成27年か28年ぐらいに本格的に稼働させるというようなことを考えておられますので、あと時間の余裕は少しだけあるのではないかと。だから、そこに町長、ぜひ食い込んでいただきたい。


 また、先ほど私が言った大体3ヘクタール、9,000坪ですか、ここの土地代としては印西の方がやはり30億円近くの土地というのを確保しなければいけないし、あそこは町の真ん中ですから、30億円でこのごみ処理をつくるよりも、ほかに使った方が、普通の考えだったらばいいのではないかなと思います。それをこちらに持ってくることによって、やはり印西地区全体が活性化するということを考えると、栄町ももちろん便乗して活性化するということを考えると、ぜひ、だめだったらやるというのではなくて、ぜひ、積極姿勢を、今はいいですよ、別に、町長はそれ以上言えないと思いますから。積極姿勢をぜひとってやっていただきたいと思います。どうですか、ちょっと積極的になれそうですか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 確かに私がこういう立場でなければ、町長にやはりがんがん言ったはずなのですよ。でも、今、やはりあと選定、絞られて、それを印西地区環境整備事業組合議会、それなりの地区の議会に諮られたときにどういう状況になるかによっては、その辺まででひとつ気持ち的準備はしておきます。ですけれども、今の状況ではそこに決まるかどうかわかりませんけれども、今、3カ所に絞られたところで、その辺の中も確かに町の中で、印西地区環境整備事業組合議会で決まっても印西市議会が賛成するかどうかは、まあ、その辺は微妙なところでありますけれども、確かに万が一そうなったとき、栄町にとりましても非常に元気の出る源であるには変わりないわけですけれども、また、持ってきたときの弊害といいましょうか、例えば今ある斎場跡のあの周りの耕地、田んぼですよね、その人たち、近隣の人たちが反対するのか、また、田んぼを地目変更できるのかどうか、その辺のところまで深く考えて用意したいと思っております。


○議長(大澤義和君) 野田君。


○11番(野田泰博君) その場所に座るとやはり慎重な答えになるというのは十分理解できます。私たちは、そういう町長に対して軽々に言わないで、もっとしっかりしてやっていただきたいと思っていますので、ぜひ、印西地区環境整備事業組合議会の議員として、藤村議員と私の方でちゃんとアシストして、いいボールを投げていきますから、ちゃんとゴールに入れていただくのは町長ということで、ぜひやってください。とにかくまないたの上に上らないとこういうのはスタートしないし、印西地区環境整備事業組合議会の方では今度は議員定数も変わってくるという、5・3・2になるとか、そういうふうになるようなことも出ていますから、いろいろと印西市が非常に力を持つというのはよくわかるのですが、そこに今までちょっと入り込めなかった栄町の、ぜひ、岡田町長に託して、新しいまた元気を、こういう元気の出し方もあるのだということで、ぜひ、これからも元気を出す方法を探っていっていただきたいと思っております。よろしくお願いします。私の一般質問をこれでおしまいにします。ありがとうございました。


○議長(大澤義和君) これで野田泰博君の一般質問を終わります。野田君、自席にお戻りください。


 ここで、10分間の休憩といたします。10時50分から再開したいと思います。


                               午前10時41分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


                               午前10時50分 再開


○議長(大澤義和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


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○議長(大澤義和君) 岩井泰憲君の発言を許します。岩井君、質問者席へ移動願います。


 〔5番 岩井泰憲君登壇〕


○5番(岩井泰憲君) 5番議員、岩井泰憲でございます。本日は事前の通告に従いまして、2点の一般質問をさせていただきたいと思います。


 まず、1点目は、これからの町政全般につきまして、行財政改革、また、教育・子育て政策等、どのようなまちづくりを目指すのか、質問する点です。


 川?前町長が急逝されたのは4月4日のことですけれども、体調を崩されていたということはもちろん知っておりましたが、余りに急な訃報に私自身大変驚きましたし、栄町全体が大きく悲しみに覆われたものと思っております。改めて川?前町長の冥福をお祈り申し上げたいと思います。


 さて、新たに岡田町長による新体制となりましたが、今回は無投票による就任であったということで、4年間の町政運営についての住民との公約というような形での約束があいまいになってしまったという点は否めないものと思っております。最近はやりのマニフェストとまではいきませんが、4年間でどのようなまちづくりを行っていくのかについての表明をしてもらいたいというものです。


 財政状況に目を移せば、経常収支比率は平成19年度には98.2%と県内ワースト4位、平成20年度では98.1%となっており、町の投資的事業に資金を回す余裕はない状況です。


 実質公債費比率は、改善傾向にあるものの、いまだに14.3%、平成20年度で、まだ余裕のある状況にはないものと思われます。


 合計特殊出生率は平成19年には0.92まで落ち込み、総人口の1%を超える割合で人口が流出し続けていて、ピーク時に2万5,600人余りあった栄町の人口も、この先平成27年度には2万2,000人余り程度にまで減少するというふうに予測されております。


 また、さらに深刻なのは、高齢化率が平成27年やはり28.7%にまで達して、平成17年比で約10%増加するという、極めて急激に深刻化するというふうな指摘があります。


 また、基幹産業であった農家の人口は、この20年間で知ってのとおりおよそ半分に減り、また、総人口に占める割合は30%から約10%へと低下しております。平成18年度には22億円の農業粗生産額というのは、平成6年比25%減という、これまた基幹産業であった農業も大変深刻な状況になりつつあると思っております。


 また、先ほども指摘がありましたけれども、自治会への加入等の問題も指摘されております。地域のコミュニティ基盤が弱体化している、自治会への活動に積極的に参加したいという意識のある町民の割合も12.5%しかないというアンケート結果も町の方から発表されておりますが、地域の経済、それから、町の財政、そして、地域コミュニティ基盤も希薄さが進行している、お金がない、住民の力もなかなかまだうまく取り込めていない、そういう、正直今バトンを岡田町長が引き継いだわけですが、非常に深刻さを増す、また、厳しい状況にあるということは、これは間違いないと思います。


 その中で、町の住民の、そして、町全体の元気さを取り戻すという政策を具体的に行財政改革、また、教育子育て政策、また、高齢化福祉政策、地域との協働、その他行政サービス全般についてどのようなまちづくりを目指していくのかということを、ぜひ、町長の口から直接お伺いしたいものでございます。


 2点目の、龍角寺・竜角寺台地区への土砂埋め立ての計画についてでございます。これは、これまで昨年の12月の議会、そして、今年の3月の議会に引き続き、3回連続の一般質問とさせていただく問題です。改めて申し上げたいと思います。私たちの栄町、龍角寺地区・竜角寺台団地の近隣地区で大規模な土砂の埋め立ての事業が進行しつつあります。1期工事だけでも約1万平方メートルという広大な敷地に、1万7,000立方メートルもの土砂を搬入し、埋め立てるという、この大規模埋め立て事業は5月24日に県の方から当該事業者に対して許可が下され、6月9日より――つい、先日です――いよいよ事業が着工されております。


 現地には株式会社田中重機――既に廃業しておりますが――による不法産業廃棄物が15年以上も放置されたままになっており、地元自治会や近隣の住民の方々にとって長年の懸案の事項になってきたことも事実です。


 今回の事業者は、龍角寺地区の土砂の埋め立て事業とともに、田中重機産業廃棄物の無償撤去を申し出ており、一部の住民の方々から期待の声が聞かれているのも事実です。しかし、そもそも土砂埋め立てと産業廃棄物の撤去事業は完全に別のものであり、産業廃棄物の撤去が最後まで行われる保証がどこにもありません。また、現に1月末に行われた住民説明会の中ででも、何らかの理由により埋め立て事業が中断してしまった場合には、産業廃棄物の撤去も同様に中断せざるを得ない、つまり、今回は埋め立ての事業をする見返りとして産業廃棄物の撤去を申し出ているけれども、その点については中断する可能性も十分にあると1月末に事業者側は説明しているわけです。最近では、3期、4期工事を見合わせるとほのめかしているということは、その点の約束の不履行を懸念させるものと私は考えております。


 さて、今回のような3,000平方メートル以上の大規模な埋め立て事業が行われる場合、近隣の成田市や千葉市、四街道市、佐倉市、芝山町などの近隣の市町村、県内で12市町は独自の残土条例の整備が進んでいるため、埋め立て予定区域の近隣住民、半径300メートル以内程度の同意を得ることが事業許可の必須条件となっています。しかしながら、栄町では独自の残土条例が制定されず、比較的規制の緩い県の残土条例が適用されるため、近隣住民の意向に関係なく許可が得られ、埋め立て事業が進んでしまう事態です。


 また、栄町においては、3,000平方メートル未満の土砂等埋め立てについては、近隣50メートル以内の同意が要件とされているのに対し、より影響が大きいと思われる3,000平方メートルの大規模埋め立てについては、かえって近隣住民の同意が要件とされておりません。繰り返します。3,000平方メートル未満の土砂の埋め立てが栄町で行われる場合には、近隣住民の50メートル以内の住民の方々の同意が必要とされるのに対して、かえって3,000平方メートル以上の大規模埋め立てが行われるときには、近隣の住民の同意が一切必要とされていないという矛盾に陥っている状況だと考えられます。


 私は、昨年12月の栄町定例議会、そして、この3月の定例議会の一般質問の場を通じて、栄町当局に対し、近隣住民の同意を要件とする残土条例、栄町独自の残土条例の制定を要望してまいりました。しかしながら、いろいろ事情もあってか、これまで条例制定に向けた具体的な動きは見られなかったことを踏まえ、今回の6月定例議会中の議員発議による条例改正案の提出を試みました。残念ながら、また、申し訳なくも、作成した条文に一部誤り、不備が認められたために、条例改正案は取り下げさせていただきましたが、今後も他の議員とともに調査研究を重ねた上で、必要に応じ、独自残土条例案の上程を諮るつもりです。


 そこで、3,000平方メートルを超える埋め立て事業に対しても近隣住民の同意を要件とする他の市町村に見られるような残土条例を制定することについてどう考えているのか、町長みずからの言葉で答弁をいただきたいと思います。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) それでは、まず1項目めの、これからの町政全般についてですが、議会初日の所信表明でも申し上げましたが、私は「元気を出そう栄町」をスローガンに七つのビジョンの実施を通し、活力に満ちた元気な栄町をつくっていきたいと考えております。


 ただ、そうした状況をつくるにも、財政的な制約があります。したがって、行財政改革は継続してまいりますし、活性化計画の推進など、将来の歳入増加につながるような手当ても講じてまいりますが、その一方で、国や県の財政も活用していく必要があると思っております。


 国においては、政権交代が行われ、いろいろな制度が見直しをされております。事業仕分けや補助金改革といったものなどを見てまいりますと、今後の地方行政は、今以上に知恵と工夫が求められ、その上で独自性や独創性の発揮など、各市町村間での競争も激しくなると思います。そのために、国などの動向に注意しながら、他市町村に先駆けた取り組みにより、国庫財源などの確保に努め、「活力に満ちた元気な栄町づくり」を進めていきたいと考えております。


 また、そうしたことを実施していくには、各種行政サービスの担い手である職員の能力向上が不可欠ですので、自己研さんはもとより、各種職員研修などを通して、その能力を高めていく必要があると思っております。


 次に、2項目の「龍角寺・竜角寺台地区への埋め立て計画について」であります。


 今回、県に申請中でありました龍角寺地先における埋め立て特定事業に関しては、平成22年5月24日付け県の残土条例に基づく「特定事業許可書」が千葉県北総県民センター所長より事業者に送付されました。事業開始後は、町関係各課・地域住民等の相互協力のもと、監視体制を確立し、許可条件等の違反等に迅速に対応していきたいと思います。


 このような状況下で、町の残土条例の制定は、土砂等の埋め立て等による土壌の汚染及び災害の発生を未然に防止するためには必要と感じております。しかしながら、私人の権利・自由を制限し、義務を果たす法制定であるので、制定に当たっては町民の意見を十分に反映させる必要があることから、慎重に判断し、制定について前向きに検討していきたいと考えております。ご理解をいただきたいと思います。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 答弁ありがとうございます。


 それでは、関連して質問を申し上げていきたいと思うのですけれども、まずは1点目の町政全般についての話なのですが、非常に雑駁に申し上げて、これまで川?前町長の町政というのは、これまでたくさんの財政規律化と言ったらいいですか、具体的に申し上げますと、今回第2次の財政健全化計画も平成22年度まで、今年度まで出されてきましたけれども、ざっと見渡して、ここに列挙できるように、人件費の見直しであるとか、物件費の抑制であるとか、または、歳入増加対策の推進であるとか、投資的経費の抑制であるとかというような、切り詰めて、切り詰めて、それで、今まであった栄町の借金を着実に減らしてきたのだというような、私なりの評価はさせていただいております。現に、例えば町の財政の指数を見てみると、実質公債費比率もここ6年間で大変改善されてきていると。平成20年度で14.3%、これは栄町、かつては18%、一番悪いときにはあったと思いますので、同規模の類似団体の評価との比較ですれば、まだ平均を超えるところではないのですけれども、でも、かなり改善されてきている、これは川?前町長の大きな功績だと思います。


 今回、岡田町長が公約として挙げられている中身というのは、町を元気にするというのは、私なりの解釈からすれば、川?町政時代に始めていた栄町地域活性化計画を、それをそのまま継承して進めていくということ、それから、さらに同じように財政健全化というのもこれまでどおりに進めていきたいということになると思うのですけれども、その点について、これでは直接町長から答えられた方がいいと思いますけれども、この点の指摘についてはどうですか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 今、ご指摘のとおり、財政健全化計画も地域活性化計画も川?町政を引き続いて、中身の濃いものにしていきたいと思っております。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) ちょっと公約を何遍も読ませていただいて、勉強いたしましたので、そういう意図なのかなとは私は理解しているのですけれども、そこで、ここら辺は担当課の職員に聞いた方がいいと思うのですけれども、この財政健全化計画について、第2次になってきていますけれども、どのような進捗で、どのような効果が具体的に上がってきたのか、教えてもらえますか。


○議長(大澤義和君) 浅野財政課長。


○財政課長(浅野一夫君) 財政健全化計画の効果ということでございますけれども、一番皆さんの目に見て判断ができる指標というのは、まだ21年度の決算が出ておりませんが、ここまでの決算で赤字にはなっていない。これを何とか黒字で持ってきているというところが、財政健全化計画を進めてきた一番の効果であると私は確信をしております。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 急に聞いておりますので、そんな細かい答弁はできないと思いますけれども、例えば平成22年度の指標目標がやっぱりそれぞれありますよね。例えば行政サービスの原則有料化、これなんかは今年度、平成22年度だけで2,700万円の効果を見込んでおりますし、また、公共用地等の積極的な処分では今年度1,980万円、その他、大きなもので言うと、人件費の見直しあたりでも、これは単年度ではないですけれども、3カ年で7億7,500万円等の大きな効果を期待していたと思います。


 そのような、本当につめに火をともすような努力をこれまで町役場職員の方々が中心に、そして、川?前町長が指揮をとって進めてこられたわけですけれども、それでも、経常収支比率はいまだに98.1%という、非常に、これは平成20年度の数値ですけれども、非常に高い、つまりは財政構造が非常に硬直した状況が続いてきているわけですよね。大変にこれまでの努力というのは称賛に値するものなのですが、このような、具体的に、では、経常収支比率でいうと、今後劇的に改善されるという見通しは立てられるのですか。


○議長(大澤義和君) 浅野財政課長。


○財政課長(浅野一夫君) 経常収支比率の即改善するという特効薬はないです。というのは、この経常収支比率を率的に下げるというのは、まず、一番経常収支比率の中で、経常的な経費で一番大きいというのは人件費が大きく占めております。あと、公債費の償還です。公債費の償還というのはそんなに急激に減るというのはできませんし、職員の人件費等についてもすぐに減らすというのはできない。かといって、一般財源を増やすという手だてが、すぐには増えるということでは非常に難しい状況にあります。ですから、これをすぐに改善をするというのは非常に難しい状況であります。


 ただ、経常経費の中でも切り詰める部分というのはまだあるのかなと思います。例えば、光熱水費であるとか、その辺については工夫次第でまだまだ減らせる要素があると思います。ですから、この辺の経費をある程度減らせば、経常収支比率というのは多少なりとも悪くはならない状況で推移をするのではないかなというふうに考えております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 返す刀でと言うとあれですけれども、今、人件費のお話が出ましたので、これは触れなければいけないのですけれども、栄町の人件費がかなり高くなっている、人件費にかかわる経常収支比率が高くなっている要因としては、直営で栄町が消防業務を行っているということはこれまでにも指摘されてきていると思うのですけれども、これは、でも、避けて通れない道だと思うのですが、この消防業務を栄町が具体的にずっともう持ってしまっているから仕方ないのですけれども、その点について町長としてご意見、どういうふうに評価していますか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 確かに今のご発言の中で、消防行政をどうするかということは頭の中では考えております。一部ではございますが、正式な申し込みではございませんけれども、成田市で受けてくれるかとか、印西広域でやってくれないかというような、正式ではございませんけれども、内々の話は川?前町長も担当課長もしていたというような報告も聞いております。正式ではございませんので、その辺のところは考えながらやっていくのですけれども、例えば成田市に任せたときに、では、今の救急車2台体制ですけれども、当然1台だろうと。また、職員46名の中で、その地域に移れる職員は3分の2か半分だろうと。また、経費といたしましても、請け負ってもらったときの経費を考えますと、そんなに落ちないだろうと。また、人件費については確かに人数的には減りますけれども、その部分のサービスの面でかなりの低下が見られるのではないかというような話も聞いております。いずれにいたしましても、今後の課題になることは間違いないと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 先ほどの話にちょっと戻すのですけれども、消防の話ではなくて、これまで本当に苦労を重ねて、工夫を重ねて役場の電気もできるだけ節約してというようなことを行ってきている中ででも非常に苦しい状況は私は変わらないのではないかなと思っているのです。また、将来的な話に目を移すと、先ほどもちょっと指摘したように、数値、調査結果等を見ても、いわゆる税収、具体的な直接的な税収も、これも漸減傾向は免れないと思うのですけれども、その点についてはどのような評価というか、将来的なここ数年、5年、10年たっていく中での栄町の人口減、それから、高齢化率の増加に伴う税収の見込みというのはどのように見ていますか。


○議長(大澤義和君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 税収の件につきましては、生産年齢人口の減少、老齢人口の増加、団塊の世代の退職と、また、景気低迷などの要因から個人所得の伸びは期待できない状況であります。また、土地についても下落幅も小幅となってきておりますけれども、依然として下落傾向が続いています。


 このような状況から見ますと、今後なのですけれども、まだ税収で4%からその前後くらいは今後減少していくものと思われます。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) ちょっと手元に資料がないのであれなのですけれども、具体的にここ数年の栄町の税収は25億円程度でしたっけ、具体的な町税で上がってくるのは。その25億円の4%程度が今後減少していくという認識でいいですか。


○議長(大澤義和君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 当初予算で見ますと、約27億円から26億円の前後なのですけれども、大体そのあたりで減少していくのかなと思いますけれども。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) ということは、すごい雑駁な計算ですけれども、20数億円の4%ということは1億円程度さらに今後減収が懸念されるということでよろしいですか。


○議長(大澤義和君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 大体、約1億円前後くらいかと思います。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) ごめんなさい、その1億円の減収というのは何年度でですか。


○議長(大澤義和君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 3年で1億円くらいだと思いますけれども。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 今の答弁をそのまま理解すると、向こう3年間ぐらいで、3〜4年ぐらいの程度で、つまり岡田町長が在任期間のうちに1億円減るという非常に厳しい状況の中で、町長の約束の中に、例えば子供医療費助成制度の対象年齢の引き上げ、それから、循環バスの検討、それから、福祉タクシー券の利用助成の見直し、それから、夏祭りの復活、安食駅のバリアフリー化、さらに県道鎌ケ谷本埜線の建設を促進するなど、今、すべてかどうかはわからないのですけれども、ざっと見た感じ、それなりにお金が必要となるものも出てくると思いますが、つまり、これまでずっと財政の健全化を図ってきた上で、それを継承するとおっしゃっておりますけれども、それでかつ1億円の町税の減収が見込まれる中で、このような新規にまたは復活させるという政策の実現性について、今の時点でどのような見通しでしょうか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 確かに今、四つほど、バリアフリー化とか県道鎌ケ谷本埜線とかという部分は正直言って、余り栄町はお金がかからないわけです。県道ですので、一番かかるとすれば、医療費の助成とか福祉タクシーの部分とか、そういう部分だと思われます。ですけれども、これをやらなければ人口の流出を、まあ、それだけでとめられるとは考えておりませんけれども、当然、成田市、印西市に挟まれた中で、財政状況が厳しいからといって成田市、印西市との格差がますます広がるようではやはり人口流出とか少子高齢化に歯どめがかからないだろうという考え方から、いかに苦しくてもその辺はなし遂げていかなければならないだろうと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 最後になりますが、大きく七つの行政運営についての約束、公約みたいなものを挙げられていますけれども、これらがすべて実現できるもの、するべきものというふうには私は思っていないのです。この中で優先順位を決めて、できればお金を使わずとも、例えば私、4番目の交流力を町の活力にするであるとか、または、地域の元気を町の活力にと、地域コミュニティの創出を目指すという点について、例えばですけれども、そういう点についてこそ私は今、栄町に必要なのではないかなと思っていますので、財布の中身と考えながら、見ながら、ぜひこれから4年間期待しておりますので、ぜひ、町政を栄町のために頑張っていただきたいと思います。


 では、今度は2点目の埋め立ての件について再質問をしてまいりたいと思います。まず、これはぜひここにいらっしゃる方、ぜひ知っていただきたいと思うのですが、小さい問題と思われるかもしれませんが、私はしげく現場に足を運んで、それで確認をした内容です。


 現地は、房総のむらの交差点にファミリーマートがありますけれども、ファミリーマートのところから細い道を入って、その後200メートルぐらい左側に事業現場の入り口があります。その事業現場というのは奥に広がっていて、栄東中学校の手前の方までになるのですけれども、そうすると、その細い道は町道になるのですね。町道は大型の車両、つまりダンプカーですね、積載したダンプカーが入ってゆくためには町道が壊れてしまいますから、大きなダンプカーが1日平均で70台ぐらいは入るというふうに申請していますから、毎日そんなに入ってくると道路自体がべきべきにおかしくなってしまいますので、その町道の使用許可を当該事業者は得なければならないのです。


 先ほど申し上げたように、今回の事業は6月9日から事業着工になっております。が、当該事業者は6月8日にこの町道の一部使用許可申請書を町に提出し、そして、6月10日に町道の使用許可が得られているわけです。わずか1日ですけれども、6月9日1日間は、当日朝現場に行って、その事業者とも話をしていますが、きょうは何台ぐらい入るのですかと聞いたら30台とおっしゃっていました。つまり、その言葉を信じれば、30台程度は町道の一部使用許可が得られていないままに事業が進んだ、つまり、残土搬入及び産業廃棄物の撤去を目的とした大型車両がそこを通行したということになっております。その点について、どのように建設課は考えていますか。


○議長(大澤義和君) 小出建設課長。


○建設課長(小出善章君) 私の方からどのように考えているかというよりも、事実関係をちょっとご説明します。


 私どもの方には6月9日に道路使用届が出されております。そして、翌10日に許可を出しております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 今、建設課長が答弁されていますけれども、担当の職員が6月12日に竜角寺台地区で行われたコミュニティホールで行われた住民説明会に出席していますね。その答弁の中で、質問等のやりとりなんかで今の問題は挙がっているのです。私がまさに指摘していますから。ですから、今言ったのは、使用許可申請書、それから、使用許可が出た経緯だけ報告されていますけれども、その点、住民説明会でのやりとりを踏まえた上で答弁をお願いできますか。


○議長(大澤義和君) 小出建設課長。


○建設課長(小出善章君) 住民説明会の中身は具体的にまだ見ていないのですけれども、基本的に私どもは特定事業の認可を得た後に道路使用許可申請を出してくださいという指導をしておりました。その結果、実際に9日にもう入っているよというような情報が入りましたので、現場の方に出向いて、環境課と連携して指導して、その日に申請をしていただいたということでございます。そして、なるべく早く、やはり実際に事業に入っているとすれば、許可を出してあげないと事業者の方も大変だろうということで、9日に町道の現場確認もして、許可申請に至ったということでございます。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) つまり、今の話を解釈すれば、そしゃくすれば、6月9日の段階で通報なりなんなりがあって、指摘があって、それで慌てて役場の職員の方々が現地に行って、そして、当該事業者に対して町道の使用の許可申請を出しなさいと指導したということでよろしいですか。


○議長(大澤義和君) 小出建設課長。


○建設課長(小出善章君) 私はそのように聞いております。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) つまり今回の事業者は、この町道の一部使用許可をとらずに、少なくとも一定期間車の出入りをさせてしまったと。これ、町道の使用許可というのは、単に壊れてしまうから直さなければだけではなくて、設置管理者として、あれだけ狭い道ですから、知ってのとおり、あそこは栄東中学校が近いので、児童はそんなに通らなくても中学校の生徒はあそこを出入りするのですよ。そういう点で、今回のこの埋め立ての事業に対して、これは建設課に言うべきかどうかあれですけれども、その点での不備が、または注意不足が、注意欠陥があったのではないかなと思いますけれども、ちなみにそのことについて、警察の方には通報したのでしたっけ。警察関係については通報したとかというのはありますか。あるかないか。


○議長(大澤義和君) 小出建設課長。


○建設課長(小出善章君) そのとき通報したということはございません。ただ、使用許可の申請があったときに、交通規制がかかっていますので、その許可証の写しを後で提出してくださいという指導はしております。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) おっしゃるとおりで、つまり、町道の一部使用許可申請を出して、その許可が得られれば、町からの許可が得られればすべてその事業が行われるというわけではなくて、その後に警察の方に今度は道路使用許可ではなくて、通行禁止道路の通行許可を得なければならないのですね。その点について役場の方で警察の方に、私の方が促したのですけれども、これは連絡したというのは事実でよろしいですか。


○議長(大澤義和君) 小出建設課長。


○建設課長(小出善章君) はい、しております。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 余談になりますが、10日には警察が通行許可が得られていない車両が複数通過していたということで出動する騒ぎになっております。


 ところで、ちょっと本題に戻ってまいりたいのですけれども、3月31日に(仮称)栄町残土条例についてということで、川?前町長から文書にて回答をいただいております。要約して申し上げますと、独自の残土条例については、先ほどもあったかもしれませんが、罰則を設けることにより、地方検察庁に事前協議をすることが通例になっていると。または、県残土条例の適用除外手続を円滑に進めるために、県担当課との協議も必要であると。それから、私人の権利、自由を制限し、義務を課す条例であることから、町民の意見を十分に反映する必要があるため、パブリックコメントやまたは栄町環境審議会に諮問すべき事項であると考えているというような、先ほど言われたような説明を私は文章で、これは3月31日にもらっております。


 私が伺いたいのは、今、申し上げたような手続について、これは3月31日ですね、くどいようですけれども、昨年の12月に1回、今年の3月で2回目一般質問、それで、お願いというか、要請したのですね、このことについて栄町残土条例の必要性、または設けることについて検討して、そして、進めてくれと。それで、3月31日が前町長の名前でこのように上がってきています。それから、既にもう6月15日ですから、2カ月半たっているわけですね。それで、今、具体的にどのような栄町残土条例の制定について検討や調査等を行ったのか、例えば私人の権利、自由を制限し、義務を課す条例であるから、町民の意見を十分に反映させる、では、町民の意見の収集であるとか等について、具体的にどのようなことを進めてきたのか、これは担当課になるのですか、説明をしてください。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) 3月から今までの経緯というようなことでしょうけれども、私が4月から環境課長を仰せつかりまして、事務引き継ぎをいたしまして、その後県内に12市町の独自条例がありますので、その中で芝山町、佐倉市、成田市、神崎町、八街市、四街道市、その市町の担当課に電話しまして、残土条例の制定に至った経緯、それから、かかった時間等々を情報として今いただいて、検証しているところでございます。5月の中旬ころですけれども、県の環境保全課の方について問い合わせに行っております。残土条例を外すにはどういった経緯でいいのか、それから、どういった町民の方々の意見を徴するのかといった細かいことまで一応確認してございます。それから、町民の意見を十分に反映させるためには意見を聞かなければいけないということで、来週早々に関係課を集めまして、そこら辺のところを協議していくようになっております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 町長も先ほど慎重に、そして、前向きにこのことについて進めていきたいとおっしゃっておりますので、慎重に前向きにですね、ですので、まず、されるべきことは、実際に住民の意向ですよね、このような、これはこれまで繰り返し申し上げていますけれども、一般的には結構人里離れてというか、民家がないようなところで行われるようなこのような大規模な埋め立て事業が、竜角寺台地区という1,600世帯を超えるような大規模住宅地の近々で行われるということが私は特異だと思うのですよ、特殊なあれだと思いますので、そういう点で言うと、調査というか、調査というのはまず住民のお話を、パブリックコメントなんていう前に、実際に住民の方々がどう思われているのかということをなべて聞き回るなり、なんなりの形をぜひとっていただきたいと思うのです。


 今回の条例の趣旨というのは、趣旨というか、これはどこの残土条例も結局近隣住民の同意を要件とすると、10分の8以上と、これがどこも設けられている、そして、目玉のポイントになるわけです。ですので、それが制定されたからといって、近隣住民の意向が反映されないのではなくて、それが制定されることによって、むしろ意向が反映されるということになりますので、一番最初に千葉県内で県条例の適用除外を受けたのは千葉市なのですけれども、千葉市と船橋市ですね、あと、芝山町か、これは平成15年の4月ですね。毎年これ、増えているのですよ。16年の6月、8月、成田市、神崎町。その後、平成17年に八街市、銚子市、東金市、山武市、柏市、それから、四街道市と、それから、今年の9月には木更津市も新たに13番目の市町ということでまた除外が認められると、県条例の除外されると。少しずつ増えていっているわけですので、決して悪い条例であるとは考えにくいのですよね。そういう点でも県の方に調べてくださっているということは今報告いただきましたので、次の9月のときには、議会で言うと次は9月ですけれども、9月のときにはより具体的に調査を進めて、住民の意向等を確認するなどの具体的な調査研究を進められるということで期待してよろしいですか。


○議長(大澤義和君) 山?環境課長。


○環境課長(山? 茂君) 内部でいろいろ検討して、どういう方法がよろしいかどうか、検討しながら調査していきたいと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 栄町の残土条例に関しては結局、非常にすぐそこですね、ここからこの質問をしている席から議長の席ぐらい、わずか数メートルぐらいのところに大きな埋め立てがこんなに高く、龍角寺の方が土地が高くなっていますので、そうすると、結論としてこんなに高い土砂の埋め立てが本当に行われてしまうのではないかという近隣住民の方々の深い、そして大きな懸念、不安を招いています。これだけ個々人の権利が当然のように主張することができるような社会になってきているわけですから、もちろん多大な影響を、人的なまたは生活面での影響を招く可能性は多分にあるわけで、そのような点で、あのような一人ひとりの住民は、一人ひとりの市民は弱い立場にありますので、その弱い立場にある住民の方々を守ってあげることができるのは町内では栄町、そして、町長だと思いますので、ぜひ、今後ともこの点について積極的、そして、先ほど言われたように前向きに検討してくださいますよう、お願い申し上げまして、私からの質問を終了といたします。


○議長(大澤義和君) これで岩井泰憲君の一般質問を終わります。岩井君、自席にお戻りください。


 ここで、昼食のため、午後1時まで休憩といたします。


                               午前11時40分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


                               午後 1時00分 再開


○議長(大澤義和君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


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○議長(大澤義和君) 高萩初枝君の発言を許します。高萩君、質問者席へ移動願います。


 〔12番 高萩初枝君登壇〕


○12番(高萩初枝君) 12番、高萩初枝でございます。私は、岡田町長の公約の中で、特に住民生活に身近で大事な2項についてお伺いをしたいと思います。


 1項目めは、教育施策について、2項目めに福祉施策です。6月16日の新聞に、「2010年度子供たちを『〜学校と地域ではぐくむ〜千葉教育大賞』募集」の記事が掲載されておりました。この中で、昨年度大賞を受賞した船橋市立大穴小学校ボランティアはコーディネーター役の事務局長をかなめにして、子供たちの安心・安全な学校生活を側面から支えるさまざまな活動を担ってきたそうです。また、地域の団体の重層的な活動が学校を支えていることが紹介されておりました。さらに、親と教師など、限られた大人しか知らずに成長する子供が増え、社会に出ることに困難を感じている例が増えているそうです。また、高度で複雑さを増す社会で、相談できる人が1人もいないと答える子供が増えているそうです。豊かな社会環境を築き、たくさんの社会経験を重ねて自立していくことのできる環境をつくるために、町民が参加するたくさんの取り組みが今期待されております。子供たちの教育に対して、親は学校だけでなく、地域の人々が子供の育つ環境に関心を持ち、貢献することをいとわないことが教育を豊かにすると思います。こういう中で、今、地域が学校に高い関心を持ち、地域ぐるみで子供たちをはぐくんでいる学校が増えています。


 そこで、質問ですが、地域の人たちが持つ知識や教養などを子供たちの教育に積極的に活用していきますとの町長の公約ですが、今後どのような方針で進めていかれるのか、お伺いします。


 引き続き、年を重ねても生き生きと住みなれた地域で安心して暮らし続けたいと願うのは町民の願いです。各地域で高齢者の生活を支援する場が広がっている中、福祉施策について質問を行います。


 子供たちの笑顔があふれ、子育て世代や高齢者、そして、障害のある人たちに優しいまちづくりを推進するとのことですが、具体的にどのように取り組んでいくのかお伺いしたいと思います。


 なお、答弁はいつものことながら簡単明瞭にお願いをいたします。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 申し訳ないのですけれども、簡単明瞭にはなかなかならないものですから、その辺はお許しをいただきまして。


 1点目の教育施策については、私は子供たちが元気で笑顔あふれる、生きる力を身につけるため、学校・地域・家庭の連携強化を図りながら、地域ぐるみで子供たちの成長を見守り、育てる環境づくりを推進していきたいと考えております。


 栄町には各地域にさまざまな知識・教養を持った方々や、町を元気にするために地道に活動をされている方々が数多く見られると思いますし、学校と地域の関係も良好であると感じております。こうした栄町のよさを引き出し、子供たちをみんなで育てる環境づくりを推進するために、各学校には地域とともに歩む学校づくりに努めてほしいと考えております。


 また、地域の力を活用した活動の輪が一層広がるよう、例えば、現在設置されているふれあい推進委員等の方に地域と子供の橋渡し役を担っていただき、地域の方に学校支援や子供たちの見守り等をご支援いただく活動を通して、学校・家庭・地域が一体となって地域ぐるみで子供を育てる環境を整備し、地域の活性化に努めてまいりたいと思っております。


 次に、2点目の福祉施策についてですが、地域で生きがいを持って暮らし続けていただくためには、本人や家族の一義的な責務と努力によることが基本と言われています。しかし、個人の価値観の変化とともに、家族関係やコミュニティの役割が大きく変化した現在、地方自治体には、魅力あるまちづくりや一人ひとりの個性を尊重した生活環境を整えていくことが求められております。


 本町も、引き続き顕著な少子化状態であるとともに、超高齢化社会に突入し、今後、さらにその度合いを高めていく中で、福祉事業の充実は最も重要な分野です。


 当面、推進する取り組みとしては、少子化の原因の一つである子育ての経済的負担に対する軽減対策として、子供医療費助成の対象年齢の拡大を進めるとともに、子育てに悩みを持つ家庭への支援を進めるため、本年度から実施する「こんにちは赤ちゃん事業」に加え、「移動親子文庫事業」を検討しております。


 次に、高齢者施策については、暮らしの基盤である交通手段の確保として、福祉タクシー制度の見直しを行います。また、独居や高齢者世帯のいざというときの備えとして、火災報知機の設置支援事業を開始し、要援護者事業にも活用してまいります。さらに、身近な高齢者のコミュニティの場として、それぞれの地域に合ったサロンの開設や既に展開されている事業との連携や支援によって、交流の場の充実を進めてまいります。


 次に、障害のある方への対策としては、相談体制の充実や民間事業者の活力とサービス向上への連携と支援を探り、利用者と家族にとって望ましいサービスが選択できるように環境づくりを推進してまいります。


 1回目は以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) ご答弁ありがとうございます。それでは、再質問に移りたいと思います。


 教育施策についてです。ただいま、岡田町長より地域とともに歩む学校づくりを進めていきたいとの答弁がありました。そこで質問をいたしますが、教育委員会として町長が答弁されました、地域とともに歩む学校づくりについて、どのように考えているのでしょうか。


○議長(大澤義和君) 小島生涯学習課長。


○生涯学習課長(小島 満君) それでは、私の方からご答弁申し上げます。先ほど、町長も申されておりましたが、既に議員もご承知のように、学校、家庭、地域が一体となって地域ぐるみで子供たちをはぐくむ体制を構築するため、竜角寺台小学校においては、学校支援地域本部事業を21年度より実施しております。


 具体的には、地域コーディネーターが地域と学校の橋渡し役となり、地域の方々のご支援を得て、学校の要望により授業の補助や校外学習の引率補助などを行っております。また、今年度は子供たちが地域の大人たちと触れ合い、多様な経験を積めるよう、地域住民の経験や知識を活用した地域オープン講座の開催を予定しております。


 このようなことから、将来的には竜角寺台小学校での授業をモデルに、地域の実情も考慮しながらふれあい推進委員等の力をかりて人材を発掘し、地域の方の持っている経験や知識を教育活動充実のために活用していく体制を整備してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 今、答弁がありましたけれども、今度答弁は教育長にお願いしたいと思います。栄町においても、今、児童数が減少し、学校の小規模化が進み、教員の数が減少しております。しかし、学校が小規模化しても担うべき業務はそれほど変わらずに、1人の教員が担当する業務量は増加します。その上に新しい課題も増え、それに対応する校務分掌も必要になります。以前と比べ教員の数が減少しているために、学校の運営が厳しくなることへの対応として、現在学校運営委員会を設置し、保護者や地域住民が責任を持って学校運営に参画している学校が佐倉市に広がっています。まさに町長が答弁された地域とともに歩む学校づくりではないかと私は考えます。


 そこで、質問ですが、さきの3月議会でも質問しておりますが、その中で、答弁では地域の人材力の活用については、竜角寺台小学校で実施している学校支援事業を北辺田小学校、酒直小学校、布鎌小学校で実施している地域ふれあい推進事業の中で検討していく、こういう答弁がございましたが、今後、この二つの事業をどのように融合し、展開していかれるのか、お伺いをしたいと思います。


○議長(大澤義和君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) 具体的には今後検討させていただきたいというふうに考えておりますが、例えばふれあい推進委員の方に地域と学校との橋渡し役になっていただく、あるいは現在行われている幾つかの事業の事業内容をメニュー化して、そして、できるところから各地域で実施していただく、そうした方法も一つの方法ではないかというふうに考えております。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 今の答弁をお伺いしますと、まだ3月議会では今後検討していくのだという、こういう答弁を強めております。そういう中で、具体的に検討する、こういう答弁だったと思いますけれども、具体的にやはりその話が出てきておりませんが、それについて、これまで3月から6月の現在まで何回会議を持ち、どのように検討されたのか、しないのか、簡単にお話をいただきたいと思います。


○議長(大澤義和君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) 具体的に検討したかどうかということにつきましては、今現在検討している段階ですということですが、例えば竜角寺台小学校における学校支援地域本部事業につきましても、今年度いろいろとまた新たに創意工夫している部分もございますので、そうしたことを整理しながら、来年度に向けてさらに検討していきたいというふうに考えております。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 大変厳しい言い方をさせていただきたいと思います。今の議会答弁を伺いました結果、その場の議会だけは何とかクリアすればいいのではないかという教育委員会のまさしく姿勢があらわれた答弁だったかと思います。今回の答弁も、「今、現在検討している段階です」「整理しながら来年度にかけて検討していきたい」、こういうふうにおっしゃいましたが、やはり検討されていないのが明らかになりましたので、これ以上聞いても何も出ないと思いますので、この問題は9月議会で再度質問をしたいと思いますので、この間、じっくり検討していただいて、やはりいい答弁をお聞かせ願いたいと思います。


 次に、もう一つだけ、先ほどの課長答弁で、竜角寺台小学校では地域オープン講座を実施していくのだと、こういう答弁がありましたが、これについて、地域オープン講座の実施方法はどういうふうにやるのか、具体的にお伺いしたいと思います。


○議長(大澤義和君) 小島生涯学習課長。


○生涯学習課長(小島 満君) それでは、実施方法につきましては、まず、子供生花講座と子供パソコン講座、それと、子供囲碁講座、それと子供料理教室と、こういったものを展開していきたいと考えております。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) ありがとうございます。具体的にこういうふうにやるのだと、人材はどういうふうになっているのかとか、どういうふうに募集して、こういうふうにやるのだという、具体的なお話ができるのならばちょっとお伺いしたいのですが。


○議長(大澤義和君) 小島生涯学習課長。


○生涯学習課長(小島 満君) 実施する内容につきましては、地域の方あるいはコーディネーターと調整した上で、大体月1回を予定しております。だれでも経験や技術を生かして子供たちに教えることができるというようなことで、大人も交えて実施をしていきたいと、かように考えております。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 月1回予定はいいのですけれども、どこを会場にやる予定なのですか。


○議長(大澤義和君) 小島生涯学習課長。


○生涯学習課長(小島 満君) 学校を利用していきたいと考えております。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) この件については、竜角寺台小学校の学校支援事業ですね、徐々に広がりを見せて、地域の方の参加も増えているようで、今後やはりこの事業についてはもうちょっと広がるように教育委員会のお力添えもやはりお願いしたいと思います。それとあわせまして、やはり教育委員会がきちんとした方針を学校に示すことも大事ではないかと思いますので、この辺、教育長、よろしくお願いいたします。


 次に移ります。福祉施策についてです。


 まず、最初に、町長の所信表明にありました子宮頸がん及び細菌性髄膜炎予防ワクチンの接種について、実施時期や対象者についてお伺いをしたいと思います。町長答弁でお願いします。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) ただいまのご質問の中では、実施時期、いつからという話にはまだなっておりませんけれども、近々、9月ぐらいまでにはめどを立てて、予算の中に補正でやるのか、その財源があるのかどうか、その辺を財政課とも相談しながら、早い時期に実施したいと考えております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) その費用の見込み額はどのぐらいを要するものか、具体的な内容はどんな内容を予定しているのか、わかりましたら、今度は、これは町長ではなくて担当課ですか、よろしくお願いします。


○議長(大澤義和君) 新村健康保険課長。


○健康保険課長(新村政美君) それでは、まず、子宮頸がんワクチンの接種の関係でございますが、これについてもまだ学年、年齢等は決定しておりませんが、現在、成田市が4月から、8月から富里市がやるというようなことが入っておりますので、それで言いますと、まず、対象としましては、学年が5年、6年生。これで行きますと、168名。それと、学年で行きますと中学生が1年、2年、3年。これが257名でございます。合計で425名になります。成田市、富里市と同様の算出で行きますと、この中の接種率が大体10%程度の接種率を予定しているということでございますので、これが43名。金額としましては、接種費用単価を成田市、富里市と同様の9,000円を上限に設定したとしますと、116万1,000円の費用が助成に対する費用になるということでございます。9,000円というのは、金額に非常に差がございまして、1万5,000円から1万8,000円、1回接種するとかかるということでございますので、そのような形で積算をしてございます。


 それとHibワクチンの関係でございますが、これについてはやはり先ほど申しましたように、成田市及び富里市の方の事例で行きますと、0歳から5歳未満というような形になっておりますので、全部で、私どもの方は5歳まではじいてございますが、合計で771名。これにつきましても、やはり母子手帳で実際に栄町で来られる方で接種している方が約2割程度の方が接種しているということでございますので、対象者としましては、実際に接種する方は155名というような形になります。接種の助成単価については1回3,000円ということで、4回接種するような形を考えております。実際の費用額としましては186万円というような形になります。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 実のところ、町長の所信表明を聞いて私はびっくりしました。近隣の成田市、そして富里市ですか、やることが表明されてから、すぐやはり栄町の子供たちのためにもやはり対応されたということで、正直言ってびっくりすると同時に、岡田町長はすごいな、やる方向を出したのですごいなと関心しました。この件について、町長は、9月ぐらいをめどに補正対応も考えたいと、早い時期にとおっしゃいましたが、ぜひともここまでもう決まっていらっしゃるのなら、もう9月の補正で入れていただくようにお願いしたいと思います。


 次に移ります。2番目については、高齢者宅への火災警報機の設置です。これについては、ひとり暮らしの高齢者宅に火災警報機を設置しますと、こういう公約でありました。このことについて、火災警報機の設置対象年齢と設置時期について、町長はどのようにお考えでしょうか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) これも当初七つのビジョンの中の、今、高齢者にとって何が一番必要か、また、町にとって何が一番、変な言い方をすればすぐ実施できるのかどうかを考えたときに、75歳以上の独居老人、また、75歳以上の高齢世帯に火災報知機を設置するのが、目に見えた一番の施策になろうかということで、この辺を打ち出したわけでございます。そして、その部分は、消防署なり福祉課あるいはそれらに指示いたしまして、今、その対象世帯、また、75歳というふうに申しましたけれども、その数によってはもう少し年齢を下げてもいいのかなというふうに考えておりまして、これも早い時期に実施したいと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 町長、私も一番この議会で明快な答弁が出る、要するに出るというのは、町長が政策の中で具体的にこれをやりますと、個別に名称を入れたのはこの火災警報機なのですよ。このことについてはもう絶対この議会では9月補正をかけて10月からやりますと絶対出るのかな、おっしゃるのかなとちょっと思った中で、まだそこまで進んでいないということなのですが、町長、どうなのでしょうか、やはりこれは町長の方針に基づいて担当課がやはり9月補正をかける準備で動いているということで理解してよろしいのでしょうか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 今、確かにそういう傾向にはありますけれども、まだその数が把握できておりませんので、どの程度の単価で何世帯あって、全体的に幾らかかるのかということを把握してみてからでないとなかなかその辺の補正をかけるのか、ちょっとその辺にある余っている銭でできるのかというようなことになろうかと思います。まあ、余っているお金はないのですけれども。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 私、率直に思うのですよね。町長がやはり選挙公約でこれはやりますと出したものについては、もう担当課はもう必死の思いで積算して、やはりこれこれ、こうで、こういう状況にありますと、数字をやはり町長のところに持っていくのが担当課ではないかと思いますので、その辺は担当課に頑張っていただいて、やはり早い段階でこれもやっていただくようにお願いしたいのですが、もう一つ、すみません、この件については自治会等が地域の独居高齢者の見守り活動をしたいと考えていますが、地域の独居高齢者宅を自治会等で把握するのがプライバシー問題もあり、大変厳しい状況になっています。この警報機の設置に当たり、できることならば自治会、行政、消防が一体となって見守りまでつなげていただきたいと、こういうふうに進めていただきたいと考えますが、町長、いかがでしょうか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 議員がおっしゃるように、できますれば、そこまで広げたいと考えております。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 町長、この件ですが、できればではなくて、町長が指示を出せばできるのです。よろしくお願いします。担当課が動くのですよ。よろしくお願いします。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) ただいま議員のおっしゃられるように、役場は確かにその部分でほぼ動いておりますけれども、高萩議員が言われた中に、自治会ということがありましたので、自治会がすぐ動かせるということは、お願いはいたしますけれども、役場と違って命令で動く機関ではございませんので、その部分を考えなければいけないだろうと思っております。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 確かに町長の言われることもごもっともでございますが、私のところにも届いているのが、やはり各地域で、自分の地域の独居高齢者の見守りをやりたいという話が出ているのですよ。そういう中で、やはりプライバシー問題の把握に難しいということがありますので、ぜひともよろしくお願いいたします。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 議員、積極的にご提案をいただいて本当にありがとうございます。我々福祉課としても、消防と連携した中で、今、要援護者の、特にひとり暮らしの方を中心に今事業を進めております。その事務についてはメインに地域包括支援センターの方で業務を進めておりまして、個人情報の取り扱いも含めて、地域で出せる情報、これについてはやはり当事者の方の基本的なご理解を積極的にいただいた上でいろいろな各種機関、地域、自治会、近隣の地域のコミュニティの皆さんにもご理解いただける範囲の中で配分する動きはしたいと思います。町長の考えと全く同様で、至急動いていきたいと思います。よろしくお願いします。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) なるべくその方向に向けてという答弁でございましたが、ここに福島県の会津坂下町ですか、ここの町もやはり警報機を設置したそうなのです。この町は、警報機の設置を業者任せにしなかった理由について、町は、ひとり暮らしの高齢者宅を消防団、自治会などと一緒に把握することで――一緒に行ってつけて歩いたのですね――今後の生活支援がスムーズにできると説明しているというのもありますので、十分この辺を加味してよろしくお願いしたいと思います。


 次へ移ります。福祉タクシーの見直しについてです。私のもとに、この4月から人工透析で週3日通院している方から、私のもとに、「行きはバスで成田の駅まで行き、そこからタクシーを利用しますが、帰りは疲れてしまい、タクシーに頼らざるを得ません。自宅までのタクシー代が片道3,000円かかります。福祉タクシー券が利用できるかと思い相談しましたが、3級のために利用できませんでした。岡田町長、福祉タクシーが利用できるように、ぜひともお願いをしたいです」。こういう声が寄せられました。


 そこで、伺います。福祉タクシーについて、栄町の利用状況は現在どうなっているのか、伺いたいと思います。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 総合的なお話で、まず、させていただきますと、福祉タクシーの利用の対象者の方々、ひとり暮らしの65歳以上の独居の高齢者の方々、それから、要介護の認定者の方々、障害者の方々で1、2級、俗に言う重度の方及び3級の特殊な体の状況の方々ということでございます。全体の対象者としますと、昨年度で約1,500人強の方々が基本的な対象者になられておりまして、そのうち144人の方が実際に申請をしていただいております。現在、その中で、少し特徴的なお話をしますと、すべて現状24枚ということでご利用をしていただいているわけですが、その上限の24枚をお使いになっていただいている方が144人中18名いらっしゃるという現状がございます。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) またちょっと伺いたいのですが、今回見直しをお願いしたいという、人工透析の患者の数と、あと、透析の方は何名ぐらい今福祉タクシーを利用されているのかを伺いたいと思います。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 透析の方々に限ってみますと、合計で、直近の数値で54名の方々が対象になられております。その中で、現状の制度ですと、障害の重度の方々ということになりますので、現行制度で44名の方が対象者ということになります。それで、比較的障害の級の軽い3、4級の方々は現行、3級が7名、4級が3名いらっしゃいますので、この方々は現状制度の対象から除外をされているという実情はございます。なお、腎臓の透析者、障害の方で実際に現在利用されている方が、たしか19名の方がご利用になられているというふうに理解しております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) この福祉タクシーの見直しについて、町長にお伺いしたいと思います。どういう内容で見直しをされる用意があるのか、それといつぐらいからを予定しているのか、お聞かせください。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) ただいま議員からもご指摘がありました、当然、透析の方々については、大変、等級にかかわらず、ふだんから体調を保持されることの大変さ、ご苦労がおありになるというふうにお聞きしておりますし、それから、等級が例えば3、4級であったにしても、やはり週に2回あるいは多い方は3回の実際に透析をされているというご苦労をやはりかんがみますと、これらの方々については早目に利用していただく対象者に加えていきたいということで、今、内部で調整を進めております。


 それから、なおかつ、透析者の方だけではなくて、やはり障害の重度の方々でも、現行の24枚の枚数を100%使われている方もかなりいらっしゃいますので、そういう方々に対する枚数の増加についても、今、町長を含めて関係部局と調整をして、早目に予算を担保して、可能であれば今年度の早い時期から改善をしてまいりたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) ということは、障害の方も云々とおっしゃるのですから、これは障害も、あと、透析の3、4級の方も、あと、一般の高齢者も含めて枚数のアップというか、あれは考えていると理解してよろしいでしょうか。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) おっしゃるとおりでございます。この件については町長からも非常に積極的にもちろん改善をしろという指示を受けておりまして、今現在では現行の倍の48枚に当面して、その上でまたこの結果を見ながら、さらなる改善が必要であればまた考えていこうということで、今、事業を進めております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) タクシーの最後の質問になります。町長にお伺いしたいのですが、48枚へと増加されることと、あと、透析も3級、4級の方も対象者に加えていただけるということで、大変喜ぶのではないかと思います。


 そこで、町長、このタクシー利用券なのですが、現在はタクシー会社ですね、有償運送の方だけしか対象になっていないのです。これについて、タクシー会社に限定せずに、NPO法人や、例えば社会福祉協議会なども利用できるように、見直しをお願いしたいのですが、いかがでしょうか。


 あと、もう1点でございます。当面48枚と担当課長がおっしゃいましたが、透析患者の方について、印旛郡の状況をちょっと見てみますと、一般高齢者とまた別枠で、透析患者の人は週3回とか通院の回数が多いために、別枠で一般高齢者の倍の枚数をやはり交付しております。こういう中で、印旛郡でも一番多いのが白井市で、透析の重度の方は180枚、こういうふうな枠でございますので、この辺も段階的にやはり増やしていただき、本当に困っている人を支援していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 1点目の利用できる事業者の範囲の拡大ということについては、今、議員おっしゃったように、そういう例えば社会福祉法人やNPOの皆さん方を対象にすることについては国の所轄官庁の方も特段問題はないと、可能であるという判断が出ております。そのことを踏まえてですが、やはり現状この制度をうまく地域の皆さんが理解して、活用していくためには、タクシー事業者の皆さんの合意形成がやはり必要になってきますので、そこを私ども事務方で整理をした上で、そちらのご理解がいただければそのような流れで早目に対応を考えていきたいと思います。


 それから、2点目については、議員がおっしゃるとおり、印旛郡あるいは県内の自治体の多くも、透析の皆さん方に対しては特に手厚い別枠の対応をしているというふうに私ども事務方についても理解をしておりますので、先ほどご答弁差し上げたような内容で、今後についても前向きに検討はしていきたいというふうに考えております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 一つ確認をさせてください。タクシー会社に限定せずということで、事業者の合意形成が必要で、理解いただければ早目の対応を考えたいということでございましたが、それでは、伺いたいのですが、担当課としてはいつをめどにこれを進める用意がありますか。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) まず、事業者の方に基本的なご理解を得られればということなのですが、多分事業者の方も総合的な窓口、対応していただく方が決まってはおりますが、単にそこの1社だけで決めることというのは多分難しいのかなと思います。ですから、そこの内部的な、業界的なと申し上げるのでしょうか、都合を早目にしていただいて、その答えが出れば、あとは数カ月のうちには実施が可能であるというふうに考えております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 申し訳ない、私が伺ったのは逆算で、いつをめどに作業を順次進めていくという、その時期を担当課としては、ここまではやるのだという時期を聞かせていただきたかったのです。話が進めばではなくて、反対です。もう、これをタイムリミットで進めたいと、そこです。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) この利用できる事業者の範囲の拡大に限らず、この事業は町長も申し上げている中で、早目の対応を考えていくことですから、私ども担当課とすれば、一番直近は10月1日というのが一つの目安だというふうに考えております。ですから、その中で、この利用できる事業者の拡大についても、今言ったような条件が整えば、その時点からやることは可能になりますし、そのように我々は努力はしたいと思います。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 了解しました。なるべくその方向で進めていただきますようにお願い申し上げます。


 最後です。町長が頑張って言われていた乳幼児医療費の助成についてです。町長の七つの政策の中で、子供の医療費助成制度の対象年齢を段階的に引き上げますとあります。他の自治体では中学3年生まで順次医療費の助成を拡大しております。こういう状況です。そして、今年度に入り、佐倉市が入院は6年生まで拡大いたしました。ついては、栄町も今年度から小学3年生まで拡大する予定ですが、これ、今後の対象年齢の引き上げについては、岡田町長、どのように考えているのか、伺いたいと思います。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 自分の銭が使えるならあしたからでもいいのですけれども、町も財政を考えながらの施策でございますので、確かに今6年生まで引き上げるということについては、これから検討していくことは間違いないところであります。また、その段階的に引き上げる中に、一部考えていることがございまして、6年生までの医療費全般ではなくて、入院患者のみをとりあえず補助金を出していこうというような考え方の、これはまだ公にする話ではございませんけれども、頭の中では考えております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 町長、ありがとうございます。頭の中では入院は6年生まで助成を考えていると、こういうことでございました。


 それでは、ちょっと担当課にお伺いしたいと思います。例えば4、5、6年生の入院の助成を開始した場合、栄町での財政負担の見込み額はどのぐらいでしょうか。


○議長(大澤義和君) 藤代福祉課長。


○福祉課長(藤代 斉君) 年間、あくまでも入院という特殊な状況でございますので、格差は出てくるかと思いますが、私どもの町の規模、レベルであれば70万円あるいは80万円程度が適切かなというふうに推計をしております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) ありがとうございます。町長、今、課長答弁で、きちんと積算されているのがわかりました。概算だけで70万円から80万円程度で入院の助成ができるということなのですが、岡田町長、そこで100万円もかからないので、やはり乳幼児医療費の入院が、やはり助成ができるのですよ。こういう中で、町長、公約でおっしゃっているのではないですか。乳幼児にも高齢者にも、やはりどっちもバランスよく平均的に援助したいと、こういう中で、どうでしょうか、佐倉市でもやはり今年度実施していることも踏まえれば、やはり今年度栄町も70万円から80万円程度、これは年額ですよね。年ですよ。今から実施すると日割りで幾ら必要になりますか。私はできないあれではないと思いますが、いかがでしょうか。ぜひともやっていただきたいと思いますが、今年度中に。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) ただいまの話の中で、確かに頭の中で今こういうことを6年生までをやりたいというような話をしたら、もう既に課長の方はその辺を試算を出してくれておりますけれども、まだ、財政の方ともまだ、たとえ70万円であろうと、いろいろな経費がそのほかにも使わなければならないところがありますので、その辺の内部の調整を図りながら進めてまいりたいと思っております。


○議長(大澤義和君) 高萩君。


○12番(高萩初枝君) 町長、ありがとうございます。ということは、もう内部の調整を図りながらと町長がおっしゃるからには、財政は努力していただけるものと信じております。もう早期の、早い実施を強く要望いたしまして、財政が大変厳しい状態ですが、先ほどの1点目の子宮頸がんワクチンも合計300万円、今回は70万円程度、多く見ても100万円程度ということで、実施できないあれではないと思いますので、優先順位を再度見直していただきまして、ぜひとも町長の選挙公約、早期に実現をお願いしまして、私の一般質問を終わりたいと思います。


○議長(大澤義和君) これで高萩初枝君の一般質問を終わります。高萩初枝君、自席にお戻りください。


 ここで、10分間の休憩とします。55分から再開いたします。


                               午後 1時45分 休憩


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                               午後 1時55分 再開


○議長(大澤義和君) 休憩前に続き、会議を開きます。


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○議長(大澤義和君) 戸田榮子君の発言を許します。戸田榮子君、質問者席へ移動願います。


 〔13番 戸田榮子君登壇〕


○13番(戸田榮子君) 13番、日本共産党の戸田榮子でございます。私は、本日定例議会の最後の質問者と――ちょっと歯があれしているので、聞きにくいかと思いますけれども、今、歯科に通っておりますので、ご了承ください――最後の一般質問となりますけれども、ご承知のように、私は岡田新町長のお父様、岡田 正さんとは現町長のおつき合いより長く、ともに議員生活をしてまいりました。そういう意味では、二代にわたる岡田家の政治に携わる様子をまた一緒に、ともに栄町をよくするという観点ではいろいろな意味で一致した活動をさせていただいております。


 4番目の質問となるということは、それぞれ、これまでの前の議員方が七つのビジョンについては既にもう質問をされておりますので、私はダブらない点について質問をさせていただきます。


 8日の所信表明の席に、新町長が就任のあいさつをなさいました。これは大変立派なあいさつでございまして、これまで私ども議会議員としていろいろ町政に要望してきたこと、また、提言してきたことなど、たくさん網羅されておったわけですけれども、その中で、岡田町長の所信表明をお聞きした後、これまで平成12年度に大野町長、また、16年度に川?町長、また、平成22年度の川?町長の2期目の就任のあいさつ等、再度議事録を読ませていただきましたが、岡田新町長の所信表明はかなり、七つのビジョンということで、詳しくそれぞれのビジョンに基づいて表明されていたこと、これは当然町の地域活性化計画の中でうたわれていたことなど網羅されていると思いますけれども、基本的には今後担当課と協議していろいろな事業を遂行していくと思いますけれども、この地域活性化計画に基づく町民のニーズにこたえたこれからの4年間の町政を執行していただきたい、まず、このことを最初にお願い申し上げます。


 それで、具体的にお伺いしますけれども、所信表明の中で、町長は「10年間の議員生活を通して、町の活性化を目指してまいりましたが」とありますが、具体的にはこれまでの議長2年を含めた10年間の議会生活の中で、何を目指してこられたのか、現在の所信表明でなく、過去10年間の町長の議員生活の中で得たもの、これをまずお聞かせしていただきたいと思います。また、議長2年間を除いて、2期8年の中で一般質問を行っていると思いますが、そのことを覚えておられましたら、もし、あれでしたら主なことを述べて、その中から何を得て、10年間議員をされ、今回町長に立候補され、町政を担当しようとされたのか、まず、その点をお尋ねしたいと思います。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 今、用意したものとかなり違ってまいりましたけれども、なかなか的確な答弁ができるかどうかはわかりませんけれども、10年の議員生活でどういうことをしてきたのかというお尋ねだと思いますけれども、先輩議員の野田議員や高萩議員、戸田議員に囲まれた中で正直言いましてそんなに活躍しておりません、はっきり言いますと。しかしながら、自分の思いは10年間の中で考えていたこと、これが七つのパワーの中に表現したつもりでございます。ふだんの議員生活の中で常々考えていること、議員は当然執行部ではないので、どんなに立派なことを叫んでも、町長にお願いしてそれなりの自分の考え方、政策を打ち立てていかなければならないわけでございますけれども、今回は七つのパワーと、10年間の議員生活の中で常々考えていたこと、あるいは最低でもこのくらいのことを今後当町において、このくらいのことをしていかなければ、いろいろな部分において、先ほどから子供の手当て、老人の福祉、これを成田市、印西市、それとかなりの差をただいまでもついておりますけれども、これ以上離されないようにするためには、この程度のことをしていかなければ、町も元気は出ないし、少子高齢化に歯どめを打つとか、町民の減少につながるわけでございますから、この辺のことを今10年の議員生活の中で考えて、こういうビジョンを打ち出したわけでございます。


 今後、これに向かって当然4年間でやっていくわけでございますけれども、当然、10年間の議員生活の中で決してできないお約束というか、ビジョンではないだろうと考えております。


 あと、何でしたっけ。


                〔発言する者あり〕


○町長(岡田正市君) 確かに先ほども申したとおり、1期目、2期目、一般質問は、当時は1期で1回、2回やればいいだろうというようなことを思っておりまして、その辺では余り立派な議員ではなかったとは思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) 別にそのことを引き出すために質問したのではございませんで、私も一般議員であった岡田町長の8年間ともに、失礼、4年間ですね、4年間は私も野に下っておりましたので、4年しか一緒に議員生活はしておりません、議長を除く一般の議員のときは4年しかおつき合いがありませんでしたけれども、その間、入札問題の個人メールの問題が2回ですね、若草大橋の先線の問題、それから、地元の合併浄化槽、布鎌地区のね、これを取り上げておられたと思います。


 何を言いたいかといいますのは、別に岡田町長がこれまでの議員生活がだめだったとかということではなくて、逆なのです。私はそういう中で、町長になることは本当に大変なことですし、大変な責務と、いろいろな意味で勇気、まず勇気が要ること、それをあえて議長という役職を持ちながらトップに出たということは、一つ前向きの大きな姿勢と志があったというふうに私は思っております。ですから、そういう志を、これまで3名の議員がそれぞれ町政に対する思いを語られ、質問されましたけれども、私はそういう意味では、岡田町長のその高い志というか、前向きの姿勢を、本当に今こういう経済的に大変、住民の方も大変、栄町が本当に元気が出るようにするにはどうしたらいいかというような、大変な時代の中にいるわけですから、そういう意味で、本当に前向きに打って出て頑張っていただきたい。そのことを申し上げたくて、10年間のことを取り上げたのです。


 一つは、今、私も全部原稿を用意してきたのですけれども、すべて前の議員がほとんど7割方もう質問されましたし、特に高齢者福祉とか乳幼児問題とかもされておりますので、あと、財政分析ですね、財政健全化計画等についても、もう既に質疑応答がされておりますので、同じことを申し上げることはできませんので、その中で多少ダブることはありますけれども、二、三、質問をさせていただきたいと思います。


 まず、先ほど高萩議員から質問された若年層に広がる子宮頸がんの問題、それから、乳児の細菌性髄膜炎の予防、これはさきの3月議会で、子宮頸がんについてはほぼ若いときにワクチン接種をすれば子宮頸がんの心配がないというようなことが昨今マスコミ等で大分取り上げられた関係で、新村担当課長に質問したのですけれども、そのときの答弁が、議事録を持っていますけれども、即、今回のこの町長のビジョンの中に明記するほどの具体的なことではなくて、町としましても今後接種の予防については国とか県などの動向も見きわめて検討していくということだったのですね。早期発見、早期治療には単なるかかってから治療するのではなくて、かかる前からワクチンによってできるということが、すごい開発されているわけですから、これを本当に生かさない手はないのではないかという観点だったのですが、そういう回答の中で、わずか3カ月後に助成していこうということを取り組んだということは、私はこれは、この七つのビジョンの中でこれを見ましたときに、とても、これは栄町にとっては画期的なことであり、職員初め、前向きに取り上げているのだなということがまず第一に目に入りました。それをぜひ具体的に一日も早くしていただけることを検討していただくことをお願いすると同時に、七つのビジョンの中で私が感じたのは、商店街の活性化、地域の商店街が今本当にシャッター通りとか、いろいろな意味で寂しい町になっていますけれども、町長のおっしゃる元気の出る栄町の一つに、やはり地域活性化は、今から40年ぐらい前の地域が元気だったころ、これをよみがえらせるということも本当に大事な事業だと思うのですね。その点が具体的には町長が掲げた七つのビジョンの中には具体的に見えないのですが、この地域活性化の中で、商店街の育成や構築、これを活性化、元気の出る栄町につなげていくには、どのように検討し、考えておられるか、まず、この点をお聞かせください。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 商店街の活性化、まだこれは内部とも検討してはございませんけれども、考え方としては、栄町において商店街だけを特に元気にさせるということはまず無理な話でありまして、例えば農家が豊作になり、米の単価が上がれば、当然町内の商店で買い物もし、当然景気がよく、農家が景気がよくなれば、ある商店主が言っておりましたけれども、米が高くなって農家が潤えば、こいのぼりもおひなさまも大きいものを買うのだと。当然、こいのぼりとかおひなさまだけではなくて、町内で食事をし、町内で買い物もすると。だから、商店街そのものだけを元気にという考え方は成り立たないのではないかと。地域一体となって、それも商店街も何も含めた中で考えていかなければならないのではないかと思っております。ただいまの話の中で、では、具体的にどうするのだということはこれから、まあ、これからだなんて言うと戸田議員におしかりを受けそうですけれども、そんなの考えてから出てこいと言われそうですけれども、いずれそういうことと担当課あるいは地域の方々、いろいろなご意見を聞きながら、総合的に町が活性化し、明るくなれば、当然商店街も明るくなるし、地域も明るくなるのではないか、こういうように思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) 当然、今、町長がおっしゃったように、住民の購買力、また、魅力ある商店街づくりそのものが基本ですけれども、町民の懐を豊かにすること、これは最も大事なことだと思います。そのとおりだと思います。


 そこで、これは地域の活性化、商店街の構築や育成と同時にビジョンの中で町長がお示ししております産業の力、これは栄町の農産物を学校給食に活用する、これもやはり議会はこれまで岡田町長も含めて、学校給食に地域の農産物、それから、お米は100%栄町産のコシヒカリが使われておりますけれども、それに基づく副産物、野菜などもどんどん使ってほしいということが出ていたと思うのです。今、これまでの議会、私たち議員は一般質問や日常活動の中で町にいろいろな住民からの要望とか町の育成に対して意見を言ったり、また、お願いをしたりすることができるわけですから、その中で学校給食を中心とした農産物の地元の利用と、あと、お米を今一定のところに出して、高い炊飯料金を払って御飯を炊いてもらっていますけれども、これをやはり経費の問題だけではなくて、いかにおいしいお米を、御飯を子供たちに供給するかという点でも学校給食の炊飯は一定の大量の、本当にすごい何か弁当箱みたいな大きいので炊いて、せっかくのコシヒカリの味が落ちてしまうという、この現状を農家の出である、また、本当に大事にお米を育てておられる町長としては、この学校給食の問題は野菜だけでなくて、そういう炊飯の内容について、やり方、炊飯の仕方についても当然お考えがあると思いますが、大変細かい話ですけれども、どのような考えをお持ちですか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) ただいまの戸田議員のは常々おっしゃっている給食の形態についてのお話だと思うのですけれども、自校方式がいいのか、今回も委託がいいのかというようなお話だと思うのですけれども、御飯を、確かにどうやったらおいしく食べられるかというのもまた食育の中で大事な部分ではなかろうかと思っておりますけれども、その部分の比較、自校方式あるいはいろいろな部分において、委託の部分においても今後小学校の児童も減る傾向にございますので、その辺を含めた中で、また、今後内部の課題になってくることは間違いないだろうと思っております。今の段階ではこういうことをしようとか、自校方式に切りかえようとか、今までどおりやっていくのだというような部分において的確な答弁はできませんけれども、これは当然今後考えていくべき課題であろうかと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) 前後しましたけれども、学校給食で一番の大きな問題は、今の炊飯の方法のほかに、今、民間で委託して、調理部門だけ委託して、決して安い経費ではないですね、かなりの経費がかかっていますけれども、すべて調理を委託して、壊れた場合には全額町負担する、例えば建物のガラスが割れたり、床がぬれてはがれたりとか、すべてそういうものも全部町が修理代を含んで経費をかけるという委託方式ですね。これは質問通告ではありませんけれども、当然学校給食の問題を町長がこれだけ深く研究をされ、勉強されておるのですから、大もとの、一番大きな根本、これまで議会でも何度もこの委託の問題が提起されましたけれども、このことについては新町長としては、今の部門のみの委託のあり方、このことを基本的にはどのようにお考えでしょうか、お聞かせください。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 正直申しまして、ちょっとこの辺のところは答弁を考えてございませんでしたけれども、この部分についても、先ほど申しましたとおり、学校の子供たちが少なくなる中で、今までの方式がいいのか、当然、自校方式がいいのか、その部分については今後当然考えていかなければ、繰り返しになりますけれども、そういうことだと考えております。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) やはりテーマが同じなので、とても、本当にこんなに質問のやりにくい一般質問はなかったのですけれども、今、町長が直接具体的な内容で七つのビジョンの一つ一つに質問通告をしたわけでないので、それは当然の答弁と思います。しかし、今後、地元の農産物を取り入れたり、いろいろ子供たち、少子化の中で本当に子供たちに学校給食の本来の意義で、安全でおいしいものというものを追求していく中では、当然筆頭にはこの、いわゆる調理委託の問題と経費、財政再建の意味でも本当にその方法が金額的にはどうなのかも含めて、ぜひ新町長に研究をしていただきたいし、担当課にも十分な調査をしていただきたいということをお願いして、この学校給食に関する問題は終わります。


 それから、次の項目ですけれども、その他、バリアフリーの問題とかいろいろありますけれども、例えば私が基本的なことをお聞きしたいのは、岡田町長が立候補されて当選するまで、本当に短かったと思います。大変な定例の選挙ではございませんので、急遽町長選が行われたということで、本当に短い期間の中でこれだけのことを発表するわけですから、当然職員の皆さんの大きなご尽力もあったと私は思います。活性化計画の中でうたっていることが大分入っていますから、当然私たち議員はその資料ももらっていますから、岡田町長もそれを勉強されて、こういうビジョンをつくられたと思いますけれども、しかし、きょうにこれを形として、所信表明として私たち議会、それから、町民に発表するからには、ある程度の、とりわけ国とか町だけではなくて、国の協議だとか、それから、県の協議とか、そういうのは当選されましてからの間、何らかの行動があったのかどうか、これは七つのビジョンに基づく全体の問題として、当選されてからそういう協議とか交渉はございましたのでしょうか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 確かにございました。ございましたというよりは、当然、県の方にも当選してからすぐにごあいさつに行った折に、26日にあいさつに行ったわけでございますけれども、その中で当然課長とも行っていただいて、とりあえずというのは変ですけれども、その中で大野県議が当然議会でして、向こうにおりましたので、大野県議の県議会の事務局に案内されまして、当然、森田知事を初め、県土整備部長、その辺の方々とお会いしてまいりました。時間としては1時間程度で、名刺を置いてごあいさつをして帰る予定でございましたけれども、皆さん好意的にお昼過ぎまでかかりまして、それぞれの担当部長、担当課長には当然今も抱えている問題点などはお願いをしてまいりました。


 この間の最初のあいさつの中にも、一番の我々、戸田議員も前々回の一般質問だったでしょうか、豊年橋の話をかなり質問されていたと思っております。その中で、私も、豊年橋もかなり老朽化して危険だろうということで、あれを、今の段階では町道ではございますけれども、鎌ケ谷本埜線を、まだまだ用地買収も始まっていないわけですけれども、あの部分だけを県道として橋だけ先にかけかえていただくようにひとつお願いしてまいりました。その中で、詳細設計をしていただけるというような話まで伺ってまいりました。


 その他、いろいろな部分で担当の部長、課長にはお願いし、その後、今度佐倉の印旛地域整備センターを初め、国土交通省とかそちこちにごあいさつに行きながらお願いすべきところはお願いして、ちょっと自信を持ったところであります。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) ただいま町長から答弁をいただいたように、地元と言えば地元で、私もよく豊年橋は通るものですから、もう本当にどきどきしながら通行しています。何事もなければいいなと思いながら、何度か川?町長のときに早期かけかえの一般質問を何度かさせていただいたのですけれども、こんなに具体的に交渉の運びとなって、完成まではまだあるでしょうけれども、その点は私は本当に、地域の皆さんも大変心配しておりましたので、すごいスピードで事が運ぶであろうと大いに期待をするものです。私たち議会も、その問題だけでなくて、橋の問題だけでなくて、いろいろな意味で本当に今財政が大変な中、協力できることは一致協力し、しかし、議会と町政は1本の線ではございませんので、一定の幅を保ちながらしっかりと電車が走れるような、そういう地盤づくりにこれから一緒にやっていかなければならないと思っています。しかし、こういう電車を通したら危険だよというようなときには、議会としてはきちんとしたチェック機能を果たさせていただきながら、いろいろな事柄で町長が提案した七つのビジョン、これを基本に私たちも勉強させていただきたいと思います。


 ですから、このビジョンについては一応これで閉じたいと思いますが、最後にもう一つ……。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) さっきの鎌ケ谷本埜線の話がちょっととんとん拍子に進んだということは、川?前町長がかなりの下地をつくってあったということだけは申し添えたいと思っております。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) 確かに鎌ケ谷本埜線については、担当課の建設課長、もちろん川?前町長を初め、大野県議、それから、担当、佐倉の印旛地域整備センター、いろいろなところに私どもも行かせていただきましたし、担当課も努力した、もちろんこれは大いに評価するものですし、新町長も早速このことを取り上げて、一つの柱にしていただいたということで、私は大いにこれから先のご努力をお願いするということでよろしくお願いします。


 最後にビジョンの問題では、高齢者の問題で一つです。町長はご承知のように、議長時代の2年間、千葉県後期高齢者医療広域連合の議員、栄町代表の議員務められました。それで、今回はその役を退任されて、町長になられましたが、後期高齢者医療制度のもとでの広域連合の代表議員、各町村の議会議員は基本的にはこの後期高齢者医療制度に賛成という立場の方をお望みになるのでしょうか。以上、町長の考えを、2年、どうしてこういうことを……。


                〔発言する者あり〕


○議長(大澤義和君) 戸田君に申し上げます。質問外ですので。


○13番(戸田榮子君) 質問外ですか、では、わかりました。それは後で自席で聞かせていただきます。わかりました。ただ、元議長時代に2年間務められたのですからお聞きしたのですが、ご答弁をいただけないということで、結構です。


 それでは、2項目めの問題に入ります。大きなくくりの1項目めがほぼそういうことで質問を終わりますけれども、2項目めに通告した、栄町には町長もご承知のように、また、担当課の方でもいろいろな努力をされて育成されていると思いますけれども、町にボランティア団体がたくさんございます。ここ近年、その数も増えておりますし、いろいろな町民の方がそれぞれの特技や思いを生かして、ボランティア活動をされております。まず、町長にお尋ねしますけれども、今、栄町で生まれている、また、活動されているこのボランティアをどのように位置づけて、これからどう育成されて、どう育てていくか、町長のビジョンである町を元気にすることにどうつなげていこうとされているか、このお考えをまずお聞かせください。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 確かに150ものボランティア団体があるわけでございますけれども、先ほど高萩議員でしたか、岩井議員でしたか、とにかく学校教育の場でもいろいろな分野の方たちと協力しながらいろいろな子供たちを育てていくために、いろいろなボランティアの方たちが主要になってくるわけでございまして、また、子供たちだけではなくて、高齢者の方々にとりましても、ボランティアの方々のご協力を得なければ、今の状況では町でできる範囲はもう限られておりますので、当然ボランティアの方々にご協力をお願いし、また、ボランティアの方々も、より以上に育てていかなければならないのではないかと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) 基本的には町長もそのようにボランティア団体の方や活動に対してはご理解をされておりますし、育成に力を注いでいくということですので、それは大変心強い答弁だと思います。


 そこで、今、いろいろなボランティア団体の方の悩みは、やはり活動するには自分たちの拠出金だけでは大変、今、本当に大きな事業というか、町を元気にするための取り組みをするには大変経費もかかりますし、PR活動にもかかりますし、実際に運動していく上でかかるわけですね。それはそれぞれの団体の皆さんが努力されて、いろいろな募金活動とか、後援会に入っていただく方を増やすとか、もう本当に並々ならぬ努力をされているようです。


 そこで、一つ具体的な面をお聞きしますけれども、そういう方たちがいろいろな活動をする意味では、長期にわたる活動の中では、場所の確保、一番いいのはやはり中心地であるふれあいプラザの会議室を昼間に借りるときに、かなりの回数が重なると、回数制限したり、集まりを少し少なくしたりとか、そのためにまた応援してくださる方の募金活動を募ったりと、大変な苦労をされております。


 そこで、いろいろふれあいプラザの使用料については、減免制度とか、また、料金の規定がありますけれども、やはりひとつ町を活性化する大きな礎としてこの栄町のボランティア活動、ボランティアの皆さんの力を大いに引き出して、ともに町ぐるみで元気にするためには、そういう問題の解決を本当にどう図っていったらいいか、これは我々議会もそうですし、担当課、また、町長もお考えと思います。基本的には、まず経費の問題として、今あるふれあいプラザ、とても立派なすばらしいものができています。この使用の範囲ですね、これがもう毎日、毎日入り切れないほど利用者があって、とてもそこまで余裕がないということであれば別ですけれども、皆さんの町民の税金をたくさんいただいて、もちろん国の補助金もありましたけれども、それでつくられた会館ですので、利用していただくことが町民に返していく大きな貢献だと思っております。その辺で、この使用料の問題、その他、助成、援助等については、これはもしあれでしたら担当課で結構ですが、どのようにお考えでしょうか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 戸田議員のおっしゃることは非常に理解できます。確かにこういう時代でなければ、当然その部分はすべてああいう公共施設を無料にしてもいいのかなというように前は思っておりましたけれども、今はこういう状況下にあって、こういう立場でございますので、確かに最近のいろいろな活動においては料金の値上げ等がございますけれども、ふれあいプラザにおいては現状のままでやっていきたいと、値上げせずにこのままやっていきたいと思っております。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 小島生涯学習課長。


○生涯学習課長(小島 満君) それでは、担当課の方からボランティア団体の扱いといいますか、ご利用について、現在ふれあいプラザさかえでは多様な教育だとか、スポーツ文化事業を推進するために自主的な団体、サークルなどを連携しながら、生涯学習、生涯スポーツの振興に努めているところでございます。また、こうした団体、サークルと連携して行う事業のうち、町主催や共催事業につきましては、ふれあいプラザさかえの設置及び管理に関する条例に基づきまして、使用料の減免措置を講じて実施しております。


 したがいまして、今後もいろいろなボランティア団体がございますが、その利用状況によって非常に公共的な事業ということで町が認定すれば、それは減免になると、そういったことで現状実施してございますのでご了解をいただきたいと思います。


 以上でございます。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) 基本的にはそのとおりだと思います。もちろんそういう考えで条例をつくられた当初の経過もありますし、基本的な考えはわかりますけれども、当初に申し上げましたように、稼働率との関係とか、本当に原点は、これは町民の財産です。その町民の財産を町民の皆さんが、本当に何か利益を得るためにやっているのではなくて、行ったことによって給与を得る団体でもない、そういう人たちに早くもっと元気に活動ができるような、そんなシステムづくり、これはこれからの栄町にとっての課題かなと思います。文化活動だけではなくて、平和事業の問題でも、平和の事業に携わっている方から、展示会をやるのに1万4,000円〜1万5,000円の会場料、これは一番金額の張るところ、広いところでしたので、とてもできない、2年続けてやって、3年目はどうしても基金がなくてできなかったときに、住民の方から「今年はやらないのですか」と、子供たちに原爆展、これは前には言いましたけれども、見せてあげたいけれども、前は2年続けてやりましたよね、「もう、やらないのですか」と声を聞かれて、「また頑張ってやりますね」と答えたということを聞いたとき、あ、こういうこともお金がないためにできない、毎年やることの意義がどんなに大きいだろう、今、教育の問題で地域ぐるみの教育とか、子供たちの情操教育とかありますけれども、この平和教育、それから、本当に現実の問題としてそういうところから得る子供たちへの目、平和への感ずる目、感受性の高い子供たちに育っていくという、このことも、これは行政も一緒に、また、そういうボランティア団体の皆さんも一緒に築いていくことの意義はとても大きいと思うのですね。でも、そのことのために、せっかくあの広いところがあいていても、予算がないためにできないのは残念だなと、毎日毎日あいているのだったら、夏の3日間ぐらい貸してあげる、例えばもっと、これ軽減措置もないのですよね、もうちょっとゼロ円ではなくてもいいから、それが半分とかとなって、毎年開かれたらどんなにその絵に、口で教育、教育、地域との啓蒙とか、生きた教育と口で言うよりも私は、私はです、そのことの意義はとても大きなものがあると思っていますが、現実にはそういうことでやることができない。実際に何人かのお母さんから「今年はやらないのですか」と言われたときの寂しさを語られたときに、あ、そうねと、頑張りましょう、では、何とか町の方にねと、それでこの問題も何度も前の教育長、それから担当課長、もう担当課長はかわりましたけれども、2代ぐらいかわりましたけれども、何度もこれは言っていますけれども、いまだにそういう規約になっている、条例があるというだけでだめです。だから、今、その条例は条例でいいのです。しかし、その条例によって、せっかく生かされるものが生かされない現実、精査することも大切かなと思っています。ボランティア団体の中でも本当に献身的に、身を粉にして家庭にたくさんのしわ寄せをしながら頑張っている人たち、多分町長も、それから、担当課の皆さんもよくご存じだと思います。こういう人たちがもっと生き生き、もっと頑張るぞと、もっと栄町をよくするぞという生きがいに燃えて、そういう活動に頑張ってくださること、これがその条例で縛り、お金がないからということでやらないのがいいのか、援助できなくてあきらめるのがいいのか、それとも、何らかの方法で救済し、もっと元気に生き生きと町民の皆さんが頑張っていただくのがいいのか、私はこれからはそういう時代だと思っています。お金がないって、建物はあるのだから、今、そのために新しく建物をつくれと言っているのではないのです。今あるものを大いに活用できるシステムづくり、これを望んでいるのですが、町長、今後の課題として再度、大変しつこいかもしれませんが、お聞かせください。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 戸田議員のおっしゃることは十分承知はしております。理解もしております。しかしながら、あそこのふれあいプラザを維持していくために、今回、当然、あそこは雨漏りがしております。その中で今回1,000万円程度の防水をしなければなりません。幾らかでもボランティアの方も大変でしょうけれども、我々行政といたしましても、あのふれあいプラザを維持していくということの大変さもご理解をいただきたいと思っております。余裕さえあれば、その部分を条例を改正しながら下げていくことも可能でしょうけれども、今の段階では当然、ここへ来て、ふれあいプラザの雨漏り、床のはがれ、空調の不備、その辺を考えたときに、1,000万円、2,000万円のこんなことに支出をしなければならないのかなという担当課の方からの話でございます。その中で、本当に申し訳ないとは思っておりますけれども、その辺のところも、事情もちょっと考慮していただきながら、ふれあいプラザの使用料あるいは使い勝手という部分においては今後検討し、考えていくつもりではおります。


 以上です。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) 二度もこの問題で町長にご答弁をいただきましてありがとうございます。確かに補修費や経費がかかるので、少しでも使用料を上げたい、しかし、その使用料を多少緩和したり、改正することによってどのぐらいの財源があれなのでしょうかというのが一つです。でも、そこまで町が大変で、考えているなら、では、なぜ学校給食は民間に委託して、調理部門だけ委託しながら壊れたところ、例えば企業は利益を上げて給食事業を請け負っているのですよね、プラスアルファ。会社ですから。それなのに、壊れれば全部面倒を見て、何1枚壊れても、包丁一つさびても、壊れても全部町が取りかえる、そのシステムには一切メスを入れずにきて、それが当たり前のように、これは当時の町長は大野町長のときに民間委託になりましたけれども、これはそれがいいとか悪いの問題以前として、そのときには当然そういうことも考えて、なるべく町の負担や町の財政負担にならないような方法もあったのではないか、委託するときの内容として。私は、もし、そこまで町が財政、財政、お金、お金と言うなら、そういうところにも今後新町長、岡田町長は財政再建のための細かく事業を点検して、少しでも町の財政にプラスになるような、そういう契約の仕方や内容を検討していただきたいと思います。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 戸田議員のおっしゃるまでもなく、当然その辺も考えていきたいと思っております。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) 大変、岡田町長がすべてやはり議員生活10年という、それはやはり長くいろいろなことで身にしみて、今のようなことも私は考えておられたのだと思います。ですから、即、当然、町長一任の考えだけで変えることは大変だと思いますが、町の柱である町長が精査して、本当によく調べていただければ、いろいろなむだが出てくると思いますので、今後に期待したいと思います。


 そこで、最後にいろいろなことを申し上げて、質問する方はどんなことでも質問できますけれども、本当にこれを実施していくのは大変だ、私もはるか10年前になりますけれども、町長としてこの栄町の中で町政をつかさどっていこうという、そういう気持ちになって立候補してからもう10年がたちましたけれども、そういう中で、時代は本当に変わっています。大変な時代です。しかし、どんなに時代が変わっても政治の本質、これは決してこれからも、今までも変わることがないと私は確信しています。私たちがつかさどるこの地方自治が本来の目的であるそのためには、やはり国から独立した地方公共団体、これが今ここにあるわけですね。その事務の処理、これは私たち政治につかさどる者の基本だと思いますが、この地方自治、そして、住民自治、地方自治の原点は国からの独立したこういう地方自治体である、連携していても、一つは地方自治体というのは守られていくのだということと、そこに住む住民の、人々の合意、それがあって初めて地方自治、住民自治の本来の目的であるということ、これをぜひ私はこの一般質問の機会をかりて、本来の姿に立ち返り、お金がなかったらどうするのか、どういう方法が一番いいのか、住民は何を望んでいるのか、住民のあり方、住民とのかかわり合い方はどうなるのか、これを基本にすべての町政をつかさどっていっていただきたい、このことを心からお願いを申し上げます。それと同時に、私たち議会も公平に議会議員としてこれから残る2年間、町政を補助し、助け、ともに住民の立場に立って行動していくこと、これも私は、今回、心新たにそう思っております。これは答弁というわけにはいきませんので、そう思いながら、それでは、町長にお尋ねしますが、住民自治、いわゆる地方自治と住民自治とのことについては、どのようにお考えでしょうか。


○議長(大澤義和君) 岡田町長。


○町長(岡田正市君) 大変難しい質問をなされましたけれども、当然その部分は私ども政治家、政治家とまでは私の場合いきませんけれども、町長になった以上は当然公平、公正な部分で、ちょっと戸田議員の質問がどういう意図なのかどうか、ちょっと理解はできませんけれども、どういう答えをお望みなのかわかりませんけれども、なかなかその辺の部分は後々に戸田議員よりお聞きしてまいりたいと思っております。


○議長(大澤義和君) 戸田君。


○13番(戸田榮子君) 一問一答で、こんな質問をさせていただいたのですけれども、これから町長とは少なくとも私たち任期2年残るうちの2年の最低のおつき合いはあるわけですから、また、卓上にていろいろ懇談をさせていただきたいと思います。その節はどうぞよろしくお願いいたします。


 なぜ、このような質問をしたかというと、やはり住民自治、住民自治が原点で、これは執行部だけではなくて、私たち地方議員、地方議会は住民が何を考え、何を望み、その住民を中心にしてすべて考えていくということです。


 私は時間があるからということで言わせていただきたいと思いますけれども、ご承知のように、松下幸之助の松下語録がたくさんございますね。私は縁あってこの松下関係に就職している者がありまして、いろいろな語録を見せていただいたのです。その中に、町長、もし、参考になりましたら、これを町政の中に生かしていただきたいのですけれども、その一つに、「正しさを問い、正しさに従う」という、その語録があります。「仕事をする中で、自信のないことに取り組んだり、人に言いにくいことを言わなければならないことがある。そんなとき、何が正しいかを考え、正しさに基づいて行動するのだと決意したい。その決意から、敢然とこれを言う勇気と力が全身にみなぎってくる」。この言葉を見たときに、うわ、いい言葉だなと私は思いました。確かに松下幸之助さんは大々企業の社長です。創立者です。でも、得るものはそういう立場の者でもじーんとくるものがあるなと私は最近思ったのです。


 ですから、これは政治の世界にも言えることで、これから岡田町長もいろいろな面で正しいことを正しいと言いにくいときがあると思いますが、ぜひ、戸田がこんなことを言っていた、松下語録をぜひひもといていただいたりすることも、ほっとする時間の1ページとして大事かなと思いまして、あえて余分なことかもしれませんが、述べさせていただきました。もし、何かありましたら答弁いただきたいのですが、なかったらこれで一般質問を終わります。


○議長(大澤義和君) これで戸田榮子君の一般質問を終わります。戸田君、自席にお戻りください。


 これにて、一般質問を終わります。


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◎散  会





○議長(大澤義和君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。


 次は、6月18日午前10時より開会することとし、本日はこれをもって散会といたします。


                               午後 2時50分 散会


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