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千葉県 栄町

平成22年第1回定例会(第3号 3月17日)




平成22年第1回定例会(第3号 3月17日)





             平成22年第1回栄町議会定例会





 



                   平成22年3月17日(水曜日)午前10時開議





日程第1 議案第26号 土地の取得について


日程第2 一般質問


(1)13番  高 萩 初 枝 君


(2) 5番  岩 井 泰 憲 君





出席議員(16名)


  議 長  岡 田 正 市 君      副議長  染 谷 茂 樹 君


   1番  河 野 通 俊 君       2番  大 野 徹 夫 君


   3番  大 野 信 正 君       4番  橋 本   浩 君


   5番  岩 井 泰 憲 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  藤 村   勉 君       8番  大 澤 義 和 君


   9番  金 島 秀 夫 君      10番  大 野   博 君


  11番  秋 山   誠 君      12番  野 田 泰 博 君


  13番  高 萩 初 枝 君      14番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席説明員


  教育長       澤 村 保 夫 君





  総務政策課長    鈴 木   薫 君


  行財政改革担当課長 浅 野 一 夫 君


  企画担当課長    長 ? 光 男 君


  行政管理課長    鈴 木   薫 君


  住民活動推進課長  岩 ? 正 行 君


  税務課長      川 田 淳 一 君


  収納課長      池 田   誠 君


  健康保険課長    新 村 政 美 君


  福祉課長      藤 代   斉 君


  住民課長      米 井 一 充 君


  環境課長      小 島   満 君


  建設課長      小 出 善 章 君


  下水道課長     真 仲 高 行 君


  産業課長      小久保 五一郎 君





  会計管理者     山 ?   茂 君





  教育総務課長    浅 野 正 治 君


  生涯学習課長    芳 澤 勝 廣 君





  消防長       大 澤 幸 男 君


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席事務局職員


  事務局長      中 澤 寿 司 君


  書記        西 城   猛 君








                           午前10時00分 開議





◎開  議





○議長(岡田正市君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎議案第26号





○議長(岡田正市君) 日程第1、議案第26号、土地の取得についてを議題とし、提案理由の説明を求めます。浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 議案第26号、土地の取得について。まず、最初に、提案理由を申し上げます。


 国指定史跡龍角寺古墳群・岩屋古墳を公有化することにより、これを恒久的に保存し、その整備及び活用を図るべく、当該史跡の存する土地を取得するため、町議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により、議会の議決を求めるものでございます。


 内容説明をさせていただきます。今回取得する土地は、お手元の位置図上部の網かけ部分であり、3カ年の計画により公有化を進める中では最も面積が大きく、本件土地に自生している雑木を伐採し整備することにより、成田安食バイパスからみそ岩屋古墳や岩屋古墳が望むことができるようになるなど、最も重要な役割を担う土地でございます。


 このたび、本件土地の所有者との協議が円滑に進展したことから、ご可決いただきました一般会計補正予算書のとおり、平成22年度に購入予定であったものを前倒しして購入するものでございます。


 土地の所在は、千葉県印旛郡栄町龍角寺字前原1048番4、地目は山林でございます。面積は3万6,377.87平方メートルでございますが、本件土地の所有者は2名の共有で、それぞれ2分の1の持分となっており、今回は、そのうち1名分の持分について、金1,964万4,050円で購入するものでございます。


 なお、もう1名の所有者との協議についても円滑に進んでおり、平成22年度の購入を予定しております。


 取得先につきましては、千葉県我孫子市緑一丁目1番2号、鈴木重信様でございます。


 以上、議案の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。


○議長(岡田正市君) 説明が終わりましたので、質疑を行います。質疑ございますか。野田君。


○12番(野田泰博君) この土地の取得についてでございますが、3万6,377.87平方メートル、この土地は岩屋古墳を公有化するということで、大変重要な位置づけだということを今説明がありました。ここの土地は、最も重要な役割をしているということでございますが、この取得に関しては栄町でもかなり力を入れてやっている計画の一つでございますが、これに対して、取得に関して、町長はこの方にお話に行ったことがございますか。それとも、買うことに当たってのお礼とか説明は町長ご自身で行ったことがあるかどうか、それをお聞きしたいと思います。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 大変申し訳ございません。町長はこの方にお会いしたかについては、私はちょっと確認をしておりません。ただ、私はこの方に当然お会いして、内容等の説明をしてご理解をいただいておるという状況でございます。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 野田君。


○12番(野田泰博君) そうしましたら、課長がこの重要な役割を持っている土地自体を、この1カ月、2カ月の間、町長をお連れして、この方とお話はしたことはないというふうに理解してよろしいですね。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 今、おっしゃられた、ここ数カ月の間に町長がこの方とお会いしたということはありません。ただ、この方と従前にお会いしたかどうかについては、申し訳ないですが、私は確認はしておりません。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) ほかにございますか。戸田君。


○14番(戸田榮子君) 補正予算では私たち審議しましたけれども、議案として本日第26号を、当然契約されることは私たち聞いておりますけれども、確認をさせていただきます。


 予算上は取得価格1,964万4,050円、面積3万6,377.87平方メートルですけれども、これは国庫補助、いわゆる国・県、それから、町の負担分、このうちの町の負担分は補正予算書で組み入れていますけれども、はっきりとした数字は町負担分はどのようになっていますか。確認をさせてください。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 前にもお話をしてあるのですけれども、この事業につきましては国が8割、県が1割、町が1割というような状況下でございます。そういう中で、今年度でございますが、全体の話で申し上げますと、町の負担分でございますが、426万1,000円というようなことでございます。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 戸田君。


○14番(戸田榮子君) 金額は確認しました。それから、地権者がお二人ということですけれども、このお二人の方のうち、取得先が我孫子市の方で鈴木重信さん、このお二人、先ほど事前説明ではそれぞれの合意が少し、即取得の話はできなかったということですが、結局議案として出されたのですから、現時点ではそれが成立しているのですが、もう一人の方というのは、例えば鈴木さんという方との血縁関係の方ですか。それとも、全然別個の方かどうか。その合意が少し時間がかかったというのはどのようなものかを、最終的にはなったのですが、経過を教えていただきたいと思います。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) もう一人の方につきましては、この鈴木重信様の息子さんでございます。それで、少し時間がかかったと言いますのは、この方、鈴木重信さんとは売買するよということで確約書は当然もらっておりました。その中で、私どもは今回土地の購入ということで議案として提出をさせていただいておるのですが、少し考え方の整理ができなかったのかなと、確約はいただいておったのですが、ちょっと契約書を交わすということについての整理ができなかったのかなというふうには感じております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 戸田君。


○14番(戸田榮子君) 今、説明をいただいたのですけれども、補正予算を組む段階で合意できていなかった部分があったのでしょうか。今、ここで最終的にはされたのですけれども、てっきりもうそういうことは合意されて、即、難航することはなかったのだというふうにちょっと思っていたものですから、説明上、少し協議が難航したということで気にかかったものですから、それは補正予算を組む段階から少し変化したということですか。最後ですので、ちょっともう一度、確認。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 補正予算を組ませていただく段階では、先ほど申しましたが、確約書をいただいておりました。そういうことで、補正予算を計上させていただいたということでございます。その中で、補正予算がご可決をいただきましたので、次の日に伺ったわけでございますけれども、少し整理をさせてくれということがありまして、契約書をその日にはちょっともらえなくて、翌日になったということでご理解をいただきたいと思っております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) ほかにございますか。岩井君。


○5番(岩井泰憲君) これは以前にも聞いていることでもあるので、ちょっとくどいのですけれども、ただ、今回、この土地の取得に当たって、所有者であるこの鈴木さんという方に対して、どのような目的でこの岩屋古墳、それから、龍角寺古墳群のこの土地を公有化するのか、将来的な設計等について説明されているかと思うのですけれども、それを改めてこの議場内でご説明をお願いします。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 鈴木様にも当然のごとく、私どもは公有化についてはお話をさせていただいて、ご理解をいただいているということでございます。ただ、具体的な整備の方針については、まだ確定をしてございませんので、詳細についてはお話をしてございませんが、先ほども申しましたように、この土地を恒久的に活用したいということで申し上げてご理解をいただいたということでございます。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 前回のときに説明を求めたときも、結局はまだ準備の段階で詳細なところについては決定していないと。これは議場内で議会に対して説明できていない、または、所有者、今回の鈴木さんに対しても説明していない、そして、なおかつ、当然、住民に対しても説明はほとんどされていない状況ですよね。これはどの段階になって、また、いつの段階に住民に対して、栄町に対して、これからここをこういうふうにしていくのだと方向性を発表するのですか。それをちょっと教えてください。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 前にもお話をさせていただいたと思うのですけれども、龍角寺古墳群調査整備委員会、これを立ち上げてございます。そういう中で、この委員の先生方、今、6名、それから、オブザーバー2名という先生方がいらっしゃるのですが、平成22年度にこの委員会を開いた中で、種々ご意見をいただきながら検討はしていきたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) ほかにございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(岡田正市君) 質疑なしと認めます。


 これより討論を行います。討論ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(岡田正市君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより、議案第26号を採決いたします。議案第26号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(岡田正市君) 起立全員。よって、議案第26号、土地の取得については、原案のとおり可決されました。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎一般質問





○議長(岡田正市君) 日程第2、一般質問を行います。


 通告順に従い、質問を許します。


 初めに、高萩初枝君の発言を許します。高萩君。


 〔13番 高萩初枝君登壇〕


○13番(高萩初枝君) 13番、高萩初枝でございます。私は、栄町の教育方針について質問をさせていただきます。


 まず、最初に、教育現場から毎年要望が寄せられておりました新しい規格の児童・生徒用の机といすについて、今年度は小学校6年生と中学校3年生用の予算が確保され、今後も小学校は5カ年計画で、そして、中学校は2年計画で計画的に導入されるとの説明がありました。平成22年度から順次計画的に新しい規格の机やいすが導入されることになり、教育現場はもとより、私も大変評価しているものでございます。ありがとうございます。


 さて、今回の私の一般質問は、学校5日制の実施に伴い、学力の低下が心配される声が高まっている中で、昨年の9月議会で質問いたしました学力向上への取り組みと、この問題を地域で支援するための学校支援地域本部事業についてでございます。答弁は簡単明瞭にお願いをいたします。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) それでは、まず最初に、平成22年度の学校教育の施策、とりわけ、学力向上の取り組みについてお答えをいたします。


 教育委員会では、これまで校長会、教頭会、教育委員との意見交換を行い、学力向上に向けた検討を進めてまいりました。こうした意見交換を踏まえ、平成22年度の取り組みとしては、子供たちが「夢」や「向上心」「自己肯定感」が持てるよう、『確かな学力』の育成を目指し、学校力、家庭力、地域力を結集した教育力の醸成を図りながら、『栄町学力向上プラン』を作成し、その実現に取り組んでまいりたいと考えております。


 平成22年度の重点施策としては、一つ、読書活動の充実と言語活動の活性化、一つ、家庭学習の推進、一つ、小・中連携の推進を三つの柱として、学校・家庭・地域が連携を図りながら推進することにより、基礎的・基本的な知識・技能の習得と、これらを活用する能力――具体的に申しますと、思考力・判断力・表現力等でございますが――の育成を目指します。


 一つ目の「読書活動の充実と、言語活動の活性化」についてですが、学力向上を図るためには、発達段階に応じた読書活動の充実は欠かせない要件であります。読書活動を通して読解力・表現力を高めるとともに、授業への集中力を養うため、各学校における読書活動の充実と読書習慣の定着を目指します。また、言語活動の活性化でございますが、新学習指導要領では、すべての教科における学習が、「話すこと」「聞くこと」「書くこと」「読むこと」の言語活動によって展開されていることから、言語力の育成を重要視しております。豊かな言語力の育成は学力向上の基本的な要件であり、コミュニケーション能力を育成する上でも重要であるため、各教科を通した言語活動の活性化を推進することが必要であると考えております。


 具体的には学校図書館の充実を図り、発達段階に応じた読書活動を推進するとともに、教職員の研修組織である栄町学校教育振興会と連携を図りながら、言語活動に関する効果的な指導方法を検討してまいります。


 二つ目の、「家庭学習の推進」につきましては、家庭学習の習慣化と、基本的な生活習慣の定着を図るために、学校と家庭・地域が連携して取り組んでまいります。全国学力・学習状況調査においては、生活習慣・学習習慣と学力の関係が顕著であるとの結果が出ております。このため、具体的には、学校と家庭が日ごろから連携・協力し合い、家庭学習や生活習慣の習得について共通理解を図るとともに、退職教員やPTA、学生ボランティア等、地域の方々のご協力をいただきまして、仮称でございますが、栄町学習道場を開設するほか、町広報紙を活用して家庭学習や生活習慣等に関するシリーズ記事を掲載する予定をしております。


 三つ目は、「小・中連携の推進」についてでございます。栄町の児童・生徒が、教科学習の基礎・基本をしっかりと身につけ、学ぶ意欲を高めるためには、小・中学校に共通する課題を把握し、授業のつながりを意識した学びの一貫性を目指すことが重要であると考えられます。


 そこで、教育委員会と、栄町学校教育振興会とが連携して、共同研究を進めるための「小・中連携に関するプロジェクトチーム」を設置し、小・中学校の教員双方が授業の進め方等の共通理解を図りながら、授業改善に努めてまいります。また、このような学力向上に関する取り組みをより確かなものとするため、学校教育課を設置し、指導体制の充実を図るとともに、専門家を学力向上のアドバイザーとしてお願いすることを考えております。アドバイザーの方には、学力向上に関する会議に参加していただき、重点施策の具体化に向けて専門的な見地から指導・助言をいただくとともに、栄町の実情に即した研修をお願いし、教職員の指導力・授業力の向上を図ってまいります。


 来年度は、このような取り組みを通して、より一層、学校現場とのかかわりを深めながら、実効性のある学力向上に向けた方策を推進してまいります。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 芳澤生涯学習課長。


○生涯学習課長(芳澤勝廣君) それでは、現在、竜角寺台小学校区で行っております学校支援本部事業の成果と課題についてご説明させていただきます。


 現在、町では子供たちが心身ともに健やかに安心して暮らせる環境整備を推進しており、その施策の一つとして、小学校区を単位として活動する「ふれあい推進委員」の活動を支援し、学校・家庭・地域が連携を図りながら、子供たちの成長を支えることなどを目的として、「ふれあい交流事業」を推進しているところでございます。


 今回、ご質問の「学校支援地域本部事業」は、こうした「ふれあい交流事業」にかかわる事業として取り組んでいるものでございます。


 この事業を実施するに当たりましては、竜角寺台地区で実施しました「みんなで力を合わせたまちづくり事業」で「学校連携・健康づくり」にかかわった皆さんを中心に、「地域教育協議会」を立ち上げ、この協議会が主体となって事業に取り組んでいるところでございます。


 現在までの事業の進捗状況ですが、竜角寺台小学校の余裕教室の一室を「地域ルーム」として地域教育協議会で利用させていただき、ここで定期的な会議を開催して事業計画等の打ち合わせを行うとともに、地区内にお住まいの方の中から、学校と地域の調整役としてコーディネーター1名を選出し、週2日、火曜日と金曜日にこの地域ルームで学校ニーズの把握やボランティア募集・登録等の業務に当たっていただいております。


 次に、具体的な事業ですが、小学校の花壇整備・バイパスの花植え作業を自治会や地域の環境美化運動を展開している皆さんを中心に、子供たちと地域の方が一緒になって花壇整備作業を6月と11月に実施しております。11月のときには、県立成田西陵高校のご協力をいただき、西陵高校の生徒を小学校に招いて、子供たちの花植えの指導と交流活動を実施したところでございます。また、11月に竜角寺台小学校で行われた「ドラゴン祭り」では、地域教育協議会のメンバーが子供たちにベーゴマや、輪ゴム鉄砲づくりなどの指導を行い、子供たちと指導に当たった大人の方との触れ合いを通して、体験活動を実施しております。


 また、本年1月には、竜角寺台シルバークラブの皆さんのご協力をいただきまして、小学校の校庭で、子供たちにグラウンドゴルフの体験・ミニゲーム大会を行っております。


 また、2月からは、小学校低学年の体育の授業時間にボランティアが先生の補助として定期的にご協力をいただいております。


 これらの活動内容は、「支援本部だより」を定期的に発行し、自治会の協力をいただいて、地域住民に配布・回覧して報告するとともに、コーディネーターが学校や生涯学習課と調整を行いながら、新たな学校支援事業の検討、また、事業実施に向けての協力・参加の呼びかけを継続して行っております。


 このように発足した年に地域の方の協力で事業展開できたことは一定の成果を上げたものと考えます。


 今後は、「学校支援」の観点から、「授業補助」等の活動メニューを充実する必要があり、具体的な活動内容を地域に提示し、ボランティアの募集、人材発掘に努め、拡充を図っていきたいと考えております。


 学校と家庭・地域が一体となって、地域ぐるみで子供を育てていくことは、子供たちの成長過程において重要な役割を果たすものと考えており、継続性の持てる取り組みとしていくことが重要であり、今後の課題と考えております。


 特に、来年度の事業の実施に当たっては、次年度につながる体制づくりにも重点を置きながら、学校・家庭・地域の結びつきの強化を図っていきたいと考えております。


 以上で説明とさせていただきます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) ご答弁ありがとうございます。それでは、再質問させていただきます。


 初めに、学力向上について質問をさせていただきます。昨年の9月議会で、学力向上についてお伺いしましたら、栄町だからできる学力向上プランを策定していくという回答をいただきましたので、具体的にどのように考えているのかをお伺いしたいと思います。


 1点目は、学力向上プランは平成22年度から実施されると考えます。そこで、各学校に対してどのように示されて、また、各学校の具体的な取り組みについて、教育委員会としてどのように把握するのか、さらに、学校から保護者にはいつこの内容が示されるのか、お伺いします。


 そして、2点目には、学力向上の取り組みの成果について、どのように継承を教育委員会はしていくのか。


 以上、2点、初めにお伺いします。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) まず、1点でございますが、栄町の学力向上プランでございますが、これにつきましては校長会、教頭会等を通じまして各学校には当然のごとくお話をさせていただきまして、ご理解をいただいているというような状況下でございます。


 それから、各学校は毎年4月なのですが、教育委員会に対しまして教育課程の編成方針、それから、指導の重点を教育委員会に上げてまいります。その中に、今回の平成22年度の学力向上のプランも当然入ってくるというふうに、その辺は確認、確信をしております。


 それから、もう一点でございますが、家庭へのというようなお話があったと思いますが、これにつきましては各学校は学校ごとに学校だより等をつくりまして、配布もしております。また、保護者会等も実施しているということで確認をしております。


 そういう中で、保護者の皆様にはその辺についてお話をさせていただいたり、配布をさせていただいたりしてご理解をいただくということで考えております。


 もう一点、検証ということでございますけれども、学力の向上はすぐあらわれるということはなかなか難しい面があろうかと思います。そういうことについては、ご理解はいただきたいと思っております。


 そういう中で、町は毎年2月でございますけれども、千葉県標準学力検査、これを実施しております。小学校は国語・算数の2教科、中学校は国語・社会・数学・理科・英語の5教科等を実施しておるわけでございます。こういうものを参考に検証等はしていきたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) わかりました。千葉県標準学力検査などを参考に検証して、指導計画に載せていきたいということですよね。


 次に移りたいと思います。重点施策の中で、読書活動の充実と家庭学習の推進についてお伺いいたします。


 各学校で読書活動の充実及び読書習慣の定着を目指すために学校図書館の充実を図っていくとの、そういう答弁でございますが、この件について、もう昨年の9月議会の中で学校図書館の蔵書数の確保のために10年以上も前に購入した古い図書が廃棄されていない、こういう実情をお話しさせていただきました。


 そこで、お伺いいたしますが、昨年の10月に千葉県教育委員会が学校図書館の活性化のための方策として、学校図書館自己評価表を作成し、学校図書館の図書の整備や活用を把握し、学校図書館の改善につなげていただきたいという、こういう通知があったと思います。


 そこで、栄町ではこの学校図書館自己評価を実施したのかどうか、お伺いをいたします。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) この自己評価については実施はしておりません。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) やっていないということで、それでは、この自己評価は学校図書館の活用状況とか整備状況を把握する上で大変有効な手段であると考えます。


 そこで、お伺いいたしますが、この県教育委員会が示している学校図書館自己評価を実施し、各校の現状を把握した上で学校図書館整備計画を作成し、学校図書費の予算を確保し、計画的な図書整備を進めていくことが重要だと考えますが、教育委員会としてはどのように考えますか。お伺いします。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 私どもも今、議員が言われたことについては重要な事案だということで認識はしております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) もう一度お伺いしたいと思います。ただいまの教育総務課長の答弁ですと、重要な事案だと認識しているということは、県教育委員会が示している――これでございます――こういう通知があったと思いますが、これを受けて学校図書館自己評価を実施するということですね。もう一回言いますけれども、この目的は各校の学校図書館の現状を把握する上に非常に役に立つということで、これをぜひとも私はやって、現状をつかんだ方がいいと、これが1点でございます。


 2点目は、この現状を把握した上で、学校図書館の整備計画を作成し――いいですか――学校図書費の予算を確保し、計画的な図書整備を進めていくことが、学力向上の観点からも今は大事ではないかと、こういう中で、教育委員会としてはどうですかと、再度質問いたします。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 議員ご存じのように、平成22年度、緊急雇用の中で図書館司書を配置いたします。そういう中で、学校の現状、状況ですね、この辺をまず最初に確認、調査させていただきまして、議員がおっしゃるような廃棄の、例えば前におっしゃっていたと思いますが、廃棄の基準であるとか、今、お話がありました自己評価表、こういうものについては検討していきたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) 課長の今の答弁ですと、緊急雇用で司書が配置されるから、その司書の配置されたことに現状をやはり確認して、その中で検討したいということですが、何でこんな回りくどいやり方をするのですか。司書が配置されなくても、この自己評価をすればもう明らかに各学校の図書の水準ですか、蔵書の数がわかるのではないですか。ということは、教育委員会は何ですか、司書が配置されないと自己評価もできないということですか。私はそうではないと思いますよ。各学校にこれを示して、皆さんの学校の図書の状況はどうですかとやればすぐ調査してくれるのではないですか。いかがですか。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 私も手元に学校図書館の廃棄基準、これを持っております。これは前の質問でもちょっと出たものですから……。


                〔発言する者あり〕


○議長(岡田正市君) いや、聞いてから。答えてください。


○教育総務課長(浅野正治君) この廃棄基準に照らして議員がおっしゃっているように、自己評価表、これを最終的には作成していくという考え方は当然持っております。ただ、やはり専門という立場を出していただければ、学校図書館の司書が配置された段階で、この辺の検討は学校とよく協議しながら図っていきたいところということを私は申し上げたつもりでございます。ひとつご理解をいただきたいと思っております。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) 司書が配置されてから検討したいということですが、何かすごい後ろ向きだと思います。これは司書が配置されなくても、今の現状ではできることだということを指摘しておきたいと思います。


 一つお伺いしたいのですが、ただいまのこの学力向上のプランの中でも、発達段階に応じた読書活動を充実するのだと、こういうことがございました。それでは、教育委員会はこの図書の水準をどのぐらいまで充実する用意があるのか、ちょっとこれをお話し願いたいと思います。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 各学校の蔵書につきましては、文部科学省が標準、これを定めております。そういうことから、この蔵書の基準ですか、これに近づけていきたいというふうには考えておる次第でございます。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) そうですね、文部科学省の図書標準を限りなく100%、まずは充実を目指すということ、そのとおりだと思います。では、そのためには、昨年の9月議会でも私が話しましたけれども、学校訪問をいたしました。そうしたら、率直に校長先生、教頭先生たちが、もう10年以上前に買った本がやはりかなり並んでいるのですよ、図書室に。何で廃棄しないのですかと伺いましたら、学校は廃棄したいのだけれども、廃棄してしまうと、本がなくなってしまうから困るのだと。だから、廃棄できないのだというのが1点。もう一点は、もう10年以上も前の本を使っていないのはわかっているのだけれども、これを廃棄してしまうことがいいことかどうか、要するに、基準がないために不安だと言うのですよ。これ、教育委員会もわかると思います。こういう現状の中ですから、私はこの廃棄基準ね、やはりある程度のものが示されておりますので、教育委員会としてももう6カ月も前に提案しているのですから、これをやったのですか、どうなのですか、現状は。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 廃棄基準は私も今手元に持っております。これについては、各学校も認識はしているというふうに当然考えております。一般基準については4点ほど示されております。ちょっと読み上げてみます。


                〔発言する者あり〕


○教育総務課長(浅野正治君) いや、まず1点でございますが、「形態的にはまだ使用に耐えるが、記述されている内容、資料、表記等が古くなり、利用価値の失われた図書」、二つ目が、「新しい学説や理論が採用されていない図書で、史的資料としても利用価値の失われた図書」、3として、「刊行後、時間の経過とともにカラー図版、資料の変色が著しいため、誤った情報を提供することが明白になった図書」、4として、「利用頻度の著しく低い副本で、保存本を除いた図書」、これが一般基準ということで、後に種別の基準等もあるのですが、この辺を学校の方でも認識をしていると思いますので、これに基づいた形で整備の方は――廃棄ですね――していきたいと、このようには考えております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) ということは、この栄町でやはりこの廃棄基準が一定の目安を教育委員会から学校へ示すということですね。それだけ確認をします。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 先ほど申しましたが、各学校長はこの辺のことは理解をしているというふうには考えておりますが、校長会等でこの基準についてはお示しをしたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) わかりました。よろしくお願いいたします。


 この読書活動なのですけれども、やはり司書教諭が配置をされなくても、評価はできますので、ぜひとも今年度中というのは無理でしょうかね。近々にやはり実施して、その評価表の中には古い本が廃棄されているかとか、この評価表というのは、物的環境とか人的環境、活用、意欲の喚起、外部連携、5項目に分かれている、この中には毎年古い図書を廃棄し、新しい図書に買いかえている、こういうのもありますので、この基準を示すのは有効だと思います。あわせて、やはり自己評価、お金はかかりませんので、積極的にやはりやっていただきたいと思います。よろしくお願いします、この件は。


 次に移りたいと思います。学校図書館司書についてお伺いします。緊急雇用創出基金を利用し、平成22、23年度の2年間については学校に配置されることは大変評価しております。しかし、平成24年度以降については、学校図書館司書の配置について、教育委員会は今現在どのように考えているのか、伺いたいと思います。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 平成22年度、23年度は緊急雇用だということで、当然考えております。それ以降につきましても、各学校等のご意見等、いろいろいただきながら検討はしていきたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) 当然考えている、検討していきたいということで、当然、もう学校にとっては学力向上を進める上では司書はやはりなくてはならないものだと認識しているということですよね。これについても、町として必要なものについてはやはり積極的に緊急雇用も含めて財源確保をお願いして、配置の方向で進めたいという、こういうふうな考えですよね。確認したいと思います。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) できる限り、配置の方向で検討していきたいということでございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) この件については教育委員会としてぜひとも頑張っていただきたいと思います。


 次に移ります。引き続き、家庭学習の推進の中で、仮称なのですけれども、栄町学習道場を開設し、学力の向上を図っていく、こういうことでございましたが、実施時期や実施場所、また、対象者について、どういうふうに考えているのか、具体的にお伺いいたします。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) これにつきましても、まだまだ詰めなければならない点が多々あるわけでございますけれども、具体的には夏休み期間を利用した中でと、場所的にはふれあいプラザの方を考えております。


 それから、ご指導いただく方につきましては、退職された先生、学生ボランティア、地域ボランティア、こういう方のご協力をいただきながら児童・生徒に自己学習の習慣化や、もっと広く言えば、地域の方も参加していただくという中では生き方というのでしょうか、そういうものも教えていただければありがたいなというふうには考えております。


 非常に多くの方にボランティアとしてご参加をいただきたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君、もう一回手を挙げて、確認してください。


○13番(高萩初枝君) 対象者ですね、どういう方を対象にどうやるのかと。


○議長(岡田正市君) 浅野教育総務課長。


○教育総務課長(浅野正治君) 対象者は、栄町の児童・生徒という対象でございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) 夏休みにふれあいプラザで実施と、退職教員、ボランティア、学生を募集してやりたいと。自己学習の習慣化、生き方などを学べる場所にしたいと、こういうことでございました。子供たちのやはり、この学習道場までの行き帰りですね、通学を考えたとき、やはり子供たちが歩いて行ける身近な場所でやはり実施することが意義があるのではないかなと考えます。この件については、次の質問との関連性がありますので、学校支援の後、最後に教育長にまとめてお伺いをしたいと思います。


 次の項目に移ります。学校支援地域本部事業です。先ほどの答弁の中で、ふれあい交流事業の一環として推進している、こういう答弁がございました。それについて、ふれあい推進事業と学校支援地域本部事業との違いは何なのか、お聞かせいただきたいと思います。


 さらに、学校支援地域本部事業を実施している先進的な取り組み事例がありましたら、この場でご紹介をしていただきたいのですが、いかがでしょうか。


○議長(岡田正市君) 芳澤生涯学習課長。


○生涯学習課長(芳澤勝廣君) 違いということでございますので、それぞれの事業につきまして説明させていただきます。


 まず、ふれあい推進委員、こちらにつきましては学校区を中心とした地域コミュニティづくりを目的といたしまして、国の学校教育施設等活用促進事業の補助金を活用しまして、平成14年から16年までの3カ年間、酒直・北辺田・布鎌の各小学校区で活動していただきました。その後、補助金が打ち切りとなりましたが、地域ふれあい推進委員の方々の子供たちへの思いは変わらず、継続し、学校・家庭・地域との連携を図りながら、学校行事や地域行事への協力、また、みずからが事業計画を立てて子供たちを中心とした地域に合ったコミュニティづくりを行っていただいておるものでございます。


 続きまして、竜角寺台小学校で行っている学校支援本部事業は、地域全体で学校教育を支援する体制づくりを推進することにより教員の子供と向き合う時間の増加、住民等の学習成果の活用機会の拡充及び地域の教育力の活性化を目的としております。


 具体的には、地域の方々が積極的に学校支援活動、例えば、学習支援活動、部活動指導、環境整備、登下校の安全確保、学校、地域との合同行事の開催等に参加し、教員を支援することにより教員が子供一人ひとりに対するきめ細やかな指導をする時間の確保が図られるだけでなく、地域住民と児童との異世代交流を通して、弱まった地域のきずなを回復させ、地域の教育力を活性化させようとするものでございます。


 以上のことから、ふれあい推進委員は、学校区を中心とした地域コミュニティづくりを目的として団体が中心となり地域活動をしているのに対しまして、学校支援地域本部事業は、学校教育を支援する体制づくりを目的としており、学校から教室をお借りした地域ルームを拠点にして、地域ルームに配置された地域コーディネーターが学校のニーズや地域で活動する学校支援ボランティアとの連絡調整を行っており、その点で違いはあろうかと思いますが、両事業とも学校・家庭・地域が連携し、子供たちを健やかにはぐくむということであり、相違はないと思います。


 次に、学校支援本部事業の先進的な取り組みということでございますが、この事業は、平成21年度、千葉県内では56市町村中19の市町村が実施しております。補助対象が学校支援活動でございますので、授業の補助だとか、先ほど申しましたが、学習支援活動、部活動指導、環境整備、登下校の安全確保など、他市町村とも同様の活動を行っております。


 以上です。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) ただいまの答弁の中で、ふれあい推進事業と学校支援地域本部事業は、最初は目的をおっしゃっていたのですが、最後は相違はないという、こういうことでございましたが、この件について、私はそれぞれの目的と役割は違うと。要するに学校支援地域本部事業は学校教育を支援するものだと。そこと、あと、地域コミュニティづくり、ふれあい推進事業は地域の連携というのは似ているけれども、やはりやっている内容は似ている部分もあるけれども、明らかに事業支援まで地域本部事業は入りますので、そこがやはり違うところだと思います。


 それで、今、進んでいる事例を紹介していただきました。これでもわかるように、学校支援地域本部事業は、教職員の負担軽減とか、学校と地域の結びつきなど、活用によっては教育委員会がまとめた学力向上プランに結びついていくのではないかと考えます。しかし、平成21年度は、先ほども答弁にもありましたけれども、地域とのつながりを生かした事業展開を実施したことは私も理解しておりますけれども、こういう中で、平成22年度は学校支援の本来の目的である学校教育の充実はもとより、地域の教育力の向上のための事業展開ができるのかどうか、お伺いしたいと思います。


○議長(岡田正市君) 芳澤生涯学習課長。


○生涯学習課長(芳澤勝廣君) 議員のおっしゃるとおりに、そちらを重点に置いて平成22年度は私どもも支援していき、地域の方にも活動をしていっていただきたいと考えております。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) ありがとうございます。それでは、ちょっと具体的に学校教育の充実というのは、やはり学校教育の支援とか地域の教育力の向上のため、そちらに重点を置いてやはり当課としても支援していきたいという答弁でございましたが、それでは、具体的に、もう3月ですので、来年度4月から具体的にどんなスケジュールでどんな内容でやろうとしているのか、お聞かせ願いたいと思います。


○議長(岡田正市君) 芳澤生涯学習課長。


○生涯学習課長(芳澤勝廣君) 今後なのですが、学校支援の観点から今後は授業補助等の活動メニューを充実する必要があると考えてございます。こちらにつきましても、先生方からいろいろなこういうものに補助をお願いしたい、こういうご協力をお願いしたいということで、具体的に私どもももう聞いてございます。それについて地域のコーディネーターを活用しまして、その部門での人材の発掘を今後予定してございます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) すみません、もう一言お聞かせください。具体的にこういう授業補助が欲しいのだと聞いているとおっしゃっていますけれども、具体的にちょっと、一言でいいですから聞かせてください。どういうものを学校は求めているのですか、今現在で。


○議長(岡田正市君) 芳澤生涯学習課長。


○生涯学習課長(芳澤勝廣君) 具体的には工作、また、ものづくりのときの指導補助者、家庭科でのミシン操作、算数の採点、授業資料の印刷や賞状づくりのお手伝い、体育では用具を使う授業の際の補助、音楽では楽器演奏の指導などが出てございます。


 以上です。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) ありがとうございます。ただいま授業補助を言いましたけれども、この中で、私が一番期待しておりますのが、やはり各教科への補助ですね、これについてもぜひとも進める方向で教育委員会として手だてをお願いしたいと思います。


 次に移ります。あわせまして、学校支援地域本部事業について、平成22年度で補助金が終了すると聞いております。このことについて、すごく学力向上の観点からはいい事業だと認識しておりますが、平成23年度以降、これについて、この事業をどのように展開していく用意があるのか、教育委員会に伺いたいと思います。


○議長(岡田正市君) 芳澤生涯学習課長。


○生涯学習課長(芳澤勝廣君) 議員がおっしゃるとおりに、竜角寺台で行っている学校支援地域本部事業につきましては、平成22年度が補助の最終年度となります。今後は、今活動を行っております推進委員としての活動を継続していただきたいと考えておりますが、竜角寺台小学校で実施しております授業メニューの中の授業補助については、ふれあい推進委員の活動では余りかかわっていないところでございます。今後は、地域の教育力を積極的に活用していくことは子供たちの学力向上の面でも有効であると考えますので、ふれあい推進委員の活動の中で検討をしていただきながら、広げていきたいと考えてございます。


 以上です。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) 補助金が切れたからもう終わりということではなくて、ふれあい推進委員の活動とやはり学校支援地域本部事業の事業内容は違いますので、この辺で補助金が切れても継続的にできる手だてを教育委員会として、学校支援としての手だてを私は考えていただきたいと思います。これは要望です。


 最後に、教育長にお尋ねいたします。1点目に、学習道場についてですが、夏休みにふれあいプラザで実施、こういう答弁でございました。確かに長期休業中、夏休みに実施することも効果があると思います。しかし、私たちがちょっと風邪をひいたときなど、すぐ近くのお医者さんに行くように、子供たちが授業の中でつまずいたとき、わからなかったとき、すぐ理解するためには、要するに積み残しをしないためには身近な地域でやはり実施する方が効果があるのではないかと考えますが、この点いかがでしょうか。


○議長(岡田正市君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) 議員がおっしゃるとおり、身近なところでやる方がより効果的だというふうには考えております。しかし、初めての試みでございますので、学習道場でいろいろなノウハウあるいは体制づくりを蓄積して、それを各学校で生かせるように今後検討していきたいというふうに考えております。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) 確かに身近なところでやる方が効果的だと、確かにそう思います。そういう中で、私は教育長にお伺いしたいのは、今、身近なところで子供たちの地域で学習支援ができる、そういう組織ができ上がっている、もっと具体的に言ってしまうと、竜角寺台地域では学校支援地域本部事業があると、こういう中で、やはりやろうと思えばできる体制がある、このことについてどう考えるかということです。今から検証してそれを蓄積して各校で、各地域で生かせるようにすると、確かにそのとおりでございます。でも、今、こういう環境があるところもあるということに対してどう思うかということです。


○議長(岡田正市君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) 学校支援地域本部事業につきましては、地域の方々が学校で学習あるいは学校支援をしていくという事業でございますけれども、学習道場の方は学校だけでは学力向上はなかなか実現し得ない、それで、家庭において子供たちにどのように学習習慣を身につけていくか、これを目的としています。したがいまして、両者の取り組みを通してノウハウを蓄積して、これを各学校でやっていただけるように将来的には考えていきたいというふうに思っております。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) 将来的にはやはりそういう方向に進めていきたいという教育長のお気持ち、よくわかります。しかしですよ、この進んだ取り組み事例の中に東京都の杉並区の和田中学校の事例がちょっとあるのですけれども、この杉並区、和田中学校の事例では、学校を核とした市民社会づくりを目指して、土曜日の学習サポート、学校図書館司書業務サポートとか、校内の緑化など、市民が積極的にやはり学校支援に取りかかっていると、こういうことがございます。


 私が言いたいのは、こういう環境をやればできる環境があるのに、このままやはりしておくのですかと。いい機会ではないですかと。ふれあいプラザでやるのも効果があります。でも、一番いいのは、例えば小学生ですと、歩いて行ける、身近な地域で、その日わからなかったら、例えばですよ、竜角寺台のコミュニティホールに、そのままかばんを置いて行けば、そこにどなたかがいて教えてくれると。毎日が無理でしたら、せめて土曜日、1時から5時とか開会していて、そこに気軽に行けば教えてもらえるというのはすごいいいことではないですか。この環境が今竜角寺台にある。こういう中で、教育長、今後、検討するとおっしゃっているのですか。そのことを私は聞いているのですよ。やれる土壌がある地域があるということです。子供にはやはり歩いて行ける範囲で、各地域でそういうのがあれば一番いいのではないですか。それも、学力向上の一環になるのですがという、こういうことです。


○議長(岡田正市君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) 竜角寺台小学校が取り組んでいる中では一番先進的な学校だというふうには思っております。ただ、学習道場については、今年度始めるところでございますので、家庭においてどうやって学習習慣を身につけていくか、これからボランティアと協力者を得ながら実行委員会を開催して、そのノウハウを検討していきたいという段階でございますので、そのノウハウが蓄積されましたらば、竜角寺台小学校でまず最初にやっていただくということも考えていきたいと思っております。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) どうも答弁が後ろ向きですね。私が言いたいのは、何回も言いますけれども、そういうやる環境があるときに何で教育委員会としてもっと熱心にやらないのでしょうかということが1点。もう一点は、ここに学力向上プランがあります、いただいたのが。これの中で、家庭学習の推進、これについては栄町学習道場を開設するのだと、わかりました。この中でまた下の方にあるのですよ、家庭・地域との連携、方策の推進ですか、ちょっと目が見えないのですけれども、この中にはあるのですよ、学校支援に係る地域人材の募集活用システムの構築とか、入っているのですよね。まさしくこれは竜角寺台で今やっている学校支援地域本部事業ではないですか。こういうものをやっているのに、何で検討、検討なんて言うのですか。教育委員会遅れていますよ。もっと前向きになってくださいよ。そういうことを言いたいのです。あわせて、学力向上に本腰を入れるのならば、この学校支援地域本部事業、家庭とか地域の連携でやはり頑張っていらっしゃるのですから、この際、組織を、学校教育課ができるのですから、生涯学習ではなくて、学校教育課の方で担当した方が私は効果が上がると思うのですけれども、いかがでしょうか。


○議長(岡田正市君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) 何回も申し訳ありませんけれども、学習道場は家庭における学習習慣を身につけていく、これがねらいでございます。学校支援地域本部事業は学校において地域の方がどのように学校支援あるいは学習支援をしていくか、これがねらいでございます。したがいまして、両者の取り組みを蓄積しながら次の段階に移っていきたいということでございます。


 それから、学習道場については地域の方々に学校支援あるいは学習支援をしていただくということでございますので、本来的には生涯学習課の仕事であるというふうに思っていますが、学力向上という観点もございますので、学校教育課とよく連携を図りながら進めていきたいというふうに思っております。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) ねらいは違うとか、何とかおっしゃっていますけれども、私がもう言わなくても教育長、わかっていらっしゃると思いますけれども、地域もやはり、要請があれば地域の人材もやはり積極的に協力してくれる、そういうあれがあるということですよ。


 きょう、朝のテレビ見ましたか。やはり、子供たちの学習支援、学校でわからなかったのを居酒屋がつぶれた場所、家で、要するに子供たちが自由に来て、そこに退職された講師、先生がいて、直接教えていらっしゃると。こういうのが各地域に広がっていると。栄町でも、何回も言いますけれども、やろうと思えば今できる環境がある。だから、教育長、かたいことは考えないで、どうぞ子供たちの学力向上にいろいろなことが連携して取り組んでいただきますように、私はこれをお願いしたいです。


 二つ目の質問に入ります。新学習指導要領の総則では、言語活動の充実が示されて、教育現場では指導内容が増えた上に、さらにコミュニケーション能力が追加となって、授業時間の確保が心配されております。このような中、既に印旛郡市の市町村においても、前期・後期などの2学期制を実施している学校が多く見られるようになりました。これは学力向上の観点から、これまでの3学期制よりも授業日数が確保できるなどのメリットがあると聞いております。メリットがあれば当然デメリットもあると思いますが、栄町でこの2学期制の導入について、教育長はどういうふうに考えているのかを、提案と同時にお伺いしたいと思います。


○議長(岡田正市君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) 2学期制につきましては、議員のご指摘のとおり、メリットもございますけれども、課題もあるというふうに聞いております。これについて、印旛管内では、この2学期制を導入しているところは、私の聞いている範囲では3市と聞いておりますが、いずれも学校判断による一部実施という状況でございます。したがいまして、2学期制の利点あるいは課題等をよく分析しながら、学校の意見をまず聞いてみたいというふうに考えております。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) それでは、この2学期制について、栄町も実施したらいかがでしょうかということに対しては、課題等を分析しながら学校の意見を聞いてみたいと。小・中学校の校長先生が我が校でも実施したいとなれば、管理規則を変えて実施するようにやはりしたいという、こういうようなことの答弁だと思います。これでよろしいでしょうか。やりたいという学校が手を挙げた場合です。


○議長(岡田正市君) 澤村教育長。


○教育長(澤村保夫君) 具体的に学校の方から2学期制を導入していきたいという要望があれば、その時点で検討させていただきます。


○議長(岡田正市君) 高萩君。


○13番(高萩初枝君) この件について、私の提案事項でありますので、声があれば検討したいと、やはり後ろ向きでなくて、実施できるように管理規則改定をやはりできる方向でお願いしたいと、要望事項です。


 もう、私の質問はこれで終わります。ちょっと教育委員会の議事録を読んでおりましたら、平成22年度で学力向上オリンピックをやりたいような意向で何か大分取り組まれていましたけれども、いろいろな問題があって、やはり棚上げにしたようなあれが見えました。この件でちょっと私感じたのですけれども、慶應の野呂教授という人が、公教育、学校教育には効率はそぐわないと、こういうような発言をされていたのがちょっと耳に残っております。やはり公の教育ですから、競わせたり競争させるのは私は塾に任せて、子供たちはやはり人格の完成ではないですけれども、知徳体すべてみんな育つように、やはり持っていってほしいなと思いながら、このためにはやはり学力も大事なのですけれども、学校現場からは学力向上は教育委員会がうるさいことを言わないで、教育委員会としては人的パワー、やはり指導教員、補助教員ですね、こういうのを手厚く配置してくれるとあわせて、各学校が自由に使えるお金を配当してくれと。あとは学校に任せてくれと、こういうような声が教育委員会にも届いていると思いますので、この辺を十分検討していただいて、やはりこれからの教育施策、学力向上の方にも生かしていただきたいと思います。


 これで終わります。


○議長(岡田正市君) これで高萩初枝君の一般質問を終わります。


 ここで、10分間の休憩とし、11時15分より再開いたします。


                               午前11時05分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


                               午前11時15分 再開


○議長(岡田正市君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○議長(岡田正市君) 岩井泰憲君の発言を許します。岩井君。


 〔5番 岩井泰憲君登壇〕


○5番(岩井泰憲君) 5番議員、岩井泰憲でございます。本日は通告に従いまして、龍角寺並びに竜角寺台地区への土砂埋め立ての計画について、事業についてご質問を申し上げたいと思います。


 まずは、本日は町長が不在という中で、本来的な質問の内容に対して町のトップによる直接的な答弁はできない状況でございます。しかるに、本日に当たっては、総務政策課長において後日に町長との確認をした上で文書等で明確に答弁できない、回答できないところについて回答をするということをご確認したいのですが、どうでしょうか。


○議長(岡田正市君) 総務政策課長。


○総務政策課長(鈴木 薫君) 私も含めて、環境課長も町長とある程度調整させていただいているところなので、もし、そういったものでないもので、確認しろというようなことがあれば、町長とその辺は確認させていただいて、回答させていただければと思います。


 以上です。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) ありがとうございます。それでは、本題に入ってまいりたいと思います。


 本日のこの問題に関しては、特に議員の方々、ご存じのとおり、最終的には行政による行政指導、県に対して働きかけ等では私は解決できるような状況にないものと判断しております。したがって、この3月の議会に入るに当たって、条例案を議員発議という形で提出すること等も正直準備をしたところでもございます。


 しかしながら、諸般の都合、状況から、今回の提出については見送りをしたものですが、ぜひ傍聴の方々、そして、行政の担当職員の方々はもちろんのこと、この議場にいらっしゃる議員の方々にもこの地元の竜角寺台、住民の方々の悲痛な叫びであるというふうにぜひご理解いただき、今後最終的には町から、または場合によっては議員発議という形で栄町の独自の残土条例を提出することもあろうかと思います。ぜひ、その点でご理解をいただけるようにお願いするものでもあると私は考えております。


 さて、詳しい条例案等についての話は後に申し上げるとして、この竜角寺台、そして、龍角寺地区の埋め立て計画について、まずは改めてご説明したいと思います。


 県立房総のむらや龍角寺の目と鼻の先、県道のバイパスから町道をわずかに入った龍角寺・竜角寺台地区に大規模な埋め立て計画が進行しているという問題については、12月の定例議会の一般質問においても指摘したところです。竜角寺台での住民説明会を開催した1月31日なのですが、その翌日の2月1日には今回の事業者であるNPO法人環境保全協会は県に対して事業申請を行っております。


 今回、申請のあった1期の計画だけであっても約9,900平方メートル、その土地に2万立方メートル近くの土砂を埋め立てようとする大規模なものでございます。埋め立てによるその盛り土が竜角寺台地区、その団地のわずか数メートルにまで及ぶということは、そもそも埋め立て地の方が高くなっている、団地の方が低い、そういう地形上の特性もあり、雨天時に団地へ大量の泥水が流れ込むというような懸念、または、粉じん等の工事中の近隣の環境への多大な影響、そういった懸念もぬぐい切れておりません。


 ところで、千葉県は首都圏に位置することから、かねてより多くの残土が搬入され、不法投棄等が、産業廃棄物の問題等が問題となってまいりました。平成15年3月には市町村の条例が優先的に適用されるという規定が盛り込まれた千葉県の残土条例の一部改正が行われました。その結果、市町村ごとに独自の条例を制定することができるようになっております。近隣の成田市でも500平方メートル以上の埋め立て事業に各種の許可や届け出を業者に課し、そして、近隣の300メートル以内に居住する世帯の5分の4以上の承諾書を求めるなど、また、例えば佐倉市などではこれは100メートルですが、100メートル以内に居住する世帯の5分の4以上の方々の承諾書を求めるなど、いずれも厳しい要件となっております。


 一方、栄町はこのいわゆる市町村の優先適用となる独自条例を制定しておらず、開発地区3,000平方メートル未満の小規模な埋め立てのみ規制の対象となっているがゆえに、今回のような龍角寺・竜角寺台団地の近くに行われるような大規模な開発に関してはかえって県の残土条例が適用されるために、近隣住民の同意が要件とされていない、これが現状であり、また、大きな問題だと思っております。


 土砂等の埋め立て事業に対して、近隣住民の同意を要件とすることは業者による住民への確かな説明責任の履行を促すばかりでなく、今後、同じ地区で、同じ場所で事業を継続させたい、1期工事から2期工事、2期工事から3期工事へと継続させたいこの事業者に対して、より誠実な作業の進行を期待する、そのための後ろ盾になるものとも思っております。事業者に比して、力の劣る個々の住民の方々にとっては有力な交渉カードになるのではないかとも私は期待しているところです。


 そこで、土砂等の埋め立て事業におけるこのような住民同意の必要性について、行政として現在どのように考えているのか。また、3,000平方メートルを超える大規模な埋め立て事業には住民の同意が要件とされていない現状の栄町の状況について、町はどのように考えているのか、見解をまずお尋ねしたいと思います。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) それでは、岩井議員の2点のご質問にお答えをいたしたいと思います。


 龍角寺・竜角寺台地区への土砂埋め立て計画について。その中で、埋め立て事業における住民同意の必要性はどう考えているのか、また、3,000平方メートルを超える大規模な埋め立て事業には住民の同意が必要とされていない栄町の現状をどう考えるかということについてお答えをいたしたいと思います。


 龍角寺前原地先で計画されております土砂の埋め立て事業は千葉県北総県民センター地域環境保全課に事前計画書が提出され、その後、事業者より行政及び竜角寺台地区への事業概要の説明会が開催され、現在、県の残土条例に基づき本申請の手続がなされております。


 事業地に隣接する住民同意の必要性については、町の3,000平方メートル以下を面積要件とした小規模残土条例の中で、地権者及びその隣接住民の同意を得ることを義務づけしているように、当然、町といたしましても必要性は感じております。


 しかしながら、今回の特定事業においては、県の残土条例が適用され、その条例では住民同意を得ることに関する規定は特に定めてございません。


 その理由といたしましては、県に確認したところ、隣接同意者の適用範囲の問題あるいは地権者の財産権の侵害を考慮したことなどを挙げております。


 このような状況下、過去においても町内における県の残土条例を適用した事業が事例としてありますが、事業開始後も県と町及び隣接住民とが連携し、事業の監視体制を強化し、住環境の保全を維持してまいりました。


 町の現状では、住民同意の必要性は感じつつも、法的な義務づけがないことから、隣接住民に対しては住民説明会等による事業内容の周知を行い、理解、協力を求めることとなっております。


 今回の「特定事業」に関しましては、議員もご承知のように、単独の埋め立て事業ではなく、長年懸案であった課題の解決にも寄与する事業計画にあることから、地区住民からも本事業に対し賛同する声があることも確認してございます。


 一方、先般1月末に開催しました事業者主催による住民説明会に町も出席いたしましたが、その中で、住民の方々より、今回の特定事業に関しまして慎重なご意見も聞こえてまいりました。


 このように、本事業区域に隣接した地域住民の意見も賛否のある中、地権者の所有権を制限することなど、さまざまな要因も見られることから、3,000平方メートルを超える大規模埋め立てに住民同意を義務づける、いわゆる町独自の条例制定に関しましては、現状では慎重に対応をしていく必要があると考えております。


 また、住民との合意形成を重視し、住民同意の義務化を法整備するためには、条例の見直しが必要となり、現行の千葉県残土条例から栄町区域を適用除外し、町独自の新たな残土条例を制定することとなります。


 県内では、現在12市町が独自の視点から埋め立て事業に対し、自主的な施策を講じるため、県よりも厳しい条件をつけた残土条例を制定しております。その中には、隣接土地所有者及び特定事業区域周辺の居住者の同意書を添付することを義務づけ、住民の判断を許可条件に盛り込んでおります。


 町といたしましても、3,000平方メートル以上の大規模な特定事業に対する町独自の条例制定に向けた実現の可能性について、今後、関係機関と協議し判断していくことになりますが、今まで県の許認可であった大規模事業について、条例改正後は町が許可権者としてその指導・監督に当たることになるため、組織体制の強化及び予算措置を踏まえ、検討していくこととあわせて、条例改正の必要性の是非につきましても町民の皆様、議員の各位のご意見をも今後参考にさせていただきたいと思います。


 以上のことから、町といたしましても、良好な環境保全を維持していくため、規制を強化し、無秩序な事業に対する抑止策を講ずる必要性は十分感じております。しかし、町の現状としてはその実現に伴うまでさまざまな課題も生じることが予想されます。議員各位におかれましては、その点をご理解いただくとともに、今後、ご指導、ご協力のほどをよろしくお願いしたいと、このように思います。


 以上、答弁とさせていただきます


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 答弁ありがとうございます。先ほどちょっとお話をしましたが、ただ、改めてこの議場内にいる方々にご理解をいただきたい、そういう意味も含めまして、ご説明をまた深くさせていただきたいと思います。


 今回のこの埋め立ての事業が表になってきたのは、昨年の7月ぐらいだというふうに聞いております。これは先般の2月27日に行われた近隣住民への竜角寺台コミュニティホールにて行われた説明会の中でもやはり出ていましたが、昨年の7月ごろからその業者の方から地権者または自治会の方に埋め立ての事業をさせてもらいたいという話が持ち上がってきたようなのです。


 しかしながら、そのような情報はにわかにはというよりは、現在に至っても竜角寺台の住民に広く知れ渡っているような状況ではございません。私は、今回自治会の役員もしていたということもあって、少しは早く情報が入ってきたけれども、しかし、結局何の目的で埋め立てをするのかとか、どこの土を持ってくるのかとか、その後どうなるのかとか、全く住民の方々には知らされていない。したがって、多くの方々がまずそこに疑問符を抱いたというのが、これは事実だと思います。


 当然、粉じんの、または、砂じんと言ったらいいですか、工事中の影響もあったり、または、先ほど申し上げたように、泥水が流れてくるのではないかとか、また、そもそもあのファミリーマートの裏手にある林というか、森林ですよね、あれが伐採されて更地になってしまう、竜角寺台の、または、近隣の住民の方々にとっても非常にそれだけでも残念なことだなというふうに考えていた、これは当初そのような状況だったと思います。


 ところが、よくよくこの業者を調べてみると、先般こちらの役場の中で行われた説明会にも、または、1月31日に行われた住民説明会にも顔を出していたある佐倉市の市議会議員、名前は出しませんけれども、彼に関しては非常に新聞ざたになるような、こちらに新聞の記事はありますけれども、これは昨年の1月18日から20日の朝日新聞の朝刊記事千葉版ですけれども、いわゆる顧問を務める、今回のNPO法人環境保全協会の顧問を務めるその市議が、いわゆる市に対して、入札に関して声を入れるというか、影響力を行使しようと、しかも、乱暴な形でですよ、それは多分課長もご存じだと思いますけれども、その他、先日の12月の定例議会一般質問の中でも、町長がやはりこの場でおっしゃっていたように、ちょっと怪しいというようなニュアンスでの事業であるというようなことは答弁されていましたよね。そういうような話を聞いていくうちに、そもそもあの埋め立ての事業の中に産業廃棄物まがいのごみが、またはいわゆる本当の産業廃棄物が大量に持ち込まれるのではないかとか、または、田中重機の今ある産業廃棄物が結局コストを安く抑えるために、あそこの場所に埋め立ててしまうのではないかと、いわゆる今の龍角寺ですよね。今回の埋め立てのところに田中重機の産業廃棄物を埋め立ててしまうのではないかというような疑いというか、懸念というか、不安というか、というようなものがおぼろげながらに生じてきたというのが、これは私の正直なところです。


 ところで、そういうような不安があいまいなものであったとしても、おぼろげながらであったとしても、そういう不安が近隣住民にあったとしても、今の状況では近隣住民の同意を要件としていない今の条例下においては、住民の声は決して届くことがないのですよね。そのことが私はこの事業に対して賛成であるとか、私は反対ですけれども、反対であるとかということを言う前に、状況として今のあり得べき形ではないのではないかなと思っているのです。


 先ほどのちょっと答弁の中で、例えば気になるところがあります。これは業者さんも言っています。それから、2月27日のコミュニティホールで行われた近隣住民を集めての、小島環境課長も出席されていましたが、その中でもおっしゃっていましたが、行政がしっかり監視しているからと、大丈夫だと。町やまたは県がちゃんと監視をしている、また、先ほどの答弁の中でも言われましたよね。今回は県の見解として適用範囲の問題である、または、財産権の侵害等が問題となって、それが理由となって、今回は事業監視をしていく町、それから県、それから、地域の住民の方々で、三者で事業監視をしていくことによって問題が起きないようにやっていこうとおっしゃっていましたよね。でも、その事業監視というのは本当に機能するのですか。ちょっとお答えください。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 先ほどもお答えしましたように、今まで栄町はそういった体制のもとに大規模を監視してきたわけです。問題はなかったと判断します。


 以上です。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) これはつい先日確認したばかりのことですから、小島環境課長もよく覚えていらっしゃると思います。議員の方々はまた記憶におありかと思いますけれども、予算特別委員会の中で、小島環境課長は、環境のパトロールを月に3〜4回程度監視していると、パトロールを行っているとおっしゃっていましたよね。これは間違いないですよね。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) そのように話しました。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) その後日、今週に入ってから月曜日でしたか、課長の方に確認いたしました、つまり、環境保全のためのパトロールについて日誌をつけているのかどうか、その日誌を見せてもらいたいと私言いましたけれども、日誌は存在するのですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) パトロール自体の日誌がそれ専門にはつけておりませんけれども、町内に出た際には巡回をしておって、何かあった場合には必ず報告あるいはそれらに内容をつけて、うちの方の決裁をしているというような状況です。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) つまり、今の答弁、それから、この前の説明もそうでしたけれども、パトロールを行っている、例えば産業廃棄物だとか、埋め立てとかしていないかだとか、そのような、いわゆる巡回パトロールは何かの作業のときのついでに、その行きの帰りであったりとか、または、その周辺を見回る程度しか実際行っていなかったのではないのですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 確かに住民の方々からお電話いただいて、例えばこのところに何かあっておかしいではないかということであれば、即、町の方は対応するわけです。しかし、そこだけではなくて、また、周辺、どういったような状況になっているか、その辺も確認しながら巡回を行っているというような現状でございます。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) ところが、その巡回を行っているといっても、日誌をつけていない。どのようなルートをどのような場所をパトロールしたかの記録もない、それから、例えば、では、残土が発見された、または埋め立てに類するようなものが発見されたとしても、例えば、では、3月1日の時点でどれぐらいの立方メートルあって、3月15日でどれぐらいあって、3月の月末でどれぐらいあってというような時系列的な調査も行ってきていないのではないのですか。ということは、いわゆる何かのついでに周りを回ってきて、それでパトロールをしてきた、それをもって事業監視をするなんていうようなことをしてきたというのだったら、これはとんでもないことだと思いますけれども、どうですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 先ほども言いましたが、そこで何かあった場合は、必ず報告があります。そういったことで組織として動くということです。ただ、巡回して、何もない、周辺を見て歩くわけですから、当然何もなければ報告は必要ないのかなと、私は考えます。


 以上です。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) では、さらに質問しますけれども、では、今までのそのやり方に特段の問題はなく、今後もそのようなやり方を継続していくというふうにお考えですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 確かに岩井議員おっしゃったように、それ専用の日誌をつけて、細かく明記するということは必要かと私も再認識しますので、これから、そういったものを徹底していきたいと考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) それでは、また、ほかのところにまいりたいのですけれども、12月の一般質問の中で、いろいろと私、質問または依頼、要望をしてまいりました。その中で、こんなことを小島環境課長はおっしゃっているわけですよね。「12月のその現時点においては、事業者側より当該事業にかかわる事前協議書が県にいまだ提出されておらず、事業者側から詳細な事業計画が示されていないことから、現在、県との協議の中で町が把握している範囲内での答弁とさせていただきたい」、当然ですね、また、その中で、「事業計画の概要について事前説明会を開催し、その内容を周知し、近隣住民の理解が得られるよう、事業者に指導していく必要があろうかと考えている」というふうにも答弁されています。


 では、その業者に対して、本申請が既に2月1日で少なくとも1回目行われていますね。町は県との協議の中で、どのような状況を把握し、そして、近隣住民の理解が得られるように事業者に対してどのような指導を行ったのか、教えてください。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 本申請の段階を申しますと、今、県に確かに提出をされております。しかし、住民説明会あるいは町での業者による説明会、こういった説明会があって、そこで課題や問題点が出てきています。そういったものを取りまとめて、その本申請に付して、県の方が審査をして、それで判断をするわけで、まだ、そこまでの段階は行っておりません。今、取りまとめているような最中なものですから、それがはっきりして、提出するような運びになれば、この年度内には無理だというような話は聞いていますが、それ以降は提出されるのではないかと、このように判断しております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 同様に防護ネットの話も私申し上げましたよね。「飛散とかというようなことを懸念して、そういったものは防護ネットとかそういったものをやって、周りに影響がないように、それも十分県の方と話をして調整をしてきたいと考えております」というふうに、12月のときにおっしゃっています。この件については具体的にどういう進展になっていますか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 防護ネットにつきましては、確かにそういった課題も出ていますので、それもあわせて意見書として添付して、県の方と協議をしていきたいと、このように考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 意見書というのは、いわゆる申請にかかわる地元、基礎自治体に対しての陳述要請と言ったらいいですか、それに対しての回答だと思いますが、ほかは、では、どのようなことを考えているのですか、今。今、防護ネットが一つ出ましたよね。そのほかにどのようなものが検討されていますか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) いろいろ説明会をした後に、町民の方々から、また改めていろいろな要望書等も上がってきておりまして、その内容を先般、また、住民の方々に回答を申し上げたわけですが、その辺の内容でよろしいでしょうか。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 答弁の意味がわからなかったので、もう一度お願いします。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) その中には、先ほど岩井議員がおっしゃった防護ネットの問題だとか、流出の問題だとか、それから、砂じんの問題だとか、そういったものを再度具体的にどういったような状況で今後対応していっていただけるのかということで要望がありましたので、その辺も本申請の方に意見書として付して、再度県の方と協議をしていきたいと、このように考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) ちょっと具体的な話が、今、3点出ましたよね。砂じん、それから、多分泥水のこと、それから、防護ネット。例えば、では、一つ具体的に防護ネットを挙げても、これは具体的にはどのような要望になっていくのですか。例えば、高さをこれぐらいのものを用意してもらいたいであるとか、どこからどこまでのところについては必要であると思うだとか、それは具体的に今答弁できませんか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 確かに防護ネットも法律上でこの程度でいいだろうというものは定まっている。しかし、それ以上にないと、やはり砂じんが飛ぶのではないかというようなご意見もございましたので、そのかさ上げについてもやはり県の方と協議をして、あるいは業者側に指導をしてやっていただけるのか、どうなのか。その辺を協議していきたいと、このように考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) わかりました。具体的に、今、特に近隣の住民の方々から、大きく今3点のところが具体的に挙がりましたけれども、その点については12月のときにも申し上げていたように、住民の方々がまず先に期待したいところ、これは条例の有無は別として、期待されているところですし、もし、実現するのであれば、それはもちろんこしたことはないので、その点は今答弁をいただいたので、改めて期待したいと思います。


 では、引き続き、今度はでは本題である条例の話をさせていただきたいと思います。


 ちょうどけさの新聞、朝刊、私のところは朝日新聞をとっているのですけれども、印旛村の平賀地区の埋め立て残土のことが掲載されていました。記事によれば、埋め立てられた、これは一般の夫婦が残土を埋め立てしてきたと。それが村道が一部通行どめになるぐらいの流出の状況が3年近く続いているそうです。地元住民らが千葉地検に刑事告発をしたという内容なのですが、そこでも新聞の中で、記事の中でやはり指摘されているように、残土だけでなく、その埋め立てに関しては自動車やコンクリート片も埋め立てられたというふうな見方もあるそうです。いわゆる産業廃棄物処理法違反の疑いに当たるのですが、また、その地区は井戸水に頼っている地域であるがゆえに、地下水に大きな影響を及ぼす、ということはひいては近隣住民の方々に直接的な健康被害を招くような懸念さえあるわけなのですよ。


 これがちょっと誤解を恐れず、あえて申し上げるならば、まだ、この印旛村の平賀地区という、物すごい住宅の密集したような地区でないので、まだと言うと非常にこれは語弊を生むかもしれないけれども、今回の栄町の龍角寺・竜角寺台地区の埋め立てに関する特殊性というのは、まず第一に、近隣に1,600世帯を超える大規模な住宅団地があるような場所で埋め立ての事業が今まさに行われようとしているところにあると思うのですよ。


 例えば、では、井戸水に関して今ちょっと出ましたので、これは小島環境課長はどれぐらい、一応参考までに聞きますけれども、影響が、世帯影響あるというふうに理解されていますか。つまり、井戸水を取水されている世帯がこの近くにどれぐらいあるかご存じですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 少なくとも龍角寺地区、こちらは井戸水を使用している家庭が多いかと思います。竜角寺台につきましてはすべて水道というようなことです。ただ、水質検査につきましても、それは随時行っていって、問題ないかどうか、これは専門的な判断を仰ぐわけですから、その辺を土を持ってきたときの調査、あるいは埋めたとき、水質がどうなのか、こういったものは再度検査をしていって、それは随時やっていくということでございます。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 龍角寺地区の水道がほとんど井戸水に頼っていると、この指摘は確かに正しいですね。私、調べたところでは、明確にどこが井戸水の世帯であるというようなデータはないというふうに町の方からの回答を得ていますけれども、ただ、水道をとっていないご世帯に関しては井戸水であろうというふうに推察できると。これは長門川水道企業団の方もそういうふうな答えだったのですけれども、龍角寺地区に関しては83世帯あるうちの76世帯までは井戸水なのですね。では、竜角寺台地区はどうかというと、1,607世帯のうち、水道に加入されているのは1,539軒なのですよ。ということは、残る68軒、ここは多分井戸水を取水しているだろうというふうに想像できると、これは長門川水道企業団の回答でした。


 ということは、双方合わせて150軒近くの井戸水を取水している世帯があの近隣にあるということなのですよ。先ほどちょっと私聞いていないところまでお答えいただきましたけれども、水質の検査をするからと。でも、水質の検査をして、それで、それが悪化するような状況が出てきたら、もはやもう手遅れなのではないのですか。そこから建て直しがきくのですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) これはやはり県と町と、それから、住民の方が協力をしながらやっていくわけですが、そういった状況になりつつあるとか、そういった判断が事前に察知できればすぐにその辺の対策を講じてやっていきたいと、このように考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) つまりは、水質の検査というよりは、むしろ埋め立てされるような土砂なり残土なりの状況によって判断を先に、事前に行うのだということなのですが、これでやはり条例の話になっていくのですけれども、先ほど課長、こう言われましたよね、賛否両方あると。つまり、長年の、いわゆる田中重機の産業廃棄物の撤去、これはいわゆる業者による地元対策以外の何者でもないのですけれども、つまり近隣住民の同意を得るためのニンジンですよ。ニンジンをぶら下げて、こういういいことがあるからやらせてくれ、やらせてくれと言っているわけですから。そういうニンジンをぶら下げているからこそ、確かにありがたい話だというふうな声もあると、これは私12月の定例議会でも確かにその点は認めております。ところが、反対の声も当然にあるのですよ。特に近隣の住民の方々は、反対とまで行かなくても不安という声はやはり上がっているわけですね。その不安という声で私は十分だと思うのですよ。今、申し上げた水道の件、井戸水を取水されているご世帯が全部で100数十件あるわけですよ。そのご世帯の方々からしても、万が一のことがあったら、例えば龍角寺の方なんか、これ管が通っていないではないですか。竜角寺台の方はまだ管が通っていますよ、水道管が。上水道通っていますけれども、龍角寺の方は管が通っていないがゆえに、井戸水に頼らざるを得ないような世帯も、先ほどの70数軒ってほとんどそれだと思うのですね。ということは、万が一あそこの土壌が汚染されるようなことがあったら、取り返しのつかないことになると言ったのは、私はそういうことなのです。賛否両論あるから、課長は先ほど何と言ったかというと、条例に関しては慎重であるべきだというふうにおっしゃったのです。私は、ここが違うと思うのです。つまり、今回の、私が通すべき、あり得べき条例の形というのは、近隣住民の方々の同意を、賛否を諮った上で同意を要件とするような条例であるべきだと言ったのです。別に、反対させようであるとか、中止させるための条例ではないのですよ、今回の条例は。だから、一般的な、例えば成田市とか佐倉市とかの事例を見て、近隣の100メートル以内、300メートル以内の住民の方々が5分の4以上がそれで賛成すればそれはもちろん事業は継続できるのですよ。だから、賛否があるからこそではないですか。賛否があるからこそ、では、住民が本当にどういうふうにお考えなのかということを聞き取る、諮る、そういう意味合いの条例であるべきだと思うし、であるからこそ必要だと思いますが、その点いかがですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) ですから、慎重を要すと私は申し上げましたが、やはりこれは栄町全体のことに関連してくるわけですよ。そうしますと、住民の方はそれぞれの意見を聞いた上でつくるかつくらないか、これは栄町の実情に合った考え方で進めていきたいと、このように考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) では、その実情を諮るというのは、具体的にはどうされるのですか。12月のときに、町としても独自条例については考えていくぐらいのことをおっしゃっていますよね、答弁で、小島環境課長は。今も同じように慎重であるべき、そして、近隣住民の意見を酌み取っていくぐらいのことをおっしゃっています。では、酌み取っていくというのは、具体的には何をするのですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 土地の所有者の方がおるわけですね。やはり、その所有者の方が例えば何かを行うときに、近隣住民の同意が得られないということになってくると、やりたいことがやはりできなくなるというような、例えば個人的なプライバシー、こういったものにも幾らか抵触してくるのではないかということがあるので、これは町全体の話として皆さんの意見を聞いて、あるいは町としましても、検討委員会なるものを設置をして、十分協議して、あるいは議員の皆さんにもいろいろとご意見を聞いて、やるべきか、やらないべきか、これをまず判断していきたいなと、このように考えております。当然、地区も、各地区長がおりますから、長にある程度取りまとめていただくなりして、そういったアンケート聴取も必要なのかなということも考えておりまして、それを踏まえて、今後やるか、やらないかということを検討させていただきたいなと、このように考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) プライバシーはまず関係ないと思います。プライバシーはちょっと的外れであると思うのですが、多分おっしゃりたいのは、財産権の侵害に相当するのではないかと言いたいのでしょうけれども、でも、それをおっしゃるならば、では、佐倉市は、千葉市は、四街道市は、芝山町は、神崎町は、そのような住民の権利を不法にまたは不当に侵害して、条例制定をしたというわけではもちろんありませんから、その点は私は何らの理由にならないと思っております。


 それで、住民の方々の意向の聴取をすると、条例の必要性について、それのアンケート聴取を行うぐらいに今お話がありましたよね。それはいいことだと思います。ただし、それをやるのだったら、町が独自に1軒、1軒歩くなりして聴取してください。つまり、自治会とかそういう既存の組織を使おうとか、そういうようなことはやめてもらいたい。町が、町のことで町の方向性を検討するのに当たってやるのに、自治会を使うなんていうのは理由が当てはまらないと思います。


 それで、先ほどちょっと触れましたが、町としても独自条例を今後判断していくと、先ほど言われましたね。言いましたよね。同じようなことを私は12月の定例議会でも明確に質問しているのですよ。そうしたら、小島環境課長は、「では、そういったことについて検討していく」と。それ、12月ですよ。で、僕、2月に町の方に、小島環境課長に依頼しましたよね。何とか町の方で、行政の方で条例の発議について検討してもらえないかと。その時点でやっと初めて2月の段階で関係各課の課長を招集してというか、集まっていただいて、それで、この件について討議したというふうなことは小島環境課長がこの前おっしゃっていました。


 結局、では、それからまた、どのような今、動きなのですか。つまり、ここの3カ月間で何がどう庁舎内の中で判断ができて、そして、どのような進展があったのか、改めてちょっと教えてもらえませんか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 確かに岩井議員、ただいまおっしゃったように、内部でも二度、三度、検討しました。しかし、これは内部での判断だけで決定するわけにはいかず、先ほども申しましたように、全庁的にいろいろとご意見を聞いて判断していきたいということの結果でございます。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) これは環境課長に聞いたらいいのかわからないのですけれども、町長はどのような判断をされているのですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 町長はやはり町内部、要するに執行部ですね、栄町の庁内で検討したことについて、それを遵守するというような話でございました。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 今、この場に町長がいらっしゃらないので、ぜひともこの場で改めて伺いたいところですけれども、その点については今の立場については改めて鈴木総務政策課長を通してでも、文書で回答をいただきたいと思います。


 今、既存の条例は、これは小規模条例しかないですね。50メートルが規制範囲というか、同意要件の距離となっておりますよね。この50メートルの算定根拠について回答をしてもらうよう事前にお話ししましたけれども、この点についてお願いします。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) それでは、町条例で50メートルにした経緯についてご答弁申し上げます。


 県は平成9年、10年当時、非常に県内で埋め立てが頻繁で、中には違法な埋め立て等も行われていたことから、無秩序な行為を抑止するために、まず、県条例を全面的に改定をしたわけです。そういった中で、今まで市町村独自で条例が適用されておったのですが、県は500平方メートルから3,000平方メートルまでは小規模ということで、市町村でそれは独自にやってくださいと、それ以上のことについては県が面倒見ますということで、3,000平方メートル以上からは県の条例で対応するというようなことになって、ちょうどその時分にどこの市町村もそれに合わせて改定をしたわけです。町も当然、それに合わせて改定をして、そこで、条例と施行規則、こういったものをつくったわけです。その施行規則の中に50メートル範囲ということで定めたわけです。50メートル範囲は、小規模であれば、栄町はその程度がやはり最大限影響を及ぼす範囲ではないかということで定めた経緯はございます。


 以上です。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 50メートルが小規模の、つまり、3,000平方メートル未満の小規模埋め立てに関しては影響を与える範囲ではないかと。ちなみに3,000平方メートル以上、それから、1万平方メートル未満の埋め立てに、つまり、いわゆる大規模ですね、埋め立てに関しては影響を及ぼす範囲はどれぐらいだとお考えですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) いろいろと県下の市町村、いろいろ調べさせていただきましたが、まちまちです。100メートル、それ以上、250メートル、300メートル。その市町村によってまちまちの規定で定めてございます。


 以上です。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 私が聞いているのは、他の事例を聞いているのではなくて、栄町の判断として、3,000平方メートル以上1万平方メートル未満の大規模埋め立てに関しては、先ほどは50メートルでしたね、小規模は。では、大規模に関してはではどれぐらいと。まあ、絶対この数字だというのは言わなくてもいいですが、まあ、大体100メートルから300メートルぐらいだろうとか、そういう形でいいのですが、改めて町の見解を聞かせてください。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) これは私の判断、あくまでも私的判断ですが、やはり近隣市町村でも200メートルから300メートルということで定めてあれば、もし、つくるのであればその程度かなということを考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) なるほど。つまり、大規模な埋め立てに関して影響を及ぼす範囲として、私的な見解ではあるけれども、200メートルから300メートルぐらいが相当かなということですね。


 ところで、先ほどの話にちょっと戻って恐縮なのですけれども、先ほど課長はまたは県の判断としても、同意要件を設けるということは、地権者の財産権の侵害にもわたる可能性があると言われていましたね。栄町は現に50メートル以内で同意要件を設けているではないですか。では、50メートルの範囲内に入っている方々の財産権の侵害については、それは気にならないのですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) その辺については、同意を100%求めるということで小規模の方はうたってございますので、その辺の関連も、やはり私が先ほど申したように、財産権の侵害に当たってくる可能性はあると思います。ですので、できれば、どこの市町村も大体8割程度の同意だとか、3分の2程度の同意だとか、それぞれ入れておりますので、その辺ももし再度つくるのであれば、加味した上で行うのが適正かなということを考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) つまり、今の答弁では、100%の範囲内の方々の同意を要件としてしまうということが財産権の著しい侵害に陥るおそれがある。しかしながら、8割とか3分の2程度の同意の要件になることによって、その部分は緩和されるということが一応見解としてあるということですね。よろしいですね。以上、確認します。よろしいですね。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) はい、そうです。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) はい、ありがとうございます。それと、この点についても尋ねたはずです。既存の条例、つまり小規模条例をそのまま、例えばです、そのまま3,000平方メートル以上の大規模な埋め立てに関して、栄町の域内において適用したとしたら問題は生じるかどうかについても尋ねたはずですけれども、どうでしょうか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) 適用面積が増加するわけですので、これは改めてやはりその辺の範囲は考えていく必要があるのではないかと考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) つまり、まだ、その結論は出ていないという、または、検討してみたのですか。私、質問を投げましたよね。今回の一般質問の中で、大規模埋め立てに適用したら問題あるかどうかということについて、事前通告ではないですけれども、尋ねますよというふうなことは言いました。それを検討してみたのですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) はい、検討してございます。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 結論はこれ、いつ、出るのですか。


○議長(岡田正市君) 小島環境課長。


○環境課長(小島 満君) では、3,000平方メートル以上の同意について、町はどうだというようなご質問ですので、まずはそれにお答えをしたいと思います。ちょっとよろしいでしょうか、すみません。先ほど、私も申しましたけれども、町の埋め立て事業に関する状況は、埋め立て面積が3,000平方メートル以上は県の条例が適用されていると。以下は町の条例だよということで、まず、それ以上のものに町がするのであれば、まずは県の方にお願いをして、県の条例をもっときつくしていただけないかというような話が一つあることと、それがかなわなければ町の独自の条例をつくると。この2点が考えられるのではないかと。であれば、まずは県の方にそういったことで、団体から、うちの方からもう少し検討してくれないかというような方法でやっていったらどうだろうかというような話がやはりありましたので、その辺をちょっと考慮しながら今後やはり動いていこうかなと、このように考えております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) きょうのこの答弁の中で、具体的に町の考え方、私はそこに大きな疑問を持ちましたけれども、賛否がある、つまり、今回の埋め立て事業に対して賛否があるという認識している、であるからこそ、私は近隣の住民の同意を要件とする条例が必要であると私は結論に至りました。町の判断としても、もし、3,000平方メートル以上の大規模埋め立てに関して同意要件を設けるならば、200メートルから300メートルぐらいが一般的であるし、相当であろうと。そして、財産権の侵害という問題については8割とか3分の2というふうに同意者の割合を減らすことによってその部分についても軽減できるというふうに答弁はいただきました。そして、できればこれから6月の議会に向けて、町の方と改めてこの条文、発議するための条文を詰めさせてもらいたい。最終的にはもちろん町が出してくれればありがたいことですけれども、さもなければ、議員の皆さんとぜひご理解をいただいた上で私は発議してまいりたいと思っております。その点で、これから6月にかけて住民の方々のご意見を賜りながら、行政当局の方と、そして、小島環境課長と環境課と調整を図っていきたいと思いますので、その点よろしくお願いいたします。


 以上で、私の一般質問を終わりとします。


○議長(岡田正市君) これで岩井泰憲君の一般質問を終わります。岩井君、自席にお戻りください。


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◎散  会





○議長(岡田正市君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。


 次は、3月18日午前10時より開会することとし、本日はこれをもって散会といたします。


                               午後 0時15分 散会


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