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千葉県 栄町

平成22年第1回定例会(第2号 3月12日)




平成22年第1回定例会(第2号 3月12日)





             平成22年第1回栄町議会定例会





 



                   平成22年3月12日(金曜日)午前10時開議





日程第1 議案第24号 和解について


日程第2 議案第25号 平成21年度栄町一般会計補正予算(第6号)





出席議員(16名)


  議 長  岡 田 正 市 君      副議長  染 谷 茂 樹 君


   1番  河 野 通 俊 君       2番  大 野 徹 夫 君


   3番  大 野 信 正 君       4番  橋 本   浩 君


   5番  岩 井 泰 憲 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  藤 村   勉 君       8番  大 澤 義 和 君


   9番  金 島 秀 夫 君      10番  大 野   博 君


  11番  秋 山   誠 君      12番  野 田 泰 博 君


  13番  高 萩 初 枝 君      14番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


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出席説明員


  教育長       澤 村 保 夫 君





  総務政策課長    鈴 木   薫 君


  行財政改革担当課長 浅 野 一 夫 君


  企画担当課長    長 ? 光 男 君


  行政管理課長    鈴 木   薫 君


  住民活動推進課長  岩 ? 正 行 君


  税務課長      川 田 淳 一 君


  収納課長      池 田   誠 君


  健康保険課長    新 村 政 美 君


  福祉課長      藤 代   斉 君


  住民課長      米 井 一 充 君


  環境課長      小 島   満 君


  建設課長      小 出 善 章 君


  下水道課長     真 仲 高 行 君


  産業課長      小久保 五一郎 君





  会計管理者     山 ?   茂 君





  教育総務課長    浅 野 正 治 君


  生涯学習課長    芳 澤 勝 廣 君





  消防長       大 澤 幸 男 君


  消防防災課長    奥 野 三 男 君


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出席事務局職員


  事務局長      中 澤 寿 司 君


  書記        西 城   猛 君








                            午前10時00分 開議





◎開  議





○議長(岡田正市君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


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◎議案第24号





○議長(岡田正市君) 日程第1、議案第24号、和解についてを議題とし、提案理由の説明を求めます。小出建設課長。


○建設課長(小出善章君) 議案第24号、和解について、提案理由を説明いたします。


 平成19年12月31日付で提起され、係争中の千葉地方裁判所佐倉支部平成20年(ワ)第74号工作物収去等請求事件について、裁判所からの職権による和解勧告に従い、訴訟上の和解をするため、地方自治法第96条第1項第12号の規定により、議会の議決を求めるものでございます。


 続きまして、内容説明をいたします。今まで何回か説明させていただきまして、重複する点があろうかと思いますが、改めて事件の概要と経過について説明させていただきたいと思います。


 まず、この事件の発端ですが、平成19年9月4日に原告冨澤氏が来庁し、現在スーパーナリタヤに駐車場として貸し付けている土地の擁壁の一部が破損しているので、町に補修工事を実施してほしいという要求があり、これは、本件擁壁は町が築造したものであり、平成2年8月2日に原告冨澤氏と町との間で取り交わされた覚書及び土地使用貸借契約書によると、本件擁壁の管理は町が行う旨を約しているため、本件擁壁の補修については町が対応すべきということでございました。


 町といたしましては、それら覚書及び土地使用貸借契約書の解釈について疑義があり、そのまま原告冨澤氏の要求に応じることとなると多大な経費が必要となることなどから、原告冨澤氏と町の考え方に乖離が生じていたところ、平成19年12月10日、原告冨澤氏の代理人弁護士から、町の対応を不服として、「工作物の瑕疵の補修及び当該瑕疵に起因する損害賠償を求める旨の通知書」、これが内容証明郵便により送付され、平成19年12月31日には、原告冨澤氏及び冨澤氏が代表取締役である原告秀和開発株式会社から、千葉地方裁判所松戸支部に訴訟が提起されたものでございます。


 その後、本件訴訟は、平成20年1月30日に千葉地方裁判所佐倉支部へ移送され、以後、同支部が扱うこととなったものでございます。


 本件訴訟における原告らの請求の趣旨は、平成2年8月2日締結の覚書や土地使用貸借契約を根拠として、「被告は、本件擁壁を撤去せよ」、それから、「被告は、撤去後、建築基準法に基づく建築確認を得た上で、新たな擁壁を建築し、検査済証を取得の上引き渡せ」、それから、「被告は、擁壁撤去工事開始の日の3カ月前から、新たな擁壁工事完成・引き渡し後3カ月までの間、スーパーナリタヤからの賃料相当額の月額48万5,200円を支払え」というものでございます。


 そして、平成20年4月8日の第1回口頭弁論以降、今まで15回に及ぶ口頭弁論等を経てきたところでございますが、その中で、裁判所から、「このまま判決まで争っても、町にとって決して好ましい結果とはならないであろう、和解についても考えたらどうか」という話がございました。ご承知のとおり、このような訴訟が提起されますと、裁判所は、原告・被告双方の主張を整理した上で、原告の請求に対しての判決を言い渡し、その判決については、原告・被告双方の過失割合を考慮して過失相殺後の工事費用等の負担を命じられるというのが一般的ですが、本件訴訟の場合は、原告らが本件訴訟の根拠としている覚書や土地使用貸借契約の中で、「町が擁壁を管理する義務がある」とされていることから、町の負担割合はかなり大きくなる可能性が高いと考えられます。


 このような前提を踏まえますと、この争いを全面的に解決するためには、判決まで争うのではなく、争いの対象となっている擁壁を含めて、原告冨澤氏が所有する土地すべてを買い取ることとして和解し、それによって原告冨澤氏との相隣関係を解消させるとともに、本件訴訟の根拠となっている覚書や土地使用貸借契約を無効にし、将来的な紛争の可能性を消滅させるようにして、本件訴訟を終結させる必要があると判断したものでございます。


 そして、このような方針のもと、裁判所の仲介により、原告らと町がそれぞれ和解条件を主張してきたところ、このたび、裁判所から職権による強い和解勧告として、具体的な和解条項を明らかにした和解案が原告らと町双方に提示されたところでございます。


 その和解案概要につきましては、1点目が、「平成22年8月31日に、町が訴訟対象地9筆3208平方メートルを9,399万円――平方メートル当たり2万9,300円になります――で購入する」、2点目は、「町は、購入土地の平成22年度固定資産税の9月から翌年の3月までの7カ月分相当額――約14万1,000円でございますが――を、訴訟対象地の購入費に加算して支払う」というものでございまして、町といたしましても、この件に関しては、「一時的に大きな財政負担が必要になるが、買い取り後の土地を利用することにより、将来的にその負担を回収できる可能性があること」、それから、「原告冨澤氏との相隣関係が解消するため、原告らとの間における将来的な紛争の可能性がなくなること」「訴訟を継続するよりもはるかに早期の決着が図られ、本件訴訟の根拠である覚書や土地使用貸借契約を無効にできること」、それから、「司法機関による訴訟上の審理を経た上で提示された裁判所和解案であり、原告らが当初主張していた1億円を超える売買価格が、町が行った不動産鑑定に基づく価格内に抑えられ、公正であると認められること」、これらのことから、この和解案に従うことが町にとって将来的に最も有利であると思料し、和解しようとするものでございます。


 なお、「固定資産税7カ月分相当額を土地購入費に加算して支払う」ことにつきましては、民間同士の契約では、このような場合、当該年度の固定資産税は、所有権移転前後の所有権者がその所有期間に応じて税額を案分し、それぞれ負担するというのが通例ということですが、町が町に対して固定資産税を支払うことはできません。また、このような場合の減免もできないことから、固定資産税自体は、原告冨澤氏が全額支払った上で、所有権移転後の期間に応じて案分した額に相当する額を、町が原告冨澤氏に支払うとするものでございます。したがいまして、この分についての町の負担は事実上ございません。


 また、買い取り後の土地利用につきましては、現状有姿で土地の引き渡しを受けますので、引き続きスーパーナリタヤに借りていただくことになりますが、その中で、売却することについても検討してまいりたいと、スーパーナリタヤと交渉を進めていきたいというふうに考えております。


 町にとっては、大変厳しい財政状況の中、一時的とはいえ、大変大きな負担を強いることになりますが、将来への「ツケ」を残さないためにも、議員の皆様には、何とぞご理解いただき、訴訟の早期終結に向けたご協力をお願いしたいということでございます。


 以上、説明とさせていただきます。よろしくご審議の上、ご可決のほどよろしくお願いします。


○議長(岡田正市君) 説明が終わりましたので、直ちに質疑を行います。岩井君。


○5番(岩井泰憲君) この件に関しては全員協議会等で説明はいただいてきておりますけれども、ただ、もちろん改めてこの議場の場において明確な答弁をいただきたいところです。


 まず、今回のこの擁壁に関しては、聞いたところで平成2年の段階で栄町が管理保守を、ともすると永久的に負わなければならないというような覚書を取り交わしてしまった。ということは、これから後、経年変化と言ったらいいでしょうか、年月が経ることによって招かざるを得ない擁壁の変化に対して、栄町は永久的にその管理保守の責任を負っていたというふうにもとれると思います。そのような覚書は、今はそのようなことはあり得ない、また、今後ともそのようなことはとることは実はあり得ないというような説明も全員協議会ではあったと記憶しております。ということは、当時、そのような管理保守を永久的に栄町が負わなければならないような覚書をしてしまったということは、これは栄町としてどういう評価をしているのか、答弁をお願いします。


○議長(岡田正市君) 小出建設課長。


○建設課長(小出善章君) この擁壁については、あくまでも下の町道の道路擁壁としてつくったものでございます。したがいまして、道路がある以上は町が責任を持って管理していく義務があったというふうに認識しております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) では、今の答弁からすると、では、やむを得ない覚書であったというふうにとることができるのですが、ということは、では、同様の事例が今後栄町が道路擁壁を管理する必要であったということになれば、また、同じような事態が起こり得ないとも限らないと思います。


 改めて聞きます。つまり、今後このような事例は二度と出ないと言い切れるのでしょうか。また、そのために何が必要か、答弁をください。


○議長(岡田正市君) 小出建設課長。


○建設課長(小出善章君) 今後につきましては、そういう場所を工事するということになれば、当然その擁壁部分を町が購入して管理をしていくとか、あるいは今回の事件については、相手の土地にそういう工作物を設置して、町が管理していくような形になっていたものですから、その辺の土地の取得を含めた管理のあり方を十分検討した上で考えていかなければいけないことになろうかと思っておりますが、今後あり得るかどうかということについては、今回こういう事件が起きて、こういう結果を招いているわけですから、同じようなことにならないように十分検討した上でやっていく必要があるというふうに認識しております。


○議長(岡田正市君) 岩井君。


○5番(岩井泰憲君) 最後、3点目の質疑です。9,399万円の今回の売買代金については、将来的にはこれがそのまま栄町の負担になるのではなく、何らかの形で、例えば売却するであるとか、または、賃貸するであるとかによって元は返せるというか、損額の部分は減らせるという説明もいただいておりますが、今のところ考えている具体的なその方向性について、説明をください。


 なお、できれば賃貸に関してはどれぐらいの額になるというふうに見込んでいるのか、その場合に、そちらも含めて説明をお願いします。


○議長(岡田正市君) 小出建設課長。


○建設課長(小出善章君) 取得後の土地については、基本的に今も現状有姿という形で引き受けしますので、スーパーナリタヤが駐車場として利用していただけるのであれば、駐車場として町は賃料をいただいて、貸して、少しでもそれで回収していきたいという考えを持っております。これは、今後、スーパーナリタヤと協議をさせていただいて、町との新たな賃貸借契約を結んでいただくことをまず大前提にして、その後、必要であれば購入まで交渉していきたいということを考えております。


 ちなみに、町が賃料として取れるのは決まっておりまして、年間にして128万1,146円ということでございます。月割りにしますと、10万6,762円ということでございます。


○議長(岡田正市君) ほかにございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(岡田正市君) 質疑なしと認めます。


 これより討論を行います。ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(岡田正市君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより、議案第24号を採決いたします。議案第24号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(岡田正市君) 起立全員。よって、議案第24号、和解については、原案のとおり可決されました。


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◎議案第25号





○議長(岡田正市君) 日程第2、議案第25号、平成21年度栄町一般会計補正予算(第6号)を議題とし、提案理由の説明を求めます。浅野行財政改革担当課長。


○行財政改革担当課長(浅野一夫君) 議案第25号、平成21年度栄町一般会計補正予算(第6号)の提案理由でございますが、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ9,637万4,000円を増額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ65億7,933万5,000円とするものでございます。


 続きまして、内容の説明をいたします。今回補正予算の主なものは、裁判所からの和解勧告に従い、平成21年度中に訴訟上の和解をすることになったため、その和解に要する費用と、これに伴う弁護士報酬を予算計上するものでございます。


 なお、この和解に伴い用地の取得費については、平成22年度に支出することとなるため、補正予算書8ページに繰越明許費の設定をしてございます。


 そのほかに、さきに可決をしていただきました補正予算(第5号)の提出後に事業の変更があったものについて、あわせて予算計上をするものでございます。


 具体的な補正額の内容につきましては、歳入について補正予算書の8ページになります。


 14款国庫支出金、2項国庫補助金が36万1,000円の増額で、これは地域活性化・きめ細かな臨時交付金が追加され、増額となったことによるもので、この増額分を2款総務費、1項総務管理費、5目財産管理費の公共施設維持管理事業に充当するものでございます。


 次に、18款繰入金、1項繰入金が9,601万3,000円の計上で、財政調整基金から繰り入れを行うものでございます。


 次に、歳出については9ページになります。


 2款総務費、1項総務管理費が9,505万4,000円の増額で、1目一般管理費において、和解に伴う弁護士報酬92万3,000円、また、5目財産管理費において、和解内容である訴訟対象地3,208平方メートルの用地取得費9,413万1,000円を計上するものでございます。


 最後に、8款消防費、1項消防費が132万円の増額で、これは、興津地区の急傾斜崩落対策事業に対する負担金の増額で、急遽、流末排水の整備工事を行わなければならないことによるものでございます。


 以上、簡単でございますが、平成21年度栄町一般会計補正予算(第6号)の説明とさせていただきます。


○議長(岡田正市君) 説明が終わりましたので、直ちに質疑を行います。


 歳入、歳出ごとに質疑を行います。


 初めに、歳入より質疑を行います。8ページ。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(岡田正市君) 次に、歳出に移ります。9ページ。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(岡田正市君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終わります。


 これより討論を行います。ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(岡田正市君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより、議案第25号を採決いたします。議案第25号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(岡田正市君) 起立全員。よって、議案第25号、平成21年度栄町一般会計補正予算(第6号)については、原案のとおり可決されました。


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◎散  会





○議長(岡田正市君) 以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。


 次は、3月17日午前10時より開会することとし、本日はこれをもって散会といたします。


                               午前10時20分 散会


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