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千葉県 栄町

平成19年第4回定例会(第4号12月14日)




平成19年第4回定例会(第4号12月14日)





             平成19年第4回栄町議会定例会





 



                  平成19年12月14日(金曜日)午前10時開議





日程第1 議案第 1号 専決処分を報告し承認を求めることについて


日程第2 議案第 2号 印西地区環境整備事業組合規約の一部を改正する規約の制定に


            関する協議について


日程第3 議案第 3号 栄町国民健康保険条例の一部を改正する条例


日程第4 議案第 4号 指定管理者の指定について


日程第5 議案第 5号 平成19年度栄町一般会計補正予算(第2号)


日程第6 議案第 6号 平成19年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)


日程第7 発議案第1号 道路特定財源に関する意見書


日程策8 請願第 1号 悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販


            売法の抜本的改正に関する請願書


日程第9 請願第 2号 悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販


            売法の抜本的改正に関する請願書


日程第10 請願第 3号 日豪EPA/FTA交渉に対する請願書


日程第11 請願第 4号 「二万円米価」を保障するよう、国に意見書提出を求める請願


日程第12 請願第 5号 「栄町こどもとおとしよりのための基金設置条例」立法に関す


            る請願





追 加 日 程


日程第1 発議案第2号 割賦販売法の抜本的改正を求める意見書


日程第2 発議案第3号 日豪EPA/FTA交渉に対する意見書


日程第3 発議案第4号 「二万円米価」を保障するよう制度確立を求める意見書





出席議員(17名)


  議 長  石 井 由 也 君      副議長  松 島 一 夫 君


   1番  小 林 弘 男 君       2番  藤 ? 淳 矢 君


   3番  湯 淺 光 修 君       4番  岩 井 泰 憲 君


   5番  大 澤 義 和 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  染 谷 茂 樹 君       8番  金 島 秀 夫 君


   9番  藤 村   勉 君      10番  大 野   博 君


  11番  岡 田 正 市 君      12番  秋 山   誠 君


  13番  山 田 真 幸 君      15番  高 萩 初 枝 君


  16番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


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出席説明員


  町    長    川 ? 吉 則 君


  教育長       牧 野   隆 君





  総務政策課長    帯 金 冨 夫 君


  行財政改革担当課長 浅 野 一 夫 君


  企画担当課長    長 ? 光 男 君


  行政管理課長    鳥 羽 功 雄 君


  住民活動推進課長  藤 代   斉 君


  税務課長      川 田 淳 一 君


  収納課長      関 谷 伸 一 君


  健康保険課長    大 澤 幸 男 君


  福祉課長      中 澤 寿 司 君


  住民課長      米 井 一 充 君


  環境課長      岩 ? 正 行 君


  建設課長      鈴 木   薫 君


  市街地整備担当課長 小 出 善 章 君


  下水道課長     小 島   満 君


  下水道施設担当課長 真 仲 高 行 君


  産業課長      馬 場 正 実 君


  観光資源活用担当課長小久保 五一郎 君





  会計管理者     鈴 木 萬 滋 君





  教育総務課長    湯 原 清 次 君


  生涯学習課長    芳 澤 勝 廣 君





  消防長       白 石   明 君


  消防防災課長    新 村 政 美 君





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席事務局職員


  事務局長      浅 野 正 治 君


  書記        岩 井 浩 之 君








                              午前10時00分 開議


◎開  議





○議長(石井由也君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎議案第1号





○議長(石井由也君) 日程第1、議案第1号、専決処分を報告し承認を求めることについてを議題といたします。


 説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。松島君。


○副議長(松島一夫君) 17番、松島です。非常に額が多いもので。発生が17年の1月で、18年の7月に提訴されて、提訴から既に1年以上経過しているということで、当然専決処分をして承認を求めるということになるということが予測されていたであろうにもかかわらず、このような案件に対する情報が議会に一切出てきていないというのは私は非常に不満感、不快感を感じております。これについて見解を求めます。


○議長(石井由也君) 鳥羽行政管理課長。


○行政管理課長(鳥羽功雄君) 今回の訴訟が提起されたことに対しましての議会への報告ということでございますけれども、本件訴訟は国家賠償法第1条第1項ではなく、民法第709条あるいは第715条を根拠として提起されたため、町だけでなく、車両を運転していた町職員本人についても実名をもって直接被告とされた特殊な事例であり、裁判所において国家賠償法第1条第1項に基づき町だけを被告とするような補正命令が下る可能性がございました。そのようなことから、本件訴訟につきましてはあえて行政報告等により公表することは控えさせていただいたものでございますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 公の場で行政報告等によって報告してくださいということを申し上げているのではなくて、常々申しましているとおり、専決処分というのはイレギュラーでございます。当然承認はいたしますけれども、何らかの形でこのようなことになる可能性があるので、そのときは議会の方でよろしくお願いしますぐらいの話があってもいいのではないかということを私は申し上げただけでございます。


○議長(石井由也君) 鳥羽行政管理課長。


○行政管理課長(鳥羽功雄君) そういう点につきましては、今後配慮したいと思います。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。戸田君。


○16番(戸田榮子君) 最初の日に内容説明は多少あったのですけれども、全額保険対応ですから、もちろん町の支出があったわけではありませんけれども、一般的にこのような事故で金額的に125万5,356円のほか、150万円の支払い義務のあることを認め、これを相手方に支払うということで、この金額ですね、当然プロの保険屋さんとかが入っていると思うのですけれども、ただ、ぱっと見たときにこんなに高額になるのかなということですが、この金額の根拠等について、当然町は説明を受けていると思うので、ご説明をいただけたらと思います、もう少し詳しく。


○議長(石井由也君) 鳥羽行政管理課長。


○行政管理課長(鳥羽功雄君) それでは、賠償額の内訳を申し上げます。治療関係費が56万6,230円、休業損害が123万1,329円、慰謝料が89万円、通院費が1万1,841円、これに事故証明書料が600円で、合計270万円ということになります。あと、5万幾らにつきましては物損の方の修理費でございます。


 以上です。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 物損が数万円で、医者の治療費、それから、休業補償123万円とことはかなりのけがをされたのですか。休業補償ですから、会社を休まれた、それから、医者に通院、入院はされたのでしょうか。医者に通院した金額56万円、この辺がではかなりのけがだったのですね。大けがだったのですか。


○議長(石井由也君) 鳥羽行政管理課長。


○行政管理課長(鳥羽功雄君) けがの程度も含めて、そういう医者の診断書等を含めて裁判所において審理した上で裁判所の方からの和解案という形でこの金額を提示されたわけでございます。それが一応自賠責保険といいますか、強制保険の金額120万円、それ以外の分として今度は自動車共済ということで町の加盟している保険会社からの金額で支払っております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 事故に遭われたこと自体は気の毒なのですけれども、本当にそのことでどうのではないのですが、物損が数万円で、お医者さんとかこういうことですと、やはり町はその方に多大なる痛い思いをさせたというか、なるのですけれども、入院はされたのですか。では、確認させてください。


○議長(石井由也君) 鳥羽行政管理課長。


○行政管理課長(鳥羽功雄君) 入院等ではなくて、通院加療というふうに聞いております。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。岩井君。


○4番(岩井泰憲君) こちらの事故の状況を拝見する限りでは一時停止した状況の中で、後ろの追突した車両の方が発進したということだと思うのですけれども、そうすると、それだけの相手方に損害を与えたということになれば相当な急発進をしたのではないかということも推察できるのですが、ということになれば、今回事故を起こした加害者である職員が行政法上のかなりの懲罰に当たるということと、それから、庁内的に、役場内的に大きな過失があると認めれば当然懲戒の対象になるのではないかなとも思うのですけれども、その点についてはどうなのですか。


○議長(石井由也君) 鳥羽行政管理課長。


○行政管理課長(鳥羽功雄君) 職員側にはそういうけがとか、そういう人身的な問題は起きておりません、運転手側としましては。あと、職員が重大な原因はないというふうに判断しております。相手車両が発進したという段階で、最終的な確認をせずに自分も車両も、周りの車の状況を見ていた関係で発進してしまったら、前の車が停止していたので追突してしまったということでございますので。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 前者については、ちょっと私の方がわかりにくい質問だったかと思うのですけれども、前者の質問というのは、例えば減点何点であるとか、自動車のいわゆる普通免許の取得等に当たって軽微な過失であるのか、また、重度な重い過失であったかによって当然行政罰の対象が違ってくると思うのですけれども、それはなぜ私がその話をしたかというと、結局今回の事故が職員のどの程度の過失があったのかということについて、町側はちゃんと把握して、そして、それなりの対応をしているのかということを確認したかったのです。ですから、今回、今先ほど重い懲戒の対象にはしないというような判断だったと思うのですけれども、その根拠がちょっとわかりにくいのですけれども、実際にどの程度の速度で、例えば車にぶつかったのかだとか、どの程度過失があったのかということについて、何を根拠に大したものではない、重いものではないというふうに判断されているのかについてお聞かせください。


○議長(石井由也君) 鳥羽行政管理課長。


○行政管理課長(鳥羽功雄君) 詳しい状況まではちょっと私も把握しておりませんけれども、とまっていた車に対して発進してしまったので追突してしまったという、その追突の度合いからいけば、この車の損傷状況からいけばそんなに大きなスピードを出したとかではなくて、前の車が出たので出たというところというふうに本人は感じているわけで、ただ、相手の車はとまっていたという状況でございます。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 3回目、最後になると思いますけれども、結局こういう事故において、当然例えば相手方が、一つは物損の度合いというのが多分あると思います。もう一つは当然人身的な被害の度合いというのも当然参考とするべきだと思うのですよね。むしろ、どちらかと言えば物損の割合よりは人身の被害の割合の方が重くとられるのが風潮だとは思っております。ここでこれだけの治療費であるとか慰謝料、そして、休業補償を必要とするような損害を相手方に与えたということにかんがみれば、当然職員の過失の度合いというのも、または職員に対する懲戒というものも視野に入れざるを得ないのではないかなと思いますが、その点について最後答弁ください。


○議長(石井由也君) 帯金総務政策課長。


○総務政策課長(帯金冨夫君) 大変申し訳ないのですが、どのくらいの行政罰というのですか、交通違反に対しての処分について、私どもちょっと申し訳ございませんが、把握しておりませんが、判断としては懲戒の対象にはなるほどの報告は届いておりません、現時点では。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終わります。


 これより、討論を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより、議案第1号を採決いたします。


 議案第1号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、議案第1号、専決処分を報告し承認を求めることについては、原案のとおり可決されました。





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◎議案第2号





○議長(石井由也君) 日程第2、議案第2号、印西地区環境整備事業組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議についてを議題といたします。


 説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。戸田君。


○16番(戸田榮子君) いとも簡単な内容のようですけれども、私はこれは将来いろいろなことでここの重要なかぎを握る条例改正ではないかなというふうに私は思っているのですが、一つは、これは今各町村で独自に組合に加盟している、白井、印西、本埜、印旛村、栄、それぞれがそれぞれ独自の方法で、独自の業者でごみ処理とかしていると思うのですけれども、これを一元化するという確認をさせてください。この組合エリアの中で一元化して、一つの栄町でやっていることを拡大して、大きなエリアの中で一元化していくということですよね。それが確認と、県内で今このように同じ一部事務組合、環境整備などの組合が幾つかあると思うのですけれども、そういう中でこういう方法で一元化しているところ、また、今回条例改正しようとしているところの把握をしておりましたら教えていただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 岩?環境課長。


○環境課長(岩?正行君) それでは、ただいまの質問につきましてお答えしたいと思います。


 まず1点目の一元化というような質問でございますけれども、この環境整備事業組合の方で来年の4月から2市2村、印西、白井、印旛、本埜におきまして収集運搬の業務を一元化するということになります。今現在は各市町村ごとに収集運搬業務を委託して、個々に行っております。これを来年の4月から組合の方で一括して要するに委託をするというようなことになります。ただ、栄町が入っていないのは提案理由の方でもご説明しましたように、栄町の方では今現在収集運搬業務に対しまして手数料を徴収しております。その関係がありまして、来年の4月の一元化の方では栄町は加わらないということになっております。


 それと、2点目の県内での状況なのですけれども、今千葉県全県の中で組合として発足していますのが11組合ございます。その中で収集運搬業務を組合の方で行っておりますのが6組合になっております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 確認したいのですけれども、今2市2村は既に一括して一元化されているのですか。今回、印西とか白井などもこの規約改正でなるのですから、ちょっとその辺確認します。


 すみません、それともう一つ、この一元化のデメリットですね、これから栄町もこういうふうにすれば今まで町の指定業者とかが全部一つの大きなエリアの中で指定された、例えば町内の業者が外される、仕事がなくなる可能性も出てくるわけですよね、何か笑いが出ていますけれども、違うのですか。今、現に栄町のごみ運搬収集とか、そういう運搬収集を請け負っている業者の仕事はどうなるのでしょうか。


 それから、集積所がたくさんありますね、栄町だけでも100カ所以上あると思うのですが、その収集所の苦情とか、いろいろな出し方の問題とか、犬が散らかしたとかっていろいろな苦情が今町の環境課に来ていると思うのですが、そういうのは今度どこに住民は言ったらいいのですか、余りにも大きなエリアになったときに。大変細かい質問ですけれども、その大もとである今回この条例改正だと思うのでお聞きしたいのですが。それで、印西とも今協議しているところですよね、これ。


○議長(石井由也君) 岩?環境課長。


○環境課長(岩?正行君) 既に一元化されているのかということなのですけれども、そうではなくて、今現在本年度につきましては2市2村個々に収集業務を行っております。来年の4月から一元化をするということになります。ただ、ごみ袋につきましては本年7月からもう既に2市2村にあっては統一したごみ袋を使っておりますけれども、収集運搬業務についてはまだ個々に本年度については行っております。あくまでも来年の4月から収集運搬業務を一元化するということになります。


 それと、事業者の関係が出ましたけれども、来年の4月の収集運搬の一元化の収集区域につきましては、今のところ組合の方では2市2村のその行政区域単位の収集運搬というような形で考えているようです。確かにこの一元化という中で効率性を考えて一元化を図るのですけれども、ただ、来年の4月いきなり2市2村の区域を一つの区域の中でそれを大きなエリアで分割するというようなことではなくて、あくまでも来年の4月につきましては各今現在の行政単位の収集区域の中で業務を行うというふうに聞いております。確かに一元化した中でメリット・デメリットということがあるのですけれども、あくまで今回組合の方で今まで検討した内容としては、一元化することによって効率性ということでやってきております。確かに各市村の方でやっておりました事務手続が今度一元化されることによって組合の方で一本化されるわけです。少なくとも、その業務に携わっていた職員の人件費並びに事務費関係の経費が当然一元化されることによって軽減されると思います。


 ただ、先ほど言いましたように、収集区域については各市村ごとのエリアになりますから、確かに収集運搬業務としての一元化によっての大きな効率性というのはないのですけれども、あくまでその事務手続の関係だけではなくて、当然一元化するという内容につきましては、減量化並びに資源化というのが最大の目標になっております。どうしても今組合の中での構成市町村、栄町を含めまして5市町村の中では、栄町は1人当たりの家庭ごみの減量化は進んでおります。非常に優秀な成績で減量化されております。ただ、残りの2市2村につきましては、どうしてもやはり千葉ニュータウンという関係がありまして、減量化が思うように進んでいないのが現状のようです。それをいわゆる一元化することによって各市村の分別の内容が統一されます。今の2市2村ばらばらにやっておるのですけれども、それが統一されて、当然燃やすごみ、燃やさないごみ、また、粗大ごみ、資源物ということで、資源物につきましても来年の4月、この2市2村につきましては6分別で行うというふうになっております。ただ、栄町は今現在8分別やっておりますので、まだそれでも近づかないのですけれども、一応それでいわゆる資源化並びに減量を図っていくということに、その効果を期待しているということになります。


 それと、苦情関係というようなお話だったのですけれども、これにつきましては一元化して組合の方にその業務を渡したからといって、各市村の方にその住民に対するサービスの関係につきましては当然各市村の方で対応をしなければいけない、住民にしてみればわざわざ組合の方に連絡を入れるよりは各市村の方の窓口の方に入れた方がいいわけですから、その苦情関係につきましては当然2市2村につきましても住民対応として窓口として受けますし、その受けた内容につきましては組合と協議して改善していくということになろうかと思います。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 職員の削減になるということが一番の回答で、はあというふうに思ったことなのですけれども、一つは今まで環境課、担当課とか、また、住民のごみ減量推進員の皆さんとか、いろいろ努力をされて一定の基礎を築いて栄町減量計画で着実にやってきているわけですね。何でそれが一元化になるとよくなるのかなというのがいまいちわかりません。


 それが一つとね、さっき言いました地元の業者は町の仕事を請け負うために職員を増やしたり、施設を拡充したりして、それに対応してくれているわけですけれども、そうすると地元業者育成につながったこの事業はこの一元化によってどうなるのですか。だって、エリアが大きくなったら当然今栄町だけ事業をしている業者のことも考えないわけにはいかないのではないですか。その辺まで考えないと、これは賛成できないのではないでしょうか。問題多いです。


 それと、町の苦情については職員が対応すると言っていますけれども、だったら、別に職員の削減にならないのではないですか。今までどおりそれぞれの町できめ細かく、この一元化しない方がいいのではないですか。それは担当課長に私は問題があると言っているのではなくて、そういう考え方の根本もやはりいろいろ6組合、収集を一元化しているということですけれども――私は7組合と聞いたのですが――11組合中6組合しているところでは、まさにそういう問題が起きているそうですので、これは慎重にした方がいいかなと思います。私の意見としては。


○議長(石井由也君) 岩?環境課長。


○環境課長(岩?正行君) ただいまの質問の中で一元化するというのは、当然広域的に行うことによっていわゆる効率性を追求するということになると思います。どうしてもやはり各市町村ごとでそういう効率性を検討しても限界がどうしても出てしまう。それを広域にすることによっていろいろと手段が講じれるということになります。


 先ほど言いましたように、来年の4月、2市2村につきましては、あくまでも収集区域については行政単位で行うと言っております。ですから、既に許可業者として登録されている業者さんがいらっしゃいますけれども、来年の4月一元化したからといって、いきなり一本化してしまう、要するに収集区域を1業者で行うということではありません。あくまでも行政単位ごとに事業者にあっては、当然今までの実績もありますし、その業者によって非常に詳細にそのエリアを理解していて、収集業務につきましても住民サービスとして怠らないようにやっているわけですから、当然業者につきましても先ほど言いましたように、来年の4月ではその業者さんについては恐らく変わらないと思います。ただ、将来的には効率性を追求するわけですから、当然一元化としてのメリットを有効に生かして、場合によっては収集区域については見直しをして、拡大を図るということはあろうかと思います。


 それと、ごみの減量あるいは資源化につきましては、当然各市町村に残ります。ごみの減量等につきましては組合の方に減量とか資源化をどうのこうのではなくて、それは各市町村で連携を図ってごみの減量化あるいは資源化に努めるわけですので、それは今までも各市村ごとにやっていた業務ですし、今後もそれは変わらない業務になります。先ほど言いました事務手続上の職員の人件費の軽減ということで言いましたけれども、今まで各2市2村の中で職員がその時期になりますと契約事務とかというような形でそれに携わるわけですから、その携わっていた人件費が要するに組合の方に一元化することによって、少なくとも経費の削減が図れるのではないかということになります。


 ですから、あくまで組合の方に収集運搬業務を一元化して任せたからといって各市村の業務が全くなくなるということではなくて、あくまでも減量化とか資源化といったような業務については栄町も含めて当然今後もやっていかなければいけない業務になります。


 そういうことで、今回の規約改正についてはあくまでも組合としての収集運搬業務をいわゆる業務として今後行うために規約の中に追加するということで提案させていただきました内容ですので、そのあたりをご理解いただきたいと思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終わります。


 これより、討論を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより、議案第2号を採決します。


 議案第2号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立多数。よって、議案第2号、印西地区環境整備事業組合規約の一部を改正する規約の制定に関する協議については、原案のとおり可決されました。





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◎議案第3号





○議長(石井由也君) 日程第3、議案第3号、栄町国民健康保険条例の一部を改正する条例を議題とします。


 説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。戸田君。


○16番(戸田榮子君) これはきのうの一般質問でも出ましたように、後期高齢者の導入にかかわる70歳から74歳までの医療費、これまで1割負担だったものがその実施とともに2割負担になるということが一つと、それはマイナス面ですね。しかし、子供たちの3歳に達する日の翌月までが負担が2割だったものが、いわゆる3歳年齢引き上げて、1割負担軽減になったということで、いい面とマイナス面が出ていると思うのですね。これは国が決めたことですから、栄町の国民健康保険条例だけが変わるわけではないのですけれども、例えば一つお聞きしたいのですけれども、これは国で決めたことですから、当然担当課としてはいい面と悪い面が出て、これを議会に出すということについては大変厳しいかと思いますけれども、例えば町独自の軽減というのは不可能なのでしょうか。悪くなった部分に対する町独自の軽減は不可能ですか。これだけを確認させてください。ですから、これは74歳までの1割が2割になった分について、町独自の軽減が、これができた場合可能でしょうか。


○議長(石井由也君) 大澤健康保険課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) 戸田議員おっしゃいましたように、こちらの方は国民健康保険法ということで、既に改正されておりまして、小学校入学前までが2割に拡充と、それから、70歳から74歳については1割から2割というのがもう既に法律で規定されております。それで、施行日が20年の4月1日ということでございます。町としましては、条例上同一の規定を盛り込んでおりますので、4月1日までにはこの条例をご可決いただかないといけないというような形になるわけでございます。1割から2割負担につきましては国の方で方針が示されまして、1年間凍結しますということで、現行のまま1割負担で1年間は行きますという形になります。


 それで、町独自の減免ということですけれども、こちらの負担についての減免という形はできませんけれども、形を変えればできなくはないと。ただ、基本的には難しいと考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終わります。


 これより、討論を行います。戸田君。


○16番(戸田榮子君) 今問題になっております75歳以上が加盟する後期高齢者医療制度の中でもこれまで70歳以上の医療費については軽減が大変多く、10%、1割でお医者さんにかかることができましたが、後期高齢者医療制度の実現によってその手前の70歳から74歳までは1割引き上げられて2割の自己負担ということが盛り込まれています。私は日本共産党の議員ですので、国会ではこの後期高齢者医療制度そのものも問題がある、短期間のうちにまだまだいろいろなことが論議され尽くせない中でもう決めてしまう、来年4月からこの後期医療制度が実施されることには大きな問題がある、これまで社会に貢献し、働いてきたお年寄りに対して何と冷たい制度だと、年金天引き等を含めていろいろな問題点があるにもかかわらず、これを実施しようとしていることに問題です。その中で含まれているこの70歳から74歳までの医療費の負担引き上げ、10%引き上げは大変支障を来すのではないか、私はこの抱き合わせのこの議案、それと国会ではこの制度そのものに反対をしておりますし、もっと逆に国が医療制度の確立のために国の財源や財界の財源等を大いにこの医療制度につぎ込んで、国民が、お年寄りが安心して医療にかかれるような体制づくり、医療改善こそ政治のなすべき道であるということを提言して、この議案について賛成することはできない旨を反対討論とさせていただきます。


○議長(石井由也君) 次は、賛成の方の討論を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより、議案第3号を採決いたします。


 議案第3号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立多数。よって、議案第3号、栄町国民健康保険条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。





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◎議案第4号





○議長(石井由也君) 日程第4、議案第4号、指定管理者の指定についてを議題とします。


 説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。大澤君。


○5番(大澤義和君) 5番、大澤でございます。ドラムの里の指定管理者制度についてお尋ねします。議案の説明が12月4日にやったわけですが、次の日の5日に、千葉日報に町自慢ということで大々的に木もれ日レストランということで栄町観光協会、NPOとか指定管理者制度とか載りましたね。当然担当課長もお読みだと思いますけれども、制度上、この議会に報告義務はないのですけれども、町の方に業務の実施状況、利用状況、また、料金収入などがきちっと事業報告としてなされているのかどうか、お尋ねいたします。


○議長(石井由也君) 馬場産業課長。


○産業課長(馬場正実君) 指定管理者でありますNPO法人観光協会からは毎月の報告と年度末の報告がございます。


 以上です。


○議長(石井由也君) 大澤君。


○5番(大澤義和君) ドラムの里は四季彩館、木もれ日レストラン、交流館、情報館と四つのものがありますけれども、これは本来栄町の農業振興を目的としたものなのですよね。それができるということで、農家にとっては一筋の明るい光だったのですよね。ところが、何年かたっているうちにレストラン部門が専門外の観光協会の指定管理に入るということで、農家の生産者、または生活改善グループや農家の奥さん連中が連日連夜会議して試行錯誤をしながら立ち上がったものなのですよね。何年かしているうちに専門外の観光協会に指定管理されるということで、当時はちょっと割り切れないものがありました。今現在、建物の持っている本来の目的と指定管理される観光協会の目的が当然違うわけですけれども、基本的な目的が取り入れられるような運営がなされているのかどうか。また、そういう指導ができるのかどうか、お尋ねします。


○議長(石井由也君) 馬場産業課長。


○産業課長(馬場正実君) まず、ドラムの里の設立の目的については、大澤議員よくおっしゃるように地元の産業、特に農業振興ということで、それにつきましてはきのうの一般質問でも申し上げましたが、四季彩館に関しましても年々売り上げが伸びております。四季彩館だけでも1億1,000万円ぐらいになっていると思います。あわせて、レストランでもそこから栄町の農家の方がつくった食材を使っておりまして、現在メニューのうちの約4割ぐらいだそうです。これにつきましても少ないと思うのですが、これは現在のメニューから食材を選ぶとこのような状況になってしまうということを観光協会の方から聞いております。それで、今後逆に地元の食材をまず考えて、それに合うメニューということを提案していきたいと思っておりますし、観光協会の方でもそのように考えていると思います。例えば最近町民の方から黒大豆の赤飯をつくってみたので試食してくれということで産業課もいただきましたが、大変おいしかったもので、こういうものも取り入れたいと思っておりますし、それから、布鎌の里芋ですか、これを布鎌小学校の子供たちが父兄と一緒に学校でつくりまして、これも食べさせていただきました。大変おいしかったもので、これも観光協会にぜひメニュー化していただきたいと。


 そのように今後、きのうも申し上げましたが、地産地消に力を入れたいと思っておりますので、観光協会のレストランの方で地元の野菜を紹介できるような方向に進めていきたいと思います。


 また、先日ある議員からジクセルについて提案がありましたが、これについても観光協会とはもう既に話をしていまして、開発に取り組むということですので、ご期待をいただきたいと思います。


 大澤議員おっしゃるように、観光協会の設立目的とドラムの里の設立目的は違うのですが、観光協会というのは町ににぎわいを創出するためのものですし、それがドラムの里に来訪者が増え、そこでのレストラン利用あるいは農産物の購買につながれば、これは目的は一緒になると思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。松島君。


○副議長(松島一夫君) 17番、松島です。参考までにお尋ねしますが、ドラムの里の運営状況というのですか、決算状況というのですか、どのように把握なされていますか。


○議長(石井由也君) 馬場産業課長。


○産業課長(馬場正実君) これは提案理由の説明のときにも申し上げたのですが、指定当初はなれない仕事ということもあったのでしょう、かなり経営内容としては厳しいものがございました。初年度で約100万円ぐらい、平成18年度でも50万円ほど実質的な赤字があったのですが、これはその赤字につきましては観光協会内部の自助努力といいますか、役員の方々の労働に対する賃金を少し下げるというやり方でつじつまを合わせております。そのような今までの経験から業務改善がかなり図られておりまして、今年度につきましては見込みですが、年度末で80万円ぐらいの利益になるのではないか、そういうことで年々、日々経営内容の改善を図っておりますので、今後はますますよくなろうかと思います。


 それと、もうかる、もうからないにつきましては観光協会内部の問題でありまして、町としましては、あの施設を公の施設ですので、適正にまた有効に利用者がサービスを受け、心地よくなるような、そういう運営を望んでおりまして、それについては現在の観光協会は全く問題ございませんし、向上意欲も大変高いものがございますので、今後にも期待しております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 確かに利益を出さなくても頑張ってやっていくという姿勢ならそれはそれで構わないけれども、やはり利益はある程度出た方がいいとは思うのですけれども、先ほど課長のご答弁の中に、黒大豆の赤飯ですとか、布鎌の里芋ですとか、そういったものを使ったメニューを開発していただけるようにというふうな答弁がありましたけれども、それこそ少ない人件費でやっとやってくださっている団体に対してそういうものを開発していただいて、町の活性化につなげるということになると、研究開発費のようなものを援助していくというお考えはございますか。


○議長(石井由也君) 馬場産業課長。


○産業課長(馬場正実君) 観光協会に対しましては補助金が出ているのですが、一応ドラムの里は独立採算でやっていただいております。申し訳ないのですが、みずからの努力で稼いだお金で新たなまた開発をしていただきたいと。町としましては、もともと観光協会の自立という一つの目的もこの指定管理する場合の考えにありました。観光協会の方々もその辺は認識しているようで、かなり独自性を出して、何度も言いますが、経営改善をなされておりますので、町からの補助がなくてもうまくやっていくような団体になっていると思っております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 3回言えますので、もう一回言わせてください。確かにおおむね自立した団体になっているというふうなご認識のとおりだと思いますが、もちろん財政的にご支援ということでなくても、知恵を出し合うとか、何とか人的に支援して、さらに使いやすい愛される施設になるようにご尽力を賜れば幸いだと思っております。


 以上です。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。


 これより、討論を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。


 これより、議案第4号を採決します。


 議案第4号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、議案第4号、指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。





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◎議案第5号





○議長(石井由也君) 日程第5、議案第5号、平成19年度栄町一般会計補正予算(第2号)についてを議題といたします。


 説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。


 歳入より款を追って質疑を許します。


 9ページ、14款国庫支出金について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 15款県支出金について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 10ページ、20款諸収入について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 21款町債について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 次に、歳出に移ります。


 11ページから12ページまで、2款総務費について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 3款民生費について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 12ページから13ページまで、4款衛生費について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 5款農林水産業費について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 6款商工費について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 7款土木費について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 13ページから14ページまで、9款教育費について。松島君。


○副議長(松島一夫君) 17番、松島です。14ページの一番末尾に記載されております給食の光熱水費ですけれども、これは燃料の高騰によるものだというふうに認識してよろしいのでしょうか。であるとすれば、継続的にまた来年度も上がっていくというふうに考えますが、これでよろしいですか。


○議長(石井由也君) 湯原教育総務課長。


○教育総務課長(湯原清次君) 給食費の光熱水費につきましては灯油の単価の値上げによるものです。当初予算ではリッター当たり61円で見ておったのですけれども、現在約87円ぐらいになっております。月大体8,000キロリットルぐらいずつ給食センターでは使っておりますので、この分の差額を補正していただきました。来年度以降についても現時点のこの高価格の推移ですか、このもので一応予算要求はしてございます。


 以上です。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 問題は違うのですけれども、給食費滞納状況というものが非常に大きいものがありますけれども、このまま推移するとかなり財政に対して与える影響は大きいものがあるというふうに想像できますが、一時的に給食費、ご父兄の皆さんにご負担をいただくというふうなお考えはお持ちでないですか。


○議長(石井由也君) 湯原教育総務課長。


○教育総務課長(湯原清次君) 先ほどの答弁でちょっと間違いがありました。月8,000キロリットルと言いましたけれども、8,000リットルです、大変失礼しました。


 なお、給食の運営につきましては、給食費は原則的に保護者負担の子供たちが食べる原材料費についていただくものでございます。あとの光熱水費や施設維持管理、調理委託等については市町村の義務になっておりますので、給食費に若干材料費は上がってきておりますけれども、現時点では影響のないものというふうに考えております。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) そうおっしゃると思いましたけれども、あくまでも原則的に賄い材料費でございます。


 以上です。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。戸田君。


○16番(戸田榮子君) 今、松島議員が光熱費での質問がありましたので、教育費ではないと思うのですが、これまで夏の冷房時期とか、かなりの節電をされて、一定期間電気消費量を抑えた場合には東電の方から還元金が町に付与されるというふうな説明を受けたことがあるのですけれども、そうすると結構100万円ぐらいでしたか、金額は定かでないのですが、これ12月の補正予算ですので、その削減された予定の電気料より少なかった分というのは今回は出ているのでしょうか。確認をさせてください。


○議長(石井由也君) 浅野行財政改革担当課長。


○行財政改革担当課長(浅野一夫君) それでは、私の方からお答えしたいと思います。今回の補正ではそのピークカットで節減された部分については反映はしてございません。入っておりません。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) では、今回のこの補正予算書には出ていないけれども、いずれ、ではそれはこの次の補正でされるということですか。


○議長(石井由也君) 浅野行財政改革担当課長。


○行財政改革担当課長(浅野一夫君) 今後まだ寒さも続きますよね。ですから、その状況はわかりませんので、今回の補正の中では出ておりませんし、今後の補正でも出てくるとは限りません。逆に増額が出てくる可能性もあります。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて、質疑を終わります。


 これより、討論を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて、討論を終わります。


 これより、議案第5号を採決いたします。


 議案第5号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、議案第5号、平成19年度栄町一般会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。





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◎議案第6号





○議長(石井由也君) 日程第6、議案第6号、平成19年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)を議題といたします。


 説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。


 歳入、歳出ごとに質疑を許します。


 初めに、21ページ、歳入について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 次に、22ページ、歳出について。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) これにて、質疑を終わります。


 これより討論を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより議案第6号を採決いたします。


 議案第6号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、議案第6号、平成19年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)は原案のとおり可決されました。


 ここで、15分間の休憩といたします。


                               午前10時56分 休憩


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                               午前11時11分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





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◎発議案第1号





○議長(石井由也君) 日程第7、発議案第1号、道路特定財源に関する意見書を議題といたします。


 説明が終わっておりますので、直ちに質疑を行います。葛生君、登壇願います。


 〔6番 葛生康雄君登壇〕


○議長(石井由也君) 質疑ございませんか。戸田君。


○16番(戸田榮子君) 同じ建設委員長の提案ですけれども、これもやはり国とのかかわりですので、町議会で独自に出されたものでないということでひとつこれは質問させていただきたいのですけれども、これは特定財源にすることよりも一般財源化するべきだという意見も結構予算委員会などで出ていましたよね。これは共産党だけではなくて、他の政党、民主党などからももう一般財源化するべきだという意見が出ていたと思うのですけれども、一般財源化に対することは道路特定財源でなくて一般財源化するという世論も多くて、結構内閣自体、前首相の安倍さんも、それから小泉さんも一般化そのものについての動きが出ていますよね。ですから、その辺はどうなのでしょうか。メリットがすごく大きいと思いますけれども。


○6番(葛生康雄君) それについてお答えをします。とりあえず11月13日に国土交通省から素案が……。


            〔「議長の許可をとって」という声あり〕


○議長(石井由也君) 葛生君。


○6番(葛生康雄君) 戸田議員の質問でございますが、11月13日、国土交通省から中期計画ということで素案が出されました。そういうようなことで10年間凍結持続というような、特定財源を維持するというようなことで、一般財源ということでございますが、一般財源についてはいろいろな環境とかというような文言も出ております。とりあえずその財源については確保して、都市部の環境、地方におかれる道路の助成と申しますか、交付金というものを持続するための意見書でございます。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて、質疑を終わります。葛生君、降壇願います。


 これより、討論を行います。


 初めに、反対の者の発言を許します。戸田君。


○16番(戸田榮子君) 日本共産党の16番、戸田です。当初質問しましたけれども、この意見書の文言については確かに地域に密着した道路網というのは必要ないとも思いませんし、そのとおりの部分も大変多いと思います。しかし、請願項目である二つですね、その中に一般財源化をすることなくすべて道路整備と関連する道路施策に活用すること、それから、2項目めに道路特定財源諸税の暫定税率を延長するとともに、地方道路整備臨時交付金制度を継続することという、肝心な請願項目についてはこのまま国で出すことについては私は反対をせざるを得ません。ご承知のように、この道路特定財源については都道府県の舗装率が昔5%程度だった、もう半世紀前ぐらいに当時道路整備が進まないときに整備が急務だという理由で臨時措置法としてスタートしたのが道路特定財源制度だと思います。本当に必要な道路は一般財源等で建設できるわけです。今、全国舗装率が90%以上を超えている、97%を超えた現在も道路特定財源を続ける理由が本当にあるのだろうか、実際に国土交通省が発表した道路中期計画の中でも十分その財源が見通せるという財源措置も示されております。ご承知のように、今ガソリンが本当に上がっていますね。ガソリンが上がって逆にドライバー大変です。本来の日本の自動車重量税は現在道路整備を進める目的でかけられているのですけれども、当然自動車を運転する方は道路が整備されればその恩恵にあずかるのだからという国の言い分ですけれども、従来の2.5倍ぐらい最初に必要だということで、かけるべき税率の2.5倍も今現在重量税にかけられているのです。ですから、ガソリンが上がって大変な上に、この重量税がさらに重く、ドライバーにとっては負担がかかっているという現実の中では特定財源にしないで、一般財源化すれば町の一般財源として町の必要な道路の舗装もできますし、この文言中にある古い橋、古い橋梁の調査だとか、建て直しにもこの特定財源が云々とありますけれども、これは一般財源でもできるわけですね。現に私は栄町にある古い橋の調査、実際の磨耗度などの調査をしてほしいということなども申し上げておりますけれども、そういうものもこれを一般財源化して配分してもらえれば厳しい財政の中でもそういうことの予算にも逆に使えるわけですので、私はこれはこの特定財源の時代は既に半世紀以上の前の国の要望であると思いますし、一般財源化することによってその使途は大変広がり、逆に今福祉施策にも大変な栄町の事情の中では、この一般財源化することによって福祉の予算にも回すことができるという観点であれば、既に大型の道路網は日本は整備されていますので、この請願項目、この内容について賛成することはできませんので、反対の討論といたします。


○議長(石井由也君) 次に、原案に賛成の者の発言を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて、討論を終わります。


 これより、発議案第1号を採決いたします。


 発議案第1号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立多数。よって、発議案第1号、道路特定財源に関する意見書は原案のとおり関係行政庁に送付することに決定いたしました。





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◎請願第1号、請願第2号





○議長(石井由也君) 日程第8、請願第1号、悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販売法の抜本的改正に関する請願書及び日程第9、請願第2号、悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販売法の抜本的改正に関する請願書、以上2件について、経済建設常任委員長の報告を求めます。葛生君、登壇願います。


 〔6番 葛生康雄君登壇〕


○6番(葛生康雄君) 請願第1号及び第2号について委員会に付託された報告をさせていただきます。


 経済建設常任委員会に付託されました請願第1号、悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販売法の抜本的改正に関する請願書及び請願第2号、悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販売法の抜本的改正に関する請願書は、いずれも割賦販売法の抜本的改正に関する意見書を関係行政庁に対し提出を求めるものです。


 本請願は、12月6日、紹介議員の説明を求め、慎重に審査をいたしました。それでは、審査の経過及び内容を申し上げます。


 初めに、紹介議員より請願文書表に基づき、請願の趣旨の説明がありました。次に、委員と紹介議員とにおける質疑の内容の主なものを申し上げます。


 初めに、「請願の趣旨内容は理解できたが、この件について被害の件数、苦情の件数を教えてほしい」との質疑に対し、「全体としてかなりの件数であると理解しているが、具体的な数値は掌握していない。なお、被害の形態としては、住宅リフォーム、寝具・呉服などの次々販売による過剰クレジット被害が目立っている。また、被害者は高齢者や若い人に多い」との答弁がありました。


 次に、「請願は司法書士会、弁護士会から別々に提出されているが、9月に千葉県議会に提出された請願もこのような形態であるのか」との質疑に対し、「千葉県だけではなく、全国このような形態である」との答弁がありました。


 次に、「全国では被害金額も大きく、悪質なものもかなりあるが、金額の少額なものやカードの被害についても掌握しているのか」との質疑に対し、「詳細な部分までは掌握していない、今後消費者センターや弁護士会を通じて被害の内容を詳しく調査したいと考えている」との答弁がありました。


 続きまして、委員各位からの討論も含め、意見について申し上げます。


 委員から、「説明を聞いて被害額が高額であること、そして、被害者も非常に多いということと、さらに、その対象の大半が高齢者と若い人であることが理解できた。このような現状を踏まえ、国に求める部分が明確になっているので、この請願には賛成する」との意見がありました。


 以上、審査経過及び内容により請願ごとに採決した結果、請願第1号、悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販売法の抜本的改正に関する請願書については全員賛成をもって採択すべきと決定をいたしました。なお、請願第1号が採択すべきと決定した結果、請願第2号は採決不要となりました。


 以上で、経済建設常任委員会の審査経過及び結果についての報告とさせていただきます。


○議長(石井由也君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて、質疑を終わります。葛生君、降壇願います。


 これより、討論を行います。


 初めに、請願第1号及び請願第2号に反対の者の討論を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 次に、賛成の者の討論を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) これにて討論を終わります。


 これより採決いたします。


 採決は請願ごとに行います。


 初めに、請願第1号を採決いたします。請願第1号に対する委員長の報告は採択です。


 請願第1号を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、請願第1号、悪質商法を助長するクレジットの被害を防止するため、割賦販売法の抜本的改正に関する請願書は採択することに決定しました。


 ただいま請願第1号が採択することに決定した結果、請願第2号は議決不要となりました。


 染谷君。


○7番(染谷茂樹君) 請願が採択されましたので、発議案を提出いたします。


○議長(石井由也君) 染谷君、議長席に提出願います。


 ただいま、染谷茂樹君外1名より発議案第2号、割賦販売法の抜本的改正を求める意見書が提出されました。この際、発議案第2号を日程に追加し、追加日程第1とし、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。


 〔「異議なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 異議なしと認めます。よって、発議案第2号を日程に追加し、追加日程第1とし、直ちに議題とすることに決定しました。


 ここで暫時休憩といたします。


                               午前11時31分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





                               午前11時34分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。





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◎発議案第2号





○議長(石井由也君) 追加日程第1、発議案第2号、割賦販売法の抜本的改正を求める意見書を議題とし、書記に朗読させます。


 〔書記朗読〕


○議長(石井由也君) 朗読が終わりましたので、染谷君に提案理由の説明を求めます。染谷君、登壇願います。


 〔7番 染谷茂樹君登壇〕


○7番(染谷茂樹君) 7番議員、染谷茂樹でございます。この意見書はクレジット被害の深刻化、クレジット契約は代金後払いで商品が購入できる利便性により消費者に広く普及している一方で、強引悪質な販売方法と結びつくと高額かつ深刻な被害を引き起こす危険な道具となることが深刻な問題となっております。このようなことにおいて、割賦販売法抜本的改正に関する意見書を提出することにいたしました。


○議長(石井由也君) 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。松島君。


○副議長(松島一夫君) 17番、松島です。一応賛成する前に確認しなければならないことがありますので、いいですか。嫌なら嫌だと言ってくれればやめます。


                〔「嫌」という声あり〕


○副議長(松島一夫君) すみません、ごめんなさい、冗談抜きで。3番に書いてある政令指定商品制というものと、4番目に書いてあります個品方式のクレジット事業者、契約型クレジットというのはどういうものなのか、あとは上から題名を外して5段目にあります次々販売とありますが、販売が次々繰り返されるというのとは違って、次々販売と表記されておりますけれども、何か違いがあるのかなという、ちょっと気になりましたので、この3点を。


○議長(石井由也君) 染谷君。


○7番(染谷茂樹君) これは請願書にも載っておりますが、弁護士会と司法書士会の方で出された請願の中で、委員長報告にもあったとおり、いろいろお話をしましたが、今松島議員が言われた政令指定商品というのはかなり政令で指定する商品ですからいろいろあると思いますので、これは電話番号もここに書いてありますので、松島議員の方からでも、私が後で聞いて松島議員の方にお教えいたしますので、卓上でよろしくお願いいたします。ありがとうございます。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終わります。染谷君、降壇願います。戸田君。


○16番(戸田榮子君) まだ会期時間も十分ありますので、暫時休憩してそちらの電話の方に問い合わせていただいた方がいいと思います。これは議事録に今のやりとりが残るのですから。きちんと答弁していただいた方が、これは出す方の誠意も伝わると思いますので、暫時休憩を求めます。


 〔「異議なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 戸田君、このまま続行して後ほどということで。戸田君。


○16番(戸田榮子君) 議事録に残りますよ、何もわからないまま採決した……。


○議長(石井由也君) ただいま戸田君から暫時休憩とすることに動議が出されました。この動議に賛成の方は挙手を願います。


 〔賛成者挙手〕


○議長(石井由也君) 挙手多数です。では、ここで暫時休憩といたします。


                               午前11時43分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





                               午後 1時30分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





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○議長(石井由也君) 染谷君、登壇願います。


 〔7番 染谷茂樹君登壇〕


○議長(石井由也君) 先ほどの松島議員の質疑にお答えください。


○7番(染谷茂樹君) 先ほどは大変失礼いたしました。政令指定商品についてご説明いたします。


 政令指定商品とは、クーリングオフ可能な商品をいうものでございます。


 次に、個品割賦についてご説明します。割賦販売はカード式割賦販売、個品割賦販売がありまして、個品については個々の複写になっている契約書にサインして買う商品、例えば車とか。


 次に、次々販売ですが、同一者に対して次々に商品を販売するものです。例えば業界ではカモリストとかありまして、この人は商品を買ってくれるとなると、テレビでもありましたが、玄関のところにマークか何かして、商品を次々に同じ人に羽根布団だとかいろいろな、例えばそういうものを売っていくということを指すものなのですが、これで松島議員よろしいでしょうか。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) おおむねにおいて了解いたしました。ということは、この政令指定商品制を廃止するということは、すべての商品をクーリングオフの対象にするということ、4番目の登録制を設けるということは、現時点では個品方式のクレジット事業者は未登録でだれもが自由にできているという現実があるということというふうに理解してよろしいわけですね。


○7番(染谷茂樹君) はい、そのとおりでございます。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終わります。染谷君、降壇願います。


 これより、討論を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより、採決いたします。


 発議案第2号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、発議案第2号、割賦販売法の抜本的改正を求める意見書は、原案のとおり関係行政庁に送付することに決定しました。





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◎請願第3号





○議長(石井由也君) 日程第10、請願第3号、日豪EPA/FTA交渉に対する請願書について、経済建設常任委員長の報告を求めます。葛生君、登壇願います。


 〔6番 葛生康雄君登壇〕


○6番(葛生康雄君) それでは、請願第3号について説明をさせていただきます。


 経済建設常任委員会に付託されました請願第3号、日豪EPA/FTA交渉に対する請願書は意見書を関係行政庁に対し提出を求めるものです。本請願は、12月6日、紹介議員の説明を求め、慎重に審査いたしました。


 それでは、審査の経過及び内容を申し上げます。


 初めに、紹介議員より請願文書表に基づき、請願の趣旨の説明がありました。


 次に、委員と紹介議員とにおける質疑の内容の主なものを申し上げます。


 初めに、「食料自給率30%台というのは何を基準にして言っているのか、カロリーベースなのか」との質疑に対し、「基本は農林水産省発表の総合自給率である。いわゆるカロリーベース自給、熱量食料総合自給率については平成17年度は40%台、過去10年間も40%台を保っていた。これが日豪の交渉によって関税が撤廃されれば30%台に低下するということである。これについては農林水産省も交渉によっては予測できるものであるとしている」との答弁がありました。


 次に、「請願では米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖などの農林水産物の重要品目と記載されているが、米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖以外のものは何か」との質疑に対し、「交渉対象の基本となるのは米、小麦、牛肉、乳製品、砂糖の5品目である。しかし、交渉でそれ以外の農産物も対象となる可能性があるので、請願内容の表現になった」との答弁が出ました。


 次に、「農業、農村の多面的機能の発揮と表現しているが、これはどのような機能のことを言うのか」との質疑に対し、「生産の減少を生じたときに、農業への直接的影響に加え、ほかの品目の生産、製粉業、精製糖業、乳業等を利用する関連産業に大きな被害を与えると言われている。多面的機能というのは他の品目の生産、乳業等の増加によって国土環境保全等に対して総合的によい循環をもたらすだろうということである」との答弁がありました。


 次に、「各国の多様な農業が共存できる貿易ルールの確立と表現しているが、どのような貿易ルールであるのか」との質疑に対し、「貿易に関する交渉の方法については、WTOのように一括的包括的貿易交渉と今回のEPA/FTAのような個別の交渉を行う2通りがある。各国にはそれぞれの事情があり、それぞれの事情を踏まえた上で各国の多様な農業が共存できるような貿易関係を築くものだと考えている」との答弁がありました。


 続きまして、委員各位から討論も含めた意見について申し上げます。


 委員から、「日本の農業を危機に陥らせる一因となる日豪EPA/FTA交渉は根本から問題があると考えている。現在、歯どめのない輸入自由化が問題となっている中で、この請願には賛成する」との意見がありました。


 以上、審査経過及び内容により採決した結果、請願第3号、日豪EPA/FTA交渉に対する請願については全員賛成をもって採択すべきと決定をいたしました。


 以上で、経済建設常任委員会の審査の経過及び結果についての報告とさせていただきます。


 以上です。


○議長(石井由也君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて、質疑を終わります。葛生君、降壇願います。


 これより、討論を行います。


 初めに、請願に反対の者の討論を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 次に、請願に賛成の者の討論を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) これにて討論を終わります。


 これより採決いたします。


 請願第3号に対する委員長の報告は採択です。


 請願第3号を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、請願第3号、日豪EPA/FTA交渉に対する請願は採択することに決定しました。


 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 請願が採択されましたので、発議案を提出したいと思います。


○議長(石井由也君) 議長席に提出をお願いいたします。


 ただいま、岩井泰憲君外1名より発議案第3号、日豪EPA/FTA交渉に対する意見書が提出されました。この際、発議案第3号を日程に追加し、追加日程第2として直ちに議題とすることにご異議ございませんか。


 〔「異議なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 異議なしと認めます。よって、発議案第3号を日程に追加し、追加日程第2とし、直ちに議題とすることに決定しました。


 ここで暫時休憩といたします。


                               午後 1時43分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





                               午後 1時44分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎発議案第3号





○議長(石井由也君) 追加日程第2、発議案第3号、日豪EPA/FTA交渉に対する意見書を議題とし、書記に朗読させます。


 〔書記朗読〕


○議長(石井由也君) 朗読が終わりましたので、岩井泰憲君に提案理由の説明を求めます。岩井君、登壇願います。


 〔4番 岩井泰憲君登壇〕


○4番(岩井泰憲君) 4番議員の岩井でございます。今回の日豪EPA/FTA交渉に対する意見書に関しまして、説明を加えさせていただきたいと思います。


 現在、我が国にとってオーストラリアはアメリカ、中国に次ぐ第3位の農林水産品輸出国であります。オーストラリアからの輸入額の2割強が農林水産品であり、その過半が牛肉、小麦、乳製品、砂糖等、我が国農業や地域経済にとって重要な品目であります。オーストラリアの農業は新大陸型で規模が極めて大きく、我が国の農業の構造とは大きな格差があるということは見逃せない事実です。オーストラリアとの間で牛肉、小麦、乳製品、砂糖等の重要品目の関税撤廃を行えば、農業生産や農村地域に深刻な影響が及び、農業の構造改革の推進に大きな支障が出るのではないかと思われるところです。また、オーストラリアに対しては重要品目の関税撤廃を行えばアメリカ、カナダ等の反発を招くことが予想され、同様の要求が示されるおそれさえあります。


 そういった点も踏まえまして、今回2点先ほどの朗読にありましたとおり、意見書を提出させていただきたいと思っております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。松島君。


○副議長(松島一夫君) 17番、松島でございます。何点かご教授を願いたいと思いますけれども、まず、この極めて暴虐不遜なオーストラリア政府はこの関税撤廃を求める交換条件として何らかのものを示しているのでしょうか。


 それから、項目の1番にございます、米は別個にして小麦、牛肉、乳製品、砂糖、これの我が国の自給率、さらには全輸入に対するオーストラリアからの輸入割合はどの程度のものがあるのでしょうか。


 項目の2番にございます各国の多様な農業が共存できる貿易ルールの確立というふうにございますが、我が国益を考えれば、我が国の農業が存立できる貿易ルールとすべきではないかと。各国の多様な農業は我々にとって一切関係がない、我が国の農業さえ確立すればいいというふうな気持ちもございますが、その辺に対するご見解はいかがでしょうか。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 大きく3点の質疑だったと思います。それぞれにお答え申し上げたいと思います。


 まず、1点目の交換条件という点ですけれども、そもそもこのEPAとかFTA交渉と呼ばれるのが、今回は日本とオーストラリアのものが対象といいますか、今回の議題に挙がっているわけですけれども、既に各国で、特に東アジアを中心に日韓中、日本、韓国、中国においては余り進んでいないのですけれども、その他のASEAN諸国等で進んでいるところなのです。そういう背景の中で、交換条件をというそういう性質のものではありませんで、お互いが、例えばですけれども、関税をなくすことによってオーストラリアの主張としては新たな貿易ルール、自由化されるような貿易ルールというのが望ましいという意見のもとで関税撤廃を期待している、要求しているという、そういう状況ですので、交換条件というものはないというふうに理解いただきたいと思います。


 それから、2点目についてですけれども、それぞれの自給率でよろしいでしょうか。


              〔「輸入割合」という声あり〕


○4番(岩井泰憲君) 自給率と輸入割合ですね。ちょっと字が細かいので申し訳ないです。牛肉に関しては平成16年の指標として44%ですね、よろしいでしょうか。品目別自給率ということになると思うのですけれども、44%、こちらが農林水産省の方が公表している数字です。それから、乳製品に関しましてですが、これは牛乳及び乳製品ということで一括となっている数字になっていますが、67%になります。次に、小麦ですけれども、小麦は14%になります。最後に砂糖になりますが、34%になります。これがそれぞれの農産物に関する国内の品目別自給率の値になります。


 それから、次に輸入の割合ですよね、各品目の。2005年の数字で、牛肉に関してはオーストラリアからが90%になっております。それから、先ほどの順番と同じように申し上げると、砂糖が2005年度でオーストラリアから29%輸入しております。それから、小麦がオーストラリアから2005年度で20%、最後に乳製品ですけれども、オーストラリアから38%、同様に2005年の数字になります。


 最後、3点目の質疑にお答えしたいと思います。貿易ルール、我が国を中心とする、我が国に関しての貿易ルールがまず大切ではないかと、それでよいのではないかなというものだったと思いますけれども、賛否両論あるところかもしれませんが、私の意見として申し上げることができるならば、結局貿易のルールというのは一時的に完結するものではなくて、将来的にその貿易のルールが継続していくものだと思っております。当然だと思います。したがって、今現在、今の日本の置かれている立場において日本にとって都合のよい貿易のルールがたとえできたとしても、それがその後、継続的に日本の利益になるかというとなかなか難しいところがあるのではないかと思います。各国の多様な農業が共存できる貿易ルールというのは各国のそれぞれの事情に合った貿易ルールということになりますので、互いの事情、特殊的な事情もあるかもしれませんけれども、そういったものを与することができるような貿易ルールを確立することがひいては将来的にも日本の農業の事情に利益を与えてくれるのではないかなと思って、そういう点では日本だけではなく、各国のというところになっているところです。


 以上です。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 最初にお尋ねしました交換条件云々のことですけれども、ということは、日豪相互にすべての関税を撤廃しようという前提のもとで行われている交渉だというふうに理解して間違いではないのですか。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) すべてではないです。今回の関税というのがすべての品目、例えば今挙がっているのは今回農業製品が対象として挙がっていますけれども、当然ほかの品目等もなっているのですけれども、すべてを結局関税を撤廃するというものではないものです。それはやはりEPAとかFTAという交渉が、よく比較に挙がるWTOのものとは違って、個別的というようなものになっていますので、その点ではすべての品目というのは理解の間違いになると思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) もう一点、確認させてください。この意見書案には基本的にも大賛成なのですけれども、農業の分野だけに限って今当然この意見書が出ているわけですけれども、4分野で8,000億円の打撃であるとか、地域経済へ2兆円〜3兆円の規模になる影響が出ると。逆にこうなった場合に、我が国の利益というものが当然交渉ですからあると思うのですよ。農業には打撃があるけれども、こっちの分野で利益が生じるというふうなことがあるのではないかと想像するのですけれども、そういうものは例えばどういうものがあるのですか。農業者は打撃を受けるけれども、どこかの企業が非常な利益を得るというふうな、そのようなことというのは。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) すみません、ちょっと時間がかかりまして申し訳ございません。そもそもちょっとそれをやることによる、日豪EPAとかFTA交渉によって関税が撤廃されることの逆のメリットがあるのではないかと、それをちょっと申し上げることはかえって私の出そうしている意見書の、ちょっとみずから反対意見を述べてしまうようで非常に恐縮というか、心苦しいのですけれども、一応正直にお答え申し上げます。


 消費者またはそれらを消費する産業、例えば小麦を原料として用いている製粉産業であるとか、またはパン類、菓子類、うどん産業、その他、外食産業などが輸入品の価格の定価がもたらされることによって消費者余剰の上昇が、つまり利益の部分があるのではないかという意見もあるのも事実です。すなわち関税が撤廃されることによって海外からの安い品目が、短期的にはですけれども、一般の消費者であるとか、外食産業等に流れることによって商品が安くなる等のメリットもないことはないとも思っております。


 しかしながら、つけ加えさせていただくことができるならば、昨今の輸入品目の値上がり、特に農産物等、石油製品等もそうなのですけれども、全般的に海外からの自然等の影響も大きく受けるような昨今において、食料自給率がこれ以上低下することは望ましくないというのが私の意見でもあります。


 以上です。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。戸田君。


○16番(戸田榮子君) 今、意見書提出者の方から関税が撤廃されるメリットですか、それが一部述べられましたけれども、でも、そういうことが結局は安く小麦製品とかが入ってくるということは、やはりそれが日本の農業に影響するのではないかという点では、やはり関税はきちんと撤廃しないで取るということを前提にしていただきたいと思うのですね。


 それで、一つ、やはりそれを安く輸入するということは大手商社、食料を扱う大手商社がその恩恵を被るということであって、消費者はやはり安全面がまず第一ですし、それと日本の食料自給率をきちんと高めていく、世界の食料自給率をきちんと高めて、干ばつやいろいろな自然災害にも負けない食料自給率を高めるということが基本ですので、私はこの関税そのものは何としても、この意見書にあるとおり断固としてこの交渉をきちんとやっていただく前提で、そのメリットは消費者に対してのメリットにならないのではないかと思うのですが、岩井議員はどのように考えますか。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 先ほどちょっと短期的という言葉も少々つけさせていただいたのですけれども、自然災害等、自然の影響による世界的な農作物の不作のリスクがまずそもそもあります。また、昨今では石油の代替エネルギーとして一部の農産物が使用されるなど、農産物価格というものが全般的に高騰の兆しを見せつつあるし、現に一部の品目については高騰と言えるような状況に陥っております。


 そういう中で、短期的に消費者に還元される、または商品が安くなる等があったとしても、将来的に何らかの有事があったときとかについては保証されるものではないと思うのです。当然各国ともまず自国の消費者に対する供給を優先させるのは当然であって、有事の際に食料自給率の低い日本がそういう点で非常に危機的状況に陥ってしまうという懸念は当然予想されるわけで、その点からも一時的に安くなるというメリットがあったとしても、それだけでは関税を撤廃する理由としては十分ではないと考えています。


 以上です。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終わります。岩井君、降壇願います。


 これより、討論を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより、採決いたします。


 発議案第3号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、発議案第3号、日豪EPA/FTA交渉に対する意見書は、原案のとおり関係行政庁に送付することに決定いたしました。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎請願第4号





○議長(石井由也君) 日程第11、請願第4号、「二万円米価」を保障するよう、国に意見書提出を求める請願について、経済建設常任委員長の報告を求めます。葛生君、登壇願います。


 〔6番 葛生康雄君登壇〕


○6番(葛生康雄君) それでは、請願第4号について審議された結果を報告させていただきます。


 経済建設常任委員会に付託されました請願第4号、「二万円米価」を保障するよう、国に意見書提出を求める請願書は、意見書を関係行政庁に対し提出を求めるものです。本請願は、12月6日に紹介議員の説明を求め、慎重に審議いたしました。


 それでは、審議の経過及び内容を申し上げます。


 初めに、紹介議員より請願文書表に基づき、請願の趣旨の説明がありました。


 次に、委員と紹介議員とにおける質疑の内容の主なものを申し上げます。


 初めに、「全国平均の生産コスト1万6,824円の内訳は何か」との質疑に対し、「これは農林水産省統計部からの発表で、農機具費、賃貸料、肥料費、農業薬剤費、物財費、労働費について10アール当たりの収量が511キログラムとして換算している」との答弁がありました。


 次に、「生産コスト等を引けば、5,000円近い赤字ということであるが、栄町もこのような状況であるのか」との質疑に対し、「平成17年度に生産調整方式が変わり、特に千葉県は過剰作付となっている。また、政府により米を輸入していることもあって、米余りの状態となっている」との答弁がありました。


 次に、「紹介議員は農業者でもあるが、ここ数年の稲作経営についてどのように感じているのか」との質疑に対し、「国は大型化の農業政策を進めているが、これは米の生産コストを下げるための政策である。しかし、多くの小さな農家は生産調整を求められ、ある程度の農業設備を整えなければならないなどで、逆に生産コストが上がっているようになっていると感じている」との答弁がありました。


 次に、「米の生産調整をしてまで外国産米の輸入を続けることについてはどう考えているのか」との質疑に対し、「毎年外国産米の輸入量に変化がなく、良質の米ではないので、実際には売れ残っている。さらに、その保管料などでかなりの経費を要している。政府は外国産米に経費をかけているのに、日本の農業に対する政策は余り行っていない。日本の基幹産業でもあるので、その点についてもっと考慮してもらいたい」との答弁がありました。


 次に、委員各位からの討論も含めた意見については特にありませんでした。


 以上、審議経過及び内容により採決した結果、請願第4号、「二万円米価」を保障するよう、国に意見書提出を求める請願については全員賛成をもって採択すべきと決定をいたしました。


 以上で、経済建設常任委員会の審査の経過及び結果についての報告とさせていただきます。


○議長(石井由也君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて、質疑を終わります。葛生君、降壇願います。


 これより、討論を行います。


 初めに、請願に反対の者の討論を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 次に、請願に賛成の者の討論を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより採決いたします。


 請願第4号に対する委員長の報告は採択です。


 請願第4号を委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、請願第4号、「二万円米価」を保障するよう、国に意見書提出を求める請願は採択することに決定しました。


 大澤君。


○5番(大澤義和君) 採択されましたので、発議案を提出いたします。


○議長(石井由也君) 大澤君、議長席に提出お願いします。


 ただいま、大澤義和君外1名より発議案第4号、「二万円米価」を保障するよう制度確立を求める意見書が提出されました。この際、発議案第4号を日程に追加し、追加日程第3とし、直ちに議題とすることにご異議ございませんか。


 〔「異議なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 異議なしと認めます。よって、発議案第4号を日程に追加し、追加日程第3とし、直ちに議題とすることに決定しました。


 ここで暫時休憩といたします。


                               午後 2時13分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





                               午後 2時14分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎発議案第4号





○議長(石井由也君) 追加日程第3、発議案第4号、「二万円米価」を保障するよう制度確立を求める意見書を議題とし、書記に朗読させます。


 〔書記朗読〕


○議長(石井由也君) 朗読が終わりましたので、大澤君に提案理由の説明を求めます。大澤君、登壇願います。


 〔5番 大澤義和君登壇〕


○5番(大澤義和君) 5番議員、大澤でございます。それでは、提案理由をご説明申し上げます。


 農業、米づくりが地域の基幹産業として地域経済に果たしている役割は大きく、農業と稲作の振興が大きな課題です。米は2年連続して不作にもかかわらず、米価下落に歯どめがかかりません。水よりも安い米価の中で、懸命に米づくりに励んでいる、しかし、明るい見通しもなく、将来に不安を深めるばかりです。生産原価を大幅に下回るこんな異常な米価を放置すれば、日本の主食である米の生産はもちろん、地域経済や文化、環境などに取り返しのつかない事態になることは明らかです。生産コストや労働者が求める最低賃金で米価を計算しますと、1俵2万円になります。稲作農家が求める適正な米価水準と自給率向上、安心・安全な食の願いにこたえる農政を実現していただきたいと思います。


 なお、ちなみに日本人1人当たりの食料ですか、カロリーベースで55キロでございます。1年間を通して2万円弱の主食用の米は決して高いものではないと、また、消費者にも理解していただけると思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) 説明が終わりましたので、これより質疑を行います。松島君。


○副議長(松島一夫君) 17番、松島です。こちらの意見書には全面的に賛成の立場という前提でお尋ねしますけれども、まず、最低賃金の日給8,000円で考えると2万円であると。一般の労働者と違って農業者は土地というもの、それから、さまざまな農業機械、設備投資をして、それで最低賃金でいいのかという考えもありますけれども、2万円米価というふうな請願でございますので2万円の意見書が出たと思いますけれども、先ほどの説明だと1人年間1俵と考えると、大澤議員個人としてはどうなのでしょう、3万円でもいいのではないかというふうなお考えもあろうかと思います。その辺の正直な見解をまず一点お尋ねしたいということと、もう一点ですけれども、確かに年間2万円、3万円、安いものだとは感じておりますが、それで売れなくなってしまったと。米離れがもっと進んでしまうというふうな現象が起きたときに、政府は2万円で買い上げなさいと。小売り価格は1万8,000円、いや、逆ざやでというふうな考え方も前提にお持ちなのかどうなのか。この2点、ちょっとお尋ねしたいと思います。


○議長(石井由也君) 大澤君。


○5番(大澤義和君) 一応2万円という対照を労働賃金で計算したものと。日本全体の消費量ですか、922万トン、それに対して日本の生産量815万トンなのですよね。だから、本当は日本でつくったものを日本人が食べていただければ十分なのですが、ミニマムアクセス米といいまして、先ほど岩井議員の説明もありましたように、GATTのウルグアイラウンドで最低輸入量ですか、年間70万トン、そういうものが消費されずに倉庫に眠っているということで、やはり米余りという現状でどんどん米価が下がっているということでありまして、本当は正直言えばもっと松島議員がおっしゃったような高い値段なのですけれども、消費者との兼ね合いも考えまして、労働賃金と対照にした2万円ということでございます。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。もう一点。


○副議長(松島一夫君) 政府が2万円で買い上げて、小売り価格は1万8,000円で、その逆ざやを政府が補償するというふうな、そういうようなお考えもお持ちかどうか。この意見書の中で。


○5番(大澤義和君) 多分政府はそういうことはないと思います。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。秋山君。


○12番(秋山 誠君) 12番、秋山です。私も日本の稲作農業の現状、あるいは栄町の稲作農業の現状を考えると、この意見書には賛成ですが、ちょっと質問、わからない点がありますので、大澤議員に質問いたします。


 この意見書の中段に、「全国農業協同組合連合会では、新たな集荷方針として1俵7,000円の内金方式を打ち出しました」とあります。この内容について説明をお願いいたします。


○議長(石井由也君) 大澤君。


○5番(大澤義和君) 内金方式、今、今年度の米ですね、生産者はもう売っているのですが、まだ値段が完全に決まっていないのですよね。生産者もやはり、私たちがほしいということで農協あたりが契約者に対して前渡し金なり内金として最終価格の一歩手前で早目に農家の方に出してやるという方式です。まだ、今年度米の正式な決定、米の決定はなされておりません。


○議長(石井由也君) 秋山君。


○12番(秋山 誠君) そうしますと、最終的なお米の値段というのはいつ決定されるのでしょうか。それと、農協が価格を決定する場合において、政府のかかわりというものはあるのでしょうか。


○議長(石井由也君) 大澤君。


○5番(大澤義和君) 価格の決定はいつという期限はないのですけれども、政府の方針と、あと農協さんですか、あと、米穀商の営業努力によるものだと思います。


               〔「入札」という声あり〕


○議長(石井由也君) 大澤君。


○5番(大澤義和君) 先ほどの計算で1万6,000何がし、入札制度で1万4,000何がし、生産者が供出する米の値段というのは1万1,500円とか1万1,800円、それに対して農協なりそれが出荷手数料ですか、そういうものとか倉庫料とか、そういうものをパーセンテージ重ねて出た数字、あと、消費者との取引に使われる入札ですか、その辺が基準になります。


 もう一度詳しく、いろいろな米を扱っている消費者が現時点で米の値段ですか、輸入米が多ければ安くなるよとか、豊作なら安くなるよ、また、何か災害であれば高くなるよ、それで、売る方と買う方が折衝して決める価格ですか、今現在の。


○議長(石井由也君) ほかにございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて質疑を終わります。大澤君、降壇願います。


 これより、討論を行います。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより、採決いたします。


 発議案第4号を原案のとおり決定することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立全員。よって、発議案第4号、「二万円米価」を保障するよう、制度確立を求める意見書は、原案のとおり関係行政庁に送付することに決定いたしました。


 ここで、15分間の休憩といたします。


                               午後 2時29分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





                               午後 2時44分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎請願第5号





○議長(石井由也君) 日程第12、請願第5号、「栄町こどもとおとしよりのための基金設置条例」立法に関する請願書について、教育民生常任委員長の報告を求めます。高萩君、登壇願います。


 〔15番 高萩初枝君登壇〕


○15番(高萩初枝君) 15番、教育民生常任委員長の高萩初枝でございます。このたび、教育民生常任委員会に付託されました請願は、請願第5号、「栄町こどもとおとしよりのための基金設置条例」立法に関する請願書です。請願第5号については、12月5日に紹介議員から説明を受け、慎重に審査をいたしました。


 それでは、審査の経過及び内容を申し上げます。


 初めに、紹介議員より請願文書表に基づき、請願の趣旨の説明がありました。


 次に、委員と紹介議員との質疑・答弁について、その主なものの概要を申し上げます。


 なお、同じような質疑内容を集約し、質疑・答弁という形で簡単に申し上げます。


 質疑、「請願者の指摘によれば、町長の再議理由を見ると、語句の使い方や解釈に疑問があるだけで、趣旨には反対していないと述べている。悪い言い方をすると、再議理由を都合よく解釈しているように思えるが、いかがか」。答弁、「決してそのようには考えていない。実際に再議の中でも語句や解釈の質疑が多かったと思う」。


 質疑、「語句の関係、審議時間の短さも指摘したが、さきの議会で強調したのは既に目的が一部重複する社会福祉基金があり、財政健全化に取り組んでいるさなかにあって、安易に新たな基金を設置することは財政の硬直化を招くおそれがある。さらに、地方自治法においても基金は特定の目的のために設置されるべきと規定しているにもかかわらず、目的が明確ではない。この2点である。これらについては請願の理由に明記されていないし、不明確なままで再審議できると考えているのか」。答弁、「まさにそのことについて改めて審議してほしいと考えている。そういった議論を重ねていいものを提出してほしいというのが町民の考えであると理解している」。


 質疑、「この基金を設置して、何をやりたいのか明確になっていない。この基金によってどのような施策を想定しているのか」。答弁、「少子高齢化対策は早急に取り組まなければならない課題である。そのために何ができるかを考えた場合に、この基金を設置することだと考えた。基金が設置されればその使い方については具体的に提案できると考えており、さきの議会において一例を述べて誤解を招いているので、この場で具体的な使い方について述べることは適切ではないと考えている」。


 質疑、「再議で廃案になった後、今まで条例を可決させるために町や議会に対して相談するなど、どのような努力をしてきたのか」。答弁、「再議理由を受けて、それに対する条例案について町とは相談していないが、いろいろな方と相談し、準備をしているところである」。


 質疑、「再議理由の中で、さまざまな不備を指摘されているが、社会福祉基金との関係では運用等を含めて町と詳細に協議すべきであったと考える。町との協議を一切しないで、今回町民からの請願の提出により再度審議してほしいと言われて賛成してもらえると考えているのか」。答弁、「条例の不備については修正するよう努力している。請願者はその審議の場を設けてほしいというのが要望であると考えている」。


 質疑、「9月議会で議員定数を2名削減した。このことについて自分は少なくても基金を設置するために賛成したわけではない。請願内容に誤解を招くような表現があるが、その点はどう考えるのか」。答弁、「議員それぞれの考えがあって議員定数の削減が実現したと考えている。請願者は請願内容に書かれた考えであると思っている」。


 質疑、「財政事情が非常に厳しい中で、来年度予算においても各課にかなりの削減を求めている。こういう状況下において新たな基金を設置することについてどのように考えているのか」。答弁、「厳しい財政事情は承知しているが、そういう中で子供とお年寄りの施策が充実されていなければそれに対して何らかの対応策を考えるべきである」。


 質疑、「再議理由にもあったが、社会福祉基金との整合性は考えようとしないのか」。答弁、「社会福祉基金の対象は重複する部分もあるが、原資の部分で異なるものとして提案した。社会福祉基金の主な実績としては一部の施設整備に使われていたが、今回提案する基金では施策に使ってもらいたいと考えている」。


 質疑、「社会福祉基金と新たな基金とは違いがほとんどないのではないか。あえて新たな基金を設置しようとする理由は何か」。答弁、「社会福祉基金とは別の基金を設置するものだと考えている」。


 質疑、「別の基金を設置するということであるが、町は再議の中で同じような二つの基金は運用できないということであったが、それでも新たな基金を設置したいと考えるのか」。答弁、「そのように考えて提案したわけではないし、運用できないとも考えていない」。


 質疑、「今回の基金設置目的は、少子高齢化対策であると考えるが、実際栄町はそれがどの程度深刻な問題であるのか、具体的数値があればそれも含めて説明してほしい」。答弁、「少子化については出生率の全国平均が1.29%であるのに対し、栄町は1.02%で非常に低い。また、高齢化についても具体的な数値はこの場ではないが、高齢化は進んでいると理解している。栄町においては少子高齢化対策は早急に取り組まなければならない課題であると考えている」。


 質疑、「全国的に議員定数を削減した経費を他に充当するような事例を調査してあれば教えてほしい」。答弁、「調査した範囲では全国にこのような事例はなかった」。


 続きまして、委員からの討論も含めた意見について申し上げます。


 委員から、まず、「請願の内容はさきの議会の内容が十分に網羅されていないと考えている。すなわち請願では、語句の使い方や解釈の疑問についてしか言及していないが、実際は新たな基金を設置することで財政の硬直化を招きかねないこと、また、基金の設置目的が明確ではないことである。そのことについてはこの場においてもいまだに解決されていない。さらに、社会福祉基金と目的が重複しており、新たに基金を設置する必要がないと考えるので、この請願には反対である」との意見がありました。


 次に、委員から「少子高齢化対策は重要であるが、この基金の設置によりそれがどのようなものなのかが明確ではないので反対する」との意見がありました。


 次に、委員から「議員定数削減は栄町の財政のことを考えて賛成した。この基金については現行の社会福祉基金設置条例は身体障害者や高齢者、児童などの福祉の増進に充てるという目的になっていますが、この社会福祉基金との整合性を図っていないことなどにより反対であるが、そもそも栄町の厳しい財政状況下において新たな基金の設置自体に反対である」との意見がありました。


 以上のような審査の過程及び内容により請願を採決の結果、請願第5号、「栄町こどもとおとしよりのための基金設置条例」立法に関する請願書については全員反対をもって不採択にすべきと決定いたしました。


 以上で、教育民生常任委員会の審査の経過及び結果についての報告といたします。


○議長(石井由也君) これより、委員長報告に対する質疑を行います。戸田君。


○16番(戸田榮子君) 委員長にお尋ねします。委員長報告の中で請願の関係で栄町社会福祉基金設置条例、現状の条例との整合性の問題がたびたび出てまいりましたが、この請願の前に藤?議員より条例提案があった9月議会から今日までこの栄町社会福祉基金設置条例について、委員会として何かこのことについての協議はあったのかどうか。この請願審議の中ではたびたび出てきましたが、まずその1点をお尋ねいたします。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 戸田議員に申し上げます。今回の委員長報告に対しての質疑をお願いいたします。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 基本的には、この栄町社会福祉基金設置条例を委員会としてどのようにとらえているかをお尋ねしたかったのですが、その答弁ができないということですので、再質問させていただきます。再質問させていただきます。違う質問です。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 何回も申し上げますけれども、委員会の中での審議について委員長は報告しております。


○16番(戸田榮子君) ですから、再質問いたします。委員長報告に対する再質問いたします。


 私も委員会を当日傍聴しておりました。ノートに10ページにわたる質疑内容を書かせていただいておりますので、高萩委員長がただいま報告されましたよりももっと詳しく私のノートには記載されております。約2時間にわたり委員会の審議が行われましたが、そこでいろいろありますけれども、一番お聞きしたいことをまずお尋ねします。


 この住民からの請願に対して、条例審議ではなくて、「栄町こどもとおとしよりのための基金設置条例」をもう一度みんなで生きる方向で何とか話し合ってほしいという、住民からの要望は条例について賛成か反対かではなかったのですが、ご承知のように、請願について、請願権は地方自治法で保証されていますけれども、その請願についての審議にしては余りにも代表請願者に対しての質問の集中であって、この内容に対する、請願のここに書かれている内容に対する審議がすごく少なかった、ピントが外れていたように私は聞いておりましたが、委員長としてはそのように思いませんでしたか。もう一度このことについて賛成された方も、反対された方もよく話し合ってほしいということではなかったのかと私解釈しておりますが、その話し合いそのものも全員反対で否決されたのはなぜなのでしょうか。請願と条例との違いをどのようにとらえて審議されたのか、今委員長報告には条例に対する内容がかなり強かったように思いますけれども、お聞かせください。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 戸田議員の質疑は、委員長としてどうかという、委員長の個人の意見を求める、委員長としての意見を求める内容だと思いますので、これについては私はお答えできません。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 委員長に質問したようにとられるのは当然委員長に質問し、委員長が答えるからそうだと思いますが、委員会で2時間にわたる審議をした内容を委員長が報告した中にはそのように請願なのだというふうに、傍聴者として請願の審議だととれるようなことが伺えなかったと、何か聞いていて違和感を持ったわけですけれども、この請願の趣旨そのものをもう一度読み返してほしいのですが、そのことです。条例についていいか悪いかではなかったと思うのですが、今の委員長報告は条例について整合性がないとか、予算がないから、お金がないからというふうに報告されていましたけれども、そうでなくて、請願の内容は違いますよね。もう一度、要するに議会の皆さんでこのことをよく話し合いしてほしいということですよね。ですから、そのことについて、傍聴者としては違和感を感じたのです。今の報告も条例についていい、悪いの報告があったというふうに思いますけれども、委員長としてはそのように司会されていて思いませんでしたか。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 委員長の意見を求めることについては、私はこの場ではお答えできません。何度も申し上げます。委員会の中で審議した内容については今お答えしたとおりでございます。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 17番、松島でございます。若干戸田議員の質疑と似ております。ただいまの委員長報告をお伺いしておりますと、請願紹介議員に対する質疑というよりは、発議案提出者に対する質疑のような形で委員会が終始しているように判断できますが、委員長としてその議論の流れに対して疑問をお持ちではなかったのか、あるいはその議論の方向性を修正する必要性をお感じにならなかったのか、この1点だけお伺いしたいと思います。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 委員の皆さんは請願内容をよく理解した上で委員会で審議したと委員長は信じております。


 以上です。


○議長(石井由也君) ほかに質疑ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 質疑なしと認めます。これにて、質疑を終わります。高萩君、降壇願います。


 これより、討論を行います。


 初めに、請願に反対の者の討論を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 次に、請願に賛成の者の討論を許します。松島君。


○副議長(松島一夫君) 17番、松島一夫でございます。請願に賛成の立場で討論させていただきます。


 ただいまの委員長報告によりますと、付託されたところの教育民生常任委員会は全員の反対でもって不採択と決したということでございます。非常に残念の一言しかございません。もっとも9月議会で同様の条例案が提出されたときに、反対なさった皆様方が構成される教育民生常任委員会でございますので、危惧したとおりの結果になったなというのが正直な感想でございます。


 先ほど戸田議員の質疑にもございましたし、私もお尋ねしたのですが、住民の皆様方の請願の願意というものをそっちのけで、紹介議員に対する質疑、さらに言葉を変えて言えば攻撃に終始したという感を否めません。正常な委員会運営がなされたのかどうなのか、非常に私は疑問に感じざるを得ません。少子高齢化に対して深刻な問題なのかどうなのかというふうな質疑もあったようでございます。この少子化、そして、高齢化、この問題に対して極めて理解の低い教育民生常任委員会において不採択と決っせられたからといって、本来私は委員会での審議、委員会での結論というものは優先すべきものと考えております。これは当然のことではありますが、ただいまのような委員長報告をもって住民の皆様方の切なる願いを門前払いするかのごとき、まさに教育民生の名はどこへ行ってしまったのかというような結論に対して唯々諾々と従うわけにはまいりません。


 前日の教育民生常任委員長の一般質問の中で、基金などなくても栄町の福祉政策はすばらしいものであるというふうなご発言がございました。基金なんか要らない、町長に任せておけば子育て支援から高齢者の支援から万々歳で全部行くと、ついこの間まで栄町の福祉はどうなっているの、トイレの水が流せないのでどうしたらいいのと言っていたお方と同じ発言とは思えぬほどの、まさに君子は豹変するというべきご発言がございましたが、確かにこれを基金とすることについては財政運営上いささか支障があるであろうということは、これは否めない事実ではございますが、全国的にも例がないという発言もありましたけれども、全国に先駆けて議会が少子高齢化のためにこのような判断をしたということを私は誇りに思っていいのではないかと思います。再度再議によって指摘された字句等の修正をした上で、さらに全員でこの基金の是非を議論する、そこまでは持っていくべきです。議論して、それでもやはり反対であるというのなればそれはやむを得ないけれども、議論するまでは住民の請願という前提がある以上は、これは議会としての責任はそこにあると、このように考えております。委員会は残念ながら不採択でございました。どうか皆様方、かかる発言を念頭に置いていただいて、ぜひとも採択して、再度議論の場に持っていけるようにご理解を賜りたいと存じます。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 次に、請願に反対の者の討論を許します。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 次に、賛成の者の討論を許します。戸田君。


○16番(戸田榮子君) 先ほども申し上げましたが、私は10時から12時まで委員会を傍聴させていただきました。その中で、ただいま松島議員からも請願に対する賛成の意見の中で述べられましたが、請願する権利はすべての人に与えられています。地方自治法でこれが保証されています。ところが、請願の審議の中で紹介議員となった藤?議員がその一番の趣旨はよく話し合いをしてほしいという趣旨ですので、趣旨を重んじてほしいということを何度も答弁しておりました。その中で、委員の方から、この請願は藤?議員が住民の人に頼んで出してくれと言ったのか、1回再議にかけて否決されたのに、なぜ請願という形で出したのかというようなことが質問されていました。これこそまさに、正式な委員会という席でこういう発言が出るということは大変残念です。請願の権利そのものを侮辱する発言であり、委員会の席でこういうことが出るということは、どうかなというふうに私傍聴して感じました。


 それと同時に、率直に言ってこの2時間の委員会はもう請願者になるのは大変だな、よほどの覚悟がなければ請願代表にはなれないなということを感じさせる委員会でした。1年生議員がこの条例をさきの9月議会で出し、趣旨そのものは大変いいことだと私も賛成をいたしましたが、基本は命をはぐくんで育てた子供たちが健やかに育ち、そして、社会のために長く貢献したお年寄りが栄町に住んでいてよかったよと言ってもらえるようなまちづくりをつくること、これが私たち議会の使命であり、行政の使命であり、政治の基本だと私は思っています。ですからこそ、このような請願を大切に審議し、再度条例を出されたときに、それは意見はいろいろあってしかるべきであり、当然だと思いますが、請願そのものに問答無用の審議をするということは本当に残念だと思います。


 それと同時に、再議の理由は財政がないということと、今ある福祉基金設置条例との整合性はどうするのだ、公職選挙法に抵触するのではないかということ、主な理由は三つだったと思いますが、私はこの再議理由の中で言われた、再議にもかかってきますので、お聞きいただきたいと思いますが、栄町福祉基金設置条例、確かにあります。平成元年にできました。それが今日まで条例として残っておりますけれども、それではなぜ最初にこの条例が9月議会で提案されたときに社会福祉基金があるのにどうしてこの条例を提案するのですかということをどの議員からも出なかった、それは一つには突然に藤?議員から出されたというようなこともあると思います。私自身もこの社会福祉基金条例との整合性について提案者に聞くことはありませんでした。それはなぜならば、そういう基金があることはわかっていましたし、平成18年度の予算審議の中で安食保育園に対する2,275万円の保育園増設負担金、これを出したことは予算議会、決算議会の中でわかっておりましたが、詳しく社会福祉基金条例について不勉強であったことを自分自身も反省しておりますが、だれ一人この社会福祉基金について、教育民生常任委員長すら発言がなかったにもかかわらず、町長から再議が出された途端に社会福祉基金条例をまるで一つの何かのようにかざして、整合性はどうするのだ、これを言ったことについては、これは議会側にも、議会というか教育民生常任委員会のあり方としても私は、私自身も含めて責任があると思います。


 それともう一つは財政の問題です。財政が厳しい、厳しいと言われる中で、この社会福祉基金条例、当初3,029万9,000円積み立てられておりました。現時点で使われているのは平成17年、18年、先ほど申し上げました安食保育園の増設設備、約2,200万円の2倍、4,500万円、それと白翠園の利子補給、61万4,000円です。これだけしか使われていません。ですから、これだけしか使わなくても栄町の福祉はお金がないのではない、これを使わなくてもできているのではないかというふうに感じました。ですから、逆にお金がないというのは何を言っているのかな、逆に本当に予算がないのでしたら、我々半世紀前に18名だった定数条例、これを50数年ぶりに2名減らして16人になった、その2名分は町のために使うのだから、基金としてやはりきちんと残しておきたい。どこに使ったかわからない、お金がないからということで何に使ったかわからなくなるのだったらきちんとした条例をという、私は条例提案者の気持ちは痛いほどよくわかります。


 ですから、もしこの条例が生きて、子供とお年寄りのための施策をするのでしたら、この新しくつくった基金条例からつくることも、これは違反ではないのではないでしょうか。これは町長の決裁だと思います。


 そういう意味で、私は今回、結論を申し上げますが、3名の町民の方から出された、新谷さん、渡辺さん、鈴木さんから出された、もう一度こんないい基金条例を何とか生かすことはできないのか、どこがだめなのか、もう一度精査してほしい、議員の皆さんで話し合ってほしいという、この思いは大切にしなければならないと思っています。ですから、そういう願いがあったにもかかわらず、全員で反対し否決した教育民生常任委員会の措置には私は大変悲しい思いをしておりますし、この請願そのものを大切にし、もしできるならば何らかの形でこれがいい方向にできるよう、知恵といろいろな経験を生かして、できるものならば日の目を見ることができないのかと今思っています。ですから、話し合いをしてほしいという、この請願については私は賛成です。


○議長(石井由也君) ほかにございませんか。岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 4番議員の岩井でございます。私は今回の「栄町こどもとおとしよりのための基金設置条例」立法に関する請願につきまして、反対の立場から討論申し上げたいと思います。


 先ほどから質疑ないしは討論の場でも聞かされているところが、今回の教育民生常任委員会において、条例案についての質疑が集中していたのではないかと、傍聴されていた議員からも指摘があるところです。現に今回の後半の部分については、どちらかというと請願の内容よりも条例案について偏ったかなという印象を持たれるような内容もあったかもしれません。しかしながら、それは一度否決されている条例案について、明確に、客観的な形での再考をし得るような材料に欠けるような請願であったというのも否めないのではないかと思います。そして、そもそもなぜそこまで突っ込んだ話をしなければならなかったのか、また、なぜ請願を今回反対しなければならないのかというのは、お手元の資料にもありますように、今回の請願の内容が一度廃案になった「栄町こどもとおとしよりのための基金設置条例」を再度話し合うための請願ではなく、再度立法するということを内容としているからに違いがありません。また、今回請願の名称すら「栄町こどもとおとしよりのための基金設置条例」立法に関する請願となっているところもそれを裏づけるところではあります。もし、この請願を可決したならば、可決した責任として当然立法するということも十分視野に入れなければならないわけで、そういう点でも明確な、再度立法化するための、一度否決された内容について、条例案について再度立法するための十分な理由づけというものが明示されていない段階においてこの請願を可決するわけにはいかないというのが理由になります。


 したがいまして、今回請願に関しては反対の立場とさせていただきます。


 以上です。


○議長(石井由也君) ほかに討論ございますか。藤?君。


○2番(藤?淳矢君) 2番議員、藤?淳矢でございます。賛成の立場で討論をさせていただきたいと思います。


 私、この請願の紹介議員ということで教育民生委員会の方に出席をさせていただきました。そちらで請願の趣旨説明ということで一番最初に申し上げさせていただきましたのが、請願をされた町民の方の思いというのは、いろいろな意見もあるだろうと、この条例に関していろいろな意見もあるだろうけれども、審議の場を設けていただきたいということが一番の趣旨でございますということで説明をさせていただきました。そして、先ほど高萩委員長からの報告、答弁のやりとりの中でも何度かその文言が出てきたということは皆さんもこの場で聞いていただいたかと思います。本当にこの条例に関して賛成の議員の方もいらっしゃるでしょうし、反対の方もいらっしゃるかと思います。ただ、審議をする場を設けるということに関しては、議会がそれを拒否するというのは大きな問題ではないのかなと思います。町民の方から議会でもう一度審議をする場を設けてほしいということに対して拒否するということには納得ができませんので、この請願を賛成するという立場で私の討論とさせていただきます。


○議長(石井由也君) ほかに討論ございますか。山田君。


○13番(山田真幸君) 13番議員、山田真幸です。実はもう委員会で反対の討論をいたしましたので、この場ではちょっと控えさせていただこうかと思っていたのですが、実は先ほどから話し合い、話し合いという言葉が出てきておりますが、この請願の願意というものは、先ほど岩井議員が言われたとおり、「基金設置条例」立法に関する請願で、話し合いをしてくださいという請願ではありません。まず、請願の中にこのような文面があります。「町長の再議を見ますと――先ほど高萩委員長からの反対の討論の説明にもありましたとおり――反対の理由は、条例で使われている語句の使い方や解釈に疑問があるからとしているだけで、条例の趣旨そのものには反対していません」となっている。しかし、再議理由にはこのようなものもありました。「本件条例は、栄町社会福祉基金設置条例とそのもの、目的について重複する部分がある」と。この栄町社会福祉基金設置条例の第5条では、基金は本町の身心障害者(児童)、それから、高齢者、母子、児童等の福祉の増進に必要な財源に充てる、この二つの条例の目的に違いはありません。議員は予算を伴う条例案を発議するときはあらかじめ町長の連絡調整を図る必要がありますが、それもありませんでした。栄町の財政状況を考えるときに、特定の目的だけにしか使えない基金設置は財政の硬直化をもたらしかねない、これは委員長の報告にもありました。私は新たな予算措置を伴った特定の目的だけにしか使えない基金設置そのものに反対をする立場です。


 以上、この請願に対しての反対討論といたします。


○議長(石井由也君) ほかに討論ございますか。


 〔「なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 討論なしと認めます。これにて討論を終わります。


 これより採決いたします。


 請願第5号に対する委員長の報告は不採択です。


 請願第5号を採択することに賛成の方は起立を願います。


 〔賛成者起立〕


○議長(石井由也君) 起立少数。よって、請願第5号、「栄町こどもとおとしよりのための基金設置条例」立法に関する請願書は不採択とすることに決定いたしました。





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◎閉  会





○議長(石井由也君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。


 本日の会議を閉じます。


 これをもって平成19年第4回栄町議会定例会を閉会といたします。


                               午後 3時28分 閉会





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 上記会議録を証するため下記署名いたします。





 平成 年 月 日





                議  長    石 井 由 也





                署名議員    葛 生 康 雄





                署名議員    染 谷 茂 樹