議事ロックス -地方議会議事録検索-


千葉県 栄町

平成19年第3回定例会(第4号 9月20日)




平成19年第3回定例会(第4号 9月20日)





             平成19年第3回栄町議会定例会





 



                 平成19年9月20日(木曜日)午後1時30分開議





日程第1 一般質問


(1)15番  高 萩 初 枝 君


(2) 4番  岩 井 泰 憲 君


(3)12番  秋 山   誠 君





出席議員(17名)


  議 長  石 井 由 也 君      副議長  松 島 一 夫 君


   1番  小 林 弘 男 君       2番  藤 ? 淳 矢 君


   3番  湯 淺 光 修 君       4番  岩 井 泰 憲 君


   5番  大 澤 義 和 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  染 谷 茂 樹 君       8番  金 島 秀 夫 君


   9番  藤 村   勉 君      10番  大 野   博 君


  11番  岡 田 正 市 君      12番  秋 山   誠 君


  13番  山 田 真 幸 君      15番  高 萩 初 枝 君


  16番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席説明員


  町    長    川 ? 吉 則 君


  教育長       牧 野   隆 君





  総務政策課長    帯 金 冨 夫 君


  行財政改革担当課長 浅 野 一 夫 君


  企画担当課長    長 ? 光 男 君


  行政管理課長    鳥 羽 功 雄 君


  税務課長      川 田 淳 一 君


  健康保険課長    大 澤 幸 男 君


  福祉課長      中 澤 寿 司 君


  建設課長      鈴 木   薫 君





  教育総務課長    湯 原 清 次 君





  消防長       白 石   明 君


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席事務局職員


  事務局長      浅 野 正 治 君


  書記        岩 井 浩 之 君








                              午後 1時30分 開議





◎開  議





○議長(石井由也君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりです。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎一般質問





○議長(石井由也君) 日程第1、一般質問を行います。


 通告順に従い、質問を許します。


 高萩初枝君の発言を許します。高萩君、質問者席に移動願います。


 〔15番 高萩初枝君登壇〕


○15番(高萩初枝君) 15番、高萩初枝でございます。私は、今定例議会に2項目の質問を行います。一つ目には、栄町の健康づくりについて、そして、2項目めには、子育て支援としての乳幼児医療費助成拡充についてです。6月定例会の行政報告の中で、後期基本計画の最重点施策として健康づくりに取り組むとの方向性が示されました。今年度に小学校区程度を単位として、地域健康づくりモデル事業を実施するとの報告がありましたが、健康づくりを今後どのように進めていくのか、また、地域健康づくりモデル事業の進捗状況についてお尋ねいたします。


 2項目めに移ります。乳幼児を持つ世代は収入が少なく、その少ない収入をやり繰りしながら、また、子供が病気になったときは医療費を捻出し、生活しているのが現状です。そういう中で、栄町においても近隣並に就学前までの医療費助成を求める声が寄せられております。平成19年4月1日時点では56市町村中24市町村が就学前までの医療費助成を行っています。栄町を含め、残りの32市町村は県基準あるいは独自の上乗せをしているとしても、就学前までの助成は行われていません。しかし、この4月以降32市町村においても幾つかの市町村で新たに就学前まで医療費助成の拡大がされたと聞いております。医療費助成を拡大した市町村の状況について、まず、伺いたいと思います。


 栄町は4歳未満までの助成にとどまっています。7月の中学生議会においても子供たちの質問の中に栄町の少子化を心配して医療費助成の拡大を提案しておりました。厳しい財政状況の中においても、栄町は子育て支援を積極的に実施してきていることは理解しております。そこで、さらに子育て支援を進めるため、再度、町の乳幼児医療費助成拡充を実施し、乳幼児をお持ちのご両親の要望、そして、中学生議会での提案にこたえていただき、就学前までの助成拡大を実施すべきと考えますが、町の考えをお尋ねいたします。


○議長(石井由也君) 大澤健康保険課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) それでは、1点目の栄町の健康づくりについて、お答えいたします。


 ご質問の、今年度に小学校区程度を単位として、地域健康づくりモデル事業を実施するとの報告があったが、健康づくりを今後どのように進めていくのか、また、地域健康づくりモデル事業の進捗状況はどうかということでございますが、まず、健康づくり事業につきましては、特に生活習慣の改善による生活習慣病、いわゆる「高血圧、高脂血症、糖尿病」の予防に重点をおいて実施することとなります。しかし、大人になってからの生活習慣の多くは、子供のときに身についた習慣が継続されてくると言われていることから、子供から大人まで生涯にわたって健康に暮らすことができるよう、総合的なプログラムを構築し、年代や地域ニーズに合った事業を推進してまいりたいと考えております。


 また、現代はストレス社会と言われている中、心の健康にも着目し、自己実現の場の確保や社会貢献意欲を発揮できる場の確保、生きがいづくりを通じた地域コミュニティの育成など、地域づくりの視点を加えて、だれもが安全に安心して暮らせる活力ある共生社会の実現を目指してまいりたいと思っております。


 事業的には、妊産婦乳幼児の健康診査、国民健康保険被保険者を対象とする特定健診等の結果をもとに、疾病等の発症リスクの多い方、いわゆる「ハイリスク者」に対しまして、保有するリスクのレベルに応じまして個別支援を主体とする「ハイリスク・アプローチ」――ちょっとこれは申し訳ないのですけれども、なかなか日本語でちょっと訳せないもので、そのままちょっとやらさせていただきます――それと、リスクの少ない、あるいは、現状では確認できない方及び町民の方全体に対する健康づくりの普及啓発活動を含めた「ポピュレーション・アプローチ」の大きく二つの分類で進めていくことになります。


 また、「ハイリスク・アプローチ」をより効果的に、持続性をもって健康づくりができるよう、両面から進める必要があります。事業の推進に当たっては、関連する部門との十分な調整と緊密な連携、また、町民の皆さんのご協力を得て、より効果の高い事業を選択していきたいと考えております。


 そこで、従来実施していた教室プログラムを見直し、1点目としましては、全町民の方を対象とする集団教室を主体とした拠点型健康づくり事業、2点目としまして、特定保健指導として昨年度より実施しております健診結果のリスクレベルに応じて行う個別支援プログラムの実施、3点目としまして、今年度より新たに地域住民の皆さんの主体的活動を支援しながら、より地域ニーズに合った健康づくりを推進するため、協働で健康なまちづくりを実践する地域活動支援事業を創設、それぞれを効果的に進めてまいりたいと思っております。


 続きまして、ご質問の地域健康モデル事業でございますが、この事業は地域活動支援事業として、仮称ではありますが、小学校区を基本に新たに「地域健康なまちづくり推進協議会」等の地域組織を設置していただき、住民の皆様が主体となって日常の生活の中でできる運動、例えばウォーキングとか健康体操、簡単なものでございますけれども、そういうものや食育の視点に立った食生活の改善などの健康づくりを推進しながら、地域を活動の拠点とすることで、仲間づくりや地域の環境づくりなどを通じたコミュニティの育成など、まちづくりの視点に立った健康づくりを進めるというものであり、町は計画の作成から実践までを支援していこうというものです。


 また、単に地域単位の活動にとどめず、ネットワークを構築し、それぞれが連携協力し合いながら交流することで健康な町を目指していくものです。さらに、NPO等の住民活動団体や活動者の方がこの事業に参画することで、後期基本計画の経営の基本方針に掲げる民間力の活用と人間力の発揮などにつなげ、より一層の効果の高まりを期待するものです。


 今年度実施するモデル事業につきましては、町でも初めての試みであることから、竜角寺台小学校区をモデル事業として推進することとしています。理由といたしましては、この地域が小学校区内に一つの自治会であることや、今まで実施してきた地域保健活動の中で、ふれあいプラザなどで実施する従来の教室では参加したくても移動手段がない等のことから、地域での健康づくり教室の実施についてのご要望が多かったことなどによります。そういうことを総合的に判断しましてモデル地域として実施することにしたものでございます。


 進捗状況でございますけれども、本事業の啓発を兼ねまして、竜角寺台地区の夏祭りの会場をお借りしまして体力測定と地区保健推進員による健康体操なのですけれども、「フリフリグッパー」という体操なのですけれども、そちらの啓発を実施いたしました。


 今後は、9月22日に地区住民の皆様を対象とした体力測定、10月13日に「健康なまちづくり」に関する基調講演を開催する予定でございます。具体的なメニューにつきましては、発起人会的な組織を設置していただき、地域・学校・行政が一緒になって計画を策定し、まずはできることから実施してまいりたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 中澤福祉課長。


○福祉課長(中澤寿司君) 続いて、乳幼児医療助成についてお答えいたします。


 栄町では、急速に進む少子化に歯どめをかけ、子供を生み、育てやすい社会を築くため、子育て支援施策を各種実施しております。その施策の一つとして、乳幼児医療費助成事業を行っております。助成制度の拡充については、昨年の8月1日から入院について、3歳未満については1日目から助成適用としておりますが、3歳を越えると7日以上継続して入院した場合が適用だったものを、1日目から就学前の乳幼児すべてを適用としております。通院については、今年の8月に3歳未満までだったものを4歳未満まで医療費の助成拡大を図っているところです。


 続いて、県内の市町村の19年4月以降の助成費の状況についてお答えします。


 19年4月時点では、24市町村において就学前まで医療費の助成が行われていましたが、8月1日時点で新たに8市町村で就学前まで拡大され、合計32市町村が就学前までの助成を行っています。印旛郡市に限定しますと、この8月から四街道市・白井市・富里市・本埜村が就学前まで助成を拡大しております。通院で就学前までの助成を行っていない自治体は、印旛郡市では佐倉市・八街市・酒々井町・印旛村・栄町となっております。この厳しい財政状況の中、福祉課としましては適正な予算編成、予算執行に心がけておりますが、毎年扶助費等の増加により福祉関連予算は増額している状況です。就学前まで助成をすることは厳しい状況ではありますが、何とか子育て支援につながるよう頑張っていきたいと思っておりますのでご理解をいただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) それでは、再質問をしたいと思います。ただいま答弁の中で、健康づくりだけではなく、地域づくりも行うような説明がありましたが、どのように進めていくのか、また、どのような地域づくりを栄町は目指しているのか伺います。


○議長(石井由也君) 大澤健康保険課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) それでは、まずは健康の視点から着手してまいりまして、その行動を通しまして地域づくりまで発展させていくことを考えております。目的としましては、地域資源を活用し、健康的な生活習慣づくりと地域コミュニティの育成によりまして、生涯にわたって生き生きと暮らせる地域社会を構築するとともに、地域における安全確保及び生活環境の維持向上を図り、健康的な地域社会の実現としています。また、活動の単位は、最も参加しやすい基本単位であります小学校区を基本として考えております。したがいまして、最終的には6小学校区全部で行いたいと考えております。


 目指している地域づくりでございますが、健康づくりの視点からは、1点目としまして、地域で実施することでより身近な事業として参加しやすい環境が整備され、参加者が参加しやすいということでございます。2点目として、地域での仲間づくりなどから持続性のある活動につながっていくことが期待されております。3点目としましては、良好なコミュニティがはぐくまれることで心の健康づくりにつながっていくことが期待されております。4点目としましては、引きこもりがちな人のまず一歩の環境づくりや、地域がサロンとなることで、閉じこもりや認知症の減少など、介護予防の視点からの効果も期待するところでございます。


 地域づくりの視点からは、地域住民の方がさまざまな場所で活動することで、また、小学校を起点に連携することで子供たちの健全な育成と地域で見守る社会づくりなど、健康な学校づくりが期待されます。2点目としましては、活動を通じた交流からコミュニティが形成され、さまざまな場所で活動が実施されることで、地域の安全確保が期待されます。3点目としましては、子供から大人まで幅広く参加することで生きがいづくりや自己実現の場づくり、社会貢献意欲の発揮などにつながり、自分らしく暮らせる地域社会づくりが期待されております。


 以上のようなことを目指しておりますが、最終的には健康なまちづくりまで発展させていきたいと考えております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 今、健康なまちづくりという最も大きな視点でとらえているような、こういう説明がございましたが、そうなっていきますと、1回目の説明で、町内部において関連する部門の連携を図っているようですが、ほとんどの課が参加するような組織ができているのでしょうか。


○議長(石井由也君) 大澤課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) 現在ですけれども、総務政策課を含めまして関連8課で連絡調整会議を始めております。健康なまちづくりという視点で考えますと、議員おっしゃるように、やはり役場内部の全部の課が対象ということになってまいりますが、まだ初期段階でもありますし、とりあえず8課、特に健康に関連が深いであろうという8課ということで協議を行いまして、健康という視点で連携して行える事業、そういうものについては各課連携により進めていきたいと考えております。今後につきましては、さらに関連する課を増やしていければいいかなというふうに考えております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 今説明がありました協議を進めている健康に関連が深い8課とは具体的にどこですか。


○議長(石井由也君) 大澤課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) 今協議をしておりますところは総務政策課、住民活動推進課、環境課、産業課、福祉課、教育総務課、生涯学習課、健康保険課の8課でございます。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) もっともっと参加する課を増やしていった方がさまざまな事業展開ができるので、増やす方向で検討した方がよいのではないかと思いますが、どのように考えますか。


○議長(石井由也君) 大澤健康保険課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) 高萩議員のおっしゃるとおりだと思っておりますので、そのように考えてまいりたいと思います。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 先ほどの答弁の中で、地域ニーズに合った事業の推進とありましたけれども、これは2回出ましたけれども、地域ニーズの把握の方法はどのように考えているのでしょうか。


○議長(石井由也君) 大澤健康保険課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) 先ほどもたしか申したと思いますけれども、町の方も地域の方に入れてもらいまして、地域で活躍する皆様が中心となりまして、あくまでも仮称でございますけれども、「地域健康なまちづくり推進協議会」、こういう、会の名称はどうでもいいのですけれども、そのような組織を立ち上げていただきまして、その中で地域の課題やらニーズなど把握していけたらと考えております。当然6小学校区ごとにニーズは多少違ってくると思われますので、そのニーズに沿った事業展開を行っていけたらということで考えております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 今の答弁の中で、「地域健康なまちづくり推進協議会」を設置するという、こういうような答弁でしたけれども、これはどのような人で構成されるのか伺います。


○議長(石井由也君) 大澤課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) 各小学校区によって違ってくるものと思われますが、考えられる構成としましては、当然自治組織の方、地域内の各種団体の方、PTAの方、ふれあい推進委員の方、熱意のある住民の方、学校関係者、町の附属機関、それから、あと町の職員ですか、そういうものが考えられます。しかし、本来は地域の中で選抜していただくことが理想でございますので、地域によってさまざまな構成が考えられる、そう思いますので、特に固定した考えは持っておりません。


 ちなみに、竜角寺台地区では準備段階ではございますが、第1回の話し合いを行っております。構成としましては、自治組織の方、シルバークラブの方、PTAの方、それから、学校の方、それから地域で活動をしている方、地区保健推進員の方、それと町職員でございます。


 ただ、一番これで困るというか、もっとこんな方を入れた方がいいのではないかとか、こういう方をなぜ入れないのだというようなことが当然出てまいると思います。そういうのはやはり好ましい方向ではございませんので、地区の方と相談しながら少しでも多くの方が参加できるよう、また、地域の皆様にこういうことをやっているのだというのを知っていただけるような形で周知等で努めてまいりたいと考えております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 地域の中にはいろいろな方面で活躍していらっしゃる方が竜角寺台の方はいらっしゃいますので、なるべく多くの方の参加がいただけるように考えていただきたいと思いますがいかがでしょうか。


○議長(石井由也君) 大澤健康保険課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) 議員のおっしゃるとおりでございますので、なるべくそのような形で頑張ってまいりたいと思っております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) この事業は地域が主体となって事業を行い、それを町が支援するという、こういう形になると思いますけれども、地域の役割と町の役割についてどのように考えているのかお聞かせください。


○議長(石井由也君) 大澤健康保険課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) 基本的には地域の皆様との協働の取り組みということで考えておりまして、地域の役割として期待するものとしましては、1点目、地域の課題やニーズを発見し、解決に向けた計画づくりを行っていただきたい。2点目としまして、地域の方に広く啓発し、活動の普及促進を行っていただきたい。それから、3点目としましては、活動を担ってくれる人たちの発掘や実践に必要な環境づくりを行っていただきたい。4点目としましては、自分たちの地域づくりにつながることを理解し、積極的に活動に参加していただきたい。5点目としまして、さまざまな団体などの組織が健康なまちづくりを理解していただいて、積極的に活動を支援すると、そういうふうな状況になっていただきたいと考えております。


 町の役割といたしましては、1点目としまして、計画づくりや活動を職員も一緒になってやっていきたい。2点目としましては、学校とか公園、道路など、活動の場があるわけですけれども、そういう公共施設等の活用に当たって、手続の簡素化や使用範囲の拡大ができるよう町内部の調整を図っていくと。それから、3点目としましては、外部の講師などが必要な場合に交渉や、できればその費用の一部負担等も検討していかなければならないと考えております。4点目としましては、町の公募制補助金や国、県、民間団体等の補助制度の情報提供や申請手続などの支援というようなことを考えております。


 以上が地域と町の役割でございます。議員がおっしゃるとおり、地域が主体となって行動していただいて、それを町が支援するということを考えております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 今年度はモデル事業として竜角寺台小学校区で実施するという、こういう説明でしたけれども、他の地域についてはどのようにして広げていく用意があるのか、伺います。


○議長(石井由也君) 大澤健康保険課長。


○健康保険課長(大澤幸男君) この事業は先ほども申し上げましたように、町内すべての小学校区、6小学校区で実施する方向で考えています。今回のモデル事業を通しまして、他の地域の方々が自主的に実施していただけることが理想ではございますけれども、当面の間は町が先導していく必要があると思っておりますので、自治組織の代表者会議等の機会を通じまして事業の啓発を行い、まずは希望される地域から順次取り組んでまいりたいと考えております。何回も申しましてくどいようですが、最終的には6小学校区すべてで実施できるようにしてまいりたいと思っております。


 また、健康なまちづくりを推進していくためには、行政機関、行政の組織間はもとより、町民の皆様、NPO等の民間団体、企業、保健福祉や医療機関、そういうものが連携協働して推進していく必要がございますので、そのためには意識の共有化が必要であると考えておりますので、今現在ですけれども、健康なまちづくりに関する宣言、こういうものをして皆さんに知っていただくと、そういう中でご参加いただきやすい環境をつくっていきたいと、そのような形で考えておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) ただいまの質問の回答をもって事業の内容と進捗状況が大体見えてまいりましてありがとうございます。


 今年度、私は栄町の住民健診を受けたわけなのですけれども、この住民健診の結果説明会、これは2カ所に出席したのです。その中で、特にそこの健診の結果説明会に参加された町の職員の皆さんが、住民の生活習慣病などを改善するために一生懸命頑張っている姿が見られて私は大変うれしかったです。今後ともよろしくお願いしたいと思います。そして、さらに今回の地域モデル事業の目指すものは、健康な地域づくりをするということです。住民の皆さん一人ひとりが主体的に生きがいを持って暮らせるように、多くの方がこのモデル事業に参加されますよう、町の支援をお願いしてこの質問を終わりたいと思います。


 引き続き、乳幼児に移ります。先ほどの答弁では8月1日の状況についてお答えがありましたけれども、この10月1日から助成の拡大を実施するという自治体もあると聞いております。どういう状況か、手元に資料がございましたらお知らせください。


○議長(石井由也君) 中澤福祉課長。


○福祉課長(中澤寿司君) 県内全域の情報についてはちょっと把握しておりませんが、印旛郡ではこの10月1日から八街市が就学前まで通院の助成を拡大するということです。なお、佐倉市については現時点においても5歳児まで通院の助成を行っております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 今の課長の答弁ですと、10月以降、県基準で乳幼児医療費助成をしているのは印旛郡内では酒々井町と印旛村と栄町、この三つになるというわけですよね。そこで、乳幼児医療費助成金の18年度の支出額と平成19年度予算額と合わせて、就学前まで乳幼児医療費助成を拡大した場合の、どのぐらい財政がかかるか、また、お聞かせ願いたいと思います。


○議長(石井由也君) 中澤福祉課長。


○福祉課長(中澤寿司君) 過去の決算額から回答させていただきます。16年度決算では1,130万円、17年度決算では1,362万円、18年度決算では1,546万円となっております。19年度予算では1,928万円計上させていただいておりますが、この間通院については2歳未満だったものを4歳未満まで拡大し、入院についても先ほど説明しましたように、7日目から助成だったものを1日目からの助成対象と拡大しております。なお、子供たちの病気が毎年大体同じくらいかかるというものでもなく、ご質問の小学校入学前まで入院、通院の助成を拡大をした場合どのくらいかかるかというのは、非常に過去の質問でも答えの方、ちょっとお答えしているわけですが、今のところ担当課で見込んでいるのは大体400〜600万円前後ぐらいは必要になろうかと考えております。限られた予算をいかに有効に効果的に、そして福祉事業全体のバランスを考慮して予算編成をしておりますので、ご理解をいただければと考えております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 就学前まで助成を拡大すると400万円から600万円前後必要になると、こういう見込みだという答弁でございました。限られた予算を有効活用するというのは当然のことと思いまして、また、町としても国や県の補助金を活用して、少しでも助成拡大が可能となるようにするというのも一つの手だてだと思います。助成金等を活用しているという県内の自治体もあると聞いています。そこで、町としても補助金等の活用への対応はどうなっているのか伺います。


○議長(石井由也君) 中澤福祉課長。


○福祉課長(中澤寿司君) 町としても当然活用できる補助金あるいは交付金の調査の研究はしております。現時点で担当課、町としても検討しているのは補助金ではなく交付金というものを検討しております。この交付金は福祉限定ということではなく、町全体が対象ということでの交付金でありますが、乳幼児医療への助成も可能ということから申請を考えております。少しでも国等からの交付が可能であれば、結果として助成の拡大につながるのではないかと考えておりますので、今後もそういう方向で活用しようと思っておりますので、何度も同じような答弁になってしまいますが、ご理解とご協力をお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) どうも答弁が中途半端なのですが、最後に一言だけ確認したいと思いますが、この交付金などの申請を考えているということでございましたが、ということは、栄町としてはあらゆる手だてを使って乳幼児医療費を就学前まで拡充したいという意思表示ですよね。わかりました。どうぞ、言葉に言ってください。何かぶつぶつ言っているようで。


○議長(石井由也君) 中澤福祉課長。


○福祉課長(中澤寿司君) 先ほども何度か同じような回答で申し訳ないのですが、少しでも助成の拡大につながるようなことならば、町としても、課としても積極的に導入し、そういう方向につなげていきたいと考えておりますのでよろしくお願いします。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 乳幼児医療費は就学前まで拡充したいのだという、この町の方向性が確認されたと私はとりました。もう終わりです。


 子育て支援の方策として、手だてとして医療費の助成は非常に有効と思いますので、大変厳しい財政状況ですが、県の制度の拡充を求めながら、それこそあらゆる手だてを活用して、来年度には就学前までやはり助成拡大をしていただきたくお願いしまして、私はこれで助成を拡大していける方向が確認されましたので、この質問はこれで終わりにしたいと思います。


○議長(石井由也君) これで、高萩初枝君の一般質問を終わります。高萩君、自席にお戻りください。


 ここで、15分間の休憩といたします。


                               午後 2時08分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





                               午後 2時23分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





○議長(石井由也君) 岩井泰憲君の発言を許します。岩井君、質問者席に移動願います。


 〔4番 岩井泰憲君登壇〕


○4番(岩井泰憲君) 4番議員、岩井でございます。本日は通告に従いまして、住民税の誤課税問題についてと、それから、市町村合併の問題について質問をしたいと思います。


 それに先立ちまして、昨日の議会運営委員会におきまして、私と、それから、山田議員並びに金島議員とともに上程させてもらっている議員定数を2名削減する条例に関して、明日の最後に審議されるということが決定されたことをうれしく思っております。切迫する町財政を背景に、今回多くの議員の賛同が得られて、そして、可決されるということを私は信じて疑いません。


 さて、まずは住民税の誤課税事故について質問いたします。小渕内閣による恒久減税であったはずの定率減税が廃止されたのはこの6月のことです。年収600万円、夫婦と子供2人の家庭で年間約5万円の増税、年収700万円の場合には年8万2,000円の実質増税となったわけですから、家計に与える影響は決して小さなものではありませんでした。各地で増税に対する怒りや悲鳴の声が噴出し、当町においても多くの問い合わせがあったと聞いているところです。


 さて、このように国民の税金に向ける視線が厳しさを増す中で、当町において税金に関する重大な事故が発覚いたしました。事の発端は6月13日にさかのぼります。町内に住むある方は、役場からの住民税の納付書を見て驚いたと言います。それもそのはずで、同居する次男に対する請求税額が母や長男より大きかったというのですから。息子さんは現在大学に通う身であり、みずからの小遣いを稼ぐために週数回のアルバイトをするのみです。正規労働者並の収入を得るはずがありません。その日のうちに役場に対して課税誤りではないかと問い合わせたものの、即座には明確な回答を得ることができず、町がこのようなミスをするものなのかと思う余り、息子さんが不正な収入を得ていたのではないかと勘ぐってしまったとも言います。結局、既に転出しているはずの同姓同名の住民と取り違えたことにある誤課税、課税誤りであったことが判明したのです。


 さらに課税誤り事故はその1件ではありませんでした。7月下旬に行った問い合わせに対し、担当課は当初課税誤りは1件だけだ、その方の1件だけだと言っていましたが、8月に入ってから、合計で9件あったということに報告を修正しています。9件のうち最も大きかった課税誤り額は13万6,000円、合計9件の誤課税額が総額で99万1,600円というのですから、1件当たりの誤課税額は11万177円にもなります。もし、今回の課税誤りが発覚しなかったらと思うとぞっとするところです。言うまでもなく、町民は町が課税事務処理において、ミスがないよう万全の体制で取り組んでいると信頼した上で、納付の指示に従って納税しています。課税者と納税者の信頼を損ないかねない今回の課税誤り事故はどのようにして起きたのか、そして、二度とこのような事故が発生しないためにどのような対策を検討しているのか、実行していくのかについて答弁してもらいたいというのが1点目になります。


 続きまして、2点目の市町村合併についてです。21世紀は地方分権の時代であると言われています。地方自治体は意識や財政、そして、政策の面での体質そのものをこれまでの国依存から自主自立へと転換する大きな変革の時期にやってきているのです。このような中、真の地方分権を実現するために、住民に最も身近な基礎自治体である市町村がこれまで以上に行財政や、特に政策形成の面で足腰を強くし、分権の受け皿として自立性の高い市町村をつくっていかなければならないということは私が言うまでもありません。市町村合併が分権型社会への転換、地域社会への課題克服、地域活性化のための有効な手段と考えられ、昨年12月28日には新合併特例法に基づく千葉県市町村合併推進構想が策定されています。栄町が成田市、富里市などと2市4町での合併枠組みが示されているのは周知のところです。


 その中で、町は今後の市町村合併についてどのような可能性と見通しを持っているのか、これまでの経緯を踏まえた上で答弁をもらいたいと思います。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 町内にて県民税の誤請求があったと聞くが、その経緯及び発生原因と再発防止策について聞きたいとのご質問にお答えいたします。


 税務につきましては、日ごろから適正かつ公平な賦課徴収を努めなければならないのは当然であり、間違いを起こさないよう細心の注意を払って業務を行っておりますが、結果としてあってはならない誤課税を起こし、納税者の皆様には多大なご迷惑とご不快の念をおかけしたことはまことに深く申し訳なく、改めて深くおわび申し上げます。


 平成19年度町県民税の課税につきましては、5月15日に特別徴収分の納税通知書を6,424人分、6月12日に普通徴収分の納税通知書を5,352人分、合わせて1万1,776人の納税義務者にそれぞれ交付したところです。


 議員ご指摘のとおり、これらのうち、単純な課税誤りを起こしたものが合計で9件判明いたしました。内訳といたしましては、税額を算定する上での所得額の把握誤りが7件、所得控除額の把握誤りが2件でございます。


 これらの原因につきましては、課税データ入力作業における基本的な突き合わせ作業を怠り、さらに、その後のチェック段階におきましても誤入力を見落とした単純ミスによるものでございます。誤りのあった納税者の方に対しましては、自宅を訪問し、説明と謝罪をした上で修正した納税通知書を交付させていただきました。


 なお、再発防止策でありますが、それはチェック体制の強化に尽きると考えております。現在は課税データをパソコンシステムに入力する時点と、入力したデータを再確認する時点の計2回で行っていましたが、2回のチェックでミスが防げない以上、さらにチェック回数を増やすなどにより、入力ミスを厳正に検証できるシステムを構築するマニュアルを新たに策定し、フォローはもとより、職員一人ひとりの責任権限と課全体としての責任を明確にした上で、その徹底を図っていく所存です。


 また、毎年行われる税制改正により地方税法の中身も複雑多岐にわたっていることや、申告件数も年々増加していることから、業務量の増加が予想されるところでありますが、住民税は住民の自治意識とも密接な関係を持つ重要な税であり、このためにも適正かつ公平な課税に向け、職員の税務知識の向上を図るべく、研修等への積極的な参加や職員の意識改革、職場風土の改善を行っていきたいと思います。


 いずれにしましても、今後、二度とこのような単純ミスによる誤りを引き起こすことのないよう、税務行政に対する信頼回復に向け、職員一同全力で取り組んでまいります。


 以上です。よろしくお願いします。


○議長(石井由也君) 長?企画担当課長。


○企画担当課長(長?光男君) それでは、私の方からは市町村合併についてということでお答えをしたいと思います。


 栄町におけます合併の効果というご質問でございますが、議員もご承知のとおり、市町村合併は単独でするものではございませんで、該当する複数の自治体において、その効果が共有できる場合に有効な手段となり得るものでございます。栄町の場合においても同様でございまして、単に財政状況が好転するとか、町から市への昇格を望みましても、それは合併対象となる自治体が望むメリットと共有されていなければ合併議論は先に進まないということになってしまうと考えております。


 現在、町といたしましては、議員からもございましたが、千葉県から示されました市町村合併推進構想に基づく2市4町による合併を目指しておりまして、それらの共通する課題などから合併による効果が生じてくるものと考えております。具体的に申し上げますと、内部管理部署の合理化による経費の節減や、人口23万人の特例市への移行など、一般的な合併効果のほか、国際空港を核とした空港資源の有効活用と観光資源のネットワーク化など、地域特性を生かした効果があるものと考えております。


 さらに、事務レベルの会議ではございますが、2市4町における「成田地域合併・まちづくり研究会」においても、空港周辺地域全体の発展を目的としまして、国際空港都市としてのあるべき姿について、広域的なまちづくりの面から研究を重ねているところでございます。


 続きまして、今後の見通しと取り組みについてでございます。


 現行の合併新法は平成22年3月が期限となってございます。この期限が目標とされるところでございます。しかし、議員もご承知のとおり、先ほど申し上げました2市4町それぞれの現状と過去の合併経緯などを考えますと、期限を定めての合併議論の開始は難しい状況であると考えております。先般、新聞報道などでもございましたが、平成20年4月1日の合併を目指しておりました長生郡市合併協議会が休止となる報道もございましたが、短い期間の設定が一つの要因となったとの情報もございますので、合併自体を目的とした具体的な取り組みに着手するまでにはもう少し時間がかかるものと考えております。


 しかしながら、栄町を含みます空港周辺地域が国際空港都市として発展を遂げるためには、2市4町の枠組みにおける早期の合併が必要であるという考えに変わりはございません。今後とも、千葉県などと連携を保ちつつ、まずは合併協議基盤の設置に向け、粘り強く活動していきたいと考えております。


 また、市町村合併の実現には、議員の皆様方のご理解も必要不可欠でございますので、今後のご協力についても、あわせてお願いしたいと思います。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) それでは、再質問に移りたいと思うのですが、先に市町村合併についての再質問をさせていただきます。


 今、答弁の中で、今後期限を定めた合併は難しいという認識の中で、成田市等と連携を保っていきたいというようなことが強いて私が聞き取った、理解できた今後の準備と思えたのですけれども、それ以外に町の政策全般に関してでもあるのですけれども、どのような方針を持ち続けるべきであるのかとか、また、実現についてできることというのはそれ以外に本当にないのか、その点についてちょっとお聞かせ願えますか。


○議長(石井由也君) 長?企画担当課長。


○企画担当課長(長?光男君) 先ほども申し上げましたが、成田市との合併につきましては栄町単独で行うというよりも、県の方から示されました合併構想に基づきまして、2市4町一緒になって合併の方向に向かうというような考えでおりますので、その中で、現在、まだ研究会でございますが、今後それが特別職レベルの会議の方まで発展していくようになれば合併議論の方に深まっていくのではないかというように考えております。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) わかりました。少々ちょっと具体性に欠けるような気はしますけれども、結構です。前回の選挙を振り返ってもそうですけれども、――前回の選挙というのは市長選のことを言っています――成田の市長選においても、今年の1月ですか、急遽繰り上がって選挙が行われていましたけれども、そのときにも市町村合併に関しての市民における関心は決して高かったようにも正直思えなかったし、それに伴って余り触れたくない問題というような感じもあったのか、市議会議員選挙においても、そして、市長選挙についてもとりたてて突っ込んだ意見であるとか、または各候補、たしか3候補出馬されたと思いますけれども、3候補に独自色をあらわすような合併に関しての意見というのも見ることはできなかったと思っております。


 そういう中で、成田市または成田市民における市町村合併への意欲、関心とかというのはどうですか。何か判断、または認識しているところはないのですか。


○議長(石井由也君) 長?企画担当課長。


○企画担当課長(長?光男君) 成田市民の意向等については、申し訳ございませんが、まだこちらでは把握してございません。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 非常に雑駁な言い方をすると、成田市民においても合併をすることで、先日来も一般質問の中でありましたけれども、合併をすることによって事実上財政的な成田の優位性が失われるであるとか、また、財政力指数の低下という数字のあらわれによってマイナスになるのではないかなという意見も決して少なくないようにも思います。


 しかしながら、一方では、例えば私が在籍している成田青年会議所という社団法人の中では、合併に関しては決して後ろ向きではないのですね。また、成田商工会議所なんかも全体としてはどうかわかりませんけれども、少なくともトップの方なんかは知ってのとおり合併推進派だということは有名なところだと思います。しかるに、合併に関しての意欲という点については、時期が来れば私もまた変化する余地はあるのではないかなとは思っております。


 その一方で、また、町民、この町に、栄町について目を向けたいのですけれども、町民の市町村合併の意志というのは以前アンケート調査等もとったことがありますけれども、その後どのように判断しているのでしょうか。わかる点でお答えください。


○議長(石井由也君) 長?企画担当課長。


○企画担当課長(長?光男君) 議員おっしゃられましたとおり、以前にアンケート調査を行いまして、そのときのデータはございますし、現在においてもそれほど変化はしていないだろうというふうには考えております。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 私も非常に街頭、駅頭と言ったらいいですか、ビラ配りなんかをしていると、結構やはり市町村合併についての声というのは今でもよく聞くのですよね。どうなっているのですかという話です。


 差し当たって、もうちょっとまとめに入ってきてしまうのですけれども、2市4町案、例の市町村合併推進構想の2市4町案ではもちろん成田市の動向というのがかぎを握るところだと思うのですね。成田市はヒアリング調査結果の中で検討する、検討しない、どちらとも言えないという判断を示されています。つまり、新合併特例法の中で合併を検討していないとも言っていないのですね。そういう点では新たな市町村合併についての含みを私は十分に残しているのではないかなと思っております。また、小泉一成成田市長は成田市議会において、今は下総町、大栄町との合併を成功させるために新市のまちづくりを優先させるとしつつも、地域と空港の共生を目指したまちづくり、国際都市づくりとしてさらなる市町村合併の必要性についても実は理解を示しているのです。今年5月に小泉市長にお会いする機会があったのですけれども、その際、合併して行政サービスが低下してしまったのでは本末転倒であるし、単に大きくなるだけの市町村合併を懸念した上で、行財政改革を進め、むだをそぎ落とした上でのお互いに汗を流す合併であるべきだと指摘されています。その点で、栄町が財政健全化政策のもとに行財政改革を進めてきたことは評価できると思いますし、引き続き行政のスリム化を押し進めていくことがその点でも必要なのかなと私は考えます。


 市町村合併は相手方市町村の動きはもちろん、その他多くの人間がしがらみや思惑などが絡むもので、一筋縄でいくものではないことは私も理解しているところです。しかしながら、市町村合併を望む多くの町民の声を後押しに、ぜひ今後ともその点について町長みずから前向きに取り組んでいっていただければと思い、その点については以上といたします。


○議長(石井由也君) 長?企画担当課長。


○企画担当課長(長?光男君) 申し訳ありません。成田市が合併を望むとか望まないとかと発言していないというお話がありましたが、そのとおりだと思います。成田市も成田国際空港というような、あの巨大な施設を持っているわけですね。雇用面からすると6万人から7万人というようなところでございまして、成田だけであの国際空港を生かしきれていくのかについては、将来的に見て疑問を持っているのではないかというように考えています。そういったことを踏まえての検討する、しないではないかなと、商工会議所の方々もしきりに申し上げますのは、そういった点を考慮した上での発言だと思います。私どもの町としても、決して合併について後ろ向きとか進まないとかということではなくて、ぜひとも前向きに進んでいきたいというように考えておりまして、先ほどもちょっと研究会のお話をさせていただきましたが、その中の内容を少しだけ申し上げさせていただきますと、広域的なまちづくりというような面から、成田空港を生かした広域的なまちづくりということで、空港圏の各種計画の見直しですとか、それから、目指すべき国際空港都市の姿ですとか、一体的なまちづくりの効果とか課題、これは2市4町の、そういったものの検討、それから、市町村合併による課題活用の可能性、あるいはまた人口減少と合併による行財政の効率化等々について、今後検討していくというような状況になっていますので、2市4町一体となって前向きに合併には全力で進んでまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) それでは、住民税の課税誤りの件につきまして再質問を行いたいと思います。


 先ほどの答弁によると、ちょっとどのようにして起きたのかがわからなかったのですけれども、つまり原因として基本的な突き合わせ、突合を行ったのですよね。それでもミスがあって、それを2回やっているのですかね、さらにチェックをしている、入力時のチェックを行ったにもかかわらず、そこでもミスがあって、ということなのですけれども、それは何か背景は考えられないのですか。例えばですけれども、どうしても間違いやすいような環境があるだとか、どうしても遅くまで残業が続いた中での仕事になっているので、ヒューマンエラーが発生しやすいであるとか、その点についての分析はないのでしょうか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) それでは、具体的に課税誤りということでしょうか。それでは、具体的に課税誤りについてお話いたします。


 課税誤りについては、それぞれケースが違いますので、まず、所得関係からといたしましては、現在の税システムは住民記録システムと連動しており、氏名・住所・生年月日・個人番号・世帯番号のいずれかを入力することによって課税データを入力及び確認できるようになっていますが、最初の入力時は通常氏名で検索して入力します。確定申告の写しが税務署より送られてきたので、その課税データを入力しようとしたところ、1名の該当者が検索されました。この段階で同姓同名の方が複数存在すれば当然に住所・生年月日と申告書を突き合わせた上で入力画面に入るわけですが、今回のことについては、そもそも確定申告をされた方につきましては平成19年3月に転入してきた方であり、本町の課税権がないため、氏名で検索した場合別人1名しか該当してこなかったことから、住所等の確認を怠り、そのまま別人の課税データにより課税計算してしまったところによるものです。


 また、2回目の入力作業についても個人番号により該当者を検索し、入力されたデータが課税資料と一致しているかチェックするのですが、この方の場合は再度氏名で検索したため、この際も住所の確認を怠ったと考えられます。


 また、ほかの件については、年金収入についてですけれども、申告書から入力する際に、年金収入の欄に記載されているものを給与収入と誤入力をしてしまったものです。原因としましては、申告書及びシステムをよく確認していなかったため、2回目のチェック者においても合っているものと思い込みをして処理をしてしまいました。


 次に、申告者本人は参考資料として同一世帯の給与報告書を申告時に持参をして添付をしたところ、その参考資料だった給与支払報告書の収入を、そのまま申告者の収入として入力課税してしまったものです。原因としましては、参考資料として持参した家族の源泉徴収票を、氏名等を確認しないまま本人の収入と思い込みをして入力してしまったところです。


 次の場合は、営業所得として申告を済ませたが、申告後に勤務先より給与支払報告書が郵送されたため、その分を給与所得として入力したため、所得が二重になってしまったものです。原因としましては、申告書及び給与支払報告書の突合をしていなかったための確認不足であります。


 次に、申告書に専従者として申告をしてあったにもかかわらず、給与支払報告書の届けがあったため、別の所得として入力課税をしてしまった。原因としましては、申告書及び給与支払報告書の突合をしていなかったための確認不足。


 次に、控除関係といたしましては、控除額の入力漏れ、原因としましては、昨年中に家族の状況が変わったにもかかわらず、前年と同様の確定申告をし、そのまま提出をしてしまいましたが、その申告書を見て入力、申告者は後に状況が変わっていることに気づき、修正申告をしました。その修正申告をシステムに入力、次の点検者が確認をする際に修正申告書でチェックをしないで修正前の申告書でチェックをしたため、控除が間違った控除に戻ってしまいました。


 次の場合は、配偶者特別控除が夫と妻で逆に入力、原因としましては、夫は自営で所得はあるが妻の所得が多いため、夫は妻の申告に自分を配偶者特別控除として記載し提出したが、入力をする際に申告とは逆に入力してしまいました。


 具体的な内容としては以上でありますが、このように単純な人的なミスで、チェック体制について確認不足だったということであります。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) ちょっと今すぐ言われたものを即座に分析というのは非常に難しいのですけれども、大きく分けると今二つあったのですよね。一つは同姓同名の別人に誤課税してしまったケースと、それから、奥さんの障害者控除額を入力漏れしたのを、訂正申告があったにもかかわらず別の間違ったままのものでという、この2件については状況が転出、そして、新たな転入があったという、ちょっと想定していなかったようなものによるトラブル、間違いですね。それと、ほかの点についてはいわゆる本当に単純なミスと言えるようなミスなのですけれども、さて、ではその単純なミスが今回、単純なミスだけで7件ですね、そういう分類をすると、計9件ですけれども。これ、当然前年度までに同様の過年度分について課税誤りのケースというのはありますよね。これはどういう状況なのですか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) それでは、過去の誤りについてご説明いたします。


 毎年度当初課税を行った後に、課税台帳と申告書等課税資料、源泉徴収票とを突き合わせ、間違いがないか、申告内容の再チェックをしております。その際に扶養状況の確認と未申告者のチェックもあわせて行っております。今回過去の課税につきましてはこのように毎年度申告後に確認をしております。その中で、毎年数件の課税誤りが見つかり、その際に税額更正をしており、納税者の方には伝えております。


 その件数の内訳でありますが、18年度においては6件あり、内訳は所得誤り3件、控除誤り2件、同一世帯での誤りが1件、金額にして21万5,200円の誤課税。17年度は3件で、内訳は所得誤りが1件、控除誤り2件で、金額は12万3,200円の誤課税。16年度は所得誤り1件で14万6,600円の誤課税。平成15年度は5件あり、内訳は所得誤り5件で226万1,300円の誤課税。平成14年度が5件で、内訳は所得誤り5件、金額は119万5,100円の誤課税がありました。5年間で所得誤りが15件で381万8,100円、控除誤りが4件で12万3,300円、そのほか1件で、これは税額変更ではなく、合計で20件、金額は394万1,400円であります。


 これらはすべてそれぞれの年度内に納税者の方々に通知を差し上げ、年度内処理をしております。なお、住民税の納期は6月、8月、10月、1月と年4期の納期になりますので、それぞれの納期で誤課税分について調整をさせていただきました。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 今年度課税誤りの平均額は先ほど11万177円だったのですけれども、この額でも相当大きな額だなと思っていたのですが、年によっては、例えば今の報告で言えば平成15年、5件で226万ということは1件当たり40万円、ものすごい大きなケースがあったのかもしれませんけれども、ちょっと驚くべき数字ではないかなと思います。


 このようなことについて、これまで住民に対してこのような課税誤りのケースがありましたよというような形で発表といいますか、情報の公開というのはしてきていますか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 間違った納税者の方にはそれぞれ説明はしていますけれども、公の場で、広報等には掲載しておりません。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 各家庭に通知するというのは当然ですよね。まさかしないわけがないので、ということは事実上情報の公開を行ってきていない。


 ところで、ちょっと話、少しずれますけれども、これは私は9月5日に、今月の5日に川田課長に対して過年度分の課税誤りの事故について問い合わせたところ、その時点では整理された状況にないというふうな回答が得られています。これは間違いないですよね。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) こういうような質問がありましたので、その後5年間の分を確認して調べました。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 9月5日というと今から2週間ほど前にさかのぼるのですけれども、そして、当日、それから1日、2日、3日たっても回答は得られていなかったのは、これはその当時、9月5日の時点で過年度分の課税誤りについて各年度においてその資料を整理していなかったということが類推できるのですけれども、どうですか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 今システムの中で調整していますので、そのシステムを見ないとできないもので時間がかかるから調べるのがちょっと遅れたわけです。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 私の推論はこういうことです。各年度について整理されていない、まとまったペーパーで残っていないということは、各年度で課税誤りがあったという事実が、これは町長であるとか、上の方にと言っていいのかわからないのですけれども、十分な報告がなされていなかったのではないかという懸念があるのです。その点についてはどういう考えでしょうか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 町長への報告でありますが、栄町事務決裁規程の中にありまして、税務課長の決裁事項とありますのが、町税の賦課額の決定及び更正とあります。その中で専決事項でありますので、税務課長の決裁でありますけれども、町長の方には更正内容について、概要については話はしております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 今、一言で概要という言葉で片づけられそうになったのですけれども、つまり整理されていた状況ではなかったというのに、どのような報告をされたと想定しているわけですか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 先ほどシステムとありましたが、紙でも残っておりますので、その分であります。課税台帳というものがありますので、そちらの方で1件1件ありますので。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) もう一度聞きます。概要というのは、先ほど使った概要というのはどういうことですか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) どういうものが間違っていたのかという、そういうことです。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) ちょっと押し問答になってしまいますので、どの程度の報告がされたいたのか、これは町長だけではないことですよね。総務政策課長であるとか、この税務についての事故があったことについて十分な報告がされていたのかについては、先ほどから申し上げているような理由により少々の懸念を私は持っております。


 では、ところでですけれども、話をちょっと戻します。つまり、情報の公開がこれまでされてきていないのですよね。このような、これこれこういうケースがあった、例えばこれは川田課長にも伝えてありますけれども、他の市町村での課税誤り事故について情報公開しているケースももちろんあるわけです。


 最近で言うと、近くの佐倉市で、市民税の賦課データで老年者非課税措置廃止に伴う経過措置の該当者の有無についてチェックをしたところ適用漏れがあったということで、計31件、2カ年分です、平成18年度と平成19年度の分で計31件、計28万700円についてホームページを通して情報の公開を行っているのですけれども、なぜ栄町においてはそのようなことを行ってきていないし、今回も行う予定がないのですか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) ホームページと広報の公表についてということでありますが、ホームページ、広報などの公表の掲載については制度上の誤りやプログラムの不具合により生じた課税誤りについては納税者全体にかかわることなので知らしめる必要があると思いますが、ホームページ、広報などについて、課税についての内容を説明する必要があると思いますが、今回の課税誤りについては人的な課税誤りであり、また、課税資料をもとに全件再調査、再確認をして該当した納税者の方に対しましては説明と謝罪をした上で修正をしておりますので、ホームページ、広報などへの掲載については考えていません。


 佐倉市の関係なのですけれども、佐倉市の関係では住民税のプログラムミスによる課税誤りと聞いておりますが、その際にはホームページに載せるということで聞いております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 今回の場合には人的なミスである制度上、システム上のミスではないから公表するまでもないということだと思うのですけれども、しかしながら、先ほどから言われているように、例えば今年度9件のうち単純な人的ミスが7件も発生しているわけなのです。これまでも毎年毎年、昨年が6件、その前が3件、年によっては226万円、または119万円という非常に膨大な額のミスが生じているわけです。なぜ私は情報公開をするべきかというと、そのようなチェックをするのが町だけではなくて、町民、納税する側の立場でも、納税する側の人たちでもちゃんとこういうケースがあって、このようなケースで、例えば控除の部分で控除していなかったとか、また、所得のところでミスがあったとかというようなケースを公開することによってミスを防ぐというのが、担当のこちらの、課税する側だけではなくて納税する側でもチェックするという気構えが生まれるはずなのですよ。そういう点で、ああ、こんなところをこんなミスをしてしまったということは栄町にとっての不名誉になるだとか、そんな余計なことを勘ぐられないような、ちゃんとした体制をとってほしいのですけれども、改めて情報公開の必要性についてお答え願います。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) ホームページ、広報などについては掲載について、今のところは考えていませんでしたけれども、この先検討していきたいと思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 前向きな回答であると、何%でしたっけ、60%ぐらいでしたっけ、の確率で実現してくれるのではないかなと思います。


 それでは、その次、さらに行きます。冒頭に紹介いたしました親子についてですけれども、今回間接的な損害について訴え、または今後こういうふうにした方がいいのではないかと、改善策を好意によってメール等で数回出して、そしてやりとりがあったわけです。しかしながら、両者の意見が平行線をたどり、そして最後は理解が得られないようならば、司法の場で判断していただくしかないものと考えておりますとの手紙が送られてきたというふうに聞いております。せいぜい数百円程度の、携帯電話等の使った額についてこだわったのは、それはお金の問題ではなくて、町役場の誠意ある対応を求めてのものではなかったのですか。しかし、その数百円ほどの損害に対して、町役場が突きつけた言葉は司法の場の判断ということなのです。現実的に考えて、あり得ない話ですよね。つまり、見方を変えるならば、もうこれで終わりにしてくれというふうにとられても何らおかしくない、そういう回答なのです。


 住民からの声を一方的に突き放し、幕を閉じさせたのと等しいと思うのですけれども、そもそもは町役場のミスによって生じた事故であるということをかんがみれば、被害者である住民への配慮を余りに欠いた回答と言わざるを得ませんが、今回のその司法の場発言についての真意を聞かせてもらいたいと思います。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) メールでのやりとりの中で司法の場と書きましたのは、町としては間違いが起きることを前提に予算を組むことはできませんし、また、本来こういうことがあってはならないことでありますので、予算を組んでおりませんし、また、予算項目もありません。町行政ではこれまで電話代の実費弁償という前例はなく、さらに電話代が認められた凡例も見当たらないことから、因果関係の判断が難しい電話代を弁償することは現時点でできないものでありますので、電話代のお支払いについて請求が来ても、それが妥当なものなのか、町では判断がつきかねないので、第三者にゆだねるということで、そういう意味で書いたものであります。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 結果的にという以前に、そもそもその文言が相手方、住民の方の気持ちを逆なでするようなことになるということは予想しなかったのですか。さらに言えば、今回のその発言について、回答について何ら釈明する余地もそういう必要もないと考えているのですか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 議員もご存じかと思いますが、ここまで来る間に相手の方とは何回も話し合いをしてきました。その中で相手方が理解ができなかったということでありますけれども、それで、町としてもそういう予算項目がないので、電話代等を支払う金額がありませんので、謝罪をするということで何回も謝罪には行きましたけれども、ただ、その中でどうしても許していただけなかったということでありましたので、こういうふうに表現してしまいました。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) もう一度聞きます。釈明とか謝罪の、その点についての必要はないと考えているのですか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 謝罪と、13日に相手の方のところに説明と謝罪とおわびにお伺いしまして、その際に課税誤りについては理解をできたということでありましたので、それでその場は引き上げてきましたので、謝罪についてはその後もメールとか手紙でそういう謝罪はしてきました。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 私の質問の趣旨と違うのですけれども、今言っているのは、司法の場発言について言っているのです。司法の場発言、その回答について釈明とか謝罪の必要性は感じていないのかと聞いているのです。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 司法のということでありますけれども、ただ、町としてその電話代等を請求されても、その電話代がそれに本当の妥当なものなのかというのは判断がつかないためにそういうふうに書いたものであります。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) ちょっと、ちゃんと答えてもらえませんか。私が言っているのは、最後の司法の場発言、司法の場にゆだねるしかないですねと言った、あの回答書について釈明または謝罪する余地はないのかと聞いているのです。


          〔「なければ、ないでいい」という声あり〕


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 司法という言葉を使ったことに対しては相手の方には申し訳なく思っております。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) わかりました。それでは、さらに、ちょっと時間がないので急ぎます。


 納税者の申告誤り等によって、栄町の事務処理のミスではなくて、納税者の申告の誤りによって過納税してしまうというケースもあると思うのですけれども、その場合に納税者の申し出により過納税分の還付ができるはずなのですが、その点についてどうですか。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 過納分については地方税法にもありますように、還付はするようになっております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) そうですよね。どうしても申告上のミスで多く払ってしまった、4回に分けての分納で、1回目ちょっと多く払ってしまったというケースというのは当然あり得る話なのです。そういうときに納税者の還付申請があれば還付するというのが筋だと思うのですけれども、しかしながら、今月の10日、町内のある方が過納税部分について電話にて還付の申請をしたのです、今のケースですね。そうしたら、前例がないとして拒否をされたと言います、一番最初。しかしながら、これは自分のお金ではないかと、払い過ぎてしまったのだけれども、しかしながら、これは返すのが筋であるし、他の市町村の事例を見ても当然返すべきではないかと。しかし、そのようなやりとりを30分近くやって、そして、渋々還付しますというふうに回答したというふうに私は聞いておりますけれども、そのような事実はありませんか。9月10日です。


○議長(石井由也君) 川田税務課長。


○税務課長(川田淳一君) 年税額については年4回ありますので、4期分で1期が納期が過ぎて納税されている場合については2期、3期、4期でその税額を更正することになりますので、2期、3期、4期で税額を変更して、その相手方に通知します。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) その方のケースは一番最初、当初は30万800円という税額になって、1期目で7万5,800円払ったそうなのですよ、7万5,800円。しかしながら、修正後は11万4,600円だったのですね。11万4,600円を4回に分けて1年間で払っていくべきものを1回目で7万5,800円払ってしまったのですよ。これは一番最初はその方の申告のミスでした。その後に、ちょっと返してくれないかと、4回分に分けて、それで結局還付してくれないかというようなことで、それに対して、僕は当然の申請だと思うのですね、非常に大きな額ですから。しかし、渋々還付しますとその場で回答したのですよね。しかも、絶対できないというわけではなかったのですよね、逆に言うと。還付することができるにもかかわらず、しかしながら、前例がないという理由で拒否しようとしていたのですよ。拒否し続けたのですよね。その点については当然反省をするべきだと思うのですけれども、いかがですか。


○議長(石井由也君) 帯金総務政策課長。


○総務政策課長(帯金冨夫君) 今の実例で申し上げますと、例えば1期、2期、3期、4期ございますよね。10万、10万ありますよね。それで、1期で10万円ですから、2、3、4期、これが例えば11万円、12万円ですね、2、3、4期で12万円になったとしますと、その1期目の10万円については還付の対象にならないのです。2、3、4であとの残りの2万円を分けて納めていただくというのが税法上の制度でございます。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) その点についてちょっと私はその場で今確認はできませんけれども、では、逆に言うと、その担当の方は還付することができるというふうに回答していますよね。では、それは誤りだったということですか。


○議長(石井由也君) 帯金総務政策課長。


○総務政策課長(帯金冨夫君) その辺については確認した上でお答えしたいと思います。いかがでしょうか。


 それと、先ほどの件ですが、納税告知ということがございますので、納税通知書の何枚目かにはこういうふうな課税標準でこういうふうに計算して、こういう税額が出ましたというものがございます。それで誤りがあった場合には申し出てくださいという、そういう納税の告知の点がございます。


 それと、先ほどの司法の場ですね、司法の場についてでございますが、私どもも大分やりとりはやりました。やった結果において非常に言葉の用法については悩みましたが、あのような表現をしたということでございます。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 総務政策課長の答弁が得られるのだったら早目に言っていただければありがたかったと思います。


 今回の住民税の課税誤りがこれまで毎年あったということがだれにも知らされていなくて、今後このような事故が発生しないよう万全の対策をとり徹底していくということは当然だと思います。しかしながら、情報の公開を積極的に行うことで、今後住民の方々にもミスを防いでもらうためのチェックを図ってもらう等というのは、私は必要ではないかなと思います。


 最後になりますけれども、税金の今の還付の問題も少々の不信感が残りますし、それから、情報公開の件、そして司法の場云々の回答については、できれば住民の立場、視線に立って行政をとり行っていただければと思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) これで、岩井泰憲君の一般質問を終わります。岩井君、自席にお戻りください。


 ここで、15分間の休憩といたします。


                               午後 3時25分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





                               午後 3時42分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





○議長(石井由也君) 秋山 誠君の発言を許します。秋山君、質問者席に移動願います。


 〔12番 秋山 誠君登壇〕


○12番(秋山 誠君) 12番議員、秋山 誠でございます。久しぶりの質問で緊張をしております。時というものは同じリズムで刻まれるわけですが、人それぞれによって時間についての考え方、取り組み方の違い、あるいは自分を取り巻く状況等によって短く感じたり、長く感じたりするものでございます。年齢を経れば経るほど、1年間があっという間に終わってしまうという声をよく耳にしますが、人間も限りある生命体ですから、先行きを考えてその心境になるのかもしれません。


 さて、川?町長が町長選を勝利し、就任してから3年半が経過をいたしました。まだ1期4年間の途中であり、締めくくりという意味で使われる総括の質問は適さないし、答弁しにくい面もあるかもしれませんが、選挙戦まであと半年になりましたのであえて質問をいたします。


 質問事項は、川?町政について、質問要旨は町政運営の総括とそれを踏まえた栄町の将来像をどう描いているかでございます。答弁をお願いいたします。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) お答え申し上げます。皆さんのご支持をいただいて町長に就任させていただいてから3年と6カ月という、もう過ぎてまいりまして、議員、総括というようなお話がございましたけれども、3年6カ月を振り返ってという形で少し述べさせていただきたいと。久しぶりに私の方もちょっと文章化しましたので、読まさせていただきたいなと。今まで読んだことがないのですけれども、ちょっと長くなるのですけれども、ご了解をいただければなと思っております。


 振り返ってみますと、就任当時は少子高齢化の進行と先の見えぬ経済情勢などから、国の財政力というものは低下しておりまして、補助金及び地方交付税の見直しや税源の地方への移譲という、いわゆる骨太の方針に基づきます三位一体改革が定められるなど、地方分権が加速する時期でありました。


 しかしながら、16年度は特に税源移譲に先立ち、地方交付税が先行減税されました。多くの地方公共団体は一層の行財政改革を強いられることになったわけでございますが、私どもの町でも思わぬこの地方交付税の減額で予算割れを起こしました。頼みの財政調整基金もなく、16年度は実際は赤字決算を覚悟いたしました。


 その後、財政健全化に向けた取り組み状況は、議員の皆様方もご案内のとおりでございますけれども、町民の皆様方のご理解、あるいはまた、議会の皆様方のご協力のもと、町政運営をしてきているというのが実情でございます。


 町民の皆様方への行政サービスにつきましては、質・量とも低下しないように心がけてまいりましたが、思わぬ財政状況から、結果として図らずも町民の皆様方にご負担増や行政サービスの縮減など、ご迷惑をおかけしてしまった面もございます。


 しかし、「できるところから」あるいはまた「できるものから」の考えのもと、大規模な事業は栄中学校の耐震大規模改修と安食保育園の増改築など、安心安全面から限定し、いわゆる投資的経費は必要最小限とし、少ない財源を効果的に有効に活用することを第一に、生活優先で一歩一歩確実に対応してまいったと思っております。


 具体的に何点か申し上げますと、行財政面では、就任直後から大変厳しい財政状況でありましたことから、町財政の立て直しが急務と判断いたしまして、17年度に達成すべき目標値を定めました「財政健全化計画」を作成し、公表するとともに、「栄町行財政改革大綱」の策定を指示し、スタートをさせました。さらに、行政経営改革宣言を行いまして、組織としての方針や使命、いわゆるビジョンやミッションでありますが、民間企業では極めて当然の方法でありますが、この役場内におきましてもそうした考え方を導入し、さらなる改革に現在も取り組んでおります。


 次に、行政のスリム化につきましては、民間委託の推進としまして、管理経費の節減と施設利用におけるサービスの向上を目的に、「ドラムの里」におきまして指定管理者制度を導入し、NPO法人栄町観光協会を指定先といたしました。これによりまして、町直営ではできなかった細やかなサービスや施設の運用、他団体との連携等がスムーズに行われるようになったのではないかと思っております。


 また、下水道終末処理場におきましては、全面的な委託よりも職員が実施した方が効率的であると判断し、民間企業との協働体制を確立しつつ、技術的な面などを考慮し、職員対応が図れる分野を職員対応とするということで委託費の軽減を図ってまいりました。


 また、公の施設全般について検討を加え、その使命を終えているものや指定管理者制度への移行について検討を加えたところでございます。指定管理者制度への移行につきましては、栄町の現状から見ますと時期尚早の点もあり、ドラムの里だけではありますが、今後とも費用対効果を十分に検討し、メリットが生じるものであれば順次移行してまいるつもりでございます。


 次に、町税などの滞納が増加する傾向にありましたことから、18年度より税務課から収納分野を独立させ、新たに収納課を創設いたしました。納税は国民の義務の一つではありますが、ただ、その義務を前面に押し出すだけでは納税意欲の向上にはつながってまいりません。税行政に対する信頼性を高めていくことが必要で、そのためにも各種税等に関して専門的に対応していくことが求められ、結果として収納率向上につながるものと考えております。


 ちなみに18年度は90.9%ということで、過去5年間においては最高の収納率になっております。


 次に、第2栄橋に関してでありますが、皆様方ご案内のとおり、若草大橋と命名され、18年4月に開通をいたしました。しかし、国道356号線バイパスまでの接続であり、その先線についての方向性が定まっておりません。現状でも、渋滞を避ける車両が生活道路に入るという、本当に弊害があります。今後、ますますそういう状況になることが想定されるわけでございます。就任時から周辺4町村で協議会を設けまして、県に対しまして毎年積極的に要望活動を行っております。今後も継続して県道路計画への位置づけや事業化に向け話し合いの場を持っていきたいと、このように思っております。


 次に、教育面でございますけれども、完全週5日制が導入されましたことから、その弊害として学力低下が懸念されております。そこで、学力向上の面から、県教育委員会に対しても学校補助教員の配置を要望しておるところでございますけれども、全小・中学校には配置されておりません。そういうことから、町単独予算にて教員資格を持った方々を採用し、県から配置された職員と合わせて全小・中学校に配置をいたしました。主に、算数・数学、中学校の英語を中心に小グループに分けましての学習を行っておりまして、きめ細かな指導と学力向上を図っております。


 また、障害のある子供たちの自立や社会参加に向けて、北辺田小学校と布鎌小学校には知的障害者特別支援学級を、さらに、布鎌小学校、栄中、栄東中学校には情緒障害特別支援学級をそれぞれ開設し、個に応じた適切な授業をいたしております。


 校舎、体育館などの教育施設整備の面でありますが、長年の懸案でありました栄中学校の耐震・大規模改修工事を昨年度実施をいたしたところでございます。今後は、布鎌小学校の体育館の改修に向け、今年度、設計を行う予定であります。次年度には工事着手をする計画であります。そうしたことによりまして、未改修の学校は、北辺田小学校の校舎及び体育館ですが、これらにつきましても状況を見ながら手法を検討してまいりたいと、このようには考えております。


 続いて、産業面ですけれども、地域特性を生かしました丹波の黒大豆については「どらまめ」の愛称で栽培の普及・拡大を図ってまいりました。栽培面積も18年度末で22ヘクタールと当初の10倍の規模に拡大し、さらに加工品としてドラムアイス、きな粉の商品化も実施しており、この10月には黒大豆の焼酎も完成いたします。今後は、流通販路の確保については側面支援を行うとともに、引き続き、黒大豆を活用した加工品の研究・開発に力を注ぎ、栄町の特産として広く認知されるよう関係機関等と協議しながら、どこかの知事さんではないですけれども、私も積極的に販路の拡大に寄与しようかと、このようには考えております。


 次に、安心で安全な農産物の生産拡大という面でございますけれども、飛散する農薬が原因となりまして、有機農産物に関する認証に支障を来すおそれがないよう、今年度から希望者に対しまして、有人ヘリコプターによる水稲病害虫防除から、飛散の少ないラジコンヘリコプターへと移行をいたしました。また、農地の規模拡大に意欲のある方や、積極的な農業経営を目指している方々を地域農業の担い手として位置づける認定農業者については、平成15年度末は21名でおりましたが、平成19年8月末現在で27名と増加するようになりました。町といたしましては、対象農家が認定農業者に移行してもらえるよう、今後とも継続して誘導し、農業振興を進めてまいりたい、このようには考えております。


 次に、環境面でございますけれども、ごみの排出抑制と資源化の促進などを目的に、平成18年1月に一般廃棄物収集運搬手数料の改正を実施させていただきました。あわせて、ごみの分別ルールブックを作成し、分別の徹底を啓発した結果、可燃ごみに含まれていた資源物が本来の分別区分であります資源物に移行していただけたことによりまして資源化の促進が図られたということがありました。今後も啓発に努め、さらなる減量化、資源化に努めてまいりたいと、このようには思っております。


 次に、安食駅北口改札についてでありますが、就任後、JR千葉支社と現地、そして、安食駅で協議を行いました。JRといたしましては、安食駅に限らず裏口的な北口改札の新規設置は行わないというような回答をいただきました。町としては駅舎の橋上化について、先進自治体の状況を確認するなどしておりますが、あわせて、いわゆるバリアフリー法に基づく、駅舎のバリアフリー化の事業期限が迫ってまいっておりますことから、現在、エレベーターの設置場所について検討を行っているところでございます。


 次に、住民活動の面でありますが、防犯活動や環境美化など、住民主体の新たな公共活動が展開されるようになりまして、地域の身近な課題解決とともにコミュニティの醸成などが確実に進んでまいりました。これらの活動をサポートしてきた住民活動支援センターも、単に施設の利用だけではなく、活動者間の交流を推進するとともに、具体的なアドバイスなど、重要な役割を果たしてまいりました。


 こうしたことによりまして町民の皆様方の地域への関心が徐々に高まりを見せ、暮らしの中での課題を自分自身の問題として積極的にとらえる変化が生まれてきておりますので、今後とも活動への支援と連携を進めてまいりたいと思います。


 次に、子育て関係では、老朽化が進んでおりました安食保育園の増改築などの施設整備として2年間にわたりまして補助を行い、定員を増員し、待機児童の抑制や保育環境の向上に努めてまいりました。また、少子化対策におきましては、乳幼児に対する医療費助成といたしまして、2歳未満から4歳未満へ対象者を拡大してまいりました。しかし、まだまだ不十分な点もあろうかと思いますので、今後も国・県に助成拡大を要望しつつ、町においても財政状況を見ながら検討をしていかなければならないと、このようには考えております。


 次に、障害者の自立支援を促進するため、栄町福祉作業所を地域活動支援センターに、栄町簡易マザーズホームを障害者自立支援法に基づく指定事業者にそれぞれ位置づけをいたました。また、平成19年度から千葉県からの委託を受け、障害児等療育支援事業も実施し、各種学校への巡回相談を行いました。さらに、相談支援事業といたしまして、社会福祉法人印旛福祉会地域生活支援センター「一歩」というのがあるのですけれども、そこに印旛村、本埜村、栄町で共同委託をして、総合的な相談窓口を役場以外にも設けたということでございます。障害者の方々が地域で安心して暮らせる社会の実現を目指していく、こうした取り組みが重要であると考えておりますので、今後とも支援を行政として行っていきたい、このように思っています。


 次に健康面でございますけれども、近年、生活習慣に起因する疾病や要介護状態になってしまう人々が急速に増加し、医療費等の増大などが深刻な社会問題となっております。そうしたことから、町では健康さかえ21計画を平成17年3月に策定し、予防面では国保ヘルスアップ事業を18年度から実施いたしました。


 また、基本健康診断についてでありますけれども、健康診断の結果につきましては、従来は郵送により送付していたものを、それを取りやめまして、健診結果説明会を開催することにいたしました。これにより適切な医療行為につなげていただくと同時に、一次予防の視点から生活習慣を見直すことで、生涯にわたって健康的に暮らしていただけるような支援ができるのではなかろうかと思っております。


 また、計画の目的であります保健・医療という、これまでの枠を超えて、まちづくりの視点からだれもが心豊かに生活できる社会の実現を目指すために、今年度に竜角寺台小学校区にモデル事業として地域活動を主体として、地域、学校、行政の連携と協働により地域健康まちづくり事業を実施いたします。まだ、啓発・啓蒙の段階でありますけれども、健康づくりは後期基本計画の最重要課題として位置づけておりますので、積極的に取り組んでまいりたい、このように思っております。


 最後に、市町村合併でありますけれども、現在の状況下では合併は本当に厳しいということは今まで何人もの議員さんの質問にもお答えしておりますし、過去にもそういう話をさせていただいたわけでございますけれども、これは合併に結びつくということでないという説明を何回もさせていただいておるのですけれども、今までの経緯ですと、空港圏ということで、以前の2市4町を成田で組みまして、富里、芝山、多古が離脱した当時の2市4町ですけれども、そこの1市2町が空港圏という縛りの中で枠組みが決められておりますので、それではいかんということで、成田空港圏というものに着目をいたしまして、それでやはり空港とともに生きる栄町を目指そうという意識を持とうということでありまして、その成田空港圏自治体連絡協議会と地域振興連絡協議会という二つの組織のメンバーとしてお認めをいただいておりまして、いろいろその中で情報交換などをしております。


 そうした中で、空港圏の2市4町という、その中で私どもが入ったということは非常にマイナスというよりもプラスに働いておりまして、そういう関係では本議会いろいろと、また、町村合併で質問がありましたけれども、その中でお答えしたような感じでもありますけれども、昨年の12月に千葉県から示されました市町村合併の推進構想の枠組みについても成田、富里、神崎、芝山、多古、そして、栄町という2市4町で広域的なまちづくりをしましょうというメンバーに入れたのも、その理由があるのかなと自分自身は思っております。


 しかし、今、そういう中で、事務レベルで、何回も言いますけれども、地域の発展のための研究会を重ねておりますので、これを首長クラスにも発展させなければいけないというふうには思っております。


 今まで長々と述べさせていただきましたけれども、3年6カ月を振り返ってということで述べさせていただいたのが実情でございます。


○議長(石井由也君) 秋山君。


○12番(秋山 誠君) 詳細な、各分野にわたって答弁をいただきました。率直な感想を述べさせていただきますと、16年度は赤字決算も覚悟されたということで、町長に就任してすぐに町財政の危機的状況を把握し、17年度に財政健全化計画を作成、公表すると、職員と一丸となって町財政の立て直しに突き進んできたという印象を強く持ちました。川?町長も経営者としての経験が豊富でございますが、会社経営に例えるならば、経営者は会社が財政危機に陥った場合、人件費を削減、経費を削減しつつ、借り入れも減らし、受注を増やし、収入を増やす、そして、危機を乗り切った直後に新たな戦略に打って出る、これはしごく当たり前な手法でございます。ところが、首長となると、会社の経営感覚を取り入れて町政を執行するのは当然なことなのですが、会社の経営と違う要素が多分にございます。


 一つは人件費の削減ということは限界があります。また、一つは栄町の場合、収入の二枚看板である地方交付税と税収についてでございます。地方交付税は地方分権の名のもとに減額され続け、国の意志によって決定をされます。税収は景気や少子高齢化、団塊世代の定年等の社会的要素の影響を大きく受けます。首長にはこの二つの大きな壁が存在し、自分の意志と努力ではどうすることもできない要素であり、違いであると認識をしております。


 国に目を転じますと、現在自民党総裁選の真っ最中ですが、その中でもしかり、国会でもしかりですが、財政問題に対する議論が少ないことに気がつくはずです。


 ここに今年の、平成19年5月に財務省が発表した『日本の財政を考える』という冊子がございます。目を通しますと、日本の各経済指標は主要国の中で最悪、平成19年度末の公債残高は約547兆円、国民1人当たりに換算しますと約428万円、地方の債務などを加えた国、地方の長期債務残高は平成19年度末に773兆円に達する見込みと記されております。この冊子の「おわりに」という、一番最後に記載されておりますが、「現在の日本は、政府支出(国民の受益)は低いものの、政府収入(国民の負担)はさらに低く、その差は将来世代の負担になります。子や孫にこれ以上先送りしないためにも、受益と負担のバランスをとる必要がある」と結んでいます。財務省が発表しています。このことから、国は地方の面倒を見る余裕はもはや全くない、国こそ地方よりもはるかに危機的状況であると伺えます。今後も地方交付税は減額の一途をたどるでしょう。


 私が何を言いたいかと言いますと、このような閉塞状況の中、町長は大変に努力をされていると、よくやっているなと思います。決してお世辞ではありません。同級生同士は余りお世辞というものは言わないものです。答弁を聞いての正直な感想です。就任直後から公用車を廃止、売却し、助役・収入役を置かずに、これは後ほど法律と条例によって廃止されましたが、あらゆる分野に財政立て直しの手を打ってきたという印象を持ちました。一般的に町長という立場におかれましては、町民の要望にはできるだけこたえたい、町民には負担をかけたくない、自分の公約を実現したい、理想とするまちづくりをもしたいと思うのが常でありますが、財政立て直しが急務ということで、持ち前の強い信念と忍耐で心を鬼にして3年半努力をしてきました。私は、素直な気持ちで川?町長と職員の皆様には敬意を表したいと思います。また、町民の皆さんも現状を理解し、支持していただけるものと確信をいたしております。


 次に移ります。最後に答弁をいただいた市町村合併につきましては、今回、藤?議員、岩井議員も質問をいたしました。3年半前のことを考えますと、当時の町長選のお二方の候補者も市町村合併ということを申しておりましたし、我々も合併について訴えておりました。そのときには下総、大栄もという成田号というのはもう発車しておりましたし、私もその後のことを考えまして、香取郡の下総、大栄が合併できて、同じ印旛郡の栄町が合併できなかったことについては疑問が残りますが、下総町に関しましては成田市の合併しか道がないということで、町長のみならず町の中のあらゆる団体、町議会、商工会、老人クラブまでもが成田市に働きかけを十分に行ったという話を聞きました。確かに合併はできなかったのですが、私はそのことを言うよりも、これからどうして町は進んでいくのかということが大事だと思います。こういった下総町の例に倣って、町全体が強く意志を持ち続けて、合併という意志を持ち続けていれば合併できるものと思っていますので、栄町にもそういったパワーが欲しいなということを感じております。いずれにしても合併というものは首長同士で決定されるものでもなくて、主役は住民でございます。


 そこで、一つだけ再質問がありますが、この合併についてですが、さきの質問で藤?議員から、町長は公約として成田市との合併を掲げているにもかかわらず、16年4月に要望書を提出し、回答を得てから何もしていないという趣旨の質問がございましたが、その辺のところを改めて確認したいのですがよろしいでしょうか。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) 合併につきましては、先ほども少し触れさせていただきました。就任時1市2町というのは大栄、下総で動いておりまして、栄町がそこへ入るのはということでだめという文言を成田の方からいただきました。そして、その間いろいろ紆余曲折、小林市長の問題もありました。しかし、その中で県のヒアリングというものがありました、二次構想の中で。それで、成田ということで再三再四強く要望しておりまして、2市4町のその枠組みが、構想が出ました。その段階ではもう単独というものの構想はあり得ないという判断を当然すべきでありまして、当然2市4町で一緒になって、2市というのは成田を含みますけれども、2市4町、でなければ1市4町の考えをしっかりと確認し合って成田へのアプローチをするのが最善の策だろうという判断をいたしまして方向を転換しておるわけでございまして、その間いろいろとありますけれども、まだまだ事務レベルのまだ発展し、これからどんどんどんどん進めていこうということでありますので、決して何もしないということではありませんし、また、その節々には先ほども触れましたけれども、各議員、1年に1回は合併ということをやってくれておりますので、非常に私はありがたく受けとめておりました。実は議員さんの方からあえて言っていただければ、これはまだ熱さめやらずの感覚があるのかなということで、自分自身も答弁できますので、ありがたく受けとめておったわでございますし、ホームページあるいはまた広報さかえの方でも掲載をさせていただいておりますので、その辺はご理解をいただければと、このようには思っております。


○議長(石井由也君) 秋山君。


○12番(秋山 誠君) 現在も栄町の町民の意志は成田市との合併でございますので、今後も粘り強く2市4町の枠組みの中で栄町の立場を明確に意思表示されることをお願いいたします。


 それから、質問の中に今後の栄町についてということが答弁の中に抜けていたように思いますが、もしそれがありましたらお願いをいたします。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) 今後栄町を取り巻く環境というのは、本当にだんだん厳しくなるということはもう考えられております。それで、少子高齢化に伴いまして、社会保障関係費の増大あるいはまた、国は好景気と言っておりますけれども、まだまだ私どもにはそういう感じはいたさないわけでございまして、その経済状況が好転するというふうには思っておりません。あるいはまた団塊の世代のリタイヤなどもありますので、そういうことを含めますと税収の減というものも当然考えなければなりませんし、地方分権のそういう名のもとに軽減されました地方交付税、そして、また、今マスコミで言われておりますし、また、総裁選で言われますけれども、地域間格差がいろいろと問題が出てきまして、それで、そういうことを考えますと、栄町を取り巻く財政状況というのは非常に厳しくなります。


 議員、今、収入役、助役の件に触れましたけれども、やはり副町長を置かない条例というものを皆さんにお認めいただいたわけでございますけれども、今後もこの、本当は片腕として欲しいくらいなのですけれども、やはり財政状況が許さない、あるいはまた許されるとしたらその合併というものが目に見えたときに、やはりお認めいただいて副町長というのは置ける状況であろうと。お金が潤沢でしたら、まあ職員がやめて収入役だ、助役だというコースは当然ありましたけれども、今はそんな状況は考えられませんので、当分は1人で引っ張っていくというようなことになろうかと思っております。


 また、先般、松島議員の方では固定資産税の標準課税の見直しなんていうことを触れていただきましたけれども、そこまではちょっと住民の方には負担をかけられない、そうしますと、ちょっとニュアンス的にありますけれども、我々がではもっとぜい肉といいますか、切るところは何だと言いますと我々の給料までは入ってしまうような考えもしなければなりませんので、それほど財政状況というのは厳しいというふうに認識をしていかなければ、これからの20年度以降の運営というのは難しいのではないかなとは思っております。


 しかし、せっかくレールが敷かれて、それでその上に機動車あるいはまた、古いですけれども、機関車なのか、一応列車というものが乗りました、合併についてはですね。せっかくレールが敷かれて乗った、電車がスピードが鈍行なのか、ひかりだとかこだまのように新幹線でいるのか、これは別にしましても、その緩やかなスピードでもやはりどんどん、どんどん、一歩一歩進んでいかなければならない、こういうことは当然考えてしかるべきであろうと。そのためにもただいま申しましたように、財政の健全化というのは必ず避けて通れない問題であろうと思いますので、この辺はしっかりとわきまえてどんどん行くということになろうかとは思っております。


 いろいろ障害者あるいは子育て支援、教育の問題なんていろいろとあります。しかし、堂本知事が戦略プロジェクトで3年間で4億円を、県の施設ですけれども、栄町の、私は財産だと位置づけておりますけれども、房総のむらの方へ投入をしていただけるということになって、今工事着々と進んでおります。そうした中で、先般も報告をさせていただきましたけれども、竜角寺古墳群の10ヘクタールを国指定の史跡にして、一体化して産業あるいは観光面の振興を図ろうかということも考えなければなりませんし、若草大橋の先線あるいはまた鎌ヶ谷本埜線の供用開始に合わせてまちづくりというものを、やはり十五町歩だとか前新田、いわゆるそういうふうに言われるところも同様のようなまちづくりを起こさなければいけないかということもありますので、まだまだ課題としては残っておりますし、そして、また、その課題としてとらえるか、まだこういう栄町としては明るい要素もあるのだよというとらえ方をするかですけれども、私はその後者の方で、まだまだ栄町はそういう意味では捨てたものではないと、このようには思っております。しかし、議員の皆さんやあるいはまた町民の皆さんの本当にご理解あるいはまた協力というものが非常に大事な要素になってきますので、情報を公開し、そして、また、ひざを交えて、それで一つ一つ話し合いを持って解決していけばクリアできるのではないかなというふうには自分自身は思っております。


○議長(石井由也君) 秋山君。


○12番(秋山 誠君) ただいまの答弁に再質問はございません。最後に、ずばり来年春の町長選への抱負をお願いいたします。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) 本当に早いもので、何回も冒頭に言いましたけれども、3年6カ月ということがたちました。また、当初から町民の目線でということで、自分自身はやってまいりまして、中国の古語に「居官不愛子民、為衣冠盗(官に居て子のごとく民を愛せざるは、衣冠の盗なり)」という、そういう言葉がございまして、簡単に言いますと、そういう行政、ここに携わる者は、「子のごとく民」というのは栄町の町民ですよね、町民に愛情を持った政治を施して、そして、進めていかなければならない、それを怠って禄をはんでいるといわゆる月給泥棒ですよと、身に衣冠をつけた盗賊と言われても仕方がないというふうな意味合いなのですけれども、そういうものを改めて思い出しながら、この非常財政難あるいはまた合併という、先ほどの問題あります。そういう、特に大きなこの栄丸という船が荒波を航行しておるわけでございますので、その荒波を一時も早く抜け出すためには、再度議員の皆様方あるいはまた町民の皆様方のご理解、あるいはまたご支持をいただいて、かじ取りをしていきたいと、このように考えておりますので、ご支援を賜りますようにお願い申し上げます。


○議長(石井由也君) 秋山君。


○12番(秋山 誠君) 今後、川?町長が卓越したリーダーシップを発揮され、栄町民のためにご活躍されることを期待して一般質問を終わります。


○議長(石井由也君) これで、秋山 誠君の一般質問を終わります。秋山君、自席にお戻りください。


 これにて一般質問を終わります。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎散  会





○議長(石井由也君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。


 次は、9月21日午前10時から開会することにし、本日はこれをもって散会といたします。


                               午後 4時24分 散会





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――