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千葉県 栄町

平成19年第1回定例会(第3号 3月15日)




平成19年第1回定例会(第3号 3月15日)





             平成19年第1回栄町議会定例会





 



                   平成19年3月15日(木曜日)午後1時30分開議








日程第1 一般質問


(1)17番  松 島 一 夫 君


(2) 2番  藤 ? 淳 矢 君





出席議員(17名)


  議 長  石 井 由 也 君      副議長  松 島 一 夫 君


   1番  小 林 弘 男 君       2番  藤 ? 淳 矢 君


   3番  湯 淺 光 修 君       4番  岩 井 泰 憲 君


   5番  大 澤 義 和 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  染 谷 茂 樹 君       8番  金 島 秀 夫 君


   9番  藤 村   勉 君      10番  大 野   博 君


  11番  岡 田 正 市 君      12番  秋 山   誠 君


  13番  山 田 真 幸 君      15番  高 萩 初 枝 君


  16番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席説明員


  町    長    川 ? 吉 則 君


  教育長       牧 野   隆 君





  総務政策課長    帯 金 冨 夫 君


  行財政改革担当課長 浅 野 一 夫 君


  企画担当課長    小 出 善 章 君


  行政管理課長    鳥 羽 功 雄 君


  健康保険課長    廣 瀬 宗 英 君


  建設課長      鈴 木   薫 君





  教育総務課長    小久保 五一郎 君





  消防長       白 石   明 君


  消防防災課長    新 村 政 美 君


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出席事務局職員


  事務局長      浅 野 正 治 君


  書記        岩 井 浩 之 君








                              午後 1時30分 開議





◎開  議





○議長(石井由也君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりです。





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◎一般質問





○議長(石井由也君) 日程第1、一般質問を行います。


 通告順に従い、質問を許します。


 初めに、松島一夫君の発言を許します。松島君、質問者席へ移動願います。


 〔17番 松島一夫君登壇〕


○副議長(松島一夫君) 17番、松島一夫でございます。3月も半ばになりましたが、なかなか本格的な春には至らぬようでございます。我が町の財政状況のごとしというべきだと思います。


 私がこの3月議会に一般質問通告いたしましたのは、当初一点でございました。すなわち市町村合併でございます。そして、新たに議案第11号に関連しまして、消防団組織の充実強化ということで二点の通告をさせていただいております。順番にまいりますが、まず初めに、当初の通告の合併の件でございますけれども、川?町長が町長に就任なさいまして3年たちました。私がこの一般質問で合併問題を取り上げたのはこの3年間で、今回で5回目でございます。私以外の議員の方々も合併問題をテーマに一般質問を何度かなされております。それらを加えますと、この合併に関する質問というのは相当の数にのぼることと思います。もう議論は出尽くしたのかもしれませんが、いささか状況が変わってまいりましたので、あえてまたテーマとして挙げさせていただきました。


 今まで5回目と申しましたけれども、過去4回の合併に関する質問に対しまして、これまでに町長を初め執行部の皆様方から誠実な答弁というものをいただいた記憶がございません。これは執行部の皆様方と私の見解の相違なのかもしれませんが、少なくとも私はそのように考えております。


 昨年の6月の平成18年の第2回の定例会でも合併のことを私お尋ねしたわけでございますけれども、その質問に対しまして町長からのご答弁は、成田市との合併は自分の任期中にはないということを再三申し上げているというふうなご答弁をいただきました。まあ、言うなれば――はい、議事録で確認してございますので間違いございません――まあ、別な言い方をすれば町長の能力を超える政策であるので、これ以上質問されてもだめだよと言われたに等しいと私は考えてはおりますが、だがしかし、今回また一般質問で取り上げるというのは決して無意味なことではないかと考えております。以前にも公約というものはしばしば破られるものであるというふうなご答弁を小泉首相もそのような発言をなさったことがありますが、そのようなご答弁いただいた記憶もございます。


 確かに町長の公約、3年前の選挙で幾つかございました。実現されたのは私が認識する限りでは黒塗りの町長専用車の売却、それと土曜開庁ですか、土曜開庁はこれは職員に苦労を強いればそれで済むことでございますので、町長の公約実現として大きく評価するには足りないものだと私は考えております。


 3年前、3年前としつこいことを申し上げるようですけれども、前回の3年前の町長選挙はまさに合併一色でございまして、町長自らが川?吉則なら成田市との合併ができると有権者からの信任を受けて町長に選出されたと発言なされておりますので、仮に町長の能力を超えた政策であったとしても、やはりそれをやり遂げるための努力というのは政治家として当然そのような責務はおありだろうと私は考えております。


 また、昨年の12月に千葉県市町村合併推進構想なるものが公表され、栄町における合併論議の環境に変化は生じてきております。現在、たとえあとわずか1年の任期しかない町長に対してであっても、やはりこれに関しても合併に関して質問するのは当然許されることだと考えております。


 まず、先ほど申しました千葉県市町村合併推進構想、これを見ますと成田市が富里市、神崎町、多古町、芝山町、そして栄町を吸収して――あえて吸収と申しますが――吸収して人口約23万人の都市を構築する案が掲載されてございます。栄町自身広報紙等で構想は示されたものの、すぐにこの枠組みで合併協議が開始されるわけではないのも事実ですというふうにかなり後退した発言もなされておりますが、まあ言うなればこの合併構想案は県の役人が机上でつくり上げたものにすぎないと言うこともできます。


 この合併構想を見ますと、県が実施した市町村合併に関するヒアリング結果が資料として添付されてございます。これを見ますと、合併が想定される具体的な組み合わせについてという設問に対し、成田市は回答してございません。無回答です。回答しないということは、成田市に合併の意思がないと。つまり、成田市がその政策において栄町との合併を必要としていないということでございます。この回答は前小林市長の時代の回答でございますが、これは前回も私がご指摘申し上げたところでございます。結局のところ、成田市は自己の経営において合併構想を考慮必要がないということですけれども、このような状況にあって合併構想を栄町にとって合併のための追い風としてとらえることができるや否か、この点をまず第一点にお考えをお示しいただきたいと思います。


 仮に、この合併構想に公表された案を望むというなれば、同様に成田市との合併を望む富里市、神崎町、芝山町、多古町との連携が必要だと思われますが、ここで言う連携というのは栄町だけが成田市と合併できればよいというのではなくて、富里市ほか3団体も成田市との合併ができるように協力をするという意味でございます。実際、合併が想定される具体的な組み合わせについてという県の問いに対しまして、当然この構想の影響もあるのでしょうけれども、富里市、神崎町、芝山町は成田を中心に富里・神崎・芝山・多古・栄の1市4町の合併を望むというふうに回答もしてございます。が、栄町にあっては成田市のみとの合併を望むというふうな回答をしているところでございます。栄町自身、広報紙等で「同じ枠組みの中でも合併に対して考え方は各自治体で微妙に違っています、また、合併そのものに対して温度差があるのも否定はできません」と語っているとおりでございます。この合併構想に公表された案を合併論議の、先ほど申しました追い風に利用するとしながら、実際には栄町のみ自分だけは成田市との合併ができればよいという、いわば政治姿勢に欠ける姿勢を隠そうもしない栄町が合併構想に公表された案のとおり合併できるというふうにお考えになるのか。また、お考えになるとすれば、その根拠は那辺にあるのか、これが2番目のご回答をいただきたい部分でございます。


 三つ目は、合併構想に掲載された成田市を中心とした2市4町の合併論は合併により得られる行財政改革効果のみに終始しております。先ほども机上でつくり上げたと申しましたが、合併ならぬ絵にかいたもちの画餅論に終始している感がしないでもございません。私の質問において合併構想の妥当性について、これを質問する気はございませんけれども、2市4町合併案の中に例えば成田空港の騒音は行政区域を超えて広がっており、空港の負の側面である騒音対策にも広域の取り組みが必要というふうな記述がございます。ほかの団体に比べて空港騒音には極めて悩まされることが少ない栄町が、合併後は他団体の空港騒音対策のためにある程度の負担を強いられるというふうなことにもなるのではないかと思いますが、この点について栄町においてどのように検討がなされているのか、また、空港周辺地域の施設を観光資源として海外観光客を含むトランジット客の誘致による地域の活性化に大きな効果が期待できるというふうな記述もございますが、我が町においてトランジット事業は検討されたのかどうなのか。この二つは確認したいと思います。栄町においては、成田市及び周辺の自治体との合併論議について、ただ無為無策のまま時間を浪費して、たまたま合併構想に我が町の希望と合致した合併案があったために、それに便乗しようとしているにすぎないのではないかなという危惧もございますが、これを否定するご答弁をいただきたいと思います。


 それから、県からの行政圏について一体性があると考えられる自治体はどこかという問いに対しまして、栄町は印西市、白井市、本埜村、印旛村を挙げております。これは合併構想の添付資料で確認できますが、これは我が栄町がこれらの自治体とともに印西地区環境整備組合、それから、印西地区衛生組合の二つの一部事務組合を構成することに起因するのだと思います。千葉県にあっては同じ一部事務組合を構成する市町村が合併することによって、一部事務組合もまた統廃合は可能と考えているということは合併構想で明らかにされております。さらに、我が栄町は特に印西市との関係において千葉ニュータウンの大型ショッピングセンター等へ買い物する住民が多いというふうにも回答しております。そうなりますと、印西市が白井・本埜・印旛・栄を吸収して新しい市を構築する可能性も否定できないのではないかということは私が前回のこの場でもご指摘申し上げたことでございますが、現在進められているというふうに聞いております印西地区環境整備事業組合、また、印西地区衛生組合、この印西地区消防組合の三つの一部事務組合の統合は栄町が進める成田市との合併議論にどのような影響を及ぼすものなのか見解をいただきたいと思います。


 それから、最後になりますが、合併について、昨年12月に失職なさいました前成田市長、小林市長は我が町の町長選挙の際に現川?町長の選挙事務所を訪れまして、川?さんなら成田合併号が走り始めても途中駅をつくることができる人、途中で駅ができれば当然成田合併号はとまることができますというふうに発言したと聞いております。これは聞く者に対して、川?さんが町長に選出されれば成田市との合併もあり得るかのようなイメージを抱かせたという指摘はそれほど的外れではないと考えます。公職にあられる方がわざわざ我が町の町長選挙候補者の事務所を訪れ、しかもこの候補者が選ばれれば成田市との合併があり得るなどと、合併一色であった当時の選挙にあって十分過ぎるような支持演説を行い、まさに川?町長の公私にわたる盟友とも言える成田市長が成田市官製談合の主役の1人として起訴され、現在は贈収賄罪の容疑者として司直にその身を委ねていることはこの場で指摘するまでもないことでございますが、かつて太いパイプと言われました、詰まったどころかその太いパイプは完全に壊れてしまいました。この前成田市長の失職及び新市長小泉氏の選出は栄町議会が関知するところでは当然ございませんが、町長の盟友であった人物が贈収賄罪で逮捕、起訴され、かつ町長とは余り面識のないであろう方が新市長に選出された現状を見るとき、川?町政における成田市合併論議は何かしらの修正を認められるものと考えられますが、この点はいかがお考えでしょうか。合併に関する質問は以上五点でございます。


 さらに追加として申し上げておりますのが、消防団の充実、強化でございますけれども、質問要旨で申しておりますとおり、議案第11号でいわゆる栄町の消防団員の費用弁償が2,200円から1,500円に極めて大幅に減額されております。このことは栄町が進める安心・安全のまちづくり、消防団組織の充実、強化ということに対して矛盾があるのではないか、この件につきましては予算委員会で消防長よりの答弁もございましたが、再度この本会議の場でご答弁を賜りたいと思います。


 以上で1回目の質問を終わります。


○議長(石井由也君) 帯金総務政策課長。


○総務政策課長(帯金冨夫君) 成田市との合併についてお答えいたします。


 市町村合併につきましては、残念ながら第1ステージでは実現いたしませんでしたが、栄町を含め空港圏域のさらなる発展のためには必要であるという認識は変わらないことから、まず第一歩として、県が策定する合併推進構想への位置づけられるための活動を行ってまいりました。


 この合併推進構想は議員もご承知のとおり、昨年12月に決定、公表され、この中での栄町は、成田市・富里市・神崎町・多古町・芝山町の2市4町での組み合わせで合併することが望ましいと位置づけられました。この構想を受けた町の考え方は、2月の「広報さかえ」でもお知らせいたしましたが、合併協議の実現を目指して活動をしてまいりたいと考えております。今回の県の構想では、県としても合併推進のために各地域や市町村に対して積極的な支援を約束しておりますし、また、必要と判断すれば、知事による合併協議開始の勧告も行えるような内容となっておりますが、基本は地域の主体性であり強制的に合併させることはできません。ご承知のとおり、合併に対する2市4町の考え方には温度差があるのも事実です。成田市においては、第1ステージで合併しておりますので、現在は新市を軌道に乗せることを基軸として、新たな合併には慎重な姿勢を見せております。このことは前市長も同様の姿勢を見せておりましたので、ご質問の成田市長が変わったことによる変化はないと考えておりますが、合併環境としては、県による合併構想が決定されましたので追い風になったと考えております。


 このような中で、今後町といたしましては、成田空港圏の「基礎自治体のあるべき姿」について、住民意識の醸成のための広報やフォーラム等、県の市町村合併推進のための支援策も活用した情報の提供と啓発を行うとともに、関係自治体との情報交換等を積極的に進め、構成団体の動向を確認しつつ、県への調整機能の発揮を促し、まずは合併協議ができる研究会などに参加していきたいと考えております。


 なお、合併実現に向けては、行政の積極的な取り組みは無論のこと、住民、事業者、議会の一体的な取り組みが求められておりますので、議員各位のご理解とご協力をお願いしたいと考えております。


 まず、先ほどの騒音区域下の地域づくりについては、地域振興連絡協議会というものがございまして、その中の地域づくり部会が空港を活用した地域振興策、支援のあり方について検討しております。これは先ほど議員がおっしゃいましたように、負の部分だけではなく、プラスの部分を負の部分よりも大きくしようというような考えでおります。また、一部事務組合の合併についてはこの市町村の合併に影響を与えるかもしれませんが、それが阻害要件となるものではないと考えております。


 騒音区域については今のところ私どもで情報はつかんでおりません。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 新村消防防災課長。


○消防防災課長(新村政美君) それでは、私の方から二点目の消防団組織の充実・強化についてお答え申し上げます。


 消防団員の費用弁償が減額されていることについてでございますが、単に予算を減額することが目的ではなく、訓練や火災出動の費用弁償を減額した分、地域においての巡回や機械器具点検・放水訓練等に際して、費用弁償の支払いを考えております。これらは、栄町消防団の年間事業計画のほかに、消防団員の自発的な地域での取り組みを活性化させ、年間を通しての訓練等についての手当を減らし、新たに各分団、そして22部の自主的な活動を支援することを目的に条例の一部改正を行うものでございます。


 この背景には、毎年必ずと言っていいほど、各地で地震災害や台風等による風水害が発生し、甚大な被害を与えています。また、国民保護法制の施行に伴い、武力攻撃災害等で被災した場合に、住民の避難誘導など消防団活動も多岐にわたってきており、消防団の充実・強化は、地域防災力の向上には不可欠であり、消防団は地域防災のかなめでもあります。万が一、自然災害等が発生した場合、被害をどれだけ最小限に食いとめることができるか、すなわち、「減災」に主眼を置いて活動していく場合、大きな力となるのが地域に密着している消防団等となっております。


 そこで、今までのように町主導型での訓練や事業に参加するだけでなく、地域の中で独自に活動を展開することで、地域の方々に消防団活動にご理解をいただくことにより、地域コミュニティでの消防団が確立されてくるものと考えているところであります。


 以上のようなことから、今後の消防団の活性化を目指すとともに、団の充実につながるものとして、19年度より取り組んでいくものでございます。何とぞご理解のほどよろしくお願いいたします。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) お答えいただいていない部分ももう一度再確認しますが、一番最初に申し上げたのは、成田市はそもそも合併というものが成田市の政策にないと、それなのにどうして成田市と合併できるという根拠があるのか、合併構想が栄町の追い風になるというふうなお話ですが、合併構想には先ほど申し上げたとおり富里・芝山・多古・神崎・栄・成田というふうな組み合わせ、ところが我が栄町は成田と栄町の合併ということのみを考えているのではないのですかと。それがどうして合併構想が追い風になるという根拠になるのかお尋ねしたかった。


 それから、3点目には、栄町においてトランジット事業なるものが検討されたことがあったのかどうなのか確認をしたいと申し上げました。


 4番目が一部事務組合についての質問でございました。簡単なご答弁はいただきました。


 5番目に市長が変わったことによってどうなのかというふうなお尋ねをしたわけでございます。箇条書き的に申し上げますれば。


 余談でございますけれども、かつて野田泰博さんという方がこの議会にいらっしゃいましたが、その方の見聞録というのにこのようなことを書いてありました。これは平成16年の2月に発行されたもので、「22日午後、成田市長から川?事務所の後に、大野事務所に立ち寄ったことを聞いた。大野町長は昨年の成田市長選のとき小林市長の対抗者を応援していた――言うまでもなく小泉氏でございます――それできちんと首長としての義務を果たす小林市長の度量の大きさを感じた。首長の立場はこうでなくてはいけない」というふうに書かれてございます。すなわち選挙のときにも言われておりましたけれども、川?町長と逮捕されました小林市長は極めて太いパイプがあったというふうなお話でございました。そのパイプが途切れて、対抗であった小泉氏が市長におなりになったと、この辺について、もちろん首長同士のお話で合併という話になりますと首長同士の個人的な信頼関係云々というレベルの話でないことは十分承知でございますが、川?町長におかれましては、小泉新市長とどのようなお話をなされたのか、これから残り1年どのようなお話をなさっていくつもりなのか、その辺のところも確認したかったわけでございます。


○議長(石井由也君) 帯金総務政策課長。


○総務政策課長(帯金冨夫君) 成田市の合併に対する姿勢についてはご指摘のような部分もございますが、私たちはこの県の構想をもとに粘り強く進めていきたいと考えております。


 それから、トランジット事業については検討しているかということですが、たしか産業課の中でも観光の部分でトランジット客をどうするかということは検討していたと思います。先ほど申し上げましたように、このトランジット客をどうするかということでは、地域づくり部会というのがございまして、現在検討中でございます。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) それでは、成田市長になった方との合併の考え方、どういう話をしたかという話だと思うのですけれども、現実的に11市町村との合併のときと、まさに4年前と同じ状況でありまして、市会議員の選挙が控えているというので非常に微妙な問題であるのは事実でありまして、軽々に発言することはできないと思うのですけれども、先ほど課長も申しましたけれども、新市長になったからといって変化が起こったのではないかということはむしろ私の方は考えておりませんし、また、県の方も先般もお話ししたと思うのですけど、積極的にちょっと入るというような話もあります。そういうことで、やはりそれを期待しながら、そしてまたこの音頭を取るのは、名前を出していいですかどうかわかりませんけど、芝山の相川町長が音頭取りをすべきだろうということでみんなの前で私発言して音頭取りをやってくれということでやってます、ですけども、成田自体が今そういう微妙な時期なものですから、これを終わってから積極的には動くのは間違いないと思っております。


 ですから、小泉新市長が合併に前向きであるとか、前向きでないというのは確かな方からは今のところまだ、徐々に選挙公約と議会答弁というのは少しニュアンスが違うかなという印象はありましたけれども、そんなに変わらないだろうということで、どのような形で出てくるかは今後の新市長の動向を見たいと、このようには思っております。


 それと環境整備とか印西関係ですか、印西関係、これは課長が申しましたように障害にはならないと思っていますし、成田の方へ行くときには当然財産の分与というか、ありますので、それを持ってくればいい話なので、その辺は法的にはクリアできていますので、何ともないとは私は思っていますけども。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 本来であればもう少し市長が変わったということについて追求をしたいところでございますが、余りレベルを下げるのもなんですのでそれはやめますが、一部事務組合、極めて栄町は特殊な状況だと思います。合併構想では成田の方に入っていますが、一組の統合を進めていく中であっては完全に印西地区ですね、これは栄町の回答にもあるとおりでございます。極めて特殊な状況だということは私も認識はしておるところでございますが、合併するにしてはその特殊な状況というものをクリアしていかなければならないのは当然なんですけども、ただ、なぜ栄町がかつて合併を目指すときに成田を選択したかというと、一つにはいわゆる住民の、町民のアンケート調査というものがあって、それで成田を望む声が一番多かったということが一つの大きな点になっていると思うのですけれども、かなり古いアンケートでございます。さらに千葉ニュータウンの発展は非常にめざましいものがございまして、栄町からも随分あちらの方への客の流出というのはあると思います。それで、成田との合併というのははっきり頓挫しました。将来的に極めて見込みがないと、小泉市長がどのようなお考えか町長は確認したことがないということでございますけれども、私も公的な場ではないのでこのようなことを迂闊に申し上げられませんが、極めて合併というものについては消極的というか、言葉をかえて言いますと当面やる気がないように感じられるところでございます。


 そういった状況の中で、もう一度アンケート調査をしてみるとか、そのようなお考えはございませんか。今のままで進めますか、どうですか。


○議長(石井由也君) 帯金総務政策課長。


○総務政策課長(帯金冨夫君) ご指摘のアンケートについては現在のままで進んでいくつもりでおりますので、考えはございません。それと、先ほどの組合の関係ですけれども、県との合併のヒアリング等を通じてそういう話も出てきたのですよ。ですけれども、それはまあ栄町さん、組合の合併をやるとそれが逆に、栄町さんが印西の方に行くんじゃないのと。そういう心配はないんですよと、ただ合併のときに先ほど町長が申しましたように、むしろ財産分与とか何かをきちんとできるので、そういう心配はありませんよということは聞いております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) ただね、私が申し上げたいのは、成田は合併をする気がないということなのですよ。この県のヒアリングに対する回答も無回答ですし、小泉市長がこれから公的な場でどのような発言をなされるかわかりませんけれども、当面は新市づくりに邁進したいと、1期、2期は合併の件は棚上げにさせてくださいというふうなことを、これは選挙の場ですけれどもね、そのような発言をなさっている、これは川?町長も当然御確認でしょう。そういった中であくまでも成田市、成田市ということで本当にいいのですか。合併はこれからのまちづくりに絶対必要だという大前提を持ちながら、1期、2期は合併ありませんよという成田市に対してあくまでも合併を働きかけていくのか、もう一度栄町民の皆さんに対してどうなのかという問いかけをするのか、その点をお尋ねしたいのです。どうしてももう一回調査すると、住民の意識を調査するというふうなお考えはないですか。


○議長(石井由也君) 帯金総務政策課長。


○総務政策課長(帯金冨夫君) 私ども成田市との合併を否定的には見ておりませんし、今後県の支援を受けてできるだけ合併に向けた研究会とか、そういうものに乗っていきたいと考えておりますので、議員おっしゃるようにもう全く否定しているわけではございませんし、どんどん進めていきたいというのが我々の考えでございます。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) ということであれば、私はこれ以上何も申し上げることはございません。とりあえず、とりあえずですね、町長、任期あと1年です。その後またプラス4年になるのか、プラス8年になるのかは置いておいて、とりあえず1年でございますので、でき得る限り小泉市長と合併について深いお話をなさるように私は期待するところでございます。確かに前回の選挙、前回の選挙というしつこいことを言いますけれども、これは中学生まで動員して署名集めやって、市長に渡してはしゃいでいるような、そういうレベルの話ではありません。選挙公約に利用して、それで何とかしようというレベルの話ではないと思います、合併論議というものは。本当にこの町の生き死にをかけた政策でございますので、もう浮ついた議論はやめにして、まあ浮ついた議論は当然していないはずなのですけれども、真剣になって合併というものを取り組んでいただきたいと川?町長にお願いして、この合併の件は当分は私も棚上げにしたいと考えております。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) 議員もおっしゃいましたけれども、浮ついた話は一切しておりませんけど、小泉新市長が就任いたしましてすぐ秘書課の方へ面会の申し入れ、やはり公的な会議にも何か市長はおいでになれないような、成田市の中で忙しそうだったものですから、時間がとれないということでやっていまして、ある席で4〜5時間一緒の席を持ちまして、別な席でですね、皆さんと一緒に歓談したわけですけれども、まあ別にそういうある席なものですから細かい話はしませんでしたけれども、そういうふうにして構築をしていくということで考えております。しっかりと前向きには考えていきたいなと、このようには思っています。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) その件はそれでよろしくお願いしますということでやめざるを得ませんけれども。


 あと消防の件です。先ほどご答弁にございましたけれども、今までのような町主導だけではなくて、地域における巡回その他、水利の点検とかそのようなものに支払うということでございますが、ちょっと話が違うというふうに思います。今まで支払っていなかったのはなぜですか。


○議長(石井由也君) 新村消防防災課長。


○消防防災課長(新村政美君) 今までにつきましては火災訓練に限定して支払っていたものでございまして、そのほかの部分については支払っていなかったというのが現状でございます。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) この費用弁償を支払う根拠はどこにございますか。


○議長(石井由也君) 新村消防防災課長。


○消防防災課長(新村政美君) 栄町消防団条例の第10条費用弁償の中に出てきております。具体的に言いますと、読み上げますと、「消防団員が水火災、警戒、訓練等の職務に従事したときは、費用弁償として、1人1日につき出動手当を支給する」と。金額が入っておりますが、そういうふうになっております。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 意地悪い言い方をしますけれども、では、今までは支払うべきものに支払っていなかったというふうに考えてよろしいのですか。


○議長(石井由也君) 新村消防防災課長。


○消防防災課長(新村政美君) 先ほど読み上げました中の「訓練等」の「等」の取り扱いの部分が要ははっきりしていなかったということでございます。ですから、今までは水火災、あとは訓練、水防関係もございますが、それに限定しておりまして、「等」という一つの基準がなかったということでございます。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 大変うまくやりましたと申し上げますけれども、これは一つには枠を広げていろいろなものに支払いますよと、そのかわり額を減らしますよということとどう違いますか。額を減らすかわりに枠を増やしますというふうな条例なのですね、これ、改正は。そういうことなのですね。それだと言われるともうそれまでで言いようがないのですけれども、これは極論を申し上げていいのかな、例えば、では今度今までなかったもの、例えば水利の点検、夜のパトロール等に費用弁償を支払うということになりますと、当然今までより額は増えてくるのではないのかというふうな危惧がございますけれども、その辺どうなのですか、総額について。


○議長(石井由也君) 新村消防防災課長。


○消防防災課長(新村政美君) 現在の当初予算の中では、まだこの条例が可決しておりませんので、各部の方にどのような事業計画でやっていくのかというものは出してございませんので、当初予算と比べますと減額になっています。松島議員おっしゃるとおりに、各分団、各部のやり方によっては出動手当が増える可能性もあります。ただ、今までのように団主導、町主導の、要は事業をやっていれば消防団というものはいいのかという部分もあろうかと思います。いろいろな声が私どもの方にも入ってきております。例えば地域の中で風番をこのごろやらなくなったとか、そういういろいろな部分の声も聞いておりますし、また、地区連絡協議会の方の中で出前講座で消防団についてというような説明を行ったときにも、やはり消防団がない団地の方々の方から、うちの方の団地の方も消防団の管轄になっているのかというようなお声も聞きました。ですから、地域での活動というものが非常にこれからは重要になってくるのではないかということで、額は下げますが要は範囲を広げるということでございます。と言いますのは、限られた財源しかないわけでございますので、そこで要は守備範囲を広げるとなれば、ある程度の額を減らして、そちらの方に回していくというのも一つの考え方だと思っております。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 要は自主的な活動を促すということが目的であって、費用弁償の総額を減らすところに目的を置いたのではないというふうに理解してよろしいですね。


○議長(石井由也君) 新村消防防災課長。


○消防防災課長(新村政美君) そのとおりでございます。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) そのことはすべての消防団員の皆さんに徹底して、できる限り多く自主的活動をおやりになるようにお勧めくださるようお願いいたします。


○議長(石井由也君) 新村消防防災課長。


○消防防災課長(新村政美君) 3月16日、明日ですが、明日の夜、本部会議がございます。4月1日に新しい幹部の方々と役員会議がございますので、その席上で今回の要は改正の趣旨並びに内容等について十分説明しまして、地域の中での活動がより多くなるようにしていきたいというふうには思っております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) 活動が活発になってどんどん費用弁償の支出が増える、それによってそろそろやめてくださいというようなことはおっしゃらないようにご期待申し上げます。


 それと、最後に1点、これの決定に係るプロセスについて非常に大きな疑義を持っているわけでございます。言うなれば消防委員会はこの話を知らない、消防団本部も知らない、もちろん団員は何も知らない、議案が提出されるまではというふうないきさつがございました。これについて消防長の見解を求めます。


○議長(石井由也君) 白石消防長。


○消防長(白石 明君) それでは、私の方から再度ご説明申し上げます。ただいま議員申されましたとおり、今回の条例改正案につきましては我々の方で枠配分というような範囲の中で作業を進めていったわけでございます。そういう中で事実、団員にいかに有利な方向の中で改正をしていくかという部分につきましては、ただいま新村課長が申したとおりでございます。本来でしたら、当然本部また消防委員の方に事前に諮るべきことではございましたけれども、先ほど地区連絡会の方で行政の方で出前講座、そのときに行ったのはたしか1月27日で、本部会議があったのは2月5日でございます。そのとき出席されました本部委員の方々にご説明、事後でしたけれども、事後説明を申し上げたわけでございますけれども、異論がなかったということで、うちの方はそれで理解されたものと解釈しておりました。その中で2月16日、それから3月6日の日にも本部人事、また、事業計画等々がございましたので、3月6日の日に実はこうだよと、おかしいのではないかというような話の中で、本部の1人の方から出たわけでございます。それについては重々私どもの方も本来の作業の進め方だった場合についてはこのようなことはなかったと確信をしておるところでございますけれども、急遽予算編成上の中の不手際ということでおわび申し上げたところでございます。


 そういうことで、今後私どもに任された業務の中でこのような改正点あれば当然事前にお話しし、また、そういう消防団本部、消防委員会というプロセスを踏んだ中で改正を図っていきたい、かように考えておるところでございます。そういう中で初めて団本部の方にお話ししたのは2月5日、あと消防委員の方については2月21、22日、ともにお話ししたのですけれども、あ、そうかというようなことでご理解を得たものと軽い気持ちでこちらも受け流してしまったというのは一つはこの私の責任かと思っております。今後とも一つの行政をあずかるものとして慎重を期して取り組んでいきたい、かよう考えておりますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) 松島君。


○副議長(松島一夫君) まあ、私がこの場で申し上げるまでもなく、消防団は本当に地域防災の要でございます。来年はいわゆる1都6県ですか、水防も計画されているようでございます。とにかく数が勝負というところがございますので、これからも消防長を初め、消防本部、消防署、消防団、すべて同じ目的意識を持って進んでいただきたいと思います。この目的意識ということは何もこの消防に限らず、行政運営すべてそうだと思います。明日、議案第3号の件で私は申し上げたいこともございますが、とにかく情報を共有して同じ目的意識を持っていかないとこの厳しいところは乗り切れません。枠はこうだからこれだけになりました、後でよろしくお願いしますではなくて、みんなで話し合って、みんなで情報を共有して同じ方向へ進んでいかないと、もう議会としてもどうしてもここで言いたくもないことを言うような場面が多々出てまいります。これが議員の仕事ではございますが、なるべくそのような場面のないように、全庁一丸となって一つの目的を持って情報を共有して進んでいただきたいと思います。


 町長、残されたあと1年でございます、真剣になってこの議会の場で議論していきたいと思いますので、執行部の皆様方も真剣になって栄町の行政運営に邁進されるようお願い申し上げまして一般質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(石井由也君) これで、松島一夫君の一般質問を終わります。


 ここで、15分間の休憩といたします。


                               午後 2時17分 休憩


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                               午後 2時32分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





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○議長(石井由也君) 藤?淳矢君の発言を許します。藤?君、質問者席へ移動願います。


 〔2番 藤?淳矢君登壇〕


○2番(藤?淳矢君) 2番議員、藤?淳矢でございます。通告に基づき質問させていただきます。


 今回通告しております質問は、先日公表されました栄町後期基本計画(案)についてでございます。基本計画とは町の行政運営を行う上での最上位計画である総合計画を推進するために策定される大変重要な計画であります。総合計画は基本構想を柱に基本計画、実施計画と策定され、まちづくりを進める総合的な指針となるものです。栄町では平成12年に基本構想を改定し、約10年を一つのステップとして水と緑の田園観光都市を目指しています。そして、その10年というスパンをさらに前期・後期の基本計画に区切りまちづくりを進めております。そして、平成13年度に策定されました栄町前期基本計画は、平成18年度をもって終了し、来年度からはいよいよ栄町後期基本計画がスタートします。それを受けて、先日栄町後期基本計画の素案が事前に公表され、1月22日から2月18日までパブリックコメントを実施し、町民の皆様からのさまざまな意見をちょうだいしたというふうに聞いております。


 そこで、この栄町の目指す将来を表した非常に重要である栄町後期基本計画について質問をさせていただきます。


 まず一つ目に、本計画における栄町の将来像とはいかなるものか。二つ目に、本計画と来年度、19年度の当初予算との関連性についてでございます。今議会中に19年度の当初予算委員会が開催され、慎重に審議されました。当初予算はその年に町が行う行政事業を明確に表すものでございます。その当初予算中、この基本計画はどのように生かされているのか質問をさせていただきます。


○議長(石井由也君) 小出企画担当課長。


○企画担当課長(小出善章君) それでは、私の方からご回答申し上げます。本計画における栄町の将来像についてと来年度予算との関連性についてお答え申し上げます。


 まず、栄町の将来像ということですが、これは全国的なことかもしれませんが、これから進んでいく分権型社会に対応した自治体になっていくことが必要になっておりまして、自治体は十分な権限と財政基盤を持たないと高度化する行政ニーズに対応できないということになります。それから、町民が自分たちの住む地域をこれからどうしていきたいのか、主役としてみずから考えて判断し、目標に向かっていくことによって地域の課題を解決していくという地域協働や地域主導のまちづくりを実現していくことが必要であると考えております。


 このようなことを踏まえまして、栄町が目指す後期基本計画の平成22年度における社会の姿を安全で安心な活力ある共生社会としています。その説明としまして、町民はお互いさまの気持ちにより助け合いの心をはぐくみ、一人ひとりが自立し、にぎわいに満ちた健康で豊かな暮らしをしているという状態になっている姿を目指します。特に今後4年間で重点的に取り組む施策として、健康さかえ21計画を踏まえた健康づくりを最優先課題として取り組んでいくこととしており、保健や医療というこれまでの枠にとらわれない健康を推進し、新たな健康づくりへの取り組みを行い、まちづくりを推進し、健康な栄町を目指していくこととしています。


 続きまして、来年度予算との関連性についてお答えします。基本計画が行政評価を取り入れてマネジメントツールとして機能するためには、予算との連携は欠かせません。そこで関連性について二つの視点から説明申し上げます。


 一つ目は計画と予算の事務事業単位の一致でございます。行政活動は多岐にわたり、その体系も必要に応じてさまざまな形で存在しております。例えば行政組織規則に規定される分掌事務、予算の款項目のもとで使われる事業体系と基本計画上の政策体系がありますが、それらが相互に関連づけられているとは言えないばかりか、最も重要であるべき成果に焦点を当てた体系化がどれも十分にされていなかったという問題がございました。そこで、後期基本計画の策定手順では、まず各課レベルの既存の業務を洗い出し、成果を基準にして業務を体系的に整理し直し、その結果として事務事業の単位を再設定することを目的に業務棚卸し作業を実施したものです。


 これによりまして、行政活動の基本単位である事務事業のくくりが確立され、評価結果を予算や計画に反映させることが可能となりまして、仕事を一元的に管理できる環境が整ったところでございます。


 次に、二つ目は施策の選択と資源の集中という点でございます。危機的な財政状況の中では、基本的にすべての分野での事務事業や業務の見直し、縮減が避けられないという状況にございます。少子高齢化の進展、住民ニーズの多様化・高度化、分権型社会の構築といった新しい時代に対応していくためには目的成果の優先順位を明確にして限られた経営資源を効果的に配分し、より効率的、効果的な行政活動を行う必要があります。いわゆる施策の選択と資源の集中による戦略的な経営が必要となっております。このため、計画の策定過程においては町の経営方針に基づいて各課が目指す4年後の展望、そしてそれを実現するための役割、施策の展開戦略といった経営戦略を課という組織が責任を持って作成しました。そこで平成19年度の予算編成につきましては、施策、事務事業の目的、成果とその優先順位を一番理解している各課が自主的かつ主体的に歳入歳出両面にわたる効率化や見直しに取り組めるよう、一般財源をあらかじめ配分した上での枠内で予算要求を行う枠配分方式を採用し、各課の戦略方針のもと編成したところでございます。なお、この枠配分に当たっては町の経営方針における重点戦略への貢献度、各課の経営戦略における優先度、施策の展開戦略としての成果の方向性の三つの基準から各施策間の総体的な優先度を政策会議において判断し、これにより配分額に差をつけたものでございます。つまり、計画に掲げられた施策、事務事業を効果的かつ効率的に推進していくために、限られた資源を重点化するという点で計画と予算が連動しているということでございます。


 なお、この後期基本計画につきましては栄町総合計画審議会で3回の審議を経て承認をいただいているところでございます。


 以上です。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) それでは、再質問をさせていただきたいと思います。この栄町後期基本計画ですけれども、これはもちろん栄町の目指すべき将来に向けて策定されている計画でございます。


 それでは、この本計画中の重点施策等において国、県などからおりてきているものではなく、栄町独自の事業、または今までにはなかった新しい取り組み、そういった事業はどのくらいあるのでしょうか。


○議長(石井由也君) 小出企画担当課長。


○企画担当課長(小出善章君) 新たな取り組み事業についてということでございますが、特にはございません。ただ、先ほどもお話ししましたが、町は昨年行政経営改革宣言をして行政経営システムを導入しまして民間による経営手法を導入した町民指向、それから成果指向といったそういう経営をしていくのだということで変えてございます。その行政システムに連動しまして後期基本計画においても町の経営方針に基づきまして各課が・・・


                 (テープ反転)


 ・・・展望し、それを実現するための役割、施策の展開戦略といった経営戦略を課が責任を持って作成しております。その成果を重視していくというような計画でございますので、その辺が今までの計画とは変わっている点だとは思います。


 それから、健康づくりにつきましても、これは重点戦略として掲げているわけですが、先ほども申したとおり、健康さかえ21の計画の中にございますけれども、保健や医療という今までの部分に頼っておりましたが、そういうことだけではなくて、身体的、精神的、社会的、いわゆる広い分野でそういう健康というものを考えていこうということで健康づくりを設定しておりまして、そういうことを各課が念頭に置きまして、それを意識して成果目標を達成するということの計画をつくっておりますので、そういう意味での、特に施策としての目新しいものはございませんが、計画をそういうふうに変えたということでご理解を願いたいと思います。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) わかりました。今まで行ってきた事業を検証して、さらに改善をして後期基本計画として公表というか、挙げているというふうに理解をしていいのでしょうか。今まで実施していた事業の名称だけが変わって、今までと実は何も変わっていないものがぽんと出ているということではないというふうに理解してよろしいですか。


○議長(石井由也君) 小出企画担当課長。


○企画担当課長(小出善章君) 政策過程の段階で17年度の事務事業、業務を各課で整理していただきまして、事務事業の整理をしていただいたと。それを施策として括りまして、体系化したと。それを基本計画の方に各課が何を戦略的に行うのかというものを選んでいただいてつくり上げておりますので、基本的には大きな違いは出てきてないというふうに思います。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) 今回公表されました栄町後期基本計画、冊子を小出課長の方から議員全員にいただきましたので、結構なページ数はあったんですけれども、一生懸命読ませていただきました。その中で前期と比べて非常によくなっているなというふうに感じたところが行政評価制度を導入しているということかと考えております。中には説明として基本計画の中にもPDCAサイクル、つまりPLAN、計画し、DO、実行し、CHECK、評価し、ACTION、改善するというサイクルを取り入れ、施策の精度を上げていくというふうなことが新たな取り組みとして書いてありました。これは非常にすばらしいことだというふうに私は思っております。今回出ているのはその名のとおり後期基本計画ということを考えますと、前期基本計画というのが存在するわけです。先ほどのPDCAサイクルというところで考えると、前期の基本計画の評価、チェックがあって、そしてアクション、改善がされて後期基本計画の策定というところに移るかというふうに思うのですけれども、その辺はどのようになっているのでしょうか。


○議長(石井由也君) 小出企画担当課長。


○企画担当課長(小出善章君) 先ほど答弁したとおり、後期と前期とは違う計画としてつくっていますと。特に変わった点は議員ご指摘のとおりで、成果を重視した形でやっていこうということで考えております。前期につきましては事務事業の評価は実際には行っておりました。が、施策の評価までは至っていないということで、PDCAサイクルが回っていたかということになりますと、それはちょっと回っていなかったのかなという反省点がございます。それを踏まえまして、後期についてはそういうことのないように施策をしっかり評価して、改善するものは改善して、実行に移すという形で持っていきたいというふうに思っています。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) 先ほどの答弁で棚卸し業務だったり、下準備段階としてそういったことを行った結果、仕事を一元的に管理できる環境が整ったというふうな答弁がありましたので、もしかすると今の質問というのは酷だったのかもしれないというふうに反省をしているところではあるのですけれども、理想的な形はやはり前期というものもPDCAサイクルの一環に入れればもっとよかったのかなというふうなところがあったのでちょっと質問をさせていただいたところでございます。ですけども、評価すべき点はそれができる環境に今回整ったと、そしてさらにこれから始まる後期基本計画がそのサイクルを活用して生かされていくというところにあろうかと思いますので、今の質問は今の答弁で納得をいたしました。先に進めさせていただきます。


 そして、この後期基本計画の策定をされていった手順についてもうちょっと詳しく教えていただきたいのですけれども、どのような手順を踏んで後期基本計画が策定されたのか、また、今後4年間で重点的に取り組む健康づくりを最優先課題として取り組んでいくということも先ほど答弁いただいたわけですけれども、このことに関しては前の議会でも町長からそういった発表はされているわけですけれども、これについてもどのような経過を経て決定したのか教えていただけますでしょうか。


○議長(石井由也君) 小出企画担当課長。


○企画担当課長(小出善章君) 経過についてですが、先ほどの最初の答弁で若干触れておりましたが、昨年、平成17年度の業務の棚卸しですか、これを行いまして、業務を体系的に整理をし直し、事務事業の単位を再設定したわけでございます。それをもとに各課が戦略計画を立て、平成22年度の目指すべき姿に対して成果目標等を設定しました。これらを取りまとめて戦略的な基本計画として策定したわけでございます。昨年はそういうような作業をやっていきながら、昨年の末から総合計画審議会への諮問をしております。全部で3回、先ほども申しましたが審議をいただいております。そして、承認も得たと。あとは答申を待つだけという形になっております。


 それから、議員の方からもお話がありましたが、パブリックコメントについては1月から2月にかけて約1カ月間実施しております。結果、4名の方から7件のご意見をいただき、修正等を行っております。経過については大体そういうことですが、健康づくりを最優先課題とした理由ということで、まず、後期基本計画の将来像を安全で安心な活力ある共生社会というふうに設定しておるわけですが、それと同時に重点戦略として六つを挙げてございます。健康づくり、それから次世代の育成、産業観光の活性化、新たな公共づくり、環境の保護、防災体制の強化、この六つを掲げてございます。これらの中でどれを重点にするかを選んだということでございますが、選定経過については政策会議等で議論して決めたわけですが、安全で安心なという部分も健康が基本ではないかということや、将来像の説明の中にもあるのですが、健康で豊かな暮らしをしている状態を目指すということもうたってございますので、まあそういう部分、それから、町を取り巻く環境等を踏まえて議論した結果、健康づくりを導き出したということでございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) なぜこのような質問をしたかと申しますと、先ほどの答弁でもありましたし、先ほども言いましたこの素案の中にも書いてあるわけなのですけれども、町が目指す姿として町民自らが自分たちの住む地域をこれからどうしていきたいのか考え、判断し、目標に向かっていくことで地域協働のまちづくりを実現していく必要があるというふうにうたっているわけです。その考え方というのが、今の手順の説明、政策会議等で決まりました、各課で予算の枠配分というところで決まりましたというのが、その段取りでその理念というのですか、考え方というのは実際生かされているのかどうか、そこについて教えていただきたいのですけれども。


○議長(石井由也君) 小出企画担当課長。


○企画担当課長(小出善章君) 生かされていると思っております。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) わかりました。わかりましたというか、質問をしたのは一見真逆のような印象を受けたものですから心配をしたというか確認をしたかったところでございます。正直、すべてゼロから町民の方が考えてというのは非常に難しいことだろうというふうに思っていますし、本来のやり方でいくと、先ほど答弁があったような、政策会議等を踏まえて町民の方にパブリックコメントなどで意見をいただいて修正をするという形になっていくのかなというふうに私自身は思っていたのですが、うたっている部分が町民からも考えというところでスタートしていたので、正直そこの部分に関しては不安があったものですから質問をさせていただきました。今の答弁では生きているということですので、その言葉を信じて先に進ませていただきたいというふうに思います。


 予算との関連性についてですけれども、町の基本的な考えである施策の選択と資源の集中については全くそのとおりだというふうに考えています。現在の財政状況や栄町に限らず地方自治体が置かれている社会的要因などを考えれば限られた資源を効果的に配分し、効率的、効果的な行政運営を行うということが必要だと考えています。


 それを踏まえた上で今回示されている栄町後期基本計画の重点戦略を見て気になるところがございます。それは少子化対策への取り組みが少し薄いのではないのかなという点でございます。後期基本計画素案の社会動向と本町の将来像という章でも書かれていますが、今栄町における特徴的な問題点、これは少子高齢化の進行であるというふうに考えています。栄町の出生率、平成17年で0.94%、これは全国的に見ても非常に低い数値となっております。この出生率の改善、すなわち少子化対策、これには子育て支援のみならず生産人口の流入といったことも含んでいると思いますけれども、これらへの取り組みがまだまだ充実していないように感じます。その点についていかがお考えでしょうか。


○議長(石井由也君) 小出企画担当課長。


○企画担当課長(小出善章君) これにつきましては栄町だけではなくて、日本全体の課題ではないかなと思っておりまして、これは重要なことであるという認識はしております。この後期基本計画でも少子化対策と、一部ではございますが、子供たちの健全な成長をということで次世代の育成支援の充実、これを成果目標として掲げてございます。ご指摘のとおり、栄町の人口は減少化傾向に入っておりますので、そういう現状から出生率の増加策を考えなければならないという認識はございます。今回の基本計画での重点戦略では六つの戦略があるわけですが、各課がそれぞれの関連性を持ち推進していくわけでございます。特にご指摘の少子化対策につながる戦略としては次世代の育成という戦略になると思います。これは栄町次世代育成支援行動計画という計画書もつくられております。これを中心に推進していくことになるということだと考えております。先ほども申しましたが、この後期基本計画においては毎年度評価を実施し、改善を図るということを考えておりますので、議員のご意見を踏まえまして改善につなげてまいりたいというふうに思っております。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) ぜひ、よろしくお願いいたします。昨晩、今回の一般質問の準備をしているときに、役場のホームページというのもいろいろと見ていたわけですけれども、その中で今回の後期基本計画の素案に対するパブリックコメントのこんな質問があって、こういう答弁をしましたというのが出ていたわけですけれども、その中に私同様やはりこのことに問題意識を持っておられる方がもう既に栄町に存在していたというか、お住まいになっているというようなことで、この問題について町民の皆さんもやはり心配をしているところではないのかなというふうに思ったわけでございます。


 そのような指摘を受けて、町もご意見のとおり、町として重要な課題であると受けとめており、重点戦略の一つに次世代の育成を掲げているところですというふうな答弁がありましたし、今、小出課長の方からも今後の取り組みとして、その点についても加えていくというか、進めていきたいというような答弁をいただきましたので、ぜひそのとおりお願いをしたいというところではあるんですけれども、一つ心配な点があるんです。それというのは、今までも何もしていなかったわけではないわけでございます。その結果、0.94%という数値に前年度から、16年度から比べると更に下がっているというのが現実でございます。その点を踏まえて考えますと、これまでどおりの取り組みでは、もしかすると少子化対策に対しての改善というのは難しいのかもしれないというような仮説が立てられるわけでございます。その点を踏まえて、ぜひ先ほども言いましたPDCAサイクル、そういったものを活用して、さらに効果のある取り組みに改善をして進めていただければなというふうに思います。


 私は、栄町の将来像を考えるときに、また、今ある問題の根本を解決しようと考えるとき、この出生率の問題、少子高齢化の進行の問題は避けて通れないものであるというふうに考えております。1日も早く取り組みを始めていただいて、問題解決に向けて前進してほしいというふうに願っております。この栄町後期基本計画が栄町の将来像を表すものである以上は、その点についてさらに施策の充実というものを要望したいというふうに思います。


 今回質問させていただきましたこの後期基本計画ですが、実はちょうど今から2年前、17年3月の定例議会において私が一般質問について質問と提案をさせていただいております。このときは栄町総合計画と行政評価制度についてということで質問をさせていただきました。その中で、総合計画がまちづくりにおいてきちんと機能するためには基本計画において行政評価システムを活用し、双方を連動させて改善していくことが重要であるというふうに提案をさせていただきました。それにより相乗効果を生み、まちづくり推進の強い力としていかなければならない、さらにこのような関係は町と議会の関係にも言えるのではないか、そして今回このように一般質問において提案したことが町に取り入れられ、改善していただけたとき、議員として町のPDCAサイクルの一環を担えているという実感をすることができます。これからも気づいた点等ありましたら、一般質問などで取り上げさせていただき、提案をさせていただきたいと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。


 以上で私の一般質問を終わります。


○議長(石井由也君) これで、藤?淳矢君の一般質問を終わります。藤?君、自席にお戻りください。





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◎散  会





○議長(石井由也君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。


 次は、3月16日午後1時30分より開会することとし、本日はこれをもって散会といたします。


                               午後 3時09分 散会





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