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千葉県 栄町

平成19年第1回定例会(第2号 3月14日)




平成19年第1回定例会(第2号 3月14日)





             平成19年第1回栄町議会定例会





 



                 平成19年3月14日(水曜日)午後1時30分開議





日程第1 一般質問


(1)15番  高 萩 初 枝 君


(2) 7番  染 谷 茂 樹 君


(3)16番  戸 田 榮 子 君





出席議員(17名)


  議 長  石 井 由 也 君      副議長  松 島 一 夫 君


   1番  小 林 弘 男 君       2番  藤 ? 淳 矢 君


   3番  湯 淺 光 修 君       4番  岩 井 泰 憲 君


   5番  大 澤 義 和 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  染 谷 茂 樹 君       8番  金 島 秀 夫 君


   9番  藤 村   勉 君      10番  大 野   博 君


  11番  岡 田 正 市 君      12番  秋 山   誠 君


  13番  山 田 真 幸 君      15番  高 萩 初 枝 君


  16番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席説明員


  町    長    川 ? 吉 則 君


  教育長       牧 野   隆 君





  総務政策課長    帯 金 冨 夫 君


  行財政改革担当課長 浅 野 一 夫 君


  企画担当課長    小 出 善 章 君


  行政管理課長    鳥 羽 功 雄 君


  収納課長      関 谷 伸 一 君


  健康保険課長    廣 瀬 宗 英 君


  環境課長      大 澤 幸 男 君


  建設課長      鈴 木   薫 君





  教育総務課長    小久保 五一郎 君


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席事務局職員


  事務局長      浅 野 正 治 君


  書記        岩 井 浩 之 君








                              午後 1時30分 開議





◎開  議





○議長(石井由也君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりです。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎一般質問





○議長(石井由也君) 日程第1、一般質問を行います。


 通告順に従い、質問を許します。


 初めに、高萩初枝君の発言を許します。高萩君、質問者席に移動願います。


 〔15番 高萩初枝君登壇〕


○15番(高萩初枝君) 15番、高萩初枝でございます。私は、学校給食費の収納対策について質問いたします。


 全国の自治体で給食費の滞納問題が取り上げられております中、栄町は12月議会以降、どのように取り組まれたのか、そして、この4月からはどのような取り組みをするのか伺います。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) それでは、給食費の収納対策についてお答えいたします。


 まず、最初に、12月議会以降どのように取り組んだのかというご質問でございますが、議会後の12月25日から27日にかけまして教育総務課と給食センター職員で2班体制をつくりまして家庭訪問を実施いたしました。訪問した家庭数は61軒、そのうち、保護者と直接お会いできた家庭は19軒でございました。不在で伺った旨の通知を置いてきた家庭が42軒でございました。お会いできた家庭のうち7軒が徴収ができまして、8万400円の徴収ができました。また、4軒につきましては分割納付の要望を受けまして、年明け後に分割の納入通知書を郵送をいたしました。残りの8軒につきましては祖父母との面会でございまして、両親に早急にお支払いしていただくように伝えていただきたいということをお願いしてまいりました。


 教育委員会としましては、12月22日の教育委員会会議で給食費の滞納問題の最も有効な方策について、栄町学校給食センター管理運営協議会に諮問することを決定し通知いたしました。これを受けまして、年明け後の1月18日に開催しました栄町学校給食センター管理運営協議会において委員7名の方々に活発なるご協議をいただき、次の3項目の答申が出ました。


 一つ目といたしましては、給食費滞納者について学校側と教育委員会で密な連絡をとり、家庭状況の把握などを行い滞納者への対応に当たること。


 二つ目には、滞納者に対する通知方法を見直して、滞納者と面会できる場を設けなさいと。


 それから、三つ目、滞納者の口座から納入してもらうように現在の引落口座に関する学校単位の金融機関の指定を見直しなさいというような、この三つの答申をいただきまして、1月25日の教育委員会会議で了承をいただいたところでございます。


 早速、学校側に給食費の滞納状況を認識していただき、協力を得るために2月7日の校長会で各学校ごとの滞納状況表を提示し、個別に相談に伺う旨をお話ししたところであります。個別相談は2月20日から27日、1週間かけまして各学校の訪問をし、滞納している家庭の状況、お子さんの様子などを伺い、私どもの扱っている準要保護の認定で救えるか否かのご家庭かを確認をいたしました。学校の先生方からのコメントでございますが、結果、準要保護の認定を受ける状況の家庭はなく、今後学校から家庭に配布するお手紙と一緒に子供を通して学校給食費滞納の通知書を配布してもらうという協力を得たところでございます。


 滞納者への催告は1月12日、2月9日、この両日に郵送による催告を行いました。家庭訪問は収納課で積極的に行っていただいたおかげで、大口の滞納者から支払いをいただいたところでございます。また、滞納者が支払いのために教育総務課や収納課窓口に来た場合、以前は給食センターにその都度滞納状況を問い合わせて対応していたためちょっと時間を要していましたが、現在は町内イントラ、パソコンを活用いたしまして情報を共有するシステムを導入して、担当者だけでなく全課員が常に最新の情報を見て対応できるようにいたしました。


 学校単位の金融機関指定制度の見直しでございますが、現在約99%の保護者の方々が現在の制度で引き落としを現在できております。引き落としがうまくできていない未納者のみが困っている問題ととらえまして、現行の制度は生かしつつ、未納者のみ選択制とした場合、この一つの場合と、また、他方、全保護者を対象に選択制とした場合の各金融機関の手続方法などを現在金融機関と協議しているところでございます。


 滞納額は12月議会で過年度、現年度合わせまして480万380円と申し上げました。2月22日現在、429万4,780円となっておりまして、50万5,600円、議会後に納入がございました。今後は年度末の給食終了後も引き続き滞納者への催告と収納活動を実施する予定でございます。


 続きまして、二つ目の質問でございますが、次年度からの取り組みについてでございますが、この問題は町教育委員会全体の問題としてとらえ、滞納者への取り組みを強化してまいりたいと考えております。特に滞納者にはいろいろな情報を持っております収納課に協力を仰ぎ対応をしていただく予定で検討しております。あわせて学校の先生方へも引き続き協力をお願いしてまいる考えでございます。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) それでは、再質問に入ります。今、答弁の中で現在の滞納額ということで429万4,780円と、こういうご答弁がなされましたが、これについては12月議会以降50万5,600円納入されたということで、担当課もやはり臨戸訪問してみる意義はあったのかなととらえております。それについて、現在給食費の滞納状況は各学校ごとにどういう状況になっておりますか。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) 各学校ごとということで、きょうデータをこちらへ来る前にちょっと集計をいたしましたところ、過年度分から申し上げます。


 安食小学校におきましては14年度分以前のものが8万8,200円――安食小をずっといきます――15年度分におきましては17万3,980円、16年度分につきましては18万円、17年度分につきましては18万9,000円、18年度分につきましては8万8,200円、計安食小分につきましては累計が71万9,380円になっています。人数につきましては、14年度分につきましては2人、15年度分につきましては9人、16年度分につきましては8人、17年度分につきましては7人、18年度分につきましては12人の計38人分で71万9,380円になっております。


 続きまして、安食台小学校でございますが、3万3,600円、これはお一人の方の分なのですが、この方におきましては交渉の結果分割納入しますということで、分割納入の契約をいたしました。15年度分につきましては4万6,200円、この方も1人分でありまして、分割納入をしていただくという契約をいたしました。16年度分につきましては4万2,000円、これもお一方で、分割ということでございます。17年度分につきましては5万400円、お二方おりまして、1人分につきましては分割納入しますというご契約をいただいております。続きまして、18年度分、今年度分でございますが、現在のところ5万400円ございまして、5人おります。累計22万2,600円。トータル、契約というか分割納入もしないという方が6名ございます。


 続きまして、酒直小でございますが、酒直小におきましては14年度、15年度ございませんで、16年度分からお一方4,200円、17年度分につきましてはやはりお一方で1万6,800円、18年度分につきましては7万9,800円で5名の方でございます。累計が10万800円、7名分でございます。


 竜角寺台小学校におきましては、お一方で4万2,000円、14年度以前ですね、15年度分につきましては5万400円、お二方おります。16年度分につきましては4名で8万4,000円。それから、17年度分につきましては5名で16万3,800円。18年度分につきましては5名で10万800円、累計が44万1,000円、17人分でございます。


 北辺田小学校におきましては、お一方おりまして8,400円、14年度分です。15年度分につきましては10万2,600円、これは3名ございます。16年度分につきましてはお一方で2万5,200円。17年度分につきましてはお一方で8,400円。18年度分につきましては4名の方で3万3,600円。合計いたしまして17万8,200円。10名の方がおります。


 布鎌小学校におきましては、4名で14万2,800円が14年度分です。15年度分につきましては17万6,400円、5名おります。16年度分につきましても同様に5名の方で17万6,600円。17年度分につきましては3名の方で10万5,000円。18年度分につきましては7名おりまして14万2,800円。合計いたしまして74万3,600円、24名の方がおります。


 栄中におきましては14年度分につきましては12万9,200円、5名でございます。15年度分につきましては2名で8万1,600円。16年度分につきましては14名に増えておりまして34万5,600円。17年度分につきましては11名の方で32万1,600円。18年度分につきましては20名おりまして、34万800円。合計にしますと121万8,800円。52名の方がおります。


 栄東中でございますが、14年度分につきましては3名で12万3,000円。15年度分につきましては4名で12万4,800円。16年度分につきましては4名おりまして、17万2,800円。17年度分につきましては2名おりまして7万2,000円。今年度分、18年度分につきましては3名おりまして9万6,000円。合わせますと58万8,600円、16名の方になります。


 総計にいたしますと、現在までの児童・生徒数は170人分になっております。トータル額にいたしまして、きょう現在421万2,980円になっております。私が答弁書を作成した時点から若干また納入がありました。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) ちょっと減っているようですね。ちょっと伺いたいのですが、この人数は実人数ですか。それと、あと、実際家庭数ではこれどのぐらいになっているのか伺いたかったのですが。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) 今現在の世帯はトータル70世帯になっております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 答弁書が出ておりますので、ちょっと順次質問を入れていきます。


 まず最初に伺いたいのは、先ほどの答弁の中で冬休みの期間中に教育総務課と学校給食センターが2班体制をつくって家庭訪問をされたと。この訪問した軒数が61軒で、会えた家庭が19、不在が42。会えた家庭のうち7軒がいただけたと。4軒が分割納付で、8軒がおじいさん、おばあさんに会って内容をお伝えしてきたと、こういうことでございますけれども、この61軒というのはどういうふうに抽出されたのか。というのは、12月議会の答弁ではたしか滞納世帯は81世帯というふうに聞いていたのですけれども、この辺どうなのかというのが一点と、あともう一点は、不在通知を置いてきた42戸と、あと、おじいさん、おばあさんに会えて内容をお伝えしたという8軒についてはその後どういう対応をされたのか。要するに、後日連絡を入れて、その上で家庭訪問をされたのではないかなと思いますが、その辺はされたのかどうか伺いたいと思います。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) まず、81軒から61軒に減ったということでございますが、これは議会答弁のときは11月現在の内容でお伝えしましたので、その後21軒が納めていただいたということで、21世帯ですね、21世帯納めていただいたと。我々が訪問するときには61軒であったということでございます。


 それから、8軒、おじいちゃん、おばあちゃんに出会えたご家庭のうち、お支払いしていただいた、もしくは保護者の方に我々が会えたのかどうかというご質問なのですが、直接にはいまだお会いができないです。ただ、窓口に来て納めていただいた軒数が、大口が2軒ございましたので、我々が動いた結果なのかなというふうに考えております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 私は教育委員会を信頼していたのですよ。やはり不在通知を置いてきたからには電話連絡してきちんとその後も臨戸訪問されて、家庭訪問されて、支払っていただくように説得されたのかなと思っていましたら、いまだに会っていないと、こういう答弁だったのでがっかりしました。


 それともう一つ、12月議会では、過年と現年合わせて滞納世帯が81軒の中で23世帯、23軒いるという、こういう答弁でしたけれども、この世帯もきちんと訪問されているのかどうかをちょっと確認したいと思います。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) 訪問する時点での滞納者をすべて洗い出したところ61軒であったということで、その間納めていただいたご家庭には訪問する必要はございませんので、納めていなかったところを洗ったというところでございます。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) わかりました。それで、次の質問は、12月議会でやはりちょっと落ちてしまったところがあるので伺いたいのですが、栄町における学校給食費の滞納の理由とその家庭の状況について、何で滞納になってしまったのか、この辺を具体的に伺いたいと思います。新聞などでは経済的な理由で払いたくても払えない家庭、これも増えていると。あと、その片一方では、払えるけれどもやはり払わない、こういう家庭もあると。あともう一点、その他もあると思うのですけれども、この栄町における滞納者の状況、こういう中ではどういう状況になっているのか、まず教育委員会に現年度分についてはどうか、その後に収納課として臨戸訪問されている中で直接お会いになってお話をされていると思いますので、その辺も含めてこの問題をきちんとどうなっているのかをこの議会で表明していただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) 滞納理由ということで、ご家庭を我々訪問したところ、見るからにご家庭の家の周りの状況が、言葉は悪いのですが、ごみが散乱して準要保護なる法的なもので救ってあげなくてはならないのかなと見受けられるご家庭が、訪問して約2〜3軒ございました。それは私の目でそう感じたところでございます。そういうことで、各学校を訪問いたしまして、学校長、教頭にお会いしまして、学校の滞納者一覧表をご提示しながら、特に私どもが伺った世帯、このご家庭はどうなのですかということでいろいろ問いかけましたところ、なかなか教材費等の納めもすぐには納めてもらえないご家庭だというのもわかりました。ただし、学校側から催促すると納めてもらえますよというような状況でございました。


 そういうことで、私どもは全くお支払いができないご家庭ではないというふうにとらえまして、学校サイドからすれば催促すれば取れるよというようなお話がいただきましたので、ということは我々も催促しなければいけないのかなというようなところでございます。見るからにというようなご家庭もありましたけれども、全部の学校を歩きましたところ、そういうご回答でございました。


 なお、滞納者は小学校の時代から今現在中学になっている生徒もおりますけれども、過年度分もお支払いしていないのがほとんどでございます。いろいろ私どももほかの方々から情報を集めますと、どうも裕福というような言葉が適格かどうかはわかりませんけれども、お支払い能力はあるというふうに客観的に判断しております。すべての方々がお支払いできるというふうに、我々の訪問したご家庭が経済的に難しいというふうには聞いておりませんので。


 以上です。


○議長(石井由也君) 関谷収納課長。


○収納課長(関谷伸一君) それでは、収納課の立場からお答えいたします。町税を滞納している方の中にやはり給食費を滞納している方というのはやはりおります。ただ、今確かに生活が苦しく、例えば兄弟やらまたは親類からお金を借りてでも納めている方もおります。そういった方のためにも、我々としましては滞納が出た場合には2回ないし3回は必ず臨戸徴収しまして、今小久保課長がお話ししておりますように、家庭環境やらまた生活状況はどうかというふうに検証というか、伺うわけですけれども、その中でも特にお支払いが困難だという家庭は余りないというふうに私どもは理解しておりますので、できるだけ支払っていただけるように我々としては努力していくつもりでございますし、またやってきましたので、その辺のところはご理解をいただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) どうも納得がいきませんね。訪問した中では、その中では払える、要するに体力があると思うと、こういう中でございましたけれども、私が聞いているのは訪問した中ではなくて、滞納者の、何で滞納しているのだと、全体的に聞いているのです。そういう中では不在通知を置いてきたりなんかして会えていない家庭もあるのですよね。そういう中で各学校を訪れて学校長さんたちとこの家庭についてどうかと聞き取り調査をした中で、やはりおおよそ払えるのではないかと決めつけているというか、その辺が私としては納得いかない。どうして教育委員会はみずから滞納者の自宅に足を運んでそのお父さん、お母さんなりとひざを交えて話し合わないのか、私はここが一番教育委員会の姿勢で欠けているところではないかと思うのですよね。いかがでしょうか、今のこの質問の答弁を聞いていると、栄町の滞納世帯は払える体力があるのに払わない。何でと聞いた場合、その何でがよく見えないのですけれども、よく新聞報道されているのには義務教育だから払わないとか、自分の遊ぶ金が欲しいとか、何かそういうふうな一般的なあれがなされていますけれども、もう一点伺います。会えた家庭の中ではどういう話がなされたのですか。滞納になっている理由、わけ、何でなのだと。


 それから、収納課、関谷課長にもお尋ねします。臨戸訪問した場合に、やはり滞納になったわけが恐らく話されたと思うのですよ。例えば自分の生活口座のある銀行が指定金融機関になっていないとか、うっかりしてしまったのよねとか、どうなのですか。もう一回これを明らかにしてください、教育委員会として。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) 私どもが訪問してお会いできれば一番ベストなのですけれども、直接的なお話ができるのですけれども、お会いができないということで、学校の先生方にご協力を願ったと。訪問したときに保護者の中には遊興費に所得のものを充てて使ってしまうと。それでないとか、そういうお話も聞いてまいりました。あと、ほかには飲み代の方に回ってしまったり、そういうご家庭もあるというふうに聞いてまいりました。そういうことで、私ども直接お会いできるような努力を今後しなければならないというふうに思っております。というのは、最終的には呉市、宇都宮市のような状況に持ち込みたいというように考えておりますので、現在はその準備段階ということで一つ一つのステップを踏んでいかなければならないというふうに考えておりますので、お会いする努力を今後いたします。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 関谷収納課長。


○収納課長(関谷伸一君) それでは、お答えいたします。2月も給食費と町税の方を滞納整理、うちの方やりました。その結果か考察しますと、給食費でたしか私が行ったところでは4〜5軒ですか、夕方6時、7時ごろ行ってもお会いできない家庭もございました。ですから、その辺非常に私も疑問に思っておりまして、なかなか解けないところでございます。


 それと、お会いして、町税がいろいろ金融機関が使えるのにある意味でちょっと幅が狭い、学校によっては幅が狭い金融機関だということも聞いております。ですから、我々としても例えばコンビニ収納とか、納付環境の拡大やら環境の整備をつけることも一つの滞納者をなくす方向かなということで今考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 何で滞納になっているのだという理由なのですけれども、それでは今の状況では栄町教育委員会としては生活困窮世帯ではなくて、遊びというか、やはり払える体力があるのに払えていない家庭が大半だという、こういう認識だということですか。そうですか。先ほどの答弁の中でも冬休みにまた臨戸徴収という話がありましたけれども、私はやはりこの収納対策の原則といいますか、やはり今からまた再質問でも出しますけれども、口座振替してだめなら通知を送って、やはり職員が出向いて給食費の何で納めなくてはいけないのか、納めていただく努力を重ねることが大事だと思うのですよね。ですから、その辺やはり長期の休みが年に三回程ございますので、その辺きちんと対応される方がよろしいのではないかと思います。


 先ほど関谷課長の答弁の中でも金融機関の幅が狭い、これも一つの原因ではないかと、これもしっかり受けとめた方がよろしいのではないかと思います。


 私、こういう中で、先ほどの答弁の中で準要保護を受ける状況ではないと、本当に困っている世帯はいない、こういうふうな答弁をされたと思うのですけれども、これについてもやはり学校の先生方の意見を聞きながら教材費の納入が困っているというのは恐らくうっかりもあると思うのですけれども、やはりきちんとその辺を家庭を訪問して保護者の意見とか生活状況を見て対応をされた方がいいのではないかと思いますよ。いかがですか。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) まずは今まで学校サイドにも滞納者の個人リストを給食センターの方からお出ししておりませんでした。我々直接保護者とのやりとりをしておりましたが、これを進めるに当たって学校サイドから協力を仰がなければならないという認識で動いております。今度は先ほど議員もおっしゃいましたように、準要保護で救えるものについてはもう冊子等を、パンフレット等をお配りしながら保護者も認識する、それから学校長も認識する、我々も当然救えて、救ってあげたいものは救ってあげたいという気持ちで動きたいと思います。今言いましたように、学校サイドにちょっと協力を仰ぎまして、個人のデータ、例えば保護者がどちらにお勤めなのかとか、緊急連絡先だとか、その辺はまだ私どもいただいておりませんので、それが私どもがいただける情報なのかどうなのかもちょっと保護条例の関係もありますので、個人情報の関係もありますので、どの辺まで私どもが乗り込めるものなのかどうなのか、その辺も精査いたしまして今後前向きに検討してまいりたいと思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) わかりました。それでは、その後でこの質問をします。督促の仕方ですが、来年度からは子供を通じて督促状を渡したいと、こういう回答がございました。この中では具体的にどういうふうにやはり渡すのか。これとは別に先生と一緒に徴収に歩くという、こういう何か声も出ていたようなのですけれども、その辺はどのようにされるのか伺いたいと思います。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) まず督促の出し方でございますが、この間学校にお伺いしまして、学校側から子供を通じまして保護者に渡す文書があるようですので、その文書の中に私どもの文書を入れて送っていただくような段取りで動いております。学校サイドとしましては、給食費というものが未納だというのがほかの子供たちに知られないように配慮をしたいし、お願いしたいということで我々は言われましたので、その辺は十分注意をしながら直接、我々が直接お会いできればいいのですが、お会いできないものですから、子供を通して学校から保護者に渡していただくというふうなことでございます。


 それから、先生と一緒に歩くのはと、学校サイドでもしお許しがいただけるものであれば直接我々も同行しながら歩きたいと思っております。その辺は今後学校サイドと詰めなければならないと思いますので、要検討ということでございます。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 教育委員会に伺いたいのですけれども、何年ぐらい前でしたでしょうか、以前も督促状を学校を通じて、子供を通じて保護者に渡していた例がありまして、この件に対してはやはり教育的に配慮すると非常にまずいのだということで、これが中止になって郵送になったような経緯があります。こういう中で、あえて滞納額が膨らんだのもあるかもしれませんけれども、また以前のやり方を復活される、このことについて一言私はちょっと伺いたいのですが、子供には最大限配慮してやりたいということなのですけれども、このことが子供たちに、要するに給食費の滞納になっているということが気づかれて、ほかの子たちに気づかれて、この当事者の子が不登校とかいじめに遭うという、こういうようなことも考えられるのですけれども、これに対して教育委員会はいかがですか。最大限子供を守るのはやはり教育委員会ではないかと私は認識しているのですけれども、いかがでしょうか。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) そういうほかの子供にいじめ等、今大変話題になっておりますので、私どもはその辺はもう十二分に注意しなければならないと、まずその辺から学校サイドにお願いをしているところであります。学校サイドもその辺を気遣いまして、わからないような出し方を、ほかの子に給食費滞納しているよというようなことがわからないようにお渡し願える方法を気遣っていただいていることでございます。そういうような出し方を学校サイドも認識しているというところでございます。


 以上です。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 教育委員会としてはやはり滞納額が膨らむのでいたし方ないという、こういうことですか。このことにつきましては、現場の教員にちょっと意見を聞いたのですけれども、近隣町村ではもう印西の例を倣って子供を通じて督促状を配っているという、こういうことでございますが、やはり督促状の渡し方がやはり非常に難しいと。ベテランの先生はある程度カバーできると思いますけれども、なれていない先生によってはやはり子供に気づかれてしまう恐れがあるのではないかと、こういう声が上がっております。十二分に検討したのでしょうか。それと同時に、子供を通じて督促状ではなくて、町長も提案、秋山議員なんかも提案されておりましたが、それでは口座振替をやめて全生徒に集金袋を学校を通じて配布というやり方、これは検討されなかったのかどうか。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) まず渡し方なのですが、これは現場の先生方が一番気になっているところでありまして、その辺をこの間学校を回った際には十分配慮しながら渡せますというような回答をいただきましたのでお願いするということでございます。また……、すみません、もう一点何でしたっけ。


○議長(石井由也君) 高萩君、質問、もう一点何だったか。


○教育総務課長(小久保五一郎君) わかりました。金融機関の関係なのですが、ほとんど今99%先の金額が口座で振り落としができておりますので、その辺また全部もとに戻すというか、集金袋というのはまだその段階ではないのかなというふうに私ども考えております。まじめにいただいている方々からの99%の保護者の意見もまた片方にはあろうかと思いますので、未納者のみの1.何%かの保護者への対策をということで私どもとらえておりますので、よろしくお願いいたします。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 要するに集金袋はもう検討の余地がないということで検討しなかったという一言ですね、わかりました。それでは、99%の方が銀行振替だと。1%が未納になっている件では――次の質問に移ります――12月議会で私はこの口座振替について、要するに生活口座のある口座から保護者が自由に選べる、そういうふうにしてはどうかという、こういう提案をしましたところ、町の総務政策課長は議員のおっしゃるとおりで、税金なんかでも納付者の利便性を図るためにいろいろな策を講じておりますので、当然のことだと考えておりますと、こう町の答弁が本会議で出ました。これを受けて、何ですか、今現在銀行と協議中、一体何やってんですか。本気で対応する気があるんですか。教育委員会の姿勢問題だと思います。この件についてはびっくりしたのですが、これ、先ほどいただいた給食センターからの文書です。これは何の文書かと申しますと、新1年生の保護者に説明した文書なのです。この日付は各学校ごとに説明会が違っておりますが、この文書は2月9日付です。この中に給食費の納入についてということで入っているのですが、具体的には保護者の方にしていただくことということで、「小学校については下記の金融機関と郵便局のうちから選んでいただきます。その金融機関あるいは郵便局に口座をお持ちでない方は普通または当座預金を開設してください」と、こういうことで説明しております。私がびっくりしたのは、これ小学校分なのですけれども、以前のままなのですよね。12月議会で何のために提案したのか、どういうふうに受けとめているのですか。通常だったら、新1年生の説明会に間に合うように銀行との協議を終えて、この説明会で保護者の皆さんとやるのではないですか。生活口座のある銀行で、銀行に行って口座の確認をもらってきてくださいと、出してくださいとやるのではないですか。一体教育委員会は何をやっているのですか。私はこれは教育委員会の取り組みの姿勢の問題だと思っています。問題体質だと思います。


 教育長に伺います。どういうふうに見てもこれはもう給食のこの滞納問題を改善しようという、そのやる気が私には見られないのですけれども、この問題を教育長はどういうふうに認識して、どういうふうに対応しようとして課員の皆さんに指示したのか伺いたいと思います。


○議長(石井由也君) 牧野教育長。


○教育長(牧野 隆君) 大変厳しいご意見でございますけれども、具体的に申し上げます。


 まず12月議会ということで、高萩議員さんからご提言をいただきました。私どもはそれについて真摯に考えた。考えた結果がこうでございます。全然検討もしなかったわけではない。


 一つは、金融機関引き落としの問題は、私も最初に給食センターができて集金の仕方を恐らく個別の集金袋でしていたと思うのですが、それを何年度かで金融機関にゆだねるようになったのは保護者からの希望があったからだと思うのですね。これを保護者の便宜を図るためにそうしたのだと思うのですが、そのとき、時代はいつまでさかのぼるのか、私はまだ確認していないのですけれども、いろいろな職員に聞いております。覚えているかい、記憶があるかい。というのは金融機関と約束を取り交わしていたはずなのです、契約を。したがって、手数料は通常の引き落としよりも低い額で抑えてご協力をいただいたはずです。これはおおむねどこの市町村もこういう集金方法をとったときに行った一つの方法です。地域のその市町村内にある金融機関にご協力をいただいて、すべてそこから引き落としをしていただくという前提でやったはずなのですね。それをどんどん時代が変わってきまして、今一体どういうふうになっているのか、いつごろまた再度金融機関との打ち合わせ、すなわちこれでいいのかというチェックをしたのか、それも私どもは把握できなかったということで、実はこの3月中に絶対に今ある金融機関ともう一度これについて詰めたいということなのですが、金融機関の事情で3月末までにということでまだ実現をしていないというので、大変申し訳ないのですが正確なお答えをするわけにいかないと。全く集金の方法について、また、金融機関の指定の方法についても考えていないわけではございません。一番いい方法、これは利用者にとっていい方法ですね、金融機関にご理解いただいて、ご協力いただくという、こういう段取りに今後なっていくと思います。私がお答えすべきことはこのことでよろしいのでしたっけ。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 教育長さんに伺いたかったのは、滞納問題をどういうふうにやはりとらえているか、どういうふうに職員を指導したか、そこです。


○議長(石井由也君) 牧野教育長。


○教育長(牧野 隆君) 小久保課長以下、私は常にこうするべきであるということを申し上げてあるのです。こうするべきであるということは、まず滞納はあってはならないということ。それからもう一つは、滞納は起こる原因がもしこの集金等の仕組みにあるならば、すぐに改善しなければいけないということですね。その仕組みに問題がどこにあるのか、解明してほしいということです。そして、あるならば改善してほしい。それから、これは常に年度の切りかえのときにやるのが望ましいということでございまして、もし前もって通知しなければいけないことはしておいてもいいから、後でも改善するということで、年度内にということで命じております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) ただいまの教育長の答弁をいただいたのですが、やはり私も教育長さんのおっしゃるとおり滞納の原因を明らかにしてやはり改善していくと、こういう職務命令が出ていたにもかかわらず、今回間に合わなかったというのは、やはり職務怠慢だと私ははっきり言わせていただきます。今後こういうことがないように気を引き締めて段取りも含めてよろしくお願いしたいと思います。


 すみません、再度この問題なのですが、再度3月中に銀行からのあれが来るということでございますが、それではもう新1年生に説明した内容でまた訂正文とか何とか出す用意はあるのですか。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) ただいま教育長が申し上げましたとおり、年度内に本当は、この2月9日に各保護者に新しいシステムの説明ができればよかったのですが、金融機関の方の忙しさもあったのでしょう、ということで間に合わなかったと。自由化というか、ご希望の口座になられるようにできるものがあるとすれば、その後に、その回答をいただいた後にまた保護者の方々にご連絡、通知申し上げたいと思っています。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) もう一点伺いたいと思います。口座引き落としについてなのですが、現在10日と20日だと思うのですが、やはり納入しやすい環境づくりとしては、ほとんどの方が今給料日は25日ぐらいが多いのではないかと思うのです。そこで、やはり引き落とし日を月末にすることはできないのかどうか。月末にした方がきちんとやはり落ちるのではないかと思いますが、この辺いかがでしょうか。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) 議員おっしゃいますように、私どもこの辺をちょっと探りました。各学校が金融機関と契約をしております。その契約の内容の中に10日、20日という日にちを振ってございます。この辺が最終条文にこの契約の中に疑義が生じた場合はまた協議しましょうというような条文がうたってありますので、この辺もあわせて金融機関と相談してみたいと思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) わかりました。よろしくお願いします。


 それでは最後なのですが、今後の取り組みということで答弁では何もというか、一つだけ収納課と協力して、連携してやはり進めていくということだけだったと思うのですが、具体的にどういう取り組みをしていくのですか、4月以降。お願いします。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) 私ども教育委員会部局が収納課で得た情報、例えば保護者がどちらに勤めていて、どういうところに行っているかという、そういう個人の情報は私どもはさわれない、守秘義務のところに当たるのではないかということで、その辺の情報を具体的にはいただいておりません。その辺もあわせまして、タイアップしてできるのかどうか。もしできるとすれば私どもも一緒に職員同行させていただきながらやっていくしかないというふうに踏まえております。その辺の個人情報の取り扱いが私の頭の中ではまだ整理できておりませんで、その辺が許すとすれば一緒にやっていきたいというふうに考えております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 先ほどの答弁の中でも、呉市や宇都宮市の例で云々という、こういうものが出ておりましたけれども、この辺も含めて12月議会の滞納処理対策ということで何点かやはり話されておりますので、それについてはどういうふうにする用意があるのかを伺いたいのです。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) 呉市の情報をいただきまして、呉市のように私どもができるかどうかは別といたしましても、これを見習いたいなということで、まず呉市は1番目に督促及び滞納理由の把握、これをやっております。2番目には3カ月以上の滞納者を確定。3番目には訴訟対象者の確定と。4番目には法的措置の最終予告。それから5番目に催告。6番目に支払い督促。7番目に強制執行と。8番目に債権の回収というような、こういう八つの段取りを呉市はとっております。この辺を踏まえまして、私どももいきなり法的手段というわけにもいかないものですから、着実に1番目から順序を追ってやってまいりたいというふうに考えております。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) ということは、やはり悪質というか、確信犯を絞ってやはり証拠というか、積み重ねて最後はあんまりひどい滞納者については法的手段に移りたいという、こういうことでございますか。わかりました。それと、もう一つはっきりしなかったのですが、今後この給食費の収納問題、滞納問題は教育委員会で対応ですか、それとも収納課なのですか。どうも答弁を聞いているとどっちで対応するのだかよくわかりませんが。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) 給食費は私どもの管轄内の話でございますので、収納課に協力を仰ぐというようなお話かと思います。できないところは税の滞納と同じ方がほとんどであろう場合は、そちらの方に直接伺った際に、私どもも情報をいただければ随行しながら給食費の催促というような形をとらさせていただこうかなというふうに考えております。かなりの情報を持っている収納課のやはり力をちょっとかりないといけないのかなというふうに考えておりまして、その辺の情報源であるところに我々がくっついていくというような、取り立てですね、取り立てをそんな形で考えております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 高萩君。


○15番(高萩初枝君) 質問はもうこれで終わりたいと思います。この給食費の滞納問題は教育委員会に私はお願いしたいのは、あくまでもやはり支払わないのは親が悪いので、その親のツケを子に回すことがないように、この辺の配慮をきちんとしながらやはり親御さんに支払っていただく努力を続けながらやはりいろいろな場面に配慮して進めていただきたいと思います。


 これで終わります。


○議長(石井由也君) これで、高萩初枝君の一般質問を終わります。高萩君、自席にお戻りください。


 ここで、15分間の休憩といたします。


                               午後 2時30分 休憩


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                               午後 2時45分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





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○議長(石井由也君) 染谷茂樹君の発言を許します。染谷君、質問者席へ移動願います。


 〔7番 染谷茂樹君登壇〕


○7番(染谷茂樹君) 7番議員、公明党の染谷茂樹でございます。通告に従いまして、これより一般質問を行います。


 初めに、道路行政の運営についてお伺いいたします。道路整備計画整備状況は昨年の議会及びこの3月議会予算審議特別委員会の審議で生活道路整備について質疑がございました。町の生活道路、歩道も含めた調査と厳しい財政難の中、今後の整備計画をお伺いいたしたいと思います。


 次に、妊婦の健康診査について。我が国が1899年、明治32年に人口動態の統計をとり始めて以来、一昨年の2005年には初めて出生数が死亡数を下回り、総人口が減少に転ずる人口減少社会が到来しました。昨年の出生数は106万人、合計特殊出生率は1.25%といずれも過去最低を記録しました。この少子化傾向が続くと、人口減少は加速度的に進行し、21世紀半ばには1億人を割り込み、2100年の総人口は現在の半分以下になると見込まれています。人口の高齢化もさらに進行し、やがて3人に1人が65歳以上という極端な少子高齢社会が継続することになります。我が国はその少子化に歯止めをかけるべく、さまざまな少子化対策を推進してきましたが、出生率の低下傾向が反転するまでには至っていないのが現状でございます。今後も総合的な少子化対策がさらに必要になってくると思われます。特に少子化対策、子育て支援の最優先は経済的負担の軽減が重要でございます。将来の不安感を解消することが何よりも大切と感じます。厚生労働省は少子化対策の一環として、胎児や母親の健康状態を診断する妊婦健診について全額を国の負担で賄う無料健診回数を現在の原則2回から5回以上に拡大することを決め、無料健診費を地方財政措置として国から地方交付税として各自治体へ少子化対策事業費として配分されることになります。妊産婦の健康診査は厚生労働省によりますと妊娠初期から分娩まで14回程度の受診が望ましい回数と示されています。実際に負担する費用は1回5,000円程度になりますが、血液検査を伴うと1万円から約1万5,000円程度の費用がかかります。栄町でも公費での無料健診は2回のみであります。この健診は任意のための医療保険の対象外でありますので、無料となる2回分を除いても自己負担の総額は平均すると12万円になります。若い夫婦世帯の負担感は大きいのではないかと思われます。全国的に見ますと、現在の公費負担の回数の平均が高い県では、秋田県が8.16回、香川県が4.11回など、各自治体によってもその取り組みに格差があるようです。厚生労働省では健康で安全なお産をするには5回以上の健診が必要との見解を示しております。


 栄町でも出産世帯の負担軽減を考え、現行制度の無料健診2回を5回以上に増やすことが望ましいと考えますが、町の見解をお伺いいたします。また、妊婦健診が重要であるとの周知方法と、本年度の実績をあわせてお尋ねいたします。


 次に、栄町のごみ処理について。平成18年1月よりごみの収集方法及び一般廃棄物収集運搬の手数料を改定し、4月から完全実施されています。もうすぐ1年が経過しようとしていますが、町民の皆様よりごみ袋が切れやすくなったとの意見が耳に入ってくるが、どのような対応を行っているのか、また、印西地区環境整備事業組合においてごみ処理の一元化ということでごみ袋の統一を検討しているとのことですが、その内容はどうなっているのか、2点についてお答えください。


 これで最初の質問を終わります。


○議長(石井由也君) 鈴木建設課長。


○建設課長(鈴木 薫君) それでは、私の方からは道路行政の運営についてお答えをいたします。


 道路整備計画及び整備状況につきましては、昨年の9月の議会定例会におきまして、藤村議員、松島両議員の一般質問の際にご説明しておりますので簡単に説明させていただきたいと思います。平成13年12月に町内全域の道路を調査いたしまして、町道の整備計画を策定し整備を進めているところであります。


 整備計画内容につきましては、維持修繕工事、拡幅等の改良工事、排水整備工事、舗装新設工事等で、総延長6万5,080メートル、総工事費にあっては36億7,000万円ほどの計画となっております。


 次に、整備状況についてご説明をいたします。平成13年度から平成16年度までの4年間の整備状況は、整備延長1万9,167メートル、工事費約8億8,000万円となっております。また、平成17年度からについては、「町行政改革大綱」に基づく財政健全化計画等によりまして、投資的経費の抑制のため、平成17年度、整備延長799メートル、工事費約3,000万円、平成18年度、整備延長806メートル、工事費約3,600万円となっており、平成16年度以前の工事費の年平均2憶数千万円と比較しても、ここ数年は平均で3千数百万円となっており、道路事業費も減少しておりますので、町民からの整備要望に対し、工事が追いつかない状況であります。


 また、歩道の状況等の調査につきましても、定期的な道路パトロール等において把握しておるところでございますけれども、平成15年度において安食台におきまして小規模修繕工事において対応しております。


 今後の整備計画につきましては、先ほども述べさせていただきましたけれども、厳しい財政状況の中、各地域からの数多くの整備要望が挙げられておりますけれども、平成17年度以降の道路整備計画が繰り延べされている現状でございますので、要望箇所の現状等を再確認しまして、緊急性や利用頻度、地域性、予算等を考慮し進めていきたいと考えております。


 また、この限りある予算では町民要望に対処し切れませんので、職員による応急修繕、職員による修繕が困難と判断した場合につきましては、小規模修繕工事等により対応していきたいと考えておりますので、ご理解のほどよろしくお願いいたします。


 以上です。


○議長(石井由也君) 廣瀬健康保険課長。


○健康保険課長(廣瀬宗英君) それでは、私の方から妊婦健康診査について、妊婦無料健診の拡大についてをお答えいたします。


 現在行っております妊婦健康診査についてご説明させていただきますが、母子保健法第13条の規定によりまして、平成9年4月から市町村と千葉県医師会及び県内医師会未加入医療機関と事業委託契約を取り交わし、1人当たり2回この無料健診を行っております。そのような中、平成19年度1月16日付の雇児母発第0116001号、厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課長より、妊婦健康診査の公費負担の望ましいあり方についての通知がございました。近年、高齢やストレスを抱える妊婦が増加傾向にあるとともに、就業等の理由により健康診査を受診しない妊婦も見られるところであり、母体や胎児の健康確保を図る上で、妊婦健康診査の重要性、必要性が一層高まっているところである。また、少子化対策の一環として、妊娠中の健診費用の負担軽減が求められており、妊娠出産にかかる経済的不安を軽減し、少子化の解消の一助に資するとともに、積極的な妊婦健康診査の受診を図るため、妊婦健康診査について公費負担の充実を図る必要性が指摘されているところであるとしています。


 受診回数の考え方については、平成8年11月20日付児発第934号、厚生省児童家庭課長通知、「母性・乳幼児に対する健康診査及び保健指導の実施について」により、受診回数は13回から14回程度となると考えられることから、14回程度の公費負担が望ましいと考えられるとしております。その上で、財政厳しい折の公費負担が困難な場合、健康な妊娠・出産を迎える上で最低限必要な妊婦健康診査の時期及び内容については、少なくとも5回程度と考えられることから、経済的理由等により受診をあきらめる者を生じさせないため、これを基本として5回程度の公費負担を実施することが原則であると考えられること、と表記されております。しかしながら、健康診査の重要性は認識しているものの、極めて厳しい財政状況の中で、平成19年度におきましては、妊婦健康診査の回数、検査項目とも現状の2回の実施を考えております。今、現在先ほど議員よりお話がございましたように、少子対策の関連もありますので、拡大枠については現在国でも審議されておりまして、ぜひとも公費負担の助成を国等に働きかけていただきまして、平成19年度通過の折に通知がまいりましたら積極的に取り組んで考えていきたいと思っております。


 また、周知等につきましては広報等で対応していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。


○議長(石井由也君) 大澤環境課長。


○環境課長(大澤幸男君) それでは、3点目のごみ処理についてお答え申し上げます。


 1点目といたしまして、ごみ袋が切れやすくなったことに対する対策ということでございますが、変更する前に近隣市町村のごみ袋の厚さの状況を調査いたしました。栄町のごみ袋は他市町村に比べ厚さが厚いということがわかりました。また、近隣市町村の使用状況を確認して、特に使用上の支障は出ていないことが確認できたため、厚さを近隣市町村と同様の厚さに変更しましたことはさきの議会において説明させていただいたとおりでございます。材質はどの市町村も、燃やすごみの袋は高密度ポリエチレンで、燃やさないごみ等の袋は低密度ポリエチレン製となっております。材質が同じものですから、厚さが厚ければ厚いほど強いということになります。厚さを環境整備事業組合構成市町村で比較しますと、印西市・白井市・本埜村は0.025ミリメートル、栄町・印旛村は0.03ミリメートルとなっております。栄町の袋は強度試験結果においても所定の強度を持っており、他市町村と比較するとほぼ同等の強さかまたは栄町のほうが強いということになります。しかしながら、「裂けやすい」「切れやすい」という意見を伺うことから、現在は材質の高密度ポリエチレンに少量の低密度ポリエチレンを混入し、硬く腰が強く伸びにくい性質を、多少伸びることにより裂けにくくするよう工夫をしております。最終的にはごみ袋もごみとなって燃やされてしまうわけでございますので、地球温暖化が叫ばれている現在、資源の節減、ごみの減量化からも少しでも薄い方がよいわけですのでご理解をいただきたいと思います。


 2点目としまして、印西地区環境整備事業組合において、ごみ処理の一元化についての検討内容とのことでございますが、一元化する業務としましては、大きく分けますと1番目として、一般廃棄物の収集と運搬に関する事務、2番目として、資源化の促進に係る事務、3番目として、一般廃棄物収集運搬業・処分業の許可に関する事務、4番目として、廃棄物減量等推進審議会に係る事務、5番目として、ごみ関連の諸計画の策定に係る事務、6番目としまして、減量啓発・広報に係る事務の大きく六つの事務になります。一般廃棄物関係のほとんどの事務が該当することになります。


 今後の予定としましては、平成19年7月、本年の7月から印西市・白井市・印旛村・本埜村の4市村において統一されたごみ袋、これは燃やすごみ用、それから、燃やさないごみ用、プラスチック製容器包装の3種類、厚さは0.025ミリメートルの販売を開始いたします。その後、さまざまな規約の改正や条例改正等が必要になりますので、できるものから5市町村の統一を行っていきたいと。最終的には有料化に向けた協議を行いまして、4市村、栄町を除く4市村の協議が整った段階で、栄町も含めた5市町村によって完全一元化を図ることとなっております。栄町につきましては、他の4市村と比べると既に有料化を行なっており、指定袋についても有料化されていない他の4市村と同じものを使用できないことから、栄町については5市町村による完全一元化までは独自の指定袋を使用することとなりますのでご理解を賜りたいと思います。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 染谷君。


○7番(染谷茂樹君) それでは、再質問をさせていただきます。ただいまの建設課長の答弁の中で、町民の要望が数多く上げられているということなのですが、実際私のところにも道路に関する要望が結構来ておりますので、そこで質問ですが、町に年間どのくらいの要望件数があるのか。要望内容はどのようなものなのか。また、どのような対応をしているのかということをお聞かせください。


○議長(石井由也君) 鈴木建設課長。


○建設課長(鈴木 薫君) まず、要望件数でございますけれども、行政懇談会やら行政連絡表やら町長への手紙、また、電話及び建設課の窓口等での要望等がありまして、年間にしますと約300件を超える要望が上げられております。内容につきましては、いろいろございますけれども、舗装やら排水整備等の道路整備に関するもの、また、舗装の穴埋め、また、側溝ぶたの修繕やら砕石補修等の道路修繕に関するもの、あと、街路樹の剪定やら路肩の除草、また落ち葉の処理等であります。


 次に、要望への対応ということでございますけれども、道路整備に関するものにつきましては、先ほどご説明させていただきましたけれども、あの道路整備計画に織り込んで、予算の範囲内におきまして整備を進めているところでございます。また、維持修繕、街路樹の剪定等に関するものにつきましては、主に職員による対応で行っているほか、日々雇用職員やら町民との協働、また小規模修繕工事、街路樹の管理委託により対応をしております。


 なお、町道の現状を把握するために先ほど申し上げましたけれども、定期的に職員による道路パトロール等は行っておりまして、職員でできるものにつきましてはその時点において補修し、町道の維持管理に努めさせていただいております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 染谷君。


○7番(染谷茂樹君) 厳しい財政状況の中なのですけれども、今後近隣の関係もございますけれども、起債の充当とかということは、町長にちょっとお聞きしたいのですが、考えているのか、その辺ちょっとお答え願えればと思いますが。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) お答え申し上げます。ただいま建設課長の方から実情というのはお話させていただいたわけでございますけれども、限られた財政の中で今一生懸命やっておるのですけれども、今後やはり町民の方に安心していただけるのはやはり、例えば100メートルあれば初年度は例えば30メートルで勘弁してくださいと、何年計画でやりましょうというような計画も今後打ち出してもいいのではないかなという、今後のあり方としてあります。ただ、19年度までは健全化計画というのは進めています。この結果が来年の夏くらいには出るのですけれども、申し上げられるのですけれども、そのためにちょっと今起債というものは考えておりませんけれども、根底に私は起債を否定するものではありません。当然借金というのは起債を設けてもいいと思っています。そのめどというものをもう少しこの19年度をちょっと見させてくださいということだけをお答えさせていただいて、あくまでも否定するものではないということだけは申し上げさせていただきます。


○議長(石井由也君) 染谷君。


○7番(染谷茂樹君) どうもありがとうございます。道路に関してはそういうことで、次に、妊婦の健康診査についてのことでありますが、これは積極的に取り組むということで、これは国会も通りましたので、随時来ると思いますのでよろしくお願いしますということで。


 次に、何かスムーズに行ってしまって……、ごみに関することですね。ごみは近隣の市町村と比べて栄町の袋は特に弱いわけではないということはわかりました。0.005ミリ、要するに本埜村より、印西市より厚いのだということで、そういうことがわかりました。どうしても私もごみ袋の値段が変わってからぎゅうぎゅう入れるとやはり切れるのですね。この切れるということはやはり少しでも多くのごみをその中に入れよう、1袋でも節減しよう、欲深いわけではないのですけれども、やはり皆さんそういう考え方の中で節約しながらやろうということでの結果破れるのかなと今この0.005ミリ厚くなっている。印西は別に、確かに前は軽い感じで、まあ、こんなものでいいかということで出していましたけれども。わかりました、そういうことは。


 それで、2点目の印西地区環境整備組合において検討している内容としては、栄町は他市町村に先がけて実施しているものであり、栄町は協議会に加わっているが実際に栄町でかかわってくるのはもう少し先になるということですね。家庭系のごみの資源化につきまして、今まで進めてきたこと、また今後どのように進めていくのかということをちょっとお聞きします。


○議長(石井由也君) 大澤環境課長。


○環境課長(大澤幸男君) それでは、家庭ごみの資源化ということでございまして、家庭系ごみの資源化の推進につきましては、今後ますます重要になってくるわけでございます。18年1月の手数料改正におきまして、資源物の手数料を据え置きまして、資源物で出した方が得になるような料金設定とさせていただきました。しかしながら、現在のところ容器包装プラスチックですけれども、こちらの方は資源化がされまして、対前年比でいきますと60%ほど可燃ごみの方から資源の方へ回ってきております。大分大きな増加を示しているところでございます。ただ、容器包装紙類につきましてはまだ増加しているというのは言えない状況でございます。手数料改正によりまして家庭系の可燃ごみ、粗大ごみ、不燃ごみ等は前年度に比べますと大分減ってきておりますことをここで報告申し上げたいと思います。


 やはり町民の皆様がごみを排出する前にちょっと一手間かけていただいて、分別ということを意識していただければ資源化というのは進んでまいりますので、これからは啓発活動を18年度もやってまいりましたけれども、引き続きやってまいりたいと考えております。また、問題点等としましては、これは資源物だけに限ったことではございませんけれども、資源物等については一つの袋に違う種類の資源物がまだまだ入れられてしまう、そうしますと当然分別に手間がかかるというような形になってしまいますので、今現在は何で持ち帰らないのか、収集しないのかというシールを貼りまして集積所に置いて持ち帰っていただくような指導はとっておりますけれども、なかなか持ち帰っていただけないというのも現状でございます。そこで、地区の区長さんとか減量推進員の皆様と一緒になりまして集積所の整理等を行っているわけですけれども、やはりまだ整理した後から、整理するとすぐまたそういうものが捨てられるというような形でちょっといたちごっこの件はあるのですけれども、やはり資源化をしていくということはやはり小まめな啓発、住民の皆様にやっていただかないことには始まりませんので、これからも小まめな啓発をしてまいりたいと考えております。


○議長(石井由也君) 染谷君。


○7番(染谷茂樹君) これからもよろしくお願いします。それと、先日中学校の卒業式に参加させていただきました。大変すばらしい卒業式でございました。最後に全員でふるさとを合唱しました。式が終わり、このふるさとを歌った意味を校長先生が控室で話をされました。大変感動いたしました。それはこの栄町から巣立った子供たちが立派に成長して、また、このふるさと栄町に戻ってきてほしいとの願いを込めて歌ったそうです。小学校、中学校をプレハブ校舎で学んだ生徒、成人して立派になって帰ってくる時代に入りました。町長も議員時代にその光景を見て知っていると思います。子育てには最高の自然の環境が整っております。あとは子育て支援事業が充実できるかが問題だと思います。


 まあ、いろいろありますが、就学前の医療費無料だとか、やっているところは中学3年までやっているとか、そういう問題もありますが、早急に思い切った政策立案をお願いして私の一般質問を終わりたいと思います。何かありますか、町長。いいですか、終わりたいと思います。どうもありがとうございました。


○議長(石井由也君) これで、染谷茂樹君の一般質問を終わります。染谷君、自席にお戻りください。


 ここで、15分間の休憩といたします。


                               午後 3時17分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





                               午後 3時32分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。





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○議長(石井由也君) 戸田榮子君の発言を許します。戸田君、質問者席へ移動願います。


 〔16番 戸田榮子君登壇〕


○16番(戸田榮子君) 日本共産党の戸田榮子でございます。私は今議会におきまして2項の質問をさせていただきます。


 まず、1項目めは財政再建で栄町のまちづくりをどう進めていくのかというタイトルです。二つ目には、いじめ問題の対応です。1項目めの財政再建の問題では既にこれまで5カ年計画や財政再建計画、また、これまでのそういう計画の中でどのように進めてきたのか、今本当に厳しい情勢です。国の政治のもとでとりわけ今年度は高齢者への税負担、また、障害者制度の後退、教育制度のいろいろな問題を含めて今私たち国民、町民は岐路に立たされていると言っても過言ではないと思います。とりわけ財政事情にとっては交付税の大幅削減、このもとで住民要望がなかなか通らない、こういう中で栄町は川?町長が当選されてから、これで最終4年目となる19年度予算の審議を先般終えました。そういう中でこの計画をどのように進め、住民福祉を守ろうとされているのか、大筋ではございますけれども、このことについて1項めで質問をさせていただきます。


 2項めのいじめ問題ですけれども、さきに12月議会でこの問題は質問をさせていただきました。その中で時間の都合もございまして、再度そのいじめ問題に質問を再質問という形で質問を上げさせていただきます。


 この中で、12月議会の答弁の中で、栄町の実態としては平成14年度には17件のいじめと見られる件数があった、15年度には7件、16年度は3件あった。ところが、17年度、18年度はいわゆる文部科学省の定義に基づくいじめと見られるものはなかったという報告でした。この報告を受けて住民の方から17、18年度、本当に栄町はゼロだったのか、なかったのか、実態としては特に保護者の方とか、子供をちょうど適齢期、小学、中学生の子供を持った親御さんからこの実態が現実に即しているのかどうか問い合わせを受けました。


 そこで、この文部科学省が定義するいじめと見られるものは本当になかったのか、また、これを受けて今社会問題となっておりますこのいじめ問題、今いろいろなニュースがまた行き交っておりまして、一時ピークだったいじめ問題、なくなってはいないのでしょうけれども、新聞やテレビなどで少し落ち着いてきたかのようにとられがちですけれども、まだまだこの背景、いじめが起きる背景は改善されていないと思います。そこで、これを解消するために町としては、教育委員会ではアンケート調査、このいじめ問題でのアンケートを、これは先生方でしょうか、子供たち、両方でしょうか、このアンケートの結果、どういう結果であったのか、また、その中から得た教訓等についてお知らせをしていただきたいと思います。最初にこの問題で答弁を願います。


○議長(石井由也君) 浅野改革担当課長。


○行財政改革担当課長(浅野一夫君) それでは、私の方から財政にかかわる部分について少しご説明をさせていただきます。


 地方分権一括法が平成12年に施行され、その後の三位一体の改革により国と地方の関係の中で地方へ権限が移譲されましたが、充分な税源が移譲されないまま補助金であるとか交付税の削減が先行されております。その結果、地方公共団体の財政運営に重大な影響を及ぼし、財政が破綻するという事態に多くの自治体が直面しております。


 栄町も例外ではなく、住民サービスに対する財源が大幅に不足することが予測され、行財政改革の取り組みの中で平成17年度において財政健全化計画を策定いたしました。計画期間を17年度から19年度まで集中取り組み期間といたしまして目標を設定し、多くの改革項目を実行しているところであります。なお、今後の地方財政を取り巻く環境も決して楽観できるものではございません。このようなことから、19年度に見直しを行う予定をしております。


 このような財政状況の中で、すべて町が行い、住民がサービスを受けるだけの仕組みを継続するというのは困難な状況でございます。町においても今以上に全庁、全職員が一丸となって継続的に行財政改革を取り組み、不断の努力を行うということは言うまでもございませんが、町が行うサービスは、限りある財源の中で施策を選択して実施せざるを得ない状況でございます。ここで重要な点につきましては、地域社会を形成して行くためには、地域のコミュニティの役割であるとか、住民参加の制度をさらに実効性のあるものにしていく必要があると考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 小出企画担当課長。


○企画担当課長(小出善章君) それでは、私の方からは5カ年計画、それから、中間計画をどう進めてきたのか、それから、厳しい財政事情の中で町民の願いにどうこたえていくのかという、この2点についてお答えいたします。


 最初に5カ年計画、中間計画をどう進めてきたのかという点につきましては、これは平成14年から18年までの前期基本計画ということでお答えを申し上げます。


 先ほど、行財政改革担当課長からも答弁したとおり、三位一体改革による国庫補助金や地方交付税の削減などにより、町財政は大きな影響を受けた中で、財政健全化計画等を策定し、改革を推進してきたわけでございます。そのような中での前期基本計画につきましては、それぞれの事務事業は実施されてはきたものの、達成度合いをはかる仕組みもなかったこともありまして、計画どおりの進捗はできなかったものと考えております。


 前期の基本計画を踏まえて、後期基本計画ではどうしていくのかという点についてちょっと説明させていただきたいと思います。


 今後の4年間で、町は何を重点に行うのかを明確にしまして、その重点課題を踏まえ、各課で目指すべき姿を描きまして、「行政の役割」と、それから、「町民に期待する役割」を示し、それを達成していくという戦略的な計画としているところでございます。これまでの基本計画はいつまでに何を、どこまで達成するか、それらが表現されていなかったこと、そして、目標達成度を把握する進行管理の仕組みが十分でなかったという反省点を踏まえまして、成果の達成を重視する計画としております。そういうことでございますので、前期基本計画との違いは、各課が目指す4年後の展望、そして、それを実現するための役割、施策の展開戦略といった「経営戦略」を課という組織が責任を持って作成しておりますので、その成果の達成を重視していくということになりますので、ひとつご理解をお願いしたいと思います。


 続きまして、厳しい財政事情の中で町民の願いにどうこたえていくのかということについてお答えします。


 予算も含めてのことですが、限られた資源の中で、行政運営をしていかなければならないわけです。町民サービスをできる限り低下させることなく推進していくことができればそれにこしたことはないわけですが、このような状況下ではすべて平等に行うことは難しいと思っています。


 そこで、どうするかということになるわけですが、まず大事なことは町の状況を理解した上で、この後期基本計画における重点戦略の「健康づくり」を最優先にした「安全で安心な活力ある共生社会」を目指す姿としていることを共有することです。そして、それを達成させるために、町民も行政も、多くの方々が各施策を理解し参加するという「協働」が必要であるということではないかと思っております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) それでは、私の方からいじめ問題の対応についてということでお答えいたします。12月議会に報告のあった栄町のいじめの実態と教訓及びアンケートの結果についてということでお答えいたします。


 回答しましたこのアンケート調査は、対象が小学校高学年から中学校2年生までの全学級の児童・生徒を対象としたアンケートを実施したものでございます。その結果は、いじめ等を受けていない、ストレス等が少ないとします満足群が全国平均は35%のところ、栄町平均は58%でございました。侵害行為は受けていないが、学級に居場所が見つけられない、目立たない、どちらかというと無気力な子供とされる非承認群と言われるものが全国平均15%のところ、栄町も同じく15%でございました。いじめや悪ふざけを受けているか、他の子供とトラブルのある可能性が高い子供とされる侵害行為群が全国平均17%のところ、栄町平均は13%でございました。ほか、いじめや耐え難い悪ふざけを受けている可能性の高い子供とされる学級生活不満足群が全国平均33%のところ、栄町は平均が14%でございました。


 このような結果から、町内小・中学校の児童・生徒はおおむね正常な学校生活を送っているものと見受けられますが、一部の規律意識の低い児童・生徒については重点的に指導を行う必要があるものと考えております。


 今後も客観的な状況把握による指導を計画的に行っていく必要があるというふうに考えております。各学校における対応としましては、具体的な訴えや相談には当然のことながら個別に解決に向けた対応を行っております。例えば、学級会活動においてよりよい仲間づくりについて問題行動を起こした児童・生徒に1日の活動や感想、反省等を毎日記述させたこと。ほかには嫌がらせや仲間はずれ等にかかわった加害者、被害者に個別のカウンセリングや保護者面談を行ったり、グループエンカウンターという集団カウンセリング、これを実施したことでございます。


 なお、このアンケートの結果から、支援を要する児童・生徒に対しましては、日常観察とあわせ教育相談を重点的に行っているところでございます。


 教育委員会の指導としましては、次の4点の指導を各学校へ行い、さらなる子供たちの満足度を上げる努力を行う考えでございます。


 一つ目には、日常の子供たちの様子や人間関係に対する指導、二つ目に、命を大切にする指導の実施。三つ目には、自己表現を励ます指導、四つ目には、アンケートの半数以上を占める満足群に対する指導、以上四つを教育委員会の指導として学校へ行っております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 1項目めの再質問に移らせていただきます。私たち後期基本計画、この後一般質問もあるようですけれども、議会の中での説明を受けました。本当に財政が厳しい中でこの基本計画どおりやっていけるかどうかというのは、これは計画ですから当然難問があって、それをどれだけ現実に持っていくかということだと思うのですけれども、当初にも申し上げましたけれども、本当に今どこの自治体も大変です。特に栄町は財政力指数、経常収支比率についても厳しい状況で、首都圏、東京、神奈川、千葉、埼玉の中で、1都3県の中でワースト10に栄町は入っていますよね。某資料の中でそれを知って本当に厳しいのだなと思いました。ただ、そういう意味では厳しさをもちろん私たち住民も議員も認識をすると同時に再認識をしたのですけれども、それと同時に一つは厳しいから、お金がないからじっとしているしかない、借金もしないで最低限のことだけすればいいのだということにはならないと思うのです。財政再建団体にならない努力をしながら、そういう中でいかに住民の要望にこたえていくか、これが町長を先頭にした職員の皆さん、また、我々議会の使命だと思っています。住民の願いを受けてそこに住んでいて栄町を越していかなくてよかったと言えるような、そういう町にするために今本当に知恵を出し合うときだと思います。


 そこで、いろいろ多分町長を初め職員の皆さんもいろいろな文献とか全国の進んだ自治体の例などを研究されていると思いますけれども、そういう意味では私は二つの町の財政、厳しい赤字団体に転落する直前でこれを乗り切って黒字に転落した二つの例を学びながら、この栄町に当てはまらないかということで意見を述べさせていただくと同時に、執行部の皆さんのお考えもお聞きしたいと思います。


 福島県の泉崎村、これは村ですから人口が6,500人、一般会計37億円です。平成12年度から財政破綻の兆しがありました。当時、平成12年度は村でも73億5,000万円の予算で、歳入がそうで歳出決算が80億円で、これ7億円ぐらいの赤字になって考えられないような財政状況だったのですね。それは中身は全部細かく言っていると時間がありませんので、そういう状況の中で新町長が取り組んだことは、やはり職員のやる気ですよね。逆に今ある制度を後退させない、むしろ医療や福祉、教育事業を充実させていく、充実させながら黒字に転じていくという、どうしてできるのだろうと本当にびっくりしたのですけれども、例えばそこは住宅用地がありまして、それを銀座まで町長以下職員が行って、広告、ビラ、こういうところにこんないい場所がありますよ、皆さん田舎に住みませんか、特に団塊の人たちはこれから静かな空気のいいところで過ごしたいという都会の人がいっぱいいるのではないかという発想のもとに銀座でビラを配って、バスで現地まで無料案内するとか、そういうことで大きな成果を上げまして、かなり住宅を購入する方が増えたそうです。それが一つの例です。


 それから、工業団地も一定の基準を加えて土地の、例えば整備をするにはとりあえず参加者から一定の資金をとって整備をして工業団地を売り出すとか、また、雪の多いところですから、雪かき作業、これを職員の方が出勤前に独居老人の方のお宅に行って雪かきをしてから仕事に出るとか、これを即誤解をしていただきたくないのですけれども、その努力ですね、自分たちの力でできることは何かという努力を大いにやって、そういう姿、側溝の掃除、ごみ拾い、全部職員が出ていって、その姿を村民が見て、お茶を飲んでくれと差し入れがあったり、自分たちも何とかしなきゃ、この財政が厳しいということを3年かかって村長以下職員が各10地域を回って、3年かかってその実情を訴えてどうしたらいいかと住民の皆さんの力を貸してほしいということを訴えたということを聞いてすごいなと思いましたし、やはりその姿、栄町もたしか川?町長が就任した当時、栄町の財政が本当にこんなに緊迫していますということでドラムの手帳でも町民の皆さんの理解を得ましたし、地域に出向いて地域の皆さんとの交流はございました。それはもちろん栄町でもなかったということではないのですけれども、そのまた意気は物すごい内容だと思って読みました。


 それから、入ってきてくださった方への無料職業紹介所、60歳以上の方の就職を村が無料で斡旋する、60人ぐらいが多分採用されたのでしょうか、正確な数字はわかりませんけれども、地元企業への人材確保、こういう面では栄町にも工業団地がありますので、とりわけ募集もしていると聞いておりましたので、こんなことも似ているしやる気があったら地元企業の人材確保とあわせて職業斡旋、職業紹介所を自治体がやることも可能ではないかな、ここはやっているのですね、泉崎村は。財政再建するには住民負担、例えば栄町では手数料の引き上げとかごみ袋の引き上げ、健康診断の有料化などによって住民の皆さんの負担をしながら乗り切った部分もありますが、この泉崎村ではそれは一切しなかった。むしろ医療、福祉、教育事業を充実させて、保育所とか児童館、幼稚園などの利用料は据え置いて、朝7時半から夕方6時半の保育を実施、それは続けた。財政破綻で建設事業に手を出せなくなった、もうとてもそういう予算がなくなったということで逆にそういう福祉や医療とか、住民が本当に願っている、職員の手づくりでできるもの、一番望んでいるところに集中して、行政がそこに集中していったという、その成果が大きく実った例です。もちろんここには県の80億円もあった、85億円も決算があれして、73億円に対して7億円も赤字になったなんて本当に考えられないのですけれども、それは前専任者のいろいろな事業のあれがあったと思います。ただ、それを県が特別融資で38億円ですね、0.8%の利子で県が貸したのですね、福島県は。これも画期的なことで、なぜそんなことができたかというと、それはその村のやる気、泉崎村の姿勢、赤字団体にはなりたくない、赤字団体になったら人口がどんどんもう転出していってしまう、住宅も売れない、工業団地も売れない、何とか再建しようというその熱意を私は県が、もちろん県の働きかけもたくさん、県への働きかけもあったと思いますけれども、県がそれを受けてやってみなさい、姿を見ているよという、その村の姿勢、職員や村長の姿勢を大きく擁護したのだというふうに聞いています。その38億円の貸しつけを受けて0.8%の利子で再建に取り組み、今立派に黒字に転じているという、その例です。


 また、報告が長くなりますけれども、例えば岩手県の陸前高田市でも同じように財政破綻で本当にどうしようもなかったその市が、絶対住民へのしわ寄せはしない、子育て、先ほどの染谷議員の質問にもありましたけれども、子育て一番の町にするという、これは絶対後退させないという姿勢で人口2万5,000人ですから、栄町とほぼ規模、市でも2万5,000人で小さい市ですよね、そういうことでリゾート開発を優先してきたそのしわ寄せを受けて大変財政が厳しい中で再建に踏み切ったということで、学校入学前の子供の医療費無料化とか、それを県に先がけて実施、乳幼児、妊産婦、重度心身障害者や母子・父子家庭まで医療費の無料化を広げて保育料は第三子は無料だとか、赤字でこんなことができるのだということですごいなと思ったのですけれども、そういうこととか在宅酸素、自分で酸素を抱えながら自宅で療養をしている方は栄町でもいらっしゃいますけれども、そういう方に対する補助だとか、電気代の補助とかいろいろな温かい手を差し伸べるなど、試みているのですね。


 私はここで言いたいのは、今本当に財政が厳しい中で、これはけしからんとか、この予算は何だとかと言ったら切りがないのです。私はそれは財政再建の中で本当に住民負担をこれ以上削らないというふうに柱でおっしゃっていますので、それを大いに期待して、住民負担はもうこれ以上増やさない、国の政治のもとで本当にこれからますます格差が広がって、今大変な時代に入る中で、私が今申し上げました職員の皆さんの力を大いにかりるしかないのではないか、このことについて私は町長にお尋ねしますが、時間の関係もございますので、多数の報告ができませんけれども、かいつまんでそういうことに対して町長としてどのようにお考えでしょうか、お答えください。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) お答え申し上げます。職員に関しては徐々に自分たちでできることは自分たちでという意識で率先してやっておるわけでございまして、19年度においても予算書の中で読み取っていただけるかと思うのですけれども、そういうことでどんどんどんどん職員の手でというのは考えておりますし、それと住活の方とか健康のいわゆるヘルスプロモーションの理念というものをとらえながら各団体の力をかりまして、一般町民の方の手をかりてやはり事業を進めていくということで、その辺もまたお金換算にしますと大きい数字が削減されているのではないかなと自分は思っていますので、職員の努力というものもありますし、町民の協力もなお一層年々いただいておるというのが実情でありますので、これを進めていきたい、このようには思っております。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 私も職員をいじめる立場で言っているのではなくて、住民の利益をいかに守るか、このことについてどう本当に真剣に考えていかなければならないかという立場ですので、もちろん今まで職員、委託でやっていた事業を職員自ら肩代わりしてやるとか、いろいろな意味で努力されていることは私ども承知しています。しかし、町税、平成19年度予算、これまでもそうですけど、町税全体の歳入、栄町28億円ですね。それに対して23億円が人件費です。残り町税だけ見たら5億円しか住民に還元されないのですね。もちろん交付税とかあって50数億円の予算にはなっていますけれども、要するに町税というのは町民の皆さんが栄町をよくしてほしい、私たちの暮らしを守ってほしいということで、大変な中から納めてくださった固定資産税も含めた、そういう大事な税金です。ですから、そういう意味では今栄町が人口1人当たり職員が何人かということを単純に言っても、これは消防だとか保育の職員だとかって、その市町村によって違いますので、町民何人に対して何人ということは数字で出すのはかえって失礼だと思いますので、あえてこれは言いませんけれども、でも、本当に今民間厳しいです。そういう意味で、私は公務員という立場を、そういうことをもちろん堅持しながら、こういう厳しい情勢の中では今一層職員の皆さんの力に依拠するしかこの解決の道はないのではないかと思っています。


 例えば、今県職なんかも退職しても補充されないで、すごく県の職員も仕事が大変で残業、残業で帰りがもうほとんど夜8時、9時というふうに県会議員の方から報告を受けていますし、地方自治体でも市の職員なんかももう仕事が大変で大変で頭がおかしくなりそうだというようなこともあるので、その辺そういう意味では栄町の場合は事業が少ないので、そこまで職員の方に強いていることはないのではないかと思うのです。


 そこで、私は一つはこの前の予算委員会でもお聞きしましたけれども、電算委託、1人1台のパソコンを卓上に置くようになって、それでは果たしてこの栄町は当時、今から18年から10年ぐらい前、2億円の予算で電子化になりましたね、電子自治体に。その電子自治体で、今はもうリース期限が切れているからほとんど予算がかかっていないとはおっしゃいますけれども、当時2億円かかったということはそれだけ成果もあったでしょうが、町の予算の中ではかなりのウエートを占めていたわけです。それがどれだけ住民サービスにつながり、今パソコン1人で職員何人分もの働きをするということも聞いておりますので、では具体的にはそういう成果のもとで成果がどのように生まれてきたのか、また、今職員の皆さんの力でやっていることをもっと住民の方と力をかりながらいろいろな事業を展開していくことは本当に不可能なのか、もうこれ以上できないのかどうか、お尋ねします。


○議長(石井由也君) 帯金総務政策課長。


○総務政策課長(帯金冨夫君) 基本計画にも載っているのですが、行政経営の価値観、職員の行動規範として、1点目に町民から信頼される行政を目指します、また、全職員が目標を共有します、もう一点として、全職員が創意工夫により変革の行動を起こします、こういうことで今職員は職務に専念しております。また、私ども人事担当としてもいかに効率的な人材活用をするかということについて努めておりますので、その辺でご理解いただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) そういう意味では、おれは1足す1が2という答えが求められないものですので、すごくむなしさを感じますし、難しいなと思いますけれども、ただ、そういうふうに具体的に、それは当然だと思うのですね、今帯金課長が答弁されたようなことは当然だと思うのですけれども、それでは逆にお聞きしますけれども、そういうことによってこの栄町の財政危機やいろいろな住民要望は乗り切れるということですか。


○議長(石井由也君) 帯金総務政策課長。


○総務政策課長(帯金冨夫君) 町では行財政改革を進めていますが、1本として財政健全化という一つの柱、もう一つは今回お示ししております基本計画、これを着実に実行することによって私どもは町民の付託にこたえたい、そう努力するということでございます。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) そういうことで、これ以上の再質問はこの問題では平行線、平行線というか、答えは今町長初め課長がおっしゃったようなことですので、ぜひ、本当に今栄町は財政危機ですね、赤字団体にはならないですけれども、平成17年にはもう本当に赤字団体になるかならないかの瀬戸際のがけっ縁の中でいろいろ、当然町長も努力したということで乗り切った面もあると思いますけれども、でも、まだまだ本当にこれが自治体としてやりがいのある自治体のあり方ではないと思うのです。今栄町、これは町の執行部の皆さんも当然心を痛めていらっしゃるでしょうけれども、この栄町の人口は5年前と比べて1,074人も減っているのですよね。高齢化率も年々上がっておりまして、資料をちょっと広げないとわからないのですけれども、今17%ぐらいですか、高齢化率は平成12年のころは14%ぐらいでしたよね、12年、13年、それが今17%を超えて、もう本当に高齢化率が上がっています。それと逆に出生率、これは下がっておりまして、1.3%ぐらいあったのがもう1%台、1.01%とか1.02%ぐらいで、もう逆に高齢化が進んで出生率が下がって、人口が減っているという財政面だけではなくて、減少面、この人口減少面だけ見ても大変な状況だと思います。ですから、魅力ある栄町、栄町に住んだら引っ越さないでぜひ住んでいてほしい、栄町の住民として末永くいてほしいという願いはみんな同じだと思うのですけれども、それには何度も言いますけれども、いかに最低限の住民要求にこたえるかということ、これはきょうは一般質問は関係する課の執行部の課長さん方しか出席しないというふうになっていますので、私はこういう問題は全課長に、すべての課長に私は一人ひとりお伺いしたい気持ちです。でも、時間の制約もありますけれども、せめてこの泉崎村や陸前高田のような、ほかに全国たくさんいろいろなところ、進んだところがありますけれども、せめてこういうことをじかに受けとめて、全課長が私は一般質問に臨んでほしい、これは私だけの質問でなくて、染谷議員の質問にしても明日の残るお二人、また、高萩議員の質問にしてもみんなどの課長にも共通する質問なのです。私たちはそういう意味では担当課だけにお伺いしているのでなくて、すべての栄町の町民の期待を担う執行部の皆さんに聞いてほしい、考えてほしいという、そういうことで、ここでも私は一般質問については全課長の出席、仕事に支障のないということを前提ですけれども、これをお願いするものです。


 それと、私はうれしく思いましたのは、先達ての予算委員会の中で課長さん2〜3人の方がこの予算委員会は本当に勉強になる、だから私は職員に支障のない限り、もちろんそれは補佐とか、補佐というか、係長クラスだと思いますけれども、支障のない限りこの予算委員会に出席させたい、してもらっているということをおっしゃったとき、うわ、うれしいなと思ったのですね。そういう姿勢が本当に大事ですし、何よりもこういう予算委員会でじかに議員さんから出されたことを職員に聞いてもらうのが一番勉強だと思って、某課長さんがおっしゃったので、それともう少し論議を深めてほしいし、もっと時間をとってもらってもいいのではないかと予算委員会、予算なのだからというふうにおっしゃった課長さんもいました。まさにそれが前向きの私は執行部の皆さんの姿勢だと思って、いいというか、私はそういうふうな声が出てくることは真剣なのだなと思いました。だから、まさにそういうことに依拠してぜひ町長、この財政再建、職員は宝です、町の。その宝の職員の力を本物の宝に磨き上げて、本物の宝として育てていく、宝になってほしい、そう思って私はこの質問を終わります。


 こちらからのお願いばっかりですけれども、最後に今私が申し上げたようなことに対してもう一度町長に、今基本計画や構想の中で描いている以上にもう少し詳しく具体的な施策で職員の力を、宝を引き出すことについてもう一度町長にお尋ねします。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) お答え申し上げます。後期の基本計画ですと人口2万4,000人を想定いたしておるわけでございますけれども、その中でおいてもやはり議員おっしゃっているように人件費が大きいウエートを占めているわけですよね。やはり人件費を削減すれば当然教育福祉というのに回るわけですよね、これ。回せるわけであります。


 しかし、現実的に今職員も先ほど申し上げましたけれども、一生懸命やっておりますし、今職員がというよりも地域の人が、何回も言うのですけれども、ケネディさんの言葉なのですけれども、職員自分たちの住居をどうするのだということの方が今は非常に大きいわけでありまして、そのためにいろいろなNPOの団体を初め各種団体が育ってきているのですよ。それでまた人材というか、調査の方も入れていますので、その辺の力もかりながら、やはりタッグを組んでやっていかなければならない時代にもう入っているわけですね。どうしましょうかというよりも、これとこれこうで、これからどうしますかというよりも、こうですよ、こうですよという選択を与える時代に入っていますので、その辺はやはり私どものPRも下手なのか、町民に対してそれがあると思いますけれども、やはり基本計画の2万4,000人で満足しないようにどんどん夢を描いて頑張っていかなければならないなというふうには今職員には言っているところであります。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) わかりました。では、ただいま町長にご答弁いただきましたことをさらに大きく前進することを期待しまして、何か新たな発想、当然私は当初に思いましたけれども、今職員の力でいろいろなことを試みて立ち上がっている、住民の皆さんも支援センターだとか、それから先達ても言いましたけれども、成人式の自主的取り組み、若い人たちが本当に真剣に成人式を成功させようという努力をした、あのすばらしい成人式が栄町でも実現しています。絶対だめだとか、どうしようもないなんて私は思っていません。もう芽が出ているし、ただ、その芽を本当に大きく育てて立派な花を咲かせる、その中核となるのが私は川?町長だと思いますし、その後押しをするのが執行部の皆さん、私たち議会だと思っていますので、今芽が出ている、そういう大事なとき、大切に育て大きく咲かせていただけることを、格段の努力をお願いして一般質問を終わります。


 2項目めの教育問題で、再質問を……、町長何かあるのですか。先ほどアンケート結果でかなり細かく小久保課長が答弁していただいたのですけれども、結果から言うと栄町の子供たちはまあそんなに全国平均よりも今の事態、深刻にいじめ問題とか学校での生活を悲観してはいないという、そういう結果でこれはアンケートで実際に子供たちからとった状況だと思いますのでよかったなと思っています。ただ、そういう中で、私が最初に質問しました17年、18年度にはいじめと称するものは1件もなかったということは、ただ、その後保護者の方からそんなことないんじゃないのと、どうして前の年、3年前は17件もあってゼロになったのということで、その辺をちょっとお尋ねします。


○議長(石井由也君) 小久保教育総務課長。


○教育総務課長(小久保五一郎君) それでは、まず報告事項が17年、18年、18年は実際は、今年度は私どもが関与したのが2件ございまして、両方解決いたしました。ただ、文科省の方に提出する案件ではあるかないかという、その辺が、この文科省の実施するいじめとはの定義、12月に私申し上げましたが、その定義に抵触というか、絡めると17年度はなかったですということでございます。決していじめがないということではございませんで、こちらのきょうのアンケートの中でも学級生活に不満足をしていると、これが14%あります。その中身はやはりいじめと称される暴力とか、そういうことではないのですが、言葉を返してくれなかったり、仲間はずれとか、子供たちの立場でなりますと決してゼロではないということでございます。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) そういう意味ではゼロというのが一つの、ゼロというと全然そういうことがなくて、なかったという数字上ではなってしまうので、解釈の仕方が難しいかなと思いますけれども、文科省の基準に基づくものということで、多少のいじめは、その証拠にいじめを受けているかという質問に対して13%の方が受けていると答えているのですよね。要するにいじめを受けて、いじめというその解釈が子供と私たち大人と、また教育委員会では違うと思うのですが、ですから、現時点でアンケート調査した結果でも全然いじめなんてないよということではないということで、今後本当にこのいじめ問題、もうそろそろなくなっているのではないの、17、18年度ゼロだったからということでなくて、そうでないと思っていますけれども、今後もその辺は温かく指導し、見つめていっていただきたいと思います。


 それで、私のところは安食小学校学区ですので、安食小の関係ですと回覧板が毎月1回回ってきて、学校の状況、これはほかのところでもやっていらっしゃるのかと思います、とても最近学校だよりで地域に開かれた学校ということで、学校だよりが毎月回ってくるのですね。そこでもいじめのことで高学年でみんなで議論しましたと、いじめってどうして起こるのだろうとか、いじめられたときどうかというディスカッションをやった経過が報告されているのですけれども、いいなと思いました。地域の人もそういう意味では学校に対する理解を深めますし、今学校ではこんなことをやっているのだ、そういう意味では広報とか何かとは違った意味で、またすごい学校の取り組みに評価していますし、余っている家庭で眠っている本があったらぜひ学校図書に寄附してください、子供たちは今一生懸命本を読んでいます、読書していますというようなこともあったりして、そういう本も集まっているということですし、そんなことも杓子定規ではなくて、現場の学校ではそういう生きた教育をしているのだというのを理解をしましたし、そういう方向で伸ばしていってほしいなと思っています。


 それと、最後になりますけれども、いじめって何で起こるのだろうというのが今みんなだれもが考えて、あと、親の子供への虐待、また、子供同士のいじめ、それから子供が親を殺害するとかという本当に悲惨な事件が後を絶ちませんけれども、栄町ではそういう命を落とすような事件にまでいっていないということが幸いですけども、でも、これは絶対に未来までずっとこのゼロでいるかということはないと思うので、そのときに私はいじめって学校の問題だけではなくて、今地域社会、例えばお父さんの帰りが毎日毎日遅くて、これは私の知り合いのお母さんから聞いたのですけれども、母子家庭だよと、うちは。それでたまにお父さんが子供の起きているときに、月に何回か帰ってくる、あとはもう寝ちゃってから、朝は寝ている間に会社へ出て行く、そうするとたまに子供が起きているときにお父さんが帰ってきて、しばらくぶりで会って、お父さん今度いつ帰ってくるのって、今度いつ帰ってくるのって毎日帰っているのだけれども会えないと、そうすると本当に日曜日でももう1日寝てる、出かけたいけど寝ていても起きてこないと。そうすると子供というのは本当に三つ子の魂と言いますけど、親子で楽しく触れ合ったり、家族団らんとか、両親といろいろなそんな思い出だとかというのが大人になっても覚えていますよね。そういうことが学校教育の、1足す1が2とか、そういう教育ももちろんまず第一に大事です。でも、家庭の中での精神的な触れ合い、そういう意味での家庭の中の教育、それが物すごく今欠けてきているということを感じたのですけれども、もう帰りが遅い、触れ合えない、日曜日も、土曜日は仕事、日曜日しか休めないとか、今そういう意味での働く人たちの権利もいろいろな意味で奪われている。それが子供たちにしわ寄せになっていると私は思っています。だから背景にはそういうことがあって、それといろいろな貧困、給料カットだとか、ボーナスが出ないとか、いろいろな意味での家計のやりくり、お母さんのため息、そういうことが子供たちにいろいろな意味で反映してやるせない、いじめになったり、親に八つ当たりしたり、そういうことになってくるのかなと私なりにこのいじめ問題と結びつけて考えているのですけれども、そういう意味では本当に家庭だけでは守り切れない子供たちの置かれている状況、子供の幸せのために私はぜひ先生方初め教育委員会、町の町長を先頭に子供たちの幸せを守るという意味でも勉学、学力をつけると同時に私はそういう意味での精神的なケアとか、そういう子供たちが大人になったらああ栄町での学校ではこうだった、いい町だったと言えるような、そういう心のケアの教育もぜひ教育委員会にお願いしたいと思います。間接的ですけれども、お願いしたいと思います。


○議長(石井由也君) 牧野教育長。


○教育長(牧野 隆君) 大変心にたくさん糧をいただきまして、ありがとうございます。我々はいつも現実の問題にさらされているわけですけども、常に視野を広く持とうという気持ちも持っております。今我が国中央において教育改革が進められておる中で、非常にクローズアップされてきたのが家庭教育の再生という部分であります。今戸田議員さんがそのことを中心にお話ししてくれたと。それでは家庭教育が十分機能するようにするためにはどういうふうに改造していったらいいのか、ここに問題があるのではないかということも指摘されました。


 私ども教育委員会は家庭教育も社会教育の一環として学校教育、社会教育、そしてまた家庭教育は所管の事務でございます。ややもするとこれが手薄になりがちな昨今でございますので、実のところ、今年度PTA連絡協議会と相談をいたしまして、つい先週、ご存じかと思うのですけれども、2日間にわたって合同家庭教育学級をふれあいプラザにおいて連続して開催をいたしました。来年度もこの家庭教育の推進については教育委員会としてもぜひ重点にしていきたいと、これは生涯学習課長が率先してこれを計画しておりますので、その辺のところをひとつご期待いただければと思うのですが、要は実際にそういう講座を我々が設定したり、計画したりしてもなかなかそこに参加していただけない方がかえって実際には問題を抱えている方ではないのかと、こういった不安がいつもつきまとってしまうわけですね。何とかそういう方のお力になれるにはそういった形式的な講座だけではなくて、実質的にもっと内面にまで踏み込んで支援していくべきだろうと。この1月26日に皆さんにご参加いただきました北辺田小学校の文部科学省の研究発表につきましてはたくさんご参加いただきまして私ども感謝しているのですけれども、これは学校教育だけでは達せられない子供たちの人間関係の育成について、家庭や地域社会に一丸となって協力していただくといいますか、これを通して家庭にも家庭の教育力をぜひつけたいという、心の中にそういう気持ちを持って実施したものなのです。もう既にレポートが出ておりますし、文部科学省に対して報告もしております。その中で幾つか成果が上がっているし、今後の課題も上がっています。北辺田小学校はこれを指定は終わったけれども、これからも私たちの学校、私たちの地域の課題として継続して続けますと言っておりますので、私たち教育委員会も、あるいは学校教育振興会も来年度この北辺田小学校とともにこの問題に取り組んで、子供たちの幸せのために研究していきたいということでご支援をお願いします。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) そういう意味では、本当にいろいろな取り組みをしていただいていることがいろいろな意味でプラスになってきていると思っています。ぜひ今後ともそういう面でいろいろな施策に取り組んでいただきたいと思います。


 最後に財政問題、住民の願いにどうこたえるかでは、知恵と工夫、知恵を出し合って、そして体を使って財政運営していくということを今の栄町では基本としていくしかないのかなと思っています。


 それと、ある資料で、これは朝日新聞の資料だそうですけれども、借金がしないのがいいということではないというような記事でしたか、それもそうだと思います。当時京都の府知事だった蜷川さんがこれ20年前ですか、名誉の赤字、不名誉の黒字ということ、極論ですけれどもおっしゃったことがありました。何もしなければ黒字だよ、でも、借金したりいろいろな工面をして赤字になっても住民施策をしていくことがプラスになる場合もあるのだよという意味だと思いますけれども、そういう意味では私は起債によって住民要求が実ればこれはそういう意味では絶対に借金を増やしてはならないというふうには思っておりませんので、まさにそういう意味では幅広く総合的に考えて行政を執行していただきたいことを念願して一般質問を終わります。


○議長(石井由也君) これで、戸田榮子君の一般質問を終わります。戸田君、自席にお戻りください。





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◎散  会





○議長(石井由也君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。


 次は、3月15日午後1時30分より開会することとし、本日はこれをもって散会といたします。


                               午後 4時32分 散会





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