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千葉県 栄町

平成18年第1回定例会(第6号 3月17日)




平成18年第1回定例会(第6号 3月17日)





         平成18年第1回栄町議会定例会





 



                    平成18年3月17日(金曜日)午後2時開議





日程第1 一般質問


(1) 2番  藤 ? 淳 矢 君


(2)16番  戸 田 榮 子 君





出席議員(18名)


  議 長  石 井 由 也 君      副議長  松 島 一 夫 君


   1番  小 林 弘 男 君       2番  藤 ? 淳 矢 君


   3番  湯 淺 光 修 君       4番  岩 井 泰 憲 君


   5番  大 澤 義 和 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  染 谷 茂 樹 君       8番  金 島 秀 夫 君


   9番  藤 村   勉 君      10番  大 野   博 君


  11番  岡 田 正 市 君      12番  秋 山   誠 君


  13番  山 田 真 幸 君      14番  野 田 泰 博 君


  15番  高 萩 初 枝 君      16番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席説明員


  町    長    川 ? 吉 則 君


  教育長       牧 野   隆 君





  町長公室長     帯 金 冨 夫 君


  総務課長      鳥 羽 功 雄 君


  財政課長      長 ? 光 男 君


  産業課長      小 出 善 章 君


  社会福祉課長    鈴 木 萬 滋 君


  建設課長      浅 野 正 治 君





  教育総務課長    浅 野 一 夫 君





  消防長       白 石   明 君


  消防防災課長    小久保 五一郎 君


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席事務局職員


  事務局長      湯 原 清 次 君


  書記        湯 原 国 夫 君





                           午後 2時00分 開議


◎開  議





○議長(石井由也君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりです。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎一般質問





○議長(石井由也君) 日程第1、一般質問を行います。


 通告順に従い、質問を許します。


 初めに、藤?淳矢君の発言を許します。藤?君、質問者席へ移動願います。


 〔2番 藤?淳矢君登壇〕


○2番(藤?淳矢君) 2番議員、藤?でございます。通告に基づき質問をさせていただきます。


 私が議会議員として活動を始めさせていただいてから、早いもので2年がたちました。既に与えられた任期の半分が過ぎようとしております。初めてこの質問者席に着き、質問させていただいたときの緊張や充実感はいまだに鮮明に記憶しているところでございます。ところが、困ったことに、この2年間すべての定例議会において一般質問をさせていただいてきているにもかかわらず、きょうも変わらず緊張をしております。しかし、これはこの議会というものがそれほど重要な機関であり、ここでの発言一つ一つが大切であることを意味しているからであり、これからも初心を忘れずに取り組んでいきたいと考えております。


 さて、本日取り上げさせていただきましたテーマは、私が当選直後の初めての議会において取り上げさせていただいたテーマでございます。このテーマを本日あえて再度取り上げさせていただきましたのは、ここまでを議員任期の前半としてとらえまして、これまでに自分が取り組んできた活動を振り返り、修正の必要な部分は見直し改善を行い、議員任期の後半で新たに取り組むべきことを修正すべき改善をしていく、こういうふうに考えたからでございます。


 これも以前の一般質問で取り上げさせていただいたことなのですが、私は栄町における行政評価システムの導入について質問させていただきましたとき、プラン・ドゥー・チェック・アクションのサイクルを持たなくてはいけないと提案をさせていただきました。こういったサイクルなしに業務の精度を上げていくことはできないのではないかと考え提案をさせていただきました。


 自分たちの行っている業務に対し、常にチェックを行い、改善していくこと、計画し、実行して、その評価をして改善していくことが重要であると提案したわけです。これは我々議員も同じであり、チェックし、改善していくことが議員としての業務の精度を上げていくことにつながっていくと考えております。


 そこで、今回のテーマになるわけですが、先ほど申し上げましたように、今回私が初めて議員になったときに取り上げたテーマについてもう一度ここで質問させていただくというのは、私自身のPDCAサイクルの一環でもあり、今後の議員活動をより充実させていくためにも全力で取り組ませていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。そんな思いも込めまして、本日の一般質問を始めさせていただきたいと思います。


 今回、質問させていただきますテーマは、栄町の将来を担うであろう若者世代の定着と増加を目指すために、町はどのような取り組みを行っているのかというテーマを取り上げさせていただきます。これは栄町が一番最初に取り組まなければいけない問題であり、一番重要な問題であると考えたから私は初めての定例議会において質問をさせていただきました。それから、2年がたち、栄町の人口は減少が始まっております。そして、現状は一層厳しいものとなってきております。そこで、当時は見ることができなかった視点や、これまでの取り組みのチェックを行いたいと思います。


 ここでもう一度この問題を質問させていただくことにより、今までの取り組みをチェックし、改善を進め、次のアクションに生かしていただきたいとも考えております。


 まず一つ目に、都市計画についてです。若者世代の流入を目指す上で、当町は都市計画というものをどのように位置づけているのか。二つ目に就業についてです。若者世代の流入を目指す上で雇用機会の創出は避けては通れない問題です。当町において大口の就業先となり得るのは矢口工業団地であると考えております。町はこの重要な工業団地についてどのように取り組みを行っているのか。三つ目に子育て支援についてです。この分野も若者世代の流入を目指す上で非常に重要な分野であります。中でも町民からのニーズが高い学童保育システムについて質問させていただきます。現在行っている学童保育システムの現状と課題をお答えください。お願いいたします。


○議長(石井由也君) 帯金町長公室長。


○町長公室長(帯金冨夫君) 私の方からは1点目のご質問である「都市計画について、若者世代の流入を目指す上でその取り組みは」について、まちづくりの観点からお答えします。


 今後のまちづくりは水や緑、歴史、文化遺産など、町の持つ潜在的な資源を発展的資源として有効活用し、それぞれの地域の特性を生かしながらさまざまな世代の交流や人と自然、歴史、文化との多様な交流と連携を深めて、町民と行政との協働で質の高い公共サービスを提供し、個性豊かな活力ある栄町を形成していきたいと考えています。そのため、水と緑の田園観光都市を目指すべき将来像にまちづくりの基本方針を安全で安心な活力ある共生社会の実現を目指して、「四季の恵み、憩いの水辺、生き生きのびのび栄町」と定めて重点項目に「健康で生き生き、のびのび暮らせる地域社会の構築」「子供たちの健全な成長を社会全体で見守る環境づくり」「地域の資源を生かしたまちづくり」「資源循環型の環境づくり」「民公パートナーシップによるまちづくり」「災害に強いまちづくり」等を挙げております。


 さて、議員のご質問の都市計画ですが、ご案内のとおり、都市問題を解決することや、居住、生産レクリエーションなど、将来の都市像を実現させるため、それぞれに対応できるような土地利用道路網等を考え、将来の都市の構造を計画するものです。したがいまして、前段で申し上げましたまちづくりを想定しつつ、行財政改革を踏まえ、都市基盤施設の整備による質の高い生活の場の確保と、町の活力を生み出す経済活動の場を創出するための土地利用を議会、町民の皆様と協議しながら課題の整理や計画の策定、計画の実施を積極的に進めたいと考えております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 小出産業課長。


○産業課長(小出善章君) 私の方からは、就業についてと就業先となり得る矢口工業団地の今後はという点についてご回答いたします。


 矢口工業団地は、町の産業・経済の発展や地元の就業の場の確保を推進するために、地元の地権者のご理解とご協力のもと、平成4年度に土地区画整理事業によって整備されまして、13年が経過しようとしております。現在、進出企業、稼働している企業ですが、26社を数え、従業員の調査を行ったところでは、町民の就業者数は387人で、全体の従業員数1,067人の36%の方が就業していただいている状況にございます。


 国内の経済情勢は回復基調にあるものの、依然として厳しく、雇用環境も低迷している中でありますが、町民の就業の場として寄与しているものと考えております。今後、さらなる雇用の拡大を図るためには、新たな企業の進出やさらなる地元雇用を企業に要請しまして、企業の求人情報等を受け、情報発信を行っていくことが必要だと考えております。ただ、新たな企業の進出につきましては、進出する場所がなくては進出できません。矢口工業団地につきましては約8,000平米の土地が1カ所現在未利用地状態になっているだけで、ほかは小さなところが数カ所ある程度でございます。それらも駐車場として利用していたりと、本当の未利用地という部分については少ない状況にあります。


 ご質問の就業先となる矢口工業団地の今後はということですが、まずは未利用地をなくすことだと認識しております。それには、現在未利用地を所有している企業への進出要請を行うことになります。今までも何度も大きい場所を持っている企業には話をしておりますが、企業の業績等が厳しい現段階では事業拡大による進出は極めて厳しいという回答を得ているような状況にあります。しかしながら、小さいところも含め、今後も引き続き進出要請は行ってまいりたいと考えております。


 次に、町民の皆さんにどのような企業が工業団地にあるのかを知っていただくことが必要だと思っております。今まで町内で開催されている産業祭や夏祭り等に工業団地の各企業の社員が参加していただき、製品等の販売を通じ工業団地や各企業の紹介を行い、工業団地のPRとイメージアップをあわせ、町民との交流に役立っている事業を行っております。また、矢口工業団地連絡協議会として、夏休みに協議会の企業において工場見学などを実施していまして、親子で楽しんでいただいている事業等も行っているところでございます。今後の矢口工業団地につきましては、連絡協議会、構成企業各社も地域貢献ということを考えていただいておりますので、雇用の場としての促進や、今、お話ししたこれらの事業を発展させながら継続していくことが大事であると思っております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) 私の方から3点目の質問にお答えしたいと思います。子育て支援について、学童保育システムの現状と課題についてでございますが、まず、現状についてお答えいたします。


 児童クラブは、保護者の就労などにより放課後に家に帰っても1人になってしまう児童を対象に、健全かつ安全な放課後活動を送るための場の提供を行うところでございます。児童クラブでは、平成7年から栄町児童クラブ運営委員会設置基準に基づき設置された団体に、児童クラブの運営を委託する形で、安食と竜角寺台の2カ所で開始しました。その後、平成10年度からは公設として設置し、現在は公営が2カ所、民間委託が2カ所により、合わせて4カ所で運営を行っているところでございます。


 最初に、開設時期及び場所と入所定員ですが、安食台児童クラブは平成13年4月に安食台小学校内に開設し、公設公営で定員20名、竜角寺台児童クラブは平成10年4月に竜角寺台小学校内に開設し、公設公営で定員30名、酒直児童クラブは平成12年4月に開設し、酒直小学校に近い私立幼稚園内に民間委託で定員20名、安食児童クラブは平成10年4月に開設し、平成17年4月からは安食小学校に近い民家を利用し、私立保育園に民間委託で定員20名の運営をしているところでございます。また、児童クラブが設置されていない北辺田小学校区の児童に対しましては、迎え車両を出して現在対応しているところでございます。


 児童クラブの開設時間及び休業日は、月曜日から金曜日で放課後から夕方の6時30分まで、土曜日並びに小学校の休業日は8時から午後の6時までと、各児童クラブを開設してございます。指導員につきましては、常時2名を各児童クラブに配置し、児童の健康管理、安全確保、遊びを通して自主性、社会性及び創造性の育成、児童の遊びの活動状況の把握及び家庭への連絡、家庭や地域における遊びの環境づくりへの支援など、児童の健全育成を図っているところでございます。指導員は、日々雇用職員が対応しておりますが、指導知識を取得するため、県等が主催する研修を受講させております。また、児童の加入資格につきましては、栄町に住所を有し、町内の小学校に就学しているおおむね1年から3年までの児童で、保護者が昼間就労していて、ほかに保育する者がいない児童や、保護者が疾病等で保育することができない児童が対象になります。


 児童クラブの申請につきましては、毎年2月ごろに各小学校にて開催される新入生の保護者事前説明会に出向きまして説明をさせていただいております。また、継続される保護者については、児童クラブを通じて申請書をお渡しし、学期途中の転入者につきましては随時申請を受け付けております。


 加入の承諾につきましては、栄町放課後児童健全育成事業実施規則に基づきまして、児童クラブに児童を加入させようとする児童の保護者の属する世帯の就労状況、家庭環境、その他の状況を聞き取りながら把握し、加入資格基準に基づき審査を行っているところでございます。なお、少子化により児童数が減少傾向にある割には、長期にわたり経済の不況により保護者がそろって就業されるケースが増え、児童クラブに加入希望される児童数は減少することはなく、むしろ問い合わせなどは増えているのが現状でございました。そのようなことから、児童クラブについては受け入れ定員の見直しなど検討・改善し、健全な放課後活動をよりよく送るためにも、今まで以上の環境を提供し、児童の健全な育成の向上を図っていきたいと思います。


 次に、課題についてですが、、栄町次世代育成支援行動計画に児童クラブの充実ということで、今後は受け入れ学年の引き上げ及び開設時間の延長、未設置の小学校区の開設も目指していきたいと考えております。文部科学省が示す子どもたちの放課後や週末のスポーツや文化活動など、さまざまな体験活動を学校の校庭や教室などを利用して、安全、安心して活動できる栄町地域こども教室と連携を図っていく取り組みも必要であり、検討していきたいと、このように考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) それでは、再質問をさせていただきたいと思います。ちょっと順番がばらばらになってしまいますが、一番最初に社会福祉課長の方に質問をさせていただきたいと思います。


 先ほどの答弁の中で少子化により児童数が減少傾向にある割には長期にわたる経済の不況により保護者そろって就業されるケースが増え、児童クラブに加入を希望される児童数は減少することなく、むしろ問い合わせなどは増えているのが現状ですというような答弁がありました。私自身もそのとおりだろうと、ちょうど私の同年代の仲間が小学生ぐらいの子供を持つ親ということになってくるわけなのですけれども、ほとんどの家庭で共稼ぎを行っているというのが現状でございます。そういった中で、今現在未設置になっている小学校区、こちらの方の取り組みについて質問をしたいのですけれども、今現在布鎌と北辺田学区がないということになろうかと思うのですけれども、こちらについては今後具体的にはどのように展開していきたいというふうに考えておりますでしょうか。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) お答えいたします。確かに今、北辺田学区と布鎌学区についてはクラブを設置してございません。また、保護者の方からも布鎌地区についてはまだ私どもの方に入っておりませんけれども、いずれそれは必要になってくるものだと思っておりますし、計画の中でも設置するということで、時期については申し上げられませんが、早い時期に設置できるようにそちらは考えていきたいと思います。


 それから、北辺田学区なのですけれども、これも先ほどお答えしましたけれども、現在酒直の児童クラブ、そちらの園のバスが運行をしていただきまして、希望のある児童についてはそちらの方でお預かりをしているというのが現状です。そういう中で、もう少しそういう希望が多くなってくれば、そういうところでまた学校なりとも協議しながら、空き教室も当然出てくるであろうと思うことから、そういうところを利用してつくっていきたいなと、これはまだ関係機関との協議をしておりませんので、これからそういうところも詰めていきたい、このように考えております。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) まさしく今答弁の中にもあったとおり、空き教室というのが出てくるかと思いますので、そちらを活用するという形でぜひこれはなるべくであればすべての小学校区でできるように取り組みを進めていただきたいなというふうに思います。これは要望でございます。


 私が、栄町で実は子育て世帯における共稼ぎの率というのを調べてはみたのですけれども、数値としては出てきませんでした。ですので、どこかないかなということでインターネット等でさまざまな市町村を調べたみたところ、調べている市というのもございまして、これは栄町にそのまま当てはまるということではないのですけれども、参考までに調べたみたところ、小学生を育てている世帯の実に69.8%が共稼ぎであるというデータを目にしました。このような現象というのは今の現代社会において学童保育というシステムが行政にとって非常に大切なサービスになってくるというふうに考えますので、今後も先ほどの取り組み、また、新たな小学校区への開設への取り組みといったものを充実させていただければなというふうに考えます。よろしくお願いいたします。


 そして、次に矢口工業団地についての質問をさせていただきたいと思います。先ほどの答弁では現在26社の企業が進出しているということでありましたけれども、こちら平成4年にその矢口工業団地を整備していくのだという形になったときに、当初どれくらいの企業が入って、どれくらいの税収というものを栄町に落とすのだというような見込みがあったのか、そして、雇用数というものに対してもどの辺の数値というのを想定して整備を進めたのかについてご答弁をいただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 小出産業課長。


○産業課長(小出善章君) 平成4年に土地区画整理事業で整備したと先ほど申しましたが、当時進出企業数等の設定はしておりませんでした。それから、税収、それから、雇用人数についても設定しておりませんでしたので、その辺も同じでございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) わかりました。それでは、今現在ある、先ほど全くの未利用地というのは非常に少ないのだというような答弁がありましたけれども、あそこの工業団地内にどれくらいの企業数が入れるようになっているのか、現状の数値でも結構ですのでご答弁いただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 小出産業課長。


○産業課長(小出善章君) 先ほど申しましたとおり、大きなところでは1カ所、そのほか小さいところが数カ所あると申しましたが、その数カ所が実は駐車場等で利用されているということですけれども、本来であれば少しはそこに企業が入っていただいて操業していただきたいということを望んでいるわけですが、それらを含めて入れる可能性のある数としては33社ぐらい入れるだろうというふうに考えております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) そうすると、現在26社ということでしたので、もう少し企業が入るスペースはあるということですよね。そして、今残っている大きなスペースというのはどちらかの企業が今持っているのだけれども、事業を拡大してそこに工場を建てようとか、そういった計画は今のところないという答弁だったかと思うのですけれども、計画がない企業に出てくれ、出てくれと言っても出ていただくのは難しいのかなと思うのですよね。そうなってくると、その企業が手放していただいて、今の矢口工業団地の立地条件というものに興味のある企業に買っていただくというか、入っていただくという形が必要になってくるかと思うのですけれども、そちらの方の取り組みというのは産業課の方ではどのようにお考えでしょうか。


○議長(石井由也君) 小出産業課長。


○産業課長(小出善章君) 実はその1カ所の大きな土地についてですが、転売したいというような情報も実は入っております。ですから、それに従って、先ほども答弁したとおり、優良な企業を誘致すべくいろいろな情報収集をしているところでございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) それでは、ぜひ転売を勧めるというのもおかしな話なのかもしれないですけれども、違う企業に入っていただくという形も考慮に入れてぜひ進めていただきたいなというふうに思います。そして、現在の26社入っていただいているということで、その中での矢口工業団地の問題点等、課題があれば役場に連絡協議会を通じてお願いがあったりとかということがあると思うのですけれども、その辺の取り組みについてはいかがでしょうか。


○議長(石井由也君) 小出産業課長。


○産業課長(小出善章君) 問題なのか課題なのかちょっとわかりませんが、現在進出している企業から実は情報通信のインフラ整備について要望が上がってきておりました。具体的にはインターネット環境が不十分であるということで、町はそれを受けまして情報通信関係企業に情報収集を行ったところ、NTTの光ファイバー通信網の規模拡大計画がございまして、状況説明を行って、栄町の工業団地を含む一部地域に今年の8月に整備される予定を確認いたしました。これらによって工業団地としての魅力がアップするのだろうと、また、企業の業務の効率もアップしてくるのだろうというような期待をしております。


 それから、もう一つ、現在進出している企業の中には社宅を建設したいというような計画を持っている企業がございます。そのため、用地を求めていたりする場合があるわけですが、情報として、町として提供できる情報があれば提供しまして、町内への社宅建設をお願いしながら協力しているような状況でございます。


 以上です。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) ぜひ社宅建設というのもどんどん栄町に来ていただくと、産業を通じてのまちづくりという側面も出てこようかと思いますので、協力をして栄町の人口、そして雇用、産業という三つがその事業で支援されていくわけなので、進めていただきたいなというふうに思います。


 そして、先ほどインターネットの整備を進めたというふうな答弁がありましたけれども、これも企業にとって非常に重要なことになってこようかと思います。以前であればさまざまなデータ、ファクスを使ってであったりのやりとりがあったかと思うのですけれども、今現在非常に重たい、容量の大きいデータというものをやりとりしているわけなので、そちらが非常に弱いというのは企業にとってみれば非常に使い勝手の悪い環境ということになってしまうかと思いますので、この整備を進めていただいたというのは非常にありがたいことだなというふうに思うわけです。そのほかにも私が聞いたところでは水道料金の話だったり、カーブミラーの設置をしていただきたいといったようなことも幾つかは出ているわけなのですけれども、この場でその部分的なことというよりも、総体的にとらえていただきたいのですけれども、今現在の企業がここは使い勝手が悪いから出ていきますよという形になってしまうと非常に町にとっても大きな問題になってくるかと思いますので、すべての望みをかなえてくれということではないのですけれども、町としてできること、そして、企業からの要望というのを常に連絡協議会を通じて積極的に吸い上げる、そして、行動に起こせるものは支援していくという形をとっていただければなというふうに思います。ぜひ、そういった支援というのを積極的に行っていただきたいというふうに思いますのでよろしくお願いいたします。


 最後になりますが、都市計画という部分に質問を移らせていただきます。先ほどまちづくりという観点から都市計画というものをご答弁いただいたわけですけれども、何日か前のちょっとどなたかだったか、それとも議会の初日のときだったか、ちょっと記憶が定かではないのですが、財政課長の方から投資的経費というのが18年度予算は見て、削減していく方向で予算編成を進めているというような答弁があったかと思うのですけれども、具体的に先ほどのまちづくりという観点はわかったのですけれども、今栄町が具体的に取り組んでいる部分というのはいかがでしょうか。


○議長(石井由也君) 帯金町長公室長。


○町長公室長(帯金冨夫君) 企業誘致とか土地利用の関係でございますか。企業誘致を含めた。


○2番(藤?淳矢君) そうですね。


○町長公室長(帯金冨夫君) ということであれば、現状で開発されている地域、例えば矢口工専ですね、それを100%利用していただくとか、そういう意味合いで、ですから未利用地の有効活用が現状の進め方でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) それでは、未利用地の活用というのは私もまさしくそのとおりだろうというふうに思っているところなのですけれども、近々3月29日に栄町都市計画審議会というものが開催されると。これはホームページ等でも告知をされているわけですけれども、その中で栄町の都市計画について、また、都市計画の見直しについてという部分が話し合われるということですが、そちらについては今現在どのような話を進める予定なのでしょうか。


○議長(石井由也君) 浅野建設課長。


○建設課長(浅野正治君) 町の都計審につきましては成田都市計画という中で都市計画区域の整備、開発及び保全の方針、こういうものを策定をいたしました。この中で都市計画の目標、主要な都市計画決定の方針、都市施設の整備に関する主要な都市計画の決定の方針、市街地開発事業に関する主要な都市計画の決定の方針、自然的環境の整備または保全に関する都市計画の決定の方針、こういうものをご説明をさせていただくという考えでございます。なお、これにつきましては、今議員がおっしゃったように閲覧を今しているというような最中でございます。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) 今あった都市計画の目標というのは、もうちょっと詳しく教えていただきたいのですけれども、どのようなものなのでしょうか。


○議長(石井由也君) 浅野建設課長。


○建設課長(浅野正治君) ここに都市計画の目標と書き出しましたのは、都市づくりの基本理念ということでございます。読み上げさせていただいてもよろしいですか。「人口安定期への移行や少子高齢化の進展、人々の価値観やライフスタイルの多様化等、社会経済情勢の変化に対応した都市計画の取り組みがいよいよ急務となっている。このような状況にあって、今後の都市づくりにおいては多様な世代が生き生きと豊かに暮らすことのできる生活環境の整備が求められており、バリアフリーやユニバーサルデザインに配慮しながら徒歩生活圏の形成を図り、安心快適である市街地の形成を目指していく必要がある」というようなことで、基本理念として掲げております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) 先ほど公室長の方から答弁いただいた総体的な部分と同じ内容と言ったらあれなのですか、ずれのない目標だということなのかなというふうに理解をしました。


 それでは、次に先ほど公室長の方から未利用地の活用という発言がありましたけれども、これは矢口工業団地のほかに前新田地区というものも未利用地の活用ということにひっかかってくるかなというふうに思うわけなのですけれども、こちらの開発について質問させていただきたいと思います。


 こちらの開発当初の世帯数であったり、目標というのはどのような数値のものであそこの整備は進められたのでしょうか。


○議長(石井由也君) 浅野建設課長。


○建設課長(浅野正治君) 前新田地区の区画整理ということでよろしいですか。前新田の区画整理につきましては、昭和61年8月に組合の設立をしまして、紆余曲折を経ながら平成16年3月に仮換地処分、それから、同年6月に登記が完了しまして、市街化率も同年度末で54%になっております。また、昨年の12月には精算金の徴収交付も完了したことから、今年度中の解散を目指しておったわけでございますが、保留地処分金の未納者が1名いらっしゃいまして、この関係で事業を1年間、平成19年3月末まで延伸をせざるを得なくなったというような状況でございます。あそこの件につきましては、今年の2月26日に総代会が開催されまして、そこで事業期間の1年間延伸及び保留地処分金未納者の対応策が協議されまして、平成18年度中に解散はもとより、精算も完了させるという事業スケジュールを打ち出しまして、3月1日に事業期間の延伸について県に認可申請書を提出したところでございます。


 それから、具体的な面積等につきましては、施工面積につきましては22ヘクタールということで、地区内の人口につきましては2,000人というようなことでございます。


 それから、現在の総事業費でございますけれども、72億8,688万5,000円というようなことでございます。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) 今答弁いただいた部分でご質問をさせていただきたいのですけれども、これ2,000人というのは今現在の人口ですか。


○議長(石井由也君) 浅野建設課長。


○建設課長(浅野正治君) 当初計画の人口でございます。これは前にも、藤?議員からお話があったときにお答えをしていると思いますが、平成18年2月1日現在で安食1丁目、2丁目、3丁目合わせまして、現在の人口が1,292名というようなことでございます。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) ということは2,000人あそこの地区に張りつけるということで計画を立てて、72億8,000万円というお金をかけて、今現在は1,292人、60数%の目標達成であるというのが現状かと思います。今後こちらの目標数値に近づけていくために、どのような取り組みを行っていこうと考えておりますか。


○議長(石井由也君) 浅野建設課長。


○建設課長(浅野正治君) 私どもが直接手を下せるという部分というのがなかなか少ないというふうに感じております。私の方はこの景気が早く回復していただいて、土地の購入等を図っていただければありがたいというふうには考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) 町が売るということもできないというのは非常によくわかるわけなのですけれども、景気の回復するのを待つのだというのは余りにも無策なような気がします。というのは、前新田地区というのは駅前の、栄町の玄関口であります。例えば、栄町に土地を探して訪れるというときに、来る手段というのは自動車で来るか電車で来るかのどちらかなわけです。そのときに、自動車で来た人はまた違った印象なのかもしれないのですけれども、電車で来た方は駅をおりて、一番最初に目にしたものが通常であれば栄町の一等地というか、玄関口の印象なわけですよね。その地区の開発の部分、目標を立てて現在の数値というものがずれが非常に大きくあるという中で、景気の回復を待つというのは非常に心もとない方針のように考えるわけなのですけれども、その辺はいかがでしょうか。


○議長(石井由也君) 浅野建設課長。


○建設課長(浅野正治君) 駅前のグレードアップとか、再開発というようなご質問に最終的にはなってくるのかなというふうに考えておりますので、その辺につきましてちょっとご答弁をさせていただきたいと思います。


 ちょっと古い話になるのですけれども、現在施工中の、先ほど申しましたが、前新田土地区画整理事業の完成を前提としまして、平成7年を目標年次とした栄町安食駅南口市街地再開発基本計画が平成元年3月に策定され、街区別建物整備の方針、街区別整備の誘導方法、建物整備計画事業会の方法論について、施設計画を基本として示されております。


 しかしながら、この計画は前新田土地区画整理事業の完成を前提とした市街地再開発事業を整備手法とするものであることから、また、この計画中の安食駅南口周辺地区整備計画では駅前広場正面の街区を誘導型再開発の重要モデル街区として位置づけておりますが、この街区について市街地再開発事業を実施すると仮定した試算が、当時の試算でございますけれども、15億9,875万円と高額であり、見込まれる補助金の額も相当額になると予想されることから、事業の優先順位や町の財政状況を考慮し、現在まで事業化には至っていないというのが現状でございます。


 したがいまして、今後前新田土地区画整理事業の完成、それから、町の財政事業の好転、地権者等の機運の高まりというようなものを前提とした中で、事業の優先順位を考慮しながら事業化に向けて努力はしていきたいと、このように考えます。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) 今15億円という金額が非常に高額だというようなお話でした。実際、非常に高額だと思います。今の栄町にそれを出せということを言いたいわけではないのですけれども、そういった理由で今現在何もしていませんよというのは、その前にかかっている73億円というお金は、15億円のために73億円は置いておいてと、お金の重みからしてもどうしても整合性がとれないような気がするのですが、その辺はいかがですか。


○議長(石井由也君) 浅野建設課長。


○建設課長(浅野正治君) 前新田の区画整理事業につきましては、先ほど72億8,688万5,000円ということで申しました。その中で町が補助した部分、それから、町が助成した部分、それから、町が単独で行った事業と、こういうふうに区分けができるというのが一つ、そういう中で私どもは例えば区画整理事業の中で、区画整理事業であっても区画整理事業に取り組まない部分、先ほど私、他事業と申しましたけれども、例えば下水道の事業であるとか公園の事業であるとか、道路改良の事業であるとか、そういうものは町の区画整理の事業費とは別な中で支援をしていくというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) どちらにしても多額のお金がかかっているというのは間違いのないことかと思うのです。そして、もうつくって整備が、先ほどもう1年組合の方が延びるということでしたけれども、それにはちょっとした理由があって延びるのだと。本来であればもう解散ということは、その区画整理の事業としては終了しているということだと思うのです。そこまで済んでいる部分があって、これはもう財産としても考えられるわけなので、積極的に活用するというようなことを景気の回復ということではなくて、町としても何かできることはないのかという姿勢というのを持っていただければなと、これは要望でございます。


○議長(石井由也君) 浅野建設課長。


○建設課長(浅野正治君) 私が先ほど申しましたのは、前新田の区画整理事業地内に町有地があるのだという状況下ではございませんので、そういう中で、地権者の方々の機運が高まればご相談にも当然応じますし、支援もしていきたいというふうに考えているということで、その点ご理解いただきたいと思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) わかりました。では、次に町長に質問をさせていただきたいのですけれども、先日の予算委員会の中で町長が答弁をした部分について質問させていただきたいのですけれども、本埜鎌ヶ谷線の開発についての部分なのですけれども、そのときの議事録を読み返してもう一度頭の中を整理してみたのですけれども、町長の発言としては非常に近い将来15町歩の開発、本埜鎌ヶ谷線というものの開通をにらんで15町歩の開発に取りかかりたいというような趣旨の答弁がございました。この予算委員会での発言というのは間違いがないことかなと思うのですけれども、もう一度、どのような考えを持っていて、どのようなスケジュールをこの事業について考えているのか、ご答弁をいただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 浅野建設課長。


○建設課長(浅野正治君) すみません、町長のお答えをする前にちょっと私の方からご説明をさせていただきたいと思います。


 昭和62年当時、これもちょっと古くて申し訳ないのですけれども、現在施工中の前新田土地区画整理事業の次の事業として、前新田第二特定土地区画整理事業の事業化が検討され、その後、平成4年3月には整備区域を安食卜杭新田や15町歩にまで拡大した約86ヘクタールの規模の市街地整備事業として、安食駅を中心とした市街地の形成、水と緑の調和した都市機能の整備及び活力ある自立都市の助成機能の補充を基本とした、仮称でございますが、「栄町安食駅南部地区基本構想」が策定されております。


 そして、これを受けまして、計画人口1万人、計画戸数3,000戸という土地区画整理事業の実施を目指し、平成5年9月に23名の方によりまして栄町安食駅南部土地区画整理組合設立準備委員会が発足し、地権者の合意形成活動を進めておりましたが、地権者約400名ほどいらっしゃったそうなのですが、約100名の地権者の方から賛同が得られず、賛同率が約75%という時点で千葉県指導の90%の賛同率に達成しないということ、この中で時間と経費をかなり要するというご判断をされた中で、平成7年2月に準備委員会は事務所を閉鎖し、その後の活動は凍結したと、こういう経緯がございます。


 これに対しまして、町といたしましてはできる限りのバックアップはしていきたいと考えておりますが、当時施工中の前新田土地区画整理事業の進捗が思わしくなく、バブル崩壊のあおりを受け、財政的にも大変逼迫しており、町の財政状況も大変厳しいという状況の中では、まず施工中の事業を終結に導くことが優先と考え、前新田土地区画整理事業に対して人的財政支援を傾注することとし、現在に至っておるわけでございます。


 先ほども申しましたけれども、前新田の区画整理事業の終結もはっきり言ってもう目前に迫っております。そういう中ではこの事業につきましても、土地所有者の意向、こういうものを確認した中で支援をしたいというふうには考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) 今の答弁は非常に過去にさかのぼってやっていただいたということなのですけれども、近い将来開通する本埜鎌ヶ谷線の開発をにらんで15町歩の部分というところに、ちょっとこれは限定してお聞きしたかった部分でございます。その辺の、どのような考えで、どのようなスケジュールを持っているのかというのをできれば町長にご答弁をいただきたいなと思うのですけれどもいかがでしょうか。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) お答え申し上げます。ただいまの建設課長の話は当初の計画を申し上げたとおりでありまして、なかなか地権者の同意が得られなかったということで、今の区画整理がちょっとトラブルがありまして、それが事例になって皆賛同が得られないというのも実情だっただろうと、私議員やっていましたから、そういうあれを持っています。


 ただ、議員ご質問の趣旨なのですけれども、今確かに鎌ヶ谷本埜線が栄町から動き出したということで、恐らく今までの方向性が転換されて、ほぼ供用開始というものが早くなってくるのではないかと判断されるわけです。そうしますと、どうしても栄町の15町歩、これはそのまま現況のままにしておくわけにはどうしてもいかない、まちづくりの観点からいきますと。そうしますと、今ここで収束を図られる1期といいますか、今の駅前の区画、それから、奥に控えました2期、賛同得られませんでしたけれども、それを含めた形で区画整理事業で行わざるを得ないと思うのですけれども、ご理解いただいて進めなければならないというふうには思っております。ただ、このスケジュールとおっしゃっていましたけれども、実際予算が17年度からもらいましたので、実際用地買収の交渉も入りましょうかという話は実際しています。ですけれども、その何年という区切りというのはもう少し待っていただきたいとは思うのですけれども、地権者の方にご理解をいただいて、どうしてもあそこを整備しようとは思っておりますけれども、ただ、この間もお話ししましたけれども、農振というどうしても網がかかっておりますので、その辺も今あわせて検討させているということで、農振の除外方法を、そういうものを徐々に検討させ始めたということだけはちょっとご理解いただいて、回答とさせていただきたいと思っております。


○議長(石井由也君) 藤?君。


○2番(藤?淳矢君) ありがとうございます。この2年間栄町が積極的に行ってきた財政健全化計画というもので、町民への財政的な負担というのは非常に増えてまいりました。体育祭やさまざまな民間行事というものも廃止されました。これは栄町の財政を建て直すまでの間我慢してほしいというドラムの手帳などを通じての町からのお願いに対し町民が答えてくれている結果であると考えております。しかし、このような状態がいつまで続くのかという不安もよく耳にするようになってまいりました。


 そんな中で、先ほどの15町歩であったり、鎌ヶ谷本埜線の開通をにらんでの開発というのは町民にとって、栄町の将来への不安というものを払拭できる唯一の形であるというふうに考えております。また、そういったことができなければ栄町に住みたいと思う若者を増やすことはもっと難しいであろうというふうに考えるわけです。今、栄町に欠けているのはそのビジョンという部分であると思いますので、ぜひ先ほど農振の部分とか難しいところというのは非常によくわかりますけれども、町長には県に積極的に働きかけていただきたいなというふうにお願いをいたしまして、一般質問を終わります。ありがとうございました。


○議長(石井由也君) これで、藤?淳矢君の一般質問を終わります。藤?君、自席にお戻りください。


 ここで、15分間の休憩といたします。


                              午後 3時00分 休憩


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


                              午後 3時15分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○議長(石井由也君) 戸田榮子君の発言を許します。戸田君、質問者席へ移動願います。


 〔16番 戸田榮子君登壇〕


○16番(戸田榮子君) 16番、日本共産党の戸田です。私はこの定例議会におきまして質問通告を1項目行いました。それは今、全国都道府県市町村で論議を醸し出しております国民保護計画において栄町の状況はどうかという点でお尋ねをしたいと思います。


 これまで関連法案では周辺事態法など、また、有事関連法案が国会で論議されてきたところですが、2004年の6月には有事関連法案を受けての国民保護法が成立いたしました。これは地方自治体や公共機関、民間企業に対して戦争協力の計画づくりや実行を迫り、平時から戦争に備えさせる態勢をつくろうとするものであるということで、この法案の成立に日本共産党は反対をしてまいりました。


 さきに成立した、1999年に成立した周辺事態法とは違って、今回のこの国民保護法は罰則が定められる、これに協力しない者については罰則まで定められています。周辺事態法では自衛隊は武力行使できず後方支援に制限されて、国民を戦争協力に強制動員することもできないという制約がありました。ところが、先ほど申し上げましたように、国民保護法は国民そのものを戦争態勢に組み込む組織づくりが大もとにされているという点で大変私は問題があると思います。国は国民を守るためのものだと言ってきましたが、本当のねらいは自治体や民間企業、住民を自衛隊とともにアメリカの戦争に強制的に動員するためのものと、私はこれは大変な法案であるという観点から、今県が進めているこの素案に基づき、栄町ではこれを受けてどのような計画づくりをしているのか、具体的な内容についてお聞きしたいと思います。


 まず第1点です。通告にも申し上げましたように、栄町の計画の内容、スケジュール体制、これは今どのようになっていますか。


 第2点は、国民保護研究会、この原案というのはどのような内容ですか。また、千葉県との協議はどう進め、どこまで進んでいますか。


 三つ目に、これらの保護計画を町民に対してどう説明し、情報公開をしていくのか。


 4、5については、本来なら最初の3項目までの質問が終わってから町長及び教育長にお答えいただくつもりでおりますので、差し支えなかったら、最初に1、2、3の項目についての答弁を担当課にお願いいたします。


○議長(石井由也君) 小久保消防防災課長。


○消防防災課長(小久保五一郎君) それでは、戸田町議の国民保護計画における栄町の状況についてにお答えいたします。質問要旨といたしまして1、2、3とあるわけでございますが、その質問にお答えする前に、簡単に国民保護計画の経緯につきましてご説明させていただきます。


 この国民保護計画につきましては、平成16年6月に「武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律」(通称国民保護法)が制定されまして、平成16年9月17日に施行されました。具体的には、我が国が武力攻撃を受けた場合の対処に対する基本理念、国、地方公共団体の責務などが定まりました。これにより、都道府県では平成17年度内に、市町村では平成18年度内にそれぞれの地域で住民の避難、安否情報や救助等の具体的な方法を盛り込んだ計画をまとめなさいということでうちの方に来ております。


 それでは、ご質問の、まず1点目の、「県の素案を受けて町の計画の内容、スケジュール体制はどうなっていますか」ということについてお答えいたします。


 千葉県の国民保護計画につきましては既に決定され、平成18年1月に公表されておりますが、我々がつくる計画につきましては、この千葉県保護計画に基づいて策定することとなりまして、千葉県知事との協議が必要になってまいります。計画の内容の主なポイントとしましては、武力攻撃事態においては、警報や避難の指示の住民への伝達、それから、避難住民の誘導、安否情報の収集・提供など、直接住民と接する非常に重要な役割を担うこととされております。このため、夜間や休日等を問わずに通知される警報等に的確に対応できますように24時間の即応体制を構築しなければならないということが挙げられます。また、避難住民の適切な誘導のため、日ごろから消防団や自主防災組織、警察等との連携・協力関係を構築していくことが重要となってまいります。このような事項をポイントしまして、うちの方の計画の構成を考えております。


 スケジュールにつきましては、これは総務常任委員会の、審査会のときのも申し上げましたが、18年、今年ですね、今年の6月の定例議会で、まず、栄町国民保護協議会の設置条例と国民保護対策本部及び緊急対処事態対策本部の設置条例、この二つを提出する予定でございます。また、同時進行で計画の素案を作成いたしまして、10月を目途としまして千葉県との事前協議を開始してまいりたいと。設置予定の(仮称)栄町国民保護協議会に諮問をいたしまして、18年度中に県との本協議を終了いたしまして、計画の決定後に議会の皆様に報告並びに住民への公表を考えております。


 続きまして、二つ目なのですが、「国民保護研究会の原案とはどのような内容か、また、県との協議はどう進め、どこまで進んでいますか」ということについてお答えいたします。


 まず、千葉県国民保護研究会についてでございますが、この会は、武力攻撃事態の態様などの基礎知識といたしまして、千葉県及び各市町村担当者の国民保護計画に関する理解の促進及び担当レベルでの情報交換や意見交換を目的としまして、平成17年6月に立ち上げられまして、現在まで5回の会議が開催されておるそうです。しかし、この会への私どもの参加、これは任意であったために栄町は参加しておりません。


 参考までに、県内、これは一応県の方にお聞きしましたところ、30市町村が参加されているというようなご回答をいただいております。


 今後、市町村国民保護計画策定に当たり、当該研究会の参加要請があった場合には、その主旨をかんがみまして私どもも参加を検討していくところでございます。


 この研究会の原案はどのような内容かということでございますが、今述べましたように、研究会はあくまで担当レベルでの勉強会形式でありましたので、国民保護計画の原案を策定していくものではないということでございますので、今後県との協議はどう進めていくのかということもあわせまして、18年度から市町村国民保護計画が本格的な策定段階になりますことから、先ほどから申し上げましたとおり、私どもは本年10月を目途として事前協議に入っていきたいと、このように考えております。


 参考までに、17年度までは千葉県主催での説明会等で国の基本指針の確認や県の計画の策定状況などについて説明があったということでございます。


 続きまして、三つ目でございますが、「町民に対してどう説明し、情報公開をするか」についてお答えいたします。


 計画の内容につきましては、町の国民保護協議会にも住民の方に入っていただこうということで考えております。まずは、この協議会で計画の内容を説明させていただきまして、ご意見を賜ることと考えております。情報公開につきましては、町のホームページヘの掲載とあわせまして広く意見を募集するパブリックコメントも実施する方向で検討してまいります。


 また、町主催の地区防災訓練や自主防災組織及び消防団の代表者会議をも通じまして、さらには各種団体からの講習要請の際に、当該計画の主旨等を説明しまして理解を求めていくように考えております。


 以上、3点でございます。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 県の会議は任意だったので、栄町は参加していないということですが、レジュメといいますか、県でつくった素案、もう素案でなくなっていると思うのですが、そういうものは町に配布されているので、内容については熟知しているのではないかと思ってお聞きしたいのですが、まず国民保護法案ですから、国民を保護するのだというのが一般だれもが考えることだと思うのです。この想定は、当初一番の目的はテロとか襲撃、他国からの襲撃に備えた訓練、そして保護だというふうなことが国会で論議されていますけれども、最終的には日本共産党の木島議員が委員会で質問したときに、これは相手から攻撃されたときだけでなくて、アメリカがみずから危険だと判断して、みずから行動を起こしたときにもこの国民保護法案のもとでその活動が、国連そのものがそれを認めなくてもアメリカが危険と感じたときにみずから発動したことも今後あり得るので、大変問題が起きるのではないかということを委員会で質問したときに、それは否定しなかったというか、まあ、アメリカは決して国連が認めないようなことはしないだろうというような答弁で濁して、はっきりとそういうことはみずから行ったことについてはないというはっきりした答弁がなかったということで、逆にそういう危険性もはらむのではないかなということで、私はそういう観点から一つ、これは町長にお尋ねしたいのですけれども、県の案の中では弾道ミサイル攻撃の場合などが想定されて、避難とか誘導の方法が書かれていると思います。例えば弾道ミサイル攻撃の場合は、コンクリートの施設や地下に避難する、誘導させる、核兵器、毒ガス攻撃の場合は頭巾で頭を保護し、靴は底の丈夫な運動靴を履き、風下方向を逃げるなどなど、事細かに指示されていると思います。今現時点で素案そのものは170ページにも及ぶ膨大な資料だということですけれども、今現実に、町長、考えて、この日本の中でこの弾道ミサイルとか、それから、毒ガス攻撃とかそういう想定がされるとお思いでしょうか。


 一つは、これは最初に申し上げればよかったのですけれども、これは国レベルの問題で町村関係ないことではないかということではなくて、逆に安保条約に基づく、もう末端の自治体までこういう戦争体制を敷くレールが今まさに敷かれようとしているということで、一番こういうことが法制化されて、その被害というか、一番のことを受けるのは国民ですね。ここで言えば栄町が自治体の長が一番の指揮官になるわけですから、そうするとそこに住む我々一般町民がそういう保護法案のもとで、そういう体制づくりをされるという、決してひとごとではない、栄町は基地もありませんし、基地のあるところでは本当に基地被害やいろいろことで生活そのものが成り立っていかないような事態があります。幸いなことに我が町はそういう意味では、そういう危険性のない中で伸び伸びと暮らすことができますよね。しかし、こういう法案が全国一斉にその義務を負うことになりますと、これは本当に真剣に声を上げていかなければならないという、身震いするほど私は恐ろしく思っています。


 そこで、町長に最初の質問に戻りますが、本当にこういうことが国民保護法を発動しなければならないようなことがあり得るとお思いでしょうか。町長としてのご意見をお聞かせください。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) お答え申し上げます。この国民保護法案、まさに有事関連7法案の中の一つだったと記憶しておるのですけれども、武力攻撃事態、それから、武力予測事態あるいはまた国際テロというものを想定しているわけで、議員ご指摘のとおりだと思うのですけれども、まさに最近までを考えますと中ソの国境でのトラブル、あるいはまた現在ですと中国が、私なりに考えますとチベットへの侵攻みたいなものもありますし、それから、北朝鮮と韓国の問題、それから、日本から見ますと、北朝鮮が日本にテポドンを向けているというような話も出ております。それから、竹島の問題、あるいはまた尖閣諸島の問題ということを考えますと、あるいはテロ組織が世界各地に潜在しておるというようなことも巷間言われておるわけでございますので、その辺は法整備というものは整えていってもいいのではないかと思っております。ただ、これが議員おっしゃいましたけれども、発動されるようなことがあってはならないというのは人間だれしもが思っていることだろうと考えております。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 大変幅の広い深い問題ですので、とても質問しにくい点もあるのですけれども、今日本の財政、国の財政も厳しい、そして地方財政もこのあおりを受けたり、不景気で本当に財政厳しいです。そういう中で、これ軍事費だけではありませんけれども、いろいろな意味で国のむだ遣いが指摘されてきました。社会保険庁に始まり、国家公務員の豪華な宿舎、それがまた失業保険手当による職員の住宅だとか、今かなりテレビなんかでこの問題を取り上げて、八ツ場ダムにしてもまだ20数年たっていても調査費だけが毎年何百億円と使われ、100億単位で使われるという、こういう事態の中で、もう本当に国民が福祉も我慢し、子育て支援もなかなかうまくいかない、そういう厳しい財政の中で、片や国は物すごいざるのようなむだ遣いをしている。そして、軍事費が4兆8,000億円です。この軍事費についても必要だとか必要でない、これは個々のいろいろな考え方があると思います。あえて私はそれが高いとか低いとかということでなくて、現実に軍事費が4兆8,000億円、その中で今日本はかなりアメリカの、米軍の軍事基地がこの狭い日本の国土の中でかなりのウエートを占めておりますし、ここにかける思いやり予算、アメリカ軍に対する思いやり予算は物すごい金額です。


 何をもとにそんなことを言うかということで、言われることがあるかもしれませんけれども、これは3月12日付の我が方の新聞赤旗日曜版です。これはきちんとした資料に基づいて出した結果ですので、これは定数的には私は信頼できるものであるという観点から申し上げたいのですけれども、アメリカの27の同盟国が負担する米軍演習費の中で、その27カ国の中で日本が一番多いのですね。今まで皆さんはそういう質問をいっぱいしてきました。ですから、そういうところにお金を使っているから厳しいのではないかということを言いたいのです。27カ国の中で一番多い、半分以上の維持費、負担する経費を使っているのですね。これは1兆245億円です。この援助だけでもそうですし、思いやり予算もかなりの金額が使われています。そういうところに私は今後国民として地方議会人として、また、地方自治体の長として国に本当にそういうことがこれからずっと将来必要であるのかどうかということも精査して、国に対する意見を申し上げていくのが私は政治家の使命であると思っております。そういう意味では、そういうものにはふたをして、残ったお金の中で、やれ、福祉の予算、建設予算の分捕りでなくて、本当に必要なものにはきちんと要求するという、そういう観点で私は、そういう意味ではそういう声を上げていくのが議会議員の使命でもあると思って一般質問に通告、今回は国民保護法ですけれども、その国民保護法の裏にはこういう負担の財源があり、こういうことがあるから国民総動員してアメリカが起こした戦争に日本を巻き込んで、そういう体制をつくっていく必要があるのだということで、今回こういう法案が出てきたのだという、そのことをきちんと分析しない限り、そのことで60数年前のあの第二次世界大戦、太平洋戦争のまた同じ過ちをすることになるのではないかという観点です。


 今、町長はそういうこともいろいろな意味で必要な中から出てきたのではないか、町長としては当然だと思います。必要ないということは私は自治体の長として言うのは大変勇気があると思いますし、ただ、これまではソ連に対する敵意、要するに敵がなければ軍事体制もとれませんので、そういうふうにしてきました。本当に国民や世界の幸福、平和のためを思ったならば、私はなぜイラクからテロがなくならないのか、世界で相変わらずいろいろな戦争が起きていくのか、その原点をきちんと押さえない限り、幾らこういう法律ができてあれしても平和は勝ち取れないのではないかと思うのですね。これを答弁というのは大変町長にとってはきついでしょうし、難しいと思いますけれども、まずそのことについて、町長もう一度お答えください。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) お答え申し上げます。何か国会答弁みたいになってしまっていまして。なかなか非常に難しい問題でありますけれども。やはり世界各地で紛争といいますか、戦争というものは実際起こっているわけでして、このイラクという問題よりも宗教観のとらえ方というのが非常に大きいウエイトを持っているのではないかなと思っています。唯一絶対神ということが掲げておるわけですから、そういうことからも考えなければならないでしょうし、敵であると言われるアメリカの世界戦略の問題も不満もあるというような観点、いろいろなことから考えられる問題ですので、私はこれ以上はちょっと言い切れないということでご理解をいただきたいと思っています。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 大変町長には質問がきつかったと思いますので、それでは、先ほど担当課長からお答えいただいた答弁に対して再質問をさせていただきます。


 これから栄町でも保護研究会を立ち上げて、一般の方にもそこに参加していただいて協議していくということですけれども、それでは、そのスケジュール、それからメンバーの、何名ぐらいを研究会として立ち上げるお考えか、もしそういうことが具体的に決まっておりましたら。また、この会議の公開についてはどのようにお考えでしょうか。


○議長(石井由也君) 小久保消防防災課長。


○消防防災課長(小久保五一郎君) それでは、この会議のメンバーなのですが、一応うちの方は防災会議のメンバーが約24〜25名おります。今回の協議会におきましては、そのプラスに自衛隊の方々も入っていただかなければならないというのがちょっとございまして、25〜26名くらいを考えております。基本的には先ほども申し上げましたとおり、町民の方々をこの組織の中に、協議会の中に入っていただこうということで考えております。具体的にはどなたがということではまだないのですが、先進地の、この3月議会定例議会で決まったところが近隣にありますので、その辺を参考にさせていただきながら、うちの町に合った協議会をつくっていこうかなというふうには考えております。いずれにしましても6月の定例議会には構成メンバーが明らかになろうかと思います。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 担当課長に再確認させてください。6月定例議会には研究会の構成メンバーの発表ですか、それとその案、栄町の案についてはこの6月議会、いわゆる国民保護計画の栄町のものは6月議会に提出するのですか、それが二つと、もう一つすみません、それとこの計画づくりについては、町村やり方いろいろで、ある自治体は400万円予算を組んでコンサルタントにそれをつくってもらうというところも今あるそうですけれども、栄町はどういうやり方をされるのですか。


○議長(石井由也君) 小久保防災課長。


○消防防災課長(小久保五一郎君) まずこの協議会を、正式には栄町国民保護協議会という協議会ですね、こちらをまず6月に立ち上げまして、構成メンバーを決めていただいて協議会を設置させていただいて、中の案は一応10月を目途として、うちの方でつくりました計画案をまず千葉県、県と協議をしなければならないのですね。その辺をまず10月をめどに計画書をつくっていこうかなと。その後に協議会に諮問したいということでございますので、そういうスケジュールで行きますと、10月に千葉県とは事前協議をしながら、協議会の方に諮問しながら、18年度中にというスケジュールでございます。協議会のメンバーにつきましては、先ほど言いましたように、自衛隊が入っていかなければならないというところが一つあります。あと町民ということと、それから、コンサルの関係なのですが、本来であれば近隣の3月につくり上げて、この協議会の設置等々の条例案を3月議会でやっている近隣の市町村もございます。それに合わせてうちの町もやればよかったのでしょうけれども、町としては、スタンスとしてはまず近隣のできたものを参考にさせていただきながら、計画書の方も同じようなスタンスで歩んでいこうかなと考えております。コンサルに発注しますと、確かに400数十万円のお金が見積もりでは上がっておりました。うちの町としてはその辺何もわからないところをつくっていくというところのちょっと不安がありますが、職員の人海戦術で何とか乗り切っていこうではないかということで考えております。職員で乗り切るためには、先進地のものを参考にさせていただきながら進めてまいろうかというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 私は急いでつくれということでなくて、これは国で決まったことですから、栄町の担当課としてもそういうものはつくらなければならない義務を負わされてしまっているわけですから、それには情報公開を進めながら納得のいくというか、住民にきちんとその内容を知らせていくことが最もできる一番身近なことかと思いますので、それは守っていただきたいと思います。


 それと、先ほど質問した中でお答えいただけなかった、その会議、研究会の会合は公開制として、まだそれが諮られていなかったら結構ですが、例えば一般の方が聞きたいという場合は可能なのかどうか。それがほかのところでどうかというのはわからないのですが、栄町の場合はどうされますかというのが1点です。


 それと、私は数百万円もかけて同じようなものを別につくらなくても、その町に本当に町民の立場に立ったものをつくり上げることの方が意義が大きいかなと思いますので、あえてコンサルタントに頼まないというふうに決断をした町の、町長を初め、私は担当課の姿勢は大いに評価するものです。


 その公開についてお答えください。


○議長(石井由也君) 小久保防災課長。


○消防防災課長(小久保五一郎君) 実のところ、私どもも具体的な方向もまだないのですが、基本的には栄町国民保護協議会の、この協議会に諮って進めてまいろうというふうに考えております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 協議会に諮っていくということで、当然協議会の委員長なり副委員長なりもそこで決められると思うのですけれども、ぜひ姿勢としては町から公開制にして広く知りたい方には開示していこうという、そういう前提で協議会を招集していただきたい、開いていただきたいということです。それは今後の課題になると思います。


 そこで、最初に質問項目で申し上げました憲法9条の問題です。今、憲法9条、もちろん憲法9条そのものはみんなご存じだと思いますけれども、戦争放棄、これを改正しないでほしいという、そういう草の根の運動が今全国的に起こっています。私たち議員でも千葉県9条を守る議員の会というものも組織されまして、個々に加盟していると思います。また、栄町の議員さんの中でも個人的にホームページなどでこの平和の問題、9条を守ろうの問題を意識的に取り上げておられる方もいますし、それぞれだと思いますが、私はそこで、まず町長にこの世界に今誇れるという平和憲法、この9条を持つ日本、この9条について町長の考え方をお尋ねいたします。


 次に、同じ質問です。未来を担う子供たちにこの平和を守り抜くその責務が私たち大人にはあると思います。教育長のお考えをあわせてお尋ねいたします。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) お答え申し上げます。憲法9条、戦後60年くらいたっていまして、当時は議員少し言われていましたけれども、米ソの冷戦構造のもとで非常にそういうことは有効だったろうと思いますけれども、昨今こういう後方支援ですか、そういう関係もありますし、現実的に自衛隊が軍隊か軍隊ではないかという議論に入りますと、やはり私個人的にはもう軍隊であろうと、そしてまた、自分のうちを守るのにやはり自分が守る、家族を含めて守っているのですから、自分の国を自分たちで守ろうという意識は必要ではなかろうかなという気はいたしております。ただ、先ほど申し上げましたように、それが自衛でということで今改憲議論がなされておりますけれども、それにしても自国は自分たちの手でという基本的な考えは私は持っておりますので、改正論者というのではなくて、今の議論、国会の論議を見守っておるということでご理解をいただきたいと、このように思っております。


○議長(石井由也君) 牧野教育長。


○教育長(牧野 隆君) 戸田議員さんの国民保護計画における栄町の状況についての第5番目のご質問ですね。未来を担う子供たちにこの平和を守り抜く私たち大人の責務についてというご質問でございます。


 先ほど、さらに憲法第9条の問題についてもお尋ねのように感じたのですが、そう解釈してよろしいでしょうか。


 それでは、まず初めに、お答えを申し上げます私の立場でございます。この札のとおり、教育長、すなわち栄町教育委員会の事務局の責任者としての教育長で、皆さんに私の所掌事務についての説明責任を負って出席しているものと解しております。したがいまして、私が現行の法令、法律や長、これについてはこれを批判したりあるいはこれの問題点を指摘したり、あるいはどうあるべきか論じるというような立場にはございません。個人的にはそういう考えを持っておったとしてもここで述べるのは、これは慎まなければならないことであり、やってはならんことだというふうに私は思っております。したがって、これについてはお許しをいただきたい。


 なお、ご質問の文言の中で大人の責務について私に述べよと、こういうこともお求めのようですけれども、一般論として私も大人の責務をここで論ずるのもまた行き過ぎであろうと思います。もしできるとするならば、教育委員会の責務とでも読みかえればあるいはできるのかなと思います。いかがなものでしょうか。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 大変教育長に苦悩させてしまいまして申し訳ございません。ただいま教育長の方からありましたその内容でご答弁いただけたらと思います。よろしくお願いします。内容というか、今教育長がおっしゃったことで結構ですので。


○議長(石井由也君) 牧野教育長。


○教育長(牧野 隆君) それでは、改めて確認させていただきますが、ご質問は未来を担う子供たちに、この平和を守り抜く私たち教育委員会事務局職の責務についてお答えします。よろしいですか。


 私ども教育行政担当者は、当然のことながら日本国憲法を初め教育基本法、学校教育等、現行の教育関係法令を遵守して、必要な施策を策定したり、条件を整備したりすることが務めでございます。世界の恒久的な平和を希求するということは人類普遍の願いであるということは、これは疑う余地もございません。しかし、そのためには人間尊重の精神と生命に対する畏敬の念を家庭、学校、その他社会における生活の中に生かし、個性豊かな文化の創造と民主的な社会及び国家の発展に努め、進んで平和的な国家社会への形成に貢献し、未来を開く主体性のある日本人を育成するという、これは学校教育の目標でございますが、これの実現を図ることが肝要であるとまず考えております。


 一方、社会教育の面からは主として青少年及び成人に対して行う組織的な教育活動が私どもの所管の事務でございます。自由と平等の原則に基づく基本的人権の尊重、生命の尊重、差別や偏見のない社会を実現するための研修や啓蒙、スポーツの振興、また、家庭教育の充実及び青少年の健全育成、さらには社会環境の浄化等、主な内容としておるわけでございます。


 これら学校教育並びに社会教育を充実することにより、その目的であります平和的な国家社会の形成者として真理と正義を愛し、個人の価値を尊び、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民を育成することにより、我が国はもとより世界の平和と人類の反映が実現するものとこういうふうに考えております。


 以上のような観点から栄町教育委員会といたしましては、当面それら課題の解決に向けて、必要な施策を的確に実践し、社会環境を子供たちにとって最適な状態に改善し、浄化することが未来の栄町を担う子供たちに対する私どもの責務であるというふうに考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 教育長の立場としては直接の9条に対するご意見は、これは聞けないかと思いますけれども、そこに流れる子供たちへの思い、平和への思いが私はしっかりと感じ取られましたし、また、自治体の長としての川?町長の答弁も私は平和を望む立場を貫いておられるというふうにとらせていただきましたし、とることができました。


 そこで、時間15分ですけれども、最後になりますけれども、当然私がこういう意見を述べますと18名の議員の考え方はいろいろですから、反論もあるかと思いますけれども、現実の問題として事実に基づいた、これはうわさで流れることでなくて、事実調査に基づいた、また、国会論議の中で明らかになった問題は当然私はこれは述べて差し支えないと思って言わせていただきますが、先ほど言いかけたらストップがかかりそうになりましたけれども、沖縄の海兵隊のグァム移転、これに日本が肩代わりするお金は1兆円です。申し上げましたけれども、アメリカ兵に対する思いやり予算、これは年々すごい金額ですよね。本来アメリカ兵に対する予算は当初日本側は持たなくていいという約束だったにもかかわらず、今物すごい金額で毎年予算に出てきます。そして、原点に戻れば、日本の国民は今厳しい状況に置かれている、年々高齢者福祉後退、障害者福祉も後退、年金も支給額が減る、そういう中で私は極端にゼロにしろとは言いませんが、持たなくていいものはきちんと国も断る、そういう声を下から上げていくことがこれからの日本において私は大事なことだと思いますし、ご承知のように、イラクへの査察、危険兵器があると言って始められたイラクへの査察も結局現時点では見つかりませんし、それに伴い、日本の自衛隊もイラクに派遣されました。その方々のいろいろな苦労、また、そして、それによってどれだけイラクが平和を取り戻したかというと大変疑問です。そこにかかった莫大なお金などを考えますと、本当にこれからどんどん膨らんでいっていいのだろうかという懸念を私は思っております。


 最後に、二つの例を挙げて申し上げたいのですが、もう亡くなりました後藤田元副総理、この方は自民党のタカ派の方と言われております、この後藤田正晴さんの遺言の言葉に大変私は感銘を受けたのですけれども、「戦後60年日本の兵隊によって他国の人間を殺したことがない。また、他国の軍隊によって日本人が殺されたこともない。誇るべきことだ。今の世の中は強者の論理が強過ぎる。どんな時代にも立場の弱い人、気の毒な人はできる。そういう人に光をどう当てるか、政治を担当する人の大きな責任だ。自由民主党には余り非情な政治をやってもらいたくない」という、この後藤田さんの言葉を私はタカ派で敬遠していたのですが、葬儀のときに、お別れ会の言葉のときに遺族の方がこの遺言を代読しました。それを受けて、どんなにタカ派の人でもやはり通じるところがあるのだということで、そういう意味ではすごいいい言葉かなと思いましたし、また、もう一点、巨人軍の渡辺オーナー、読売新聞社のオーナーも、あの方も事によってはいろいろな発言、えっと思うようなことがありましたけれども、つい先月のテレビで、夜半でしたけれども、自分はもう80を過ぎて、もうこれから余命いくばくもない中であの戦争だけは絶対許せない、だめだと。二度と戦争はだめだと。靖国神社問題もいろいろ論議をかもしているけれども、戦犯と一緒に戦争で亡くなった人を祀ること自体が間違いなのだと。そういう意味では、私のこれからの余生は戦争を起こさない、そのことを声を高らかに言いたいということをみずからの言葉でしゃべられたのを私聞きました。そういう方、自民党のタカ派の方でも、また、戦争絶対賛美の方なのではないかと思う方でもはっきりとマスコミに対してこういうことを言っているということに私は明るい兆しを見出しながら、いろいろこれまで平和行進の問題とか議場で論議されましたけれども、この草の根の運動を支持し支え、また、きょうは各学校の卒業式でしたね、小学校の。本当にこの罪のない子供たち、円らな瞳の子供たちに悲しい思いをさせたくない、これは戦争だけではなくていろいろな政治の影、今危険なことがたくさん起こって、子供たちも安心して学校に通学できないようなこういう社会を本当に変えていかなければならない、そういう思いに駆られながら、きょうの一般質問、これから卒業式が終わったら私の番だと思いながら、ああ、この子たちに絶対に悲しい思いを、戦争とかそういうことはさせたくないし、平和に暮らさせてあげたいという、そういう気持ちを思いながら、これは私だけではなかったと思います、参加者全員の気持ちだったと思いますが、そういう気持ちで卒業式から帰りましたので、心新たに私は平和こそ大切なもの、憲法9条は日本の宝だということをぜひ栄町の住民1人でも多くのみんながこのことを言えるように、だめなことはだめとはっきり言えるような人間として、そして議会人としてやっていきたいということを一般質問の場をかりまして、また、これまで10名の方が本当にそれぞれみんな真剣に、すばらしい一般質問をしたと私聞かせていただきました。みんなそれぞれ思いを持って質問に臨んだと思います。ぜひ執行部の皆さん方もこのことを受けとめて、大切に受けとめていただいて、お願いいたしまして私の一般質問を終わらせていただきます。


○議長(石井由也君) これで、戸田榮子君の一般質問を終わります。戸田君、自席にお戻りください。


 これで一般質問を終わります。


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○議長(石井由也君) お諮りいたします。議案調査のため、3月18日から3月21日までの4日間を休会にしたいと思います。これにご異議ございますか。


 〔「異議なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 異議なしと認めます。よって、3月18日から3月21日までの4日間は休会とすることに決定いたしました。


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◎散  会





○議長(石井由也君) お諮りいたします。本日の会議はこれで解散とし、3月22日午前10時より再開いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。


 〔「異議なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 異議なしと認めます。


 よって、本日は散会することに決定いたしました。


 これをもって散会といたします。


                              午後 4時08分 散会


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