議事ロックス -地方議会議事録検索-


千葉県 栄町

平成17年第4回定例会(第1号12月 6日)




平成17年第4回定例会(第1号12月 6日)





             平成17年第4回栄町議会定例会





 



                    平成17年12月6日(火曜日)午前10時開会





日程第1 会議録署名議員の指名


日程第2 会期の決定


日程第3 報告第 1号 専決処分の報告について


日程第4 報告第 2号 専決処分の報告について


日程第5 議案第 1号 平成17年度栄町一般会計補正予算(第4号)


日程第6 議案第 2号 平成17年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)


日程第7 議案第 3号 平成17年度栄町介護保険特別会計補正予算(第2号)


日程第8 発議案第1号 改造エアガン対策の強化を求める意見書


日程第9 発議案第2号 人権擁護法案の上程に反対し廃案を求める意見書





出席議員(18名)


  議 長  石 井 由 也 君      副議長  松 島 一 夫 君


   1番  小 林 弘 男 君       2番  藤 ? 淳 矢 君


   3番  湯 淺 光 修 君       4番  岩 井 泰 憲 君


   5番  大 澤 義 和 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  染 谷 茂 樹 君       8番  金 島 秀 夫 君


   9番  藤 村   勉 君      10番  大 野   博 君


  11番  岡 田 正 市 君      12番  秋 山   誠 君


  13番  山 田 真 幸 君      14番  野 田 泰 博 君


  15番  高 萩 初 枝 君      16番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席説明員


  町    長    川 ? 吉 則 君


  教育長       牧 野   隆 君





  町長公室長     帯 金 冨 夫 君


  総務課長      鳥 羽 功 雄 君


  企画財政課長    長 ? 光 男 君


  管理課長      鈴 木   薫 君


  税務課長      関 谷 伸 一 君


  住民課長      小 島   満 君


  住民活動推進課長  藤 代   斉 君


  国保年金課長    新 村 政 美 君


  社会福祉課長    鈴 木 萬 滋 君


  高齢者福祉課長   鈴 木   隆 君


  健康課長      廣 瀬 宗 英 君


  環境課長      大 澤 幸 男 君


  建設課長      浅 野 正 治 君


  下水道課長     岩 ? 正 行 君


  産業課長      小 出 善 章 君





  出納室長      藤 原 俊 明 君





  教育総務課長    浅 野 一 夫 君


  学校教育課長    川 村 啓 三 君


  生涯学習課長    中 澤 寿 司 君





  消防長       白 石   明 君


  消防防災課長    小久保 五一郎 君


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





出席事務局職員


  事務局長      湯 原 清 次 君


  書記        湯 原 国 夫 君








                              午前10時00分 開会





◎開  会





○議長(石井由也君) ただいまから、平成17年第4回栄町議会定例会を開会いたします。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎開  議





○議長(石井由也君) 直ちに、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程は、あらかじめお手元に配付したとおりであります。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎行政報告





○議長(石井由也君) これより町長から行政報告があります。川?町長。


 〔町長 川?吉則君登壇〕


○町長(川?吉則君) おはようございます。本日は12月議会定例会の招集をお願いしましたところ、全員の議員の皆様のご出席をいただきまして本当にありがとうございます。御礼を申し上げます。


 まず初めに、既に皆様方ご案内でございますけれども、新聞等、マスコミで報道されておりますが、特殊教育就学奨励費の支給に関しまして算定ミスがあったことが判明し、本年の10月末日までに関係書類すべてを調査しました。その結果、該当者35名の方々に未払いが生じておりまして、総額として約270万円の支給漏れということが判明をいたしました。この場をおかりいたしまして、関係者の皆様方並びに町民の皆様に多大なご迷惑をおかけしましたことを心からおわびを申し上げさせていただきたいと思っております。


 今後は、この再発防止に向けまして、システムの改善を図り、このような誤りのないよう、職員を一生懸命指導してまいりますので、よろしくお願いを申し上げたいとこのように思っております。


 さて、町の行政活動につきましてご報告をさせていただきます。


 まず初めに、構造改革特別区域計画の認定についてご報告をいたします。


 本町におきましては、公共交通機関が未充足な地域が多く、目的地まで移動手段については自家用車によるものが大半を占めている状況の中であります。身体障害者手帳保持者、あるいは、要介護者等のいわゆる移動制約者の移動手段につきましては、住宅支援サービスの一環として「福祉タクシーサービス事業」「通院支援サービス事業」等を実施しておるわけでございますけれども、タクシー券の利用枚数に制限がありますことで、通院を限定したサービスであるために、そのほかの外出需用に対応することができないというのが状況であろうと思っております。また、路線バス及び町内循環バスにつきましては、運行ルートの問題あるいは道路構造等の問題によりまして、低床バスやノンステップバスといったバリアフリー車両の導入ができない状況であるとともに、町内唯一のタクシー事業者である北総交通株式会杜についても福祉車両を保有していないということから、移動制約者にとっては利用が困難な状況になっておるわけでございます。


そこで、今般、国が進めております規制改革の一環であります「構造改革特別区域法」を活用しました規制緩和により、NPO等が行う移送サービスに使用する車両の制限を緩和することで、福祉車両によらない一般車両での移動が可能な障害者手帳保持者、要介護者等の移動手段の選択肢を広げ、多くの外出需用にこたえられる環境を整備するとともに、送迎のために多大な時間を割いている介護者の負担軽減が図れるもので、地域社会の実現を図るため、「栄町福祉有償運送サービス特区計画」を国に申請し、去る11月22日付で認定を受けましたので、本日夕方、首相官邸におきまして認定証の授与式に私が出席してまいります。


 続きまして、町の子育て支援の拠点であります安食保育園の施設整備状況についてご報告をいたします。


 財団法人安食保育園につきましては、国の交付金や町補助金の交付を受けまして、老朽化した保育園の全面増改築工事を17年度、そして、18年度の2カ年にわたりまして継続事業として実施してまいります。先月、起工式が行われまして、順調に工事が進んでまいると思っております。完成は平成18年7月の予定でありますけれども、完成によって定員の拡大が図られるなど、子育て支援の強化につながるものと確信をいたしております。


 次に、6月の定例議会におきまして一度ご報告をさせていただきました、我孫子駅から栄町までの深夜バスについて中間報告をさせていただきたいと思っております。


この深夜バスにつきましては、民間企業が計画をいたしておるものでありまして、我孫子発成田行きの最終電車が出発した後、0時05分より1時20分までの間、約20分おきに5便のバスを運行し、布佐・木下など各駅を経由いたしまして、町民が利用いたします小林駅・布鎌大橋付近、そして、安食駅・酒直台・竜角寺台へ停留所を設ける予定であります。現在は、この運行に係る許可申請書を国土交通省関東運輸局へ提出しておりまして、早期に許可され運行していただけることを心から待ち望んでおる状況でございます。この許可の関係により、当初計画を大幅に遅れていると伺っておるわけでございますけれども、運行開始日・料金などの情報が入り次第、また、皆様にお知らせをさせていただきたいと思っております。


 続きまして、地区別防災訓練及び貸し付け消火器の更新につきましてご報告をさせていただきます。


 昨年度に引き続きまして、10月の土曜日、日曜日を利用いたしまして、各小学校区別の防災訓練を実施いたしました。今回の訓練で、各自治会などの方々468名が参加し、消火器を使った初期消火訓練や模擬火災訓練でのバケツリレー、仮設トイレの組み立て、ほか、今年度から新たにロープの結び方等を訓練に加えまして、災害時に迅速かつ的確に行動できるように実施したところでございます。また、本年は貸し付け消火器の更新の年でありまして、消防団事業ではございますけれども、11月13日、そして、20日の両日の日曜日の消火器の引き渡しを行ったところでございます。


 行政報告につきましては、以上でございます。


 さて、本日私から提案させていただきます議案等でございますけれども、報告第1号及び第2号は、専決処分でございます。議案第1号から第3号までは、一般会計及び国民健康保険・介護保険特別会計の補正予算についてご審議をいただきたいとこのように思っております。私からの議案等は、以上5件でございます。詳細につきましては、各担当課長から説明をいたさせますので、慎重審議の上、ご可決いただきますよう心からお願い申し上げまして、行政報告とさせていただきます。








  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


◎諸般の報告





○議長(石井由也君) これより諸般の報告をいたします。


 監査委員より定例監査の報告について及び例月出納検査結果の報告がありました。お手元に配付した印刷物により報告にかえます。


 次に、陳情が2件ありましたので、ご報告いたします。


 「庶民大増税の中止を求める陳情書」「小児慢性特定疾患医療費助成についての意見書の採決に関する陳情書」が提出されましたので、写しをお手元に配付いたしました。


 次に、議員派遣についてご報告いたします。議長において許可した9月1日からの議員派遣は、お手元に配付した報告書のとおりです。


 次に、視察団の来町についてご報告いたします。10月19日に京都府精華町議会、11月1日に埼玉県松伏町議会、11月14日に埼玉県志木市議会が当町の議会運営について視察に見え、意見交換したことをご報告いたします。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎会議録署名議員の指名





○議長(石井由也君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。


 会議録署名議員は、栄町議会会議規則第120条の規定により、2番議員 藤?淳矢君及び3番議員 湯淺光修君を指名いたします。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎会期の決定





○議長(石井由也君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。


 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から12月16日までの11日間にしたいと思います。これにご異議ございませんか。


 〔「異議なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 異議なしと認めます。よって、本定例会の会期は、本日から12月16日までの11日間に決定いたしました。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎議案の送付





○議長(石井由也君) 次に、町長から議案の送付があり、これを受理いたしましたので、ご報告いたします。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎報告第1号、報告第2号





○議長(石井由也君) 日程第3、報告第1号、専決処分の報告について及び日程第4、報告第2号、専決処分の報告について、以上2件の報告を求めます。鈴木管理課長。





○管理課長(鈴木 薫君) 報告第1号及び第2号の専決処分の報告について、提案理由を説明いたします。


 物損事故による和解及び損害賠償の額を定めることについて、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分しましたので、同条第2項の規定により本議会定例会に報告するものでございます。


 続きまして、内容の説明をいたします。報告第1号につきましては、平成17年9月8日午前11時30分ごろ、栄町北地先において、2トンダンプを作業中、相手側の堆肥倉庫の雨どい等を破損したため、町は相手方に対しまして、本件の損害賠償といたしまして、12万9,843円を支払うものでございます。


 報告第2号につきましては、平成17年6月27日午後9時ごろ、栄町安食台五丁目1番地先におきまして、植栽帯に取り残されておりました看板等を差し込むアングルに接触いたしまして左足にけがをいたしまして、治癒するのに3カ月を要しております。町は相手方に対しまして、本件の損害賠償といたしまして、治療費、慰謝料、休業損害といたしまして32万7,027円を支払うものでございます。


 なお、詳細につきましては、専決処分書のとおりでございますのでよろしくお願いいたしたいと思います。


 以上、報告といたします。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎議案第1号、議案第2号、議案第3号





○議長(石井由也君) 日程第5、議案第1号、平成17年度栄町一般会計補正予算(第4号)についてから、日程第7、議案第3号、平成17年度栄町介護保険特別会計補正予算(第2号)についてまでを一括議題とし、以上3件の提案理由の説明を求めます。長?財政課長。





○財政課長(長?光男君) それでは、議案第1号、平成17年度栄町一般会計補正予算(第4号)の提案理由についてご説明申し上げます。


 既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ1,477万6,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ59億1,362万3,000円とするものでございます。


 続きまして、内容の説明をさせていただきます。まず、補正額の歳入の内容につきましては、補正予算書の7ページから10ページになります。主なものにつきまして、7ページから8ページをごらんいただきたいと思います。


 1款町税・1項町民税が1,994万5,000円の増額で、これは町民税のうち個人の所得割につきまして、税制改正による増加額が当初見込み額よりも多かったことによるものでございます。


 次に、12款分担金及び負担金・1項負担金が630万4,000円の増額で、これは保育所入所児童数が増加したことにより、保育料保護者負担金が増額となったことによるものでございます。


 次に、13款使用料及び手数料・2項手数料が262万4,000円の増額で、これは一般廃棄物収集運搬手数料の料金改正により増額となったものでございます。


次に、14款国庫支出金・1項国庫負担金が301万9,000円の増額で、これは保育所入所児童数が増加したことにより保育所運営費負担金が増額となったものでございます。これにつきましては、次の15款県支出金・1項県負担金の150万9,000円の増額についても同様でございます。


 次に、9ページから10ページになりますが、15款県支出金・3項委託金が230万2,000円の減額で、これは国勢調査の実績によりまして委託金が減額となるものでございます。


 次に、20款諸収入・4項受託事業収入が647万3,000円の減額で、これはドラムの里が指定管理者へ移行したことに伴いまして、農産物等販売受託事業収入の精算によるものでございます。次に、5項雑入が977万8,000円の減額で、これも先ほどと同様、指定管理者へ移行することに伴うレストラン売上金の1,161万5,000円の減額などによるものでございます。


 続きまして、歳出についてでございますが、補正予算書の11ページから20ページになります。主なものにつきましては、まず、11ページから12ページをごらんいただきたいと思います。2款総務費・5項統計調査費が230万2,000円の減額で、これは国勢調査に係ります実績により調査員報償の258万7,000円の減額などによるものでございます。


 次に、13ページから14ページになりますが、3款民生費・2項児童福祉費が1,747万3,000円の増額で、これは保育所入所者数の増加及び保育単価の変更による保育委託1,733万2,000円の増額などによるものでございます。


次に、13ページから16ページにまたがりますが、4款衛生費・2項清掃費が360万3,000円の増額で、これは一般廃棄物収集運搬業務委託が105万3,000円の増額、また、改定しますごみ収集袋等の購入251万7,000円の増額などによるものでございます。


 次に、5款農林水産業費・1項農業費が1,655万円の減額で、これはドラムの里が指定管理者へ移行したことに伴いまして執行差額などによるものでございます。


次に、17ページから18ページになりますが、8款消防費・1項消防費が259万3,000円の増額で、これは地震震度計感震器移設工事の200万円の増額などによるものでございます。


 次に、9款教育費・2項小学校費が170万円の増額で、これは算出誤りにより発生しました過年度分の特殊教育就学奨励費の197万5,000円の増額などによるものでございます。また、次の3項中学校費の特殊教育就学奨励費の73万7,000円の増額についても同様でございます。


 次に、19ページから20ページになりますが、11款諸支出金・1項基金費が475万1,000円の増額で、これは財政調整基金へ積み立てるものでございます。


 以上、簡単ではございますが、栄町一般会計補正予算の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。


 続きまして、議案第2号、平成17年度栄町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)の提案理由についてご説明申し上げます。


既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ267万1,000円を追加し、歳入歳出の総額をそれぞれ17億1,515万7,000円とするものでございます。


 続きまして、内容ついてご説明を申し上げます。補正額の歳入の内容につきましては、補正予算書の29ページから30ページになります。主なものにつきましては、2款国庫支出金・1項国庫負担金が307万3,000円の減額で、これは歳出の療養費について、退職資格への振替事務などを行ったことによりまして、対象となります療養給付費等負担金が減額となることによるものでございます。


 次に、3款療養給付費等交付金・1項療養給付費等交付金が727万5,000円の増額で、これは先ほどの退職資格への振りかえに伴います退職被保険者等療養給付費の交付金が増額となることによるものでございます。


 続きまして、歳出につきましては補正予算書の31ページから32ページになります。 主なものにつきましては、2款保険給付費が、2項高額療養費が22万円の減額で、これは歳入でも述べましたが、退職資格への振替事務により一般被保険者高額療養費の749万5,000円の減額と退職被保険者等高額療養費の727万5,000円の増額によるものでございます。


 次に、6款保健事業費・1項保健事業費が222万9,000円の増額で、これは利用件数の増加に伴い短期人間ドック助成金184万4,000円の増額などによるものでございます。


 以上、簡単ではございますが、栄町国民健康保険特別会計補正予算の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。


 続きまして、議案第3号、平成17年度栄町介護保険特別会計補正予算(第2号)の提案理由についてご説明申し上げます。


 既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ634万5,000円を減額し、歳入歳出の総額をそれぞれ8億5,909万円とするものでございます。


 続きまして、内容についてご説明を申し上げます。


 補正額の歳入の内容につきましては、補正予算書の39ページから40ページになります。主なものにつきましては、2款国庫支出金・1項国庫負担金が146万4,000円の減額で、これは制度改正に伴い、歳出の保険給付費が減額したことにより、対象となる保険給付費国庫負担金が減額となることによるものでございます。


 次に、3款支払基金交付金・1項支払基金交付金が234万2,000円の減額で、これも同様に歳出の保険給付費について減額となるため、支払基金の負担金が減額となることによるものでございます。


 次に、6款繰入金・1項一般会計繰入金が100万7,000円の減額で、これは介護給付費繰入金を繰り戻す91万5,000円の減額などによるものでございます。


続きまして、歳出につきましては補正予算書の41ページから42ページになります。


主なものにつきましては、2款保険給付費・1項介護サービス等諸費が668万3,000円の減額で、これは介護保険制度の改正に伴い、施設・居宅介護サービス給付費の食費・居住費にかかわる保険給付分について、5目の特定入所者介護サービス等費に移行したことなどにより給付費の減額によるものでございます。


 以上、簡単ではございますが、栄町介護保険特別会計補正予算の説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎発議案第1号





○議長(石井由也君) 日程第8、発議案第1号、改造エアガン対策の強化を求める意見書を議題とし、提出者に提案理由の説明を求めます。染谷君。


 〔7番 染谷茂樹君登壇〕


○7番(染谷茂樹君) 7番議員、染谷茂樹でございます。改造エアガン対策の強化を求める意見書を、賛成者葛生議員並びに大野議員とともに出すものでございます。意見書を読み上げますので、提案理由とさせていただきます。


           改造エアガン対策の強化を求める意見書


 今年、通りすがりの者や対向車両などに対して改造エアガンにより発砲するという事件が相次いで発生し、大きな社会問題となりました。エアガン自体は違法ではなく、所持も違法ではありませんが、改造により威力を増すことによって大変危険な武器・凶器ともなります。


 警視庁は事件の続発を受けて、10月11日、各都道府県警察に対して改造エアガンに対する取り締まりの強化等の通達を出していますが、単に警察による取り締まりの強化のみならず、関連する業界・団体による自主規制の強化、販売店等への指導強化など、多角的、総合的に改造エアガンによる事件の再発防止に全力を上げるべきであり、下記の項目を実施するよう強く要望いたします。


                   記


 1.インターネットを通じて改造エアガンそのものや、改造のための部品の入手、さらには改造方法などの情報の入手が容易になっている。サイバーパトロールを徹底して、改造エアガン、改造用の部品の販売等についても取り締まりを強化すること。


 1.前項に関連してプロバイダーやサイト運営者に対し、改造エアガンの出品や情報提供に関する自主規制を促すこと。


 1.玩具としてのエアガンを扱っている業界団体に、改造防止のための自主規制などを行うよう求めること。


 1.青少年の影響を考え、警察などから保護者等に対してエアガンに関する広報を行うこと。


 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 染谷君、降壇願います。


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎発議案第2号


○議長(石井由也君) 日程第9、発議案第2号、人権擁護法案の上程に反対し廃案を求める意見書を議題とし、提出者に提案理由の説明を求めます。松島君。


 〔17番 松島一夫君登壇〕


○副議長(松島一夫君) 17番、松島一夫でございます。人権擁護法案の上程に反対して、その廃案を求める意見書、藤村 勉議員の賛同をいただきまして提出するものでございます。


 内容というか、提案理由はこの意見書に書かれているそのものでございますので、朗読させていただきます。


 平成13年に人権擁護推進審議会が発表した、独立の機関を中心とした新たな人権擁護制度を求める答申を受けて政府が提出した人権擁護法案は国会審議の過程でメディア規制条項などの抜本修正を求める世論が高まり、平成15年10月の衆議院解散により廃案となった。しかしながら、政府は全法案にほとんど修正を加えないまま、平成17年の通常国会に再び法案の提出を推進した。幸いにも自民党の国会議員連盟である「真の人権擁護法案を考える懇談会」や、本法案に反対する市民団体などを初めとする国民世論の盛り上がりにより、国会提出を阻止することができたが、またしても政府部内では来年の通常国会への再提出を目指す動きがある。さらに、本年10月12日には鳥取県議会で本法案を後押しする「鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例」が可決されるなど、来年の通常国会を前に予断を許さない状況が続いている。


 ここに現在指摘されている本法案の持つ問題点を下記に掲げることにより、本法案への反対の根拠を明示する。


 一、法案に掲げられた人権侵害の定義が極めてあいまいなため、恣意的な運用によってだれもが不当に人権侵害者として規定される危険性をはらみ、言論や表現の自由が侵害されるおそれがある。


 二、被害を被ったとされる者からの救済の申し出により、人権侵害の疑いありと判断されれば、人権擁護委員会には裁判所からの令状なしに家宅捜査、差し押さえ、出頭命令ができるなどの巨大な権限が付与される。このことは司法権を侵害し、ひいては憲法違反の疑いをも生ずるものである。


 三、2万人にのぼる人権擁護委員の選任過程に関して、透明性や政治的中立性の確保についての規定がない。


 四、人権擁護委員の選任について、国籍条項が整備されておらず、偏った政治思想を持った外国人にもその資格が与えられる。


 五、法案ではいわれなき疑いをかけられた被疑者への救済措置が不明確なため、人権侵害者としての勧告や、名前の公表がなされた後には、被疑者の名誉回復は不可能に近い。 以上、列挙したごとく、さまざまな問題点を残したまま法案は成立するならば、基本的人権である言論や表現の自由が侵されるなどの言論統制を招来し、新たな人権侵害につながるおそれがある。よって、本法案の通常国会への上程に強く反対し、その廃案を求めるものである。


 以上でございます。提案理由としてはただいま申し上げたとおりでございますが、若干説明を加えさせていただきます。


 まず、この人権擁護法案、法案の名前は非常に立派でございます。人権を擁護する法案と聞いて、だれもがこれに異議を唱える者はないはずでございます。しかし、今までも現在問題になっております個人情報保護法、個人の情報を保護する法律、非常に立派で、賛同するものでございますが、その運用されている現在実態というのは、個人情報保護という、その法律の名称からかけ離れた状況が現出しているわけでございます。


 例えば、小学生の子供さんが、暮れですから年賀状を担任の先生に出したい。先生の住所を知りたい。これ、絶対教えません。個人情報の保護という名目で教えてくれないというふうな状態が新聞報道などでもなされておりました。また、男女共同参画社会基本法、男女共同参画して、さまざまな分野でともに手を携えて進んでいくというのは非常にこれもやはり反対する内容はないように見えますが、実際に運用されてみますと、もう何年も前から問題になっておりますジェンダーフリーですとか、極めて過激な性教育、これがこの男女共同参画社会基本法に基づいて行われているというふうな実態がございます。


 この人権擁護法案もまさにそのとおりでございまして、かつて提出されたときには本当にメディア規制、例えば汚職をした政治家、疑わしい政治家に対して取材をするという、メディアが取材をする、それを規制する法律であるというふうな批判が各界から出されまして、廃案というか、流れておりますけれども、今回、政府はそのメディア規制は凍結するというふうなことを言って、今各メディアからの批判を封じてはおります。しかし、削除ではなくて凍結でございますので、凍結というのはいずれそのうち解凍されるものでございます。解凍されたときには、また同じような問題が出てくる。ただ、法律というものは一たん通ってしまうと、その運用いかんによってどうにでもなると、特に今回のこの人権擁護法案などでは、例えば、非常に長い法律ですので、この2条に人権侵害とは何かということが定義されているのですけれども、読みますと第2条、「この法律において人権侵害とは不当な差別、虐待、その他の人権を侵害する行為をいう」と書いてございます。つまり、装飾を取って主語、述語だけにしますと、人権侵害とは人権を侵害する行為であるというふうにこの法律に規定されている。極めてあいまいな規定でございます。


 このような定義によって、あらゆるものが人権侵害でございますと言われたときに、この人権擁護委員会は強制捜査の権利を持っています。裁判所の令状なしに強制捜査できます。家宅捜査できます。当然、出頭命令も出されてしまう。しかし、人権侵害だと仮に訴えられた場合に、実は冤罪だった場合、そのとき法務省の見解は、通常の国家賠償に基づく損害請求という手続以外にはないと。すなわちこれは訴えられた人の人権は迅速には救済されない。かなり長い時間をかけないと名誉は回復されない。それより先にまず訴えられたと、あの人は人権侵害者だという烙印を押されたら、もう今の、現代の社会で人権侵害者の烙印を押されたら、その人はもう公的な立場で活動することは極めて不可能に近いという状況は皆さん方十分ご承知だと思います。


 先ほど申し上げました国籍条項につきましても、若干疑問を呈された方もいらっしゃると思いますが、特定の思想を持った云々という、具体例を一つだけ申し上げますと、例えば朝鮮総連という組織がございます。北朝鮮は暴力国家だと、金正日はテロの独裁者だと言ったときに、祖国の名誉を傷つけられた、私は人権を侵害されたと言われたら、その発言者は直ちに出頭命令が下され、この人は人権侵害者だというふうな烙印を押され、ひいては拉致被害者を救出する運動にも影響を与えかねない。


 自民党の中で真の人権を考える議員懇談会がございました。平沼赳夫氏ですとか、古屋圭司氏とかが中心になってやっておられまして、法案の提出をずっと拒んでこられたわけですけれども、今回の総選挙で平沼、古屋、この両議員が党籍を離れまして無所属ということになって、自民党のいわゆる人権部会はやりたい放題という状況になってきております。こういった中でこの法律が提出されれば、とにかく与党は3分の2という大多数でございます。通過することは目に見えていると思います。その前に地方議会としても声を上げて、とにかくこの法案をもう二度と再び国会に提出しないということを政府に約束していただく以外は、我々の議員活動も大きな手かせ足かせになってくると思いますので、本当に右から左から思想信条を持った人間がこの国から追い出されてしまうと。全体主義の国家ができ上がってしまうという危惧がございますので、皆様方全員のご賛同をいただきたいと思います。


 以上です。よろしくお願いします。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎延  会





○議長(石井由也君) お諮りいたします。議案調査のため、12月7日から12月11日までの5日間を休会にしたいと思います。これにご異議ございませんか。


 〔「異議なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 異議なしと認めます。よって、12月7日から12月11日までの5日間は休会とすることに決定いたしました。


 お諮りいたします。本日の会議はこれで延会とし、次は12月12日午後2時より再開いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。


 〔「異議なし」の声あり〕


○議長(石井由也君) 異議なしと認めます。よって、本日は延会することに決定いたし ました。


 これをもって延会といたします。


                               午前10時43分 延会





  ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――