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千葉県 栄町

平成17年第2回定例会(第3号 6月15日)




平成17年第2回定例会(第3号 6月15日)





             平成17年第2回栄町議会定例会





 



                    平成17年6月15日(水曜日)午後2時開議





日程第1 一般質問


(1)16番  戸 田 榮 子 君


(2) 4番  岩 井 泰 憲 君





出席議員(18名)


  議 長  石 井 由 也 君      副議長  松 島 一 夫 君


   1番  小 林 弘 男 君       2番  藤 ? 淳 矢 君


   3番  湯 淺 光 修 君       4番  岩 井 泰 憲 君


   5番  大 澤 義 和 君       6番  葛 生 康 雄 君


   7番  染 谷 茂 樹 君       8番  金 島 秀 夫 君


   9番  藤 村   勉 君      10番  大 野   博 君


  11番  岡 田 正 市 君      12番  秋 山   誠 君


  13番  山 田 真 幸 君      14番  野 田 泰 博 君


  15番  高 萩 初 枝 君      16番  戸 田 榮 子 君





欠席議員(なし)


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席説明員


  町    長    川 ? 吉 則 君


  教育長       牧 野   隆 君





  町長公室長     帯 金 冨 夫 君


  総務課長      鳥 羽 功 雄 君


  企画財政課長    長 ? 光 男 君


  管理課長      鈴 木   薫 君


  社会福祉課長    鈴 木 萬 滋 君


  建設課長      浅 野 正 治 君





  教育総務課長    浅 野 一 夫 君


  学校教育課長    川 村 啓 三 君


  生涯学習課長    中 澤 寿 司 君





  消防長       白 石   明 君


  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


出席事務局職員


  事務局長      湯 原 清 次 君


  書記        湯 原 国 夫 君








                           午後 2時00分 開議





◎開  議





○議長(石井由也君) これより、本日の会議を開きます。


 本日の議事日程はあらかじめお手元に配付したとおりであります。





  ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――





◎一般質問





○議長(石井由也君) 日程第1、一般質問を行います。


 通告順に従い、質問を許します。


 初めに、戸田榮子君の発言を許します。戸田君、質問者席に移動願います。


 〔16番 戸田榮子君登壇〕


○16番(戸田榮子君) 16番、日本共産党の戸田榮子でございます。ただいまより一般質問を行わせていただきます。


 私は、今定例会におきまして2項目の質問通告をいたしました。1項目めは障害者自立支援法による栄町の障害者の今後と障害者(児)の栄町の福祉の改善について、二つ目には、日本がやった戦争は正しかったという立場で中学校の歴史教科書がつくられている「新しい歴史教科書をつくる会」のつくった教科書について、この2点でございます。


 まず、1点目の障害者問題から入らせていただきます。


 政府はこれまでの障害者施策を大きく変える障害者自立支援法案を国会に提出し、当初にはこの6月にも成立させる見込みだということが報道されてきました。その法案、障害者自立支援法案の主なポイントはこれまで障害の種別ごとだった身体・知的・精神の3障害の福祉サービスを一元化し、実施主体を市町村に一元化するということ、そして、二つ目に、利用料はこれまでの所得に応じた応能負担から原則1割の応益負担に変えること、そして、三つ目には福祉施設を大きく日中活動の場と住まいの場に分けて、それぞれの機能を再編成する。そして、四つ目には、公費負担制度を改悪する、要するに政府負担を少なくする、こういう内容が盛り込まれた法案でございます。


 ご承知のように、障害者の方々の基礎年金は1級で月額約8万3,000円。2級で6万6,000円です。働きたくても働けない、働いても作業所で月額数千円というわずかな工賃です。しかも、入所している場合は、新たに食費負担が全額自己負担となり、そのほかに光熱水費、個室料、医療費なども加算されると半端でない負担になります。これが実現されればわずかな親の年金からも負担が強いられるという現実が待ち構えています。


 これまでの措置制度を廃止して、支援者制度が実施されました。現行制度の支援費制度、措置制度の利用者負担は所得に応じて払う応益負担でした。これは先ほども述べましたが、今回の新しい制度では、利用者が料・金額の1割、利用した料やその金額の1割を支払う応益負担となるため、生活費を削るかサービスを削るか、こういう状況に追い込まれています。私は、応益負担のその益は、障害者の方々にとっては決して利益ではないと思っております。サービスを使うことでやっと健常者と同時に近づけるのです。自立自助と言っていますが、障害者や家族はこれまでも自立や自助を求めて頑張ってきているのではないでしょうか。こういう意味でこの障害者自立法案の成立をめぐって、全国の障害者の会の方々が5月12日には9,000人が集まり、車いすに乗ったり、また、体の不自由な、その身を日比谷公園まで運び、9,000人の方々が私たちの生活を守ってほしい、障害者自立支援法案は大変な内容だということで政府に訴えたり、集会を開き、また、地域でこの報告活動をしたり、内容をチラシで知らせたりの運動を今行って、全国規模で行われております。


 そこで、私は、この障害者自立支援法案がもし実施されたなら、その実施主体が市町村になるということも踏まえて、どういうふうにこの障害者支援法が当町にとって具体的にはどういう変化をもたらすのか。それから、まず1点目としては、障害者自立支援法が審議されていますけれども、当の当事者の障害を持った方たちや、その家族はまだよくわからないという方がたくさんおります。先ほども申し上げましたように、意識の問題として自覚し、国会請願などに頑張っている障害の方もいますし、また、よくわからない、教えてほしいという、こういう声も聞かれます。


 そこで、町でこの支援法案の中身、また、社会福祉協議会などと連携して講習会を開いていただきたいという声にどのようにおこたえになりますか。まず、この1点をお聞きします。


 それから、直接支援法とは関係ありませんけれども、現在ある栄町のふれあいプラザの文化ホールは車いす利用者や足の不自由な方にとっては大変利用しにくい施設です。当時、ふれあいプラザができますときに、私も議員をしておりましたし、また、関係職員の皆さんもこの問題については熱意を持ってどうしたらいいかということが論議されてきたと思います。しかし、結果的には車いすの方々にとっては使いにくい施設で、車いすで来た場合にどのように対処するのですかという質問に対して、当時は職員が3人か4人で抱えればいいじゃないかというような答弁をいただいたのを覚えておりますが、実際に職員の方がそれだけの余裕を持ってふれあいプラザの催し物に待機できるかどうか、実際できません。そういうことで、利用しやすい文化ホールの改善、また、雨の日などには軒先まで乗り入れできないために、傘を差せない障害者の方がぬれながらホールに入るということもこれまで起こっております。せめて雨の日は雨にぬれないような施策、そういう施策ができないものかどうか。これをあわせてお尋ねいたします。


 そして、最後には障害者の送迎問題です。町バスは今、町の行事、町の施策であればそれがバスを運行することができるということですが、主に今教育委員会絡み、学校の子供たちのバス利用がほとんど行われていますが、障害者の方が施設見学や障害者の方たちのいろいろな輪の広がり、研修などにこの町バスを使わせてほしいという声がありますが、もしこういう要望があった場合に、町は町のバス、町営バスについての取り扱いをどのようにされますでしょうか。この点をお尋ねいたします。


 二つ目の問題です。新しい歴史教科書についての問題ですけれども、この2005年、今年はさまざまな意味で節目の年です。被爆60年であると同時に敗戦60年の年です。人が60年生き、61年目に入ると生まれた年のえとに戻っております。還暦あるいは本卦還りと考えてきました。私たちは改めてこの60年前の被爆と敗戦をそのときに戻って深く問い直してみる必要があると思います。そういう意味や思いもあって、私は5月12日靖国神社に行ってきました。それは今、首相の公式参拝が云々について、云々、マスコミ等を通じて言われていますが、私も自分の目で靖国神社がどうなっているのか、これは人間として見る必要があるのではないか、賛成とか反対とか、そういうことの前に事実を見たいということで見てまいりました。


 極めて強いものをこの神社から私は感じましたが、この神社参拝と同時に、今4年目の中学校教科書の採択の年を迎えた今、これもまた、昨今マスコミなどでいろいろ取り上げられ、新聞紙上もにぎわせておりますが、扶桑社のつくる歴史公民教科書が4年前と同じように今年も検定は通りました。合格しましたが、4年前は0.039%だった採択、これが今年はどうなるのか、まして、先ほども申し上げましたが、戦後60年の節目の年、今憲法9条がどうの、憲法改正がどうのと言われている中で、この教科書選定問題は大変関心のあることです。私は、未来ある子供たちによりよい教科書を渡してほしいという、そういう思いを持って本日一般質問をさせていただきました。あえて私は最初には、この中身について云々は申し上げません。ですが、私の思いは一つでございますが、当初には質問通告に従い、私は教育長そして町長にこの4年に1度の中学校教科書の一斉採択の年に当たって、この教科書問題、そして、扶桑社の発行する新しい「新しい歴史教科書をつくる会」の教科書についてはどのように思われ、また、この採択の経過、現状について、採択される経過や現状の日程などについてあわせてお伺いをしたいと思います。これは教育長と町長にご答弁いただきたいと思います。


 最初の質問を終わります。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) それでは、1点目の「障害者自立支援法」による栄町の障害者の今後と障害者(児)の栄町の福祉の改善ということについてお答えしたいと思います。


 先ほど、戸田議員の質問の中にもありましたように、現在まだ国会にも上がらない厚生労働省の専門部会の方で今検討されております内容でございますので、細かいところまで、また、決定的なお話はできないと思いますがお答えしたいと思います。


 その前に、そういう経過につきまして、今年に入りましてから3月から5月と、国の内容について県から県内市町村の担当及び担当課長に説明がありましたので、その概要についてお答えしたいと思います。


 「障害者自立支援法」につきましては、国会において現在審議中であり、具体的なことは今のところ申し上げられませんけれども、法案の概要について次のとおりでございますので、ご答弁を申し上げます。


 現任、身体障害、知的障害の方が受けられる「障害者福祉サービス」について、行政がサービスの受け手を特定する「措置制度」から、利用者の立場に立ったサービスの利用ができるように、利用者みずからがサービスを選択できる「支援制度」に、平成15年4月より移行されております。「障害者自立支援法案」は、身体、知的及び精神の障害が、種別ごとに異なる法律に基づいて提供されている「福祉サービス」を――先ほどもありましたが――「一元化」し、障害者の自立支援を目的とした共通の福祉サービスを共通の制度において提供しようとするものでございます。


 主な法案における内容ですが、給付対象者を身体、知的、精神の障害者及び障害児とすること。給付の内容をホームヘルプサービス、ショートステイ、入所施設等の介護給付、リハビリ等の自立訓練及び就労移行支援費等の訓練給付、公費負担医療の心身障害の状況の軽減を図るための自立支援医療が予定されてございます。


 給付を受けるには、障害者または障害児の保護者が、市町村に申請をし、支給決定を受けることとされています。また、障害福祉サービスの必要性を明らかにするためには、市町村に置かれている審査会の審査判定に基づく障害程度区分の認定も受けることとなります。障害者福祉サービスを利用した場合の利用者負担を所得に応じた公平な負担割合とし、通常利用金額のおおむね1割負担とし、所得に応じた上限を設定する予定であります。障害者が自立できるための相談支援、移動支援、日常生活用具、手話通訳等の派遣といった地域生活支援事業を行なうこととなってございます。


 国の定める基本指針に則した障害サービス、地域支援サービス事業等の提供体制を確立するために、各市町村、都道府県は障害福祉計画を策定することとなっております。市町村における自立支援給付について、その費用のうち県が4分の1、国が2分の1をそれぞれ負担することとされ、地域生活支援事業に要する費用についても補助される予定です。また、障害者自立支援法案が成立された場合の施行期日ですが、公費負担医療にかかるものは本年10月から、新たな利用手続・国等の負担に関する事項につきましては障害者福祉サービスの利用者負担の見直しに係るものは平成18年1月から、新たに施設・事業体系への移行に関する事項は平成18年10月からの予定となっております。


 町といたしましても、この法案が可決成立し、具体的な内容が明確になった場合には、国や県より示された時点、これらについて説明会を含めたいろいろな方法で住民の皆様への周知を図っていきたいと考えております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 中澤生涯学習課長。


○生涯学習課長(中澤寿司君) ご質問のありましたふれあいプラザ(文化ホール)車いす利用者に対して、利用しやすく改善をとのご質問ですが、ふれあいプラザさかえは、議員もご承知のように、平成6年7月14日開館して以来、町では障害者の方が少しでも利用しやすい施設ということで、階段わきの車いす用のエレベーター設置や、車いすを乗せたまま階段を昇降できる台車の購入などを協議してきましたが、エレベーター設置については建物の構造上や法の規制からも設置が不可能であり、車いすを乗せたまま階段を昇降できる台車につきましては、階段の角度が急なため、改修を見合わせた経緯がございます。


 今後については、バリアフリー対応に係る今後の技術開発や社会的状況の変化等を踏まえ、絶えず見直しを行っていきたいと考えております。現時点での対応としましては、先ほど議員がおっしゃっておりましたように、職員及び主催者により車いすの階段の昇降は人の手において対応をしていきたいと考えております。


 もう一点の、ふれあいプラザ玄関ホールに雨天時に障害者の車を乗り入れできないかとの質問ですが、現時点ではふれあいプラザ玄関ホールの床面の強度の問題、ふれあいセンターへ出入する利用者と、車の進入経路の交差による接触の危険性などが考えられ、せめて障害者の車だけでもというご要望ですが、全体的な安全性を考慮すると、車の乗り入れは困難であることをご理解いただきたいと思います。


 しかしながら、高齢者、障害者等に配慮した取り組みはすべての人々の生活を豊かにさせるものであるという認識のもと、すべての人に利用しやすい施設を目指し、適切な改善や工夫をしていきたいと考えております。


 以上が、ご質問に対します回答とさせていただきます。


○議長(石井由也君) 鈴木管理課長。


○管理課長(鈴木 薫) それでは、私の方からは町有バスの使用についてお答えを申し上げます。


 町有バスの使用に当たりましては、栄町有バス管理規則により運行を行なっているところであります。使用の範囲につきましては、戸田議員ご存知のとおり、過去の議会で答弁させていただいておりますけれども、平成7年3月に町と千葉陸運支局とにおきまして、道路運送法と町有バス管理規則との法的整合性について指導を求めたところ、道路運送法によれば他人の需要に応じ、自動車を使用して旅客を運送することを旅客自動車運送事業といいまして、これを行うには国土交通大臣の免許等が必要となることから、「一般町民や町の機関以外の団体が実質的に企画実行する事業に対し使用されるとすると道路運送法に抵触し、違法なバスの運行と評価される」こととなるので、栄町有バス管理規則第3条の規定によりまして、各課室等において計画した事業に限定をさせていただいております。


 具体的に申し上げますと、子供会・PTA・自衛隊協力会・商工会等の団体については、使用を認めておりません。一般福祉団体がどのような目的でするかにもよりますけれども、関係課との調整を図っていただければと思います。


 以上です。


○議長(石井由也君) 川村学校教育課長。


○学校教育課長(川村啓三君) 栄町教育委員会の教科書採択につきましてお答えしたいと思います。


 平成17年度は、小学校につきましては前年度と同一の教科書を採択することとなっております。中学校の教科書と毎年実施しております学校教育法第107条の規定による特殊学級等に在籍する児童生徒が使用する教科書等について採択し、平成18年度から使用することになります。


 教科書採択につきましては、文部科学省及び千葉県教育委員会の指導・助言・援助に基づき、「外部からの働きかけに左右されることなく、採択権者の権限と責任において公正かつ適正な採択がなされるよう適切に対応するように」ということで求められております。


 また、「義務教育諸学校の教科用図書の無償措置に関する法律」第13条の4項によりまして、「採択地区内の市町村立小学校及び中学校において使用する教科用図書については、当該採択地区内の市町村の教育委員会は、協議して種目(教科)ごとに同一の教科用図書を選定しなければならない」ということになっております。栄町は印旛採択地区に属しまして、この協議会で各教科ごとの専門調査委員会の調査研究した結果報告をもとに協議しまして、選定した教科書を採択することになります。


 なお、採択協議会にかかわる日程につきましては、法令で定められております8月31日までに採択をするということになっておりますので、それまでは非開示の扱いになっております。


 また、教科書の展示につきましては、6月17日から14日間、この辺で言いますと成田の中央公民館、そちらの方で展示をしております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) それでは、1項目めの障害者自立支援法案の再質問に入らせていただきます。


 今まで、2年前までは、2年前って現行もまだ新しい法案が通りませんので、今現行の障害者の皆さんが置かれている利用状況というか、状況は、例えばヘルパーさんをお願いした場合に、ほとんどの方が所得が低いということで、95%ぐらいが無料でヘルパーさんをお願いすることができるのではないかと思っております。ところが、今度はそこに受益、いわゆる応益負担が入ってきますので、いろいろな意味で現在の収入に対して、少ない人でも2万ぐらいから、多い人で、施設に入っている人なんかはもう4万、5万という負担が増えるというふうに福祉関係の資料で読んだのですけれども、そうなると本当に自立、自立っていいことですけれども、地域に自立できる条件、整備が整ってもいないのに自立支援という法を打ち出すという、国の福祉施策は本当に問題があるなと思います。


 どうして今回障害者自立支援法案によって利益を受けた者は負担せよという考えが出てきたかといえば、ご存じのように、国のお金、福祉にかけるお金を削りたいからです。現時点で250億円ぐらい障害福祉関係で、要するに赤字部分が出ているということですけれども、この基本的な考えが、赤字になったからいろいろな法案をつくって自立させるのだという考えが本当にこれからの社会、日本の社会にとっていいものかどうか。こういう形でどんどん切り捨てられていったら、障害を持った方たちが生きていくこともできないのではないかと、もちろん障害の方だけではなくて、高齢者も一般国民もいろいろな意味で負担、負担が大変な時代ですけれども、特にそういう大きなハンデをしょった者の生きる道を私たちが、健常者が、そして、政治に志す者が大きな力を差し伸べる、これは本当に大事なことだと思っています。もちろん国の決定だからということもあると思うのですが、では、町でできること、個人の力でできること、本当にないのかということで考えていかなければならないと思うのですけれども。


 そこで再質問の2項目めの質問に移りますけれども、とりわけバスの問題については、今現行時点でも、これ、平成15年度の決算ですから、決算時の、決算委員会での質問ではコースターが年間136回動いたうちの学校関係が108回ですね。マイクロバスが、これ7月に廃車になったのですけれども、その廃車になるまでに26回運行して19回が学校関係ですね。大型バス、これも9月に廃車になって、今借り上げ制度ですけれども、その時点では54回運行、これはすべて学校関係だというふうに答弁していただいたと思うのですが、確かに道路運行法ですか、国の、先ほど課長が答弁していただきました自動車を使用して旅客を運送することを旅客自動車運送事業といい、これを行うには国土交通大臣の免許云々とありますけれども、そういう中でも町のバスをこういうように運行して、子供たちの教育のために実施したり、いろいろな功績を上げることができるわけです。ですから、そういう意味では、私は障害を持った子供たちも教育の一環として考えることができないのかどうか。これが一つの今回の質問のポイントです。


 確かに町の課の事業、例えば福祉課なら福祉課、総務課なら総務課の事業として取り上げるのだったら学校関係でなくても運行できるということだと思うのですけれども、そうしたら、福祉関係の障害者の方たちがほかの町村の福祉作業所の見学に行ったり、障害者の働いているいろいろなところを見学しようというふうに行った場合には、これは臨機応変に教育の一環として措置できるのではないか、こういう意味では本当に一目置いた温かい配慮が本当に必要だと思っています。


 これは一般質問で取り上げなくてもという声があるかもしれませんけれども、やはり今国の方ではこういう法案までつくって障害者にとっては大変厳しい時代に入る中で、せめて地方自治体の温かい施策を前向きに、前向きに検討していただきたい。


 それから、ふれあいプラザの内容については、本当に設計段階でこういうことも可能だったらよかったと思っていますが、設計士の方もそれぞれ威厳がありますよね、設計者としての。その辺で、大変職員の皆さんが苦労されていたのもわかっております。しかし、現実にはやはりせっかくいいものができてもこういう不便があるという、こういう中で何とかやはり障害者の方々の大会とか、そういう福祉事業なんかでふれプラを使うこともありますので、これ、今後の課題としてボランティアの配置とか、考えることいろいろありますけれども、せっかくいい会館をもっと利用しやすくというのは、これはここで終わりではなく、今後の大きな課題としてぜひ考えていっていただきたいなと思います。


 それから……。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) はい。では、一応それの問題について、もし担当者の方で何かお答えがありましたらお願いします。


○議長(石井由也君) 戸田君に申し上げます。一問一答でやった方がわかりやすいのではなかろうかと思います。


○16番(戸田榮子君) すみません。


○議長(石井由也君) 鈴木管理課長。


○管理課長(鈴木 薫) 先ほど、平成7年の3月に町と千葉の陸運支局とにおいて法的な整合性というところで指導を求めたところという話をさせていただきましたけれども、先ほどの視察研修云々というお話もございましたけれども、こういったところでもやはりその企画実行の主体が町でなければ道路運送法上問題があると言わざるを得ないということで、やはり同法に抵触しないのはあくまでもバスを利用する事業の企画実行の主体が町の機関である場合であるというようなやはり指導を受けております。ですから、私は出さないということを言っているのではなくて、こういった管理規則等もございますので、ぜひとも関係課の方と調整を図っていただければよろしいのかなと思っております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 例えば障害を持った方でもいろいろだと思うのですけれども、身体障害の方などは特にヘルパーさんの助けがあれば外に買い物も出かけられますし、大変ながら自分の家で生活できるという、そういう補助によって人間らしい生活が送れる可能性もあるわけですね。国の法案が今後どういうふうに改善、改良される部分もあるかもしれませんけれども、そういう場合に、これはたまたま新聞に載っていたのですけれども、障害者インターナショナルの日本会議事務局長さんをしておられる尾上さんという30代ぐらいの若い方です。小さいときに仮死状態で生まれて、ずっと小学校から特殊学級で、体が不自由なために普通の学級に入れなくて、中学になってやっと普通学級に行って目が開けたと、こんなにも友達って、自分の好きなことをしたり、友達もたくさんできて視野が広がって自分の人生が変わった。それから、大人になってヘルパーさんの助けを借りながら買い物をし、そして、障害者インターナショナルの仕事をしながら自分が人間らしく生きていけたけれども、今度の改悪によって、支援法が変わることによって本当に自分の収入でヘルパーさんに払っていくことができるだろうかと、こういう不安を訴えておられましたし、障害者を特別視しなくてもいいから人間らしく生きることを保証してほしいという、こういう言葉を、では私たちにできることは何か町に特別なものを条例でもつくって、こういう人たちの援助、例えばヘルパーさんは今までどおり無料でやるとか、そんな制度も考えていく必要があるのではないか。


 具体的には、時間もありますけれども、今障害児を持つ育成会の方たちが、町の本当に温かい励ましと指導のもとにねむの木レストラン、ふれあいプラザの中に開設して、とても頑張っておられます。そして、福祉作業所でたとえわずかでも収入が得られる道が開かれました。そして、最近では役場のフロアに自分たち、ボランティアの方と、お母さん方と障害を持つお子さんたちがつくったマドレーヌを売ることができる、いろいろな保健所の許可など難しい面もあったようですけれども、そういう、これが本当に行政としてできること、そして、町民ぐるみの温かいボランティア精神で見守っていくということが私は栄町がそういう点ではすごいなと思っています。ただし、今そういう中でできても、こういう自立支援法案などが通ったらどうなるのだろうといったときに、私は最後に、この1項目の問題では町長にお尋ねしますけれども、国の枠を越えた町独自の福祉施策、そういうものはどのように考えておられますか。これが1点です。


 それと、担当課長にお尋ねしますが……。


○議長(石井由也君) 戸田君、ここで一たん……。


○16番(戸田榮子君) では、町長お願いします。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) 確かに戸田議員おっしゃるように、今のこの法案が可決するまでは、先ほども申し上げましたように、まだ内容的なものがはっきりしてございません。それと同時に、先ほどお答えしたように、障害者福祉計画、これも当然つくっていかなければならない。そういう中で今言われたようなことについても当然行政として踏まえながら、できるものについてはその中に組み入れて今後進めていきたいと思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) 確かに福祉というものはちょっと遅れ気味でありましたけれども、今国会で審議されておりますので、その推移を見守りたいと思っておりますけれども、栄町におきましては議員おっしゃるように、ねむの木の方でもやはり親子という関係から、ボランティアの方が子供たちの自立のためにということで一生懸命頑張っておられますし、また、授産の方でも頑張っていただいておりますので、そういう施設あるいはまた販路の開拓等によってその団体あるいはまた障害者の皆さんの自立のための支援の一策になればと、このようには考えております。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) この最後の質問は幅の広い大きな問題ですので、またこれは関係者の方々とか町の担当課を交えまして、ぜひ要望に沿うような、可能な限りの広い見地で考えていただきたいということで、お願いを含めて1項目めの質問は終わらせていただきます。


 2項目めの教科書問題ですけれども、再質問に入らせていただきます。


 先ほど、5月12日だったと思いますが、私靖国神社に行きました。公式参拝についてはいろいろな意見があると思います。何で戦争で亡くなった方を一国の首相が参拝することがいけないのとか、やはりそこにはA級戦犯が一緒に祭られているのだから、一緒にされたくないという思いの遺族や、亡くなった人もそう思っている人がたくさんいるのではないのかなとか、いろいろな意見があります。そういうさまざまな意見を頭に描きながら行ってきました。当日は本当に天気のいい日でしたけれども、まず遊就館って今テレビ等でもやっていますから、遊就館を見て、戦争が自存自衛、日本の第二次世界大戦、大東亜戦争と靖国神社の中では大東亜戦争というふうに言っておりましたけれども、自存自衛でアジアの解放のため正しい戦争だった、そういう書物やいろいろなものがあふれていました。『私たちは忘れない』というタイトルの映画、ドキュメンタリー映画、それを1時間ほど最後まで見てまいりましたが、その流れはやはりアジア解放のために日本国民はあのとき一丸となって頑張ったのだと、そういう思想でずっと流れていて、何もわからずにここに来た人はああそうかなと正しい戦争だったのかと思ってしまうかな、逆に子供たちには両方の意味できちんとした歴史を教えていかなければならないなということを本当に痛感しました。いろいろな展示物が当時の、などの服とかいろいろな亡くなった方の写真とかも、行った方はご存じだと思いますけれども、そういうあった中でたくさんの展示物やそういう映画を映していたりした中で、最後に私が感動したのは、その靖国神社で感動したのは、そこに訪れた人たちの書く感想文でした。5〜6冊横にずっと置いてあって、ちょっと目立たないようなつい立てがあったところにあったのですが、私は感想文を一緒に行ったお友達と2人で時間の限り読ませていただきました。中にはそういう考えに賛同する方ももちろんありましたが、多くは戦争はいけない、絶対にこれ以上の犠牲を出してはいけないというようなことでつづられておりほっとしました。私は、ここに来る方は戦争を肯定するような方が来るのかなと先入観で思っておりましたが。


 それで、最後にいろいろな感想文がありましたが、私はきょうのこの質問でぜひ執行部の皆さんや議員の皆さんにお伝えしたいのは、その中に30代の若い方の感想です。「戦争で死んでいった人たちの遺言状が憲法9条だと思う」と、たった一言しっかりした字で書いてあります。いろいろな感想がありましたけれども、私は何よりもその感想文を見るためにここに来たのだというふうに思えましたし、やはりこのたくさんの犠牲を出して終結した戦争を二度と繰り返さないためには、この若い30代の方が感想としてつづったこの信念を代々に伝えていくことだと私は思いました。それで、ありがとうございますと、本当に感謝の気持ちでその感想文を閉じましたが、そういう意味で私は今教科書問題、前回と同じものが採択されるということですか、何かその辺がちょっと不勉強でよくわからなかったのですが、やはりどんなことがあってもアジアの解放のためなどではなく、そして、何百万人という多くの人、そして原爆投下によって広島・長崎にあれだけの犠牲をもたらした戦争のその被害、心も体もその痛手は決して決して繰り返してはならない、そのためには子供たちに正しい事実に基づく、つくり話は望みません。事実に基づく正しい教育を与えてほしい、この願いでございます。


 私はこれは4年前の本ですけれども、新しい公民教科書と歴史教科書、これはお友達から借りて読ませていただきましたし、今現在の教科書はこれよりかなり大きい判になっていまして、展示に行ったとき見たので、なかなか詳しくは時間をとって見られませんでしたけれども、やはりその中の流れが、そういうことであっては私は自分のもう子供は終わりましたけれども、孫には正しい歴史で教育してほしいと、こう願っております。そのことについた回答がまだはっきりといただけておりませんので、この教育観についてどのようにお考えか、教育長と町長にお答えいただけたらと思っております。


○議長(石井由也君) もう少し絞ってください。


○16番(戸田榮子君) 例えば今、新しくそういう歴史教科書が検定、国の検定は通りましたけれども、実際にはそういう記述になっておりますが、そういう教科書が出たということについての内容について、これはお答えしてはいけないのでしょうか、ちょっと私もあれですが、議長がお許しでしたら教育長と町長にお尋ねをしたいと思っております。


○議長(石井由也君) 牧野教育長。


○教育長(牧野 隆君) 戸田議員の本当に心底、真心のこもったお話を参考のためにと本当に十分お聞かせいただきました。私どもは先ほど学校教育課長の答弁にもありましたとおり、教科書準備の期間に入っておりますが、教科書の採択についての調査研究はこれからでございます。私どもこの17日、あさってから教科書の展示会が始まります。まだ一般の方は教科書は見ておらないはずなのですが、大分詳しく研究されている方もいるようです。


 私どもも実物をきちっと調査研究して、私どもの判断で採択をさせていただきますので、ひとつお間違えのないようにご理解をいただきたいと。


 以上です。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) お答え申し上げます。採択された際には教育委員会の考えを尊重いたしますということでございます。採択どおりの教育に関して、採択された教科書というのを尊重して、私がどうのこうのしろという権限はございませんので、それだけご理解いただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 今の答弁についてはもう既にマスコミなんかでもこの内容について各――8社か9社ありますね――についても多少コメントが4年前ですね、出てきていると思うのですけれども、ただ、それを選べとか選べではなくて、そういう歴史観を持ったものが子供たちにもし与えられるようなことになることについては町長はどのように思いますかという趣旨で、採択についてこうしろ、ああしろと指示をしなさいということではなくて、そこまで私は言わなかったと思うのです。どのようにお考えですか、この歴史観を。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) 文部科学省で検定に合格したということはそれ相応の判断をされておりますので、それは尊重をすべきだろうと、このように考えております。


○議長(石井由也君) 戸田君。


○16番(戸田榮子君) 国の中にも国会のお偉いさん方の中にももちろん考え方はいろいろですから、それはそういう過程で検定には合格したのだと思いますので、あとは地域、各ここですと印旛地域ですか、そこで決定されるわけですから、私どもはそのことについてこれ以上の質問はできないと思いますが、歴史観の違いだけではやはり片づけられないもの、事実、史実、歴史の事実に基づいて私たち国民が生きていくということで、今教育基本法を変えるとかいろいろな教育問題の論議もありますけれども、最後に私は、これは40代のあるお母さんが投稿した記事、そして、当時85歳、今から22年前に85歳だった2人の方が投稿した声を私自身も自分の声として参考にさせていただきたいということで、これを申し上げてきょうの質問を終わります。


 22年前の新聞に、当時85歳の女性の方がこう投稿しておられました。「張りつめて心も悲し国破れ愛し子返せとだれに叫ばん」。それから、もう一つは、この5月3日、今年の5月3日に、憲法記念日の日に40代の主婦の方が投稿した読者の声欄ですが、「ゴールデンウィークの前日、休みの注意を教わってきた。この春小学1年生になった娘。帰って私の顔を見るなり、『お母さん、5月3日って何の日か知ってる?』と聞きました。『憲法記念日でしょう』と言うと、『意味知らないでしょう』と得意気に言うので、『うんうん、教えて』と聞くと、『あのね、日本がほかの国とは戦争をしないって決めてね、世界にね、約束した日なんだって。先生教えてくれたんだ』とうれしそうにほっぺを紅潮させて話してくれたのです。思わず私も『先生、すごいこと教えてくれたね、よかったね』と拍手しました。そして、1年生にもわかる言葉で本質を教えてくれた先生に感謝しました。毎日タケノコのように成長している1年生の子供たち、このお話を一生忘れず、そして、この約束を平気で破ろうとしている人たちがもしいたら、どんなに甘い誘いで惑わそうとしても、この約束を土台にして生きていってくれると信じたいと思いました」。


 私はこの投稿に同感の意味で、いろいろ後ろで言われておりますけれども、私も人生の節目の60年を昨年迎えて、一つの節目の年として、そして、私ごとではありますが、初孫も生まれ、この孫が幸せにこれからの人生、平和で暮らせるように、そういう意味では本当にここにあった言葉の中身をよく理解しながら一議員の立場で今後も執行部の皆さんに平和問題、その他、最初に戻った福祉問題などでお願いをさせていただくことを再度発言させていただき、本日の一般質問を終わります。


○議長(石井由也君) これで、戸田榮子君の一般質問を終わります。


 ここで、15分間の休憩といたします。


                               午後 2時55分 休憩


   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


                               午後 3時10分 再開


○議長(石井由也君) 休憩前に引き続き会議を開きます。


   ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――


○議長(石井由也君) 岩井泰憲君の発言を許します。岩井君、質問者席に移動願います。


 〔4番 岩井泰憲君登壇〕


○4番(岩井泰憲君) 4番議員、岩井泰憲でございます。通告に従って、大きく2点質問申し上げたいと思います。


 まず1点目が、栄町における待機児童の状況についてです。非常に簡単に質問申し上げますけれども、平成16年から17年度にかけて、栄町において待機児童が発生したと聞いております。平成17年2月に数名、3名かな、それから、平成17年3月に十数名の待機児童が発生しているのです。これまで栄町において待機児童が発生したというような件は、私は聞いていなかったものですから、このご時世の中で、もちろん知ってのとおり少子化が進行して、栄町は特に子供がいないなんていう状況の中で、待機児童がこのように、ここに来て発生しているその原因、それから、そのもとになる、そもそも推移が具体的に待機児童がどう推移していたのか、できれば平成16年よりもっとさかのぼって、昔はいたのかとか、平成10年ごろにはこれぐらいいましたなんていう数字ももし、できたらで結構ですけれども、答弁いただきたいと思います。


 それから、2点目ですけれども、情報公開の達成度について質問申し上げます。


 私ごとで恐縮ですけれども、6月19日に千葉市、県都の千葉で市長選がありまして、その千葉市長に候補されているある候補者が子育て支援、子育て教育の日本一、それから、地域福祉の日本一とともに情報公開の日本一を目指すということを公約に掲げられているのです。では、その中で栄町は聞くところでは栄町が非常に情報公開が進んでいるよと、積極的である、それは町長を初めとして、そもそも行政、職員自体が、皆様がその点について積極的であるということを多々耳にする中ではあるのですけれども、町民への栄町行政の情報公開の度合いがどのぐらい、どの程度進んでいるのかと、他の市町村、他の自治体と比較してどのような位置にあると認識しているのか、ぜひ答弁いただきたいと思います。


 以上です。よろしくお願いいたします。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) お答えしたいと思います。栄町における待機児童の状況なのですが、最初に待機児童について簡単に説明させていただきます。


 これは保育所入所申込書が提出されまして、入所要件に該当しているが入所していない児童を「待機児童」といいます。ただし、平成14年度からは、この要件に該当する者のうち、家庭福祉委員保育室、認証保育等の地方単独事業により、保育を受けている者及びほかに入所可能な保育所があるにもかかわらず、特定の保育所を希望し、保護者の理由で待機している者は待機児童には含まないとされました。13年度まではそういう方も待機児童の一員としてカウントしておったのですが、14年度からはそういう方は待機児童とみなさないということになりました。


 前年度の待機児童ですが、先ほど言われましたように、平成17年2月、3月時点で町内保育所受入可能人数が超過したために、入所申請を受領、審査した結果、入所申し込み却下となったものでございます。人数が待機児童としては13名でした。


 17年時点、要するに4月以降ですけれども、2月、3月の待機児童を含めまして入所者全員が保育所に入所されてございます。今現在の待機児童は解消されております。保育園の入所の際に年齢別定数は取り入れないで、待機児童はできる限りつくらないような柔軟な対応をしておるところでございます。当町の合計特殊出生率、これは1人の女性が生涯平均何人の子供を生むかを算定した数値ですけれども、15年度においては1.02で全国の合計特殊出生率は1.29でございます。これを比較しますと0.27と低下しており、極めて深刻な状況で少子化が進んでいると考えられています。


 栄町の人口統計の児童数の推移ですが、平成16年度から平成17年度にかけて、0歳児から5歳児の年齢別にそれぞれの4月1日現在を比較してみますと、0歳児で145人から130人と15人の減となっております。また、1歳児においては158人から153人、これも5人の減、2歳児においては152人から155人と3人の増、3歳児においては158人から154人で4名の減、4歳児については179人から163人で16人の減、5歳児で184人から181人で3名の減ということで、合計しますと、全体で40人の減というふうになってございます。


 平成16年4月現在と平成17年4月現在の伸び率では、0歳児から5歳児までを合計して比較しますとマイナス0.96の児童数になってございます。


 少子化が進む中、児童数が減少しているのは事実ですが、待機児童をつくらない上での対策といたしましては、現在老朽化している安食保育園を全面増改築し、定数も150名から170名へ変更する計画を今年度予定し、現在国へ申請しているところでございます。これが決定されれば、今年度全面増改築がなされまして、17年度末には竣工することというような計画になってございます。今後も、入所保育環境の向上とともに待機児童をつくらない対策として進めてまいりたい、このように考えております。


 それから、先ほどありました15年度以前の待機児童の件なのですが、数字的には出ておりませんし、聞いた中でもその時点では待機児童はなかったというふうに聞いております。


 以上でございます。


○議長(石井由也君) 鳥羽総務課長。


○総務課長(鳥羽功雄君) それでは、2項目めの情報公開の達成度・町民への情報公開はどの程度か(他の自治体と比較してどうか)。もう一点、今後の目標はということの質問にお答えをいたします。


 初めに、栄町の情報公開制度の経緯からご説明させていただきます。栄町における情報公開制度の導入につきましては、制度導入により利害関係が生じると思われる町民あるいは制度に関する学識経験者等からなる「栄町情報公開制度推進委員会」を設置しまして、広い視野から当町における情報公開制度のあり方について調査検討を行った結果、同委員会から町長に対しまして、「栄町における情報公開制度のあり方について」という建議をいただきました。町は、この建議の趣旨を十分尊重しつつ、平成10年9月に栄町情報公開条例を制定し、平成11年4月1日から施行しているものでございます。


 この条例の目的は、その淵源には憲法の理念が存在し、そこから発生する町民の町政に関する「知る権利」を保障することでございます。そのためには、町民への情報公開請求権を創設し、町が保有する情報の公開性の向上を図ることが必要不可欠であります。そのためには、町の説明責任の遂行、町民の行政への参画の促進及び公正でより開かれた町政の実現を最終目的としなければなりません。


 しかしながら、原則公開である制度ではございますが、公開することによって、個人のプライバシーを侵害し、特定の企業に利益・不利益が生じる情報等、公開しないことによりその利益が保護される情報を非開示情報として保護し、別に個人情報保護条例を制定し、個人情報の適正な取り扱いに関する基本的な事項を定め、権利利益を保護しております。


 それでは、栄町の情報公開の取り扱い状況と近隣市町村とあわせてお答えをさせていただきます。


 当町における情報公開の請求状況は、創設時からの年度別延べ利用者数及び請求件数ですけれども、11年度は延べ5人から5件、12年度は請求がございません。13年度は延べ9人から11件、14年度は延べ7人から24件、15年度は延べ3人から17件、そして、16年度は延べ2人から15件の公開請求がありました。請求内容により全部公開と一部公開の差はございますけれども、公開率は100%でございます。


 また、近隣市町村の請求状況でございますけれども、隣接しております、まず印西市は16年度で延べ9人から9件の公開請求がありまして、公開が5件、部分公開が3件、不存在のものが1件ということです。また、成田市は16年度延べ9人から9件の公開請求がありまして、公開3件、部分公開6件。そして、酒々井町は16年度請求がございません。印旛村も16年度は請求ございません。本埜村は16年度延べ3人から8件の公開請求がありまして、公開5件、部分公開2件、不存在ということで1件というような状況になっております。


 近隣市町村と比較しましたところ、特に情報公開件数等に大差がないことから、町政の公正な運営の確保と行政活動を町民の皆さんに説明する責務が果たされているというふうに考えております。


 また、16年度から当町が設置している審議会等を原則公開しており、この会議運営の透明性及び公平性を確保しつつ、町政に対する町民の理解が一層深まっていくものと期待をしております。


 そして最後に、今後の目標としましては、町民参加のまちづくりを推進するためには、積極的な行政情報の提供・公表がますます重要であると考え、行政情報を統一的かつ積極的に提供していくために、情報提供制度を構築し、全庁的かつ統一的な基準の創設について今後検討していく予定でございます。


 以上で答弁を終わります。よろしくお願いします。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) それでは、再質問にまいりたいと思いますけれども、質問通告のうち、ちょっと恐縮ながら変更させていただいて、先に情報公開の達成度について再質問申し上げたいと思います。よろしいでしょうか。


 情報公開の今のお話ですと、特に後半部分にこうおっしゃられていたと思うのですね。近隣の他の市町村と比較して、情報公開請求の件数がそう多くない。そのような事実から、栄町において情報公開が達成されているというような判断ととれるのですけれども、まず、その点を確認したいのですけれども、そういうことでよろしいのですか。


○議長(石井由也君) 鳥羽総務課長。


○総務課長(鳥羽功雄君) では、もう一点、つけ加えさせていただきます。基本的に、請求された方に対して公開ということの率を先ほど、こういう形でしか統計がとられておりませんでしたので、これでお答えさせていただいたのですけれども、現実の問題としては、基本的には先ほど申し上げました非開示情報以外につきましては積極的に開示しなさいという基本的なルールを職員自身にも浸透しておりますので、可能なものは知りたいという請求があってというか、申し込みがあった段階でお見せしているという内容がございますので、そういう意味では公開等は、それ以上にこの数字以上の公開になっているというふうに事務局としては考えております。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) では、ちょっともう少しできれば具体的な話を申し上げたいと思うのですけれども、例えば栄町において首長が、町長が病気見舞いをしたときに、病気のお見舞いです、その病気のお見舞いの相手方の氏名について公表しているかどうか。では、1点ずつ聞いていいですか。


○議長(石井由也君) 町長公室長。


○町長公室長(帯金冨夫君) 病気見舞いに限定するとすれば、そういう事例はないと申し上げてよろしいかと思います。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) では、過去の事例ではなく、例えば今年度残念ながら病気でお見舞いするような事案が出た場合に、そういった場合にはどうなるか、ちょっと過去事例ではなくもう一度お願いします。


○議長(石井由也君) 鳥羽総務課長。


○総務課長(鳥羽功雄君) ちょっとここに手持ちの資料がないので何ともあれなのですけれども、基本的に個人の、例えば病気だとかそういうのが、病気見舞いとか、そういうように個人のプライバシーが絡むようなことになる内容ですと、もし開示したとしても墨塗りというような言葉なのですけれども、黒く消して、プライバシーに影響のない範疇は開示するかもしれませんけれども、そういう取り扱いをしております。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) では、またちょっと細かい、これはすぐ答えられると思うのですけれども、物品の予定価格を初めとする工事以外の予定価格について、事前に公表しているかどうか、答弁ください。


○議長(石井由也君) 鈴木管理課長。


○管理課長(鈴木 薫) 工事につきましては事前公表ということで公表しておりますけれども、それ以外につきましては予定価格の事前公表はしておりません。


 以上です。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 今申し上げた物品の予定価格を初めとする工事以外の予定価格については、ご存じだと思うのですけれども、2004年8月30日の名古屋地方裁判所の判決で、地下鉄車両の予定価格の公開を命じているのですよね。ということは、一般的に物品の予定価格を初めとする工事以外の予定価格については公表すべきだというような裁判所の、司法の見解は一応出ていることは出ているはずなのですよ。その点についてどうお考えか、ちょっとお聞かせください。


○議長(石井由也君) 鈴木管理課長。


○管理課長(鈴木 薫) その予定価格が事前か事後かということもあろうかと思いますけれども、それと、流れ的には今、この郡内にもありますけれども、今まで事前公表を行っていたのはいろいろ不都合が出ているという中で、事前公表を取りやめている市町村も出ているような状況なので、その辺はちょっと今、岩井議員が言われた公開云々という話と私どもが理解しているものとちょっと違うのかなと思っていますけれども。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 近隣の市町村の、近隣の自治体の事例を引き合いにして、事前はしないようにというようなという、今の答弁だったと私は判断したのですけれども。工事に関しては公開の方向ではもちろんありますよね。2001年の閣議決定においても工事価格については公開するようにという方向にあり、そして、では、そうするとなぜ、では工事以外については公開しないのが、事前に公開しないのがよいのかという、ちょっと私には理解できないのですけれども。


○議長(石井由也君) 鈴木管理課長。


○管理課長(鈴木 薫) 公共工事につきましては国の入札及び契約の適正化の促進に関する法律、また、施行令というようなことがございまして、そういった中で事務取扱要綱等を定めさせていただいております。また、工事関係につきましては、栄町の建設工事請負契約予定金額事前公表施行要領というもので事前公表をさせていただいているわけでございます。


 そういった中で、事前公表につきましては、当然メリット・デメリットというものがございますけれども、そういった中の事前公表施行要領の中で工事すべてについて事前公表をするということでやっておりますけれども、その後、いろいろ工事以外についても試行的に拡大していこうではないかという動きといいますか、改正は行っておるのですけれども、今言いましたとおり、先ほど言わせていただいたとおり、そういった中でいろいろ不都合が出ているという中で、ある件だとかある市町村においては事前公表を取りやめている事例がございますので、そういったところも踏まえまして今後は検討はさせていただきたいと思いますけれども、ひとつご理解をいただければと思います。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) この場での答弁は無理ということでお聞きいただきたいと思うのですけれども、それは承知で申し上げます。


 事例がそういう事例があるのだというようなことは確かに事例があるのかもしれないのですけれども、ただ、では全体の中でどういう傾向にあるのかというのは全体の数字を見ないと判断できないのですね。全国を見渡してみて、1,000ある自治体のうちに700はそういう傾向にあって、一部の100の自治体については逆行するような事前の公表をしないようなというような傾向があるのかもしれないのですけれども、その点についてはちょっと全体の数字をできましたら今後ご提示いただければ私もそれで理解できるかもしれませんので。この件に関しては……。


 すみません、それで、では申し上げたいと思いますけれども、今ちょっと細かい話を挙げていたのは、今申し上げていたのは全国市民オンブズマン連絡会議というところが行った第9回全国情報公開度ランキングの評価項目について私は質問申し上げたのです。つまり、先ほど栄町の情報公開の請求、情報公開の進みぐあいについての判断基準が、先におっしゃられたのは、情報公開請求の多さとか少なさとかというようなものでおっしゃられていたので、多分こういうようなもので、例えば栄町を当てはめてみたときにどれぐらいのポイントになるのだろうかなんていうことはみずから評価できると思うのですよ。そして、情報公開を受けてから、情報公開請求があってから出すのではなくて、情報公開請求がなくてもこちらの方から事前にできるだけ公に公開するような形というのが真の情報公開のあり方だとは思いますので、その点もしできましたらお考えいただければと思います。


 情報公開に関しては私の方から以上となります。


 それでは、続きましてもう一点の栄町における待機児童の状況についてご質問申し上げたいと思いますけれども、まず先ほどの答弁におきまして、こうおっしゃられていたかとは思うのですけれども、保育所の入所希望者の年齢制限を取り払ってと言ったらいいですか、それで、待機児童の発生を予防しているようなことを多分おっしゃられていたと思うのですけれども、まず、それはではいつごろからされているのですか。年齢制限の撤廃ですね。いつごろからかちょっとお聞かせください。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) これは年齢撤廃というよりも、以前から保育をお願いしているころからだとは思うのですけれども、ちょっとその始まりは私はちょっと認識しておりませんけれども、撤廃というよりも要するに0歳児から5歳児まで、0歳児が何人、1歳児が何人というような形の中での枠を決めないで、トータル的な保育できる人数の中で、年度によって当然変わってきますので、そういうことによって受け入れ体制がしやすいということでお答えしたつもりでございますのでよろしくお願いします。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) これはすごい素朴な質問になるのですけれども、年齢、入ってくる入所した児童、乳児等によって保育士の配置状況というのは当然異なってきますよね。乳児だったら乳児3名に対して1人の保育士であるとか、または3歳以上だったら、3歳未満児だったら6人に対し1人とか等の差が当然生じてくると思うのですけれども、その点はこれはどういうふうに対応されているのですか。つまり入ってきてから対応するわけですよね。お願いいたします。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) 確かにそのようなご質問があろうかと思います。たまたま今のところそういうところでは栄町の人口の推移、ある程度把握してございますので、次年度の0歳児はどのぐらいとか、そういう中で保育園の方と調整をしまして、対応できる保育士がそろっておりますので、そういう心配が今までなかったということでございます。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) では、ちょっと少々、本当に本題に入ってくるのですけれども、先ほどの答弁においては待機児童数の推移、直接的にここで発生したとか、増加についての原因については明確には回答されていらっしゃらなかったと思うのですけれども、もう一度お伺いします。なぜ、ここに来て3名、そして12名でしたっけ、13名ですか、というような待機児童がここで発生したのかについての原因はどのように分析されているか、答弁お願いします。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) ここに来て待機児童が増えたというのは、受け付けの際に今までは求職活動中の保護者に対して子供の保育はできないような形になっておりました。それが新しくそういう制度が緩和されまして、求職活動中であってもとりあえず3カ月間は保育はいたしましょうというようなことがありまして、その受け付けの形が変わった関係上、2月、3月の中でも求職活動をするために入所希望者がおいでになられた、そのために待機児童という形であらわれたというふうに考えております。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 今おっしゃられたのは以前ちょっと耳にしたことがある、これは平成16年3月のときに、窓口において保育所入所申込書を持ってこられた保護者に対しての対応を見直しししたということを指しているのですか。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) そのようにして理解していただければと思います。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) その点について、ではもう少し詳しくお聞き申し上げたいのですけれども、平成16年3月に今おっしゃられたところでいうと、求職活動中の母親に対しては入所を希望していたとしても窓口受け付けにてそれを受理しなかった、受け付けなかったのですよね。それはなぜ受け付けていなかったのかということと、それから……、では、なぜ受け付けていなかったのかについて。つまり、以前ですね。平成16年以前ですね。ちょっとお答えください。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) お答えします。当時は今のような形になる前は、やはり定数がいっぱいだということで、申請者の方がそれではということで申請書を取り下げていったと、そのときに窓口の方では特にそういうことでとらえておりましたので、理解いただければと思います。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 当時は定数いっぱいで、申し込まれたものについて持ち帰ってもらったと。では、そのような状況が平成16年3月、いや、2月でしょうか、2月まで続いてきたのに、なぜ平成16年3月に見直しを図る必要があったのですか。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) 見直しを図ると言うよりも、やはり待機児童があるなし、これは今進めております保育園の増改築事業、これは国の補助なのですけれども、いろいろとそういう申請の段階にも影響が出てまいります。そういうことであればそういう方向で持っていくべきだろうと、それ以前のことについては私も担当しておりませんでしたので詳しい事情はわかりませんけれども、特にこれといった理由は、私には答えられる材料は今ちょっと持ち合わせがありませんのでご理解いただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 今おっしゃっていた内容をまとめますと、多分安食保育園のことを指しているのではないかと思いますけれども、安食保育園を開園するに当たって、増改築するに当たって、これまで待機児童がいないこととなっていたけれども、しかし、実質上はいるのだから、いるという数字を明らかにしてあげた方が都合がいいのではないかという、そういうような見解と受け取れるのですけれども、それでよろしいのですか。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) とらえ方によってそうはとれると思いますけれども、この席上ではそういう形ではないということでご理解をいただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) ちょっと今の答弁は、ちょっとすみません、今の答弁のやつちょっと理解できないのですけれども。この場ではそうではないとか、すみません、もう一度お願いします。先ほどの、前のおっしゃられた答弁において、安食保育園の増改築の申請を認める等のために、待機児童をここで認めてあげようというような見解からそのような見直しが図られたということでよろしいのですか。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) まず、その前に先ほどご答弁したことを訂正させていただきたいと思います。


 今、岩井議員が言われましたように、そういう意図もありましたし、町の有利になる申請を出したいという考えもございます。そういう中で事実のないものは書けませんので、そういう観点からそのように私は考えたものでございます。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 町の有利になるということは、町の利益になるというふうに感じてよろしいのでしょうか。一番最初に、一番最初のご答弁において、こんなことをおっしゃられたのを思い出してください。待機児童の定義をおっしゃられています。これは町の定義ではなくて、これはどこでも見る待機児童の定義を引用されて、一番最初にこういうふうに定義されているのですね。「保育所入所に申込書が提出され」、これが一番最初の待機児童の定義になってくるのですよ。ところが、ところがですよ、平成16年2月以前においては、今おっしゃられていたように、保育所入所申込書が提出されないままのを放置されている保護者や、またそういう事案が多数出てしまったということなのですよ。一番最初の段階の保育所入所申込書を受け取らなかったということなのですよね。受理しなかったのですよね。それは当時は、違った、求職活動中の母親に対しては受理しなかったと、持ち帰ってもらった。そして、現に事実、持ち帰っていたということを先ほどおっしゃられていたわけではないですか。その中で、町の利益になるから、町の利益になるから、一方で定義の見直し、運用の見直しを平成16年3月に町は行っているわけですよね。それについて誤ったことをしていたのではないかという、そういう認識は行政側として、職員側としてないのでしょうか。お答えください。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) 先ほど申し上げた待機児童の定義でございますけれども、先ほどもお答えしたとおり、申請には来られました。ただ、その申請者自体が事実上定員数がもういっぱいだと、そういう中で取り下げてくださいということで、我々が指導したわけではございません。申請者がみずからの意志で、いっぱいでは申請しても仕方ないですねということでその場を、申請を取り下げていったということですので、決して行政側からやめてくださいよということは言ったつもりもないし、そういうことですので、その点についてはご理解いただきたいと思います。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 正直全く理解できないです。では、積極的にうちの子供はどうしてもここに入れたいのだと、積極果敢にどんな状況にあろうが今これは定数がいっぱいでこうだろうが、そういう中でもどうしても絶対何とかしてという、そういう強い信念を持った、そういう保護者でなければ、あの事態の中では持ち帰っていたのではないのですか。でも、行政はそういう立場でいいのですか。違いますよね。そういうふうに言える家庭もいるでしょうし、そういうふうに言えるような母親も保護者も父親もいるでしょう。でも、言えない人は言えないですよ。持ち帰りますよ。それで、やむを得ず今の状況の中ではこうするしかないといって、別の選択肢を探そうとするしかないのですよ。でも、それが本当に栄町が実現するべき保育行政のあり方なのかと言ったら、そんなのではないですよね。そんな町なのですか、ここは。とてもとても理解できないですよ。そして、さらにそれを、それに輪をかけるように、では、見直しはなぜされたのか、その見直しの原因が一部の民間ですよね、一部の私立の保育園の増改築を実現するために、それに有利に働くようにというような、そういうような答弁が聞かれたのでは、とてもとても町民はこれは理解できないですよ。そういう町なのですか、ここは。そういう行政なのですか、これは。そう理解していいのですか。できましたら、答弁ください、もう一度。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) 岩井議員おっしゃるとおり、そういう行政はどうかと言われると困るのですけれども、あくまでも私立の幼稚園といえども町が委託している保育園でございます。その保育園を、今現在の定数よりも多く待機児童を解消するためにも定数の多い、また、環境のいい施設をつくりたいと思っての上でのことでございます。そういうことであればご理解いただけるのではないかと思います。よろしくお願いします。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) 譲るつもりはないのですが、百歩譲りましょう。では、どうしてもでは栄町の待機児童を、困っている保護者を、子供たちを助けるために定員を、栄町の定員を保育所に入所する児童、乳児等の定員を増やすために、ではそういうことをすると言うならば、では、それがなぜ安食保育園という一極集中型にという結論になったのか。その点についてはどうなのですか。


○議長(石井由也君) 鈴木社会福祉課長。


○社会福祉課長(鈴木萬滋君) なぜ一極かと言いますと、今栄町の中には認可保育園は1カ所しかございません。そういう関係上やむを得ずそういう形をとらざるを得ない。しかも、保育園だけでなくて、栄町には幼稚園が2園、それから無認可でございますけれども、さかえ保育園あるわけです。幼稚園の方につきましては現在定員割れを起こしているような状況であるというのも事実でございます。それはさておきまして、先ほど申したように、町の中には認可保育園は1園しかないということでご理解をいただきたいと、このように思います。


○議長(石井由也君) 岩井君。


○4番(岩井泰憲君) その認可保育園が1園しかないという、それを前提としておっしゃられているようですけれども、認可保育園が1園しかない、公立も含めてですね、公立やまたは認可の保育園が1園しかないというのは、人口2万5,000人はおろか、私が以前調査した、調べた結果では県内においては1万8,000人だったかな、1万7,000〜8,000人規模の都市で唯一あるだけで、2万数千、2万3,000、2万5,000、もちろん同規模の小見川町であるとか酒々井町であるとかというようなところではどこも2園以上あるわけですよね。そういうような私は意味合いも含めて1園であるというのに少々違和感があるのですよ。そして、このような決定を下すのは、これは県ではないのですよね。栄町の保育計画に基づいて、そして、どこにつくるのかとかというのが実質上決まっていくわけですよ。ですから、その点についても、だから、では安食にしましょうと、安食を増やしましょうというような方向決定については何ら私は理解できません。しかし、このような話をしていてもらちが明かないというか、結論たる結論は多分出ないようにも思いますし、そして、先ほどの答弁にて極めて重要な、平成16年3月の決定についての理由が聞くことができましたので、私はそれで十分ある意味満足したような気がします。


 これまですごい少なからず母親から、窓口の対応が悪いからではないですね、入所をあきらめて、それで対応によって、窓口の対応によって入所をあきらめて、そして認可外の保育園に入所したなんていう話を聞いてきたのですよ。昨年ある民間の認可外の保育園ですけれども、そこで出前出張講座ですか、担当の職員が来られて、その場でもやはりおっしゃられていたのですよね。保護者の方が窓口で断られたみたいなような、そういうふうなことをおっしゃられるわけですよ。おっしゃられたのです。そして、そのときの職員は、そのようなことはないと。そういうことはしたこともないし、来たものについては受理するというような、そんなような答えをしていたのですね。そうだったのかな、その場では判断つかないですよ、私はその場にいましたけれども。その保護者の方が言っていたのが、本当に断られるなんていうことがあり得るのかなんていうことが、それも信じられないし、また、職員の方がおっしゃられたことが本当なのか、どっちが本当なのか、判断つかないですよね。でも、そういう中で、先般、平成16年3月のそのようなことがあったと聞いて、やはりそうだったのかと思いますよね。今までは平成16年の2月以前までは事情により引き取ってもらった、または、引き返された方があったという、そして、それを町としても認識していたということですよね。認識していたからこそ、見直しが図られたと私は思いますよ、平成16年3月に。


 平成16年5月に栄町は認可外保育所の認可取得に関する栄町の考え方という文章を作成されているのですよ。そこにおいて待機児童はいないと、そのときでも当然ですけれども明言しているわけですね、その文書の中で。そういうことはもちろん認可外の保育所が認可取得するに当たって大きな影響を与えてきたのもこれは間違いなく事実であるし、その一方で、それと時期を同じくしてそのようなことが平成16年3月に保育所入所希望者や保育所入所申込書の取り扱いについて見直しがされていたというのは、少々私自身だまされていたのかななんていうような感覚に見舞われました。


 今後待機児童のカウントというのは、ご存じのとおり栄町の保育行政のあり方、方向性を決定する上で非常に重要なものであるというのは言うまでもないですよね。その点について今後、疑念を持たれるようなことが生じないようにお願いするとして、私の質問を終わりにしたいと思います。ありがとうございました。


○議長(石井由也君) 川?町長。


○町長(川?吉則君) 私の方からちょっとお答えさせていただきたいのですけれども。私、課長の方へは待機児童数ゼロという指示を出しまして、ただ、1つの認可されていない保育園が認可の申請を起こしたときには私どもは積極的には応援するつもりでおりますので、どうぞ議員も応援して申請するようにしてください。私どもも頑張ってまいります。私どもからどうぞということではありませんので、当然認可申請するのは保育園当事者でございますので、それはもう議員ちょっと考え違いしないように、ただ、ここでちょっと訂正させていただきたいと、このように応援するのはやぶさかでないということで確認させていただきたいと思います。


○議長(石井由也君) これで、岩井泰憲君の一般質問を終わります。





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◎散  会





○議長(石井由也君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。


 次は、6月16日午後2時より開会することとし、本日はこれをもって散会といたします。


                               午後 3時59分 散会


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