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千葉県 大網白里市

平成16年  2月 定例会 03月01日−02号




平成16年  2月 定例会 − 03月01日−02号









平成16年  2月 定例会



    平成16年3月1日(月)

◯議事日程(第2号)

 第1 町政に対する一般質問

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◯本日の会議に付した事件

 日程第1 町政に対する一般質問

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              午前10時00分 開議

 出席議員 20名

 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり

      萱生敏雄君



○議長(吉田喜久夫君) 開会に先立ち、ご報告申し上げます。

 去る2月27日に設置されました予算特別委員会委員長に中村 正君、同副委員長に倉持安幸君が選任されましたので、ご報告申し上げます。

 また、萱生敏雄君より所用のため欠席との届け出がありましたので、あわせてご報告申し上げます。

 おはようございます。

 ただいまの出席議員数は20名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

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△日程第1 町政に対する一般質問



○議長(吉田喜久夫君) 日程第1、町政に対する一般質問を議題といたします。

 上家初枝君ほか11名から質問の通告がありましたので、順次これを許します。

 上家初枝君。

         (上家初枝君 登壇 拍手)



◆(上家初枝君) 皆さん、おはようございます。

 日本共産党の上家初枝でございます。私は、間もなく5万人に達しようとする町民の皆さんの健康と暮らしを守り、住みよいまちづくりを進める立場から、平成16年2月定例町議会の一般質問をさせていただきます。

 不況が長引く中、町民の皆さんの生活も大変厳しくなっております。町当局におかれましては、町民の生活を支えるための積極的な施策を講じられますよう強く要望いたしまして、今回私は4つの柱立てをいたしまして質問させていただきます。

 これより発言席から順次通告に沿って質問いたしますので、お願いいたします。

         (上家初枝君 発言席着席)



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) それでは質問させていただきます。

 まず1つ目の柱、巡回バスの早期実現を目指しましてお伺いいたします。

 昨年の9月議会での全会派一致の採択を受けまして、町としての取り組み状況をお伺いしたいと思います。また、導入に際しましては、費用対効果が見込めないから難しいというようなご答弁が12月議会でもありました。財源が厳しい、補助金が出ない、必要の順位性から取り組めないなど、先延ばしの口実を次々に挙げているように思われます。お年寄りあるいは足の弱い方々が病院へ行きたい、役場へ行きたいなど、日常生活を営む上で大変不自由をしている。高齢化がますます進む中で、福祉の面からも採算を度外視し運行に踏み切るべきと思いますが、いかがでしょうか。

 次に、バス運行につきましては、一体どのぐらいの費用がかかるのか。前に行われました町民のアンケートでは、非常に費用がかかると書いてありましたが、町としては今までいろいろ調べた資料もお持ちかと思います。幾つかありましたらお知らせいただきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 巡回バスの運行に係る陳情書が、昨年9月の町議会において、議員の皆様方のご理解をいただいた中で採択されたところでございます。

 その後、町執行部といたしましては、町民の負託あるいは議会の皆さん方のご理解の中で巡回バスの運行はいかにあるべきかということで、過去から調査してまいりました内容、また先進地としてバスの試験運行をされておる地域の皆さん方、そういった内容を踏まえた中で、本町の運行バスのあり方ということで担当課に調査させましたところ、問題点が数点あるということでございますので、担当課からその内容についてまず答弁させたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 企画政策課長、北田光夫君。

         (企画政策課長 北田光夫君 登壇)



◎企画政策課長(北田光夫君) お答えいたします。

 バスの運行に対して3点ほど問題点がありまして、検討課題となっておるところでございます。

 その1点目といたしましては、巡回バスルートの設定に係る道路狭隘の問題でございます。他の市町村とは異なりまして、本町は東西に長く、既存バス路線が県道山田台大網白里線を走っていることから、巡回バスのルートは既存のバスルートに重複しないルートで、かつ相互交通できる幅員のある道路に選定しなければなりません。巡回バスの運行に必要とされる道路幅員は、警察署からの許可の関係上、おおむね4メートル以上が必要であるとされております。今回想定した仮の巡回コースで運行した場合でも、相当数の道路改良整備が必要な状況であります。

 2点目といたしましては、地域住民と行政が一体となった協力体制の構築が必要であるということでございます。巡回バスを運行する際、警察署から安全対策に係ります強い指導として、交差点の隅切り部分の拡大、すれ違うときの待避所の確保、停留所付近の道路拡幅、道路にかかる樹木の伐採等がございます。これらを解消するためには、巡回バスを運行する地域住民の協力体制が必要とされるところでございます。また、この協力体制は、一地域だけではなく巡回バスの運行ルートとなる全地域の協力が必要となることから、運行ルートに係る地域からの盛り上がりが必要ではないかと考えておるところでございます。

 3点目に至りましては財政面の問題でございます。三位一体の改革がいまだ不透明の中、町財政事情が厳しい状況下において、今後の町全体の事業計画の見直しが余儀なくされている中で、新たな自主財源の確保が必要となる巡回バスの導入は、町財政事情をさらに硬直させる要因となるものと危惧されます。また導入費、運営費だけではなく、今回新たに道路改良に係ります工事費等も必要であることから、巡回バスを導入するに当たりましては相当額の費用が必要ではないかと想定されるところでございます。

 これらの問題点を一つ一つ解決した結果、巡回バスの走行というわけでありますが、現時点でこれらを一度に解決することは困難である、実施に当たってはさらに相当の時間を要するものと思われます。

 続きまして、バスの予算ということでございますが、先に導入しております先進市町村であります東金市の例を取り上げますと、東金市におきましては、生活路線の廃止に伴いまして巡回バスを運行したところでございます。中型29人乗りのバスで、購入に当たる経費は1台当たり約800万円。次に運行に係る経費についてでありますが、運賃収入にもよりますが、運行委託料、修繕費、燃料費等の総計から運賃収入を差し引いたものが市から持ち出しとなるわけでございますが、これらが1ルート当たり年間700円万から800万円ほどかかるのではないかと思われます。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 非常に費用もかかるし、地元の住民からの盛り上げも必要だということでございますけれども、東京都狛江市ではこの4月より3台のバスで1日20便が運行する計画と聞いております。これは新たなバスの購入ではなく、特別養護老人ホームや福祉施設などの送迎バスを活用するとのことでございます。

 今全国的にも、お年寄りのための巡回バス、何としても福祉のために巡回バスを走らせてくださいという声が非常に多いと思います。本町でも検討委員会あるいはプロジェクトチームなどをつくって、この間何度も答弁がありますが、16年度の予算には計上されておりませんけれども、調査・検討のために補正予算を組んででも何とかバスを走らせるということで一歩を踏み出していただきたい、これを要望いたしまして、次に移らせていただきます。

 2番目は、子育て支援の充実を。これには3つの項目がございます。1つ目の項目、歩道の整備について2点お伺いいたします。

 議会で何度も取り上げられておりますけれども、南飯塚橋から増穂小学校への通学路は、道路幅も大変広く交通量も非常に多いところでございます。現在、南飯塚橋より町運動広場取りつけ道路までは歩道が設置されておりますが、その先、増穂幼稚園、小学校へと続く道路は整備されておりません。用地確保のためにいろいろご努力をしていただいているとは思いますが、地権者との話し合いはその後どこまで煮詰まっているのでしょうか。現状をお聞きしたいと思います。

 また、郡界道路、通称10メーター道路の中原地区より南横川、弥幾野方面に向かっての歩道整備の状況についても伺います。車の量も年々ふえ、あわせてここは自転車通学の生徒の通り道でもあります。日の出の遅い冬の朝は特に怖いとの声も聞かれます。自転車道も含めた歩道の整備を何とか知恵を絞って考えていただきたい。あわせまして、途中の佐久間ガソリンスタンド前の交差点の信号機取りつけの目安など、ご一緒にお答えいただきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 建設課長、三枝 孝君。

         (建設課長 三枝 孝君 登壇)



◎建設課長(三枝孝君) お答えいたします。

 まず、1点目の増穂中学校から小中川に架かる南飯塚橋までの歩道整備でございますけれども、この事業につきましては、平成10年度から関係地権者等の協力を得て進めてきているところでございますけれども、南飯塚橋から運動広場入り口までは平成14年度において完了しているところでございます。

 ご質問の残りの区間につきましては、関係する地権者への協力依頼を行っているところでございますが、いまだご理解をいただけない状況でございます。工事の趣旨を理解していただき、地権者のご協力をいただけるよう、引き続き努力してまいりたいと考えております。

 続きまして、町道01013号線、通称10メーター道路の歩道整備でございますけれども、道路の構造といたしましては、歩道・車道を分離することは歩行者の安全な通行の確保に有効な方法となり、このため町では、拡幅改良工事においては歩道等を同時に整備する方針で現在事業を進めておるところでございます。

 通称10メーター道路の歩道につきましては、永田・中原地区において児童・生徒の利用状況を勘案し歩道の整備を、さらには南横川佐久間商店わきの交差点につきましても、南横川地区の幹線道路ということで交差点の整備を図ってきたところでございます。

 現在は、沿線において住宅の多い南横川弥幾野地区において排水整備に伴う調査を実施しているところでございます。この工事完了の後は通行の安全に寄与されると考えているところでございます。今後におきましても現在計画中のこの事業の進捗を図り、利用状況を注視していきたいと考えているところでございます。

 以上です。

         (上家議員「信号機の取りつけについて」と呼ぶ)



○議長(吉田喜久夫君) 生活環境課長、江口 寿君。

         (生活環境課長 江口 寿君 登壇)



◎生活環境課長(江口寿君) お答えいたします。

 信号機の設置につきましては、今後、交通量調査をした上で再度要望してまいります。



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 信号機の取りつけのことでございますけれども、今いろいろお話を伺っていますと、もう前の議会の中でも信号機の取りつけについては再三要望がされておりまして、順番待ちということも伺っております。もう20基のうち2基がついたということを聞いておりまして、現在佐久間スタンドのところは3番目というふうに伺っておりますが、まだこれについての設置の状況について見込みがないのでしょうか。再度質問したいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 生活環境課長、江口 寿君。

         (生活環境課長 江口 寿君 登壇)



◎生活環境課長(江口寿君) お答えいたします。

 当初、警察の方の話では道路改良が必要であるという回答をいただきまして、道路改良が済んだ後にはすぐつくのかなと思っておりましたけれども、現状ではついておりませんので、再度要望していきます。



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 警察のあれをただ待つだけではなく、積極的にこちらの方からも進めていただくように要望していただきたいと思います。新学期を控えまして、胸を膨らませている児童・生徒が安心して通学できる歩道の整備を目指しまして、より一層の力を注いでいただきますよう強く要望いたしまして、次に移らせていただきます。

 2項目めでございます。大網中学校の現状と新設中学校について。

 たびたび議会で質問させていただいているところでございますが、(仮称)瑞穂中の建設予定が大幅におくれている現状につきまして、周知を図れるよう努力すると町長より12月議会で答弁いただいております。その後、地元の皆さんへは説明会などを行われたのでしょうかお尋ねいたします。

 また、今非常に過密化している大網中学校の児童・生徒に対し、不便を強いているわけでもありますので、特別な手だて、配慮などお考えがあればお聞かせいただきいと思います。

 トイレの改善につきましては、本年度実施の予定にあると伺っておりますが、女子生徒の更衣室の問題もあります。目に見えるあるいは感じられる施策を学校当局者と相談しながら進めていただきますよう、強く要望いたします。ご答弁をお願いいたします。



○議長(吉田喜久夫君) 管理課長、佐藤重雄君。

         (管理課長 佐藤重雄君 登壇)



◎管理課長(佐藤重雄君) お答えします。

 地元への説明ということでございますが、瑞穂地区区長会の要請を受けまして、去る1月15日に瑞穂地区区長会長を始めとする役員の参集を願いまして、大網中学校の分離校の建設に係る現況と今後の見通しについて説明してご理解を願ったところでございます。また、瑞穂地区区長会長を始め区役員の皆様から、区長会総会等の機会をとらえ、地元への周知は図られるものと考えております。

 続きまして、大網中学校が大規模校であるという現状にかんがみ、どのような施策の展開を計画されているかとのことでございますが、教科、生徒指導面から申し上げますと、数年前より養護教諭2名、事務職員2名を、今年度から教頭2名を配置して生徒の教育条件の整備・充実に当たっております。

 また施設面では、町議会決算特別委員会のご指摘でもございますプレハブ校舎のトイレ改修計画をいたしまして、16年度予算に計上させていただいたところでございます。この改修に伴いまして、既存の便所が空きスペースとなりますので、その利用につきましても学校の意見を聞きながら有効活用に努めてまいりたいと考えております。この中で、ただいまございました女子更衣室等、こういった問題についても改善されていくものと考えております。



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 非常に前向きなご答弁をいただきました。これを順次、町民の皆様にもはっきり目に見えるような形で知らせていただきたいと思います。

 それでは3項目め、学童保育についてお伺いいたします。

 一昨日の町長の事務方針によりますと、この4月より瑞穂小学校区に学童保育の設置が決まった、規模は30人というふうに承りました。当初の予定では、現行の白里、増穂、季美の森の3校に加えまして、15年度中に瑞穂小、大網小の2校区に、また16年には大網東小学校、増穂北小学校区の計画があり、進められていると聞いております。現状についてお聞かせください。また、開所のおくれている理由、各施設の利用状況などもあわせてお聞きしたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 健康福祉課長、金坂重信君。

         (健康福祉課長 金坂重信君 登壇)



◎健康福祉課長(金坂重信君) お答え申し上げます。

 現在、学童保育を実施しておりますのは、ご質問のとおり増穂、白里、季美の森の3小学校区となっております。瑞穂小学校区におきましては、この4月の開所、本実施に向け現在開設準備を進めているところでございます。大網小学校区におきましては、ご質問のとおり、今年度に瑞穂小学校とあわせて開設の準備を進めておりましたが、実施について関係各課等と協議・検討してまいったところでございますが、開設場所が学校内及び近隣の施設でも確保できなかったものでございます。したがいまして、平成16年度もさらに再検討してまいりたいというふうに考えております。

 今後、学童保育が未設置となっております大網東小学校区、増穂北小学校区につきましても16年度の大網小学校区とあわせまして、全小学校区での開設に向けまして努力してまいりたいというふうに考えております。

 次に、現在開設しております学童保育室の4月からの利用申し込みについてでございますけれども、まず増穂幼稚園で実施しております増穂学童保育室ですが、1年生が9名、2年生が5名、3年生が1名の計15名となっております。なお内訳といたしまして、増穂小学校に通学している児童がそのうち10名、増穂北小学校に通学している児童が5名となっております。白里幼稚園で実施しております白里学童保育室でございますけれども、1年生が9名、2年生が13名、3年生が10名の計32名でございます。次に、季美の森小学校でございますが、季美の森学童保育室につきましては、1年生が4名、2年生が9名、3年生が5名の計18名となっております。

 各学童保育室とも、15年度とほぼ同数程度の児童利用が見込まれております。

 なお、ご質問のとおり、開設準備を進めております瑞穂小学校区つきましては、一昨日保護者説明会も実施いたしましたが、現在30名の利用申し込みという予定になっております。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 学童保育につきましては、1998年に改正されました児童福祉法で放課後児童健全育成事業として法制化されたもので、本町での学童保育の実施は働くお母さんたちから大変長い間待たれていたものでございます。利用者からも大変喜ばれております。

 今、国からの交付金が大幅に減らされ、本町でも厳しい財政事情とは思われますが、子育て支援の一環として、一日も早い全小学校を対象にした学童保育実施への取り組みを重ねて要望いたしまして、次に移らせていただきます。

 3つ目の柱でございます。永田駅周辺の整備とJRへの申し入れ事項についてお尋ねいたします。

 まず、永田駅周辺の整備でございますけれども、永田駅前の草刈りについてお尋ねいたします。永田駅改札口を出まして正面の空き地は、何年も草が刈られておりません。昨年9月議会でも長尾千春議員が取り上げておりますが、住民の方々からも、何とかできないだろうか、美観だけではなく安全面でも非常に心配だとの声が上がっております。町としては、この現状をどのように思われているのか、また対処はどのようになさるのかお伺いいたします。

 そして2点目でございますけれども、永田駅ロータリーから真っすぐ旧道へ突き当たるところ、ここは非常に交通も激しく、右折・左折が難しいところでございますので、ここにカーブミラーの設置を要望いたします。現在、少し手前に押しボタン式の信号機がございますが、その道は車が通るのは大変狭くて危険とのことでございます。

 また、3つ目の項目でございますが、駅舎横に車いす用のトイレの設置を要望いたします。これは先般私どもとJRとの交渉のときに、用地はJRが提供するのでぜひ町としてつくるようというふうに言われておりますが、現在JRのトイレは非常に狭く、また永田駅利用の方が年々ふえてきております。また、永田駅の電車の発着は非常に間隔が長いのでぜひ外トイレが必要だということで、住民の皆さんからの声も上がっております。

 以上3項目につきましてお伺いしたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 建設課長、三枝 孝君。

         (建設課長 三枝 孝君 登壇)



◎建設課長(三枝孝君) お答えいたします。

 カーブミラーや防護さく等の交通安全施設の設置についてですが、町内各所におきまして多くの要望があり、現地調査の上、緊急性・広域性等を考慮し対応を図っているところでございます。

 ご質問の箇所の永田駅入り口、都市計画道路3・4・8号線と旧国道128号線の交差するT字路の安全対策につきましては、千葉県交通規制課等の関係機関と協議し、一時停止の規制や道路照明灯の設置等により安全の確保を図ってきたところでございます。カーブミラーの設置につきましても、交差点の形状や視界の状況等を勘案し、検討してまいりたいと考えているところでございます。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 答弁漏れはございませんか。

         (上家議員「草刈りとトイレの問題」と呼ぶ)

 暫時休憩します。

              午前10時31分 休憩

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              午前10時33分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり

      萱生敏雄君



○議長(吉田喜久夫君) 再開いたします。

 生活環境課長、江口 寿君。

         (生活環境課長 江口 寿君 登壇)



◎生活環境課長(江口寿君) お答えいたします。

 永田駅周辺の公衆トイレの計画については、現在一切してございません。

 また、雑草除去の関係ですけれども、空き地などの雑草を放置することによりまして病害虫の発生や火災等、住民の生活環境に支障を及ぼすおそれのある場合は、町雑草等の除去に関する条例により土地所有者または土地管理者に対しまして指導・助言を行っております。

 ご質問の場所につきましては、7月に周辺の方から連絡をいただきまして現地確認後、速やかに土地の所有者に対しまして雑草除去について指導したところでございます。5宅地のうち3宅地につきましては除去していただいたわけですけれども、2宅地につきましてはなかなか履行していただけませんで、再度勧告しているところでございます。

 なお、公共用地等につきましては、その管理者に雑草を除去する責務がございまして、生活環境課としては行っておりません。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 草刈りにつきまして、住民の皆さんから昨年7月に要望があった、そしてまた9月議会の中でもこの問題を取り上げられている。きょうまで放置されているということは非常に遺憾だと思います。この問題につきましては、草刈り条例もございますので速やかに徹底していただきたいと思います。

 続きまして、JRへの申し入れ事項についてお伺いしたいと思います。

 12月議会で私が質問いたしました運賃問題で、1月16日にJRと交渉いたしました。その際に出されました要望、またはその後地元の皆さんから出された要望でございますが、次の3点を町としてもJRに申し入れていただきますようお願いいたします。

 1点目は、駅構内にあるトイレ和式2基のうち1基を洋式トイレに変える。駅ホームに屋根をつける。朝の通勤時間帯に快速電車を停車してもらう。これは現在、永田駅で朝6時9分と6時38分の間に快速電車が1本通過しております。また6時38分、7時8分の間に快速電車が2本通過しております。このうち1本でも停車できれば、大網駅前の混雑緩和にもつながると思いますので、この3点をぜひともJRの方へ申し入れていただきたいということを要望いたします。



○議長(吉田喜久夫君) 企画政策課長、北田光夫君。

         (企画政策課長 北田光夫君 登壇)



◎企画政策課長(北田光夫君) お答えいたします。

 ご質問にありました永田駅の構内トイレの改修、駅ホーム屋根の設置、快速電車の停止についてご答弁申し上げます。

 先般、2月中ごろですが、企画政策課といたしましても改めて千葉支社に伺いまして、要望事項について話し合いを行ったところでございます。

 その結果といたしましては、構内トイレの改修につきましては、永田駅のトイレについてはくみ取り方式により設置されているのが現状でございます。水洗化についての千葉支社の見解といたしましては、永田駅が無人駅であることを考慮した場合、水洗式に変更することは管理上の問題があり難しいとの見解でございました。町におきましても、永田駅周辺において現在、公共下水道事業の整備が行われておりまして、16年度から供用開始の予定であることから、永田駅のトイレの水洗化が早期に図られますよう、今後、洋式トイレの設置とあわせて要望してまいりたいと考えています。

 次に、駅ホーム屋根の設置でございます。駅ホーム屋根の設置につきましては、JR千葉支社では、要望事項とあわせて利用客の多い駅から順次整備していくとのことでございました。

 3点目の快速電車の停車でございますが、永田駅のホームの長さは210メートルでございます。外房線快速電車は、11両編成に4両を連結して15両編成が通常の車両として使われております。その長さが300メートルございます。また、運転手により停車位置が若干変わるため、余裕を持って安全に停車するためには、駅の長さが最低でも310メートル必要であるということもおっしゃっておりました。現在の駅のホームの長さでは、通常の快速車両を停車させることは無理であるとの見解でもございます。

 しかしながら、ご質問のありました車両のうち、大網駅発6時25分、6時47分発が10両編成、7時16分発が6両編成であることから、これらの3便については永田駅での停車が可能であると思われます。

 なお、現状の永田駅ホームの延長の可能性についてですが、南側は茂原市との行政境、北側は都市計画道路が線路と交差しており踏切があることから、現状の駅のホームの長さが限界でございます。これ以上駅のホームを延ばすことは望めないと考えることから、通常の快速車両の停車はできないものと考えております。

 いずれにいたしましても、永田駅の利用向上に係る施設整備の要望につきましても、大網駅同様、千葉県JR複線化等促進期成同盟を通じまして、今後も引き続きJR東日本東京本社及び千葉支社に対しまして、新たな要望項目も含め、要望活動を継続してまいる所存でございます。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 積極的な取り組みをしていただいていると伺いまして、非常に心強く思っております。今後ともぜひ頑張っていただきたいと思います。

 続きまして4つ目の柱、蛍の生息地の保存についてお伺いいたします。

 以前から議会でも何度か取り上げられておりますが、本町南玉と小西の一帯で、初夏から夏にかけましてゲンジボタルの飛び交う光景が見られます。私もこの町に移り住みましてから、自然愛好会の方々にご紹介いただき、毎年夏の訪れとともに乱舞する蛍を観賞するのを楽しみにしている一人でございます。

 この町で蛍が見られるのですかと、年々蛍の観賞会に参加する方々もふえ、あわせて大網白里町の豊かな自然環境や景観を守るようにとの運動も進んでおります。現在、南玉の地域では、地元住民の方々が自主的に蛍の保護育成に努めているとのお話も伺っております。時期が来ると、きょうは何匹飛んでいますよと情報提供をしてくださる方もおります。

 一方、小西のごみ最終処分場、尻無川上流では大量に乱舞していた2000年を境にいたしまして、2001年、2002年、2003年と年々蛍の数が減少しております。これは河川改修により周辺の草地・湿地が少なくなったため、幼虫時のえさとなるカワニナの減少も要因として挙げられますが、2001年に防犯灯が1基設置され、続いて2002年に新たに3基の防犯灯が設置されました。これも大きな要因として考えられます。蛍は人工の光に敏感な生物です。照明によって発祥、発生、発光、繁殖期行動が妨げられると多くの研究者も述べております。

 ゲンジボタルは、全国的にも開発や水質汚染などによって急速に生息場所を減らし、現在生息している場所ではその保護を懸命に続いているのが現状です。千葉県では、レッドデータブックでこのゲンジボタルを重要保護生物に指定しております。数を減少させる影響及び要因は可能な限り軽減または排除する必要があるとしております。本町でも2000年に議会で、ゲンジボタル生息地の自然環境保全に関する請願書が採択されております。また、大網白里町総合計画の中で「蛍の里、メダカの里、里山づくりを推進します」と明記されておりますが、その具体的手だてが講じられず、絶滅の危機は去っておりません。

 南白亀川自然愛好会のメンバーの方から、蛍生息地保全に関する要望書が町長あてに何度も出されていると聞いております。今回私は、年々減少する蛍を何とか保護育成し、蛍の舞う大網白里町を全国に発信できたらとの思いから要望させていただきます。

 蛍の生息地につきましは、周辺の水田稲作との重要なつながりもあります。本町では宅地造成、その他開発によりまして自然環境も悪化をたどってきました。それでもなお地元住民の方々が営々と築いてきた里山に蛍が生息している環境は、町の財産でもあります。大切にしなければなりません。そこで私は、蛍保護のために次のような保護策をとるよう提案させていただきます。

 1つ目は、小西のゲンジボタル発祥地の周辺の防犯灯4基の限定的消灯または減光。これは繁殖期間10日間、時期は午後7時半から8時半の1時間で、大原町でゲンジボタルの里を守る会の地域活動をしている方々からアドバイスをいただき参考にさせていただきました。

 2つ目は、防犯灯の消灯または減光によって安全対策について配慮する。消灯期間中、足元を照らす小さな豆電球などをつけたちょうちんをつける。これは大原町や清和県民の森では、地元住民の皆さんの協力を得て、消灯した期間だけ小さな豆電球などで足元を照らし蛍への影響を極力防いでいる。

 そして次に、防犯灯の消灯または減光によって10日間だけ町ボランティア団体、周辺地区自治会、防犯協会などに協力を呼びかけパトロールをお願いする。また、蛍観賞に行かれる方々の車の規制、地元の皆さんに迷惑にならないよう騒音を立てないなど。

 ゲンジボタルの生息地は今本町に残された貴重な自然環境です。町と住民が一体となって、大切な財産である蛍を守っていくために今後どのような手だてをしていったらよいのか。私は、蛍保護検討委員会の立ち上げを要望したいと思います。ぜひ関係課のご答弁、また町長のご見解をお伺いしたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 生活環境課長、江口 寿君。

         (生活環境課長 江口 寿君 登壇)



◎生活環境課長(江口寿君) お答えいたします。

 蛍の生息地保存のため防犯灯の消灯はできないかというご質問でございますが、防犯灯は地域防犯、住民の安全・安心のために設置しているものでございます。当地の道路は、人家のない山合いと水田地帯を通る道路であり、たとえ短時間であっても、蛍保護のための消灯は地元の理解を得ることができません。犯罪はいつ起こるかわかりません。安全を最優先に考えております。

 次に、防犯灯の光により蛍が減少しているのではないかというご質問ですが、滋賀県守山市の例をとりますと、20ワットの防犯灯により蛍への影響はさほどないという事例もございます。小西地区の場合を見ますと、蛍の生息状況は防犯灯のある道路と反対側の小川の山合いの方へ順応しているものと思われます。むしろ、昨年の気象状況から見て5月、6月の気温の低下、日照不足などが減少の大きな要因ではないかと考えております。

 また、蛍の保護について地元の農家の方の意見を聞いたところ、蛍は自然に生息しており特別な保護は必要ない、観賞により車の路上駐車やごみ、トイレなどの問題から、良質米の生産地としての環境破壊につながってしまうのではないかという懸念もしております。

 なお、町では蛍のみならず、貴重な動植物の調査を平成16年、17年度に行われます環境基本計画の中で検討してまいりたいと考えております。

 先ほど大原町の例が出てまいりましたけれども、大原町の生息地は、町からかなり山に入った人家の少ないところでございまして、国の生き物の里百選に選ばれた土地でございまして、それこそ住民団体の方々の協力によりまして年1回のお祭りをやっておられるわけでございますけれども、ここは防犯灯などの設備も必要のないほど人の通らないところで、期間中にちょうちんなどをつけて観賞者のために照明がわりにしている、このようなことを伺っております。

 いずれにいたしましても、先ほど答弁いたしましたとおり、環境基本計画の中でじっくり検討してまいります。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) 私から答弁させていただきますけれども、蛍の生息地の保護と申しますか、自然形態を大事にしてほしいという要望は、町の議会におきましても何人もの議員から今まで質問いただいたわけでございます。

 そういった中で、今までに答弁した中で思い返しますと、自然形態を守るために土水路を、コンクリート製の護岸をされた中での整備は控えてほしい、あるいはただいまご提言のございました電気を消してほしいとか、いろいろな要望があったわけでございますけれども、山間部における水路の整備という問題につきましては、特に農業従事者の方々が高齢化しているということ、土水路ですとどうしても崩れる、そういった問題を解消してほしいということで、いろいろなそのほかにも理由はございますけれども整備されてきたわけでございます。したがいまして、これを土水路にするということになりますと、ではその崩れた土水路をだれが管理していくのかという問題にも発展するかと思います。

 それからまた、消灯問題でございますけれども、町といたしましても、学童の通学あるいは夜遅く帰る方々の安全のために防犯灯を設置したわけでございます。そういたしますと、極論でございますけれども、蛍が大事なのか人様が大事なのかという問題にも発展しかねない。

 そういった中で、確かに自然形態を守り後世に伝えていくということはやはり大事なことでございますから、それにはどうしたらいいのかという知恵の問題じゃないかと思うんです。そういう問題に関しましては、やはりボランティアの皆さん方の協力をぜひいただかない限りは大変難しいのではないだろうか。そういうことで、例えば消灯あるいは電気を暗くする時間は、ボランティア活動によって通行する学童の保護とか、あるいは地域の方々に迷惑をかけないような配慮をするとか、そういった活動もぜひお願いしたいと思うところでございます。

 いずれにいたしましても、環境保全ということは、我々行政にとりましてもまた人類に課せられた大事な課題でございますから、今後とも、皆様方と知恵を出し合いながら頑張ってまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) ただいま町長よりご答弁をいただきましたけれども、先ほどの生活環境課のご答弁の中で、地元の皆さんの協力が得られないだろうということがありました。

 私は、特に地元の皆さんが生活していく上で営々と築いてきたものでございますので、これは大切にしたいと思います。それと同時に、やはり同じテーブルに着いて皆さんで話し合いたい、そのために検討委員会などをぜひ立ち上げてほしい、このように提案したものでございます。地元の方がこう言っているからだめだと、このような言い方ではなく、私どもと一緒に何としても町の方たちが中心になって、地元の皆さん、ボランティアの皆さん、それぞれが同じテーブルに着けるような場所をぜひともつくっていただきたい、このように提案しているものでございますので、もう一度ご見解を伺いたいと思います。

         (「共産党が……」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田喜久夫君) 生活環境課長、江口 寿君。

         (生活環境課長 江口 寿君 登壇)



◎生活環境課長(江口寿君) お答えいたします。

 自然環境の保全や動植物を保護していくことは大切なことと認識しております。また、保全・保護を推進する上で最も重要なことは、地域の方々や地権者の方々の協力がなければ達成できません。蛍観賞を優先することにより、地域の環境を悪化させてはならないと考えております。

 先ほどもお答えいたしましたが、環境基本計画の中で個々のあり方等を含め十分調査し検討してまいります。



○議長(吉田喜久夫君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 今後ろの方から、防犯灯をつけろというのは共産党だと、このような声が聞こえてまいりましたけれども、私どもは防犯灯を消せということを主張しているわけではございません。防犯灯の消灯または減光によって、そしてこの10日間だけは町やボランティア団体、周辺地区自治会、防犯協会などに呼びかけてパトロールをする、安全対策にも気をつける、このように言っているわけでございまして、防犯灯を消せなどということは一言も言っておりません。

 大変長くなりましたけれども、これで私の一般質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。



○議長(吉田喜久夫君) 暫時休憩いたします。

              午前10時57分 休憩

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              午前11時07分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり

      萱生敏雄君



○議長(吉田喜久夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、内山 清君の発言を許します。

 内山 清君。

         (内山 清君 登壇)



◆(内山清君) 皆さん、ご苦労さまです。

 私は日本共産党を代表し、4万9,600町民の健康と暮らし営業を守る立場から、町当局が積極的な施策を講じられるよう強く要望し、通告してあります5点について質問いたします。

 質問の第1は、農業行政について伺いたいと思います。

 アメリカでのBSEの発生、アジアでの鳥インフルエンザの流行、まさに世界的な規模で発生しています。食の安全性が話題となる中で、改めて食糧の自給率の向上や環境の保全が大きく問われるものであります。

 農水省は、昨年の11月の中旬から12月の中旬にかけて食糧の自給率に関する世論調査を実施し、その結果が2月4日に公表されました。調査は、「農業者、消費者それぞれ我が国の将来の食糧の供給についてどのように感じているか」、このような質問に対して「非常に不安」、「ある程度不安」の合計は農業者94.3パーセント、消費者90パーセントでありました。「食糧自給率が40パーセントに現在低迷していることについてどう思うのか」、こう聞いたところ、「大幅に引き上げるべき」との回答が農業者90.4パーセント、消費者84.9パーセントでした。さらに、「食糧自給率の向上のために必要な対策はどれか」という問いに対しては、「食育の推進、国産農産物の消費促進」が農業者・消費者とも50パーセント前後でトップです。続いて、「消費のニーズに合わせた国内生産の拡大」が4割、「生産者の自主的な取り組みにゆだねるべきだ、取り組みを行う必要はない」、これは1パーセントから4パーセントで、圧倒的国民が食糧の自給率向上に向けた国の対策を求めていることが明らかになりました。

 農水省による食糧の自給率に関する初めてのこの調査は、アメリカでのBSE発生やアジアでの鳥インフルエンザの拡大よりも以前に実施されているもので、国民の食の輸入依存に対する警戒感がことしに入って一段と強まっていることが予測されます。しかし農水省は、食料・農業・農村基本計画の見直しで、食糧自給率45パーセント目標を先送りにする方向で検討、今回の調査結果はこうした農水省の方針に国民がノーを突きつけた格好といえます。

 本町の基幹産業である農業、安全・安心の食糧を生産し消費者に届けることこそ大道だと考えますが、町長の見解を伺った上で具体的な質問を行いたいと思います。

 以下の質問は発言席より続けさせていただきます。

         (内山 清君 発言席着席)



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 ただいまのご質問は、安全な食糧問題についてという内容のお話でございましたけれども、まさに安全な食材を消費者に提供する、これはもう生産者の責務でもございます。今回の世界的に起きておりますBSE問題あるいは鳥インフルエンザ、また日本におきましては外国から消毒薬の残留した野菜が輸入されているといった問題、我々の食材はまさに危機にあると言っても過言ではないような現在の中で、ただいま議員がおっしゃったように、やはり地産地消を目指し、我々の生産した食材が安心して消費者の皆さん方から受け入れられるというような社会を早急に取り戻すことが、私は必要ではないかというふうに考えております。

 今、千葉県の農業は、全国でも北海道に次ぐ総生産高を上げている県であります。本町におきましても、基幹産業として農業を位置づけているわけでございます。本町の過去の政策におきましても、白里地域の基盤整備事業を始め、今取り組んでおります瑞穂地区の基盤整備事業、やはり何といいましても基盤整備の上に立った農業経営者の皆さん方の熱意というものが、これから問われる時期ではないかというふうに考えております。若い人たちが取り組めるような農業の時代を迎えられることを心から願うわけでございます。

 いずれにいたしましても、安全な食材を消費者の皆さんへというような考え方で、本町の農業の取り組みということを私どももともに頑張ってまいりたいというように考えております。

 以上であります。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) 町長に基本的な見解を伺いました。食糧の安全性、自給率の向上、しかし一方で経済性が問われる。後継者問題は、とりわけこの観点が欠けては育たないというのが現実であります。

 それでは具体的な質問に入りたいと思いますが、昨年の稲作は冷害による被害を受けました。暖冬と冷夏というのは一緒に起こってくるというふうに言われています。ことしも暖冬だと言われていますから、ことしの夏は冷夏を予想した対策が求められる。昨年もちょうど10年目の冷夏になりました。冷夏による被害、とりわけ地力が弱いと言われています白里地区の稲作は、前回も紹介したと思いますが、反当収量で4俵あるいは3.5俵という農家もありました。

 このように見てまいりますと、過去昭和7年、8年の連続した寒害、昨年の冷害に続いてことしも冷害に見舞われる可能性もあるというふうに判断して、二度と同じことが起こらない対策を早目に立てていくことだと考えます。具体的な対策方針をまずお伺いしたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 産業振興課長、古山正洋君。

         (産業振興課長 古山正洋君 登壇)



◎産業振興課長(古山正洋君) お答えいたします。

 昨年は10年ぶりの異常気象ということでございましたが、本年も冷害が来ないとは限りませんので、昨年以上に関係機関と連携を密にいたしまして、気象予測とあわせ、生育状況に合わせた肥培管理の方法などについて、機会あるごとに農家へ情報提供してまいりたいと考えております。

 なお、近年は価格の高い時期での早期出荷を目的といたしまして、植えつけ時期を早くする傾向が見られるところでございます。植えつけ時期を早めますと、出穂期が梅雨の期間に重なってしまうということから、冷害を受けやすくなるところでございます。したがって、一般的には7月20日以降に出穂するよう、植えつけ時期を4月20日以降にすることが重要ではなかろうかというふうに考えておるところでございます。

 しかし、今後につきましては、早場米地帯というような特徴を生かすためにも、植えつけ時期や肥培技術等の改良により冷害を未然防止する可能性についても、普及センターや農協などと協議してまいりたいと考えております。また、昨年から生産者が取り組んでおります栽培履歴の記帳活動というものを今後も継続して蓄積していくことによりまして、農業者自身が将来の冷害発生時の対策として活用できる資料にもなると考えておりますので、その資料の収集、そして分析などにも取り組んでまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) 今、課長から答弁がありました。やはり植えつけ時期の問題、それから冷害が予測されるときの深水対策、つまり水を深くすることによって保温力を高め稲の成長を管理していく、こういう方法等もいろいろあるわけですが、課長も答弁されていましたように比較的価格が中心になっていますから、早く植えて早場米で出荷して高い値段で売りたい、あるいは多収穫にしたいということから過剰な肥料の施肥ということもあるわけです。

 今、多種栽培というのは米の品質も落としますし、とりわけ食味という点では多種栽培で多収穫のお米というのはおいしくないというのが当たり前でありますから、経済性とか効率性という点から見ると相矛盾するものがありますけれども、そこをみんなの力で、とりわけ普及センターを中心とする指導機関の管理対策などを強化されて、二度と同じ轍を踏まない、冷害が訪れてもその被害を最小限に食いとめていくための手だてを今後とも注意深く指導していただく、こういうことを強く要望しておきます。

 農業問題の2点目は、農業フォーラムについて伺いたいと思います。

 ことしの農業フォーラムは2月14日、いずみの里農事研究室で行われました。この第3回のフォーラムは「消費者へ安全・安心を届けて売れる米づくりを」というものをテーマとして開かれたわけです。

 第1回目の農業フォーラムは、有機肥料と堆肥、有機肥料と流通問題、第2回目は農薬と安心・安全の問題であったというふうに思います。この3回の大網白里町農業フォーラムを開催して、そこから何を引き出して何をとらえ農業施策として生かされていくのか。どのような検討がこれまでなされてきたのか。今回、第3回目を受けてどういう検討をこれから行おうとしているのか。そのあり方、将来展望も含めて具体的な検討の方針を伺っておきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 産業振興課長、古山正洋君。

         (産業振興課長 古山正洋君 登壇)



◎産業振興課長(古山正洋君) お答えいたします。

 これまで農業フォーラムを3回実施したわけでございます。各回とも100名前後の参加をいただきまして、農業者の関心が高いということが言えると思います。この中で、フォーラムを通じまして寄せられた意見を集約することとあわせまして、町の農業の将来的な振興策を策定するために平成13年度から農家実態調査、集落の座談会、そしてまた農業団体とのヒアリング、さらには専業農家的な方々をメンバーとして農業振興プロジェクト会議を発足させまして、意見聴取を実施してきたところでございます。

 これらの取り組みを通じまして、本町の農業振興上求められている幾つかの施策が上がってきたわけでございます。具体的に申しますと、遊休農地の利用や農地集積を図るための組織体制、機械・施設等の高度利用を図るための施設整備、さらには消費者との交流や販路の拡大を促進することのできる拠点施設、堆肥を活用した循環型システムといったことなどが上がってきたわけでございます。

 これらの施策を具体化するに当たりましては、基本的には農業者の主体的な参加が必要ではないかというふうに考えております。しかしながら今後、平成16年度におきましては、町といたしましてもこれらをもとにさらに一歩進めた検討を行いまして、国の補助事業等の導入の可能性等について研究し、これらの施策を推進してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) 課長から答弁がありました。その中で、これまでの私の質問でも提案してまいりましたけれども、遊休農地の利用、これは市民農園等で進んでいることは一定のものとして見えてまいりました。もう一点は、消費者との交流、販路の拡大を促進するということで、消費者との交流施設といいますか都市と農村との交流施設事業というのがあると思いますが、これに沿っての事業が担当者側、つまり産業振興課を中心にして進めているというふうにも聞いていますけれども、その具体化がある程度検討されてきているのか。そこら辺できょうここで、こういう方針でこういう時期を目指して進んでいるというものがあればお答えいただきたい。

 それから、堆肥を活用した循環型発酵システムという点では、第1回農業フォーラムがこの課題を中心とした取り組みでありました。今、消費者に求められているものは、循環型農業の中から生まれる有機農法、無農薬農法、そこまでいかなくても減農薬や減化学肥料農業というものが求められていますけれども、そのことと最後に課長が言われました国の補助事業の導入について、どういうものが今あって、もし検討されているとするならばその点をお答えいただきたい。ここまで踏み込んだものは私の質問項目の中には入っていませんので、課長が認識されている範囲でお答えいただきたいというふうに思います。



○議長(吉田喜久夫君) 産業振興課長、古山正洋君。

         (産業振興課長 古山正洋君 登壇)



◎産業振興課長(古山正洋君) お答えいたします。

 今まで上がってきたいろいろな意見や施策を具体化するための今後の見通しというふうに理解してお答えさせていただきます。

 先ほど申しましたように何点かの施策が農家、そしてまた専業農家の方々から上がっておるわけでございますが、その中でこれらを取りまとめいたしまして、具体的な事業名を申しますと経営構造対策推進事業としてこれらの中に取り込んでいこうと、今、県・国と話し合いを進めております。

 その中で、平成16年度にこの事業の採択を受けられるよう現在協議をいたしております。しかしながら、まだ協議の段階でございますので、国庫補助事業という中身までいくかどうかわかりませんが、この中で3点ほど事業を進めていこうというふうに考えております。

 まず1点は、この事業を進めるに当たりまして地域関係者の合意形成、もう1点は費用対効果の基礎調査、そしてもう1点は経営構造確立構想の作成ということで、平成16年度にこの事業が採択できるよう現在話し合い中ということで、町といたしましても積極的に取り組んでまいりたいというふうに思っております。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) ぜひ大網白里町の農業は、国際的なものとも関連してくるので非常に難しさがあると思います。補助事業が即、地域住民の利益に結びつくかどうかという判断も、これまでの農業施策を見てまいりますと、国の言うとおりやってきてろくなことはなかったというのが大方の意見ですから、そこら辺も踏まえて大変難しい課題だというふうに思います。

 いずれにしましても、先ほど町長が言われましたように地産地消、地元でとれたものは地元の皆さんに消費していただく、安全・安心に向けた手だてがこれからは大きな課題でありますし、そうでなければ農業の将来もないというふうな点からも、ぜひその立場に立ってこれからの対策を進めていただきたい、このように要望しておきます。

 それでは、質問の第3は観光行政について伺いたいと思います。

 本町の観光の中心は白砂青松、雄大な九十九里浜です。その白里中央海水浴場の海の家が、現在も十数軒経営しておりますが、県からの通年貸与から季節的な貸与にするという方針が出されました。それに沿って平成11年に、これまでの建物を撤去して土地を明け渡すということが和解として成立しています。その履行期限が15年3月31日、それがさらに15年9月30日まで猶予されました。海岸適正化整備計画を進める上でも、この海の家については国・県に向けてどのような要望をされているのか、その見通し。

 和解成立をしたと。和解に参加しなかった方が今提訴されていて、海の家の撤去。県が進めようとしている方向には依然として進んでいないというふうにも受け取れますが、その見通し、方向性。まず、この海の家の問題についてお答えいただきたいというふうに思います。



○議長(吉田喜久夫君) 産業振興課長、古山正洋君、

         (産業振興課長 古山正洋君 登壇)



◎産業振興課長(古山正洋君) お答えいたします。

 海浜国有地の海の家問題につきましては、質問の中にございましたように、国・県の方針といたしまして自主撤去等の履行期限を、平成15年3月末までに占用許可を受けていない期間に係る占用料相当額の全額を納付することを条件といたしまして、平成15年9月30日まで猶予することとしたところでございます。

 しかしながら、非和解者の方々への法的措置がおくれたということなどから、公平性を図る観点をもちまして、平成15年7月7日に県土木部河川海岸課によりまして取扱説明会が行われました。この中で、平成16年9月末まで猶予されるとなったところでございます。

 この内容につきましては、平成16年9月末までに自主撤去を完了し、県や町の指導を受けて適正に利用するのであれば、平成17年から夏季の短期占用を認めるということとなっておるところでございます。この撤去指導に従わない場合につきましては、和解調書に基づいて建物の撤去に係る強制執行を行うということになっておるわけでございます。

 そしてまた、非和解者1件でございますが、平成15年1月に仮処分を行いまして、現在裁判にて係争中でございます。

 町といたしましても、国・県との連携を密にして対応してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) ちょっと気になりますのはやはり非和解者の問題ですが、一体どういう方向でいくのか。非和解者だけ旧来どおり通年海の家ができるような形を残して、和解者はすべて自主撤去あるいは強制執行という形で撤去されていくとなりますと、そこで矛盾が起きてきますし、和解した側が逆に不利益をこうむるような結果になってくる。和解といいますと、これは裁判ですから当然強制執行されるあるいは強制力があるわけですけれども、それに従わなかった者だけが救われるという結果にならないような手だて、対策というのは、どのように今後の見通しとして考えられているのか。国・県のそれに対する考え方はどのようになっているのか。簡単にお答えいただきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 産業振興課長、古山正洋君。

         (産業振興課長 古山正洋君 登壇)



◎産業振興課長(古山正洋君) お答えいたします。

 先ほど申しましたように、現在、裁判にて係争中ということでございます。この結果によるということでございますので、しばらくはその状況を見てまいりたいというふうに思っております。また、和解している方々の期限でございますが、これにつきましても、国・県といたしましては平成16年9月までというようなことが言われておりますので、その中で対応していただくということでございます。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) いずれにいたしましても、きれいな砂浜、雄大な白里海岸、九十九里浜、ここに汚点が残されないような方向に向けてご努力をいただきたいというふうに思います。

 それでは次の質問に入りますが、道の駅、クアハウスについては一緒に聞きたいというふうに思います。

 海岸地域振興を進める会から提案のあったものの一つに、波乗り道路から見える場所に河津桜等を植樹して、白里海岸をアピールして楽しんでいただけるものをぜひ実行してほしいということを15年6月議会で提案いたしましたけれども、これにどう取り組まれたのか。

 次に、道の駅構想についてですが、14年度の実施計画にありました用地買収は、建屋に係る研究が不十分なこと、あるいは地元との合意等が不足しているという観点から見送ってきたという経緯があります。地元との合意形成や施設の概要、地域に受け入れられ、また来遊客も利用できるという施設づくりに向けてどのような取り組みがなされてきたのか伺っておきたいと思います。

 続けて、クアハウスについてもあわせて伺いたいと思います。道の駅、クアハウスは本町の独自性に立った海岸振興あるいは観光振興とあわせ、健康づくり、来遊客への憩いの場として提供し計画されるものと考えますけれども、今後の方針、見通しもあわせてお聞かせいただきたいというふうに思います。



○議長(吉田喜久夫君) 産業振興課長、古山正洋君。

         (産業振興課長 古山正洋君 登壇)



◎産業振興課長(古山正洋君) お答えいたします。

 まず、6月議会での提案についての進捗はどうかといったような質問でございますが、現在、海岸地域の振興を進める会におきまして、この地域で育つ桜の品種の選定及び潮風の影響下にある環境ということから、その育成状況の観察を目的として5品種の苗木を購入して試験栽培を行っているところでございます。この5つの品種につきましては、比較的潮風に強いと言われております八重桜、大島桜、吉野桜、河津桜、陽光桜といったものを選定しておりまして、現在まだ植栽から1年を経過しておりませんので、今後の育成状況について比較しまして、この地域にどの桜が育つのか今後とも検討してまいりたいというふうに考えております。

 次に、町が進めます海岸地域の活性化策ということでございますが、白里海岸地域全体を計画区域といたしまして、海水浴場と市街地との連携が重要であるといったようなことから、今後とも、海の家の問題の整理とあわせて海岸地域の振興につながる施設の建設につきましては、マーケティング等の調査を行うなど、採算性についても十分考慮した検討を行ってまいりたいというふうに考えております。

 そして、2つの問題での今後の方針でございますが、平成14年度から進めております白里海岸活性化基本計画を平成15年度も引き続き検討しております。この中で位置づけられるよう施設計画を検討しているところでございまして、平成15年度中の策定をすべく現在努力しているという状況でございます。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) いずれにいたしましても、平成14年度に道の駅の用地買収という実施計画まで出してきたわけですから、先ほど申し上げましたような理由でそれが先延ばしにされているという観点からも、やはり一日も早い海岸振興対策が求められている。その中の施設整備計画としての道の駅の問題、クアハウスの問題、必ずしもこの2つにこだわる必要はないというふうに思いますけれども、海岸振興施策として何が今必要なのか、何が今求められているのか。全国的には、もう淘汰された道の駅も生まれてきているというような現実もあるわけですから、その中で白里海岸にとって何が必要な施設なのか、それで何が地元民から理解をされ、あるいは来遊客から利用されるものになるのかというのは、なかなか難しい問題だろうと思いますけれども、これまでも数年かけて練り上げてきたものですから、それが一日も早く実践され実行される、そういうようにぜひ進めていっていただきたいというふうに思います。

 それでは次の質問に入ります。

 排水対策について伺います。13年度末に策定いたしました排水マスタープランと基本構想、基本計画では準用河川の金谷川、小中、弥幾野、下ケ傍示、真亀川第2、各排水路を順次整備するとしていますけれども、その進捗と見通しについてお答えいただきたい。まず、この1点目を聞かせてください。



○議長(吉田喜久夫君) 傍聴者に申し上げます。私語を慎んでください。

 建設課長、三枝 孝君。

         (建設課長 三枝 孝君 登壇)



◎建設課長(三枝孝君) お答えいたします。

 排水マスタープランにつきましては、議員おっしゃるとおり1河川3地域について取り上げたところでございます。その1河川といたしましては準用河川金谷川の河川改修でございますが、2級河川小中川合流点から主要地方道山田台大網白里線交差地点までの約460メートル区間の改修計画を立案し、国庫補助事業といたしまして平成15年度に事業採択され、一部用地につきまして家屋移転補償を含め進めている状況でございます。今後、さらに事業の推進をしてまいりたいと考えているところでございます。

 次に、地域名といたしましては真亀川第2排水路、通称枝川でございますけれども、この地区につきましては、従来より排水ポンプの排水に加え水門の開閉により対応してまいりましたが、排水ポンプの老朽化及び能力不足から改修の必要性が急務となっております。平成14年度の枝川排水機場改修工事による排水ポンプの能力の改善等を行い、平成15年7月から運転開始をしておるところでございます。今後は、上流区間の排水のしゅんせつを含め施設管理に努め、改善状況を観察してまいりたいと考えております。

 次に、2地域目といたしましては小中、弥幾野地区でございます。本地区につきましては、道路側溝等の整備により改善を図ってまいりました。現在は、地区の状況を観察しながら部分的な対応を図っているところでございます。

 次に、最後の3地域目は若葉区を含めた下ケ傍示地区でございます。雨水排水整備計画を立案するに当たり、排水先であります下ケ傍示地区関係者のご理解をいただき、平成14年度に本地区の基本設計を実施し、平成15年度には調整池の詳細設計、地質調査並びに調整池予定地の敷地調査を実施しているところでございます。今後は、計画的に事業の推進を図れるよう努力してまいりたいと考えておるところでございます。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) 排水問題というのは本町の最大の課題ですから、こういうものを一日も早く解消していく努力が強く求められるわけですけれども、具体的に1点だけ確認したいと思います。

 若葉区を含めた下ケ傍示地区というふうに言われていますけれども、あの通りは、俗に言うように旭硝子の通りと呼んでいいと思うんですが、あの通りの右側が若葉区とか下ケ傍示に当たるわけですが、その左側の排水不良区域がありますね。区でいきますと7区、8区、清水の一部が入るんでしょうか。そこについては今の計画の中でどういうふうに位置づけられているか。全く別な角度から次に取りかかるということなのか、一部これに取り組むという考え方を持っているのか。どういうふうに検討されているのか伺っておきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 建設課長、三枝 孝君。

         (建設課長 三枝 孝君 登壇)



◎建設課長(三枝孝君) お答えいたします。

 現在の計画の中では、旭硝子通りが分水嶺となっておりますので、質問にありました区域につきましては現在の下ケ傍示地区の中には取り入れておりません。計画といたしましては、また別の計画の中で検討するような形になります。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) 全町的にかなり排水不良の区域が散在しているわけですけれども、私は今挙げました細草7区から8区、とりわけ8区から清水境の周辺の排水不良というのは、恐らく全町的でも一番悪いんではないかというふうに思います。面積的に規模が小さいということと、そこに住まわれている方が静かにされているからなのか、いずれにしましても、ここはやはり排水を早急に解決しなければならない場所だというふうに考えます。ぜひ現地も見られていると思いますので、旭硝子の通りから細草の8区会館に向けた道路沿いの左側については、宅地整備されていますから比較的排水問題が少ないようですが、右側は非常にひどい状態ですから、ぜひ念頭に置かれて早急な対策をとられるように要望しておきたいと思います。

 次に、汚水対策について伺いたいと思います。

 これまでの農業集落排水事業やコミュニティ・プラント事業が公共事業に一本化されるような形で、汚水適正処理構想の全体計画として整備することになりました。現在までの整備状況、そして今後の見通しはどのように進められていくのか。特に、緊急度の高い地域の整備をどう図っていくのかお聞かせいただきたい。

 具体的に幾つか地名を挙げてお聞きしたいと思います。都市計画区域内の富田東地区については、現在までに一部で整備が進んでいますけれども、一向にその見通しすら立たないようなところもあるというふうに聞いていますが、整備の完了までの見通しを伺っておきたいと思います。

 いま一点は、下水道整備促進の要望のあった上貝塚団地、これは今正式な名称はどういうふうに呼ばれているのか、旧県営住宅跡地を含めたあの団地周辺の下水道整備の促進についてはどのような計画、見通しで、完成年度はいつなのかお聞かせいただきたいというふうに思います。



○議長(吉田喜久夫君) 下水道課長、片岡隆男君。

         (下水道課長 片岡隆男君 登壇)



◎下水道課長(片岡隆男君) お答えいたします。

 まず、全体的な整備状況並びに今後の見通しについてでございますけれども、昨年4月に策定いたしました汚水適正処理構想により、非下水道計画区域を含め1,970ヘクタールが公共下水道区域として位置づけられました。そのうち、現在までの整備済み区域は467ヘクタールでございまして、残事業が1,503ヘクタールで、その工事費は約260億円と見積もられております。完成までにはまだ多くの年数を要するものと考えています。

 今後の整備についてでございますが、現在整備中の市街化区域553ヘクタールの整備が405ヘクタールしか完了しておらないことから、当面は残り市街化区域の整備に全力を尽くしてまいりたいと考えています。そして、残り市街化区域140ヘクタールの今後の整備の見通しでございますが、国・町の厳しい財政事情の中で段階的に整備を行うことになりますが、整備地区の選定につきましては整備の必要性、緊急性、地元の意向等を十分勘案し、県と協議検討を行い選定してまいりたいと考えています。

 続きまして、具体的な地区の整備予定でございます。富田東地区でございますけれども、富田東を中心とする地区につきましては、平成13年3月に下水道工事に着手するための事業認可を受け、平成14年度から工事に着手し、今年度末で約3.1ヘクタールの整備が完了する予定でございます。

 当地区の道路は私道が多く、私道に下水道管を埋設するために、すべての地権者の皆様から起工承諾をいただきながら工事に着手しています。起工承諾を得る作業につきましては、地元役員の皆様を始め多くの皆様にご協力をいただいているところでございますが、まだすべての地権者から承諾をいただけていない現状でございます。未承諾の私道についても早期に工事着手できるよう、引き続き起工承諾の取得作業を進めながら整備を進めてまいりたいと考えています。

 続きまして、上貝塚地区の整備の予定でございますけれども、上貝塚地区につきましては、公共下水道の全体計画区域ではありますが、下水道工事に着手するための県の事業認可を受けておりません。現在、事業認可区域の拡大について検討する時期に来ておりますので、当該地区を含め認可区域の拡大について、今後県と協議検討してまいりたいと考えています。

 したがいまして、当地区の下水道の整備時期につきましては現在のところ未定ですが、地元の要望を踏まえまして、今後の事業の進捗状況や財政事情、整備の緊急性等を十分勘案した中で整備計画、時期を検討してまいりたいと考えています。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) 今、課長から答弁がありましたけれども、まだ上貝塚地区については県の事業認可を受けていないということですから、さらにおくれるというふうに見ざるを得ないわけですけれども、一日も早い認可と着工に向けた努力をしていただきたい。

 もう一つ、もうちょっと突っ込んで聞きたいと思いますけれども、富田東地区の中でも一つは旧柿★地区に接近した周辺、それから県道から北の方に入りますと排水路がありますね。そこが非常に悪臭を放っていて困ると。それから県道の右側、つまり北飯塚に入りますか、そこにもそういう場所があるわけですけれども、私道が多いということから住民との合意が得られない、その中にそこが入っているのか。

 つまり、郵便局の側と郵便局の反対側の県道沿いの下水道整備計画、それから柿★地区に接近した、もとはここも富田東ですけれども山林を開発したミニ団地、この3カ所については私道が非常に多いわけですけれども、どのような見解、見通しをお持ちなのかあわせて伺っておきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 暫時休憩いたします。

              午前11時57分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

              午前11時59分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり

      萱生敏雄君



○議長(吉田喜久夫君) 再開いたします。

 下水道課長、片岡隆男君。

         (下水道課長 片岡隆男君 登壇)



◎下水道課長(片岡隆男君) お答えいたします。

 上貝塚地区につきましては、先ほどご説明しましたようにまだ事業認可を取得しておりませんので、今後の整備についてはまだ明確にお答えできません。

 それから、県道の富田東の右側の地区でございますけれども、その地区につきましても一部にいわゆる私道地がございますので、今後とも取得に努めて整備に入りたいというふうに考えています。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) 一つは、富田東の柿★地区に接近した場所というのは、上貝塚とは違いますので、課長はちょっと勘違いされているんですけれども、その点は指摘にとどめたいと思います。要するに、富田東の柿★地区に接近した場所についてはまだ事業認可がおりていないということですから、あわせて事業認可がおりるように努力していただきたい。

 それから、私道の関係から地元との合意がおくれているという点についても最大の努力をされて、一日も早く都市計画区域に編入されて、下水道供給区域に入っているわけですから、そこに住む方々が安心して生活できるようにこれからも努力をいただきたいというふうに思います。

 それから、もとに戻りますけれども、排水計画の中で2点目を質問するのを後に送ったためにそれを省いたような格好になりますので、改めてお聞かせいただきたいというふうに思います。

 排水対策の2点目は、これまで町議会に提出され、陳情あるいは請願が議会で採択された案件の件数、具体的な場所、工事内容、実施済みの箇所、進捗状況、今後の見通しをできるだけ具体的にお答えをいただきます。困難なもの、その検討された内容等について簡明な答弁をいただきたいというふうに思います。



○議長(吉田喜久夫君) 建設課長、三枝 孝君。

         (建設課長 三枝 孝君 登壇)



◎建設課長(三枝孝君) お答えいたします。

 ご質問の排水対策に関する請願並びに陳情に係る議会採択案件でございますけれども、平成8年度から平成15年度までの8年間で11案件ございます。この中で5案件につきましては平成15年度までに実施済みでございます。さらに調査設計中のものが堀畑、経田、上谷新田、清名幸谷地区から提出されました3案件であり、地元地区との調整及び敷地調査を実施しており、調整が完了次第、計画的に実施してまいりたいと考えております。

 なお、未実施のものにつきましては、細草ひまわり会、北飯塚、柳橋地区から提出された3案件で、要望路線の改修のみでは効果が発揮できないもの、また近隣に排水先の確保が困難なもの等の周辺状況を含め、今後も引き続き検討が必要であるものと考えているところでございます。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。



◆(内山清君) 私の方の質問が若干前後した点はおわびしたいと思います。課長から答弁がありましたので、議会に出された陳情、請願に対して建設課が取り組んできた排水問題がおわかりいただけたというふうに思います。

 それでは5点目に入りたいと思います。5点目は町長の事務方針に対する質問でありますけれども、1点目に三位一体改革の具体的な内容と公表される見通しについて、2点目は通所授産施設の整備計画について、3点目は軽度生活支援事業について、4点目は軽油代替燃料のリサイクルについて聞きたいと思っています。

 時間の関係で、最初の三位一体改革の具体的な内容というか、政府がどういうふうな形でいつ公表するのか。町長の事務方針でも提案理由の中でも、不透明なために予算が非常に組みづらい、そういうふうな発言が各所に出てきたというふうに思います。これについては、やはり町長として国に対して明らかにさせる必要がありますし、明らかにさせていかなければ予算執行、あるいは予算を組む上でも大変大きな問題を残すことになりますし、国がはっきりしてくれれば住民要求にこたえた形で予算が組めるものが先送りにされるというこの現実を直視して、それを担当される町長、あるいはとりわけ財政課長がその辺についてどういうふうにとらえ、今後取り組んで、この問題について一日も早く不透明が透明なものになるように考えられているのかお答えいただいて、質問を締めくくりたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 三位一体改革の内容についてお話ししたいと思いますけれども、国と地方のあり方を改革する三位一体改革の中身は、まだまだ不透明ということで今までお話ししてまいりました。私どもが財政的に将来のまちづくりの中でシミュレーションを組むにしても、一体どうなるんであろうかと。交付税を減らしますよ、補助金はなくなりますよという国の方針の中で、姿が明確でないということは、我々がまちづくりの中でも苦慮している大きな原因でございます。

 そういう中で、国の国債依存体質の財政運営を始めといたしまして、県の平成15年度決算では2年連続赤字決算が見込まれるなど、極めて厳しい財政事情という背景があることから、国庫補助金や交付税といった依存財源は確実に減少していくことが見込まれる中で、税源委譲等が改革と展望の争点となっているわけであります。

 今後は、本町も地方分権の推進とともに自主自立を目指すため自主財源の確保に努め、安定した行財政基盤を構築していく必要があるというふうに認識しております。ご指摘いただきました点をよく踏まえ、地方の声を積極的に郡の町村会などを通じながら国へ働きかけていきますとともに、本町も含め他市町村にありましても極めて厳しい状況にあるわけでございますから、早期に三位一体改革の全容を明らかにすることを国に求めていく所存でございます。

 以上であります。



○議長(吉田喜久夫君) 内山 清君。

 時間が来ておりますので簡潔に願います。



◆(内山清君) 時間内にちゃんと終わります。

 町長から三位一体改革国が財政方針を示さない不透明な面から非常に予算編成上も苦慮されているという答弁がありました。

 最後に、これは12月議会でも伺っていますが、高額医療費の受領委任制度の採用について、答弁漏れでもありましたので担当課長の答弁を聞いて、終わります。



○議長(吉田喜久夫君) 保険年金課長、池田清治君。

 簡潔に願います。

         (保険年金課長 池田清治君 登壇)



◎保険年金課長(池田清治君) お答えいたします。

 医療費等の受領委任についてのご質問ですけれども、これにつきましては現在、柔道整復師の施術に係る療養費について実施されております。高額医療費等の受領委任制度につきましても、被保険者の方々の利便に配慮した対応を図れるよう、今後、県・医療機関等に対し要請してまいりたいと考えております。

 以上です。



◆(内山清君) 終わります。



○議長(吉田喜久夫君) 暫時休憩いたします。

 なお、午後1時から再開いたします。

              午後0時10分 休憩

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              午後1時00分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり

      萱生敏雄君



○議長(吉田喜久夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、北田雅俊君の発言を許します。

 北田雅俊君。

         (北田雅俊君 登壇 拍手)



◆(北田雅俊君) 皆さん、ご苦労さまです。五月会の北田です。

 私は、「あなたの思いを町政に」を政治信条、そして一つの信念として町民の方々の思っていること、考えていることを町執行部に伝え、ただしてまいりたいと考え行動を続けております。

 さて、巷間、町内のそちこちで合併をしないと町の財政が数年のうちに破綻してしまうという声を聞きますが、このことは何も大網白里町だけの問題ではありません。日本の国そのものが毎年多額の国債を発行し、収支の帳じりを合わせているのが現状であり、また千葉県の平成14年度決算は46年ぶりの赤字で、15年度も赤字決算の見込みとのことであります。

 そして、県内の市町村は一部を除きほとんどが財政危機であることは間違いなく、決して大網白里町だけが例外ではございません。仮にどこかの市町村と合併したところで、財政の状況がよくなるわけではなく、財政、金のことを心配する人の数が減るだけの話であります。どことも合併をしないで単独で進むことについては、今後徹底した行財政改革を遂行すれば十分可能であると思います。一般会計の原則であります「入るをはかって出るを制す」、すなわち自分の身の丈に合ったことをすればということであります。

 なお、合併についてはいまだいろいろな意見がありますが、町長の言う「当分の間は単独で」の考えを終始ぶれることなく進められるようお願いしておきます。

 以下、発言席から一般質問を行います。

         (北田雅俊君 発言席着席)



○議長(吉田喜久夫君) 北田雅俊君。



◆(北田雅俊君) それでは、通告に従って一般質問を行います。

 初めに、行政改革について質問いたします。

 ここ数年、行政改革という言葉が多く使われておりますが、決して目新しいものではなく、何十年も前から言われていることであります。制度的には昭和50年代以降で見ますと、昭和56年7月に国の諮問機関であります臨時行政調査会、いわゆる臨調ですが、行政改革に関する第1次答申が出され、その後数回補足され、58年3月に第5次答申が最終答申の形で出されております。

 第1次答申の地方公共団体についての項目の中で、今回の私の質問に関係する部分を抜粋してみますと、「社会福祉施設、社会教育施設等の公共施設については民営化、管理運営の民営・民間委託、非常勤職員の活用、地域社会のボランティア活動の活用等を地域の実情に即して積極的に推進する。学校給食業務については共同調理場方式への転換、非常勤職員の活用、民間委託等を、清掃業務については民間委託をそれぞれ地域の実情に即して積極的に推進する。」とあり、第3次答申の中にも事務事業の合理化で、「民間委託等により実施することが可能な事務事業について民間委託等を推進すること」とあります。

 答申が出された以降、ほとんどの自治体で行政改革が余り進展していませんでしたが、地方分権の推進あるいは財政危機に対応するため、ここ数年、名前を変えてはおりますが、どの市町村も行政改革に関する計画を策定し、行政改革に取り組んでいるのが実情であります。

 そこで質問の第1点として、大網白里町でも当然行政改革について全庁、役場を挙げて推進されていることとは思いますが、その概要、進捗の状況、効果等について質問いたします。時間の関係もありますので、まとめて以下質問いたします。

 なお、今の問題の第1点を総論とするならば、これから申し上げる2点目以降は各論ということでご理解いただきたいと思います。

 2点目は、学校給食の民間委託についてであります。

 私は過去の議会で、学校給食を民間委託にする考えはないかというタイトルで一般質問を行いました。そのときの担当課長の答弁は、前向きに検討するということでした。大体、検討するというのは、やるのかやらないのかまことにあいまいでありますが、聞いた方からすれば近いうちにやるだろう、民間に委託するだろうと私なりに考えておりました。私は質問した際に、給食調理員のうち正規の職員が定年で退職するまで年数がかかってもよいから、段階的・計画的に民間に委託すべきであるとそのときに申し上げましたが、東金市は十数年かかって民間委託に全部切りかえたという話をいたしました。ですから、教育委員会として民間に委託する考えがあるのかどうか、前向きにどのように検討されたかを伺いたいと思います。

 私がかつて質問した際、その後に民間に委託するどころか、逆に調理員を正規の職員として採用しております。ということは、前向きに検討されたかどうかはわかりませんが、結論は教育委員会ではやらないと、そのように理解できると思います。

 町内の学校給食は、大網東小学校が昭和62年の開校に合わせて民間委託にいたしましたが、その後の開校、すなわち増穂中学校、増穂北小学校及び季美の森小学校のいずれも民間に委託することなく、町で行っております。行政に一貫性がないとよく言われますが、まさにその典型的なものと言えるのではないでしょうか。

 大網病院の前身であります郡南病院で、昭和60年に少しでも町からの繰入金を減らそうとそういうことで、給食業務を民間に委託いたしました。これは現在も続いておりますが、当時、教育委員会で郡南病院での委託の状況を見て、大網東小の給食を民間委託に踏み切ったという話を聞いております。そこで、教育委員会として、大網東小以外の小・中学校の給食を民間委託にすることについてどのように認識されているのかお伺いいたします。

 3点目は、幼保すなわち幼稚園、保育所の一元化についてであります。

 本町でも著しく園児が減っている幼稚園及び保育所がありますが、今後、幼稚園と保育所の一元化を図ることについてはいかがでしょうか。既に実施している団体があり、また先進地を視察するとして調査・研究している団体もありますが、大網白里町の場合はどうなのかお答えください。

 4点目は、学区の見直しについて質問いたします。

 大網中学校の分離校はいつ着工されるのか不透明であり、そして町内の小・中学校で児童・生徒がふえている学校がある反面、減少している小学校がありますので、この際学区を見直し、再編することについて検討してはと考えますがいかがか質問いたします。

 5点目は、臨時職員の任用であります。

 このことについては、先ほども触れた臨調の答申にもありますが、本町では庁舎の受付あるいは図書室等に委託や臨時という形で常時、または各課等に期限つきの地方公務員法を適用されない職員がおります。箇所によっては、必ずしも正規の職員ではなく臨時または委託の職員で対応できる箇所もあるはずであります。ある市では経費、特に時間外の節約のため、選挙の際の名簿対照係を臨時職員で対応しようとしているところもあります。経費の節約上からも臨時職員の多用、多く採用することについて検討すべきであると考えますが、いかがでしょうか。

 続いて6点目、房総平和園についてであります。

 房総平和園で4月から給食を民間委託にするとのことでありますが、房総平和園の姉妹施設であります北海道帯広市の東明寮は、平成12年に施設そのものを民間というか法人組織で運営するようになったそうですが、房総平和園は、町での運営を民間にゆだねることについて検討されているのかどうか伺います。無論、現在正規の職員が大勢おりますので、今すぐ実施ということについては当然困難でありますが、昭和56年の臨調の第1次答申でも指摘されていることであり、検討すべきであると思います。

 なお、私は決して房総平和園の存在そのものを否定するものではありません。昭和32年に町内、南横川の篤志家から救護施設のためにと1町歩余の土地が寄贈され、その熱意が時の内山町長を動かし、千葉県下でも唯一の町立救護施設として開設され現在に至っている歴史は、大切にしなければならないと思います。房総平和園があることは町の誇りでもあり、とこしえにあの地に社会福祉施設としてあってほしいと思います。

 ただ、房総平和園があの地にあることとそれをだれが運営するかについては、今後一つの検討課題であることは間違いのない事実であると思います。検討の有無についてお答えください。

 7点目は、ガス事業についてであります。

 大網白里町のガス事業は町営、町で行っておりますが、ガス事業については公営で行う必要性はなく、近隣の千葉市や茂原市を始めほとんどの市では、初めから民間の企業で供給しております。本町の場合、供給を開始したときの経緯を考えれば町営以外に方法はなかったでしょうが、町営での使命は十分果たしたと思います。そして現在はまさに行政改革のときであり、業務を引き継ぐ企業があれば譲渡することを検討する時期ではないでしょうか。大網白里町とほぼ同時期に供給を開始した近隣の市や町で、既に民間企業に譲渡または譲渡することを検討している団体もあるとのことですが、本町はどうなのか伺います。

 以上7点についてお答えいただきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 総務課長、鈴木行夫君。

         (総務課長 鈴木行夫君 登壇)



◎総務課長(鈴木行夫君) 総論的なことを私の方からお答えしたいと思います。

 行政改革に関します経緯を申し上げますと、昨年2月の定例町議会において町長から、近年の社会情勢の変化や住民ニーズの多様化等に対応するとともに、緊迫しております行財政運営に対処するため、行財政改革大綱の実施計画を策定していきたい旨の事務報告がございました。その後、体制を整えまして昨年の7月から総務課、財政課、企画政策課を中心に検討を始め、これまでのところ実施計画策定までのフローチャートの策定、助役を本部長とする行財政改革推進本部の組織化をそれぞれ行い、現在は実施計画のメニューについて検討しているところでございます。

 方針といたしましては、財政の健全化に重点を置いた事務事業の見直し、組織機構の見直し、定員及び給与の適正化等を実施することにより行政コストの縮減、公正かつ効率的な住民サービスの向上でございます。具体化はしておりませんが、例えば特別会計の事業について業務の大幅な民間委託を行ったり、徹底した経費の合理化等による支出の削減や人員の削減、あるいは繰出金等の削減を図ることが考えられます。また、民間の施設が充実したことにより利用者の少なくなっている公共施設は廃止あるいは整理・縮小をすることにより、同様の人員の削減や支出の縮減を図りたいと考えます。

 いずれにいたしましても、考え得る限りのメニューを検討し、関係者の協力のもと速やかに策定を計画するとともに実施してまいりたいと考えております。

 それと、5点目の臨時職員の任用についてでございますが、これは社会保険等のいろいろな制約もございますが、できる限り臨時職員は対応していきたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 管理課長、佐藤重雄君。

         (管理課長 佐藤重雄君 登壇)



◎管理課長(佐藤重雄君) それではお答えいたします。

 私の方からは学校給食事業の民間調理委託について、幼保一元化について、そして通学区域の見直しの3点についてご答弁させていただきます。

 まず、学校給食事業の民間調理委託についてですが、大網東小学校1校がご存じのとおり昭和62年4月の設立から調理業務を委託し、行政と民間の役割を明確にするとともに安全性の確保を図り、給食の提供に努めてまいりました。

 教育委員会といたしましては、町行政の運営の効率化と財政状況の健全性を図るため、行財政改革が実施される中で、給食調理業務の外部委託は避けて通れないことであると認識いたしておるところでございます。そこで、去る1月27日に関係機関及び学識経験者から成る大網白里町学校給食事業検討審議会を開催し、学校給食事業の現状について報告いたしたところでございます。

 今後は、学校給食の運営方法等について同審議会へ諮問いたしまして、給食調理員の身分保証等も勘案しながら、調理業務の民間委託などにつきまして検討願ってまいる所存でございます。

 続きまして、3点目の幼保一元化の推進についてですが、幼保一元化の意義の大きさは十分理解いたしておるところでございます。

 さて、国におきましては、中央教育審議会の初等教育分科会の幼児教育部会が昨年10月16日に開かれ、幼児教育のあり方について包括的に検討すると正式決定しております。その中で幼保一元化の問題について、教育と保育を一体化させる総合施設の設置は平成18年度までに検討するとしております。このような状況にかんがみまして、本町におきましては、国の動向を注視しながら幼保一元化について調査・研究してまいりたいと考えております。

 続きまして、4点目の通学区域の見直しについてですが、これは学校教育法施行令第5条により、教育委員会は就学すべき小学校及び中学校を指定しなければならないことが規定されております。

 教育委員会といたしましては、保護者や地域住民が学校との連携を深めつつ子供を育てること、さらに学校区の存在が地域コミュニティの形成に重要な役割を果たしているという観点から、また例えば子供が1校に集中することによって選択の実施などさまざまな問題が生じることも予想されますので、無条件の学校選択制度は実施しておりません。しかしながら、体が弱いことやいじめ等の問題があることなど家庭の事情を考慮し、保護者の申請が相当であった場合には、通学区域制度を弾力的に運用しております。

 ご指摘のように通学区域につきましては、通学距離、学校に在籍する児童・生徒数等を十分踏まえて検討することが必要と思われます。町内の小・中学校の児童・生徒数のばらつきに伴い、新たな通学区域に再編する場合も考慮しなければならない重要な課題と思われます。学校の適正配置とあわせて検討することが求められますが、行政側の都合のみによる区域設定にならないように、地域性や保護者等のニーズ、児童・生徒数の将来予測を的確に把握しながら調査・研究を重ね、必要に応じて大網白里町通学区域審議会にお諮りしながら、地域の実情、保護者ニーズなどを十分に考えながら検討してまいりたいと考えております。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 房総平和園長、古川和扶君。

         (房総平和園長 古川和扶君 登壇)



◎房総平和園長(古川和扶君) お答えいたします。

 房総平和園では、平成16年度から調理業務を民間に委託いたしますが、管理運営までの全面委託につきましては検討するまでには至っておりません。姉妹施設であります北海道帯広市東明寮は、平成12年度から社会福祉法人に全面移管されました。ほかに市町村立の施設でも法人に委託された救護施設もありますので、今後においては、委託されるまでの経緯や委託の方法、職員の処遇などを調査・研究いたしまして、関係課であります総務課とも協議してまいりたいと思っております。



○議長(吉田喜久夫君) 税務課長兼ガス事業課長、鵜沢邦男君。

         (税務課長兼ガス事業課長 鵜沢邦男君 登壇)



◎税務課長兼ガス事業課長(鵜沢邦男君) お答えいたします。

 都市ガス事業につきましては民営・公営にて運営されておりまして、平成15年4月現在の都市ガス事業者は229団体で、そのうち59団体、割合にいたしますと約26パーセントが公営企業となっております。現在、民営化につきましては、平成15年度で2団体が事業譲渡の方向であり、1団体が新会社を設立する予定で、今後も公営は減少していくのではないかと推測しております。

 県内の状況を申し上げますと、19団体中7団体が公営企業でございます。ちなみに、近隣では成東町が平成7年に民営化されております。

 本町のガス事業の経営状況につきましては、各事業年度ごとに収益の減少傾向が見られ、今後におきましても、通常の維持管理に加えて経年管対策など、諸経費の増加が予想されますことから、さらに経常経費の節減、事務の合理化に努めてまいりたいと考えております。本町の場合、行政区域内での普及率は平成15年4月時点で58.2パーセントの需要家にご利用いただいていることから、現段階での事業譲渡については検討しておりませんが、今後は、町行財政改革推進本部において議論していただく内容ではないかと理解しております。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 北田雅俊君。



◆(北田雅俊君) 今、それぞれ担当課からお答えいただきましたが、私がこの役場の中が寒くていけない、暗いという話をしたために財政課長は大変な思いをしている。先ほどの鈴木総務課長の話ではありませんけれども、総務課長、財政課長が幾ら2人で力んでみたところで、全体の課長が真剣に取り組まなかったら一向に進まない。みんなでひとつ行政改革については考えていただきたい。

 今お話を聞いていると、余り積極的なという話には聞こえてこなかったんです。教育委員会の給食の問題にしても、検討委員会にだれにと。私は、教育委員会の考え方を聞きたかったわけです、どうなんだと。それぞれ担当課長の積極的な考えを、それこそ町の計画を待つのではなく自分自身こう考えるんだと、そういう意見をもっともっと述べてほしいと思います。堀内町長のお考えもいろいろあるでしょうけれども、総務・財政両課長の考えだけではなくて、みんなで行政改革に真剣に取り組んでいただきたいと思います。

 よく言われます、あすの天気はだれも変えられないと。しかしながら、あすの行政はみんなの意見で変えることができます。今後、単独で町が生き抜くためにも、行政改革がなお一層推進されることを念願して、この項を終わりにしたいと思います。

 次に大きな項目の2番目、福祉について質問いたします。

 初めに、聴覚障害の方への対応について伺います。なお、ほとんどが昨年の2月議会での質問と重複しますが、ご了解いただきたいと思います。

 1点目は、役場に手話通訳士を設置することについてであります。

 なお、今、手話通訳士と申し上げましたが、通訳士は国家資格でその数も限定、少ないということでありますので、この場合、通訳士を手話通訳者というふうに聞いてほしいと思います。その手話通訳士を、それが不可能なら当分の間の措置として手話ができる人を採用することについて質問いたします。

 昨年このことを質問したところ、担当課長は、「臨時職員を採用する際に日常的な手話のできる人を条件にしたい」と答弁されましたが、その後どうなりましたかお伺いいたします。

 去る1月25日に開催されたボランティア団体、手話サークル歩の会創立20周年記念大会のスローガンにも「大網白里町に手話通訳士の設置を」がありましたが、まさにそのとおりで、必要性は十分あると思います。ただ、大網白里町として障害者計画の趣旨を尊重し、15年度から歩の会と共催して手話奉仕員養成講習会を開催し、手話通訳士の育成に努めていることについては高く評価したいと思います。これからも障害者計画の実行のため、一層の配慮、努力をされるよう担当課にお願いいたします。

 先ほど、歩の会と申し上げましたが、町内に幾つかあるボランティア団体の一つで、日ごろからサークル活動を続け、聴覚に障害のある方々のために手話で通訳をするほか、日常生活で情報を提供するなど、20年余りにわたって幅広く活躍している人たちの会であります。

 2点目は、緊急通報システムについてであります。

 防犯や火災等、万一の場合に備えて緊急通報システムを設置することについては余り進展していないようですが、その後どのようになったでしょうかお伺いいたします。

 3点目は、災害の場合などにJR大網駅で案内の表示をしていただきたいので、大網駅に要望してほしいとお願いいたしましたが、その後どのように進展されたかお伺いいたします。

 なお、これはお願いですが、町が関係する各種のイベントなどで放送が聞こえないで困ったことがあるとのことであります。具体的に言いますと、紅白もちあるいは卵等を配るときに人が大勢集まっていますが、今何をしているか耳の不自由な人はわかりません。わからないことが再三あるということであります。ぜひプラカード等で表示してくださるよう、関係の方々にお願い申し上げます。

 以上、聴覚障害の方への対応について3点質問いたします。



○議長(吉田喜久夫君) 健康福祉課長、金坂重信君。

         (健康福祉課長 金坂重信君 登壇)



◎健康福祉課長(金坂重信君) お答え申し上げます。

 昨年の2月定例議会においてもご質問がありましたが、役場受付等への手話通訳者の設置につきまして、さきの答弁後、昨年4月の広報紙により福祉課配置の臨時職員で手話通訳の有資格者を募集いたしましたところ、残念ながら申し込みはございませんでした。

 15年度の千葉県内におきます手話通訳者の設置市町村数は、千葉市、市川市を始め18市となっている現状でございます。この設置につきまして、千葉県から派遣事業等を委託されております千葉県聴覚障害者連盟に相談したところ、有資格者の紹介はできるが採用は正職員並み等の諸条件があるとのことでございました。これにつきましては、さらに千葉県聴覚障害者連盟や関係各課と協議いたしまして、設置に向けて検討してまいりたいというふうに考えております。

 また、現在町内にございます自主ボランティア組織であります手話サークル歩の会と共催しております手話奉仕員養成講習会を、平成15年度に引き続き16年度も計画しております。聴覚障害者の方々の日常生活の手助けをしていただけるボランティアとして、手話奉仕員の養成を今後も実施してまいりたいというふうに考えております。

 続きまして、緊急通報システム関係についてお答え申し上げます。

 現在、町で実施しております高齢者及び重度障害者対応用緊急通報装置のシステムでは、電話による相互の会話を基本としておりますので、聴覚障害者の方にはファクスとの併用であれば対応も可能であると思われます。しかしながら、これですと時間がかかり過ぎますので、対応には万全ではないと考えております。現在、聴覚障害者の方々の行動範囲の拡大にも適応できる、携帯電話を利用したメール110番等の緊急メール受信体制も普及しつつあるというふうに聞いております。これらも参考にしながら、今後とも検討してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 企画政策課長、北田光夫君。

         (企画政策課長 北田光夫君 登壇)



◎企画政策課長(北田光夫君) お答えいたします。

 ご質問の電光掲示板の設置要望につきましては、千葉県JR複線化等促進期成同盟を通じて、統一要望書といたしましてJR東日本本社、東京支社、千葉支社に対して要望活動を行っております。本年度の統一要望書において、JR施設整備に係る町要望書では最優先に要望しているところでございます。しかしながら、千葉支社に問い合わせたところ、設置の目安としては一日の乗降客数により検討されており、また機器が高額であることから、設置台数は限られている旨の回答がございました。

 駅利用者への利便性・安全性を確保する観点から、電光掲示板設置までの対応といたしまして、JR大網駅と話し合いまして、ストライキ情報、列車の運休等の情報については、大網駅においては掲示等により表示が図られていると聞いております。

 なお現在、列車1本の乱れ及び三、四分のダイヤの乱れまでは対応が図られていないことから、今後も大網駅に対しまして、利用者へのサービス向上のため一層の改善が図られるように要望を行ってまいります。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 北田雅俊君。



◆(北田雅俊君) それなりにご努力いただいていることについては評価いたしたいと思います。

 なお、福祉課の手話通訳士は、冒頭にもお断りいたしましたが、もし通訳士も問題があるならば手話のできる人、そういうことでご配慮をお願いしたいと思います。

 次へ進みます。

 福祉についての次は、車いすあるいは松葉づえの方が役場へ来て、2階、3階に用事があるときは受付から電話で連絡して、担当者がおりてきて面会し用事を足しているそうですが、問題はその場所であります。現在、玄関ロビーに机といすを置き、それなりの場所を確保されておりますが、逆にそれが邪魔になることがあります。適切な場所の確保、設置についてはいかがでしょうか。

 もう一点、役場庁舎と保健文化センターには身体障害者用のトイレがありますが、中央公民館にはありません。過日、公民館にいた人が役場まで用を足しに来たそうであります。ぜひともこの際に検討していただきたいと思いますが、以上2点についてお答えください。



○議長(吉田喜久夫君) 健康福祉課長、金坂重信君。

         (健康福祉課長 金坂重信君 登壇)



◎健康福祉課長(金坂重信君) お答え申し上げます。

 障害者の方が役場庁舎へ来庁された場合の相談場所等の確保についてでございますが、議員のご指摘のとおり、現在は1階ロビー等で相談をお受けしているのが現状でございます。保健センターには一昨年相談室を設置いたしましたが、これらを有効に活用しながら、ご指摘の件につきまして、管理担当課と今後協議してまいりたいというふうに考えております。

 また、中央公民館につきましても同様に、公民館の方と設置に向け協議してまいりたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 北田雅俊君。



◆(北田雅俊君) そういうことで検討をお願いします。

 次に、瑞穂小学校前の道路について質問いたします。

 瑞穂小学校正門前の歩道並びに道路は、雨水により土手から流れ出た砂質土砂がたまり、常日ごろ相当量の細かな砂ぼこりが沿道の民家に舞い込んでいるとのこと、及び簡易舗装がほころんだ舗道からは砂利が道路並びに民家に飛び込んでいることについては、担当課長は現場を見ており承知のことと思います。

 なお、道路幅が4.5メートルと狭いため、雨が降る日は児童の送迎の車で混雑し、また運動場でサッカー等の試合がある際にも関係者あるいは来賓の車で沿道の住民の自家用車が動きがとれなくなることも再三ある等、生活道路としての機能が奪われている一面もあります。これを改善するためには、一時的には早急に学校わきの砂・砂利等を片すことも方法ですが、抜本的には歩道を含めた道路全体を改良する必要があります。

 町では、体育館のわきを通り抜ける道路の延伸とあわせ、瑞穂小学校正門前の歩道並びに道路を整備していきたいと言いますが、この延伸計画は、沿道並びに近隣住民との話し合いがうまく進んでいないということでいつになるかわからない状況であります。現実の話として、そこに住んでいる人たちはもう十数年住んでいるわけであります。そういう人たちが砂利、砂ぼこりや車両の混雑等で困っているのは事実であります。

 また、スピードを出して走る車が道路に転がっている砂利をはね、万一児童に当たったら大変でございます。町の管理責任を問われかねない危険性もあり、それなりの対応を図るべきと考えますがいかがでしょうか、お答え願います。



○議長(吉田喜久夫君) 管理課長、佐藤重雄君。

         (管理課長 佐藤重雄君 登壇)



◎管理課長(佐藤重雄君) お答えします。

 瑞穂小学校前道路の整備につきましては、地元住民の意向等を過去の経緯を踏まえまして関係課と協議いたしてまいりましたが、今後とも、地元の動向を注意深く見守りながら対応策を検討してまいりたいと考えております。なお、緊急の措置として、正門側土手の砂防処理が必要と認められますことから、早急に対策を検討してまいりたいと考えております。

 また、正門前の通学路について砂利の飛散があるとのことですが、当分の間は、学校と調整して児童への指導の徹底を図りますとともに、道路清掃などを継続して実施してまいる所存でございます。



○議長(吉田喜久夫君) 北田雅俊君。



◆(北田雅俊君) 極めて優等生的なお答えをいただきましたが、聞いているうちにわからなくなってきた部分があるんですが、いずれにしてもあそこに住んでいる人たちのことを考え、とにかく道路だけでも先にやって、その後話し合いをする。これは地元の方々の理解を得られないとかいろいろな問題があるようですが、まず早急に道路をつくってその後理解を得たい、そういう答えは出ないんですか。町長、いかがですか。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 瑞穂小学校の前の道路の件につきましては、私が文教福祉常任委員会にいるころから大変地元の皆さん方のご協力が得られにくいということで、委員会といたしましても大変苦慮してまいったところでございます。

 いずれにいたしましても、学童の安全性並びに通学の利便というものを考えなければならない問題でございまして、住民の皆さん方にすれば、道路が整備されれば車が往来して非常に危険だというのが大きな理由だったと思いますけれども、そういった中で整合を図っていく中で、やはり住民の皆さん方の理解が一番大事なことでございます。私どもも努力は惜しみませんけれども、一般道路の整備についてもそうでございますが、やはり境界の問題あるいは協力性の問題、いずれにいたしましても住民と行政が一体となった上で整備を図っていく必要があろうかと思いますので、今後とも、委員会の皆様方を始め地元の方々のご協力を切にお願いいたすところであります。



○議長(吉田喜久夫君) 北田雅俊君。



◆(北田雅俊君) いずれにいたしましても、これからも一層ご努力をお願いいたします。

 質問の最後は、美術品について質問いたします。

 教育委員会で所管している予算の図書室費の備品購入費で、絵画等の美術品を毎年購入しております。予算だけを見ますと、近いところで14、15年度はいずれも400万円、来年度16年度は200万円を計上してあります。いつごろから購入を始めたのか私の記憶に誤りがなければ、石橋前町長の就任とほぼ同時期、すなわち昭和62年ごろであったと思います。ということは、17年余にわたっているわけで、購入数も相当ふえ、寄贈・寄附されたものを含めるとかなりの在庫になるものと思います。

 そこで質問の1点目は、町で購入したあるいは寄贈された美術品の状況、その数、保管・管理の状況はどうなのか。私は茂原市の美術館に時々行きますが、絵画等はケースの中で展示し、展示しないものについては空調のきいたそれなりの倉庫で保管してあるそうです。本町の場合はどうでしょうか。

 2点目は、現在ある美術品を評価した場合、その価格はどうなのか。それが無理ならば購入価格でも結構ですがお答えください。

 3点目は、本町では展示する場所がないにもかかわらず、来年度16年度予算も美術品購入のための予算を計上してありますが、現在保管してある美術品を今後どのようにされるお考えなのか。いつまでも美術品をただ倉庫の中に保管しておくならば、文字どおり宝の持ちぐされであり、展示し人の目に触れてこそ初めてその価値があると思います。

 以上3点についてお答えください。



○議長(吉田喜久夫君) 生涯学習課長、白石孝昭君。

         (生涯学習課長 白石孝昭君 登壇)



◎生涯学習課長(白石孝昭君) お答え申し上げます。

 1点目の購入及び寄贈された美術品の状況とその数、またその保管状況はどうかとのご質問でございますが、昭和62年度から購入してまいりましたその総数は102点でございます。内訳は石井林響、斉藤巻石、田岡春径など日本画が51点、原 勝郎などの水彩、油彩画が23点、石井雙石などの書が17点、その他といたしまして工芸品、拓本、彫刻、篆刻などが11点となっております。

 また、寄贈された美術品の総数は86点でございます。その内訳は酒井亜人、島田良祐、田岡春径などの日本画が18点、原 勝郎などの水彩・油彩画が16点、石井雙石などの書が6点、その他印影、写真集、石版画、版画、工芸品、拓本、彫刻、複製品、ペン画など46点がでございます。

 美術品の保管状況でございますが、一定の温度と湿度の保たれた収蔵庫に保管してあります。

 2点目の美術品を評価した場合の価格でございますが、17年間で購入した総額は3,805万4,000円に上ります。また、寄贈された美術品の評価額でございますが、美術年鑑等で算定を試みました。しかし、価格をつけるのは大変難しいということで、現段階では困難であるということでご理解いただきたいと思います。

 3点目の、展示場所がないにもかかわらず購入しているが集めた美術品を今後どのようにするのかというご質問でございますが、集めてまいりました美術品につきましては、本町ゆかりの作品の流出を防ぐことが最大の目的でございます。

 展示施設をつくるまでの準備期間ととらえておりますので、施設ができるまでの対応策として現在、毎年行われております文化祭に収蔵品の3分の1程度を特別展の形で展示しておりますが、また一部の作品については本庁、中部コミュニティセンター、大網病院等、町の公共施設に展示しております。常設の展示場ができるまでの間、できるだけ住民の方々の目に触れるように努力してまいりますので、ご理解を賜りたいと考えております。



○議長(吉田喜久夫君) 北田雅俊君。



◆(北田雅俊君) 担当課長も常設の展示場と、あえて美術館と言わなかった。私も美術館とは申し上げません。この絵画等が早く日の目を見るように、それらを展示する施設を一日も早くつくってくださるようお願いし、今回の一般質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○議長(吉田喜久夫君) 暫時休憩いたします。

              午後1時55分 休憩

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              午後2時07分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり

      萱生敏雄君



○議長(吉田喜久夫君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、中村 正君の発言を許します。

 中村 正君。

         (中村 正君 登壇 拍手)



◆(中村正君) 春の嵐ならぬ春の大雪に見舞われ、庭に咲いた梅も幾らか寒さに耐えているようなけさの大雪でございます。この雪をこの議場の波乱の幕開けとしたくはないんでございますが、このたびは町政に関する一般質問をさせていただくわけでございます。

 2月の定例議会におきまして、民主党を代表し−−といいましても私1人でございますが、町政に関する一般質問をさせていただくものでございます。議長のお許しをいただいておりますので、質問に入る前に一言発言させていただきます。

 昨年2月定例議会において、地方統一選挙に立候補のため、この壇上から辞職のあいさつをさせていただいたところであります。県政の改革を訴え、1カ月という短い選挙選ではありましたがしがらみをつくらず、公明正大、正々堂々と戦ってまいりました。

 その昔から保守王国と言われた千葉11区、その牙城山武郡にあって定数3を独占するという、自民党の圧倒的な強さをまざまざと見せつけられたところであり、大方の予想どおり見事に散ったところであります。元来、上手に生きられないという性格は、俗に言う世渡りが下手とでも申しましょうか、まさに波乱万丈そのものの1年でありました。

 しかし私は、この選挙結果を悔いる気持ちは毛頭ございません。なぜならば、さきの統一地方選挙において民主党との約束であった、11月の総選挙でこの11区から民主の明かりをともし代議士を誕生させようと誓い合い、実現させたことの方が政治的にはるかに大きいものがあるやに思えたからであります。

 しかしながら、政治に携わる者として日本の、千葉県の、そして我が町の将来を思うときに、今までの政治を続けていくことへの危惧を強く抱かざるを得ない一人であります。政治に無関心であり過ぎた有権者の責任もありますが、それをよいことに不都合な、また面倒なことはすべて先送りするという無責任政治の結果は、時として投票率が20数パーセントという数字が示すように、まさに政治不信を如実にあらわしているのであります。

 今や政治の改革なくして政治への信頼はないとの思いで、さきの統一地方選挙、その後の町議選において私が強く訴えてきたことはただ1点、政治改革であります。さきの総選挙において、かつては自民党王国と言われてきた千葉県でさえ、自民8議席に対し民主12議席という結果が示され、「千葉ショック」という言葉さえ生まれ、さらにはその民主党の12名のほとんどは20代から40代という方々であり、有権者が新しい政治を若い力に託そうという願いをあらわした結果であります。また、同日執行された町議会議員選挙においてもかつてなく大幅な新旧交代がなされ、今日、新議員の方々が住民の目線に立って鋭意議会活動をされているところであります。

 有権者は今まさに住民のためのあるべき政治を求め、また多くの議員がそれにこたえようとしているのであります。国政・町政を問わず、政治の改革の波が確実に押し寄せてきているのであります。こうした私の政治に対する思いを温かくご理解いただき、再び議会活動の場をお与えいただきました方々に深く感謝を申し上げ、お一人お一人の励ましの声を胸に今後とも町民のための町政改革を訴え、さらなる町政発展のために全身全霊を込め議会活動に専念してまいることをお誓いを申し上げ、以下、発言席より町長の行政運営について質問させていただくものであります。

         (中村 正君 発言席着席)



○議長(吉田喜久夫君) 中村 正君。



◆(中村正君) このたびは「町政改革」というタイトルで、豊かさが実感できる行政運営の確立についてであります。

 町を変えたいと訴え、町長になられ6年目を迎えているわけでありますが、平成16年の予算案を見てもわかるとおり、一般会計130億円のうち人件費等義務的経費が約56億円に対し、ほぼ同額の55億円を事業的経費により町民のためのまちづくりの整備等に支出しておるわけであります。これはほぼ毎年同額でありますから、5年たてば280億円ぐらいの予算が使われてきたことになるわけでありますが、これだけの予算を使っておいて、本町のどこがどう変わってきたのか私には全く見えてこないのであります。

 歳入面から見ますと、町民からいただく町税が約45億円であり、町税以上の予算がまちづくりに使われているわけでありますが、納税者の一人として、税金を納めているという実感が全くわいてこないのであります。こういう観点からやはり税金を納めない、滞納がふえるということにもつながってくるように私は思われるのであります。

 市町村合併を始めとし、今や4万9,000余りの町民の方々は、もうあの町に何を言ってもだめとあきらめ込んでしまっているのが実態ではないでしょうか。行政に対し常に言われている言葉でありますが、各施策において最少の費用で最大の効果が生めるよう、今後とも町長を始め執行部には、今までとは違った発想を持って行政運営に当たっていただきたいと願うものであります。

 議会と行政との関係についてお尋ねいたしますが、堀内町長もかつては長い間議会議員としてご活躍されたわけでございますが、議会活動の一番重点的な活動はどこにあるのかということを、まず堀内町長にお尋ねするものであります。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 議員皆様方も我々執行部についても同じだとは思いますけれども、先ほど議員がおっしゃられたように、住民の皆さん方が豊かさを実感できような町にするというのが我々の願いではないでしょうか。そういう観点のもとに私ども執行部も、また議員の皆様方もともに論議し合いながら、私はまちづくりのために頑張っていただいているものと確信しております。

 以上であります。



○議長(吉田喜久夫君) 中村 正君。



◆(中村正君) それはおっしゃるとおりでありまして、そういうことをするために議会議員が議会活動をどう行っていくかということを私は尋ねているわけでありまして、議会活動は多種多様にわたるわけであります。自分の各区を回って歩いて、何かご不便はございませんかと、いろいろなことを聞いて歩くことも議会活動でしょう。しかし、もっと大所高所から考えるならば、常任委員会の活動こそが議会活動の原点と私は思うわけでございます。

 なぜこういうことをお尋ねするかといいますと、この2月の定例議会は通称予算議会ということでございまして、最も大切な議会であるわけでございますが、そういう中で各常任委員会が開かれていろいろ審議・協議されていくことが、私はもう当たり前のことだと思うわけです。さきの総務常任委員会において、ある継続審議となっておりましたものが取り下げになったということで、協議事項が全くないということがございました。「協議事項がないということはないでしょう」というふうなお尋ねをしまして、再度事務局の方から所管する担当課の方に、もう一度何か報告なりあるいは協議していただく内容があるだろうという中で、やっと税務課の方から、固定資産税に対する評価ミスのその後の経過を報告させていただきますということがあったわけです。

 ですからその報告を聞いたわけでございますが、しからば文教福祉常任委員会は、あるいは産業建設常任委員会はと聞きましたところ、いずれも協議事項がないので常任委員会は開きませんというお話であったわけです。これは協議事項がないということがそもそもおかしいわけで、4万9,000人の町民が我が町にあって、住民の方々から何らの要望、苦情、そしてご意見がないということはないのではなかろうかと私は思うわけです。

 よく議会と行政は車の両輪に例えるわけですけれども、やはり言葉だけではなく、そういうところがまさに両輪というわけでありまして、住民からの要望は、町だけではないわけです。議会議員の方にもあるでしょう。そういう中で、圧倒的に行政に対する要望が多いわけですから、そういうことを常任委員会の中で協議していただく、いろいろもんでいただくということが私は常任委員会の使命だと思うわけです。請願された案件がない、あるいは意見書の提出がない、審議・議決する案件がないから常任委員会はいいんですよというのでは、やはり年間五百数十万円もの税金をいただいている議員として、あるいは職員として、それはいかがなものかと私は思うわけであります。

 議会に寄せられた意見、そして行政に寄せられた意見をいろいろ各常任委員会でもんでこそ初めて、私は協議していくことによって住みよい豊かなまちづくりができるというふうに考えておりますが、町長におかれましては引き続き担当課の方に、議会運営の中での常任委員会の活動というものをお互いにもっと活発にさせるような意見交換をするようにということでお願いしたいと思うんですが、ご見解を伺います。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 ただいま中村議員のご提案なさいました内容は、私もごもっともではないかというふうに考えております。というのも、やはり透明性をより明らかにするということは今の行政に求められている内容でございますから、そういった意味で議員の皆様方にできるだけ情報を提供していくということは、これは我々も努力する必要があろうかと思いますけれども、議会の運営になりますと議会運営委員会があるわけでございますから、私の口からここで議会の皆様方にどうこうという意見は言える立場ではございませんので、差し控えておきます。

 今後の行政運営の中で担当課におきましては、できるだけ情報は議員の皆様方に公開するようにという話はしておりますけれども、今の議会規則の中にいろいろな内容があろうかと思いますから、そういう点も踏まえながら今後勉強させていただきたいと思っております。

 以上であります。



○議長(吉田喜久夫君) 中村 正君。



◆(中村正君) 確かに議会は議会のルールがあるわけですから、それを逸脱して町長がどうこう言うことはできないことであります。しかしながら、行政機関からの各種の要望、住民からの要望、ご意見、苦情等々をやはり議会に諮っていただいて、それで常任委員会の中での活動ということで、まさにこれが住民のための行政ということになるわけですから、少し私を含めて議会も行政も、こうした常任委員会での議論を活発化させる時期に来ているのではなかろうかという気がいたすわけでございます。

 続きまして予算に関してでございますが、予算議会ということで、議会の開会前に予算案が原案として配付されるわけでございます。それを見ますと、平成16年度の町税、町民からの税収が約45億8,000万円、昨年に比べまして1億円の減、さらには地方交付税が26億8,000万円で、これも3億2,000万円の減、トータルしますと4億2,000万円で、この2つだけでもう既に歳入のマイナスが生じているわけです。

 そこで、16年度に出された予算案を見てみますと、130億円の予算を町は組んだんです。この130億円という数字は、去年に比して9.8パーセント増、約10パーセントの増額予算なわけですが、まさにバブルのときの予算編成と言わざるを得ないわけであります。しからばその減った4億円に対してどういう措置をしているかといいますと、当然これは基金の取り崩しにつながっているわけです。10年度に22億円の財政調整基金があったわけですが、これももうあと三、四年で使い果たしてしまうだろうということが言われているわけです。取り崩して足らないところは、もうこれは言わずと知れた町債、すなわち町が起債を起こして借りるということになるわけですが、その額が借りかえを含めて21億7,000万円、この借り入れをして130億円の予算を組んでおるわけです。

 これは町長、こういう予算は正直だれでも組めるわけです。足らないから貯金を崩して、もっと足らないところは借りてこようというわけでしょう。これはやはり、私が先ほど申し上げたとおり無責任としか言わざるを得ないんです。後はだれが払うんだと言えば、堀内町長が恐らくそのころにはもう町長をやめておられるだろうというときに、残された町民が営々と返していかなければいけない。そういう施策が果たしていいのか。

 この10パーセントの伸びも、事業の形態によってはやむを得ない場合もあると思いますが、増穂地区に今話題というか問題になっておるスポーツアリーナ、社会体育施設を要はつくらんがためにこういう無理のある予算を組んだわけであります。

 町長は、さきの事務報告の中で投資的経費、つまり事業経費ですね。事業経費につきましては緊急性や事業効果を考慮して計上と。歳出総額の抑制に努めてきたところでありますと。これのどこが歳出総額の抑制に努めたわけですか。緊急性、スポーツアリーナにそんなに緊急性があるんですか。事業効果、どこまで勘案しているかわかりませんけれども、私はこの事業をやったことによってそんなに効果が出てくるとは思えないんです。

 千葉日報の新聞にも町長はうたっています。「限られた財源で住民ニーズにこたえるため、必要性の高い施策を重点にした」と。住民ニーズにこたえ必要性の高い施策がスポーツアリーナですか。私は、もっとほかにあるのではないかという気がするんです。25億円でしょう、スポーツアリーナは。3年間の継続事業でやろうとして、とりあえずことしは8億3,000万円の予算計上をしているわけです。

 堀内町長が議員だったころだと思いますけれども、増穂小学校の体育館を建てたときに、ご存じですね、あれは単なる体育館ではなくて社会性を持たせた体育館ということで、社会的に一般の方が使っていただけるような施設にしようということで、通常の体育館よりもはるかにグレードが高くできているんです。あそこの増穂小学校からこのたび計画していますスポーツアリーナまで、どのくらいの距離があると思われますか。ほんの目と鼻の先です。そこに同じような施設がなぜ必要なのか、なぜ緊急性なのか、住民性のニーズにこたえているのか、私はそこのところが非常に理解できない。こういう緊縮財政の中であえてそこのところに持ってくるということがわからないんです。

 図書館の建設問題もありました。そして庁舎の建設の問題もあったんですが、いずれもとんざしているような形になっているんですが、なぜ今スポーツアリーナなのかお答えいただきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 まず、本年度の予算でございますけれども、アリーナに関しまして今年度は8億数千万円ではなくて6億7,000万円だと思いましたので、訂正しておきます。

 まず、アリーナをなぜやらなければいけないのかという質問でございますけれども、私は議員からそういう質問を今受けるとは思わなかったんですね。ということは、本案件はきのうきょう始まった問題じゃないわけです。当然、中村議員も今までの審議の中で、アリーナについてということは十分私は認識していただいているのではないかと。議会制度上やはり多数決で決まる案件でございますから、大勢の議員から認めていただいたこの提案事項なんです。

 私も町長になりましてから5年が過ぎたわけでございますけれども、その中でやはり一番切実な願いということで、お父さんやお母さんたちから、子供たちが近所でスポーツをやる場所がないと。遠くは横芝町まで施設を借りに行かなければいけない。町長、何とかしてくれという希望者が多かったわけです。そういうことと、また本町には大勢の町民の皆さん方が集まれる場所がない、1,000人規模の方々が集まる場所がないということ。これは、町としてまずそういったみんなが寄り合える場所を、またスポーツ・健康のためになる施設が大事じゃないかということでお願いしたわけなんです。

 議員の皆さんの中にも検討委員会に入られた委員もいらっしゃいますけれども、私の願いとすれば、あの近くにある増穂北小学校の体育館をサブコートとして、施設は小さいものにならないだろうかというような検討もしていただいたわけでございますけれども、最低限それだけの施設が必要だということで決定したわけであります。

 したがいまして、私が勝手にこれだけのものをつくろうとかなんとかという案件ではございません。やはり町民の皆さん方に多く使っていただくということが、一番緊急性の高いことじゃないでしょうか。そのほかに町が一切の事業をやめたわけではございません。

 先ほど議員から、何で財政調整基金まで取り崩してやる必要があるだろうかということでございましたけれども、かといって近隣市町村の整備を見ますと、決して本町の整備状況が先へ進んでいるというわけではございません。そういう中で、できるだけ町民の負託にこたえ得る施設というもの、これはもちろんできるだけむだのないように検討する必要があろうかと思いますけれども、そういった中で、私は施設整備も町の大きなやるべき仕事だというふうに認識しているわけでございます。

 したがいまして、アリーナにつきましては町といたしましては、必要性は議員の皆様方にもご理解いただいた上での事業だというふうに私は認識して、今進めているところでございます。

 以上であります。



○議長(吉田喜久夫君) 中村 正君。



◆(中村正君) これはもう私は、今さら堀内町長の政治姿勢というか、問いただす気もしないわけであります。市町村合併においてもしかり、この問題においてもしかり、すべて都合が悪くなれば必ず議会へ逃げるんです。

 私がなぜこれを聞いたかというと、ほとんどこの案件についてはもう本当に大ざっぱな全体協議会の中とか、そういう中でお聞きしたというだけなんです。確かに22人の議員はいますけれども、特定の議員の中で話を詰めていって、それだって議会との話し合いだということになるんでしょうけれども、要は住民の目線で物を考えなければならないということなんです。最終的には執行者ですから。議会ということもありますが、町の執行者として、この事業についてはもう少し先送りしようという一言でなるわけでしょう。

 さっき6億円と言ったけれども8億円じゃないですか。記者会見では8億円とやっているでしょう。暫時休憩を願います。



○議長(吉田喜久夫君) 暫時休憩いたします。

              午後2時39分 休憩

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              午後2時40分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 1名でその氏名は次のとおり

      萱生敏雄君



○議長(吉田喜久夫君) 再開いたします。

 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 8億3,300万602円というのは、スポーツ施設の充実と創造性のある教育環境の推進ということで9項目にわたっております。社会体育施設建設事業が6億7,700万151円、これがただいまのアリーナ関係でございます。町民スポーツ大会が499万7,000円、小・中学校幼稚園施設整備事業が7,587万6,000円、そのほか……

         (「時間のむだ」と呼ぶ者あり)



◎町長(堀内慶三君) 失礼いたしました。いずれにいたしましても、9項目から成る内容によって総合計が8億3,300万円でございますので、ご理解いただきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 中村 正君。



◆(中村正君) 私も、新聞記事の中でそういうことがございましたので、おわび申し上げます。

 いずれにしても6億円、トータル的には25億円ということですから、やはりここまで予算措置されているわけですから、今さら私が申し上げても仕方がないことでございますが、であればもっと住民に密着したところにこの予算をつけていけば、もっといいまちづくりができるのではないかという気がするわけです。

 それから、町長は町民の声、町民の声とおっしゃいますが、それは体育関係に携わっている方とかあるいはスポーツの好きな方はやはりつくりなさいよと、つくってくださいという声が出るんです。ただ、何人かから出たからといってそれを町民の声だと、単独市制でいけよと、何人かはそういう意見もあるでしょうけれども、それが全体的な声かというとそうでもない。

 最終的には町長として、執行権者として、この町をどうしたら住みよいまちづくりになるかということを考えて行動を起こしていくことが、私は今求められているのではないかというふうに思います。今後ともよろしくどうぞお願いいたします。

         (発言する者あり)



◆(中村正君) それはまた後で議論しましょう。

 議員の声が即住民の声ということは、ちょっと拡大解釈過ぎるのではないかと私は思うんです。じゃ、議員の12人が賛成すればそれがすべて住民の意思かということになってしまうわけですから、そういう大きな問題についてはやはりもう少し真剣に考えていただかなければいけない、私はそう思うわけであります。

 次に、税の問題であります。

 今日、国や我が町においても税収不足にあえいでいる中、血のにじむ思いをしてまじめに税金を納めている有権者をばかにしたような事件が発生いたしました。千葉市の納税管理課長が、親戚である県議会議員の市県民税滞納分約3,000万円を、上司の許可なく単独で支払い免除に当たる停止処分にした問題であります。この事件は、市民・県民の納税という信頼関係に成り立っている地方自治体の根幹を揺るがす問題であります。我が町も年々減る一方の税収で、16年度予算においては先ほど申し上げましたように1億円以上の税収減を計上しているわけであります。

 こうした税の公平性を期す意味からも、特別の人の税を免除する、あるいは時効とし不納欠損扱いにすることは決してあってはならないことであります。国民のだれもが日常的にかかわっているのがこの税であります。その徴収はとなると、しかしながらほとんどの方が知らされていないのが実情であります。そこで、本町の税の徴収に関していかがな形になっておるのか、税務課長にお尋ねしたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 税務課長兼ガス事業課長、鵜沢邦男君。

         (税務課長兼ガス事業課長 鵜沢邦男君 登壇)



◎税務課長兼ガス事業課長(鵜沢邦男君) 税の徴収率ということでお答えしてよろしいでしょうか。

         (中村 正議員「いや、そうではなくて税の中身です、徴収」と呼ぶ)



◎税務課長兼ガス事業課長(鵜沢邦男君) それではお答え申し上げます。

 町税の徴収につきましては、まず本人あてに納付書が送られるわけでございます。その納付書の中には地方税法第3条の規定に基づきまして税目別、納期ごとに記すことが町税条例に定められております。その納期限を過ぎた翌日から滞納という形になるわけでございますけれども、滞納者に対しましては納期後督促状の送付、及び町内近隣市町村の滞納者については臨戸訪問による納税指導の徹底を図り、毎年一度、催告書の送付等で納税意識を促しております。

 なお、町外遠方居住者等につきましては、関係市町村に実態調査をお願いするなどして照会し、収税率の向上に努めております。

 しかしながら、地方税法第18条により、徴収権の行使は法定納期限の翌日から5カ年と規定されております。時効中断を図る措置といたしましては、納付誓約書に基づく徴収の猶予または分納の履行、不動産競売事件・破産事件等に伴う裁判所や破産管財人に対する交付要求、国税差し押さえ物件に係る参加差し押さえや所得税還付金の差し押さえを実施することにより対応を図っているところでございますが、仕事や収入の減少、失業・事業不振から来る生活困窮、または法人の倒産、督促催告実態調査等も及ばず追跡が困難である等の事由により今後の徴収が不可能なものについては、時効の完成に伴い納税義務も消滅することから、やむなく町長の決裁を得て不納欠損処分を行っております。

 以上でございます。

         (中村 正議員「直近の不納欠損した金額等を教えてもらえますか」と呼ぶ)



◎税務課長兼ガス事業課長(鵜沢邦男君) 失礼しました。

 なお、平成14年度不納欠損額は一般会計が8,643万4,637円で、国保会計が7,845万8,600円です。不納欠損対象者につきましては1,778人となっております。

 以上です。



○議長(吉田喜久夫君) 中村 正君。



◆(中村正君) ただいまの税務課長のご説明によりますと、町税に関しては納付日を1日過ぎたときから既に滞納ということになるわけですね。そうすると、5カ年と規定されておるということで、この間催告書は提出しますけれども、それ以上のものはしないと。臨戸訪問をやって徴収に行くけれどもということですね。いわゆる差し押さえとかそういうものはしないということだと思います。

 それで、時効の中断を図る措置として徴収の猶予、分納等があるわけですけれども、14年度に8,600万不納欠損した、要するに時効扱いにしたいということなわけですけれども、私も例の免税処分が事件になる前は全くそのことについてはわからなかったんですが、5年で時効にしてしまうということが本町におていは行われているということですね。

 そうしますとこれは、要するに5年たってしまえば時効だということになるわけですけれども、一切表に出さずにやり得ということになってしまうわけでございます。生活困窮者等いろいろ生活の問題がある方は別個としまして、少なくともこういうことについて、町の公共事業の入札をされておる方とかあるいは職員とか議員も含めまして、税金をいただいておる立場の方々がいらっしゃるわけでございますが、そういう形の中で時効にしたということは本町においてあるのかないのか。

 これは町長の決裁を得て不納欠損ということですから、時効扱いにしているということですから少なくとも堀内町長が町長に就任されてからそういったことがあるのかないのかお尋ねさせていただきます。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 不納欠損に私が認めた件数はございます。税をきちっと納めていただける方々に対しましては非常にこれはおかしいことじゃないかということで、私も就任早々、担当課長とも協議したわけでございますけれども、内容を見ますと、やはり本町の場合は東京とかよその地域から土地を求めてきて固定資産税が未納になっている場合、あるいは会社が倒産とかいろいろな問題をはらんでいる問題、そういうのが行方がわからないというような状況で報告されてまいりました。

 また、本町内に住所のある方についても、再三にわたって確認するようにということで対応してきたところでございますけれども、今の法律上、5年たった場合に不納欠損という制度がある限り、取り立て、要するに強制執行しない限り大変厳しい。私も、強制執行も辞さないでやれということで担当課にお話ししてございますけれども、同僚議員からも過去にそういう質問がございました。その中でも厳しくやりますよという話でございますけれども、これは県の税務課とも対応した中で、現在、前向きに検討しておるところでございます。

 以上であります。



○議長(吉田喜久夫君) 中村 正君。



◆(中村正君) 不納欠損しているのが1,778人いるんです、14年に限って言えば。それは町長が判こを押して認めたわけですから。そういうことではなくて、私がお聞きしているのは、その中に職員とか議員とかあるいは公共工事を受注している方々が中にいるのかいないのかということをお尋ねしているわけです。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 過去の中にそのようなケースがなかったとは言い切れないと思います。そういう場合に私は、権利を果たさない者については町の入札権については十分考慮するようにということで対応してございますので、恐らく担当課においては対応してきたものではないかというふうに考えております。



○議長(吉田喜久夫君) 中村 正君。



◆(中村正君) 私もそんなに個人的なところまで踏み込もうとは思いませんけれども、仮にこのH県議のような立場の方がそういう免税措置ですね。これは免税措置ですから課長の段階、少なくとも市長は時効扱いということではなかったわけですね。市長が知らないところでもう免税してしまったという行為ですから。

 しかし、最終的に長が時効扱い、不納欠損をするということは極めて責任があることでありまして、仮に本町においてそういう立場の方がそういうことをされておったならば、それは町長は毅然とした態度で説得して、分納という方法もあるわけですからさせるべきだと私は思います。今後、税の徴収についてはなるべく鋭意努力していただきまして、少しでも回収していただいて、そのお金をやはり福祉とか教育の方に回してあげるべきじゃなかろうかと私は思うわけであります。

 次に、合併への対応についてでございます。

 この市町村合併について、今回は質問される方がいなかったんですが、私は今さら市町村合併についてどうこう言うつもりはないんですが、町長のこの一連の対応について幾つかお尋ねしたいと思うわけですが、町長はもう早々と単独市制をうたったわけですね。13年2月の定例議会で私の質問に対して、本町は市制を目指していくということをお答えになっているわけですから。そういう中で、近い将来いずれは合併も視野に入れなければならいだろうというお話に最近は変わってきています。

 先ほどは、同僚議員がどこの市町村もみんなお金がないんだと。だから、合併したってそれは解消になる問題じゃないという質問もありましたけれども、そういう中で町長は、「特例債、特例債と言いますが、特例債の3分の1は返さなければいけないんですよ」というご説明を12月の定例会でされています。それで、これは本来なら全額返すという中で、交付税の中から7割が補てんされるということだと思うんです。

 そうすると、町長、これは大変な施策を町長は町民に後世残すわけです。なぜならば、合併債はいずれ返すんです。それで、いずれ合併はしなければいけないということなんですが、山武郡市1市4町1村の合併による特例債547億円を全額借りたとしたときに、その約3割、164億円はいずれ5年後、7年後から返していかなければいけないんです、10年とか15年の間に。

 千葉市と四街道市ですが、これはある議員が、千葉市と四街道市は特例債なんかもらわないんだ、そんなもの相手にしていないんだと言っていますが、私が確認したところ、とんでもありませんと。特例債をもらわないで合併する市町村がどこにありますかと、こういうお話なんです。だから、議員も余り適当な話は流布しないでいただきたいと私は思うんです。千葉市と四街道市が計算によりますと368億円、そうするとその3割は110億円ですね。これをいずれ何年か後には返していかなければいけないんです。

 そうしますと、我が大網白里町はいずれの特例債の恩恵も受けないんです、町長がおっしゃる単独市制ですからね。そうすると、いずれは合併ということになったときに、返済が始まったころになって合併しなければならないという状況になってくるわけです、財政的に。そうすると、うちは特例債は使っていない、町の整備には一切使っていないんだから私たちは返す必要はないんだと、そういう理屈はまず成り立たないと私は思うんです。何年返済になるかわかりませんけれども、膨大な数字が住民税、固定資産税として賦課されていって、結局返していく形になるわけです。その辺のところを、堀内町長はお考えになっておったかどうかわかりませんけれども、ちょっとお答えいただきたいと思います。



○議長(吉田喜久夫君) 町長、堀内慶三君。

         (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 特例債つきの合併問題、これはもう私ども行政にとって夢のような企画でありまして、そのおかげでどの市町村もみんな、合併をやらなければ生きていけないのではなかろうかというような錯覚に陥っているのが現状じゃないかと思うんです。私どもは合併はもっと冷静に考えるべきじゃないかということを私は言いたかったんです。

 大網白里町はことし町制50周年を迎えるわけであります。この50年の中で、合併という問題が長く尾を引いてきているわけです。これは財政的な問題だけではないわけです。

 そういう中で、今議員のおっしゃられたのは、特例債を使わないでこの町は大損じゃないかというような趣旨でございますけれども、例えば1市4町1村、今東金市において特例債が五百数十億ある中で、みんながそれを使おうということは考えておらない。ということは、将来返すはめになった場合3分の1を返す、これが特例債。その費用をだれが払うんだというときに、例えば大網白里町が全額いただいてやるんならまだしも、合併するもの同士の中で、特例債というものをどういうふうに使っていくかというのが協議されるわけでありますから、そういった中で特例債、特例債と言って余り考えていくととんでもないことになるのではないかというのが、私どもの考えたところであります。

 現実に1市4町1村の中でも、お互いの連絡道路の整備だけで特例債は極力使わないようにしようと。もちろん総務省においても内容については大変厳しい判断をしているというふうに聞いておりますけれども、そういうような状況下にあるわけでございますから、合併問題、特例債、いずれにいたしましてもやはり我々が時間をかけて慎重に対応していくべきじゃないかということで、私は単独市制を打ち出したわけであります。

 以上であります。



○議長(吉田喜久夫君) 残り時間が3分となりますので、質問・答弁は簡潔に願います。

 中村 正君。



◆(中村正君) 町長は議会のたびに、これは苦し紛れとしか言わざるを得ないんです。「特例債、特例債と言いますけれども、特例債はいずれ返さなければいけないんですよ」と、いかにもお金なんかでつられないよということを言いたいんでしょうけれども、みんな特例債を、そういうお金をいただいてそれで町を整備しようということでやっているわけですから、それは一つの町長のポリシーとして私はわかります。わかりますけれども、もらわないものを、今度返す段階になったときに我々を含めて返さなければならない。そういう矛盾したことを私はお尋ねしたかったわけです、それはもういいですけれども。

 議長から忠告をいただきましたので、質問の方は半分もできませんでしたけれども、また6月の定例議会でさせていただきます。いずれにいたしましても、議会と行政が車の両輪のごとくやはりお互いに相談し合って、持ちつ持たれつじゃなくて緊張感を持ってやはりやっていくべきだと。

 そして税の執行については、15年度は大変不用額が多くなりましたね。不用額が多いのがいいか悪いかは別としましても、やはりむだを省いて、そして町民が豊かさを感じられるような施策を行っていただきたい。

 その中で町長、1点だけお話ししますと、豊かさを感じるというのは、お金をかけただけが豊かさじゃないんです。きょうも昼休みに役場の庁舎の受付でえらい騒ぎを起こしていました。何があったかというと、受付の態度がどうも気に入らないということで大分ご立腹のようだったんですが、やはりそうしたお金のかからない、かける必要のない職員の資質の向上とか、それによって住民が笑って過ごせることによって豊かなまちづくりということになるわけですから、お金をかけないところの施策も堀内町長には頑張ってやっていただきたいというふうなことをお願いしまして、質問を終わらせていただきます。

 どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(吉田喜久夫君) 本日の一般質問はこれまでとし、延会にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。

         (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(吉田喜久夫君) 異議ないものと認め、延会することに決定いたしました。

 本日はこれをもって延会いたします。

 どうもご苦労さまでございました。

              午後3時06分 延会