議事ロックス -地方議会議事録検索-


千葉県 大網白里市

平成20年  2月 定例会 02月29日−03号




平成20年  2月 定例会 − 02月29日−03号









平成20年  2月 定例会



    平成20年2月29日(金)

◯議事日程(第3号)

 第1 町政に対する一般質問

 第2 議案第34号 山武郡市広域行政組合規約の変更に関する協議について

 第3 休会について

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

◯本日の会議に付した事件

 日程第1 町政に対する一般質問

 日程第2 議案第34号 山武郡市広域行政組合規約の変更に関する協議について

 日程第3 休会について

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午前10時00分 開議

 出席議員 20名

 欠席議員 なし



○議長(倉持安幸君) おはようございます。

 ただいまの出席議員数は20名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第1 町政に対する一般質問



○議長(倉持安幸君) 日程第1、町政に対する一般質問を議題といたします。

 通告者、岡田憲二君の発言を許します。

 岡田憲二君。

          (岡田憲二君 登壇 拍手)



◆(岡田憲二君) 皆さん、おはようございます。

 一般質問2日目のトップに質問させていただきます。

 私も質問は、約1年2カ月ぶりでありますので、ここにこうして立ちますとちょっと戸惑うような感じもいたしますけれども、執行部の皆様、よろしくお願い申し上げます。町長お願い申し上げます。

 私の今回の一般質問は、2点だけにとどめてあります。

 1点目は老人福祉に関して、2点目は九十九里地域医療センター問題についてと、この2点を通告してありますけれども、2月15日でしたか、夕刻、堀内町長より私のほうに電話をいただきまして、今山武郡市の首長会議が終わったんですよということで、その中で九十九里地域医療センター問題を協議した中で、一部の首長の合意が得られないために、九十九里地域医療センター問題は断念したという報告をいただきました。明日新聞に載るでしょうから、事前に報告いたしますということで報告していただきましたけれども、まさに青天のへきれきでありまして、私どもは病院建設に関しましては、真剣にかくかく議論しながら、そして、一番住民が望んでいるいい病院を早期につくりたいという考えでありましたから、今回のこの一般質問においても、さまざまな議論をしたいという考えでおりましたところ、15日に断念したということでありましたので、私の質問することがなくなってしまったんです。

 しかしながら、2つばかり簡単に質問したいと、こういうふうに考えております。執行部の皆さん方には、ひとつよろしく明確な答弁をお願いしたいと思います。

 以下、発言席から質問したいと思います。

          (岡田憲二君 発言席着席)



○議長(倉持安幸君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 第1番目の質問でありますけれども、老人福祉についてでございます。

 福祉といいましても非常に幅が広い、広範多岐にわたるものでありますけれども、その中での児童・生徒に対する福祉だとか、障害者に対する福祉、また育児だとか子育てに対する福祉、こういうものは多くの国民の声を政府が真摯に受けとめまして、一生懸命にいい施策を次から次と行っております。満足とまではいかないまでも、及第点をあげられるのではないかなというような水準であると私は考えております。

 しかしながら、老人福祉という観点から考えますといささか物足りないなと、こういう感じがいたします。国もそういうことは十分承知いたしておりまして、現在、75歳以上のお年寄りに対する後期高齢者医療問題等いろいろ施策を推進しているところでありますけれども、本町におきましても、お年寄りに対する施策が物足りないということは、老人クラブ連合会の皆様方からも多く私どもに寄せられております。

 そういう観点からして、本町のお年寄りに対する福祉、これをもっともっと充実させるべきではないかなと、こういうふうに私は考えております。そういうことで、担当課には、平成16年にそれまでお年寄りに対する感謝の気持ちを形にあらわすといった、いわゆる75歳高齢者お祝い制度、そして、88歳の米寿のお祝い制度、これをまさしく一刀両断、100パーセント廃止いたしました。

 その当時、私は当時の担当課長にどうしてこういうことをするんだという話をしましたところ、今までこれに使っていたお金を違う福祉施策に振り分けるんだと、新しい形で老人福祉をやるんですと、こういうお話でした。

 そこで、第1番目の質問でございますけれども、なぜ平成16年度に75歳の高齢者お祝い制度、また88歳米寿のお祝い制度を100パーセント廃止に踏み切ったのか、また、先ほど私が言いましたように、その金を違う方向で使うんだということでしたけれども、どういう違う形を今現在推進しているのか、この点、担当課長から説明願いたいと存じます。



○議長(倉持安幸君) 健康介護課長、白鳥秀昭君。

          (健康介護課長 白鳥秀昭君 登壇)



◎健康介護課長(白鳥秀昭君) 若干経緯を含めてご答弁差し上げます。

 88歳、100歳の方への長寿者祝い金事業につきましては、昭和53年に制定され、多年にわたり大網白里町の発展に尽くしてこられた高齢者を敬愛し長寿を祝うため、本町に引き続き10年以上居住し、かつ住民基本台帳に記載されている方に贈呈をしてきたものでございます。敬老祝い品につきましては75歳以上の高齢者の方に贈呈をいたしておりました。

 しかし、本町の高齢化率の上昇とともに対象者が増加し、旧来の高齢者に加え町内における介護保険施設や老人ホーム並びにグループホームなどの高齢者対策施設に町外からの入所者の増加もあり、さらに財政的な面も考慮し、平成16年度から100歳祝い金を残し、88歳祝い金と敬老祝い品贈呈を廃止するという決断をいたしたところでございます。

 祝い金に係る高齢者事業として、高齢者の生きがいと健康づくり推進事業、さらには高齢者バス利用助成事業、軽度生活援助事業などを実施してまいりました。今後はゆうゆうセミナーをはじめとする、高齢者の方々に対する支援事業の充実に力を入れてまいりたいと思っております。

 以上です。



○議長(倉持安幸君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 100パーセント廃止した主な理由は、高齢者の数が増えたためということに集約されると思いますけれども、数が増えたからやめてしまうというのもいかにも乱暴な話でして、例えばそれならば、88歳米寿のお祝いの金額を半分にするとか、いろいろそういう知恵があったはずでありますけれども、いかにも一刀両断、年寄りが増えたから経費がかかってしようがないから、これをやめてしまうということは、私は、年寄りにとってはいい対応ではないなと、こういうふうに思います。

 また、今、課長、説明いただきましたけれども、その高齢者祝い制度、それから88歳米寿の祝い制度にかかった費用を新たな福祉老人施策にということで説明いただきましたけれども、そう大した事業ではありません。廃止した金額を全部投入して、お年寄りが満足しているような事業では、私はないと思います。それぐらいは、別に高齢者のそういう制度を廃止しなくても、やろうと思えばできたことではないかなと、こういうふうな感じを持っております。

 私は、お年寄りに対して非常に思い入れがあるんです。というのは、我が国が建国以来、今年で2,688年ですか、その歴史の中で今70歳以上のお年寄り、この歴史の中で一番苦難な道を歩んできた人たちばっかりだと思うんです。それは、歴史の中でいろいろ大変なこともあったでしょうし、明治時代でも日清、日露戦争もあったでしょうけれども、しかし、さきの大戦におきまして、国を挙げての総力戦ということで、男子は戦場に行きまして銃をとって戦う、また、戦場に直接行かなくても銃後の守りとしていろいろな苦難があった、女性も同じであります。

 そういう中で戦争というものは、勝ったのと負けたのではえらい違いがある。さきの戦争では、悲しいかな日本が有史以来初めて負けたと、いわゆる敗戦の憂き目に遭ったわけであります。しかし、その敗戦に至るまでのいろいろな日本の当時の国民の皆さん方の苦労というのは大変なものがある。アメリカ軍の無差別爆撃、東京だってB29の大編隊が来まして、一夜にして10万人の都民が焼き殺された。

 ほかの日本の主要都市もみんなそうです。爆撃でみんな破壊された。食料もない、何にもないそういうような状況の中で、原爆を落とされてとどめを刺されて、8月15日に終戦になったわけでありますけれども、戦争が終わったから急に日本の国がよくなったというわけではありません。その敗戦の後もいろいろな困難があったわけであります。食べるものがない、着るものがない、住むものがない、こういうないない尽くしの中で、それでもなおかつ家族を守るために一生懸命に命がけで働いて、そして国家の再興という、復興という一番大事なことを一生懸命に働いて、勤勉性と英知を結集して、そして今の近代平和国家をつくり上げてくれたのが、70歳以上の今のお年寄りなんです。

 今までこういう歴史はないんです。そういうことからして、この国のために一生懸命に頑張ってくれた人たちが、やがてお年を召されて、平和に静かに豊かに暮らさなければならないようになったときに、果たして国や市町村が、それに報いるだけのことをしてくれているんだろうかということを考えますと、それは余りにも冷たい、そういうような感じがいたします。

 私は、このお年よりに対する感謝と敬意の形としてあらわしていたのが、今まで75歳の高齢者お祝い制度、88歳で米寿のお祝い制度、こういうものを形であらわしていた。ところがそれをばっさりとなくしてしまったということは、非常に残念なことであるというふうに考えております。

 その点に関しまして、私は、何とかまた、形は変えてもいいですよ、内容を変えてもいいですよ、何とかまたお年を召されたお年寄りが、ああ、我々を町がこういうふうに思ってくれているんだというふうな形でもって示さなければいけないのではないかと思っておりますけれども、堀内町長、その点、見解をお願いしたいと思います。

 よろしくどうぞ。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 まさに岡田議員が高齢者への思いというものを、今質問の中で示されたわけでございますけれども、本町にとりまして、高齢者の皆さん方が戦争の動乱の時期から復興へ向けて、さまざまな分野において苦労されて今日の繁栄が築かれたということに対しては、私も大変感謝をいたすところでございます。

 そういった中で、平成16年に高齢者への祝い品及び88歳のお祝い金を今までやってこられた中で、形を変えた高齢者への福祉というものを考えるべきではないか。近隣市町村におきましても、高齢者への敬老祝い品は廃止のあるいは目的外の段階へ行っている中で、本町におきましても、その必要性があるのではないかということで、平成15年に執行部から議会の常任委員会へ検討をお願いしたわけでございます。

 委員会の中でも、賛否両論の中でさまざまな議論が出たようでございまして、苦渋の選択を議会でも私はされたと思っております。私もこの祝い品を取りやめましてから、高齢者の方々から、「町長、88の祝い金がなくなっちゃったんだってね、私は、来年だったんだけれども、とても寂しい」という声も聞いて、大変心が痛んだ思いがございます。

 そういう中で、本町はどのように変わってきたのかと申し上げますと、ただいま課長から変わったような事業展開とともに、一番大きなことは、介護保険が導入されたことではないかと思っております。今、高齢者、あるいは障害者に対する民生費がおよそ25億円余りかかってございます。また、介護保険が25億、両方で50億近い予算編成になっているわけでございますけれども、そういうような祝い品を制定した昭和53年から見ますと、高齢者福祉、あるいは障害者福祉を含めまして、民生に関する内容が物すごく変わってきているというのが、今日の社会ではないかなというふうに思っております。

 基本的に、議員おっしゃられましたように、高齢者への感謝が、今の我々が何ができるだろうかという課題になろうかと思っておりますけれども、私は、そういった意味で優しい福祉のまちづくりということを公約に掲げております。そういったこと、何がメーンなのかと申しますと、まさに、今、岡田議員が言われたように高齢者に対する、あるいは障害者に対する思いやりのあるまちづくりというのが大変大事ではないかと思っております。

 ハードの面ばかりでは皆さん方満足しない、そこで、やはり我々一人ひとりが高齢者に対する思いやりというのが、私は、大変大事ではなかろうかというふうに思っております。

 また、ただいま、形でもいいから残すべきではないかという貴重なご提言でございますけれども、私は、この廃止の前に小学生の学童に祝い品とともにおじいちゃん、おばあちゃんへというメッセージを実は書いていただきました。これでおじいちゃん、おばあちゃんたちは、子どもたちが私たちを思ってくれるんだなという思いをしていただいたそうでございますけれども、私は、まさに岡田議員と同じように、どんな形でもいいから、お金だけではないと私は思うんです。何らかの高齢者への対応というものを今後考えていく必要があると、私自身も認識しております。

 当面の課題といたしましては、後期高齢者の医療制度も変わりますし、また、デマンドバス、あるいは高齢者への交通手段というものについて、新しい取り組みをいたしますということで、今議会で発表したとおりさまざまな高齢者、あるいは障害者を含めた、そういった住民に対する思いというものをこれから展開していきたいと思いますので、よろしくご理解のほどお願い申し上げます。

 また、何らかの形、そういったものにつきましては、先ほどのメッセージのようないたわる、お年寄りを大事にしていきたいという気持ちが本町に反映できるように頑張ってまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(倉持安幸君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) お年寄りに対するそういう敬意を表するお祝い金等は、こんなことを言っては申しわけありませんけれども、800億円の財政赤字を抱えている隣の茂原市でもやっているんです。ちゃんと新聞に載っていますよ、石井市長がちゃんと差し上げているところがね。

 だから、私は本町でもやろうと思えば、別にそんな無理をしなくてもやれないことはない。先ほど私も言いましたように、それがたとえ形が変わろうと、金額が変わろうと、やはり感謝というものは心だけでは通じないんです。幾ら私たちが、国民がお年寄りの皆さん方に対して、皆さん方のおかげでこうして日本は世界でも有数な平和国家になったんですよ、ありがとうございますと言ったって、それはなかなかぴんと来ないところがある。それをやはり何らかの形でもって示すことによって、心と形が合一して本当の感謝の気持ちが相手にも伝わるんです。

 だから、そういう観点からして、私は今申し上げたわけであります。何も早急に云々という話ではないんです。今年1年ぐらいじっくりと、どういう方法をとったらお年寄りが喜ぶのか、いいのかということを1年間かけてじっくり研究、検討していただきまして、それで、次年度から実施に向けての方策に入るということもいいのではないかなと思っております。

 そういう観点からして、町長、ひとつ前向きに、私の思いが実現するような施策を今後やっていただけるかどうか、その点、簡単にひとつよろしくどうぞ。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 先ほど私が答弁申し上げましたとおり、これから、本来はお金を配る、要するに前に私が廃止のときに老連の役員の方とも、実は廃止するからにはご意見を聞いたことがございますけれども、ばらまきは余りよくないんじゃないかというようなご意見も聞いております。

 そういった中で、ただ高齢者への思いということは、これは大事でございますから、そういったものがどういう形になるかということは、やはり議会の皆さん方とこれは議論をしなければいけない問題でございますし、そういった意味で岡田議員におかれましても、これからのそういった高齢者福祉、そういった面についての議論をぜひ一緒に加わっていただきたいなと思っております。



○議長(倉持安幸君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) ひとつ、時間をかけてしっかりと検討していただきまして、本町のお年寄りに対して、お年寄りが、ああ、いい町に来て住んでよかったなと思われるような施策を講じていただきたい、こういうふうにお願いしておきます。

 それと、2点目、九十九里地域医療センター問題でありますが、先ほど申し上げましたとおりに、この計画が15日の首長会議によって断念したということでありますから、やめちゃったものを今さら私がああだ、こうだ言ってもしようがないというところでもありますけれども、これは町長、新聞各紙に載っている記事の文言を私も何紙か調べてみましたけれども、計画を断念したというような文言になっているんです。これは、断念ということだからやめたということでしょうけれども、やめたにもいろいろ解釈の方法があると思うんです。

 今までのはやめたけれども、今までのものを継続して、また新たな枠組みでやるとか、いろいろ考え方があると思うんですけれども、その点、町長、いつも会議に出席されて、内容は詳しいと思いますけれども、この断念という意味はどういう意味か、ちょっと教えていただきたい。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 平成16年から始めてまいりました医療構想問題、そういった中でいろいろ紆余曲折はございましたけれども、平成18年の2月だったと思いますけれども、新たな合意のもとに医療構想を検討していこうということで始まったわけでございますけれども、どうもその後、その中でもいろいろな議論が出てまいりまして、特にセンター長を、県を通してお願いしてきたわけでございますけれども、千葉大へいろいろな意見も入っていった、そういう中で千葉大が、本当に首長方はやる気があるのかというような疑念の声が出てきたということでございまして、そういった内容について、千葉県を通して確認してくれませんかということで、実は私ども2市4町ですか、この中の市町会の中に投げかけられたわけでございまして、その中でいろいろの意見の中で山武市だけは、この問題に対して確約できないと、白紙状態だというような回答をなされたわけでございまして、そうなりますと、これは県としても、また千葉大としても、そのような地域からの要望が委任されないならば、なかなか厳しいよというようなことで、千葉県も回答しかねるということでございまして、我々議論したわけでございますけれども、山武市におきましては、依然として考え方は変わらないというようなことでございましたので、それならば、この医療構想そのものは継続できないのではないかというような意見のもとに、皆さん方の意見を聴取された中で、この決定がなされたわけでございます。

 そこで、ただいま議員ご質問のように、それでは、この救急医療対応というのはここで途切れたのかというような内容だと思いますけれども、私は大網白里町住民、あるいはこの地域住民のことを思いますと、ここで救急医療体制をやめるわけにはいかない、たとえ形が変わろうとも、せっかく4年間にわたる議論も捨てて、これでいいですというわけにはいかない。そこで私は、何とか形ができるならば、これを立ち上げて継続していく必要があるのではないだろうかというような考えを持っております。

 そこで、その後の経過でございますけれども、議員、これからまた質問があろうかと思いますけれども、いずれにいたしましても、議会の全員協議会でお話し申し上げましたとおり、枠組みは変わっても、私は、継続してこの救急医療の要求は県や千葉大に対して進めていきたいという中で、議会の皆さん方も、ある程度のご同意をいただいたわけでございます。

 それで今後につきましても、私は千葉県に対しましては、現在のところ横芝光町について、あるいは芝山町については、大変、そういった必要性がいま一つ思っていないというような言葉もいただいておりますし、そうなると残ったところは、現在、1市2町、東金、九十九里、大網白里、それにあと今まで長生郡市へ投げかけてきたわけでございますけれども、長生郡市も長生病院の今後の問題、あるいは茂原市の市長選が4月にあられるということで、一応、時期的に今表明するわけにはいかないということでございますから、継続性をつなげていくためには、1市2町でも、私は腹をくくって手を挙げる必要があるのではないだろうかというようなことで、知事には1市2町でも、私は病院をやっていきたいと。

 ただ、その場合には、千葉県が1市2町でもやれるような支援がなければ、私どもの計画は没になりますよと、そういった中で、知事からは十分な支援をしていくというような約束を取りつけてございますので、私は千葉県としても、これは実行していってくれるものというふうに確信をしている次第でございます。

 以上であります。



○議長(倉持安幸君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 今、町長のお話を聞いておりますと、断念をしたということはやめたということではなくて、また何かの新たな枠組み等を模索しながら進めていくという、そういうことですね。

 私どもも救急医療体制をとれる病院の早期建設というのは、これは必要だと思っておりますから、何ら反対するところではありませんけれども、要は、幾らその枠組みを変えてやったところで、内容をまた精査してやっていかなければ同じことだと思うんです。むしろ、今度は枠組みを変えてやると言ったって、今、町長おっしゃったように1市2町、九十九里、大網白里、東金というふうになりますと、財政的な負担がかなり増大する、こんなことを言ってはいけないと思いますけれども、1市2町の中には財政的に大変なところがあって、そういうものを出す余裕がないと言っている町もあります。

 そういう中で進めていくということになると、東金と私ども大網白里だけということになってしまう。これは大変なことだと思いますけれども、大変なことでもやらなければならないときは、それはやむを得ない。

 当時、今の大網病院ができたときに、石橋町長の時代でありましたけれども、新しい病院を建てることに対して、当時50億ぐらいかかったと思うんです。けんけんがくがく、そんな大きな病院に金かけてというけんけんがくがくやったんですが、石橋町長は不退転の決意で将来のために今投資するんだということでやってこられた。

 それが今、その言葉のとおり大網病院として、近隣の住民の生命を守る病院に厳然としてあるわけです。だから、それは不退転の決意でやられるということならば、それでいいですけれども、その内容です。今までの破綻した内容をそのまま引きずって、それで、形だけ変えて、さあやりましょうと言っても、これまた同じ結果になると思います。やはり新たな枠組みで、新たな気持ちでやるということになれば、全くまた計画も規模も、新たに考え直してやっていかなければならないと私は思うんです。

 そうすると、また時間がかかるとおっしゃるかもわかりませんけれども、今まで、その気のないものを構成市町村に入れてやっているから時間がかかるんです。本当にやる気のところでやれば、真剣にみんなで協力し合えば、そんな時間はかからないと思います。そういう点ではいかがですか。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 ただいまご質問の中にございましたけれども、大網病院建設のときに、私も議員の一員として実は加わっておりました。まさに議会が一致団結して大網病院をつくろうという名のもとに、私はあの病院が完成したものと思っております。もちろん町長の英断も私はすばらしいものがあったと思いますけれども、今、私どもと議会に課せられていることは、5万町民の生命を守るということではないかと思っております。

 さまざまな議論もございましょうけれども、私は、今まず病院をつくらなければいけないんだという使命感のもとに、皆さん方との意見を私は集約させていただき、そして、この病院建設に私は踏み切っていくべきではないかなというふうに思っております。

 また、時期尚早な発言かもしれませんけれども、現在私の考えておりますことは、今まで4年間議論してきた中で、これは、ほとんど議論が内容については踏み込めなかったんです。そういう問題がございますけれども、土地の問題、あるいはベッド数の問題さまざまございますけれども、千葉大は、今まで医療構想の中にございましたベッド数におきましても、少し大き過ぎるんじゃないかというようなことで、修正の方向性を示しているというようなお話も聞いております。

 そういった中で、私は、支える行政が担える病院というものをつくり、また支える行政が担えなかった場合は、千葉県が責任を持って支援するという約束のもとに、私はこの事業は進めていかざるを得ないんだろうというふうに思っておりますので、ご協力のほどお願い申し上げます。



○議長(倉持安幸君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 千葉県の堂本知事が支援してくださるという言葉は、非常にありがたいものでありますけれども、そもそも九十九里地域医療センターが破綻したその原因の一つが、やはり明確な千葉県の意思表示がなかったがためにということも1つの原因であったと思うんです。

 それをまた明確な意思がないままに応援しますよ、頑張ってつくってくださいよという言葉だけで、またひとり歩きしてしまうと、また同じような結果になってしまうと。

 だから、私が先ほど申し上げましたように、九十九里地域医療センターが破綻した、もうあそこは断念したと、あの計画は断念したということになれば、今度やるときは、新たな枠組みで、また、新たな考え方で規模だとかいろいろな土地だとか、そういうことから始めないと、県の約束を鵜呑みにしてやっておりますと、また同じ結果になってしまいます。

 私は、そういう気がしてならないんです。だから、いいじゃありませんか、断念したらなら断念したでいいから、それはもう捨ててしまえばいい、最初からやればいいんです、何も東金のあそこに固執するから問題がおかしくなってくる。

 ある新聞にも書いてありましたけれども、首長の1人が、破綻した原因が地域のエゴだというような発言をしたのが記事に載っておりましたけれども、恐らく強引に反対したところを指して言っているんだと思いますけれども、それは、地域のエゴは何も強引に反対したところだけではない。あくまでもあの土地に固執していた東金市が、やはりこれも地域のエゴなんです。

 何も強引に反対したところだけが悪いわけではない。地域のエゴは東金市にもある。東金市があそこを譲らなかったから、やはり破綻の原因の1つもそこにある。

 ただ、いろいろな原因があるわけです。だからそれを引きずって、また枠組みだけ変えて、中身は継続してやっていきましょうということになると、また破綻いたします。

 だから、やるからにはそれぞれ参加する首長が腹をくくって、そして不退転の決意でもってやらなければ、今のまま断念したものをそのまままた引きずっていくようでは、絶対に私はうまくいかないと、こういうふうに考えております。

 それと、時間も参りましたので、一番最初は山武地域医療センター構想ということで、4年前に構想が開始された。そのときは、我々議会にも相談も何もなかったということであります。そして、今回九十九里地域医療センター構想が断念に至ったということも、我々は、断念しましたという報告を受けたんです。それに対してこういう問題が今起きているけれども、議会の皆さん、どうでしょうかとか、そういう相談は一切なかったと。ある日突然、計画を推進し、ある日突然、計画をやめちゃったという、そういう現実がある。

 その4年間の現実の中に1億400万円というお金が使われているんです。そうすると、今国会でもいろいろ責任のとり方ということで、自衛艦の事故だとかわいわい騒いでおりますけれども、この1億400万を使ったことに対しての責任は、果たしてどなたがとるのか、また、そういう議論が首長会議でなされたのか、この点を、我々では皆目わかりませんので、いや、町長を責めているわけじゃないんですよ、町長が会議に出席されておりましたから、その会議の中でそういう議論がなされたことがあるのか、それをお尋ねいたします。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 先日、私、確認いたしましたところ1億ちょっとだそうでございますけれども、いずれにしても、このような大金がこの会議に注がれてきたわけでございまして、それがいとも簡単に1市長の発言によって破綻したということは、大変責任が重いと思う。

 我々も極力病院をつくろうということで議論してきたわけでございますけれども、それがまとまりに至らなかったということは、それぞれの取り組み方に甘さがあったのかなという思いをしておりますけれども、こればかりは意見の集約を見ないことには、先に進まないわけでございまして、そういった意味では関係するそれぞれの住民の皆様方に対して、首長として謝罪しなければいけないんじゃないかなという思いは、私は持っておりますけれども、この会議の中では、そういった経費の面とか、これは予算化の際には予算案で出てまいりますけれども、最終的に幾ら使って、どういうような、じゃ誰が責任だというような、そこまでの議論はしていないのが現状でございますけれども、いずれにいたしましても、今後の病院構想にいたしましても、ただではできるわけではございません。そういった意味で、一つひとつやはり真剣に積み上げていく必要を感じている次第であります。



○議長(倉持安幸君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 首長会議の中では、この責任を誰に帰するかということは話にも乗らなかったというようなことだろうと思いますけれども、1億400万かかっているそうですね、行政組合のほうからの報告によりますと。大金がかかったことを誰も責任とらないで、それでまた新たな枠組みでもって、引きずるものは引きずってやっていきましょうといっても、私は、これはうまくいかないと思います。

 そういう点から、これから、また新たな枠組みでやるとするならば、どなたか先頭に立つ者を決めて、何かあればその人が責任をとるというぐらいの覚悟でやらないと、物事うまくいかないでしょう。あれだけの4年もの歳月を費やして、それで1億400万もの金を費やす。それで、ある日突然計画を発表し、ある日突然断念したと。それでどなたも責任もとらないで、また違うことをやりましょうよということでは、私はおかしいのではないかなと思います。

 今度首長会議がありましたら、町長、そういうこともきちっと言ってください、町長の声は大きいんだから。山武郡市の中で、やはり堀内町長の地位というのは非常に重いものがある。そういうことを特に町長は言ってくれなければいけない、誰がこれを責任をとるんだと、こういう結末にしてね。

 何も山武市の市長だけが悪いわけじゃないんですね、やはり、4年間かかわってきたそれぞれの首長もみんな悪いんです。悪いからだめになったんだから、山武市だけが悪いわけじゃないんです。

 だから、その中でも、じゃ誰が責任をとるかという、それを明確にしないと1億400万の金が無駄遣いされたということになってしまう。そういうことでありますから、今年度首長会議がありましたら、町長、大きな声で言ってくださいね。

 以上であります。ありがとうございました。(拍手)



○議長(倉持安幸君) 以上をもちまして、岡田憲二君の一般質問を終結いたします。

 暫時休憩いたします。

               午前10時46分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午前10時55分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 なし



○議長(倉持安幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、黒須俊隆君の発言を許します。

 黒須俊隆君。

          (黒須俊隆君 発言席着席 拍手)



◆(黒須俊隆君) 時間もありませんので、質問が多岐にわたっていますので、質問席から質問を始めたいと思います。

 今回も公金不明事件の質問で一番時間を使うことと思いますが、なぜこうも不祥事だの責任追及だのが続かなければならないのか、本当は、例えばこのセンター問題についても、町長の責任追及をするような場ではなくて、例えば保健師を増やしてこの町の健康づくり、そういうまちづくり、そういう提案をしていきたい、本来はそういう時間を使いたいわけですけれども、しかしながら、国では三権分立という形で国家権力の暴走を相互監視のもとに抑制するシステムがある。

 地方自治体は、司法そのものはありませんが、その分国の議員内閣制と違って、議会と首長ともに住民から直接選挙で選ばれているわけです。対等な立場であるわけです。そういう意味で、地方議会がきちんと行政のチェックをしてくことが非常に大切なことであると、そう考える中で、責任追及とか不祥事の問題等についても質問せざるを得ないわけです。

 次回、また、別の問題が発覚することのないように、情報は小出しにせずきちんと公開することを求めて質問に移りたいと思います。

 ただいま、三権分立でいうところの司法そのものが地方にはないと申し上げましたが、その機能の一部を期待されているものが監査委員会であると思います。季節柄監査委員の先生には、お忙しい中出席していただいておりますので、いつものように時間切れで、また次回にとならないようにはじめに質問させていただきます。

 まずはじめに、この住民監査請求制度について、この間、何件か住民監査請求制度というものを利用されて、住民の方が町の行政について問いかけをしていると、この制度を一体どのように位置づけているのか。

 また、この間、住民への公開ということで陳述が公開されていませんが、これは公開されえてはいかがでしょうか。裁判などとは違って意見陳述ですね、住民側からの意見陳述と行政側からの意見陳述、ここを公開しないと住民が傍聴したり、そうする機会が一切なくなってしまうのが現実であると思うのです。そういう意味で、ぜひ公開をしてはいかがか。

 もう一つ、あと、ホームページ等でこういう制度があるんだと、住民一人でも無料で、おかしいなということを、もちろん必要な書式、書類等は用意してもらわなければいけないと思いますが、住民が行政をチェックすることができるんだよという、こういう制度があるんだよということを広く周知するべきではないでしょうか。

 以上、3点、よろしくお願いします。



○議長(倉持安幸君) 代表監査委員、安藤正義君。

          (代表監査委員 安藤正義君 登壇)



◎代表監査委員(安藤正義君) 今、黒須議員からのご質問に対しましてお答えさせていただきます。

 3点でございますが、まず1点の住民監査制度は地方自治法第242条に規定されており、内容を要約して申しますと、地方公共団体の住民は監査委員に対し財務に関する行為について監査を求め、必要な措置を講じるよう請求ができる制度となっております。

 第2点目でございますが、住民への公開でございますが、現在は非公開ということで、全国町村の監査委員のほうのマニュアルを使っておりまして、原則非公開となっておりまして、このへんは、ちょっと申し上げますと、地方自治法第242条第6項の規定に基づき、請求人の証拠の提出及び陳述の機会が与えられるもので、法の趣旨からいって請求の趣旨を補足し、あるいはこれに関する新たな証拠を提出するにとどまるものとされております。

 したがいまして、請求人が請求の要旨を補充するためのものであって、監査委員の意見は、その場では述べない。請求人の陳述をお聞きする場として設けているところから、公開はしないということになっております。

 しかしながら、最近の都道府県、あるいは政令指定都市等では公開に踏み切っております。そういうことからいたしまして、当町といたしましても、これから公開に向けての検討を進めてまいりたいと思っております。

 3点目でございますが、ホームページでのお知らせでございます。私も質問をいただきまして見ましたら、これは本町のホームページでは、暮らしの便利帳の中で各課の事務内容として、項目のみ掲載しているような状況というのが察せられました。各市町村のホームページを閲覧いたしますと、業務の内容まで掲載されているところが多く見られます。この周辺では茂原市のが非常に参考になるかなというふうに考えられますが、やはり近年、監査制度に対して関心が高まっている中、ホームページを情報源として利用していただき、監査機関の理解が深まるというふうに考えて、今後もっといいホームページの内容をつくっていただきたいように、私もいろいろ進言いたしまして検討してまいりたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 黒須俊隆君。



◆(黒須俊隆君) 他の市町村等の例を見ますと、細かい傍聴人の数だとか、そういういろいろ規則を設けて傍聴しているところが多いと思いますが、住民を制限するという立場ではなくて、できるだけ広く公開するんだという、そういう立場で進めていただくことを期待して次の質問に移ります。

 公金不明事件についてです。

 この事件に関連して、さきの臨時議会で町長から出された報酬10パーセント、4カ月カットの条例案が否決されました。現時点での処分云々は時期尚早、事件の幕引きにつなげてはならないという議会の強い意思のあらわれだったと思います。

 さて、事件に関する報告書が今月16日に議会に出されました。中身を読んでびっくり。この事件が起こった背景として、あまりにずさんな現金管理、チェック体制、現金出納帳もつけていないこと等々が報告されています。

 町税を一体何と考えているのか、自分のかせいだ金じゃないからこんなことをしているんでしょうか。どんぶり勘定と言われても仕方がないです。この際、うみはすべて出し切って、その上で、町長にはふさわしい処分を課していただきたいと考えています。

 最初に、この報告書について一言申し上げたいと思います。通常の業務で忙しい中で、このような事件が起きまして、さらに報告書作成というのは大変な業務かもしれませんが、そうは言っても、報告書が出されなければ町民には一体何が起きたのか、どうして起きたのか、再発防止策は何をするのか、再発防止はできるのか、責任の所在はどこにあるのか議会も町民も知ることができません。

 本庁舎階段にも大きく掲げてあるISO9001でうたわれている品質管理の大前提、基本中の基本が情報開示であると思います。今、防衛省もイージス艦事故の情報隠しで追及されていますが、本町でそんなことがあってはなりません。情報は隠さずきちんと責任をとることが、再発防止への第一歩と考えます。

 報告書自体は、議会の要求、請求に対して比較的迅速に提出されたと思います。しかし、中身が余りに薄過ぎる。前回の議会で数10ページ、数100ページの報告書を出すようにと私は申し上げましたが、今回出されたのは11ページです。余りにも薄過ぎます。

 例えば、不明金等発生の原因ということでいくつかの要因が書いてありますが、今までの事務処理についての問題点が具体的に細かく書いていないです。いつから不適切な事務処理が始まったのかも書いていない。原因として挙げられている不適切な事務処理について、どうして不適切になったのかが書いていない。

 この報告書では、報告書の体を成していない。本事件も元職員が再逮捕、起訴という新たな局面を迎えることになりました。どうか、今後報告書を出す際には、これらのことを肝に銘じてもらいたい。

 さて、そういうことなので、この場をもっていくつか細かいことを質問させていただきたいと思います。

 ただいま申し上げましたが、報告書の原因の中で、本来すべきところをしていなかった。町規則で定められているが、していなかった。何々にもかかわらずどうだったと、本来必要な業務が行われていないことが列挙されています。

 これらの必要な業務が一体いつから行われなくなったのでしょうか。そして、なぜ、どうして行われなくなったのでしょうか、改善方策が示されていますが、職員の業務負担は今後どうなるのでしょうか。

 また、一連の業務を同一職員が行っていたことが原因の一つに挙げれておりますが、元職員、他の職員に限らず担当した職員が一連の事務処理を1人で行っていたのは、全部なんでしょうか、一部なんでしょうか、どの程度の割合なんでしょうか。

 続けて、公金不明事件関係についてはまとめて質問します。

 二重払いについて細かく質問します。

 報告書によると、元職員が担当したという不適切な、不適当な支出の最初の2件は国保で、正規に出産一時金を支給した人への二重払いということでした。不明金発生の直前に2度にわたって二重払いが行われて、途中で返金されているということです。これがきちんと処理されていれば、不明金事件は起きなかったと言っても過言ではありません。

 1件目、それの1回目と2回目の二重払いの支払い先、2件目の1回目と2回目の支払い先をお答えください。

 この事務処理は、途中で二重払いが見つかったそうですが、いつ、どうして見つかったのでしょうか、お答えください。また判明後、元職員、そして他の職員、また上司の対応はどのようなものだったのでしょうか、お答えください。またそのときの現金の流れはどのようなものだったのでしょうか。

 事件発覚後、支払った先への支出先への聞き取り調査等はしたんでしょうか。したとしたら、どのようなものだったのかお答えください。

 危機管理の問題ということで、またいくつか質問いたします。

 公金不明という重大な事件にもかかわらず、住民への説明が足りないのではないでしょうか。その件についてお答えください。

 また、名前を使われた方々、ある意味被害者ともいえると思います。その住民に対する確認、説明の個別訪問の中で、私、黒須にだけ公表がぎりぎりまで行われなかったことについて、12月の議会の中で町長は、「11月の町議選がございまして、議員も当然立候補されるというお話でございましたので、この事件の渦中に巻き込むのはいかばかりかということで、選挙終了後に説明を申し上げるようにということで、指示はしておったわけでございます」と答弁しています。

 そもそも5月、6月、7月の話で、11月の町議選なんて全くおかしな答弁だし、黒須がその当時立候補するなんて、どこから一体聞いたのかもよくわかりませんが、また、11月の町議選が終わってからといって、1カ月程度たって12月になってから私のところに説明に来たわけです。この対応は間違いだったのではないでしょうか、お答えいただきたいと思います。

 また、元職員に弁護士がついたから何もできなくなったと報告書にありますが、その弁護士に対して、町は一体どんな対応をとったのでしょうか。

 最後に、12月25日にこの公金管理適正化委員会が設置されたわけですが、遅過ぎだと思います。実際の対応はいつからとっていたんでしょうか。

 以上、明確にお答えください。



○議長(倉持安幸君) 住民課長、根本辰夫君。

          (住民課長 根本辰夫君 登壇)



◎住民課長(根本辰夫君) お答えいたします。

 報告書の原因項目として必要な業務が行われていなかったと書かれている点について、4つのご質問をいただきましたので、随時答弁させていただきます。

 まず、1点目の本来必要な業務が行われていないことが挙げられているが、いつ頃から必要な業務は行われていなかったかにつきましては、今回、さかのぼって調査した平成18年度分につきましては、業務手順としては行われておりませんでした。

 次に、2点目のなぜ行われなかったかにつきましては、主なものを挙げますと、通常、窓口業務が混雑していることが多く、大体毎日100人程度の来客があるわけでございますが、1つの業務を複数の職員で行うことができにくい状況であったことと等が考えられております。

 3点目の今後の業務負担はどうなるかにつきましては、1つの業務を複数の職員で行うこと及び分担することにより、来客者への窓口での対応について、通常の対応より時間がかかることになるかと思われますが、必要業務でありますので実行してまいります。

 4点目の一連の業務を同一職員が行っていたのは全部か、一部なのかにつきましては、窓口で職員が受けたものについては、受け付けた職員が通常、最後まで一連の業務を行っておりました。

 それから、二重払いにつきましては、5点のご質問をいただいておりますが、随時答弁させていただきます。

 先般、配付させていただきました公金支出不明金にかかわる事件の概要と再発防止策の報告書の16ページにあります出産育児一時金の一覧表で説明を申し上げますと、1件目につきましては、一覧表の15番目の方に対しましては、1回目は18年5月31日に、2回目は18年の8月1日に支給しております。1回目と2回目の支出先についてですが、書類上では同一の申請者に支出となっております。

 16番目の方につきましては、1回目は18年6月7日に、2回目は18年の8月2日に支給しております。1回目と2回目の支出先についてですが、先ほども申し上げましたとおり同一の申請人に支出となっております。

 2点目のどうして判明したかについて、18年の8月はじめに前渡資金報告書を作成中、決裁におきますチェックにより、以前支給した名前と同一の者の支給があったことに気づいたことから、本人を呼び内容を聴取したところ、二重払いが判明したところであります。

 3点目の判明後の職員の対応ですが、報告書作成者と上司が問い詰めたところ、元職員は申請者が二重に申請したとは知らずに支払ってしまった、すぐに申請者に出産育児一時金の返還をさせるということになり、上司が申請者本人に返還させるよう指示しておりました。

 元職員が上司を申請者本人に会わせぬまま、同月中に申請者からの返還があったところであります。

 4点目のそのときの現金の流れですが、元職員が現金を18年の8月に持参してきたため、厳重に注意の上、資金前渡に戻す事務処理をしました。

 5点目の事件発覚後の支出先の聞き取りにつきましては、申請者に確認したところ、出産育児一時金の二重払いの申請受理をしていないことを確認いたしたところでございます。

 以上です。



○議長(倉持安幸君) 総務課長、北田光夫君。

          (総務課長 北田光夫君 登壇)



◎総務課長(北田光夫君) 危機管理ということで4点ほどご質問がございますが、1点につきましては、私の後、町長のほうで答弁させていただきますので、残り3点につきまして、私のほうから答弁させていただきます。

 まず、1点でございますが、住民への説明ということでございます。今でも警察のほうから調査、捜査における事情聴取等が行われているところでございます。このような現状の中で、平成19年の12月町議会で出産育児一時金、葬祭費の不明について判明した経緯、調査方法等を報告させていただいたところでございます。

 また、今回の事件を通しての公金の不明金にかかわります事件の概要と再発防止策の報告書を本年の2月15日に議会運営委員会、22日に全員協議会の席上で配付させていただきましたので、役場全体の大きな問題でありますことから、同日に文書棚に投函し、原因、改善、再発防止策について周知徹底を図ったところでございます。

 いずれにいたしましても、住民の説明につきましては、議員のご指摘のとおりだとなりました。そういうことで、遅くなりましたが28日に庁舎玄関ロビーにあります住民情報コーナーで閲覧できるように、当該報告書を置いたところでございます。

 次に、2点目、番号から言いますと3点目になりますが、元職員側の弁護士との対応ということでございますが、正直、私たちもこのような通知書をいただいたことははじめてでございまして、この取り扱いについては、町の顧問弁護士とも協議を行ったところでございます。

 その中での見解といたしましては、この通知書にあたりましては法的拘束力はなく、お願いの域を超えない性質のものであり、本人が在職中のこともあり、組織に関している以上本人と町との関係であり、それに対し本人が調書を虚脱するなら構わないものとし、あくまでも弁明の機会を付与することが大事であることから、顧問弁護士との考えを基本といたしまして、対応をしてきたところでございます。

 以上のことから、元職員の弁護士とは事件にかかわる対応はしておりません。

 次に、実際の対策はいつからとったのかということでございますが、事件発覚当初の6月1日、日々の業務ということもございまして、早急に当面の対応策といたしまして、当該担当課と対応策を協議いたしまして、次の6項目を実施することとした次第でございます。

 1点目につきましては、窓口に来た者の身分確認は必ず身分を証明するもののコピーをとり、決裁の際添付する。

 2点目といたしまして、母親の資格欄を確認するため、資格画面のコピーを打ち出し、決裁の際添付する。

 3点目、納税欄のチェックに関しては、税務課職員が確認し印をもらう。

 4点目といたしまして、前渡資金については、資金前渡職員が窓口職員に渡すものとし、資金前渡職員が不在の場合は管理職が渡すものとする。

 5点目、現金給付の場合、他の職員を呼んで渡すところを確認する。

 6点目、毎月の前渡資金の精算時において、資金前渡職員が端末により確認を行い、管理職については決裁時に異動届等を確認する。

 以上を実行するよう指示した次第でございます。追って同月19日には、6月1日に先ほど申し上げました6項目についての確認事項の実施状況につきまして、報告を求めるとともに、出産育児一時金及び葬祭費の口座振り込みへの移行を検討するよう、指示した次第でございます。

 その後におきましては、以上の指示事項の実施状況を確認してまいりました。

 次に、12月3日に逮捕されたのに25日の委員会設置が遅過ぎるというご質問でございますが、この時点での逮捕容疑は公電磁的記録不正作出同供用罪でございました。

 次に、公金の着服あるいは窃盗の容疑で再逮捕されることを、当局といたしましても考えていたところから、これを待って対策委員会を立ち上げる予定でございましたが、再逮捕の時間がわからない中で、21日にさきの逮捕容疑で起訴されたのを受け委員会を設置した次第でございますので、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 それぞれに名前を語られた皆さん方に対しての聞き取り調査が担当職員を中心に行われたわけでございますけれども、被害に遭われた黒須議員に対しての聞き取りは大変遅かったのではないかという中で、12月議会で私の答弁の中には、黒須議員も11月選挙を控えて事件の渦中に巻き込むことはいかばかりかというようなことで、ご答弁申し上げたところでございますけれども、そういった内容の中で、今回の事件は私ども行政にとりましても、内容的には大変厳しい問題がいろいろございました。

 ということも、電磁的な不正を働きながら、現実に不明金についてはかかわっておらないと、そういたしますと私ども行政として、このような事件をこのままにしておいていいのかという問題がございまして、住民に知らせるには余りにも電磁的な不正を発表することによって、当然、不明金の内容について断定されやすいような、そういうような位置関係にあったわけでございまして、これについては、担当課長からも答弁していると思いますけれども、そういった内容について、本人が、おれはやっていないというものに対して、行政側から、非常に犯行に近いような内容のものを公表できにくいというような問題があったわけでございまして、そういったことから、大変、住民の皆さん方には不可解な思いをさせたかと思っております。

 そして、12月議会で黒須議員に対して聞き取りが遅れた理由の一つとしては、私自身は11月の町議選の内容に余り迷惑をかけないような、そういう体制も必要ではないかということを、議論の中の一つとして取り上げたわけでございますけれども、そのほかにも私どもが出産育児一時金の不正処理対象リストに、実は黒須議員の名前が載っていたわけでございます。

 私どもといたしましても、現職の議員だった議員がそのような不正なことはするわけはないというような思いの中で、いろいろ検討させていただいたわけでございますけれども、還付金の発生につきましても、当時は報告がございました。

 しかし、元職員への聴取をそれまでに数回行ってきたところでございましたけれども、出産育児一時金、葬祭費、還付金の取り扱いに関する弁明内容が大変ちぐはぐで、要領を得ないような状況下にあったということでございます。

 このために、この時点で職員が議員のお宅に説明に行きましても、不明な部分が大変多い内容の中であるわけでございまして、内部調査を進めますとともに、当分警察の捜査状況を見守ることとし、少なくとも逮捕前までには議員に説明する必要があろうということで、担当課でも取り組んできたところでございます。

 いずれにいたしましても、黒須議員を特別扱いにしたわけではなしに、私どもとしては、議員の信頼性は私ども持っています。現職の議員をやられた方がこのような不正に受領するということはあり得ないだろうという中で、このような事件が発生したということは、大変、私ども疑いまして、まさかこういうことはないのではないかという中で、議員の名前がリストの中に入っていたということでございまして、扱いには苦慮いたしましたけれども、そういうような内容で12月議会に報告させていただいたわけでございます。

 以上であります。



○議長(倉持安幸君) 黒須俊隆君。



◆(黒須俊隆君) ただいまの町長の答弁には納得がいかない。当時、私は1町民の一人でございまして、別に議員職にあったわけでもないわけで、何で一体、要約すると黒須に知られてしまうと、町民にいろいろしゃべられてしまうから、そういう情報隠し、そういうようなことだと私は思っています。

 余りこれ以上長くやってもしようがないので、先ほどの住民課長の答弁について再質問したいと思いますが、平成18年度は不適切な業務をしていたと、そう答えていたわけですが、私はいつから不適切な事務処理が続いていたのかと質問したわけです。

 答えとして平成17年からだとか16年からだとか、そういう答えを希望したわけです。平成18年からしていたということは、どういうことですか。それ以前にやっていたかどうか調査していないということなんですか、お答えください。



○議長(倉持安幸君) 住民課長、根本辰夫君。

          (住民課長 根本辰夫君 登壇)



◎住民課長(根本辰夫君) お答えいたします。

 さかのぼって調査した結果、平成17、18年度分については、業務手順として行われておりませんでしたということでございます。

          (「16年は行われていたということですか」と呼ぶ者あり)



◎住民課長(根本辰夫君) はい。



○議長(倉持安幸君) 黒須俊隆君。



◆(黒須俊隆君) 16年までは行われていたのに、17年から行われなくなった、当時の担当課長はきちんと責任をとっていただきたいと思います。

 先ほどの答弁の中で二重払いが発覚して、30万円にもわたるそういう大金の二重払いが同じ時期に2回も続けて起きたと、それを担当課で確認して、当時の上司も含めて元職員、また気がついた職員、そして、上司を交えてどういうことなんだと、そういう問いただして、元職員がどこかから持ってきたと、何言っているんですか、これ、おかしいでしょう、こんな、たまたま10年、20年の中で1件、何かのミスがあったというならわかるけれども、30万円もの二重給付という、しかも国保の二重給付なんだから、通常考えられないことです。

 これが同じ時期に2回続けて8月に続けて起きて、それで、その当時の上司は本人に現金を回収させたただけで、厳重注意で終わりですか。何なんですか、これ、犯罪だと思わないんですか。もし犯罪ではなくて本当にミスだとしたら、そのときにこんなミスが起こる原因をしっかりと探らなければいけないはずでしょう。

 何かミスだった、ミスだったっていう話ですけれども、ミスじゃないです。これは元職員が犯罪を犯したかどうか、今、そのへんについては警察及び裁判で明らかになるんでしょうが、このことは上司を含めて町の失態ですよ。ミスじゃない、失態ですよ、大変な問題ですよ、これは。

 そんなことが起きていたわけです。そのときに同じ人が2回請求したんだから、場合によっては、2回請求した人が犯罪を犯そうとして2回請求したのかもしれないし、当然、二重払いを申請した人に確認とるべきでしょう。そうしたら、私は二重申請なんかしてませんよって、当然答えるわけです。そうしたら、その時点で犯罪が明らかになって、この不明金事件なんて起きなかったわけです。大変な失態ですよ。

 そういうあたりをきちんと報告書に書いてまとめていただきたい。これについては、また次回も続けて行いたいと思います。

 さて、次の大項目の質問、道路行政に移りたいと思います。

 12月定例議会で総理大臣等にあてた道路特定財源存続の意見書が議会から出されたわけですが、国民の7割が反対していることに、なぜわざわざ議会が意見書を出したのかと思われる町民も多いと思います。

 それについてご説明いたしますと、町長から議運に対して、議会で出してくれと頼んできたわけです。それで有志の議員が発議案として出した、そういう経緯があったということです。

 しかしながら、少し不明な点があります。何で特定財源じゃなければいけないのか、一般財源でも町長が道路が必要だと思ったら、道路を一般財源でつくればいいでしょう。

 また、暫定税率について、例えば今国会でも問題になっていますが、例えば国と地方の配分の見直しで地方の配分を多くしてもらって、道路財源に相当するようなお金が同じだったらいいじゃないですか。

 一言だけ、一般財源じゃまずいのかどうかお答えください。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答え申し上げます。

 今回の特定財源の税制改革におけます内容につきましては、議会の皆さん方にご説明したとおり、本町にとって暫定税率による今の税源が地方へそれぞれ配られているわけでございますけれども、本町にすれば4億円余りの特定財源が来てますよと、それがこの暫定税率の廃止によって、これは道路だけではございませんで、区画整理事業の中の事業についても来ているわけで、合計合わせますと1億9,000万余りの半分以下に税源移譲がとまってしまう。これは地方の行政にとりましては、非常に大きな痛手でございまして、全国の首長方99.3パーセントがこの措置の廃止に反対しているという状況から見ましても、我々行政サイドから考えた場合は、大変厳しい問題であるというふうに認識して、皆さん方にお願いした経緯でございます。

 今回の内容は、強行採決されるのかどうかわかりませんけれども、私は、行政にとっては大変大事な財源、住民にとっては25円下がるという、これも住民サイドからも大変要望の強い内容ではないかと思っておりますけれども、現在の道路整備には、この特定財源が大変大きな力をいただいているということを、私は非常に強く思っている次第であります。



○議長(倉持安幸君) 黒須俊隆君。



◆(黒須俊隆君) 私は、わざわざ使い道を絞る、そういう道路族以外には何の恩恵ももたらさないというこういう財源よりは、一般財源のほうがいいのではないか。一般財源の中で必要な道路をつくればいいし、また、必要な道路で無利子の借り入れ、そういうこともできるようになっていると伺っておりますが、そういうものでつくってもいいわけです。

 また、これ以上車社会を進めていくことの是非を、まずは国民全体で議論して、それからでも遅くはないと思います。町におかれましても、必要な道路と必要ない道路の計画見直しが必要ではないでしょうか。

 広域農道にしても、また、都市計画道についても見直しがあるのではないでしょうか。これについて、次回以降少し議論させていただきたいと思います。今回は省かせていただきます。

 道路行政の?で自転車を利用したまちづくりについて質問していますが、それについても、次回以降にお願いしたいと思います。

 ?として通告してある内容なんですが、この夏、役場の近くに大型ショッピングセンターのベイシアができる予定です。これによって道路環境は、だいぶ車の流れが変わってくるのではないかということが予想されます。

 とりわけ、今でさえ大変道路交通事情が悪い役場の前から国道128号に抜ける仏島地区の道路環境の悪化は、このベイシア建設で悪化は避けられない状態だと考えますが、歩行者、通学者等々の安全をどのように確保するのか、簡単にお答えください。



○議長(倉持安幸君) 都市整備課長、関 芳信君。

          (都市整備課長 関 芳信君 登壇)



◎都市整備課長(関芳信君) お答えいたします。

 役場から国道128号へ抜ける道路の一部区間につきましては、歩道がないばかりか車のすれ違いにも支障がある状況でございます。

 本区間は国道128号沿道地区の市街化区域編入に伴いまして、改善する必要性が高いと認識しております。しかしながら、現況は道路の両側に住宅があるとともに、両総用水大網支線が隣接しております。

 このようなことから、両総用水大網支線の敷地を含めた整備ができないか、敷地及び施設管理者である千葉県、並びに両総用水関係機関との協議を現在実施しているところでございます。

 今後とも関係者との協議を重ね、安全な通行の確保を目指してまいる所存でございます。

 以上です。



○議長(倉持安幸君) 黒須俊隆君。



◆(黒須俊隆君) ベイシアはこの夏できてしまうわけですから、一刻の猶予も許されないと思います。町長、ぜひよろしくお願いします。

 ?として通告してあります、みずほ台巡回バスについて、昨日来、デマンド交通等々について複数の同僚議員から提案がなされておりましたが、私も過去何度も申し上げておりますが、このようなものを進めるときに、ぜひTDM、交通需要管理の視点を考慮して進めていただきたいということを、それだけ申し上げて質問に移ります。

 さて、みずほ台の巡回バスについてですが、公共交通として、民間会社が不採算であるにもかかわらず、バス事業を今行ってくれているわけですが、これについては大変感謝しなければならないことだと思います。

 本町でも駅前渋滞緩和にもつながるバス事業について、質問いたしたいと思います。

 このたび始まったみずほ台巡回バス、1日の利用者の損益分岐点と現在の利用状況をお答えください。

 私も夕方試しに乗ってみたんですが、私と私の子ども以外誰も乗っていませんでした。運転手さんに聞いてみたところ、ほぼ毎日そんなものだという話で、町としてもぜひこれは、今バスのそういうものは、簡単に認可がおりるようになったわけですけれども、撤退も簡単にできるようになったと伺っております。

 そういう意味では、せっかくできた公共交通が簡単に撤退してしまうこともあり得るわけですので、ぜひとも町として積極的な宣伝をしていただきたいと思います。

 以上、お答えください。



○議長(倉持安幸君) 企画政策課長、古山正洋君。

          (企画政策課長 古山正洋君 登壇)



◎企画政策課長(古山正洋君) お答えいたします。

 はじめに1日の利用者数の損益分岐点ということでございますが、厳密な分岐点ということではございませんが、1日190人ほどの乗車人数を目標としているということでございます。190人といいますと、料金が160円ですから人件費、経費等々含めまして、1日3万円というところを目安にしているというところでございます。

 それから、利用実績でございますが、今、ご質問にもありましたように現在のところは非常に少ない状況でございまして、運行開始から1カ月ごとの1日の平均利用者数で申し上げますと、11月16日から12月15日までが19人、12月16日から1月15日までが28人、1月16日から2月15日が33人ということで、増加傾向にはございますが、先ほど申しました目標の約2割というところでございます。

 議員のご意見にもございますように、町との話し合いの中で将来的も含めて駅周辺での巡回的なバスを運行していただいております。町といたしましても、近隣各位の区長方にもお願いいたしまして、時刻表の配布等もお願いをいたしております。

 今後ともバス事業者とよく協議をいたしまして、さらなる利用促進等について検討してまいりたいというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 黒須俊隆君。



◆(黒須俊隆君) このバスの運行が決まったという話を聞いて、町民の方からもう動いていると聞いて、すかさず担当課に聞いたら、来月からホームページに載せるだとか、そういう話を受けて、何ばかなことを言っているんだと、せっかくの公共交通が始まるのに、もっと大々的に宣伝してもいいでしょうと、そう申し上げたわけですけれども、過ぎたことを言ってもしようがないですので、これから大事なので、ぜひホームページの中でも、当初はトップページに大きく書いてあったのですが、今は便利帳かなんかの中の1項目でおさまっているだけじゃないですか。もっと大きな宣伝をしたほうがいいと思います。

 町長、みずほ台バスは乗ったことはあるんですか、ないですか、ぜひ、暇なときに町長が乗って、町長と語ろうって、みずほ台バスに乗って町民と談話会でもしていればいいじゃないですか。

 なんか、ちょっとお年寄りに無料チケットを配るみたいな、そういうことだけでは、なんか策がないなという感じはするんですけれども、基本的には、私の考えとしては、駅前渋滞緩和等々考えると、サラリーマンの方が大量に乗ってもらえると、これがいいんじゃないかなと思うんですけれども、そういう意味で積極的な宣伝をぜひお願いしたいと思います。

 次に移りたいと思います。

 農業行政についてということで、ただいま冷凍餃子への農薬混入事件等、食の安全が大きくクローズアップされております。自給率の問題や輸入食品の食材の危険性が指摘されていますが、じゃ、それでは日本の農業とか日本の食品は安全なの、そんな疑問も浮かびます。

 そもそも日本を代表する大きな生活協同組合がたばこ産業や大手商社と組んで商品開発をしていることには、私はびっくりいたしました。我が町についても地産地消なら大丈夫というのではなくて、より安全を確保した農とか食とかへの取り組みを進めていただきたいと思います。

 昨年息子の通う幼稚園から、ヘリコプターによる農薬散布の文書が配られました。ええ、幼稚園のわきで空中散布やっているの、住宅も近接しているのにと大変びっくりいたしました。

 そこで質問いたします。

 ヘリ農薬空中散布について現在の状況について、また、有人ヘリのときから無人ヘリになって管理はどうなったのか、空気中の濃度の基準とか測定等しているのか、その他農薬散布も含めて、農家への啓発等はどうなっているのか。

 続けて質問いたします。

 本町の有機農業、ちばエコ農業等の現状と課題について簡単にお答えください。

 また、私は、頑張る農家への支援策として、こういう有機農業とか無農薬で頑張る農家にこそ、より大きな支援をするべきだと思いますが、いかがお考えでしょうか、お答えいただきたいと思います。



○議長(倉持安幸君) 産業振興課長、木村常雄君。

          (産業振興課長 木村常雄君 登壇)



◎産業振興課長(木村常雄君) お答え申し上げます。

 水稲防除につきましては、町植物防疫協会が実施主体となり、平成14年度まで有人ヘリコプターによる農薬空中散布を実施しておりましたが、平成15年3月に農薬取締法が改正され、農薬の飛散防止義務が盛り込まれたことに伴いまして、平成15年度から有人ヘリコプターによる空中散布は中止したところでございます。

 その後の水稲防除でございますが、農家組合等生産者が実施主体となり、飛散の少ない無人ヘリコプター等において実施されております。

 また、空気中濃度の基準につきましては測定はしておりません。

 次に、その他の農薬散布を含め農家への啓発はとのご質問でございますが、町行政といたしましては、平成18年5月のポジティブリスト制度施行に伴いまして、残留農薬のある農産物の出荷停止措置への対応といたしまして、農薬の適正使用と飛散防止について啓発を行ってまいりました。

 今後とも農産物の安定生産に向けては、適正な農薬使用は不可欠と考えますことから、引き続き農薬の散布使用につきましては、天候状態による病虫害の発生状況を的確に伝達し、効果的かつ適正な防除の実施と飛散防止事項の周知徹底が図られるよう、安全・安心の確保に努めてまいります。

 次に、頑張る農家への支援策といたしまして、無農薬、有機農法への取り組みでございますけれども、生産コスト面から難しいものと考えておりますことから、本町といたしましては、比較的取り組みやすい減農薬、減化学肥料による環境保全型農業といたしまして、ちばエコを推進しているところでございます。

 また、平成17年度からちばエコへの取り組み奨励制度を創設いたしまして、本年度の認証実績といたしましては、米、落花生、お茶、食用トウモロコシの計4品目で45戸の7,388アールが認証を受けております。

 現状の課題を踏まえた中で、今後の取り組みにつきましては、現時点では生産者の労力、努力、コストに見合った販売価格になっていないという生産者側の指摘と、いわゆる観光栽培作物との差別化のPRとエコ農産物の流通総量は絶対数不足しているという流通業や消費者側から指摘されております。

 本町といたしましては、温暖な気候と大消費地に隣接した地の利に恵まれておりますことから、今後も県や関係機関と連携して、生産者の意欲を奨励していまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 黒須俊隆君。



◆(黒須俊隆君) ヘリの農薬散布について、現実に幼稚園に警告文書が来ているわけです、幼稚園のPTAに対して。実際に無人ヘリになったから飛散は少なくなっただろうと、それは有人ヘリと比べればそうだろうと、きめ細かくできるから。

 しかし、そうは言っても現実に幼稚園のわきなんかでやっているわけで、遊具なんかに飛散していないのかどうか、そういうのは1度、ぜひ調べてみてください。

 また、ちばエコ農業等について、これについてはまた県と協力して進めていただきたいとは思いますが、私自身は、ちばエコ農業というのは少しちょっと中途半端だからいま一歩なんじゃないかなと。いわゆる全国的には完全無農薬、もしくは有機認証を得た、そういうものでまちづくりをやっているようなところがたくさんある中で、千葉県の基準は一体どんなものなのかなという、農薬を半分にするというのは結構大変なことだと思うんです。それ自体は、ちばエコ農業って大変なことだと思うし、農家の皆さんのご苦労はわかるんですけれども、それを消費者がわからなければ意味がないんです。

 そういう意味ではわかりづらい、そういうものではないのかなということも、私は思います。ぜひ研究してもらいたいと思います。

 もう一つ申し上げておきたいのは、この間、シンポジウムに町長も参加されていましたが、昨日もお話しされていましたが、農業はこの町の基幹産業であると、そういう位置づけ、認識は皆さんそういうふうに言われて、定義についてはよくわからないので、そう言われれば、それを私は否定するものではありませんが、ただ、現実的に実態としては、我が町は別に農業が基幹産業じゃなくて、サラリーマン産業が基幹産業です。

 このままでは農業は衰退してなくなってしまうかもしれないと町長はおっしゃいましたが、まさにそのとおりで、基幹産業なんて呼べるようなそういう状態ではないわけで、とにかく農業は衰退していて大変な状態だ、しかし、大切であり守っていかなければいけないんだと、そういうふうな認識に変えないと、より積極的な施策はできないのではないかということは、これは私が思ったことだけなんですけれども、申し上げておきたいと思います。

 時間もなくなってまいりましたので、地域医療については申し上げることだけで、質問は省かせていただきます。

 町長、昨日、理論よりも方向性ということを何度か言っておられましたが、私は理論より方向性で進めたことが破綻という結果につながったのではないかなと。こういうことをしっかり反省していただかなければ、今後の枠組みを云々する資格が果たしておありになるのか、大変疑わしいと思います。4年を費やしてこのありさまなのですから、同じ轍を踏むことは許されないと申し上げておきたいと思います。

 事務方針の中では、病院長が千葉大からの医師供給は大変厳しいと、そういう中で大網病院が医師育成に努めると、そういう事務方針が町長より話されましたが、平成18年の2月議会と9月議会で私が質問したときは、病院事務長は、医師確保は大丈夫、平成20年度から千葉大の医師供給が増える、また大網病院で専門医資格取得等は規模からいって無理だと、そう答えているわけです。

 1年ちょっとで全く変わって、私が言ったとおりになっている分に関してはいいですけれども、こういう認識の転換が本当に遅過ぎるわけです。ぜひ今後理論よりも方向性、とにかく行っちゃえなんてことではなくて、理論が先じゃないですか、私はそう申し上げておきたいと思います。

 子育て支援については、次回に回せていただきたいと思います。

 自治会事務経費についても、次回に回させていただきたいと思います。

 一言だけ、たばこ税について、庁舎入り口付近でたばこののぼり旗が、いかにもたばこをみんな吸って、税金欲しいですよという旗が張っていますが、町長はいかがお考えですか。最後にこれだけ質問したいと思います。



○議長(倉持安幸君) 時間が来ておりますので、端的に簡単によろしくお願いします。

 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) 時間が来ているようでございますので、一言だけ。

 本当にたばこの害は恐ろしいものでございまして、できれば国民すべてがたばこをやめたほうがいいんじゃないかなというのは、私も同じ気持ちですけれども、嗜好品でございまして、法的にこれをとめるすべはございません。

 そういった中で、職員については、また外部の人もそうでございますが、庁舎内では禁煙措置をとらさせていただいております。また外部におきましては、やたらにあっちこっちで吸われては困るものですから、所定の位置だけは確保してございますけれども、職員については、極力禁煙するように指導していきたいと思っております。



○議長(倉持安幸君) 黒須俊隆君。



◆(黒須俊隆君) ぜひそのようにやっていただきたいと思います。

 以上で終わります。(拍手)



○議長(倉持安幸君) 以上をもちまして、黒須俊隆君の一般質問を終結いたします。

 暫時休憩いたします。

 なお、午後1時から再開いたします。

               午前11時57分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午後1時00分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 なし



○議長(倉持安幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、高知尾 進君の発言を許します。

 高知尾 進君。

          (高知尾 進君 発言席着席 拍手)



◆(高知尾進君) それでは、早速質問させていただきます。

 先般の公金支出不明金につきまして、再発防止策がいろいろ出てまいりました。これを読ませていただきましたところ、余りにも基本的なことを無視した、基本的なことが守られない、そういう町政が実際行われていたということが判明したわけです。

 この中の文章に、起きたことは組織体制等の不備を認めておられますので、その中で理由の一つに、元職員の公務員倫理の欠如、反社会性が最大の原因と考えるが、事件発生を未然に防止、または早期に発見できなかった組織体制にもという、こういう文言がございます。

 私は、この事件につきましては、組織の欠陥ですね、それと、そういうものを発見できなかったシステム、そういうものに大きな原因があるんであって、きちんとした組織、仕事の体系の中では起こり得なかった事件だと思っているわけです。

 それを、元職員のということで、職員の倫理性、反社会性が最大の原因ということで強く主張しておりますけれども、私はこれはおかしいと。今まで組織の不備について、仕事のやり方について指摘できなかった長の責任が非常に大きいものだと思っております。

 この中にいろいろ不備な点は、1人にやらせたとか、1人が一連の行為ができるようにしていたとかと、そういうことがたくさん書いてございます。それを今さら言ってもしようがないんで、この中に人事異動の徹底という文言がございます。

 現金を取り扱う職場や契約担当職員などについては、長期間にわたって同一職場に配置することがないように、人事異動を行うということはありますけれども、現金取扱者、契約担当職員に限らず物品購入担当部門ですね、あと工事の発注部門、それから設計発注、そういうものを担当する部門も、やはり人事異動等は必要だと思います。

 この現金等取り扱い担当者や契約担当職員だけじゃ、まだまだ、それも含めているんだとおっしゃる、理解しろということかもしれませんけれども、やはり具体的に言えば、私が今ほど申しましたように、対外的に物を買ったり物を発注したり、そういう部門もやはり定期的な人事異動が必要じゃないかなと、やるべきだと考えております。

 次に、公益通報制度の周知と職員からの相談、通報を適正に処理するため、公益通報制度を創設する予定でいるということですけれども、これについては、いわゆる内部通告ですね、これを誰が誰にやるのか、それが問題になると思うんですね。

 現在の役場の役所の中、これがお互い信頼性を持って仕事をしているのか。お互い信用しているのか、ちゃんと組織として秘密が漏れないようになっているのか、それをきちんとしないままこういうものを取り入れたところで、システムとして何ら活用はできないと思います。

 私が今言っております質問は、事前に通告してあります町長の政治感覚の関連で申し上げておりますので、町長のほうから後ほどお答えを願いたいと思います。

 私は、600人近くの職員が職場で働いていれば、それぞれいろいろな悩みもあるだろうし、楽しいこともあるだろうし、人に言えないこともいろいろあると思います。精神的なもの、肉体的なもの、そういうものをやはり精神、身体、そういうものを相談する第三者的な組織を外部に設けて、そこに行けば絶対秘密は漏れない、役所のほうもそれを探ろうともしない、そういう中立的な組織を設けてやらない限りは、役場内の不祥事の問題、そういうのもなくならないんじゃないかと思うわけです。

 ある役所では、生活保護の名簿を渡すことによって、逆に脅かされて、サラ金からお金を借りていたわけですね、そこに脅かされて名簿を渡した、渡したことを逆に脅かされて、さらに泥沼化していったという事件もつい最近起きているわけでして、これだけの人数がいれば、それぞれ抱えている問題もあると思うので、そういう第三者的なものをきちんとつくる必要があるんじゃないかなと、私は思うわけです。

 これにつきまして、まず町長にお聞きしますけれども、ここで対策として考えている内部通告、公益通報制度ですね、それと私の申し上げている相談、カウンセラー的な場所、そういうものをひっくるめて、これをどのようなものでお考えなのか、それをお聞かせ願いたいと思います。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 今回の事件につきましては、私は単なる当事者のみならず、課内における気の緩みが、私は大きな原因ではないかなというふうに思っております。

 それぞれの職員が公務員としての自覚を持ち、チェックすべきものはチェックし、過ちがあるならば速やかに改正する、これがISOの精神でもあるんではないかなというふうに思っております。

 そういう中で今回の事件が起きたということは、まことに残念なことでございまして、その報告書にもございますように、対応策としていろいろな提案をいたしているところでございますけれども、一部には既に取り組んでいる問題点もございます。

 そういう中で、これからただ課内の人の悪口や事件を言うだけではなしに、一人ひとりが自覚のもとに業務をとり行うと、その中でいろいろ不備な点や問題点がある場合には、やはり上司に相談した中で、的確な処理をして速やかに処理をするということが、私は大事なことではないかなというふうに思っております。そういった意味で、その問題点に触れさせていただいたわけでございます。

 また、ただいま議員からおっしゃられましたように、メンタルケアが特に最近は必要じゃないかということ、これは教育界にも出ておりまして、教師が大変父兄と生徒の板挟みになって、非常に悩みが最近多いと。中には職をやめられていく先生も出ているというようなことでございます。

 そういった問題点につきましては、本町内の職員の中におきましても多様化している現代の職場において、自分が今まで勉強してきたものと全く違うものへ役割が行ったという中で、大変苦慮しているという職員もいるというふうに聞いておりましたけれども、人事異動にも限られた人数の中で限界があるわけでございまして、そういった意味で、また新しい事業へ取り組まざるを得ないというようなケースもございますけれども、そういった意味の中でメンタルケア、心の相談ができるような提案は、私は大変有効なことではないかなというふうに思っております。

 ただ、それがどういう体制でそういうような問題点を構築していくかということが、大変ではないかなと思っておりますけれども、学校の先生、あるいは町職員が気軽に相談できるような、そういうような対応も今後検討に入れていきたいなと思っております。

 私も、既にこの町長職についてから9年余りが終わろうとしているわけでございますけれども、その中にも職員がそういった悩みで今までおられた方も、何名か私も遭遇しておりますけれども、そういった場合、的確な指導と対応というものがこれから大事ではないかということで、議員の提案につきましては、改めてよく検討させていただきたいなというふうに思っているところでございます。

 以上であります。



○議長(倉持安幸君) 高知尾 進君。



◆(高知尾進君) メンタルケア、そうですね、私も言葉は出なかったんですけれども、確かにおっしゃるとおりの言葉なんです。

 ですから、相談したはいいけれども外に漏れてしまったということのないような、きちんとした体制のもとに、こういうメンタルケア制度的なものをやられたらいいんじゃないかなと思っております。

 それと、町長、ここでおっしゃっている公益通報制度というのは、あくまでも業務上の問題であって、個人の私生活、メンタル的な精神的なものは含んでないんですかねということをお聞きすると同時に、あと、一つ、これを残しておきまして、16年から18年の間の調査を3カ月間関係職員が一生懸命やられたと思いますけれども、じゃ、実際、通常の業務をしながら、このような事件絡みので急に仕事が入ってきたわけですね。

 そうしますと、予定していた人数と業務とでは、そこにアンバランスが生じてくると思うわけですけれども、この間の職員の体制と、あと残業等は当然なされたと思いますけれども、1人、一番多い職員は何月に何時間ぐらいやられていたかということと、あと、一般職員につきましては、時間が出てきますけれども、今度管理職になりますと時間が出てきませんよね。そのへんのことをどういう状況だったのか、また、それをきちんと町長として把握しておられたのかどうか、そのへんのことをお聞きします。



○議長(倉持安幸君) 総務課長、北田光夫君。

          (総務課長 北田光夫君 登壇)



◎総務課長(北田光夫君) お答え申し上げます。

 事件発覚直後から担当課におきましては、資料の調査を行った関係で相当な負担をかけております。時間外手当につきましても、膨大な額というんでしょうか、その例を申し上げますと5月28日に、町長、副町長、私が情報を得ました段階の翌月の参考例、主なものといたしまして挙げさせていただきますと、副主査以下6名でございますが、579時間。金額的に130万払っております。そうすると1人平均大体100時間をちょっと下がるというところでございます。

 これも支給しております。実質的な支給はしておりますが、予算内でおさまらず予備費を充当した次第でございます。担当課の管理職につきましても、土日を問わず出勤し夜間も勤務し、対応に追われたところでございますが、管理職につきましては、職階に応じ4万9,000円から2万7,000円の管理職手当が毎月支給されておりますので、これ以上の手当は支給しておりません。

 また、休日出勤にも代休制度を認めておりますので、休日出勤の前後4週間の中で平日に代休を取得できるものでございます。ただ、当時としては、実質的に事件の対応に追われる中で、取得は難しかったのではないかと思われます。

 以上でございますが、先ほどの約95時間から100時間の間になると思いますが、この中の内容は、通常業務プラスこの事件にかかわる残業代も含まれておりますので、その点のご理解のほどをよろしくお願い申し上げます。

 以上です。

 それと、先ほど町長のほうに職員の心の悩みの相談所ということでの答弁を、若干私のほうから述べさせていただきますが、職員のメンタルヘルスケアにかかわります相談窓口を設けてはということでございますが、千葉県市町村職員共済組合におきまして、メンタルヘルス相談室を開設しております。

 これには、メンタルヘルスの相談室に行った人数とか、そういう相談の内容とか、私のほうでは感知しないところでございます。ここには専門の相談スタッフ、心理カウンセラーによります電話カウンセリング等、必要に応じて面接を提供しております。

 共済組合によりますと、平成19年4月から12月までの実績としては相談が716件、面接が86件行われたとのことでございます。

 本町職員への周知につきましては、毎月の共済だよりの中で年に2回から3回程度で掲載しております。

 また、町におきましても、労働安全衛生委員会を設置しております。この委員会の事業の一つといたしまして、ここ数年、年に1回、メンタルヘルスにかかわります研修会を実施しております。

 参考までに、今現在においてはメンタルの面で休職中、もしくは病気休暇を取得中の職員はおりません。ただ、今年度で見ますと、死亡退職1名、普通退職1名、病気休暇取得者が1名おりますことをご報告いたしまして、私の答弁とさせていただきますが、先ほど内部通報制度ということでおっしゃっていましたが、あくまでも内部通報は、行政上の違法、不当な行為を防止するための制度でございます。

 ですから、違法行為の通報、相談ができるようなものでございますので、その点のご理解もあわせてお願いいたしまして、私の答弁とさせていただいます。



○議長(倉持安幸君) 高知尾 進君。



◆(高知尾進君) 公益通報制度はあくまでも行政上のおかしなこと、よくわからないこと、そういうことに限るというような解釈でよろしいんですね。

 まだ、報告書に気になる文書があるんですけれども、これもやはり町長に関係する問題なんです。それは、本町では一昨年にも収賄事件が発生したが、個人的犯罪という認識からか、依然職員間には職員としての仲間意識があり、これによる不用心もあり、組織として緊張感に欠けるものがあったと。

 仲間意識なんですよね。悪いことは悪い、いいことはいいと、おかしなことをしていれば、それを上司に報告してきちんとチェックする、事故を未然に防ぐと。ところが仲間意識だと恐らくそんなことしないだろうとか、大丈夫だろうと、ついつい気の緩みの油断が出てしまうわけです。

 ですから、この仲間意識というのは、非常に問題のある表現だと思いますよ。公務員が役所に勤めて新たな付加価値を生んでいるわけでもありませんし、すべて税金で賄っているものですから、これを仲間意識でやられたんじゃかなわないということなんです。

 そこで、町長がたまに聞く機会がありますけれども、仲間だとか同級生だとか知り合いだとか近所だとか親戚だとか、そういうことを普通の一般の職員が言っている分にはいいんだけれども、町長たる者、どんな席であろうと町長として、ここは町長じゃない一般人だよということであっても、町長としての身分がある以上は、やはりそれを聞いた人は、仲間の人は、仲間だとか親戚だと思っている人は、友達だと思っている人は気持ちがいいだろうけれども、それ以外の人は何言ってるんだいと、そういうことになってしまうわけなんです。

 ですから、長という名がついている以上は、今後そういう発言はやめていただきたいと、そう思っているわけです。あくまでも客観的に人を見て、仕事を評価して、客観的にいろいろ指導等を今後していただきたいと思いますけれども、私の考え違いかもしれませんから、町長から一言あれば、どうぞ。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 質問の趣旨が、内容が私はちょっと明確に理解できなかったんですけれども、いずれにしても、私が公務上に知り得た情報は、これは守秘義務が当然あるわけでございますから、核心について触れるわけにはまいらないというふうに自分で思っております。

 また、親しき仲にも礼儀ありでございまして、私は、私なりのつき合いの中でお話し合いできるものについては問題ないと思いますけれども、ただいま議員おっしゃったような内容につきまして、さらに今後注意した上で対応してまいりたいというふうに思っております。



○議長(倉持安幸君) 高知尾 進君。



◆(高知尾進君) ところで、永田駅にホームをという話題ですけれども、これは、どういう見込みがありますか。福俵駅のホームにも屋根がございますけれども、あれは昔小さな待合室だったんです。それが今はちょっとつくり直しまして、多少の雨は防げるような状況ですけれども、これにつきまして、永田駅ホームに屋根をということの進展は、その後いかがなものでしょうか。



○議長(倉持安幸君) 企画政策課長、古山正洋君。

          (企画政策課長 古山正洋君 登壇)



◎企画政策課長(古山正洋君) お答えいたします。

 まず、はじめに、福俵駅のことが例として出されましたものですから、これについて知っている限りのことでお話をしたいと思いますが、ご承知のとおり福俵駅については駅舎はございませんでした。そこでホームに待合場があったというふうに思っております。

 そういう中で、そこが老朽化したということで、JRのほうで建てかえをしたということから、駅舎のある永田駅とはちょっと条件が違うのかなというふうには思っております。

 それで、次に、永田駅のホームの屋根の設置関係でございますが、これにつきましても何回か議員のほうからご質問いただいております。前回の12月議会でも答弁させていただきましたが、その後、去る2月でございますか、今月でございますが、上旬でございますが、個別にJRのほうにお伺いをいたしております。やはり、その中では乗車人員等の関係を重視しているということで、年に1駅か2駅ということでございました。

 今後とも精力的にJRとはお話を続けていきたいなと思っておりますが、やはりポイントの整備というよりは、永田駅を中心としたまちづくりを考える中での整備というような観点から考えていったほうがいいのかなというふうにも、これまで協議をしてきた中で感じましたところがございます。

 そういうことから、基盤整備も終わっておりますが、まだ、永田駅周辺は都市的な立ち上がりがまだ少ないという面、そしてまた、駅周辺での交通的なものも何回か議会でも取り上げられております。

 そういう観点から大きなまちづくりという中で、今後ちょっと時間がかかるとは思いますが、考えていったらいいのかなということで、両面から今後精力的にやっていきたいなというふうに思っております。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 高知尾 進君。



◆(高知尾進君) 2月上旬に話し合い等があったようですけれども、本当にお願いしてもらっているんですか。いいですよ、お願いしてもらっているということで。

 じゃ、次に行きましょう、学校耐震化。

 私もあの話を聞くまでは、そんなにびくともしなかったんですけれども、12月ですね、大網小学校と白里小学校は、とにかく昭和39年、40年、そのころの建物なので、とにかく危ないんだという明快なお答えでしたので、急に心配になってきたわけです。

 その後、新年度予算等の編成もございましたので、この点についてのどのように処置され、どのようにお考えなのか。それと、ほかの地域への移転ということも12月議会におっしゃっていましたけれども、そのへんはどういうふうに煮詰まっているのか、そのへんをお聞きいたしたいと思います。



○議長(倉持安幸君) 管理課長、梅原英男君。

          (管理課長 梅原英男君 登壇)



◎管理課長(梅原英男君) 耐震の関係でお答えを申し上げます。

 まず、はじめに、今回の予算編成ということでございますけれども、これは町長の事務方針でもお伝えしてございますように、平成20年度の耐震につきましては、まず中学校、これは工事に着手してございます。この第2期工事を実施してまいります。

 そして、小学校関係でございますけれども、まず、瑞穂小学校、そして増穂小学校の耐震工事に伴います設計業務委託、これを実施してまいりたいと思います。そして、懸案の大網小学校の関係でございますけれども、これは、大網小学校は特に予算化はされておりませんけれども、20年度の中で用地の選定をしてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 高知尾 進君。



◆(高知尾進君) 用地の選定と言ったって、行くところは1つしかないんじゃないですか。それだけ、あと1分ですから。



○議長(倉持安幸君) 管理課長、梅原英男君。

          (管理課長 梅原英男君 登壇)



◎管理課長(梅原英男君) お答え申し上げます。

 今の質問につきましては、その場所が今、議員から示されておりませんのでその場所はわかりませんけれども、余り今の小学校から離れない地域の場所から選定させていただいているところでございます。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 高知尾 進君。



◆(高知尾進君) まだ決まっていないようですので、うちのほう、長峰、前島はたくさん土地があいていますので、ぜひ考慮してくださるようお願いします。

 以上です。どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(倉持安幸君) 以上をもちまして、高知尾 進君の一般質問を終結いたします。

 暫時休憩いたします。

               午後1時31分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午後1時41分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 なし



○議長(倉持安幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、瀧澤正之君の発言を許します。

 瀧澤正之君。

          (瀧澤正之君 登壇 拍手)



◆(瀧澤正之君) 私は、平成20年2月定例議会において、通告に従いまして町政に対する一般質問を行います。

 経済ジャーナリストの小林健治氏の論によりますと、消費不振により景気失速の引き金になることが懸念されるというものであります。つまりGDP国内総生産の55パーセントを占める個人消費の不振も加わり、景気の先行きが微妙になってきた。企業が好調な業績を背景に賃金を増やす、家計が潤い消費が活発になって、輸出依存型の景気回復が内需にも支えられ本格化するという内容であります。

 政府日銀のシナリオを点検する必要はないだろうか。春闘の季節を迎えた3月半ばの山場に向けて、各産業別組合の要求方針を固め、これに沿って企業の労組が会社側に要求を提出し、交渉が始まる。まず、賃金を上げないと景気がよくならないことに気がつき、日本経団連は賃上げ容認論を打ち出したが、時期遅しの感が強いと指摘をされているのであります。

 また2008年3月期上場企業は、6期連続増益記録を達成する見通しとなっておりますけれども、円高株安の直撃で賃上げ、雇用の増大に対してはにわかに慎重になっているようであります。

 その証拠に百貨店、スーパー、コンビニすべての売り上げは、前年度割れが続いております。新車も安い軽自動車しか売れない、東京23区におけるマンションの発売戸数は昨年30パーセントも落ち込んでいるのが実態であります。なおかつガソリン高の影響、食料品の値上げも加わり、個人消費はさらに冷え込んでいくと訴えられているのであります。このような厳しい不安要素が多いときにこそ、政治のかじ取りを誤ると取り返しのつかない事態となることが予測されるのであります。

 そこで、町民の一番身近な議会、執行機関において安定と生きがいを感じられる町政を築くことは、極めて重要なことであるとの視点から、当面する重要課題について質問をいたしてまいります。

 はじめに、平成20年度予算編成に伴う効果性についてお尋ねをいたします。

 国における本年度予算要求基準は、依然歳出改革路線を堅持、歳出規模の抑制、予算配分の重点化、そして国債発行の抑制、また基礎的財政収支の改善を目指しております。

 政策にあたる一般歳出の予算規模にありましては、高齢化に伴う社会保障費の予算措置は大幅なアップ、さらに予算配分にめり張りをつける重点施策として、地域の活性化、環境、教育再生、安心・安全対策などは前年度を大きく上回る倍増の予算措置であります。とは言うものの、地方交付税配分措置では減額が続くことは明らかであります。

 このような厳しい状況の中で本町においても、平成20年度の予算編成がなされ、編成方針の中では財政の健全化を維持しながら、税収入の確保や受益者負担の適正化により、財源の確保に努めることが述べられております。

 そして、効率的な行財政運営と住民参加によるまちづくり、大網駅周辺の都市基盤の整備を目指し、あるいはまた、地域社会との連携で福祉サービスを目指す。あるいは重点施策とうたっておりますが、今回の予算編成における一般的事項の概要表現の中で、事務事業の見直しを行い、投資的事業の計上における配慮、継続費・債務負担行為の設定については、財政負担を招かぬよう留意をしていきたい。必要に応じて歳出を行う場合は、原則として他の経費を削減して対応する等々の方向性が示されておりますが、こうした内容で住民が求める理想の町政が築けるのか、大変不安であります。

 そこで改めて質問いたしますが、今回の予算平成を行うにあたった基本的な理念をどのようにとらえてよろしいのか、伺うものであります。こうした予算編成による住民サービスの満足度がどのように評価されているのかも、あわせお答えを願いたいのであります。

 さらに町長の掲げております公約の実現度が、今回の予算編成の中で具体的にどのようにとらえて評価されているのかも含めて、あわせてご見解を明快に求めるものであります。

 次に、環境問題の本格的な取り組みについてお尋ねをいたします。

 私の人生の師匠は、本年1月26日、SGIの記念の日を記念いたしまして、記念提言を行ったことがございます。特に環境問題に触れ生態系を保全し、持続可能な社会の構築をするために、世界環境機構を国連に設置すべきという極めて画期的な提言がなされたのであります。

 そして、21世紀に入り、人権宣言が標榜する国境を越えた普遍性の横軸に加えて求められるものは、未来にわたる人間の幸福を視野に入れた持続可能で、平和な地域社会を築く、世代を超えた責任の縦軸であると主張されております。

 この問題意識に基づき地球生態系の保全、人間の尊厳、不戦の制度化の3つの柱から提言されたのであります。

 さらに環境問題の解決については上からの改革ではなく、草の根のレベルでの行動の輪を広げ、目覚めた民衆の力を結集していく下からの改革が欠かせないと強調されているのであります。

 そして、比較的単純な問題については各地域で取り組みが進んでいるものの、複雑で深刻な問題は、依然残されたままとなっているのであることが厳しく指摘される内容となっているのであります。

 地球を取り巻く環境問題は深刻の度を増しております。このときに本町にありましても、平成18年10月に大網白里町環境基本計画ふるさと未来プランを策定して、環境問題に取り組んでおりますが、より本格的な環境問題を推進するために、確認を含めて質問をいたします。

 まず、本町にあっては地域の未来を視野に入れ、住民も行政も関係するすべての方々が意識の高まりと連携を図れるよう、環境都市宣言を宣揚した取り組みを展開してはと思いますけれども、いかがでありましょうか。

 また、今後の環境問題を取り組むために、財源の確保と円滑な運用ができますよう環境基金の創設にも取り組む必要はないでしょうか。この提案につきましては、平成16年2月議会の町政に対する一般質問で取り上げております。その際、前向きに取り組むよう検討する旨の答弁を得ておりますが、その検討の内容と、改めて環境基金の創設について、前向きな見解を求めるものでございます。

 あわせて、地球温暖化問題の具体的な取り組みについてでありますが、師は温室効果ガスの排出量をどう削減していけばよいのか、さまざまな対策が考えられるが、特に自発的な目標と貢献というプラス思考の発想になじむものとして、再生可能エネルギーの導入促進と省エネルギー対策によって、低炭素循環型社会のアプローチが必要であることが述べられているのであります。

 そこで、本町における今後の地球温暖化対策への具体的な取り組みをさらに確かなものにしていくための、本町の省エネルギー推進モデル地域と位置づけられることを目的とした取り組みを展開してはいかがでありましょうか、明確なる答弁を求めるものであります。

 次に、市町村合併についてお尋ねをいたします。

 分権型社会の転換構築のため、住民に理解が得られるよう情報の提供を基本として取り組んでおりますが、平成22年3月末をもって体制を決めなければなりません。この時期に至っても遅々として進んでいないのが実態であります。

 千葉県にあっては、合併新法をより具体的に進められる構想をまとめるため、千葉県市町村合併推進審議会で議論され、平成18年12月28日に内容が公表されたところであります。合併新法では、普通交付税、特別交付税、さらに合併推進債等による財政措置が示されております。

 あわせてこの新法では、都道府県が定める市町村合併構想の中で、市町村合併を推進する必要があると認められる市町村を対象として、合併の組み合わせを示すことになっており、整合性の課題、自立性、あるいは地域の特性を勘案した人口おおむね10万都市を目指して東金市、九十九里町、そして本町の合併構想が示されたのであります。

 これらの実態を踏まえながら、本町にあっては推進するために担当課長会議による取り組みを行い、また、合併に向けた関係市町村によるシンポジウム等の開催、さらに各区長会、区長への説明を行ってきたことは、理解をいたしております。

 現在では、関係市町村の経済団体へのご協力を進めており、さらに住民への周知を図るために検討が進められているようでありますが、22年度がタイムリミットとなっている現在、主役である住民への説明は避けて通れません。

 そこで、今後における住民説明に対しましては、例えば小学校学区単位をした形で、積極的な説明環境をつくることが急務であると思います。以後における住民説明が効率的に行えるように、今後どのような形を持って進めようとしているのか、改めてお答えを願うものであります。

 あわせて、住民が正しく合併する判断ができるには、合併による経済的効果性と充実した基礎的自治体の完成、そして安定、安心、安全な生活環境が築かれることが実感できる目標を示すことも重要でありましょう。それは、今まで繰り返し申し上げてまいりました正確な情報の提供ということであります。

 よって、今後における住民説明への責任をどのような形で積極的に推進しようとしているのか、改めてお聞かせを願いたいのであります。

 最後に、地域医療センターについてお尋ねをいたします。この件につきましては、同僚議員より、また数々の質問が出ておりますけれども、改めて私より確認の意味を含めて質問させていただきます。

 この構想の実現のため、長い間時間と期間をかけて取り組んできたところであります。突然の構想に対して断念、白紙撤回ということになりましたことは、極めて残念でならないのであります。2月15日の夕方、議会事務局長から電話連絡があり、本日行われた関連市町長会議において、この構想に対する合意が得られなかったとして、この構想そのものを断念することになったというものでありました。

 あわせて当日の午後、17時から記者発表をすることになった旨の内容でありました。こうした状況の中で突然であることから、私は、次の3点について、改めて提言を含め質問をさせていただきます。

 1つには、断念せざるを得ない状況について、議会サイドに対して事前の説明、または調整を図るための協議もなく、いきなり突然、このような措置を講じたということは、所定の手続をとらず、これが常識的な対応であるといえるのでありましょうか、いささか疑問の念を抱くところであります。

 一方的に構想の断念を決断し、発表することは、内容的には会議の中で紛糾し、突然のこととはいえ、極めてこうした状況で処理をされたということは、議会軽視以外の何物でもないと思うのであります。

 どのような状況をどのようにとらえて、これから対応していくべきなのかを改めて町長の見解を求めるものであります。

 これは、山武郡市広域行政組合としての議会軽視と基本的にとらえての答弁を賜りたいと思うのであります。

 2つには、これまでこうした医療施設の早期完成を待望久しく待っていた住民に対して、周知の徹底を行わず、いきなりマスコミを優先して結果発表をするという行為は極めて乱暴であり、住民不在の行政運営であると言わざるを得ません。この行為は極めて残念な結果であります。

 いずれの答えを出すにいたしましても、一定の手続と説明が必要であったのではないかと思いますが、この進め方についてどう理解をしたらよいのか、改めてお答えを願うものであります。

 3つ目には、断念に至った内容を見ると医療センター病院事業管理者、センター長は、支援病院を含む医療センター全体の運営に対する権限の問題で、1首長より賛同できないという態度が出されて合意に至らなかったとのことでありますが、人間の生命を守るという崇高な理念に基づく事業内容であるにもかかわらず、このような状況となった結果は、医療問題をまさしく政争の具として取り扱った以外の何物でもないと思うのであります。これで終わってしまうのであるならば、これほど無責任なことはありません。

 よって、迷惑をこうむり不安を抱くのは住民であります。議会への経過説明の中で、この計画の推進にあたっては継続して議論をしていくことになっておりますが、関係自治体間の話し合いによる調整、また県に対しての再構想実現へのプロセスの詰め方、あわせ千葉大学に対する調整と、現段階で継続することを前提に、早急に取り組まなければならない課題があるのであります。

 こうしたハードルを一つひとつとらえながら、現実に見合った内容を議会とともに協議を行い、必要最小限度の方向性を直ちに確立すべきであると提言するものであります。

 したがいまして、第1回目の質問を終わります。

          (瀧澤正之君 発言席着席)



○議長(倉持安幸君) 財政課長、金坂重信君。

          (財政課長 金坂重信君 登壇)



◎財政課長(金坂重信君) 私のほうからは、平成20年度予算編成に伴う効果性について、3点にわたりましてご答弁をさせていただきます。

 まず、1点目の編成の基本理念についてでございます。平成20年度の予算編成に際しましては、経済財政運営と構造改革に関する基本方針2006及び経済財政改革の基本方針2007や、平成20年度地方財政計画等を勘案いたしますと、依然として地方財政に財源不足が生じる厳しい財政状況が見込まれることから、引き続き町財政の健全性を維持することを基本といたしまして、税収入の確保、受益者負担の適正化と財源の確保に努めることといたしました。

 また、一方で行財政改革を徹底して行い、効率的な行政運営を行うために事業の選択と集中を図りまして、推進していく事業とさらに合理化を図るべき事業を見きわめながら、住んでよかった大網白里町をつくり上げるべく、後期5カ年実施計画において、重点的・政策的に取り組む課題として掲げております3つの重点施策、効率的な行財政改革運営と住民参加のまちづくりの推進、大網駅周辺の都市基盤整備の促進と都市機能の充実、地域社会との連携による福祉サービスの充実、以上の3点に特に配慮しつつ、当面する緊急的な課題にも配慮しながら予算編成をしたところでございます。

 具体的には、既に着手しております大網駅東土地区画整理事業、小・中学校の耐震化対策事業、少子化対策事業に加えまして、生活安全・安心対策事業を平成20年度の重点事業として位置づけたところでございます。

 この結果といたしまして、一般会計予算案は対前年度比1.5パーセント減の111億5,400万円と、4年連続のマイナス予算となりましたが、妊婦の公費負担による健診の拡大等の子育て支援費の充実や排水対策、通学路整備や新たな公共交通推進事業等の生活関連事業費の充実などを図っており、住民の生活に配慮した予算案となっているものと考えております。

 次に、2点目でございますが、次にこうした予算編成による住民サービスの満足度をどう評価しているかということでございますが、ご指摘のとおり予算編成にあたっては、限られた予算の中でいかに住民サービスの満足度を高めていくかが最大の課題であります。

 しかしながら、近年の経済情勢や地方格差の現状や町の財政事情を勘案いたしますと、過大な投資は将来の財政悪化を招く要因となり、結果的には住民サービスの低下を将来の町民に強いることとなりかねないことから、中長期的な視点及びスクラップ・アンド・ビルドの考え方を基本として、編成方針を示したところであります。

 その中で、各事業担当課におきまして、限られた予算枠の中で主体的に創意工夫を行い、住民サービスを維持するとともに、住民サービスの向上に努めているところでございます。

 次に、3点目の町長公約の実現度の評価についてでございますが、これにつきましては、先ほど申し上げました予算編成方針や重点事業に位置づけを行った上で、各事業担当課において予算編成に反映させております。

 具体的に申し上げますと、平成20年度予算におきましても小・中学校の耐震化事業、駅東土地区画整理事業の推進や、国道128号線沿道の市街化促進、排水対策事業の推進、福祉サービスの充実として少子化対策、子育て支援策の拡充、白里海岸施設整備事業や安全と安心のまちづくりとして自主防災組織への支援など、公約の実現に向けた予算編成がなされているものと考えております。

 さらに申し上げれば、19年度から実施しております乳幼児医療費助成や出産子育て支援事業などの少子化対策事業は、新たに拡大や開始された事業であり、住民サービスの向上と満足度の向上に寄与しているものと認識しているところでございます。

 私からの答弁は以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 生活環境課長、金坂 一君。

          (生活環境課長 金坂 一君 登壇)



◎生活環境課長(金坂一君) 生活環境課からは環境問題の3点について、順次お答えさせていただきます。

 はじめに、環境都市宣言でございますが、環境問題につきましては、町長事務方針にございましたように、廃棄物の発生抑制、再利用、再資源化の推進などによるごみの減量化、省エネルギーの推進化などによる地球温暖化対策、そのほかにもさまざまな対策に取り組まなければならないところでございます。

 このような取り組みを進める上で、環境問題に関するすべての人が意識の高まりと連携が図れるよう、環境都市宣言を宣揚した取り組みを展開してはいかがというご提案でございますが、おっしゃるとおり環境基本計画におきましても行政、事業者、町民が協働の精神で取り組むべき問題であると掲げております。このようなことから、環境問題への取り組む一人ひとりの意識を高めるためには、1つの方法ではないかと考えております。

 県内でも千葉市をはじめ、いくつかの自治体で環境に関する宣言等を行っておりますので、これらを参考に検討してまいりたいと考えております。

 続きまして、環境基金の創設でございますが、これにつきましては平成16年2月、定例町議会におきましてご提案をいただき、環境基本計画の推進、予算編成過程を含めた中で検討する旨の答弁をいたしたところでございますが、その後、県内市町村の状況を見ますと、緑化などを目的とする基金は多く見受けられておりますが、環境全般に関する基金の取り組みの事例としては少ない状況でございます。

 ご承知のようにその後の地方財政は年々厳しさを増している状況でございます。あわせて単独での基金創設となりますと、継続した財源の確保はもとより、誰がどのように使用するかなどの活用方法についての確立について対処していかなければならない問題がございます。本議会におきましても、瀧澤議員をはじめ環境へのご指摘やご教示をいくつかいただいたところでございますが、所管課といたしましては、これらの研究など一つひとつこれから取り組んでまいるところでございますので、基金の創設につきましては、財政面はもとより、これらの実現や具体性など状況を踏まえた中で改めて考慮すべきと考えております。ご理解を賜ります。

 続きまして、地球温暖化問題につきましてでございます。

 温暖化対策の具体的な取り組みということでございますが、地球規模の環境問題が深刻化している状況に正面から対応し、その解決を図るため低炭素社会、循環型社会、自然共生社会づくりの取り組みを総合的に進め、持続可能な社会を目指し、作成されました21世紀環境立国戦略に基づき、環境省では平成20年度重点施策として、京都議定書の6パーセント削減約束を確実に達成するため、見直すこととなっております京都議定書目標達成計画におきまして、業務、家庭部門をはじめとするあらゆる部門で温暖化対策を加速し、さらには、個別部門での対策を超え中長期的な観点も踏まえ、国民全体が総力を挙げて温室効果ガスを削減するようライフスタイル、及びビジネススタイルの変革を促す取り組みが強化されることとなっております。

 このような中で、本町におきましても当然ながら広報紙、ホームページを活用した啓発、また、町として公共施設では風力、太陽熱などの新エネルギーの利用、低公害車である圧縮天然ガス車の使用などを行っておりますが、今後はさらなる取り組みが求められております。

 今後の取り組みといたしましては、地球温暖化防止を推進するため、町みずからが事業者の立場に立って、みずからの事務事業に伴い排出される温室効果ガスの削減に向けた行動計画である地球温暖化防止実行計画の策定、そして、マイバッグ、マイはし運動を拡大する上で、まずは職員の意識改革、これを進めながら住民意識の高揚に努めてまいりたいと考えております。

 ご質問のございました省エネルギー推進のモデル地域として位置づけられることを目指すためには、先ほども申し上げたように、一層の環境問題に対する住民意識の高揚が必要となりますので、皆様のご理解とご協力をお願いする次第であります。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) 私から数点にわたって答弁をいたしたいと存じます。

 ただいま環境関係についての答弁がございましたけれども、まさに地球温暖化によるさまざまな異変、これは、本当に我々人類史上何とかしなければいけないという危機感を皆さんお持ちじゃないかと思っています。

 さきに富山が高波によって被害をこうむったということでございますけれども、今世紀の中で数十年の中にいくつかの島が海底に沈むであろうと言われているほど、両極の氷がだいぶ溶けてきていると。

 また、天体においても太陽の黒点をはじめオゾン層の問題等々、地球環境を取り巻くものは非常に厳しいものがあるという中で、既に議論の段階を過ぎて人類の生活や経済活動に大きな影響を与えているわけでございまして、現実の問題として地球規模での目標を掲げ、直ちに対策に取り組むべき時期であるというふうに、私も思っております。

 また、今年の北海道洞爺湖サミットにおきましては、環境問題は主要な課題であるというふうに報道されているところでございますけれども、本町におきましても環境問題への取り組みは重要な課題でございまして、廃棄物の発生の抑制、再利用、再資源化の推進などによるごみの減量化、今日もごみの問題が出ておりましたけれども、まさにごみの減量化が一酸化炭素の発生に一役買うわけでございますから、そういった意味での減量化、また省エネルギーの推進などによる地球温暖化対策、その他のさまざまな対策があろうかと思っております。

 最近の報道では、中学生が電気を小まめに消したりつけたりして、消費電力の抑制に努めている。問題はそれを数値にあらわして、実感されているというところに私、取り組みのすばらしさがあろうかと思っておりますけれども、本町におきましても、そういうような取り組みがなされて、本当に地球温暖化について住民一人ひとりが取り組んでいく時代ではないかなというふうに考えているところでございます。

 そういう中で、ご提言にございました環境基金の創設でございますけれども、前回に私は前向きに検討していきたいというようなお話をしたところでございますけれども、本町の財源の確保の問題、あるいは取り組むべき課題の多さ、さまざまなそういった内容から、いまだまだ正式にこの問題は基金が発生しておりません。

 そういった中で、これからこういった問題に前向きに取り組むという姿勢の中で、やはりこういった問題を私は真剣にとらえていくべきではないかなというふうに考えているところでございます。

 これからは、要するに住民の皆さん方とも力を結集した下からの改革が重要でございまして、議員のご提言のような社会を早く本町にも頑張っていくべきだというふうに思っております。

 次に、合併問題について触れたいと存じます。

 平成18年12月に策定されました千葉県市町村合併推進構想におきまして、本町と東金市、九十九里町による1市2町の合併が示されたわけでございますが、町といたしましても、1市2町の特徴を生かした一体的なまちづくりの可能性を十分に検討する必要があるとの考えから、これまでに千葉県や商工団体等の主催によります地域づくりシンポジウムや、各地区の区長懇談会を通しまして議論を深めてきたところでございます。

 今後は直接住民の方々と議論を深めてまいりたいというふうに考えております。具体的には、ご提案のございましたとおり学区単位、あるいは、さらに細分化して、ある程度の自治会の単位での説明会も視野に入れているところでございます。

 住民に対しまして、情報を的確に伝えるということが大事なことでございまして、最終的には合併するかしないかということは、住民の判断になるわけでございますけれども、そういった中で、私どもも行政の責任を果たしていきたいというふうに思っております。

 合併するメリットやデメリットが住民に伝わらないとの指摘がよくございます。また、その結果がアンケート調査や、住民投票の結果に出てくるんではないかなというふうに思っておりますけれども、これからは、そういったことがないように、できるだけ早い時期にそういう対応を図ってまいりたいと考えております。

 次に、一歩進んだ体制づくりが大事ではないかなというお話もされておりましたけれども、私ども行政として、今までの合併論から、さらに今度新しい合併論に入ったわけでございますから、そのへんの内容につきましても、十分お話し合いをさせていただきたいなというふうに思っております。

 次に、医療センター構想についてお話をさせていただきたいと思っておりますけれども、今回、医療センター計画を断念するに至りましたのは、皆様方にご案内したとおりセンター長の権限におきまして、各首長間の意見の隔たりが大きいことが一番大きな要因でございました。

 その他にも、我々が今まで議論してきた中で反省すべき点は多々あろうかと思っておりますけれども、いずれにいたしましても破綻を迎えたということは、期待していた住民に対して大変申しわけないという気持ちでいっぱいでございます。

 また、先ほどほかの議員方もご指摘されましたけれども、議会を軽視じゃないだろうかというような実はご質問がございました。私どもが今回のこの破綻の宣言に踏み切ったのは、実は首長に対しての意見を求められたわけでございまして、その中で首長方の意見が一致しないというのは、これ以上、病院問題について九十九里センターの構想については、これ以上議論していく余地がないという結果から出たわけでございまして、私は、この計画が、今日、岡田議員にも私は答弁いたしましたけれども、終わったわけではないわけでございまして、私としては、引き続きこの医療構想は継続していきますよという考えがございますので、改めて、住民の皆さん方に病院はもう終わったんだということは、避けるべきじゃないかなというふうに思っております。

 ただ、いずれにいたしましても、継続してきた医療センター構想が中座、中座と言いましても、今までの構想はなくなったわけでございまして、これからは新たな枠の中で、この病院構想に賛同いただける地域のみで、私は、救急医療体制の病院を進めていくというような考え方でいるわけでございます。

 ただ、議会の皆様方には、事前の通告もなしにこのような結果に至ったということは、大変、私は残念に思っておりますし、そういう意味では、議会の皆さん方にも大変申しわけないなと思っておりますけれども、私は、今回の最大の原因は、先ほどお話ございましたとおり、やはり政治の面からある市長は考えられたと、医療に私は考えるべきではないかというふうに思っていたんですけれども、それを政治の世界の話で対応されたということが、最大の欠点ではないかなというふうに思っております。

 そのほかには、ご指摘いただいておりますように県からの方針が明確でなかったという点や、あるいは構想の内容について、いま一つ真実性が欠けたのではないかとさまざまなご意見がございますけれども、これから、私どもが引き続き医療構想をする中には、やはりできるだけ我々の考え方が入った、そういうような医療構想に私は仕上げていきたいというふうに思っております。

 また、時間的な問題もございまして、現段階においても救急医療は逼迫しております。これを解決するために、いつまで考え方を議論するわけにもいかない、そこで県と現在までの話をさせていただいた中では、まず、千葉大が加わってくれるということ、これはセンター長、またドクターの配備、さまざまな医療的な問題点の解決には、千葉大学の力をおかりするのが一番だろうということから千葉大の参加、そして、千葉県が地域に医療を任せるんじゃなくて、県みずから我々の構想に協力してくださいというような体制を私はとりたいなというふうに考えているところでございまして、そういった中で、私はこの医療に対する構想をまとめ上げて、そして早い時期に結論がでるように、私は方向性を見たいというふうに考えております。

 できれば、これはまだ正式なお話じゃございませんけれども、時間的なスケジュールを考えるならば、やはり20年度中に方向性を明確にして、そして、次なる対応にいけるような、そのぐらいのスピードを持ってやっていかないと、私は対応が遅れていくんじゃないかなというふうに心配しております。

 そういったことで、これからどうなるかわかりませんけれども、できるだけ限られた時間の中で、皆さん方の意見が入っていくような、そういう組織ができれば、私はいいなというふうに考える次第でございます。以上が医療に対する考え方でございます。

 全般に対しまして、簡単と言うと失礼でございますけれども、私の所信を述べさせていただいたわけでございまして、再度質問がございましたら、お答えを申し上げたいと存じます。



○議長(倉持安幸君) 瀧澤正之君。



◆(瀧澤正之君) 一通りご答弁いただきましたけれども、内容的には極めて納得のいく内容もありますけれども、一面、もう少し角度を変えたとらえ方の必要性も率直に感じております。

 2回目の質問をさせていただきますけれども、今、財政課長のほうから今回の予算編成を行うにあたっての経過と内容の説明を前向きにご答弁いただきました。

 その中で、要するに文書表現といいますか、内容のとらえ方に対して、この点はどうなんだろうという部分的な不審の要素を呈しなければならない箇所というのがあるんです。

 例えば、予算編成にあたってその事業の選択と集中、これなんか極めて現代的発言の言葉とすれば、すんなり受け入れられる用語なんですね。ところが、この選択と集中という、今度逆の面からこれをとらえると、必要なものはやるけれども、必要なものはやらないよという、そこに生じてくる整合性の問題をどう理解したらいいのかという問題に発展する表現なんです。だから、このへん誤りのないようにもう一度お願いしたいと思うんです。

 こういう表現を使う以上は、このような形を基本に編成しましたよというのは理解できるんです。じゃ、編成をした現時点から刻一刻と社会環境も変わっていくわけでありますから、それにまつわる状況の変化に対してはどう対応するのかというものが、踏み込んで見通しができないという、こういう内容に対して一抹の危惧を感じているんです。この点を簡単にひとつお答えをいただきたいと思います。

 それから、もう一つ、住民の満足度の評価については、これだけ組み込んで、財政厳しい中にあっても、これだけやりましたという自信の誇れる答弁であることは、すばらしいことだと思いますけれども、内容もこれもよく見ていくと、過大な投資は将来の財政悪化を招く要因となるという。じゃ、今この段階で、過大な投資とは一体何を指しているのかということになりますと、通常、住民サービスの円滑な運用のために盛られた予算なんですから、そのような点から見ると、過大の投資は、今後避けて通らなければならないという表現は、この段階では私は無意味ではないのかなと思えてなりません。

 ですから、その点をどう理解していいのかというのが、よろしくお願いしたいと思います。

 それから、環境問題、生活環境課長も大変勉強していただいておりまして、本当にありがたいと思っております。町長のほうからダブり答弁をいただいておりますので、その点、事前の調整をよろしくお願いしたいと思います。

 まず、都市宣言を宣揚していくということの中に、本町のほかにいくつかの自治体も行っているものを参考としながら、本町の環境体制の問題に連動させていきたいと、こういう答弁ですよね。私たち議会人というのは、ほかのやっていることを見て、それに物まねをして制度化を実現していくなんて、こんな後追い行政ではだめですよということを毎回言っているんです。

 例えば環境行政一つを論ずるについても、大網白里町を見よと言われるような手ごたえのある体制の確立を目指さなければ、本当に高く評価をされる行政運営とは言えないと思うんです。

 そのへんをどうか発想の転換を変えていただきながら、以後の問題に取り組んでいただきたいと思います。

 私は、ここで最も環境問題について大事なことは、いわゆる温暖化一つの問題を通じても、大所高所という立場からこれを1つ取り上げてまいりますと、できることからやろう、それから住民関係者等の協働、ともに働く、協働体制をつくり上げながらどう意識の高揚を目指せるかという、これがすべての要因になると私は思うんですね。

 ですから、今後の環境行政の運営にあたっては、このへんをどうかポイントととらえてお答えをいただければと思います。

 それから、合併問題でありますけれども、合併問題につきましては、町長から答弁をいただきましたけれども、今日まで、本当に陰に陽に細かく住民の側に立ちながら説明をしてまいりましたけれども、この合併というのは、あくまでも相手を意識しての検討、協議でなければなりません。

 今千葉県が示しているように1市2町の合併、果たしてこれがベストなのかということを住民の皆さん方にご理解をいただくには、ご理解いただける資料情報というものを提供しなければ、住民の皆さんは判断できませんというのはわかりますね。

 ですから、この合併に対して住民は、今どのような内容でとらえているのかという行政側から一方的な情報提供も必要でありますけれども、今、なぜこの合併に対して住民はどういう情報を求めているのかという、これは逆調査を行うような形の中で、それで進めることが理解と納得を得られる最大の私は近道ではないのかなと、こう思えてならないんです。

 ですから、そのへんも視野に入れた取り組みを、今後計画の中に入れてみてはどうだろうというのが1つです。

 それから、もう一つは、例えば財政面ではこうなりますよ、10万都市を基礎として合併した場合にはこうなりますよ、あるいはこういう形で単独で行った場合はこうなりますよと、いろいろな見方というのは山積しております。ですから、そのときにイメージ説明のできるマニュアルというものを検討したらどうかなと思うんです。

 これから小学校学区単位で説明会、あるいは、時には区を対象に、あるいは自治会を対象に積極的な説明会を新年度においては展開してまいりたい、こういう内容でありますから、そこに大きな期待をして見守らせていただきますけれども、どうかそのへんのイメージ説明マニュアルというようなものを簡潔にまとめて、それで住民の皆さんに、ときには説明だけではなくご意向を承るとかという、そういう1つの枠を形成していけば、より効果的な結果が得られるのではないのかなと思います。

 それから、最後の医療センター構想ですけれども、これは22日の全員協議会の席上で町長からいきさつ、経過については十二分に承っております。これをあえてこの本会議場の場所で質問させていただいたという背景も、正しくまたご理解もいただきたいと思っております。

 それは、この事業計画に対する住民の要望度というのは、極めて高かったというのが事実であります。私たち、昨年の10月に山武郡市広域行政組合の管理者であります東金市長に対して、1万1,544名の署名を添えて、この施設の早期完成を目指した取り組みを全力で取り組みなさいという要望書を提出させていただいました。

 このときに管理者であります東金市長の回答に、ここまで後押しをしていただく行為については最大限感謝をいたします。住民の皆様方の意を体して一日も早い実現を目指して、全力で取り組んでまいりますというのが、このときの管理者、東金市長の答弁でございました。

 それがこのような形になってしまったというのは、日頃から町長も議会もよく確認しておりますように、行政運営については車の両輪のごとくであらねばならない、こう言っていながら、私はこういう事態になったという結果を見て、極めて遺憾であり残念でならないなと、こう思うんです。

 そのときに、今、私も18年度議長をやらせていただいたときに、その首長会議の様相も見させていただいております。本当に午前中の岡田議員のお話じゃありませんけれども、山武郡市広域行政組合の首長会議で、堀内町長の右手に出て論戦を張れる首長なんて余りいないというと差別発言になりますから、そんなことは申し上げませんけれども、やはりこのときに、突然であった、余裕がなかったと言ってもちょっと待てと、これを単なる首長だけに与えられた権限で、一定の方向性を見出すというのは極めて乱暴だよ、危険だよと、今日まで議会も加わって、長い期間をかけて経費をかけて、慎重に審議をしてきているじゃないかと。であるならば、早急にこれを一たび持ち帰って、議会との協議をして誤りない最終的な判断をもって、再度会議を緊急に招集してもらったらどうだというぐらいの余裕を持ってやってもらえば、極めて円滑な運営が図られたのではないのかな。このへんをあえて私の要望として申し上げておきたいと、こう思います。

 今後、こうなってしまったことに対してどうだ、こうだと言っても事は前に進みません。今、町長の言葉、答弁の中にどうなるかはわからないけれどもという、これが前提の答弁でありますと、住民というのはますます不安を抱くんですね。やりましょうという、実現を目指した取り組みを展開しましょう、こういうような自信ある答弁に変えていただかないと、これからこういう構想を進めるにあたって、どうなるかわからないですけれどもと言われると、ますます不安の度が増されていってしまうということも感じられますので、言葉じりをとるようでありますけれども、もう一度そのへんは確信に満ちた答弁を賜りたいと思っております。

 それで、最後に住民の側からしてみれば、この断念、白紙撤回というのは異常事態が発生しているのと同じ状況です。ですから、今まさに町長からも提案ありましたように、議会と町長を中心とした執行部と早急に協議会を立ち上げて、それで、この構想の継続、持続ができるには、どうあるべき姿が望ましいのかということの本格協議を行って、そして、理想的な方向性を一日も早く私は確立すべきであろうと、こう思いますので、そのへんをまとめて、時間もありませんので簡潔にご答弁をお願いいたします。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) それでは、私から合併問題と医療問題について答弁したいと思いますけれども、まず、合併問題でございますけれども、1市2町の合併に関しましては、担当課長研究会、あるいは昨年、地域づくりシンポジウムをアリーナで開催させていただきましたけれども、このときの関係団体が商工団体、また、区長会、青年会議所、こういった皆さん方のお力をかりながら開催させていただいたわけでございまして、1つは、やはり住民の皆さん方が広く合併についての認識を持っていただきたいというようなことから、行政が余り合併、合併じゃなくて、やはり住民の皆さん方もそれ相応の考えを持ってくださいよというようなことで、私は大変すばらしいことだというふうに考えております。

 そういった中で、これから私どもどうしていくかということは、今回の議会の中でも答弁したとおり、町長はどうあるべきかという考え方の中で、この合併問題については積極的に取り組んでいきたいと。私も公約の中で、合併問題について一定の決着をつけたいというお約束をしてあるわけでございますから、そういった面で、私は議論を進めさせていただきたいというふうに思っております。

 また、マニュアルでございますけれども、マニュアルの内容については、なぜ今合併をしなければいけないのか、合併を考えるのかという問題については答えは出てまいりますけれども、それぞれの、これからの、じゃ合併した場合どういうような地域づくりというものは考えられるのか、そういう問題については、これは合併協議会を立ち上げていただかない限り、皆さん方にお示しするわけにはいかないわけでございます。

 そういった意味で、議会といたしましても合併協議会、これ、1市2町が合意するならば、その中の議会の皆さん方が中心となって、合併協議会で議論をしていただく必要があろうかと思っております。

 そういうことで、マニュアルづくりも今後頑張っていきたいなというふうに思っております。

 医療問題につきましては、まさに私は責任ある立場でございますから、確約してできますよとは言い切れないものがあったものですから、あいまいな表現になったかと思いますけれども、全員協議会の中で申し上げましたとおり、私は、救急医療対応の病院はつくるんだという覚悟のもとに取り組んでおりますと申し上げましたとおり、今後におきましても、積極的に医療問題に私は取り組んでまいりたいと思っております。

 そして、この地域に救急医療病院をつくることが、私、あるいは議会の皆さん方の使命であるというふうに認識しておりますので、どうかよろしくご協力のほどお願い申し上げる次第でございます。

 以上が私の考え方でございます。



○議長(倉持安幸君) 財政課長、金坂重信君。

          (財政課長 金坂重信 登壇)



◎財政課長(金坂重信君) お答えを申し上げます。

 2点ほどご質問をいただきました。

 まず、1点目が状況の変化への適切な判断と対応が最も大事ではないのかということでございます。これは、先ほども私ご答弁申し上げましたけれども、編成にあたってはスクラップ・アンド・ビルド、この考え方を基本にして今何が求められているのか、状況の変化を判断し推進していく事業と、見直しや合理化を図る事業を見きわめて予算編成を行うよう各課へ通知したものでございます。

 また、重点事業につきましても、平成20年度の予算編成に際しましては、小・中学校の耐震化事業のさらなる促進や、新たな生活安全・安心対策事業、そして、通学路対策あるいは排水対策、これらを重点事業として位置づけたものでございまして、これにつきましても毎年見直しをかけている状況でございます。

 次に2点目、過大な投資ということで答弁の中で不適切といいましょうか、気になる点があったということでございますけれども、これにつきましては、町税や交付税などの一般財源が限られている中で、過大な歳出を続けていくと将来の町財政に影響を及ぼすという考え方から表現したものでございます。

 予算編成担当課といたしましては、基本的には歳入に見合った歳出にしていかなければならないという考えでございまして、今回の予算編成に際しましても、財源不足を補う基金からの繰り入れ、これを極力抑制するという考え方に基づきまして、そういった方針の中で編成したものでございます。

 また、住民ニーズの把握を的確にとらえるということが最も重要であるというご意見でございます。これは議員のご質問のとおりでございまして、私ども、その上で創意工夫を各課にお願いして編成したものでございます。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 生活環境課長、金坂 一君。

          (生活環境課長 金坂 一君 登壇)



◎生活環境課長(金坂一君) お答えいたします。

 生活環境課では、環境都市宣言と地球温暖化と、この2点という形でお答えさせていただきます。

 先例都市、そういった状況を参考にということでございましたが、我々としても、初めて取り組む事業ということでございます。また、町内でのそういった宣言等もございます。こういったことを参考にしてという、そういう意味合いの中でのご答弁と解釈をしていただきたいと思います。

 そういう意味から、今後環境問題の充実を図る観点の中で研究してまいりたいと考えております。

 次に、温暖化でございますが、まさしく、これにつきましてはできること、そしてまた、そういったもののトータル的なものも含めた上で、今後も研究してまいりたいというように考えております。

 以上です。



○議長(倉持安幸君) 瀧澤正之君。



◆(瀧澤正之君) いずれにしても内容は多岐にわたる質問でございましたけれども、どうか、5万町民の生命・財産を守るという行政、政治に課せられた最大の使命を実践していくことを決意いたしまして、私の質問を終わります。

 ありがとうございました。(拍手)



○議長(倉持安幸君) 以上をもちまして、瀧澤正之君の一般質問を終結いたします。

 暫時休憩いたします。

               午後2時41分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午後2時56分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 なし



○議長(倉持安幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、中村 正君の発言を許します。

 中村 正君。

          (中村 正君 登壇 拍手)



◆(中村正君) 引き続き、大変ご苦労さまでございます。

 2月定例議会も一般質問、最後になりまして、あと1時間、議員各位そして執行部の皆様方にはおつき合い、そして、また明確なご答弁をちょうだいしたいと思います。

 平成20年2月定例議会において、町政に関する一般質問のお許しをいただき、議長をはじめ議員各位には深く敬意をあらわします。また、このたびの質問に際し、議運の委員長並びに委員の方々には特段のご配意をいただきましたことを深く感謝申し上げます。

 さて、2月定例議会は、平成20年度町会計の歳入、歳出についてを審議すべく重要な予算議会であり、過日、20年度の町会計の予算書をいただき早速拝読いたしました。厳しい財政状況の中、新年度予算は入るを計って出るを制すという予算編成の原点に立ち、町財政の健全化を図り維持することを基本とし、財源の確保に努められる一方で各諸事業が十分に精査された中で、選択と集中という表現で歳出の抑制に努められた反面、緊急かつ必要不可欠な事業には、積極的に取り組まれるなど高く評価されるものであると、私自身認識いたします。予算編成にあたられた町長はじめ執行部のご努力に心から敬意をあらわすものであります。

 願わくば今後の課題として、事業費の配分に当たっては地域間の格差、差別をなくし、町内6地域に対し、等しく配意されるよう強くお願い申し上げておきます。

 さて、開会日冒頭、堀内町長より新年度に向けた所信と諸問題についての事務方針が報告されました。この事務報告に関連し、何点かお尋ねいたします。

 まず、第1に、20年度財政関係についての中で、自主財源の確保に新税の導入を検討とありますが、新税とは一体何を指しているのか、その具体的な内容と実施計画の説明を求めるものであります。

 次に、市町村合併についてですが、町長は、新年度は住民の方々と話し合う機会を設けるとありますが、このことは既に十分行ってきているところであり、広く住民の方々の意見を求めるためには、住民投票もしくは住民アンケートによる調査が最も明確な手段であると思われますが、その実施計画についてお尋ねいたします。

 最後に、学校教育関係についてですが、大網中生徒の通学時の安全対策として、駅前広場の交差点に交通警備員を配置するということですが、これでは、生徒の安全確保のための抜本的な解決策とは言えず、本来、通学路として計画している344号線の整備や、過密校解消のための分離校について一言も言及されていませんが、教育施設の充実を目指す本町にあって、大網中分離校、(仮称)瑞穂中学校の建設は、5団地開発にあたり企業と町が交わした基本協定の事項の一つであり、極めて重要な施策であると思われますが、いかがお考えなのか、以上の3点についてご答弁をいただき、以下、質問席より質問させていただきます。

          (中村 正君 発言者着席)



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 事務方針の中で新税と言われた内容でございますけれども、これは都市計画税というふうに私どもは考えておりまして、地方税法第702条第1項によりますと、都市計画法に基づいて行う都市計画事業または土地区画整理法に基づいて行う土地区画整理事業に要する費用に充てるために、都市計画法に規定する都市計画区域のうち、市街化区域内に所在する土地及び家屋に対し課する目的税でございます。

 平成19年2月定例町議会で、田中議員の一般質問の答弁の中で、今後、議員を含めた都市計画税導入についての検討委員会のような組織を立ち上げた中で協議してまいりたいというふうに答弁をしておりますけれども、その後の状況でございますが、税務課におきましては、平成19年2月に市街化調整区域から市街化区域に編入されたことに伴いまして、その編入された区域の土地及び家屋につきまして、土地課税台帳及び家屋課税台帳の異動作業を行っているところでございます。

 都市計画税導入につきましては、検討委員会のような組織の立ち上げですけれども、町といたしましては重要な課題であり、重要な財源となると同時に不安定な経済情勢の中、住民への貴重な税金の負担増となることも十分検討され、今後、設置に向けて進めてまいりたいというふうに考えているわけでございますけれども、まず、第1に、都市整備というものはいかにお金がかかるかということでございまして、区画整理事業をはじめ都市部の河川、あるいは道路につきましては平坦部、あるいは農地部の整備よりもはるかに土地収用、あるいは工事におきましても管理費が余計かかるとか、そのような観点から、都市計画税の必要性というものは、全国で認められているところでございます。

 千葉県におきましても、富津市と大網白里町だけだったと思いますけれども、その富津市も平成17年か18年に多分施行済みだというふうに、私は聞いているところでございますけれども、本町におきましては、昨年検討委員会を立ち上げていただこうかと存じましたけれども、ちょうど町議会が改選時期にあたりまして、それならば新しくなられた議員方で議論をしていただいたほうがいいんではないかということで、先送りさせていただいた経緯がございます。

 したがいまして、平成20年から、来年度からこのような問題について議会の中でご審議を賜りたいというふうに考えているところでございます。

 なお、その他の議員のご質問がございましたけれども、細かいことについては、議員の質問を再度いただいた中で答弁させていただきたいと存じます。



○議長(倉持安幸君) 中村 正君。



◆(中村正君) その他の質問ということでございますが、市町村合併について住民アンケート、住民投票によることが一番明確な手段だということで質問したわけですが、このことは、前回も質問しております。町長とすれば余りやりたくないということなんですか。そのへんのところは、簡単にお答えいただけませんか。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 住民アンケート及び住民投票につきましては、今まで再三、議会の中でご答弁させていただいたと思いますけれども、私の考えは、要するに住民の皆さん方がよく理解した上での住民投票やアンケートならば、私は理解いたします。ただ、住民の皆様方がうわべだけしか知らない中で、私はそのような判定をいただくということは、大変危険性があるということから、今まで一貫して住民投票あるいはアンケートについて、私自身は反対をしておりませんし、そういうような時期が必要じゃないでしょうかということ。

 そのときの熟成度によりまして、場合によっては住民投票、アンケートが要らない場合もあるかと思います。せんだって、長生郡市ではいろいろな協議会で議論してきた結果を見て、アンケートをとられたら合併しないほうがいいんじゃないかという回答を出されたところもあるようなわけでございまして、何にも議論しない中で住民投票やアンケートで、私は方向性を下すということは、大変危険性が大きいということでございますので、ご理解を賜りたいと思います。



○議長(倉持安幸君) 中村 正君。



◆(中村正君) 住民の方々が、まだ認識がいかがという答えでしたけれども、私は、5万町民の皆さん方は、ほとんどこの市町村合併について余り知識がないということは、そういう方はいないんじゃないかと。要は、大網白里町について言えば市町村合併が必要なのか、このまま財政をしっかりして、大網白里町でやっていただきたいということなのか、あるいは、郡内の市町村で合併がいいのか、あるいは、大網白里町について言えば、千葉市という選択肢もあるという3択なわけです。ですから、難しい知識というのは余りないと思うんです。

 ですから、そこのところの知識は十二分に住民の皆さん方々は承知しているわけですから、そういう方法で住民の意思を確認することが一番公平で、いいのではないのかなという思いがするわけですので、町長も、そういう時期が来ればやぶさかではないというように、私は受け取りましたので、できればそういう形の中で、今後の合併についての展開をされていただきたいというふうに思います。

 あと、分離校の問題につきましてはこの後出させていただきますので、質問の中に入るわけでございますが、このたびの質問は、町長の政治姿勢についてただ1点ということでございまして、どうしてかと言いますと予算議会という中で、こういう小さな町ですから、国・県と違いまして大体町長の政策的なもの、政治姿勢というものが予算に反映されるのではないかという思いの中で、町長の政治姿勢ということに絞ってお尋ねさせていただいたわけでございます。

 昨日から町長も耳に何とかができるほど、嫌というほど質問されてうんざりということでございましょうけれども、大事なことでございまして、私は私なりに、このことについて思いはあるわけでございます。といいますのは、九十九里地域医療センター計画の破綻問題についてということなるわけですけれども、昨日、今日、町長の熱い答弁を聞いていまして、堀内町長は、私は、こんなに住民、町民の方々に対して健康、医療について熱い思いを抱かれていたとは本当にわかりませんでした。まさに、本当に敬意を表しても表し切れないほどの堀内町長の思いが切々と伝わってきて、ただただ頭の下がる思いでございまして、願わくば町長職を退かれた後も、医療に関してこの熱意をお持ち続けていただきたいなというような心境でございます。

 破綻したことは事実でありますが、その後の対応についてでございますけれども、昨日からのご答弁の中に、これをやめるわけにはいかないんだと、病院はつくらなければならない、1市2町の枠組みの中で腹をくくって病院をやっていくというご答弁もあったわけでございます。5万町民の生命を守らなければいけないということでございました。

 私も、非常に体力、健康にはかなり自信があったわけでございますけれども、昨今の国保税のますますの値上がりをはじめ町税の値上げに、どうして町税を払っていこうかということで、日夜そのことで体が、健康が害されてしまうというのが偽らざる気持ちでございまして、これでまた病院の負担金について町税が上がるとなると、本当に病院に行って治すということよりも、その前に税金を払うことで体がいかれてしまうというような状況になるんじゃないかというような心境であります。

 願わくばなるべく町税は上げないで、安らかに日々過ごしていきたいなという思いで、今、町長もご承知でしょうけれども、医療ということよりも予防するということに、国は積極的にそういうことを政策の前面に打ち出して、病気にかかる前に予防ということで、保健師をどんどん増やして住民の日頃の食生活とか、あるいは適当な運動等々について、まず予防していくという、そういう方向に国の政策も変わってきているように聞いております。

 そういう中で、私は、率直にお話しさせていただきますと、議会に対して用地の選定の説明があったときから、堀内町長には大変申しわけないんですが、この病院計画は遅かれ早かれ、いずれはこういう結果になるんじゃなかろうかという予想をしていたんです。

 これは、何ら根拠があるわけじゃないんですけれども、余りにこのことについて情報を共有することがなかったということであります。4年間、いろいろ議論されてきたようですけれども、策定委員会を中心とした中で、あくまでもその中での審議をされてきて、各議会は、大網白里町に限らずほとんど蚊帳の外ということで、いわゆる情報の共有は余りにも少なかったということで、これは、この事業の大きさからして、策定委員会の独走になるんではないかなということでありました。

 せめてもの救いは、私は用地を取得する前に志賀市長が声明をされたと、もちろん協議の上でしょうけれども、これ、用地を買ってしまった後だったらどうなっていたのかなという思いがするわけです。

 決して私は病院を否定するものではないんですけれども、余りにも事前の調査、そういったものが足らなかったのではなかろうかということで、破綻した後のマスコミの情報ですけれども、新聞各社がいろいろコメントを載せているわけですけれども、かつて策定委員会の座長を務めた秋葉氏ですが、決まったのは土地の建設地だけの無理な計画であったと、有識者会議などの結果を踏まえ見直す時期にはあったのに動かなかったと。

 また、地域医療を育てる会などは、前々からさまざまなほころびが見えており、なるべくして白紙になったと、新たに計画を立てても、これまでと同じ手法ではまた失敗すると語っておられます。

 堀内町長の20年度の予算編成方針の中で、私は、堀内町長も随分と変わったなと思ったところが1つございまして、箱物施設の建設にあっては、既存施設の活用、連携等を考慮した上で適切な規模、機能等を十分検討し、過大投資とならない施設計画を作成し予算要求を行う、こう載っておられるんですけれども、私は、この病院計画とコメントは、いささか乖離があるんじゃないかなという思いがするわけであります。

 私がちょっと気になったのは、無理があったというのは、皆さんもご承知のとおり山武市が誕生して、この病院計画が主な争点にされたわけであります。椎名市長は、これを見直したほうがよろしいではないかということで、成東病院の充実を図るということを争点にして、また、他方の候補者は積極的にこれを推進していくということで、全く大きく争点が分かれた選挙でありましたけれども、見直しの慎重派の椎名市長が当選された。このことを受けた時点で、私は、策定委員会ももう少し慎重に行動をとるべきではなかったのかということですね、それがまず第1点。

 それから、長生郡市に連携を諮ったわけですけれども、長生郡市からは余りいい返事はいただけなかったということで、慎重に協議をしていくということは気のきいたお断りにもとれるわけですから、この時点、そして、千葉県のほうから、いつまでたっても負担、建設あるいは維持・運営にどうしてかかわっていくのか、どういう形の中でこれに参画していくのかということが全く示されなかったという、悪いマイナスの条件が3つも重なっていたわけです。

 この時点で、私はこの建設については、先を急ぐべきではないということで、一応ここでリセットをしているべきだったのではなかろうかという気がするわけであります。

 郡内の首長が非常に多忙な公務の中、4年の歳月と1億4,000万を、実は、これは無駄といってもいいと思うんですね、無駄にしてしまったというのは、余りにも大きな損失ではなかろうかと、私自身は思うわけです。

 そこで実質的な各市町における、これが白紙撤回になったことによって、実害というのは、やはり1億4,000万、人件費を含めて、これを私は、堀内町長にはもう少し深刻に考えていただきたいと、ここのところの責任ですね、これを堀内町長はどういうふうにお考えになっているのか。

 1億4,000万というお金は、口で言うのは簡単ですけれども、税収が年々伸び悩んでいる中で、どういうふうに財政運営をしていこうかという中で、いろいろ調査だとかそういったものについて、この費用、これをどういうふうに考えておられるのか、このへんの責任も、やはり私は問われるんではなかろうかと思うんですが、ここのところのことについて、堀内町長のお考えをお尋ねいたします。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 大変、お褒めに預かりまして恐縮しているところでございますけれども、褒め殺しに遭うとやはり弱いものですけれども、いい答弁をしてあげたいなと思いますけれども、実情をご報告するのが私の務めではないかと思いますのでお答えしたいと存じますけれども、まず、今回の医療構想が破綻したということは、今回、何人もの議員方から質問が出ているとおり、大網白里町議会にとりましても、住民にとりましても大変大きな問題であるというふうに私は思っております。

 そういった中で策定委員会、また首長会に出席している私も、大変住民の皆さん方に申しわけないという思いでいっぱいでございますけれども、最後に経費の問題からちょっとお話しさせていただきますけれども、まずこれは1億400万円でございます。あとは県からも参りますので、実質上1億400万円だと私は記憶しているところでございますけれども、そういった金額にしろ、いずれにしてもそれぞれの構成市町が持つわけでございます。

 かつて、山武の合併協議会がございまして、これが破綻した。これも多額な経費がかかっているわけでございます。それぞれの行政が地域づくり、あるいはさまざまなそういった問題につきまして、経費をかけないでやるというわけにはまいらないわけでございます。ただ、それがすべて成功するというふうには限らないわけでございまして、ただ、私は自覚が必要じゃないかなと、首長がそれだけの責任をもって、私は会議に臨むべきだと思っております。

 今回の破綻の原因の一つでございます山武市長が市長選に出られるときに、公約として医療の見直しを提言されている。なぜ、山武郡市の問題を山武市だけの市長選の公約に掲げるのか、私は、彼がそれまでに首長会の会長をやっていらっしゃった、その中で、首長会で決めたことが、1つの行政の首長が変わるごとにこれを変えていったら、私は、さまざまなプロジェクトや考え方というのがまとまらないと思うんです。

 そういう意味から、私は、できれば早く病院の建設を急ぎたいとか、あるいは、もっとグローバルな公約にしていただきたかったなということで、これは選挙中も、あるいは選挙が終わった後も、私は市長に直接、間接のことでお願いをしてきたところでございますけれども、彼は、そういった問題を公約として、その公約があるから変えられないとか、あるいは住民投票をやらなくてはいけないとか、私はやめるとか、そういうような言葉が会議の中で出てきたということは、大変、私は残念に思っております。

 もっと首長として、あるいは会議に臨まれる方々は、それぞれの責任をもって臨まれるべきでございまして、そういった意味で、私は、大網白里町町民のことを思いながら対応させていただいたわけでございます。

 また、そのほかにもこのような会議には、首長としてどういうような考えを持っているかということで、首長判断を求められることもございます。そういった場合には、議会の同意が得られない中で発言するわけでございまして、それは、私の政治的な姿勢としてご理解を賜りたいというふうに思っております。

 いずれにいたしましても、今回、そのような多額の経費を使って行ってきた医療構想が破綻したということに対しましては、深くおわびを申し上げる次第でございます。



○議長(倉持安幸君) 中村 正君。



◆(中村正君) 破綻した後のコメントとして、堀内町長は山武市の椎名市長をかなり厳しく批判されておりました。地域エゴということですね、医療と政治を切り離すということであったんですが、私は、そんなに他の市町の首長を批判することはいかがかなと思うわけです。

 というのは、大網白里町もかつて市町村合併におきまして、山武郡市の市町村合併協議会の中で、いち早くそこを離脱したということでありますから、やはり他の市町村からしてみれば、やはり大網白里町のエゴというふうにもとられたかもしれませんから、椎名市長はそれで、一応は計画の見直しということで当選されてきたわけですから、私は、必ずしも椎名市長が一方的に悪者にされる事案ではなかったんではないかなという思いはするわけです。

 堀内町長は堀内町長なりの思いがあっただろうし、椎名市長は椎名市長なりの思いがあってのことでありましょうから、それは、それぞれが厳粛に受けとめることであると私は思います。

 堀内町長は、病院建設に対しての決意は、先ほど私が述べたとおりでございます。ただ、それは私も枠組みを変えて、町長がまた新しくスタートさせるんだという気持ちはわからなくはないですけれども、いわゆるかかりつけ医ですよね、大網白里町には医療資源が他の市町村に比べるとはるかに多いわけですから、医療資源を利用したかかりつけ医と病院のあり方等々について、行政が積極的に住民に知らしめていくということも大事なんじゃないかなと思うわけです。ただ、病院をつくればいいというだけではないと私は思います。

 そういう点で、もう一度、私は堀内町長に水を差すわけじゃないんですけれども、ここは一応リセットして、やるからには今度は議会と有識者、そういったものが情報を共有しながら検討していくというふうに、これをぜひそうしていただきたいという思いであります。これは、答弁は必要ございません。

 それから、あと1点ですけれども、予算議会ですからあえてお尋ねしますけれども、町が公共用地として供するために借り上げている土地の施策についてですが、実はこの件については、私は議員になって間もなく、10年も前からこのことについては甚だちょっと疑問を感じたんです。ですから何度か質問したわけですけれども、要するに現在、町が公共施設に供している土地について、民間あるいは国から借り上げている借地があるわけですが、この借地料が年間4,000万を超えているわけです。

 借地料の最も大きな物件は、取り上げてみますと町立増穂中学校の敷地の一部、借り上げ料が1,253万、庁舎敷地の一部と駐車場が1,273万、小中池駐車場関係が388万、借り上げの最も長い物件は庁舎敷地一部が38年あります。最も高い増穂中学校で既に20年が経過しているわけですが、この賃借料は、近年少しずつ値上げされているというのが現状であります。

 私は、これは歴代の町長のやったことでございまして、堀内町長には直接責任がないと思うんですが、堀内町長の時代におきましても、庁舎わきの用地の借り上げ、それから小中池公園の借り上げ等があって、これもかなりの大きな部分を占めているんです。

 そういった個々の案件はともかく、このことは、私は、例えば10年たつとこのままの値段でいっても4億なんです。4,000万の借り上げ料というのは、非常に大きなウエートを占めていると思うんです。毎年払わなければならないということからすれば、私は、これはいち早く町が用地取得に動くべきだと思うわけです。

 土地の所有者から、過去において町に買い上げてほしいという要望が出されたことがあるのかないのか、ちょっとお尋ねします。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) ただいまのご質問の問題は、私も実は就任以来取り組んできた問題でございまして、できれば町の財産とすべきであろうという考え方から、今まで交渉のテーブルには乗せてまいりました。いろいろな問題がございますけれども、決して行政が手をこまねいているわけではないというふうに私は見ております。できれば早い時期に町でお譲りいただいて、やはり町の財産として管理していくのが一番適当だと思います。

 実は、この役場の庁舎内にも借地がございまして、駐車場は別として、あれは時期的なものというふうに私は思っておりますけれども、庁舎の建っている中にあるということは、やはり将来的に大変問題でございますから、できればこの問題も早く解決していきたいと思っておりますけれども、なかなか条件をはじめいろいろな問題がございますので、そのへんはご理解をいただきたいと存じます。



○議長(倉持安幸君) 財政課長、金坂重信君。

          (財政課長 金坂重信君 登壇)



◎財政課長(金坂重信君) 庁舎敷地について、私のほうから若干補足のご答弁をさせていただきたいと存じます。

 ご質問のとおり庁舎敷地、古いものでは昭和46年から実は借り受けている土地がございます。この庁舎敷地につきましては、全体で1万7,400平米ございます。このうち約5,700平米が借り受け借地部分でございまして、この借地部分のうち庁舎建物がかかるものが約350平米ございます。残りは庁舎裏側から東側へかけての駐車場使用、これは全部で地権者が3名いらっしゃいます。この一部、建物がかかる土地でございますが、昭和46年4月から借り受けている一番古い土地でございますが、昭和52年に、実は明け渡し返還請求事件が提起された経緯がございます。

 このときは裁判所の和解勧告に基づきまして、昭和54年に地権者の方と和解した経緯がございます。もちろんこれは訴訟事件の和解でございますので、地方自治法の規定に基づきまして、当時の2月定例議会で議決も得て和解してございます。

 なお、この和解の中で、昭和56年度までの年額の支払い額と、その後の賃料、借り手の条件、さらには借り上げの期間、これを当時昭和86年3月末、平成で直しますと平成23年3月末という期間の借り上げが明記されております。

 こういった和解をした経緯がございまして、この交渉の中でも、実は売買の意思確認が裁判所を通しまして所有者側となされたものでございますが、当時、町に売る意思はないということの確認は裁判所ともども確認してございます。

 長い間この和解に基づく履行を含めまして今日に至った経緯もあるということを、ちょっとご説明させていただきたくて答弁に立ちました。なお、この借地購入等につきましては、町長のただいまの答弁、方向性をご答弁申し上げました。私ども、所有者があることもありますので、慎重に対応してまいりたいというふうに考えております。

 以上です。



○議長(倉持安幸君) 管理課長、梅原英男君。

          (管理課長 梅原英男君 登壇)



◎管理課長(梅原英男君) 私のほうからは、増穂中学校の借地につきまして答弁させていただきます。

 現在、増穂中学校の学校の全体の面積、これは3万4,697平米、このうち買収させていただきました面積が1万8,052平米、さらに地権者の希望によりまして、今回ご質問されております借地とさせていただきました面積が1万6,645平米ございます。

 また、この借地の土地を買い上げてはどうかということがございますけれども、この土地の買い上げにつきましては、過去に、平成13年4月になりますけれども、地権者のほうから町に対しまして借地の買い取り請求がございました。

 この請求に伴いまして、町は借地部分の不動産鑑定を行いまして、その鑑定評価額に基づきまして買い取りの話し合いを重ねてまいりましたけれども、結果的には、地権者との合意に至る金額には開きがございましたので、不調に終わった経緯がございます。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 中村 正君。



◆(中村正君) 先ほど来、答弁の内容を聞けば当然のことだと思うんです。一度貸してしまって、相手が役所ですから言葉は悪いですけれども取りっぱぐれはないと、そうすれば金額だってそんなに悪い金額でもない、こうなればなるべく長い間、未来永劫借りておいていただきたいというのが、私は本音だと思うんです。

 これは当該地権者から買い取り要請もあったんじゃないかという話も私は聞いているんです。ですから、そういうときは相手から来てくれたんですから、待ってましたということになれば、それはあれですけれども、まあ、そうですかとおもむろにテーブルにつくというのは、私は得策じゃないのかと。

 これは歴代の町長が大きな借り上げの契約でなっているわけですが、堀内町長も駐車場については、堀内町長のときに借りているわけです。ですから、こういうことについては、地権者はなるべく貸したいということでしょうけれども、そこのところは、努力によって何とか交渉して買い上げということで、私は、将来は進んでいただきたいと。駐車場ぐらいだったらほかに移っても構いませんけれども、庁舎とか学校というのは、これは50年も100年も続くわけですから、大変なものなんです。

 私は、先ほど堀内町長が褒め殺しに遭ったと言いますけれども、別に私は決して褒め殺ししているわけでもないし、こういうことを積極的にやっていただきたいということで、それを予算の中で評価しているわけですから、そのへんはご理解いただきたいと思います。

 最後に、今、瑞穂地区において土地改良事業をやっていますね。そこに町は地域交流施設、仮称でしょうけれども、これを4,138万2,000円で一応予算を立てていますね。これは、読んで字のごとし地域交流施設ということですけれども、面積的には書いてないんですけれども、面積と地目は何になっているのかお答えいただけますでしょうか。



○議長(倉持安幸君) 産業振興課長、木村常雄君。

          (産業振興課長 木村常雄君 登壇)



◎産業振興課長(木村常雄君) お答え申し上げす。

 私のほうからは瑞穂の地域交流施設用地にかかわる面積と地目ということでございますけれども、面積につきましては3,762平方メートルとなっております。地目につきましては、現況地目が田んぼでございまして、購入しようとする地目につきましても、不動産鑑定を行いまして田で購入する計画でございます。

          (「坪単価は」と呼ぶ者あり)



◎産業振興課長(木村常雄君) 坪単価につきましては、平米あたり1万1,000円となっております。平米1万1,000円です。坪でいきますと3万6,300円です。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 中村 正君。



◆(中村正君) 地目は田ということで、3,762平米ですか。この用地の買い取りというか購入の計画が練られたのは、大体いつ頃なんですか。



○議長(倉持安幸君) 産業振興課長、木村常雄君。

          (産業振興課長 木村常雄君 登壇)



◎産業振興課長(木村常雄君) お答え申し上げます。

 瑞穂の土地改良事業につきましては、平成16年度に農林水産省の補助事業として事業採択を受けまして、農業生産と農村生活の基盤整備を行うという目的で農業の振興と地域の活性化を図るため、平成18年度から県営事業としてメーン整備工事が進められておりまして、現在も事業を実施中でございます。

 また、地域交流施設用地につきましては、瑞穂地域全体の地域交流を図るため、みずほ台に隣接する地に用地を確保することとなっております。なお用地につきましては、先ほど申し上げましたとおり3,762平方メートルということで、来年度に町が取得するということで、平成20年度予算案の中で予算計上させていただいております。

 以上でございます。



○議長(倉持安幸君) 中村 正君。



◆(中村正君) 堀内町長にお尋ねしたいんですが、ここに用地を確保しようというのは、大体いつ頃考え出されたのか。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) ちょっと、いつ頃と言われてもはっきりは申せませんけれども、換地計画とかいろいろある中で、これは長い間瑞穂地区からコミュニティセンターをつくっていただきたいという要望があったんですね。その中で場所は今まで二転、三転してきました。その中で、町としては瑞穂地区の総合的な整備の中で用地の取得をしましょうと、その土地を該当者の皆さん方から減歩率をもって出していただくと、それを町が道路用地だとか、あるいはこのような公共用地として買い上げ、そして、工事費の一部といたしましょうと。

 この事業は、そもそも国の補助率が85パーセントだったと思いますけれども、そういうような事業でございますから、私は、町にとっても貴重な事業であるし、瑞穂地区の皆さん方には、長年コミュニティセンターをつくってくれという要望に対しての町の施策でございますので、理解をお願いいたします。



○議長(倉持安幸君) 中村 正君。



◆(中村正君) 私は、これはなぜ聞いているかというと、決して批判しているんじゃないんです。これは大賛成の観点から私はお尋ねしているんです。

 というのは、私もこの土地はよく通ります。なぜ何年前かということは、私は褒め殺しじゃないですけれども、今度は、堀内町長はお褒めしたいと思うんですが、ここに、こんなすばらしい土地がここにあるわけですよ。地域交流センターということですから、大体どういう施設かというのは想像がつくんですが、面積も3,700平米ですか、こんなにすばらしいいい土地がいい場所にあって、迷わずここに先ほどの(仮称)瑞穂中学校の分離校を、私は、ここへ持ってくるべきだったのではないのかと思うんです。

 それで、これは土地改良用地ではありますけれども、これは公共用地で地権者に話せば、私は理解をしていただけるんじゃないかと、そういう交渉を私はすべきだったんじゃないのかなと思うんです。これから遅くないんですけれども、実に場所的にはすばらしい、いい場所です。

 値段が高いかどうかというのは、農地で坪3万6,300円ですから、ちょっと疑問符がつくところですけれども、交渉して、私は、今からでもここは遅くはないんじゃないかと……

          (発言する者多し)



◆(中村正君) 私はね、中村議員、あなたに聞いているんじゃないんだから。そういう話はやめてもらいたい。

 町長、私はそういう努力を、例えばこれは皇居の用地じゃないわけですから、皇室の用地じゃないんですから、あくまでも民間の所有している土地ですから、たとえ土地改良をやった土地であっても、私は、それは学校の用地となれば話は別だと思うんです。

 ですから、私は本来ならば交流センターと抱き合わせで、もう少し早目にこれを計画すべきだったんじゃないかと、そういうことであれば、なぜ何年前かということは、今現在の予定地がありますね、高圧線の通っている、あそこに云々という議論はしなくても済んできたわけなんです。

 私も、この土地はすばらしい土地だと、まさに瑞穂の中学校に立地条件としては最高の土地ではないかと、3,700平米ですから学校用地としては……1,138坪ですか、ですから、このへんのところは学校用地としては手狭と思いますけれども、そういうお考えは、堀内町長、お持ちじゃないんですか。



○議長(倉持安幸君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 ちょっと、私語は慎んでいただきたいと思いますけれども、今、学校用地にどうかというお話でございますけれども、まだこの土地は3,000何ぼですから、今言われたとおり学校用地としては適さないということでございますけれども、発想的に場所を変えられたらどうですかというようなことだと思うんです。

 議員も冒頭におっしゃられておりましたけれども、企業の協力によって、地域に学校をつくろうじゃないかという協定の中で進んできた事業、設計まで終わっている事業、これはもちろん前町長の残された問題点でございますけれども、私もそういった中で何が問題なのか、電磁波が問題だ、そういうことで四、五年空転してしまった。

 そして、四、五年たった暁に、今度は子どもたちが現実に減っていく傾向にあるよという中で、もっと学校建設の必要とするものが出てきた、耐震もやらなければいけない、それから、子どもたちが今増えている、現実に大網小学校は、今仮設校舎を建てているわけです。

 そういうところも見捨てて瑞穂地区をやるということは、これはもちろん土地を求めてどうこうするというのは、まだ大変年数がかかることだと思いますけれども、いずれにしても、そういう中で、瑞穂の皆さん、申しわけないけれども、これは取りやめじゃないですよと、一たん棚上げしますけれども、状況がまたどうしても必要な時期が来れば、再度テーブルに乗せて議論しますよということで進んできているわけでございますから、土地が広い大網白里町でございますから、決してないとは思いませんけれども、そういう中で、私が就任した中で、じゃ、ほかに適当な土地はないかということになりますと、まず冒頭に位置づけされた、学校用地からそう離れた場所ではない、まず場所を当時教育長が中心となって対応を見たら、該当地はないというような結論を私はいただいたわけです。

 現在、中村議員は土地改良によって生まれた土地の周辺がいいよと言われておりますけれども、次の段階の中で私はそういう問題は計画に入れるべきではないかなと、とりあえずは町の教育行政として、今緊急にやるべき問題というものが、私は発生してきているというふうに認識しているところであります。



○議長(倉持安幸君) 中村 正君。



◆(中村正君) すばらしい場所であります。用地的にもちょうど瑞穂の中間地帯ぐらいになるんでしょうか、土地でもありますし、私は、先ほど同僚議員が自分のところの用地みたいな、そういうことは言いませんけれども、やはりいいところはいいところなわけですから、これは、私は、ちょっと町長の答弁に不満があるわけですが、私は、将来的にはあれだけのみずほ台団地ですか、あれだけの住宅地を控えて中学校は当然必要になってくるんじゃないかと思ったときに、今予定されているところの用地よりは数段、はるかに利便性がいいところだという観点で、そこに交流センターということですから、今、複合施設がまさに今流でありますから、そういう意味でまさにこういった交流施設と学校が抱き合わせでできるということは、瑞穂地区にとっては画期的なことなんじゃないのかなという思いでお話ししました。

 堀内町長にも、この地域は当然何遍も行っておられるでしょうから、どうか鋭意努力をされて、そういうすばらしい施設をつくっていただきたい。堀内町長の評価がはるかに飛び上がって評価されると、4期目も間違いなく当選されるというふうに思いますので、そういうことで、いろいろ足らないところもございましたけれども、ひとつ、言葉の過ぎたところはお許しをいただきまして、私の一般質問を終わらせていただきます。

 どうもありがとうございました。(拍手)



○議長(倉持安幸君) 以上をもちまして、中村 正君の一般質問を終結いたします。

 以上で町政に対する一般質問を終結いたします。

 暫時休憩いたします。全員着席のままお待ちください。

               午後3時56分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午後3時57分 再開

 出席議員 20名

 欠席議員 なし



○議長(倉持安幸君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第2 議案第34号 山武郡市広域行政組合規約の変更に関する協議について



○議長(倉持安幸君) 日程第2、議案第34号 山武郡市広域行政組合規約の変更に関する協議についてを議題といたします。

 まず、提案趣旨の説明を求めます。

 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) ただいま議題に供されました議案第34号、山武郡市広域行政組合規約の変更に関する協議について、提案の理由をご説明申し上げます。

 本案は、地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律が平成20年4月1日から施行されることに伴い、山武郡市広域行政組合規約の教育委員の定数を5人から7人に改正することについて、地方自治法第286条第1項の規定により関係地方公共団体と協議するにあたり、同法第290条の規定により議会の議決を求めるものでございます。

 以上が議案第34号の提案の理由でございます。

 何とぞ慎重ご審議の上、速やかにご可決くださいますようお願い申し上げます。



○議長(倉持安幸君) ただいま議題に供しております案件について質疑を許します。

 質疑の通告はありません。別に希望者はありませんか。

          (「なし」と呼ぶ者あり)



○議長(倉持安幸君) ないものと認め、質疑を終結いたします。

 お諮りいたします。

 ただいま議題に供しております案件については、以後一切の手続を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(倉持安幸君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。

 これより採決に入ります。

 議案第34号 山武郡市広域行政組合規約の変更に関する協議についてを採決いたします。

 本案を原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。

          (賛成者起立)



○議長(倉持安幸君) 起立総員。

 よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



△日程第3 休会について



○議長(倉持安幸君) 次に、程第3、休会についてを議題といたします。

 お諮りいたします。

 明3月1日から13日までの13日間を委員会審査及び議事整理のため休会といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(倉持安幸君) ご異議ないものと認め、さよう決しました。

 本日はこれにて散会します。

 どうもご苦労さまでございました。

               午後4時00分 散会