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千葉県 大網白里市

平成18年  9月 定例会 09月06日−02号




平成18年  9月 定例会 − 09月06日−02号









平成18年  9月 定例会



    平成18年9月6日(水)

◯議事日程(第2号)

 第1 町政に対する一般質問

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◯本日の会議に付した事件

 日程第1 町政に対する一般質問

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               午前10時00分 開議

 出席議員 22名

 欠席議員 なし



○議長(瀧澤正之君) おはようございます。

 ただいまの出席議員数は22名であります。定足数に達しておりますので、本日の会議を開きます。

 日程に先立ち、ご報告いたします。去る9月1日に設置されました決算特別委員会につきましては、委員長に倉持安幸君、副委員長に山田繁子君がそれぞれ互選されましたので、ご報告いたします。

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△日程第1 町政に対する一般質問



○議長(瀧澤正之君) 日程第1、町政に対する一般質問を議題といたします。

 大村敏也君ほか9名から質問の通告がありますので、順次これを許します。

 大村敏也君。

          (大村敏也君 登壇 拍手)



◆(大村敏也君) おはようございます。

 未来21の大村でございます。たった今の情報によりますと、秋篠宮家の紀子様のところで第三子が誕生されたということでございまして、ともに喜びたいと思います。

 早速でございますけれども、今日の私の質問は4項目ございまして、1つは、市町村合併を今後どのように考えるか。2つ目が、町発注の工事、業務委託などの競争性、透明性をどのようにして確保していくか。3つ目が、丘陵地帯の湧水地域の環境保護をどのように考えているか。それから4つ目が、山武地区医療センターに関する第2回有識者会議以降の取り組みはどうなっているか。

 いずれもこれは、町民の現在、将来に及んで大変に影響のある問題ばかりでございまして、堀内町政第2期の12月で次の議会もあるんですけれども、実質的に今日、私は堀内町政への大事な問題についてこの場をおかりしてただしてまいりたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

 発言席に戻りまして、1つずつ質問してまいりたいと思います。

          (大村敏也君 発言席着席)



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) まず、1つ目の合併問題でございますけれども、本町は第4次総合計画をつくる段階から市制施行ということで目指してきたわけですけれども、しかし、これをつくるころには既に国の財政なり少子高齢化の厳しい先行きの情勢が打ち出されておって、合併特例法がスタートを切っておったわけでございます。にもかかわらず、そのような形で打ち出して、そして今日、5万人にも満たないままに、いわば宙に浮いた形で、そして秋には県の方が新たなる構想等も発表するというようなことでしたけれども、県の方のその作業の取り組み状況からすると、年内にはどうも出てきそうにないという状況です。

 私は、県の有識者会議を傍聴したり、7月23日に佐倉市、26日は茂原市で、千葉県の町村合併推進審議委員会と地域との意見交換会に出てまいりました。その中で、日本の先行きの財政の厳しさ、国民総生産の1.5倍以上もの借金を抱えて、毎年の歳入歳出は、歳入が少ないにもかかわらず借金を増やし続けながら現在も国の政治が行われているわけでございまして、これを2010年までに収支とんとんにさせようというようなことで国を挙げてやっているわけですけれども、その一環としてこういった市町村合併ということをとらえて考えなければいけません。もっと緊張感を持ってこれをやらなくちゃいけませんというのが、その基調講演の座長のお話でありました。

 そういった中で、本町は、これからこの問題をどのように取り扱うつもりでおられるか、最初に質問したいと思います。よろしくお願いします。



○議長(瀧澤正之君) 企画政策課長、古山正洋君。

          (企画政策課長 古山正洋君 登壇)



◎企画政策課長(古山正洋君) お答えいたします。

 ただいまのご質問の中にございましたけれども、平成17年4月から市町村の合併の特例等に関する法律、いわゆる合併新法が施行されております。現在は、この法律の制度下で、千葉県は国の基本指針に基づきまして、市町村の合併の推進に関する構想を策定しているところでございます。この合併新法については、県が合併協議会の設置についての勧告を行うことができるなど、従来よりも積極的な役割を担っていることなどをまずはご理解いただきたいというふうに思います。

 県ではこの構想の策定にあたりまして、平成17年7月、議員の今の質問の中にございましたように、千葉県市町村合併推進審議会を設置いたしまして、これまで3回の会議が開催されたところでございます。その中で、去る6月2日における第3回の審議会では、合併の組み合わせの基本的考え方、そしてまた必要な措置の考え方についての審議や、統計データから見た市町村の一体性、類似性の傾向がつかめる分析結果も報告されたというところでございます。

 このような中で、先ほど議員の質問の中にございましたが、地域審議会の委員と地域住民との意見交換会、そしてまた、この8月末を期限といたしまして、県では市町村合併を考えようというテーマで意見募集も実施いたしております。ここで得られた意見も参考にして、今後進められていくということでございます。

 このような動きの中で、町といたしましても、県の合併構想の公表をただ消極的に待つということではなくて、町として自主的にできることから始めるということも重要だというふうに考えておりますので、引き続き、町ホームページや広報紙等を通じまして情報提供を行っていくということと、特に合併問題につきましては、8月19日から9月17日にかけて開催される、されたということもございますが、大網白里町区長会主催の地区懇談会におきまして区長会のご理解をいただき、市町村合併というテーマでお話をさせていただいております。全5地区のうち、既にに4地区を終えたところではございますが、この中では県の担当職員もお招きをいたしまして、各地区の代表であります区長、そして役員の方々と一緒に合併についての意見交換をしているという状況でございます。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 今年1月7日の千葉日報に、町長が記者会見で単独軸に行政運営というようなことで見出しが出ているわけですけれども、ここの中で、これから懇談会などを住民のコンセンサスを得て進めたいということも述べておられるんですけれども、たった今、答弁の中に地区懇談会もやってきたというふうな話でしたけれども、そこの状況を手短に報告いただきたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 既に4地区が終了したところでございますけれども、おおむね区長方に大きな反論というよりも、合併に対して町はこういう姿勢でございますよということを説明し、県は合併新法について今後どういうような態勢で臨むかということを説明いたしたわけでございまして、住民の皆さん方に直接合併について合併論を交わしたという内容ではございませんので、あえて今答弁する内容というものは大きなものはないというふうに思っております。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 県内では野田市が最初に合併をしまして、職員等の減員とか議員の数を減らしたりしながら、浮いたお金でもってまめバスを、市内をくまなく走りながら福祉バスを今展開しているということで、それで野田市の根本市長も県の検討委員会のメンバーでございまして、いわゆる合併の必要性についてもあるいは三位一体の方法についても、国のあり方については大変自分は批判的ではあるけれども、これはそのような形でやらなくちゃいかぬというふうな立場から、実に具体的な実践者としての話を聞いているわけです。

 そういった中で、先ほどの懇談会の話の中では参加された皆さんから、これといったことじゃなくて、どちらかというと町の方からの説明を大体聞いて、そのことについて何となく了解されたんじゃないかというふうな印象を得たという形で今受けとめましたけれども、それで本当にいいのかと。現実に差し迫っているさまざまな諸案件を解決するためには、そういった道を通らなくてはいけないという立場から、熱を込めてそういった懇談会等においては語られなければいけないものが、しかも、県の方の今後の動きを見ながらそれに従っていきますというような極めて自主性、主体性のない、そういうかじ取りでいいのか、再度ご質問します。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 私の答弁がちょっとまずかったかわかりませんけれども、私どもは、この合併という問題が町にとって将来を考えた場合に大変大事だと。そこで、この合併論を住民とともに交わさずしてこの時期を過ごしていいかという問題で、まず区長会の皆さん方に、今までの大網白里町はこういう形で進んできましたよと。しかしながら、今、町が置かれている状況はこういうふうな状況下であるゆえに、住民の皆さん方と合併に対する認識を深めたいと、それをもとに説明させていただいたわけでございまして、別に合併問題を私は真剣に取り組まないということではございません。

 ただ、そういった中で、区長会にとどまらず広く住民の皆さん方と話し合える機会を町としてぜひ持っていただきたいという要望が出てまいりましたので、私ども執行部といたしましては、できるだけそういうような機会を今後考えてまいりますというお約束をしたところであります。

 以上であります。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 先日、この第4次10カ年計画の後期の方針を見直すために、町民を対象に3,000人のアンケートをして、その中に市町村合併に関する項目もあって、そしてそこには自由意見を書く欄がありまして、そこの中にいろいろと書かれているわけでございまして、当然これは関係部局の方々は読まれていると思いますけれども、やはり合併についてもっとちゃんと、個々の場合で言いますと、千葉県の方はこれから今年じゅうには出ないとは思いますけれども、年明けてからでも出される方向としては、今想定されるものは10万人以上程度の市をつくるということをまず基本に置きたいということが、既に委員会で確認されていることもあったりして、そうしますと、大網白里町と東金市と九十九里町というようなパターンとか、特に県の方は東金市が先日住民投票で自分のまちの意思を鮮明にしたということはあるけれども、そういうことは一応度外視して一つの考え方を出さなくちゃいかぬというようなことも言っていますだけに、そういうようなパターンなどがより想定されるんじゃないかというふうに私は個人的に思うんです。

 しかし、この行き方は、実際に町民の置かれている状況とか経済圏とかそういうようなことからいくと、その形じゃなくて、やはり千葉市との合併というようなことが住民意思ではないかというふうに出てくると思うわけです。

 そのようなこと等を考えた場合に、県の示される結果を待つのではなくて、こちらの方の内部でそういうようなことについて、どことの組み合わせの場合はこのようなメリット・デメリットがあるということをもっと具体的に話をするような形で、住民のコンセンサスなり考え方を一つの方向にやはり積極的に持っていく必要があるのではないかというふうに私は思うわけです。

 それで、さて、今度1月で一応町長の任期が切れて12月に選挙があると思うんですけれども、そういった場合に、3選に臨まれるというのであれば、そういうようなことについてもしっかりと町民に打ち出していくべきではないかというように考えるわけですけれども、選挙のことでありますから、そのことについては触れないにしても、在任期間中においても今のような市町村合併の指導について、町長として町民に一つの方向を示すためにも、考えを出していく必要があるのではないかというふうに考えます。その点についてお答え願いたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 合併問題というのは非常に難しい問題ですし、住民の皆さん方がどのように考えていくかということは、大変大事なことではないかなというふうに私は考えております。

 そういった中で、千葉市におきましては、これはもう皆さん方も経過をご承知のとおり、住民発議による千葉市への合併の考え方を問うたわけでございますけれども、時期尚早であるというような答えが返ってきた。私は私なりに行政サイドとしてやはり責任がございますから、千葉市の幹部の方々に大網白里町との合併論についてお願いもし、検討もいただくようにお話を進めてきたけでございますけれども、その内容からしても、千葉市はまた今回の千葉県のアンケートからしても、新法による合併については考えられないというような回答を出しているわけでございまして、私も、じかに市長からもそのような内容のお話を承っております。

 したがいまして、私が今後の姿勢の中で、相手が合併を臨まないものをあたかもあるような内容で住民の皆さん方に問題を投げかけるということは、非常に私も責任問題がございますし、そういった意味で、いま少しその件については控えるべきじゃないか。仮に千葉市においても明確に、合併をお互いにしないという取り交わしをしたわけではございません。将来については前向きに検討しましょうというお互いの理解があるわけでございますから、そういった意味で、次なる合併論のときにはそのような体制下もあり得るんではないかというふうに考えておりますけれども、いずれにいたしましても、現在置かれておる内容の中での相手の候補ということは、非常に私は難しい面があろうかというふうに考えております。

 なお、昨日、私は千葉県知事と合併問題について話し合ってまいりました。これは私ばかりではなしに、山武郡市の首長方すべてで話し合いをさせていただいたわけでございますけれども、知事といたしましても、県がどうこうというよりもやはり地域の皆さん方が主体として考えるべき問題である、その中で県は今後指導をしていきたいというようなお話をしておりました。

 したがいまして、私どもも、県がどうこうじゃない、やはり私たちは私たちのこの町をどうしていくのかという問題について住民の皆さん方と懇談をさせていただきたいということで、区長会に説明をさせていただいているわけでございますので、ご理解をお願い申し上げます。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) この合併問題は、首長同士の話し合いということよりも、住民に合併問題についてどのように考えなくちゃいけないかという問題意識を持ってもらって、その集約された形で近隣との関係が進んでいくということが本来あるべき姿でございまして、そのことからいって、今、千葉市との合併を推進する会がかつて出したのが断られたということを言いましたけれども、そのことにつきましても、もう少し厳密に言いますと合併協議会設置についての申し入れでありまして、合併そのものについての話じゃないということを私は何遍も断っているにもかかわらず、千葉市の方が断ったというふうにとんでもない飛躍した言い方をしているために、例えば昨日あたりどんなふうなお話がされたか知りませんけれども、合併協議会設置の協議についての署名だったものを、そのように言うことによってもっともらしく聞こえるんですね。

 そして、千葉市の方でもあるいは全国的な話でもそうですけれども、そこの住民のアンケートなり住民投票なりで意思表明をして、それでもって合併協議会設置を議会が申し入れたりあるいは首長が申し入れたりしながら、この話は展開していくものであるというふうに私は考えていますので、前回、千葉市は四街道市と大網白里町との両方からその種の話があって、一遍に対応できないというふうな技術上の問題等もあったろうと思いますし、それよりも何よりも町長なり議会なり町民のその支持の率が小さかったからというだけの話でありまして、そういった点を考慮に入れながら、これからこの問題を再度考えていく場合にはそのやり方の反省をしまして、この問題について首長がやはりリーダーシップをとって、積極的に取り組んでいく必要があると私は思います。

 再度お答え願いたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 大村議員の千葉市への合併の熱意の内容でございますけれども、その中で町長がどういうようなリーダーシップをとるべきかということでございますけれども、私は住民の皆さん方がどういうふうに考えていくのかということ、やはり住民本意、先ほど大村議員も合併は住民本意のものであるとおっしゃいましたけれども、まさにそのとおりではないかというふうに思っております。

 そういった意味で、大村議員をはじめ千葉市との合併を望む方々が再度千葉市へお願いをするということは、私は決してとめるものではございません。住民の皆さん方のお考えでございますから、それはそれとしてやられるのも私は結構だと思います。

 ただ、そういった中で、さきの千葉市の姿勢というものが明確に出てきたわけでございまして、付議する、しないの内容以外に、四街道市との合併があのような形に終わったと、千葉市では、今そのようなさらなる合併の盛り上がりは考えておらないというような内容のアンケートの答えを県に出しているわけでございまして、そういった意味で、私ども行政としてどういうような姿勢をとるべきかということは、これもやはり大事な私は姿勢だと思っておりますので、そういうことで私どもは考えております。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 合併問題については以上で終わりたいと思います。

 次に、町発注の工事業務委託などの競争性、透明性を確保するのにどのような施策を考えているかということに入ってまいりたいと思います。

 昨日、収賄事件の求刑が出されて、ああいった事件の中にこの種の透明性なりそういったものが大変潜んでいる。透明性のないことを如実に示しているわけでございまして、それ以外にもさまざま、落札率等の大変に高い状態のものが続いているわけでございまして、前議会で、一般競争入札を18年度から10件ほど取り入れながら、そういった透明性の高い方向にシステムとして直していくということでございましたけれども、この問題については大変に根深いものがありますし、そういったことにつきまして昨日の事件と関連させるということも少し変なのかもしれませんけれども、再度、町の工事あるいは業務委託等の改善の施策についてお伺いしたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 財政課長、北田光夫君。

          (財政課長 北田光夫君 登壇)



◎財政課長(北田光夫君) お答え申し上げます。

 コスト削減のための施策についてということでございますが、本年5月に職員の不祥事において町として立ち上げさせていただきました、事故対策検討委員会の中の入札契約検討部会におきまして検討をしているところでございます。

 主なものといたしましては、一般競争入札の拡大といたしまして制限付一般競争入札や、本年7月から建設工事におきまして、試行ではございますがダイレクト型制限付一般競争入札、それと指名競争入札における指名業者数の見直し、随意契約の運用の見直しによる競争入札への移行、電子入札の前倒し導入などによりまして、公正性、透明性、競争性の向上を進め、コスト削減を図ってまいりたいと考えているところでございます。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 専門家の方々からすると、95パーセントを超えれば大抵それは談合されているんだというように見るのが常識だというようになっていまして、6月議会で私がこの問題を取り上げたときに、町長は、大変厳しいものがあると。ここの町の業者がここで税金を落としているんだから、そういった人たちのところに仕事を回さなくちゃというふうな意味だと思うんですけれども、談合というのはもう犯罪なわけですからね。そういうふうなことの中でこの問題を真剣に排除していくことをすることが、非常に貴重な税金を節約するのに大きな効果が上がるわけです、額が大きいだけに。そういったときに町長ご自身が、何かそういうようなこともある程度しようがないというようなニュアンスの答弁に聞きました。

 そこらあたりについて本当に競争性とか透明性を高めて、貴重な税金の節約をどのようにするか、そこのところが真剣に考えられなくちゃいけないんじゃないかと思うわけです。町長の方からご答弁願います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 私ども行政として、住民の皆さん方にできるだけ透明性のある公平な入札執行をとり行うということは最大原則でございます。そういった中で、議員はさきに議会に陳情書が来たのをお読みになられたかどうかわかりませんけれども、地元の業界の皆さんからも切実な訴えが来ております。災害時あるいは大雪のとき、そういうようなものに地元の業界として最大限の協力は惜しまないのに、町は地元業者を排除するのかというような考え方の中での私は陳情書であろうというふうに思っております。

 私ども行政といたしまして、地産地消あるいは地元の業界の皆さん方の繁栄があって、また税金も払っていただかなければいけない、いろいろな意味で私は、そういうような循環型の行政であるべきではないかなと。これをよそへ拡大していくということは、それだけやはり地元の住民にとって痛みを感ずるわけであります。大網白里町は県下でも有数の植木の産地であります。造園業もいます。しかしながら、大網白里町だけではございません。近隣の業者にも入札の機会を与えるということは大変オープンでよろしいかもしれませんけれども、逆に今度は地元の業者がそれだけ痛みを覚えてくる。

 野菜もそうですよ。地産地消、地元の産品をできるだけ使いましょうということで、千葉県を挙げて取り組んでいるじゃないですか。私は、ただそこに癒着やらあるいは不透明な内容が絡んでは、やはりこれは行政として大変まずいから、いかにしたら住民の皆さん方にもわかりやすい入札制度ができるかということで、いろいろ試験的にもやらせていただいているわけでございます。

 したがいまして、私はあえて地元の業者のためにどうこうじゃないんです。議員の皆さん方もそうだと思うんです、皆さん方は住民の代表で来ているわけですから。地元の皆さん方が、いかにしたらそういうような繁栄の中にこの大網白里町がなっていくかということをご検討いただいた上で、やはり公平・公明、そういったものを議会からもご審議いただくということが私は大変大事だと思いますけれども、根本から地元を否定するということは、今後とも私の政治姿勢として、そのような姿勢はとる必要はないというふうに考えております。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 地元業者を排除しろなんていうことは全く考えていません。そういうことではなくて、広く入札をオープンにして、各企業家も企業自体を優良な企業に切磋琢磨しながらそういった需要にこたえていくというのが、もともとの公正取引委員会の考え方なわけでして、今の話を聞いているとやはり私が心配していたように、業者を大事にするためには地産地消というふうな例えでその例を出されましたけれども、その例はこれにはならないんじゃないかと思います。地元の業者の方々の自己努力をすることに逆に妨げをする。政治と業者との関係で、いわば十分な競争をしないでそういった仕事に参入していくというのは非常にずるい、おかしな方法だということを自ら言っているように聞こえて、私はとんでもないことじゃないかと思います。

 それで、現実に例えば今、障害者自立支援法等が出て1割負担でサービスを受けているような方々は、その日のお金さえも非常に厳しくなってきているわけです。そういったときに、建設業者の温存のためにはこういった形でこれからも続けるんだと、そんなふうに言い切れるんですかね。

 再度お答え願いたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 お互いにこれは理解の仕方なのではないかなと思っておりますけれども、私は特別な業界だけどうこう、温存するとかあるいは保護をするとかという考えではございません。ただ、全般的に私はやはり地産地消、地元のそういった方々を大事にしていくべきじゃないかというのが基本的な理念でございまして、私も言い過ぎたかもしれませんけれども、いずれにいたしましても、町民の皆さん方が理解できるような行政、これは大事だというふうに思っております。

 そういった中で、私どもはその入札制度に対しましていろいろ取り組んでいるわけでございまして、そういった意味を考えながら大村議員にもご理解をいただきたいと思っております。別に特定の業種をどうこうとか、そういう考えのもとに私は答弁しているわけではございません。全般にわたって私はそういうような、例えば薬にいたしましても、それからその他のものにしても、地元の業者で参入できる業者はないのかといった中で、今一応我々は行政でございますから、指名参加願の届け出を町へ出している業者を中心とした指名だとか対応だとかということに限られているというようなお話を受けたところでございますけれども、いずれにしても、今後とも議会の皆さん方のご意見を賜りながら、私どもも、できるだけ皆さん方が理解できるような行政にしてまいりたいというふうに考えております。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) これは国や県でもそうですけれども、談合の記事がもういつでも載ってくるというふうな問題がございますし、それから公共工事の積算基準そのものが高目に出ているというふうな問題もありまして、それらの見直し等もされてくるでしょうし、予定価格そのものが非常に高値で出てきて、それに落札率が90何パーセントといくことですから、二重に必要以上のコストを支払っているというふうに私は思うわけです。

 ですから、そういった面がもともと、ここの町ばかりじゃなくて改善されなくちゃいけないと思いますし、ここの町に限って言えば、町で発生する仕事量よりも業者のパワーの方がはるかに供給過剰になっているだろうと思うんですね。ですから、そこの事業家の方々が今後その事業を後継者に譲っていくというようなこと等もひっくるめて大変深刻な問題だとは思うんですけれども、それでも、一般のサラリーマンとかさまざまな生活者の中では、今日のさまざま厳しくなってきている生活状況の中で、それ以上に福祉の面で手当てをしなくちゃいけないお金がそんなふうに使われるということは、断じて許されないことだと思うわけです。

 一つだけ最後に業務委託の、例えば浄化センターなどの場合の水質検査とか、さまざま日ごろの作業の中でキープすべき数値等があるわけでしょうけれども、業務委託関係の品質保証をやはりしっかりとチェックしていくという体制がなければ、単なる入札のときの癒着だけではなくて、日ごろの作業の内容をちゃんと監視する体制がなければ、大変それも問題になると思うわけですけれども、そういった点について何か考えておられるか、ちょっとお尋ねします。



○議長(瀧澤正之君) 財政課長、北田光夫君。

          (財政課長 北田光夫君 登壇)



◎財政課長(北田光夫君) お答え申し上げます。

 業務委託関係の品質保証につきましては、大変貴重なご意見ととらえさせていただいております。そういうような観点から、今後、指名審査委員会等の中で一つのテーマとしての重要性を考えております。ですので、今、議員からのご指摘の項目については、貴重なご意見として検討させていただきたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 次に3つ目の項目に入りますけれども、上総台地の丘陵地帯から大網白里町の場合は小中川が主に川の水源になっていますし、小中池等についても、かつて農業用水としてあんなふうにダムをつくったわけですけれども、金谷郷、それから南玉、そして小中、それから萱野と、こういういわゆる丘陵地帯から平野地帯の境目が、大変に残土を始末するのに好都合の地理的な条件があるわけでして、そういったこともありまして既に金谷郷もあんなふうな形で残土が捨てられて、それから南玉の方も、今1期工事で終わっているわけですけれども、これからもそういったことが出てくるでしょうし、今、既にいわば正式に申請をしながらやっていること以外にも、ああいった地帯がそういうような形でやはり使われるということについて、私らにしてみると町のああいった自然のところが汚れた、残土とは言ったって、やはり都会から持ってくる残土ですから汚れているわけでして、そんなものが堆積、投棄されるということについては非常に困るわけです。

 県の方にもそういった残土の規制条例がありますし、町の方も600平米以上というふうなことで、600平米から3,000平米までの間の水源地帯とか崩落地帯には許可しないというようなことがあるわけですけれども、それに至らない程度のものが、そこの地権者の了解さえとれば捨ててもいいんだというふうな形に今のところはなっているわけで、これをそうさせないようにするための措置をやはり考える必要があると思うんです。

 この点についてお答え願いたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 生活環境課長、鵜沢邦男君。

          (生活環境課長 鵜沢邦男君 登壇)



◎生活環境課長(鵜沢邦男君) お答えいたします。

 湧水のある丘陵地帯の保全につきましては、600平米以上3,000平米未満につきましては、大網白里町土砂等による土地の埋め立て、盛り土及び堆積行為の規制に関する条例、いわゆる埋立条例第6条の許可基準の中で、事業区域内に急傾斜地または湧水地が含まれていないこととしております。また、現在600平米未満の残土による埋め立てにつきましては、条例の適用外となっておりますことから、面積要件の引き下げ強化、それから立入調査権等をはじめとした条例の見直しに現在取り組んでおります。

 以上です。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) ぜひその見直しをしっかりと、しかも早くやっていただきたいということを要望しておきたいと思います。

 最後に、山武地域の医療センターに関する質問に入りますけれども、第2回の有識者会議というのが行われまして、そこの有識者会議の最後の結論では、地元のところでよく検討するようにというようなことになっているんですけれども、有識者会議の1回目の段階で出された意見に従いまして、450床のものが400床に変えられたというふうなことが一つあって、大変な内容の変更がいとも簡単に行れるものだなというような思いはあるんですけれども、何せ変わった。それで、建設費についても1ベッドあたりの費用を安くするような形で、今まではべらぼうに高い積算がされておったわけですけれども、そのような形で見直しはされてはいますものの、やはり住民が現実に望んでいることとこれからやろうとしていることとの間には、まだ十分な検討が残っているんじゃないかというふうに思うわけです。

 先日、全員協議会でその後の取り組みの報告書等をいただいたわけですけれども、あるいは私どもとしましても山武郡市の議会議員研修会というものが7月6日にありまして、ここに大変な権威者といいますかベテランのお医者さんというか日本を代表する方が来て、今、山武郡市でやっているこの計画について見て、何か見解を述べていただきたいというふうなことに対しまして、大学院生の卒業論文だということで、極めて手厳しい言い方をされておったわけです。

 そういった中で、山武郡市内の市長がまた変わられたというようなこともあったりして、今、有識者会議の中ではその方も入られて検討などがされているわけですけれども、一体全体この問題をこれからどうするつもりか、町長からお考えをいただきたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 まず、答弁に入る前に、実は最初に出た計画案について、私は議会の皆さん方への説明会のときに、この内容についてはあくまでも3月いっぱいに手を挙げないと、病院の建設自体の申請がどうなるかわからない、不透明だということが最前提にありますよと。したがいまして、内容についてはその後で審議をしますよということを私は皆さん方にご説明したように記憶しております。そういった中で、その内容について議論が先行されていったということについて私も残念に思っておりますけれども、先般の有識者会議に修正案も出されました。その修正案につきましても、より現実的に近づいたねという評価をいただきましたけれども、そういった流れの内容をご説明したいと思っております。

 有識者会議では、修正案に対しまして有識者から、より現実的なものに近づいたとおおむね肯定的な評価がございました一方、中央病院医療機能の絞り込みと地域事情に配慮した支援病院の検討が必要などの意見がございました。また、事業展開にあたりましては、医師の確保対策や病院長の早期選任などの指摘もございました。

 なお、会議の席上、山武市長から成東病院の機能低下や計画が原状回復への障害となるとして、計画を凍結すべきとの発言がございました。この会議結果を受けまして、7月13日、関係市町長会議が開催されました。会議の中で山武市長から、凍結の趣旨は白紙撤回ではなく、中央病院予定地の再考、財政的な見通し、運営体制などについて考える時間を持ってほしいという意味であるとの説明がございました。

 私や他の首長からも、予定地については決定済みであり変更はすべきでないという意見が出された一方、医療圏が南部に広がっていくことが想定されるとして、周辺地域に対し運営への参画を呼びかけていくことについて意見が一致したために、これを受けて8月9日、行政組合管理者である東金市長及び関係職員が、長生郡市広域市町村圏組合管理者である茂原市長並びに町村会長である白子町長に対しまして、長生郡市の市町村全体への説明と事業に対する参画について要請をしたところでございます。

 医療センター計画を具体化していくためには、行政組合の構成市町の合意が不可欠でありますが、現在のところ、合併後の枠組みでの市町長において意見調整に時間を要する状況となっております。今後は、これまで議論してきた合意決定事項を早期に再確認し、その到達点の上に立って、医療センター構想をどのようにしていくのか進めていくことが必要だと思っております。これまで計画策定にかかわってきた関係者と連携を密にして、具体化に向けて進めてまいりたいというふうに考えております。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 私は、意見の公募があったときに、6月23日に締め切りがありましたので、私の方からも公募として意見をいろいろと述べているんですけれども、これがどんなふうにその後扱われたかお聞きしたいと思います。

 それから、ただいま町長の方から、長生郡市の方にこういった中でもう少し医療圏を拡大するといいますか、実際の効率性を高めるための措置として申し入れをしてきたということですけれども、そのときの内容はどういうものであったかお尋ねしたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 パブリックコメントについては担当課長からご説明申し上げさせますけれども、長生圏域への話の内容でございますけれども、これは今現在、山武郡市が修正案まで進んでいる内容を先方に提示した中で、今後、長生郡市とのかかわり合いというものをどうすべきであるか、またぜひ参加していただきたいと、こういうような内容のお話をされたというふうに伺っております。



○議長(瀧澤正之君) 健康福祉課長、佐藤重雄君。

          (健康福祉課長 佐藤重雄君 登壇)



◎健康福祉課長(佐藤重雄君) お答えいたします。

 6月1日から6月23日まで、基本計画案について意見募集を行ったところでございます。

 意見の内容といたしましては、設置場所の再考、県の責任運営参加、財政面での懸念、住民説明の必要性、支援病院の機能存続、医師確保対策、民間活力の導入、医療従事者の労働条件の改善、そして看護師の養成、病診連携、またITの活用など多岐にわたっております。このほか、現在の医療の充実を望む声もあわせて寄せられております。

 これらの意見は、支援病院に成東病院の機能を療養病床から一般病床への変更など、修正案に取り入れられたものもありますが、今後、基本計画策定委員会へも報告がなされ、基本計画を策定する際に役立てられるものと考えておるところでございます。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 今度、全員協議会といいますかそこでまた関係の県の方から話を聞くことになっていますから、そちらの方でもう少し詳しく専門的なことをお聞きしたいと思います。

 実際問題、新しくつくっていった場合の医師の確保とか、現実的になかなか対応のしにくいことだらけで、実際にそれを推進する方々の立場になると大変厄介だなというような気はしますけれども、そういうようなことも含めまして町民の皆さんに今の様子をもう少し詳しくお伝えしながら、この作業は進められるべきではないか。特にますます格差が広がってきて、生活保護世帯とか先ほど言った障害者の皆さんとかの関係なども暮らしにくくなってきているわけでして、そういった中で、医療というものはさらにみんなに共通する大変重要な社会基盤でございますので、なるべくこれを広く、それこそせっかくそういった区長会等の懇談会があるのであれば、そういうようなことが大事なテーマじゃないかと思うんですけれども、今のようなことを含めまして、再度、町長のお気持ちをお伺いしたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 特に医療問題につきましては、私は、もう一刻も早く救急医療に対する病院をつくらなきゃいけないというふうに考えております。そういった中で、議論百出と申しますかさまざまな議論が出て、また私自身にもいろいろな方から情報が寄せられておりますけれども、要は私ども行政としてはどういうスタンスを持って対応するか、これはもう住民の皆さん方の税金で対応していかなきゃいけないわけですから、身の丈に合った病院をつくるということが私は最前提であろうと。

 その上に立って、地域医療がどうなのかということ、これは現在あります成東病院、大網病院、そして県立病院、それぞれに院長もおりますし有識者の方々もいるわけでございますから、そういった方々が国の方向性がある現在の医療制度を踏まえながら、今後の地域医療というものがどうあるべきかというものを集結していかなきゃいけないと、それも時間の許される問題ではございません。

 そして、昨日は知事にも要望した中で、この新病院ができるまで、とにかく県立病院の機能低下を極力回復してくれるようにというお願いをしたところでございます。その中でも例を挙げまして、循環器病院、がんセンター、医者を大勢呼べるような病院もあるわけでございますから、そういったところへやはり医者を集めていただいて、2年ないし3年ぐらいずつ地方の医療対策というものも考えられるのではないか、あらゆる策をもってこの医師不足を私は解消していただきたいという要望をしたところでございます。

 また、私の友人等が鴨川市の総合病院を視察に行かれました。医師が300人いるそうです。利益も10億円ぐらい上がっていると、これは事実かどうかわかりませんけれども、とにかく赤字ではないというように聞いております。この病院がいい、悪いは別かと思います。最上階にはスィートルームを思わせるような病室まで持っている。要するに、高額なお金を払える人たちの医療を考えながらやられているということと、パブリックな、公共性の高い我々公共病院はおのずと違うわけでございますから、経営する本旨も私は変わってくるんじゃないかと思っておりますけれども、いずれにしても、この地域に見合う救急医療対応のできる病院が一刻も早くできることを私は願っておりますし、努力をしてまいる所存でございます。



○議長(瀧澤正之君) 大村敏也君。



◆(大村敏也君) 知事は、町長からのその話に対して何と言っておられましたか。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) この医師を集めるということは大変難しいと。千葉大にも県として最大限のお願いをしているんだけれども、なかなか医師の手配ということは県がお願いしても大変厳しい状況下にあるということでございますけれども、先ほどお願いしたのは政策室長か何かその方だったと思いますけれども、そういった方々を踏まえた中で、地域医療が抱える問題解決に県もやはり前向きに取り組んでほしいということを要望しておきました。知事から、明確に医者を呼んできますという答えは残念ながらいただけませんでした。



◆(大村敏也君) 以上で一般質問を終わります。(拍手)



○議長(瀧澤正之君) 暫時休憩いたします。

               午前11時00分 休憩

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               午前11時10分 再開

 出席議員 22名

 欠席議員 なし



○議長(瀧澤正之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、山田繁子君の発言を許します。

 山田繁子君。

          (山田繁子君 登壇 拍手)



◆(山田繁子君) 皆様、こんにちは。

 けさのニュースで秋篠宮様のご夫婦に男子の誕生のお知らせ、町議会を代表しまして心よりお祝い申し上げます。

 あったかハートを町政に、公明党の山田繁子でございます。平成18年9月定例本議会において、町政に対する一般質問を行います。

 経済産業省は7月18日、企業が職場で社員に求める際、実行力や想像力などの社会人基礎力について調査、結果についてまとめられて発表されておりましたが、それによりますと、約8割の企業が新人の採用手法や人材の育成にあたっては主体性や実行力を重視し、特に最近の若手社員に対しては、主体性に欠けているなどの不備を抱えていることが明らかになったと言われておりました。

 調査は2月、東証一部上場企業1,700社と中堅中・小企業1,000社を対象に実施、計320社から回答を得たものです。最も重視する社会人基礎力は、主体性が1位で84パーセントに達し、2位は実行力で80パーセント、3位が課題発見力、4位が柔軟性だったそうです。今どの自治体を見ても、地方交付税等の減少で財政状況が大変逼迫しております。今こそ町職員が先頭に立って、住民サービスの維持のために、歳出削減に全力で取り組むときではないかと思います。町民と一体となった協働のまちづくり、そうした観点から通告に従いましてこれより質問させていただきますので、町長をはじめ担当各課の前向きな、しかも誠意ある答弁をお願いいたします。

 はじめに、行財政の効率化への取り組みについて質問いたします。

 地方交付税の削減や税収入の伸び悩みなどで財政状況が大変逼迫している全国の自治体では、住民サービスを維持するためにいかに歳出を抑えるかに頭を悩ませているところであります。本町におきましても、助成金等の削減をはじめとして、さらに行財政全般の見直しを行い、一定の成果を得ているところでありますが、さらなる取り組みを視野に入れることが重要であると思います。

 そこで、業務委託等の見直しをされたらいかがでしょうか。近隣県の事例をここで紹介させていただきますが、業務委託料が約4分の1になった埼玉県の松伏町の例をとりますと、人口約3万人、松伏町は、庁舎内の連絡階段、トイレなどの住民が利用する共同部分の清掃を管理職が行っている。清掃時間は平日の閉庁後の17時から約30分間。課長、主幹といった町内で働く管理職約50人が総出で各フロアごとに分かれ、床のモップがけ、ソファー、カウンターのぞうきんがけ、トイレットペーパーの補充、吸い殻入れの清掃などにあたる。同町はこれまで庁舎内の清掃は年間約450万円の予算を組み、業者に委託してきた。総務課によれば、職員が毎日清掃を行うことで年間の清掃業務委託料を約330万円カットできるという。年1回の床のワックスがけや高いところの窓ガラス清掃、ダニの防虫剤駆除など、定期清掃を従来どおり業者委託のまま行っても、今年度の年間委託料はこれまでの4分の1、約100万円で済む見通しだそうです。

 松伏町が職員による清掃をスタートさせたのは、地方交付税の減額などで歳入が減り、財政調整のための基金もほぼ底をつくなど極めて厳しい財政状況に陥っているからとのことであります。

 今回の取り組みについては、松伏町は住民サービスが年々低下し、住民に多くの負担を強いている現状を踏まえ、職員も一緒に痛みを分かち合おうとの発想で発案されたものと総務課の説明であります。そのほかにも、職員にできることは職員でやろうと、昨年度から町道沿いの樹木の枝切り等の剪定作業も可能な限り土木施設課職員で行うようにし、業者委託料を約1,500万円から1,000万円に縮小、今年度から、担当部署以外の各課も職員を集め実施しているとのことです。また、今回の管理職による日常清掃も約4カ月たち、今では一般職員の参加も増えつつあると、財政難を身に感じてもらうきっかけにもなっているとのことです。

 一方、群馬県藤岡市も今年度から、職員の座席周辺などの業務スペースの清掃を職員自らが行うようにしたとのことです。始業前や17時以降の時間帯を使って管理職と一般職員の全員で清掃に励んでいる。同市では松伏町と異なり、職員による清掃実施場所が市役所本庁舎のほか、清掃センター、市立図書館等15施設で、業務委託する清掃部分を市民が利用するトイレ、階段、通路等の共通部分に絞ったことで約1,000万円カットできるという、同市財政課の試算となっております。削減額が最も大きいのは本庁舎で、年間850万円だった清掃業務の委託料が約450万円まで下がった。藤岡市は今年1月、鬼石町と合併したこともあり、行財政の効率化に取り組んでいるとのことです。

 こうした努力効果が上がっていることは大いに参考にすべきであります。本町にありまして、整備業務の委託をはじめ、町有地の管理業務や電話機の保守委託業務等々数多くありますが、本格的な検討を行い、削減対策についてどのように考えているのかお答えください。

 次に、住民と協働のまちづくりについて質問いたします。

 平成の大合併で得をしたのは国であります。仕事を地方に渡してスリムになり、仕事量が増えた自治体は、当面は交付税があっても肝心の財源は不十分であります。交付税も結局は減る一方で、どうやって住民サービスをやっていくのか不安材料が大きくなるのみです。国から自由になったこの機をステップ台として欠点を改革し、新生する、どこの町村でも必死の取り組みをなされておるのが実態です。住民サービスの向上を目指し、中でも子育て支援には十分な配慮を継続して取り組むべきと思います。

 そこで、大きく取り上げられている課題の中に住民との協働が挙げられていますが、これらを実現するために、町としてはどのような方向性を基本に取り組もうとしているのかお答えください。

 次に、ボランティア受入体制の拡大について質問いたします。

 先日、私のところにこういう声が届きました。町の花のボランティアをしている方ですが、その人は他の地元の花のボランティアもしている方です。地元で各単位で行っている花のボランティアの人は何度も交代で足を運び、どうしたらきれいな花を咲かせ住民の方々に喜んでいただけるか、また少しでも経費を安くおさめることができるか工夫を凝らして、グループで会話を重ねながら、喜んで花のボランティア活動を展開しております。

 町の花のボランティアは、あるときは、草の上の方だけ刈っておけばいいですとか、草の根も十分取らないうちに、花の苗を植えてください、これでいいんですかと聞くと、植えてくださいと言う。すぐに草が生え、あっという間に花の苗は草の中になってしまう。例を挙げると、しまむらの前がわかりやすいかと思います。あるとき、他の場所の花植えをしたとき、しまむらの前の草がたくさん生えているから皆で草取りをしましょうと言ったら、町の担当者がいいですと。また、海岸地域の方へ草取りに行ったとき、わずかに草が残ってしまったので、30分もかからない程度だからみんなでやってしまいましょうと言ったら、いいです、いいですと言われて片づけ始めて帰ってきたとのことです。しまむらの前では、その後業者が来て草取りをしていったそうですが、税金のむだではないかとの声が聞かれました。植えるだけは植える、後の管理はどうなっているのでしょうか。

 17年度の花いっぱい運動事業総額は419万円、うち花とふれあいのあるまちづくり推進事業補助金は花の団体9団体に約61万円、花のボランティア連絡協議会関係に約101万円を、また業者委託関係は4号線植樹帯、永田駅のところに201万円ほどかかっております。また、植栽箇所の土壌改良工事として54万円、合計256万円相当がかかっております。永田駅近くは、4号線の植樹帯について、予算の研究の余地があるのではないでしょうか。他町村の植樹帯を見学してきましたが、草の生えやすい時期等は花の苗の本数を減らし、小さな枠をつくり草を管理しやすくする。また、草の中に花がいつも埋まってしまう状態にしておくのではなく、草刈り機が入るようにしたら、いつもきれいになっているのではないでしょうか。

 だれもが草の中に埋もれている花を見るとき、税金のむだ遣いと思うのではないでしょうか。花のボランティアを例にとりましたが、官主体と自発的な住民によるボランティアの取り組みの差、また、補助金と自分たちの会費で運営していく格差の違いは大きいと思います。今後の行財政改革の中では住民の協力が最も重要ではないでしょうか。広く町民に呼びかけ、地元でボランティアをしていただきたい部分、現在町で行っているあらゆる面で、町民ができるものは住民にお願いしてみてはどうでしょうか。

 いよいよ戦後生まれの団塊の世代の定年期に入ります。有能な方々、そして多くの人材がいらっしゃると思います。すべてのボランティアではなく、現在かかっている3分の1ぐらいの予算等で、メンバーが楽しんでボランティアできる体制づくりをとったらいかがかと思います。お答えください。

 最後になりますが、ふれあいキャンプ場の設置について質問いたします。

 16年2月議会におきまして、私の一般質問の中で、小中池公園にふれあいキャンプ場の提案をさせていただきました。子どもたちにより多くの自然体験や生活体験を通し、集団行動の中で明るく健やかにたくましく生きる力をはぐくんでいく、また、親子のふれあいの場として確保してはと提言いたしました。

 その際、町長の答弁の中にも、小中池公園は有望な場所である、ぜひ実現に向かって地元の協力を得ながら努力していきたいとありましたが、町もそのような考えを持って駐車場計画として土地を手当てしたところである、何としても地元の皆さん方にキャンプ場の必要性というものをお願いしながら努力していく、ぜひ小中池公園にキャンプ場の実現ということで頑張っていきたいと思いますと答弁されましたが、その後の進捗状況についてお聞かせください。

 以上で1回目の質問を終わりにします。これよりは発言席にて質問させていただきます。

          (山田繁子君 発言席着席)



○議長(瀧澤正之君) 財政課長、北田光夫君。

          (財政課長 北田光夫君 登壇)



◎財政課長(北田光夫君) お答え申し上げます。

 ご指摘のように地方財政が厳しい状況の中で、全国の各自治体におきましてはそれぞれが行財政改革に積極的に取り組み、歳出削減に努力しているところでございます。ただいま事例として挙がりました庁舎等の清掃業務につきましては、本町ではかねてより、臨時職員3名で対応をしているところでございます。庁舎内外の清掃のほか、庁舎周辺の除草やJR大網駅前のトイレ清掃、駅前広場清掃もあわせて行っており、経費といたしましては年間540万円程度であります。またワックスがけ、カーペット清掃、殺虫消毒、窓ガラスの清掃等で、庁舎内定期清掃業者の委託分が72万4,000円ほどございます。合わせて600万円ぐらいの年間経費となるわけでございますが、業者委託と比較いたしますと、経費の軽減が図られてきたものと判断しております。

 また、事例のように組織として取り組んではおりませんが、状況に応じまして、町有地の除草などをそれぞれの担当課におきまして職員で実施しているのが見受けられるところでございます。また、休日には一部職員のボランティアによって一部遊休地の草刈りも行われており、少しでも経費削減につながればと町職員も努力しているところでございます。

 議員のご指摘につきましては、今後におきましてもさまざまな歳出削減を見出しながら町行財政全般の見直しを積極的に推進するとともに、職員自らが知恵を絞り、時には職員自らが行動するなど、今後も歳出削減に努めてまいりたいと考えております。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 企画政策課長、古山正洋君。

          (企画政策課長 古山正洋君 登壇)



◎企画政策課長(古山正洋君) 私の方から2点にわたってお答えをさせていただきたいと思います。

 まず、住民と協働でのまちづくりはどのような基本的方向かという中でございますが、社会経済環境が大きく変化しているということともに、住民意識や価値観、そしてまたニーズも多様化、複雑化しているという状況でございます。また一方、そのサービスを支える財政状況についても、議員ご指摘のとおり、厳しい行政運営が続くものと考えられます。このような状況にあって、町を構成するすべての方々が役割を担い、協働のまちづくりを進めていかなければ、本当の意味での自立した町の実現はないというふうに考えておるところでございます。

 そこで、平成18年7月に住民と行政のまちづくりを推進すべく、住民と行政の協働によるまちづくり推進懇談会を発足いたしまして、これまで2回の会議が行われたところでございます。本会議は、住民参加のまちづくりの基本的な仕組みをつくるとともに、生活者発想による具体的な提言を行うことを目的といたしまして、住民参加を促し活発な意見・討議の場になることが期待されているところでございます。

 今後、地方自治の本旨である自分たちのまちは自分たちでつくるという理念のもとに、住民の方々とともに、住民のまちづくりへの参加、参画、協働をさまざまな方法で促進していくための制度設計を検討してまいりたいというふうに考えております。

 2点目はボランティア関係でございますが、具体的な事例はともかくといたしまして、今後の考え方ということでお答えをさせていただきたいと思いますが、現在、行政では提供できない多様な社会サービスの担い手といたしまして、ボランティアや非営利組織が注目されておるところでございます。これにつきましては、今までは公私二分論という形で進んでまいりましたが、近年は公共共担論といいまして、NPOも公共を担うというような位置づけがされてきたということがございます。

 そのような中で、町といたしましては、本町で活動されているボランティア団体情報につきまして、いろいろな機会をつくりましてホームページや情報コーナー等の中で住民の方々に情報提供を行っているというところでございます。今後、行政と同じく公共を担う−−先ほども申しましたボランティアや非営利組織、また企業も含めまして、公共を担う政策主体として位置づける新しい公共に町としても着目すべきであるという考えを持っております。

 しかしながら、新しい公共という概念につきましては、複数の政策主体で創設されるため、各主体がお互いの自立性を尊重しながら、特徴や得意分野を生かし連携することが必要であるということが言われております。そのため、そのマネジメントは容易ではないということがございます。そこで、各主体がうまく機能する手法などについて、先ほど申しました、今活動しておりますまちづくり推進懇談会におきまして、協働という観点から研究してまいりたいというふうに考えておるところでございます。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) それでは、私は、小中池公園がキャンプ場として最適地であるということで、今まで事業実現のために努力してまいりましたので、その内容についてお話しをしたいと思っておりますけれども、この小中池公園の整備にあたりまして、地元と行政との間でいろいろな約束事があったんですね。

 その中の一つに、キャンプ場はつくらないというようなお約束事が実はあったんです。このお約束はなぜなのかと申し上げますと、夜中まで騒音を引きずられるだろうという問題、あるいは火を使ったりいろいろ大変危険な状況下にあるということ、また交通が深夜まで及ぶんじゃないだろうかというようなさまざまな懸念から、キャンプ場はとりあえずつくらないというようなお約束事ができたというふうに私は受けております。

 しかしながら、大網白里町の子どもたちは、比較的私は順調に自然に恵まれた環境の中で育っていると思いますけれども、毎日のように報道を見ておりますと、情操教育というものが非常に欠けているんじゃないだろうかと。人と人とのつき合いのできない、あるいは知らない子どもたちが非常に多くなってきてしまった。そういう中で、このようなキャンプとかあるいは共同生活の事業というものが、私は大変有効な教育手段ではないかなというふうに思っております。本町でも子ども会あるいはいろいろなボランティア団体がございますけれども、そういった方々が場所を見つけてはキャンプをしたり、あるいはいろいろな地域へ見に行ったり、いろいろな事業をやっていただいています。2年ぐらい前でしたでしょうか、旧山武町が持っておりますキャンプ場へ子ども会の皆さん方が行かれたというようなこともございました。

 そういった中で、本町でもそういうような子どもたちがみんなで生活できるような場所があってもいいんじゃないだろうかということで、私が町長に就任して以来、地元の皆さん方に何とかキャンプ場としての公園整備というものを今後進めていきたい、ぜひご協力をしていただきたいということでお話しをしてきたんですけれども、いろいろな事情がありましてなかなか合意まで至らなかった。

 しかしながら、町が駐車場を拡大したり、あるいは旧浄水施設のあった場所、小中川土地改良区が所有している土地も、やはりそういった目的を考えた中で、今、土地改良区からお借りしているような状況下がもうできているわけですね。こういった場所を利用した中で、私はキャンプ場をつくるべきだろうと。ただ、地域の住民にご迷惑をかけることは、もうこれはまずいことでございますから、例えば就寝時間を9時までとか、地元の皆さん方との合意点に定めると。それから、夜間のキャンプ場関係の交通はやめていただくとか、あるいはキャンプファイアはやらないとか、そういう取り決めで、私はこのキャンプ場の確保というものはできるんじゃないかというふうに思っております。

 そういうようなことでまだ合意には達しておりませんけれども、今後とも関係課を通しながら、あるいは場合によっては私も地元の皆さん方のところへ行こうかなとも思っておりますけれども、そういた中でぜひご理解を賜った上で、このキャンプ場の実現に向けて頑張ってまいりたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(瀧澤正之君) 都市整備課長、永山 巌君。

          (都市整備課長 永山 巌君 登壇)



◎都市整備課長(永山巌君) 都市整備課の方から、花のボランティアの関係と、一部今の町長の答弁と重複いたしますが小中池のキャンプ場に関する地元区との相談といいますか、そういった経緯について若干お話しをさせていただきたいと思います。

 まずはじめに、先ほど議員からご指摘のありましたボランティア活動中における職員の対応につきましては、これは日中に外でやりますので、暑い日差しとか雨等々の場合がよくございます。こういった厳しい環境下で活動している場合、ボランティアの方々の体調などを気遣ってそういったような対応をしてきたということもございますので、今後は、誤解を招くことがないように十分留意してまいりたいというふうに思います。

 また、花のボランティア連絡協議会の運営につきましては、町がこの間事務局を担ってきておるところでございますけれども、参加者の自主的・自発的な組織への発展が望ましいというふうに考えられますので、今後は、ボランティアの方々へ徐々に役割を移行させていただきまして、町は活動の企画に関する支援あるいは助言を行うことを検討してまいりたいというふうに思います。

 また、永田駅わきの町道都市計画道路4号線の植樹帯につきましては、これまで業者に委託しておりまして、年に2回の草花を植栽しておるところでございますが、来年度以降につきましては、花の植栽を行っている各種の団体が町にいくつかございますので、このボランティア団体の活動場所としてどうかということで、実際に今お願いをしております。現在検討していただいておりまして、現時点におきましては受け入れていただけるという申し出はまだございませんけれども、今年この申し出がない場合は、来年も同じような状況で町の方でやっていくということになるわけですが、そういう場合におきましても、これまで行っている苗の植栽といったような形ではなくて種子まきに変更する、これで経費の節減が図れますので、そういった分を除草回数を増やす、こういったような工夫・検討を行いまして、経費の縮減とともに良好な都市環境の形成に努めてまいりたいというふうに考えております。

 続きまして、小中池公園へのキャンプ場設置につきましてのこの間の地元区との協議等々について、若干の経緯のお話をさせていただきたいと思います。

 先ほども町長の方からお話がありましたけれども、小中池公園におきましては公園整備、これは平成6年ぐらいからやっていますけれども、この公園整備にあたって小中区との間でいろいろな話し合いが持たれまして、そのときの取り決めによりまして、キャンプ場を設置しないということで整備を進めてまいった経緯がございます。地元区といたしましては、キャンプ活動による深夜の騒音、事故、火の使用や始末、それから公園内周辺のごみ投棄などを懸念されておるというふうに考えられます。

 従前からの地元区の意向はこのようなものでございますけれども、町としましては、児童の健全な育成や公園の有効利用といったような観点からキャンプ場として使用はできないものかというふうに考えておりまして、改めて地元区と協議を行ってまいっております。しかしながら、現在も公園として使用しているわけですけれども、現状におきましても深夜における車の走行音、それから話し声といったようなことで、もともとが静穏な環境でございますので、そういった良好な生活環境といったものが保てない場合があると。キャンプ場として利用するとさらに生活環境が悪化するということもあって、そういったことは受け入れがたいということが地元としてはやはり強く、残念ながら具体的な進展には至っていないという状況でございます。

 キャンプ場として利用するということになりますと、周辺住民の生活や一般の公園利用者に影響のないように利用区域を明確にするとか、最低限の炊事場、調理やバーベキューなどによる食材の残りかすや網、プレート、なべ等々の洗浄に伴う排水処理施設、周辺の生活環境を維持するための施設などの整備が必要と考えております。

 また、先ほども町長からお話がありましたけれども、利用時間、利用対象、それから事故防止、事故・災害時等の対応、ごみの持ち帰りの徹底など、管理体制の確立が必要になろうかと思います。

 いずれにおきましても、地元の方々とのお話の中でご理解、ご協力をいただいて初めて実現が可能になるものと考えておりますので、今後ともそういった騒音や事故、火気やごみの問題などに十分配慮した施設整備や管理運営方式の確立について引き続き検討した中で、地区の皆様と協議を進めてまいりたいと思います。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 山田繁子君。



◆(山田繁子君) これより2回目の質問をさせていただきます。

 はじめに、行財政の効率化への取り組みについて、住民との協働のまちづくりにつきましては、町長の事務報告の中でより具体的に方向性が述べられておりましたが、今後極めて重要な課題であることから改めて質問いたします。

 はじめに、業務委託の見直しにつきましては、先ほどの答弁をいただきました中にかなりの努力が見られます。また、今後も他の自治体での取り組みを参考として歳出削減に努力していきますとの前向きな答弁をいただき、今後の成果を期待していきたいと思いますが、来年度の削減目標等は具体的に決めているのでしょうか、改めて答弁をお願いいたします。

 次に、住民との協働のまちづくりにつきましては、本年7月より、住民と行政のまちづくりの推進に向け住民と行政の協働によるまちづくり推進懇談会を行っていると提言されて、答弁がございました。魅力あるまちづくりのあり方を検討し、町民参加型のまちづくりの基本的な仕組みをつくる、どのような形でどのくらいの日数をかけてまとめ上げられるのか、それらが生かされ実現への段階に入れるのか、おおむねその日数で結構です。お答えください。

 次に、花のボランティアに関しましては、このたびきれいな看板が立ち、ほっとしております。沿道の花壇の花よりも大きく毅然と立っているところがとても誇らしげに思います。長野県の長野市の中に花の公園がありますが、「お願い。ごらんになった方は1人3本雑草を抜いてね」というおもしろい看板が立てかけてありました。本町にもこのようなアイデアをいただいたらいかがかと思います。「きれいに咲きました。雑草を取ってくださいね。もっと元気に咲きますね」とかお願いを書き、小さな雑草入れでも用意してあげたらいかがでしょうか。

 私も地域での花のボランティアの一員ですが、今度できました大網白里アリーナ入り口、セブン・イレブンを曲がってすぐの41坪の花壇のところですが、メンバーが毎月2回決まって、また梅雨どき等は回数を増やし、メンバーのお一人お一人が愛情を持って、地域住民に楽しんでもらおうと取り組んでおります。3年が過ぎましたが、どうしたら雑草が生えないか、きれいに花を咲かせることができるか、花の種類等を研究しております。

 この場所は花壇用としてつくられた場所ではなく、水抜きもされておりませんでした。3年前にベンチが3台置かれ、草がたくさん生えていて犬のふんやごみが多く、住民から何とかしてほしいという声が始まりでした。子どもの背丈ほど伸びた雑草、町ですぐ刈り込みに来ましたが、根の強い雑草だからまたすぐ生えてしまう、税金のむだ遣いになるね、みんなで花を植えてきれいにしようというのが地元有志の事の始まりでした。

 今ではボランティアのメンバーも増え、草に埋まっていたベンチ3台もご近所の皆様の憩いの場になりました。地域の方々には大変喜ばれております。自主的団体と行政主導型の違いがわかるかと思います。

 花こそ後の管理が重要なのです。せっかく植えた花が雑草に埋もれないような工夫が最も大事かと思います。また植える場所も工夫し、道路よりかなり低い場所でかなりの長い距離で植えられている場所があります。田んぼのあぜ道にも思える場所ですが、花が植えられている手前、道路との境のさくが壊れ、さびつき、ぼろぼろなのです。とても花には目が届かないのではないでしょうか。税金のむだではないかとの声も聞きます。まず、道路のさくの修理をしていただいてからの取り組みではと思いますが、いかがでしょうか。以上の点でもう一度お答えください。

 次に、ふれあいキャンプ場の設置についてですが、小中池公園キャンプ場実現に向けての地元との協議経過について説明がありましたが、キャンプによる深夜の騒音や事故、火災、ごみ投棄を懸念する意見が強いため、実現に向けた具体的な進展に至っていないとの答弁でありましたが、現実におきましては年間管理費約600万円を投入している、また昨年の駐車場の整備につきましても約1,000万円をかけているとのことですが、これも、地元区民だけのものでなく、公園として多くの町民に利用していただける場としての取り組みかと思います。さらなる地元住民の説得をお願いしたいと思います。

 今月9月3日付の新聞にも紹介されておりましたが、親子80人が野外交流、サマーキャンプの模様が載っておりました。親子を対象に80名の方が1泊2日でさまざまな企画を楽しみ、一部を紹介しますと、1日目の午前中は竹笛をつくったり、昼食は熱湯を注ぐだけでできる非常用の五目御飯を食べ、午後は全員で料理に挑戦、子どもたちを親がフォローしておいしいカレーライスをつくり、2日目はラジオ体操で始まり、クイズを解きながら歩くトレジャーハンティングで運動、最後は恒例となっているお手紙書きでも子どもたちは親に、親は子どもたちにあててキャンプの思い出をつづり交換したとの内容でありましたが、親子参加で、ふだんは縁のない方々も、子どもたちはもちろん、親子同士もとてもよい交流ができたとのことです。

 私も、20数年間子どもたちの健全育成の場で活動させていただきました中で、キャンプの自然体験の中から子どもたちが得るものは大きいと思います。先ほど町長の実現への熱い思いがありましたが、今後とも町として実現に向かって本気で取り組みをなされていくのか、もう一度お答えください。



○議長(瀧澤正之君) 財政課長、北田光夫君。

          (財政課長 北田光夫君 登壇)



◎財政課長(北田光夫君) お答え申し上げます。

 今後の業務委託の見直しということでございますが、平成19年度の予算編成方針を策定する必要性がございますので、その策定方針の中で検討させていただきたいと思います。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 企画政策課長、古山正洋君。

          (企画政策課長 古山正洋君 登壇)



◎企画政策課長(古山正洋君) お答えいたします。

 今後のスケジュールというご質問だと思いますが、まちづくり懇談会においては、ねらいとすれば大きくは2点ほどございます。

 先ほど申しましたように、住民のまちづくりへの参加、参画、協働といったような制度設計といったような面、そしてもう一点は、生活者発想の具体的な提案、提言というのがございまして、全体的には19年度を目標といたしておるところでございます。

 その中で、2番目の生活者発想の具体的提言につきましては、今後、テーマを設けまして分科会の中でいろいろな討議・研究をしてまいりますので、早くできあがる部分もありますし、また遠くなる部分もあるというようなことが言えると思います。

 いずれにいたしましても、今、全体的には19年度を目途に進めているというところでございますが、何分参加の方々が多い−−多いと言っていいかどうかあれなんですが、大変積極的に参加をしていただいておりますので、意見の集約等の関係もございますが、一応目安とすれば19年度を予定しているということでございます。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 ただいま担当課長から協働型のまちづくりという面について答弁がございましたけれども、今の社会情勢の中で、住民の参加した行政というものは大変全国的に取り組みが多うございます。そういった中で、私も議会の立場があると思うんですね。ただ、そういう中に、住民のまちづくりに対しての意見というものを取り上げるそういうルールが何もないと。今までは行政がどちらかといえば投げかけて住民の皆さん方に参加していただいたケースは間々ありますけれども、じゃ町がやっている行政に対して住民はどのような要望があるのか、そういうようなものをより行政に繁栄させていく上でも、こういうような組織は私はやはり必要だろうと。

 全国でも多くの行政体がこのように取り組んでおりまして、大網白里町もそういった意味で立ち上げさせていただいたわけでございますけれども、そういった提案とそして議会活動、議会はどうあるべきかという問題点もあろうかと思いますけれども、やはり住民の声が行政に反映してくるということは、私は大変すばらしいことではないかなというふうに思っております。

 そういった意味で、この会の進捗を今見守っておりますけれども、私の方からも積極的に多岐にわたってお願いを申し上げているところでございます。

 また、キャンプ場につきましては、ただいま議員からも言われましたとおり、管理費をはじめ駐車場も拡大しました。これからも小中池公園の公園整備はどうあるのかと、基本的な考え方というものも明確に今後していかなければならないと私は思うんです。そのためにも早期に、地元の方々とどうしていくのか真剣に話し合いをさせていただく考え方でおります。よろしくお願いいたします。



○議長(瀧澤正之君) 都市整備課長、永山 巌君。

 時間が迫っておりますので、簡潔にお願いいたします。

          (都市整備課長 永山 巌君 登壇)



◎都市整備課長(永山巌君) 花のボランティアの件についてお答えいたします。

 先ほど議員の方から提案をいただきました、自分へ参加する呼びかけの看板等を設置したらどうだろうというご提案でございます。非常にいい提案だと思いますので、今後検討していきたいというふうに思います。

 それから、花のボランティアで実際に草花の植栽活動をする場所でございますけれども、これも基本的に花のボランティアの方々の自主的な運営ということは一つあるんですけれども、町の方からそういったようなご指摘もございますので、提案をしながら活動場所についても検討していきたいというふうに考えております。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 山田繁子君。



◆(山田繁子君) 最後になりましたが、これより要望を申し上げます。

 協働によるまちづくりの推進、ボランティアの受入体制の拡大についてでありますが、今後まちづくり懇談会の中で協働という観点から研究してまいりたいとの答弁でありましたが、一日も早い取り組みを望むものでございます。

 最後になりますが、ふれあいキャンプ場の設置については、財政難ではありますが、もともと自然体験の場でありますので、キャンプ場としましては最小限の設備で、またいろいろと細かい約束事等を取り決めていただきながら、ぜひ地域住民にも期間限定等の約束を取り交わし、一日も早い取り組みを要望いたしまして、本日の私の一般質問を終わりにします。ありがとうございました。(拍手)



○議長(瀧澤正之君) 暫時休憩いたします。

 なお、午後1時から再開いたします。

               午前11時54分 休憩

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               午後0時59分 再開

 出席議員 22名

 欠席議員 なし



○議長(瀧澤正之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、田中吉夫君の発言を許します。

 田中吉夫君。

          (田中吉夫君 発言席着席 拍手)



◆(田中吉夫君) 私は、町民の営業と利益を守るというこの立場が議員に課せられた使命であるというふうに考えております。傍聴席の皆さんと心を一つにして今回の質問に臨みたいと思いますので、執行部の皆様には簡潔明瞭なる答弁をお願い申し上げまして、直ちに質問に入ります。

 1番目、山武地域医療センターに関する第2回有識者会議についてということで質問するわけですけれども、この有識者会議については、第1回の有識者会議が2月22日に開催されたわけですが、当初計画については、その内容において有識者5人の先生からほとんど否定的な意見が述べられたということになるわけですけれども、そういう中で、この第2回有識者会議が7月10日ですか開催されたわけです。

 そういう中で、山武市の市長は、一口で申し上げますと計画については凍結をすべきであるというような発言をしているわけですけれども、そのことに対して町長も有識者会議の中で明確に意見は述べているわけですけれども、まずそのことを答弁いただきたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 ただいま、有識者会議の中で山武市長から発言されました凍結すべきというような発言の意図について、私の知っている認識を答弁せよということでございますけれども、後日、首長会等の席上で、山武市長に対しましてその真意はということで改めて聞いた経緯がございますけれども、これは白紙撤回ではないというふうに言われておりました。中央病院予定地の再考を求めていることから、これまで検討してきた内容をそのまま受け入れることに異議を唱えているというふうに申しておりました。

 医療センター計画は、この地域の医療過疎を一日も早く解消し、安心して病院に行くことのできる住環境をつくろうと、平成15年7月31日に第1回構想策定委員会を開催して以来、現在まで約3年もの長きにわたりまして、医療関係者、また首長、県会議員、また住民代表の皆さん方、そして関係者が一体となり議論をしてきたものでございます。一首長が変わったからといってその目的が変わるものではなく、当然ながら、今まで決定してきたことを踏まえて進めていかなければならないものと考えております。そういった意味から、山武市長が凍結をすべきという発言をされたということは、私自身をはじめ関係首長方は非常に残念に思っておられました。

 なお、中央病院予定地の見直しにつきましては、山武市長は、東金市と山武市の間で山武市民が納得のできる場所にしてほしいと言っておられましたけれども、病院の利用者は人口に比例して多くなると考えるので、必ずしも山武地域の中央付近がよいというふうには限らないというふうに思っております。

 また、首長会議や策定委員会におきまして合意の上で決定した予定地でございますし、そういった意味で、議論をし決定された事項を覆すということはまた振り出しへ戻すわけでございますから、そういった意味からも、私はこれは覆すべきでないだろうと、他の首長も同様な考えでございました。

 また、財政的な見通しという点では、現在、各市町とも大変財政的には苦しいわけでございますし、長生郡市など周辺地域を視野に入れられるならば広域的な運営体制がしかれるわけでございまして、これはもう議会の皆さん方とも今までの議論の中で出ているとおり、より多くの関係行政体があった方がいいんじゃないかというようなご意見もいただいているところでございまして、そういった意味から、私は、長生郡市への呼びかけということは大変前向きな姿勢であろうということでございます。

 午前中のご質問にも答えましたとおり、7月13日の市町会の会議におきまして長生地域に声をかけていくということで意見がまとまり、代表者が長生郡市へお願いに、説明に上がったということでございます。

 以上であります。



○議長(瀧澤正之君) 田中吉夫君。



◆(田中吉夫君) ほとんどの首長方は、山武市長に対して、軽々しく凍結ということをしてはいけないというような意見を述べているというのが会議録の中にも載っていますけれども、私は山武市の市長に市長室で先般お会いしたわけですけれども、未来21として4名で山武市の市長のところに表敬訪問といいますか、ご意見を伺いに行く機会がありましたので、そういう形の中でお話しをさせていただいたわけです。大変に見識の深い立派な市長だなというふうに、一口で申し上げれば感じた次第ですけれども、その市長がこの計画については凍結をすべしというような内容の発言をされたということは、各新聞、千葉日報などにも大きく報道されていたわけですけれども、私は大変重い発言だなというふうに実は感じているんです。

 山武市の市長は、成東病院をなくしてはいけないと、成東病院をもっと充実させるべきであるというところから、中央病院がその延長線上の中に話があるんだというようなことを言っていたと思うんですけれども、まずはその成東病院なんだということをおっしゃっているわけです。そういう公約を掲げて、山武市の市長は前の松尾町長古谷氏と選挙を争って出てきたということですから、山武市の市長としての意見は、私は当然なんだろうなというふうには思うわけです。

 しかしながら、ただいまの町長のお話を聞いている中では、そういうような公約があったにしても軽々しく凍結などということは、山武郡市の首長会議で決めたことなんだからと。そういうものを山武郡市のほかの首長方が否定的な意見を言っているということなんですけれども、ここに山武市の市長が明快に一つ述べていることがあるんですけれども、会議録の中から、成東病院の原状回復、センター計画の見直しを掲げ、選挙民の負託を受け山武市長に就任した立場から、山武郡市の医療の現状、地方自治体の財政状況からして、今すべきことは危機的な山武地域の医療の原状回復であり、将来の計画については凍結すべきであると。そういう発言の中から私は凍結ということを言ったわけですけれども、公約を掲げてきたものの中でそういう発言をしているということですから、山武市の市長の意見だけではない、個人の意見ではないというふうにも感じられるわけですけれども、山武市民の意見として受けとめてもいいのかなというふうに感じる中で、今回のこの質問をするに至ったわけです。

 今後5年、6年の医療の連続性は成東病院が保証するしかないと。成東病院の原状回復に大変大きな障害となるこの計画は凍結してほしいと。建設場所、資金計画、コンセプト、圏域の不整合など住民の理解を得ていないこの計画について強引に押し進めるのでなく、今やるべきことは山武地域の医療の原状回復に力を注ぎ、その中でもう一度根本から考え直していく時間はあると考える。今の施設をしっかり生かすことも検討すべきと明快に述べているわけです。

 それに対して、ここに堀内大網白里町長ということで意見をここにも明快に述べていますけれども、大網病院を100床で運営しているが救急医療に対応できず、将来的に解決しなければならない問題であり、本計画を凍結すべきではないと。119番通報されてから患者を収容、病院に到着するまで二、三時間もたってしまう。行政として救急医療は何が何でもやらなければならないと認識していると、町長はこういうふうに明快に述べています。

 これもごもっともなお話ではあるあるんでしょうけれども、しかし、その山武市長にこの計画の中にきちんと参加をしていただかないと、この計画は前に進められないわけですから、先ほども町長の答弁の中にありましたけれども、長生郡市あるいは茂原市、こっちの方にお話しに行っているということなんですけれども、これは、私はただ医療圏の問題で長生郡市とか茂原市の方から患者さんが来てくれるという、そういう問題ではなくて、病院なんていうのは千葉県じゅう、あるいは世界じゅう−−世界じゅうという言い方はあれですけれども、日本全国どこの病院にでも誰でも患者としては行けるわけですから、それを拒否するという法律はないと思いますので、その患者さんというお話ではなくて、要するに今現在決まっていることは、山武郡市が事業主体でこの事業を行っていくということになっているわけです。

 先ほども、専門家の話の中では大変これは難しい問題だというふうになっていくだろうという見解もお聞きしたわけですけれども、長生郡市とかあるいは茂原市の方に事業主体として参加をしていただくというような内容で私はとらえているんです。要するに、私は3月定例議会とかずっとこの質問をしていますけれども、この事業主体の中に入っていくと、50万人構想というような話の中で私は言っていると思うんですけれども、ぜひその事業主体の中に入っていただく中で、要するに分担金をきちんと出していただく中で、この事業はやはり発車すべきなのかなというふうに感じているわけです。町長が首長会議のときなどでもそういう発言を大網白里町長として発言しているのは、私は会議録の中でも十分見ていますから、町長が一生懸命発言していることは私は評価したいと思うんです。

 ですから、そのことを町長はどういうふうにお考えか。事業主体に私は入っていただきたいと、こう考えているわけです。そうするならば、20万人でこの事業を行っていくよりも、長生郡市や茂原市を入れても50万人とかには多分ならないと思うんですけれども、やはり分母が大きくなった方が、これは経営をしていく中で何とか逃げ道が多少なりできてくるわけですよね。東金県立病院なんかにしても、600万人ですか、県の人口というのはそれくらいあると思うんですけれども、県が600万人の人口をもってしても経営が大変なものを、東金県立病院の建てかえという中でこの医療センター構想があるというふうになっていると思うんですけれども、その中で山武郡市20万人にそんな大構想を押しつけられて本当に経営をしていけるのかなというのは、私は本当に真剣にそういうものを感じているわけですね。ですから、少しでも事業主体を広げていくということで考えているわけです。

 そのへんについて、町長のお考えをもう少し深めた形でご答弁いただきたいんですけれども。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 山武郡市の医療構想そのものが、県立病院が機能がだいぶ低下してきたと、建てかえの時期をもう考えなきゃいけないということとともに、千葉県はこれを機会に、建設工事に対しては県としてもある程度の補助をすると。これは習志野市にある国立病院のかわりの病院が県の支援を受けて建ったんですね、70億円ですか。それと、君津中央病院がやはり県から50億円の補助をいただいて改修されたわけですね。そういう中で、この山武郡市の先端医療構想というものが持ち上がってきたんです。

 一つは、県立病院も何人か内科医が減っていったと。その負担が成東病院と大網病院にかかってきて、成東病院の10人前後のドクターが、このような体制では責任ある医療はできないということで、全員がこの春ですか、よその病院へ移られてしまった。その陰に、成東病院は8億円とも言われておりますけれども、組合立ですから構成行政からそれだけの支援を受けながら運営しているわけですね。要するに、8億円の赤字があるわけなんです、現実的には。そういうような体制の中で、医者も今後やはり集めていかなければ、病院経営は成り立たないわけですから、そうすると、有識者会議でもその中の先生の一人が言っていましたけれども、ああいうような形になって再生していくというのは大変厳しいよと、時間もかかるよというようなお話もしておりました。いずれにしても、成東病院の再生というものがどのくらいの規模でもとへ返るのか、私は大変疑問です。

 ということは、今、大網病院にしても成東病院にしても、県の病院局へドクターの派遣と言っても、県は素直に配置がえをできるような状況下ではないというのが根底にあるわけです。そうしたならば、ドクターに来ていただけるような病院というのはどういう姿なんだろうかということになると思います。そういうような意味合いを込めて、山武郡市の医療構想というものを検討してきたわけです。

 それでまず場所が決定され、事業主体が決定されたわけです。この場所にいたしましても、今言っている山武市を構成する行政体から首長が出なかったわけじゃないんです。首長はみんな出ていたんです。その首長さん方が1年半も2年もかけて、いろいろな点数制度だとか、現地を見に行ったり議論をしたりしながら東金市のあの工業団地、インターチェンジの近くが一番いいと。あれは、私はもちろん大網地区を推薦していましたから、私は反対だったんだけれども、よその地区の首長は、特に北部の、今、山武市を構成されているような方々は東金市のあそこが一番いいと言った。そういうような状況下で決まって、今度、新しい市長が自分の新しい公約のもとに、その公約でみんながおれを市長にしてくれたんだからその公約どおりに行かなきゃいけないということで、我々の今まで議論してきたものを凍結するというならば、この暮れに大網白里町も選挙がありますけれども、仮に新しい町長が来て新しい構想をぶち上げて、私は町民の負託を受けてきたんだからそのとおりそれでなきゃだめだと言ったら、この病院構想は堂々めぐりですよ。

 それで、私は新しい市長に、あなたも町村会長をやってきた人なんだから、町村会で決定され、策定会議で策定されたものをどういうふうにあなたは受けとめているんだと。それを覆していくとなれば、我々のこの構想はいつまでたっても先に行かないじゃないかと。それよりも、あなたの地区からも代表者が出てきた、そういう方々で決めたところだから、あなたはその中で成東病院が今後どうしていっちゃうんだろうかと。今まで地域を担ってきた成東病院ですから、これが一般病床がゼロということは私も反対していたんです。そんなことは市長として私は考えられないと。したがって、見直しをしてくれということで議論するんならいいんです。根本的な場所の問題までいって、これは納得いかない、成東と東金の真ん中へ持っていくべきだって、そんな議論は、私はそれは通らないでしょうというお話をしたんです。

 ですから、今の考えの中では、山武市民の皆さん方は今までの長い成東病院とのかかわり合いがあるわけですから、気持ちは十分察します。ただ、これからの新病院というものは、やはりドクターに来ていただける、また地域の医療センターとして機能できるような、そういった病院をつくる。

 昨日、私は知事とお会いして、合併問題だけじゃなくて病院問題も実は話したんです。その中で知事は、福島の方へ行くと1時間も2時間もかけなきゃ病院へ行けないのはざらなんだと、今、山武医療の中で東金のところじゃだめだとか成東だとかという議論をしていると、本当の病院が欲しい方々に提供できますかというようなお話をされたんです。

 そういうような意味で、私は、場所については成東のあるいは山武市の代表者が来ていたんだからそれで了解して、要は、残された成東病院をどういうように地域の方々に対応するような支援病院にしていくかという議論に集中していくべきだと。私も、成東病院はすべて療養型の病床じゃいけないから一般病床も設けなさいということで、修正案では100床ですか、150床だか知らないけれども、とにかくそういうような体制に変わったんです。ですから私は、今後の議論は残されているわけですから、当然そうすべきだと。

 それから、医療圏の問題ですけれども、印旛・山武で今の病院計画は立ち上げたものですから、果たしてその中で長生圏域の中の地域が共同経営母体として成り立つかどうかということは私まだ調べてございませんけれども、いずれにしても、ただ医者を、患者をよこしなさいと、こんなのは約束しなくたって自然に流れてくる。それよりも、やはり責任ある行政の姿勢を見せていただく、そういった中でこの病院構想というものを進めなければいけないということで代表者に行っていただいておりますから、当然そのへんも話してあると思います。

 例を申し上げますと、芝山町が今、多古病院に、これは郡が違いますけれども、支援するとして支援金を拠出しているというお話も聞いております。そういうような形でも、とにかく同じ地域で、やはり長生郡市も救急医療がないわけですから、そういった意味で、今、議員の提案されたように、広い意味での考え方というものを進めるべきではないかなと私も思っております。

 以上であります。



○議長(瀧澤正之君) 田中吉夫君。



◆(田中吉夫君) 町長の熱い答弁、思いを語っていただきました。しかしながら、この問題は町民の総意、山武郡市民の総意をまだ得ているというふうには私は言えないと思うんです。

 どういうことかといいますと、8月22日に東金市において、東金市、九十九里町、大網白里町合同の区長会が開催されたというふうに聞いているわけですけれども、当初の議題については、防犯に関する内容から急に当日変更したというふうに聞いています。山武郡市広域行政組合の植松事務局長、それから高田参事のご両名が来て、医療センターに関する説明会があったというふうに私は聞いていますけれども、その説明会の中で、大網白里町の区長方から大変厳しい内容の意見が多く出たというふうに私の耳には入っています。志賀市長があいさつをして、その次に九十九里町長、大網白里町長がごあいさつをして、その席は早目に何か帰っちゃったという、公務が忙しいですから別にそれはいいんですけれども、帰ったということを聞いていますから、その内容については多分聞いているだけの内容……

          (「聞いています」と呼ぶ者あり)



◆(田中吉夫君) 聞いていますか。聞いているだけの内容ぐらいしかわからないと思うんですけれども、その中で、大網白里町の区長方五、六人の発言があったというふうに聞いています。

 その区長方の中では、今回の病院構想については賛成の意味の区長方の意見ではなかったというふうに聞いています。今どき病院をつくるのであれば民営化病院をつくるべきだというような厳しい指摘があったとか、私ども「未来21」という会報を全町民に配っているわけですけれども、この病院の第1回の有識者会議の内容についてその概要を町内に全部配布させていただいたわけですけれども、そういうものが浸透してきたのかどうかわかりませんけれども、今回の要するに70億円ですか、総額でそのくらいの資金計画が減額されるという内容とか、診療科目を17に減らすとか、そういう話ですね。

 特に大きいのは建設費が70億円ぐらい圧縮されるというお話なんでしょうけれども、そういうお話を受けて、ただその構想を小さくしたからいいんじゃないんだと、バナナのたたき売りのお話をしているんじゃないんだというような意見まで出たというふうに私はお聞きをしているわけです。その場にいませんでしたから、確定的な言い方はちょっといけないかとは思うんですけれども、もっと本質的な問題に疑問点があるんだというような意味だろうと思うんです。私は前々から言っていますけれども、その基本フレームですね、大網病院を第一支援病院、成東病院を第二支援病院と、こういうふうにしていくというような構想なんですけれども、そういう本質的な問題をきちんと解決してほしいと。

 それから、まずは医師の確保が一番大事だと、大きな箱をつくったからそこに自然に医師が集まるわけではないというような、そんな内容のいろいろな意見が出ていたらしいんですけれども、これは大網白里町だけじゃなく3つの市町が入っているわけですから、九十九里町からもそういういろいろな厳しい意見が出たということで、五、六人ずつの区長方からの意見が出ていたというふうに聞いています。

 甚だしい意見は、私たちは今日はそんな話を聞きにきたんではないんだと、当初の議題からその日のうちに変わりましたからね。そういう意見だったんだろうと思いますけれども、そういう話まで出ているというようなこともお聞きしています。

 ですから、まだまだ住民の理解が十分に得られているというふうには私には思えないんですけれども、しかし、今後また議論をしていく中でしっかりと山武郡市民に説明をして、このことがよりよい計画の中で進むということで、私はこの問題については終わりにしたいと思います。ぜひひとつ、市民に全部すばらしい計画だと、病院ができてすばらしいねとみんなに言われるような計画を進めていただきたいと思います。それをできるのは大網白里町の堀内町長しかありませんので、それはひとつやっていただきたいと思います。

 しかし、1月までが任期だそうですからそこまでお願いをしておきます。

 次に、大網駅東口土地区画整理事業についてということで質問をしますけれども、この事業については、2月2日ですか、地鎮祭が業者の主催で行われたということを聞いています。ですから、その地鎮祭があったのは私ども議員はほとんど知らなかったんですけれども、お聞きしたところそういうことで、議会からは代表して議長が参加をされたというふうには私は聞いていますけれども、この計画というのは全体面積が約5.3ヘクタール、総事業費がおおむね28億円の一大事業というふうに言われているわけです。

 まず、そこで質問するわけですけれども、5.3ヘクタール事業区域があるわけですから、その中の一番大きい事業者、それから2番、3番ぐらいまでパーセントで答えていただく方がいいかな、そんなことでお答えをいただきたいんですけれども、それと地権者が全部で何人ぐらいいるんですか。そのへんまでお答えいただきたいと思うんです。



○議長(瀧澤正之君) 都市整備課長、永山 巌君。

          (都市整備課長 永山 巌君 登壇)



◎都市整備課長(永山巌君) 区画整理事業の中の地権者の数ですけれども、たしか54名だったと記憶しております。

 以上であります。

          (「それとパーセントは。地権者のパーセントを答えてください」と呼ぶ者あり)



○議長(瀧澤正之君) どうぞ。



◎都市整備課長(永山巌君) お答えいたします。

 そのパーセントといいますのは、地権者、所有している……

          (「土地の所有者、一番大きい人と、2番目と3番目の、そのくらいのところまでで結構です」と呼ぶ者あり)



◎都市整備課長(永山巌君) 上位のということですか。

          (「はい」と呼ぶ者あり)



◎都市整備課長(永山巌君) すみせん。ちょっと今、資料を持ってまいります。



○議長(瀧澤正之君) 暫時休憩いたします。

               午後1時31分 休憩

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               午後1時32分 再開



○議長(瀧澤正之君) 再開いたします。

 都市整備課長、永山 巌君。

          (都市整備課長 永山 巌君 登壇)



◎都市整備課長(永山巌君) お答えいたします。

 一番持っておられる方が約19パーセントです。その次が約1パーセントですね。これは個人としてはそういった形になります。残りはそれよりも少ないという形になります。

          (「町はどれくらいですか」と呼ぶ者あり)



○議長(瀧澤正之君) 暫時休憩いたします。

               午後1時32分 休憩

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               午後1時32分 再開



○議長(瀧澤正之君) 再開いたします。

 都市整備課長、永山 巌君。

          (都市整備課長 永山 巌君 登壇)



◎都市整備課長(永山巌君) 申しわけございません。

 一番大きな所有者が、先ほど申し上げましたけれども19パーセント強です。それから、町が約6.5パーセントになります。失礼しました。先ほど1パーセントというお話をしましたけれども、第3位が5パーセント弱です。こういったような土地の所有率になっております。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 田中吉夫君。



◆(田中吉夫君) 今お聞きしたところ、一番大きな地主が19パーセントということですけれども、2割近くの所有者ということですね。そこで私は、大網駅周辺土地区画整理事業の平成17年度の入札、随意契約について財政課から取り寄せた資料があるわけですけれども、一番大きな地主であるこの会社が17年度の落札をしているわけです。落札金額は4,000万ちょっとですね、4,042万円ということで、落札率が98.21パーセントというような内容で仕事を落札しているわけですけれども、この地主は、大網駅土地区画整理審議会委員名簿というのをもらってありますけれども、これは息子さんがその審議会の役員をされていると、こういう形になるわけです。

 私は町民感情から見て、一番大きな20パーセント近くの地主の経営されている会社が4,000万円以上の仕事を落札しているということを見たときに、何かすっきりしないものを感じるので、今回この質問をしたわけなんです。これはしかし、きちっと入札をして、そういう形の中で仕事をとって正当にやられているということは私自身も、その点については別にありますけれども、そのとおりだというふうに理解はしているつもりです。しかしながら、この事業は総額28億円に及ぶ事業で20パーセント近く、19パーセントですから0.19を仮に掛けますと、5億3,000万円ぐらいの町の予算がその地権者の−−パーセントで単純な話ですよ。移転補償費が12億円ぐらいかかるとか、そういうお話は当然私も理解はしていますからわかっているはずなんですけれども、単純に計算しますと19パーセントというのは5億3,000万円ぐらいになるわけです。それが町施行という形の中でその予算がそこに投じられていくと。

 そういう中で、その地主の会社が一番大きな金額の落札をされているというようなことが、ちょっとすっきりしないなというふうに感じたもので、こういう質問になるわけですけれども、本来はこの区画整理というものは区画整理組合を設立して、その設立した組合の中で減歩率をきちんと決めて、減歩した土地を売却してその売却益によって費用を賄うというのが、本来の区画整理のあるべき姿ですよね。みずほ台とかながた野、それからみどりが丘ですか、前の区画整理事業はそういう形の中でやられたと思うんですけれども、しかしながら、駅前の再開発というような大義名分があって、そして業務代行業者が当時なかなかいないという形の中で、町施行でこれをやらなければいけないというふうになりましたので、私もその時点では、そういう説明を聞いた中で反対はしていないはずです。

 ですから、町施行ということに対してそうなってきたのかなということは理解はしているつもりですけれども、今ここで17年度の落札の状況を見たときに何だか町民感情としてすっきりしないものを感じたので、今回質問するわけです。

 一口で言いますと、同じどんぶりの中の水としましょうか、ゆさゆさ揺らしているような、そんなふうにちょっと感じちゃったので、町は、都市整備課長はこのことをどういうふうな見識を持って見ているのか、答弁していただきたいと思うんです。



○議長(瀧澤正之君) 都市整備課長、永山 巌君。

          (都市整備課長 永山 巌君 登壇)



◎都市整備課長(永山巌君) お答えいたします。

 区画整理事業について、昨年度発注いたしました大網駅東地区区画整理基盤整備工事という工事がございますけれども、この工事につきまして大きい地権者であり、区画整理審議会の役員といいますか、先ほど役員とおっしゃいましたが委員でございますが、委員の会社が受注していると、これをどう思うかというお話ですけれども、この区画整理区域の決定につきましては、先ほど議員もお話しされていましたけれども、まず組合区画整理事業ということで施行しようという形で、平成10年前後からですか、種々準備委員会等々を立ち上げてやってきたという経緯がございます。

 しかしながら、こういったような経済情勢もありますし、それから、先ほどお話に出ましたけれども、区画整理組合をやっていく場合にはどうしても業務代行といって、専門的な知識とかあるいは経済的な力を持っている大手のデベロッパーが通常は業務代行という形で入りまして、それが業務になって実際には施行していくといったようなことが多いわけですけれども、この駅東地区につきましてはそういった業務代行がおらないということで、非常に事業化というものが危ぶまれたという経緯がございます。

 この準備委員会の中でいろいろな議論はされている一方、駅東地区というのはこれからの町にとって非常に重要な地区であると、町としてもこれをこのままの状態にしておくことは町の発展にとってもよろしくないということで種々の議論がございまして、その中で、やはり町が主体的になって区画整理事業をやっていこうじゃないかということと、それと準備委員会の方からも町施行としてやっていただけないかといったような要請があったということを受けて、平成12年に、議会の皆さんにも特別委員会の中でいろいろと相談をさせていただいた上で、町施行にしましょうというような形で決定したというふうになっております。

 区域につきましても、若干もう少し大きかった時代もあったとは思いますけれども、まず地権者の中で合意が得られるところ、それから事業性が高いところ、緊急性といいますか要は町の玄関口として整備するにふさわしい区域ということで、現在の外房線と小中川、それから両総用水、それと県道に囲まれた5.3ヘクタールという区域について区画整理をやっていこうじゃないかということに決定したということでございます。

 今回の17年度に発注いたしました工事の件でございますけれども、この中で、確かに大きく土地をお持ちの方の関係する会社が工事を受注していると、その方が土地区画整理審議会の委員であると、これはすっきりしないというお話でございますけれども、これはある意味ではその中に土地を持っておられるということは、我々がいいとか悪いとか言えるような立場ではございませんし、それともう一つは、この建設工事の入札、今回の入札につきましては、ご存知のように町には建設工事等指名業者選定基準あるいは同運用といったようなものがございまして、その中で指名業者を選定して、執行は適正に行われたというふうに私は認識しております。

 それから、お話の中で土地区画整理審議会というものに触れられましたけれども、若干その説明をさせていただきたいと思います。

 この土地区画整理審議会といいますのは、区画整理法の中で町など公共団体が区画整理事業を施行する場合に、その事業ごとに設置が義務づけられておりまして、駅東地区の場合、委員の定数は10名でございます。このうち8名につきましては、施行区域内の宅地の所有者及び借地権者の方々の中から選挙により選出いたします。この駅東地区につきましては8名の方が選挙で選ばれるわけですけれども、立候補者数が7名でございまして、この8名の委員の数を超えなかったということで、無投票という形でこの7名の委員の方が選出されております。また、その定数10名のうち8名が先ほど言いましたように所有者等々ですけれども、残りの2名につきましては学識経験者の中から選任しております。

 審議会の権限でございますけれども、これは区画整理の換地計画、それから仮換地の指定及び減価補償金といったものがありますが、この減価補償金等々の交付に関する事項並びに土地の評価を行います評価委員の選定に関する事項に限定されております。この内容につきまして施行者であります町の方から審議会に提示する案がございますが、そういった案に対して審議会は意見を述べる、あるいはそれに対して同意を行うということが審議会の権限でございます。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 田中吉夫君。



◆(田中吉夫君) きちんと説明はしていただきましたけれども、私は、一番大きな、2割近くの地主の経営する会社が仕事までもとっていくということにちょっとすっきりしない思いがありましたので、今回の質問をしたわけです。これは議論をやっていますとかなり長くかかりますので、私の方は次の質問に移りたいと思います。

 下水道課に関する贈収賄事件についてということで、この問題は、今、議会の中でも百条委員会を我々未来21は申し入れをしたわけですけれども、そういうことがかなわなくて、百十条委員会ということで現在も審議を進めているわけです。

 そういう中で、9月4日ですか、元大網白里町職員、八角 章被告に対して論告求刑があったというふうに新聞に発表されていますけれども、懲役2年を求刑したという内容になっているわけですけれども、加えて贈賄側については、東総施設管理の社長に関しては1年6カ月の求刑があったと。職員、もう一人のこの方は営業部長といったらいいのか、1年2カ月の求刑ということで、私は大変重い求刑なのかなというふうに理解するところですけれども、今後判決がどういう形で出ていくかは、私どもは裁判官でありませんのでわかりません。

 こういうふうに実刑判決が出るのかあるいは執行猶予がついていくのかということは、私自身には今の段階ではわからないところですけれども、2年の求刑というのは、公務員というものは大変厳しい立場に置かれているんだということを皆さんも認識をしていただきたい。贈賄側よりもはるかに大きな求刑ですよね、2年ということは。この方は50万円もらったということで、50万円で2年牢屋に入ったんじゃ、これは元も子もないお話ですのでね、どう考えても。

 その前に、50万円、50万円、50万円もらったと、そしてさらに20万円もらったというふうに千葉日報ではたしか発表されているわけですけれども、前にいただいた50万円、50万円というのはもう既に時効になっているんでしょうね。ですから、今回の裁判の中にはそのものは入ってきていないと。要は50万円をもらったという形の中で今回の求刑ということですよね。ですから、大変大きなというか、私としては重い求刑があったのかなというふうに感じているところです。

 しかし、これだけの大事件ですよね、NHKで報道されましたからね。大網白里町もこの間のは町長、健康フェアでNHKが放送するそうですけれども、そういう部分は大変に見ていて気持ちがいいわけですけれども、今回の放送に関してはもう大変なことになったなと。新聞でも半分ぐらいを割いて大見出しでこの話が報道されたわけですから、これほどの大事件を起こしているわけですけれども、私はこのことは、八角 章氏が本当にこんな大事件を一人で起こせるのかなというふうに率直に感じているわけです。

 このことについては平成16年3月に、2年前ですよね、この事件が起きたそのちょっと前ですか、3月ということですから。入札が執行されるちょっと前に投書が町の方にあったというふうに、委員会の中で総務課長の方からお話を聞いているわけですけれども、この投書があった時点で、もう既にこの事件は起きるということになっていたわけです。町は、そのことに対して八角 章氏を呼んで事情を聞いたと。実はゴルフ接待を受けているんじゃないかというような投書であったらしいですから、ゴルフに行っているのかどうかということを呼び出して聞いたということですけれども、そういう事実は全くないという一言で、ああそうですかということで、このことを終わりにしてしまったということらしいです。

 しかし、今になって考えてみれば、そのときにもうちょっときちんと町はやはり対応すべきであったのかなというふうに、私は素直に反省をしていただきたいなというふうに思うわけです。そういう過去の失敗ですよね、これは。私はそういうふうに感じていますけれども、この投書のときに、八角 章氏にこういうことをしちゃいかぬというようなことを、町としてもっともっと厳粛にその投書について受けとめて、きちんとすべきであったのかなということです。

 この八角 章氏がゴルフ接待を受けたというような投書ですよね。私も最近は1年に一遍ぐらいしかゴルフをやらなくなっちゃったんですけれども、昔はゴルフはおもしろいですからしょっちゅう行っていました。このゴルフというのは4人でやるんですね。4人でやる中で、東総施設管理の方は当然接待する側ですから1人来るわけです。あと3人余裕があるわけですけれども、そこに八角 章氏がいたということですけれども、あと2人、そういうものを町は何もつかんでいないんですかね、ゴルフに行ったというようなことなんですけれども。

 そのことに関しては、八角 章氏の弁護士の方から照会書という形で、そのような内容の照会文なども来ていますね。接待やゴルフ、さらに現金の交付等の不正な行為を繰り返してきたとの趣旨の供述をしていますが、これに関する貴町の見解をお聞かせくださいと。こういうようなことで、弁護士の方に回答を出したと思うんですけれども、その内容で短くひとつ答弁をしていただきたいんです。

 それから、ゴルフ接待に関して匿名の投書がなされたということで、真剣かつ適切な内部調査をなされましたかと、そういうことですね。

 この2点について答弁をしていただきたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 総務課長、内山芳昭君。

          (総務課長 内山芳昭君 登壇)



◎総務課長(内山芳昭君) お答え申し上げます。

 お答えする前に、この質問にあたりまして、元下水道課副主幹がこのような大事件を起こしたということで、今公判中でございますが、住民の皆様方に対して大変ご心配、また議員の皆様方にもいろいろ問題をかけましたことをまずおわびしたいと思います。人事課長として……

          (「大きな声で言ってください。聞こえない」と呼ぶ者あり)



◎総務課長(内山芳昭君) そうですか、失礼しました。

 人事課長として、このような事件を起こした職員がいるということで、答弁の前におわびしたいと思います。

 それでは、時間の関係もありますが、ゴルフは4人でやるべきではないかというご質問でありますが、平成16年3月に、ゴルフ接待があったということで投書があったわけでございますが、弁護人の照会がありまして、その照会事項の中に、議員がご指摘されたことに対する回答でございますが、ゴルフ接待の投書につきましては16年3月であったことから、15年度から17年度にかけまして在籍していました職員27名から、ゴルフについて業者との事実があったかどうかについて、18年6月28日に聴取しました。そのような事実はなかったと。ただ、元下水道課副主幹を含む職員同士だけのゴルフは行ったことはあるということで、1組は把握しております。少なくとも投書にあったようなゴルフ接待を現役職員で受けた事実は、私の方では把握できなかったのは事実でございます。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 田中吉夫君。



◆(田中吉夫君) あまりそのときは大して重きを置いた投書ではないというふうに感じていたわけですよね。そういう中で今回の事件が、私は起こるべくして起こってきたのかなというふうに思いますけれども、しかし、これは長くやっていると次の質問ができなくなっちゃうので、次の質問も非常に大事な質問でございますので、次の質問にいきたいと思います。

 大網中学校耐震構造設計業務入札についてということですけれども、これは私は広報の8月号と9月号を見ていたときにあれっというふうに思ったので、この質問をさせてもらうことになったわけですけれども、広報の8月号、これは耐震構造改修設計業務ということで、大網白里町、場所ですね。

 要するに、私が一番あれっと思ったのはどういうことかというと、この落札業者は株式会社榎本建築設計事務所、落札金額が1,300万円、落札率が97.77パーセントというふうに広報に発表されているわけですけれども、そう思って通告をしたところ、9月号にもまた出てくるわけですね。9月号内容はやはり榎本建築設計事務所ということで、これは白里小学校給食調理室改築設計業務ということですか、490万円で落札率95.61パーセントということで、2つの設計業務を榎本建築設計事務所がここで落札していたんですね。

 私は、入札に関して広報で、最近は全部出ていますから見るぐらいしかないから、この知識しかないわけですけれども、この榎本建築設計事務所というのは、4年前になりますね、この本会議場の中でも大変な議論を巻き起こした建築設計事務所ですよね。これは私が言うまでもないですけれども、改めて言わせていただかなければいけないかなと思うので。町長以下、当時の総務課長、当時の秘書広報課長、それから県の方から来られていた技監の方ですね、産業振興課の方にいたと思うんですけれども、その方たち4名と、この榎本建築設計事務所の役員といったらいいですか、営業部長でしょうか、その方と北海道旅行をしたというような会社であるわけですね。

 私は、この方も正式に入札によってこの仕事をとったというふうには当然理解はしていますけれども、あのときに指名停止にするとかしないとか、指名停止期間は1年とかなんとか、そんな議論の中でしたから、当然その期間はとっくに過ぎているわけですから、この仕事をとってはいけないというようなお話はするつもりはないですけれども、当初8月の広報では97.77パーセント、約98パーセント弱ですから、なかなか上手に入札をされる会社だなというふうに感じたわけです。そのへん、どうなんですかね、この榎本建築設計事務所を町の方は別に何ら排除するようなことというのはないんでしょうけれども、その期間はとっくに過ぎているんでしょうけれども、この私の発言に対してどういう見解ですか。そのへんをちょっとお聞きしたい、時間がないですから。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) 時間がありませんので、私から答えましょう。

 私、議員がどういう意図で今回質問をなさっているかよくわからない。この件につきましては、事実は何であったのかと。私たちは確かに行った。それはもう私の不注意からできたことですから、そのとき議会の皆様方に私は陳謝したつもりでおります。私自ら襟を正して、私は3カ月か何か自分の歳費を1割辞退すると、そういうことで議会の皆さん方のご理解をいただき、なおかつ議会の皆様方からこの相手業者に対してそれなりのやはり対応をすべきだろうという意見の中から、こういうような発表をしております。町としても今年度末までの間、指名の自粛措置をとっているところでありますが、今後におきましても、これまでどおり今年度末まで本町の設計管理業務委託契約の発注に際しまして自粛の対応を図っていくということで、当時の同僚議員の方から何回か私は質問を受けた経緯がございます。

 例えばこの業者が今回とられたというのは、私もよく報告を受けていなかったのでわからなかったんですけれども、今質問された中で、私は前の資料を見ている。この会社は、前の町長のとき、本町にかかわり合いのある仕事をずらっとしているんだ。それほどこの町に貢献している会社だと私は思っている。これはみんな入札でやったんでしょうけれども、そういうような会社が自分のやった仕事の耐震設計を受注されたと。例えば田中議員が設計されたもの、あるいは姉歯さんが設計されたものをじゃおれが行ってやるよとは、なかなかこれは業界では……。だから問題は入札ですから、金額ですからよくわかりませんけれども、そのへん、曇りガラスで見るような内容ではないというふうに私は信頼しております。

 いずれにしても、私、今、良識派の田中議員から、何年か前の北海道のあれの業者がここへまた出てきて、これは何だおかしいじゃないかと言われるたぐいの質問がここへ出てくるとは思いませんでしたけれども、いずれにしても、我々は公務員でございますから襟を正しながら、町民の皆様方に誤解のないような執行をお約束してまいります。

          (「議長」と呼ぶ者あり)



○議長(瀧澤正之君) 申し合わせにより、以上で質疑を終結いたします。

 暫時休憩いたします。

               午後2時00分 休憩

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               午後2時07分 再開

 出席議員 22名

 欠席議員 なし



○議長(瀧澤正之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、上家初枝君の発言を許します。

 上家初枝君。

          (上家初枝君 登壇 拍手)



◆(上家初枝君) 皆さん、こんにちは。引き続きご苦労さまでございます。

 日本共産党の上家初枝でございます。今回発言の機会を与えてくださいました関係者の皆様に感謝を申し上げまして、平成18年度9月定例議会の一般質問を始めさせていただきます。

 皆さん、朝夕だいぶしのぎやすくなりました。秋の気配を感じる頃になりました。さて、今年の夏、気象庁の発表によりますと、1時間に80ミリを超える雨の日が19回もあり、記録的な雨量となったそうです。九州地方では猛烈な雨が続き、被害が続出いたしました。本町でも、せっかく芽が出た野菜の苗が流されるなどの被害が出たと聞いております。これからの台風シーズン、十分な災害対策を願ってやみません。

 さて、本町の基幹産業でもあります稲の刈り入れが、今あちこちで盛んに行われております。5月頃の発育期の低温が影響してか、その後の成長にも影響が出たようで、例年に比べまして3割程度減収になるとの話も出ております。一方で、ちまたではガソリンの値上がりが続いて、家庭経済への大きな影響が出ております。朝日新聞の記事によりますと、小泉政権の2002年から2006年にかけての5年半で、個人所得課税は3兆9,000億円の増税となっております。一方で、法人税の課税は1兆4,000億円の減税です。所得格差が広がり、雇用、教育、医療へと連鎖して貧困も増大し、暮らし向きは悪くなる一方です。経済を活性化し日本が成長していくためには、健康、医療、治安、環境など社会的な安全確保の枠組みが必要だと考えます。そのための財源は軍事費、むだな公共事業や補助金などを削って、それを社会保障の費用に回すべきではないでしょうか。

 本町でも町民の生活と健康を守る立場で、特に福祉には万全を期した施策を講じていただくように申し述べ、これより通告に沿いまして、介護保険制度について、山武地域医療センター構想についての質問を行います。町執行部の前向きな答弁を期待いたしまして、以後、発言席より質問をさせていただきます。

          (上家初枝君 発言席着席)



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) それでは、1つ目の質問、介護保険事業計画について伺います。

 介護保険は、高齢者に対する公的な介護サービスを提供する制度で、1999年に成立、2000年4月より施行されています。家族介護から社会を支える制度へ、在宅で安心できる介護へ、サービスが選択できる制度へなど盛んに宣伝をされまして、老々介護の広がりや、家族の介護のため職場をやめなければならないとされる人が特に女性を中心に年間約8万人に上るという深刻な家族介護の実態を解決することが、介護保険制度に対する国民の大きな期待でした。

 本町でも、介護が必要と認定された人の高齢者人口に占める割合が年々上昇しております。中でも要介護1と認定された方は、2月にいただいた資料によりますと2000年には115人でしたが、2004年には448人と、4倍近くの増加となっております。サービスの利用割合も、本町は2001年に75.65パーセント、2002年度は78.52パーセント、2003年度82.78パーセントと非常に高い利用率となっております。高齢化が進んでいるとの懸念が出ております。

 昨年の法改正によりますと、この4月から第3期介護保険事業が始まりました。現在介護認定を受けている本町の介護サービス受給者にとりまして、新たな介護事業が始まると今後どのような影響を受けるのか、高齢者にとっては大変不安が募っております。

 1、予防重視型システムへの転換、2、施設給付の見直し、3、新たなサービス体系の確立、4、サービスの質の向上、5、負担のあり方、制度運営の見直し、これらを内容とする計画が進められております。本町は、これらの制度を盛り込んだ大網白里町の18年から20年までの高齢者保健福祉計画、介護事業計画をまとめており、また5月広報では改正介護保険の概要が載せられておりました。しかし、いまだ改定の中身が理解できない、サービスが受けられなくなるのではないか、保険料が非常に高くなったなど、住民の皆さんからの声が上がっております。

 そこで、次の3点について伺います。

 1、予防重視型システムへの転換とはどのようなことなのか。本町での対応策もあわせて伺います。

 2、サービスの質の向上とは何を指すのか。具体例を挙げて説明していただきたいと思います。

 3つ目には、負担のあり方について。今回の改正によりまして、本町も介護保険料が大幅に上がっております。特に第1号被保険者の65歳以上の方は、年金は下げられ、保険料の段階は上がるという大変な負担増になっております。今までと段階が変わった方について激変緩和措置がありますが、それでも従来に比べまして保険料が3倍になる、このような声も聞かれております。実態について伺いたいと思います。

 以上3点をお願いいたします。



○議長(瀧澤正之君) 保険年金課長、白鳥秀昭君。

          (保険年金課長 白鳥秀昭君 登壇)



◎保険年金課長(白鳥秀昭君) お答えいたします。

 最初に、事業計画中の予防重視型システムへの転換とは、具体的にということでお答えをいたします。

 今回の介護保険制度の改正では、軽度者の方の状態像を踏まえ、できる限り要支援・要介護状態にならないあるいは重度化しないよう、介護予防を重視したシステムの確立を目指そうとするものであります。事業計画中の具体的な予防策として、一般高齢者施策、特定高齢者施策、新予防給付に区分できるものであります。

 一般高齢者施策につきましては、第1号被保険者を対象として、介護予防に資する基本的な知識の普及・啓発を目的としたパンフレットの作成・配布及び各利用者の介護予防事業の実施記録を記載する介護予防手帳の配付などを行ったり、介護予防に関するボランティア等の人材養成のための研修や、介護予防に資する地域活動組織の育成、支援などを行うものです。

 特定高齢者施策につきましては、一般高齢者のうち要支援・要介護状態になる可能性の高い特定高齢者に対する事業として、通所または訪問により要支援・要介護状態になることの予防や軽減、悪化の防止を目的として運動器の機能向上や栄養改善、口腔機能の向上などの介護予防に資する事業を実施していきます。

 新予防給付につきましては、新たな認定区分となります要支援1・2の高齢者を対象に、特定高齢者施策と重複する部分もありますけれども、栄養障害の予防や口腔ケアの取り組み、また運動器の機能向上などを行うものです。

 ハード面につきましては、小規模多機能型居宅介護施設の整備を実施していく予定でございます。

 次に、サービスの質の向上ということでお尋ねがございました。

 まず、サービスの質の向上とはどういうものなのかというご質問でございますけれども、今回の介護保険制度の改革の趣旨などを踏まえ、介護保険事業計画に定めました基本方針の内容につきまして述べさせていただきます。

 1つ目は、訪問介護員や訪問看護に携わる看護師などの資質向上ということで、訪問看護に携わる看護師には、千葉県看護協会などで実施している研修会への参加を積極的に働きかけるとともに、訪問介護員には、事業所内での研修会の実施などを促してまいります。

 2つ目といたしましては、施設サービスの質的向上です。特別養護老人ホームにつきましては、できる限り在宅に近い居住環境を整備するため、ユニット型施設の整備を推進してまいります。

 3つ目といたしましては、介護支援専門員の資質向上です。これは、地域包括支援センターにおける包括的継続的マネジメント支援機能を充実させることによって、介護支援専門員の資質の向上を図ります。

 4つ目につきましては、介護サービス利用者からの苦情への対応です。ケアマネジャーや地域包括支援センター、そして町の担当課との連携を強化いたしまして、サービス利用者からの相談や苦情に対してさらに迅速な対応ができるように調整してまいります。

 次に、激変緩和に関してでございますけれども、平成18年度の介護保険料納付対象者は9,840名でございましたが、そのうち、今回の税制改正に伴います激変緩和措置対象者は1,280名であり、おおむねですけれども約1割を占めております。

 平成18年度当初予算ベースの介護保険料は、17年度の当初予算ベースの介護保険料と比較いたしますと1億2,300万円強の増額となっており、そのうち、税制改正に伴う増額は約2,230万円でございます。

 このような内容でございます。



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 今の答弁の中にありました要介護1から要支援1・2に移行する、このような方たちが実際にはどのくらいいらっしゃるのか、その方たちのサービスの内容はどうなるのか、これについて伺いたいと思います。

 また、介護予防事業を行うということの中では包括的支援事業が大きな問題になってくると思いますが、これはいつできるのか、主体はどこが行うのか、すべての対象者のケアプランをこれで作成できるのかどうか、この点について伺いたいと思います。

 また、先ほど答弁の中にありましたように、地域密着型サービス、小規模多機能型の居宅介護、これが18年度に1施設、19年度には2施設と2つ施設ができると伺っておりますけれども、設置場所はどこなのか。また、小規模特別養護老人ホームは19年度に1カ所できると聞いておりますが、この場所について伺いたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 保険年金課長、白鳥秀昭君。

          (保険年金課長 白鳥秀昭君 登壇)



◎保険年金課長(白鳥秀昭君) お答えいたします。ちょっと順不同になりますが、ご了承いただきたいと思います。

 最初に、地域包括支援センターからお答えさせていただきます。

 地域包括支援センターの設置時期につきましては、介護保険事業計画にございますように、平成19年4月の設置を予定しております。職員体制につきましては、介護予防事業のマネジメントなどを担当する保健師2名、高齢者や家族に対する総合的な相談等を担当する社会福祉士1名、さらに支援困難ケースの対応などケアマネジャーへの支援などを担当する主任ケアマネジャー2名の、計5名体制で準備を進めておるところです。

 実施主体でございますけれども、中立・公正な事業運営を確保するためにも町直営での運営が妥当と考え、準備を進めているところでございます。

 ちょっとここで休憩していただけますか。



○議長(瀧澤正之君) 暫時休憩いたします。

               午後2時23分 休憩

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               午後2時23分 再開



○議長(瀧澤正之君) 再開いたします。

 保険年金課長、白鳥秀昭君。

          (保険年金課長 白鳥秀昭君 登壇)



◎保険年金課長(白鳥秀昭君) お答えいたします。

 地域包括支援センターの設置場所でございますけれども、極力、庁舎内、しかも母体の課となります介護の担当課の付近であれば何かと連絡調整がスムーズに行えると思いますので、そのような考えをいたしております。

 さらに、ケアプランの件でございますけれども、スタートの時点でケアプランは大丈夫かというご心配からのご質問かと思い、お答えをいたします。

 新予防給付を受ける方は、介護認定の更新時期がすべて年度当初の同時期に集中するのではなく、該当者は更新の認定後から逐次受けることとなりますので、対応できるものと考えております。また、指定介護支援事業所と契約することにより、ケアプランの作成を委託することもできます。

 すみません、もう一回休憩していただけますか。



○議長(瀧澤正之君) 暫時休憩いたします。

               午後2時25分 休憩

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               午後2時26分 再開



○議長(瀧澤正之君) 再開いたします。

 保険年金課長、白鳥秀昭君。

          (保険年金課長 白鳥秀昭君 登壇)



◎保険年金課長(白鳥秀昭君) お答えいたします。

 新予防給付になった場合、新たに認定区分となります要支援1・2の高齢者に対しては栄養障害の予防や口腔ケアということでお答えしたところでございますけれども、認定区分の変更による認定者の推移ということでございます。平成19年度の計画の値でございますけれども、現在要支援の方が要支援1の区分となる見込み数は145名、さらに現在要介護1の方が要支援2の区分となる見込み数は288名、要介護1となる見込み数は193名と考えております。

 さらに、ご質問のございました小規模多機能型居宅介護施設、さらには小規模特別養護老人ホームの設置でございますけれども、これにつきましては、公的な整備ではなく民間活力を導入し、事業者からの公募にて順次整備をしていく計画でございます。

 具体的には、大網白里町指定地域密着型サービス事業所などの指定に係る選定手順取扱要綱に基づきまして、大網白里町介護保険運営協議会におきまして、去る8月2日に第1次審査の承認をいただき、8月17日に第2次審査を行っていただき、その結果、公募されていた4社を選定していただきました。各事業者が建設を希望する地域につきましては、瑞穂地区に1カ所、増穂地区に2カ所、白里地区に1カ所、計4カ所に小規模多機能型居宅介護施設及び小規模特別養護老人ホームを設置していく予定でございます。

 この設置年度につきましては、当初18、19という年度に分けまして議員おっしゃられたとおりの予定でございましたけれども、最終的には介護保険事業計画の期間中、18年度から20年度までの中で考えまして、19年度より、ただいま申し上げました4カ所につきましては設置できるように準備を進めたいと思っております。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 今、要介護から要支援1・2へ移行する方の人数を出していただいたんですけれども、前回2月に私が質問させていただいた回答としまして、新予防給付事業において軽度の方への事業についてもケアプランに基づいて引き続いて相当のサービスが受けられる、軽度者への事業も充実させていきたいと考えている、このようなお答えをいただいているんですが、具体的にこれについてご説明いただきたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 健康福祉課長、佐藤重雄君。

          (健康福祉課長 佐藤重雄君 登壇)



◎健康福祉課長(佐藤重雄君) お答えいたします。

 軽度の方についてですが、施策といたしますと特定高齢者施策2次予防という形で対応を図る予定で考えております。

 内容といたしますと、特定高齢者施策につきましては、要支援・要介護状態になる前の虚弱な高齢者を把握して、運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能向上などの事業を提供して高齢者の状態の維持・改善につなげ、悪化する前に食いとめようとするものであります。把握の選定手順につきましては、基本健康診査のほかに行う25項目の基本チェックリストを参考に、生活機能に関する問診と視診、打聴診、血清アルブミン検査等を実施し血液検査等の結果が出た後に、すべての健診結果を踏まえて健診担当医が総合判断いたすこととなっております。

 この総合判定の結果を踏まえ特定高齢者の候補者を選定し、参加することが望ましいと考えられる場合に、介護予防ケアプランが作成されます。該当する介護予防事業に参加することとなりますが、一定期間について、これは期間としてはおおむね3カ月間を見まして、その終了後、改善状態について、保健師等により対象者の事後のアセスメントを実施することとなっております。

 このような形となっております。



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) これから高齢化社会に向かいまして、地域における介護、福祉、医療などの連携がより重要であり、その連携をとるためにも市町村の役割が大変不可欠だと思っておりますけれども、今度の地域包括支援センターの設立は、高齢者の生活を支える大きな役割を果たすものと私は期待しております。

 センターの設立でございますけれども、国ではおおむね人口2万から3万人に1カ所、このように指針として出ているわけでございますが、本町では地域包括支援センターは、町全体として生活圏を考えているので1カ所というふうに前回お答えをいただいております。大網白里町は非常に横に長く、このような地域におきまして、やはり中学校区に1つの地域包括支援センターがぜひ必要だと考えますが、行く行くはこのような考えをお持ちなのでしょうか。この点について1点。

 それから、先ほど負担のあり方について激変緩和措置ということで伺いましたけれども、低所得者に対しましてのいろいろな負担軽減の策があると伺っております。この点について町は今どの程度軽減負担があるのか、これについても伺いたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 保険年金課長、白鳥秀昭君。

          (保険年金課長 白鳥秀昭君 登壇)



◎保険年金課長(白鳥秀昭君) お答えいたします。

 地域包括支援センターの数を増やしていく考えはないのかというご質問でございます。今期の事業計画中にも示されておるところでございますけれども、生活圏は本町で1カ所とする、同一とするということから、包括支援センターは1カ所ということで進めて準備をしております。

 今後、長いスパンにわたりましては、状況の変化等があった場合は検討していかなければならないだろうというふうには考えておりますけれども、少なくとも今事業計画中の18年度から20年度につきましては、平成20年4月の開設になりますけれども、この1カ所で進めてまいります。

 それから、負担のあり方−−すみません、ちょっとお待ちください。



○議長(瀧澤正之君) 暫時休憩いたします。

               午後2時35分 休憩

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

               午後2時36分 再開



○議長(瀧澤正之君) 再開いたします。

 保険年金課長、白鳥秀昭君。

          (保険年金課長 白鳥秀昭君 登壇)



◎保険年金課長(白鳥秀昭君) お答えいたします。

 低所得者に配慮した特定入所者介護サービス費の適用者につきましては平成18年8月25日現在で159名、さらには高額介護サービス費の適用者、これは平成17年度の実績でございますけれども、2,155名がサービスの利用を受けている状況でございます。

 以上でございます。

          (「ちょっと訂正させてください」と呼ぶ者あり)



○議長(瀧澤正之君) はい、どうぞ。



◎保険年金課長(白鳥秀昭君) 私、先ほど地域包括支援センターの開設を平成20年と申し上げたんでしょうか、19年4月でございますので、間違っていたならば訂正させていただきます。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 負担のあり方については、税の改正によりまして国保料が上がる、また介護保険料が上がる、そのような医療金額も上がるということで、今、低所得者は非常に負担にあえいでおります。町独自の減免措置などを今後検討していただきたいと思います。

 それでは、時間の関係もありまして、2番目の質問に移らせていただきます。

 山武地域医療センター構想について伺います。既に同僚議員がこの問題を取り上げておりますので、質問の内容が重なるところもあると思いますが、ご答弁をいただきたいと思います。

 まず、山武地域医療センター構想の現況について伺います。

 4月に開設許可がおりた山武地域医療センターは現在まで4カ月が経過しております。いろいろな修正案が出たりと動きがあると思いますが、進捗状況、そしてまた町の考えを伺います。

 2点目は、関連いたしまして、大網病院の現状と打開策について伺いたいと思います。

 同じ項目で私は6月議会でも触れましたけれども、今、医師不足が非常に深刻になっております。最近ではNHKテレビでも医師不足問題を特集しております。番組の中で厚労省は、医師不足はない、産婦人科や小児科などの医師が少ないだけだと、このように答えております。さらに、厚労省、看護協会の幹部は、これから病院とベッドが減るから医師不足、看護師不足にはならないなどと言っております。国民の命を守るという観点が全くなく、私は腹が立って仕方がありませんでした。

 この山武地域では、県立東金病院、成東病院の相次ぐ医師不足から救急患者の受け入れが困難になっている現状は既にご承知のことと思います。今ぎりぎりの医師数でようやく地域医療が続けられているところに、一病院でも問題が起これば影響は広がり、ドミノ倒しが起きてしまうと、旭中央病院の前院長の発言がありました。次は大網病院だとの声を、最近、私は非常に耳にいたします。町民の命のとりでとしての大網病院の現状、特に医師、看護師は足りているのでしょうか。

 また、患者数が増えているようですが、現場職員が過重な労働になっていないか。職員の待遇面について伺いたいと思います。もし勤務状況が過重になっているとすれば、今後どのように対処されるつもりなのか伺いたいと思います。

 次に、療養病床20を一般病床に変更しておりますが、現時点では何床が使われているのか伺います。今まで入院されていた療養の患者さんは退院あるいは他の施設に移行されたと思われますが、トラブルなどは発生しなかったのでしょうか。これについても伺いたいと思います。

 今回の療養ベッド20床を一般病床にするということは、東金、成東、そしてお隣、長生病院の医師不足との関係で患者が増え、その受け皿としての措置と聞いております。一方、今回の医療改革では、国は療養ベッドを大幅に削減する方針を出しました。町としては、住民のニーズがあれば再び療養ベッドに戻す考えはあるのでしょうか。リハビリテーション科を設置する以上、療養型ベッドは必要不可欠と考えますが、山武地域医療センター構想では一般病床100床となっております。対象患者については今後どのように対処されるつもりなのでしょうか。

 以上、ご見解を伺いたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 健康福祉課長、佐藤重雄君。

          (健康福祉課長 佐藤重雄君 登壇)



◎健康福祉課長(佐藤重雄君) お答えいたします。私の方からは、現状における計画修正案内容について経緯等を含めてお答えさせていただきます。

 まず、中央病院についてですが、医療センターの医療機能につきましては、山武地域の受療動向、医療提供体制をベースとした各種データを基礎として専門の審査機関での検証を経たところ、中央病院を急性期を担う病院として運営していく場合、患者数予測から病床数を算定すると394床から419床との結果が出たことから、400床が妥当であろうとした計画と修正案ではなっております。

 また、診療科につきましては当初23科としていましたが、医師等医療従事者の確保の可能性、有識者の助言等を踏まえまして、山武地域で一般的な医療を完結でき、かつ救急医療を行う上で必要な診療科をまず整備し、特殊な診療科については近隣の3病院などと役割分担をして、中央病院はスリム化していくことが適当であろうとして、診療科を17科に変更した内容となっております。

 次に、支援病院1及び2の内容についてですが、まず支援病院1につきましては、病床数は同じでありますが、診療科を9科から6科といたした点でございます。また、支援病院2につきましては、現成東病院でございますが、基本計画案では療養病床144床と介護老人保健施設を併設する計画となっておりましたが、これを一般病床100床に変更し、診療科を16科から大網病院と同様に6科といたした計画となって修正されております。

 理由といたしましては、まず支援病院1の診療科目変更については、大網周辺にはクリニックが比較的多く存在するため、病院には基本診療科を置くことでクリニックとの機能分担を行おうという趣旨、また支援病院2については支援病院1と同規模とするため診療科を同じ6科とし、病床については、医療制度改革で病床が削減される予定の療養病床の設置を見送り、中央病院の後方支援病院として北部地域の医療ニーズにこたえられるよう、一般病床を存続させることとした計画と修正されたところでございます。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 国保大網病院事務長、中村寿雄君。

          (国保大網病院事務長 中村寿雄君 登壇)



◎国保大網病院事務長(中村寿雄君) お答え申し上げます。

 大網病院の現状と打開策ということで、まず大網病院の看護師の確保状況につきましてご説明を申し上げたいと思います。

 看護師の確保状況でございますけれども、看護師の確保にあたりましては、新聞折り込みによる募集、またホームページ等により募集につきまして掲載しているところでございますが、条件等がなかなか折り合わない等で思うような人材の確保ができないという状況となってございます。

 このような中で、本年度の看護師の採用状況といたしましては、これは4月からでございますけれども、4月から9月、8月いっぱいまででございますけれども、採用者5名、また退職者が1名という状況でございまして、9月1日現在で看護師の総数といたしましては、これは准看護師も含めまして57名という人員の確保がされております。しかしながら、育児休職・病気休職者がこの中に6名おりまして、実際に稼働をされる職員の数につきましては51名という状況となってございます。

 なお、定年退職者も含めまして、今後、退職予定者が3名おります。このようなことから、引き続き看護師の確保には鋭意努力してまいりたいと考えております。

 また、医師の確保状況でございますけれども、大網病院につきましては、医療法に基づきます医師の定員、これは前年度の患者数等により算定されるものでございますけれども、充足をされているという状況で、常勤の医師が12名、現在勤務をしておるという状況でございます。

 次に、療養から一般病床への変更に伴いましての看護職員を含めた勤務状況というご質問でございます。

 本年7月に、療養型病床から一般病床への変更をしたところでございます。現在、大網病院といたしましては、稼働病床といたしましては92床で運営をしておるところでございます。急性期患者を受け入れるためのベッド数といたしまして80床から92床、12床の増という状況で現在運営をしてございます。

 また、病棟の配分状況につきましては、今までが内科50、外科が30、療養が20という形の中で各病棟のベッド配分をしておったところでございますけれども、この7月からは、内科、外科の疾病状況にとらわれることなく、各病棟30床の割り振りの混合病棟という形の中で患者様を収容しておるところでございます。

 このような中で、看護師の勤務状況でございますけれども、今まで内科病棟に集中しておりました重症患者につきましても各病棟への振り分けが可能となったことによりまして、看護職員の勤務の均一化、また時間外勤務等の減少が図られまして、病棟間における勤務の不公平感は減少がされたものというふうに考えております。

 いずれにいたしましても、看護職員の確保のためにも、職員の勤務条件等の改善には鋭意努力してまいりたいと考えております。

 次に、療養型病棟に入院されておりました患者様の転院状況というご質問でございます。

 本年6月1日現在で療養病棟には14名の患者さんが入院されておりました。このような中で、7月1日の一般病床への変更に伴いまして患者様の転院先ということでございますけれども、千葉市緑区、九十九里町、長南町の病院への転院者が5名、また千葉市緑区の老人ホームへの入所者が1名、在宅退院、家庭に戻られた方が5名、また死亡退院という形で1名の方、合計12名の方が6月までに退院されたところでございます。また、転院先が見つからなかった患者様2名の方につきましては、引き続き大網病院で療養をされることとなったところでございます。

 次に、療養型病床の再開というご質問でございます。

 再開にあたりましては、現在の看護師の確保状況、また地域の医療状況に伴いまして急性期患者が非常に増加している状況でございます。こういう中では、直ちに再開ということになりますと難しいものというふうに考えておるところでございますけれども、大網病院では現在、急性期病床と亜急性期病床、これは最高90日まで療養につとめることが可能となる病床でございますけれども、こちらの方を7月1日から8床設けさせていただいてございます。こういう中で、現在回復期の患者様につきましてはこの病床で療養にあたられておるという状況でございます。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) それでは、修正案について再度質問をさせていただきます。

 今度の修正案につきまして、救急医療が2.5次から2次に変更になっております。もともとこの山武地域は、住民の多くの人たちが救急病院をどうしてもつくってほしい、これが願いだったと思います。現在、大網病院も成東病院も2次救急ということになっております。本来、県立東金病院が2.5次の基幹病院として位置づけられておりましたけれども、その役割を投げ出して、結局、大網病院や成東病院に大きな負担がかかっている。今、山武地域の住民の皆さんは、新たな山武地域医療センター構想の中には救命救急の病院がどうしても欲しい、これが住民の大きな願いの一つでありました。

 ところが、今度の修正案ではこれを2.5次から2次にすると、今までと何ら変わりません。結局、重症患者は域外に搬送される。これでは何のための病院か私にはさっぱり理解できません。このへんについてのお考えをぜひお聞かせください。



○議長(瀧澤正之君) 健康福祉課長、佐藤重雄君。

          (健康福祉課長 佐藤重雄君 登壇)



◎健康福祉課長(佐藤重雄君) お答えいたします。

 修正案の内容について、中央病院の形態が2次救急医療になっているのではないかというご質問ですが、前回の基本計画案では2.5次と確かに表記をしておりました。この2.5次救急につきましては、千葉県独自の制度として、初期及び2次救急医療機関の支援と、3次救急医療機関の補完的役割を果たす医療施設として位置づけているものでございます。救急機関センターのこれは通称でもあります。今回2次と表記したのは、保健医療計画上の規定である初期、2次、3次という分類に即した表示に合わせたものでございまして、2.5次救急から機能が低下したものではなく、24時間365日の救急医療を行うという当初の目的が変更されるものではないというように伺っております。

 以上です。



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) そのへんの問題について、やはり私たち議員にも、また一般住民にもいろいろ知らされていないで、新聞報道によって私どもは初めてこの内容を知ると、こういう現状であります。ほかの自治体におきましては、全員協議会その他でもう既に説明があったと伺っておりますけれども、大網白里町は、今回の議会になってようやく11日にその説明会があるというふうに聞いております。やはりこういう重要な問題はもっと住民に広く知らせるべきではないか、こういうふうに思っております。

 また、中央病院でございますけれども、一般病床が450床から400床になったと。結局、先ほど町長は身の丈に合ったものというふうに言っておりますけれども、身の丈に合ったものとは、財政的な問題でこのように言っているのでしょうか。私たちの命を守るための病院をつくるという構想から出たものではなくて、財政的負担から身の丈に合ったものと、このように述べたのでしょうか。

 今、広域行政でずっと進めておりますけれども、県が事業主体に入ることによって、関係市町村の財政負担が大きく変わると思います。また、当初町長は、長生郡市や夷隅郡市も含めた医療圏ということを、事業主体にそれらを含めるようなことをずっと言ってきておりますけれども、もしそれらのことが当初から策定委員会で話されていればこのような問題はなかったのではないか。7月20日に私は「医療を良くする会」の方々とご一緒に県に交渉に行ってまいりましたときに、県の答弁といたしましては、今回出された許可申請については事業主体と場所だけの問題ではない、基本計画が莫大な資料としてきちんと添付をされていたので、それについて許可申請を出したと、このように県は答えております。

 あくまで事業主体と場所だけが決まった、これで許可申請をしたのではないと県は答えております。軽々しくこれを修正するようなことではないと私は考えますが、この点についてお聞かせいただきたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答え申し上げます。

 当初の計画案から修正案までだいぶ内容的に変わっていると。県の方の見解でございますけれども、私は今まで議会で何回か答弁させていただきましたけれども、とりあえず県としては3月をもって印旛・山武医療圏における病院の建設計画については許可を受け付けるけれども、その先については不透明であるということは再三お答えしてきた中で、我々はそこまでに資料をまとめ切れないという内容があったんですね。しからば、じゃまとめ切れなければ病院はどうなっちゃうんだというときに、病院はやはりどうしても欲しいんだというときに、先ほどの議員の質問に私は答弁した経緯がございますけれども、皆さん方に当初見せた経営各案についてはあくまでも仮定ですよと、決まったのは場所と事業主体ですよということをお話ししてきたとおりでございまして、県も表向き申請を受けて、内容がでたらめなものを許可したということは言えないでしょうけれども、県は修正する内容をもってお約束をさせていただいた経緯がございます。

 したがいまして、私どもも現在、これから内容については議論をし合いましょうということで進んでいるわけでございますから、そのへんはご理解いただきたい。

 それから、医療圏の問題につきましても、根底に印旛・山武医療圏の中の病院構想ということで、私どもはできれば長生郡市、山武郡市という広いエリアで取り組んだ方がより我々行政に対する財政負担は軽くなるんじゃないかとは思いながらも、とりあえずは山武郡市の中の構想を進めるべきだろうということで進めてきたわけでございまして、それが今さらに一歩進んで長生郡市の内容も取り組んだ方向性を再度検討したらどうかということで、実は今、相手方に申し込んでいるというような状況でございますので、そのへんの整合性については今お話ししたとおりでございますので、ご理解をいただきたいと思っております。



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) もう一点、支援病院2の成東病院について伺います。

 地域住民の方々から一般病床をどうしても残してほしい、これは大きな要求だと思いますけれども、療養ベッド144床をすっぽり抜かして一般病床100床にしたと。144床を削減した理由、そしてまた、今後、民間にこの部分、療養をゆだねるというふうな注意書きが下にあったと思いますけれども、民間が果たして144床の療養型、受け皿としてきちんと出ているのでしょうか。このへんについて、もう一度詳しく聞かせていただきたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 あくまでも議論をする上での話でございまして、療養型の144床を民間にゆだねるといっても、まだそれを打診したわけでも何でもございません。ただ、成東病院のあり方として、一般病床がゼロというのは今までの病院の歴史に対してあまりにも配慮が欠けているんじゃないかということで一般病床が100床と、今までの療養型の144床についてはさらなる検討を加えましょうということでございます。



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) 私はこの間、自治体を回りまして、各首長とも懇談してまいりました。その中で、昨日、そして今日、明日になればまた考えが変わるかもしれないと、このように非常に悩んだ胸のうちを話してくださった首長がおります。また、逼迫した現在の財政状況の中でこの病院問題はどうなることかと、これについても非常に不安だと本音を漏らした首長もおります。

 今、医療センター構想は、あちこちで修正案が出たり新たな問題が出てきておりますけれども、やはり山武地域の住民にとって命の本当に大切さ、何としてもきちんと充実した救急医療の病院をつくること、そして機能縮小ではなくて住民の皆さんが安心してかかれる地域完結型の病院ができると、これを財政負担については県に入っていただき、これをみんなでつくっていく、ここのところを改めて私は強調したいと思います。町長にもう一言ご見解を伺いたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 県が財政負担をするということは、これは私どもとのかたい約束でございますから、県が財政負担をしないということはあり得ないと思います。ただ問題は、県がどの程度の我々にそういう支援をするのか、これをやはり早く明確にすべきじゃないかということでお願いをしているところでございます。



○議長(瀧澤正之君) 上家初枝君。



◆(上家初枝君) ぜひ頑張っていただきたいと思います。

 以上をもちまして質問を終わりにさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)



○議長(瀧澤正之君) 暫時休憩いたします。

               午後3時04分 休憩

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               午後3時20分 再開

 出席議員 22名

 欠席議員 なし



○議長(瀧澤正之君) 休憩前に引き続き会議を開きます。

 次の通告者、岡田憲二君の発言を許します。

 岡田憲二君。

          (岡田憲二君 発言者着席 拍手)



◆(岡田憲二君) 岡田でございます。

 早速質問させていただきます。

 それでは、通告順番の1番であります九十根地区入口信号機設置について質問をいたします。

 8月29日、午前8時40分頃、季美の森小学校入口信号を横断中の小学校6年生の女子生徒がトラックにはねられ死亡するという、まことに痛ましい事故が発生いたしました。信号機が設置されていてもこのような事故が起こる。こういう現実でありますけれども、これが信号機も設置されず、日々、交通事故の危険にさらされているのが九十根地区住民であります。

 十数年前より、地区代表より信号機設置要望が出されていたにもかかわらず、いまだに信号機が設置されておりません。私といたしましては、担当課の努力は認めるものでありますけれども、住民は信号機が設置されてはじめて行政を評価するものであります。そういった観点からして重大事故が起こらない前に、信号機設置をこの議会においてもたびたび要望しておりましたが、そのやさきに8月7日でありましたか、危惧された事故がこの九十根地区入口の場所において発生いたしております。この事故に関しましての状況把握を担当課にお願いしてありましたが、この事故がどういうような事故であったのか、ご報告願いたい。



○議長(瀧澤正之君) 生活環境課長、鵜沢邦男君。

          (生活環境課長 鵜沢邦男君 登壇)



◎生活環境課長(鵜沢邦男君) お答えいたします。

 九十根地区入口交差点付近で8月7日に発生した交通事故につきましては、東金警察署に確認いたしましたところ、午後11時5分頃、自動車と原動機付自転車が関係する人身事故であるとのことでございました。

 なお、この事件の当事者の一方である自動車が逃走したため、現地に看板を設置して、現在情報提供を呼びかけるなど、ひき逃げ事件として捜査中であるとのことでございました。

 以上です。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) ひき逃げ事故であるということでありますけれども、まことに許しがたい事故でありますね。これがもし、信号機が設置されておりましたら、こういう事故が防げたかもしれない。夜中に信号機も何もないところをスピードを出していく。片やこちら側から来る。ぶつかっても不思議ではないような状況だったのではないかなと、私はこのように考えております。起きてはならないような事故、また、死亡事故に至らなかっただけでも不幸中の幸いというふうに考えなければならない事故であったと思います。

 そこで、本町の中におきましても、各々危険地域において信号機設置要望が出されていると思いますけれども、この九十根地区入口の信号機設置の優先順位は、現在何番目になっているのか。危険度から考えて。それをお答え願いたい。



○議長(瀧澤正之君) 生活環境課長、鵜沢邦男君。

          (生活環境課長 鵜沢邦男君 登壇)



◎生活環境課長(鵜沢邦男君) お答えいたします。

 この交差点につきましては、信号機を設置するためには道路改良が必要だと。交差点の中に進入路が7カ所程度あるという現状の中で、現在の形での交差点の設置は非常に難しいという状況でございます。

 ですから、道路改良をした場合は、当然優先度は高くなると思いますけれども、現状で申し上げますと、ちょっと難しい状況でございます。

 以上です。

          (「優先順位、信号機設置の」と呼ぶ者あり)



◎生活環境課長(鵜沢邦男君) 現在、優先順位という形での順位づけをしておりませんけれども、道路改良が済めば、当然最優先の場所という形になるかと思います。

 以上です。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 道路改良というお話がございましたけれども、道路改良ということになると担当が違いますので、建設課の方の見解を賜りたい。



○議長(瀧澤正之君) 建設課長、田口雅之君。

          (建設課長 田口雅之君 登壇)



◎建設課長(田口雅之君) お答えいたします。

 建設課の方からは、現在の道路改良計画の進捗状況についてご説明申し上げます。

 九十根地区の県道交差部の改良につきましては、過去に千葉県の公安委員会あるいは千葉県の警察本部交通規制課、それらの関係機関との協議によりまして、交差点の改良には大幅な改良が必要だというような中で、町といたしましても改良計画を立てまして、その中で用地の取得が必要となってきております。用地の取得につきましては地権者の方へ説明をいたしまして、その後もご協力の方を再三再四お願いしてきたところでございます。地権者の方の用地買収に対する条件、それから、町からの提示、そちらの方の条件が折り合いませんで、現在もご理解をいただけていない状況にございます。

 その後、押しボタン式の信号機の設置等も検討いたしたところでございますけれども、押しボタン式はあくまで歩行者の専用のものでございまして、車両を誘導する信号機ではないという観点から、やはり本来的な信号機の設置が必要であろうという判断をいたしたところでございます。

 このため、ほかの方法といたしまして、当初計画いたしました交差点の改良計画、こちらの方の線形ですけれども、大幅に見直しをしようということで現在検討を進めております。その大幅な見直しの中では、現在計画しております交差点改良計画よりも、さらに道路拡張のための用地の買収が広く必要になってまいります。これは、交渉してきた地権者ではなく、ほかの地権者の方に買収をお願いしていくという形になってまいります。

 また、やはり県道の方の線形も一部変更いたしませんと、いい形になった線形はとれないというような結果になってきております。

 そのようなことから、今後は県道管理者であります千葉県、また警察等の関係機関と調整がさらに必要になることから、十分協議をしてまいりたいと考えております。

 また、そこまでの工事をする場合には、事業費等の検討も必要になりますが、従前、地権者の示されております条件、そちらとの比較等もいたしまして、また方向性を定めてまいりたいというように考えております。

 以上でございます。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 担当課がここまで行くまで本当に大変な努力をされていることは、私もよく知っておりまして、そういう点は、私は評価するんですね、皆さん担当課の方々の努力を。しかし、先ほども言ったように、住民というものは、自分たちの要望が目に見える形で実現されてはじめて、「おお、町はよくやってくれた」と、こういうふうになるんですね。いくら努力しても、それが実現しなければ何の役にも立たない。

 さて、そこで今、担当課長ご答弁にありましたように、最初の設計から、どうしてもそこの地権者の方が理解をしてくれないということで、いつまでもそれを待っていてもしようがないということで、それならば、線形を変えた形でもってやってみましょうということで、今まで一生懸命努力されているわけなんですね。それで、最初の設計と今度線形を変えた分のことになりますと、費用ということで、おそらく、まだはっきりしたことは出ていないということを担当課長も言っておりましたけれども、かなりな金額に上るんではないかなと、新たなものにした場合ですよ。

 さて、そこで町長、大丈夫ですか。

          (「はい」と呼ぶ者あり)



◆(岡田憲二君) 後は、町長がいかにこの問題に対して理解と、そして不退転の決意でここに信号機を設置するという、そのことだけなんですね、町長。

 私も何回もここで本当に危険なんですよということを申し上げておった。このまま放置すると、そのうち死亡事故にもつながるということも再三言っておる。それで、今、答弁にありましたように8月7日にこういう重大な事故が発生したと。こういうことにかんがみまして、町長、どう思いますか。また、今後どのように対応していきたいと、こういうふうに考えているか、ぜひ見解を賜りたい。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 議員も再三にわたりまして、この箇所の早期実現を要望されておりまして、私も十分認識しておりますし、私自身もこの九十根地域、出入りに大変苦慮している一人でございます。そういった中で、早期に解決してやらなければならない箇所であるということは、十分認識しておりますし、担当課におきましても、できるだけ早期の解決を図れという指示を出しているところでございます。

 その結果、地元の皆さん方も行政だけに任せておくわけにいかないと、我々も地権者に対してそれなりの動きをしようじゃないかということで、今までに地権者に対して要望活動をしていただいたというお話も聞いております。

 問題は、地権者の方がその交差点改良に必要な箇所のみならず、全部の土地を買い上げていただきたいと。そうなりますと、このような問題の解決方法として、すべてそういうような対応を図っていくとなりますと、今後の行政運営に大きな支障を来すわけなんですね。それで、何かほかの方法論はないのかということで、担当課もいろいろ検討していただいていますし、できれば地権者の方が必要な部分、あるいは単価の問題で多少のご理解を得られるのならば、これはまた議会の皆さん方にご相談申し上げますけれども、全部買うとなりますと、これはすべて今後の対応がこういう対応にならざるを得ない。

 現在大網中へ、みずほ台から通う子供たちが非常に危険な目にさらされています。危険な箇所は大網白里町、何カ所もあるんですね。そういうものへ行政がどういうように取り組んでいくかということ、私は、岡田議員がこのように一生懸命に地域の改良に努力されている姿は十分理解しておりますけれども、町全体のことを考えながら、やはり今後どうあるべきか、果たしてそういうような内容についても残地について町が買ってもいいじゃないかというならば、一貫した施策をとっていかなければいけない。ここをそういうような対応をして、ほかはそうはいかないというわけには、これはいかないのが我々行政でございますので、岡田議員のご質問の趣旨は十分理解しております。

 今後ともできるだけ地権者にご理解を賜るように私どもも努力していきたい。また、私自身も場合によっては地権者にお会いしてもいいかなというふうに考えておりますので、議会の皆さん方と一体となって、こういうような危険箇所の解決に向かって努力していきたいというふうに考えております。

 以上であります。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 相手があることでありまして、なかなか難しいというのはそこなんですね。相手があるから難しいということなんですけれども、町長、お互い頭ついているんですから、使わないと意味がないんだね。大きいだけじゃだめなんですよ。

 だから、私も一生懸命にない頭を振り絞って、今、担当課とこうすればどうだ、ああすればどうだということで一生懸命やっているんですね。そういう中で、やはり最終的な話は、担当課がいくらこういうふうにやったらいいと言っても、最後は町長の判断でありますし、議員各位におかれましては、この地区の信号機設置に関しては反対する人はいないと思いますよ。そんなべらぼうな予算措置をとらなきゃならないということになれば難色を示す議員がいても、それくらいならしようがないじゃないかなというような範囲ならば、おそらく議会の同意も得られると思います。あとは町長の真摯なこの問題に対する対応だけなんですね。

 私も、また後で町長、ここで今、いろいろな問題を言うと差しさわりがありますから、今度担当課長と一緒に町長のところへ行きまして、ない知恵を絞ったやつを提案しますので、そのときはよく聞いていただき、そして、真摯に対応してもらいたいと、このようにお願いしておきましょう。

 それでは、次に、山武地域医療センター計画についてお尋ねいたします。

 私ども議員に、こういうような行政組合からこの医療センター計画に対するパンフレット等が来ておるんですが、これを今、拝見した中でちょっと気になる箇所がありましたので、全般的にこれ、ずっとやりますと長くなりますし、ほかの議員もこの問題に関しては種々よい提言もなされておりますから、私はもうピンポイント的にぽんぽんぽんと、お尋ねしていきたいと、こういうふうに考えております。

 その1つとして、病院の設置場所は9市町村長での決定事項であり、変更はできないとの、こういう発言があったということが、この配付された資料にも記されております。また、私の前の同僚議員の質問でも町長もそういうような趣旨の発言をしておりました。これはどういうことでしょうか。もう一度、お答え願いたい。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 場所につきましては、私ども多分1年半ぐらいだったと思うんですけれども、いろいろな角度から選択肢の中で選んでいったわけでございますけれども、最終的に首長方の内容はどうなんだろうということで意見交換をした中で、東金市のインターわきが一番いいと。大網白里町は無償提供と言いながらも、まだインターまでの取り付け道路、要するに都市計画道路の整備をはじめ、まだお金のかかる要素も持っているんじゃないかと。そういった意味からも、やはりインターチェンジのそばが、北部の方からのアクセスにしても一番最良であるというような判断から、東金市のインターわきが一番最良であるということで決定された。それをもって、全員協議会、全員協議会というのは地区から出ております議会の議長、首長、それを一堂に会した会議でございますけれども、その中でも説明をされ、皆さん方から異論のないところでございました。

 それで、議長の皆さん方も現場はそれぞれの箇所は、それぞれの箇所って、あのときは最終的に大網白里町と東金市に絞られていましたから、多分2カ所だったかと思いますけれども、議長方も現地をおそらく見ておられると私は思っております。

 そういうことで、結論を持ち、策定委員会の中へ提案された。策定委員会は首長はもちろんのこと、医師会、または住民代表の方、また県の方も来ておりましたけれども、そういった中で議論された中で、最終的に大網白里町の場所よりも東金市の場所を、こっちの方がいいよと言われる方の数が多かったというところで、東金市のインターわきの場所が決定したわけでございまして、それをもって、一応場所の決定といたしましょうということであったんですね。

 私が一番この中で気に入らなかったのは、値段が最終的にどうなんだという結末を見なかったことが、私は行政組合としてはおかしいんじゃないかと、もっと襟を正すべきじゃないかと言ったんですけれども、これは一応地権者の問題とか、いろいろな問題があるから、これは後日発表するし、東金市もそれ相応の負担はいたしますよという約束のもとに皆さん方の了解が得られたわけなんです。

 それで、決められて今日まで来たところが、新しい選任された山武市の市長が、質疑があったとおりでございまして、いろいろあの場所では不都合であるというような意見が出てきてしまった。

 私どもとしては、あの場所がいい、悪い、今さらそんな議論をするとなるのはおかしいことでございますし、あの場所が全く変えられないということではないですよ。何かよほどの理由があることならば、変更の対象になるかもしれませんけれども、現在山武市が言われているような理由で場所が変われるような内容ではないというふうに私どもは判定しております。

 そういうことで、これは県におきましてもあるいは関係医師団体にいたしましても、このような発言が出るということはまことに不本意であるということでございまして、一時は成東病院の医師関係まで言及された内容もございましたけれども、それはどうやら落ちついた中で現在推移しております。いずれにいたしましても決定された事項、場所と運営主体、これにつきましては一応私はそのままいくべきであろうと。ただ、運営主体につきましては、今後やはり我々行政が負担に耐えられるかどうかということが、最大の問題点でございますから、それはいろいろな手法があろうかと思います。今まで議論されてきましたけれども、PFIとか、指定管理者とか、あるいは独立行政法人だとか、いろいろゆだねる方法論もあろうかと思っておりますので、そういった議論はこれからまだ余地が残されておりますけれども、基本的な姿勢というものは、私は変えられないというふうに認識しております。

 以上であります。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 私は、これは変だなと思うのは、町長、前にも言っておりましたけれども、2年余にわたって山武郡市の首長たちが一生懸命考えてやってきたことだということですよね。それで結局は、最終的にこういう立派なものに内容を収れんさせて、それでやりましょうと。病床数450床、診療科目23、建設費約233億円、この病院をやるんですよと言って立ち上げたのがこういうものなんですね。今現在どうかというと、それがまた修正されてきた。病床数が400床になって、診療科目が17になって、それで建設費も233億円から164億円、70億円近く削減されたものに、これ訂正されているわけでしょう。そこが私はおかしいんじゃないかなと言っているんですね。

 なぜかと言ったら、2年間ぐらいかかって一生懸命山武郡市の首長が鳩首協議をしながら、こういうものでやりましょうよというものをつくった。そして、今現在この中身を変更して、さっき述べたようなものにしようではないかと言っている。それで、返す刀でもって用地だけは、当時決めたものだから変えられないと。何でそういうふうになるのかなと。協議してきたもので、変えられないということになれば、これだって変えちゃいけないことでしょう。これはいくらかかっているんですか、1,700万円ぐらいかかっているのか。これコンサルに出してつくり上げたときに。これだけ金かけてつくったものをいとも簡単に修正しておきながら、片や用地だけは何が何でも変えられませんと。決めたものだから変えられませんと言っておる。ここが何かおかしいんではないかなと私は思うんですけれども、どう思いますか。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 私も全く、広く住民の皆さん方に誤解を生むような情報を提供した行政組合の責任は、本当にあろうかと思うんですね。私どもは、当初の計画案、シミュレーションに対して危険だから出すなと。

 実は、何であのような計画案が出されたかというのは、3月いっぱいに立ち上げなければ、病院が担保されないよという約束があったんですね。それだから、無理な絵をかきながら提案をさせていただいたんです。それを私どもが出すなと言ったことは、内容を我々が理解し、合意をされていないものが社会に出るということは、大きな皆さん方に誤解を生む要素だよと。それが事実、社会的に大きな問題を起こしてしまった。私どもは、当初から450床なんていうのは考えておりません。有識者会議でも350床ぐらいでいいんじゃないのかと。県の健康福祉部長におきましても450床なんて考えても、これから運営は大変だよ。そう言われている中で、450床はどういうふうに決まったか。これは、やはり公立3病院の院長先生方が考えて、今の医療圏の中でどのくらいの数だと言ったときに、暫定的に出てきた数字が450床なんです。

 それを現実的に、その中から今回のものは山武市の成東病院の100床を位置づけをしたり、いろいろな変更をした中で、400床という数字が出てきたんですね。できれば、私どもにすれば財政的な負担に耐えられないとなれば、場合によっては350床ぐらいまで変えなきゃいけないんじゃないか。診療科目も有識者の中で23科目ですか、何科目は、そんなに今の医療でここだけじゃないんだから必要ないだろうと。公立病院がそれじゃ耐えられないぞと、もっと減らすべきじゃないか。そういう中で、精査されていったのが19ですか、そういうような数になった。

 それで、工事費にしても最初は1床あたり2,900万円ぐらいで算定されている。そういうような。それで、現実に今は民営の病院はどうなんだと、1,500万円から2,000万円ぐらいだということ。えらい差が出ていたんですね。それも修正しなさいと。それで修正された。そういうトータルが160何億かになってきたんです。あの中に県の支援する補助金がいくらか、24億円ですか。こんなお金じゃとてもじゃないけれども、県立病院が廃止されて、我々が地域医療をこれから担うという中で、こんな負担では私は県に納得がいかないですよ、これは。習志野市に70億円、君津市に50億円も出していて、何で県立病院を廃止して山武に20数億円で済ませようとしているのか、こんな数字はあり得ないんだけれども、通常の補助率でいけばこのくらいの額ということで計上したということだったんです。

 したがって、あのシミュレーションについては、これから我々首長においても、また議長を交えた中でも、これから議論をされなければいけない内容なんです。そのたたき台としてあの修正案が出てきたんですね。

 ですから、当初計画と修正案が変わることは当然のことだと思うんです。あの内容についてもまだこれから変わる要素はあるんですね。ただ、基本的なベースをなすものは、土地の問題は、これはもうみんなで決定事項として決めたんです。その他のものはシミュレーションとして提示をしただけであって、我々は一切あれは賛成しておりません。

          (「はい、わかりました」と呼ぶ者あり)



◎町長(堀内慶三君) ですから、私は今後の協議の内容であるというふうに考えておりますので、ご理解をお願いしたいと思います。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 今、町長の答弁にありましたような内容を3月の行政組合から規約の改正案が出たときに、そういう話をなぜ我々にしないんですか。用地は変えられませんよとなぜ言わないんですか。ほかは変えられても、この用地は変えられないと今おっしゃっていましたよね。それを何であの時点で言わないんですか。我々はそんなことを言われなければ、聞かれないんだから。当然……

          (「言いましたよ」と呼ぶ者あり)



◆(岡田憲二君) 何、用地はあれだって。そんなこと言ったか。用地は……

          (「言いました。議長」と呼ぶ者あり)



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 皆さん方全員の中で決定事項は用地とそれと主体ですね、要するに運営主体、それについては決定されておりますということは、皆様方に私は発表してございます。

 それから、シミュレーションの内容については、これから議論をする内容ですから、皆さん方いろいろな異論をしていましたから、あれはこれから議論する内容ですよということは、私は説明してございますよ。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 何か私はそういう記憶にはないんだよね。だけれども、そういうふうに土地は変わらないと、はっきり議会に明言したということになれば、じゃ、我々が付帯決議を出したあの1項目は何なんですか。はっきり変わらないというものならば、東金市のあの場所で十数億円のものを買わなきゃならない、それはみんなわかっているわけでしょう。それをわかっていて、あの付帯決議の1項目を入れるということはおかしいんじゃないんですかね。それは議会のことだけれども、町長のあずかり知らないことだろうけれども。

 私は、だから、ほかの議員もそういうことはあまり承知していなかったんだと思いますよ。だから、付帯決議に用地は無償というような1項を入れたんだと思います。最初から町長がそれを強調して、用地はあそこで変えられないんだということになれば、そんなもの入れる必要も何もないじゃないですか。議会の付帯決議なんですよ。まあ、それはいいでしょう。

 それなら、さっき町長も言っていたように、県がいくら負担するかという話に移りましょう。

 これは、まだはっきりしていないんですね。先ほどの答弁にもありましたけれども。なぜ、これは県がはっきりしないんですか。私はそれが不思議でならない。もともと県立病院、東金病院が撤退するということで、それじゃ困るからということで、そういう病院を、じゃ、山武郡市でつくろうかという、それが流れじゃないですか。当然、県が撤退することに原因を発しているんだから、県がそれ相応な補助をするのが当たり前で、20億円だの23億円だの、そんな話なんか聞いていられませんよ。そうですよね。それに関して今まで山武郡市の構成市町村の首長たち、みんながそろって堂本知事のところへ行って、この件の交渉に行ったことはありますか。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 きのうも私、知事と会ったと言いましたけれども……

          (「いやいや、個人じゃないんで、みんなでそろって行ったことがありますかと聞いているんです」と呼ぶ者あり)



◎町長(堀内慶三君) ちょっと、長い期間ですから忘れましたけれども、県は私、何回も行っていますし、おそらく行っていると思うんですけれどもね。ただ、議員の今おっしゃられることは、私も、この交渉そのものが、県がどういう関与をするかということがまず頭に来ないと、我々がいくら身の丈に合った、身の丈に合ったと言ったって、その算定のしようがないじゃないですかということでお願いしてきたんですけれども、県の言い分としては、医療制度も内容が変わってきていると。それから、地域の医療はみんながどういうものを求めているのか、ある程度の皆さん方の合意というものが必要だよと。その上で、県が明快にどのくらいの対応ができるかということを答弁すると。

 これは、県議会の議員も挟んでおりまして、できれば9月議会でそのへんの、どのくらいの対応ができるかということを多分引き出していただけるというようなお話を私、お願いしてあるものですから、今後できれば早くわからせていただきたいなというふうに思っておりますけれども、いずれにしても、県もこのような医療コンセプト、医療的な基本的な考えをやはり私は明快に出すものだと、引き続き県に要望活動を行ってまいります。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) あのね、町長、私は山武郡市の首長がそろって行ったことがありますかって聞いたんだけれども、そのことには答えないで、何だか違うことを長々と答弁されておりましたけれども、その答弁の内容から見ると覚えていないということは、おそらく行ったことはないんでしょう。

          (「しょっちゅう行っているから」)と呼ぶ者あり)



◆(岡田憲二君) いやいや、それは個人的に行ったり、2人、3人で行ったりしているけれども、この構成市町村の首長が一堂に会して堂本知事に面会して、こうだと言ったことは、そういうことが大事なんですよ。あの堂本知事は顔と同時になかなかしたたかですよ。1首長が個人的に行って、知事どうですか、どうですか、これをもっとよくしてくださいって言ったって、相手にしません。2人行っても相手にしない。3人行っても相手にしない。相手にしてもらえるというときは、それこそ、この構成市町村の首長が一人残らずがん首そろえて直談判しなければいけない。そうすれば、はじめて少しは顔を向けるでしょう。個人的に行ったって、2人、3人行ったって太刀打ちできません。だから、今でもこういうような状況で200億円前後の資金をかけて病院をつくるんだ、県は財政支援をいくらしてくれるかもまだわからないと、こういう状況が続いているんですよ。これをよく頭に入れておいてくださいよ。

 それから、横芝光町の東陽病院、これを私も配付されているこの資料を見ているんだけれども、あまり触れられていないんですね。しかし、横芝光町も山武郡市に編入されていることだから、そこの東陽病院を私たち議会の中では議論されたことはあるけれども、全体的な対応はどういうふうになっているんですか。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 前町長の伊藤さんのころに、この東陽病院のあり方というものが議論されたんですね。当時は東陽病院というのは山武郡じゃなくて、あれは隣の郡に所属しているわけでございまして、そういうような関係から山武郡市の中で一緒に議論するわけにいかないと。正式に新合併になり、そして山武郡市の位置づけが、横芝光町が正式決定した段階でこっちの議論の中に参入させたらいいだろうと。そのための東陽病院を担保に入れるということが皆さん方の約束事だったんです。

 ところが、新しい佐藤町長が誕生して、大変負担が大きいと。できれば民間にゆだねたいというような発言をされて、民間交渉をされてきたんです。そのようなこともありまして、今まで山武郡市の医療構想の中に位置づけをされてこなかった、そういう実態がございます。ただ、ここにきて横芝光町は、東陽病院も公営としてできれば仲間入りをしたいというようなニュアンスの発言を最近してきたという報告をうけましたけれども、正式な議会において公表はまだされておりません。

 もしそうなるとすれば、今後の議論の中に東陽病院を位置づけするのか、あるいは今の山武郡市の医療構想ができた段階で、この東陽病院を位置づけするのか、そのへんについては定かではございませんけれども、いずれにしても山武郡市の医療構想の中に横芝光町が辞退しない限り、参入を許可していくというような体制でおります。

 以上であります。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) それでは、東金市なんですけれども、東金市、いくら負担するかということで、県と一緒ではっきりした答えがないということで推移しておったんですけれども、それは、今はどういうふうなものになっているんですか。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 東金市におきましては、これは正式な発表ではございませんけれども、現在の県立病院を売却して、その売上金およそ5億円をこれに充当したいというようなお話でございますけれども、私はこれじゃあまりにも病院誘致の引き合いにしては少ないんじゃないかというような要望をしております。ただ、大網白里町におきましても用地の選定の議論の中では、大網白里町はインターチェンジまでの取り付け道路、要するに都市計画道路も一緒にして出すのか。それでなければ、無償、無償って、無償じゃないだろうというような話の中で、私どもも町としてできる限りのことは検討させていただきたいと。ただ、これは議会の皆さん方の了承も得てはいないので、明快な回答とはならないけれども、そういうような状況下にあるということは説明してございますし、仮に大網白里町にあの用地が来た場合には、数億円の都市計画道路の建設工事費は当然必要になろうかというふうに私は思っておりました。

 以上でございます。東金市は5億円の担保は約束をされておるようでございます。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) なぜ、私はこういうことを言うかというと、東金市は今、町長の答弁にありましたように、東金病院を更地にして売却した金約5億円を拠出するというふうに言っていると言うんだけれども、実際はあれ5億なんか売れませんよ。いろいろ不動産屋に聞きましても5億なんか売れるわけないよと言っている。

 それと、ここは一番重要だから、今度東金の市長に言ってくださいよ。我が町が、我が議会が何で本町のみどりが丘にある土地、十数億円相当の土地を病院建設に無償で提供すると言ったかということは、もちろん病院をつくってもらいたいということが第一ですね。それと、本町のあそこにそういう病院ができれば、本町の活性化、いろいろな方面で大きな力になるから。だから、十数億円のものを無償で差し上げてもいいから、こっちへ来てくれということだったんですね。

 だから、いわゆる町益ですよ、町の利益になるから、そのためには無償で提供してもいいと、ぜひこちらに来てくださいと、こういうこと。これが基本でしょう。東金市もそうでしょう。東金市はもともと東金病院のかわりなんだから、何がなんでも東金市でやらなければいけないと志賀市長が最初言っていたと。それで、そのとおりいろいろ。私の聞いた範囲ですよ、当時の山武郡の北部の首長たちにうまく根回しして、それで最終的にはあそこにしちゃったと。これはなぜかというと、やはりあの地区にその病院を建てるということによって、東金市にメリットがあるから。だから、いろいろな手を使ってあそこに持ってきたんですね。それはゼネコンとも手を組むでしょうよ。いろいろなありとあらゆる手を使って、それは東金市の利益になるからそういうふうにしたんでしょう。それは別に悪いことではないんだから、構いやしませんよ。

 それならば、いつまでもそんなみっともないことを言っていないで、東金市の利益のためにあそこへ引っ張ってくるんだから、それ相応のものをポンとみんなに還元しましょうということでなければいけないんじゃないでしょうか。私はそう思いますよ。町長、そう思いませんか。どうぞ。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) まさに岡田議員、私の考えをそこで言っているようなものだと私は思い……

          (「違うよ、おれは」と呼ぶ者あり)



◎町長(堀内慶三君) 私も、実は行政組合の中で、東金市は病院誘致によって、ただ病院が来るわけじゃないでしょうと、それによっていろいろなメリットも生ずるわけだから、それ相応の負担をしなさいよという中で、東金市は5億円相当の病院用地を出すと。あれが、仮に2億円や3億円だったら、冗談じゃないですよということを言わなければいけないですからね。

 だけれども、みどりが丘も私が一番心配だったのは、地元の方々の同意を得ていなかったということ。東金市は工業団地だ、うちの方は住宅団地だと。そこへピーポーピーポーと、ヘリコプターのブルンブルンが来た場合に、果たして住民の皆さん方がどういう反応を起こすか、これを私は精査しないで手を挙げたということは、私自身も非常に苦しかった。だから、私は1カ月送ってくれって言ったんだよ、決定するとき。でもね、いろいろ県に出す、それには場所を決めなければいけないということで、無理やりみんながそのような意向であったから、これはまあしようがなかったけれども、いずれにしても、そういうような話がございましたけれども、東金市にはやはり最終的にそれ相応の負担をしろと、これは当然求めてまいります。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 私が言ったことをそっくりそのまま志賀市長に伝えればいいですよ。それで用が足りると思いますよ。

 本来、私はこの中央病院建設構想に関しては、別に反対しているわけでも何でもない。むしろ、早く建ててもらいたいという、そういう気持ちなんです。ところが、何でもかんでも建てればいいってものじゃないんですね。この構想から進捗に至るまで本当にこんなことでいいんだろうかというようなやり方で、一部の人間が強引に、強引に、強引にやってきた。それが結局、山武郡市の人たちがこんなことでいいのかという大きな声になって今、こういうふうになっている。

 せっかく、あんたこれ、1,770万円もかけてこんなものをつくって、何カ月もしないうちに修正しなければならないような、こんなみっともないことになっている。これは全く逆なんですね。こんなものをつくる、有識者会議でいろいろ指摘されて、それで修正したりしたということになっている。大体こういうものをつくるときに、有識者会議をもっと先にやって、そこの意見を聞きながらこういうものをつくらなきゃいけない。自分たち勝手に金使ってやって、それで有識者会議でこれはだめだと言われたからって、70億円も削りましょうって、子どもみたいなことをやっているんですね。そうでしょう。

 実際、堂本知事と話しして、県がいくら出すかという話をして、こういうものを進めなければいけないんでしょう。いくら出すかも何も決めていない。ただ早くやりましょう、早くでかい物をつくりましょう、立派な物をつくりましょうと、一部でそういう専横的な進め方をしたから、みんながそれを心配して、そういうことでいいのかと。本当に、先ほどどなたかな、議員が言っていたように、自分たちの身の丈に合ったものでしっかりしたものを、時間をかけてもいいからつくった方がいいんじゃないかなと。ただそれだけのことだから、町長、私は町長を責めているわけでも何でもないんですよ。

 ただ、私の言っていることはきちんと、いろいろ町長が出席される会議のときにもぜひお話ししていただきたい。決しておかしな話ではないと思います。今までのやり方が逆なんですね、逆。それを正しい方向へ戻して山武郡市のためにいいものをつくればいいじゃないですか。それだけです。

 それから、次に、庁舎増築の件についてお尋ねします。

 これ先の議会でも私も質問しまして、いろいろと多くの町民の人たちから、そういう状態になっているのはわからなかったという、いろいろなお話がありました。

 それで、要はどうするんだということを町長に聞いてくださいよということなので、再度お尋ねいたしましょう。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) お答えいたします。

 私は、庁舎の増築については、今後合併問題がどうなるのかわかりません。あるいは単独で行くのかもしれません。いずれにしても、5万人口に必要な施設は、今、直さなければ、私は大変だろうと将来的には。

 もし、仮に合併という話になった場合に、大網白里町の庁舎の増改築をやると言ったら、果たして新しい新市がそういう問題を許容するかどうかという問題を考えれば、やはりバリアフリーの、住民の皆さん方に来ていただけるような庁舎の整備、そして、なぜ増改築をしなきゃならなかったかということは、この既設の建物がもう既に老朽化の時代に入ってきている。設備は停電もあり得ると、そういうようなものも改修しなければいけない。それから、消防法も変わってきている。

 そういうような内容を考えると、やはり新しい、設備が必要になってくるんじゃないかと。それならば、私は新しい庁舎の建設はいずれ踏み切らなければいけない。ただ、前回も申し上げましたとおり、本町におきましては瑞穂の学校問題、また福祉センター、そのほかいろいろ取り組むべき問題が山積みされております。そういう中で、庁舎だけつくって私はいいのかなというときに、今、みんなと議論をした中で、やはり先に取り組まなければいけない問題があるんではないかということで、私は庁舎の建設に今一歩中座している段階でございますことをご理解いただきたいと思っております。

 いずれにしても、私が町政を続ける限り、庁舎の増改築には踏み切る考え方でおります。

 以上であります。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 町長、今の答弁ですけれども、合併するかもしれない、単独で行くかもしれないって、そういう言い方はないと思うんですね。非常に、この問題とは違いますけれども、今、そういう答弁をなされたから。どうだっていいんだというような、そういう問題ではないと思いますよ。単独で行くんなら単独で行くっていう、はっきりすればいいことだし、また、合併にシフトを変えるなら、合併にシフトを変えるとはっきり言った方がいい。どっちだっていいよという、どっちだっていいよって言われたって、我々だって困るじゃないですか。

 それで、いわゆるいろいろな問題もあるし、優先がどうのこうのという話で今まで延びてきたということだけれども、町長、それはあくまでも私にしてみれば単なる言いわけですね。これだけの事業をやろうとしたときに、そんな2年や3年先のことも考えもしないでやろうなんていうこと自体が大変なことなんですよ、そうでしょう。それは消防法がどうのこうのって、消防法は急に毎月、毎月変わっていくわけでもないし、設計業者だってそんなことをわからないわけじゃないだろうから、それにちゃんと対応したものをしていると思いますよ。していなければ、その業者が悪いんだから。

 だから、町長、私がやっている限りはって言っていたけれども、それは無理な話でしょう。あと町長の任期というのは1月ちょっとしかないんだから、もうこれからやれないでしょう、はっきり言って。それはまた……

          (発言する者あり)



◆(岡田憲二君) 再選じゃね、今度出るっていうことだろう。再選の意味が違うんだろう。それはそれで別に本人の自由だから、出ようと出まいと構いやしませんけれども、それだって、出たって100パーセント当選するなんて、町長、そんなことは神様でもわからないでしょう。いくらでもあんた、銚子の市長選だって科学大学引っ張ってきて、あれだけの実績をつくった市長だって1期で、2期目落選したということもあるじゃないですか。先のことはわからない。そんな先のことを言われたって我々は困るんです。

 だから、町長は、私がやっている限りはやる気があるんだよということだけれども、できないだろうと思うね。町長、そんなものいいんですよ。できなけりゃできないでいいから、町民にこういうわけだからということで、きちんと言えばいいの。それをあやふやにして、こう、やっているから、町民がかえって不信を抱くようになるんです。誰だって、「ごめんなさい」ってあやまって、「このやろう、あやまっているけれども許さないぞ」って言うやつはいませんよ。だから、できないものはできないと言った方がいいの。

 それができる、できないが町長、トップの資質になってくるんだね。だから、ぜひ、だめなものはだめって言ってくださいよ。どうぞ。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) 先のことはわかりませんけれども、先ほど私が継続できるならば、私はやりますと。もし新しい人が出てきたら、私は一応こういう趣旨で計画した、また議会の同意を得た案件でございますから、継続していただけるようにお願いをしておきたいというふうに考えております。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) 今日は紀子様も天つ日嗣ご生誕のおめでたい日でありますから、この問題はこれだけにしておきましょう。本当はもっと言いたいことがあるんだけれども。

 それで、今、議会に大網白里町建設業協会から陳情書が出されているのを町長、ご存知ですね。その内容を読んだりすると、ちょっと時間がかかりますけれども、これに対する町長の見解を賜りたい。



○議長(瀧澤正之君) 町長、堀内慶三君。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) 本日の冒頭の議員にも答弁いたしましたけれども、議会の皆さん方が公明公平な入札執行をしてくれと。間口を広げてくれということになれば、地元の産業すべてのものに対してそういう姿勢を貫かなければいけない。私は議会の皆さん方の同意を得た上で、やはり地元の産業の活性化を図らなければいけないと。そういうもので、できないものまで地元に私はゆだねる考え方はございません。

 地元でできるものは極力地元に、皆さん方にご協力いただくことが最善だと思っております。そのときこそ、災害でも何でもまた協力をいただける。仕事は外部ですよ、困ったときだけ来てくださいよ。誰がこれ、協力できますか。それよりも、ふだんからそういうような私は姿勢を持って行政へ打ち込んでまいりたいというふうに考えております。

 いろいろな面から議会の皆さん方は、行政が間違いのないように監視していただけることが一番肝要かと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。



○議長(瀧澤正之君) 岡田憲二君。



◆(岡田憲二君) この陳情書は、これから議会の総務委員会でもって慎重審議され、結論が出されると思いますけれども、はっきり言えば地場産業の育成ということで、町にできる仕事は町内業者にという、簡単に言えばそういうことなんですね。

 だけれども、町長、裏を返して言えば、そんなことはわざわざ建設業界が議会へ陳情を出さなくたって、行政としてやるのは当たり前じゃないですか。よくそこのところを考えてくださいよ。なぜ、この建設業界がこういう陳情書を出したかという、その意味を、いや、時間がないから、いいですよ。

          (「いや、過ぎたけれども、ちょっと時間」と呼ぶ者あり)



◆(岡田憲二君) 議長がいいと言うなら、いいですよ。

          (「よろしいですか」と呼ぶ者あり)



○議長(瀧澤正之君) じゃ、これをもって最後といたします。

 堀内町長。

          (町長 堀内慶三君 登壇)



◎町長(堀内慶三君) 誤解を持たれるといけないものですから、ちょっと一言お許しをいただきまして。

 実は、業界の皆さん方が最近の議会の中の質問の中で、いろいろ議員の皆さん方から入札に関して前向きな質問があるようだけれども、これは議会報告とかいろいろ見ているからでしょうけれども、そういうことに対して業界としては、やはりいろいろな面で協力しながら、町行政とともに頑張っていきたいというような意思から出させてくれというようなことで、私のところへ要望書を持ってきましたので、よろしくお願いいたします。



○議長(瀧澤正之君) それでは、本日の一般質問はここまでとして、延会したいと思いますが、これにご異議ございませんか。

          (「異議なし」と呼ぶ者あり)



○議長(瀧澤正之君) ご異議ないものと認め、延会することに決定いたしました。

 本日はこれをもって延会いたします。

 どうもご苦労さまでございました。

               午後4時21分 延会